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【念】 救急救命医 サキすぐ直るよ。 それとも、直るの、嫌? [ぐすぐすと泣き虫な一面を見れたことにまた優越感を抱いて、 見上げてくるその目元を撫でる。 こんな一面があったんだなぁ、なんて新しい発見に触れて、 すり寄ってくる彼を愛おしく思う。 普段は忙しくて病院内で会ってもすれ違うだけだったけれど、 深く交わってみたことで知れた一面。 こんな交流も、ありなのかなと思った。] (!0) 2021/07/13(Tue) 11:15:48 |
【念】 救急救命医 サキ[腕を伸ばされると求められるままに抱きしめた。 そのままベッドの中に戻り、抱きしめる姿勢のまま寝転がる。 会ったばかりのころに嗅いだ、汗臭くないいい匂いがした。 彼の匂いだ。 すり、と頬をすり寄せてその温もりを味わう。 そうしているとだんだんと横目に見える彼の耳が赤くなり始めて、 小さく消え入りそうな声が聞こえた。] ふふ、 可愛かったよ [行為中の彼の姿を痴態とは一切思っていなくて、 忘れるのが惜しい一夜になった。 思い出して顔が赤くなる様子も、 恥ずかしいことをした相手にまだ抱き着いてくれていることも、 背中をつつ、となぞるとまだ反応してくれるのも、 全てが愛おしい。] (!1) 2021/07/13(Tue) 11:16:00 |
【念】 救急救命医 サキ今日、瀬名原くんとマッチングできてよかった。 [普段ならばこの後のお決まりのセリフがあるのだが、 同期で、半ば流されるようにこうなった彼に 言うのは少しだけ躊躇いがあった。 だから飲み込んで。 顔の赤らみが落ち着くまで、とんとんと、背中を撫でていた。]* (!2) 2021/07/13(Tue) 11:16:16 |
【念】 救急救命医 サキ[腕の中で羞恥に悶えているその姿に、 さらに恥ずかしいことをしたらどうなるんだろう、とか 思ったりする。 背中をなぞれば大きく反応してくれる彼に ふふ、と笑い、睨んできたその目元にキスをする。] お風呂入る? それとも、 もう少しこのままでいようか [答えがどちらでも、離さないと言うように ぎゅう、と抱きしめる。 最初、部屋に入ってきたばかりのころとは 完全に立場が逆転してしまった。] (!7) 2021/07/14(Wed) 10:14:05 |
【念】 救急救命医 サキ[ならよかったと笑みを浮かべる彼につい嬉しくなってしまって、 こちらも笑みをさらに深くする。] 瀬名原くんがそう思ってくれてよかった。 初めてなのに無理させちゃって、ごめんね? [思い返せば、彼は男相手は初めてなのだ。 優しくしようとは思ったものの、 あまりにも反応が良かったのでつい盛り上がってしまった。 その点に反省しながら彼を見る。 ごもごもとしている様子が可愛らしい。 彼の気持ちに甘えている、と考えれば、 ここに来た目的は達成されているわけだし 万事解決なのだろう、と思った。]* (!8) 2021/07/14(Wed) 10:14:15 |
【念】 救急救命医 サキじゃあ お風呂入ろうか [温めてくるね、と瀬名原くんを離してベッドを抜け出る。 先程までの温もりが離れて、空調に肌が晒されて寒い。 風呂場に行き、追い炊きのボタンを押してまたベッドへ戻る。] 今追い炊きしてるから ちょっと待ってね [布団を捲ってその中に入り、 中にいた瀬名原くんを抱きしめなおす。 やはり温かくて心地よい。 こうして抱きしめ合っているだけでも心地よくて、 離れがたくなってしまう。 でも、離れなければならない時間がもうじき来る。 彼とは一晩だけの付き合い。 そう、区切りをつけなければ。] (!11) 2021/07/15(Thu) 3:47:50 |
【念】 救急救命医 サキあれ、 待ってって言ってた? [タイムを聞くという当初の約束は忘れていないが、 言われた記憶がなくて首を傾げる。 実際にはめちゃくちゃ言っていたのだが、 気持ちが昂りすぎて気づくことができなかった。 腕の中で拗ねている瀬名原くんが可愛くて、 ごめんねの意を込めてその頬にキスをする。 もし「待って」と言われたことに気づけていても、 待つことはできなかったかもしれない。 それほどまでに、彼の反応が良すぎたから。 彼のせいにしすぎかな? なんて、心の中で少し反省した。]* (!12) 2021/07/15(Thu) 3:48:02 |
【念】 救急救命医 サキ[抱きしめたら撫で返してくれて、ふ、と頬を緩める。 頬や脚を摺り寄せて、その肌の温もりを感じた。 人肌の温度が一番気持ちいい。 もう甘える側と甘やかす側がごちゃ混ぜに なってしまっているけれど、 それも気にせず甘えたい時は甘えて、 甘やかす時はとことん甘やかすことにした。 今は甘えるターン。 腕の中の温かさに、肌に触れる心地よさに、 目を閉じて浸った。] (!15) 2021/07/15(Thu) 20:49:35 |
【念】 救急救命医 サキ言ってたんだ、 ごめんごめん [拗ねたような様子につい笑ってしまう。 頬にキスをして誤魔化して、じとりと睨む目元を見てまた笑う。 からかい甲斐のある人だなぁ、なんて思って、 つんつんとつついてくる手にじゃれた。] くすぐったいよ [つついてくるその手をさせるがままにして、 仕返しと言わんばかりに腕や脇腹をくすぐる。 そうしていると、身体の奥から再び熱が湧いてくるが、 それをぐっとこらえて。] ……そろそろお風呂入ろうか [なんて、顔を逸らして誤魔化しながら、 布団を捲りあげて二人の肌を外気に晒した。] (!16) 2021/07/15(Thu) 20:49:45 |
【念】 救急救命医 サキ[先程までの行為で腰をやられているだろう、というのが 見て取れるから、瀬名原くんが立ち上がり歩くまでを 親切に介護する。 肩を貸してやりお風呂場まで連れていくと、 バスチェアに腰掛けさせる。 シャワーからお湯を出し、適切な温度にして 瀬名原くんにかけてやりながら、 時折自分も湯を浴びる。 かけたままの眼鏡が曇るが、温度に慣れるまで我慢。 曇った眼鏡が晴れるころ、瀬名原くんを湯舟に漬けてやた。] ……どうやって入ればいい? [触れ合いたいから一緒に入りたいが、 向きをどうしようかな、なんて悩んで、 直接聞いたほうが早いとそう尋ねた。]* (!17) 2021/07/15(Thu) 20:49:56 |
【念】 救急救命医 サキ………… [くすくすと笑って身を捩る姿は煩悩に刺さるものがあり、 じっと見つめてしまってはすぐに視線を逸らした。 初めてなんだから、これ以上の負担を強いてはいけないと わかっているのだが、 彼のことを見ていると欲が際限なく湧いてくるのだ。 だから、その欲を振り切るように布団から抜け出た。 彼は初めてだから、ノンケだからと 今日だけで何度もセーブしてきた。 もし初めてじゃなければ、 もし彼もゲイであれば。 そんな口元までこみ上げた願いを飲み込んだ。] (!22) 2021/07/16(Fri) 7:44:52 |
【念】 救急救命医 サキ[風呂場で瀬名原くんを洗い終え、浴槽に入れながら 自身もどう入ろうか考える。 できるならば彼を抱きかかえたいが、 彼の方が体格はいいし彼がそれを承諾するか微妙であった。 大人しく体育座りで横横に座るしかないかなぁ、 この広さの浴槽ならいけるかなどとかんがえていると、 その時飛んできた彼からの提案。] え、 いいの? [なんて驚いてしまった。 その座り方が一番却下されそうな座り方だと 思っていたからだ。 だが、瀬名原くんから提案してくれたとなれば、 喜んで頷く。] (!23) 2021/07/16(Fri) 7:45:01 |
【念】 救急救命医 サキ[背後から瀬名原くんを抱きしめて、 温かい湯舟に浸かる。 猫っ毛が頬に当たってこそばゆいが、 嫌じゃない心地だ。] ふふ、 狭いね [笑ってそう返しながらぎゅっと抱き寄せる。 根本的に抱きしめるのが好きだから、 この姿勢は楽でいい。 もたれかかってくる重さもちょうどいい。 心地よくて寝てしまいそうだ。] (!24) 2021/07/16(Fri) 7:45:12 |
【念】 救急救命医 サキこのあとー? うーん、 [彼の猫っ毛に頬を預け、 夢見心地で返事をする。] 瀬名原くんとの時間、楽しかったな。 またこうして会ってくれると嬉しいかも。 [なんて、普段ならセーブして 言わないような言葉まで出てきてしまう。 不誠実とも捉えかねない発言に気づかないのは、 湯舟と彼の温度があまりにも心地よかったからだ。]* (!25) 2021/07/16(Fri) 7:45:21 |
【独】 救急救命医 サキ/* おはようございます! 同じ風呂でもどうしてそんなにもアダルティなんだ……と思いつつ、まだ寝ていないので今から睡眠.。 (-199) 2021/07/16(Fri) 7:47:07 |
【念】 救急救命医 サキ[自分が不誠実なことを言ったことに気が付いたのは、 瀬名原くんからその単語が飛び出たころだった。] ん…… うん?! ち、違う違う! そんなんじゃなくて…… [後ろから瀬名原くんの顔を覗き込みながら 慌てて否定する。 まさかそう取られるとは思っていなくて、 でも冷静になって考えてみたら そう受け取られるような言葉を発していて、 瀬名原くんがそう言った言葉にも 自分が言った言葉にも驚いた。] (!29) 2021/07/17(Sat) 8:50:00 |
【念】 救急救命医 サキあーでもそっか、 俺、今そういうこと言ったのか…… でもそうじゃなくてね、 なんというか…… ……え? [弁明の言葉をつらつら並べながら、 返ってきた言葉にまた驚く。] ……いいの? [不誠実な提案をしたと認識しながら それでも承諾されるとは思っていなくて、 湯舟の湯気でまた曇りつつある眼鏡の下で 目を瞬かせた。 彼が承諾に至った経緯とかはわからないけれど、 普通セフレ契約だなんて軽々しく承諾するものなのだろうか。 セフレというものがいない俺には知る由もない。 しかし、それではいよろしくお願いしますとなるほど その関係に焦がれているわけでもない。] (!30) 2021/07/17(Sat) 8:50:24 |
【念】 救急救命医 サキ[瀬名原くんがまさか承諾するとは思わなくて、 かなりびっくりしたもののなんとか誤解を解くことができた。 はず。] 違うよ…… さすがの俺でもセフレを求めてはいないから [求めているのは、と一度言葉を区切って、 改めて瀬名原くんを抱きしめ直す。 湯から伝わる温度の他に、 肌と肌、直接触れ合う場所からの温度に、 これは現実なのだと感じて。] (!37) 2021/07/17(Sat) 13:48:20 |
【念】 救急救命医 サキ……恋人が欲しいなって、 そう思ってました。 [改めて言うとなんだか恥ずかしくて、 顔が赤くなったのはのぼせたせいではないのだと思う。 どんな反応をしているのだろう、 その表情を見ることは叶わず、ただ言葉を待つのみ。 正直良い反応は期待していなくて、 今までの関係を保つことができれば 上出来だと思っていた。 だから、その返答にはさっき以上に驚いた。] (!38) 2021/07/17(Sat) 13:48:58 |
【念】 救急救命医 サキえ、いいの?! [先程浴室内に響いた瀬名原くんの声より 大きくなってしまったかもしれない。 彼がどのような動機であれ、 承諾されるとは思っていなかったからだ。 そうなると安堵よりも心配の方が湧いてくるもので。] 瀬名原くんちゃんと考えてから答えてる? さっきから流されてない? [また後ろから瀬名原くんの顔を覗き込もうとしながら、 眉を下げて心配そうにする。 返事をそのまま受け取れるほど、 お気楽な性格ではないのだ。] (!39) 2021/07/17(Sat) 13:49:36 |
【念】 救急救命医 サキ[体温が伝わってしまうほど、 鼓動が伝わってしまうほどの距離。 そのまま思考すら伝わってしまったら 困ってしまうから、 どうか伝わらないでくれと願った。 そのくらい今、脳内は煩悩に塗れていて、 人様に見せられないような様相になっている。 身体の相性はいいし、 甘やかしてくれるし、 職場が同じだから仕事の忙しさについての理解もある。 条件としては完璧である。 ノンケである、という事を除けば。 だから俺の恋人になってくれないかな、なんて 都合のいい妄想を思考の底で無意識に繰り広げていた。 それが形にならないように、ひっそりと。] (!45) 2021/07/17(Sat) 16:27:46 |
【念】 救急救命医 サキ[それが現実になってしまいそうで、 俺はだいぶ混乱していた。 言い出したのは俺の方だが、 まさか叶うとは思わなかった。 そもそも考えたら、 瀬名原くん相手にこの状況まで持っていけたことが 奇跡に近いのだろうけれど。] 考えてくれているのならばいいんだけど…… [奇跡に近いから未だに疑ってしまう。 今、腕の中にある体温は紛れもなく現実なのだけど、 湯船から上がったら湯と同化してしまいそうな、 そんな不安が薄らと付き纏う。] (!46) 2021/07/17(Sat) 16:28:07 |
【念】 救急救命医 サキ[だから、いなくなってしまわないように 強く、強く抱きしめる。] ……考えてくれているのならば、 よかった。 [嬉しさと共に、安堵の声を吐いた。] (!47) 2021/07/17(Sat) 16:28:26 |
【念】 救急救命医 サキ[横目に覗き込むと、彼は笑みを浮かべていて、 その表情と言葉につられて笑みを浮かべる。] ……ううん、 ありがとう [ようやく抱きしめていた腕を離すと、 癖っ毛に埋もれた彼の耳にキスをした。 今、唇にできないことがもどかしいほど、 心の中は嬉しさと安堵で溢れていた。 焦る事は無いと言い聞かせる。 恋人になって、時を重ねていけば 彼とできることは増えていく。 今はまだ手探りでも、 増やしていけばお互いの距離感を分かり合える。] (!48) 2021/07/17(Sat) 16:29:07 |
【念】 救急救命医 サキこちらこそ、 よろしくお願い、します。 [ゆっくりと、ゆっくりと教え合って ゆっくりと覚えていけば 愛おしいと感じたこの感情を 素直に受け入れることができるのかもしれない。 なんて。]* (!49) 2021/07/17(Sat) 16:29:27 |
【念】 救急救命医 サキ……うん、 光輝くん。 [名前を呼ぶだけでなんだかくすぐったい感覚は久しぶりで、 つい頬が緩んでしまう。 光輝くんにつられる形で浴槽からあがれば、 最後にシャワーでさっと流して風呂から出る。 彼はまだ恥ずかしい気持ちが残っているみたいで、 それがこちらにも伝わって恥ずかしい気持ちが伝染した。 さっきまで散々裸を見たのにね。 なんて吹き出すように笑った。] (!52) 2021/07/17(Sat) 23:57:03 |
【念】 救急救命医 サキ[お互いに服を着て、 残った時間はゆっくりと客室で過ごす。 普段仕事以外では何やっているのかを話したりとか、 デリバリーを頼んで好きなものを食べたりとか、 そんな、友達と過ごすような時間。 それもこれも、お互い歩み合うために必要なステップだった。 少しずつ、少しずつ理解していこう。 ちょっとずつ分かったならば、次の謎を埋めていこう。 特に彼にとっては、それが大事なステップだろうから。] (!53) 2021/07/17(Sat) 23:57:26 |
【念】 救急救命医 サキ[俺は選択によって、彼は好奇心によって 始まった関係だけれど、 その溝は小さな努力の積み重ねで埋まっていく。 その小さな努力を、人は時にコミュニケーションと呼んだり、 はたまた恋人同士の逢瀬と呼んだりするけれど、 当人たちにとっては必要なやり取りなのだ。 そのやり取りを重ねていくうちに溝は小さくなり、 そうしてフラットにゆるっと付き合えていければ。 俺はそう思います。 以上!]* (!54) 2021/07/17(Sat) 23:57:44 |
【独】 救急救命医 サキ/* 滑り込んだ失礼しました。 以上、お付き合いしてくださったkouさん、 また、同村してくださった皆さまありがとうございました! どれも素敵な物語でした。ごちそうさまです。 (-326) 2021/07/17(Sat) 23:58:31 |
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