【人】 三橋 夕凪 * [先生との邂逅の後。 ひとまず図書室へ戻ろうと歩き出した。 都合が合うなら先生も一緒だっただろうか。 迷うことなく辿り着けば足早に近寄り 扉に手を掛けて、からりと開く。 けれど中は誰の姿もなくて>>85 一瞬でさぁ、と血の気が引くのがわかった。] りくちゃん! スタンレーさん!? [軽いパニック状態に半ば半狂乱で ばたばたと室内へ入る。 叫び出しそうな気持ちを抑えて視線を彷徨わせ、 すぐに小さな紙の切れ端を見つけて>>85。 綴られた文字を確認した途端、 どっと力が抜けてその場に座り込んでしまった。] び、びっくりし、た…… (130) 2021/02/05(Fri) 14:48:13 |
【人】 三橋 夕凪[はぁ、と息を吐き出して。 医務室を探そう、と頭では思う。 けれど一度座り込んでしまった足を 再び動かすのは本当に大変で。 瞼が重い。 睫毛に鳥が止まっているみたいに、 瞳に影がチラチラと映る。 このままここに座っていたい、 膝を抱えて眠ってしまおうか。 目が覚めたときはきっと、いつもの日本。 あの橋の上で、あの子と数年ぶりに出会って、 それで返し忘れた本を返しに図書館に 行かなくちゃいけなくて、それで、 それで、 ] (131) 2021/02/05(Fri) 14:49:31 |
【人】 三橋 夕凪わぁ、ごめんりくちゃん。 昨日、図書室に戻ったら誰も居なくて めっちゃ焦ったのに そのままめっちゃ寝てたよ〜。 [頭に手をやって、髪を撫でつけながら 彼女に向かって表情を緩ませた。 スタンレーさんがメモを書いてくれていて、と 話しながらそこにスタンレーさんがいたなら ペコリと頭を下げて。 先生や、また他の人はいたか、いたなら 気まずくへへ、と笑って目を伏せて、 簡単な自己紹介をしただろう。 りくちゃんは食欲がなさそうに見えた。 お箸がとてもゆっくりお弁当と口元を行き来する。 こぼれ落ちた小さな声が>>124哀しくて寂し気で。 そっとその髪に触れて、拒まれなければ 静かに撫でよう。 ] (136) 2021/02/05(Fri) 14:57:13 |
【人】 三橋 夕凪ね。なんでなんだろう。 なんか共通点でもあるのかな。 可愛い女子ばかり集めた、 ……ってわけでもなさそうだしね。 [お世辞にも可愛い女子ではない面々を 思い出してくすりと笑う。] でも、タロット探せば帰れるわけじゃん。 頑張って探そう。 なんか昔、公園でしなかった?宝探し。 あの頃の宝物って、ビー玉とか、 瓶の王冠とか、綺麗な形の石とか だった気がするけど。 [そこまで言って、ふと思い出したことを口にする。] りくちゃん、妹さんはどうしてるの? 元気? ここには、来ていないのかな。* (137) 2021/02/05(Fri) 14:58:37 |
【人】 三橋 夕凪……学校、だもんね。 学校のメインになる場所ってどこだろう。 職員室とか? あ、あの女の人の声って頭に直接 響いてきた気がするんだけど、 そうじゃないとしたら放送室とか、 あったりするのかなぁ。 鐘の音みたいなのが聞こえてて、 あれってなんだろう……音楽室? [思いつくままに、その場にいる人に問いかけて。]* (139) 2021/02/05(Fri) 15:01:35 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 (a24) 2021/02/05(Fri) 15:03:36 |
【人】 三橋 夕凪[打ち消しても打ち消しても、 浮かび上がるそんな言葉。 飲み込まれてしまいそうな不安を 振り払うように、頭をぶんぶんと振って 両の口角をぐいと上げた。 ]* (198) 2021/02/05(Fri) 23:00:03 |
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