奇形 メイサイは、メモを貼った。 (t0) 2022/02/23(Wed) 21:03:11 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/23(Wed) 21:04:01 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/23(Wed) 21:04:27 |
【神】 清掃員 カミクズ足取りも気も重いけれど。 でも、いつまでもぐずぐずしていたってどうしようもないから。 裁判場の扉をくぐって、合議の場へ。 「……投票券…」 規定通りに用意されたものを手に取って。 ここでは、この一枚の紙切れが誰かの生死を決めるのだ。 なんともやるせない気分になる。 (G0) 2022/02/23(Wed) 21:08:10 |
【人】 規律 ユス 裁判所へ向かう。 これもまた見慣れない景色だなと思いながら。いくつか見たものの時のように、感情はさして動かなかったが。 歩きながら、何故海が見たかったのか思い返していた。 6歳の時だっただろうか。体調を崩していて結局海が見れなかった後、さらに下の妹や弟が海に遊びにいったという。 大はしゃぎで語っていた。キラキラしていて、楽しかったそうだ。家とは大違いの場所であったと。 だから、引っかかっていたのかもしれない。 だから、見たかったのかもしれない。 あの時はまだ羨ましさがあったのだろう。 こうして今紛い物を見ても、何も思わなかったのだが。 (0) 2022/02/23(Wed) 21:10:45 |
【神】 規律 ユス 出廷する。 「これか」 紙切れを手にした。重みはなかった。 ただ、それだけ。 手帳を確認して、閉じて。 所定の位置についた。何の感慨もなく。 (G1) 2022/02/23(Wed) 21:13:22 |
美術 エノ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/23(Wed) 21:14:07 |
泡沫 ユメスケは、メモを貼った。 (t1) 2022/02/23(Wed) 21:14:09 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ君の仕草を見て、少し安心する。良かった、これで合っているようだ。 「あ、そっちにも見えるようにする。」 君の視界にも現れたスクリーンに映るのは雪景色。その中を、短い列車が白い煙を吐き出しながら進んで行く。積もった雪を力強く押しながら。 豪雪地帯の映像資料のようだ。 「流石に地元はこんなに雪降らないけどさ、まあ、こんな感じ。たまに写真撮ってる人もいる。 ナツメのところは雪…降らなさそうだな。遠足でスキーとかしなさそう。」 都心部の学校では泊りがけで行うような行事も、地方では遠足という規模で収まってしまう。 逆に、都心部の学校が遠足で行う行事は泊りがけで行うことになるのだが。 (-4) 2022/02/23(Wed) 21:16:19 |
【人】 不運 フカワ……24時間。 まだ答えを出すには早くもある時間。 然れど、もう次の投票までの時間は同じ程。 裁判所に向かうまでの間に、何人かの背中を見て向かった。 たった24時間だったのに、大分名前や気配が一致していた。 (2) 2022/02/23(Wed) 21:16:24 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ端末の震える音。 裁判場に向かってる最中の頃。 表示された文章を見て、少し口を尖らせる。 『遅いね。嫌われたかと思った。』 『うん、いこう。』 『楽しみだね。』 待ち遠しいの、俺だけかと思ったじゃん。 (-6) 2022/02/23(Wed) 21:18:12 |
【神】 演劇 アクタ紙切れ一枚。 くしゃ。 ……少し力を込めただけで、あっさりと皺が入った。 これが他者を蹴落とす証。 誰かを犠牲に、生き残る為の物。 「……フン!」 昨日決められた通りに、裁判場まで赴く。 立ち入れば、君達とある程度距離を保ちつつ睨み付ける。 「何度話したって、僕の意思は変わらない。 でも、まあ、……話くらいは聞いてやろうじゃないか。」 (G4) 2022/02/23(Wed) 21:20:40 |
【神】 不運 フカワ「こ、こんばんは……」 ああやっぱり、はじめに会ったときと気分が違う。 ただの他人ではなくなった、という気分が身体に伝えてくる。 「……早めにお茶入れておきます……」 さて、この権利。誰に行使しようものか。 男は、まだ、決めかねていた。 (G6) 2022/02/23(Wed) 21:26:19 |
【神】 清掃員 カミクズ「………あ、あの!えっと、」 皆が揃い始めた辺りの事。 清掃員はいつかのように両手でほうきの柄を握って。 それから、おずおずと口を開いた。 「自分は、…本当は…ずっと前から死にたいと思ってて」 カミクズという清掃員は。 度々死ぬのは怖いと、そう口にしていたけれど。 死にたくないと言った事も、生きたいと言った事も。 これまでただの一度もなかった。 「死ぬのは怖いけど、生きていたくもなくて。」 「でも、だから……ここで死ぬなら、いいかなって思いました。 最後に楽しかったなって思って死ねるなら、 それは幸せな事ですから…」 指先がひどく冷えている。血が通ってないみたいだ。 震えは柄を握ってどうにか抑えているけれど。 ああ、やっぱり怖いな。 怖いけど、でも平気、うん、大丈夫だ。 きっと最後まで言ってしまえば楽になれるから。 「だから…もし、投票先が決まらなかったら、その時は。 自分に投票してほしいなって。そう思います」 (G8) 2022/02/23(Wed) 21:29:30 |
カミクズは、こんな時でも、やっぱり笑顔のままだった。 (a0) 2022/02/23(Wed) 21:29:41 |
カミクズは、それは、下手くそな笑顔だったかもしれないけど。 (a1) 2022/02/23(Wed) 21:29:54 |
【神】 園芸 ハナサキ「あっ!今日は私とナツメさんでお茶を用意して来たんです! どうぞご遠慮なく!」 盆の上に並べられた煎茶と紅茶とコーヒーのポットを差し出しました。 カフェで用意してきたので味も問題ないはずです。 (G9) 2022/02/23(Wed) 21:30:24 |
フカワは、カミクズの笑顔を一瞥。一言そうでじたか、とだけ返した。 (a2) 2022/02/23(Wed) 21:31:47 |
【神】 美術 エノ「………うん。」 「カミクズくん、それでいいんだ。」 「いいなら、いいよ。」 じっと、カミクズの方を見つめて。 何かを推察するように、あるいは思い返すように。 ただ、眺め続けた。 「……他はいないのかな。」 「誰かに死んでほしいって思ってる人とかも。」 (G12) 2022/02/23(Wed) 21:34:29 |
ハナサキは、なるべくいつも通り。 (a3) 2022/02/23(Wed) 21:35:40 |
【神】 医者の息子 カイカイは投票権を手に取って、さっさとポケットに入れる。 来た時の重々しい空気は背負ったままだった。 「立候補者がいるなら僕は迷わずそいつに投票する。それだけだ……」 カミクズを一瞥して、すぐに逸らした。 (G13) 2022/02/23(Wed) 21:36:09 |
ユメスケは、ステルス中。日中のみんなの顔を思い浮かべながら、議論の様子を眺めている。 (t2) 2022/02/23(Wed) 21:37:23 |
【神】 規律 ユス「……」 清掃員を観察するように見つめた。 「……俺も、命を返そうと思って最初はカミクズさんのようにすぐ立候補するつもりでしたが」 「……時間が欲しくなりました。 ただ、エノさんの言う死んでほしいと思う人は分かりません」 (G14) 2022/02/23(Wed) 21:38:19 |
【神】 不運 フカワ「……あ、お茶ありがとうございます。 喉が渇いたような気分にはなっていたみたいで」 お茶をすすりながら、あまり驚けなかったことに変な気分になる。 彼ならそう言うだろう、と薄々感じていたからだ。 理解をしていたわけではない。だが人間としての形が歪だった。 ただそれだけの理由で、おかしなことを言い出すと思っていた。 「……すごい、ですね」 よく、そのまま受け入れるんですね。納得してもいないのに。 誰かにとって都合が良さそうな展開に、そんな言葉は飲み込んだ。 (G16) 2022/02/23(Wed) 21:39:18 |
【神】 普通 ナツメ「…………」 “立候補”に、口を噤んだ。 遡って、入廷。 紙切れが、白い手に取られた。 椅子が引かれる。 スカートの皺を伸ばす手が、 そのまま座面の上、揃えられた膝へ。 よろしくお願いします。 小さな声が、落とされた。 (G17) 2022/02/23(Wed) 21:39:46 |
【神】 清掃員 カミクズ「……あ、あはは」 集まる視線に、少しきまりの悪さを感じて、それから。 どっと力が抜けて、へなへなと笑った。 「いいんです。それで……いいんですよ」 「…もちろん、自分に投票するかどうかを決めるのも それは皆さんの自由で、権利ですから。 でも…自分はきっと、生きていた方がつらいから。 だから、…許されるなら、これがいいんです、きっと」 (G18) 2022/02/23(Wed) 21:42:39 |
【神】 演劇 アクタ「はいはい、殊勝なことだ。 それじゃW決まらないWってことで 遠慮なく、僕はカミクズに投票する。」 どうも、と心にも無さそうに礼を呟いて さっさと紙にその名を記入した。 「利害の一致。それで良いと吐いたなら、撤回は認めないぞ。 明日もこれ程、円滑に進めば良いんだけどなァ。」 こんなに酷く生意気な態度が続くのは 一体いつまでだろうか…… (G19) 2022/02/23(Wed) 21:45:00 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ「わ〜、発言にかかる責任の重さってやつが 昨日の夜とかよりもずっと重くなったなぁって感じ」 「命の重さがそのままかかってるもんね。 この時間に話したことが、 統計的にはかなり多くそのまま通るとも聞くし」 聞こえない感想を呟いている。 (@1) 2022/02/23(Wed) 21:45:06 |
【神】 剣道 ツルギカミクズの言葉を聞きながら、一瞬だけフカワを見た。本当に、一瞬だけ。 話題ができたと捉えるべきか、それとも。 悲しい、寂しいと思える程カミクズを知っているわけでもない。 「異論はないけど。でも、ちょっと気になることもある。」 背筋を伸ばし、挙手をする。 「カミクズさん。それって、 誰かに投票しなくてもよくなるから ってのも理由ですか?」違ってたらすみません、と前置きをして。 「投票権を失うと、全体の提供者の数が足りない時だけ選ばれる…補欠みたいな立場になりますよね。 もしかしたら、他の会議室でたくさん提供者がいれば死なないかもしれない。 誰にも投票することなく、もしかしたら生きて帰れる。 そんな未来に賭けたって部分はありますか。 ………勿論、答えなくたっていいです。」 (G20) 2022/02/23(Wed) 21:47:21 |
【神】 美術 エノ「俺も生憎、死んでほしい人はいない。」 「まだ死んでほしくない人がいるくらい。」 「理解者を得てもないから、立候補もまだしない。」 となれば、自分のするべきこともおのずと決まる。 カミクズを見る。見続ける。 「カミクズくん、それって」 「『お願い』なのかな。」 そうとだけ聞く。 (G21) 2022/02/23(Wed) 21:47:50 |
ハナサキは、降って湧いた"2"に〇を付けるか悩んでいます。 (a4) 2022/02/23(Wed) 21:49:16 |
【独】 モノノ怪 ユメスケ/* ステルス中の発言、半透明にしたら分かりやすいかもと思ったので、適宜使ったり使わなかったりしようと思いました。 (-11) 2022/02/23(Wed) 21:50:03 |
【独】 医者の息子 カイ/* これ投票、僕に投票して!!!って言えばなんか集まる雰囲気ない???? じゃあ死にたくない僕が生き残る可能性のが長くないか?? いや死にたくない人同士最後ぶつかることになるの? やだな はやくころしてくれ (-12) 2022/02/23(Wed) 21:53:32 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワひょっとして、自分のことかなとか。 思ったけど言わなかった。 本心も表情も見えないから。 『…暇潰しなら、それが最適解かもしれませんね。 その方が面白そうで。』 運というのは時に牙を向くけど、背中を押すこともある。 『実は僕、ちょっと取引してまして。 一度だけ投票権を譲ってもらえることになってます。』 自分のデメリットの方が大きく見えて、実際は自分のメリットの方がずっと大きい取引。 相手にとってはきっと逆に見えている。 騙したのかもしれないけれど、相手にメリットはキッチリある。 だから、取引=Bイーブン。 『使い道は、まだ何も決めてないんですけど。』 『でも、せっかくなら、活用してみたいとも思ってて。』 『楽しみたいというわけじゃないんですけど、使わないのは勿体ないじゃないですか。』 (-14) 2022/02/23(Wed) 21:54:10 |
【神】 園芸 ハナサキここでは死も意味を持ちます。 誰かの為になるならば──背中を押してくれる綺麗事です。 「否定ができますか?」 望まれない生よりも望まれる死。 私はできません。 (G22) 2022/02/23(Wed) 21:55:39 |
【人】 演劇 アクタ>>3 ユス 「そうだなァ。 パンとご飯ならどっちが好きとか 比較していって最後に残る物……とかさ、 そんなのも全然無いのかよ?」 やっぱり変な奴。 鼻の次は、表情全部で笑顔を作ってやった。 「どう考える、って…… ぱっと浮かんだり、何か題材を決めたり、誰かに当て書きしたりかな。」 勿論、出来栄えはまだまだ荒削りだが それでも努力して、魂を込めて書き上げた物語ばかりだ。 「シロートばっかの即興劇なんて、 どこに需要あるんだよ。 ……じゃーお前、 僕が書いてやるから、主役その他諸々全部やれよ。 好きなモンも無し。そんだけ空っぽなら、そこに役詰め込めるだろ。」 まさか断るワケ無いよな、と。 君がここで頷けば、役者のセッティングから何まで全て押し付けるつもりである。 ──勿論君は、これを断っても良い。 男だって、どうせ君が断るだろうとたかを括っているのだから。 (5) 2022/02/23(Wed) 21:55:50 |
【神】 不運 フカワツルギと視線は合ったかわからない。 ほんの一瞬だけ、しかも、こちら側が人の目を見るときも怖ず怖ずとしているものだから。 「……」 エノはどんな絵を描いていたのだろう。 先ほどハナサキに告げられた珈琲を飲みながらカミクズの方から完全に視線をそらした。 (G23) 2022/02/23(Wed) 21:59:22 |
エノは、裁判場の絵を描いた。自分だけがぽつんと座っている絵だ。 (a5) 2022/02/23(Wed) 22:04:15 |
【神】 医者の息子 カイ「……死んでほしい人なんて、自分以外の全員に決まってるだろ 」自分が生きたいだけの、歯に衣着せぬ物言い。 何人で提供者が足りるのかさえわからないのだから。 「僕は特別誰が死んでほしいとか、死んでほしくないとか、そんなものはない」 「あるわけないだろ……」 けれど、この場は、これから先 決めていかなくてはならない。 (G24) 2022/02/23(Wed) 22:04:38 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ「こういう話聞いてると、 嫌いって思った人はやっぱり嫌いだな」 「言うこと覆る要素が一日経たずあるわけもない。 日が経ったらどうだろうな。経つまでいる? いなさそう」 (@4) 2022/02/23(Wed) 22:05:54 |
メイサイは、裁判上を見ている。遠巻きに。 (t3) 2022/02/23(Wed) 22:09:01 |
【神】 清掃員 カミクズ「ああ…実質的に投票の権利を放棄する… 事ができる、可能性もありますね」 尤も、臓器提供者が足りていれば、の話ではあるけれど。 誰かに投票するという事は。 少なからず責任を感じる事だ。実際の責任の有無を別として。 それから逃げたい気持ちも、あるのかもしれない。否定はしない。 「でも、自分は助かりたくはないです。 惰性で生きるのはもう十分です。 だからどこか適当なタイミングで自殺するつもりです。 ご存知でしたか。ここで死ぬと、脳が錯覚で死ぬんですよ。 実際にそういう事例があるんです。」 ツルギの言及に随分後ろ向きな答えを返して、それから。 感情の伴っていない、ように聞こえる礼を聞いて、苦笑した。 それでいい。生きて帰るつもりなら、なおのこと。 自分はきみのよく知らない、"清掃員のカミクズ"であればいい。 「……『お願い』、そうですね どちらかと言えば、自分が権利を失った後の事を、と。 そう思っていました。 でも、エノさんが『お願い』だと感じたなら、それでも。」 (G25) 2022/02/23(Wed) 22:10:04 |
【神】 園芸 ハナサキ「私も率先して挙げるような人は居ません! ひとまずはカミクズさんからお話を聞くべきと思います」 それから口に含むのは自分用に持ち込んだコーヒー。 集中できるようにと選んだ一杯の苦味が思考を動かしてくれる。 (G26) 2022/02/23(Wed) 22:11:39 |
【神】 清掃員 カミクズ「…否定するのは自由です。 生きていて欲しいと思うのも自由です。でも」 「自分の命をどうするかを決めるのも、自由なんですよね」 逸らされた視線には、少しだけ寂しそうに笑った。 "次"があったらいいと思っていたから。 (G27) 2022/02/23(Wed) 22:12:56 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ「ありがとう……わ、雪。すごい、白い」 物珍しげに、あなたが出してくれた映像を見ている。 これは写真撮っちゃう、と頷きつつ。 「うん、そんなに……あ、でも去年は一回、積もったよ。 え、スキーに行くの? 遠足で?」 こっちは自然公園とかだったよ、と新鮮に驚いている。 全員滑れるようになってそう。すごく上手そう。 (-16) 2022/02/23(Wed) 22:15:35 |
【人】 普通 ナツメ>>1:251 #ブランコ(1日目) 「あ、はい。 え、酔う……!? 」ブォンブォンとどこまでも加速させていた手を、慌てて離す。 急にとめたら慣性の法則でこう、絶対転ぶなぁ……と、 申し訳ないがあとは自分で止めてもらうことにして。 すすす。揺れるブランコの斜め前辺りへ移動した。 「お兄ちゃんなんですね。 妹さんたち、甘えやすいのかな」 (7) 2022/02/23(Wed) 22:16:54 |
【神】 美術 エノ「…………そう。」 それだけ。 視線を飲みものに移して、飲む。 オレンジジュースが好きなんだよね、と、 他愛もない呟き一つ。 「じゃあ、それは『お願い』ではないね。」 「君の意見を尊重しつつ、自由意志で決めるよ。」 「『お願い』は、また今度。」 紙を弄ぶようにひらつかせた。 (G28) 2022/02/23(Wed) 22:21:58 |
【神】 演劇 アクタ助かりたくない、死にたい、と望む奴が居るのに それで決定、はい終わり、ともいかないらしい。 「ふゥん……。」 卓上へ肘を突き、頬に当てる。 用意して貰った煎茶、紅茶、珈琲。少し悩んで、紅茶を自らのカップに注ぐ。そっと口に含む。 「……にが」 甘い砂糖が欲しい、と ひどく場違いな感想を抱いた。 (G29) 2022/02/23(Wed) 22:28:57 |
【神】 剣道 ツルギ助かりたくない。その気持ちが理解できなかった。 あの日瓦礫の下で、自分は確かに助かりたい≠ニ感じたから。 「…錯覚。それは知りませんでした。」 でなければ、あんな危険なドライブはしない。今後は気を付けよう、と場違いな納得をした。 青年は君をよく知らない。少し変わった清掃員だと思っている。 君がそれ以上の理解を求めないなら、きっと青年はそのままだ。 ───でもね、いつでも投げ出したっていいんですよ あの文字は、君が自分自身に言い聞かせていた言葉なのだろうか、とだけ。 「ありがとうございます。」 清掃員に向かって、キレイな一礼。相変わらずの無表情。 そういう事例を教わったことに対してか、立候補に対してか、回答そのものに対してか、それとも全てか。 どうとでも、君の好きに取れる言葉だ。 (G30) 2022/02/23(Wed) 22:29:28 |
【神】 園芸 ハナサキ「決まっている人は素晴らしいです」 昨日目にした、なよなよした姿とは似て非なる芯を見ました。 「私にはやっぱりその自由に伴う責任が取れませんし…… それを選ぶ事が逃避だとも思いません。 カミクズさんなりに考えた結果なんですよね?」 自死もまた一つの責任の取り方でしょう。 (G31) 2022/02/23(Wed) 22:32:19 |
【独】 園芸 ハナサキ/*今日はまだ安心…?とか思ったけど狼あるんだよな〜〜〜〜 先に墓落ちしちゃったらナツメさんになんて言うか困りすぎる…… (-18) 2022/02/23(Wed) 22:34:25 |
【神】 普通 ナツメ お湯の入ったカップが、そっと置かれる。 その手が次に触れるのは、胸ポケットの手帳。 「…………」 ぺらり。ページが捲られて、すぐに閉じられた。 (G32) 2022/02/23(Wed) 22:40:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ>>G29 少女からのテキストメッセージ。 『お砂糖、ありますよ。 違ったら、すみません。』 もしも、あなたが少女のほうを見るのなら。 あなたから見て、ポットの影になっている辺りを、そっと。 指差す動きを見せるだろう。 (-19) 2022/02/23(Wed) 22:41:30 |
アクタは、自分の持つ、スマホのような端末を一瞥。 (a6) 2022/02/23(Wed) 22:47:23 |
【神】 清掃員 カミクズ「…そうですか。 ありがとうございます、エノさん。」 ひらひらと弄ばれる紙を見て、ふにゃふにゃと笑った。 参加者全員に平等な権利として与えられている投票券。 清掃員は、きっと自分の名前を記入する事になる。 「いえ…あまり肯定しなくていいんですよ、死ぬ事なんて。 ああそうなんだ、くらいでいいんです。少なくとも自分は。 立候補するのも、死ぬ理由が欲しいだけ、と言われたら 自分は決して否定できませんから。 そうしたいと思うのは、それも自由ですけど。」 それから、ツルギとハナサキからの 肯定的な言葉や姿勢にやんわりと否を返した。 清掃員は、自己犠牲を決して良い事だとは思っていない。 自分の行動は、ただ生きる事から逃げているだけだとも。 「…帰っても、誰かに自分の事は話さないでほしいな。 自分から言いたい事は、それくらいです」 (G33) 2022/02/23(Wed) 22:47:32 |
フカワは、何処か空中を眺め、タップするようなしぐさをしている。 (a7) 2022/02/23(Wed) 22:49:45 |
【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ話し合いの中。 端末の画面、それから君を一瞥。 指先に視線を向ければ どうやら自分の考えを察してくれたようで。 有難う、の意を込めて ぺこりと小さく頭を下げて見せた。 男は態度こそ悪いが、 決して誰も彼もを嫌っていたり憎んでいる訳ではないのだ。 (-23) 2022/02/23(Wed) 22:50:49 |
アクタは、腕を伸ばし、紅茶に砂糖を入れた。「飲みやすくなった」 (a8) 2022/02/23(Wed) 22:52:01 |
【独】 清掃員 カミクズ何よりも。 ここで死のうと思う理由は、他にもあって。 ──記憶転移。 臓器移植を受けてから性格や好みが変わった。 医学的根拠の有無はともかくとして、よく聞く話だと思う。 それによって、人が、国が。 この制度で、望まない死を与えられた人達の。 その失意で音もなく病んでいけばいいと思う。 樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水を注ぐと、 樽いっぱいの汚水になるように。 そうしてこの制度がいつか無くなればいいと思う。 そんな願望に、せめてもの慰めを見出すしかなくて。 (-25) 2022/02/23(Wed) 22:59:04 |
ナツメは、ちら…。アクタが紅茶に砂糖を入れるのを見ていた。 (a9) 2022/02/23(Wed) 23:00:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ ぺこ、と少女もお辞儀を返す。 その後、どことなく、動向を窺っている気配があって。 甘くなった紅茶を飲んで零された一言に、それも消えた。 (勘違いでなかったと、確認できたからだろう。) (-26) 2022/02/23(Wed) 23:01:56 |
【秘】 あの日の ツルギ → 規律 ユス「すー…ごい恥ずかしいこと言えるんだなぁ………」 言葉だけ聞けば、まるで愛の告白みたいで。 その実、愛なんてちっともないんだ。 その視線に愛が込められているなら、すぐわかる。その目付きだけは、よく知ってるから。 「でも、さ。悪いことじゃん。世間的には、さ。」 学校で習う政経、道徳、全てで否定されているからそうなのだ。 何度も深呼吸をして、ようやく口元から手を離す。まだ完全に元通りとはいかないけど、もうこれぐらいでいいや。 ほんの少し上がった口角で、悪巧み。 「……だから、お前さえ、良ければなんだけど。」 「俺たちが二人揃って、生きて帰れるか。 ───賭けてみないか? 」そんなはずはないと頭では理解しているのに、確率なのだから裏切られることもあるとわかっているのに、 勝てる%qけだと心が判断する。 頭がバカになっちゃったんだな、きっと。 (-27) 2022/02/23(Wed) 23:05:44 |
【神】 医者の息子 カイ「…………」 黙って、カミクズの話を聞いていた。 カイにしてみればただのどこにでもいそうな、清掃員だ。 たいして話をしたわけでもない。否定も肯定もしない。 何か声をかけるのも違う気がしたからだ。 手持無沙汰だったので、コーヒーを飲んだ。 一口飲んで、やめた。 「こんなところの話なんて頼まれてもしたくない。 けど……嫌でも忘れないだろうな」 悪態みたいにぽつりと。 (G34) 2022/02/23(Wed) 23:06:15 |
ユメスケは、「あ」 間の抜けた声をあげた。今日の合議が解散の流れになって、少しした頃の図書館。 (t4) 2022/02/23(Wed) 23:06:23 |
【神】 剣道 ツルギ「あ、こんな雰囲気の時に悪い。これだけこの場で言っておきたい。」 君たちが一息ついたとき。もしかしたら、帰る支度をした人だっているかも。 青年は空気を読まずに立ち上がった。 「 ───二回目のやつって、この中にいる? 教科書のすみに載っていた、小さな記載。 制度に選ばれるのは二回まで。さらに二回目は、生存率の高い立場を与えられる。 「いなかったら、空気悪くしてごめんな。 でももしいたら、その人たちがもう一人補欠を選ぶわけだろ。 その人たち向けに、もう少し話した方がいいと思うんだけど。」 「なあ、どう思ってる?」 目を閉じる。いるかもわからない誰かに向けて。 「流石に匿名で構わないよ。返事したくなかったら、黙ってていい。 …返事がなかったらいないってことだし。」 (G35) 2022/02/23(Wed) 23:07:57 |
【赤】 清掃員 カミクズ「…………」 ほんの少し、帽子を目深に被って。 目蓋を閉じて、端末の操作を介さないメッセージの送信。 流石にこの場でやり取りする素振りを見せるわけにもいかない。 『だそうです』 『エノさんは、どうしたいですか?』 『自分は、返答はしてもしなくても構いません』 (*0) 2022/02/23(Wed) 23:12:46 |
カミクズは、僅かに帽子のつばを下げた。 (a10) 2022/02/23(Wed) 23:13:10 |
【神】 不運 フカワ「 なんか、思ったよりもつまらない理由ですね…… 」カミクズの話を聞き終わって、ふと浮かんだ疑問を口に出しておく。 「ああ、今の。 話してほしくないことは何ですか? 容姿ですか、名前ですか、性格ですか、事故に遭ったことですか? 死にたいといっていたこと、でしょうか。 一人の情報を削除するのは難しいことなのでできれば詳細に……言わずとも、忘れる方が早いですよ基本」 (G37) 2022/02/23(Wed) 23:13:51 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス (-30) 2022/02/23(Wed) 23:17:45 |
【赤】 美術 エノ「…………………………。」 『知られたら。』 『皆、自然体で接してくれなくなりそう。』 『そうすると、理解できないからな。』 結局、青年は。 それ以上の行動基準を持ってはいなかった。 (*1) 2022/02/23(Wed) 23:18:12 |
メイサイは、死ぬのが怖いあなたが提供者に選ばれないと嬉しいです。 (t7) 2022/02/23(Wed) 23:25:38 |
【神】 剣道 ツルギ「………あ、俺が二回目ってパターンもあるよな、他の人からしたら…」 反応を聞いてから気付く。これは失言だったと自戒。 「教科書通りなら、投票で選ばれるカミクズさん以外にもう一人選ばれるはずだ。 いるかもしれない二回目の人たちが自由に選べばいいと思うけど、悩んでるなら、必要かと思って。判断材料は、多い方がいいと思った。 お節介だったら、まあ、それはそれで。」 (G40) 2022/02/23(Wed) 23:27:02 |
【神】 演劇 アクタ「に、2回目……」 ──自分は違う。 そう主張するように、首を振る。 それを証明するものなんて、何もないのに。 「ハッ、補欠な、補欠。 また同じように、僕以外の中から決めてくれよ。 そこのそいつみたいに、死んでも良いって言う奴からさ。」 カミクズを視線で示して、 それから今度は君達全員を見た。 甘い紅茶を飲み下せば 興味なさそうに、まるで関係のない話を聞くように、おかわりを注ぐ。 今度はちゃんと、砂糖を入れて混ぜ合わせて。 (G41) 2022/02/23(Wed) 23:27:27 |
【赤】 清掃員 カミクズ『そうですね』 『少なからず、認識は歪んでしまいそうです』 『自分も この立場を明かす事は避けたいと考えます』 理由は異なっても、清掃員も確かに似通った点がいやだった。 二度も選ばれた人間であるという事実が。 先入観が、哀れみが、或いは敵意や警戒心が。 誰かの態度を変えてしまう事が、いやだった。 『何れにせよ 考える時間や判断材料は欲しい、ですよね』 『返答……匿名でしておきましょうか?』 (*2) 2022/02/23(Wed) 23:34:45 |
【赤】 美術 エノ『うん、だから、まだしない。』 『した方が良い時に、考えるよ』 『返答、お願いしていい?』 合議の場ではそう長くやり取りもできず。 短く、そちらに任せる趣旨を伝えた。 (*3) 2022/02/23(Wed) 23:36:55 |
【神】 園芸 ハナサキ「……それって」 知っています。誰でも知っている優遇施策。 合議の場から離れたどこかで勝手に決まる話。 「絶対に居るんでしょうか?」 話し合いも無視して自由にエゴで決めてしまえる仕組み。 初めて聞いた時からハナサキは好きになれませんでした。 (G42) 2022/02/23(Wed) 23:38:03 |
【神】 美術 エノ「うーん、でも。」 「カミクズ君以外の立候補者、いないもんね。」 「それで決めるってことはさ。」 「『この人なら死んでもいいや』って人を、決めるって事でしょ。」 それはきっと。 いずれは必ずやらなければならないけれど。 今日は、二回目の人に全てを押し付けて。 自分たちは何も考えずに終わることもできるはずで。 「あんまり決まると思えないけど。」 でも、やりたいならやる?と。 青年は、人のやりたがることは何でもやってあげたい。 (G43) 2022/02/23(Wed) 23:39:57 |
【神】 医者の息子 カイ「……はぁ……」 二回目。ああ、そうか 言われるまで完全に忘れていた。 本格的に嫌になってきた。 「そいつらは好きに選べるってワケか。 そこの……アクタだっけ? 僕もそいつと同じ意見だよ」 同じ意見、つまりそのうち対立してしまう時が 来てしまう可能性も、あるわけだが……。 「誰が二回目なんて僕は知らない……! ここで意見を言ったところで聞いてくれるかなんて わかんないし……」 (G44) 2022/02/23(Wed) 23:42:53 |
【神】 規律 ユス「今回はカミクズさんが自ら立候補してくださったから、投票に関してはもう話が収束したかのように見えているが」 清掃員に声をかけようとして、結局まとまらず静観に徹して各々の様子を見ていたのだが。 「随分、他人事のように振る舞ったり、身勝手に言う奴がいるんだな」 「二回目の者が選ぶのは、全員候補に入るのに。問答無用で選ばれるのに」 何の感慨もなく、ただ思ったことを呟いた。 (G45) 2022/02/23(Wed) 23:44:36 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメその感想を見て、やっぱりそんな感じなんだ、と思った。 「バスで行ける距離にスキー場があるんだよ。全然有名じゃなくて、小さいところ。 リフトが古くて毎年不安に………」 ふと、思い出す。 地元≠ノ来る前、被災時に住んでいた地域でのこと。 そこはもっと雪が積もって、小さい頃からよくスキーに連れて行ってもらった。 ある年、母にスノーボードを勧められて。 その理由も知らずに頷いた。 「…逆にそれが楽しいって、言うやつもいるんだけどさ。」 途切れた言葉が生んだ間を誤魔化すように、付け加えた。 (-33) 2022/02/23(Wed) 23:45:22 |
清掃員 カミクズ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/23(Wed) 23:46:24 |
ユスは、静かに手帳を開き、何かを見た。 (a11) 2022/02/23(Wed) 23:47:06 |
ツルギは、瞬きをした。 (a12) 2022/02/23(Wed) 23:47:17 |
アクタは、また、スマホ端末を一瞥。 (a13) 2022/02/23(Wed) 23:48:01 |
【神】 清掃員 カミクズ「…………」 誰かの呟きに対してか、疑問に対してか、他の何かに対してか。 清掃員は、ほんの少しの沈黙の後に口を開いた。 「…いやでも忘れられない人も…居るみたいですから。 誰かの事を語るのに必要であれば、仕方ないですけど できる限りはすべて、伏せていただけると助かります」 問いには短く返答を返して、 "補欠"を決める流れとなれば、出る幕ではないと口を噤んだ。 (G46) 2022/02/23(Wed) 23:50:27 |
【神】 剣道 ツルギ「………いるんだ。」 抱いた感想はそれだけ。メッセージの文章は簡素だったから。 「お節介じゃなかったってことだな。 嬉しいような、嬉しくないような…」 つまり二回目の人間がいて、そしていまだ決めかねているということだ。 (G47) 2022/02/23(Wed) 23:52:36 |
ハナサキは、頭に響く声に少しの間を置いて頷きました。 (a14) 2022/02/23(Wed) 23:53:39 |
【神】 演劇 アクタ「なんだ、メガネ。 気が合うじゃないか。」 同調してくれたカイに うんうんと頷いて見せた。 「はァ〜? 他人事で、身勝手で悪いのかよ。 生きたいも死にたいも、勝手にほざいて良い筈だろ。 なんで死にたい奴だけ歓迎されて、 生きたい奴が煙たがられないといけないんだよ。」 これは死にゆく人間を選ぶ場。 なれば、生きたい自分が為すべき事は、いざ矛先が向いた時に抵抗するくらいだ。 ……少なくとも、この男はそうだと思っている。 けれども。感慨のない声に強く反論すると言う事は それを恐れ、虚勢を張っているとの証左にも、なってしまった。 (G48) 2022/02/23(Wed) 23:58:51 |
【神】 美術 エノ「アクタくんや、カイくんは。」 「自分が生きたいと言う事を全面に押し出すね。」 「多少横暴な態度を取るくらいに。」 「そう言う態度を取る人って、2回目の人がひねくれ者だったら。」 「『補欠』に選ばれちゃいそうだけど。」 媚びを売るとか、柔和に振舞うわけでもなく。 あくまで自分を押し通すスタイルな事に、凄いな、と思った。 恨みを買う事とか、あんまり怖くないのかな。 そう言うのも"理解"してみたいという、ただの興味本位な言葉であった。 (G49) 2022/02/24(Thu) 0:07:09 |
【神】 不運 フカワ「投票する相手を決める話し合いとして、全員の意見は聞けていませんし……不必要な合議だとしても、議題の収束という言葉は正しくないと思います。 納得も、正確性も票がでるまでは存在しませんから」 そして、他人事はともかく。だ。 「こんな話し合いで生じる意見の方向性に、悪いもなにも無いと思いますが……」 「身勝手な意見とは、どのことですか……?」 (G50) 2022/02/24(Thu) 0:07:45 |
【神】 規律 ユス 少し考えて、アクタに視線を向ける。 「確かに、誰が何を発言したところで自由だ。 ただ、お前が一回目か二回目か、実際のところは知らないが。 それは置いておいて、Wお前が二回目の人間だったらWと仮定の元、今から話す俺の言葉を考えてほしい」 両手で何かを持つような動作。 それを他所に置くような動作。 勿論、これはアクタが二回目の人間であるなんて誘導をしているわけではないと前置きをきちんとおいてから。 「Wまた同じように、僕以外の中から決めてくれよ。 そこのそいつみたいに、死んでも良いって言う奴からさ。W お前が今言ったこと、お前が二回目の奴だったらどう思う? 残しておきたいか? こういう自分だけ助かればいいという意見は、一般的にいい顔をされない。身勝手だとよく言われる。 恨みを買って選ばれても、仕方がないのでは? と思ったんだ」 (G51) 2022/02/24(Thu) 0:13:51 |
【神】 園芸 ハナサキ「ひねくれた選び方にならないように私達がここで話し合いを続ければ問題ありませんよね。 確かにこの流れで決めるのは難しいかもしれませんけど……判断の足しにくらいはなると思います!」 感情的に選ばれては自分達の今の時間を無碍にされているようで。 「フカワさんの言うように忌憚ない話こそ必要ではないでしょうか?」 (G52) 2022/02/24(Thu) 0:15:24 |
【神】 美術 エノ「うーん、そう言うのが『忌憚ない意見』になるのかわかんないけど………」 「じゃあひとまず、俺のスタンスだけ改めて言っておくよ。」 「 俺は、別に死んでもいい。でも、理解者ができるまでは死にたくない。 」「俺を心から理解してくれる人が現れたら、その時は立候補するよ。」 「つまり、もう少し猶予が欲しいって事。」 「…俺は、こんな感じ。どう?」 話し合いって、したことあんまりないからわかんないや、と頬杖をついて。 (G53) 2022/02/24(Thu) 0:22:11 |
【神】 清掃員 カミクズ「……仮に態度が横暴に見えても、そうでなくても 最後は選ぶ人の匙加減ですから… 自分は、皆さんのしたいようにしていていいと思いますよ」 大人しく口を噤んでいよう、と思ったけど。 よくよく考えたらまだ権利を喪失したわけでもないし、 ちょっと口を挟む事くらいは許される、んじゃないか…な…? 「生きていたい、かはともかくとして… 死にたくないのは、誰だって当然の事だと思いますし そう思って、主張する事が身勝手だとは自分も思いません。 ただ…ええと、そう、それで誰かの意見を抑圧してしまうのは 話し合いとして不適切、そういう事なんじゃないかな…?」 (G54) 2022/02/24(Thu) 0:22:38 |
【神】 不運 フカワ「ああ、俺の違和感はそれだったんですか……」 これは勝手に思っていることだ、口には出していない。 フカワが全く話してないのにもかかわらず、 一番制度に関しての視点が似ていると思ったのはユスという男だった。 「奇遇ですね、身勝手とは思いませんでしたが 今例示に出た意見がどうも 気持ちが悪かったんです。 恨みを買われるかも知れない、他者から身勝手と呼ばれてもおかしくないような……。この社会の中で異物のような意見を、さも簡単に言えるのが理解できなかったからだったんですね? 得心、いきました」 「生きたいと強く訴える人の感情はわかっているつもりですが、気持ちはよくわかりません。 行動を示すことは否定されてなくとも、不利になることを言っても仕方が無いじゃないですか」 (G55) 2022/02/24(Thu) 0:26:07 |
【神】 演劇 アクタ「はッ、はあ……!?」 エノやユスの言い分は、最もだ。 だからこうして、はくはくと口を開閉させている。図星。 ──少しだけ、間を置いて。深呼吸。 「いっ、生きたいって言うのがそんなに悪いかよ……! なんでッ……お前らはそうやって淡々と話し合えるんだよ! そんな捻くれた…… 恨みがましい2回目の奴なんて知るかよッ! 」等身大の子供らしく、 首を大きく振って駄々を捏ねた。 まだ暖かかった紅茶が、冷めていく。 大きい態度が、背が、次第に丸まっていく。 「じゃあ……どうしたら、良いんだよ………、」 (G56) 2022/02/24(Thu) 0:29:02 |
【神】 規律 ユス 収束というコメントに対するフカワの言葉に関しては。 「確かに、終わってもいないのに決めつけていましたね。すみません」 そう口にして、カミクズの話に対しても耳を傾ける。 ……最後に、アクタの様子を見守る。 「……ああ、そういう見方もあるのか。 アクタのあの様子は、抑圧してしまった結果だろうか。 俺の話もまた言論を縛ってしまうものであるということを失念していました。 アクタ。堂々と、いつものように主張するといい。可能性は示した。それだけだ、俺は止めない」 (G57) 2022/02/24(Thu) 0:35:30 |
【神】 美術 エノ「俺が2回目の人なら」 「なんで生きたいのか、理由を知りたがると思う。」 「まぁ、俺が人を理解したいからって言うのもあるけれど。」 「理由がない人よりは、理由がある人を生かしたくなるものでしょう?」 「ちゃんと話した方が良いよ。生きたい理由。」 (G58) 2022/02/24(Thu) 0:38:15 |
【神】 園芸 ハナサキ「あ、えっと、アクタさんもカイさんも普通の、意見だと思いますし…… そんなにおかしいでしょうか…? それってそんなに気持ちが悪いんですか?」 「とにかく生きたいって言う人を態々── ころ 、候補に選ぶような人がこの中に居るんですか?」 (G59) 2022/02/24(Thu) 0:39:42 |
【独】 園芸 ハナサキ/*多人数ロールむずかし!!!!!!!!!!!!!! 他の人にのっかるしかできへん……指摘されたらおしまいナリ……(もうすでに昨日カイさんに突っ込まれたのでおしまいです) (-41) 2022/02/24(Thu) 0:43:08 |
【神】 剣道 ツルギ(すごく…) (やりにくい…) 青年はこの場にいる全員と、二人きりで言葉を交わしたことがある。それは勿論、文章でのやり取りも含むし、内容は人によりけりだったけど。 だからこそ、誰の言葉に反応するのも何だかやりにくい。 普段は自分の言いたいことを殆ど言ってしまうのだけど。 合議の場でそれをしては、話題がとっちらかるだけだ。授業でやったディベートでも、良くないことだと教わった。 よく知らない方がいいって、こういうことか。 心の内で納得して、再び座る。 「俺のスタンスはエノさんに近い。 でも生きたい理由、だけだと反応に困るやつが…まあ俺のことなんだけど、いるよな。」 「 自分が選ばれてもそっか、って思うだけだし、 選んだ人に対して何かしようとも思わない。 」「俺はこんな感じ。」 (G60) 2022/02/24(Thu) 0:50:31 |
【神】 清掃員 カミクズ「…………」 どうしたって、選ばれる時は選ばれて、そして死ぬ。 横暴でもそうでなくとも、 善人も悪人も平等に。これはそういう制度だから。 それを確実に回避する事ができるのは。 誰かが"身代わり"になってくれる時だけだ。 清掃員は、そう思っている。 だから、どうしたら、の答えは提示できなかった。 「…納得できるだけの理由も教えられないまま、 ただ自分はこうしたいからこうしてくれ、と 一方的にそう言われたとしたら。 それは確かに、わがままだと思う人も居るかもしれません。」 「生きたい理由…そうですね 自分もそこはしっかり話した方が良いと思います。 理由というか、自分自身の気持ちというか。 これはその為の話し合いの場ですから…」 (G61) 2022/02/24(Thu) 0:53:06 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「無茶……はい。気をつけます よく、心配できますね。カミクズさんとは違った、方向で」 嬉しいです、よ。と続けて絆創膏を貼ってもらった箇所を見る。 しばらく沈黙してから、あ、それ実は間違って出した物で本当のお詫びは花の形のカステラだったことを微妙に言い損ねた。 帰りに持ち帰ってもらおう、そう心に誓った。 カランコロン、鳴り響く音をくぐって。深呼吸。 「ありがとう、ございます……。 これなら、ちゃんと怪我はしないでおくべきでした」 ほどよい暖かさと貴方の視線を受ければ、珈琲を注文して砂糖なしのミルクで整えた。 「それで……えっと。改めて。 せわしない中で失礼なことを言ってすみません……でした。 嘘は吐きたくなくて、あと……こんなことを言える場でもありましたから……。 あなたが、優しくて、寛容なのが本当によくわかりました」 (-42) 2022/02/24(Thu) 0:55:19 |
【神】 規律 ユス「生きたいと主張することに問題はないかと思います。それは恐らく、たいていの人は思うものです。 俺が問題だと感じたのは、自分さえよければ周りはどうなってもいいと他人を軽視した点ですよ、ハナサキさん」 慣れていないのか、時折考えるように口を閉じながら話をまとめていく。 「一人だけ利益を得たい、害を被りたくないと言う人に対し良い顔をする者はあまり多くないと俺は印象を持っています。 そういう者は、他人を顧みない者は、他人から除け者にされやすい……自分を大切にしてくれない人間を、何故大切にしなければならないのか。そう言って。少なくとも俺の周りではそうでした」 「おかしいと思うとか、気持ち悪いと思うとか、感覚の話は個人によるので俺からは何も言えませんが」 (G62) 2022/02/24(Thu) 0:58:04 |
【神】 不運 フカワ「『とにかく生きたいって言う人を態々候補に選ぶような人がこの中に居るか』。 それを名乗り上げる人間はいないと思うのと、同じです。 悪人のように言われている人が自分から声を上げるなんてありますか……?」 「俺はそれと同時に『他人を蹴り落としても生きたい』と言うと、少なからず反対意見がでる話し合いだと思っていました」 「あまりそうでは、なかったみたい……ですけど。 嫌な気持ちは今言われたとおり、個人の感性によると思います。 たとえそう思っていても口には出さないのが、 上手く生き抜くすべでもあるのではないかって……。 感想のような、ものです。俺も今気付きましたから」 (G63) 2022/02/24(Thu) 1:03:00 |
【神】 不運 フカワ「あとは、スタンス……ですね。 少しツルギさんに似ているでしょうか。 自分に票を入れた人にはお話を聞く程度で……」 「選ぶなといっても選ぶ人は居ます。 なので俺は、何もすることはありません。 選んだ人には理由を聞きにいきますから、 先に書面でも書いてもらえると楽だと思います」 (G64) 2022/02/24(Thu) 1:08:08 |
【神】 規律 ユス「……一度、俺も個人として生きる理由を話すか」 背を丸めたアクタをまじまじと見やり、また考えるように口元に指を添えて思考を巡らせる。 「最初に言った通り、時間が欲しくなった。詳しく言うなら見たい景色が出来たからだな。死ぬ前に、それを見てみたい。 勿論提供者候補として選ばれたのなら受け入れる。元々はそのつもりで来ていたから、異論はない」 (G65) 2022/02/24(Thu) 1:10:14 |
【神】 演劇 アクタ「…………夢が、」 ぽつり、ぽつりと言葉を紡ぐ。 すっかり意気消沈した男が、吐き出すように。 「夢が、あるから。 舞台の、脚本を書きたい……夢。 叶える為に、努力して……家族に応援して貰って、 これから……頑張りどころだってとこなのに し、死んで……たまるかよ……!」 いつか誰かに、瞳を輝かせて語った夢。 掻い摘んで、W生きたい理由Wとしてひとまず示した。 「よ……よく知らないお前らのこと、 すぐに自分事みたいに大事になんて、できない。 だって、まだ、1日しか過ごしてないのに、急に……!」 一度その態度を崩されれば、 男はとても脆く、弱気だった。 膝の上で拳を握れば、 それから暫くは、言葉も少なくなるだろう。 先程までの虚勢は、生意気な姿勢は、何処へやら。 この会議における雑音が、ひとつ減った。──ただ、それだけ。 (G66) 2022/02/24(Thu) 1:11:33 |
ユスは、静かに手帳を開いた。ボールペンを走らせる。 (a15) 2022/02/24(Thu) 1:14:00 |
【神】 清掃員 カミクズ「……思えば、自分がこういう理由で立候補する、と言って それを表立って勘繰る人は居ませんでしたよね」 それは単に、 それで不利益を被る人が居ないから、かもしれないけど。 ツルギからの言及は、邪推ではなく単なる可能性の推測だ。 清掃員はそのように認識している。 「うん……だから、そういうことなんじゃないかな。 どうしてそうするかわからないから違和感を覚えるんです。 その理由に理解も共感も肯定もできなくたって、 そうしたいと思うことを尊重することはできるはずですから…」 (G67) 2022/02/24(Thu) 1:25:53 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「俺は恥ずかしくないから言える」 貴方の言う通りそこに愛はない。愛だと言われて今まで受け取ってきたものは、無責任な言葉だったから。それはすり抜けて、薄れて、青年のどこかに追いやられた。 同じものも、別のものも、分からないから与えられない。 「そうだな。世間的には悪い事だ。法律で縛られる。 ──その上で俺は見たいと言ったんだ。これは無責任な発言で終わらせない。 その時が来たら、俺も共犯者になろう」 自分に与えられた規律は理解している。 ほんの少しだけ上がった口角を見て、ぱちぱちと間の抜けた瞬きをする。 それから僅か、ほんの僅かだけ目を細めた。 「賭けか。やった事がないな、それは」 ▼ (-45) 2022/02/24(Thu) 1:29:33 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ 「……ああ。 乗った」 裏切られる可能性があるのはこちらも同じ。ただ、そうだとしても。 元より死ぬ事なんて怖くないから、何一つ問題はなかった。貴方のその表情が、その景色が見れただけで、心はほんの少しだけ埋まったから。 空のグラスの中で、溶けて小さくなった氷がからんと高く鳴いた。 俺はきっと、初めから頭がどうかしているから。何も気にならない。 (-46) 2022/02/24(Thu) 1:29:51 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ『遅かったのは、ごめんなさい……』 ひどく反省。他の女と遊んでいたのね! という言葉にも全く反論ができない。 ―――――― ―――― ―― しばし時はたって、裁判所の扉は開くだろう。 途中から随分と退屈そうな顔をしてした男の足は、自然とエノの部屋へと向かっていた。 「あ、焼き肉か……何かの予定だったような。 まあ……いいでしょう」 部屋が待ち合わせ場所になっても、と。 扉に座り込んで端末をいじってため息を吐いた。 (-47) 2022/02/24(Thu) 1:32:05 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユスポケットの中のスマホ端末が震えて、 君からのメッセージに目を向ける。 少し時間を置いてから、 君の元へ返事が届けられた。 『おまえきらい』 男も、心の底からそう思ってはいない。 ただ、今は、虫の居所が悪いだけ。これは八つ当たりに近い。 君はこれを無視しても良いだろう。──17歳の、精一杯の強がりなのだから。 (-48) 2022/02/24(Thu) 1:34:47 |
【見】 奇形 メイサイ「…………痛っ」 「あ。まずいな。現実の方が」 今日の合議が終わって暫く経った頃。 僕は少しの間、ログアウトしてこの世界から消えた。 (@8) 2022/02/24(Thu) 1:40:06 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ メッセージを確認する。 なんと答えたものか、悩みに悩んで。 『そうか』 短いメッセージのあと、続けて貴方の端末にさらに通知が増える。 『俺は好きでも嫌いでもない』 馬鹿正直に、そう素直に答えた。 (-49) 2022/02/24(Thu) 1:41:18 |
アクタは、首を傾げた。 (a16) 2022/02/24(Thu) 1:49:37 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 清掃員 カミクズ「ありがとう♡ その言葉が聞けただけでヒメノは満足だよ♪」 自分さえ生き残れる可能性が強まるならなんでもいい。 貴方の目が変わるのに気づくと僅かに気圧された。 「な、なによ、ここにきた話なんてしないもん! 変な噂がたったら困るんだから!」 人の死を踏み台にして生きながらえたなんてひどいイメージダウンだ。 ただ、世間にばれてしまった場合は美談にすることも十分あり得た。 けれど貴方が死んでしまったならばそんな未来があったとしてもは関係のない事だ。 (-50) 2022/02/24(Thu) 1:49:58 |
【神】 アイドル ヒメノ皆が話し合いをしている中、欠伸をしながら遅れてやってきた女は、一人さっさと名前を書き投票した。 だれに投票するかは決めていたから、迷う事なんてない。 (G68) 2022/02/24(Thu) 1:53:45 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス『なに』 『へんなやつ』 議論の最中。 男の方を一瞥でもするならば、 顰めっ面が目に入るだろう。 そうしてまた、心にも無い強がりが君へ届く。 『へんなばか!』 (-51) 2022/02/24(Thu) 1:54:36 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 視線を上げて、確認し。 調子が戻ったなどとは特に口にせず。 『そうか。よく言われる』 それだけを送って、手帳を閉じた。 (-52) 2022/02/24(Thu) 1:58:17 |
ユスは、手帳を閉じた。 (a17) 2022/02/24(Thu) 1:58:33 |
アクタは、顔を上げた。 (a18) 2022/02/24(Thu) 2:01:58 |
【秘】 清掃員 カミクズ → アイドル ヒメノ「…くれぐれも、お願いしますよ。でないと」 「 化けて出るかもしれません。 」もちろん、化けて出る、なんてのは比喩的な表現。 死後の世界だとか、そんな非現実的な事を信じてはいない。 あったら面白いとは思うけれど。 「──記憶転移というものをご存知ですか。 臓器移植を受けた人の性格なんかが変わったという話の。」 「ね 自分ではない自分が、お会いしに行くかもしれませんよ」 きっとこれからを生きていくあなたに。 くらい笑み一つ残して、清掃員は踵を返した。 (-53) 2022/02/24(Thu) 2:09:19 |
【人】 演劇 アクタ>>9 ユス 「う、うわ……ば、ばか真面目。 お菓子とか食べないのかよ。」 告げられる食の好みに驚愕。 一生野菜しか食べてなさそう、なんて偏見を抱えながら。 「あー、はいはい。 無茶振りして悪かっ……、」 「………?」 「はッ、はあああ!!??!!」 引き受けられるとは思っていなかったのか 目を丸くして、ぱちぱちと瞬き。 「えッ、いや……、ぼ、 僕に二言は無いけど!? か、か、書いてやるよ!お前に当て書きして! その為には……お前、アレだ。 お前の話、聞かせて貰うぞ!色々!」 根掘り葉掘り!良いのか!?と付け足して 君へびし、と指をさした。 君がこれにもまた頷けば、男が今日一日、君に付き纏うだろう。 (10) 2022/02/24(Thu) 2:12:57 |
【独】 清掃員 カミクズ/* ユー→にんげん!くいあらためてね! カミクズ→にんげん!くいあらためてね! 死を利用してやることが同じ!!!!!!!!!!!! (-54) 2022/02/24(Thu) 2:31:37 |
【人】 規律 ユス>>10 アクタ 「昔は体が丈夫ではなかったから、健康に気を遣っていてな。良くなって問題がなくなった今も変えられなくなってしまった。 お菓子は……すすんでは食べないな。疲れた時だとか、妹達や同級生から貰った時は口にするが」 続けて見せられた反応に関しては「大きなリアクションだな」と呑気にコメントした。 「はあ。分かった。それなら一切を任せる。 ちなみに当然俺は演技など一度もした事がないから、演技指導など俺に出来ないその他諸々は全部お前に押し付ける。任せた。 ……俺の話か?特別面白いものでもないが、それでいいなら話そう」 断る理由が無かったのでこれもまた頷いた。「指をさすのは行儀が悪いと言われているぞ」なんて付け足して。 (11) 2022/02/24(Thu) 2:33:37 |
【秘】 不運 フカワ → 共犯者 ツルギ『なんだかおかしな取引してるんですね……? それが君のしたいことにつながるのは面白いと思います』 使い道を決めていないのに権利をもらったという事実が、何よりも。 『活用できると、いいですね。 俺は投票では、きっとお役に立てないです。 けれど、何か大事が起きるなら その事件に俺は関っているかも、しれないなって思います』 多分。 『有効活用する方法、俺も考えてみようと思います。 なんとなく。 ないこともないので、似たような手段が』 取引でも何でも無い、ただの"情"という一言だけの。 不確かで確実な票を持っている、と、男は思っている。 (-56) 2022/02/24(Thu) 2:43:06 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユス(口説かれてる気分だ) 君の言葉を聞きながら、恋する少女のような心持ちになって。 しかしこの気持ちは、決して恋などという甘く美しく脆いものではなくて。 何と言うべきなのか、わからない。 「…、………、一人でやるつもりだったのに。 でもユスがその気なら、一緒にやろうかな。 どんなカオするのか見てみたいし。」 氷の冷たい鳴き声なんかじゃ、頭を冷やせない。それよりも早く、君が沸かせるものだから。 グラスの表面に残った水滴を指でなぞる。 自分の顔が、歪んで映り込んでいた。 (-57) 2022/02/24(Thu) 2:44:35 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユス「俺は勝率、いや、確率を弄りたくない。プラスにもマイナスにもだ。」 青年は、幸運のことを不特定多数に肯定されるための要素だと思っている。 というより、青年が得た幸運≠ヘただそれ一つだったから。それ以外を知らなかった。 「だから、誰に対しても──勿論お前に対しても──俺に投票しないで≠セなんて言わない。 たとえ選ばれたって、気にしない。何もしない。」 「他の合議で頭数が足りてる、って可能性に賭けるよ。」 青年が君と交わす賭け事は二つ。 二人が生き残ることと、君が裏切らないこと。 「これでさ、もし帰れたら奇跡じゃないか。 幸運だよ、瓦礫の隙間みたいな幸運だ。 偶然でも、その結果は俺たちに与えられた、 俺たちだけのものだろ? 」もう表情は元通り。けど弾む声色だけは隠せない。 (-58) 2022/02/24(Thu) 2:46:20 |
【独】 清掃員 カミクズ/* いやまあ自殺志願ルート行くかは交流次第だったんですよ。 一日目二日目であんまり良い事なかったり死ぬ理由なかったら 他者を足蹴にして惰性で生きていくつもりだったんですよ。 人々、ここでなら死んでもいいやと思わせてくれてありがとうな。 愛してるよ……♡ (-62) 2022/02/24(Thu) 2:55:29 |
【独】 清掃員 カミクズ/* これでうっかり生きてたらマジでどうしようなんだけど まあ自殺票含めて5票くらい入りそうだしいけるか……? カミクズ以外にそんな何票も集める人おらんやろ… (-64) 2022/02/24(Thu) 2:57:39 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 愛も知らなければ恋も知らない。朴念仁という言葉が良く似合うような青年は、たいていの人間に関して『好きでも嫌いでもない』と答える。 事実、ツルギ青年に関しても現状なんと答えればいいのか判断がつかない。 ……ただ、共犯者としてこの参加者の誰よりも一つ特別な存在である事は確かだった。 「邪魔をするなと言われれば大人しくしているが、人を始末するのに一人では大変だろう。二人であればやれる事が格段に広がる。 ……俺の顔か? ……変わるんだろうか……。 …………ああ、それも見たことがないな」 汚れに塗れたグラスには、殆ど表情を変えない自分が歪んで映り込んでいた。 目元だけは、細められていたが。 ▼ (-66) 2022/02/24(Thu) 3:31:11 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ幸運に関して今まで思うところが特に何も無かった青年は、黙って話を聞いていた。 臓器の移植後十年以上生きる確率が七割程度と言われており、その可能性を掴んだ今でさえも。 『先生の腕が良かったんだ、感謝しなくてはな』と言われては、そう思うしかなかった。自分に降りかかってきたものは他人から与えられた必然なのだと。 「……。そうか。お前が望むなら、俺の票を渡すでも他の根回しをするでも考えていたのだがな」 たった今生まれた死んで欲しくない存在一人を除いて、あとは皆平等に死んで構わない位置付けになっている。 「……分かった。では俺も同じ条件で乗ろう」 賭けの内容に応じる。規律を守り続けてきた少年は、初めて、道を外す約束を交わす。 「……ツルギ。俺はな、自分の身に起きた幸運による事象ですら他人のお陰でなるべくしてなった必然だと思い込んできた。 けれど……そうだな。その条件でいえば、俺たちが手を加えないのならば、それは幸運と呼ぶべき偶然なのだろう。 そしてそれは、間違いなく俺達のものだ」 こちらも表情は完全に普段見かけるものだ。けれど声だけは、普段より僅かに力強い。 きっとそれは、空っぽの言葉などではなく。 期待という見えないものが、確かに乗せられた証だ。 (-68) 2022/02/24(Thu) 3:31:29 |
【独】 規律 ユス嫌だー!!これでツルギ死ぬようなことあれば私が泣く!!いやだツルギ死ぬな!!俺と一緒に生きるんだ!!!アァアーーーーーッッッ!!!!! (-69) 2022/02/24(Thu) 3:33:16 |
【独】 規律 ユスでもこれ俺超不利じゃん……俺、@に丸つけし者だが……なんで@にしたんだよ……死ににきたからです………………(ここでおしまい音頭を踊る) (-70) 2022/02/24(Thu) 3:38:37 |
【独】 規律 ユスしかしツルギが正々堂々賭けをするって言ったからなあ 殺すの、やめとこっか ツルギに殺人教唆して殺してるとこ見たーい♡ってするのもやりたかったんだけどね 俺は共犯者ファーストにたった今変身したのでね (-71) 2022/02/24(Thu) 3:42:41 |
【独】 規律 ユス思考する。 何故、ツルギという青年の手を取ったのか。共犯者になったのか。 彼の隠した顔が見たかったから。 あの愉しげに笑う笑顔が見たかったから。 誰かがたのしそうにしているのは、惹かれるものがあった。 だから、弟や妹がはしゃいでいた海も見たがったのだろう。 では何故、他の者の笑う顔では満たされなかったのか。 きっと今の俺にとってあまりに遠い存在になってしまったからだ。俺があらゆるものを取り上げられてなお生きろと言われていたのに、その横で皆が笑っていたからかもしれない。 考えることをやめて、諦めて、惹かれるという心も死んでいたからかもしれない。 ツルギという青年は他の者より近い場所にいた。 本音を晒した。本音を晒しても、怒られなかった。奇妙な目で見られなかった。俺から何かを取り上げなかった。 俺という個人が、尊重された。 あの時からきっと、死んでいた心が息を吹き返したのかもしれない。 だから、俺もあいつの個性を尊重して、その先にある笑顔が見たかったのだろう。 (-72) 2022/02/24(Thu) 4:44:39 |
【人】 演劇 アクタ>>11 ユス 「ふゥん。もうそういう生活習慣な訳ね。」 まずは、食生活についての理解。 確かに育った環境によっては、好みも左右されそうだ。 「 えっ演技指導も? そういうの僕やったことないんだけど。 ま、ま、まあ……これも将来役に立つだろう。 僕は演劇界の未来を担っていく素晴らしい存在なのだから!」 行儀が悪いと指摘を受ければ ぐっと拳を握って指を引っ込める。 「じゃあ、お前、覚悟しろよ! この議論が終わったら……お前の 恥ずかしい話 や情けない話 根刮ぎ聞いてやる!逃げるんじゃないぞ!」 指をさせないので、言葉だけを偉そうに君に示して のちの話し合いの後、どんな結論を出していようと男は君に付き纏うだろう。 こうして、1日目── 議論が起こる少し前の時間。 ふん、と背を向けて、男はさっさと裁判場へと赴いて行った。 (12) 2022/02/24(Thu) 6:41:45 |
【神】 普通 ナツメ“立候補”者が名乗り出る。 “二回目”が話題にあがる。 匿名のメッセージが届く。 “補欠”の話をしている。 一人、“投票”した。 カップの中のお湯が、少しずつ冷めている。 それを、深い青の瞳がぼんやりと眺めていた。 (G69) 2022/02/24(Thu) 9:36:46 |
カミクズは、話し合いの後。一人で燃えあとを片付けていた。 (a19) 2022/02/24(Thu) 10:28:24 |
カミクズは、はっぴーばーすでーとぅーゆー。 (a20) 2022/02/24(Thu) 10:28:44 |
カミクズは、小さく歌いながら手を洗う。 (a21) 2022/02/24(Thu) 10:28:54 |
【独】 普通 ナツメ/* ナツメさん 遊園地、どうですか? ・ジェットコースターが苦手 ・お化け屋敷が苦手 ・観覧車が好き ・メリーゴーラウンドにちょっと恥ずかしい ・キャラクターにあまり興味がない (-75) 2022/02/24(Thu) 11:50:36 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 清掃員 カミクズ「アハハ☆彡こわ〜い>< でもでも、死んでもまた来てくれるなんてちょっとロマンチックかも☆彡」 お化けなんて基本信じていないけど、心臓移植した人の食の好みが変わった、なんて話はたまに聞く。 だが今話した約束まで覚えているとは到底思えないから、戯言として受け取った。 「公表する気なんてないけど、転移した後もし会いに来てくれたら……そのときはお礼もかねてコンサートに招待しちゃうね♡」 去っていく貴方の背中ににこやかに手を振った。 この世からもバイバイってノリで。 (-78) 2022/02/24(Thu) 12:44:06 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユスあれ、見間違いじゃなければ、今。 君は笑っていただろうか。 そう思い至った頃には、すっかり君の顔は元通りになっている。余裕がなかったから、気付かなかった。 ………次は見逃さないようにしよう。 「根回しか、そういやもう取引しちゃったんだよな。 使うかはわからないけど、取引できそうだから持ちかけたやつが一人いる。 ……まあ、使うにしても俺たちに関わる内容は避けるよ。 誰かにこの場で恩を売れば、外に出れたとき、何か使えるかもしれないしさ。」 青年にはただ一人、いや、二人、嫌いな人間がいる。 いた=Aではなく、いる=B 青年は、人を好きになるという気持ちを知らない。 だから君のことを好きかと問われれば、違うと答える。 嫌いかと問われれば、やはりそれもまた、違うと答える。 しかし、君を参加者の誰よりも特別と捉えていることだけは確かだった。 作り出せそうな可能性を、誰にも渡したくないのだ。 この気持ちはきっと何もおかしいものじゃない。手段と内容が法に触れるだけ。 (-79) 2022/02/24(Thu) 12:47:18 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユスパンパン、と手を二回叩く。汚れたグラスが二つ消去された。 立ち上がれば、座る君の横を青年が通り過ぎる。 その瞬間、横顔を盗み見た。君は気付いたとしても、言及しないだろうけど。 「俺たちに、どうか幸運がありますように。」 別れ際、背を向けたまま青年は笑った。 (-80) 2022/02/24(Thu) 12:48:26 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ「こ〜んにちわ〜☆彡緋苺 姫乃だよっ♡」 きゃっぴきゃぴのアイドル的挨拶をしながら隣へ身軽なステップでやってきた。 「キミ高校生?Aを選んでたけど投票は誰に入れるべきだと思う〜? 皆がいるところでは言いづらいだろうし、キミの本音が聞いてみたいな♡」 (-81) 2022/02/24(Thu) 12:52:36 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「こんにちわ〜♡ちょっといいかなぁ?」 ぴょこっと下から覗き込むようにして話しかけた。 「キミは投票、誰がいいと思う?☆彡 さっき自分は選ばれたくない〜っていってたよね?」 (-82) 2022/02/24(Thu) 12:53:02 |
【人】 不運 フカワ>>7 #ブランコ(1日目) ズサ……ズサササ 限り無く地味なブレーキはナツメの心遣いのお陰で難なく行われた。 ほっと一息をつきながらいつもよりも近くなっていた空を改めて見上げる。年甲斐にもなくはしゃいだような気がする、しかも女の子に背中を押してもらって。 かなり良い経験になってしまったのではないか。 ユメスケに礼でも伝えようか。 「……仲は悪くなかった気がします……が。 最後の一ヶ月は覚えてない、です。 あっちもショックだったのかあんまり話してなくて……俺も好き勝手に出歩いてたから……。 ぐうたら、でしたけど、可愛げがありました」 「えっと……ナツメさんは……ご家族とかとは」 (13) 2022/02/24(Thu) 12:55:40 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ『向こうが、自分に投票しないでって言うから。 何か交換条件が出せそうだな、と思った次の瞬間に口から出てました。』 つまり、何も考えていない。交渉事に対する、天性の何かかもしれない。 『大事…失礼かもしれないですけど、それにフカワさんが関わっていたとして、僕は驚かないと思います。 何ていうか、上手く説明できないんですけど。』 青年が君に抱いている感覚。 きっと君を理解できないけど、しかし君は自分の中で答えを持っていそう。 人は理解できないものを恐怖するが、青年はそれが自身に向けられていないなら恐くない。 自分に興味のない人程、安全だから。 『フカワさんの手段、暇潰しに活かせると良いですね。』 これは1から10まで、本音だ。 『じゃあ、また何かあったら連絡します。投票券、21時からですしね。』 (-83) 2022/02/24(Thu) 13:02:18 |
【秘】 規律 ユス → モノノ怪 ユメスケ『鯨か。 まだやった事は無いが出せると思うぞ』 送信し終えた後、淡白な返事すぎただろうかと考えて付け足されたように追加でメッセージが貴方の元に届く。 『必要なら手を貸そう。どこに出せばいい?』 (-84) 2022/02/24(Thu) 13:02:50 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「うわぁッ!!?」 突然芸能人が下からポップして来たら 誰だって驚くだろう。目をまんまるにして後退り。 「…………えーと……こんにちは? だっ、誰、って言うのは……無い、けど、 カミクズみたいに、死にたがってる奴を選んでいけば良いんじゃないか? 後は……死んでも良いと思ってる奴とか……。」 ──では、そんな人物が居なくなれば? ──誰もが死にたく無い、と主張すれば? そんなところまで、男は考えていないらしい。 「おま……アンタだって、死にたく無いだろ?」 (-85) 2022/02/24(Thu) 13:10:52 |
カミクズは、はっぴーばーすでー、でぃあ…… (a22) 2022/02/24(Thu) 13:15:10 |
カミクズは、そこで一度歌う事をやめて、もう一度始めから歌い直す。 (a23) 2022/02/24(Thu) 13:15:24 |
カミクズは、それも結局、最後まで歌う事はなかった。 (a24) 2022/02/24(Thu) 13:15:41 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『柚須お兄さんが出した海にいても良いくらいのやつ。 ……って思っていたんだが』 『そう聞かれると空とリクエストしたくなるな、空クジラ』 『海ならついでで他も考えていたんだけど、 空なら俺は鯨だけでいいや』 (-87) 2022/02/24(Thu) 13:21:09 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 元通りになった顔で話を聞き続ける。 「そうか。立ち回るのが上手いな、ツルギは。 外に出てから使えるものがあるなら、多いに越したことはない。俺たちがやろうとしていることは世間的に拒まれることだから、尚更」 共犯者になることを決めた青年は酷く曖昧で、希薄で、がらんどうだ。 善悪を知識として覚えていながら、こうして外れると決めたらあっさりと外れる。罰を受ける罪悪感も恐怖も、どこかにいってしまったから。 確実に貴方の望む形になるか分からないが、可能性と、その余地はある。 無色透明な氷が濁った海に沈んで、溶けて混ざり合えるかどうかは、自分達次第。 それもまた、貴方にとっては賭けになり得るのかもしれない。 ▼ (-88) 2022/02/24(Thu) 13:32:41 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 手を二回叩く様子に、なんだか神社でお参りをするようだと場違いな感想を抱いた。 青年は座ったままだ。手帳を開いて、これからどうするか考えているようで。 だから貴方が横目で盗み見たことにも気付かない。気付いたとしても、何か言うことでもない。 貴方の視界には、普段通りの、けれどほんの少しだけ無機質さが溶けた青年の顔が映ったことだろう。 「……ああ。幸運がありますように」 気の利いた言葉が浮かばなかったから、真似るように口にして、そうして貴方を見送った。 (-89) 2022/02/24(Thu) 13:32:47 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 二人の邂逅は終わった。だからこれは、蛇足のお話。 貴方の部屋の扉の隙間、『ツルギへ』と書かれた紙切れが挟まっている。 端末と同じ手帳を作り出して、それに書き込んで破いたものだった。よく見ると二枚重なっている。 貴方がもしその紙を見るなら、固い印象の文字が並んでいるのが分かるだろう。 『柚須 義徳(ユス ヨシノリ) 連絡先 xxx-xxxx-xxxx この空間の物は当然持ち帰れないだろうから、覚えて帰ってくれ。 気が早いと言われそうだが、願掛けのようなものだ』 『あの時伝え忘れたが クリームソーダは殆ど飲んだことが無かった。 喫茶店で誰かと力を抜いて語らうことも。 あまり見たことがない景色だった。 悪くなかった。 ありがとう』 (-90) 2022/02/24(Thu) 13:32:54 |
【人】 清掃員 カミクズ話し合いを終えて、後片付けを終えて、その後の事。 清掃員は、一人でいつかの事故現場に居た。 「楽しかったなあ…」 見るも無残な残骸、残された痕、それらをぼうっと眺めていた。 清掃員は、誰かの名残に疎外感を覚える事は無いけれど。 こういうものには、確かな寂しさを感じる。 それは、楽しかった時間を思い起こさせるものだから。 「ほんとうに、楽しかった」 めそめそめそ、今にも泣き出しそうな、下手くそな笑顔。 そんなに怖がるなら、言わなければいいのに。 そう言われてしまっても仕方ない事だと思うけど。 それでも、生きてしまう事の方が今はずっと怖かった。 それでも。 「……死にたくないなあ…」 あなたも同じ気持ちだったのだろうか。 それとも、やっぱり。 「僕は、兄さんみたいにはなれないんだな…」 (15) 2022/02/24(Thu) 13:33:01 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ「ん……スリルが楽しいってことかな。 ツルギくんはそういうの、苦手?」 雪国だ、と薄い感想をもういちど口にして。 その後に生まれた間をどう解釈したのか、きもち、やわらげた声でそう言って。 「……スキーはちょっとだけ、行事で行ったことあるけど……。 バス降りて、びっくりしたのが一番、覚えてるかも。 あんなにずっと真っ白なのって、見ないし」 拭い去るように、白い景色の話をした。 不安とか、恐怖とかを表に出すこと。 それが平気な人と比べて、ダサいことだと思う男の子は、ときどきいる。 ……でも、たぶん、もし、そうなら、このとき、少女は。 そんなことない、と言いたかった。 (-91) 2022/02/24(Thu) 13:36:16 |
ナツメは、お化け屋敷も、ジェットコースターも苦手だ。 (a25) 2022/02/24(Thu) 13:36:52 |
【秘】 規律 ユス → モノノ怪 ユメスケ『空クジラ』 『空クジラ?』 それから数秒、空白。 『分かった。調べてくるから少し待っていてほしい』 空を泳ぐ鯨が想像つかなかったらしい。 ちなみに、もしどこでもいいと答えられた場合は何の考えもなく陸地に呼び出して打ち上がった鯨をお出ししていた。 (-93) 2022/02/24(Thu) 13:38:20 |
ユスは、議論の後、アクタと合流する前に一人で図書館に向かった。 (a26) 2022/02/24(Thu) 13:41:29 |
ユスは、調べ物をした。探していたものを見つけると、それからすぐに外に出る。 (a27) 2022/02/24(Thu) 13:42:16 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ わ、とちょっと驚いた声を上げて。 少女は、隣へやってきたあなたをちらりと見る。 「こんにちは。 あ、はい。三年生……」 「えっと……どうしたらいいのか、迷ってて。 いい加減、なにか、決めなきゃとは思うんですけど。 ……ヒイチゴさんは、どうですか?」 (-95) 2022/02/24(Thu) 13:43:41 |
ユスは、見た通りに空に『空を泳ぐ鯨』を出した。大きな大きな、堂々とした白い鯨。 (a28) 2022/02/24(Thu) 13:44:30 |
ユスは、連絡を入れた。 (a29) 2022/02/24(Thu) 13:45:34 |
フカワは、白い鯨を、不思議そうにみあげて。 (a30) 2022/02/24(Thu) 13:50:51 |
ユメスケは、ユスが図書館に来た時には見えなかった。 (t9) 2022/02/24(Thu) 13:51:34 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ議論を終えたあと、あなたのメッセージウィンドウにフカワからの連絡がはいった。 『寒くないですか』 ただ気を使ったような、特に内容もないような。 とりとめのない会話だった。 (-99) 2022/02/24(Thu) 13:53:58 |
カミクズは、めそめそ、空も見上げず立ち尽くしています。 (a31) 2022/02/24(Thu) 13:54:55 |
カミクズは、それから、何かに気付いて、少しだけびくりとしました。 (a32) 2022/02/24(Thu) 13:56:40 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス (-100) 2022/02/24(Thu) 14:01:36 |
ユメスケは、図書館の窓、四角の空を泳ぐ鯨を見た。 (t10) 2022/02/24(Thu) 14:02:24 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワメッセージに気が付いて先ず思った事は、どうして、だった。 自分が立候補して、理解はされずとも宣言を受け入れられて。 そのまま話し合いは進んで、じきに解散となって、それで。 それで終わりだと思っていた。 これから死ぬ人の事なんて、気にしても良い事はない。 清掃員は、そうは思わないけれど。 それでも、多くの人にとってはそうだと思っている。 『大丈夫です』 『気にしないで』 だから、返答は、ごく短く。 余計な事を、言ってしまわないように。 (-101) 2022/02/24(Thu) 14:06:17 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ『俺は誰かのいう理解者ではないし。 理解者がほしくもありません』 『ここでの俺の情報は、ほとんどが現実にいっても見つけられない別人のものです。 姿も、声も弟のものです』 『俺は、他人の気持ちは理解できませんが。 目の前の人間の気持ちを理解しようとしてきましたよ』 あなた ただ、画面越しに。目の前にいない人間のことをさした。 (-102) 2022/02/24(Thu) 14:11:26 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『え〜? わざわざありがとう?? お伽噺だし、そんな深く考えないでよかったのにな。 俺の方もほとんど考えなしに空って言ったし』 彼は陸地に打ち上げられている図は全く想像していなかったし、この後も思い浮かべやしないだろう。鯨は普通、海を泳いでいるもの。 『OKもOKの大満足。ありがとう柚須お兄さん。 見たいものが見られてハッピーになりました』 『フカワお兄さんもそうだけど、何か作るのに はまってたりする? 別にそうでもない? なんか見かけるから頼む先に浮かんだんだよね』 16分のあれそれやら、センスに関しては横に置いた。 (-105) 2022/02/24(Thu) 14:16:19 |
【独】 不運 フカワカミクズさんに送ったメッセージを見る。 我ながらひどい嫌みにみえた。 暇潰しになると思ったのに。 そんな魂胆が見え見えの、それでも。 ▼ (-106) 2022/02/24(Thu) 14:18:32 |
【秘】 規律 ユス → モノノ怪 ユメスケ『そういうお伽噺を読んだことがなかったから、想像がつかなくてな。頼まれたからにはきちんと行おうと思って』 『そうか。ハッピーになったなら何よりだ』 黙々淡々と返事を返していく。 『いや、特にハマってはいない』 『が、ここでは好きなように物を出せるから、見たことのない珍しい景色を見ようと思って色々と触っていた』 センスはなかったようだが。 (-109) 2022/02/24(Thu) 14:23:39 |
ユメスケは、ハッピーな気分なんですよ。 (t11) 2022/02/24(Thu) 14:26:32 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『でも』 『わからないでしょ』 清掃員は、名前も、本当の職業も、身の上の事も。 これまで、殆ど誰にも打ち明けてはいない。 その思いに至るまでを、真に理解するに至るものは、何も。 『それでいいんです』 『わからない方が、楽でしょう』 寒いか寒くないかで答える事はなく、ただ。 あなたが一日目に言った事と同じような事を、繰り返す。 あなたの気持ちの全てはわからないけれど。 それでも、あなただってそうしているのだから、と。 そんなどこか子供じみた事を思って、そう返した。 (-110) 2022/02/24(Thu) 14:28:15 |
アクタは、議論が解散になった後、散歩がてら探索。 (a33) 2022/02/24(Thu) 14:31:51 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ「そうだなあ…進んで乗りたいとは思わない。実際に滑ってる時の方が、スピードは出てるんだけどな。」 高いところも早い乗り物も怖くない。 それなのに、どうして軋むリフトが怖いのだろう。結局数年越しに得た疑問を深く考えないまま、会話を続けた。 「白いとどんな 色 も映える。誰がどこにいるかわかりやすいけど……」また、思い出した。 ようやく、話題選びに失敗したと理解する。 君にとっては非日常でも、青年にとっては日常だ。 思い出すきっかけとしては、十分すぎる。 「そっちの修学旅行はどこ行った?」 話題を逸らしたくて、でも不自然すぎないように、少しずつ。 既に不自然さが滲んでいるとも知らず。 (-111) 2022/02/24(Thu) 14:32:23 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス2日目の、議論の後。暫くしてから。 君の端末にメッセージが届く。 『カフェ』 男はそこに居て、君を呼び付けている。 ……何とも伝わりにくいメッセージだ。 いつ来ても、来なくても、特に男が咎める事はないだろう。 (-112) 2022/02/24(Thu) 14:32:38 |
【独】 清掃員 カミクズ/* ところでオレはマジでカスのPLなので、あの…… カミクズツルギのお覚悟決まり組が今日墓落ちして 三日目の話し合いが地獄になるとこが見たいんですけど…(カス) (-113) 2022/02/24(Thu) 14:38:19 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『へぇ、海も珍しい景色だったりした? それとも馴染みがあるから作りやすかったやつ?』 『即興で知らなかったものまで作れるし、 応用力があんまりないだけで、 想像力は案外豊かなのかもな柚須お兄さん』 『俺が参加者で、作れていても絶対あんなのになんない。 素直にすごいなと思うよ』 (-115) 2022/02/24(Thu) 14:44:16 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ『俺は別にどうでも。 あなたの家族でも、恋人でもない』 『どうせ』 『どうせこの世で、死んだあとの貴方に価値はありません』 『生きているあなたと、死ぬことに価値があるんです』 『俺は言いたいこと言えばいいと思っていて』 誰かに気味悪がられようとも、誰かに非難されようとも。 心ない意見に淘汰されても聞く人がいたことが誰かにとっての救いになる。 そう、誰かがいっていた。 『何をしたってバチは当たらないんです。 一緒にはめを外したじゃないですか。 つまり、ええと。 俺は最後まであなたを知りたかったと後悔をして死ぬことになります、よかったですね』 (-116) 2022/02/24(Thu) 15:16:08 |
【見】 奇形 メイサイ「……くじらだ。くじらぐも?」 上空を見る。 そんな物語を昔、教科書で読んだのを思い出した。 授業ではやってないけど。 結構好きだったな。 (@11) 2022/02/24(Thu) 15:31:33 |
【人】 普通 ナツメ>>13 #ブランコ(1日目) 靴の裏がブレーキをかける。 その効果音と一緒に、いいなあ、と声が鳴った。 「いいきょうだいって感じ、します。 プリン食べても、かわいいって言ったり、言ってもらえるの」 夕日が伸ばす影の根本、安全柵にぐらぐらと座っている。 私ですか? 頭を傾げたから髪が揺れた。 「一人っ子です。 だから、きょうだいがいたら、 どんな感じだったかな……ってときどき、思うかも」 「……あ、酔ってませんか? 大丈夫?」 (20) 2022/02/24(Thu) 15:32:32 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ うん、と頷いた。 なんとなく、同意の雰囲気を纏って。 「あ、なんかそういうの、どこかで見たかも……」 なんだっけ、と思い巡らすうちに逸らされる話題。 南の観光地、暑かった、と歩きスマホさながらのやや生返事な会話を経て。 「……あ。雪の中の白うさぎ。 赤い点が、ぽつんってしてるの」 授業か何かで見た気がする、と少女は言う。 芸術だったか、国語だったか覚えてないけど。 (-117) 2022/02/24(Thu) 15:35:08 |
メイサイは、青空が好き。 (t12) 2022/02/24(Thu) 15:38:52 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユス「………なんつーか…」 一枚目、続けて二枚目を読んで。 床に視線を落としてから、もう一度読んだ。 ……多分これ、少女漫画にありそう。 場違いな感想を抱いて、次会った時に自分も連絡先を渡そうと思った。 俺が女だったら、とっくに勘違いして惚れてるだろうな。 ……………男で良かった。お互いに。 数字の羅列を読み込んで。 行けそうなら、どこかで待ち合わせをした方が確実かもしれないな、なんて考えて。 バイトしてて良かったなあ、と思った。 貯まる一方だった貯金に、初めて消費の目処が立った。 (-119) 2022/02/24(Thu) 15:41:03 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『きみだけずるいと思いませんか』 ずるい。 そんな子どもじみた不平不満。 言いたい事は言えばいい。 清掃員だってそう思っていて、そうしていないわけじゃない。 何より、清掃員は何も、善意から詮索しないわけじゃない。 詮索しない代わりに詮索されない、そんな線引きをするだけ。 誰かが線を引くならば、 互いにそれを越えない事を暗黙の了解とするだけ。 『不公平じゃないですか』 『僕だって後悔をするんですよ』 『知りたかったと思って きっと後悔しながら死んでいくのに』 『きみだけ知りたいだけ知って、後悔をしないなんて』 『不平等じゃないですか』 『ずるいと思うのは、おかしなことですか』 ずるい、不公平、不平等だ。 清掃員の挙げ連ねる不平不満は、言ってしまえば、つまり。 自分だって、きみの事を知りたかった事の裏返し。 (-120) 2022/02/24(Thu) 15:43:29 |
メイサイは、あれ乗れないのかな、と思った。天まで届け、いちにのさーん、って。 (t13) 2022/02/24(Thu) 15:44:34 |
【人】 不運 フカワ>>20 #ブランコ(1日目) 「思ったよりも、体は大丈夫でした。 弟はブランコではしゃぎすぎて、酔って吐いたことが思い出に強かったみたいで……」 「はは……まあ、ありふれた、 いや……恵まれた家族ってやつ、です。 兄弟がいると……そう、ですね。 記念日が増えて、祝い事やイベントが世話しないんですよ。 一人っ子は一人っ子で、きっとなんだか物足りない、とか……思うんですかね?」 (21) 2022/02/24(Thu) 15:44:35 |
メイサイは、よく考えたら見学者だから無理だった。 (t14) 2022/02/24(Thu) 15:44:56 |
【秘】 規律 ユス → 哀しげ ユメスケ『そうだな。珍しい景色であり、心残りだったから見たかったものでもあった』 『想像力か。自分では殆ど無いものだと思っていたんだがな。 調べて、目にして、自分の知っている動きや何かに当て嵌めて作り出しているだけであって』 『褒め言葉か。無下にするのもよくないから有難く受け取っておこう。感謝する。 コタは何故鯨を見たがったんだ?』 (-121) 2022/02/24(Thu) 15:50:10 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ『それなら教えてあげますよ。 知りたいだなんて言われると思わなかった、 あなたときっと少し似ています』 重ねて、重ねる。 『そして、死ぬのも見届けてあげます』 どこの誰かよりは手際はよくないが、可能だ。 同じことを告げていたなんて知るはずもなく。 男はこの場において生きている価値があると思った者を、その手で命を散らすことを厭わない。 『もっとも、あなたに 恩 を感じる人間は多いと思いますから。あまり苦しまず、急かさず、自由に。 誰かと、楽しいことをしてから死にませんか』 (-122) 2022/02/24(Thu) 15:51:26 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 誰かに頼まれて空飛ぶ鯨を出した後のこと。 『今行く』 それだけを打ったメッセージを送り、その後確かにカフェに姿を現した。 「アクタ。待たせたか」 相変わらずの無愛想。それは出会った当初も、誰かの生き死にを決める裁判場でも、そしてここでも、変わらず。 (-123) 2022/02/24(Thu) 15:52:24 |
ユスは、頼まれていた鯨を出した後誰かとの待ち合わせ先に向かった。鯨はほったらかしだ。 (a34) 2022/02/24(Thu) 15:54:00 |
【人】 清掃員 カミクズ>>19 ツルギ 「………介錯…」 その言葉の指す所はすぐにわかった。 あなたの申告は、きっと決して強がりなどではないのだとも。 ……いいや、どうだろう。 死体を見た事はあっても、人を手にかける感触は。 それは、いつまでもその手に残り続けるんじゃないだろうか。 「…もう少し、考えてみます。 死ぬのは怖いですから、 できるだけわけもわからないまま死にたくて。 どうすればできるかなって、考えてたところで…」 「でも、できるだけ死体、見られたくなくて。 見たらきっと、誰でも。 ああ、死んだんだなって思いますから…」 どうしても思い付かなかったら、その時はお願いします。 あなたの言葉にそんなふうに返して、力なく笑った。 (22) 2022/02/24(Thu) 15:54:53 |
【独】 不運 フカワ/* ツルギあいつ許さんじゃなかったら誰なの? 死の福利構成完璧マン? カミクズ誰かわからなくなってきたな、もちぱいかおはるなんだけど。え? 誰〜〜そしてエノだれ〜〜 えっっっっちすぎて誰だよ。 ことりさんじゃないんですか?? えっちだよ、どうしよう。 心の童貞が奪われてる。 いつ死んでもいいやまじで。 自殺されるの嫌だなぁ、……自殺されるの嫌かも。 監禁しない? してもよくない? どうせ同じだろ、よし!!やろう!? (-124) 2022/02/24(Thu) 16:03:27 |
【独】 清掃員 カミクズ/* クソォ〜〜〜〜〜ッッッ何度でも殺してほしい!!!! なんで人間は一回殺したら死んじまうんだよ!!? おかしいだろ!おかしいのはこの世界だ!正解!!!!!! (-125) 2022/02/24(Thu) 16:05:13 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『海を見たから。水族館の話をしたから。 思い入れがあるとかじゃなくて、連想ゲーム。 いろんな海の生き物を思い浮かべて、 柚須お兄さんに頼むからとりあえずひとつにした』 『そしたらひとつでよくなった。違う話になったから』 『柚須お兄さんはどんな空クジラの話を見たかなぁ。 知ってる? 空から降りられないでひとりぼっちの鯨が、 死んでようやく海に落ちて仲間の鯨に見てもらえる話』 『心残りって、海に友達でもいたりしたんだろうか?』 (-126) 2022/02/24(Thu) 16:09:56 |
ユメスケは、図書館に人が来たらちょっかいかけようかなぁと考えている。 (t15) 2022/02/24(Thu) 16:22:01 |
【人】 普通 ナツメ>>21 #ブランコ(1日目) 「やなこと、忘れられないですもんね。 遊びが怖くなっちゃうのはちょっと、悲しいけど……」 大丈夫ならよかった。なんか、かなり押しちゃったので。 そう言いながら、かすかに疑問符。 その話、なんで、いま? 「…………」 「やっぱり、にぎやかになるんですね。 うーん……ときどき。つまんない感じ、かも? あ、やだったとかじゃ、全然ないんですけど」 (23) 2022/02/24(Thu) 16:23:45 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* でもユスかもしんねぇとも思うんだよな。ユスとツルギだめだよ。こいつらGMか母さんでしょ。胡乱してくる善意の治安悪逆ども〜〜〜〜〜誰だよ〜〜〜〜〜普段PL気になんない方なのにこの村の人々気になる〜〜〜〜〜〜〜 (-128) 2022/02/24(Thu) 16:30:26 |
【独】 奇形 メイサイ 実のところ、僕は臓器移植を受けたくはないです。 このままだと永くないって言われました。 でも、手術は痛いし怖いです。やりたくないです。移植終わっても、拒絶反応なんかもあると聞いてます。怖いです。 そんなのを乗り越えてまでやりたい事、ないんですよね。 それに、何より。他人の命奪ってまで生き延びたくなんかないんです。 だけど。 言える訳がないです。ここまで育ててくれた父さんと母さんに、そんな事。 特別裕福な家庭という訳でもないんですけど、夫婦で協力して、高額な治療費かけてくれて。 ちゃんと僕に向き合って、根気よく治療に付き合ってくれて。 それでもって、やりたい事あるなら自由にやりなさいって。僕が生きてるだけで嬉しいからって言ってくれる両親に。 今更『死にたいです』なんて言える訳がないじゃないですか? 僕が移植を拒否したところで、あの制度が廃止される訳でもないんです。ただ両親の悲しむ顔が見られるだけ。 だから僕は。ちゃんと移植を受けて、普通に大人になって、普通に働いて、普通に結婚して。両親を安心させないといけません。 地獄への道は善意で舗装されている、なんて。よく言ったものですよね。 (-129) 2022/02/24(Thu) 16:33:49 |
【人】 不運 フカワ>>23 #ブランコ(1日目) 「泣きじゃくっていたのを、おんぶしてかえりました。 それなのに、次の日からは滑り台のとりこだったり。 まあ子供なんてそんなものですよ」 せめて妹の話題ならば違和感のなかった言葉は、 意識的でかつ無意識に出てきたものであることをまだ気づいていない。 「そう、なんですね。 偏見なんですが……一人っ子の方が可愛がってもらえそうじゃないですか……。比べられないし自由だし……別れも惜しまれそう、だなとか。 ……えっと、ずけずけと聞いてすみません……」 (24) 2022/02/24(Thu) 16:34:33 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ一緒にはめを外して、痛み分けをして。 そうして確かに楽しい時間を過ごした人の事を。 知らなくて良いと思う人なんて、そうは居ないはず。 そう、思いはする、わけだけど。 そうは思っても、自分がそう思われる事は考慮に入らない辺り。 あなたとこの清掃員は、そういうとこ、なのかもしれない。 『そうですか』 『最後が一人じゃないのは 嬉しいです』 『きっと、一人で死ぬのは寂しいから』 或る画家のように、それに全てを懸けるほどじゃないけど。 それでも、清掃員もまた、一人で死ぬのは寂しいと思う。 ただ見送られるだけでも、きっと少しは恐怖も紛れる、とも。 『でも』 『誰かと、っていうのは 難しいですよ』 『これから死ぬ人間との思い出なんて』 『きっと誰だって、無い方が良いに決まってます』 (-130) 2022/02/24(Thu) 16:37:52 |
【秘】 規律 ユス → 哀しげ ユメスケ『そうか』 たいして大きなリアクションをすることもなく理由を静かに受け止めた。 『調べてまず見たのは教科書に出てきた鯨だな。 それから、人が描いた空飛ぶ鯨のイラストを見て、次に海を泳ぐ映像を見で動く様子を覚えた』 『ひとりぼっちの鯨か。教科書に載っているものとは反対だな。死んでから仲間と元へ向かっても、そのひとりぼっちの鯨は何も感じることができないだろう』 思ったことをそのまま入力する。 『俺の心残りか? 昔一度海に行ったが、体調を崩していてまともに見れなくてな。後日弟や妹が海に遊びに行ったらしく、興奮のままに語っていた。 それからだ、どんなものだろうと引っかかっていた。そんなにも海は楽しいものなのかと』 (-131) 2022/02/24(Thu) 16:42:59 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「いやいや。バイクで転倒事故したって聞いたら誰だって心配しますよ!カミクズさんがどう言ってたかは知りませんけど、そんなふうに言われるような事じゃありません」 皺ができないように綺麗に貼り付けて満足気。 あなたの雰囲気とは多少合わない気もするけどかわいいからたぶん大丈夫(?) 「もっと早く気づいて欲しかったですよ。 VR空間の中での傷は現実の傷にならない代わりに治りにくいって聞きますし、もし命に関わるレベルであったら取り返しのつかない事にだってなるんです。 手の込んだ自殺、ダメ絶対!です!」 扉が閉じてしまえばベルの音を最後に静かな世界が訪れます。 陣取るのは店内の2人がけテーブル。 あなたと対面になるように座りました。 ハナサキが選んだ飲み物はブラックコーヒー。一口啜ってから会話に移ります。 「もう怒ってないですし……セクハラとかじゃなくて本当にただただ配慮不足だと分かりましたから。これから直していきましょうっ! それに寛容というよりは、フカワさんがそんな人じゃないって思ったからですよ。 現にこうして埋め合わせもしてくれています」 嘘を吐かないようにという配慮もハナサキにとっては嬉しい。 「それでフカワさんの事教えてもらえるんですよね! 質問用紙に書いてはみたんですけど全然纏まらなくて……とりあえずどんな事をしている人なのか知りたいです」 あなたのプロフィールは幾つか伏せられていた部分がありました。 それを聞いて、他をどうするか考えるつもりのようです。 (-132) 2022/02/24(Thu) 16:44:01 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 普川(チップ)とフカワ(チップ)口説いて フカワ(チップ)に死ぬとこ見ててするはめになりそうなんだけど 尋常じゃねえと思うんだけどオレこれ許されるのかな…… 死ぬんで許してくださいね 死ぬ方が許されない度高い説あるな (-133) 2022/02/24(Thu) 16:55:41 |
【神】 剣道 ツルギ「アクタの言ってること、俺は本当だと思ってる。 俺が夜中に聞いた話と大差ない。 嘘つけるタイプじゃないと思ってるし、嘘だとしたら手が込みすぎてる。」 テーブルの上に散らばっていた紙、そこに書き殴られていた台本、家族の話。 恵まれている子供の演技である可能性も、当然視野に入れている。 「信ぴょう性の高い生きたい理由≠チてことで、俺が保証するよ。 もしもこの話が嘘だったら、アクタがすごい役者で俺が騙されたってだけ。 この情報をどう扱うかは好きにしてくれ。」 どこかにいる二回目の人物へ向けて、告げながら。 この程度しかできないけれど、友達ってこういうものだろうかと考えていた。 (G70) 2022/02/24(Thu) 16:58:47 |
【人】 普通 ナツメ>>24 #ブランコ(1日目) 「あ、かわいい。 もう、他ので遊んじゃうんですね」 「うん……えっと、学校、休んで。 遊園地、連れていってもらったり。しました。 だから……可愛がっては、あの。たぶん、すごく……」 眉を下げて、笑う。 それから、とん。地面に靴底が触れた音。 「…………」 もうひとつのブランコへ座った少女が、隣のあなたを見る。 キィ。 「一人っ子のほうが、よかった?」 (25) 2022/02/24(Thu) 17:39:40 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『さいごに仲間に囲まれてハッピーだね〜って感じの終わりだったなぁ、その話。全くもって柚須お兄さんの言う通りだと思うわ。死んだ後に何があったって、死んだ人がどう思っているかだなんて聞けない。全部生きてる人が好きなようにこうだっただろうって言う』 入力中の表示。 『お兄さんも遺書の類を書くなら、一緒に海に行けなくてごめんねくらい書いたら? そんなにたのしかったを柚須お兄さんに伝えてたんなら、下の子たちも多分お兄さんと一緒に行きたかっただろうし』 入力中の表示。 『今となっては生きてる人のことも知らないことだから、そんなこと書き出したらきっとキリがないだろうな。空クジラの仲間の鯨となんにも変わんない』 間。入力中の表示。消失。 間。入力中の表示。 『何書いてるかわかんなくなってきたな、ちょっと待ってね』 (-134) 2022/02/24(Thu) 17:44:41 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『海、行けなかった? 行こうとしなかった? 機会がなかったからの惰性? 合わせ技〜?』 彼は待ってねと置いたが、結局それほど時間を置かずそう送られてきた。入力中は表示されない。 (-135) 2022/02/24(Thu) 17:50:17 |
【神】 不運 フカワ「アクタさんの目指す先は大きいんですね。 立派な、夢だと思います……? 舞台やドラマをもっとみていれば感想も違ったんでしょうか……うまく言えなくてすみません。 大事にしようとする方が、きつくなるでしょうしそのままのあなたでいてください」 嘘も本当もないように、ただ言葉を並べただけの、重さを感じさせないトーンで話した。 「カミクズさんの件も、そう……だな。 どうやら、生きて帰ったあとに話してほしくなさそうなので……多く聞くのなら個人的な機会になりそうですね」 言い切ったあと、なにか考えるように使いもしないペンを器用に回しはじめた。 ソニックひねりからのカージオイド、手持ち無沙汰なのか、それとも癖なのか。 会議の間、票にその筆が触れることは一切なかった。 (G71) 2022/02/24(Thu) 17:58:00 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ『俺はあなたが思うより献身的でもないです。 だから一度だけ、機会をくれませんか』 一つ一つ、その場で考えられただろう言葉が綴られてくる。 『あなたのことを知る機会です』 一着一着に、間があって。 『嫌なら会いに来なくてもいいし。 一人で死んでも、なにしても良いです』 急いでいるでもなく、かつのんびりでもない文章。 『もしかしたら、カミクズさんの望まぬ結果が訪れるかもしれませんが待っていますね』 そうして言葉は締められた。 言いたいことが言い終わったのだろう。 あなたの問いにyesもはいも、違うも言わずに。 (-136) 2022/02/24(Thu) 18:04:42 |
【神】 美術 エノ「ユスくんの見たい景色って何なんだろう。」 「それって、風景の事?」 「ここで見られるものなのかな。」 「アクタくんは、夢があるんだね。」 「ねぇ、なんでお芝居が好きになったの?」 「何かきっかけがあるのかな。」 それぞれの生きたい理由に、土足で踏み込む。 青年は、合議なんてものは実はどうでもよくて。 そう、ただ。 人を理解し、人に理解されたいから。 君達を理解せんと。 不躾な刃を振り回す。 (G72) 2022/02/24(Thu) 18:13:19 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ青年はと言えば。 合議を割合、興味深そうに聞いていた。 と言うのも、人の事を知る機会ができたから。 あの話し合いはなかなか、そう、楽しかった。 人を理解するのは楽しくて、気持ちよい。 自分を理解されるのは尚更に。 「………おわ、フカワくん。」 そうして、帰ってきた頃に。 君が扉の前でたむろしているのを見て、すこしびくりとした。 「何もこんなところで待っていなくても。寒くなかった?」 冷えてないかな、とその頬に手を触れようとする。 (-137) 2022/02/24(Thu) 18:18:32 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズこれは、通信ではない。 青年が、君を捜し歩いている。 そういえば、ちゃんと面と向かって話した事があまりないから。 君が『喋る死人』になってしまう前に。 生きている君とお話しようと思って。 きっと沢山歩けば、どこかでは鉢合わせるはずだ。 「カミクズくん。」 「今、どう。ドキドキする?明日の夜まで。」 開口一番。 青年からの言葉は、やはり理解の刃であった。 (-138) 2022/02/24(Thu) 18:25:13 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ目の前の土いじりさんがなんだかできた女に見えてきた。 ハナサキのことを年頃の女の子に見えたが、こうしてみるとなんだか大人っぽいなと思いながらコーヒーをすする。 「は、はい……じゃあ、自殺はさくっとします」 まとめた答えがこちらです。 「えっと……伏せていた内容は……。 年齢は……23だった、かな。 大学を卒業して実家の花屋に勤めて、ました。 もうひとつ、許可を得て居酒屋の副業を……。 これは高校のときに着ていたもので、出来るだけ学生の中で馴染もうと思ってました。 あと現実で会うことがあったら気まずい、かなと」 「……」 「……えと、……あとはプロフィール通り、です。 フカワは、名字で……」 (-139) 2022/02/24(Thu) 18:30:09 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ献身なんて、突き詰めて言えば単なる自己満足だ。 清掃員は、その自由意志を尊重するだけで。 侵害しない事で、侵害させない大義名分を得ているだけで。 別に、好きでもなんでもなかった。 「…………」 訥々と送られるメッセージが区切られた後に。 『そうしたいなら、止めはしませんよ』 簡潔な了承だけを返して、ログを閉じた。 お互い知らずに後悔するか、知って後悔するか。 それとも、知って後悔せず終わるのか。 多分、ここが岐路なのだろうなと、そう思う。 (-140) 2022/02/24(Thu) 18:36:27 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「絵乃くん」 空中を眺めていた視線があなたの方を向く。 触れられた手におずおずとすり寄れば控えめに口を開いた。 「……寒くは、ないですよ。外でもないですし。 いや、これが寒いのかな…… 」体温の話ではなさそうだ。 頬に触れられた手の上から自分の手を重ね、目を閉じてため息をついた。 「何か食べに、行きますか…… そのあと、君とゆっくりしたいです」 (-141) 2022/02/24(Thu) 18:37:47 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス卓上には、飲みかけのカップや食後の皿がある。 VR空間故何でも好きに出せるのだが、 こういう雰囲気を楽しみたかったらしい。 「別に待ってない。」 散歩がてらの休憩──なので、言葉の通りだ。 何か飲み食いするなら好きにしろ、と言わんばかりに 皿を脇に寄せれば、紙とペンを取り出して 早速、と君のことを書き始めた。 「えー、昔体弱かったんだっけ。 そんで好き嫌いは特になし。変なモン出す、変な奴。 ずけずけ言う癖に、後から謝ってくる。」 何度か君と会話して、抱いた感想を綴る。 そうして、ふ、と紙から視線を上げ、君を見た。 「……お前、ずっとそんな仏頂ヅラなの? 楽しい事とか、嬉しい事があってもそんな感じ?」 (-142) 2022/02/24(Thu) 18:47:20 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワよしよし、と親指で頬を撫でる。 形を確かめるように触れる。 「だめだよ、冷やしちゃ。」 「ちゃんと暖めなくちゃ。」 なににおいても、そう。 重ねられた手に少し頬を緩めて。 「うん、焼肉食べよう。」 「あ、でも。」 「肉を焼くのはフカワ君ね。」 だって連絡遅かったもん、と。 ちょっぴり拗ねた様子を見せる。 (-143) 2022/02/24(Thu) 18:53:18 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ探し人は、きっと少し歩いたくらいに見付かった。 多分、事故現場へ向かう前か、そこから帰ってきた後。 どちらにしても、大方寮の何処かで出会す事になりそうだ。 「………ああ、エノさん…」 清掃員は、あなたの遠慮ない言葉に機嫌を損ねたふうでもなく。 薄っぺらな笑顔のなりそこないを取り繕って答えを返した。 「…そう、ですね。死ぬのも怖いですけど… もしかしたら死なないかもしれないのも、怖いです」 あの立候補は、投票先が決まらなければ、というもので。 決して確実に投票されるような強制力は無い。 選ばれる可能性はかなり高いけど、まだ確定したわけじゃない。 「…すみません。 もしかしたら、明日以降に誰を選ぶか、という所は エノさんに任せきりになってしまうかもしれない…ですね」 個人的に相談に乗る事くらいはできるだろうけど。 誰かの命運を決めるその瞬間は、任せる事になってしまう。 そう思って、弱々しく謝罪を述べた。 (-144) 2022/02/24(Thu) 18:53:32 |
【神】 演劇 アクタ「ふ、ふ………フン! 分かれば良いんだよ、分かれば! 」ツルギ──W友達Wの言葉を耳にすれば 安心したのか、いつもの調子が戻ってくる。 「僕はこんな制度があっても、絶対死にたくない! それが普通だと思ってる! なのに……お前らは、全然、そんな感じじゃなくて、 さ、最悪、死んでも良いみたいに、ずっと話してて……、」 その差異が、温度差が、少しだけ怖かったのは事実。 あんな態度を取っておいて、今更……だとも言えるけれど。 そうして、エノに言及されれば 「……こんなトコで教えてやんない。 気になるんなら、後で聞きに来れば。」とだけ素っ気なく返した。 (G73) 2022/02/24(Thu) 19:06:37 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ存外早く見つかってよかったな、と思った。 夜通し捜し歩いたりするのは大変だから。 「そんなへたくそな笑顔だったっけ。」 合議くらいでしか面と向かっていないから、 改めて見るとなんとも作り物じみた顔だな、と思った。 あるいは。 君の衣服を一枚脱がせたから、そう見えるのかもしれない。 「恐怖が二倍美味しいね。」 どうあがいても怖いんだ、と頷いて。 君をまた、理解で侵食していく。 自分も同じようにしたら、もっと理解できるのか、なんて 考えてもみたり。 「仕方ないよ。君が選んだ道だもん。」 「片づけはちょっと困るけどね。」 「……そうだ、それで、聞きたかったんだよね。」 手を伸ばす。その張り付いたように笑む頬へ。 「俺と話したから、立候補したの?」 なにも話さなかったら、立候補しなかったのかな、と。 後悔………なんてものがあるわけではなく。 ただの好奇心だ。 (-145) 2022/02/24(Thu) 19:08:32 |
【神】 美術 エノ「これは俺の個人的な考えだけれど。」 「死ぬのが怖い人は、生きてやりたい事がある人。」 「どうしてもやりたい事があるから、それが出来なくなることが怖い。」 「死の先に何もない事が耐えられない。」 「きっと、君が気持ち悪がる人達は。」 「あんまり、生きてやりたい事がないんだろうね。」 自分も含めて。 きっとそうなのだろう、と思う。 どちらかがおかしい、と言うわけでもなく。 強いて言うなら、そう。 未来を夢想できるか否か、なのだろう。 「………へぇ。」 「じゃあ、後で聞きに行こうかな。」 隠しきれない恍惚の顔。 人を理解することは、心の衣服を脱がせるようで。 嬉しくて、興奮して、気持ち良い。 (G74) 2022/02/24(Thu) 19:18:09 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ頬に手が触れれば、少しだけ面食らったようで。 下手な笑顔はそのままに、ほんの少しの困惑が広がった。 「……、時間ができれば、と思ったのも、そうですけど…」 でも、それは何もあなたに限った話じゃない。 考える時間が必要だったり、やりたい事があったり。 そういう人達に猶予を与えられたらと思った事も事実で、でも。 「一番の理由は、…ここで、少しでも楽しいなって思えたから。 エノさんが理解者を得た後なら、と思うのと そんなに変わりはないんじゃないかと思います。 幸せな内に死ねるのは、いいことですから…」 前回、この合議の場から帰った後。 今に至るまで、生きていてよかったと思える事は無かった。 そしてきっと、今回も。 生きて帰ったところで、同じ事になるんだろうな、とも。 だからきっと、これがいいのだと。そんな理由だった。 (-146) 2022/02/24(Thu) 19:26:13 |
【神】 清掃員 カミクズ自身への言及も、各々の主張にも。 何も言わず、曖昧に笑って視線を逸らした。 最悪、死んでもいい。 どこかそんな思考があった事は事実だったから。 (G75) 2022/02/24(Thu) 19:32:45 |
【神】 園芸 ハナサキ「他人を軽視……」 言われてみればその通りで。 周囲を顧みない意見は話し合いにならない意見であるとも言えます。 「そ、それでも────それでも、どうせ選ばれるなら自分の意思は抑えこまないで出して構わないと思います。 大人しくしていたって、いい子でいたって、この場では『選ぶなといっても選ぶ人』が居るんですよね? そんなのあんまりじゃないですか」 俯いて殆ど独り言のような呟きを床にばらきます。 頭では分かっています。 きっと賢い生き残り方はそうする事でしょう。 敵意でも悪意でもなく、生き残りたいならこうするべきという単純なアドバイス。 「私は味方しますよ。 敵が居るって言うのなら、た……たかいます」 分かっていても譲れませんでした。 反抗の声を上げるたびに喉が軋む。 全身が痛みを訴える。 傷一つ無い体が冷や汗を浮かべ始めて。 ハナサキは腰を下ろして口を噤みました。 (G76) 2022/02/24(Thu) 19:35:19 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ人に触れることが割かし好きだ。 何となく触れてると、その人を理解してる気になる。 形とか、肌触りとか。 そんな見せかけだけのものでもやはり、理解できると嬉しい。 「……………なるほど。」 「…わかる、うん、君の考え。」 「"理解"できるよ。」 満たされたときに死にたい。 そこがアーチの頂点なら、それが落ちる前に死にたい。 ……理解できる。自分もそうだ。 顔を赤くする。理解できて、気持ち良い。 「ちなみに、なにが楽しかったの。」 もっと知りたい、と言うように。 顔を近づけて細まった瞳を覗き込んだ。 (-147) 2022/02/24(Thu) 19:37:22 |
【人】 剣道 ツルギ>>22 カミクズ 青年は君を少なくとも嫌っていない。自分より長く生きた人間に対する気持ちを持って、見ている。 だからこれは善意でありお節介だ。 「わけもわからないまま… それは確かに難しそうですね。凄腕のアサシンとかいたらいいんでしょうけど。」 少なくとも自分にそんな芸当はできない。寝ている間に殺す、くらいしか思いつかなかった。 寝ている間に潰されて、自分が死んだことにも気付かず死んだであろう人はたくさん見てきた。 「……カミクズさんがいれば、死体の片付けも簡単なんでしょうけどね。」 珍しくジョークのような抑揚で言った。 これは、その当人が死んだ時の話なのだから。 「わかりました。絶対やりたいわけでもないし、絶対やりたくないわけでもないので。 えーと、お気軽に?」 青年は小さく会釈をして、その場を離れようとする。 君は取込み中のようだから、あまり時間を取るのは良くないだろうと思って。 (26) 2022/02/24(Thu) 20:00:19 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「ひぇ、…え、ええっと……?」 縮まった距離に、あなたの様子にたじろいだ。 以前話した際は、面と向かって、ではなかったし。 もしかすると、合議の場で垣間見たかもしれないけれど。 何れにせよ、こんなに間近で見たのは初めてだったから。 それに、清掃員にとって、触れられる事はあまり馴染みがなくて。 昔はそうではなかったかもしれないけれど、 今となってはもう、慣れないものになってしまった。 「……その、誰かと他愛ない話をするの、久し振りで。 人との距離を気にしなくていいのもそうですけど…」 特殊清掃員という仕事は、複数人でするものでもないし。 仕事を通して会話が生じる事もそうそう無い。 どうしても臭いがつくから、距離感だって気にする必要がある。 「…極端な話、仕事以外で憂鬱じゃない時間があるのが新鮮で。 これまでは憂鬱さを紛らわす為に仕事ばっかりしていたから… 無理を言って、きついものをたくさん。」 「だから趣味と言えるものも、遊ぶような知人も居なくて。 二人乗りしたのも、ここでするのが初めてで。 …楽しかったんですよ」 (-148) 2022/02/24(Thu) 20:06:22 |
カミクズは、そのまっくらな瞳は、いつだって憂いを帯びている。 (a35) 2022/02/24(Thu) 20:10:29 |
【神】 演劇 アクタ「べっつに、気持ち悪いまでは言ってな、」 エノの視線──普段向けられる事の少ない感情。心の奥底まで見透かされてしまいそうな、その瞳──に、びく、と肩を震わせて、男は再び大人しくなった。 「な、な…… 何なんだよ………! 」その後は、ハナサキの独り言を丁寧に拾い上げていた。 ──味方。 ──戦う。 一見穏やかそうな彼女の覚悟は、言葉は、なんだか好感が持てて 彼女へ向ける感情が、密かにプラスのものへと変わっていった。 ……単純、とも、言えるだろうか。 (G77) 2022/02/24(Thu) 20:14:15 |
【神】 規律 ユス「俺の見たい景色は作るのが難しくて、珍しいものです」 「ここでは見られません」 淡々と馬鹿正直に答える。土足で踏み込んできた人間を静かに見つめ、不躾な刃を受け止めた。 「エノさんは」 「理解者が欲しいと言っていましたが」 「具体的には何を理解されたいのですか? 心からの定義とは? 価値観? 思想? 絵に力を入れたポイント?」 同じように土足で荒らして、返す刀で切り込んだ。 別に理解したいと思わないし、理解されたいとも思わない。 ただ、知れたら情報が増えて、人に紛れて生きるのが少し楽だろうと。 ただそれだけ。 (G78) 2022/02/24(Thu) 20:20:48 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「デ・リ・欠」 取り繕いも一切なく堂々と呆れ顔で溜息を吐きました。 「あーはいはい!そんな事されるくらいなら私がさっくりやってあげますよ! もうっ!もうもうっ!」 怒っています。滅多に口にしないような冗談を投げつけるくらいとてもとても怒っています。 隣に居たらきっと腕を振り回してぽこぽこしていたでしょう。 一気に子供っぽくなってしまいましたね。 20cm以上の身長差も相まって余計にそう見えるかもしれません。 「フカワさんはそこを気遣えるのにどうしてこんなにデリ欠なんですか?」 真っ先に来たのはそんな感想。 「カミクズさんと同い年じゃないですか! 別に隠さなくたって大丈夫だったと思います。そもそも雰囲気が明らかに高校生?って感じですし」 そういう意味ではユスさんもかなりらしくないと思っています。 「花屋さんだって隠さなくてもいいのに」 (-150) 2022/02/24(Thu) 20:20:51 |
【神】 規律 ユス 俯いたまま痛みではなく言葉を紡いだハナサキを静かに見据えていた。 「そうですね。俺は可能性を示しただけです。だから、気にしないのなら変わらずに主張を続ければいい」 「ハナサキさんも味方をしてくれるらしいので。 敵が何なのか、どうやって戦うのかは、分かりませんが」 口は減らない。止める理由がないから。滔々と言葉を流していく。 (G79) 2022/02/24(Thu) 20:23:21 |
ハナサキは、何も言い返せません。 (a36) 2022/02/24(Thu) 20:24:18 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「そうか」 簡潔に答えて向いに座る。話をするとのことだったので、水に満ちたグラスを出した。 お茶会の雰囲気をまるで気にしないと言わんばかりにグラスをごとんと置く。 「おおむねお前の認識で問題ない。 謝ったのはお前の態度が急変したからだ。気を悪くさせたなら謝れと言われているのでな」 ただじぃと紙の上を走るペンを見つめていたが、それが止まると青年もまた顔を上げて貴方を見つめる。 「楽しいこと嬉しいこと……そう感じるようなことはもう暫く経験していないな。あったとしても、覚えていない」 (-153) 2022/02/24(Thu) 20:28:33 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ実はと言えば、あまり人との距離感は掴めない方だ。 ただ絵と向き合ってることもあれば、急に人に触れだす。 猫のようだ、とか昔誰かに言われた言葉。 特に拒否もされないので、そのままぺたぺた触っている。 首とか、帽子の下とか。 「なるほど、人と接するのが楽しかったんだ。」 「憂鬱、って言うのは分かるかもな。」 「俺も、絵を描いてるときは結構すっきりするし。」 君の仕事と同じ様なものなのだろう。 青年もまた、日々には憂鬱感を抱えていたから。 今の君からは当然忌避されるような匂いはしないのだろう。 くんくん、と鎖骨辺りを嗅いでみたりして確かめる。 「いいね、じゃあさ。」 「絵も描いてみたら?」 「一緒に描こうよ。」 意外と楽しいかもよ、と筆を生み出しながら。 (-154) 2022/02/24(Thu) 20:29:42 |
エノは、人を理解する時、夕焼けの瞳が喜色に輝く (a37) 2022/02/24(Thu) 20:30:36 |
エノは、理解されるときはより一層に。 (a38) 2022/02/24(Thu) 20:30:50 |
【神】 美術 エノ「へぇ、じゃあユスくんは。」 「できれば、生きて帰りたいって事なんだ。」 「ここから出られないと、見たいものが見れないもんね。」 それを非難するわけでもなく、うんうん、と頷いた。 本当に、知りたいだけだ、人の事を。 知った後どうしよう、と言うのがない。 刃が喉元につきつけられれば。 「うーん、言語化が難しい。」 「でも、絵は正直どうでもいいんだ。」 「こんなの、ただの暇つぶしの趣味だからね。」 「………って言うのを、一つ一つ知ってもらいたい。」 強いて言うなら、自分を構成する全てだろうか。 何もかも、心を裸体にされて。 何も言わずとも考えてることが当てられるような。 そんな人を求めている。 誰かには、『それは鏡か、奇跡か』じゃないと叶わないって言われたけど。 まぁ、願うだけなら自由だし。 「興味を持ってもらいたいのかもね。」 極客観的に自分を分析した。 (G80) 2022/02/24(Thu) 20:37:00 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ「……………うん。見たこと、ある。実際に。」 再び言葉が詰まる。ああ、いけない。 これは君のせいじゃなくて、俺のせい。 だけど君は勘付いたら、きっと、自分を責めるのだろうから。 「………暑い国の本とか、借りていこうかな。ナツメも何か借りて行く?」 不自然な話題の切り替え方。それでも君は、指摘しないはずだ。 そう願っている。 (-156) 2022/02/24(Thu) 20:39:51 |
メイサイは、今日は1人で海辺を歩いている。早朝くらい。 (t17) 2022/02/24(Thu) 20:42:01 |
ユメスケは、たぶんお昼のちょっと前ごろまで図書館のカウンターの内側。 (t18) 2022/02/24(Thu) 20:44:20 |
【神】 規律 ユス「そうですね。見るために生きて帰りたくなりました」 「ただ、候補に選ばれたのなら受け入れます。元々はそのつもりで来たので」 何度か話した言葉を同じように繰り返す姿は機械にも見えるだろうか。 「そうですか」 平坦な声でまずはそう返した。それから悩むように暫し口を閉じる。 「一つ一つ」 「はあ、成る程」 「俺には途方もないもののように聞こえます」 全て。全てときた。 「…………」 思考する。 「……この合議の期間では、大変そうですね」 「今に至るまでの貴方を作った時間は、この合議にかかる期間の何倍もあるでしょうから」 淡々とそう答えた。 (G81) 2022/02/24(Thu) 20:44:25 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ 空にはおひさまがぴっかぴか。夜更かしをした子が起き出したくらいの頃。 君が端末として利用している物に、メッセージが一件。 『御機嫌よう、愉召怪のコタくんだ。 こちらふと浮かんだ程度のとりとめのない疑問故、 お忙しければお答えいただけなくても構いません』 『元気?』 丁寧な物言いから一転、喧嘩を売ってきていると取られてもおかしくはない一言が送られてきた。 (-158) 2022/02/24(Thu) 20:49:56 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ推察通り、ここでの清掃員からは 腐臭、黴臭さ、とにかく死臭のようなものは感じない。 強いて言うなら、今は薄めた漂白剤と消毒液の中間のような。 「あ、わ… わぁっ!? く、くすぐった、ひぇ……」触れられる事を拒絶はしないけど、とにかく困惑しきりだ。 肉体労働をしているだけあって体つきはしっかりしてる方。 前々から、不思議な距離感の人だな、と思っていた。 一人気儘にしているように見える時もあれば、 一度関心を持てば他者を理解したいとどこまでも踏み出して行く。 客観的には無軌道のように見えるだけで、 多分、本人の中では筋が通っているのだろうけど。 気質としてはマイペースな方だけど、 したい事は人とわかり合う事、だからそんなふうになるのかな。 少し話して、今のところは、そんなふうに思っている。 「え……あ、絵、絵ですか…?」 急に描こうと言われても、何を描けばいいやら。 そもそも最後に絵筆なんてとったのは何年前だろう。 「えっと…エノさんは、ええと。 どんな絵が好きなんですか?」 (-159) 2022/02/24(Thu) 21:09:13 |
【神】 美術 エノ「帰れたらいいなって感じなんだ。」 「なるほど、答えてくれてありがとう。」 あくまで希望、と言う事だろう。 自分も同じようなものだ。 ただ人生に意味を見いだせるかどうか。 その程度のもの。 「そう。君の人生は充実してたんだ。」 淡白な答え。 人はいつだって自分の尺度でしかものを図れない。 途方もないもののように聞こえる、と言う事は。 彼の中にあるものは、それくらい沢山溢れているのだろう。 「どうかな、間に合うかも。」 「ぎゅっと縮めたら、おにぎりが作れるくらいの人生しか歩んでないよ。」 「だから、生きたい人は。」 「理解されることを応援していてね。」 そしたら、君達の順番も後に回るのだから、と。 やはり淡々と語るのだった。 (G82) 2022/02/24(Thu) 21:10:19 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「謝れってW言われてるWから、謝ったの。 ……そんな薄っぺらい謝罪いらない。 お前が悪いと思ったら謝れよ。」 ペンを置けば返品、と告げながら 両手で何かを持つ動作。 君の方へ置く動作。 「覚えてない……って、 学校の行事とか、家族旅行とか、そういうのも ひとっつも無いし……何も感じないってこと?」 責めるような口調ではなく、 未知の、不思議なものを突くように。 軽い口調で問い掛ける。 「じゃ、聞かせてよ。 普段何して過ごしてるとか、そういうこと。 お前の事ちゃんと知らなきゃ、何も書けないから。」 (-160) 2022/02/24(Thu) 21:11:12 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『元気』 君の端末に、簡素なメッセージ。 別に機嫌を悪くした訳ではない。 電子よりも、紙に書く方が得意なだけ。 『何か用か?』 (-161) 2022/02/24(Thu) 21:17:44 |
【神】 剣道 ツルギ暇潰し。この場に来て何度か見聞きした言葉。 味方。敵。多分初めて聞いた。 「…誰の敵にも味方にもなりたくねえな……。難しいだろうけど。 団体戦よりは個人戦の方がやりやすい。」 じゃないと、自分の物差しは使えなくなってしまう。 じゃあなんであんな賭けをしたんだと これも含めて賭けなんだって 「超能力とか使って考えてることがわかる人…ってのもエノの言う理解者とは違う気がするし。 正直、俺より難しいと思う。俺の場合、俺自身を理解する必要はないからさ。」 似ているようで、似ていない。 人を好きだと思うのも、嫌いだと思うのも理由などいらないから。なんとなくそう感じられたらそれでいい。 だから具体的な内容を少女に問われた時、返答にとても困った。 (G83) 2022/02/24(Thu) 21:26:17 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 (a39) 2022/02/24(Thu) 21:32:11 |
【独】 普通 ナツメ生きたい理由って。 べつに、誰かに保証してもらうものじゃないはずなのに。 そっちは当たり前だと思うんだ。 ……あ。 死にたい理由も、そうなっちゃうのかな。 私は、理由をちゃんと聞いてから、投票したいような気がするけど。 それって、同じこと? その理由なら生きていいですよ、っていうのがこんなに嫌なのに、 その理由なら死んでいいですよ、っていうのは、私、しようとしてるのかな。 気持ち悪いな、なんか、そういうの。 ……はやく、終わらないかな。 (-162) 2022/02/24(Thu) 21:33:44 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 (a40) 2022/02/24(Thu) 21:34:08 |
【独】 奇形 メイサイ/* ナツメ⇒はるさん ハナサキ⇒もちぱいさん ヒメノ⇒とーみんさん アクタ⇒おさとうさん こうか……? ナツメさんは絶対はるさんだとおもう というかユメスケさんはアオヤギさんじゃねえのかよおおおお (-163) 2022/02/24(Thu) 21:35:45 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 (a41) 2022/02/24(Thu) 21:36:37 |
ナツメは、……。口を噤んで、ただ、ここにいるだけ。 (a42) 2022/02/24(Thu) 21:41:09 |
【神】 美術 エノ「まぁ、難しいだろうね。」 「だから、今まで叶わなかったわけだから。」 それは承知している。 でも、どうせ死ぬのならば。 わざわざ夢を妥協なんてする必要があるのだろうか。 欲しいだけ欲しがりたい。最期なら。 「まぁ駄目だったら、だめだっただよね。」 「努力は大事だよ、何事も。」 なんて。 熱血漢のような言葉を、温度もない声で言うのだった。 (G84) 2022/02/24(Thu) 21:54:46 |
園芸 ハナサキ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/24(Thu) 22:04:11 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『あ、元気なんだ。元気なわけないだろとか、 そう聞くのってどういう神経してるわけ?とかって 怒られるかと思ってたや、元気ならよかった〜』 『ん〜、昨日も起きて人にメッセ送ったから、 今日も誰かに送るか〜ってコピペで始めたんだが、 すぐ何かが出てこなかった。これから考えます』 包み隠す気が欠片もないあけすけな内容が送られてくる。明言はされないのだが、雰囲気的に用事はお話することなんだろう。 人と話す気にしてはずいぶんと軽率な失礼をしているが。 読んでいる内に次のメッセージ。 『脚本お兄さんって、自分という存在の価値は 何ではかられると思っている?』 『他者からの評価の数が多いこととか、 知識や立場のある人に認められることとか?』 君はこれからの自身の価値を声高に述べているものだから、昨日に別の人と話したことの総まとめのようなことが浮かんだ。 (-165) 2022/02/24(Thu) 22:06:36 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* ナツメメモ良いな…………普通って言う奴普通やないやろ思うてたけどホントに大分普通の子だな…………他がやべぇな……………………… (-166) 2022/02/24(Thu) 22:08:30 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* 肩書き哀しげにしてると独り言もちょっとなんかものがなしいね、気分が。モノノ怪かむばっく。秘話が来た時だけ自分が演じるぞって気合い入れているタイミングじゃないから隠せない太郎になります。 (-168) 2022/02/24(Thu) 22:12:49 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ「――――」 困ること、だった、かな。 「……うん。今は、やめとく。 面白いのがあったら、教えてほしいな」 かたん、後ろに引いた椅子が音を立てる。 不自然な切り替え信号。少女はそれに従って。 「お喋りしてくれて、ありがとう。……またね」 あなたの横を通り過ぎる。 きっとかすかに、潮の香りがした。 (-169) 2022/02/24(Thu) 22:18:06 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ 小さく、斜めに。曖昧に、首を振る。 やや時間がかかって、端末を介さないボイスメッセージ。 ――――その小さな手に、触れたのは。 『私は、大丈夫です。……あの』 ただ、あなたが。 苦しそうに見えて。 『大丈夫、です。ハナサキさんも』 泣かないで、と思って。 (-171) 2022/02/24(Thu) 22:31:25 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* バグが自分で分かりづらい太郎。今まで言えてなかったから、思ったことはなんでも好きに自由に言うぞを自分でかかげてここに来たんですよね。 ちゃんと自身の思想じゃなくって、遊召家さんちの小太郎くんから離れるような言動を無意識でしている感じ…? 俺は遊召家さんちの小太郎くんとは全然違うんだ。 多分期間限定発言フリーじゃなくて、この先ずっと発言フリーになると、ここまでのコタくんよりももう少しちゃんとオブラートとか拾ってくると思う。 (-172) 2022/02/24(Thu) 22:33:35 |
【人】 不運 フカワ>>25 #ブランコ(1日目) 「……」 一人っ子だったら、弟や妹の面倒を見る兄をしなくて済んだとか。 自分の時間が使えただとか。もっと愛されただとか。 なんとなく羨ましいとか、考えたような気がした。 「いえ、全然思わないです」 それでも出た答えは嘘でも見栄でもなく。 そんな自分は全くの別人で。他人で。 良いも悪いもない、知らない自分だったから。 「理由、……考えて、みて。 結構……弟妹のこと、好きなのかな。 俺が居なくなっても、まだ支え合える家族、で」 再度踏み出すことはない地面を一度蹴って、隣の少女を意識する。 砂の音と金属の音が世界に溶け込て夕日の背景と混ざり合った。 「いい人達だったと思います」 (28) 2022/02/24(Thu) 22:34:47 |
【独】 普通 ナツメ/* 普通の子の振る舞いがどんどん怪しくなっている高校 平凡ってなんだ wow wow 人並みってどんななんだ yeah yeah (-173) 2022/02/24(Thu) 22:35:59 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ『あ────』 長い長い間。 震えていたのは自分の方。 冷え切った芯が熱を取り戻し、耐え忍んでいたまぼろしの痛みが引いていきます。 (-174) 2022/02/24(Thu) 22:39:42 |
ハナサキは、ぽつり。呟きを零しました。 (a43) 2022/02/24(Thu) 22:41:21 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ君のメッセージを読む。 読んでいるうちに、ぽんぽんと続きが送られてくる。 その速度にびっくりしながらも、てしてしと文字を打ち込んでいく。 『体調は悪くない。イコール元気だろ。』 『価値か 価値は、測るものによってそれぞれ変わると思うけど』 『演劇に関しては 評価の数や認知だと思う。 誰かに知られなければ、無いのと同じ。 生み出し、人に知られなければ これは意味がないから。』 『アシモトアクタにしか生み出せない作品 とかな。 そういうの、価値って言えるだろ。世間的に。』 『でも、』 少し、間を開けて、また君へメッセージが届く。 『W自分という存在の価値Wってなると、少し違うと思う。 認めて欲しいと思った人に、認めてもらう。 それだけで、価値があると言えるんじゃないか。』 『って綺麗事。多分。知らんけど。』 男は、君の望む答えを、示せているだろうか。 君はこの返答を無視しても、流しても。あるいは再度問い掛けても良いだろう。 (-176) 2022/02/24(Thu) 22:45:18 |
ナツメは、ぱちり。瞬きを零して。 (a44) 2022/02/24(Thu) 23:03:03 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ ちらりとあなたを見る。 目が合うと、ちょっとだけ笑いかけて。 それから先は、俯いていた顔をすこしだけ上げて。 少女はあなたの隣で、口を噤んでいた。 (-178) 2022/02/24(Thu) 23:06:31 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ──夜を過ぎて、すっかり日が高くなった頃。 清掃員は、おざなりな仮眠を終えて。 ベッドから身体を起こすのも面倒で、 横になったままメッセージを開いて、送った。 散らかりっぱなしの部屋で、電気も点けないまま。 『会いに行くの』 『いつがいいですか』 正直な所、自分の事を人に明かすのは気が進まない。 気が進まないけど、でも。 自分が逆の立場なら後悔するだろうとも思うのだ。 溜息一つついて、ばらばらと散らばる髪を掻き上げた。 (-179) 2022/02/24(Thu) 23:19:21 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ スッと返事をしようとして、思ったよりも続いた文に「っと、ととと」と、意味のない音の羅列が口からこぼれた。 『イコール元気だなぁ、俺もそう言う〜〜』 『ていねいに答えてくれてありがとう。 脚本お兄さんって、もっと感情の人に見えていたから、 認識を改めようと思いましたって感じ』 『そうだなぁ、』 『世間的な価値と、認めてほしい人に認めてもらうことの価値、 どっちの方が脚本お兄さんにとって価値がある? どっちも同じくらい? そもそも比べらるものでない?』 彼はどうやら、知らんけどの綺麗事ではなく、君の物差しでの答えをご所望らしい。 (-180) 2022/02/24(Thu) 23:46:29 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……そんなに暖めなくても大丈夫です、よ」 「絵乃くんの部屋は暖かかったですし」 はあ、とため息を吐いて姿勢を正す。 やはりご機嫌を損ねているその姿に苦笑いをして。 それじゃあ行こうかと手を差し伸べた。 「何が好き、ですか。俺はやっぱり牛タンとか……。 あと……兄弟も分厚いのよりは柔らかいのが好きで……。 薄いのを焼くのが得意です」 貴方を連れながら創った焼き肉店へと。 慣れてはいないが、適当な肉を0円で取ってきたりして振る舞うつもりだ。 「……焼き肉食べに行ったことは? エプロンつけてあげようか」 ちなみにちょっとだけ、貴方に対しては面倒見たがりになってきた気がする。 (-181) 2022/02/25(Fri) 0:02:05 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「え、ええ……そんな事やりませんよ。 見栄えが、悪いですから。さすがにトラウマは残させません……」 すみません……、何度目かの謝罪を重ねて苦笑いをする。 さすがにデリカシーとかでははかれないレベルの発言の欠如をしたようなので反省をした。 「似てるんです、よ、そこはカミクズさんと。 俺のことを覚えて欲しく……なくて? あの罪悪感とかを抱かなくていいというか。 探しに行っても、残ってるのは大人の俺の痕跡です。 別人だとおもって、感傷に浸らないと思って……。 この制度で一番気分がよくないのは、生き残った人じゃないですか。 だから俺が選ばれても選ばれなくても……あまり見つけられないようにしていたんです。 誰かの為、よりは……自分が誰かの為になれるかと」 「花屋は……、あの……ううん。 家が、花屋だったんで……」 フカワ、に、花屋と続けば特定されるじゃないですか……。 「……だから土いじりが好きなのは、お揃いでした、ね」 (-182) 2022/02/25(Fri) 0:14:23 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ『今からでも良いですよ』 『あ、――部屋は指定させてくれますか』 そう告げたのは寮にある一室。 どちらのでもない隅っこにある部屋だった。 赤いマークをつけて、マップを送っておいた。 『お酒飲みますか、カミクズさん』 そんなことを追加で送っておいた。 (-183) 2022/02/25(Fri) 0:21:58 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『じゃあ、今から行きます』 そうでもしないと、ずっと先延ばしにしてしまいそうだから。 簡素な返信一つ返して、気怠げに起き上がって。 髪を纏めて、いつものつなぎを着て、帽子を被って。 身支度を終えてから部屋を出た。 『飲んだことないです』 付け足された問いへの返答は、やや的外れかも。 そもそもの話、この国では。 飲み慣れてる人なんかそうは居ないのだろうけど。 (-184) 2022/02/25(Fri) 0:43:55 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ──そして、部屋を出て暫くの後。 「…………」 指定された部屋の前で、一度、二度。 軽く握った片手を上げて、躊躇って。 それを何度か繰り返した後に、ようやく何度かノックをした。 (-185) 2022/02/25(Fri) 0:44:16 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『それはドーモ 喋るのと違って 文字って、考えてから打つから 冷静に見えるだけだろ』 『ん』 『そうだな、』 思考する、間。 時間をかけて、君へメッセージが届く。 『どっちも。 それで、比べるものじゃない。』 『シナリオライターとして、世間からの価値。 アシモトアクタに対する、個人からの価値。』 『両方欲しいし、 好きな奴が、僕の好きなように書いた脚本読んで 好きだなって思ったら、それ一番最高だなって思う。』 『僕はそう思う。 どう? 満足?』 (-186) 2022/02/25(Fri) 0:52:02 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 普通だったら絶対汚部屋でストゼロ飲んでる独身なんだけど この国そんなバカバカ酒飲めねえんだよなあ〜〜〜 最初は酒に逃げてそ〜って思ってたんだけど 途中でその事思い出してないなと思いました。 (-187) 2022/02/25(Fri) 0:57:48 |
【独】 清掃員 カミクズ/* こんなん絶対一人で酒飲んでバチボコに酔っ払って どうにか日々の虚無をやり過ごしてる独身だもんなあ!? 少なくともオレはそう思います。アルコール耐性雑魚そう (-188) 2022/02/25(Fri) 1:15:08 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ「キミは何を迷ってるの? カミクズさんに投票する事?」 アイドルらしい可愛い笑顔を作って。 「ヒメノは何も迷ってないよ!カミクズさんに投票するって決めてたもん♡」 (-189) 2022/02/25(Fri) 1:19:00 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「そう、ヒメノもね、絶対死にたくないんだぁ〜>< 皆なんか話し合ってるみたいだけど、死んでもいい人とどっちでもいい人を順番に差し出せばいいだけなのにね〜? そんなに話すことあるのかな?」 こて、とわざとらしく首をかしげた。 (-190) 2022/02/25(Fri) 1:19:20 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズノックの後。 「ここに来て、まず思ったことは。 悪いことをしてみたら――周りがどんな反応をするだろう、でした」 「怒られると思ったものは、心配する反応でした。 だから、思ったんです。 排除されているものは、忌避されているものは。 俺たちにとって危ないから」 扉の向こうから小さな声が聞こえてくる。 そして開けば、暗い部屋から手が伸び貴方の腕を引いた。 (-191) 2022/02/25(Fri) 1:47:54 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……楽しかったですね、やったことがないことをするの。 俺も、経験したことがなくてどうやって。 感情を表して良いかわかりませんでした」 「カミクズさんだって、そうじゃなかったですか?」 表情が読み取れない、だが側に居ることだけがわかる。 引き寄せ、抱き留めてもないのに、男は呼吸を側に感じさせる。 「――ねえ。 暗闇は怖いですか。よければこのままで、話しましょう」 (-192) 2022/02/25(Fri) 1:53:14 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「───え、」 扉の向こうからする音、小さな声。 それに気を取られている間に、腕を引かれて。 当惑する間にするりと部屋の中へ引き込まれた。 実の所、ほんの少しだけ。 何処でもない場所、この部屋を指定された、その時点で。 予想はしていた。そうするだけの、何か理由があるのだと。 「く…暗いのは、怖くないです、けど……」 「……必要なことなら…」 身が竦む。手のひらにじわりと汗が滲んだ。 それを引き起こしているのは、暗闇そのものではなくて。 表情が読み取れない。相手の挙動が、意図がわからない。 その事が、どうしようもなく言いようのない不安を与えるのだ。 「…自分には、わからないです 意識して感情を表そうなんて、考えもしてなくて。 ただ、"楽しかった"と思ったのが全てで…」 それとも。 これも、それも、自分がそのように思っていたいだけですか? 「でも、…あの時のフカワさんは、楽しそうでしたよ…」 (-194) 2022/02/25(Fri) 2:33:54 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「………、」 それは、そうだが。 何となく、単純に同調するのも躊躇ってしまう。 きっとここに来てすぐの頃ならば、二つ返事で頷いて見せられたのに。 「そだけど……何も知らないまま投票するのも違うって言うか、 無責任で、身勝手で決めて良いものじゃ無いのかな……って 僕は、今日の議論で、思った………かな。 アンタ、殆ど居なかったから、分からないだろうけど。」 ぽつり、ぽつりと溶け出すように言葉を紡ぐ。 「アンタは……アンタも、 他人より自分の命が大事 なタイプ?死ぬの、怖い? 生きていたい?」 男の口調は、責めるようなものではなく ただ近い意見を持つ君の考えを聞きたい一心だ。 (-195) 2022/02/25(Fri) 2:34:58 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『満足〜〜〜〜。色芽木お兄さんじゃないけど、 脚本お兄さんへの理解が深まった〜って感じ』 『可愛らしい脚本お兄さんを見たかったら 直接話した方がいいっと』 一方の彼は、浮かんだ言葉をそのまま送っているといったふう。 『いいなぁ、羨ましい』 『飾らない自分が認められたら最高! って言えるの、すっげーハッピーじゃん。 努力次第で手に入るものだって思えているわけだ』 『飾らなきゃいけない時になっても それが脚本お兄さんにとっての最高だ、 っていうのはブレなさそ〜〜〜〜』 (-196) 2022/02/25(Fri) 2:43:37 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『う〜〜ん、俺から脚本お兄さんに出る言葉って 選ばれればいいのにだと思っていたのに反対になったな??』 『嫉妬になると思ってたのにならなかったや』 『いや、なればいいと思ってたじゃなくって、 なると思ってたんだ? ならなかった〜〜』 なんか一人でドタバタしていった感。画面の向こうで百面相をしているのが君の目に浮かんだかもしれない。 (-198) 2022/02/25(Fri) 2:44:35 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ力も変えずに腕を掴んだまま、適度な距離から吐息が零れる。 「……俺、楽しそうでしたか。 そう思ってくれたのなら、楽しかったのだと思います。 実は……カミクズさんが、ずっと笑ってるから。 どれが本物かわからなくって」 「俺も、あのときの感情が嘘じゃないと良いなって。 そんな風に考えてたところだったんですよ」 静かに暗い部屋に変わらないトーン。 妙に冷えてない部屋は暖房がついていて、適度に暖められ、二人を穏やかに包み込んでいた。 また、一定の間隔をあけて。ささやくようにつぶやく。 表情はまだ見えない。 「……普川、尚久。 弟の名前で、弟の声で、弟の歳の姿で。 現実に帰っても俺のことを見つけないように、していました。 本名が知りたければ、あなたのことを教えてくださいカミクズさん」 (-199) 2022/02/25(Fri) 3:09:32 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ「か、かわい……?」 「ぶれ……なさそう……?」 「……し、嫉妬……?」などと 画面の向こうでは、瞬きを何度もしつつ首を傾げた男が居る。 そうして怒涛のメッセージ全てに確と目を通して、 どう返そうか、と考える、間。 『お前は嫉妬したくて 僕の言葉が聞きたかったのか?』 『だとしたら 期待通りにならなくて残念だったな。 自分が態度悪いことぐらいは分かってるけど、 選ばれろと他薦される程、人間として終わってはないよ。』 『お前は、どれだけ努力しても 飾らない自分を、誰にも認めて貰えないのか?』 W可哀想な小太郎くんW。 そのネームバリューくらいなら、男も知っている。……知っているだけ、だが。 そんな色眼鏡で見られているだろう君から出たW羨ましいWと言う言葉は 一体どれ程の思いが詰められているのだろうか、と。ほんの少し、気になっただけ。 (-201) 2022/02/25(Fri) 3:16:35 |
ユメスケは、結局図書館で夜を明かした。しばらくの間ごろごろ。ヌンッ、誰かにメッセージ。 (t19) 2022/02/25(Fri) 3:54:35 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『そうだったらよかったなと思う』 『どれだけと頭につくほどの努力も出来やしない。 身体が追いつかないからじゃないぜ? 環境が。』 『知ってる? 休む理由がないと、学校って休んじゃいけないんだ』 当然知っているはずのこと。彼が置かれている環境の比喩。 ──努力次第で手に入るものだって思えているわけだ。 彼は今、学校を休んでいる。 彼には努力をする自由もない。 (-202) 2022/02/25(Fri) 4:02:38 |
ユメスケは、画面をぽちぽち。流石にちゃんと起きた。 (t20) 2022/02/25(Fri) 4:03:11 |
ユメスケは、お昼の頃、カフェのテラス席。ふと辺りが暗くなる。見上げれば、太陽を隠す白い鯨。「雲みたい」 (t21) 2022/02/25(Fri) 4:21:04 |
【秘】 特殊清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……無意識でも笑顔、 意識して表情を変えようとしても笑顔。 作り笑いはできるのに、他の表情はできないんです。 でも、全部が嘘かなんて、もう自分でもわからなくて… …もう、どうする事もできないんです。癖みたいなもの…」 暗い部屋の中では、当然。 清掃員の、貼り付けたような、薄っぺらな笑顔は見えなくて。 僅かに強張った腕と、声色からのみ緊張が伝わる。 それから、ほんの少しだけの、途方に暮れたような響きも。 そうして、少しの沈黙の後に。 暗く、静かで、奇妙な穏やかさに満ちた部屋に落とされた、 どこか独白のような問いに答えるべく口を開いた。 囁くようなそれとは似て非なる、迷うような間を含んで。 「……かもり」 「上葛 掃守。 それが僕の名前で…外見は偽ってはいません」 「清掃員というのも、嘘ではないです。でも」 「…特殊清掃員って、ご存知ですか」 "それ"をよくよく知っていても、知っていなくても。 次に答えるのは、あなたの番だ。 何れにしたって、もう既に。 "清掃員のカミクズ"という虚構は崩れ去ってしまったのだから。 (-205) 2022/02/25(Fri) 4:30:54 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『ふうん』 酷く素っ気ない返事。 暫くの、考えている、随分と長い間。 『正直、』 また、長い間。 『何言ってんだこいつと思った。 学校休めるとかラッキーじゃんって。 けど お前にも お前なりの考えとか 勿論苦労があって 何か、思うところがあるんだとしたら。』 『不躾かもしれないけど、ちょっと質問タイムさせて。 もっとお前の事、教えて。 メディアとかでしか、お前の事知らないから。 今の僕が 今、簡単に、返事をしたらダメだと思ったから。』 ごちゃごちゃとした文章が、 男が悩みながら返事をしている証左だ。 君が拒絶するならば、これ以降は目にしなくても良いし 返事を返さなくても良いだろう。 『虐待みたいなことされてた って奴だろ。お前。 努力したいのか? 学校行きたいのか? ならなんで、周りにそう言わない。言えない?』 (-206) 2022/02/25(Fri) 4:45:37 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* コタくん好きだなぁって思った人に自分のHOすぐ出すねって思ってたらめちゃくちゃ好きになるレスが来たな(自分の言葉に責任を持ちたい人好き (-207) 2022/02/25(Fri) 4:52:43 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「癖、でそんなことできるんですね。 俺がいつもなんだかひ弱そうと言われるのと似たような感じでしょうか……。 それは面白い癖だと思います、ちょっと気が楽になりました。 嘘じゃなかったみたいで……」 緊張していそうな雰囲気に小さく息が漏れる。 怖がらせて、しまっただろうか。まだそんな時間ではないのに。 「特殊清掃員、ですか。噂には聞いたことはありますが見たのは初めてです。 お疲れ様です上葛さん」 「そちらの仕事は、どうなんでしょうね。 政府がそのあたりの身体をどう使っているか知らなくて」 職業内容は知っていたが、情勢は知らない。 死体が多いのか、少ないのか。 そうして間が空けばゆっくりと口を開いた。 クニユキ 「俺の名前は邦幸。実家で花屋を営んでいて、まだ店長ではないです。 歳は上葛さんと同じ。副業に居酒屋を営んでいます……他に、聞きたいことがあれば……言ってくだされば返しますけど。 ああ、なんで死にたいのかが聞きたかったんです」 (-208) 2022/02/25(Fri) 5:03:35 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……お、面白い、ですか…? そんなふうに言われたのは…変だとは、言われますけど…」 その反応を受けて、少しだけ力が抜けた。 気味が悪い、だとか、へらへらしている、だとか。 そんなふうに嫌悪や叱責を受ける事は、ままある事だった。 そのようにあなたを不快にさせていないかが、何より気掛かりで。 「…仕事、たくさんありますよ」 「この制度で死ぬくらいならって 或いは、呼ばれるまでの一月の間に耐えきれなくなって。 自殺される方、たくさん居ますから」 大抵は、迎えに行った政府の人がそれを見付けるんです。 くらい笑みと共に、世界に失望したようにそう零した。 きっと、今あなたに伝わるのはその声色だけだけど。 「……邦幸さん。そうですか… 邦幸さんは、生きていて良かったと思える事、ありましたか。 嬉しかった事、幸せだった事、ありましたか。」 「僕は何もなかったんです」 「確かに昔は違ったけれど、今はもう。 このまま惰性で生き続けていた方が、 一思いに死ぬよりもずっとつらいと思ってしまったから。 あの時死んでいた方がましだったと思うんです。だって」 (-209) 2022/02/25(Fri) 5:41:18 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「 以前、この制度に選ばれた時 に、僕は」「人を蹴落としてまで死から逃れたのに」 「なのに、生きていて良かったと思える事は何も無かったから」 「今に至るまで、何一つ。」 (-210) 2022/02/25(Fri) 5:42:17 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……でも、今回、漸く少しだけ。 楽しかった、生きていて良かったなって思えたんです」 「だから…幸せな内に死ねるのは、いいことじゃないですか…」 へにゃへにゃと、力なく笑う。 その発言は、上葛という人間が。 この制度に選ばれるのが、"二回目"である事を示している。 (-211) 2022/02/25(Fri) 5:42:34 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……」 息を吸う音が響く。 もうわかってきたかもしれない他人事の音。 「わかりません」 それでも、あえて力強くつげれば あなたの腕をいたわるように一度撫でてから手を離す。 「生きていて良かったと思える事。 嬉しかった事、幸せだった事」 わからないまま、こんな制度に怯えて生きて。 納得なんてしていないし、選ばれてから家族に言われた言葉も忘れられない。 「全部、わかりません。 これから知るために、生きていました。 これまで気づかず、生きていました」 そんな内なる、言葉はまだ告げられずに。 どうしても気になる言葉にひとつ返す 「……先に」 「もうひとつだけ、教えてください」 (-212) 2022/02/25(Fri) 6:04:04 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「幸せな死なんてありません」 「こんな制度で死ぬ時点で、そんなものは有り得ません」 「ツバメの亡骸と鉛の心臓はゴミ溜めへ投げ捨てられる」 「そこにあるのは、あったとしても、せめてもの慰めだけだ」 (-214) 2022/02/25(Fri) 6:46:59 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「ねえ、わかりますか」 束の間、温度を失った声色は。 再び穏やかな諦念の色を取り戻して、問う。 生きていて良かった事、嬉しかった事、幸せだった事。 あなたがわからないと答えた、その何れでもなく。 「この制度で殺された人間は、 不要な部分だけを残して、ばらばらに切り刻まれて」 「どこの誰とも知らない人間の一部にされるんです」 「それがどんなに悍ましい事か。」 「 あんなのは人間の死に方じゃありません 」失望したように、吐き捨てるように、心から嫌悪するように。 けれど言葉は淡々と重ねられる、そんなアンバランスさ。 「家畜を屠殺するのと変わりません」 「僕の双子の兄は、そのように殺されて、戻っては来なかった」 (-215) 2022/02/25(Fri) 6:47:27 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「だからこの制度の事、嫌いです」 上葛という人間が抱く、この制度への激しい嫌悪感の理由。 以前は意図して伏せられたものの答えが、これだった。 「でもね、だからこそ、死んでやるんです」 制度そのものは嫌いで、それでも立候補をした。 ここで良い事があったからというのは、決して嘘ではない。 他にも理由はあるというだけの話だ。 「別に崇高な自己犠牲なんかじゃないんですよ」 「──記憶転移というものをご存知ですか。 臓器移植を受けた人の、性格なんかが変わった そんなよく聞くお話です。」 「樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水を注ぐと、 樽いっぱいの汚水になる。」 「この制度で、望まない死を与えられた人間の。 その臓器から受け継いだ、昏い失意の記憶で、少しずつ。 この国は、人は、音も無く病んで行くんです 皮肉にも、命を、健康を分け合うこの制度によって。」 間違っても美談になんかなりやしない、絶望的観測。 皮肉げな色を滲ませて、笑ったような、気配。 「そんな夢物語を抱いて死ぬのも、悪くないじゃないですか」 (-217) 2022/02/25(Fri) 6:49:09 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 一般人からしたら覚悟ガンギマリ人間すぎるよな……と思うけど 兄弟持ってかれた上に二度目ならまあ…ならねえか!? 個人差があります。 (-218) 2022/02/25(Fri) 7:24:01 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「ああ、へえ、すごい」 「なんだか、楽しそう」 「それが、上葛さん、はは。ははは」 「面白いですね」 あっさりとした返答。 だが、いくつかの言葉を聞いたあなたならば 今の普川が、全く感情のない言葉を紡いだことがわかる。 幸せな死なんてない。 家畜となにも変わらない。 人間の死に方じゃない。 記憶転移にすがって、身体を病ませ。 健康を分かつ度に心を蝕んでいく夢物語。 悪くない? 悪くないと思います。 あ、でもこの感情はなんでしょう。 教えてください、今あともう少しなんです。 「それじゃあ、もう。 自殺するんですか?」 (-220) 2022/02/25(Fri) 8:05:54 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「何を不貞腐れているんですか」 実際あなたが不貞腐れているのかなんて知らない。 「何が不満なんですか?」 実際あなたが不満に思っているのかなんて知らない。 あなたの事をまともに知らない上葛からしてみれば、 あなたの反応はそのように見えた。それだけだ。 「僕の事を知りたいと言ったのはきみなのに」 「自分の事もろくに教えやしないまま」 「望んだ答えを得られなければ、はいさようなら」 「きみは僕に何を期待していたんですか」 貼り付いたような笑顔のまま、淡々と言い放つ。 見えはせずとも、まっくらな瞳もまた、笑っていない。 「そんなに早く死んで欲しくなりましたか?」 (-222) 2022/02/25(Fri) 8:20:46 |
【見】 奇形 メイサイ 昼頃、カフェに行くとユメスケさんがいたので、軽く手を振ってから適当な席に座っといた。 「……はー」 相変わらずくじらがいる。 (@14) 2022/02/25(Fri) 8:24:48 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズシャラ…… シャラ…… ゴトン ポトッ 「いいえ、上葛さん」 後ろから貴方の体を包み込むように腕を回し、身体を抱く。 そして、横転事故の怪我をきつく締めつけた。 伝わりにくい熱と、鼓動の音。 そして次の言葉を交わすその頃には。 普川は上葛の膝の関節を蹴り付け、 片腕を強く引き下ろし、膝をつかせようとする。 姿勢がぐらついたところで背中を突き飛ばし、 這いつくばらせるように地面へと。 上手くいけばその背中を暗闇のなかで踏みつけながら、男は乾いた笑いをこぼした。 「おれは、まだ、たくさん知りたいです」 「死んでほしくないんです、よ。貴方に」 (-223) 2022/02/25(Fri) 8:47:30 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ「ん……うん、そんな感じ。 あの人と……話したこともない、し」 輪郭を隠す横髪を、指で軽く引っ張る。 あなたの迷いのない返事に、え、と声を漏らした。 「決めてた、んですか。 ……あの。どうやって、決めたんですか」 (-225) 2022/02/25(Fri) 9:00:34 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワあなたが何か行動を起こす事は予測していて、でも。 「────ッ、」 その動きが想定外だった。 ワンテンポ遅れた対応は意味を成さない。 きつく抱かれ、事故で負った怪我が、じくりと痛んだ。 特殊清掃員は、当然肉体労働だ。 だから体格はそれ相応、でも荒事慣れしているわけでもない。 関節という急所を狙われ、体勢を崩されて その上背を突き飛ばされれば咄嗟に受け身を取るのが関の山。 「……は、さいあく」 背を踏まれ、床に縫い留められる。 暗闇の中、脱げた帽子がどこかに転がるのを感じて。 一つ咳き込んだ後に悪態を吐いた。 「死んで欲しくない…?ひどいわがままですね… ああ、勿論そう思う事は自由ですが… ここでそんな事をしたって、大した意味はありませんよ…」 何も、誰かに生きていて欲しいと そう思って行動する事を否定するわけじゃない。 逆もまた然り、上葛はそれを否定する事はできない。 今ここで、そんな事、という言葉が指すのは、実力行使。 (-226) 2022/02/25(Fri) 9:16:09 |
カミクズは、深く息を吐いて、苦痛を押し殺す。 (a45) 2022/02/25(Fri) 9:21:37 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……知っています、だから」 「あなたの意思で捕まってくれると」 「俺はきっと、嬉しいです」 カッ、と照らされた照明。 瞬きをするのも辛くさせる一面の白。 漸く視界がなれる直前、目の前には、 ブンッ… 薪割り用斧の鋭い刃が振り下ろされていた。 「大人しくしますか? それとも足を切り落とされますか? 」「助けを求めて記憶に強く残りますか?」 「誰かにむごたらしい死体を晒しますか?」 「貴方以上に綺麗に片付けをしてくれる人なんて、ここにはいませんよ」 「……自から命を絶つことなんて」 「やめましょうよ、つまらない。 投票なら俺がいれてきてあげますから、 気持ちよく余生を過ごしませんか?」 (-227) 2022/02/25(Fri) 9:37:14 |
【独】 清掃員 カミクズ/* ifルートの自分の姿とぶつかっています。 いや本当にもし一人だけロックオンしたらね、 その一人の為に全員滅ぼす人間になろう思ってん…… そんなことあるか? (-228) 2022/02/25(Fri) 9:42:36 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ唐突に齎された光、目も眩むほどの白。 その後に眼前に振り下ろされた刃を見て、 それほどにか、と思った。 自分だって、死ぬ理由も無く、もしも誰か一人の為ならば。 たとえ望まれずとも手を汚し続ける覚悟はあった。 自分勝手だろうと、実力行使も厭わないと。 けれどそれが自分自身に向けられる理由がわからない。 本当はわかっている。自分は諦めて掛かっているだけだ。 「……そこまでされる理由がわかりません」 知りたい。死んでほしくない。つまらない。 理由らしきものはあっても、その始源がわからない。 「合議でもそうだったでしょう。 誰しも、僕だって理由もなしに納得はできない。それに」 「僕は曖昧な死の影に怯え続けるのは嫌なんですよ」 敢えて自死を選ぶのは、死を確実なものにする為。 余計な期待をさせられる前に。 生も死も確定していない今の間に。 「万が一の時は。 きみが責任を持って殺してくれるんですか?邦幸さん」 (-230) 2022/02/25(Fri) 10:07:40 |
【独】 清掃員 カミクズ/* あれ!?オレまた人に殺してくれって言うロールしてない!? いやでも今回は周りから言い出したしな……(責任転嫁) (-229) 2022/02/25(Fri) 10:09:00 |
【人】 普通 ナツメ>>28 #ブランコ(1日目) 「じゃあ―― 私と、逆ですね」 私、一人っ子でよかったので。 そう発した口がゆるやかに笑みを描いた。 「……はい。やっぱり……フカワくん。 いいお兄ちゃんって、感じがします。 そんなふうに言ってくれるきょうだいって、いいな」 胸ポケットから取り出される手帳。 話しながら、ブランコが足だけでゆらゆらと揺らされて。 指先がページを捲って、夕暮れに紙の擦れる音が混じった。 「……今のままで、いいんですけど」 ぱたん。テキストメッセージの送信。 どこか、縋るような瞳が。 願うような視線がじっと、注がれる。 (29) 2022/02/25(Fri) 10:28:19 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『こんにちは』 『今、お話大丈夫ですか?』 空にくじらの浮かぶ昼下がり。 あなたの元に、見学者からのメッセージが届く。 /* 突然失礼します 無理そうでしたら断っといていただければ…… (-232) 2022/02/25(Fri) 10:31:56 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「理由は……楽しかったと、思ったからですよ」 当たり前のように告げられた。 あなた個人のことのようで、全ての人間に告げられそうな言葉。 「あなたになら言葉が届く程、仲良くなったと思いましたし」 いかにも情があるような物言い、張り付けたような言葉選び。 デリカシーの欠如のない男の発言に不足はあれど偽りはない。 「全部俺たちの声を聞いて、最後まで居てくれたら良いなと思っています。 誰かの命の担保が貴方の命でされるのも嫌です。 軽くなるじゃないですか、他人もあなたの命も。 面白くないですよね。 あなたの死は俺たちに優しくありません。 一人で救われるなんて、羨ましい。 やめてください」 「死なば、もろとも。苦しみ抜きましょうよ。 それが嫌なら、本当に笑える時間を増やしましょう」 「つまらないままで死なないでほしいです。 投票も、楽しみにしていたのに。 あのままじゃ自分にいれちゃうじゃないですか。 でもこのままじゃ票はあなたに集まるか。 それも、つられるのか抗うのか見ものですよね」 (-233) 2022/02/25(Fri) 10:33:21 |
【秘】 医者の息子 カイ → 規律 ユス「……そうだな。そういうやつもいるか。 だからって僕が偉いことにはなんないけど」 強情だった。 けどそういう事実もあるかといった風には肯定する。 「よく言われた、まあそうだろうな。 親なんてそんなもんだ。 無駄死にするわけじゃないから。いいんじゃないか それ以上にやりたいことがないほうが不思議だけど」 それは@の人だから肯定しているだけかもしれなかった。 自分ならそういう選択はしないけど、と付け足して。 救われた側も人の犠牲の上で生きている 1人で背負うには重たい荷物だなと思った。 (-234) 2022/02/25(Fri) 10:33:32 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「殺せますよ。 どうせ俺は、 VR内で死ぬつもりです。 」だからここで、何を成すか、残すかなど。 姿形以外に気にするつもりなんてありませんでした。 (-235) 2022/02/25(Fri) 10:35:06 |
フカワは、ナツメに沈黙と、メッセージを返した。 (a46) 2022/02/25(Fri) 10:37:32 |
【神】 医者の息子 カイ「……ふうん。絶対に生きたいってやつ 演劇野郎と僕しかいないんだ、そんなもんなんだ まあ、本心かはわからないけど」 周囲の意見を俯き、黙って聞いていたかと思えば 顔をあげてひとりひとりを見た。拍子抜けしたように。 「僕は──ここから自分が生きて帰れればいい。 他人のことなんて構ってられるかって思ってるよ。 それが本心だ……」 それでも、この身勝手な意見を押し通す。 眉を顰め、眼鏡の奥の眼差しは睨むように鋭く 焦りのような色が見える。 恐れを知らないというよりは、意地や開き直り。 わざとらしいくらいに。 「考え方を変えるつもりだってない。 君たちがこれが自分に不利で馬鹿な意見だって言おうが いやな顔をするヤツがいようがだ 僕が信じられる人なんて僕以外誰もいないから」 ぎり、と拳を握った。味方なんていらない。 (G85) 2022/02/25(Fri) 10:40:50 |
【人】 不運 フカワ>>29 #ブランコ(1日目) 「言葉の通りです」 沈黙が破られたのはどちらからだっただろうか。 遊具から立ち上がれば振り替えって下手な笑みを浮かべた。 「一緒に、戻りますか? 俺はそろそろ、部屋に戻ろうと思います……あの。久し振りに、乗れて色々思い出せたのは嫌ではなかったです。 変な、感じでしたけど。一人っ子も、なんか。 ちがう自分がいたんだろうなって、ナツメさんをみてると思えて。新鮮でした」 (30) 2022/02/25(Fri) 10:41:44 |
【神】 医者の息子 カイ「僕にだって生きてやりたいことがある。 医者になって、誰よりも功績を残すことだ。 このまま死んだら残したいものも残せずに終わりだ。 今までそのためだけに生きてきたのに 突然臓器提供して死ねなんて納得できるかよ。 だから、死にたくない」 この状況下でカイに人のことを考える余裕はない。 こんな時に冷静に考えられるような人間だったらよかった。 ……さて、こんな人間に功績は遺せるだろうか? 「僕のことはどうとでも思えばいい。 けどそれで僕を選ぶっていうなら…… 選んだ奴を道連れにしてやる…… 」脅しにしては弱々しく、負け犬の遠吠えめいた叫びだった。 そんなことできるはずなど、ないのに。 (G86) 2022/02/25(Fri) 10:46:34 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ理由は、と問われても答えるつもりだ。 だが、今はっきりと気づいてしまった。 思いの外、受け入れきってる自分が異常で。 家族のために此処にいるのだということを。 これが心が病んでいる、そういうことなのか。 此でも平穏な暮らしをしてきた男は、あなたの目の前でため息をひとつついた。 (-238) 2022/02/25(Fri) 10:48:44 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「そう。他に誰も居なかったんですか。 同じように楽しかった、言葉が届くと思えるような きみがこうまでしてもいいと思えるような人は。」 今この場では迂遠で気を遣った言い回しは不要とばかり。 淡々と鋭利な追及だけを投げ掛けた。 もし誰にでも同じような事をしているならよくやるものだと思う。 いっそ尊敬できるだろう。自分には到底できない事だから。 「ここでの結果を楽しむという発想がありませんでした。 この制度の事、本当に嫌いなので。 それに誰かを楽しませようという気概もありませんでしたから。 見ていてつまらないのは当然の事でしたね。 自分で自分を救うのだって当然の事だと思いますけど、まあ」 「この制度は嫌いなので、制度の外、投票や合議以外で。 前よりもっと過激で楽しい事でもしましょうか。 元よりある程度はモラトリアムを謳歌するつもりでしたから。 それでうっかり死んだらその時はその時でしょうし、…」 (-239) 2022/02/25(Fri) 11:16:45 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「………はあ、そうですか」 誰かの姿を借りて死ぬなんて、ひどいあてつけだと思う。 事実あてつけかもしれないし、他に理由があるかもしれないが。 少なくとも上葛はそのように思う。 「じゃあ一緒に死にましょう。どうせなら」 あっけらかんと提案一つ投げ掛けて。 バラバラに死ぬのも却って面倒だし、 傷の舐め合いくらいならできるかもしれない。 或いはまた別の余興か。 ところで、と切り出した。 「そろそろ起きていいですか?」 (-240) 2022/02/25(Fri) 11:18:40 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ「…ん、わかった。また、な。」 潮の香りがした気がして、目で追いそうになって、そういえば海があったことを思い出す。 海は好きでもないけど、嫌いというわけでもない。思い出すものが少ないから、雪よりも気が楽というだけ。 自分がめんどくさい人間ということもわかっていた。だから、君は何も悪くない。 けどそれを言ったら、どんな言葉が返ってくるか、予想がつく。 君が言葉を飲み込んだことは知らない。知れない。 「…………」 君が立ち去った後も、青年は座ったまま、テーブルの上を眺めていた。 (-241) 2022/02/25(Fri) 11:40:55 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「暇潰しはしています、よ。 言葉が届かなくてもいい人と、面白い話ができたら良いと願っています。 理解をすれば喜びや死んでも良いという幸福感を見れるのかと思う人もいます。 でも殺してほしいと、彼らも思ってないでしょうし。 俺は彼らに理解してほしくないですから。 あなたには等価交換をしなくてはならなさそうですが……後は死ぬ理由、とかですかね?」 「ここまで人のいい人は、あなたぐらいじゃないですか?」 「二回目でも、死にたいと思っていたって。 こんな気に入らないVRじゃなくて現実で死ねば良いと思って」 「名乗り出ようと勇気を出したり、人の心配をかって出て声をかけてくるのもあなただけでした」 ハナサキという少女が浮かんで、あなたのように投票してほしいと名乗り出ることがないことを祈る。 つまらないからだ、人の感情は未知であればあるほど良い。どうなるかわからないことが気になり続ける。 「そんなに嫌いで、大変ですね?」 嫌悪を露にする姿を不思議そうに興味深そうに眺める。 怒っているのだろうか、それとも呆れているのか、わからない。 わからないから知りたい。 不満がわからないまま、ぼんやりと声を落とした。 あなたが死ぬことを止めたかった。 閉じ込めればよかったのだろうかとか、 足を切ればまともに動けなくなって 大人しくなってくれたのだろうかとか。 起因はいつまでたってもわからない。 ただの、男の異常性の話だからだ。 (-242) 2022/02/25(Fri) 12:21:38 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「あ、お酒飲んでみたかったんです。 あとは煙草も……焼き肉には煙草と酒が合うって見たことあったので……」 ここは特に趣味が合わないことを男は知らない。 「……一緒に死ぬこと出来るんですかね。 あんまり興味はなくて……。 あえて死なずに、好きなことして……ああ。 ログアウトしなくてすむのが一番楽なんですが、やれるか調べてみようかな」 踏んでいた足を退けて何となく隣にしゃがみこんだ。 更に痛んだかもしれない腕をそっと撫でる。 「あ。死にたいと言われたら首をとるつもりで。 ……怒ってますか? あの、……。 もしかしてまた、デリカシーの欠如というものをしでかしたのでしょうか」 (-243) 2022/02/25(Fri) 12:24:44 |
園芸 ハナサキは、メモを貼った。 (a47) 2022/02/25(Fri) 12:28:07 |
ナツメは、――。そのメッセージへ返せたのは、沈黙だけ。 (a48) 2022/02/25(Fri) 12:32:14 |
【人】 普通 ナツメ>>30 #ブランコ(1日目) 「――――」 あなたが破った沈黙に、少女は取り残されて。 両手で握った手帳が、わずかに震えている。 「……ぁ、えっと。はい」 はい、と答えてから、 はい、と答えたことに気がついたような顔をして。 一緒に帰りましょうか、と付け加えた。 ゆうやけこやけ。 鐘は鳴らないし、帰り道なんかじゃないのにね。 手帳をしまう動作も、返す笑顔もぎこちない。 それでも立ち上がって、下手くそに笑うあなたへ歩み寄った。 (31) 2022/02/25(Fri) 12:33:28 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ (-244) 2022/02/25(Fri) 12:42:36 |
アクタは、カイの意見を静かに聞いていた。 (a49) 2022/02/25(Fri) 12:58:28 |
【神】 普通 ナツメ わずかに上げていた顔。 眼鏡の奥の瞳とかち合って、揺らいだ青。 小さく、唇がわなないて―――― 「…………」 いえない、そんなこと。 けれど、何も。 きっと最後まで、少女は口を噤み続けている。 (G87) 2022/02/25(Fri) 13:16:04 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『え? 好きになっちゃうじゃん、チョロいな俺。 知らないで無責任なこと言えないから 俺のこと聞きたいってことだろ? 不躾でも何でもない』 君はきっと理解しなかっただろうが、たった今好感度が爆上がりした。 彼は発言の責任の在処をとても気にする。 『努力はしたいよ。学校はー…うーん、 例に出しはしたけどどっちでもいい。必須ではない』 『でも俺は首都大附属高校受からないとだから、 たくさん勉強に時間使うことになるんだ〜〜。 中学はこのまま、ほとんど行かないで卒業すると思う』 (-245) 2022/02/25(Fri) 13:26:41 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『俺って子どもなんですよ。しかも普通の子どもよりも 大分ひとりで生きていけない。大人がいないと。 少し前まではそれは両親だったし、今は医者先生様方だ』 『加藤先生ってわかる? 依存症周りでお世話になった先生』 ──精神科医の加藤 晃久。優しさと厳しさを兼ね備えた人格者の彼は遊召家 小太郎の恩師で、小太郎ほどではないが最近メディアで見ることが増えた人物だ。 『親身になって長く担当してくださったお医者様がさ、 俺にとって悪いことをするわけがないだろ? 世間的にも悪いことしているわけがない人じゃん?』 『そんなことをしているだなんて言う奴がいたら、 そっちの方が悪者の嘘つきだ』 『そうなるってわかってて、誰かに言える? 発言が全部嘘でもよくって、外に出ない、 こんなところででもないとじゃな〜い?』 笑顔のアイコンがぽんぽぽぽん、やけくそ気味に並べられた。 (-246) 2022/02/25(Fri) 13:27:15 |
【人】 剣道 ツルギ青年は図書館に来ていた。 法律分野の書籍が並ぶエリアで、床に座り込み、本棚に背中を預け本を広げている。 「……………」 読書はあまり得意じゃない。小説を嫌っていたら、いつのまにか読書自体が苦手になっていたから。 「……………休憩…」 重ねた本を枕代わりに寝そべった。 (33) 2022/02/25(Fri) 13:40:39 |
【神】 医者の息子 カイ「……なんだよ」 「君、さっきから黙ってるけど。言いたいことはないのか」 ナツメを見て言う。 特に気を使ったわけでもなく ただ、目についたというだけ。 文句があるなら言ってみろとでもいいたげな視線。 (G88) 2022/02/25(Fri) 13:49:02 |
ユメスケは、テラス席にいるまま。鳴西に手を振っていた。見学者は鳴らせないドアベルの音も聞いていた。 (t22) 2022/02/25(Fri) 13:50:55 |
【秘】 規律 ユス → 哀しげ ユメスケ『仲間に囲まれてハッピー? それはコタの言う通り読み手の自己満足じゃないか? 孤独な鯨は孤独を感じ続けたまま死んだのだから、ハッピーとは言い難いだろう』 淡々と入力していく。 『遺書か。書こうと思ったことすら考えなかったな。 ……それは俺が謝ることなのか。いやそうか、元はと言えばこちらに原因があったわけだしな。覚えておく』 特に何か思ったわけではなく、知らなかったものを新たに知識として吸収するようにその言葉を頭に刻んだ。 『遺書というのはやり残したことや未練があるものが書くものだろう? 俺はやはり書かなくていいな。特に伝えたいこともない。仲間の鯨がどう思おうと、死ぬ鯨には関係ない』 ▼ (-247) 2022/02/25(Fri) 14:20:16 |
【秘】 規律 ユス → 哀しげ ユメスケ『コタ、疲れているんじゃないのか』 『無理はするな、休みたい時は休め』 続けて送られてきた話の返事が来る前にこんな短いメッセージが送られてくるだろう。 『合わせ技だな。 しばらくは海へ行けなかった。どうしても体調が万全でない時が多かったから。 徐々に行こうとしなかったになっていった。機会がなかったからはただの言い訳に過ぎない。どうしても行きたいと思ったなら自分から機会を作るはずだろうから』 暫く入力中が続く。 『……周りがどう言ったところで、結局最後に何をするか行動の選択を決めるのは自分自身だ』 『俺は、周りを言い訳にして怠惰に身を置き続けていた』 (-248) 2022/02/25(Fri) 14:20:42 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「そうか。悪いとは思わないから、それなら言わない。 本当に悪いと思った時に言うとしよう」 水を一口飲み込み、貴方が置いた何かの位置にグラスをごとんと置いた。気持ちのような、何かはきっと潰れた。 「もう随分と前から殆ど感じないことが増えていったな。楽しいことなど、最後に心から思ったのはいつだったか……真面目に考えて思い出そうとすれば少しくらいは……」 口を閉じたままグラスを触る手が忙しなく動く。思考を巡らせている。 「……やはり思い出せるとしたら7歳から8歳ごろまでだな。その時まではまだ知らない国の写真を見てはしゃいだり、ささやかでも行事ごとに胸を躍らせていた。 それ以降はもう遠いものに感じたり、色褪せたり、疎外感を抱いたりするようになっていったが」 この数日で錆びついた頭をいきなり働かせ続けていたが、まだどうにも鈍い。 「……普段か。公務員試験の勉強をしながらバイトをしている。大学に行くつもりだったが家の都合で変えざるを得なくてな」 (-249) 2022/02/25(Fri) 14:22:19 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『こんにちは』 『ああ、大丈夫だ。 俺もお前に聞きたいことがあったから、後で話をしにいくつもりだった。ちょうどよかった』 空飛ぶくじらを出した張本人はもはや欠片もくじらに興味を持っていない。 雲と共に泳ぐくじらに目を向けず、淡々と手帳に書き込んでいく。 『このままテキストでやりとりしたほうがいいだろうか。それともどこかで実際に会うか? 俺はどちらも不都合はないので、メイサイに任せる』 /* いらっしゃいませ。いつかメイサイさんと話そうと思っていたらご本人から秘話が来て嬉しくなりました。ありがとうございます、まったりペースですがよろしくお願いします。 (-250) 2022/02/25(Fri) 14:27:02 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「これから死んでいく人の事を知って共感して感傷に浸るための会議なんだ〜アレ☆彡ウケるwww でも〜そういうの知っちゃったら逆に投票しづらくない??」 可愛らしい笑顔のままじっと貴方の表情を見つめている。。 「ヒメノはね!生きてやりたいことがいっぱいあるの! アイドルのヒメノが帰ってくることを皆も望んでるし☆彡 ヒメノはこんなところで犠牲になっちゃけないんだよ!>< キミは、ヒメノとおんなじタイプかな〜って思ってたんだけど、違うの?」 (-251) 2022/02/25(Fri) 14:34:22 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ「話したことないならいいじゃーんw キミにとってはどうでもいい赤の他人なんでしょ?♪」 この女の微笑みには微塵も罪悪感を感じないだろう。 「どうやってって、プロフも@だったし、別に生きててもな〜って雰囲気バリバリじゃん? 本人もいいよーていってくれてるんだし?☆彡 むしろなんて迷ってるのかヒメノにはわかんないかな〜〜><」 (-252) 2022/02/25(Fri) 14:35:07 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ「ああ、そうだろう。無駄にならずに済む。 やりたいと思う気持ちが薄れてしまってな。ああ、ただ……」 思い出したかのように言葉を続ける。 「昨日の夜、最初の顔合わせの後か。寝る前に人と会話をして少し考えが変わった。 見たいものが出来たから、死ぬのはもう少し後にしてほしいと次の合議で言うつもりではある」 その結果実際に二度目の話し合いで述べることになるのだが、それはまた別の話。 「カイは医者になりたいのだったか。やりたい事があっていいことだと今も思うし、初めての合議でもそう言ったのだが。怒っていたな、あの時。 心からやりたい事ではないのか?」 (-253) 2022/02/25(Fri) 14:37:52 |
【独】 規律 ユスツルギの限界オタクになりそうなので寝てるツルギに差し入れにし行きたいんだけど後方訳知り共犯者顔してたら流石に距離感近すぎるがしてきた クッ (-254) 2022/02/25(Fri) 14:39:06 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『良かったです』 『あれ、僕に聞きたい事ですか』 何だろう。何かしたっけ? 首を捻った。 『テキストだと時間かかるし、そっちに行きますね。 今どこですか?』 空中に浮かぶ半透明な画面にメッセージを打ち込む。近未来的な端末だ。 テキストでも良いけど、慣れてないから打ちにくいんだよね、これ。 /* ワイワイ ありがとうございます よろしくお願いいたします。 (-256) 2022/02/25(Fri) 14:58:02 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ「どうでもよくなんて、」 ない、と言い切れないぶつ切れの言葉尻が。 やけに早口の言葉がたぶん、その答えで。 「そんな、簡単に決められない、です。 投票したら、死んじゃうんですよ。 ヒイチゴさんは、怖くないの……」 考えれば考えるほど。思えば、思うほど。 少女には、紙切れとナイフが同じものに思えてならない。 (-257) 2022/02/25(Fri) 14:58:22 |
【神】 規律 ユス>>G82 「……」 あくまで希望かどうか、その程度かどうかについては言及せず。 そもそも、言及しようとしたところで続けて飛んできた言葉に意識が攫われてしまった。 「充実?」 青年にとって一つ、の単位が分からなかった。 身長、体重、好きなもの、嫌いなもの、気に入っている作品、利き手、よく使う絵の具、苦手な人……細かく挙げ始めればなかなか終わらない。 だからW途方もないWと述べたのだが、こちらが充実していると言われるなんて思わなかった。 「…………」 "貴方は作文を書くのに困らなくていいわね" 「…………」 "君は人より珍しい経験してるんだね。" 「…………」 "無駄なことをする暇はお前にはない" こう言う時なんて言えばいいのだろう。 「はあ、そうですか」 結局、今までよく口にしてきた言葉を出しておいた。 (G89) 2022/02/25(Fri) 14:59:12 |
【神】 規律 ユス「生きたいからとか、立候補してほしいからとか、そういうは抜きにして」 「理解、されるといいですね」 「応援しています」 かける言葉の内容とは裏腹に淡々とした声で言った。興味を持つとは、どうすればいいのだったか。 ああ、つい最近、死ぬのを後回しにするほどのものがあったけれど、あの時は確か──。 それから暫く青年は、何か考え込むように口を閉じていた。 (G90) 2022/02/25(Fri) 15:00:02 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「そうですか、暇潰し」 した事が無い事をした事への感想も。 合議の場や人々へ向ける楽しみという言葉も。 きみの中では、多分そう変わらない事なのだろうな、と思った。 暇潰しで、気晴らしで、一過性の。 自分とはやや異なった価値観や善悪観を持っているのだ、と。 傷付けようだとか、悪意があってそうしているわけではないし まったく理解の及ばない異物のようなものでもない。 ただ少し、前提が自分とは異なっているだけだ、と認識した。 「人がいいって、本当にそう思いますか?」 「ここで死ぬ事が少しでも嫌がらせになればいいって。 この制度が作ったワインを少しずつ汚水にしてやろうって。 これでも僕は結構本気で思ってるんですよ。」 苦笑を零したのは、それが絵空事だとわかっているから。 その過程に誰かが何かを見たり、 誰かの命が助かる事は、副産物だ。 どうせいつ何処で死んでも同じなら、 最期に嫌いなものに後ろ足で砂掛けて死んでやる。 そんな捻くれた行動原理と、それから。 「ここで死ねば、まあ。 "後片付け"も国がやってくれますしね…なんて」 (-258) 2022/02/25(Fri) 15:09:01 |
【置】 清掃員 カミクズ──飛び降り自殺。 通行人に当たる可能性があるし、肉片が地面にへばり付く。 ──飛び込み自殺。 頭からいけば確実、でも残骸の処理は一苦労。 ──入水自殺。 水死体は水に浮く。ありさまもひどいもの。 ──首吊り自殺。 その後始末が大変なのは有名な話。 ──薬物の過剰摂取による自殺。 多くの市販薬では現実的ではない。 ──有毒ガスや一酸化炭素中毒での自殺。 意図しない二次被害を起こす可能性が高い。 人に迷惑を掛けない自殺法なんて無い。 極論、山で野垂れ死んだって後始末は発生するのだから。 そんな結論には前々から辿り着いていた。 (L0) 2022/02/25(Fri) 15:09:32 公開: 2022/02/25(Fri) 15:30:00 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「嫌いですよ、心底ね。 一思いに死のうとしてるのに止める人も居て大変です」 殆ど溜息のように息を吐きながら緩慢に起き上がって、 随所の痛みに笑顔のまま器用に顔を顰めた。 吐き捨てるように『嫌い』を言って、皮肉げに笑う。 それでも言葉の後半のニュアンスは、 嫌悪とも、怒りとも、或いは呆れともつかなくて。 「一緒に何かの下敷きにでもなれば死ねるんじゃないですか。 思ったんですよ。真上に何か重たいものを出せば そのまま下敷きになって上手に死ねるんじゃないかって。 最期の時間を最後の一瞬まで楽しむのもいいですけどね」 「ログアウトしなくたって、サーバーが閉じれば終わりです。 いつ来るかもわからない終わりに怯えるより、 自分の手で幕を下ろした方が楽じゃないですか。」 身体を起こして、その場に腰を下ろした。 腕を撫でる手を辿るように隣に居るあなたを見遣って。 「で、僕はいつまできみに捕まっていればいいんですか。」 「怒ってはいませんけど、乱暴だとは思ってます。 まさかずっとここに居ろなんて言わないでしょう。 それとも話し合いの時間だけ連れ出してくれるんですか? 僕が自分の知らない所で勝手に死なないように。」 (-259) 2022/02/25(Fri) 15:10:26 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ「だぁれも死ななくてよくて、世界中の皆が病気も、ケガもなくずっとハッピーで暮らしていけたら……それはきっとすとろべりー星次ぐらい、素敵な世界なんだと思うけど……」 こつこつ、ヒールを鳴らしながら貴方の周りを歩く。 「そんな世界、存在しないんだよ♡」 ピンク色にゴテゴテと悪趣味に飾られたら爪の先が頬に触れる。 「ヒメノはね、絶対生きて帰りたいの♡ だから……そのためにカミクズさんには死んでもらわないと☆彡」 (-260) 2022/02/25(Fri) 15:15:30 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『いいじゃん、柚須お兄さんは怠惰を選べていたんだから』 『楽な道とちょっと大変な道と苦しい道と〜って、 いくつか道があって、そこから選んだ枝分かれの先にいる』 『無理はするな、休みたい時は休め』 『お兄さんからのこれすっごく嫌だった。おやすみ』 話は飛び飛びにぶつ切りになった。君の言葉を嫌とはいったが、彼はおやすみはするらしい。休んだ後に遡って触れられるかもしれないし、触れられないかもしれない。どうでしょうね。 (-261) 2022/02/25(Fri) 15:30:22 |
【神】 剣道 ツルギ「………」 エノとユスのやり取りを冷めた目で見続けていた。 何だかつまらないような、モヤモヤするような… 麻痺するような人生を歩んだ人間に充実≠セなんて似合わない言葉が向けられて、何となく、何だろう、 「……、………」 ………青年は結局、この気持ちを表す言葉を思いつけなかった。今までこんな気持ちになることなかったし。 だからそっと視線を外した。多分気のせいだと、この件に関して考えることをやめて。 (G91) 2022/02/25(Fri) 15:34:10 |
【神】 剣道 ツルギ「………二回目の人に対する参考資料としては、増えたと思う。」 ナツメの発言が促された時、頃合いだと口を開く。少女と話した時、こちらから促しても話さないことがあったからだ。 話したくないことを聞き出せば、彼女は嘘を吐いてまで本音を拒む。そんなシーンが、実際に自分とあった。…自分の聞き方が悪かったのかもしれないけど。 この場で嘘をつかれるよりは、助け舟を出した方がいいと思い。 「俺個人として、今日 は そろそろ終わりにしていいと思ってる。多分これ以上やっても、今は平行線になるだけだ。今回はカミクズさんがいたからこの程度で済んでるけど、次はもっと話すことが増えるだろうから… 今日は切り上げて、休んだ方がいいかなって。……次回のために。」 君たちを伺うように見る。 (G92) 2022/02/25(Fri) 15:35:09 |
【神】 清掃員 カミクズ「……そうですね、おおよそ意見は出し終えたみたいですし…」 敢えて口を噤む事を選んだ者を除いて。 それでいいのだろうか、とは思うけれど。 自分という立候補者が居たから、この程度で済んでいるとしたら。 この次の日の話し合いはどうなってしまうんだろう。 そんな懸念を、心の底に沈めた。 (G93) 2022/02/25(Fri) 15:48:41 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『ああ。コタにも聞いたが、メイサイにはまだ聞いていないと思ってな』 どうやら見学者であることに関係があるようだ。 『そうだな。俺も字を書いて入力し続けると手がそのうち攣るかもしれん。助かる』 青年は普段使っていた手帳がそのまま端末の形になったらしい。近未来的な端末を使う者は近未来的だなーという目で見ている。 『広場の噴水付近を歩いていた。近くにベンチがあるから、その辺りでどうだろうか』 (-264) 2022/02/25(Fri) 15:51:18 |
【秘】 規律 ユス → 哀しげ ユメスケ『嫌か。では次から言わないようにしよう。すまなかった』 嫌だと思うことはするなと教わっているので素直に謝った。 『ああ。おやすみ』 それだけを返した。もし遡るように話題を振られても気にせず応えるだろう。嫌と言われたところで、何も思うところはないので。 (-265) 2022/02/25(Fri) 15:57:19 |
【独】 規律 ユスいやーーー、カミクズ許さんマジでいいですね これ和崎めちゃくちゃ好きでしょ 本当に許さん推薦してマジでよかったと思います ありがとう母さん乗ってくれて (※これはカミクズが許さんという前提で話をしています) (※違ったらメロンパン入れにユスがしまわれます) (-266) 2022/02/25(Fri) 16:00:55 |
【神】 規律 ユス しばらく思考の海に浸り続けていたが、新たな話題に顔をあげる。 「……そうだな。今日はこの辺りで終わることに賛成しよう」 「現状、カミクズさん以外すぐに立候補する者はいないという認識で合っているだろうか。 そうなると次回からはすぐに提供者になりたくない者たちで話し合うのか。 何を話したいかなど、考えておいたほうがいいかもしれないな」 (G94) 2022/02/25(Fri) 16:08:31 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『広場ですね、了解しました』 返信し、端末を閉じて言われた通りの場所へ向かう。 時系列的に言うと、ナツメさんとカフェで出くわした後くらいだ。 (-267) 2022/02/25(Fri) 16:10:31 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス ざばざばと水が噴き出ている広場の噴水の周りをぐるりと一周。 ユスさんの姿を見つけた。 「どうも。お待たせしましたあ」 と言いつつ、特に走ったりする事もなくのんびりと歩いて行く。 (-268) 2022/02/25(Fri) 16:11:31 |
【神】 美術 エノ「…………………。」 医者を目指すという彼に、何かを言おうとして。 でも、もう終わりの流れだから、良いか、と口を閉じた。 『それだけのために人生を捧げてるんだね』とか。 『でも、クジに選ばれちゃったんだね』とか。 『功績を残せるだろうって評価されるようなお医者さんは、選ばれないよね』とか。 『君は、国からはあんまり期待されてないんだね』とか。 無論、その年で評価される方が稀なのだろうけど。 青年はそれが分からない。 「じゃあ、また明日の同じ時間頃に。」 「お疲れ様。」 描いた絵はしゅん、とデータの海に捨て去って。 席を立ち、軽く伸びをした。 (G95) 2022/02/25(Fri) 16:23:56 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* キレそう(キレない) 起きて見てあんまりにも予想通りの返答で一回横置きした後のアクタとのやりとりでああきたらそうだな、そりゃ好きになる。 PLの好きとPCの嫌いで感情がねじれている、たすけて失血死。助かる要素微塵もない字面だな。 (-269) 2022/02/25(Fri) 16:32:13 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ ざばざばと水が噴き出る噴水からすぐ近いベンチに腰掛け、手帳を眺めていた。 貴方の姿を視界に入れると気にするなと言った様子で首を振る。 「問題ない。いくらでも待てる」 少し位置をずらし、貴方が隣に座れる分のスペースを空けた。 (-270) 2022/02/25(Fri) 16:33:39 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ「……うん、清潔そうな匂いがする。」 「石鹸の匂いの方が好きだけど。」 顔から体まで、ぺたぺた、触り続ける。 君の形を知っていく。 気弱そうな所作とは裏腹に。 体はしっかりしているな、と頷いて。 止めないと本当に隅々まで触られる事だろう。 君の印象は、概ね間違っていない。 一人が好きなわけじゃない。 人といてもあまり意味のない事が多かっただけ。 それでも、人を理解しようとする程度には。 青年は人の事が好きだった。 普段は一人揺蕩っていても。 人が、理解できるだけの隙を垣間見せれば。 その隙間に刃を突き立て心を切り開く。 そんな、理解だけが主軸の行動原理。 「俺は、風景を描くのが好きかな。」 「その風景に、俺の姿を描くんだ。」 「描き終わった絵を見る度に思うんだよね。」 「『あぁ、一人は寂しいな』って。」 でも、絵の中に他の人間を書き足すことはない。 誰でもいいからそばに居てほしいわけじゃない。 現に青年は、現実ではとてもたくさんの人間に囲まれている。 (-271) 2022/02/25(Fri) 16:34:54 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「…………ん。」 差し伸べられた手を取る。 とことこ、と君の隣を歩いて。 「うーん、俺、お肉はステーキとかが多かったかな。」 「分厚い奴。薄いのは、そんなに食べたことない。」 ステーキも、一口二口で終わってしまうような。 そんな小さくて、お高い奴だ。 家族とともに行くときは、だいたいそう。 歩きながら、手が繋いだ君の手の形を確かめるように 撫でたり、握ったりする。 人に触れているのが好き。 「行ったことない。友達とも外食したことないから。」 「だからちょっと楽しみ。エプロンつけて。」 恥ずかしげもなく甘えて。 お店までたどり着けば、おぉ、と声を漏らす。 適当な席に座れば、そこにあるであろう網や、 排気の筒をみて、ぉ〜……と声を漏らしている。 子供のようだ。 (-272) 2022/02/25(Fri) 16:41:03 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 議論が終わった直後のこと。各自様々な想いを抱えながら裁判場を後にしてすぐ、貴方に一件通知が届く。 『これは用件でもなんでもない、俺個人が思ったことだから返信はしなくてもいい。 それなら送るなと言われてしまえばそれまでなのだが』 本人の印象そっくりの固い前置きのあと。 『人に興味を持つとは思ったより難しいな。理解する以前の問題だ。 話を聞いて事情を知っても、その殆どはWそうかWと思うだけでそこで終わってしまう。俺だけかもしれないが。 エノさんが理解者に巡り会えず苦労しているのも、僅かだが納得したような気がする』 『同時に、お前が理解者を得られず諦めそうになるのも』 『話はそれだけだ』 同情や憐憫といった情はなく、ただの感想だった。親に報告する子供のように特に意味もなく報告しにきただけ。 理解してほしい部分を詳しく聞いていなかったからか、美大生と似たようなものかという認識のまま話をした。 もっとも、貴方と彼とで決定的に違うのは相手に興味を持っているかそうでないかだったが。 (-274) 2022/02/25(Fri) 16:53:47 |
【独】 規律 ユスなんか匿名箱ユスで助からない人いるっぽいんだけどユス何もしていないが……?どうした……? 睦月さんかな……好みそうだもんな、第一印象「睦月さんが好きそう」だったし……私も好きよ、この顔 (-275) 2022/02/25(Fri) 16:56:08 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス「幾らでもっすか。 本当に……? 」なんて言ってみる。 いや、翌日とかに行っても普通に待ってそうだなこの人。 失礼します、と一言断ってから隣に腰掛けた。 「ところで聞きたい事っていうのは」 僕のは至急の用事という程ではないので、先に話を促した。気になるしね。 (-276) 2022/02/25(Fri) 16:58:48 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ 「すまん言い過ぎた。流石に合議が始まればそっちに行く」 「それ以外であれば、待つ努力はするが」 馬鹿正直に答えた。義務なので……。 「ああ、聞きたいことか。メイサイは何故見学を希望したのだろうかと思ってな。好奇心なのか、或いは臓器提供を受ける予定でもあるのか」 (-277) 2022/02/25(Fri) 17:06:19 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス 見学理由か。 ここへ来てから3回目の質問だった。 やっぱり見学理由って皆気になるのだろうか。でも、この人は勘が良いね。 「そうですね」 「皆さんが人を殺すところを見に来ました。 近々人殺しをするつもりなので、色々学びたいと思っています」 あはは。僕は笑う。わざと露悪的に笑う。 (-278) 2022/02/25(Fri) 17:22:00 |
メイサイは、笑った。 (t24) 2022/02/25(Fri) 17:22:17 |
メイサイは、心が欠けているので。 (t25) 2022/02/25(Fri) 17:22:34 |
メイサイは、どこかの誰かを1人、殺すつもりでいる。 (t26) 2022/02/25(Fri) 17:22:46 |
【神】 医者の息子 カイ「……………」 カイはエノを一瞥した。それだけだった。 カイは凡才だ。ツルギの提案のタイミングはきっと丁度よかった。 これ以上何か文句を言うこともない。疲れたのかもしれない。 立候補者がいなくなった場での話し合いなんて まともに決まるのだろうか、と ゆるりと頭を振って、カイは立ち上がった。 (G96) 2022/02/25(Fri) 17:31:14 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ「まさか君、二回目じゃないだろうな?」 合議の場を立ち去ろうと近くを通りかかって ただそれだけを君にささやいていった。 この発言には、なんの根拠もない。 (-279) 2022/02/25(Fri) 17:36:42 |
ユメスケは、謝ってほしかったわけじゃないのに。 (t27) 2022/02/25(Fri) 17:52:02 |
【神】 普通 ナツメ「…………。 ……えっと……あ、」 瞳が泳いで、助け舟の方を見た。 それから俯くように、小さく首を縦に振って。 「うん、……それで、大丈夫。です」 呟いて、あとは。 各々が席を立つ様子を、ぼんやりと眺めていたのだった。 (G97) 2022/02/25(Fri) 17:52:20 |
ユメスケは、あんまりにも思っていた通りの返答を見て、いやな気分になった。 (t28) 2022/02/25(Fri) 17:55:46 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ 議論が解散して、それなりに時間が経ってから。 テキストメッセージ。 『スガワくんへ。 参加者のナツメです。 黙ってて嫌な感じだったよね。ごめんなさい』 『何かないのかって聞いてくれて、 ありがとうございました』 (-284) 2022/02/25(Fri) 18:12:15 |
【神】 演劇 アクタ「はぁ。」 大きめのため息。 本日の議論が終了した事への、安堵。 すっかり冷え切った紅茶を飲み下せば、ゆるり、立ち上がる。 ……暫くは一人で過ごしたい。 「あ。」 けれども、去り際。 思い出したように、エノへと視線を向けて 「僕、今日は適当にふらふら過ごしてると思う。 明日は知らない。それだけ。」 相互理解が出来るかは分からないが、君を拒むつもりがなく いつでも探して貰えれば話をする気がある、と。 そう示して、この場を後にした。 (G98) 2022/02/25(Fri) 18:23:39 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ長く、長く、返事は無い。 画面の向こう側。唸りながら、君の紡いだ文字を一生懸命読み解いている。 『あんまり専門的な事は知らん けど、』 『いくら凄い人でも 世間的に偉い人でも関係なくて お前がちょっとでも嫌なら 嫌で良いし 苦しいなら、その先生とやらが間違ってる。と思う。』 どんなに世間に評価されている人だとしても 表も裏も誠実である確証はどこにもないし たった一人が苦痛を訴えるのならば、それは許容したくないと 我ながら、何の目線かは分からないが、伝えずにはいられなかった。 『えっと』 『それでも逃げられないから 誰でも良いから人に吐き出したい そんな気持ち? だったら、話し相手に僕を選んで正解。 僕が生きて帰る日までの暇つぶし、探してたし。』 『ていうか今更だけど 僕に話すと、 お前の感情も経験も 未来の脚本の糧にするぞ。』 同じように、笑顔のスタンプ。 (-285) 2022/02/25(Fri) 18:59:27 |
エノは、アクタにわかった、と頷いた。僅かばかりに高揚した目をしていた。 (a50) 2022/02/25(Fri) 19:19:25 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ「そのままの、意味です」 あなたにはまだ高校生に思われているかもしれない。 まだ少ししか深く話していないから。 ただの不幸話として受け取ってもらえるのだろうか。 そんなことを考えながら、ここで誰にもこぼさなかったことを呟いた。 「死んできてくれと。 親の犯罪の罪を押し付けられています。 もしかしたら、俺の身体にはあまり価値がありません。犯罪者の臓器ですし。 親が罪を重ねていたことも、一ヶ月前まで知らなくて……俺が死ねばあの人たちは助かって。 俺は冤罪被って二重に死ぬんだなと。 国のために死ぬより家族のために証拠と証言を持って死ぬの……どっちがマシなんだろうって考えてます」 「あ、感想は……ううん、なんであの人たちは笑って、泣いていたんだろうと。思った、ぐらいです。反省しているんでしょうか……」 (-286) 2022/02/25(Fri) 19:28:20 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ びくり、肩を揺らす。 「そんな世界が、ないのなんて」 わかってます、とやっぱり言えない。 だからまた、中途半端に言葉の端がぶら下がる。 飾られた爪の先を、華やかだと思った。 「……ヒイチゴさんにも。 あるんですか。叶えたい夢とか、やりたいこと……」 (-287) 2022/02/25(Fri) 19:31:19 |
【秘】 医者の息子 カイ → 規律 ユス考えが変わったという言葉に、あからさまに「はあ?」 と声を上げた。生きたいという人が増えるのは カイにはただ不都合極まりないことだからだ。 けれど続いた問いにはひとつ、ため息。 「……心からやりたいことに決まってるだろ」 覇気があるというよりは忌々し気に。 ただひたすら、鮭の切り身を分解しながら。 「医学部に入って、父さんよりも優秀な医者になって功績を残す。 中学から受験して、ひたすら勉強に時間を費やしてきたんだ」 だから、やらなければならない。 カイの前後にはただひたすらまっすぐなレールが敷かれている。 「君の見たいものって、ここじゃ見れないのか。 ……作りものじゃ、意味ないってか」 (-288) 2022/02/25(Fri) 19:36:04 |
剣道 ツルギは、メモを貼った。 (a51) 2022/02/25(Fri) 19:39:11 |
ツルギは、医務室へ向かった。 (a52) 2022/02/25(Fri) 19:40:42 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「ふゥん、」 飲み物のグラスへ口を付ける。 傾けて、一口含んで、飲み下す。 「自分の経験したことなのに、 そんなに他人事みたいに思うんだ。 ……面白いじゃん、書き甲斐あるよ。」 7、8、片手の指を曲げ伸ばしして数えてみて 途中で飽きたのか、ぱ、と止める。 「何か……そうなるようになった きっかけが思い出せたら、 色々分かるんだろうけど……」 はしゃいだり、心躍らせる君を想像してみて あまりに現在の君とかけ離れていて、我ながら、は、と鼻で笑ってしまった。 「……家の都合って? あ、これ気軽に聞いて良いやつ? もう聞いちゃったけどさ。」 (-289) 2022/02/25(Fri) 19:47:54 |
【独】 規律 ユスツルギが可愛すぎて気が狂いそうだしメイサイお前どういうことやねんだしカイも心配だしアクタの今後どうなるかオロオロしてる のにこの男は無気力マンなのでキレています バカ!!!!!!!!!!!! (-290) 2022/02/25(Fri) 19:54:57 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ『なんだちゃんと言語理解してたんだ。 しゃべらないから言葉わかんないのかと思った』 『別に、礼を言われるようなことはしてない。 ただずっと黙ってんの、変だろって思っただけだ。 何かうしろめたいことでもあるんじゃないかってね』 同じく、テキストメッセージで返信が来た。 (-291) 2022/02/25(Fri) 20:03:40 |
【人】 医者の息子 カイ「…………はあ」 合議中も嫌だが、自由時間も嫌だった。 他に暇を潰せそうな趣味もなにもないから。 図書館で最新ニュースを見た。 なんの代わり映えもしないニュースを。 その帰り、つまらなそうにいい感じの池の前で石を投げている。 (37) 2022/02/25(Fri) 20:18:40 |
カイは、ぽちゃん、ぽちゃん、と池に沈んでいく石をただ眺めていた。 (a53) 2022/02/25(Fri) 20:20:12 |
ユメスケは、エモートスタンプと同じ顔。 (t29) 2022/02/25(Fri) 20:34:42 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『特に吐き出す気もなかったな。話してもなんにもかわらない。 状況も俺の心境もね。我ながら面倒な奴ですから、俺』 『でも話す理由が出来てしまったなぁ?』 『だから脚本お兄さんの今の暇つぶしと 未来の糧になってあげよう』 『それで、可哀想なこどもが 最後にはすくわれる話でもいつか書いてやってくれ』 『なんてね、好きに形にしたりしなかったりで構わない』 (-293) 2022/02/25(Fri) 20:35:12 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「ほんっと……呆れた人です。モラルの欠如ばかりは擁護できませんよ! 冗談でも嫌いです。うっかりでも嫌いです」 「もうそんな事言わないでくださいね」 勢いのあった声は萎んでいつも通りの声音に戻りました。 「……じゃあ、私がフカワさんの事を覚えていたいって言ったら嫌ですか? 私は花屋さん見に行きたいです。 土いじりの同士ですしね!」 私も選ばれるかどうかわかりませんけど! 最後は取り繕った元気さで薄く笑いかけます。 覚えていて欲しくない。 知らなければ傷は浅く済む。 誰かも言っていました。 どうにも自分が選ばれた後の事を考える人が多い気がします。 選ばれても構わない。 本当に皆さんはカミクズさんのように立候補しないまでも、すんなり受け入れるのでしょうか? ──ここには死を望まれた人しか居ないじゃないですか。 あなたはそう言っていた。 全員とも。 なのにどうしてあなたは、今もこうして話をしてくれるのでしょう。 (-294) 2022/02/25(Fri) 20:37:02 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『ん〜』 『脚本お兄さんの意見へのレスポンスも含めて、 一通りまとめてから後で送るわ』 君が伝えずにはいられなかったことに触れるのはその時に。 『のんびり構えていて〜って感じ? 今日の合議の後とかになるかも』 文字はひとまずここで止まる。他の話が続くなら乗るし、一度会話を閉じるのならそうする構えだ。 (-295) 2022/02/25(Fri) 20:38:05 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「分厚い肉しか食べたことない、とか。 そんなこという日があるんだ、ちょっと世界が違うな……。 ここのお肉特上の部分しか使ってない、みたいです。 俺も外食は少なかったから偉そうなことは言えないけど……テレビで何度もみたから大丈夫」 「はい、どうぞ」 甘えてくる姿を見て、弟と全く重ならない、そんな事を考えた。 何千円もする肉がただのVRだとしても簡単に手に入り一枚一枚、焼かれていく。 サラダも実物を知っているだけに、現実味を帯びてしっかりしたものとして出てくる。 知らなくとも、メディアでいくらでも取り上げられる焼き肉店だ。データベース上には存在していてもおかしくない。 記憶の中のものかデータの中のものか、すべてがいよいよわからなくなってきた。 バイクは自分のもの、それだけははっきりわかっていたのに。 「家族サービス、で。初めて仕事でお金が入ったときに一緒に来たんだ。 ……家は花屋をしていて。 今は母さんが店長で父さんが裏で自営業……兼会計。 弟は高校生で妹は中学生。 俺は、大学卒業して継ごうと実家に就職したんです。 お肉高くて目を回したな、……美味しかった、けど 思い出補正というやつなのかもしれません。 上手く焼けなくても、許してください」 (-296) 2022/02/25(Fri) 20:38:27 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ 返信はそれだけ。 テキストの向こう、やってしまった、と 少女は慌てていたが、送信されないそれが伝わるはずもなく。 あなたからしばらく音沙汰がなければ、 おずおずとまた、メッセージを綴りはじめることになる。 (-297) 2022/02/25(Fri) 20:43:31 |
ユメスケは、「え、ヤバ…」 呟いた。消去方法を見つけられたが消せない。 (t31) 2022/02/25(Fri) 20:47:02 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「 そんなこと 、みんな」「考えていると思いますよ」 行動に移せないだけで。 「俺という存在も、親が寄越した一つの汚れです。 ここで死んだことを国の汚点にするだけの、小さな綻びです」 捻くれているあなたの様子を見て。 そんなに感情が出せるのが羨ましいと頭をなでようと試みる。 これは、どうして出る手なのか。一向に思い当たらないまま。 (-298) 2022/02/25(Fri) 20:53:01 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「押しつぶされると……見た目結構悪いですね。 VRの世界だからできることかも知れません。 その恐怖心、ちょっとでもわけてもらったらわかるのかもしえませんね。 もう少し考えてみます、まだ気になることが沢山ありますから」 興味が無さそうに、ぼんやりと。 死への興味の薄さがひどく、生への興味を現世へと捨ててきた。 身に残ったのはただの思考をするだけの止まった存在だ。 「……ずっと居てくれて良いんですけど。 俺はたまになら見に来ますし…………。 ここまで言って、あなたが死んでしまったら、随分……。 ああそんな人だったんだなと悲しくなるのかも知れません。 わかりませんが、きっとそうです」 「どう、されたいですか。俺は言葉でなければあなたを閉じ込められなくて。 首輪をつけても、はさみですぐに切れますからね。 腕を拘束したって意味が無くて、全部、終わらせないと、無駄だって事は。 何度もここで考えてきましたから。」 今この時点でこれ以上のあなたへの物理的干渉はしないように思える。 それどころか一切の反撃を受けることも警戒もしておらず、命知らずという名を欲しいがままの態度をとり続けていただろう。 (-299) 2022/02/25(Fri) 20:53:31 |
ユメスケは、「この世に生み落としてはならぬものを生み出してしまった…」などと、それらしく呟いた。 (t32) 2022/02/25(Fri) 20:53:54 |
カイは、背後にやばそうな怨霊を背負っていたり周囲の空間が歪んでいたりしたかもしれない(写真)。 (a54) 2022/02/25(Fri) 21:02:04 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ────ぞく、 君の笑顔。 可愛らしい筈なのに、この身は不思議と背筋に冷水が通ったかのように感じた。 「そりゃあ……僕だって、 生きて、やりたいことがあるし 僕が帰ってくることを、家族も望んでるし こんなところで犠牲に……なんて………、」 なりたくない。 けど、でも、しかし。 どうしても、今は簡単に頷く気にはなれなくて。 「同じ……だと思う。 他の人が死んだって、生きたい。 ……僕はアンタと同じだよ。」 ──だから、たっぷり時間をかけてから 自分に言い聞かせるように、ゆるりと頷いた。 「……で、同じだったら、何?」 (-301) 2022/02/25(Fri) 21:05:28 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「うぐ……ちょ、ちょっと待ってください、 そこはだめです… ……た、楽しい、ですか…?触るの…」 触れられる事そのものを拒みはしないけれど、 一般的に触れられたくない箇所は流石に制止が入った。 どこかは知らないけど。 きっと数日後には変わり果ててしまっている形。 清掃員は、気弱、というよりは、ただ。 自分に自信が無いだけだ。たったそれだけ。 それも人前でだけであって、一人の時はそうでもなくて。 殆ど誰も知る由なんて無いけれど。 「…風景、一人…そうですか… ……そうですね、一人は寂しいです。 でも、たとえ誰がどんなに近くに居たって 心の距離があったら意味がなくて…そういう事、ですよね」 あなたがどんな思いでいるのか、その全てはわからない。 あなたがそう思うに至るまでの経緯はわからない。 ただ、"理解"を求めるあなたの様子を見て、そう思っただけ。 きっと人並みに寂しがりな人なのだろうと思った。 「エノさんは…どうして絵を描こうと思ったんですか?」 自分がこの職に就いたのは、初めは逃避の為だった。 口実にちょうど良くて、誰もやりたがらない仕事。 要領の悪い自分でも必要とされる余地のある仕事。 探して、たまたま見付けたのがそれだった。 (-302) 2022/02/25(Fri) 21:08:53 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ「あるよ!ヒメノはずっとずーっとアイドルやってたいの♡ ステージの上だけがヒメノの居場所だから☆彡 絶対にこんなところで死ねないの…… だから、"その紙"でヒメノを"殺さないで"?」 その一枚の紙は凶器で、投票はすなわちその人を殺すことだと、貴方が気にしていることを改めて強く認識させるように口にする。 「ヒメノのお願い♡聞いてくれるよね?」 (-303) 2022/02/25(Fri) 21:09:25 |
ユメスケは、通常目視よりも先に修正される一瞬の処理の歪み、その瞬間を撮ってしまったよう。あるんですね、こんなこと (t33) 2022/02/25(Fri) 21:10:25 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ え、と、へ、のあいだくらい。 声未満の情けない音とともに、足が止まる。 「…………それは、あの……」 前置きも無しにあなたの呟く、その話は。 これまで平穏に生きてきた少女の脳内、キャパシティを一瞬で圧迫して。 「ちょっと、待ってね……あの、受け止めます……」 胸の辺りまで上げた両の手のひらを向けた。 そのまま、ん、とか、あー、とか。 薄く開いた唇から、小さく声を漏らすだけの時間があって。 「フカワくんは……」 どのくらい経ってか、意味のある音が発された。 少女はあなたを、フカワくんと呼ぶ。 黒塗りのプロフィールは、よく目立った。 だから大人の人なのかもと考えるけれど、目の前のあなたは制服が似合っているし。 なんとなく、年上のような、同い年に近いような。 そんな、不思議な感じのひとだった。 「フカワくんは、そうしたいの?」 (-304) 2022/02/25(Fri) 21:11:08 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「あの会議の雰囲気に感化されちゃったんだね〜>< キミ意外とイイコなんだね♡」 (その調子で生き延びるのを諦めてくれるなら、ライバルが減るしそれはそれでオッケーだけど〜☆彡) 「人の命を奪ってでも生き残りたいって強く思うならお互いに入れないって同盟結んでおこうかなって思って♡ ……どう?素敵な提案でしょ?♡」 (-305) 2022/02/25(Fri) 21:17:22 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ返信が来るまで、すこし間があった。 『ない』 『後ろめたくなんかない。 最低とでも言いたいのか?』 (-306) 2022/02/25(Fri) 21:19:19 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ 上がった声も気にせずヨーグルトを咀嚼している。そんな反応をするだろうなと予想はしていたが、予想しただけで特に何も思わなかったので気にならなかった。 「……俺の周囲の、一般的な反応の話なのだが。 WやらなければならないWではなくWやりたいWことを持つ者はため息をつくこともそんな風に話すこともないと思うんだがな。お前は違ったということか」 何の感慨もなく呟く。 「しかし医者になるどころか他人を超える功績を残すとまできた。医者になるだけでは駄目なのか。何か目指すことになったきっかけでもあるんだろうか」 青年の脳裏に浮かぶのは、はるか彼方まで上り坂になっている貴方の真っ直ぐなレールだった。昇るのが大変そうだとぼんやり思う。 「俺の見たいものはそうだな、ここでは見れない。外でしか作れないものだから」 (-307) 2022/02/25(Fri) 21:37:50 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「べ、……別に良い子じゃない! 茶化すな!普通に喋れ!」 君がアイドルなんて肩書きを持たなかったなら ここで容赦なくデコピンでも入れてやるところだったが。 「………あー、そういう事か。 僕は別に、誰に死んで欲しいとか、 誰に生きて欲しいとか、今のところ無いし……。」 今度は、少しだけ間を開けて。 「うん、良いよ。良いけどさ、 お前が絶対僕に投票しないって 」どうやって証明してくれんの? そうしてそれは、 自分も証明する術がないとの証左でもある。 (-308) 2022/02/25(Fri) 21:39:15 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ「それって、どういう意味――」 ステージの上だけ、なんて。 そんな世界を知らないから、尋ねようとして。 「――あ、え……、……」 こくり。その続きに気圧されて。 言葉もないまま、かすかに、けれどたしかに頷いた。 (-309) 2022/02/25(Fri) 21:43:17 |
【秘】 ユス → 奇形 メイサイ「……ふむ」 浮き彫りになった歪な笑み。 真っ直ぐに、馬鹿正直にそれを見つめて幾ばくか口を閉じたまま動かない。どう言おうか考え中らしい。 「メイサイの『殺す』の定義が分からないな。 投票して行われるのは臓器提供者の選出だけで、間接的に殺すといえば確かにそうだが、自分の手で直接殺すわけではないのだからそれが見たいなら生憎……」 途中で言葉が途切れる。 「ああいや。ここでも関係なく人を殺そうと思えば殺せるな。殺せば自分に投票されることもないだろうしな、そういう可能性もあるのか。 見学者はステルス機能がついているし、学ぶのに都合がいい。 もし殺人が起きた時立ち会えるといいな。頑張ってくれ」 笑う貴方とはまるで反対。眉一つ変えず、そう述べた。 (-310) 2022/02/25(Fri) 21:49:18 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「あははっ♡照れてるの?☆彡」 楽しげにくすくすと笑って貴方の手を取った。 「証明なんてできないよ、ただの口約束だもん♡ でも、お互いにメリットがあるならわざわざ約束を破ることはないでしょ?☆彡 ……逆に、どうやったら君が満足できる証拠になるのかな?」 勝手に握った手に指を絡め、微笑んだ。 (-311) 2022/02/25(Fri) 21:54:40 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「思い出に何か思うところもないのでな。 ……うん? きっかけか? ああ、それは分かる。別に記憶喪失というわけではないのでな。楽しいと感じることが分からなくなったしどうでもいいから思い出せないだけで」 指折り数える貴方の様子を見守りながら言葉を続ける。 「11年前、7歳の頃に臓器移植を受けた。それ以降だな、考えるのをやめ始めたのは」 鼻で笑われた理由が分からないので、首を傾げるとまではいかずとも目をぱちりと瞬かせた。 「別に聞いても問題ない。2年前父が事故で死んでな。母はそれまで専業主婦だったし、大学行くどころじゃなくなったので働くことにした。それだけだ」 (-312) 2022/02/25(Fri) 21:55:16 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ撫でようと頭に手を伸ばせば、触れる事は容易だった。 麻色の髪はさらさらとしていて指通りが良い。 人にそのように触れられるのは随分久し振りだな、と思う。 兄が居た頃は違ったけれど、もう遠い思い出だ。 「"二度目"だからこうまで思うのかもしれませんね」 「一度下手に生きて、失敗したから」 伸ばされた手を厭うようでもなく、目を伏せて笑う。 いつもと同じ、目だけが笑っていない笑みだった。 「見た目は、どうせ。死体なんて見苦しいものです。 もしかすると瓦礫が上手く隠してくれるかもしれません。 それに、誰かと一緒に死ぬなんて、それこそ。 生きて誰かと居ないとできない事じゃないですか。 それともそういうのには興味がありませんでしたか?」 他人が居ないとできない事。 生きている事と、死ぬ事に価値がある。 以前の発言を思い返して、軽く問いを投げ掛けた。 返答はあってもなくても、どんなものでもよかった。 ああきみはそのように思うのだと思うだけだから。 (-313) 2022/02/25(Fri) 22:00:54 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「好きなようにすればいいじゃないですか。 どうせ何やっても同じなら。」 上葛もまた、抵抗や報復の意思は見せなかった。 ここであなたを否定して、害する事には特に意義を感じないから。 どうされたい、の答えも曖昧なものだった。 「僕にもまだ二度目に選ばれた側としての責務があります。 だからきみがどうするかは自由ですけど、 どこかへ行く必要性が出た時は僕も自由にしますよ。 逃げられたくなかったら捕まえに来てください。何度でも」 「たまにじゃ嫌なんですよ。 ちゃんときみの事を知る時間も必要で、それに。 僕はこう見えて寂しがりやで悲観的なんです。 長い間一人で居たら、全部見届けるよりもきっと。 退屈と憂鬱で死ぬのが先でしょうね。」 淡々と言い分を述べて、少しの間の後に。 「ああ、わかった。 強いて言うなら、困った人だなと思ってます。きみのこと。 わがままで言葉足らずで、手のかかる子どもみたいだ」 ふと、納得がいったようにそう零した。 別に見た目に騙されているわけじゃない。 あなたが元の姿であっても、同じような事を思っただろう。 嫌悪するでもなく、怒るでもなく、呆れるでもなく。 声色はただ穏やかなものだった。 (-314) 2022/02/25(Fri) 22:01:46 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「そう、多分みんなそう思ってる。」 「だから俺に気を使うんだよね。」 「きっと安いものは舌が合わないだろうから外食には誘えないな、とか。」 「怪我させたら大変だから一緒に遊べないな、とか。」 「『あの人は生きる世界が違うから』って。」 「俺がなにを言わなくても、そう判断していく。」 そう言う青年の顔は、普段と変わらぬ淡白な表情で。 ただそれは、理解をする、されるときの表情に比べれば、随分と寂しそうな雰囲気で。 向かい、ではなく君の隣に座って。 君が焼いてくれた肉を、ありがとう、と受け取る。 なるほど、確かに良いお肉を使っているようだ。なんとなく馴染み深い味がする。 きっとあんまり普段から行くような場所ではないのだろうな、と思った。 「……へぇ、花屋さんなんだ。似合うね。」 「フカワくんは、落ち着いた雰囲気をしてるから。」 「花屋に居るの、想像できるかも。」 「お父さんが店長じゃないんだね。うちとは逆だな……」 「妹さんとは結構年が離れてるんだ。でもうちもそうだな。」 「一番下が今年中学校入学だったかな……たしかね。」 君が自分の事を話してくれる度、 それが嬉しくて、気持ち良くて、もっととせびる。 ぴと、と肩同士をくっつけた。 焼くのに少し邪魔かもしれないけれど…… 「君の好きなお肉って、どれの事?」 それを一番最初に食べたいな、と。 (-315) 2022/02/25(Fri) 22:02:02 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「わ、」 ──手が取られた。 「わああああ!?」 ──指が絡められた。 「わ、かった! 分かった分かった分かった! 良い!良いから!証明終了!」 男は、あまり女性経験が無い。 故にあからさまに焦り、繋がった手指を振り解く。 ……なんだか、ちょっと、Wそういう感じWだった。びっくりした。 「ぼ、僕はアンタに投票しない! アンタも僕に投票しない!僕達は裏切らない! こっ……これで良いだろ!?」 (-316) 2022/02/25(Fri) 22:04:05 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ 少女からの返信にも、すこしの間があいた。 『そうかもね』 『スガワくんはどうやって 自分がどうするか決められたの?』 (-317) 2022/02/25(Fri) 22:04:30 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ「あ、すみません……? 俺も、かなりすべて受け入れてなくて」 等身大の驚きの声を聞いて我にかえる。 自分のみためを偽っているのは、どんな立場でもみたままの自分を判断の基準にしてほしいからだった。 「臓器を渡すことも、 家族に売られたことも、 全部、自分のことじゃないみたいで」 諦めてるふり、死んでもいいというスタンス。 それ以上に、理解ができず何をすれば良いかを思い悩んでいる。 「……わからないです。 親を認めたくないのかもしれません。 合理的で仕方ない、人たちだって。 だって、俺は何も選ばなくても……綺麗な話で終わる。人生を決められたようなものなんですから」 「こたえに、なってませんね。 ええ、と……そうしたいわけでは、ないのだと思います。 そうしたいと、思ってそうできたら幸せだとも思います」 (-318) 2022/02/25(Fri) 22:07:28 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ「きゃーん♡ありがとー♡♡ キミってばほんとにほんとに優しい子なんだね〜!!☆彡」 手をぎゅっと握ってブンブンと勢いよく振った。 「ぜったい、ぜーったい!約束だよ♡♡ ヒメノを裏切ったりしなでね♡」 絶対だよ?と念を押した。 (-319) 2022/02/25(Fri) 22:09:04 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ「駄目なんだ、残念。」 無理に触ることはしない。 拒まれない箇所をまた何度か触って、ようやく満足したように手を放す。 「好き…かな。体つきとかを知るのも好きだし……」 「そもそも、触れ合うこと自体が好きな気もする。」 「あんまりしたことないから。」 親や兄弟とも殆ど触れ合ったことがないから、尚更に。 ある種、憧憬のような感情なのかもしれない。 そうでありたかったという思いが、それをしたいという感情に結びついている。 「うん、そういう事、いいね、理解してくれてる。」 「心の距離のある人たちに、いくら囲まれても。」 「孤独感って埋まらないんだよね。絶対に。」 「裸同士の心を触れ合わせて初めて、無くなるものなんだよ。」 だからずっと一人の絵を描いている。 もし、絵に他の人間を描くときがくるならば、それは。 自分が『もう死んでもいい』と思えた時なのだろう。 「……うーん…………一人で出来るからかな。」 「あんまり遊びとか誘われない人間だったから。」 「怪我させちゃいけない、とか、変なとこ連れてっちゃいけない、とか」 「勝手に皆が気を使うんだよね。」 「だから、そう。寂しさから逃げるために、始めたんだったかな。」 君と同じだ。別に絵である必要なんてなくて。 ただ、逃げるのに都合のいい手段として、たまたま手元にあったから、それを選んだだけ。 (-321) 2022/02/25(Fri) 22:10:52 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 人を抱き締めて一緒に身投げするタイプのド感情人間、いくぜ! この村ではバチボコに甘いド感情人間の方が 打点が出ると判断したオレの直感は…どう? (-320) 2022/02/25(Fri) 22:11:31 |
【秘】 医者の息子 カイ → 規律 ユス「うるさいな」 頬杖をついて、不機嫌そうに吐き捨てる。 君は人をよく見ているなと思う。 「どっちも同じようなものだろ。 やりたいんだよ僕は。……誰にも期待されなくても」 誰にも期待されないから。 「医者になるだけなら他にも大勢── 代わりなんて、いくらでも……どこにでも、 "すぐ近く"にだって、いるんだ…… きっかけなんて……、ただ親が医者ってだけだよ 跡継ぎがいるんだ。」 ぼそぼそと呟きながら遠くを見ている。 自分よりできる人間なんてごまんといる。当たり前だ。 「そうかよ……君、何にも興味なさそうな印象だったけど そこまでしてみたいんだ。よっぽど珍しいのか」 (-322) 2022/02/25(Fri) 22:11:53 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ振りほどかれてぱちくりと長い睫毛が揺れた。 ねっとりじっくり手を触られることはあっても振りほどかれるのは初めてで。 「キミって結構シャイなんだ♡♡可愛い〜♡♡」 キャハハ♡と笑って両手を軽く上げた。 もう勝手に触りませんという意思表示だ 「ヒメノの気持ち♡信じてもらえたならよかった☆彡」 後ろで手を組み、軽くのぞき込む様にして貴方の顔を見る。 「いつか、もっと証明してほしくなったら言ってね♪」 (-323) 2022/02/25(Fri) 22:19:03 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「嫌、ではないんですが。 気にする、といいますか……尋ねたりすることも、不利益になると思います」 「これはですね、……情だけじゃないんです。 死んだ人を悲しむとかそんな、人それぞれの事ではなくて……」 投票されてもいないのに死ぬと言っているような仕草。 数人にみられたが、男の場合、根本的に違う要因で生きて帰るつもりがないとしたら? 「現実の俺は今。 犯罪者、にされています」 深く息を吸って小さく呟いた。 あまり多く語りたくなさそうに、それでもあなたには自分の事を教えるといったから。 「だから、帰っても。 周りに迷惑をかけるだけ、なんです。 ハナサキさんには……綺麗な花を見て欲しい。 俺たちが売ってしまった花よりも、もっと美しいものがそこにあります」 (-324) 2022/02/25(Fri) 22:21:19 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス「どっちでも構いませんよ」 『殺す』の定義はね。 「ユスさんは、何と言うか。本当に正直ですね。 ありがとうございます。頑張ります」 こちらを見つめる彼の表情ときたら、何ひとつ変わらない。 何かが欠け落ちているみたいに不気味で。 ああ、でも。 僕は、僕の迂遠な言い回しと作為的な表現を真っ直ぐに受け止めてくれるあなたの事は結構好きだよ。 「そうだ。僕からも質問。 あの最初のアンケート? 1番にマル付けてたのはどうしてですか?」 私は、脳死の判定に従い、脳死後全ての臓器を提供します。ってやつ。 (-325) 2022/02/25(Fri) 22:27:21 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ「わ、わ……」 ぶんぶん。勢いよく振られる手。 振られながら、遅れた質問を投げかける。 「あの、ステージの上だけって、どういう……」 (-326) 2022/02/25(Fri) 22:32:59 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス青年は裁判場でログを見返しているところだった。 『これはエノさんには言わないでほしいんだけど。 それに上手く言えないし、伝わらないかもしれない。』 こちらも前置き。君は言いふらすタイプじゃないだろうから、あまり心配していない。 『俺の考える理解者と、エノさんの考える理解者は多分違う。 俺の考える理解者は、 同じ経験をした人 だ。』「………」 少なくとも君には話すべきかもしれない。 ……君は俺のやりたいことを一緒にやろうとしてくれたから。 迷いながらも決めた。だから続きが表示されるには時間がかかる。 『人の考え方って、過去で決まると俺は思う。 全く同じ人生を歩んできた人がいたら、その人は俺の理解者だし、俺はその人の理解者になれる。多分な。』 『例えば臓器提供を受けて生きてきた今のユスと、健康で臓器移植をせず生きてきたユスは違うことを考えてるはずだ。 違うことを考えてる人同士が理解できるなんて、俺は思わない。』 善人と悪人の基準は曖昧なのに、理解者という基準はとてもハッキリしていた。善悪について考えるよりも、長く考えてきたみたいに。 (-327) 2022/02/25(Fri) 22:35:31 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ『どうやって?』 『生きてやりたいことがあるんだから、 僕は絶対に譲れない。そう主張するしかないだろ』 『君にはないのか、そういうの』 (-328) 2022/02/25(Fri) 22:35:32 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「───え、」 臓器移植。 父が事故死。 淡々と語られる内容は 恵まれた家庭で生きてきた男では、簡単に想像出来なくて。 暫くそのまま、目を開いて君を見つめていた。 「そ、れは……、 楽しい事が、分からなくなるくらいに……、」 臓器移植を受けるくらいの、 何か悲しい出来事があったのだろうか。 幼い君が傷付いて、 傷を見ぬふりする為に、感情を捨てて。───なんて、 勝手に想像して、勝手に考えて。 表情を歪めない君の代わりに、勝手にへにゃりと眉を下げた。 でも。 一度踏み込んだなら、最後まで。 君の事を、知りたい。 「……そっか。 何で……臓器移植を?」 (-329) 2022/02/25(Fri) 22:39:44 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「───コホン!」 わざとらしい咳払い。 ばっと身ごと視線を逸らして アイドルに覗き込まれている事を、意識しないように……。 「いっ、い、いらない……! 充分だッ!充分! 信じたから、もう良いだろ……ッ!」 現在の言葉や態度はどうであれ 男は今後、君との約束を守るだろう。 互いにメリットがある限り──ではあるが、 今のところ、特に男に裏切る意図は芽生えてすらいないようだ。 ……君がどうするかは、勿論君次第。 (-330) 2022/02/25(Fri) 22:47:59 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「周りにいた人たちと、……にたような扱いをしてしまいそうです。何だかんだで可愛いといいますか……鳥籠にいるのを愛でたくなるというか。 第一印象は、そうだったんです。 ちょっとずつ直すのも良いかな……」 帰りはお気に入りのインスタント麺でもおしえようかなんて、美味しい食べ方やアレンジを思い出そうとして。 「母方の父の店で、父が裏で援助することに。 そのまま表に出てないだけなんです。 ちょっと離れてると話す機会も年もわからなくなって、何年生っていうだけで確認しようとします…多いと覚えるの大変そうですしね。 ……ああ写真ありますけど……みますか」 すぐに焼けた牛は皿にあげず、貧乏くさく野菜の上で保温するなどをしている。 (-331) 2022/02/25(Fri) 22:55:19 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ「家族だから、ですか。 ……したくないのに、受け入れようとしてるの」 胸の前に置きっぱなしだった手をゆるゆるとおろしながら、呟くようにそう言って。 少女の瞳、現実のそれより誇張された深い青色があなたを見上げる。 「ちなみに、あの、犯罪って……? ……嫌だったら、あの、もちろん言わなくていいので」 (-332) 2022/02/25(Fri) 22:57:29 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「好きなお肉ですか、タン塩です。 少ないのに高いんですよね……食感がよくて。 溶けるのより、こう……味わってるのが好きで。 薄くてもかみごたえあるんですよ」 つまらなくないかだけを気にするが杞憂だろうか。 新しい体験として嬉しがっているのならいいのだろうが……まだわからない。 その上困ったことに、楽しそうなことしかわからなくて酷く戸惑った。 邪魔ではないが少し油が跳ねないように気を使いながらそっと皿に焼けた肉を置く。 何とも言えない言葉の間で、美味しそうだな…と他人事のような感想を浮かばせた。 (-333) 2022/02/25(Fri) 22:58:00 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ画面の向こう。 君からのメッセージを一通り読む。 ──それで、可哀想なこどもが ──最後にはすくわれる話でもいつか書いてやってくれ 『分かった』 最後の最後に簡素なメッセージを返して、会話は閉じられた。 きっと暫くはそわそわとスマホ端末を気にしているだろうし、 糧と言いつつ、君と話すのを楽しみに待っているだろう。 (-334) 2022/02/25(Fri) 23:01:33 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ『ないよ』 どうしても叶えたい夢とかは。 『だから、すごいなって思ってる。 スガワくんは医者になりたいんだよね。 いつから目指してるの?』 (-336) 2022/02/25(Fri) 23:12:19 |
アクタは、空を見上げながら、初期エリア内をぐるっと散歩。 (a55) 2022/02/25(Fri) 23:20:57 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「二度目……」 自分には二度目、なんてないのに。他人の手で終わりにされたのに。 一瞬だけ、生にすがりそうな自分が見えた気がした。 その笑顔が少し心に残って、もう少しの間だけ髪をなで続けた。 誰かとは、また違う感覚がそこにある。 「失敗、ですか。人生これからなのに、嫌でしたね。 気持ちに寄り添えたら楽だったんでしょうか。 仕事も全く違いますし……やっぱりプロの方が言うと違いますね そんなものですか? はい、死ぬことに興味を持ったことはなくて。 誰かと付き合うことも、なかったし。 友人……も他人から仲が良く見えるといわれてやっと」 「ここでも、言われて初めて気付きました。 あなたと仲がよく見られていたこと。意外だって言われましたけど」 少しくすぐったくなりますね、当事者以外からの言葉は。と。 素直に吸収するスポンジのように男は意見を取り入れていた。 「責務……ここでやらないといけないことがあるのは大変ですね……。 俺もまたそうだったら変わったのかな……。 逃げられたら、捕まえるって。なんだか犬みたいですね。 飼ってみたかったんですよ、大きなラブラドール・レトリバー」 あなたがそうみたいだとは言わなかったけれど。 兎よりは獰猛で、猫のように奔放でもなく、気品あふれた狩猟犬。 (-337) 2022/02/25(Fri) 23:31:08 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「もう少し余裕が出たら、お店の看板犬にしようかなって。 それは、どうしましょう……よくないですね。 人を生かすのがこんなに大変とは思っていなくて。 はい?」 「……子供みたい、ですか。 疑問を持たずに言われたままに生きてきましたから。 きっと本当にそうだったんですよ。 世間知らずの、なんでも頷くことしかできない愚息です。 だから今、楽しいです。知らないことを知ることができて」 (-338) 2022/02/25(Fri) 23:31:45 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「わ、…あんまりしたことない…ですか」 清掃員の人生は、平凡なものだった。 決定的な破綻を迎えてしまうその時までは。 だからきっと、この合議に集められた人々の抱える事情は。 自分には想像もつかない事なのだろうと思う。 でも、わからないなりに大切にする事はできるはずで。 「…周りが気を遣って遠慮してしまうから、距離を感じて。 互いに決して無関心ではないはずなのに、 傷付けまいとしたばかりに孤独にしてしまっていたら。 そうだとしたら、それは…うん、寂しい、ですね…」 思い遣った結果すれ違う事になってしまったとしたら、それは。 客観的に見ても双方寂しい事のように思う。 結局の所は、語られた言葉、断片的な事しか知り得ない 第三者の感想なわけだけど。 「…ねえ、エノさん。絵の描き方、教えてくれますか?」 少し考えた後に、一つ伺いを立てた。 当初はそれが、それである必要のないものであっても。 同じものに触れる事で、ほんの少しだけ。 隣に少し近付いて、同じ視点に近付けたらと思う。 上から下まで願望ばかりの、そんな思い。 (-340) 2022/02/26(Sat) 0:08:53 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「冗談です」 嘘だと思いたかったのです。 「私そういう冗談嫌いです……」 どうやったら目の前の人間が犯罪者だと信じられるかわかりません。 「そもそも"されています"って何ですか。 誰かに騙されたとかですか。 だったらフカワさんは悪くないじゃないですか。 帰っても帰らなくてもどっちも、そんな事って……」 俯いてカップの底に溜まった黒を見つめました。 まるで今の自分の心のように、冷えて濁った墨染の沈殿。 「……帰るつもりも無かったんですか? こんな所まで来て、そこまで話して──一方で私には綺麗な花を見ろ? また、そういう所で気遣うんですか。デリ欠の癖に。 フカワさんは知ってますよね。私が土いじりが好きって、汚れなんて気にしないって!」 忘れられる訳ないじゃないですか。 「ずるいですよ」 (-341) 2022/02/26(Sat) 0:14:31 |
【赤】 清掃員 カミクズ通信中…… ██件の新着メッセージ 『エノさん』 『こちら側で選ぶ人、誰がいいとか、ありますか』 『自分は何とも言えません』 『強いて言うなら。 比較的選ばれる事を受け入れられている人から それが穏当なやり方だとは思いますが…』 (*6) 2022/02/26(Sat) 0:22:49 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ「そのままの意味だよ☆彡 ステージは自分を解放できる大切な場所♡♡ 皆に愛されて注目されて、コンサート中は世界がすとろべりー星になるのが最高♡♡」 世界の中心が自分のように感じる、といいたいのだろう。 「普通のJKにはわかんない感覚かもしれないけどね♪」 (-342) 2022/02/26(Sat) 0:43:31 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「……騙されてる訳じゃなくて。 なってほしいと、言われてしまって。 それが……恩がある、人で、もう既に……。 帰っても、謂れのない罪を償うのなら。 今ここだけが無罪でいられる世界、です……ね?」 詳細に話せば話すほどやはりあなたは気にしてしまう。 皆もきっとそうだろうだから、話せなかった。 生きたい理由になんかならない、同情を誘いたいわけでもない。 ただ……ただただ。どうすれば良いかわからないのだ。 「……犯罪者ということになってる俺が」 「臓器提供者になって、救われるべき人に命を捧げた」 「残される人たちに、綺麗なストーリーでしょう?」 善悪など、もうこの制度に一度疑問を持ってしまってからわからない。 それでも思った事実は、ああ綺麗なストーリーがそこにあって。 このロッタリーは、真の犯罪を有耶無耶に消すことになること。 死人に口を与えず、語る記憶など現実の彼らにしか出来ない。 本物の綺麗事がそこにできるんだと、わかってしまったのだ。 「この俺を覚えていても、現実にいませんよ。 似てる別人にあえてしまうだけです。 ……似てます、けどね。性格は臆病でからだが弱くて……ちょっと変なやつです。」 (-343) 2022/02/26(Sat) 0:44:36 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「交渉材料にアイドルの体を好きにできちゃうかもしれないのに……もったいなぁい♡」 貴方が拒否するのを分かっていてわざとらしく胸を寄せるように身を抱いた。 「ヒメノも約束は大事にするタイプだよ♡ 安心して♡」 揶揄いはするが、こちらも貴方を裏切るつもりは今のところないらしい。 (-344) 2022/02/26(Sat) 0:46:12 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「本当にどうしようもないんですね」 嘘だと言って欲しかったのに。 告げられるのは辻褄の合うストーリーばかり。 理解できない夢みたいな現実。 「綺麗すぎてバカみたいですっ! いくらお話が綺麗でもそれを読んだ人がみんな喜べませんよ! 妹さんも居るんでしょ! 突然触っても怒らないような仲の良い妹さんも居るって言ってたじゃないですか!」 知らず声は大きくなっていました。。 髪を振り乱して叫ぶハナサキから、雫が一滴。 黒い沼に波紋を広げます。 「汚れたからって、綺麗じゃ無いからって、簡単に捨てて忘れられるって本当に思ってるんですか? 汚いですよ!その考えがずるいんです! 周りの事を考えてますって風な言い方で結局はフカワさん自身が居なくなって──逃げようとしてるんじゃないですか! 現実に居なくたってここに居ます!この瞬間に私の前に生きています! たとえよく似た偽物でも一度生まれたら、消えないんですよ……」 最後の方は涙混じりの声でした。 何度か鼻をすする音を刻んで。 (-345) 2022/02/26(Sat) 1:23:23 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「………………酷い事言ってると思います。 話をしてくれたのも、私が教えてって頼んだからですよね。 フカワさんに怒ってもしょうがないですよね。 ごめんなさい。ありがとうございます。 全部、ぜんぶぜんぶぜんぶ私のわがままですから」 ごめんなさい。 繰り返し、自分の落とした影の中に雨を降らせていました。 (-346) 2022/02/26(Sat) 1:24:05 |
園芸 ハナサキ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 1:28:42 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「体!!!?!!!???!」 一番大きな声が出た。 そうして、後退り。 「おっ、お……女の子、が、 そういうこと、軽率に、言、言……!」 頬を耳元まで赤らめて 顔を覆えば君から思い切り距離を取る。 「ば、バカ、 ばあああか! 約束ッ、破ったら、ゆ、ゆ、許さないからな!」 破られた時。──許さないどころの騒ぎでは無さそうだが 今はそこまで頭が回っていないらしい。 君が無理矢理にでも引き留めなければ このまま男は、照れたまま逃げ去っていくだろう。 ……あんまりにも情けない。 (-348) 2022/02/26(Sat) 1:32:22 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ「……そう、だったのかもしれない、です。 なんか、言われないと本当に気付かなかったな。 これまでは、大事に育ててもらったと思うんです」 刷り込みという者はひどく恐ろしくて。 流されるまま生きてわからないことだらけでも、勝手にそうだと思い込んでいる価値観が根付いている。 夕焼けにはブランコ、夜は帰るもの。 少なくとも、自分自身には温かい食事のある家があったという証。 「―――煙草、の密輸です。 人殺しじゃなくて、よかったかな。 俺は……あの二人がする 理由 がわかります。でも、して欲しくなくて、言ったことはなかったけど。 黙ってしていることが、残念でした。 ……ナツメさんは、変、だとおもいますか? 他人の罪をかぶっても良いって思うなんて……」 (-349) 2022/02/26(Sat) 1:47:50 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「人生これから?あはは、まさか」 「きっと、本当は。 人は長生きなんてしない方がいいんですよ…」 ほら、現に人が長生きしたいと思うあまり 社会はこんなに歪な制度が罷り通ってしまってる。 独り言のように呟いて、憂鬱げな笑みはそのまま。 髪を撫でる手に懐くように、ほんの少しだけ頭を傾けた。 「………仲が、…えぇ…? ああ、まあ、人によってはそういうふうに、見えるのか…」 それも束の間、唐突な発言には流石に面食らったよう。 何せそんなに人前で関わりを持っていたわけではない、 はず、だし。 件の事故の事を知っている人間なら話は別だが。 何よりも、そもそもあなた自身が自分と仲が良いなんて 特別そんな意識を持っているとは思っていなかった。 単に第三者から言われた事を、 ただ素直に受け止めているだけなら、わからなくもないが。 思い返せば、言葉が届く程仲良くなったとか、何か。 そう言っていたのはそういう事か、と思った。 (-350) 2022/02/26(Sat) 1:48:21 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「義務と責務と権利を背負わされたのは皆同じでしょう。 ねえ、犬だと思うなら、ちゃんと首輪を付けてくださいよ。 ペットの首輪は何も、 小屋に繋いでおく為だけのものじゃないでしょう。」 犬のようである事は否定しない。 自分だけがそうだとも思いはしないけれど。 だって、自分達は、結局。 どうせ最後に烹らる走狗に過ぎないのだ。 「死ぬのは一瞬、生かす事の責任はずっとです。 飼い主が居る事の証明、有事の際の迷子札。 首輪付けられるだけなら千切りやしませんよ。 まあ、邪魔に思ったら鎖は切るかもしれませんけど」 殊勝なばかりでもない猟犬は実にアイロニカルに笑う。 悪趣味だ何だも思わないわけじゃないけれど。 もう今更な話だろうとも思う。 何ならこの場、この世の中自体が悪趣味でナンセンスだ。 「困った人だとは思うけど、嫌いじゃありませんよ。 別に悪い事だとも思いません。 これから楽しめる事が多いのは得なのかもしれません。 その内子どもじみた喧嘩だってしてみましょうよ。 そうしたら、何かわかるかもしれません」 (-351) 2022/02/26(Sat) 1:49:02 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 硝子のような目で貴方の反応を見る。貴方のような反応をする者も少なくなかった。何の感想も抱くことなく見つめ続ける。 自分と違って感情が顔に表れやすく、変化の幅も広いのだと。 淡々と印象を頭に留めながら。 「何で、と言われてもな。俺が患ったのは重く、有効な治療法がそれしかなかったからだ。 あの時は生きたいだとか死にたいだとか考える余裕がないほど苦しかったから、体調が良くなかった時はW楽になりたいWとばかり口にしていた気がする。 結果親の判断により臓器移植を受けて、無事拒絶反応も起こすことなく体が楽になって問題なく生きている。……今思うと死んで楽になるという道もあったのかもしれないがな」 自分の歩んだシナリオをかいつまんで説明し終えると、グラスを掴んでもう一度呷った。 (-352) 2022/02/26(Sat) 2:57:02 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「視点ですよ……ここの人しか知らない話ですし。 もうあまり忘れられない、ですよね。 頭を殴れば、忘れるでしょうか……。 それに何から逃げるって言うんですか。 選択の権利とか、命を扱うことからとか? あまり責任も、感情も持ってきて無くて……ああ、ええと…… えっ? 頬を伝う雫に目を見張って声が出てしまった。 どうしてそんなに声をはってくれるのか、感情を表してくれるのか。少なくとも心を揺り動かされ、浮かんだ疑問には誰も答えてくれなかった。 「え、汚れ、なん、で……ええ? すみません、どうして……あの……なんで泣いてるんですか。 生きていてすみません……? 」限りなくチョイスをする台詞を間違えた気がする…。 これだから、といわれるが、どれも本心ではなく…。 「あの、こうして傷つけてしまうことだと思いませんでした。 事情を話したら気分も悪くなる人はいるとわかっていたのに。 ……ええと、駄目ですね。 やっぱり……上手に繕えたらよかったんですけど。 俺、……勝手に話しただけ、のくせに。 聞いてもらえて、嬉しかったんだと、思いますよ。 なんか、あなたには綺麗じゃない物語だと思ってもらえているんですね。それだけは、確かに俺の人生にとって救いでした。 不満を抱いたり、少しでも生きたいと思う俺が間違いなのかと常々思っていたので……。 ええと、俺のせいで泣かないでください。 泣き止ませる為に告げる言葉が、泣かせてしまいます。 どうしたら、あなたは、その……笑ってくれますか?」 (-353) 2022/02/26(Sat) 3:12:59 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ頭が回らず、気が利かない。 不幸な身の内話をして、絶望な状況を伝える。 これはただのテロリズムと変わらなかったのだ。 だからふざけた月並みな言葉しか、口から零れなくて。 ああ、こんな風に、寒い言葉というのは生まれてきた。なんて。 慰めにもならない事しかできないのだ。 事実ではあるのに、言葉にするだけですべてが薄っぺらくなってしまう。 そんな言葉の価値というものは、どうも惜しいように感じた。 抱きしめればいいのか? 涙を拭えれば良いのか。 自分のことをそんなことをするような人間に見れなくて。 ただ、同じ趣味を持った彼女のことを悲しませたことが どこかでずっと心残りになるぐらいには。 男の胸には刺さって抜けなくなってしまった。 (-354) 2022/02/26(Sat) 3:21:40 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「あらら♪」 逃げ去って行く男にくすくすと込み上げる笑いを手で抑えた。 「ほんと、可愛い子だなぁ〜♡」 あんな子が彼氏だったら、アイドルじゃない普通の女の子でも毎日が楽しくて素敵なんだろうなと素直に思った。 「まぁ…“私”じゃ無理なんだけどね…」 一人ごちに呟いてこの場を去った。 (-355) 2022/02/26(Sat) 3:26:41 |
不運 フカワ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 3:28:51 |
【独】 清掃員 カミクズ/* …………ヤ〜ッベ♪ 吊りは99.9%勝ちが決まってるけど襲撃先♪ 墓下=赤窓見れる=ワンチャン特殊清掃員バレする♪見ないで♪ まあ前日の赤窓見に行く人おらんやろ(慢心) (-356) 2022/02/26(Sat) 3:37:51 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ「定義としてはどちらでもいいのか。利がなかったと落胆することもなくなるな。いいことだ」 さて、貴方の真意はいったいなんなのか。それを問いただす者はここにはいなかった。 「別に嘘をつく理由が無いからな。取り繕わなければならないほど隠したいものも、そうしようとするやる気も、何もない」 世間的に悪だと断じられることを語る時に笑うことの出来る、何かが欠けた者を硝子のような瞳が捉える。 俺は、迂遠な言い回しと作為的な表現で接してくるお前のことは別に好きでも嫌いでもない。 「ああ、アレか。命を返しにきたからだ」 さらりと答えて、少し考えてから言葉を続けるために口を開く。既に二回ほど似た質問にこう答えたが、毎回詳細を説明することになったのを思い出した。 「俺は昔臓器移植を受けたことがあって、もうその時点で俺の命は俺だけのものではないらしいから。 無駄に消費しない為にここで提供者として死のうとしたというわけだ。予定が変わってしまったがな」 そういう関係もあって、もう一人の見学者や貴方に元々話しかけるつもりだったことも補足する。もし臓器移植予定者だった場合、かける言葉があったという。 (-357) 2022/02/26(Sat) 3:42:17 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ「俺は同じとは思わないな。WやらなければならないWと言われたところで、強いられ選びやすく誘導されたとしても結局己の行動を最終的に決めるのは自分自身だろう。 やらなければいけないを選ぶ人間にはそれを言い訳にして考えることを放棄する者だっている。強いてきた人間、環境に責任を押し付けて何も考えず楽になりたいから。俺がそうだ。 だから、能動的にWやりたい事Wとして選ぶお前のことを素晴らしいと言ったんだ。初めにな。それは今も変わらない」 誰にも期待されなかったとしても。 「Wすぐ近くW? ……ああ、もしかしてプロフィールにあったお前の弟のことか? ……ふむ。 要は──誰かに見てもらえて、揺らぐことのない自分だけの居場所が欲しいという感じなんだろうか」 一度手帳を取り出し、緑茶の入った湯呑みを二人分出して頬杖をつく貴方に片方差し出した。話をする時は飲み物があった方がいいという考えからだった。 なお、貴方が忘れずに飲み物を既に用意していてもしれっと置く。 「俺の見たいものに関してはそうだな。かなり珍しいと思う。 もうずっと真面目に考えて動くなんてしていなかったから、こんなに見てみたいと俺から思うなんて自分でも少し意外だった。まだ感情は死んでいないらしい」 (-358) 2022/02/26(Sat) 4:28:10 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ どれだけ時間がかかっても、共犯者はじぃっと待ち続けて全ての言葉を見つめた。 『同じ経験』 『そうか』 『それは確かに、理解者と出会うのが大変そうだな』 思考。そして入力。それなりに時間がかかった。自分では思いつかなかった考えだから。 『例えがわかりやすいな。確かに何の病もなく健康に生きた俺がいたのだとしたら、考え方はだいぶ違っていたことだろう。今まで経験したことが今に至るまでの俺を作り上げているから』 ややあって、更にメッセージが書き加えられる。ただの報告で済ませようと思ったが、知りたいことが出来た。 『ツルギ、二つ聞きたいことがある。 お前が欲するW理解Wとは、どこまでだ? どこまで他人に理解されたい?』 これは裁判場でエノに投げたものと同じだ。 『もう一つ。同じ経験のW同じWとは、どこまでを指す? 生まれた瞬間からか? それとも、限定的な範囲か?』 (-359) 2022/02/26(Sat) 5:22:06 |
【赤】 美術 エノ『うーん、そうだな。』 『まぁ、その方が楽だよね。』 『あぁ、でもな。』 『ひとり、合議に遅れてきて投票だけした子がいるよね。』 『あの子でもいいかもな。』 話し合いに遅れてくるということは。 あまり、他者を理解する気がないのだろうと思う。 そうなると、自分にとっては要らない人だ。 青年は、どうせ死ぬ世界で、穏当も何もないな、と思っている。 『ヒメノさんか、ツルギくんかな。』 (*8) 2022/02/26(Sat) 6:55:41 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ合議が終わって、どこかしらの時間で。 君を探し歩くカラフルな髪の青年。 見かければ、あぁ、と口を開き。 「アクタくん、こんなところに。」 ふわりとした足取りで、君に近寄ってくる。 (-360) 2022/02/26(Sat) 7:22:37 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「ホントに来たんだ。」 散歩の途中、広場付近。 まるでダメ元で約束した友達が来たときみたいに、 近寄る君を一瞥すれば、同じように歩を進めて距離を縮める。 「そんなに知りたい? 僕がW演劇好きになった理由Wだっけ。 対して深い話しでもないし……嗚呼、 きょとん、と不思議そうな顔をしたのち、 そういえば、と何かに思い至る。 「理解したいとかされたいとか言ってたな、お前。 まー僕だけ話すのも何か不公平だし…… お前も、お前の事話せよ。」 理解に至るかは分からないけれど。 そんなふうに男は、君に笑ってみせた。 (-361) 2022/02/26(Sat) 8:04:38 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……、……」 さらり。髪を揺らしながら頬へと指を這わす。 「仲がよくなるのに、最低限の時間は必要ですからね。 いつか親友になれたとしても、今は難しいでしょう。 それなのに他の人からは一瞬で評価されるのは、面白いですよね」 他人からの評価をそのまま受け入れている。 カミクズが抱いた感想はおおむね正しい、しかしただの無感情にしては行動が先に出るのが男の悪い癖だった。 人に言われた言葉でしか、己を表せず、子供のようにわがままをいう。 そんな不器用に歪んだ男はその首に手を伸ばした。 (-362) 2022/02/26(Sat) 8:56:31 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「か。 飼えませんよこんな大型犬 」あなたの首に手を添えながら溢す言葉は、明るい部屋にも、この空気にも合わない、ただの空虚な普川という男の持つ旋律。 悔しかった、ですね。つらかった、ですね。寂しかった、ですね。苦しかった、ですね。 「あなたを映して、何度も楽しかったことを自覚しました。 悔しくて辛くて寂しくて苦しかったことを思い出しました 」「 よかった 」「生きていることが、悪いことにならなくて。 喧嘩もできそうで……はは、俺は」 喉元を一度だけ親指で押してすぐに手を離し、笑う。 「まだ死ぬまで、生きることができそうですね」 (-363) 2022/02/26(Sat) 9:02:29 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『うん。だからユスは俺を理解できないし、俺はユスを理解できないと思ってる。』 ここが青年と色芽木絵乃の大きな違いかもしれない。 相互理解はできないものだと既に考えているから。 『…その質問にはまとめて答えられそう。ちょっと待って。』 カフェで抱いたあの気持ちは、間違いなく喜びだった。自分の中でメレンゲのようにフワフワとしたままだった感情を、少しずつ文章にしていく。 大丈夫、君になら言える。 『俺は、』 『自分と同じ景色を、一瞬でもいいから誰かに見てほしい。』 地面が崩れ落ちた真っ暗なトンネルの中で、 何かに追われ続けるあの感覚を。 (-364) 2022/02/26(Sat) 10:54:57 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『俺の考える理解は、言い変えれば 共有すること なんだよ。………まあ、難しいことに変わりはないな。頭痛だって、相手が自分と同じくらいの痛みを感じているとは限らないわけだし。』 自分の考えていることが全てわかる理解者を見つけるよりも、現実的な気がする。 あくまで比べた時の話だけど。 共有だって難しいことに変わりはない。 『だからさ、』 (-365) 2022/02/26(Sat) 10:55:54 |
【赤】 清掃員 カミクズ自分が死に至る可能性を受け入れられていない人を わざわざ選んで殺す必要はない。清掃員はそう思っている。 きっと大半の人がそうだろうとも。 もちろん何か理由があればそれも致し方ないとは思うけれど。 『ヒメノさん、ですか』 話し合いには参加せず、自分の意見も主張する事なく。 迷いなく投票だけをして行った少女。 清掃員は彼女に"投票しない"事と、それから。 自分に投票するように、という事を予め伝えていた。 『そうですね。 残念ですが、意見もわからないのであれば そうなっても仕方のないことでしょう。』 でも、この権利は投票とは異なるものだ。 つまりそれを止める理由は何処にも無い。 何より、"選ばれる"事による死は最後の最後まで不確定だ。 であれば選ばれても、死なないよう足掻くだろうとも思っている。 それはある種の信頼として。 『今日選ぶのは、ヒメノさんにしましょうか』 (*10) 2022/02/26(Sat) 10:57:05 |
【秘】 あの日の ツルギ → 規律 ユス『 似たような状況 を用意すれば、』『 同じ が、』気持ち を体験する人『作れるんじゃないかって。』 そんなものを作ろうとすれば、前に話した通り法に触れることになる。 本当に同じ気持ちになってくれる保証だってない。徒労に終わる可能性だってある。 実らない結果の為に奪われた命は哀れだから。 『俺が言う諦めきれない≠チていうのはこういうこと。 どうかな、上手く言えてる?』 だからそれを受け入れて貰えたことが、 俺が作る景色を見たいと言ってくれたことが、 あんなに嬉しかった。 (-366) 2022/02/26(Sat) 10:57:30 |
【赤】 清掃員 カミクズ『それから お願いする事、決まりました』 『もしフカワさんを選ぶとしたら、後の方にしてあげてください』 『もちろん投票で選ばれてしまったり、 自ら立候補した場合は仕方ありません。』 『でも、そうでなければ』 『もう少しだけ、好きなようにさせてあげたくて』 (*11) 2022/02/26(Sat) 10:58:50 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「……それ、本気で言ってますか?身も心も悪い人になったつもりですか? フカワさんは嘘吐くのが下手くそです。 綺麗なお話の登場人物になりきれてませんよ。 いち早く死ぬつもりだって言わないのだって、話しているのだって、そうですよね。 私には責任も感情も捨てきれていないようにしか見えません。 だから、逃げてるのは全部から。」 ハナサキは綺麗なものしか知らない子どもではありません。 今まさに多くを知ろうとしています。 「気遣い方が中途半端なんですよ。 そんな事されたら泣きますって……ふつうですっ。 話した事よりも、フカワさんがそんな風だから泣いてるんです! それくらい分かってくださいよ!デリ欠なだけで、気遣おうって気持ちはあるんですから!」 気遣いが下手なだけの優しい人。 この期に及んで私の心配までするなんて。 これはちょっとした仕返し。 「フカワさんは間違ってなんかいませんよ。 不満も生きたい気持ちも、それが嘘じゃないなら私は尊重します。 どうしようもなくて、どうしていいかわからなくてその結論に至る気持ちも、納得はできませんけど一応分かっているつもりです。 そこはひとまずその時になるまで置いておいてください」 まだ終わってないんです。 その言葉を告げた時に顔を上げました。 (-367) 2022/02/26(Sat) 11:07:23 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス「!」 至極当然のように、さらりと答えられる。 僕は少し目を見開いたかもしれない。 「移植から10年経ったら候補者の対象になるんですよね。え、まじでなるんだ。 容赦ねえ……。 はあ……なるほど。レシピエントか。 なら、まあそうなりますよね」 とても納得したと言う風に頷いた。 「臓器移植受けた時……、どうでした? 痛かったですか? 拒絶反応は苦しかったですか? あ、と言うかどこの臓器ですか? どんな気持ちで受けたんですか。後悔なんかはしました?」 それから、彼を質問攻めにする。 訊きたい事が沢山あったからだ。 「……予定が変わったって言うのは?」 (-368) 2022/02/26(Sat) 11:09:06 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「だからもう、私には気遣いしないでください。 できないのに無理に施されるくらいなら要らないです。 あなたがここでしたい事はなんですか? 黙って誰にも知られないでひっそり身を捧げる事ですか? 全部くださいよ。あなたが見ない振りしてる分からなくなった気持ちをここで全部下ろしていけば──ええ、本当に綺麗になるかもしれません。 生きていてすいませんなんて台詞二度と言わせません。 生きていて良かった の方がずっと素敵です!」結局ハナサキが欲しいのはありのままの言葉と心。 人生なんてテロリズムの連続。 べき、ではなくて。 したい、が欲しい。 「フカワさんが心から笑えたら、私も笑えるかもしれません、ね」 それまで綺麗になんて終わらせてやりません。 (-369) 2022/02/26(Sat) 11:09:27 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ「……っ」 少女はひどく痛そうな顔を、一瞬、して。 それから、笑う。 すこし歪で、あなたの笑顔とはきっと、天と地の差。 「うん。分からないです、そういうの」 「あの……アイドル、なんだよね。 ……見られるのとか。怖かったりしないですか」 (-371) 2022/02/26(Sat) 11:15:31 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「あはは」 無防備な首に触れられても、特に嫌がるふうでもなかった。 実力行使の後では随分弱気に感じる言葉に一つ笑って、 離れていく手をやわく掴んで、引いた。 「飼えもしないのに欲しがったんですか」 それに対してあなたが抵抗を示さないなら、 先程のお返しとばかり、それでも随分優しく抱き締めた。 そうでなくとも、もう少し近くに引き寄せて。 「ほんとうに、困った人ですね…」 どんな表情をしていたかは、見えないかもしれないけれど。 声色には、諦念も、皮肉も、憂鬱もなかった。 (-373) 2022/02/26(Sat) 11:52:05 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「ねえ、僕は、生かす事の責任、ちゃあんと知っていますから。 きみが寂しくないように、そばに居てあげますよ。 きみが飼い主じゃなくたって、僕ときみが死ぬその時まで。 楽しい時も、悔しい時も、辛い時も、寂しい時も苦しい時も」 ゆっくりとただ思った事を投げ掛けた。 穏やかな声で、子どもをあやすように。 特殊清掃員という肩書に反して、 今は死臭のようなものは感じさせない。 ただ薄っすらと、漂白剤と消毒液の中間のような匂いがする。 「お酒、飲んでみたかったんでしょう。 煙草も試してみたいんでしょう。 してみたかった事、何でもやってみましょうよ。 期待しているよりはつまらないものかもしれないけれど 二人ですればきっと、少なくとも。 何とも思わないなんて事はありませんよ。」 それもこれも、生きていなければできない事だから。 たとえこれから死んでしまうとしても。 「ねえ、邦幸さん。 僕は、掃守は、きみが生きていてくれてよかったですよ」 (-374) 2022/02/26(Sat) 11:52:38 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 愛情爆弾になるのは気持ちがいいぜ………… どこか子どものまま流されるまま大人になっちまった人間を このオレにぶつけて来る方が悪いんですが? そういう人間見せられるとどんどんデケエ愛が出てくるんですわ (-372) 2022/02/26(Sat) 11:56:11 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「約束は守る為にあるものだよ。」 事も無げに言って、互いに距離を縮めて。 そうして、一歩分開けた距離で止まる。 「知りたいよ。君の事、なんでも。」 人を理解することは気持ち良い。 何かを知れるとあれば、気分が高揚する。 そして、そちらからも要求をされて…… 「……いいよ。教えてあげる。知りたいだけ。」 人に理解されることは気持ち良い。 興味を持ってもらえるだけで、体が熱くなる。 「うーん、何から話そうかな……じゃあ。」 「おれ、本当の名前は虹谷絵乃(にじやえの)って言うんだ。」 「ニジヤ製薬って、知ってる?」 それは、この国において最も有名な製薬会社のうちの一つ。 (-375) 2022/02/26(Sat) 12:04:03 |
【赤】 美術 エノ『うん、じゃあ、彼女にしよう。』 淡白な文字。画面の向こうの本人も同じように。 その選択が、人を死に追いやるということを知っているのに。 何一つ躊躇うこともなく決定する。 青年にとっては。 自分を理解しようとしない人は、元から死んでるも同然だから。 『結構裏で根回しもしてるらしいしね。』 自分はされてないけど、人からそう聞いた。 それほどまでに、生きてみたい人。 それが、死を目の当たりにした時、どんな姿を見せるのだろう。 きっと裸の心が見えるんじゃないだろうか。 そう考えると…………高揚した。 (*12) 2022/02/26(Sat) 12:07:35 |
【赤】 美術 エノそうして、齎されるお願いに。 青年は少し、目を丸くした。 『うん、いいよ。』 『俺も彼は、もう少し長生きして欲しいから。』 『理解しようと頑張ってくれてるからね。』 だから、彼が理解をしてくれるか。 あるいは、諦めるまでは。 生きていて欲しいなと、願う。 君のお願いは、承諾された。 (*13) 2022/02/26(Sat) 12:09:17 |
【独】 奇形 メイサイ 僕は強がりです。 苦しくて怖くて心細くてやましい気持ちを、笑顔のオブラートに包んで隠しています。 同情向けられるのが嫌だから。可哀想だと思われたくないから。 何よりも、弱者だと認識されるのが一番ムカつきます。 (-376) 2022/02/26(Sat) 12:23:41 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「ふゥん。 それって、『僕の事が知りたい』の? それとも『何でも知る』事がしたいの?」 それは言葉にすれば些細な違い。 けれども、君と対話する上では、大切なことだと思う。 ……まあ、別にいいけど、とひとりごちて。 君から語られる話に耳を傾け始める。 「あーはいはい。ニジヤね、ニジヤ。 変な名前してんなと思ってたけど、本名も中々へ えっ? 」立ち話も何だし、何処かに腰掛けようかと周囲を見渡していた男は その全ての動作を止め、君を見た。 「 知らないワケあるか!? 凄いな、さぞや豪華な生活してるんだろうな……! だってあのニジヤ製薬が家、ってことだろ? 苦労とか全然なさそう! ……って、」 輝く瞳。勝手に想像しては緩む頬。 すっかり豪勢な様子を幻視して──それから、は、と顔を引き締める。 「そういう奴には、そういう奴なりの苦労とかあるよな。 僕には想像もつかないような、さ?」 一先ず目についた噴水の縁へと君を手招いて、隣へ腰掛けるように促す。君が座れば、自分もそのように。 (-378) 2022/02/26(Sat) 12:36:41 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ「たばこ……」 教科書と講話とポスターの中にある、悪いもの。 受け売りの価値観。凪いだ瞳が泳ぐ。 まざまざと嫌悪を露わにできるほど、身近でもなかった。 うーん、と少女はまた、考える。 橙の空に暗色が混じって、点々と明かりが灯り始めている。 「ん……変とは思わない、かも?」 分からないです。 考え考え、少女はそう口にする。 「あの……事情?を、聞いたら。 言いたいことは分かるけど、賛成はできない……みたいな話だったりするかもしれないし。 そういうのは、『変だと思う』って言うのかな。 でも、誰かをかばうのって、なんか、あることだし……」 (-379) 2022/02/26(Sat) 12:48:04 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「し、」 死んで楽になるなんて、と言いかけて ここはそんな綺麗事を吐く場ではない、と思い至る。 「……そっ、か」 でも。 「でもさ、親御さんはお前に生きて欲しかったから、手を尽くしたんだろ。 そんな人達が居るのに、W死んだら楽Wとかはさ……言うなよ。」 事実はどうだろう。 義務感からだったかもしれないし、自分の想像通り君を愛していたのかもしれない。 分からないけれど、分からないなりに、伝えたいと思った事を、君へ伝えた。 「はーあ! お前、何聞いてもつまんなさそう!」 がたん! 椅子の音を鳴らして立ち上がれば そうして君の目の前まで顔を近付けにっと笑って見せる。 「散歩しながら話そうぜ、 その方が僕は楽しいしさ。……お前もそうかもしれないじゃん?」 きっとそうだと良い、と。 君の返事を待たずに背を向けて、カフェを出て行く。 ……君が着いてくるかと時々心配そうに振り向きながら。 (-380) 2022/02/26(Sat) 12:55:55 |
【赤】 清掃員 カミクズ『そうですか』 返答は、簡潔なものだったけれど。 あなたの居ない所で、人知れず安堵の息を吐いた。 『よかったです そう言って頂けて』 『ありがとうございます、エノさん』 感謝の言葉を述べて、ログを閉じる。 本当にこれがよかったのかはわからない。 あの人がそれを望んでいるのかはわからない。 そう望まれたわけではないから。自分の一存でそうしている。 それでも。 こうして確かに誰かに生きていて欲しいと思われている事は。 決して悪い事ではないんじゃないかと、そう思う。 (*14) 2022/02/26(Sat) 13:05:03 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『同じ景色を見ること、共有すること』 要点を繰り返す。貴方に知覚出来ることではないが、手帳型の端末を持っていた青年は届いたその文面を自分の指で何度もなぞった。 きちんと覚えるように。自分が投げ捨ててきたものと違い、頭の片隅に追いやることのないように。 『ありがとう。非常に分かりやすい説明だった。疑問が無くなりすっきりした』 回答への礼を述べ、暫く空白が続く。 『理解者の定義を聞いた時に色々考えが浮かんでな』 『エノさんの望む理解者は、相手が能動的に彼を見なければならないものだと思っている。 だが、お前の望む理解者は同じ経験をすること』 『この時点で思ったんだ。 生まれた時からまるきり同じものを経験する人間、完全な理解者は無理だったとしても。限定的な範囲でなら──』 ▼ (-381) 2022/02/26(Sat) 13:08:36 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『人工のもので果たしてツルギは納得できるのかと危惧していたが、先程の回答を見て安心した』 貴方のやろうとしていることが世間一般に受け入れられないことも、そして手を貸せば己もまた法に触れるものだと、理解している。 けれど、理解していることは決して行動をやめる理由にならない。否、なれなかった。この青年にとっては。 『お前の言う通り、俺はお前を理解するのは困難だ。まず感情といった感情がなかなか動いてくれないから。 他の者なら、どういうものが楽しいとかどういうものが悲しいとか、手ずから教え込めるかもしれないが』 『ただ、理解できなかったとしても。俺は楽しそうな顔をするお前と、そんな顔をしたお前が作るものが見たくなった』 『だから手伝おう。諦めきれない限り、いくらでも付き合う。 元より俺は死ぬつもりで、他に生きたい理由などなかったから。いくらでも協力できる』 (-385) 2022/02/26(Sat) 13:11:09 |
【独】 清掃員 カミクズ/* ツルギ君には主人公補正で生きていてもらう事にしましょうね… その方がキツそうだし(ドカスのPL)。 明日の議論はいったいどうなっちゃうのカナ!? (-383) 2022/02/26(Sat) 13:11:27 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「うーん、今は君のことが知りたいよ。」 という言葉は、いまいち、君の問いの回答にはなっていない。 別に、誰でもいいけれど。 今は君がいい、そんなふわふわした芯のない気持ち。 促されるままに腰掛ける。 背中から水際の涼しさを感じる。 風が吹くと、飛沫が首筋に飛んできて冷たかった。 「どうかな。苦労はなかったかも。」 「欲しいものに困ったこともないし。」 「きっと美味しいものばかりを食べてたし。」 「俺は跡継ぎじゃないから、放任されてたし。」 「ぬるま湯みたいな人生と言っても過言じゃない。」 だから、ただの趣味の絵に没頭する時間だってある。 青年が人より絵が上手いのは、才能があるとかじゃなく、ただ時間があるだけだ。 「でも。」 「大体、お金持ちだって聞くとみんなそう言う反応をする。」 「苦労がなさそう。世界が違う。自分とは違う。」 「怪我をさせたら大変だから気を遣う。美味しいものを食べてるだろうから買い食いには誘えない。」 「俺は何も言わなくても、みんなが勝手にそう判断する。」 同じ人間なのにね、と感慨もなく呟く。 それは苦労と言うにはあまりにも稚拙な、ただのボヤきだった。 (-387) 2022/02/26(Sat) 13:51:53 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ「そうだな。あれから11年経過しているから選ばれたのだろう」 目を見開いた様子を見て驚いたのか或いは不思議に思ったのか、瞬きをぱちぱちと少しだけしてみせた。 「術後は色々と管が繋がってて痛かった。拒絶反応も今こそ安定しているが術後数ヶ月は熱が出るなどあったな。薬の関係で感染症にかかりやすい状態だったから、食事の管理だとかリハビリだとか気をつける事も多かった。 どんな気持ちで、か。とにかく楽になりたかった。後悔は特に。したところで何も変わるわけではないから。……メイサイは移植手術で後悔するようなイメージを抱いているのか?」 質問攻めには一つ一つ答えていく。眉一つ動かない。 「ああ、最初の合議のあと色々人と話をしてな、考えが変わって生きて帰りたくなった。見たい景色が出来た」 (-389) 2022/02/26(Sat) 14:22:21 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 伝えたいと思ったことを受け取る。この青年に拒絶は無い。拒絶すると言う考えが無い。 「…………」 思考。沈黙。 成る程、お前もか。 「そうだな。善処しよう」 静かにそう答えた。 青年の親が何を思っていたか、真実は分からないままだ。青年自身は親がどう思っていたかなどまるで興味がなかったから。 「つまらないと言われても、面白くないと最初に忠告したんだがな。 散歩か。たしかに座りっぱなしだと体に悪いしな。いいだろう」 花咲く笑顔を浮かべた貴方を、表情一つ変えずに追いかける。態度や雰囲気は滅多に変わらなくても、約束したからには貴方を捨てるなんてことはしなさそうだ。 (-390) 2022/02/26(Sat) 14:31:41 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『ありがとう。伝わって良かった。案外価値観が近いのかもな。 楽しいとかは、俺もよくわからなくなったから………そういうのは多分、アクタの方が詳しいよ。』 悲しいとか、気持ち悪いとか、……怖いとか。青年が今もなお感じる気持ちはそんなものばかり。どうせ麻痺するなら、そっちも痺れてくれたら良かったのに。 しばらく目を離していたログを閉じて、受け取った文章を頭の中で読み返す。 『あのさ、さっき裁判場でカミクズさんが言ってただろ。この空間で死ぬと、現実でも死ぬことがあるって。 これは頼みじゃなくてお願い。だから別に守らなくたっていい。』 (-391) 2022/02/26(Sat) 14:39:07 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『自分から死ぬようなことはしないでほしい。 殺されるとかは、しょうがないけど。 自殺みたいなことはやめt| …………入力が止まる。 冷や汗が手に滲んだ。自分から死にに行くな?何を言ってるんだ、俺は。 これは過干渉じゃないか。 君の周囲にいた人たちと、同じじゃないか。 君の命なんだから、君が好きに使うべきなのに。 『ごめん、今のなし。言いすぎた。見なかったことにして。ユスの好きにしてくれ。』 矢継ぎ早に続きを送って、深く溜め息を吐いた。 (-392) 2022/02/26(Sat) 14:40:20 |
【独】 剣道 ツルギエピ入るまでには………しなきゃだよな… 最短で明日が最終日なわけであれ?結構チンタラしちまったな はいはいユスが口説いてくるのが悪いで〜〜〜〜す ピッピロピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (-394) 2022/02/26(Sat) 15:05:33 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス「ええ〜……辛そう……」 訊いておいて僕は顔を顰めた。 直球な感想。 「11年前って事は……今18歳って書いてたから、7歳の時ですかね。 え? いや……何と言うか、割り切ってますね……」 「あ、もし見学者に臓器移植予定者がいたら何て言うつもりだったんですか?」 質問にひとつひとつ答えてくれるユスさんは、やはり無表情。何考えてるんだろうね。 「……見たい景色ですかあ。 いいですね。ユス先輩がここから無事帰れるといいです。 応援してます」 (-395) 2022/02/26(Sat) 15:21:16 |
【人】 剣道 ツルギ広場の片隅で、グッと背伸びをした。 「真剣。…なるべく斬れるやつ。 あと巻藁をとりあえずひとつ。」 パン、と手を叩いていくつかの物を作り出す。 慣れない真剣を振り下ろすと、巻藁を刃が切り落とした。…少し残したかったのに。 「首の皮一枚とか無理だろ…」 一応介錯を申し出たし練習はしておこう、というのもある。 ……殆どはただの気晴らし。 剣を振っている時は、何も考えなくていいから気が楽だ。 (41) 2022/02/26(Sat) 15:36:39 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「あんまり悪い人になったつもりは……あ、はい。 捨てきる、以前……ないものはないといいますか。 ただ、あなたがそうやって。 悲しんだり怒ったり、気にかけてくれるから。 俺だって……思うところは、あったみたいで……」 気にしたいと思ったから、気にするようになった。 すべてはあなたの反応から。 それでも気遣わなくて良いと言われてしまうと、ありのままでもいいのだろうかとまた油断してしまう。 きっとここで一番子供のようなのに、傷付けるだけなのに。 ここの人たちは、やっぱり不思議だ。 「気遣う言葉を考えるのが、難しいと感じてしまうんです。言われないと行動できない、変わった人と言われるそんな人生でした」 なまじできてしまうものだから、まさか 病気 だなんて思われずに。自分が異端であることもつい今の今まで気がつけずに。 「注意されてなければ、頭を撫でてアイスでもあげればいいのかなとか。年頃の人もよくわからないし」 「それで、ええと、……したいこと」 「怒らないで、ほしいのですけど」 もうすべて今さらだ。 (-396) 2022/02/26(Sat) 15:37:04 |
ツルギは、(7)1d10本くらい首の皮一枚繋げられた。 (a56) 2022/02/26(Sat) 15:37:21 |
ツルギは、いけそうな気がしてきた。 (a57) 2022/02/26(Sat) 15:39:09 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「……暇潰し、です」 誰かには皆に殴られるだろうと言われた言葉。 誰かには呆れらるだろう言葉。 それでも男にとっては、一番大切で、重要な。 それが。余暇の価値をあげることだった。 (-397) 2022/02/26(Sat) 15:40:04 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「……あ。」 「これは本当に、お詫びのつもりで買っていたお菓子です」 「出すより0円でもお店で買った方が、風情があるでしょう? 俺は美味しそうだと思いました、ハナサキさんも美味しいと感じられたら嬉しい、なと」 紙袋にはいった花のかたちのカステラ。 花屋の親が犯罪をしてると知って、1ヶ月触れるのも忌避してしまった好きなもの。 それでも。 「気遣いに、思えたなら。 俺が食べたかったから、で、一緒に食べませんか……」 そうやって妙に下手に笑う姿もきっとそのままで、気遣わないのも下手くそなのなかもしれなかった。 (-398) 2022/02/26(Sat) 15:40:59 |
メイサイは、いけると思う。 (t34) 2022/02/26(Sat) 15:45:30 |
カミクズは、なんか首の辺りがぞわっとした気がする。 (a58) 2022/02/26(Sat) 15:48:49 |
フカワは、首の皮一枚は、ローストビーフと生ハム、どちらが近いのかと考えている。 (a59) 2022/02/26(Sat) 16:00:34 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『そうだな。共感してくれる部分があり、それ故に本音を晒せたから価値観が近いのかもしれない。 ……楽しいとかは、か。残っているものもあるということか。お前にとってそれが良いことかは分からないが』 中途半端に残っているものと、完全に麻痺してしまったもの。いったいどちらが幸せなのだろう。青年には答えが出せなかった。 『』 入力中。それきり、文字が送信されてこない。 それからどれだけ時間が経ったのだろう。長かった気がするし、思ったより短い時間だったかもしれない。 『ツルギ』 まず、静かに名前が入力される。 『見なかったことにしろだけなら言わないつもりだったが、好きにしろと言われたので言うことにする』 ▼ (-399) 2022/02/26(Sat) 16:01:26 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『命を大切にしろ。 人に感謝して生きろ。 救われたのを無駄にするな。 これらを言われ続け、何故俺が疲れたか分かるか? 何故俺自身が取り上げられ個人を尊重されないと感じたか分かるか?』 『 皆、俺の為と言っておきながら他人ばかり見ていたからだ 』これは貴方の為。 あの人に申し訳が立たないでしょう。 これはお前の為。 無駄にしたらお前の為に死んだ人はどうなる? これは義徳の為。 お前の命は、お前だけのものじゃない。 理解はできる。提供者がいなければ今の自分はいないのだから、勿論感謝している。それは当然だ。 ──俺のことよりも、命を他人の為に捧げた者の方が尊く、大事にしなければならないのだろう。 それなら、最初からそう言ってくれ。 俺の為だと言わないでくれ。 面倒だ。 ▼ (-400) 2022/02/26(Sat) 16:03:45 |
ユメスケは、首の皮一枚は生ハムの方が近いと思う。 (t35) 2022/02/26(Sat) 16:04:57 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『お前が俺に死ぬなと言うのは、誰の為だ?』 ユスか、或いは他人か、または── ──ツルギ自身の為か。 『この答えは聞かない。ただ、もし、もしもお前の答えが俺が思っているのと同じだったのなら』 入力しながら考える。お前はもう少し我儘になってくれてもいいのにと。事情を知った今難しいことは分かっているが、せめて俺といる時くらいはと。 『俺は歓迎しよう。いきなり殺されるかもしれないからお願いをきちんと聞けるかはともかく、俺はその言葉を忘れない』 お前が、生きている限りは。 『……話が長くなってしまったな。時間をとらせてすまない。 これとは別に時間があればゆっくり聞きたいことがあったが、それはまた明日三回目の合議が終わった後にでもしよう。お前の都合が悪くなければな』 (-403) 2022/02/26(Sat) 16:06:16 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ「そうだな。辛いか辛くないかと言われたら辛かった。色々面倒事が多かったから」 直球な感想に頷いた。気持ちはわかる。 「割り切っている、か。そう言うと聞こえはいいな。 ……ああ、言う言葉か? 他人の臓器を貰って生きると周りからとやかく言われることが多いぞと。耐えられそうになかったら早急に環境を変えることを勧めると」 お前もコタも違ったがな、と呟いた。お前も表情が結構変わるタイプなのかとぼんやり思いながら。 「ありがとう。こればかりは天に祈るしかないな。生きる為の根回しも考えたが、色々事情があって何もしないことにしたから」 (-405) 2022/02/26(Sat) 16:12:54 |
ユスは、剣道って絵になるなと思った。 (a60) 2022/02/26(Sat) 16:14:21 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ「ナツメ先輩」 「僕はあなたに」 「無責任な期待も、勝手な希望も押し付ける気はないですけど」 「だからあなたに生き残って欲しいなんて言いませんけど」 「この合議がナツメ先輩の悔いのない結果になればいい、とは思ってますよ。」 ──って思うのも、こっちの自由ですよね。 (-408) 2022/02/26(Sat) 16:30:49 |
【人】 規律 ユス 色んな者と話をしたり連絡をしたり。なんだかんだやる事は結構あった。一人の時間になってぼんやりと適当に散策する。 「……こんなに頭を使ったのは久しぶりだな」 自分で何か考えるなど、殆ど放棄して長かった。 広場でどんどん斬られていく巻藁を見たり、空をのんびり泳ぐ白い鯨を見たり。視線をゆったり動かしてから眉間を指で揉んだ。 最初の投票時間が来ると言うのに、相変わらずだった。 (43) 2022/02/26(Sat) 16:48:32 |
ユスは、そういえばぬいぐるみに詰め込まれた人はどうなったんだろうと思った。 (a61) 2022/02/26(Sat) 16:52:48 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『休みたい時は休めって言葉自体は悪いものではないと思います。 柚須お兄さんから出てくるその言葉が嫌でした。 休みたい時に休める人の言葉です。 海に行こうとしなかった人の言葉です。 選べることが当然の人から出る言葉です。 行動の選択を決めるのは自分自身と言える人の言葉です。 お兄さんも遺書の類を書くなら〜と書いたのは 俺の嫌な気持ちを広げようとしただけです。 そんなこと遺書で謝られた方が下の子さん達いやだろ。 知らんけど。 だからそんなことは遺書には書かないでいいと思います。 生きて帰ることがあったら聞いてみたら?ってくらい。 仲間の鯨がどう思おうと死ぬ鯨には関係ないというのに、 とても納得しました。知らなければそこにないのと一緒ですね。 仮に、あくまで仮に。 お兄さんの家族がお兄さんがここで海を出したと聞いたなら、 お兄さんは家族と海に行きたかった人にされるんだ。 生きている時は何を考えているかわからなかったけど、 本当は家族のあたたかさがほしかった人にされて、 家族はもっとしっかり話していればよかったとかって思うんだ。 それも死んだ鯨には関係ないね。 読んでくれた? なら俺の自己満足に付き合ってくれてありがとう。終わり。』 空の色が変わっていく頃、そんな作文めいたメッセージが送られてきた。返答を求めているわけでもなさそうだが、返答をされても構わなさそうだ。 (-410) 2022/02/26(Sat) 17:15:05 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス「あ〜〜やっぱ色々言われますか……切実ですね……」 そうだろうな。 まだ生きられる筈だった他人の臓器だもの。 そして臓器移植予定の人的には普通にためになる情報だった。 「あはは、それはそうですけどね。天に祈りましょう。 誰に投票が集まるんでしょうねえ……。 まあ〜……無理だったら、ドンマイです」 軽い調子で言っておく。 ふざけるなって良く言われるけどさ。 でも、無駄に大きな期待をかけられて、実現できなかった時の不甲斐なさと言ったらないから。 だから僕はそう言って。 「色々聞かせてくれてありがとうございました。 次の合議も頑張ってください」 笑って、その場を去って行くのです。 (-411) 2022/02/26(Sat) 17:46:01 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「今は、って……」 苦笑。 あまり答えにはなってないけれど、 そこに言及する程まだ君の事も知らなくて。 だから、君の隣に腰を下ろして、君のぼやきに耳を傾けてみるのだった。 「……僕も正直、そう思うよ。 自分に無いものだから WそれがあればきっとWって、 無いものねだりでさ。」 へら、と、 やっぱり困ったように笑う。 苦労に分類されるだろうそれは、持たざる者からすれば、やっぱり羨ましいばかりだから。 「でも、お前が欲しいW理解Wってさ そういうの取っ払った関係ってことだよな。」 ──こてん。 頭を傾けて、君の肩に置いてみた。 ▽ (-414) 2022/02/26(Sat) 18:15:09 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「僕さ、」 君との距離が縮まって、 声が、はっきりと君に届く。 「昔、家族で観に行った舞台が大好きで ずーっと脚本家を夢見てんだ!」 ───原体験。 人の生き方や考え方に、大きな影響を与える体験。 「自分の中の、譲れない核みたいなさ。 それがあるから自分らしくあれるような、大事なもの。 そういうのをお前はずーっと探し続けてるのかなって、思った。」 だからどう、とか。何、とかは言わずに ぎゅっと両目を閉じれば、君と自分の前にレモンティのボトルをぽんと出した。 「それ、僕の好きなやつ。」 奢りな、と、 やっと素直に微笑んで君を見た。 (-415) 2022/02/26(Sat) 18:16:00 |
【人】 清掃員 カミクズすっかり陽は傾いて、もう何時間かしたら。 投票の結果が出て、きっと宣言通りに自分が選ばれて。 そうして今日もまた話し合いが始まる。そんな時間。 清掃員はぼうっと初期エリアを歩いて、時間を潰していた。 死を受け入れたような、やっぱり怖いような。 どこか穏やかなようで、やっぱり漠然とした不安があるような。 そのどちらもが矛盾する事なく共存している。 どうにも言葉にできないような、奇妙な気分だった。 (45) 2022/02/26(Sat) 19:08:13 |
カミクズは、でも、これは。これは、諦めではないのだと思う。 (a62) 2022/02/26(Sat) 19:15:12 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「なっ、なんだよ…… お前は両親の事、嫌い? ほんとに……生きてる方が嫌だった?」 沈黙。善処との言葉。 家族を愛し愛されて育った男には、理解出来ない感情だけれども そういうW家庭環境Wがある事は、知識として頭にあった。 ───勿論これも、勝手な想像だ。 君が後に続くのを確認すれば、からん、とベルを鳴らしてカフェを後にして。 特に当てもなく、VR空間を歩き出す。 男は、散歩が好きだ。インスピレーションが湧きやすくて、楽しいから。 「お前がつまんなさそうって言ってんの。」 ぐっと背伸びして、 君の眉間にデコピンを食らわせようとする。 最高速度を100として、6ぐらいの速度だ。君は避けられるか? 「あ、バイト何してんの?」 しれっと次の話題を振った。 (-416) 2022/02/26(Sat) 19:32:15 |
規律 ユス(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 19:56:09 |
規律 ユス(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 19:56:46 |
メイサイは、ちょっといたずらする。 (t36) 2022/02/26(Sat) 19:57:51 |
メイサイは、去り際、こっそりナツメの頭を撫でておいた。 (t37) 2022/02/26(Sat) 19:58:04 |
メイサイは、音もなくカフェから出て行った。 (t38) 2022/02/26(Sat) 19:58:30 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ『生まれた時からだよ』 『別にすごくはない。 すごいって言われていいのは結果を残した時だ』 『君もどうしたいかくらい決めておくべきだ 決めようが選ばれる時は選ばれるだろうけどな』 (-418) 2022/02/26(Sat) 20:04:42 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* 匿名ありがとうございますこわいんよ。誰だよ・・・・・・・エノでなくカミクズでなくハナサキでない。ナツメ???? いやあたらしい人かも……誰だよ・・・・・・・・・ (-419) 2022/02/26(Sat) 20:05:31 |
【独】 医者の息子 カイ/* PLだれかとかわかんないなあ ユスはとーみんさんだったりしないか? カイはなんかチップのチョイスがやいだしやいだよやいはカイだよ 名前もにてるね (-420) 2022/02/26(Sat) 20:07:31 |
ナツメは、すー…。穏やかな寝息を立てていた。 (a63) 2022/02/26(Sat) 20:07:56 |
ナツメは、クッキーの夢を見ていたから、 (a64) 2022/02/26(Sat) 20:08:07 |
ナツメは、後輩のちょっとしたいたずらに、気がつかないでいるのだった。 (a65) 2022/02/26(Sat) 20:08:22 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「ふふ、何ですかそれ。 フカワさんにだって気持ちはあるんですよ。 似たような別人だからでしょうか? どちらにしても私は気づいてくれて嬉しいです!」 あるものを無いように振舞う事。 たとえ本人が認知していなくても、ハナサキはそれがとても悲しいのです。 「まぁ変わってるのは間違いありませんね。 フカワさんは変な人です。 だから難しい事はやめちゃって好きな事すればいいんです。 聞いたのが私で良かったですね! 他の人にはちゃんと気遣いする努力は止めちゃダメですよ!」 しょうがないですね、と言いたげな顔。 それでもどこか嬉しそうな顔。 そのままあなたのしたい事に耳を傾けました。 (-421) 2022/02/26(Sat) 20:09:30 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「ひまつぶし」 オウム返しです。 「……これも暇つぶしですか? フカワさんは今、やりたい事をできていますか? もしそうなら嬉しいです。 私も一緒に暇を潰しちゃいましょうか、なんて」 広場を穴だらけにするくらいは暇な時間はあるのです。 怒らない。どころか楽しそうに何が良いかと考えています。 これもやっぱり私以外だとなんて言われるか。 ──今考えても仕方ないですよね。 聞いているのは私。包み隠さない本音が聞けて嬉しい私。 「わっ……カステラ!それもお花の形です! 私もそう思いますよ。だから合議の時もナツメさんとカフェで買った飲み物を持っていこうと思っています! 気持ちの問題ですけど、VRの世界では同じ物体でもいつも通りの方法で手にしたいなって。 フカワさんも同じタイプだったなんてちょっと意外かも」 紙袋を受け取ればさっそく一つ取り出して、小さな手で器用にくるくると回して形を確かめます。 「ううん、お詫びは私がお願いした事ですから。 是非一緒に食べましょう!ほらほら、フカワさんも!」 余った袖で一度顔を拭います。 浮かべるのは確かにあなたの下手な笑みにつられて、今度こそ笑顔。 それから紙袋からもうひとつあなたに差し出しました。 それはもう、花の咲いたような満面の喜びでした。 (-423) 2022/02/26(Sat) 20:10:04 |
【置】 園芸 ハナサキ「尊重するとは言ったけど」 投票用紙を眺めています。 その記名欄は空白のまま。 「……それはカミクズさんの意思。 私の意思と本当に言えるでしょうか。 私の基準はそれで良いのでしょうか」 ペンを動かしました。 「怒られちゃうでしょうか……」 でも、あの提案を聞いてくれたなら大丈夫ですよね? (L1) 2022/02/26(Sat) 20:18:22 公開: 2022/02/26(Sat) 20:55:00 |
【独】 普通 ナツメ/* 2日目の予想をおいておきます ミィの欄に死んだって書くのが作法だと教わりました ヒメノ:ことりさん 強くてキュートでセクシーだから ナツメ:(このわたし) アクタ:おさとうさん 相手思いの文章とRPだしかわいいから カミクズ:誰か分からんけどウィニングランを応援している わざきさん…? 独白の文章が良いから ツルギ:顔がやいさん 雰囲気(伝えてくれるロール)があれんだくんさん カイ:誰?構ってくれてありがとう 等身大で素敵だね 誰…? フカワ:許さん 情と誠意があるから ユス:とーみんさん とーみんさんだから ハナサキ:わざきさんのはずなのにもちぱいさんも見えてきた ぐっと詰めてくるときの迫力があって地の文の比喩が良いから エノ:誰?PLお大事にね 鍵かっこを連ねる喋りかたと句点あり括弧閉じで個性表現してるのがいい 誰 ミィ: 死んだ 見学席 ユメスケ:(PL確定枠) 得体の知れなさと人間っぽさの混在が最高 メイサイ:なつ(敬称略) 受容、寄り添い、アクション罪 (-424) 2022/02/26(Sat) 20:26:45 |
【人】 剣道 ツルギ刀をしばらく振った後、巻藁と真剣を消去して、裁判場へ向かおうとした。 近くまで来てからハッとする。 (入るのは結果を見てからでいいか。) もしかしたら自分の投票権がなくなってるかもしれない。そうしたら行っても意味がない。 どんな結果が出るんだろう。みんなはどんな気持ちでそうしたんだろう。 それぐらいなら、きっとわかるかも。わからないかな?まあいいか。 裁判場を見上げながら、そんなことを考えた。 (47) 2022/02/26(Sat) 20:27:09 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「…………」 口の中が乾いた気がした。 誰の為。 嫌と言うほどそれに対する答えがハッキリしていた。嫌だな、君に嫌われたくないのに。せっかく見つけた可能性なのに。 君に誰かを嫌うほどの感情がなくて良かった。良かったのかな。 『そっか、わかった。合議の後な。予定空けとく。』 入力の時間はとても長かったのに、結局青年からの返事はそれきり。 (-425) 2022/02/26(Sat) 20:39:18 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ『ストイックすぎない? 目標があるの、すごいと思うけどな…』 『ありがとう。考えます。その前に選ばれちゃったら』 『途中で送っちゃった。このへんにしとくね。 返信くれてありがとうございました。』 ぽん。前足を振るくまのスタンプ。 それでたぶん、少女からのメッセージはおしまいだ。 (-426) 2022/02/26(Sat) 20:39:22 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「……………俺のためだよ。」 ポツリと届かない答えを告げて。 しゃがみこんで、頭を抱えて。 くしゃり、と我儘な自分の髪を掴んだ。 重いな、悪い癖だ。自分がこんなに重い人間だなんて知りたくなかった。 俺にとっての君は唯一だけど、君にとっての俺は他人でしょう? (-427) 2022/02/26(Sat) 20:43:07 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 今日処刑されるのは誰…… 誰……誰……誰…… 俺⁉️ 俺‼️ 俺俺俺俺‼️ Ahh〜↑↑↑💥💥 真夏🌞🌴🏄🎇🎆🌺のJamboree〜〜〜〜‼️‼️ レゲエ🇯🇲💃🙌🏻砂浜🌺🌺🏖🏖🌴🌞 Big Wave🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊💥💥💥 (-430) 2022/02/26(Sat) 20:46:02 |
【独】 哀しげ ユメスケ/* 赤窓にコメントした? してないねぇ。フカワくん彼らが狼だと思って口説いてんのかそうでないのか知りてぇな。なんか二人ともフカワくんのこと好きじゃない???(? (-432) 2022/02/26(Sat) 20:47:35 |
【秘】 医者の息子 カイ → 規律 ユス「……っ、だ、黙れ!」 「……素晴らしくなんかない……! 僕は、素晴らしくなんかない…… 素晴らしかったら、もっと結果を残せるはずだ…… あいつなんかより、……」 そこまでいってはっとする。余計なことを口走ってしまった。 すぐに、力なく俯いたままぎゅっと拳を握る。 「………………」 短く息を吐いて、君から目を逸らす。視界に入って来た緑茶を ひったくるように掴んで一気に飲み干そうとして 「あっつ!」という声を共に中断された。 君の言った事はきっと図星だった。 「はっ。そりゃあ、よかったな。感情が生きてて でも気づくのが今ってのが遅かったな」 皮肉を込めて呟いたけれど、そこに覇気は感じられない。 けれどどこか君のことをカイは羨ましいと思った。 (-433) 2022/02/26(Sat) 20:52:22 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ『君が僕のことを大して知らないからだ』 『何?』 『言いたい事くらい言え』 『馬鹿』 最後に文句を送れるだけ送っておいた。 (-434) 2022/02/26(Sat) 20:58:54 |
ナツメは、うたた寝から覚めて。投票用紙を、机の上に置いた。 (a66) 2022/02/26(Sat) 20:59:58 |
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