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【独】 新人クルー ゲイザー意外とゲイザー癒しって言われてて恥ずかしいし申し訳なくなってきた!!ごめん!!でも玉突き事故!!あたしのことはきにしないで!!あたしは透明人間。くうき。かすみ。 (-0) 2021/07/07(Wed) 20:00:33 |
【人】 ディーラー サダル>>該当する幸運なもの達へ 「………………」 豪華客船の旅、五日目。 どこかに電話をかけている。 感情という感情は全て内側に押し込められた。ただ濁り切った深緑色の瞳が、記憶の中にある『共犯者と裏切り者を除いた数名』へ静かに向けられている。 取るも取らないも自由だ。 クルーズはどのように楽しんだっていいのだから。 女はその時、いつも着ているディーラーの制服などではなく。 夜の闇をぶちまけたような燕尾服を着て、通信機器を持つ手とは反対の手でペストマスクを手にしていた。 (0) 2021/07/07(Wed) 20:03:20 |
【赤】 ディーラー サダル──豪華客船の旅、五日目。女は電話を鑑賞室からかけていた。 人払いが済んだ共犯者たちの為の隠れ家。 まだ、VIPたちが使用するカメラの映像も繋いでいない頃。 (*0) 2021/07/07(Wed) 20:04:00 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>地上 『Attention, all passengers! 』 ボイスチェンジャーで年齢も性別も有耶無耶になった声。 『ごきげんいかがかな?クルーズ、楽しんでいらっしゃいますか? ──私はエンヴィー。この船内で密かに流れている"失踪の噂"について、実行犯とも言える者だよ。』 (1) 2021/07/07(Wed) 20:05:35 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>地上 『ナフ、ムルイジ、カウス、ダビー、バーナード、ラサルハグ、テンガン……。 この中に君が聞いたことのあるお名前はあるかな。 そう、"噂"に巻き込まれてしまった人たち。運が悪ければ君もこちら側に来てしまっていたね。 ……もし、彼らに興味があるのなら。このままこの通信を聞いてほしい。 クルーズを今のまま楽しみたいときはどうかこのまま切断を。それもまたいい判断だ。滅多に味わえない格別な船の旅を満喫してくれるとこれ幸い』 (3) 2021/07/07(Wed) 20:06:51 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>電話を聞き続ける事を選んだ人たちへ 「 ……もし。君に動ける余力があるのなら。 私とゲームをしようじゃないか。 仮面を被った従業員達の中に、彼らがいる。 探し出して、私エンヴィーが誰なのか聞くといい。もっとも、彼らは新人さんだ。あちこちで"研修"を受けていたり……どこかで働いているかもしれないけどね」 "嫉妬"は軽やかに言葉を紡ぐ。 「そうして私を見つけたら、排除するといい。そうすれば"エンヴィーによる乗船客の失踪"は止まるだろうからさ。 ……排除の仕方がわからない?噂でも何でも流すといい。私を直接刺しにきたって構わない。 昨日だって『ラサルハグという乗客が一枚噛んでいる』という噂で本当にあの人が連れて行かれてしまったじゃないか」 (4) 2021/07/07(Wed) 20:07:40 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルあーあ、バラしちゃった。 多分私はタダじゃ済まないよね、これ。 ざわつく関係者とか賓客とかいるのだろう。焦る奴とかいるのかな。 それって、とっても── 「──反吐が出るほど気持ちがいい。 私が妬み続けた到底敵わない偉そうな人間の厚いツラを崩せるなんて、最高じゃないか」 悠々と特等席に座ってこちらを眺める悪趣味な賓客が妬ましい。 不快でも苛立ちでもつまらなさでも。自分を見下ろしてくる人間の顔を曇らせることが出来るならそれでいい。 (*1) 2021/07/07(Wed) 20:08:13 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>地上 「……話は以上。私は噂を聞いた人たちがどうするか、見守らせてもらうよ。 止めようと動くのもいい。見なかったことにして静かに過ごしてもいい。 豪華客船の旅は終わりに近づいている。 どうか悔いなき選択を。──それでは」 "実行犯"の連絡はそこで切れるだろう。 (5) 2021/07/07(Wed) 20:08:44 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* 人狼CO及び吊り懇願ロール(任意) です。また、もし墓下の方が地上の人と接触できるなら「サダルが船側の関係者である」事を地上の人に話しても構いません。 地上の人から話してもいいだろうし、墓下さんから話しても構いません。 勿論任意投票する上でそういったロールをするかどうかもお任せします。 でもこの時期気圧と梅雨とその他で各位スーパーお忙しいかと思いますので、見なかったことにしてもらってもいいです。 絶対ではありませんので、これら何もかも全てご自由にお使いください。全てはカッサンドラの見る予言のままに。 (6) 2021/07/07(Wed) 20:09:04 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル「…………ぁは、あははっ、あははははは!」 抑えきれない。笑いが止まらない。もう、笑うしかない。 今まで、ずっとずっと我慢してきたのに。 男の声が、頭に響く。 " 盛り上げて、先導して、昂らせて、 巻き込んで、喝采を受け、注目させる。 それこそが賭けに興じる者の本懐だろうがよ。" 「……やったよ。ああ、やってやったとも」 賭けるチップは自分自身。 もう後戻りなど出来やしない。 全てを投げ打った後の自分の心は、それでもどこか清々しさに満ちている。 (*2) 2021/07/07(Wed) 20:10:22 |
【赤】 ギャンブラー サダル「ッ見ているか、ムルイジ! 誰より一番妬ましい存在よ!」 狼は、吼える。 「これが私、エンヴィー……いや、違う! 勝負師サダルの大博打だ! 裏切りと駆け引き蔓延る豪華客船、イースター・カッサンドラ! 絢爛豪華な宴の仮面を被ったこの欲望塗れのテーブルで、私は全てを賭して勝負する! 勝つのは──この私だ!」 (*3) 2021/07/07(Wed) 20:11:02 |
【赤】 ギャンブラー サダル泣きそうなほどに顔を歪め、女は力無く笑う。 けれどそれも束の間のこと。女はすぐにペストマスクを被り直し、再び動き出す。 来るべき結末が訪れるその時まで。 「…………あはは、ああ……仮面を被らないでいるのって、こんなに楽しかったんだな………………」 …… ……ねえ。どうしてこんなことしたと思う? 何が勝利で、何が敗北だと思う? 共犯者の私が公開抽選等で排除されること? いいや、違うよ。そんなの宣戦布告した以上、そして落ちてきた者を今徹底的に管理しきれていない以上、いずれ私は落ちる筈だから。 私は、何に賭けたと思う? それはね──。 私は醜い人間。そしてこれからもっと穢される。華やかな世界と程遠い、愚かで惨めな女。 君はさ、そうなった私を……本当に欲しがってくれるのかな。 地の底で、待ってるね。 (*4) 2021/07/07(Wed) 20:12:00 |
ニアは、電話をそこで切りました (a0) 2021/07/07(Wed) 20:13:09 |
キファは、通信を聞いた、いつも通りのポーカーフェイスだった。 (a1) 2021/07/07(Wed) 20:14:41 |
ラサルハグは、最後の仕事を終えた。 (c0) 2021/07/07(Wed) 20:15:42 |
ラサルハグは、用済みになった。 (c1) 2021/07/07(Wed) 20:15:49 |
ラサルハグは、舞台から降りた。 (c2) 2021/07/07(Wed) 20:15:55 |
ラサルハグは、下卑た視線に晒された。 (c3) 2021/07/07(Wed) 20:16:00 |
ラサルハグは、哄笑の的となった。 (c4) 2021/07/07(Wed) 20:16:04 |
ラサルハグは、今まで自分がして来た事の、その報いを受けた。 (c5) 2021/07/07(Wed) 20:16:09 |
ゲイザーは、………………。 (a2) 2021/07/07(Wed) 20:18:13 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ乗船して以来、幾度も足を運んだ観賞室。 そこへ連行される側になる、というのは どうにも奇妙な気分だった。 ──緩く、かぶりを振る。 装いは『ラサルハグ』の着ていただぼついた服ではなく 『スロウス』の着ていた、白を基調とした上等なスーツでもなく 今となってはもう、『従業員の制服』に身を包んで。 首輪から伸びた鎖が大仰に、がらりと鳴った。 「……『研修』は、既に一通り受けています それでも、あなた達が必要だと判断するのであれば どのような内容であれ、如何様にでも受けましょう」 重い口を開く。 それを自分から宣言しろ、というのも上からの意向だった。 けれど、後に続く言葉は言えと指示されたものではない。 「…あなた達さえ望むなら、以前と同じように 共に『お客様』の為、その謀略の為に動く事もできる」 「なぜなら、内通者であろうと、従業員であろうと 僕が道具であるという事は変わらないからです」 (+0) 2021/07/07(Wed) 20:18:33 |
ラサルハグは、『従業員』からの暗い視線に晒された。 (c6) 2021/07/07(Wed) 20:18:49 |
ラサルハグは、それでいい、と思った。 (c7) 2021/07/07(Wed) 20:18:54 |
ラサルハグは、きみの望みが叶えばいい、とも思った。 (c8) 2021/07/07(Wed) 20:18:59 |
ラサルハグは、やはり、嘆く事も苦しむ事も無かった。 (c9) 2021/07/07(Wed) 20:19:06 |
ラサルハグは、ラサルハグにとっては、なるべくしてそうなった事だ。 (c10) 2021/07/07(Wed) 20:19:10 |
テンガンは、暗い表情を──して、いない。 (c11) 2021/07/07(Wed) 20:19:25 |
テンガンは、燃えるような、ギラついた瞳をしている。 (c12) 2021/07/07(Wed) 20:20:16 |
テンガンは、 喜びを、仮面の下でなければ隠せないでいる。 (c13) 2021/07/07(Wed) 20:20:36 |
ナフは、部屋の隅で震えている。どうしてここに自分がいるんだ。 (c14) 2021/07/07(Wed) 20:21:20 |
ナフは、ここにいる人を、見た。 (c15) 2021/07/07(Wed) 20:25:58 |
【人】 凄腕占い師 キファ「……お客さん、増えそうだな」 不安、恐れ、そういったものから逃れたいからこそ人は占いを求める。 占いを商いにする以上は……身の振り方を考えなくてはならないか。 (7) 2021/07/07(Wed) 20:29:49 |
アンタレスは、感情を処理しようと試みた。 (a3) 2021/07/07(Wed) 20:32:58 |
アンタレスは、わからない。 (a4) 2021/07/07(Wed) 20:33:35 |
痛覚鈍麻 ラサルハグは、メモを貼った。 (c16) 2021/07/07(Wed) 20:39:27 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガン「くはッ、ハハハ、 はははははッ!!」 ──ただ、狂喜する。 一夜にして、人間が、それも警察官が“ヒト扱い”すらされなくなる。嗚呼、成ってみればやはり大したことではないじゃないか。それでも、俺はこんなに人間らしい感情を取り戻せた。 何度も、何度も何度も何度も、 自分は言ってきた。 “船のシステムはどうとも思わない”と。 “ただ、それを悪用して、人道から逸脱した行為に出るものに破滅を与えたいだけ”なのだ、と。 少し前までは、 自分はそのためだけに生きてた抜け殻だった。 だけど今は違う。 空っぽの器には、水が満ちている。 『破滅を与えられる』ことが“嬉しい”んだ。 友人を虐げ。船の売る商品を必要以上に痛めつけ、壊し。それを肴に酒を飲む者たち。この船ならあらゆる手を尽くして、そこに(概念として)毒を仕込むことだってできる。ああ、そう、この恋焦がれる乙女の様な気持ちは、 カタルシスへの想い! 警察なんて肩書きを掲げるより、“標的として、従業員に身を窶していた方がよっぽど干渉しやすい”。 いや、果たして標的は──どちらなのだろうか? 画面の下で、牙を剥き、笑う、笑う── (+1) 2021/07/07(Wed) 20:48:35 |
【墓】 翠眼の ダビー>>【4日目・バーナード】 あなたの表情が崩れる様を、あなたの喉が快楽を拒むのも、そうして多大なる苦痛を背負うのも、そのどれもを見て、全てを受け止めて、 ──ふつり、と何かが切れる音がした。 「く……ッくく、あはははははは!!!!!」 哄笑。ああ、苦しい、悲しい、痛い、辛い、耐えられない── 笑いを堪えるなんてできそうにもない! 欠けてしまった『常識』の内側から、割れてしまった卵の内側から、口にするのもおぞましい怪物が顔を覗かせている。 観客の反応はまちまちだ。苦痛の声に悦ぶ者、『前回』と同じ展開に呆れる者、あなたの反応でささやかな賭けをしていた者達の身勝手で他人事な感想戦。あなたの失った右目をスプーンの上で転がしていた青年は観客の皆々様に掲げるようにしてその"珠玉"を見せ、あなたと向き直り。 あなたが見ていても見ていなくても、青年自身の喉奥に転がし、やがて嚥下した。 言っただろう?『お前をひと欠片たりとも譲ってやれない』と。 「ああ、惨めで、かわいそうで、不幸なバーナード・フェデラー。 よくよく頑張ったあなたにもご褒美をあげましょう。」 言いながら青年は手枷につく鎖の長さを調節させ、黒服達に運ばせたベッドの上にあなたを横たえさせることだろう。青年もまたその上に乗り、あなたの脇腹辺りから首筋にかけてくすぐるような、煽るような口付けを落として。ほっそりとした美しい手指が、それをなぞるように撫で上げて行く。 かつてあなたが青年にそうしたように。 (+2) 2021/07/07(Wed) 20:49:54 |
ナフは、聞こえてきた笑い声に、酷く怯えている。 (c17) 2021/07/07(Wed) 20:50:13 |
灯る幸災楽禍 テンガンは、メモを貼った。 (c18) 2021/07/07(Wed) 20:53:50 |
【墓】 悪い子 ナフどうして。 自分は何もしていないのに。 どうして連れ戻されなければならなかった? どうして どうして どうして。 少年はもう逃げ出すことが出来ない。体が酷く震えて、その場に蹲っていることしかできずにいる。 そこにいるのは、暗殺者ではなく――― 恐怖に怯え竦むただの少年だ。 (+3) 2021/07/07(Wed) 20:55:18 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルそういうことで正真正銘の悪役をお届けしましたフルスイング中澤の息子のもちぱいです お付き合いいただきありがとうございました 少しでもお楽しみいただけたら幸いです (-2) 2021/07/07(Wed) 21:06:13 |
灯る幸災楽禍 テンガンは、メモを貼った。 (c19) 2021/07/07(Wed) 21:09:58 |
【秘】 繋がれた狗 ムルイジ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル髪の毛を掴み上げられ、苦悶の表情を浮かべるが、 すぐに嘲笑うような笑みを零し。激昂するサダルに言葉を返す。 「ハッ――。 んじゃテメェにオレの何が分かる ってんだ」華々しい賭け方に、自由な言動に、 奔放な振る舞いに、喝采を浴びるその姿に。 理想のギャンブラーでも重ねやがったのか? だとしたら地に堕として、踏みにじって、屈辱を与えて、 さぞや楽しかったろうさ。さぞや愉悦だったろうな。 それでもお前の渇きは癒えやしない。 ――お前が踏みつけた男は。 生涯、女の幻想に振り回されただけの、 ただ死んでいないだけの、生ける死骸なんだから。 ▼ (-3) 2021/07/07(Wed) 21:15:18 |
【秘】 "同類"の ムルイジ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル度重なる殴打に、鼻から、口から、血が飛び散る。 何度も顔面を叩きつけられ、それでも笑みは消えない。 殴った手も痛いだろうに、拷問の器具を手放して、 随分と可愛らしい調教じゃねえか。そんなに気に障ったか。笑えるぜ。 腫れた顔面の商品は、一晩を買われた男は囁くように呟く。 「ヒ、とつ……呪いを掛けてやるよ。 この先何処かで、テメェはオレとまた 賭けを行う だろうよ。それはこの船でオレとテメェがしたのと同じ、 不平等で不公平で不満足で不十分で不可思議な勝負だ。 そんな馬鹿なと思うだろ……? 自分がそれをウケる理由はないってな。 今、オレより、持ってるテメェが、 賭けられるもののねェオレの勝負を受けるわけがないと。 でもな、テメェはそのテーブルの上に賭け金を載せる。 必ずだ。――なぜならオレ達は」 血反吐を吐く。 ゆっくり嗤った。 「――同じように。 賭け場(ギャンブル)を 愛して(憎んで)るからな――」 (-4) 2021/07/07(Wed) 21:16:24 |
【人】 新人クルー ゲイザー少女は今日もパイを焼きます。 例え食べてくれる人がいなくても。 それが彼女の生きがいなのですから。 さぁ、今日も不思議なパイをお一つどうぞ。 本日のパイ:【スペシャル☆アニマルパイ】 『woof woof! meow meow! 食べたら意味がわかるよ! PS.時間が経てば治るよ。安心してね。 』/* 食べると1d3時間、[animal]の耳や尻尾が生えます。 それだけです。かわいいね。みんなでケモ耳を生やそう! (8) 2021/07/07(Wed) 21:22:48 |
【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 悪い子 ナフ「……買い被んなよ。 今更オレはオレを辞められねェだけだ」 青年には、きっと誰もそれを赦してくれる人が居なかった。 「……そうかよ。 ハァ………………」 金。金金金。 本当に、テメェは、他人の人生をイカれたもんにしやがる。 もういい加減うんざりしてきた。 何の仮面も、衣服すらないただのムルイジがこの船に乗って初めて、 一言だけ『素顔』を見せた。それは、泣きだしそうな笑い方で。 「………会えるといいな」 それは、もう会える大切な人間が誰一人いない男が、 15歳の少年以外、ここに誰もいないから油断して零した、 この船での最初で最後の本音だった。 ――運命は、転がり落ちるように、破滅に突き進んでいく。 (-5) 2021/07/07(Wed) 21:24:19 |
翠眼の ダビーは、メモを貼った。 (c20) 2021/07/07(Wed) 21:26:26 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ最早三人の王はほとんど座を降りてしまっている。 『スロウス』を失い、『エンヴィー』を奔らせ。最後に残った『グラトニー』は、 地下のホールへと従業員たちを連れてきた。もはや観賞室では狭いのだ。 半円にせり出したステージは向こうからはこちらがようく見えるのに、 強化ガラスで覆われていて、拳の擦り切れるまで殴ってもそちらへ行くことは敵わない。 「紳士淑女の皆様、お集まりいただきありがとうございます。 今宵はこの船旅の一番の盛り上がりとなるでしょう。 さあ、かれらの顔はお知りでしょうか。従業員達も馴染みになったでしょうか? これより、彼らの全ての苦痛と屈辱は、皆様のものとなるのです」 きらびやかな照明、アップテンポのBGM。誰が疑うこともなく、それは見世物であると知るだろう。 壊れかけた青年を見つめ。 再度の落花となった少年を見つめ。 かつて同胞であったパフォーマーの姿を見つめ。 自らも顔を覆うマスクを被った女は、従業員たちを紹介する。 「皆様、彼らには何をお望みいたしますでしょうか。 彼らの価値はあなた方の手に。値を吊り上げ、望みをどうぞ! いちばんに当てた方には、どのように扱うか優先権が得られるかも知れませんよ!」 /* ということで、恒例のお伺いになります。 新たに従業員となった方々はどのような"研修"を望むか、ロールにてお知らせください。 過去の様子を見るとどんな感じでやってたかわかるかもしれません〜! (*5) 2021/07/07(Wed) 21:27:13 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル結局赤窓の研修についてはグラトニーにほぼほぼ任せてしまいがちになっているので、グラトニーことはぐきさんにはめちゃくちゃに申し訳なく思っていますの……ありがとうグラトニー…… (-6) 2021/07/07(Wed) 21:29:23 |
ダビーは、"仮面を被った従業員"だ。 (c21) 2021/07/07(Wed) 21:29:36 |
【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 底知れぬ ニア「………」 目くるめく変わっていく情景のような。 馬車で高速で揺られているときのような感覚を、相手に覚える。 こいつ。……もしかして"複数"いるのか? 理解を放棄する。 分からないものは分からないままでいいし、 分からないからこそどちらに転ぶか分からない曖昧さが好きだった。 少なくともオレは自分を、 程度には強いと思っている。それが答えだろう。 「……ああ、もしかしたらテメェは、 オレが賭け事で躓いたときに現れる、 ギャンブルのカミサマか何かか? ――間に合ってんぞ」 軽口を叩いて肩を竦めた。 ▼ (-7) 2021/07/07(Wed) 21:34:56 |
【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 底知れぬ ニア「ただ、遊び相手っつーんなら。 もてなさねェわけにゃいかねェな……」 足と手で、器用にカードをシャッフルする。 得体のしれない相手とのギャンブルは、これが初めてではない。 それにこんな堕ちた場所でも卓が埋まるなら、 まあここからのし上がるチャンスもあるって話だ。 こいつが何だっていい。 ただここに賭場があるなら。 賭けるのはいつだって己の命だ。 「……ワンポーカーでいいだろ。 オレたちの出会いがそれなら。 決着だってそれでいいはずだ」 一枚引き、Aが最強2が最弱のワンポーカーを提案する。 (-8) 2021/07/07(Wed) 21:35:48 |
【秘】 悪い子 ナフ → 新人クルー ゲイザーあなたに宛がわれた部屋の扉の下に、一枚の手紙が挟まっている。 あまり上手ではない字で、短い文章がつづられている。 『会う時間がなかったから、手紙の形になってすまない。 スターゲイジーパイ、美味しかった。 次の日の辛いパイも、美味しかった。 昨日の、ハズレパイも。出来れば、タロットを当てたかった。 またちゃんと話をしたい。ゲイザーとの時間は、好きだったから。 あんたが良ければ、また。 ナフ』 この手紙が置かれた日の夜から、彼の姿は再び見えなくなっていた。 (-9) 2021/07/07(Wed) 21:39:22 |
飢えた狗 ムルイジは、メモを貼った。 (c22) 2021/07/07(Wed) 21:45:41 |
【墓】 悪い子 ナフ一度逃げ出した少年の怯えた様子を見て、客が声を上げる。 二度と逃げ出す気が起きないほど、痛めつけてはどうか。 手段も程度も問わない、彼が泣き叫び許しを請うほどの罰を与えよ。 少年が嫌がる素振りを見せるのも構わず、その声は響き渡るだろう。 (+4) 2021/07/07(Wed) 21:47:12 |
悪い子 ナフは、メモを貼った。 (c23) 2021/07/07(Wed) 21:57:21 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ──あの従業員は、上からこの船に売り渡されたと聞いた ──なら、あれを玩ぶなどいつでもできる事だ。 ──そうだ、そうだ。 ──今は、新しく入って来た二人のショーに興じるとしよう ────そうしよう、そうしよう。 そのような声を受けて、 嘗て"怠惰"に座す者であり、そして"共犯者"であったものは 鎖を引かれ、従業員に連れられて、舞台の袖へと消えて行った。 (+5) 2021/07/07(Wed) 21:59:58 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ/*レス返すより先に土下座してもいいですか 暴走して本当にすみません………………ありがとうグラトニーそして研修の進行ありがとう……………… これ客観的に見て無理なさそうなら研修ロールのお手伝いに行きたいんですけれども、この……暴走後……どうしようかなという気持ちになっています……………… でもグラトニー一人だと負担半端ないから……えんえん……お手伝いしにいきたい……グラトニーーーーーー (-10) 2021/07/07(Wed) 22:02:55 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガンきらめく、貴婦人の面影を。否、 最後に残った、“今は従うべき王”の視線を追って、 運の尽きた少年を見る。 役目を終えた珈琲の君を見る。 彼らが虐げられるくらいなら自分が。 自分が彼等の分、客たちの欲望を受け止めれば。 そこにあるのは高尚な自己犠牲の精神などではなく、寧ろその先に待つだろう“喜び”を手にしたいが為の──倒錯した、“溢れんばかりの嗜虐性欲を前提とした”被虐欲! ステージの狂った様相に、未だ捨てきれぬ屈辱や、僅かな憤りを抱きつつも、異色の双眸は、不思議なほど据わって、客たちを鋭く見定めている── 到底この世のものとは思えない瞳。 それに対する客たちの反応は、様々だ。 あの余裕を粉々に打ち砕くべく、凌辱の限りを尽くせ、と誰かが言う。 アレは中々に生意気で丈夫そうだ。 心なき機械、あるいはこの船が運ぶ搾精生物をあてがえば、きっと見応えのあるショウになるだろう 、と誰かが言う。それを聴き、仮面の奥の瞳がほんの僅かに陰りを見せる。お前らが直接来ればいいものを。 (+6) 2021/07/07(Wed) 22:07:53 |
【秘】 翠眼の ダビー → 灯る幸災楽禍 テンガンあなたが横目に見た青年の肩や首筋には、多少なりとも薄くなりはしたものの未だに噛み痕やそれに類する痕が残っている。女のものではないとなればこの男と親しい人間など限られているし、誰によるものなのかはすぐに分かるだろう。 カメラを向けられた青年はそこになってようやく拒絶の素振りを見せている。不躾な手を知っているはずの身体はしかし、"その"不躾な手じゃないからこそ不快になるのだと明確に理解して複数の手から逃れようとする。 「──…っ嫌、だ…」 拒絶をしたところで意味はないし寧ろそれは"お客様"を喜ばせるだけなのだが。事実、その姿をも嘲り、思い出したように『ショウ』の感想を 共演者の名 とともに投げかけていく男達はカメラを近づけ、しっかりと湯の入った洗浄器具を持って来ている。あなたの窄まりよりは少しだけ緩い青年のそれは、男達の僅かな慣らしを経て洗浄の工程に入って行く。 (-11) 2021/07/07(Wed) 22:10:25 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 凄腕占い師 キファ「……なんだか不思議な人。スロウスとはまた違った感じがする」 きょと、と瞬き。 "怠惰"の名を冠する共犯者が打てども響かぬ人形だとするなら、こちらは手を伸ばしてもふわりとすり抜けるような霞にも似た感覚だ。 「……共犯者とは言ったけど。どうするかは君次第だ。君は切れる手札がまだ沢山ある。 加担してもいいし、私たちを出し抜いて裏切ることも出来る。勿論そのままでいることも。 ……まあ、こうして顔を知ってしまった以上何が起きるか分からないけど」 (-12) 2021/07/07(Wed) 22:10:57 |
(a5) 2021/07/07(Wed) 22:23:23 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* いいこいいこ(いいこいいこ) 何が得意なんだろうサダルお嬢様。早くもテンガンをもてなす自信がないかもしれませんわ。 出来なくはないけどエロくならないんじゃないかな……という悲しみがあります。 ちょうど今救護室にめちゃくちゃ有難いショットがあったので、どちらかというとスロウスを駆り出すかもしれません。貴方は自分のイベントをなさって……Kiss (-13) 2021/07/07(Wed) 22:23:45 |
キファは、ペンギンになった。 (a6) 2021/07/07(Wed) 22:28:08 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ/* 濃密な描写、本当に尊敬していますので胸をお張りになって…… サダル何得意なんでしょう……ゲームの進行かしら……見る分には機械姦や触手大好きなのですけれど…… 実を言うともうイベントないのですわ。やりたかったことって地上と赤窓に喧嘩ふっかけることだけでしたので…!!! (-14) 2021/07/07(Wed) 22:29:53 |
【秘】 翠眼の ダビー → 喪失者 アンタレス/* かわいいアンタレスちゃんへ。お手紙の件について結局返せないままここにきてしまったわ、ごめんなさいね。 あなたからいただいたお手紙の内容が本当にびっくりするくらい正だったからその内容でメモ書いちゃったわ(最初は愛人の子設定でもいいなーって呟いてたんだけどアンタレスちゃんの設定打診が最高過ぎてそっちに傾きましたわ)。 もし"仮面の従業員"を探すというのならこちら打ち合う覚悟がたくさんあります。他ならぬ妹のことですから。 ただ、多分白窓の進行が死に絶える気配ありけり、そういった意味で賑やかしとして表で動いてもいいのかな?と思っている次第ですわ。 必要であれば表で探して頂けたら飛んでいきますの。全力でお相手させていただきたく思っているわ。 もうすっかり最終局面、お互い無理のない範囲で最後まで頑張りましょうね。愛を込めて。 (-15) 2021/07/07(Wed) 22:31:15 |
【人】 妄想癖 キエ「今日のパイは【スペシャル☆アニマルパイ】ですか。 変わったお肉でも使ってるんでしょうか?」 もぐもぐもぐ…… (3)1d3時間の間、鯱animalの特徴を得た。 (9) 2021/07/07(Wed) 22:32:05 |
キエは、立派な尾びれ胸びれ背びれが生えて大変なことになった。 (a7) 2021/07/07(Wed) 22:33:03 |
(c24) 2021/07/07(Wed) 22:33:28 |
ダビーは、なんだかとってもシマウマだ。 (c25) 2021/07/07(Wed) 22:34:40 |
キファは、キエに対して本能的な恐怖を抱いた……ような気がした。 (a8) 2021/07/07(Wed) 22:35:36 |
キファは、受けた2ダメージの事を思い出している……そう、あの頃から私たちはこうなることが決まっていたのだ。 (a9) 2021/07/07(Wed) 22:36:53 |
テンガンは、何故か【スペシャル☆アニマルパイ】にありつくことができた。別の時間軸で、貝animalの特徴を持つかも。 (c26) 2021/07/07(Wed) 22:39:30 |
バーナードは、衣服が脱げないと聞いてこっそり別時間軸でパイを食べ狸animalの特徴を持った。かも。 (c27) 2021/07/07(Wed) 22:41:20 |
ナフは、パイが食べたかった。 (c28) 2021/07/07(Wed) 22:41:59 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ開場はファンクテイストのジャズが鳴り響いている。ステージの反対側、後方の雛壇からだ。 それぞれの形の、やはり仮面を付けたオーケストラは開場に演奏を吹き鳴らし続けている。 端には賓客達を楽しませるためのグロテスクな寄食、樽の匂いのするようなアルコール。 この世の贅を推し固めたかのごとくある会場は、なんと美しく/醜くあることだろう。 「いいコールに御座います。今宵も興味を傾けていただき何よりです。 『スロウス』には以前と変わらず、ショウの手伝いをしていただきましょう。 ただし、立場を変えて。『ラサルハグ』として、よりショウにのめり込んでいただきます。 テンガン、彼には……ええ? ジェラルド様、とっておきの用意があると、それはよろしい! 皆様本日の英雄をご覧ください、テンガンのショウには、かの会長がご協力なさるそうです! 日頃より派手な"開発品"をご用意いただいているジェラルド様ですが、 本日はどのようなものを持ち込みなさったのでしょうか。今からでも楽しみです。 そして――ナフ。 お待たせいたしました、皆様。一部の方々のお待ちかねの演目です。 再度我らの前に舞い降りた踊り子には――『エンジェル』! 此度の船旅の『エンジェル』は、彼を指名いたします! 我らの天使に、大きな拍手を!」 歓声が上がった。パラパラとした拍手はそれでも多くの人間が叩けば大喝采となった。 彼が? 今回もか。素晴らしい。今日は良い日だ。様々な声が拍手の合間を縫って聞こえる。 それは、一体何を意味しているのか。それは誰の口からも一切、聞こえることがない。 (*6) 2021/07/07(Wed) 22:43:06 |
ナフは、拍手と喝采に怯えている。 (c29) 2021/07/07(Wed) 22:45:45 |
【秘】 底知れぬ ニア → 飢えた狗 ムルイジカッサンドラ ぜーんぶ信じてもらえなくなる前に。 「しょうがないッスね、ムイくんったら。」 「…… ムイくんなら 、はい。」ニアは苦痛でいっぱいの、ずっと素直な、ニアのまま。 「じゃぁん」 (-16) 2021/07/07(Wed) 22:46:28 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* 求む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! エッチな機械姦or触手姦自信ニキ!!!!!!!!!!!!!!! (*7) 2021/07/07(Wed) 22:57:14 |
【秘】 底知れぬ ニア → 飢えた狗 ムルイジ「 こっちは、ムルイジへの分 」おしえてあげる。 「 ごっこだって言っただろ。 ギャンブルがなにかって 一度出来るってバレたら。 もう何も信じてもらえなくなる。 だからムイくんへのカードはあっち 「……だから、次からは賭ける前から。 それがギャンブルかどうか、よぉ〜く確かめるっすよ」 ニアより少し年上まま死んだ君。 「どうか、気を付けて」 (-17) 2021/07/07(Wed) 23:04:42 |
ニアは、パンを焼きました。 (a10) 2021/07/07(Wed) 23:07:49 |
ニアは、そのパンを焼却しました。 (a11) 2021/07/07(Wed) 23:08:21 |
【秘】 灯る幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー終ぞその姿を見つけられなかった友人の名が耳に入ると、思わず動揺を露わにする。仮面の下、ではあるが。 突然の言葉から、思考が定まらない。バーナードとダビーが、彼らが、友人たちが、この船で──? 考え事など考慮してくれるはずもなく、細い玩具が窄まりの入り口を抉じ開け、念入りに浅く掻き回す。 くち、くちと音を立てて垂れる液は潤滑油、だけじゃない。感度を高めるような効能も含まれているようだ。 未経験の自分では、それ単体では明白な快楽とまではいかない。が、全身を甘く愛撫されるのをよそに、ひたすらに肛の感覚を刺激され。 撮られているというのに、玩具が引き抜かれる際に、余韻を追いかけるように尻を僅かに前後に揺らしてしまう。 それが大層お気に召したのか、嘲笑の声がまた一つと増える。とんだ変態だと揶揄をする、ような。 一息吐く暇もなく、“仕込み”の済んだそこへ注入器の先端が差し込まれた。それなりの量の微温湯が注がれていくたび、嫌な汗が背を伝い落ちていく。 「……っ、く、……!」 尊厳への冒涜にも等しい行為が行われようとしている中で、隣からも、嫌悪を表すような声が聞こえてくる。 ああだとしても、俺はまだ“恵まれている”方なのか。悪趣味なショウを幾度目にした自分は、既に麻痺してしまっているのかもしれない。 (-18) 2021/07/07(Wed) 23:08:34 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* やるしか…………ないか!!!? 流石にちょっと初めての試みなんですよね いや、Gじゃない方のR-18要素あるロール全般そうなんですが 周りの補佐ありなら頑張れる気がする…………… (-20) 2021/07/07(Wed) 23:14:21 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* 周りの補佐……私でいいのなら私がお手伝いしますが、どんな感じでお助けすればよろしいかしら……?タンバリン……? (-21) 2021/07/07(Wed) 23:17:22 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* な……なんだろう…… (皆様もうおわかりの通り、 この震天はかなりアドリブありきでRPをしてます。) 台詞とか描写のわかりづらい所を補ってもらうとか… こうしたらもっと面白くない?を提案してもらうとか… 囃し立てモブに……なるとか……? タンバリンを叩いてもよくってよ。 (-22) 2021/07/07(Wed) 23:22:54 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* 成る程 成る程…!? であれば、多分横からなんか野次馬めちゃくちゃ飛ばすことになりそうですわね…!?アレッこれノイズでは…? 囃し立てモブ、ノリノリでやらせてもらいますわ。タンバリンも必要ならシャンシャンしましてよ。 サダルが暴走した為サダル自身に来させるかモブマッチョガイを召喚するかはまだ少し悩み中ですが、適度に横から喜んで色々やらせてもらいますわね……! (-23) 2021/07/07(Wed) 23:32:19 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* 多分適当に合いの手入れてもらえれば……いけますわ!! 一人じゃ場を保たせられないというのと、 どうしても気が回りきらないだろうな、というのが強いため… 形はどうあれ合いの手でそれとなく軌道修正してもらえれば わたくし何処までも走っていける気がしますわ!!! それと、悲しいことにもう赤窓使えないので、 そちらでラサルハグが行く事周知して頂けると…助かりますわ ブッキングすると多分…かなしいので… (-24) 2021/07/07(Wed) 23:37:04 |
【人】 底知れぬ ニア【スペシャル☆アニマルパイ】 『woof woof! meow meow! 食べたら意味がわかるよ! PS.時間が経てば治るよ。安心してね。』 「げーざーちゃんぱねーっすねぇ」 わたくしore→駱駝animal マリー→蝶々animal カワイクされたマサムネ→アリバチanimal 悪夢の中のパトリック→象animal (10) 2021/07/07(Wed) 23:38:57 |
ナフは、それが何かもわからないのに「嫌だ」と繰り返している。 (c30) 2021/07/07(Wed) 23:40:54 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 飢えた狗 ムルイジ「……っ、はッ、は、……クソッ……」 肩で息をしながら睨め付ける。 殴っているのはこちらなのに。優位に立っているのはこちらの筈なのに。 握った拳は血に濡れていて、痛みはとうに痺れに包まれ分からなくなっている。 「……っ、」 胸の奥はこんなにも怒りで燃えて、呼応するように体中が沸騰していて。力任せにもっと殴りつけてやりたいのに、それでも男が話せば耳を傾けてしまう。 そして最後の呪いを手にした後。 「…………ッ、君なんかと同じに──ッ!」 同じにされて、私は、私は。 「…………〜〜〜ッ!」 答えなんて、分かりきっている。 嬉しいに、決まってる。 ▼ (-25) 2021/07/07(Wed) 23:41:09 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 飢えた狗 ムルイジ全て投げ出して泣いてしまいそうな、くしゃくしゃに歪んだ顔のまま。 最後に一つ、大きく男を打った。 ▼ (-26) 2021/07/07(Wed) 23:41:38 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 飢えた狗 ムルイジ……それから、耐えられないとばかりに首を振って従業員を呼びつける。 貴方が大人しく従うのならそのまま元いた部屋に戻されるだろう。勿論商品であり従業員でもある男がずっと傷をつけたばかりでは問題がある。 女の指示により、部屋にいる貴方の元へは腕のいい医師と質の良い薬が用意されるのだった。 そして、五日目。 女は、とある賭けに出る──。 (-27) 2021/07/07(Wed) 23:42:01 |
【人】 底知れぬ ニア「わ!! マリーさんカワイイ!! 」ニアはマリーに飛びつきました ニアはお耳が出てまつ毛が伸びて 唾を吐き捨てるのが上手くなりました マサムネも羽は生えていますがそれどころではない パトリック元々良かった体格がもっと良くなりました。 それどころではない。 (11) 2021/07/07(Wed) 23:45:20 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* グラトニーとテンガン様はじめ各位ご連絡ですわよ! テンガンのれっちっち触手責め機械姦研修、スロウスことラサルハグwithエンヴィーでいかせていただきまーす!よろしくお願い致しますわね! (*8) 2021/07/07(Wed) 23:46:09 |
テンガンは、挑発するかのように、腰に手を当てた。 (c31) 2021/07/07(Wed) 23:49:28 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* ということでご連絡させていただきましたわ! 一人でよく暴走しがち人間なので軌道修正なかなかやったことがないのですけど、まごころ込めてノリノリでいきますわよ!ゴーゴー! ところで赤窓使えないって聞いてエンヴィーPLは泣きました (-28) 2021/07/07(Wed) 23:50:45 |
ニアは、キエを善意からプールまで押しやってあげようかと思いました。 (a12) 2021/07/07(Wed) 23:52:59 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* よくってよ!褒めて遣わしますわ! まあほら、もうラサルハグの一存では観賞室来れないので……ね… (-29) 2021/07/07(Wed) 23:53:35 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* 赤窓使えない=自分の意思で鑑賞室来れないって落とし込み方するのずるいですわよ貴方!!、!!!!!!!!!、、!!!!そういうの好き!!!!!!!!!!!!! (-30) 2021/07/07(Wed) 23:55:25 |
【秘】 凄腕占い師 キファ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル「席が空いていれば、スロウスは私だったかもしれないね」 この場にはいないあなたの共犯者の言動を思い返しながら、 瞬きをする表情を見た。 熱狂から距離を置く怠惰さという点では似ているのかもしれない。 完全に同じとは言い難いだろうが。 「私次第、か……」 思うところがある様子で、小さく呟きました。 共犯者になることも、裏切ることも、そのどちらとも明言せず、 しばらく思案するように視線を外して。 「……あなたは、運命というものがあると言われれば信じるかな。 これから出る賽の目も、勝負の結果も、自らの選択も末路も、 すべては最初から決まっている、覆らないものだと」 あなたの反応を伺うようにしながら、そんな質問を投げ掛けてみる。 (-31) 2021/07/08(Thu) 0:06:03 |
キファは、ペンギンだ。鯱の特徴を得たキエを遠巻きに警戒している。 (a13) 2021/07/08(Thu) 0:07:12 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 灯る幸災楽禍 テンガン/* ごきげんようテンガン様!身も蓋もないこと質問するのですけど 触手による尻穴拡張・媚薬プレイ・分娩台への拘束・イっても止めてくれないイカせ地獄 こういうの辺りで地雷や食べられないものはおありかしら? (-32) 2021/07/08(Thu) 0:10:41 |
【秘】 灯る幸災楽禍 テンガン → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* 地雷って程のものはありませんが、 ・尻穴拡張は常識的な範囲で(まあ極端でなければ薬で戻されたりするでしょうし大丈夫でしょう) ・連続絶頂はそれにちんちんが耐え得るようにそれとなく注射なり投薬しておいてくださると助かりますわ。 結構リアリティを気にするものでして……マジで船の薬の技術万々歳ですわ。 分娩台はとてもよろしくてよ 。お気遣いありがとうございますわね〜 (-33) 2021/07/08(Thu) 0:17:18 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* 大丈夫かしらスロウス……何かの役に立つかと思って色々テンガン様から聞いたりしてきましたわ。 色々とシチュエーションお伺いしてきたのですけれども、 ・尻穴拡張は常識的な範囲で(まあ極端でなければ薬で戻されたりするでしょうし大丈夫でしょう) ・連続絶頂はそれにちんちんが耐え得るようにそれとなく注射なり投薬しておいてくださると助かりますわ。 ・分娩台はとてもよろしくてよ。 との事でしたわ。余計なお節介でしたら土下座致しますわ〜〜〜 (-34) 2021/07/08(Thu) 0:21:46 |
(a14) 2021/07/08(Thu) 0:22:54 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー「ハッハー、俺の口から答えを聞きたいのかいダビーお坊ちゃん?今日は機嫌がいいから答えてやろう。「同類」だからさ。逆に言うと、それくらいしないと“潰れる”ってアドバイスしてやったのもそう言う事だ。さっきの、生半可な快楽じゃなかっただろ?」 本当に最初から狂気の適性がない人間にこの男はそもそもこんな抱き方はしてこなかった。するとすれば適性がある男か、何らかの加害を加えられた場合の仕返し時である。 「受け入れる側ばかりが『おもてなし』じゃねぇよ。それこそ昨日の抱き合いこそ『おもてなし』の典型的な一礼の一つと思うがね?勿論礼として挙げてるのは攻めながら抱くという形だけで、お前に向けた言葉は本音だけどな」 サラリと照れの様子一つ見せずに告げて、何か決意を込めた言葉に満足そうに口元を緩める。そう。これくらい気概がないとつまらない。常に狙ってくる獰猛な奴を叩き潰し屈服させてこそ、真の性感を得る。この船に乗った時から男の好みは何一つ変わっていない。 「もう物足りなくなったかい? 昨日は事足りてる的な事言ってたように思えたが」 媚薬の効果もむしろ薄れて来た頃だろう。求められるのは満更でもないが、あえてそう尋ねる。軽く頬にキスをしてから、肩に顎を置いて答えを待つ。 (-35) 2021/07/08(Thu) 0:23:51 |
キエは、強靭な足と凶悪な顎を備えた水陸両用の最強生物となった。 (a15) 2021/07/08(Thu) 0:24:11 |
キファは、は人間に戻ったのでキエの事はもう怖くない。 (a16) 2021/07/08(Thu) 0:28:08 |
ニアは、キファペンギンさんを抱っこしていーっすか? (a17) 2021/07/08(Thu) 0:28:46 |
ニアは、ちょっとしょんぼりした (a18) 2021/07/08(Thu) 0:29:04 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* めっちゃ気遣って聞いて来てもらった 内容がこれなの本当おハーブ生えますわ。ありがとうね 聞いて来て頂いた事と救護室での言及を元に 人体に優しく、且つ暴力的な快楽を与えて行きたく存じますわ♡ 多分双方PLそういう方面の描写のリアリティレベル的には 結構同じところを見ているはずなので大丈夫だとは思いますわ。 (-36) 2021/07/08(Thu) 0:30:45 |
キファは、間が悪かった。 (a19) 2021/07/08(Thu) 0:31:05 |
キファは、バラエティ番組に出演した経験があるので、こういったときにはどうすればいいかも全部わかっているよ。 (a20) 2021/07/08(Thu) 0:32:50 |
(a21) 2021/07/08(Thu) 0:33:24 |
キファは、ペンギンにはなれない…… (a22) 2021/07/08(Thu) 0:36:01 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー/* と言う事で、4日目調教も秘話になりましたし改めてお返事させて頂きますわ。と言っても余りに長く返してしまうと互いに負担になるので、手短にさせて頂きますわね。 こちらこそ「長すぎて返信し辛い文を送ってしまったのでは!?」と直後に焦って転がっていたんですけど、お返事拝見させて頂いて色々と安堵しましたわ。ハンカチを差し出すので使って下さいませ! 一言だけ、 「聞いてたんかーーーーい!!!!」 ですわ!!でも安堵しましたわ。心臓ドキドキバクバクでしたわ。暗殺ロール遂行も了解ですわ。私、誠実と言うよりは基本すぐにあわあわテンパる小心者なんですけど、そう言って頂けるととても嬉しいですわ。私のロールでそこまで思って頂けて幸せですしこちらも沢山楽しませて頂いております。終わったらまたぜひお話しして下さいな! PS:よしよしは全然いくらでも!と言うんですけど、 ダビー、目覚めた結果むしろよしよし別の事の方が喜びませんこと? ---------- あとはロールのお話ですけど、3日目時空はここで暗転して終わりにしておきます?ナフが暗殺者の件、実は話すかもとは思ってたんですけど、ここで言ってたら3日目のダビーの行動が変わるかもしれませんし、5日目のフリー会話(これは表でも秘話でもどちらでも問題ないと思いますわ)とかを作って会話の方がいいかしら? 4日目をとりあえず返していきますわね。秘話になったので遠慮なく喘げますわ!照れ解除ですわ!いきますわよ!! (-37) 2021/07/08(Thu) 0:38:54 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 灯る幸災楽禍 テンガン/* 担当快楽拷問官の震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃ですわ。 とりあえず今の所は、 生モノ触手(媚薬粘液あり)でワクワク人体に優しい快楽責め を行っていこうと思うのだけど、 ステージ上である事と、終始万が一の逃亡阻止に ラサルハグが付くので"第三者の視線"要素は補えると存じますわ。 後はまあ、ラサルハグは基本進行役に徹すると思うのだけど そちらから何らかちょっかいを掛ける事は歓迎致しますの。 やられっぱなしは気に食わないとかがあったら ご随意にアクションをお起こしになってね。 キャラ造形的に多分良い反応は返せないのだけど……(大失敗) 特にそちらから補足する事が無ければ、 この連絡は返信不要でしてよ。 あ、でも見落とし回避に既読連絡だけ欲しいかもですわ (-38) 2021/07/08(Thu) 0:42:01 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* 触手や機械使う上でありそうなシチュ、これくらいしか浮かばなくて……………… すごい……今あなた頼もしすぎて輝いていますわスロウス……天輪ぴっかぴかですわ…… 実はわたくしエロは沢山食べますけどファンタジーエロみたいなふわふわの非現実的なところがあったので、スロウスにお願いしてよかったかもしれませんわね……ありがとう……kiss (-39) 2021/07/08(Thu) 0:43:06 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ長い長い沈黙の後、自分もまた真似るようにティーカップに手を伸ばす。 「…………そっか。誇る……それは少し難しいかもしれないけれど。心に留めておく。 ありがとうアルレシャ。……君は器が広いと言うかなんというか。どんなものも楽しそうに受け止めているように見える。妬けてしまうな」 やはりどうしても妬む気持ちは抑えられそうになくて。 けれど、投げかけられた言葉に触れた女の声は普段より丸かった。 「……あ。料理、きたんだね。わざわざ悪いな」 ▼ (-40) 2021/07/08(Thu) 0:44:26 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ嫉妬に狂う自身を肯定され、ほのかに笑顔を咲かせていた女のかんばせが。 大皿のプレートを見た瞬間凍りつく。 自分は関係者として船に関する資料を集め、頭に叩き込んできた。 乗船客たちの名前も。 "従業員"の名前も。 「……な、…………ぁ……?」 食器に触れる指から血の気が引いていく。 一瞬、自分が企てたシアターの薬に集まった面々の様子を思い出す。 この女は自分がやってきた辺りのタイミングで、警備員に何をしていた? あの一件を知った女は、大皿のプレートを見て己の頭で警鐘が響いているのを自覚する。 「……アルレシャ。この……この、食材……は。 このプレートの名前は何?この料理を作ってくれた人の名前?この人、今日は見かけなかった、けど……」 先ほどまで花開いていた笑みがいとも容易く引き攣り崩れる。 ポーカーフェイスさえも貫く余裕がない。 (-41) 2021/07/08(Thu) 0:45:17 |
【墓】 飢えた狗 ムルイジチャリ、と鎖が擦れる音がして。 また今日も始まったかと薄く目を開ける。 ここで繋がれて毎日ショーに出されて、 心も摩耗してきたころに、冷や水を差し込まれる感覚があった。 「なっ……!?」 少年が。裸で壁に繋がれたオレに覆いかぶさってきている。 手足の拘束は普段よりきつくなっており、身動きが取れない。 少年は切羽詰まった顔で爪で傷を残すような無遠慮さで、 俺の胸板を、腹筋を、首筋を欲望のままに這わせる。 予想外の『客』の襲来に、流石に顔が歪む。 相手の意を探ろうとその表情を見ようとして、 少年の向こう側に強化ガラス越しの肥客が居るのを見つけた。 好色満面の顔でこちらを見てくるその欲には覚えがある。 成程、そういう趣向かと、吐き気を催した。 ▼ (+7) 2021/07/08(Thu) 0:51:43 |
【秘】 翠眼の ダビー → 灯る幸災楽禍 テンガン「…ん、っ…あ、は、…っ」 あなたの身体では未だ拾えぬ内壁での熱を拾えてしまう隣の青年は、それを当然知っている男達の手によってわざと執拗に肌と入口を嬲られて腰を揺らす。 青年にとってはお前がこの程度で悦ぶ浅ましい者なのだと、あなたにとってはやがてお前もこういう惨めな者に変ずるのだと、それぞれに教え込むように男達が下卑た笑みで嘲った。 青年の下腹の昂りが僅かに高まって行く間にも幾度となく微温湯が注がれ腹の内を満たし、膨れさせ、尊厳の凌辱が近づく度にソファの背もたれを強く掴む指先が白んで。 「いやだ、ぐッ…う、もう──…!」 頭を左右に振って尻を引こうとした青年の下にバケツが用意され、逃れようとしたその責の代償として腹を抱え押し込む形で引き戻されて、 …バケツを青年の尻に注がれていた湯が叩く音がする。小さい呻き声があなたの耳に届いたかは分からない。 (-42) 2021/07/08(Thu) 0:53:14 |
【墓】 飢えた狗 ムルイジ――少年はこれを、やらされているわけではない。 ただ全てが自分の意思でもないのだろう。 欲の吐き出し先を、下卑た大人たちに差し出されて、 行き場のない若さが抑えきれないだけだ。 その若い欲の暴走を、それに成す術がないオレを見て、 楽しむ者たちが、この行為の"意思決定者"だ。 吐き気がする。反吐が出る。 この先、この経験が齎す人生の陰を考えると、 金を持つ者の傍に生まれる者も、 金を持たない者と同じくらいに不幸であると思った。 少年が、どう発散していいか分からない己の欲に戸惑い、 初めての経験にオレの身体を切り傷や噛み疵だらけにしていく。 初の褥に作法なんてないのは当たり前だが、 それが鎖で繋がれた相手なら、こうもなる。 征服欲と独占欲と性欲のない交ぜになった感情を向けられ、 必死なその少年の形相に大きくため息を吐いた。 ▼ (+8) 2021/07/08(Thu) 0:55:54 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 凄腕占い師 キファ「…………運命」 その単語を小さく呟き繰り返す。 考えれば考えるほどその表情は曇っていく。 「……信じたくないな。だってつまり、それって生まれたその瞬間から巡り会うもの全てが決まっているって事だよね。 …………嫌だ。そんなの」 覆しようのないステータス。自分の意思、努力ではどうしようもならない絶対的なもの。 視えぬ不変のレールを想起して、女は酷く顔を歪ませる。 「初めから決まっていて、それを知ることが出来てしまうのなら……その結果が、自分にとって良くないものなのだとしたら。 私は、何のために生きているのか分からなくなってしまう。歩むことをやめてしまう。 だから……あったとしても、見たくない。 …………こういうの、未来を見る仕事の君に言うのも良くないと思うんだけどさ。ごめん」 (-43) 2021/07/08(Thu) 0:55:58 |
【墓】 飢えた狗 ムルイジ「そのままでいい……聞こえてねェフリしろ。 焦んじゃねェよ。逃げやしねえ」 後ろの大人たちに聞こえない声で言うと、 それでも貪りの対象から声を掛けられたことで戸惑いが混じる。 歳の頃は15くらいの餓鬼に、無理な話かと息を吐いた。 ……馬鹿野郎が。本当に。 「……ゆっくりでいい。 したいようにしろ。今から少し声出すがビビんじゃねえぞ。 俺が目をつぶったら思い切り顔面を殴れ。手加減すんなよ」 言って、大きく息を吸い込み。 「テッメッ!! 離せこのクソガキ!! オレを誰だと思ってやがる、天下のムルイ――」 目を瞑る。戸惑いが感じられるが、頬に走る衝撃。 ……いい子だ。笑いが出る。 ▼ (+9) 2021/07/08(Thu) 1:01:23 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* ひとまず何をどうしてどのようにするか、 という所はふんわり固まったので向こうにも連絡入れて来ましたわ 今なら何処までも行ける気がしますわよ 光輪もゲーミング発光しますわ 無敵ですわ 人ボコボコですわ 人体に決して負荷は掛けず且つ快楽で人の脳を焼き切りますわ わたくしどうでもいいとこ掘り下げがちではあるのだけど 肝心のエッチの出力経験があんまり無くってよ。 語彙検索に少々時間を取るかもしれないけど温かく見守ってね。 この連絡に返信は不要でしてよ〜〜〜! (-44) 2021/07/08(Thu) 1:02:33 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/*不要とか言われたのに返すお馬鹿さんですわ 既読スタンプの顔です がんばれ〜〜〜わたくしも夜とか死滅しますが置きレスで合いの手いれにいきます! (-45) 2021/07/08(Thu) 1:06:16 |
【墓】 飢えた狗 ムルイジ興を載せた。悪くない。 少年がぎこちなくも乱暴に、躰を貪り始める。 下手糞な愛撫に、躰が反応しやがるのは癪だったが、 相手に痛みを与えるよりは100倍マシだった。 挿入れる場所を探りやがったのは殺してやろうかと思ったが、 無事接合すると腰の辺りが互いに震える。……最悪の気分だよ。 「っ……っ……」 乱暴で、己の快楽しか考えていない腰の動き。 少しは分かって来たのか、指先も撫でるような動きになってきた。 オレは痛みと異物感に吐き気を抑えながら、 ただ揺らされるがままになっていた。 その少年の必死な顔が。 ――金に踊らされ、狂わされたかつての自分と重なり。 貫かれながらも、俺は大人に見えない角度で微笑んでいた。 「………ごめんな。 ………救って、やれなくて」 それは、誰に対しての言葉かは分からない。 少年も急にそんなことを囁かれて、困惑した顔でオレを見る。 ▼ (+10) 2021/07/08(Thu) 1:07:06 |
【墓】 飢えた狗 ムルイジそこに愛情はなくとも、身体の刺激で男は容易に果てる。 限界が近いようで、少年の動きにも余裕がなくなってきた。 きっとこの経験は、この少年の人生を歪める。 金が人の人生を狂わせて、誰もが正しくなんて生きられない。 勝つ奴が居れば同じ数負ける奴が居て、 そのたくさんの屍の上に立てるのは一部だけだ。 「っ……でもな。狂っちまった人生の先も ………案外っ、悪く、っねェからよ。 真っ当にっ、誰か好きっ、になって、"お前は"っ、 ……幸せになれよ」 褥には似合わないセリフだが、 この奈落に居るオレが言ってこそ、意味がある。 一つ亡くせば、全てが終わるわけじゃねェ。 一度負けがつけば、這い上がれないのが人生じゃねェ。 その果てに、こんな船の上で逢える奴だっている。 だから。 ――自分に賭けることだけはやめんじゃねェぞ。 。 最後に、強く"締める"と。 少年はあっさりと絶頂に導かれた。 (+11) 2021/07/08(Thu) 1:19:31 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード「不本意ながら、色々なものが繋がった。なるほど、…あの時点で俺ばかりお前に理解されていたの、少し腹立つな…面の皮が厚いというか…。」 否定をしない時点であなたからのアドバイスが的外れではなかったことが伺えるだろう。それを本心から不本意だと思っていることも。 あなたに普段通りの声音で投げかけられた『本音』については嬉しい感情も当然あれど羞恥も沸いてくるのでなんとも言えない顔をしている。処女を惜しんだり性行為に恥じらいを覚えたりするような初心な人間ではないが、それにしたって散々な行為だったことは間違いない。 「昨日のは結果はどうあれ"わるいあそび"なんだろう? 遊びじゃないセックスを望んだところでおかしくもあるまい。 お前は"お前の物"を愛でる行為を何と呼ぶんだ、バーナード?」 同じであれば馬鹿だと笑うだろうし、異なるのならその名を覚えることだろう。減らず口を叩き合いながらも所作ばかりは優しいこの時間も当然好きではあるが、自分達の本性を思えばこんな誘いのほうがきっと面白い。あなたにキスされた頬でそっと擦り寄ってからそんな質問を投げかけた。 (-51) 2021/07/08(Thu) 1:42:20 |
凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルは、メモを貼った。 (a23) 2021/07/08(Thu) 1:44:49 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルでぃすこ鯖より しろたえさん「こういうのはだいたいもちぱいさんが悪いよ」 ……………………(開始前プロローグ付近から狼お嬢様ですわ〜!してた顔)(オネエだとバレるからギムナジウム音水さんを参考にしていた) (-52) 2021/07/08(Thu) 1:49:21 |
【秘】 悪い子 ナフ → 陶酔飛行 バーナード「っ、は……嘘、じゃ」 ない、なんて。 本当にそう言えるのか? 耳元から入り込む言葉に、背筋が粟立つ。 心地の良い、考えないようにしていた優しい言葉が思考を蝕んでいく。 思い返せば、クライアントには金を貰いこそすれ褒められた事はない。 家族は、踊り手としての仕事の事しか知らない。 こんなに、苦しい思いをしても。誰も。 「…ぁ、う……は、あぁ…っ…」 薬のせいだ、そう思うことも出来るはずなのに。 じらされ続けた身体は解放を求めて、熱い息を吐いて鎮めようとしても、止まらなくて。 じわり、視界が生理的な涙で滲む。 解放されたい。 何から? 苦しい。何処が? 「らくに、なりたい……たすけて、ほしい…っ」 それが、あなたの本心じゃなかったとしても。 心を偽って生きてきた子供は、苦しさから逃れたくて、今は。 言葉を、吐き出した。 (-53) 2021/07/08(Thu) 2:02:03 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード/* 御機嫌ようお嬢様。お嬢様ですわ。丁寧な文章ありがたくってもう本当に拝んでおりますわ。こちらもぱぱっと手短に。 GM様にも「お前のことすげーきづかってる連絡受けてるよ」って言われてハエエエエエエエエンそちらも色々大変なのにこっちのことまでエエエエエンオビョビョになりかけました。なったかもしれない。ビョ。手始めにハンカチ(7)1d10枚使いますわ。 「聞いてたんかい」についてはもう!お互いにですわ!あちらもこちらの事情(ヤってるしくっついている)を知っているのに、匿名非匿名問わずでよろしくしてるアピ (しているように感じる行為を) してきたりダビーvsナフの構図に誘導(しているように感じる行為を) してきたりで…ずーーーーーっと強奪の気配が見えたので…マジで気が気じゃなかったんですわ!!! (これはお嬢様もバーナード様も悪くないですし私も 「選ばれたのは私だが?負け犬は黙ってな」 って顔をしていればよかったんですが、とにかくダビーが暴れて……)終わったらぜひお話しましょうね。愛を込めて! PS:目覚めた後モードだと別の事の方が喜びますわね。ただ可愛いバーナードを可愛がるのもバーナードに雌にされるのも好きなのでまちまちですわ。 ------ そうですわね、ナフが暗殺者の件を聞いていたら3日目に助けに行かなかったでしょうね………(渋面) ナフの件を聞くのなら5日目フリー会話希望ですわ。表の賑やかしにも若干貢献できるかもですし。 いえーい4日目秘話で喘ぐバーナードを見せてくださいな!抱きますわ!わたくしあなたを抱きますわ!愛を込めて!!! (-54) 2021/07/08(Thu) 2:05:15 |
ナフは、吐き気が込み上げてきて、口元を手で覆った。 (c32) 2021/07/08(Thu) 2:52:54 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー【4日目】 「ぐッ……ハ、……っ、く」 仮面の下、窪みでしかなくなった右目から滴り落ちる血が口に入って、吐き捨てたい衝動に駆られた。何度も流れてくるから意味がない。じくじく疼く痛みと、現在どうなってるか想像したくない。……最も、頭痛に加えて目の痛みも継続的に与えられる事で少し気が紛れるのは不幸中の幸いか。 ──元々、もう飛べない目だった。 死角が存在していた時点で空に戻るのは不可能だった。 それでも僅かな可能性に賭けて足掻いた結果、よりによって海の上で、立場も、人権も、目も、体も地に縫い付けられるように引き摺り落とされた。 操縦士が空を飛ぶ夢は、二度と見る事はない。 永遠に空を見上げて、海の上を揺蕩う道しか残されていない。 残されてるのは、狂った陶酔の“トリップ”だけだ。 『半年前』から、自力で立つ道すら失われていたのだけれど。 「……は、はッ。愛されてる、ねぇ。でも、気を付けな、坊ちゃん。緑目だけ、が。嫉妬を湛えてない訳じゃ、ない。……手遅れかもだが」 ──ちゃんと“目”に焼き付けている。 掬われる瞬間も、“生まれた姿”も、己の物として取り込む姿も。俺の目なんて取り込めばこうなる結果は当然だったのかもしれないが、それでも弾けたように笑う様子を見て、 微かに口元が歪む。 同じだけ堕ちて欲しい。俺が堕ちるなら同じか、もっと、何処までも。 ここが愛おしい世界と思えるくらい、深く。 「派手な床で、腰を痛めない対価が目にしちゃ、ベッド一つで、少々取り立てが過ぎないか、ね……、ッ、はぁ……く」 先程苦悶の叫びを上げていた癖に、息も絶え絶えに紡がれる言葉は少しずつ流暢に戻る──はずだった。身体に触れられるまでは。 目を失うまで飲むのを堪えていた薬は吐き出させて貰える事はなかった為、叫びの直後に同時に飲み込んでいる。まだ、目の痛みは視界が度々白くなるように痛むが、その時間ももう少しな事に、ピクリと撫でられる度に跳ねる身体が少しでも藻掻くように動く姿で逆に明白となる。 (-55) 2021/07/08(Thu) 3:18:51 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー「カマもかけまくってるしな、普段から。言わないだけで多いぜ結構。ま、お前が自分の事を話してくれたのがデカいよ。自分の事を何も話さない人間だと仕草とかからしか判断できねぇし。屑〜って言う割によく話す気になったねぇ」 面の皮が厚いと言われて全く気にしていない。本当に面の皮が厚い。何かしら昨日の事を思い出している気配を感じたので、少し機嫌がよくなった。完全に開き直られるよりは、やはり羞恥を抱いてくれる方が可愛げがある。 「俺の“物”なんだから“あそぶ”だよそりゃ。愛でる行為?かぁ。……お前それ愛でるって言われたいんじゃねえの。いいよ別に“愛でる”でも。なあダビーちゃん。愛でて欲しい?ん??」 顎をずっと肩に乗せたままダルダル喋っている。んー?と寄り添われた事に満更でもない声を出している。別段べたべたスキンシップが嫌いな訳ではない。どっちかと言うと好きな部類だ。そうでなければそもそも軟派なんてやっていない。最も、それ以上にゴロゴロしている方が多いのはまた別の話だが。 (-56) 2021/07/08(Thu) 3:37:27 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 飢えた狗 ムルイジ/* ご機嫌ようお嬢様!ムルイジ様と墓下同士でお話ししたいな、と思ったんですが、もしかして常に繋がれている!?と考えましてその辺りの場所にこっちが何とか向かうか……も考えたのですが、バーナードも割と普段まだ繋がれてる気もしますし、いっそ2人とも今日は同じお部屋に隔離です!などの方がやりやすいでしょうか?最悪はもう謎のテレパシーを繋げるしかありませんわ! (-57) 2021/07/08(Thu) 4:31:57 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 悪い子 ナフ「……よく言えました」 あなたの目尻に涙が浮かんでるのを見て、手で拭ってからその身体を抱きしめる。強く抱きしめて、その背を優しく叩く。 「お前はいっぱい頑張ったよナフ。やりたくない事やらされて苦しいのに、我慢して誰も助けてくれないのに、ずっと立ち続けてきた。逃げないで居続けた。それは本当は沢山褒められることなんだ。……偉いぞ。お前は家族想いの“良い子”だよ」 人によっては、『残酷すぎる』行いだと言うだろうか。子供を大事にするムルイジなどが見たら何を言われるか。それくらい、愛も情もない非道な行為だと理解している。理解していて、それでも男は「負けたくない」から、こんな卑怯な手段を取るのだ。 言い終えて一度身体を起こし、辛そうに張り詰めるそこを、下着ごと脱がせて解放する。そっと敏感なそこに触れて、最後に囁きかけながらイかせれば、この勝負は取れる。そう狙って、最後の言葉を紡ごうとして、 「だから、────ぁ、?」 ──視界が、回ったかと思えば、身体から力が抜ける。起こしていた体を支えることすらできず、貴方の上に覆い被さるようにズルズル崩れ落ちる。 「……っそ、……だろ、……」 麻痺毒と自己の薬の相性が悪かったのか、麻痺毒が強すぎたのか。いずれにせよ想定よりも遥かにそれは早く、『あと少し』と思っていた所で、マトモな力も入れられないままただ男は貴方の上に倒れ込んだ。──こんな状態の男など、暗殺者の貴方ならいくらでも好きにできるだろう。 (-58) 2021/07/08(Thu) 4:49:56 |
【秘】 灯る幸災楽禍 テンガン → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* 読みました、助かりましたわ。 鞭とか首締めテン太郎とか、いけないわけじゃ決してないのでもしかしらやってるかもしれませんわね。自分から人体に優しくなくしていくぞ(アホ) (-59) 2021/07/08(Thu) 8:41:02 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ暑いほどのスポットライトが当てられる。灼熱の中にあるようだった。 仮面をつけた従業員達はなにやら大仰なセットをステージへと持ち運んだ。磔台のようにも見える。 木製の台を運び終えた従業員達は、今度はナフと呼ばれた少年を持ち上げ、着衣の一切を剥ぐ。 その体は、台の上に乗り上げさせられた。まるで処刑される直前の光景のようだ。 「さあ皆様、ご覧ください。我らの前より逃げ出した天上の虎の姿を。彼は再び我らの楽園に足を踏み入れてくださいました、そして……、 『エンジェル』の演目に投票されたチップの数はいくらであると思いますでしょうか、本日はそれを彼に当てていただきましゃう!」 『命の価値は天使の為に!』 『命の価値は天使の為に!』 『命の価値は天使の為に!』 まるで一切に示し合わせたかのような声があちこちから上がる。それは次第に合唱のように膨れ上がった。 女はそのフレーズが、大層お気に入りらしいーー命の価値は貴方が決める。 (*10) 2021/07/08(Thu) 9:33:09 |
【墓】 悪い子 ナフ身を隠すものすべてが取り払われる。その端正な顔を隠す仮面を除いて。 少年は、台を見上げた。 罪人を磔にする十字架。 自分には似合わないはずなのに。 だって。何もしていない。 「投票された…チップの、数…?」 何を言っているのかわからなくて。 頭の回っていない様子で、少年は今この場における王に問いを返す。 耳を塞ぎたくなるような、大合唱が更なる恐怖を煽って。 その返答すらもろくに頭に入っては来ないかもしれないのだけれど。 (+12) 2021/07/08(Thu) 9:53:30 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャまず、体は仰向けに台の上に横たえられた。首に輪を嵌めずり落ちないようにしているが、シリコンを噛んで傷が出来ないようには配慮されている。 腕はやはり透明の覆いのつけられた箱の中へと入れられた。腕の下にはクッションがあって、力を抜いても壁に当たらない。 ただ、腕のすぐ横に何か……モーター式で駆動する、鋸刃のような大掛かりな器具が横たわっている。 それは腕よりも太く、差し詰めカートゥーンのドリルにも似た、でも全く違う……有刺鉄線のようにとげとげした何か。 足元には何かのペダルがあった。数は三つ。透明のアクリル玉覆われているが、膝下を全て入れないとならず、しかと膝が天井に引っかかって足を抜きにくい。 ペダルにはラベルが張られている。客席にもナフにも見えるように表裏にしっかりと。 そこにはこう書かれている。『200万ドル』『5000ドル』『4.65セント』。 ところで、貴方が暗殺を請け負った報酬というのはどんなものだっただろう? 実費に換算し、経費を差し引いて、感情的な値を差し引いて。 貴方の命の価値はいくらだった? 「ナフ、選択肢は三つ。あのペダルを踏んで解答するのよ。 ペダルを踏むと軽い電流が流れます。痛めつけるためではありません。ペダルから簡単に足を離さないようにするためです。 チョンっと踏んですぐに引き上げてはつまらないし、賭けにもならないでしょう? 貴方が己の価値を考えるの。正答はひとつだけ。命の価値はいくらでしょう、貴方の命の価値はいくらでしょう?」 動揺も冷めやらないだろうに、女はそっと囁くとすぐに客席の方を向いた。パチパチと拍手が二人を迎える。 スポットライトとカメラは正しくナフの方を向いて、貴方が主役であることを指すように惜しみなく飾った。 「皆様、固唾を呑んでお見守りください、じっとですよ……彼が怯えてしまわないように。 命の価値は、 命の価値は、 命の価値はーー」 (*11) 2021/07/08(Thu) 10:23:58 |
【秘】 悪い子 ナフ → 陶酔飛行 バーナード「……っ…」 甘い甘い言葉が、麻薬のように脳を掻きまわす。 抱き締められて伝わる体温が、幼い頃を思い出させて 少年の心を否応なしに溶かしていく。 ――――もっと欲しい。暖かい言葉が、自分を認めてくれる言葉が。 下着を下ろされて、背中に手を回し―――快楽と共に、体を委ねようとして。 目の前にいたあなたが、崩れ落ちた。 「――――ぁ」 時間だ、と。 毒の効果を目の当たりにして、頭が冷える。 「……あ、はは…危なく…仕事を、忘れるところだった… あんたの負けだ、バーナード」 震える声で、強がっている。 少年は、言葉の続きが欲しかった。 きっとこの場で解毒をすれば、良かったのだろう。 少年は、解毒剤を持っていない。船の中のどこにも、ありはしない。 背中に手を回そうとして、少しだけ乱れた服の隙間から 一枚の写真がひらりとベッドの上に落ちた。 表を向いて あなたの目にも入るだろう。 それは、見覚えのあるものだ。 仮面と共に隠されるように置かれていた、副船長の痴態が写された写真。 少年が回収していた、あの写真が 目の前にあった。 (-62) 2021/07/08(Thu) 10:30:30 |
テンガンは、船の狂気が抜け殻だった自分に満ちているのを感じる。 (c33) 2021/07/08(Thu) 10:33:32 |
テンガンは、罪悪感こそ抱けど、 暗殺者の彼が友人の破滅を喜んだように。 (c34) 2021/07/08(Thu) 10:35:38 |
テンガンは、画面の下で 牙を剥いて笑みを浮かべた。 (c35) 2021/07/08(Thu) 10:36:27 |
【墓】 悪い子 ナフ少年は、酷く震えている。 横たわっている器具にも、女の声にも、置かれた状況そのものにも、恐怖を感じて。 「お、おれ の 命」 考えろ。考えろ。考えろ。 家族には、好かれていたと思う。 友達は、多くはなかったけれど。 踊り手は、家族が教えてくれた舞いを広めたくて。 殺しは、小さな弟妹を育てる母親を助けたくて。 ―――選択肢がなかったとはいえ、身を犠牲にして、貢献してきたはずだ。 あの人以外の、 誰にも褒められなくても―――「痛いのは、嫌だ……」 200万ドルの価値は、ないだろう。 けれど、4.65セントでは家族を助けられない。 それならば――――答えは。 少年は、青い顔のまま 『5000ドル』のペダル に、足を、入れた。電流を警戒して、奥歯に力を入れている。 (+13) 2021/07/08(Thu) 10:47:08 |
ナフは、許されることを望んでいる。 (c36) 2021/07/08(Thu) 10:47:39 |
ナフは、助けてほしいと思っている。 (c37) 2021/07/08(Thu) 10:47:55 |
底知れぬ ニアは、メモを貼った。 (a24) 2021/07/08(Thu) 10:52:04 |
ハマルは、7 肉体or精神年齢が変わる薬 を賭けました。 (a25) 2021/07/08(Thu) 10:57:39 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ/* Q.何? A.どれを選んでも一緒で、最後に残ったペダルが「命の価値」になります。 間違い(とされる1,2番目)のペダルを踏むと腕部の機械が作動します。 これにより1.ズタズタになるけど後日完全回復 2.皮が剥がれる 3.骨の手前まで挽肉になって修復不可能 どうなるかはお好きに選んでいただければと思います。エピローグやりたいこともあると思いますのでね! 後遺症の如何を決めていただければそれに基づいて描写します。 好みの味付けでお楽しみください…… (-63) 2021/07/08(Thu) 11:10:03 |
【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ/* おのれ〜〜〜!!!! 5000ドルも価値があったら従業員になんかなってないので当然ですわね!おほほ! 個人的な好みとしては ズタズタにされたうえで完全には治らない って感じなんですけれど、その3つから選ぶのであれば…3…ですわね…わたくし破滅人間、踊り手としても暗殺者としても致命的な損害を負ってほしいためですわ… (-65) 2021/07/08(Thu) 11:17:30 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ/* Kiss…… ご回答ありがとうございます。一番ひどい状況にしていきますわね。 今日のご飯はハンバーグよ〜 (-66) 2021/07/08(Thu) 11:38:42 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ「命の価値は、5000ドル!」 笑い声がオーケストラの演奏を掻き消すようにこだまする。 ぴり、と電流が走るものの、細い針を刺したような鋭い痛みはあれど心臓を蝕むほどではないだろう。 けれども確かに足の動きは縫い止められるように硬直して、ペダルから足を離すまでには時間がかかる。 その、一呼吸深く肺に酸素を入れるように時間。たったそれだけの時間。 ギャルルルルルルルル! 凄まじい轟音を立ててモーターが回転した。 左腕を捕捉している回転鋸はまず最初に肌に棘を引っ掛けて、シーツを巻き取るかのように皮膚を引き剥がした。 真っ赤な肉が露出して、思い出したかのように遅れて鮮血が噴き出す。容器の中に血は溜まることなく、繋がれたチューブから台の下のケースに流れていった。 回転鋸は止まらずに肉を轢き潰し、フォークで何度もステーキを引っ掻くように細い粗挽きを作り出した。 端々に見える白い芯は骨だろうか? 辛うじて当たらないものの、身動ぎをして暴れたならばそれも同じように巻き込まれるのだと言うのは想像に難くない。 少年の腕は側面の半分の肉をごっそりと抉り取られ、もはや自分の意思で動かすのもむずかしいほど原型を無くしてしまった。 「おや、これはこれは。どうやら間違えてしまったようですね? 選んだのは中間。思い切りのなさが不安を生んでしまったのかもしれない、悲しいことです……。 さあ、ショウはまだ終わっていませんよ。ナフ、さあ、選び取りなさい。 貴方の命の価値は?」 (*12) 2021/07/08(Thu) 11:49:51 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ/* あ! 伝え忘れです。 腕をズタズタにした後は肩甲骨を剥がそうかと考えているのですが、どう思います? (-67) 2021/07/08(Thu) 11:50:57 |
テンガンは、 喜ぶ 客たちの顔を一人一人覚えている。墜とされても変わらない猛禽類の瞳だ。 (c38) 2021/07/08(Thu) 11:55:08 |
【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ/* 肩甲骨!ということはもう腕とはおさらばということでございますわね!! わたくしは構いませんことよ! 飼い殺しにされようね、ナフ (-68) 2021/07/08(Thu) 11:56:16 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード【4日目】 「ええ、愛しています。嫉妬に取り殺されたとて本望、手遅れなのは今更だ。」 ここに"生まれ堕ちて"しまった以上、もう外の世界では生きられない。饐えた精の匂いと甘い血の味に満ちた贅と狂気に彩られた世界はいずれ、今までの人生で組み上げてきた常識という枠を粉々に打ち砕く。そうしてしまえばもう二度と外で呼吸ができなくなるだろう。 何処までも堕ちよう。何処まで堕ちようが何に身をやつそうが、それでも。 愛している者がいる世界であれば、きっと、何処であろうと心地良い。 「ベッド一つだけではありませんよ。これからもっと快楽を差し上げます。…知っているでしょう?」 その薬の効果。喉仏に唇を寄せてちゅ、ちゅと数度軽くキスを落とす。催淫剤の効果が表出するのを導くようにあなたの陰茎に手を伸ばし、ゆるゆると手指で輪郭をなぞるように弄ぶ。手中の熱がじわじわと硬さを増してくる様がなんとも愛しく、いじらしく、──壊したくなる。あなたの首筋に強く噛みつきながら昂りを強く擦り上げた。 (-69) 2021/07/08(Thu) 11:57:05 |
バーナードは、その光景と、更にその光景を見てる奴を自分が見ていたら生き生きしていた。 (c39) 2021/07/08(Thu) 11:58:39 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル今日の朝食。昨日の思い出。明日の予定。 誰も彼もが朗らかに語るあたたかな日常の話。けれど、そんなもの赤の他人にとっては全てノイズでしかない。 様々な話題で溢れかえる賑わいの中を、黒い人影が縫うように突き進んでいく。四肢を包むダークスーツ。飾り気のない装いの中で、パステルグリーンの十字の髪留めが浮いている。 今日はもうディーラーの制服を脱いでいる。再び袖を通すことはない。 「……」 歓声をあげる賓客たち。空間を彩る合奏。ひっきりなしに行われる拍手喝采。 女は通信機から聞こえる饗宴の様子をBGMに、乗船客の中へと紛れ込んでいった。 /* 五日目冒頭に記載し忘れましたが、もしサダルと話したい方がいらっしゃいましたらご自由にどうぞ。口プロでもビンタするでも背中から刺すでもお応えします。置きレスでかなり低速なのはご容赦を。 (23) 2021/07/08(Thu) 12:08:45 |
【墓】 悪い子 ナフ電流は大した痛みではなかった。 ほっと息をついて―――― 「………ぇ」 何が起こったのか、分からなかった。 凄まじい音がして、何かが刺さるような鋭い痛み。 皮が剥がされ血が噴き出すのを、腕がズタズタにされていくのを、呆然と見て。 一度機械が止まって――― 「あ ああああぁあああっ!!痛い、いたい…っ!!! なんで、腕 おれ おれ、まちがって…っ!!」 初めてあった頃の落ち着いた雰囲気はもはやなく、喉を潰すのではないかと思わせるほどの声を上げて、涙をぼろぼろと零している。 痛みに慣れていないのは本当で。 痛い事をされないように、機嫌を損ねないように必死で生きてきたのだ。 少年は、舞いをしなやかに見せるための腕を失った。 それでもまだ、この遊戯は終わらない。 早くこの痛みから解放されたくて。少年は、足を引き抜いて、『4.65セント』のペダルを踏んだ。 自分の価値なんてどうだっていい。早く解放されたい。 (+14) 2021/07/08(Thu) 12:12:32 |
サダルは、エンヴィーは、奔って降りた舞台の様子を聞いて口元を歪めて嗤っている。 (a26) 2021/07/08(Thu) 12:16:02 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ/* 新しい腕はつけてあげますし好事家に好かれれば前よりいい暮らしは出来るかもしれませんわよ。 朝は無事だからステップは踏めますしね。 元の生活には………………………… (-70) 2021/07/08(Thu) 12:16:15 |
テンガンは、喜びしか分からない。劈くような悲鳴の先にあるものしかわからない。 (c40) 2021/07/08(Thu) 12:17:19 |
テンガンは、全ての感情が喜びに支配されている。矛盾した気持ちに気づけない。 (c41) 2021/07/08(Thu) 12:19:26 |
テンガンは、笑いながら、酷く胸を締め付けられた。 (c42) 2021/07/08(Thu) 12:19:42 |
ラサルハグは、惨憺たる歓楽の一齣をただ舞台の袖から見ている。 (c43) 2021/07/08(Thu) 12:25:15 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード「…状況が状況だからなりふり構っていられない、というのはある。伝えることで騙されることもあれど託せることもあるからな。……万が一俺が堕ちた時は、ゲイザーがあの子の力になってくれるはず。かける保険は多いに越したことはない。」 あなたの機嫌が若干上向いたのを察すると恐らく勘付かれたのだろうと思い眉を寄せてそっとそっぽを向いた。分かりやすくではなく他意はない動きであると見せたいが故だが、これも気付かれそうではある。 「人の肩で喋るな振動が来るんだこっちは、ああもう…!違う、愛でられたい訳じゃない、でも遊びは腹が立つ、…何も考えられないよりはずっといいか…愛してやるのもいいが、…愛された方が気分はいいな、」 一応は、と控えめに付け足しながらあなたの肩に顎を乗せる。頬を寄せているから例えこちらを見られたとしても見えるのは耳程度だろうと思っている。慣れない言動を自分からやっておいて自分が居心地が悪いと思っているのは本当に失敗した。 心地良いと認めるのが気恥ずかしくて。 (-73) 2021/07/08(Thu) 12:27:41 |
ナフは、骨に刃が当たって、痛みと恐怖で泣きじゃくっている。 (c44) 2021/07/08(Thu) 12:28:23 |
ダビーは、目を逸らし口元を覆った。 (c45) 2021/07/08(Thu) 12:31:05 |
ナフは、幼い頃から母親によって丁寧に手入れされてきた左腕を失った。 (c46) 2021/07/08(Thu) 12:36:13 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ少年は悲鳴をあげ、血飛沫は容器の口から少年の顔へ、胴体へも血を飛ばす。そばで補佐する女も例外ではない。 真っ赤な衣装に更なる絢を重ねながら、少年がよく見えるように顔の血を拭ってやった。美しい顔を皆に見てもらえるように。 少年の勇気を讃えでもするかのように、客席からは拍手喝采が上がる。見世物としてはとても喜ばれているらしい。 一度の痛みを与えられても、ショウは平然と、終わらない。 「命の価値は4.65セント! さあ果たして彼の選択は……おや!」 まるで道端に美しい花でも見つけたかのように声を上げる。それはすぐにやはり、モーター音にかき消された。 高速で回転する刃が少年の残った腕を引き裂いたのだ。 刃には糸のように細い血管や神経が絡み、カツカツと引っかかる音を立てながらそれでも止まらずに奔らせる。 チチ、と火花でも散らすように鳴っているのは、肩まで繋がる組織を巻き取って引きちぎる音だ。 電流に呼び止められた脚がようやくペダルから離れる頃には、両腕は揃いの傷を抱えていた。 「さあ、残るペダルは後一つ。 皆様はどう見受けましょう、これにも仕掛けがあるのかどうか? いいえ、神は彼を見放さず天上へと迎え入れてくれるでしょうか。 拍手でお見送りくださいませ、彼の勇気ある第一歩を! 命の価値は━━」 最後のペダルは、『200万』。それは彼の命の価値に、見合っているだろうか? (*13) 2021/07/08(Thu) 12:42:39 |
【墓】 悪い子 ナフ少年は再び与えられた痛みに、劈くような悲鳴をあげる。 意識を失うこともできず、頭は朦朧とし 視界は霞んで赤色しか写さない。 暗殺のためにナイフを振るった右腕も失い、肩につながる骨すらなくして、 少年は元々抱えていた望みも捨てたかのようにただ 「死にたい」 と思った。自分に価値なんてない。だから、早く 早く楽にしてほしい。 嗚咽だけが、響く。 (+15) 2021/07/08(Thu) 12:54:34 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル「ふふ、どうも。貴方のその嫉妬を楽しんでしまうといいわよ。 貴方のそれは、貴方が思っているほど欠点ではないのですから。悪徳の栄えが醜いなら、どうして人は枢要徳だけであれないの? 悪徳とはたいへんに美しく楽しいものだから、神に禁じられてしまうのよ」 ころころと笑いながら、当たり前のように『グラトニー』は語る。最初からそんな名前であったかのように。 シャンパングラスに注がれたリースリングでほんのりと唇を湿らせると、艶めく朱色は愛の言葉でも紡ぐ様にあついため息を吐いた。 「私の本性が知りたいのでしょう? これで納得がいくかしら。 美食は言葉では言い表しにくいもの。舌で語り、味わうものなのだから。 "それ"こそが私の本性、本質。危険を冒すに値するもの。貴方の嫉妬と等しいもの」 対面にいるのにその言葉は頭の中に染み入る様に部屋の中へと反響する。貴方のグラスにもワインが注がれ、すっかりと食事の準備は整ってしまった。 キャビアは金のスプーンで食べるのが良いのだという。雑味を感じにくい様に。 銀のカトラリーが並ぶ中、ひとつだけ柔らかなゴールドの輝きを放つスプーンを女は手に取った。 スフレのように"食材"は一瞬食器に吸い付いて、すぐにつぷんと沈ませる。 ああ、いとも簡単にピンク色の肉質はスプーンの上に切り取られて、ふるふると怯えるように身を震わせている。 つい、と見せつける様にゆっくりとスプーンは女の口の中に運ばれた。少しだけ咀嚼して、嚥下して、目を細める。 貴方は今食事の席にいるのだ。そうだろう。 (-75) 2021/07/08(Thu) 12:59:33 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルあーんグラトニー♡♡♡ まさか人とやり取りする交流の場で食肉実績解除するなんて思いませんでしたわ いや嘘今見学で見守ってる村も人肉食べてたからそっち行ってても解除されてたわ わはは (-77) 2021/07/08(Thu) 13:21:23 |
妄想癖 キエは、メモを貼った。 (a27) 2021/07/08(Thu) 13:25:08 |
妄想癖 キエは、メモを貼った。 (a28) 2021/07/08(Thu) 13:29:16 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>24 ニア 「おや、ニア様。ごきげんよう。お察しの通り私も今日はお休みなんです。 ニア様は本日もお変わりなく、そしてゲイザーさんも変わらず美味しいパイを焼いているようで何よりです」 にこやかに返す。仮面を暴こうとしない限り、女は実行犯としての素顔を晒さない。 「ええ、構いませんよ。これから暑くなるこの時期アイスがとても美味しく感じられますものね。私もご一緒します。 ……ふふ、大丈夫。ちっとも駄目なんかじゃありませんとも」 快く頷いた。 女は連絡を入れた者たちがどういう動きを見せるのか、わざわざディーラーの仕事も休んで時間を作った。 "噂"に関して動いても動かなくても、どちらであっても本当に構わない。ただ、彼らは名前も知らない有象無象沢山の乗客がいる中でも特に、運が悪ければ公開抽選で引きずり落とされていたかも知れない人たちだ。 どういう者なのか興味があった。人を羨む"嫉妬"の女は、人を見る事が好きだった。 (27) 2021/07/08(Thu) 13:32:42 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ最後のペダルが踏まれたならば、踏む勇気があったならば。 パン、パン! と甲高い破裂音が鳴り響くことだろう。 それはチープなクラッカーだった。祝祭の始まりのような音が鳴り響くと、両側から従業員が進み出る。 「命の価値は……200万ドル! これこそがみなさまが此度の演目に投票し積み上げた金額になります。法外とお思いでしょうか、いいえみなさまの愛あればこそ! 良かったわね、ナフ。彼らはみな貴方のファンなの。戻ってくるのを待っていたのよ。 おめでとう、貴方の価値は200万ドル。貴方は皆に選ばれたのよ……」 賓客に、少年に。それぞれにポジティブな言葉を投げかける。 客席の中には貴方を見てうっとりと頰を染める貴婦人があれば、熱烈な愛の言葉を叫びかける紳士もあった。 貴方は求められているのだ。貴方が求められているのだ。 貴方に払われた価値は200万ドル。貴方の大切なものを守るのに、不足することはないだろう。 貴方自身は守れないけれど。 「"前座"はこれまで。いよいよナフには極上の踊りを踊っていただきましょう。 その為にも、彼が寵愛に満たされるさまを、ご覧くださいな」 血に塗れた台は斜めに傾けられ、体のよく見えやすいように。今度はうつ伏せに転がされ、顔は客席の方に向いた。 ペダルは運ばれていき、両腕の器具は取り外される。すぐさま傷口は清潔な布に包まれ、みるみる赤く染まった。 きつく肩口は縛り付けられて、パフォーマンス以上の出血がないように施される。当然だ。殺す意味などない。 かれの命には価値があり、値打ちがつけられ、金を生むのだ。 必要なだけの輸血も施され、命を失わず、気を失わないようにしっかりとケアがされていく。 ならば、なぜまだ、見世物台の上に? 「刮目ください、彼の美しい顔を、身体を。彼に称賛を。 これよりみなさまに、『エンジェル』の誕生をお見せいたします」 (*14) 2021/07/08(Thu) 13:33:35 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>28 そうでしたねニア様 一瞬薬を盛られているのではないかと疑ったが、公の場であまり疑うのも印象が悪い。 女はカトラリーを持ってパイを一口食べようとし…… 「…………あ、あのー、ニア様? ところでこれ、なんて名前のパイでしたか?ゲイザーさんはなんて?」 ちょっと思い出した。 パイを食べてアチチになり自室で服を脱ぐ羽目になった事を。 ゲイザーから忠告を受けていたのでバーナード脱衣事件の二の舞は防げたが、今回は何も聞いていない。 恐る恐る、問いかける。 (29) 2021/07/08(Thu) 13:53:02 |
バーナードは、ナフが戻ってきたら抱きしめてやろうと思った。 (c47) 2021/07/08(Thu) 14:00:03 |
バーナードは、そして沢山沢山褒めて褒めて褒めて褒めて、わらう。 (c48) 2021/07/08(Thu) 14:01:27 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガン(金持ちの道楽というのは、 極まれば、正に狂気的だな) 200万ドル。 ただ日常を生きるだけでは、手に入るどころか、 目に入れることすら叶わない”非日常”の証。 それが、 こんな簡単に、一人の少年に注がれている。 たった一人の少年の、弄ばれ尽くされた人生。そのカタストロフィに金額を付け、価値を積み立てる。 怒り、 不快、 絶望 湧き上がる 歓喜、狂喜、悦喜 ───陶酔や恍惚の様相をみせる客たちを見るたびに、倒錯した明るい感情が湧き上がる。血の池が満ちて、ギラギラと悪趣味な照明を反射する舞台。それに相応しい感情で自分の内が満たされている。 (+16) 2021/07/08(Thu) 14:03:08 |
バーナードは、他者の精神を掌握して弄ぶのが愉しくてしょうがない。 (c49) 2021/07/08(Thu) 14:03:30 |
バーナードは、執念深い男だと、何度も言っていた。あとは、2人。 (c50) 2021/07/08(Thu) 14:04:03 |
テンガンは、皆の身を、心から案じている。その先に喜びを見出してしまうだけ。 (c51) 2021/07/08(Thu) 14:07:42 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ贅を尽くした食事の席。腕によりをかけて作られた料理たちは食べられるのを今か今かと待ち侘びている。女はそれを血の気の引いた顔のまま見下ろしていた。むしろこの女こそ狼に喰われることに怯える羊のようだった。 ……けれど。 「……ぁ、う」 命を掬い取るカトラリーへ手を伸ばす。 理解ができないと糾弾してめちゃくちゃにしてやろうと一瞬思った。しかしここは相手の空間。彼女の本質とも呼ぶべき業を傷つける真似をして、いったい何が返ってくるか分かったものではない。 それに、何より自分自身が望んだものだ。 素顔を晒したのが自分だけなどずるいと。仲間の本性も見てみたいと。そう願ったのは、己に他ならない。 「……ぃ、いただ、き、ます」 昨日まで人の形をしていたであろう者に別れの言葉を送る。 輝くような金色も、桜のようなピンク色も。全てが色褪せぐねぐねと歪むような視界の中で必死に料理をつつく自分の手が見える。 ──ああ、自分も君のようだったなら、どんなものも楽しく喰いつき飲み干す事が出来たのかな。 掬い取った食材がその食感ゆえに震えているのか、或いは自分の手が震えているのか、もう女には分からない。 それでも"嫉妬"は手を止めない。深呼吸をひとつ置いた後、一息に掬い上げた命を口に放り込んだ。 理解したいとは思えない。でも、理解できずとも知らないままなのはとても悔しかった。 (-81) 2021/07/08(Thu) 14:20:31 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>30 ニア 「ゲイザーさん?ううん……私はパンダというより、人懐っこい中型犬にも見えますが……。 ……それはさておき。 皆さんが食べていらっしゃったのなら……まあ……」 おずおずとスペシャルアニマルパイを口に運ぶ。 不思議な効果にはドキドキするが、新人クルーの腕は本物だと知っているからだ。 結果は…… (2)1d3時間の間、百足animalのの特徴を手に入れた。 (31) 2021/07/08(Thu) 14:25:29 |
サダルは、うわあああああ!!!!!!!!!!! (a29) 2021/07/08(Thu) 14:25:43 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>31 ニア 「ニッ、ニアさん私帰ります!帰らせてください!お願いします!こんなんじゃお外に出られません!」 ポーカーフェイスもどっかいった。 なお、特徴を書こうとしたのだがPLが検索しようとして体調不良を起こした為どこにどのような特徴が現れたのかは割愛させていただくものとする。 (32) 2021/07/08(Thu) 14:28:19 |
サダルは、うえええんとなっている。うえええん。 (a30) 2021/07/08(Thu) 14:34:38 |
【人】 底知れぬ ニア「 アア アアアア 」「割とすぐに効果は、その切れるとおもうので」 「そういえば動物の中に虫が含まれてるのヤバいッスね」 ……しゅん。 ムイくんへの差し入れにしとくッスかね。 /* PLさんホント御免なさい。 (34) 2021/07/08(Thu) 14:38:27 |
ラサルハグは、共犯者の一人が何処かで何かえらい事になっている気がしてきた… (c52) 2021/07/08(Thu) 14:38:32 |
ニアは、サダルを宥めて謝って、隠しつつお部屋に送っていった。 (a31) 2021/07/08(Thu) 14:39:24 |
バーナードは、滅茶苦茶愉快なものが見れた気がして地上を見れるカメラ探せないかなと思った。 (c53) 2021/07/08(Thu) 14:41:09 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>33 ニア 「や、やだ……」 やだった。 なんでアニマルパイで百足が……と言いたげだ。 「……う、うう……スーツで殆ど体が隠れていますから、特徴も見えませんし出歩けないことはありませんが……。 プールは私ニア様を見守るだけになってしまいますね、私その……あまり人に見せられるような体をしていませんので。 ゲームはカジノでよく見かけるものとか……ああ、麻雀とかも好きです。昔付き合いでやらされていましたから」 もごもご言いながら答えた。何かのコメントについては意図的に無視をしているが。 /* フルスイング中澤の息子ですが、どうかお気になさらず。ちなみにこれ見たゲイザーPLさん宛に念のため記載しておきますが、万が一気を病んでしまった場合気を病まないでくださいね。 PLは爆笑しています。サダルのツキがなかっただけです。びっくり〜 (35) 2021/07/08(Thu) 14:45:30 |
サダルは、みょいんみょいんと電波を出した。助けてスロウス!!! (a32) 2021/07/08(Thu) 14:45:51 |
サダルは、どっかの29歳徹底的にぶち犯されてくれないかな……と舌打ちしている。 (a33) 2021/07/08(Thu) 14:46:30 |
【秘】 新人クルー ゲイザー → 悪い子 ナフ朝、いつもどおりパイを焼くために早起きをした。 身支度を済ませ髪を結んで鏡の前の自分と睨めっこ。 笑顔を作るための顔のストレッチとと身だしなみを整え 新たな1日へと足を踏みだ……そうとして、扉の下の隙間に滑り込んでいた手紙に気づいた。 首を傾げて、封を切る。暫く黙々と読んでいたが、読み進めるにつれて表情が曇る。 左から右に流れる瞳が、動揺で揺れる。…紛れもない、彼からの手紙だ。 あの日初めて、私にパイが欲しいと声をかけてくれた、穏やかな彼。 「………な、んで。」 彼と再び出会ったとき、私はあの時と同じように無邪気に笑えなかった。 後悔と後ろめたさが、弱い私を支配して、あの日と同じように穏やかに微笑みかけてくれた彼を。私はどうした? 私は、困ったように会釈だけして彼から逃げた。 きっと直接伝えに来なかったのは、彼の気遣いなのだろう。あの時の約束を彼は果たしてくれたというのに。 私は、ひどい人間だ。 ▼ (-82) 2021/07/08(Thu) 14:46:33 |
ニアは、サダルなら一人でいる方がしんどいかも、と思った。 (a34) 2021/07/08(Thu) 14:48:12 |
【秘】 新人クルー ゲイザー → 悪い子 ナフ▼ じわりと、視界が歪む。 ボロボロと溢れた小さな粒が、頬を伝いながら渋滞をおこし大粒となって落ちていく。 便箋に綴られた彼の文字が滲んでいく。 「ごめん…ごめんなさい。ごめんなさい…。ごめんなさい。」 誰にも届かない懺悔が、溢れる後悔が、今はこの部屋を支配していた。 ―――――――――― ―――――暫くして落ち着いてきた頃、少女は袖で涙を拭って顔を上げた。 今度は逃げずに伝えよう、”ごめんなさい”と”ありがとう”を。 そしたらあの日と同じように無邪気に笑って私はこう口にする。 『私でよければ、いくらでも話をしましょう。 美味しいパイと紅茶を用意して、飽きるまで。沢山、沢山。』 そう伝えたら、彼はどう返してくれるだろうか。 喜んでくれる?また穏やかに微笑んでくれるだろうか? 少女は手紙を大切そうに懐にしまうと、自室の扉を開け放つ。 今日は彼を真っ先に探そう。 この気持ちを早く伝えたくて急く足を隠しもせず長い廊下を歩いていく。 彼が、再び消えてるとも知らないで。 (-83) 2021/07/08(Thu) 14:48:37 |
テンガンは、また地上が愉快になった気配を感じ取った。 (c54) 2021/07/08(Thu) 14:53:04 |
サダルは、墓下君たち呑気に構えやがってこのやろ……みたいな空気を出している。 (a35) 2021/07/08(Thu) 14:55:10 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル (37) 2021/07/08(Thu) 14:56:57 |
ラサルハグは、お手上げです(昨日ぶり二度目)。 (c55) 2021/07/08(Thu) 14:59:55 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル (40) 2021/07/08(Thu) 15:12:18 |
サダルは、今日ちょっとツキが回ってこないな…だめかも… (a36) 2021/07/08(Thu) 15:13:29 |
テンガンは、(3)1d10。 (c56) 2021/07/08(Thu) 15:16:48 |
バーナードは、折角だから自分が立ち去った後の瓶10本の録画みようと思った。 (c57) 2021/07/08(Thu) 15:18:24 |
サダルは、絶対見るな馬鹿!!!!!!!!!の呪詛を送っている。 (a37) 2021/07/08(Thu) 15:22:36 |
バーナードは、「ふーん見られたくないようなのが……」と言う顔をした。 (c58) 2021/07/08(Thu) 15:25:14 |
サダルは、29歳バーナードに向かって盛大に舌打ちをした。 (a38) 2021/07/08(Thu) 15:26:26 |
キファは、今日も昆虫食を堪能していた。おいしい。 (a39) 2021/07/08(Thu) 15:35:47 |
バーナードは、ビデオを見るのは今日は許しておいてやった。 (c59) 2021/07/08(Thu) 15:38:45 |
バーナードは、優しいね。 (c60) 2021/07/08(Thu) 15:38:57 |
バーナードは、仕方ないのでラサルハグと遊ぶことにしました。 (c61) 2021/07/08(Thu) 15:42:27 |
サダルは、どこかで昆虫食が行われている気配を察知しポーカーフェイスのまま冷や汗だらだらだ。 (a40) 2021/07/08(Thu) 15:43:59 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルところでレスタイミングが偶然かぶってしまっただけなんですけど、 表でアニマルパイ食べさせられてる一方で人肉(多分肉より臓器だとは思うけど)食べさせられてるの面白すぎるね (-84) 2021/07/08(Thu) 15:49:32 |
バーナードは、ラサルハグとあやとりで遊ぼうとしている。 (c62) 2021/07/08(Thu) 15:56:44 |
テンガンは、さり気なく地上と墓下で意思疎通が図られたのを感じた。テレパシー? (c63) 2021/07/08(Thu) 16:04:40 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* そういえば今のうちに連絡しておきますが、ちょっと仕事が激化してきた為夜殆どレス出来そうにない事をお知らせしておきますわ……多分研修合いの手も一回が限度だと思いますの……ご了承くださいませ……!スロウス、テンガン様ファイトですわよ……よきエッチを……! (*15) 2021/07/08(Thu) 16:37:40 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルそういえば特に書く場所がなかったので(終わったら自分の独房に書くかもだけど)、ここで言うんですけど 何故最終日独りよがり人狼CO吊り懇願ロールしたかと言うと、地上や墓下が動けるハンドアウト的なものを作りたかったからですね 墓下行きが物理的な失踪や死亡ではないので、運営がいいって言うなら折角だし接触できる機会あったらいいな〜と あと豪華客船、規模が大きいから何したらいいか分からないって戸惑うケース多そうなので……サダルはもう狼という役職、ディーラーと言う立ち位置からやる事きまっていたし必要なら休憩と称してカチコミしてたけどね どうも私根っこが全チャの民で、エログロ胡乱欲張りさんなので……賑やかしがしたい気持ち毎秒あるんだなあ……今回独りよがりすぎて申し訳なさすぎたんですけど ごめんなさいね! (-86) 2021/07/08(Thu) 17:11:36 |
【墓】 悪い子 ナフまだ、意識を失うことを許されない。 体を動かされるたびに激痛が走る。 視界の霞みと、意識だけは開けてきた。 いっそ殺してくれたなら。 金だけを家族に寄越して、放っておいてくれたなら、良かったのに。 それが叶う場所でないと、気づいているけれど。 「……ぜんざ」 掠れた声が、漏れる。 これ以上のことが、あるのかと。 涙が、溢れる。助けてと、言いたかった。 (+17) 2021/07/08(Thu) 17:23:58 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー【4日目】 「ハ……そうだな、おはようダビー? 生まれ変わった気分はどうだい?」 皮肉と本心の祝辞を。 新たに開花した怪物に讃美を。 人を殴るのですら躊躇していた男が、人の眼球を食すようになって、それが境界線だったなら。 背筋がゾクゾクする。俺と言う男で普通を生きていけた人間の人生がいとも簡単に壊れるのが。その感情の先が強く自分に向けられれば向けられているほど、“もっと気持ちいい”。 ──真の怪物の条件とは、何だろうか。 「……は、……っぅ、……あー…くそッ」 先程殴られ、抉られた痛みが、鈍化して行く。催淫剤が急速に身体に回って行くのを感じて、拘束されて動けない手の拳を強く握る。色が白くなるほどに。悔しさとこれから変化した自分の身の変化に少しでも抵抗するように。無論、何の効果もないのだけれど。 「は?……芸が、な、っぃい!?…ぁああ!?」 首筋に噛み付かれただけで射精しかねない快感が走るのに、その上で貴方の手自ら擦り上げられると、余りに呆気ない程に、皮肉すら最後まで言わせて貰い情けない姿のまま、白濁をぶち撒けて、筋肉質の体を汚すようにかかる。──薬の効果とは言え、あまりに感じやす過ぎると、内心困惑を隠しきれない放心した顔になった。“資料”を持つ貴方なら、当然の事だと理解しているだろうが。 この方法が何か勿論、覚えている。自分の行う情事の、しかもつい最近のやり方だから何をなぞっているのかは理解している。ただイッた直後の真っ白な脳裏の片隅で、本当に行為をなぞるだけで終わるのかと疑問が過った。 (-87) 2021/07/08(Thu) 17:52:15 |
ハマルは、幸先いいぞ! (a41) 2021/07/08(Thu) 17:57:13 |
ハマルは、ヒット!【2枚目】 (a42) 2021/07/08(Thu) 17:57:31 |
ハマルは、まさかの全く同じカードにびっくりしているのでスートは誤魔化して欲しいぞ! (a43) 2021/07/08(Thu) 17:58:36 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 悪い子 ナフ「…ハ、忘れて…くれてりゃ、いくら、で………」 『いくらでも言ってやる』 明らかに動揺の見えた様子。自分の読みが当たっていたと、確信仕掛けていたのに。 ──最も、読みが当たっても解毒剤がなければこの有様にはなったが、その前に“彼”を懐柔して仕舞えばよかった。それで首の皮一つ繋がったのに、そう言葉の続きが紡がれることはなかった。 「……ッ、……な、っ……」 けれど真に運が無いのは、否、これが定めか。 『写真』を見た瞬間、そんな思考も選択肢も未来も一瞬で吹き飛んだこと。 身体に力が入らない。麻痺毒による痺れで震えることだってまああるだろう。けれど明らかにそんなレベルでは無いくらい、その写真を見た男は、一瞬で混乱するかのように呼吸が乱れ、目を逸らした。直視出来ないとばかりに。 (-88) 2021/07/08(Thu) 18:06:49 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー「あの子、アンタレスの事か?本当に大事にしてんだねぇ。俺とどっちが大事なんだよ」 お決まりの文句で遊んでいる、様に見せかけて、この巧妙に感情を隠しやすいほんのひとつまみ程度の“本気”が含まれてるのに気付くだろうか。 「ああでも俺も保険はちゃんとかけてるぜ。お前の分、どうにかなるようにってしっかりとな」 その保険の内容を改めて思い出してまた上機嫌になった上に、変に隠そうとする様子で気づいた……と言うよりは、もし偶然であっても“思ったんだからそうだろう”の精神でイジってくるのであまり変わりはないかもしれない。 「ふぅん?そんなにお前が“名称”を気にすんならもうちょっと考えてみるか。保留って事で。お前から提案してきてくれてもいいぜ?採用するかは別だけどな」 「そりゃあ、愛される方が嫉妬しないで済むからな。俺もお前も完全にその気質だろうよ。ところでこの体勢同士だとキスできねぇけどいいのか?」 言いながらも体勢は自分からは変えない。これはこれで心地よい感じだし、媚薬も抜けてきた今、急ぐ必要もないだろう。落ち着いているからか、少しだけふわふわとした眠気が来て目が眠そうなのを隠さない。 (-89) 2021/07/08(Thu) 18:24:11 |
ラサルハグは、え、今?という気持ちになった。付き合いますが。 (c64) 2021/07/08(Thu) 19:02:20 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード【4日目】 「とても、とても気分がいい…そう、これだ、──快楽だ。」 嗤う青年の瞳が潤んでいるのは高揚に由来するものか歓喜による煌めきか 、それとも砕けた心から滴る血か 。いずれにしても不可逆の変化として青年を蝕み行くものであることだけは間違いなかった。呆気なく精を吐き出す姿、普段余裕綽々な彼の放心顔、そのどちらもに苦痛高揚を覚えてくつくつと笑う。 この顔を誰よりも近くで見ているのは、この顔を今与えたのは、 他の誰でもない俺だ。 あなたの肉体の上、肌に乗る白濁を掬い上げるしぐさで伸ばしてから頬に塗りたくって微笑んだ。あなたの片脚を己の肩に乗せれば窄まりがスポットライトの下にさらけ出され観客はくすくす笑った。 「堪え性がないですね、バーナード。誰が果てて良いと言った? …ああでも、無理はありません。大好きなお薬と大好きな精をたくさんの"お客様"から賜ったあなたはもうすっかり雌として出来上がっているんですものね?思い出しなさい、快楽に溺れなさい、あなたが"何"なのか私が思い出させて差し上げましょう、…」 俺を見ていて。 小さく付け足された声と同時、あなたの窄まりをねばつく液体を纏った指が撫で探る。さて、こちらはどうだろう?あなたの自覚は?真実は?全てを奪いつくされたあなたの身体に拒絶できるような力はあっただろうか? (-90) 2021/07/08(Thu) 19:04:37 |
バーナードは、「12段はしごって奴ができねぇからやってくれ」した。 (c65) 2021/07/08(Thu) 19:06:14 |
バーナードは、本を見てもいまいちよくわからないので手渡した。 (c66) 2021/07/08(Thu) 19:06:47 |
バーナードは、あやとりは赤色と青色があります。 (c67) 2021/07/08(Thu) 19:07:17 |
ラサルハグは、やり方さえわかれば大体の事はできます。 (c68) 2021/07/08(Thu) 19:08:39 |
ラサルハグは、赤色のあやとり紐を受け取った。 (c69) 2021/07/08(Thu) 19:10:09 |
ラサルハグは、12段はしごが事故った (c70) 2021/07/08(Thu) 19:10:51 |
ラサルハグは、両手が大変な事になった。 (c71) 2021/07/08(Thu) 19:11:20 |
バーナードは、「お前何1人で拘束SMプレイしてんの?」と言った。 (c72) 2021/07/08(Thu) 19:13:30 |
ラサルハグは、わからない……になった。助けてほしい (c73) 2021/07/08(Thu) 19:13:53 |
バーナードは、仕方ない、解けなかった (c74) 2021/07/08(Thu) 19:18:51 |
バーナードは、下手な縄で縛るより拘束できるから覚えたら?と思った。 (c75) 2021/07/08(Thu) 19:19:33 |
ラサルハグは、前向きに考慮しておく事にした。 (c76) 2021/07/08(Thu) 19:20:18 |
ラサルハグは、それはそれとして詰んでいる。 (c77) 2021/07/08(Thu) 19:20:29 |
テンガンは、舞台裏で誰かが変なことしてるのを感じ取った。 (c78) 2021/07/08(Thu) 19:22:34 |
ラサルハグは、ゲーミング右眼ほど酷くはない。少なくとも、絵面は。 (c79) 2021/07/08(Thu) 19:23:41 |
テンガンは、ゲーミング右眼のことは忘れた。 (c80) 2021/07/08(Thu) 19:24:35 |
バーナードは、そもそもあやとりなら引きちぎれるんじゃねえか?いいぞ千切っても。 (c81) 2021/07/08(Thu) 19:25:11 |
ラサルハグは、痛い事には痛いし大変なのであんまりしたくはない。 (c82) 2021/07/08(Thu) 19:26:59 |
ラサルハグは、仕方ないので引きちぎる事にした。できなかった。 (c83) 2021/07/08(Thu) 19:27:31 |
ラサルハグは、この世の終わりみたいな顔になった。 (c84) 2021/07/08(Thu) 19:27:41 |
バーナードは、「お前結構太々しいな」と口に出た。 (c85) 2021/07/08(Thu) 19:28:35 |
バーナードは、腹を抱えて笑っている。 (c86) 2021/07/08(Thu) 19:28:59 |
ラサルハグは、お手上げです(数時間ぶり二度目)。 (c87) 2021/07/08(Thu) 19:30:18 |
テンガンは、よく分からないが念を送ることにした。よりギチギチになった。 (c88) 2021/07/08(Thu) 19:30:31 |
ラサルハグは、よりおしまいになった。もう助からないぞ。 (c89) 2021/07/08(Thu) 19:31:18 |
バーナードは、SMプレイをするか真面目に考えだしている。 (c90) 2021/07/08(Thu) 19:31:23 |
ラサルハグは、今は首輪付きなので余計に絵面がひどい。 (c91) 2021/07/08(Thu) 19:32:53 |
バーナードは、ヤバいのは手首に巻き付いてる方なので「折り紙ができたら解いてやろう」した。 (c92) 2021/07/08(Thu) 19:35:23 |
テンガンは、もっとゲーミング右眼より酷い絵面になってほしい。 (c93) 2021/07/08(Thu) 19:35:38 |
ラサルハグは、両腕縛り(物理)で折り紙に挑戦する事になった。 (c94) 2021/07/08(Thu) 19:37:02 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード「アンは俺ともあなたとも違う、住む世界の違う人間を『区分け』するのは当たり前だろう。俺の隣に並び立てるのはあなただ。どうした、妬いたか? …俺の分…誰にどういう…?」 あなたの軽口に含まれている"本気"に気付いているのかいないのかあえてからかうように尋ねてみるも、あなたがあなた自身ではなく自分の分を気にかけていたというのは初耳な上にどうして自分なのか分からずに困惑が声に滲んだ。 「愛し愛される行為であるのなら『愛し合う』でいい、と俺は思うが。…愛だのなんだのを並べるのが嫌だというのならもう少し考える。」 そう言いながらどこか名残惜しそうに腕の力を抜きあなたを解放する。あなたの頬に触れてキスのひとつでも振らせようとした時に眠気をたたえる目を見て、どこか幼子を気に掛けるような笑みを浮かべた。頬に触れていた手をするりと髪へと持っていき優しく撫で、これから投げかける返答次第ではともにベッドに転がることになるだろう。 「…ふふ、なんだ、眠いのか?眠い時は寝たほうがいい、キスもセックスもこれからいくらでも重ねられる。」 (-91) 2021/07/08(Thu) 19:37:24 |
ナフは、幼い弟妹が満足に暮らせていけるように、ナイフ捌きの技術を磨いた右腕を失った。 (c95) 2021/07/08(Thu) 19:37:31 |
バーナードは、「猫折って」と自分が出来なかった奴を折り紙1枚差し出して来た。 (c96) 2021/07/08(Thu) 19:37:40 |
バーナードは、本は仕方ないのでちゃんと開いてあげてます。 (c97) 2021/07/08(Thu) 19:38:06 |
ラサルハグは、頑張ってみる事にした。できなかった。 (c98) 2021/07/08(Thu) 19:40:59 |
ラサルハグは、もうだめかもしれません。 (c99) 2021/07/08(Thu) 19:41:07 |
バーナードは、凄い不満そうに見つめている。じーーーーーーー。 (c100) 2021/07/08(Thu) 19:42:28 |
テンガンは、 喜んだ。 詳細は伺えないがなぜかウキウキだ。 (c101) 2021/07/08(Thu) 19:42:34 |
ラサルハグは、もう一度やってみる事にした。立体的で可動部のある猫ができた。 (c102) 2021/07/08(Thu) 19:44:40 |
ラサルハグは、なんとかなりそうだ。 (c103) 2021/07/08(Thu) 19:44:55 |
バーナードは、「これ本にある猫と違う!」となったが、動かして遊んでいる。 (c104) 2021/07/08(Thu) 19:45:47 |
バーナードは、満足したので鋏で紐を切ろうとしたのに切れない。 (c105) 2021/07/08(Thu) 19:47:03 |
バーナードは、俺、さっき渡したのワイヤーか何かだったか?と思った。 (c106) 2021/07/08(Thu) 19:48:07 |
ラサルハグは、もうだめかもしれない。 (c107) 2021/07/08(Thu) 19:48:26 |
テンガンは、そこに居られないのが残念だ。 (c108) 2021/07/08(Thu) 19:49:36 |
バーナードは、強度を確かめに青糸で12段はしごに再挑戦してできた (c109) 2021/07/08(Thu) 19:50:57 |
ラサルハグは、首を傾げた。 (c110) 2021/07/08(Thu) 19:51:25 |
バーナードは、満足したのでそっと手首拘束になってる上に、はしごと猫を乗せて立ち去った…… (c111) 2021/07/08(Thu) 19:51:53 |
ラサルハグは、んんんんん………… (c112) 2021/07/08(Thu) 19:52:46 |
テンガンは、研修が終わるまでそのままだったらきっと解いてあげただろう。がんばれ。 (c113) 2021/07/08(Thu) 19:53:49 |
ラサルハグは、仕方ないので従業員に切ってもらった。業務を滞らせてはいけない。 (c114) 2021/07/08(Thu) 19:54:54 |
ダビーは、諸々の大惨事が起きていることは知らず、ボル(9)1d10を作っていた。 (c115) 2021/07/08(Thu) 19:55:14 |
ラサルハグは、ややお叱りを受けた。 (c116) 2021/07/08(Thu) 19:55:18 |
バーナードは、ここまで計画通り。 (c117) 2021/07/08(Thu) 20:02:07 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* これはシリアスな本編と全く関係のないどこかの、とってもメタな為そもそも本編とは関係のない時間帯 「仲良いよね墓下君たち!?なにさこのアクションの量!!!」 (仕事がやばくておしまいになっており村に来れそうにないんですけど元気出ましたありがとうございますわの意) (*16) 2021/07/08(Thu) 20:07:55 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ/* されている側はなかなかリアクションも大変だと思うので、 痛覚の緩和の名目で薬を入れようかな……と思うのですがいります? いりません? 入れる場合、覚醒剤(気絶は出来ないが悲鳴等のリアクション増加)と痛覚を快に感じる薬(痛みが消えるわけではない)のどちらがいいでしょう? (-92) 2021/07/08(Thu) 20:08:53 |
テンガンは、ディーラーの彼女を労った。同じ時間帯で。 (c118) 2021/07/08(Thu) 20:11:21 |
ラサルハグは、仲が良いのだろうか?バーナードと? (c119) 2021/07/08(Thu) 20:11:39 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* 「そこに挟まれたナフのアクションの気持ち考えたことあるかな!?ラサルハグ!バーナード!そこに正座!!!反省して!!!」 (PCはこうだけどPLは楽しかったのでいいと思いますわ。反省はしなくていいと思いますわ。アクション芸大好きですの) (*17) 2021/07/08(Thu) 20:14:27 |
ラサルハグは、大人しく正座した。反省はしているのかよくわからない。 (c120) 2021/07/08(Thu) 20:15:28 |
【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ/* おっほっほ それなると快感に変わる方がお客様にも喜んでもらえそうですわねえ?めちゃくちゃになってしまいそうですけれど! そういう方向性でよろしくお願いいたしますわ〜!kiss! (-93) 2021/07/08(Thu) 20:17:57 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル貴方が"食事"を拒否したとて、失笑はすれど怒りはしなかっただろう。 なにせ、この期に及んで悪徳を否定するというのだから、かわいらしいものではないか? きっといつもどおりにほほえみ、ひどく哀れんだように見つめて、謝りもしたかもしれない。 怯え惑って逃げるものを、わざわざ追いかける意味もないのだから。 けれど貴方は立ち向かった。或いは受け入れたのかも知れない。 口に入れたババロアのようになめらかな料理は、白子か卵か、肝臓のように重かった。 ねっちりと歯にほんの僅かに縋り付いては、歯切れもよく噛み切れた。 舌で押しつぶすことも出来るくらいには柔らかく、溶けるようにしっとりとしている。 濃厚な味わいはハーブソースの味に劣らずに主張し、コクのある味を舌の上に広げる。 体温でとろけて形をなくした食材は、引っかかるところもなく喉に滑り落ちていくだろう。 本来臓器ならばあるような匂いも、新鮮であることとレモングラスの調和で、全く気にならない。 けれどもかすかに呼吸とともに抜ける肉質の匂いが、ふわん、と貴方の嗅覚を刺激した。 ああ、でも、貴方は口に入れたのだ。味わってしまったのだ。 たとえ胃の中身を全てひっくり返したって、舌は覚えてしまった。 人間の記憶に最も直結している五感は嗅覚であるという。 貴方は自分が一体ぜんたい何を食べたのかわかっているだろうか? (-94) 2021/07/08(Thu) 20:21:55 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャゴトン! と台が傾いた。背中がよく見えるようにだ。下側には細い桶が置かれ血を受け止めている。 まず、体をしっかりと固定した。なめしたベルトは肌触りがよい。何の慰みにもなりはしないが。 やはり仮面を付けた従業員が傍に立ち、幾重にも生命維持の為の装置や器具を取り付ける。 無理矢理に消費分を補う輸血に加えて、透明な薬が硬膜へと追加された。 「気絶されてしまっては見ごたえがないというもの。 副船長に投与したのと同じ薬を入れております、中身はご承知おきでしょう。 やはり人間を昇華させるのであれば、天にのぼるような気持ちでなくては……」 わっと笑い声が上がった。ジョークのつもりなのだろうか、この場ではきっとそうなのだ。 少年にとっては見えない背後で、何かが行われている。本人以外には、ようく見える。 よく手入れのされた刃物がスッと背中に入った。鋭すぎてすぐには痛みを感じないかも知れない。 背中の肉を観音開きにするように、体から離れすぎないように中央から離されていく。 信じられないほど手際よく薄い肉が退かされて、その下から骨が見えた。 肉と骨の境に、ヘラのような器具が入り込む。 ベキッ、とアーチを描く鎖骨の裏側から固いものの折れる音がした。 肩甲骨が剥がれ、背中に突き立つようにしているのだ。 広い骨が菱形筋からサクサクと料理でもしているかのように剥がされて、鎖骨から離れた。 からっぽになってしまった背中はまたパタ、パタと縫い合わされていく。 手術と言うには手荒で、そして暴力と言うにはやけに繊細だ。 異質だ。生命の維持のためではないのだから、当然といえばそうなのだろうか? 未だ露出したままの細い背中に。従業員は、今度は工具を手にした。 → (*18) 2021/07/08(Thu) 20:38:15 |
テンガンは、流石に。信じられないものを見る目で、“天使”が造られていく見た。 (c121) 2021/07/08(Thu) 20:43:51 |
ラサルハグは、嘗て共犯者だった"暴食"の言葉は真実だったのだと理解した。 (c122) 2021/07/08(Thu) 20:45:50 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャまず取り出された骨に取り付けられたのは蝶番だった。 ドアーのように骨が動くところを、従業員は客席に見せた。 それから、蝶番の一片はかすかに肉の隙間から見える鎖骨に打ち付けられた。 文字通り骨身に響くような衝撃がガツン、ガツンと少年の体を踊らせる。 ふらふらと、血と肉のこびりついた肩甲骨は外部に露出したまま、少年の体に戻された。 それから先は、こんな場でなければ職人芸と言って良いような様子だった。 肩甲骨に指を広げるような形のワイヤーが打ち付けられ――勿論体につながったまま――、 そこに人工皮膚が張り巡らされた。他者のものではないから、不適合の兆候もない。 無残な剥製のように広げられた骨組みは、銀で塗装されてきらきらと照明を反射した。 いずれはそこに羽が縫い付けられていくのだろうか。けれど今は、はだかの翼のまま。 ステージの上からフックが下がり、少年の皮膚に縫い付けられていく。 サスペンション、というパフォーマンスを知っているだろうか? 直に皮膚にいくつものかぎ針を取り付けて、人間の体を浮き上がらせるものだ。 的確な場所に、十本以上ものフックが薄皮を通過していく。 人間の皮膚というのは存外に丈夫なものだ。重心を分散すれば、こうした芸当もできる。 偏らず皮膚を破ることもなくしっかりとフックは体重を支え、ゆっくりと少年の体を客席に見せた。 まるで磔にされているか、そうでなければ、天から降りてきた神の使いのようだ。 痛みがない、なんてことはないし、血は細く流れ続けているのだけれど。 オーケストラはいよいよクライマックスというように、激しい演奏にホールを揺らす。 夥しいほどの出血と血の匂いに満たされた空間は、今まででいちばんの拍手に満たされる。 まさしくそれは―― 「さあ、紳士淑女の皆様、今宵こちらにいらしたあなた方はとても運がいい! これこそ一番人気の演目――『エンジェル』でございます! 愛し愛されし我らの踊り子に、あなた方の愛を――!」 (*19) 2021/07/08(Thu) 20:53:13 |
バーナードは、なんだか嫉妬された気を感じて勝ち誇った顔をした。 (c123) 2021/07/08(Thu) 20:53:27 |
バーナードは、ラサルハグは嫌いだがラサルハグで遊ぶのは好きだ。 (c124) 2021/07/08(Thu) 20:54:07 |
バーナードは、真面目にあれは悪趣味とかじゃなくて俺とジャンルが違うと思った。 (c125) 2021/07/08(Thu) 20:55:10 |
【秘】 灯る幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー耳から入って来る、青年の淫猥なおと。声に、水音に、直視することはないからこその想像で、より自身の羞恥が増幅されていくような気がする。そこに”いやらしさ”を聞きだしてしまうのは、やはり何処までも毒されて、堕ちて行っている証左か。 尻に、脇腹。肌を滑っていく手のせいで、勃ち上がったそこにも手が伸びる。 「ッ、ん゛、……───ッ……」 もどかしい快楽が腰に集まっていくのも相まって、押し寄せる生理的欲求に抗えず、腰を落として息んでしまう。 カメラが舐め回すように、余すとこなく痴態を写していく。奪われていく。尊厳が、人を人たらしめる何かが。 複数回に分けて相当な量を受け入れた尻が震えて、温水を溢れさせる。 擬似的な排泄を許してしまった絶望に付け入るように、背徳的な快楽を身体が拾って、思わず息を呑んで。 撮られてることを、隣に顔見知りがいることを殊更意識して。強く歯軋りをした。 (-95) 2021/07/08(Thu) 21:13:31 |
【独】 底知れぬ ニアニアはイカサマができる。 けれどしない。 利息払いとして ムルイジに一回しただけだ。 ……ムイくんにはしていない。できない。 (-96) 2021/07/08(Thu) 21:21:02 |
テンガンは、噎せ返るほどの悍しい匂いに、表情は笑っていても、目が震えている。 (c126) 2021/07/08(Thu) 21:22:54 |
テンガンは、条理を笑い飛ばすような光景に、正気が削り取られるような感覚を覚えた。 (c127) 2021/07/08(Thu) 21:24:04 |
テンガンは、「は、はは」と嗤いを溢す。まだ狂気へ、堕ちきれていない。 (c128) 2021/07/08(Thu) 21:26:40 |
ゲイザーは、既に消えてしまった人を探している。 (a44) 2021/07/08(Thu) 21:31:04 |
ゲイザーは、そして、後悔する。 (a45) 2021/07/08(Thu) 21:31:12 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガン天使?これが? 神の国に御坐す使い、それが、こんな、 命を冒涜し、“神聖さ”など笑い飛ばし、引き裂いて踏みにじっても足りないような─── 理解を拒む。脳が、本能が直視することを拒む。 だが目を離せない。 賓客らの歓声が、演奏が、頭を掻き乱す。 此れを望み、愛する客は、最早 我々と同じ人間と言ってもいいものだろうか? 狂騒は心を蝕む。焦点は最早定まらない。 ────ちっぽけな正気を守るために、目を瞑った。 (+18) 2021/07/08(Thu) 21:38:31 |
【独】 新人クルー ゲイザー▼日記 あの日、私がヤケになってなければ ”仕事”をちゃんとこなしていれば 少しはあの人の為になることが出来たかもしれないのに。 守れたと信じて 目が覚めたらあの人がいなくなっていて。 自分の生まれを、他人を巻き込んでしまう不幸をただただ呪った。 いつもそうだ。気づいたときにはもう遅い。 大切なものはいつも掌から溢れていて届かない所に言ってしまう。 6年前のあの日だって、私が舞台を見たいと言わなければ あの時材料が足りないから買い物をしようと言わなければ。 お父さんとお母さんは死ななくてすんだかもしれない。 3年前だって、私が外にでなければ。 寄り道をしなければ。もっと二人に寄り添っていれば ただ”ありがとう”と伝えていれば。 叔父さんと叔母さんは死ななかったのかもしれない。 (-97) 2021/07/08(Thu) 21:40:40 |
ラサルハグは、侵されるような倫理道徳を持ち合わせていない。初めから。 (c129) 2021/07/08(Thu) 21:44:56 |
ラサルハグは、ただ仕事の事を考えている。 (c130) 2021/07/08(Thu) 21:45:08 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー【4日目】 快楽、と躊躇なくそう答える姿は、あらゆる刺激によってうっすらとしか見えないけれど、もし滲む目が見えたとしたら、一瞬微笑んだ事だろう。元から狂人ではなく、そうでない人が狂人になるからこそ、大罪に満ち溢れた心の飢えが満たされるのだから。 ぐ、と頬に塗りたくられる生温かさと生理的嫌悪に顔を曇らせながら顔を背ける。貴方の笑顔は好きだけれど、その笑顔は自分の痴態ではなく、それ以外のもので見たかったのに。 言い知れぬ背徳感と変に震える情動の意味を知りたくないから。 「……ボケたか?……薬は、飲んじゃいるが、客からなんて、いつ──ん、ぁ、ひっ……あ、ああっ、あっ!?」 人生で一度も男に抱かれた経験がないとは言わない。けれど“男の知る現実の中では、片手の指で数えられる程度”の数しかない。まして客なんかとったつもりもなければ、“雌”扱いされる程喘いだ記憶もない。 当たり前だ。彼の体が作り替えられたのは、3桁で済むかすらわからない回数を受け入れたのは、半年前のその日以降なのだから、心は処女にも等しいもので、でも体は、 解さずとも液体を纏っているなら、貴方が大して力を入れずとも入り口付近に触れるだけで、そこは驚く程すんなり入り、否、最早咥え込むに近い動きをする。ズブズブと指が沈むだけで自然と声が上がる。 ──しらない、しらない、しらないしらないしらない! 『おかしいんだ、こんな身体な筈じゃ、何で』 ──薬が違うのか?初めて不安を覚えて、縋るような目で貴方を見る。 “なあ、知ってるだろ。俺がこんな風になるはずないんだよ!“ 貴方を捉えた目が、そう切実に動揺と 救い を露わに訴えている。散々暴かれ犯され開かれた身体は、貪欲で、かつ『お客様』を受け入れる為にただの穴ではなく、こんな事の為に鍛えられていた訳ではない筋力からの締め付けで、挿れるモノなら全て『接待』する様に咥え込もうとするだろう。 (-98) 2021/07/08(Thu) 21:51:55 |
【置】 新人クルー ゲイザー▼破られた日記の一部 変えられない舞台を、運命を、ただ見つめる事になんの意味があるのだろう。何度己の無力に心を挫かれればいいのだろう。見ていることしか出来ない人間に、なんの存在意味があるのだろう。 ……変えられない結末なら、 【続きは見当たらない】 (L0) 2021/07/08(Thu) 21:56:40 公開: 2021/07/08(Thu) 22:30:00 |
【独】 新人クルー ゲイザー▼日記 私だけが。 私だけがいつも、助かってしまう。 私の名前は、呪いだ。 私は観察者。ただ見ていることしか出来ない。 その度に後悔して”今度こそは”と泣き喚く。そうしている内に心が磨り減って、いつか”今度こそ”の代わりに”もういいや”と口にするのだ。 【途中で破られている】 (-99) 2021/07/08(Thu) 22:00:07 |
サダルは、通信機から聞こえてくる様子を静かに聞いている。 (a46) 2021/07/08(Thu) 22:02:31 |
サダルは、地に落ちた敗者は、理不尽な巡り合わせに負けた者は、すべからく権利がないと思っている。 (a47) 2021/07/08(Thu) 22:04:29 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー「妬いた。まあ別に区分けしてんならいい」 指摘されればバレてるだろうと、最早隠す努力を早々に投げ捨て堂々と伝えてくる。 「だから保険だよ。もし、万が一── 俺が”堕ちたら“そん時はお前も一緒に”堕としてくれ“ って。傍に居ないと愛してやる事も、見てやる事もできないだろ?」 誰に、とは言わないものの、おおよそ正気とは思えない── 狂気に近い“道連れ宣言” を、名案とばかりの酷く明るく上機嫌な声で、悪びれず当然であるように伝える。傍にいるのが当然としか、貴方の人権なんて何一つ考えていない、ただ傲慢で自己中心的で欲深い、そしてそれが最善だと本気で考えている。「まあ、色々動き回ってるんでね、これでも諜報員だし…気ぃ抜いて寝れる時間も殆どないし……お前の隣ならもう少し寝付きが良くなりそうだから……」 寝るなと言われれば起きていられるくらいだが、撫でられると心地良さそうに目を閉じる。──先程、上機嫌に貴方に告げた発言の主と同じとは思えないくらい、穏やかに微睡んでいる。 (-101) 2021/07/08(Thu) 22:06:02 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>44 ニア レモンアイスを全員分配っている付き人からアイスを受け取り、自分もご馳走になろうと一口掬って食べようとした矢先。 「……はい?」 今、なんて? 「…………私が?ムルイジ様に?惚れている? ………………………………」 ▼ (50) 2021/07/08(Thu) 22:09:13 |
【墓】 悪い子 ナフ「っ、……ふ…」 脂汗が滲む。 未だかつて、入院すらしたことのない少年は どの器具が何の役目を担っているのかも分からない。 ただ、されるがままに。痛みを堪えていた。 血とは別に、透明な薬が追加されたのをぼんやりと見ていると 背中に何かが刺される感覚と、遅れて。 以前堕とされた時の、玩具による刺激とは比べ物にならないほどの――― 快楽 「あ、ああ―――!?い、っ、が……!」 剥がされる、打ち付けられる。 そのたびに、仮面の下の目が見開かれて、歯を食いしばる。口の端からは、唾液がこぼれて 下半身は意思と関係なく硬く勃起して体と台に挟まれながらも 何度も白濁を吐き出しては、また硬くなって少年の体力を奪う。 悲鳴とも喘ぎともつかない声が口から零れていく。 ―――ふと、体が持ち上がる。背中の皮膚が引っ張られるような痛みと、全身に響くように広がる快感に、頭にまた思考に靄がかかる。 恍惚とした表情を浮かべた、羽を生やした少年は、血の匂いの中で 地上に立つ従業員達をぼんやりと見下ろしている。 (+19) 2021/07/08(Thu) 22:10:14 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>44 ニア 「そんな事あってたまるか馬鹿!」 スプーンを思わず取り落とした。アイス一口も食べていないのに。 「…………失礼しました。 …………ニア様、それは誤解です。あの男がいつも通りパフォーマンスでなんか変なこと言っているだけです、嘘八百です、お分かりですか?よろしいですね?私あの男のギャンブルにおける姿勢は評価していますがその他まったくぜーんぜん評価していませんからどうぞ誤解なさらぬようお願いいたしますね? よろしいでしょうか?」 (52) 2021/07/08(Thu) 22:12:17 |
テンガンは、強く双眸を閉じる。目を合わせたら、“連れて行かれる”。そう錯覚した。 (c131) 2021/07/08(Thu) 22:15:41 |
【秘】 遊民 ハマル → 底知れぬ ニア――俯いた顔が髪の毛で隠れています。 「 我が夜の王だからだ 」声が答えます。 ハマルの姿でハマルの声のまま真実を伝えます。 「人の子と遊びたいという酔狂よ。 ここはそういう場なのだろう?」 (-102) 2021/07/08(Thu) 22:17:57 |
【秘】 翠眼の ダビー → 局所的幸災楽禍 テンガン青年の呻きには羞恥とほんの僅かな快楽が滲み、念のためにと再度注入器を尻に咥えこまされれば小さな喘ぎとなって呼気に乗った。一度目の屈辱感を、疑似的な排泄による身を震わせる快感を知っているからこそ、ますます快楽ばかりが深まって昂りもなお一層強まっていく。 脇腹を撫で腰を撫で太腿へ。太腿から尻へ。時折いたずらに竿を弾かれれば甘い吐息が漏れ、仮面をつける青年の緩み始めた口元をもカメラは捉える。あなたの口元とてこの後何かしらで緩むことに期待されているのだ、歯軋りする様もまた恍惚のための布石としてカメラに写されることだろう。 どうにか耐え忍ぼうとしているあなたと僅かに流されかけている青年との対比はきっと"お客様"にもご堪能いただけるものとなる。 そうしてまた"洗浄"を終え、内部が十分に綺麗になった確認を終えるとバケツが撤去される。代わりに何か──あなたに見覚えはあっただろうか──半透明でテラテラとした"モノ"が近くまで運ばれた。誰かに掬われたわけでも模られたわけでもないその液状の生き物は意志を持つかのようにゆらりと"立ち上がり"、照明の元で艶やかに輝いている。 (-104) 2021/07/08(Thu) 22:43:19 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ「明日よりナフには"従業員"として復帰させていただきます。 それまでの投資によっては、彼の"翼"の完成は早まることでしょう。 彼を御使いに昇華するのは誰であるか、早いものがちですよ……」 口笛を吹き手を振り手を打ち鳴らし、ショウのエンディングを歓呼が華々しくかざる。 白い花びらがぱっと舞い散り、辺り一面に散った血ですぐに染まってしまう。 快楽にとろりと溶けた少年の表情を向けられた客は、いっそう興奮した声を挙げるだろう。 貴方は彼らにとってのアイドルとなった。此処で愛され、欲されていくのだ。 「これよりナフは処置にあたります……すぐにでも元気な姿をお見せいたしますよ。 その時にあなた方の天使がどんな"ぐあい"になっているか。存分にご想像ください。 ご覧いただき、誠にありがとうございました」 貴方を求め見上げるような喧騒の中で、一時幕は下ろされる。 次の演目に向けて少年の体は降ろされ、台は片付けられて辺りの血もきれいに掃除されることだろう。 苦痛は終わったのだ。そして終わることがない。すぐに、傷口に対して適切な処理が行われる。 正しく、手術や手当がされるのだ、ようやく。貴方は大事な従業員なのだから。 「お疲れ様、ナフ。……今はどんな気持ちかしら、気持ちがよくってなにもわからない? これが貴方の甘受すべき幸福であり、今後の人生なのよ。 貴方に掛けられた命の価値は、きちんと貴方の身元に送金すると約束しましょう。 なに、ほかの演目に賭けられた金がありますからね。心配しなくたっていいのよ」 貴方の乗せられた担架はステージの控えへと走り、貴方の体を運んでいくだろう。 勿論俯せで。改造された貴方の体は、もう仰向けに眠ることは出来ない。 施術さえ終わったならば、大丈夫。貴方は貴方の好きな者のところへ、会いに行ける。 貴方達は同じ従業員なのだから。何も心配しなくていい。 貴方達は同じ従業員なのだから。何も苦しむことはない。 貴方の命の価値は200万ドル。 売り買いされる命の価値は、帳面に書き込めるほどのものなのだ。 (*20) 2021/07/08(Thu) 22:45:33 |
悪い子 ナフは、メモを貼った。 (c132) 2021/07/08(Thu) 22:54:43 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* オッス! オラ狼! エピローグを目前にした襲撃について、現状相談事がありますの。 というのもその原因のガンガン一端ではあるのですが、このタイミングで墓下に来るとエピローグの語りに困る人、或いは今の流れに突っ込むと様々な事情により身動きがとれずみんなでエピローグに参加するのが難しくなってしまう……などの人がいらっしゃると思うんですのよね。 今の状態でランダムに襲撃先を選ぶと芳しくないのでは? というのが要点です。 パスするか、それとも快諾してくれそうな方(キエとか)(失礼)にお願いするかにして、 ランダムで行う以外の方法を取れないかと模索しています。 いかがでしょうか? (*21) 2021/07/08(Thu) 23:15:31 |
【墓】 愛される"天使" ナフ担架へ横たえられた少年は、意識がもうあるのかないのかわからないような状態だ。 ただ、送金するという言葉を聞いて。ほんの少しだけ、口元に笑みを浮かべた。 本当に、意味が分かっていたのか定かではないけれど。 哀れな少年は、愛される天使となって この船で生きていくことになる。 少年の願いは、もう叶わない。 (+20) 2021/07/08(Thu) 23:22:34 |
ナフは、"従業員"になった。 (c133) 2021/07/08(Thu) 23:22:58 |
ナフは、意識が落ちるまでの間に、色んな人のことを考えた。 (c134) 2021/07/08(Thu) 23:23:31 |
ナフは、頑張ったから、褒めてくれるだろうか。 (c135) 2021/07/08(Thu) 23:24:42 |
ナフは、話をして、また特製パイをたべられるだろうか。 (c136) 2021/07/08(Thu) 23:26:07 |
ナフは、踊りを────踊りを?また、見てもらえるだろうか。 (c137) 2021/07/08(Thu) 23:26:52 |
ナフは、また、励ましてもらえるだろうか。 (c138) 2021/07/08(Thu) 23:28:19 |
ナフは、それから、色々な事を考えながら。意識は闇の中に沈んでいった。 (c139) 2021/07/08(Thu) 23:28:51 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード【4日目】 あなたの快楽に喘ぎ震える姿を数多の男が、幾人かの女が、照明が、仮面が、翠色の目が、捉えている。青年のたった一挙動にすら震えるいじらしさを見ればもうそこまでの抵抗はないと判断されたのだろう、穿たれた右目には応急手当とともに止血が施されていき一旦は塞がるが、また後になって右目の治療のために暴かれることだろう。 「ほら、分かるでしょう?こんなにするっと入って、…ああ、いい具合だ。ナカも声もよっぽど丁寧に教え込まれたんでしょうね、お客様も多く喜ばれたでしょう。 バーナード、あなたが壊れてしまうまでは。」 青年はあなたの窄まりから指を抜き、青年自身もまた、あなたに飲ませた薬を飲みこむ。 指程度でこんなにも啼き、陰茎を擦られて白濁をぶちまけたあなたは、その内に雄を受け入れたらどうなってしまうのだろう? 青年の衣服を捨て去るしぐさに合わせて動いた黒服達が青年の身体を無遠慮に撫で、あなたの醜態と催淫剤によって発情に招かれた身体はあなたのための昂りを準備する。それは正しく"あなたの知っている同じ薬"の効果で。 男2人の重量に軋んだベッドの上、あなたの精と汗と血に濡れた肉体に青年の影が落ちる。 そこまで多くの時間をともに過ごしたわけでもない俺でも理解できる。 お前の言いたいことも、お前の感情も、 お前の心に寄り添うのならかけるべき言葉も、全て解っている。 ──けれど、"私"は"演者"で"あなた"は── つ、と瞳の端から一筋の涙が伝っていった。 「── "従業員" バーナード・フェデラー。あらゆる暴力、あらゆる凌辱、あらゆる快楽を覚えた惨めで幸福なあなた。……"半年前"よりもどうか、この舞台で愉しんで。」 言うと同時、青年はあなたの昂りを責め立て。己の下腹で疼き狂う熱を纏った陰茎であなたの『接待』に応じるだろう。 (-105) 2021/07/08(Thu) 23:31:26 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* まずはお疲れ様でしたグラトニー、ナフ!濃厚な時間でしたわね……本当にお疲れ様! そして襲撃に関する件ですが、一番手っ取り早くて安牌なのは「パス」ですわね…… おそらく生きているであろう猟兵にズドンしてもらう為には噛んでもらわなければならない=誰かを襲撃しなければならない となりますから、誰も襲撃死しない形にする……となると多分……それくらいかしら…… (*22) 2021/07/08(Thu) 23:36:20 |
【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔飛行 バーナード「……忘れるわけには、いかないから…な」 あなたの言った通り、暗殺は家族の生活のためのもので。 麻痺毒が回った今、それを為すのは目前となっている。 そして、写真を見た反応も、予想通りだ。 「……あんたは、この船の副船長と同じ目に遭ったことがあるはずだ。 思い出せないか?バーナード・フェデラー」 自由になった手で、顔を挟んで こちらを向かせる。 目を逸らすなと言わんばかりに。 反応が一変したあなたを、見通すように 赤い眼 が見つめている。 (-106) 2021/07/08(Thu) 23:40:48 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ唇で確かめ、歯で千切り、舌で潰して、喉奥へと落としこむ。 「……、ぅ…………っ、……ッ!」 知りたくなかった。感じたくなかった。 その意思を嘲笑うかのように自分の身体は的確に感触を伝えてきて、脳は嫌でもその食材の輪郭を捉えていく。意識したくないと考えれば考えるほど、その存在感は主張し始める。 悲鳴を上げ始める心と裏腹に舌や鼻は甘美な味を伝えてきた。まるで麻酔のようだと思った。 眼前と口腔に広がる事実から逃げたくて、意識を逸らそうとして──目に入れてしまう。 最上のご馳走となった人間が並べられたその向こう。食卓を挟んだ先にいる、一人の生きた女。 ベビードールという頼りない布の下にある……あたたかいからだ。おそらく今口にしているものと同じものが入っているであろう器。 想像してしまう。 同じ人の形をした生き物が、丁寧に料理へと昇華されてしまう様を。 「──ッ、ぅ、っ……んぐ、……ゔ……!」 スプーンを持つ手と反対の手で口元を押さえる。 腹部、胸、喉奥から何かがせり上がる衝動。それに耐えれば耐えるほど、代わりに濁り切った深緑色の瞳の表面に水の膜が張られていく。 そうして体の中でせめぎ合う美食への快楽と事実への苦悶を味わい……女は、時間をかけて己の口内を空にした。 「…………ぅ、……あ、ア、グラトニー……これ……何…………?」 彼女の好みは、アミルスタン羊。 それが意味するものは、つまり。 (-107) 2021/07/08(Thu) 23:47:15 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 新人クルー ゲイザー手紙をあなたが見た2日後、廊下の向こうから歩いてくる少年の姿が見えるかもしれない。 まだ、あなたの姿には気付いていないようだ。 (-109) 2021/07/08(Thu) 23:53:29 |
【人】 新人クルー ゲイザー5日目。少し腫れた目で少女はパイの仕込みを済ませる。 パイが焼きあがるのを座って待ちながら、少女は不穏な電話の事を思い出していた。 ”実行犯”を名乗る者からの連絡、それはエンヴィーというらしい。 その人物によると、どうやら失踪した人物は仮面を被った従業員の中に紛れているらしい。 それを聞いてふと思い出した、いつかの透明人間のこと。 あの時はまだ何も知らなくて、船の中で失踪するなんてことは有り得ないと思っていた。 「…木を隠すなら森…。人を隠すなら人の中…」 仮面をつけた人間は皆透明人間だった。そこに居るのに見えない、見つからない。でもそこに居るなら。…きっと見つけられる。 ゲイザーなら わたしなら チン、と言う音で現実に引き戻された。パイが焼けた合図だ。 彼女は立ち上がってオーブンを開けて皿に飾り立てればいつもの場所に出来立てのパイをだしてからカードを添えた。 日課を終えた少女はバンダナとエプロンを外してレストランから出れば、そこから続く続く長い廊下を歩き始める。 透明にされた大切な人たちを、見つける為に。 (54) 2021/07/08(Thu) 23:56:51 |
【秘】 遊民 ハマル → 底知れぬ ニア「なるようになる。 これは我の分体のようなもの故消え去ったりはせぬよ」 「人の子よ。後のことなど当時になって考えれば良かろう」 ……それきり声は聞こえませんでした。 (-111) 2021/07/09(Fri) 0:05:01 |
【秘】 局所的幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー性感に対する経験の薄い身体に快楽を刻み付けるように至る部分を擦り、弄られる。それだけに飽き足らず、薬品によって感覚を鋭敏にされた尻に念入りな“洗浄”を施され、そのせいでくぐもった声を噛み殺し切れずに漏らし、調教の成果を男達に詳らかに伝えてしまう。 もう堪える気力は残ってない。直腸内に注入されたそばから、一瞬の虚しい我慢の後に温水が迸り、それなりの水嵩となったバケツに水音を響かせる。歯を食い縛って、努めてカメラに対しては強情を張るものの、どうしても物欲しげに尻が揺れる。自分でさえ触るどころか、見たこともないような部分が数刻でより“客を楽しませる為”に作り替えられていく…… 一段落がつき、振り向いて。ようやくその本か何かでしか見たことないような、流体の生物。それを視界に収める。ああ、確かあれは……“スライム”とか言ったか。 二人は並んだ椅子の上で屈むことを命じられる。嘆息をしてソファから立ち上がり、それを機に共に恥辱の限りを尽くされる相手の様子を窺うが──雰囲気に呑まれたような口元を確認して目を伏せた。 先ほどに比べて、より排泄を連想させる姿勢をとらされて。曝け出された肛門が、やけに熱い。羞恥心と、散々教え込まれた快感が焼き付いている。 そしてその後ろには躙り寄る不定形の何──何が行われるか、想像に難くはない。 ▼ (-112) 2021/07/09(Fri) 0:09:37 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード「…ほう?妹に嫉妬するのかお前。安心しろ、愛しているのはお前だけだよ。 その保険は全く可愛くないが…二人とも堕ちなければいいだけの話だ。万が一俺を"堕とせる"ようならそれでも構わない。もし俺だけが"堕ちない"まま下船を迎えたらお前を買って"物"にしてやろうか、そうすれば置いて行かずに済む。」 あなたの狂気を受け止めて若干苦笑はするもののほんの一瞬でそれからはいつも通りの態度になった。堕ちないように足掻く意志はあるものの、それが叶わぬ予感がじわじわと背後から近づいてきているのを感じているから。 そしてその"予感"は互いが思う以上に早く青年を捉えることになる。 それから青年にしては穏やかで優しい色をたたえた瞳があなたを見つめ、猫のようだと一つ笑った。そっと抱き寄せるしぐさでベッドに二人で転がり、青年もまたあなたの隣で脱力して。許されるのならばあなたを抱きしめ、眠りに誘うようにその背を優しく叩くだろう。 「諜報員、か…その話は寝起きにでも聞かせてもらおうか。今はただ安心してお休み、バーナード。」 私の愛しい人。 /* 御機嫌ようお嬢様、お嬢様ですわ。ダビーがどんどんデレていくのを恐れおののきながら眺めておりましたわ。5日目時空…始めて参りましょうか…壊れた二人で幸せを紡いでいきましょうね。愛を込めて。 (-114) 2021/07/09(Fri) 0:20:20 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ7日目。 未だに客船にて人探しをしていた少女は向かいから歩いていくる貴方の姿を見つけると、足を一瞬止めた。 そのまま慌てた様子で近くの従業員や客人を押しのけると、貴方の元に駆け寄った。 「ナフ様!」 (-115) 2021/07/09(Fri) 0:20:21 |
ニアは、ハマルに対し責任を感じた (a48) 2021/07/09(Fri) 0:27:06 |
【秘】 局所的幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー「ん、……ぉ゛ッ……!」 殆ど拡がりのない後孔にぴとり、と体をつけると、易々と、“形を持つ流体”が侵入していく。それに留まらず、臀部を覆うように肌に纏わり付くスライムが、太腿へと、睾丸へと、背中へ、それから前へと、好き勝手に滑り伸びていく。 胸や竿に到達したそれは不規則に敏感な所を搾ったり弾いたり、今度は満遍なく流れていくように撫ぜたり。その間にも尻穴から休みなく粘性の身の毛もよだつ何かが注がれていく。幾ら力を込めて締めようとしても、ぬるぬるとした感触のソレには何の抵抗にもならない。 「くそッ、ぐ、───ッ!、 ……っふ、ぉ、んんッ゛……!」 同じ辱めを受けている彼への気遣いさえ吹き飛ぶほどの強烈な圧迫感、従って齎される排泄欲求、人の手とは違う快楽に、身体が屈服していくのを感じてしまう。嬌声も、淫らに身体を揺らがせてしまうのも、抑え切れなくなる。 椅子に手を突き、強く握りしめて何とか耐えようとするものの、腕まで辿り着いたスライムがその自由を奪い、まるで吊り下げるように両手を上に。徹底的に嬲られる身体の全てが男の、あなたの目に、カメラに晒され、暴かれた。 (-116) 2021/07/09(Fri) 0:32:30 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー「……!ゲイザー」 やっと会えた、と言うように 少年は駆け寄ってくるあなたの姿を見て微笑んだ。 随分、久しぶりに会ったような気さえする。 以前に見たよりも、顔色は悪く 少しやつれているようにも見えるだろうか。それでも、あなたにかける声は 前と変わりなく穏やかなものだ。 (-117) 2021/07/09(Fri) 0:36:57 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ穏やかに微笑む少年は、あの時と変わらない。あの日のままだ。 安堵感からかじわりと滲んだ涙を慌てて拭う。 「よかった、本当によかった…。手紙、見ました。 私、ナフ様に言いたい事がたくさんあって…」 そこで不意に言葉が切れた。 そこにあるはずの物はなく、あるはずのない物を目にしたから。 少年が不思議そうに首を傾げれば、それに合わせてダラリと伸びた袖が力なく揺れた。 「………………ナフ様? 腕……と…背中の、……ものは?」 (-118) 2021/07/09(Fri) 1:51:57 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ────さあ、こちらも幕を上げよう。 踊り子の少年の華々しい舞台が幕を引き、 観客は興奮冷めやらぬ様子で口々に鮮烈なショウを讃え そして、目当てのものを観終わった者から捌けて行く。 それから、次なるお目当てを求めて、観客が減る事など無い。 それらの様子と、今一時の休息の後。 そして再び幕は上がる。 脚付きの台に乗せられた、成人一人よりやや背丈の高い箱 それを運ぶ従業員達を付き従えて、 "怠惰"に身を滅ぼした者が今一度舞台へと上がる。 その装いは一転して"裏切者"であった時と同じ、 白を基調とした上等なスーツに目元だけを覆う簡素な仮面。 けれど誰の趣向か、依然としてその首元には 何かに、或いは何もかもへ隷属を示す首輪が存在を主張している。 「皆様、大変お待たせ致しました これより演目は従業員テンガンの研修へと移り…… 進行は不肖この『ラサルハグ』が務めさせて頂きます」 恭しく一礼をして、箱の傍の従業員へと合図を送る。 「特別協賛者のジェラルド様に、どうか盛大な拍手を。」 そして、破裂するような拍手、腹の底に響くような喝采と共に パンドラの箱は開かれ、概観悍ましくも蠢く肉塊のような 粘液滴る触手の塊で形作られた生物が姿を顕にした。 (+21) 2021/07/09(Fri) 1:59:13 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ「そして──テンガン。あなたがこの舞台の主演です 『彼』と共に、どうかこの演目を大いに盛り上げるように」 自らが手引きした男を呼び招き、 潔癖な白い手袋に覆われた指先がその背をなぞり上げる。 語りは台本を読むように明晰で、滔々と流れ── 「彼はジェラルド様にご提供頂いた"開発品"… どうぞ傷を付ける事の無きようお願い致します …ああ、怯える必要はありません。彼に獲物を害する意図は無い ただ、そう、『食事』を求めているだけなのです……」 無機質な仮面、その奥の無感情な虹彩はそのままに 「──では、いってらっしゃい」 うっそりと囁いて、 その背を押した。 その力はそれなりに強く、そして唐突だった。 恐らくは、 殆ど四つん這いになる形で この悍ましい生物にあなたはその身を預ける事になるだろう。 (+22) 2021/07/09(Fri) 2:00:13 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザーあなたが近くに来てくれたことが嬉しくて。 少年も、安堵で頬が緩む。 「おれも、ゲイザーに言いたいことが…たくさんあった。 パイの感想も、直接話したくて―――」 ゲイザーの様子に、ふわりと首を傾ける。 袖から伸びていた、細い手首が見えない。 問いを耳にすると、少しだけ翳った表情を見せる。 「…これは……"お客様"が望んだもの、だ。 一番人気の演目らしい」 踊り手であった彼が演じたのは、"天使"だった。 だから、羽は生えていて当然でしょう? (-120) 2021/07/09(Fri) 2:26:42 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ「……おきゃく、さま。」 それだけで全てを理解した。 消えてしまったあのあと、彼が何をさせられていたのか。 さぁっと全身の血の気が引いて喉が渇いていく。 残酷な演目は無惨にも少年の身体を壊して歪な天使へと昇華させてしまったのか。 目の前が暗くなって焦点が合わなくなるのを感じる。 少女はふらふらとした足取りで貴方に近寄ると、貴方の肩に顔を埋めた。 「ごめ…ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 また、…また助けられなかった…!ナフ様が辛い時、私はいつも何もできない! なんでナフ様ばっかり、ナフ様が何をしたの、ひどい、非道い…!」 少女の口から後悔と懺悔がただ溢れていく。私はいつも終わったあとに後悔してただ泣き喚いている。 こんな事で彼が奪われたものは返ってこないというのに。 (-121) 2021/07/09(Fri) 2:53:39 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン筆舌に尽くしがたい“天使”の誕生を目の当たりした心の瑕に、漸く平静が齎されてきた中、主役は舞台の中心へと導かれる。 「……」 客層が変わり、歪んだ歓喜に満ちていた異色の双眸が、かつての落ち着きを一応は取り戻している。 怠惰を表す彼を見ても、御目当ての演目に沸き立つ客を見ても、無感情にそこに立って。下手な抵抗や動揺は、無闇に観客らを喜ばせるだけと知っているから。 不意に背中を押されると、僅かに眼を見開いて。何かを思う前に──待ちわびた獲物を、夥しい数の触手が我先にと受け止めた。 腕と脹脛に、粘液を纏わせたソレらが何重にも絡みつき、服の隙間を見つけては何の抵抗もなく入り込んでいって。哀れな被食者の肌を伝って淫靡に体液が伝り落ちていく。 それはまるで生物が“御馳走”を前に涎を垂らしているかのようにも、見える。 ▼ (+23) 2021/07/09(Fri) 3:08:43 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン(触れられた部分から次々と、堪え切れないほどの熱が襲い掛かってくる……ッ、催淫作用、か……!) 仮面をつけられた男の唇は屈辱により引き結ばれ、身体は悩ましげに揺れ、内側からいくつもの触手が服を押し返す光景は、布の下で行われる“捕食行為”を、事細かに物語る。 その生物の食事のために、徹底的に“雄の快楽”が与えられていることを、その場にいる誰の目にも明らかに映るだろう。 序幕も程々に、かちゃかちゃと音を立てて器用にベルトが外される。程なくして靴とズボンが、屑籠のない場で剥かれた果実の皮のように、無造作に投げ捨てられた。 四つん這いとほぼ変わりない形で拘束された従業員の、布の少ない下着は、どちらのものか分からない体液が淫靡に湿らせていて。 最も敏感な部分と、未だに指すら受け入れたことない後孔にも、絶え間なく弄ばれながら触手の粘液が塗り込まれていくのが、乱暴に引き伸ばされる下着の隙間から露わになる。 「くッ、ん゛、……ッ! ───ッ、う、ぁあ゛ッ」 強く歯を食い縛っても、暴力的な快楽に声が噛み殺し切れない。観客たちが沸き立つことに対しても、怒り<歓喜>を感じ取れない。気味の悪いほど、身体の負担を減らすように扱われて、酷く調子が狂う── (+24) 2021/07/09(Fri) 3:12:56 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ「 随分と気に入られたようですね? 」逆光を背負い、冷たく無感動な蛇の目がその哀れな姿を見下して 白手袋の指先が貪られる男の顎を掬い上げる。 そして、その指が真一文字に引き結ばれた唇を割り開き 熱い口内に滑り込み、震える舌を抑える。 その隙間から潜り込もうとする触手もあるだろう。 こうすれば、あなたが歯を立てる事などできないと確信している。 別に歯を立てられたってどうとも思わないのだけど。 「けれど…ええ、快楽に悶え、なお耐え忍ぶ姿も魅力的でしょう ですが、そればかりではならないのです。」 絡め取られ、咥え込まれる被食者のすぐ傍にあっても "怠惰"がその毒牙に掛かる事は無い。 今となっては如何なる性も宿さないその身体は、 決してそれの"獲物"足り得ないのだろう。 「ああ……これでは彼の表情が窺えませんね ──いいえ、皆様どうかご安心ください。 彼が与えられる快楽に悶え、身を焦がすその様は 舞台後部のモニターにて鮮明にご覧になる事ができます」 また一つ、合図を送る。 それと同時に、舞台奥に設置された大きなモニターに 何処かに仕掛けられたカメラの映像が映し出された。 さあ、そこに映るあなたの姿はどのようなものだろう? (+25) 2021/07/09(Fri) 3:35:14 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル次なる舞台を多くのカメラが取り囲む。 撮影機器は語らない。けれど──その存在そのものが、淫らに踊る主演の姿を渇望する賓客達がいる事を証明していた。 触手に弄ばれる衣擦れの音も。 男の引き結ばれた唇からこぼれ落ちる熱い吐息も。 舞台から生まれ出るものは全て拾い上げられ、貪り尽くされていく。 客人達の仮面越しの眼差し。 カメラの向こう側にある賓客の双眸。 最早彼に逃げ場はない。 頭から足の先に至るまで。 会場の欲望が視線となって降り注ぎ、男を犯し尽くそうとしている。 (*23) 2021/07/09(Fri) 3:40:01 |
【秘】 翠眼の ダビー → 局所的幸災楽禍 テンガン男達から命じられソファから立ち上がった青年の太腿を湯が伝い落ちる。ゆるりと振り返った先にいる"生物"の異常さに少し腰は退けていたが、押し出されるように尻を叩かれて椅子へと近づいた。椅子までの道なりに青年から垂れた水滴がぽつぽつと垂れている。 椅子の上で屈む、となれば当然突き出されてしまう尻の中央、ひくつく窄まりまでをもカメラは映す。雄を知る青年が全く異なるモノを受け入れる姿を収めるために。 「ひ、ッあ……、…ぐ、ぅ…ッ!」 嫌だ。来る、腹の中に、知りたくないものが、明確な熱を与えにくる。 スライムから滲み出た粘液が内壁を撫で、襞にもしっかりを塗り込まれていくそれは発情を促進させる効果もあるのだろう、満たされれば満たされるだけ声音は甘くなっていく。 窄まりの周りに、内股に、陰茎にまとわりつく。足の付け根をなぞるようにして腹を通り胸をも弄ぶ。尻に注がれる熱の恐ろしさに耐えかねて引きはがそうと伸ばされた手首はそのままスライムによって拘束され後ろ手で固定されることになってしまった。 胸と尻を突き出しそのどちらをも弄ばれている姿はあなたとは明確に異なるものなのだが、そこに排泄欲求と性的快楽が満ちている点だけで言えば限りなく近しいものだろう。 淫蕩の中で二人は踊る。腰を揺らし、髪を乱し、声質の異なる啼き声が水音とともに空間に満ちていく。あなたのことを気に掛ける余裕もない青年はしかし、あなたの腕が導かれれるさまに気付いて自然とあなたのほうを見遣って。 「あ……っあ、…ふ……! んぅ、──ッ、は、」 自分と同じように屈服していくあなたが快楽に溺れる姿に、快楽を拾っている様子に、ほんの少しだけ見入ってしまい──ばっと目を背けて目を閉じた。 見てはいけない、 きっといつか見慣れてしまうのだろうけど、 彼の尊厳を守らなければ、きっとどの道時間の問題だけれど、 思考が渦巻いている間にも抑えようと試みた声はまるっきり抑えることもできず口の端から垂れた涎がスライムと混ざり合った。 (-122) 2021/07/09(Fri) 3:47:48 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー【4日目】 「……ぅ、ぐ……」 じり、と脳裏が焼けるように痛い。 薬が周り、くり抜かれた目は手当てをされ、その部分すら痛みじゃなく快楽に切り替えさせられてるのに。 「っ、…は、……はっ、はあっ……」 過呼吸に近い苦しさが襲う。息が上手く吸えない。“あの時”と同じだ。変な写真がばら撒かれていて、カッサンドラの蘊蓄を垂れていた副船長の、副船長、の── その単語を脳が拒絶する。思考する度に血管が切れてるのではと思うくらいの頭痛と目眩。“搭乗受付をする時”から目眩に、乗ってから定期的に頭痛を味わっていた。 『──俺は、ここに来たことが、ある?』 目の前で貴方も薬を飲んで用意している様子すらも視界に入らない。男が明らかに狼狽え、壊れ掛けている事に気づき出した観客の耳障りな人を使ったあらゆる感情の声すらも耳に届かない。 聞こえるのは、脳裏に繰り返すには、意味深に何度も言われた不審な言葉。 ──不審?違う。“考えないようにしていた”だけ。 そんなことがある筈ないと、目を背けていただけ。 ▼ (-123) 2021/07/09(Fri) 7:30:51 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー『もう、国に、 あんたの居場所はないってことも知らないんだろうな』 「……嘘……」 しかししながら、この船でかけられたあらゆる言動が、 『あんたは、この船の副船長と同じ目に遭ったことがあるはずだ。 思い出せないか?バーナード・フェデラー』 「……嘘、だ……、……嘘、全部全部……」 先程からの妙に生温い“研修”とやらの違和感が、 『こうして二度も捜し求めた真実を、 再び身を以て知る事ができるのだから』 「……こんなの嘘、嘘に決まって…… ……嘘ッ、……嘘ッ…… やめ、やめろッ…!!」 『二度も』『お客様』『壊れて』 ズキンと一際傷んだ視界に映るのは、今と同じ光景。何処か俯瞰するような視点は、今と同じような状況で、ただただ仮面を被った“演者”が違うだけ。知ってる。だってこれは。 俺の初めての“研修”の記憶。 ──じゃあ、『今』の俺は、何なんだ? 「……ぅ、や、……ぁ、……あッ、……は……」 脳裏で沢山切れたあらゆる物が、逆に一つに繋がっていく感覚。 一つの線になる感覚。 俺、は── ▼ (-124) 2021/07/09(Fri) 7:46:45 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー『──"従業員"バーナード・フェデラー。 あらゆる暴力、あらゆる凌辱、あらゆる快楽を覚えた惨めで幸福なあなた。』 「嘘だ……嘘…ッ!!嘘嘘嘘ッ!俺は!俺は…ッ!」 絶叫がシンとした会場に響き渡る。生理的だけではない本当の涙は次から次へと止まらず、錯乱状態に陥って暴れようとも拘束するだけで、その行為自体がさらに記憶を刺激する。 『"半年前"よりもどうか、』 叩き付けられた言葉に対する反応が既にそれが“現実”だと言うことを雄弁に物語っている。いまやあのいけ好かない澄ました笑みも見下した余裕も、どんな苦痛でも捨てなかったプライドも。仮面の様な小さいこれでは、全てが拭い去られ、“素顔”を羞恥の元に晒された事を隠し切れない。 「嘘だあ゛あ゛あ゛あぁあああああああぁあああぁああッああァぁ!!!! ───ッ゛、ぁ、あ、うああ゛ああァぁあああああああああああぁぁぁぁ!!!!」 何かが、壊れた音がした。 絶叫している中、黒服に抑え込まれながら『接待』として、幾度も幾度も幾度も咥え込んだ陰茎が突き立てられ、痛みではなく快楽しか貪れないのを理解した瞬間、最早その声は絶叫ではなく、嬌声混じりの泣き叫ぶ悲鳴でしかなくなった。 大の屈強な軍人だった男が、全てのプライドを折られ、蹂躙され、見世物として泣き叫ぶ様子が、見る者の嗜虐心を煽り、熱の様に纏わりつく数多の視線は、目の前の彼ですら、誰一人助けるものはいない。 (-125) 2021/07/09(Fri) 7:47:03 |
バーナードは、“真実”、を (c140) 2021/07/09(Fri) 7:50:33 |
バーナードは、全部全部全部全部全部思い出しました。 (c141) 2021/07/09(Fri) 7:51:10 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー「ゲイザー…ゲイザーは、悪くない。 おかしいのはこの船だ」 運悪く選ばれて、運良く逃げられて、不運に見舞われてまた呼ばれてしまった。 たとえどれだけ非道な行いであったとしても、客がチップを賭けてそれを望めば、実現してしまう。 少年は、これまでの生涯で大事にしてきたものを奪われてしまった。 生きている意味も、分からなかったほど。少年の心にも深い瑕を残している。 きっと少女にはどうすることも出来なかった。 今はそれが、目の前のあなたでなくてよかったと思う。 あなたが酷い目に遭わなくてよかった。 「ゲイザー。おれは、今…あんたが、そう言ってくれることが嬉しい。 おれは…大丈夫だから」 肩にうずまるあなたを、慰められないことがもどかしい。 他人を抱き締めるための腕は、もうないのだ。 「楽しい話をしよう、ゲイザー。せっかく、また会えたんだから。 話したかったことを、沢山」 (-126) 2021/07/09(Fri) 8:07:28 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 愛される"天使" ナフ「ぐっ…!…ぁ、い、やだ……な、やめ…」 突然合わされる目。 問いかけられる言葉。 『同じ目』『思い出せないか』 ふわ、と浮かぶ情景。 副船長と同じ様な場所で、痴態を、拷問を、羞恥を味合わされてる男は── 「───ッ゛ああ゛ああァ!!」 一瞬の思考のフラッシュバック。 見えた光景、覚えのない記憶の一部が見えただけで、記憶が戻りきってない状態ですら、完全に錯乱した。 無我夢中で貴方を突き飛ばそうとするも、麻痺毒でそれすら叶わない。ただ見せつけられる過去の“真実”から少しでも逃げようともがく惨めな存在だ。 (-127) 2021/07/09(Fri) 8:17:39 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルおいしいでしょう、と女は笑った。貴方が食事するさまを、演劇でも眺める様に目を細めていた。 一挙手一投足、瞼の震えから喉の上下に至るまで、何を思い器官を動かすのかをよく観察していた。 ほのかな高揚が目元をほんのりと赤く彩って、目尻に潤いを湛えている。 貴方が食事する様子を見て、興奮しているのだ。 「就業者である貴方と食事する機会なんて、なかなかなかったものね。 ……おかしなことを言うのね、『エンヴィー』。わかつてないなんて、顔してはいないわよ、貴方。 確証をほしがらなくても、それが何かなんてわかっているのでしょう?」 指先のひとすじに至るまで洗練された手が、白く塗られた爪が食器を手に取った。 曇りもなくよく磨かれた銀のフォークが、ちょうど人差し指に沿わせる様に手の中に収められる。 トントン、とフォークを持った一本指で、アルレシャは自身の側頭部をつつくマネをした。 「これで共犯ね」と、嬉しそうにころりと首を傾げて見せた。 おめでとう、貴方はもう知らなかったいつかには戻れない。 (-128) 2021/07/09(Fri) 9:01:29 |
ニアは、ムルイジにこっそりアニマルパイも差し出していました(過去形) (a49) 2021/07/09(Fri) 9:39:55 |
【秘】 底知れぬ ニア → 飢えた狗 ムルイジ/*お話の途中申し訳ございませんが、我慢できずに雑にパイをシュートしました。スルーするなり煮るなり焼くなりお好きになさってください。 (-129) 2021/07/09(Fri) 9:43:56 |
【人】 底知れぬ ニア「んと、これくらいだよね?」 大体の顔見知りには配り終えたはずだ。 「……」 ハマルがハマルであるように、ニアはニアです マサムネは元のかっこよさ5の執事に戻った。 (59) 2021/07/09(Fri) 9:53:41 |
ダビーは、与えられた役割を果たした。 (c142) 2021/07/09(Fri) 10:01:08 |
ダビーは、"演者"の仮面の裏で、彼もまた、 (c143) 2021/07/09(Fri) 10:01:35 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン無遠慮な指に不満げに唸り、強く噛むことこそはしないものの、拒絶するように歯を立てて僅かに抵抗の色を見せる。 だが隙間から触手の侵入を許してしまえば、狙い通り、粘液の効果で否応なしに力が削がれていく。 「かはッ、ひゅ、〜〜〜ッ! ……ッ……ぉ゛ッお゛……!」 口蓋、頬の裏側、舌。思い思いに鋭敏な口内を蹂躙し、粘膜に分泌された液体は徐々に全身を苛み。飲んではいけないと解ってはいるのだけど、突き込まれた数本の触手にしつこく喉奥を叩かれ、ごきゅ、と明確な嚥下の音を鳴らしてしまう。 だらしなく開いた口からは時折、熱を持った吐息と低音域の嬌声が溢れ、身体の屈服が近いことを意思に反して示して。 その精神をも犯し尽くそうと、捕食者は残された衣服さえも次々と奪っていく。 程なくして、撮影機器の前に肉厚な胸板、豊満に揺れる臀部、雄々しい背中や腹筋が、惜しげもなく晒された。女性の持つ柔らかな曲線とは違った、ともすれば彫刻すら連想する程の鍛え抜かれた肉体は、余すところなく触手が絡みつき、形を変え、今や尊厳の欠片も奪われて快感を貪っていた。 ▼ (+26) 2021/07/09(Fri) 10:10:19 |
【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔トリップ バーナード顔から手を離して、少年はあなたの体をベッドの上に押し倒す。 形勢が逆転する。 今度は、少年があなたに馬乗りになる形だ。 きっと錯乱していても、催淫剤の効果は残っているだろう───似たようなことを、フラッシュバックした記憶の中でされていたかもしれない。 「あんたの居場所は軍じゃない、ここだ。 この、船だ」 あなたのズボンに手をかけ、下着ごと膝まで下ろしている。 (-130) 2021/07/09(Fri) 10:22:45 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガンそれだけには留まらない。まだ肌を覆うものがある。ほんの一瞬の隙を突いて、“触手が仮面を奪う”。身体だけではなく、動揺に揺れる青と白の両眼も、僅かに恍惚に弛んでいた表情の全ても露わになる。 焦燥と、えも言われぬ心細さが胸に走った。 『貸し与えられた従業員の証である仮面を、無意識のうちに身体を覆い隠してくれるものの、最後の砦としていた』 ことを思い知らされ。剰え今の自分はそれすらも無い。丸裸で、産まれたままの姿で、衆目に晒されている。沸き立つ観客。怒号に、揶揄する声に、淫猥な言葉に──それらが呼び水となり、身を最早物理的に焦がさんと錯覚してしまいそうなほどの羞恥、屈辱と、実に倒錯的な快感が突如身に襲い掛かった。 「ッあ、くっ、嫌、ガッ──!!」 弄ばれるままに身体が強張り、一度目の吐精をする。淫らにコーティングされた触手たちは歓喜して、自身と、獲物の身にそれを塗りたくった。 アイマスクのように、触手が両眼を覆いながら仮面を付け直す。それでもまだ“食事”は終わらない。休むことなく蠢いて、獲物を責め立てている。 (+27) 2021/07/09(Fri) 10:28:13 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 愛される"天使" ナフ「……っ、……違う、……俺は、こんな……あ、ぁあ」 皮肉を返そうと無理に現実に帰ろうとする度、彼の中の当時と今が混ざって余計に混乱が進む。 もう押し倒されるのも、霰な姿を晒すのも楽な仕事だろう。麻痺毒のせいか、催淫剤か、今フラッシュバックしている光景のせいか。 ただひたすら苦しげに何度も口を開いては閉じ、口から出るのは意味もない唸る様な声ばかりだ。 (-131) 2021/07/09(Fri) 10:31:48 |
【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔トリップ バーナード「……引き渡してから、また1から思い出すのも、キツいだろう。 ここで、ある程度準備してから送り出してやる」 露わになった下半身のそれを握って、刺激を加える。 その手は慣れているようで、痛みのないように確実に快感を与えていく。 それでいてあなたの様子を時折確認しては、決して絶頂を迎えないように調整していた。 (-132) 2021/07/09(Fri) 10:52:14 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリップ バーナードごめんなさい。ごめんなさい。…ごめんなさい。 あなたが苦しんでいるのに手を差し伸べることができない。 あなたが泣いているのに抱きしめてやることができない。 あなたが壊れ泣き叫ぶことにどす黒い陶酔を覚えてしまう。 「ふ……っはは、は、ああ…あ、…は……」 口元が歪み震える。漏れた吐息は笑みのような軽さで吐き出されているのに、瞳は陶酔を湛えながらもぼろぼろと絶えず涙を零す。 今の私は、俺は、何処にいる? 何度も何度も繰り返し青年はあなたへ己の雄を突き立て、前でも後ろでも幾度となくあなたを追い込む。焦らすよりも容赦なく精を吐かせ肉体の浅ましさを突きつけ続けるほうが…今この時から『解放』されるのをちらつかせたほうが『屈服』させるためにより効果的だと判断して。 「分かったでしょう?思い出したでしょう?もう、あなたに残された道は一つだけ。あなたがやるべきことをきちんと終えるまで、あなたが自分の意志でそれを選ぶまで、"研修"は続きます。 屈服しなさい、口にしなさい、あなたが"誰の物"なのか告げなさい。」 逃げ道はここにしか用意できない。 観客からすればただ"繋がる相手"に対しての屈服を示す言葉があなたにとっては"愛する恋人"に対しての屈服・所有を示す言葉になる、…あなたは青年の真意に気付くだろうか、翠眼が訴えかける甘い逃げ道に気付くことができただろうか。 「──ッ言え!バーナード!! 俺に屈服したとッ、お前は俺のものだと、 言ってみろ!!!!」 (-133) 2021/07/09(Fri) 10:54:39 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ「、」 ぽろ、と瞳に留まり続けた涙が一粒頬を滑り落ちる。 再び胃の腑から込み上げてくる嘔吐感を握りつぶすように空いた手で己の胸元を掻きむしり、不規則な呼吸を数回繰り返す。 「……しりたく、なかった」 食べた部位の事?違う。それは自分から尋ねてしまった。 食べさせられたこの結末の事?違う。それはこの食卓が用意された時、或いは"暴食"の報酬の話の時点で薄々可能性を感じていた。 では、何を知りたくなかったのか。 「私と同じ人間が……っ、嫌でも美味しいと感じる味をしていたなんて、知りたくなかった……!」 人を食したその舌から言葉が飛び出したのを皮切りに、濁り切った瞳から続けて涙が溢れて止まらない。 これが席を立ちたくなるほど異臭を放つものであったなら。 これが嚥下できない程不味いものであったなら。 女の望みと裏腹に、自身さえも騙り続ける女の心とは反対に、彼女の味覚と嗅覚は用意された食事を正しく評価する。 「…………『グラトニー』。君、は……君は。 例えば、つい最近楽しく話をした隣人を食べることはできる?美味しそうという基準以外に、食べる人の条件はある? 人という生き物を……どう思っている?」 ぐすん、と鼻を鳴らしながら問いを投げる。責めるわけでも怒りを叩きつけるわけでもない。ただ純粋に湧き上がる疑問だった。 (-134) 2021/07/09(Fri) 11:16:35 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル我我我 サダル 確定・ほぼここ バーナード→ポルティさん テンガン→あどさん ナフ→音水さん ダビー→歩坂さん ニア→いがらさん キエ→しろたえさん 多分ここ アルレシャ→はぐきさん ラサルハグ→れじさん 自信ないよわからん ムルイジ→ボブさん ゲイザー→はんぺん太郎さん…? (-135) 2021/07/09(Fri) 11:23:26 |
【独】 局所的幸災楽禍 テンガン・確定 ニア:いがら キエ:しろたえ ナフ:音水 ダビー:うに ・濃厚な予想 たちつバーナード:ポルティ 間違いない このド・高濃度のクズ男は間違いなくあのひとの性癖だし匿名から透けた尿道責めへの好感も間違いない これで違ってたらあの人の双子説が出てくるよ 震天ラサルハグ:007lfy こいつまたフルスイングってんのマジ?wめちゃくちゃ面白いから願望ってのもややあります。でもアクションの小気味よさとか、中性を持ちだしたとことかかなり許なんだよな。ありがとう、セックスをしてくれて。 息子サダル:もちぱい PL連絡が全体的に彼女のかわいらしいわちゃっとした感じが漏れとる気がする。あと許の息子名乗りそうなのもここだな〜〜って思った。身もふたもないことを言うと限界オタクの波動を感じる。かなり好きよ。 (-137) 2021/07/09(Fri) 11:24:58 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル鯖にはいるからそれなりにアクティブ……え?わからん…… なんかアンタレスが徹底的に表に出ないようにしてるっぽいけど、動いてるとは思うしそこか……?わからん わからんが!? (-138) 2021/07/09(Fri) 11:25:02 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル……?(攻めとしてダビーを持ってきたという歩坂さんの鯖の発言を見ている) …………ハニトラ仕掛ける地雷女を無条件で信用する男の子が攻めできる……?????(?) (-142) 2021/07/09(Fri) 11:39:17 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルそれでは聞いてください、私で 総攻めやるつもりでダビー持ってきた初めての長期人狼村で満場一致で「お前は受け」と言われる (-143) 2021/07/09(Fri) 11:40:36 |
【独】 局所的幸災楽禍 テンガン・自身有 大騒ぎアルレシャ:はぐきさん あの凄まじい文章を書けるのははぐきさん。Q.E.D. 地の文も相変わらず煌びやかで凄かった。 ・若干自信ない 終末ラブゲイザー:はんぺん太郎さん あふれ出るナフへの感情から、恐らくここか・・・?音水が顎長院はんぺんちゃんだと思ったってとこからもそういうトんだ名前を付ける人なんだなと推察。ほのぼの勢なのに色々迷惑かけた気がするのでごめん。パイの提供、本当に助かりました。 土下座エッチ懇願侍:もちぱい?れじ? アアア急にわかんなくなってきた、ここもちぱいさんもあるんだよな。そもそも”高出力の男のエロ”を組みそうな人間たちがわからない。れじさんも前ムルイジやろうとしてたみたいな話をきいたことあるんだよ〜〜けどあの方ここまで濃厚にできるのか?、その場合サダルは櫻さんとかか? (-145) 2021/07/09(Fri) 11:42:50 |
【人】 底知れぬ ニアマサムネの先制-26damage 「……プロっすねぇ」 マサムネの筋力はマリーより劣っているのに 何故パトリックと模擬戦をさせたのか。 ニアチョキpon マリーパーpon 「う〜ん……」 知ってる人、みんな忙しそうで、みんないない。 (61) 2021/07/09(Fri) 11:44:57 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルいやだってなんかさあ ラサルハグPL連絡わりと普通の強度っぽかったし……既読スタンプとかあれギムナジウムの赤窓組しかない文化じゃなかったんですか????? 許さんならもっとPL連絡で暴言(語弊あり)吐いても良くない????????? (-147) 2021/07/09(Fri) 11:49:38 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルおわあ!!!(イクリールの地の文の句点や改行のクセとラサルハグのロールのクセで似てる部分発見してひっくり返っている) (-148) 2021/07/09(Fri) 11:55:58 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグいっそ哀れな程に無力な抵抗はもはや甘噛みに過ぎない。 鋭敏に昂りつつある口蓋をやわらかくなぞりながら、 滑らかな手袋に覆われた指がずるりと引き抜かれる。 無意識が唯一のよすがとした仮面を奪われ、素顔を曝され、 そしてみじめに絶頂する男を冷たい瞳が見下ろした。 「──── 一回目。ああ、でも… 彼もお客様も、まだまだ満足されてはいないようです どうか頑張ってくださいね、テンガン。 それがいつまでになるかは僕にはわかりませんが…」 揺れる瞳も、くぐもった啼き声も、悩ましくも浅ましく揺れる躰も 今この場では決して同情の対象足り得ない。 観客はその姿に熱狂し、更なる辱めを煽り立て、歓喜の声を上げる そして、"怠惰"はそれに応えるべく、与えられた役を演じるだけ。 縋る事は自由だが、決して誰も助けてなどくれないのだ。 「彼が、そしてお客様が満足するまで…… あなたがどんなに嫌だと叫ぼうと、この演目は続くのです それに、あなたもまだ足りないでしょう? 」絶望は、実に音も無く這い登る。 その生物の纏う粘液は獲物の躰を否応なしに快楽に昂ぶらせ、 そして、その暴力的なまでの快感は 哀れな好餌が"餌"を供する事ができなくなるまで 苛み続けるのだ。やおらに靴音は鳴り、"怠惰"は嬲られ続ける男の正面を離れる。 そしてその隣へと膝を付き、男の背筋をそうっとなぞり上げた。 (+28) 2021/07/09(Fri) 12:39:59 |
【秘】 翠眼の ダビー → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* 拝啓『スロウス』様。過去(4日目)からの刺客お嬢様ですわ。 バーナードに全て思い出させ泣き叫ばせながら犯しつつ屈服の言葉を要求したので、屈服の意志が認められたらこちらの"研修"も完了させますわね。 頑張ったから褒めてくださいましお嬢様〜〜〜〜〜〜〜!!!!愛を込めて!!!!!!! (-150) 2021/07/09(Fri) 12:50:30 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルゆうゆうと自分は料理の片割れを食べ進めていく。がっつくわけでも避けるわけでもなく、当たり前に。 時折薄琥珀色のリースリングを傾けると、口の中のコクをドライなテイストがすっきりと洗い流す。 そうするとまた、新鮮な味わいを舌に感じることができるのだ。 「これでも個人差があるのよ。動物と同じ。 去勢していない雄は固くて不味いし、食生活だって肉質には関係してくるわ。 それでも部位によっては若い雌ならば十分に口にするに値するときもある。 遠い東の国ではオランウータンの唇の蒸し物が美食の極の一つとして珍重されるのですって」 どこか答えになっているような、なっていないような、躱すような言葉を並べる。 そばに居る従業員は黙ったままだが、動揺は所作には見られない。 彼女もまた、この行為を平然と見下ろしているのだろうか? この二者と貴方との境界線はなんだろうか? 「ひとはひと。私は私。貴方と同じよ。特に変わった線引きなんてないわ。 貴方が人を妬む時に自らにとって対象が自然とめざましいものを持つ者であるように。 怠惰がコトを放棄するときに、自分ばかりがそれ以上の損害を得る様な打ち捨て方はしない様に。 色欲が自らを貶め美意識にそぐわないものを自然と選ばない様に。 憤怒が自らにとって少しばかり引っかかっても腑に落ちないことのないような指標を持つ様に。 強欲かいかに不要なものであっても、他者の目を一切引かないものは自然と選ばない様に。 傲慢なるものが進んで自らを顧みてしまう様な落とし穴には、望んで足を踏み入れることのないように。 べつに、本当は、なぁんにも特別なことではないのよ……」 苦悶すべきことはないのだ。咎められる一線すら、本当はあやふやに滲む境界なのだ。 私たちは同じもの出来ている。受け入れて仕舞えば、なんてことはないのだ。 明確な表裏などはなく、欲した悪徳は本性などといかめしく睨みつける様なものでもない。 それに人の心が耐えられぬから、悪徳だなどと名をつけるのだ。 (-151) 2021/07/09(Fri) 12:51:46 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルあ、と急に声をあげる。 普段通り、茶目っけを滲ませるような若々しい表情に顔をひたし、 飲み干したグラスに改めてワインを注がせた。 「乾杯をし忘れていたわね、いけないわ。サプライズに気がいってばかりいたわね」 すすいと女のグラスが前に進み出た。 白い湖面を通して、ルビーの瞳が貴方に笑いかける。 「乾杯、ようこそ。ディーラー・サダル」 夜は無常なほどに更けていき、悪徳から目を逸らすだろう。 (-152) 2021/07/09(Fri) 12:52:13 |
【秘】 痛覚鈍麻 ラサルハグ → 翠眼の ダビー/* ✧*。♡おめでとう♡✧*。 そこまでやったらもう100点満点の仕事ですわ。 きっと偉い人からも褒めて(意味深)貰えますことよ。 お膳立てをしたスロウスとしても大変鼻が高いですわ。 いやなんでそこまでやられてあの男元気にあやとりしてますの?(素) ともあれ本当にお二人共お疲れ様でしたわよ!! 将来有望な後輩がこっち側に来てくれてわたくし嬉しいですわ。怖いけど。 同じ従業員同士、これから仲良くしましょうね♡ 衰狼お嬢様より 愛を込めて (-153) 2021/07/09(Fri) 13:06:27 |
【秘】 翠眼の ダビー → 痛覚鈍麻 ラサルハグ/* ありがとうございますわ〜〜〜! 褒め…テンガンの研修前後どちらかに『ナフのショウを邪魔した罰』として疑似排泄にはなるんですが…(クソ困惑) 描写はしませんけど、偉い人からも快楽という名のご褒美をいただけるのかもしれませんわね。ふはは。 まあ凌辱される側だけでなくする側としての道も拓けたのだから、業持ちになれる日もそう遠くないのかもしれませんわ。アドですわ。 ………本当あの男なんであんな元気なんですの?私もよく分かりませんわ???(褒めてる) 同じ従業員同士仲良くしましょうね コーヒー淹れますわ! 黒鳴者お嬢様より 愛を込めて♡ (-154) 2021/07/09(Fri) 13:17:56 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルはぐきさん「勝ち逃げ死してやる」 許さん「後追い死しますね」 サダル「アーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」 私「たのしい」 (-155) 2021/07/09(Fri) 14:39:36 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル昔々はハッピーエンド厨だと思ってたんですけど、ここ数年で味覚がわりと変わった結果みんなが悔いなく踊り切ったのならどんなエンディングも美味しく食べられるようになったんですよね 儚い願いが絶対に潰えるノーマルエンドも、手が届かない場所にいってしまったバッドエンドもそれは美しく愛でる対象になる (心が千切れて泣きべそかくけどそれはそれこれはこれ)(辛い!美味い!って苦しみながら辛い料理食べてるようなもん) だからまあデスハナでも遠慮なく他人の手振り切って花畑になったんですけれども (-156) 2021/07/09(Fri) 14:43:18 |
【独】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルだから同僚二人が死んだら永遠に苦しみ背負い続けるサダルやりきっちゃおうかな〜〜〜♡見ててねグラトニー♡スロウス♡ (-157) 2021/07/09(Fri) 14:44:07 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル降り注がれる賓客達の熱視線が男の痴態に群がっていく。 てらてらと様々な液体に濡れた肢体が快楽から逃れようと乱れる様を。 男としての昂りの果てへ無理矢理追い詰められていく様を。 達しても尚休みなく飢えた生き物にしゃぶられ尽くされていく様を。 カメラの無機質な目が余すことなく映し出しては記憶していった。 賓客達や従業員の上に君臨する王の考えによっては、この映像がばら撒かれたり男の別の研修中に利用されたりするだろう。 きっと男はこの陵辱が終わってもこれから先なお辱められる。その為の道具がここで作られる。他ならない男自身がそれを今生み出した。 飢えた触手と怠惰なる白蛇に絡まれる男の様子に、観客達は更に期待を膨らませる。 腹を空かせているのは何も異形の怪物だけではない。 男を取り囲むその全てが、男の持ち得る全てを奪い愛でて啜り上げ、骨の髄まで味わおうとしていた。 さあ、次はどのように愉しませてくれるのだろう──。 (*24) 2021/07/09(Fri) 15:07:38 |
ニアは、またかっちゃったな。 (a50) 2021/07/09(Fri) 15:08:12 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ「特別なことではない……」 自分の視界を狭める隔たりを取り払う。雁字搦めの価値観を解し、投げ捨てる。 自らが抱えているものは業であると、悪であると、そう名付けて自虐することを放棄する。 そうすれば自分は貴方のような強い人間になれるのだろうか? 貴方は己のことを強い人間だとは思っていないのかもしれない。ただ、人より境界線が薄れた器で、あらゆるものを受け止めているだけなのかもしれないけれど。 「…………むずかしいよ、アルレシャ」 女はまだ全てを受け入れ飲み干すことが出来ない。 幾ばくかの隔たりの向こう側で、女は困ったように首を振る。 ……ただし。 ▼ (-158) 2021/07/09(Fri) 15:40:53 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → ルビーの花 アルレシャ「……うん」 一口食べてしまった。 もう脳が味を覚えてしまった。 後戻りできない一歩を踏み出して、確かにその境界線は食べる前より薄れてしまった。 自分もまたグラスを掲げて貴方に応じようとする。 それからもまたどれだけ目に涙を溜めようがどれだけ嘔吐こうが、用意されたものを残さず食べようとするだろう。 だって、貴方が羨ましくて 「………………乾杯」 貴方が妬ましいから。 そうして、夜は過ぎてゆく──。 (-159) 2021/07/09(Fri) 15:41:43 |
サダルは、パイやアイスを食べながら思案する。 (a51) 2021/07/09(Fri) 15:42:10 |
サダルは、" "も、やっぱりお菓子と同様に『美味しかった』のを思い出している。 (a52) 2021/07/09(Fri) 15:43:46 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン絶頂の余韻も引かぬ間に、視界を奪われたまま、只管頭が焼き切られるような快楽を注ぎ込まれて、弛緩した肢体は最早されるがままになっている。 快楽から逃れようと腰をどれだけ逸らしても、何処までも手は追ってくるから諦観する。学習性無力感、ともいうべき反応。 四つん這いの体勢を崩し、倒れ込むことだけは、四肢に絡みつき、縛るものが許さない。ぎち、とその状態で縫い付けて。 “観客のお客様”たちに、より楽しんでいただけるよう、獣が犯されているような痴態を固定して差し上げて。そんな高尚なこと、触手が理解しているはずもないのだけど。 「───ッ、ぐ、ぁは゛っ! ……くそ、悪趣味も、大概にッ──ぃ!?」 背中に指が滑り、走る擽ったさすらも、今は甘い痺れと化して腰骨に走って。股間のモノは詳らかに快感から生まれる欲望を拾って、いきり勃つ。 ▼ (+29) 2021/07/09(Fri) 16:16:45 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン身体を丸めて荒い呼吸を繰り返し、“怠惰”へ、再び何か文句の一つでも吐き出そうとする。だがその前に、後孔を一回り太さを増した、男性器にも近い形のソレで擦りあげられて思わず口を閉ざした。 体力はまだ余っている。だけど抵抗できるほどの気力はもう無い。散々舐り尽くすような愛撫を受けた窄まりは僅かに綻びを見せていて、熱い視線を感じると呼吸でもするような蠕動をみせて。触手を押し当てられると、いやらしく吸い付くように。 だが如何しても経験の浅い穴は、どうにか異物を押し返そうとしていて。 痺れを切らした生物が獲物を腋から抱え無理矢理に立たせると── 「や、めッ……!っお゛……ッ!!」 ──その肉の棒の上に、腰を落とさせた。 自らの体重が重しとなって、引き締まった入り口を優しく、無情に抉じ開けていく。直腸にまで粘液が染み出していき、尻の全てが性感帯に作り替えられていく、ような。 ある程度まで挿入を終えられて、満足そうに触手生物は男の膝の下も支える。四つん這いとは違った、痴態を全て暴き出すような体勢。ゆっくりと突き上げられるたびに、気の狂うような快感が背骨を伝って脳天にまで登っていく。 (+30) 2021/07/09(Fri) 16:23:26 |
【秘】 局所的幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビーたった、ほんの少しの視線に気づく。気まずさ、焦り、戸惑い──そのなかに僅かに紛れ込んだ、何かの快感。 半透明の物体に弄ばれる彼の肢体に視線を移せば、そう、“半透明”だからこそ、その下で責め続けられる秘部が一切覆われてしまうことなく、カメラの、視線の前へ。 自分もそう変わりない格好であると気づく。だが、“意識してはいけない”と思考が警鐘を鳴らした。男たちの視線に、撮影機器の気配に、……顔見知りの表情。それらに快楽を貪っている姿を晒すことに、何か、“よくない気持ち”が、頭に染み込んでくる。 「く、見──……ッ ぃ、ぁア゛ッ!ッ……ん……!」 思わず咄嗟に“見るな”と言おうとしてしまい、『それが一番コイツらを喜ばせる』とどうにか抑え込む。が、葛藤を察されたのか、尻穴の内側を擦り上げるように、入り込んだスライムの一塊が悪戯に外へ出ていく。 一際大きな啼き声をあげ、腰を後ろに逸らす。嘲笑する男の声に、意識すればいつでも耳に入るもう一人の嬌声。 より浅ましく。より、この船の従業員に相応しく。身体だけでなく、精神も侵される。ここは、そういう場なのだと思い知る。 ▼ (-160) 2021/07/09(Fri) 16:57:17 |
【秘】 局所的幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー気が遠くなるほどの時間、腸内にスライムが侵入し続けて、どんどん腹が圧迫されていく。分泌された粘液が身体の内外を問わず擦り込まれて、僅かな陰茎への愛撫で込み上げてくる射精欲が、また淫靡に腰を揺らさせて。 時折スライムは二人に“慣れ”を与えないように、性器とそう変わらないほど敏感になった襞に背徳的な快楽を教え込むように逆流していく。不規則なタイミングで、熱い吐息と共に吐き出され、床に落ち、また腸へと潜り込んでいく。 胸部の快楽なんて微塵も知らなかったのに、今では尖りを摘まれれば電流が走ったかのように身体を震わせてしまう。 終わらない快楽の地獄に、頭が麻痺して。もしかしたら、まだ始まったばかりなのかもしれない。蕩かされた頭はそんな絶望的な考えにさえ、少しだけ……喜びを生んでしまった。 ようやく、全身に絡みつき快感を与えるもの以外の粘液が、尻に収まった。 腹の膨らみこそないけれど、まるで孕んでしまったかのように錯覚するような、腹の苦しさ。気を緩めば、すぐに決壊してしそうなほど、直腸までスライムが満ちていて。 長々と続いた淫らな演目を観終え、男たちは何やら道具を漁り始め、「そのまま我慢していろ」と言う。どうせロクなものではない。振動具でも用意しているのだろう。 排泄の準備はできている──しかし、してはいけない。生理的欲求に逆らう行為が、酷く身を苛んだ。 (-161) 2021/07/09(Fri) 17:10:51 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ「その悪趣味さえもを喰らおうとしていたあなたは… ああ、単なる一時の錯覚でしたか?」 悶え苦しみながらも吼え立てる獣を淡々とあしらって、 焦れたようにも性急な触手の動きとその暴虐に晒される男 抗う気力を失った哀れな玩弄物の姿に、 仮面の奥で、無感動な瞳を細めた。 「ねえ、テンガン」 悍ましくも奇怪な生物に背を預ける形となった男に、 "怠惰"はしなだれ掛かるように覆い被さる。 潔癖な白に覆われた指が、精巧な彫像のような腹筋を撫で上げて それから、汗の伝う顎をなぞり、頬を寄せた。 「今この時だけは、彼や観客に従順で居た方が あなたにとっても、楽なんですよ 」新たな餌食と早とちりをした触手が首筋を這い回る。 強制的に、けれど蟠る一方の熱にぞわりと皮膚が泡立って ああ、でも、今はただ、この役に殉じなければ。 だから、 白蛇は仮面をずらし、唇を奪い、その呼吸を呑んだ。 (+31) 2021/07/09(Fri) 17:22:18 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ息を詰め、逃がす先の無い快楽を叩き付けられ 耐えようのない熱に打ち震える男の快楽にわななく舌を やや体温の低く、二叉に裂けた舌がなぞり上げる。 人々を神に背くようにと唆す蛇 或いは、遍くを欺く二枚舌«スプリット・タン»。 職務の遂行に必要なあらゆる処置を受けた 優秀な裏切者、『工作員』の証。 『工作員のラサルハグ』は知っている。 壊れない為には、ただ全てを受け入れるしかない のだと。いつまでかはわからない、けれどこの船に身を置くのならば あなたはそれを理解するべきだ。 (+32) 2021/07/09(Fri) 17:22:49 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー【4日目】 「あああッ、…カハッ、げほッ!…ぁ、っぐうううう!!!あッ、ぁっ!はぁっ……!アっ……!」 もう不要だと言うのか。壊れた男は叫びが続けられない程、突き立て追い込まれ、最初こそ泣き叫んでいたがすぐに腹部の熱と圧迫感によって何度も咳込み、咽せる。 息を吸おうと口を開けても、その度に激しく抉られ追い込まれる。結果的に息だけでなく悲鳴が同じくらいの嬌声に変わり、壊れた機器の様にひたすら唾液と喘ぎ声を垂れ流している。 「ぅあ!ひっ…いッ……んあ゛っ!や、あぁあああ!!」 この時点で『前回』とは大きく違う。調整を受け、身体の浅ましさもそのままとは言え、精神がここまで弱り泣き叫ぶ事は、結局殆どなかった。こんな初日の研修だったなら皆無に近い。 ところが今はどうだ。全てを知った上で何もわからなくなった男は、もう目の前の快楽の受け流し方すらも考えられない。 ただ揺さぶられるまま、それでも過去の調教の結果、自然と”演者”の陰茎を接待し、同じ様に賎しく己の快楽にして相手を、観客を楽しませる声を上げるのが使命と身体は調教されきっていた。 ▼ (-162) 2021/07/09(Fri) 18:52:37 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー「す、……する、ぁああっ!…する、します、から…っ、……屈服、して、しまし、ぁあああああ!!!」 なす術もなく与えられる続ける刺激が、自分を苛む過去の記憶と苦しみすら、最早全部溶け、悦楽しか感じられなくなる。己の腹部に張り付くくらい持ち上がっている陰茎も何度射精してもすぐに勃起し達せられる。治まらないどころか、ぎちぎちに張りつめ、触れられていない際は白濁の混じった先走りと射精の後が混じりぐしゃぐしゃになる。 「ア、ぁああ……物、です、……俺は、おれは、もう、物でいい、から……」 彼の真意も、逃げ道も、用意してくれた優しさにも、壊れた精神は気付くことがない。けれど“反射的に”掛けられた言葉に応えようとする。 貴方を咥えた腹の中がその熱さを逃がさないとばかりに、食い締めに絞りとろうとする。気を抜くと持って行かれるくらい、回数をこなしたにも関わらずこの具合は、余程苛烈なことが行われていた証拠。言われても無いのに紡がれる言葉は、半年前に散々言わされようとされてきたもの。 「ア、ぁあああ!!ッします!しました、っああ!み、認めます、認めますからぁ!…ッ、俺は、…貴方の、物です、雌です……だからもう、……誓う、から…っ、……ああああ!!」 貴方の意図を知らないままこの宣言を行う事こそ、“貴方”に屈服の意を、所有の印を刻まれた事に他ならない。意識も無い状態に近しい状況でその答えが返ってくることがその証明だと、貴方は理解するだろうか。 (-163) 2021/07/09(Fri) 18:55:05 |
【秘】 翠眼の ダビー → 光彩楽禍 テンガン「見な…ッ、見ないから、んぁ、は、…ん、ッあ──…!」 互いに隠しようのない嬌声を重ね、その中で青年が吐き出した言葉は無自覚の内に下卑た男を、カメラの先を悦ばせるものとなる。視覚情報を自ら遮断していたことによってスライムの動向を見ることもままならなかった青年は、腹の内からうねり出て内壁を擦っていく強烈な刺激に一際高く啼いてから白濁を吐き出した。スライムの端がそれを掬い取って肌に塗るしぐさですら背をのけぞらせ、身体ばかりが快楽に打ち震える。 そんなことを何度繰り返されただろう、長く続く淫靡な地獄は思考を白ませいっそこの時が幸福であると錯覚させるかもしれない。実際、あなたとともに作り替えられている青年はすっかりこの状況に溺れている。とはいえやはり、すっかり張ってしまったような苦しさを覚え排泄行為を求める肉体には僅かに残った理性が反発しているのだろう。スライムの殆どが腹に入った際にようやく解放された両手で椅子を強く握って耐えていて、男達が道具を漁る意味を理解するまでに至らない。 「……あ。…嫌、いやだ……」 だから。男の持ち出したマッサージ器が、男が眼前にちらつかせたマッサージ器が震えるのを見て、ようやく目的を察して息を飲んだところですべてが遅く。震える先端が下腹部にゆっくり近づけられていく様を見つめ、首を左右に振ることしかできない。 (-164) 2021/07/09(Fri) 19:03:11 |
【秘】 陶酔トリップ バーナード → 暗殺者 ナフ「……1か、ら?……準備……?ぁ、っぐ……」 浮かんだ疑問もすぐに刺激を与えられると、少しでも声を出さないように奥歯を噛み締めて堪える。耐え続ける。 けれどイかせる気がない事に、むしり焦らされている事に気づくと、困惑めいた目が時折そちらに向けられる。目的がわからないほど不安なものもないからだ。 「……は、ぁ……っ……ナフ……」 辛い。薬の上で寸止めされた状態では刺激が足りすぎず、腰を揺らし足を動かしても望むものが与えられない。普段なら威嚇し続けるか、意地でも矯正を堪えるのに、半端にフラッシュバックした痴態の上、入った自白材が、貴方に助けを求める様に声をあげた。──その確率を上げるために、ずっと甘い言葉を吐き続けていたのだから。 (-165) 2021/07/09(Fri) 19:06:32 |
【置】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル人は生まれた瞬間から不平等だ。 血筋も選べず、親も選べない。 親が屑だったとしても力無い子供は抗うことさえできやしない。それなのに親が積み上げた負債や因縁、触りたくなかった遺産は全てそっくりそのまま子へと押し付けられるのだ。 この世は理不尽で溢れ返って腐っている。 自分は何も持たなかったからただひたすらに相手を羨んだ。 有無を言わせず相手を捩じ伏せる暴力。指一本触れずとも思いのままに相手を動かす権力。大抵のものなら望めばなんでも手に入る財力。 力を持っている奴らが憎らしく、妬ましい。 傷ついた相手に寄り添う優しさ。明日に繋がる道を切り開く勇敢さ。周りに涼やかな風を運ぶ清らかさ。 眩しい光を持つ奴らが憎らしく、妬ましい。 無いものねだりをすればするほど、己の中にはどろりとしたものが溜まっていく。 この世界が嫌いだった。 でも、自分も嫌いだった。 嫉妬を燃やして相手を傷つけ落としたいという感情を抱えなければ、もう動けなくなっていたからどうしようもなかったのだけれど。 (L1) 2021/07/09(Fri) 19:09:55 公開: 2021/07/09(Fri) 19:30:00 |
【置】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルギャンブルは限りなく理不尽で、限りなく公平だ。 勿論少なからず心理戦や読み合いが生まれるゲームもあるし、違法な場所では胴元側がイカサマや培った技術で結果を歪ませる事だってある。出来レースだって横行していることもある。それはどうしようもないのだが。 でも、純粋な運だけの勝負においては皆が平等だ。身分も地位も性別も年齢も全て関係ない。 だから私はギャンブルを気に入っていた。 巻き上げられた側から巻き上げる側へと立ち位置を変え、多くの人と勝負した。 恵まれた奴が負けて私の目の前で顔を歪ませているのを見るのが何より好きだった。地に落ちて破滅する姿を見ると胸がすく。頭の奥に甘い痺れが走ったし、仄暗い悦びが身体を蝕んだ。 ……けれど、こちらを喰い殺すような、捩じ伏せるような瞳をして本気で勝負に挑む人だっている。チップの先にある金の山や欲望などには目もくれず、眼前にある勝利への渇望を剥き出しにして挑んでくる人たち。 そんな人と勝負するのは純粋に楽しかった。 本当に、ただ、楽しかったんだ。 ……きっともう、ディーラーじゃいられなくなるけれど。 (L2) 2021/07/09(Fri) 19:11:10 公開: 2021/07/09(Fri) 19:30:00 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 暗殺者 ナフ「……でも…私…いつも…いつも見てるだけ… 何もしてあげられない…。」 涙を溢す少女に天使が穏やかに語りかける。 この狂った客船で何もかもを奪われて、それでも尚、穏やかに少女を気遣いあやす少年は確かに天使と遜色がないだろう。 涙でぐちゃぐちゃになった顔をあげる 腕で荒っぽく涙を拭えば赤くなった鼻を鳴らしてから 少しばかり腫れた目を細めて微笑んだ。 「…その前に手紙のお返事をさせてください。 『私でよければ、いくらでも話をしましょう。 美味しいパイと紅茶を用意して、飽きるまで。』 …沢山、お話ししましょう。ナフ様がいない間もパイを焼いてたんですよ。」 そう伝えてから行きましょう、と貴方をレストランへ誘導することだろう。 (-166) 2021/07/09(Fri) 19:19:00 |
【秘】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル → 翠眼の ダビー/* ごきげんよううにさんこと78円お嬢様、折角擬似排泄と研修で盛り上がっているところごめんなさいですわ。 質問なのですけど、ダビーが落ちた後彼の商品などはどうなるのかしら? もし可能であればサダルが空いた時間にダビーの商品としてリボルバーと数発の実弾を購入した、という事にさせてほしいと思ったのですけれど、もうボッシュートとかされてるかしら……? (-168) 2021/07/09(Fri) 19:23:52 |
【置】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルああ、でも。 教えられたんだ。 結局、ディーラーを見てくれている人なんていないのだと。 みんな眼前のゲームの結果と、チップの向こう側の未来や欲望ばかり見ていると。 ……私を見てくれている人は、どれくらいいたんだろう。 (L3) 2021/07/09(Fri) 19:29:44 公開: 2021/07/09(Fri) 19:30:00 |
【独】 観測者 ゲイザー▼日記 ひどい目あうのは決まって私の大切な人たちだ。 もう嫌だ嫌だいやだいやだいやだ なにもみたくない。 かみさま、わたしがなにをしたというのですか。 (-170) 2021/07/09(Fri) 19:30:23 |
ニアは、さっちーのことが好きだ。やな部分も含めて。 (a53) 2021/07/09(Fri) 19:32:32 |
【独】 陶酔トリップ バーナードPL予想だよ!!!実は知ってる人!! 2割しかいない!!おしまい!!! (全員敬称略ですわ!!) テンガン:あど ニア:いがら ナフ:音水 ラサルハグ:許 アルレシャ:赤井はぐき ハマル:はんぺん太郎 アンタレス:櫻 サダル:もちぱい ムルイジ:れじ。 キエ:しろたえ ダビー:歩坂(うに) キファ:ボブ カウス:へるつ ゲイザー:なつ バーナード:ポルティ (-172) 2021/07/09(Fri) 19:44:27 |
ハマルは、仮面をひとつまたひとつと過ぎていきます。 (a54) 2021/07/09(Fri) 19:48:07 |
【秘】 翠眼の ダビー → 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* 今気付きましたわお嬢様。御機嫌ようお嬢様、お嬢様ですわ! 実は商品周りは誰にも託さず手付かずなのでまだ部屋に置いてあるんじゃないでしょうか。 というわけで諸々の購入大歓迎です問題ありません!お買い上げありがとうございます! (-173) 2021/07/09(Fri) 19:48:27 |
キファは、運命なんてものはなければよかったと思っている。 (a55) 2021/07/09(Fri) 19:48:37 |
ハマルは、見つけられません。遊びは遊び。それだけです。 (a56) 2021/07/09(Fri) 19:48:56 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナード【4日目】 観客が思い思いの欲を満たし騒めく。ある者は蕩けるような笑みであなたの精を欲し喉を鳴らし、ある者は獣のごとき眼差しで二人の体液でぐずぐずとなった二人の交接部を見つめ、またある者は舞台を見下ろす素振りで堕ちたあなたを嘲笑う。 ただ、その視線をあなたとともに受ける"演者"の中には、全く異なる感情が荒れ狂い、その全てをあなたに向けて打ち付ける。『前回』はこのような姿になり得なかっただろう?『今回』の"従業員"をここまで乱しているのは誰だ? 『前回』があろうとも、半年間に重ねられた肉の数がこの結果を招いていようとも、今この男を犯し屈服させているのは、俺だ。 容赦ない責め立ての果て、あなたの身体からベッドシーツに伝い落ちた白濁がたっぷりとベッドに染み付いた頃、あなたの口が紡ぐ『今までの誰もが言わせられなかった言葉』を聞いて、 「く、ッは、あははははは!!言ったな、言ったなバーナード!」 ああ、とても気持ちいい。自分を屈服させた男をこうして見下ろし、一挙動だけで喘がせ、そうしてようやく示させた雌であり"俺の物"であるという誓いが心を震わせる。 もう、俺のものだ。誰にも渡さない。 ▼ (-174) 2021/07/09(Fri) 19:49:28 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナード具合のいい内壁にもてなされた己の昂りも当然限界が近い。催淫剤を飲んでいるのだからなおさらだ。手加減の素振りも見せずあなたの身体の負担も考えず、青年はただあなたの腹の奥を昂りで抉り、より深く、より奥へと熱を突き立てる。誰よりも奥をとこじ開け突き上げると同時、白みどろついた欲望をあなたの奥に注ぎ込んだ。 …ほんの少しだけ余韻に震えた青年はすぐさま陰茎をあなたの内から引き抜きベッドを降りる。仮面だけが青年を隠し、白濁を纏い未だ熱の収まらぬ下腹の熱を観客の前に晒したまま恭しく頭を垂れて。 「これにて『今回』の"研修"を終了いたします。半年の時を経てようやく屈服を示したこの雌は後日改めて皆々様の閨にてご挨拶させていただくことでしょう。本日の"調教"を務めさせていただいた私もきっと、ええ、皆々様がお望みになるのなら!それでは、…ありがとうございました。」 閉幕の言葉とともに暗く落ちていく照明と引いていく騒めきの中で、拘束は全て外され、濡れたベッドごとあなたは運ばれていく。この船内の医療技術によって右目が治療されるのがいつになるのかは今のあなたにはまだ分かりようがないが、青年がショウが終わってからも暫くの間あなたに寄り添い続けた体温くらいは分かるかもしれない。 "──そばにいる。ずっと、そばにいる。" そんな囁きが何度も、何度もあなたに降り注いだ。 (-175) 2021/07/09(Fri) 19:50:45 |
ハマルは、勝ちばかりでは面白くありませんからね。 (a57) 2021/07/09(Fri) 19:50:57 |
ハマルは、それもまた一興。 (a58) 2021/07/09(Fri) 19:51:21 |
【神】 底知れぬ ニア「あ、あ〜聞こえてない[獅子animalさんへ] 「従業員体験をしたい!バイトしてみたい! もしくは、船の裏側を見たい人はぁ……」 「 ニアを選べ 。運次第っすけどね」 (G0) 2021/07/09(Fri) 19:52:00 |
陶酔トリッパー バーナードは、メモを貼った。 (c144) 2021/07/09(Fri) 19:56:18 |
サダルは、とある者の部屋を訪れる。 (a59) 2021/07/09(Fri) 19:56:33 |
【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナード/* というわけで無事〆られましたわね…! 本当にお互いにお疲れ様でした、ものすごく素敵な時間を駆け抜けたなぁという満足感で今は胸がいっぱいですわ!なおn分後(エピローグ) エピローグが終わるまでもおてて繋いで楽しく駆け抜けましょうね。愛を込めて。 (-178) 2021/07/09(Fri) 19:56:45 |
サダルは、代金を置いてリボルバーと数発の銃弾を拝借した。 (a60) 2021/07/09(Fri) 19:57:16 |
【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔トリッパー バーナード「………」 ここで手を止めて、毒が抜けるのを待つなんてことが 少年には選択できなかった。 したくとも、クライアントの意向に背くことで家族に被害が向く方が怖かったのだ。 普段の暗殺の方が、よっぽど楽だと思った。 人を生かしておきながら、逃げられないようにするのは少年には難しすぎるから。どうしても、情が出てしまうから。 その声を振り切るように、快楽を与え続け 錯乱と快感で混乱させた状態にすると。 少年は一度会場の様子を見に行くために部屋を出て行くだろう。 抽選で連れていかれる人間と一緒に引き渡すのが楽だろうかと思ったのだ。 しかし―――少ししたら戻る、と告げた後 少年が戻ってくることはなかっただろう。 (-179) 2021/07/09(Fri) 19:58:22 |
ハマルは、ムルイジとバクチしてみたかったなぁ。 (a61) 2021/07/09(Fri) 19:58:33 |
【置】 ルビーの花 アルレシャ幕が下りる。酒と香水の匂いの中、あぶくのように拍手の音が爆ぜた。 天鵞絨の目隠しの前で、はだかの王は深々と頭を下げた。 豪奢な宝石、真っ赤なルージュ。役者が見窄らしくては務まらない。 ほとんど何にも隠されない乳房と男性器を備えた真っ白い象牙の身体は、きらきらと七色の照明を受けていた。 船旅の中でいつの間にか並び立つ同僚たちは壇上を降りてひまったが、女は隣に在るものがいるように横に手を伸ばして頭を下げた。 舞台劇の終わりに、演者達が揃って挨拶をするかのように、両手に虚空を握り締めて。 「本日はわれらのショウをご覧いただき、ありがとうございました。 もうすぐ海の上で揺られるのも終わり。地上に足をつけるのは名残惜しくなってしまったでしょうか? なんなら、もっと船にいらしたって構いませんよ!」 どっと笑い声が溢れた。迫力のあるショウが途切れて、客達の心も緩んできているのだろう。 短い口上に耳を傾けながら、どれほどそれを確かに聞いているのか。酒気に霞んで、本質は見えない。 「カッサンドラはみなみなさまの再度の乗船をお待ちしております。 耳を傾けられぬひそやかな予言が、皆様の娯楽となりますように。 笛吹き男の演奏が、皆様の大切な人を攫っていってしまいませんように。 またの機会に、われらの姿をご覧にあれ。 それでは、これで、本当にさらばでございます」 パラパラと降り注いだ拍手はやがて大嵐となり、すべての演者の頭に届くことだろう。 舞台に上げられたもの、舞台を知らぬもの、舞台を見つめるもの、舞台を探すもの。 けれど此度の演目は、これにて、きっかり、ほんとうに、お終い。 (L4) 2021/07/09(Fri) 19:59:08 公開: 2021/07/09(Fri) 20:00:00 |
ハマルは、サダルにもいろんな遊びを教えてもらいたい。またカジノに行こうかな。 (a62) 2021/07/09(Fri) 19:59:11 |
【墓】 陶酔トリッパー バーナード男は傲慢だ。人の精神を掌握するのも、驕る物を叩き落とすのも、屈服させる対象は反抗的であればあるほどいい。 その思考が俗で、屑で、下衆で悪趣味なのも理解している。他者を甚振る事に快感を覚え、苦悶の叫びは征服欲に変わって高揚し、自分に向けられる憎悪は、それが深ければ深い程。相手の人生を狂わせる程に男を酔わせる。 ただ、それらの欲望が自分に向けられた時、その捌け口として扱われた時、『自分もそうだから』と悟って賢く動けるほど、虎視眈々と利用できるほど振る舞えるほど、割り切れる程に男は賢くなく愚かだったからこそ、その日『壊れた』だけだ。 (+33) 2021/07/09(Fri) 19:59:33 |
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