【人】 こどもの アルレシャ>>@0 ブラキウム 「まだいってないところ、あるもんね。ぜんぶみなきゃ!」 その隣に寝転がって夜空を見上げます。アルレシャは星空も好きですが、青空だって同じくらい好きでした。 「ママはねぇ〜、やさしくってー、あたまにリボンしてるの。 アルのリボンはママとおそろいなんだよ!」 その後も服飾や出来ることについて話は広がります。聞いていると、アルレシャがお母さんの真似をしていることが伺えるかもしれません。 「それでね……アルたちがいるくにをつくったのがママなんだよ! すごいでしょ!」 (0) 2022/01/17(Mon) 21:55:43 |
【赤】 婉容 ラサルハグ/* そうですね、物理で攫ってしまいましょう。 ということで日付が変わってしまいましたので……ロールの方のお返事をしますね。お待ちを。 (*1) 2022/01/17(Mon) 22:15:10 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「そうだね、そのときは高い高いだ。 綺麗な景色にきっと城主もお喜びになる」 「頼りにしているよ、鯨。 私も遅れをとらないよう、頑張らせてもらおうかな」 (*2) 2022/01/17(Mon) 22:22:23 |
【赤】 彷徨民 ウミ『つ か ま え た』 がおー。 ひとりでいた城主をぎゅっと腕の中に抱えて鯨はあなたのもとへ。 他の人に見つからないよう、泳いできたでしょう。 (*4) 2022/01/17(Mon) 22:48:35 |
【赤】 婉容 ラサルハグ金魚は鯨の帰りを今か今かと待っていた。 身体が大きく不思議な力が使えるようだとはいえ、ひとりで行かせたのは失敗だったのでは ──と。 そうこうする間に、城主を攫い戻ってきた鯨の姿を見つけると、顔を上げて綻ばせた。 (*5) 2022/01/17(Mon) 22:55:50 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「── おかえり、鯨。 城主様には楽しんでもらえたかな?」 鯨と城主の姿を柔らかく見つめた後、コートの下に手を伸ばす。 ……すぐに、手を戻し。 「何はともあれ、上手くいったようでよかったよ。 もとから姿を見せない城主様だから、消えたことには誰も気付かないのかもしれないけどね」 (*6) 2022/01/17(Mon) 22:59:27 |
【赤】 彷徨民 ウミ『ぎゅーんとお城のてっぺんまでお散歩した』 『きっと楽しんでくれた!』 ねー。と問う鯨の声に、城主はなんと返したか。 『帰りたい人はいっぱいだから、その内気付くんじゃないかな』 『帰り道、知りたい人きっと多い』 城主を抑えたまま、あなたは何をするのだろうとじっと見ている。 (*7) 2022/01/17(Mon) 23:08:43 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ふふ、そうかな。 どう見ても、帰り道を素直に教えてくれるような城主様ではなさそうだけど」 それでも探す人間はいるだろうか。 溺れるものは藁にも縋るとも言う。 「 ── いい加減、怖気付いていないで仕事をしてくれないかな 」もう一度コートに手を入れ、ひとりごと。 ゆっくりとその手は、複雑な模様の沢山刻まれた銃を取り出す。 大きなコートは、これらを隠すための蓑である。 (*8) 2022/01/17(Mon) 23:29:32 |
【赤】 婉容 ラサルハグ── 銃の引鉄は、固い。 はぁ、と短く吐息を漏らす。 「私の方からおもてなしは出来ないようです。 申し訳ありませんね、城主様」 (*9) 2022/01/17(Mon) 23:31:59 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「あんだ?さっきそうかと一瞬思ってそうな顔してなかったか?……まあどっちでもいいがね、俺は。」 貴方にも責任がある、と確認に来た時の事を言っているのか。 例えそうでも、そこまでの表情をしていたか、事実はどうにしても男の被害妄想がかなり激しい部類なのだろう。繊細と言えば聞こえはいいが。 「あ?お前らが散々責めて来たんだろうがよ。 マナーだの品位だの子供に優しくだの。世間様のルールを守れない“大人”はみんなクズって品評されるのが世間ってもんだろ。違うか?」 (-5) 2022/01/18(Tue) 0:02:16 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ/* 占いました〜!智狼さんなの確認しました! 噛んで貰えるならそれはそれで嬉しいですが、少しやるロールがある為、噛み対象に決定したかしなかっただけまた頂けたら助かります〜!(時系列の調整などで) ここで狼さんなの聞いてもいいんですが、ロールで噛み先を決めているなら時空改めた方がいいですか?噛みロールで何かするなら今のままのほうがわちゃわちゃしないのかな〜 (-6) 2022/01/18(Tue) 0:05:22 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>1:95 イクリール 「まあ説得が効く相手には俺も見えなかったがね。 そもそも最悪の方を想定してろ。こんな金持ちが塀一つ壊された所で大した事はないが、俺らは困るだろ」 穏便に、と言うのはもうこの数回の対話で彼女がその様な性格なのはわかった気がするも、それはそれ。 「ちゃん、はいらねーよ。32にもなってちゃんをつけられる奴がいるか。そっちがそれ以上に年上って言うなら別だけどな」 女性に年齢を、と言うのはタブー。理解していますし嫌味ではなく、単に自分より年下だろうと思ったからこそ出た言葉。 「……俺はアイツらと馬が合わねんだよ。特に子供は嫌いだ。 行くなら途中まで。広間の傍までは行ってやるから、それで我慢しろ」 手は、少し見たものの、ふいと逸らして片手はポケット。片手はリュートを持ったまま、先導するよう歩きだす。 (1) 2022/01/18(Tue) 0:13:17 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ「ああ、していないよ。 そもそもここに来たのも、別に君と話がしたかったわけじゃない。 煙草を吸いに外に出たら君がいた。 それだけのことさ」 ここまでの会話も世間話。 それ以上のつもりもなければそれ以下のつもりもない。 探りでなければ己の正当性を確かめに来たわけでもないのである。 ただひとつ、目的があるとすれば。 ── あなたの事を知る、ということだろう。 「ルールを守れない大人が、屑……かい? 面白いことを言うね。 その程度なら、いくらでもこの世にはいるじゃないか」 思わず上げそうになった笑い声を抑えるように、煙草に口をつけ。 「本当の屑と言うのはね、その程度では測れないものさ。 私には、君は屑には映らないよ」 (-7) 2022/01/18(Tue) 0:14:50 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ/* 呪狼PLには、2日目の犠牲者は占い役職に、という話はしてあります。 この時間は1日目とも2日目ともとれるゆる時間軸なのでここから襲撃でも構いません。 その場合、城主の協力者であることがバレてしまったので口封じに消した、という形になるかと思います。 そうでなく仕切り直す場合は、こちらから何らかの理由をつけて襲撃に伺わせて頂くことになるかと。 参考までにどうぞ。 (-8) 2022/01/18(Tue) 0:18:41 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「あんだぁ……?」 のろのろと立ち上がり、扉をひらくと目の前に姿はない―― のではなく。 下を向くとアルレシャが枕を持って突っ立ていた。 「……。 …………」 目頭を押さえた。 これはあれか。 一人で寝れないから一緒に寝ようというたぐいの、その。 「……、一緒に寝に来たのか。ちび」 どっこらせ、と。 しゃがみこみ、同じように視線を合わせた。 まずはきちんと話をきいてやろう、話はそれからだ。 (-9) 2022/01/18(Tue) 0:36:02 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「なんだ、元々貴族のお嬢さんか。 そりゃそうだわな、領主夫人になるなんざ……そんなもんだ」 自由がない女だったんだろう。 それが貴族の義務というのなら仕方ないのだろうが、自分はそういう生活は御免である。 「お前サンそれじゃあ自由に恋愛っていうやつもしたことないんじゃねぇのかィ。 寂しいもんだな、 せっかくの美人が勿体ねぇ 。まぁ人のことをとやかく言う立場じゃねぇけど、折角ここは家じゃねぇんだ。 少しくらい自由を満喫してみたらどうだい」 調査は調査としてな。と付け加え。 情報のことを言われれば、「あいわかった」と深く頷いてみせるだろう。 (-10) 2022/01/18(Tue) 0:41:37 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「幾ら俺もそこまで自惚れてねーよ……顔を合わせた時に確認したい程度かって意味だ。…………。」 貴方の解答が事実であれ否であれ。それ以上その話題は口にしない。そう言ってそうでなかったケースの方を山程見て来た。 だからと言ってそれで更に噛みつくほどの元気はもう無いし、薄々、目の前の彼女に勝てる気が全くしないのを感じている。 戦闘力はまだしも、それ以外の全てにおいて。故に、だからこそ、ただの会話ですら責められているように感じるのだが。 「幾らでもいるわな。 だが、子供と大人が同じ行動をしていたら許されるものも許されない。王とその辺の凡人が同じ行動をしていても許されない。 ……俺は王なんてもんじゃ全くないが──ただ、一般人よりも遥かに許されなかっただけだ。お前だって似たもんじゃねぇの」 笑われそうになった気配には不快そうに目を細めただけ。 「アンタ、大分“上”の階級だろ。仕草に見覚えがある」 (-11) 2022/01/18(Tue) 0:57:18 |
【赤】 彷徨民 ウミおやおや。 銃を取り出したあなたを見る。 これが、夢を見るための道具なのかな。 けれど、待てども鉄の塊が鉛玉を吐き出す気配はない。 『金魚のはできない?』 『なら、鯨と高い高いだ』 城主を抱えたまま、上へ上へと浮かぶ。 ―― 引き止めなければ、鯨はジェットコースターのような動きで宙を駆け回る。 そうして何度か視界から消えた後、あなたのもとへ手ぶらで戻ってくるだろう。 (*10) 2022/01/18(Tue) 0:58:00 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「知らなくて済むなら俺も知りたくなかったがね……。……。」 言うべきか躊躇するように迷って、一息溜息を吐く。 「──祭り事に携わる一族だったんだが、俺一人だけが出来損ないでな。何一つ役目を果たしゃできねぇ。 ……俺が仕えた姫さんはそりゃあもうカンカンさ。当たり前だわな。俺だってその立場だったら、不快で仕方ないだろう。他は皆有能なのに。 かと言って簡単に補充できる一族でもない。だから殺せないのさ。それこそ“親”としてなら種馬代わりにはなるとか、な。──この歳だ。今更役目を果たせるようになるのは、もう誰も期待してねーんだわ」 とは言え、そんな存在はその宮にとって“汚点”である事は間違いないだろう。消せない要因は幾らでもあっても、自棄になった侍女辺りに暗殺依頼でもされかねない。『ゴミを排除したい』の意味は、そう言う事だろう。 「ま、万が一運命かなんかで依頼されりゃ、見逃して断ってくれると助かるがね。多少の金なら出すさ。……苦痛なく殺せるって言うなら、受けてもいいけどな」 竪琴──正確にはリュートハープか。に視線をやって笑う。 「死にたくないとは言わないが、簡単に殺されるのも癪なんだよ。男なら気持ちわかんだろ?……別に、人相手には基本は危害を加えられねえ限り使わねえよ。お前と似たようなもんだ」 (-12) 2022/01/18(Tue) 1:09:21 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「お前サン……その 竪琴以外の楽器 を試したことはあるのかい」なるほど、祭り事に携わる一族ときた。 祭司の家系だとか、そういうものなのだろうが、案外この男、身分が高いのではなかろうか。 ただ、少なくとも……男自身の能力というわけでないのなら、楽器を変えれば妙なことにはならないだろう。 「種馬とか言う話になるってこたぁ、その一族でないとならん理由でもあるってことか。 しかし男はまだまだこれからだろうよ? 俺からみりゃお前サンは十分色男だ」 それとも何か。 女と添い遂げれない理由でもあるのかと訝しむようにあなたを見やる。 「依頼っつーのは早いもの勝ちだろ。 俺はその信頼は裏切らねェよ。見逃すのが依頼なら、お前サンを殺すという依頼は受けられねぇよ」 仕事は信用第一なのだから。 そこに金額の差なんてのは関係がないのだ。 「理由はわかるぜ? 誰だって……理不尽に殺されたかねぇ。 そんなものを望むのは……よっぽどこの世に未練なんぞないやつらばかりだ。 でもまぁ……安心しな、今受けてるのは殺しの依頼なんかじゃねぇからな!」 (-13) 2022/01/18(Tue) 1:36:36 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ女もわざわざ、偶然同席したあなたという人間を知ろうとしただなんて口に出したりはしない。 ここにいたのがあなたでなくても成立した世間話だ。 わざわざ口に出す必要もないだろう。 「見覚え、……へぇ、そう」 それより興味を引いたのはその言葉だった。 「階級という言葉に括るなら、私は上位の部類かもしれないね。 その上横暴も横柄も許される側の人間さ」 横暴も横柄も許されると自称するその女は、そう言いながら携帯灰皿で丁寧に吸殻を回収する。 「許されない立場の者も、いるだろうね。 そうして縛られると反発したくなる人間がいるのも確かさ」 「── キミは、そちら側の人間かい?」 そして2本目の、煙草に火をつけた。 (-14) 2022/01/18(Tue) 1:37:46 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>2 イクリール ミズガネくん。でも微妙な顔をしたが、これ以上言っても聞かなさそうな女だと察して、幾度目かの溜息を吐いて諦める。 下手に言い張って悪化するよりマシかとの判断だ。 「クールとは言わねーだろ…人付き合いが嫌い… いや、もういい…」 諦めた。寂しそうな顔は見えた物の、すぐに視線を逸らして見なかった事にする。見ない事にするのには慣れている。 「あのなぁ……子供じゃあるまいし、俺もあんな城壁で死ぬつもりはねぇよ。って言うか32……。……そう言うお前こそ何でいきなり薬草集めてたんだよ。何に使うつもりだったんだあれ」 話し嫌いに人嫌い。ですが、このままだとずっと自分の話になりかねない。 となれば相手に話しを振るしかない、と話題を投げつける。 (3) 2022/01/18(Tue) 1:38:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「……。そんな身分でやってんのがガキの面倒か? ノブレスオブリージュとか古臭ぇのを律儀に守ってんのかよ」 可能だけど行わない。 少なくとも一般的にわざわざ行うのは、本人の性格性質を聞かなければその耳にタコができそうな言葉くらいだ。 「違う。」 「──そうなるはず“だった”だけだ。」 キッパリと断言した。 なおこのタバコを吸う間にも、貴方がここを訪れた時にも、男は常にリュートを持っている。……今はバルコニーの手すりに置かれて腕の下敷きだが。 (-15) 2022/01/18(Tue) 1:53:35 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ/* 了解しました〜!このバルコニーの流れでそんな感じにならなさそうなら仕切り直しでお願いするかと思います。大体の事は出来ますのでそちらに何か希望か案があれば合わせますね〜。 (-16) 2022/01/18(Tue) 1:56:11 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「コイツは特殊な楽器だ。一人に一楽器与えられる、そんなレベルの物だ。……それでも、俺が弾けねえものだから、無理を言って兄弟の借りたり、過去に使われていた骨董品を治したり、全く関係ない市場に回ってる物も弾いた。……けど……。」 帽子をかぶり直す。何回目だろうか。 もう手を離しても、目が見えなくなる程に。バツが悪い。──それが誰に対してなのか、もう男は考えたくない。 「──何を試して、弾いても。全部、同じ結果だった。 ならもう、俺に原因があるとしか言えないだろ。」 「……そらそうだけどよ、こんな明らかに“ハズレ”が生まれやすいのと誰がそう言う関係になりたいと思える?まだ兄貴が俺の分作る方がいい。 ……初めてのケースだから処分されてねえようなもんかもな。前代未聞らしいぜ。クソッタレが。もっと良い事で起きろってんだ。正直女を抱く気すら起きねえよ。相手は皆人を見下してるような連中だぜ。……萎えるだろ、そんなの」 強がりだ。もうそれは、萎えるなんてレベルじゃなくて。 完全に心が折れ切っている。罵倒された言葉が、目が。男の心を恐怖に染め上げている。そんな状態で人を抱けるはずがあるわけがない。 だからこそ生きる為に粋がってるのか、もう諦観でこの態度なのかは不明だが。 「お前は形見とやらの為には意地でも死ねなさそうでなによりだな。……殺すなと金を積もうにも突然投げ込まれたから手持ちがねえ。口約束で何とかしてくれ。 ……しかし、殺し以外の依頼?ここでか?外で受けてたって言う奴か?」 (-17) 2022/01/18(Tue) 2:07:36 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ああ、すまないね、鯨。 私の分も、城主様のおもてなしをお願いするよ」 溜息と共に、銃をコートの中に戻す。 気紛れで仕方のない相棒だ。 代わりに次の機会は思う存分力を発揮してくれるだろう。 やや釈然としないながらも、あなたの帰りを待つこととなる。 (*11) 2022/01/18(Tue) 2:10:16 |
【独】 酔吟 ミズガネことりロールしようとしてたけど罰のように目の前にことりが現れた・・・・そして本家には全く勝てない・・・・助けてくれことり・・・・・何なら今ことりに殴られてたわ・・・・・・もう俺は思い込みを覚ます・・・・ 俺はポルティ! 俺はポルティ! 俺はポルティ! よし!長文と深夜タイムフィーバーの開始だぜ!!!!!! (-19) 2022/01/18(Tue) 2:37:57 |
【人】 酔吟 ミズガネ「んー……パスタの気分じゃねーしなー……」 イクリールといるのは別の時間軸。 流石にホットドッグや軽く持っていけるものは飽きたので、広間に顔を出して何か物色している。 (4) 2022/01/18(Tue) 2:57:17 |
【人】 魔女 イクリール2日目。 目が覚めた後お庭で一人、魔女は考え事をしています。 舘の主の断りもなく採集したハーブは数種類。 手持ちのカバンに持ってきた分を含めても、求める量にはすこしたりませんが、とりあえずは満足です。 「舘の主様は私たちを閉じ込めて何がしたいのかしら〜」 コキの蕾とケランの実を乳鉢ですり潰しながら一考します。 ふわりといい香りが漂ってきたら精製水を少々。 「不安になってる子もいるみたいだから、何とかしてあげられたらいいんだけど……」 考え事をしていても、製薬の手順を間違えたりはしません。 (6) 2022/01/18(Tue) 4:58:06 |
【秘】 欠けた星 スピカ → 婉容 ラサルハグ「褒めてくれるの、なんだかくすぐったいわね」 君の話におとなしく耳を傾けていたが、最後まで話し終えて微笑むのを見て数歩距離を詰める。 困ったように、けれど心配そうに眉を下げながら夕焼け色が君を見つめた。 「不安で余裕がない時にこそ落ち着けるのは凄いと思うけど。 逆を言えば、今貴方も少なからず不安で余裕を無くしているってことかしら。 ……辛くなったらすぐに言うのよ。子供達に見せたくなくても、私とか大人にはせめてね。 冷静に振る舞う人ってとても頼りになるけれど、だから皆から『あの人は大丈夫』って軽んじられて、溜め込みがちになる可能性もあるでしょうから」 (-23) 2022/01/18(Tue) 5:05:22 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「びっ……美人って。あ、貴方ね、既婚者だって知ったそばから揶揄うんじゃないわよ!」 声が何度かひっくり返った。 忙しなく眼鏡のズレを直しながらもごもごと口を動かす。耳が赤い。 「いいのよ。恋愛だなんてよく分からないものに現を抜かしている暇なんてないわ。私は私の役割を果たすことに注力していればいい。 それに、自由を満喫するだなんて……」 言葉が一瞬途切れる。 「……なんだか子供みたい。私はもう大人なのに。 自由って何すればいいのよ。貴方ならどうするの、アマノ」 /* PL連絡の返事をし損ねていたわ。見落とし、あるあるだから気にしないでいきましょ。秘話ぴょいお付き合いありがとう! (-24) 2022/01/18(Tue) 5:18:31 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「なるほどねぇ。 そりゃ確かにお前サンの力ってことになるな」 どの楽器で試してもそうなるならば疑いようもなくそうだろう。 とはいえ一人1楽器という事なら、自分の楽器を使うことで何か相乗効果はありそうな気はする。しかし…… 「けどよ。どんなに酷い音楽だろうと…… たかがといっちゃ悪ぃが、音楽で人に危害を加えられるか? 無理だろ。 そいつはお前サンが上手く弾けないんじゃなくて、……お前サンの特殊な力ってことになるんじゃねェのかい」 ”なんでも屋”はその強がりを見抜く。 ぽっきりと折れた心がだらしなく垂れ下がり、淀みを作っている。 長年に渡り受けた負の感情というものは一朝一夕で抜けるものではない。 きっと、おそらく。 この男は根がとても真面目なんだろう。 「まぁ……神聖な神事やら祀り上げる祭事なんかにゃ向かない力なんだろうが。 やりようによっては神の怒槌なんてものになるんじゃねぇの。 お前サンの一族とやらも見る目がねぇなァ。 神の事は詳しかねぇが……レアケースってのは必要だから生まれるんだろうが……お前サンの力にゃ何か意味があるんだと思うがねぇ……?」 何も神は優しいだけではない。 ときには怒り、罰を与える者でもあるのだから。 そうするならばまぁ、自分は裁きを受ける側であるのは間違いない。 「ァん? あぁ……依頼は外で受けたものだ。 別に金じゃなくてもいいんだぜ、報酬は俺の言い値、十分な対価になるンなら物でも体でもなんでも良い。 そーだなァ、お前サン…… ひとつ体で払ってみるかい? 」 (-25) 2022/01/18(Tue) 8:02:03 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「おうおう、領主様の奥様ならこれくらい適当に流せなくてどうするよ。 カカッ、初心なこった」 この様子では、旦那にまともに口説かれたこともないんじゃなかろうか。 勿論、どんな領主様だか全く知らない。 「まぁ、貴族には貴族の義務があるってのは知ってるがねェ。 大事なときに仕事しねぇんじゃ、特権を持ってる意味がねェしな。 けどよ…… 自由ってのは誰にでも与えられる権利だぜ 」耳まで赤くなっている様子に口端を上げて笑う。 男は何処までも自由だ。 縛られるものはひとつもない。 好きなときに酒を飲み、煙草を吸い、女を抱くことだってある。 「お前サンの意思でやりたい事をやる権利だ。 結婚は義務だっただろうが、恋のひとつやふたつ経験しとかねぇでどうするよ。 ……お前サンは旦那とそういうコトをする気にはなれねぇタチなのかね」 「……ま、この城ン中だけじゃやれることは限られるがなァ。 お前サンが望むなら1日遊びに費やしてみるかい?」 (-26) 2022/01/18(Tue) 8:16:13 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ「いいや。そんな古臭いしきたりに興味はないよ。 子どもを守ろうとするのは、私の趣味みたいなものだね。 私は、子どもが好きなのさ 」何でも持つものが行動を起こす理由なんてそんなものだ。 全て、子どもの手本になるための振る舞いだ。 「ふむ。……後継者争い、勘当、家出。 考えられるものはいくつかあるね。 そこまで聞かせてくれたんだ。 是非詳細も聞きたいところだが ──」 (-27) 2022/01/18(Tue) 8:53:55 |
【秘】 こどもの アルレシャ → なんでも屋 アマノ「うん!!」 満面の笑みで肯定が返って来ます。様子からして、家でも男の子と一緒に寝ていたのでしょう。 まだ性差など考えたこともなければ、理解もできない年頃です。 「ブラキはいっしょにかえるから、おうちでいっしょにねられるもん。 でもアマノはいっしょにかえれないから、いまのうち!」 別れが来るかもしれないことは理解しているようです。子供なりに優先順位を考えた結果ではありました。 (-28) 2022/01/18(Tue) 10:25:24 |
【赤】 彷徨民 ウミ『任されたー』 と、夜空に消えたしばらく後。 すいすいと泳いで戻ってくる。 『落としちゃったら、消えちゃった……』 探したけど見つからなかったと、しょんぼり。 (*12) 2022/01/18(Tue) 11:07:24 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「あ”―――…………ちび、お前サン今いくつだ?」 見た目からいくと5、6歳といったところ。 まだまだ親兄弟と一緒に寝ているお年頃だろう。 自分に幼児趣味なんてものはないし、親がいないのであれば寝かしつけるくらいの事は出来なくもない。 出来なくもないが………… 自分が親であればこんな怪しげな男と子供が一緒に寝ているなどありえないだろう。絶対。 「一緒に帰るってお前、あのガキも家があるんじゃないのか? いや、それはまぁ良いんだが……」 「仕方ねぇなァ…… 玩具の類はねぇけど、ちゃんと寝ろよ?」 結局こちらが折れるしかないのだろうと。 わしわしとあなたの頭を撫でました。 (-29) 2022/01/18(Tue) 12:31:08 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「自由…………」 ぼんやりと繰り返される言葉。 君を見上げて、それから俯く。何もかもが反対な男だ。 「権利は剥奪されるものよ。誰もが平等に持っているものなんて、ありはしないわ」 力の無い子供なんて格好の獲物だ。価値を知らない者から取り上げることなど、大人にとっては容易いだろう。 「恋なんて何の為になるのよ。私は主人を立てる為にあるのだから、必要ないわ」 ▽ (-30) 2022/01/18(Tue) 13:05:07 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「一日中遊ぶなんて、それこそ子供じゃない。私は大人としてしっかりしなきゃ……」 最後の言葉もまた同じように否定しようとして、けれどなかなか言葉が飛び出なくて。 「…………」 「……一日は、駄目よ。調査とかあるから。 でも…………少しくらいなら。私は、視野を広げている最中だから……」 (-31) 2022/01/18(Tue) 13:05:43 |
【人】 欠けた星 スピカ>>一日目・湖畔 自分を追いかけてきた者は同行するだろうか。ついてきてもそうでなくても、女はバスケットを抱えてまっすぐ歩く。 遠い遠い、手が届きそうにない魔法の名残を追いかけて。 「ねえ、子供たち! どこにいるの!」 絶えず言葉を投げながら歩いてきたらしい。 きっとそのうち、約束を交わした子供たちの耳にも女の声が飛び込んでくるはずだ。 (8) 2022/01/18(Tue) 13:11:07 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ誰しもが不安がるような環境に置かれ、不安がるということならば誰にでもできる。 しかしその中で落ち着き払おうとすることはできる者にしかできない。 女は、それができる側の人間だった。 「── ふふ、ああ、そうだね。 優しい君に免じてだ。……不安で仕方がない時は、君を頼らせてもらうとするよ」 (-32) 2022/01/18(Tue) 13:48:54 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカ星空の下、ユニコーンの軌跡が天を走る。 完全な暗闇とは決して呼べない暗がりの中、女はまた人差し指を立てた。 「このことは、内緒だ。 強がりをあんまり多くの人が知っていては、意味もないからね」 ノイズ混じりのハスキートーンでそう告げて口元が弧を描く。 すぐに視線を逸らして、空を見上げた。 「── ほら、子どもたちはきっとあの先だ。 夜道をひとりは危険だからね、私も赴こう」 (-33) 2022/01/18(Tue) 13:49:16 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「── 落としてしまったのかい? 城主を?」 さすがに少し驚いた。 しかし、その程度で死んでしまう城主でないことにも既に確信を得ていたものだから。 「……まぁ、きっと遊びに満足して帰ったんだろう。 よくやったね、鯨」 しょんぼり姿のあなたの頭へ手を伸ばそう。 (*13) 2022/01/18(Tue) 13:54:52 |
ミズガネは、実はイクリールの爆乳から目を逸らすのに神経を使っている。 (a1) 2022/01/18(Tue) 14:11:27 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「趣味ねえ。子供なんてピーピー喚くしうるせえしどこがいいんだか……無垢は残酷、無知は大人でもいる。後は可能性くらいか? 子供嫌いに後学として聞かせてもらいたいもんだ」 皮肉気にそう言い放つ。 貴方にとって愛すべき点が、男にとってはそうでなかったか。 或いは別の理由か。身分の高い奴の考えることはいつもわからねえと呟く。 「成すべき事を成せなかった奴はそうは扱われない。 ……ただそれだけだ。」 (-35) 2022/01/18(Tue) 14:21:38 |
【秘】 欠けた星 スピカ → 婉容 ラサルハグノイズ? 何か声とは違う音を拾ったのか、女は数度ぱちぱちと瞬きをした。 不可思議な現象がいくつも転がっている場所だ、目の前の女性も何か不思議な力でもあるのかと今はそう予想を付けて思考の隅に追いやる。 「ええ、勿論。貴方に恥をかかせるつもりは毛頭ないわ。安心して頂戴」 大丈夫よと微笑んで、同じように空へ視線を移す。 「貴方がいると幾分か落ち着いていられるし、心強いわ。 ……お礼をきちんと言いたいのに、ずっと貴方しか言わないのもおかしな話ね。私に至っては名乗るのもまだだったわ。 ええと、ラサルハグだったかしら。広間で名前が聞こえていたわ」 ▽ (-37) 2022/01/18(Tue) 14:34:11 |
【秘】 欠けた星 スピカ → 婉容 ラサルハグ「私はスピカよ。改めてありがとう、ラサルハグ。 それじゃあ行きましょうか」 空に浮かぶ輝きから視線を前方へ下ろす前に、もう一度貴方の空色を見て礼を口にする。 それで満足したのか、女は歩き出すだろう。 (-38) 2022/01/18(Tue) 14:34:34 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「お前サンはそれを自分の子供にも教えるつもりかい?」 領主と結婚したのなら。 例えそこに恋も愛もなかろうと子孫を残すのは義務だろう。 「お前サンはそれを、自分の領地の民にもそう言うつもりかっつうの」 ときには恨まれることも必要な立場であるかもしれないが 剥奪するのが当然のように言う、そんなことをする領地の先はたかが知れている。 「力で押さえつけなければならないのがお前サンの領地なのか。 俺ァそんな難しい顔してる領主より、もっと手を差し伸べてくれる笑顔ある領主の領地の民になりたいものだがね」 ▼ (-39) 2022/01/18(Tue) 15:39:19 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「大人には大人の遊びがあるってものよ。 酒も煙草も大人にならねぇとできねーだろ?」 ガキどものように走り回るだけが能ではない。 これが城に閉じ込められている状態でなければ、芝居でも買い物でもなんでもできるのだが。 それが出来ないとなれば、やはり酒に誘うのが一番だ。 気分がよく酔が回るまで飲ませれば、面白い本音も聞けるかもしれない。 「その無言は興味があると受け取るぜェ。 仕方ねぇなぁ……それじゃちょいと遊んでやるとするかよ」 お手をどうぞと、すこし草臥れた手を差し出して。 あなたを夜の楽しみへと、誘い込んだ。 (-40) 2022/01/18(Tue) 15:40:08 |
【人】 こどもの アルレシャ>>一日目:湖畔 「……うん?」 ちょうどお母さんの話を終えたあたりでしょうか。聞き覚えのある声が聞こえてきました。 「ここだよ〜っ! どうしたの?」 心配されていたことなど、ちっとも知りません。先程と同じ様子で手を振りました。 淡く光る蝶々がやって来て、子供達の場所へ先導するでしょう。 (10) 2022/01/18(Tue) 15:42:05 |
【秘】 こどもの アルレシャ → なんでも屋 アマノ「は〜い!」 満足気に頭を撫でられた後、ベッドへ飛び乗ります。 大きな枕の横に小さな枕を並べると、期待に満ちた眼差しをアマノに向けました。添い寝を待っているのは明らかです。 「ブラキはねっ、おともだちだからいっしょなの。 あっでもでも、フツーのおともだちじゃないよ?」 刹那、僅かに滲む大人のような微笑み。 ……しかし、それもすぐに消えてしまいます。アルレシャはこどもですから、そんな表情をするはずがありません。 (-41) 2022/01/18(Tue) 15:51:40 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「……ッ!」 一度目を見開いて、はくはくと桜色の唇を震わせて、喋る猶予があったのにそれでも言葉が上手く出てこなくて。 「……領民には、言わないわよ……。 でも、そういうものでしょう。大きな役割を背負わなければならない生まれの者は、敷かれたレールから外れる余裕なんてないわ」 ばつが悪そうに顔を下げる。 ▽ (-42) 2022/01/18(Tue) 16:12:40 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「体に悪いものなんて、どこが楽しいのかしら」 俯いた視界に自分よりも遥かに大きな手が映り込む。 「……少しだけ、よ。長い時間付き合っていられないわ……大人なんだもの……」 言い訳を沢山、沢山並べた後。 左手を持ち上げて、それから隠すように引っ込めて右手で貴方の手を取ったのだった。 (-43) 2022/01/18(Tue) 16:13:03 |
【人】 欠けた星 スピカ>>10 アルレシャ 「ぅええっ!? なん、何? ぁ、綺麗…… ……じゃなかった。これもあの子の魔法みたいなものかしら」 自分たちの目の前に現れた蝶々を見つけてたじろいだ。ひっくり返った声が飛び出たが、先導する意思を汲み取るとおとなしくついていく。 「い、いた!」 二人を見つければ自然と足取りも慌ただしいものになる。城に来てから既に走ったり歩き回ったりしていても、疲労は見て見ぬ振りだ。 「貴方たち! いきなり子供二人でいなくなるなんて――」 空色の瞳と、余裕のある声を思い出す。 「――……。 …………怪我はないかしら。寒く、ない?」 叫び出しそうになるのをぐっと堪えて、女は子供たちに努めて静かな声で問いかけた。 (11) 2022/01/18(Tue) 16:19:01 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「おいこら。暴れるんじゃねぇぞ」 やれやれと肩をすくめ、ベッドに飛び乗っていく後ろからゆっくりとその背を追う。 枕が横に並べられたのを見れば、布団の中へと体を滑り込ませてあなたを懐に迎え入れるだろう。 「普通の友達じゃないってどんな友達だよ」 大人が滲む笑みは一瞬。男はそれを見て、少しだけ眉をひそめた。 それでも、 ったく。ガキは気楽でいいなぁ……なんて思いながら、トン、トンとゆっくりあなたの胸元を叩く。 その手付きはまるで、子供の扱いをよく知っている者のものだ。 ゆっくり、静かに眠気を誘い出していくでしょう。 「寝物語は必要かい、ちび」 (-44) 2022/01/18(Tue) 17:07:41 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「テメェで自由が、幸せがわからねぇでどうしてガキに教えられるんだ? 敷かれたレールを外れろとまでは言わねぇけどな。 知ることは大事だぜェ、お前さん、自分で言ってるだろ。 視野を広げるってなぁ」 手を引いて、誘い込んだのは自分の部屋だ。 元々飲むつもりで色んな酒やつまみを貰っていたため、テーブルの上にはそれ以外のものが乗ってすらいない。 あなたをソファに座らせると、すぐにグラスを二つ準備するだろう。 「煙草はおすすめはシねぇけどな、酒はいいぞ。 飲んで語らえば、大人はすぐ仲良くなるし気分も良くなる。 お前サンはすぐ胸ン中溜め込むタイプだろう……まずは飲んで面倒なことは全部忘れちまいな」 今だけな? と付け加えて、甘く飲みやすいけどアルコール度数は高めのカクテルをあなたのグラスに注いだ。 酒に強いか弱いかまでは知らないが、ある程度酔わせる気しかないのだ。 (-45) 2022/01/18(Tue) 17:18:00 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「…………。そうだよ。 実際、指は正確に動いてる。譜面通りに全て弾けてる。 ただ──鳴る音が、終わってたんだ。 不協和音とか聞き苦しいってレベルじゃなくて──文字通り、人を苦しめる。鳴らせば鳴らす程。……この楽器を弾くのに魔力は元々全員使うんだよ。祭りごとで使うモンだしな。なのに、音だけ異常で、俺だけ楽器じゃなく『兵器』になった。 ──ハハッ、『魂が腐ってる』んだとよ。 上等だよなぁ。なら白紙にする方法でもさっさと編み出せってんだ。……。」真偽は不明だ。彼の魂を覗き込める方法を在るなら別だが。 ただ発言からして、貴方の見立て通り、この男は非情に強がりで、根が真面目だったのは端々から出ている。 原因が事実であれ嘘であれ、そう結論付けられて見切りをつけられ放棄されれば、今どうしてこんな男になったかも、尋常ではない罵声を浴びせられていたのも数多の人間を見ていた“何でも屋”なら容易に察しもつくだろう。 「……わかんねぇや。メインは姫さんの方で、引き立てる側だからよ。万が一姫さんの方に問題があったとして、誰がそれを指摘してくれる?俺がしても、……。いや、もういいんだ。もう、今更どうしようもならない」 気遣いはわかる。言いたい事もわかるが、『引き立て役の引けない男』を擁護する事で得られるものなんてない。そんな世界だ。 「そーかい。ガキが懐いてたから依頼を受け── はい?」 思わず隠れていた目が見えるようになった。暗殺者と言われた時よりも思わず数歩分後退り仕掛けている。▽ (-46) 2022/01/18(Tue) 18:03:14 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「え?何?……お前、ソッチの方の趣味だったの? さっき女抱く話してなかったっけ?男抱くのはなんかそう言う話を振る常用手段かなにか……?……あの、男だが……」 「え、俺だぞ?32歳だよ?対価むしろ奪う側じゃないのそれ?本当に目ェ見えてる……?え、マジで本気?」 これが 真の震え声 と言うのだろうか。文字通り、殺されるよりビビっている。 金がないのは事実だ。死んだら終わりなのだし、提案が最悪ではないのは理解しているのだが、嫌がるとか嫌悪感と言うよりも、あらゆる常識が吹っ飛んだのと、この流れだったのと、 そもそも自分相手にそれが言われるのが信じられなかった 3段重ねのトリプルだ。 (-47) 2022/01/18(Tue) 18:08:57 |
【秘】 こどもの アルレシャ → なんでも屋 アマノ「ず〜っといっしょなの。フツーのおともだちは、いつかおわかれするでしょ?」 胸元を叩かれると大人しく寝る姿勢を見せます。当然のように受け入れるあたり、良い環境で暮らしているのでしょう。 「……おはなしって、どんな?」 顔だけをアマノに向け、続きを促しました。興味があるようです。 本を読むタイプの子供なのかもしれません。 (-48) 2022/01/18(Tue) 18:31:18 |
【見】 こどもの ブラキウム>>湖畔 「アルのお母さんが、国を────?」 不思議そうに首を傾げて アルレシャと語らっていたところだろうか。 楽しげな声に出迎えられたのは、 先程の眼鏡の女性と、更にもう一人。 「アル? どうしたの……、」 騙された苦い思い出を呼び起こされれば ぐーっと苦虫を噛み潰したように眉間に皺を寄せて 寝転んでいた体勢から、重い上半身を起こした。 「なんで来たの? あたし達が怪我したとか寒いとか、 おねーさん達にはカンケーないのに?」 アルレシャを庇うように身を寄せて まるで敵視するように二人を見つめる。 (@5) 2022/01/18(Tue) 19:22:59 |
【人】 婉容 ラサルハグ>>湖畔 「関係なくても、心配でつい身体が動いたんだよ、このお姉さんは」 夜空の下も映える赤銅の髪。 ノイズけのあるハスキートーンで穏やかに告げながら、蝶々を追うスピカの背に付き従う。 「なかなかできることじゃない。 自分も、とても寒いだろうにね」 先導してくれた蝶々にありがとうを言い。 その主であろうアルレシャにも礼を告げた。 「道に迷わずここまで来れたのは、君のお陰だよ」 (12) 2022/01/18(Tue) 19:39:23 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ「── 可能性。 その通りさ。子どもたちには成長という可能性がある。 それに無垢も残酷も、生意気な姿すらかわいいものさ。 少なくとも私にとってはね」 それこそ価値観の違いだ。 きっと何の後学にもなりはしない。 強いて言うならきっと余裕があるのだ。 子どもを可愛がるだけの余裕が。 「成すべきこと……義務、かな。それは。 そう聞くと私の拙い脳では勘当が有力かと思えてしまうけど。 後学のために聞かせてほしいよ。 どのような事をなさねばならず、君はなすことができなかったのか」 (-49) 2022/01/18(Tue) 20:08:51 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 欠けた星 スピカざらりとしたノイズ混じりの声。 ミズガネに携帯灰皿を渡していたのを見ていれば、女が煙草を吸うことも知っているだろう。 「名乗るのがまだだったのは私も同じさ。 ああ、でも。スピカ── だね。 恵みの名だ。とても、いい名だね」 転がすようにあなたの名前を反芻し、空から視線を下ろすと頷いて歩き出す。 あなたの後ろ、一歩半。 そうして2人は導きの蝶々に会うのだろう。 (-50) 2022/01/18(Tue) 20:18:26 |
【人】 こどもの アルレシャ>>湖畔 「ケガ? ううん、してない。アルはさむくないよ」 アルレシャは、ブラキウムを不思議そうに見上げています。何故二人を警戒しているのか、ちっともわかりませんでした。 「えへへ〜、どういたしまして。かわいいでしょ!」 嬉しそうにラサルハグに笑いかけました。役目を終えた蝶々が、一度ラサルハグの髪にキスをします。 そして蝶々は、闇に溶けるように消えて行きました。 「おねえちゃんたちも、いっしょにパンたべよ! みんないっしょならたのしいもん。ねっ、ブラキ!」 断られる可能性など少しも考えていません。そんな笑顔でした。 (14) 2022/01/18(Tue) 20:28:46 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「推察通りってわけか。 ……生まれたときから腐ってる魂なんぞあってたまるかよ。 俺ァ孤児だったから、親兄弟なんて知らないが。 それでも家族ってぇのはそういうモノじゃねーだろっての位はわかるぜ。 俺は学がねぇがな!」 話を疑いはしない。 一見嘘のような話ではあるが、この強がりで、真面目くさった男が嘘を付くとは思えない。 そんな男がここまで落魄れるには、それだけの出来事があったことくらい直ぐにわかることだ。 「あぁあのチビな。なんかわからんがすげぇ懐かれた。 あんなチビからの依頼受けたとしても金なんか受け取れっかよ。 まぁオトモダチと母親を探すってぇのは引き受けてやったが、外の仕事とは別口だぜ」 にんまりと、笑う。 ▼ (-51) 2022/01/18(Tue) 21:00:33 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「馬鹿を言え。 ソッチの趣味があるんじゃなくて俺はヨければ何でもイイんだ。 男でも女でもな? お前サンが男なことくらい見りゃあわかる」 「ちなみに俺の年は34だ。俺のほうが2歳上だったな。 なぁ、死にたくねぇんだろ。守ってやっても良いんだぜ?」 くつくつと笑い声を立て。 腰掛けたまま、震えるあなたの顔をじぃっと眺めた。 苦しめずに殺す方法はなくもないが、自殺の依頼はあまり受けたくない。 あまりにも後味が悪い。 それくらいなら俺は、守る方を選びたいというものだが、さて……。 (-52) 2022/01/18(Tue) 21:01:48 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「そいつはどういう意味だ? 普通の友達でも、大人になってもずっと一緒にいるやつらはごまんといるぞ」 このガキの言うずっとの意味を探る。 何か妙に引っかかるものを感じて、胸騒ぎがした。 文字通りずっと、永遠を意味するのなら。 ブラキと呼ばれたあと一人のガキの運命は――――― そこまで考えて、はっとしたようにあなたに目線を戻した。 「あぁん? 俺が知ってるのは有名な童話くらいなものだ。 俺にはあんま学がなくてねェ…… そうじゃなけりゃ俺の昔話ってことになるな?」 (-53) 2022/01/18(Tue) 21:10:27 |
【秘】 こどもの アルレシャ → なんでも屋 アマノ「どういう、って……ずっとだよ?」 アマノの疑問を紐解くに至る語彙を、アルレシャは持っていませんでした。 二つの『ずっと』。 予想通りそれは同じ言葉であって、意味合いは全く違うのでしょう。 恐らく、一致させるにはかなりの時間と言葉を要します。その労力に見合う結果が得られるとも限りません。 「えほんはいっぱいよんでるから、しってるおはなしかも。 だからアマノのむかしのはなし? がいいなぁ」 加えてアルレシャ自身は含まれた意味の違いに気付いていないようです。興味は既にアマノの話へ向いていました。 (-54) 2022/01/18(Tue) 21:31:00 |
【赤】 彷徨民 ウミ『落としちゃった』 『くるんと回った時に腕の中から消えちゃって……探したけど、姿も赤いのも見つからなかった』 しょぼしょぼ。 頭を下げて金魚に撫でられます。 『そうだったらいいな』 『次はもーっと高くていい所に連れて行ってあげよう』 (*14) 2022/01/18(Tue) 21:56:32 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ふふ、そうそう。その意気だ」 浮かぶ鯨の髪を柔らかく撫で。 城主がただの人間でないと確信を持てるから、こうして穏やかにいられるのか。 いや、城主がただの人間だったとて ── 些細なことだ。 (*16) 2022/01/18(Tue) 22:05:40 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「── そうだね。次だ。 私はミズガネに悪戯をしたいと考えている」 青い帽子を目深に被って、リュートを持った男だとあなたに説明を添えて。 「興味があるからね。 悪戯をされて、彼がどんな反応をするのか」 (*17) 2022/01/18(Tue) 22:07:50 |
【赤】 婉容 ラサルハグ/* 言っていた占い役職はミズガネです。 この時点でまだラサルハグはミズガネが占い役職ということも、自分が占われたということも知りません。 が、実はCO受ける前に襲撃候補に入れていた相手だったのでそのままGOします。 (*18) 2022/01/18(Tue) 22:09:17 |
【赤】 彷徨民 ウミ『もくもくの人だ!』 説明に姿はすぐ紐づいたようで、頷きます。 『どんな反応するかな。びっくりするかな?』 『鯨も楽しみにしているね』 (*19) 2022/01/18(Tue) 22:14:57 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ああ、頑張るよ。 鯨はどうだい? 悪戯の相手、見つかりそうかな?」 さすがにまだかな、と笑いながら。 漸くあなたを撫でる手を止め、緩めた瞳で見上げている。 (*21) 2022/01/18(Tue) 22:49:03 |
【赤】 彷徨民 ウミ『鯨はまだだよ』 『決められなかったら、この人だー!って思った人に会いに行く』 <<イクリール>>whoとか、<<アマノ>>whoとか。 広間にはまだまだ、悪戯しがいのある人はいっぱいいましたから。 (*22) 2022/01/18(Tue) 23:15:31 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ「……は、可能性の方ね。 要するに自分の飼い犬ですらない隣ん家の犬で遊んでるもんだろ?責任も取らずに済む。どう育とうが適当に良い事言ってりゃいいもんな。 何より、今挙げたかわいいと思える感情がなんか薄気味悪ぃ。碌に見てるように思えない。文字通り愛玩に聞こえる」 好き勝手述べつつ半分程減った煙草を見た。 愛し方への文句にも聞こえるかもしれないが、さて。 「そのまんまだよ。姫さんに仕えて楽器を弾くのさ。 弾いて“鳴らす”までが義務だ。鳴らせなかった。 そんだけのつまんねー話だ。」 後学になんて欠片にもならない例だろう。 しかしながら先程言われたので何も言えない。 結局あらゆるところの詰めが甘いのだ。 (-57) 2022/01/18(Tue) 23:42:41 |
【赤】 婉容 ラサルハグ「ふふ、ああ。それがいい。 きっと喜んでくれるよ。綺麗な景色に、ね」 子どもでも大人でも。 何だか候補は大人が多そうだが。 「そうと決まれば少し休もうか。 君、食事はとるかい?」 訊ねたのは、取らない存在もあることを知っているからに他ならない。 (*23) 2022/01/18(Tue) 23:43:10 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「さて、ね。俺は魂を見れた事がないから知らねえ。 子供が純真無垢なのだって、結局幻想なように 。魂が生まれた時から綺麗だなんて、決めつけかもだぜ? これなら家族なんて欲しくはなかったがね、俺ぁ。 ま、食うに困らないのは血統のお陰だ。自由はなくともな。 ……言い切るなよ。……言っておいてやると、真に学がないようには見えない。割と俺の目は節穴だし隙も詰めも甘い自信はあるが──嫌いに向けた相手はよく見誤るが、そうでない場合は結構当たる。」 ……不器用な励ましだろうか。それにしても下手くその極みだ。 もし真面目なのが本当だったとして、無事引けたとして宮廷で生きるのにはとてもじゃないが向いてない気質なのは目に見えている。 「は?何でだ?ガキだろうが取っちまえばいい。 まあアイツも手持ちはなさそうだから親から回収になるだろうが。……ガキの方が残酷だぜ。下手な大人より余程な」 ▽ (-58) 2022/01/18(Tue) 23:55:24 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……趣味悪いな、お前。 百歩譲って両性愛だの同性愛はよくみるけどよぉ。 いくら女が抱けねぇ状況だからって、俺を相手にすんのは飢えすぎてねぇか……?どんだけ仕事に追われてた状態から来たんだよ……」 呆れがありありと顔に出ている。趣味が悪い。どう悪いか?当然だ。自分みたいな奴を選ぶのがおかしい。顔に出ている。 ただ、疑問には思っているが──否定はしなかった。 「──対価になる程に何もできねーと思うぞ、俺。 返品できねえぞ?あと、 守るのは不要だ。 言っただろ。苦しくなく死ねるなら俺はそっちを取る。 ……けどそれが難しいなら、勇気が出ないなら、後はもう自分でそう言う状況に追い込むだけだ。 構ってやってたガキの方を守ってやれ。 ──そっちの方が遥かに喜ぶ奴らも多いだろうさ。」 数人、会話した時。誰を心配してたか。誰を想っていたか。 こんな場所で狙われるなら、もうそれこそ諦めだってつく。 ここはきっと子供の為の国なんだろ。 自分の様な子供が許されなくなった奴の世界じゃない。 (-59) 2022/01/18(Tue) 23:58:30 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「あら……♡ ミズガネくんも男の子なのね♡」 媚薬、ときいて微笑ましく笑った。 「でも、好きな子と一緒に長生きがしたいなら、 不老不死はおすすめしないわ 悲しさが長く続くだけだもの」 (-60) 2022/01/19(Wed) 0:40:28 |
【人】 魔女 イクリール起き抜けに作った薬が乾燥したようなので小さな紙に包みました。 一回分包んでおけば処方する時も便利なのです。 「ふぅ……」 遠くで楽しそうな声が聞こえました。 「ふふ、楽しそう♪」 ここへ来た時、舘の探索に夢中になっていたせいで人の輪にはいりそこねてしまった魔女は、人々の談笑を離れた場所で聴いていました。 内容までは聞き取れませんでしたが、元気そうなのはとってもいい事。 「もしかして私って結構引っ込みじあんなのかしら? ミズガネくんにえらそうなことはいえないわね〜」 (18) 2022/01/19(Wed) 1:02:19 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「そうか、ずっとかぁ……」 だめだこりゃ、と頭を振り。 ぽんぽんと胸元をなでながら諦めたように話をはじめる。 「俺の昔話は面白くねぇがなァ。まぁいいだろ。 俺は孤児だったんだ。 孤児ってわかるか? パパもママもいないってことだぜ。 その日食うのも困って、俺ァ悪いことをしてた。 お金をスッたり、食べ物を盗んだり……しねぇと生きていけなかったから。 でもある日俺を拾うやつがいたんだ」 (-61) 2022/01/19(Wed) 1:23:41 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「子供がすべて純真無垢とは言わねぇさ。 俺はガキのころから金をスリもしたし食い物を盗みもしたしなぁ? そうしねぇと生きていけなかったからだけどよ。 ま、昔の話だぜ。 その後俺を拾った親父が 暗殺ギルドのエース でな。そいつに育てられて今の俺が出来上がったってわけだ」 暗に自分は元々暗殺者なのだといっている。 それでも”なんでも屋”ということにして表にいるのは、あまり殺しが好きでないということに他ならない。 「取らねぇよ。 ってのもあれだ、この城の中にこれ以上人はいねぇだろ。 最初からここに居ないのが分かってンのに報酬をもらうのは詐欺に近ぇからな。 ま、ここから出るまでの情報のやり取りに関連することに関しちゃ無料でいい、お互い様ってやつさ」 ▼ (-62) 2022/01/19(Wed) 1:41:45 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「ハハ!よく言われるぜェ。 趣味が悪いだの悪趣味だのなぁ、けどお前サンこそ自分を卑下しすぎんのは悪ィ癖だな。 生い立ちを聞きゃ仕方ねぇたぁ思うが………… 案外悪くないものだぜ? 殻の外の世界ってぇのはよ 」ぐいっと煽るように酒を飲み、グラスを置いた。 まだまだ……飲み足りない。互いに溺れるように飲んでみたいものだがそういうわけにもいかないだろう。 「お前サンも頑固だねェ。 まぁこっちも無理にたぁ言わんさ。押し売りは趣味じゃねぇ ただ……酒は飲め。 飲んで忘れろ、嫌ぁーな奴の事はよ。 縁を切って自由を手にしてみな、大人だってなァ? 夢を見て生きる権利くらいあるだろうよ。 喜ぶ人間の数なんて考えてねぇよ、俺は俺の思ったように動くだけさね」 守る人間も。 抱く人間も。 同じことだ。 (-63) 2022/01/19(Wed) 1:42:49 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「俺が使うとは一言も言ってないが!?」 何だか優しい目を向けられて慌てて弁解をしました。 「単純に、薬師と言っても作れる範囲を聞きたかったんだよ。 そこまで作れるなら、魔法使いや魔女と変わらない。 薬師じゃなくてそっちを名乗れるだろうってな」 「──単刀直入に言おう。 俺はここに閉じ込めた城主の協力者が存在しているの知っている。それを探しているんだ。 ……傾向的に、子供好きなのが見える気がした。 薬師と言えば、魔女とも言える。子供を食うとは言わねえが、アイツらを保護するのに真っ先に浮かぶのもそれだ。」 「……イクリール。お前、城の主の協力者じゃないよな?」 その言葉は、ほんの僅かに。 『そうであってほしくない』と言う懇願が滲んだもので。 (-64) 2022/01/19(Wed) 1:47:29 |
【赤】 彷徨民 ウミ『そうだといいな!』 候補に選べそうな者に意外と子供がいないのかもしれませんね。 『いいね』 『鯨、ご飯食べれるよ。魚が好き』 『金魚は食べる?なにが好き?』 (*24) 2022/01/19(Wed) 2:05:16 |
【人】 彷徨民 ウミ>>16 ミズガネ 『もくもくじゃなくて、たばこのひと』 最初の音はどうしたのか、次に床を踏んだ時は重さを感じさせる音はせず、軽やかな足取り。 ぐいぐいと近づくのは、やはりホラーじみていたでしょうけれど。 『ウミがおおきいのはあたりまえ』 『……あたりまえは、おかしい?』 あれ?と首を傾げます。 他人よりずっと大きい自覚はあるようですが、それがおかしい事とは思っていない様子。 『やべーのかー』 『たばこのひとは、おとな』 覚えたと、髪とリボンを揺らして頷いて。 『……あ、ごはんだったね』 『おさかな、おいしいよ。すき?』 指差したのは魚料理が並ぶテーブル。 (22) 2022/01/19(Wed) 2:17:45 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「あら、恥ずかしがらなくてもいいのよ? お年頃の男の子ならそういう事も……ね♡」 わかってるわかってる、と謎の理解を示しながら頷きます。 「お相手の女の子に使うつもりなの? なら、ちゃんと同意をえないと めっ よ?」 エッチなお薬は用法容量を守って正しくお使いくださいね。 (-65) 2022/01/19(Wed) 2:18:05 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ先ほどのテンションとは裏腹に真面目なトーンになると、此方もじゃれるような態度をただしました。 「えぇ……私は魔女。 薬を作ることしかできない、"ただの魔女"よ」 魔女は口元に笑みを浮かべました。 その目はあまり楽しそうではありません。 「私は、舘の主様とはお話したことないの。 子供は大好き ……でもお菓子の家の魔女だって本当は子供を食べるつもりはなかったのよ」 魔女は協力者の話も舘の主の話も何も知らない様子です。 (-66) 2022/01/19(Wed) 2:18:33 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「……安心して、私は貴方の敵じゃないわ」 そっと貴方の手を取り両手で包み込みます。 貴方にどんな目的があるのか、魔女にはわかりません。 でも、少しの間……貴方と話していて 貴方の敵になりたくはない、と心からそう思いました。 (-67) 2022/01/19(Wed) 2:19:38 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……憐れめばいいのか同情すればいいのか。 言葉に困るんだが……まあ、面倒だから素直に言うなら、俺はその手のガキは別に嫌いじゃない。好きでもないがな。 俺が嫌いなのは、何も知らないでぬくぬくと恵まれてるのに気づかないガキだ。大人の善意で生かされて甘やかされてる奴らだ。“だからこそ子供だ”って言う奴もいるだろうが、お前みたいなのも俺みたいなのもいて、何で受けた事もない事を返さないとならない?……それが消えないんだよ。」 「……ガキの面倒を見れるお前は大人なんだろうな。 暗殺者であろうと何だろうと。 俺はきっと、ガキのままなんだよ。許されない事だろうが」 子供嫌いも、言うなれば最悪の八つ当たりだ。 30も超えた良い大人が、癇癪を堪えて悪態をついているだけ。 理解している。理解していても、嫌悪が消える事もない。 「──城の主に協力者がいる。 わかった理由は、聞いてくれるなよ。魔法の一種だ。答えられないが、 ……2人。片方はラサルハグ。アイツ、子供好きらしいな」 ▽ (-68) 2022/01/19(Wed) 2:25:51 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……それを素直に聞ける年齢は過ぎちまったな。 どこか他人事になる。経験あんだろ? 相手が思って言ってくれてんのはわかるが、半端な重みが邪魔すんだよ。結果的に自分を苦しめてるってわかってもな。……飲むか。“そう言う事”すんなら、酒入れとかないとやってられないだろ。」 急に話しすぎたか。 口が疲れた気がして、酒を手にして喉に流し込む。 「……何を言おうと、昔は戻って来ねえし…… 俺が血反吐吐いて学んで鍛えたものも、誰にも聞いて貰えずに、自分と共に失意で沈むだけだ。世の中そんな奴らは幾らでもいんだからよ。“個”を大事にできるお前ならもっと相手は選ぶといい」 「ああ、面倒臭くなったらいつでも出て行ってくれて構わねーよ。慣れてる。もう取り繕う元気すらなくなったのかも曖昧だが、な」 (-69) 2022/01/19(Wed) 2:35:21 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「32はお年頃とは言わねーよ…… あーはいはい同意取ります取ります…… って、本気で作れるのか? いや媚薬じゃなくてその他の方……不老不死とか半分冗談で言ってたんだが……」 さっきは一度聞き流した不老不死のくだり。 そして今の言い方と合わせると。 笑われる可能性もあるけれど。 真面目に正した後の、沈んだ後の声色だって。 ──嗚呼、まずい。踏みこんではいけない。 俺が他人に踏み込んだって、きっと相手をただ不幸にするだけなのに。 「……お前、まさか不老不死の魔女、とか。言わないよな」 ▽ (-70) 2022/01/19(Wed) 2:48:43 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール手を取られ思わずギョッと振り返りかけるも、その表情と言葉にいつもなら容易に振り払っていた手が、何故か振り払えずに困惑して。 「……わかった、今は、それを信じる。知らないならいい」 ──女子供は嫌いだ。すぐに主張を押し付けてくるし、我儘でガキで騒がしくてなのに許されて ──俺だって、1度でいいからそうされたかったのに。 ズルい。なんて幼稚な感情でしかない。ただ、目の前の彼女からはそれを感じなくて。だから。「……まあ、お前そもそも人を閉じ込めて暗躍できそうな女に全く見えないもんな。朝食の時点でもうバレそうだし」 軽く馬鹿にしたように、でも言葉尻は笑っている。 ──安堵したのも、言葉ひとつでしかないのに信じてしまったのも、気の迷いかなにかだ。きっと。 「──つっても、俺は本気でここを脱出しようともしてない。……なあイクリール。お前、作れないか。 毒薬を。苦痛なく死ねるもの。 或いは意識のないまま死ねるもの。 ……ああ、安心しろ。他人に使う気はない。 自分に使う為 だ」 (-71) 2022/01/19(Wed) 3:03:12 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>22 ウミ 「滅茶苦茶こえーし、やべーよお前はよ…… 何喰ったらってレベルじゃねえよ。異星人かなんかか?」 さすがに同じ種族とは自分の国の文明では想像できないようで。 「他の奴らは知らんが俺にとっては当たり前じゃないしおかしい。あと変なあだ名をつけるな。ミズガネって呼べ。 ……あの女、全然言ってねえじゃねえか」 余りにも理不尽な悪態をついた。 「魚?食べ慣れてるけど別に好きかと言うと……」 示されて覗いてみる。どちらかと言うと魚は故郷はシンプルな料理が多くて期待していなかったのだが、見て見ればそもそも知らないレベルの華やかさが並んでいる。 「おいこれ、本当に魚か?」 わからなかった。 (24) 2022/01/19(Wed) 3:09:01 |
【人】 魔女 イクリール>>23 ミズガネ 「まぁ」 ぱちくりと目を瞬かせました。 自分にとっては当たり前の事だったが、彼にとっては違ったようです。 でも、できないということはできなくても問題なく生活できている環境にあったということ。 「ご家族と一緒に住んでたのかしら〜?それとも恋人?」 庇護してくれる誰かがいるのなら、それはそれで幸せなことだと思いました。 「うちは代々薬づくりが得意な家系だからかしら〜 薬草が手に入る山奥に住んでるし、草ばかりこねているし、気味が悪いのよきっと」 魔女はにこやかに答えました。 言われ続けた差別的な言葉も、今ではそれほど気にはなっていないようす。 自分の理解の範疇を超える変な人を見れば、誰だって怖いだろうと理解しているのです。 (25) 2022/01/19(Wed) 3:23:59 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「いいこね♡」 ちゃんと同意を取るお約束をしたよいこに、満足そうに微笑みました。 続けられた質問には、緩慢に瞬いた後、顔を横に振ります。 「……いいえ。私はそんな大層なものじゃないわ ただほんの少し、人より死にづらいだけよ」 病を治す薬を作ったつもりが失敗してしまったのと肩を竦めて笑います。 握った手に軽く力が籠りました。 「こんな私を信じてくれてありがとう。 ミズガネくんは優しい子ね」 (-72) 2022/01/19(Wed) 3:48:49 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネたのしげにわらっていたけれど、 突然の製薬依頼に、血の気が引くような感覚に襲われます。 目の前の彼がそんなものを望むだなんて思ってもいなかったから。 「──作れるか、作れないかでいえば……作れるわ。 けど駄目よ。そんなもの貴方にあげるわけにはいかない」 ぎゅっと強く手を握りました。 「どうしてそんなもの欲しがるのか……聞いてもいいかしら?」 (-73) 2022/01/19(Wed) 3:52:14 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>25 イクリール 眉間に皺を寄せる。言うまいか、否か。 いくらでも誤魔化せばできるのだけど、それでは話が変わってきてしまう。悩んで、諦めたように口を開く。 「…………宮仕え。 別に王族とかではないが、 世話焼いて貰える程度の特殊な家系の役職。 ──俺はその役職の仕事すらも果たせてないから、 何もできねえ俺より凄いって言ったんだよ」 貴方の笑顔に複雑な顔を向ける。 同じ、慣れた顔だ。言われ続けて麻痺した顔。 自分と違って「できなかった」から言われたわけではなく、何の罪もないのに言われてるのに気にしてない様子が、何処か苛ついた。 「……怒ればいいだろ。 薬でもそれこそ使って報復してやりゃいい」 そんな事したらどうなるか、気質的にしないであることも理解はしても、悪態を付かずにはいられなかった。 (26) 2022/01/19(Wed) 4:05:26 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「いい子って、お前……はぁ……」 敵う相手じゃない。悟った。どうにも彼女のペースに押し負ける。 悪口悪態罵倒非難は聞き慣れていても、 褒められる言葉なんてかけられた事はないに等しいから。 「病を治すのに失敗しても、丈夫になったなら問題なくないか? ……相手、恋人か、家族か?……そいつは丈夫には──」 言いかけて、口を滑らせたと舌打ちする。 病に罹っていたのは彼女ではなく、彼女以外ではないかと。その可能性に気づかないまま、傷を抉るかもしれない問いをしてしまった。 「……優しくねーよ。お前は見てないだけだ。 俺は人も、特に女子供は嫌いだし、食いもん揃ってガキもいる場所で煙草吸って、女共に文句言われるどうしようもない男だよ」▽ (-74) 2022/01/19(Wed) 4:14:25 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……何でだ?今会ったばっかの相手だ。 しかも本人が望んでる。 報酬なら──俺に出せるものなら何でも出す。 ……それに、ここには暗殺者の職のやつも来てる。 最悪、お前から薬を貰えないなら、そっちに殺して貰うだけさ」 ──本当は。 今こうして話してるだけで、貴方がすぐに首を縦に降らない人なのは理解していた。それでも、もうそれに縋るしかないから。 「……生きるのに疲れただけだ。 何も成せない自分に。罵倒しかされない人生に。 ──疲れたんだ、本当に。 俺なりに努力もしたのに、何一つ褒められないし結果も出せなかった。……だから、もう二度と、この世に生まれたくも、ない」 握っていて振り解かなかった手は、声は震えていた。 軽く流して言いはしたけれど、謂れのない罪で罵倒されたことのある貴方にはわかるかもしれない。 この男も、それに永続的に晒され続けて、もう壊れる寸前だと。 (-75) 2022/01/19(Wed) 4:25:23 |
【人】 魔女 イクリール>>26 ミズガネ 「あら!ミズガネくん、高貴なお家の出身なのね〜! でもお世話してもらえる環境なら、できないのは当然だし 恥じる事はないんじゃないかしら〜? 役職のお仕事はわからないけど……初めは誰でもできないものじゃない?」 慣れればいつかは、と軽々しくいってしまいましたが 貴方の事を何も知らずに言ってしまった事を失礼だったかなと魔女は心配になりました。 様子を伺う様な顔で貴方を見ています。 「ダメよ〜お薬はね、人を助けるためにあるものなの それに……そんなことしたら私は本当にみんなの思う様な恐ろしい“魔女”になってしまうわ」 (27) 2022/01/19(Wed) 4:28:48 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「母よ……ずっと、病気でね〜 どうにかして治してあげたくて、いろんな薬を作ったわ。 でも、そのせいでむしろ長く辛い思いをさせてしまったの」 不老不死の薬を完璧に作れたならば、話は違っていたのでしょう。 でも現実はそううまくはいかなかったのです。 魔女にとっては辛くも愛おしい昔話。 どこか懐かしむような表情を見れば、傷を抉られたりはしてないことがわかるでしょう。 「ふふふ、それであんなところに独りでいたの?」 その様子を想像して少し笑ってしまった。 (-76) 2022/01/19(Wed) 4:54:26 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「…………」 自分が毒薬を渡さなくても、彼が死を望むのをやめないとわかると、魔女は黙り込んでしまいました。 生きるのに疲れた とそんなセリフを聞いたのは二度目。 「……嫌。」 思わずつぶやいてしまいました。 貴方の気持ちがわからないわけではありませんでした。 でも、嫌だと心が叫んでいるのを偽ることはできませんでした。 「何も成せないんじゃない……まだ成してないだけよ」 握っていた手を離し、その体をきつく抱きしめました。 「ここを出て、色んな事を知って貴方にできる事……貴方にしかできない事を探しましょう?」 あの日の後悔を繰り返すのは嫌なのです。 (-77) 2022/01/19(Wed) 4:55:48 |
【秘】 こどもの アルレシャ → なんでも屋 アマノ「……」 大きな瞳がじっとアマノを見つめています。幼いなりに、自分に想像できない苦労があったことはなんとなく理解しました。 保護者がいない生活というものを、アルレシャは考えたこともありません。それは恵まれている証でもありました。 子供がひとりで生きねばならない世界など、在ってはならないからです。 「たいへんだったんだねぇ……だれにひろわれたの? ママ?」 アルレシャの中で、保護者といえばやはりお母さんのようです。 (-78) 2022/01/19(Wed) 8:15:51 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ/* 取り急ぎ、こちらの連絡を。 ロールの流れからミズガネを護衛したいなと考えています。 呪殺されながら護衛することになるので、その辺ロールで遊べたらなと思います! (-79) 2022/01/19(Wed) 11:37:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ/* ご連絡ありがとうございます〜! うひゃ〜このクズでいいんですか! 実は襲撃予告を頂いていたので、ちょっと狼さんに呪殺と襲撃と護衛が全て発生するのをお伝えしてきます……ロールどうしましょうかねこれ…… (-80) 2022/01/19(Wed) 11:44:55 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ/* 少々ご連絡です〜! 実は狐さんに護衛をミズガネにと宣言を頂きまして… 更に私、今日狐を占っていたので呪殺が発生するんですね… つまり、呪殺と襲撃と護衛が全て発生する状態になるようなのですが、ロールの方どうしましょうか…! 吊りの結果次第で考えましょうか? またロール上、数人にラサルハグが協力者だよ〜と伝えてはいるので、もしかしたら吊りの指定票が複数飛んでくるかもしれません。よろしくお願いします〜! (-81) 2022/01/19(Wed) 11:48:29 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>27 イクリール 「──本来12から15で行う仕事を、この年でできなくてもか?」 家事が出来ないのは仕方がないとして、代わりになす事がある筈だ。それを、それが、"できない"と言った。32で、だ。 それはもう、初めてとか長い目でなんて範囲をゆうに超えている。 怒りはしない。むしろそれしか言わない。 男は諦観しか浮かべていない。 「……なっちまえばいいのにとは思うがな。 俺ならとっとと滅ぼせるなら滅ぼしちまうから、性格も性質も根本も能力も、お前より余程魔女だろうよ」 進行方向の先を指差す。広い扉が開放されていた。 「後はここを直進したら広間だ。 後は一人で行けるだろ。俺は今そんな気分じゃない」 (28) 2022/01/19(Wed) 12:24:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……母親か。……そうか。 ……そうかもな」 母、と聞いて一瞬目を瞠るも、すぐに閉じて。安易に「そんなことはない」と否定できなかった。彼女とその母の苦しみも、病のことも知らない。 彼女が平気そうにしている事は幸いだったが、それでもわかった口を聞くのは、出会った身の上では気が引けて、気の利かない肯定しか言えなかった。 「追い出されてはねえよ……居座ってやってもよかったがうるせーから勝手に出て行っただけだし、あれは城壁を破壊しようと──」 さて言い訳か事実か。破壊は事実でも、居心地が悪くて逃げたのは本当かもしれない。 ▽ (-82) 2022/01/19(Wed) 12:33:51 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール『案外悪くないものだぜ? 殻の外の世界ってぇのはよ』 貴方と同じような事を、ここに来て言われた。 何で返したんだっけな、あの時。 どうして抱きしめられているのかがわからない。呆然と、ただ言葉に譫言のように反応する。 そうだ、あの時も思って、言わなかったこと。 「なぁ。」 「外って、何処なんだよ」 貴方の両肩に手を置いて体を引き剥がすようにしてから、その姿勢のまま下を向いて、叫ぶ。 「お前らみたいな孤児でも一般人でも何でもねえんだよ!……そんなあっさり、『はいそうですね』って旅に出れると思ってんのか!?お前、飼ってた鳥を外に離して、野生で生きて生きていけると思ってんのか!?死ぬんだよ!目的も何も、生きる理由も、生き方すら知らないんだよ、鳥も、俺も!こっちはッ!!」 堰を切ったように浴びせて、八つ当たりを止められない。でもこれが結局自分の本音だ。人の気遣いを受け取れない。救われない。だから、 「……ちょっと考えればわかんだろ……無理だってさ、そんくらいよ……責任も、誰も取らない癖に、"それっぽい"事なんて、響かねえんだよ……」 貴方をほんの僅かに軽く押して、その手を離した。帽子を深く被り直して、貴方に広間の方への道を示す。 「──もう行ってくれ。話す事もないし、話せる状態でもないんだ。……これ以上、俺が更に俺を嫌いになる前に、…………。」 (-83) 2022/01/19(Wed) 13:27:38 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ貴方の言い訳のような言葉も八つ当たりに等しい怒声も 魔女は僅かに驚いたように瞬く程度で、否定することなく柔らかな表情を湛えたまま聞いていました。 「そうね〜……確かに、 生まれて一度も空を飛んだことのないカナリアが一人で生きるのは難しいかもしれないわ」 引き離されれば、素直に離れます。 帽子で隠れてしまったのは表情だけではありません。 閉ざされてしまった心の扉の前で魔女は考えました。 「じゃあ……」 貴方に再び手を伸ばします。 ダンスを誘うかのように微笑みながら。 「二人なら、どうかしら。 カナリアが外で生きていけるよう、私がすべてを教えましょう。 安心できる巣があれば、外の世界もきっと怖くないわ」 ね?と貴方に同意を求めます。 (-86) 2022/01/19(Wed) 13:59:21 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ君の言葉を返せないままおとなしくついていく。 彼の部屋に来たと理解すると「男の人の部屋……」と小声でこぼしたけれど、意を決したような目つきで部屋へと足を踏み入れた。 「お酒、ワインなら少しいただいたことはあるけど喉を焼く感覚ばかりで美味しさなんて分からなかったわ。 それに、記憶を無くすほど飲むなんてよくないわよ。何事も節度ってものがあるでしょう」 カクテルを不思議そうに眺めた後、ちびりと一口。 「……………………甘いわね」 君が勧めたものが珍しいのか、きょとんとした顔を見せてから少しずつ口に含んでいく。 (-87) 2022/01/19(Wed) 15:55:05 |
【人】 欠けた星 スピカ>>湖畔 眉間に皺を寄せてこちらを見やる少女に一瞬自分の唇を噛むけれど、すぐに物怖じせずに一歩前に進む。 「……そうね、関係ないかもしれないけれど。 大人は子供を守るもので……。……いいえ、私がしたいからしたのよ」 そのまま更に距離を詰め、『何馬鹿なことを言っているの、帰るわよ!』と無理矢理にでも腕を引いて城に連れ戻そうとしただろう。 ……今までのスピカなら。 ▽ (30) 2022/01/19(Wed) 16:12:09 |
【人】 欠けた星 スピカ>>湖畔 こういう時こそ、努めて落ち着いて。 誰かの声を反芻して、深呼吸。 「ラサルハグ。貴方もどうかしら」 ついて来てくれた女性に一言声をかけてから二人の元まで歩み寄り、すとんと腰を下ろす。 「……いいわよ。えっと……アル。私も紅茶を持ってきたの。きっとパンに合うと思うわ」 「……ただ、その前に約束してちょうだい。 一つ。今は寒くなくても風が体温を奪ってしまうかもしれないから、ブランケットを二人にかけさせて。 二つ。城の外に行くときは、誰か大人にどこに行くか教えて頂戴。いきなり空を飛んでどこかに行ってしまうから、驚いたのよ。落ちて怪我をするのが怖いから、できれば空を飛ぶのもあまりしないでほしいけど……。 ……少なくとも、この二つ。できるかしら?」 (31) 2022/01/19(Wed) 16:13:15 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「時と場合によらぁ。 お前サンみたいなタイプはそうでもしねぇと本音をしゃべりやがらないからな。 酒の力を借りてみるのも一つの手ってモンだろ」 あなたが家庭で夫とどのような関係を築いているかは知らないが、本音で話ができているようには到底見えない。 あなたの本音がどうであれ、相手と向かい合えるようになって初めて本当の夫婦になれるというものだが。 「貴族社会は大抵ワインを飲んでるイメージはあらぁな。 俺はあんまり甘いのは飽きるからビールとかの安酒が多いが、たまにはいーだろ。 お前サンには丁度いいんじゃないかぁ?」 ま、どんどん飲みな、他にもあると酒を勧めていくだろう。 (-88) 2022/01/19(Wed) 18:04:18 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ/* 狼さんがOKであれば、神窓で3人でと思ったんですが…… そもそも死んだらアマノが神窓に出れませんね!!! (-89) 2022/01/19(Wed) 18:07:05 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「いーや、ママじゃねぇ。 わるーいおじさんだァ。 なんの気まぐれだったかは知らんがな、拾われて、ギルドで育てられたんだ。 わるーい人たちが集まったギルドだけどな、それでも俺にとっては気のいいオヤジ達だったぞ」 どうして子供をギルドで育てようと思ったのかは、未だに自分でもわかってはいない。 素質があると見込まれたのか、どうなのか。 ただそれでも、 ”暗殺者”ギルド で育てられた男は、レールの上に乗ってそのまま暗殺者へと相成った。目の前の男は、殺しの依頼すら請け負うなんでも屋の男なのだ。 (-90) 2022/01/19(Wed) 18:13:49 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「本音……。 役割を果たすのに本音なんて、不必要よ……」 グラスを持つ両の指先に力がこもり、少し白む。 「そうね、これくらいなら飲みやすくていいわね。屋敷にもこういうものが置いてあるといいのだけど、主人はそういうものより箔が付いたものを並べろとばかり言うし……」 ちびちび。少しずつ飲み進めていく。 「……。これ、くらくらしてこない……?」 しばらくしないうちに女の顔がほのかに赤く色づいていくだろう。 女はどちらかというとお酒に弱かった。 (-91) 2022/01/19(Wed) 18:18:34 |
【人】 こどもの アルレシャ>>湖畔 「こうちゃ!」 コーヒーなら顔をしかめましたが、紅茶なら大歓迎です。いそいそと可愛らしいティーカップを用意していましたが……スピカの話を聞く内にその手が止まります。 ブランケットのことに対しては笑顔で頷いていました。しかし最後の言葉には不満そうに口を尖らせます。 「おでかけするときにね、だれかにおはなしするのはいいんだけどぉ……。 おそらとぶのこわくないし、たのしいもん。アル、おそらすきだよ」 約束自体は受け入れましたが、空を飛ぶことに関しては譲るつもりがないようです。 スピカの口にする『怖い』は、スピカ自身の気持ちでしょう。ですが幼いアルレシャはそこまで察することができません。 用意の途中で忘れ去られてしまったティーカップが、各人の目の前でふわふわと浮いたままでした。 (32) 2022/01/19(Wed) 18:42:50 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「憐れんでほしくて言ったわけじゃねーぞ。 人間誰だって壁にぶち当たるもんだ。俺やお前サンの場合はそれが早くからあって、長かっただけでなぁ。 良い時間ってのもこれからいくらだって訪れるだろうさ」 「ガキの面倒みれるのも、そういう時間があったからだな。 俺一応バツイチっつーかよ……奥さんも子供も死んじまってんだわ。 勝手に売られちまったから形見もなにもねぇしな。 まぁ生きてりゃ……あのチビと同じくらいたぁ思うが……。 そうかそうか! お前サンがずっとガキのままだから俺も気になるのかね」 はっはっはと笑い、新しくグラスに酒を注ぐ。 トラウマというのはそう簡単に消えるわけではない。 これくらいの話をして消えてしまうなら、それは最早トラウマですらないだろう。 「 ―――この軟禁を手引した奴ってぇことかい。 城の主が消えたらしいが……なんでぇ、自作自演かよ。 ラサルハグも……何を考えてんだかしらねぇが……」 ▼ (-94) 2022/01/19(Wed) 18:47:37 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「…………。 なんでぇ、案外ヤル気もあるのか? ハハ、いいぞいいぞ。俺もそれなりにご無沙汰してっからなぁ、酒で気分良くしようや。 それで契約は完了だ、俺はお前サンを殺すような依頼は絶対に受けねぇし殺さない。 守ってやんよ 」だからそんなに諦めてくれるなと、それを告げる。 相手なら十分に選んでいる。 男も女も関係なく、ただ純粋にあなたという個を見ているのだから。 (-95) 2022/01/19(Wed) 18:48:14 |
【秘】 こどもの アルレシャ → なんでも屋 アマノ「わるいけど、いいひと……?」 善人の悪行もあれば、悪人の善行も存在します。しかし幼いアルレシャにはまだ難しく、右を見ながら左を見るかのような不可思議に思えました。 甘くて苦いお菓子のようなものでしょうか。じっと考えましたが、結局わかりませんでした。 暫くして、顔を上げました。 「じゃあ……アマノは、わるいひと?」 とてもそうは見えませんし、そう思いません。そんな眼差しだったでしょう。 アルレシャが知る『大人』は少ないですが、アマノは保護者だと思うのです。 (-96) 2022/01/19(Wed) 18:58:48 |
【人】 欠けた星 スピカ>>湖畔 「う、ううん……」 紅茶の準備をしようと魔法瓶を手にしたまま困ったように唸る。ふわふわ浮いているカップと幼い少女を交互に見やり、自分の指でこめかみを数度とんとんと叩きながら返事を考える。 「…………アルが空のこと好きなのはよく分かったわ。 それならこうしましょう。一人の時でも誰かと飛んでいても、絶対に怪我をしないって約束して。帰ってきたら怪我をしていないってことを、誰かに教えて。報告と責任は大事なことよ」 女は既婚者になって4年にもなるが、未だ子供がいない。 だからだろうか、或いは生来の生真面目さからだろうか、子供に分かりやすく物事を伝えることはあまり得意ではなかった。子供の視点が、わからない。 (33) 2022/01/19(Wed) 19:01:39 |
【人】 こどもの アルレシャ>>湖畔 「……あ、わかった! えーと……」 何かを言い淀んでいると、小鳥が一羽やってきました。アルレシャの肩に止まると耳元で何かを囁きます。 耳が良いなら、『スピカ』と言ったのが聞こえるかもしれません。名前を教えてくれたようです。 「ふふーん……『しんぱいしょう』なんだねぇ。 じゃあ、スピカがいたら、スピカにいったげる!」 一応の納得はしたようです。大人視点では及第点、子供視点では譲歩でしょうか。 心配されて悪い気はしません。子供は自分に関心がある人のことが好きですから。 漂っていたティーカップが、ようやくそれぞれの手元に収まりました。 ……星空のお茶会は、これからです。 (34) 2022/01/19(Wed) 20:16:08 |
【神】 欠けた星 スピカ「……え? 何? まだ子供、いるの……?」 これはどこかの時間帯、出口を探して聞き込みをしている頃。 「なんか、そんな気がする……? はっきりしないわね。 それらしい姿は見ていないけれど……どういうこと?」 首を傾げながら使用人たちに聞き込みを続ける。 けれど女は決してイェドと呼ばれる少女にたどり着くことはないだろう。 ほんの少し生まれた引っ掛かりに、女はもう一度だけ首を傾げた。 (G0) 2022/01/19(Wed) 20:49:03 |
【人】 彷徨民 ウミ>>24 ミズガネ 『ミズガネ。おぼえた』 『ウミこわくないよー……ミズガネ、おほしさまのひとたちをしってるの?』 『ウミのほしもしってる?しってた?』 わぁ、と目を輝かせます。 ウミが降り立った場所では、異星人という概念はまだ人々の中に存在しなかったのです。 『ウミたちは、とおいとこからきたの』 『ウミたちは、やまのようにおおきいんだよ』 『やまになるぐらい、おっきい』 とんとん。 軽やかに床を踏んで、料理の並んだテーブルに。 『そう!ぜーんぶおさかな!』 『しんせんなイロしてるから、きっとおいしい』 『しんぱいならフライもあるよ』 あれがこれ。これがあれ。それはしらない。 ウミも全部は知りませんでしたが、知っている料理はあなたに教えたでしょう。 おいしいんだよと、ウミはにこにこ。 (35) 2022/01/19(Wed) 20:49:25 |
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