【人】 騎士 エース[彼女が再び目を開いたのは、 とっていた宿の部屋に戻ってからだった。>>2:10 直行した浴室で彼女の身体を下ろしたが、 力が入らないのか、そのまま床に座り込んでしまった。 痛々しい姿に目を逸らしたくなったが、 処置は早い方がいいだろうし、 呼んだ治癒師がいつ来るかもわからなかったから。 彼女の肌を覆い隠していた俺のマントを剥がして後ろに置いておいて、彼女に温かい湯をかけた] シール様…… [頭からかけた湯に紛れる事もないその涙に 胸を締め付けられながら、顔を洗う彼女の姿を見守った。 普通の女の子だったらただ恐ろしく痛ましい体験だったろうが、 プライドの高い―――王女である彼女は、 身体よりも心の傷がより大きそうだ。 俺は、彼女に何ができるだろう……] (0) 2024/11/12(Tue) 13:01:55 |
【人】 騎士 エース[泣き続ける彼女に、俺はかける言葉が見付からなかった。 ……俺だって、思うところはある。 でも、彼女に今言って何になるんだ。 ……しばらくして彼女が顔を上げる。>>2:11 こちらを見つめる彼女の瞳は あの化け物に犯されていた時とは違い、 明確に光を取り戻している様に見えた。 身を清めたい、と、 俺にも手伝えと。 前に進もうとしている彼女に、] (……やっぱり貴女は強い人だ。) [そう心の中で敬意を表しながら、ゆっくりと頷いた。 一緒に入るかなどと、いつもならちょっと下心が隠せない笑顔で頷いてしまいそうなお誘いもあったが、「いえ、それはまた、後で」と少し残念そうに断った。 だって治癒師来るし……と、ここで彼女にはそれをまだ伝えていなかったと気付いたが、言うタイミングを完全に見失った] (1) 2024/11/12(Tue) 13:02:56 |
【人】 騎士 エース[自身の身体の様子を確かめる彼女>>2:12に湯をかけ続けていたが、重い話題が彼女の口から出てきた。>>2:13] ……やっぱり、 そういう感じのものですよね。 [子種、という言葉に眉を顰める。 彼女の胎やお尻に埋まっている触手を引き抜いた時、 一緒に溢れたあの液体の事を思い出す。 そして俺は治癒師が来る前に、 それらは取り除きたいと思って風呂場に来たんだ。 腰回りに鎖のついている下着をあっさりと脱がすと、 チョーカーが指さされる。>>2:14 後ろか側面に留め具でもあるかと思ったが、 縫い目すらなくてどうなってんだ、と 俺は彼女の首に顔を近付けた。 首とチョーカーの間に指を一本するりと差し入れ、彼女の首が絞まらない様に気を付けながら、チョーカーに喰いついた。 刃物を取り出す時間すら惜しくて歯を立てれば、びり、と音を立てて裂く事ができただろう] (2) 2024/11/12(Tue) 13:03:55 |
【人】 騎士 エース[チョーカーを外して鎖も彼女の肌から退けば、 彼女は丸裸の状態だ。 チョーカーが巻かれていた首を優しくさすって、 今度こそ全身に清めの湯をかけていった] (3) 2024/11/12(Tue) 13:04:18 |
騎士 エースは、メモを貼った。 (a1) 2024/11/12(Tue) 13:16:13 |
【人】 王女 シール[風呂場で頭から湯をかけてもらった時、 顔だけでなく、口の中も繰り返し濯いだ。 囚われて凌辱され続け、恥辱に耐え難くて死ぬことも考えた。 あの状況では舌を噛むくらいしか思いつかなかったが、 ちょうどそのタイミングで触手に咥内をも犯された。 考えようによっては、自害を阻止するタイミングにも見えるが、 たまたまだろう それから呪いの装束を外してもらう。 黒パンツがあっさり脱げたのだから、チョーカーも外せるだろうと エースに切ってくれと頼んだら、いきなり彼の顔が首元に迫って来て>>2 ドキッとした チョーカーの内側に指が入って引かれ、一瞬首が締まったと思いきや、すぐに戒めが緩んだ事に気づく] えっ、……歯でちぎったのか。驚いたぞ [一連の動きに驚いた事は隠さずに伝える。 そうして黒チョーカーを外してもらったら、 内側からペンダントが出て来てもう一度驚いた。この時ばかりは、暗かった表情がぱあっと明るくなる] (4) 2024/11/12(Tue) 22:32:20 |
【人】 王女 シールよかった、……無事だったんだな。 なくさないで、本当に……よかった [首元の白い石に指を添え、騎士を見上げて嬉しそうに微笑む。 呪いの内側に閉じ込められたまま無事だった、その奇跡に感激して、心から感謝した] (5) 2024/11/12(Tue) 22:32:43 |
【人】 王女 シール[触手に蹂躙されていたあの時、 どんなに穢されても綺麗だと言ってくれた。 わたしはその言葉を信じて戻って来たのだから、 お前の役目は自信喪失ではなく堂々と胸を張って、 その両腕を開き、戻って来たわたしを受け止めることだ。 そうして、決して離さないと誓え。 かつて騎士の剣に忠誠を誓った時と同じように] (6) 2024/11/12(Tue) 22:41:11 |
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