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【人】 闇葬 アウグスト生前に彼が言った通り、祭りが終わる頃には 女神がどちらのファミリーに微笑むかは決まっているのだろう。 主を失った部屋からは、時折猫の鳴く声がする。 (0) 2022/08/08(Mon) 20:59:44 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* あっこの役職生きてる時から墓下発言できるんだ へ〜〜〜〜 狼以外であっても襲撃能力持ちならダミー襲撃する事になってるの かなり嫌ですね ボス 死 イヤ!!!もう死んでる そうですね (-3) 2022/08/08(Mon) 21:03:23 |
【独】 イル・マット フィオレロ斜陽騎士とれました。 このハンドアウトの癖に、ひたすらノッテの人間を守ってアルバの人間に横流しをする騎士をしようと思います。 フィオレロ本人が一番殺されそうな汚点持ちだけどそんなの無視してファミリーを守り続けたいですね。 (-5) 2022/08/08(Mon) 21:04:00 |
【独】 花で語るは ソニー"彼"が居なくなっても、市井は目まぐるしく動き続ける。 彼の庇護を受けていながら恩知らず灘なんて感じるものもいたならば、 みかじめ料をふんだくるギャングなど死んで当然とするものもあるだろう。 ただ、それがどんな要因の為に死んだのかわからないから問題なのだ。 そして、民間人は誰もそれを追及する方法も権利も持ってはいない。 あくまで花屋としてあちらこちらに足を踏み入れるごとに、それを思い知る。 噂はすれど触れられず、口先に挙げることさえままならない。 長年真相とともに追い続け、恨みを抱いてきたその相手は死んだのだ。 自身もまたそれを噛み締め、しかしどこか呆然と捉えているようでもあった。 「……それなら。もう仇は取らなくていいのか」 或いは、仇をとることさえも永久に出来なくなったのか。 花の届け先は奇しくも彼の息のかかった場所。彼を偲び、何万本が動いている。 花が飾られた街はまるで、彼のために作られた宮殿のようじゃないか? どこかで、それを悔しく思っている。惨めに死ねばよかったのだと。 「、」 誰にも見られるような場所で、こんな顔をしていてはいけない。 今はただの民間人として、市井のうちの唯人として振る舞い続けなければならない。 笑って、仕方なさそうにして、それでも無関係そうに振る舞って。 ソニー・アモリーノがすべきことは、たったそれだけだ。 (-6) 2022/08/08(Mon) 21:19:26 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ/* ありがとうございます。ではこちらからももう少し補足を失礼します。 ・傷跡ですが、触れても痛みを感じる様子はありません。気にしている様子もなければ、こちらから話題に出すこともありません。不自然なくらいに自然体でいます。 ・サルヴァトーレがコンシリエーレになったのも同時期かその少し前くらいかと思いますので、ビアンカさんのことは勤め始めた頃から知っています。どうしてこんなところに? くらいのことは世間話っぽく聞いたかもしれません。 あと、島の外に行かない? と誘うこともあると思います。よろしくお願いします。 (-7) 2022/08/08(Mon) 21:25:00 |
【人】 花で語るは ソニー【バー:アマラント】 「こんにちは、ロッシさん。今日の花です。最近は出入りが多いですねえ、大変なことだ。 どちらにおきましょう、あっち? こっち? 表でいい? 裏口のほうに? あっと! お代お代、オレが帰るまでにツケといてくださいよ、けど一杯もらおうかなあ」 この国のビジネスシーンにおいて酒が振る舞われることは珍しい話ではない。 そして、それしきで潰れる人間もりっぱな大人であればありえない。 花屋の男はせわしなくバーに上がり込むと、片隅を飾る色彩を抱えて運んだ。 普段からそうなのか、祭りのために飾られているのかは不明。 ひょっとしたら間違い配達なんてこともあるかもしれないな。 そんな中、喉を潤すために一杯のカクテルをもらって唇を湿らす。 視界に見知った顔があったなら、にこやかに笑って手を振るだろう。 されどあくまで表の知り合い、気さくな花屋の顔見知りとしてだ。 くるくると表情のよく変わる男を、裏稼業と結びつける人間は少ない。 同じファミリーの中にいないのであれば、尚更だ。 (1) 2022/08/08(Mon) 21:30:32 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 蜉蝣 アベラルド/* ありがとうございます。よろしくお願いします! どれくらいの仲良さにしましょうか……そちらからご希望などございますか? マジで未定なのでなんでも合わせられます。幼なじみでも商売敵でもご近所様でも、店の常連でも本当になんでも…… 仲の深さによって情報開示させていただきたいです! (-8) 2022/08/08(Mon) 21:30:46 |
【見】 郵便切手 フラン【街中】 人通りも多い、表の街並み。 陽気なファンファーレを遠くに聞いて、隠れ家に漂う重い空気は欠片も知らず。 路肩に停められたトラックの荷台から手慣れた動きで積荷を下ろし、玄関先までの道を歩く。 途中、日差しで程よく温められた石畳で寝転がる野良猫を見つければ、目深に被った帽子のつばを指で軽く上げて会釈した。 「おつかれさまです」 それだけ置いて、また歩を進め。 呼び鈴を鳴らして応答を待つ間にもう一度振り返ったが、野良猫はもう居なくなっていた。 「自由な暮らしって、憧れますね」 なんとはなしの言葉が空気に溶けて、 日常の一頁が捲られていく。 (@0) 2022/08/08(Mon) 21:35:15 |
【独】 piacere ラウラ/* どうしよう 敵意というものをあんまり持ってない 女の子組に当てるのはなんか違うし ノッテに優しくない人がいいな (-9) 2022/08/08(Mon) 21:37:48 |
レヴィアは、喧騒から離れた路地の店から、今日もグラスハープの音色が響く【路地の店】 (a0) 2022/08/08(Mon) 21:40:25 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/* 気軽に軽口をたたき合える仲くらいかな?と想像していましたがそうですね…… エ!?じゃあ欲を言って幼馴染になってもいいですか……!? 高校から知り合ったくらいの感じで……!!どうでしょう? (-10) 2022/08/08(Mon) 21:40:34 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 花で語るは ソニー/* 御機嫌よう、運営です! ○○様のPCの役職は何になりましたか? この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫! 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! (運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります) *** あっ! バーに花運ばれてる!! うれし〜〜〜!! 運営はこの連絡後しばらく不在になるためレスはすぐ出来ませんが、花瓶ひとつに収まるくらいを店内に飾って、残りはスタッフルーム的な場所に運んでもらったと思います。ありがとう〜〜〜! (-11) 2022/08/08(Mon) 21:45:31 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド「下手人が誰だかわからないんだって?」 表で振る舞っているふうよりも、ずっと落ち着いた声で男は言う。 昼を少し過ぎた辺り、男は貴方のもとを尋ねて取引を持ちかけていた。 もともと予定を取り付けていたのかもしれないし、勝手に訪ねたのかもしれない。 後者であれば、貴方にとってはずいぶんと迷惑な話だろう。 どちらにせよ、失礼しましたなんて回れ右するような素直な人間じゃなさそうだ。 「探ってきてやろうか、オレが。 アタリを見つけられるかは運次第ってとこだ。 ……なんて。堅物のアンタが応じる話じゃあないな」 内容はいつもと変わらない。弾薬を少しに、植物活力剤や生石灰。 見るものが見ればわざわざ相手に頼む必要もない、と感じるようなものばかりとはいえ、 相手方のボスが落ちたあとだというのに、豪胆なことだ。 話に上がるのは件の噂の渦中の話。 一体誰がやったのか。外に漏れることは当然無いだろうし、 内部ではどう処理されていてどこまでわかっているか……なんてのは男は知らない、筈だ。 つらつらと語る言葉をハッタリと見て無視するかどうかも含め、きっとそれは貴方の自由なのだろう。 (-12) 2022/08/08(Mon) 21:47:08 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ/* 孤児院の生活は質素な市民の最低限は確保されているようです。 その他支援などで時折豪華な食事が出たり、誕生日と祝日は祝いの食事会もあります。 若いうちにに仕事を斡旋し、荒事が得意そうな子腕っ節がある人材をアソシエーテとしてファミリーに引き抜くことを目標としています。 『人の言葉を信じるな自分のみたものだけを信じろ』、と表向きも内面も健全な子供を育てて闇の世界に連れ込んでいます。前科は問いません。 当孤児院の設定自体は、あくどい虐待などはなく柔軟に社会の歯車になるべく育てられています。 何処かの重役になれば業界や政府との縁になる為です。 悪辣な環境があるとすれば、外部組織からの嫌がらせが主になるでしょう。 あるいはまた別の孤児院の出自で、こちらの施設とも何度か交流があった等で面識が持てるかも知れません。 孤児院の設定だけ固まっていますが、都合が良いところだけ活用してやって下さい。 またなにかあれば都度連絡ください。どうぞよろしくお願い致します。 (-13) 2022/08/08(Mon) 21:48:04 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 花で語るは ソニー/* 文章打ち直しでコピペしたPL名のがなくなってるのはあかんのよ。 すまねぇ強い筋肉の書き方様〜〜〜〜〜!!! よろしくお願いしますたのしんでね〜〜〜!!! (-14) 2022/08/08(Mon) 21:48:15 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 蜉蝣 アベラルド/* ワ! めちゃくちゃ踏み込むような真似をして申し訳ないです……! そしていいんですか〜!? じゃあもう16年くらいの付き合いになりますね、そのうえでただの知り合いではなく幼馴染と言えるレベルならだいぶ仲良しなのかも…… でしたらこちらも気兼ねなくお話できると思いますし、基本甘やかす側の男なのですが、二人でいる時は多少甘えることがあるかもしれないです。気を許しているかも…… 幼馴染だということは表に出しますかね? 隠しますか? (-15) 2022/08/08(Mon) 21:49:02 |
【秘】 花で語るは ソニー → 情報屋 ロッシ――誰が"彼"を殺したのか、男は知りたがっていた。 己の仲間達の犯行であるならば、その迂闊を責めど文句はない。 否、少しばかりの歯がゆさを何か、どこかに感じることはあったとしても。 それが今己が籍を置くファミリーの利益となるのであれば、構うことはなかった。 されど彼らの内部の犯行であったならば。 未だその下手人の正体を掴めていない男は、どこかに未練を感じていた。 あの男を追い詰めて、己の罪を認めさせて、屠るのは己のやるべきことだったのに。 行き場のない仇を、あの男に至る線を誰が足で消したのだろう。 ならばその仇の行き先のツケを払うのは、その誰かなのじゃないか? 男は知りたがっている、この機に乗じる人間が誰か。 そいつの身を以て知らしめ、聞き出さなければいけないことがある。 /* ごきげんよう〜〜〜強い筋肉の描き方です! ソニーの役職は『樹木子』になります。 こっから先は関係ないけど情報屋に渡しておく話。 ソニーは暗部の仕事をする人間であるため、ファミリー内でも影は薄いようです。 抗争でも夜に動いたり、見せしめには参加せず、地味な掃除をしていく形でしょう。 そんな彼はボスに何らかの恨みを持っているようで、長らくそれを追いかけていた模様。 今ではその恨みの行き場を失って、途方に暮れているようです。 そうした行き場のなさを、この抗争に乗じて動く人間へと向けることになるでしょう。 なるべく多く血祭りにあげられるよう、頑張ります。 (-16) 2022/08/08(Mon) 21:55:09 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/* いえいえ!!こちらこそ本当に幼馴染になっていいんですか!?となっているので是非に是非に……ありがとうございます……。 甘やかしてくれるならば存分に甘やかされ、甘えられれば存分に甘やかす男です。こちらも大分気は許していると思います。なかよし! あだ名で呼んだりとかもしていそうですね。普段は普通に呼んでいますが、二人の時は「サヴィ」呼びになるかも。 本人は幼馴染であることは大っぴらには言いませんが、完全に隠そうという気もなさそうですね。聞かれたら答えるくらいの程度です! (-17) 2022/08/08(Mon) 22:05:02 |
【人】 蜉蝣 アベラルド【街中】 「眩し」 低い声でぽつりと漏れた太陽への文句は、 こんな人通りじゃ誰の耳にも届かなかったかもしれない。 建物の隙間の暗い方から出てきた男は、一度立ち止まってぐるりと辺りを見回してからのたのたと歩き始めた。 よく磨かれた靴を鳴らして、一つ気の抜けた欠伸をする。 報告面倒臭えとか、眠いなあとか、そんなことをぶつくさと言いながら腕時計を見て。 「……ジェラテリアにでも寄るか」 暑いし、時間あるし、とやはり独り言ちながらふらりと足取りは脇道に逸れていった。 暢気なものだ、とは自覚している。 (2) 2022/08/08(Mon) 22:06:18 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 銀の弾丸 リカルド/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 もったいないおばけ様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-18) 2022/08/08(Mon) 22:08:15 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ【街中】 「いつもの」「はいよ」 少女の端的な注文と、店員の端的な接客。 騒がしく響くファンファーレより、 今の気分はもっとしっとりした音。 午前の仕事が終わったら、 アンティークショップでも見に行くか? そんな事を考えながら、レンガの壁に寄りかかり。 1分と20秒のあと、移動屋台のアイスコーヒーを啜る。 「……移動10分、調査10分、修理40分。 余剰とトラブル用に30分。楽なのだったらいいけど」 スマホのアラームを1時間と、1時間半後にセット。 石畳をごつごつ踏み鳴らしながら歩いていった。 (3) 2022/08/08(Mon) 22:11:57 |
アベラルドは、通りすがりに自分の横を飛んで行く風船の紐を掴んだ。追ってきた少女に差し出し、背を見送る。 【街中】 (a1) 2022/08/08(Mon) 22:13:00 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 害のない毒 マキアート/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 ドラッグドラ3様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-19) 2022/08/08(Mon) 22:18:28 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 暗殺屋 レヴィア/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 トゲトゲ様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-20) 2022/08/08(Mon) 22:20:16 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ【賭博場】 仕事前の清掃を終えた女がひとり。 カードを手に小気味よい音を鳴らしている。 またおひとり、お得意様がバーストされてしまったのですか。 命の軽さなんて今更の話。 分かってはいても零れそうになる溜息を堪え、 暫し長い睫毛を伏せた。 その手が奏でる音はまだ、止まらない。 シャッフルする手が止まり、瞼を開く。 一枚ずつカードをテーブルへ。 自分の前と誰もいない席に。 こちらの一枚目は 【ダイヤのA】 対面の一枚目は 【ダイヤのJ】 こちらのAを見ても尚、自身の札を信じ ニヤリ口元を不敵に歪め、ギラギラとした視線で 次のカードを急かす故人を思い出して、 もう一枚ずつカードを配る。 (4) 2022/08/08(Mon) 22:24:46 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>4 時に大勝ちして、稀に大負けして。 場を熱狂させる天才。 おそらくご本人はそんなことは 全く気にされていなかったのでしょうけれど。 ……良いお客様でした。 あちらのドンであること、を除けばですが。 対面に配った二枚目のカードは―― 【スペードのA】 「 ブラックジャック 。お強いですね?シニョール」 驚いた表情を作って、肩を竦め いつも通りの賞賛と微笑を贈る。 ですから、私の手向ける花はこれで。ドン・アウグスト 本来は開くべき、自身の二枚目は伏せたままで。 (5) 2022/08/08(Mon) 22:27:56 |
【秘】 情報屋 ロッシ → プレイスユアベット ヴィオレッタ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 みぜりあ様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-22) 2022/08/08(Mon) 22:28:47 |
【人】 イル・マット フィオレロ【ノッテアジト】 「やりますねぇ、あちらさん。 心境的には複雑なもんですが」 名誉の死のように名が列ねられて行く報告がひと段落した後 普段通りの真意のわかりにくい声色が、口を挟む。 「アウグストさんがいないのに崩れも引きもしない。 そんなノッテを誇りに思いますよ」 1年前は専ら余程緊急性がなければ姿を見せなかった男だが、最近は何か事あるごとに姿を見かけるようになった。 いずれにせよそう場慣れはしていない男が、 重苦しさを気にして黙る様子を見せたことはない。 「今頃、処理部門なんてほら。 大変なことになってるんじゃないです?多すぎて」 まるで参考人のように、馴染みの組が任せている処理員に視線を向ける。最も、不在ならばいるだろう場所を空目しただけになる。 (6) 2022/08/08(Mon) 22:35:21 |
【秘】 情報屋 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 ぷう様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-24) 2022/08/08(Mon) 22:38:27 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 小夜啼鳥 ビアンカ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 はにわのお砂糖様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-25) 2022/08/08(Mon) 22:38:48 |
【秘】 情報屋 ロッシ → イル・マット フィオレロ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 黒いマシュマロ様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-26) 2022/08/08(Mon) 22:39:35 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 鋼鉄ナマコブレード様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-27) 2022/08/08(Mon) 22:40:04 |
【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 情報屋 ロッシ心を。覗かれた気がした。 下らない噂話 つまらない情報 毒にも薬にもならない話 ――誰かさんの訪れる場所、訪れた時間も含まれていた それらを金品と引き換えに売った。 ――その罪悪感とそれが暴かれる怯えに満ちた、心を。 /* みぜりあです。ご連絡ありがとうございます。 こちらの役職は【幼狐】になります。 取り纏めお疲れさまです。よろしくお願いいたします。 以下はひと段落してお時間のある時の返信で構いません。 木霊窓?は制限がなかったかと思うのですが、 使用しても問題ございませんでしょうか? (お返事いただくまで使用はしません) (-28) 2022/08/08(Mon) 22:43:35 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「――……何だと?」 とある建物の中の一室。 部屋の主はぴくりと眉を動かした。 取引のブツの一覧を確認し、部下に準備を任せ煙草に火をつけて訝しげな目で貴方を見やった。 睨みを聞かせているが、その視線は取って食うようなものではなく、どちらかといえば貴方の真意を探るようなものだろう。 全く。 アポも取らずに勝手に訪ねてきておきながら随分と勝手なことを言う。 今のファミリーは内部分裂をするような状況にはない。 とするならば、下手人はファミリー外……その最有力候補は目の前に居る男が所属するファミリーの者ということになるだろうに。 「貴様、俺がそのような依頼などしないと分かっていてフザケたことを抜かしてるんだろう。 そのような事を貴様に持ちかけられるまでもない。 ―――下手人は必ずこの手で殺すと決めている」 生真面目で堅物な男だ。 我が主と言わんばかりに敬愛していたボスが亡くなったとあれば心中穏やかなはずがない。 努めて冷静ではいられなくなるだろう事を貴方が好機と見るかは定かではないが、確かにその表情にはありありと苛立ちが現れているだろう。 (-29) 2022/08/08(Mon) 22:46:44 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 情報屋 ロッシ──夢なんて、見たことはない。 ──あるのはただ、気持ちの悪いまどろみと、 その狭間の幻覚だけ。 ──レム睡眠とノンレム睡眠の釁隙に、 相手がだれであっても。 仮令自分自身であったとしても、 私はこう口を開くだろう。 ──くたばれ、と。 /* お疲れ様です、はにわのお砂糖です。 役職は「無思慮」となりました。 何卒よろしくお願いいたします。 (-30) 2022/08/08(Mon) 22:47:17 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 情報屋 ロッシ/* ようこそいらっしゃい! もったいないおばけであります。 リカルドの役職は反魂師でありますよ! 誰を蘇生しようか今からワクワクッとしております。 (-31) 2022/08/08(Mon) 22:48:30 |
【神】 風任せ マウロ【ノッテアジト】 「………」 報告を聞き終えた後、隠しもしない苛立ちのまま椅子を蹴り上げる。 元々機嫌を損ねることの多かった青年だが、ボスの亡き後よりその色は濃くなったように思えるだろう。 周囲の咎めるような視線を気にする風もなく、暗い眼差しを空に向けている。 (G0) 2022/08/08(Mon) 22:49:58 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → 情報屋 ロッシ/* 運営ありがとうございます。 当方、役職は「 斜陽騎士 」になります。お手数をおかけします。ご連絡ありがとうございました。 (-32) 2022/08/08(Mon) 22:50:38 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 情報屋 ロッシきっと、ゆめのなか。 誰に何を問われても、辟易とした顔をした。 寝てる時くらいは人の声なんて聴かずにいたい。 それでも質問にはひとこと、 「あたいはあたいだよ」 そんな風に答えてまた、眠りに落ちる――。 /* ごきげんよう!鋼鉄ナマコブレードです。 ストレガは《魔女》でございます。 名は体を表すという事でひとつ。 期間中は運営さまのもとのんびりとお世話になります、 よろしくお願い致します〜! (-33) 2022/08/08(Mon) 22:52:53 |
【人】 家族愛 サルヴァトーレ【街中】 「────さ、着いた。ほら起きて、お姫様。それとも目覚めのキスが必要かい?」 「……なあに。まだ足りないの? はは、欲張りだなぁ。光栄だけど、僕はこの後用があってね」 「もう、そう拗ねないで。代わりに取っておきのプレゼントがあるんだ────なんだと思う? 当たり!」 「うん、勿論だ。愛しているよ。また顔を出すさ、すぐにね」 「じゃあまた、可愛い人!」 高級感のある黒い車の扉が開く。小柄な女性が姿を現す。こじんまりとしたアパートのドアを開け、その中へと消えていく。 男はそれを最後まで見送っていた。いつも通りの笑顔を浮かべて。 いつまでも家の前に留まっているのは無粋だろう。少し広めの通りへと車を走らす。再び路肩に止めて降り、伸びをする。時間を確認。まだ予定までは余裕がある。 行きつけのバーで時間を潰すか、手頃なカフェにでも入るか、車内で仮眠を取るか。しばし立ったまま悩むようだ。 (7) 2022/08/08(Mon) 22:54:29 |
【秘】 情報屋 ロッシ → デッドヘッド ヴェネリオ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 朝はパン様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-34) 2022/08/08(Mon) 22:55:07 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 鳥葬 コルヴォ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 ボスの飼い猫の妹の息子様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-35) 2022/08/08(Mon) 22:55:52 |
【人】 小夜啼鳥 ビアンカ【街中】 女がひとり、さんざんに人々の靴底で削り取られた石畳を さらに踏みつけて歩いていく。 大きく広がったフレアスカートは ストッキングに包まれた女の細い足にときたまぐるりと絡みつき、 浜の真砂のようにさらさらと解けてまた広がる。 手に持ったままの傘で顔の上半分を覆い隠すようにして、 喧しいファンファーレの雨を払いのけた。 「これだから、マフィアは嫌い」 傘の天蓋は、女の視界を覆い隠す。 内で呟かれた、そんな言葉も閉じ込めて。 (8) 2022/08/08(Mon) 22:56:13 |
【秘】 情報屋 ロッシ → ガット・リベロ ルチア/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 %風姫%様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-36) 2022/08/08(Mon) 22:56:53 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 狡兎 ツィオ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 遅れてきたマン様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-37) 2022/08/08(Mon) 22:58:42 |
【秘】 情報屋 ロッシ → piacere ラウラ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 おやつはたい焼き様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-38) 2022/08/08(Mon) 22:59:02 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 蜉蝣 アベラルド/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 しまむら(イタリア店)様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-39) 2022/08/08(Mon) 22:59:25 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 翠眼 ヴェルデ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 ツナ缶様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-40) 2022/08/08(Mon) 22:59:52 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 風任せ マウロ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 はちみつメガネ様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-41) 2022/08/08(Mon) 23:00:24 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 家族愛 サルヴァトーレ/* 御機嫌よう、運営です! 役職確認に参りました。 上野発の夜行列車様のPCの役職は何になりましたか? 決闘者・死之商人の場合は、更新24h前の10日21時までに 一度は相手PLさんにお知らせしてあげてね! 運営への報告は、相手先が決定した2日目時点でお願いすることになります。 この秘話への返答は、PL発言のみで問題ありません。 なんなら「○○になりました〜!」だけでも大丈夫です。重く構えずどうぞ〜! (-42) 2022/08/08(Mon) 23:00:56 |
【人】 銀の弾丸 リカルド【港倉庫】 「――ふむ、これは最新のクスリか」 運び込まれた密輸品の品々にチェックを入れ、男はクスリの効能の書かれた紙に目を通す。 部下に取り扱いについて指示を出し、倉庫内に鳴り響いた着信音にすばやく反応を示して応対を始めた。 「――はい。 …………は、今すぐですか? 今何を……あぁ、はいはい、わかりました。 すぐ車を回しますから大人しく甘味でも食べていてくださいよ」 上司からの電話だろうか。 男はその場の責任者に抜ける旨を伝え、一つ息をつくと倉庫に背を向けて立ち去った。 今日も今日とてこの生真面目な男は、ずぼらな頼れる上司の世話を焼いているらしい。 (9) 2022/08/08(Mon) 23:02:55 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド「オレも一本いいかい、バンビーノ」 くゆる紫煙をふっと目で追って、懐に手を入れる。 1カートンに5本ほどしか入っていない、コーン型のフレンドシップシガー。 了解も得ずに火を着けたなら、カプチーノのような甘い香りが後を追った。 嗅ぎ慣れた煙草の葉の煙感を好むなら、強着香の甘さは厭味にさえ感じられるかもしれない。 「まあ聞けよ。別に返事だってしなくていいさ。 アンタはオレの独り言を聞いているだけ、そうだろう。 ……オレも"彼"にはちょっとした用事があったのさ。けれど今じゃこう。 どうしてこうなったのか、知りもせずに軽率に乗っかりたいわけじゃない……」 はっきりとは口にしないが、口ぶりから聡く悟ったならば。 此度のことを、男は詳しく聞かされていない――ようにも、見えるだろう。 真実は誰でもない誰かの手の中。どれくらい疑うかなんてのは、賢さばかりに由来しない。 己の立ち位置、そうあるべきと前提にして行動すべきは、単純な推理だけでは決められないものだ。 「仲間を売るなんてのはオレもまっぴらだ。 でも自らの仲間を出し抜いてさえ手柄に走ったやつがいたのだとしたら、 そいつは先に裏切った、仲間じゃない。そうは思わないか?」 言外に、間接的に。持って回ったような言い方をするのは、性分のためだけじゃない。 二人だけが聞いている会話ではないから、こうして想像させるのだろう。 自分からもちかけた話の結論を言わないのは、ひょっとすると怒りを買うかもしれないけども。 (-43) 2022/08/08(Mon) 23:04:17 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → 情報屋 ロッシ/* こんばんは!!運営お疲れさまです!! アベラルドは黙狼 になりました!!よろしくお願いします!!既に良い空気を吸えているので感謝の念が絶えません ありがとうございます……。 (-44) 2022/08/08(Mon) 23:10:40 |
【秘】 風任せ マウロ → 情報屋 ロッシ/* きゃ〜〜〜運営様〜〜〜! この気分屋は 皇狼 わたくし頑張りますわ〜!見ててくださいましね〜〜!! (-45) 2022/08/08(Mon) 23:14:51 |
【人】 害のない毒 マキアート【賭博場】 彼女なりの弔いを穏やかな瞳で眺め、 ちいさく嘆息をする。ああ、確かに素晴らしい紳士だった。 アルバの傘下にある賭博場でも決して臆さない度胸。 正に、人の上に立つに相応しい人物で。 けれどツキに見放されてしまえば、勝負師はそれまでだ。 実に──幸運の女神は残酷だな、と二度溜息を吐く。 やがて賭博場の門扉が開かれれば、 入ってきた客や招かれた来賓の案内へ。 そこにはもう悼むような悲しげな表情はなく。 堅い靴底の音を引き連れて、行く先は楽しい遊び場。 カードテーブルにスロットと、望みのままに捌いて。 何処へ向かおうかと迷う者に対しては胸に手を当て進言する。 「聖母の名を冠した祭りが行われているのです。故に、 カジノの女王なんて如何でしょう、お客様方? 宜しければ、僭越ながらお相手させていただければ」 ポケットのないタキシードに身を包んで微笑むディーラーは──果たして女神が遣わす天使か、人を破滅させる悪魔か。 (10) 2022/08/08(Mon) 23:16:38 |
【秘】 狡兎 ツィオ → 情報屋 ロッシ「俺は、あの孤児院でマウロやリカルドと育ち、 スパイ この名を戴いたときから"諜報員"で。 スパイ 多分死ぬその瞬間も"諜報員"だよ。 子猫ちゃん 悪いな――お前ら。」 /* 諜報員です。 (-46) 2022/08/08(Mon) 23:21:25 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 >>6 >>G0 問い掛けと共に向けられた視線に、 鳴かずの烏は黙したままそちらを見遣り、暫し。 待遇こそ使い捨てとは天地の差と言えど、 何にせよ準構成員が会議の場に呼ばれる事はそう無いだろう。 であれば今こうしてここに立っている理由は、 少し前に処分を終えたばかりの死体に起因するものか、それとも。 「無用な『ゴミ』を作るのでないのなら、 コルヴォ・ロッソは仕事がある事を有り難く思うだけです」 目上にあたる人間の言葉を遮らないよう一拍の間を置いたのち、 喪服じみた黒支度を崩しもせず、壁際に立ち、そう答えを返す。 そこに居るのが或いは愚昧な男ただ一人であっても、 まるで葬列を一人の人間に押し込めたような気配をして。 「ここの人間は誰だって、無駄な血は一滴も流さんでしょう」 ──ガタン!! 言い終えた直後、椅子が立てるけたたましい音。 物音の主を見ても、今はただ少しばかり眼を細めるだけだった。 「向こうが火種を持ち込んで来るのは、困りものですけれどもね。 一介の掃除屋がどうこう言う事でもないでしょう?」 (G1) 2022/08/08(Mon) 23:24:07 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー/* ご質問ありがとうございます、 プロフィールにあることは大抵知っていても構いません。 アルバでも恨み言かはどうかわかりませんが、あることないこと噂にされているかもしれないですね。 ソニーさんとはノッテファミリーとして関わろうとはせず、多少のことは踏み込まれても甘く見ていそうです。 外に出ることが多く、一人で酒場や喫煙所等大衆のいる場所に出没することも少なくありません。 ・表の顔はどのように振舞っていますか? 大きなくくりでは人材サービス業、人材派遣業界に勤務しています。調べればその会社もノッテファミリーの傘下です。 ・ノッテの所属であることや重役であることについては知っていても構いませんか? 構いません、軽く調べたり、人から話が聞くことができます。 20年以上前から先代に拾われ、ノッテに長く滞在しています。 ・孤児院内でお菓子を振る舞ったことはありますか? あります。誕生月にはケーキを、祝祭にはおもちゃを用意してくれたりなどしました。 ・ご結婚されていますか? 未婚で、それらしい噂は立っていません。 ・ソニーにはどれくらいの警戒度で接していますか? 本心はともかく、あえて無用心に近いです。古くからの友人のように。 ファミリーの話を出しても、敵のようには接さず話を静かに聞いているだけでしょう。 返答が遅くなりすみませんでした! 他に知りたい内容などがあれば答えられるものはおこたえします。 (-48) 2022/08/08(Mon) 23:26:58 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアートどう思う、と。囁いたのはバカラ台を挟んでか、それとも宛てがわれた部屋の中でか。 花屋としての表情よりかは落ち着いた声で、"従業員"へと話しかけた。 人目のあるところであれば男は花屋らしく軽薄に、 人目のないところであれば男は裏の人間らしく凪のように。 ざわめく喧騒も、いずれにせよカードの前では話の種に過ぎない。 「どんなふうにイッたのかだって、聞こえてこないんだぜ」 あくまで世間話めいて、噂の"彼"の話を進める。 死の与えた影響力と、その余波は凄まじく大きいのに。 それが報じられて人の口に上る頃には、これほどまでにあやふやなのだ。 (-49) 2022/08/08(Mon) 23:31:38 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 情報屋 ロッシ𝕹𝖊𝖑 𝖓𝖔𝖒𝖊 𝖉𝖊𝖑 𝕻𝖆𝖉𝖗𝖊 𝖊 𝖉𝖊𝖑 𝕱𝖎𝖌𝖑𝖎𝖔 𝖊 𝖉𝖊𝖑𝖑𝖔 𝕾𝖕𝖎𝖗𝖎𝖙𝖔 𝕾𝖆𝖓𝖙𝖔. 𝕬𝖒𝖊𝖓 /* ごきげんよう、こちら鋼鉄人形です。 アイアンパンチで敵を討つ。ヲーヲー! (-50) 2022/08/08(Mon) 23:35:14 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 蜉蝣 アベラルド/* 幼馴染、よろしくお願いします♡ こっちもあだ名で呼びたいな! アビーとかになりますかね? 本当に何も決まっていなくて全部打診してしまって申し訳ないのですが……先にファミリーに入りたいとか、後に入りたいとか……そういうの……ありますか? いつ入ったとかも本当に決めておらず……! こちらが先であれば14年前、あとならば9年前くらいに入ろうかなあと思っています。 (-52) 2022/08/08(Mon) 23:36:12 |
【秘】 piacere ラウラ → 情報屋 ロッシ普段は浅い眠りである女もまるで誘われるように夢の中へ。 ふわり、ふわり。眠たげに目を擦り目の前の貴方に視線を向ける。 「…ボスのため、マウロ様のため。アルバに、勝つの」 問いかけられる言葉には、己でも驚くほどあっさりと応えを返した。 そうした言葉を態々口にするタイプでもないはずだが。 小首を傾げて次の言葉を紡ごうと口を開くが音にはならず。 そのままゆっくりと、微睡みの中へと落ちるように瞼が閉じられた。 ──そして。 目を覚まし感じたのは、何か夢を見たような気がする。 という、久方ぶりの感覚のみだった。 /* 御機嫌よう運営様 どのように役職を活かすか迷った結果 折角ですので上記にてご返答申し上げます 尚明確に告げておきますと【決闘者】ですわ! お知らせにつきましても了解致しました 必ず行動致しますね お手隙の際にご確認いただければと存じます (-53) 2022/08/08(Mon) 23:39:37 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ/* ご回答いただきありがとうございました。 土壇場でワッと秘話を浴びせかけたにも関わらずお付き合いいただきありがとうございます。 いただいたお答えを加味して、ゲーム中は接させていただこうかと思います。 ひとまず一日目も始まりましたので、のちの質問はおいおいやっていこうかと。 そちらからも何かご質問等あればいつでもお申し付けください。 お互いいつ死ぬかもわからない状態ですが、よろしくお願いしますね、先生。 (-54) 2022/08/08(Mon) 23:46:00 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/* よろしくお願いします♡アビーって呼ばれちゃお! こちら少々一悶着あってから入る感じになるため、サヴィさんより後に入る形になるかもしれないです。 こちらは10〜8年前に入るかな?くらいの時系列ですね。 入った理由については皆には秘匿しているのですが、サヴィさんには「家族と離れて敵を討つため」と答えると思います。 しかし敵であるノッテのドンが亡くなったため、最近のアベラルドはぐで〜としているのもサヴィさんであれば気付くかもしれません。 (-55) 2022/08/08(Mon) 23:48:39 |
【人】 ガット・リベロ ルチア【コーヒーショップ:アルボーレ】 「いらっしゃいませ」 いつも通り、さして流行っていない店内。 さりとて客足が途絶えるという程の事も無く。 オーダーの声が掛かれば、それをマスターへ伝えて。 開いた時間は、お掃除をするか、店内の猫と戯れる。 それが少女の日常、ゆったりと進む平和な時間。 「〜♪」 小さく鼻歌を歌うくらいには、少女は上機嫌。 艶やかな黒猫の毛並みを整えている。 (11) 2022/08/08(Mon) 23:52:59 |
【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタ……スペードの、エース 剣、夜、冬……そして、死。 頭を過るスペードの持つ意味たち。 いえ、偶然。そう、偶然です。 彼を殺したのはうちのメンバー。 であれば、私の小遣い稼ぎは何も影響はないはずです。 先程の弔いと違い、”私がカードを配った”訳ではありません。 密やかな自己弁護。 こんな時でもポーカーフェイスは仕事をしてくれる。 (-56) 2022/08/08(Mon) 23:54:43 |
【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタ零れた溜息が、聞こえる。 そうだった。まもなく仕事の時間。 いつまでも感傷を引き摺っている場合ではない。 先輩に倣って、表情を切り替える。 ここは愉快な遊び場。 お客様を迎えるのは楽し気な雰囲気でなくては。 「いらっしゃいませ、お客様。 カジノの女王でしたら、あちらへご案内いたしますね」 「え?混んでいるのはお好きではない、と? ……でしたら、」 パチン 鳴らした指が紳士の胸ポケットへと伸びる。 中からクラブのQを摘まみ上げ微笑む。 「こちらのQに謁見されるのは如何でしょうか? 宜しければ、僭越ながらお相手を勤めさせていただきます」 手品に驚く紳士を先導してテーブルへ。 浮かべた微笑に翳りは見られない。 ――少なくとも、表向きは。 (-57) 2022/08/08(Mon) 23:57:02 |
【人】 デッドヘッド ヴェネリオ【街中】 酒場から飲んだくれた男が一人、ふらついた体を石の壁に寄りかからせ目を閉じる。 部下に連絡をしたその手で、続けて別の人間へと電話を掛けた。 「チャオ、今時間あるかぁ……あ? 『子供達を寝かしつけてるからすぐに切る』、だと お前この俺っちと子供どっちが大事なんだよ、おい!」 「本当に切りやがった……」 まさかこのくたびれた男がマフィアであるとは、日常に住む多くの人間達は知らず。 もっとも一部には有名であり隠してもない素性は、過激派の多いノッテファミリーの幹部であることに違いない。 「……あ"ー頭いてぇな、近くのカフェは何処だ」 男は約束の時間まで暇を潰す。こつ、こつ。 石畳には靴の裏に残っていた僅かな赤がうつって続くことはなかった。 (12) 2022/08/08(Mon) 23:58:47 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 蜉蝣 アベラルド/* 了解しました! では14年前、20歳くらいの頃から入っているかと思います。高校の頃からずっと親交があったか、再会したことになるのかがご自由に! どちらにしろ知り合いだと気づけば気にかけ、可愛がると思います。今回のことも心配しているかもしれません。よろしければあとで話しかけに行っていいでしょうか? というわけでこちらからの内緒話も失礼しますね。ほかの人は知らないことですが…… ・高校の時は真っ当な貞操観念を持っていたはずだし、自分も誘われたことはない ・朗らかだがそう目立つ生徒ではなかったし、むしろ真面目な生徒だった という感じです! (-58) 2022/08/09(Tue) 0:07:12 |
【神】 piacere ラウラ【ノッテアジト】 >>6 >>G0 >>G1 壁際にいる女が何かを発することは無い。 アンダーボスの報告に、表情を変えることなく聞き入れていた。 アソシエーテという立場は勿論、会議の場に顔を出すことなど稀だ。 だからこそ黙し、辺りの反応を伺うのみに留めていた訳だが。 ──椅子を蹴りあげる音がこの場に響く。 それにぱっと視線を向ければ己の上司である彼の姿。 「 ………マウロ様 」その名を呼んではみるものの、駆け寄る様子はなく。 どうするべきかと考えるように小首を傾げた。 (G2) 2022/08/09(Tue) 0:08:24 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ……孤児院の敷地内に、配達車が泊まったのはその日の夕方頃だった。 学校に通うのを許されている子達は帰ってきて、もと居る子達も遊び疲れてくる頃。 花を満載したミニバンが入ってきて、祭りに合わせた色の花を搬入する。 運び込んだ花をあっち、こっちと指示を受けて置いたりして。 もっと複雑にカットして整えるようなものなんかは、また後日人手だけくるのだろう。 作業もそこそこにバンの中に上半身を突っ込む。 それだけで察した目ざとい子供なんかは、我先にと車に群がり始めた。 手には屋台から持ってきたのだろう、両手いっぱいになるくらいの包み。 外の陽気を、ここまで運び込んできたのだろう。 「ほら、パネッレ・エ・クロッケだぞ。ちょい冷めちったけど。 小遣いないやつにもちゃんと分けてやれよな! 一個ずつ食えよ〜」 揚げ物をくるんだ小さな屋台料理を、ちょうど居合わせた子どもたちに配り始める。 そういう特別扱いは良くない側面もあるのだろうけど、みな悪いことをしてる顔をして。 ほんのちょっとの楽しみを、それぞれに享受し始める。 貴方と鉢合わせたのはそういう慣れたような戯れをしている最中か、 それともそれを終えてたまたま街路の向こうに姿が見えたのを呼び止めたか、 はたまたまだ建物の中にいたのだか。 「先生も、食う? おいしいよ」 とにかく男は仕事のほうもそこそこに、貴方の顔を見にやってくるだろう。 片手に、塩気を感じるおやつを持って。 (-59) 2022/08/09(Tue) 0:16:39 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニーふむ、と僅かに首を傾げながら、 手は休まることなく引き、入れ、混ぜ続ける。 同胞やお得意様を招くための、 プライベートでありつつも広いサロンでは、 部屋の外の一喜一憂の声がまるで遠くに聞こえるような。 「自分はてっきり家のが我慢ならず先走ってしまったか、 あるいは向こうの誰かが絶頂に上り詰めようとしたか」 「そのどちらかと思っていたが──」 伏せたカードを二枚ずつ、互いの前に配って、 外でするよりも何処か懐っこい笑みを浮かべてみせる。 「何かもっと……裏があるのでしょうか? しかもこのタイミング。まるで争いを望むかのよう」 (-60) 2022/08/09(Tue) 0:20:18 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「然程年の変わらない大人を子ども扱いするな。 ―――は、許可も出さない内から貴様は………………」 調べた内容によれば、むしろこちらが年上だったはず。 この男にとってはただの軽口であることくらいは分かっているし、煙草を吸い始めたからといって咎める気は元々ないのだが。 それでもこの憎たらしい態度にはいちいち口を挟みながら、芳しいカプチーノの香りに「ほう……」と口端を上げた。 「フレンドシップシガーをここで一人で吸うなど良い趣味をしているじゃないか」 それだけ贅沢をしているということだろう。 とはいえこちらも手にしているのは、ロングサイズでスレンダーな黒いフォルムのシガローネ。 輸入業をやっているからこその他国の銘柄であり、高級品であることは伺えるだろう。 「…………」 ソニーは決して間違ったことは言っていない。 確かにこれが逆の立場であったなら、手柄を先走った者をファミリーは許しはしないだろう。 何の考えもなくただヘッドだけを落とすのは愚の骨頂であるのは間違いない。 今度は自分が命を狙われる番になってしまい、下手人は今頃何処かに隠れて震えているに違いないのだから。 もっともらしい話に簡単に乗るつもりはないが、この口ぶりからわかることもある。 それだけはしかと受け取っても良いはずだ。 この男もわざと悟られやすい言い回しを選んでることくらい承知であろう。 「相変わらず回りくどくていけ好かんな。 貴様らの事情と興味は理解をするが、我が家族がそちら側に頼って仇討ちするような事は決してありはしない」 フン、と息を鳴らし、煙草の紫煙が空中に霧散した。 つまるところ、此方側もまだこれと言った情報がないということは貴方も十分に理解できるはずだ。 (-61) 2022/08/09(Tue) 0:21:18 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ【街中】 大きな大きなため息を零して、寂れたオフィスから出てきた。 スマホを取り出し、アラームをクビにする。 「……移動に10分、調査に20秒。修理にワンボタン。 楽であれとは言ったけどさ」 本日の表の仕事は実にあっけなく終わりを告げたようだった。 「もう自称エコロジストの相手は二度としないと決めた」 火急だというから朝から出向いたら、 『クーラーは27度』とか書いた紙が貼られたバカの巣窟で、 挙句に環境がどうこうと聞いてもいないスピーチを 始めそうだったので無視してサーバールームを覗いてやれば、 そこだけ地獄の窯の底だったのだ。 ストレガは全室空調の温度を18度にし、 風力を最大にした後、喚き始めた男の顔を よくよく熱されたサーバーの側面に押し付け、 のたうち回る男の財布から適正報酬…… よりはちょっと多い『勉強代』を取りあげ、 「毎度」と言ってオフィスを出た。 そして、1時間強空いた予定を何で埋めるか、 ぼんやりと街並みを眺めながら考え始めた。 (13) 2022/08/09(Tue) 0:28:02 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/* 加入時期、承知いたしました! 恐らく会うのは高校以来かもしれません。こちらも気づけば懐かしがって話すと思います。 声を掛けに来てくれるのも歓迎です!きっとアジトでぼんやり窓の外でも見てる時だったかもしれません。 既知情報の事も把握です! 何があったんだ……探りは入れた事はあるかもしれませんね。躱されれば深追いはしないかもしれない……。 (-62) 2022/08/09(Tue) 0:29:25 |
【独】 鳥葬 コルヴォ 「幻聴だ。こんなものは、幻聴だ」 「願望、或いは他の何かが作り出した、都合の良い幻だ」 「何一つとして真実のものでなどあるものか。」 「そうでなきゃあならない」 ──コルヴォ・ロッソは死者の木霊を聞く。 (-63) 2022/08/09(Tue) 0:34:55 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 情報屋 ロッシ/* ボスの飼い猫の妹の息子です。 一日目が始まり、役職はどうなったのでしょうか?調べてみました! 【 当PCの役職は夜魔です。 】うっかり狼を全滅させてしまわないよう祈っていてください。 よろしくお願いします。 (-64) 2022/08/09(Tue) 0:36:33 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ/* 詳細、ご丁寧にありがとうございます。 十分幸せに暮らせているようで、その様子にフィオレロも大して嫉妬も見せないいつもの変わらない顔で喜んでいたかと。 となると、こちらは相当悪徳孤児院の部類だった為、交流を持ってもそちらが得られるものが特にない気もするため…… あったとして、諸々の理由でノッテに潰された……などどうでしょうか。 元々悪徳孤児院から飛び出してノッテに就職したんですが、その詳細自体は決めてなかったので動機の一つにさせてもらえるかなと。 勿論こちらの孤児院を放置して頂いても、その内勝手に育って勝手にノッテに所属しますので、上記のどれもがそちらの設定に違和感がなければ、のお話程度で。 (-65) 2022/08/09(Tue) 0:38:08 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 花で語るは ソニー/* ハロー!鋼鉄ナマコブレードです。 スプレッドシートの既知相談欄に今気付くという とんでもない間抜けプレイングをしています。していました。 こちらで返答させて頂きますね……。 是非是非通ってくださいませ。ただし、ストレガは お店らしいお店は持っていないように見えます。 多分あちこちの抜け道を知っているのでしょう、 余程追跡に長けていなければ 彼女の住処を見つける事は難しいと思います。 代わりに、日頃から街のあちこちでその姿を見かけますし、 少し調べれば彼女への依頼の電話番号はすぐに見つかります。 ので、そちらで話しかける分には問題ないかと思われます〜。 無駄話をする方はご覧の通りあまり好まないので、 冷たくあしらったり足を引っかけようとしたり、 そういう事になるかもしれません。 そんな子でもよろしければ既知既知してくださいませ! (-66) 2022/08/09(Tue) 0:38:25 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアートであれば男の表情もいつもよりは比較的のっぺりと、もしくは真剣に。 話している内容について、頭を巡らせながら回答しているのだろう。 カードを扱う手管もそこそこに、別に疎かにしているわけでもないけれど。 「手前らでヤッたんだったら、さっさと状況は明かすはずだ。 こうやってヘタに勘ぐられる時間を引き伸ばすよりも、 カバーストーリーを早い内に展開して火消しをしたほうがいいんだから」 手元のカードを見て、開く。(8)1d13に(9)1d13。 楽しんでいないわけではないけど、考える内容が血腥いせいか少し手付きは落ち着いている。 どこか錯綜したままなのだろう街の様子を思いながら、カードの数字を合計して。 「そうしないってことはウチの誰かが早とちりしたか。 ……前兆もなければ話も回ってこなかった。"ベベ"が命じたとは思えないんだよな。 どっちにしたって不自然な動きばっかりだ」 → (-67) 2022/08/09(Tue) 0:50:50 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>12 ヴェネリオ 【街中】 キキィ―――――――ッ ブレーキ音を鳴らし、1台の高級車が酒場近くの路地に停まった。 「ヴェネリオさん、帰りますよ」 尊敬する上司だが、何分ズボラなのが勿体ない。 運転席から出てきた男は、酒の匂いをプンプンさせている男に開口一番そう言い放った。 調子の良いツィオあたりが居れば話は別だが、まとめ役不在のアジトは今頃空気が悪い事この上ないだろう。 飲んだくれの上司を連れ帰ったところでまとまる話ではないが致し方ない……と、いうわけだ。 「全く。 ……甘味でも食べていてくださいと言ったじゃないですか」 まぁそれも。 この男からの命令一つで行き先は変わってしまうのだが。 (14) 2022/08/09(Tue) 0:51:24 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート「コリャだめだ」 開いたカードをぱらっと投げ出した。合計して9に近づけるどころではない。 相手の手札も一応見るけど、どうしたって勝ち目のないコトだ。 「とにかく、早いとこヤッたやつを捕まえないと、 意図も命じた人間が誰なのかも、互いにわからないまんまだ…… ……これってオレが脱ぐの?」 (-68) 2022/08/09(Tue) 0:53:09 |
【神】 イル・マット フィオレロ【ノッテアジト】 >>G1コルヴォ・>>G0マウロ 「……あーすごぉい。模範解答みたいな……。 やだなこれ……自分を貶させる訓練してるみたい。 ごめんごめん、やめよ。やめましょコルヴォくん」 この手のやり取りを好むファミリーも多くいるだろうが、 男は全く興味がない。強いられて合わせはするが。 ならこの状況で話を振るなという話だが、 この場に彼を呼んだ/呼ばれた理由が関わっているのか。 「本当はお上の人に任せちゃおうとしてたんですよねぇ。 ……さっさと聞いて帰っちゃった人が多いのかも?」 音の出所からは探索範囲を外して周囲に視線を向けるも、 この現場の主導権でも采配でもいいから握れる人は いないだろうかと祈るように上司を探している。 (G3) 2022/08/09(Tue) 1:03:14 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド年齢もひとつ下の童顔に、南部らしい小柄な体躯。 着ている服がいわゆる洒落たそれではないのも相まって、 男の印象というのは余計に幼く、ハイティーンめいて見えもするかもしれない。 「オレのトモダチなんてアンタくらいさ」 どこまで本心だか、それもあくまで自身が単独行動であることを表す示唆なのか。 なんにせよ相手の重んじるオメルタからは些か片足はみ出してそうな態度の男は、 本来もっとちゃんとした来客が腰を据えるのだろうソファに体を預けて仰ぎ見る。 対してこっちは大衆に出回っているフレーバーシガリロなのだから、 そういうところにさえギャングとしての格の違いが見えてしまいそうなものだ。 「余計な騒ぎを起こしたかったのか、何か狙いがあるのか…… そっちの仕業なら今頃もっと手早く火消しが走ってるはずだ。 アンタも言う通り下手人は不明なまま。 ……こっちで見つけたらそのままネズミは消されるだけ。 アンタも自分の身内のために、手柄を立てたいだろ?」 つまるところ、情報を回すからその分動きの補佐や道具なんかを融通しろという話なのだろう。 もちろんあなたがそれに伸るか反るかは自由な話。 脅す材料も何もなく、呑まなければいけないものなんてのはない話。 ソファの背に首を預け、傾ぐようにころりと相手のほうを見る。 敵陣だっていうのに、なんとも呑気な態度を取って見せる男だ。 (-70) 2022/08/09(Tue) 1:05:32 |
【神】 イル・マット フィオレロ【ノッテアジト】>>G2 ラウラ 上司を探していた視線も、ん?と気づいたように マウロを見つめるラウラに視線を移して、 そっと気配を殺して壁際に寄って、視線は貴方と同じ位置。 「いやぁ……凄いよねぇ、あれねぇ…… まぁまぁ、今はそっとしてる方がいいとは思うなぁ。多分。 女性に上司の八つ当たりが飛ぶのを見るのは忍びない」 最も貴方と彼のほうが仲が良い可能性のほうが十分に高く。 非常に無益なおせっかいを告げているだけかもしれない。 (G4) 2022/08/09(Tue) 1:06:13 |
【秘】 花で語るは ソニー → 冷たい炸薬 ストレガ/* こんばんは〜〜〜〜〜強い筋肉の描き方です! お返事いただけて嬉しいです、見落としはお気になさらず! 了解しました。味方であればいざしらず、 あくまで敵対組織の人間ですから、そちらのヤサは知らないほうが無難でしょう。 いずれは嗅ぎ回ることになるかもしれませんが、今は踏み込めないということで。 裏社会の匂いに感づいたのかはたまた純粋に腕を買ってか、 少なくとも表向きの態度としては後者のつもりで接してくることでしょう。 時計や仕事に使う小さな細工から、はたまたもっと大きな道具を頼むことも。 修理や部品の相談を持ちかけるのは、表稼業に関わるものばかりですね。 そっぽ向かれてもまたしばらくしたら仕事を持ちかけてくるので、 懲りないな〜と思ったり怪しんだりは好きにしてください。 それでも、ソニー・アモリーノという人物が裏に属しているの情報は薄いようです。 むしろノッテの息の掛かった孤児院の出身であるなど、 疑惑をあやふやに霧散させてしまうような情報のほうが多いかも。 ゲーム中どれくらい接する機会を得られるかはわからない(すぐに死ぬかもしれないので)ですが、 どうぞよろしくお願いいたします! (-71) 2022/08/09(Tue) 1:12:40 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 蜉蝣 アベラルド/* 何かがあったかもしれないし、なかったかもしれない…… 高校以降了解しました。なんか昔よりはっちゃけてるなあという印象を受けたかと思います! では関係練れ次第秘話をアレさせて頂きますね。練り…… 何かあったのかと聞くと、「僕は元々こうだろ?」と言ってきます。隠し事をしている感じでもなく、心からそう信じている感じです。 (-72) 2022/08/09(Tue) 1:27:03 |
【人】 狡兎 ツィオ>>13 ストレガさん 【街中】 「大きなため息だ、でも分かるよ、理由。 俺も一緒に探そうじゃないか、ストレガさん」 偶然というには余りにも作為的なタイミングで顔を表す、 軽薄な笑みを張りつかせた同じファミリーの同胞の顔があった。 ニコニコと相手の顔を覗き込み、 「そろそろ、キミという天使が天国から降りて来たときに、 無くしてしまった背中の羽を探すことに決めたとみた。 俺の大好きな天使が天国に帰ってしまうのは寂しいけれど、 地上では少しばかりキミの魅力は輝きが大きすぎたもんな。 ぜひとも、天国に帰るときは俺も連れていってほしいな」 どうかな。 地上で最後の思い出に、この後食事でも。 (15) 2022/08/09(Tue) 1:28:26 |
【見】 郵便切手 フラン【街中】 「焼き栗をください。 22個入りで」 昼も過ぎた休憩時間、 慣れない喧騒の中を歩いて屋台で注文をしている。 「ワインはちょっと。仕事中です」 丁重に酒を断りながら、温かい袋を抱えて歩く。 途中、柄の悪い男たちが威勢よく出店で騒いでいるのを見かけて、それには関わることなく食事用のテーブルスペースへ逃げていく。 視界の端には捉えながら、だけれど。 見る限りどこのファミリーの者でもないゴロツキ、命知らずだ。 「シマでおイタなんて、命が幾つあっても足りません」 彼らがどこかに"消えて"しまうまで、そう長くないのだろう。 甘い味を噛み締めながら、祭りの片隅でそうごちた。 (@1) 2022/08/09(Tue) 1:59:42 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 翠眼 ヴェルデ【ビアンカの部屋】 ビアンカはいつも、朝日が昇るとともに眠る。 そうして正午を過ぎたあたりにゆっくりと目覚め、部屋で一・二時間ほどぶらぶらと時間を潰して、 そこから活動をはじめるのだ。 何をしているかはその日の気分によって、 家事やパソコンに向かってのなんらかの書類仕事、 本や新聞を読んだり映画を見たりするなどさまざまだが、 積極的に外に出ることはない。 けれどここ数日は、よく外に出かけていた。 理由は特に話していない。 あなたなら部屋にいる時に声をかけることは簡単だろうし、連絡先も知っているけれど。 祭り、のせいだろうか。 あるいは何か別の理由で、彼女はそれまでのライフサイクルをほんの少し、変えているようだった。 (-73) 2022/08/09(Tue) 2:00:36 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー「別にそれでも構わないけど、 服を賭け皿に載せた覚えがないって言うならどうとでもしていいんじゃないか。キミはオレにとって重客に違いないから」 債務者に対するギャンブルじゃあるまいし。 そもそもがそっちの為の娯楽だ。やりたいようにすればいい。 なんて言葉の裏に言い含めながら適当に自分のカードも開いて。 「この状況になって得をするのは一見我々に見える。 けれど、ただでさえ血の気が盛んなノッテに、 滾った激情をぶつける理由を与えたとなれば…… 此方も結構な痛手を負うことになる、でしょうね。 それを狙った第三者っていう線もなくはないか」 (9)1d13と(12)1d13。無益な人死にが出かねないことを思うと、 親しい相手以外は誰も見ていないことも相まって、 思わず物憂げな面持ちになってしまう。 「余計な争いを避けるにしろ、何にせよ、 下手人を縛り上げるのが先でしょうね。 それは恐らく、向こうさんも同じだろうけどさ」 (-74) 2022/08/09(Tue) 2:01:29 |
マキアートは、諸手を挙げ肩を竦めた。勿論イカサマじゃありませんとも。 (a2) 2022/08/09(Tue) 2:03:54 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ【祭りの出店】 さて、これは会議の後の時空。 別件の仕事を終えた男は、祭りの様子を尻目に飾り付けられた甘美な花々に度々足を止めつつ、のんびりと回っている。 無論、要件はこれだけではなく。 あの上司の性格を考えると、店を出していてもおかしくはないと思ったから、顔を出そうとしたのだ。 さて、あなたは店を出しているだろうか。 もし見かければわざとらしい苦笑を付け加えながら、 「おやぁ、顧問の先生様なのにぃ。 いいんですか、こんなとこで。 喪服も着ずに怒られちゃいません?」 なんて、声をかけてくる。 (-77) 2022/08/09(Tue) 2:37:24 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「ファミリーの者たちは家族だから友人ではないとでも?」 対称的に質の良いスーツに身を包んだ高級感溢れる男は、年齢相応の北部の人間らしい体躯だろう。 ソファに腰掛けていようと、10cm以上も身長が違えば視線は違う。 向かいのソファから貴方を見下ろして、ふー……っと吸い込んでいた煙を吐いた。 案外友人と本当にそう思ってるのではないかと思えなくはない。 それなりに長く取引をしてる間柄であり互いの素性も割れているのだから、自分としても気遣いをしなくていいというのは楽だとは認識してるところだ。 だからといって、生真面目なこの男は血の掟に従い貴方を友人と認めることはしないのだが。 「俺は出しゃばった手柄は必要としていない。 ……が、今以上の力をつけて成したい事は確かにある」 眉間にシワを寄せ、頭の中で計算を繰り返す。 この男の誘いを鵜呑みにするわけではないが、これが”取引”であれば話は変わってくる。 それによって不利益を生じないのであれば、掟に反することはない。 全く。 本当に口のよく回る男だ。 「――――………欲しいものは簡潔に書け。 融通できるものは追加で用意しよう」 部下を顎で使い、用紙と筆記用具をあなたに差し出した。 (-78) 2022/08/09(Tue) 2:38:40 |
【神】 ”昼行灯” テンゴ【ノッテアジト】 >>6 >>G0 >>G1 >>G2 「ふぅ…」 途端にピリついた空気の中、紫煙が踊る。 それは、カラス面の男が持つ煙管からだった。 白檀のような、知る人が居れば線香のような独特の香りが辺りに漂う。ここが禁煙だろうがお構いなしだ。 「ま、そうピリピリしたって何にも変わりはしないだろうよ。椅子を足蹴にしたとて、ボスが墓から戻る訳でもなければ、事態が好転する訳でもあるまい。」 “昼行灯”を気取る男は、からりと笑う。 「どうしても落ち着かないって言うんなら、飴でも食うかい?青年。」 如何にも機嫌が悪そうなマウロに、袋に包まれたべっこう飴をちらつかせた。 (G5) 2022/08/09(Tue) 2:39:04 |
【人】 害のない毒 マキアート>>7 サルヴァトーレ 【街中】 「……お、サルヴァトーレさんじゃないですか」 仕事の前か帰りか。ともあれ仕事中より随分気の抜けた様子の男が、見覚えのある車と人に気づいて声を掛けた。 「奇遇ですね、こんな所で出会うなんて。 今は誰か一緒ではないんですか?珍しい」 ついさっき別れたところとは露知らず、 なんだか不思議そうに首を傾げている。 マフィアとしてディーラーとしての皮を剥いだこの男は、 結構察しが悪く、それでいて人懐っこい。 度の入っていない眼鏡越しの碧眼が、呑気に瞬いた。 (16) 2022/08/09(Tue) 2:39:50 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 >>G3 フィオレロ 「以前より分相応の振る舞いをするようになったと 褒めて頂いても構いませんけど?」 対する答えは淀みのないものだった。 ただ事実を言っているだけだ、と言わんばかり。 或いは、端からこんな話の流れにする事が狙いだったか。 「新しく、直ちに片付けるべき仕事ができたわけでないなら 俺もすぐにお暇するつもりだったんですが。 『ゴミ』について掃除屋に語らせるなんてのは、 まったくもって、最後の手段であるべきです」 掃除屋も、この類の問答そのものに意義は感じていない。 話が打ち切られるならそれを続けようとはせず、 言外に火急の用が無いのであれば席を外す、と示してから もう暫くはその場に留まっていた。恐らく言葉は無かったものの。 きっと入れ違いになったら面倒だ、とでも思ったに違いない。 (G6) 2022/08/09(Tue) 2:44:55 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 害のない毒 マキアート/* 確認しました、ありがとうございます〜! 今は能力行使欄が「襲う:アウグスト」に設定されていると思います。 2日目以降には「襲う:ランダム」になるように設定していただければ! 役職に関してはこのくらいかな。 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-79) 2022/08/09(Tue) 2:50:20 |
コルヴォは、つまりこの微妙な空気の顛末を見守る為に残ったわけではない。 (a3) 2022/08/09(Tue) 2:50:27 |
コルヴォは、なので全てを宥めに入った上司に託し、その内お暇する。 (a4) 2022/08/09(Tue) 2:50:36 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ貴方の思惑通り。 上司でもある顧問の男は、会議後にふらりと消えたかと思えば、この島の祭り風景にはいささか目立ちすぎるほどの古風な異国情緒あふれる屋台を構えている。 駄菓子で溢れんばかりの屋台には、子供たちの姿もちらほらと見えるかもしれない。実に平和な光景だ。 「折角の祭りの日に喪服姿の男がうろうろするなんて、縁起が悪いにも程があるというものだろう。」 苦笑気味の部下に対して、此方は変わらぬ笑みを向けた。 「それに、楽しめる時に楽しまねば損だよ。」 「ついでに此処で稼いでおかねば、俺の懐も危ない。」 嘘か真か。 締まりのない言葉を返すだろう。 (-80) 2022/08/09(Tue) 2:50:48 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 蜉蝣 アベラルド/* 確認しました、ありがとうございます〜! 今は能力行使欄が「襲う:アウグスト」に設定されていると思います。 2日目以降には「襲う:ランダム」になるように設定していただければ! 役職に関してはこのくらいかな、空気は存分に吸っていってね。 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-81) 2022/08/09(Tue) 2:52:42 |
【秘】 翠眼 ヴェルデ → 小夜啼鳥 ビアンカ【ビアンカの部屋】 生業が生業だけに、少年もまた、あなたと同じく昼夜を逆しまにした生活を送っている。 それでもいつも、活動を始めるのはあなたより幾らか早い。 飲み物や軽食の用意をするなど、目覚めたあなたの世話をするのが、きっと、常のことだろう。 そうしてそのうちに出かけてゆくから、お使いやら何やらをこなす、のだけれど。 「ロッカ」 「最近いそがしい?」 近頃は少しだけリズムが異なる。 その日、あなたが出かける前。少年は尋ねた。 あなたが早々に出かけてゆくなら、その間に掃除をしてしまった方がいいし。 変化したなら変化したで、こちらも合わせようと考えてのことだった。 (-82) 2022/08/09(Tue) 2:53:37 |
【人】 翠眼 ヴェルデ【路地裏】 夜の帳がすっかりと空を覆うころ。 暗い路地裏の片隅で、少年は赤く濁った唾液を吐き捨てる。 どうやら、張り飛ばされた際に口の中を切ったらしい。 やや腫れた頰はじんと熱を帯びている。 ほのかに鉄臭い息をつく。 これぐらいは、よくあることだ。 (17) 2022/08/09(Tue) 2:55:01 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 風任せ マウロ/* 確認しました、ありがとうございます〜! 今は能力行使欄が「襲う:アウグスト」に設定されていると思います。 2日目以降には「襲う:ランダム」になるように設定していただければ! 役職に関してはこのくらいかな。見ていますよお前の皇力。 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-83) 2022/08/09(Tue) 2:55:56 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ【街中】 からん、ころん 石畳の上を小気味の良い音を立てて下駄が動く。 どこかで飲んだくれているかもしれない友を探して、煙管を片手に歩くカラス面の男はどう見たって目立っている。 時折袖口から零れる小さなガラス玉が、まるでどこかの童話のように男の歩いた後を示している。 どうにもアンバランスで間抜けな光景だが、さて。 探し人は居るだろうか。 (-85) 2022/08/09(Tue) 3:00:34 |
【人】 ”昼行灯” テンゴ【祭りの屋台】 「さて、駄菓子は要らんかね〜」 この島では見慣れない、異国情緒溢れる屋台が一つ。 カラス面の男がのんびりと店番をしている。 屋台の上には東方の国にある駄菓子が溢れんばかりに積まれている他、珍しい玩具もあるようだ。 柄の悪い男らがどこかでピリピリしていようがお構いなし。 時折、赤い球が剣に刺さっているような風体の玩具を手に、遊んでいる様子が見られるだろう。 (18) 2022/08/09(Tue) 3:03:52 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「あっはぁ、縁起の悪さで言うなら 大概が俺達の存在自体じゃないですかぁ。 まあ俺も大概なんで楽しめる時に〜は、 ホント、同意見でその通りなんですけど」 ほのぼのとした光景で子供たちが減る光景を律儀に待ってから、波が引いたタイミングを見計らってブース傍に寄る。 お行儀悪くも机の隅に肘を置き、両頬に手の頬杖の形であなたを見上げる。上司に対してこんな態度、処罰で済まないかもしれないというのに。 「……稼ぎって。いやぁ、なんですかそれ。 俺達部下の数倍は貰ってるんじゃないですかぁ。 それに、ボスが倒れたんですよぉ。 もうちょっとこう、何か無いんです? ……具体的には……あー…… 野心とか、復讐とか…… 」具体的な案が妙に口籠ったのは、 この男自身にそんな気持ちがない事の証明かもしれない。 そんな大層な事を考える人間でもないのだ。 ならば、貴方はどう思っているかというと……さて。 (-86) 2022/08/09(Tue) 3:09:18 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 情報屋 ロッシ夢の中にまで誰かが来るなんて、とんだお伽話みたいなこった。 どうせ見るなら、ボスが生きて喧しかった頃の思いででも見せてくれりゃあいいのに。 「残酷だよな、時代の移り変わりは。 そんな変化を俺は愛さなきゃなんねぇ。探さなきゃなんねぇ」 争いなどなくならないこの世界で、血を見続けることがこの衝動を抑えるための最大手だ。 /* 死之商人になりました〜。知らせてやるんですか。 考えてませんでした、できるだけ早く決めてやりますね。 (-87) 2022/08/09(Tue) 3:14:22 |
【神】 イル・マット フィオレロ【ノッテアジト】 >>G5 漂ってくる煙が鼻をくすぐった途端、眉を顰めて。 "あまりよろしくないですよぉ"と言いたげな視線こそ投げるが 喫煙はさておき内容は求めていた上司そのものではあったため、 静かに、かつその言葉に相槌を打っていた。 「……いや、ここにまで持って来てたんですかあれ」 肯定男になっていたが、思わず飴がちらついたのには 言わずにはいられなかったし、ヒヤリとしたままマウロの動向と様子を見ないふりをしつつ、しっかり耳をそばだてていた。 コルヴォ >>G6 に対しては、「あー。えらい、えらぁ〜い」 なんて心がこもっているようには思えない無気力の褒めが。 去るようで去らない様子に思わず肩を竦めつつも、"待ててえらい"と言いたげな眼差しが貴方の背に刺さったことだろう。 (G7) 2022/08/09(Tue) 3:23:43 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「関わりのない人間から見ればそれも違いないが、そういうものだと見せびらかすのも品が無いということさ。」 否定はしない、と軽く肩をすくめてみせる。 「何、この菓子類を仕入れるのにもなかなかに大枚を必要としていてね。食い扶持を稼ぐので手一杯…と言ったら驚くかな?」 しれっとさらにそう続けた。 流石に明日食べる為のお金が無いだとか、そういう事はないのは明らかなので、半分冗談だとは分かる。 「ファミリーとしては、制裁の為に手を下した輩を追いかける事はするだろうよ。」 「俺のような“昼行灯”に出来る事と言えば、ピリついた者を執り成す事くらいであるし、万が一上に立つという事があれば、ファミリーが駄菓子会社になる日も遠くはないな。」 貴方の態度を咎めるようなことはない。 むしろ愉快そうに見ている…のだが、下から見上げようともその仮面の下のまなざしは伺い知れない。 (-88) 2022/08/09(Tue) 3:29:21 |
【秘】 情報屋 ロッシ → プレイスユアベット ヴィオレッタ/* あっ、樹木子お嬢様の命を握ったお嬢様!! 確認しました、ありがとうございます〜! 木霊窓は使用して問題ありません。ここがヴィオレッタのパーティー会場です。 見学及び墓下(システム的な死亡者)、諜報員から見える窓だよ。 妖精陣営は村の勝利判定ではカウント外なので、樹木子お嬢様への プロポーズの際は運営には確認を取ったり報告したりはしなくて大丈夫です。 その他の人への行使の際も勿論報告はなくて大丈夫です、 村の存続への影響はないので! のびのびRPしてね。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいかな。プロポーズうまくいくといいね! 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-89) 2022/08/09(Tue) 3:38:24 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「品、かぁ。そういうものですか。 ……アルバがそれを言う方が自然なんですけどね」 言外に、"なぜ貴方はノッテに?"と。 そう言葉裏に含んだ言い草だ。 「そりゃあ……驚くし呆れますよ。えぇ〜。 そうなるって慈善事業みたいな売り方してるからでしょぉ。 ウチが幾ら海を飼ってるとは言え〜」 「……貴方は怒らなさすぎる気もしますけど」 文句ではなく、貴方に怒りが沸かないと思っている訳でなく。 信頼か、単なる思い込みか。 答え合わせをしたがるように首を傾げる。 その感情を持ち合わせたうえで、そう振舞っている──そう解釈しているからこそ、駄菓子会社の言葉にも反応しないで、目が重なり合わないにもかかわらずその仮面を見つめる。 見つめるしか、しないというより、できない。 不器用なのは半年前にやや改善を見せたが、その前はそれはすさまじく。改善された今ですら酷いことには変わりはない。 (-90) 2022/08/09(Tue) 3:53:10 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「ボナセーラ、ソニー。また今日も餌付けしてるのか? このままじゃ俺よりも、みんなその手の虜になっちまうよ」 レンズ越しに夕陽を乗せた花籠を見やる。 施設の中にいた男は聞き慣れた声に、 今し方自分の身なりに問題が無いのを確認して準備を整えた。 近寄ってきた貴方へと片手をあげれば、その手に持たれたバンズを腰を折り曲げつつ食んで食す。 何度か頷くように器用にかみ切って、安物の石けんの香りが残る髪を揺らした。 「……うん! このパネッレ旨いなあ。祭りも馬鹿に出来ねえ」 「さては、祭りに浮かれて仕事を疎かにしているんじゃないか? お前は花には真面目だが、時々そういうところがあるからな」 (-91) 2022/08/09(Tue) 3:58:20 |
【影】 鳥葬 コルヴォ「近頃は、随分と」 祭りに華やぐ街の喧騒。 時折紛れ込む雑音。 その音は鼓膜を揺らさない。 「幻聴がひどいな」 在り得ざる残響は真実のものではない。 否定的な言葉も、肯定的な言葉も、何れも幻聴でしかない。 そうでなければならない。 「だが、あんたの声だけは聞こえない」 「もしも漸く全てが正しくなり始めたなら……」 (&0) 2022/08/09(Tue) 3:59:14 |
【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 情報屋 ロッシ/* ご確認いただきありがとうございます。 命……握っちゃいました。同胞の……エン 木霊窓は見える方が居てしまうのですね、承知いたしました。 その可能性をすっかり忘れていたので、危なかったです。 発言の際は留意いたしますね。 告知や報告につきましても、確認・理解いたしました。 プロポーズ(?)、がんばり、ます……! それまで生きていられたら。。 丁寧な解説をいただき、ありがとうございます。 皆様と一緒に楽しい場を作れるよう、頑張ります! (-93) 2022/08/09(Tue) 4:01:45 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ【街中】 「よお、兄弟こんなところで何をしている」 大通りから外れた路地、壁に背を預けながらくつろいでる姿の男が一人。香る酒の香りと煙の匂いから酒場に居たことはすぐにわかるだろう。 こんな日は一日二日ではない、ボスが亡くなってからのヴェネリオは連日この有様だ。 「相変わらず目立つなあ、車も走らせないでどうした。 何か俺に急用か」 (-94) 2022/08/09(Tue) 4:05:50 |
【人】 デッドヘッド ヴェネリオ>>14 リカルド 【街中】 「よぉリック、お使いは済んだか。 小言がうるせぇぞ……頭に響いてかなわん」 きつい酒に混ざった煙の香り、 どこをとってもまとめ役には的さない役満を着飾って頭をかく。 実際のところファミリーの人間には数多の功績を知られているし、一言で話を聞かせられる。今更面倒を見るのはほんの一握りだ。 懐から取り出した煙草を咥えつつ、部下にもう一本を差し出してやる。時間潰しも大概である。 「帰っても良いことがあるもんか。 優秀な部下をもつ俺はご老体に大人気なんだよ」 「……あと30分……いや1時間。 今いっても会議に死人の名前を増やしておやすみなさいだ。 眠気冷ましにお前が選んだ店でも連れて行け」 (19) 2022/08/09(Tue) 4:09:35 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>1 【バー:アマラント】 ソニーのカクテルが残り半分を切る頃。 賭博場で見る女が二つほど間を空けた席に座った。 プライベートらしくラフな格好の。 パンツスタイルこそ制服と変わらないが、 薄い肩を露わにした服装は彼女の仕事場で見る事はない。 慣れた様子でマスターに注文を告げ、ぼんやり辺りを見回した。 こちらに気付いて手を振るならば、 瞬きをひとつふたつした後に微笑を返すだろう。 気付かないか視線を寄越すだけに留めるならば 手持無沙汰に待つ女はスマホを取り出して弄り始めるだろう。 (20) 2022/08/09(Tue) 4:50:49 |
【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 花で語るは ソニー/* あっ…アンカにソニーさんのお名前入れ忘れました…。 強い筋肉の描き方様、申し訳ございません! (-95) 2022/08/09(Tue) 4:58:27 |
【神】 piacere ラウラ【ノッテアジト】 >>G4 フィオレロ様 依然として上司であるマウロを見つめていた女だが、横からの声に首を傾げたままそちらへと視線を向け。 視線の高さが同じということに驚いたのか、僅かに身を揺らすもやはり表情に変わりはない。 「………………フィオレロ、様」 代わりに名前を呼んで、考えるように暫しその双眸を見つめ。 この間にマウロよりの声がなければ素直に頷く。 そっとしている方がいいと言われれば確かにそう感じる。 女としては八つ当たりされようと特に気にしない訳だが。 そのままフィオレロが己の傍を離れるまでは本当に大人しくあるだろう。 漂う煙の匂い(>>G5)にはひとつ咳き込みを零しながら。 (G8) 2022/08/09(Tue) 5:56:39 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート「ずり……」 こちらは8と9を合わせて下一桁は7、そちらはQ(0)に9。 疑うというわけじゃない、そもディーラーの仕事は店の利益を出すことだ。 客は常に不利な勝負を挑んでいるのを理解して盤面を見る必要がある。 それにしたって。唇を尖らせ不服そうな目が見上げる。 「ブラックマフィアがあちこちに出張ってるって言うし、ありえなくはないな。 けど面子を掛けた事態を収集するには、結局近場から解決することにはなる」 事実関係はどうあれ、まずはソルジャーやアソシエーテを納得させる必要がある。 だからこそこうして今、抗争の火が上がっているのだろう。 真面目な話をしつつ、ジャケットから肩を抜いて肘まで落とす。 固めの生地を引っ張るようにして袖を抜くと、誰も座っていない椅子にくしゃりを掛けた。 若いわりには使い込んでやけに節張った指が、皺にならないように布地を均す。 小柄な割にはずいぶん引き締まった体が、黒いシャツの下から輪郭を浮かび上がらせる。 「いい迷惑だ、こんなことになって。 どっちにしたって仕掛けたやつは混乱を起こすのが目的なんだろう。 内側からでも外側からでも、脇腹を突かれる結果にならなきゃいい」 手元の二枚を返し、ぱら、ぱらと次のゲームの札に目を移す。 (11)1d13と(6)1d13。いい勝負ができるかどうか。 (-96) 2022/08/09(Tue) 7:20:04 |
ソニーは、先と変わらない点数をぶすくれた顔で見ている。悪い手ではないけどさ。 (a5) 2022/08/09(Tue) 7:21:00 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルドどうかな、なんてごまかすような一言で流してしまう。 花屋としての顔に比べれば、ここで見せている顔のずいぶん飄々としていること。 配達車から下りてくるせわしない青年の姿と、こうして相手取る青年の姿を同じと見るものは少ない。 そういった意味であれば、確かに内面を曝け出してるなんて言えなくもない。 表の顔と裏の顔、どちらが素顔なのかは不明だけれど。 「ボスの仇討ちが、出しゃばった手柄?」 互いに敵同士、言葉は選ぶもの。 己の考えを整理して出力しただろう説明を、わざわざ揚げ足を取るように拾って笑う。 ク、と喉の奥に押し留めたような吐息は怒りを買おうとしてるよう思えなくもない。 それが単純に激情が鈍らせるものを知っているからか、軽口なのか。 どちらにせよ続く言葉は返答に飲まれた。 コーン型のシガリロを灰皿に立てかけて、少し丸めた背の先にくっついた顔が、 ぱっと一瞬。顔つきに相応の、稚気の絡むような笑顔を向けて、また戻る。 「ありがとう、リカルド。 数の増えてアシのつきそうなやつは勝手に引いておいてよ。 商品が足りないからって、ぶうぶう言ったりはしない」 紙面に書き足されたものは、堅苦しい正式名称で書いてあれど、 要するに自白剤と安価なセックスドラッグ、それにありふれた自動式拳銃だ。 どんな手を使って探り出すつもりなのかはそれだけでピンと来そうなもの。 武力に相当するものを相手に頼むのは、これが初めて。 (-97) 2022/08/09(Tue) 7:32:51 |
【神】 デッドヘッド ヴェネリオ【ノッテアジト】 「遅くなったなあ、探しもんをしてたら犬に懐かれちまって。 しっかり餌をやって、お家に返してやってたんだ。」 少女の咳き込む声(>>G8)に続いて口を開いて。 足音を鳴らさずに会議室に入っていたヴェネリオは椅子に深く座り込んだ。 会議に遅刻したことを悪びれもなく一同を見やり。 「揃いも揃って上は 遊び 呆けてる。仕方ない、報告したいことがあるやつから口を開けろ。 なければ無駄話は終わりだ。」 散らばる紙を拾って目を通し、見慣れた名前ばかりに眉間にシワがよってしまったものだから丁寧に指でほぐして戻してやる。 「死人の名前以外に聞きたいことはあるか。 指示なんぞお前たち兄弟には必要ないだろ?」 ファミリーの敵は殺せ。 そう、静かにいい放って。「金や武器がほしいなら他の幹部に当たってくれ。 俺は酒を飲むのに……忙しいんだ。」 (G9) 2022/08/09(Tue) 7:52:37 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー「Mi perdoni.」 苦笑を交えて次のゲームに移る。 少しだけ身体を見物するように目を向けながら札を混ぜて、 もう一度、新しく二枚ずつ配っていく。 「こいつがヤりました、はいどうぞ、 では既に済まない段階まで来てしまっておりますからね。 一層身を引き締めなければならないでしょう」 「最も良いのは、祭りに免じて…… 目立った事件が起こらないまま収束することだが。 まあ──……希望的観測だよなあ……」 (9)1d13、(1)1d13、それと──(12)1d13。 あなたがジャケットを脱いでいる間これ以上気を悪くしないように、ささやかな悪戯を袖の下に忍ばせていた。 ▽ (-98) 2022/08/09(Tue) 8:05:41 |
【妖】 プレイスユアベット ヴィオレッタ酒、異性、熱狂。 少々口を滑らせるくらいなら薬に頼らなくていい。 このどれか、もしくは全部を浴びせれば良い。 そうして得たものを流すだけでちょっとした小遣いになる。 大変有難い事に。 罪悪感が全くないわけではない、が。 ただし、 バレる訳にはいかない。決して。 万に一つでもこの小遣い稼ぎがバレた。 その時は―― ($0) 2022/08/09(Tue) 8:13:22 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「大丈夫だよ先生、しょっぱいものの後は甘いもの食べたくなるものだし。 ねえ、今日は様子を見にきただけ? やっぱり、いそがしい?」 寂しがるように子供みたいな声をあげて、慣れ親しんだ人の顔を見遣る。童顔のせいか背丈のせいか、実際の年齢よりもずっと顔つきは幼気が濃い。 すぐそばにひょいと寄ってきた頭に視線を寄せて、しばらく固まって。やけに長いこと、少しだらしのない頭を見ていた気がする。 我に帰ったように半身返して、揚げ物の匂いにつられて列を作っていた子供たちにパネッレは寄越されてしまった。 そうして微笑ましい会話の中であるのに、短い言葉のアクセントは明らかに昨今の騒動を指していた。 相手がどんな立場の人かを知っている。己がどう振舞うべきかも知っている。 であるからにこそ、未だ下手人や遣り口の明るみにされていない殺人事件についての動きは前置きをしておかなくてはならないわけで。 「オレはちゃんとやってるよ! どこもかしこも花が足りないってんで忙しいんだい。 祭りでも人手は足りないってんで駆り出されるし、ああでも! 先生が言うならいつでも体は空けられるから」 立場の違う、今や属するところさえ違えた人間同士。貴方が従える群勢のように遣われることなんてのはありもしない。 それでも会えばこうして言葉を交わしてくれることを、なんとも嬉しそうにコロコロと表情を変える。 花屋のソニーとしての顔ともまた違う、無意味に背伸びしたような子供みたいな顔だ。 (-99) 2022/08/09(Tue) 8:17:56 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/*かしこまりましたー! 元々こうだと言われればそうか?と訝しげにしますが、それ以上は詮索しなさそうです。違和感は抱えたままなので、きっかけがあればまたつつくかもしれません。 あと他無ければこちらからのすり合わせは以上になりますね。 改めてよろしくお願いします……! (-100) 2022/08/09(Tue) 8:18:01 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー「……おや、」 合計10。次いで引いたもう一枚がクイーン。 結局下一桁は変わらず0で、文句なしのブタ札。 これには先ほどからの苦笑が思わず長引いてしまって。 「ハハ、オレの女王様は気まぐれのようで」 思わず背もたれに体重を預けて、そちらの反応を見やった。 結局順番通りに配っただけではある。 そのイカサマを見抜こうが見抜くまいが構わないし、 或いは指摘してしまってもいい。 何れにせよ、あなたを楽しませる物種になるかもしれない。 (-101) 2022/08/09(Tue) 8:20:51 |
【人】 花で語るは ソニー>>20 ヴィオレッタ ごく度数の低いオレンジ色のカクテルは、それこそ水分補給みたいに減っていく。まだ仕事も残っているうちだ。しっかり腰は落ち着けない。 仕事に集中すると言うならそもそも飲むべきじゃないのでは……なんてのは、祭りの最中なんだから気にしちゃいけない、そうだろう。 初めは気づいていなかったのかちらりと視線を向けるだけ、あるいはそのように見えるだけ。 それがぱっと驚いたように半身向けて席を詰めて、軽い調子で声を掛ける。 「びっくりした! ディーラーのお姉さんでしょ、ああプライベートだから大きな声で言わない方がいい、席空いてる? 今日は仕事の前、後、プライベート? 見違えるなあ、いつもカッコいいけどその格好も素敵。 アネモネの枝みたいにどんな色を乗せたって似合うんだね、オレはね、ふふ、仕事中」 鷹揚な言葉がつらつらと口をついて出る、まるで一人で漫談でもしてるかのようだ。それも少しいけば相手の言葉を待ちもできる。 表の顔、花屋のソニーはいつもこうして軽妙で軽薄で、明るくて調子の良い人間といった振る舞いをする。 賭場へ赴くときの設定だって、なけなしのお金でギャンブルをするのが好きなカジュアルなばくち打ちといったところ。 振る舞いにせよ言葉にせよ、大した人物ではなさそう、そう見える。 「祭りって賭場にも関係あるのかな。最近はお仕事忙しいの?」 (21) 2022/08/09(Tue) 8:31:54 |
【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタその時は―― 覚悟を決める。 しか、ない、のだろうか…。 ここ数日の間、ぐるぐると頭の中で巡る 疑問とその結論に軽い眩暈を覚える。 売ったのは薬にも毒にもならない、つまらない情報。 …のはずだったのに。 その所為で顔見知りの客が、死んだ。 その所為で抗争の火種を、生んだ。 (-102) 2022/08/09(Tue) 8:40:43 |
【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタいくど自己弁護を試みても。 いくら現実逃避をしてみても。 いくつ理由を並べ立ててみても。 拭っても、拭っても、拭っても。 不安が、 恐れが、 嫌悪感が、 憂いが、 苦しみが、 絶望が、 罪悪感が―― 消えて、くれない。 だから、今日も酒を呷る。 少しでも、眠れるように。 ……小遣い稼ぎなんて。手を出さなければよかった。 (-103) 2022/08/09(Tue) 8:43:45 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>19 ヴェネリオ 【街中】 「えぇ、そちらは滞りなく。 小言がお嫌ならもう少し幹部らしくしてください」 酒の匂いに混じった煙の残り香が、何処で何をしていたかを雄弁に物語っている。 幹部の中でも有数の力を持った人物だ。きっと手際良く目標を死体にしてしまったことだろう。 出会った頃はもう少し血の気があった気がするが、それは10年という年月を考えれば当然と言えば当然だ。 差し出された煙草を遠慮なく頂いて、こちらからは自分のジッポライターで火を差し出した。 世話焼きがここでもしっかり板についている。もう慣れだ。 「仕方ないですね……。 家族の死体は俺も見たくはないですから、それくらいはお供しましょう。 珈琲と甘味が美味い店を紹介しますよ」 そう言うと、後部座席の扉を開いて貴方に乗車を勧める。 いくらか時間を潰し、眠気と酔いが冷めたところでアジトへとエスコートをするのだろう。 (22) 2022/08/09(Tue) 9:02:40 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「俺はいつでも仕事とその帰りに酒を飲むので忙しいんだ。 この間なんて裏路地を通ったらお気に入りの靴を野良犬に汚されちまって参っちまったよ」 言い慣れていそうな子供でもわかる誤魔化しを混ぜて、わざとらしく口角を上げる。事実が混ざった嘘も、嘘だと気づかせるためについていた。 男が夜の酒場や、怪しい繁華街から出てくる姿もいつも一人。 帰るときには一人になって 出ていく、それが常でありここ数日続いている。「いっちょ前にお花やさんをしてんな…… そうか。この時期は尚更盛況か、 通りにもやけに花があると思った。偉いぞソニー」 ふ、と視線を下げて考え事をするようにメガネのつるを触る。 「ここでお前さんに会わなかったらよかったのになあ」 風に小さな言葉が連れ拐われ。 幼い子供に言い聞かせるように、丁寧に続きは紡がれた。 「……今日は、暫くここには来れねえって伝えに来たんだ。 早くて数ヶ月、長くて、わからねえ。 融資については代わりのやつを寄越す、若い男だ。 菓子の種類も記念日も叩き込んでやって、だから、 しばらく会う機会もなくなっちまいそうなんだ」 「せっかくだから食事でも奢ってやろうか。 まともな 就職祝い 、してやってなかっただろう」 (-104) 2022/08/09(Tue) 9:17:33 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「……あの方を敬愛しているのは俺だけではないと言うことだ」 花屋としての一面も、素性を調べてる内に当然見たことはある。 表向きの仕事がマフィアとしての顔と直結してる自分とは随分違う二面性だ。 もっとも、リカルドの場合は取り繕った顔をするのは大の苦手とするところだから、違って当たり前の部分なのだが。 相当女を食い物にしてるというし、付き合いきれんと思えば更に眉間に寄るシワが濃くなった気がする。 女づきあいの激しい同僚の顔をさらに思い出して、頭痛まで襲ってきたようだった。 「……貴様はいちいち癇に障る言い方をする奴だ。 取引相手でなければとっくに物を言わぬ姿にしているところだが……まぁ、俺も馬鹿ではないんでね」 接近戦に持ち込む力は当然持ち合わせているが、本職としては狙撃手であるがゆえに分が悪い。 それが分かっているから簡単に激情に身を任せることはしない。 「ほぉ、拳銃をご所望とは珍しい」 だから冷静に紙面の希望リストに目を通し、貴方に見えるよう出しても良いものにチェックを入れ部下に回す。 ドラッグ類は問題ない。他のアルバの人間にも出している物だし使い方もわかっていることだろう。 拳銃はありふれたものとは言え、調べれば足がつきやすいものの一つだから十分に経路を偽装できる物だけをしっかりと選んだ。 ――その間わずか数分。 仕事は早いのが信条だ。 一両日中に全てのものを揃え、きっちりと納品をしてくれることだろう。 (-105) 2022/08/09(Tue) 9:30:15 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>21 ソニー 注文が届くまでの退屈を紛らわせようと スマホを取り出した――直後。 こちら側へ席を詰める青年と、かかる声。 少し眠たそうな眼をそちらに顔を向ける。 ひとつふたつの瞬きは驚きから。 みっつめの瞬きは気持ちの切り替えに。 眠たげだった瞳は緩やかに細められ 見慣れた微笑へと変わっていく。 「ごきげんよう、お客様。 こんなところでお会いするなんて偶然ですね。 えぇ、今日は仕事の後です。眠る前に一杯だけ、と思って。 よろしければお仕事の羽根休みの間だけ、 ご一緒くださいますか?」 わずかに肩を竦ませ眉を下げ、尋ね返す。 ほめ言葉には照れくさそうな微笑で答えて。 「お客様が増えますからね。 外からのお客様もそうですけれど、 祭りで覚めない興奮をそのままにいらっしゃる方々も」 大変ありがたいことです、そう呟き 暇つぶし相手にしようとしていたスマホをテーブルに置く。 言外に含まれた意図は、気づかないふりをして。 (23) 2022/08/09(Tue) 9:41:36 |
【神】 銀の弾丸 リカルド【ノッテアジト】 ”酒を飲むのに忙しい” その最後の一言だけが勿体ない。 そう思いながらも、上司に続いて会議室へ入っていた男は、馴染みであるマウロの隣に腰を落ち着けている。 表情を見たまま荒れているのを悟ったからだろうか。 常日頃からぐちぐちと宣う小言を言うこともなく、静かに会議の流れに耳を傾けていた。 「下手人を見つけたら直ぐにでも殺して良いのですか。 となれば、手柄は争奪戦ということになりますね」 ク、と口端を上げて笑みを浮かべ。 周りに発破をかけるような言い回しを選んだ。 勿論自分が仇をみつければ、必ずこの手で始末してやるとは心に決めているのだが。 それはそれとして、この場で場を乱す行為は慎みたい。 ボスが不在になったという大きすぎる傷を、混乱という名で広げるのだけはしてはならない事だと、男はちゃんと理解していた。 (G10) 2022/08/09(Tue) 9:45:33 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド>>22 二つ並んだ煙の糸。ほとんど上司のために使われてしまっている贈り物のジッポ。もう買い換えたかは知らない。 いつもの光景にいつもの仕草、それに終わりが来ようとしている。 「リック。酔っ払いの戯れ事だ、耳かっぽじってよおく聞けよ」 酔い醒ましと言われ走らされている車の中。 車内でも窓の外から視線ははずさず、ヴェネリオは口を開いた。 「お前はノッテに永遠の忠誠を誓っているな?」 冗談でいっている口ぶりでは無い。 張り詰めたノッテファミリーの現状で溢した、僅かな弱味。 これまで培ってきた縁への絶対的な拒絶と信頼の文言を唱える。 「酔っぱらいだから都合悪いことは聞こえねえ。 リカルド・フェリーニ、お前の命は誰のものだ」 「良いから、言え。お前からの言葉がねえとイライラする」 (-106) 2022/08/09(Tue) 9:57:42 |
【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタ/* 折角コンプレックス低めレディにしようとしていたのに、 すぐ何か背負おうとするのは何故なのですか?? 手癖ですか?手癖悪すぎでは??? (-107) 2022/08/09(Tue) 10:11:38 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>15 ツィオ 【街中】 声を掛けられた瞬間、その声色に追加でため息を零した。 多くの女性が心奪われながら出す音とは別の、 要は先程サーバーで焼いた豚肉相手のそれと同じ音。 「30秒」 「あんたが今の一瞬で浪費したあたいの自由時間だ。 請求は今度する。それと、お・こ・と・わ・り・だ。 今のが返事。それに――」 つれない返事と共に、今日は機嫌が悪いようで。 氷のような表情そのまま、胸倉を掴もうと手が伸びる。 「今天国に行くってのは中々悪いジョークだね。 ちょっとは時勢ってモンを考えな」 呟くように、ドスのきいた声を投げつけた。 (24) 2022/08/09(Tue) 10:51:30 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 花で語るは ソニー/* 💣(既読スタンプ) 調べる程あやふやな情報に逆に警戒している…… かもしれませんね! なんらか疑わしい事があれば上に報告することでしょう。 ストレガは逆に「修理屋」の声が大きすぎて 他の情報が出てこないような感じと思って頂ければ。 先代から継いでなお評判はいいようです。 それでは、のんびりと……死ぬまで……頑張りましょ〜 (-109) 2022/08/09(Tue) 10:56:41 |
【神】 冷たい炸薬 ストレガ【ノッテアジト】 いつの間に混ざっていたのか、 煙から離れた所で腕を組んで立っている。 どうせいつものように、あちこちの抜け道から 猫のように這い出てきたに違いない。 一通りお偉方の話が終わり、丁度静かになったタイミングに、 ひら、と手を振り一歩前へ。そのまま簡素な報告を始めた。 「あー、一時停止していた電子取引を再開しました。 とはいえ時期的に暫く大口依頼はないかと。 小口の物は書類にまとめておきます。 その他は特に問題なし。以上です」 場所が場所、居る役職が役職だ。 いつもの口調は鳴りを潜めて、淡々と報告が行われた。 それから思い出したように。 「ああ、銃器の整備が必要なら呼んでもらえれば。 もしくは、確実に消し飛ばしたいようなのがいるなら 丁度セムテックスを仕入れたのでお呼びください」 各位に視線を向けて、一歩下がった。 (G11) 2022/08/09(Tue) 11:16:41 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 花で語るは ソニー/* 確認しました、ありがとうございます! 命握られたお嬢様だ…! 樹木子さんは、2日目以降の能力行使の際は更新の24h前までに 運営に能力行使先をお知らせください。 0時を過ぎる前には問題ないかの運営判断をお知らせします。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいでしょうか。いいな、知りたいからの監視者…! そして情報屋に渡しておく話〜というと、他PCさんに情報屋ロッシが 何かしらを聞かれた時にソニーの名前を出してもいいということでしょうか? 「アルバで怪しい動きをしている奴はいる?」だとか、 「ノッテのボスに恨みを持っていた奴はいる?」だとか。 どの程度聞かれることになるかはわかりませんが、 そのくらいの誘導であれば請け負います〜〜 特にそういう意図はなく「情報屋なら知ってるだろうな」で渡してくれていたの なら、サービスしてもらっちゃった〜〜〜でうれしくなっておきます(ノ*´∀`)ノ そんなところかな。多くを血祭りにあげるの、応援しています。 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-114) 2022/08/09(Tue) 11:52:05 |
【神】 piacere ラウラ【ノッテアジト】 咳き込んだ後、遅れてやってきた2人(>>G9 >>G10)に視線を向け。 静かに、紡がれる言葉に耳を傾けた。 言い放たれたものは実に分かりやすく簡潔な言葉。 最後の一言は不要とも思えるが。 普段通りであるからこそ女も変わりなく在ることが出来る。 言葉の代わりに歪に笑みを浮かべ、ガーターホルスターにさした銃を服の上から撫でる。 続いて行われた報告(>>G11)も勿論、聞き逃すことなく静聴していた。 手柄は興味があるとは言い難いがやる気は十分だ。 (G12) 2022/08/09(Tue) 11:58:34 |
【神】 暗殺屋 レヴィア【ノッテアジト】 女は、末席にて。 甲高い物音にも、各自の報告にも眉一つ動かすこともなく、 いつも通りただ静かにそこにいた。 この会議の最初、アンダーボスからの報告ですらも、 なんの反応も示さず。 足を揃え、膝に手を重ねて、静かに、静かに。 会議が一段落したとて、その姿勢を崩すこともなく。 「そう。なら、自由にさせてもらうわ。」 「消して欲しい人がいるなら、教えてくださるかしら。」 「誰でも殺すわ。敵も、裏切り者も。」 ようやく落とした言葉は、 その冷えた言葉ひと握りだけだった。 (G13) 2022/08/09(Tue) 12:05:26 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 家族愛 サルヴァトーレ/* 確認しました、ありがとうございます〜! 共鳴窓は、諜報員から顔や名前がわからない状態で見える役職窓です。 その他は見学も含めてエピローグに入るまでは見られません。 本当に相手にだけ伝えたい一レスを秘話にして共鳴発言で挟むなんてしても 良きだと思います。賑やかにしてくれるとうれしい。 役職に関してはこのくらいかな。なかよっぴしてって〜〜! 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-115) 2022/08/09(Tue) 12:07:08 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 翠眼 ヴェルデ/* 確認しました、ありがとうございます〜! 共鳴窓は、諜報員から顔や名前がわからない状態で見える役職窓です。 その他は見学も含めてエピローグに入るまでは見られません。 本当に相手にだけ伝えたい一レスを秘話にして共鳴発言で挟むなんてしても 良きだと思います。賑やかにしてくれるとうれしい。 役職に関してはこのくらいかな。なかよっぴしてって〜〜! 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-116) 2022/08/09(Tue) 12:08:01 |
【見】 郵便切手 フラン>>18 テンゴ 【祭りの屋台】 「………」 ひりついた空気から逃げてきた先に異国の屋台。 お面の人、目立つなあ。 なんて人並みな感想を持て余しながら、積まれた駄菓子に幾らかの小銭を払う。 金平糖の瓶やガムを袋に詰めてもらった。 片手間につまめる食事は運転中のありがたいお供だ。 「……confetti?」 夜空に散らばる星をそのまま取ってきたような菓子が入った瓶を、物珍しそうに光にかざして見ていたかもしれない。 眩しさから視線を戻せば見慣れぬ形の玩具。 糸に繋がれた玉が軽い音を立てて跳ぶ様に、帽子の下で翠の瞳を瞬かせる。 「おもちゃ……」 ぽそ、と好奇心に負けた言葉は面の奥へ届くのか。 おずおずと尋ねたそうにするものの、気づかれなければ青年は人混みの中へ消えていくだろう。 (@2) 2022/08/09(Tue) 12:09:02 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 情報屋 ロッシ夢も、現も関係ない。 人を殺すことを生業としてきた女に、 それ以外にできることは何もない。 いつも通りだ。やれることは。 /* 暗殺屋は、暗殺者の役職です! (-117) 2022/08/09(Tue) 12:11:24 |
【秘】 情報屋 ロッシ → piacere ラウラ/* あ〜〜〜決闘者さんだ〜〜〜落とし込むのお上手……!! 命が助かりました。 はいなよろしくお願いします、確認しましたありがとう〜〜〜! そんなところで。海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-118) 2022/08/09(Tue) 12:17:07 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 小夜啼鳥 ビアンカ/* 確認しました、ありがとうございます〜! くたばれがえっちでたすかる。 え? 肩書き成程なってなっちゃったじゃん。夜毎にあちらへこちらへ留まらず。 無思慮は運営への能力行使先の報告が必要でない役職です。 好きなところに羽ばたいていってね! そんなところで海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-119) 2022/08/09(Tue) 12:43:03 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ長年オイルを継ぎ足し使っている貴方からもらったジッポ。 大事に使っているんだろう、質が良いで新しい物で揃えた身の回りの物の中にあれば古臭く見えるかもしれないが、この男はこれだけは変える気がないようだ。 「―――はい」 運転をしなあがらもその耳は貴方の一言一言を漏らさぬよう集中して、その”忠誠”の二文字を胸に刻む。 ノッテの忠犬と言われるほど忠義に厚い男である事は貴方も知っているはずで、だからこそ、それはきっと言われずとも答えはわかっていることだろう。 だから真に答えるべきは、弱みとも取れそうな最後の問い。 今までであれば少しだけ迷ったかもしれない。 リカルドは貴方につくとともに、最上に位置するボスも正しく敬愛していた。 だけどボスはもう居ない。 信号が変わり、ブレーキを踏んで静かに停車すると小さくその口は開かれる。 これから始まるであろう跡目の奪い合いには辟易するが、リカルドにとってのボスはもう、一人しか存在しないのだ。 「俺の命は、デッドヘッド……貴方だけのものですよ」 ミラー越しに貴方を見つめる瞳には、僅かたりとも笑みはなかった。 (-120) 2022/08/09(Tue) 12:48:49 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 銀の弾丸 リカルド/* 確認しました、ありがとうございます〜! 反魂師さんは、能力行使の際は更新の24h前までに 運営に能力行使先をお知らせください。 0時を過ぎる前には問題ないかの運営判断をお知らせします。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいかな。 誰を生き返ることになるか、一緒にワクワクしています…! 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-121) 2022/08/09(Tue) 12:49:33 |
【秘】 情報屋 ロッシ → イル・マット フィオレロ/* 確認しました、ありがとうございます〜! 斜陽騎士さんは、能力行使の際は更新の24h前までに 運営に能力行使先をお知らせください。 0時を過ぎる前には問題ないかの運営判断をお知らせします。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいかな。こちらこそお手数おかけしますありがとう。 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-122) 2022/08/09(Tue) 12:52:45 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ/* 確認しました、ありがとうございます〜! 魔女さんは、能力行使の際は更新の24h前までに 運営に能力行使先をお知らせください。 0時を過ぎる前には問題ないかの運営判断をお知らせします。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいでしょうか。いいな名は体を表す…! ストレガさんはのんびり過ごせなさそうですが、 PLさんはのんびりしていってね。 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-123) 2022/08/09(Tue) 12:58:16 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 狡兎 ツィオ/* 確認しました、ありがとうございます〜! ノッテ25歳組への感情ありがとう、命が助かります。 諜報員は運営への能力行使先の報告が必要でない役職です。 好きに夜を歩いていってね! そんなところで海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-124) 2022/08/09(Tue) 13:08:22 |
【秘】 情報屋 ロッシ → ガット・リベロ ルチア/* 確認しました、ありがとうございます〜! あ〜〜いいなお祈り…! 鋼鉄人形はご主人様が決まっても運営への報告は必要ありません。 ご主人様現れるといいね。敵にはアイアンパンチきめていけ〜〜! そんなところで海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-125) 2022/08/09(Tue) 13:16:51 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 鳥葬 コルヴォ/* 確認しました、調査ありがとうございます〜! 夜魔さんは、そう言えば窓ふたつあるじゃん…!って今なりました。 影戯:諜報員、見学、墓下 霊話:全体(初日だけ見学のみ。2日目以降に初日に遡ると閲覧可) 発言が見える範囲はこうかな。 霊話窓は使用禁止ではないので、 見える範囲に留意しつつ自由に使ってくださいませ〜! 能力行使の際は更新の24h前までに運営に能力行使先をお知らせください。 0時を過ぎる前には問題ないかの運営判断をお知らせします。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいでしょうか。 お祈りはしておきます。全よいい感じにな〜ぁれ! 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-126) 2022/08/09(Tue) 13:33:02 |
【秘】 情報屋 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ/* 確認しました、ありがとうございます〜! 骨噛みは基本的に、2日目→3日目に移る際の処刑者の能力を得ます。 でも今回、2日目→3日目の処刑で皇狼が吊られた場合には 3日目→4日目の処刑で処された人の役職になります。 (すべてに「お前が生きていれば」が付きますが…) 無事に骨噛みさんが能力を得られた際には、 その役職についてのことをまたアナウンスさせていただきますね。 役職に関してはこのくらいでしょうか。 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-127) 2022/08/09(Tue) 13:42:26 |
【秘】 情報屋 ロッシ → デッドヘッド ヴェネリオ/* ままならない世の中だぜ…。 はいなよろしくお願いします、確認しましたありがとう〜! 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-128) 2022/08/09(Tue) 13:46:17 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 暗殺屋 レヴィア/* 確認しました、ありがとうございます〜! あ〜〜〜暗殺者が暗殺屋のものになってる〜〜〜!! 良き。 暗殺者は、能力行使の際は更新の24h前までに 運営に能力行使先をお知らせください。 0時を過ぎる前には問題ないかの運営判断をお知らせします。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいでしょうか。 いつも通りの、君のできることをしていくことになったの、 とてもいいな…と重ね重ね思います。 そんなところで海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-129) 2022/08/09(Tue) 13:52:59 |
【秘】 情報屋 ロッシ → プレイスユアベット ヴィオレッタ/* そう言えば仲間の命握っちゃってるじゃん。 何かの勘違いでやっちゃったり、悪いことがバレたりするんかな… たのしく、そして良きになるよう応援しているしお祈りもしていますね!! (-130) 2022/08/09(Tue) 13:56:56 |
【人】 狡兎 ツィオ>>24 ストレガさん 言われて、気づいたように時計を見て、 「30秒!」 「ワオ、奇遇だね! 俺の時計もキミに出会ってから30秒進んでるよ。 時間の進み方が全く同じなんて、 俺たち気が合うんじゃない?。 そうか、ありがとう、 断られたことですぐに誘えるチャンスがもらえたと思おう」 相手の怒りに対して両手を広げて降参を示し。 「信心深いんだね。それとも義理堅いのかな。 キミの意外な一面を見れて俺は嬉しいけど、命も惜しい、素直に謝っておこう」 と同時に、ここでそれに対しての冷徹な怒りを見せるなら、 ――彼女は少なくとも白側に傾いたな。と内心で思う。 ツィオは、敵味方関係なく、大蛇の頭を落とした相手を探している。 「食事の誘いは断られたとして、 気分を害したお詫びとしてならどうだい?」 (25) 2022/08/09(Tue) 14:18:13 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「おや、ノッテにこそ品はあるべきだと俺は思うがね。ただ刃を振り回すだけの人間なぞ、犬畜生にも劣るだろう。」 そう、嘯いてみせる。 仮面の下の素顔は貴方にすら見せたことがないものだ。 しかし、その価値観は決して穏やかではない。 「慈善?いやはや。きちんと代金は貰っているのだがね、これは手厳しい。まあ、怒ることに支払う労力が見合っているならば俺とてそうするさ。」 言っている側から、子供に商品を万引きされていたりするので慈善事業に近いかもしれない。 (-131) 2022/08/09(Tue) 14:37:45 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド「ははっ ……、はははは!! Ti amoリック、これから始まるのは 最高のフェスティバル だ」額を押さえながら豪快に笑って。愉快そうに、これからの未来が見えているかのような言葉を吐けば後ろから体を乗り出してハンドルに手を伸ばす。 「行き先変更しろ!! お前に 俺と同じ景色 を見せてやる。俺の家、…女っけのある方に寄っていけ!」 隠れ家もとい、いくつかの寝床を持っているヴェネリオだがここまで乗り気で招いたこともない。 何かを今日にすると決めていたのか、家の中にいた時間は約五分。 その間だけで彼はひとつのUSBを持ってきてあなたに渡した。 「失くしたりしたら殺す。 そこには俺が築いてきた全てが収まってるんだ」 まだ中を覗ける媒体も準備もない。 だがその一つが相当なものであることは、冗談だらけの上司の態度でも一目瞭然であった。 (-132) 2022/08/09(Tue) 14:39:29 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ【街中】 声を掛けられれば、足が止まり。 探していた姿を目に留めれば軽く手を上げて見せた。 ころん。 ガラス玉が袖から零れ落ちる。 「やあ。やっぱり飲んでいたな。」 「急ぎも急ぎだよ、ヴェネリオ殿。」 「駄菓子を買わないかい?」 どう聞いても急ぎとは思えない用件を口にして。 男は貴方に対峙した。 いつもと変わらぬ締まりのなさだ。それはボスが死んだ後も変わりないらしい。 (-133) 2022/08/09(Tue) 14:42:14 |
【神】 狡兎 ツィオ【ノッテアジト】 ドアを開けると、片方の眉を上げて。 「……おっと。 急に此処で、花屋でも始めたのかと思った。 今日も美しいね、みんな。 すまない、表仕事で遅くなった。本当さ」 言いながら窓に映った自分の顔に汚れが着いているのを見て、 ハンカチでその紅を拭った。 素早かったのでそれが血か、別の物かは分からなくなった。 「外でもヴェネさんの声が聞こえたけど、 これだけ派手な真似されて、 粛々と復讐を果たすっていうのも味気ないだろ。 天下のノッテファミリーが、 こんな形でナメられるなんて貴重な機会、 活かさずに行くなんて勿体ない。 裸の美女を前にポルノ雑誌を開くようなもんだ」 いい機会だ。 マフィアの本質を示威するのもいいんじゃない? と提案した。 (G14) 2022/08/09(Tue) 14:42:40 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド/* ロール中に失礼します。 対象を伴う役職の通知をしに参りました。 こちらの職業が死之商人の為、絆先にリカルドさんを指名する予定です。 RPは変更はありませんが、役職に伴うものになっており何か不都合があれば気兼ねなくお知らせください。 (-134) 2022/08/09(Tue) 14:43:26 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 家族愛 サルヴァトーレ/* レスできていませんでした、失礼しました。 補足ありがとうございます。 ・傷痕については、何度か撫ぜたあとに何も触れない感じでいきますね。 ・なぜここにと問われれば、「お金がないし、稼ぐあてもないの」と答えたかもしれません。 娼婦になる前のことは決して話そうとせず、曖昧に誤魔化しました。 島の外には、かなり渋りますし、無理矢理連れ出したとしても周囲を気にするそぶりを見せてすぐに帰りたがります。 (一度くらい連れ出してもらったということにしてよければ!) 以上のとおり、よろしくおねがいいたしますね。 (-135) 2022/08/09(Tue) 15:28:34 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 翠眼 ヴェルデ【ビアンカの部屋】 軽く錆びの浮いた扉の前で、ドアノブに手をかけたままビアンカは振り返る。 綺麗に切りそろえた髪がはさり、と揺れて、 カーテンの隙間から差し込む陽光がきらきらとさざめいた。 「最近」 「………」 鞄も何も持たず、空のままの手を頬にあてる。 あえかに首を傾げると、長い睫毛をぱちぱちと瞬かせながら眸を伏せた。 「少し、忙しいの。 夜にはご飯を作りに戻るから、 それまで好きにして。 あと」 玄関脇にかけていた傘を手に取って、重たげな息を一つ。 「最近きな臭いから。 路地に立つときは、気を付けなさいな」 彼女は目の前でも平気で着替えるのだから、あなたは知っている。 今日の彼女はスカートの下、細い太腿の脇に、普段は化粧台の隅で誇りをかぶっている護身用の小型拳銃を吊っていること。 (-136) 2022/08/09(Tue) 15:34:20 |
【秘】 piacere ラウラ → 家族愛 サルヴァトーレ/* 上野発の夜行列車様、アルバのコンシリエーレ様。 はじめまして、御機嫌よう。おやつはたい焼きと申します。 この度は突然の秘話にての打診失礼致します。 こちらをお送りする理由をまず初めにお伝え致しますと。 ノッテのアソシエーテであるラウラは 決闘者 となります。故に宜しければサルヴァトーレ様へと果たし状を叩きつけたく存じますが、いかがでしょうか? 勿論他の役職で難しい等あればお断りいただいて問題ございません。 その際には別の方へとお声かけする形になりますので遠慮なく。 それではお手隙の際にご確認いただければと思います。 決闘窓となりますのでお考えの上お返事お待ちしております。 (-137) 2022/08/09(Tue) 15:36:57 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ「……っちょ、 行き先が正反対じゃないですか! 」車を走らせた拍子にハンドルを取られ、急な路線変更にUターンを重ねれば流石のマフィアも一瞬ひやりとしてしまう。 「全く。死ぬなと言いながら殺す気ですか? 向かいますから大人しくしててくださいよ」 数ある寝床も全て頭の中に叩き込んであるから迷うことはないだろう。 興奮冷めやらぬ様子を見ているのは嫌な気分はしない。ましてや、敬愛する上司に同じ景色を見せてもらえるというのであればこちらも嬉しくなるというものだ。 貴方ほど態度には出さないが、逸る気持ちは胸に秘め差し出されたUSBを受け取った。 「ハハッ……! これは貴方の 相当大事な物 という訳で……。託していただけるのは有り難く、えぇ、墓場まで死守いたしますとも」 一体中に何が隠されているというのやら。 築いてきたもの全てというのであれば、言葉以上の重みを持つのは確かだろう。 生憎今は端末を持ってきてはいないし、見るには何か特別な準備が必要のように聞こえるが、元より一蓮托生の上司である。 何が隠されていようとその恩義に反することをするつもりは全く無かった。 (-138) 2022/08/09(Tue) 16:03:52 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ/* 死之商人さんでしたか。 なるほど、初日から命を握ってくるわけですね。 役職上の問題は色々調べてみましたが全く問題ありません。 イエス、ボス。どこまでも貴方について行きますよ。 (-139) 2022/08/09(Tue) 16:06:20 |
【神】 銀の弾丸 リカルド【ノッテアジト】 「遅いぞ、ツィオ」 自分も上司の迎えで遅刻をしてきたわけだが、更に遅れて来るとは何事(>>G14)だと、眉間にシワを寄せて貴方を隣の席……マウロとは反対側の方を指し示した。 3人は何かと共にいることが自然に多いのか、癖になっているかのような仕草だ。 何か顔についていたようだが、ここで指摘することはすまい。 会議の進行の邪魔をする気は毛頭なく、指摘したところでイライラして小言になるのがオチだからだ。 「最新鋭の武器やクスリはご要望とあらばいくらでも。 とはいえ……間違った者を殺してしまえば我々の威信にも繋がるからな。 事は慎重に調査をし、正しい対処を心がけろ」 足りない言葉を補うのも部下の務め。 生真面目な正確そのままに細かなことを言えば、数人はきっと嫌な顔をしてしまったことだろう。 (G15) 2022/08/09(Tue) 16:45:34 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「つまり……品がないノッテの内部から 矯正してやるとかいうあれって事で?……」 見たことがないから、一切気づかない。 見たことがないから、疑わない。 無論、そんな事はあるわけないのだが、 この上司に関しては何か証拠がある訳でもなく。 あるのは「〜なのはおかしい」と、状況証拠にすら なりもしない個人的な疑念だけだ。 嘯く貴方に不満の表情を隠しもしない、甘えを含んだ追求。 ……悲しいことに、無意味と思うが。 効果があるなんてとても思っていない。 「じゃあですよ」「何をしたら貴方は怒るんで?」 子供に混ざって、しかし手付きだけは手慣れたプロのように手早く万引きし、取った飴を口に含もうとする。 「例えば、そうだなぁ──構成員の一人が」 「なんの許可もなく勝手に疾走した挙げ句に戻ってきたら、」 「それは処罰に値する事、ですよね?」 ──誰についてのことを言っているかは明白だ。 試すような視線で済めばいいのに。 また『不器用な知りたがり』を発揮する男は、 先と同じ、聞かなくていいことまで聞こうとする。 (-140) 2022/08/09(Tue) 17:19:31 |
【神】 狡兎 ツィオ【ノッテアジト】 子〜猫ちゃん キティ 「マーウロくん♪」と、不機嫌猫に絡みに行こうと思ったが 先手を打って有無を言わさぬリカルドの視線に邪魔される。 ちぇ。――ま、最悪殺されちゃうしな。 「……野暮用でね。少し盛り上がっちゃって」 付き合いが長いせいでさして言及せず 俺が外そうとしたタガを諫めるようなことを言う。 ――忠犬は、随分と上手に躾けられているものだ。 組織 だが、対象が箱であり、内部に火を蓄えた場合、 ある程度空気の通り道を遮断したほうが、 解放時に爆発の威力は高まるだろう。 吉と出るか凶と出るか、 ただ少なくとも、賽が転がるのは感じた。 (G16) 2022/08/09(Tue) 17:35:09 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート/* 現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。 ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。 花言葉は『希望』です。 知ってておかしくない話なので、ご参考までに…… (-141) 2022/08/09(Tue) 18:21:14 |
【秘】 花で語るは ソニー → 家族愛 サルヴァトーレ/* 現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。 ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。 花言葉は『希望』です。 知ってておかしくない話なので、ご参考までに…… (-142) 2022/08/09(Tue) 18:21:32 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ/* 現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。 ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。 花言葉は『希望』です。 どういう経緯で知る事になったかはお任せいたします。こちらで考えてもいいですがよければご随意に…… (-143) 2022/08/09(Tue) 18:22:38 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>25 ツィオ 「ゴミ捨て場に転がってる汚い男でも 同じ時間が流れてるよ、アプローチならそっちにしな」 少なくともあたいよりは喜んで受けるだろうよ、と 2度目のため息と共にブーツが動き出す。 「詫び入れるくらいなら最初からすんな。 それにツラと言葉に『ウソ』ってデ〜〜〜〜ッカく 書いてあるような奴とメシ食う気はないよ」 後ろ手にBye. とする代わりに、中指を立てて。 追いかけないなら、次に会うのはきっとファミリーの場だ。 (27) 2022/08/09(Tue) 18:59:11 |
【鳴】 翠眼 ヴェルデ【街中】 祭りの影響か、どこもかしこも賑やかな喧騒に溢れている。 さざめき行き交う人波を眺める少年は、どこか所在なさげに息をつく。 スニーカーのつま先が、トンと石畳を蹴った。 (=0) 2022/08/09(Tue) 19:00:54 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 情報屋 ロッシ/* 💣(既読スタンプ) 能力使用時連絡了解! 殺害時はセムテックス(殺傷力の高いプラスチック爆弾)、 蘇生時は……まあなんか良い感じに それぞれやる予定でございます。 使用前に死ななければいいな〜 運営、よろしくお願い致します〜〜〜(フェードアウト) (-144) 2022/08/09(Tue) 19:07:57 |
ラウラは、お祭りの様子を眺めに来た。 【街中】 (a6) 2022/08/09(Tue) 19:29:29 |
【独】 piacere ラウラ何か手がかりがあるかもしれないから。 たのしむためではなく、己がファミリーのために。 とは思うものの、周りのたのしげな雰囲気に僅かに心が動く。…気がした。 (-145) 2022/08/09(Tue) 19:36:07 |
【秘】 翠眼 ヴェルデ → 小夜啼鳥 ビアンカ【ビアンカの部屋】 長い前髪の間から、翠の双眸があなたを見ている。 その声を静かに聞くさなか、ふと、金色の睫毛が頬に影を落とした。 ちらと視線を向けたのは、やわらかに広がるスカート。 その下に吊られた、普段とは違う持ち物。 「……そ」 「おれなんかに言われなくったってわかってるだろうけど」 「自己管理、大事なんだろ」 「……なんか危ないことでもあるなら、あんたも気を付けて」 少年は口が巧くない。 こういうとき、どういう風に言葉を選べばいいのかもよくわからない。 それでも、こどもなりにあなたの変化を気にはしているから、余計とも取れるそんな言葉をこぼした。 (-146) 2022/08/09(Tue) 19:37:57 |
【神】 小夜啼鳥 ビアンカ【アルバアジト】 かつ、かつ と。 厚底のブーツが、廊下を叩く音。 アルバ・ファミリー。 イタリアに多く残る"歴史的"何某かのなかでも、 いっとう若い"歴史"そのもの。 土地と民族、文化習俗に根差す"家族"という言葉に紛れ込み、マフィアでありながら市民たちと信頼関係を構築する組織犯罪集団だ。 その"穏健的"アジトを訪れたのは、ひとりの女だった。 ファミリー傘下の娼館を取り仕切る娼婦だ。 ファミリーの構成員たちからすれば、取るに足らない存在だろう。 「【Pollo Nero】のロッソです。 今月分の話と、それとSig.na.クリスティーナにお話が…… ……いらっしゃらないですか、そうですか。 でしたら、言伝だけでも」 彼女は構成員を捕まえて、そんなことを尋ねたりしている。 勿論、この状況下でアポイントメントもなく、ただの娼婦を通すわけにはいかない。 しばらくすればあれこれと問答をした上で、会計のもとへ向かうだろう。 (G17) 2022/08/09(Tue) 19:40:10 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 翠眼 ヴェルデあなたの言葉に、ビアンカはそのかんばせを緩く、変えた。 驚いたような、そんなような顔だった。 ▽ (-147) 2022/08/09(Tue) 19:46:18 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 翠眼 ヴェルデけれどすぐに、口許に笑みが揺蕩う。 頬に刺した橙色のコンシーラーが、その笑みを不自然に明るく彩っていた。 「……一丁前に、人のことなんて気にして」 「そんなことを言っている暇があるなら、 さっさと稼いで来なさい」 ふさり、と振り返った腿を、スカートの裾が追う。 「けど、祭りの日は妙な客も多いから。 早めに何人か捕まえて、さっさとユーロを握り締めて帰りなさい」 「いいね」 ビアンカの横顔から、瞳だけがあなたを見る。 口許の笑みはふ、と。 泥中に没した花びらのように、 柔らかく、けれど曖昧に解けて行った。 ――不機嫌ではないようだ。 それだけを残して、ばたんと扉を閉める。 かつかつと、厚底のブーツの鳴き声が廊下を遠ざかっていった。 (-148) 2022/08/09(Tue) 19:48:42 |
【見】 郵便切手 フラン>>26 テンゴ 【祭りの屋台】 「コンペイトウ……星屑のようなお菓子ですね。 甘いものは好きなので嬉しいです」 駄菓子の詰まった袋を大事に抱えて。 器用に移動させるけん玉さばきには拍手で称賛を送る。 ぽふ、と厚い手袋特有の目立たない音。 「見たところ東の方の国でしょうか。 似たような玩具は西洋にもありますが、とても工夫を感じます。 極東の技術は細やかで素晴らしいものですね。 ……なにかおすすめの玩具があれば、そちらも頂きたいのですが」 巧みな技は購買欲をかきたてたらしい。 子どものような眼差しを向けて、 興味を惹かれるままに店主の言葉を待つだろう。 (@3) 2022/08/09(Tue) 19:53:26 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 ただの掃除屋が、この場で語るべき事など何も無い。 手柄や功績だの、復讐だの、大義名分には興味なし。 生ぬるい視線にも、幹部らしからぬ言動にも。 ──ボスの死にも? そんな様子で、漸くまともに進み始めた会議を傍聞くばかり。 捕食者の喰い余りを漁るから、烏というものは烏なのだ。 「なんにしても」 「後始末が必要なら、いつでも。 お申し付け頂ければ、俺は非番の日でも飛んで行きますよ」 どう転んでも、仕事は増えるだろう。 変わらず仕事熱心な様子からただその事だけを認めれば、 会議場の端から、集まった者々を一瞥してそれだけを言った。 「ご自分で始末されるというなら、それで。 或いはもっと腕の良い掃除屋に任せてもいいでしょう。 コルヴォ・ロッソは、他にいくらでも居るのだから…」 本題が終わったなら、長居をする理由は無い。 会議が終わりに近付き、きっと数名が退室し始める頃 喪服姿もまた、影のように姿を消していた。 (G18) 2022/08/09(Tue) 20:10:04 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ/* お返事ありがとうございます。お気になさらず! ではせっかくなので一度連れ出したことがある、という形でお願いしたいです。籠の鳥ですね。 今度こそ返信不要です。それではよろしくお願いします。 (-152) 2022/08/09(Tue) 20:22:23 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → piacere ラウラ/* おやつはたい焼き様ですね。初めまして、ごきげんよう。こちらは上野発の夜行列車と申します。 まずは返信が遅れたことをお詫びさせてください。 決闘、受けて立ちます。ですが初めての役職であることと、こちら動かしながら決めていくつもりでしたので設定がふわふわしていることを先に伝えておきますね。そのため関係など諸々そちらに主導していただくことになるかと思います。 それでも良ければ、お願いします。 (-153) 2022/08/09(Tue) 20:26:57 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 花で語るは ソニー/* ありがとうございます。えっちですね。ありがとうございます。かわいいね。 把握しました。機会があればRPに反映させていただきます。 反映した〜い…… (-154) 2022/08/09(Tue) 20:28:45 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 情報屋 ロッシ/* 窓が多くてびっくりしました。やった〜〜〜〜。 そういえば一日目は幽界の歪みがないから青発言があっても見えないんだった こっそりなんか置いておこうかな…… 幽界トークがあるので、狼や妖精には一日目時点で見えそう。どうだろう。 どのみち二日目以降は遡る人にはバレバレなので、誤差と言えば誤差。それはそう。 運営宛てには更新24h前までにお知らせ必須、承知しました。 二日目以降は連絡を忘れないように追加でお祈りをお願いします。 ほか、もろもろ了解しました。お祈りありがとう。ちゃおちゃお〜 (-155) 2022/08/09(Tue) 20:28:54 |
【神】 蜉蝣 アベラルド【アルバアジト】 「いやぁ。毎日毎日お忙しいねぇ」 一通りの報告を聞いて、気の抜けた声を上げる。 その『お忙しい』渦中に居ると言っても過言ではないというのに、どこか他人事のように。 「むこうのドンがおっ死んでからかい? やだやだ、すっかり物騒になっちまった! ……まあ、そう言ってる場合でも無くなってきたなぁ」 「向こう方も血の気立って怖いのなんの」 そう言いながら椅子に背もたれて足を組み、 爪をいじりながら視線だけで周りを見た。 この間まであった顔が無い。わざとらしく溜息を吐く。 「明日は我が身〜、ってね」 いつにも増してやる気のなさそうな顔で、冗談にもならない事を。 (G19) 2022/08/09(Tue) 20:30:11 |
【神】 デッドヘッド ヴェネリオ【ノッテアジト】 「Benvenuto,ツィオ。新装開店した花屋は如何かね。 麗しの毒花たちがお出迎えだ、間違えて背中を見せようなら…さて」 血の気が多い部下たちや、喧しい重役。 責任や指揮の話は耳にタコが生えるぐらい聞こえて来たが無視をする。時間が湯水のように溢れているわけでもない。 「生きてる価値が無い奴と洒落こみたいのか。 頭に銃を突きつけても、引き金を引けなかったらただの愚図。 悪魔と朝まで躍り明かそうものならドタマぶち抜くだけだ、方法ぐらい好きにするんだな」 守る面子も残ってやしない。抗争の火種は、確実に埋められた。 どうせ、この先ノッテはよくも悪くもこの若者達が引っ張っていく。 古きは淘汰され、望んでもない新しい変化が訪れる。 目を瞑りながらひらりと片手だけコルヴォへと向け、これから掴まるのであろう老体からの小言の弾丸を想像しため息をついた。 「足元は常にきれいにしておけよ。 身嗜みを整えないとこんな風になめられるからな」 (G20) 2022/08/09(Tue) 20:46:21 |
【神】 ガット・リベロ ルチア【アルバアジト】 「アベルさん。マドレ・クリスに怒られますよっ」 いつも通りに気の抜けた声を出すひと。その椅子の後ろに、少女が付き従って立っている。 「もう……」と口を尖らせながらも、いつもの事であるからそれ以上の言及はしない。 それよりも、他の面子の気を悪くしていないかと、顔色を伺うばかりだ。 「明日も明後日も、平和であってくれたらいいのに。 そうはいかないんでしょうね」 (G21) 2022/08/09(Tue) 20:54:37 |
コルヴォは、ヴェネリオが上げた片手に一瞥だけを返した。 (a7) 2022/08/09(Tue) 20:55:42 |
【鳴】 家族愛 サルヴァトーレ口元の笑顔は標準装備。余裕ありげな表情に大きな身体、仕立てのいいスリーピーススーツ、磨かれてぴかぴかと光を照り返す革靴。羽織った外套を風に踊らせ、肩で風を切って歩く男は、まあそれなりに目立つ方。 君はため息をついて、足元に目を向けたのだろうか。 「君、一人?」 「子どもが一人で────迷子かい。どう、良ければ僕が保護者に」 俯いていたならぴかぴかの革靴が、顔を上げていたなら柔和な笑顔が、その目に映ったことだろう。 (=1) 2022/08/09(Tue) 20:56:43 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 翠眼 ヴェルデ/* というわけでこんばんは。上野発の夜行列車と申します。共鳴の方、よろしくお願いします。 共鳴者の方、実は初めてでして……RP村ですから問題ないと思いますが、なにかまずいことがあったら仰ってください。お手数おかけします。 関係の擦り合わせをするかな? と思って秘話飛ばさせていただきました。あまり設定を練っていないので、ご希望の関係があれば合わせられるかと思います。 (-157) 2022/08/09(Tue) 20:59:06 |
【秘】 piacere ラウラ → 家族愛 サルヴァトーレ/* 内容の確認とお返事ありがとうございます。 レス速度につきましてはリアル都合がございますので今後もお気になさらず。 当方も返せる時にしか返せませんから、お互い様です。 決闘についてご快諾いただき誠に感謝致します。 そして考えている出だしとしては、2日目の窓解禁時に当方がサルヴァトーレ様の姿を見かけ後をつける形が一番接触しやすいのかもしれません。 完全に血の掟に逆らっているような気がしますが、決闘者故にそうも言っていられません。 何故追いかけるか等の話はその流れで語るかもしれません。 バトルロールがお好きであればそういったものもありだとは思いますし、そうでなくともひりついた空間での会話もございます。 尚本来の決着(どちらかの生存)とは別にバトルロールをする場合は当方が負ける形で問題ございません。立場的観点から勝てるとは思えず、手加減して相手をする等…。 あとはしつこくサルヴァトーレ様を追いかけるラウラに呆れてもいいですし、上記の出だしではなく最初はノッテアルバというお互いを知らずの場面から始まるのもひとつです。 因みに過去に出会ったことがある(敵対関係と知っている/知らない)等も可能ですので、サルヴァトーレ様の設定に害がない程度のものを組み立てましょう。 また(第三勢力として巻き込みにはなりますが)サルヴァトーレ様本来の役職もございますでしょうし、そちらはそちらで上手くご活用いただければと。 長々と失礼致しました。おやつはたい焼きでした。 (-158) 2022/08/09(Tue) 21:09:12 |
【人】 家族愛 サルヴァトーレ>>16 君が声をかければ男は顔を上げる。それから車に預けていた腰を戻して、立って。柔らかく微笑むだろう。 「……ああ。君か」 「サルヴァトーレさん、なんて他人行儀だな。トトーって呼んでよ。いつも言ってるだろ?」 白い歯を見せて笑う。落ち着いた色の装いに、色の薄い肌や髪はよく映える。赤に近い紫の瞳が、細められて君を見つめた。 「今、お姫様をお城までお送りしたところだ。勿論丁重にね。 それで次の予定まで時間があるから、暇を潰してる。君は?」 (28) 2022/08/09(Tue) 21:15:44 |
レヴィアは、人気のない路地の店で、鎮魂歌を奏で続けている。 (a8) 2022/08/09(Tue) 21:23:11 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 鳥葬 コルヴォ/* あ〜〜本当だ! 幽界の歪みと幽界トークのあれそれは別か〜〜! 皇狼は一日目から見えますね、黙狼は見えないみたいです。 樹木子は元々木霊窓がないので見えなさそうですが、 幼狐はオプションONだから見えるようになっているかも。 (記述を見つけたわけではないので推測。木霊窓が見える人は見えそう) たのしそうなのが見えて運営にっこにこ。そんな感じです〜〜ちゃおちゃお〜! (-159) 2022/08/09(Tue) 21:29:55 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>a8 レヴィア ブーツの音を幾分控えめに、グラスハープの音色の元へ。 いかにも店先で興味を惹かれました、という具合に、 静かにその店へと踏み込んだ。 「いい店構えね」 "裏"での普段の態度からして、 そうそう話しかけられたいタイプでもあるまい。 一言の後は軽く手を挙げて気にせずどうぞと促して。 のんびり品物を眺めはじめた。 さて、どんなものが置いてあるだろう。 (29) 2022/08/09(Tue) 21:38:21 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 喧騒の外れ、船や人の出入りの活気もやや過ぎた頃の港。 埠頭に立つ人影は相も変わらず喪服じみた黒一色で、 けれど仕事中の重苦しいものよりかは幾らか異なる様相をして。 髪は結い上げ、黒いシャツにスラックス、それからサマーコート。 比較的には、軽装だ。 「こんな日には、鷗だって鳴きやしない」 それでも、ほぼ顔半分しか露出が無いような格好に変わりは無い。 手袋に覆われた手が汗で張り付く前髪を鬱陶しそうに退けて、 心底気怠げに、殆ど溜息のように独り言ちた。 誰かと楽しくお喋りする気分でもないが、追い返す気もしない。 「くたばっちまったのか、或いはただ餌に夢中なだけか ……まあ、何でもいいか」 不意に視界の端を、港に住み着く黒猫が横切って。 今は亡きボスの愛猫は、 殆ど主人にしか懐かない、実に賢く情深いものだった。 そんな事をふと思う傍らに、煙草の灰をまたひとつ落とした。 (31) 2022/08/09(Tue) 21:54:02 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → piacere ラウラ/* パトロール、おそらく車ですることが多いので、それでも良ければ是非。カーチェイスが発生すればそれはそれでかっこいいと思いますので。こちらは車を所持していますが、そちらはどうでしょうか。バイクなんかが似合いそうなお嬢様ですよね。 何故追いかけるかのお話、是非引き出せたら嬉しいですね。 お言葉に甘えさせていただいて、流れによって負け確にさせていただくことがあるかと思います。その場合どの程度なら許されるでしょうか? 逃げないのであれば(PC的には)最悪殺してしまいかねないので逃げていただくか、初対面ですので片手あるいは足を損なわせていただく程度が無難かと思います。さすがに初手殺害はPL的にもシステム的にもまずいと思いますし、せっかくのご縁なので長く続けさせていただきたいため…… 拷問とかもお好みであればできますが、R18,18Gは不慣れということで避けた方がいいでしょうか。 (-162) 2022/08/09(Tue) 21:57:55 |
【神】 ”昼行灯” テンゴ「おやおや。」 随分と賑やかになってきた会議場を面白そうに眺める。 淡々と報告する者、小言を漏らす者、軽口を叩く者。 何時にも増して賑やかだ。 「意気込むのは結構だが、こんな時だからこそ自らの席の心配もしておいた方が良いと進言はしておこうか。」 「何も、殺ったのが外部の人間だと決まった訳でもあるまい。なあ、そうだろう?」 火種は埋められた。 しかしそれを埋めたのは…自分たちのうちの誰かであってもおかしくはないのだ。 「明日は我が身、なんていつもの事だが、今は猶更に気を付けておくべきだろうよ。」 比較的穏やかな方(?)ではある男はそう言いながら、煙管を傾けては携帯灰皿にカン、と叩きつけた。 (G23) 2022/08/09(Tue) 22:11:13 |
【神】 プレイスユアベット ヴィオレッタ【アルバアジト】 「…また、エルネストさんが胃を痛めそうですね」 出勤前にアジトに顔を出すのが日課の女は 報告を聞いて溜息を吐いた。 アンダーボスには何か差し入れをすべきでしょうか…。 「アベラルドさんに万一が起こるとは考え辛いですが、 ルチアさんはどうぞお気をつけて。 短慮に走る方がいない、とは言えませんので」 最初にやる気のなさそうな男を(>>G20)、 次いでその後ろの少女に視線を移して(>>G21)の一言。 下がった眉は少女を案じてか。 (G24) 2022/08/09(Tue) 22:21:12 |
【神】 イル・マット フィオレロ【ノッテアジト】>>G8 ラウラ 「あーうんうん、いい感じ。いい子だねほんと。 女性には常に穏やかにあってほしいものだ。 年が近いと猶更気になるし。今度遊びにでも行く?」 態度と裏腹に紡がれる言葉はやや軽薄。 本気か本心か、気遣いかもいまいちわかり辛い。 ひとつわかるのは、貴方に悪感情を抱いてはいない事。 上司の中の上司達の登場に、姿勢を正して壁にもたれなおした。 (G25) 2022/08/09(Tue) 22:29:23 |
【神】 イル・マット フィオレロ【ノッテアジト】>>G20 >>G23 ヴェネリオ テンゴ 「足元は常に綺麗に、かぁ。 耳が痛いですねぇ。拭いても拭いても汚れるとしても、 やらないわけにはいかないもんですけどぉ」 他の人間はさておき、この男にとっては 既に今更かもしれない言葉をそれでも胸に刻んでおく。 「まぁそうですねぇ。いや、外部じゃないほうが面…… 今以上の殺気の歓談場になるのはご遠慮頂きたいもんで。 とにかく撃つ相手を間違えるだけは避けたいですね。 素知らぬ"誰か"の思惑通りになるのが一番嫌じゃないです?」 「……ってなわけで、寂しかった会議も人も意見も集まったし、 そろそろ解散も許される雰囲気だったり」 カン、となった煙管の音を契機に、 そんな流れにしないだろうか、とばかりに期待を促す声。 (G26) 2022/08/09(Tue) 22:30:21 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>32 レヴィア 「あんたが考えるあたいと違って、 実際のあたいはここに好みのモノが多いんだよ。 それに、分解する時は修理する時だ。 生きてる時計をただ解体するのは趣味じゃないね」 優秀な同僚の言に、機嫌を損なった訳でもなく応える。 視線が一瞬そちらに向いて、すぐにアンティークに戻った。 背中を向けたままに、あれやこれやと眺めつつ。 「強いて言えば、入店と同時に好きなモノが一つ消えたね。 また出して貰いたいんだけど」 ファンファーレよりこの店の音を好んでいるらしい。 歓迎だけでは足りない、無関心が立てるそれも含めて。 (33) 2022/08/09(Tue) 22:37:04 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 風任せ マウロ――これは会議が一段落した時間帯。 「マウロ、……機嫌は直ったか」 椅子から立ち上がり、スーツを整えながら未だ座ったままだろう貴方にそう声をかけた。 案外面倒見が良いのは子供の頃からのことだ。 もっとも、その頃は正義感にあふれていたものの子供故にうまくいかないことも多く、よく泣きべそをかいていた事だろうが。 (-164) 2022/08/09(Tue) 22:42:31 |
【神】 風任せ マウロ【ノッテアジト】 暫く黙っていた。口を開けば、自分でも悪態しか出ないだろうことを理解していたからだ。 名前を呼ぶ部下の姿も、隣に座る同僚の姿も見えていたけれど。 どちらにも視線を向けるだけ。 「……ハァ」 「さっさと実行犯を見つけてぶっ殺す」 「アルバの虫共だけじゃねえ、俺はノッテの中に裏切者がいたんならそいつに同じような死に方させてやるよ」 凡その話が終わったと見るや、煙草に火をつけて吹かした。 くゆる煙を睨みつけて、喪った者を思うのだ。 主人に忠実なもう一匹の猫は、縄張りを荒らす者を許しはしない。 (G27) 2022/08/09(Tue) 22:43:05 |
【人】 害のない毒 マキアート>>28 トトー 「ごめん、つい」 客としても顧問としてもあだ名呼びは憚られるものだから、 人目のある所ではどうしても他人行儀になってしまう。 指摘されるたび少し照れ臭そうに、 では、トトーと呼び直して。 「賭博場での仕事が終わったところで。 祭りの様子でも、と街に繰り出していたんです」 そっちはいつも通りそうだ、と見遣れば、 どことなく嬉しそうに目を細めた。 「良ければご一緒しても?今日はオレも、 何して時間を潰そうかと思っていたところなので」 (34) 2022/08/09(Tue) 22:51:51 |
【人】 イル・マット フィオレロ>>31 コルヴォ 「くたばっちまったのは君の忍耐でしょお」 会議後、堅苦しい空気から解放されたとばかりに 腕を軽く回してジャリ、と鳴る足音を抑えもせずに真っすぐに寄ってくる。「違う?」と言いたげに片手をひらり。 「役職次第で煙草吹かせないから大変ねぇ互いに。 いやぁ、ほんと偉大な父が愛されていて何よりだ」 形ばかりにうんざりと、皮肉めいた唇で弧を描きながら、 立場上触れもしなかった煙草に火を付け咥える。 最近は慣れたかもしれないが、昔を知るなら随分甘く、 雨水ででも薄めたのかと言われそうな厚みの煙が漂う。 (35) 2022/08/09(Tue) 22:59:42 |
【秘】 piacere ラウラ → 家族愛 サルヴァトーレ/* パトロールですか!? 現状バトルロールと見間違えたのか分かりかねますが。 それはともかくとして、バイクは乗れないこともございませんね。 サルヴァトーレ様を追いかけるのに車と徒歩は流石にですし…。 そして負け確につきましては是非是非どうぞ! 展開次第で上手い具合にそちらに誘導いただければと思います。 質問への返答ですが以下に。 ラウラが処刑に選ばれる場合は殺害も問題ございませんが、それ以外だと命はたったひとつ!故に回避致しますね。 そして逃げようとは致しますが、痛めつけ具合によりますかね。 すぐには動けない怪我を負った場合はどうか見逃がしてください…。 欠損は白において不都合が出てきますのでそこも考えながら。 その後の展開に影響が出過ぎない程度に遊んでいただければ! といっても手探りになるとは思いますからPL相談を活用しつつ。 また拷問につきましては問題ございませんよ〜。 不慣れと記載しておりますがどちらも楽しむつもりではありますし。 アソシエーテを選んだ時点で凡その扱いを予測しております。 折角決闘窓が使用できますしね、遊んでいきましょう。 (-165) 2022/08/09(Tue) 23:06:52 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>33 ストレガ 「そう、知らなかったわ。興味がないもの。」 「生きてる人間は殺すのに、生きてる時計は殺さないのね。」 相手を不快にさせてしまうような言葉を、 しかし一切の躊躇もなく口から零す。 そこには好意も、そして敵意もなく。 ただ、思ったままの言葉を冷たく吐いている。 告げられた要望に、ぱちりと瞬きと共に夕闇のような瞳がそちらを向いて。 それから、またぱちりと瞬きと共に戻された。 「そう、ありがたいわ。」 「人と話すより、グラスを撫でるほうが好きなの。」 いつも付けている手袋は、しかし演奏の時ばかりは外されて。 白く細い指が、水の入ったグラスの縁に添えられる。 少しの、間の後。 奏でられるのは、また同じ鎮魂歌 「品物についての質問はいつでもどうぞ。」 手を動かしながら告げる。 集中せずとも演奏できる程度には、 グラスハープを嗜んでいる。 (36) 2022/08/09(Tue) 23:10:35 |
【神】 害のない毒 マキアート【アルバアジト】 「ただでさえ物騒な情勢だというのに。 今頃向こうははらわた煮え繰り返ってるでしょうね」 手帳に個人的な仕事の帳簿をつけながら、 眉を八の字にしてこの先のことを憂いた。 ファミリーを違えど、無用な衝突は避けたいのだが。 「……報復も含めて、うちも他人事ではないからなあ。 今のところ皆の食事に異変があったりはしませんが、 それもいつまでそうであってくれるやら」 毒殺を企てられたら真っ先に危機に晒されるのが毒見役。 とはいえ、それ自体が恐ろしいわけではなく。 「何が敵かが分からないのが……せめて、 誰が向こうの頭領を手に掛けたか分かっていればな」 短慮に走るのが向こうのファミリーだけならいい。 だが此方や、或いは水面下で暗躍する他勢力まで至れば…… 全てが終わった時、皆無事に済むかは危ういものだ。 (G28) 2022/08/09(Tue) 23:13:07 |
ロッシは、祭りの場に出ないけれど、ちょっぴり浮かれてはいるみたい。 (a9) 2022/08/09(Tue) 23:29:39 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → piacere ラウラ/* 笑って欲しいんですけどバトルロールの見間違いですね。そんなことあるか? 見間違いですね。当方のPCが見回りをするという話なのでその関係かと思っておりました。見間違いですね。そんなことあるか? バトルロール、おやつはたい焼き様はどうでしょうか。こちらは対応出来ますが、あまり派手な戦い方をするPCではない……かもしれません。したい! という感じであれば是非しましょう。設定が本当にフワフワですのでどうとでも出来ます。実は戦闘狂とかにもなれます。 見回りの最中に備考に気づいて……はわりとやりやすい入りではあるかと思います。ちょうど埠頭なんかも生えましたし、街中からそちらに向かってもいいですよね。 了解です。なんとなく方向性だけは決まりましたので、逃がす/見逃す方向で問題なく出来るかと思います。拷問についてもまた考えます。初対面ではしないかと。 (-167) 2022/08/09(Tue) 23:31:01 |
リカルドは、祭の喧騒を注意深く眺め、煙草に火をつけた。 (a10) 2022/08/09(Tue) 23:33:13 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「まさか。血気盛んな連中が多い事は否定しないがね。変えてやろうなんざ、烏滸がましい事は考えちゃいないさ。」 くつくつと喉を鳴らして笑う。 「なんだ、お前さんは俺に怒って欲しいのか?そんな事じゃあ歯牙にもかけんよ。」 「確かに無断であれそれをすることは褒められたことじゃあなかろうが、それはそれ。お前さんは俺を裏切らない。そうだろう?」 貴方を試すような。 そんな言葉を掛ける。 (-168) 2022/08/09(Tue) 23:35:19 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ「駄菓子だあ?」 「真面目に金に困ってるのか茶を飲みたいのかわかんねえ。 目は覚めるかもしれないな、やけにぱちぱちするおかしなもんも多かったし、貰ってやるよ。持ってる分寄越せ」 適当にぽっけを漁って紙幣を投げつける。 受けとるしぐさや周りに警戒を怠らないこの酔っぱらいは、紅潮している顔に相反して全ての行動に一切の支障がない。万全の時と体調も変わらない反特異体質だ。 「……にしても相変わらず暑苦しいな、見た目ぐらい変えたらどうだ」 (-169) 2022/08/09(Tue) 23:36:55 |
【神】 piacere ラウラ【ノッテアジト】 >>G25 フィオレロ様 「…遊び、ですか……?」 報告を聞く中、己に向けて紡がれた言葉を復唱する。 会議の途中にそうした話題はどうなのだろう。 そもそも言葉の意図が分かりづらいこともあり、僅かに眉根を寄せる。 それは嫌悪等ではなく、悩む素振りで。 暫くはそうしていたが、姿勢を正す様子に女も倣うように。 そうすれば自然と、表情も元に戻るだろう。 その後に並ぶように告げられていく報告等に歪に笑みを見せたり。 頷いてみせたり。解散となるまでは静かにこの場に在り続ける。 己が上司である彼(>>G27)の言葉には、深く。深く頷いて。 (G29) 2022/08/09(Tue) 23:38:23 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>36 レヴィア 「知ってる。あんたがあたいに興味持ってたら世も末だ」 「ま、時計には軽い口も脂ぎった肌もないからね」 そういう性質だとわかっているから、怒る事もない。 こっちも同じ風に返せばいいんだから随分楽なものだ。 それこそ、普段から機械と会話している女だから、 多少冷たいくらいが丁度いいのかもしれない。 「どうも」と再演と言葉には小さく返し、 あなたと違って荒れた手先がアンティーク家具をなぞる。 なんとなく、触れる家具はどれもファミリーのアジトの、 そこにあるものに似たようなものを。 僅かに悼むような表情を浮かべて。 甲高い鎮魂歌に合わせて、店内を静かに見てまわる。 人差し指と中指を足に見立てて、家具の上を手が歩く。 ランプのある一角で足と手を止めると、 その仄灯りを放つひとつに目を留める。 鈴蘭のような形のテーブルランプだ。 「作業のお供に悪くないかもね。買うなら幾らになる? あと、電球の替えもあるかな」 視線はランプのまま、そう投げかけた。 (38) 2022/08/09(Tue) 23:39:15 |
【神】 ガット・リベロ ルチア【アルバアジト】 >>G22 >>G24 「わかっています……」 頼りになる大人とはいったい誰が該当するだろうか。 少女は無意識のうちに、横柄な態度のアベラルドにつまさき一つ分だけ距離を詰めていた。 「ありがとうございます。でも、ヴィオレッタさんも。 カジノでも暴れてる人がたまにいるって聞きますし、お気を付けて」 (G30) 2022/08/09(Tue) 23:40:51 |
【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ………と、真面目に話は聞いていた訳だが。 実は遊びについてその後も思考していたため。 「 ……たのしいなら、お付き合いします 」貴方にだけ聞こえる声で囁き、先程の応えとした。 この声に更に言葉を返すかは、貴方次第だ。 (-170) 2022/08/09(Tue) 23:42:23 |
【人】 銀の弾丸 リカルド【街中】 祭りで賑わう街中にはおよそ似つかわしくない、質の良いスーツを着込んだ男が、煙草を吹かせて歩いている。 街の様子を見ておくことも調査の一環と思ってはいるが、どいつもこいつも浮かれていて内心嘆息を漏らした。 「……ふむ、これは悪目立ちをしているか」 しかし流石にあまりにもきっちりスーツを着込んでいるせいかもしれない。 ネクタイを緩めてボタンを2つほど外したほうが溶け込めるかもなどと思考し、早速ネクタイに手をかけた。 (39) 2022/08/09(Tue) 23:44:56 |
【秘】 piacere ラウラ → 家族愛 サルヴァトーレ/* PL連絡をスモールにするのが癖なので、見づらかったのかもしれませんわ! あとは疲れていたんですのよ!きっと!!お疲れ様です!!! 見回りをする流れからもパトロールは納得できますしね!!! バトルロールですが人間であるという点から派手すぎるものは流石に出来ない気がしますね。 ラウラは隠密行動、素早さ専門で力は自信がなく。 代わりに小道具を使用したり、身体能力はノッテ故良さげです。 尾行に気づいて街中から埠頭移動いいですねぇ。 まんまと誘い出されようと思います。 その光景を死之商人様と印つきが見えるの楽しいですね。 2日目が楽しみになってきました。 方向性について定まりそうな件につきましては良かったですわ! 軽く遊んであげる程度でもなんでもお互いが楽しめるものを是非。 PL相談は秘話で、ロールについては決闘窓で遊んでみたり。 時には見えないように秘話もありだなとは思ってます! 内緒話とか、R18.18G移行とか、あれば!! (-171) 2022/08/09(Tue) 23:57:23 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 >>35 フィオレロ 「Il cane morde sempre lo straccione.」 靴底が立てる音、どこか軽薄さを感じさせる声色。 不意に聞こえたそれに視線を向けもせず、 紫煙を吐き出すついでに、明後日の方へ言葉を放った。 「そう言うあんたはどうなんですか、フィオレロさん?」 問いが指すものは、忍耐か、はたまた"父"への愛か。 そう問い掛けると同時に、漸くそちらに顔を向けて。 浮かべる表情は、実に冷笑主義的なニュアンスのもの。 「何もかも、日毎夜毎変わっていくってのに 息苦しさと、堅苦しい決まり事だけは変わりやしない。 規律だ何だと、必要な事なのはわかっていますけどね」 趣向を変えた煙には、今更何を言う事も無く。 形ばかりに返るのは、心にもない言葉だけ。 ボスの死によって変わったのは、この掃除屋も例外ではない。 以前は少なくとも、今よりは他人行儀ではなかった。 皮肉交じりを身内に向ける事だって、滅多にある事ではなかった。 「あそこにあの人が居たら、何て言ったでしょうね? もしも身内の裏切りを疑るあまり、内部崩壊でもしたら?…… ──それしきで終いなら、その程度のタマだったって事だ。 そんなところじゃあないかと、俺は思いますけどね…」 (40) 2022/08/10(Wed) 0:06:58 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>38 ストレガ 「窓口担当は大変そうね。」 心の籠ってない言葉を吐く。 人にさして興味がない二人だから、 存外にも相性は悪くないのかもしれない。 並んだグラスに指が這う。 何百人と殺した手も、奏でる音は無辜の民と 何一つ変わりもしない。 祭りの喧騒も遠い店に、通りのいい音が響く。 視線はグラスに落としたまま。だというのに、 何処か貴女は見られてるような気配を感じるはず。 暗殺屋の視界は広い。 声を掛けられれば、夕闇が貴女の方へ改めて向けられる。 「87ユーロよ。替えは取り寄せないとないわ。 明日以降になるわね。」 そこでぴたりと、鎮魂歌が止んで。 「アウグストが死んで悲しい?」 問いかけを一つ。 (41) 2022/08/10(Wed) 0:09:18 |
【秘】 風任せ マウロ → 銀の弾丸 リカルド「ガキ相手みたいな言い方すんな」 「別に、機嫌悪かったわけじゃねえよ」 座って煙草を吹かしたままの男は、同僚の言葉に子供のような答えを返す。 君の声の掛け方は間違っていなかったということだ。 「……落ち着いてんな、お前は」 (-172) 2022/08/10(Wed) 0:11:37 |
【神】 プレイスユアベット ヴィオレッタ【アルバアジト】 >>G22 >>G30 二人へ視線を向けていたからこそ気付いた、少女の無意識。 けれど口元を僅かに緩めるだけで野暮な指摘はせずに。 「どういたしまして。 そうですね…たまに、困ったお客様はいらっしゃいます。 でも、カジノには”頼りになる方”がいますので」 案じてくれた少女には微笑を返す。 少しでもその不安が溶けるように、と。 …もう一押ししてあげた方が良い、でしょうか? 視界の端に捉えていた人物の方へ顔を向ける。 「ですよね、先輩?」 少し声量を大きくして、手帳と睨めっこをしていた男(>>G28)を呼んだ。 (G31) 2022/08/10(Wed) 0:12:22 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「へ?別に、そんなんじゃ、いや、そうなんですかねぇ……」 頭に疑問符が浮かんでいるのを見ると、 本当に諜報員なのかが疑われかねない間の抜けたツラだ。 怒ってほしいのかと言われると、さてどうだろう。 感情に任せて否定するわけでもなく、 両肘だったのを肩肘付きに変えて考え直す。 「……一人だけ罰を与えられないのも、 それはそれで落ち着かないものなんですよ。 前も言ったかもですが、俺ならとっくに消してましたから」 自分を。 試されているのに、瞳の見えない無機物に律儀に目を合わせて。 「勿論です。裏切るどころか、殉じるつもりでいる。 ……一つ追記するなら、"ノッテファミリー"というのに ここは私の望んだ"家族"の在り方ではなかった。だが、」 「だからと言ってこの忠誠は生涯消えませんよ。 他人から信じて貰えるとは思っていませんがね」 (-174) 2022/08/10(Wed) 0:23:49 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → piacere ラウラ/* 恐ろしく優しい態度、オレでなきゃ見逃しちゃうね ありがとうございます…… ラウラさんが素早さが十八番でしたら、それを上回りたくはないので別のところで勝ちたいですね。敵意の見せなさは特徴かもしれません。 では、決闘の流れはそういう感じで。初手はそちらで落としていただけたらと思います。観衆の中で暴れるとするかよ 諸々了解しました。少なくともこちらからは今回が初対面、という認識で宜しいでしょうか? 顧問という立場ゆえ知っていてもおかしくはないかもしれませんが 、やはりノッテも数が多いでしょうし、全てを把握しているとは言いきれないと思います。素早いのであれば逃げ足も速そうですし、情報は掴ませないタイプかと予想しております。 (-175) 2022/08/10(Wed) 0:27:20 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 風任せ マウロ「全員で取り乱したところで何も解決しないからな。 お前がそうなら俺は落ち着いておかなければならんだろう」 あぁ見えて、ツィオも腹の底では穏やかではないはずだ。 自分とて―――― 「俺も腸は煮えくり返っている。 仇は必ずこの手でと、思うくらいにはな」 忠犬が、主を失って平静でいられるわけがない。 ただ、密輸業として多数の人と接しなければならない分、ただ荒れるわけにはいかないのがわかっているのだろう。 「…………。 必要なものはいつでも言え。融通はしてやる」 (-176) 2022/08/10(Wed) 0:28:24 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ他者の演説……発言中に囁き言葉を複数重ねるのは さすがにまずいと判断したのか、その場では頷くのみで。 会議がお開きになり自由歓談になった頃に改めて声をかける。 「たのしいをねぇ。結構あの後考えてたんだけど」 貴方が遊びについて思考する傍ら、 こちらはこちらで"たのしい"を考えていたらしい。 「俺も実はそんなに楽しい事に詳しくなくてさぁ。 材料があれば浮かぶかもしれないけど、今はそれもない。 つまり、普通なら君の事を知るために食事でもどう?と言う訳だ」 「……でも、それって義務感で楽しくなくない? 俺が逆の立場ならそう思う気がするんだよねぇ」 なんていって、唸る音は出ないもののそれくらい考え込む。 (-177) 2022/08/10(Wed) 0:30:45 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>41 レヴィア 「血を被るよりは楽だと思うけどね」 傍から見れば一触即発、当人達は何も思わず、だろうか。 見られるだけでは、手元も足元も狂わない。 それで狂うなら修理屋もマフィアも務まらない。 なにせ、これであなたと同格なのだ。 「ふうん。安く感じるね、買ってくか。 替えは……まあ必要になったらで――」 そんな風に口にした所で、問いかけひとつ。 意外そうに片眉を上げながら、 首を捻れば海色が夕闇と絡まった。 「そういうあんたは?」 睥睨するような、或いはいつもと変わらない、視線。 (42) 2022/08/10(Wed) 0:31:42 |
【人】 狡兎 ツィオ>>39 リカルド 「お仕事帰りの"お嬢さん"、お隣よろしいですか? もし、このような催しが初めてということでしたら、 よろしければ、エスコートなどして差し上げましょうか」 物陰から現れると慇懃無礼に恭しく礼をしてみせる。 祭りの中で彼を発見したのも面白ければ、 さらにはスーツで参加していることも面白い。 軽薄な笑みを顔に張り付けたまま現れた男は、肩を竦めた。 「緩めるのはネクタイじゃなくて顔だな。 とてもじゃないが祭りに遊びに来たやつには見えないぞ。 視察のつもりならワインの偽物の一本でも持ちなよリック」 透明なカップに入れたただの水を手渡しながら、 二人きりのときにしか使わない昔の呼び名で呼ぶ。 「それとも、待ち合わせか、 まさか一人で祭りを楽しむつもりだったか?」 (43) 2022/08/10(Wed) 0:38:17 |
【神】 害のない毒 マキアート【アルバアジト】 >>G31 マフィアとしては下っ端もいいとこなんだけど。 そんな困惑にも似たような表情を浮かべて、 とはいえ唐突なご指名に緩く手を挙げて応える。 「崇高な皆様の賭場で暴れる者は、“如何様”にでも。 目に余るなら身包みも肉も剥いで差し上げましょう。 だからご安心ください、なんてね。 心当たりはあるからそれとなく声を掛けておくとするか」 自分を餌にして釣れるならそれはそれで解決するし。 そういう趣味がなくとも、いけすかない輩を辱めたい者は多く、 故に噂話が役に立ったりもする。やや不本意ではあるが。 (G32) 2022/08/10(Wed) 0:43:52 |
【人】 イル・マット フィオレロ【港の埠頭】>>40 コルヴォ 「俺ぇ?今の君がそれを聞いちゃう?」 やれ、と呟かれた声は明後日に投げられた言葉も、 随分と成長が進んだ棘のように向けられた言葉も。 煙草の煙とはわざわざ別に吐き出した息がそれらへの返答。 「アウグストさんの事は純粋に好きだったさ。 他者を特別嫌いに思ったことがない。あるとすれば──」 海鳥が鳴く声と共に視線もその先に。 追っていくと見えてくるだろう我らが故郷を指さす代わりに、その鳥が見えなくなるのをずっと目で追い続けていた。 「それこそ発火された爆弾みたいになってるのは どうにも馴染めそうにないのも事実さ。 ファミリーを愛し続けていても、その愛し方はね」 息苦しい決まり事が指してる何かが、 先ほどの会議でも散々見えた様子に思ったが故の返答。 「……同じようなものじゃないの、君も。 ボスのスタンスがそうなのはわかるぅってなるけども、 それ以外にもあるだろ。じゃなきゃそうだな…… 唐突な他人行儀の理由を語ってくれないと、 寂しさのあまりそのまま海に突き落としでもしそうだ」 (44) 2022/08/10(Wed) 0:52:29 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>43 ツィオ 「あ”? 大の男を女扱いするな、ツィオ」 深く眉間にシワを寄せ、声をかけられた先を振り返ると想像した通りの顔がそこにある。 10代の頃からマフィア入りをして、拾ってくれた上司に常について回っていたのだから遊び慣れしてなくても仕方ないだろう。 もうすっかり板についているとはいえ、あのズボラな上司の世話をするのは少年にはそれなりには大変だったのだ。 寄せたシワも仏頂面も、これが殆どノーマルの状態なのだから変えるのは難しい。 隣に立った男と足して2で割ればちょうど良いくらいかもしれないが、この軽薄な表情を自分が浮かべれば、何人の人間が震え上がってしまうか見ものだ。 ……まぁ、土台無理な話なのだが。 「それは自分でもわかっている。 視察に来てみたはいいが、このような場所はどうにも落ち着かん」 紫煙を漂わせながら、居心地悪そうに身じろいだ。 周りを見てみれば、確かに酒を持っているものが多い。 確かに準備不足だったかもしれないと息をつくが、決して呼び方について嫌な顔をしているわけではない。 「そんな者は居ないし、遊び慣れたお前じゃないんだから楽しみ方など知るはずもないだろう。 まぁ……いつ何時、あの方に呼び出されるかはわからんがな」 こんなところで上司の名前は出さない。 差し出された水を受け取って、続く言葉にはしっかり首を横に振った。 (45) 2022/08/10(Wed) 0:57:15 |
【人】 ”昼行灯” テンゴ>>@3 フラン 【祭りの屋台】 「如何にも。この島のずっと東にある国だ。ま、金平糖に限っては俺の国で生まれた訳じゃあないがね。」 気に入って貰えたなら何より、と笑みを深める。 「ふむ、一人で遊ぶのならば、けん玉や綾取り、折り紙があるな。誰かと楽しみたいなら、メンコでも良い。」 客に聞かれるならば、答えるのが店主の務め。 男は嬉々として玩具を並べていく。 先ほどまでこの男が遊んでいたけん玉。 そして毛糸を輪にしただけの綾取り。 さらには、色とりどりの正方形の紙たち。 ついでに、と出されるのはよく分からないキャラクターの描かれた厚みのあるカードのようなものだ。 何が貴方の好みに合うだろうか、と伺っている。 (46) 2022/08/10(Wed) 0:59:39 |
【墓】 鳥葬 コルヴォ夜半。暗い路地裏を、硬く、鈍く、重く、靴底が打つ。 祭りの喧騒の裏側で、葬列が墓場を歩むように、ただ粛々と。 「──掃除屋が死体を作るなんざ」 「世も末だと思いませんか、あんたも」 答えは返らない。 端から答えを求めてもいない。 見下ろす眇目には、生者への情は無い。 「……家族が?へえ、そりゃ知らなかった…」 「で、あんたが浅はかな事仕出かす前に 顔を思い出せもしなかった程度の家族が、何だって?」 ──乾いた銃声が、ひとつ。 (+0) 2022/08/10(Wed) 1:00:26 |
【秘】 piacere ラウラ → 家族愛 サルヴァトーレ/* 人なのでね…そういうことはあります。 自分もこの村中にやりかねないので…。 ノッテにいる以上身体能力は高めでありたいなと。 誰よりも早いとまでは言えずも身軽さと素早さを得たい気持ちで。 かしこまりました!それでは2日目開始時にはそのように。 わ〜やったるぞ〜 暴れちゃうぞ〜! そしてそうですね、初対面で問題ないと思います。 こちらは見かけたことはあるかもしれませんが、立場上会話をする等はなさそうですし。 まずはぼんやりと見たことがある気がする、程度で追っかけをしようかなと考えています。 (-178) 2022/08/10(Wed) 1:06:02 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「どちらでも良いだろう?」 それが本来の用ではないのだから、と当然のように言うのはこの男の常だ。紙幣を受け取れば、持ちやすいように一枚布で包まれた駄菓子たちを投げて寄越す。男なら小脇に抱えられるほどの大きさだ。 ちゃらんぽらんの、昼行灯。 親友の前ですら、その態度は変わらない。 「お勧めはブドウ味のガムだ。3つの内どれかが当たりって奴でね。酔い覚ましにもちょうど良いだろうよ。」 なんて勧めてみた。 当たりは酸っぱい為、食べると酔いが吹っ飛ぶかもしれない。 「さて、これはこれで気に入っているものでね。それに案外、風通しも良い。どうしてもやめろというのなら、見繕ってくれても構わないぞ。」 両腕を広げて見せる。 羽の装飾がどう足掻いても暑苦しそうだが、本人は涼しい顔をしている辺りを見れば然程ではないのかもしれない。 視界には間違いなく暑苦しい。 (-179) 2022/08/10(Wed) 1:12:46 |
【人】 家族愛 サルヴァトーレ>>34 マキアート 君が照れくさそうな顔をする度、男はいつも眉を下げた。今も同じようにそうして、幼気な我が子を見るような表情をそのかんばせに浮かべている。 指の長い、大きな手が、ゆっくりとした動きで君の頭に伸びた。 「いいとも。謝らないで、僕のカンディート」 「手のかかる子ほど可愛いとは言うけれど、手のかからない子だって同じくらい気にかかるものだね。何か困ってることはない? 君は少し、従順すぎるから」 整えられた髪を崩さないように、注意深く撫で付ける。まずは揃えた指の腹で。それから、曲げた指の背で。 仕事上がりなら少しくたびれているだろうか。それともプロなりに、清潔な姿を保っているのかもしれない。労うように、慈しむように、見下ろす視線。 そんな保護者然として落ち着いた表情はしかし、君の提案で明るい笑顔に変わった。 「いいの? 勿論! 大歓迎だよ、一人は味気ないからね」 「君の行きたいところに行こう。祭りでも、カフェでも、バーでも、なんでも。どこでも」 (47) 2022/08/10(Wed) 1:14:57 |
【神】 家族愛 サルヴァトーレ【アルバアジト】 >>G17 ビアンカ 「Ciao、ビアンカ」 君が用を終えた後か、前か。聞き覚えのある呑気な声が挨拶を寄越す。 「直々のお出まし、ご苦労さま。言ってくれれば車を出したのに」 「歩いて戻るのは面倒だろう。送っていこうか?」 背もたれにめいっぱい体重をかけ、足を組んで男は座っている。君を仰ぎ見るような姿勢だ。 (G33) 2022/08/10(Wed) 1:27:03 |
【人】 狡兎 ツィオ>>45 リカルド 「おっと、随分と所在なさげだったものだから、 田舎上がりのお嬢さんかと思って声掛けたんだが」 軽口は相手の言葉とは対称的に、 普段から担う仕事も違えば、 その仕事に対する適正も全く逆。 同じファミリーの一員という繋がりがなければ、 凡そこうやって会話をしそうもない二人が肩を並べる。 笑いながら、相手に合わせるようにして煙草を咥え、 相手の肩を指で叩くと、至極嫌そうに火をくれた。 「アルコールも女も、上の招集の枷とはリックらしい。 とことん向いてないな、こういう場所に」 紫煙を吐き出して、口の端で嗤う。 煙に軽く酩酊した顔で祭りを眺めながら。 「あー、いいお尻してるねえ、あの子……。 なあ、リック。マウロが言ってたが。 今回の犯行者が"内側"に居たらどうする」 裏切り者が存在していたら、どうする? 世間話とシームレスに、そんな核心めいたことを尋ねた。 (48) 2022/08/10(Wed) 1:35:00 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 >>44 フィオレロ 「ああ、いいね。 海に突き落として、そのまま沈めてくれたらきっと 俺の悩みも、あんたの悩みも幾らか解決するんじゃないですか」 やはりと言うべきか、乾いた笑いと共に並ぶ言葉は淀みなく。 帰らない鳥の行く末を追う事はせずとも、 その視線の先、続く言葉が指すものはわかっている。 「他者を特別嫌いに思った事が無い。 無関心なら、同じではなくとも、そう変わらないでしょうよ。 そうでないなら、違いますね。」 あんたの思想は知ったことじゃないので、同じかは知りません。 そう言いたげに、煙草を持っていない方の手を軽く揺らした。 「それにしても、随分今更じゃありませんか。 いつからそんなに面倒臭い人になったんですか? あんたの事は、前からそう呼んでいたじゃないですか。 ただの掃除屋ごときが、呼び捨てになんかできませんよ」 前からそう呼んでいた。それは確かな事実のはずで。 けれど仕事の外では、そうではなかった。 つまりこれは、仕事の外である今は通らない理屈でしかない。 何よりも、面倒臭いなんて、人の事を言えた義理ではない男だ。 (49) 2022/08/10(Wed) 1:54:19 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「…ふむ。」 貴方の言葉に、男も今一度考える様子を見せる。 「否定も同情もしないが、つまりはそれというのはお前さんが自身に課した罰という事だろう?だとするならば、だ。」 「お前さんは、ノッテを愛しているかね?」 「父を、家族を、ノッテの全てをどう思っている?」 穏やかに、面越しに貴方を見つめながら。 静かに、ゆっくりと問うた。 (-180) 2022/08/10(Wed) 1:57:02 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「ああ、いいね。 海に突き落として、そのまま沈めてくれたらきっと 俺の悩みも、あんたの悩みも解決するんじゃないですか?」 これだけは、嘘の無い言葉で。 「他者を特別嫌いに思った事が無い。 無関心なら、同じではなくとも、そう変わらないでしょうよ。 そうでないなら、違いますね。」 これは、心にもない事でしかなく。 「それにしても、随分今更じゃありませんか。 いつからそんなに面倒臭い人になったんですか? あんたの事は、前からそう呼んでいたじゃないですか。 ただの掃除屋ごときが、呼び捨てになんかできませんよ」 心にもない事に、半分だけ事実を混ぜたもの。 幾つか心にも無い事を並べ立てて、答えをはぐらかしている。 暫しの空白があったとはいえ、以前を知るあなたなら気付く余地はあるはずで。 けれど或いは、その暫しの空白が、変わってしまった環境が。 それを単なる心境の変化によるものと錯覚させる事もまた、仕方のない事。 (-181) 2022/08/10(Wed) 1:57:34 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ会議も一段落すればまばらに人は散っていく。 貴方も席を立ったところで、老人に捕まっていたヴェネリオが、ふと視線を向けた。 くい。っと親指を余所に寄越し。 『部屋で待っていろ』 何か話があるのには相違ない。 嫌々か、はたまた。大人しく待っていればノックの音と共に入ってくる上司の姿があるだろう。 「フィオレロ、仕事の話だ」 (-182) 2022/08/10(Wed) 2:06:24 |
コルヴォは、この日の夜、鉈と鋸を二本だめにした。 (a11) 2022/08/10(Wed) 2:13:37 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>48 ツィオ 「ほぉ? 俺が田舎上がりならお前も田舎上がりだろうが」 馬鹿め。とそう悪態をつき、強請られれば持っていじるジッポで火をつけてやる。 質の良いもので揃えた身の回り品の中では唯一古びたそれは、ファミリーに入って暫くした頃に上司のヴェネリオにもらったと言って大事に使っているものだ。 「全くだ。 今回の件がなければこんな所に来ようとは思わん。 ……酒は多少は呑むが、役に立たん女など居て何になる。俺には不要だな」 無論、ファミリーで働く女性の話ではない。 女性でも強い者は強いし、働きがわかる人間であれば敬意を評してるつもりだ。 だからこそ、力を持たぬ女子供をどうこうするつもりはなく、抗争の際にはこっそり逃したりすることがあるのだが。 「……女の尻の話など俺に聞かせるな」 続く問には苛立ちを隠さず言葉を噤んだ。 「…………、」 上には腐った者が居るのは間違いはない。 能力重視のファミリーにおいて、腐敗したお上は不要だが……だからこそ、ボスに取って代わろうとする愚か者が居ないとは言い切れない。 「もしそうであれば、証拠を掴み次第海の藻屑にしてやるに決まってる」 ぎちり、と。 歯が根を鳴らし、殺意の滲んだ目であなたを睨んだ。 (50) 2022/08/10(Wed) 2:29:48 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオその日のいつかの時間、何処かでの事。 「ヴェネリオさんは今何処に?ああ、そうですか…」 アジトで適当な構成員に問うのは、ある上司の所在。 準構成員が幹部にそう会えるものでもないだろう。 仕事に関する要件でなければ、なおのこと。 都合が合わなければ、日を改める事になる。 運良く出会す事ができたなら、要件は簡潔に告げられる。 「──あんたの持ち込んだ死体について、 聞きたい事があります。とはいえ…」 「掃除屋が依頼主に『ゴミ』の出処や詳しいわけを聞く事が ご法度だってのは、俺だって弁えてはいます」 「つまるところ、あんたがコルヴォ・ロッソを これからも所以の怪しい死体の始末に使うつもりなら。 まあ、俺は止めやしないって事です」 その死体が、アルバの者ではない事に思う所があっただけだ。 場合によっては掃除屋の立場に関わる事ではあるけれど、 こうして出向いた理由は、実に個人的なものに他ならない。 つまり、あなたが黙秘を選ぶなら、この話はそこで終わりだ。 (-184) 2022/08/10(Wed) 2:53:21 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ『えぇー』だのの抗議の口パクを律儀に返し、 待機場所にもいつでも出られるように 車のキー含め用意済の顔で、 しかし「どーして俺なんですかぁ…」なんて、 しっかり小言も決めたセットで準備は万端だ。 「今日はどうしたんですか?」 と、出るならいつでもとばかりに鍵を振っている。 (-185) 2022/08/10(Wed) 3:10:45 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「愛、……愛!? え、えぇー…なかなか難しい質問かましてくれますねぇ……」 どうにもその言葉はインパクトが強すぎて、愛を得ずに幼少期を得た男には馴染みがなくこそばゆい響きだ。 「……まぁ、その。愛にも種類があるでしょう。 配偶者への愛、血縁者やそれに近いしいものへの愛」 「俺の、ノッテと、ボスへの愛は……きっと、少し違う。 無理やり例えるなら敬愛です、かねぇ……。……」 さっきも言ったんですけれど、と前置きをして。 「ノッテは俺の帰る場所で、生きる在り方です。 それしか知らなかったし、他を知ったあとでも変わらなかった。 これまでも、これからも。 だから、変わったことがあるとすると…… ほんと、不満はないんですよ。ただ、…… 一般的な"家族"を知ってしまったから…憧れは持ったままなだけで」 (-186) 2022/08/10(Wed) 3:27:11 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォとある部屋から出てきた上司は、探されている旨を聞かされる。 はてと考える事があったが時計を見、思うがままに足を向けた。 「珍しい、普段の謙虚さが嘘のようだ」 賢い烏は何も言わない聞かないのを良いことに、男はその『ゴミ』を投げ捨てた。 しかし、少しだけでも調べてしまえば気にかかることだろう。 アルバの犬共ではない死体を、何故この時期に殺したのか、をだ。 追求があるとは思っていなかった、いつも通りにファミリーに不都合な人間を処理するだけだと思っていたからだ。 「……『ゴミ』で腹でも壊したか?」 「ゴミ溜めから出てくるなら安酒でも飲ませてやる。 適当な拠点にでもいこうか、俺は酒癖がわるくてなあ。 あること無いこと口に出しちまうんだ」 背を見せながら手招きをする。 『ついてこい、酔っ払いの世迷い言に』と言わんばかりに。 そのまま、駐車場へ向かうと自前の車の扉を開いて見せた。 (-187) 2022/08/10(Wed) 3:44:21 |
【人】 害のない毒 マキアート>>47 トトー 「オレは子供じゃないんですよ、Bello? 大体、もう我儘を言う年なんかじゃないんですし、こうして親しくしてもらえるだけでうれしいですよ。……ああもう、だから人前で……」 大の大人が街の通りで撫でられることのなんとむず痒いことか。 緩やかな表情ではあるもののそれは仕事によるものではなく、 ちょっとした困りや気恥ずかしさ、それから手から伝わる熱によるもの。 仕事着から少しラフなシャツに替えており、はにかみながら見上げる仕草はやはり何処か年齢よりもうら若い印象を与えるだろうか。 「予定があるんじゃなかったのか……? じゃあ、って賭博場に誘ったらどうするつもりなんですか。 只では返しませんが……いや、どうもしないか。貴方なら」 というより、結局は此方が遠慮することも見透かしていそうな。 どこでもは行きません。と断言しておいて、 けれど快諾されたことには嬉しそうに口角を上げた。 「はは、ではそうですね……祭りは一人なら、だったので。 バーにはヴィー──賭場の後輩が行っているようだから、アルコールを入れても大丈夫そうならそこでもいいし、或いは、水入らずを望むならカフェでゆっくりするのもいいでしょう」 (51) 2022/08/10(Wed) 3:53:51 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ「準備はできてるな、車で話すか。 目的地は、ない。適当に走らせろ」 稀に指示をされる奇妙なルート取りは、密談に主に使われる。 しかし機密性があまり高くなく、婆に寄れば即座に現場に向かう舵もついでにとることができるような……まさしく『仕事』の話だ。 「リックは外回り、今からは孤児院とお前の話だ」 後部座席を陣取って、武器の場所の確認をする。 顔色をあまり見られないようにバックミラーの死角に寄れば、窓の外を見ながら呟いた。 「まずずっと気になってたんだが……。 お前、 裏切り者の自覚はあるのか。 できるだけ死に方は選ばせてやる、だから聞くんだが…… ボスがいない今、お前自身は殺されたいか」 質問の意図は遠回しに伝えられる。 それはファミリーに参入している経緯に関係しているだろう。ヴェネリオにどこまで情報があるかは知れないが、少なくとも貴方は、『裏切り者であるのなら死ね、死に方は選ばさせてやる』と問われている。 同時に『お前の忠誠は"どこ"にあるか』と聞いているのもあるだろう。 (-188) 2022/08/10(Wed) 3:58:36 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー/* 業務連絡拝読致しました。 いつ頃についたものでしょうか? 場合によっては知る機会は孤児院でのシャワーでしか想像がつかないので何か良い案があればよろしくお願いします。 (-189) 2022/08/10(Wed) 4:10:18 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート互いの面子を掛けて。既にじんわりと水面下には動きがあることだろう。 祭りの喧騒に紛れてきっと互いに、剣呑な気配を感じている。 「明確な指針も出せないまま終わるなら…… このまま燻り続けた火は、間接的にも多大な被害を及ぼすことになるだろうな。 互いに商いを滞らせるようなら、余計にこの場所は手を出しづらくなる。 三日月島に手を掛けるなら今がチャンスなのは、違いない」 今、何を基として動くべきか。アンダーボスからの指示があったなら重畳。 可能ならボスやアンダーボスクラスが話をつければお互い納得するか。 ……きっとそうではないから、こうして三日月島に火がつきはじめているのだ。 さて、真面目な話をしている間に手元が互いにぱらりと開いた。 男がひと稼ぎにきている客だったなら、絵図に描いたような適切な札だ。 思わずといったふうい片眉を挙げて、色目を使うように笑う。 先の通り、ディーラーの仕事が客を喜ばせ、その隙に出し抜くことだというのは知っている。 結局のところ男は客として来ているのは確かだし、家族とはいえ遊びの相手をしてもらっている。 見咎めたにしろそうでなくとも違和感を感じただけにしろ、どっちにしても。 ここであげつらうことに何の意味があるだろう。乗せられたなら、気持ちよく乗っておくのがいい。 「アンタは全く客を喜ばせるのがうまいね。 いいの? そっちはそのままで」 とんとん、と自分の首元を指の腹で叩いて、タイを外す真似をする。 どうせ遊興であるのなら、上っ面だけでも楽しむのが筋だ。 そしてそれが自身も好むことであるなら上等、真正面から杯は干したほうがいい。 手元のカードはバンカーの手元に送って、次が並ぶのを待つ。 パラ、パラと。顔を見せたのは(13)1d13と(1)1d13だ。 「ちょうどいい、次で勝負を賭けようぜ。勝ったほうが好きにしていいてことでさ」 (-190) 2022/08/10(Wed) 4:16:04 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「立場がある身なのに、ふらふら歩いたりなんかするから……心配だよ。 禁酒法時代のスターだって、店の仕事に勤しんでるところで危ない目に合ったんだぜ。 オレだったらアンタを一人になんてしておかない」 どこに耳があるかもわからないから、口にする言葉は慎重に選ぶ。 相手の遠回りした言い方が何を指しているのかはきちんと理解した上で、だ。 裏社会に潜れば、彼が幹部である身を知るものはその功績に相応しいほどに居る。 只々の木っ端である男とは、違う。わかっている、だのに。 風は思う方向に吹いていかなかったのか、聞きとがめたように眉間に皺を寄せる。 よく動く表情は心中をよくよく反映してしまうらしい。 「ええ! そんなに忙しいの? オレ寂しいよ、先生に会えないの……どうしてもどこかで会えない? 別に直接顔を合わせなくったって、電話してくれるだけでもいいよ。 今だってずいぶん我慢してるんだ、オレ」 よく懐いた子犬というには、些か過剰に甘えすぎて思えるくらい。 一歩詰め寄って、上背の足りない頭が見上げてくうくうと鳴く。 近づけば襟首からはヴァニラのように甘いカプチーノの匂いが立ち上がった。 いつも吸っている、トスカーノ・スタイルのシガリロに着香された匂いだ。 仕様のないワガママは言うけれど、与えられた飴にはすぐに飛びついて。 「本当? じゃあ配達もすぐ切り上げちゃうね。 ねえ、オレはどれくらい先生の時間をもらえるの?」 (-191) 2022/08/10(Wed) 4:30:30 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ/* タトゥーを入れたのは5年前、孤児院を出て市井に混じった後のことのようです。 その頃にはまだファミリーに属した様子もなく、出身からノッテ寄りの恩恵を得ていました。 ソニーはヴェネリオさんに対しては見ての通りのような感じですので、 自分で稼ぎを得られるようになってきた頃に一丁前になった証として入れて、 喜び勇んではしゃいで、色の入った頃にわざわざ見せに来たんじゃないでしょうか。 ギリギリまで下着を下げても見えはするので、そんな感じにして、おそらく。 (-192) 2022/08/10(Wed) 4:34:32 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ烏はその所以など気にもせず、ただ喰い余りの屍を啄むだけ。 シチリアの神話の烏のように、約定を違えない限り鳴かずに居た。 それゆえにコルヴォ・ロッソは今日まで生き残って来た。 たとえ愚昧であっても、一度たりとも出過ぎた真似はしなかった。 それが今になって、ゴミ袋の中からゴミを引き摺り出し、 喧しく鳴き立てるような真似をしている。 どのような心境の変化によるものかは、定かではない。 「謙虚なばかりでは、巣は守れんでしょう」 実に心にもない言葉だ。 死体の所以が掃除屋、ひいてはノッテに都合の悪いものであっても 仮にこの詮索が、自らを死に追い遣る事になったとしても。 実のところは、どうなっても然程構いはしないのだ。 「たまたま悪くなっていたものを食ったんだか、 或いは最初から食うべきでないものだったのか。 わかったもんじゃありませんが、まあそんなところです」 「だもんで今は、"烏"は芥溜に置いて来ましたよ」 必要なら取ってきますがね。続く言葉が言外に示すのは、 少なくとも責任だの何だのを追及したいわけではないという事。 (-193) 2022/08/10(Wed) 5:06:20 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ何れにしても、向けられた背を追わないという事は無い。 一人であっても重々しい葬列のように、数歩後ろを付いて歩く。 その傍らに、半ば独り言のように言葉を転がして。 「俺はあの人の事は信用しています」 「あの人が傍に置いていた、あんた達の事もね」 停められた一つの車の前へと着けば、 開かれた扉を一瞥したのち、気後れもせず乗り込んだ。 世迷い言、実に結構。 これもまた、単なる死に損ないの譫言だ。 何を気にする事も無いものだ。 (-194) 2022/08/10(Wed) 5:09:02 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド仰ぎ見る言葉を聞いて、フ、と笑った声に混じるのは何も嘲弄ではない。 ジェイドの虹彩にチカと光ったのは、ずっと剣呑な色の感情だ。 それだって目につくのは星の瞬きほどに一瞬のことだが、相手ほどの人物なら見咎められよう。 「オレもアンタが飽きずに会ってくれて嬉しいよ、リック。 誰でもいいワケじゃない、聡く判断してくれるからさ、わかるだろ? アンタが思ってるよりもずうっと、オレはアンタじゃなきゃダメなのさ」 命までの距離を測られているのを知ってか知らずか。つねに値踏みされる側とは感じているだろう。 血の掟から一分もはみ出すことのなく振る舞う相手には常に目があり、手先がある。 目の前にある彼が余計な動きをしなくとも、合図すれば代わりがすぐに牙を剥く。 それを理解している上で男はこうして振る舞うのだから、たしかに始末に負えないかもしれない。 「たまにはオレも浮気をするんだぜ。 なんて。予想もつかない手品は、身につけておくに限る」 軽口は叩きつつ。理由があっての仕込みなのは明らかだ。誰にとって予想もつかないものかも。 先よりの話からして、男が相手取ろうとしているのは敵ばかりではない。 身内の想定外のものをこうして手にする必要があったわけだ。 取引を終えたなら、灰皿で燻るシガリロもそのままにソファから立ち上がる。 相手の手腕を信用しているからにこそ、余計に長居はしたりしない。 テーブルから離れる頃に、一度くるりと振り返って声を掛ける。 「見送りはしてくれないのかい、gattina」 (-195) 2022/08/10(Wed) 5:14:09 |
【人】 花で語るは ソニー>>23 ヴィオレッタ カウンターに肘を掛けて食い気味に話しかける様子は軽薄そのもの。 酒も入ってちょっとばかり陽気に拍車を掛けて、馴れ馴れしくっておしゃべりな印象。 "花屋のソニー"に相応しいふるまいは、それだ。 社交辞令めいてきこえるような声が返るならちょっとだけやにさがって背筋を伸ばしもする。 「寝物語がオレでいいのなら、いくらでもご一緒するよ。 水辺の白鳥みたいに、羽繕いでもしようか?」 相手の言葉にはぱっと口を大きく開けて、とびきりの笑顔で快諾する。 それなりに中身の減って扱いもほんのり粗雑なグラスが、鷲掴みにした手の中で揺れる。 軽口は何も全て本気じゃないわけではないのだが、それはそれ。 「そうだね、ここ最近の中じゃ一番盛況だ。大イベントだからね。 どこもかしこも引っ張りだこでさ……配達車の中は花でいっぱい! もう一台くらい増やしてもいいんじゃないかって話してるよ。従業員増えないのに」 内容は花屋としての仕事の内容にも聞こえる、そういう被り物だ。 既に噂にもならないほどの小競り合いで、火種はちらつきはじめているのだろう。 花は武器、増えないのは諍いのあるほどに減っていく構成員。 実際の表稼業の状態と照らし合わせても不審な点があるわけではないのだから、 互いの本質を知るものでなけりゃ、耳にしたところで訝しみもしないのじゃないだろうか。 「けれどもこんな小さな島の祭りに、外から来る人もいるんだね。 どんな人が来るんだろう?」 (52) 2022/08/10(Wed) 5:34:14 |
【神】 花で語るは ソニー【アルバアジト】 いつしか音もなく扉の傍に男が一人控える。立場上あまり顔を出すことのない人間だ。 そういう人間であっても顔を見せなければいけないような状況であることの証左だ。 でなければ、己が下手人だと疑われかねないというのも無い訳では無いが。 既に集まっている多くの人間と同じく、男もやはり相対するファミリーのトップが落ちたとて、 やたらに喜ばしく捉えてはいなかった。むしろ、表情は険しい。 集まりの中にいつ紛れたのかは不明だが、視線を感じれば軽く手で挨拶するくらいはした。 「話が通っているのならもっと早くにカバーストーリーを敷いてもいいだろうに、 未だにどちらも浮足立って整えられないでいる。シニョーレ・エルネストからも話は下りてきていない。 もしもこれが両名の内で計画された頭落としであるんだったら、 巣ごと枝を切られた雛鳥みたいに喚き立てなくたっていいはずだ。 どこのヤツが下手人にしたって内部に後ろ盾のない人間であるのは違いない、そうだろ?」 あくまで一意見として。されどまったく的外れということではないだろう。 互いの腹の内、どちらに爆弾が仕込まれているのかはわからない。 だが相手の中で元より反目的な勢力があって計画されたものであるなら、 既に尤もらしくこちらを敵として糾弾する動きがあったとておかしくない。 同時にこちらの中での計画ならやはり自分たちの耳に入っていないのは妙な話だ。 もしもこの機会を狙って仕掛けるならば、ボス以下有力者を落とす手立ては組まれているはずだ。 ギャングスターの死から数日。互いに銃口の向け先にさえ迷いがあるのは、 偶発的に生じたチャンスを狙ったのか、或いは混乱を起こすことそのものが、目的であるかだ。 「見慣れない人間が出歩いているんだってな、ヴィオ。 オレもそう感じてる。ブラックマフィアの連中が酒店によく見える。 混乱を聞きつけて乗り込んできたのかもしれないから早合点するわけにはいかないがね。 だがああした外の手合を使ってアシのつかないように犯行を企てた線も、同じくらいにある……」 (G35) 2022/08/10(Wed) 5:54:00 |
【秘】 花で語るは ソニー → 情報屋 ロッシ/* 能力行使時の旨、了解しました。 今のところは能力欄に操作タブはありません(いちおう)(参考までに) いっぱい飛び交って管理が大変だと思うので、ご自愛ください。 情報についてはそんな感じです! 情報屋なら知ってそう〜というのも少々あったりなかったり。 せっかくのシステムなのでうまく活用していただけたらな〜というのもあります、 なにぶん交流できないぶん他のキャラクターよりもPCのことを知る機会が少ないと思うので…… 自分もいつか夢のお世話になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 (-196) 2022/08/10(Wed) 6:16:27 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>42 ストレガ 「洗えば消えるわ。人間関係と違って。」 冷ややかな会話が積み重なっていく。 第三者が居れば大層居心地が悪くなっていたに違いない。 配送サービスはないの、自分で持ち帰ってね、なんて、 接客のせの字も無いようなことを宣って。 海に夕闇が落ちる。 「私がそんな人間に見えているの?」 「あまり見る目がないのね、窓口担当さん。」 相も変わらずまゆひとつ動かさず言葉を吐いて。 視線はランプの方に映って。 「でも、あなたはそう見えたわ。」 「マフィアが人の死を悲しむなんて、馬鹿らしいことだわ。」 「1秒後には消えてしまうかもしれない命なことくらい、 みんな分かっているでしょうに。」 「皆、馬鹿なのね。」 瞳を閉じれば会議の様子を思い出して。 嘲笑とも呆れとも取れない息を吐いた。 (53) 2022/08/10(Wed) 6:54:04 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー首元を叩く仕草に気づけば、言い終わるのを待たせずに立ち上がってジャケットを脱いではしゅる、と音を立ててタイを解き、自分の座っていた席に丁寧に畳み込んで置く。 「三日月島を手に掛ける、か。あまり大きな声では言えないが、 どうも絵空事のようなものだと認識してたな。 とやかく言えど、何だかんだ衝突していざこざが起きても、 決してどこかの家族が食われたりしない、そんな───」 「……ああ。それこそ絵空事かもしれなかったですね」 よく鍛えられた起伏の多い肉体が、内側から引っ張られてほんのりシワのついたシャツから浮き出て。 それだけには留まらず、ベルトのバックルを開けて、引き抜きながらまるで自嘲するかのように笑う。 「お褒めに預り光栄。 此方も気分がいいし、少しサービスしたいな」 緩くなったトラウザーズのホックも外し、徐に背を向ければ焦らすようなファスナーの音が響き、半ば重力に任せずり降ろされていった。 ▽ (-198) 2022/08/10(Wed) 7:34:19 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニーそうして露わになるのは、ワインレッド色で面積の少ない下着と、筋肉の上にむっちりと重ねられた脂肪が主張する、けれど弛みのない尻臀。 加えて、谷間のみをぴったり覆うT字の布から溢れんばかりのヒップを押し上げつつ伸びる、固く引き締まった太腿。 降ろしたトラウザーズを足首から剥がすために脚を折り曲げれば否応にもそちらに尻を突き出す形になり、黒を基調としたタキシードとは反対の薄い肌色と、色気を蓄え放つようなその男性的な肉感が惜しげもなく主張される。 股下を通り弧を描いて膨らむ陰嚢のラインすらも晒されて、羞恥に堪える様に何度か震えれば、ようやく脱衣が済んだようで。 よく観られない、なんてことがあってはならない様にシャツの心もとない裾をウエストバンドに僅かに噛ませて、豊かな臀部と、内側から仄かに形を浮かばせ丸い傾斜を描くフロント部分が布に覆われないようにして、それから札を手に取った。 「ハハ、そっか。賭けの内容はともかく、 そんな言い方をされたら“こっちから”は…… 手を抜かず、真剣勝負といくしかないでしょうよ」 席には着かず、いよいよもって配り手らしい佇まいでカードを手繰る。 並べられたのは、(4)1d13に(3)1d13。 (-199) 2022/08/10(Wed) 7:42:55 |
マキアートは、さて、もう一枚どうぞ。なんて頬を染めつつも不敵に微笑んだ。 (a13) 2022/08/10(Wed) 7:44:06 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「難しいも何も、すぐに答えられなければ疑われるかもしれない事柄だろう。ことファミリー内ではね。愛しているからこそ、忠誠心とやらが芽生えると言っても過言ではないのだから。」 くっくっ、と愉快そうに笑う。 目の前で表情がころころと変わるのが面白いのだ。 「まあ、解答としては及第点か。」 「だが、命の使いどころを誤るなよ、青年。」 「人というものは何であれ、死ぬものだ。どれだけ力があろうとも死ぬ時は死ぬ。ボスとて例外ではない。故に、俺は命そのものを大して重くは捉えていないが…そう簡単に失っていいものとも思っていない。」 「忠義を尽くすというのならば、生きて為す事を考えろ。殉じても、なんて口にしても許されるのは古株の連中だけだ。」 貴方は、未来ある若者なのだから。 男も男なりに、案じているのだった。 (-200) 2022/08/10(Wed) 7:54:14 |
【見】 郵便切手 フラン>>46 テンゴ 【祭りの屋台】 「見慣れないものが多いですね」 どれも好奇心をくすぐられるものばかりだ。 一つ一つ売り文句を聞きながら、 遊び方なんかも合わせて聞いて なるほどと相槌を打っていたことだろう。 「悩みますが……では、これにしましょう。 一人で黙々とできそうです」 選んだのは綾取りとけん玉。 文明の利器で調べれば簡単な技が出てくるだろう、と。 「お代はこちらで。 楽しいものを拝見させて頂きました、異国の方」 代金分と、チップもつけた。 実演していたのが特に気に入ったらしい。 良い一日をと添え、帽子を少し浮かせてご挨拶。 表情は薄いがとても満足げだ。 (@4) 2022/08/10(Wed) 9:05:45 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>53 レヴィア 「そりゃいいね。その他諸々の手間を考えなきゃだけど」 被るまでと被った後の事を考えたくはない。 幾ら烏達がいるとはいえ、だ。 ワレモノ注意の箱詰めくらいしてくれる?と、 肩を竦めながらカウンターに寄っていく。 「生憎人間を見る目は養ってないんだ、店主さん。それにね」 「この年でこの地位に居る時点で、あんたも十分馬鹿だよ」 口の端を僅かに上げて、100ユーロ札を目の前に置いた。 「ああ、質問に答えてなかったね。 悲しいけど、泣き崩れる程じゃない。 でも悼む気持ちくらいはあってもいいでしょ? 馬鹿騒ぎに混じる気分じゃない程度に堪えてるけど、 落ち着いた雰囲気の店には居たい程度に平常さ」 どう?満足のいく答えだったかい? そう聞く頃には、いつものへの字口がそこにある。 (54) 2022/08/10(Wed) 11:39:22 |
【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ解散後、街へと向かう予定であった女は貴方の声に足を止める。 気まぐれに零されただけならこうして呼び止められることも無かったはずだが。 「………ラウラを、知るため……ですか?」 義務感や考え込む様子よりも何よりも。 紡がれた言葉の一部を繰り返し、首を傾げる。 いつ死ぬかも分からないただのアソシエーテに。 そうした思いを抱くものだろうか。 「ボス や、マウロ様。…皆様とのお話は、たのしい です。 義務感は良く、分かりません。そう思うもの、ですか? ………フィオレロ様はお食事 たのしいです、か?」 ひとつひとつ考えるように言の葉を紡ぎだす。 菫色の双眸は貴方の表情を伺うように向けられ、揺れているだろう。 (-201) 2022/08/10(Wed) 12:49:00 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド「誰かに知られるぐらいなら壊せ 死んでも広めるなよ」 「ロッシを中心に、各国の情報屋と手を組んで かきこんだ情報網だ。 ここら一帯の店を盗聴ができて、張ってれば情勢を知れる。 適当なパソコンで開くな、あとで用意してやるから」 「……大抵誰かの声がする。 俺はそれを頼りに――争いを殺してきた」 都合のいいものではないが、ある程度の情報を頼りに絞れば重役の会話は聞ける。黒だったのか、白だったのか。もうそれさえわかれば詳細など要らない。 火種を見つければ、中身は本職に暴かせることがこの街では可能だ。 平和な世を望んでいるかって? そんな大層な願いを持っているわけじゃない。 もう既に、この魂が争いに魅いられている。 欲しいのだ、血を血で洗う醜い抗争と汚職と、それを裁く馬鹿げた機会が。 俺は早死にするだろう、ファミリーの敵は誰でも殺す。 きっと、死ぬまでネズミを食い荒らすのだ。 「毎日でも殺めないと俺は」 復讐と似通った執着の色、すっかり酔いも冷めた顔は貴方の目を見ていない。 「帰るぞ」 後部座席で目を閉じた男は、また何処かの人間の名を浮かべている。 次に始末するのは、誰にしよう、と。 (-202) 2022/08/10(Wed) 13:08:04 |
【人】 piacere ラウラ【カフェ:colore】 元々繁盛している店ではあったが、祭りともなればいつも以上に大忙し。 キッチンでは忙しなくシェフ達が動いているし、ホールではスタッフがそうある訳だ。 そしてそれは、女にとっても。 入店する客がいれば声をかけたり、注文を取ったり。 水が少ないのを見れば注ぎにいったり。皿を下げたり。 普段はぼんやりとしているように見えて、動きは機敏だ。 (55) 2022/08/10(Wed) 13:12:02 |
ラウラは、今日一日はそうして過ごす。忙しなさは嫌いではない。 (a14) 2022/08/10(Wed) 13:12:28 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ「……了解。って、俺の話ですか? そんなドライブ含んで時間取ってもらえるとは、いやぁなかなかに贅沢だなぁ」 業務と違う部類の内容とはいえ、ファミリーの一員ならこの程度はこなせないとお話にならない。 この時点で呆れられないように、と思いつつも口数は対して減らないのは、ある種自分を保つためか。 いずれにせよ、あなたの言葉にもいつもの緩さを含んだ表情しかミラーに写り込まない。 「俺は、ノッテもボスも貴方も。 裏切ったつもりは一度もありませんよ。 期待という分にぁわかりませんけど」 「じゃなきゃ、殺されるかもしれないのに戻ってきませんよ」 ミラーに視線をやる。あなたの表情を見るつもりではあったが、位置を変えられていて読み辛い。 ただ、変えようとする意図はあったのが見れた。 それだけで満足した部分もある。 「どんな事故だろうと、記憶喪失で半年も報告無しなんて、裏切る気がなくても処分されるのは仕方のない。……その上で」 「死にたくはないですね。"まだ"」 「この情勢でボスが一時でも俺を放置していたのは、 ほんの少しでも尽力の期待があったからでしょう。 まあ期待されなくても元々するつもりでしたが。 ……だからまあ、殺すにしてもこの祭りが 落ち着いた後にして貰いたいのが本音です」 こんなのでいいですか?とばかりに、信号で停車中なのをいい事に振り返って直接聞いてくる。 (-203) 2022/08/10(Wed) 13:58:28 |
【神】 蜉蝣 アベラルド【アルバアジト】 「そりゃいいね。実に心強い」 二人の声(>>G31、>>G32)を聞いて頷く。 だから安心してろとでも言う様にルチアの方を見た。 それからソニーに気が付けば「ciao」と手を上げる。 話には(>>G35)しばし考える素振りを見せて、 ……面白くなさそうに、舌打ちを一つ。実際、面白くない話だった。 「どこの誰がやったんだか」 「本当にそうだとしたらいい迷惑だ。 ……わからないってのは癪だねぇ。全く」 「こっちのドンのタマも取られる前になんとか……つっても、 やる事はあんまり変わらないんだろ? 怪しい奴がいれば報告、場合によっちゃあ処分。 話も聞ければいいがね。ま、やりようはあるか」 大体いつも通りだろ、大体。 口調こそいつも通りであるが、声色には苛立ちが乗せられていた。 そこまで言うと立ち上がり、出席者をぐるりと見回す。 「何にせよ、第三勢力が居るかもしれねぇっつーんなら」 「既にそいつらの息が掛かってるやつも居るかも、だ。 互いの顔もよぉーく見ておかなきゃならねぇかもな」 「あ、俺からの報告は無し。いつも通ーりの事をしましたとも」 ……止められなければ、そのままこの場を後にしようと出口へ歩くだろう。 (G36) 2022/08/10(Wed) 14:00:55 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォ「何年いると思ってるんだ、その言葉をそのまま返してやる」 「先代がずっと傍においたボスに忠誠を誓わないわけがない」 男の魂が何処に囚われているかの所在は明かすことはない。 ファミリーの多くが既に死んだ者に囚われているだろう。 死者に捧げたもの達のその心の行く末は。 存外に脆く、移ろいやすい。 確かにあるのは血の盟約と、家族の絆、というものにつきるのだろう。なんとも甘く、ファミリーに似合わないものが残っている。 「……本当にどういう風の吹き回しだ」 言外に死ぬつもりなのか、と加えながら互いに命を預けた車は発車した。返事はなくもと気にはしない。 互いの立場はもちろん酔っぱらいに礼儀はいらない、懐の引き金をに手がかかるのは殺意が見えた瞬間だ。 「ボスはとんだファムファタールだった。 その手から餌を求めて鳴いてるのは猫一匹で済みやしない」 (-204) 2022/08/10(Wed) 14:03:34 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「そりゃあシレッと『愛してます』とも言えますけどぉ…… 貴方が聞きたいのはそう言う類の言葉じゃないと思ったから言ったんですけどぉ……」 すっかり愉快な見世物になっている気もするが、 普段からするとなかなか珍しい光景でもある。 言葉通り、真摯に応えようとしたゆえの回答なのだろう。 イタリア男の癖に愛を囁くのは下手らしい。 「……。俺も、多分似たようなものですよ。 元々、死ぬ理由がないから生きていただけで。 それに理由ができたのがここだったから、かな。 何も格好つけていってるわけじゃない。 ……テンゴさんは何のために生きてるんです? 誰かに救われたとかでも?」 (-205) 2022/08/10(Wed) 14:28:08 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>52 ソニー 「ありがとうございます、お花屋さん。 よろしければ、今だけ。名前でお呼びしても? 羽繕いは嬉しいのですが、ご遠慮いたしますね。 お花を心待ちにしている方々に恨まれてしまいますから。 祝いの場に、喜びの時に、人の心に、華を届けるお仕事。 とても素敵だと思いますよ」 向けられた笑顔と快諾の言葉にこちらも笑みを深めて。 けれど誘いの言葉にはやんわり断りを。 一瞬たりとも嫌そうな顔をしないのは 本当に残念がっているのか、それとも仕事柄だろうか。 注文した黄色のカクテルが届けられると マスターには目で礼を告げ、青年の話に耳を傾ける。 時間外なので”表向き”の話だけで済まそうと思ったのですが…仕方ない、ですね 内心で密かに嘆息しつつ。 「お忙しいのですね、お疲れさまです。 最近の流行は…艶やかな武力抗争みたいですね。 少し前が賑やかな暗殺だった反動でしょうか?。 個人的にはもう少し落ち着いた色の花が好きですが」 カクテルで唇を湿らせて、話に応じる。 少々度数の高いアルコールが心地よい酔いをもたらしてくれる。 「お客様もアルバとノッテとそう変わりませんよ。 この島を手に収めたい、そう思っているだけの、方々です」 (56) 2022/08/10(Wed) 14:37:47 |
【人】 狡兎 ツィオ>>50 リカルド 「へえ、昔に比べたら随分と瀟洒な返しするようになったな」 ・・ あのリックが、と思えば互いに背も伸びるはずだと嗤う。 舌が回るようになったのならばあの上司と付き合うこともまあ、 こいつにとって悪くはないことなのだろうと思った。 「見分を広げるためにも、また付き合いなよ。 リックの言うところの、益体のない女付き合いにさ。 全く嬉しくないだろうが、俺から見てもお前の顔は、 商売女ほど忘れてた夢を思い出す顔をしているからな」 からかうように言うと、続く返答に目を細める。 成程、随分と腹芸も上手くなったな。 その可能性を誰より先に思い当っていて、 あれだけ冷静な指示を飛ばせるとは。教育の賜物か? 「……手を汚したやつが別にいるにしろ、 恐らく、十中八九内部に手引きした奴がいる。 可能なら。マウロより先にそれを見つけてくれ。 内部に対してだけ、あいつに口火を切らせるな。 ……口火を切ったやつは多分無事でいられない。 適当な、死んでもいいやつを当ててくれ」 軽薄な笑みのまま、瞳の奥にだけ真剣みをにじませ言う。 「昔のよしみの範囲でいい。 苦労掛けるな、Sig.babysitter」 (57) 2022/08/10(Wed) 15:06:49 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ「んー。食事自体は、そうだなぁ。 孤児院育ちだから口が肥えてなくてね。 楽しいけど喰えればいいって言うのが本音かもなぁ」 自分で選んだ店なら猶更、なんて付け加えて。 口説くにしては下手なんてものではなく、 機嫌を取るには言葉選びが疎かすぎる。 「……そっかぁ。 いや、俺は変に知りたがりだから会話は好きだけどね。 昔『尋問されてるみたいで嫌』って言われたことがあったから、君も会話がそんなに好きじゃないと悪いなって」 ただ本心で好きに会話をしているのだが それを不快に感じる者だっているだろう。 「唯一の趣味の釣りも『暇』で終わっちゃったからねぇ。 たのしいお誘いって結構難しいなーって…… ……泣き事言ってるみたいな人になっちゃったな。じゃあ、 会話が嫌いじゃないなら改めて食事にでもお誘いしても?」 素直さといっても時と場合と限度があると言う言葉がこの男の辞書には果たして書き込まれているのだろうか。 (-207) 2022/08/10(Wed) 15:21:11 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴはずれのガムを引いて、口に放り込む。 咀嚼しながら、暇つぶしか。と一瞬張り詰めた緊張をほどいた。 「……そうだなあ、前に寄越したやつももう古い。 身なりぐらい整えておけ、代わりもので居られるのもあと少しかもしれないぞ」 一歩二歩、歩き出して、 適当な タクシーを捕まえる立ち止まって会話し続けるには些か目立つし、部下を巻き込むのもごめんだ。 「乗れ、雑談ならこっちでだ。 家まで来たいのならご招待してやろうか?」 (-208) 2022/08/10(Wed) 15:33:18 |
【神】 プレイスユアベット ヴィオレッタ先輩の表情(>>G32)を見て失敗したかな、と思ったものの 空気を読んで合わせてくれたらしい。 頼りにする相手を間違っていなかった事に安堵、それと感謝を。 ――これは後ほど、急に話を振った謝罪と合わせて直接告げたことだろう もう一人(>>G36)の視線が少女に向けば、 小さく頷いて微笑を浮かべた。 少女の不安は落ち着いただろう、と 扉の傍に立つ男(>>G35)が口を開く頃には、 これも日課となっているアジトの清掃を始める。 「…はい、観光客に紛れて来ているようです。 少々お行儀が悪いようで、隠しきれていないようですが。 ソニーさんの仰ったように、使い走りかもしれませんね」 話を振られれば、箒の手を止めて答える。 その後の苛立つ声からは逃げるように、掃除に戻っていった。 ゴミを纏め掃除をひと段落させるとぐるり見回す視線。 それに倣って自身も出席者を見回す。 身内を疑うなんて、したくはないのだけれど。 (G37) 2022/08/10(Wed) 15:59:27 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ結句部外者に過ぎないアソシエーテは、血の掟に縛られない。 路地裏に捨て置かれた子どもは家族を知る事無く育ち、 恩義はあれど、ゴミ溜めに神は無く、信仰があるはずもない。 つまりは死者に捧げるものなど初めから持ち合わせてはいない。 「何も。俺の考えてる事は、初めから変わっちゃいませんよ」 今更後を追うつもりになった、なんて滑稽な話があるものか。 強いて言うのなら、この掃除屋の心の在り処は常に死にあった。 死んでいないだけで、生きているとも言い難いこの死に損ないは 掃除屋という道を選んだ時には既に死ぬつもりで居た。 そして、これからも。 「ただ俺という死に損ないが、 自然な形で、正しく死体になる時を待っているだけだ。 恩や死んだ人間を大義名分になんかしやしませんとも。 くだらない自殺願望に人様を付き合わせるつもりもね……」 葬式じみて陰のある声色は、いつも通りの事でしかない。 座席に体重を預け、眇目がそちらを見遣れど警戒の色も無く。 行き先なんて気にもしない。黒鉄に手を伸ばすのは、 殺意を見せなければ話が進まないと判断した時だけだ。 (-210) 2022/08/10(Wed) 16:38:00 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「ハッ―――貴様は上客だからな。 俺が直接対話して応対しているだけ、幸運なことだろう」 下のものの対応でどうにかなる相手なら、態々自分自身が出る必要はないのだ。 それでは対応が難しく、下手を踏めば新たな抗争の火種になったり、ファミリーに不利益を講じてしまう恐れが有るからこそ最初から責任者が出て取引をしている。 同じマフィアであるならば、それこそが警戒されながらも最上の待遇であることも分かっていることだろう。 互いが互いの力をよく理解しているからこそ成り立っている関係を、今ここでどうこうする気はこちらにはない。 言葉に出すことはないが、こちらもまた、自分と貴方でなければこの関係にはなっていないと思っているという事だった。 ―――身内も探るとなると手の内が透けている。 「手品を用意しておくという考え方には賛同するが…………」 やれやれ。下手人は本当に不幸なことだ。 全くもって自業自得だが、こうして、両方のファミリーから狙われることになるのだから。 そんな事を考えながら、まだ1/3程残っている煙草を灰皿に押さえつけ火を消した。 振り返られる前にソファからは腰を上げていたが、その要求には不敵な笑みで返す。 「もちろん、丁重に見送りをしようじゃないか。 ――Buona giornata」 (-211) 2022/08/10(Wed) 16:38:15 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ「頼まれでもしなければ、の話にはなりますがね」 頼まれもしていないのに、勝手に死ぬほど考え無しでもない。 それがたとえ炉端の石のような身元不明者一人であっても、 裏社会の末席に連なる者が死んだという事実が残すものは 形があるにしろ、無いにしろ、何れも実に厄介なものだ。 「ボスに惚れ込んだ方々を、悪く言うつもりはありませんが。 俺は餌や情欲しさに動くわけじゃありません。 何もかもただの自己満足だ。あんたは違いますか?」 とはいえ、些か身の振り方に迷っているのも事実ではあった。 だから、良い紹介先があるなら聞くだけ聞きますよ、と。 そう続けはして、けれど。 「俺はボスのガキでも、あんたのガキでも、ペットでもない。 ただの使い走りだ。面倒を見る必要なんか無いでしょう。 あんたは俺を都合良く使えばそれで良いんですよ」 冷笑に言葉を乗せて、自らその先をつぶした。 それを敢えて拾い上げようとするのは、人の勝手だけれど。 死に損ないに斡旋する先は、地獄だけで十分だとも。 (-212) 2022/08/10(Wed) 16:38:59 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* 嫌いなもの:死に損ない は自分も含む〜〜!!! 俺〜!!!!俺俺俺俺〜!!!!!! もうだめだ 隠れる気がない 終わりだ全部 (-213) 2022/08/10(Wed) 16:43:47 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ「……なるほど、それは確かに誰にも知られるわけにはいきませんね」 背中にゾクリとするものを感じた。 それは自分に迫る死の気配なのか、それとも目の前の上司が纏う死の気配なのかは判断がつけられそうもない。 それでも、この上司が争いそのものに魅入られてしまっている事を頭の何処かで理解してしまった。 自分が拾われた頃からそうだっただろうか? 当時はまだ、ここまでの状態ではなかったように思うが、それでもこれだけ手間のかかった情報網は一朝一夕で作れるはずはない。きっと、この上司はもう何年も魅入られてしまったままなのだ。 だから静止などできるはずもない。 その小さなつぶやきも、執着に染められた目の色も正しく理解してしまった。 ”死に急ぐなと”いう言葉をそのまま返してやりたいが、そんな興が醒めるような事を言うべきではないだろう。 付き従うと決めた部下に出来ることは、後始末と 最悪の結果にならないための対処 につきる。「了解、ボス。行き先は―――アジトでいいですね」 今度こそやっと、部下は大人しくなった上司の回収というミッションを成功させた。 それはこの10年で慣れきった対応だ。 (-214) 2022/08/10(Wed) 17:09:47 |
【人】 イル・マット フィオレロ【港の埠頭】>>49 コルヴォ 「なぁに好き勝手いってくれちゃってんですかね。 できたらとっくの昔にやってますよぉだ」 「……君 だけ 懇意のお得意様が減り仕事が山のように増えるし、 なんで俺は死んでいないのか に永遠に悩む羽目になる」本当に突き落としてやろうか。と厭味ったらしく、 手に持つ煙草を投げやりに海に投げ捨てた。 さすがに貴方の手の煙草まで払いのけはしなかったけれど。 「うるせーやい。って言うか、知ってました?本当に俺の回答に興味ない人間はこんな話しないんですよぉ。 そんでもって、その返しをしてくる方が余程面倒くさい」 俗にいうブーメランの投げ合い、最早応酬の域だ。 本当にさん付けだけの意味を問うた訳ではなく、それに含まれる態度の変化について尋ねたのだが相手もわからなくていってるわけでもないだろう。流すか否か迷って口に出したのは、近いようで遠い関係のような話題。 「最近さ。生きるつもりがあるかを何回か聞かれたよ」 「なんて答える?」 (58) 2022/08/10(Wed) 17:13:28 |
【秘】 翠眼 ヴェルデ → 家族愛 サルヴァトーレ/* ご連絡ありがとうございます、ツナ缶です。 こちらへもこのように、何かあればお気軽にご相談くださいね。 よろしくお願い致します! ビアンカさんが世話している子供、ということをご存知でも構いませんし、あとは……(ヴェルデ本人は知りませんが)父親がマフィアかつ父親似の容姿なので、父親をアルバの所属とし、サルヴァトーレさんと面識があっても構いません。 初対面でもなんとかなるかな!? とも思っています。 いかがでしょうか! (-215) 2022/08/10(Wed) 17:41:44 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「如何にも、お前さんらしいな。何、悪く言っている訳じゃあない。死ぬ理由もなければ敢えて生きる理由もない。さぞ苦しかろう。」 犬をかわいがるように、貴方の髪を混ぜっ返そうと手を伸ばす。 勿論、貴方が拒めば混ぜ返されずに終わる。 「かといって、俺がしてやれることと言えばこうして可愛がること程度だが、そうさな。」 「俺は、ただ単に死にたくないから生きているよ。」 実にシンプルな解答だ。 意外にも思えるかもしれない。 「勿論、恩に感じていることが無い訳ではないし、ノッテを気に入っているのも事実ではある。しかし、何故自分が生きているかなんぞを考えるだけ詮無いというものだと悟ったからな。」 (-216) 2022/08/10(Wed) 17:42:28 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「…そうして気を張り続けると、酒の量が増えるぞ、兄弟。」 やっと解けた警戒に、友人らしいとは思いながらも、気遣うような、揶揄うような言葉を投げる。この男なりの気遣いではある。 「そうさな。俺がこうしていられるのも、互いにこうして顔を合わせるのも最後かもしれん。まあ、そうなったらその時はその時だがね。」 「ほう。ご招待いただけるのであればありがたく甘えるとしようか。折角だ、茶でもしばくか?」 なんて、くつくつと笑いながら貴方に返すのだ。 (-217) 2022/08/10(Wed) 17:47:38 |
【人】 ”昼行灯” テンゴ>>@4 フラン 「あいよ。もしけん玉が壊れたなら、軽いものなら直してやれる。この住所に書かれた店に足を運んでくれれば嬉しいね。」 普段はこちらでやっているのだ、と紙切れを貴方に差し出す。 受け取っても受け取らなくても構わない。 「こんな大した技でもないものにチップとは、律儀だねぇ、青年。そちらも良い一日を。そして今後も御贔屓に。」 一礼したその背を、軽く手を振って見送る。 何事もなければ、そのまま別れとなるだろうか。 文明の利器があれば、けん玉も綾取りも遊び方が出てくるだろうが、店主の言う通り、見せられた技が初手の初手であることを貴方は後程知るのだろう。 (59) 2022/08/10(Wed) 17:51:52 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>57 ツィオ 「何が瀟洒なものか。 俺とてただ小言をいうだけの小間使いではない」 幼い頃は正義感に溢れた生意気な子供だった。 力が足りず、上手くいかずに泣きべそをかいていたなんて事も少なくはなかったし、当時のことを知られているのは具合は悪いがお互い様だろう。 今でこそ、上司に付き従い、密輸業で多数の客と取引をすることで口は回るようにはなりはしたが、成長してない部分もあるにはある。 「女など……俺には不要だと言っているだろうが……」 付き合いでバーなどに行けば女は寄ってくるから、自分自身見た目が悪くは無いことは理解している。 硬派な態度も、人によっては良い印象にでも映るのだろう。 ――そのかいもあってか、別に、リカルドは童貞というわけではない。 縁を切った家は家柄も良かったし、経験は必要だとむしろ強要されるようなところだったから。 だから思想も合わない家とは縁を切ったのだ。 「――わかっている。 あいつは燻っているものが大きすぎる。 暴れさせる気はないし、あいつが不利になるようなことはさせない」 飄々として、ふざけた真似ばかりしていても、マウロも俺たちと同じところまで……と思っているのは同じだろうと。 そこだけは信頼しているのだ、この男を。 「ハ……ッ、苦労をかけると思うのなら、 まずは貴様からフザけた行動を慎めというんだ、馬鹿者が」 (60) 2022/08/10(Wed) 17:53:01 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>54 ストレガ 椅子からぎし、と立ち上がり、箱を一つ用意する。 貴女がカウンターに来るまでの間に、あとは入れるだけの状態にしておいて。 それから、貴女へ向き直る。 平均よりだいぶ小さい背丈。可憐な容姿と合わされば、 少しばかりの幼さすら感じさせる。 貴女と並べば頭一つ分の差がありありと映し出されて。 「あら、それならお互い様ね。」 「その年でその地位なんて、本当に馬鹿なのね。Bambina.」 此方は氷の表情を溶かすこともなく、一瞥して。 そうして告げられた答えには、そう、と素っ気ない返事。 「感情豊かで羨ましいわ。」 なんて、皮肉めいた言葉を一つ添えて。 ランプを箱に入れて、おつりを手袋をつけた手で手渡せば。 「またのご利用を、お待ちしております。」 ぴしゃり、話は終わりとばかり、店員として振舞うのだった。 (61) 2022/08/10(Wed) 18:01:06 |
【秘】 翠眼 ヴェルデ → 小夜啼鳥 ビアンカ【ビアンカの部屋】 視線を上げた少年は、あなたの表情の移ろうのを見る。 妙なことを言ったかもしれない。 ばかだから、言葉を間違えたのかもしれない。 ……けれどどうやら、機嫌は悪くないらしい、と。 その言葉から、表情から、読み取れぬほどに鈍くもなかった。 「ん」 「そうだよな、そうする」 「いってらっしゃい」 こんな風にだれかを見送る言葉も、いつの間にか随分と言い慣れた。 閉まる扉を、その向こうに聞こえる足音を。 しばらく聞いたのち、少年は室内へ向き直る。 軽く埃落としをしたのち、こちらもまた、街中へと出かけてゆく。 (-218) 2022/08/10(Wed) 18:01:56 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガさて、それに貴方が気づくのは、帰って箱を開けた時か、 あるいは箱を持ち上げた時か。 もしかしたら梱包中に既に気づいていたかもしれない。 箱の中に、ランプ以外のものが入っている。 中を確認するならそれは、小型化されたピストル。 ギリギリの殺傷能力だけを残してコンパクトにされたモデルで、 主に護身用として女性に人気のあるソレは、 しかし暗殺屋からすれば、『隠密性に優れた実用的な銃』で。 されど小型化の弊害か、随分と故障しやすい事も貴女ならきっと知っている。 そんな銃が、修理を請け負う貴女に渡された。 それが意味する所は、きっと一つしかないだろう。 女は、明日も明後日も、店にいる。 (-219) 2022/08/10(Wed) 18:06:50 |
レヴィアは、人気のない路地 (a15) 2022/08/10(Wed) 18:08:35 |
レヴィアは、…にて、鎮魂歌を奏で続けている (a16) 2022/08/10(Wed) 18:09:08 |
【人】 翠眼 ヴェルデ【路地裏】 浮かれた喧騒を避けるようにして、少年は路地裏へと入る。 建物同士の隙間は、昼間であってもすこし、薄暗い。 壁に背を預け、ひとつ息をつく。 ふと、なにかの気配に視線を落とせば、足元に黒い野良猫が一匹。 「……悪いな、何も持ってなくて」 膝を折り、しばらくの間、猫と戯れている。 (62) 2022/08/10(Wed) 18:09:31 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 >>58 フィオレロ 「ハ、流石、俺の悪運の強さをよくご存知だ」 「だってのに、俺だけが死んで自分だけが生きている そんな未来を想像するってのは、おかしな話じゃないですか」 何か上手いやり方でも見付けましたか。 答えに期待してもいない言葉を実に無関心そうに投げ掛けて、 自分の代わりに海へ投げ込まれた煙草を視線だけで見送った。 「どうせカラスどもは幾らでも替えが利く。 面倒臭くて結構、そのまま嫌ってくれたらもっと良い」 視線を戻し、無益な問答がただ続く。問いの意図はわかっていて、 敢えて答えにならない答えを返している。 そうして続く言葉の後には、少しの間。 恩赦を受けた煙草を喫み、煙を吐き出すまでの数十秒。 もう随分短くなっていたから、海に沈もうと気にはしなかったが。 (63) 2022/08/10(Wed) 18:36:35 |
コルヴォは、それ以上を言うつもりは無い。少なくとも、今この場では。 (a17) 2022/08/10(Wed) 18:38:56 |
【人】 風任せ マウロ三日月島、尖端の岬。 何処の物でもないこの島で、柵越しに海を眺める青年が一人。 紫煙を燻らせながら、ぼんやりと視線をどこへともなく向けて。 いつもとは違い、少しばかり気を抜いたような様子でその場に立っている。 足元には地元猫が寄ってきては、煙草の匂いですぐに離れていった。 (65) 2022/08/10(Wed) 18:44:43 |
【人】 狡兎 ツィオ>>60 リカルド ――苦笑いと共に吐き出した紫煙の向こうに、 かつての三人の姿がある。 薄暗い孤児院に――三人の子供。 正義漢と、捻くれ者と、変わり者。 こんな形でまた同じ釜の飯を食うとは思っていなかったし、 それを悲劇と名付けることも喜劇と名付けることも、 俺たち以外の誰かの自由だ。 「お前が必要なくとも、 お前を必要とする女が要るんだよ。世の中にはな」 お前が誰かを必要としなくなるほど優秀になっても、 誰かがお前を必要とするのと同じようにな。 「マウロはあれでそれでも構わないって言うんだろうけどな。 ちょっとばかり寝覚めが悪いだろ、お互いに。 祭りのたびに居なくなった男の顔を思い出すなんて、 俺は少なくとも真っ平だからな」 二、三歩歩きだして、酒杯を片手に振り返り、 「ハハ、リック、お前はもう少し、男にしろ女にしろ 迷惑をかける奴が何が楽しくて迷惑かけてるのか、 bello いい機会だから考えるべきじゃないかな、色男!」 酔っているのかそうでないのか、 少なくとも上機嫌に楽しそうに言って去っていった。 (66) 2022/08/10(Wed) 18:45:05 |
【独】 piacere ラウラボスのことも、マウロ様のことも知らない。 勿論他の人のことだって、ただのアソシエーテの己には。 駒である己が知るべきことなど、そう多くはない。 それでも、居場所をくれた組織のために命を削ろう。 女はいつだって、そう考えている。 (-220) 2022/08/10(Wed) 18:56:16 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>66 ツィオ 流れる血が不明だった自分たちも、貰われた先が命運を分けた。 比較的良い家柄の家庭に養子として出されたリカルドとツィオは今、こうしてメイドマンとして正規のメンバーになっている。 が、そうではなかったマウロだけが、今も正規と認められずソルジャーのままだ。 能力主義であるはずのノッテファミリーにも、血統だけを大事にする腐った存在が居るのは腹立たしいし、そういうところが自分もまだまだ染まらず子供臭い部分なのだろうとは思っている。 それでも、贔屓目なしにマウロは認められるだけの功績は残しているのだ。 憤りを覚えて何が悪い、無駄死にさせたくないと思って何が悪い。 そんな風に、リカルドは考えていた。 「お前も迷惑をかけて楽しいと思っているのか、俺に? 必要とされるのは構わんが、……俺の手には限りがある。 今の俺には、女にかまける時間などありはしない」 いつの間にか、吸っていた煙草は短くなっていて、 舌打ちをしながら足でその火を消した。 何が楽しいのか、機嫌よく去っていく同僚を恨めしそうな目で見送って、ひとり小さく嘆息を漏らす。 「居なくなれば目覚めが悪くなるのは、お前も同じだと言うんだ。馬鹿が……」 その場で呟かれた言葉は、この喧騒では立ち去る貴方には届かなかっただろう。 (67) 2022/08/10(Wed) 20:01:06 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート服に手が掛かるのを見守り眺めて、囃すようにヒュウと口笛を吹いた。 "花屋のソニー"にしろ"アルバのヒットマン"にしろ、 女好きと知られてはいるけど男を蔑ろにしているわけではない。 快楽は遊興、気が合い体の相性が良いのなら、それ以上にこだわりはしない。 「いずれは来る道だった、先代さんが倒れてからはさ。 それがオレたちがまだ決定権も持たない今の時期だった、ってだけで。 幸か不幸かなんてわかりゃしない、大事なのは今どう動くかだ」 ため息をつく、それで考え事をしているような目をするのは終わり。 ぱち、ぱちと何度か目を瞬かせ、テーブルに肘をついてしっかり目の前に集中。 肌の稜線が動くたびに目で追う、視線ははっきりと刺さるくらいに釘付けだ。 「……ま、堅苦しいのはそろそろ置いとこうよ。 寝物語にはちょっとムードがなさすぎる、だろ?」 引き締まった体や相手の目元の色の変化を見れば、こちらも何も思わないわけじゃない。 色目を使って見上げる頬と首筋にはかすかに朱がさして、呼吸は深くなる。 賭けの対象にどんなことを想像しているか、なんてのは送る視線でよくわかる。 それに応えてほしいと希望を伝えるように、また瞬きする視線を相手の目に合わせた。 手持ちのポイントは1点、両者にカードが追加される権利がある。 そうして追加でめくったカードの数字、運命を司るのは……(11)1d13。 (-221) 2022/08/10(Wed) 20:27:07 |
ソニーは、"mio dio!"と額を打った。 (a18) 2022/08/10(Wed) 20:28:54 |
【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ「…孤児院、ですか」 己が上司であるマウロ様は勿論、他の誰の過去も知らない。 今はじめて知るその情報に何かを考えるように僅かに遠くを見つめ。 食べられればそれでいいというのは同意するように頷いた。 続いて語られる言葉には小首を傾げたり、頷いたり。 声としての返しは少ないものの、反応だけは欠かさず。 そうして、再度の誘いにはゆっくりと口を開き。 「……はい。ラウラで、よければ」 快諾の返事。元より、 貴方が たのしいのであれば。そうであれば、付き合うつもりでいたのだから。 今だとしても、後日だとしても。 嫌がる素振りは見せないだろう。 貴方の素直さは、女も嫌いではないし。 (-222) 2022/08/10(Wed) 20:38:56 |
【秘】 風任せ マウロ → 銀の弾丸 リカルド「ハッ、見かけ上は―――だろうが」 「お前もあいつも、俺と変わりはしないんだ」 幼い頃から見てきているから、2人の事だって未だに手に取るようにわかる。 信用している。こいつらだけは絶対に裏切らないだろうと。 「おっさんの仇は絶対に討つ。 生まれてきたことを後悔させてやる。どんな手を使ってでも、必ずな」 君たちが表に立つことの多い分、比較的自由の身である青年は好きに動くことが出来ている。 ドライバーとは名乗っているが、酒気帯びの日が大半を占めていて仕事にならないのだ。 このところは特にそうだ。 「なら自白剤の用意を多めにしておけよ。 どうせ"話を聞く"なら必要になるだろ」 幾つあれば足りるかなんて、到底わかりはしないのだけれど。 早く敬愛の人を殺した何かが見つかると良い。 (-223) 2022/08/10(Wed) 20:57:00 |
【神】 花で語るは ソニー【アルバアジト】>>G36 >>G37 「オレもまあ新しいことてのは、それくらいしかないかな…… アベラルド、アンタ自身も気をつけてほしい。アンタは遣り手だから。 価値のある人間ほど潰して、価値のない人間をうろたえさせれば瓦解するのは早い……」 多少なりとも感情の色は見せようとも、こうしてこの場にある彼の姿は頼もしい。 小柄な男からするとだいぶん高い位置にある顔を見やる目には、 なるべく的確な意見を言おうとするのと同じくらい、身を案じるような色もあった。 「身内にいる可能性を考えるのと、疑いを持つのは少し違う。 先入観で動いちゃダメだ。それを冗長する手を追加で打ってくるかもしれない。 まんまと同士討ちさせられないためには……お互いを見張るしか無い。 なるべくいつもより顔を合わせて、普段の様子にも気を配ろう。 相手が黒なら怪しい動きも見えるだろうし、白なら互いを守るにつながる」 彼女からの報告を聞いて方針を固める。もし勘が当たっても下手人はその中にはいないだろう。 そうしたなら事態が収集するまで、荒らすだけ荒らして証拠は残されないかもしれない。 掃除をしながらに答える彼女と一瞬交錯した視線は、頷きを伴った。 安心しろなんて言葉で言うのは簡単だが、事態は複雑だ。されど自分たちは、家族だ。 報告を終えてサッサと部屋を去ろうとする彼を視線で追って、消える前にふと。 「けれど、そう。どちらにせよこの機会に、 上はアンタを幹部に召し上げるつもりだと思うよ、アベラルド」 年功序列を打ち破るような一手なんてのは、よほどに破茶滅茶な功績を立てなければ無理だ。 十近く年上の相手が、自分が知らない時代に積み上げたものは見た目よりきっと大きいものだろう。 変わらないふうに振る舞い、そうあろうとする貴方の背中を見送って。 もう少し周りの意見を聞くのに、メイドマンはこの場に残るつもりだ。 (G38) 2022/08/10(Wed) 21:02:22 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>61 レヴィア 「そ、お互い様だよ。Piccolina.」 手慣れた梱包を見下ろす視線で、 "感情豊か"に今度こそにんまりと笑う。 「また来る。明日か……早ければ今夜。 アンティークを買うには今の手持ちは少ないんでね」 受け取ったおつりを雑にポケットに押し込み、 押し込むのとは逆に丁寧に箱を持ち上げる。 流石にウインクのような気の利いたものはなく、 ごつ、ごつと床と石畳を叩く足音が遠のいていった。 (68) 2022/08/10(Wed) 21:37:40 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア幾つもの路地を箱を抱えたまま縫うように移動し、 狭い隙間や壁を幾つも越え、時に足跡をなくし、 時にパイプを伝っていくその足取りは きっと殆ど誰にも追いきれない。 そうして辿り着いたのは【寂れた時計塔】だ。 ずっと前に放棄されたのだろう、 最早時を刻む事すら忘れているそこがストレガの住処だった。 錆びついて歪んだ扉を開ける事なく、 代わりに朽ちた箱で隠された穴へと体と箱を捻じ込んで。 「ただいま」 誰にともなくそう零し、早速箱の中身を改める。 勿論、ランプより先に託された得物の方を。 一応と弾倉を抜くと軽くスライドを引き、 鼻元で火薬の残り香を吸う。 あの態度で"ボス殺し"をしてたら大したものだが、 当然と言うべきかそんな痕跡は見当たらなかった。 事も無げに空になった銃の引き鉄の重さを確かめ、 やっと作業机にそれらを置いて。 「折角だ、ランプ点けてやるか」 工具箱を引きずり出しながら、ぱきと指を鳴らした。 きっと、宣言通り夜頃にまた店を訪れるだろう。 (-224) 2022/08/10(Wed) 21:50:38 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「はは、熱烈だな。 俺だって お前たち を一人にさせないさ。その為に働いているんだぜ? 命のひとつやふたつぐらいくれてやる」 『冗談じゃない』言葉は施設の子供にも、貴方にも向けられる。 どこの家族になろうとも目にかけた子供たちの将来は見届けてきた、全ての行動が打算的じゃなかったとは言えないソレへも真心を込めて。 それももうじきで終わり、これでよかったんだ。関わりなんていつでも断ち切れる程度が。 「新しい事業を始めるんだよ、 落ち着くまでは気安く時間はとれない。 その賢い頭なら聞き分けてくれ、電話ぐらいは出てやるから」 塩しょっぱい後味を上書きするように、甘い豆の香りが鼻腔をくすぐって。 飛び付いてきた子犬を拾い上げるような仕草で頭を撫でてやる。 しかし、この汚れた手で引きずり込むのは、真の家族たちで十分だろう。 「……そうだなあ、店の灯りが落ちるまで。 まさかその年で子守唄まで欲しいなんて言わないよな」 (-225) 2022/08/10(Wed) 22:02:47 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ「そうかい、 それは残念だ 」身内一人殺すのも厭わないその瞳は、窓の外を見たまま動かない。分かりやすい命乞いに、気持ちがいい台詞。ボスなら手をつけないような品目のフルコースだと感じた。 「アンダーボスに不確定要素は殺せと命令された。 ボス以外の言うことは聞かんとはね除けたが……お前は少々気味が悪い」 視線だけ正面に寄越し、口元だけ笑って見せる。 このファミリーに裏切り者なんているわけがない。 いるのは不都合な思想を持った輩と、手のつけられなくなった気印だ。 「その忠誠、精々死んで証明しろ。 死体まで粗末に扱うような人間じゃあない、 体が擦りきれるまで働いて尽くせ……そうしたらお前はどこにいっても兄弟だよ」 慰めにもならない言葉を紡いで、また視線を外に映した。 上層部の真意を読み取れなかった人間ではないだろう、ならば何処までも足掻いてしがみついてくればいい。 黙っているだけで欲しいものが手に入るような甘い組織ではない。 「漸く殺せると思ったんだがなあ、上手くいかねえな世の中は。 まったく、手が震えて仕方ねえ……」 (-226) 2022/08/10(Wed) 22:35:14 |
【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロ/* 御機嫌よう はちみつメガネ様 この度は一言、二言の軽い会話でも構いませんので 2日目が始まる前に一度お話させていただきたく打診に参りました 尚、他の方とのやり取りで忙しい場合はご無理なさらず 可能な際には都合のいい時間軸でご対応いただけますと幸いです 以上、おやつはたい焼きでした (-227) 2022/08/10(Wed) 22:42:32 |
ラウラは、ひと仕事を終え、アジトへと。 (a19) 2022/08/10(Wed) 22:51:00 |
【秘】 風任せ マウロ → piacere ラウラ/* 御機嫌よう、おやつはたい焼き様! 今晩のお夜食はたい焼きにはちみつと洒落込みましょうか 御打診ありがとうございます! やり取りの数に関しては余裕がありますのでお気になさらず! 会議終了後のお時間が丁度よさそうでしょうか、問題なければよろしくお願いします〜! (-228) 2022/08/10(Wed) 22:54:46 |
【独】 piacere ラウラ何が役に立てるだろう。 どうすれば最善を尽くせるだろう。 例えば、アルバの誰かの跡をつけてみるとか。 有益な情報が得られるかもしれない。 女は思考を巡らせながらアジトの廊下を歩く。 その表情は無に等しく、何も考えていないように見える訳だが。 上司の手が先に汚れてしまう前に。 駒である己が何かを掴まなくては……………。 (-229) 2022/08/10(Wed) 22:58:40 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 風任せ マウロ「そうだ。 俺もアイツも、お前と同じだ」 だからこそ。 ここでまた3人になれたからこそ、誰か一人を無駄死になどさせたくない。 同じ立場でいたいと、そう思っている。 「だがお前はすぐ平静を失いがちだからな。 会議でも言ったが……調査だけは十分にしろ。 特に……この仲間内を調べるときは、だ」 敵対組織の人間なら、多少のことは抗争の内にできても内部の人間となればそうはいかない。 シワの寄った眉間を抑えながら、深く息を吐いて、そして頷いた。 「ったく、本当にわかっているのか? 薬は勿論準備しているが、一人で突っ走って行くんじゃないぞ。わかったな?」 念には念を押す。 どれだけ確認してもあなたに関しては不安が残るのだから致し方ないだろう。 (-230) 2022/08/10(Wed) 23:27:45 |
【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロ/* お早いお返事ありがとうございます! お夜食いいですわね、賛成です(いいねのポーズ) かしこまりました!それでは会議終了後……の! 解散して少ししてからのお時間で訪問致しますわ! それではどうぞ、よろしくお願い致します。 (-231) 2022/08/10(Wed) 23:37:04 |
【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロこれは会議が終わり解散後、少ししてからのお話。 会議中は名を呼ぶのみで声をかけずにいた女はその後に思うことがあったのか。あるいは何かを考えての行動か。 貴方の姿を探すように辺りを見回し、廊下を歩き続ける。 少ししてからとはいえ、そこまで時間は経っていないはずだ。 外に出かけてしまう前に見つけたいところだが。 さて、貴方は何処にいるだろうか。 姿を見つければまず名を呼ぶだろう。いつものように。 (-232) 2022/08/10(Wed) 23:37:31 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォどの言葉も、受け止め手いるようで流していた男もひとつの言葉でリズムを刻んでいた指を止める。 何もかもただの自己満足だ。あんたは違いますか? 「自己満……か」 酒癖がひどくなった のは、10数年前からか。大きな抗争でしか会うこともなかった貴方に、はじめて個人で『ゴミ』を投げ渡して笑ったのだ。片付けが得意ではないんだ、と。 定期的に頼るようになった彼から渡される遺体は、アルバファミリーの末端からただのごろつきまで多様であり、時には日が経っているのもあっただろう。 きまって本人から渡されるそのゴミはどこをどう見てもプライベートから出てきたものだった。 「確かに首輪の先はもうちぎれちまって 神でもなければ掴めないなあ」 これを聞けば老体たちは怒り心頭に違いない。 ただこの椅子に座って手に入れられる地位は都合がいい、その分の責務ぐらいこの街に生まれた男として成し遂げてやるだけ。 革命なんて起こしても得にならない。ようは己の欲さえ満たせれば生死はおろか、周りの事なんざしったことではないのだ。 それにしても死に触れつつも、怠惰に生き続け、手を引かれる前に落ちていく憐れな鳥畜生。なんとも悲劇じゃないか。 (-233) 2022/08/11(Thu) 1:17:24 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ【街中】 作業の休憩がてら、表通りに出てきた。 休憩とは言っても脳味噌は予定と対処の計画で一杯だ。 適当な屋台で何か買うか、と視線を巡らせながら、 今日も冷めた目で人混みを見ていた。 (69) 2022/08/11(Thu) 1:23:35 |
【秘】 風任せ マウロ → piacere ラウラ君が会議場を出たのであれば、煙草をふかしながら玄関口方面に足を運ぶ上司の姿が見えただろうか。 会議室で見た時ほどピリついた雰囲気ではなく、しかし浮かない様子ではある。 名を呼ばれれば、足を止めて君の方を向き直るだろう。 そこにはいつもの見慣れた仏頂面があるはずだ。 「……どうした」 (-234) 2022/08/11(Thu) 1:25:26 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォ「雑種犬に盛った猫、ネズミ畜生に、―――…… この祭りに乗じてか街に馴染まない異臭がしてる。 悪臭の中じゃ酒が不味くなるだろ、だから俺の視界に入り次第殺してんだよ」 冗談に決まっている。 視界にはいった、なんて生やさしいものじゃない。 異物が入ってきたといち早く気づいていたこの男は、はなから彼らを生かしてこの地を出すつもりなどなくて。 不必要な殺しまで進んでやるものだから、誰にも望まれていない死体はここ数日で山になっていた。 「ネズミの家族にもお名前があるらしくて、聞き覚えのない名前も多くてなあ。 だから 、アルファベット順に一匹ずつ遊んでんだよ 。あの日以外はお前じゃないの掃除屋も使ってな……、あー……答えになってるか?」一瞬高揚した声。瞳の奥に潜んでいる闇は、死の先に誘われることを拒んでいない。さもそうであるべきだと、いつの日かまでその手で命を奪うことにとりつかれているようにも聞こえてきて。 「暇なら死ぬまで足元で転がっていろよ」 「俺はよお、片付けは得意ではないんだ」 とっくに地獄への片道切符は握っている。 車が止まった先は、ヴェネリオの所有する隠れ家の幾つかある内のひとつであった。 (-235) 2022/08/11(Thu) 1:30:36 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>70 リカルド その姿を認めた瞬間、ええ……という風に眉をひそめた。 大概こちらの表情も祭を楽しんでる様子ではないのだが、 少なくともスーツ姿で仏頂面はしていない。 屋台のアイスコーヒーを受け取り、呆れ顔で近づいていく。 「あんたとお友達みたいに以心伝心じゃないんだ、 目で訴えられても困る。用件でも?」 黒い泥水をストローで啜りながら、肩を竦めて見せた。 (72) 2022/08/11(Thu) 1:54:41 |
ストレガは、電話以外でも修理依頼を請け負う事はままある。 (a20) 2022/08/11(Thu) 1:55:25 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>72 ストレガ 「こ……んなところで何をしているのかと、言ったんだ」 全く言ってないのだが。 おそらくこれをツィオやマウロにしたところで伝わらない気もしているのだが。 場にそぐわない男は仏頂面の上眉間にシワを深く寄せて、大きく息を吐いた。 貴方にはその仕事ぶりに敬意を表しているのだが、それでも声が詰まってるあたりはどうにも女性は苦手らしい。 「火急の用があるわけじゃないが……、 このような場所で何をしているのかと気になっただけだ。だが、メンテナンスは近々頼みたいと思っている」 何を、とはこの場では言わない。 だが貴方にとっては、それが狙撃用のライフルであることは想像に難くないだろう。 (73) 2022/08/11(Thu) 2:15:11 |
【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロ向き直る仕草に、1度足を止める。 それから胸に手を当てお辞儀をひとつ。 仏頂面に対して怯えを得るような性格はしていないため、何もかもがいつも通り。 表情に変化は乏しく、考えが読みづらいとも言える。 「…ヴェネリオ様の命は、ございました が」 所作とともに伏せた瞼を上げ、エメラルドにも似た美しき双眸を見つめる。 こうした時、真っ直ぐに逸らすことなく見つめるのは女の癖かもしれない。 「……マウロ様よりのご命令は、よろしいです か?」 上司の更に上司の言葉であればそれに従うのが正しいかもしれないが。 己を率いるという点ではやはり目の前にいる貴方なのだから。 「ラウラ は…、マウロ様のお役に立ちたい です」 己に出来ることは限られているとしても、そう在るべきだと女は考えている。 (-236) 2022/08/11(Thu) 2:18:39 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>73 リカルド 「祭の日に表通りに出て、祭りの参加以外になにすんのさ」 あなたの上から下までを眺めて、目を細める。 それこそ目で訴える言葉は、"何してんだこの同僚"だ。 「ま、あたいは作業の休憩だけど。 ……"それっぽく"したいならもうちょっと 酒の匂いでもさせなよ、じゃなきゃお友達とつるむとか」 あまりにもあまりな様子に、思わず普段出ない アドバイスのようなモノまで出る始末。 これの言う作業はどちらの作業かはわからないが、 「メンテナンスね。やるなら早めに話を持ってきな、 あんたのとこの奴は特に手間がかかるんだ」 狙撃銃という繊細な物の扱いなのは承知しているようだった。 (74) 2022/08/11(Thu) 2:28:32 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>74 ストレガ 「そうだな……それは確かにそうだ……」 至極まっとうな返事には反論のしようもない。 この場にいて真っ当に参加する気がない男は自分くらいなものだろう。 「……ワインの瓶くらい持てとは……通りすがりのツィオにも言われた。 こういった祭には録に参加したことがなくてな。……勝手がわからん。酒は飲んで参加するものなのか?」 手がかりを見つけるための視察ではあったが、本当に溶け込むための知識がなさすぎた。 これは本当に失敗も失敗だ。 適当に屋台からワインを2本購入し、貴方にそのうちの1本を差し出す。 「承知した。 君のメンテナンスは丁寧で助かっているんだ。 ――――入用になる前に入念に済ませておかなくてはならないと思っているから、明日にでもそっちに届けよう」 (75) 2022/08/11(Thu) 2:57:52 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ「結局茶に付き合うことになるのか。 このままじゃ無駄に体が健康にされちまうよ」 酒飲みだったこの男が狂うように飲み始めたのはここ十数年、先代が亡くなってからしばらくだった。 鼻のきく連中ならシガレットではない煙の香りは感じるし、靴がいつも洗われてるのも気づいている。 しかし、この男を止めることはなかった。ファミリーに不都合なことは一切しない。その信条だけは守られていたから。 つまり何かあろうものなら、 「それも自業自得、か」 それにつきる。 親友のだる絡みをうけつつ。 ひとつの隠れ家に招けば、ナッツでも用意しつつざれ言をぼやく。ある種の拒絶と、確認のようなものだ。 「そういえばお前、ここに何でいるんだったか。 ……俺が死んだら 帰ったらどうだ。 こんなときに冗談は言わない、己を死なせることぐらい簡単だろう?」 (-237) 2022/08/11(Thu) 3:00:14 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>75 リカルド 「歩き飲みでもなんでも好きにすりゃいいだろ…… 匂いさせたいだけなら安物の服に酒振りかけて歩くとか、 酒じゃないにしても屋台のモン一本持つとかさあ……」 真面目な男の空回り、その現場を見るのはなんとも言えない。 歯車がかみ合わない時計を見てる気分だ。 それが同組織の、未来を担う幹部候補様となればなおさら。 だからワインを1本寄越されて、また呆れた視線が向く。 「……なあ、あたいは作業の休憩って言ったよな? って事はな、つまりまだ作業が残ってるんだよ。 どこの世界に、精密な指先が必要な、 それも仕事中の修理屋に酒飲ませる奴がいるのさ?」 手元のアイスコーヒーを見せつける。 あくまで覚醒の為、カフェインの為の飲料だ。 「それこそその酒で女でも男でも引っかけて、 祭のイロハでも教えて貰いなよ。 この騒ぎなら娼婦も男娼もそこら中にいるでしょ」 ワインを押し返して、親指で怪しい路地だのを示す。 「ま、時勢が時勢だから一人歩きはオススメしないけど」 (76) 2022/08/11(Thu) 3:20:06 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ結局の所、あなたが何を聞いていても、聞いていなくても。 死に損ないには、どうだって構わない事だったのだろう。故に、 自分の話は続けない。全ては時間潰しの他愛無い話でしかない。 元より人様に語るほどの過去も無い男だ。 「Sì. あんたが俺に話す事がそれだけだってなら、 俺への答えはそれで十分です」 そして、今更誰かの世話を焼くような立派な人間でもない。 初めて仕事を寄越された日も、余計な事は一つとして言わず 床に転がされた『ゴミ』を一瞥して、ただ頷いた。 それが明らかに私用で発生したものであったとしても。 丸一晩を費やして、 切り分けられた屍肉を小さな火葬炉で何回にも分けて灰にした。 そうして死体を綺麗に始末してしまった。 これまでに積み上げられて来た死体もきっと同様に。 「言われずとも、コルヴォはあんたの足元で 死ぬまでは、黙って転がってくるゴミを啄むだけですとも たとえそれが、身内のものであったとしてもね…」 どちらが、とは言わない。 誰が死に向かっていたとて、きっとこの掃除屋は気にもしない。 あなたの周囲は、そうもいかないだろうが。地位を得るとはそういう事だ。 死体の出処や所以だってそうだ。 無駄な仕事を望み好んでしたいわけでもないが、 それが意図された無駄なら、別にそれで構わない。 (-239) 2022/08/11(Thu) 5:53:18 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ「とはいえ、身内の死体を処分するなんてごめんです。 極力は誰だってそうでしょう。死体が必要無いなら、 くたばったって誰に手間を掛けさせもしませんよ。 あんた、烏の死骸を見た事がありますか?」 答えはきっと否だろう。 烏同士は目を啄かないが、仲間が屍となれば共食いをする。 死んだ後には、何も残らない。 そうでなければならない。 「まあ、この頃は掃除屋が死体を作る事も少なくはないですが」 「後片付けを適任に回すあんたなら、 そんなもの、余計に見る事は無いでしょうね」 自ら投げ掛けた問いを、乾いた声音が一笑に付した。 そうして徐に停車した先で、喪服姿はあなたが降りた後に続く。 やはり語るほどの事など何も無い死に損ないには、 酒の力を借りなければ話せないような事など、無いけれど。 何だって建前として必要なら、それでいい。 (-240) 2022/08/11(Thu) 5:53:57 |
コルヴォは、誰かに言った。「身内の死体を処分するなんてごめんです。」 (a21) 2022/08/11(Thu) 5:55:57 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニーその時点で勝負は決まり。あらら、なんてふうに笑いながら、手にしたカードをそこらに無造作に放った。 「ふう……それで、好きにする、ね。毎度の如く、オレはいつもキミが求めることに応えてばかりだったと思うけど。 特にここには上質なベッドはない。寛げるソファはあれど、あとは椅子にテーブルかくらいだ。知らないはずはないでしょ?ただまあ……通ってくれるからついご奉仕したくなっちゃうんだ」 苦言を呈しながらもくるり、とテーブルの端に指を滑らせながらそちらの方へ。 立ちあがろうとするならそれを制し、バカラテーブルとの隙間に身を滑らせて──或いは少し椅子を引いてもらうなどして。 許されるならば相手のボトムス越しの股座をそっと撫でつける。反応を伺いながらも言葉を続けて。 「そうだね。負けた方は乱暴できないにしろ、自由すらないわけでもない。……今回、“それ”は賭け皿に……ハッ、乗せられていないからな?」 言い終わり、大股を開いたかと思えば片膝の上に、パンと張った尻を向けて跨ぎ、強調された股間の膨らみを押し付けるように鍛えられた腿に体重をかけた。 はしたなく膝を開いて擦り付けると、隠すものの殆どない尻たぶがつられて割り開かれる。 「Basta!って叱りつけた時にやめてくれるならある程度は看過しようじゃないか。いつもの様にとはいかないだろうが、いくら賭けとはいえキミにとってお預けは苦しいものだろ、ソニー」 腰を逸らしながら振り向いて見せた顔はやはり恥じらいに染まりながらも、そちらから浴びせられる視線を楽しむかのよう。 そう。向けられたからには応えるもの。やがて自らのシャツのボタンに手をかけて、肩からは灰色のインナーが覗く。 独りよがりな遊びを続けていくうちにふにふにとした柔い感触が芯を持ち始め、熟れた葡萄色の布を窮屈そうに押し上げる。随分と熱と湿っぽさを帯びた吐息が漏れ出た。 (-241) 2022/08/11(Thu) 6:17:59 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「むぐぬ……何なんですかぁ〜…人間ですってばぁ〜」 ワイワイ。やいやい。 言いながらも伸ばされた手を振り払うこともしなければ、次第に大人しい。 抵抗を諦めたとも言うし、存外別に嫌と言う訳でもないのがある。 「可愛がるっていっても、これ犬相手の可愛がり方なことくらいは俺でも知ってますけどぉ……ほんと貴方と来たらぁ〜」 じとっと目を細めて抗議の声を上げつつ、ずっと喋り続けていた為に勝手にお菓子を取っていく子供からの万引き被害が甚大になりそうなため、そっと正面はどいた。 撫でられている事が気恥ずかしいのかと言うと……そうでもない顔。 普段から微妙なポーカーフェイス気味のせいかもしれない。今はどこかに飛んでいるが。 「はぁ、死にたくないからですか。 ……死ぬと苦しいとか、どうなるかよくわからないって聞きますねぇ。そう言うのを貴方が恐れているのは少々意外ですが。 ……アウグストさんですら、俺より先に死んでしまう。そんな世界ですよ」 (-242) 2022/08/11(Thu) 6:20:40 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* 地味〜〜〜〜〜〜〜に墓下差分あんま使わない縛りをしてるせいで 代わりに狼差分をめちゃくちゃ使ってしまっている 墓下差分の打点を高める為なので、いいが…… (-243) 2022/08/11(Thu) 6:30:03 |
【人】 花で語るは ソニー>>56 ヴィオレッタ 「ソニーだよ、お姉さんは? 花屋だって知っててもらえてるのは嬉しい。 ああ、そりゃ残念だ! そんなに褒め言葉を受け取っちゃ張り切らずにはいられない。 名残惜しいけどこの一杯きりで、今日のところはお別れ」 一度断られてしまったならばやたらには食い下がったりはしない。 こちらは本心、心の底から残念そうな向きまである。けれどもずっとニコニコ顔だ。 ここまで、と半分を下回ったグラスの中身にまた手をつける。もう四分の一ほどだ。 引き際のよろしい男は、貴方が窮屈に感じないように見えるリミットを設けた。 まるで朗読でも聞いているように、上機嫌そうに頬を緩ませて頷く。頬杖をつき、相手の方を見て。 他者に伝わらないように織り交ぜられた比喩が、きちんと届いていることを示す。 「さすがお姉さん。クールに周りを見てて、カッコいいね。 祭りの最中だから多少派手ものが人気なのは仕方ないかもしれないね。 色とりどりのコントラーダのフラッグにの中にあっちゃあ、 ちょっとやそっとの色じゃ控えめで目立ちもしないもの」 つまりは、多少強引な手で押し切られたとて隠れてしまうということ。 困っちゃった、と大仰なジェスチャーで示して見せる花屋は、 相手の不自然なところもない振る舞いに一度だけウィンクを送って感謝を伝えた。 カクテルを、また一口。 「新しく商売したいひとなんかも押し寄せてるみたいだし。 オレのところみたいなちっちゃな店じゃ、なかなか輸出入に強いとこには勝てないな」 (77) 2022/08/11(Thu) 6:38:53 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ「うん。まあ孤児院出身なんて そう珍しいものでもないとは思うけどねぇ。 偶に適性を自覚して裏の社会に足を踏みこむ人もいるけど、 大半はやむを得ずだろうし。君もそうじゃない?」 言葉数はそう多くはないものの、会話をしていて違和が ないのは彼女が律儀に反応を返してくれているからか。 それを口に出さないのも礼儀や気遣いなのかもしれないが、 「毎回しっかり反応入れてくれるの偉いなぁ」 といちいち口にするところを含めてセットであった。 「了解。今日いきなりだとあれだから、後日にしようか。 普通のバーでいい?喋るの苦手ならカジノとか。 大体禁じ手扱い食らうけど、どちらかのシノギ先でも 俺は気楽でいい気がするんだけどねぇ」 (-244) 2022/08/11(Thu) 6:51:18 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ「はぁ、残念。そうなんですね。 殺せなかった残念ですか。殺さずに済んだ残念ですか」 喜ぶや訝しむなんて感情ならわかりやすいのだが、 冒頭がおおよそ語っている通り、 本当に思ったままを呟いている可能性もありかねない声色。 「Sì, Signore. 気味が悪いなんて酷いなぁ。 敬愛はしていますけど、盲信してるつもりはないですよ。 手の震えが苦しすぎるなら今が狙い目らしいですね」 無論こんな所で無意味な殉職者を出すとは思えないとの事だが、 昔から失礼に入るか入らないかの絶妙にやや向こう見ずの発言がチラホラ見え隠れする男だった。 最も、1年前は本当に心から悪意なくそう言っている素振りがあったが、心境の変化でもあったのか。 会話の為の皮肉やジョークを理解しだしたきらいがある……と、貴方ほどにもなれば気付いているかもしれない。 「同じように命を賭けられるって豪語する人は多いですけど、 その辺り、個人的には違う感覚を覚えますね。 ヴェネリオさんはどちらの方がお好みですか」 命を賭けるにしても気質がある上でのどちらかが? それともう一つ、とばかりに追記のように、 「貴方もやはり組織の為に殉職したい人ですか」 (-245) 2022/08/11(Thu) 7:22:05 |
【人】 イル・マット フィオレロ【港の埠頭】 >>63 >>64 コルヴォ 「ほらぁ、捻くれた回答するぅ。 今の"フィオレロ"で感謝してほしいものですよぉ。 1年前ならもっと根掘り葉掘り、 それこそわかってない顔で嫌なトコまで触れてやったのに」 最も、その分精度も低いものだから、 実際にそんな事になった事は少ないだろう。 そうでないならそれこそ既に海の底でもおかしくない。 「あったらもう少し景気のいい顔してるっての。 代わりに、無益な言葉を真似て Ambasciator non porta pena.でも送っておくかねぇ」 意図的に回答を避けているのは付き合いの長さから理解し、その上でこのままふと目を離すと姿が消えてる事もなさそうだから、 それなりに満足して 「"寂しいから、"って言ってくれるなら」 言ったら倣うのか、には、その一言だけ。 言い捨てるように去り際に振り返って、余程足を止めたくなる言葉が来たなら変わる程度の帰路につき出した。 (78) 2022/08/11(Thu) 7:49:49 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>76 ストレガ 「そんなに難しいことを言わないでくれ。 そもそも安服を俺は持ってない」 もう初めからここに来ることが間違ってるような事を宣い肩をすくめる。 行き場を失ったワインの瓶を両手で抱え、困り果てた表情を浮かべた。 「別に、作業が終わってから飲めばよかろう。 俺も持っているだけで飲むつもりはないしな……、いつ酔った上司に呼び出されるかわからん」 とはいえ、珈琲でもいいのなら最初から珈琲を買えばよかったなと、見せつけられた物を見下ろしながら呟く。 安酒を飲むよりはよっぽど良かったし、そもそも祭を楽しむために来たわけではない。 だから誰かをひっかけろという言葉にも消極的な顔を見せるだろう。 「そんな事をしている暇はない。 男にせよ女にせよ、体を武器にすり寄ってくるようなのは苦手でな」 「まぁ……、その先に隠された真実が眠ってると言うなら、いつだって行くが」 スゥ、と冷めた目をその路地へ向け、それからやっぱり、首を横に振った。 別に娼婦や男娼を差別しようというわけではない。 ただ……どうにもそういうやりとりは苦手であるのだった。 (79) 2022/08/11(Thu) 8:53:06 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド「そりゃあどうも、ご気遣い痛み入るね。」 見張りを見張る見張りはあれど、こうして言葉を交わしているのは高待遇なのだろう。 それは男もわかってはいるらしい。ヘタな真似をすれば先の言葉通り、というのも含めて。 互いに全く、全て、思考の内を明かしているわけでは無かれど、 こうやって言葉異常いのものを交わしているのであれば、十分ではないか? 控えめな足音が小さな上背に続く。 ヴァニラクリームの混じったカプチーノの匂いが、燻されて緒を引いている。 少しの間、残り香は焚き染められて相手にも移るかもしれない。 楽しんでもらえるか、さっさと着替えて退けてしまうかは自由。 ふ、と。はだかの耳に指が伸びる。 指先が掠めたかそれより前に避けられたか、側近が割って入ったか。 兎角、結果如何によらず男はさっさと踵を返して外までの道を確保した。 「今度はお礼に飾りでも持ってくるさ。 それじゃ、また今度」 不遜な言葉を残すと、ひょいと表の通りに紛れてしまう。 どっちの方角へ向かったのかさえも、わからずじまいだ。 (-246) 2022/08/11(Thu) 9:25:14 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「……」 ああ、素っ気ない。 柔らかい言葉の中に混じる暖かな拒絶に、無言の抗議が向けられた。 見上げるジェイドの瞳はちゃんと、貴方が孤児院や自分から距離を取ろうとしているのだって、 受け取って、理解してしまう。無知な子供だったならよかったのに。 眉を下げ、反対に上目遣いに瞼は丸く開いて。 外向きの顔というには剥き出しの感情は、内心の混じった不服まで表してしまう。 「聞き分けたなら、手のかからない子供になっちゃうんだろ。 オレはもう少しだけでもアンタの手を煩わせていたいよ、先生。 ……案外アンタってそそっかしいよね、ほら」 頭を撫でる手の感触を受けて、気持ちよさそうに目を細めはする。 けれど目線は逸らされないまま、じっとレンズの向こうの深い色を見て。 ちら、とその目が僅かばかり下に落ちた。 少しだけ背伸びをして、 → /* 指 (-247) 2022/08/11(Thu) 9:38:21 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「ついてる」 つい、と滑らかな指が相手の口元に伸ばされる。 耳の下から顎までの稜線に指を掛けて、親指は相手の口元を拭った。 皮膚の張った顎下から耳朶に掛けてを、指の腹が掠めていった。 じわりと、帯びた熱が滲みていく。 そうする前に避けられたかもしれない。 一連の話は、そうなるかもしれなかっただけ、に終わるのかも。 どちらにせよ本当に揚げ物のクズがついていたのかは、もうわからなくなった。 「ねだれば、子守唄も歌ってくれる?」 (-248) 2022/08/11(Thu) 9:47:55 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>77 ソニー 「私のことはヴィオレッタ、と。 ふふっ。素敵、なのはお仕事だけではなくソニーもですね。 勤勉な方は輝いて見えますよ」 意外にもあっさり引き下がったことに安堵、もしくは拍子抜け。 そしてそれが少しだけ。ほんの少しだけ、 警戒を緩めてることになったのは、本人も気付いてはいない。 それすらも表情に乗せることはないのだけれど。 時に嬉しそうに、時に労わるように、時に感心を見せるように、 揺らぎを映しながらも、穏やかな微笑をあなたへ向け続ける。 「私なんてまだまだです。 ソニーの方こそ、ただ状況に流されるだけではなく 落ち着いて分析できる目と仕事への熱意は尊敬します」 ウィンクには目元を緩めて応じる。 傍からはジェスチャーにこたえたようにみえるだろうけれど。 カクテルグラスを傾けて、こちらもひとくち。 黄色のカクテルの中の鮮やかなチェリーが揺れる。 「それがあればあなたのファミリーは安泰だと 私は思いますよ。私も応援しますので」 (81) 2022/08/11(Thu) 10:06:11 |
【神】 ガット・リベロ ルチア「あっ……!えっと、それでは皆さま、失礼します」 優しい人、現実的な人、彼らの話に逐一耳を傾けていた少女。だが、アベラルドが席を立ち、この場を去るのにあわせて、ぺこりと頭を下げ。それから彼の人の背を小走りに追いかけていった。 (G39) 2022/08/11(Thu) 10:20:41 |
【見】 郵便切手 フラン【街中】 「こちらにサインをお願いします」 祭りの活気が街を包んでいても業務はなくならない。 むしろ屋台用の荷物を運ぶ依頼が方々から舞い込んでいる。 後ろ暗いものが無ければ、 それは当然民間企業に依頼するというものだろう。 用紙とペンを差し出して、受取のサインを貰う。 筆先が其の人の名前を象るのを見るのがささやかな趣味だ。 ひととなりというものが、インクと共に滲む感覚がする。 「ありがとうございました」 僅かに帽子をずらして会釈する。 愛想が良いとは言えないが、仕事ぶりを評価してもらえることは多い。 得意先の御婦人が相手だと一層顔に固さが増すのだが。 荷物のやり取りが終われば運転席に舞い戻り。 日除けの帽子をかぶり直して、次の配達先へと向かった。 (@6) 2022/08/11(Thu) 10:40:27 |
【神】 プレイスユアベット ヴィオレッタ【アルバアジト】 こちらを気遣う男(>>G38)へ頷きを返す。 心中を見透かされたようで、困ったような微笑を浮かべつつ。 心配、されてしまいました 先達に比べればまだまだ半人前。精進が必要なようだ。 去る男(>>G36)、追う少女(>>G39)。 どちらも引き留めずに、ただ見送った。 口元に僅かに笑みを浮かべて。 さて、と一息つく。 「私も出勤の時間ですのでそろそろ。 皆さん、今日も良い一日を」 微笑と挨拶を残して、アジトを後にするだろう。 (G40) 2022/08/11(Thu) 11:24:33 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ【賭博場】 今日も今日とてカジノの門は開く。 祭りの喧噪に負けない歓声と悲鳴の坩堝は今日も盛況のようだ。 であるならば、この勤勉なディーラーが居ない訳もなく。 「いらっしゃいませ、お客様。 本日はどの遊戯になさいますか?」 今日も笑顔で客を出迎える。 (82) 2022/08/11(Thu) 11:28:57 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ夜。 鎮魂歌は鳴り止まず、店に人は依然おらず。 からんからん、と来客を告げるドアのベルが鳴っても、 今度は甲高い音は止まらない。 「早いのね。数日はかかるのかと思っていたわ。」 相も変わらず視線は其方を向くことも無く、 品数が減った様子もないから、きっとあれから客も来ておらず。 「手間賃はいくらかしら。」 そこまできて、ようやく手を止めて、貴女を見上げた。 (-249) 2022/08/11(Thu) 12:09:35 |
【人】 害のない毒 マキアート【街中】 「あっ!」 「このぬいぐるみ……うちのレオにそっくりじゃないか!」 いい歳してゴールデンレトリバーを模した人形に飛び付き屋台の前で大はしゃぎしてる男がひとり。この時間はまだ仕事ではない様子。 店員の微笑ましいような、何だか生ぬるい視線を受けて我に返り、だがそのぬいぐるみの双眸に見つめられればつい口元が緩む。 「あー、うーん、困るな〜。正直無茶苦茶可愛いが、 そのレオナルドに妬かれてしまいそうなのがな〜……」 色々理由付けつつ、でも釘付けだ。じきに買ってしまう。 大袈裟にはしゃいだり悩んだりしてるせいでちょっとどころじゃなく目立っているかもしれない。 とはいえ、こんな犬と同レベルに懐っこそうな男に絡まれたくなければ見て見ぬふりをするべきだろう。 (83) 2022/08/11(Thu) 12:16:04 |
【人】 暗殺屋 レヴィア【街中】 黒地に白のレースを配った傘を差して、街中を歩く。 特に何か行き先がある訳でもなく、ただゆるりと。 道の端で声をかけてくる軟派男に冷たい言葉を吐いて撃退しては、 ギラギラと光る太陽の下、傘の下の夜に涼みながら、てくてくと。 やがて目に止まったのはアクセサリーショップ。 ショーウィンドウに飾られた装飾品のうちの一つを、 少し長く眺めていた。 (84) 2022/08/11(Thu) 12:17:36 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>79 リカルド 「あんた本当に祭の場でなにしてんだよ」 いよいよ堅物も度を超えている。 これで素面というから手に負えない。 「あたいだっていつ修繕に呼ばれるかわかんないんだって。 あんた取引用のサーバーオシャカにしました、なんて 酒の匂いさせながら上司に言えんのかよ」 酔い潰れるなんてもってのほか、 仕事終わりの一杯なんてのは必要としていないのだ。 「……もう子飼いの情報屋でも雇って オフィスかなんかにいなよあんた…… 実地でウロつくならもうちょい服と顔なんとかしな……」 構っちゃおれん、と言った風に踵を返す。 とりあえずメンテナンスの約束を取り付けられたし、 それは待っとく、と片手を挙げて路地へと消えた。 (85) 2022/08/11(Thu) 12:23:20 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア「あたいをなんだと思ってんのさ。 早ければ夜、そうでなくとも朝って言ったろ」 ごつごつ、相変わらずブーツの音を響かせて。 見た目は輸入したアンティークを運搬してます、 そんな風なツナギにキャップ、そして小箱。 ごとりとカウンターに置いたそれは、 勿論中身はあなたの得物だ。 ただし、同じ物が二つあり、 片方のグリップにはラベルが貼ってある。 「貼ってある方が元々の奴。メンテだけした。 貼ってない方はちょっと手加えた奴。 弾数減らして、代わりに気持ち小型化、 消音機構を少し改良した。要らなきゃ持って帰る」 そう言って腕を組む。 「手間賃ね。昼間買ったランプの電球、ルクス別に幾つか。 もしくは部品仕入れに使うから200ユーロ」 (-250) 2022/08/11(Thu) 12:30:32 |
【神】 蜉蝣 アベラルド【アルバアジト】>>G38 >>G39 「勿論気を付けるともさ。遣り手かどうかは知らねえが。 おめおめと殺されるつもりもねぇよ」 そちらを見れば目が合った。 肩を竦めて、その目に浮かぶ色にややばつが悪そうにする。 別に死ぬつもりもないしやられるつもりもない。 身を案じられる事は、少し居心地が悪いような気がした。悪い気持ちもしないのだが。 「別に疑いたいわけでもないけど? ま、そうだな……俺だって大事な家族を無駄に失いたくない訳だ。 その意見には賛成だよ」 「……幹部ねぇ」 「面倒臭い事極まりないな」 ふと告げられた事には、嘆息を返す。 大きな野心も持たず現状維持に重きを置くアベラルドにとっては、 随分と荷が重たく面倒な事に思えた。 「そうなりゃ上手くやるよ。悪いようにはしないさ」 「期待されしてくれなければいい」 そう笑って零し、小さな足音が後ろから近付けば会議からは離れるだろう。 (G41) 2022/08/11(Thu) 12:34:08 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ「幹部に座ってる椅子の責任の分、 同じ墓に骨は埋めるつもりだが?」 殉職という言葉に顔をあげて、虚ろわぬ視線を向けた。 当たり前であるかのように、それが義務であり定めであるからだ。そうなることを疑ってもいなく、拒んでもいない。これは昔から変わらない目だった、いつかを境にここが本当の家族になってしまったから。 「どちらと言われてもな、死ぬ瞬間まですべての人間を信じてはいない。好みは嘘でもすなおに頷く奴だが。 そうなれないのを気にするような必要はない。 重要なのは、何を為せるかだ」 組織のために、なによりも所属する己の魂の鼓舞するままに。 音もなく丁寧に車が止まればそこは景色のいい海沿いの路地だ、祭りの花が所々に生けてあり人気がなくとも活気づいて見える。 「……盲信したいものぐらい、自分で決めるんだな。 俺は、もうこの暮らし以外が見えなくなってる」 『孤児院の援助の引き継ぎを頼みたい。』 ついでのように語られた言葉はは男が大切にしていた、ノッテにしては珍しく善良な仕事だ。 昔こぼしたことがある、先代から頼まれて誰にも渡したことのない子供たちとの会合。記念日、祝祭日に向かって菓子やら玩具を届ける、そしてめぼしくどこかの職で輝けそうな人間を引き抜いて傘下におさめる。なんとも平和で、血なまぐさい争いを忘れられるそんな仕事。 「 俺はこの祭りで遊び抜くつもりしかないんだ。 生き残れたらそんときは、お前もいい席が手に入るようになってるかもな」 (-251) 2022/08/11(Thu) 12:43:55 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニーともすれば一触即発のような会合だ。 相手が一人きりで出向いてくるわけがないことも、ちゃんと理解している。 互いに心理戦のような状況を作り出し、何度も会っているのだから、情報以上に相手のことを知ってしまっているというのはどう関係性を表現して良いのか不透明だ。 「……………」 カプチーノだけではない紫煙の香りが、少しばかり鼻についた。 ふと、いつも電話一本で呼び出してくる上司の顔が浮かんだ。 そういえば、この男はあの人の所の孤児院に居たのだったな……と、そんな事を思い出してしまった。 態々そんな事をあの人の耳に入れても仕方ないと触れないでいる一件だが、思い出してしまうと少々具合が悪くなる。 「よせ」 だから伸びてきた手に対して、割って入ろうとする部下を手で静止して、伸びてきたそれを黙って受け入れた。 触れてきたては存外温かくて、互いに血の通った人間であることを主張している。 「俺はピアスなんぞ似合わん。 そんなものは女にでもくれてやれ」 盗聴器でも仕込んだ物をよこしてくるのか、それとも。 何にせよいつものように、煙のごとく消えてしまう男を追うようなこともせず、男も踵を返して建物の中に帰っていった。 (-252) 2022/08/11(Thu) 13:02:44 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア「そうだ、ルチア」 会議から抜けて、自分の後ろをついてきたあなたを振り返る。 「店長から新作のチョコラータ貰ったんだ。食うか?」 声色は努めて優しい。 先程の苛立ちはどこかへ置いてきたように。 (-253) 2022/08/11(Thu) 13:08:09 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>85 ストレガ 「視察だが?」 むぅ、と眉間に深くシワを寄せながら言った。 別に住民と対話をするわけではなく警戒と囮を兼ねて、自らの目で見てみようと思っただけの話だが、それでもあまりに場にそぐわなく珍しげに見られてしまうのはいただけなかった。 「それは確かに困るが……自分の目で見ておきたい事もある。 どうにも向いてないのは理解できたが……そうだな、このワインを処分したら移動することにしよう」 服はともかく顔はどうにもならないのだが、どうしたらいい、などと問うことはすまい。 そのような事をしても、彼女もまた大きなため息をつくはめになるだろう。 路地に消える背中を見送って、男もまた移動を始める。 両手に持つ2本のワインが似合わず、更に不自然さを高めてしまっていることに男はまだ気づく様子はなかった。 (87) 2022/08/11(Thu) 13:13:10 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「っ」 一歩、その一歩を反射で拒む程には時間は十分すぎて口の端に触れた熱が残る場所にまた自らの指を当てた。 少しだけでいい、夜を嗤うのは愚者の定め。 花を愛でる日常を捨て朝を蹴り放つまでに。 「いい子に育ててきたつもりだったんだが、どこで間違えたのやら」 Fidarsi è bene, non fidarsi è meglio. 愛する家族も部下も、右腕ですらいかなる時にも切り落とせる。 それが一人で幹部に成り上がった男の轍の跡。 この優しい姿を見せるのも最後になるのかもしれないのなら、 「……今晩だけな」 挨拶ぐらいはしてやろうと。 懐にある鉄の塊がやけに重く感じた。 (-254) 2022/08/11(Thu) 13:21:05 |
【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ「…ラウラ は、孤児院に行く 前に…、ここへ 来ました」 珍しいものでないといえばそうなのだろう。 ある意味では女の方が珍しい側なのかもしれない。 やむを得ずかどうかは、問われるならそうでも無いとも言える。 少なくとも、己にとっては。 突然の褒めには小首を傾げてのお礼。 目を見て話すのも、相槌が多いのも、一種の癖だ。 偉いと声を貰うものでもないだろう、と考えている。 「……大丈夫です。たのしみに していますね」 後日に対しても、普通のバーに対しても問題ないと頷いた。 カジノも悪くないが、普段はあまり赴くことがないから。 バーの方が気楽で落ち着ける、かもしれない。 (-255) 2022/08/11(Thu) 13:22:01 |
【人】 害のない毒 マキアート>>86 ヴェルデ 「いや、気にしてないよ。 楽しそうな人を見て楽しく思うのはいいことだ! それで笑顔の共有ができるなら何よりじゃないか。 だからほら見てくれこの愛くるしい犬特有の表情を……」 結局買ったらしい。結構な体格の男が片手で抱えてるせいで、 随分と小柄に見えるレトリバーと共に満面の笑みを向ける。 「っと、あまり屋台の前に長々と居るもんじゃないね。 キミもどうだい?何なら一つくらい買ってあげようか」 営業妨害か宣伝か判断の難しい状況を漸く省みて、ぬいぐるみが並ぶそこから一旦距離を置き、そちらへ近寄る。 長身の体躯が歩いてくるとなればそれなりに威圧感はありそうなものだが、緩やかな笑みと気の抜けるぬいぐるみ抱えスタイルはあなたの目にはどう映るか。 (88) 2022/08/11(Thu) 14:05:12 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド「ホントですか?食べます!」 追い付いたひとが振り向いて、声を落としてくれたのを。 見上げて、聞いて。それからぱあっと表情を明るくした。 (-256) 2022/08/11(Thu) 14:59:06 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【街中】 >>84 レヴィア 「あんたも同じ運命だなんてのは、面白い事もあるもんですね」 また一人、少女に声を掛けようとした軟派男が 皮肉るような言葉を受けて、そそくさと去っていった。 「Ciao. 何か気になるものでも?」 その後に少女に掛ける言葉は、社交辞令だ。 あなたと何か話すべき事があるわけではないし、 もっと言えば仲良くお喋りをするような間柄でもない。 愛想の無い男は返答が無くたって気にしやしないし、 どうあれあなたが静かに装飾品を眺める事の邪魔はしない。 眩しいショーウィンドウには目を向けず、立ち位置は風下に。 ここで足を止めたのは、ただ一服したかっただけだ。 この奇妙な取り合わせは他者からすれば至極声を掛けづらく、 無駄話を好まない互いにとって、恐らく都合が良いというだけの。 (89) 2022/08/11(Thu) 16:33:47 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ「ごめんなさいね。人を信用してないのよ。」 事も無げに言いながら、一度立ち上がって。 こつ、こつとパンプスの音を響かせながら、 貴女の横を通り過ぎて扉まで。 表に掛かっている『APERTO』の札をひっくり返して 『CHIUSO』にして。 それから、カウンターへと戻って。 「増えてるわね。」 貴女が出したそれを一瞥して、説明にはそう、と 素っ気なく返事をして。 改造された方へと手を伸ばして 瞬間、ぱっと銃口が貴女の方へ向けられる。 手に取ってから、弾を一つ込め、安全装置を外して、構える、その動きが 瞬き一つの間に全て終えられていた。 チュン 音のない発砲がなされる。 ▼ (-257) 2022/08/11(Thu) 17:08:21 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ弾は、貴方の頬────── ───の少し横を逸れて、煤けた窓硝子に穴をあけた。 ぐえっ!と男の声が店の外に響いた。 「あら、驚いたわ。」 こつこつ、歩いて割れた硝子の向こう側を覗く。 何処かの組織の回し者。貴女が尾けられていた訳ではなく、 元からこの店に目星をつけて探っていた輩だろう。 今は右目から噴水を吹きだすオブジェと化している。 「撃つと爆発する細工でもしてあるかと思ったわ。」 「裏切者だと疑われているものだと思っていたから。」 それから、窓から離れて、またカウンターに戻り。 改めて握り心地や、隠蔽性を確かめる。 「いい銃ね。使わせてもらうわ。」 「電球だと、後払いになるけど、それでもいいかしら。」 「届き次第、貴女の塒に運んで差し上げるけど。」 (-258) 2022/08/11(Thu) 17:18:07 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア「おいで。こっちにある。溶けるから冷やしておいてあるんだ」 あなたの表情が明るくなればこちらの笑顔も緩む。 事実、自分の生活に色を指してくれているものの一つが彼女の存在だった。 冷蔵庫のある場所まで歩いていけば、中から小ぶりな黒い箱を取り出す。 パッションオレンジのリボンがかけられたそれは、普段見るものよりも少々値が張りそうなものだった。 はい、とあなたに手渡す。 「開けてみろ。見た目もいい」 (-259) 2022/08/11(Thu) 17:39:15 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【街中】 >>90 レヴィア 「掃除屋にだって、休みの日はあるもんです」 詮無い会話は互いにただ淡々と。 季節外れの黒支度は、いつだって誰かの喪に服している。 静謐な死の気配が重たく染み付いた仕事着ではなくとも。 そして、今に始まった話でもない。 「好きでも嫌いでもありませんね。 人間だって、ただ同じ場所に出入りするだけの人間を 特別好いたり嫌ったりなんかしないでしょう」 こちらもやはり、視線を向けもしないまま。 火を点けたばかりの煙草を一度喫んで、 その後に返る答えは、実に気のないものだった。 「あんたはどうですか」 通り掛かれば、目に留める程度には関心があるのか。 問い返しはすれど、やはり答えには特別期待してもいない。 (91) 2022/08/11(Thu) 18:08:24 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>91 コルヴォ 「そう、いい仕事ね。」 興味も無さげに返して。 女の服も黒を基調としている。 真夏の空の下、二人の間だけが深く光を飲み込んでいた。 「人間だから、何の興味も抱けないだけじゃないかしら。」 貴方の答えにはそんな言葉を返して。 風上に立つ女の元まで、煙の匂いは届かない。 もっとも、届いたとて、気にもしないけれど。 「好きよ。」 「死ぬ時には目の前から消えてくれるから。」 死期を悟った猫は飼い主の元から去ると聞く。 便利なものだ。 死体の処理が必要ないなんて。 「休みの日なら、仕事は受け付けていないのかしら。」 そこまで話してから、初めて夕闇の瞳が貴女の方へ向けられた。 (92) 2022/08/11(Thu) 18:38:14 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォ「見たことはないが……」 鍵を開けて香るのは この男のものではないシガレットと僅かな香水の香り。 「鳥っ子一人の面倒も見れないような兄弟はいないな」 子供に言い聞かせるような口調で優しく告げ 適当な椅子を指してやる。 「もし そんなこと があろうことなら。優しく頭を撫でて子守唄を歌い、更には寝物語を聞かせてやろう。」 仕事話はあとにしつつ、キッチンに潜ってしばらく。 テーブルの上にはネズミたちの名前が連なった書類が置かれている。みることがあるのならば、見知らぬ名前の中に見知った名前を見つけることがあるのかもしれないが、この二人の間に彼らの会話がなされることは万が一にもなさそうだ。 「くたばった先に手に入るものなんてあるのかね」 目の前におかれたグラスに注がれた赤に、切り分けられたミートパイ、無言で差し出されたが小さな晩餐に参加しないことな許されるわけもなく。 やがて、それぞれ抱えるものを持ち別れていく。 そうして束の間の時間は過ぎていっただろう。 (-260) 2022/08/11(Thu) 19:06:05 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【街中】 >>92 レヴィア 「さあ。結局は全部、『ゴミ』になりますから」 だから興味がないのかもしれませんね。 至極無益な仮定を、実にどうでもよい事のように言い放った。 何れの黒も、夏のきつい日差しの下には不釣り合いでしかなく。 確かな異質さをもって、けれど存在は主張しないまま。 音も無く白昼に落ちた影のように、静かにそこにある。 「──ああ、いいですね」 音も無く、眇目だけが夕闇色の持ち主の立つ側を見返した。 変わらず淡々と肯定されたのは、 姿を消す猫の最期か、それとも後に続いた問い掛けか。 「必要とあらば、いつでも。 うちはどうにも休日出勤や時間外労働が多くてね…」 突然の仕事が舞い込むのは、いつもの事だ。 悪食の烏は、投げて寄越されたゴミを選り好みはしない。 (93) 2022/08/11(Thu) 19:09:25 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ「んー。盲信したいわけじゃあないですねぇ」 『絶対嫌ってほどでもないですが』 続けて重ねつつ、周囲を確認してから そこに目に入った花々の一瞬目を瞠るも、すぐに咳払いをして。 貴方が外に降りるようなら後ろの扉を開くだろう。 「"家族"って、愛しはしても、 俺は盲信するのが普通とは思えなかったんですよ。 ほんの微かに触れた程度ですから若いって言われちゃそれまでですが」 「だから貴方みたいに俺は孤児院を"家族"とは考えない部類で、 何より俺の立場のお粗末さは先程貴方が述べたのに 一体何の風の吹き回しですか、急に」 僅かにむっと不安げな様相を見せる。 提案を拒否しているのではなく、その提案をしてきた意味の方に対するものだ。 「貴方以外に一番彼らを幸せにする方法なんてないでしょうに 遊び抜く気満々って、何を思ってそう言うことを?」 あーぁ。早速好みから外されちゃった。 なんておどけて言うも、その返答を聞くまで動く気はない。 (-261) 2022/08/11(Thu) 19:12:05 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド「アベルさんも、一緒に食べましょう」 緩やかな笑顔を見せてくれるのが嬉しくて。 少女はますます瞳を輝かせて、差し出されたものを受け取った。 「わあ、かわいい!」 リボンのかけられた箱を見て、そんな感想をこぼして。 こくりと頷いてから箱を開ければ、中に入っているのは品のある甘そうなチョコラータ。 「わ、わ。……これはエスプレッソが欲しいです」 チョコラータとアベラルドを交互に見て。 高級品で甘いもの。ビターな珈琲が絶対に合うと確信している少女は、きょろきょろとこの部屋に珈琲が無いか見回している。 (-262) 2022/08/11(Thu) 19:20:15 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ「……それはそれで君の方が珍しいケースかぁ。 しかも乗り気の部類でしたか。 なーんでまたこんな所に好き好んで、と聞きたい所ですか… こう言う事こそ遊びの際に聞かせて貰おうかなぁ」 ゆらり、淡々としてるようで揺らぎが激しい声色は、 人にとってはイラつかせかねない響きを含んでいて。 自覚はあるのか、時折様子を窺うように何度か視線も移す。 その行動も隠しもしない。 「じゃあ適当なバーを見繕っておきますねぇ。 もし希望があれば後で連絡してくれたらいいし、日時は……」 と、軽く互いの予定を合わせて空いた日に約束を取り付けようとして、 何事も無ければその日は一端解散した事だろう。 (-263) 2022/08/11(Thu) 19:22:44 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ/* こんばんは、お世話になっております。黒いマシュマロです。 この度はラウラちゃんと交流させて頂きありがとうございます。 物静かそうに見えて意見自体は考えているところなど塩梅がとても可愛らしいな、とロール楽しませて頂いています。 さて、お一つ提案と言いますか尋ねたい事があって秘話させて頂きました。 というのもこれを打っている間にも1日目が変更すると言う事で、 ・「食事にこのあと行った」と言う体で秘話を一度終える ・「気にせず食事ロールを続ける」 のどちらがいいか。 また後者の場合色々なPL様方のお店がありますが、 もし興味がある店があればフィオレロがそこを選んだことにして 遊びに行けるとも思いますが、ご希望などあったりするでしょうか。 (-264) 2022/08/11(Thu) 19:23:13 |
【見】 郵便切手 フラン【バー:アマラント】 業務も終わり夜も深まった頃。 愛車とは会社のガレージでお別れしてから、一人でバーに。 「祭りの期間くらいは息を抜けと言われて。 ええ、はい。そうです。 今からお帰りですか。お気をつけて」 入れ違いで帰る顔見知りに「珍しい」と茶化されれば律儀に理由を返し。 表に立ち並ぶ酒場よりは静かに過ごせるだろうと踏んで。 隅の二人席を申し訳ない気持ちで独り占めしてメニューを眺めた。 帽子は膝の上で休憩中だ。 「パフェと……アマレットジンジャーをひとつ」 俯きがちに品名を読んで、それが届くまでじっと待つ。 時折スマートフォンで何かの記事を読みながら時間を潰した。 (@7) 2022/08/11(Thu) 19:25:46 |
【人】 翠眼 ヴェルデ>>88 マキアート どうやら気を悪くさせることはなかったらしい。 あなたが眺めていなければ、少年だって屋台へ目を向けなかったろうし、注目を集めたことには違いない。 「そりゃ随分気前のいいことで」 けれどその言葉を本気にした風はなく。 それでも、すらりとした長身と大きな——相対的にあまり大きくは見えないが、近くで見るとやはりまあまあ大きい——ぬいぐるみの取り合わせには、じっと視線を向けた。 あなたのことは随分と見上げる形になる。 「イヌ、好きなんだね」 「おれはあんまりイヌの種類に詳しくないんだけど、それは何てイヌ?」 とは言え、物怖じする様子もない。 感情表現の豊かな子供ではないようで、辛うじて笑っているのだろうとわかるぐらいに口角を上げ、あなたへ問う。 (94) 2022/08/11(Thu) 19:26:47 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア「さいで。腕は信用してもらいたいもんだけ……」 そうして、早速の試射を数cmの距離で目の当たりにする。 「……だからあたいをなんだと……まー、同じ言葉返しとく。 このまま用が済んだらパン、かと思ってたよ」 しかし頷く様子は自身の仕事の成果への満足感だ。 適当な掃除屋呼んどくか、と無名の連中に連絡して、 使わせてもらうの言葉には再度頷いた。 「お褒めに与り光栄とでも言っとく。んじゃ後払いで。 っていうかあたいの拠点の位置バレてたのか…… なるべく隠してたつもりだけど。まあいいや、よろしく」 /* ストレガの拠点については見つけていてもOKです。 また、表でタグつけて侵入してもOK!お好みでどうぞ。 (-265) 2022/08/11(Thu) 19:48:17 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア「おや。いいのかい? 君がそう言うなら、俺も少しお零れに預かろうかな」 チョコラータは形もフレーバーもそれぞれだ。 花の形、ウサギの形、三日月の形。 チョコラータに蓋をするように置かれていた小さい紙には、それぞれのフレーバーの解説なども書かれている。 「いいだろ。今度女性向けに売り出す奴らしい。 っと、そうだな……どこかにあったはずなんだが」 エスプレッソと聞けば、確かにと頷く。 小さいのに味覚は大人だな、と内心少し面白くなりながら、記憶を辿って戸棚やらを開ける。 「……ああ、あった。淹れるか? せっかくだし、食べるなら欲しいだろ」 (-266) 2022/08/11(Thu) 19:53:03 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ「店にゴミがあって困るの。」 「回収してくださる?」 すれ違い際、それだけ言い告げて。 視線も、顔も向けはせず、聞こえたかの確認もせず。 (-267) 2022/08/11(Thu) 20:03:16 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ「ハ、お優しい事だ。寒気がするね」 吐き捨てたのは、わざとらしいほどの嫌悪感。 人様の隠れ家で、情け深く宥め賺すような言葉にそう返すのは 実に命知らずな行いと言って差し支えないだろう。 事実そうだという事は、言うまでもなく。 屋根無き烏は常々言っていた。『生きてる人間の顔なんて覚えていられない。』 「生きてる奴は嫌いだ。俺は誰のガキでもない。 そんな事をするような連中が、 俺より先に全員くたばっている事を願ってやみません」 死に損ないは、女神にも死神にも嫌われている。 故に、いつも連れ攫われて行くのは周りの人間だった。 自分の不運が誰を殺したと驕ってもいないけれど。 「情も、恩義も、忠誠も、名誉も、結局は墓石にしかならない。 くたばった先で手に入るものなんか、それだけです。 あんたの宗教観や思想がどうだかは知った事じゃないが、 俺は俺の死期を取り返すだけだ。他の何も求めちゃいない」 墓石は要らない。何せ刻む名も無いのだから。 情は要らない。何せ返すものも無いのだから。 死のその先などあるはずもない。無宗教者はそれを信じない。 (-268) 2022/08/11(Thu) 20:07:59 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ「死ぬべき時に死ぬ事もできず、 死んだように生き続ける事ほど、悲惨なものは無い」 そうして死に限りなく近い場所で、 けれど死に切る事は許されないまま生かされている死に損ないだ。 まったくもってその通り、これはとんだ悲劇と言えるのだろう。 けれど観客の居ない劇は劇足り得ない。 「奪われたものを、奪い返すだけですよ」 椅子に背を預け、書類を一瞥して、無関心に視線は逸れる。 仕事の前後に肉を食えないような、碌な感性は残っていない。 厚かましくもワインの名を頂く掃除屋の一人は、 それきり何を言う事も無く、ただ細やかな晩餐に相伴した。 そうして今夜も、知られざるままに死が葬られる。 (-269) 2022/08/11(Thu) 20:08:47 |
【置】 鳥葬 コルヴォその昔。 ある一羽のカラスがブドウ畑にやってきて、 毎日うるさく鳴く事に、人々は困っていました。 動物と話ができる修道僧が静かにしてくれるよう頼んだところ、 コルヴォの名前を忘れずに大切にするなら 二度と邪魔をしない、と約束しました。 その後にコルヴォと名付けられたワインは今も人々に愛され、 その約束もまた、今なお大切にされているのです。 「何でもうちはそれに肖って、コルヴォ・ロッソの名を頂いたんだそうで」 「なんてのは当然、今作った話ですけど?」 (L1) 2022/08/11(Thu) 20:11:28 公開: 2022/08/11(Thu) 20:30:00 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ「意味もなく殺したりなんてしないわ。」 「面倒事は嫌いなの。」 「貴女が裏切者なら別だけれど。」 もしかして、そうなのかしら、なんて。 興味なさげに問いかけて。銃は手元に。 長い袖口の中に入れる。携行性も問題ない。 優秀な仕事だと、思った。 「暗殺は下調べが大事なの。」 「色々な事を知ってるわ。興味はないけれど。」 「じゃあ、届いたら運ぶわ。Addio.」 用件が済めば、話は終わりとばかり。 女は椅子に座り、またグラスに指を這わせるのだった。 /* ありがとうございます!また後程お伺いしようと思います。 折角なので白で伺う予定です。よろしくお願いします。 (-270) 2022/08/11(Thu) 20:11:29 |
【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ/* こんばんは、こちらこそお世話になっております。 おやつはたい焼きと申します。 突然の秘話投げにも関わらず交流いただきありがとうございました! ラウラの口数をフィオレロ様が補うように話してくださるのでとてもたのしくお話させていただいております。 そうですね、もしも継続して食事パートを行う場合ですが。 黒いマシュマロ様が問題なければ2日目開始以降(本日21時以降)に始める、というのはいかがでしょうか? お店の希望についてですが、当方は特にございません。 が、もしもそちらお困りであればロッシ様のバー。 あるいはラウラのカフェ等もありかと思います。 お互いが生きているうちにしかお出かけ出来ませんから……。 (-271) 2022/08/11(Thu) 20:12:00 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* 今回のコラムのコーナ〜〜〜!!! シチリアにこのブドウ畑の烏の話がある事は本当。 掃除屋の名前がそれに由来するのも本当の事。 こいつが捏造したのは、最初からそれに肖ったみたいな言い方した部分だけ。 多分最初は普通に掃除屋をゴミ漁りの烏に喩えた 蔑称混じりの呼び名としてコルヴォって呼ばれてたんだと思う。 そんでまあちょうどいいしそこそこ飲まれてる酒の名前看板にしちまえば 大声で悪くは言えないだろうみたいな感じで、コルヴォ・ロッソに…という話。 (-272) 2022/08/11(Thu) 20:16:13 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 翠眼 ヴェルデ/* お返事が大変後れてしまってすみません。 あんまり深い関係は組まない感じでしょうか? であれば、あえて初対面気味のほうが面白いかもしれませんね。 身内に対して距離が近く貞操の緩い男なのに、まだヴェルデくんとは肉体関係がない……でも面白いかと思います。ただ年単位でファミリーに所属しているならさすがにもうやったことあると思いますが、どうでしょうか。 (-273) 2022/08/11(Thu) 20:17:04 |
【秘】 風任せ マウロ → piacere ラウラ君がまっすぐ見つめるなら、それを高い位置から見下ろすのが常だ。 煙を吸って、吐き出して。 一つ間を空けてから、口を開く。 「そうだな」 「……行動、言動、何処か一つでも怪しい素振りを見せたやつをとっ捕まえて俺の元に持ってこい」 「此処の連中でも、他の連中でも良い。おっさん―――ボスに恨みのあった奴、目の敵にしてた奴。全部だ」 「連れてくるだけで良い。抵抗するなら、無力化くらいなら構わねえよ」 出来るだろ、とは言わない。 命令すれば必ず成果を上げてくる。上司である彼は、君の腕を信頼している。口に出したりはしないが。 そう告げたのなら、他に言う事はないとばかりに歩を進め始めるだろう。 また何か言うことがあれば、声をかける事は出来そうだ。 (-274) 2022/08/11(Thu) 20:34:18 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 花で語るは ソニー/* わ〜お気遣いありがとうございます〜〜! 十分たのしんでいる中で更にハッピーになっちゃったな…! 現在の状態の報告もありがとうございます。夢のご利用もいつでもどうぞ〜! もう更新ですよ、早い〜! これから本格的に始まっていくところですね。 こちらこそよろしくお願いします!! (-275) 2022/08/11(Thu) 20:40:34 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド「はい、せっかくですから! 私が淹れるので、アベルさんは座っていて?」 戸棚からエスプレッソマシンと豆が出てきたなら、後はルチアの領分だ。 アベラルドに椅子に座るよう促して、お湯を沸かしにかかる。 「……今日は、みなさん何だか、ピリピリしてました。 ね?アベルさん」 お湯が沸くのを待つ間に豆を挽いて、その最中に声を放る。 ごりごりと破砕する音に負けないように、少し大きめに。 (-276) 2022/08/11(Thu) 20:44:21 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア「あたいが裏切る気ならアジトの基礎に C4仕掛けて会議の時に起爆してる」 「少なくともお互い裏切ってないわけだ、口の上ではね」 こちらもまた興薄げにそんな言葉。 やはりサイズ感は見立て通りで完璧だったようで、 またも小さく頷いて。 「きちっと仕事ができる同僚がいて嬉しいね。 はいよ、そんじゃ今後とも御贔屓に」 踵を返し、扉の前へ。 ふと、思い出したようにツナギを脱ぎ、いつもの軽装に戻る。 ツナギは死体の上に捨てた。烏がまとめて攫っていくだろう。 そのままごつごつ、去っていった。 /* お待ちしております〜! (-277) 2022/08/11(Thu) 20:48:33 |
【秘】 風任せ マウロ → 銀の弾丸 リカルド「お前の小言は耳に胼胝ができるくらい聞いた。俺を赤ん坊だと思ってるのか?」 「俺が手当たり次第、誰にでも喧嘩売る馬鹿に見えるのかよ」 このやり取りも慣れたものだ。 君の言葉に今更苛立ちを覚える事はない。少なくとも、わざと煽られたのでなければ。 「仲間内だ?いつからウチは仲良し集団になったんだよ」 「身内だろうが外の奴らだろうが、対応は変わんねえだろ」 「同じように調べ上げて、クロだったなら同じように吊るし上げるだけだ」 無論抗争中のファミリーの人間と比べれば、対応も変わることがあるのだろうけれど。 個人主義の組織形態である以上、マウロの認識が簡単に変わることもない。 同じ人間として、裁きを与えるつもりでいるのだ。 「分かってるっての」 「お前こそ、勝手に噛みついたりするなよ。躾のなってない犬みたいにな」 冗談めかして。君が自制できる人間であることは、彼もよく知るところだからだ。 (-278) 2022/08/11(Thu) 20:52:19 |
【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロ貴方が口を開くまでの間も目を逸らすことはない。 それは貴方に対する敬意でもあるから。 全ての言の葉が紡ぎ出されるまで、見つめ続け。 「…かしこまりました」 短い言葉でひとつ返して。 それ以上に何かを紡ぐ必要など、きっと。 もう一度胸に手を当て、頭を下げた。 貴方の命は女にとっての生きる希望でもある。 そして、 死ぬまでそう在りたいと願う。 だから地位や名誉などにも、女は興味がない。 「必ずや、マウロ様のために……行って参ります ね。 他にも必要があれば、いつでも………」 見送るように足音が去るまでは頭を下げ続け。 それが聞こえなくなる頃に、女は街へと向かうだろう。 (-279) 2022/08/11(Thu) 20:59:39 |
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