情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ユメスケは、「あ、12になるの無理かも」 結果を見てまず呟いたのは、そんなことだった。 (t0) 2022/02/26(Sat) 21:02:06 |
奇形 メイサイは、メモを貼った。 (t1) 2022/02/26(Sat) 21:02:35 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 21:03:45 |
泡沫 ユメスケは、メモを貼った。 (t2) 2022/02/26(Sat) 21:03:45 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 21:04:12 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 21:04:43 |
美術 エノ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 21:10:53 |
【独】 医者の息子 カイ/* 二回目の人、ツルギじゃないかなって思ってるけどもうひとりはわかんないね。ナツメにおまえ二回目?って言ったけどあれはただ交流のきっかけつくろうと思っただけなところが半分ですし。 (-4) 2022/02/26(Sat) 21:14:05 |
【独】 医者の息子 カイ/* さあついにダミー以外の犠牲者がでてしまいました。 現場の童貞さんどうですか? はい現場の医者の息子童貞です。 僕の意見一応尊重されてるんですか? アイドルから印つけるって結構大胆ですね。 僕の知らないところで何かがおきてるんでしょうか。 死にたくないって言ってるけどPLははやく僕を殺してくれんか? というきもちです。合議したくないから不在気味とかじゃないんです本当ですよ。 (-5) 2022/02/26(Sat) 21:17:50 |
【神】 剣道 ツルギ「………あ?」 全く想定していない結果だった。 ショックというわけじゃなくて、ただビックリした。 彼女は上手く立ち回ると思っていたけど。 あっという間に失った取引相手の名前を見ながら、投票券片手に着席して、ジッと投票結果を眺めていた。 (G0) 2022/02/26(Sat) 21:19:58 |
【墓】 清掃員 カミクズ「少しだけ安心して…少しだけ、心配ですね」 結果を見て、ぽつり。 「大丈夫。」 「うん……きっと、それでいいんです」 一人呟いて、裁判場の扉をくぐる。 投票の権利を失っても、無関係になったわけじゃない。 でも。今日の自分が着くのは、傍聴席かな。 (+0) 2022/02/26(Sat) 21:23:36 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 命のやり取りに男女は関係ねえぜ〜〜〜ッッ!!!! 狼が二人揃ってハニトラ通じねえタイプなのが悪いな。うん。 本当に運が無かったよ…… (-6) 2022/02/26(Sat) 21:26:19 |
【神】 演劇 アクタ「うわ」 入場。 開口一番に、うわ。 予想通りの投票と 意外としか言いようがない結果。 「確かに約束は破られてないけどさ。 ……なんだ、それ。」 ぽつり。 何かを見て、何かを感じて、何かを呟いて。 今日も投票用紙を手に取って、 誰かが口を開くのを、待っている。 (G1) 2022/02/26(Sat) 21:31:48 |
【神】 園芸 ハナサキ「 あの! 私もユスさんと同じ事知りたいです。フカワさん……教えてくれませんか?」 投票結果を確認してすぐに議場へ。 悩む間もなくユスさんに続いて発言します。 (G3) 2022/02/26(Sat) 21:52:16 |
【独】 規律 ユスフカワお前絶対和崎だろ 殴りに行くからな (※これはフカワが和崎という前提で話をしています) (※違ったらツルギに解釈してもらいます) (-9) 2022/02/26(Sat) 21:54:15 |
【神】 園芸 ハナサキ(……今日のもう一人はヒメノさんだったんですね。 全然予想できませんでした。 やっぱり無差別…?それとも何か理由があったのでしょうか) (G4) 2022/02/26(Sat) 21:54:39 |
【神】 不運 フカワ「ナツメさんにいれた理由ですか? 話し合いの結果で、誰にいれるかが俺のなかで決まらなかったのでくじを引きました」 暫し桃色の髪の少女のことを考えていた。 彼女と個人的に話した僅かな時間が妙に忘れられない。 ぼんやりとしていれば、名を呼ばれて顔をあげた。 問いかけられたことに、ああ、と小さく声を落としてから悪びれもなく告げただろう。 (G5) 2022/02/26(Sat) 21:55:55 |
【神】 不運 フカワ「ヒメノさんに先日から票を頼まれていました。 私に投票をしないで欲しい と」「他にも積極的に裏でなにかやり取りをしている人でもいるのではないかと思っていたんですが……。 そんなことはありませんでしたね」 (G7) 2022/02/26(Sat) 21:59:08 |
【人】 医者の息子 カイ「はぁ…………」 重々しい空気を隠しもせずに、裁判場へ向かう。 生きたいと主張する限りこの行為はやめてはいけないが その足取りは重かった。 (1) 2022/02/26(Sat) 22:04:12 |
【神】 医者の息子 カイ「…………」 カイは今日も投票権を取りに来た。 結果を見て、ひとつ息を吐く。 それは自分が選ばれなかったことに対してか。 「あいつ、Bにつけてたアイドルじゃないか アイドルとか関係なく選んでやるって感じ?」 「…………」 「自分で自分に投票してるやつはなんだよ……」 (G9) 2022/02/26(Sat) 22:06:30 |
【神】 演劇 アクタ「口では何とでも言えるよなァ」 責めるでもなく、怒るでもなく。 信じない訳ではないが、信じる訳でもない。 ……そんな雑音を挟む。 「自分の名前書いてる奴居るじゃん。 あれ、死にたいって事?」 (G10) 2022/02/26(Sat) 22:07:32 |
【神】 不運 フカワ「詳細に言えば、投票に至るまでの皆さんへの印象が平等でした。 あんなに将来の夢を話してもらって、立候補までしてもらった上でです」 場を乱しているようで、すみませんと言葉では言いつつ。 ほとんどがカミクズに入れている様子を不思議そうにしながら眺めている。 「くじでヒメノさんの名前が出たら入れるつもりではあったので、一度彼女に告げてしまった宣言を破ることになくてよかったです。 いい言い訳が、見つけられなかったと思います」 (G11) 2022/02/26(Sat) 22:07:42 |
【神】 剣道 ツルギ「ま、もう言っても構わないか。俺も一応ヒメノと取引してた。 俺のとの取引が 今後ヒメノに票を入れないかわりに、 一度だけ票を俺に譲る って内容だったから、他の人との取引はしづらかったのかもしれない。だから多分、ヒメノが他の人にしたのはお願いとか頼みっていう効力の弱い内容だったんじゃないかと思うけど…」 ヒメノに対するフォローのつもりらしい。 (G12) 2022/02/26(Sat) 22:09:48 |
ナツメは、今日も議論へ行くしかない。 (a0) 2022/02/26(Sat) 22:11:45 |
【神】 美術 エノ「へぇ。」 投票結果を見に来た。 まぁやはりと言うべきか、立ち並ぶ同一の名前。 ちらほら、違う名前もあるようだが。 「2回目の人がいる限り、1日に二人は選ばれるというわけだね。」 じゃあ、誰なら死んでもいいか、とかよりも。 『2回目の人をまず消そう』となるのだろうか? (G13) 2022/02/26(Sat) 22:12:26 |
【墓】 清掃員 カミクズ「い、いいんだ……」 何とも言えないやり取りに、流石に困惑したように呟いた。 清掃員は今日、極力議論に口を出さないつもりでいる。 だって、今限りなく死に近い人間の、その発言が。 信用に値する道理なんて、きっと殆ど無いようなものだから。 (+1) 2022/02/26(Sat) 22:13:14 |
【神】 剣道 ツルギ「ちなみに俺の投票理由は簡単で、断る理由が無かったから=B 従う理由も無かった、と言われればそれまでだけど。 カミクズさんに入れたほとんどの人がそうじゃないか?」 自分は介錯の申し出までしたから、ここでカミクズ以外に入れるのは違和感があると思った。 そしてフカワからのカミクズに対する評価を聞いていた立場としては、だろうな、という感想だけが出た。 (G14) 2022/02/26(Sat) 22:17:28 |
【神】 不運 フカワ「……俺、しばらく決まりそうにありませんから先に票を提示して良いですか? 明日も同じことをいうのは、ちょっと」 ハナサキや他の反応に我関せず。 古典的なハテナボックスのようなものを出して名を書いた紙を一枚一枚いれていく。 その間に挟まれたエノの発言に、ふと手を止めた。 「2回目の人がいる限り……? 面白い考え方するんですね、二人選ばれることに疑問を持ったことありませんでした」 (G15) 2022/02/26(Sat) 22:20:49 |
【神】 園芸 ハナサキ「私の投票はフカワさんとほぼ同じ理由です! 私自身が選びたかった人が決まらなかったのでこうしました。 だって、くじで適当に誰かを選ぶなんてとてもじゃないけどできませんよ……」 (G16) 2022/02/26(Sat) 22:20:57 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「可愛いんだ、俺。」 「別に、鳥籠の中に入れられてたって良いんだ。」 「ただ、檻の中に入って欲しいだけ。」 自由になりたいわけじゃない。 不自由なんだと思われたくないだけ。 でも、少し見方を変えてもらえるなら。 金持ちの息子ではなく、エノを見てくれるなら。 やはりそれは、嬉しい事に違いない。 「兄妹とそんなに話すこともないからね、尚更に。」 「ん、写真みせて。どんな顔かな。」 わくわく、と言った様子は、はたから見ても楽し気だ。 青年は、どんな所でも楽しめる普通の感性をしている。 普通じゃないと、決めつけられてるだけ。 タン塩、と呟いて復唱しながら、それに箸をつける。 焼けたそれを口に含んで……これが、君の好きな味。 歯ごたえがあって、少し塩味があって…… 「………美味しいね。」 耳元でそう囁いて、小さく笑った。 (-12) 2022/02/26(Sat) 22:21:06 |
【神】 美術 エノ「あれ、違うのかな。」 「昨日の合議の話題からして、そうだと思ってた。」 2回目の人のために、話し合いをすると言っていたのだから。 2回目の人は、毎日一人選ぶのだと思っていた。 ちがうのかな、と首を傾げて。 (G17) 2022/02/26(Sat) 22:23:22 |
【神】 普通 ナツメ 議場、席についている。 今日もきっと、飲み物の用意をした。 (凡そ変わらないラインナップ、砂糖も忘れずに、 そこにオレンジジュースが追加されている。) いきなり名前を呼ばれて、びくりと跳ねて。 「 …………あ…… 」自分が口を挟まずとも、その話は終わった。 進む話題に、静かに耳を傾けて。 (G18) 2022/02/26(Sat) 22:25:36 |
【神】 演劇 アクタ「決まらないからって 自分に入れるか……?」 出た声は、呆れに近い。 まだランダムに選ぶ方が納得出来る。 それで良いのか、と問い掛けて───かぶりを振った。 「……別に、僕が気にする事じゃないし! 好きにしろ!」 (G19) 2022/02/26(Sat) 22:26:25 |
エノは、オレンジジュースがあるのを見ると、少し目を丸くした後、嬉しそうに手元に引き寄せた。 (a1) 2022/02/26(Sat) 22:26:46 |
【神】 園芸 ハナサキ「それは昨日も話に出た事で…… だって、そういう風に決まってる事ですし」 もし、居なければ? 敵が居なければ──なる前に居なくなれば。 (G21) 2022/02/26(Sat) 22:27:04 |
アクタは、紅茶を選べば、今日はちゃんと砂糖を入れた。 (a2) 2022/02/26(Sat) 22:28:40 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ『ひとまず安心ですね。 私、もう結果を見てびっくりしちゃいましたよ』 安堵がにじみ出たボイスメッセージ。 (-16) 2022/02/26(Sat) 22:29:47 |
ツルギは、ナツメが発言したのを見て少し安心した。 (a3) 2022/02/26(Sat) 22:31:17 |
ツルギは、ナツメが発言したのを見て少し安心した。 (a4) 2022/02/26(Sat) 22:31:17 |
【神】 不運 フカワ「……二回目の人のための、予備だなんて言い方を昨日はしましたよね。 でも今の言い方では、まるで彼らがいなくなれば選ばれる人が減るような言い分に聞こえたんです」 案の定ただ疑問に浮かんだことを口に出した。 当たり前のこと過ぎて頭に浮かばなかったことだったから。 (G23) 2022/02/26(Sat) 22:31:29 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ「触れたら壊れるガラス細工でもないのにね。」 肩書一つで接し方が変わる。 青年は現実世界では、ガラス細工のように扱われていた。 何一つ凄惨な過去もない。 何一つの躓きも無ければ、山も谷もない。 どうしようもなく順風満帆な人生を、 凪の中を進み続けていた。 「そんな感じ。良いね、理解されてる。」 「気持ち良いよ、心に触れられるのは。」 ほう、と息を零して。 軽く体を抱く、喜びと言うのは何とも温かなものだ。 「いいよ、適当な景色を描いてみよう。」 「上手く描けなくても、いいんだ。」 「でも、最後まで描き切ってくれたらうれしい。」 筆とキャンパスをデータの海から作り出して。 君に同じ景色を見てもらうために。 そうして、君の横に並び、あるいは手を取って、 一つ一つ、教えていっただろう。 (-17) 2022/02/26(Sat) 22:33:43 |
【神】 剣道 ツルギ「え、ハナサ………」 どうしてくじで選ぶことに抵抗があるのだろう。そう尋ねようとしてやめた。個人的な質問をこの場でするべきじゃない。 はぐらかすようにフカワの疑問に乗った。 「実際どうなんでしょうね、それ。 そのあたりは教科書であんま詳しくやった記憶がないし、それぞれ解釈も違いそうですけど……」 (G24) 2022/02/26(Sat) 22:36:12 |
【神】 美術 エノ「うーん、そうだったかも。」 「勘違いだったかな、でも、実際に二人選ばれているからね。」 「2回目の人が選ばれれば、予備はいらなくなるのかも。」 ふわりとした、イメージだけの回答だ。 実際がどういう風なのかなんて、全然詳しくない。 こちらも、思ったことを、特に噛み砕かずに言っている。 「指標くらいにはなりそうじゃない。」 「まぁでも、誰がなんてわかりっこないか。」 じゃあ、どうでもいいのか。 (G25) 2022/02/26(Sat) 22:38:14 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ『ありがとう、ございます』 同じく、ボイスメッセージで。 まだすこし何か言いたげな、けれど議論中なので短い声。 (-18) 2022/02/26(Sat) 22:38:38 |
【神】 不運 フカワ「契約書で告げてはいけない等と書かれているだけで全員二度目かもしれないので探すのは得策ではないですし、晒し上げもしたくないですけどね。 二度目の人が決めてるというのも本当なのかわからないです、もし見つけることができたら聞いてみようと思います。守秘義務の場合は仕方がありません」 そういう視点もあるかもしれない、そう思っただけだ。 ペラリ、自分の名前を箱にいれてから手を突っ込んで紙を混ぜ考え込んでいる。 やはり誰に票をいれるかを決める決定打は訪れていない。 (G26) 2022/02/26(Sat) 22:38:40 |
フカワは、<<ナツメ>>whoの名前を引いた。 (a5) 2022/02/26(Sat) 22:39:43 |
【独】 清掃員 カミクズ自分が誰を選ぶか、というところを。 くじで選びたくないという気持ちは、わかる……ように思う。 ただ、責任転嫁をしたくないのだ。 ただ、無作為に選んだ事であって、自分の意思ではないと。 そうして責任から逃れる事をしたくないんだろう。 少なくとも自分はそのように思う。 ともすればそれは、確かに誰かを死に追い遣る行いだから。 だから自分の選択に責任を持っていたいのだ。 誰しもがその責任を負わねばならないとも思わないけれど。 (-19) 2022/02/26(Sat) 22:39:49 |
【神】 医者の息子 カイ「本人が自分に投票しろっていうから投票した。 僕にだって断る理由はない」 自分より優先すべき人が、今のカイにはいない。それだけ。 ハナサキの投票については、はあ、と怪訝な顔をした。 「……ふうん。自分が生きたいのか死にたいのかも 答えられないようなヤツがやることだな……」 たいして彼女のことを知っているわけでもないけれど。 これ以上なにか文句を言いたいわけでもない。 (G27) 2022/02/26(Sat) 22:40:25 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「まぁ、俺もそうだからね。」 「普通の生活が羨ましい。」 「家族で手分けして家事をして、テストの点で怒られたりして」 「お小遣いをもらってそれをやりくりしたり、たまに奮発してちゃんとしたお店に行ったり。」 「それがいいなって思う。」 「ただ、そっち側が多数派で、俺が少数派。」 「それだけの違いなんだろうね。」 淘汰、とまではいわないけれど。 マイノリティは軽視されがちだ。つまり、そういう事だろう。 やはり感慨なく告げられる言葉は、諦めの色が濃いのに。 それでも青年は、理解を求めている。 完全に諦めてしまう前の、最後の輝きなのかもしれない。 ……肩に、人肌の温もりが移された。 ▼ (-22) 2022/02/26(Sat) 22:48:02 |
【神】 普通 ナツメ 目の前で、自分の名前が。 その紙に刻まれるのを見ていた。 「ぁ、」 止める余地すらない選択。 漏れたのは、頼りない音だけ。 あ。私、こういうことを人にしたんだ。 紙切れとナイフの違いは、やっぱり分からなかった。 (G29) 2022/02/26(Sat) 22:51:16 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「……………そう。」 乗せられた頭に、目を丸くした青年は。 しかし、どこか嬉しそうにして。 その頭に擦りつくように、自分の頭を寄せた。 触れ合いは好き。理解が進むようで。 「いいね、家族でお出かけ。」 「そっか、子供の頃からの夢なんだ。」 「………いいね。」 君のことが理解できる。 嬉しくて、気持ちいい。 「そうなのかも。何もないや、俺らしくあるためのもの。」 「だから、芯のある人を見ると羨ましく思えるのかもね。」 「……素敵だね。」 耳元で、囁くように告げて。 自分についての解釈をされる。興味を持たれてる。 嬉しくて、気持ち良くて、高揚する。 出された飲みものに、お金も払ってないのに奢りなんだ、なんて言いながら。 手に取って、一口飲んで。 きちんとした製法で作られたわけでもない、大衆向けの味。 ……でも、美味しい。そう思った。本心から。 「はい。」 好きなら、君も飲むでしょ、と、ボトルを差し出して。 (-24) 2022/02/26(Sat) 22:54:37 |
【神】 美術 エノ「うーん、それにしても。」 「選ぶ基準がないな、今日は。」 クジで決められた投票を眺めながら。 特にそれに言及することもなく。 自分もそうしようか、でもな、なんて考える。 オレンジジュースは冷たくて、美味しかった。 (G30) 2022/02/26(Sat) 22:56:38 |
【神】 不運 フカワ「ツルギさんの真似をするわけではありませんが」 丁寧に書ききってからナツメの方を向く。 そして一瞬だけ、ハナサキの方をみて目を伏せた。 「……誰かにいれようと、逆に入れないと決めるほど心を動かされました? 生かしてあげたいと、心から支えたくなるような方ができましたか。 そうであれば、教えて下さい。 強いて言えば当人以外の言葉、……他薦が一番受け取りやすいです。 票をいれるのはしばらく後にしておきますね」 (G31) 2022/02/26(Sat) 22:59:22 |
メイサイは、つまらなくも面白くもない議論を、今日も見ている。 (t3) 2022/02/26(Sat) 23:21:33 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワテキストメッセージの着信。 『今後くじで票を決めるなら』 ややあって続き。 『ナツメさんが出たら私にしてください』 それだけ。 (-26) 2022/02/26(Sat) 23:25:22 |
【神】 園芸 ハナサキ「問題はそっちです! 私達で今日も一人選ばなければなりません。 昨日はたまたま立候補が出ましたけど今日は、そうはいきませんよね?」 (G32) 2022/02/26(Sat) 23:27:07 |
フカワは、端末を見て、ええ……。 (a6) 2022/02/26(Sat) 23:28:07 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ『後でお話ししましょうか。 議論を経てお互い考えた事もあるかもしれません』 『それにナツメさんはあまり発言していません。 少し、その。心配で』 昨日の候補。 もうひとりはあまり発言していなかったから。 (-28) 2022/02/26(Sat) 23:30:17 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 (a7) 2022/02/26(Sat) 23:41:28 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 (a8) 2022/02/26(Sat) 23:43:13 |
【神】 美術 エノ「立候補者がいないんじゃ、しょうがない。」 「各々、好きに選ぶしかないよね。」 「それが一番穏健だ。」 話し合いをしても、まとまらないと思っている。 現に、まとまってる所を見たこともないし。 人と心を通わせるのは、難しい。 (G34) 2022/02/26(Sat) 23:43:18 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 (a9) 2022/02/26(Sat) 23:45:12 |
【神】 剣道 ツルギ考えていたことを切り出す頃合かと、判断して。 「…ざっと聞く限り新たな立候補はいなさそうだな。そんなもんだろうけど。 今回は、この場にいる全員が票に誰かの、もしくは自分の名前を書いた経験を持ってるよな? そこで俺から聞きたいこと、っていうか一つの意見。」 軽い前置きをして、青年は続けた。 「 また他人に票を入れるのが嫌だ って思うやつはいる?いるなら昨日も言ったけど……」 全員に見えるスクリーンを出すと、前回の自分の発言>>2:G20を再生した。 出すまでに手間取ることは一度もない。最初からこれを言うつもりだったから。 「 立候補をして 、」「 ただ祈るっていう手段もあるよ 。」 (G36) 2022/02/26(Sat) 23:48:30 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「わ、」 温もりが合わさって、重なる。 頭同士が触れる。温度を伝え合う──この感覚は、好きだ。 「僕、学校でも演劇部入ってて 将来は劇団入りたいとか、家族に話してて。 アクタなら出来るよって、頭をさ……」 自分は、両親に頭を撫でられるのが大好きだ。 あったかい手が触れる感覚に、愛情を感じられるから。 ───そっと、腕を伸ばして、 そうされるのが好きなように、君の頭をゆるりと撫でた。 多数派とか少数派とか、よく分からないけど 自分はたくさん持っているから、こうして分ける事が出来る。ただ、それだけ。 ▽ (-32) 2022/02/26(Sat) 23:56:48 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「お前らしいものか。」 彩りどりの髪の間を梳くように丁寧に撫でる。 「絵が上手いとか、」 地肌に爪を立てないように撫でる。 「ちょっと変な奴なとことか、」 君の頭を変わらず撫でながら。 「……そんで、寂しがりに見える。 自分に無いものが欲しくて、何もない自分が嫌で、みたいな……さ。」 勿論、君の真意は分からない。 けれども、男の目には君はそう映って見えた。 「……それでもお前は変な奴だけど、 可愛いとこあるじゃん、えっと……エノ。」 ひとしきり撫でた頃、五指を君の髪から離していく。 君の囁きを耳に受ければ、擽ったい、と笑って 「飲みさし渡すなよ。」 どこでも──コンビニなんかで手頃に買える、透明な黄色いレモンティ。 体に悪そうな甘さに、レモンの風味。チープな味が親しみやすくて、好きだ。 自分の好きなものを誰かも好きになってくれたら、きっとW素敵Wだ、と、 差し出されたボトルを手に取り、一口喉に通して、君に突き返す。 (-33) 2022/02/26(Sat) 23:58:57 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ『その通り!……と言いたいんですが、もう表で堂々とナツメさんって言ってしまいましたし私が目立ちすぎるのも……どうなんだろう……』 迷って言う様子でした、が。 『ナツメさんがあぁ言ってますし、次回からでお願いします!』 明日にどうなっているか分かりませんが。 (-35) 2022/02/27(Sun) 0:08:04 |
カイは、ナツメになんだ、ちゃんと喋れるんじゃんと思った。 (a10) 2022/02/27(Sun) 0:11:34 |
【神】 園芸 ハナサキ「………………私は」 ツルギさんの言葉に反応しました。 「立候補はしません。約束があります。 これだけは絶対に変わらないので言っておきますね」 少なくとも今日は。 (G38) 2022/02/27(Sun) 0:11:43 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ『心配してくれて、ありがとうございます。』 『はい。話したいです。 ハナサキさんがよかったら…』 今度の返事は、テキストで送られた。 どうしても、浮かない声になってしまいそうだったから。 (-37) 2022/02/27(Sun) 0:15:58 |
【神】 医者の息子 カイ「好きに選ぶか、……立候補者がいないならそれしかないのか」 それも何か、もやもやする。 それはつまり味方が多いほうが 有利なのでは、と思ったからだ。 けれど、カイにはそれ以上マシな案が思いつかない。 ため息を吐いて、頭を抱えた。 (G39) 2022/02/27(Sun) 0:16:44 |
【神】 演劇 アクタ今日は珍しく、静かに話を聞いていた。 「じゃ、今日は各自自由ってことで良いな。」 カップの中の紅茶がまだ温かい内。 飲み下せば、投票用紙にさらりと文字を書いて、丁寧に折り畳む。 「書いた。」 立候補も他薦も無い、と言外に示せば 紅茶のお代わりを注いで、また砂糖を混ぜ入れた。 (G40) 2022/02/27(Sun) 0:23:29 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「そう……ですね。 もし傷付けてしまっても、時間があればまた歩み寄れるはず」 それでも。 傷付けてしまう事を恐れる気持ちが無いとは言わないし。 その感情の全てを理解できる、なんて驕れもしないけど。 それにきっと、あなたと出発地点は違うけれど。 でも、一人の寂しさは、ようく知っている。 「エノさんが…不快でないなら、よかった。 あの、でも、自分、あんまり要領よくないですから。 だから…根気よく教えてくださいね」 人からは、ちょっとばかり誤解を受けそうな。 そんなあなたの反応に苦笑した後に。 ほんの少し、憂鬱ではなく、照れくさそうに笑った。 それから。 元々壊滅的ではなかったのか、あなたの教示の甲斐あってか。 或いは両方か。何れにせよ、 清掃員は、特別上手いとも特別下手とも言えないような。 そんな、少し褪せたような風景画を描き終えて。 きっとそれを、消してしまわずとっておいたんだろう。 この合議が終われば全て消えてしまうとしても、今だけは。 (-38) 2022/02/27(Sun) 0:25:27 |
【神】 美術 エノ「う〜ん、誰にしようかな。」 「俺、あんまり誰かと話もしてないし。」 「ないな、基準が。やっぱりくじか……」 当然、味方も少ないという事。 明日で命運が決まるのかもな、とぼんやり考えて。 …………まぁ、そんなものか、と言う気分にしかならなかった。 (G41) 2022/02/27(Sun) 0:34:53 |
【墓】 清掃員 カミクズ立候補者は出ず、これといった他薦もない。 明確な判断基準と言えるものはどこにも無い。 誰だって、立候補者の居た昨日と比較してしまうだろう。 話し合いは迷走して、行き詰まる。 ──あなたの死は俺たちに優しくありません。 いつか言われた事をふと思い出して、 人知れず、ほんの少しだけ眉尻を下げた。 幸せな死などありはしない。 優しい死などありはしない。 死なんて身勝手で、乱暴で、人を傷付けることばかり。 わかっている。わかっていて、それを選んだのだ。 (+2) 2022/02/27(Sun) 0:42:18 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ「俺は嫌いな人いるのに、みんなは別にいないんだ」 「まぁ俺も嫌いな人に投票なんてしてやらなかっただろうから、 お兄さんお姉さんたちの立場だったとして、 だれに投票したものかわからないなぁ?」 (@4) 2022/02/27(Sun) 0:48:36 |
【神】 剣道 ツルギ「じゃ、俺も今決めとこ。 ………竹刀を1本中央に。床に垂直に立てたまま停止。」 パン、と手を叩くと裁判場の中央に竹刀が現れた。 「停止解除。」 支えを失った竹刀は<<アクタ>>whoの方へ倒れた。 (G42) 2022/02/27(Sun) 0:54:35 |
ツルギは、投票券にアクタの名前を書き込んだ。 (a11) 2022/02/27(Sun) 0:55:34 |
ツルギは、竹刀の消去手続きをした。 (a12) 2022/02/27(Sun) 0:58:37 |
【神】 演劇 アクタ「わっ……?」 突如現れた竹刀の先が、此方を向いて倒れた。 それがくじ引きと同じような理由で生み出されたことは明白で。 さ……とその顔から血の気が引いていく。 「………い、」 続く身勝手な言葉は、喉を通らなかった。 (G43) 2022/02/27(Sun) 1:02:43 |
ナツメは、竹刀が消えた場所を、見つめている。 (a13) 2022/02/27(Sun) 1:03:26 |
【神】 剣道 ツルギ「………?顔色悪いぞ、アクタ。 具合が悪いなら、早めに休んだ方がいいんじゃないか。」 倒れた竹刀の先は当然目で追っていた。君の顔から血の気が引く様子も見えた。 だからこそ どうしてだろう、と思った。 (G44) 2022/02/27(Sun) 1:12:12 |
【神】 演劇 アクタ嫌だ。どうして。 怖い。やめて。 死にたくない。 そんな思いがぽんぽん浮かんでは、 やっぱり喉を通らずに消えていく。 残った自分達は、8人。 そのうちの1票に自分の名があることの恐ろしさ。 ──今、やっと、身に染みた。 どくどくと早鐘を打つ心臓。周囲の言葉。 無視するように、かき消すように、言葉をどうにか吐いた。 「すげー………ムカつく。 何の理由もなく票入れられるのって。」 (G45) 2022/02/27(Sun) 1:17:27 |
アクタは、無理やり、なんとか、笑ってやった。「誰のせいだよ」 (a14) 2022/02/27(Sun) 1:20:38 |
ナツメは、あ。私もムカついてるかも、と気づいた。 (a15) 2022/02/27(Sun) 1:20:47 |
ハナサキは、やっぱりそうですよね! (a16) 2022/02/27(Sun) 1:32:20 |
エノは、絵筆は身近なものかと言われると、ちょっと自信がない。 (a17) 2022/02/27(Sun) 1:36:14 |
エノは、身近、なものは、わからない。 (a18) 2022/02/27(Sun) 1:36:37 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ耳元で囁かれると、ぞくりとする。 よかった、と溢しながら端末をいじれば一枚の写真を広げて見せた。 運転免許証のような写真だが、今目の前にいる子の姿が成長したような、なんとも言えない大人の姿をしていただろう。 「聞けば 聞くほど、俺もそんな一緒の檻に人がほしかったような……そうでもない気がしています。 友達が少なかったから、そう思うのかもしれません」 耳元を押さえて、深呼吸をした。 肉は焼き続けるが二人で多食いでもない、山にはならず適度にそれは積み重なっていく。 付け合わせの野菜はキャベツが好きで、玉ねぎは弟に譲ってばかりだったとか。 母親はカルビが好きで家ではそればっかりだっただとか。 「そう、だ、食べてるから平気ですか……? 寒いところ嫌そうだった、から……体調悪くなったら教えてください」 そんな男はぼろっと、首筋に絆創膏が増えているのがわかるだろう。そばで香りを嗅げば湿布の匂いもする。 (-47) 2022/02/27(Sun) 1:38:22 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ「俺は、犯罪の重さはここでは関係なくて……。 親が人殺しの罪を押し付けてきても同じことを悩んだと思うんです」 「かばうと同時に、親という犯罪者を放置することを許すことになって。 この制度への歪みを生むことになるでしょう。 なにが、俺のためになるかなんてわかりはしない。俺はおいていかれて、……空虚なまま」 「ただ不思議と」 足を止めて小さく息を吸う。 かなりさまざまを他人事のようにいっていた男がこの言葉だけは強く言い切った。 「 また会いたいと思いません。 好きだった彼らのこと、そんなにも嫌いになってしまったなんだなって、思います」 「こういうのが後悔、になるのかもしれませんね。 悔いがない人生を送れたらよかった。 あ……長話に付き合わせてすみません」 (-50) 2022/02/27(Sun) 1:56:48 |
【神】 剣道 ツルギ>>G47 「…理解しなくたっていい。アクタは俺を理解できないし、俺はアクタを理解できないから。」 何の抑揚もなく告げられた言葉は、内容だけ見ればまるで拒絶みたいで。 だけど態度からは君を受け入れる姿勢が垣間見える。それがなんだかチグハグだ。 「一緒に行きたい$lができた。 その人に 見せたい景色がある 。だから投票先を、自分の意思で選ぶわけにはいかなくなった。」 生きたい、ではなく行きたい。文字なら伝わるニュアンスが、声で伝える今は伝わらない。 「だからたとえ竹刀が自分に向いても、そいつに向いても、俺はここに名前を書くよ。 … こんな大事なこと、理由なく決めるわけないだろ 。」クルリと紙面を返し、君の名前が書かれた投票券を見せた。 (G48) 2022/02/27(Sun) 1:56:58 |
ツルギは、話し合いに積極的だ。ログを見返せば議題を提起している姿がよく見られる。 (a19) 2022/02/27(Sun) 2:00:19 |
ツルギは、今だって何一つ放棄していない。 (a20) 2022/02/27(Sun) 2:00:32 |
【神】 不運 フカワ「ムカつく、おかしなことを言いますね。 選んだのは俺たちではないのに。 元からここの社会に選ばれていて、容赦なくとられてもおかしくないのに。 悪趣味で話をさせられているとも考えないんですか?」 「……平等性は必要ないのでしょうか。 俺はここで話す意義すら何も理解できませんよ。 だから一つ一つ行動に示しています。 お涙ちょうだいのドキュメンタリーを流されて救うべきだなんて、神や仏にでもなっているつもりですか。 俺達は同じ立場の健常者ですよね。 話したって、救われるべき命という形に答えなんてでません。わかりきっているじゃないですか。 アクタさんも人に言われて票を入れてるのに、それを自分の意思で選んだことと思っているんですね」 (G50) 2022/02/27(Sun) 2:05:55 |
【神】 不運 フカワ「すみません、さすがに言い過ぎましたか? 自分にいれないことだけ は選択していましたね」深々と頭を下げて謝罪をする。 言葉を読み取るのは難しい。 全く価値観もちがう上に自分の生きることしか考えていない人間の価値観は、どうやって作られたのかが難しいからだ。 「カミクズさんに言われてその票にする方がよっぽど自分の意見がないのだなと思っていますよ。 なにも悪いことだなんて思っていません。 楽に、なりましたからね。 人を選ばなくてすんで。 極論、他の人を選んだとしてカミクズさんが死にたいのならここで死ねば自動的に臓器提供者にはなれたじゃないですか。 殺してあげたいから、選ぶって人何人いたんでしょうね。 真意は聞くまでわかりませんし、知る必要もありません。 俺はここの誰にも死んでほしくありませんから……」 (G51) 2022/02/27(Sun) 2:20:50 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ『わかりました!じゃあ合議が終わった後に集まりましょう! どこか行きたい場所はありますか?』 すっかり常連になっているカフェでも構わないし、自室や広場、新しい場所だって作り出せるのです。 とにかくあなたが話しやすい場所が良いと思いました。 (-51) 2022/02/27(Sun) 2:26:14 |
【神】 演劇 アクタ>>G48 >>G49 「……わかんない、」 君の言葉を、ひとつひとつ確かに受け取る。 君の理由。意志。決意。芽生えた思い。 ……自分の視点からは全く見えない、 知っている方がおかしいようなもの ばかり。「そうやって言われないと、分かんない!!」 ぐっと眉間に寄った皺がだんだん解れていって、 緩んだ目尻に涙を浮かべる。──すぐに袖で拭って、君を見た。 「お前がっ、適当な奴じゃないって……信じたいのに、 不安で、怖くて、し、死ぬかもって考えたら………ムカついたんだよ!」 少しだけ知っている──君がどれだけ真っ直ぐな人間かを。 だから嫌だった。頭によぎるWもしかしたらWが。 一度、深呼吸。 息が整う頃には、恨みはちょっぴり晴れていた。 君からW理由Wも貰えたから。 「………分かった、分かったよ。 『見せられると良いな』なんて ぜーったい言ってやらないからな。」 これが、いじっぱりで生意気な後輩から出せる、精一杯の応援だった。 (G52) 2022/02/27(Sun) 2:59:25 |
【墓】 清掃員 カミクズ「…………」 何度か口を開いて、言葉を探して、結局何も言わなかった。 だってきっと、それもまた客観的事実の一側面だから。 表現が少し人より率直で、合理に偏りすぎているだけで。 そこに自分はこうだと思っている、なんて言ったって的外れだ。 だからただ見守る事を選んだ。 (+3) 2022/02/27(Sun) 3:09:47 |
【神】 演劇 アクタそうしてフカワを一瞥すれば 息を吐いて、肩をすくめる。 「……だから黙ってたんだよ」 よく回る舌だ、と思う。 絶妙に煽り、そうして謝罪を含める一連の会話すら、君にそんなつもりは無くても、男には何かの話術のように感じられてしまう。 「お前とは、違うんだろうな。 多分、何もかもが。」 君に分からないように、男にも君が分からない。 ……君とは、永遠に分かり合えないのかもしれない。 きっと男は、君の言葉のひとつひとつに突っかかって文句を言えば尽きないだろう。 「良いよ、僕も行動で示すから。」 故に、今、時間の限られたこの場では。たくさんの言葉の代わりに、 折りたたんでいた紙─── 君の名前を記入した投票用紙 を開いて見せてやった。「どんな経緯だろうと、裏にどんな事情があろうと ……いつだって好きに、身勝手に選ぶよ、僕は。」 (G53) 2022/02/27(Sun) 3:24:40 |
【独】 規律 ユス退勤直後だから何も分からずこれから読むんですけどとりあえず俺はツルギと結婚して幸せにしなければならないことだけはよーーーーくわかった (-54) 2022/02/27(Sun) 3:51:32 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ「カイ」 矢継ぎ早に繰り出された言葉を全て聞き届けた後。 「素晴らしくないなんて言ってやるな。 そんなに喜怒哀楽が激しいお前の事だ、口にするだけでも気分が下がるだろうに、無意識下でもきっと影響を受けてしまう。プライミング効果という言葉聞いた事がないか?」 「それにお前も言っていただろう、医者になって功績を残すと。お前の場合、結果を残すのはきっとこれからだと思えば良い。 功績を残す人間が素晴らしくない筈が無いだろう」 マイペースに喋ってから湯呑みを手に取る。朝食は食べ終えたのであとは緑茶だけだ。 「やりたい事も、居場所も、俺は無責任な言葉しかかけられないがな。無責任に応援しよう」 自分では責任を取るなどできないから。ただ、健闘を祈るだけ。 「感情が生きていると気付くのに遅いことはない。俺は全て投げ出してでもこれからも生きるのだから」 (-61) 2022/02/27(Sun) 5:54:48 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「いいや。親は好きでも嫌いでもないし、生きるのが嫌とも思っていない。 ただ、そうだな……親に気を配るほど大切にしたいとも思わないだけだ」 想像の翼を羽ばたかせて飛ぶ貴方を静かに見上げる。 虐待など目につくような問題はない、真面目な両親の元で育った青年だ。 真面目だったから、歪んでしまったのかもしれないが。 そう答えて、貴方に行こうと促しただろう。 散歩は好きでもない。ただ、嫌いでもなかった。気分転換には有効な手段の一つだと思っている。 「つまらなくて不満か? 不満ならこうして話を聞かなくてもいいだろうに」 こちらは26くらいの速度でデコピンを避けようと試みる。 「バイトは本屋の店員をしているな。小さな本屋ではあるが」 (-62) 2022/02/27(Sun) 6:12:54 |
【神】 不運 フカワ「え……」 「ははっ……ははは」 乾いたようなそれでいて異様な声。 裁判所には似合わない音が響きわたった。 「アクタ、さんは。 聞いていてくれたんですね」 俺の話を聞いてくれている。 影響されて、そして理解ができないという。 「わからないことを、俺と同じようにわからず怒ってくれて。その上で選んでくれたんですよね。 ようやくあなたのしたことで、わかることが、ありました」 自分の名前を書かれること に、ここまでしっくり来たということは。俺は、 自分自身の行動が反感を覚えられる内容だとわかっていた ことになる。「俺がおかしいことが、またひとつわかった気がします。どうしましょう、嬉しくて」 口許手を当てて変な声が漏れそうになるのを押さえ肩を揺らして笑う。 「変えたくなってきました、投票」 (G54) 2022/02/27(Sun) 6:44:13 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ抵抗なく抱き締められたあと、しばらく沈黙をしていた。 言葉ではなく、反応の仕方がわからなくなっていたからだ。 「……お酒を飲んでみたいと思った理由は」 「比較的に美味しく、人を狂わせることもあったと書いてあったからです」 重たい言葉をのせられ抱き締められているのに、ひどく他人事のように言葉を重ねた。 ちょっと、暖かい。こんなこと、妹に泣きつかれたとき以来だった。 「煙草が吸いたい理由……。 なんで あんなもの が、一部で好かれて必要とされているのか。知りたくて」この発言のなかには生活から離れているはずの煙草に対する嫌悪や異常がやけに目立っている。 (-63) 2022/02/27(Sun) 8:34:05 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ傍にいてあげる、どんな時も、向けられる度に訪れる違和感にゆっくりと凭れた。 「生きていてくれてよかった、ですか。 どういたしまして、俺も」 「生きたことだけは、 外からでも中からでも称賛されそうで よかったです。無駄死ににはならない、かな」 しばらくそのままの姿勢でいればぽつぽつと会話が減っていくのがみられる。 何故かと様子を見れば船をこぐように頭がぐらついていてとても眠そうな姿だ。 夜の間なにかをずっとしていたのだろうか、昼前にもここを準備していたのもあるだろう。 「上葛さん、……当たり前だったんです。 暖かいご飯に、暖かい家が。 それって、生きていてよかったって言えるのか、俺はまだわからないんです。 あなたが嫌だったこと、……いくらでも、教えて下さい。逆のことできるかも、しれませんし……」 そんなことを呟きながら、物騒な斧とあなたの腕のなかで瞳を閉じ始めた。 (-64) 2022/02/27(Sun) 8:35:32 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ合議の間にウィンドウメッセージが浮かび上がる。 『話し合い今夜にしますか? 時間とれるようにしますが そちらもなにか用事があれば 最悪文字でも構いません』 (-65) 2022/02/27(Sun) 8:41:47 |
【神】 規律 ユス「そうか。天に委ねるのはそこもか」 静観していた青年が口を開いた。 もし自分で決めるのならばフカワの名前を書いていたけれど。 「であれば、俺もそうするに決まっている」 ボールペンを手に取り、手帳に書き込んで何かを呼び出す。分かりやすいように、書き込んだ内容を口にしながら。 『投票券を持つ者のうち、誰かの名前が書かれた栞』 手帳を一度閉じる。程なくして閉じられた手帳の適当なページに栞が挟まれていた。 それを何の感慨もなく引き抜く。 栞には<<ツルギ>>whoの名前が書かれていた。 (G55) 2022/02/27(Sun) 9:31:34 |
ユスは、指で栞をつまんだまま名前を確認した。少し、栞に皺が寄る。 (a21) 2022/02/27(Sun) 9:33:03 |
ユスは、投票券にツルギの名前を書いた。 (a22) 2022/02/27(Sun) 9:33:31 |
【神】 規律 ユス「これでいいな」 書き終える。消去手続きを取ってから栞を手帳に挟んだ。そのうち消える。 「そう言えばカミクズさんへの投票理由を説明していなかったな。立候補した彼以外に入れる理由が特に思いつかなかったから」 「そして今回の投票はWこうして決める必要が俺にはあったからW」 「以上だ」 (G56) 2022/02/27(Sun) 9:41:02 |
【神】 規律 ユス「それからフカワさん」 眉間を少し指先で揉んだ後、思い出したように口を開く。考えることを放棄せず自分の意見を言うのは久々で、調子を取り戻すのに時間がかかる。 「ここで話す意義を何も理解出来ないのなら、何故貴方はここに立ち続け話をしているのでしょうか。お聞かせ願えますか?」 静観して湧いた疑念を少しずつ言葉に変えていく。 「極端な話、ここには投票券を貰いに来て書き込み、投票するだけで済む」 (G57) 2022/02/27(Sun) 10:10:36 |
【神】 規律 ユス「俺やツルギのように既に選び方を決めた者であればいい。ただ、そうでない者の為に。 自分で誰かを選ぶか決めるための判断材料を得る為に、俺たちは話し合いをしているのではないでしょうか。一人で悩んでも答えが出しきれない者の為に。 昨日の合議、二回目の者からもメッセージが合ったでしょう。W話し合いを続けてくださいWと。その者も材料が欲しかったのではないかと俺は推測します」 「……例え悪趣味で話をさせられているのだとしても」 「それが国に選ばれた俺たちに残された、選択の余地ですよ。きっと。 人に言われて票を入れるのだって、それもまた自分の意思だ。どれだけ選びやすいように誘導されたとしても、結局最終的な選択は自分自身で行うのだから」 (G58) 2022/02/27(Sun) 10:11:05 |
【神】 演劇 アクタ>>G54 「そりゃ嫌でもずっと聞いてるわ。 そのトンデモ箱から、自分の名前出されるのが嫌なだけ。 別に、お前に突っ掛かられたからって書いたワケじゃない。 ……たった今、それも理由として増えたけどさ。」 フカワの言葉を、響く笑い声を静かに聞きながら 古典的なハテナボックスを指差した。 勿論その箱の中身を正確に知る由はないが、ランダム性を含んでいるならばいずれ自分にぽんと1票投じられてもおかしくない。 それが嫌で、理解できないから──その可能性を早めに潰す。生き残りたいから、そうしていた。 「……僕に入れるって、脅してんのかよ。」 嬉しいと笑うフカワの姿を、 酷い顰めっ面で見つめてやった。 「ふざけるなよ、 僕は死にたくない。…… お前が死ね。 」男は、いつだって生意気で身勝手で、わがままだ。 けれどもこうして、誰かに酷い暴言を吐く事は無かった。 だからきっとこれが、 男にとって最初で最後の、誰かに向ける悪意。 (G59) 2022/02/27(Sun) 10:15:19 |
【神】 不運 フカワ「身勝手、なんですかね……。 どちらかというと俺の方が……そうみたいですが」 なにか軋轢を産む行為に思えるそれを、身勝手という言葉ではまだくくれない。 誰もその答えを出してはくれないのだ。 場はランダムで決める意思を見せる者が数名、名指しがいくつか、……話し合いはほぼ平行線だろう。 「……こうして選ぶ理由、そう、ですか」 瞬きを数度。浅く深呼吸をして心音を確認すると、わずかに早くなっているのを感じた。 漸く見えてきた、皆がこの合議をどう使おうとしているのかを。 「ここにいる理由は、お話ししませんでしたか? はじめから、ここにいる理由は、 この話し合いをする意味を見つけるため、です」 (G60) 2022/02/27(Sun) 10:20:24 |
【神】 不運 フカワ「まだ理解ができていないんです。 俺が口から出した言葉に賛同がないように。 判断材料としてとるに足るのか 実感が湧く感覚を自分も味わってみたくて。 もしくは、その二度目の人に聞きたいです。 どの意見を参考に、判断ができたのか」 「立っていなければ、話は出来ませんよね? 全部聞いています、最初から最後まで。 そして俺は自分が黙ってばかりの話し合いに意味があるとは思いませんでしたから、思い付いたことを口に出しています。 こ、……答えになったでしょうか」 (G61) 2022/02/27(Sun) 10:21:50 |
【神】 不運 フカワ>>G59 アクタ 「え……アクタさんにですか? そんなことはいっていませんよ、心配しないでください。 俺があなたに票をいれる理由はありませんから」 「けれど、この短期間で ナツメさんにいれない理由はできそうなんです 」「でも皆さんの前で一度いってしまったことなので覆すのはまた説明が面倒になりそうだと思い考えています。 同じように選ぶ人も増えましたから公平性に欠けますよね?」 困ったようにその表情を見返す瞳に、憐れみも、悲しみも、怒りも見えない。ただ男の思考を埋めるものは、人を気遣う方法がわからない、それにつきた。 「……アクタさんが人の事情を気にする方だったか忘れてしまって。 だから、今は言いませんが……。 あまり思い詰めないでください。 怖がらせてすみませんでした」 (G62) 2022/02/27(Sun) 10:35:18 |
【神】 規律 ユス「そうでしたか。回答ありがとうございます。 意義、見つかるといいですね」 他人事なので無責任な応援をすることにした。いつも通り淡々と返す。 「貴方の話に賛同がない理由は、賛同しない者たちに聞いてみるのは如何でしょうか。 二回目の者が行ったように、匿名で発言できる機能だってここにはあるようですし。 俺が貴方の話に賛同しないのは、先程述べた通りです。ここで話すことの意味と、選択の概念について持っている意見が違うから。 救われるべき命に答えは出ないなど、同意するポイントはいくつかありますけどね」 (G63) 2022/02/27(Sun) 10:48:01 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ少しの時間をかけてあなたにメッセージが送られてくる。 一つ一つ文章は小分けで、言葉を考えているのがうかがえるだろう。 『あの、本当に票はいれるつもりはないんです』 『ですが不安にさせてしまったのは、俺のせいですよね』 『一番はじめにいった通り』 『票をいれたからといって殺しただなんて思いません。 俺は、恨みませんから。 恨まれたかったら殴りに来てください、いたいのは苦手です』 『信じられなくなったら聞いてください。 話せる限りのことは話そうと思います』 『それでも』 誰かに言われた言葉だ。 広場でも、また別の場所でも。 その気がなくとも人は傷つき、涙を溢す。 それがわからない欠陥品は、本当は黙っているべきなのだけれど。 『口を開く度にあなたを傷つけることになるのは 気になるみたいなので、気を付けようと思います』 (-69) 2022/02/27(Sun) 10:48:16 |
【神】 剣道 ツルギ>>G52 「… 信じなくてもいいのに。俺は誰も信じてないし、それでイーブンだろ。 ………まあ、うん。アクタがムカついた理由は俺もわかったよ。」 涙で潤んだ視線を受け止める。何も感情が動かなくて、そうか、と思った。そして周囲の反応を見て、自分がマイノリティであることを再確認。 そんなことここに来てから何度も感じたから だけど君の精一杯の応援を聞いた時、僅かに心が動く。嬉しいとか感謝じゃなくて、「これはマズいかな」と。 これだけは伝えた方がいいと、君に対しては初めて思った。その程度だけど、その程度の配慮は君にしたいと思っているので。 「───ああ、言わない方がいい。それが多分、お前のためだ。」 君の心の内だって、言われなきゃわからない。だから言葉通りに受け取った。 それから続く言葉はなかった。これが君への答えだ。 (G64) 2022/02/27(Sun) 11:08:54 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ『せっかくですし、直接会って話したいですね。合議の後、人と会う予定はあるんですけど…その後ならフリーです。』 文脈的に、君は直接会って話したいのだと判断して。 それに君は俺に比べれば表情が豊かだし、そこから伝わるニュアンスもあるだろうから。 『場所はどうしましょうか。車あるから遠くてもいいですよ。』 (-71) 2022/02/27(Sun) 11:11:45 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユスとてもゆっくりとしたデコピンの応酬。 男の指が君に触れる事は無かった。 「本屋か。それはなんか分かるかも。」 仏頂面の君が、黙々と本達に囲まれているさまは想像に易くて ふ、と小さく笑みが漏れる。 「不満……ではないけど、 骨が折れそうだなって思ってるよ。」 君を主役に当て書いた脚本。 頭の中のプロットは、まだ真っ白。 まだまだ、君を勝手に想像するばかり。 もっと君を知りたいが、これ以上無遠慮に手を出すのもなんだか気が引けて。 「……今日はこのぐらいで 勘弁しておいてやるよ。」 捨て台詞。今日限定の、降参。 3日目の議論時間だって刻一刻と迫って来ている。 残念ながら、君は今後もこうして男に呼び出される機会があるだろう。 「今寝たら、お前が夢に出そうだけど。 ちょっと寝よっかな。」 君を呼び付けておいて、解散まで身勝手に。 男は君へ、ゆるりと手を振って背を向けた。 (-72) 2022/02/27(Sun) 11:15:24 |
【独】 清掃員 カミクズ生きていて欲しい、と思った人に。 明確な殺意を向けられるのは。 それは当然気持ちの良い事ではなくて、でも。 極論を言えば、自分はここに居る他の誰にも死んで欲しくないし 生きられるならば生きていて欲しいと、そう思うし。 別に、だから何をしようとか思うわけでもない。 そう思う、だけで。 (-74) 2022/02/27(Sun) 11:20:50 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ「そうだな。耐えられもしないのに逃げないままでいると、俺のようになる」 臓器提供を受ける者に言おうとしたのは、仲間意識を勝手に抱いていたのかもしれない。 「ああ。ドンマイだな。 こちらこそ話が出来て良かった。ありがとう、お前にとっても今後の合議を見ることに利があることを祈っている」 軽い気持ちで言われたことは難なく受け止める。むしろそちらの方が気が楽でいい。過度に期待されても裏切って落胆させるのは忍びないから。 終始笑うことの多かった貴方を、ずっと無愛想を貫きながら見送ったのだった。 /* お話ありがとうございました。メイサイくんの事情が気になりすぎて夜しか眠れません。 そしてログを読み返して思ったのですが、提供を受けた臓器の回答をしたと思ったらしていなかったのでこちらで補足します。移植された臓器は心臓です。あの質問攻め回答タイムの中にしれっと話されたものだと思っていただければ。 (-75) 2022/02/27(Sun) 11:28:33 |
【神】 演劇 アクタ「……どいつも、こいつも。 好きにしろ、もう、疲れた。」 誰からの言葉も、謝罪も、配慮も。 今は頭に入らない、と机の上に上半身を寝そべらせる。 そうして、汗ばむ手の平を、震える指先ごと握り込めば 自分がW怖がっていたWのだとやっと理解した。 ……悪意ってやつは、もしかしたら恐怖心から生まれるのかもしれない。 「僕は、死にたくないだけなのに。」 ぽつ、と漏れた言葉は この裁判場の中に溶けていった。 (G66) 2022/02/27(Sun) 11:31:19 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 普通 ナツメ【前日の時空】 「怖くないよ☆彡 たくさんの人に注目される方がいいに決まってるじゃない☆彡 誰にも見てもらえない人なんて、そこに居ないのも一緒だもん」 頬に触れていた手を放して屈託のない笑みを向けた。 「さて、約束もしたことだしヒメノはそろそろいこっかな♡♡」 (-76) 2022/02/27(Sun) 11:35:13 |
【墓】 清掃員 カミクズ「一緒にいきたい人、見せたい景色… そっか、なら、よかったのかな…」 自らの意思でもって投票先を天に委ねる事にした二人は、多分。 自身の選択を恣意的なものにしたくないと思ったんだろうな。 だから選択に誰の意図も介在しない方法を取ったのだ、と。 部外者の清掃員はただそのように思って、それから。 ほんの少しだけ、思うところがあったのか、そう呟いた。 (+4) 2022/02/27(Sun) 11:35:39 |
【神】 園芸 ハナサキ「皆さんくじで選ぶんですね」 それも自分の意思なのでしょうか。 ハナサキにはできない事。 やっぱりやめたもできるのだから、結果を踏まえて選んでいると言えなくもありません。 普通そんな事できなくないですか? (G67) 2022/02/27(Sun) 11:37:53 |
ハナサキは、やりたい事はあります。でも選ぶ基準だけは見つかりません。 (a23) 2022/02/27(Sun) 11:39:34 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ『なんだそれ』 まずは君に、そんなメッセージが届く。 それから、暫く間が開いて。──長考しているのだ。 君の言葉に、どう返すべきか。 考える。考えて、きちんと自分の意思を伝えたいから。 頭に血ののぼった議論ではなく、文字で。 ▽ (-77) 2022/02/27(Sun) 11:40:13 |
【神】 美術 エノ薄ぼんやりと眺めていた合議から目を逸らして、投票用紙を眺める。 やはり、なにか決め手となるものがある訳でもなく。 さてどうしたものか、一度持ち帰ろうか、 そんなことを考える。 「……美味しいな。オレンジジュース」 今日の合議の成果は、それだけになりそうだ。 (G68) 2022/02/27(Sun) 11:41:52 |
【独】 清掃員 カミクズ「……僕の作った猶予は、無駄ではなかったんだって」 この場所で与えられた時間は。 誰が死んで良いとか、誰は生きるべきとかじゃ、なくて。 なにか納得を得る為のものだと、掃守はそう考えている。 あの時、話し合いを続ける事を促したのは。 判断基準が欲しいと思ったのも、確かな事で。 でも、話し合いの中で誰かが納得を得られれば良いとも思った。 こじつけでも、願望でも、なんでもいい。 自らの命が身勝手に奪われるかもしれない事への納得。 他の誰かを犠牲にして生きるかもしれない事への納得。 そんなもの、しなくて良いに越した事は無いのだけど、でも。 この場所で与えられた、この猶予期間で。 誰かにとって、何か少しでも得るものがあれば良いと思っていて。 「そう思っても…いいのかな…」 (-78) 2022/02/27(Sun) 11:43:43 |
エノは、オレンジジュース一杯分の感謝を (a24) 2022/02/27(Sun) 11:44:08 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「車があるから遠くで良い……爆走するから?」 運転の癖は一日二日では変わらないだろう。 『それじゃあ、どうせなら自然がある場所だと俺は好きみたいで。適度な時間に待ち合わせましょう。 俺もなんだか』 『その』 小刻みにメッセージが送られてくる。 『会ってからで』 何かあったらしい。 都合は合わせて、フカワもどうにか 拘束されないように 出てくるそうで。また深夜か早朝のドライブにはなりそうだろう。 /*置きになるため始点はいつはじめても問題ありません。よろしくお願いします (-79) 2022/02/27(Sun) 11:45:16 |
ユメスケは、今日の合議に区切りがついた頃、メッセージを送信。 (t4) 2022/02/27(Sun) 11:53:00 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「部活か、いいね。俺、入った事ないや。」 「嫌なんだよね、俺がいる時だけ空気が変わるのが。」 「………………ん…………」 君が沢山持ってるものを、一欠片貰う。 青年は、それを親から貰ったことがない。 別に嫌われてたわけでも、なんでもなく。 強いていえば、そう。ただ、時間がなかったのだろう。 だからその暖かみは新鮮で。 目を細めて、子猫のように手のひらにじゃれついてしまう。 気持ちいい。 「時間は沢山あったからね。」 絵が上手いと言われたことに対して。 「そんなに変かな、俺。」 変なやつだと言われたことに対して。 「……そう、うん、寂しがりなんだ。俺って。」 「きっと、そうだと思う。言われて、納得ができるから。」 「………………。」 しばらく手にじゃれついて ▼ (-80) 2022/02/27(Sun) 11:53:36 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t5) 2022/02/27(Sun) 11:54:06 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「そうか? 俺など中身が薄くて楽だと思うのに」 貴方が勝手に想像することを知る由もなく、知ったとしても止める理由がない。 いったい俺のどこが骨が折れるというのだろうかと内心疑問に思いながら貴方を見やった。 「そうか。分かった、また何かあれば呼ぶといい。話に応じよう」 断る理由がない。まだ少しだけ形が曖昧な、先の約束にも素直に頷いた。 「夢に出るほど何もしていないような気がするが、出たらすまない。ああいや、悪いと思っていなかったら謝らなくていいか。撤回しよう。 ともかく、休むといい。話し合いは少なからず気力を使うのだから」 そう声をかけて小さくなっていく貴方の背を眺めながら見送ったのだった。 (-81) 2022/02/27(Sun) 11:54:54 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t6) 2022/02/27(Sun) 11:55:26 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t7) 2022/02/27(Sun) 11:56:17 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t8) 2022/02/27(Sun) 11:57:11 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t9) 2022/02/27(Sun) 11:58:06 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタそうして、離れ行く手をあぁ……と小さく、 名残惜しく眺めて。 レモンティーを飲む。きっとこれその物はそんなに美味しいわけじゃなく。 ただ、きっと。 君が好きなものだから。 君から貰ったものだから。 美味しく感じるのだと思った。 「……好きだよ。この飲み物。俺も。」 「飲みかけ、ダメなんだ。あんま人と飲むことないから。」 「………………飲むんだ。」 いいのかな、ダメなのかな、どっちなんだろう。 そんなことも分からず、渡されたそれをまた一口飲んで。 そうしてまた、君に差し出した。 友人とする普通が、何ひとつも分からない。 きっと、青年は。 本当に、何も知らないだけなのだろう。 (-82) 2022/02/27(Sun) 11:58:38 |
【墓】 アイドル ヒメノ「は………?」 突然手の甲に滲む様に現れた×の字に表情が凍り付いた。 「な……なにこれ、なにこれ なにこれ なにこれ……!!! 」×のついた手の甲を掻きむしった。 血の気が引いていく。 「 おかしいでしょ!誰?!こんなことしたの!!!!!! ヒメノアイドルだよ!?!??! 」 (+5) 2022/02/27(Sun) 11:58:57 |
涙眼 ユメスケは、メモを貼った。 (t10) 2022/02/27(Sun) 11:59:37 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t11) 2022/02/27(Sun) 12:00:50 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t12) 2022/02/27(Sun) 12:01:21 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t13) 2022/02/27(Sun) 12:02:08 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ『僕は』 『この票は殺意だと思うし 恨む』 君とはきっと、永遠に分かり合えない。 ……けれどこうして、言葉を交わす事は出来る。 思い詰めていたこと。 怖がっていたこと。 自らの無意識下のそれを、君が指摘してくれたように 不理解同士なりの、落とし所があるんじゃないか、と。 君へ、文字を投げるのだ。 『正直、』 『お前いちばん意味分からないし 嫌いだ ちょっとぐらいはほんとに死ねって思ってる』 『けど こんな風にメッセージくれるから 今、お前に対する見方が変わって』 『悪い奴じゃないのかもなって ちょっとだけ思った。だから』 『死ねって言ってごめん』 『僕も、お前を傷付けたい訳じゃない 言葉に気を付ける。』 (-84) 2022/02/27(Sun) 12:03:24 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ肩に頭を置きながら、君の写真を覗き込む。 今と似た顔立ちの、でもやはり少し違う顔。 「微妙な表情してる。」 くすり、と小さく笑う声も、やはり耳元で。 結構かっこいい顔立ちだね、なんて品評を。 「君も同じような気持ちだったなら嬉しいよ。」 「2人で同じ檻に入って、どこにも飛べないまま朽ちるような関係が」 「きっと俺は、好きなんだろうな。」 未来を望まない。その先に何が起こるかわからないから。 最も理解してくれる人が一人現れたら。 そこで全てを終わらせたいと思ってる。 「…………?フカワくん」 「なんか怪我してる?平気?」 俺は、今は大丈夫だよ、冷え性だけどね、と。 今はまだポカポカの指を、君の手に搦めた。 (-85) 2022/02/27(Sun) 12:05:09 |
【墓】 アイドル ヒメノ「こんなのおかしいじゃない!!!ヒメノは絶対生きるの!!!! 此処にいる誰より生きていい人間でしょ!!!!! こんな印っ!!!!!〜〜っ!!!」 周りに誰かがいることも厭わずに金切声をあげながら手の甲を悪趣味なデコレーションのネイルで引っかき続ける。 人差し指のネイルが剥がれて飛んでもお構いなしだ。 その顔はいつものアイドルらしい可愛い笑顔とは対照的に夜叉のように歪んでいる。 「投票に自分で入れてた女!!!!アイツにしなさいよ!!! 偽善者ぶりやがって!!!!自分に入れてんならアイツでいいでしょぉ!!!!!?!?!?」 髪を振り乱しながらカフェのテーブルをピンクのリボンのついたパンプスで蹴り倒した。 (+6) 2022/02/27(Sun) 12:09:39 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ『じゃあ夜明け前に。寮の前に車停めときます。』 何かがあったのは明白だ。裁判場での様子を見ていたら、何となく、対人トラブルがあってもおかしくないと。 それは自分も同じことだけど。 ………そして夜と夜明けの間、まだ空が白む前。深夜と早朝の間くらい。 寮の前に、エンジンをかけたままの軽トラが停まっていた。 運転席には青年がいた。ドアのカギは開いているから、助手席に乗るなら簡単だ。 (-90) 2022/02/27(Sun) 12:20:36 |
メイサイは、一瞬だけ全体公開されたメッセージを流し読みした。 (t14) 2022/02/27(Sun) 12:26:58 |
【神】 規律 ユス「皆かどうかは分かりませんが」 「俺にはこの方法が必要だったから。だからこれを選択したまでです」 栞は消えてしまった為、とんとんとボールペンで手帳を小突いた。 普通ではないと自分では思っているから、出来る。 「……議論は凡そ平行線になってしまった気がするな。一度休憩を挟むか、或いは今日はここまでにするか?」 周りを見渡す。問題提起か何かする者はいるだろうか。 /*夜から動けるという人もいると思うので無理に切り上げる意思はPLに無いとだけお伝えしておきます。夜から遡って時間軸歪めて発言してもよいと失血死は思います。 (G69) 2022/02/27(Sun) 12:36:56 |
ユスは、外の叫び声が聞こえた。 (a25) 2022/02/27(Sun) 12:37:33 |
エノは、外から聞こえる叫び声を聞いて……笑った。剥き出しの心が好きだ。 (a26) 2022/02/27(Sun) 12:40:58 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「そっか、僕もそれは嫌かも。 僕自身じゃなくて、苗字でちやほやされるのは なんか、虚しいなって……想像して、思った。」 戯れる君が、子供みたいで可愛らしくて 離す時、此方も少し名残惜しくなったけれど。 きっと君は誰に撫でられても、こうして享受するのだろう。 ……そう考えたら、少しだけ、胸の奥がもやもやした。 「時間があってもさ、 多分僕はエノみたいに描けないし 理解されたいとか思っても、誰にも言わないと思う。」 でも君は、伝えてくれた。 今限りだとしても、選んでくれた。 それが羨ましくて、嬉しくて……そんな不思議な気持ち。 「変な奴! でも僕は、エノのこと嫌いじゃない。」 ▽ (-93) 2022/02/27(Sun) 12:42:28 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「美味いだろ、これ。 朝学校行く時によく買う。 ……午後の、って書いてるけど 午前中に普通に飲んでる。」 突き返すと、また返ってくる。 いつまで続けるんだと苦笑。 それでもまた飲んで、君に差し出した。 「ダメって言うか、 気にしないなら別に良いけど。」 うろうろ。 視線を彷徨わせて。 「だ、だって、ホラ、 ……く、口、付いてる、……し。」 だから何とは言わない。 友人間で意識してる奴みたいで、恥ずかしいからだ。 君に触れる頭の温度が ぶわ、と上昇した。 (-94) 2022/02/27(Sun) 12:44:39 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ『……謝られるのって、意味がないと思っていたんですが。 なんだか、身に染みますね。 恨まれてるのに、嬉しいんですよ俺』 被虐趣味でも、なんでもなく。 ただ一人の、気にくわない人間としてみられた事実が、エキストラではないことを知らしめる。 『これまでのあなたをみていて、お世辞でも綺麗事でもなく。 信用ができるって感じがします』 『傷付きは、しません。 心が麻痺してるだとかそんな理由ではなくて。 一番辛い思いはここに来る前にしてきました。 死ねと言われたのも、二度目です』 『俺の死を望む人が、 国の制度と、貴方達だけじゃないことが 一番辛くて。 それ以外が構わなくなってしまったんです』 皆にとってフカワという男がわからないように、フカワにとっても自分という存在が空虚だ。 そして、ほぼ話が閉められようとしている空気になれば、ふたたび彼からのメッセージがやって来た。 (-95) 2022/02/27(Sun) 12:44:49 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ『だから』 『もし、臓器提供者がギリギリで』 『あなたが選ばれて、俺が無事だったとき』 『立場を変わることを受け入れても良いんです。 でも、貴方が他の人から非難を受けるのはみたくないですから。 平等性が欠かれたこの事を、簡単に口に出せる日はないでしょう』 (-96) 2022/02/27(Sun) 12:46:49 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス合議が終わったあと、君の背中に声をかけた。 「ユス、話あるって言ってたよな。多分長くなりそうだし、どっか場所変えるか。」 前回の合議が終わったときと変わらぬ様子だ。青年はどこも変わっていない。 だけど今回の合議は有意義なものだった。この青年にとっては。 (-98) 2022/02/27(Sun) 13:00:27 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ『そうか 僕は お前の事は信用出来ないな』 『嫌いとかじゃなくて 平気で裏切られそうだから。』 君の過去、経験、そうして僅かな感情。 空虚な君を理解するには、きっと時間が足りないから 今はこうして、文字列を視線で追い掛けるだけ。 ……君を知らない癖に、知った風に慰めの言葉を掛けるのは 違う、とぼんやり思うから。 画面の向こう側で、君の事を考えて、想像して 辛いな、と、誰にも言わずに言葉を秘めた。 そうして、端末を置こうとした刹那。 続く君からのメッセージ。 ▽ (-100) 2022/02/27(Sun) 13:13:42 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「ツルギか」 声をかけられれば素直に振り向く。相変わらずの無愛想。態度はいつも通り。それは今も、今回の合議の最中も。ただ、とある一瞬を除いて。 「ああ。お前の過去に関することだから……いや、これから共に行きたい俺としても他人にこの話を聞かれたら困るな。 俺かお前の部屋で話すのはどうだろうか。どちらにするかは任せるから、都合のいいほうを選んでほしい」 (-101) 2022/02/27(Sun) 13:14:32 |
アクタは、スマホ端末に目を向ける。「はァ!!?」 (a27) 2022/02/27(Sun) 13:14:44 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ『えっと』 そうして、また、間が開いて。 『考えとく』 君を犠牲にして、自分が死なずに済む、 本当に都合の良い例え話。 そんなこと言うな、とか 結果は受け入れるよ、とか かっこつけた言葉は幾つか浮かぶけれど そのどれもが自分の言葉ではないから、文字にはしなかった。 『お前の事、思ってたより 嫌いじゃなかったかも』 『代わりに死ぬ覚悟してくれてるから とかじゃなくてね』 『変な奴だけど 悪い奴では無い 知れてよかった ありがとう』 そうして、身勝手に。 男は再び、スマホ端末を手中から離した。 (-102) 2022/02/27(Sun) 13:18:12 |
ユスは、合議が終わって移動する前にコタのメッセージを確認した。 (a28) 2022/02/27(Sun) 13:21:42 |
ユスは、後ほど送る筈だったコタへのメッセージを削除する。もう一度書き直すことを今後の予定に加えた。 (a29) 2022/02/27(Sun) 13:22:34 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「笑い方わからなくて……。 近所の奥さんたちに、もっとシャキッとしなとか……鍛えなさいよとか、言われてました」 檻のなかで朽ちる関係、ああ不思議な響きだ。 「飛びたいって、言わないんだ。 理解したあとも終わりの物語で……。 不思議だ、……でも、しっくりくる」 ふと嫌だと思わなかったのは……これまでの境遇などではなく、 己には帰る場所がないからだった。 本心を告げていないのに、嫌なところだけは噛み合ってしまっていることに、まだ気づいていない。 「ああ、これはバイクで事故を起こして。 大怪我はしてないです、もう一人はしましたけど。 心配、しましたか?」 (-105) 2022/02/27(Sun) 13:30:07 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* いやだ………………………(返事書いてると思ったし、コタくんのこれ見たら書くこと変わるだろうなと思ったから急ぎ足気味にお出しした顔 (-104) 2022/02/27(Sun) 13:32:17 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス過去と聞いて、まあそうなるよな、と思う。もし自分が君の立場だったら同じように思う。 俺が君の過去について根掘り葉掘り聞いたように。 「どっちの部屋でもいいよ。多分俺たちの部屋、あんまり中身変わらないと思う。」 青年の部屋は初期設定のまま何も増えていないし減っていない。無趣味という自己評価通りの殺風景な部屋だ。君も似たようなものかもしれない。 一歩前を先導して、ユスの部屋へ向かった。 (-106) 2022/02/27(Sun) 13:32:49 |
メイサイは、普通の子がこちらを見たのを見ていた。 (t15) 2022/02/27(Sun) 13:39:38 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「これが、あのときの」 暴走軽トラ。観光地に来た気分で荷台をみたりしたあとなぜか車体の下を覗いてから助手席へと向かった。 「こんばんは、なんだか久しぶりの気分です。 さっきまで会っていたのに…… 色々なこと起こりすぎちゃって 」暗にあなたと大事を起こすつもりはないと言っているのだが、起きるときは起きるだろう。 なんとなく、少なくとも、生き延びる理由はできていそうだからだ。 「……投票面白いことになりましたね。 ハナサキさんは予想通りだったんですけど」 「カミクズさんと、違った……。 人間としての善性が見えて、すごいです」 (-107) 2022/02/27(Sun) 13:42:41 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「それもそうだな。恐らく殆ど変わらないだろう」 貴方が向かった青年の部屋の内装は予想通り初期設定のままだった。ベッドと机と椅子しかない殺風景な部屋。 ただ、机の隅に端末と同じデザインの手帳が一冊置かれていた。 「好きに寛いでくれていい。何か飲みたいもの食べたいものがあれば自由に出して机に並べてもらって構わない」 最初から用意された椅子と全く同じものをもう一つ出して貴方に勧め、それから自分も椅子に腰掛けた。 (-108) 2022/02/27(Sun) 13:47:21 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「言わなきゃ伝わらないからね。」 だから青年は。 できる限り、聞かれたことには素直に、正直に答えようとしている。 聞きたいことも、素直に聞く。 理解が根本にある青年は。 嘘をつかないし、好まない。 もちろん、言わないことだって、ない訳では無いけれど。 「そう、よかった。なんか、嫌われてそうだったから」 「話に来てよかった。」 それは個人への嫌悪というより。 『死を受け入れる者』への理解できない恐怖からだったのかもしれないが。 いずれにせよ、理解が深まり、今は少なくとも嫌われてない。 それは青年のほほを染めるには十分な事だった。 「へぇ、反骨心だね」 午前の紅茶に対する回答。 面白いね、と小さく笑って。 そうして。 君が告げる事に、キョトンとする。 「…………ふっ……」 堪えようとした笑いが、伝わる熱で漏れ出てしまい。 くす、くすと笑う。 そうして、もし叶うなら、そっと顔をずらして。 (-109) 2022/02/27(Sun) 13:51:51 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「…そうですか。 僕は……興味がなかったから、わからないな…」 暫しの沈黙ののち、他人事のような言葉と、滲む嫌悪感。 それらの前提にあるものも、今の自分にはまだわからない。 上葛という人間は、嗜好品に対してはひどく無関心だ。 好きも嫌いも、良いも悪いも印象が無い。本当の他人事。 何なら食事だってただ億劫だと思っている。 それでも、きみがなぜそのように思って、 そしてそれらに触れた時、何を思うのかは知りたいと思う。 独善的でただ重たいばかりの感情論。 人にだけ向けるそれが、いつも諦念の底に沈んでいる。 「でも…多分、その人にとっては必要なんでしょうね。 最初はそうでなくとも、いつからかそうなっていて…」 実際の所は、多分。 アルコールの齎す酩酊に逃避する事が容易にできる国なら。 きっと自分もそうしていたんだろう。それは否めない。 でも、この国はそうではない。 わざわざ手を伸ばすほど心が元気でもなかった。それだけの話。 (-110) 2022/02/27(Sun) 13:53:58 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……称賛、なんかじゃないですよ。 ただ、僕が、こうして生きている間に会えてよかった。 そんな自分勝手な喜び…」 もっと早くに会えていたら、或いは。 「…邦幸さん…眠い、ですか?」 今更どうにもならない考えを、頭の隅へ追い遣って。 徐々に途切れ始める会話に、 ふと様子を見れば随分と眠そうにしている事に気が付いた。 「ここで寝るのは……どうしよう、かな」 うつらうつらとする身体を抱きかかえたまま、 勝手も知らない部屋の中を見渡した。 寝具があればそちらへ移動させるけど、無ければ仕方ない。 少し身体は痛むだろうけど、人は床でも眠れるものだ。 それから、ほんの少し迷った後。 でも、今だけは、いいかなと思って。 毛布を出して、広げて、髪を解いて。 同じ床に横たわったあなたの身体に、再度腕を回した。 疲れたあなたが極力身体を痛めてしまわないように。 誰かと一緒に寝るのは、随分久し振りの事だと思う。 それから、薬に頼らず眠りに落ちるのも。 なんでそんな事しようと思ったんだろう。何となく。 (-111) 2022/02/27(Sun) 13:55:02 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「………僕が、一番いやだったことは」 眠りに落ちる、その間際。 「生きていて欲しいと思った人が。 他の誰かの為にと死んでしまうことですよ……」 小さく、でも重く、切実で、血を吐くような。 そんな独白が、随分静かになった部屋に、ぽつり。 (-112) 2022/02/27(Sun) 13:55:52 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「確かに、言われてそう。」 「俺もでも、あんまり分からないや、笑い方。」 鍛えたら笑えるようになるのだろうか? 笑いの道も大変なんだな、なんて。 そんなどうでもいいことも、割と考える。 ずっと、翼が動かないことを望んでる。 「人は変わるものだから」 「理解出来ても、時が経てば相手が、あるいは自分が変わって、理解できなくなる。」 「それに比べれば、死は永遠にそのままでいいなって。」 「……カミクズくんが、そんなことを言っててね。納得した。」 「だから、俺もそうなりたいなって。」 あれはどちらかと言えば、自分の言葉を噛み砕いてくれたもので、彼の望みとかでは無かっただろうけど。 兎にも角にも、あぁ、いいな、と思ったのだ。 汽水のような関係がどうしようもなく続いていく。 「心配……うーん」 「やんちゃだなって思った。」 「でも、怪我はあんま無い方が嬉しいかも。」 「寄りかかる時に痛そうだから。」 (-115) 2022/02/27(Sun) 14:03:35 |
【墓】 アイドル ヒメノ「ハー……ハー……」 ひとしきり暴れて、カフェは見るも無残な状態になってしまった。 暴れても暴れても気が収まらない。 ヒメノを見ない奴も偽善者もなんでもない顔をして難を逃れたやつらもヒメノに印をつけたやつもみんな嫌い。 足元に散らばるカトラリーに視線を落とした。 そしてすぐ視線をキッチンの方へ向けた。 カツカツとヒールを鳴らしてそちらへ向かうとキッチンを漁り、包丁を手にした。 「この、……印さえ…… この印さえなければ――!!! 」自分の手の甲に勢いよく包丁を突き立てた。 「──〜!!!!!」 (+7) 2022/02/27(Sun) 14:05:30 |
【墓】 アイドル ヒメノ「うっ、う……痛い……いたいよ……」 その場に蹲り手を抑えた。 「どうして…ヒメノがこんな目にあわないといけないの……なんで……なんでぇ……」 静まり返るカフェに女の嗚咽だけが響いていた。 (+8) 2022/02/27(Sun) 14:07:45 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「フカワさん、人気そうですもんね。色々と。」 暗に言動を客観的に見た感想と、君に特別な興味を持っていないことを告げる。 生き延びる理由はできていない。生き延びた後の目的はできたけれど。 死ぬことになったら、俺たちは大きなものに認められなかったというだけだ。 生死のどちらが目的でも、決して足掻いてはいけない。それでは得られない。 「んー…俺は予想通りかなと。自分に票を入れる人がいそうだなと思っていましたし、それはナツメかハナサキさんかフカワさんかなと。」 この空間に来て最初に送った三件のメッセージ。自分と同じ位置に丸をつけた人に向けたそれは、全て同じ返答だった。 シフトレバーを操作すると、アクセルを軽く踏んだ。後輩ならばともかく、歳上であろう人を助手席に乗せているならなるべく丁寧な運転をする。 「ナツメみたいなタイプは流れに逆らわないから、カミクズさんに入れると思ってました。だから今回がちょっと気になりますね。 中でも一番可能性がありそうなのは、積極的な理由でハナサキさん。…フカワさんが言ったように、カミクズさんとは違った善性って言うんですかね。」 自然の多い場所を頭の中で探しながら、考えていたことを連ねていく。 「フカワさんは……思ったよりもフラットに自分の命を考えていたので、以前聞いた話にも説得力を感じました。」 (-118) 2022/02/27(Sun) 14:10:31 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ【1日目・ブランコの帰り道】 「…………」 犯罪の重さは関係ないとあなたは言った。 人殺しの罪だったとしても、同じだと。 罪ではなく、人を。かばうということだと、少女は思った。 あなたは、悩んでいると言った。 犯罪者を放置。制度への歪み。 これってそんなスケールの大きい話なのかなと、少女は思った。 あなたは家族をもう、好きではないのだと言った。 また会いたいと、思わないから。 「……。 それって―― 」遅れて立ち止まった数歩分の距離を開けて、少女は呟く。 それは、思わず発したふうの声で。 そこに続く言葉は、うまく見つけられない様子で。 (-120) 2022/02/27(Sun) 14:17:18 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ ゆるゆると首を振って、ううん、何でも。 「大事な話なんだから、ちょっとくらい。 長くなって当然じゃないですか? ……でも、あの。他のことにはもやもやしたけど」 話の長さとかじゃなくて、もっと他のこと。 でも、今は言いません。 完了形で語られるのが、なんて。 一緒に遊んだ―― そう、言っていいよね? ――後のこと。部屋までを辿る道の途中、あなたの前。 振り向いて立つ少女は、眉を下げて笑いかける。 「……暗くなってきちゃった。 急いで帰りましょう、か」 夜が来れば、合議が始まる。 そんな夕暮れの終わりの、できごとだった。 「今日の晩ごはん、何食べるんですか?」 歩き出しながらきっと、そんな話をした。 (-121) 2022/02/27(Sun) 14:17:45 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「ん。……ああ、もしかしたらログ見てたかもしれないけど。言い忘れてたことがあって。」 促されるまま椅子に腰掛ける。飲み物も食べ物も出さなかった。 「俺、人に触られるのあんまり好きじゃなくてさ。ユスはあんまベタベタするタイプではないと思ってるけど。 前カフェで話した時はその、…余裕なかったから言い忘れた。まずはそれだけ。」 自分に対する保険のように見えるそれは、君に語ることになるだろう過去への前置きでもあった。 きっと聞かれるのはそこだと思っている。今この場ではぐらかしても、外で共に行くならいずれ避けられないことだ。 だったら早い方がいいとは思っているけど、それでもやっぱり不安はある。 君が気分を悪くするんじゃないかって。 タニシの卵なんて、誰だって嫌いだろ? 「で、聞きたいことって?」 (-123) 2022/02/27(Sun) 14:19:06 |
【独】 清掃員 カミクズ/* もしうっかりここで刺されたら ここまで一日一回物理ダメージ食らってる事にならん? 幼いパン概念だったのかなこいつ…… (-124) 2022/02/27(Sun) 14:29:00 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ 話し合いの合間、たっぷりの時間を開けつつ返信。 ぺこり。恐縮するうさぎのスタンプとテキスト。 『時間とか場所は、合わせます。 もし特になければ、カフェか図書館でどうですか?』 (-125) 2022/02/27(Sun) 14:33:44 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「絵乃君が笑ってると、……特別なものをみた気分になるような、そんな雰囲気です、よ」 はっきりとはみていない。 柔らかさを感じている気になっているだけだ。 だけど、悪くはないもののように思っているから。 「一番幸せなときに死ねば幸せでいられる、 そういう話と一緒ですかね……? なんだか、嫌です。それがではなくて……。 ……そんな話が綺麗に見えて、そんな話で救われて。 そんな話を目指すのが悪くないと思っていることがです。 たくさん時間があって、未来を夢見て、 多くのものを見に行く旅路がもしあったのなら、俺はみたかったです。この制度がない次代に。 少なくとも、今は求めるような時勢でも心持ちではないので……」 落とし所。 我慢したような言い方で、気になるけれど。 悪くはない言葉ではないだろうか、幸せは自分達で決めるものだ、と。 「……寄りかかられることも考えないと行けませんでしたね。 それなら……いまは。 此方からなら、痛くないので……あの、……どうぞ気にせず来て下さい……」 姿勢をずらして手を引っ張る、胸元へと引き寄せてあなたを受け止める。 食べながらの姿勢で少し無作法ではあるが、どうせこんなところ誰も見ていないし咎めないのだから。ちょっとぐらいなら良いだろう。 (-126) 2022/02/27(Sun) 14:36:28 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 述べられた前書きに「そうか」とまずは一言。 「それは知らなかった。話してくれて助かる。確かに俺は誰かを触ることなど理由がなければまず無いから、そこは安心してくれていい。 もしお前が怪我をして、その手当をするだとか不測の事態に陥った場合は分からないが……極力気をつけよう」 態度は変わらない。貴方がよく見る姿そのままだ。嫌悪やら訝しむ様子やらはどこにも無い。 世間一般はそうかもしれないが、俺はそうじゃないかもしれないだろう。 「WまたやっちゃうW。お前のこの言葉を最初に話をした時聞いてから気になっていてな。 そのまま捉えれば人を手にかけたことがあるという事になる。その後のしたいかしたくないかの問いで『したい』と答えたことも合わせれば、普段は抑圧している衝動なのだろうか。 人を手にかけることに楽しみを見出しているのだろうか、ということを問いたかったんだ」 そこに何かの感情はなく、純粋な疑問として貴方に投げられる。 「……ただ、誰を手にかけたのか検討がつかないが。聞くにお前は母や妹を震災で失ったのだろう?」 (-127) 2022/02/27(Sun) 14:51:13 |
【墓】 清掃員 カミクズ>>+11 ヒメノ 「あはは… そうですね、自分はそう望んだわけですから…」 生きる事に執着していないのは、事実だ。 少し困ったように笑ってハンカチを差し出した。 一般的に、アイドルに涙は似合わない、とされるだろうから。 今はただの緋苺 姫乃でありたいなら、それでもいいのだけど。 「でも、ヒメノさんや他の方が生きる事は。 直接的には助けられなくなったかもしれないけど、でも。 自分は、まだ応援しているつもりですよ。」 自分のこれはきっと諦めではないのだと、そうは思うけれど。 それでもきっと本当は、落ち着いてなんかいない方がいい。 必死に、切実に、死にたくないと叫んだ方が、ずっといい。 誰にだって、生きていたいと、そう言って欲しいと思う。 「まだ、絶対に助からないと決まったわけじゃないんです。 素敵なアイドルで居る為に。 その為にずっと、ここまで頑張ってきたんでしょう。 自暴自棄になるには、きっとまだ早いですよ。」 (+12) 2022/02/27(Sun) 14:52:56 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「人気……? かはよくわかりません……ただ。 飼ってもいない生き物の世話は難しいですね……」 車の走行音を聞きながらシートベルトを確認した。 外を眺めて、親の車に乗ったことを思い浮かべている。 隣の男、または別の人は、車の中で違うことを考える。 そんな当たり前のことを、初日の男は知らなかった。 「ハナサキさんには、少し身の上話をしたのですが。 なんだか……俺は逃げているようで。 綺麗な話にまとめて、汚れてる自分を捨ててるみたいな……それが嫌みたいで、やりたいことをやるように言われてしまいました」 やりたいことしか、やっていないのですけどね。 「ああ、なるほど。 それじゃあ今回の票が一番面白そうだ。 俺があんなことをいったから二人に真似をさせてしまった気がしてたんですが、大丈夫ですか? 誰かは嫌がるかと思ったのですが、もとからくじ引きの制度じゃないですか……」 息を吸って、何度か告げたことを繰り返す。 「俺の命の重さは、ここの誰とも変わりませんよ。皆さんも、同じです。 ただ、価値が個人の中で変わることがある……それだけですよね?」 (-128) 2022/02/27(Sun) 14:53:20 |
【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ【2日目】 「…………あ……」 どうして、そんなふうに言い切れるの? 注目されるって、比べられることと一緒じゃないの? 比べられて、それでも選ばれる自信がなきゃ、そんなこと言えないよ。 「……あ、えっと。うん……」 口籠る少女は、あなたを引き止めることもなく。 きらきらと輝くネイル、小さな顔に浮かぶ屈託のない笑み。 軽やかに見える背中をただ、見つめていた。 (-129) 2022/02/27(Sun) 15:01:41 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「人を殺人鬼みたいに言うなよ……。 人殺しなんて楽しくない。嫌だ。あんなの人のやることじゃない。 お前の家族を殺すことは、目的じゃなくて手段だ。そこだけ知っててほしい。」 先日の会話を考えれば、そう思われても不思議はないのだけど。 変わらず濁った瞳で、自分の手元を見つめながら語った。青年は嘘をつくが、自分の気持ちに対して嘘をついたことはない。 「でも、今後のことを考えたらさ、怖くても嫌でもやった方がいいことってあるだろ?」 以前カフェで言った言葉を、そのまま付け加える。 これだって、経験談だ。 「…そうだなあ、うん。まずはそこからかな。」 母や妹を震災で失った、という言葉へ向けて。 「前提が 両方 間違ってる。俺が失った 殺したのは、」 (-130) 2022/02/27(Sun) 15:10:02 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「野良猫でも見つけました?飼ってないなら、自分がやりたいように餌付けすればいいと思いますよ。」 ハンドルを穏やかに動かして、辿り着いたのは図書館の近くにある池だった。 車を止めて助手席に視線だけで問う。ここでどうですか、と。 「俺は…いや俺たちは、最初からあのつもりでした。フカワさんは関係ないですよ。 選べないから運に任せたんじゃなくて、運に任せることを選んだという点では違うと思いますけど…」 汚れてる自分を捨てるなんて、できるわけないのに。あの人の物差しはあまり好きになれないな。心の中で愚痴のように呟いた。 「重さは、そうですね。みんな平等だ。 価値、というかその人にとっての値札ですかね?そこに書かれる金額はきっと人それぞれなんでしょう。 たとえば俺がユスにつける値札と、フカワさんがユスにつける値札は数字のケタがきっと違う。」 (-133) 2022/02/27(Sun) 15:28:58 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「そうか。それは大きな間違いをしていた。かなり致命的だな。すまない。 あの時、お前は楽しげに笑っていたからてっきりそうなのかと。……あれは人を殺すことではなく、同じ経験や理解者を作り出すことに関して笑っていたのか?」 考えるように口元に指を添える。少しずつ己の認識を直し始める。 「確かに必要なことであればやらなければいけないだろうな。怖くても、嫌でも」 ▼ (-134) 2022/02/27(Sun) 15:35:32 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「……」 「……ふむ」 思考を巡らせる。考える間指が勝手に動くのか、とんとんと単純な動作を繰り返していたが突然ぴたりと止めた。 「プロフィール、好きに書けるものな。フカワさんも伏せていた箇所があったし。 偽っているのは"実年齢と現在の職業"だろうか。二人の時くらい敬語のほうがいいですか? それはさておき。 ……間違いを正すのだとしたら 震災で失ったのが母と妹 己の手で殺したのが妻と娘 ということだろうか。それすらも違う?」 (-135) 2022/02/27(Sun) 15:37:08 |
【神】 普通 ナツメ じっと座って、話を聞き続けている。 自分の名前が呼ばれれば、驚いたようにそちらを見た。 疲れたような呟きを耳にして、そっと目を伏せた。 意見を問う呼びかけに対し、特に無いですと言いたげに首を振った。 そうやって話を聞いている手元に飲み物はない。 難しい顔をしていた少女は、あ、と。 「……くじで選ぶこと、自体が。目的ってこと?」 竹刀、栞。それらで選んだ人へ。 聞き逃されてもおかしくはないくらいの小さな声。 解散に向かう空気の中。 霧散したとしても、もう一度発するほどではない音。 おおよそ独り言に近い、質問よりは確認のそれだった。 (G72) 2022/02/27(Sun) 15:45:08 |
【神】 規律 ユス「ん? ああナツメ、少し待ってくれ」 空気の中へぽつりとか細い声がこぼれ落ちる。 溶けて消えて無くなる前に、それを拾い上げた青年はぱちりと瞬きをした。 どう説明したものかと少しだけ考えるように沈黙を紡いで、それから一度の頷きと共に答える。 「……ふむ。欲しいものを得る為には投票先に自分の意思を乗せない必要があってな。だからこうした。 それを考えると目的というより手段と呼んだ方がいいだろうか」 殆ど竹刀で投票先を決めた青年が言ったことと同じだ。目的などは触れずにそう話した。 (G73) 2022/02/27(Sun) 16:00:33 |
【墓】 清掃員 カミクズ>>+13 ヒメノ 「死にますよ。」 不貞腐れた子どものような様子に一度、苦笑して。 それから、あなたの言葉に肯定を返した。 静かで、穏やかで、でも、断定的な声色だった。 「誰に望まれずとも。 選ばれた時点で、ここで死ぬつもりでした。」 「でも、それがきみの為だとは確約できないです。 何より自己犠牲なんて身勝手の極致です。 誰かの為に、なんて言って自殺するのもまた偽善でしょう。 …それに、自分の命で誰かの命を担保するのは 双方命が軽くなるからやめろ、とも言われてしまいましたし」 そう言って、清掃員はもう少しだけ苦笑を深めた。 つまりは万が一の時、あなたの身代わりになる事はできなくて。 でも。 「それでも、諦めるにはまだ早くて。 もしかしたら…これは本当に極端で、楽観的な例ですけど。 この合議場から選ばれる臓器提供者が、 自分一人で足りる可能性も、無くはないわけですから」 結果的には、きみの為になるのかもしれません。 そんな屁理屈を言って抜け道を作る、ずるい大人だ。 (+14) 2022/02/27(Sun) 16:08:23 |
【秘】 あの日の ツルギ → 規律 ユス「 全部合ってる 。」…顔を上げた。君を濁った瞳が捉えた。ぐるぐると何かを煮詰めているように。 「実年齢と職業も合ってる。俺とお前は正真正銘同い年だから、そこは気にしなくていい。 んん……いざ伝えようとすると難しいな。俺にとってはこう、それが普通だったから。当たり前のことってさ、説明するの難しいだろ。」 皮肉を言うような抑揚と表情で、笑った。ああ嫌だ、嫌だ。 「 戸籍上は母と妹で、遺伝子上は妻と娘 。震災のあった日に、二人とも殺した 。」こうすればわかりやすいかな、と呟きながらプロフィールを書き換えていく。 (-139) 2022/02/27(Sun) 16:13:00 |
【置】 剣道 ツルギ【プロフィール】 名前:剣城 一成(ツルギ イッセイ) 性別/年齢:男/18 外見:チップ準拠/173cm 家族構成: 母 妹 職業:公立高校3年 「戸籍上は最初ので合ってるんだけど、遺伝子的にはこっちが正しい。 だからまあ、嘘であって嘘でないみたいな……」 (L0) 2022/02/27(Sun) 16:14:21 公開: 2022/02/27(Sun) 16:15:00 |
ツルギは、プロフィールを更新した。 (a30) 2022/02/27(Sun) 16:14:31 |
メイサイは、更新されたプロフィールを見た。 (t16) 2022/02/27(Sun) 16:23:19 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「なんで。 僕別に、誰のことも嫌いじゃないけど。」 きょとん、と目を丸めて不思議そうに君を見上げた。 自分の横暴な態度が、生への執着が、『死を受け入れる者』に対して摩擦を生んでいるなんて考える訳もなく 「今、言ったから、伝わったか?」 君を嫌っていないこと。 君の事を少し理解したこと。 君のぬくもりが温かいこと。 今日、行動しなければ、きっと分からないままだった。 だから 「良かった、」 だなんて、柄にもなく、思うのだ。 ▽ (-144) 2022/02/27(Sun) 16:27:31 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「笑うな………」 男は、初心だった。 この数日、女性に手を取られただけで逃げ出したことすらある。 「良いよ、別に、気にしないなら 僕も気にしないし!」 君が顔をずらすのと同時、 君に預けていた上半身を持ち上げて 真逆を向いてやった。 「残り全部飲んで良いよ! 飲んだら、帰る!」 飲み切るまでは、居るつもりらしい。 (-145) 2022/02/27(Sun) 16:28:04 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「……成る程。それなら何も間違いは無いな」 硝子のような瞳の中には濁った瞳を持つ青年がいる。逸らされることはない。 「そうだな、慣れてしまって何も疑問に思わないことを他人に説明するのは難しい」 プロフィールが書き換えられれば漸く視線が手元に落ちた。手帳を確認する。 「……分かりやすくなったが、いいのか? 疑問を抱いて詳細を聞きにくる奴が何人も出る可能性があるが。 ……俺も何から聞いたものか迷うな。ひとまずお前が笑顔を浮かべたおおよその理由が分かったし、勘違いも無くなった。 ああ、まずは殺した理由について知りたい。勿論話すのが嫌なら答えなくていい」 (-146) 2022/02/27(Sun) 16:30:26 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「聞いてくるやつはいるだろうけど…これ以上の説明ができないっていうか…… これが全てだって言うしかないしな。そんなめんどくさいことにはならないと思う。」 気持ち悪い。気分が悪かった。ここがVRでなかったらもう吐いてた。 「…殺した理由は…簡単に言えば 気持ち悪かったから 。タニシの卵と一緒。なるべく死んでほしいって俺は思う。 絶滅するべきだ。この世にいた形跡を一切残さず、死んでほしい。」 自分の正体を明かすのは、怪物であることを明かすのは、恐い。 「カイに言われて気付いたんだ。俺はあいつらのことが嫌いなんじゃなくて恐かったんだよ。生理的に気持ち悪くて、怖い。 どうしてって言われてもわからない。俺にとっては、そうだった。」 怪物の考えていることなんて、言うべきじゃない。知らない方がいいことだってあるだろ。 恐い。君はきっと何も思わないんだろうけど、君のためとか君のせいとかじゃなくて。 もう一人の自分がいつも後ろから追いかけてるんだ。あの女とあの子供の首を持って。言葉にしたら、距離を詰められる。 そんな予感がして、 (-148) 2022/02/27(Sun) 16:53:18 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「……、猟犬?」 野良猫にも思い当たることはあれど。 問題ないと頷いて水面をみやった。 「……はぁあ……」 ため息が出て、ふと。 どんな結果になろうとも、明日の合議を休みたくなるほどには疲れがたまっているのだと気づいた。 「そうですか、なにもないよりは良いと思ったんですけど。 わかりませんね、皆さんのことは」 責任のがれや、自分が死なない可能性をあげるのにぴったりだと思うのは自分だけだったかと独り言。 「……値札って言い方は、わかりやすいですね。 桁も違いそうです、そこの二人はどんな関係なんですか……? いつの間にか同盟のようなものでも組んでいたか、それとも景色の話があったので……良い方向で意気投合できましたか」 (-149) 2022/02/27(Sun) 16:54:23 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワシフトレバーを動かしてエンジンを止める。駆動部から伝わる細かい振動が収まった。 「……はい。みんなのこと、よくわかりません。みんなもきっと、俺のことよくわからないでしょうけど。」 深く息を吐く。こちらはため息ではなく身体をほぐすための深呼吸。 いつもよりも慎重に運転した分、短い距離なのに何だか疲れた気がする。 「どんな関係………か、は難しいっていうか。 少なくとも友達じゃないですね。恋人とかでもないです。 同盟ってわけでもないです。もし同盟なら、自分たちに票は入れないでしょ?」 そう言うと、シートベルトを外して外に出た。グッと背伸び。 先日のドライブとは違って、水面は大きく波打たないし潮の香りもしない。 「意気投合…したのかなあ。 でも、そうなりたくはある。その為の手段がアレです。」 池の中央に竹刀が現れる。先ほど裁判場で作ったように、垂直に。 パン、と手を叩けばそれは池に落ちた。 (-150) 2022/02/27(Sun) 17:11:47 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「……」 何も言わずに手帳を開き、文字を書き込んだ。 W水のボトル二本W。 出したものが両手に収まっていることを確認する。 たん。とん。 自分の目の前と、貴方の前に並べる。空気を壊すように。 「話をするとどうしても飲み物が欲しくなる。お前が何も出さないから、代わりに出した。飲みたくなったら飲んでくれ。その様子だと今はかえって飲めないだろうが」 話の腰を折るようにそう呟いてから己の分のボトルの蓋をぱきりと開けて水を飲む。 「……そうか。病気の類と一緒にされてはお前が怒るかもしれんが、それを承知で言うぞ。 俺が心臓の病気を持っていたように、お前もまた先天的な恐怖や嫌悪を持っていたのだろうな。そういうものはどうしても説明がつかない。好きで持って生まれたわけじゃないだろう?」 唇の端を少し濡らす水を親指で雑に拭い、またボトルを自分の前に戻す。 「話してくれてありがとう。お前の妻も娘も死んだ。形跡、痕跡、生きていた名残はどこかにあるか? あるならそれら全てを一緒に消そう。無いなら、この話はここで終わりだ。 具合を悪くさせる話を続けさせるのは不本意だ」 (-151) 2022/02/27(Sun) 17:16:05 |
【神】 剣道 ツルギ(現国の授業もっとちゃんと聞いておくべきだったな…) ナツメとユスのやり取りを見ながら、内心ちょっと後悔した。 「 俺は…わかりやすく言ったつもりでした…… 」耳打ちの内容までは聞き取れなかったけど気にしなかった。 逃がす気なんてもうないし 「死にたくないってわけでもなくて、いきたくないってわけでもなくて〜… なんだろう、今は宝くじを買った状態ってかんじ…?」 別にわからなくていいよ、と最後に付け足した。 (G76) 2022/02/27(Sun) 17:17:05 |
【独】 規律 ユス思ったよりツルギがこっちへの好感度高くて(好感度あるのか?という感じだけど)びっくりした 俺応えれるかわからんのだけどええんか……?責任取るし、幸せにするからな…… (-152) 2022/02/27(Sun) 17:27:01 |
【秘】 演劇 アクタ → 涙眼 ユメスケきっと返事は、それなりに時間が過ぎてから。 自分の考えを整理して、落ち着いて、そうして、君の話を読んで、長考してから。 全体メッセージに流れてしまった分も、流し見程度に読んではいた。 だから、抜け落ちた分にも気が付いたけれど、言いたくないなら、言わなくて良い。……そんな事を考えつつ、知らないふりをする。 そうして、たっぷり時間をかけて、君へと文字を送るのだ。 『ありがとう お前に価値を問われた意味が 少しだけ分かった気がした』 『なんだろうな 過去を嘆くのは性に合わないから 今の話なんだけど』 『今のお前が W自由Wに価値があると思うなら 僕はそれを尊重したいと思う』 『けど、じゃあ、その為に何が出来るって言われたら 何も無いから すごくもどかしい』 ここでまた、長考の間が開いて。 『とりあえず、 辛くてどうしようもなかっただろうに よく一人で頑張ったな。 有難く、糧にさせてもらう。悪いようには、絶対にしない。』 君に、ぽん、と。クラッカーのかたちのスタンプが送られた。 (-153) 2022/02/27(Sun) 17:33:00 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「特別感があるんだ。」 「じゃああんまり笑わない方が良いのかも。」 レアものにしようかな、と呟いて。 まぁ、何もせずともレアものだ。 どうにも笑う機会に乏しい。 「そんな感じかな。」 「……まぁ、仕方ないよね、この時代に生まれて、この時代にしか生きられない。」 「空は暗すぎて、飛ぶ気になれないな。」 そんな諦観はきっと、現代の人間全員が少なからず持っているはずで。 だからこそ、それに抗うように3に〇を付けた人を、凄いなと思ったりしたものだ。 何故そうも辛い道を行こうとするのか、理解ができない。 「……おわ……………」 すっぽり、体が倒れて胸元におさまる。 温もりと、鼓動が聞こえる気がする。VRの世界なのに。 …………落ち着く。安心、なのかもしれない。 「……悪くないね………でもこれは……眠くなりそう………」 ちらり、と君を見上げて。 下から見上げた君の顔、君の顔ではないけれど。 また印象が違うように思えた。 (-154) 2022/02/27(Sun) 17:42:58 |
【神】 不運 フカワ素直に公平を貫いているのは己だけなのか? 同じ方法で示した二人となにか温度がちがうのを感じる。 今日も最後まで居座っていればぼんやりと端末を弄った。 (G77) 2022/02/27(Sun) 17:44:00 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギその日の話し合いが終わり、疎らに解散となった後。 清掃員は、珍しく自分から人を探していた。 とにかく歩き回るなり、情報端末で位置情報を調べるなりして。 いつ、どこであなたの元に辿り着いたかは想像に任せよう。 勿論あなたにとって都合が悪ければ避けたっていい。 無事見付けられたなら、おずおずと声を掛けるけども。 「──あの、ツルギさん。 今、お時間大丈夫でしょうか。」 「ええと、その。 どうにか上手く死ぬあてが付きそうなので。 お手を煩わせる事、無くなりそうです… っていうのと、それから、お話しておきたい事があって。」 相変わらずどこか物憂げな、 それでも、以前よりは幾らか悲観的な色の薄れた笑顔だった。 (-156) 2022/02/27(Sun) 17:49:23 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「伝わったよ。」 やはり人と交流するのは良い事だと思った。 少しの理解で、がらりと印象は変わる。 たとえ、明日印が浮かぶのが自分であったとしても。 この交流に時間を割いてよかった、そう思えた。 「でも君は、もう少し態度を正した方が良いと思う。」 あんまりつっけんどんだと狙われちゃうかもよ、なんて。 投票とか、あるいは。 『提供候補になった人を救うために、"臓器提供者"を作りたい人』とかに。 青年は、そんなに初心ではない。少なくとも触れ合いにおいては。 しようとしたことも、誰にでもできる、ただの挨拶の一環だ。 「避けられちゃった。」 くす、くすと、やはり揶揄うように笑う。 照れなくて済むようにしようとしたのに、なんて言いながら。 そうして、残りをくいっと口に運んだ。 「……ご馳走様。」 「ありがとう、アクタ君。話してくれて。」 「君を理解できて、気持ち良かった。」 明日も免れるといいね、と、青年なりの言葉で君を応援して。 そうして、君が帰るのを見送るだろうか。 (-157) 2022/02/27(Sun) 17:50:01 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ『じゃあカフェ──』 はダメです。大変なことになったらしい。 『ではなく。図書館に行きましょう! 合議が終わったらすぐで!』 (-158) 2022/02/27(Sun) 17:52:42 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ──そういう運びで今に至ります。 ここは図書館。 ハナサキが訪れるのは初めてした。 「お疲れ様ですナツメさん! お元気ですか?」 (-159) 2022/02/27(Sun) 17:54:16 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス合議が終わったあとの時間。 あなたの端末にメッセージが入った。 『誰にでも聞いてるわけではないですが』 『ユスさんが二度目の参加者ですか』 (-160) 2022/02/27(Sun) 17:54:38 |
ハナサキは、話し合いに区切りがついた後は図書館に行きます。 (a31) 2022/02/27(Sun) 17:58:50 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス目の前に置かれたボトルを目に映す。今飲んだら吐きそうだ。 「……さあ、どうだろう。残ってるのなんて、もう墓くらいじゃないか?墓参りしたことないから、今墓がどうなってるかもわかんないけど。」 説明しやすいことだけ、先に言っておいた。何だか身体に力が入らなくて、机に突っ伏した。 「…先天的、ではなかったよ。昔は母さんのこと嫌いじゃなかった。結婚せずに俺を産んでさ、女手一つで育てて………」 人は誰だって理解されたいと思う。エノとの会話を思い出す。 それは俺だって同じ。諦めきれない。 どこまでなら逃げないのか、まだ試してる 誰も信じてないけど、それは信じたくなかったわけじゃなくて 「 でもさあ、……母さんはずっと父さんのこと好きだったんだよ。 俺に面影を見出すくらいに 。信じさせてよ、信じさせてみせろよ、なあ! (-162) 2022/02/27(Sun) 18:05:16 |
ナツメは、ぴょん。話し合いが終わってすぐ、図書館へ。 (a32) 2022/02/27(Sun) 18:12:15 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ OK!スタンプのうさぎが元気に跳ねて、図書館。 「――お疲れさまです。えっと、はい」 こくりと頷く少女は一度、訪れたことがある。 読書や調べ物ではなく、人と会って話すためだったけれど。 「ハナサキさんはどうですか?」 話しながら、閲覧スペースへと促して。 ソファとテーブル席のどっちか、迷うそぶりを見せた。 (-163) 2022/02/27(Sun) 18:15:01 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ大丈夫か、という言葉には頷きで返事をする。 その笑顔を見て、何か君の中で踏ん切りが着いたのだろうかと思って。でも野暮だと思って言わなかった。 「それは、良かったですね。 練習したかったので残念です 話しておきたいこと、っていうのは?あんまり予想もつかないんですけど…」 青年は君をよく知らないし、君は青年をよく知らない。だから自発的にしたいと思う話に心当たりがなかった。 (-165) 2022/02/27(Sun) 18:17:45 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「その口ぶりだと、墓をどうこうする必要はなさそうだな」 墓の撤去方法を調べなくてもよさそうだ。 「……」 少しずつ語られ始めた言葉に動きを止めた。 語りたくない訳じゃないのなら、話せるのなら、喜んで聞こう。 「…………そうか。それで?」 話を、促す。 己が何か反応するのはまだ早い。 無機質のような、無色透明な視線がを貴方に注がれる。 信じたいのなら明かしてくれ。 可能性を見出したんだろう、なあ? (-166) 2022/02/27(Sun) 18:20:16 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ図星。う、と声を漏らす。 自分の態度が悪いことぐらいは、理解している。 けれどすぐに正せるものでもなくて、肩を竦めるばかりだった。 「……わかんない。 僕の中の常識、みたいなもの……全然通用しないし 誰も彼も、死ぬのなんて、怖くないみたい。変なの。」 今はまだ、分からないなとぼんやり思うだけ。 狙われたくは──勿論、無いけれど、いかんせん、立ち回りが下手。自覚があるものだから、尚更タチが悪い。 「……え、何。避け……?」 君に笑われて、やっと、WそれWに思い至って、先程よりも顔を赤く染めた。 「う、う……う、うるさい! ぼ、……ぼく………帰る!!」 君が飲み切るのを見守って、立ち上がる。 3日目の、議論が始まる前の事だった。この後君と別れて、各々出廷するのだろう。 去り際、あ、と声を漏らして振り向いて 「明日も……ブラブラしてると思う。多分。 どこにも居なかったら、寮に居るだろうし、 ……………それだけ!!」 何とも人任せだが、君と過ごす時間は心地よかったらしい。 やっぱり最後までひねくれたまま、見送られるまま君の隣から離れていった。 (-167) 2022/02/27(Sun) 18:20:18 |
【墓】 アイドル ヒメノ>>+14 カミクズ 「命が軽くなる……?ハハっ☆彡なにそれw 命に軽いも重いもないでしょw 生きてるか死んでるか……それだけだよ♪」 ゆらりと立ち上がる。 「キミがここで誰かのために自己犠牲で死ぬのが偽善なら、何が善なの? 命が軽くなるなんて詭弁だよ……誰なの?そんなくだらないこと言った人♡ キミが死んでくれてヒメノが生きられる可能性があがるならそれは善でしかないでしょ?」 ため息をついた。 「そんなこと言ってる奴に限って何もしないし何もできないんだよ…… ただ自分がかかわった人が死ぬのが見たくないだけなんでしょ?」 手に持っていた包丁を貴方に差し出す。 「誰のためとかヒメノにはどうでもいいの どうせ死ぬなら今死んでよ」 いつもの作り笑顔も何もない、無表情で貴方を見つめる。 (+15) 2022/02/27(Sun) 18:20:41 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「私の方はナツメさんが心配だったのと、まだ選べなくて困っているくらいですね! 最初からほとんど変わっていません。 今日からはずっとあんな風にランダムに選ばれて決まるのでしょうか……ちょっともやもやします」 初めてでないらしいあなたに促されるまま、迷う視線の先を見て 「ソファに座りましょうか!」 持ち物もある訳では無い。 あなたの傍で落ち着いて話が出来る方が良かった。 (-170) 2022/02/27(Sun) 18:22:26 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「うん、よかったで…… 今何か言いました? 」気のせい、かも。 まさかきみが首の皮一枚残す練習をしていたとは知る由も無い。 ひとまず気のせいという事にして、 それから、普通の話にしては随分長い、逡巡するような間の後。 「……あのね、自分なんです。 今回で、この場所に呼ばれるのが"二回目"なの」 何もかもが不確かな、"二回目の参加者"という存在。 それが自分なのだと、弱々しく笑って、そう打ち明けた。 でも、あなたは出来る限りの手を尽くしているようだから。 もしかしたら、もう知っているかな、なんて、内心。 「あの時話し合いを続けて欲しいと言ったのは自分で、 それから、"二回目"の参加者の選択権の中で ツルギさんを選ぶ事をそれとなく避けたのも自分です。」 「なんとなくの、…自己満足、ですけど。 きみには、もう少し時間が必要だと感じたから。 ……もし、却って。生殺し…みたいになっていたら。 だとしたら、…お節介でごめんなさい、としか…」 言えないですね、と続ける声は消え入るようだった。 曖昧な死の影の恐ろしさは、よく知っているから。 (-172) 2022/02/27(Sun) 18:28:37 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス『怖くない用事なら、大丈夫。 例えばどんなこと?』 議場の隅、少女はちょっとおかしそうに笑っている。 分かりやすく話す気がない、ってこういうことかぁ。 (-173) 2022/02/27(Sun) 18:30:37 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ『ナツメのことを知るため。 具体的に言えば何を思って議論に臨んでいるとか、どういうことを考えているとか、そういう事だな。 少しでもこういう人柄なのだと把握するために話だ。勿論お前が話したくないなら聞かない。怖い用事にはさせたくない』 一方、こちらの青年は相変わらず無愛想のまま真面目に書いては送信している。 (-174) 2022/02/27(Sun) 18:37:30 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「俺は」「ロクデナシの父親だ。」 俺がロクデナシなのか、俺の父親がロクデナシなのか、どっちにもとれるね。どっちでもいいよ、同じだから。 「子供の世話もしなかったし、名前だって考えなかったし、」 「…………あの子供を、タニシの卵みたいだと思った。」 ここで君が気持ち悪いって言ったり、嫌そうな顔したら殺しちゃおう。 「赤ちゃんって…体温が高くてさ、抱くと服越しでも人肌の温もりがあっという間に伝わるんだよ。」 「よく親の自覚が芽生えたときの話で初めて抱っこした瞬間≠言う人がいるけど、」 いいよな?それでも。俺がそうしたいから。抵抗しないよな? 自分の家族を殺すって決めたんだから、自分が死んだってどうでもいいだろ? 「………あれは、」 「………本当に、」 「そうだと思う。」 (-175) 2022/02/27(Sun) 18:40:51 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「俺は自分と……… 母さん の娘を抱いた瞬間、吐き気がした。鳥肌が立って、この怪物を今すぐグチャグチャにしてトイレに捨てたくなった。俺にとっての親の自覚がこれ。」 ふふ、はは。声にならない笑みが溢れていく。 我ながら、最低だ。最悪で、どうしようもない。 「………でも、バチが当たったのかなぁ……」 「すごく似てたんだ、俺に。」 目が開いて、髪が生えて。同じ色の瞳が俺を追いかけるようになった。 その度に俺は叫んで、逃げて、自分の部屋に引きこもって。 そのドアを爪でひっかく、自分よりずっとずっと小さな怪物に情けないくらい怯えていた。 「それでさ、気付いたんだよ。」 「 俺がタニシの卵なんだって。 親がそうだから、子供もそうなった。つまり因果応報。だって…、だって、そうだろ?」 (-177) 2022/02/27(Sun) 18:41:59 |
【独】 普通 ナツメ/* すげ〜〜〜〜〜今さらの気づきなんだけども ハナサキさん なつ? え? 増殖バグ???? たぶんこれ深く考えたら気が狂って死ぬやつだわ 解散!!w (-176) 2022/02/27(Sun) 18:42:03 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/27(Sun) 18:42:28 |
【神】 演劇 アクタ話題が尽きれば、一人、二人と去っていく。 男は立ち上がる気力もなくて、だらりと机に引っ付いていた。 そうして、ふと、何気なく。 この場の人影が減ってから。 「……おい」 今日もすっかり冷えてしまった紅茶を飲み下して 同じように、一向に去る気配がないフカワへ言葉を投げる。 >>G77 「これは撤回しないけど 言葉は撤回する。 ……悪かったよ。 喋ると、すぐ感情的になる。自分でも良くないって分かってる。」 ひら、とフカワの名を記した投票用紙をまた見せて、懐に仕舞って。 体制はそのまま、目線だけを君へ向けた。 「そんだけ。 自己満足に付き合わせて悪い。」 口は災いのもと。 吐いた言葉は、ちゃんと同じように吐いた言葉で撤回したかった。 男は、態度こそ悪いが、へんなところで律儀だった。 (G82) 2022/02/27(Sun) 18:43:28 |
ユメスケは、ぽん、ピースサインのスタンプをすぐに返した。 (t17) 2022/02/27(Sun) 18:52:40 |
【秘】 涙眼 ユメスケ → 演劇 アクタ>>t17 『どういたしまして、こちらこそありがとう。 もどかしいだろうなぁ。 だから話す気もなかったことだ、これは』 やべーうっかりで一時的に散布してしまったが。何もきていないから多分誰も見ていない。もどかしく感じたのは君ひとりだと彼は自分に言い聞かせた。 知らないふりをされたその言葉たちは、言いたくないよりかは、形にしたくないものだった。続きを書かなくていいように切り取られたのだ。 『どうしようもないよ。 でもさ、違うことなら脚本お兄さん、 俺に対して出来ていることがあるんだ』 『あの。あのね?』 『脚本お兄さんに、 俺を自分の糧にするって言われたの、うれしかった。 「ああ、愉召怪のコタくんが、俺が外に行けるな」 って思ったんだ。存在に意味が生まれた』 『愉召怪のコタくんはここ限定のつもりで、 俺っていうものはここで消えてなくなるものだと思っていた』 『だがそうはならない。脚本お兄さんが連れていってくれる』 『というわけで脚本お兄さんにならなんでも話してあげよう。 でもスリーサイズは分からないから答えられない、ごめんね』 なんて送信して、画面の向こうでふふっとわらった。 (-181) 2022/02/27(Sun) 18:55:43 |
ユメスケは、今日も夜更かし。おひさまが朝日じゃなくなった頃に起きるのです。 (t18) 2022/02/27(Sun) 19:04:29 |
美術 エノは、メモを貼った。 (a33) 2022/02/27(Sun) 19:06:53 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「辛いときも悲しいときも苦しいときもそばにいて死ぬときも寂しくないように、そばに居る存在ですか?」 かなり具体的かつ何処かから引用してきたような言葉遣いをする。まるで最近誰かに言われたように。 「……なれる、といい、ですね? 手段は、よくわからないですが……二人でなせれば良いことがあるんですか、ね」 「……目指すところが、わかっているのは。 不明瞭の中でも、なんだか、いいものです。 ここでの時間は有限ですからね」 矛盾していそうで本人にとってはしていない言葉を呟き、水面の揺らがない波を見た。 先程までのエンジンの音が遠い。 息を吸って、何を言いたいか考えながらあなたの言葉を聞いた。 (-184) 2022/02/27(Sun) 19:14:03 |
【秘】 演劇 アクタ → 涙眼 ユメスケはは、と、 画面の向こうで笑った。 今、自分がどんな顔をしているのか、分からないけど。 『尚更 選ばれていられないな』 君の意志は、きっとこれからも淘汰されていくのだろうけど 今回。ここで聞いた君の話は、思いは。 確かに受け止めた人が──未来の大作家が居て、 アシモトアクタの脳の隅で、君はいきていく。 ……無かった事になんて、絶対に、させてやるもんか。転んでもただでは起きてやらない。 そんな意地も、君に喜んで貰えるなら、張りがいが生まれた。 『誰がそんなもん聞くか!』 『なんでも なんでも、か』 『じゃあ、そうだな 嫌な話はだいぶ聞いたから 次は楽しい話でも聞きたいな』 『僕と遊びに行かないか ここで メッセージのやり取りじゃなくて 一緒に』 男は、相手を知る為には、生の声がいちばんだと考えている。 VR空間よろしく公園でも遊園地でも用意して、君と楽しさを共有したい、と、そう、望んだ。 君は勿論、この突然の誘いを断っても構わない。 (-185) 2022/02/27(Sun) 19:20:40 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『フカワさんって、██県の男子校出身だったりしません?』 合議に区切りが付いた辺りの時空。 自分の制服と似た服装の人にメッセージを送った。 地味に気になっていた。もしかしたらうちの学校の卒業生だったり? と思って。 まあ、制服が似ているだけの全然別の学校の人かもしれないけど。 (-186) 2022/02/27(Sun) 19:23:04 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギW俺はWWロクデナシの父親だ。W 表情に変化はない。 W…………あの子供を、タニシの卵みたいだと思った。W 表情に変化はない。 妹や弟に触れたことはある。父や母に撫でられたことはある。きっと、そんなものよりも遥かにW生きているWと感じられる存在。 赤ん坊を抱く機会が無かったから、ぼんやりとした想像を頭に描き続ける。 ▼ (-187) 2022/02/27(Sun) 19:24:07 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ そうして、一人の青年の、男の、父親の、息子の独白を聞いた。 「…………」 指先一つ動かない。人らしい仕草といえば、時折行われる瞬きくらいか。 どんな言葉をかけようか頭を働かせる。周囲という世間一般的な反応をかき集めれば、それらしい言葉はいくらでも見つかった。 大変だったな? それでもお前は悪くない? よくそんなことが出来たな? 今まで頑張ってきたんだね? 父親失格? 頭の中に押し込まれた、曖昧な輪郭しか無いW世間一般Wという人間の皮が、一斉に騒ぎ立て始める。 ああ、煩いな。 邪魔だったから頭の中にあった薄っぺらい大衆の反応は捨てた。あんなもの、人に紛れて生きることにしか使えない。 本音を晒せる相手で、俺にとって生きる意味で、他の人間より特別な貴方。 それなら自分の思ったことを話すのみ。 ▼ (-189) 2022/02/27(Sun) 19:25:27 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 無色透明な瞳は、わらう貴方を捉え続ける。 「ツルギ」 「俺はお前の気持ちがわからないから、俺の言いたいことを言う」 「Wタニシの卵と一緒。なるべく死んでほしいって俺は思う。 絶滅するべきだ。この世にいた形跡を一切残さず、死んでほしい。W 先程お前が放った言葉だ。 そして、確認しよう。 タニシの卵を殺したいか?」 答えを言うのに必要な問いを投げる。 俺は俺に必要なことしか言わない。 (-190) 2022/02/27(Sun) 19:28:25 |
メイサイは、海辺を歩きながら、メッセージを送った。 (t19) 2022/02/27(Sun) 19:31:42 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ「……」 『はい。 あの、同じ学校に通ったりしているんですか? すみません、君のことは知らなくて』 何人かには伝えてしまった、詐称しているデータ。 それは自らが見た目の年齢を偽っていること。 だが、その容姿の所々は自分のものとは違わない。 アバターを着こなすことは男には難しかったのだ。 (-193) 2022/02/27(Sun) 19:44:17 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス『俺も違います』 『信じることに、しますね』 信じる理由も信じない理由もない、ただそれだけの理由で。 『嘘ついても、意味はないと思うので』 『積極的にこの問いかけは控えるつもりなんです。 誰か心当たりはありませんか? 合議の時に話した通り、選抜している理由を聞きたくて話をしてみたいんです』 (-194) 2022/02/27(Sun) 19:48:24 |
【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ『そうですか。それなら俺もそれ以上は何も言いません』 ただ表面に出てきた事実を愚直に拾った。 『心当たり?』 考えているのか、ぽんぽんと返ってきていたメッセージはこの辺りで勢いを失った。 『すみません、無いです。自由時間は参加者達と話をするにしても過去話とかのほうが多かったので。 俺も興味はありますが、先日のように裁判場で声を出して問いかけ、匿名性を保ったまま回答してもらうなどでは駄目なのでしょうか。 たとえ一対一の会話に持ち込めたとしても、素直に話してくれるとは限らないのでは?』 (-196) 2022/02/27(Sun) 19:56:10 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「しかめっ面や、作り笑顔よりも。 笑顔が好き……みたいです」 「絵乃くんは、無理しないでください」 特別になって、回数が減ったとしてもそれがいい。 この世界で足掻いて、翼がおれてしまうぐらいなら綺麗で整えられた柔らかい檻の中で。 何処かで間違ってる、と頭の片隅で警笛がなる。 それでも抗う術も、それ以上のものを与えられる力もないことが心を締め付けた。 「あ、え……こ、こんなところで、眠くならないで。 部屋に、戻りましょう? お肉はほどほどに食べれたし……。 あ、……デザートが、ハートがたのアイスなんです。一口だけでも食べていくとか。 それと……あの、このあと………」 いくら合議を終えても変わらない価値観。 動かないスタンス、安心ができてしまっている。 「……寝ますか? 一緒に」 夜に予定をいれていないからはじめから扉の前にいた、と重ねてあなたの前髪を見つめた。 さらりと指だけで撫でて、考えて、眉間を少し押して不器用に笑った。 (-197) 2022/02/27(Sun) 20:04:10 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「もやもやはするんですけど……」 うまく言えないまま、けど、の続きはなく。 ぽすん。少女はソファに腰を下ろして、ぽつり。 「……カミクズさんに、入れなかったんですね」 そうするような気もしていた。 最初に、あなたに与えられた選択肢があったから。 (-198) 2022/02/27(Sun) 20:04:36 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ「……?いえ、何も…」 君は幻聴を聞いたようだ。(確定ロール) 「へえ、カミクズさんが。その可能性は高いと思ってましたけど…… でも僕を避けたっていうのは意外ですね。」 君が二回目であることには何も驚かなかった。だって、君の癖を知っていたから。 だからもしかしたら、とは思っていた。二回目である人を暴いたところで何のメリットもないから、黙っていただけ。 「気を遣わなくたって良かったのに。たとえこの体に印が刻まれてたって、僕は全く同じことを考えてました。 だから何ていうか…お節介でもないし生殺しでもありません。」 本当に何も感じていないみたいに、青年は言った。 君のしたことはこの青年にとって、どうでもいいこと≠ナあるとその様子からわかるかもしれない。 (-199) 2022/02/27(Sun) 20:10:28 |
【墓】 清掃員 カミクズ>>+17 >>+18 ヒメノ 「────、」 振り翳された包丁の、鈍く光る切っ先は。 想定内だった。 咄嗟に身体を捻った事で切っ先は首筋を逸れ、肩口を捉えた。 「ッああクソ、残念ですが…」 衝撃を感じて、じわりと熱を持って、それから痛みが走る。 噛み締めた歯の間から呻くように悪態を吐いて、 「人を殺すのって──大変なんです、よ!」 ──いくらVR内での補正があっても、体格的な有利は覆らない。 その凶器は成人男性を殺すには少々不足だった。それだけの事。 負傷を免れた側の腕で少女の細い手首を掴み、 捻り、手から刃物を引き剥がし、再び手の届かない所へ。 そのままあなたを突き飛ばして、もう振り返らない。 (+19) 2022/02/27(Sun) 20:13:26 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス「……」 「……」 『そうですね』 『俺は、あの方法思い付かなかったんですが 画期的ですよね』 『居るとわかっている人しか とれない方法だなとつくづく思います』 『ですが質問が質問ですから。 どういう基準で選んでいるか、なんて。 あんな場で答えてくれるような人ではないと 思って、聞きたくない人もいるかと。 一対一で素直に話してくれないのなら尚更です。 明日、勇気が出たら聞いてみます。 ユスさんは、視野が広くて そういった提案が上手ですね。ありがとうございます』 (-200) 2022/02/27(Sun) 20:13:37 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『ステルス機能、個別に対象をオンオフ出来たら 周りから見るとひとりで遊んでいる 脚本お兄さんができあがるな』 まず浮かんだのはそんなくだらないこと。 『いいよ、起きたら一緒に遊びに行こう。 俺は見ているだけってやつでも、 一緒に遊びに行くにはちゃんとなるんだ』 皮肉ではなく、事実の羅列だ。 彼のアクション可能オブジェクトは 元々このVR空間にあったものだけなので、 虚無に出来たブランコにも叙々苑の席にも座れない。 それでも、どこに行くにしても彼が「一緒に遊びに行く」ということをたのしみにしているのが君には見えただろう。 『だが朝早くは今から寝ると素直に無理』 お昼の前か後か、それくらいになるかな? 君は彼と約束を取り付けられる。その後はそう長引かず、おやすみと送り合うことになっただろう。 (-201) 2022/02/27(Sun) 20:13:44 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス 顔を上げて、あなたの方を見る。 すぐに手帳へ視線が落とされたから、短い時間のことだった。 『知って、どうするの? くじで決めるならもう、関係ないと思うけど…』 『あ、断るために言ってるんじゃないよ。 どうしてなのか、気になっただけ。』 (-202) 2022/02/27(Sun) 20:13:58 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「……けど?」 今日は色々聞こうと思ってここに来ました。 ハナサキはあなたの左隣りに座ります。 「ダメでしたか?」 (-203) 2022/02/27(Sun) 20:14:42 |
カミクズは、ぽたりぽたり、血の痕を残しながら寮へ。 (c0) 2022/02/27(Sun) 20:15:59 |
カミクズは、後で掃除が必要だな、と思った。 (c1) 2022/02/27(Sun) 20:16:15 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『え、まじで同校?』 『いや僕もあなたの事は見た記憶ないんですけど。 制服が似てたから、もしかしたらって思って』 実際に見た事はない。年齢が伏せられていたから、もう学校にいない可能性があるな、と思っていた。それか中身はガワとは全く違う人とか。 (-204) 2022/02/27(Sun) 20:24:13 |
【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ『つまり俺があの方法を提示した時点で、俺が二回目の人間である或いは知っていると踏んでこうしてやり取りしに来たという事でしょうか』 『俺はむしろこの場にいない存在だと考えたこと無いです。 目に見えない場所、俺たちには知覚できない者の可能性を考えていたらキリがありませんので』 『そうですか、応援しています。頑張ってください。 視野が広いかは分かりません。考えたことがないので』 誰かが何かをやろうとしたら応援すべきだと言われているので、無責任にそうした。 (-205) 2022/02/27(Sun) 20:31:36 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「うう〜ん…?俺は……ああいや、僕は同じ景色をみてほしいだけです。 一瞬でもいいから、同じ場所に立ってほしい。その後は、どうでも。」 地面を見ながら歩きつつ青年は語る。その足取りは、池の周辺から移動する気がないことがわかるだろう。 「……なぁんて言ってみたけど、もしもここを出れて、未来でそうなったら。 あいつが嫌がっても僕は追いかけますよ。 地球の裏側に行っても捕まえる。 だって、」 (-206) 2022/02/27(Sun) 20:32:25 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「 やっと作れた理解者 青年は拾った小石を見つめながら。 僅かに上擦った声色で、言った。 (-207) 2022/02/27(Sun) 20:33:22 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「ダメとかは、よく分からないんですけど。 ……でも……あの。」 体の左側、ソファの中心に重心が寄った。 あなたの方を向いて、話をする。 「怖く、ないんですか? ……死ぬかも、しれないの」 (-208) 2022/02/27(Sun) 20:34:05 |
【独】 清掃員 カミクズ/* もっと軽率に死にたくて気が狂いそうになってきた(異常者) なんで人間は殺すと死んじまうんだァ!? 何度も死ねたら死ねば死ぬほどお得!今すぐ死ね! (-209) 2022/02/27(Sun) 20:41:46 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ『そうだな。くじで決める以上俺にとって議論は最早意味などないかもしれん』 『ただ、誰がどういう意見を持っているのかそういうのは聞きたくてな。自分では思いもよらない考えがあれば、物事も色んな角度から見ることが出来たり人の中に紛れて生きるのに役に立つ』 『ただ、ナツメは見た感じあの裁判場で発言するのは苦手としている印象を持っている。だから合議の場ではなくこういった場所で話せたらと思った。納得できただろうか』 (-210) 2022/02/27(Sun) 20:42:17 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「 理解者 って本当にいるんだ、すごいですね」少なくともあなたの理解者だと思った存在は、あなたにとって良いことをもたらす存在で。 あなたはその人がいたことが嬉しいのだろう。 さすがに間違ってない、よな、と、考え込んだ。 「逃さない理由はわかりません、が。 ……すごく嬉しいから、生き死に問わず離すつもりがないという、ことで良いですか?」 「……そう思うと、かわいく見えてきましたね。 俺もにたようなことを言われているようで、分かってあげられてないのでお二人が羨ましいです。理解者をてに入れられて、理解をしてあげられて。」 (-211) 2022/02/27(Sun) 20:54:41 |
【墓】 アイドル ヒメノ───…… どれほどその場に伏していたのか、 痛みにようやく慣れてきたころ、ゆっくりと体を起こした。 「……アイツ、死んでもいいって言ってたくせに……っ むかつく……」 ピンクのリボンに飾られた親指の爪をギリギリと噛む。 すぐに追いかけて殺してやりたいが、また正面から切りかかっても同じようにいなされてしまうだけだろう。 (+22) 2022/02/27(Sun) 20:58:56 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「怖いですよ。 私だって死にたく無いと思っています」 ソファを沈みこませてあなたに体を向けます。 「でもそんな自分の気持ちと同じくらい、自分だけ生き残ればいいとは思いたくないって気持ちもあります。 結局私が決めかねているのは其処かもしれません」 (-213) 2022/02/27(Sun) 21:01:22 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ 空にはおひさまがぴっかぴか。夜更かしをした子が起き出したくらいの頃。 君が端末として利用している物に、メッセージが一件。 『御機嫌よう、愉召怪のコタくんだ。 こちらふと浮かんだ程度のとりとめのない疑問故、 お忙しければお答えいただけなくても構いません』 『フカワお兄さんのスリーサイズっていくつ?』 興味はない。 (-214) 2022/02/27(Sun) 21:05:17 |
【秘】 演劇 アクタ → 涙眼 ユメスケ『バカ』 くだらないやり取りに 画面の向こうは確かに笑った。 見学者は物に触れられないんだったか、と 今一度規約を確認したりしつつ 『また明日』 友達同士みたいな、なんでもない返事を返して 男も君と過ごす時間を楽しみに考えつつ 今夜は早めにベッドに潜り込んだのだった。 (-215) 2022/02/27(Sun) 21:07:03 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス「……ずるいなあ…………」 机に伏したまま背中を丸めて、何かに耐えるようにしながら。 かつて君に言った言葉を呟いた。 ずるいなあ、全部言わせるんだもん。 「ああ、殺したいよ、殺したいよ……… 最初から全部、全部、無かったことになるなら、そうしてる……!」 言葉は段々と小さくなって、ついには嗚咽混じりになっていく。 額を机に擦り付けて、見えない背後の誰かに何度も何度も土下座して謝って。 体を小さく丸めて、このまま消えてしまえたら、どれだけいいか、 「っ、俺が、生きてきた過去は消えない。 だから、だから…産まれた時から、その瞬間から、もう手遅れだっ、た、」 震える息を吐いて、絞り出す。 (-216) 2022/02/27(Sun) 21:11:42 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス「 誰もわかってくれない 」自分と同じ人生を歩んだ人が、どこかにいないかな。 「 誰もいない 同じ気持ちを抱いてよ。 「 さみしい 俺だって誰かが隣にいてほしい、 「 さみしいんだ、 」ほんのちょっとだけでいいから、 同じ景色を見てくれたら 。 (-217) 2022/02/27(Sun) 21:12:33 |
ユメスケは、『また明日』を返した。その日、眠る前のこと。 (t20) 2022/02/27(Sun) 21:18:19 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「……いやいや、だから言ったじゃないですか。もしも≠チて。 今はまだ 、俺はユスを理解できないし、ユスも俺を理解できない。」小石を横投げで池へ。水面を数回跳ねた後、石は水面に沈んだ。 「本当に理解者になってくれるかはわかんないです。でも、何事もやってみなきゃわからない。 宝くじだって、券を買わなきゃ、一等が当たる確率はゼロのままでしょ?」 ハイリスクハイリターン。青年が今まさに行っているのは、そんな行為で。 今、青年は 自分の全てを使った賭けをしている最中だ 。「まあ、離したくない理由はそんな感じです。俺は独占欲っていうのかな、そういうの思ったより強いみたいで。 俺個人が見たい景色っていうのも、似たような答えになります。」 新たな小石を拾う。どうせ投げるから、あと一つ。計二つの小石を片手に、青年は続ける。 (-220) 2022/02/27(Sun) 21:37:39 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ…君は気付くかもしれない。会話の中で、青年が 理解者を見つけた とは一言も言っていないことに。青年が考える理解者と君が考える理解者には、乖離がある。 「 あいつが俺を理解して、俺があいつを理解できた瞬間 、です。」 (-221) 2022/02/27(Sun) 21:38:29 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「……意外…そうですか?いえ… 選ぶのであれば、比較的選ばれる事を受け入れている人を、と そう考えていたのは確かです。でも…」 幻聴はともかくとして。 清掃員の考えている事は、きっと随分わかりやすい方だ。 前述の判断を下した基準も、単純に。 選ばれる事を受け入れられていないような人達を、 敢えて選ぶ理由がないから。ただそれだけ。 「きみに、というよりは。 きみ達に、と言った方が正確なのかもしれません」 思考の言語化に難航しているようで、訥々と。 何度も視線を彷徨わせながらそんな事を言う。 「きみに限らず、"この場所で"与えられた時間で… 判断する事、したい事、答えが欲しい事。 自分の身勝手な考えですけど、そういうものがある人達には もう少しだけ、今の立ち位置のままで居られるような。 そんな時間があった方がいいんじゃないかって…」 それは多分、あってもいいけど、なくても特別困るわけじゃない。 あってもなくても変わらない、気休めのような時間だ。 (-222) 2022/02/27(Sun) 21:56:25 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「…選ばれた人は、それを受け入れていても。 周りの人は、必ずしもそうとは限らないじゃないですか。 人って死に瀕している人を前にしたら、言葉の受け取り方や 考え方は多少なりとも偏ってしまうんじゃないでしょうか…」 そんなのは、誰にだって言える事だけど。 つまりはそれらの前提の上で総合的に判断した。 あの選択にある過程は、言ってしまえばそれだけの事だ。 「……うん…でも、杞憂ならよかったです。 …いえ、あまりよくはなかったかもしれませんけど…」 ──取引相手。 話し合いの場での発言を思い出して、少し悄気げた。 結局の所、清掃員は、あなたにとって、それが。 "どうでもいいこと"であるなら、それでよかった。 何か不利益を齎していたり、不快に思わせたのでないのなら。 独善に自己満足以外の意味は無いと知っているから。 (-223) 2022/02/27(Sun) 21:59:49 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「ずるいと言われてもな。お前の気持ちを汲んできちんと返すなら、知らないままでは駄目だったんだ。 お前の意思を聞かなければ、この先肯定も否定も出来ないから」 かつて貴方に言ったものと似た言葉を呟いた。 かつてと違うのは、そのまま椅子から立ち上がり、机に突っ伏す貴方の隣にやってきてそのまま床に座り込んだ点だ。 「そうか。殺したいか。無かったことにしたいか。手遅れだったのか。 ──そんなことをしていたら、そんなことをこれからしようとするなら、俺はお前に何をされても問答無用で止めにかかっていたかもしれないな」 静かに語る。抑揚のない声で、誰かを見て謝り続ける貴方の隣で。 「あの合議の時、俺はくじでツルギの名を引いた。投票するなと言われていないし、お前も気にせず、俺も気にしない。そのリスクを負った上で全てを賭けて勝たねば幸運が与えられないから。 ……分かっている。だから、俺はツルギに投票するのを変えない。だが、正直に言おう。 分かっていたのに あの時確かに苦しかった」 ▼ (-224) 2022/02/27(Sun) 22:17:36 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「それから俺が何を考えたか分かるか? 分からないと思うから説明する。 Wお前が死んでいなくなって、それでも一人元の場所で生きることになった未来の俺Wだ。 来た時点の俺であれば、仮に死なずに生きたとしても今までと変わらず俺と言う個人を取り上げられたまま、あらゆるものが麻痺したまま生きていただろうよ。 ただ、こうしてお前と生きる約束をしてから想像したら何かが違った。 色褪せているように見えた世界がもっと暗くなった。何故何一つ感じることのない無味乾燥とした毎日を生きなければならないのかと欠片でも疑問に思ってしまった」 「なあ、分かるかツルギ。 俺は期待し、裏切られるという痛みを予想できるようになってしまったんだ」 ▼ (-225) 2022/02/27(Sun) 22:18:16 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「……俺の家族を使って、過去のお前と同じ経験を俺もしようか?」 「弟妹を殺した後、母親を監禁し孕ませてその胎から生まれた俺と同じ血を引く子供を抱いて、それからこの手で二つの命を潰そうか?」 おぞましい話を、何も感じないと言わんばかりに口に出す。 ──実際、何も感じないのだから、仕方ないだろう。 「……そんな事をしても、俺はきっとお前の気持ちが分からない。相互理解はきっと出来ない」 ──もし感じるとしたら、それは。 「今の俺が胸の痛みに苦しみ喘ぐとするのなら、それはきっとお前を喪ったときだ。 麻痺して死んだ俺の感情を動かせるのはきっとお前だけだ」 透明だった声に、その一瞬だけ、確かに熱が込められた。 ▼ (-226) 2022/02/27(Sun) 22:19:35 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「だから、ツルギ」 「お前が教えてくれないか」 「状況も、感情も、景色に必要なもの全て」 「可能性の全てを、俺に」 「似た苦しみも、おぞましい痛みも、必要なら喜んで飲み干すから」 こうして貴方が全てを晒して苦しみ泣いていても、頭の中で家族全員惨たらしい肉塊に変えたとしても。 碌に、心が動いてくれやしない。 「俺は、人どころか怪物、ろくでなしにひとでなしである以前に、心をまともに持てない生き物失格かもしれない」 「それでも俺は、お前の作る景色が見てみたい」 「一瞬でも同じ景色を見れた時の、お前の顔が見てみたい」 心が動いたきっかけは、貴方の愉しそうな笑顔だったから。 「お前が寂しくても、ずっと傷ついていても、嫌だと言っても」 「……俺は、誰の為でもなく、お前の為でもなく、ただ俺の為に」 「ツルギが欲しいよ」 隣ではないけれど、傍らに座り込んだ青年は。 そうして、ひたすらに滅茶苦茶で、身勝手な言葉を吐いた。 (-227) 2022/02/27(Sun) 22:26:25 |
ユスは、自分の為にしか動けない。 (a34) 2022/02/27(Sun) 22:27:29 |
ユスは、それでも許されるなら、いきたい。 (a35) 2022/02/27(Sun) 22:27:44 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ瞬きを数度。 「………周りの人。成る程、それは考えてなかったです。 状況のイーブンさ、っていうんですかね。うん、わかります。」 微塵も考えたことのない視点だった。 だって自分は、誰が──勿論自分も彼も──どんな立場になっていようと、抱く思いは変わらないから。 でも他の人は違うだろう。 ユスはどうかな。ちょっと動揺してたし。 「でも俺たちに関しては、この場で得られる結果じゃないので。 本当に気にしないでください。 カミクズさんも、何人いるかわからないけど、 他の二回目の人も 。」 (-233) 2022/02/27(Sun) 22:49:41 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ「…ああ、そうそう。意外っていうのは、裁判場でのことがきっかけです。 俺みたいな、議題を提起して…発言を促すタイプの存在を、都合よく思うか否かっていうのかな。 それを鬱陶しく思うなら、それはきっと主体性があって場を支配したいと思うタイプの人だと。 あの時僕の問いかけに答えた時点で、二回目の人は普段はそんなことないけど、実は誰かに見てほしい人≠ネのかと思ったんです。 だから、流れを勝手に作り出してた俺を邪魔だと思うかなって。」 あのあと青年は、合議のログを見返していた。 匿名でメッセージが送信される前の君>>2:a10が、以前見た姿>>1:a44と重なった時、青年の心の中で君は二回目候補筆頭となったのだ。 ……そう、この時、>>1:a44青年はフカワと視線を交わす君を遠くから見ていた。君やハナサキは、気付かなかったようだけど。 青年も、フカワと会釈をする程度だがすれ違っていたのだ。 「でも俺に誰も票を入れなかった時点で、俺が選ばれなかった時点で。 二回目の人たちはきっと、場の主導権を握るのが苦手なタイプだと思いました。」 自分にとってはこれも何てことのない内容だから、やっぱり世間話のような口調。 だけど二回目が何人いようと、自分の目指す最善には一切の影響がない。 だから、言及しなかったというだけ。 君 たち が消極的な理由で誰かを選ぼうと、やっぱり俺にとってはどうでもいいことだ。 (-234) 2022/02/27(Sun) 22:51:39 |
【独】 剣道 ツルギえっあの………ほんとにユスに返さないとダメ?なんで? あの……あのさ………… 俺たち……一生アクタ(おさとう)(推定)に土下座して生きていこうな (-235) 2022/02/27(Sun) 22:53:47 |
【秘】 規律 ユス → 涙眼 ユメスケ『コタ。 お前の自己満足に付き合ったので今度は俺の自己満足に付き合ってほしい』 『とは別に言わない。付き合って欲しいわけではないから。読まずに消していい』 『どうにもお前には努力して覚えた世間一般的な反応だとか価値観を持ってくると嫌らしいから、本音というか何も取り繕わずに話すことにする』 『メッセージを読んだ。俺宛に送ったのも、全体に送っていたのも。 嫌がる理由が分かった気がする。特に悪いと思っていないので謝ることはしない。 ただ、お前の話を聞いても俺はやはり行動の選択を決めるのは自分自身という考えを変えられない。 どんな者にも社会的地位、数秒先の未来、自分の我が身、何もかも投げ捨てて「何もせず動かない」くらいの選択肢はどれだけ透明に近くても残っていると思うから。 生きたい死にたいではなくW楽になりたいWしか考えられなかったほど病気で苦しめられていた時の俺も、助けを求めずのたうち回って何もせず死んで楽になるという選択肢はきっとあったんだ。極限状態で、その選択肢を選べる余裕がほぼほぼ無かったとしても』 『こう言うと、ではW遊召家さんちの小太郎くんは別の選択肢を選ばなかっただけなのか?Wという問題が起きるかもしれない。俺の考えに基けば、是ということになる。 環境や状況によってほぼほぼ限りなく誘導されて、ほぼほぼ他の選択肢が透明に近かったとしても、最終的に選ぶのは自分自身だ。 こう言うともしかすると遊召家さんちの小太郎くんは怒るかもしれないな。怒ったところで、俺には関係ないし困らないが』 (-237) 2022/02/27(Sun) 23:03:22 |
【秘】 規律 ユス → 涙眼 ユメスケ『何故こんな話をしたのだろうな。俺にも分からない。 もし仮に小太郎くんが突然大人たちにどれだけ言われても物言わぬ人間になったり、精神に異常があると言われてもおかしくないほど暴れてみたり、そんな今の立場を捨てるようななりふり構わない選択肢を選んだとしても。 今の俺は空を泳ぐ鯨のいる雲を見上げるしか出来ない海にいる鯨だ。 空の向こうにいる鯨が何を思おうが、何をしようが、分からない。そしてそれは、世間一般もまた。 無責任で自分勝手な作文は終わりだ。読んだのか? 別に読まなくてもいいのに。終わり』 (-238) 2022/02/27(Sun) 23:03:42 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 匂わせのつもりでやったから答え合わせできてよかったな。 でもそこは冤罪だぜェ〜ッ!!!(ドカス)(タイミングがね!) そこが狼だったら今頃もっとどエラい事になってたよ多分 (-239) 2022/02/27(Sun) 23:07:02 |
【人】 演劇 アクタ3日目、議論のち、夜が明けて、昼──と言っても、まだ朝に近い時間帯。 広場の噴水の前。仁王立ちの男が居る。 スマホのような端末で文字を打ち 誰かと 待ち合わせをしている らしく、ソワソワ辺りを見渡した。 (2) 2022/02/27(Sun) 23:09:41 |
【秘】 演劇 アクタ → 涙眼 ユメスケ『起きろ』 『遊ぶぞ』 『広場』 とても不親切な集合場所の連絡だ。 画面の向こう側、男がソワソワと君の起床を待っていることは明白。 君はステルス状態で赴いても良いし、 ちゃんと姿を見せても良いだろう。 (-242) 2022/02/27(Sun) 23:10:06 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「そう……ですか。ツルギさん達がそれでいいのなら、 それは自分が気を回す事でもない、ですね。」 清掃員は、あなたの、あなた達の事をよく知らないから。 だから、"この場で得られる結果じゃない"という言葉の持つ意味、 そのニュアンスを正しく汲み取れはしない。 わからないから、わからないなりに、ただ。 無闇矢鱈と踏み入らないという距離感を選んだ。 この場所で何度か見た、考えてもみなかったという反応に 日常の中ではあまり触れる事の無い、根本的価値観の相違に。 それは、生き死にが絡むとこんなにも顕著になるものだろうか。 そんな事だけを思って。 「な…なるほど、場の主導権を握るのが苦手…… 確かに否定できないかもしれません…ね… ……何というか、こうして面と向かって分析されるのは… こう、ちょっと気恥ずかしいですね、なんとなく…」 そして、あなたの観察は概ね正しいと言って差し支えない。 事実目の前の気弱そうに見える男は、 最初から、あまり議論に積極的な様子は無かったし。 物理端末の操作を介さないメッセージの送受信を行う時。 その時、この清掃員は 帽子を目深に被る癖が確かにある。 (-245) 2022/02/27(Sun) 23:47:23 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「……ああ、気が付いたら随分話し込んでしまいましたね お話しておきたかった事、今の内に話せてよかったです。 お時間頂いてしまってすみません。」 はたと思い立ったように、へにゃりと笑って別れを告げる。 カミクズという清掃員は。 癖もわかりやすければ、ボロもすぐに出る。 それでも、"他の二回目の人"には、触れる事すらなかった。 あの人は、 敵意や猜疑心を向けられる事とはまた別の理由 でその立場を明かす事を好ましく思っていなかったから。 そういう所だけは、抜け目のない男だった。 (-246) 2022/02/27(Sun) 23:48:19 |
ユメスケは、目覚めてから寝転がったまま、ヌンッ。いくつかメッセージを送った。一個入力速度がバチ速かった。 (t21) 2022/02/27(Sun) 23:53:47 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『そういうことでしたか』 『卒業生です。 弟が高校生なので 同じぐらいを想像してきました。 後輩、と、こんなところで会えるなんて』 食堂のお姉さんが恋人を亡くして一週間大盛りしか配られなかったエピソードはしっているかと、 少し身近に感じた存在に小さく笑みを浮かべる。 一人ぐらい平気だろう、覚えていたって。 『楽しかったな』 あの時は楽しかった、なにも気にしなくてよくて。変な奴しか周りに居なくて、異常性が異常だと気づけなかったほどに。 (-248) 2022/02/27(Sun) 23:53:59 |
【独】 剣道 ツルギ(抱えている秘話を見る) (池の様子を見る) 行けっツルギ!!!ユスに比べたら全員マシ!!!!! いけいけGOGO!!!!!!!!! (-252) 2022/02/27(Sun) 23:57:04 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス自分より低い位置から聞こえる声を、自分の腕で覆われた暗い景色の中で聞いた。 どうしてだろう、先ほどまでよりずっと近くで聞こえる気がする。 「 ………、うん。 」君のことなんて理解できないけど、全く知らないわけじゃない。 君が嘘をつかないことも知ってるし、君が俺を特別だって思ってくれてることも知ってる。 君が俺の名前が書かれた栞を引いた瞬間に、動揺したのを見た時、嬉しく思ったのは それを確信できたから 。君が俺に期待してることを、本当は、知ってた。俺が信じようとしなかっただけ。 「……………」 ふと鼓膜を揺らした熱に、僅かに顔を上げて。身を引いて、机の板越しに君の頭を見る。 久しぶりに頬を濡らした涙が、顎を伝って道着の袖に染みを広げていた。 こんなこどもみたいなこと、何年ぶりにしたかな。 お父さんは泣かなくて強い存在だから、泣かないようにしてたんだ。 (-253) 2022/02/28(Mon) 0:01:35 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス………最初は全然そんなことなくて。男癖が悪いだけの、どこにでもいる荒んだ母親だった。 だけど同級生より早く成長期を迎えた俺は、身体に男としての特徴が強く出るようになって。 「……ほ、んとに?」 あの女は俺越しに父親を見て、俺を男として扱った。 「ほんとに、俺が、ほしい?」 剣城一成という少年≠ヘ、ある日を境に透明になった。 それは、全て終わらせた今でも続いている。 ───まるで呪いのように。 「俺が………俺のために、お前の全部がほしいって、」 君にとっての俺は唯一ですか。 「そう思っ、てるのと。…同じくらい?」 君にとっての僕は、ほんとうに僕の形をしてますか? (-254) 2022/02/28(Mon) 0:02:37 |
ツルギは、自分の為にしか動けない。 (a36) 2022/02/28(Mon) 0:03:02 |
ツルギは、それでも求められるなら、いきたい。 (a37) 2022/02/28(Mon) 0:03:16 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「……どっちからそれを言ったんですか?」 ああ、すごく、そうか。 なんで想像つかなかったのだろう。 何処かで別人だと思っていたから? 「俺も、今、理解者ごっこしているんです」 なれるかもしれないね、なんて。 そして、その宝くじになっている。 あなたたちと同じ流れではない、桁も少ししか違わないかもしれない、だけどそこには。 俺が彼を理解して、彼が俺を理解できた瞬間を望む者がいる。 惜しむらくは、当の片方が酷く他人事でここを暇潰しに思っている所が問題点か。 「……やってみなければ、始まらない。 理解しようとしなければそんな存在は現れない。 そう、いったのが始まりでした」 「夢みたいなこと考えてますね。 俺は、まだ難しそうです人を理解すること。 嫌な気持ちにならないのが幸いでした」 (-256) 2022/02/28(Mon) 0:05:44 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『おはよう脚本お兄さん』 『広場ね、OK〜〜15分後に行きます』 絶妙に短くない。君のそわそわを分かっていながら、彼はこの宣言通りに君を待たせることになった。 (-259) 2022/02/28(Mon) 0:16:28 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『わー。先輩だ。フカワ先輩〜』 『あっ、それ知ってます。保健室の先生から聞きました。面白かったです。いや笑い事ではないですけど』 『今は食堂にはおばちゃんしかいないんすよね』 当時のお姉さんがもういないのか、おばちゃんにクラスチェンジしたのかは分からない。 『今は楽しくないんですか?』 過去形。大人って大変なのかな。 (-260) 2022/02/28(Mon) 0:20:24 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユスあの方法を提示したのは。 『そういう意味ではないのですが。 候補が二人ぐらいしか思い付かなくて。 ユスさんなら、正直に答えてくれそうだったからです』 『そんなことを投票理由にしようものならやり返されそうですから』 やはりすぐにすんだ確認と、暫しの返信速度に息を吐いた。 『見える範囲のものしか見えない。 己の視界は何をしたって 他の人間の視界にはならない。 他人と見えるものがちがうとわかってから 漸く己の狭さに気づく、そういうものですよ』 (-262) 2022/02/28(Mon) 0:23:07 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* 起床→ユスメッセ確認→アクタメッセ確認→アクタメッセ送信(15分待たせる)→ユスメッセ送信(キレそう)→フカワメッセ送信(嫌いポイントあるからカスをしていい人) (-261) 2022/02/28(Mon) 0:23:14 |
【独】 剣道 ツルギいや……これ、エノじゃねえか? ええ〜〜エノフカワの相互理解をカミクズが望んでる…ってコト? わかんねえ 俺以外に理解振り回してるの、エノのアニキぐらいじゃない? (-263) 2022/02/28(Mon) 0:28:30 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『もう働いているのですが 今思うと』 制服にしがみついているような。 そんな感覚があった気がする。 『せっかくだから人生で一番楽しかった時間に 戻った気分を味わいたかったのかもしれない。 お金を稼いで、笑って 役に立っていたつもりだったのに 一気に価値をなくしてしまったんです。 楽しくないのは選ばれてからです、ね』 選ばれただけでは死亡が確定したわけでもない。 だが彼の明るくない部分はすべてリストに名前がのってからだと告げるだろう。 それまでは楽しかったのかもしれない。 (-264) 2022/02/28(Mon) 0:29:02 |
【秘】 不運 フカワ → 涙眼 ユメスケ『計ったことなくて、ごめんなさい。 目分量なら』 なんだかステータスが出てきたので記入をする。 この学生のスタイルのスリーサイズだ。 痩せすぎず太りすぎず普通のサイズだった。 『あ、の。 あのときは怒らせちゃったみたいで……? なにか面白い話を皆さんとはできていますか』 (-265) 2022/02/28(Mon) 0:31:51 |
【独】 清掃員 カミクズ──カフェでの一悶着の後、医務室。 「いっっった………」 正直もう全部投げ出して寝たかったけど。 点々と血の痕を残しながら、なんとかここまで辿り着いて。 血塗れの作業着を肌蹴れば当然インナーまでぐっしょりだ。 言葉未満の呻きを漏らしながら簡単に処置を終えた。 痛みは誤魔化せても身体のあちこちが怠くてしんどい。 合議が終わる前にくたばるのが結構現実的になってきた、かも。 着替えながらそんな事を思った。 (-266) 2022/02/28(Mon) 0:34:15 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ「…あ、すいません。その、わかりやすかったんで……探ろうとして探ったわけじゃなくて…?」 こどもとしての自分を殺し、顔色を伺って生きてきた青年は。 自分や相手の視点ではなく、三つ目の視点から物事を見下ろす癖があった。 客観的視点を持っていると言えば聞こえはいいが、それは離人症と診断された程度に病的なものだ。 「──あ、はい。こちらこそ。」 だから。 話を急に切り上げられたことに気付く。 君の中にあったであろう油断が消えたことに勘付いた。今までも大人と話すとき、度々そんな場面があったから尚更。 普段なら、青年にとってはどうでもいいことなので。 言及したりしないけど。 とある人の判断材料に、使えそうなので。 情報が、ほしいと思って。 君の帽子越しに相貌を真っ直ぐに見て。 「あの。 エノさん には、このこと言わない方がいいですか。」逃げ道のある鎌をかけた。 エノさんとフカワさん、どっちかかな。 これで違ったら適当にごまかしとこ。カミクズさん、言いふらす人じゃないし大丈夫だろ。 (-268) 2022/02/28(Mon) 0:45:29 |
【墓】 清掃員 カミクズ「はあ………」 多分、深夜から早朝にかけての事。 清掃員は一人、寮の入り口から医務室までの道を掃除していた。 つまり、点々と残された血の痕を。 簡単に処置をして着替えてこそいるけれど、 負傷した左側の腕はだらんと脱力したまま。 「虚無だ………」 物凄くやりづらそうだし、物凄く憂鬱そう。 実際憂鬱で仕方ない。自分で汚した場所の後始末なんて虚無だ。 モップがけをしながらひたすらに虚無をプレイしている…… (+23) 2022/02/28(Mon) 0:48:04 |
【人】 演劇 アクタ>>@10 ユメスケ 「正直、結構待ったな。 でも別に良いよ、僕も考え事してたし。」 何より、今日は気分転換がしたかった。 君からの名前呼びに、ん、と反応。 ……少し考えて、言及するのはやめた。 「えーと、お前は触れられない物もあるんだよな。 一緒に遊べるものを考えてたんだけど…… 例えば今ここに美術館とか建てたら、全然遊べたりしないか?」 特に触る必要はなく、鑑賞するものならば 君と共有出来るのでは、と考えていたのだ。 ──勿論、生み出すのはこの男なので、 ちゃんとした美術館が出るかと言われると、怪しい。 だけど君が賛同してくれるなら、 試す価値はあるんじゃないかと思っている。 (3) 2022/02/28(Mon) 0:48:59 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『あー。そりゃ候補者に選ばれるのは楽しくないですね……』 それはそうだ。 これまでが楽しければ余計にね。 『はあ。なるほど……』 『アンケート、1と2にマル付けてたし、最初は控えめそうに見えたから、どういう人なのかなって思ってたんですけど。 意外とガンガン攻めて来るな〜って思いながら合議見てました』 (-269) 2022/02/28(Mon) 0:53:21 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『攻めるですか? 当たり前の事を言っただけですよ』 『意見もまとまりません なんならユスさんのいった通り 皆さんと会う必要もないんです』 『それでも集まってるのは 他人の心ない意見を聞きたいんですよね』 『傷を舐め合うような同情じみた声を 裁判所で聞くためでは、ないと、 皆さんが示しているのでそう判断しました 楽しくないともつまらないとも ここに来るまでは考えてなくて。 なにも知らないのは幸せでした。』 『もう帰ることになっても楽しくありません。 メイサイさんは、今は楽しいですか?』 (-270) 2022/02/28(Mon) 1:02:38 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「僕の方からです。とはいえ、僕自身の解釈というか。 エノさん のいう理解者とは、結構違うんじゃないかな。」この場で初めて出す名前を告げて。君の相貌を瞬きせずに見て。 再び小石を投げれば、水面に波紋が連続して生まれた。もう小石は水面の下。 よく見ていたら、最初に投げた石より小さいことに気付くかもしれない。 「夢…そうですね、まだ僕も夢みたいに思います。 でも相手が許してくれるなら、受け入れてくれるなら、現実味がありそうな手段もありますよ。」 最後の一つを投げる。二回目に投げた石よりもさらに小さい石だった。 水面の波紋は、最初の石に比べればずっと小さく頼りない。 「嫌な気持ちにならないなら、それ伝えた方がいいかも。 フカワさんなら、近道しても怒らなさそうだし………」 一体青年が何を言っているのか、果たして君にわかるだろうか? わかるなら、青年と君はずっと近い位置にいる。 理解を少しでも拒むなら、君は正常だ。 (-271) 2022/02/28(Mon) 1:05:45 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ か細い声を聞いた。聞き逃すはずがなかった。 硝子のような、けれど決して無機質ではない瞳が少年を見ていた。 仏頂面だった彼が泣いている。全員と話を聞くほどの行動力があり、議論も放棄せず、淡々と生きていた彼が頬を濡らして感情を晒している。 珍しい景色だと思った。 悪くないと、もっと見たいと、W欲Wが確かに出てきた。 昔は、笑う誰かを見ることが好きだった。楽しそうにしているのが眩しくて、見ていてこちらも嬉しくなる。ありふれた喜びを抱ける子供だった。 皆が自分の中の他人を尊重するあまり、自分を取り上げられてからは、どこか遠い存在に見えてしまって何も喜べなくなったけど。 ▼ (-273) 2022/02/28(Mon) 1:09:36 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「ほんとに」 たった一人しかいない特別に、いったい何を見出すと言うのだろう。他の存在なんて、集めてまとめて天秤に乗せても全く重くなりやしないのに。 「本当に、お前が欲しい」 その透明になってしまった器に、お前の心から滲ませた色を乗せて欲しい。 鉄の匂いがする赤でもいい、孤独に泣く濁った色でもいい、ずっと我慢してきた少年のあどけない色でもいい。 呪いを塗りつぶす程の感情を、俺は全て見ているから。 お前を見失ったりなんて、しないから。 どうして俺がお前しか見れなくなったと思う? お前だけが、俺"だけ"を見ていたから。 お前だけが、俺の居場所を占める誰かを見なかったから。 お前だけが、俺の──。 「ああ。命も、時間も、感情も。何もかも。 お前が、お前の為に、俺の全部がほしいって」 俺にとっての貴方は唯一です。貴方は他人ではありません。 「そう思っているのと──」 俺にとっての君は、ほんとうに君の形しか知らないんだ。 (-274) 2022/02/28(Mon) 1:11:08 |
ユスは、今度こそ、君の前で目を細めて笑った。 (a38) 2022/02/28(Mon) 1:12:24 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギああ、きみは自分とはまったく違う人生を歩んで来たんだな。 察しの良さに、真っ直ぐに見据える視線に、そう思って。 「──それは、」 (-276) 2022/02/28(Mon) 1:14:33 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ愚直な走狗は、甘さを殺して問い返す。問いには答えないまま。 「どういう意図の問いですか。」 「ただ気になったから、聞けるから聞いただけですか。」 「それとも、きみにとって必要な事ですか。」 (-277) 2022/02/28(Mon) 1:15:12 |
【独】 剣道 ツルギ今二つの興奮で情緒分離しそう どっちの悲鳴あげればいい??? とりあえず二つ分合わさってイーーーーーーーヒヒヒwwwwwwwwみたいな声出た (-278) 2022/02/28(Mon) 1:18:35 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユスそれが送られてきたのは朝と昼の間。 『知ってる? 文章って個人宛に送ると 読まなくてもいいって書いていても 最後まで読まれるんだぜ?』 そっちに行きたいって言った空クジラに 「降りて来ればいいのに」って言った海の鯨だ』 下に向かって泳いでも向かえないんだ。 死んでようやく海に落っこちれるんだ』 あったかもなって思いはするな。昔ならね』 結局生きたかったんだろ。大前提の願望があったんじゃん。 俺も死ぬ選択肢は取りたくないから取らなかったよ。昔はね』 知らせたなら知った前提の動きを相手がするからだ』 伝える事で自分が救われようとしているように見えるなぁ?』 『俺、柚須お兄さんのこと嫌いだ』 その柚須お兄さんの方がもっと嫌いになる』 精々見たくなった景色とやらを見にいければいいと思う』 (-281) 2022/02/28(Mon) 1:23:24 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* 私は行数制限(30行)と戦い、そののちに字数制限(2000byte)と戦いました。これは一レスで叩き付けるべき圧だと思ったので。 (-282) 2022/02/28(Mon) 1:27:25 |
【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ『ふむ』 入力中。 『確かに他人の視界には決してなりませんね。完全に同じ景色を見ることはできない。 では、狭さに気付いたのなら他人と共有して補えばいいのですね。他人には決して見えないものを教えて、自分が見えないものを知る。 共有する為の言語というツールが俺たちにはあるわけですから』 (-283) 2022/02/28(Mon) 1:34:03 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「……彼の理解は、精神論でしたから。 普通の生活を知っている人には伝わりやすいものだったんじゃないですか?」 実のところを言えば思い付かない。 自然にやってしまった可能性も捨てきれなかった。 そのなにかを今ここで全ての者から告げられた中で当てはまるものがないかを検索しているところだ。当てはまるわけがない、だが。 確かに、フカワという男の世界は飛躍的に広がっていた。 「伝えて、……」 「……近道、ってなんのことか、わかりませんが。 教えてもらっても良いですか?」 聞いたのは間違えたくなかったから。 知りたかったから、そして。 今名前が出たのとは違う、もう一人の寂しがり屋の顔が浮かんだからだ。 いや、まさかと。かぶりをふってから石を投げ続けるあなたと、まめができた自分の手を見た。 (-284) 2022/02/28(Mon) 1:35:57 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ『いや謝らなくていい。分かっている方が気持ち悪いと思う。 サイズも聞いたが別に要らない。興味ない。 し、聞いたところで数字から実物の想像もつかない』 素直な失礼が返った。まだ怒ってる? 『随分と曖昧な投げ掛けだな。俺が面白い話を人と出来ていたら それはフカワお兄さんにとって何になるって言う? それとも俺がお兄さんお姉さん達と面白い話なんて 出来ていなかったら何かしてくれるつもりで聞いた?』 怒ってるのかも……。 八つ当たりの割合が大きい。 (-285) 2022/02/28(Mon) 1:44:35 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『あはは。確かにそうですね。話がまとまらないなら特に議論する意味もないですし。』 『フカワ先輩の言ってた事、別に変じゃないです』 『僕は』 少し間が空いた。どう書こうか迷ってから、結局正直に書いたからだ。 『全然楽しくないですよ』 『今のところ、やっぱりナツメさんに投票する予定ですか?』 (-286) 2022/02/28(Mon) 1:52:46 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ「………」 その反応がもう、答えじゃないかって。 そう素直に言ってしまう程、愚かじゃない。 頭の片隅で、様々な品を出す準備をして。 「はい。気になっているから、聞けるから、必要なことだから聞きました。」 こどもは怖いもの知らずだ。様子を一変させた君にも動じず、ただ視線を返した。 己の上に跨った女以上に恐ろしい者など、青年の中に存在しないから。 「俺ね。フカワさんのこと、尊敬してます。カミクズさんのことも、勿論。 …前も言いましたよね。ああいや、書きましたよね。 『否定も疑問も言わなかったのはカミクズさんとフカワさんだけ』って。」 あのやり取りはテキスト上で行っている。だからログを漁れば簡単に出てくるだろう。 (-287) 2022/02/28(Mon) 1:52:50 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ態度だけは、冷静に見えるかも知れない。 それでもよく聞けば、年上に対しての一人称が崩れている。 「俺にとってのフカワさんは先輩とか、OBの人みたいな…そんな感じです。 あの人の暇潰しが上手くいくといいなあって、思ってて。 尊敬してる人の近くにいる人が、二人も二回目だった。 だから少し、心配なんです。………何か企んでるんじゃないかって。 フカワさん、自分のことあまり顧みないから。」 「わかるでしょう?後ろに乗ったことがあるなら。」 傀儡。脅迫。なんだって利用の仕方はある。 フカワさんはなんだか不明瞭で、不思議で、それ故の危うさも時々あるから。 君がそんなことする人じゃないって知ってるけど、 エノがそんな計略家じゃないことも予想がついてるけど、 全員がそんなつもりじゃなくても、 全員が望む結果を得られない選択をしてしまうことだってあるから。 そこまで話して、ふと思い出したように。 気まずそうな、年相応の苦笑い。 「───あ、勘違いだったらすみません。 フカワさんの理解者ごっこの相手がエノさんという前提で話してます。 俺以外に理解者について言及していた人が、あの人以外に思いつかなかったんです。」 (-288) 2022/02/28(Mon) 1:55:01 |
【秘】 規律 ユス → 涙眼 ユメスケ『そうか。読んだのか、ありがとう』 『昔の話が多いな。今はどうなんだ。例えとして鯨の話をし続けたが、正確に言えばお前は空の鯨ではないだろうにな』 『いや、自分のことは自分で救う。他人がどうなったところで自分の環境が変わる筈ないだろう。 ただ、そうだな。可能性の提示という形で自己満足したかったのかもしれないな。 自分が変われたのなら、お前もきっと、と。 ああ、まさにそうだな。そういう思想があるのだろう』 『俺はコタのこと好きでも嫌いでもない』 『そうだな、別に嫌われても俺は気にしない。誰に言われずとも俺は見たい景色を見に行く』 『ふむ。コタはよく喋るな。嫌がらせは特に嫌ではないから貰っておく。話を聞くのも特に嫌ではないから話したい時にいつでも何度でも聞こう』 『……』 入力中。 『コタはよく喋るが』 『それは人生ニアピンの俺に自分の経験や思想を 伝える事で自分が救われようとしているようにしているのか? ああいや、自己満足か? 最初の長いメッセージもそう言っていたな。それならそれでいい。それですっきり出来るならいくらでも話すといい』 『あと、それから』 (-290) 2022/02/28(Mon) 2:03:26 |
【秘】 規律 ユス → 涙眼 ユメスケ『 言われたいと思った言葉に近いものを誰かに言った 』『だからこれはコタに答えを返したわけじゃない』 『俺からは以上だ。では、デートいってくるといい』 (-292) 2022/02/28(Mon) 2:04:49 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「……。」 「……ごめんなさい。 怖くないわけ、ないですよね――――」 数拍、遅れて。 『選べなかった時の"選びやすい選択"です』 その言葉を、触れるしんぞうを。 恐ろしいほどの それを―― (-296) 2022/02/28(Mon) 2:07:39 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ ――――え? のろのろと伏せた頭を持ち上げて、あなたの顔を見る。 「……なのに、なんで。 私に、あんなこと……」 無意識のうち、スカートの膝に手のひらを一度、擦りつける。 そのままくしゃりと握り込み、皺を寄せて。 言ったんですか、と声を零した。 (-297) 2022/02/28(Mon) 2:08:56 |
【秘】 不運 フカワ → 涙眼 ユメスケ『そうでしたか、察しが悪くてすみません。 興味がないことをきくと興味がない返事帰ってくるのでおすすめしませんよ』 なにかご機嫌が斜めであるようなことだけがうかがえた。 あまり相性はよくない自覚はあるのだが。 『良いことというより参考に、なりますよ。 その面白い話を聞こうとしました。 もしなければ、面白いと思ってもらえるまで 話をしようと思いました』 (-298) 2022/02/28(Mon) 2:15:02 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『やっぱりこんな制度があろうとなかろうと』 『世界は不平等のままなんですね』 世界は、人の身体の健常度が幸福値数と比例しとるとでも思っているのだろうか。 逆もしかりだ、ドナーを待ってる子供や選ばれない人間たちが幸せだとも誰も言えない。 いつまでもこの世界は、矛盾し続けている。 大人は、そのレールに乗ることを拒めない。 『学校から少し離れたところの駄菓子屋。 鉄板があってお好み焼きを焼いているんです。 制服でいくと、一枚おまけしてくれますよ』 『一応、その予定ですね。 それでも、彼女ではなく自分に票を変えてほしいと別の人から連絡が来て。 迷っているところです』 (-300) 2022/02/28(Mon) 2:23:18 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* ギア上げてきたなあの失血死……差分を使うな死人が出るぞ。やめろ、あーあーよかったなぁそれ選べるようになって。誰かに言って、それがその誰かから返って救われればいいのにって思った嫌がらせでしたよ。 (-299) 2022/02/28(Mon) 2:24:00 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* 怒られたくて失礼をするのに人々あんがい怒らないね。いやぁ……それでフカワに投げるのは選択ミスってるよコタくん。 (-301) 2022/02/28(Mon) 2:26:35 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス『君はそれが自然にできていると、俺は言いました。羨ましいです。 ユスさんは、自分の視野を広げ理解し』 時には不要だと思ったことには、人は目をつむり。 『言語という言葉に、酷く紳士で大切にしているように思えます。 その、言いたかった、だけです。 そう感じたことで、あなたが嫌な気持ちにならないことだけを考えています』 (-302) 2022/02/28(Mon) 2:28:09 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「じゃあ、俺の理解は経験論だ。」 三つの石が沈んだ池は静まり返っている。もう波紋はどこにも見当たらない。その程度の存在だ。 適当な場所に腰を下ろして、長い雑草を一本ちぎって何かを作り始める。 「まずは、理解すること≠フ認識が僕とフカワさんで一致してるか確認してからでいいですか。 じゃないと、どんなに説明しても伝わらないと思うので。」 何の抵抗もなく葉を折って。 「僕の考える理解者は、 同じ経験をした人 です。人の考え方って、その人の過去で決まると思いませんか。 だから全く同じ人生を歩んできた人がいたら、その人は僕の理解者だし、僕はその人の理解者になれると思います。多分ですけど。」 折って。 「でも、現実的に考えて無理じゃないですか。」 折って。 「でも、人間の気持ちって単純じゃないですか。」 (-303) 2022/02/28(Mon) 2:29:55 |
【秘】 あの日の ツルギ → 不運 フカワ───不格好な笹舟の出来上がり。 「だから 似たような状況 を用意すれば、同じ が作れるんじゃないかって思うんです。」気持ち を体験する人舟を水面に浮かべても進まない。池だから当然だ。川のように流れはないし風もない。 「…僕の考える理解って、 共有すること なんですよ。 だから諦めきれなかったんです。」 気付くだろうか。思い至るだろうか。 場合によっては──特に青年の場合は。 この近道が、法に触れる行いになる ということを。「この近道を、許してくれる人がいたなら。」 その可能性を。 「もしかしたら、って。期待しちゃいません?」 青年は、沈む舟を見て笑っている。 (-305) 2022/02/28(Mon) 2:31:08 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス『はい。』 密度……。 『うん、改まって話すのは苦手。 言いたくない時は誤魔化して逃げちゃうし。 それでもいいなら、お喋りしよう。』 『この後すぐ以外だったらいつでもいいよ。 メッセージと直接会うの、どっちの方が都合いい?』 /*合議の直後は、人と会う先約がありました。 (-307) 2022/02/28(Mon) 2:40:49 |
【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ『そう思っていただけるなら努力した甲斐がありました。ありがとうございます。 言語を雑に扱うと周囲と軋轢を生む原因になったり、周りの目や評価が冷めたりしますし。別に冷めるのは気にしませんが日々の行動に支障でますから。 周囲の当たり障りのない言動や価値観を幾つかどうにか覚えてこうなりましたが、でも時折扱い方を間違えて怒られますね。ここでもアクタやコタに怒られました』 『俺は別に何か言われて嫌な気持ちになることはないので、どうかフカワさんの自由にしてください。好きな気持ちになることもありませんが。 ……貴方のほうはなんというか、俺以上に素直に言葉を放っているように思えますね』 (-308) 2022/02/28(Mon) 2:44:32 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『え? いや不平等とかそこまで深刻な感じじゃないですけどね』 『ずっと両親に言えなくて隠してる事があって。将来の夢というか、やりたい事。 このままだと、ずっと言えないまま大人になっちゃうんだろうな〜と』 『すいません、青臭くて』 慌ててそう付け足した。 『まじっすか。それはいい事聞きました。 今度行ってみよう……』 『あー、そうでしたか。 じゃあ僕もナツメさんに票入れないでくださいって。推薦しときます』 『……まあ、これは候補者でもない、しがない見学者の言う事なので無視して貰っても構いませんけど』 (-309) 2022/02/28(Mon) 2:47:27 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「悟られる事そのものに問題は無いんですよ」 一瞬の沈黙に、心底憂鬱そうな笑みと共にそう零した。 その様子に、あなたをどうこうしようという気配は無い。 自分の隠し事がわかりやすい事なんて清掃員はわかっている。 先のような態度を取ったのは、ただ。 何れにしても、黙秘しても無益と感じたからだ。 「わかってますよ。 自分が相当わかりやすくて、嘘が下手な事も。 あの人達がどこか危うく見える事も、十分に。 でも、それでも。」 「きみが本当にあの人達の事をちゃんと知りたいなら。 こうして自分に聞いた時点で、殆ど無意味なんです その事を伝えるべきかどうか、少し迷ったんです。」 清掃員は、あなたの態度や言葉遣いを気にしたふうではない。 たとえその理由があなたの意図を推し量る為であろうと、 その礼節が崩れる原因を作ったのは、自分だ。 でも、どちらが"どちら"かは答えない。 その懸念が、勘違いか否かも答えない。 それを自分が答える事に、何の価値もありはしないから。 (-310) 2022/02/28(Mon) 2:48:28 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「……自分が、勝手にそう思っているだけですけど。 あの人は、明かしても良いと思えたら、その時は。 今は意図して隠している事も、 自ら明かすつもりでいたように思うんですよ。」 誰が、とは明言しない。 ただ、どちらとも取れそうな答えだけを返す。 「それも、自分が勝手にそう認識しているだけです。 到底あの人達の事を理解しているなんて驕れやしません。」 「だから、ねえ。こんな他人からの又聞きで あの人達を知ったような気にならないであげてくださいよ。 もし、きみの言葉に嘘が無いのなら。 どうかちゃんと歩み寄って、向き合ってあげてください。 できないなら、そんな老婆心は、……」 捨てちまえ、と言おうとして、やめた。 それはきっと、自分の判断して良い事ではないから。 (-311) 2022/02/28(Mon) 2:49:08 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ『そうか。場所や空気が改めて変われば緊張も生まれる者だっていると聞くしな。 言いたくないことは言わなくていい。お前の好きなように話してくれるのが一番だ。人を困らせるのは別に気にならなくとも不本意なのでな』 『俺も合議が終わったら人と会う約束をしている。互いにそれなりに時間が空いてから一度メッセージで確認を取るとしよう。 俺はどちらでも構わないが……ナツメは人と会って話すことに萎縮しないか? ただでさえ俺は背が高いから、怯えさせかねんが』 ちょっと間を置いて、追加のメッセージ。 『気にしないのなら図書館はどうだろうか』 (-313) 2022/02/28(Mon) 2:54:27 |
カミクズは、ただ、大切にしたいんです。 (c2) 2022/02/28(Mon) 2:56:58 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「……味方になる。 それはつい口をついて出たでまかせでは無いんですよ。 正しいとか、そうあるべきとか、普通とか、そういうの全部忘れて──残った事だったんです。 もし私がここで死んでしまったらって考えたら今までこんな風にやりたい事をちゃんとやり通してた事も無くって、だから」 できるだけ優しい口調でゆっくりと喋りました。 怖い思いをさせないように。 手を胸に当ててあなたの反応を伺いながら続けます。 「怖くないんです」 (-314) 2022/02/28(Mon) 3:03:38 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス………すごい恥ずかしいこと言えるんだなぁ。 以前言った言葉が脳裏に浮かんで消えた。でも君が恥ずかしくないって言うのは知ってるから、口にしない。 「……………はは、」 いいなあ。 その笑顔を見た時、最初にほしいなあと思って。 そういえば、もう俺のものだと気付いた。 空っぽの器の底に、最初の一滴が落ちる。 でもね、これ底に穴空いてるから。 満足なんてずっとできないから。 もう後悔したって、遅いから。 その笑顔が自分に向けられているだけで、全てに勝ち誇れるような心地になる。 「……ね。指出して。ちょっとだけなら、大丈夫だから。」 力なく腕が垂らされた。丸まっていた手のひらを解いて、君を求めて。 君の頭上から柔らかく笑いかけた。 今死んでもいいな、なんて思ったことは内緒。 君は悪い人だから、君のためになんか死なないよ。 (-315) 2022/02/28(Mon) 3:23:35 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス『気にならないんだ…』 『ありがとう。言いたいこと考えとくね。 せっかくだし、会って話そう。場所は図書館で』 ぽん。尻尾で丸をつくるねこのスタンプ。OK。 『あ、大きいなーとは思うけど、怖いとかはないよ。 座っちゃえば気にならないし。』 そんな約束をして、その夜はメッセージが途切れた。 (-316) 2022/02/28(Mon) 3:25:11 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>3 アクタ 「『ううん、全然』って言うものじゃないのか? なんてね」 「なんだ。アクタお兄さんって急に呼んだら もっと慌てふためいてそれでうやむやになると思ったのに」 いたずらっ子のようにわらって、そんなことを言う。 「そうだな、美術館とかそういうのなら、 変わらない。全然遊べたりする〜〜」 言いながら、16分間だけ存在した景色が思い浮かんだ。消した。あれらから受けた印象は彼も多分、君とそんなに変わらない。 「から、いい案だと思う。アクタお兄さんも一人で きゃいきゃいたのしく遊んで俺にたのしいを 伝えることにならなくて良くなるね」 賛同の仕方よ。 たぶん、じゃれてる。 (@11) 2022/02/28(Mon) 3:42:04 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ『いや謝らなくていい。察せる方が気持ち悪いわ。 お兄さんがセクハラに怒らない人か、 スリーサイズを聞かれることをセクハラだと思わない人なのが 分かったから聞いた意味はあったよ。ご意見ありがとう』 彼は君を怒らせたかったらしい。 それで選ぶ相手ではないとPLは思う。 『そっか。ん〜、面白い話なぁ。 これから人とデートするから、あったかどうか考えておく』 『それとは別にフカワお兄さんが 俺を面白く思わせられると思う話も気になるから、 考えておくか先に置いておくかしといてほしいな』 『それじゃあ後でね、御機嫌よう』 デートと言うし、しばらくは返信しないということなんだろう。 さて、君は彼からの面白い話を待つことになっただろうか。それとも、先に自分から何かを置いておくことになっただろうか。 (-321) 2022/02/28(Mon) 3:45:32 |
ユメスケは、デート中はメッセージを見ませんでした。 (t22) 2022/02/28(Mon) 3:45:56 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ途端に、理解をしなかった世界が広がる。 彼はそうだった、自分しかいない檻の中で共に朽ちてくれる人を探していた。 同じであることを求めなかった。 彼はそうだった、生きている間の負の感情を包み込んでほしいと言った。 同じであることを求めた。 「理解者は鏡だと、俺は一人に言いました。 その感覚は同じだと思います。 だから、いないんですよそんな人」 「作らなくちゃ、いないんです」 ツルギの擬似的な理解者の困難な点だけを思い浮かべた。それは物理的な問題で。 相手が傍にいてくれるかどうかだけだ。 それについて、既にひとつの壁にぶつかっていたフカワは、勝手に重ねることで自分に落とし込んでいた。 人を生かすのは、難しい。 人を 閉じ込めるのは 、難しい。生かす為の首輪を、てにするところまでは出来たのに。 それを繋がなかったのは、この一歩の理論が理解できなかったから。 今できてしまったのは幸運か否か。 (-322) 2022/02/28(Mon) 3:50:07 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「 あ、―――― 」以前のそれと違う、ゆったりとした声。 巻かれた発条はきっと、穏やかなオルゴール。 その胸に当てられる手だって、少女のものではなくて。 「……でも、」 少女は、あのとき飲み込んだ『でも』を吐き出す。 (-323) 2022/02/28(Mon) 3:53:55 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ 貴方の返事を告げる際浮かべた笑顔は長くは保たず、いつも通りの無愛想に戻っていく。 ただ、それでも完全に元通りというわけでもなく、ほんのかすかに、ちょっぴり口角が上がったままだ。 底に穴が空いても関係ない。 むしろ、それはつまり際限なく 求めてくれるということじゃないか。 飽きても嫌でも、もう離れない。離せない。 後悔しても、もう遅い。 「……それは」 いいのか、と。 貴方の申し出にそう返そうとしてすぐにやめた。 自分から告げること意味と、その重さだけを噛み締める。 見上げた先にある柔らかな笑顔に胸の奥底から例えようのない、締め付けられるような何かが込み上げる。 その笑顔が自分に向けられているだけで、今までの苦痛がゆるやかに溶けていくような心地になる。 「ああ」 求めてくる貴方の手の傍に。おずおずと、慣れないように青年の指が差し出された。 それでいい。俺は大切な一人のためなら、いくらでも規律を破って踏み躙られる悪人だから。 俺のため、で動くなんて、許さない。 ▼ (-324) 2022/02/28(Mon) 3:58:32 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「説明してくれたらよかったのに」 わかってしまった。 「きみの話をこのVRに入る前から聞いていれば、彼らに言えたのに」 もう遅い。 俺が理解したかった人は、俺を理解者にしてくれなかった。 「……なんだってしたのに」 愚かな傀儡は誰かの最後の言葉に縛り付けられ ものを知ることしか求めない空虚になった。 それなのにわかってしまったのだ。 「……俺は、君がいう、理解者になりたかったみたいです」 例えどんな目に遭おうとも、それでよかった。 俺のことなんて誰もわからない、俺が何よりも伝えられない。 理解させられない、だから理解させてほしい。 それだけだった。 水面に沈む舟をただただみている、考えもしなかった感情が溢れてくる。 「……、ああ、……なんだ。 よかった、ですね。 許してくれる人が、いたのなら」 だから、フカワにとっては。 はじめて本当の意味で、それはよかったことだ、とあなたにそう言えた。 (-326) 2022/02/28(Mon) 4:00:08 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ『ああ。分かった。こちらも考えておく。 ではまた図し』 ねこ。スタンプ。そういえば弟妹がやたらと似たようなの送ってきた気がする。 こういう時世間一般的にどうするべきだろうか。既読済しか付けたことがない。 恐らく1分後くらいに、🙆の絵文字だけが送信されてメッセージは終了したのだった。 (-327) 2022/02/28(Mon) 4:03:35 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ「………ええ、そうですね。無意味だ。」 声色と抑揚が、完全に元に戻る。詮索がこれ以上なく失敗したことは明白だ。 粘ったところで、何も出ない。 そして君の指摘はもっともだから。 背筋を伸ばして、丁寧にお辞儀をした。 「ごめんなさい。近付きたくなかったんです。」 端的に一言告げれば、顔を上げて。 「どっちかと言えば、フカワさんに。 …1ミリでも今の距離感を変えたくなかったので。 ほんの少しでも変わったら、聞けない話がきっとありそうで。 だから、死ぬつもりのあなたに聞きました。 ……すみませんでした。失礼なことだと知って、偽善を装って、そうしたんです。」 このこどもは大人の顔色を過剰に窺う癖がある。 たとえ大人がどんなに言っても、このこどもは大人との距離を過剰に取ろうとする。 その癖、遠目に君たちの顔色を窺うものだから。 なんだかチグハグになってしまう。 自覚がないから、もうどうしようもない。そのように作られてしまった、底なしの器だった。 (-328) 2022/02/28(Mon) 4:03:45 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「ろくでもないことをしてくれましたね。 期待したい だなんていったら、暇潰しよりもよっぽど殴られると思いますよ。 俺も少しやりたいことができてしまったじゃないですか。断られたら、どうしてくれるんですか。 今なら勝手に期待したくせに、八つ当たりで手首の一本落とせる気分なんですよ」 あのとき振り下ろした斧の感触を覚えている。 目の前の人間の精神を縛り付けるためには、 恐怖と目の前にある死が見えていれば良い。 (-329) 2022/02/28(Mon) 4:04:20 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ「もう、やめますから。安心してください。」 下がる。 「………、僕が関わることじゃない。」 下がる。 「カミクズさんの言うとおり、これはお節介ですね。しかも、とびきり失礼な。」 下がる。 実際には一歩も動いていないのに、なんだか青年の言葉は後ろに下がり、君と距離を取るかのようで。 愛想笑いをして、上手く笑えたか少し心配になりながら。 青年は 向き合うことの方を放棄した 。これが同い年の彼らや、後輩に対してなら選択は違っていただろう。 ───大人と向き合うだなんて恐ろしいこと、青年にはできないから。 「ああ、でも。心配 だった のは本音ですよ。嘘じゃない。…なんて、信じなくたって構いません。」 言外にしっかりと意志を滲ませて。 青年は困ったように笑った。 (-330) 2022/02/28(Mon) 4:04:37 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「でも、……私だけの味方じゃ、ないんですよね。 ほかの人にも同じこと、言えて。私より――――」 口に出したら、その醜悪さがくっきりと、輪郭を持った。 俯いて、手の甲を額に当てて顔を隠す。 あなたの顔を見られなかったし、見られたくなかった。 きっとひどい―― ひどい人間の顔をしていると、自分で分かっていた。 「…………ごめんなさい、 私いま、いやなこと、言ってる……」 か細い声。 (-331) 2022/02/28(Mon) 4:04:51 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズフカワはあなたの呟きを、聞けなかった 先に目が覚めた男はあとぼんやりとあなたをみた。 ここで誰かと眠ったのは二度目だ。 仮眠程度ならすぐにあなたは起きてしまうだろう、今も目を閉じているだけかもしれない。 なにも心が動かない。 ただ暖かいのは悪くないと思い、辺りを見渡す。 準備したのは拘束具に、ただ脅すだけの様々な道具。 なぜ、こんなことをしようとしたのか。 それすらも理解していない。 ただ生きていてほしかった、知りたかっただけ、その言葉が通じると思った。 ……形にならない。 複雑そうに白い塊に手を触れて、この部屋を去ろうとする。 首輪という言葉がずっと引っ掛かっている、なにかがつかめそうでつかめない。 ただ、生かす責任を持つ方法が何処かにあるのならそれを見つけたいと思った。 また会いに来ます、出掛けましょうと声をかけてその日は一度別れるだろう。 次の日の法廷でほぼ多数に貴方が選ばれたのを見て、想像通りだと思うほどにはなにかが壊れかけていた。 (-334) 2022/02/28(Mon) 4:19:33 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ合議が終わった早朝、メッセージが送られてきた。 『カミクズさんは』 メッセージが止まる。 『誰かに理解されたいと思ったことはありますか? それを理解してもらおうとしたら、どんな方法をとりますか』 『あと』 『いまどこですか』 (-336) 2022/02/28(Mon) 4:25:39 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス『わかりませんから。知っている事実しか話せないんです。 この言動を言われて誰がどう思うかなんてわからないじゃないですか。 同じだと思っていたんです、誰も教えてくれなかったんですよ。 ここにくることになるまで、周囲と軋轢を生む原因になっていることも知りませんでした』 『ほとんどの人に言われています』 『それで、他人が喜ぶ言葉もわかりません。殴られたら嫌な気持ちになるひとはいるようですが、殴られたら喜ぶような気持ちになる人もいるじゃないですか。自分がどちらかすらわかりません。想像もつかないです。』 『それでも』 『嫌だったことはひとつ思い出せて』 『ここに来る前に親に言われたことだけが、俺はこの世のすべてがどうでもよくなるぐらいには嫌だったようです』 (-338) 2022/02/28(Mon) 4:58:43 |
アクタは、満足そう。「よし!」 (a39) 2022/02/28(Mon) 8:30:51 |
アクタは、でーと………? (a40) 2022/02/28(Mon) 8:43:24 |
フカワは、デート中にメッセージをみてもらえませんでした。 (a41) 2022/02/28(Mon) 9:51:35 |
【秘】 不運 フカワ → 涙眼 ユメスケ「デートするんですか」 対面していても反応が変わらないつまらない人間。 強いて言えば困ったような顔をしていたかもしれない。 「デート」 『あったらお願いします』 『面白い話なら…… 自動販売機に飲み物がカップで出るやつまだたまに残っているじゃないですか。ボタンを押してまってから扉を開けると中身が入っていなくて、またお金を入れたら今度はカップが出てこなくて液体だけ虚無に流れ続けてしまったんです』 『それと』 『こんな話でなければ』 『花の話があります』 『町で一番の花屋さんは、どんな人にも自然を配れるようにに努力をしていました。トラックに、バイクに、自転車に、歩きに、どんな方法でも届けようと走っていました。だけどその花屋は恐ろしい人を食べる花を育てていて、その花は花を武器にする悪い人たちに贈られました。それを知らなかった花屋の息子は、武器を届けた罪で捕まり花屋は息子の分まで反省して頑張りますと、また明るく花を届けられるようになりました。』 (-340) 2022/02/28(Mon) 9:59:05 |
【秘】 奇形 メイサイ → 涙眼 ユメスケ『ねえちょっとこれ見てください』 ユメスケさんに、かにが2匹重なった写真を送った。 海辺を歩いていたら見つけたので。 『かにの交尾』 (-341) 2022/02/28(Mon) 10:08:49 |
メイサイは、デート中に本当にしょうもないメッセージを送り付けました。 (t23) 2022/02/28(Mon) 10:10:21 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「ふぅん………まぁ、でも俺も」 「多分、君の笑顔の方が好き。」 そんなものなんだろうな、と思った。 もっと笑ってみてよ、なんて胸に頭を擦りつけて。 色んな表情を見たい。その分だけ理解できるから。 チョコフォンデュのような幸せを追い求めている。 甘い甘いチョコで、何かが全く見えなくなるように覆い隠して。 チョコの甘さだけを楽しみたい。 「んー……アイス、食べる……半分にしよう。」 ちょっと食べるから、残りは食べて、とお願いして。 そうして、提案が齎されれば。 「………」 「……部屋まで運んで。」 君の首に腕を回して、抱き着くようにして。 運んでもらう気満々の体勢になるのだった。 (-342) 2022/02/28(Mon) 10:52:11 |
【赤】 美術 エノ─────────。 『これって、カミクズ君見えてるのかな。』 『まぁ、見えてなくてもいいんだけど。』 『ツルギ君に投票して、ユスくんにバツを付けるつもり。』 『二人とも、仲が良さそうだから。』 『人って、人生で本当に理解できる人、一人いればいい方だと思うんだよね。』 『だから、あの人たちはもう俺の事、理解できないと思う。』 『っていうのと。』 『二人とも、楽しそうだから。』 『でも人間って、変わっていくものだから。』 『これから先、二人が楽しくなくなっちゃうかもしれないから。』 『だったら、楽しい今のまま終わらせてあげた方が良いよね。』 死は時を止める。 最も幸せな時に死ねるなら、それは幸福なことだ。 青年は、そうしてあげたい。 (*0) 2022/02/28(Mon) 10:55:52 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「ナツメさんは────」 ハナサキはじっと座ったまま覆われたあなたの顔をじっと見つめています。 その隙間から覗く表情は以前の怯えたものとは違うものに見えました。 ずっと触れられずにいた思いのかたちを確かめるようになぞります。 やさしく、丁寧に、慈しむ言葉の慰撫。 「ナツメさん"だけ"の味方が欲しいですか? ……まだ、足りませんか?」 触れて、掴んで離さないように。 「良いんですよ。ナツメさんの気持ちを私は否定しません! もしそうなら口にしてください。 これが嫌そうな顔に見えますか?」 胸元から持ち上がる手。 向かう先はあなたの手首。 ふたりを隔てる手の平を退かす為。 (-344) 2022/02/28(Mon) 13:26:03 |
ハナサキは、ぎぃ──ソファを軋ませました。 (a42) 2022/02/28(Mon) 13:29:40 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ"二回目"の参加者専用のメッセージログ。 清掃員のステータスは、昨日の夜からずっとオフラインのまま。 でも。 発信の権限を失っただけで、閲覧する事はできる。 『自分もそう思います』 『きっと それでいいんです』 だから、一般向けのメッセージで。 極力当たり障りのない肯定を送った。 個人間のメッセージを覗き見る人は居ないだろうけど、一応。 それでいいかどうかは、 きっと自分が、誰かが決める事ではないのだと思う。 でも、そのように思う事は、自由だから。 (-347) 2022/02/28(Mon) 13:49:09 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「…………」 隔てた手の向こうから、心を撫でる声がする。 甘やかに、やわらかに。 慈しむような手つきで撫ぜられる。 手首が掴まれて、顔を晒される。 力強く感じるのに、ぜんぜん、痛くない。 「――――」 薄く開いた唇の端に、頬を伝う水が触れた。 しょっぱい。 (-349) 2022/02/28(Mon) 14:18:17 |
【赤】 美術 エノ『うん、よかった。』 『肯定してもらえると嬉しいね。』 『せめて死ぬまでの間に、良い事を沢山しなきゃね。』 『頑張らないと。』 いい子の方が、理解されるだろうから。 ぽい、と端末を寝ていたベッドに転がした。 (*1) 2022/02/28(Mon) 14:18:18 |
ナツメは、ぼやけた視界の中で、ぽつり。 (a43) 2022/02/28(Mon) 14:18:55 |
エノは、北東の区画に薬局を作った。 (a44) 2022/02/28(Mon) 14:21:08 |
【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ『そうですね、誰が何を思うかなんて当人しか分かりません。 軋轢を生んでいるなと様子で察するのも、普段との差異が分からなければ気付けない。 誰も教えてくれなかったのは教える労力を惜しんだり関わるのが面倒だと判断したからなのかもしれません。俺もそんな感じで何も言わずに距離を取られたこともあります』 自分の知る経験でしか物を言えないのでそのように述べた。 『自分がどちらかすら分からない?』 『嫌だったことは思い出せた?』 『随分他人事ですね』 入力中。暫く、その文字は浮かび続けた。 『フカワさんは共感性が欠如している方だと思っていましたが、ご自分のことも分からないので? 貴方も考えることを放棄して何も感じなくなってしまったとか? ああ、嫌という気持ちはあるのか。 記憶が無いのですか?』 (-351) 2022/02/28(Mon) 14:22:04 |
【人】 美術 エノ「作れるんだ…………」 出来上がった薬局を見ておぉ……と感嘆している。 VRの世界に薬局があるのは中々不思議な光景だ。 効能もあるのだろうか、ちょっと気になる。 「…内装も……薬の種類も。」 「本当にちゃんと再現されてるな。」 うろうろ、たまにパッケージを手に取ってしげしげ眺めたりしつつ、時間を潰している。 (6) 2022/02/28(Mon) 14:22:52 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……好きになられることしてない、ですよ」 なんだかまるで、という言葉を飲み込んで。 理解という言葉をぼんやりとしながらきいて、その頭をなで続けた。 一緒に食べるというのに、寝かしつけてしまいそうな体制だ。 「ほら、口開けて。 こぼさないように、…… 半分こ? ま、あ、じゃあそれで」 まるでここだけ現実から離されたようにわざとらしく日常を送る。 これが、理解することと――溺れきってしまいそうになる。 駄目だな、理解したいのに。考えることをやめそうになることが。 いつか君とそういうことでぶつかることになってしまうのだろうか。 「……おいで絵乃くん」 ペロリと、残りのアイスを食べてから抱き上げて。 あまり楽ではないけど、弱くもない身体になっているから。 息を吐いてそのまま運んでいく。 抱きかかえるのは弟と妹で慣れている、 さすがに……身長が高くなってからはやっていないけれど。 少し顔が近くなって、無意識にそらしながら あの暖かくなる部屋へと歩いて行った。 (-353) 2022/02/28(Mon) 14:42:38 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「よく言えました」 密やかな図書館の秘めやかな囁き声。 ハナサキは滴る雫を指で掬いました。 小さな手の小さな力。 少女は儚いガラス瓶。 透かして満足できなくて。 揺らして満足できなくて。 遂にそのコルクを捻ります。 あなたの中身はなあに? 「私の全部。心臓までナツメさんの好きにしていいんですよ。 もっと、言ってください。あなたの中の全部を縮こませないでもいいように」 払うための手を今度は繋ぐために、指を滑らせて絡ませます。 「さぁこれから──どうしましょうか?」 (-354) 2022/02/28(Mon) 14:50:50 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ君の小さな呟きに、相槌も挟まず黙って耳を傾ける。 君も俺と同じで、何か取り返しのつかないことをしたんだなと。 この会議室には………目的のためなら、手段を選ばない人間が何人もいるんだなと。 自分たち以外にも。 理解者になりたかった その言葉を聞いた瞬間、君と距離を置きながら接したことは正しかったと痛感する。 もしかしたら、もしもユスが全てを差し出すのがもっと遅かったら、ユスがいなかったら、俺はどんな手段を使ってでもあなたをみんなから奪おうとしたかもしれません。 だから。 「───……はい!」 よかった、と二つの想いを込めて、屈託のない笑みで頷いた。 許してくれる人を得た今、これが本当に善いことだとわかるのだ。 (-355) 2022/02/28(Mon) 14:50:53 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「それはすみませんね、ロクデナシの父親なもんで。 …でも暇潰しと大差ないんじゃないですか? 多分 あちら側 の人たちからしたら、トカゲとカナヘビくらいの差しかない。」父親のようなことを言いながら、少年のような比較対象を持ち出して。 だけど青年にとってそれは普通のことで。 「フカワさんがやりたいと思うなら、断られたってやっちゃえばいいんですよ。 そりゃ許されれば嬉しいですけど……自分のことだけ考えるなら、許しを得る必要なんてないわけだし。」 自分たちは、互いに自分のために相手を欲した。 きっと君にもそんな相手ができればいいな、なんて思う。 そして、できなかったところで、やっぱり俺たちには関係のないことで。 だからどっちでもいいけど、強いて言うなら、ね。 (-356) 2022/02/28(Mon) 14:51:32 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ「そう」 あなたの重ねた言葉に対して。 清掃員の返答は、実にシンプルなものだった。 それを善いとも悪いとも言わないような。 それを否定も肯定もしないような。 何とも思わないわけじゃないけど、 だからといってずけずけと踏み込みもしないような。 ただ、きみはそうなのだな、と思っただけの。 「…あのね、子どものままなんです。 考え方や振る舞いは大人のかたちをしていますけど… 心の、どこか根深い部分は子どものままなんです。 自分は…そう思っていますよ、今は。」 誰の事とは、言わないけど。 どこかちぐはぐなのは、何もきみだけじゃなくて。 誰かの事について、又聞きの話に何ら価値は無い。 それを知っているきみだから、敢えてそう投げ掛けた。 誰かの事が心配"だった"きみだから。 関わらない事を選ぶなら、何の意味も無い話。 もう解く気も無い問題の答えだけを見るようなもの。 そして、道を選び直すなら、自分の目で改めて確かめるべき事だ。 (-357) 2022/02/28(Mon) 15:18:17 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギそれから。 清掃員は、それが愛想笑いだと知っている。 自分のよくする表情の事なんて、ようくわかっていて。 相手の反応を見てから不安に駆られる悪癖。 これが誰かの損にならないといいな、なんて思って。 その後の困ったような笑みに、 少しだけ、申し訳無さそうに笑みを返した。 「信じてますよ。きっときみに悪意はないんだって」 そして、あの人にだって。 決して悪意はない。人より少し、足りないものがあるだけ。 清掃員は、そのように思っている。 実態はそれが願望にほど近いものであったとしても。 最後までそう思えるなら、愚直な自分にとってはそれが真実だ。 「そう、信じていますよ」 どこか願望じみて言葉を重ねる。 あなたが立ち去るのなら、それを止める事はしない。 (-358) 2022/02/28(Mon) 15:18:44 |
カミクズは、そう思っていたい。 (c3) 2022/02/28(Mon) 15:18:56 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 愚直な善性人間が最後の最後に全部願望でした〜!!!で 足元ボコボコに崩されて全部終わりになる未来を少しだけ 楽しみにしているオレが居るんですがどうですかね…… (-359) 2022/02/28(Mon) 15:25:04 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス『愚かにも俺はそれは当たり前だと思っていました。 ここにきてわかったんです、与えられていなかっただけ。貰いにいかなかっただけ。手に入るとも知らずに努力を怠りました』 『記憶喪失のようだと言われたのは二度目です』 『俺ってもしかして。すみません。 頭のネジが外れているのだと思います。 全部他人事のようにしか思えなくて、自分の事のように感じられないんです昔から』 その事実は本人の口から明かされることは二度とない。 本人が自覚していないことなのだから。 性格? 変なひと? 妙な物言いでくくられた異常者として治されるべきだった人間は健常者として居続けることになった。 やけに恵まれたその空間が、彼の異常を包み込んでしまっていた。 『概ねそうだと思います、そうでした。 ここには 暇潰し のつもりできましたから』『それなのに』 『知らない他人の情緒と感情が見えてしまって。 自分の中にある感覚と 一致し始めてきてしまったんです。 おかしいでしょう? これまでなにもなかったのに。 でも変わるきっかけはあったんですよ』 あの日。あの日からすべてが。 ドナーに選ばれたあの日から。 (-360) 2022/02/28(Mon) 15:56:00 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス君の指を同じくらいぎこちなく、そっと握る。赤子が触れた物を何だろうと掴むみたいに。 人に自分から触れたいなんて、どうかしてる。 ………君もどうかしてるから、まあいいか。 恐る恐る、君が差し出した一本の指を確かめるように、目を閉じて、五本の指でなぞっていく。 見ればわかるけど、そんなの誰だって知ってるから。触らなきゃわからないことが知りたいんだ。 節の位置、爪の形、皮膚の感触。 あんなにおぞましかったものが、今この時だけは恐くない。 君には全部をあげたいな。 俺があげられるものも、あげられないものも全部あげたい。 命も、時間も、感情も、 幸運 も。俺が過去に得てきたものは、君に全部あげたいよ。 どれだけの間かはわからないけど、多分、長い間そうしてた。 (-361) 2022/02/28(Mon) 15:57:34 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス育ててくれた 『俺をコントロールしていた存在に、捨てられてから。 言われるがままに指示をされないと動けない存在から、考えることをしなければ生きていけないような人間になりました。まだあまりよくわかりませんけれど。 だから今は、きっと。 いつかの感情を思い出す、そうであったことをはじめて知る時間として、充実すれば良いなと思っています』 (-362) 2022/02/28(Mon) 15:59:54 |
ユスは、全部が欲しい。 それ も欲しい。 (a45) 2022/02/28(Mon) 16:04:07 |
ユスは、例えそれがどんな意味を持っていたとしても、望み続ける。 (a46) 2022/02/28(Mon) 16:04:38 |
ユスは、長い間、求めてきた彼にそうし続けた。 (a47) 2022/02/28(Mon) 16:05:14 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ早朝、恐らく廊下の掃除を終えた頃の事。 医務室前から自分の歩いた道程を遡って、 現在位置は多分、寮の入り口辺りになる。 『寮の入り口の方です』 それは特に嘘を吐く必要も無いから、そう答えた。 それから、もう一つの問いには、少し間があって。 『時間を掛けるしかないと思います わかり合う為に話をする必要があるのも、そうですけど 会話はなくとも、一緒に過ごした些細な時間にだって なにか納得を得る瞬間があるんじゃないかって』 迷った末に、ありきたりな答えを返した。 勿論、ここではそんな気の長いやり方をしているような そんな時間が無い事は上葛だって承知の上だ。 けど、それでも。 諦めてかかっていては、進展するものもしないから。 (-366) 2022/02/28(Mon) 16:19:34 |
【秘】 医者の息子 カイ → 規律 ユス「………………」 「はは、君は無責任の塊だな……」 無責任な応援。 そんな背中を押すような言葉をくれるなら いっそお前には才能がない、無理だと 言ってくれたほうが楽だ。 ふいに立ち上がって君を見下ろした。 「応援してくれるっていうなら 僕に投票しないでくれよな……?」 当然、君にそこまでする義務はない。 それが無理なことは、カイは知っている。 だからこれは、嫌がらせのようなものだ。 「そう。じゃあな、見たい景色見れるといいな 僕も応援してるよ、無責任に」 お返しみたいに、そう零して、カイは立ち去る。 (-367) 2022/02/28(Mon) 16:20:30 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ「人間、大抵の者に対して責任を取るなど出来ないからな。例え背中を押す言葉を貰って相手が踏み切った行動を取り、失敗したとしても。言葉を投げた相手はたいてい責任など取ってくれない。そういうものだ」 少し経験したことを口にした。 こちらを見下ろす相手を見やる。無機質な視線が貴方にまっすぐ刺さる。 「分からん。無責任な応援だからな、責任を取るつもりがないからお前に投票することもあるかもしれん」 馬鹿正直に答えた。嫌がらせも、真正面から受け止める。 「ありがとう。その応援受け取ろう。 その調子でいいんじゃないか? 俺も周りと同じことをして気づいた。無責任なのは楽だ」 湯呑みのお茶を啜りながら、立ち去る貴方を見送った。 (-368) 2022/02/28(Mon) 16:35:27 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ返事は帰ってこずに朝の日が上がった頃、男は姿を現した。 時間がたちすぎていたらまた場所を聞いてその場に赴く。 外で車の音が聞こえたかもしれない。 「カミクズさん。って」 「理解されたくない人じゃなかったんですか」 出会って早々、フカワらなにかに影響されているかのような発言をした。 それは、あなたが覚えてほしくないと言っていたからだ。名前も、できるだけすべて。 それでも、知りたいと言いあなたの子とを無理矢理教えてもらった。 あの行為に、同意はなかったと、フカワは判断していた。 (-369) 2022/02/28(Mon) 16:38:13 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「………………」 電子で編まれた白くなめらかな指の股に、するりとあなたのちいさな細い指が入り込む。 少女は絡め取られた手を引き寄せて、余る腕をそっと伸ばす。 「 ……ハナサキさん、 」あなたの華奢な体を抱き寄せて、縋るように抱き込んだ。 とくり、とくり。あたたかい。やわらかな鼓動。 このまま、お願いしたら。 ――――言うこと、ぜんぶ聞いて、くれるのかな。 「 …………ハナサキさん…… 」かわいそうじゃない私を。 選び続けて、くれるのかな。 (-370) 2022/02/28(Mon) 16:45:25 |
ナツメは、 (a48) 2022/02/28(Mon) 16:46:03 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「――――そんな、こわいこと。 言わないでください」 ね? あなたの体を開放して、手は繋いだまま。 少女は涙の残る顔で、つとめて優しく笑いかける。 (-371) 2022/02/28(Mon) 16:49:12 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 (a49) 2022/02/28(Mon) 16:50:23 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ「なんでだろうな、待ってるのに。 それで相手のことが好きって感じの意味になるんだってさ」 間違ってはいないが正しい説明でもない。わざとだ。くすくすわらって、あとは切り替えられたものに流されてあげた。 そうして作り出されたものに「おー」と感嘆の声をあげて。 「さすがアクタお兄さん、ん〜〜? ふふ。 いいじゃないか、二人きりなんだし」 「騒いじゃうのを気にして、 『あー』とか『おー』とかしか出ないのもナンだろ?」 「まぁでも、馬鹿騒ぎする場所でないから、そうだな…」 「──内緒話をしよう?」 ささやいた。 「それくらいなら、お静かにしているの範囲内だろ〜」 招かれるままに足を踏み入れていった。 (@12) 2022/02/28(Mon) 16:55:45 |
【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ『どうか謝らないでください。俺が困ることでは無いし、特に何とも思っていないので。 暇潰しですか。いいと思います。合議とかやる事もありますし。万が一死んだら提供者として命を無駄にしなくても済む』 自分は考える事を放棄して、多くが麻痺してしまったけれど自分の事は流石に己のものとして知覚できる。似ているようで、けれど決して同じものではないと認識した。 『そうでしたか。確かに家畜や蚕など、人に管理されたものは自分の手で餌を取りに行くことができませんしね。 俺も残っていると思わなかった感情がまだあるなど気付き始めたものがあるので、フカワさんも同じように変われるのではないでしょうか。例や可能性を提示しただけなので責任は取れませんが』 『貴方が貰いに行こうとするのをやめなければ、きっと多くのものが知れるかと。与えてくれる人がここには何人もいると思いますし。保証はしませんが。 努力は必ず報われるとは限りませんが、動かなければ何も得られない事実だけは揺るぎませんから』 『頑張ってください。自分のことではないので、無責任に応援しています』 (-372) 2022/02/28(Mon) 16:57:54 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ 繋いだ手の、指の先。 そっと。優しく、すこしだけ力をこめる。 この手が、紙切れに名前を綴る。 この手を、私だけのものにできるのかもしれない。 ―――――― でも 。「……さっきのお願い、うそです」 私だけを見てなんて、そんなわがままは通用しない。 わがままを言える子どもではないから、制度に選ばれた。 「うそだから。……そのままでいて。 私のためなんかに、変わったりしなくていいから」 あなたにだって、何かを選びとる自由がある。 秤にかけた♡を捨てるときがくる。 普通の私には、その秤を狂わせる勇気すら、ない。 (-374) 2022/02/28(Mon) 16:58:06 |
ナツメは、普通の少女だ。 (a50) 2022/02/28(Mon) 16:58:28 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ互いに相手をよく知らない。 だから、きっとその選択がちょうどいい。 「………ああ、だから。 少し自分と似てる部分があるなって、思ったんですね。」 誰のことだろうな。彼ら双方に、俺はそう思ったから。 たとえこの人物評が違っていたとしても、合っていたとしても意味などなくて。 この会話は、1から10まで無益だ。 だけど青年にとって、全くの無意味というわけでもなかった。 誰に対しても行っていた、ハリボテの父親ごっこをする相手が減った。 ほんの少し、勝手に背負っていた肩の荷が下りた。 「はい。僕も自分のコレが悪意じゃないって、信じることにします。 まあ、違ってても構わないし、何でも構わないけど。 どっちでもいいから… あなたがそう言ってくれたので、信じる方を選びます。」 (-375) 2022/02/28(Mon) 17:13:47 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ返事は返ってこなくとも、上葛は待っていた。 再度場所を聞かれれば、また同じように答えて。 そうしてあなたがやって来れば、へにゃりと笑って。 「……どうも、 フカワさん。」 今居る場所は、以前話した時と違って、まだ人通りのある場所。 だから、誰かが通り掛かるかもしれない、と考えて。 敢えて"今まで通り"の呼び方をした。 理解されたい、理解されたくない。 上葛は知っている。なぜそういった言葉選びに至るのか。 だって一度、本人からそのような事を聞いたから。 「……できることなら、知られたくはなかったですよ。 でも、心のどこかで諦めてもいました。 僕の事は誰にも教えようとはしないのに、 誰かの事を僕だけが知ろうとするのは公平ではないし、それに。 僕は嘘も隠し事も得意ではないから…」 全部全部諦めたように笑う。 笑顔はそれらを取り繕う為のものではなく、単なる癖だ。 だから貼り付けたような笑みでも、その顔色は雄弁だ。 (-376) 2022/02/28(Mon) 17:14:48 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「重荷に、なるじゃないですか。 これから死ぬ人の事なんて、知らない方がいいじゃないですか。 自分が、自分達が選んで死に追い遣るかもしれない人を その人の人生を、個人としてのパーソナリティを 知らない方が、楽でいられるじゃないですか。」 だからこれまでずっと、上葛掃守という個人をひた隠しにして ただの"清掃員のカミクズ"であろうとした。 名前を隠して、作業着を着て、プライベートを見せなかった。 人は、家畜の屠殺に思う事は少ないけれど。 共に過ごしたペットの殺処分には、強い抵抗を抱くもの。 上葛は、大半の人間はそうだと思っている。でも。 「でも、知らない方がいやだって思うのも、わかるんです」 「だから、思うんです」 「その重さを受け入れられる人なら、いいのかなって」 (-377) 2022/02/28(Mon) 17:15:08 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ今度こそ、青年は実際に数歩下がる。 背筋を伸ばして、音を立てず滑らかに。 試合の最後、対峙した相手へ敬意を示すときのように一礼をして。 「───…… ありがとうござい 。」ました ハッキリと、芯のある声で告げた。 踵を返して立ち去る間も、振り返ったりしない。 礼に始まり、礼に終わる。 勝っても負けても引き分けでも、礼節を何よりも優先する。 武道とは、そういうものだ。 君のことは、君たちのことは、もうどうでも良いのだから。 これ以上の詮索は不要でしょう。 試合が終われば他人ですから。 でもね、正面にいるその間だけは、他人じゃなかったんです。 ただ、それだけ。全部、過ぎた話です。 (-378) 2022/02/28(Mon) 17:15:50 |
ツルギは、別れを告げた。 (a51) 2022/02/28(Mon) 17:16:22 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 奇形 メイサイ 返事があったのはしばらく後。 『うわあR指定じゃん。了お兄さんのえっち〜〜きゃ〜〜〜><』 しょうもないノリが返ってきた。 (-379) 2022/02/28(Mon) 17:30:26 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「理解しようとしてくれてるよ。」 それだけで十分。 理解者のいない青年にとって。誰も歩み寄ってくれない青年にとって。 それはとても大きなことだった。頭を撫でられながら、口をあける。 「…ん………冷たい…………」 「……おい、しい…………」 案の定口の端から少しだけ零しながら。 つかの間の平穏のような、甘ったるい空気に身を浸す。 揺り籠の中がこんなにも気持ちいい。 今、どのくらい君を理解しているのだろう。 今、どのくらい君は理解しているのだろう。 この触れ合っている体の面積と同じくらいの割合だったならいい。そう願うばかりだ。 「ん………」 抱えられる。 誰かに抱っこされたことなんてない。 赤ん坊の頃にはあったのだろうけど。 だからやっぱり、温もりが心地良くて。 「………フカワくん……眠い………」 「……部屋に着いたら…………」 「……好きにして、いいよ…………。」 その言葉を最後に、背中からは。 か細い寝息が聞こえてきて。 きっとしばらくは、目を覚ますこともないのだろう。 (-380) 2022/02/28(Mon) 17:43:09 |
【人】 美術 エノ>>+24 ヒメノ 「うーん、痛み止めとかくらいはあった方が良いのかな。」 「怪我くらいはするかもしれないし………」 と、これと言って何の警戒もしていなかった青年は。 例え素人と言えど、気配を消す努力をした君を。 察知など、できるはずもなく。 「────っ!?」 体の中に感じた、冷たい感触。 から、すぐにそれを上書きするような、熱さ。 熱と共に感じる、痛み。 それらを背中に感じて、訳も分からないままに振り向いた。 「……ヒ、メノ、さん………」 振り向いた勢いすら殺せる力も出なくて。 よろ、よろと後退して、薬棚にぶつかり、派手な音を立てて倒れ込む。 ぬるりとした感触が背中を覆う。 「……っづ……ぅ………っ!」 倒れ込んだ衝撃で、傷口が酷く痛んだ。 君からすれば、無防備な人間が倒れ込んでるようにしか見えないだろう。 (7) 2022/02/28(Mon) 17:49:31 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「……暇つぶしだなんて」 理解されないと思っていたのに、断られると思っていたのに。 ああ、なるほどな、なんて。 ひどくあなたは、優しい人なんだとこのとき思った。 だから、驚かなかった。 自分自身にいれた票のことも。 想像通りだった、全て。 一緒に食べたカステラも、あの時間も。 『また一緒に、暇を潰してください』 そういった言葉もなにもかも偽りがなくて。 本当に綺麗に、すべて拾ってくれそうな人だと。 馬鹿みたいだって、思って、泣きそうになった。 なにもわからないと思ってた感情が、この瞬間に生えたんだ。 他人のもたらす感情が、過去の自分を思い起こさせて。 ああ、あのときは悲しかったんだ、嬉しかったんだなって。 今になって、全部わかるようになってきた。 (-382) 2022/02/28(Mon) 18:04:24 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ合議が終わって日も上った頃、 再び貴方へと連絡をした。 直接会えなくても良いから、教えてほしいことがある、と。 『投票のことです』 『ナツメさんにいれてほしくない理由と』 『あなたにいれても良い理由を教えてください』 (-383) 2022/02/28(Mon) 18:04:53 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ無益な会話、一方的な気遣い。 それでも、清掃員だって、無価値だとは思っていない。 この場所で、与えられた時間で、誰かと居た事に。 何一つとして無意味な事は無い。 ただ、もう少し時間があったらな、なんて思うのだ。 「さようなら。」 でも、それは最初から叶わない事だから。 返す別れの言葉は短く簡潔で、確かな響きを持っていた。 それでも僕は、きみの、きみ達の事を。 赤の他人と思った事はこれまで一度も無かったし、 それはきっと、これからだってありませんよ。 「……随分他人事のように言うんですね…」 その背が、随分と遠くになってから。 答えの返らない、答えを求めていない問いを、ぽつり。 ──だから、死ぬつもりのあなたに聞きました。 それは単に、今は、というだけかもしれないけれど。 清掃員も、その言葉の意味は"どちらでもよかった"。 それはきっと、何れ答えのわかる事、だろうから。 (-384) 2022/02/28(Mon) 18:07:02 |
カミクズは、その背を見送った。 (c4) 2022/02/28(Mon) 18:09:39 |
【秘】 奇形 メイサイ → 涙眼 ユメスケ 大分時間が経った後──これは真面目に引かれたかもしれんな、と思った頃に返信が来た。 『あまりにもえっちだったので共有しときました』 『ありがとうございました』 僕、この子の事かなり好きかもしれない……。 (-386) 2022/02/28(Mon) 18:17:09 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「うそ?」 離れかける温度を追うように手は押して。 ソファに膝を立てるような恰好で詰め寄りました。 逃がさないように──縋るように。 「本当に嘘ですか?」 張り付いた笑みを浮かべたまま詰問します。 「あなたはまだ何か我慢していませんか? 怖い事じゃ全然ありません。変わっているんじゃないんです。 最初からずっと私はそういう人間なんですよ。 ここでなら、思ってる事を言っても怒られたり殴られたりしません。 初めて見つけたんです……誰にもはばかられずにやりたいって、何をされても構わないって思えた事なんです」 そのまま押し倒してしまいそうな勢いで前のめりになっていきます。 「私の為を想うなら──最後くらい、わがままを言わせてください。 これでも……これでも本当に無いのだったら」 (-387) 2022/02/28(Mon) 18:25:33 |
園芸 ハナサキは、メモを貼った。 (a52) 2022/02/28(Mon) 18:26:36 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「もう味方はやめます」 もう、どっちでもいい。 「次から私に投票してくださいね。 私を変えたくないんだったらそうすればいい。 誰にも恨まれず、目立たずこれからも普通に生きていけますよ」 あなたが賢い普通の選択をするのなら、もう私は不要です。 ……やっぱり2番にもなれなかったんですね。 (-388) 2022/02/28(Mon) 18:27:37 |
ハナサキは、どうして生きているのでしょうか。 (a53) 2022/02/28(Mon) 18:28:56 |
美術 エノは、メモを貼った。 (a54) 2022/02/28(Mon) 18:34:02 |
【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ───青年の手には、拳銃が握られている。 今、データの海から作り出したのだろう。 手慣れているようだ。VRでの振る舞いに。 まるで。 まるで 初めてここに来たわけじゃないみたいに。 君が事前に危険を察知していないなら、 君の体のどこかに、穴が開く。 (-390) 2022/02/28(Mon) 18:38:16 |
メイサイは、乾いた音を聞いた。 (t24) 2022/02/28(Mon) 18:47:54 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 美術 エノパン!と乾いた音がして驚いた。 一瞬何事かわからなかったが、胸が熱くなるのを感じてその場に膝をついた。 「っ……な、……なに……?」 フリルのブラウスを染めていく鮮血に触れ、漸く今の状況を理解した。 「──はぁあ!?!? なにしてくれてんの!!?! 銃とか……!あんた、なん…なのっ……」 痛みに胸を押さえてその場に蹲った。 (-391) 2022/02/28(Mon) 18:50:36 |
【秘】 演劇 アクタ → 涙眼 ユメスケ──館内。 うろ覚えのひまわりの絵。 うろ覚えの叫んでいる人の絵。 美術館というよりは、贋作の展覧会に近いかもしれない。 「……なんか違うかもしれん」 生み出した当の本人は、 小首を傾げてそれらを見る。 「コタロー。 お前美術館行ったことあるか?」 無ければ、誤魔化せるかもしれない。 これが61%美術館である事実を……。 (-392) 2022/02/28(Mon) 18:56:49 |
アクタは、美術館を出た後。何かの音を聞いて。 (a55) 2022/02/28(Mon) 18:57:23 |
アクタは、「今何か聞こえたか、コタロー」 (a56) 2022/02/28(Mon) 18:57:56 |
【人】 美術 エノ>>+26 ヒメノ 「そうじゃなくてさぁ。」 よろり、火薬の匂いが漂うそれを投げ捨てて、立ち上がる。 幸い、女性の力ではそんなに深々とは刺さらない。 寒がりで、厚着をしていたのも功を期しただろうか。 「なんで」 なんでそんなことをするのだろう。 どうして、そんな思考になったのだろう。 人を殺してでも生き残りたいのか。 とかじゃなくて。 「人を殺そうって思う時、どんな気持ちなの?」 「背中を刺した気分は?楽しいのかな。」 「無防備な人間を見た時、テンションが上がった?」 「知りたいんだよ、君の事。理解してあげたいんだ。」 「教えてよ、一つひとつ、細かに。」 蹲った君の、その背中側に回る。 よろり、よろりとした足取りで。 滴る血が、地面に僅かばかりの縁を描く。 「それとも、実践するほうが早いのかな。」 あぁ、君のことを理解してあげられそうだ。 嬉しくて、楽しくて……気持ちいい。 (11) 2022/02/28(Mon) 18:59:22 |
【独】 清掃員 カミクズ/* そういや今回全然PL連絡してないな!? PL連絡しないのにバレる この世のおわりや 諦観と善性と死臭を出すとオレだとバレるんですねえ…… (-393) 2022/02/28(Mon) 19:00:09 |
ユメスケは、「紙袋を割ったみたいな音なら?」 そう返して、ヌンッ、マップを開いた。虚無に人が二人。 (t25) 2022/02/28(Mon) 19:00:26 |
【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ「何をしてくれてるの?」 君の言葉を、おかしそうに鸚鵡返しする。 くす、くすと笑う。 「急に切ってくるから。」 「同じことをしたら、君を」 「理解してあげられるのかなって。」 でもナイフじゃ届かなかったから、と。 作った銃は彼方へ放り出した。 君への報復とか、そんなのじゃない。 ただ、理解してあげたいから。 だから、作った銃で追撃なんて、しない。 「あぁ、聞いてくれてありがとう。」 「おかげで、伝えられた。」 「俺の事を、理解してくれてありがとう。」 恍惚の顔で、君に言う。 君は、痛みをこらえて走って逃げ去ることはできる。 無論、反撃してもいい。 (-395) 2022/02/28(Mon) 19:02:56 |
ツルギは、火薬の爆ぜる音を聞いた。 (a57) 2022/02/28(Mon) 19:16:52 |
ツルギは、そろそろ帯刀した方が良さそうだな、とだけ思った。 (a58) 2022/02/28(Mon) 19:17:10 |
カミクズは、仕事が増えたかも、とぼんやり思った。 (c5) 2022/02/28(Mon) 19:25:50 |
メイサイは、そういやこれを見に来たんだっけな、と思った。 (t26) 2022/02/28(Mon) 19:25:56 |
カミクズは、でも、人から頼まれるなら、嫌じゃない。 (c6) 2022/02/28(Mon) 19:26:26 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 美術 エノ「ヒメノに……こんなことして、許されると、思ってんの……?! 〜〜っヒメノ、は……アイドル…、なんだから……」 痛みに呼吸を乱しながら、相手を睨みつける。 「キモすぎでしょ……っゆるさない、許さないから……!!!!」 半身だけ必死に起こし、一度落とした包丁をひっつかんで貴方の脚向かって再び刃を振り上げる。 (-397) 2022/02/28(Mon) 19:50:03 |
ユスは、最初の約束の後、終わり次第誰かと図書館で会う約束をしていた。 (a59) 2022/02/28(Mon) 19:51:36 |
【人】 規律 ユス 乾いた音を聞いた。 寮を出て、歩いたところで足を止める。 「あんなところに薬局が出来ていたのか」 音の聞こえた方を振り向いて、それからまた図書館へ歩き出す。 「悩むな。護身術も武道も学んでいない素人で扱えそうな道具を考えておくべきだろうか」 (12) 2022/02/28(Mon) 19:54:25 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ 最後のメッセージを行ってから、かなり長い時間が過ぎた後。 『ナツメ。俺の方の約束は済んだ。先に図書館に向かうが、そちらは時間に気にしないでほしい』 そんな簡潔なメッセージが送られた。 (-398) 2022/02/28(Mon) 19:56:38 |
【独】 剣道 ツルギ【PL予想図】 ヒメノ ことりさん♡ ナツメ お は る アクタ お さ と う カミクズ これが……許さん…? ツルギ 何で俺はツルギなんだ? カイ だれよ!代弁ありがとう!!! フカワ と ー み ん ユス もちぱい ハナサキ だれよ!!赤差分ありがとう! エノ あれんだくんさんと思ってたけどやいさんの可能性もあるわね (-400) 2022/02/28(Mon) 19:59:14 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 前にシャベル持ち出してオーバーパワーすぎるなと思ったから 今回アグロ暴力決める事あれば鉄パイプでいくつもりなんですが♪ 使う機会あるかな♪なさそう♪ (-401) 2022/02/28(Mon) 20:01:12 |
【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ「アイドルを傷つけるのは許されないんだ。」 「なんで?同じ人間だよね。」 「何が特別なの?特別じゃないと嫌?」 「俺は普通な方が良い。皆と一緒で、安い店に入って。」 「適当に遊んで、気兼ねなく話して帰るだけの。」 「普通の生活がしたかった。」 君は特別な方が良いんだね、と。 くす、くす、血で青ざめる顔はしかし、嬉しげに笑う。 君が、心を剝き出しにしてくれるのが嬉しい。 「っぐ、づ、ぅ………!!」 こうして、気兼ねなく傷つけてくれるのも。 あぁ。 「……君を選んで良かった!」 跪いた状態で、刃渡りの長いナイフを出して。 同じ様に君の脚を狙い、振るった。 (-402) 2022/02/28(Mon) 20:03:38 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ 返事があったのはしばらく後。乾いた音の騒動も落ち着いた頃。 『3回目に何も出てこない話が続かなくて良かったって感じ。 いや3回目までやらなかったのか、 ちゃんと両方出てきたのかは知らないが』 『自分の失敗談やちょっとした不幸の話って笑い話になるよな。 あくまでちょっとしたの範囲内のやつ。 俺はそういうのをあんまり面白いとは思わないらしい』 少なくとも今のこれは面白いと思わなかった。語り方が虚無だからかな? 『で、花売りの悪い人の話をしますか』 俺に。両親から芋づる式に逮捕になった煙草やらの違法物の売人の存在が浮かんだ。 (-403) 2022/02/28(Mon) 20:08:27 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ『悪い大人って、上手にこどもを使うよなと思う。 ああいや、こどもに限らないか。上手に人を使う』 『それで花屋が変わらないまま在れるのは、 花屋さんやお客さんにとっては良いことだったろうなぁ』 『一人が不利益をまとめて持っていってくれたおかげで、 一人が悪人になったおかげで、みんなの今日ってやつがある』 『そこにいてしまった不運で不幸なその息子さんの方に、 俺は視点がいくな。誰でも良かっただろうに』 『さっきの自販機の話もそう。誰でも良かっただろうに』 『その花の話、続きや別視点の話とかってある?』 話題を散らさず、一先ず君の話を聞く構えだ。 (-404) 2022/02/28(Mon) 20:09:00 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ ソファがぎしりと軋んで、肘掛けに背中がぶつかった。 びくり、と薄い肩が揺れる。青々しい瞳が揺らぐ。 ――――けれど、それだけ。 「……ううん。言われたとおりに投票なんて、しません。 もう、自分で、決められます」 もう、一度はそうした。 後ろめたくて、押しつぶされそうで、しかたない。 何も言ってはくれない、ずるい子がいたから、ひとりで選んだ。 揺らぐ瞳で、少女はあなたを見つめる。 こんなふうに詰め寄られて、こわくないわけないけど。 目を逸らしたいほどの、非日常の恐怖じゃない。 そこにあるのは、いるのは、一つ年上の女の子で。 ……こんなのきっと、生きてれば普通にあることだから。 (-405) 2022/02/28(Mon) 20:15:24 |
ナツメは、えいっ。フォーチュンクッキーを思い描いた。 (a60) 2022/02/28(Mon) 20:16:56 |
フカワは、何処かで、発砲音を聞いて目を伏せた。拳銃って撃ったことないな。 (a61) 2022/02/28(Mon) 20:20:44 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ 思い描いたとおりに出てきた小さなクッキー。 少女は口で受け止めて、ぱきりとかみ砕く。 ぽろぽろ零れるくずと、唇に挟む、小さく折り畳まれた紙。 投票するのは……そう口を開くと、ぽとり。 二人の間、スカートの膝の上に落ちて。 中身も見ずに、少女は一人の名前を呼んだ。 「エノさん。話したことがない人だから。 そんな人を殺してでも、まだ、このままでいたいから」 それが今の答えです、と言って。 それから不格好に、眉を下げて笑う。 「……あとでまた迷うかも。 そのときは、相談にのってください」 ちょっとだけ、自棄だったりする。 本当はまだ迷ってて、恨まれるのが怖いのも図星。 なんかちょっと、言い方にムカついて無理しちゃった。 「今は、ハナサキさんの番です。 どうしたい、とか。ありますか?」 「言いたいだけ、言ってください。 大事な話だから。たくさん考えて、たくさん迷いましょう」 (-407) 2022/02/28(Mon) 20:21:27 |
ナツメは、ぱき。中身は、<<エノ>>。 (a62) 2022/02/28(Mon) 20:22:22 |
【人】 演劇 アクタ「ふゥん、派手な組み合わせだな。」 ヌンッする君の隣。 あんまり便利機能を活用していない男は ぼんやりとした感想を漏らした。 実際、どちらも容姿が華やかな二人だ。 「……あの場では言わなかったけど 昨日、僕もアイドルと約束してたんだよな。内容は言わないけど。 あいつ今頃 『も〜☆ヒメノ怒っちゃうぞ♪』 とか言ってたりして……、」全然似てない裏声に はは、と乾いた笑い声。 「紙袋割ったみたいな音か……」 例えば、舞台演出なら。 それをどんな場面で使うか。どんな音として使うか。 「………」 ヒメノの強かな性格を知っている。 エノの温もりを覚えている。 「……コタロー、走れるか?」 (13) 2022/02/28(Mon) 20:24:35 |
【独】 清掃員 カミクズ/* オレを置いて逝かないでくれ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!! という気持ちと 置いて逝かれたら殴り返す正当性生えるよなァ〜!!!??!?! という気持ちが毎秒せめぎ合っています。 (-412) 2022/02/28(Mon) 20:34:08 |
【独】 清掃員 カミクズ/* この世に於いて先に死んだ奴は雑魚! 遺した人間にボコボコに墓前壁打ち食らって死ぬんだよ! まあつまりオレは自ら雑魚になろうとしていたんですが… でも、いいじゃん。死にたがりのくせに死ぬのは怖い人間。 絶対死ぬ直前にやっぱ死ぬの怖いなアハハ…って言うからな。 そんで死ぬぞ。 (-413) 2022/02/28(Mon) 20:37:30 |
ユメスケは、そう言って走り出した。たったか。多分すぐに追い抜かれる。 (t27) 2022/02/28(Mon) 20:49:06 |
エノは、嬉しげに笑っている。 (a63) 2022/02/28(Mon) 20:55:32 |
【見】 奇形 メイサイ──この合議がどうなろうと。 自分には関わらない。 自分はただの見学者でしかない。 自分は彼らの行動を見つめるだけ。 知る事。それだけだ。ここでするべき事は。 「続けてください」 これは、届かない言葉。 (@15) 2022/02/28(Mon) 21:04:33 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……同じ事、思っていましたよ。 俺たち、少し似ているんです。 でもね、違ったんです。 俺が納得できた、理論だっただけなんです。 綺麗な物語、というやつです。 あなたの今言ったとおりの話です」 「その綺麗な物語は、汚い真実を捨てて、飾っているってことらしいです。 別に肯定はしないんですけどね」 くすりとわらって、一歩近づく。 そんなことは言われていない、誇張した表現だ。 だが、今はあえて使う。 (-414) 2022/02/28(Mon) 21:04:49 |
メイサイは、見ている。人が人を殺そうとしている瞬間を。 (t28) 2022/02/28(Mon) 21:05:02 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「――俺、重荷になるだなんて考えたことなかったです」 「知らない方が楽って感覚、永遠に来ないんだと思います」 「知りたかった、理解したかった。教えて欲しかった」 目の焦点は合わない。 あなたを見ながら向こう側の誰かを見ている。 「もう手遅れなんですよ。 あなたでは満たすことができない瑕です。 何で教えてくれなかったんだ、何でも言うこと聞いたのに。 何でもしたのに。なんでもしてよかったのに。 辛い事なんて一つも無かったのに。 ど して、う ど うして、な ん で、 なん 、で な ん で」「 愚か者のままにさせられたんでしょう、俺は 「……たとえ犯罪者になろうとも、俺は一緒にいたかった。 共有して欲しかった。 隠されて、知らないままでは、幸福になれなかったんです」 今までと違って感情をあらわにする姿は、 何度か見せた不安定な姿がさらに彩られた親に捨てられた子供のようだった。 (-416) 2022/02/28(Mon) 21:14:28 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「――これは前置きでもなんでもないです。 正しくは、あなたを理解することが俺の救いになるなんて、 そんな風に思わなくて良いという、一つの情報です。 俺は、受け入れられるとか知らないですし。 実際に……できるできないの話ではなくて。 理解させたいのか、 させたくないのかを聞きたいんです」 「正直に教えてくれます? 今なら、寝こけたあの日のつづきを あのときよりもっと話せそうなんです」 いつからだろう。 彼が段々と言葉がなめらかになっていったのは。 柔らかく、あなたの言葉を聞き出そうとするようになったのは。 (-417) 2022/02/28(Mon) 21:15:18 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「………………え」 この場で一番揺れているのはきっと花のような笑顔。 力を込めた手があなたにもよく分かるくらい震えています。 「決めたって、あの、エノさんですか?ええっと、おめでとう?じゃないですね、あれっ。 私の番、じゃなくて……」 笑えません。 こんなのって。じゃあ。 「私は、じゃあ、全部」 要らないじゃないですか。 (-420) 2022/02/28(Mon) 21:40:08 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ俯いた目は色の抜け落ちたようなガラス玉。 綺麗な青が見られなくて、下がった髪暗い影に落とし込み。 そのまま吊り糸がきれたみたいに項垂れてあなたから身を引こうとします。 ソファについた手が大きめの欠片をくしゃ、と踏みつぶしました。 ばらばらの心も全部踏みつぶしてしまえればいいのに。 「変われなかったら……だって」 何処にもいけない。 何処にもいかなくていい。 (-421) 2022/02/28(Mon) 21:43:31 |
ハナサキは、もういきたくない。 (a64) 2022/02/28(Mon) 21:43:48 |
【独】 規律 ユスユス→俺俺俺 カミクズ→許さん アクタ→おさとうちゃん ヒメノ→ことりさん ツルギ→あれんだくん フカワ→和崎 エノ→とーみんさん ハナサキ→はるさん ナツメ→なつさん カイ→やいさん ユメスケ→睦月さん メイサイ→いちかわさんじゃない??? こんなかんじかなあ (-423) 2022/02/28(Mon) 21:49:20 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「分かりません………………」 何がしたいか。 何が言いたいか。 子どものままなのはきっと私だけ。 「おかしい、ですよね」 結局、唯一の味方の言う通り。 望まれた事以外を望んでも痛みしか生まれない。 傷を隠す膨らんだ髪も長い袖も。 手形のついた首筋も苦しくて。 そんな事実しか無い事に愕然としました。 (-424) 2022/02/28(Mon) 21:55:07 |
【独】 奇形 メイサイ/* おいわざきやめろ 2人の未来の話をするな こっちはエノくんが2人まとめて殺ろうとしてる赤窓見えてんだよ……!!!!! (-425) 2022/02/28(Mon) 22:00:42 |
ユメスケは、所謂"最悪"を想定しているのに、緊張感なくわらっていた。 (t29) 2022/02/28(Mon) 22:07:53 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……フカワさん…」 上葛は、わかっている。 自分の言う事が綺麗事だなんて事は、最初から。 綺麗事を、理想論を語る事が悪い事だなんて思ってない。 そうでもしなければ人は現実に耐えられないから。 でも。 「ちがう、」 違う。 そうだ、違う。 自分がただそう思っていたいだけだとしても。 自分は、確かにそう思っているのだから。 自分は、そう思う事をやめたくない。 (-426) 2022/02/28(Mon) 22:11:00 |
カミクズは、だから、そう思っていたい。 (c7) 2022/02/28(Mon) 22:11:23 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「──手遅れなんかじゃない!」 感情優位の反論。 弾かれたように上げた声に、自分でも驚いた。 自分はこんなにはっきりとものを言える人間だったのか、と。 「…きみの言う通り、僕は誰かの代わりにはなれません。 僕は…上葛掃司になれなかった、上葛掃守だから。 きみの得られなかった過去を取り返す事もできません。 そんな時間は、きっとここにはありません。 だから多分、今の僕にできる事はきっと、 今まできみが取り落して来てしまったものを拾い上げて、 それを持っていてあげることだけです」 根本的には、本質的には、確かに手遅れなのだと思う。 今更知ったところで、身になるものでもないと思う。 気ばかり急いて、実際はあまりにも無力なのだと思う。 だからと言って、きみの事を投げ出すのはいやだった。 上葛はただ、大切にしたいだけ。 理解できなくとも、肯定できなくとも、共感できなくとも。 それを大切にする事はできると、そう思っている。 そう思う事を、やめたくはなかった。 (-427) 2022/02/28(Mon) 22:11:48 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「だから、」 一つ、息を吐いて、吸って。 前に立つきみを真っ直ぐに見て、一歩。 踏み出して、片手を差し伸べた。 「だから、きみに足りないものが何なのか。 僕が知りたいから、それを僕に教えてください。 きみの事を教えるだけじゃなくて、 足りないものを見付ける為に、僕の事を知ってください。」 (-428) 2022/02/28(Mon) 22:12:11 |
カミクズは、そう思っていたいから、一歩、踏み出す事を選んだ。 (c8) 2022/02/28(Mon) 22:13:55 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 奇形 メイサイ 乾いた音の現場には、彼も最終的にやってきていたのにあの呑気な返答だ。すぐに返ってきていなかったのは単純にメッセージを見ていなかった説が有力だろう。実際全然引いてないよ。 『どういたしまして。 今日だけで大人の階段4,5段のぼってしまったかもな俺』 『了お兄さんも1段2段くらいのぼった感じ?』 (-430) 2022/02/28(Mon) 22:22:03 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「おめでとう、かな。 じゃあ、ありがとうございます」 絡めた指で、離れていく身体を繋ぎとめて。 ゆっくりと伸ばした指先で、垂れた横髪をはらう。 透明の瞳を覗き込んで、目が合わなかったらそれでもいい。 「うーん……おかしいのかな。 分からないです。 ずっと黙ってた私の方が、おかしい子かも」 言語分からないのかと思った、とか言われたんですよ。 冗談めかして、そう打ち明ける。 「……泣かないで」 まだ少しだけ潤んだ目元と声で、話しかける。 あなたはそうじゃないといいな、と思いながら。 「死ぬのが怖いって、言ってたけど。 ……生きて帰るつもりは、ありますか?」 (-431) 2022/02/28(Mon) 22:40:37 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス あなたからのメッセージがあって間もなく、 OK!うさぎが跳ねるスタンプ。 『今からいきます。ちょっと待っててね。』 その返信からしばらく経って、図書館へ。 きょろ……あなたの姿を探しながら、入口をくぐった。 (-432) 2022/02/28(Mon) 22:47:35 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス/* 先約の秘話が佳境ですが、ライブ感で来ました。 無理が出そうになったら一旦ストップさせてもらうかも…そんな感じでお願いします…! (-433) 2022/02/28(Mon) 22:48:00 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ 乾いた破裂音から、間もなく。 こんにちはの省かれたテキストメッセージ。 『今の音、聞いた?』 『メイサイくんは大丈夫?』 (-434) 2022/02/28(Mon) 22:51:06 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 美術 エノ「同じ、じゃない……」 ヒメノは特別なの…… 「ふ、つう……なんて……」 いらない、普通の“私”なんて 「ぁあ゛──っ!!!」 仕返しをされる様に突き立てられる刃。 絶叫が室内に響き渡る。 「嫌い、……きらい……、殺してや、る……殺してやるん、だからぁっ……!」 再び反撃し返そうと包丁を手にするが、力がぬけて地面へと突っ伏してしまう。 (-435) 2022/02/28(Mon) 23:00:08 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「ずっと最後には選ばれなきゃって、言われてたからそうしないとって思ってて……でも、ここに来て、最後くらい自分で考えてみようと頑張ったら、ひとりで何も考えないで死ぬのってすごく──怖いって分かっちゃったんです」 逃げようとする体が繋ぎ止められます。 払おうとして、やっぱり離したくなくて。 ぽたり、ぽたり。 涙とともに瞳が洗われるように色を取り戻していきます。 「私が選ばれないで帰っても良いんでしょうか? 選ばれない私は本当に価値はあるのでしょうか……」 (-436) 2022/02/28(Mon) 23:06:56 |
【秘】 奇形 メイサイ → 涙眼 ユメスケ『さすがにVRかにの交尾では大人の階段上らないかな……』 梯子を外した。 『別のもので上った気はしますけど。 ついに本格的に殺し合いが始まったか……という感じですね』 確か彼も現場に来ていたと思うけれど、僕のメッセージに普通に返信してくる程度には平気そうだ。メンタル強いな。……いや。逆に麻痺してるだけかも。 (-437) 2022/02/28(Mon) 23:08:30 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ 着信。 安否確認のメッセージに、少しだけ頬を緩めた。 『ナツメ先輩。お疲れ様です』 『僕は全然大丈夫ですよお。干渉できませんから』 『それより、先輩の方が気を付けた方がいいかと。 薬局。ヒメノさんとエノさんが刃物と銃でやりあってて危ないです』 現場からは以上です。 (-438) 2022/02/28(Mon) 23:18:07 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 「………」 ごくり、息を呑んで。恐る恐る中に立ち入る。 ユメスケを背に庇いながら。 ───生臭い鉄の匂い。 ───燻された火薬の匂い。 ───床に錯乱する薬、薬、薬。 ───二人分の話し声。 踏み込む度に濃くなって、う、と息を漏らす。 そうして、命を奪い合う二人に 聞こえるか聞こえないか──そんな声量で、声を掛けた。 「なッ、何……してるんだ?」 人と人が殺し合うなんて発想がない男は 何かの見間違いである可能性に縋っている。 (16) 2022/02/28(Mon) 23:22:01 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ「うん。そういうのを…… 怖いって、思える人でよかったです」 涙を拭いたくて、頬に手を添える。 溢れる雫で、薬指がすぐに濡れそぼった。 「価値とか、難しいことは分からないけど。 ……死にたくないなら、生きて帰ってほしいな」 「優しかったり、立派でなんか。なくていいから」 (-439) 2022/02/28(Mon) 23:36:32 |
メイサイは、アクタとユメスケが薬局に来たのを見た。向こうからはきっと見えない。 (t30) 2022/02/28(Mon) 23:37:56 |
【人】 美術 エノ#薬局 目にした光景は。 かたや、背中と足に切り傷を負い、 刃渡りの長い血濡れの刃物を持って、 少女を見て笑ってる青年と。 かたや、胸と足から血を流し、 呻きながら地面に突っ伏する少女。 僅かばかり、おそらくは最初の獲物の分と、 少しばかりの力の差の分、青年の方が優勢で。 故に。 青年の方が加害者に見える構図だ。 「あれ、もうしないんだ。」 「そう……あぁ、俺も、力、抜けてきたな……」 「……ふふ、……お揃い…………」 汗をだらだら流して、手をつく。 アドレナリンが切れてきた。痛い。 「…普通の何が悪いの………」 そんな呟きは、誰に聞こえるとも知らず。 (17) 2022/02/28(Mon) 23:42:32 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「ナツメさんの中の私ってどうなってるんですか……ちょっと気になります。 ふ、ふふっ……案外私も普通、なんですかね」 ずっと、たくさんのものが見えていたのはあなたの方だったんですね。 拭われた頬に次の涙は伝いませんでした。 朝露の落ちた蕾が花開くように笑います。 泣いたばかりのへにゃっとした不格好な笑み。 「生きて、全部投げ出して、それで何の為に帰ろうか。 その為にってずっと育ってきたから……これからどうしましょうか?」 数分前と同じ問。 けれどそのニュアンスは違います。 もっと前を向いた明るい指針。 (-440) 2022/02/28(Mon) 23:58:10 |
【墓】 アイドル ヒメノ>>薬局 「はぁ……、はぁ……、……」 もう力が入らないのか、ぐったりとした様子で視線だけを入口へ向けた。 「キミ……は……」 約束という名の取引をした"可愛い子" 印がついた時点であんな口約束に意味はなくなってしまったけれど。 (+27) 2022/03/01(Tue) 0:03:33 |
ユメスケは、火薬のにおいはあんまりかぎ慣れていない。 (t31) 2022/03/01(Tue) 0:16:08 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局 物理的な被害はこうむらないから庇われなくても構わないのだが、多分これはそういうことでないので、アクタに庇われているくらいの位置を彼はキープしている。 位置がそのくらいというだけで、結局現場はひょっこり覗くので見てしまうのだが。 「手当ての道具に困らない場所で良かったねアクタお兄さん」 タオルやガーゼはあっち、消毒液はそこと指し示す。行き着くまでに見かけていたのはそれくらい。 (@17) 2022/03/01(Tue) 0:21:08 |
ユメスケは、もっと他に言うことがあるとは自分でも思うのだけど。 (t32) 2022/03/01(Tue) 0:24:01 |
エノは、薬局の再現度はとてつもなく高い。商品のラインナップも。パッケージのデザインや細かな注意書きすらも。 (a65) 2022/03/01(Tue) 0:30:30 |
【独】 普通 ナツメ その返信を見たとき、そうだった、と私はほっとした。 危ないものは、すり抜けるんだった。 なにかに巻き込まれたりしてなくて、よかった。 吐いた息が詰まったのは、その次の瞬間―― 続けて送られてきたメッセージを読んだときだったから、 そうだったね、うっかり、とか言ってる場合じゃなくなったんだけど。 (-441) 2022/03/01(Tue) 0:34:33 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ そうだった、と息を吐く。すぐに詰まった。 『なんで?』 『どういうこと』 『近くにいるの?』 スタジオ(図書館)大混乱です。 (-442) 2022/03/01(Tue) 0:35:00 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ/* 佳境は大切なので是非そちら優先していただきたい。 佳境ということは心情などの着地点どうなるかわからないと思いますし、気にせずお相手さんとじっくりロールしてください。 こちらはいつでも大丈夫なので、どうかお気になさらず。ライブはまだ公演前にしましょう。 こちらは後ほど一度返しますが、そちらからの続きは先約が終わってからということで。 (-443) 2022/03/01(Tue) 0:46:25 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……上葛さん」 俺がほしいのは ぐらりと体が揺れて、あなたにもたれ掛かるようにその手をとって、数歩近づく。 「あなたの、死にたかった理由…… 生きていたくなかった経験。 教えて下さい。 何をされていましたか。 俺を同じ気持ちにさせられますか?」 「仕事が嫌でしたか、たくさんの片付けが心を病ませたのですか? それなら、同じように誰かの死体を片付けることで 同じ気持ちになれるでしょうか。 」「本当に、理解させてくれるんですか。 寂しいとか、首輪がほしくなる気持ちも。 ……言葉じゃ足りないですよ、俺は」 「上葛さん、ねぇ」 「面倒って、見てあげたくても見れないじゃないですか。だって、わからないんですよ。 見てあげたいっていう感情も正しいかわからないんだから。 あなたを知ることでしか、同じ気持ちになれないじゃないですか」 告げている言葉がわからないというのなら、少なくとも落ち着いておらず、何をしてもおかしくないと思えるだろう。 同時に、何をしても、とあなたは気づくかはわからない。 (-444) 2022/03/01(Tue) 0:48:38 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ優しいけどたまに怖くて、ちょっと不安になる人です。 ……と、正直に言うわけにもいかず。 普通が一番です、なんて返事で誤魔化す。 ずっと嫌いな“普通”だけど、今は明るい意味だと思った。 「うん、ほんとに……」 少女は、ほっと息を吐く。よかった。その瞬間。 力が抜けて初めて、芯が強張っていたことに気がついて。 「…………」 えい。 あなたをぎゅっと抱き寄せ、倒れ込むのに巻き込んだ。 (-445) 2022/03/01(Tue) 1:03:54 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 ぼろぼろの二人を視界に認めれば、信じられないものを見るように、交互に視線を向けた。 「────、」 笑う青年、うめく少女。 どちらの表情も、自分が見たことないものだ。 怖い。 「……あ、て、手当てか。怪我してるもんな。 そうだな、まず手当てだな……!? 」タオル。ガーゼ。消毒液。 ユメスケに示されるままに薬棚や床から拾い上げて 空気も読まずにWいつも通りWを取り繕って、苦笑を作ってみせた。 「びっくりしたッ、 えーとまずは……アンタから。」 ヒメノへ躊躇いなく近寄れば膝を折り 立てるだろうか、と手を伸ばす。 抵抗されなければ、気休め程度の応急手当てをするつもりだ。 それで癒えるのかは分からないけれど。 「エノも、 そんな物騒な物早く捨てて……。」 血濡れの刃物を一瞥すれば 気まずそうに目線を逸らす。 (18) 2022/03/01(Tue) 1:03:56 |
ナツメは、どさっ。後頭部を肘掛けにぶつけた。 (a66) 2022/03/01(Tue) 1:04:16 |
ナツメは、ごっ。「いたっ」 (a67) 2022/03/01(Tue) 1:04:28 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ好きに、して良い。 なにも思い付かなかった。 その夜はなにも思い付かなかったのだ。 ただ共に好きなものを食べて、教えて。 あなたの体温を知って、おかしいほど甘い海に溺れた感覚になって。 理解ができた気になって、……その日はそうだった。 俺たちの理解に、違和感はなかった。 別の日に、他の人のいう理解という言葉を知るまでは。 「……」 ベッドに寝かせて小さく息を吸う。 首を絞めたくならないのにその喉に指を当てた。 理解をしたい、知りたい、どうやって。 「俺、……理解できなかったら」 「……君のこと理解できなかったら」 なんのために生きているんだろう? どうすれば、すぐに君を知れるのか。 同じ時間を過ごしたのになにも思い付かなくて、それでもただ、隣に人がいるのは好きなような気がして覆い被さるようにあなたを抱き締めた。 暖かさのなかであなたを抱き締めているのはこちらなのに眠気に包まれはじめた。 いっそ血肉でも食らった方が理解ができるのだろうからなんて、ぼんやりと思うほどには脳は蕩けて崩れ始めていた。 (-446) 2022/03/01(Tue) 1:06:05 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ ぶつけた後頭部、行儀悪く、ちょっと乱れたスカート。 ソファの上、ずりずりと姿勢を整えて。 少女は仰向けになって、あなたに話しかける。 「……これから、どうしましょう、ね。 何かして遊ぼうかなとか、ここで寝ちゃおうかなとか。 好きなものとか、ごはんとか、目標とか。……投票、とか。 考えること、いろいろ……」 あなたの零す雫を受け止めたくて、必死だった。 涸れたらまた、迷って悩んで、ちょっと萎れてしまうかも。 「何から、考えたいですか?」 (-447) 2022/03/01(Tue) 1:09:12 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ/* お返事遅れがちですみません。PLそろそろ就寝します… 明日の日中、あまりレスできないかもしれないです。 けっこう大事なお話しちゃってる気がし、投票間に合う…!?と、どきどきしています。 もし何かあったら言ってね…! (-448) 2022/03/01(Tue) 1:16:03 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局 「色芽木お兄さんは死にたくない人だっけ?」 「そうなら今手に持っているものよりも 自分の血管おさえてでもしていた方がいいと思う。 おっきい傷の心臓側ね。大変そうだが」 「そうでもないなら それを持っているままでいいんじゃないか?って感じ」 「ここまでそんなに困っていなかったが、 手が出せないのはもどかしいな」 (@18) 2022/03/01(Tue) 1:21:34 |
ユメスケは、境界線の向こう側。こわいと思わなかった。 (t33) 2022/03/01(Tue) 1:22:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス/* はい。 薬局ビックウェーブの端っこに乗れたので満足しています。 では、お言葉に甘えてこちらからのお返事はいろいろ落ち着いてから… リアル都合もあり、更新跨ぐ予感がほんのりです、よろしくお願いします。(返信不要) (-449) 2022/03/01(Tue) 1:22:55 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ『近くにいますよ〜』 『僕も変な音聞こえてから来たので、経緯はよく分かんないですね』 『アクタさんとユメスケさんも来てるんで、多分spろそろ落ち着きそう』 あ。入力ミスった。……。 『とは思うんですけど、結構2人の怪我酷いです。アクタさん1人で大丈夫かな。 来れます? できれば誰かと一緒に』 (-450) 2022/03/01(Tue) 1:26:36 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『隠さなくてはいけない世の中が悪いのか』 『気味が悪いのかがわかりませんが』 なるほど、としばし間を開ける。 『法に触れなければ良いはずなんですよ。 どんなことなんですか?』 親が認めなくても誰かが認めてくれるでしょうなら。 「……、……本当に」 『俺はここで聞いた言葉、君の分も含めていますよ。 ナツメさんに、票をいれたくない理由を聞いても良いですか』 (-451) 2022/03/01(Tue) 1:28:16 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「はい!もちろん!」 なんて笑って応えた日。 あれから二日。 合議の雰囲気にもなんとなく慣れてきた頃。 『やっぱり聞きますよね……』 追及のメッセージに困り顔をしました。 ひとまずメッセージでお返事。 『ナツメさんに入れて欲しくないのは、私がナツメさんの味方……だったからです。 私を代わりにしたのは、入れても良いって意味じゃなくて。 何て言えば伝わるかな。公平性?他の方が選ばれる確率は上がらないままじゃないですか。 だから選ばれたい訳じゃないです』 フカワさんってそういう所気になる人ですもんね。 (-452) 2022/03/01(Tue) 1:30:21 |
【人】 美術 エノ>>薬局 目の前の少女が手当される。 別に、どうでもいい。 殺したいわけでもなかった。 ただ。 同じことをしてあげたかっただけ。 理解してあげたかっただけ。 「うん…………大丈夫…………」 「そっちの手当てを、ちゃんとしてあげてよ………」 まだ少し高揚した顔で、ナイフはデータの海に返して。 座っているのすらきついから、ぐったりと横になって。 上着を使って、ぎゅうっと患部を縛る。 背中の方はどうにも塞げないけれど。 それはもう仕方ない。 か細い息をする。 放っておかれたら死ぬんだろうな。 理解される前に死んでしまうな、なんて。 ただぼんやり考えながら、天井を見上げていた。 (19) 2022/03/01(Tue) 1:35:41 |
【墓】 アイドル ヒメノ>>薬局 「…………」 あくまで"日常"を貫こうとする彼に内心呆れるも、惨めで汚い自分をみて罵られることも覚悟していたため少しほっとした様子だ。 けれど、立てるかと伸ばされた手を取ることはできなかった。 銃弾を受けた胸と切り付けられた脚からの出血が止まらない。 (寒い……) 荒かった呼吸はだんだん薄くなっている。 (+28) 2022/03/01(Tue) 1:45:10 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「?」 やっぱり言わななきゃ分からなくて、ハナサキは首を傾げます。 普通、普通かぁ〜と何度か噛みしめていたところ。 「あわっ…………」 不意に抱き寄せられれば重力のままにあなたへ倒れ込みます。 支える事もできずに全体重をあなたに乗せて、あなた越しのソファの跳ね返りを感じます。 同時に結構いい音も聞こえました。 「急に倒れたら危ないですよ!もう……」 心配そうにあなたの頭をさすります。 後頭部には届かないけど、頭頂部でもたぶん効果は同じはず。 不格好な笑みも呆れ顔を経由して自然なかたちに戻ってきました。 「あっ!好きな事なら土いじりがあります!これからまた──ではなくて!まずは投票の事ですよね。 明日も今日と同じように誰かに投票しなくてはいけませんし、ええと……」 あなたが頑張った分だけきっと華のある声。 心臓はあなたのすぐ隣。けれどあなたと違う個々の鼓動。 あなたが望んだ私の為のいのち。 これが相談なのだとしたら、やっぱり聞いておくべきかと思いました。 「今日も私に入れるのは……ダメですか?」 (-453) 2022/03/01(Tue) 1:47:03 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ/* おやすみなさいです!健康だいじにしましょう! 私も明日は夜までほぼレスできないのでお互い様で。 投票間に合わなくてもそれはそれでいい感じにしましょう! (-454) 2022/03/01(Tue) 1:48:50 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『内緒で〜す』 『まあまあ。それはともかく』 はぐらかした。僕の事は置いといてだ。 『理由ですか。 あ、別に彼女が可哀想で同情してるとかそういうんじゃないですからね!』 『個人的に推しなんですよ。あはは』 『あんまり人前で喋んないから分かりづらいですけど、不器用で優しくて可愛い人だから。 結構死んで欲しくないなって思いました』 『それだけです』 (-455) 2022/03/01(Tue) 1:51:03 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「きみはもう、わかってるじゃないですか。」 するりと手を引いて、そのまま片腕をあなたの背に回した。 真新しい怪我をしたばかりの左腕は脱力したまま。 つまり上葛は今、あなたが何をしたって 少なくとも十全に抵抗する事はできなくて、それに。 「僕と同じ気持ち、きみはもうわかっているんですよ。 本当は、もう随分と前から。 きみの中で、確かな形になっていないだけで…」 刃物を振り翳されたあの時、無抵抗ではなかったのも。 あなたをがっかりさせる事はしたくなかったから。 結局の所、死を先延ばしにした理由はただそれだけで。 だから上葛は、あなたが"それで良い"なら、それで良かった。 「…何度も置いていかれたんです。 僕が好きな人ばかり、僕が死んで欲しくない人ばかり、 いつもいつも誰かの為に死んでしまうんです。 でも、身を擲つ事は自由だから。 その人が身を擲つ理由が、自分にあるわけじゃないから。 そんなの、止められるわけないじゃないですか…」 ぽつぽつと、軋む心を言葉にするように吐露をする。 あなたが何かをする事を、警戒する様子は無い。 (-456) 2022/03/01(Tue) 1:56:46 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……ずるいじゃ、ないですか。 いつまでも、僕ばっかりが、置いていかれる側なんて…」 置いていかれるのはいやだけど、 置いていかれる側の痛みもわかるから。 あの時、上葛という人間が一緒に死にたがったのは 多分、そんな理由からだったんだろう。 その度に悲しくて、寂しくて、がっかりして。 そうやってつらい思いをするのは、もう沢山です。 だからもう、一思いに死んで楽になりたいんです。 殆ど独り言のようにそう続けて、一つ息を吐いた。 「死なないでほしいと思ったんでしょう。 僕が勝手に死んだら、悲しくなるかもしれないって。 それに至る理由が何であっても、なんとなくでも。 あの時確かにそう思ったんでしょう。」 自分を今ここで殺せば、同じ気持ちになれるかもしれない。 或いは、殺したって、同じ気持ちにはなれないかもしれない。 それは、やってみなければわからない事だ。 「きみの気持ちは、きみの気持ちで。 同じように、僕の気持ちは僕の気持ちです。 だからまったく同じなんて到底言えないけれど。 でも、きっと、きみはちゃんとわかっているんですよ…」 だから、もし言葉がすれ違っても、仕方ないかな、と思う。 寂しいな、とは、思うけれど。 (-458) 2022/03/01(Tue) 1:57:36 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局 「あ〜そうだな、立たせるよりも寝かせておいてアクタお兄さん。 仰向けね。身体の下に毛布でも出してあげて」 「色芽木お兄さんも想像力が追いつくなら毛布に くるまっといて。体温逃げないようにしていると違うから。 自分で手当てできるのすごいな」 「緋苺お姉さん聞こえてる? 聞こえていたら意識して ゆっくり深く呼吸をしてくれ。大丈夫になるからね」 その他にもアクタに具体的な手当ての具体的な指示を続けた。その方が良さそうに思えたので。 (@19) 2022/03/01(Tue) 2:08:31 |
ユメスケは、そのあたりの知識は一応間違っていない。判断も正しいといいな。 (t34) 2022/03/01(Tue) 2:13:59 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* のんびり構えていたよりも救急。遊召家さんちの小太郎くんは普通程度の応急手当の知識はある。視点としては「こうした方が死ぬ」のを学ぶ方で見たんだろうな。 (-459) 2022/03/01(Tue) 2:26:52 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ いとおしくなったのでその歪んだ認識は訂正されなかった。こういうところなんだろうね。脚本家さんだし後々訂正されることになればいいなと彼は思った。 悪意があるだろとの言葉には素直にうんと頷いて。お前なぁ…だなんて呆れた笑いをきっとさせていたのだ。 「ないなぁ、見たことあるようなのはいると思う」 どこぞには贋作美術館なるものがあるらしいが、彼にはそことここと100%美術館を見分ける程の経験はない。61%美術館は彼から見ればたぶん95%美術館くらいになれている。 きょろ、と目的なく彷徨っていた視線があるひとつの絵のところで止まった。ちょっと嫌そうな顔をしてから、うーん…?と疑問符を浮かべる。 「ねぇアクタお兄さん、あの絵って朝? 夕方?」 彼が指さしたのは、ターナーの「戦艦テメレール」だ。役目を終えて解体される戦艦の最期の時が描かれた、夕暮れ時の絵。 何度も構図の変更がされているらしく、現実に即した場合には絵の太陽の位置は朝日であるのが正しいのだが、ターナーの絵の特徴的にこの空の色使いは夕暮れ空だそう。 (-461) 2022/03/01(Tue) 2:55:49 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* コタロー呼びにコタくんだよ〜って突っ込むのは野暮だからしないでいたらしいよ。アクタお兄さんが言う俺はコタローでもいいと思ったのさ。 (-462) 2022/03/01(Tue) 3:00:26 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……わかっ、て、る」 それは既に実証された。 この行動すべてに理由がある。 悲しさも、虚しさも、寂しさも、苦しさも。 全部あるのに、わからなくて、知ることを求めている。 「置いて、いかれたくない、……?」 ゆっくり感情が胸に落ちてきて、だから沸々と上がってくる想いはどう片付ければ良いのだろう。 「上葛さんを、 殺したら わかるって思ったこの気持ちは。君に理解してもらえ、ますか……?」 「君がそうやって、ずっと、ずっと言ってくれるから未来がわかってしまったんですよ。 全部わかったとき、俺は後悔をするんです」 今は、わからないから無事で。 きっとあなたを真に理解したら同じように死にたくなるのだ。 それでも、もし理解できたら、同じようになれるのなら、それはそれで同じ道に行きたいという事になるんじゃないのだろうか。 それは、悪いことではないようなきがして。 「漠然としたままじゃ、嫌なんですよ、…… 嫌です 、おかしいって思ってる!! だけどっ……、死んだら悲しい人、上葛さんだけ、で……ずっとそんな人を亡くした感情を知らないままでおわるの、嫌です」 「教えて、くれるの、一緒にやってくれるの君だけなんですよ。煙草もお酒も、まだですけど、未知のものより君を理解する方がよっぽど、先だとおもって、あ、全部も、多分できますね、……」 「勝手を、いってる自覚あるんです。生かしたいのに、今は……これ以上、誰かに殺されてほしくありません」 (-463) 2022/03/01(Tue) 3:01:39 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「いいですよ。きみがそうしたいなら」 殺したら、或いは。 そんな考えをただ、穏やかに笑って、穏やかに肯定した。 言葉でも態度でも拒絶を表す事は無く、 距離はそのまま、背に回した手はあなたの背を撫でるだけ。 「元々そういう約束…だったのも、そうですけど。 それを抜きにしたって、きみの事は、きみの気持ちは できる限り大切にしたいと思うし、多分。 これは、わかりやすい言葉に当て嵌めるなら、ですけど。 僕は、きみの事が好きなんだと思います。でも、」 それが親愛なのか、他の何かなのかはわからない。 それは、こんな短い間で答えが出せるようなものじゃない。 でも、きみの望むように受け取って欲しいとも思う。 「それと同じくらい、僕はきみの事を置いていきたくないです。 どこまでもわがままで、身勝手で、独善的な気持ちです。 …僕が居なくなった後に、きみが一人で苦しむのは。 それは、置いていかれるのと同じくらいいやだと思うから」 「だから…それも、一緒にしましょうよ。 きみは僕を失った苦しみを知る事はできないけど、 僕も君を失った苦しみを知る事はできないように」 二人で痛みを分かち合うなら、それも悪くないとも、思うから。 「邦幸さん。僕と一緒に死んでくれませんか」 (-466) 2022/03/01(Tue) 4:04:20 |
【独】 規律 ユスところでこれはあまり根拠のない予想なんですけど次の更新及び合議、フカワ二回目の人関連で俺のこと殴ってきそうなんだよな なんとなく そうなったら受けて立つけどさ (-468) 2022/03/01(Tue) 4:10:46 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユスそれが送られてきたのは、もう陽が沈んでから。 『デート行ってきていました。 俺は柚須お兄さんが俺のこと好きでも嫌いでもいやだったから、 好きでも嫌いでもないって言ってくれてありがとう。 俺がどう思ってるかを言ったら返ってくると思った。 安心したね。 そう、何かを言われたら自分がそれに当てはまるか否かを 考えるし、「じゃあ相手は?」っていうのが出てくるんですよ。 柚須お兄さんがこうして俺に俺が言ったことを 返してきているのがとっても良い例! だから誰かに言われればいいと思って 3つの違うことを投げたのにさ、俺に返すんだ柚須お兄さん。 俺以外の誰かってちゃんと言っておけば良かったな。 俺はそれを一番言われたくなかったから』 (-469) 2022/03/01(Tue) 4:12:06 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『考えただろ? 何かを知って考えて、 答えが出てしまう過程って基本的に不可逆なんだぜ? それが俺にとっては嫌がらせです。 お兄さんにとってそうでなくてもな。 柚須お兄さんは言葉通り受け取ってくれるから、 俺が何を言っていないか分かりやすくてありがたいや。 俺は自己満足で心が軽くなるのも救いの内と思っているから、 人生ニアピン〜以下の文章は俺からしたら、 俺のもお兄さんのも合っている。 他人がどうなったところで自分の環境が変わるはずがないのは そりゃそう。0%じゃないけどすっごく稀だからないと思ってる くらいでいいんじゃない?って感じ。 俺の主目的は自分が救われることじゃないです。 俺はここで、自分の好きにしていたい。 思ったことを喋ることが目的。よく喋ること自体が目的。 だから俺の言葉は最効率ってやつではないよ。 深くは考えていないからね』 (-471) 2022/03/01(Tue) 4:12:58 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス 少し間をおいて、取ってつけたような追加メッセージ。 『「昔ならね」「昔はね」 昔の話が多いなじゃなくてさ、 今はそうでないことを言いたかったんです。 今の話なんてそれで終わり』 (-472) 2022/03/01(Tue) 4:14:34 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* そういや戦艦テメレールのチョイスはどこから? どうぶつの森の美術品にあるやつなら有名なやつだろ〜〜〜〜〜〜の精神。 (-473) 2022/03/01(Tue) 4:34:23 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……、違う」 ほしいものは違うもの。 それなのに何が嫌かわからない。 「っ……その時がよかったとして、今が、よくなくて」 涙が出てきそうで出てこない。 人殺しを悪く思えなかったのは、殺したことがなかったから殺されたことがなかったから。 全部他人事で自分がそんなことになると思っていなかったから。 すべて身に起きてからしかわからない自分がようやく欲しくなったもの。 「……なんで一緒に死なないといけないんですか」 わからない、経験をしていないから。 なにか悪い気持ちではない気がするのに。 手っ取り早く終わる方法があるから、意識がそこにしかいかない。 「好きだったら一緒に死ぬんですか?」 エノも、いっていた気がする。 最後に一緒に死ぬ理解者が欲しいと。 ただ、聞けば聞くほど違ったのだ。 俺は理解者になってあげられない、本当の意味で理解されることなんてできないんだと。 「……」 沈黙は。 (-474) 2022/03/01(Tue) 4:38:06 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……俺が、君を殺すのが先か。 君が俺と死ぬのが先か、です」 「それなら、いいですか。 おれがほしい人 」いつの間にか逆手に持っていた包丁。 懐に入り込んだ体。 お互いにノーガードの情けない姿。 声をあげたら誰かが来る空間。 何もかもが面倒ごとの気配を感じる。 気にするんだな、自分も。 そんな理由だけで、床に金属音をならしてそれを手放した。 (-475) 2022/03/01(Tue) 4:43:54 |
フカワは、逆手に持った包丁を手から落とした。 (a68) 2022/03/01(Tue) 4:45:00 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「殺人、未遂犯に、一緒に死のうと言うなんて。 馬鹿な人ですよね」 「本当に、好きなら俺を半殺しにしてからいうべきですよ」 (-476) 2022/03/01(Tue) 4:48:04 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「なんとなく、思うんですよ」 ──からん、響く金属音に苦笑した。 「案外きみは、僕を殺せないんじゃないかって」 そうは言っても、実際の所は、どうだか。 自分が異なる答えを返していたら殺されていたかもしれないし、 寧ろ興味も失せて殺されすらしなかったかも。 それもまた、そうなってみなければわからないこと。 「…一緒に死ねば、少なくとも、その人とは。 置いていかれもしないし、置いていきもしないでしょう。 まあ、好きだから、っていうのはちょっと短絡的ですけど。 好きな人を置いていきたくない、 好きな人に置いていかれたくないと思うから。 だからそうするのは、僕にとっては、理由の一つです」 それは、飽くまでも自分にとっては、であって。 理解者を求めるあの人の理由は、もう少し違うものだ。 違うけれど、理解の及ばないものでは、なかった。 上葛にとっては、それもまた事実だった。 「だから、うん。 殺されないように、頑張らないといけませんね…」 やっぱり、殺される気はあんまりしないのだけど。 内心そんな事を思って、ああ、そうだ。 (-477) 2022/03/01(Tue) 5:32:09 |
カミクズは、やりたかった事を思い出した。 (c9) 2022/03/01(Tue) 5:32:28 |
カミクズは、ある時からずっと、そうしたいと思っていました。 (c10) 2022/03/01(Tue) 5:33:20 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「邦幸さん。」 右手はあなたの背に添えたまま、 ちょっと頑張って左腕を上げて、撫でようと頭に手を伸ばす。 傷は痛むけど、それでもちゃんと労ってあげたかった。 「今までよく頑張りましたね。 そう、きみはよく頑張っていたんですよ こうしてちゃんと、わからない事に言い訳をせずに 知りたいと思って、わかろうと努力していたんですから…」 どこか子どものままで、嫌いじゃなくて、好きなきみを。 努力を認めて、ちゃんと褒めて、大切にしてあげたいなんて そんな身勝手で一方的な想いを込めて。 (-478) 2022/03/01(Tue) 5:33:41 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……ええ」 「今すごく殺したくなりましたよ……?」 殺せると言ったら殺せ、はするきがします。 ただ何かが引っかかっていて。 もしかしたら知的好奇心よりも良心が勝るなんて事存在するんでしょうか。そんなに自分のことを良い人間だと思ってはいないのですが。 「俺は置いていくことは、考えたことはなくて ……欲しいのはあなたの命、ですから……? ううん。多分合わないところ、ここです。 心中の心理は……、理解しました……わからないことだらけです。少なくとも好意がそこには必要、なんですね」 「そういえば、……殺したいと言ってるうちは殺せないとか、聞いたことあります……。 じゃあ、……次に襲うときは無言に、しないと」 ここにきたばかりの自分とは他人のような、自己分析をしながらやりたいことを増やしていく。たった数日で様々な価値観と出会いすぎたせいで、遠回りをしすぎてしまった。 (-480) 2022/03/01(Tue) 7:22:22 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ頭を撫でるその手にすり寄れば、しばらく。 わずかに裾を引いて腕を下げさせるように促し、あなたの目をようやくはっきりと捉える。 そのあとゆっくりと右下へ逸らし、気まずそうに笑った。 「……あの、俺は」 置いていかれたくなかった。 家族に対する感情とあなたに抱く感情は別だ。 「そんな、たいした人間じゃないです。 ありがとう、ございます……。 その……じゃあ、お返ししますね。 か、……掃守さん。 身勝手、な俺に。教えようとしてくれて偉いです。 まだ今は、君を理解することにしか興味は無いですけど。 いつか……俺のことも知ってもらえたら、と、思います」 撫でようかと迷いながら、手の行く先を迷わせ、あなたをしばらく観察した。妙な違和感を感じ、その腕をよく見る。 「そ、ういえば……こんな時間によく起きてましたね? 外に居たなら部屋に戻って……あれ、 怪我増えてませんか 」 (-481) 2022/03/01(Tue) 7:34:13 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「 うーん文字通りの殺し文句…… …まだ、約束するだけしてやってない事、ありますから。 その前に何が何でも殺そうとは思わないんじゃないかなって。 もったいない、っていうのかな…」 それがあなたの心情に適切な表現なのかは、わからないけど。 今はまだ、あなた自身もそれをわからない段階だろうから。 この場所で、与えられた時間で。 少しでも多く納得のいく表現が見つかればいいなと思う。 「……ふふ、ありがとうございます。 初めて名前で呼んでくれましたね…」 少しぎこちなく腕を下げて、目を細めてやわく笑った。 名前に関しては、自分の記憶違いでなければ、だけど。 それも、褒められた事も、なんだかむず痒くて。 でも、それ以上に嬉しいなと思った。 「…起きてたというか、元からあんまり、よく眠れなくて。 ここでは時間が勿体なくて、余計に…… え。 あ、ああはい、ちょっとあの、いざこざが…ありまして…?」 急転直下。ほんの少し、注意を凝らしてみれば。 以前よりも随分きつく薬品臭がするのはすぐにわかる事。 下手くそな笑顔で今度はこっちが視線を逸らす番。 上葛という人間は、やっぱり嘘や隠し事が下手だった。 (-483) 2022/03/01(Tue) 8:06:15 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 「え、あ、仰向け……毛布……」 ぐっと両目を閉じればフカフカの毛布を2枚出した。 ユメスケに言われるがままヒメノの手当て──銃痕を見つけて、薄くなる呼吸を聞いて、……ダメかもなんて思いながら──とにかく、出来ることをした。 素人にできる事は限られているし、VR空間なので意味なんて無いのかもしれないけれど。 「………なんで………… こんなの……ダメだよ……、 し、死ぬなよ……! 」言ってから、こんな場所には似合わない言葉だと思った。 じゃあ、何なら良いのか。 この状況をよしと思えない自分がおかしいのか。 「……ほら、次、エノ。」 きっと同じように、意味のない精一杯を施すだろう。 (20) 2022/03/01(Tue) 8:41:17 |
【墓】 アイドル ヒメノ>>薬局 「変、なの……他の人、が死んだら…キミは……生き残れる可能性…上がるのに……バカ…だね…」 だらりと力無い身体が毛布へ寝かされて、朦朧としながら彼を見る 「私…、生きた…かった………生きたかったの……」 振り絞るようなか細い声で紡がれるのは願いか言い訳か。 銃弾の傷は素人の応急処置で何とかなる代物ではない (+29) 2022/03/01(Tue) 11:02:13 |
【神】 医者の息子 カイカイは、今日の合議はほとんど静かに聞いているだけだった。 フカワの発言に少し眉を顰めたくらいで。 この場でわざわざ誰に投票すると公表してる人や ランダムで選んでいる人。 それらをぼんやりと見ながら、誰に投票するかを考えた。 皆がつぎつぎと帰っていく中で、最後まで考えていた。 授業の居残りみたいに。 「どうだれに投票しようが、恨むなよ……」 ひとりぽつり、呟いて 拳を強く握った。 (G83) 2022/03/01(Tue) 11:47:31 |
【人】 医者の息子 カイ気晴らしに外を歩いていたカイは、カフェの前を通りかかった。 荒れ放題の店内を見て、思わず驚きの声が出る。 「……うわ」 2回目のやつ、選ぶの失敗したんじゃないか。 誰と何が起きたかまでは知りえないけれど 点々と続く血の跡を見て、顔がひきつる。 無意識に、倒れているカフェの椅子やテーブルを綺麗に戻して 途中で手を止めた。余計なことはしないほうがいいだろうか。 事件現場はそのままのほうがいいかもしれない そんな、どこか的外れな考えが浮かんだ。 警察なんていない、VR空間なのに。 乾いた音が聞こえたのはこの後。 けれどマップを見てそこに向かおうとは、思わなかった。 面倒なことには関わりたくはない。 仮にも医師の息子が、怪我人がいるかもしれないという 考えを捨てた。だってVR空間だし。 ──もしもが起きたら都合だっていいし。 そんな考えに至る自分が嫌だった。 (21) 2022/03/01(Tue) 11:55:51 |
エノは、ぐったりとして治療を受ける。こちらは切り傷だけだ。 (a69) 2022/03/01(Tue) 12:15:16 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ『あなたが選ばれてしまったらどうするんですか』 今日の投票に関しては薄々察していることがある。 だが自分がどうこうする理由もやはりなく。 『もし選ばれたら、あの合議のなかで味方がいなくなってしまうじゃないですか。 ナツメさんが嫌がるとは思わないんですか』 何処かいつもとちがう雰囲気を帯びた文章があなたのもとへと再び届いた。 (-489) 2022/03/01(Tue) 12:26:27 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* 他の人都合合うかわからんし声かけるの申し訳ないなのPLの理由を除いても、ユメスケは他の個人や全体にメッセージを送るとかはしなかったんだよな。アクタお兄さんの生存率が多分上がると思ったのさ。 こういう時に他人を助けられる人って死ぬべきだと思いますか? 思わないだろ? そういうこと。乾いた音を無視した人はどれくらいいたかなぁ。議題になりますね。 (-488) 2022/03/01(Tue) 12:28:35 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* 他の人の命を助けたってことは、お前はなくなるはずだった命が助かった分、自分の命をなくして数を調整してくれるんだな?の話運びにはあんまりならないと思ってるんなユメスケ。 PLが参加者やってたら、そういうヘイト買う屁理屈こねてただろうな〜〜〜。 (-490) 2022/03/01(Tue) 12:37:57 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ『そもそも選ばれない保証なんてどこにも無いんです。 ナツメさんには最初に投票に迷ったら私に、と言っていました。 だから大丈夫だと思ったんです、けど』 ハナサキにはどうせ選ばれるのなら、という考えがありました。 選ばれる為に育てられて、選ばれる為に生きてきました。 でも今は少し変わりました。 寡黙な彼女は味方の有無に関わらず決められるようになったらしくて。 話し合いに参加する姿も見られるようになりました。 『死にたくないなら生きて帰って欲しいって言われちゃいました。 私もちょっと吃驚しちゃって……それで相談している所です』 それから書いては消してを繰り返した間を置いて、 『…………あの、フカワさんはどうしてそんな事まで気にするんですか? 理由は聞かれると思ってましたけど、選ばれたらなんて』 (-491) 2022/03/01(Tue) 12:49:32 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 「……知ってるよ。」 ヒメノの生への執着の全てを理解しているとは言えない。 けど、知ることぐらいは出来ていると思うから。 「僕だって生きたいけど、 誰かに死んで欲しい訳じゃない。 自分でも矛盾してんの、分かってるけどさ……!」 次、とエノの傷へ手を伸ばす。──止血は殆ど済んでいるので、消毒したりガーゼを貼ったり、そんな程度。 途中でユメスケに助言を乞いながら進めた。……一命を取り留めるかどうかは、本人にしか分からないだろうが。 「……僕、まだ、 エノの事だってちゃんと理解出来てない……!」 ──あらかた、 素人に出来る事はやり切った。 具合はどうだろうか、とそっと距離をとり、 心配そうに二人ともを視界に入れる。 「二人とも、 し、死ぬなよ………………」 (24) 2022/03/01(Tue) 13:38:47 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ『なんででしょう、そう思ったからです。 ナツメさんが悲しんで。 ハナサキさんが悲しむと思ったからです。 他の人も』 本当に、そう思ったから。 デリカシーも遠慮もない男は気遣いがうまくはない。 つまり、素直な意見である。 ただ、少なくとも情と誰かをかばうこと。 置いていかれることと置いていくこと。 たった一日で、なにかに気づき変わったのには気づくだろうか。 『俺さっき。 はじめてナツメさんにいれたくないと、思ったんです。 あなたにも少しだけ、いれたくはないです』 ナツメにはいっていない。 もう既に多く傷つけている、怖がらせている。 傍にいく理由もない、恨まれていたら仕方ないだろう。 『俺も少しは投票されないでいたい理由ができたのに困りました。 このままじゃ多分、選ばれる方だと思っているんです。仕方ないですけどね、これまでの発言としては』 (-492) 2022/03/01(Tue) 14:17:49 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ『だから、もしよければ。 票を合わせませんか』 男にとってあなたの告げた提案と。 その実、なにも変わらない提案であることに。 あなたは気づいているだろうか。 覆す時点で平等など、はじめから全て欠いているのだ。 『間に合わなければ、生き残っていたらですけどね』 (-493) 2022/03/01(Tue) 14:29:30 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 奇形 メイサイ『俺もVRかにの交尾で大人の階段をのぼる17歳男子はなんか、 あれだと思う。14歳男子はギリギリ、あくまでギリギリ、 なんとかセーフな気がするのにな』 不思議だね年齢マジック。 『ああ、了お兄さんやっぱり見てたんだ? お兄さんマップにいなかったから、 そういう気分で散歩しているのと半々くらいだと思ってて』 『始まっちゃったね。議題にもなっていいんじゃないか? あ〜、今考えると全体にメッセ送った方が 自分の命を優先して来なかった人を責められたかも〜』 『音を聞いた上で来なかった人も何人かは いるだろうから、まぁそんなに変わらないか』 彼のこの平静は多分、どちらかで言うのなら麻痺しているの部類。けど、どちらかで言わないのなら自分が責任のほとんどない立場なのが理由。触れないから、命のやり取りに直接影響出来るわけでないから。 (-494) 2022/03/01(Tue) 14:54:39 |
【秘】 奇形 メイサイ → 涙眼 ユメスケ『いましたよお。邪魔しちゃ悪いなって姿消してたんです』 『コタくんはこういうの慣れてるんです? めちゃめちゃ協力してましたね。見学者なのによくやるなあ……って思って見てました』 そういえばいつの間にか名前呼びされてるから、こちらも名前呼びにしておいた。 『わー。悪い事考えてるなあ』 『次の議論は盛り上がりそうですね。逆か? 盛り下がる方かも』 いつも通り、軽い調子の文面でメッセージを返しておく。 (-496) 2022/03/01(Tue) 15:25:21 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『気になるところで止めるなんて。 ずるいですよ、これから俺は死ぬというのに』 返信と返信の間にも、思考することがある。 ああいった事実で、己に声をかけてきた人間がこれだけいるのだ。 彼女は自分の価値が上がっていることをわかってほしい。 「……やっぱり、俺は思ったよりも。 俺の事をわかっているのかもしれないな」 『君のいうことには、同意します。 本心からなら、頷きますし。 もしそうでなくてもさすがだと思いました。 ナツメさんにも、伝えていますか? 言ってあげると、喜ぶと思います』 (-498) 2022/03/01(Tue) 15:48:22 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『いや……本人にはさすがに言いませんよ! 恥ずかしいじゃないですか』 『内緒にしておいてください』 この人は僕に何を言わせようとしてるんだ。 『とにかく、考えといてくれたら嬉しいです──って』 『え。』 『これから死ぬっていうのは?』 何だか引っ掛かる言い方だな、と思って。 聞き返した。 (-499) 2022/03/01(Tue) 16:04:23 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ本当によかった。 そんな未来があったら、あっという間にゲームオーバーだ。 同じことを考えているなと思いつつ、多分また票について語らえるほどの距離感であることを感じる。 この一日でものすごい数の感情をみて、それがどれ程自分に当てはまるかを学習した。 そして、獲たものがこれ、だ。 つくづく環境は、選べないな。 理解して欲しいといつまでたっても思えない俺は、きっと、『似ている』とくくられた自分達を見続ける。 「自覚しているのとしていないのならば……どちらが恐ろしいかの話でしょうか。 やっぱり自分が悪いとは思えないので、ここがVRの空間でよかったと思うことにします」 「無理矢理、なんですが……その。 相手が“好きな人”だったらそうするかもしれませんね……?」 「生憎、俺のために死んでほしい気持ちしかありません。 でも、今あの人は、俺と死にたいらしくて…… やり返されないように説得をしようとしているんです。 やりたいことをやるのって難しいですね、剣道習っておけばよかった」 面倒くさいなぁと良いながら笑う姿は、やりたいことを見つけて、応援されて、非日常の中で幸せを見つけた少年のようだった。 (-500) 2022/03/01(Tue) 16:10:07 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『言わないんですか。 こんなにもらったら嬉しい言葉だと思うのに』 それはナツメさんがかわいそうだ。 他人事のように、あなたの文面をコピーした。 本人に送らなければ、何をしても良さそうと判断したのだ。 『俺は選ばれようと選ばれなかろうと』 『死ぬつもりできています』 『俺が命を落とすと、家族が喜ぶからです。 もしかしたら後悔をして嘆き悲しみますが。 得をします、そういわれました』 『それだけです』 (-501) 2022/03/01(Tue) 16:14:29 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「俺はまた朝日をみる散歩に出掛けていて……。 いざござが、そんなことがあったんですね」 まるで他所のことは知らぬ扱いのように、個人的には気になっていが気にかけられていない。 どうしようと思いながら、あなたを引いて寮の部屋の方へと連れていこうとした。 「……怪我に酒も煙草もよくないですよね? 一日、休みましょうか。……それで、ううん。 なんとなく俺は、投票で選ばれる気がしていますから。 時間がとれればまた来ますね。 それと……そうだ。 貴方だけですか? 二回目の人って。 」どちらの部屋に向かうだろう。男はどちらでもいい。 まだ朝で誰もいない廊下で手を引きながら。 振り替えって、普川は首をかしげて問うた。 (-502) 2022/03/01(Tue) 16:24:10 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『え? ちょっとmまじで変な事考えてませんよね?』 入力ミスした。何か嫌な予感しかしない。 それから続いたメッセ―ジを見て、少しだけ考え込む。 「…………」 『そうですか。 あ、いや。あなたが死ぬのは別に止めませんけど』 否定。肯定。僕はどちらの意も示さない。 あなたに無責任な希望なんか押し付けないよ。 『フカワ先輩の納得行く終わり方がそれなんだったら、良いんじゃないかと思います』 『家族の事、好きですか?』 (-503) 2022/03/01(Tue) 16:44:05 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ 少女は知る由もないが、返事が届くなり青年は少し固まった。 うさぎが跳ねるスタンプ。ねこじゃない……。 暫くして、青年から🙆という絵文字だけが送られたのだった。 図書館の入口をくぐった少女の視界には、自由に閲覧できるスペースにいる青年の姿が映るだろう。借りた本を数冊机に積み上げ、今も本を手に読み進めている。 マイペースに読んでいる為か、まだ貴方に気付いていない。 /* というわけで返しましたが、打ち合わせ通りそちらからのお返事は落ち着いてからということで。対戦よろしくお願いします。 (-504) 2022/03/01(Tue) 17:08:10 |
【墓】 アイドル ヒメノ>>薬局 皆、ずるいよ。 本当は皆死にたくないくせに。 偽善的な綺麗事言って決断は人任せで。 何で一番に死にたくないヒメノが一番に死ななきゃいけないの? 「……死にたく、ない……」 手を伸ばした。 助けてほしくて苦しくて。 「——…」 声にならない言葉を零し、その手はやがて地面へと落ちる 普通にも特別にもなれなかった愚かな女の鼓動は途絶えた。 (+30) 2022/03/01(Tue) 17:09:28 |
【人】 美術 エノ>>薬局 もうだいぶ意識が朦朧としている。 聞こえる音もすごく遠くで。 寒い、と言うのに汗はとまらない。 薄ぼんやりとした視界の中で、思い浮かぶのは。 「寂しいな」と、ただそれだけで。 眠くなってきたな。 もう仕方ないかな。 そう思えてきた頃。 僅かばかり、聞き取れる声が聞こえてきた。 「……僕、まだ、 エノの事だってちゃんと理解出来てない……!」 ………あぁ、そう。 まだ、誰にも………理解、されてない。 やだな。 「───っはぁぁ……!はー……」 止まりかけていた息を、大きく吸い込んで。 特別を押し付けられた贅沢な男の鼓動は、響き続けた。 (26) 2022/03/01(Tue) 17:24:36 |
フカワは、端末を開いて、誰かにメッセージを送っている。 (a70) 2022/03/01(Tue) 17:33:43 |
フカワは、朝から寮の外に出ていない。 (a71) 2022/03/01(Tue) 17:35:13 |
メイサイは、1人が死亡するのと、1人が生命を続行するのを見ていた。 (t35) 2022/03/01(Tue) 17:36:29 |
ユメスケは、素直に残念だと思った。 (t36) 2022/03/01(Tue) 17:37:42 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「後追いもアリなら、フカワさんが後を追うことを条件に相手に死んでもらう…って方法もありそうですけど。 同時には死ねないし、フカワさんが死にたくないならまず成立しない取引だし…… んー…難しいな………」 空を仰ぎ見る青年に深刻さはあまり無く。 結局は他人事のようで。 「まあ、両方納得いく結果なんて難しいですよ。それこそ奇跡っていうか。 大体どっちかが満足して、どっちかが不満になっちゃう。だから勝てばいいんですよ、勝てば。試合と同じです。」 剣道の団体戦では、相手との力量差がある時は引き分けるのも役割の一つだ。 だけど大将だけは、どんなに不利でも絶対に勝たなきゃいけない。それが役割。 「どうしても望む結果を手に入れたいなら。」 「向こうがフカワさんのこと気に入ってるなら……… その気持ちも利用して──何でも使って──… 勝ち取っても、いいじゃないですか。」 (-508) 2022/03/01(Tue) 17:37:51 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「でも、俺はね。」 君に視線を向けて、不自然な親目線で。 これが本心かどうかも自分じゃわからないけど。 「フカワさんが勝っても負けても。 あなたが楽しそうだから、俺はどっちでもいいですよ。」 そう、語った。 青年はこの後、とある清掃員と君について少し語り合うのだけども。 君に言った言葉を、後悔しなかった。 (-509) 2022/03/01(Tue) 17:38:59 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「あはは…怪我に障るなんて、もう誤差なんだから 気にしなくてもいいのに。 でも、気にしてくれたのは嬉しいです。 また会いに来てくれるの…ちゃんと、待ってますから。」 「…きみが選ばれたら、それからは。話し合いでのきみの発言に 勝手にひやひやする事もなくなるかもしれませんね…」 でも、やっぱり選ばれて欲しくないな、なんて思いながら。 手を引かれるまま、ゆっくりと廊下を二人歩く。 上葛もまた、向かうのはどちらの部屋でもよかった。 もし自室の様相を見られたら少し恥ずかしいかもしれないけど。 今そんな所まで考えが及んでいたかは定かじゃない。 それから。 二回目の人、という問いに、暫し言葉に迷うような沈黙。 きみが足を止めないなら、上葛も足を止めはしないけど。 自分の嘘や隠し事のわかりやすさなんて、よくわかっていて。 「……居ますよ、僕以外にも。でも… あの人は、明かしても良いと思ったら、その時は。 僕のように、自ら明かす気でいたように思うんです。 だから…できたら、それを待っていてあげて欲しいです」 だから、素直にそう言う事にした。 あの人の気持ちを蔑ろにしたくはなかったけど、 きみに嘘を吐きたくもなかったから。 (-511) 2022/03/01(Tue) 17:53:37 |
【人】 普通 ナツメ少女は、図書館に向かう道すがらでそのメッセージを受け取った。 銃。刃物。 画面や紙面のなかにあるもの。 物騒なそれらを持って睨みあう、立ち入り禁止の脳内映像。 その次のメッセージで、一変する。 ――――怪我。……血? 睨みあう誰かと誰かが、倒れ伏す。 生気のない顔が、ころり、かたむいて、私を。 ネイルが欠ける。 グラスが割れてジュースがこぼれる。 『来れます?』 その問い、たった一つで他人事ではなくなって。 少女は呆然と立ち尽くす。 頭がじん、と痺れて、指の先が冷たくなる。 胸が浅く上下して、瞬きを忘れた瞳が、茫洋と。 有意義無意味、散漫なイメージがうら青い脳内を駆け巡る。 (27) 2022/03/01(Tue) 17:57:39 |
ナツメは、はくり。音もなく、呟いた。 (a72) 2022/03/01(Tue) 17:57:54 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス「あ、」 閲覧スペース。あなたの姿を見つけて、小走りに駆け寄る。 結構、それなりに待たせた末の到着だった。 少女の顔は見ればわかるほど、青褪めている。 「あの、これ」 「危なくて」「誰かと、って」 握りしめていた手帳を開いて、あなたの前に。 ぺたりと貼られた付箋は、抜粋されたメッセージの可視化。 着信からはたぶん、かなりの時間が経っている。 『薬局。ヒメノさんとエノさんが刃物と銃でやりあってて危ないです』 『結構2人の怪我酷いです。アクタさん1人で大丈夫かな。 来れます? できれば誰かと一緒に』 「……どうしよう」 「どうしよう、ユスくん……」 (-513) 2022/03/01(Tue) 18:03:59 |
【人】 規律 ユス これは待ち合わせ中のこと。 図書館に先に着いた青年はいくつか本を手にして閲覧スペースに来ていた。 最初に読み進めたのは応急手当の方法がまとめられた本。図解もあるので分かりやすい。 一旦流し読みをした後、おもむろに手帳を開く。 『ガーゼ タオル 消毒液 ……』 必要なものを呼びだす。問題なく行えた。大丈夫そうだ。 雑然と並ぶ道具を一つずつ手に取ってはきちんと使えるか確かめていく。消毒液を手に取った。つんとしたにおいが鼻を掠める。 「…………」 消毒液。タオル。ガーゼ。 瞼の裏に別の景色が見える。 (29) 2022/03/01(Tue) 18:12:43 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ「……ん」 返信は止まる。 何らかの用事があったか。それとも。 『無理そうだったら、あんまり薬局らへん近寄らない方がいいです』 最後にそれだけ送って、僕は端末を閉じた。 (-516) 2022/03/01(Tue) 18:13:37 |
規律 ユスは、メモを貼った。 (a73) 2022/03/01(Tue) 18:14:09 |
規律 ユスは、メモを貼った。 (a74) 2022/03/01(Tue) 18:14:52 |
規律 ユスは、メモを貼った。 (a75) 2022/03/01(Tue) 18:16:10 |
【人】 規律 ユス ……。 「…………かさばってしまうな」 消去手続きを取った。ガーゼもタオルも消毒液も欠片残さず消え失せた。机の上は図書館の資料しかない。 眉間を指先で揉む。思考の放棄を放棄してから、昔を思い出すことが増えた気がする。 それに伴ってかつての自分がどういう時にどんな気持ちでいたのかも蘇ってくる。 結局ある日を境に全て色褪せたものになっていったけど。 下ろした瞼の裏にはもう何の景色も見えない。 色褪せずに残ったままの景色も、自分の声も、 もう雲の上だ。海に落ちては取りに行けない。 ……取りに行く気も無い。 待ち合わせ中の、ほんの少しの幕間のことだった。 (30) 2022/03/01(Tue) 18:17:27 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ「ナツメ?」 少女の様子がおかしい。 疑問に思ったのか本を閉じて貴方と向き合う。 付箋として可視化されたメッセージを読んだ後、座ったまま貴方を見上げる。 「一緒に行くものがいないのならば俺が同行しよう」 「ただ」 青ざめた貴方を、無色透明な視線が捉え続ける。 「 ナツメは どうしたい?」/* わあ。ではライブ始めましょうか……。よきようにやりましょう。 (-518) 2022/03/01(Tue) 18:24:08 |
【独】 涙眼 ユメスケ/* ガーゼタオル消毒液って適当なラインナップ(マジで目についただけ)だから引っ張ってくるな、ありがとう。あとで包帯ほしいなとか思ってたんだよ。探す暇なくなったからこの後かなぁ。 (-519) 2022/03/01(Tue) 18:32:14 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス「え、」 こちらを向いたあなたの側に、途方に暮れて立っている。 無色透明に映り込む、深青が泳いだ。 薄く張った水の膜がゆらゆらと、揺れて。 「……私、は」 「行きたく、ない、……こわい」 「でも……」 ほんの少しだけ、目を伏せる。 瞼が湿って、瞬けばこぼれ落ちそうだった。 (-520) 2022/03/01(Tue) 18:43:07 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ その顔を目に焼き付ける。硝子のような瞳にはかよわい少女一人だ立っているだけ。 ゆらりと揺れる深海が少しだけ隠れる様も見届けて、青年はおもむろに口を開く。 「俺は、俺ともう一人の命を除けば皆平等だ」 「皆平等に、どうなろうと構わない。 ここで予定通りお前と話をしても何一つ俺は気にならない」 読んでいた本を追いやる。 「行きたくない。怖い。それは、お前の心情だなナツメ。 共感は出来ないが、理解はしよう。世間一般的に、誰かが誰かを傷つける場所に飛び込むのは怖いらしいから」 感情が湧き上がり、あふれて落ちてしまいそうな深海から一切目を離すことなく言葉を続ける。 「でも、なんだ? 俺は人の気持ちを汲み取るのが上手くない。 言わなければ分からない。 行きたくない、怖いと思っていても、 それらと同居するお前の気持ちは何だ?」 (-521) 2022/03/01(Tue) 18:55:47 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 「────ぁ、」 小さな声も、伸ばされた手も、ちゃんと見ていた。 だから、矛盾を抱えた頭でぐるぐる考える前に、それを掴もうとして、一歩歩み寄って、同じように腕を伸ばして──── 空を切る。 ……ぱたり。 少女の小さな手が地に落ちた意味を 知らないふりは出来ない。 「……ヒメノ。」 こんな場所でも、命が尽きれば現実でも死ぬ。 「……、」 もう届かないだろうけど、と、何か言葉を掛けようとして───出来なかった。 返事が帰ってこない事が。 もう動かない事が。 人に死ねと言ってしまった癖に ……今更、人の死が恐ろしかった。 ▽ (31) 2022/03/01(Tue) 19:07:05 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 「……エノ!?」 だから、生きる人の音が聞こえて、少し安堵した。 「コタロー! こ、こっち、エノ、生きてる…………!」 さんざんアドバイスを貰った少年にそう報告して 息を吸う男に駆け寄った。 「よかっ、た……ッ し、死んじゃったら、ど、どうしようって……!」 恐怖と安堵。 ぼたぼたと瞳の端から雫を落として顔を覗き込む。……呼吸がある。生きている。 「立て……ないよな、 休める場所……行きたいとこ、あるか……?」 もうじき、出廷の時間だろうか。 それでも君が望めば望む場所まで、 そして何も言わなければ、エノの部屋を探して運び込むだろう。 (32) 2022/03/01(Tue) 19:08:00 |
【人】 医者の息子 カイ>>25 ツルギ カイは、アイドルの少女を見たことがある。興味はないけれど ──弟がテレビをよく見ていたから、なんとなく覚えている。 それにセンターという一番目を惹く位置にいたから。ただ、それだけ。 カイがログを見たのは、ほとんど野次馬のような衝動。 無残に散らかったカフェで 鈍く光る刃物を青年に振りおろす少女の姿を見た。 選ばれなければ、きらびやかなステージの上で マイクを手に歌っているはずだった少女を。 「…………」 清掃員が少女を追い払ったところで、それを見るのをやめた。 明確な殺意。背筋に寒気が走る。 「……この映像、全国放送しないかな」 皮肉気にそう呟いて、ふらりと立ち上がる。 ここにいるのが最速いやになったカイができる行動といえば もう立ち去るだけだった。 (34) 2022/03/01(Tue) 19:13:41 |
フカワは、票に書いてある名前を何度も見た。 (a76) 2022/03/01(Tue) 19:18:12 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス 飾り気がなさすぎるあなたの言い様。 少女はちょっとだけ笑って、 「……正直すぎる、よ」 決壊する前に、セーラー服の袖口がぐい。雫を拭いとって。 ちょっと赤くなった鼻を、すん、と鳴らす。 そうして少女は「でも、行く」と声に出して伝えた。 「こわい、けど。あの、 ……放っておけない、から」 「…… 一緒に、行ってくれる?」 (-524) 2022/03/01(Tue) 19:20:44 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局 「どこかに連れるならストレッチャーでも出してあげたら? ほらあの、病院の廊下でシャーってされるやつね。 本当なら動かすにも人がほしいところだが」 すごい緊急で一人で動かす時はこうするんだよ、ああだこうだとやっぱりアドバイスをしてあげて。 「いってらっしゃいアクタお兄さん。 俺はもう少しここにいてあげるから」 死んでしまった人を置いていくのもしたくないだろう? (@20) 2022/03/01(Tue) 19:22:51 |
【独】 医者の息子 カイ/* PLのテンションは人が死んでて上がってるんだけど、カイのテンションはめちゃくちゃ下がってるので相反してるから、カイに完全に乗り移らないと説得力のあるロールができない気がするよ。 やっぱ人の心がないキャラのほうが楽かも。 (-525) 2022/03/01(Tue) 19:27:30 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ 笑った理由が分からなくて、必要以上にぱちぱちと瞬きが繰り返された。効果音を添えるなら「きょとん」といったもの。表情が殆ど変わらない青年の、数少ない仕草だった。 「嘘をつく理由が無いからな」 自分の手帳型端末を呼び出して、何かを書き込んでからしまった。少しして顕現したものを一緒くたにまとめて、片手で貴方に差し出す。 「ああ。俺にとっても利があるし、断る理由も特に無い。 一緒に行こう。ただ……」 ハンカチと保冷剤だった。受け取らなくても、その場合はテーブルに置いておく。 「心配して見にきた側が泣いているとあっては、現場の者も落ち着かないことが多いらしい。あちらに感情の起伏が激しいアクタがいるなら、余計そうだろうな。 歩いている間に整えておくといい。俺は勝手に前を歩くから、見る者なんて誰もいない」 「行くか、ナツメ」 そう言って喋るだけ喋って、宣言通り貴方を置いて先に歩き始めた。 (-526) 2022/03/01(Tue) 19:29:44 |
ユスは、誰かと合流した。そのまま、図書館を出た。 (a77) 2022/03/01(Tue) 19:30:50 |
【人】 美術 エノ>>薬局 心臓がバクバクと動いて、熱くて痛い。 沢山走った後みたいに息切れする。 まだ死なぬようにと、体が力を振り絞っている。 ここが薬局だったのが、功を期したか。 あるいは、手当をしっかりしてもらったからか。 ぎりぎりで、踏みとどまっている。 「合議………………」 青年は、あの場が嫌いじゃない。 人との話し合いが、嫌いじゃないし。 あと。 顔を出さないと心配をさせてしまうような人も、居る気がするし。 だから、小さく、呟いて。 そこに行きたいのだと。 ただそれだけを告げるのが、精一杯だった。 (35) 2022/03/01(Tue) 19:42:44 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス「……少女マンガだ」 思わず手のひらを差し出して、受け取ってからぽそりと場違いな、間の抜けた感想を呟く。 押しとどめていた涙が、じわりと湧き出てくる。 逆効果だよ、ユスくん。 そして、少女も踵を返して図書館を出る。 ハンカチでくるんで目に当てた気遣いが、ひんやりとつめたくて、心地よい。 スカートの裾を揺らして、足早に目的地へ。 道中、相槌が返ろうとなかろうと構わず。 宣言通り先を歩くあなたの背中に、ずべずべと湿った声で本音をぶちまけていた。 「行きたくない……」 「でもいく」 「……夢に出そうだから……」 正義感とかは、ちょっと、普通の少女の身に余る。 そんなだから目の腫れはちょっと、残っちゃうと思う。 (-528) 2022/03/01(Tue) 19:44:34 |
ナツメは、ナツメを泣かした誰かさんと図書館を出て、薬局へ向かう。 (a78) 2022/03/01(Tue) 19:47:37 |
【秘】 演劇 アクタ → 涙眼 ユメスケ「よし………」 よしではない。 61%美術館は95%美術館となり 男は心底胸を撫で下ろした……。 「……ん? どれだ、朝夕?」 頭の中で、密かに答え合わせをしていた男は 君の動き回る視線を追い掛けるのが楽しかった。 そうして、ひとつ、苦虫を噛み潰したような顔を認めて、どうしたのかとその先を追う。 「……ああ。」 世界の名画。 解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく──とか、そんな絵だったような。 いつかどこかで、演劇の糧にしようとぼんやり眺めた事がある。 61%でも、案外覚えてるものだな、と我ながら感心して 「一応、右の沈んでるのが太陽で 左上の白いのが登る月らしいから 夕方って言うのが正しいんだろうけど、」 君の疑問を、大切にしたい。 「コタローはどっちに見えた? 見えた方で、いいよ。」 (-531) 2022/03/01(Tue) 19:49:54 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ 青年は振り返らない。三歩分前を歩き続ける。 その間も、後ろから飛んできた声には律儀に返し続けていた。こっちは相変わらずマイペース。 「そうか、行きたくないか」 「でも行くか。そうか。ならついていく」 「夢に出るのは大変そうだな。何日も何回も出そうだから」 普通の少女の、普通じゃない様子なんて見ていない。 だからきっと、目の腫れだって、知る由もないのだ。 /* わかりました。先に行ってるので多分先に入店してる短いレスくらいは投げちゃうかもしれませんが、その後は合わせます。 (-532) 2022/03/01(Tue) 19:51:06 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ『遠まわしだけど、心配してるって事でしょうか…?』 少しだけ入れたくないというのはそういう事なのかな。 これが気遣いでも遠慮でも無い言葉なら、ずっとこっちの方が良いと思いました。 『どこにですか?』 提案には端的な返信。 ナツメさんに投票しない。 フカワさんに投票しない。 自分に投票しない。 あなたの提案はそれらを全て満たすもの。 やっぱりこうするしかないのかと少しだけ胸が痛みました。 メッセージのやり取りで良かったと思います。 きっと今その葛藤が顔に出ているでしょうから。 それでも、もう頑なに断る理由も無くなっていました。 『私自身の手で選ぶ為に時間が必要だから。 今日はその為に選びます。フカワさんに乗っかるようでちょっぴりズルですけどね』 初めて選ばれない事を望まれたから。 自分でも努力をしようと思い始めたのです。 『それにしても、フカワさんも選ばれないでやりたい事ができたみたいで嬉しいです! 前はなんだか余生を過ごすような感じだったから…… 今はなんでしょう、人間らしいというか──生き生きしてる?そんな感じです!』 (-533) 2022/03/01(Tue) 19:51:40 |
【人】 規律 ユス>>薬局 教えてもらった目的地に着く。外から様子を軽く伺うが、諍いの空気は感じ取れない。 大丈夫かと判断した青年は、泣かせた誰かさんを三歩分置いてけぼりにしたまま先に建物の中に入った。 「ナツメが来た」 彼の名はユス。ナツメではない。 「俺は同行者だ。連絡を受けてきた。状況は今どうなっている?」 中にいる者に尋ねながら、周囲の状況を確認するだろう。 (36) 2022/03/01(Tue) 19:53:48 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ「…………あ。返信してない。 あれ? もういっこ、きてた……」 白い指がぺらり、ページを捲る。 追加で送られたあなたからのメッセージ。 歩きながら見て、読んで、またちょっと瞳を潤ませた。 着くまでに、なんとかしなきゃなのに。 (-534) 2022/03/01(Tue) 19:55:46 |
【人】 普通 ナツメ>>薬局 「ユスくんと来ました」 三歩分遅れて、建物の中に入る。 冷やしながら歩いてきた目元は、それでもちょっと赤い。 血の流れたあと。命が削られた痕跡。 いやに静かな、すべてが決着した後のその場所。 「……ごめんね。 来るの。おそすぎたかな……」 長身に隠れて、まだ、決定的な何かは見ていない。 (37) 2022/03/01(Tue) 20:01:32 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局 「ああ、御機嫌よう。そうなんだ」 「緋苺お姉さんと色芽木お兄さんの二人が血を流してて、 そこにアクタお兄さんと俺が来た。 緋苺お姉さんは死んでしまった」 「色芽木お兄さんは裁判場に行きたいんだって。 歩くのはさせない方がいいだろうなぁ」 「それくらい?」 他にも聞けば、一番冷静に答えたのは彼だっただろう。 (@21) 2022/03/01(Tue) 20:01:42 |
メイサイは、ユスとナツメが薬局に来たのを見た。向こうからはきっと見えない。 (t37) 2022/03/01(Tue) 20:03:11 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ『今日はアクタさんか、カイさん……。 明日以降の事を考えるとアクタさんでしょうか。 明日からは、 俺の票をハナサキさんにあげるつもりです 』もしかしたら、そこに俺はたっていないかも知れないけれど。 本当は今日からのつもりではいる。 だが、あなたも決めかねているだろう。 アクタには恨まれても良いのだ、そして、何をされても良い。 そう思えるほどの覚悟ができている。 そして、あなたに票をあげたいと言う気持ちも。 『あなたが心配だから。 俺は、あなたの選択に心から同意することは きっとありません。あなたのように前を向けません。 けれど。 それを見て、知って、応援することはできます。 ナツメさんにも、同じ事が言えるんです。 俺とは違う、だけど。 嫌いだとか、嫌だと思わなかった人です』 (-536) 2022/03/01(Tue) 20:05:06 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 「……すとれっちゃあ」 病院の廊下でシャーのやつ。 全然分からなかった。 合議に行きたいと聞きつつも そんなにすぐに体は動かない。 どうしよう。 ……そんなところで、声が聞こえた。 やけに冷静に、連れてきた少年が答えた。 嗚呼、良かった! ……何か言わないと。 手を貸してくれとか、 運んでくれだとか、 何が起こったとか─── 「………ひとと、人が、」 垣間見た凄惨さを思い出した男の喉は 震えた言葉を吐くだけが精一杯だった。 (38) 2022/03/01(Tue) 20:08:22 |
【人】 規律 ユス>>薬局 蛇足ではあるが、この時まで青年はヒメノへの口調を悩んでいた。永遠の18歳ってどちらなのだろうかと。 「ヒメノ……ヒメノさ……、……。 …………ヒメノさんは死んだのか。そうか」 状況を把握する方に専念している為か、ナツメのほうは見ていない。お構いなしに動こうとするから、少女の視界を隠す長身がどくのも時間の問題だ。 「……ふむ」 冷静に答える少年と、震える声で喉に溜まった想いをぽつぽつとこぼした少年を交互に見やる。 必要な情報を拾い上げて、すべきことを頭の中で組み立てる。 「連絡では刃物と銃が使われていたと聞いた。それらによって歩くのも難しいほど傷を受けたとあっては、じきに炎症で熱が出てもおかしくない。 エノさんは休んでいた方がいいと思うが……行きたいのなら俺は止めない」 「アクタ。お前はこれからどうする予定だったんだ? ナツメ。お前はどうしたい? 俺はアクタが手いっぱいで回れなかった方に動く。 エノさんを連れていくなら俺はヒメノさんをここから寮の彼女の部屋まで運んでいくし、その逆なら俺はエノさんを連れて行く」 参加者の、紛れもない本物の命が喪われたはずなのに青年は眉一つ動かさなかった。 己と、たった一人の存在以外は皆平等に扱うからだ。 (39) 2022/03/01(Tue) 20:16:58 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局 「ああ、アクタお兄さん分からなかったか。 いや俺の説明もひどいわ、ごめんね」 「もう車輪付きのベッドとかでいい気がしてきた。 緋苺お姉さんを運ぶのにも使っていいかも」 このVRでの参加者のスペックは等しい。 (@22) 2022/03/01(Tue) 20:23:31 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ『選ばれないでやりたい事ってなんだって。 みんなは思うと、思いますけどね』 ただ、生きたいとか。なにかを望んでいるだとか。 そんな希望ではなくて。 「……」 『俺が居た方が、役に立てることがあると思ったからです。 居なくなったら、頑張ってくださいねハナサキさん。 ナツメさんの味方でいてあげてください。 あの俺からではないんですけど』 『あんまり人前で喋んないから分かりづらいですけど、不器用で優しくて可愛い人だから。 結構死んで欲しくないなって思いました』 『もらいましたから、ファンレター。 言ってみるものですね、俺が、入れない理由。 みなさんがつくってくれたんです。 ハナサキさんと話してなければ、こうも思いませんでした』 『だから、その。俺のせいにしても、いいです。 気遣いじゃなくて、したいことです』 (-538) 2022/03/01(Tue) 20:24:07 |
【人】 普通 ナツメ>>薬局 もうひとつ続きます 「え」 ――――死んでしまった? ――歩けないほどの、怪我? 身じろぎすると、ひやり。 スカートの生地越し、鋭い冷気を腿に感じる。 一瞬、目の前の光景にくらりと遠のきかけた思考が鮮明に呼び戻される。 まだ溶け切っていないそれで、 赤い目を冷やしてきた理由を思い出して。 自分への呼びかけに、ひとつ頷いて動き始めた。 (40) 2022/03/01(Tue) 20:26:11 |
【人】 普通 ナツメ>>薬局 息を吸って、吐いて。 「大丈夫、アクタくん。 がんばってくれて、ありがとう。 ……遅れて、ごめんね?」 駆け寄って、そう口に出す。 もう大丈夫だから、と伝わるように。 それから、膝をついて、怪我人の顔を覗き込んで。 「えっと……大丈夫……? じゃ、ないと、おもうんですけど……」 「休めるとこ、運びます。 合議は、ちょっとくらい、待ってくれるはずです。 あ……運ぶのに、担架、みたいなの。いるんだね」 「ユスくん、出せそう?」 少女は、息をしているものを優先した。 この場で頽れずに直視できる、ぎりぎりがそこだった。 (41) 2022/03/01(Tue) 20:28:56 |
メイサイは、呼んでおいて特に説明しない。ユメスケさんよろしく。>>薬局 (t38) 2022/03/01(Tue) 20:30:00 |
ユメスケは、よろしくされていました。知らんけど。 (t39) 2022/03/01(Tue) 20:31:42 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 奇形 メイサイ 彼はお揃いになったのがうれしくなってわらった。 『考えただけさ。そう言う誰かがいるかもしれない場所だろ?』 『ああいうところに慣れてはいないな、俺。 そう見えたんなら、したいこととそれをする為の手段が 俺の中で明確だったからじゃない?』 『アクタお兄さんの助けたいが叶えばいい』 『だめでもアクタお兄さんの気がちょっとでも軽くなるといい』 『緋苺お姉さんの生きたいが叶えばいい』 『色芽木お兄さんの生きたいも叶えばいい』 『優先度は上から順。 全て末尾に(必須ではない)がつくんです』 『それで素人ができることなんてひとつだけだったから 迷いがなかっただけ。みんなが助かるように動くこと』 『議論は盛り上がるんじゃなかろうか。 昨日よりも話すことはあるだろうよ』 実際がどうなるかってわからないけどね。 (-539) 2022/03/01(Tue) 20:35:21 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 冷静な男の言葉を、行動する少女を、 ぼんやりと見聞きしながら 歪む視界を元通りにしようと、袖で目元を拭った。 「……ぼく、は、」 どうする予定、だったか。 エノもヒメノも、毛布をあてがって、拙い応急手当てが施されているのみで──W中途半端Wな現場をぐるりと見渡す。 ……何も出来なかった。結果として、そんな心境。 「……まかせる」 自分は駆け付けただけで 止める事も、救う事も、きっと出来ていないから。 「どっちも、何とかしたくて、 でも……ナツメ、さん、が……そうするなら ぼくは、………ヒメノを……。」 (42) 2022/03/01(Tue) 20:37:55 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ『アクタさんですか……』 カイさんも、どちらも何が何でも死にたくないと言っていた二人。 その理由をハナサキなりに考えてみます。 ……無差別だからだろうか。 ランダムでもなく選んだ誰かに票を入れる人。 そうだとしたら、この提案はやはり客観的に生存を意識したものなのだろうと思いました。 ごめんなさい。 誰にも届かない呟きを零して返答。 『わかりました。今日は私もアクタさんに。 私にフカワさんの票まで預かる価値があるのかは疑問だけど、応援されるなら応えたいです。 もう少しで見つかりそうな気がするから、待っていてください。 心配、させないように自分の足で進む先を選べるように頑張ります!』 『ナツメさんがそんな事を。 やっぱり私よりもよほど強かですよ彼女。 改めてちゃんと話してみたらどっちが気に掛けられてるのかって思い知らされましたもん』 『私達どっちも、ナツメさんの普通に助けられましたね。 こんな所でもそのままで居られる人ってすごいと思います。 死んで欲しくないって思います』 『今日の選択だって同じですよ。 フカワさんがしたい事で私がしたい事です。 きっかけはフカワさんだけど……私も自分で選びます』 それがこの話し合いの義務なんだから。 『その結果何が起きても、もう受け入れるつもりです』 (-540) 2022/03/01(Tue) 20:42:03 |
【人】 規律 ユス>>薬局 「分かった。ストレッチャー2台出すか。ああいや、エノさんは車椅子のほうがいいだろうか。傷の詳細がわからないが、とりあえずどちらも出そう。 アクタがヒメノを運ぶなら俺はナツメを手伝う。 ……コタ、暇か? 時間があるならせめてアクタがヒメノを運ぶまで付き添ってほしい。 ただどちらにせよ乗せるまでは俺一人だと厳しい。乗せるところまででいいから、手伝えそうなら手伝ってもらえないか?」 自分の今の身体能力や状況を鑑みながら淡々と答えていく。その間にも手帳型の端末に必要な物の名前を書き込んで呼び出した。ストレッチャーは何度か世話になったことがある。呼ぶのも容易だった。 そう言って、青年は手伝うままに手伝うだろう。あいも変わらず無愛想に、無機質に。 生きていても死んでいても、青年の心は何も動かない。 (45) 2022/03/01(Tue) 20:46:17 |
ユスは、ストレッチャー2台と車椅子を出した。それからタオルも。 (a79) 2022/03/01(Tue) 20:46:37 |
ユスは、タオルをアクタに渡す。渡すというより最早投げつけるのほうが正しい。 (a80) 2022/03/01(Tue) 20:47:02 |
【人】 規律 ユス>>薬局 「アクタ。泣くなら一度落ち着くまで泣いておけ」 タオルを投げながら言った。 「泣きながら運んで躓いて、今度は怪我したお前を手当てして運ぶことになった結果合議に遅れるなどになったら俺が困る」 それ以外に理由はなかった。気遣いすらもない。 この青年は青年の為にしか動けない。 それだけだ。 (46) 2022/03/01(Tue) 20:49:20 |
アクタは、タオルを投げられて、力無く受け取った。 (a81) 2022/03/01(Tue) 20:49:49 |
ユメスケは、色芽木お兄さんは座っているのもキツいだろうからと、ストレッチャーに乗せることを勧めた。 (t40) 2022/03/01(Tue) 20:49:52 |
アクタは、「背中と、からだじゅう切られたみたいな傷が……」 (a82) 2022/03/01(Tue) 20:51:28 |
【人】 美術 エノ>>薬局 あまり多くを語れないし。 あまり回りも見えない。 音だけで何かを判断するしかない。 女性の声が聞こえた。 「………あぁ…………」 「………オレンジジュース、ありがとう………。」 そう言えば伝えてなかったな。 伝えに行くつもりだったんだけど、と。 どうでもいい事ばかりが浮かんで。 「……ごめ………しゃべるの、きついな………」 「……適当にしといて…………」 意識を失わないようにだけ、手を尽くす。 今できるのは、それくらいだった。 (47) 2022/03/01(Tue) 20:51:58 |
【人】 演劇 アクタ>>薬局 力無く頷いて、タオルに顔を埋めて、 ……名残惜しそうにエノを見つめて。 それから、ヒメノに再び近付くまで 暫く時間を掛けるだろう。 合議には、きっと遅刻する。 (48) 2022/03/01(Tue) 20:54:18 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ後程連絡するというメッセージのあとに、 ひとつだけ。 『ここで教わった一番為になった話は』 『命の重さは皆平等でも つける値札の価値はちがうことです』 『それではまた後で』 (-543) 2022/03/01(Tue) 20:55:19 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新