人狼物語 三日月国


265 【ペアソロRP】配信のその先に2【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


秋月壮真三日月Tube公式 ミカヅキくん

初波華音三日月Tube公式 ミカヅキくん

ミカヅキくん三日月Tube公式 ミカヅキくん

ミカヅキくん3票

処刑対象:ミカヅキくん、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:村人の勝利

名前ID生死勝敗役職
三日月Tube公式 みかづきくんmaster襲撃死
(2d)
勝利村人陣営:村人
  村人を希望
秋月壮真nagaren_rp生存者敗北裏切りの陣営:深林之民
  深林之民を希望
初波華音rinto生存者敗北裏切りの陣営:深林之民
  深林之民を希望
三日月Tube公式 ミカヅキくんngr_mst処刑死
(3d)
敗北人狼陣営:人狼
  人狼を希望

【独】 秋月壮真

/*
ほ、ほんとにえぴっている
あっというま……
お疲れ様でした!!
えぴもよろしくお願いします!!
(-0) 2024/06/01(Sat) 0:10:23

【独】 初波華音

/*
えぴってる!!
おどろくほどあっというまでしたね……!お疲れ様です!!
こちらこそえぴでも引き続きよろしくお願いいたしますっヾ(:3ノシヾ)ノシ
(-1) 2024/06/01(Sat) 6:47:49

【独】 初波華音

/*
>>0:-2
ながれんしゃんこそはちゃめちゃにお上手で日々拝み倒していました(ありがとうございます!!!)

>>1:-2
毒親( ;ᯅ; )えーんえーん
でも壮真くんをこの世に生み出してくれてありがとう美奈子さん( ;ᯅ; )(重)そういや指揮者のパパはまだいきてるんですかね……
ソウマくんはかっこいいよ……(華音の基準はお兄ちゃん)

>>1:-7
その節は大変失礼を……
(:3(:3[布  ]

>>1:-9
体力無尽蔵だなって思ってたらちゃんと(?)人だった
ベッドに引き摺り込まれるという全ソウマくんファンの夢を叶えてくださり本当にありがとうございます(早口)

>>1:-11
てれてれ:;(∩´///`∩);:

>>1:-16
( ;ᯅ; )( ;ᯅ; )( ;ᯅ; )( ;ᯅ; )( ;ᯅ; )
幸せにするからね華音が( ;ᯅ; )
(-2) 2024/06/01(Sat) 7:35:24

【独】 初波華音

/*
>>2:-4>>2:-5
ぎゅっぎゅ

>>2:-8
いきてえええええ

>>2:-18
なんで三つ……ハッまさかかのんだから!!??!!
いやいやさすがに自意識過剰ってやつよ華音〜〜〜
などとおもっていました ないちゃう 愛
壮真くんとながれんしゃんを信じろ……

>>2:-19
!!!!!!
バンドのキーボード担当ソウマくんぜっったいかっこいいじゃないですか……
でもバンドマンデビューしたらガチ恋勢めちゃめちゃ増えそうじゃないですか(‘、3_ヽ)_しんぱい マネージャーになるか……(??)
客席でペンラとタオルとうちわ全力で振りつつはらはらしちゃう華音が見れるのかもしれません(?)

>>2:-22
アーーーー0(‘、3_ヽ)_ >>1:-13
しぬほど恥ずかしがるけど華音ちゃんは壮真くんが望むなら大体測らせてくれます しぬほど恥ずかしがるけど
逃げ回って生きてきたので処女膜はあります(?)
ちなみにお胸はFくらいかな……もっちりふわふわ
何がとは言いませんがお花のレースの桃色の乙女〜な可愛らしいやつを身につけててほしい
(-3) 2024/06/01(Sat) 7:39:46
初波華音は、楽譜は読めないけど実は歌が得意**
2024/06/01(Sat) 7:46:30

【人】 秋月壮真

 
[先日の生配信の際、彼女の身に起きていたこと。
 存在しない恋敵に涙を流すほどに
 自分を想ってくれていたこと。
 聴かせて貰えたなら愛おしさが溢れて
 思わずぎゅっと抱き締めてしまうだろう。
 それに、感謝する。
 自分も伝えよう。
 最近はきみのお陰でピアノを弾くのが
 楽しくて堪らないこと。
 この先もきみを想いながら演奏がしたいこと。]
 
(0) 2024/06/01(Sat) 11:16:19

【独】 秋月壮真

 
[センセイの、母の音色を忘れたわけじゃない。

 お母さんはきっと、
 人に忘れられてしまうのが怖かったんだよね?
 ……大丈夫。
 僕は貴方のすべての音を記憶しているし
 貴方のCDを持ち続けてくれている人はいるよ。

 いつか人前に出て行くことを克服できたなら
 僕は貴方が与えてくれた名前を明かすね。
 ときには貴方の息子としての振る舞いを
 期待される場面もあるだろう。

 その日だけは
 大切な引き出しから取り出して
 貴方だけの音色を甦らせるから
 僕が僕だけの音色を持つことも許してね──……]
 
(-4) 2024/06/01(Sat) 11:16:51

【人】 秋月壮真

 
[……、隣の部屋を借りて偶に
 きみの声や生活音を盗み聞きしていたことは
 この際にきちんと謝ろう。

 大事だから、心配だからって理由を免罪符に
 何でもしていいわけじゃないことは
 きみが教えてくれた。

 ……でも染みついた癖も心配性も
 簡単に抜けるものではないから
 きみがどこかに一人で出掛けていく際は
 GPSで位置情報を共有したり
 メッセージや通話で定期的に無事を確認したり
 現地までとは言わずとも送迎することを許して欲しい。
 こっそりついて行って陰から見守る様なことは
 
偶にしか
しないようにするから、どうか。]
 
(1) 2024/06/01(Sat) 11:17:29

【人】 秋月壮真

 
[因みに逆側は何でも受け入れる心算。
 一人でオフで出かけることは余りないのだが。
 家での収録にもロケーション撮影にも
 見学を望まれるなら歓迎する。

 その内演奏から自身の変化に気づくものが
 ちらほら現れてきてコメントで指摘された日には
 さらりと「婚約者ができた」と明かすのだろう。
 嘘がつけないもので。
 ガチ恋? な一部が加熱することがあっても
 粛々と諌めてどうにもならない層は切り捨ててしまう。
 きみだけは何からも傷つけられない様守るけれど
 きみの一以外の残り10万少しの人達に
 特段の思い入れはないから、
 きみ以外がどうなってしまったとしても、別に。

 ……一途に一人を想うピアニストというのが受けて
 かえって登録者数とお行儀の良いファンを
 獲得していくかもしれないのはそのまた更に先の話。]
 
(2) 2024/06/01(Sat) 11:19:12

【秘】 秋月壮真 → 初波華音

 
[きみの唇は熟した果実よりなお柔らかく、甘く。
 誰より何より大切な名前を
 心の中で数える様に唱えてから解放した。]


  …………
はぁ、
……ふふ

  ……ありがとう。もう、なってる


[唇も宣誓の吐息が触れるのも心地よかった。
 睫毛を震わせて小さく息を漏らして、
 笑みがこぼれて、お礼を言った。
 たくさんの間違いを持っている自分を
 丸ごと大きな愛で優しく包んでくれるきみ。
 出逢い、共に歩んでいける自分は、宇宙一の果報者。]
 
(-5) 2024/06/01(Sat) 11:20:42

【秘】 秋月壮真 → 初波華音

 

  華音、好き。……だいすき。愛してる


[何度となく想いを伝えて、
 合間にちゅっちゅとキスを贈るだろう。
 互いの唇の温度が、
 すっかり同じになってしまうまで。]
 
(-6) 2024/06/01(Sat) 11:21:17

【人】 秋月壮真

 
[そういえば……、
 身体を起こして、散らばったものを集める。
 家に置いてるものと、置いていないもの。
 後者は買ってきてくれたのか。
 放置したせいでぬるくなったゼリー飲料は
 そのままでも自分はおいしくいただける。]


  こんなに自分のためにしてくれて……
  ありがとう。華音はやさしい


[素敵なお嫁さんだ。
 お礼を言い、パキッと開けて口をつけた。おいしい。
 お粥や桃も出して貰えるなら有難くいただくだろう。
 それは当然として。]
 
(3) 2024/06/01(Sat) 11:21:41

【人】 秋月壮真

 

  ……今度、もしよかったら
  あれもまた作ってほしいな

  音符や鍵盤がついた
  桃のパンナコッタ

  あれかわいくてすごく嬉しかった


[綺麗な飾り付けがしてあった。
 自分には想像がつかないくらい
 手間がかかるものかも知れないけれど。
 いいねもつけなかったくせに
 (公式アカはいいね件数ゼロ)
 鍵アカからは穴が開くほど見ていたから。
 つまりは、彼女に精一杯甘えていた。
 体調を崩すことは稀だから、そんな気分だったんだ。
 きっと。*]
 
(4) 2024/06/01(Sat) 11:22:14

【独】 秋月壮真

/*
ひぇっかわいい灰がたくさんみえる
自分は全く上手ではないのですが
そう見えるならうれしいです
そのまま見え続けて……(∩^o^)⊃━☆゜.*
苦手まみれのRP生ですけど
特に心情を出力するのが苦手(RP界において致命傷)で
省きがちなのですが
重厚で尊い心情ロルをたくさんたくさんいただけて
感謝感激こんな素敵なの自分もいつか
書けるようになりたいなーの日々でした……🙏

パパは生きてますきっと
演奏が届いたら息子と気づいて連絡してくるやも
名前を明かして気づかれるのが先か、どちらか
母は誰にも弱い所を見せたくない人、
授かった時点で黙って別れたので存在も知らないかと

ソウマは幸せですよーー
記憶抜けてるのもありますが過去も含めていい思い出ばかり
そしておかげさまで現在は超はっぴーです感謝感謝🥲

安心してください測定タイプのストーカーは消えましたww
けどえふ?!もっちりふわふわ?!桃色おとめ〜?!?!
はーー助かる……………………
(-7) 2024/06/01(Sat) 11:38:10

【独】 秋月壮真

/*
歌うま華音ちゃんはどこでみられるんだ(がたがた

自分は拾いたかった所は概ね拾えたかなというところで
いまの軸もだいたい満足してまして
(何かあればこのまま続けるのも勿論ですが)
時間を進めようかなーなにしよっかなー
と自分でも考えてますし
もしリクエストがありましたらやりますな気持ちです**
(-8) 2024/06/01(Sat) 16:56:47

【秘】 初波華音 → 秋月壮真



  ……ふふ ほんと?
  うれしい

  壮真くんには、いつだって
  幸せでいて欲しいの
  
  だから私が壮真くんを幸せにできるなら
  すごく、嬉しい


[これまでもずっと、画面越しにそう思ってきた。
 祈ることしか許されなかった。でも今は、
 吐き出された息がそのまま触れるくらい
 近い場所に居てくれる。
 
 不特定多数の誰かへ向けてじゃなくて
 私にだけ、優しく笑みを向けてくれている。

 まなざしひとつ、吐息ひとつでも
 私は君に陶酔してしまう。
 本当に、幸せすぎて怖いくらい。]
  
(-9) 2024/06/01(Sat) 23:23:22

【秘】 初波華音 → 秋月壮真


[それでいて、もっと欲しい。足りない。
 ……そう正直に顔に出てしまっていたのか
 それとも君も、同じように思ってくれた?

 幸せの雨は、一度きりと言わず
 惜しみなく何度も降り注ぐ。
 最初は熱いと感じた君の唇が
 すっかり馴染んでしまう頃には、
 私の方が逆上せてしまっていた。] 


  …………んっ、 
……は、



  私も、……すき
  壮真くん、だいすき
  あ、あい……………………
あぅ


  …………あいしてる

  
[「だいすき」も面と向かっては恥ずかしいのだから
 「愛してる」なんて直球すぎてもっと恥ずかしい。]
 
(-10) 2024/06/01(Sat) 23:23:31

【秘】 初波華音 → 秋月壮真


[壁の写真や寝顔にならいくらでも言えたのに
 壮真くんみたいにスマートに言えない。
 言葉にできないくらい耳福。
 何億回でも聴きたい。
 
 そう、……君が喜んでくれるなら
 私の想いもちゃんと伝えたいから、
 何度目かのキスは、私から。]
 
(-11) 2024/06/01(Sat) 23:23:35

【人】 初波華音


[熱はもう下がったのかな。
 少し寝て、元気になった?
 そう私が尋ねるより先に、彼が自分から身を起こす。

 一歩遅れてベッドから起き上がると、
 四方八方に放置されていた看病グッズたちが
 てきぱきと回収されているところだった。]


  ────……、……? あッ
  忘れてた……!


[慌ててベッドから飛び降りて
 持ってきたものたちを一緒に集める。
 キンキンに冷えていたはずのスポーツドリンクも
 いつの間にかぬるくなってしまっていた。

 ゼリー飲料の方だってもう
 とっくにつめたさは失われているはずだ。

 なのに壮真くんは、美味しそうに飲んでくれる。]
 
(5) 2024/06/01(Sat) 23:23:40

【人】 初波華音

 

  ……壮真くんにだから、
  優しくなれるのよ

  好きな人が辛そうだったから
  少しでも私に出来ることをしたくて
  気付いたら、身体が動いてた

  壮真くんは凄いんだよ


[ベッドに腰を下ろしたまま、
 膝に両手を置いて彼を見つめる。
 桃は果実を買ったから、ゼリーははちみつレモン味。

 甘めの味付けが好みなら
 はちみつも好きかも、と思って選んだのは内緒。]


  体調は……大分良くなった?
  お薬も一応買ってきたけど……
  ……もう大丈夫そう、かな

  
(6) 2024/06/01(Sat) 23:23:57

【人】 初波華音

 
[そんな話の流れで
 思いがけないリクエストを受ければ]
 

  えっ
  あ、あれ……!!?
  見て、くれてたんだ

  そっか〜〜〜……見て、くれてたんだ
  ……えへへ、嬉しい


[完全なる自己満足で作った
 お祝いの気持ちを込めた桃のパンナコッタ。
 いいねも付かなかったから、
 見られてなんかいないと思ってたのに。]

 
  ふふ まかせて!
  今度好きなだけ作ってあげる

  壮真くんが完全復活できたらね?

  
[君の喜ぶ顔が見られるなら
 多少の手間暇は手間暇のうちに入らない。]
 
(7) 2024/06/01(Sat) 23:24:06

【人】 初波華音

 

  ……だから
  今は、しっかり休んでね


[ゼリー飲料を飲み終えたタイミングで
 彼をベッドへ押し戻す。
 旦那様が体調を崩すのは珍しいってことも
 嫁はまだ知らないの。

 キッチン借りるね、と言い残した十数分後
 玉子入りの雑炊と桃を手に部屋に戻った。]


  元気になったら
  壮真くんのピアノ、生で聴かせてほしいな

  そうそう
  この間の生配信の曲さ───


[生配信に途中からコメントしそびれた理由。
 君が私を想って演奏してくれていたこと。
 
 きちんと向き合って話して、改めて聴いたら
 きっと私はまた泣いてしまうんだろうけど]
 
(8) 2024/06/01(Sat) 23:24:38

【人】 初波華音


[謎のお隣さんの正体については
 あまりにも寝耳に水だったので]



  …………え?



  ………………………………
は?????



  えっ………… え??? うそッッッ
  どこからどこまで…………!!?!?!?!!



[これまでの行いをさすがに悔やんだし
 赤面と蒼白を反復横跳びした後その場に崩れ落ちた。
 今後彼がいかなる追跡装置を持ち出して来ても
 私は何も言えない。

 毎日壁にキスしていたことだけは、
 ばれていないと思いたい。*]
 
(9) 2024/06/01(Sat) 23:25:42

【独】 初波華音

/*
むだにながい!
のに拾いたかったところをめっちゃ拾いそびれている……どこかで拾わせていただきたいです拝む
ながれんしゃんは……上手ですよ……!!!🥺🥺🥺じっ
りんとのろる心情重厚尊く見えますか!?
そう見えるならとっても嬉しいです
そのまま見え続けてて……(∩^o^)⊃━☆゜.*

パパいきてる……!息子と気付いて連絡してくれる;;;
おかあさま( ;ᯅ; )なんて気高き……かっこいい……
墓前に結婚のご報告とかいつかできるのかな……
壮真くんの幸せの一端を担わせていただけて華音も超はっぴーです🥲感謝

測定タイプのストーカーじわ……ww
たくさん抱きしめてあげてくださいねっ(?)
(-12) 2024/06/01(Sat) 23:41:38

【独】 初波華音

/*
壮真くんがもし熱にうなされてたりとかしたら
シューベルトの子守歌を歌ったりなどしたのかもしれない
ソウマくんが配信で弾いてた曲を
たまにおうちで耳コピ鼻歌していたりします つまり……(?)

そういえば>>-4
華音ちゃんがまず実家の両親の元に連れていきそうな

りんとも拾いたかったところは概ね拾……
いや落としておりますが(???)
いまの軸でなくても挟めるかなと思うあれであります
一緒に住んだり結婚したりの準備をしないとだし(?)
配信や撮影の見学に日課のジョギングもついていきたいし(?)ついてきてるところも見たいし……(??)
やりたいことは様々にあるのですが
どこかで生ピアノが聴けたら嬉しいですね🎹

同じくもしリクエストがありましたらやりますっ**
(-13) 2024/06/02(Sun) 0:03:36

【独】 秋月壮真

/*
ひっ かわ 尊 .°(ಗдಗ。)°.
はわーーーーありがとうございますっっ
(-14) 2024/06/02(Sun) 6:09:05
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【独】 初波華音

/*
わーいわーい延長ありがとうございます!!⸜(*˙꒳˙*)⸝
華音はどこへなりとも壮真くんについてゆきます〜!
(-15) 2024/06/02(Sun) 18:10:50

【秘】 秋月壮真 → 初波華音

 


  華音が傍に居てくれたら
  それだけで俺は幸せだよ

  華音の呼吸音、心音を聴いていると安心する
  話すと色んな気持ちが溢れて
  ピアノが弾きたくなってくる

  あとは──……


[特別な相手にだけ許される場所に触れると
 益々満たされる。
 だから、口付けを贈った。
 彼女の方からも贈られれば、
 ぱちぱちと瞬きをしたあと目を細くして微笑った。
 恥ずかしそうに言葉で伝えてくれたのも
 嬉しかったけれど、今のも嬉しい。
 きみは、何をしていてもかわいいね。]
 
(-16) 2024/06/02(Sun) 19:57:36

【人】 秋月壮真

 
[彼女をベッドに引き寄せた時、
 周りに何か落ちる音がした。
 それは憶えていた。

 拾い集めるのは手伝って貰えたから
 すぐに済んでしまった。
 自分が勝手に始めたことなのに
 ベッドから飛び降りてそうしてくれて良い子だ。]


  凄い? ……そうなんだ


[自分は彼女の方が凄いと思うし
 そんな彼女に好かれたことが奇跡だった。
 どうして自分のファンになってくれたのか
 今度聴いてみよう。
 はちみつの甘さに頬を緩めながら、そう考えた。]
 
(10) 2024/06/02(Sun) 19:58:59

【人】 秋月壮真

 

  薬は大丈夫だけど、……そうだ、


[思い出したように伝えたリクエストは
 快く引き受けて貰えて、ほっとした。
 我儘過ぎたかなって思ったから。
 楽しみだ。その為には早く治さないと。うむむ。]


  …………………………はい……


[自分だけベッドに戻されての返事は、
 すごく悩んだ末に納得した形。
 ついていきたいという台詞を呑み込んだ。
 キッチンはどうぞ好きなだけ使って貰っていいが
 そこに立つ華音が見られないだなんて……。]
 
(11) 2024/06/02(Sun) 19:59:32

【人】 秋月壮真

 
[でも逆の立場なら。
 好きな人が休んでくれないのは嫌だ。

 ドアが閉まるのを見届けてシーツを被った。
 足音が遠ざかっていく。
 しょんぼり……、したのは束の間。]


  ……いつもと違う匂いがする


[一晩貸していた枕に鼻を押し付けてすんすん嗅ぐ。
 すごくいい匂い。華音。……すき。

 それに、必ず帰ってきてくれる──、
 安心感に、また少しだけ寝た。]
 
(12) 2024/06/02(Sun) 19:59:49

【人】 秋月壮真

 
[部屋に近づいてくる音で目が覚めて
 食事を持ってきてくれた姿を見て
 意識が覚醒する。

 ……すごく良い。もう結婚したみたいだ。
 毎日こんな朝が良い。
 現在はもう昼過ぎであるし、
 用意をするのは自分側でも良いが。
 (料理はできないから覚えよう)]


  こんなことまで……
  本当にありがとう

  椅子を持ってくる


[隣の部屋から椅子をひとつ運んできて、
 机で手を合わせてから頂いた。
 たまごが優しくて、蓮華が次々に進む。
 お嫁さんが優秀すぎてつらい。
 自分には、一体何をお返しできるか。]
 
(13) 2024/06/02(Sun) 20:00:34

【人】 秋月壮真

 

  美味しい……、ピアノ? 勿論


[お安い御用だ。
 正直な所、朝から走っても弾いてもいないから
 身体がうずうずしていた。
 でもまだ少し怠さが残っているし、節々が痛い。
 弾けなくはないけれど、
 心配してくれる彼女に従いたいし、
 折角聴いてもらうなら万全の状態が良い。]
 
(14) 2024/06/02(Sun) 20:01:16

【人】 秋月壮真

 
[先日の生配信についての話を聴き、蓮華を置いた。]


  ……そんなことが?
  勿論華音のことを考えながら弾いた

  ……音色、違ってたんだ


[田中さん以外にも気付く人が居たんだ。
 それが華音であることが嬉しい。
 泣いてしまうほど想ってくれていたのが嬉しい。
 愛おしさが溢れて細い身体をぎゅっと抱き締めた。
 こんなに小さいのに、
 きみは俺をどこまでも喜ばせてくれるね。
 
間のふわふわしたのは、全然小さくないけど……。

 
(15) 2024/06/02(Sun) 20:02:55

【人】 秋月壮真

 
[不意に腕を緩めて真っ直ぐに目を見た。
 涙を流したのなら服が吸ってくれたと思うけれど
 潤む瞳は綺麗で、今後曇らせるようなことはしたくない。
 過去したことをなかったことにもできない。]


  ……ごめん、後半は知ってた
  隣の部屋で寝息を……

  きみの部屋の隣を、こっそり借りてるんだ
  名前も郵便受けからはみ出していた
  手紙の宛名で知って……

  今は悪いことをしたと反省してる
  ごめんなさい


[正直に謝罪して、
 椅子から崩れ落ちてしまった彼女の隣に自分も座る。
 その後は落ち着くまで床で寄り添い続けた。

 彼女が壁の写真にしていた行為は知らないのだけれど
 自分も彼女の部屋に向かって──、

 ……自分達が壁越しにキスしていたことを
 この先知ることはあるのかも知れないし
 ないのかも知れない。*]
 
(16) 2024/06/02(Sun) 20:11:54

【独】 秋月壮真

/*
ふでがおそく時間もうまくとれず申し訳ないです
次もかきますが、期待せずお待ちください🫠
(-17) 2024/06/02(Sun) 20:13:34

【独】 初波華音

/*
壁越しに……きすを……0(:3 )〜 (‘、3_ヽ)_
なんて尊いんですかありがとうございます……🙏
そしてぜんぶ拾ってくださるホスピタリティの高さ( ;ᯅ; *)
あまりにも贅沢な時間を過ごさせていただいている( ;ᯅ; )
りんとも華音も果報者です……すきだ……

ふではりんともめちゃ遅いので握手ですよ!!🤝
お忙しい中お付き合いいただけてるだけで本当に嬉しいので
焦らずごゆっくりどうぞです🍵

まだ次がある!!わくわくお待ちしてます!⸜(*˙꒳˙*)⸝
(-18) 2024/06/02(Sun) 20:25:12

【人】 秋月壮真

 
[桃が好きなのは甘い味もそうだけれど
 好きなひとの色だからかも知れない。

 ……とふと気づいたのは、
 看病してもらった日
 剥いてもらった桃の最初の一切れを
 フォークに刺して
 彼女の前に差し出した時だった。

 自分で驚く。
 無意識下でもきみのことが好きなんだ。]
 
(17) 2024/06/03(Mon) 0:12:01

【人】 秋月壮真

 
[そんな彼女は何かと自分に
 合わせようとしてくれてかわいい。

 ランニングの日課を伝えると
 興味を持ってくれたのか
 今朝早速一緒に早起きをして付き合ってくれた。
 ウェアはとても様になっていたように思う。
 ただ勝手な想像だが慣れていないと思ったから
 無理はしないでと声をかけて
 速度を普段よりぐっと落としたジョギングにして
 普段と違うひと時を過ごした。

 そしてシャワーで汗を流してさっぱりした現在。
 ────ランニングマシンを二つ
 購入することを検討している。

 人通りのほぼない時間帯とは言え、その。
 揺れ過ぎだ……! 
他の野郎は見たら殺す。

 
(18) 2024/06/03(Mon) 0:14:02

【人】 秋月壮真

 

  (……ふう、)


[心頭滅却。
 桃というよりめろんサイズな
 ふわふわのなにかを
 頭の中から追いやってピアノの練習をする。

 華音にはピアノ室を自由に
 出入りして良いと伝えてある。
 聴きたいと思ってくれるなら嬉しく
 いつでも歓迎だけれど
 何時間でも延々と弾き続けるから
 飽きてしまうだろう。
 演奏の最中にドアが開けられても
 自分は気にしない。]
 
(19) 2024/06/03(Mon) 0:16:34

【人】 秋月壮真

 
[そうして今日も実に六時間弾き続けた。

 最後の曲はパッヘルベルのカノン。
 やり切った自分へのご褒美として
 この配置にしている。]


  (ああ、華音の曲を弾くのが一番楽しいな)


[自分の演奏は彼女を知るたびに
 様相を変えていく。
 彼女が息づくから曲が魅力を増す。
 華音自身を愛でるように
 想いを込めてピアノの音色を響かせた。

 そう、きちんと心を律することができたのだ。
 この時までは。]
 
(20) 2024/06/03(Mon) 0:19:42

【人】 秋月壮真

 

  ………………え?
  そうか、そういう日もある……


[彼女、今夜は遅くなるらしい。
 心が乱れる。
 一体何の用事だろう。
 気になる、すごく気になるが、訊ねないことにした。
 詮索して嫌われるのは避けたい。気になる。]
 
(21) 2024/06/03(Mon) 0:35:36

【人】 秋月壮真

 
[……まだ言ってなかったが
 彼女の大学の音楽科に自分の在籍がある。

 元々、いつか行かなければならなかった。
 今日は生配信もないし
 たまたま偶然乗り気なので、大学に赴くとしよう。

 そう、たまたま偶然……、
 断じて監視が目的ではないんだ……!*]
 
(22) 2024/06/03(Mon) 0:37:54

【独】 秋月壮真

/*
確定祭りとお待たせし過ぎごめんなさい……!
優柔不断ゆえ生ピアノとついていくやつを混ぜ混ぜ
ただ思てたのとちがいすぎてやりにくいとかあれば
ぽいっと捨ててやり直しますのでなんなりと!!**
(-19) 2024/06/03(Mon) 0:42:25

【人】 初波華音


[壮真くんたってのリクエストとあらば
 ケーキでもパフェでもラザニアでも、
 生地から作るピザも我儘のうちに入らない。
 デコレーションも前以上にはりきっちゃう。

 手の込んだものはレシピを見ないと作れないけれど、
 それなりに料理ができるようになっていて良かった。
 この料理の腕前だって、美容に気遣いつつ
 ソウマくんへの投げ銭を捻出するために、
 生活費を節約しようと奮闘しているうちに
 自然と上達していったもの。
 ソウマくんが私に与えた影響は計り知れない。
  
 そんな彼を一人、
 寝室へ残して行くのは
 ほんの十数分とはいえ非常に心苦しかった。

 渋々な様子で返事をしてベッドに戻る君が
 あまりに愛おしく感じられたものだから、
 つい「いいこいいこ♡」などと口走りそうになった。
 寸でのところで呑み込んで頭を撫でるに留めた。] 
 
(23) 2024/06/03(Mon) 14:47:53

【人】 初波華音


[キッチンに立つ自分に需要があるのは盲点だった。
 でももし逆の立場なら、
 私のためにキッチンに立ってくれる壮真くんなんて
 バーストモードでシャッターを切ってる。
 極小ワンルームならベッドから見放題のキッチンも
 この広いお家では少し遠い。とはいえ階下だ。
 階段を上がれば壮真くんがいる。
 その事実だけで胸がいっぱいになってしまう。
 
 調理中もずっと、壮真くんのことを考えていた。
 壮真くんのために食事を作って運べる贅沢。
 自分用なら適当にしてしまう盛り付けも
 自然と、バイトの時くらい丁寧になる。
 
 部屋に戻ると、壮真くんは起き上がって
 隣の部屋から椅子を運んで来てくれた。
 私のことは床に転がしておいてくれていいのに、
 元々部屋にあった方の椅子を譲ってくれる。優しい。

 私の作った料理にも、配信で見た通りに
 きちんと手を合わせてくれる。
 端々に育ちの良さが現れてる。
 蓮華を持つ指先ひとつ取っても美。カッコイイ。

 あんまり凝視したら食べにくいわよね、
 そうは思いつつ特等席で見とれてしまう。
 口元へ蓮華が運ばれる度にドキドキしてしまう。
 ……のは、さっきのキスを思い出すからかな。]
 
(24) 2024/06/03(Mon) 14:48:56

【人】 初波華音


[彼とは別の意味合いで両手を合わせ]



  生きててくれてありがとう……



[「口に合ったみたいで良かった」
 言おうとしたのはこうだったはずだ。
 口癖とは恐ろしいものだわ。]
 
(25) 2024/06/03(Mon) 14:49:44

【人】 初波華音


[生配信の話になれば]
 
 
  そうね……結構、音違ってた
  やわらかくて優しくて、
  表情も穏やかに見えて……
  その少し前から、
  それまでとはどこか違う気がして
  何か良いことあったのかな、って思ってたの

  こんなにソウマくんに
  想いを捧げてもらえる人がいるんだ、
  どんなに好きでも私はただの
  10万分の1にしかなれないのに……

  ……って思ったら
  ソウマくんの幸せを祝福したい私と
  知らない誰かに嫉妬してしまう私が
  ケンカして、苦しくて悲しくて
  感情がぐしゃぐしゃになっちゃって……


[真相を聴けたから笑い話に出来るけど、
 冷静に思い返せばかなり恥ずかしい。
 でも聴いて欲しかった。あの苦しさは、
 君への想いの強さゆえでもあったから。]
 
(26) 2024/06/03(Mon) 14:51:13

【人】 初波華音


[勿論華音のことを、と保障されれば
 嬉しくて頬が緩んでしまう。]

  
  ふふ まさか自分自身に妬いてたなんて
  思わなかったけどね──── わっ


[こんなみっともない姿を白状しても
 君は、私を抱きしめてくれる。
 数十分ぶりの温もりが嬉しくて
 思いきり胸を押し付けた。]
 
(27) 2024/06/03(Mon) 14:52:18

【秘】 初波華音 → 秋月壮真



  壮真くんにぎゅってしてもらえるの、好き
  撫でてもらえるのも……好き

  えへへ
  すごく安心する……

  
[息遣いや鼓動を聴いて安心するのは私も同じ。
 誰を想って弾いているのか君が教えてくれたから、
 これからはきっとピアノの音色も
 私を安心させてくれる。

 肩口に頬をすり寄せて
 存分に甘えさせてもらった。]
 
(-20) 2024/06/03(Mon) 14:54:58

【人】 初波華音


[──からの爆弾告白である。

 きゃーーーーーーっっっなになになに!?!?
 真剣な表情の壮真くんやっっっばカッコ良すぎ
 心臓がいくつあっても足りないよ〜〜〜!!!
 ……なんて能天気に思えたのは
 彼が口を開くまでだった。
 
 元々、迷惑防止条例違反で今頃
 誰に訴えられていてもおかしくなかった。
 郵便受けから郵便がはみ出してしまうくらいに
 中身を放置していた私にも
 十分すぎるくらいに非があるのであって。]


  ……ほ、ほんとに薄すぎない? あの壁
  寝息まで聴こえちゃってるなんて
  でも全然気付かなかったな……

  …………いいよ
  ものすごくびっくりは、したけど


[羞恥心に殺されどこかの穴に埋まりたくはなっても、
 責める気持ちはもう全然沸いてこない。]
 
(28) 2024/06/03(Mon) 14:58:22

【人】 初波華音



  てかお互い様だから……
  ごめんなさい、私気持ち悪くなかった……?


[家での私はよそ行きの私とは大分違う。
 友達ですらごく一部の幼馴染しか知らない。

 好意を免罪符にしても、
 本人には聴かれたくないような想い含めて
 思いの丈を好き放題叫んできた自覚はある。
 直接コメントするのは憚られたり
 勇気が必要だったりした想いだからこそ、
 口に出すことで発散してきたのに。
 
 逆に、そういう私を知った上で
 それでも好きだなんて言ってくれる彼が
 神様みたいに見える。実際神様かもしれない。
 呆然と床に蹲っている私の隣に
 いつの間にか移動して寄り添ってくれている。
 優しい。好き。こんなに素敵な人君しかいない。
 絶対離さないの気持ちを込めて手を握った。

 勢いで、
 壁一面のソウマくんコレクションについても謝った。
 もし万が一見てみたい、なんて言われたら
 君の頼みを私は断れない。*]
  
(29) 2024/06/03(Mon) 15:01:51

【独】 初波華音

/*
続きはもうちょっとおまちくださいヾ(:3ノシヾ)ノシ
(-21) 2024/06/03(Mon) 15:19:10

【独】 秋月壮真

/*
はわわわかわ…….°(ಗдಗ。)°.
料理の腕前に関われたんですか尊……
別の意味で手を合わせて生きててくれてありがとうww
かわ 面白い ひぇぇーー
胸を押し付け……!!!! へっへっへ
すりすりかわいいなあ

ありがとうございますりんと神様……🙏
(-22) 2024/06/03(Mon) 15:57:52

【人】 初波華音


[壮真くんに食べて欲しくて
 奮発して買ったちょっといい桃を、
 彼は自分で食べるより先に
 私の前に差し出してくれた。

 それなりに品質の良い桃だったのは
 買った私が一番よく知っていた。
 けれど今まで食べてきたどの果実より甘く感じた。

 きっとそれは、
 君が食べさせてくれたから。]
  
(30) 2024/06/03(Mon) 19:21:54

【人】 初波華音


[壮真くんを看病した日曜日の夕方
 着替えその他お泊りに必要な品々を取りに、
 一度ワンルームに帰宅した。
 乙女には色々あるの。
 
 私がずっとここに居たい、と思って
 彼も快く受け入れてくれたとして、
 自分はまだ学生の身だ。
 両親にも、友人達にも心配はかけたくない。

 居場所が見つからないと塞ぎ込んでいた私に
 少しずつでも何か頑張ろうと思わせてくれたのは、
 他ならぬ壮真くんだ。
 そうして不器用ながらも積み重ねてきた学びの日々が
 自分で思う以上に大切なものになっていたことを
 気付かせてくれたのも、壮真くんだ。

 自信を持って君の隣に居られる私になりたい。
 この先ずっと君の隣に居るためにも、
 結婚を認めてもらうためにも勉強はしておきたい。

 壮真くんの家の片隅に私物を並べて
 彼がどう思うかはさておき、意思は伝えた。]
 
(31) 2024/06/03(Mon) 19:23:51

【人】 初波華音


[──もっとも
 彼の言動ひとつで吹き飛んでしまいかねない
 儚い儚い意志ではあった。

 壮真くん曰く、
 抱きしめられたときに感じたしなやかな筋肉は
 日々のランニングによって育まれているらしい。
 朝から走って汗を流す壮真くん、見たすぎる。
 爽やかな朝陽に照らし出される壮真くんが見たい。

 是非とも連れて行ってほしい。
 私の申し出を彼は断らなかった。優しい。
 圧倒的体力差を後に思い知ることになる。]
 
(32) 2024/06/03(Mon) 19:24:29

【人】 初波華音


[迎えた翌朝。
 壮真くんの起床に合わせて一緒に早起きして、
 ウォーキング用に買ってそのままになっていた
 ほぼ新品のウェアに袖を通して家を出た。
 スタート前、壮真くんは
 無理はしないでと声を掛けてくれた。好き。

 温かい言葉のお守りをもらっておいて
 日課の足を引っ張るわけにはいかない。
 「体力には結構自信があるの!」
 そう言って走り出した。までは良かった。
 
 ランニングに慣れていない私に合わせて
 普段より速度を落としてもくれてたんだろう。
 それでも十数分経てば、息が切れてきた。

 朝から大好きな人と走れるとあって、
 序盤にはしゃぎすぎたのも
 いけなかったのかもしれない。
 何がとは言わないけれど思ったより揺れた。
 ゴール地点が近づく頃にはぐったりしていた。

 マラソン大会が苦手だった理由を思い出した。
 肩は痛いし男どもの視線が一点に注がれるからだ。
 でもあんなに嫌悪していたのに
 壮真くんになら、見られてもいいと思える。
 やっぱり壮真くんは凄い。
 そんな彼の穏やかならぬ心中は知らない。
]
  
(33) 2024/06/03(Mon) 19:25:33

【人】 初波華音

 
[隣を走る壮真くんを見れば、
 最後まで涼しげな余裕の表情だった。
 流れた汗が陽光を受けてキラキラと輝いている。
 えーーーんカッコイイ。汗拭いてあげたい。好き。
 壮真くんがいつも見てる景色が知れて嬉しかったな
 私ももっと体力を付けないと……
 
 連れていってくれたことにお礼を言って
 しょんぼり一人反省会をしているうちに、
 彼はバスルームに吸い込まれていった。
 どうやらこれも日課らしい。

 少しの間を置いて、
 扉一枚隔てた向こうから水の音がする。
 なんだかいけないものを聴いている気分になって
 慌ててリビングに避難した。

 そのうち、一緒に入ったりとか……するのかな。
 いやいやいや。そんな。妄想するのも畏れ多い。
 ていうかもしかして私もシャワー浴びた方がいい?
 汗臭くない??? ソファにも座れなくない?????
 どうしよう考えてなかった。]
 
(34) 2024/06/03(Mon) 19:26:49

【人】 初波華音


[そうこうしているうちに
 湯上りほかほかの壮真くんが現れた。
 彼はこれからピアノの練習をするらしい。
 ピアノ室への出入りも自由にしていいと言う。優しい。

 壮真くんのピアノなら
 二十四時間三百六十五日いつでも聴いていたい。
 これまでだって配信を一日中聴いていたから
 ライブ演奏はむしろ贅沢だ。
 でもその前に、]


  あ、あの〜〜……
  私もシャワー借りていい?

  練習がんばってね……!


[ピアノ室ということは防音の密閉空間だ。
 汗の匂いで壮真くんの気を散らせるのは避けたい。
 奏者が万全な体調で弾いてくれるなら
 観客だって万全なコンディションで聴きたい。
 
 ぱたぱたとバスルームへ走って汗を流し
 超特急でピアノ室前へと戻ると、 
 扉の中から聞き慣れたピアノの音色が聴こえてきた。
 曲と曲の合間を見計らってそうっと扉を開き
 邪魔にならないよう、部屋の隅に腰を下ろす。]
  
(35) 2024/06/03(Mon) 19:29:55

【人】 初波華音


[夢にまで見たソウマくんの生演奏が
 目の前で繰り広げられている。
 最高音質と謳われたヘッドホンをもってしても
 生音の素晴らしさには到底敵わない。

 譜面を見つめる真剣なまなざしも
 鍵盤を軽々と撫でていく長い指先も
 ペダルを踏む長い脚も、すべてがカッコイイ。
 ピアノの音色は言わずもがな、
 練習と言えど非の打ちどころがない。]


  (は〜〜〜〜〜至福 
   耳も目もしあわせ……だいすき……………………♡)


[熱い視線はどうしても注いでしまう。けれど
 壮真くんはそれも気にならないといった様子で
 夢中で延々と演奏を続けている。]
 
(36) 2024/06/03(Mon) 19:32:32

【人】 初波華音


[いつもこんな風に、ずっと練習してるのかな。
 ……凄いな。体力も集中力も精神力も想像以上だ。
 もうピアノが壮真くんの一部みたい。

 この部屋に居ると、時間を忘れてしまう。
 二時間くらい聴かせてもらったらお暇しよう、
 週末やりそびれた課題を済ませないと。
 最初はそう思っていたのについ長居して
 気付けば実に六時間近い時間が経っていた。]


  (……あっ カノン……!!!)


[生配信で聴いたカノンとも
 それ以前のリクエストで聴いたカノンとも
 また少し違う、
 優しくてやわらかな旋律。
 耳を傾けていると胸が甘く高鳴る、
 まるで彼が抱きしめてくれているかのような
 錯覚を覚えてしまうあたたかい音色。]
  
(37) 2024/06/03(Mon) 19:33:25

【人】 初波華音


[哀しみも苦しみもすべてが
 今この瞬間のためにあったのだと思えるような、
 幸福な未来への祈りのようなメロディー。]


   ────……

   壮真くんが弾いてくれるカノンが、
   世界でいちばん大好き


[演奏が終わったところで惜しみなく拍手を送った。
 いつも練習の最後には
 パッヘルベルのカノンを弾いていると知れば、
 なんだか照れてしまった。]
 
(38) 2024/06/03(Mon) 19:34:11

【人】 初波華音


[やっぱり勉強は大事だ。
 好きだと思った曲も、
 どんな風に好きだと感じたのかも
 的確に君に伝えられるようになりたい。]


   お疲れさま
   素敵な演奏、聴かせてくれてありがとう

   さて──私、大学に行ってくるね
   今日は帰りはちょっと
   遅くなっちゃうかも……


[そう。そういう日もある。
 先週搔き集めたデータを纏めて分析して
 所見を交えて読めるレポートにせねばならない。
 午前中の講義をまるっとサボってしまったから
 せめて午後の講義には顔を出さねばならない。

 向かう先は文学部の心理学科だ。
 壮真くんが同じ大学に在籍しているとはまだ知らない。

 すぐ後ろをついてくる様子なら、
 振り返って小首を傾げてみよう。*]
  
(39) 2024/06/03(Mon) 19:36:01

【独】 初波華音

/*
すごくすごくお待たせしました……!!
あまりにも長い 削ってくださいましね!!

>>-22
へっへっへわらっちゃったw
華音にぐいぐいむにむにさせておきます。すりり〜
(-23) 2024/06/03(Mon) 19:39:09

【独】 初波華音

/*
>>18
何回読み直しても他の野郎は見たら殺す壮真くんがすきすぎてつらいです
壮真くんを犯罪者にしちゃいけない……!
でも壮真くんの貴重な外出機会を奪いたくないし
でもでもランニングマシンがおうちにあれば
おうちでそれぞれのペースでランニングできるし
雨の日や風の日や台風の日も運動できる!!
なやましい!!っておもってろるにはさむのをわすれましたおろか

無意識下でも好いてくれてる🍑のすきだし
演奏にはもちろん順番にも愛が込められてるのア゙〜〜〜!!!(語彙力)ってなります
心乱れてたまたま偶然大学来ようとしてくれるのもすきすぎて……( ;ᯅ; )
ながれんしゃんがたくさん褒めてくれるのでりんとは調子に乗れます
だいすきですえーんえーんありがとうございます🙏ねてね……!
(-24) 2024/06/03(Mon) 22:23:24

【人】 秋月壮真

 
[この先他の料理もかなり得意なようだと気付いた時は
 前に教えてもらった甘い卵焼きも
 リクエストしてみるかも知れない。
 出汁だけで作ってくれる田中さんのも
 自分はすきなんだけれど。

 華音が作ってくれたなら
 卵焼きもケーキもパフェもピザも
 みんな美味しいんだろうな。
 技術ももちろん確かなのだけれど
 誰が作ってくれたもので誰と一緒に食べるかも
 重要なんだって気付いた。

 ラザニアは、叶う事なら一緒に作ってみたい。
 睡眠薬はあれに入れたわけじゃないけれど
 タイミングが重なってしまった。
 彼女にとって特別で大切な料理が
 嫌な思い出になっていないと良い。
 楽しいだけの思い出で上書き出来ると良い。

 ただ自分はピアノを弾く以外のことが
 とんと駄目だから足を引っ張りかねない。
 だけどええとそうだな、鍋やオーブンを見張ったり
 熱いものを持つくらいなら……。]
 
(40) 2024/06/03(Mon) 22:25:27

【人】 秋月壮真

 
[何故キッチンにカメラがないのか。
 酷く悔やまれた。
 だけど、頭を撫でて貰えて
 心はぽかぽか、すっかり良い気分に早変わり。
 母がそうしてくれたのは片手で数えられるぐらい。
 華音の手、優しかった。……すき。
 枕を嗅ぎながら触れてもらった所に自分の手を当てた。
 華音もこれされるのすきかな? もっとしよう。
 寝たのはごく短時間。だけどかなりすっきりした。]
 
(41) 2024/06/03(Mon) 22:25:32

【人】 秋月壮真

 

  (うっ……)


[押し付けられると互いの間で
 形を変えているものの存在感が、物凄い。
 華音のお顔はもしかしたら美形なのではないかと
 薄々感じていたのだが
 体型もかなり非凡なのでは?
 と今さら気づく。
 大でも小でもそのまま愛するのみだけれど
 これは……、と、兎に角凄い(語彙力)。]
 
(42) 2024/06/03(Mon) 22:26:47

【秘】 秋月壮真 → 初波華音

 
[お陰で撫でる手つきが
 ぎこちなくなりつつも
 すきだと言って貰えてよかった。
 頬をすり寄せてくる彼女がかわいい。
 落ち着くし、落ち着かない。
 きみといて飽きることは一生ないんだろう。]
 
(-25) 2024/06/03(Mon) 22:27:03

【人】 秋月壮真

 
[謝罪は受け入れられた。
 なんて心が広い。]


  気持ち悪く……? 全く

  華音はぜんぶかわいい
  ぜんぶ嬉しかった

  ぜんぶすき


[口をついて出てくるのは小学生並みの感想。
 実は難しい言葉は辞書を引いたり
 検索しないと使えない、恥ずかしいことに。
 飾らない、素直な気持ちだった。

 手を握り返す。小さくてかわいい手。
 自分に力を与えてくれる手。]
 
(43) 2024/06/03(Mon) 22:27:31

【人】 秋月壮真

 

  ……壁に俺の写真が?
  そっか

  華音にされるのは嬉しい……よ


[コレクションについて謝罪されれば
 全く問題ないと返事した。
 きみは特別なオンナノコ。

 どちらかというと彼女の寝食を見守ってきた
 自分の写真たちが羨ましいとさえ……。

 でも、彼女は逃げないし帰ってくると約束してくれた。
 これからは自分自身の目で見るから……、良いんだ。*]
 
(44) 2024/06/03(Mon) 22:28:19

【独】 秋月壮真

/*
ごめんなさい筆速的に前半拾ってる場合じゃないんですけどかわいかったので!!!!
ひえっありがたみ……
(-26) 2024/06/03(Mon) 22:30:01

【独】 秋月壮真

/*
後半これからなので寝てくださいね
お布団かけかけ
あまりにもおろか!!**
(-27) 2024/06/03(Mon) 22:34:16

【独】 初波華音

/*
アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー0(:3 )〜 (‘、3_ヽ)_
ありがとうございます助かりますいのちが
なんて……なんていとおしいんだ壮真くん……かわいい
オーブン見張ってくれるやさしい……熱いのは分厚いミトン着けようね……なであいっこしてね
きもちわるくないとおもってくれる……自分の写真に妬いてくれる……えーんすき
一緒に暮らしたら語彙は似通ってくると思います(??)
華音ちゃんとたくさんいちゃいちゃして……

ところでめろんが壮真くんをおびえさせていませんか?
だいじょうぶこわくないですよ(?)
(-28) 2024/06/03(Mon) 23:05:59

【人】 秋月壮真

 
[桃を先に食べて貰った理由は
 添えられたフォークが一本だけの様で
 感染したら悪いと思ったから、だったりする。

 今更である。散々キスをしておいて。

 感染って彼女が生活に支障をきたしたら
 腹を切って詫びよう……、看病をした上で。

 桃は自分がすきだと言ったから
 択んで買ってきてくれたのだろう。
 いままでで一番、特別な味がした。]
 
(45) 2024/06/04(Tue) 10:01:02

【人】 秋月壮真

 
[翌朝伝えられた彼女の意思。
 己はそれを尊重する。
 そのつもりだと返答した。

 好きなら離れてはいけないんだ。
 父に迷惑をかけないようにした結果
 孤独であった母のように。

 そんな単純な理屈で動く自分と違って
 彼女はずっと現実を見ていた。

 彼女の言葉を信じ、
 自分自身の成長を改めて決意する。
 きみの隣にいて恥ずかしくない自分に、
 物理的に閉じ込めなくても
 心にゆとりを持てる男に、なりたい。

 私物を持ってきた彼女に対しては
 空き部屋は沢山あるから好きに使って良いと。
 ……だけど寝るのは自分の部屋がいいと主張した。
 寝顔を眺めて寝起きがしたい、ここは譲れない。
 
結果悶々とした夜を過ごすことになる。

 
(46) 2024/06/04(Tue) 10:01:09

【人】 秋月壮真

 
[欠伸を意地と気合いで殺して
 迎えた早朝ランニング。
 走る前、体力に自信があると豪語していた。かわいい。]


  (えっ? えっ……?)


[横を見なくても視界の隅で
 ふわふわがばいんばいん。
 何事????!

 切れた息がまた妙にあれなのだ。
 えっちだ……。

 髪が揺れてちらりと覗く頸や
 健康的なふくらはぎなんかも目の毒。

 こんなの誰でも攫いたくなるに決まっている。
 
やっぱり閉じ込めようかな?

 
(47) 2024/06/04(Tue) 10:02:01

【人】 秋月壮真

 
[ペースは落としたものの
 ぐったりしているのに気づけば
 クールダウンに入るのを早めて
 歩いて帰ってきた。

 ばいんばいんを意識する余り
 彼女自身の変化を見落とした。不覚。

 矢張り凡ゆる意味でランニングマシンは有用。
 田中さんにすぐにでも手配を頼むとする。

 歩かせずに抱えても良かったのだけれど
 エアコン室軟禁育ちのために
 普段は殆どかかない筈の汗を
 普段と違うためにそれはもうぐっしょりかいていた。
 そんな身体では彼女に触れたくなくて。]
 
(48) 2024/06/04(Tue) 10:03:30

【人】 秋月壮真

 

  ごめん、先に済ませる


[だから悪いとは思いつつ
 シャワーは先に浴びさせて貰った。
 超特急で済ませて
 肌に張り付く髪をタオルで拭きながら
 彼女を探すと、何故か立っていた。うん?]


  勿論使って
  脱衣所のタオルも好きなだけ
  ドライヤーも確かあったと思う

  俺はピアノ室にいる


[キッチンでプロテイン入りのスムージーを作ると
 脱ぎ置かれた服を見ないように脱衣所に顔を出し
 彼女の分を棚の上に置いて逃げる様に去った。
 近くに居てくれて嬉しいのだけれど
 心臓がいくつあっても足りないぞ……。]
 
(49) 2024/06/04(Tue) 10:04:22

【人】 秋月壮真

 
[一気に飲み干してグラスをシンクに置くと
 すぐさまピアノ室に向かった。]


  ……しまった、場所教えてなかった


[彼女は大学がある日だろう。
 行く前には声をかけてもらえると嬉しいし、
 無断で出て行きはしないだろうという信頼があった。
 部屋を見つけられるように
 一階にあるピアノ室の扉を少しだけ開けておく。
 耳が詰まるような感覚があるその部屋は完全防音で
 母が家を建てる際に一番拘った部分らしい。]
 
(50) 2024/06/04(Tue) 10:04:54

【人】 秋月壮真

 
[楽譜に視線を向け、鍵盤を鳴らす。
 耳で憶えた通りに弾いていたとき
 そこには何も置いていなかった。

 いまは譜面越しに作曲家と向き合い
 記号のひとつひとつに込められた想いを想像し
 自分の想いを載せて弾いている。

 他人の感情、自分の感情。
 鈍い自分にとっては、難しいアプローチ。
 だけどだからこそ、やり甲斐を感じ、
 心から楽しいと思える。

 華音が入ってきたのはすぐに気が付いた。
 曲と曲の間。気遣いのできる優しい女の子。
 行動一つとっても愛おしさが溢れるから
 愛を囁くかわりに音色に載せる。

 大好きだよ。愛してる。ずっと一緒にいて。]
 
(51) 2024/06/04(Tue) 10:05:07

【人】 秋月壮真

 
[自分の我儘が叶ったみたいに
 彼女は最後までいてくれた。
 こんなに贅沢で良いのかな。
 拍手と賛辞を受けて照れくさそうに立ち上がる。
 俺は華音が世界でいちばん大好き。

 彼女の目の前まで移動すると手を差し出して
 腰掛けていた椅子から立つのを手伝った。
 真ん中で聴いてくれてもいいのだけれど
 田中さんもその隅に置いたままの椅子の上で
 聴いてくれることがある。]


  こちらこそ聴いてくれてありがとう

  大学……、うん
  気をつけて行ってらっしゃい


[それぞれに支度を終えて家を出る。
 数歩進み、後ろを振り返って
 こちらを見る彼女がかわいい。]
 
(52) 2024/06/04(Tue) 10:05:29

【人】 秋月壮真

 
[キャップを被り直す。]


  えっと、俺も今日は出かける
  そっちの方向に用があるんだ


[無垢な瞳に弱い。取り分け君の瞳には。
 角を曲がるたび偶然だね、奇遇だね、と歩くも
 門に着く前には
 同じ大学に通っていることを白状している。]


  俺は教務課に用があるから……


[敷地内に入れば流石に分かれようとするけれど
 寂しげに小さく手を振る。でかい図体で。**]
 
(53) 2024/06/04(Tue) 10:05:53

【独】 初波華音

/*
やっぱり閉じ込めようかなわらいました
わーんすきです………………0(:3 )〜 (‘、3_ヽ)_
(-29) 2024/06/04(Tue) 10:25:50

【人】 初波華音


[壮真くんは、私の意思を尊重してくれた。
 私の言葉を信じてくれた。
 
 好きに使っていい、と言われた空き部屋は
 壮真くんの部屋に一番近い部屋を一部屋
 ありがたく使わせていただくことにした。
 ワンルームから一気に物を運んでくるのは大変だし
 大きな家具は運べないから、
 お気に入りの小物を少しずつ。
 取り急ぎ許されたソウマくんコレクションを纏めて
 大切に宝箱にしまい込んだ。

 私も寝るときは一緒がいい。
 だから、彼の主張には二つ返事で頷いた。
 これからはおはようからおやすみまで
 壮真くん本人が傍に居てくれる。
 
 最初の数分こそガチガチに緊張しながら
 「お、おじゃましま〜す……」なんて言ったものの、
 最愛の人の腕枕があまりに心地良くて
 抱きつきながら数分で眠りに落ちた。ので
 彼がどんな一夜を過ごしたかは知らない。]
 
(54) 2024/06/04(Tue) 16:50:05

【人】 初波華音


[けれど私は、
 早朝目覚めてから昼までに
 はしゃぎ疲れてかなり消耗していた。

 隣を走っていたときに聴こえた息遣い。
 ぐっしょりと汗でウェアを濡らして
 そこはかとない色気は感じさせても、
 むさ苦しさは一切感じさせない首元。
 どんな香水より魅力を感じる汗の匂い。
 脱ぎ揃えたシューズの大きさ。
 濡れた髪が張り付いたうなじ。
 熱いシャワーを浴びて上気した肌。

 言うなれば壮真くんの過剰供給。
 余すことなくすべてが目の保養で心臓にわるい。
 
 脱衣所を出るとお手製スムージーが用意されていた。
 シャワーを浴びるとき脱いだ衣類は畳んだけれど
 習慣で一番上に下着を置いたことを大分後悔した。
 スムージーは美味しく頂いて、
 グラスは二人分洗ってからピアノ室へ向かった。

 極めつけに
 ずっと愛を囁かれているかのようなピアノの音色。
 六時間越しに立ち上がろうとしたとき
 ごく当たり前な感じで差し出された手。]
 
(55) 2024/06/04(Tue) 16:50:16

【人】 初波華音


[「行ってらっしゃい」と送り出してくれる声も、
 「気をつけて」と気遣ってくれる優しさも
 言葉にできないくらい愛おしい。
 幸せすぎて眩暈がする。
 そんな彼も今日はどこかへお出かけするらしい。
 
 えーーんオフ壮真くんカッコイイよ〜〜!!!♡♡♡
 もしベストキャッパー大賞があれば彼が毎年優勝ね
 間違いない。]


  わ、そうなの?
  じゃあ途中まで一緒に行こっ


[どこに行くのかな?
 訊きたい。すごく訊きたい。
 行き先が知りたすぎる。
 お買い物? 気分転換??
 何かお仕事とか、習い事とか
 それともお友達とお出かけ???

 でも言いたくないかもしれない。
 尋ねて面倒な女だと思われるのは嫌だ。
 ここは全然関係ない話をしよう、
 あっねえ見て見てあの猫かわいい!]
 
(56) 2024/06/04(Tue) 16:50:29

【人】 初波華音



  次の信号を私は右なんだけど
  壮真くんは…… え?
  壮真くんも右? 
  ふふ もう少しだけ一緒に居られるね

  言いそびれちゃってたけど
  スムージー、私の分も作ってくれて
  ありがとう

  ……ね、手繋いでもいい?


[長く一緒に居られるのは素直に嬉しいのだ。
 歩き慣れた変わり映えのない歩道も
 君と一緒に歩くと輝いて見える。

 あっいつの間にか新しいカフェが出来てる!
 可愛くて美味しそう。壮真くんも好きかな?]
 
(57) 2024/06/04(Tue) 16:50:35

【人】 初波華音



  あ、あの角のパン屋さんのメロンパン
  すごく美味しくて大きいんだ〜
  食べたことある?
  
  そこの交差点を私は左なんだけど
  壮真くんは…… え?
  壮真くんも左?
  えへへ 嬉しいな〜

  今日は西洋音楽史の講義の日でね
  毎週楽しみにしてるの!
  壮真くんがさっき練習してた曲も、
  ぜんぶじゃないけど
  曲の生まれた背景や歴史が
  詳しく知れたりするんだ

  あっ あの角のクレープ屋さん
  私の今のバイト先なの
  サービスするから良かったら今度食べに来て!


[いつもより少し距離があったはずなのに
 君と歩くとあっという間だ。
 下宿先のワンルームから大学へと続く、
 通い慣れた通学路に辿り着く。]
 
(58) 2024/06/04(Tue) 16:51:05

【人】 初波華音



  じゃあ私はこっちだから……
  ……え?
  壮真くんも? えっすごーい!!

  この道通ると近道なんだ〜♪


[──思えばこの辺りで気付くべきだった。]


  次は──  え? 一緒?
  ほんとー? すごい偶然ね

  ふふ、嬉しいななんか
  壮真くんと一緒に大学通えてるみたい


[すれ違う歩行者に学生が増えてくる。
 その次の角を右。彼も同じく右に曲がる。
 往来が賑やかになって、
 徐々に大学の立派な校門が見えてくる。

 というか、]
 
(59) 2024/06/04(Tue) 16:51:30

【人】 初波華音



  ほんと奇遇……はは

  …………、



  
…………………???????


 
(60) 2024/06/04(Tue) 16:51:54

【人】 初波華音


[奇遇……?????
 
 気付いたらもう校門の前まで来ていた。
 この奥は大学の敷地内だ。
 キャンパスしかない。]


  
同じ大学だったの!!?!??!?

  いいい言ってよぉ……!!?!?

  い、行ってらっしゃい
  ……またあとでね?


[身体は大きいのに淋しげに小さく手を振る彼が
 なんだか非常に可愛らしく思えた。
 ただ講義に向かうだけなのに罪悪感がすごい。
 そしてやはり、長身の彼はかなり目立つ。カッコイイ。
 ソウマくんファンに取り囲まれてしまうかもしれない。
 連れ去られたりしたらどうしよう。不安だ。
 
 連絡先は伝えてある。もし何かあれば
 メッセージ送ってね、とも伝えた。
 繋いできた手をそっと解放して、手を振り返し
 後ろ髪引かれながら講義棟へ向かったのだった。*]
 
(61) 2024/06/04(Tue) 16:52:01

【独】 秋月壮真

/*
うっかわいい てんさい
ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
かのんちゃんのクレープたべたすぎる えーん
(-30) 2024/06/04(Tue) 17:01:56

【独】 初波華音

/*
てんさいはながれんしゃんです˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚
根元まで桃ぎっしりのクレープつくってあげるね……🍑🍑🍑
(-31) 2024/06/04(Tue) 17:38:13

【人】 秋月壮真

 
[スムージーを置く時。
 出来るだけ見ないようにしたから
 形などはぼんやりだが
 一番上に載っているなにかの色は微かに見えた。]


  (ピ、ピンク…………)


[ドキドキして記憶から掻き消すのに
 大変苦労したのは言うまでもなく。]
 
(62) 2024/06/04(Tue) 20:41:27

【人】 秋月壮真

 
[並んで歩けば絵画のような横顔が美しい。
 鈴を転がすような声がかわいい。
 勿論と繋いだ手は滑らかで柔らかい。
 さらさらの長い髪が風に揺れると
 自分と同じシャンプーの匂いがする。

 きみは眩しい太陽で
 ほとんどの神経がそちらに行くから
 周りの目が気にならずに歩くことが出来た。]


  こちらこそ
  洗い物、俺の分までありがとう


[かわいいだけでなく気配りまでできる。すき。
 田中さんがやってくれるというのに甘えて
 そのまま放置してしまう癖は改めようか。]
 
(63) 2024/06/04(Tue) 20:42:27

【人】 秋月壮真

 
[通り過ぎるだけで
 認知していなかったカフェもパン屋も
 きみが挙げることで自分の世界に組み込まれる。
 今度一緒に行こうと約束し、
 空白の未来に予定が増えていく。
 猫をかわいいと視線で追うきみがかわいい。]


  クレープ、バイト中に必ず行く


[力強い即答。
 制服姿を間近で、そんなの行かないわけにいかない。
 頼み込んだら家でも着て見せてくれるかも知れない。
 だが勤務時間に店内で店員さんをしている
 その姿にこそ特別な価値があり……。

 バイト先であることは、知っていた。
 人の多い営業時間に自分が近寄れると思えなかったが
 案外行けそうな気がしてきている。
 これも、きみのお陰。]
 
(64) 2024/06/04(Tue) 20:43:56

【人】 秋月壮真

 

  ……ごめん、話が楽しくて
  言うタイミングを逃した

  暫く休学していたんだけど
  実はそうなんだ

  華音も行ってらっしゃい
  また……


[見送ると一気に心細くなってしまった。
 空いてしまった手を緩く握る。
 実際に会う前に比べたらこれでも充分近い。
 連絡先を交換しあっているから、
 いつでも話しかけることが出来る。助かる。
 それでもやはり、寂しいと感じてしまった。]
 
(65) 2024/06/04(Tue) 20:45:50

【人】 秋月壮真

 
[ただそれはそれとして
 折角来たのである。
 教務課での手続きは手早く済ませるとして
 復学前でも利用できる施設はある。
 カフェテリアや購買、図書館などなど。
 満喫しなければなるまい。

 見て触って食べれば
 キャンパスライフ妄想の解像度が上がる。
 何のためってそれは、
 一日中彼女のことを考えてるから。
 彼女がどう過ごしているか考えているから。
 暇人である。

 復学したら多少は忙しくなるだろうけれど
 今日手続きして今日からすぐ通えるわけじゃ無い。
 早くて今年度の後期から、数ヶ月後だろう。]
 
(66) 2024/06/04(Tue) 20:46:35

【人】 秋月壮真

 
[音楽部があり、他学部であっても
 音楽史などの講義が取得できるだけあって
 自分を知るものは学内にいるだろう。

 数年前は美奈子の息子が入学してきたと
 話題になっていたそうだ。
 母が亡くなったのは丁度その時期。
 一度も出席することなく留年と休学で
 籍だけ置き続けて現在に至る。
 ゆえに、姿形で誰かに気づかれるとすれば
 秋月ではなく顔出しをしている暁としての自分の方。

 だがそんな自分が放つオーラは
 圧倒的に、陰。]
 
(67) 2024/06/04(Tue) 20:47:19

【人】 秋月壮真

 

  このペン……華音が持ってた気がする
  あっ、このノートも……買おう

  
[手伝いを申し出た私物の搬入時
 ちゃっかりチェックを入れてしまったのは
 ストーカーのサガ。
 彼女の持ち物や好きそうな料理を考えて
 ぶつぶつと呟きながら購買を漁ったり
 カフェテリアで注文(周囲を真似た)する自分に
 話しかけてくる勇者は居なかった。
 遠巻きに「もしかして」なんて話されていても
 まるで気づかずマイペースに過ごしていた。]
 
(68) 2024/06/04(Tue) 20:48:12

【人】 秋月壮真

 
[凄い。華音の大学(自分のでもある)は
 なんて魅力的な場所だろう。ほくほく。]


  (華音!!!!)


[だが講義と講義の合間か、
 本人の姿が見えれば、声をかけるのではなく
 思わず壁や自動販売機の裏に身を潜めて
 様子を伺ってしまうのだった。
 癖とは恐ろしいものだ。*]
 
(69) 2024/06/04(Tue) 20:48:33

【独】 初波華音

/*
壮真くん〜〜〜…………:;(∩´///`。∩);:えーんえーんだいすきです
(-32) 2024/06/04(Tue) 20:57:44

【独】 秋月壮真

/*
桃クレープもしゃもしゃ
何投げてもかわいく面白くしてくださる 神
巨体連れ去られないよwwかわいいなあ……
(-33) 2024/06/04(Tue) 21:29:06

【人】 初波華音



  そっか、休学してたんだ……
  ……アレッ!!? 
  実は先輩だったりする……!!?


[歳は同じくらいか、違っても
 一つか二つ程度だろうと勝手に思っていた。
 もしも留年していたりしたら学年は揃っているか、
 場合によっては抜かしているのかもしれない。]


  教務課に行く……ってことは
  もしかして、

  ……あっもうすぐ三限始まっちゃう!
  またね!


[「もしかしてこれからは一緒に通える?」
 尋ねそびれたまま、校門前で彼と別れた。]
  
(70) 2024/06/04(Tue) 23:34:37

【人】 初波華音


[文学部の講義棟へと一人向かう道のりが遠い。
 キャンパスの最奥部に位置するとはいえ、
 壮真くんの家から大学までの道のりに比べれば
 ずっと短いはずなのに。

 手のひらから既に失われかけている温もりを
 これ以上逃したくなくて、きゅっと手を握る。
 だめだめ、贅沢よ華音。帰れば会えるんだから。
 今まではイヤホンで聴く音源で満足できたんだから。]


  は〜〜〜楽しかったなー……


[隣を歩く壮真くんから自分と同じ香りがした。
 話し掛けすぎちゃったかなって思ったけれど
 話が楽しくて、って壮真くんは言ってくれた。

 洗い物の話の流れで、
 冷蔵庫内の作り置きについても訊いた。
 ソウマくん好みのお料理を作れる田中さんとやらに
 弟子入りしたいなって話もした。
 パン屋さんにも、新しくできたカフェにも
 今度一緒に行く約束をした。
 君のおかげで未来が彩られていく。]
 
(71) 2024/06/04(Tue) 23:38:19

【人】 初波華音


[壮真くんが望むなら家でも制服は着て見せるけど、
 バイト先にも来てくれるって即答してくれた。
 元々は制服の可愛らしさに惹かれて応募したお店だ。
 ……可愛い、って、思ってもらえたら嬉しい。
 
 壮真くん、手続き問題なく出来るかな。
 用事が終わったら何するんだろう。
 カフェテリアで一服? 注文できるかな(失礼)。
 それとも購買で文房具の厳選?
 図書館には入れるだろうから、読書かな。
 うちの大学には音楽部があるから
 楽譜も色々と揃っているだろうし……

 いつも私がアイスココアを飲んでいるカフェで、
 ノートやカラーペンを買い漁っている購買で、
 閉館時刻ギリギリまで籠もることもある図書館で
 壮真くんが過ごしている(かもしれない)。

 つい先週までは考えもしなかった。
 今は、想像しただけで楽しい。
 傍に居なくても私に力をくれる。
 やっぱり壮真くんは凄い。

 なお当の彼が己の私物をチェックした上で
 同じものを買い漁っているなど考えもしない。]
  
(72) 2024/06/04(Tue) 23:39:02

【人】 初波華音


[三限の講義を恙なく受け終えて
 四限の講義が行われる講義室へと移動する途中。
 先週飲み会をお断りした友達が、
 心配そうな顔をして駆け寄ってきてくれた。]
 

 「珍しいじゃん、華音が一限サボるなんてさ。
  センセーも心配してたぞ〜?? 
  はいこれ。ノート」


  すみません、助かります
  今朝は少し体調を崩していて……

  ああいえ、今はもう大丈夫です
  ご心配おかけしましたっ
  ありがとうございます♡


[気遣ってくれる友達の声が温かい。
 体調不良はもちろん嘘だ。心苦しい。
 壮真くんの過剰摂取による
 発熱・動悸・息切れを起こしていたという意味では
 決して間違ってはいないけれど。]
 
(73) 2024/06/04(Tue) 23:40:26

【人】 初波華音


[余程珍しかったのか、
 普段なら寄って来ない学友達も寄ってくる。]

 「そういや聞いたか?
  アイツ、今日来てるらしいぜ
  教務課で見たって奴が居てさあ」


  アイツ……ですか?
  一体どなたが……


 「あれよあれ。
  西洋音楽史の教授が激推ししてる
  秋月美奈子の息子ーってやつ」


  ……え?
  あ、あれっ
  そんなお話してらっしゃいましたっけ……?


 「ああ、初波さんは心理学科だから
  音楽部の研究室には行ったことねえんだっけ。
  あの教授すげえ秋月美奈子ファンなんだよ。

  ああ、秋月美奈子ってのは
  何年か前に亡くなったピアニストで──」
  
(74) 2024/06/04(Tue) 23:42:50

【人】 初波華音


 「息子もすげーピアノ弾けるらしいじゃん?
  休学してるらしいけど。
  戻ってきたらティーチングアシスタントに
  是非雇いたいってずーっと話しててさ〜」
 

  へ……へえ〜〜……
  ちなみにですがその方のお名前って……?


  「「「秋月壮真」」」


[普通に有名人じゃない壮真くん!!!
 復学したら半径1メートル以内にも
 近づかせてもらえなくなるかもしれない。やばい。
 構内のどこかで今頃、
 盛大にくしゃみをしていたりするのかもしれない。

 冷や汗交じりに
 「わ〜私もいつか聴いてみたいですー♡」
 なんて言いながら講義室に入った。

 午前中丸々存分に聴いてきたのは黙っておこう。**]
 
(75) 2024/06/04(Tue) 23:44:23

【独】 秋月壮真

/*
お嬢様モードかわいい……
ひぇーばれている
ありがとうございます!!
(-34) 2024/06/05(Wed) 5:53:16

【独】 初波華音

/*
ぜんぜん終わらす気がなくてすみません( ;ᯅ; )
まだまだまだやりたいことがいっぱいあるよ〜!!ってなれるのは
ながれんしゃんと壮真くんがめちゃめちゃあまやかしてくれるから……( ;ᯅ; *)だいすきです
ほんとにほんとにありがとうございます
いってきますーーーーっ
(-35) 2024/06/05(Wed) 5:57:49

【人】 秋月壮真

 
[カラーペンはどうしてこんなに
 種類があるのだろう?
 華音が何の色を持っていたか迄は
 思い出せなかった。
 購買の窓に映る自分の姿をちらと確認。

 購入したものはレジで紙袋に入れて貰って
 リュックの中に大事に仕舞った。

 カフェテリアではアイスココアと
 ミルクレープを頂いた。おいしい。
 田中さんがチョコレートを溶かして作ってくれる
 ホットココアも冬に必ず飲みたい逸品だ。

 弟子入りしたいなどと彼女は言っていた。
 当の田中さんは「でもね坊ちゃんが私の料理を
 褒めてくれるようになったのは最近のことなんです」
 と言い彼女と自分を交互に見て意味深に笑ったりする。
 それはまた少し先の話なのだけれど。]
 
(76) 2024/06/05(Wed) 18:41:01

【人】 秋月壮真

 
[そうして移動中の華音を見つけた。かわいい。
 話している内容が判らぬほど遠く豆粒のようだけど。
 友人達に囲まれている。オーラが陽。眩しい。]


 「秋月壮真くんかな?」

  しーーっ、邪魔しないで頂きたい……


[良いところなんだ。
 話しかけてきた誰かを片手で制して物影から見続ける。
 友人に接する姿はお嬢様やお姫様のよう。すき。

 所で自分はちゃっかりケーキを食べたが
 彼女は昼を食べれず終いではないか?
 倒れてほしくない。
 合間になにか入れているといいのだけれど。]
 
(77) 2024/06/05(Wed) 18:43:57

【人】 秋月壮真

 
[……ああ、行ってしまった。後ろ姿も最高。
 してる場合ではない。
 話しかけてきた誰かに向き直る。]


  ……え。何でわかったんですか?


[名前を言い当てられていた、警戒心を前面に出す。
 入学してから一日たりとも出席していないし、
 人前で弾いたのは一度だけ、それも幼少期のこと、
 あれ以来怖くなってしまって家でしか弾いていない。
 自分が秋月で、大学に来ているとどうして気付けようか。

 その人は慌てて弁明した、
 教務課に来ていたことが学生間で噂になって、
 自分の耳にも届いたのだと。
 ────教務課?]
 
(78) 2024/06/05(Wed) 18:44:34

【人】 秋月壮真

 
  ── 回想 ──

  「秋月さーん、秋月壮真さーん!」

   はい

  「すみませんこれは何て書いてありますか?」

   疾病です

  「ああ、ありがとうございます〜」

   ……、……

  「秋月さん! 秋月壮真さーん!!」

   はい

  「何度もすみませんね、これは?」

   回復です

  「ああー、承知しました!」

  ── 回想おわり ──
 
(79) 2024/06/05(Wed) 18:45:00

【人】 秋月壮真

 
[あれでか〜。あれは恥ずかしかった。
 字はキレイに書けるようにならないと。

 用件を訊けば、その人は身分を明かし
 母のファンであることを熱く語り出した。]


  ありがとうございます


[自分のこと以上にうれしい。
 己も母のピアノが大好きだし、愛している。
 母自身のこともそうだ。
 指導がとても厳しかったけれど、
 辛い折檻の内容はまるで憶えていないし、
 亡くなってしまうと苦手だった所は忘れて
 良い所ばかり思い出されるものなのだ。
 少なくとも自分はそう。]


  ……ティーチングアシスタント、ですか?


[しかし、如何に同じ推しを推す同志とあっても
 頼み事となれば話は別。
 相手は母の息子である自分を雇いたいそうだが、
 秋月壮真として人前に立つと足が竦んでしまうし、
 お金に困ってもいないからバイトに興味はな──]
 
(80) 2024/06/05(Wed) 18:46:07

【人】 秋月壮真

 
[このひと西洋音楽史の講義を
 受け持ってると言っていた。]


  「時給は特別に奮発して……」

   タダでもやります


[即答だった。]
 
(81) 2024/06/05(Wed) 18:46:30

【独】 初波華音

/*
えーーーーんかっこいい˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚
(-36) 2024/06/05(Wed) 18:55:21

【人】 秋月壮真

 
[遅刻で駆け足の教授に続いて講義室に入ると
 真顔でプリントを端から配布していく。]


  (……華音)


[熱心なのか前列に座る華音の前にくれば
 話し掛けたいのはぐっと堪えて
 にこりと微笑いかけた。

 後ろに回すプリントの束を他と同じ様に渡すと
 小さな桃のキャンディ三つを
 パーカーのポケットから出してそっと机の上に置いた。
 そのうちの一つには付箋がついている。]
 
(82) 2024/06/05(Wed) 19:00:52

【秘】 秋月壮真 → 初波華音

 ────────────────

  
華音
が世界でいちばん
大好き


 ────────────────
(-37) 2024/06/05(Wed) 19:08:09

【人】 秋月壮真

 
[きみが何度も伝えてくれるうれしい言葉。
 自分もこの先何度となく伝える言葉。
 ……字を練習してからにすればよかったかな、
 なんて思いつつ。*]
 
(83) 2024/06/05(Wed) 19:08:18

【独】 秋月壮真

/*
ひえ、めちゃくちゃふざけてしまっているのに
かっこいいと思ってくださる 女神
ごめんなさいこちらこそ締めってなに状態でして
えっ今日終わ……る…………? 切腹
(-38) 2024/06/05(Wed) 19:10:40

【独】 初波華音

/*
ひぇえええ…………0(:3 )〜(‘、3_ヽ)_
〆ってなんですかしらないこですね…………
(-39) 2024/06/05(Wed) 19:11:57

【独】 秋月壮真

/*
ペンは二本買いました、
自分の目の色は覚えてませんでした(補足

自分用メモ
身バレを避けようとしていた割に
HNが本名にかなり似ているのは何故か?

田中さん「坊ちゃんはかけ離れた名前にすると
     呼ばれても自分だと気づかず
     無視しちゃいそうだなって思いまして〜」
そうま 「百利ある」
(-40) 2024/06/05(Wed) 19:24:17

【独】 初波華音

/*
えーーーーんてんさい・゚・(。>ω<)・゚・
(-41) 2024/06/05(Wed) 19:28:36

【人】 初波華音


[西洋音楽史の講義は、今一番のお気に入りだ。
 教授の解説も一言だって聞き漏らしたくないから
 毎週決まって最前列の一席を確保している。

 ピアノのイラストのシールを貼ったノートを開き、
 ペンケースからシャーペンに消しゴム、それから
 カラーペンを三本取り出す。
 一本はシアンブルー。もう一本はジェイドグリーン。
 最後の一本は暁の空のようなオレンジ。
  
 購買で見かけたとき、
 ソウマくんの瞳の色と髪色に似ていると思って
 即断即決で購入したものだ。
 オレンジは重要な単語を目立たせるために、
 シアンブルーは絶対に覚えておきたい事柄に
 ジェイドグリーンは補足を書き足すために、と
 使い分けて使っている。

 この三色を使ってノートを作ると、
 自然とノートがソウマくん色に仕上がる。
 見返すのが楽しくなるし、何度も見返すから
 記憶にも定着して一石二鳥。

 そういえば昼食を取りそびれた。
 壮真くんに夢中で完全に忘れてたわ。
 おなかすいたな。なんか持ってないかしら。
 せめてどっかに飴とか……、ないか〜〜〜!!]
 
(84) 2024/06/05(Wed) 20:50:56

【人】 初波華音


[ところで時間になっても教授が来ない。珍しい。
 監督が誰も居ないと講義室は賑わうものだ。
 他愛ない会話を繰り広げているうちに、
 話題がさっきのものに戻った。]
 

 「まあすげー弾ける、っつってもさあ
  実際聴いたことある奴はいねーんだろ?
  案外大したことねえんじゃ……」


  っ、そんなことない!!
  …………と、思います 

  ええと……
  教授のお好きな方の息子さんならきっと
  お母様から教わってきたのではないでしょうか

  それこそ
  物心つくかつかないかの頃から、ずっと……


[壮真くんの演奏を聴いたこともない人に、
 壮真くんが貶されるのは嫌だ。
 あんなに素晴らしい音色を奏でられるのに。

 突然声を荒げて友達を驚かせてしまっても、
 これだけは譲れない。]
  
(85) 2024/06/05(Wed) 20:52:41

【人】 初波華音

 

  休学していたのにも
  きっと理由が────
 

[と、そのとき講義室の扉が開いた。
 やあやあ遅れてすまないねえ、なんて言いながら
 入室してくる教授の後に、]


  ──!!!?!??!?

  そっっっっっっ


[ひどく見覚えのある長身の男性がいる。]
 
(86) 2024/06/05(Wed) 20:53:21

【人】 初波華音


[一瞬見間違えかと思った。
 壮真くんに逢いたすぎてとうとう
 白昼夢まで見始めてしまったのかと思った。
 危うく素で名前を呼びそうになって、
 両手で口元を抑え込んだ。

 彼は真顔で、黙々とプリントを配布していく。
 え、本人? 本物……?? なんで?????
 まさかもう既にスカウトされて……???
 てかプリント配る壮真くんカッコ良すぎない!?
 
 アッアッこっち来る!! あっっ!!!!!]


  …………、
ッ!!



[すぐ目の前までやってくると彼は
 にこりと不意打ちで微笑みかけてきた。
 本物だ。本物の壮真くんだ。]
  
(87) 2024/06/05(Wed) 20:55:57

【人】 初波華音


[ほんの数時間前には手を繋いで歩いていたのに、
 どくんと一気に心拍が跳ね上がる。

 緩む頬を戒めながらプリントの束を受け取って
 後ろへと回すと、いつの間にやら
 机の上に小さな桃のキャンディが三つ。
 えーーーん神様かな……!!??!? すき。

 よく見ると、うち一つには付箋がついている。
 アシスタントに雇われたことについてかな?
 そう思いながら文面へと目を通せば、]


  …………!!!
  〜〜〜〜〜〜!!!!!


  (壮真くん!!!!!!!!!!!)


[壮真くんと付箋を交互に五度見した。
 付箋は失くさないようノートに即貼り付けた。

 一番前の席に陣取っていて本当に良かった。
 顔が真っ赤に染まってしまっても、
 それが見えるのは壮真くんと教授だけだ。]
 
(88) 2024/06/05(Wed) 21:01:30

【秘】 初波華音 → 秋月壮真



 [私も、壮真くんが
世界でいちばん大好き
]

  
(-42) 2024/06/05(Wed) 21:03:38

【人】 初波華音


[この場をお借りして叫び出したい気持ちを抑えて
 指先で小さなハートマークを作った。
 帰ったらめいっぱい……ううん、
 この講義が終わったら伝えに行こう。

 この先何度でも伝えてゆきたい気持ちを
 世界でいちばん愛しい君に。*]
 
(89) 2024/06/05(Wed) 21:04:32

【独】 初波華音

/*
えーんえーん田中さんもすきです(告白)
終わっちゃういやだああでも華音と壮真くんはこれからもっとたくさんいちゃいちゃするんだあ……・゚・(。>ω<)・゚・
(-43) 2024/06/05(Wed) 21:08:10

【独】 秋月壮真

/*
天才はりんと神……
全部の感想を書きたい気持ちはあるんですが
筆速的にもバタバタ加減的にも絶望的な状況……
華音ちゃんへの愛はロルに込められたと信じつつ
挨拶っぽい何かを書いてたらわあい華音ちゃんだ!!
うっかわいい……

↓挨拶っぽい何か
何を書いていただいても上手でかわいくて面白くて
自分もこんな風に書きたい書きたいって
ずっとなってました!!
村設定事故は申し訳なかったですがその分長く
ご一緒してもらえて幸せでした
かわいい華音ちゃんと出逢わせて下さって
たくさんの尊いロルをぶつけて下さって
ありがとうございました

え、過去形? 村本当に終わってしまうの?
何度も更新時間を確認してしまう 世は無常
とってもとってもたのしかったです.°(ಗдಗ。)°.

たくさんご迷惑おかけしてしまいましたが
よかったらまた遊んでやって下さいね
本当にありがとうございました……!
(-44) 2024/06/05(Wed) 21:08:15

【独】 秋月壮真

/*
うっうっ面倒な設定を反映してくださり感謝……
えーんお嬢様キャラだったのに声荒げてくれる
かのんちゃんんてぇてぇ.°(ಗдಗ。)°.しゅき
ハート!!!!
(-45) 2024/06/05(Wed) 21:13:05

【独】 初波華音

/*
全部の感想を書きたい気持ちはあるんですがりんとも以下略
本当にいくら感謝してもしきれないくらい
たくさん愛していただいてしあわせな毎日でした……
華音ちゃんは大変な果報者ですし、りんとも幸せ者です
ながれんしゃんと壮真くんが
たくさんかわいいって褒めてくれるから
華音ちゃんは可愛くなれました( ;ᯅ; * )
愛しぢからがつよい……!!てんさい!!!
壮真くんとなら暗転にも挑戦したいと思えました ないしょですよ
壮真くんが弾いてくれる華音が…… それ以上言うな


前々からながれんしゃんとペア組んでみたかったので
お誘いいただけてとっても嬉しかったです!!
ハプニングの分長くご一緒させていただけたのも
完全に役得でした……!!
底抜けにかっこいいのはもちろんのこと
可愛さ愛おしさも併せ持つ
魅力溢るる壮真くんと出逢わせてくださって、
お忙しい中たくさんの尊い素敵ろるを返してくださって
こちらこそ本当にありがとうございました!!:;(∩´///`。∩);:

ほんとにとってもとっても楽しくてまだ村閉じを信じたくないです……うそだろ…………
また遊んでやってくださいね!!!ぜったいですよ!!!!!
(-46) 2024/06/05(Wed) 21:31:43

【人】 秋月壮真

 
[飴、喜んでくれたみたいだ。

 花が咲くようにかわいい華音。
 きみだけが俺の音楽に、人生に、彩りをくれる。

 仕事は引き受けて良かった。
 
でも教授は見たら殺す。

 
(90) 2024/06/05(Wed) 21:35:36

【人】 秋月壮真

 
[指でなにかサインを送ってくれてる。

 あとであれなんだった? って訊いてしまう
 世間知らずで空気の読めない自分だけれど。
 
前に生放送でやったの間違えてた……。

 
ハート送ってくれたのすごくうれしい。


 沢山失敗を犯してしまう自分だけれど。

 きみへの愛では誰にも負けない絶対の自信がある。

 悪いところは治していくので、
 今後一生よろしくお願いします。**]
 
(91) 2024/06/05(Wed) 21:36:17

【独】 秋月壮真

/*
ひーんもどってこれたらかけるだけでもかきたい
えっ暗転いいんですか今度しましょう(そこだけ反応するな**
(-47) 2024/06/05(Wed) 21:39:52
秋月壮真は、/* 付箋すぐノート貼ってくれたとこめちゃめちゃすきです!!!!**
2024/06/05(Wed) 21:40:38

【人】 初波華音


[ころころ。
 口内で転がすキャンディが甘い。
 しあわせの味がする。

 一粒目は空腹感を紛らわせる為にすぐ頂いて、
 二粒目はもったいなくて大切にポーチにしまった。
 今日の講義も面白かったな。ただ、
 どうしても壮真くんの方へ視線が向いてしまうこと
 あの教授にはぜんぶお見通しだった気がする。

 え? さっきのサインは何かって?
 そういえば生放送の時のソウマくんは
 違う方法でハートを作ってたっけ。
 あのハートも尊くて可愛かった。だいすき。
 あれも間違いじゃないよ?
 教授の前では流石に憚られたってだけ。

 もう一度、両手それぞれの指先で
 解説しながらハートを作って君にはにかんだ。]
 
(92) 2024/06/05(Wed) 22:47:26

【人】 初波華音


[私にも間違えてしまうことは沢山ある。
 失敗しちゃうことだって幾らでもある。
 すべて自分が正しいなんてぜんぜん思えない。

 だから壮真くんも、
 嫌だな、悲しいなってことが
 もしあったら教えてほしい。
 知らないまま、気付けないままの私でいたくない。
 落ち込んでしまう日には励ませる私でいたい。

 閉じ込められたときには心底焦ってしまったけれど
 ……そんなにも想ってくれてたんだ、って
 嬉しかったのも本当の気持ち。
 私にとって特別な思い出には違いない。
 初めて壮真くんに出逢えた日だから。

 次の誕生日には、一緒に
 ラザニアを焼いてくれるかな?
 パスタ生地と具材を重ねる作業なら、
 君にもできるはず。]
 
(93) 2024/06/05(Wed) 22:48:07

【人】 初波華音


[壮真くんの奏でるピアノだけが、
 私を世界に繋ぎ留めてくれて
 ひたむきにピアノに向かい続ける君が
 私の世界を拡げてくれた。

 ソウマくんのファンになったきっかけについて
 もし正直に話したら、ともすれば
 優しい君を心配させてしまうかもしれない。
 でも聴いてほしい、君にしか言えない。
 情けなくてみっともない私も知っていてほしい。

 きっと君は、そんな私も
 受け止めようとしてくれるんでしょ?
 私だって君への愛だけは
 誰にも負けない絶対の自信があるの。

 好き。大好き。愛してる。
 末永く一生よろしくお願いします。

 ……言葉だけじゃ、うまく伝えきれないな。]
  
(94) 2024/06/05(Wed) 22:48:37

【秘】 初波華音 → 秋月壮真



   ……壮真くん、
   少し屈んでもらってもいい?


[帰り道、口に含んだ三粒目
 しあわせの味を君と分けよう。*]
 
(-48) 2024/06/05(Wed) 22:48:46

【独】 初波華音

/*
一句……(??)

壮真くんがくれた付箋はお家に帰ったら
華音の秘蔵壮真くんノートに強力テープのりで貼り直した上で
文字が消えないようにラミネートされます

暗転今度してくださる:;(∩´///`∩);:がんばりますやさしくしてください(?)
(-49) 2024/06/05(Wed) 22:52:37
初波華音は、/*教授さえ殺そうとしてるのほんとすきすぎる……(ダメだよ?)**
2024/06/05(Wed) 23:16:44

【人】 秋月壮真

 
[どんなきみも受け止める。
 きみが自分をそうしてくれた様に。

 そこは当然として、
 自分の課題は彼女を害する存在に対して
 抱いてしまう加害性である。
 脳筋というか単細胞というか。

 きみの家族は大切にしなければ
 ならないと思うのだけれど、ううむ。]
 
(95) 2024/06/05(Wed) 23:54:04

【秘】 秋月壮真 → 初波華音

 

  ……? うん


[少し屈んでも、きっと届かなかった。
 身長差が大きく自分には想像力が足りない。
 もう少し屈んで、さらに屈んで、
 ふたりの影はやっと重なったんだろう。
 その幸せの形もきっと、ハートだった。**]
 
(-51) 2024/06/05(Wed) 23:54:28

【独】 秋月壮真

/*
ネテロ会長のハートも間違いじゃないわあい!
秘蔵ノートがきになります!!
ラミネートが流石ですね 愛
(-50) 2024/06/05(Wed) 23:57:13
 




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