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【秘】 →もらったばっかりの名前を添えると、 すごく特別な気持ちになった。 それから少しずつ、毎日の出来事や 体験してる不思議を共有していった。 国語のノートは先生に見られちゃいけないから、 別のノートを探して、やり取りを続けた。 まるで秘密の交換日記。 わたしに起こる不思議も、 次第に楽しみなものになった。 (-99) 2023/02/12(Sun) 18:08:49 |
【秘】 →特別で、不思議で、大好きなお友達。 周りにはやよいちゃん≠チて呼ばれても 彼女だけがわたしをはづきちゃん≠チて わたしだけの名前で呼んでくれたの。** (-100) 2023/02/12(Sun) 18:09:00 |
【秘】 →私にできた秘密のお友だち。 私は、彼女をはづきちゃんだと疑わなかった ううん、本当の名前があったのだとしても 彼女がまさかやよい≠ナあるなんて これっぽっちも思わなくて ──── それがどれだけ残酷なことなのか 私は、知ることもなく生きてきた (-102) 2023/02/12(Sun) 19:12:33 |
【秘】 →秘密の交換日記には互いのことを書いた 今日起きたこと、今日見聞きしたこと。 わからない宿題のプリント、 はづきちゃんに聞いてみようとしたけれど どうやらはづきちゃんにもわからないようで 空けておいた空欄は、空欄のまま残ってた そんなこともあったな。 (-104) 2023/02/12(Sun) 19:12:58 |
【秘】 →どうやら、私が不思議な感覚に陥ってる間、 はづきちゃんが私の代わりをしているのだ、 そう気づいたのは、小学生も高学年になったあと 友だちは相変わらずあんまりいなかったし 親戚の家も居心地はよくなかったけれど 私には、はづきちゃんが居たからがんばれた。 私に起こる不思議を、 今か今かと待つ私がいた そんな時には犬のぬいぐるみを抱きしめて どうか奇跡が起こりますように、って。 目が覚めると、猫のぬいぐるみを抱いていたから それもなんだか不思議のひとつだったけど やがてノートがスマホのメモに変わっても、 私たちの不思議は、変わらなかった。 (-105) 2023/02/12(Sun) 19:13:15 |
【秘】 →不思議なことが起こらない日は、 私がはづきちゃんの代わりをするものなんだ、って 私たちが大きくなるうちに随分と理解していた。 (-106) 2023/02/12(Sun) 19:13:28 |
【秘】 →例えば日記には、 斜め後ろの席の愛智くんのことが書いてある。 明日は一緒に放課後勉強をする約束をした、とか 来週土曜日に図書館で待ち合わせ、とか。 はづきちゃんが、 日曜に、朔也くんとカフェに行く約束をしてることとか ほら、そういうことが綴られてることもあった。 私がはづきちゃんの代わりに行ったのに まるで「私と約束をした」みたいに接してくる不思議も なんとなくそういうものかな、って 気づかないふり。 (-107) 2023/02/12(Sun) 19:13:53 |
【秘】 →例えば高校に入って、 幼馴染と再会したときのこと。 こんなふうに、綴られている。 「 今日は、びっくりすることがありました。 高校で私の幼馴染だという子に出会ったの。 名前は、結城朔也くん。 といっても私、昔のことは憶えてなくて 朔也くんのことも、実はアイマイ。 雨なのに傘がなくって、財布を落として、 さらに道に迷ってたんだ。そんなことある? 今日は朔也くんが友だちになってくれたこと 私、とてもうれしかったんだ。 いつか、はづきちゃんのことも、 朔也くんに紹介できたらいいな。 やよい 」 (-109) 2023/02/12(Sun) 19:14:45 |
【秘】 →私は、彼からわたし≠ェ 花束みたいなキャンディと、 テディベアの小さなぬいぐるみを 受け取ったことを、知ることはできた? それともそれはふたりの秘密かな。 (-110) 2023/02/12(Sun) 19:15:22 |
【人】 愛智 哲弥― あれから、少しして ― [ 桧垣さんとは、テスト勉強の約束をしてから 勉強を教え合ったり、校内や外でも会うことが 少しだけ増えていたかな。 君の明るさ、優しさ。 時折、寂しそうにみえる表情すら、 俺にとっては愛しくて、時間を重ねる度に 君への想いは強くなっていくばかりだった。 一人暮らししているって本当? 俺も同じようなものだけど。 そんな話をすることもあっただろうし、 理由を聞かれれば、両親が離婚したことや、 父と二人であることとか、妹がいて、 今でもよく連絡をくれることとか、 何でもないことのように軽く話しただろうね。] (98) 2023/02/12(Sun) 19:56:09 |
【人】 愛智 哲弥得意料理とかある? 俺は……炒飯とか、簡単やつ たまに揚げ物食べたくなるけど面倒で…… [ そんな他愛もない話をしたり、] 一人暮らしってことは、全部一人でしょ 大変だろうけど…… 無理はしないようにね 一人だからこそ、楽できることは楽しなよ? ちなみにこういうずぼら術が…… [ 心配をしながら、笑って、 君の役に立てたらとこっそり調べたことを教えたり、 そんな風に距離を縮めようとしていた。 でも、一人暮らしの理由については、 君から話をしなければ、聞くことはしなかった。] (100) 2023/02/12(Sun) 19:56:14 |
【人】 愛智 哲弥[ 踏み込んだことを聞いて、 君に嫌われるのが怖かったんだ。 今までそんな風に思ったことはなかったのに、 誰に嫌われても、好かれても気にしなかった。] (101) 2023/02/12(Sun) 19:56:16 |
【人】 愛智 哲弥― 夏祭り数日前 ― [ だから、俺は。 もう少ししたら、夏祭りという日。 宿題を一緒にやっていたか、登校日だったか。 もしくは、連絡先を交換していれば、 メールやメッセージで。] 今度ある夏祭りなんだけど、 もし他の人と約束したりしてなかったら、 一緒に……行かない? [ 頬がいつもより赤かったのは、 きっと、夏の暑さだけではない。 直接、会っていたのなら、もしかしたら 緊張で声が震えているのに、 気づかれてしまったかもしれない。 君と一緒に過ごす初めての夏。 勇気を振り絞って、君を祭りに誘った。 返事を待って、その答えを聞くのが 怖くて、でも少しだけ期待して―― 。**] (103) 2023/02/12(Sun) 19:56:21 |
結城 朔也は、メモを貼った。 (a9) 2023/02/12(Sun) 20:58:38 |
【独】 桧垣 やよい[ 私にその日≠フ記憶はない。 愛智くんと約束だった日、 私には残念ながら不思議なこと≠ェ起きたから 愛智くんに得意料理の話をしたのは、 ………はづきちゃん。 日記には報告があったと思うんだけど 会話の内容まではわからないから 私の知らないところで、 愛智くんと距離を縮めたはづきちゃんが ほんのすこしだけ、羨ましい。 ] (-116) 2023/02/12(Sun) 22:50:34 |
【人】 桧垣 やよい[ だけど夏祭り数日前、 愛智くんからメールが届けば、 きっと光よりも早く私はスマホを手に取って ] 行きたい。 絶対行く。 [ 考える間もなく、返事を返す。 愛智くんとの夏祭り、絶対楽しいに決まってる。 断る理由なんて、私には、なかった。 スマホを手に持ったまま、 私はベッドでごろごろと転がって うれしい、うれしい、と口に出す。 頬が熱い。 浴衣、持ってないな… そうだ、時間とか決めなくちゃ… 目を閉じて、微睡む。 この時がずっと続けばいい、そんな風に願いながら 私は、そのまま、眠りに落ちた。 ]** (106) 2023/02/12(Sun) 22:50:57 |
【独】 桧垣 やよい[ メールの履歴をわざわざ見たり、 愛智くんからの返事があれば気づくかもしれない。 だけど、私は日記に、 お祭りのことを書くのを失念していた。 それが、どういう影響をもたらしたのか、 私には、今は、わからない。 断る理由なんて、私には、無かった。 そう、私には、無かったんだ。 ]** (-117) 2023/02/12(Sun) 22:51:21 |
【独】 結城 朔也/* 結局HO4ちゃんに投げられてなくてごめんなさいをします……ごめんなさい…… HO2くんなら話せば二人を見分けられるかもというのは希さんから聞いてますが、二人が誤魔化そうとしてたら見分けられないな?と今思っています そしてPLが見分けついてないのがだめです (-118) 2023/02/12(Sun) 23:36:36 |
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