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【人】 狩人 レーヴタント人間の子。 魔族と比べれば、とても弱く脆い存在。 だけど、本当にいつも感心させられるんだ。 彼らの心は本当に強いと。 短い生を懸命に生きる姿は、美しいと。 (29) 2021/10/21(Thu) 23:38:40 |
【人】 狩人 レーヴタントそれから。 美味しそうに食べる姿を見ると、 苦労して、狩ってきた甲斐があるなぁと、嬉しくなる。 生きる糧を得る為に戦う。 喜んでくれる人たちの為に戦う。 誰かが危険な目にあっているなら戦う。 それが、俺が戦う意味だった。 あとは、ゆるりと楽しく生きるんだ。 眠い時は眠って、笑いたい時に笑う。 泣くことは殆どないし、怒ることもあまりないけど。 自由気ままに、何にも縛られない。 それが、俺だ――** (30) 2021/10/21(Thu) 23:38:42 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/10/21(Thu) 23:56:09 |
【人】 魔族 ラク・シャサ[ 偶然ですね、と喉まで出かけた言葉は どうにか胃の腑へ押し返し。 飾り気のない誘いの言葉に、だらしなく 緩みそうになる頬を引き締めて、微笑んで頷いた。 ] (32) 2021/10/22(Fri) 17:14:24 |
【人】 魔族 ラク・シャサもちろん、喜んで。 綺麗なお嬢さんのお誘い、断ったりしたら バチ当たるわぁ。 [ へらりと戯けて、示されるがまま日陰のベンチへ。 龍眼水に興味を示される彼女に肩を並べて 屋台を覗く。 購入しようとする彼女の手を静かに押さえ、 暗に己が、と伝えれば遠慮されるだろうか。 どちらにせよ女性に支払いを任せるような 格好の悪いことさせんといてくれますか、と くすくす笑って半ば強引に 支払いを済ませてしまうのだけれど。 ] (33) 2021/10/22(Fri) 17:16:03 |
【人】 魔族 ラク・シャサ[ 両手に二人分の龍眼水を手に、ベンチに腰かければ ひとつを手渡そう。 まずは眩しそうだと日陰を選んでくれた、 さりげない優しさに礼を伝えて。 ] あぁ、気遣わせてしまって申し訳ない。 俺は、見ての通り魔族でね。 昼の光が強くて、眩しくて見えづらい。 日陰ならいくぶんマシで、助かりました。 (34) 2021/10/22(Fri) 17:17:47 |
【赤】 魔族 ラク・シャサ[ もともと日の光の下では見えづらかったのだから。 額から流れる血が目に入って赤く染まる視界は もうどうでもよかった。 瞼を閉じれば、宝石のような葡萄色が 手に取れるように鮮やかに描けるから。 ] (*14) 2021/10/22(Fri) 17:21:14 |
【赤】 魔族 ラク・シャサ[ 大人しく言うことを聞いて、種族の繁栄にでも とっとと励んでいれば この世界を蝕む悪夢から、護るための手を ひとつでも増やすことが出来たのだろうか。 早く嫁をもらえ、と会うたびに口から炎を 吐いていた母を思い、微笑う。 母の言うことに反発するだけで、何ひとつ 孝行らしいこともしてやれぬまま、 この手で屠った、母のことを。 愛しんでくれた恩を返すこともなく、 かつて母だったモノの首を切り落とした時の ぐにゃりとした肉の感触が、 いつまでも、いつまでも手に残って。 ] (*15) 2021/10/22(Fri) 17:23:27 |
【赤】 魔族 ラク・シャサ[ レーヴは、どうしているだろうか。 俺のことはもう、どうでもいいと思った。 生き延びてほしい、一人でも多く。 それから、 ほんの銅貨1枚で頼めた義理もないのだけれど。 足りへん分は、ツケでなんとかひとつ、 助けてやってくれへんかなぁ、と 自重気味に呟いて、嗤う。 ] ─── ……ユーラ、 [ 口に出して名を呼べば、吐息と共に 焼けるような赤が、口端から溢れて 蛆のように黒く変色した痣を染めた。 ]** (*17) 2021/10/22(Fri) 17:31:59 |
【赤】 狩人 レーヴタント創造主様が、守ろうとしてくれている。 だというのに、生きる気力が湧かなかった。 そんなことを思っていたから 罰が当たったんだろうな。 銅貨1枚分の奇跡だって。 本当は、貰えたかもしれないのに。 (*18) 2021/10/22(Fri) 21:20:24 |
【赤】 狩人 レーヴタント「 休む暇もないってぇのは、 こ〜いうことなんかねぇ、鬱陶しい 」 陽が落ちるにつれて、 あたりはジリジリとした不快な音が多くなり、 迫る気配に飛びのきながら、愚痴をこぼす。 疲れたと、血反吐を吐いても、身体は勝手に動くんだ。 だけど、そう。 何かぬめるものを踏んでしまって、 身体がぐらりと、傾いた。 ぐ、と小さく呻いたところで、 腹に、胸に、痛みが走った。 (*19) 2021/10/22(Fri) 21:20:28 |
【赤】 狩人 レーヴタント「 ッ、ぐ……かッ、 」 焼けるように熱く、痛む。 そして、何かに浸食されているような気配に、 嫌な汗が、額から流れ落ちる。 (*20) 2021/10/22(Fri) 21:20:30 |
【赤】 狩人 レーヴタントそう思ったら、悔しくて。 気づけば、呪文を唱えていた。 今までで一番強い炎の魔法。 「 」 声にならない叫びの中で唱えれば、 周囲総てを炎に彩って、すべてを 燃 やし尽くして。 (*22) 2021/10/22(Fri) 21:20:34 |
【人】 夢見がち ユーラやはり、ラク・シャサ様は魔族の方なのですね。 先ほどから眩し気な表情をされていたので。 わたくしも木陰で休めたらな、と思っていたので どうぞ、お気になさらないでください。 [ 赤の瞳は魔族の証。 そう、わかってはいたのです。 どうしてでしょうね、見間違いかもしれない などと、あり得ないことを考えていたのは。 ] (38) 2021/10/22(Fri) 22:38:55 |
【人】 夢見がち ユーラ昼間ですけれど、創生祭にいらっしゃったのは 祭りを楽しむ以外に、 何か約束などがあったりしましたか…? [ 逢えたことが嬉しくて、 ついお誘いしてしまいましたが 誰かとお約束があったのだとしたら 邪魔をするわけにもいきませんから。 優しい方に気を遣わせていないか、と 確認するように聞いてみました。 ] (40) 2021/10/22(Fri) 22:40:00 |
【赤】 夢見がち ユーラ[ もう、自力で身動きを取ることすら難しい。 逢いたいと願う人にすらあえなくて それでも、 それでも―――― ]どうか…… [ 歌にならない音が小さく響くのです。 祈りのような、ただの願望のような。 光の柱まで行くことはもう自力では叶わない。 だとしたら、私はただ願いましょう。 一人でも多く、生きて欲しい。 すきなひとに、いきてほしい、 と。 ]** (*24) 2021/10/22(Fri) 22:41:18 |
【置】 劇団員 テオドール暗闇の中、美しい歌声が響いてきます。 それは誰もがどこかで聞いたことのある 歌い継がれる、古い民謡でした。 夢は遠く紡がれ続け 調べは流るる水のように伝う 命の灯 時の砂時計 忘れられない想い出を ─── 声は優しく、慈しむような響きだというのに どこか寂しい気持ちをも抱かせるような。 (L0) 2021/10/22(Fri) 23:24:45 公開: 2021/10/22(Fri) 23:25:00 |
【置】 劇団員 テオドールぱっ、と点ったスポットライトの下に、一人の女。 俯いていた顔を上げて、力強い瞳を観衆に向け。 壮大なオーケストラが鳴り始めます。 これより始まるのは、東の地の島国から 連れ去られてきた歌王と ただの街人でしかなかった人間の。 種族を超えた、知られざる愛の話。 (L1) 2021/10/22(Fri) 23:29:40 公開: 2021/10/22(Fri) 23:25:00 |
(a2) 2021/10/22(Fri) 23:31:24 |
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