
![]() | 【人】 お天気お姉さん明日は曇りで、降水確率は午前40%午後40%です。 ところによりにわか雨が降る恐れがありますので、傘の準備があると安心です。 (0) 2025/10/23(Thu) 12:00:00 |
![]() | 【人】 イウダ[旅先のホテルでの一夜はまた別の話として―― 翌朝はホテルのバイキングを楽しんだ。 事前に聞いていたゆず風味のおかゆが胃に優しいと思いつつ 他にも出し巻き卵やさんまの塩焼きや煮物などがっつり 取ってしまったので胃に優しかったかどうかはわからない。 本場の地物野菜は朝採れのものを使用しているというだけ あって、にんじんの赤味も鮮やかで大根も瑞々しかった。 帯で締めるので一応これでもセーブしている。 浴衣は経験があるが、着物となると初めてだ。 卯田家は七五三もスキップしているので記憶だけではなく 実績も存在しない。] (1) 2025/10/23(Thu) 21:39:04 |
![]() | 【人】 イウダ[女性と男性は当然着替えがあるので別の場所に案内される。 男性は2階らしい。 男性用はカラバリも限られているからそんなに種類はない だろうと思いきや、結構あって面食らった。 無地着物だけではなく半身変わりのサイケデリックな デザインやデニムで出来たものもある。] 彼女が選んだものと合うものを選びたいんですよね。 ……っつっても今聞いたら後で見た時の感動が薄れる 気もするしな……。 [悩んだ結果、あまりに浮くようなら羽織で中和すれば良いと 思い立ち、直感で気に入ったものを選ぶことにした。 一見グレーにも紫にも見えるその生地は色分類としては 紫らしい。 無地ではなく鮫小紋といって細かい粒でできた模様が 鮫肌のように仕上がっている柄物の着物だった。 そこに焦げ茶色の結城紬の角帯を合わせる。 羽織は一度着てから紫亜の気付け姿をスタッフに見て もらい、浮かない色を選んでもらうことにした。] (2) 2025/10/23(Thu) 21:39:18 |
![]() | 【人】 イウダ[結果的に白に近いグレーの羽織を選ぶ。 羽織紐はこっそり持参したものを。 彼女の誕生石であるアメジストをあしらったものが あったので、足袋と肌着を買うついでにカートに入れて おいたのだ。 返す時に此方は回収するのを忘れないようにしないと。 着付は当然男性の方が早く終わる。 オプションはつけていないので追加料金は発生しないし、 紫亜の支度が終わるまではロビーで待たせてもらった。 そして] (3) 2025/10/23(Thu) 21:39:40 |
![]() | 【人】 イウダ……へえ。 浴衣とは全然違うな印象が。 あー……ごめん、可愛い以外もっと上手く言えれば いいのに、可愛いで頭がいっぱいだわ今。 [出てきた彼女はレースのふわふわ感といった洋装の テイストも混じった装いで、それでも洋服とは明らかに 異なる美しさを纏っていた。 帯揚の代わりに用いられた兵児帯が文庫結びの濃茶の 半巾帯の上で大輪の花のように結ばれていて可愛らしい。 髪飾りに選ばれた色味に目を細めた。 何も打ち合わせをしていなくても、取り入れる色が 一緒なのが嬉しくて。] 後ろが可愛いから上着を着たら隠れるのが勿体ないな。 でも寒いなら羽織があった方が良いし…… 寒くないか? [店内は暖房は効いていない。 卯田は慣れない着付けで寧ろ暑さも感じているが 彼女はどうだろう。*] (4) 2025/10/23(Thu) 21:39:55 |
![]() | 【人】 オルテイシア[洋服のとき以上に感じる布の重さや身体へのフィット感。 少し動くだけでも身体を纏う生地は反応する。 ほんの少しだけ動きづらく感じる感覚を面白がりながら 借りた巾着を手に待合へ赴くと一足先に 準備が整っていた彼が出迎えてくれていた。] わあ……、格好いい。 似合いますね、基依さんっ。 [慣れていない下駄はいつもより歩幅も小さい。 おまたせしました、と歩み寄ると彼からも感想が。 シンプルな賛辞にはにかんで、 お披露目するように着物の袖を掴んで広げる。] 似合いますか?良かった。 色合いも素敵ですね、深いグレー……? [にも、見えるけれど深い海の色にも見える。] (5) 2025/10/23(Thu) 21:58:12 |
![]() | 【人】 オルテイシア着物、たくさん可愛いものがあって すごく悩みました。 基依さんと同じ色があって嬉しいです。 [ふにゃん、と早速目元が緩んでしまう。 彼が気にかけてくれた帯に、自身の背中を 振り返るようにしながら、気遣う声に微笑む。] はい、ありがとうございます。 日中は温かいし、大丈夫だと思います。 歩いていると、熱くなるかなって。 ……あ、一応ストールは用意してきました。 危ない、忘れるところでした……っ [彼の声にはっと思い出したあとすぐに戻り、 手元に毛糸で編まれた上のストールを手に戻る。] (6) 2025/10/23(Thu) 22:04:07 |
![]() | 【人】 オルテイシア寒くなったら、羽織りますね。 今はこっちがいいな。 [そっと手を伸ばす。 昨夜は手を繋ぐよりもずっと近い距離にいた。 手のひらで彼の温度を感じると思い出してしまいそうで、 少し心臓の音が早くなった気がした。*] (7) 2025/10/23(Thu) 22:06:32 |
![]() | 【人】 イウダ[女性は着付けの際にかなりアイテムを使用するのだというのは 旅行前に調べていて知ったこと。 今回のレンタルでは腰紐やウエストベルトも含めてのセット だが、自前で着る際には長着と襦袢と帯だけではなく 着付け小物も揃えないといけないのだから、成程金のかかる 趣味だ。 そうした小物であちこちを締められているからか、 紫亜の足取りは少しぎこちない。 草履は荷物になるからと準備しなかったが、やはり履き慣れて いない分、歩きにくそうだ。 つまり、手を繋いでゆっくり歩く機会が与えられたということ。] おー、自分でも結構しっくりくるなって思ってた。 店で着ようかな。襷して和服で料理してる俺。 店の世界観とはちょっと合わないかもしれないけど。 [褒められて謙遜しないのが卯田である。 それに感化されたのか、紫亜もはにかみながらも賛辞を 受け止めてくれるようになったのが嬉しい。] (8) 2025/10/23(Thu) 22:30:04 |
![]() | 【人】 イウダこれな、すっごい近くで見るとわかるんだけど、 すっげー細かいドットで染められてんだよ。 遠目から見たらグレーっぽいけど、ドットの一粒一粒は 紫。面白いだろ? [ニヤリと口角を上げる。 いつだって思うのはふたりの色。] ストールか。なるほど、それなら帯も隠れずに 防寒にもなるし、着物も洋風だから違和感ないな。 [用意の良い彼女に感心する。 選んだ着物がもう少し伝統よりの保守的なものならば、 上着はやはり羽織や道行コートの方が合うのだろうが、 半衿もデザインが凝っているのでストールと合いそうだ。 手を繋いで店を後にする。 さあまずはどこに向かおうか。*] (9) 2025/10/23(Thu) 22:30:19 |
![]() | 【人】 オルテイシア[小股で歩き出すのを見た彼が、気づいて 手をしっかりと握ってくれる。 歩幅をいつもよりも緩めていくれていることに 見上げて、感謝の代わりに笑みを向けた。] 和服で働く基依さん? 男の人の襷って格好いいですよね。 羽出くんもすごく似合いそうです。 ……あ、でも一番似合いそうなのは七隈さんかも? ふふっ、お客さんですけど。 [くすくすと彼の職場のレストランが 和風になっている姿を想像して思い浮かべながら。 着物の説明に移り変わっていくと、 興味深そうに彼の生地を見つめた。] (10) 2025/10/23(Thu) 22:48:52 |
![]() | 【人】 オルテイシア細かいドット、ですか? ……わあ、本当。 教えてもらわないと、分からなかったかも。 ……なんだか嬉しいですね。 [顔を近づけてみると、一粒一粒は濃い紫。 わあ、と感嘆の声を上げて彼が取り入れてくれた 自身の色に目を細める。 彼が褒めてくれたストールは繋いだ反対の手に。 繋いだ手は軽く揺らして重みを確かめ 古都の散策へと赴く。 仏閣巡りに、甘味巡り。 どれひとつをとっても、きっと楽しい思い出になる。*] (11) 2025/10/23(Thu) 22:49:01 |
![]() | 【人】 イウダ[結構冗談で言い始めた和服でSASANKAに立つ想像に 思いの外食いつきが良い。 常連客が一番似合うという意見には笑って「あの貫禄には 流石に敵わねぇな」と白旗を上げた。 実際にするにはそれぞれの意向もあるので難しいだろうが 正月明け最初の営業日に卯田がグレーの着物で黒の ギャルソンエプロンさえつければ店のドレスコード的には 外れていないので、あの店長なら許してくれそうな気がする。] (12) 2025/10/23(Thu) 23:54:04 |
![]() | 【人】 イウダ[模様を見るという名目があるので、店内の衆人環視の中 彼女が胸元に顔を近づけても堂々としていられる。 着付けの最中に教わったばかりの「小紋」という柄について 受け売りを披露してみたり。] 「厄除け」「魔除け」の意味があるんだってさ。 着てるだけで何か強くなった気がする。 [お守りを全身に纏っているような。 でも神仏の加護がかけられた実際のお守りではないので これから色々仏閣等を回っても加護同士がぶつかることは ないだろう。] (13) 2025/10/23(Thu) 23:54:31 |
![]() | 【人】 イウダきっと歩いてる内に疲れて来るだろうから、 歩ける内に時間がかかるところを見た方が良いな。 城とか寺とか。 寺はここから徒歩圏内だけど、城ならタクシーか。 寺までゆっくり歩こうか。 [提案したのは、徒歩圏内にある大きな寺だ。 法要や祈祷も行われるが仏前式の取り扱いもあるらしい。 仏前での結婚式はあまり馴染みがないのでこの機会に 少し知りたい気もする。 だが、城内を回るのに2時間はかかるという城の方も 歩ける内に見て回りたいような。 途中でギブアップしてもそこでタクシーを呼べないので。 それは紫亜の足の具合次第だ。**] (14) 2025/10/23(Thu) 23:54:50 |
![]() | 【人】 オルテイシア[予定にない想像を膨らませて古都の街を歩き出す。 白旗を上げた彼に笑い声を立てる。 実際に和風”SASANKA”で彼が和装で出迎える機会が 訪れたなら、初めてSASANKAの扉を彼が開いたときのように 落ち着いてはいられないだろう。] 厄除けと魔除け? 柄に意味があるんですね、……素敵。 何気ない服にそんな効果があるんだって思えると 確かに強くなった気になりそうです。 ゲームの中の勇者の装備、みたいな……? [昔に兄がやっていたゲームの中には、勇者や僧侶、 踊り子や魔法使い、とたくさんの仲間達がいた。 新しい鎧を買うのにテレビ画面の前で はしゃいでいたのを思い出して、 着物の柄も同じもののようだと納得がいく。] (15) 2025/10/24(Fri) 9:42:06 |
![]() | 【人】 オルテイシア[ルートの相談に提案した彼のものに頷き スマートフォンに手を伸ばす。地図で確認しながら 頭の中で距離感を図るために。] あっ、そうですね。 遠いところから足を伸ばして、 最終的にお店に戻ってくるほうがいいでしょうか。 お寺は近くだから……、 タクシーを拾う前に足を向けられそうですね。 お参りは午前中がいいとも聞きますし 行ってみましょうか。 [彼の想定の中に仏前式があることはまだ気づかずに 笑って提案に乗り、お寺の方向へと足を傾ける。 彼の想像することを自身が意識し始めるのは、 その後になるのだけど。*] (16) 2025/10/24(Fri) 9:42:20 |
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