人狼物語 三日月国


215 灰色うさぎと紫うさぎの雨宿り

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視点:


プロローグ

【人】 常連客 エレーネ


 雨、どんどん酷くなってるみたい。
 卯田さんって此処からおうち近いんですっけ?
 帰れなかったら泊めてくれます?

 ――なんて、ね。
(0) 2023/06/16(Fri) 19:51:56
村の設定が変更されました。

到着: イウダ

【人】 イウダ


 あ〜引っ越したんすよね俺。

 てか雨ヤバそうだし、タクシー配車ご希望なら早目に言ってくださいね。
 店と提携してるトコとはいえ、この雨じゃすぐに回せないかもしれないんで。


[プライベートの情報は最小限に。
タクシーの話題を出して「お誘い」を回避する男の笑顔に隙はない。**]
(1) 2023/06/16(Fri) 19:59:08
到着: カノン

【人】 カノン


 何ナニ卯田さん引っ越したの?
 ファンからストーカーに遭ったとか?

[別の常連客が横から会話に加わる。
内容は先程の客の無遠慮な誘いを当て擦るようなもので、その場の空気は一瞬ひりついた。]
(2) 2023/06/16(Fri) 20:09:05

【人】 イウダ


 そんな芸能人じゃないんだから。
 
 加納さんも帰り気を付けてくださいね。
 店も今日は早じまいになりそうですし。

 ねー店長?


[奥を伺う。
ラストオーダーのコールが程なくかかるだろう。]
(3) 2023/06/16(Fri) 20:14:46
到着: オルテイシア

【人】 オルテイシア

 
  ♪〜


[くるり、くるり。傘を回して夜道を歩く。

 仕事が終わった後、一度家に帰宅し、
 家事を終えた後に窓の向こうを見れば、
 雨がちらついていた。

 その日、雨が降るなんて朝は話題にも出ていなくて、
 自身よりも少し遅れて家を出た彼のことを思った。

 きっと、傘を持って行っていないだろうから。
 季節は温い温度になってきたとはいえ、
 雨に降られたら体調を崩してしまうかも。]
(4) 2023/06/16(Fri) 21:03:17

【人】 オルテイシア

[そう思ってお風呂から上がった後だというのに、
 薄付きのメイクをし直してから、傘を持って
 閉店間際を狙ってSASANKAまでの道を行く。

 雨だとしても、くつろいだ後だとしても、
 愛しいあの人を迎えに行くのだと思えば、
 苦になんて全然ならない。

 寧ろ、突然お邪魔して働いているところを
 覗いて驚かせようなんて魂胆も、少し。

 店の窓は雨に濡れていて少し見づらかったか。
 中は少し分かりづらかった。
 扉を開いたら、カランとドアベルが鳴る。]

 
  こんばんは〜?


[この時間帯にお客はさすがに来ないだろう。
 けれど、中にはまだちらほらと来客があるようだ。]
(5) 2023/06/16(Fri) 21:04:21

【人】 オルテイシア

[入ってすぐ一番に、あの人の姿を探してしまう。
 背も高い人だから、フロアに居ればすぐに分かる。

 姿を見つけて、接客中だということに気づいたら、
 今はすぐには声をかけずに。
 そうしていたら、すぐに顔見知りのスタッフが
 気づいてくれただろう。]

 
  フーくん、こんばんは。
  もうすぐ、お店終わりそう?


[唯一年下であるスタッフの姿が見えたら、
 ひらひらと手を振って挨拶を。……しながらも。

 今日は、なんだか、女性客多くないですか?
 と、気になる質問は飲み込んで。*]
(6) 2023/06/16(Fri) 21:04:50

【独】 オルテイシア

/*
お風呂上がって髪の毛乾かすのもおざなりに
入村分だけ落としに来ました。

久しぶりの基依さん〜〜〜〜。おがむ……。
(-0) 2023/06/16(Fri) 21:07:06

【人】 イウダ

[ベルの音でわかるようになった。
――と言えたら良いのだが。

「来る」とわかっている日はその時間帯の予測込で当たる
ことも多いが、そうではない時には仕事への集中も相俟って
気づかないことが往々にしてある。

それでもその声は店内が騒がしかったとしても聞き逃さない。>>6
声を掛けられた同僚から、水のサーブの役を奪って。]


 雨が酷くなって電車が止まりそうなんだと。
 だからそろそろ店じまい。


[彼女に敬語を使わないのは以前から。
客である以前に中学生の時からの知り合いなんだと
知っている客は多い。
「それ以上」であることは特に吹聴はしていないが――

何せプロポーズも店内でした男だ。
此方の情報もそれなりに知られているだろう。]
(7) 2023/06/16(Fri) 21:31:15

【人】 イウダ


 
傘、持って来てくれたんだろ?サンキュな。


[遅い時間に彼女が態々来てくれた理由は察しがつく。
ただ、まだ自分は「店員」の顔をしていないといけないので
礼は小声に留めた。

客の中には知らない人もいる卯田の恋人の存在は、
店長を始め同僚には知れ渡っている。
こんな天気だ、閉店業務の間にバックで待ってもらうくらいの職権はお目溢しして貰える筈。]
(8) 2023/06/16(Fri) 21:36:20
村の設定が変更されました。

【人】 オルテイシア

[接客中の彼の視線が、一瞬此方に向いたような気がした。
 元ホール担当だけあってドアベルの音には
 敏感なのかもしれない。
 それが自身への意識が向いているものだとまでは気づかない。
 けれど彼はいつも、すぐに私のことを見つけてくれる。

 話し終えた彼が近づいてくるのが見えたら、
 自然と表情は糸が瞬く間に解けるみたいに綻んだ。
 
 おつかれさまです、と労いの言葉を添えてから。]


  わ、電車も止まりそうなんですね。
  確かに、すごく降ってて、
  レインブーツじゃないと足元も濡れちゃってたかも。


[足元を見せるようにスカートを少し持ち上げれば膝が見える。
 その下はベージュのレインブーツだ。
 歩けばキュ、とイルカみたいに鳴く。]
(9) 2023/06/16(Fri) 21:59:11

【人】 オルテイシア

[潜められた声には、ゆるく首を振った。]


  ……ううん、迎えに来たかったから。


[こちらも声を少し潜めて、笑う。
 電車も止まる程の雨なら店じまいにもなるだろう。
 
 こんな雨の中、こんな時間に店に訪れる客に、
 先程、彼と話していた客の視線が刺さる。

 なんだか、視線が鋭いような。
 少し居た堪れないながらも、
 気になるのはこちらも同じで。
 彼の背中越しに見える人影に時々視線を向けながら。]


  えっと、店じまい、だったら。
  もうすぐ終わりそうですか?

  何か飲み物頼んで、
  閉店まで、ここで待ってますね。


[閉店まではお店に居て、眺めていたいなんて。
 言ってもいいのかな?*]
(10) 2023/06/16(Fri) 22:00:02

【人】 イウダ

[ファッションに疎い卯田は、着道楽の紫亜とつきあって初めて
「長靴」以外に水を弾く靴があることを知った。
今日見せてくれたベージュのレインブーツなど、
雨の日の、それも夜遅くに恋人を迎えに来る為だけの外出でも
気も手も抜かないところが愛おしい。
見つめる瞳が「ふ」と一瞬恋人の甘さを帯びる。]


 万全の支度だな、流石。


[卯田の方は普通の靴だから、帰ったら干す羽目になるだろう。
こういう事態に備えて今後は店のロッカーに長靴を置いておくべきかもしれない。]
(11) 2023/06/16(Fri) 22:13:40

【人】 イウダ

[嬉しい、と呟く声までは小さく。

女性客の視線には気づかない振り。
今いるのが紫亜の前でなくとも、
女性客から他の客に向けた嫉妬の視線を受けるのには覚えがある。
振り返ったりフォローしたりするのは
相手に気を持たせることになるからしないのが卯田のモットーだ。

多くの客に対し気安い態度で接する店員だが、
特別扱いはたった一人にだけ。]
(12) 2023/06/16(Fri) 22:13:59

【人】 イウダ


 そう、いつまでもオーダー取って
 お客さんが帰れなくなっても困るだろ?

 何飲む?
 雨で身体冷えてるならホット?
 ホットが熱すぎるならアイスにならない程度に冷まして提供しようか。


[食事を頼まないのは、もう食べた後だからだろう。
一緒に住むようになって、賄いを遠慮することも増えた。

今日の飯は何かななんて内心は顔に出さない。
料理が好きで生業にしていても、
恋人が作ってくれる料理は格別に美味いのだと
日々噛み締めている。*]
(13) 2023/06/16(Fri) 22:14:15

【独】 オルテイシア

/*
レインブーツをこんなに丁寧に拾ってくれる人おる?????
好きがすぎる。
(-1) 2023/06/16(Fri) 22:29:22

【人】 オルテイシア

[足元に落ちていく視線が濡れたレインブーツを捉える。
 顔を上げた瞬間、レンズの奥で瞳が緩んで弧を描く。
 その不意の微笑みにどきりとした。

 お付き合いしてからも、同棲してからも。
 それなりに月日は経ったというのに、
 未だにそんな一瞬、一秒に心を奪われる。

 褒め言葉にはにかんで、此処が店内でなく家ならば、
 お披露目するみたいにくるりと回ってみせたかもしれない。]


  ……えへ、実は使い所を考えてました。


[ちょん、と舌を出して悪びれずに笑う。
 もちろん、迎えに来たかったのが一番の理由。
 プラスアルファ、着道楽故にあまり出番のない
 レインブーツを履いて見てほしかったのも理由の一つ。

 彼の前ではいつでも愛らしくありたいから。
 そう、思わず手を伸ばしてしまいたくなるくらいに。
 ……なんて。
(14) 2023/06/16(Fri) 22:50:21

【人】 オルテイシア

[足元のお洒落は彼も拘っているのを知っている。
 愛用のウィングチップの革靴は、生憎の雨だと
 濡れてしまうだろうから、
 帰った後は念入りに乾かさないといけない。
 また、彼と一緒にこの店で活躍してもらう為に。

 返ってきた呟く声に、首を竦めてくすりと笑う。
 素直にそう告げられたら、緩む表情は解けたまま
 カウンターのスツールに腰を下ろした。

 向いていた視線の間に彼の身体が割り込めば、
 彼にしか目は映らなくなってしまうから不思議だ。

 彼には私特有の吸引力でもあるのかもしれない。]


  ふふ、そうですね。
  かといって無理に急かさないところも、
  SASANKAらしいです。


[居心地のいい店だということは、いつしか常連を
 名乗れるようになった自身からも口に出る。]
(15) 2023/06/16(Fri) 22:50:33

【人】 オルテイシア


 
  んー……温かいの。
  じゃあ、リンゴジュースの温かいのってありますか?


[猫舌気味なのはすでに知られているから。
 冷ましたものをもらえるのなら重宝してしまう。

 ちなみに今夜の食事は、常夜鍋を用意している。
 食事は別々に取ることもあるけれど、
 休みの前の日などは、いくら遅くなっても。
 彼とともに食卓を囲むことを優先している。

 その分、身体を動かす必要も増えたのだけど。
 幸せを噛み締めることに比べれば些細なものだ。*]
(16) 2023/06/16(Fri) 22:50:48

【人】 イウダ

[傘を持って迎えに来るという行為が「恋人の為」だけではなく
彼女のレインブーツの「使いどころ」になったと思えば、
微かに漂う風呂上がりの余韻を切り上げても来て貰ったという
罪悪感を減らせるし、きっとそれを計算に入れていないだろう
ところがますます愛おしい。

ホール専属の頃は店内ではサングラスを掛けていなかったが
キッチンに戻ってから、つまり紫亜をただ一人の特別な女の子に
想うようになってからは少しだけ色のついたサングラスを
掛けるようになった。
どうしても隠せない感情のフィルターとして重宝している。]


 似合うよ。


[仕事中でなければ衒いなく「可愛い」と褒められたのだが。
その言葉はもう数十分後まで取っておこう。]
(17) 2023/06/16(Fri) 23:17:45

【人】 イウダ

[紫亜の身体を無遠慮な視線から隠すような位置に立つ。
勿論、調理を始めたらずっとその場に立っている訳にはいかないけれど、
せめてオーダーを取り終えるまでは。]


 提供している環境も含めて「料理」だから。
 俺らを信頼してオーダーを預けてくれてんのに、
 急かしたら美味さも落ちるだろ。

 ん、リンゴジュースな。
 シナモンは入れるか?

 
(18) 2023/06/16(Fri) 23:18:12

【人】 イウダ

[料理の隠し味に使ったりもするからリンゴジュースはパックのものが置いてある。
それとは別に、オーダーとして取るならリンゴから直接作るのがこの店だ。

リンゴの種を取って一口大に切るとミキサーへ。
皮も舌触りが気にならない程に細かく出来る業務用のものだ。

酸化防止にレモンの搾り汁を入れて、スイッチを押す。
出来たジュースは小鍋で煮る。
シナモンがOKならここで足す。

熱したジュースをボトルに入れて氷水を張ったボウルで冷やすと同時に
様子を見ながら氷を足す。
薄くならないように、その氷はリンゴジュースを凍らせたものだ。]
(19) 2023/06/16(Fri) 23:18:26

【人】 イウダ



 お待ちどーさま。
 ぬるめのリンゴジュースです。

 クッキーはサービス。


[グラスの横に小皿に乗せてうさぎが2匹。
この時間にクッキーはカロリーの塊ではあるが、
もし紫亜が食事を待ってくれているならば、
何か固形物を入れておいた方が良いかと。

運動は――この後たくさんする予定だ。*]
(20) 2023/06/16(Fri) 23:19:13

【独】 オルテイシア

/*
えっち!!!

仕事中は掛けてないのだったかも!合わせてくれる優しさに甘えまくっている……。
りんごじゅーすも美味しそうで飲みたくなるなあ〜〜!
(-2) 2023/06/16(Fri) 23:24:31

【人】 オルテイシア

[光に少し弱い彼の瞳を覆うレンズ。
 外に出るときは当たり前のように其処にあったけれど、
 お店でも掛けるようになったのはいつからだったか。
 一緒に暮らし始める頃には、掛けていただろうか。

 もし、その理由を本人から聞く機会があるならば、
 両手で顔を抑えて卒倒してしまいそうだけれど、
 残念ながら、今のところは耳にしていない。

 代わりに毎日のように送られる、可愛い、は。
 少しずつ、ほんの少しずつ笑う余裕が出てきたものの、
 未だに照れてしまうから困る。

 ほら、今だって。そんな些細な一言に。]


  あ、……ありがとうございます。


[そう応えて、仄かに汗ばんだような気がした
 頬を手扇で仰いで見せたりも、した。]
(21) 2023/06/16(Fri) 23:58:41

【人】 オルテイシア

[すっと翳る影に改めて身体の大きさを感じながら、
 座席に座った分だけ、見上げる角度もいつもより高い。
 
 ほんのちょっとだけ近づいたせいで、香る彼の匂い。
 自宅で洗濯物を干した時と同じそれにまた、どきりとした。


 邪な考えを振り払うように声に意識を傾ける。]


  はい、だから通いたくなるんですよね。
  ついつい居座っちゃう。


[くすくすと笑って誤魔化した後、一瞬の間。

 
ちら
、と上目遣いに覗く瞳にほんの少しだけ。
 触れたくなって、触れられたくて。
 おねだりする色が混じってしまったかもしれない。



  ……はい、お願いします。


[伝わらずに問いかけられたなら、なんでもない。
 と、知らない素振りをしてまた誤魔化しただろう。]
(22) 2023/06/16(Fri) 23:59:40

【人】 オルテイシア

[SASANKAはドリンク一つにも手を抜かない。
 カウンターの向こうへと渡った彼の手元を、
 いつものように眺めて出来上がりを楽しみに待つ。

 少し、やっぱり少しだけ気になって。
 先程向けられていた視線を辿れば、彼女も
 また同じように彼の姿を見ていただろうか。
 
 モテることは知っている、知っているけれど。
 改めて意識している女性がいることを知れば、
 共感めいた気持ちと、少しだけもやもやが募る。

 大事にしてくれていることは、十分に。
 十二分に分かっているけれど。

 あの子が彼を見つめることすら、
 もやもやしてしまうこの感情は、
 独占欲、というものなのだろうか。] 
(23) 2023/06/17(Sat) 0:00:17

【秘】 オルテイシア → イウダ

[付き合いたてのそれこそ。
 彼と並んで駅まで戻った道に告げられた告白。

 彼の服を選ぶのが楽しかった一度目のデート。
 初めて彼の家を尋ねて、
 初めて彼と身体を重ねた二度目のデート。

 その頃には、そんな気持ちなんて。
 抱く余裕もなかったのに――――、]
(-3) 2023/06/17(Sat) 0:00:49

【人】 オルテイシア

[まとまらない思考を回転させている間に、
 ことことと煮込まれる甘い蜜のような色。

 ことりと温めに作られたジュースが眼の前に
 置かれたら傍にはかわいいうさぎが鎮座していた。]


  わぁ……、かわいい。
  ここにもうさぎさん!

  写真撮っても良いですか?


[返事を待ちながらスマートフォンを取り出す。
 付き合う前からフォルダに埋まり始めている、
 店内の内装やお皿に隠されたうさぎたち。

 今やうさぎの姿を見かけるたびに、
 写真を撮るようになってしまって、
 それは店内に留まらなくなり始めていた。

 うさぎに気を取られてしまって、
 彼の心に潜んだ、運動のことは
 この後、身をもって体感することになる。*]
(24) 2023/06/17(Sat) 0:01:12
オルテイシアは、メモを貼った。
(a0) 2023/06/17(Sat) 1:17:00

【人】 イウダ

[卯田からの賛辞にそろそろ慣れてくれても良いとも思うが。
手扇で扇ぐ仕草もまた可愛いので慣れないでいてほしい気持ちも少し。

近づけばつい二人きりの時の感覚になりそうで
自分を戒めるのが大変だ。
洗濯好きの紫亜が卯田の服の香りを意識すると同時、
卯田の方は彼女の髪から香るいつものシャンプーの香りを意識している。

上目遣いは狡い。
触れそうになる指が空を描いてテーブルでたたらを踏んだ。]


 もう少し、待ってな?


[ジュースを、と取れるような。
「おねだり」に対する答えを。]
(25) 2023/06/17(Sat) 16:23:48

【人】 イウダ

[店内に客はまばら。
タクシーの配車を希望する客に対しては手の空いたスタッフに頼んで
紫亜のジュースを作る。
家の近いスタッフばかりだから、先に帰さないといけない者はいない。]


 もちろん、美人に撮ってやって。


[クッキーに美人も何もないのだが。
紫亜の前で女性客に絡まれているのを見られているので、
少しでも気分を明るくしてもらいたくておどけてみせた。

店外にいるうさぎに話しかける癖は
彼女と恋人になる前から知っている。
うさぎモチーフを喜んでもらえるから、
おかげで何かを買う時にはつい目で追うようになってしまった。]
(26) 2023/06/17(Sat) 16:24:08

【秘】 イウダ → オルテイシア

[ジュース、と言えば。
紫亜と初めて抱き合った日、デザートに出したマンゴーかき氷が
食べない間に溶けてジュースになってしまったのを思い出す。

ぬるくなった液体は後で冷やして翌朝飲んだ。
夜明けのコーヒーならぬ夜明けのマンゴージュース。]
(-4) 2023/06/17(Sat) 16:24:26

【秘】 イウダ → オルテイシア

――初めての日――

[テーブル越しにくちづけて手を重ねる。
太い指がまるで彼女の秘所を暴くように指の間に強引に滑り込んで。
指腹が水かきを削る。]


 ……明日休み?


[その問いで察しがつかない程に初心な女の子ではなかった。
小さく返って来た返事を飲み込むようにまたくちづけて。

ふ、と混ざるふたりの吐息にマンゴーが濃く香ったが、
その内気にならなくなった。
咥内が同じ温度になるまで何度も舌を絡ませて。

息を逃がす紫亜に、過去の交際経験の影を見て嫉妬した。]
(-5) 2023/06/17(Sat) 16:24:52

【秘】 イウダ → オルテイシア



 シアちゃん、


[そう、初めての日はまだ彼女をちゃんづけで呼んでいた。
妹のように思っていた女の子を、その感情を捨てないままに
自分だけの大切な女の子にする。

キスの合間に薄っすら目を開けた。

上気した頬にかぶりつきたい程に愛おしい。]


 そっち行っていい?
 抱き締めたい。


[密着すれば、兆した部分の固さも伝わってしまうかもしれないが。
唇と手だけではなく、身体で紫亜を感じたくて。**]
(-6) 2023/06/17(Sat) 16:25:10
イウダは、メモを貼った。
(a1) 2023/06/17(Sat) 16:25:55

【人】 オルテイシア

[彼の陰に覆われる感覚が好きで。
 その時、どうしても。
 手を伸ばしたくなる衝動を抑えてしまう。
 
 彼も同じならばいいのに。と、考えてしまう程。
 頭の中はいつも彼のことばかり。

 だから微かな匂いすら感じ取ってしまうのかもしれない。
 洗濯物の香りが知らないあの子を牽制していればいい。
 自身からも香り立つシャンプーの花の匂いが、
 彼を惹きつけていることに気づけていれば、
 そんなわがままな考えも思いつかなかっただろうけれど。]


  ……うん。



[待て、をされたのはジュースの話だろうか。
 それとも。
 返せた言葉は、つい敬語を忘れてしまうものだった。]
(27) 2023/06/17(Sat) 17:50:28

【人】 オルテイシア

[写真の許可を貰えたら、カメラアプリを起動する。
 美人と評されるクッキーにくすくすと笑って、]


  はい、可愛くしちゃいますね。


[昨今のカメラアプリは写真に撮るだけでなく、加工も立派だ。
 カシャリと音を立てて温まっているリンゴジュースと、
 傍らに潜む二匹のうさぎを画面に収める。
 角度を変えて、何枚か撮った後。
 フォルダを確認してちゃんと撮れているかを確認する。
 
 保存されたうさぎフォルダとは別に、
 ネクタイのマークだけが記されているフォルダには、
 こっそりと集めてきた彼の写真と、もう一つ。

 画面は天井を映し出したまま、音声だけが流れ続ける、
 いつかの二人がベッドで過ごしたデータが、
 消せない状態のままで残っている。
(28) 2023/06/17(Sat) 17:51:45

【秘】 オルテイシア → イウダ

[温めに作られたリンゴジュースは口当たりが優しい。
 シナモンが効いていて少し大人の味がする。

 彼にジュースを初めて作ってもらったのは、
 二度目のデートでおねだりしたマンゴーだった。
 正確にはかき氷だったものが時間を経て、
 溶けてしまってジュースになったんだけど……。

 思えばあのときも、だめ?なんてわがままを
 酔った勢いで言ってしまったものだから
 思い返せばとても恥ずかしい。
(-7) 2023/06/17(Sat) 17:52:36

【秘】 オルテイシア → イウダ

――初めての、日――

[テーブル越しのくちづけは距離がある。
 けれど、そんなことで不安にさせないくらい
 重ねた手が求めるみたいに強く、隙間を縫って指を食んだ。]


  ……んぅ、……


[最初はちゅうと吸い付いて、目を伏せて。
 舌先でノックされたら迎え入れて、口腔を犯すのを許して。
 唇に残るマンゴーの味があまくて、くらくらする。
 好きな人とするキスってこんなに甘いのものなのかな。

 小さく喘いで、ようやく出来た唇の隙間。
 料理の感想みたいに、
あまい
、と囁く声も、あまい。]
(-8) 2023/06/17(Sat) 17:53:04

【秘】 オルテイシア → イウダ

[休みを問われて、その意味を知る。
 仄かに心臓が跳ねると同時に、緊張も僅かに走った。]


   
…………はい。



[男の人とのえっちは今までに経験がなかった訳じゃない。
 今まで"行為"は、あんまり好きなじゃなかった。
  
 けれど、
 『はじめから好きな人』とするのは、今日が初めて。
 自身からも、してほしいと思うのは初めて、で。

 
――――どきどきする。


 ふわふわしていた酔いが、
 一気に緊張で醒めてしまいそうなところに、
 またくちづけられて意識が彼に向かっていく。]
(-9) 2023/06/17(Sat) 17:54:38

【秘】 オルテイシア → イウダ

[再び目を閉じて、唇の温もりを与えてくれているのが
 彼だと確かめていく。体に馴染ませるみたいに。
 
 自分の唇なんて覆い尽くしてしまいそうな大きさ。
 触れ合わせて、隙間に名前を呼ばれる。
 女の子を愛でるみたいに、妹を慈しむみたいに。

 その音に誘われるようにうっすらと瞼を持ち上げる。
 唇が離れた拍子に、は、と名残惜しむ吐息が溢れ。]


  ……うん、ぎゅって、して?


[理性が微かに戻ってきたはずなのに、
 酔ったフリを続けたまま、甘えるように両手を伸ばして。*]
(-10) 2023/06/17(Sat) 17:55:37
オルテイシアは、メモを貼った。
(a2) 2023/06/17(Sat) 17:57:16

【独】 オルテイシア

/*
初夜のところ、過去ログ読み返しながら再放送できるのいいなって……。
思い出に浸ってじんわりくるのと、今のロルを噛み締められること最高の贅沢すぎる。
(-11) 2023/06/17(Sat) 21:01:01

【独】 オルテイシア

/*
雨宿り村でできればしたいこと
・基依さんの服を借りてしあさんの一人自慰
・おでんわセッセ
・個室レストランでのテーブル下での隠れ悪戯
・ご奉仕ふぇら

覚えてるところだとこんな感じだけど、
基依さんとならなんでもやりたいですね、らぶ。
(-12) 2023/06/17(Sat) 21:08:13

【人】 イウダ

[すべて欲しいと思う気持ちはあれど、
卯田は恋人のスマホを覗いたことはない。
だから、撮っている場面を見たもの以外に
そのフォルダに入っている写真や動画の存在を知ることはない。

天井を映したデータについて、は――――**]
(29) 2023/06/17(Sat) 21:58:46

【秘】 イウダ → オルテイシア

――初めての夜――

[深めたくちづけに紫亜が声を漏らす。
今まで一度も聞いたことのない、女の色気を帯びた声色。
マンゴーの味よりも更にあまい。

と思ったら、彼女の唇がその言葉を紡いだ。]


 ん、甘い。


[答える卯田の声色も甘い。
恋人にだけ聞かせる響きを、
子どもの頃から知っている相手に聞かせることへの背徳感。]
(-13) 2023/06/17(Sat) 21:59:02

【秘】 イウダ → オルテイシア

[赦しを得て移動しようとして初めて、
自分が椅子を後ろに蹴り倒していたことに気づく。
苦笑して起こしてから、彼女の傍に行った。

瞳に映る男の像が段々大きくなる。]


 ほら、


[微笑んで腕を伸ばした。
抱き上げて立たせる。
華奢な身体は力を入れると折れてしまいそうだ。]
(-14) 2023/06/17(Sat) 21:59:19

【秘】 イウダ → オルテイシア


 ――……


[見つめ合って、ちゅ、と音を立てて唇を吸った。
宣言通り抱き締めて。
下肢の堅さは紫亜の知るところとなるだろう。]


 ……シアちゃんを、俺のにしていい?


[今日「こう」なると計画を立てていた訳ではない。
勿論、紫亜の身体を護る為の準備はあるけれど。

明日は休みかとの問いだけでは不十分かもしれないから、
同意を求めた。

返事を待つ間は唇を少し離して。
背を撫でる指が肩甲骨のラインを探る。*]
(-15) 2023/06/17(Sat) 21:59:53

【独】 オルテイシア

>>29
は――――、何……!?
振っておきながら動揺してしまった。
(-16) 2023/06/17(Sat) 22:09:03

【秘】 オルテイシア → イウダ

[吐き出した溜息にもついてしまう色。
 お互いにそうなることを口にしていなかったとはいえ、
 社会人を何年か経験している恋人を名乗る間柄なら、
 想定はしていただろう。

 その期待が少し先走って洩れてしまったことは、
 許してほしい。
 募り募った想いが溢れてしまうから。

 互いに甘さを囁きあって、くすりと笑う。
 マンゴーのことを口にしているようでそうではない。]


  ……――――、


[低く腰に響くような甘さに、どくんとまた心が波打つ。
 まだ、深く触れられてもいないのに。
 耳から犯されるような気すらして、微かに膝が震えた。]
(-17) 2023/06/17(Sat) 22:33:46

【秘】 オルテイシア → イウダ

[彼が椅子を倒してしまったみたいに。
 テーブルのかき氷を零さなかったことを褒めたい。

 少しばかり、彼とのキスに夢中になってしまったから、
 持ち上げたスプーンに乗せたままの氷が、
 溶けてしまって小さな水たまりを作ったけれど。

 挟んでいたテーブルが無くなって、
 眼の前に移動した彼を改めて見上げれば
 二人の体格差がよく分かる。

 伸ばされた腕に手を添えて、椅子から立ち上がる様は、
 エスコートされるみたいでドキドキしながら。]


  ……うん。


[やっぱり口数が少なくなってしまう。
 こういうときってどう応えるのが正解なんだろう?
 大人の女の人みたいな対応って、難しい。]
(-18) 2023/06/17(Sat) 22:34:16

【秘】 オルテイシア → イウダ

[言葉が見つからなくて、俯いてしまった視線は、
 正面から向けられる眼に気づいて、持ち上がった。

 ちゅ、と吸い上げるだけのキスに。
 目が細くなって、腕に添えていた手を
 ゆっくりと滑らせて、腰元へ運んでいく。

 身体の隙間がなくなり布越しに体温を伝え合えば、
 自然と彼が興奮していることを健かに思い知らされて、]


  
ぁ、……



[かぁ、と瞬く間に頬が熱を持ち始めた。
 戸惑うようにもう一度視線を絡め合えば、
 確認する声が妙に深刻に聞こえて、息を呑んで。]
(-19) 2023/06/17(Sat) 22:34:41

【秘】 オルテイシア → イウダ

[応えるよりも先に、彼の指が背を擽っていく。
 服の上から指先だけを立てられたなら、
 その淡い感覚に、ぞくぞくと震えが走った。]


  ……っ、……


[ぴくん、と思わず身体が揺れる。
 その指の動きが、
 見つめられる視線が、熱を持っているような気がして。
 彼の熱が伝わったかのように唇からまた溜息が零れる。]
(-20) 2023/06/17(Sat) 22:35:08

【秘】 オルテイシア → イウダ

 

 
  ……ん、私も。
  
基依さんのもの
に、なりたい。


                         *
(-21) 2023/06/17(Sat) 22:36:04

【独】 イウダ

/*
はーーーーーーーーーーーーー
公式供給尊いな……。
(-22) 2023/06/17(Sat) 22:39:58

【秘】 イウダ → オルテイシア

[こういう時、言葉を重ねることは野暮なのかもしれないが。
気持ちが昂って求めた「計画外」だからこそ、
大切なことは口にしたい。

紫亜が御大切loveだから。]


 良かった。
 俺だけ気持ちが先走ってるんじゃなくて。


[告白は彼女の方からだった。


 『"お兄ちゃん"じゃ納得しません。』


そう言ってくれたけれど。
その特別に、身体を捧げることが含まれているかはわからなかったから。
幼い頃を知る間柄だからこその葛藤。]
(-23) 2023/06/17(Sat) 22:57:50

【秘】 イウダ → オルテイシア

[ぐい、と今度は意図的に押し付けた。
「それ」が卯田の慾だと彼女はすぐに察したようだから、
もっと意識して貰いたくて。]


 シアちゃん、好きだよ。
 ……シャワー、浴びて来な。
 着るモン用意しとくから。


[その慾が押さえられる内に、彼女の尊厳を守る。
いつも身だしなみに気を遣う紫亜が、こんな大事な時に
身綺麗に出来なかったら後々まで後悔させてしまいそうだから。

紫亜のサイズの着替えは当然置いていない。
だから下着は勘弁して貰うことにして、部屋着を出した。
体格差を考えればトレーナーもワンピースくらいの長さになりそうだ。
引き摺ることになるかもしれないズボンを穿くかはお任せで。]
(-24) 2023/06/17(Sat) 22:58:05

【秘】 イウダ → オルテイシア

[ベッドの上に置いていた野葡萄作のうさぎはキッチンに置いておく。
物に魂が宿る説を信じている訳でもないが、どうにも居心地が悪いので。

紫亜が出て来たなら入れ替わりでシャワーへと。
ベッドで待っていて貰うように告げて。
丁寧に洗いたい気持ちと、
あまり長居をしたくない気持ちの妥協点を見つけるのが難しい。]


 お待たせ。


[すぐに脱ぐとはいえ、下着だけなのは情緒がない。
グレーの短パンだけを穿いて、上裸で寝室に向かう。]
(-25) 2023/06/17(Sat) 22:58:23

【秘】 イウダ → オルテイシア



 今なら同じボディソープの匂いすんのかな。
 肌に合わないなら次は自分の持って来て。


[当然のように次の夜の話をして近づいた。
同じボディソープの香り。
その筈なのに、風呂上りの紫亜からは甘い別の香りが立ち上っているよう。

頬に手を当てて、ゆっくり顔を近づけた。
深いくちづけの合間、今度は反対の手でそっと彼女の膨らみを包む。*]
(-26) 2023/06/17(Sat) 22:58:41

【秘】 オルテイシア → イウダ

[良かった。
 そう安堵を零す様子にふにゃりと様相が解ける。

 大切にされていることを実感する。
 先走るような人じゃないことも。

 そういう人だからこそ、好きになったのだと。
 知って貰いたくて、踵を上げて伸び上がって顎先に、
 ちゅ、と音を立てて触れた。

 あの時、勇気を出してみてよかった。

 こんな甘い声を出すことも、
 お店では見れない熱い視線も、たった一人。
 私にだけに向けられるもの。
 知らない貴方を、また少し知って心が高鳴る。]
(-27) 2023/06/18(Sun) 0:01:57

【秘】 オルテイシア → イウダ

[熱を意識させるみたいに押し付けられて、
 きゅう、とお腹の中が疼く。]

 
  ……ぁ、
んッ



[愛撫された訳でもないのに、押し付けられただけで
 期待に声を漏らして、
 もう、と赤く染まった頬を小さく膨らませて小突く。

 だけどシャワーを勧められて少しホッとした。
 このままベッドへ運ばれることも想像していたけれど、
 身体を見られるならやっぱり、キレイな姿がいい。]


  私も好き、です。基依さん。
  じゃあ、お言葉に甘えて。


[そう伝えた後。
 少し躊躇うように上目にもう一度見上げたら。]
(-28) 2023/06/18(Sun) 0:03:02

【秘】 オルテイシア → イウダ

[つん、と裾を引き彼の気を引いて、
 もう一度踵を上げて、彼の耳元に唇を近づける。]



  
……あの、下着だけ、
  替えを持ってきてるんです。




[こそ、と秘密を打ち明けた後は恥ずかしいから。
 ぱっと身体を離して、顔を見られないように。]
(-29) 2023/06/18(Sun) 0:03:40

【秘】 オルテイシア → イウダ


 
   ……っ、シャワーお借りしますねっ。


[ぱたぱたと駆け抜けるように荷物を抱えて、
 洗面所に向かっていった。

 着替えはさすがに持ってきていないから、
 彼のものを借りることになるけれど。

 手早く身支度をして着替えと使用済みの下着を
 折り畳んで、シャワールームに向かった後。
 彼しか使っていないシャワールームの香りに
 また心臓が跳ねて、見回して。

 身体を念入りに隅々まで洗っていく。
 お化粧は迷った挙げ句、コンビニで用意した
 クレンジングで洗い落とすことにした。

 ファンデーションでシーツを汚すのも頂けない。
 お化粧を落としたとしても、
 呆れないでほしいと願いながら。]
(-30) 2023/06/18(Sun) 0:04:05

【秘】 オルテイシア → イウダ

[シャワールームで使ったボディソープが、
 基依さんの香りなんだとまじまじと見つめて
 しまったりしたのは許してほしい。

 鞄にそっと包んでいた下着は淡いピンクの色がついた
 女の子らしいフリルの下着。
 身を屈めて背中に腕を回してホックを留める。

 お風呂に入っている間に用意してくれたのだろう、
 トレーナーとズボンがタオルと一緒に置かれていて
 上から袖を通してみたら、
 裾が腿の辺りまで覆い隠してしまった。

 ズボンは、一度履いてみてから、
 腰回りのサイズが余りにも違うことを実感して。]


  ……あざとくなっちゃう……、かな?


[迷った挙げ句、下ろしてトレーナーだけを借りる。]
(-31) 2023/06/18(Sun) 0:04:27

【秘】 オルテイシア → イウダ

[トレーナーを着てみて、首を少し襟元に埋め。
 スン、と鼻を鳴らして洗濯物の香りを確かめる。
 ほのかに香る、彼の香りにドキドキする。

 ちょっと変態めいたことをしているな、と。
 自覚しながらも夢に見ていた彼の部屋着。]


  ……幸せで死んじゃいそう……。


[まだこれからだというのに、
 へにゃりと眉尻を下げて、嬉しそうに笑った。]
(-32) 2023/06/18(Sun) 0:04:44

【秘】 オルテイシア → イウダ


  
  お風呂、いただきました。


[ひょこと、洗面所から顔を出して。
 少し頼りない足元を気にしながらお部屋に戻る。
 使わなかったズボンは脱衣スペースに置いたまま
 であることを伝えて、
 入れ替わりで彼がシャワーに向かう。

 一人になった部屋を改めて見渡して見れば、
 ベッドに置いてあったはずのうさぎちゃんたちが、
 キッチンに並べられていた。
 歩み寄って、つんと耳を突付いてみたり。]


  ヤキモチ妬いちゃって、ごめんね。


[と、謝罪の言葉をぬいぐるみに訴えても、
 返事はなかったけれど。心は幾分か晴れる。]
(-33) 2023/06/18(Sun) 0:05:11

【秘】 オルテイシア → イウダ

[ベッドで待っているのはさすがに、変だよね?
 でもキッチンに居るのも、可笑しい?
 テーブルに座っていればいいのかな。

 気持ちが落ち着かなくて、キッチンとベッドの
 周りをうろうろとしていたら、扉の音がした。
 先程よりもリラックスした姿で現れた、
 シャツにも覆われていない裸体に小さく息を呑む。

 見たことがない、わけじゃない、けど。
 基依さんのそんな姿を見るのは初めてだから。]

 
  ……同じ、匂いも好きですよ?
  なんだか、基依さんに、包まれてるみたい。


[どきどきが伝わらないように受け答えをしながら、
 近づいてきた彼を見上げる。

 同じものを使ったはずなのに。
 彼からは清涼感を感じる気がした。]
(-34) 2023/06/18(Sun) 0:05:46

【秘】 オルテイシア → イウダ

[頬に添えられる手に自然と目が上を向く。
 翳る影に、匂いじゃないものに、包まれていく。]


  ……、ん……ぅ、



[マスカラの取れたまつ毛を伏して、
 柔らかい感触を確かめあって、薄く唇を開けば
 厚い舌が割り入ってきて深くなっていく。

 水音に意識を奪われている間に、胸に落ちた手が、
 その柔らかさを確かめるように触れる。

 手の大きさに少しだけ溢れるくらいの胸が、
 形を歪ませて、ン、とキスの合間に甘音が零れた。*]
(-35) 2023/06/18(Sun) 0:06:20

【独】 オルテイシア

/*
カットできるところがなくて壁になっちゃった……!!
でも、替えの下着の所入れたくて!
またすぐ汚れちゃうんですけど!()

えぇん、御大切がここでまた出てくるとは思わないじゃないですかもう……すき。
(-36) 2023/06/18(Sun) 0:08:25

【秘】 イウダ → オルテイシア

[予想はしていたことだけれど、
紫亜は既に男を知っているのだろう。
性感帯を刺激する前、慾を誇示するように押し付けただけで
甘やかな吐息と共に身が捩られる。

内心、紫亜の乱れた姿を初めて見るのが自分ではないことに
嫉妬がこみ上げるけれど、
違う相手と深い仲であったのはお互い様、
自分に至ってはその相手と結婚まで考えていたのだから、
処女性を求めるのは間違っている。

だから敢えて指摘はしない。
小さく膨れる赤い頬にくすくすと甘く笑うだけ。]
(-37) 2023/06/18(Sun) 0:34:59

【秘】 イウダ → オルテイシア



 っ!


[告げられた言葉に思わず息を呑んだ。
計画的ではないと思っていたのは自分だけで、
紫亜の中ではとっくに覚悟が出来ていたのかと思えば
途端に心拍数が上がった心地がする。

こういう用意の良さは経験済みだからこそなのだろう。
泊まらせることへの罪悪感を減らし、
抱き合うことへの期待感を高める。
紫亜は卯田が思うよりずっと魔性の女に育っているのかもしれない。]
(-38) 2023/06/18(Sun) 0:35:17

【秘】 イウダ → オルテイシア



 はー……
 心臓もつかな俺……。

[シャワーへと向かう紫亜を見送って、天井を仰いで溜息を吐いた。

それなりの経験を積んだ大人の男である筈なのに、
紫亜と知り合った頃の中学生に戻ったみたいにときめいている。

この数分の間にテーブルを片付ければ良いのに、
それすら頭から抜けてしまって。
ただうろうろとしながら少しでも下肢の熱を逃がそうと
ただそれだけを考えていた。

数分後、紫亜の方も所在なくうろうろすることになるとも思わずに。]
(-39) 2023/06/18(Sun) 0:36:00

【秘】 イウダ → オルテイシア

[予想していた筈なのに、いざ見ると破壊度が格別だ。]


 ん、んん”っ


[上手く言葉が出て来なくて喉を鳴らす。
見ているだけで唾液が分泌されているなんで、
中学生どころか野生動物に還ったかのようだ。]


 やっぱりズボンは大きかったか。
 上もぶかぶかだもんな。


[「彼シャツ」ならぬ「彼トレーナー」。
首回りも大きく開いているから角度によっては中が見えてしまいそうで、
今からすべてを暴こうとしているのにそわそわしてしまう。]
(-40) 2023/06/18(Sun) 0:36:30

【秘】 イウダ → オルテイシア


 ホント、シアちゃんは俺を舞い上がらせるのが上手いね。
 自分の服に嫉妬する日が来るなんて思ってもみなかったよ。


[先に彼女の肌に触れた「自分」。
今すぐ剥いでやりたい。
そんな乱暴なことは絶対したくないけれど。]
(-41) 2023/06/18(Sun) 0:37:06

【秘】 イウダ → オルテイシア

[唇を触れ合わせ、舌を潜り込ませる。
今度は歯磨き粉の味がした。]


 ふ、 ……化粧落とすと、
 あの頃の面影があって何かイケナイコトしてる気分。


[面立ちが少し幼く見えるものだから、
兄の部屋をノックして顔を覗かせた在りし日の紫亜を彷彿とさせる。

それでも萎えるどころかますます興奮する。
ちゅ、ちゅ、とキスの音が段々と大きくなる。
折角綺麗にしてきたのに、もう顎が濡れた気配。]

[膨らみを包んで少し力を込めれば、替えの下着に守られていても
性感を刺激したのか紫亜の声が甘くぐずつく。]
(-42) 2023/06/18(Sun) 0:37:25

【秘】 イウダ → オルテイシア


 胸、弱い?


[そこが弱くない女性はあまりいないだろう。
だが紫亜の口から言わせたかった。

布越しは少しじれったいが、まずは優しく揉んで反応を引き出そうと。

頬に添えていた手は耳孔を弄り、時折うなじを擽った。**]
(-43) 2023/06/18(Sun) 0:38:03

【秘】 オルテイシア → イウダ

[バスルームで泡を洗い流しながら、
 湯気で曇った鏡に映る自身の身体を眺めていた。

 腰元に押し付けられた男の人のもの。
 それを受け入れたことはあるけれど。

 こういった性に関しての経験は、
 初めての女の子の方がいいという人もいれば、
 初めての子は面倒くさいというタイプの人もいる。

 以前に付き合っていた人は、どちらかといえば
 後者の方で、初めてだと伝えれば苦い顔をされた。

 昂りで触れられた下腹部に触れる。]


  基依さんも、そうなのかな。


[聞けなくて、でも。
 替えの下着を用意していたことや、
 キスに応えた仕草から。
 多少の経験があることは気づいているかも知れない。]
(-44) 2023/06/18(Sun) 3:10:41

【秘】 オルテイシア → イウダ


 
[年齢的に経験していても可笑しくないと思われる頃合い。
 彼も深くは追求してこない限り、
 経験済みだと思っているのかもしれない。
 その通り、ではあるのだけれど。

 今までの経験からはどちらかといえば、
 ――SEXに対しては苦手意識のほうが強かった。]


 
(-45) 2023/06/18(Sun) 3:11:37

【秘】 オルテイシア → イウダ

[魔性の女に育っているかもしれないという、
 彼の思惑とは裏腹に少しの不安を抱えながらも、
 触れてほしいという思いも、確かに存在していた。

 お互いの預かり知らぬところで同じように
 所在なさげにうろうろとしているところは、
 似た者同士であるはずなのに、今はまだ
 互いに見せていない部分であるから知らぬまま。

 トレーナーから大きくはみ出した足を、もじもじと
 しながら裾を引っ張って肌を隠したりして。]

 
  ズボンも履いてみたんですけど
  裾も腰回りも余っちゃって……、
  やっぱり、基依さんって大きいんですね。


[足の長さどころか腕の長さも違うから、
 袖に隠れてしまった手のひらの代わり、
 指先だけを覗かせて袖の端を掴んだ手で、口元を隠す。]
(-46) 2023/06/18(Sun) 3:12:21

【秘】 オルテイシア → イウダ

[口元や腿は気にしたものの、
 首周りには意識が回らなくて、撓んだ襟元から
 晒した首筋からはボディソープの香りが立つ。

 長い髪はタオルドライをしたものの、
 まだしっとりと水気を含んでいたから
 一纏めにしてバレッタでアップにしている分、
 いつもより首筋が心許なかった。

 服に嫉妬する、だなんて。
 意外な言葉に、きょとりと目を瞬かせる。]


  ぁ、……その、服は、えっと、
  こ、これから……脱がせてもらう、から……?


[嫉妬、するんだ。服にも。
 と、思ったら舞い上がるのはこちらの方で。
 僅かに応える声が裏返りそうになったりもして。]
(-47) 2023/06/18(Sun) 3:12:48

【秘】 オルテイシア → イウダ

[触れ合うだけじゃない、深く求め合うように
 探り合うキスはこれからのことを思わせる。
 念入りに磨いた口内にも、彼と同じ香り。

 甘く喰まれて、心地よさにうっとりとしたら。
 晒した素顔に憧憬を感じた彼が微かに笑った。]


  
ふ、ぁ
……、ん、
 
  ……ぁ、あの頃よりは大きくなってますよ?
  身長とか、む、胸、とか……!


[幼い顔立ちは変えようがないけれど。
 成長した部分を見せるみたいに、
 顎と胸を逸らしてみせたら、またキスが落ちる。

 ついつい言い返してしまう素振りは、
 あの頃を少し思わせたかも知れないけれど。
 
 あの頃から、彼に一人の女性として見てほしかった。
(-48) 2023/06/18(Sun) 3:13:42

【秘】 オルテイシア → イウダ

[その彼が、今は。
 幾度もキスを降らせると共に唾液を送り込んでくる。]


  ……っ、んッ、
んぅ、
  ふ 


[飲み下せない溢れた唾液が顎から首筋に垂れていく。
 気持ちいいけれど、気持ちいいと感じてもらえるほど
 余裕はなくて、キスにとろ、と瞼が落ちて。

 トレーナーと下着を着ていても、ふくよかな胸を
 握り込む手がやわやわと形を確かめるものになれば、
 鼻から声が抜けてしまうから。
 弱い部分であることは伝わってしまうだろう。]
(-49) 2023/06/18(Sun) 3:14:25

【秘】 オルテイシア → イウダ

[でも、弱いかと聞かれて少し戸惑ってしまった。

 自身が弱いかどうか、とか。
 男の人は気にするものじゃないと思っていたから。
 だから、少し言葉に詰まって。]


  ……っ、ぁ……、ぁの、
  声、出ちゃうんです、

  
……ぉ、っぱい、さわられる、と……



[可笑しい、だろうか。

 その間にも彼の指が悪戯するみたいに、
 耳や、うなじを滑るから擽ったさに身を竦めてしまう。**]
(-50) 2023/06/18(Sun) 3:20:45

【秘】 イウダ → オルテイシア

[好きな子が経験済みであるかどうかの好みは
これまで意識したことがなかった。
以前結婚したいと思った女性は経験済みだったし
(それどころか経産婦ですらあった訳だが)
その前につきあった子も卯田が初めてだった子はいない。

もし紫亜が初めてだったとしても面倒だと思うことはない。
好きな女に自分を刻み付けられることを喜びに感じない男なんて、
誰かとつきあう資格はないと断言できる。

好きな女の一番無防備な姿を知る奴が
自分の他にも存在することに対する嫉妬はあれど、
初めてじゃないと嬉しくないと思うことはない。

この先彼女の身体に自分の形を覚えさせてしまえば良い。]
(-51) 2023/06/18(Sun) 19:11:13

【秘】 イウダ → オルテイシア



[この夜が自分にとって大切であり
紫亜を大切に抱きたいという気持ちだけが真実だ。]


 
(-52) 2023/06/18(Sun) 19:11:34

【秘】 イウダ → オルテイシア

[標準よりも大柄な卯田の服が華奢な紫亜にフィットする筈はないが、
それを見越してズボンを渡さないのは何か違うなと思っただけだ。
一度合わせてみて、彼我の「ちがい」を意識してもらえたのなら、
その気持ちすら紫亜への愛撫として使いたい。]


 っ、いや、そーなんだけど、うん。
 あんまり可愛いこと言われたら
 我を忘れてがっつきそうだから勘弁して。


[服に嫉妬するなんて大人げないことを言った自分の所為なのに、
フォローの言葉に撃沈する自業自得。
それでなくともうなじの後れ毛や上気した肌に
クラクラしているというのに。]
(-53) 2023/06/18(Sun) 19:11:52

【秘】 イウダ → オルテイシア



 身長は流石にな。
 胸は、昔と比べてどうとか、
 昔そんなん意識してなかったよ。


[妹のように思っていた、言葉に偽りはない。
彼女を性的に意識していたのなら
もっと早くに友人も含めて疎遠になってしまっただろう。
それくらい、10代というのは多感で壊れやすい時期だ。

紫亜が「ずっと特別」に想ってくれていた気持ちを
当時自らの内に閉じ込めてくれていたからこそ
壊れずに、「大切」を失うことなく、一人の女性として恋情を抱けたと思っている。]


 今は、すごい興奮する……


[反らされた胸の頂は、摘まんでも布に阻まれて
その先端の感触を指が捉えることはないが
摘ままれた方には刺激として伝わるか。
上がる甘やかな声に、下方の熱が痛いくらい張り詰める。]
(-54) 2023/06/18(Sun) 19:12:10

【秘】 イウダ → オルテイシア



 …………うん、それ、「弱い」ってこと。


[なんだその言い方。
なんだその言い方?!


どこまで卯田を翻弄するのが上手なのだろう。
「弱い」と同じ言葉が返ってくるよりも
数億倍興奮する。

彼女が感じるひとつひとつを
自分の語彙で定義づけたい。]
(-55) 2023/06/18(Sun) 19:12:29

【秘】 イウダ → オルテイシア



 「きもちいい」って声、いっぱい聞かせて。
 嬉しいから。


[キスを落とす箇所をずらし、囁きとともに耳孔にリップ音を響かせた。
胸を弄る手はそのままに、耳を触っていた手を下に伸ばす。
トレーナーを捲って、下着に護られている秘所の湿度を確かめた。
風呂上りだから或る程度しっとりしているのは当たり前なのだが。]


 濡れやすいのも嬉しい。


[それが風呂上りの名残であっても、分泌を促すように。
指先が下着越しに秘芽を擦り、滑る。*]
(-56) 2023/06/18(Sun) 19:12:48

【独】 イウダ

/*
>声、出ちゃうんです、

  ……ぉ、っぱい、さわられる、と……

これの破壊力たるや。
天才過ぎるな。
経験済みだけど性に奔放じゃないっていうのがわかる。
たまらん。

あー自分にもっと時間があればいいのに!!
(-57) 2023/06/18(Sun) 19:15:00

【秘】 オルテイシア → イウダ

[一瞬詰まった彼にはっとする。
 脱がせてもらう、のは、大胆過ぎただろうか。
 積極的過ぎたら、慣れてるみたいに思われちゃう?
 
 お風呂で一人、考えていた回答が見つからなくて、
 水面下で慌ててしまう、けれど。
 
 後に続いた言葉は、彼も我慢ができなくなるみたいな
 抑えている言葉だから、安堵に息をついた。

 良かった、引かれた訳じゃないみたい。
 
 "ハジメテ"をあげられなくても、
 "慣れた余裕"を見せられなくても、

 彼には可愛いと思ってほしいし、特別で、ありたい。
 し、出来得る限り、応えたい。

 から、]
(-58) 2023/06/18(Sun) 21:17:08

【秘】 オルテイシア → イウダ


 
   
…………がっついても、いい、よ?



[ぽそ、と音にするには恥ずかしい返答を。
 目を伏せることで隠してしまう。

 はらりと、束ね損ねた髪が首筋に纏わりつく。

 どんな、あなたでも見たい、気持ちと。
 そんな台詞に、少し胸が高鳴ったなんて言えない。
(-59) 2023/06/18(Sun) 21:18:01

【秘】 オルテイシア → イウダ

[妹のように接してくれていた彼の誠意を
 真っ向から覆すような言葉を乗せる。

 意識していなかったとはっきりと口にされてしまえば、
 苦笑せざるを得なかったけれど。
 当時、あからさまに意識されていたなら、
 こちらも今のようには行かず戸惑っていただろう。

 秘めてきた想いを無理に暴かれること無く、
 伝えることもなく、温めてきた。

 温め過ぎて溢れ出した思いを伝えた今、
 欲を称えた目を向けられることにぞくぞくする。
 貴方を振り向かせられるくらい、
 魅力のある女の子になれただろうか。]

  
  基依さんに、女の人として見てもらえるの、
  うれしい……、
  
  ……ッ、ん ……


[布地の上からでも的確に場所を定めて、
 指が覆われた先端を刺激するのに、息を詰める。
 布の内側で、膨らみ始める尖りと同じくらいに、
 想いも膨らんで、心臓の音が大きくなっていく。]
(-60) 2023/06/18(Sun) 21:18:29

【秘】 オルテイシア → イウダ

[戸惑いながら口にした言葉を言い換えられて、
 彼の問いかけたものと重ね合うことができれば
 これは、「いいこと」なんだと理解した。

 普段とはかけ離れた甘やかな声は、
 自分の耳に入れば恥ずかしさしか残らないけど、
 聞かせて、と彼は望むから。頬を染めたまま。

 こくん、と首を微かに縦に揺らす。]


  ……ン、……
  おっぱい、さわられるの、……すき、


  ……っ、ぁ


[先程よりは、少しだけ聞き取りやすい音で。
 自身の状況を伝えることなんて今までなくて。
 恥ずかしさに目尻が熱くなっていく。

 耳殻に響くリップ音が妙にいやらしく響いて。
 また、堪えきれない震えが駆け抜ける。]
(-61) 2023/06/18(Sun) 21:19:52

【秘】 オルテイシア → イウダ

[好きだと伝えた胸を何度も手が往復していく。
 耳を擽っていた手が唇に代わり、かかる吐息が擽ったい。
 無意識に腿を擦り合わせようとしたところで、
 いつしか下方に降りていた手が薄い布地を目指して、
 普段隠れている場所に伸びていることに気づいた。]


  ……ゃ、ぁんッ、


[かぁ、と急激に熱が上がる。
 指が女の子の敏感な部分に触れて、甘い声が零れた。
 長く蕩けさせるようなキスと、胸への愛撫だけで。
 しとりと濡れ始めていた下着を指摘される。

 指が蠢く度に、くち、と小さく音が響いて、
 聴覚からも興奮を伝えて、
 きゅう、と思わず彼の腕に擦り寄ってしまう。*]
(-62) 2023/06/18(Sun) 21:20:26

【独】 オルテイシア

/*
お返事呼んで、いっぱい拾いたくてねりねりしていたら
あっという間に時間が溶けていく。どうして。

>この先彼女の身体に自分の形を覚えさせてしまえば良い。

ここ、すごく好きなので、
後で形にしてお返ししたいな。
(-63) 2023/06/18(Sun) 21:23:27

【秘】 イウダ → オルテイシア

[がっついてもいい、とお許しは出たけれど。
それはつまり理性を完全に飛ばすということで。]


 今度な。
 今は、シアちゃんの反応を大事に覚えときたいから。


[卯田を求めてくれている、それはとても嬉しい。
だが彼女にとって自分が「想いに応えてくれた相手」として
認識されているならば、自分が何か無体を働いても
受け容れてしまう気がして。

そういう「求められるままに抱かれる」のではなく、
自分との触れ合いを「欲しい」と思えるようになってほしい。

だから獣のように求めるのは、紫亜「も」獣であることを
覚えてからだ。]
(-64) 2023/06/18(Sun) 22:22:55

【秘】 イウダ → オルテイシア


 うん。
 やさしくて、俺のことになるとちょっと強情で、
 ずっと見ていてくれたシアちゃんを、
 女の人として見てる。

 好きだよ。


[過去は偽らない。
今を誤魔化さない。]
(-65) 2023/06/18(Sun) 22:23:42

【秘】 イウダ → オルテイシア

[大きな掌でも完全には包めない膨らみの弾力を楽しむ。
先にこちらを直接触りたいとも思ったが、着ている服の構造上、
下からめくることになる訳で。
するとやはり先に下を確かめたくなってしまった。]


 ん、好さそう、だな。
 我慢せずに声出してもいいし、
 イけそうならこのまま、


[胸だけでも感じて濡らしていたのだろう箇所は、
指の動きに合わせてより湿り気を増す。
そっと下着を捲って直接触れば、くちゅりといやらしい音がする。

経験があっても、卯田の雄は大きい方らしく、
苦しめてしまうかもしれないから、
挿入前にしっかり花を綻ばせておきたかった。]
(-66) 2023/06/18(Sun) 22:24:02

【秘】 イウダ → オルテイシア

[胸を触っていた手でトレーナーをしっかり上まで脱がせ、
胸を覆う可愛らしい下着の金具を器用に外した。
こういう時、手先が器用な料理人で良かったと思う。

紫亜に我に返る時間を与えず快感だけを追わせたいから。]


 好きだよ。


[囁く声は耳元を離れ、顔が下がる。
下着を除いた胸の先端に吸い付いて、
下と同時に水音を響かせた。*]
(-67) 2023/06/18(Sun) 22:24:23

【秘】 オルテイシア → イウダ

[好きにしてほしい。
 と、思うぐらいには気を許していると共に。

 そういう抱き合い方しかしてこなかった
 今までの自身の経験が無意識にそうさせていた。

 それぐらい自分自身に溺れてほしい、
 という気持ちもなかったわけじゃないけれど。

 

  ……うん、……?


[自分の反応をという言葉に一瞬理解が足りずに
 小首を傾けてしまう程に、自分のことはおざなりで。

 じわじわと「大切」にされていることを、
 言葉と態度で何度も重ねられていく。

 そのことに、ほんのり頬がまた熱を持った。]
(-68) 2023/06/18(Sun) 23:20:28

【秘】 オルテイシア → イウダ




[ そんな貴方だから、 

       めちゃくちゃにされても、いいのに ]



 
(-69) 2023/06/18(Sun) 23:21:17

【秘】 オルテイシア → イウダ

[気遣われていることが面映ゆくて、嬉しい。
 
 兄妹のような関係じゃ満足しない。
 妹の立場を超えて、一人の女性として。
 
 強情さがあることも知られて、くすりと笑みを零す。
 好き、の意味が今までとは違う。
 私と同じ、好きに、きゅうと胸が高鳴って。]


  私も、好きです。
  ずっと、好きだったから。


[この身体を重ね合う時間を大切にしたい。]
(-70) 2023/06/18(Sun) 23:21:35

【秘】 オルテイシア → イウダ





  基依さんで、私の
をいっぱいにして、



[貴方しか見えなくなるくらい、形を身体に覚えさせて。]
(-71) 2023/06/18(Sun) 23:22:32

【秘】 オルテイシア → イウダ

[トレーナーの上から揉みしだかれる度に、
 服が少し上擦っていき、襟口に隙間が出来ていく。
 隠していた腿が顕になって、股の割れ目の方まで
 ずり上がって下着が微かに見え隠れしている。

 その下着を彼が、くちくちと撫で付ける。]


  ん、……ッ、
ンぅ、


  こ、……えっ、……変、じゃない、ッ……?



[我慢せずに、と言われても躊躇いが生まれる。
 彼が厭うことはどんな些細なことでもしたくないから。
 一つ、一つ、彼の好みを探っていくみたいに。 

「弱い」と確かめられた胸と同時に敏感な場所を、
 指がすりすりと撫でるとじわりとまた愛液が溢れ出す。

 ピンクの下着の色が少し濃い色に変わって、
 秘芽が薄い布越しでも分かるぐらいに、
 ふっくらと尖りを主張して。]
(-72) 2023/06/18(Sun) 23:23:49

【秘】 オルテイシア → イウダ

[目を伏せていれば、
 自ずと卑猥な音を立てる部分に落ちてしまう。

 彼の指を押し返し始める秘芽の部分を
 自身の目で確かめて自身も興奮しているのだと
 自覚すれば、ひくん、と陰核が息をした。

 は……、と熱の籠もった息を零す。

 彼の手がトレーナーを脱がせにかかるのに気づいて、
 袖から腕を抜いて、動きを手伝っていく。
 背に回った腕が、背中のホックを外して、
 ブラジャーの紐が肩から抜けてしまう。

 照明を落とす間もなくて、光に晒された下着と肌を、
 隠すように片腕で胸を覆えば、
 膨らみが寄り添いあって胸の谷間を強調した。]
 
(-73) 2023/06/18(Sun) 23:24:05

【秘】 オルテイシア → イウダ

 

  あ、明かり……点けた、まま?


[見られちゃう。どこもかしかも。
 熱の籠もった吐息を零したまま、彼を見上げる。

 けど、安心させるみたいに。
 好き、を重ねられてしまえば。
 彼になら、全てを晒してもいいとすら思えた。

 好きだと告げられる度にきゅうと胸が締め付けられる。
 その言葉にどれ程の威力があるのか、
 彼は口にしている程、分かっていないと思う。

 じわり、と。
 
 これは快楽というよりも感情から。
 水膜が薄く、目尻に溜まっていく。]
(-74) 2023/06/18(Sun) 23:24:26

【秘】 オルテイシア → イウダ

[囁いた声に堪らなくなって、ねだるみたいに。
 頬に手を添えて、触れ合うだけのキスを交わした。

 唇から、体温から、伝われば良い。
 彼のことが好きだって、大切だって。

 彼の頭が下がっていくのを視線で追いかけて、
 胸で頭が留まれば、彼の吐いた息が先端を擽って。]


  
……ッ、ぁ、 ぁッ、
 んっ!



[ぬるりとした舌が粒を吸い上げるのに、
 堪らずに声を漏らして、首を仰け反らせれば。
 バレッタが外れて、髪が解けて枕に散らばった。*]
(-75) 2023/06/18(Sun) 23:25:25

【独】 オルテイシア

/*
「求められるままに抱かれる」のではなく、は、本当におっしゃるとおりなんですよね。
紫亜の悪いところなので、そこを基依さんに治してもらいたくて……これは私のわがまま。
あんまり元彼のロール回したくないんだけど、書いておかないと消化もできない、もだもだ。

でも、えりーさんはちゃんと拾ってくれる……感謝の極み。
(-76) 2023/06/18(Sun) 23:48:14

【秘】 イウダ → オルテイシア

[同じ言葉を重ね合う。

言うだけで、聞くだけで
更に気持ちと慾が育つのがわかる。]


 ……うん。


[受け容れたいという想いが
受動的ではなく紫亜の中から出てくる慾なのだと実感する。]
(-77) 2023/06/19(Mon) 11:51:27

【秘】 イウダ → オルテイシア



 変じゃないよ。
 甘くて可愛くて、腰にクる、


[一度すり、と彼女の肌に熱源を擦りつけた。
此方はまだ短パンを穿いているが、部屋着の薄さ故に
その堅さは十分伝わるだろう。]


 だから抑えんのはナシで。


[気にして抑える前に口に出してくれるから、
こうして自分の好みを伝えられる。
ついたままの灯りは卯田の表情をよく照らすだろう。]
(-78) 2023/06/19(Mon) 11:51:41

【秘】 イウダ → オルテイシア



 どうしても嫌なら消す、けど。


[寝る前に消せるようにベッドサイドにリモコンは置いてある。
手を伸ばせばすぐに光量は変えられる。]
(-79) 2023/06/19(Mon) 11:51:58

【秘】 イウダ → オルテイシア



 ……見といて、俺を。
 どんだけ君に惚れてるか、
 どんだけ君に溺れていくか。


[見たい、よりも。
「見ていてほしい」。
卯田は紫亜を愛している。

額に浮かぶ汗も、
細められた眦が下がるのも、
大きな手が紫亜の肌を撫で、雫を掬うのも、

ぜんぶ見て欲しい。]
(-80) 2023/06/19(Mon) 11:52:16

【秘】 イウダ → オルテイシア

[吸い付くと紫亜の身体が跳ねる。
やはり触るより吸われた方が感じるらしい。
唇と舌で胸粒を丁寧に磨き、ふと視線を上げると
紫亜の乱れた長髪がシーツの上で妖艶に揺蕩っていた。

唇で胸を愛しながら、両手で下着を下ろす。
布面積の少ない女性用下着は、片手では破ってしまいそうで
少し怖い。

灯りに照らされた紫亜の薄いアンダーヘアを見て
思わず生唾を飲んだ。

早く繋がりたい気持ちで脳が焼き切れそうだ。
焦燥を堪えて再び秘所を弄る。
1本、2本、ぬるつく内部を確かめるように。**]
(-81) 2023/06/19(Mon) 11:52:31

【秘】 オルテイシア → イウダ

[願いを聞き入れてくれたみたいに、
 静かに肯定の声が響く。
 それだけで伝わったと分かるには十分だった。

 ほ、と息を吐くようにして目許を綻ばせる。
 伝えた分だけ形になって返ってくることが
 こんなにも嬉しい。

 安堵を促すみたいに優しい声が、
 大丈夫だと教えて、言葉と共に硬くなったものが、
 腰元に触れて。
 その大きさと、熱さを身体で感じたら、
 腰の奥が疼いて、今度は性的な意味で瞳が潤んだ。]


  ぅ、
ん……、 は ……



[抑えないでいいと言うから、こくん、と頷いて。
 それでもまだ少し恥ずかしいから、
 口元に手を充てがってしまう。]
(-82) 2023/06/19(Mon) 20:02:59

【秘】 オルテイシア → イウダ

[どうしても、といわれたらそこまでじゃない。
 嫌だというよりは、羞恥を闇で隠せたらと
 そんな狡さを思っての投げかけだった。

 少し渋るような声に、ぁ、と小さく声を漏らす。
 機嫌を損ねてしまったかと一瞬恐れたから。 
 でも、そんな不安は次の言葉に掻き消えていく。

 見たい、じゃなくて。
 見てほしいと、伝えられるのは予想もしていなくて。

 想像以上の熱の籠もった声に、言葉に、
 驚かされて目を瞠った。]


  …………うん、だったら。
  そのままで。


[許されている。そう感じて、淡く微笑む。
 彼が望むなら、ううん、望まなくとも。
 見ていたい、ずっと。どんな姿も。]
(-83) 2023/06/19(Mon) 20:03:21

【秘】 オルテイシア → イウダ

[見てほしいと言われることで、ようやく。
 この行為は二人でするものだと気づいた。

 お風呂上がりだけじゃなくて、体温が上がったせいで
 少し明かりを反射する肌を、表情を見つめる。

 胸に落ちた表情は見えなくなってしまったから、
 短く整えられた髪がふわふわと揺れるのに
 意識が向いて、ちゅうと尖りを吸い上げられて、
 熱い舌先でころころと転がされたら、
 堪らなくなって、小さく喘いで身を捩らせた。]


  ぁ、ッぅ、 んんッ


[恥ずかしいのにむず痒くて、気持ちよくて。
 胸元から見上げる視線に頬を染めながら、
 もっと、刺激が欲しくなって髪に手を伸ばす。]
(-84) 2023/06/19(Mon) 20:03:45

【秘】 オルテイシア → イウダ

 

  すき……、


[貴方に可愛がられるのも、貴方のことも。
 言葉に複数の意味を重ねて、
 髪先に触れ、こめかみに触れる。]
(-85) 2023/06/19(Mon) 20:04:32

【秘】 オルテイシア → イウダ

[舌が粒を這えば、身体が丸まっていくみたいに。
 膝を立てて彼の身体を挟むようにして。
 自然とショーツを脱ぐのを手伝ってしまったら、
 その先を期待していると思われただろうか。
 
 サロンで整えた秘所を覆う茂みが、
 施された愛撫で蜜と光りを含んで彼の指に絡む。]


  ……ぁ、ぁっ、
だめっ、


  ゆび、はいっちゃう……


[最初は空気に触れた部分だけだったものが、
 ぬかるみを越えて、割れ目に差し掛かれば。
 彼の指が自身の中に入っていくのを、確かに捉え。
 より、羞恥を煽られて、小さく啼いた。*]
(-86) 2023/06/19(Mon) 20:05:04

【独】 オルテイシア

/*
溺れて欲しい〜〜〜!!!
見といて、は、ずるいですよね。
そんなの言われちゃったら見るしかないじゃん!!
(-87) 2023/06/19(Mon) 20:12:22

【秘】 イウダ → オルテイシア

[言葉だけで最初から羞恥を取り除けるとは思っていない。
ましてや今のようにゆっくり様子を見ながら抱いている以上、
紫亜も理性を残したままなのだから。

口元を覆う手を窘めるのは別の機会に任せて、
ただ愛撫を続けた。

声への羞恥心には配慮したものの、
灯りは自分の希望を通したいと告げた。
卯田も夜の営みは暗い中で行った経験が多いが、
ただこの一回は、

 "兄のようなもの"
 "妹みたいな子"

からの卒業を互いの深いところに刻みたくて。]
(-88) 2023/06/19(Mon) 20:54:28

【秘】 イウダ → オルテイシア


 ありがとう。


[「見たい」ではなく「見て欲しい」だったことに
驚きは与えてしまったようだが、
許しが得られてホッとする。

見ていて欲しい。
見たいと、思っていて欲しい。]
(-89) 2023/06/19(Mon) 20:54:42

【秘】 イウダ → オルテイシア

[髪に指が絡む。
生身の人間を抱いている感触。]


 ん、俺も好き。


[びくびくと跳ねる敏感な身体。
明るいままだから、粟立つ肌がよく見える。
頭部を混ぜる指先が耳に触れて、「ん」と僅か声を漏らした。
喘いでいる紫亜にその声が届いたかはわからない。]
(-90) 2023/06/19(Mon) 20:54:59

【秘】 イウダ → オルテイシア

[処女が面倒だと思う機会はなかったし、
これからもないのだが。
こうして脱がせようとする時に自然と協力が得られると
行為を中断せずに済んで助かる。

その先を期待していると思っている。
そうじゃなきゃ、もう少しプラトニックのままを選んだだろう。]


 
俺が欲しい、だろう?



[指を挿れるのは「だめ」なことではないと訂正する。
反射的に出てしまう言葉であっても。

内部から蜜を掻き出すようにくちゅくちゅと響かせて、
親指は膨らんだ陰核を磨いた。]
(-91) 2023/06/19(Mon) 20:55:34

【秘】 イウダ → オルテイシア



 シアちゃん、
 ……中イキしやすい方?


[胸から唇を離せば、濡れた先端が色濃く震えた。
答えを表情からも読み取りたくて視線を合わせる。]


 俺だけイッて終わるの、やっぱり嫌だからさ。
 ナカを覚えてないなら、このまま先にイかせたい。


[同時が叶わなくとも、この大切な「一回」に
双方が絶頂に至ることを望んでいることが伝わるだろうか。*]
(-92) 2023/06/19(Mon) 20:55:56
村の設定が変更されました。

【人】 カノン


 ご馳走様。
 や〜ホント雨やばいね。
 客が居座ってちゃ店にもメーワクだから
 早く帰ってあげなきゃね。

[まだ席に座る紫亜を一瞥して、女性客が退店する。
あからさまな嫉妬の視線。]


 この分じゃ物流も止まりそうだね。
 明日は臨時休業かな〜。**
(30) 2023/06/19(Mon) 21:00:02

【人】 イウダ



 ……紫亜はバックで待ってな。
 ヤな想いさせて悪かったな。

[女性客の退店の後、そっと近づいてフォローの言葉を。
相手が自分に好意があるのだろうとは思っているが、
客としての振舞いに問題がなければ自分は表立って
紫亜の肩を持てないのが勤務中の店員の辛いところである。*]
(31) 2023/06/19(Mon) 21:02:45

【秘】 オルテイシア → イウダ

[妹のように思われている居場所も、悪くはなかった。
 でも、兄のようでいてずっと憧れていた人は、
 私にとっては、兄のようで、兄ではなかった。
 
 隠すところもなくなって、素肌を晒して、
 男の人になった彼が、情欲に濡れた瞳を向けることに。
 この上ない喜びと、女である身体が反応する。

 姿態を晒して喉を鳴らすところも、
 胸に吸い付いて、色気を纏わせて覗き見るところも、
 一つ一つの所作に煽られて、鼓動が早くなっていく。


 ありがとう、に弱く首を振って。
 また、触れるだけのキスを送って。

 言葉代わりに、気持ちが同じあることを伝えて。]
(-93) 2023/06/19(Mon) 21:47:14

【秘】 オルテイシア → イウダ

[好き、を何度も伝え合うことが、
 こんなにも擽ったくて幸福感に満たされる。

 余裕はないのに小さく笑ったのも束の間。
 口に含んだまま話されると弱い刺激にまた声が跳ねる。]


  ゃ、そこで、 しゃべっちゃ…… 


[逃れるつもりで身体を丸めても、
 背はベッドに押し付けられるだけ。

 無意識に髪を撫でていた手が抱き込むみたいに
 彼の頭を引き寄せてしまうから。
 微かに漏れ聞こえた彼の吐息すら、擽ったくて。]    
(-94) 2023/06/19(Mon) 21:47:31

【秘】 オルテイシア → イウダ

[いつも以上に肌が、全身が敏感になっている感覚。
 緊張もある、大好きで大切な人だから。

 水音が立つ下肢の響きはどんどんいやらしくなっていく。
 秘所が濡れて彼の指を喜んで、涎を垂らしているみたいに。
 だめ、と咄嗟に逃れようとした言葉を拾った彼が。
 身体に響くような声で、囁く。]


  ぁっ……、ぅ……


[たったそれだけで分泌する愛液の量が増えた気がした。
 声音に、言い聞かせる声にぞくぞくする。]


  は、ぅ……ッ、ぁ…ぁんっ、
  …… う、んッ…… ほ、しい ッ……
 


[羞恥に涙を浮かべながらも、唆されるままに繰り返す。
 陰核を擦る指に、びくびく、と身悶えながら。]
(-95) 2023/06/19(Mon) 21:48:10

【秘】 オルテイシア → イウダ

[身体の感度が上がっていく。
 彼に触れられる度に身体を善がらせて、跳ねて。
 ぼうっと熱に侵されていく。
 途切れ途切れに、はふ、と熱を唇から逃して。]


  なか……、
  …………わ、かんない ……?

  イってる、のか、いつも、
  わからなく、て……、


[身体を突かれて、声が跳ねることはあっても。
 イく、という経験があったのかと聞かれると
 応えづらかった。
 
 でも、真摯に応えてくれた彼には、
 そのことも、ちゃんと伝えておきたい。]
(-96) 2023/06/19(Mon) 21:48:40

【秘】 オルテイシア → イウダ

[伏し目がちに下方にある彼を見下ろしたまま、
 少し申し訳なさそうに眉尻を下げて。]


  
もしかして、不感症、なの、かも……?



[脳裏を過ぎった不安を、ほつりと漏らす。
 ナカで、イけるだろうか。不安はあるけれど。]
(-97) 2023/06/19(Mon) 21:49:05

【秘】 オルテイシア → イウダ

 
  でも、もといさんが、さわると、

  ……いつもと、
  ちょっと、ちがうくらい……、びくってなっちゃう、



[その違いがどうしてかは分からないけれど。
 彼にいつも以上に感じてる、の、だろうか。*]  
(-98) 2023/06/19(Mon) 21:49:52

【独】 イウダ

/*
すごいものをお出しされてしまった……
えっちとかわいいの極み……
(-99) 2023/06/19(Mon) 21:52:20

【人】 オルテイシア


[聞こえるような大きさで響いた言葉。
 その声に意識を向ければ一瞬視線が絡まった。
 温度の高い鋭さに、

 ああ、やっぱり。
 彼女も好きなのかな。

 と察せるくらいには、鈍くはなかったけれど。
 お店にメーワクなのは確かなので、
 まだ残っているリンゴジュースを見つめて俯いた。]
(32) 2023/06/19(Mon) 22:05:34

【人】 オルテイシア

[気遣うように掛けられる声が、
 そんな落ちた視線を持ち上げる。]


  ……ううん、大丈夫。


[少しもやもやがない訳じゃないけれど。
 まだ幾人か残るお客様と、お世話になっているスタッフと、
 それに彼の立ち位置を悪くはしたくないから、
 その場では良識のある女性の素振りをして、笑ってみせた。

 残りのリンゴジュースを飲み干して、
 空になったカップを置いてスツールを降りる。]


  じゃあ、ちょっとだけ、
  待たせてもらいますね。


[そうして、閉店準備に取り掛かり始める
 スタッフの間を、挨拶を交わしながら抜けて、バックヤードへと。*]
(33) 2023/06/19(Mon) 22:06:07

【秘】 イウダ → オルテイシア

[男と女として初めから出逢っていたら、
もっとスムーズに抱き合えていただろうか。

否、今だってとても自然な流れだと思う。
男と女として「出逢い直した」のだと感じている。

卯田が触る度に紫亜の身体は跳ね、
声は甘くなり、蜜が溢れてくる。
紫亜が卯田に身も心も預けたいと思ってくれているからこそ
反応してくれているのが嬉しい。]


 喋るとちょっと不規則に口が揺れて
 きもちよさを制御できなくなるんだよな。


[きっと男が口淫をされている時の感覚に近いのだろう。
捩れる身体を逃がしてやらない強さを持った自分の体格で良かった。
快感を追う紫亜を自分の一番近くに留めておける。]
(-100) 2023/06/19(Mon) 22:21:28

【秘】 イウダ → オルテイシア

[指を呑み込むそこに卯田自身の性器がほしいだろうと
意識させれば、心配になる位素直に肯定が返ってくる。
ちゃんと想像した証拠に溢れて来た蜜がシーツを汚した。

濡れやすい方なんだろうと思っていたから、
オーガズムに関する質問の答えは意外だった。
こんなに身体は熟れているのに。]


 
いやそれだけはない。



[真剣な眼差しで否定した。]


 ちゃんと濡れてるし、ナカもひくついてる。
 シアちゃんが不感症なんじゃなくて、


[……以前の男を思い出させるのは癪だが]


 「いつも」は、相手が置いてけぼりにしてたんだろ。
(-101) 2023/06/19(Mon) 22:21:48

【秘】 イウダ → オルテイシア

[俺は絶対にそうしない、と低く呻いた。
だが性技について絶対の自信がある訳でもない。
挿入してしまえば自分も自らの快楽だけを追ってしまいそうだから。]


 途中で我慢したりせずに、
 思わず息を止めちゃうくらいまで
 きもちよくなってみな。


[紫亜を不安にさせない為に、視線は合わせたまま。
舐めて濡れた乳頭を指で捏ねながら、
秘所への愛撫も再開した。

ただし、今度は指を膣から抜いて陰核に集中する。
指で挟んで小刻みに扱き、
小指だけ時折蜜の音を響かせるようにスリットを抉った。*]
(-102) 2023/06/19(Mon) 22:22:17

【秘】 オルテイシア → イウダ

[一つずつ確認しあっていく行為は、
 恥ずかしさもあるけれど、
 愛し合う為に必要な準備だと知っていく。

 尖りの上で彼の唇が震える度に、首を揺らして、
 快楽から逃れようとするのに縫い留められた身体は
 逃げ道がなく、彼の下で身悶えるだけになる。]


  ぁッ、ぁ、 ゃ、ぁんッ…… 


[自分でもこんなに甘い声が出るなんて思わなかった。
 ぶる、と身体が震えてくしゃりと髪を掻き混ぜて、
 顔を逸らせば、解けた自身の髪が目に映る。

 いつ解けていたのかも気づかないほど、
 彼との行為に夢中になっている。]
(-103) 2023/06/19(Mon) 22:57:05

【秘】 オルテイシア → イウダ

[欲しいと口にした時。
 身体に擦り寄せられた熱さを思い出して、
 また奥がきゅん、と収縮したような気がした。

 シーツに垂れてしまう程の愛液は、彼の指を汚して
 自身の肌も伝っているのが分かるくらい感じている。

 即答、と言っても良い程にはっきりと否定されて。]


  ぁぅ、……


[改めて身体の準備が出きているのを分かるように
 濡れていることと、中の様子を伝えられたら、
 居た堪れなくなって両手で真っ赤になった顔を覆う。

 手で顔を覆ってしまった分。
 彼の声がよく耳に響く。]


  ……う、……そう、かも。


[「いつも」は早く終わって欲しいと、
 思っていたくらいだから。]
(-104) 2023/06/19(Mon) 22:57:28

【秘】 オルテイシア → イウダ

[彼とは、そうなりたくない。
 自らが欲しいと思うくらい、だから。]


  ……は、い


[顔を覆っていた両手を解いて、下から彼を見上げる。
 彼の言葉を意識するみたいに身体を弛緩させて、
 息を吐き出して。

 息を止めちゃうくらい、ってどんな感じなんだろう。
 少しそわそわする想いも隠せずに。
 彼に委ねるように両手を肩に伸ばして。]
(-105) 2023/06/19(Mon) 22:57:49

【秘】 オルテイシア → イウダ

[目を見合わせて、もう一度。
 彼の髪を緩く撫でてから、彼の頭を胸元へ寄せる。]


  ……ッぁ、……
んッ!

  そこッ、……なかっ、じゃな、いッ、ぁっ、
  ……ひゃッ、んッ、……


[ずる、と抜けた指と共にたらりと愛液がまた伝って。
 たっぷりと蜜を含んだ指が、秘芽を撫でて、
 振動するみたいに小刻みに揺らされるのに、
 思わず、爪先が浮いてシーツを蹴って、悶え。*]
(-106) 2023/06/19(Mon) 22:58:11

【独】 オルテイシア

/*
太字はずるいんですよ……(*ノェノ)
>俺が欲しい、だろう?
をなんども見返しながらごろごろしてしまう……!ごろごろ。
(-107) 2023/06/19(Mon) 23:02:14

【秘】 イウダ → オルテイシア

[恥ずかしがっている姿にも興奮する、と言ってしまえば
困らせてしまうだろうか。
顔を覆う仕草は昔のままのようでいて、
目に入る様子は婀娜めいているのだから不思議だ。]


 うん、怖かったら掴まってていいし、
 爪も立てていいよ。


[あまり強く抱き寄せられてしまうと、
互いの表情が見られなくなってしまうが、
そこを咎めて快楽に集中できなくなってはいけない。

苦笑して、近づいた肌に舌を伸ばした。
剥き出しにされた所謂性感帯でも何でもない、膨らみの麓。
ただ戯れるように。]
(-108) 2023/06/19(Mon) 23:09:07

【秘】 イウダ → オルテイシア



 うん、イくこと自体ピンと来てないみたいだったから。
 まずはイかせたいんだよ。
 クリの反応いいしな、まずはここで。


[彼女の前で卑猥な単語を出すのは勿論初めてだ。
クリトリスという名称やクリという略称を
彼女が知っていなければそこも教えるつもりで。

小指で掬い上げた愛液を潤滑油にして、
執拗に秘芽を捏ねる。
水気を纏った指は紅玉の上でにっちにっちと淫猥な音を立てた。*]
(-109) 2023/06/19(Mon) 23:09:22

【秘】 オルテイシア → イウダ



  ……うん、


[何気ない素振りで伝えられる気遣いに
 またきゅう、と胸が締め付けられる。
 この人はどこまで好きにさせるつもりなんだろう。]


  爪は……、立てないようにします、ね?


[言葉に甘えて彼に寄り添うみたいにくっついて。
 爪を立てないようには意識した。
 これからどうなるかは、
ちょっと自信がないけれど。


 今までの行為がSEXの真似事だったみたいに、
 初めての経験をしてるみたいでドキドキする。

 谷間の近くの肌に落とされる唇が、ちゅ、と音を立てる。
 戯れみたいなキスにようやく、笑える余裕が生まれた。]
(-110) 2023/06/19(Mon) 23:41:06

【秘】 オルテイシア → イウダ

 
  ……っ、ンっ、ぁぅッ……、
  は、ぁッ……、やぁッ、ぁッ、ぁんッ、

  く、り……、……? ッ、ぁ、ぁッ


[びく、びく、と小さく身悶えながら。
 彼の言葉を反芻する。
 名称を知らないわけではないけど、そう略することは
 知らなかった。より身近に感じてえっちな感じがする。

 溢れ出す蜜が滑りを良くして、彼の指を手伝う。
 くちゅ、にちゅと淫猥な音を自分が立ててると思えば、
 恥ずかしさで顔が染まるけど、指に誘われて
 腰が何度も浮きそうになって。

 まるで、自ら指に擦り付けるみたいに。]


  ぁ、ンぅ、ッ……は 、 もと、いさッ……、


[厭らしい音に煽られてくらくらする。 
 気持ちいい、を少しずつ覚えていく。*]
(-111) 2023/06/19(Mon) 23:41:41

【独】 オルテイシア

/*
爪は間違いなく余裕がなくなって立てます()
くりとりすって学校では習わないんだっけ……陰核になるのかな。
(-112) 2023/06/19(Mon) 23:54:07

【秘】 イウダ → オルテイシア

[冗談ではなく本気で、紫亜になら痕をつけられても構わない。
だが宣言したからには、気を付けてしまうのだろう。
次は意識させないようにしなければならない。

大人同士の、経験者同士のセックスでこんなに前戯に時間をかけたら
きっと焦れて乾いてしまう女性もいるだろう。
だが紫亜に関しては心配はいらないようだ。
あとからあとから蜜が零れて、
気づけば指先で触っていただけの筈なのに
手首まで垂れている。]


 そー、クリトリス。
 自分でも触ったことなかった?
 ここ、女の子がイきやすい場所。
 ちゃんとここで感じてびしょびしょになってるし、
 不感症じゃないから安心しな。


[一度手を止め、紫亜の目の前に濡れた指先を晒す。
くっつけていた指を開けばとろみがついた液体が2本の指の間に橋を作った。]
(-113) 2023/06/19(Mon) 23:56:19

【秘】 イウダ → オルテイシア



 それでもイけそうになくて
 痛かったりつまんなかったりしたら言ってくれな。
 イけないからって俺が萎えるとか
 そういうことは絶対ないから。


[有言実行。
先に自分の熱をゴムで覆っておこう。

ベッドサイドの引き出しから避妊具を取り出して素早く装着する。
紫亜が「早く終わってほしい」と願うなら、
これをもう彼女の蜜壺に埋めるつもりだが
絶頂の快楽を掴みたいと願うならば遠慮はしない。

ゴムに塗られた潤滑油を紫亜の腿に擦りつけながら
再び秘芽をぐりぐりと指腹で押した。]
(-114) 2023/06/19(Mon) 23:56:34

【秘】 イウダ → オルテイシア


 大丈夫。
 怖くないから、 ――イけよ。


[彼女が好きでいてくれる声を低く響かせて。
素直な彼女の脳を犯せば
初めての快楽の尾を捕まえることができるだろうか。**]
(-115) 2023/06/19(Mon) 23:56:52
 




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