人狼物語 三日月国


304 【R18身内】Secret night RSS
(2025/07/07(Mon) 8:00:00 に更新。 延長2回まで。)

情報 プロローグ 1日目 / 最新


極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 大槻登志郎

 

  今日は……チェキ20にしちゃおうかな……!


 
(0) 2025/06/30(Mon) 20:21:04
宣伝係 ”ている”が参加しました。

【人】 宣伝係 ”ている”

 

[ 童話系コンセプトカフェ″ フェアリーテイル ″
  今日も王子様のお帰りをお待ちしています!

  土日祝はお昼も営業!
  イベント日は営業時間も延長してお迎えします♡
  そして今日は1時まで【もふもふイベントday】
  本日の出勤キャストはこちら!


    
マスコットキャラがアイコンになったSNSが
店の宣伝を投稿している。
普段のコンセプト衣装に獣耳や尻尾がつくだけの、
ライトなイベントがある日のようだ。
 ]

 
(1) 2025/06/30(Mon) 20:31:20

【人】 宣伝係 ”ている”

 

[ 店内の装飾やSNSアカウントなど、
  あらゆるところで姿を見かけるこのマスコットは
  お客様への料金案内も欠かさない。
  メニュー表を開けば、ウインクをして踊っている。

  キャストへのお触り厳禁、繋がり行為のNG、
  セクハラももちろん駄目──など
  禁止事項を説明するのもこのマスコットである。

  説明を終えて次のページを捲れば、
  至って普通のコンセプトカフェらしいメニューが
  良心的な価格設定と共に並んでいる。
  「姫のお絵描きオムライス チェキセット」
  「姫のオリジナルカクテル」──
  特異なのはメニューの名称くらいだ。

  高額なシャンパン類の案内もあるが、
  あくまでここはコンセプトカフェ。
  卸しても接待やアフターの類はない。 ]

 
(2) 2025/06/30(Mon) 20:43:36

【人】 宣伝係 ”ている”

 

[ 賑やかな空間が苦手な方向け!
  個室のVIPルームもご案内始まりました!
  利用可否はキャストまでお声がけください。

  それでは、素敵な一夜の夢を!


   
この案内でメニュー表は締めくくられている。**
 ]


 
(3) 2025/06/30(Mon) 20:50:36
従業員 ルミが参加しました。

【人】 従業員 ルミ

 


  るる@フェアリーテイル


  今からいるよ〜
  イベント日だけどラストまではいないので、
  早めに会いに来てね!


[ 17時の営業開始時刻ぴったりに、
  いつも通りの白雪姫を模した衣装と
  黒い猫耳をつけた少女の自撮りが投下されている。 ]

 
(4) 2025/06/30(Mon) 21:18:46

【人】 従業員 ルミ

 

[ 眠らない街、眠れない街。
  煌びやかなネオンの裏に思惑を隠した歓楽街の中、
  その一角に居を構えるコンセプトカフェは
  金曜の夜でもそれなりの客入りを見せていた。

  夜が深まるにつれ客は増える傾向にある。
  この店はキャパシティを大きくしてはいないから、
  満席になっても手が回らなくなることはない。
  普段よりチェキやボトルのオーダーは飛んでいるけれど
  これくらいなら許容範囲だ。

  チェキの指名で自分を呼ぶ声が響く。
  ふわ、と衣装のフリルを翻して振り向いた。 ]


  この前もたくさん撮ってくれたよね?
  いいの? ありがとう〜!


[ 浮かべた笑顔がただの営業用のものだってことに、
  ネオンで目が眩んだ彼らは気付かない。 ]

 
(5) 2025/06/30(Mon) 21:19:06

【人】 従業員 ルミ

 

[ ────乱れなく整えた髪型も、メイクも。
  見せたいのは有象無象の客なんかじゃなくて、
  わたしにとっての、大事な大事な、唯一の人だけ。
  出来れば出勤前に褒めて貰いたかったのだけれど、
  会社員の彼と、シフト制で夕方から出勤する自分では
  そのタイミングが合致することはあまりない。

  勤務中はスマホで居場所を確認することも難しいし、
  ──……居場所と言えば
  彼は今頃、家に帰っているのだろうか。
  寄り道していないか、或いは残業か。
  GPSを見ればすぐさま答えは分かるのに、
  さすがに抜け出して確認することはできない。 ]


  一緒に撮る? ……わたしだけだね、分かった!
  じゃあ、後で落書きして渡すから──


[ 言い終わるより先に、来店のベルが鳴る。
  「ごめんねっ」と客に手を合わせ、
  扉までぱたぱたと忙しなく駆け寄った。 ]

 
(6) 2025/06/30(Mon) 21:21:10

【人】 従業員 ルミ

 

  おかえりなさいませ、王子様!


[ 入口のレジカウンターにオーダーメモを置き、
  何席空きがあるかを確認した後のお出迎え。
  来店挨拶の定型文を紡ぎながら、
  わたしは笑顔を浮かべ、ぱっとその人を見た。** ]

 
(7) 2025/06/30(Mon) 21:26:04
会社員 雷恩が参加しました。

【人】 会社員 雷恩

[店に来るのはもう何度目か。
だがいまだに来店時に掛けられる言葉には慣れずに
毎度一歩引いてしまう。
店内の客層も今までの人生で関わったことのないタイプーー
クラスに一人か二人いて挨拶くらいならしたかもしれない程度の
「オタクくん」が多く、何度か通って同じ顔を見ても仲良くは
なれそうにない。

特に「るる」推しの客にとっては、若いスーツ姿のリーマンが
るるに満面の笑みで接客されるものだから
自分は羨望と嫉妬の的になっていると感じている。]


 ……猫耳だ?
 今日は耳だけ?まあ、しっぽがあったら接客の邪魔か。


[衣装はこの店における彼女のトレードマークの白雪姫だが
今日は可愛らしいカチューシャを装備している。>>4
お触り厳禁の店では「もふもふ」と称していても触りやすい
パーツはつけないのだろう。
風俗にも行ったことがないので始めはコンセプトカフェのことを
風俗と同一視していたが、少なくともこの店は少し変わった
システムのカフェであり、風俗店ではなさそうだという印象を
持ち始めたところだ。]
(8) 2025/07/01(Tue) 9:43:27

【人】 会社員 雷恩

[此方を睨む視線に敏いのは、学生時代から割と男の嫉妬に
晒されてきた所為。]


 接客中だったんだろ。
 席の案内もらったら、手が空くまで待ってる。

 似合ってて可愛い黒猫とツーショ指名するから。


[睨み返すのも慣れている。
自分のような所謂一軍の男が睨むと相手の方が怯むというのも
知っている。**]
(9) 2025/07/01(Tue) 9:49:33

【人】 従業員 ルミ

 

[ ────猫の条件反射のように目が瞬いて、
  予想の範疇外だった来店者の姿を見捉える。
  今まさに所在を考えていた彼が、
  向こうから自分のところに来てくれるなんて。
  これは、そう、──有り体に言えば運命! ]


  お兄さん!


[ ぱあ、と笑顔を零しながら彼を見上げ、
  「お仕事お疲れ様」と言葉を掛けた。
  尻尾があれば今頃喜びで揺れているのだろうけど、
  残念ながらついているのは偽物の猫の耳だけ。

  如何にも親しいですとばかりの様相だが、
  公私混同甚だしい接客態度を咎めるような
  勇気のある客はこの場にはいなかった。 ]

 
(10) 2025/07/01(Tue) 20:37:51

【人】 従業員 ルミ

 

  うん、衣装まで変えるイベントじゃないから。
  尻尾があると人にぶつかっちゃうし。


[ 少ないコストで客から金を巻き上げよう、という
  この手の店にはままあるイベントだ。
  実際それに釣られてオーダーを重ねているのが、
  今彼を睨んでいる客たちなわけだけれど。

  容姿も良く、見るからに若いスーツ姿の彼は
  明らかに店内の雰囲気からは浮いている。
  敵対的な視線を彼に向ける客と、
  浮足立った目で彼を見遣る店員の二極だ。

  彼が敵視へ睨み返すのと同じように、
  わたしは同僚たちを流し目で制した。 ]

 
(11) 2025/07/01(Tue) 20:37:56

【人】 従業員 ルミ

 

  ……でもそれだと、わたしが目を離してる間に
  他の子が接客しに行っちゃう。


[ 流石にあからさまに媚びを売る子はいないだろう。
  わたしが牽制をかけているし、
  特別扱いしていることくらい皆知っている。
  売り上げ成績だってわたしが一番なんだから、
  店長も多少のことは目をつぶってくれるし
  皆わたしの機嫌を損ねることをしたりはしない。

  別に、例え他の子が彼にどう粉を掛けようが、
  彼が靡いたりしないとは、分かっているけれど。 ]


  ……、分かった。
  何言われても、最低限の反応以外しないでね。


[ この抑止も彼が来店するたびに言っていること。
  剣呑な雰囲気も、毒の棘も引っ込めて
  「じゃあ席案内するね!」と笑顔を浮かべた。 ]

 
(12) 2025/07/01(Tue) 20:38:00

【人】 従業員 ルミ

 

[ 二人まで座れるテーブル席に彼を案内して、
  そろそろ見慣れたかもしれないメニュー表を渡す。
  本当はオーダーを通してサーブもしたいし、
  何ならそのまま居座り続けたいのだけれど
  彼が待つと言ったのに、
  自分だけ聞き分けが悪いのは考え物だ。 ]


  出来るだけ早く終わらせてくるから、
  絶対、本当に絶対、他の子見たりしないでね。

  わたし以外を気にしたらどうなるか、
  ……お兄さんならもう分かってるでしょ。


[ 「じゃあまた後でね」と後ろ髪を引かれながら、
  わたしは接客を中断していたテーブルへ戻る。
  チェキを20枚頼んでいた彼は、
  追加でシャンパンも入れることにしたらしい。

  ──そんな風に気を引こうとしても、
  わたしはお兄さん以外の誰にも
  惹かれることなんて、ないのに。 ]

 
(13) 2025/07/01(Tue) 20:38:06

【人】 従業員 ルミ

 

[ ……でも、お兄さんって大人だな。
  わたしが逆の立場なら、
  どんな手段を使っても他所の女のところに行かせないし
  お利口に「待て」なんて出来ない。

  仕事に理解がある、ってやつなのかも。
  少なくとも、想像だけで衝動が込み上げるわたしには
  そんな許容の器はないってだけで。 ]


  ──いいの? 嬉しい!
  あ、ねえねえ、これ持って帰りたいな。

  うん、綺麗な状態で写真撮りたいの!


[ 本当は開封までしてたら時間が掛かるから、だけど
  「わたしに良いところを見せたい」客には、
  こういうおねだりが一番効くって、わたしは知ってる。

  運ばれてきたボトルは、これだけで10万円。
  彼が風俗店だと誤解していたのも無理はないような、
  普通の店じゃ考えられない値段設定だ。 ]

 
(14) 2025/07/01(Tue) 20:38:20

【人】 従業員 ルミ

 

[ ──少し前までは。
  こうやって簡単に舞い込んでくるお金を使って、
  ″ 邪魔だった人達 ″に餌を撒いたり
  使えそうだな、って思った人に声を掛けて
  わたしのお願い、叶えて貰っていたんだけど。

  今はもう、その必要がなんにもなくなったから、
  お兄さんとの生活を送るためだけの──
  甘い夢を現実にし続けるための、糧になるだけ。 ]


  (  ……、お兄さんは……  )


[ 店内のきらきらした装飾が、すこし眩しい。
  良い子の顔を長引かせられないわたしは、
  後ろ髪を引っ張られるまま振り向いた。* ]

 
(15) 2025/07/01(Tue) 20:41:09

【人】 会社員 雷恩

[彼女が向けてくれる笑顔が「るる」から「ルミ」に変わる。
嬉しいと同時に心配になる。
この店の客は――否、この世界の自分以外の男は
彼女の虚構の笑顔だけを知っていれば良いと思うので。

仕事帰りを労う声に「ありがとう」と答えて
冷房の店内に入ったことで一気に加速した発汗に顔を顰めて
ネクタイのノットに指をかけて緩めた。]


 衣装を変えるイベントもあるんだな。
 暫く来ないと見逃すイベントもありそう。


[「お兄さん」とだけ呼ばれる男のことを、他の客は
表立っては非難できない。
それは「お兄さん」がオタク達のトラウマを呼び起こす様な
ビジュアルとオーラを纏っているからだけではなく、
「るる」のあからさまな好意を伴った接客の割に
客の方は咎められるような禁止行為に抵触することを
しないからだ。]
(16) 2025/07/01(Tue) 22:04:53

【人】 会社員 雷恩

[この店にいる間は白雪姫を「るる」と呼び、
彼女からは名前を呼ばれない。
「お兄さん」が、本名を彼女に教えていないからではなく
ずっと親しい呼び方なことを知る者はここにはいない。

客はきちんとオーダーをして金を払う。
今日のようにイベントの時にはチェキを頼んだりもする。
他の店員を指名することはないが、それはこの店に通う
客の多くも同じである。

店内で不用意に触ることもない。
個室が出来たらしいが、個室で占有して誤解を生む真似も
犯さない。
個室に入れば誤解どころかハプニングバーも真っ青な
行為に至ってしまう危険性があるので一応自制している。]
(17) 2025/07/01(Tue) 22:05:11

【人】 会社員 雷恩


 大丈夫。わかってる。


[何度聞いてもその忠告を面倒くさがる素振りは見せない。
自分の変わらない態度が彼女の情緒を安定させることを
最近は理解しているので。

飲食店である以上、不自然に注文を遅らせて席を埋めるのは
店の迷惑になるので、白雪姫の手が空いていなければ
他の童話の登場人物にオーダーを取ってもらうが、
誰に頼んで誰が持って来てくれたかは記憶しないようにしている。

といっても割とコンセプトの強い店なので、恰好のインパクトは
どうしてもあるのだけれど。]


 安心しろ。俺は一途だよ。


[にこりと微笑んで声を掛ける時には、此方を気にする店員に
聞こえるように言って諦めさせることに何の罪悪感も抱かない。]
(18) 2025/07/01(Tue) 22:05:44

【人】 会社員 雷恩

[時刻を考えれば夕食をここで取る形になる。
通い詰める程の頻度ではないので、オムライスが何度目か
でも飽きることはない。
というか、好きなものは繰り返したい性質だ。

ラブの注入は断った。
るるの接客待ちというスタンスを崩さない。

彼女の方は突然の恋人の来訪にも関わらず、仕事を上手く
続行しているようだ。
猫耳の後ろ姿を見ながら会話を聞く。

女優のように一貫してキャラクターを崩さない姿は
この店でしか見られない。
それを見る度に、自分の前でだけ恋する女の子になることを
再確認して優越感に浸るのだ。

振り向いた彼女に手を振る。
この程度では他の客もこのサラリーマンがるると繋がりが
あると判断できない。
ざまあみろ、という内心を顔に出さない程度には大人だ。*]
(19) 2025/07/01(Tue) 22:06:01

【人】 従業員 ルミ

 

[ 衣装チェンジは際どいものを選ぶ子も多いから、
  出来る限り彼の目に触れさせたくはないイベントだ。
  今日は耳をつけるくらいのイベントで良かった、と
  内心で安堵しながら微笑んで誤魔化した。
  次からは店に来るとき、
  前もって教えて貰う方がいいのかもしれない。
  客からのあからさまな敵意を避ける為にも。

  ────所在無さげになる客がいるのも察しているが、
  とはいえ、そこは店側が干渉することでもない。
  客に徹するときの彼の行儀良さも合わさって、
  現状は敵視する側の敗北続き。

  羨望や嫉妬は良い結果には転ばない。
  ……わたし以外はね。 ]

 
(20) 2025/07/01(Tue) 23:06:27

【人】 従業員 ルミ

 

[ 今日の出勤は、赤ずきんやシンデレラ。
  赤ずきんは″ 姫 ″なのかという疑惑はあるけれど、
  そこはメルヘンな雰囲気で誤魔化している。
  客が言うには、ご都合主義、と呼ぶらしい。

  一途だよ、と言って微笑んでくれる彼を見れば
  「そうだよね」と、わたしも漸く頷くことが出来た。

  うん、大丈夫。わたしも分かってる。
  わたしが一番、何より誰よりもお兄さんのこと。
  知ってる、理解ってる、──だって愛してるから。 ]


  (  そう、 だから、  )


[ 他の誰にも付け入る隙なんてないし、
  他の何にも立ち入るほころびはない。

  どこかがっかりしたような眠り姫の同僚は、
  確かまだ、働き始めて間もない子。
  「ごめんね♡」って口だけ動かして、笑いかけた。 ]

 
(21) 2025/07/01(Tue) 23:06:32

【人】 従業員 ルミ

 

[ あからさまに媚びる子はいないはずだけど。
  これでもこっそり期待を持つのをやめないなら、
  わたし、あの子とはお話しなきゃいけないな。

  オーダーを取ったのは別の子だったみたいだし、
  ここで引ける賢い子であることを祈るだけ。

  お仕事の姿を崩さずに接客が出来るのは、
  それが一番、わたしにとって都合が良いから。
  障害物を排除するのにはお金や人が必要だし、
  こういう時話し合いに、勤務態度は大切だものね。

  手を振ってくれるお兄さんに小さく振り返した。
  わたし達の愛の養分になる高級なボトルは、
  そうとも知らずに机の上で鈍く光っている。 ]

 
(22) 2025/07/01(Tue) 23:06:40

【人】 従業員 ルミ

 

[ 一箇所に長居するのは本格的な夜のお店だけ。
  あまり留まるとこわぁい人に怒られてしまうから、
  「また後で来るね」と場を離れて
  わたしは他の人の毒気を抜くために席を回った。 ]


  ねえ、他のお店行ったでしょ〜?
  猫耳見たくて帰ってきたんだ?


[ 前までは馬鹿げたくらいの承認欲求のために、
  こういう人へ「浮気者」って言ったりしてたけど。
  今はもう、有象無象の誰がどこへ行こうが
  興味もないから、軽く流すだけ。

  いきなり言わなくなるのもおかしいし。
  お兄さんの来店期間が被るから、
  勘付いたオタクが暴走しないとも限らない。
  これはただの抑止力。 ]

 
(23) 2025/07/01(Tue) 23:06:51

【人】 従業員 ルミ

 

[ わたしは大人なんかじゃないけれど、
  こういう危機管理は出来る方……だと思ってる。
  別に、本当にお兄さんに何かしようとする人がいたら
  取れる手段なんて、たくさんあるけど。

  出来れば未然に防いでおきたいもんね。
  同じ手を何度も選べるとも限らないし。 ]


  ……お兄さん、またオムライス頼んだの?


[ 一通り満足してもらったところで、
  わたしはお兄さんのテーブルへ歩み寄った。
  来店のたびにオムライスを見ている気がする。
 お絵描きしたのが誰か気になるけれど、
  様子を見るに、あのキャストでは無さそうだ。

  ちら、と店の時計を見る。
  今日はラストまで居ない、数時間のシフトだから
  退勤時間はそう遠くない。 ]

 
(24) 2025/07/01(Tue) 23:07:03

【人】 従業員 ルミ

 

  お兄さん、今日はいつまでいるの?
  わたし後一時間くらいで上がっちゃうから、
  それまでにツーショット撮りたいな!


[ どんなポーズがいいかなぁ、って
  チェキの相談をする振りで距離を詰める。 ]

 
(25) 2025/07/01(Tue) 23:07:37

【人】 従業員 ルミ

 

[ 今日はこの後個室やシャンパンの予約もないから
  残業せずに帰れるはず。
  「チェキにハートいっぱい描くからね」と
  わたしはすっかりご機嫌だった。** ]


 
(26) 2025/07/01(Tue) 23:10:53

【人】 会社員 雷恩

[彼女の出勤がラストで翌日が自分の出勤日の場合は
店には行かないようにしている。
つまりは、きちんと「るる@フェアリーテイル」のアカウントを
見ているということ。
予め彼女に告げないのは、自分の来訪を待って彼女の勤務に
影響が出ないようにとの考えからだ。

失敗をするとは思っていない。
仕事は彼女にとって好きな事というよりは「今」を元手に
目的を達成する為の金稼ぎの手段だと思っているから、
割り切っている分、気負い過ぎることはないだろう。
だが、こと「お兄さん」のことに関しては独占欲と執着が
強いものだから、自分が来るとわかっていれば出迎えを
常に請け負う――自分が来るまで――ことをしそうで、
それはいずれ他の客に尻尾を掴ませることに繋がりかねない。
この店の客は自分が推しの一番になりたいが故に
同担の客の足を引っ張ることに積極的な男が多いから。]
(27) 2025/07/02(Wed) 21:33:58

【人】 会社員 雷恩

[白雪姫が眠り姫に言葉の上でだけ謝ったのを見る。
申し訳ないなんてミリも考えていないような口の動きは
凶悪に可愛い。

本物の白雪姫も、この位狡猾に立ち回れれば、
うっかり死にかけることはなかっただろうに。
ネクロフィリアに見初められて生き返った姫の悲劇は
自分たちには当て嵌まらない。]


 ドリンクは食後に頼むから大丈夫。


[テーブルには、綺麗な半円のオムライスだけ。
ご一緒にドリンク、のお誘いは柔らかく断った。
「食後に」と付け加えることで、ケチな客という印象を
つけない。
尤も、ルミ以外にどう思われようがどうでも良いのだが。

白雪姫が自然な流れで此方のテーブルに戻ってくるように
不自然ではない時間、手を付けずに待つ。]
(28) 2025/07/02(Wed) 21:34:21

【人】 会社員 雷恩



 そう。折角描いて貰った絵を、るるの手で
 壊してもらおうと思って。


[ラブは注入されていないが、半円に掛かるケチャップは
提供側の決まりで写真映えするものになっている。
ルミが描いたものではないことは明らかなので、
ルミで上書きしてもらうのだ。

この思考が既に普通ではないことには無自覚だが
生憎この関係を外からどうこう言う人間関係を持っていない
ので永久に気づくことはないだろう。]
(29) 2025/07/02(Wed) 21:34:41

【人】 会社員 雷恩



 食べ終わってドリンクを頼んでからかな。
 ツーショのポーズとか選べるんだ?
 見本ある?


[まだまだ新参者の客らしく見本を欲しがって、
姫が携帯を出してくれれば、傍目にはSNSの写真を
一緒に見ているように映る筈。]
(30) 2025/07/02(Wed) 21:34:53

【人】 会社員 雷恩



 ハートで顔が隠れるのは勿体ないから程ほどにな?
 やっぱりシンプルに二人でハートマーク作るのが
 良いかな。



[行儀の良い客は、残り1時間の店員の時間を無理に奪わない。
大人しく、まだ飽きの来ないオムライスにスプーンを入れる。*]
(31) 2025/07/02(Wed) 21:35:21

【人】 従業員 ルミ

 

[ ──この仕事が好き、ってわけじゃない。
  高校を卒業しただけの世間知らずだったわたしでも、
  手っ取り早く大金を稼げて向いていただけ。
  だからここにいる。

  どんな風に笑えば人の気が引けるのか、
  どうやって話せば人の愛を手繰れるか。

  この店の皆は、わたしの運命の為の練習台。
  今はもうそれを手探る必要はなくなったけれど、
  お金も、盲目な下僕もあればあるだけ損しない。
  …………まあでも、これ・・が続くなら
  そろそろ考え時になるのかも。 ]

 
(32) 2025/07/02(Wed) 23:03:47

【人】 従業員 ルミ

 

[ 本物の白雪姫はきっと誰にでも優しくて、
  人の心どころか虫一匹も殺せやしない。
  そんな風に弱いから、林檎を食べて死んでしまう。
  わたしは欲しいものも、人も愛もこころの一欠片すら
  手に入れないと気が済まないの。

  老婆が持ってきた毒林檎を奪い取って、
  邪魔な人間みんなに食べさせてしまえば
  あのお姫様も、違う結末だったはずなのにね。 ]


  ……!


[ ────例えばこんな風に。

  他のキャストが描いたオムライスの落書きを、
  壊していいよ、って赦してくれる、王子様。
  サーブが出来なかった不服で空いた隙間が、
  瞬きの間に満ちていく。 ]

 
(33) 2025/07/02(Wed) 23:03:53

【人】 従業員 ルミ

 

  いいの? えへへ、やったぁ。
  任せてっ、わたし壊すのは得意だから!


[ 誰がケチャップを担当したかは分からないけど、
  凝ったアートではないあたり
  わたしを極力怒らせないように出来る子みたい。
  机の上に置かれたままのケチャップを取って、
  慣れた手つきで、文字通りの″ 上書き ″。

  尻尾でハートを作る二匹の猫をオムライスに。
  なんにも乗ってないお皿の外枠に、
  「だいすきだよ♡」の文字を書く。

  これくらいなら他の子だって使う言葉だから、
  お兄さんが尻尾を掴まれたりはしない。 ]

 
(34) 2025/07/02(Wed) 23:04:04

【人】 従業員 ルミ

 

  見本はねぇ、近付きすぎなければ良いから……
  お客さんがSNSに載せてるチェキが参考になるかな。


[ ツーショットを撮った人の中には、
  メンションしてチェキを送ってくれる人もいる。
  同性のお客さん相手なら距離も多少近いけど、
  異性は肩が触れ合わないくらいの遠さ。

  二人の写真なら普段撮ってるのに、とは思わない。
  わざわざ店まで赴いて、
  わたしにお金を掛けてくれるのは
  お兄さんの愛のひとつだって思うから。

  愛を疑うより、喜んで飲み込むほうが良い。
  ──そうすればそれは強固な本当になる。 ]

 
(35) 2025/07/02(Wed) 23:04:09

【人】 従業員 ルミ

 

  ふふん、分かってるよ〜!
  チェキの落書き経験、わたし豊富なんだから。
  そんな失敗しないって。

  じゃあ、ハート作り合いっこで撮ろうね!
  食べ終わりそうな頃にもう一回来るよ。


[ お行儀の良いお客さんには、
  長居しようとしない、潔い店員で応じるべきこと。

  自分だけのチェキを撮って、落書きもして、
  隙間時間にちょこちょことオタクの機嫌を取れば
  お兄さんが食べ終わるのを待つのも簡単な話。

  賢明な眠り姫は、様子こそ伺えど近寄りはしない。
  ……あくまで近くに行かないってだけ。
  相変わらず視線はたくさん向いてるし、
  見るからに「かっこいい人に推されたい」感じ。 ]

 
(36) 2025/07/02(Wed) 23:04:23

【人】 従業員 ルミ

 

[ ────思ったより、賢くなかったみたい。
  お客さんが馬鹿なのは、
  そういうお店だからある程度納得出来る、けど。

  まだ指名もお客さんもついてない新人さん、だし。
  ……まあいっか、辞めてもらっちゃっても。 ]


  ダメだよー、今日はもうわたしのオーダーお終い!
  チェキはまた次撮ってね。
  個室もだーめ! 他の子に頼んでってば!


[ 同担を出し抜こうと追加注文したがる人達を、
  「残業したくない!」と言ってぴしゃりと追い払う。
  個室なんて以ての外だ。
  室料を取る代わりに、
  接客に来てほしいキャストをひとり指名出来るのが
  このお店独自のルール。今からなんて残業必至。

  こんなだからお兄さんに敵意を向けるのかも、と
  わたしは少しだけ頭が痛くなった。 ]
 
(37) 2025/07/02(Wed) 23:04:33

【人】 従業員 ルミ

 

[ 退勤まであと30分、ってところで
  わたしはお皿を空にしたお兄さんの元へ戻った。 ]


  お待たせ、お兄さん!
  ドリンクまだ頼んでないよね?
  オーダー通したらチェキ撮ろっか!


[ ″ お店の中だけのお兄さん ″、
  ……お兄さんの歴代の女たちは見たことがない
  もう一生瞳に収められない、わたしだけのもの。

  にこにこと笑みを浮かべ、
  記憶へ刻むようにお兄さんを見る。
  わたしが上書きした、オムライスのお皿。
  「美味しかった?」って甘い声で聞きながら。** ]

 
(38) 2025/07/02(Wed) 23:09:05
 




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