誰だ貴様は？
なんだ？その雄々しいフランスパンは！

な、何をするだァーーーーーーッ！！！！

　私の名前はエラ。
　人呼んでシンデレラ《灰に塗れたエラ》。
　もちろんこれは私が好き好んで名乗っている名前ではない。名付けたのは私の家族だ。
　家族といっても、血は繋がっていないのだけれど。私のお母様は私が幼い頃に亡くなられて、お父様は今のお継母さまと結婚された。お継母さまには三人の娘がいて、それが今の私のお姉さま。マリーお姉さま、ゴリーお姉さま、ユリーおねにーさまだ。
　私をシンデレラと呼び始めたのはこの四人なので、私は誰からもシンデレラと、そう呼ばれるようになった。今となっては、自分から名乗る時ですらシンデレラと言う始末だ。でも仕方がない、私の家族が私をシンデレラと呼ぶ限り、私の名前はシンデレラなのだ。止めてもらおうと思ったこともあったけど、私はもう疲れてしまった。お継母さま達は私に雑用を押し付けてばかりで、私に自由なんてものはなくて、私は独りぼっちだから。
　

　お父様は、お継母さまと結婚されてから、色々と変わったと思う。なんと言うか、好きになった人の影響を強く受けているんだと、私は勝手にそう思っている。ただ、時々でいいから、私という娘がいることを思い出して欲しい。お母さまとお父さまと、そして私と、三人で過ごしていたあの日々を回顧して欲しいと、ほんのちょっぴり思ってしまう。
　私はあの輝かしい過去を、音や匂いでしか覚えていない。お母さまの声や、服の匂い、そして抱き締めてくれる優しい感覚を確かに記憶しているけれど、私はあの人の顔を知らないのだ。
　私は、盲目だ。
　産まれた時から私の世界に光はなかった。
　目が見えなくて困ったことは多々あるけれど、同時に見えなくて良かったと思うことも数多くある。
　

　私は『美しい』を知らないが、同じように『醜い』を知らない。
　マリーお姉さまは自分を『美しい』という。けれど、私はそんな彼女の姿を見ることができない。だから私には『美しい』が分からない。声は確かに綺麗だけど。あんなにツンケンしてなければ、もっと綺麗に聴こえるのに。なんて、思ってしまうくらいには。
　お継母さま達は私を『醜い』という。
　『醜い』って、何なんだろう。
　私はお母さまの顔を知らないように、同じように自分の顔も知らない。自分の顔を見たことがないし、これからもきっとない。
　けれど、私の顔が『醜い』のだとしたら、それを見ないで済むのは幸運なことで、私は幸福なのかも知れない。
　そうだ、私は『幸福』なんだ。

　住むところがあって、着る服があって、時々抜きにされるけど食事もある。
　生きていく上で、必要なものは全て揃っている。生活を脅かされるような危険はないし、大きな病気をしたことだってない。
　だから私は幸福なんだ。『幸福』っていうのは、そういうものなんだ。
　なら、私は『幸福』に生きていかなくっちゃあならない。『不幸』じゃない、『不幸』なんかじゃないってことを、全身で表しながら生きていかないと。
　上手くできているだろうか？　きちんと、『幸福』に生きていられているだろうか？
　お母様の願いを、叶えられているのだろうか？

　近く、お城で『舞踏会』が開かれると聞いた。お継母さまも、三人の姉達も、舞踏会に向けて準備をしている。口中の『美しい』娘が城に集められ、その中から王子様の結婚相手を決めるらしい。
　まぁ、私には縁のない話だ。
　『醜い』私には、シンデレラには、全く関係のない話だろう。むしろ、醜い私がその場に居たりしたら笑い者になってしまう。それはきっと『幸福』とは言えない。幸福でなければ、お母様との約束を果たせない。
　だから、私はお継母さまから「舞踏会には連れて行かない」と言われた時、ホッとしてしまったのだ。
　私はこれでいい、このままでいい。
　『幸福』であるはずの、今のままがいいんだ。
　

>>6
エラ〜！！エラ！！！
埃まみれの愛しい娘ッチ！！！！
ﾊﾟﾊﾟﾝのおニューのネイルもまつ毛もひらひらのチュチュも貴女に見えないけどぉ香水は嗅げるハズッ

ねぇねぇクンクンしてぇぇぇ
褒めて称えてぇぇぇン
アタシが舞踏会のヒロインよ〜！！！

ブトウカイ...
いいねェ...

誘惑の香りが漂うぜ...

うン...？
...あァ...それだけじゃねェな...
実に歪で歪み切った...それでも純情を捧げんとする無垢な女たちの...血と涙と汗の香りだ...
女は言うだろう...『手袋を取りなさい』...と...

この俺、イランイランはかわいい人間どもを応援している...

自分の美に興味はねェ...
魔女ってェのは一様に美しいもんなんだヨ...

そんな俺はいつもは店にいるが...今日は『closed』だ...
だがご安心だぜ...
俺はどこにでもいるし、どこにもいない...
...シュレディンガーのネコチャンさながらに...な...

[ 肌寒さに目を覚ませば、辺りには霧が立ち込めていた

この国で迎える朝は何度目かはっきりとしないが
星空がとても綺麗なこと、そして耳元で鳴く鈴虫の声が心地よい事は知っている

なぜか施設を一切利用できないからだ
ここに来てからというもの、毎晩野宿である


住民から向けられる警戒に満ちた視線
警報のように響く女性の悲鳴
襲いかかる自警団

]

>>11
出張大サービス中だゼ...

…寒いわね、ドレスに似合うコート出さなくちゃ

はぁ。めんどくさいけど招待状書かなきゃ。

えーと。

僕のお嫁さん探すためにみんな集まってくださーい。
ぶとーかいっていうの、やりまーす。

……うわ、見たことない顔でセバスチャン(執事)が睨んでくる。
もうちょっと真面目に書こ……

>>7お父さま

マリー！ユリー！
王宮で舞踏会があるらしいわ！

しっかりおめかしして行きましょ！
王子様に見初められて…それで…うふふ

王族に近づくためなら何だってしよう

>>18
ゴリー、あなたは無理をしなくていいのよ

>>17 ハハン
ごめんください
僕は刑事エロンボ

差し支えなければその舞踏会とやらについて詳しく聞かせてもらっていいかな？
君達も参加するのかい？

やれやれ舞踏会かやれやれ
興味は無いけど参加する事になりそうだやれやれ

>>18
ゴリー、お留守番してなさい

>>21
ご機嫌よう。オホホ。
舞踏会は中央区にある王宮…つまり王族が住われているところで開催されるらしいの。
なんでも王の息子のエレン様は王位継承者として適齢期ゆえ婚約者を探しているだとか。
華やかな舞踏会で王子に見初められた者が次代の妃に一歩近づくこと間違いなしですわ。もちろん私の可愛い娘がその座はいただくんですけども、オホホホ！

ところであなたはどこの家柄のお方ですの？

…ぎゃあ！！あなた衣服を身につけていないじゃない！
ああ、なんて穢らわしいの！

>>24 ハハン
なるほど
舞踏会は表向きには王子の花嫁候補探しということだね
(おそらく裏では人狼が集結するのだろうな)
随分と張り切っているようだね
成功を祈っているよ

家柄かい？
僕は遠い国から来たんだけど、そこでは家柄とかはあまり問われないんだ
だからよく知らないな

それと、ちゃんと上は着ているよ
全裸で彷徨いていたら変態じゃないか

お忙しいところ申し訳ないけどもう少しいいかな？
最近おかしな出来事があったとかおかしな人物をみかけたとか、何か変わったことはなかったかい？

>>0:128エロンボ♂
ワ〜シのパ〜〜フェクトな作〜戦が何〜故バ〜レたのじゃ〜？！
こ〜なっては仕〜方な〜い！
坊〜やを追って美し〜いものた〜ちを探すとす〜るかフぞぇ！！フェフェフェ〜！！

>>16 ビューティフルケダモノ

肉...肉...
あいにくと肉の仕入れはねェな...
それとも、あれかィ...
肉ってのは肉欲的なことを言ってんのか...？
...なんてな...どっちも冗談サ...
【100%イイ肉使用俺の手料理と薬】

ブトウカイに行きたいならその薬を飲みな...
一晩だけお前の姿を美しく見せる薬だ...
体積はかわらねェからな...気をつけろよ...
見習いが作った薬なもンで...俺も効果はそこまでしか知らねぇ...

もう一度言うが、体積は変わらねェからな...

ユリー>>19
じゃあ私が仕立ててあげる
美しい私の姉弟なんだから美しくなるに決まってるわ

チュ、チュチュ？チュ…
[>>10寒いのは半分しか服がないからじゃないのかな？人間は自前の毛皮もないししっかり服を着ないといけないからたいへんだなあと思っているようです]

>>20 >>23


>>27

>>30ビューティフルケダモノ

.........
お前...本当に美しい生き物だなァ...
ふむ...

シンデレラがブトウカイに行くために必要な物は見える眼とただ一点の曇りもない美しいドレス...それと...城へ行く足かネ...

お前に免じて、願いを叶えてやろう...

>>25
おかしな人物なら貴方のことよ！
ああ汚らしい！
上だけ着て下を着ないのも異常だわ！

卑しい家柄なのねきっと！
ひぃぃ！

>>33
オホホホ！！！！

シンデレラよ、私達に虐げられ続けるがよい！
かぼちゃの馬車やらが迎えに来たりしない限り私達の目を欺くことは不可能！

>>32 ハハン
ご婦人、どうか落ち着いておくれ
僕が下を穿いていないのは蒸れるからだよ
異常なことではないし家柄も関係ないよ

仕方ない
それでは得意の演奏を披露しよう
これで落ち着いてくれればいいのだが

[ 僕は懐からトランペットを取り出した ]

>>30
あなたは…小屋に戻っていなさい
外は危ないから

ちゃんとした招待状書いた。

〜〜〜招待状〜〜〜

王国民の皆様。
この度、私、王国皇太子エレンは、急ではございますが明日、王国民の皆様を王宮にお招きし、ブトーカイ（(2)^1d2 1.舞踏会　2.武闘会）を開催したいと考えております。

これは人生という長い道のりを共に歩むパートナーと出会うことを目的としております。

日頃王国を支えてくださる皆様への感謝の気持ちを込め、盛大におもてなしをいたしますので、是非お誘い合わせの上ご参加ください。

……これでセバスチャンも文句ないだろ？

はーぁ。ていうか僕なんかより断然おじさまやねーさまの方が王に向いてるのにな。せーべつとか母親の身分とかどーでもいいことで僕が次期国王って、頭固すぎるよね。

ねーさま、僕に会いに来てくれないかなぁ。王宮から出て行ってしまった後、どこで何してるのかすらさっぱりなんだよなぁ。

どう〜やら坊〜やは取り〜込み中〜のよ〜だ
フェフェフェ、あ〜のおなごも美し〜い、全〜く憎らし〜たらありゃしな〜い
早〜く元の美しさを〜取り戻せば、私が世〜界で一番〜さ！

おや〜おや、何〜だいあの角の生えた娘〜っこはぁ
フェフェフェ、強〜い美〜力を感じるねぇ！！

>>33 灰被りの
よゥ...、どこからともなく現れるこの俺だ...
マジックリンの使い心地はどうだィ...?

おっと、そんなことよりも...だ...
お前さん、ブトウカイに行きたいンだろ...?
だがお前の最高にバッドでダストシュートなその格好は実に相応しくない...

そんなお前に俺から【(かなり際どい)綺麗なドレス】をプレゼントだ...そのドレスに合うガラスの靴も一緒だゼ...

やンだやンだぁ〜
アタシったらブトーカイで魅せるアングルキメるために
鏡の前で全体重右脚にのせてポーズとってたの〜〜〜！！！
そしたらガラスのピンヒールが割れちゃった〜！！

>>42 イランイラン
ちょっと〜魔女ッチ〜〜〜！！！
魔女ッチど〜〜〜こ〜〜〜！！！
アタシのチュチュにピッタリのこのガラスの靴、
すぐにお直しして〜〜〜！！！

コートは暖かくも着脱しやすいシンプルなものを
ドレスはフリルをふんだんに使って豪華に
刺繍で花と鳥をあしらって優雅さを
胸元は大きく開いて大胆さを表現

ユリーは赤と青どっちがいい？
双子コーデをしましょう

やァん双子コーデ可愛い可愛い写真に撮る愛でるゥ
血は繋がってなくてもアタシのセンスを受け継いでるゥ！！ッフー！

パパン、眩しい、まだ着てないわ
恥ずかしいからまだ待っててよね

[２曲目]

>>36 >>51
な、なんなのこれはッ！？
召使い！取り押さえなさい！

なんということだ
この下裸人はハッサンやカンダタすら隠していた下半身を隠すという教養がないのか
それとも網膜か角膜の病気で
シンデレラと同様に手術を受けさせるしかないのかもしれないな

>>52 ハハン
おや？何事だい？
ダンスのお相手かな？

マリー　>>44
私は青が好ましいかな
強く華やかに輝く赤はマリーに似合うと思うよ

>>53 ユリー
やあ
僕は刑事エロンボ
先日からこの国で色々と調査をしているんだ

最近何か変わったことやおかしな人物を見かけたということはないかい？
些細な事でいいんだ

>>47ゴリー
フェフェフェ〜！
そ〜この娘っこ〜！
そ〜んなとこ〜で、蹲〜ってど〜した〜んじゃぁ〜？

腹〜がへってるんな〜らこ〜の魔〜物カボチャの煮〜物をやろ〜かぇ。カ〜ルテ〜ンたっぷり、目〜から何〜から吹き飛ぶねぇ？

そ〜の代わり、あんたの〜美し〜一部をお鍋の具〜材もらう〜がねぇ〜フェフェフェ！

ついうっかりブトーカイを武闘会にしたけどまあいっか。
国を支える(物理)でも問題ないわけだし。

よく見たら武闘会なのか
女装せずとも潜り込めるかもしれないね

>>33灰被りの

そうそう...
ガラスの靴はとあるところから提供を受けていてな...
走っても足が痛くならない作りだ...
おまけに足踏みすると踵が光る魔法も付いてる...
目立つこと間違いナシだ...

ついでにコイツはオマケでとあるやつからお前にと
【とある薬】と適当な名を付けてある薬だが...ブトウカイの前に飲むとイイ...
お前の目でブトウカイがどんなものか、見てみるんだな...

>>0:134ネズ美
おゥ、ついでだお前の願いをかなえるゼ...

ここにチーズとカボチャがある...
こいつをこう...
ちょちょいっとしてな...

こうすると......カボチャの馬車の出来上がりだ...

ネズ美、お前はこのチーズを食べてる間だけ馬になれる...

>>58ゴリー
ワ〜シはグラティ〜ム、世界で一番美しい乙女じゃ〜！！

お〜鍋にいれる具〜材を探してぇ、久〜々に降り〜てきた〜のじゃ！！
フェフェフェ！！

ふんふんふーーん♪
…今日も学校でお勉強お勉強！

外国の言葉や計算問題は得意なのに一向に空は飛べない…
やっぱりこの杖と箒は合わないのかなぁ
ここのキラキラしてるとこが可愛いなって思ったのだけど…
やっぱ明日お母様に新しい杖と箒買ってもらおーっと⸝⋆


なんだか今日は街が賑やかね✧
何かお祭りでもやっているのかしら…？

あのーすみま…… >>60

>>61魔

>>62
チュ！！
[マウスはこれでシンデレラの役に立てる！とチーズを受け取り喜んでいるようです]
チュチュ！
[魔女えもんさんありがとう！と小さな頭をぺこり]

>>65
チュ？チュウ…
[マウスには難しいことはわからないけれど、シンデレラは醜くなんてないよ…と考えているようです]

シンデレラはしっかり掃除してるかしら
ちょっとでもホコリが落ちてたらキツくお仕置きをしてやらなきゃね…オホホホ！

でも今はそんなことより武闘会の準備をしなくては
あ〜忙し！オホホホ！

>>43 親愛なる友

ガラスの靴は脆いな...
そう......美しいものこそ儚く脆い...
だがお前のためにならこの脆い飴細工のように艶やかで繊細なガラスの靴さえも作り替えるぜ...

ピンヒールがお好みなら...望み通りヒールをピンに作り替えた...
美しいものにはトゲがある...
安心しな、そのピンは簡単には折れない...お前の体重を支えるくらいに強い魔法をかけてある...
あァ、でも無闇に走ったら地面に刺さるかもな...

>>65灰被りの

なんだ、合コン行きたいんじゃないのか...？
俺は欲のない人間は好かねェな...

わかったらさっさとそこのネズ美の馬車に乗って城へ行っちまいな...

あ、そうそう...ひとつ言い忘れたが...
ブトウカイの夜、0時の鐘が鳴る前に家に帰るんだゼ...
さもなくば魔法が解けてドレスもろとも靴以外の着てるもの全てが霧散するからな...

武闘会かやれやれ
もちろん初級魔法で身体強化出来るから肉弾戦でも負けるわけないなやれやれ
興味は無いけど参加するかやれやれ

ユリー>>55
じゃあ遠慮なく赤をもらうわ
これで拳を振り上げ跳ね返った液体も目立たないわね

あの子（シンデレラ）早く湯浴みしてくれたかしら
また部屋中真っ黒になってたら許さないんだけど

>>64 ヘイゼル
やあ、お嬢さん
どうしたのかな？怪我は無いかい？

今夜武闘会があるとかで街は騒がしいからね
気をつけるんだよ

のんびりやっている時間じゃないね


[ トランクを開き、シルバーのウィッグを取り出す
続いて高級感のあるティアラと煌びやかなドレス
純白の翼と薄いブルーのフリルをあしらったそれは
さながら一国の姫が身につけるような輝きを放っている

それらを手早く身につけ、ささっと化粧を施せば、元々の中性的かつ端正な顔立ちと相まって、目を見張るような美しさだ

予算と時間と美学の関係で、ドレスは上から腰の部分までしか準備できなかったが、風通しの良さや開放感を考えればこれで良かったのだろう

上半身だけは完璧な姫の出来上がりだ ]


さて、武闘会に向かうとしようか

なぜかしら、一人モザイクがかかっていて存在を認識できない人が居るんだけど
あれは何？なぜ存在が秘匿されているの？

馬車に乗車を拒否されてしまった
この国はとことん余所者に冷たいみたいだな

>>69 イランイラン
魔女ッチ達者〜〜〜〜！！！完ペキ〜〜〜！！！
で
アタシ舞闘会へゆくわ！！！

でも地面に刺さっては〜し〜れ〜な〜い〜
馬車〜ちょっと馬車待って〜〜〜

>>77 半裸
アラすてきな超ミニのドレス！！！
ウィッグもイカしてる〜〜〜！！！
アタシのお仲間じゃな〜い？？？

[ 不意に声をかけられ、振り返る >>79
そこにはなぜか女性物のドレスを身にまとった大男がいた
毛むくじゃらと言ってもいいくらいに髭が濃い
趣味なのか変装なのかは分からないが、その肉体から発せられる気迫には全くスキが無い
色々と只者ではないだろう ]

やあ、はじめまして
僕は刑事エロンボ
あなたは…

[ 名前を聞こうとしてあることに気付く
彼はひと目で僕の変装を見破っている
恐ろしい慧眼だ
そしてこう言った

「アタシのお仲間じゃな〜い？？？」

つまり…

彼は僕と同じ、『世界警察』から派遣されているエージェントなのだ
別働隊がいるという話は聞いていないが、彼の言動を見るにそう考えるのが自然だろう

しかし彼のような刑事は知らない
世界警察の仲間であれば知らない顔はいないはずだが… ]

[ いや、１人だけ可能性がある刑事がいる

今世紀最大の発見とも言われている未確認生命体・イエティ刑事だ
毛むくじゃらで雪山に住んでいる巨人だということ以外は、全てが謎に包まれている刑事だが、身体的な特徴は一致している
この凄まじく非常識なオーラからも間違いないだろう

まさか伝説のあの刑事がこんなところで潜入捜査をしていたとは…

名前などを聞くのは野暮というものか ]


…失礼した
どうやら僕とあなたは仲間のようだよ
あなたのことは何と呼べばいいかな？

パパンもくるの？親子参観？
ちゃんと美しくあろうという気概が見えるから許すわ

いたたたた… >>a0

>>74 エロンボ刑事
あ、だ、大丈夫です…
けど、貴方は大丈夫じゃないですね…？

…武闘会？
そういえば今朝お母様がそんなことを言っていたよーな
私も参加したいっ✧
そういう大舞台でこそ突然目覚めたりなんかしちゃってすごい魔法が出たりするものなのよ、きっと！
うん、そうに違いない！！

…ところでこんなに近くにいるのに腰から下辺りがなんかこう、もやもやしてて見えないわ？>>76
私の視力が落ちちゃったのかしら…？

ん、また誰が来… >>79

またしてもなんかすごい人が来たけど、そんなことよりそのドレスすっごく可愛い〜♡
それどこのドレスですか？？

>>84 ヘイゼル
僕は大丈夫だよ
至って健康だし、物理的にも人間関係的にも風通しがいい
武闘大会への参加は考えた方がいいかもしれないね
僕の見立てでは武闘会に参加しようなどという者は、人の皮を被った魔物か偽装すらしてない魔物ばかりだよ
君のような女の子には少々荷が重いかもしれない

見えない？
おかしいな
もやもやして見えないほど毛深いことはないんだが

武闘会と言うからには、剣術より拳術に秀でた者の方が有利なのだろうな
しかし観客も多いならどこに縁があるかわからない
万端の準備で臨めば何か巡り合わせがあるだろう
まず警備として怪しい者の出入りを監視しよう

武闘会の出場者はもう集まっているかもしれないな
人ごみに乗じて潜入するためにも急がなければならないだろう

>>82
でしょでしょお仲間見ィつけた♥
アタシは ﾊﾟ ﾊﾟ ﾝ
ビューティーをつかさどるゴッドファーザーよ〜！！

>>85
やンだぁ〜 お目が高い可愛子ちゃんネ
このレオタードとチュチュはチャコットで買ったのぉ〜〜！！
ガラスの靴は魔女ッチに強化リメイクしてもらったのよ〜〜！！
見てみてキッラキラのピッカピカ〜〜〜！！！！！

>>89 パパン
ではパパン殿
短い間になるとは思うがよろしく頼むよ
僕は渋滞に乗じて城内に入り込むつもりだ
パパン殿も気をつけて

[ 「権力なき者に自由は無い」
これが両親の口癖だった。
当時の幼い自分にはあまり意味が分からなかったが、両親が他界してからの少女時代にて嫌でもそれを痛感することとなる。

今の生活は悪くない。
ただ、もっと、もっと力を手に入れなければ満足できない贅沢三昧な身体になっていた。

権力はこの世で1番、民衆の支配に手っ取り早いものだ。下賤な者は権力が無い故に地面に這いつくばり、雑草を貪ることを幸せだと認識し、搾取されてゆく。そしてそのうち、搾取されていることにも気付かなくなる。
権力を得た者が地位を、名声を、金を、そして自由を得る。次の武闘会はまさに″それ″を得る千載一遇のチャンスといえた。

前夫はその地では名の通った富豪の家柄だった。
前夫が病死した時にまず最初に思ったのは自分と娘達のこれからの生活だった。
パートナーの死という事実に何の感慨も湧かなかったのは結婚を手段と考える自分にとっては当たり前のことだった。
今の夫にも富と家柄が目的で近づいたが、あの女が住んでいた場所だと思うと非常に気分が悪い。その娘のシンデレラは存在そのものが癪に触り、苛立ちを覚える毎日であった。]

ふんっ
この武闘会でマリーが王子に見初められたら家から追い出してやるんだから。

[ 王城の前は人でごった返していた
あまりにも密だ
この人ごみに乗じて王城に乗り込む

目標はこの国の腐敗の中心、国王だ]

>>67鼠

帰った帰った
ただの戦闘狂の祭りではないんだ
賭ける領地も屋敷もないなら大人しく観客席に回ってくれ
はい次

うわ、すごい人だなぁ。
これ主催の挨拶とかいるのかな。

僕が男だからってパートナーが女性である必要はないし、だからこそ老若男女が集まってるんだろうけど……あまりにも個性が強すぎて眩暈がする……。

こんな国を僕が治めるの？まじで？

[ 門前まで進む
相変わらず凄い熱気と人の波
だがあと少しで第一目標はクリアだ

法や秩序を乱した者は裁きを受けなければならない
人々の穏やかな暮らしを脅かしてはいけないのだ
罪を暴いて必ず逮捕してやるさ ]

>>86 エロンボ刑事
そういう場にいったら、内に秘めたる魔力みたいなのが、こうバーーーンって出てきたりしないかなって…
小説とかでよくそういう物語読むものっ✧

…ん？
エロンボ刑事さんの下半分だけ、なんかこう時空が歪んでいるようにみえるというかモザイクがかかっているように見えるというか……(何かを見たような気もするけど>>64、思い出してはいけない何かな気がするわ)


>>89 お兄さん(お姉さん…？)
チャコットなんだ〜！
独創的で可愛…ま、魔女！！！？
この街になんと魔女が…！！！！？
弟子にしてもらえないかなーっ(そわそわ
どこにいるのかしら？

>>95
チュ！チュチュ！
［すっくと立ち上がりマウスはもちろん！と意気込んでいるようです
シンデレラの準備が整えばチーズを齧って走り出すことでしょう
張り切りすぎて半裸の人やキラキラのお父さんにぶつからなければいいのですが…］

>>78ゴリー
フェフェフェ〜！
こ〜のワシ〜に留〜守番じゃ〜と〜？
何〜と命知〜らずな娘っこ〜！

フェ〜！い〜い〜だろ〜！！
そんな〜ら戻ったあ〜んたの角と引〜き換えだぁ！
とっ〜とと！いっちま〜いなぁ！！

>>99 可愛子ちゃん
そ〜なの！！！頼りになる魔女ッチがいるんだってば！！！
お店がクローズドでもきっと見つかるわ〜！！
むしろあちらから見つけてくれると思うの！！

>>100
アタシの毛だらけのすねに鼠ッチがぶつかる気がしてきたわ〜！
予感ビンビンよ〜〜！！！顔をうずめて窒息しちゃダメッ

進路クリア
侵入成功
引き続き進行する

[ 王城への侵入は意外と容易かった
だが油断は禁物だ
ここまで簡単だと罠の可能性もある

僕は懐からトランペットを取り出した
有事の際に即座に吹くためだ ]

む…あれは… >>97
国王にしては聞いていたのより若すぎる
王子か…？

>>102 お兄さん(お姉さん…？)
えーついに私も憧れの魔女になれる日がー！！？✧
空を飛ぶ魔法とー、スイーツをいっぱいにする魔法とー、きゃーどうしよう！！夢が膨らむ〜！！！

お兄さん(？)も今夜の武闘会行くんですよね…？
私は魔女さんのところに行ってから向かいますねーっ
わー素敵な情報をありがとう♡

…とりあえず大きな声で呼びながら探してみようかしら

>>99 ヘイゼル
おやおや
そんなに顔を近づけたら大事故になりかねないよ
君くらいの歳の女の子が興味を持つのは仕方ないが、モヤがかかっているという事はやはり社会倫理が物申してるということだよ
君は家に帰って雪見だいふくでも食べていたまえ

>>100 マウス
先ほど何かが尻に挟まったような気がしたが
君かな？いけないよ

[ 真っ赤なドレスをたおやかに揺らし、会場へと足を進める。
　そこには色とりどりの正装に身を包んだ"王子の嫁候補"で溢れかえる。

　朗らかに笑顔を振りまく娘。
　自分と色違いのドレスを纏った男。
　どうあがいても逞しい骨格が隠せていない男。
　なぜこの場に居られるのか不思議でならないモザイク男。

　誰もが自分の敵なのだ。
　眉間のしわを深め、マリーは拳を握りしめる。 ]

あの玉座に輝くのは、この、世界で一番美しいマリー様よ

>>102
チュ！？チュチュ！
［毛並みに関しては負けるつもりはないようですが、馬車馬に変身したマウスがぶつかってはパパ上様の脛が無事にはすみません
馬車の操縦には気をつけることでしょう…］

チュワ！？チュチュ！チュー！
［マウス違いです！お尻お大事に！と言いたいようです…］

遂に来たわね
ここが王城…

>>106
マリー、あなたは綺麗よ
この中で1番

オーホッホホホホ！！！！

>>104魔女っ子

呼ばれたなァ...
お前の願いを聞いてやるぜ...