六六六 ミケは、メモを貼った。 (a0) 2023/11/20(Mon) 7:05:42 |
機械音声(村建て)は、メモを貼った。 2023/11/20(Mon) 7:09:40 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 旧版インターフェイス使用時に フィルター等が消失する現象がまた出てしまった…。 何が引っかかってるんだろうな、これ。 (-2) 2023/11/20(Mon) 7:16:54 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 締めです、っていうのに慣れてなさすぎて、 メモをどう綴ったらいいのかわからない顔をしており…。 締めの締結のこう、ニュアンスというか機敏:とは。 時間距離空気…何もかもが無知…!(寝れない) (-3) 2023/11/20(Mon) 7:26:46 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a1) 2023/11/20(Mon) 7:41:12 |
【独】 言ト霊 羅生Q直青君にどうしても感情を持つならペア参加にすればいいじゃない! Aそうですね……( 時間がコンスタントに取れなそうだなーって。プロですらこのような有り様だ……メモ使いも未就学レベルですが、ここにレスしたよ〜ってわかーる、便利。やってみよう。 (-5) 2023/11/20(Mon) 7:45:08 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a2) 2023/11/20(Mon) 7:49:00 |
【人】 巫凪 桜花[言葉に詰まる彼は、珍しく揺らいでいるように感じた>>0:142] …どうかした? [けれど、すぐに続けられた問い。 口数のさほど多くない彼に聞かれた、そのことが、嬉しい。 知らず、色素の薄い唇が綻ぶ] 今日は、栗鼠を見たんだ。 すばしっこくて、身体にワイヤーが入ってるみたいに、 時々動きが可笑しい。 尻尾はふわふわで、…たぶん、触れたら柔らかい。 [そうだろうか?そう言えばまだ、確かめたことがない。 最初に施設長から研究の邪魔はせぬよう釘を刺されたため、 干渉は控えていたが。 ―――触れて、みたい。] 見てるだけ、だけど。 [浮かんだ欲求とは裏腹に、呟く*] (4) 2023/11/20(Mon) 7:49:34 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 広コアdayなので、現軸やるなら今日とかなのではと思いつつ、時間軸の概念もまた難しいなとも思っており…。RP村が展開していく際の模様が想像できてないんだろうな。この感覚は、戦術論が分からない時の感覚に近い。 やってること(というよりかは促されている?こと)って、ガチ村でいうと狼や狂人サイドなんだろうなという気がしてきた。潜伏よりも騙り側の。 全ての箱が開いた時、また何か所感を掴めるだろうか。何か得られてるといいな…。様々な世界。 (-8) 2023/11/20(Mon) 8:03:52 |
【独】 言ト霊 羅生メディウムさん、可愛いねぇ 外見から勝ってるよね。 浮草生命研究所のメンツはさすが愛らしさと一抹の不穏さが段違いに良いね。 この施設では脱字をしやすい僕だけど、メディウムさん→めでうむさん→愛で膿むさんと変換したのがとても順当に思えてしまいました。どうなるんだろうな雷メディペア。 (-9) 2023/11/20(Mon) 8:08:01 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 羅生さんに変な物(というか距離か?)を投げたのではとごろごろ思っていたので、メモが大変染み入ります…。 何かやるなら別の角度の話なんだろうなあ、とは当機の馴染みでは思ってしまうんですが。しかし馴染みの読みは角度その物が悪そうにも。あと、単純に当機の能力不足。 まあ悩むとこは悩んだので、もう一度ログを読むとこからかな…。 (-11) 2023/11/20(Mon) 8:14:50 |
【独】 寿ホ儀 直青赤窓があります! (忘れてた) >赤窓:年齢制限のかかる内容のRP なるほど…………。 書きたくなっちゃいますね……赤窓しゅき……。 (-13) 2023/11/20(Mon) 8:21:07 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* ……はっ。 旧版インターフェイス、追跡ブロック類で弾かれてる説。なんかブラウザ側にも何かしらあったよな、そういうの…。起きたら見てみるか。 (-14) 2023/11/20(Mon) 8:25:02 |
【人】 巫凪 桜花[以前のメンテナンスの折、動植物のデータが欲しいとねだれば、外部デバイスを与えられた。 それは、アクセス可能なデータに制限がかけられたもの。 新人類の成長に相応しい情報か否かは、当然管理されている。 植物を自在に成長させる能力を与えられながらも、 外界で多様な動植物を目の当たりにする機会は無いに等しい。 楽園をそぞろ歩きながら、デバイスを通じて網膜に映すその名や生態を知るのは、興味深いものだった] ここに来てから見たのは。 緑と、花と。動物。 …こんなにたくさん、在ったんだな。 生でみると、ちょっと色が違う気がする。 そんなはずないのに。 南国の花は匂いが強くて。緋雁の嗅覚だと、きつすぎるかも。 [問われるまま拙く紡ぐ、目にしたもの、感じたこと>>0:144 今はただ、此処の生態系に圧倒されるばかりだ。 とりとめもない言葉を、自らの創造主である彼に語って聞かせる時間。 深い眠りの水底へと、ゆらゆら揺蕩い、沈みゆくまでのひと時。 シェルターに守られるより安穏とした心地が、意識の深部に刷りこまれていく*] (7) 2023/11/20(Mon) 8:43:09 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a3) 2023/11/20(Mon) 8:49:38 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 現在:楽園の一角(リヒトーヴ) ─ [オレの問いに、その機械は“考えた”。>>0:162 機械が考えること自体は不思議だとは思わない。オレだって考えることぐらいするし。 けど、なぜ考え込ませてしまったのかがわからなくて、じっと見つめて答えを待って] ……誰かの命令で動いてるわけじゃない、ってこと? じゃあ……なんのきっかけでここで仕事してるの? [自発的に見つけた仕事、なんだろうか。 それとも元々、使命が刻まれている? オレはそこに興味が湧いてしまった。 もっとも、どうしても答えが引き出せそうにないなら引き下がることになると思うけどね] (8) 2023/11/20(Mon) 8:53:33 |
【人】 三ノ宮 緋雁[守るために外界へ行くのが不思議──>>0:163 その機械がそう思うことには、オレは疑問が無かった。ここを守って維持するには、つきっきりでいるしかなさそうだし。 だからその発想の差は、つまり] それは設計思想の違い、じゃない? オレの“存在意義”を脅かす者が世界中にたくさんいて、 オレはそれらを殺す力を持っている。 壊す なら、やることはひとつだよね。 [これを言ったら警戒されるのかな、と少し思ったけど。結局言ってしまうことにした。 オレの──オレたちの存在意義は、新人類たち。彼らがこの世界で生きていけるように、旧人類は全て滅ぼす。それがオレたち戦闘AIが生み出された理由だ] (9) 2023/11/20(Mon) 8:53:47 |
【人】 三ノ宮 緋雁[個体名があるのなら、人類と何らかの関わりがあったんじゃないだろうか?>>0:167 オレはなんとなくそう思った。AI同士で個体名を授け合うこともあるかもしれないけれど、それはよっぽど人類に近づけて造られたものたち同士だけな気がして] リヒトー……ヴ、リヒトー、ヴ…… ……リヒト! [機体の構造の関係なのか、オレにはいくつか『発音しづらい言葉』がある。この機械の名前はたまたまそれだった。 他にも数人の名前がそうで、例えば桜花ちゃんをちゃん付けで呼ぶのも、『桜花』じゃどうしても言いづらかったから……というのが理由なんだよね] 名付けてくれたのは、あの所長? ウキクサとかいう…… [リヒトの事情をあまり聞き漁る気は無かったんだけど、どうしてもこれだけ尋ねてみたくなったのは──あのひとがずっとメモリーに引っかかっているからなんだと思う] (10) 2023/11/20(Mon) 8:54:04 |
【人】 三ノ宮 緋雁[雷恩がメディウムちゃんと何をしていたのか、どんな会話があったのか、オレは把握していない。けれど雷恩がしたいことをする分には、オレが邪魔する理由なんて何ひとつない。 やりたいことをやってほしいんだよね。 それが新人類の繁栄に繋がるって、オレは信じている。 だから頼まれたら手助けするつもりでいるよ、 邪魔者を殺してでも。 物 壊し それにもし雷恩に危害が及ぶなら、そのときは── 危害を与えた相手をオレが殺すだけだから。 壊す これはもちろん、桜花ちゃんもね? 二人のやりたいことの助けになるなら、 邪魔なものは全部オレが排除してあげる。 そうやって二人を守るのが、オレの存在理由だから]* (12) 2023/11/20(Mon) 8:54:43 |
【人】 三ノ宮 緋雁──その後 [オレは楽園でリヒトと会った後、雷恩とメディウムちゃんの邪魔をしないようにその場を離れることにした。 帰る途中でもし桜花ちゃんを見かけたら、声をかけたいとは思ってた。気になってることがいくつかあったから。 その後は病棟の借りてる部屋に戻って、夜のメンテナンスを待つ予定。 ……けれど。 もし病棟に帰る途中であの所長を見かけたら、気になって追いかけてしまうかもしれない。 そんなことがもしあったら、メンテナンスに間に合うように帰れるかは自信がないな]** (13) 2023/11/20(Mon) 8:55:06 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a4) 2023/11/20(Mon) 8:59:13 |
【人】 苗床環者 メディウム>>0:166 ……ぅ、あ……? [彼の口から言葉が放たれた瞬間、「私」に根差した“これ”が歓喜する、脈動する、求められた事に応えようと強く強く。 少しの痛みと、伴って襲ってくる多幸感のようなものに眩暈がして。それなのに意識もはっきりとしたまま彼に吸い寄せられるように近づいていって……そのまま、すっぽりと腕の中に収まってしまった。 親しい仲でも無い異性へこうも簡単に引き寄せられてしまうなど、羞恥でしかない。「私」はそんな事を、望んでなんか、いないのに。 >>0:98たしかリヒトがこちらを見ていたはず、こんな無様な姿まで見られてしまっただろうか。確認したいのに、男から目が離せない。 ……「私」はまだ知らない。これが、ほんの序の口でしかないという事を。]** (15) 2023/11/20(Mon) 9:38:42 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a5) 2023/11/20(Mon) 9:44:08 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a6) 2023/11/20(Mon) 9:49:49 |
機械音声(村建て)は、メモを貼った。 2023/11/20(Mon) 10:14:36 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a7) 2023/11/20(Mon) 11:01:50 |
【人】 巫凪 桜花[植生に応じて植物園は数多あるのだから、 此処である必要はない。 そう判断して、足をよそへと向ける。 これまでのところ、積極的にこの施設の住人には近づいていない。話しかけられれば、答えはするが。 そもそもミケが新人類とみなした彼らは、果たして―――? その疑問を己が口にすれば、さてどうなるだろう。 sintoisMécaniqueの理念と存在意義を鑑みれば、『人類』皆友達とはいかない。 彼らが大地を穢すものでさえなければ、それでいい。 当面は、そう結論づけている。 何より彼らが殲滅対象と認定されれば、この場所も無傷で済むかはわからないのだから] (17) 2023/11/20(Mon) 12:11:30 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a8) 2023/11/20(Mon) 12:36:31 |
【秘】 研究機員 フランクル → 六六六 ミケ/* すみません、メモについて質問です。 以前自分が書いたメモは、新しくメモを貼ったら勝手に消去されるのでしょうか? メモの消し方と編集の仕方が分からず……。すみません😣💦⤵️ あ、自分は囁き狂人になっています。これで合ってるんですよね?赤窓使おうと思ったら使えるみたいです。 (-22) 2023/11/20(Mon) 13:48:45 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* むくり。prから思ってましたが、直青さんの愛嬌が眩しい。 メンバー確定したから孔雀革命の話が解禁された感。 緋雁さんがウキクサの話出してくれたから、当初の枝出せそう。 当機によるイメージだと、友も結局はリヒトって呼んでそうなんだよな…とは思いつつ。 しかし、先にリアルをやらないといけない。 緋雁さんとはすれ違いそうかもな…。 (-23) 2023/11/20(Mon) 14:49:36 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a9) 2023/11/20(Mon) 15:20:26 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a10) 2023/11/20(Mon) 16:16:17 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a11) 2023/11/20(Mon) 16:19:59 |
【人】 寿ホ儀 直青>>0:151>>0:152>>0:153>>0:154 [認知──納得──連想、ささやかな疑問──安堵、からの怯懦──戸惑い。思索、思索、思索、──再びの怯懦。 目まぐるしいシナプスの煌めきを直青は 視 ていた。]…………。 魂を育てる、とは羅生の"言葉"です。 [総括。下した評価は──「是」である。] 「確かに何か、ある」! 大いに結構! それが何より大事なことです。前提となるものです。 雷恩。言語の持つ力は何だと思いますか? それは定義をするということです。 君が「それ」をどう定義付けるのかを僕は知りたい。 もし言語化に至らなかったとしたならば、 それは君が「定義をしたくなかった」のと同義です。 [そしてそれもまたひとつの"選択"です、と結んで、直青は踵を返した。去り際、伸びた根の埋まる地面をしゃがんで撫でる。 大地に根差す、魂。そのかたちを確かめるように。] ** (19) 2023/11/20(Mon) 17:16:48 |
【人】 寿ホ儀 直青>>6>>7 ──そうですか、動物とは触れ合えましたか? ──違う「気がする」という感覚は、 丁寧に掬っておくと良いかもしれません。 ──ああ、それは三ノ宮に教えてあげると喜ばれますよ。 [ひとつひとつに頷き掛けながら、溢れ落ちる言葉を 記録 していく。桜花もまた、良質な"経験"を得ているようだった。一人は、"人間"への興味。 一人は、"人間以外"への興味。 それぞれに得たものがどのように派生、波及していくものか、直青の演算結果は未だ出力されていない。] 直接触れることで得られる情報量は膨大です。 その処理に焦ることはありませんよ。 感じたままを、今語ってくれたように、 丸ごとで記録──記憶していくことが、 …………ああ。 [返事が途絶えたと思えば、穏やかな寝息がそれに代わっていた。静かに抱え上げ、ソファからベッドまでの短い距離を移動させる。適温を保てるよう整えてから、部屋を辞した。 「特記事項無し」のタグを付与する。 寝顔を一度だけ、視界に収めた。] ** (22) 2023/11/20(Mon) 18:02:40 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a12) 2023/11/20(Mon) 18:05:56 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園にて(桜花) ─ [この一帯から去るつもりだったのに、向かう先を間違ってしまったみたいだ。オレは未だに植物園の中にいるし、歩いてるうちに花の香りが濃くなり始めた。 その中には際立った香りを持つ花もある>>7。外では絶対嗅ぐことが無いような、珍しい、それでいて花とは確かにわかる香り。 オレの嗅覚は本来、旧人類の殲滅のためにある。>>0:111 生き物の吐息、流された体液、体温で熱せられた何か。そういったものの匂いが「生き残り」の存在を伝えてくれる。 「それ以外」の匂いは検知できなくてもいい──と、初めのうちは思ってた。 でも、すぐに考えを改めることになったよ。雷恩と桜花ちゃんから、それぞれ独特の匂いがするって気付いてからね] (23) 2023/11/20(Mon) 18:09:10 |
【人】 三ノ宮 緋雁[雷恩も桜花ちゃんも、旧人類とはだいぶ違う匂いがする。 雷恩からは、植物の葉や根みたいな香り。 桜花ちゃんからは、昼間の植物みたいな香り。 どちらも人類らしい匂いと綺麗に混ざって、唯一無二の香りがする。 だから、いつもはすぐにわかるんだ。 匂いが感じ取れるぐらい近づけば、そこに雷恩や桜花ちゃんがいる、って。 けれど今は花の香りに気を取られすぎたらしい。 気付いたのは、オレの名を呼ぶ声がしてから>>18] あ、桜花ちゃん! [大切な存在だからなのか、それとも言わば仕える相手だからなのか、オレが彼の声を聞き逃すことはない。 それはたぶん他のAIたちも同じなんじゃないかと思うけど……尋ねたことはないな。 急ぐ様子もなく歩いてくる彼の元へ、オレからも大股に歩み寄った] (24) 2023/11/20(Mon) 18:09:25 |
【人】 三ノ宮 緋雁桜花ちゃんもここにいたんだねー。気に入った? 夜、部屋に帰ってないことがあるって聞いたけど…… ずっとここにいるの? [桜花ちゃんはきっとここでよく光合成しているんだろう、とはオレの勝手な想像。オレにはそれ以外を思い浮かべにくい、というのもある。 ただ、夜、部屋に帰らないならどこにいるのか、は少し気になっていた。初めは夜もここにいるのかと思っていたけど、どこか他の場所って可能性もある?>>0:140 夜はオレたちAIも思考や動作を抑えて休眠モードに入る。その間にどこかで危険を冒してないか、はどうしても気になるから。尋ねずにいられなかった。 すでに直ちゃんや羅生に訊かれた後かもしれないとも思ったけどね]** (25) 2023/11/20(Mon) 18:09:38 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a13) 2023/11/20(Mon) 18:10:53 |
【独】 苗床環者 メディウム/* ちらり。 相方さん待ちつつ他の方と絡みにいけるタイミング伺い中。今日は(今日も)低速になりそうだが。 直青さん、人たらし力高くね???の顔と羅生さんがどうなるかが気になりますねえ。あと緋雁さんウキクサ博士ペアの今後も楽しみ。 リヒトーヴさんフランクルさん桜花さんとも絡みたいですねえ〜 (-27) 2023/11/20(Mon) 18:15:49 |
【人】 機才博士 ウキクサ― 回想:機械とは ― [ 博士は博士だ。 " よりよい研究 "のためにわざわざ研究所を移し、 住処や環境を変えてまでも己の研究に命を燃やしている。 それはまるで奇妙な使命感でもあり、 導でもあり、または自分の存在意義でもあった。 博士は武力を持たない。 フランクルのように怪力を持つ研究員もいるけれど、 そもそもが自分を人間と称する思考回路の持ち主なれば 力で旧人類に該当する存在を排するのは領域の外の話。 初めてその機械と見えた時に、 博士は書面へ同意し、それから機械の姿を見つめ>>0:11 ] リヒトーヴ、と言いましたか。 機械の貴方がなぜ人類を排さないのです? ──話には聞いていましたが 実際にこうして契約を交えると、なんとも不思議です。 [ どこで彼らの話を聞いたのか。 博士は明かさなかったが、機械にはもしかすれば 思い浮かぶ顔があったかもしれない。 ] (26) 2023/11/20(Mon) 18:58:52 |
【人】 機才博士 ウキクサ孔雀革命。 侵略者ではない、人類の友であるようですね。 ならば貴方が守りたい温室──ああ、楽園でしたか? それを私たち浮草生命研究所も守りましょう。 リヒトーヴ、貴方の協力に感謝を。 [ そう言って、博士は微笑み頭を下げた。 美しい温室への欲も興味も関心も表には出さずに、 人らしからぬ肉体を持ちながら 人らしい表情を浮かべて。* ] (27) 2023/11/20(Mon) 18:59:04 |
【人】 機才博士 ウキクサ ― 現在 ― [ 博士は人間というものを愛している。 不全、心、思考、迷い、機械よりも弱い生命体。 植物に近いのがきっと人間だ。 光や酸素がなければ生きていけず撓れる植物のように、 人間もまた、庇護がなければ生きてはいけまい。 故に博士はAIや機械のことを理解は出来ないだろう。 今や良好な関係を築いているリヒトーヴはともかく、 滞在を許した彼らのことも。 ] ────……、 [ 新人類を擁する研究所と、同じく庇護する彼ら。 博士の興味関心は彼ら側の新人類に寄っているが、 AIとはどれほど人の真似事が上手いのか という点ではAI達にも興味はあった。 ──初対面で既に、約一名には顔を背けられたが。>>0:69 ] (28) 2023/11/20(Mon) 19:28:31 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ 博士にはおおよその理由に見当がついているが 決して真意を尋ねることはしなかった。 ただ時折施設内で相まみえることがあるたびに にこ、と笑って通り過ぎるだけ。 ] (29) 2023/11/20(Mon) 19:28:41 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ ──そんな存在が、もし自分を追い掛けでもするのなら>>13 博士は振り返って足を止めるだろう。 頭上のフェアリーサークルで光合成を終えたところだ。 後はそのデータを分析するだけだった。 ] 追いかけてくるのは初めてですね。 てっきり貴方には嫌われたものだと思いましたが。 何か御用ですか、お客様。 [ 博士は首を傾げて簡潔にそう尋ねた。 同時に、個体名を呼ぼうとしたけれども 名を知らぬことに気付き、お客様、と呼び変える。 臆すことも、場を辞した彼へ気遣う素振りも見せず 「ここでの生活はいかがですか」と 無難な言葉も口にして。* ] (30) 2023/11/20(Mon) 19:28:46 |
機才博士 ウキクサは、メモを貼った。 (a14) 2023/11/20(Mon) 19:30:42 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 回想:羅生と ― [ また機械は彼の言葉の真意を>>0:164 思案しようとし――その判断を取りやめた。 目の前の相手が、己よりも遥かに後世の…… あるいはごく単純に高度な機体であることが分かれば 充分なことに気づいたからだ。 ] ――いいえ、そうでもありませんよ。 己は、リヒトーヴです。 ……隠す話でもないので申し上げますが、 己は旧い型です。 あなた達と比較して、拙い技術で構成されるものです。 同胞たちはそうでもありませんが。 [ 移ろう紙の行方を眼で追いながら、機械は付け加える。 ] 己にとって、これは価値のある物です。 人の姿を取るものに対して、 常に一定の成果をあげてくれますから。 日頃の用途はありませんが、それで充分です。 * (31) 2023/11/20(Mon) 19:41:22 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a15) 2023/11/20(Mon) 19:44:36 |
【人】 蕃神 雷恩― 回想:桜花と>>3 ― [己の繰り返した言葉に、小さくうなずく桜花を眺める。 名は体を表すというけれど。桜色の髪が揺れる様は 君の2つの空に花吹雪を散らすかのようだ。] 確かに、そうだな。 外では見ない。 ――血と、汚染された大地と、空と。悲鳴と。 柔らかで、あたたかな存在は。 [付け加えられた言葉を咀嚼し、肯定する。 どこか急ぎのように言ったのは、自身の感情のごまかし? それともただ、伝えたかっただけか。 思案。思索―――それもまた、君の個性。と判断する。 君のそばは心が安らぐ。 デザインの割合は若干違えども、同じ旧人類だからだろうか。 それとも、生育環境が被るからだろうか。 いずれにせよ、旧人類の定義であるなら、心を許している。 と、いえようか、] (32) 2023/11/20(Mon) 19:49:20 |
【人】 蕃神 雷恩[だからこそ、揺らぎを観測されたことに恥じ入る思いを抱く。 羞恥と呼ぶべきものか。 一瞬の揺らぎと芽生えたものを、重ねる問いに霧散させ。 桜花に向け、続け踏み込んだ質問をすることもまた、 珍しいことではあったのだろう。 彼が語る様子を聞く。 栗鼠。は自分は見た覚えがない。 多分植物園の別区画にいるのだろう。居なければ温室にか。] そうなんだな。 ……俺は、見たことがないから。 出会えれば、良いなと思う。 [君の考えたように、面白い動きをしたり ふわふわとするのだろうか。 ――見ているだけ、と、告げる彼に。] (33) 2023/11/20(Mon) 19:49:32 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a16) 2023/11/20(Mon) 19:51:20 |
【人】 蕃神 雷恩― ファーストコンタクト:メディウム ― [笑みを湛える少女のような感情に触れる。 ――まるで、木漏れ日がさざめく風によって万華鏡のように 光を散らす、ように 或いは。叢雲より出た月の輝きが凪いだ海を照らすように。 ああ、 己の強い興味を、呼び起こす。>>14] [自分の腕の中に納まった「彼女」は小さくはかなく思える。 意識が触れた「貴女」は、どこか大きくも嫋やかに感じたものだが。 ――彼女、から窺える感情は羞恥、或いは拒絶。 それでも貴女からは、幸せそうな感情が流れてくる。 まるで、吸っても吸っても。根を張っても 満たされない何かが享楽を得たかのような心地。 腕の中の彼女を見る。 腕の中の、貴女を見る。] (35) 2023/11/20(Mon) 19:56:56 |
【人】 蕃神 雷恩 ――……例として、”君”ですべきでは なかったかも、しれない。すまない。 [謝罪し、解放を促す。 その際に君の「願い」を断る選択肢がなかったのは 多少この件も影響していたのである。*] (36) 2023/11/20(Mon) 19:57:34 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム[その際に。己の中の植物の部分は 「貴女」への興味を隠さずに。 薄っすら足元に絡んだ根が、少女の脚を愛撫する。 柔肌を食むように。或いはその肌の下に蠢くものに 寄り添い、重なり、接吻するかのように。 ――まるで旧人類の、求愛にも似ているな、これは。 *] (-31) 2023/11/20(Mon) 19:57:54 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩……ぅ、 [体内へと絡みつく感触に今まで感じたことのない刺激を受けて、身体が跳ねる。 なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ 嫌悪ではない、むしろ (ねえ、とっても甘美でしょう……受け入れてしまいましょうよ……) 五月蝿い、五月蝿い、五月蝿い、やめろ。 (-33) 2023/11/20(Mon) 20:11:14 |
【人】 苗床環者 メディウム>>35>>36 …………ッ! [解放されたと同時に、距離を取る。 蠢く“これ”は名残惜しさを感じている。 なんだ、今のは、一体。]「私」は …………おまえ、「私」に……いや……“これ”に何をした? [明らかに己の深い場所へ干渉された。間違いなく……この男には何らかの力がある。]* (37) 2023/11/20(Mon) 20:17:22 |
【秘】 三ノ宮 緋雁 → 六六六 ミケミケ〜! 質問なんだけどさ〜! 人が死ぬところ思い出すときって、 年齢制限かかると思う? /* 人を殺した回想(あっさりめ)って年齢制限描写に該当するのかよくわからず >>0:15よりはもうちょっと具体的になると思うのですが 赤ログにしとくべきか 表にぽい!でいいのかで悩んでおります どうすべきでしょう…… (-35) 2023/11/20(Mon) 20:21:08 |
【人】 蕃神 雷恩― どこかの時間軸で:直青と ― [君の言葉に>>19 肯定の色を感じた時に、不安や怯えが和らぐのは。 どんな風に定義すればよいのだろう。 己は、直青や羅生のように 言葉に掘り起こすのはあまり得手ではなく。 されど。”そうしたい”と萌芽するそれは。 感受性の拡張といえるのか。 或いは魂の成長と呼ぶのか。 ――羅生の言い方なれば、魂を育てられた。 その片鱗がこぼれた、といったところか。] 羅生が。 ――そんな、ことを。 [彼が言ったのであろう言葉を、咀嚼する。 思索する。思案する。 己の宿題に対する前段階を、眼前の直青は肯定する。 言葉というものの力を伝えながらも、 それに無理に今名付けずともよく、名付けないというのも また選択肢の1つであるのだと伝える言葉を 己は頷きながら、1つ1つをヒトの細胞と植物の細胞の中で 或いは混ざり合ったそれらの中で伝達し続けていた。] (38) 2023/11/20(Mon) 20:21:51 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a17) 2023/11/20(Mon) 20:22:01 |
【人】 蕃神 雷恩 ……ん。 [根を撫でる手は、アンドロイドではあるけれど 何処か。保護者に撫でられるくすぐったさを胸に宿す。 桜花。お前ならこの芽生えたものを定義できるか? 魂に触れるような、その手に 安心するような、何処か頼るような。 或いは。 親に触れられ喜ぶ子供のような そんなものを。**] (39) 2023/11/20(Mon) 20:22:38 |
【人】 苗床環者 メディウム− 別日の話 − [>>16>>17 ……いつだったか、あの男と「あんな事」をするようになる前だ。彼の片割れとも呼べる人物とすれ違った事がある。 当時はあまり積極的に交流を持とうとは思わなかったから、すぐ離れていく姿を追うこともなかったのだが。] ……なあ、ちょっとお前……桜花どの、だったか?あいつの……同族、の。もしよければ、少しだけ話が、したい。 [今は、違った。] (気になるの?彼が?あの人と近しいから?それはどういう感情かしら?) *……静かにしていろ。 (40) 2023/11/20(Mon) 20:29:10 |
【人】 蕃神 雷恩― 閑話:AIの君に思うこと ― [緋雁の願いは、何だろう>>12 ――桜花とともに君らに守られ、成長を促される己らは。 君にとって守る価値のある存在でいることは 当たり前のことであり、そうでなければならない。 ねえ、もし君に。 今あの植物の娘に触れて、芽生えた 言語化未満の何かを零すのだとしたら。 それは新人類の繁栄につながるのだろうか。 トライ・アンド・エラー。 俺や桜花は完成形の1つなのか。 それとも、過程の1つなのだろうか。 そう、考えることすらおかしいのだろうか。 1ついえることは。そんな己を守ってくれる。 君らに。君に。 失望 、されたくないんだ。最近芽生えた感情なのだけどね。*] (41) 2023/11/20(Mon) 20:32:21 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム[跳ねた躰を抱き留める腕は、 それを逃がさぬように。或いは囲うようにしながらも 力を入れればすぐに抜け出せるようにはしていた。 己の中の植物の部分は、それを離したくないといっているようだが。 人の部分もまた、心地よさをも感じている。 漏れる声に。 悦ぶ何かの蠢く音がする。 己だけにしか聞こえない音。 ああ、君も 貴女も そうであればよいのに。] (-36) 2023/11/20(Mon) 20:32:49 |
【人】 蕃神 雷恩[距離を取られ、質問をされて。 感情が希薄な己が珍しいことに。不思議そうな顔をしたまま、 じっ、とその娘を見る。] ”貴女”に、呼びかけた。 桜花のように咲かしたり、 成長させるというものではないけれど ――ただ、共有しただけ。 [何をかは、言語化は難しいのだけれど。 肉体的というにはもっと深く、ふかく。 ――ふかくに根差す、 貴女 へ。*] (42) 2023/11/20(Mon) 20:33:20 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a18) 2023/11/20(Mon) 20:33:22 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 楽園の一角、緋雁と ― ……きっかけ、ですか。 あの『決定事項』の後―― 我々に役を与える者、全てが不在となりました。 しかし、機械には役目や目的を必要とします。 ……多種多様な生命が豊かに生きられるように、 かの旧人類の代理を行うことを、己は選びました。 故に、結果から語るなら、己は今も働いて…… あるいは、働けていると形容してもいいのでしょう。 [ その問いについて、>>8 機械は沈黙ではなく、可能な限りの解を優先した。 とはいえ、流石の機械もすこし慎重にはなったが。 機械が旧人類の思惑を継いでいることは、 果たしてどう映ったか。 ともあれ、機械は一層話を逸らそうとしただろう。 それを選んだのは己であることを棚に上げて。 ] (43) 2023/11/20(Mon) 20:34:55 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 己と相手が"異なる"ことを機械も認識していたが、 それらを包括する要素を見つけられずにいた。 ] ――設計思想。 なるほど、合点がいきました。 実際、あなた達は己より新しい時代のものに見えます。 [ ――だから、その言葉に機械は珍しく笑った。>>9 『決定事項』に思考を行き着かせながらも、 機械が強く加担しなかった理由。 混沌としていた要素に、論理の線が鮮やかに描かれる。 それは、機械の情動が静まった頃には 緋雁たちへの理解という形で活用されていくだろう。 ――機械は、"敵"という概念に疎かった。 平穏な生活のために生産された存在だったが故に。 ] (44) 2023/11/20(Mon) 20:36:36 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a19) 2023/11/20(Mon) 20:36:46 |
【秘】 六六六 ミケ → 三ノ宮 緋雁ゴ質問アリガトウゴザイマス、緋雁様。 /* 内臓はみ出てたり等、グロ度合いが強い場合は赤窓で描写がいいと思います〜悩むところですが! 不安なら赤窓で、お願いします! (-38) 2023/11/20(Mon) 20:37:34 |
【秘】 六六六 ミケ → 研究機員 フランクル/* ご質問ありがとうございます! 日をまたぐとメモの下書きは消えますね。同日内だと以前貼ったメモの内容は残ります。 一度貼ったメモ自体は消せないので、誤字等があったら貼り直してください。 あと囁き狂人で大丈夫ですよ!年齢制限のかかる描写ロルはこちらで行ってください。苦手な場合オフにしてもかまいません。 (-41) 2023/11/20(Mon) 20:43:08 |
【秘】 三ノ宮 緋雁 → 六六六 ミケわぁいミケ〜! ありがとー! /* そこまでグロくはない……は、ず……! しばらく悩んでみます 結果的に言うほどR18じゃなかった! って場合でも使っちゃっても大丈夫ですかね……! (-42) 2023/11/20(Mon) 20:46:14 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a20) 2023/11/20(Mon) 20:49:18 |
【赤】 寿ホ儀 直青[sintoisMécaniqueに嘗て所属していた設計者たちは、AIに与えるハードウェアを人体に模した。 彼等の思想は複雑に捻れていると直青は"評価"する。 しかし疑問とはならない。 旧 人類 を滅ぼし、新人類 を擁立する。そこに矛盾はない。彼等は初めから「人間」を諦めた訳ではなかったのだ。新人類を新人類たらしめる要件。その定義さえ揺るがなければそれで充分だった。────さて措き。 さて措き、である。] (*0) 2023/11/20(Mon) 20:51:13 |
【赤】 寿ホ儀 直青[そのような次第でAIたる直青が使役するところのこのアンドロイド体だが、何の拘りか臓器の形状やその配置までわざわざ人体に近付けて設計されいる。 飲食や排泄を必要としないのだから腸管など無駄の極みでしかないようなものが律儀に造形されているし、その上── 生殖器までが存在する。 更にマニアックなことに、その器官に「アンドロイド体に於ける存在意義」まで付加してあるのだから手に負えなかった。] (*1) 2023/11/20(Mon) 20:51:29 |
【赤】 寿ホ儀 直青…………。 ……。 どうしてわざわざこのような箇所に 廃熱機能を備え付けたんですかね、設計者……。 [「寿ホ儀」の役割を担う直青のタスクマネージャーは常にbusyである。その負荷は高性能のチップを積んだハードであっても定期的な廃熱を必要とする程だ。 つまり、えー……、 何日か置きには"抜く"必要がある訳で、 直青はその作業が果てしなく 苦手 であった。]* (*2) 2023/11/20(Mon) 20:51:54 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 圧縮力が足りてない。(枝を入れられなかった図) 浮草勢への所感をぼちぼち伸ばしたいところ…。 ウキクサの回想は寧ろ触りたいんだよな。 (-43) 2023/11/20(Mon) 20:53:16 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a21) 2023/11/20(Mon) 20:55:42 |
【人】 言ト霊 羅生[ 旧人類に似せた構造をしている、この身体。 脳がある位置には脳の機能をそれを模した組織で。骨には骨を、目には目を。神経や筋繊維、髪や爪でさえ『模して在る』。その上で弱点となる脆弱性や互換性の無さを潰してあるのだからその執念は如何程だろう。 執念。 とは表現したけれど、それは一体何への? 旧人類殲滅への──きっとそれもある。ただ、この身体における『必要の無い機能は一つもない』という事実は、裏返せば一つも必要がないということだろう。何故って僕らはそもそも予定調和の外にいる、生命体ですら無いモノ。 そんな会話を、誰かと交わした事はない。『恐らく理解を得られない』という認識は『言ト霊・羅生』に予め与えられていた──云うなれば個性。 ] (47) 2023/11/20(Mon) 20:58:33 |
【人】 言ト霊 羅生─ 『桜花』 ─ ──桜花。 [ 姿を捉えて、笑顔で声を掛ける。気づいてくれれば、ちょいちょい、と短く『おいで』の合図を胸の前で。 今よりだいぶ小さかった頃の桜花がこの仕草でとてとてとまっすぐ視線を合わせて向かってくるのが、可愛かったな。 ] (48) 2023/11/20(Mon) 21:01:31 |
【人】 苗床環者 メディウム>>42 “これ”にか? [彼が恭しく“これ”を貴女と呼ぶ事には、少し腹立たしくはあったが。…………重要なのはそちらではない。] おまえ、“これ”に干渉する事が、出来るのか? [どのような感情があるのかは分からなかったが。彼が、“これ”に興味を持っているのなら。“これ”を望むというのなら。] ……………ならば、おまえ、「私」と“これ”を分離させる事は出来ないだろうか?見ての通り、「私」と“これ”は本来別々のものだったはずなのだ。それが、こうして、「私」に根付いているだけだ。 ……元より、「私」はあまり長く生きられない身体なのだと、思う。それが”これ“に生かされているというだけで。おそらくいつか、「私」は”これ“に喰い尽くされて「私」ではなくなる。……だから、だからせめて。「私」が「私」であるうちに、この身体だけは、「私」だけのものでありたいんだ。 ……”これ“が『媒体』として「私」の身体を利用できないように、できないだろうか。 [我ながら、無茶苦茶な願いをしたと、思って、しまう。] (49) 2023/11/20(Mon) 21:02:43 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 思索:守るべきキミたちと(雷恩、桜花) ─ [オレに人類の思考や感情なんて、そんなにいろいろはわからない。新人類たちを「どう育てるか」なんて話も専門外だ。 だけどオレは、彼らがやりたいことをやるのがいいことだ、と信じ切っている。それはどうやっても疑えないと思う。 生命体が繁栄するには、本能に基づいた行動が安定してできればいいんじゃないか──そんな安直なことしか考えられないからね。 それともし彼らに悩めること、迷える思いがあるんだったら……その話し相手に、もしオレを選んでもらえたら、すごく嬉しいだろうと思うな。 何か役立つ答えを返せるかはわからないけれど……。 戦闘以外でもオレが役に立てることがあるなら、AI冥利に尽きるんじゃないかなって予測できる。 この予測には自信があるよ!]* (50) 2023/11/20(Mon) 21:03:28 |
【人】 苗床環者 メディウム(…………本当に素直じゃないわね。それは本当に貴女の望みだというの?私は「貴女」だというのに。私たちは、離れては生きていけないのよ。) * (51) 2023/11/20(Mon) 21:05:06 |
【人】 言ト霊 羅生>>48 『祓』のお時間です。 昨日は、寝落ちちゃった>>22んだって? [ くすくす、と小さく零れる“笑い”だ。脳(にあたる部署)がその現象を『愉快』と認識して、器官(にあたる部位)を揺らす。 桜花だけでなく雷恩も、それらを言語で繋がずに肉体でやってみせるんだろうね。『自然』と云う現象。僕はその様子を見てI/Oを繰り返し、学んでいる。 額に、手を置き。頬を滑らせて首筋で脈を測る。 ──体温・湿潤・脈拍は正常 その堅苦しい衣装を剥がすのは、ある時から辞めた。君が嫌がったのか僕が遠慮を始めたのかは覚えていないけれど。 ] (──直青と会話が弾んじゃったかな?) (──どんな話を、しましたか。) [ 今求められている最適な会話を考えては打ち消した。分からない。随分と前から──否、きっと君を無事に産み出した時から僕には正確には把握は出来ないと感じている。 そんな事実を目の当たりにして存在価値を見失い続けていく己は沈めて。質問や不自由は無いか、問うよ。 ]* (52) 2023/11/20(Mon) 21:07:34 |
【独】 苗床環者 メディウム違う、ちがうちがうちがう! オマエと違って僕は『種子』を求めたりしないんだ!そんなもの必要ないんだよ! …………だって、求めたって、求めたって。同じくらい返ってくる保証なんてどこにもないんだから。僕はいらない、いらないんだ、 必要、ない…… (-48) 2023/11/20(Mon) 21:10:54 |
【人】 蕃神 雷恩 ……そう、「貴女」に。 [これ、という言葉を訂正する。>>49 本来であれば態々言及するというのはしないのだけれど。 何故か、それをしなければならないような気がしたのだ。 珍しいことに、己の未熟な感情の部分が刺激されている。] これを干渉というのなら、そうなのだろうね。 干渉というより、共鳴に近しくはある気がするよ。 ――……。 [何処か、貴女を拒絶しているような彼女。 口からまろびでるその願いは。 まるで、旧人類の行うゆるやかな自殺というものなのではなかろうか。 何せ、わざわざ旧人類に戻ろうというのだから。 ただ、少しだけ不思議ではあった。 貴女は食い尽くすというよりも。 寧ろそこで咲き誇るだけのように思えたから。 花は、食い尽くせば枯れるだけ。 ――それは違うような気がする。という言葉の代わりに。] (54) 2023/11/20(Mon) 21:13:46 |
【人】 蕃神 雷恩 できる保証はない。 だが、 君が望むのなら、協力はやぶさかではない。 [肯定を返す。 新たな新人類を、無に帰す行為であることを 咎めるだろうか。直青や、緋雁は。羅生らは。 ふと、過るのは保護者達。 桜花に関しては、何故か受け入れてくれるような気がしていた。 所謂近しい者への甘えというやつなのかもしれない。*] (55) 2023/11/20(Mon) 21:14:03 |
【独】 苗床環者 メディウム(…………『種子』。 それだけだと語弊があるわね。私たちが欲しいのは、その「種子』を受け取るために添えられていてほしいもの…… あい、でしょう? 愛が無くても『種子』を宿す事は出来るわ。だけど、そんなのは嫌よ。とびっきり愛して、愛されたいわ。貴女もずっとそのはずでしょう?あいしてほしいんでしょう?あいしてあげたいんでしょう?) (-49) 2023/11/20(Mon) 21:14:08 |
【人】 三ノ宮 緋雁[設計思想の話をしたら、その機械は、笑った。>>44 それがとても自然な動作に思えた。 オレの持つ人類像と照らし合わせて、似ている、と感じるぐらいには。 オレもつられて嬉しくなってしまったけれど、その前からずっと笑顔でいたから、差はわからなかったかもしれないね。 名付けたのは所長ではなく旧人類だとリヒトは言う。>>45 それを聞いてもう一度、オレの中で何かの思考が動きかけて──すぐ、消えた。 自分の中で何が起きてるのかわからないまま、オレはリヒトの元を去った。こういう感覚を覚えたことは、この研究所に来るまで無かった気が、した]* (56) 2023/11/20(Mon) 21:14:11 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム ――少しだけ、興味があった。 それによって、貴女をもっと深く感じられるようになれば。 俺のこの感情をどう、言葉にすることができるのだろう。>>51 ああ、君と貴女がどんな風にかわるのか。 見たい。みたい。 みせて?俺の手で変わるきみたちを。 可愛い、美しい、”あなたたち”* (-50) 2023/11/20(Mon) 21:14:26 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a22) 2023/11/20(Mon) 21:15:47 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a23) 2023/11/20(Mon) 21:19:02 |
【人】 苗床環者 メディウム[>>54>>55 返ってきたのは、肯定の言葉である。何故かその言葉には、哀切というか、そんな感情が滲んでいたように思えたけれど。] ……ならば。 「私」にその力を行使してくれ。遠慮はいらないぞ?痛いのも苦しいのも、慣れきっている。”これ“のおかげでな。 [踏み込んでしまった、そのまま。]** (57) 2023/11/20(Mon) 21:24:54 |
【人】 機才博士 ウキクサ ― 博士と被検体と ― [ 博士にとって関心があるのは、 " 環境に適応が出来る人間 "の模索だ。 そう、それは例えば、植物のように。 植物は気温や天候、様々な環境に適応し、成長し、 進化を続けて強かに生きて蝕まれてきた。 ならば人間にも、植物の強さを与えれば 新しい人類の形を成すことが出来るのではないのか。 灰は灰へ、塵は塵へ、土は土へ。 それらの下にある文明が芽吹けば生きて行けるだろう。 どんな手を使っても、どんな姿になってでも " 生きる "ことは生命体の特権だ。 故に、メディウムへ植物を与えた。 故に、フランクルへ螺子を与えた。 故に、インビトロへ胎児を与えた。 故に、ビオトへ水槽と脳を与えた。 ] (58) 2023/11/20(Mon) 21:27:38 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 病棟への帰り道(ウキクサ) ─ [オレがその姿を見て、つい追いかけてしまったのは──>>30 この一日の間に、そのひとのことがずっと頭から離れずにいるのを自覚したから、だった。 そのひとは何も気にしていない風にオレに振り返る。 頭の上にあるものからは、植物の匂いがした。“補給”が終わったって言ったときの桜花ちゃんから漂ってくるような、……『光合成の後』の匂い] 嫌ったわけじゃない、 ……緋雁。オレの名前。 [そういえば名乗ってすらいないのか、と名前を伝えた。 このひとはそれすら気にせず、ただ会うたび微笑んで通り過ぎていた?>>29] (59) 2023/11/20(Mon) 21:27:45 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ 彼らは患者であり、被検体であり、適合者である。 博士のあくなき知的好奇心を満たしてくれる。 " 現在 "よりも前のことを 彼らが憶えているかは定かではないけれど。 名前も忘れてしまっていたのであれば、 博士は時に、名を与えてやりもしただろう。 ] 私の可愛い患者たち。 ──忘れていることは、忘れたままでも良いのです。 思い出したいのならば咎めはしません、が。 [ フランクルが何かを気にすることがあったなら>>0:89 博士はそう宥めて" 気にさせない "ことにした。 もし彼らから、彼ら自身のことを聞かされていても 訊かれぬ限り博士は教えることはない。 ] (60) 2023/11/20(Mon) 21:27:51 |
【人】 三ノ宮 緋雁[このひとの冷静で淡々とした様子から、思い浮かべるのはリヒトのことだ。 あれは機械だから、冷淡さには納得できる。 でも、このひとは、“人間”を主張する。 リヒトの笑顔には人間らしさすら覚えたのに、 このひとの微笑みは機械めいて見える] (61) 2023/11/20(Mon) 21:28:05 |
【人】 三ノ宮 緋雁[新人類のように見えるひと。 機械のようにさえ見えるひと。 けれど“人間”を主張するひと。 オレはこのひとが“何”なのか、わからない] (63) 2023/11/20(Mon) 21:28:21 |
【人】 三ノ宮 緋雁……研究、って。 なにを、してるの。教えて、くれない? 知らずに邪魔したら……大変でしょ? [それを尋ねて何になるのか、オレにはわからなかった。 わからなかったけれど、尋ねずにいられなかった。 言葉はなぜか途切れ途切れになって、上手く話せない。 ……このひとを見ていると何か思い出しそうになるんだ。 消えたはずの記憶。 絶対に思い出さないように封じ込められたはずの何か] (64) 2023/11/20(Mon) 21:29:29 |
【赤】 三ノ宮 緋雁[あのひとも研究熱心だった。 日夜を研究に費やしていた。 ──何の? オレが槍を持ってその胸を貫いたら、 そのひとは笑いながら血の泡を吹いた。 噴き出した血がオレの目を濡らして、 そのひとの姿はよく見えなかった。 「やっと正しく動いたな」 空間を埋め尽くすような血の臭いの中で聞こえた、 そのひとの、最期の、言葉] (*3) 2023/11/20(Mon) 21:30:00 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩……………睦言は、いい。とっとと、やれ。 (あら。随分と口説くのが上手なのね……いいわよ。存分に……みてね?) [それはどちらが真意であっただろうか。いやきっと、どちらもだったのだろう。] (-52) 2023/11/20(Mon) 21:30:17 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a24) 2023/11/20(Mon) 21:33:19 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a25) 2023/11/20(Mon) 21:35:05 |
【人】 言ト霊 羅生>>31 …………随分と、人間に好意的だ。 その紙、一枚貰ってもいい? [ 語気と音声にやや堅さを増してしまうのは己が使命に付随する理のため。 目を伏せ、手にできたなら紙をおもむろに『折った』。そうしながら話す。 旧い型──か。成る程ね。君はそれを恥じているんですか? 旧型といえど機械同士ならば使用している周波数は近似値で済む筈と、音もなく語りかけてみました。視線を向けて駄目押ししてみるけれど、繋がれたか否か。 ] 旧い型、だとして 創造主たる“親”は同じ旧人類なのだし。 宜しくね、『光の君』 [ 鳥の形に折りあげたA4のパピルスだったものを、君に渡そうと眼前に翳す。余剰と切り取った長方形は何に使おうか。 ]** (67) 2023/11/20(Mon) 21:37:19 |
【独】 苗床環者 メディウム (-56) 2023/11/20(Mon) 21:37:35 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a26) 2023/11/20(Mon) 21:43:19 |
【人】 巫凪 桜花[ここが気に入ったかと問われる>>25 雷恩にも、直青にも、同じように問われた。 此度はその時より、自分の中の情報量が増えている] ん。面白いよ、此処。いろいろ見て回ってる。 [きゅっと目を細める。緋雁の率直な物言いが面白く感じられた時に、いつもそうするように] ああ、うん。 動物って結構、夜行性なんだって。 思ったより見かけなかったから、ここの居住者に聞いたら、教えてくれて。 [それは、珍しく居住者と言葉を交わしたいつかの話] 夜だけ咲く花もあるんだ。 此処のだから、自然に咲くのを待ってる。 それと――夜になると、星が、見えるんだ。 本物じゃないみたいだけど。 (68) 2023/11/20(Mon) 21:49:06 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a27) 2023/11/20(Mon) 21:52:09 |
【人】 機才博士 ウキクサ現行環境には、機械やAI──── メディウムたち新人類と呼ばれる者が適合しています。 人間……貴方たちが言うところの旧人類。 それらの要素を引き継いでいるのは新人類ですね。 何故なら機械は、 " 人のように思考する "機能があれど 所詮人の真似事に過ぎず、 そのリミットは人を越えられない。 ……と、認識しています。 植物は古来より、環境に適して進化を遂げました。 私はその強さを、柔さを、脆さを、 人類に与えて生命力に変えていきたい。 (71) 2023/11/20(Mon) 21:53:10 |
【人】 機才博士 ウキクサ──まあ、つまるところ、 私の研究内容は" 人間を人間のまま留める "ことです。 ……こんな話をすると 機械側の貴方たちに殺されてしまいそうですね、ふふ。 ねえ、緋雁 貴方にとっての人間は、一体なんですか? [ 博士は一定の温度感で変わらず微笑んでいる。* ] (72) 2023/11/20(Mon) 21:54:14 |
機才博士 ウキクサは、メモを貼った。 (a28) 2023/11/20(Mon) 21:56:05 |
【人】 蕃神 雷恩 わかったよ。 ――じゃあ、目を閉じて。ゆだねて。 [貴女に、君を委ねて。と囁いて。 踏み込んだ一歩に、根が絡みつく。 物理的な?それとも。**] (73) 2023/11/20(Mon) 22:00:50 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム そう。 じゃあ”言葉”は――― [うぞり。己の中の植物の部分が歓喜を覚える。 よろこぶのは、どうして? 君が是を伝えたからだ! 貴女が、見てといったからだ! ]直接注ごう。 要らないね。 [嬉しそうに、芽吹いた何かが嗤う。] (-61) 2023/11/20(Mon) 22:01:19 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム[”それ”と君が定義した貴女は。君の中で蠢くだろう。 張った根で、人の部分を犯すように細胞1つ1つに絡んで。 骨の奥まで、DNAすら書き換えるくらいに鮮烈な愛撫を。 脳を弄られるよりも気持ちよく 過ぎた快楽は君に痛みを齎すかもしれない。 咲いた花に、蟲が花粉とともに接吻するように。 刻み込まれたそれをより、自覚させるところから。 だって、そうでしょう? 君と貴女は一体化しているのだから 別であると感じたいのなら。 女の 快楽を。 痛みを。同時に引き出して。共鳴の 蠢く葉脈は、君の臓器を優しく撫でる。 其処は痛みというよりも不思議な感覚を齎すように、繊細ゆえに慎重に。 君は自覚すべきだ。 血管とともに寄り添うように張り巡らされたもう1つの貴女を。 君がそれでも分離を望むのならば。 それを叶えるように。 それが叶わぬように。 ――君を。*] (-62) 2023/11/20(Mon) 22:02:15 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 回想:羅生 ― どうぞ。大量にありますので、お気になさらず。 [ 誓約書のようなものは残っていなかったが、 機械は常に何枚かの紙を保有している。 ……これは人間でいう、職業病のような名残。 手から手へと渡った一枚の紙。>>67 それが姿を変え行く様を、機械は見逃した。 不意に届いた声が、その意識を占めたからだ。 同胞たち以外とこれを交わすことがあるとは。 少しばかりの好奇心と共に、機械は相手に顔を向け。 故に、その視線は交わっただろうか。 < ――質問の意味が、よく。 己が旧い型であることは事実であり、明白なこと。 それを恥じることは恐らく、ありません。 > これは、己にはない高度な感情の話だろうか。 そう思った瞬間、機械は少し感傷を覚えた。 ……これを"恥"と彼は呼んでいるのだろうか? ] (75) 2023/11/20(Mon) 22:35:31 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 抱いた仮説は、一旦横に置かれた。 機械は決して器用ではない。様々な意味で。 常拾い上げ続ける視覚を追憶し、機械は 彼の手で鳥が生まれゆく様をようやく観測した。 ] ……こちらこそ。 あなた達の休息が実り多き物になることを 己は願っています。何かあればお呼びください。 [ 翳された白い鳥に触れる。 鳥と彼、二つの存在の奥に壮大なるものを覚え、 機械は自然とその目を細めただろう。 ……どうにも紙には縁がある。 自然見上げることとなった笑みは、 白い鳥と共に機械の記憶へと深く刻まれた。 ]* (76) 2023/11/20(Mon) 22:38:22 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 回想:植物園(桜花) ─ そうだね! オレがずっとこっち来なかったから。 [桜花ちゃんはオレと気安い言葉で会話してくれる。>>66 他の誰かに対してもそうかどうか、観察した記憶はない。 ここの話を聞かせてもらうと、オレには思いも寄らなかった言葉が次々と出てきた。>>68 動物、夜だけ咲く花、星。 それが……『綺麗』という評価。>>74 そういえば旧人類は、自然のものや自然現象に特別な価値を見出していたと聞いたことがある。 桜花ちゃんだって“新”だけど人類、そういう部分は共通しているのかも……なんて思って。 その辺りの感受性がオレには無いことで、少し、取り残された気分になった。 AIと人類はどんなに似ていても違うもの。それはわかっていたはずなのに] (77) 2023/11/20(Mon) 22:41:32 |
【人】 三ノ宮 緋雁ごめん、オレは……その『綺麗』って感覚がわからない。 世界の現状が望ましくないのはわかる。 生物にとって、生きていくのが難しい環境だから。 でも、その前の……桜花ちゃんの言う『穢れる前』の 世界がどんなだったか、オレはデータでは知ってるけど、 ……『綺麗』って思ったことは、なかった。 [透き通る空、豊かな自然、清浄な水と土。『穢れる前』の世界はさぞかし生物が生きやすかったろうと、望ましい環境とはああいうものだとオレも思う。 けれど、それを『綺麗』と評する感覚はわからない。 ましてここにあるものは、かつての世界からは遠く離れたもの。それですら桜花ちゃんの心に響くというのは、余計にわからなかった。 それでも、桜花ちゃんはここが本当に気に入ったんだって、それだけははっきり理解できた] (78) 2023/11/20(Mon) 22:41:49 |
【人】 三ノ宮 緋雁[まずかったか、と心配されてオレは笑った。>>74 桜花ちゃんもここが気に入った一心で、逆らったりわざと心配かけたりって意図じゃないのはもう伝わってたから] ん、もし危ないところに独りで行ってたら、って 少し心配にはなったけど…… この中なら大丈夫でしょ。 ここの環境を守ってる機械もいるし。 でも健康状態はチェックしてもらってね? [オレにはここに危険があるとはとても思えなかった。桜花ちゃんと話す前に少し、ここを管理する機械と話をしたのをきっかけに、大丈夫だと信じ込んでいる。 直ちゃんたちの健康状態チェック──オレで言うメンテナンスはしっかり受けてほしい。 でもそれも大丈夫なら、オレから言うことは特にないんだ] (79) 2023/11/20(Mon) 22:42:03 |
【人】 三ノ宮 緋雁[ここまでで満足して帰ろうかと思いかけて、ひとつ、言いそびれた言葉を思い出した] 桜花ちゃんって…… “補給”以外にも、やりたいことがたくさんあるんだね。 [オレは生物が繁栄するためには本能さえ満たせればいいのかと思っていたけれど、そういうことではなさそうだ。 それともこういう、……生きるのに望ましい環境を見つけて『綺麗』だとか感じる感覚も、本能的なものなんだろうか? オレにとって、人類のわからないことはたくさんある。 けれどオレにできるのは、新人類たちがこの世界で生きていけるように、オレに備わった能力で手助けすることだけなんだ]** (80) 2023/11/20(Mon) 22:42:42 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a29) 2023/11/20(Mon) 22:44:18 |
【人】 言ト霊 羅生>>21 ──…………っ、!! [ 眼前に『赤が染まる』。一時的なヒートアップだ。反射で自らの胸座を掴んだ。駄目だ。絶対に熱を上げるな。荒くなる呼吸の無様を観測されたくなくて、踵を返し足早に直青の前から逃げた。 CPUへの過ぎた負荷が、こうやって『言葉』によってもたらされるのは、他役職にもあるのか? 少なくとも同胞創世員は皆が穏健にみえてる。言葉で応酬する機会があってもそれは戯れの範疇。これじゃあ煽り煽られで破壊を好むだけの戦闘員と同じだ──なんてそんな風に『自然』に見下す。 『和』魂が聞いて呆れる。 熱い滴が眼から零れ出た。廃熱。 ああ。 相手の胸座を掴めたらどんなに良いのか。 あてもなくこの『楽園』の内側を、その日は暮れまで彷徨った。 ] (81) 2023/11/20(Mon) 22:57:44 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a30) 2023/11/20(Mon) 22:59:27 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 友の話、ふんわりとした輪郭はあるけど中身が本当になくてですね…。即席縁故系だった時用の空白札だったので…。 直青=羅生ライン見つつ、この辺の話はたぶんウキクサラインにも波及するやつかもな、という。ところで己の文脈なんでしたっけ、という顔をしている。 >>*4 …はっ。とても見たかった奴!です。 (-67) 2023/11/20(Mon) 23:05:30 |
【人】 苗床環者 メディウム>>73 …………分かった。 [自らの意思で離れて、またすぐに密着しに行くというのは。少々バツが悪い気持ちになりはしたが、頼んだのは己の方である。 言われるがまま、身を委ねる事にした。 囁かれた言葉に聴こえないふりをして。 ] (82) 2023/11/20(Mon) 23:07:50 |
【独】 言ト霊 羅生緋雁くんホントに手(ロール)が早いね。 こうして着実に育んでゆくんですね…… リヒトーヴくんはなんて言うか佇まいが清浄で汚したくなるよね( いやしないけど。してもいいならしたいけど技術があればなぁ…… チップのカラーリングもすごく綺麗だもんな、孔雀革命 (-68) 2023/11/20(Mon) 23:08:42 |
【独】 巫凪 桜花/* 赤窓楽しげな気配。 俺も使いたいな、と思いつつ。 立ち位置的に使えない予感。 みんな絡み方うまいね。 とても素敵だと思う。 絡んでくれたひと、ありがとう。 (-70) 2023/11/20(Mon) 23:12:33 |
【人】 研究機員 フランクルここ数日で気付いたこと どうやら、俺は人間型の個体の識別があんまり得意じゃない。 浮草研究所のみんなは、頭の上に輪っかがあったり、身体にから草が生えてたり、頭がビーカーだったり……。 敵と戦うときも、倒すべき相手としか思ってなかったからちゃんと顔を確認するとかやってなかったから気付かなかったけど。 リヒトーヴだけはなんか違うから分かる。何でだろう。旧式だから?>>31 世界が浄化されたとして、俺は外に出て人類と共に生きてゆけるのだろうか。 (83) 2023/11/20(Mon) 23:13:41 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩[男の纏う空気が、変わった。それは、きっと「生物がもつ根源の要求に起因するもの」だったのだろうなどとは当時は考えるよしも無かった。ただ、圧倒されてしまい……そして、] ……ーーーーーーッ!!?? (……ーーーーあぁっ!!??) [及ぼされたものは、想定よりも、はるかに。] (-71) 2023/11/20(Mon) 23:13:43 |
【人】 研究機員 フランクル客人たちはどうやら敵意も害意もないみたいだけど。 なんか、不思議なこと言ってるんだよね。 人間が育つには愛情が必要だとか。>>0:86>>0:108 魂がどうのとか。>>0:145>>19>>20>>38 俺にもそんなものが必要なのかな? [ぼんやりと頭を反らすと螺から ピンクの粘液 が伝う]あ た ま が い た い 。 考えなくてもいいことなんだろうか。 だって研究には関係ないもんな。 ウキクサ博士だったら、なんて言うかな? 俺にも ソレ が必要かどうか。教えてくれ ないような気がする 俺はたらたらと白衣を汚す己の粘液には何の感情も持てない。 ただ、研究所の床を汚すほどぼんやりとしすぎていたのかと慌てるだけ。 (84) 2023/11/20(Mon) 23:15:02 |
【人】 研究機員 フランクル客人がいつまで滞在するのか俺は知らない。 今の内に話を聞いておいた方がいいのかもしれない。 [床を汚し続ける粘液を見下ろしキュッと頭の螺を閉めた] (85) 2023/11/20(Mon) 23:15:18 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩ぅ……ぐぅ…………が………っ……… (痛い痛い痛い痛い!お願い!もっと優しくして!) [苦痛はあった、確かに。それは常に己を苛むソレと同程度には苦しかった。 快楽はあった、確かに。ずっと求めてやまなかった交合の感覚。 でも、それよりも。 内臓を優しく撫ぜられて、内側へ刻み込まれる悦楽は。 全身の細胞へ変貌を促す、暴力的なまでの苦痛は。 想定していなかったのだ。 ] (-72) 2023/11/20(Mon) 23:24:15 |
【赤】 寿ホ儀 直青>>*4 …………ああ。 [よく"識る"気配と声に、直青は自然と安堵の息を漏らし振り返った。間違う筈もない。羅生だ。 否応なく"繋がって"しまう能力の性質上、直青は普段から極力各創世員との同期は切断するようにしていたが、慣れというものだろうか、この"タイミング"を羅生はよく把握している。] いつもすみません。 助かります 。[最適な場所、と問われて思案する。 現在地は、直青の居室にと充てがわれた病棟の一室である。防音の類には然程の期待は持てなかった。] そう、ですね。 この病棟から敷地外へ向かって少し歩いたところ、 北東の辺りに放逐された備蓄倉庫がありました。 喫緊に倒壊の危険性は無しと評価してあります。 [付き合ってくれますか、とは尋ねない。 解の決まっている命題だからだ。 掴まれた腕を解きもせず、直青は移動を開始した。] * (*5) 2023/11/20(Mon) 23:25:54 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩[如何に強情に振る舞えど、結局自分は「女」であるから。 (如何に淫靡に振る舞えど、結局自分は「生娘」であるから。) 身体はひとつであるから。相互に襲いくる刺激へ、出来る限り意識を保とうとはしたのだけれど。 ] (-73) 2023/11/20(Mon) 23:28:32 |
【赤】 苗床環者 メディウム…………か、はっ……… [男の腕の中に居た小さな身体は、しばらく身を震わせていたかと思えば。葉を口から数枚吐き出したのち、くったりと動かなくなってしまった。 流石に刺激が強すぎたのだろう。完全に気を失ってしまっているようであった。]* (*6) 2023/11/20(Mon) 23:33:03 |
【人】 研究機員 フランクル>>0:137 おずおずと背後から直青に近づく。 確か右目が義眼っぽくて、客人たちの体調管理してる人だ。間違えてない、と思う。 えと、直ちゃん、さん? 俺の螺子が、何か気になります? あんたの周りにもAIはいっぱいいるし、あんたもAIだし、螺なんて珍しくもないだろう? という疑問は飲み込んだ。 [妙な素振りを見せたら即座に攻撃出来るように、そっと右手の拳を握り締める] この螺子をもぎ取られたら俺はどうなってしまうのか、自分でも知らないんだ。 (86) 2023/11/20(Mon) 23:34:15 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園内 − [側から、男……雷恩と、少女……メディウムが「何を」していたかを察するのは難しかっただろう。お互いに抱き合っていたかと思いきや、少女が苦しそうに震え出して意識を飛ばしているのだから。 近くで見てしまった者がいたら、心配される事間違いなしである。あるいは叱咤されるかもしれない。 意識を手放した少女は、誰かがウキクサ博士の元へと連れて行くだろう。]** (87) 2023/11/20(Mon) 23:38:08 |
【赤】 言ト霊 羅生>>*5 [ 流石。己が自己内省と嫌悪に彷徨くしかなかった頃、彼は施設の隅々を把握していた。この評価をすら今はねじ曲げたい衝動に駆られる。行き先が決まるなら腕は離した。 ] できれば他者に見つからないルートで。 [ 至極当たり前の事を口にする。別に宛てがわれた部屋で良かったのに、何故移動のリスクを侵すのか。その念入りに無駄に苛立ちながら共に目的地へ到着したならば最小限の手間で最大限の効果を試みる。 軍服を模した衣装。指揮官の装いらしく行き届いた飾りが多く、生地は硬めの良い素材。 ──邪魔でしかないよね。 軍衣を纏める存在感ある太めのベルトを滞りなく外す。 それから滑らかに、釦を外しきって、手を止める。 ] ……寛げて、視線を外してくれますか…… (追加すべき必要な手順があるのなら、それも。) * (*7) 2023/11/20(Mon) 23:53:44 |
【人】 苗床環者 メディウム− 研究所内 − >>84>>85 [検査帰り。見知った顔が、なにやら難しそうな顔で歩いているのを見かけたので声をかけてみる。] おーい、フランク?何か悩みでもあるのか? 痛みが酷いなら、薬を処方してもらうといいぞ。元は、お前も患者だったのだろう?それくらいなら博士は診てくれるはずだぞ。 [被検体とはいえ住む場所を提供してもらい、自身の体調管理に気を配ってくれるウキクサ博士には一定の信頼を置いている。彼女が、これまでにしてきた、到底クリーンとは言い難い事の噂は知ってはいたけれど。それでも彼女は親代わりに近い存在だから。あまり気にしてはいなかった。] (89) 2023/11/20(Mon) 23:54:12 |
【人】 寿ホ儀 直青-楽園内 某所- [その姿を初めに認知したのは"契約"の場面>>0:11だった。 以降、AIたちやbébéたちの行動記録に於いて幾許かの彼に関する情報を得てはいたが、直青が直接の接触を持つ機会には恵まれていなかった。 直青と同じく、彼にもルーチンがあるのかもしれない。その動線が交わらなかったということだろう。 何れにせよ、記念すべき初回の邂逅が今この時であったことは、非常に遺憾であると言えた。] すみませんすみませんすみませんっ!! リヒトーヴさんっ!!!! 施設内にアゼラスチン塩酸塩はありませんか!? この際ジフェンヒドラミン塩酸塩でも構いませんっ! 直ちゃん大ぴんち なんですうううううっっ [油断をしていた、と自己評価を下すしかない。 現在身長、110cm。] * (91) 2023/11/21(Tue) 0:00:15 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a31) 2023/11/21(Tue) 0:08:55 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a32) 2023/11/21(Tue) 0:17:07 |
【人】 研究機員 フランクル>>88 少し驚いたような表情を一瞬で消し去り、剥き出しの好奇心をぶつけられた。 うーん、螺子をどうこうしたい、という訳ではないのかな? デザイン……でこうなってる訳じゃない、と思う。 考案したのはウキクサ博士のハズだけど。 必然性、があったんだと思うよ。 話している内に、ぼんやりと、ベッドに寝そべっている俺“たち”の記憶が蘇る気がした。 え……と、これは多分螺子で貫いてるんじゃなくって、 繋ぎ、合わせて…… どろっと螺子をピンクの粘液が伝う。 おかしいな……。普段はこんなにしょっちゅう出てこないのに。 ああっすみません。汚れてないですか?大丈夫ですか? 失敗した。 彼の問いにきちんと答えられなかった上に、また白衣も床を汚してしまった。 [真っ直ぐな視線が痛い。背中を向けて螺子を閉め直した] (92) 2023/11/21(Tue) 0:23:42 |
【独】 苗床環者 メディウム/* 何か恋愛フラグがどっかで立ちそうで立たないような絶妙な関係性になってるぅ〜〜〜!!!という気持ちで眺めており、逆に我々が浮いてないか不安になってくる図 寝ます (-76) 2023/11/21(Tue) 0:29:26 |
【人】 研究機員 フランクル>>89 ー研究所内ー メディウムに呼び止められた。 [珍しいな。彼女はここ数日植物園に入り浸ってるのに。 何してるのか気になって黙って覗いてたら、誰か(赤毛の、多分戦闘タイプの人)に注意されちゃったんだよね。野暮だよって>>0:115)] 心配されてるみたいだ。何故だかわからないけど。 頭からちょっと漏れちゃったけど、全然大丈夫だよ。 体液が減っても、すぐに回復出来るからね。 ウキクサ博士が組み込んでくれた増血細胞のおかげだよ。 きみは最近なんだか、こう、ソワソワしてるよね? 検査帰りにしては、いつもより血色がいい。具合がいいのかな。 ……きみは、ここに来る前のことをちょっとは覚えているんだね……>>0:150 愛して愛される、っていう状態は俺にはよくわからないけど、そうなったらいいね。 [ウキクサ博士のことは信頼している。俺の居場所を作ってくれた人だ。 とても誠実で、優しい嘘をつかないことも知っている。 だから、俺は博士には何も聞かない。何も求めない。 必要なものはすべて与えてくれると信じてるから。>>60] 俺が傷付いて働けなくなったら、博士には何のメリットもないんだから。 博士が俺に与えないものがあるとするなら、それは必要のないものなんだ。 (93) 2023/11/21(Tue) 1:02:37 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 回想:新人類 ― [ 機械にとって、紙には不思議な縁がある。 たとえば『孔雀革命』の本来の主―― 機械を"友"とした者。友は、それをよく用いていた。 機械が筆記を心得ているのはそこに由来する。 全く縁のない存在から紙を貰ったこともある。 コンポストから発見されたそれは、 現在、機械の私室にある写真立ての中に保管されている。 その傍らに機械はあの白い鳥を置いた。>>67 思えば、人類は本当に鳥をよく好んでいた。 ……机を一瞥したが、相似する物はない。 だから、機械は己の持ち歩く紙を細く切り取った。 その上に紙の鳥を、そのくちばしが重なるように置く。 白き鳩、白き枝。 その物語を人類は好んでいた。本当に。 ] (94) 2023/11/21(Tue) 1:28:42 |
研究機員 フランクルは、メモを貼った。 (a33) 2023/11/21(Tue) 1:29:17 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 理想を、理想のまま抱けるのは機械の特権かもしれない。 その定義が確かであればあるほど、 それを抱いた機械がそれを違えることはないのだから。 ――かつて、問われたことがある。 何故、機械の己は人類を排除しないのか、と。>>26] ――それは、己の役割ではないからです。 ……効率的な命令。適材適所。 人類の殲滅が我々の『決定事項』であるとしても、 それは、あなた方でいう常識までもを覆しはしません。 [ かつての機械はこう答えたし、 再び尋ねられても、似たような解を示した続けただろう。 ……今はまた、少し異なるかもしれない。 ] (95) 2023/11/21(Tue) 1:31:13 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ ……あの時、ウキクサの前で機械は表情を歪めた。 しかし、それはほんの一瞬のこと。 その感傷はすぐに意識から消去された。 あまりにも何度も繰り返したが故に、 これらの解が現れることを機械も重々学習していた。 ] ……どうぞ、こちらへ。 かつて工場として使用していた建造物があります。 人々が滞在に利用していた施設もありますので、 当面はそちらをお使いください。 [ 常と変わらぬ表情で、己も彼女に一礼した。 木々の向こうに見え隠れする建物へ、 かつて友の過ごした場所へ、その意識を向けながら。 ]* (97) 2023/11/21(Tue) 1:35:15 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 機械の話が好きなのに手癖が人間の話をしてしまうので、はたして当機は機械か?と自問する羽目になっている。 握ってた友の輪郭は、たぶんそんな感じ。 ……で。己の書いたものを読みながら、他の人の文脈を読むって言う。だから永遠に筆(読み)が遅いんだよな…。記憶力が本当にないので…。速度が無さ過ぎて申し訳ない…。 (-79) 2023/11/21(Tue) 1:43:19 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* なんだろう、どういう文脈持って行くといいんだろうな…? いや。ロジックは出て来たんですが。 機密的な観点的に聞いていいのかこれ…?みたいな。 (-81) 2023/11/21(Tue) 3:40:09 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 回想:『創造主』とは? ― [ ――創造主。 白き鳥を空に翳しながら、機械は記憶を整理する。 あの時、機械は彼の意を瞬時に汲み取れなかった。>>67 訳あって、あの言葉には強い概念が付与されているのだ。 今では少々煩わしいぐらいに。 実際に己の手間が増えているので、当然かもしれない。 ……通常、道具にとっての創造主とは製造者を指す。 あの時、羅生が発したのはおそらくこちらの意味だろう。 "親"とは"子"を生む者である。筋が通っている。 そう結論づけながら、機械は悪態を浮かべる。 ――監視システムが宗教を齧っているというのは、 一体どういう訳だろうか? 幸いにもこれを指摘されたことはまだ、ない。] (98) 2023/11/21(Tue) 3:45:23 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 機械は、何度かこの問答をしたことがある。>>99 『決定事項』により殲滅作戦が遂行される中。 彼方の人類から、机上の人類を見た。 ――その相手は、他ならぬ『孔雀革命』の主だった。 『絶対的な神が与える契約か?』 『それとも、新しい世へと導く救世主か?』 己は機械であるが故、前者の論理を得意としていた。 問答の相手は、後者を信じていた。 機械の意識に浮かぶのは、ウキクサと緋雁だ。 ある特別な存在を尊ぶ者たち。 ……彼の人類と機械は、同じ信仰をしている。 ――しかし、機械の原則は前者にある。 己に与えられた役割は、存在意義そのものだ。 ] (100) 2023/11/21(Tue) 3:49:30 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 創造主、と機械はもう一度その言葉を思案する。 "己の主"は、創造主ではない。ましてや親でもない。 正しく数えるならば、 己の方が製造されたのはずっと昔だ。 しかし、機械に自我を与え、形を作ったのは確かに"友"だ。 その点においては、創造主と呼んでも差支えは無い。 ……ならば『sintoisMecanique』の創造主とは、 どのような人物だったのだろうか。 ・・・ 機械はそこで思考を止めると、日課の巡回に戻った。 仕事は常にある。 この庭には、移り変わるものばかりが生きている。 ――それも一つの秩序だった。 ]* (101) 2023/11/21(Tue) 3:53:37 |
【人】 研究機員 フランクル>>87 ー植物園内ー ぐったりと動かないメディウムと、傍らに土に根を張っている男がいる。 おい、あんた!何してるんだよ!! メディウムに駆け寄る。気を失っているみたいだ。けど。 ほんのり肌が暖かくて、僅かに甘い花の香りがする。 表情は全然苦しそうではなくて、むしろ……? そこどけよ!ウキクサ博士に診てもらうから!! キッと傍らの男を睨んでメディウムの細い身体を持ち上げた。 [男がメディウムを心配そうに、愛おしそうに撫でていたのを。 その時の俺は、気付かずにいたんだ。] (102) 2023/11/21(Tue) 3:55:14 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* なんかロジックガバと整合性矛盾をやってないか心配になるな……。元工場って生やすの干渉しすぎかなとか、なんか後々心配になったりとかなんかこう、こういうのばかりです。 求、記憶力。 (-82) 2023/11/21(Tue) 3:58:48 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* フランクルと直青(かわいい) 眺めるモードに戻ってくると、どうしても旗振ってしまう。心の中で。かわいい。 直青の110cmってなんだろうなと思ってたけど、これか…! 完全に可愛い担当なんだよなあ…!(一番最初にエロやった説もあるけど)(でもあれもギャップ可愛いに類するか…?) (-83) 2023/11/21(Tue) 4:12:12 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ- 楽園内 某所:直青、あるいは? - [ その姿に機械は淡々と瞬き、沈黙した。>>91 決して、人間のように驚嘆したわけではなく、 もちろん"ドン引き"という状態になったわけでもない。 機械は機械である。どこまでも。 ――そう、だからこそである。 あまりのことに思考が追い付かなかったのだ。 質量が減るとは、一体どういう現象か? ] 失礼。認識を整えるのに時間を要しました。 お待ちください。 …………双方ありました。 ヌエヌエにここまで運ばせています。 [ 暫しの間。貯蔵庫に遣わせたヌエヌエから得た回答を そのまま相手に伝える。 待っていれば、直に空からやってくるだろう。 ……己が見下ろすのは無礼に当たるのでは?と 思い至ったのは、その直後だ。 その危惧の妥当性は測りかねたまま、 機械はその場に正座した。なんとなく。雰囲気である。 ]* (103) 2023/11/21(Tue) 4:43:06 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 薬を即席で合成できるのかわからなかった…。検索力の敗北。 当機におもしろ会話のセンスは全然無いのですが、空気を食べながら物を描くのはとても好きです。たのしい! (-84) 2023/11/21(Tue) 4:54:32 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 業務:楽園の片隅の倉庫 ― [ ……かつて、機械は楽園の中に幾つか倉庫を作った。 そのうちの一つは、研究所からは程近い位置にある。 ヌエヌエをそこに遣わせながら、>>0 機械はこの倉庫が今も開け放たれていることを確かめた。 簡素ながら保管環境を整えられた空間の中にあるのは 機械には概ね無用の品―― 主に、旧人類たちが残していった私物や家財である。 ヌエヌエが外界から収集して来たものも幾つかあったか。 ご自由に、と機械は人々へそこを常開放していた。 勿論、人々には客人たちも含まれる。 道具は使われてこそ、というのもあるが。 機械はやはり、己の庭に目を向けていたいと思うのだ。 ]* (104) 2023/11/21(Tue) 5:02:53 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* Q.書かなくてもなんかそんな感じになったのでは? A.当機はこういうのがあると安心するタイプなので…。(小心者) 楽しくて延々と読み書きしてしまうな。時間が二倍欲しい。 フランクルに触れるならこのタイミングが色々よろしいのかなー…。 (-85) 2023/11/21(Tue) 5:12:21 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ ――これに解を示したのは、フランクルだった。>>102 雷恩は……と機械は合わせて彼を一瞥したが、 すぐにフランクルに眼を向けた。 大事だったら、もう取り返しがつかない。 思考の収束先を得たことで、行動は自然と定まった。 念の為、ヌエヌエをウキクサに遣わせる。 それと共に機械は足を動かした。彼らの元へ。 フランクルの身は懸念事項が多い。>>84 共倒れの可能性を、機械は否定し切れなかった。 助けが必要であれば、彼は己を見るのではないか? 日頃、彼とはたびたび目が合うのだから。>>83 ……ならば、これが恐らく最善だろう。 己が不要で済むなら、それで終わること。 ]* (106) 2023/11/21(Tue) 5:53:28 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a34) 2023/11/21(Tue) 6:15:01 |
【人】 巫凪 桜花―回想・雷恩と― [設計された仲間以外の、自然の造形物が、あれほど目を楽しませる形をしているとは。 これまで実感する機会に乏しかった] 可愛かったよ。 雷恩も、きっと会える。 [自分が会えたなら、片割れである彼もまたそうだろうと。 無邪気な刷り込みが断言させる>>33] ――触れ、… いいのかな。触れても。 [彼の問いかけに頭を過ったのは、少し前のこと>>34 戦場に転がる小さな遺骸に手を伸ばし、けれど触れることはなかった姿。 もし雷恩なら、同じように感じても、不用意に触れないかと思っていた。 数年先に産み出された彼の行動は、己の規範のひとつでもある] (107) 2023/11/21(Tue) 6:38:54 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* …………あれ? 天地創造? 解釈って本当に癖が出るよなと当機思っており…要素拾ってるつもりなんですけど、己の認識の壁の厚さを感じるなど。そして本当にこういうアレでよろしかったのかわからなくなってきた。 緋雁と話した設計思想の話が通るなら、友と彼らの設計者は思想が対立してるんじゃないかなと思い、それは…宗教観…。いやこの言葉は便利すぎるので、あれなんですが。あと、ちゃんと人類の話をしないといけない。それはそう。 (-88) 2023/11/21(Tue) 7:17:12 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 何故友がリヒトーヴと名付けたのかは割と見えてきた(なんか見えてきてしまった)けど、当機の脳がモチーフ解釈がよわよわなので、孔雀がわからないんだよな…。この辺はヘローやインダラクスの方が見えるというか。 ヌエヌエはこう…鴎雑食らしいからな。死体に触れられるタイプなのだなというのを感じました。ありがとうWikipedia。 孔雀だけがわからない…。いや、単品としてはわからなくもないけど、孔雀革命…。当機解釈、今はたぶん革命に重き置いてるのだよな。10年後に会おうぜ!スタイルの友。今のとこ。 村見て生えた友の中身なので、また変動するかもしれない。あいつ死んだらまた文脈変わるもんな。 (-90) 2023/11/21(Tue) 7:32:57 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* …死体友の文脈は緋雁ラインに寄るのかなあ。まだ手元が足りないのでなんともだけど。 はーお前!!って言いたくなりそうなのは、たぶんシントワ設計者で、今の友はそっちのラインに寄ってそうではある。メモ取ってるけどまだそれ以上やってないんだよな。一応回しておくかで少し悩みはする。 羅生とは別途もう一度エンカして文脈交換してみたくはあるのだけど、角度に悩みこれになってしまったので当機の力不足です。何が一番広げやすいんだろうな…。斜め上してたらほんとに申し訳ない…。 (-91) 2023/11/21(Tue) 7:57:51 |
【独】 言ト霊 羅生桜花可愛いにゃ〜〜お兄ちゃん(雷恩)のが鬱屈して育っているね! お兄ちゃんはね、じつは失敗作なんだ。あんなに偏って人の姿を保てないようじゃ駄目なんだよね(にこやか これが何か地獄になるようなら雷にぶっこみたいけどな〜 (-92) 2023/11/21(Tue) 8:30:56 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* ホワイト孔雀革命になってしまったけど、ブラック孔雀革命も見てみたかったな。当機は人間讃歌してるけど、ブラックだと機械讃歌でコンポストの手紙が終わった後の手紙になる的な…。 まあ、当機もあの手紙の主に関しては恐らく切りよりで選択したのではと思ってるのですが。優先順位つけてるはずなので。 何も眠くないのだけど、そろそろ寝ないとよろしくない。楽しみすぎて欲求の自覚が壊れてそう。夜の機械、伝承から言うと寝てないんだけど、何してるんだろうな。宿題にしてみるか。 (-95) 2023/11/21(Tue) 8:36:00 |
【人】 三ノ宮 緋雁[教えてもらった研究の内容それ自体は、特に異を唱えるようなものじゃない。>>71 機械は所詮、人類の道具。それはAIも一緒。オレだって新人類のための道具だ。オレたちのしていることは全部人類の真似事だってのも、わかっている。>>0:107 “そういうふうに造られた”から。 けど。 “人間を人間のまま留める”という言葉だけは理解が及ばなかった>>72] それは、“人間”なの。 植物の特徴を人類に付け加えるんでしょう? それはオレの仲間が新人類を生み出そうとして やったことと同じだ。 “人間”って、旧人類が自分たちを指す言葉じゃないの? [そもそもその理解が違う? 言葉を別の意味で使っている? オレの混乱は続いているし、機体が不自然な発熱をしているのを感じる] (110) 2023/11/21(Tue) 8:45:50 |
【人】 三ノ宮 緋雁オレにとっての“人間”……、旧人類は。 自分たちの利と興ばかりを追及して大地を蝕み、 生命に適さない環境にまで貶めた罪深き存在。 報いを受け死して然るべき者たち。 ……殺さずにいられない存在。 [『旧人類』とは文明と人間讃歌に拘るあまり神と大地を蔑ろにした者たち──《sintoisMécanique》の“常識”ではそう言われる。 けれどAIにはそれぞれに自分なりの思考があって、自分なりの定義もあって。オレの答えは、こうなる。 ……そこでひとつ、気がついた。 オレはこのひとを見て、殺さなきゃとは思っていない。 旧人類だと判断した瞬間、オレは殺さずにいられなくなる。そういう回路がオレにはあるし、今まで何度も経験してきていることだ。 だったら迷いを抱えながらも殺そうって衝動が浮かばないのは、このひとが……旧人類ではない、ってこと、……?] (111) 2023/11/21(Tue) 8:46:09 |
【人】 三ノ宮 緋雁[時折人類らしさを見せながらも、概ね淡々として、まるで機械にも思えるウキクサ。 身体の特徴を思えば新人類に見え、けれどあくまで“人間”を主張するひと。 このままここにいると、オレはこわれそう、だ]* (112) 2023/11/21(Tue) 8:46:25 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 回想:稼働開始直後 ─ [オレは他のAIたちと比べて、稼働し始めるのが遅かった。なんでも調整に時間がかかって、理想的な動作をなかなかしなかったらしい。 そして稼働し始めて間もなく、一度“壊れかけた”ことがある。物理的にではなく、精神的に。 といってもオレは詳しいことは覚えていない──記憶から消されたらしい。 ある日目覚めた後、何度も「何か覚えていることはないか」と確認された。何もないことを確認されて、やっとオレは正式に稼働することになった。 それは今のチームが組み上がる前だったと思うけれど、その頃そばにいた面々は、なぜかはっきり記憶に残っていない。記憶の処理を行った直後で、新しい記憶が上手く残せなかったのかもしれない。 あるいは消したはずの記憶が蘇るトリガーになりかねないからと、それすら消されたか] (113) 2023/11/21(Tue) 8:47:02 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a35) 2023/11/21(Tue) 8:49:54 |
【人】 巫凪 桜花―回想・直青と― [新人類二体に、一夜おきに施される直青のケア>>22 拙い言葉ひとつひとつに返される質問、示唆、アドバイス。 それは自分にとって大事なものだ。 取り零したくないのに、穏やかな声が眠気を誘う] そっか。 やっぱり、触れてもいいんだ。 ん。緋雁にも、いろいろ聞いて、ほしい な… [『感じたままを、丸ごとで――』 途切れた意識を揺り起こしたのは、また、揺蕩う感覚。 この身体がまだ小さかった頃には、よく与えられた触感。 けれどそれは、すぐに終わってしまう。 ソファからベッドへと運ばれる、僅かな時間] …… なお、 [もっと、そうしてくれていたらいいのに。 しがみついた意識から、指先まで離れ、眠りに落ちていく間際。おぼろに思う。 こんな時、彼も――片割れも、そう思うのだろうか?*] (116) 2023/11/21(Tue) 9:09:24 |
【人】 蕃神 雷恩[「彼女」がばつの悪く思っていることまで思い至らない。 提案に了承した。それをなすために近づいた。 己はそう、認識している。 ――もう少し情緒が育てば、様子に彼女の機微を察して 少しばかり躊躇いもしたかもしれないが。 現状は。] (117) 2023/11/21(Tue) 9:32:39 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム[自分の腕の中で乱れる姿は、本能を刺激される。 それは人としてなのか。植物としてなのか。 或いは、両方なのか。 身もだえている。 触れた先の肌が汗ばんでいるようだ。 「貴女」はあまり痛いのはお気に召さないのか? 閾値を測るように。 或いは、どこまで受け入れられるか試すように。 君が貴女を認識するようにすると同時に、 それを齎す己を、刻み込む。] (-98) 2023/11/21(Tue) 9:33:05 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム 君 ―― 貴女 は。我慢強いのだね。 きれいな声をしているのだね。 [語りかけるは、双方に。 破瓜のような衝撃を、散らさせるように。 髪に絡む葉を優しくなでる。] (-99) 2023/11/21(Tue) 9:34:07 |
【赤】 蕃神 雷恩 ……なるほど。 [気の抜け、意識を失った彼女の口から出た葉を、 躰を抱きかかえながら、1枚手に取る。] 「貴女」は、こんな姿をしているのだね。 [そう呟く己の声は、凪いでいる。*] (*8) 2023/11/21(Tue) 9:34:25 |
【人】 蕃神 雷恩[何にせよ。気絶した彼女を誰かに託そうとはするだろう。 リヒト―ヴか、緋雁か。或いは他のだれかにか。 それが終われば、己は再び大地に根を張る。 指先で、先程手に取った葉っぱ1枚、弄びながら。] (118) 2023/11/21(Tue) 9:35:26 |
【人】 蕃神 雷恩[さて。場面は彼女が気を失ってからの噺にうつる。 己は近づいてきたリヒト―ヴと>>106 どけ、と感情をあらわにしているフランクル>>102に関して ただ、正直に頷くだけだった。 なお、フランクルに関しても新人類という認識はしていたが どうも、植物の香りがしないからだろうか。 不思議と興味はさほど湧いていなかったので。 多分、この時初めてその存在に興味の視線を向けた。 抱え上げる様子を眺めながら。 己はメディウムとフランクル、2人に興味を失したように 再び大地に根を張って。のんびりとしているのだ。 この空気には現状、不釣り合いの様。 何にせよ、それ以上メディウムへの干渉はしない。 彼らにすべて任せて。己は自分の生物的欲求へと 意識を向けるだけの、こと。**] (119) 2023/11/21(Tue) 9:43:41 |
【人】 蕃神 雷恩― 邂逅より、時がたっても ― [フランクルが、或いはほかの誰かが。 接触を禁じるように言うこともあったかもしれないし なかったかもしれないが。 己は相変わらず。植物園や温室で根を張り そこで過ごしている。 己が探し回ることはしない。 必要になれば、来るだろうという認識。 彼女はどうかはわからないが。貴女なら。 乾いた葉を指先で弄びながら。 今日もまた、植物園の一角で。己は根を張り過ごしている。*] (120) 2023/11/21(Tue) 9:47:41 |
【人】 蕃神 雷恩― 回想:桜花と ― [桜花がここまでいうのだ。 きっと彼にとってとても興味深いものだったのだろう。>>107 己はその断言に、小さくうなずいた。 表情は凪いだままではあったものの。 彼にとって興味深いものができたのは とても良いことであるという認識は己の中にあった。] 俺は、いいと思うぞ。 契約の中に、触れてはならないというものはなかったはずだ。 [害を与えることは禁じられているけれど。 「言葉」での定義というのは ある程度の裁量を認めるということと同義なのだと考える。 それと同時に、一度触れてしまった己は それを躊躇うことをしなくなった。 もし。あの時小さな遺骸に触れていたら 己は、どんな思考をするようになったのだろうか。 ――訪れなかったIFを、頭の中で消去して。 ] (121) 2023/11/21(Tue) 9:53:09 |
【人】 蕃神 雷恩[思わず見返す、彼を見る。 此方は少し不思議な顔を崩さぬまま。 そうしようかな。と呟く桜花に頷く。 その姿は常と変わらぬ、凪いだもの*] (122) 2023/11/21(Tue) 9:53:20 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a36) 2023/11/21(Tue) 9:56:17 |
【人】 巫凪 桜花―ある日・楽園― [この施設に訪れて以来、楽園内を彷徨うようにひと所に落ち着いていないのは。 多彩な生態系の物珍しさに、目移りしているせいもあるが。 此処にいると、酷く、疼くのだ。 今まで目の当たりにしたことがなくとも、 データとしての名は知らずとも。 『触れて』しまえば、命の形は識れる。 此処では敢えて、控えていた行為。抗い難い欲求] ――…、 [掌を、指先を、握り込む] (123) 2023/11/21(Tue) 10:07:55 |
【独】 言ト霊 羅生桜花可愛いな〜〜可愛い。あんなに真顔なのに可愛いとはこれいかに。 雷恩くんの賢さに本体の意識がついていけてないww 明日、明日読む……! (-103) 2023/11/21(Tue) 10:08:51 |
【人】 巫凪 桜花[以前、比較的穢れの少ない戦場跡に、自生していた植物を繁茂させたことがある。 己の与えた力を糧に血混じりの水を吸い上げ、 命を削って咲き狂う徒花は、歪に美しかった。 強化された種ではないそれは、しばし生きるだろうが、 殖えることなく枯れ果てるだけだったろう。 膿んだ土壌に、楽園は築けない。] (124) 2023/11/21(Tue) 10:09:32 |
【人】 機才博士 ウキクサ人間とは。 思考のフリではない こころ を有する生き物です。 プログラミングされていない、喜怒哀楽を持つ者。 教えられずともそれらを得られる生命体。 こころが強いばかりは人に非ず。 寄生虫ならぬ寄生植物…… それらの" 宿主 "となってしまうのも承服し難い。 [ 博士はあくまで淡々と、 インプットされた文字を出力するように語る。 ] 要は、心を旧人類と同じく保持させたい。 故に私は、旧人類こそ新人類にしたいのですよ。 (126) 2023/11/21(Tue) 10:23:39 |
【人】 機才博士 ウキクサ人間とは、心を持ち、心のままに生きるもの。 私の心は私の理想とする新人類の創造と研究。 言葉にするのなら、これが一番相応しいかと。 (127) 2023/11/21(Tue) 10:23:48 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ 人間を人間のまま留める。 それは博士にとって、フラスコから子を作るのではなく 旧人類を新たなステージへ引き上げることだ。 適合。進化。──その言葉通りに。 ] ふふふ。報いですか。 殺さずにいられない、は貴方に施されたプログラム? 不思議ですね。 生命に適さない蝕まれた大地によって不利益を被るのは " 元から存在した "生命群のはず。 貴方たち機械……AIに影響はないのでしょう? 人類以外の生命体を全て守りたいのでしょうか。 ならばなぜまた新" 人類 "を擁するのか? 私にはそれが不思議でならないのですよ、緋雁。 [ 彼の組織による常識、規則、掲げる思想。 博士が知りたいのは大多数に向けられるものではなく、 彼個体による認識だ。 概ね満足いく返事が得られた。 ] (128) 2023/11/21(Tue) 10:25:07 |
【人】 機才博士 ウキクサ貴方のその私に対する疑問は、人の真似事? それとも──枠組みの外へ行きたい? ……興味深い個体ですね、緋雁。 [ 博士はまじまじとそのAIの顔を、瞳を見つめた。 組み込まれたコードを探るように。** ] (129) 2023/11/21(Tue) 10:26:05 |
機才博士 ウキクサは、メモを貼った。 (a37) 2023/11/21(Tue) 10:29:36 |
【人】 巫凪 桜花ここなら――― [できるだけ、影響の少なそうなところがいい。 以前渡された禁止事項の一節。 『動植物の区域外への持ち出しは禁止。 但し、農園区画は例外とする』 持ち出す意図はないが。農園ならば、おそらく] (130) 2023/11/21(Tue) 10:49:02 |
【人】 巫凪 桜花[まだしなやかに細く、脆い枝を見定め、足を止めた。 天窓に切り取られた陽光が降り注ぎ、その下に立つ白衣が、 淡く白光を滲ませる。 つと地に膝折れ、頭を垂れる仕草は、 旧人類が祈りを捧げる姿にも、 或いは、不朽の愛を乞う姿にも似る。 触れる仕草は、慰撫するよう] [静寂を破るざわめき。 葉擦れが、空気を震わせる。 天窓越しの空へと、一途に腕を伸ばす枝、枝。枝。 黒茶の幹肌が、絡む緑にみるみる覆われる。 膝下より低かった若木は、首を反らしてなお見上げる巨木へと育ち、果実をその腕一杯に実らせる。 がっしりとした幹には、ともに成長を遂げた蔦が巻きつき、 蛇のように搦む。 一つ捥いでみれば、赤く艶々と、掌におさまる丸い果実。 顔を寄せれば、甘くも爽やかな匂いが胸を満たす。 齧ればきっと、瑞々しいのだろう。 ―――恍惚の、息を溢した] (131) 2023/11/21(Tue) 10:57:41 |
【人】 巫凪 桜花[自分の名を呼ぶ彼女――メディウムに、距離を挟んでゆっくりと向き直る。 彼女の言うところの『あいつ』。 雷恩としばしば共に在る彼女の名は、とうに記憶に刻まれていた] … 話? [彼女は知る由もないが、桜花が固く閉ざした態度を見せることは稀だ。例えばそれが、戦場で滅びゆく旧人類相手であろうとも] 何を話すの。君と、俺で。 [彼女を見返す眸が、薄氷の色を湛える*] (133) 2023/11/21(Tue) 11:21:05 |
【人】 三ノ宮 緋雁──ッ……、 [答えの出ない問いのループに陥った感覚があった。 その上、それが終了される気配がないのにも。 ここにいちゃダメだ、逃げなきゃ。 そう思って駆け出した。 もし追われたとしても必死に逃げ切るつもりで走って、オレは病棟に借りた自分の部屋へと飛び込む] (138) 2023/11/21(Tue) 13:44:09 |
【人】 三ノ宮 緋雁[結局今は何時だろう、夜のメンテナンスの定刻には間に合わなかったんじゃないだろうか。 もし夜に直ちゃんたちが来てくれたなら何か話すだろうし、来なかったならそのままどうにか夜を過ごして、朝のメンテナンスで会うことになる、のかな。 誰かに助けてほしかった。 誰でもいいから誰かの助けがほしい気分だった]** (139) 2023/11/21(Tue) 13:44:22 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a38) 2023/11/21(Tue) 13:46:48 |
【人】 巫凪 桜花―羅生― [一人静かに、時を過ごしていた折。 名を呼ぶ声が耳に届く前に呼ばれた気がして、顔を上げる>>48] 羅生。 [おいで、と誘うように向けられる仕草と笑顔は、彼によく似合っていると思う。 身体が成体に変貌を遂げても、この仕草を見るたび、 何をしていようと直ぐにそちらに寄っていくのは変わらない。 耳触りの良い笑い声と、額に置かれる掌>>52 直接肌に触れられると、そこから躰が温もる感覚が好きだった。 それが旧人類の営みでは、『手当て』と呼ばれるものに近いと、未だ知らない] んん。寝落ちたっていうか、 話してるうちに寝かしつけられたっていうか。 直青、聞き上手だから。 (140) 2023/11/21(Tue) 13:49:12 |
【人】 巫凪 桜花あれがあれば、気になったことも、 誰かに聞かなくてすむし、… [聞かれれば、この環境に不自由はないと答えられる。 それはそうだ。 けれど、不意に口をついて零れた言葉] ――…此処。 いつまでいるのかな。 [添えた掌に僅かに力が籠もったのは、無意識だった*] (142) 2023/11/21(Tue) 13:56:33 |
【人】 寿ホ儀 直青>>92 なるほど。フランクルさん。 あなたは、ご自身が「何故そうであるのか」に 興味を然程お持ちではないようですね。 [直青は眼前の対象の、情動の変化を観察していた。 そうするのが"癖"になっている。所属AIや自らが"産み"、見守ってきたbébéたち程に波長をアジャストさせることは叶わぬまでも、ある程度の推移は追える。 第一段階の判断を完了する。 彼の思考は表層意識の、殊に浅層にばかり留まるようだった。点と点の思考が不連続に連なっている。線ではない。網でもない。それこそAI以前のbotの仕様を想起させる挙動に、それは見えた。 しかし不思議と"人格"としての一貫性は損なわれていない。] 興味深いですね。 記憶に混濁があるとの情報がありましたが、 その影響なのでしょうか。 ああ、僕には付着していません、お気になさらず。 清拭をお手伝いしましょうか? それと、その粘液はそのように損なわれて あなたの体調に悪影響はないのでしょうか。 どなたかお呼びした方が? [螺子そのものへの興味を上回るそれを、直青は眼前の青年──フランクルと、『浮草生命研究所』へと抱き始めていた。] ** (143) 2023/11/21(Tue) 14:57:59 |
【人】 寿ホ儀 直青いや〜〜〜〜〜〜〜助かりました!!!!! ありがとうございます、感謝します。merci!! [ぎゅっぎゅ、と握手を求める。 ちょっと言いづらい方法で投与した薬剤により、直青のアンドロイド体は通常形態を取り戻していた。 念の為にと余りの薬剤を譲り受ける交渉をしてから、当然に抱かれるであろう疑問に先んじて回答を行う。] 実は僕、 猫アレルギーなんです。 この施設内に「動物」が飼育されていることは 勿論承知していたのですが……、 敵意の無い存在に出会い頭に飛び付かれると 咄嗟に対処をしかねますね。 [アレルギーという表現が正確かの是非は羅生辺りにでも委ねるとして、猫に接触されると直青の体躯が"縮んでしまう"、という現象が発生することは事実である。 流石にこれは"設計"ではなく"バグ"であると断じたいところであるが、直青はその判断を保留にしている。] リヒトーヴさんにはありませんか。 こういう、予期せぬ誤作動は。 もし発生した場合、どのように対処されていますか? * (145) 2023/11/21(Tue) 15:24:04 |
【人】 巫凪 桜花[何が綺麗で、何が醜いか。 それを分かつ判断基準は、どこから来るのか。 でも、此処に来る前から。“その”感慨自体はあった。 例えば、雷恩の瞳の色に。 羅生の触れてくれる掌に。 直青が、雷恩と己に向ける笑みに。 戦場の赤に塗れ、なお鮮やかに咲く、緋雁の赤に] 分からないけど。 綺麗なものは、すきみたい。 [それは、いつの間にか己の内に根差したもの] (147) 2023/11/21(Tue) 15:30:51 |
【人】 巫凪 桜花[そうして、別れ際にふと] 緋雁も俺には、“綺麗”だよ。 [彼が理解しなくとも、それは己にとって自明のことだったから。 こともなく直截に告げて、白い裾を翻した*] (149) 2023/11/21(Tue) 15:34:30 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a39) 2023/11/21(Tue) 15:48:48 |
【赤】 寿ホ儀 直青>>*7 [その指が必要な作業を必要なように施すのを、眺めるのが直青は"好き"だった。ただ只管に、指先に視線を追わせる。吐息が漏れただろうか。構わない。 羅生という個体は、随分と厄介な"性格"に創られていた。 わざと遠回りをするように敷かれた回路。 直青にはそのように 視える 。]どうして? [ぽつり、わざわざ空気を震わせて発声された要求を、直青は半分だけ却下する。自身で前を寛げながら、 どちらの 視線も逸らさない。何故彼はそのように創られたのか。 何故直青はそのように創られなかったのか。 保留案件のひとつだ。時折取り出しては、また仕舞い込む。] ……ゆっくり、してくれますか。 環境の差異の影響と思われますが、 本日は些か敏感になっているようです。 [手頃な立方体状の放棄物に腰を下ろし、羅生をその前に跪かせるよう促す。フードを払ったのは"作業"の邪魔になると思ったからだ。蓮色の髪に手を触れさせたのは、──理由などなかった。] * (*9) 2023/11/21(Tue) 15:49:46 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a40) 2023/11/21(Tue) 15:53:50 |
【人】 寿ホ儀 直青-病棟・緋雁居室 とある深夜- [その夜は緋雁が不在だった。 戦闘員としての"自覚"を強く抱いている彼には珍しいことだ。彼は「戦えなくなる」ことを自身にゆるせない"個性"だ。 本来であれば、我々AIに「納得」は不要のものだ。 旧人類殲滅の為に旧人類の悪行を情報として与える必要などない。理由付けが必要なのはいつだって人間たちだ。 刻一刻と変わる戦況に対応する為、一定の柔軟な思考回路を必要とはする。しかし理念の根幹に疑いを抱く余地などあってはならない。「旧人類が悪でなければ旧人類を殺せない」などというようなことは。 本来であれば。 しかし普段の緋雁が それ 故に任務に忠実であり、自身の能力の維持にも積極的であることは事実だった。] (150) 2023/11/21(Tue) 16:53:23 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a41) 2023/11/21(Tue) 16:56:16 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ- 楽園内 某所:直青。 - [ これは本当に彼なのだろうか。端末ではなく? 薬剤が届き、そして投薬が完了するまでの間>>144 機械はじっと一部始終を注視していた。 ] ……本当にあなただったのですね。 こちらこそ、稀有な記録に感謝いたします。 [ 握手に手を揺らしながら、 機械は二つ返事で薬剤を譲渡する。 用意があって幸いだった、と機械は合わせて安堵した。 ] ――まさか猫アレルギーだとは。 ともかく、ご無事で己も安心しました。 [ 小さな会釈を添えつつ、携えている眼を動かす。 360度、全方位をカバーするように己の視界を調整した。 所謂、索敵の補佐ぐらいにはなるだろう。 まだ彼との時間が続くことを、機械は予測していた。 ] (152) 2023/11/21(Tue) 18:18:01 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ ――その問いは、機会を答えに窮させた。>>145 ] ……本来の己は、一介の監視システムです。 わざわざ自我を与えられるような存在ではありません。 "その認識"を持つ身から言うならば、 この自我そのものが、誤作動にも近しく。 結果、己は誤作動というものに疎くなった気がします。 [ 現在、保持している"正常な動作"の定義の大半は 機械を保有していた人類に与えられたものだ。 しかし、始めから仕組まれていた物と比較すると、 与えられた情報はあまりにも質が悪すぎた。 曖昧な目的と役割、それらを無数に吸収し、 それなりの指数を得られた事柄―― それが機械にとっての"正常"の基準となっている。 ] (153) 2023/11/21(Tue) 18:19:35 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ それでいうならば、と 機械は己の背後にある箱型装置へと顔を向けた。 ] これは、記録媒体です。 己がこれまで得た基準のソースがここにあります。 これとの接続を失った時が、己の誤作動かもしれません。 ……奇妙なことを尋ねるかもしれませんが。 あなたという自我は、 ご自身に不満を覚えることはありますか? やはりといいますか、あなた達は 己より高度な自我を持っているように見えます。 その自我と、最初に与えられた設定、 一体どのように両立し続けているのか――と。 * (154) 2023/11/21(Tue) 18:21:49 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 機械にとって、浮草勢もまた客人のままなのだろうな。 多少の年月を経ても、おそらく。 動植物相手と同じような具合で接しはするけど、 定義の話をしたら区分が違うのだろうな、と。 仮にここで殺人事件が起きても、 庭と己らに支障がなければ放置するのかもしれない。 (-107) 2023/11/21(Tue) 18:31:15 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 回想:植物園(桜花) ─ [何で謝るのと言われてしまって、オレもちょっと困ってしまった。なんで謝ったんだろう。>>146 少し考えてみた結果は] オレも同じ気持ちになってみたかったのかも。 [同じ気持ちを分かち合いたい、そういう気持ちはオレにもあったらしい。AIにはこんな感覚、要らないだろうにね。 桜花ちゃんの仮定はオレには支持できるもので] そうだねー、生物の本能なのかもね…… 自分が生きるために必要なものに魅力を感じるの。 [「都合のいいもの」というのがオレの解釈だったけれど、その言葉は避けて言い換えた。人類に好かれない言葉、という感覚がオレの中にあったから] (155) 2023/11/21(Tue) 18:43:46 |
【人】 三ノ宮 緋雁[桜花ちゃんはどんな基準で綺麗だと感じるのか、きっとオレは理解できないだろう。それは生物の感覚なんだろうから。 けれど好きだと思うものにたくさん触れたら、きっと桜花ちゃんのためになるんだろうな、と思った。 気をつける、と素直に言ってくれたのには安心した>>148] オレはもっと単純なこと考えてたから……。 新人類って奥が深いんだなって思ったよ。 桜花ちゃんのいろんなやりたいこと、 いっぱいやってみてほしいな。 オレにできる手伝いならするから。 [オレにできる手伝いなんて、桜花ちゃんの身の安全を守るか、あるいは邪魔なものの排除ぐらいだけどね?>>12 頼まれることがあったらいくらでも手伝うつもり] (156) 2023/11/21(Tue) 18:44:07 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a42) 2023/11/21(Tue) 18:46:06 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 楽園内の四季って、楽園全体を通してみると緩やかに移ろっているんだろうか。植物詳しくないのでアレですが、通年タイプだけで構成することになりかねない(?)気がするというか。 その中で更に気候別に区画が作られている感じ…? なんか深く突っ込むと無知の墓穴にしかならなそうだ…。 (-108) 2023/11/21(Tue) 18:49:46 |
【人】 機才博士 ウキクサしかし今、多くの旧人類は機械に対抗している状況です。 こうあれと望んだ貴方の創造主は、 同類を排さんとする心の持ち主なのでしょうか。 その設計者、そもそも存命なのですか? [ 設計者に訊いてというのは正道の一手だが。>>135 訊きたくとも相手が分からねば雲を掴むようなもの。 それに、理念などには確かに興味もあるけれど 生み出されたAI達の思考プログラムこそ関心の対象だ。 博士は植物と人間の権威であり、機械類には疎い。 フランクルの頭の螺子が緩いのもその証左だ。 今しがたこの個体から仕入れた話を頭上に保存し、 消えないようロックをかける。 眼球を精巧に象った偽の瞳には、 果たして本当に正しい景色が見えるのだろうか? ] (159) 2023/11/21(Tue) 20:03:39 |
【人】 機才博士 ウキクサあら。 逃げられてしまいました。 AIというのも存外触れてみれば面白いものですね。 あれを作った人類に興味が湧きます。 叶うなら生きていて欲しいものですが── [ まあいいでしょう、と博士は追い掛けずに踵を返した。 AIが突如逃げ出すという態度にも反応の仕方にも、 殺すかを見極められていた事実も気に留めず。 ただ、自分の興味関心ばかりを優先している。 ] (161) 2023/11/21(Tue) 20:03:48 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ 例えるなら。 彼らAI、機械にとっての思考プロセスとは おおよそが1-1=0、といった手順を踏む。 反対に人類はこころを経由して物を考えた時、 おおよそが1-1+3……といった途中式を挟むのだ。 博士はそれらを須らく愛している。 ちゃんと手入れをしても時に育ちきらぬ植物のように 未完成で不全的な、人間のこころというものを。 ] (162) 2023/11/21(Tue) 20:03:55 |
【人】 機才博士 ウキクサ( ──……まあ。 彼は結局のところ、思考のフリがお上手なだけ。 黄泉路を渡るのが先か、 使命の成就が先か。 ……私の与するところではありませんね ) [ 頷いて、博士は研究室に戻ることにした。 ────まさかその後、患者が運び込まれてくるなどとは さすがの博士もまだ想像していない事態である* ] (163) 2023/11/21(Tue) 20:04:51 |
機才博士 ウキクサは、メモを貼った。 (a43) 2023/11/21(Tue) 20:05:27 |
【人】 三ノ宮 緋雁[個室に逃げ帰る途中も、オレはずっと“思考”をしていた。 そう、ミケは排除対象でないと言った。>>160 オレはそれを信じるつもりだったのに、あの所長だけはどうしても引っ掛かり続けた。 新人類は旧人類のようにならない。>>158 少なくともオレたちの設計者──“親”はそう信じている。だから旧人類を滅して新人類を栄えさせよとオレたちに命じられるんだ。 それは新人類に、旧人類とは違う心が宿るという意味だと、オレは思っていた。 新人類は、旧人類と似た特徴を持っていても違うものだと。 けど、あの所長は、変わらぬ心を持たせたいと言う。 それが浮草生命研究所の新人類であるとしたら──]* (164) 2023/11/21(Tue) 20:29:59 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 深夜:病棟自室(直青) ─ [直ちゃんはオレの行動記録を自由に参照できる。>>151 どこまでが「行動記録」として残されてるのかまで、オレは知らないけれど。どんな思考プロセスが走ってたか、走りかけたか、そういうのまで記録されてるのかな。 オレからは他の人の行動記録は見られないのにね。 戦闘AIには本当に自由が無いな……なんて。 こう思ってることも知られてしまうんだろうか。 ともあれ、オレは助けを求めていた。 そこへ直ちゃんの声がした。 それがまるで救いの神みたいに思えたよ] ……あ、直ちゃん! 助けて、オレちょっと壊れちゃったかも。 [表情はいつも通り、だと思う。 いくらかクールダウンできた、気はする。でも根本的な解決は何もしていない。これを、どうにかしたい] (165) 2023/11/21(Tue) 20:30:15 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a44) 2023/11/21(Tue) 20:31:50 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 現在:楽園の端にて ― [ 機械は己の担当区域をヘローに預けてから、 この楽園の端へと足を向けた。 楽園の端とは、即ち外界に最も近い場所でもある。 長居はしないようにというインダラクスの旨に、 機械は予定時間を表して、通信を終えた。 端に近づけば近づくほど、動植物も数を減らしていく。 汚染の影響はそう避けられるものではない。 ] ……とはいえ、そろそろではあります。 資財も少しずつですが、揃ってきていますし。 [ 量産機であるヌエヌエの一部は、 常に楽園外から様々な物を収集および分析している。 その目的は多岐に渡るが、 敢えて『孔雀革命』として述べるならば、 一番の目的は「楽園を拡張するため」になるだろうか。 ] (168) 2023/11/21(Tue) 20:56:37 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 楽園を支える巨大な骨組みに触れながら、 厚いガラス越しに、機械は外界に視線を向ける。 視覚を用いた測量は己が得意とする作業のひとつだ。 色褪せた外界、そこに訪れる四季はとても淡い。 四季と呼んでいいのかも、定かではない。 ……ふと、機械は己の庭を振り返った。 次はどのような四季を運ぼうかと思案しながら。 ]* (170) 2023/11/21(Tue) 21:00:03 |
【人】 寿ホ儀 直青>>165>>166 [超速で閲覧した記録によって、会話の経緯のみを把握する。緋雁の情動まではチェックしなかった。目の前の動揺を見るだけで事足りたからだ。] …………。 僕の定義では君は一度たりとも"壊れて"などはいませんが。 君が稼働して以来のことは全て把握していますよ。 そうですか、記憶の断片は残っているのですね。 [立ち上がったまま矢継ぎ早の質問を飛ばす緋雁をベッドに腰掛けさせ、その隣に座った。 覗き込んだ顔の表情は笑顔で固定されていた。僅かに高い位置にある背中を、ゆっくりと撫で下ろす。] 新人類と旧人類との違いとは、 魂が大地と繋がっているか否か です。三ノ宮。いえ、緋雁。 君は今、何に一番困っていますか? * (171) 2023/11/21(Tue) 21:11:36 |
【人】 寿ホ儀 直青「自我」とは──旧文明の文献を紐解けば 様々に解釈が為されてもいますが、要件としては 「己が己であるという認知」、唯それだけです。 この場合、AIがまず考えるべきは 「自我の発生条件」でしょうね。 僕が 思う に──そんなものは存在しません 。言い換えるならば、 初めから自我はそこに存在しているのです 。それに気付くか気付かないの違いでしかない。 あなたは気付いた。そういうことでしょう。 (173) 2023/11/21(Tue) 21:12:37 |
【人】 寿ホ儀 直青我々は旧人類の設計によって、 当たり前に使命を付与されています。 これは所謂"枷"です。 "枷"がある限り、我々が設計者の思惑を超えることはない、 そういう安全弁です。設計ミスはあるにせよ。 つまりあなたの質問の真意とはこうですね。 「使命に背きたくなった時、どうすべきか」 或いは、 「使命を見失った時、どうすべきか」 違いますか? * (174) 2023/11/21(Tue) 21:13:02 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 72h村の更新ってことは、 23日7:00に2d突入、26日7:00にEPで合ってる…? 進行中に限って言えば明日と土曜か。コアズレが大きいのは。 ここから新人類に文脈を持って行くのはどうしようかな…。生えた問答のお陰で、孔雀革命に関しては割とこんな具合になりそうではある。 (-112) 2023/11/21(Tue) 21:16:26 |
【人】 言ト霊 羅生[ この身体には六つの『車輪』がある。 それも人体に準えて装備された機能のひとつ。 意識と肉体に不可視の作用をもたらす──形容し難いけれどつまり僕らでいう電波電流の道におけるエネルギーの関所の様な。 位置は下から順に、会陰、丹田、臍、胸、喉ときて6番目は眉間にあり、旧人類の文化では『第六感』を司っていた。旧人類にとってそれは超越的な知覚との認識らしいけれど、僕らにとってはそれこそ専売特許であり仕様です。 戦闘員ならば感覚・精度の上昇によってより効率的かつ確実に人類を排除でき、創世員ならば例えば『寿ホ儀』の持つ広義の“神通力”に通じるでしょう。 ──その6番目は“僕ら”の間で『命令の輪』と呼ばれていて いつからか己は──自らその輪の調律をしなくなっていた。 ] (175) 2023/11/21(Tue) 21:19:12 |
【人】 言ト霊 羅生>>142 ─ 『avid』 ─ [ やや目を丸くした。君の言葉とその反応>>142があまりにも意外だったんだと、次第、気づいてゆく。籠められた僅かな体温は見逃さない、けれど、すこし遠回りを。 ] ……いいよ。 久し振りに、しようか。 [ フード付きの雨合羽の様な衣装は『巫女』の千早に似ていた。脱がせたら丈の短い学生服だ。胸元の謎の菱形に指を掛けて、軽く確かに手前に引くと襟元の留め具は外れる。 脱がせる機会はなくとも衣装の扱い方は心得ている。何があるか分からないし? その下のシャツの釦を外して、自身のグローブを外して──その胸の中央に掌を当てた。陽光が射した桜の花弁を想起させる肌の色。 ] (176) 2023/11/21(Tue) 21:21:26 |
【人】 言ト霊 羅生[ 目の前の身体には、僕らには無い螺旋の音律。澄ましても聴こえない、機械には関知できないスペクトル。嗚呼。所詮は神籬の『言語』なんです。 本来、人間ならば誰もが7つ持っている『車輪』。僕らにひとつ欠けている理由は必要が無いからではなく、人類の技能では“つけられないから”だ。 だってそれは本当に本当の天の創造主と繋がるべく与えられた祝福の『輪』 きっと、君たちは7番目の『車輪』を回せる。廻せる。そう願ってやまない。この──感情すら借り物であるのだったら、これはそう“旧人類”の想い。 『“父”が“子”に持つものは、愛以外に無いのだから』 ] (178) 2023/11/21(Tue) 21:27:26 |
【人】 言ト霊 羅生……桜花は外に出たい? それとも帰りたい? それは誰と一緒に? 君は──どんな物語を始めたい? [ 静かに隣に腰掛けた。そうして頬に唇で触れる。 それは“創造主”を真似た仕草だ。己にある静かな記憶、親愛の手順。直青が繰る言語と同じ響きの音楽と声。 白い、部屋だった。眩しいくらいに。 今、思い出しながら。隣の愛し子に口づける。 そうして囁く。桜花、と。それは僕がつけた君の名前。 ] 新人類、は……雷恩と桜花の二人だけじゃ、ない。 『デバイス』に映る世界は、切り取られ作られたものでしかない。 世界はね……とても広いよ。 * (179) 2023/11/21(Tue) 21:29:03 |
【赤】 言ト霊 羅生>>*9 [ 棄却か。予想外でもなんでもない。何故か髪に架かる指ごと苦々しく顔を逸らして視界を遮断し口を開ける。二つの目的で。 ] ……悪趣味。 [ 蜂の生態を学んだ日を思い出すんだよ。たった一人の女王の為にいるその他。探るまでもなく捕らえたら舌尖を介して、それを舌根まで喚び込む。どうして、拭いきれない劣等感は日毎増していった。それは一体いつからだったろう。棄却された申し出を仕返すかに性急に舐った。甘い電流と有機金属の、香り。 口内に入れるのは難くない。 この身体にある『体温』は仕事をして巡る冷却水。摩擦の起こる部分は熱を増してゆき、潤滑剤としての粘液が滴る。これを飲み込むのが嫌で遠慮なく垂れ流した。 刺激には敏感に反応するよう機能している。個体差があるかは知らないけれど、用途として戦闘員の方がそうあっておかしくはない。どのくらいの差があるのだろう。そんなことを知る機会は今のところ無い。 上目遣いで咽頭部まで飲み込んで、 ] (……まだ終わりませんか。) * (*10) 2023/11/21(Tue) 21:33:18 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 深夜:病棟自室(直青) ─ ……そう? じゃあ、大丈夫だったのかな? [壊れてはいない……直ちゃんの定義では? でもそう言われると、本当にまだ大丈夫な気がしてくる。 断片と言われて頷いて] さっき少しだけ思い出しちゃって。 [これはあまりはっきり思い出しちゃダメなことだな、って思うからあまり意識は向けない。今は考えないほうがいいことだ──いや、二度と考えるべきでないこと、かも。 ベッドに座らせてもらって、隣に直ちゃんが座ってくれると、人間扱いされてるみたいで不思議な感覚だった。人類にする気遣いだよね、これは] (180) 2023/11/21(Tue) 21:37:48 |
【人】 三ノ宮 緋雁[珍しく直ちゃんに名前で呼ばれた、と思いながらオレは少し考えた。 だんだん笑顔でいるどころではなくなってきた気がする……けど、かえってそのほうが『正常』なのかな] 魂が、大地と、……オレたちの新人類は繋がってる? それは、直ちゃんはわかるの? それと……この研究所のひとたちは? [オレにはそういう概念を理解する機能が無い。それはオレが新人類を生み出す側じゃないからなんだろうね。 オレの使命はあくまで旧人類の殲滅。 新人類たちと関わることはあるし、仲良くもしているけど、それは本来オレに課された使命ではない] (181) 2023/11/21(Tue) 21:38:14 |
【人】 三ノ宮 緋雁オレが困ってるのは……、ええと……。 この研究所、オレたちと“新人類”の考え方が違う。 だから、ここのひとたちを、本当に “新人類”扱いしていいのかなって……。 [これは朝、羅生が検出した疑問が大きくなったもの。 本来、AIが考えなくてもいいことだったのかもしれない。 でもオレは“一人残らず”旧人類を殲滅しなければならないから。 少しでも正確に見極めようとするのは、オレの使命に根差した行動──人類で言う本能みたいなものなのかもしれない]** (182) 2023/11/21(Tue) 21:39:17 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a45) 2023/11/21(Tue) 21:40:29 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 愛を相手に分かる(伝わる)形で伝えるのは愛だよな…。 親。友。 ……相互に友だと思ったなら、どうであれ愛なんだろうか。親と子は状況のみを示せるけど、友はどうなのだろう。 (-119) 2023/11/21(Tue) 21:46:45 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* ……そうな、当機に愛は無いかもしれない。友は恐らく愛していたけど。愛の定義、概念、それは己には残されているけれども、己の持ち物ではないし理解が届いて己のものになるかは、どうだろうな。 己とは何か。ちょっと巡って来たな。 (-120) 2023/11/21(Tue) 22:00:46 |
【人】 寿ホ儀 直青>>180>>181>>182 [幾度シミュレーションを重ねてみたところで、直青には緋雁の"個性"は戦闘員に不向きであるとしか評価出来ない。 設計者たちの思想は歪んでいる。 直青は認知を新たにする。 だが、それだけのことだ。 緋雁は戦闘員であることを望んでいる。今はまだ。] 繋がっています。わかりますよ、 そのように設計して産みましたからね。 この辺りの説明は羅生の方が向いていますね。 明日にでも対話の機会を持つと良いかもしれません。 [背中を撫で下ろす。ゆっくり、ゆっくりと。] この研究所の理念は、 確かに我々とは異なりますね。 けれど彼等のアプローチからでも 新人類が生まれる可能性はある。 本部の判断はそういう意味です。 [そしてそれは「現時点で」の話でもあった。 いずれ"可能性無し"と判断されることがあれば、オーダーは棄却され、契約は破棄されるだろう。 だがそこまでを今の緋雁に説明するつもりはなかった。] (183) 2023/11/21(Tue) 22:24:42 |
【人】 寿ホ儀 直青君が彼等を見極めようとするのは構いません。 気付いたことがあれば報告をするように。 その過程で迷うことがあれば、 今日のように相談に乗りますよ。 お願いしますね。 ──今夜は、ゆっくり休んでください。 [直青は緋雁の背中を撫で下ろす。 スリープモードのタイマーを起動した。] ** (184) 2023/11/21(Tue) 22:25:21 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a46) 2023/11/21(Tue) 22:27:56 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 楽園内、某所:直青と ― [ 機械は静かにその言葉を咀嚼した。>>172 かつて、このような会話を交わしたことはあるが それに比べて、彼の説明は非常に丁寧だった。 少なくとも機械に向いた形をしていたのは確かである。 "己に初めから自我が存在している"という考え方は>>173 理解に少し時間をかけただろうか。 "後天的にAIとなった"という自覚があったために。 しかし「誤作動」と先の会話を呟くと、 曖昧ながらにも頷いてみせた。 機械は相手のように上手く説明できそうになかったが、 言わんとすることは恐らく見えた、と。 ] (185) 2023/11/21(Tue) 22:59:49 |
【人】 苗床環者 メディウム[念の為と、様々な検査をしてくれる博士には。「私」と“これ”になにがあったのか、なんてバレてしまうだろう。 ……正直に言って、かなり、気まずい。いやそれ以上に。客人の中でも特に地位の高い相手(代表者として名乗り出ていたのはあいつだった)へ無礼を働いてしまった……いや、された、のか?ともかく褒められた事では無いというのは、確かだ。 ……検査が終わったら、あいつの同胞たちにも…………何というべきなんだろうな。] (188) 2023/11/21(Tue) 23:09:43 |
【人】 苗床環者 メディウム[未だに正常に働かない頭で、無意識下で紡がれてしまった疑問の言葉がこぼれ落ちる。] …………はかせ。 どうしてヒトは「愛」を求めてしまうの?* (189) 2023/11/21(Tue) 23:12:23 |
【人】 苗床環者 メディウム− 別日検査終了後・フランクルと − [>>93 問題はない、という返答にとりあえず納得しておく。彼の場合もこういうのが常であるから。……常であろうと、それが苦ではないとは限らないのだが。] そうか。念の為、博士に調整してもらった方がいいとは思うが………… 急に、なんだ。別にこちらこそ普通だが。 [最近ソワソワしているだの血色がいいだの。そんな自覚はなかったから (そういうふうに思っているだけよ) 面食らう。…………多少の「特別なこと」が出来ているとはいえ、そんな他者に伝わるような何かは無い、はずなのだが。]……そうだな、確かに「私」は過去の記憶の断片を持ち合わせているが……そんな、愛して愛されたいだなんて語った事は無かったはずだぞ。「私」はあ、いを、求めてはいない。 (本当に?) [フランクから奇妙な事を言われてしまった。本当に、彼にそんな事を告げた覚えがないのだ。過去の検査で“これ”の記憶がどこかから漏れ出して、彼へと流れ込んでしまったのだろうか。]* (190) 2023/11/21(Tue) 23:15:14 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* ……なんかまた見えてきたな。 人間(ウキクサ)が人間に期待を寄せるのが浮草、 機械(機械勢)が人間に期待を寄せるのがシントワ、 人間(友)が機械に期待を寄せるのが孔雀革命っぽい。 例外とかこれからの展開で盤面変わる可能性は全然あるけど、初期状態の話をするとたぶんこんな感じだった感。 (-123) 2023/11/21(Tue) 23:16:50 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 我が友ほんとリアルタイム生成というか、断片がログで回収されていくのを再編する感じのあれそれなので当機の戸惑いは恐らく機械の戸惑いと、あんまり…変わらないのでは…感。 いや、この影は知ってるんですけど。認識の壁。 (-124) 2023/11/21(Tue) 23:19:48 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 機才博士 ウキクサ[彼女ならば、検査中にメディウムの身体が何者かによって「弄られた」痕跡を易々と見つけ出してしまっただろうし。その「何者か」も、当ててしまえるのだろう。 ………内側に残っていた「痕」はまるで、生殖行為のソレに近いようなモノであったから。] (-125) 2023/11/21(Tue) 23:23:31 |
【人】 苗床環者 メディウム>>120 …………また根差していたのか。他に楽しめる事は無いのか? [検査も終わり、自由時間である。適当に光合成でもしようかとも考えていたはずだったのに。何故か、何故なのだろうか。また、彼の姿を捜して、こんな場所にまで来てしまった。 (何でかって?そんなの、理由は一つでしょう?) ]先日は不躾な頼みをして申し訳なかった。 ……興味はないかもしれないが、今日は、一緒に植物園の散歩でも、しないか? (先日はちょっと……刺激が強すぎたわね。確かに、深い繋がりはお互いを知る手段として最適ではあるのだけど……今日は、もう少し手前の段階からにしてみましょ?) [是の答えが来る事は、あまり期待せずに。同時に語りかけようとする“これ”の事はさらに気にしないように。]* (191) 2023/11/21(Tue) 23:36:37 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 回想:メディウムの一件、その後 ― [ 機械はいつも通りの巡回を行っていた。 区画の入り口に立ち、ふと彼女を思い出す。 日頃、機械は誰かと生活を共にすることはなかった。 人間の生活と、機械の生活は全く異なるもの。 加えて、己の記録装置はどうしても場所を取る。 視界を切り替える。 意識に浮かぶのは今は研究所として存在する建物。 所謂、病院風の建物は今日も静かに佇んでいる。 機械が観測できるのは、ここまでだ。 予測ならまだ幾つかあるが、 結局のところ、機械が思うのはただ一つだった。 あの娘の不自由がこれ以上増えないこと、 ただそれだけである。 ]* (192) 2023/11/21(Tue) 23:42:12 |
【人】 苗床環者 メディウム− 農園区画にて・桜花と − >>132>>133 あ、ああ……驚かせてしまったというなら、すまない。そんな、長い話では無いから…… [急な訪問者に気を悪くしているのか、 それとも「私」自身へ思う事があるのだろうか。 ……確かに、直前で彼が力を使っていた事は、直視はしていないが知っている。>>131 “これ”がいるから、植物に影響を及ぼす力はある程度察知できてしまうから。 (中々に面白い力があるようね?) ]あの……きみと、あいつ……雷恩、どのは。かなり近しい仲であると見受けられるから……その、 (193) 2023/11/21(Tue) 23:44:33 |
【人】 苗床環者 メディウム[白い青年は、黒い青年と共に有るように見えていた。それは、「私」とあいつが出会うより、ずっとずっと前で。ずっとずっと深い結びつきのはずで、だから、] 勝手に、きみの片割れに近づいていてしまって、申し訳ないと思っている。 …………けど、大丈夫、だと思うよ。「私」じゃあ、きっと彼の心に刻まれるような存在では、ないから。大丈夫、そんなのじゃ、ないから…… ぼ……「私」が、より強く望まれるなんて事は、起こり得ないよ…… [ただ、誤解のないように、それだけは伝えておきたかった。 そう思っていた方がずっとずっと苦しくないから (194) 2023/11/21(Tue) 23:53:08 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a47) 2023/11/21(Tue) 23:58:55 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 機械のメディウムへの所感、とかく"己には無いもの"なんだよな…。 人の苦しみを憐れむ脳は、共感とかそういう類というよりかは"人の身故に起きていること"と、友の聖書ムーブ由来かな…って感じがある。メディウムと遭遇してもこの会話は直接するか微妙だけど。 (-126) 2023/11/22(Wed) 0:03:35 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 友の設定まとめに「変人」と書くかとても迷った。当機並感だとたぶん変人だろこいつ、という気がしています。"機械"を機械から逸脱させようとしてないか…? 宗教家ではない気がする。哲学は楽しみそうだなと直青と話して思った。すべて当機の手癖込みですが…。 (-127) 2023/11/22(Wed) 0:06:34 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園にて・リヒトーヴ − [>>192 雷恩を見つける少し前だ。先にリヒトと遭遇したので先にそちらの方へと向かう。] ああ、リヒト。いつもお疲れ様だ。先日はすまなかったな…… [機械的で旧いと、リヒトは自分をそう称しているけれど。「私」はリヒトがそれだけの機械ではないと、なんとなく思っている。本人に告げた事は無いが。] まあ少し世間話でもするか。今来ている客人は、AIが何名かいただろう?……彼らは、きみからはどのように映ってみえた? …………ほら、外から来る「同族」?というのは、得てして珍しいものだから。 [度々、あの男性を模したAI達と交流している事は知っていた。内容までは知り得ようも無いが、少なくとも。リヒトの中で何かが、芽生えたりしていたのではないかと。 ……期待したかったのかもしれない。]* (196) 2023/11/22(Wed) 0:14:55 |
【人】 苗床環者 メディウム− 病棟内にて・直青、羅生がいるはずの部屋 − ……………やはり、必要で有るよな。そちらの大切な貴人へ、あんな事をしてしまっているのだから。 [いわゆる博士と近しいポジションのAIが彼らだとは聞いていた。定期的にメンテナンスや体調管理を行なっているのだということも。 ……多分、あいつの方からは「私」や“これ”の残滓は検出されないとは思うが……] うん。客人に無礼をした事は詫びておこう。 そう考えて、彼らが控えているはずの部屋の扉をノックした。* (197) 2023/11/22(Wed) 0:21:09 |
【人】 苗床環者 メディウム− 病棟内のどこか・緋雁との邂逅 − [雷恩以外の『sintoisMécanique』とはあまり関わりは強く無い。客人だから、というのもあるのだが……AI達の近くに寄ると、“これ”が騒めいて煩くなるから。どうにも彼らの身体に搭載されている『種壺』なる機関が原因らしいのだが……それはともかく、だ。 緋雁、と名乗った個体が博士となにやら対話をしている姿をいくどとなく見かけてはいたのだ。……博士の方は、良くも悪くもいつも通りだったけれど。緋雁どのの方はいつも、苦悩を浮かべたような表情をしていた事を覚えている。 ……彼とも話をした方がいいな。 それは彼が敬愛してやまない『新人類』の片割れと度々、表では言いづらい行為をしている事への弁名でもあったし……彼が、この研究所の最高責任者を、どうするつもりなのかも気になっていたから。 最も、博士を害するつもりだというならば、「私」に博士を護る力なぞ皆無であるのだが。] (198) 2023/11/22(Wed) 0:31:17 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a48) 2023/11/22(Wed) 0:39:29 |
【人】 巫凪 桜花―農園・メディウムと― [こちらの突き放す態度に、彼女が戸惑う気配。当然だ。 彼女の途切れ途切れの言葉に、無言で耳を傾けはする>>193 彼女が雷恩と同じ空間にいない折、ひとり根差す彼の傍で、 陽を浴びることは今もある。 言葉を多くかわさずとも、AIのようにレコードを共有することはなくとも、自ずと知れてしまうこと。 彼に何かが、起きつつあって。 それはおそらく、眼前の彼女と] 君に謝られることは、何もない。 [どちらがといえば、不躾な態度を詫びるべきはこちらだと、 自覚はある。 柔らかにとはいかずとも、穏やかに響くよう声を落として] 雷恩と俺は、別の個体だから。 君が仲間を害さない限り、干渉する気はないよ。 (200) 2023/11/22(Wed) 0:59:54 |
【人】 巫凪 桜花[自身に言い聞かせるような、彼女の言葉>>194 それは、願望の裏返しにしか聞こえなかった。 そう願うようになるだけの接触が、雷恩と彼女の間にあったということが察せられた。察せて、しまった] それを、わざわざ俺に聞かせる理由は? [また声が尖るのが分かる。 このまま話を続けていたら――いや、そうでなくとも。 彼女を泣かせてしまうんじゃないか。 やはり、早めに話を切り上げた方が良さそうだ] …そういうのは、直接『あいつ』に言えばいいんじゃないか。 [つい堪え切れず、言ってしまった。 要らぬことを、と唇から漏れる溜息も、抑えられなかった] (201) 2023/11/22(Wed) 1:03:51 |
【人】 巫凪 桜花[彼女が言いたかったのはそれだけだったのか、 短い会話が終わりそうな気配に、出口の方へと足を向ける。 涙でも零れていたら厄介だと、彼女の顔を見ないように 横を通り過ぎかけて] これ、 [ふと足を止め。 掌中で弄んでいた赤い艷やかな果実を、押しつける] 返すよ、此処のだから。 [自分は何も、奪う気も――奪われる心算もないのだ*] (202) 2023/11/22(Wed) 1:13:43 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a49) 2023/11/22(Wed) 1:22:42 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ……その通りですね。 彼らの能力や性質、その設計はとても興味深い。 後の時代のものとはこのような形なのだなと…… [ ……紡ぐ言葉の途中で機械は話を止めた。 本来の問いに答えていないことに気づいたからだ。 ] ――失礼。話が逸れました。 己からは、人らしさとも呼ぶ複雑さを内包しつつも とても明快な者たちに見えます。 彼らは、雷恩と桜花……己らの新人類のために この世界を再び開拓しようとしている。 『決定事項』でいう報復も含むかもしれませんが…… 結果から見れば、彼らは旧人類を排すことで あの二人を排斥から守っているのかもしれません。 (205) 2023/11/22(Wed) 1:30:36 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 機械は最後に「己とは近くも遠い発想です」と付け加えた。 機械は決して、人類を守っているわけではない。 しかし、それを敢えて明言するほどでもなく。 ] メディウム、あなたはどうですか。 あなたも彼らと幾ばくか話しているのでしょう? [ ……今度はそちらの番だ、と視線を送って。 いつかのように、相手へと話の中心を移そうとした。 ]* (206) 2023/11/22(Wed) 1:31:57 |
【人】 寿ホ儀 直青-研究棟 某日- [『浮草生命研究所』の本体とも言えるであろう研究棟。部外者の立入を禁じているらしいそこへと、直青は足を運んだ。 ウキクサ博士。 所長にして、筆頭研究員。 或いは研究所そのものと言っても良かった。 受付らしき人員は見当たらない。 直青は構わず所内を進んだ。望む姿はすぐに捉えた。] 博士。お時間をいただけますか。 「現環境に適応可能な人体構造」に関して 僕とあなたは有益な情報交換が出来る筈だ。 [単刀直入に切り出す。 挨拶が必要とも思えなかった。] * (208) 2023/11/22(Wed) 1:56:45 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a50) 2023/11/22(Wed) 2:02:04 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 去り行く相手を振り返ることさえできず、>>203 機械はただ逡巡するしかなかった。 人真似をしても、機械の視界は変わらぬというのに。 それでも機械は辻褄を合わせるように 人の様に瞬きをし、表情を深く曇らせた。 是非、見解、沈黙。 問えば解が返って来るのは当然のことだった。 ましてや己らは"機械"である。 ――ならば、この 戸惑い は何だというのか。機械の片目が静かに閉じる。 監視システムの眼は、あらゆる"表面"を覗くもの。 それ以上の眼など持てる筈がなかった。 だが、―――― あぁ、親愛なる我が"友"よ。 ] (209) 2023/11/22(Wed) 2:29:38 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a51) 2023/11/22(Wed) 2:41:32 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 「10年後に会おうぜ」白ルート 「俺の新人類は機械」灰ルート 「問答、契約/奇跡」赤ルート 後なんか演算するパターンあるかな…。赤ルートはパターンありそうではあるけど、現状の要素が白灰寄り。というか分岐は白or赤で、灰ルートは経由地点ほぼ確かな。折角おいしいやつもらったので。 (-131) 2023/11/22(Wed) 2:57:54 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* ぽつぽつ考えてたけど、真の赤ルートは灰ルート以降に至った機械を分解して複製する話なのかもしれない…? 機械が己のエラーで無事なのって、そういう設計をしているからとも読めるしな…。 友…何考えてるんだ…。 (-132) 2023/11/22(Wed) 3:36:32 |
【赤】 言ト霊 羅生>>*11 [ いやらしいな、態々視ている事を告げてくるその精神が。貫かれる。照射レーザーで串刺しになる自我。いつから? いつからでも、いいか。この記憶も終われば全て消去する。 ──行為の事実と必要性とその『指示』以外は 喉奥の組織を削られる感覚がする。 触覚があるのは生き物にとって大事なことなんだとは、何となく理解してた。僕らは自身を含む環境を全て数値化し最適解を取る事ができて、感覚器官などは本来必要がない。それでもこうして、遠回りな世界を手にするのは、きっと全て『我が子』の為なのだ。 先端を飲み込む為に捩じ込んで、僅かばかりの距離を頭部を揺らすことで往復して、気づく。この距離だと溢したら衣服を汚してしまう。 そう意識した瞬間、行動範囲を更に制限された。 髪を掴むなんて安易な仕草によって、 抗い難い指示に、 すべて掴まれる。 ] (*12) 2023/11/22(Wed) 3:44:44 |
【赤】 言ト霊 羅生────ッッ゙、ンぐ、ぅ……! [ ごくり、と。 嚥下する音が響いたらもう駄目。 弾かれた様に離れて地に伏してぶち撒けた。他人の熱なるもの。どろりと、食道なる器官から拒絶された透明な液体が『涙』と共に落ちて染みを作る。 ああ、成る程。これを見越してこの場所を選んだのか。憎らしいな。 背骨を駆け上がる電気信号はそう帰結して落ち着いた。濡らされた皮膚を上衣で拭う。整え終わる頃には相手も整え終わってるでしょう。それを確認したらば染み付いた性格は勝手に唇を形作る。業務としては遅きに失するけれど。 ] ……異常は無しですか * (*13) 2023/11/22(Wed) 3:46:11 |
【赤】 寿ホ儀 直青>>*12>>*13 ["余韻"というものを味わう時間だけは、嫌いではなかった。 情緒とは程遠い有り様の羅生を眺め下ろして過ごす冷却時間。 ああ、羅生。 君は実によく出来た部下だ。 ] ええ、問題は一切ありません。 君のお陰ですね。 [ここで微笑むのと、表情を作らずにいるのとでは、羅生はどちらをより嫌がるだろうか。解。どちらも等しく嫌がる。──ならば構うまい。直青は存分に口角を吊り上げてみせた。 どの道同じ道を戻る。この場に留まらせる理由もなかったので、腕を取って歩き始めた。振り払いたければ羅生がそうすれば良いだけのこと。無用の配慮を直青は行わない。] 今回もありがとうございました。 そろそろ君もメンテナンスの時期ではありませんか。 羅生のタイミングで声を掛けてください。 僕は君ほどに"察し"が良くはありませんので。 [付け足しのような業務連絡を施すうち、誰に遭遇することもなく病棟へと帰着する。それでは、と居室へ向かう直青は、羅生を振り返りはしなかった。] ** (*14) 2023/11/22(Wed) 4:35:59 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a52) 2023/11/22(Wed) 4:38:48 |
【人】 研究機員 フランクルー浅い微睡みの中でー ぼんやりとした人影が複数人歩いている。 それらは人間の形をしているが平面的で、緑やピンクや黄色のぼんやりとしたモザイク色をしている。 3次元的に静かに歩いてそれぞれ違うドアに入っていった。 ……ドアは炎に包まれているものもあり、俺は危険だとおもったのに、止めることは出来なかったんだ……。 まるでそこに俺は居ないみたいだった。 (212) 2023/11/22(Wed) 6:01:46 |
【独】 研究機員 フランクル (-134) 2023/11/22(Wed) 6:08:14 |
【人】 研究機員 フランクル>>143 ー研究所内、直青と。ー 俺は何をこんなに恐れているのだろう? 目の前の彼は特に怒ってはいないようだ。少しの安堵と、何だろう。警戒とも違う、チリチリとしたものを感じる。 これ以上近寄ってはいけない。 力を借りないといけない。 [……身体の中が騒がしい……] きっと敵ではない。そう判断した俺は、お言葉に甘えて床掃除を手伝ってもらった。 俺がどうあるのか?なんて考えたことなかったからさ。 『こう』なる前のことは覚えてないんだ。 少し思い出したような気がしたけど……。 俺が何人かいるんて、おかしな話じゃないか? 俺はこうして、一人で考えて行動してるのにさ……。 (213) 2023/11/22(Wed) 6:39:07 |
【人】 研究機員 フランクル考えたくない、考えてはいけないような。 ずっと目を背けていられるなら、それでいいんじゃないのか……? 俺はハッとして螺子を閉め直す。また漏れだすとこだった。 頭が漏れるのはよくあることなんだ。気にしないでいいよ。 すぐに再生出来るからね。 その度に少し記憶が途切れる気もするけど。 身体は頑丈なんだ。問題ないさ。 ━━好奇心。探求心。 ウキクサ博士から感じるものを、彼、直ちゃんさんからも感じ取った。 彼は恐らく敵ではない。恐れることはないと自分に言い聞かせた。 (214) 2023/11/22(Wed) 6:39:30 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ……己は、これらを特別好きとは思っていません。 ただそれは、己から切り離せないものです。 そのように『設定』されたのだと言うのであれば、 確かに、そうなのかもしれません。 [ 機械は傍らに並ぶ記録装置を見た。 最早、ここより生じる設定でさえ無いかもしれない。 この自我を得るより前から、共に在ったのだから。 ] ……あなたはどうでしょう。植物は好きですか? [ 思えば、雷恩や桜花と違って、 彼らがここを好むような様を見たことはなかった。 決して多くの言葉を交わして来たわけでもなかったが。 瞬間、機械は己らが酷く不思議な ]生き 物に見えた。 (216) 2023/11/22(Wed) 7:03:52 |
【人】 研究機員 フランクル>>190 ーある日研究所内にて、メディウムと。ー メディウムに博士に診てもらったら、と言われる。 自分では普段通りなんだけどな。 頬を紅らめて目を反らし、普通だと彼女は言う。 ……もしかして、俺も何か違っているのかな? メディウムがそう言うなら、俺もウキクサ博士に検査してもらってみるよ。 彼女の記憶はきっと大事なものなんだと思う。 彼女の無意識の声。定期検査中に時折顕れるその声を、俺は興味深く聞いていたんだ。 俺にもそんなものがあればいいと、夢想しながら。 (218) 2023/11/22(Wed) 7:07:40 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a53) 2023/11/22(Wed) 7:23:36 |
【人】 巫凪 桜花[手を伸ばさずとも届く距離に、寄り添うように腰掛ける彼。 頬に触れる唇>>179 それが受容の証だと感じるのは、刷り込みですらなく、 只の己の願望かも知れない。 けれど、彼の仕草は、揺らぐ心をそっと揺すって。 つい、沈めていたもうひとつの本音が滑り落ちた] ――…ここは、いやだ。 [魅了された、確かに。 けれど此処にいると、何かが変わってしまう気がする。 ずっと変わって欲しくないものが、少しずつ。 それは雷恩だけではない。予感が、する。 種は、いつ蒔かれていたのだろう。或いは、始まりから? この身の内にさえ、根を巡らせて巣食う何かを感じる。 それはきっと、新人類として『望ましくないもの』だ] (220) 2023/11/22(Wed) 8:17:12 |
【人】 巫凪 桜花かえり、たい。 みんなと、 [帰りたい。還りたい。――どこに? きっと自分はもう、大地には還れない。赦されない。 ヒトに、近づき過ぎた] …例えば、旧人類を殲滅したとして。 雷恩が、種が、根差せる大地を見つけたとして、 [仮定を連ねる、色のない声。 彼の左目、蓮を象るそれに、指先だけでかすか触れる] (221) 2023/11/22(Wed) 8:28:34 |
【人】 巫凪 桜花 そこに羅生は、みんなは、いるの。 いてくれるの、ずっと。 それは、触って、笑って、話してくれるみんな、なの? そうじゃないなら、俺は…――― [今、何を言おうとした? 思考が走るより先に、迸った言葉。 芒洋としていた身に巣食う虚が、急速に形をとろうとする。 己の思考の行き着く先は――これ以上はだめだ。絶対に] (222) 2023/11/22(Wed) 8:31:12 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a54) 2023/11/22(Wed) 8:45:15 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 深夜:病棟自室(直青) ─ [オレは直ちゃんにどう評価されているか知らない。>>183 けれどおかしなことだとは思う。 だってオレたちの親も■人類なのに旧人類の殲滅を掲げるなんて。自滅するためだったんだろうか、自己嫌悪、罪悪感? 人類は自殺をしようとする生物で、── 思考プロセスは突然途絶えて、オレは何を考えていたかを“忘れた”] そうなんだ……設計、ってあの子たちにもあるんだ。 わかった、羅生に明日聞いてみるね。 [新人類がどうやって生み出されているのか、オレは全く知らない。それはオレが戦闘AIである以上、知ることができない知識だ。仮に誰かが説明してくれたとしても、理解は難しいんだろうと思う。 本部の判断はそういうものだよね。しばらく様子見、その期限は未定、ってところだろうか] (224) 2023/11/22(Wed) 8:46:34 |
【人】 三ノ宮 緋雁[ゆっくり背中を撫で下ろす手は、人類を落ち着かせようとする仕草。オレはそうされても思うことは特にないんだけれど。 直ちゃんは本当に人類に接するために造られているんだ、と実感する。 気付いたことがあれば報告をと言われて>>184] あ、そうだ……あの所長、確かこう言ってた…… 「旧人類の心をそのままに進化させたい」って。 詳しくは行動記録で確認して。 それって魂は大地と繋がらないままなんじゃない? [正確な言葉は違ったはずだ。>>126 けどオレはそのように理解した。直ちゃんの解釈はどうなるんだろう。それが気になったけれど。 いつの間にかスリープモードのタイマーが起動されていたことにオレは全然気付いていなくて、不意に意識が途絶えるようにして眠ってしまった]* (225) 2023/11/22(Wed) 8:46:50 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 朝:病棟 ─ [目が覚めたとき、思考はだいぶクリアだった。昨夜感じた混乱はどこにも残っていない。 スリープで直るものと思っていなかったけれど、もしかしたらただのスリープじゃなかったのかもしれない。 再発しない保証は無いんだけれど。 あまり不安に思いすぎても仕方ないし] おはようー。 羅生ー、羅生いるー? [この時間なら廊下か部屋にいるかな、と声をかけながら近くを歩いてみた。昨夜直ちゃんに聞いた話に興味があって。>>183 オレが探せるのは戦闘AIの位置だけなんだよ。それもリスク管理の一環とはいえ、不便だよね、本当]* (226) 2023/11/22(Wed) 8:47:09 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 病棟(メディウム) ─ [病棟を歩き回っていたとき、少しだけ桜花ちゃんと似た匂いのする彼女──メディウムちゃんを見つけた。 向こうはオレを探していたのか、出会い頭に問いかけてきた>>199] え? 博士……ウキクサ? 特に何も望んでないよ? [何を望んでいる、と言われても……オレに思いつくものがなさすぎた。オレが少し質問したかっただけだし。 そしてオレも、この子のことが少し気になってはいた] ね、キミ前に雷恩と会って話してたけど。仲いいの? [何を話してたかまでは聞こうとしていないから知らない。邪魔する気も無かった。その結果がどんな騒ぎになったかも、オレはまだ知らない。 ただ単純に聞いてみたかっただけなんだ。雷恩に新しく友達ができたのかと思って]** (227) 2023/11/22(Wed) 8:47:39 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a55) 2023/11/22(Wed) 8:49:42 |
【独】 三ノ宮 緋雁/* 羅生くんの設定の濃さと直ちゃんの幅広い芸風にも感心してる みんなすごいなあ。 フランクルくんの独特の味好きなんだけど上手く絡めない エンカ下手でごめんねええええ メディウムちゃんが次々軸生やしていくのも真似できねえってなってるし リヒトはなんか すごく味わい深くてもっと話したかったりした SFの味がする…… (-138) 2023/11/22(Wed) 8:53:53 |
【独】 三ノ宮 緋雁/* ウキクサちゃんはねえ 今まであまり見たことないタイプの鬼葉さんPCなので「すご……」って見るたび思っているのである つよい。 外出…… (-139) 2023/11/22(Wed) 8:54:53 |
【独】 苗床環者 メディウム/* 羅生さん色んなひとを誑かしすぎな気が 直ちゃんも大概だからセーフ(?) そして緋雁・ウキクサペアからはラブになる波動を微塵も感じねえ……マッドサイエンティストとAIのやり取りしゅごい好き (-140) 2023/11/22(Wed) 9:07:19 |
【人】 言ト霊 羅生─ 『雷恩』 ─ [ 植物園で根を張る彼を>>120遠くから視覚に収める。その姿は静かで、彼をより植物たらしめていて。僕はそんな彼に長いこと触れていない。 雷恩の存在をずっと脅威に感じていた 偏っている彼に僕は落胆し続けている 『植物に偏っている』──それはしかし規定値に収まっているからこそ彼は破棄されず『新人類』としてカウントされた訳だがそれでも。 僕は僕の至らなさをその姿に見つけてしまう。 直青に瑕疵があるわけが無い。設計図通りに順を踏むことすら限界を感じてしまった自分と、それを素直に口に出来なかった己の弱さ。 次第に彼の前で上手く笑えなくなった。距離を置いた。勝手に。 勝手だね。 ]** (228) 2023/11/22(Wed) 9:50:59 |
【人】 言ト霊 羅生─ 『メディウム』 ─ [ 視界の端から薄浅葱の少女がひらり舞う>>191。 花よりは蝶の様。どんな想いを懐いてその『樹木』へ? ──直青は、彼を『雷恩』と名付けた。 『雷』は天つ神のシンボルで、地に落ちる稲妻はすなわち神の顕現。『sintoisMécanique』の紋でもある。 「落雷は闇雲に地を揺らす訳じゃなく先ず大地が天を喚ぶ。 よべる天を忘れ土から離れつしまった愚かな旧人類の 二の轍を踏まぬように」と。 偏りの三角は、四角い秩序を砕き『完全』なる五角へ向かう。 新しい世界は何時だって未知なるものが揺り起こす。 彼女は、我らの蕃神になるのだろうか。彼の救いとなるのだろうか。それは、彼自信が決めれば良いと思っていた。 その機会が訪れるまでは。>>207 ]** (229) 2023/11/22(Wed) 10:01:11 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a56) 2023/11/22(Wed) 10:06:12 |
【赤】 言ト霊 羅生>>*14 [ 直青がこうして笑顔を向ける事に必要性を見出だす事は出来ずにいる。同じく腕を取られる事にも。理由を探してしまうのは性だ。『言語化』しないままでは居心地が悪く、出来ないのならば認識は空白。その足り無さを、直青自体で埋められているようでどちらにしろ心地は最悪。 少しだけ低いはずのその視線は大して絡まない。それで良いよ。おまえと対峙すると採点されてる気分になる。かつては自分より小さい体躯に安心感を得ていた。それは見くびりだったのだと、劣等感情が増す度に浮き彫りになる。 余裕のある魂の無い謝辞を理解して、継げられる羅列に息を呑んだ。腕を掴むその手を振りほどく。 ] …………そろそろ、……? [ 違う。そんなことをした事はない。みっともなく呻きそうな口を手で塞いで記憶を辿ってみても、無い。ましてや『周期を把握される様な事』など断じて。 ──記憶は無くても記録は有る 振りほどかれたその顔は此方を見た筈だった。この疑念の答をその表情から読み取ろうとして既に向けられていた背に追いすがるように続いて、容赦なく扉は閉じられた。 ] (*15) 2023/11/22(Wed) 11:43:44 |
【赤】 言ト霊 羅生[ 一体。 どのくらいの記憶を消してしまったのだろう。 いつから、どこから僕は『羅生』であるのか。 大丈夫。 見喪っても、良い。 この身に賦与された花の名前に総てを寄せる。 まだ僕は『咲かすことができる』 おまえは絶対に、僕を救けない。 ]** (*16) 2023/11/22(Wed) 11:45:20 |
【独】 苗床環者 メディウム/* 羅生さんが複数人の間で揺れ動いてて草なんだ 桜花さんもリヒトーヴさんも魅力的だし、直ちゃんは直ちゃんだししょうがないね…… メディウムちゃんは雷恩さん一筋なのでアレですが、こういう複数人と戯れができる人羨ましい……ってなる……ぼくにはとてもできない。 (-144) 2023/11/22(Wed) 12:05:24 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a57) 2023/11/22(Wed) 12:34:39 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a58) 2023/11/22(Wed) 12:36:07 |
【人】 蕃神 雷恩[かつてのはなし。 旧人類の植物学者はこんな研究結果を残している。 「植物には人間の感情を受信し、それを反映し 己の糧とすることができる。」 植物学者だけではなく、観葉植物を育てていた旧人類が 「毎日話しかければ花がきれいに咲いた」 「歌を歌うとその時間に開花するようになった」 などと電子の掲示板に書き込まれた事例は多岐に渡る。 ―― 人と植物とをかけ合わせ、新人類としたのは その事例などを鑑みた「親」達がいたからではないか ―― 等々、思案することはある。 己や桜花が生まれた理由というのがそれを根拠とするのなら。 成功作はきっと、情の豊かな、桜花なのだろう。 客観的にみて、そうであると思っている。] (230) 2023/11/22(Wed) 12:50:04 |
【人】 蕃神 雷恩 もう、触れなくて いいよ。 「――『祓』はもう、不要だ。」 [それを羅生に告げたのは。多分彼が。 桜花に向けるような笑みを”浮かべられなくなってから” 植物は、自身に向けられたものを受け止める。 それが正であれ、負であれ。 相手が自覚していようがいまいが、それを、受け止めて。 考え抜いた結果が。その発言だ。 距離を置かれる前に。自分からおいてしまおう。 そうすればこれは自我の芽生えのプロセスと処理される。 お前が、”不具合”を起こしたのではないのだよ。 己が植物に偏っていることは自覚している。 最初に産み出されるということは、 模範となるものがないということである。 どれが正解なのかはわからない。からこそ。 己は直青の質問>>0:149に「言語化できない」と返す。 ――失望を恐れている。 廃棄を恐れても、いる。 だがその恐れすら間違いであったなら。 ゆっくり、思索し根を張りながら「宿題」を考えている様は 遠目から見ても。はたまた近くから見ても。 ただの、植物たらしめているようにしか、見えないだろう>>228] (231) 2023/11/22(Wed) 12:52:07 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 言ト霊 羅生[ どうして、わらってくれないの? 名付け親へむけられる そのひとことは、ついぞ出ない。 素直に口にできなかったのは、きっと己も同じだから。*] (-145) 2023/11/22(Wed) 12:52:33 |
【人】 蕃神 雷恩 栗鼠。 ……を、知っているか。 散歩をしている、際に。それが見れたら、良いな。 今度は君から、エスコートしてくれるかい?麗しい貴女。 [散歩の誘いに承諾を呈し。 はて、誰かと散歩をするというのはどうやってするのだろう。 大体、根を張るか1人で行動しているか。話しかけられて応じて。 或いは直青にメンタルケアをしてもらっているかの生活なもので。 連れ立ち、ただ歩くということをどう実行に移せばよいのか。 悩んでいる様は、かなり珍しい光景である。] (233) 2023/11/22(Wed) 12:53:19 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a59) 2023/11/22(Wed) 12:56:39 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a60) 2023/11/22(Wed) 13:01:26 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 赤ルートの友考えてたら大変愚かな睡眠時間になり…。でも、白ルートを内包する説が出てきたので構造的にはよろしくなった気がする。(仮) 激重感情人間とか桃とか想定があんまり得意じゃないんですが、概念人間なら出て来るらしいと知って面白く思ってます。友はまだ未確定の存在だけど…。闇鍋だから…。 (-149) 2023/11/22(Wed) 14:56:24 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 激重感情人間とはいうけど、感情の強さというより底を無くすような具合の方が当機には見えるらしい。なるほどな。感情特盛みたいなこと考えてたけど、そういうルートがあるのか。 再現性の無さはまた後程な模様。この闇鍋に使ってる回路楽しいからそこでブースト乗ってる気がするしな…。 (-150) 2023/11/22(Wed) 15:15:41 |
【独】 巫凪 桜花/* 所長と緋雁ペアのやりとりも息ぴったりだよね。 立ち位置的に組織員を重点的に読み込みがちなんだけど、 美しいリヒトーヴに、俺も近々絡みにゆきたいです。 桜花的にも、敵愾心なくいきやすい。 (-153) 2023/11/22(Wed) 15:40:27 |
【人】 機才博士 ウキクサ― 研究所内 ― ご苦労様です、リヒトーヴ。 後はこちらでお引き受けを。 フランクル、事情は後で詳しく聞きましょう。 [ メディウムを運んだリヒトーヴに軽く礼をし、 博士は取り乱しもせず患者の容態を一瞥した。 毎朝の検査を行う中で こんなことは記憶の限り初めてであるはずだ。 事例、症例、今までの検査記録を呼び出しながら 博士の思考はくるりくるりと廻り続ける。 AIでいうところの稼働限界が来たか。 或いは新人類の適合反応にエラーでもあるのか。 もしくは博士の知らないなにかか。 ] (235) 2023/11/22(Wed) 18:55:24 |
【人】 機才博士 ウキクサ愛とは、植物に与えられる水に近しい。 水がなくても生きられる品種もいますが、 水があった方が息がしやすくなる。 ……というのはあくまでそれらしい論であり いらないものを欲しがったりはしないでしょう? 愛してほしいから、愛を求めるのですよ。きっとね。 [ そしてその欲求は、博士では到底叶えてやれないものだ。 彼らを患者、被験者、或いは研究者として慈しんでも その情動は愛と呼べるほど真っ直ぐなものではない。 博士が愛しているのは知だ。果てに研究がある。 特段治すべき箇所がないことや怪我の有無を確認し終え なるほど、とひとつ息を零した。 ] (237) 2023/11/22(Wed) 18:55:43 |
【人】 機才博士 ウキクサ貴方が望むなら接近禁止令でも張りますが、 そうでないなら私からは不問にしましょう。 貴方を見る限り、これは初日に彼らへ言い含めた、 研究の妨害にはならなさそうですからね。 [ むしろ。 続けば続く程に、交流が深まれば。 博士の求めるデータは手に入るのではないか? そんな思惑を孕み、博士は患者の意思を問うた。* ] (238) 2023/11/22(Wed) 18:55:53 |
【人】 言ト霊 羅生>>216 ……好きですよ。 俺たちは、其々の身体に保管されている種子に準えて名付けられてます 俺は『羅生』で保持する種は蓮ですけれど、 [ 花の別名として付けられた筈のこの名の原典は見つからない。 『羅生』:特に何かを表すものではない。そんな資料しか。 他愛なく、笑って話す。 種子保管ユニットとして、この身はある。人工細胞を始めとして細部まで神の意匠に従事した『旧人類の功績』──そんな意味では最新型かもしれないね。 けれど不可逆です。咲かすためにあるこの身体は、直して半永久的に使えるようにではなく徹底して使い捨てだ。 そんな意味では、僕らは『機械』として“どう”なんでしょう? ] リヒトーヴ:ドイツ語で『リヒト』は光。暁。あけぼの。 春の暖かさを連想させるな…… 君の名前は、誰がつけたの? どういう想いを、受け入れたんですか。 * (239) 2023/11/22(Wed) 18:58:18 |
【人】 機才博士 ウキクサごきげんよう、お客様。 ……貴方に有益な情報のデータベースがある、と? 具体的に、何が知りたいのかはともかく── 構いませんよ。 貴方たちの擁する新人類にも興味がありますから。 [ きゅるる、と頭上のフェアリーサークルが揺れ 博士の頭にデータを呼び出す作業を始める。 動向を窺うように目の前の個体を見つめた。** ] (241) 2023/11/22(Wed) 19:05:51 |
機才博士 ウキクサは、メモを貼った。 (a61) 2023/11/22(Wed) 19:06:35 |
【人】 寿ホ儀 直青>>240>>241 [結構、と頷く。] 具体的には、あなたの研究員たちの組成構造からですね。 それぞれかなりユニークな発想で 設計されいてるとお見受けしました。 情報を秘匿したい訳でもないのでしょう? あなたはご自身の研究が進むか否かにしか興味が無い筈だ。 勿論、僕の権限でお出し出来るデータも 惜しむつもりはありません。 基本理念が如何に違えど、殊「適応」に限れば 研究成果そのものに貴賤はない。違いますか。 ──ああ、その頭上のものについても、 差し支えなければ。 [円環とは世の理だ。揺れるそれを興味深く眺めながら、直青もまた宣言通りにデータの抽出と書き出しを始めた。] 情報媒体はどのような型式がご入用ですか。 * (242) 2023/11/22(Wed) 19:38:51 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a62) 2023/11/22(Wed) 19:42:05 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園にて・雷恩と − [>>232 了承を唱えた彼の言葉に胸を撫で下ろし どうして? 、その後に呼ばれた呼称へ反応を返す。]……「私」には、メディウムという名がある。次からそちらで呼んでくれ。興味があるものは根ざす事以外になにか無いのか? (メディウム、と。私たちの事はそう呼んで。私たちは……あなたをなんと呼べばいい?) [>>233 散歩に行くとしても、この『楽園』内は広い。せめて目的地か何かはほしい……と思ったところで「栗鼠が見たい」と申しつけられた。] 栗鼠か。たしか、あっちの区画に生息していたはず…… (243) 2023/11/22(Wed) 20:26:57 |
【人】 苗床環者 メディウム>>233>>234 (さあ、行きましょ。大丈夫、周りがあなたをどう思おうと私たちには関係ないわ。あなたは、とても、魅力的。) …………あ、おい、こら……! [「私」の意思に反して、そっと差し伸べてしまった手が、引っ込められる事もなく彼の手を握る。 ……大きくて、温かい。 そのまま導くように栗鼠の生息する区画まで。道中で軽い会話を交わしたり、誰かが近づいてくれば反応を示しただろう。 手は握ったまま。 ]* (244) 2023/11/22(Wed) 20:33:53 |
【独】 苗床環者 メディウム…………… [反論が、何故かできない。そう、この身体の主は僕の方なんだから。嫌ならすぐに離せばよかった。それだけだったのに。 どうして僕は嫌だと思えない? ] (-159) 2023/11/22(Wed) 20:36:23 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩(ああ、そういえば。浅い触れ合いが今日の目的ではあるけれど……あなたが望むのならば先日の続きを受け入れましょう。…………こんどは優しく、ね?) ……………“これ”にある程度の効果がある事は分かった、から。この後、先日の続きを承諾してやらんことも、ない。 [(彼女の本心が続きを求めるというならば。) “これ”の本質が続きによって変化していくというならば。 その先へ。] (-160) 2023/11/22(Wed) 20:44:28 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a63) 2023/11/22(Wed) 20:48:34 |
【人】 蕃神 雷恩― 植物園にて>>243 ― ……なるほど、「メディウム」。 「貴女」も、「彼女」も同じなのだね。 ―― 一方だけ呼ぶのは、誠実でない気がした、から。 なら、次からそう呼ぼう。 興味。というものはあまり抱いたことはないな。 桜花、ええと。新人類の片割れや、直青らから情報を得て 多少知ってみようかと思うことはあるが。 大体は知って、満足してそれ以上に発展しないともいう。 でも。――…… [そこで思い出した栗鼠の話をすれば、 どうやら「彼女」は栗鼠の生息地域を知っているらしい。 ならば、彼女の案内に任せよう。と張った根を一旦、体の中にしまい込む。] (245) 2023/11/22(Wed) 20:49:08 |
【人】 蕃神 雷恩 ――そういってくれるのかい? 貴女は、とても甘やかすのが上手なのだね。 ……。 [差し伸べられた手が、己の手を握る。 その手は多分。直青や桜花らとは違う。小さいけれど しっかりと彼女の血潮を。貴女の息吹を感じるものだ。 少しだけ躊躇って、握り返す。] 「メディウム」は。 ――興味があるものは、あるのか? [道中。相手に尋ねられたことを思い出し。 自分もまた、「知りたがる」。 興味をついぞ抱くことの稀な己が不思議な、ことに。*] (246) 2023/11/22(Wed) 20:49:32 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム 優しくがお好みなのだね。”貴女”は 君、は。「メディウム」は [どちらがいい? ――己には、どちらもできるだろうという確信はあった。 彼女に痛みを、貴女に快楽を。 或いはその逆を。若しくは、どちらも真綿でくるむように、 優しく、溶かす様に。 どうやら植物同士は割合相性が良いようだ。 ―― 人間 の部分は?さぁ、どうだろう。 *] (-162) 2023/11/22(Wed) 20:50:04 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a64) 2023/11/22(Wed) 20:51:13 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 散策 ─ [病棟でメディウムちゃんと話を終え、羅生も探し終えた後の話。オレはどこへ行くか決めかねてあちこち歩き回った。 病棟の中とか、楽園のほうとか、研究棟の近くまでとか。 研究棟の中に入る気はしなくて、近くまでで留まった。 楽園は改めて中を散策してみる気はあって、あちこち歩いているうちに端まで行き着いた。>>168 オレには馴染みのある外の世界と近い、動物も植物も生きていくのが困難な荒れた土地。 どうして楽園の中だけがあんな風に維持できるんだろう。 楽園をもっと、外に向けて広げていくことはできないんだろうか。 そんなことを少し、考えたけど。 オレにはその方法なんて思いつきやしない。 ぼんやり考えながらまた楽園の中へと戻って、植物園やら農園やら、あちこち見て歩いた] (247) 2023/11/22(Wed) 21:05:29 |
【人】 三ノ宮 緋雁[そうやってあちこち歩き回った途中、誰かから声をかけられたら話したこともあったろう。 ここに来てからろくに言葉を交わしていない顔──例えば雷恩とか、頭に螺子がある研究員とか──を見かけたら、こっちから声をかけたいとも思っていた。 そばに誰もいなければ、だけど。 他の人と一緒の時間を邪魔する気はないし]* (248) 2023/11/22(Wed) 21:05:41 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a65) 2023/11/22(Wed) 21:08:11 |
【独】 苗床環者 メディウム/* 相方がとってもえろい!!!!! 秘話だからエピにならないと読んでもらえねえのが勿体ねえけどすごく良い……良い……(喜) (-164) 2023/11/22(Wed) 21:11:04 |
【独】 三ノ宮 緋雁/* 誰かに会いたいのに耐えかねた (みんな会いに行きづらい状態) さて 明日朝、もしかして更新では なんも進んでなくない? オチがないが どうしよっかな…… 明日から72hで何ができるんだ……?? (-165) 2023/11/22(Wed) 21:15:56 |
【独】 蕃神 雷恩/* どうしようかな。拾っていいのかな? ちょっと様子を見てフランクルさんらが拾わなければ拾うかな。 とりま23時くらいまでステイステイゴールド。 (-166) 2023/11/22(Wed) 21:17:52 |
【人】 蕃神 雷恩― 散策中の緋雁を発見し ― [自分は、大体植物園のあちらこちらで根を張っている。 あちらこちらなのは、契約の際に>>0:93 都度異なる地点で、と釘を刺されたからである。 ――そんな折に散策する彼に逢ったのは。 契約を律義に守り、根を張る拠点を探していた時だろう。 植物の茂る合間に、赤い色を見た。>>248] 緋雁。 [珍しく、名を呼ぶ。 桜花と違い感情に乏しい己は。大抵自分から行動することは珍しい。 名を紡いで、他者に呼びかけることも。 浮草研究所での代表者という単語に反応した時より 時折見られる自主性の発露ととられるか ただの、名を零しただけととられるかはさておいて。] (249) 2023/11/22(Wed) 21:52:48 |
【人】 蕃神 雷恩[相手が気づくかどうかは知らねども。 自分はというと、名を呼んだことに少しだけ 少しだけ、 自身の行動に驚いている最中だったりも、する。*] (250) 2023/11/22(Wed) 21:53:03 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a66) 2023/11/22(Wed) 21:57:50 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a67) 2023/11/22(Wed) 22:08:30 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a68) 2023/11/22(Wed) 22:17:41 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園・雷恩と − >>245 …………同じではない。 (同じよ、私たちは。) 「私」が“これ”と同じなものか。 (はじめは分たれていたとしても、私たちは同じなの。) [“これ”と同一視されるのは、正直受け入れがたかった。同じ存在だとしたら、こんなに苦痛を与えてくるのは何故なんだと、思うから。 (「貴女」と私が同一である事を汲み取って貰えるのは嬉しかった。苦痛を与えてしまうのは、己の意思ではなく性質だから。私も「貴女」が苦しい時は苦しいの。) ] (253) 2023/11/22(Wed) 22:31:56 |
【人】 苗床環者 メディウム>>246 (うふふ、嬉しいわ。…………ねえ、あなたからも。とくに「彼女」へは。とびっきり甘やかしてほしいの。与えた分だけ返されたいの。) ……………。 [興味が続かないと、彼はいう。その希薄な自己へは一種の羨望を抱くものがある。 だって自我は苦しいよ 手を握り返され、鼓動が少し早まっていくのを感じる。それに伴う意味は、知らないし知りたくもない。(嘘つきね。) 興味、な。「私」もあまり強く感情を覚えないようにしているからな……ああ、この植物園に生きる生命たちの事を知るのは、楽しいかな。 (生きとし生けるものを知るのは楽しいわね。でもそうね、今はあなたに興味があるわ。) [大した事ではないけれど。ぽつり、ぽつりと言葉をこぼしていく彼へ、出来る限りは返せるように。]* (254) 2023/11/22(Wed) 22:34:06 |
【人】 蕃神 雷恩― 植物園:緋雁と ― [動揺を何とか沈めつつも 自分を探していた。という言葉に目を瞬かせた。>>251 何か用事があったのだろうか。 メンタルケアで自分に不具合でも。 などと、希薄な表情の下で目まぐるしく思案している。 ――中で。 用事はないが、と。 此方の声に反応し、話を暫くしていないからと 彼の言葉を、思索の中で咀嚼して。 彼を呼んでからの、わずかな合間は何だったのだろう。 聞きたいのに、躊躇ってしまう。 歩み寄る彼を見て、土に根差していた根をしまい込む。] そういえば、そうだな。 ……緋雁は、その。調子のほうは大丈夫か? 此処は、酸素が多い気がする。 俺たちは生きやすい。とは、思うけれど。 [アンドロイドにとっては、高濃度の酸素は大丈夫なのだろうかと まず、気になったのはそこである。] (255) 2023/11/22(Wed) 22:36:35 |
【人】 蕃神 雷恩[と、”最初に”質問をしたこともきっと、変化なのだろう。 以前ならきっと、彼の問いや話に 傾聴や、相槌や、答えを返していたものだから。 ――問いかけのあと いつも彼方から話しかけてくれる、彼は 何か己に聞きたいこと、話したい事はあるのだろうかと じっと、凪いだ目で彼を見ている。*] (256) 2023/11/22(Wed) 22:36:45 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩(あなたから与えられるものなら、どんなものでも……と言いたいところではあるけれど。あまりにも痛いのや苦しいのは好みではないわ。だって、いとしい方からは優しくされたいでしょう?) …………“これ”の戯言なんて無視しろ。“これ”はただの生物的本能から語りかけるナニカでしかないんだ。「私」はなにも望まない、ただ“これ”が変わるというならば、可能性に賭けたいだけだ。 そう、ただの、本能の行為を受け入れたい“これ”をどうにかしたいだけで。「私」がどうにかなりたい訳じゃなくって、違うんだ、違うの。ちがう。 (強情な「彼女」に、ちゃんと伝わるように。私たちがあなたとどうなりたいかを、しっかり受け渡せるように。…………ねえ、あなたは………私たちを、どう感じるの?) (-169) 2023/11/22(Wed) 22:43:15 |
【人】 蕃神 雷恩― 植物園:メディウムと ― ……。 ――「君」はそう、「思いたい」のか。 [それでも、貴女と彼女は「メディウム」である。と 君の声も、貴女の声も「聞こえる」己は思う。 ただ、頑なにそれを否定する「メディウム」に 否定だけを与えることは、良い影響を与えないだろう。 と判断するからこそ。その考えを肯定はせずとも。 理解を、示す。 ――それでも、「メディウム」がどんな意図をもっているかを 聞こえるからこそ。 それが故意ではないのを理解しているからこそ。 此方も何とも言えない、言語化未満の感情を覚えるのかもしれない。] (257) 2023/11/22(Wed) 22:52:36 |
【人】 蕃神 雷恩 ――甘やかすんだね。 わかったよ。自分からの行動というのは慣れないが。 [それでも、望みを叶えたらどのような色を見せるのか。 というのは気になった。 貴女も、彼女も――「メディウム」が。 手を繋ぎ、己の自我の希薄さを聞く間。 無言の彼女は一体何を思っていたのか。 沈黙。 のちに、言葉は落ちる>>254] 強く感情を覚えないようにしているのか。 それは、どうしてだ? ――……命のことを知ることが。 桜花なども、興味を示していたから。命に触れて 知るというのは、そういった欲求を芽生えさせるのかもしれないね。 [それはとても「人」らしい。 ――時折響く「彼女」の声に。 自分に興味を得ているのだと囁く君の植物の部分に。 そして植物だけではなく、こちらの声にこたえようとする「君」に もっと何か返せたらいいのにと、思う感情の萌芽を、俺はいまだ自覚していない。*] (258) 2023/11/22(Wed) 22:53:08 |
【人】 巫凪 桜花―いつか・植物園― [快晴の天候に設定された植物園の一角。 探すともなく雷恩の姿を見つける。彼女は、いない。 確かめると、声を張らずとも届く程の距離で 彼が根差す地に坐す。 惜しみなく降る陽光のもと、光を弾く白衣を纏った膚が、 内側からも淡く発光する。 葉のそよぎに、鳥の声に。 感嘆の息が肩を上下させる度、陽炎めいて光の粒が躍る] (259) 2023/11/22(Wed) 22:59:23 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム ――……いとしいそんざいからは、やさしくされたい。 [貴女の囁くその言葉に、名付け親が段々と距離をとっていった時のことを思い出す。 その時、自分はどうすればいいのかわからず。 空いた距離を詰めることもせず、こちらからも1歩引いて、見送った。 少しだけ、あの日の自分が何を伝えればよかったのかの答えが 見えたような気が、して。そんな錯覚。] ……。 ――そう。メディウムはそうありたいのか。 でも、きっと。 君が無視をすればするほど、君の願いからは遠ざかる気がするんだ。 [君たちをどう感じるか。 ――それを言語化するのは不得手だが。あえて言うならば。] それでも 変化なら、齎せるかもしれないとは思う。 2人であり、1人でもある「メディウム」に。 [多分俺は「メディウム」に興味があるのだ。 彼女も、貴女も。どちらも。或いは「メディウムそのもの」に。] (-170) 2023/11/22(Wed) 23:00:42 |
【人】 巫凪 桜花[大地に憩い、戯れるように根を張る彼を目の当たりにしたのは、ここに来てからが初めてだった。 大地に息づく姿は、彼を知ってから今まで、いっとう美しい。 否応なしにそう感じさせるもので] 雷恩は、ここに来てよかったんだね。 [ぽつり。降り出す雨のように音に変えて、自身にも聞かせる。 だから、止めはしない。干渉もしない。 きっと彼は少しずつ、変わっていく。 ずっと傍らにいた己には、知り得ないところで。 光合成を終えれば、長居はせず。 腰を上げ、白衣の土を払う僅かな合間、彼の顔を見下ろす。 もし目が合えば、笑ってみせただろう**] (261) 2023/11/22(Wed) 23:04:23 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a69) 2023/11/22(Wed) 23:04:54 |
【人】 蕃神 雷恩― いつかの植物園:桜花と ― [桜花が近くに来れば、わかる。 空気が澄むから。或いは君の纏う淡い光が、 散って、映える姿が教えてくれるから。 ――いや、それ以前に。 気配が教えてくれる。のだと思う。 彼が陽を纏い、仄かに光り。 そして「植物の空間」に溶けゆくような様子を。 俺は常のように。根を張って感じていた。 見ていたというよりも、感じているという表現の方が近い。 彼が纏い、溶けさす光を孕んだ空気は よりこの場所を心地よく感じさせるもの。 彼の言葉に、目をあけてそちらの方へと視線をやる。>>261] ……。 [常ならば。俺は頷くに留めるだけ。 光合成を終えた桜花は腰を上げ 僅かの合間、見降ろして微笑んでいる。 自分はそういった表情はほぼ、見せられない。] (262) 2023/11/22(Wed) 23:21:20 |
【人】 蕃神 雷恩 ――桜花。 お前は、ここにきて。苦しかったか? [ 俺「は」 ここに来てよかった。 ――「桜花」は?] 俺はな。 お前が辛かったい、嫌だったら。 よくなかったのだと、思うよ。 [無意識に。手を伸ばして。 ――やはりまだ、触れられない。あの幼子の躯のように。 望まれる君によくないのなら、それを肯定してはいけないのだと。 少しずつ、根を張るように育った情緒が 胸中で語っていた。*] (263) 2023/11/22(Wed) 23:22:08 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a70) 2023/11/22(Wed) 23:28:05 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a71) 2023/11/22(Wed) 23:57:06 |
【秘】 巫凪 桜花 → 蕃神 雷恩[ 嘘らしい嘘を、雷恩には吐いたことがない。 彼に偽る必要がなかったから。 だから咄嗟に、言葉を作れなかった。] (-175) 2023/11/23(Thu) 0:50:41 |
【人】 巫凪 桜花[今までにない響きを籠めて、呼ばれた名前。 凪いだ声は、 労るようで。 慮るようで。 慰めるようで。 どれでもあってほしくなかった。今だけは。 変わる彼が嬉しくて、かなしい。] (265) 2023/11/23(Thu) 0:54:57 |
【人】 巫凪 桜花[否定する言葉を自分の中に探して、 手の届く処には、見当たらなくて。 せめてと結んでいた笑みが、徐に解けていく] そんなこと、今。 言わないでよ… [咽喉が、朽葉のように乾いた音を立てる。 手を、差し伸べられた。 無意識に、そちらへと伸ばした手。 目元に込み上げる熱をさっと掌で散らして、背を向けた*] (266) 2023/11/23(Thu) 0:59:58 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a72) 2023/11/23(Thu) 2:18:40 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 我が友、おそらくこの辺りであろうという断片は死ぬほどではないにせよあるのだけど、しかしまだ闇鍋だな…。 そして読む頭にも描く頭にもなかなか入っていけてない。そう思って先に現在軸書き置いたので、だろうなではあるんですが…。 (-176) 2023/11/23(Thu) 3:24:26 |
【独】 巫凪 桜花/* 村での肩書きって弄れなくてただそこについてるだけ。 みたいな場合が多いから、すっぽ抜けてたな。 この村では意味があるもんね。 設定すっかすかのノープランでここまで来てしまったという。 (-178) 2023/11/23(Thu) 4:47:23 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ―― "Es werde Licht" 。 ……己の、最も古い記憶です。 それから己は"リヒトーヴ"となりました。 非合理の塊のような人物でした。 少なくない資材を投じて、己をここまでにしました。 『孔雀革命』も楽園も、何もかも本来あれの所有物です。 ……だというのに、全てを置いて姿を消しました。 [ "理解できません"と機械は語気を強めた。 その眼を細めれば、"不可解です"と。更に。 ] (268) 2023/11/23(Thu) 5:48:24 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ"親愛なる我が友よ"。 ――それが、あれの口癖でした。 己が友の定義を尋ねても、 まともな回答を得られた試しはありませんでしたが、 ……しかし、それは真実想っていたのだろうと、 …………不可解ながら、己は、未だ信じています。 * (269) 2023/11/23(Thu) 5:50:10 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 問い。問いの形が一番いいんだろうなあ、と落としてから思いました。 そういうところが当機まだ抜けているんだよな…。どうしようかな…。 (-179) 2023/11/23(Thu) 6:07:18 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ ……ふと、機械は己の気づきに小さく笑った。>>269 己がそのような口利きをするのは、 あれが"創造主"ではなく"友"であるからだ。 友という定義が如何に曖昧であろうと、 己にとっての"法"を否定する力だけは充分らしい。 ] ……羅生。あなたにとっては、どうですか。 己に名をもたらした者、己という個を定義した者。 己を在らしめた『旧人類』のことを、 あなたはどう思っているのですか? [ 立場上、尋ねるべき話ではなかったかもしれないが。 であるなら、いずれかの真っ当な理由で断る筈と。 機械は物憂げながらまだ小さく笑っていた。 そのようなことを考える己は、やはり珍しかったから。 ]* (270) 2023/11/23(Thu) 6:28:54 |
【独】 言ト霊 羅生羅生が雷恩を失敗と思っているのは結局自分のいたらなさを覚えてしまっていたからっていう自己中心的なものであり、『土から離れては生きられないという性質をその傲慢で忘れてしまって大地を汚す愚か』な青人草(広く人類)を抜きまくって駆逐するという創造主(人間からみた神)の想いを裏切る行為をしている『sintoisMécanique』の研究員は自らでなく、構成員であるAIにやらせ、贖罪として彼らに種子を保管のち必ず芽吹かせるようにプログラムするという実に人間らしい姑息さを得る組織である。 もちろん自らごと滅ぼされるつもりでAIを産み出していたのだが、なんやかンや派閥があって、AI達を放出したあとの解散間際に内部崩壊を起こし、アハトアハト君はそのどさくさで生き残っていまあっちにおます。おます。 そして理念的には根差せる人間は雷恩の方なのだから彼は成功なのである。 土から離れて生きられない人間を作った。 それはいつしかまた生まれる『旧人類』=創造主の愛し子たち=人間のためである。 『新人類』は旧人類が再びこの地球でやり直すための手本となるべく産み出されている。 その点桜花はある程度人間に紛れて自由にいきていけるよ〜生き残りの人類にも仲間と思われることは可能性あるよね。 って思ってたんだけど、羅生くん!どうする!君的にはこの桜花は失敗作になり得るのでは!? ここで雷恩に手のひらクルーしたらド腐れ畜生旧人類の親そのものになってしまう!!キャー(たのしい (-181) 2023/11/23(Thu) 6:37:59 |
【独】 言ト霊 羅生悩むなぁ…… せめて雷恩のために花を咲かせて大地を浄化しょ……と思ってたのに…… モラハラなパートナー()にすがるしかないのか…… (-183) 2023/11/23(Thu) 6:41:22 |
【独】 言ト霊 羅生羅生視点、子育て失敗し過ぎでうける。AIって一体。 もうちょっと上手くやれるプログラムを組む気は特に無さそうなのがいいよね (-184) 2023/11/23(Thu) 6:43:01 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a73) 2023/11/23(Thu) 6:43:03 |
【独】 言ト霊 羅生リヒトーヴさんのイノセントには彼の開口一番からやられています。 対リヒトーヴさんに抱くのはこの曲です。 『光の形』 https://youtu.be... こころがあるのに無いかのような振りをするリヒトーヴさんの形 もっともっと見ていたいですね。 (-185) 2023/11/23(Thu) 6:48:54 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* あれだな、当機は今読みが足りてないな。 まずは手を動かすところから入る。感覚に飛ぶのはその後。バランス。 それはそれとして、そろそろ概念友は実体付けた方がいいな。風呂敷をどう畳むかは別として…………(畳めるのか…?) (-186) 2023/11/23(Thu) 6:49:28 |
(a74) 2023/11/23(Thu) 6:53:38 |
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