【赤】 英雄 ジークバルト[ 夢をみていた。 甘く、泣きたくなるような夢。 情に溺れ、満たさる。 身体が溶けて混ざるようなまどろみ。 それは許されない行為。 神に背く罪。 ありのままに生きることは罪だ。 故に、私は異端。 この心が生まれた時から、 俺は世界から拒絶された。 ] (*0) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:17:07 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 目を開ければ見覚えのない部屋。 夢のように慰められた昂りも、潜め 乾いた心に潤いのない朝。 朝………だろうか。 ] [ まどろみから覚めはじめた頭は 思考を切り替え、気配を探る。 この部屋には己以外はいない。 張り詰めた思考はそのままに 状況把握に努めた。 ] (7) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:17:49 |
【人】 英雄 ジークバルト閉じ込められてはいないのか 意図は何だ? 何をしたい [ 不測の事態の対処は人より多い。 扉を開け、経過しながらも足をすすめる。 廊下、 広間、 その先は──────。 ] (9) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:18:48 |
【人】 英雄 ジークバルト私は目が覚めたらここにいた 君の状況を教えてもらってもいいか? 少し見回ってはみたが 危険なものはなかった 目覚めた場所、廊下、広間は問題なく行ける。 ただ、外には出られないようだ。 不安なら広間に。 私ももう少し見て広間へ向かう。 [ 見回る途中に人に出会うことがあれば 自分の知る状況を伝え話を聞くだろう。 ] (11) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:20:54 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 周りを見て気付いたか それとも途中で出会ったか ライナス、そしてアビスの姿があれば 驚きに瞬き、声が出る。 ] ─────何故ここにいる? [ そう、聞かずにはいられなかった。 ] (14) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:27:00 |
【独】 薬師 ヴィオラ/* ジークさんとアビスさんの再会楽しみ〜〜見守り隊 ライナスさんとエリシアさんもロジャーさんの事があるからね そちらも楽しみだね (-9) zyawa 2024/12/18(Wed) 21:33:19 |
【人】 処刑人 ライナス[ ───見知らぬ、部屋。 違和感に気がついて、飛び起きる。 見覚えひとつない質素な部屋。 雰囲気さえとってみれば自室とそう変わらないが、 明らかに冷え込んだ空気が背筋を撫でた。 ] (16) 翠 2024/12/18(Wed) 21:37:55 |
【人】 処刑人 ライナス──────………。 [ 目に飛び込んだ机の上の羊皮紙、一枚。 どこか焦る手で紙を取れば思わず取り落とし、 紙は重力のままに床へ落ちる。 ───拾うより先に目に入った文字に、 思わず手が止まった。] (17) 翠 2024/12/18(Wed) 21:37:59 |
【赤】 処刑人 ライナス[ 正義を正義たらしめるのは 本能的な思い込みだ。 人に害を与えようと、正義とされる。 思い込みのもとに決められた罪と、罪人。 であれば、罪を罪たらしめるのは 一体なんだろうか。 ] (*1) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:03 |
【人】 処刑人 ライナス…………何だと言うんだ [ 苛立ちのままに紙をぐしゃりと握り潰した後 机の方を見やって、再び紙を開く。 乱雑に四つ折りにして懐へとしまえば、 この部屋にただ1つある出入口。 扉へと手をかけ、開いた。] (18) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:07 |
【人】 処刑人 ライナス[ 扉を開いたら見覚えのある光景などという 都合のいい現実はは起きてこない。 まるで宮殿のような装飾に、 厭らしいと顔を顰め、踏み出す。 ただ真っ直ぐに、廊下の先へ進む。 人の姿があれば、一瞬足を止めたが。] (19) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:10 |
【人】 処刑人 ライナス………出られない、か。 用意周到だな [ きっと一足先だろう。 広間へとたどり着けば真っ先に 他の出入口を探すも、見つからない。 まるで見えない壁があるかのように、 先は阻まれている。 苦々しさを噛み潰せば諦めたように、 ただ広間に入ってくる人間を待った。] (21) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:18 |
【人】 処刑人 ライナス………見知った顔があると思えば 随分くだらない質問をするのだな [ 後の広間か。 見知った男にかけられた声に漸く口を開けば、 呆れたように嗤った。] (22) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:22 |
【人】 処刑人 ライナス 何を罪とするかは、神が決めたこと そんなものに何故、を問うて何になる。 それに意味などないことを、 貴方はよく知っているはずだろう? 団長殿。 (23) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:46 |
処刑人 ライナスは、メモを貼った。 (a1) 翠 2024/12/18(Wed) 21:41:26 |
【独】 英雄 ジークバルト/* 出会い頭に煽られた!!! 煽り事故だ!! こっちは穏便に煽ったというのに!!! (穏便に煽るとは……(( (-10) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:45:02 |
【人】 親 グリンダ……英雄、ジークバルト。 この国に住む者であれば、誰でも知っている 彼が振り向いたとき、 その様子を呑気に眺めていたことを後悔した 何せ、 断罪者側 の人間だったから (26) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:51:14 |
【人】 親 グリンダ……しかし話を聞くにつれ分からなくなる。 彼は。 私を捕らえた人間ではないのだろうか。 少なくとも告発文を書いた人物ではなさそうだ。 目が覚めたらここにいた、という言葉は 状況としては同じ境遇であるようにも思える 英雄が?何故? 警戒心は解かずとも、 それでも彼の問いかけには ゆっくり言葉を紡ぎ、返していく。 (28) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:52:27 |
親 グリンダは、メモを貼った。 (a2) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:55:39 |
【人】 宝石商 アビス── 回想:聖人共が夢の跡 ── [ どうしても遠慮がちになるのは 筆舌に尽くし難いであろう悲鳴を 耳にしてしまったせいもあり、 またロジャーへの後ろめたさでもあり、 この複雑な心境に折り合いがついていないが為だ。 思えばロジャーから 家族のことは聞かされていなかった。 唯一聞かされたのは妹のことのみ。 家系の影響か、兄の背の賜物か。 表向き、使用人の愛想はよく 主であるエリシアもまた 品格ある立ち振る舞いを思わせた。 表情がまだ砕けずに強ばっているのは ]悲哀の後遺症とでも言うべきか。 人としての感情を重んじれば 何も目くじらを立てることではない。 (30) 西 2024/12/18(Wed) 22:06:09 |
【人】 宝石商 アビス[ 今となってはその真意を知る術はないが、 きっとロジャーも直接渡したかったはずだ。 それが叶わないのなら 貰う側も全てを素直に受け止めきれないだろう。 その象徴たるものが 宝石を手に表情が曇るエリシアで その姿を否定するような真似は避けておこう。 それは、罪人の家族への冒涜に他ならない。] (31) 西 2024/12/18(Wed) 22:07:02 |
【人】 宝石商 アビス[ きっと大事なものだろう。 全てを語られずとも少しは察せる。 それもあって真剣に造らせてもらったが、 その代金は当日、宝石と引き換えとしていた。 高価な物こそ同時に受け渡さなければ どちらかが持ち逃げすることがあるからだ。 妙に律儀なロジャーはというと いくら親しき間柄であったとしても、 その辺を徹底していて、 それが彼を信用する動機のひとつであり ロジャーという人間の性格が よく現れている点とも言えるだろう。] (33) 西 2024/12/18(Wed) 22:08:56 |
【人】 宝石商 アビス[ 義理ひとつ果たさないまま 絆を引き裂かれた兄妹から 金を取るわけにはいかない。 ましてこれからのエリシアの苦労を思えば 多少の情も湧いてしまうというもの。 ロジャーを信じきれないことへの 贖罪という意味もあり、 拭えない強い後悔は 男を見せかけの善行へと導いていく。 男の礼節をわきまえた振る舞いが ロジャーへの弔いであることに 大なり小なり、彼女が気づいていたとして なんら驚くことではない。] (36) 西 2024/12/18(Wed) 22:10:34 |
【人】 宝石商 アビスアンタに会えてよかった。 『僕の自慢の妹なんだ。』 会う度、会う度、あいつが アンタの話ばっかりするもんでな。 そこまで言うなら気にもなるだろ? (37) 西 2024/12/18(Wed) 22:11:54 |
【人】 宝石商 アビス[ かつて何度か訪れた少女とは 似ても似つかわしくない。 抱えている思いはあれど 冷静にロジャーの顔を立てる様は 流石の一言に尽きる。 見送られながら 少しばかり寂しげな笑みを浮かべて。] (38) 西 2024/12/18(Wed) 22:13:37 |
【人】 宝石商 アビス[ もう会うことはないだろう。 エリシアが店に来る理由も 男は全く思いつきそうもない。 だからこれで最後だと そのつもりでいたのだが…。] (40) 西 2024/12/18(Wed) 22:14:42 |
【人】 宝石商 アビス[ 思わず語気が強くなってしまう。 エリシアは気にしていなさそうだが、 男はあんな風に見送られた手前、 かなり羞恥が込み上げてきていた。 だがエリシアの方はやはり真剣そうで 冗談というわけでもなさそうだ。 それに考えてみれば当たり前だが エリシアも同じ家系の人間だ。 訪れるのも珍しくない話だというのに 下衆な客の相手ばかりしているせいか 彼女にこの店には似合わないと 偏見を持ってしまったのかもしれない。] (42) 西 2024/12/18(Wed) 22:16:14 |
【人】 宝石商 アビス[ 騙し、脅し、安く買ってなんぼの世界。 他のやつがエリシアを見たら 止めてもおかしくないだろう。 取り出されたのは 小さくともまだ値がつくような 高級な代物だ。 そんな世界でわざわざ売ろうなど 余程金に困っているように見えるが 善意で言うならとてもおすすめは出来ない。 だがどうしたことだろう。 男が何かを言う前に宝石を取りだしている。 この家の者たちは皆そうなのだろうか。] (45) 西 2024/12/18(Wed) 22:17:39 |
【人】 宝石商 アビス[ 間違っても買い叩くことはしない。 そんなことをすれば、 今にでもあの世から彼が帰ってくるだろう。 贔屓をする気は無いが 不必要に陥れたりもしない。 今この瞬間に限った話だが エリシアは男の考える悪いやつには 当たらないと見えるためだ。 例えばここであの宝石を売るとしたら 見る目も変わるだろうが、 当然にそんな未来は訪れない。] (48) 西 2024/12/18(Wed) 22:19:07 |
【人】 宝石商 アビス[ 自分で買った可能性もあるかもしれない。 だが脳裏に最初に浮かんだのは これをエリシアに送る家族の顔。 きっとまだ、彼の姿が記憶に新しいのだろう。 その象徴であったあの宝石には きっと意味があったはずであり、 しかし今はもう推し量ることしかできないが。] (50) 西 2024/12/18(Wed) 22:19:59 |
宝石商 アビスは、メモを貼った。 (a3) 西 2024/12/18(Wed) 22:32:28 |
【人】 英雄 ジークバルト君は”こちら側”ではないと思っていたから 余計に……… いや、それを言うなら私もか 確かに罪に対しては意味はない だが、私は興味はある 君が一体、どんな罪で 此処にいるのか [ 素直に聞けるとは思っていない、 ただ興味があることは伝えても 悪いことではないだろう? ] (54) kogeneko 2024/12/18(Wed) 22:41:43 |
【人】 英雄 ジークバルトそれで、君は 君の言う 意味のない罪 でこんなところにいる訳だが あの声の通りに じっくりとその罪を堪能するつもりか? [ 単純な好奇心で聞いたまでだが さて、君はどうするか。 ”英雄”として行動してしまう私に 是非教えてもらいたいものだ。 ]** (55) kogeneko 2024/12/18(Wed) 22:42:23 |
【人】 処刑人 ライナス褒め言葉として受け取っておこうか [ "君らしい" などと言われるほど親交を深めたつもりはなかったが。 相も変わらない顔にどこか平穏を覚えつつも、 顏から表情を落とす。 ] (56) 翠 2024/12/18(Wed) 22:57:51 |
【人】 処刑人 ライナス ───……どんな罪、ね 興味は認めよう。人の性だからな。 それとして、堪能するだなんてのは気に入らないが。 私が人の言う事を素直に聞く質だと思うか? 腹立たしい。 何の楽園だか知らないが─── (57) 翠 2024/12/18(Wed) 22:57:56 |
【人】 処刑人 ライナス[ 好奇心は猫をも殺す。 解放を許された楽園ではじめて明かせるような 罪を、易々と公開するのも、させるのも 恐ろしいことこの上ない。] 生憎、 "私はこれを罪だとは思っていない" のでね。分かり兼ねる。 自覚のある貴方はどうなんだ? "そちら側" の英雄殿。 (58) 翠 2024/12/18(Wed) 22:58:00 |
【人】 処刑人 ライナス[ 皺の入った4つ折りの紙を懐から取り出し、 折りたたんだままにひらりと目の前で振って見せようか。 人に尋ねるなら自分から。 紳士としてのマナーだろう? ]** (59) 翠 2024/12/18(Wed) 22:58:06 |
【人】 宝石商 アビス[ 目が覚めるとそこは 随分と立派な部屋であった。 外の寒さを凌ぐための毛布に 命を救われた者としては 外敵に晒されない寝床など天国だ。] (60) 西 2024/12/18(Wed) 23:07:35 |
【人】 宝石商 アビス[ 呟いてみるが実感はない。 まだ死ぬにはやられ残されたことがあるはずだ。 欠伸をしながら身体を起こすと 一枚の羊皮紙が目に入る。 その紙は結構な贅沢品のはずだが 書かれているものは いささか陳腐なもので。 男は乾いた笑いでその羊皮紙を、 四つ折りにして懐へとしまう。] (62) 西 2024/12/18(Wed) 23:08:29 |
【人】 宝石商 アビス[ 男は考える。これは断罪の夢なのか。 そして抗うのだ、誰かから示された運命など 喰らってたまるものかと。 扉を開ければまるで宮殿の中のような廊下 見えない壁の向こうにはどう足掻いても行けず 諦めて広間に出ると、 その顔ぶれに思わず舌を鳴らした。] (64) 西 2024/12/18(Wed) 23:09:57 |
【人】 宝石商 アビス[ この処刑人と英雄は なんで言い合いをしてるんだろうか。 正義の面々というのは随分と仲がいいようだ。 住む世界が違うのだとすればそれも当然か。] (70) 西 2024/12/18(Wed) 23:15:01 |
宝石商 アビスは、メモを貼った。 (a4) 西 2024/12/18(Wed) 23:29:38 |
【赤】 英雄 ジークバルト[ 咎人、罪人、異教徒。 取り締まるべき、断罪される人 そうだ。 私は断罪側であり、 裏を返せば罪人だ。 紙一重で変わる真逆の立場、 民にとっては守護者となり 後ろめたい者からみれば避けるべき相手。 視線でわかることもある。 私を見る者の目は口ほどにものをいうのだ。 ] (*2) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:39:25 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 羊皮紙を見るからに 彼女も罪となにかしら関係していることは 理解はしている。 恐らく彼女もそうだろう。 その微笑みがその罪すら認めた男の 成れの果てだと理解するのは この後のことになるのだろうが。 ] [ あの声を聞いた後で また何故と問われたら 微笑みは無くなり、 そして───────。 だがそれを問うことは 自らの罪も認めることではないか? 諸刃の剣を自らも受けることになる。 貴女が罪を認めているのなら……話は別だが。 ] (76) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:40:17 |
【赤】 聖母 エリシア[わたしと共に暮らす子のほとんどは、 この街や、都市部で出会った子ども達だ。 やはり人口の多い土地の方が、 こういう闇≠熕カまれやすいようで。 そのすべてを救うことなんてできない。 わたしに出来ることなんてほとんどない。 だけどわたしは、 イリゼルと暮らすようになって光を見出したわたしは、 いつしか同じような子どもを見つけては話しかけ。 何度も通って心を開き、 彼らの相談相手を務めるようになっていた。 それで状況が改善されるならいいのだけれど……] (*4) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:45 |
【赤】 聖母 エリシア『つらかったわね、苦しかったわね、 かわいそうに……あなたはよく頑張ったわ』 [ある日は、子どもの傷に寄り添った。] 『だけどあなたの家族も、苦しかったのかもしれない。 一度距離を置いてみたら、もしかしたら……』 [ある日は、家族の痛みにも寄り添った。] 『あなたは何も悪くない。 環境が、状況が悪かっただけ。 大丈夫、やり直すチャンスはあるわ……』 [またある日は。] 『時間が解決してくれることもあるわ。 今は難しくても、あなたが大人になれば また別の、対等な関係を築けるかも……』 [ある日は。] (*5) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:48 |
【赤】 聖母 エリシア[それでもどうしようもなくなって 助けを必要としている子がいれば イリゼルと同じように、 家に連れ帰った。] (*7) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:53 |
【赤】 聖母 エリシア[曇り空の下、雨に濡れながら 森への道を辿り。] ただいま [そう声をかけたわたしを出迎える幼い顔は ほら、見て、あんなに明るくて とても幸せそうだわ――] (*9) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:58 |
【人】 聖母 エリシア困ったわ。わたし、早く帰らないと。 こんなところにいつまでもいられないのに。 夢でも見ているのかしら、こんな…… 透明な壁? 意味がわからないわ…… [独り言ちながら、出られないのを確かめて。 困り果てた顔をしつつ、いくら考えてもわからないので わたしは一旦思考を放棄した。 こういうのは適材適所だもの。 自警団の方にお任せしよう。 すでにあちこち調べていらしたようだし さすが英雄様、こういう時はは頼りになるわね。 と勝手な期待を寄せて。] (81) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:11 |
【人】 聖母 エリシア[かといって自分が何をすればいいのかも よくわからないのだけれど。 そういえば、見知った顔のうちの一人に 気の毒なほど怯えた様子の女性がいた。 こんなわけのわからない状況だもの、無理もない。 ふとそんなことを思い出しながら。 今、わたしにできることといえば 少しでも落ち着ける状況を作ることくらいかと。 そう思って広間を見渡せば、あるではないか。 これまたご丁寧に用意された 飲食物やら何やら、一通りのものが。] (82) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:14 |
【人】 聖母 エリシア[わたしはみんなが飲めるように お茶を淹れに行くことにした。 場違いだったかもしれないけれど、 そのうち一息つきたくもなるでしょう。きっと。]** (83) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:25 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a5) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:27:23 |
【赤】 薬師 ヴィオラ[ゆっくりと、ゆっくりと、瞼が落ちていく。 眠りに落ちるかのように、静かに、緩やかに。 そこに恐怖や苦痛の色はない。] 『 ありがとう 』 [その言葉を口元が形作った後。 弧を描いたままもう二度と、動くことはなくなった。] (*11) zyawa 2024/12/19(Thu) 2:57:38 |
【赤】 薬師 ヴィオラ[……あぁ、やっと解放されたのだ。 苦しみしかない現世から。 家族に見守られながら今確かに、彼は救われた。 残された者は悲しみに暮れるが、 その穏やかな笑顔を見れば誰しもが 良かったと涙ながらに声をあげる。 ……そう、良かったのだ。これで。] (*12) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:04:01 |
【人】 薬師 ヴィオラ[そこにあげられていたものはすべて、 身に覚えのあるものばかりだった。 魂を曇らせると定められた、罪の記録。 誰かしらから告発でもあったのだろうか。 ―――そう、始めは思ったけれど。 中には自分以外に絶対に知り得ないものまである。 ここで目覚める直前の罪までも。 他に知り得るものがいるとするならば それこそ。] …あぁ。神自ら、裁きを下されるのね。 [長い睫が白い肌に、影を落とした。] (85) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:10:13 |
【人】 薬師 ヴィオラ[ベッドに腰かけ、羊皮紙に書かれた文字を撫でながら 一つ一つの記憶に想いを馳せる。 まるで瞑想のように静かな時間が終わるとやっと、 伏せていた瞳を扉に向けた。 ここでこうしていても仕方がない。 待っていてもお迎えは来ないようだし、 こちらから出向かなければならないのかもしれない。 紙を丁寧に4つ折りにしてポケットに仕舞うと、 唯一の出口である扉に手をかけた。] (86) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:13:07 |
【人】 薬師 ヴィオラ[扉の向こうには変わらず見覚えのない 宮殿のような廊下が広がっている。 まるで夢のような、現実味のない場所。 神の領域だと思えば見えない壁の納得も安い。 この先には何が待っているのだろう。 裁判所?断頭台? それとも、地獄だったりするのだろうか。 弟にお別れの言葉も言えていない。 お客様へのお詫びも、患者様の引継ぎも出来ていない。 弟子なんて取っていなかったから、 代々受け継いだ薬師の系譜も私で途切れてしまう。 こんな形でいきなり裁かれる日がくるとは 思っていなかったと。 浮かんでくるのはやり残した後悔ばかり。 申し開きをさせてくれる時間や猶予が 少しはもらえたりはしないだろうか。 そんなことをぼぅっと考えながら床を鳴らしていた。] (87) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:15:27 |
【赤】 薬師 ヴィオラ[ 楽園とは。 堪能とは。 いったい何を言っているのだろう。 ここで罪を全てさらけ出し、 懺悔しろとでもいうのだろうか? ] (*14) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:20:32 |
【人】 薬師 ヴィオラ[怪訝な顔を浮かべるも、 それ以上の説明があるということもなく。 今すぐに何かあるわけではないらしいとわかれば、 きょろりと改めて周りを見渡した。] ……あ、 [そこに彼女――グリンダさんの姿を認めれば 近寄って声をかける。] (89) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:23:30 |
【人】 薬師 ヴィオラお元気でしたか? 最近お姿が見えないので心配していたんです。 [ ここにいるのはみな罪人。 そう理解はしたけれど、何をしたんだろうという 考えよりもまずは久々のその姿に安堵が勝った。 彼女はまだ怯えていただろうか。 それならば落ち着かせるようにそっと肩を抱いて、 ソファーに座らないかと促した。]** (90) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:24:57 |
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。 (a6) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:29:32 |
【人】 薬師 ヴィオラ[まるで私を神か聖人でも崇めるように 先生と呼んで慕ってくれている彼が、 私の罪を知ったらどうなるのだろう。 ……そんな想いもあったのかもしれない。 私は正しいことをしている。 後悔だって してはいない。 そう思えどいつだって、息は詰まっていて。 自分の無力を呪っている。] (93) zyawa 2024/12/19(Thu) 15:54:40 |
【人】 薬師 ヴィオラ……人は、失敗から学んでいくものです。 初めからすべて正しく行動できる 人間なんているわけがないですから。 私も、たくさん覚えがあります。 その方のことは、残念でしたが…… そうやって自身を振り返り、 後悔を抱えることが出来るのなら。 今度はきっと後悔しない道を選び取ることが アビスさんなら出来ますよ。 [懺悔にも似た昔話。 援助の終了を承諾したあとにする話としては脈絡もなく。 何を思ってそんな話をしだしたのかと。 恥じらう仕草を見せる彼を見ながら思っていたけれど。] (94) zyawa 2024/12/19(Thu) 15:57:28 |
【秘】 薬師 ヴィオラ → 宝石商 アビス―――… あなたの本当がどんな人であろうとも、 何度だって助けたいと、私も思います。 (-12) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:03:53 |
【人】 薬師 ヴィオラ[きっと私の罪はこの先も、 正義の名の下で明るみでることはない。 懺悔室に閉じ込められでもしない限り、 私が打ち明ける機会は訪れないだろう。 だけどそれでいい。 私の罪を誰かに分け、持ってもらうだなんて。 身勝手にも程がある。 陰日向にひっそりと咲いた 花 は、甘い 毒 を抱えたまま朽ち果てる時を待っていよう。] (97) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:06:55 |
【人】 薬師 ヴィオラ[神の悪戯とでも言うのだろうか。 淡い緑の髪色が見えた時は心臓が跳ねた。 意外と気まずく思わなかったのは、 あの日の言葉があったからに他ならないけれど。 もし目が合ったなら、いつも通りの会釈をしよう。 あの噂に関係しているのだろうと思えば、 彼がここにいることに驚くこともない。 逆にその姿が見えて安心したと言ったなら、 呆れられてしまうだろうか。] (99) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:11:16 |
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。 (a7) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:16:18 |
【人】 親 グリンダ声を聴くまでは、 皆に罪があるのだなどと、 そこまで聡い判断などはできなかった 告発されているのは自分だけかもしれない でもなぜ、皆が閉じ込められているのか 犯人捜しをするため? そんな想像にまで、飛躍した。 (102) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:53:52 |
【赤】 親 グリンダ英雄も 処刑人も 聖母のような彼女も 皆に慕われる薬師も 一見罪など無さそうに見える青年も 皆が、 罪人 に括られていた (*15) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:54:35 |
【人】 親 グリンダ……だけど少なくとも 英雄や処刑人が自分を捕らえに来たわけではない そのことに安堵している自分も、確かにここに居て (104) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:55:06 |
【人】 親 グリンダ「 ……なんなんだろう、ここ。 英雄さまや処刑人さんの仕打ちかと思ったけど …どうやら、違うみたいですね てっきり捕らえられたのかと、思って。 」 ソファから言い争う二人の様子は見えただろうか その様子に長くため息をつく 「 ……ほんと悪趣味。 此処にいるのは6人だけなのかな それをどこかで、誰かが見てるってことですよね 」 そんな技術が (物理的にこの世界に) あるのかは知らないでも、例えば神のような視点で、これを見てたとて 随分と悪趣味な神様ではないか。 そう思いません?なんて同意を求めるように、 私は薬師を見やる。 * (106) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:56:28 |
親 グリンダは、メモを貼った。 (a8) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:58:15 |
【人】 英雄 ジークバルトアビス、 私は君には一番此処にいてほしくなかった。 聞いた噂が違うと否定が出来たのにな………。 宝石商になったことも知ってる。 ……誰の元に足を運んでいるかもな、 君が思うより私は君のこと知っている。 (107) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:33:26 |
【人】 英雄 ジークバルトまた会えて嬉しいよ。 私はいつでも君の味方だ。 だから、アビスは大切にする者を 間違えないでほしい。 私のように後悔をしないでほしい。 (108) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:34:09 |
【秘】 英雄 ジークバルト → 宝石商 アビス (-13) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:34:38 |
【人】 英雄 ジークバルト先ほどの答えだが ”英雄”のジークバルトを望むのなら これ以上は深入りしない方が良い。 やっと私から解放されたんだ むざむざと戻っては来ないと思うが。 (109) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:34:49 |
【人】 英雄 ジークバルトアビス、罪は君にとって苦しいものだったか? 一人でどうにもならないものであれば 私に話してはくれないだろうか。 力になりたい。 昔のように。 大丈夫だ、 君は間違っていない。 [ 昔のように、言葉をかける。 安心するように、大丈夫だと。 昔と違うのは、君は私以外の手を取れる。 私もあの頃とは違う、 今は鳥籠の扉を開けて君を待つだけの鳥だ。 ]* (110) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:35:00 |
【人】 英雄 ジークバルトおやおや、君は本当に素直じゃない ただ突きつけられた罪の 否定をするだけなら 赤子でも出来ることだ。 あやしてあげようか? 小さな子供を相手にするように (111) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:35:11 |
【赤】 英雄 ジークバルト[ 何度読み返しても、 書いてある以上の罪がみえることはない。 ”自警団内に罪人がいる。” まことしやかに囁かれていた噂があった。 この手の噂は相手にしないことが一番だ。 そのうち勝手に消えると思っていた。 ああ、 きっと そうだ。 噂が、罪が、本当なら それは私の罪のはずだ。 私が秘め、捨てきれず、隠し続けていた罪だ。 ] (*20) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:37:19 |
【人】 英雄 ジークバルト ライナス、教えてくれ シャルル・バロンは 私の代わりに罪人となったのではないのか……? [ 紙を見ながら小さく震えた言葉が出た。 ] (114) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:40:25 |
【人】 英雄 ジークバルト 私のせいで、アイツは死んだのか? [ 聞いてどうするというのだろう。 真実を知ってもどうにもならないのに。 ] (115) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:40:43 |
【人】 英雄 ジークバルト なぜこの紙にその罪が書いていない? 私にはその罪を背負わせてくれないのか [ 真実が見えてこない。 冷静さを欠かずにいようと すればするほど体は震え、亀裂が入る。 それが私の罰だというのなら。 ] (116) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:41:06 |
【秘】 英雄 ジークバルト → 処刑人 ライナス [ 真実がわからないのなら、 私を勘違いしたままの愚かな男にさせてくれ。 ]** (-14) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:41:27 |
【独】 英雄 ジークバルト/* どうやって2dまでのあれそれをつなげようかと考えたら こんな面倒なことになって………!!(土下座🙇♀️ 半分正解半分間違いみたいな答えにしてみたんだけど 勘違いが大きく見えるな………(謎 意味不明だったら申し訳ない〜 あーーなんかこいつ変な方向に勘違いしたぞ!って 思ってくれたらそれで良いのです…… (-15) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:43:41 |
【独】 英雄 ジークバルト/* めんどくせえ男ですまんマジで でも捨てられたら泣くからね!!! 英雄が泣いちゃうからね!!!! 見捨てないで〜〜〜〜〜 いや見捨てられて惨めになれば良いのかもしれん 美味しくなれるかも (-16) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:02:17 |
【人】 薬師 ヴィオラどうなんでしょうね…… 探してみてもいいかもしれません。 他に何か、ここから出る方法とか 見つかるかもしれませんし。 [時代が時代なら、 これからデスゲームでも始まるのでは? と疑うところだけれど。 生憎そんな発想は浮かばない。 断罪されたいわけではないから、 ここから出られる方法があるなら探したい、と思う。] (120) zyawa 2024/12/19(Thu) 21:22:15 |
【独】 薬師 ヴィオラ/* 今更ながら軽めの縁故をぶっこんでいく。 自警団の弟が折角いるんだもんね! エリシアさんも軽めの突っ込めたらいいな。 ライナスさんは…ライナスさんの縁故…(思い浮かばない顔) (-17) zyawa 2024/12/19(Thu) 21:28:00 |
【人】 処刑人 ライナス ───…身勝手な事だな 貴方の生き方など私の知るところでは無いが。 罪を罪と思わないと宣言するだけでは 赤子でも出来る否定か。成程、勉強になるよ。 これは私が"尊敬した男の真似事"だったんだがね、 団長殿のお眼鏡には叶わなかったか。 [ 苛立ちを隠さずに嗤って、 羊皮紙を懐へしまい込む。 意地の悪い?以前からのことだろう。 ] (122) 翠 2024/12/19(Thu) 21:36:56 |
【赤】 処刑人 ライナス[ ─────の、処刑。 不確かな罪。罪とされた正義。 何が罪だ。何が悪だ。 これが正義だ。 誰にも裁かせない。 私だけは、これを罪とは認めない。 ] (*21) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:00 |
【人】 処刑人 ライナス[ 羊皮紙から顔を上げた英雄の問いに、 数秒の間をおいて口を開く。] ─────代わり、だと? [ 思わず口からはっと息が零れる。 乾いた笑いだ。 この男は何も知らない。 赤子が乳を求めるのと同じく、 ただひとつの真実を乞うている。 これが滑稽でなくてなんだ。] (123) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:05 |
【人】 処刑人 ライナスよりによって、君が。 愚弄するか、ジークバルト。 罪が書かれていない? あぁ、そうだろうな。 君の罪なわけがない。 "シャルルは己の死の理由を 罪だとは思っていなかった" (124) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:08 |
【人】 処刑人 ライナス[ 真実を知る事に意味などない。 その先にあるのは苦い現実だけなのだから。 ───地獄に落ちて しまえばいい。 罪人なら、私は私の正義に則り正義を下すだけ。] (125) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:12 |
【人】 処刑人 ライナス君のような男を 愛し さえしなければ、シャルルは今でも生きていただろうな。 自分の魂に背く覚悟も度胸もないと。 残していくことを後悔しながら、 君を愛したことを罪とされたくないと。 国に抗った。 あまつさえ、死に際に君のことを私に頼んでいった。 私は、その言葉を最後にシャルルの首を落とした。 ─────これが私の知っている真実だ。 満足か? (126) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:21 |
【人】 処刑人 ライナス君の罪ではない。 だが、 "お前のせい" だ。 死んでそれほど悔やむ男の、 心一つ知らなかった、お前の。 [ ───落とした真実にあるのは、虚しさだけ。 構わない。所詮、罪人だ。 君が守ろうとしたものを、私は…守る気になれなかった。 それだけの、話だ。]** (127) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:28 |
【独】 英雄 ジークバルト/* やったーーー!!!! ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ ライナスくんの情緒をぐちゃぐちゃにしたぜ!! シャルルくん関連でしか 今の所ライナスくんをいじれないからな…… 弱いところを突っついてみたけど ジークに激おこよ 怒られているわよ いいぞいいぞ!!! ひゃーーーーーーー!!もっと責めてーーーーーー!!! (-19) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:41:14 |
【独】 英雄 ジークバルト/* シャルルくんジークが好きだったの?!?!?!?!? もうこれは一回くらいヤっていても問題ないのでは??? そんな過去妄想あってもいいのでは???? 黙ろうか、はい。 (-21) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:52:01 |
【独】 薬師 ヴィオラ/* ヴァレリアン: ヴィオラの菜食中心ご飯に嫌気がさし、「俺はイモムシじゃなーーーーい!!!」といって飛び出し自警団に入った弟。 現在は別の街で寮(ある?)暮らし。肉を存分に食べている。 ヴィオラと違い勉強より身体を動かす方が好きだし得意。 たまに帰ってきては畑や店を手伝っている。 お節介を焼きヴィオラに左のような笑みを浮かばせる天才。 (-23) zyawa 2024/12/19(Thu) 22:57:06 |
【人】 親 グリンダ…相手の罪を暴くつもりは、今は無かった 罪の大小がどれほどのものか分からないから。 自分だけが重い罪を背負い、 此処に存在しているかもしれない故に。 これがすべて罠や茶番で 私に罪を自白させようとしている可能性だって まだ、無いとも言えないのだ。 ** (130) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 23:11:22 |
親 グリンダは、メモを貼った。 (a9) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 23:11:50 |
【人】 聖母 エリシア[なぜだろう。まるで調子が狂うとでも>>41 言わんばかりの対応をされているような……>>44 はて……>>46 しかし沈黙のあとに、交渉は無事成立したので わたしはにっこり微笑み、お礼を言って。 細かいことは考えないようにした。 多額の現金を持つのも不安なので、 伝えた金額は家の修理にかかった費用と同じだけ。 以前は、月の生活費を持ち帰る途中で まるまる盗まれて呆然としたこともあったが、 あの頃のわたしとはもう違うのだ。 ちゃんと考えている。 今回は少々高くついたけれど、 森まで出張してもらうには仕方がなかったのだろう。 多分。そこまで非常識な金額ではなかった…と思う。] (132) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:33 |
【人】 聖母 エリシア[ そういうわけで ありがとうございます、本当に助かります。 こちらの宝石ですか? ええ、貰い物というか…… 元々母のもので。今はわたしが持ち主です。 ……手放してしまうのは申し訳ないですけれど、 きっと……許してくれると思います。 [宝石について尋ねられれば、それも素直に答えた。 来歴の確認なども彼の仕事に必要なのだろう。 もちろん、疑ってないというその言葉も信じている。 しかし何を一番信じているかといえば、 兄の人を見る目だろうか。 やはり今日にいたっても、 わたしが彼を疑う理由はないのだ。] (133) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:35 |
【人】 聖母 エリシア[だからといって一から十まで話すわけでもなく。 大切なひとに、それしか、と彼の返答を聞けば>>51 兄の真意は知れずに肩を落としたけれど。 教えてくれたことには、感謝を述べて。 愛されてたんだな――という言葉には 少し困ったような、どこか曖昧な笑みを わたしは返した。 過保護な兄が妹を溺愛していたのは周知の事実。 愛されてるね、なんて言葉は何度も聞いた。 わたしもそれを喜んでいたのに。 いつからだろう、こんなふうになってしまったのは。] ……わたしも兄を愛していましたよ。 大切な、家族ですもの。 [それでもこれは、心からの言葉。 多くを語らずとも、それだけは伝わったと思いたい。] (134) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:38 |
【人】 聖母 エリシア[お世話になりました、と礼をして店を出る。 お金の悩みは解決したはずなのに、 わたしは来た時よりも重い足取りになっていた。]** (135) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:41 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a10) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:27:46 |
【人】 薬師 ヴィオラ[片や国の英雄。 片や正義の執行人。] ……普通に暮らしていたら関りなんて 持てない人たちですしね。 [そういうことではなく。 彼女が言いたいのはやはり、 裁く側と裁かれる側としてだろうか。 それに加えて、あちらの空気が悪いのも 居心地の悪さに拍車をかけている気がする。 何を話しているかまではあまり聞き取れないけれど。 手に同じ羊皮紙を持っていたのは、ちらりと見えた。] (136) zyawa 2024/12/20(Fri) 0:17:04 |
【人】 薬師 ヴィオラ[彼女の質問には、こくりと頷く。>>129] そうですね、ありましたよ。 目覚めた部屋の机の上に。 ……グリンダさんの所にもあったんですね。 私しか知らない筈のことも書いてあって…… とても驚きました。 [例の紙はポケットに入ってはいるが、 流石に気軽に見せられるものではない。 彼女が思うように私もまた、 それぞれの罪の重さが計り知れず。 己が罪の多さに引かれてしまうのではないかと、 懸念をしたのだ。 ただ情報交換は必要かと。 差し障りのないことは素直に話した。 彼女の質問の真意も、そうだろうと思ったから。]** (137) zyawa 2024/12/20(Fri) 0:18:21 |
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。 (a11) zyawa 2024/12/20(Fri) 0:20:16 |
【人】 聖母 エリシアあらあらまあ。 本当に何でも揃っているわね、おかしなこと。 [見つけた茶葉の中から、香り高く、 なかなか良い品物のように思えるものを選んで。 お湯を沸かしている間、 わたしはぼんやりと広間の中を眺めていた。 会話している姿を見ると、どうやら あちらもこちらも知り合い同士のよう。 すると、何かしらの接点があって みんな選ばれたのだろうか。 わたしも?……まさかね。] (138) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:16 |
【人】 聖母 エリシア……。罪、ね…… [そう言われて、集められた人の顔を見て。 ひとつ、わたしにも思い浮かぶことがあった。 でもそれは彼の罪じゃない。 わたしに残された良心はそう言っている。 一方で。 ここでも、八つ当たりめいた思いがくすぶるのを 久しぶりに感じていた。 そうなることがわかっていたから、 処刑人の顔など見たくはなかったのに。] (139) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:19 |
【人】 聖母 エリシア[余計なことを口走らないように そちらから目を背ける。 何を言ったところで 兄が帰ってくるわけもないのだから。] (140) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:24 |
【人】 聖母 エリシア[そうしてわたしは、満載のワゴンを押しつつ 戻って来ると、呑気な声を上げた。] みなさん、お茶が入りましたよ〜 なんだか落ち着かない状況ですが、 こんな時こそ一息つきませんか。 適当に見繕ってきましたので、 よければ召し上がってくださいね。 他にも、あちらに色々置いてあるみたいですよ。 (142) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:33 |
【人】 聖母 エリシア[そう言って一仕事終えた空気を出すと、 お誘いいただいた席に向かう。] お邪魔しますね、 お手伝いもありがとうございました。 それにしても驚きましたよね こんなことになってしまって…… [などと言いつつ、同席する人数分のお茶を運び。 金の髪の彼女もまだそこにいただろうか? 薬師の先生のお薬を、子どものために わたしも買い求めたことがあったけれど、 彼女も先生の患者なのだろうか。 何にせよ、不思議な縁だ。] (143) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:36 |
【人】 聖母 エリシア[何はともあれ、よく知る相手ばかりではない。 一度自己紹介もしておこう。 同じ席にいてもいなくても、 近くにいれば聞こえはするだろうし。] あらためまして、わたしはエリシアと申します。 ……楽園だなんて、いやですよね やめてほしいわ。まったく。 [苦笑しながらそう付け加えたのは、 わたしの名前の由来がそれだからだ。 もちろん、今回の件とは関係ないけれど。]** (144) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:39 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a12) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:49:43 |
宝石商 アビスは、メモを貼った。 (a13) 西 2024/12/20(Fri) 4:40:57 |
【人】 親 グリンダ彼女が名乗るのならば、 渋々ではあったけれどもこちらも名乗ろう 「 ……グリンダです。 」 ヴィオラさんと ── もし彼女が名乗っているなら、 そのように前置きして。 「 …話してたんです、今の状況、 多分ここにいる人、みんな、同じみたいで 」 置かれていた羊皮紙。 身に覚えのある書かれた内容。 詳しいことまでは決して伝えずとも、 エリシアも同じ状況だったことを確認できただろうか (147) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:52:06 |
【人】 親 グリンダ── ふと。投げっぱなしの羊皮紙が気になった。 あのまま鍵もせず、部屋を出てきてしまっている。 あれを、誰かが見ていたら… (148) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:52:24 |
【人】 親 グリンダ暫く気もそぞろでお茶を飲み、 適当に相槌を打ちながら、どこか心ここにあらずで。 「 …すこし、お手洗いに 」 そう言って立ち上がれば、 二人との話に区切りをつけて、広間の扉から外に出る 廊下に出て、一人になれば、 ほんの少し小走り気味に先ほどの部屋へと戻ろうとする ** (149) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:52:50 |
親 グリンダは、メモを貼った。 (a14) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:54:27 |
【人】 英雄 ジークバルト私は………真実を追うばかりで アイツの心を考えていなかった。 見失っていた、のだろうな。 [ アイツが処刑を受け入れるなど認めたくなかった。 罪状を伏せられば 何かに巻き込まれてしまったのではないかと そればかりが思考を支配して………。 アイツが私を置いていくはずがないと 思っていたのは………。 ただの思い上がりだった。 ] (152) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:23:55 |
【人】 英雄 ジークバルト君も律儀なやつだ。 ああ、でも君の言葉から察するに 君はシャルルを悪くは思ってないようだ 彼が最期に言葉を託せたのが君で良かった。 (154) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:26:48 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 己の心を殺してでも 一緒にいることを選んだ男と。 己の心を突き通し 置いていくことを選んだ男。 ] どちらが馬鹿だったのだろうな ………いや、どちらもか 国に正直になる前に 俺に正直に話してくれよ 、馬鹿野郎 (156) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:29:28 |
【人】 英雄 ジークバルト少し休むことにする。 余計なお節介かもしれないが 君も、その紙にある罪について 考えてみると良い。 話し相手なら必要ならば私が買って出よう 君はお断りかもしれないがな (157) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:30:24 |
【人】 英雄 ジークバルト[ ふらりと揺らぎながら歩き出し 周りから離れた場所に腰掛ける。 目を閉じ、顔を伏せ、息を吐く。 そうしてゆっくりと目を開けた。 ] (158) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:32:07 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 欲しかったものは手に入っていた。 俺の手の中に落ちてきていた。 だが、満たされない。 手に入っていたのに この手にした実感がない。 欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて 欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて 焦がれたアイツの心が手に入っていたというのに。 ] (160) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:33:26 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 共に剣を競い、 自警団の未来を語り、 偶にカフェで寄り道をして、 アイツは真っ直ぐな男故 意見が衝突することもあった。 その度に納得がいくまで話し合った。 花を育てると言い出し、 花が咲けば私に知らせに来るようになったのは いつだったか。 ] [ シャルル、君とずっと一緒に居たかった。 罪を隠してでも 君といる方を俺は選んだ。 ] 「共に支え合い生きていこう。 私にはシャルル、君が必要だ。」 [ 君は自警団のことだと思っただろういつかの言葉。 私には別の含みもあったのだ。 ] (162) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:35:08 |
【赤】 英雄 ジークバルト[ 私の罪を明かしたとて ここが楽園になることは────ない。 ] [ Nothing is more fatal to happiness than the remembrance of happiness. ]** (*22) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:39:07 |
【独】 英雄 ジークバルト/* 私は迷子、ロルの迷子() ライナスくんお話しありがとう〜!! よくわからんままふらふらしていった男だけど お話しできて楽しかったよ〜!! ライナスくん的にはどうかは………((( 頼って良いからね!! この男大分狂ってるけどまだまともだから(!) ライナスくんは自分で結論出しそうだけども!! (-27) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:42:11 |
【人】 処刑人 ライナス[ 黙って、真実を告げたあとの話を聞き。 理解できないと、内を吐露した。 そうして再び口を結ぶ。 私で良かったはずがない。 私はただふらふらと、 己が傷つかない世界を生きているだけ。 そのために真っ直ぐに敷かれた、 地獄への道を歩んでいる。 ] (166) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:25 |
【人】 処刑人 ライナス ───…仰る通り余計なお世話だが まだ私と話す元気があるなら その時は改めて御相手しよう。 [ 揺らぐ背中を見送った。 心が晴れない。先も見えない。 ただいたずらに口にした言葉が正しかったのか、 わからずにいる。 そうして、久方ぶりに周りを見た。 初めは居なかったものが増えているようだが …特別見覚えのある人間は居ない。 苛立ちを飲み込んで、ひとつ。 主に女性らの座る席に近寄って ] >>143 ───…喧しくして申し訳無い。 [ それだけ零し、話の邪魔をしないように 空いている席にでも腰掛ける。 どこかで見た事のある色だ、と。 紫の髪の女性に一瞬目が止まるが、それだけ。 ] (167) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:30 |
【赤】 処刑人 ライナス[ セントクリムにおいて 神がお許しにならなかった罪。 命を持って贖うべき、罪のひとつ。 その男だけは空気が合わなかった。 大抵の罪人は纏う空気で分かるものだ。 濁り、くすむ。輝きのない人生の色。 ある日婦女を暴行したとされた男は、 罪を────者の目を、していた。] (*23) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:35 |
【赤】 処刑人 ライナス[ "◾︎◾︎"。 人が人を裁く以上起こり得る、最悪の事柄。 罪を犯していない人間を裁くことは それ即ち横暴であり、暴力であり、 ───罪である。 私に何ができた? 人 が罪を決めるのなら。処刑人 に出来るのは、執行することだけ。 嘆願も、真実も、何もかも。 私の平穏には、邪魔なものだ。] (*24) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:37 |
処刑人 ライナスは、メモを貼った。 (a15) 翠 2024/12/21(Sat) 1:30:19 |
【人】 薬師 ヴィオラ[グリンダさんの話を聞く限り、 きっとみな同じ状況なのだろう。 そんなことを考えながら、] 神はすべてをご覧になっている…… やはりそういうこと、なんでしょうか。 ……そうなんですか? 私は罪と自覚しながらもやっていたこと ばかりだったので…… [ 一体どんなことが? と口を突いて出そうになって、慌てて口を結ぶ。 罪と言われた事柄を明かすなんて、 例え罪と思っていなくても話したくはないだろう。 元より自分の事を話したがらない彼女なら尚更だ。] (169) zyawa 2024/12/21(Sat) 1:59:34 |
【赤】 薬師 ヴィオラ[彼女の 罪 を考えるとするならばやはり家庭関係だろうか。来るたびに増えていた怪我を治す薬が必要なくなった ということは。 根源が改心したか、それとも逃げ出せたか。 もし、そうじゃないとするなら―――… ただ、怪我をしている子供のために薬を求める母親。 彼女は私の眼にはそう映っていたから。 まさか十分な治療を与えていないなんて 過りようもなかった。] (*25) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:03:03 |
【人】 薬師 ヴィオラ[……怪我をした子供と言えば。 以前、栽培の難しい薬草を採りに森に入った際に 手当をした子がいたと思い出す。 その子の家を聞けば森の中にあると言っていた。 同時に私が薬師だとわかれば、お母さんの手荒れに 効くお薬が欲しいというものだから。 薬草を探すお手伝いをすることを条件に 渡したこともあった。 とてもお母さんが大好きな様子で。 微笑ましく思ったのを覚えている。] (170) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:03:59 |
【人】 薬師 ヴィオラ[エリシアさんが合流しお茶を淹れてくれたら、 一応茶の方も一番初めに手をつけるのも忘れない。>>143 その間に彼の方がお詫びをしに来たならば>>167 お構いなく、と返して。 自己紹介の流れに応じた。>>144] ヴィオラです。 お二人は私の店に来てくださったことがありますし、 何をしているかは説明不要ですよね。 [思い思いの言葉を述べながら優雅、とはいかない ティータイムの始まり。 情報交換といっても真新しい情報はあまり なかっただろう。 茶葉は何を使っているのかとか。 このケーキはどこのものなのだろうとか。 そんな他愛のない話も織り交ぜながら 悪戯に時は過ぎていく。] (172) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:10:39 |
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。 (a16) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:20:32 |
【人】 聖母 エリシア[手伝ってくれる手が二人分に増えたなら>>146 そちらにもにこやかに感謝を伝え。 ヴィオラ先生は、薬師の性分なのだろうか>>171 少なくとも子どものつまみ食いとは全く違う様子で 味見を申し出られて。菓子も茶も素直に差し出した。 そうしていると、まさかこちらに来るとは 思っていなかった人物に声を掛けられて。>>167 わたしは少し驚いた顔をしてしまったけれど。] ――あら。いいえ、 かまいませんよ。非常事態ですもの。 ……あなたもお疲れではないですか? よろしければ、一息入れて行ってくださいね。 [と、彼にも笑顔でお茶をすすめた。 大丈夫、わたしちゃんと笑えているわ。 わざわざそれを言いに来るなんて、 きちんとした方なのね。……という印象を抱く。 でもやはり、わたしのことなど覚えていなかった。 そんなものだろうとわかっていたが。 平然としたその姿を目で追いはしなかったけれど、 わたしはどこかで落胆している自分に気がついた。] (174) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:16 |
【人】 聖母 エリシア[女性陣には、ほんの少し浮かない顔を 見られてしまったかもしれないが。 気を取り直してお茶の時間にしよう。 落ち着いたところで名乗り合い。 ヴィオラさんには、もちろん、と笑って頷き。>>172 現状確認の方にも軽く参加した。>>147] そうですか、みなさん 気がついたらここにいたのね…… 本当に迷惑な話ですよね? [わたしから罪の話を持ち出しはしなかったが、 羊皮紙の話が出れば、同じ状況だったと 頷くくらいのことはしただろう。 どちらかというと、茶葉やケーキの話の方が わたしにとっては盛り上がる話題だったのだけれど。] (175) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:19 |
【人】 聖母 エリシア[誰の罪の話も、今したいわけではなかった。 でも話の流れか、会話の途切れた合間にか、 溜息と共にこんな呟きを漏らす。] 罪の定義がよくわからなくなってしまって、わたし もちろん国に法があるのは知っていますが…… [表向き善良な民として暮らしていながら、 どこかその枠組み自体を軽視しているのは否めない。 わたしに余裕があるように見えるなら、 そのせいなのかもしれない。 一度不信感を抱いてしまったら もう絶対的なものとして 見られなくなってしまったのだ。 もし彼女達の少し前の話題を聞けたなら>>145 誰でも似たようなことを思うものなのね、 なんて感想を零したかもしれない。 もっとも、わたしと彼女はまた事情が違うだろうが。] (176) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:22 |
【人】 聖母 エリシア[と、話をしている間に グリンダさんの様子がおかしくなって。>>149 さすがに声をかけようかと思ったところで、 お手洗いと言われれば 止める理由もなく、見送ったのだけれど。 用を足すなら個室に戻るのだろうか。 そういえばわたし、雑に羊皮紙を置いてきてしまった。 ……別に見られることもないだろうが。 決して見られたいものではない。特に彼女には。 なぜだろう、あの子と同じ色をしているからか、 ……………… それはあるいは勘だったのかもしれないけれど、 彼女を心配するヴィオラさんの声が耳に届けば>>173 わたしはまた、笑みを浮かべ。] ……そうですね。 戻りが遅いようなら、 様子を見に行ってみましょうか? [そう答えて。しばらく経っても戻らないようなら 廊下へ出ただろう。] (177) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:24 |
【人】 聖母 エリシア[その間、気を紛らわせるのに少し雑談を。 主に熱さましなどを買い求めていたわたしが、 薬師の化粧品の評判を耳にしたのは最近のことで。 子どもがくれた、使い心地の良い手荒れの薬>>170 いつかのあれは、もしや――と 近頃ようやく思いいたったのだった。] そういえばヴィオラさん、 もしかして、以前わたしの子どもに 手荒れ用のクリームをくださいませんでした? 森で、手当てもしていただいて…… ずっとお礼が言いたかったんです [それで確認が取れたなら、やっぱり!と喜色を浮かべ 気付くのが遅れて……と申し訳なさげな顔をして。 忙しく表情を変えながらお礼を言いつつ、 今更だが代金も支払わせて欲しいと あらためて伝えよう。 しっかりお手伝いできた子を誇らしく思うけれど、 それで済ませられるほど薬や治療は安くないだろう。 とはいえ、子どもの自尊心を奪いたくはないので 払うとしても、こっそりにするつもり。] (178) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:28 |
【人】 聖母 エリシア[そうこうしているうちに、 グリンダさんが戻って来る気配はあっただろうか。 戻らなければ、そろそろ――と わたしは廊下の方へ目を向けた。]** (179) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:31 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a17) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:44:19 |
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