人狼物語 三日月国


294 【P村】RE:demption RSS
(2024/12/30(Mon) 8:00:00 に更新。 延長2回まで。)

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一日目

村人:1名、囁き狂人:6名、人狼:1名

【人】 『歴史の書』



     『愚かな魂に救済を
          美しき魂に断罪を』


(0) master 2024/12/18(Wed) 8:00:00
コミット要求:ON



【人】 G



      ごきげんよう。W罪人Wの諸君。


(1) nishi 2024/12/18(Wed) 9:12:00

【人】 G



   ここは己が罪を尊ぶ場所
   罪人だけの特別な世界

   いままで秘めていた己が罪も
   もうこれ以上、閉じこめる必要はない、
   正に君達罪人にとっての楽園だ。

   

          じっくりと堪能してくれたまえ。**



(2) nishi 2024/12/18(Wed) 9:14:06

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
来ましたわ〜〜〜一日目!
みんなの罪とどんな選択をするのか楽しみですね。
ヴィオラさんは今のところ罪を背負い続ける方向かな。
(-0) zyawa 2024/12/18(Wed) 13:05:06

【独】 G

/* エリシアにお返事を返さなきゃだけど夜まで時間取れなくて泣く
(-1) nishi 2024/12/18(Wed) 13:07:56

【独】 宝石商 アビス

/*(垢)間違えたーって伝ーえたーくてー
(-2) 西 2024/12/18(Wed) 13:08:29

【独】 宝石商 アビス

/* そんなもん伝えんでええがな
(-3) 西 2024/12/18(Wed) 13:08:57

【独】 宝石商 アビス

/* 各PCが完璧な仕上がりなので後方腕組村建てが爆誕してる。
(-4) 西 2024/12/18(Wed) 13:10:10

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
この顔で毒を渡す研究、実験大好き人間にしようかなと考えた時期もありました( ˘ω˘ )悪魔かな
ヴィオラさんはいつか父と同じ病にかかってほしい。
ほら…遺伝ってあるからね…
(-5) zyawa 2024/12/18(Wed) 13:10:27

【独】 宝石商 アビス

/* 攻め受け論争が勃発してそうなんだけどシャルルくんどっちなんですか。教えて有識者
(-6) 西 2024/12/18(Wed) 13:13:56

【独】 宝石商 アビス

/* どっちもいけそう(不可侵条約)
(-7) 西 2024/12/18(Wed) 13:14:25

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
グリンダさんは忘れて幸せになってくれ〜〜〜!って思うんだけど、イリゼル君は覚えたまんまなんですよね…?
ちょっとそこもどうにかならないんですかね、Gさんよ。
(-8) zyawa 2024/12/18(Wed) 13:19:30

【人】 親 グリンダ

 


 ── 目を、覚ます。

 匂い、感触、景色…そのどれもが記憶にない場所で。>>n0
 
 怪訝そうに身体を起こせば、目立つ机がひとつ。
 此処はどこなのだろう、と考えを巡らせながら、
 当然目はその机の上へ。

 …だって、そこにあったから。ただそれだけ。




      
それだけの、単純な動作だったのに


 
(3) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 20:01:26

【人】 親 グリンダ

 


 (……………!!!)


 そこに書かれていたのは罪のすべて
 罪と認識していることも、そうでないことも。
 
 思わず紙を投げだして後ずさる
 何もない場所で腰を抜かし改めて辺りを見渡した


 「 ……どこなの 」


 もしかしたら私は捕らえられてしまったのだろうか
 この国の正義によって、裁かれる日が来たのだろうか

 どうして。どうして。どうして。
 どうして、明るみになってしまったの。


         
‥‥‥‥あの子が?

 
 
(4) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 20:02:25

【人】 親 グリンダ

 


 ゆらり、と立ち上がる。
 生気を失ったかのような表情で。

 捕らえられているのならば、
 そう簡単には出られないのだろう、と
 何気なしに扉に手を掛ければ、
 たやすく扉が開いてしまって、私は二度驚いた

 
なお、紙は床に投げ出されたままだ。


 ……外の様子を見て、
 三度目の驚きが来るのは、すぐ直後のこと。>>n1

 
(5) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 20:02:48

【人】 親 グリンダ

 


 広間に行くまでに、誰かに会うことはあっただろうか
 誰かに会えば、足を止め、
 怯えた表情でそれを見るかもしれない
 
それが名高き英雄や処刑人の姿なら、なおさらのこと。


 どちらにせよ、足は部屋へと戻ることはなく、
 そのまま広間へと進んでいくことになるのだが。

 そうして私は聞くことになる
 甘い、甘い、
のような言葉を。>>2 **


 
(6) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 20:03:28
親 グリンダは、メモを貼った。
(a0) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 20:04:54

【赤】 英雄 ジークバルト



[ 夢をみていた。
  甘く、泣きたくなるような夢。

  情に溺れ、満たさる。

  身体が溶けて混ざるようなまどろみ。

  それは許されない行為。
  神に背く罪。

  ありのままに生きることは罪だ。

  故に、私は異端。

  この心が生まれた時から、
  俺は世界から拒絶された。 ]


 
(*0) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:17:07

【人】 英雄 ジークバルト



[ 目を開ければ見覚えのない部屋。
  夢のように慰められた昂りも、潜め
  乾いた心に潤いのない朝。

  朝………だろうか。 ]




[ まどろみから覚めはじめた頭は
  思考を切り替え、気配を探る。
  この部屋には己以外はいない。

  張り詰めた思考はそのままに
  状況把握に努めた。 ]
 
 
(7) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:17:49

【人】 英雄 ジークバルト



  
……………。



[ 羊皮紙>>n0をしばらく眺め、

  そして破ろうと手にかけた。
  その動きを止める。

  
この罪は自分では破れない。
 ]


 
(8) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:18:11

【人】 英雄 ジークバルト



  閉じ込められてはいないのか

  意図は何だ?
  何をしたい


[ 不測の事態の対処は人より多い。
  扉を開け、経過しながらも足をすすめる。

  廊下、
  広間、

  その先は──────。 ]


 
(9) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:18:48

【人】 英雄 ジークバルト



  
何に阻まれている…………?



[ 見えない壁のようなものに手を触れる。
  力を込めても蹴っても変化はない。

  後の問題にはなりそうだ。
  どうやらここは宮殿の造りの場所>>n1
  
  室内は自由に動けるが
  外に出させてはくれないようだ。 ]


 
(10) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:19:26

【人】 英雄 ジークバルト



  私は目が覚めたらここにいた
  君の状況を教えてもらってもいいか?

  少し見回ってはみたが
  危険なものはなかった
  目覚めた場所、廊下、広間は問題なく行ける。
  ただ、外には出られないようだ。

  不安なら広間に。
  私ももう少し見て広間へ向かう。


[ 見回る途中に人に出会うことがあれば
  自分の知る状況を伝え話を聞くだろう。 ]

 
(11) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:20:54

【人】 英雄 ジークバルト



  安心……はできないだろうが
  今、危険がないかを確認している

  私は危害を加えることはしない


[ 途中に出会った女性は怯えていた>>6
  落ち着けるように
  静かに声をかけたつもりだったが、
  この状況下でどれだけ効果があったか。

  自分以外にも人がいるということに
  さらにこの状況が謎に包まれる。 ]


 
(12) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:21:32

【人】 英雄 ジークバルト



[ 今更”罪人”と呼ばれようが>>1
  認めているが故、私は揺るがない。 ]



  …………突然連れてきて
  何が楽園だ

  罪ごと閉じ込めただけだろう


[ 聞こえる声に応えたところで
  返事に期待は持てない。


  苦々しく思いながらも
  どうしたものか、と周りを見る。 ]

 
(13) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:22:53

【人】 英雄 ジークバルト



[ 周りを見て気付いたか
  それとも途中で出会ったか

  ライナス、そしてアビスの姿があれば

  驚きに瞬き、声が出る。 ]



  
─────何故ここにいる?




[ そう、聞かずにはいられなかった。 ]


 
(14) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:27:00

【人】 英雄 ジークバルト





[ それは、
私とは違い、

  罪人ではないだろう? と
  確認するかのように出た言葉だった。 ]**

 

 
(15) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:27:20

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
ジークさんとアビスさんの再会楽しみ〜〜見守り隊
ライナスさんとエリシアさんもロジャーさんの事があるからね
そちらも楽しみだね
(-9) zyawa 2024/12/18(Wed) 21:33:19

【人】 処刑人 ライナス

 
[ ───見知らぬ、部屋。

  違和感に気がついて、飛び起きる。
  見覚えひとつない質素な部屋。

  雰囲気さえとってみれば自室とそう変わらないが、
  明らかに冷え込んだ空気が背筋を撫でた。 ]

 
(16) 翠 2024/12/18(Wed) 21:37:55

【人】 処刑人 ライナス




   ──────………。


[ 目に飛び込んだ机の上の羊皮紙、一枚。
  どこか焦る手で紙を取れば思わず取り落とし、
  紙は重力のままに床へ落ちる。

  ───拾うより先に目に入った文字に、
  思わず手が止まった。]

 
(17) 翠 2024/12/18(Wed) 21:37:59

【赤】 処刑人 ライナス


[ 正義を正義たらしめるのは
  本能的な思い込みだ。
  人に害を与えようと、正義とされる。
  思い込みのもとに決められた罪と、罪人。


             であれば、罪を罪たらしめるのは
             一体なんだろうか。 ]

 
(*1) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:03

【人】 処刑人 ライナス



   …………何だと言うんだ



[ 苛立ちのままに紙をぐしゃりと握り潰した後

  机の方を見やって、再び紙を開く。
  乱雑に四つ折りにして懐へとしまえば、
  この部屋にただ1つある出入口。

  扉へと手をかけ、開いた。]
 
(18) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:07

【人】 処刑人 ライナス

 
[ 扉を開いたら見覚えのある光景などという
  都合のいい現実はは起きてこない。
  まるで宮殿のような装飾に、
  厭らしいと顔を顰め、踏み出す。

  ただ真っ直ぐに、廊下の先へ進む。
  人の姿があれば、一瞬足を止めたが。]

 
(19) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:10

【人】 処刑人 ライナス

 
[ 初めに見かけたのは金髪の女性。>>6
  目が合って声を発しようとして───口篭る。

  ───その目を、知っている。
  自分のことを見て怯える目。
  幾度となく見てきた物と同じ色を、
  今更間違えるはずもない。


  一瞬足を止めたが、再び進めた。
  道中に他の人間がいても、
  話しかけられない限りは
  足を止めずに広間へ向かうだろう。
  この様子ではどうせ行き着く先は変わらない。]

 
(20) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:14

【人】 処刑人 ライナス



   ………出られない、か。
   用意周到だな



[ きっと一足先だろう。

  広間へとたどり着けば真っ先に
  他の出入口を探すも、見つからない。
  まるで見えない壁があるかのように、
  先は阻まれている。


  苦々しさを噛み潰せば諦めたように、
  ただ広間に入ってくる人間を待った。]
 
(21) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:18

【人】 処刑人 ライナス



   ………見知った顔があると思えば
   随分くだらない質問をするのだな



[ 後の広間か。
  見知った男にかけられた声に漸く口を開けば、
  呆れたように嗤った。]

 
(22) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:22

【人】 処刑人 ライナス



   何を罪とするかは、ヒトが決めたこと

   そんなものに何故、を問うて何になる。

   それに意味などないことを、
   貴方はよく知っているはずだろう?

   団長殿。


   
(23) 翠 2024/12/18(Wed) 21:38:46

【人】 処刑人 ライナス

 
[ 罪人と呼ばれた彼ら、彼女らに
  何の罪があるのか。
  さして興味など湧きはしなかった。
  だからこそ、問いかけられれば >>14 そう返しただろう。

               人が決めた罪など、
               なんの根拠もないと私は、
               そう。思いたかったのだ。]**

 
(24) 翠 2024/12/18(Wed) 21:39:01
処刑人 ライナスは、メモを貼った。
(a1) 翠 2024/12/18(Wed) 21:41:26

【独】 英雄 ジークバルト

/*
出会い頭に煽られた!!!
煽り事故だ!!
こっちは穏便に煽ったというのに!!!
(穏便に煽るとは……((
(-10) kogeneko 2024/12/18(Wed) 21:45:02

【人】 親 グリンダ

 


 その男は見えない壁のようなものに手を振れていた>>10
 後ろ姿だけでは、彼が誰なのかわかるわけもなく
 訝しむ彼の様子を、私も観察してみたりする
 
(── 故に無事状況把握は出来たというわけだ)


     罪を告発された直後だ
     捕らわれたと信じてやまない私は
     無闇に声をかけることなどしなかった、が



 
(25) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:50:50

【人】 親 グリンダ

 


 ……英雄、ジークバルト。
 この国に住む者であれば、誰でも知っている

 彼が振り向いたとき、
 その様子を呑気に眺めていたことを後悔した


       何せ、
断罪者側
の人間だったから


 
(26) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:51:14

【人】 親 グリンダ

 


 それでも私は逃げられなかった
 直ぐに捕らえる素振りも見せず、
 かけられたのは優しい言葉だ。>>12
 彼が知る状況も、教えてもらえただろう>>11


 「 き。危害なんて、そんな 」


 英雄が危害を与えるとするならば、
 それは悪に対してだけだろう。>>12
 誰もが知る英雄は、悪以外には危害は加えない。

 英雄を恐れている≠アとこそが、
 自分の罪を認めることになる気がして、
 私は取り繕うように笑みを浮かべようとし、失敗した。

 それは後程行き交うことになる、
 処刑人に対しても同じことだった。>>20
 処刑人を恐れるのは、悪事を働いた者だけだ。
 しかし、取り繕うことも出来ず、見送ってしまうのは
 もう少しだけ先の話。


 
(27) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:52:01

【人】 親 グリンダ

 


  ……しかし話を聞くにつれ分からなくなる。

  彼は。
  私を捕らえた人間ではないのだろうか。
  少なくとも告発文を書いた人物ではなさそうだ。

  目が覚めたらここにいた、という言葉は
  状況としては同じ境遇であるようにも思える
  
英雄が?何故?


  警戒心は解かずとも、
  それでも彼の問いかけには
  ゆっくり言葉を紡ぎ、返していく。

 
(28) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:52:27

【人】 親 グリンダ

 



 「 ……私、も。
   目が覚めたら、ここに居て。
   なにひとつ、憶えていないんです。 」


 記憶を紡ぎ合わせるように頭の中を辿るも、
 ある時点からの記憶は全く無く。
 彼にとって、新たな情報は何一つ得られないだろう。


 「 同じ…?
   いえ。でも、英雄さまが。何故? 」


 その何故≠ヘ、きっと後に彼自身が発するものと
 同じ意味を、持っている>>15
 

    
罪を犯したから、捕らえられているのではないの?



 宮殿のようなこの場所に、答えは出ないまま。
 広間に行けと促されるなら、その声に従った。 *

 
(29) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:53:12
親 グリンダは、メモを貼った。
(a2) ししゃもん 2024/12/18(Wed) 21:55:39

【人】 宝石商 アビス



──  回想:聖人共が夢の跡  ──



  [ どうしても遠慮がちになるのは
    筆舌に尽くし難いであろう悲鳴を
    耳にしてしまったせいもあり、
    またロジャーへの後ろめたさでもあり、
    この複雑な心境に折り合いがついていないが為だ。

    思えばロジャーから
    家族のことは聞かされていなかった。
    唯一聞かされたのは妹のことのみ。
    家系の影響か、兄の背の賜物か。
    表向き、使用人の愛想はよく
    主であるエリシアもまた
    品格ある立ち振る舞いを思わせた。

    表情がまだ砕けずに強ばっているのは
    悲哀の後遺症とでも言うべきか。
    人としての感情を重んじれば
    何も目くじらを立てることではない。



(30) 西 2024/12/18(Wed) 22:06:09

【人】 宝石商 アビス



  [ 今となってはその真意を知る術はないが、
    きっとロジャーも直接渡したかったはずだ。

    それが叶わないのなら
    貰う側も全てを素直に受け止めきれないだろう。

    その象徴たるものが
    宝石を手に表情が曇るエリシアで
    その姿を否定するような真似は避けておこう。

    それは、罪人の家族への冒涜に他ならない。]


(31) 西 2024/12/18(Wed) 22:07:02

【人】 宝石商 アビス



    そうだ。
    確かに届けたからな。


(32) 西 2024/12/18(Wed) 22:08:00

【人】 宝石商 アビス


  [ きっと大事なものだろう。
    全てを語られずとも少しは察せる。
    それもあって真剣に造らせてもらったが、
    その代金は当日、宝石と引き換えとしていた。

    高価な物こそ同時に受け渡さなければ
    どちらかが持ち逃げすることがあるからだ。

    妙に律儀なロジャーはというと
    いくら親しき間柄であったとしても、
    その辺を徹底していて、
    それが彼を信用する動機のひとつであり
    ロジャーという人間の性格が
    よく現れている点とも言えるだろう。]

(33) 西 2024/12/18(Wed) 22:08:56

【人】 宝石商 アビス



  [ そう、男が金を受け取るのは
     男がこの宝石を手放した、その時。]

(34) 西 2024/12/18(Wed) 22:09:26

【人】 宝石商 アビス



    もらうもんはロジャーから貰ってるよ。安心しな。

 
(35) 西 2024/12/18(Wed) 22:09:56

【人】 宝石商 アビス



  [ 義理ひとつ果たさないまま
    絆を引き裂かれた兄妹から
    金を取るわけにはいかない。

    ましてこれからのエリシアの苦労を思えば
    多少の情も湧いてしまうというもの。

    ロジャーを信じきれないことへの
    贖罪という意味もあり、
    拭えない強い後悔は
    男を見せかけの善行へと導いていく。


    男の礼節をわきまえた振る舞いが
    ロジャーへの弔いであることに
    大なり小なり、彼女が気づいていたとして
    なんら驚くことではない。]

(36) 西 2024/12/18(Wed) 22:10:34

【人】 宝石商 アビス



    アンタに会えてよかった。

        『僕の自慢の妹なんだ。』


    会う度、会う度、あいつが
    アンタの話ばっかりするもんでな。
    そこまで言うなら気にもなるだろ?


(37) 西 2024/12/18(Wed) 22:11:54

【人】 宝石商 アビス



  [ かつて何度か訪れた少女とは
    似ても似つかわしくない。

    抱えている思いはあれど
    冷静にロジャーの顔を立てる様は
    流石の一言に尽きる。

    見送られながら
    少しばかり寂しげな笑みを浮かべて。]


(38) 西 2024/12/18(Wed) 22:13:37

【人】 宝石商 アビス



        アンタも達者でな。
    

(39) 西 2024/12/18(Wed) 22:13:55

【人】 宝石商 アビス



  [ もう会うことはないだろう。
    エリシアが店に来る理由も
    男は全く思いつきそうもない。

    だからこれで最後だと
    そのつもりでいたのだが…。]



(40) 西 2024/12/18(Wed) 22:14:42

【人】 宝石商 アビス



    大事故じゃねぇか。

            なんだ家に穴って。



(41) 西 2024/12/18(Wed) 22:15:27

【人】 宝石商 アビス



  [ 思わず語気が強くなってしまう。
    エリシアは気にしていなさそうだが、
    男はあんな風に見送られた手前、
    かなり羞恥が込み上げてきていた。

    だがエリシアの方はやはり真剣そうで
    冗談というわけでもなさそうだ。

    それに考えてみれば当たり前だが
    エリシアも同じ家系の人間だ。

    訪れるのも珍しくない話だというのに
    下衆な客の相手ばかりしているせいか
    彼女にこの店には似合わないと
    偏見を持ってしまったのかもしれない。]

(42) 西 2024/12/18(Wed) 22:16:14

【人】 宝石商 アビス



    事情はだいたい察したが…
    アンタ、俺が買い叩いたりするとは…

(43) 西 2024/12/18(Wed) 22:16:50

【人】 宝石商 アビス



    いや、愚問、か。

            っておい、何を勝手に…


(44) 西 2024/12/18(Wed) 22:17:15

【人】 宝石商 アビス


  [ 騙し、脅し、安く買ってなんぼの世界。
    他のやつがエリシアを見たら
    止めてもおかしくないだろう。

    取り出されたのは
    小さくともまだ値がつくような
    高級な代物だ。

    そんな世界でわざわざ売ろうなど
    余程金に困っているように見えるが
    善意で言うならとてもおすすめは出来ない。

    だがどうしたことだろう。
    男が何かを言う前に宝石を取りだしている。
    この家の者たちは皆そうなのだろうか。]

(45) 西 2024/12/18(Wed) 22:17:39

【人】 宝石商 アビス



    (この強引さ…

        血の繋がりを感じるな…)


(46) 西 2024/12/18(Wed) 22:18:04

【人】 宝石商 アビス



    …………分かったよ。

    いくら必要なのか教えてくれ。
    その分だけ買い取るってので手を打とう。

    
(47) 西 2024/12/18(Wed) 22:18:24

【人】 宝石商 アビス



  [ 間違っても買い叩くことはしない。
    そんなことをすれば、
    今にでもあの世から彼が帰ってくるだろう。

    贔屓をする気は無いが
    不必要に陥れたりもしない。

    今この瞬間に限った話だが
    エリシアは男の考える悪いやつには
    当たらないと見えるためだ。

    例えばここであの宝石を売るとしたら
    見る目も変わるだろうが、
    当然にそんな未来は訪れない。]


(48) 西 2024/12/18(Wed) 22:19:07

【人】 宝石商 アビス



    大丈夫だ、はなから疑ってない

            で。この宝石も貰い物か?


(49) 西 2024/12/18(Wed) 22:19:29

【人】 宝石商 アビス



  [ 自分で買った可能性もあるかもしれない。

    だが脳裏に最初に浮かんだのは
    これをエリシアに送る家族の顔。

    きっとまだ、彼の姿が記憶に新しいのだろう。
    その象徴であったあの宝石には
    きっと意味があったはずであり、
    しかし今はもう推し量ることしかできないが。]


(50) 西 2024/12/18(Wed) 22:19:59

【人】 宝石商 アビス



    大切なひとに渡すって
    それしか教えてくれなかったよ。

            愛されてたんだな、アンタ。


(51) 西 2024/12/18(Wed) 22:20:27

【人】 宝石商 アビス



   [ 男が知るのはそこまでだ。
     彼の真意はきっと、彼女にしか分からない。]**



(52) 西 2024/12/18(Wed) 22:20:45
宝石商 アビスは、メモを貼った。
(a3) 西 2024/12/18(Wed) 22:32:28

【人】 英雄 ジークバルト



  なんだ、変わらないな君は。
  …………なんというか


  君らしい


[ 通常ではない状況で出会ったにしては
  いつも
……といっていいか判別はできないが

  彼らしいと思ってしまう物言いに>>23

  私はライナスのことを多少なりとも
  理解はできているのだろう。 ]

 
(53) kogeneko 2024/12/18(Wed) 22:41:32

【人】 英雄 ジークバルト



  君は”こちら側”ではないと思っていたから
  余計に………
  いや、それを言うなら私もか


  確かに罪に対しては意味はない
  だが、私は興味はある

  君が一体、どんな罪で
  此処にいるのか



[ 素直に聞けるとは思っていない、
  ただ興味があることは伝えても
  悪いことではないだろう? ]


 
(54) kogeneko 2024/12/18(Wed) 22:41:43

【人】 英雄 ジークバルト



  それで、君は
  君の言う
意味のない罪

  こんなところにいる訳だが

  あの声の通りに
  じっくりとその罪を堪能するつもりか?



[ 単純な好奇心で聞いたまでだが
  さて、君はどうするか。

  ”英雄”として行動してしまう私に
  是非教えてもらいたいものだ。 ]**


 
(55) kogeneko 2024/12/18(Wed) 22:42:23

【人】 処刑人 ライナス



   褒め言葉として受け取っておこうか


[ 
"君らしい"
などと言われるほど
  親交を深めたつもりはなかったが。

  相も変わらない顔にどこか平穏を覚えつつも、
  顏から表情を落とす。 ]

 
(56) 翠 2024/12/18(Wed) 22:57:51

【人】 処刑人 ライナス



   ───……どんな罪、ね

   興味は認めよう。人の性だからな。


   それとして、堪能するだなんてのは気に入らないが。
   私が人の言う事を素直に聞く質だと思うか?

   腹立たしい。
   何の楽園だか知らないが───

 
(57) 翠 2024/12/18(Wed) 22:57:56

【人】 処刑人 ライナス

 
[ 好奇心は猫をも殺す。
  解放を許された楽園ではじめて明かせるような
  罪を、易々と公開するのも、させるのも
  恐ろしいことこの上ない。]



   生憎、
   "私はこれを罪だとは思っていない"

   のでね。分かり兼ねる。

   自覚のある貴方はどうなんだ?

   "そちら側"
の英雄殿。

   
(58) 翠 2024/12/18(Wed) 22:58:00

【人】 処刑人 ライナス

   
[ 皺の入った4つ折りの紙を懐から取り出し、
  折りたたんだままにひらりと目の前で振って見せようか。

  人に尋ねるなら自分から。
  紳士としてのマナーだろう? ]**

   
(59) 翠 2024/12/18(Wed) 22:58:06

【人】 宝石商 アビス



  [ 目が覚めるとそこは
    随分と立派な部屋であった。

    外の寒さを凌ぐための毛布に
    命を救われた者としては
    外敵に晒されない寝床など天国だ。]


(60) 西 2024/12/18(Wed) 23:07:35

【人】 宝石商 アビス



      俺、ついに死んだのか。


(61) 西 2024/12/18(Wed) 23:08:09

【人】 宝石商 アビス



  [ 呟いてみるが実感はない。
    まだ死ぬにはやられ残されたことがあるはずだ。

    欠伸をしながら身体を起こすと
    一枚の羊皮紙が目に入る。

    その紙は結構な贅沢品のはずだが
    書かれているものは
    いささか陳腐なもので。

    男は乾いた笑いでその羊皮紙を、
    四つ折りにして懐へとしまう。]


(62) 西 2024/12/18(Wed) 23:08:29

【人】 宝石商 アビス



   なんだ?裁けるもんなら裁いてみやがれ。

                  くだらねぇ。


(63) 西 2024/12/18(Wed) 23:09:15

【人】 宝石商 アビス



  [ 男は考える。これは断罪の夢なのか。
    そして抗うのだ、誰かから示された運命など
    喰らってたまるものかと。

    扉を開ければまるで宮殿の中のような廊下
    見えない壁の向こうにはどう足掻いても行けず

    諦めて広間に出ると、
    その顔ぶれに思わず舌を鳴らした。]


(64) 西 2024/12/18(Wed) 23:09:57

【人】 宝石商 アビス



   なーーにが楽園だ。

         役者の趣味が悪すぎるだろ。



(65) 西 2024/12/18(Wed) 23:10:28

【人】 宝石商 アビス



  [ 男が広間に入ると、
    よく知った処刑人様>>22

    あちらはこちらなどに
    興味もないかもしれないが。
    やつを知らない方が珍しかろう。


    また裁こうとでもいうのか
    それにしてはギャラリーが少ない。
    そこに彼女はいただろうか?

    

    何より、処刑人様と、もう一人の男は…。]


(66) 西 2024/12/18(Wed) 23:12:59

【人】 宝石商 アビス



     お前こそ、なんでここにいる。>>14


(67) 西 2024/12/18(Wed) 23:14:02

【人】 宝石商 アビス



  [ ここが、罪人の集まる場所なら
    たとえ夢だったとしても
    この男には一番いてほしくはなかったから。]


(68) 西 2024/12/18(Wed) 23:14:35

【人】 宝石商 アビス



      で………


(69) 西 2024/12/18(Wed) 23:14:44

【人】 宝石商 アビス



  [ この処刑人と英雄は
    なんで言い合いをしてるんだろうか。

    正義の面々というのは随分と仲がいいようだ。
    住む世界が違うのだとすればそれも当然か。]


(70) 西 2024/12/18(Wed) 23:15:01

【人】 宝石商 アビス



     やれやれ…

         元気なやつらだ。


(71) 西 2024/12/18(Wed) 23:16:20

【人】 宝石商 アビス



[ 男は独り、肩を竦めた。]*

(72) 西 2024/12/18(Wed) 23:17:15
宝石商 アビスは、メモを貼った。
(a4) 西 2024/12/18(Wed) 23:29:38

【赤】 英雄 ジークバルト



[ 咎人、罪人、異教徒。
  取り締まるべき、断罪される人

  そうだ。
  私は断罪側であり、
  裏を返せば罪人だ。


  紙一重で変わる真逆の立場、

  民にとっては守護者となり
  後ろめたい者からみれば避けるべき相手。

  視線でわかることもある。
  私を見る者の目は口ほどにものをいうのだ。 ]


 
(*2) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:39:25

【人】 英雄 ジークバルト



[ 視線は感じていた。>>25
  だからこそわかる。その目が
  
ただの怯えではない
ことも。>>26 ]


  
[ 悪戯に人を不安にさせるのは
  私の本意ではない。

  特にこの状況だ。
  取り乱す者がいた場合、
  抑止力となる私が落ち着かなければと
  ”英雄”としての行動を優先させるのだ。 ]


 
(73) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:39:39

【人】 英雄 ジークバルト



  そうか、憶えがない。
  同じだな。成程……、
  それだけでも知れれば十分だ。
  話してくれてありがとう。

  体に異変はないか?
  今はなくとも後から不調が出れば
  何でも私に言ってくれて良い
  出来る限りの対処はしよう。


[ ”英雄”としてのジークバルトは
  人を気遣い、力になろうとする。
  これも自分が望んだことであり
  人のために尽くせることは自分の為でもある。


  だがその後に続いた彼女の疑問には……>>29 ]

 
(74) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:39:49

【人】 英雄 ジークバルト




  
何故だろうな




[ 何も知らないとでも言うような顔で微笑んだ。 ]
 
(75) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:40:13

【人】 英雄 ジークバルト



[ 羊皮紙を見るからに
  彼女も罪となにかしら関係していることは
  理解はしている。
  恐らく彼女もそうだろう。
  その微笑みがその罪すら認めた男の
  成れの果てだと理解するのは
  この後のことになるのだろうが。 ]



[ あの声を聞いた後で
  また何故と問われたら
  微笑みは無くなり、
そして───────。


  だがそれを問うことは
  自らの罪も認めることではないか?
  諸刃の剣を自らも受けることになる。

  貴女が罪を認めているのなら……話は別だが。 ]


 
(76) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:40:17

【人】 英雄 ジークバルト




[ そして私は貴女の怯えの意味を
  その時に真に理解することになるのだろう。 ]**


 
(77) kogeneko 2024/12/18(Wed) 23:40:26

【人】 聖母 エリシア

 


[ 誰のための正義でしょうか  
  誰にとっての悪でしょうか ]


 
(78) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:36

【赤】 聖母 エリシア

 
[たまには故郷の様子を見たいというのも
嘘ではなかった。>>0:230

遠出のついでに、わたしはいつも街を見て回る。
昔兄さんがしていたように……
というわけではないけれど
ほんの少し、その足跡をなぞるような気持ちで。]
 
(*3) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:41

【赤】 聖母 エリシア

 
[わたしと共に暮らす子のほとんどは、
この街や、都市部で出会った子ども達だ。
やはり人口の多い土地の方が、
こういう闇≠熕カまれやすいようで。

そのすべてを救うことなんてできない。
わたしに出来ることなんてほとんどない。

だけどわたしは、
イリゼルと暮らすようになって光を見出したわたしは、
いつしか同じような子どもを見つけては話しかけ。
何度も通って心を開き、
彼らの相談相手を務めるようになっていた。


それで状況が改善されるならいいのだけれど……]

 
(*4) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:45

【赤】 聖母 エリシア

 

『つらかったわね、苦しかったわね、
 かわいそうに……あなたはよく頑張ったわ』


       
[ある日は、子どもの傷に寄り添った。]


『だけどあなたの家族も、苦しかったのかもしれない。
 一度距離を置いてみたら、もしかしたら……』


      
[ある日は、家族の痛みにも寄り添った。]


『あなたは何も悪くない。
 環境が、状況が悪かっただけ。
 大丈夫、やり直すチャンスはあるわ……』


                 
[またある日は。]


『時間が解決してくれることもあるわ。
 今は難しくても、あなたが大人になれば
 また別の、対等な関係を築けるかも……』


                   
[ある日は。]


 
(*5) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:48

【赤】 聖母 エリシア

 

  『……そうじゃないわよね。
   今、苦しいのよね。ごめんね。』


      『 ――――あなたも、うちに来る? 』

 
(*6) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:51

【赤】 聖母 エリシア

 

         [それでもどうしようもなくなって
         助けを必要としている子がいれば
         イリゼルと同じように、
                家に連れ帰った。]

 
(*7) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:53

【赤】 聖母 エリシア

 


『 もう大丈夫だからね 』


 
(*8) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:56

【赤】 聖母 エリシア

 
[曇り空の下、雨に濡れながら
森への道を辿り。]


  ただいま


[そう声をかけたわたしを出迎える幼い顔は
ほら、見て、あんなに明るくて
とても幸せそうだわ――]
 
(*9) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:22:58

【赤】 聖母 エリシア

 


[いったい誰にわたしを裁く権利があるのでしょうか?]


 
(*10) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:00

【人】 聖母 エリシア

 
[部屋で一人、目が覚めて。>>n0
見覚えのない場所に混乱しつつ、
置かれていた羊皮紙に目を通したわたしは
読み進めるにつれ、渋い顔になっていった。]


 ……誘拐されたのはわたしの方じゃないの。
 何の冗談かしら。悪趣味だわ。


[ご丁寧に、こんな立派な紙で。
こんなもの見ていたくもないと
寝台の上に放って、えいと枕で蓋をしてやった。]
 
(79) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:06

【人】 聖母 エリシア

 
[外に出る時はさすがに警戒もしたけれど、
何もなくて拍子抜けしてしまう。
広間のような場所に辿り着くと、
集まった中には誘拐犯どころか英雄様がいる始末。
これはいったい何の集まりなんだろう?
とわたしは首を傾げてしまった。

どこからか聞こえてきた声が>>2
おかしなことを言うから、わたしはつい眉を顰めて。

罪人と言われても、
周りにいるのは共通点の見えない面々。
処刑人の姿には硬い表情にもなってしまったが

何がなんだかさっぱりだった。]
 
(80) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:09

【人】 聖母 エリシア

 

 困ったわ。わたし、早く帰らないと。
 こんなところにいつまでもいられないのに。

 夢でも見ているのかしら、こんな……
 透明な壁? 意味がわからないわ……


[独り言ちながら、出られないのを確かめて。
困り果てた顔をしつつ、いくら考えてもわからないので
わたしは一旦思考を放棄した。

こういうのは適材適所だもの。
自警団の方にお任せしよう。
すでにあちこち調べていらしたようだし
さすが英雄様、こういう時はは頼りになるわね。
と勝手な期待を寄せて。]
 
(81) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:11

【人】 聖母 エリシア

 
[かといって自分が何をすればいいのかも
よくわからないのだけれど。

そういえば、見知った顔のうちの一人に
気の毒なほど怯えた様子の女性がいた。
こんなわけのわからない状況だもの、無理もない。
彼女の怯えの根っこは掴めていなかったけれど――
花を受け取る資格がないと言っていた>>0:469
あれは、どういう意味だったのかしら……


ふとそんなことを思い出しながら。
今、わたしにできることといえば
少しでも落ち着ける状況を作ることくらいかと。

そう思って広間を見渡せば、あるではないか。
これまたご丁寧に用意された
飲食物やら何やら、一通りのものが。]
 
(82) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:14

【人】 聖母 エリシア

 
[わたしはみんなが飲めるように
お茶を淹れに行くことにした。

場違いだったかもしれないけれど、
そのうち一息つきたくもなるでしょう。きっと。]**
 
(83) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:23:25
聖母 エリシアは、メモを貼った。
(a5) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:27:23

【独】 聖母 エリシア

/*
手口の解像度が低かったかも すみません
いや高くても困るか??
ふわっと見ていただければ…ふわっふわ…
(-11) chiyo 2024/12/19(Thu) 0:37:44

【赤】 薬師 ヴィオラ


[ゆっくりと、ゆっくりと、瞼が落ちていく。
 眠りに落ちるかのように、静かに、緩やかに。
 そこに恐怖や苦痛の色はない。]



     
『 ありがとう 』



[その言葉を口元が形作った後。
 弧を描いたままもう二度と、動くことはなくなった。]

 
(*11) zyawa 2024/12/19(Thu) 2:57:38

【赤】 薬師 ヴィオラ


[……あぁ、やっと解放されたのだ。
 苦しみしかない現世から。
 家族に見守られながら今確かに、彼は救われた。

 残された者は悲しみに暮れるが、
 その穏やかな笑顔を見れば誰しもが
 良かったと涙ながらに声をあげる。

          ……そう、良かったのだ。これで。]

 
(*12) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:04:01

【赤】 薬師 ヴィオラ




   
……長い間、お疲れさまでした



      [代償に私の魂が穢れるくらい、安い物。]

 
(*13) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:06:22

【人】 薬師 ヴィオラ




   ……………


[一枚の羊皮紙に羅列された文字に、目滑らせる。]
 
(84) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:08:05

【人】 薬師 ヴィオラ


[そこにあげられていたものはすべて、
 身に覚えのあるものばかりだった。
 魂を曇らせると定められた、罪の記録。

 
誰かしらから告発でもあったのだろうか。

 ―――そう、始めは思ったけれど。

 中には自分以外に絶対に知り得ないものまである。
 ここで目覚める直前の罪までも。
 他に知り得るものがいるとするならば それこそ。]



  …あぁ。神自ら、裁きを下されるのね。


       [長い睫が白い肌に、影を落とした。]
 
(85) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:10:13

【人】 薬師 ヴィオラ


[ベッドに腰かけ、羊皮紙に書かれた文字を撫でながら
 一つ一つの記憶に想いを馳せる。
 まるで瞑想のように静かな時間が終わるとやっと、
 伏せていた瞳を扉に向けた。

 ここでこうしていても仕方がない。
 待っていてもお迎えは来ないようだし、
 こちらから出向かなければならないのかもしれない。


 紙を丁寧に4つ折りにしてポケットに仕舞うと、
 唯一の出口である扉に手をかけた。]
 
(86) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:13:07

【人】 薬師 ヴィオラ


[扉の向こうには変わらず見覚えのない
 宮殿のような廊下が広がっている。
 まるで夢のような、現実味のない場所。
 神の領域だと思えば見えない壁の納得も安い。

 この先には何が待っているのだろう。
 裁判所?断頭台?
 それとも、地獄だったりするのだろうか。


 弟にお別れの言葉も言えていない。
 お客様へのお詫びも、患者様の引継ぎも出来ていない。
 弟子なんて取っていなかったから、
 代々受け継いだ薬師の系譜も私で途切れてしまう。


 こんな形でいきなり裁かれる日がくるとは
 思っていなかったと。
 浮かんでくるのはやり残した後悔ばかり。

 申し開きをさせてくれる時間や猶予が
 少しはもらえたりはしないだろうか。
 そんなことをぼぅっと考えながら床を鳴らしていた。]
 
(87) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:15:27

【人】 薬師 ヴィオラ


[予想に反して辿りついたのは、
 先ほどの部屋よりも広い空間。
 そこには自分以外の人影もある。
 よく見知った姿や、
 セントクリムの民なら知らない人はいない人まで。

 それを認識すると同時に。

 私が最後の一人だったのだろうか。
 また一歩、広間に足を踏み出すとともに声が響く。
 >>1>>2
 
(88) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:18:43

【赤】 薬師 ヴィオラ



[ 楽園とは。
  堪能とは。

  いったい何を言っているのだろう。
  ここで罪を全てさらけ出し、
  懺悔しろとでもいうのだろうか? ]


 
(*14) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:20:32

【人】 薬師 ヴィオラ


[怪訝な顔を浮かべるも、
 それ以上の説明があるということもなく。
 今すぐに何かあるわけではないらしいとわかれば、
 きょろりと改めて周りを見渡した。]


  ……あ、


[そこに彼女――グリンダさんの姿を認めれば
 近寄って声をかける。]
 
(89) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:23:30

【人】 薬師 ヴィオラ



  お元気でしたか?
  最近お姿が見えないので心配していたんです。


ここにいるのはみな罪人。

 そう理解はしたけれど、何をしたんだろうという
 考えよりもまずは久々のその姿に安堵が勝った。

 彼女はまだ怯えていただろうか。
 それならば落ち着かせるようにそっと肩を抱いて、

 ソファーに座らないかと促した。]**
 
(90) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:24:57
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。
(a6) zyawa 2024/12/19(Thu) 3:29:32

【人】 薬師 ヴィオラ


[あの日投げかけた質問>>0:389
 私はどういう答えを期待していたのだろう。

 単純に、そういう状況に置かれたならば
 身体が動くのが普通なのではないのかと。
 そうすることが当たり前のように育ってきた私は、
 自分が凄い人だとは思えなかったから。

 ただ、気になった。
 それだけのはずだった。]

 
(91) zyawa 2024/12/19(Thu) 15:50:31

【人】 薬師 ヴィオラ


[返ってきたのは良くも悪くも人間らしい答え。>>0:440
 彼が歩んできた人生の中で、形作られた価値観。]


  そうですか。


[何も悪くないはずなのに、
 少しだけ悲しかったのを覚えている。
 それはきっと、例え話ではなく。
 私が本当に罪を抱えていたからに他ならない。]


 
(92) zyawa 2024/12/19(Thu) 15:53:10

【人】 薬師 ヴィオラ



[まるで私を神か聖人でも崇めるように
 先生と呼んで慕ってくれている彼が、
 私の罪を知ったらどうなるのだろう。
 ……そんな想いもあったのかもしれない。


     私は正しいことをしている。
     後悔だって してはいない。



     そう思えどいつだって、息は詰まっていて。
             自分の無力を呪っている。]


 
(93) zyawa 2024/12/19(Thu) 15:54:40

【人】 薬師 ヴィオラ



  ……人は、失敗から学んでいくものです。
  初めからすべて正しく行動できる
  人間なんているわけがないですから。
  私も、たくさん覚えがあります。

  その方のことは、残念でしたが……
  そうやって自身を振り返り、
  後悔を抱えることが出来るのなら。
  今度はきっと後悔しない道を選び取ることが
  アビスさんなら出来ますよ。
  

[懺悔にも似た昔話。

 援助の終了を承諾したあとにする話としては脈絡もなく。
 何を思ってそんな話をしだしたのかと。
 恥じらう仕草を見せる彼を見ながら思っていたけれど。]
 
(94) zyawa 2024/12/19(Thu) 15:57:28

【人】 薬師 ヴィオラ



   ――――――


[顔に出てしまっていたのだろうか。
 何か察されでもしたのだろうか。
 
 
"何者であっても"


 改めて出された結論>>0:454に、しばし固まって。]
 
(95) zyawa 2024/12/19(Thu) 15:58:59

【人】 薬師 ヴィオラ



   
――――…そう、ですか。



[詰まった息を吐くと同時に出すのは、
 あの日と変わらぬ言葉。>>92

 けれども、自然と笑みが零れてしまうくらいに
 胸が満たされていた。
 あなたが私の罪ごと、
 受け入れてくれたような気がしたから。]

 
(96) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:01:13

【秘】 薬師 ヴィオラ → 宝石商 アビス



  ―――…

  あなたの本当がどんな人であろうとも、
  何度だって助けたいと、私も思います。

 
(-12) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:03:53

【人】 薬師 ヴィオラ


[きっと私の罪はこの先も、
 正義の名の下で明るみでることはない。
 懺悔室に閉じ込められでもしない限り、
 私が打ち明ける機会は訪れないだろう。

 だけどそれでいい。

 私の罪を誰かに分け、持ってもらうだなんて。
 身勝手にも程がある。

    陰日向にひっそりと咲いた
は、
    甘い
を抱えたまま朽ち果てる時を待っていよう。]

 
(97) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:06:55

【人】 薬師 ヴィオラ




……そう、思っていたのに


 
(98) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:08:00

【人】 薬師 ヴィオラ


[神の悪戯とでも言うのだろうか。
 淡い緑の髪色が見えた時は心臓が跳ねた。

 意外と気まずく思わなかったのは、
 あの日の言葉があったからに他ならないけれど。
 もし目が合ったなら、いつも通りの会釈をしよう。

 あの噂に関係しているのだろうと思えば、
 彼がここにいることに驚くこともない。
 逆にその姿が見えて安心したと言ったなら、
 呆れられてしまうだろうか。]

 
(99) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:11:16

【人】 薬師 ヴィオラ



[無事に帰れるのかどうかもわからない状況。
 しかし私たちの楽園だというのなら、
 お茶を飲みながら語らうのもいいかもしれない。

 罪の話じゃなくて、
 あの日聞けなかった好きだった花の話だとか。
 そんなものでも構わない。>>0:402

 同じ罪人と思えば、何かを抱える者同士。
 分かり合えることもあるかもしれないから。]**


 
(100) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:12:23
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。
(a7) zyawa 2024/12/19(Thu) 16:16:18

【人】 親 グリンダ

 


 意味ありげな視線>>73
 返される言葉に、大丈夫だと頷こう>>74
 顔はどちらかというと伏せがちだったかもしれない
 
── どうしたって、後ろめたいことがあるもので。


 だけどその顔は見た>>75
 意味は如何ようにも取れたから、
 それ以上考えることはしなかった

 
 「 ……では、 」


 そう言ってその場を辞して広間へと向かうことになる *

 
(101) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:53:32

【人】 親 グリンダ

 


 声を聴くまでは、
 皆に罪があるのだなどと、
 そこまで聡い判断などはできなかった

 告発されているのは自分だけかもしれない
 でもなぜ、皆が閉じ込められているのか


    犯人捜しをするため?
    そんな想像にまで、飛躍した。

 
(102) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:53:52

【人】 親 グリンダ

 


 だって、この国の英雄や正義の処刑人に、
 罪があるわけがない。


    そんな先入観は、
    広間での声に、崩されることになる。

    ───
罪人の諸君
>>1
    確かに、声は、そう云った。

 
(103) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:54:14

【赤】 親 グリンダ

 


   英雄も
   処刑人も
   聖母のような彼女も
   皆に慕われる薬師も
   一見罪など無さそうに見える青年も

         
          皆が、
罪人
に括られていた

 
(*15) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:54:35

【人】 親 グリンダ

 


 ……だけど少なくとも
 英雄や処刑人が自分を捕らえに来たわけではない
 そのことに安堵している自分も、確かにここに居て


 
(104) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:55:06

【赤】 親 グリンダ

 


   己が
を尊ぶ?
   楽園?

   …冗談じゃない。帰りたい。


   あれは仕方が無かったの。
   私に、
なんて、無い。


 
(*16) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:55:35

【人】 親 グリンダ

 


 そうしてため息をついた矢先、
 見知った薬師に声を掛けられた。>>90

 怯えよりも、今は、
 どちらかというと不満、落胆、嫌悪感
 そんなものを表情に浮かべていただろうか。

 
 「 ……元気かどうかは、分からないけど
  おかげさまで。 」

 
 何がおかげさまでなのか分からないけれど
 ただの言葉の綾だ、どうでも良かった。
 ソファに促されれば、一緒に座ることにする。


        
………この人も、罪人。


 
(105) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:56:02

【人】 親 グリンダ

 


 「 ……なんなんだろう、ここ。

   英雄さまや処刑人さんの仕打ちかと思ったけど
   …どうやら、違うみたいですね
   てっきり捕らえられたのかと、思って。 」


 ソファから言い争う二人の様子は見えただろうか
 その様子に長くため息をつく


 「 ……ほんと悪趣味。
   此処にいるのは6人だけなのかな
   それをどこかで、誰かが見てるってことですよね 」


 そんな技術が
(物理的にこの世界に)
あるのかは知らない
 でも、例えば神のような視点で、これを見てたとて
 随分と悪趣味な神様ではないか。

 そう思いません?なんて同意を求めるように、
 私は薬師を見やる。 *

 
(106) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:56:28
親 グリンダは、メモを貼った。
(a8) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 18:58:15

【人】 英雄 ジークバルト



  アビス、
  
私は君には一番此処にいてほしくなかった。


  聞いた噂が違うと否定が出来たのにな………。
  宝石商になったことも知ってる。
  ……誰の元に足を運んでいるかもな、

  君が思うより私は君のこと知っている。

 
(107) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:33:26

【赤】 英雄 ジークバルト




  君から見てジークバルトは
英雄に見えたか?

  …………それなら上々だ。 


 
(*17) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:33:50

【人】 英雄 ジークバルト



  また会えて嬉しいよ。
  私はいつでも君の味方だ。

  だから、アビスは大切にする者を
  間違えないでほしい。
  私のように後悔をしないでほしい。

 
(108) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:34:09

【秘】 英雄 ジークバルト → 宝石商 アビス



  優先順位を間違えるな、アビス。

  友から贈るアドバイスだ。



[ 君が此処にきて、誰を気にしているか>>66
  気付かない私ではない。 ]
(-13) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:34:38

【人】 英雄 ジークバルト



  先ほどの答えだが
  ”英雄”のジークバルトを望むのなら
  これ以上は深入りしない方が良い。
  やっと私から解放されたんだ
  むざむざと戻っては来ないと思うが。


 
(109) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:34:49

【人】 英雄 ジークバルト



  アビス、罪は君にとって苦しいものだったか?
  一人でどうにもならないものであれば
  私に話してはくれないだろうか。

  力になりたい。
昔のように。

  大丈夫だ、
  君は間違っていない。


[ 昔のように、言葉をかける。
  安心するように、大丈夫だと。

  昔と違うのは、君は私以外の手を取れる。
  私もあの頃とは違う、
  今は鳥籠の扉を開けて君を待つだけの鳥だ。 ]*


 
(110) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:35:00

【人】 英雄 ジークバルト



  おやおや、君は本当に素直じゃない
  ただ突きつけられた罪の
否定をするだけなら

  
赤子でも出来ることだ。


  あやしてあげようか?
  小さな子供を相手にするように

 
(111) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:35:11

【人】 英雄 ジークバルト



  私の罪は私だけのものだ。
  ずっと、自分に背いて生きてきた。
  こんな生き方しかできない人間だ。


  此処で明かしたとして
  
罪が消えるわけでも

  
罪から解放されるわけではない。


  …………虚しくなるだけだ。



[ ライナスの出した紙が目の前にある>>59
  無反応に見せかけて
  
素早くその紙を奪おうと手を出したが


  何も本気で取ろうとはしていない。
  ただ、単純な誘いに乗ってやろうとしたんだ。
  ノリの良い私に感謝することだな。 ]


 
(112) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:35:22

【人】 英雄 ジークバルト



[ ─────羊皮紙。
  ライナスが同じような紙を持っていた。
  私と同じであれば、
  そこに罪が記されていることになる。

  シャルル・バロンの罪も
  こうして紙にまとめられていたのだろうか。

  極僅かながらにも知ることができた
  噂話を思い出す。>>0:430 ]



[ 確かめるように
  自分の紙をもう一度見た。 ]


 
(113) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:36:22

【赤】 英雄 ジークバルト



[ 
 
ない

                 
ない


         
ない


  
             
どこにもない



    
あるはずのものがない



               なぜ、
なぜ……!
 ]


 
(*18) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:36:27

【赤】 英雄 ジークバルト




  なぜだ、なぜ………



 
(*19) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:36:31

【赤】 英雄 ジークバルト



[ 何度読み返しても、
  書いてある以上の罪がみえることはない。

  ”自警団内に罪人がいる。”
  まことしやかに囁かれていた噂があった。
  この手の噂は相手にしないことが一番だ。
  そのうち勝手に消えると思っていた。


  
ああ、
きっと 
そうだ。


  噂が、罪が、本当なら
  
それは私の罪のはずだ。


  私が秘め、捨てきれず、隠し続けていた罪だ。 ]


 
(*20) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:37:19

【人】 英雄 ジークバルト



  ライナス、教えてくれ

  シャルル・バロンは
  私の代わりに罪人となったのではないのか……?




       
[ 紙を見ながら小さく震えた言葉が出た。 ]

 
(114) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:40:25

【人】 英雄 ジークバルト




  私のせいで、アイツは死んだのか?




       [ 聞いてどうするというのだろう。
         真実を知ってもどうにもならないのに。 ]

 
(115) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:40:43

【人】 英雄 ジークバルト



  なぜこの紙にその罪が書いていない?
  私にはその罪を背負わせてくれないのか



        [ 真実が見えてこない。
         冷静さを欠かずにいようと
         すればするほど体は震え、亀裂が入る。

         それが私の罰だというのなら。 ]

 
(116) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:41:06

【人】 英雄 ジークバルト





         [ 罰を。喜んで受け入れよう私に与えてくれ。 ]**
(117) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:41:17

【秘】 英雄 ジークバルト → 処刑人 ライナス





     [ 真実がわからないのなら、
      私を勘違いしたままの愚かな男にさせてくれ。 ]**
(-14) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:41:27

【独】 英雄 ジークバルト

/*
どうやって2dまでのあれそれをつなげようかと考えたら
こんな面倒なことになって………!!(土下座🙇‍♀️
半分正解半分間違いみたいな答えにしてみたんだけど
勘違いが大きく見えるな………(謎
意味不明だったら申し訳ない〜
あーーなんかこいつ変な方向に勘違いしたぞ!って
思ってくれたらそれで良いのです……
(-15) kogeneko 2024/12/19(Thu) 20:43:41

【独】 英雄 ジークバルト

/*
めんどくせえ男ですまんマジで
でも捨てられたら泣くからね!!!
英雄が泣いちゃうからね!!!!
見捨てないで〜〜〜〜〜
いや見捨てられて惨めになれば良いのかもしれん
美味しくなれるかも
(-16) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:02:17

【人】 薬師 ヴィオラ



  分からない、ですか……
  でもご無事なようで安心しました。

  ……といっても、
  いきなりこんなところに連れて来られた状況で、
  無事というのも変な話ですね。


[あの声を受け、煽りあいらしき声が聴こえれば
 苦笑も浮かぶ。
 知り合いのようだし止めに入る必要もないかと、
 少し離れたソファへと腰かけた。>>105
 
(118) zyawa 2024/12/19(Thu) 21:19:31

【人】 薬師 ヴィオラ



  ……あぁ、
  確かにあの言葉を聞くまではそう捉えても
  仕方ないですよね。
  いつもはどちらも国を守る側ですから。


[神の仕業だと思いながらここへ来た私は
 その考え>>106に至ることはなく、
 今気づいたという反応をする。

 英雄、と言えば。
 弟……ヴァレリアンがお節介を焼いて
 「自警団の人を紹介しようか?」
 なんて言い出した時があった。
 
全力で拒否したけれど、
あの話が間違って
 英雄にも行ってない事を願うばかりだ。]

 
(119) zyawa 2024/12/19(Thu) 21:21:09

【人】 薬師 ヴィオラ



  どうなんでしょうね……
  探してみてもいいかもしれません。
  他に何か、ここから出る方法とか
  見つかるかもしれませんし。


[時代が時代なら、
 これからデスゲームでも始まるのでは?

 と疑うところだけれど。
 生憎そんな発想は浮かばない。

 断罪されたいわけではないから、
 ここから出られる方法があるなら探したい、と思う。]
 
(120) zyawa 2024/12/19(Thu) 21:22:15

【人】 薬師 ヴィオラ



  私は……元より、断罪される時が来たのだと
  思っていましたから。
  この空間も現実とは思えませんし。
  神や悪魔と言われる存在が見ていたとしても、
  不思議ではないと思っています。

  悪趣味なのは同意ですけれど。


[天井を見上げても何かわかるわけもなく。
 視線を元に戻せば、
 お茶を淹れようとしている女性が見える。>>83
 手伝いを申し出るとともに、
 一緒に話さないかというお誘いでもしてみようか。]**
 
(121) zyawa 2024/12/19(Thu) 21:23:57

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
今更ながら軽めの縁故をぶっこんでいく。
自警団の弟が折角いるんだもんね!
エリシアさんも軽めの突っ込めたらいいな。
ライナスさんは…ライナスさんの縁故…(思い浮かばない顔)
(-17) zyawa 2024/12/19(Thu) 21:28:00

【人】 処刑人 ライナス



   ───…身勝手な事だな
   貴方の生き方など私の知るところでは無いが。


   罪を罪と思わないと宣言するだけでは
   赤子でも出来る否定か。成程、勉強になるよ。
   これは私が"尊敬した男の真似事"だったんだがね、
   団長殿のお眼鏡には叶わなかったか。


   
[ 苛立ちを隠さずに嗤って、
  羊皮紙を懐へしまい込む。
  意地の悪い?以前からのことだろう。 ]

 
(122) 翠 2024/12/19(Thu) 21:36:56

【赤】 処刑人 ライナス


[ ─────の、処刑。

  不確かな罪。罪とされた正義。

            何が罪だ。何が悪だ。

   これが正義だ。

            誰にも裁かせない。


  私だけは、これを罪とは認めない。
]
 
 
(*21) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:00

【人】 処刑人 ライナス

 
[ 羊皮紙から顔を上げた英雄の問いに、
  数秒の間をおいて口を開く。]


   ─────代わり、だと?



[ 思わず口からはっと息が零れる。
  乾いた笑いだ。

  この男は何も知らない。
  赤子が乳を求めるのと同じく、
  ただひとつの真実を乞うている。
  これが滑稽でなくてなんだ。]

 
(123) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:05

【人】 処刑人 ライナス

 

   よりによって、君が。
   
愚弄するか、ジークバルト。


   罪が書かれていない?
   
あぁ、そうだろうな。
君の罪なわけがない。

   
"シャルルは己の死の理由を
   罪だとは思っていなかった"
が。

 
(124) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:08

【人】 処刑人 ライナス

 
[ 真実を知る事に意味などない。
  その先にあるのは苦い現実だけなのだから。

  ───地獄に落ちて しまえばいい。


  罪人なら、私は私の正義に則り正義を下すだけ。]

 
(125) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:12

【秘】 処刑人 ライナス → 英雄 ジークバルト





        [ 私の正義は、君の勘違いを許さない。 ]
(-18) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:17

【人】 処刑人 ライナス



   君のような男を
愛し
さえしなければ、
   シャルルは今でも生きていただろうな。

   自分の魂に背く覚悟も度胸もないと。
   残していくことを後悔しながら、
   君を愛したことを罪とされたくないと。
   国に抗った。

   あまつさえ、死に際に君のことを私に頼んでいった。

   私は、その言葉を最後にシャルルの首を落とした。


   
   ─────これが私の知っている真実だ。
満足か?



   
(126) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:21

【人】 処刑人 ライナス



   君の罪ではない。
   だが、
"お前のせい"
だ。
   死んでそれほど悔やむ男の、
   心一つ知らなかった、お前の。



[ ───落とした真実にあるのは、虚しさだけ。
  構わない。所詮、罪人だ。
  君が守ろうとしたものを、私は…守る気になれなかった。
  それだけの、話だ。]**

 
(127) 翠 2024/12/19(Thu) 21:37:28

【独】 英雄 ジークバルト

/*
やったーーー!!!!
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
ライナスくんの情緒をぐちゃぐちゃにしたぜ!!
シャルルくん関連でしか
今の所ライナスくんをいじれないからな……
弱いところを突っついてみたけど
ジークに激おこよ
怒られているわよ

いいぞいいぞ!!!
ひゃーーーーーーー!!もっと責めてーーーーーー!!!
(-19) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:41:14

【独】 英雄 ジークバルト

/*
あーあ。いっちゃったいっちゃった。
あーあーあーーーーーー੭ु*σωσ)੭ु⁾⁾
(-20) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:47:14

【独】 英雄 ジークバルト

/*
シャルルくんジークが好きだったの?!?!?!?!?


もうこれは一回くらいヤっていても問題ないのでは???
そんな過去妄想あってもいいのでは????
黙ろうか、はい。
(-21) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:52:01

【独】 英雄 ジークバルト

/*
>>119
ヴィオラちゃんの弟さん自警団じゃん〜〜!ってみてたから
ネタ嬉しいありがとうありがとう
全力で拾おう
>>120
デスゲームネタはもうじゃわさんなのよ()
(-22) kogeneko 2024/12/19(Thu) 21:59:07

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
ヴァレリアン:
ヴィオラの菜食中心ご飯に嫌気がさし、「俺はイモムシじゃなーーーーい!!!」といって飛び出し自警団に入った弟。
現在は別の街で寮(ある?)暮らし。肉を存分に食べている。
ヴィオラと違い勉強より身体を動かす方が好きだし得意。
たまに帰ってきては畑や店を手伝っている。
お節介を焼きヴィオラに左のような笑みを浮かばせる天才。
(-23) zyawa 2024/12/19(Thu) 22:57:06

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
このメンツでデスゲームが始まったら生き残るのは?(茶番)
<<グリンダ>>who
(-24) zyawa 2024/12/19(Thu) 22:59:45

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
なるほどね(頷)
(-25) zyawa 2024/12/19(Thu) 23:00:22

【人】 親 グリンダ

 


 国を守る側の二人も、罪人≠ネのだという
 一体どのような罪を犯したというのだろう。
 ぼんやりと遠くのいざこざを目に入れながら、
 此処から出る方法を、そんな言葉に頷いた>>120
 

 「 そうですね。
   このままっていうわけにもいかないし
   この場所もなんか、気味が悪いし

   …どんな事情があれ、やっぱり、
   英雄さまとか処刑人さんと一緒にいるのは
   なんか…ちょっと落ち着かないし。 」


 でもそんなパッと動くような性格はしていなくって
 ため息をついたらそのままソファに体重を預けて。

 
(128) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 23:10:33

【人】 親 グリンダ

 


 そうして、私は。
 彼女の意見に耳を傾ける>>121
 現実的でないのは同意。
 …けれど、それならここは一体何処だと云うのだろう


 「 …断罪、ですか。 」


 罪人たち。その言葉を反芻し、考える。
 やはり彼女たちも ──── 。


 「 あなた

   罪を告発するような、手紙、
   置いてあったりしたんでしょうか。 」


 それは罪自体への興味ではなく、
 単なる状況の確認のつもりだったけれど
 相手にどう映ったかはわからない。

 少なくとも前のめりで目を輝かせて聞いたりなど
 決してはしていなかったけれど。

 
(129) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 23:11:06

【人】 親 グリンダ

 


 …相手の罪を暴くつもりは、今は無かった
 罪の大小がどれほどのものか分からないから。
 自分だけが重い罪を背負い、
 此処に存在しているかもしれない故に。

 これがすべて罠や茶番で
 私に罪を自白させようとしている可能性だって
 まだ、無いとも言えないのだ。 **

 
(130) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 23:11:22
親 グリンダは、メモを貼った。
(a9) ししゃもん 2024/12/19(Thu) 23:11:50

【人】 聖母 エリシア

 
―― 回想:夢のあとに ――

[過日。世間知らずの箱入り娘は
代金はもう「貰ってる」というその言葉を>>35
そのまま素直に受け取って。

本当のことを言うと、高価な買い物の支払いなど
自分でしたことはなく、いつも人任せだったため
現金が足りなかったらどうしよう?と内心不安で
そう言われた瞬間、ほっとした顔を見せてしまった。

今でもわたしは彼の心遣いに気がつかないまま。

けれどその後、家を出て。
あの頃と比べれば多少は、世の中のことを
わかったような気になっていたのだけれど……]

 
(131) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:28

【人】 聖母 エリシア

 
[なぜだろう。まるで調子が狂うとでも>>41
言わんばかりの対応をされているような……>>44
はて……>>46

しかし沈黙のあとに、交渉は無事成立したので
わたしはにっこり微笑み、お礼を言って。
細かいことは考えないようにした。

多額の現金を持つのも不安なので、
伝えた金額は家の修理にかかった費用と同じだけ。

以前は、月の生活費を持ち帰る途中で
まるまる盗まれて呆然としたこともあったが、
あの頃のわたしとはもう違うのだ。
ちゃんと考えている。


今回は少々高くついたけれど、
森まで出張してもらうには仕方がなかったのだろう。
多分。そこまで非常識な金額ではなかった…と思う。]

 
(132) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:33

【人】 聖母 エリシア

 
[
そういうわけで
当然こちらも端から疑っておらず]


 ありがとうございます、本当に助かります。

 こちらの宝石ですか? ええ、貰い物というか……
 元々母のもので。今はわたしが持ち主です。
 ……手放してしまうのは申し訳ないですけれど、
 きっと……許してくれると思います。


[宝石について尋ねられれば、それも素直に答えた。
来歴の確認なども彼の仕事に必要なのだろう。
もちろん、疑ってないというその言葉も信じている。

しかし何を一番信じているかといえば、
兄の人を見る目だろうか。
やはり今日にいたっても、
わたしが彼を疑う理由はないのだ。]
 
(133) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:35

【人】 聖母 エリシア

 
[だからといって一から十まで話すわけでもなく。

大切なひとに、それしか、と彼の返答を聞けば>>51
兄の真意は知れずに肩を落としたけれど。
教えてくれたことには、感謝を述べて。

愛されてたんだな――という言葉には
少し困ったような、どこか曖昧な笑みを
わたしは返した。

過保護な兄が妹を溺愛していたのは周知の事実。
愛されてるね、なんて言葉は何度も聞いた。
わたしもそれを喜んでいたのに。
いつからだろう、こんなふうになってしまったのは。]



 ……わたしも兄を愛していましたよ。
 大切な、家族ですもの。


[それでもこれは、心からの言葉。
多くを語らずとも、それだけは伝わったと思いたい。]
 
(134) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:38

【人】 聖母 エリシア

 
[お世話になりました、と礼をして店を出る。

お金の悩みは解決したはずなのに、
わたしは来た時よりも重い足取りになっていた。]**
 
(135) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:24:41
聖母 エリシアは、メモを貼った。
(a10) chiyo 2024/12/19(Thu) 23:27:46

【人】 薬師 ヴィオラ


[片や国の英雄。
 片や正義の執行人。]


  ……普通に暮らしていたら関りなんて
  持てない人たちですしね。
  

[そういうことではなく。
 彼女が言いたいのはやはり、
 裁く側と裁かれる側としてだろうか。
 それに加えて、あちらの空気が悪いのも
 居心地の悪さに拍車をかけている気がする。


 何を話しているかまではあまり聞き取れないけれど。
 手に同じ羊皮紙を持っていたのは、ちらりと見えた。]
 
(136) zyawa 2024/12/20(Fri) 0:17:04

【人】 薬師 ヴィオラ


[彼女の質問には、こくりと頷く。>>129


  そうですね、ありましたよ。
  目覚めた部屋の机の上に。
  ……グリンダさんの所にもあったんですね。

  私しか知らない筈のことも書いてあって……
  とても驚きました。


[例の紙はポケットに入ってはいるが、
 流石に気軽に見せられるものではない。
 彼女が思うように私もまた、
 それぞれの罪の重さが計り知れず。
 己が罪の多さに引かれてしまうのではないかと、
 懸念をしたのだ。


 ただ情報交換は必要かと。
 差し障りのないことは素直に話した。
 彼女の質問の真意も、そうだろうと思ったから。]**
 
(137) zyawa 2024/12/20(Fri) 0:18:21
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。
(a11) zyawa 2024/12/20(Fri) 0:20:16

【人】 聖母 エリシア

 

 あらあらまあ。
 本当に何でも揃っているわね、おかしなこと。


[見つけた茶葉の中から、香り高く、
なかなか良い品物のように思えるものを選んで。
お湯を沸かしている間、
わたしはぼんやりと広間の中を眺めていた。

会話している姿を見ると、どうやら
あちらもこちらも知り合い同士のよう。
すると、何かしらの接点があって
みんな選ばれたのだろうか。
わたしも?……まさかね。]

 
(138) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:16

【人】 聖母 エリシア

 

 ……。罪、ね……


[そう言われて、集められた人の顔を見て。
ひとつ、わたしにも思い浮かぶことがあった。
でもそれは彼の罪じゃない。
わたしに残された良心はそう言っている。

一方で。
ここでも、八つ当たりめいた思いがくすぶるのを
久しぶりに感じていた。
そうなることがわかっていたから、
処刑人の顔など見たくはなかったのに。]

 
(139) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:19

【人】 聖母 エリシア

 
[余計なことを口走らないように
そちらから目を背ける。

何を言ったところで
兄が帰ってくるわけもないのだから。]
 
(140) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:24

【人】 聖母 エリシア

 
[溜息をひとつ吐き、気持ちを切り替え。
沸かしたお湯でカップを温めながら、
ポットで茶葉を蒸らす間、茶菓子を見繕う。

なんでもあるのはいいけれど、
迷ってしまうのは困りものだ。]


 ケーキにビスケット……
 うーん、軽食もあった方がいいかしら……?


[会話に一区切りついた誰かが
手伝いにでも来てくれるのだったら>>121
一つ、アドバイスを求めてみようか。]
 
(141) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:29

【人】 聖母 エリシア

 
[そうしてわたしは、満載のワゴンを押しつつ
戻って来ると、呑気な声を上げた。]


 みなさん、お茶が入りましたよ〜


 なんだか落ち着かない状況ですが、
 こんな時こそ一息つきませんか。

 適当に見繕ってきましたので、
 よければ召し上がってくださいね。
 他にも、あちらに色々置いてあるみたいですよ。

 
(142) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:33

【人】 聖母 エリシア

 
[そう言って一仕事終えた空気を出すと、
お誘いいただいた席に向かう。]


 お邪魔しますね、
 お手伝いもありがとうございました。
 それにしても驚きましたよね
 こんなことになってしまって……


[などと言いつつ、同席する人数分のお茶を運び。

金の髪の彼女もまだそこにいただろうか?
薬師の先生のお薬を、子どものために
わたしも買い求めたことがあったけれど、
彼女も先生の患者なのだろうか。
何にせよ、不思議な縁だ。]

 
(143) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:36

【人】 聖母 エリシア

 
[何はともあれ、よく知る相手ばかりではない。
一度自己紹介もしておこう。
同じ席にいてもいなくても、
近くにいれば聞こえはするだろうし。]


 あらためまして、わたしはエリシアと申します。

 ……楽園だなんて、いやですよね
 やめてほしいわ。まったく。


[苦笑しながらそう付け加えたのは、
わたしの名前の由来がそれだからだ。
もちろん、今回の件とは関係ないけれど。]**
 
(144) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:44:39
聖母 エリシアは、メモを貼った。
(a12) chiyo 2024/12/20(Fri) 1:49:43

宝石商 アビスは、メモを貼った。
(a13) 西 2024/12/20(Fri) 4:40:57

【人】 親 グリンダ

 


 自分しか知らない筈のこと。>>137
 神妙な面持ちで頷いて、同意を示す。


 「 ………ほんとに。
   それも結構細かく…
   誰かが暮らしを覗き見してたんじゃないかって
   そんなことを疑っちゃうくらい。

   ……こんなの。罪じゃないでしょ、って
   思っちゃうものまで。 」


 自覚しているもの
── 認めたくないもの

 自覚していないもの
── 認められないもの



    例えば、養育している者に
    十分な治療や食事を与えなかった、とか。


 
(145) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:51:30

【人】 親 グリンダ

 


 そう話したところでお茶の声が掛かり>>141
 薬師は手伝いを申し出るみたいだ>>121
 慣れ合うつもりもないけれど、
 固辞するのも可笑しな状況で。
 きっと私も手伝える範囲でそれを手伝ったのだろう。

 …優雅に茶を分ける手つきを見ながら、
 ほんの少し、住む世界の違う人なのだろうと思った
 茶を楽しめるような、心に余裕のある人という意味だ

           
── この人も、罪人?


 
(146) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:51:49

【人】 親 グリンダ

 


 彼女が名乗るのならば、
 渋々ではあったけれどもこちらも名乗ろう


 「 ……グリンダです。 」


 ヴィオラさんと ── もし彼女が名乗っているなら、
 そのように前置きして。


 「 …話してたんです、今の状況、
   多分ここにいる人、みんな、同じみたいで 」


 置かれていた羊皮紙。
 身に覚えのある書かれた内容。
 詳しいことまでは決して伝えずとも、
 エリシアも同じ状況だったことを確認できただろうか

 
(147) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:52:06

【人】 親 グリンダ

 


   ── ふと。投げっぱなしの羊皮紙が気になった。
   あのまま鍵もせず、部屋を出てきてしまっている。

   あれを、誰かが見ていたら…


 
(148) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:52:24

【人】 親 グリンダ

 


 暫く気もそぞろでお茶を飲み、
 適当に相槌を打ちながら、どこか心ここにあらずで。

 
 「 …すこし、お手洗いに 」


 そう言って立ち上がれば、
 二人との話に区切りをつけて、広間の扉から外に出る
 廊下に出て、一人になれば、
 ほんの少し小走り気味に先ほどの部屋へと戻ろうとする **

 
(149) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:52:50
親 グリンダは、メモを貼った。
(a14) ししゃもん 2024/12/20(Fri) 7:54:27

【人】 英雄 ジークバルト




  ……………………そうか



 
(150) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:22:06

【人】 英雄 ジークバルト






[ ライナスから告げられていく真実が
  静かに私の中に浸透していった。 ]
(151) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:23:30

【人】 英雄 ジークバルト



  私は………真実を追うばかりで
  アイツの心を考えていなかった。

  見失っていた、のだろうな。



[ アイツが処刑を受け入れるなど認めたくなかった。
  罪状を伏せられば
  何かに巻き込まれてしまったのではないかと
  そればかりが思考を支配して………。

  アイツが私を置いていくはずがないと
  思っていたのは………。


  ただの思い上がりだった。 ]


 
(152) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:23:55

【人】 英雄 ジークバルト




  ……………………そうか。




  
  ああ、すまない。
  今は言葉が上手く出そうにない。

 
(153) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:24:22

【人】 英雄 ジークバルト



  君も律儀なやつだ。
  ああ、でも君の言葉から察するに
  君はシャルルを悪くは思ってないようだ

  彼が最期に言葉を託せたのが君で良かった。

 
(154) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:26:48

【人】 英雄 ジークバルト



  アイツは真っ直ぐで
  剣術も飛び抜けて優れていた。
  ずっと隣で歩いてきた。
  これからも変わらないと思っていた………。


  この国では生きるには難しかったんだ
  アイツも、俺も


  

[ 真実に意味はあった>>125
  元より地獄にいるのだ。
  シャルルがいなくなってから
  ずっといる場所だ。

  これより底に落ちたのかすらわからない。
  どこにいても同じなのだ。 ]


 
(155) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:28:29

【人】 英雄 ジークバルト



[ 己の心を殺してでも
  一緒にいることを選んだ男と。

            己の心を突き通し
            置いていくことを選んだ男。 ]



  どちらが馬鹿だったのだろうな
  ………いや、どちらもか



  国に正直になる前に
  
俺に正直に話してくれよ
、馬鹿野郎


 
(156) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:29:28

【人】 英雄 ジークバルト



  少し休むことにする。

  余計なお節介かもしれないが
  君も、その紙にある罪について
  考えてみると良い。

  話し相手なら必要ならば私が買って出よう
  君はお断りかもしれないがな


 
(157) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:30:24

【人】 英雄 ジークバルト



[ ふらりと揺らぎながら歩き出し
  周りから離れた場所に腰掛ける。

  目を閉じ、顔を伏せ、息を吐く。
  そうしてゆっくりと目を開けた。 ]


 
(158) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:32:07

【人】 英雄 ジークバルト




  
なんだ、もう手に入れてたのか




             
[ 俺は確かに 
”嗤った”
。 ]
(159) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:32:52

【人】 英雄 ジークバルト



[ 欲しかったものは手に入っていた。
  俺の手の中に落ちてきていた。
  だが、満たされない。

  手に入っていたのに
  この手にした実感がない。

  欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて
  欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて

  焦がれたアイツの心が手に入っていたというのに。 ]


 
(160) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:33:26

【人】 英雄 ジークバルト




  
こんなにも、寂しいものなのか



 
(161) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:33:29

【人】 英雄 ジークバルト



[ 共に剣を競い、
  自警団の未来を語り、

  偶にカフェで寄り道をして、
  アイツは真っ直ぐな男故
  意見が衝突することもあった。

  その度に納得がいくまで話し合った。
  花を育てると言い出し、
  花が咲けば私に知らせに来るようになったのは
  いつだったか。 ]



[ シャルル、君とずっと一緒に居たかった。
  罪を隠してでも
  君といる方を俺は選んだ。 ]


   「共に支え合い生きていこう。
    私にはシャルル、君が必要だ。」


[ 君は自警団のことだと思っただろういつかの言葉。
  私には別の含みもあったのだ。 ]


 
(162) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:35:08

【人】 英雄 ジークバルト



  どうしたらいい、
  私は何をすれば良い

  君は私を一人にして何をさせたい



(163) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:36:00

【人】 英雄 ジークバルト




  
”俺”をひとりにしないでくれ



 
(164) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:38:34

【赤】 英雄 ジークバルト








[ 私の罪を明かしたとて
  ここが楽園になることは────ない。 ]




              
[ Nothing is more fatal to happiness
  than the remembrance of happiness. ]**
(*22) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:39:07

【独】 英雄 ジークバルト






            
[ 幸福の追憶ほど、
  幸福にとって致命的なものはない。 ]**
(-26) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:39:10

【独】 英雄 ジークバルト

/*
私は迷子、ロルの迷子()
ライナスくんお話しありがとう〜!!
よくわからんままふらふらしていった男だけど
お話しできて楽しかったよ〜!!
ライナスくん的にはどうかは………(((

頼って良いからね!!
この男大分狂ってるけどまだまともだから(!)
ライナスくんは自分で結論出しそうだけども!!
(-27) kogeneko 2024/12/20(Fri) 23:42:11

【人】 処刑人 ライナス

 

   ………何が君をそうまで思わせるのか
   私には未だに分からない

   シャルルの事も
   私は真には理解できない



 
(165) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:21

【人】 処刑人 ライナス

 
[ 黙って、真実を告げたあとの話を聞き。
  理解できないと、内を吐露した。


  そうして再び口を結ぶ。

  私で良かったはずがない。
  私はただふらふらと、
  己が傷つかない世界を生きているだけ。
  そのために真っ直ぐに敷かれた、
  地獄への道を歩んでいる。  ]

 
(166) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:25

【人】 処刑人 ライナス



   ───…仰る通り余計なお世話だが

   まだ私と話す元気があるなら
   その時は改めて御相手しよう。



[ 揺らぐ背中を見送った。
  心が晴れない。先も見えない。
  ただいたずらに口にした言葉が正しかったのか、
  わからずにいる。


  そうして、久方ぶりに周りを見た。
  初めは居なかったものが増えているようだが
  …特別見覚えのある人間は居ない。

  苛立ちを飲み込んで、ひとつ。

  主に女性らの座る席に近寄って ] >>143


   ───…喧しくして申し訳無い。
   
   
[ それだけ零し、話の邪魔をしないように
  空いている席にでも腰掛ける。
  どこかで見た事のある色だ、と。
  紫の髪の女性に一瞬目が止まるが、それだけ。  ]

 
(167) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:30

【赤】 処刑人 ライナス



[  セントクリムにおいて
  神がお許しにならなかった罪。
  命を持って贖うべき、罪のひとつ。

          その男だけは空気が合わなかった。
          大抵の罪人は纏う空気で分かるものだ。
          濁り、くすむ。輝きのない人生の色。
          ある日婦女を暴行したとされた男は、
          罪を────者の目を、していた。]



 
(*23) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:35

【赤】 処刑人 ライナス

 
[ "◾︎◾︎"。
  人が人を裁く以上起こり得る、最悪の事柄。
  罪を犯していない人間を裁くことは
  それ即ち横暴であり、暴力であり、


  ───罪である。



  私に何ができた?
 
カミ
が罪を決めるのなら。
 
処刑人わたし
に出来るのは、執行することだけ。
  嘆願も、真実も、何もかも。
  私の平穏には、邪魔なものだ。]

 
(*24) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:37

【人】 処刑人 ライナス



   …罪人の楽園か
   まさしく、正しき処刑人の地獄だな**


 
(168) 翠 2024/12/21(Sat) 1:28:42
処刑人 ライナスは、メモを貼った。
(a15) 翠 2024/12/21(Sat) 1:30:19

【人】 薬師 ヴィオラ


[グリンダさんの話を聞く限り、
 きっとみな同じ状況なのだろう。
 そんなことを考えながら、]


  神はすべてをご覧になっている……
  やはりそういうこと、なんでしょうか。

  ……そうなんですか?
  私は罪と自覚しながらもやっていたこと
  ばかりだったので……


一体どんなことが?

 と口を突いて出そうになって、慌てて口を結ぶ。
 罪と言われた事柄を明かすなんて、
 例え罪と思っていなくても話したくはないだろう。
 元より自分の事を話したがらない彼女なら尚更だ。]
 
(169) zyawa 2024/12/21(Sat) 1:59:34

【赤】 薬師 ヴィオラ


[彼女の
を考えるとするならばやはり家庭関係だろうか。
 来るたびに増えていた怪我を治す薬が必要なくなった
 ということは。
 根源が改心したか、それとも逃げ出せたか。

 
もし、そうじゃないとするなら―――…


 ただ、怪我をしている子供のために薬を求める母親。
 彼女は私の眼にはそう映っていたから。
 まさか十分な治療を与えていないなんて
 過りようもなかった。]

 
(*25) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:03:03

【人】 薬師 ヴィオラ


[……怪我をした子供と言えば。
 以前、栽培の難しい薬草を採りに森に入った際に
 手当をした子がいたと思い出す。

 その子の家を聞けば森の中にあると言っていた。
 同時に私が薬師だとわかれば、お母さんの手荒れに
 効くお薬が欲しいというものだから。
 薬草を探すお手伝いをすることを条件に
 渡したこともあった。

 とてもお母さんが大好きな様子で。
 微笑ましく思ったのを覚えている。]
 
(170) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:03:59

【人】 薬師 ヴィオラ


[あの声が楽園と言っていたことを体現するように、
 お茶の手伝いへと向かえば、
 様々なものが用意されているようだった。
 辺りには茶のいい香りが漂っていく。>>141]


  そうですね
  あっても困りませんしいいんじゃないでしょうか。
  ……一つ味見をしてもいいですか?


[あまり疑いたくはないのだけれどこんな状況だ。
 もし毒なんか入っていたら……
 なんてふと悪い想像が働いてしまう。


 きっと考え過ぎだろうと菓子を一つだけ口に運べば、
 特に違和感も異常もなく。
 とても美味しいですなんて感想を呟いた。]
 
(171) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:06:14

【人】 薬師 ヴィオラ


[エリシアさんが合流しお茶を淹れてくれたら、
 一応茶の方も一番初めに手をつけるのも忘れない。>>143
 その間に彼の方がお詫びをしに来たならば>>167
 お構いなく、と返して。
 自己紹介の流れに応じた。>>144


  ヴィオラです。

  お二人は私の店に来てくださったことがありますし、
  何をしているかは説明不要ですよね。


[思い思いの言葉を述べながら優雅、とはいかない
 ティータイムの始まり。
 情報交換といっても真新しい情報はあまり
 なかっただろう。

 茶葉は何を使っているのかとか。
 このケーキはどこのものなのだろうとか。
 そんな他愛のない話も織り交ぜながら
 悪戯に時は過ぎていく。]
 
(172) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:10:39

【人】 薬師 ヴィオラ


[そうしてしばらくしてのこと。
 グリンダさんが席を立ったのを見送れば>>149


  ……一人で大丈夫でしょうか。


[さすがに危険な人が潜んでいる、
 なんてことはないと思うけれど。
 心ここにあらずな様子であったから、
 心配気な声をあげた。]**
 
(173) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:11:17
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。
(a16) zyawa 2024/12/21(Sat) 2:20:32

【人】 聖母 エリシア

 
[手伝ってくれる手が二人分に増えたなら>>146
そちらにもにこやかに感謝を伝え。
ヴィオラ先生は、薬師の性分なのだろうか>>171
少なくとも子どものつまみ食いとは全く違う様子で
味見を申し出られて。菓子も茶も素直に差し出した。

そうしていると、まさかこちらに来るとは
思っていなかった人物に声を掛けられて。>>167
わたしは少し驚いた顔をしてしまったけれど。]


 ――あら。いいえ、
 かまいませんよ。非常事態ですもの。

 ……あなたもお疲れではないですか?
 よろしければ、一息入れて行ってくださいね。


[と、彼にも笑顔でお茶をすすめた。
大丈夫、わたしちゃんと笑えているわ。


わざわざそれを言いに来るなんて、
きちんとした方なのね。……という印象を抱く。
でもやはり、わたしのことなど覚えていなかった。
そんなものだろうとわかっていたが。

平然としたその姿を目で追いはしなかったけれど、
わたしはどこかで落胆している自分に気がついた。]

 
(174) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:16

【人】 聖母 エリシア

 
[女性陣には、ほんの少し浮かない顔を
見られてしまったかもしれないが。
気を取り直してお茶の時間にしよう。

落ち着いたところで名乗り合い。
ヴィオラさんには、もちろん、と笑って頷き。>>172
現状確認の方にも軽く参加した。>>147]


 そうですか、みなさん
 気がついたらここにいたのね……
 本当に迷惑な話ですよね?


[わたしから罪の話を持ち出しはしなかったが、
羊皮紙の話が出れば、同じ状況だったと
頷くくらいのことはしただろう。

どちらかというと、茶葉やケーキの話の方が
わたしにとっては盛り上がる話題だったのだけれど。]
 
(175) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:19

【人】 聖母 エリシア

 
[誰の罪の話も、今したいわけではなかった。
でも話の流れか、会話の途切れた合間にか、
溜息と共にこんな呟きを漏らす。]


 罪の定義がよくわからなくなってしまって、わたし
 もちろん国に法があるのは知っていますが……


[表向き善良な民として暮らしていながら、
どこかその枠組み自体を軽視しているのは否めない。
わたしに余裕があるように見えるなら、
そのせいなのかもしれない。


一度不信感を抱いてしまったら
もう絶対的なものとして
見られなくなってしまったのだ。


もし彼女達の少し前の話題を聞けたなら>>145
誰でも似たようなことを思うものなのね、
なんて感想を零したかもしれない。
もっとも、わたしと彼女はまた事情が違うだろうが。]
 
(176) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:22

【人】 聖母 エリシア

 
[と、話をしている間に
グリンダさんの様子がおかしくなって。>>149
さすがに声をかけようかと思ったところで、
お手洗いと言われれば
止める理由もなく、見送ったのだけれど。

用を足すなら個室に戻るのだろうか。
そういえばわたし、雑に羊皮紙を置いてきてしまった。
……別に見られることもないだろうが。

決して見られたいものではない。特に彼女には。
なぜだろう、あの子と同じ色をしているからか、
………………

それはあるいは勘だったのかもしれないけれど、

彼女を心配するヴィオラさんの声が耳に届けば>>173
わたしはまた、笑みを浮かべ。]


 ……そうですね。
 戻りが遅いようなら、
 様子を見に行ってみましょうか?


[そう答えて。しばらく経っても戻らないようなら
廊下へ出ただろう。]
 
(177) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:24

【人】 聖母 エリシア

 
[その間、気を紛らわせるのに少し雑談を。

主に熱さましなどを買い求めていたわたしが、
薬師の化粧品の評判を耳にしたのは最近のことで。
子どもがくれた、使い心地の良い手荒れの薬>>170
いつかのあれは、もしや――と
近頃ようやく思いいたったのだった。]



 そういえばヴィオラさん、
 もしかして、以前わたしの子どもに
 手荒れ用のクリームをくださいませんでした?
 森で、手当てもしていただいて……
 ずっとお礼が言いたかったんです


[それで確認が取れたなら、やっぱり!と喜色を浮かべ
気付くのが遅れて……と申し訳なさげな顔をして。
忙しく表情を変えながらお礼を言いつつ、
今更だが代金も支払わせて欲しいと
あらためて伝えよう。

しっかりお手伝いできた子を誇らしく思うけれど、
それで済ませられるほど薬や治療は安くないだろう。
とはいえ、子どもの自尊心を奪いたくはないので
払うとしても、こっそりにするつもり。]

 
(178) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:28

【人】 聖母 エリシア

 
[そうこうしているうちに、
グリンダさんが戻って来る気配はあっただろうか。

戻らなければ、そろそろ――と
わたしは廊下の方へ目を向けた。]**
 
(179) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:32:31
聖母 エリシアは、メモを貼った。
(a17) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:44:19

【独】 聖母 エリシア

/*
ねむくて日本語があやしいごめん
あれずっとあやしかったですか…!?仕方ないな(あきらめ
(-28) chiyo 2024/12/21(Sat) 4:46:03
 




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生存者 (6)

ジークバルト
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グリンダ
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ライナス
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アビス
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ヴィオラ
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オフ

エリシア
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『歴史の書』(2d)
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