【赤】 令嬢 シェリー[ 僕の名はシェラード・ヴィリアーズ。 ヴィリアーズ家のお母様 婿養子として迎えられたお父様 その間に生まれた次男でありました。 二人目は娘が欲しい、と熱望していたお母様に とって、シェラードは期待を裏切る存在でした。 お母様は可愛いものが好きです。 お母様は素敵なものが好きです。 お母様はオンナノコが好きです。 息子など二人も要らぬと、そうなるのは 必然といえます。 ] (*0) 2021/04/07(Wed) 13:18:41 |
【赤】 令嬢 シェリー[ まだ舌足らずな年齢の頃。 シェラードは己を捨てられました。 どうしてと泣き喚けば顔以外に痣が出来ました。 嫌だと逃げ出せばヴィリアーズの使用人に ごめんなさい、ごめんなさいと辛そうに謝られ 捕まえられました。 心がボロきれのように酷く擦り切れた頃。 シェラードの心は己を守るために、 辛い現実を切り離すために、 人格を生み出しました。 ] (*2) 2021/04/07(Wed) 13:20:03 |
【赤】 令嬢 シェリーシェラード [ 僕を守るために。心が壊れてしまわないように。 傷つかないように。悲しまないように。 シェリーは何年も、僕を… 分かっています。 いつも記憶のない時間がある事。 お母様が、僕に知らない僕の話をする事。 嫌だ、と思った時には記憶がなくなって。 気づいたら、全てが終わっている。 気づかないはず、ないのです。 ]** (*3) 2021/04/07(Wed) 13:22:15 |
【人】 ミシェル・エヴァンズ[部屋までの道中でも、部屋に着いてからもオーブリーと他愛の話や日常の話をしたり夢の話を聞いたりして >>0:63穏やかな時間を過ごす。 花のように笑う彼女も、表情をころころと変える彼女も、幼なじみという間柄なしにしてもとてと可憐でみてちるだけでこちらも自然と顔が綻んでしまう。 そうして時間が過ぎていけば彼女が紅茶を欲しそうにしているのに気づく。>>0:64 お手伝いさんたちに頼もうと席を立てばノックが聞こえて、扉が開きその人の顔が見えた。>>0:65] (1) 2021/04/07(Wed) 20:05:08 |
【人】 ミシェル・エヴァンズ(まぁ、来るよね…) [兄が現れて、そう思わずには居られなかった。兄も彼女からしたら幼なじみであるのには変わらない。 それは兄も同じだ。彼女がこちらに来たことをお手伝いさんたちから聞いたのだろう。 …仕事の息抜きにこちらに来たのだろうか。大人しく部屋で紅茶でも飲んでればいいものの。 そう思ってる間に2人の話は進み喜んでお茶に誘う彼女や、>>0:64 同席していいかと聞く兄に>>0:66 に微笑む ] (2) 2021/04/07(Wed) 20:12:36 |
【人】 ミシェル・エヴァンズ勿論構わないよ、兄さんもお菓子や飲み物をありがとう。 [兄のお茶やお菓子を置く様子を見て礼を言う。 早速カップに口をつけて1口注がれているキャラメレを飲めば甘いな、と思うのだった。]* (3) 2021/04/07(Wed) 20:17:28 |
【人】 オーブリー・フィリップス[隣に座るミシェルの温もりから離れて ヴィンセントに駆け寄ったの。 駆け寄ったと言っても、ワンピースの裾を 翻すようなはしたない真似はしませんのよ。 お気に入りのオードトワレ ─ジャスミンとフルーツ、バニラの香りが合わさっているの! を通り道に残して、ヴィンセントを見上げたわ。] ありがとう、ヴィンセント 貴方も会うたびに素敵な男性になっていくわね [紳士的な彼にはお礼と共にとびきりの笑顔を向けて、 いいと返事を貰えたら>>0:66、嬉しくて思わず 彼の手を取ったの。 最近忙しそうな彼だから、休息だって必要だわ。 おうちでも執事のお仕事をしている>>0:45と知って、 なんて大変なの! と驚いてしまったのよ。] (4) 2021/04/07(Wed) 23:01:30 |
【人】 オーブリー・フィリップス[微笑んで返事をしてくれたミシェル>>2に ありがとう! とまた喜んで、軽い足取りでミシェルの待つ ソファーへ戻るわ。 温かいティーカップを親指と人差し指で摘んで、 グロスがべったり付かないように唇をそっと淵に付けるの。 こくり、と喉を紅茶が通れば、甘い香りが鼻を通ったわ。 焦がしたカラメルみたいな甘い甘い匂い。 でも、甘くなりすぎないのは茶葉が 香りを優しく溶かしてくれるから。] 美味しいわ! この紅茶はヴィンセントが選んでくれたの? それともミシェル? [食器がぶつかる音を立てないように カップをソーサーに置いてから、二人の顔を見たわ。 どちらにしても、私が好きな紅茶をこうして出して くれたのだから、お礼が言いたかったの。] (5) 2021/04/07(Wed) 23:01:46 |
【人】 オーブリー・フィリップス[返事を待つ間にクッキーをひとつまみ。 紅茶の甘さを中和してくれるような甘さ控えめな感じに、 すぐに好きになってしまったわ!] このクッキーも美味しい! [さくりさくり、ほろほろと。 口の中で解けるクッキーが本当に美味しくて。 ほっぺが落ちてしまわないように、頬に手を当てるの。] (6) 2021/04/07(Wed) 23:02:02 |
【人】 オーブリー・フィリップス三人でお話しするだなんていつぶりかしら 何のお話しする? [お茶の時間も落ち着いてきたころ、私からそう言いだすの。 話したい話題はたくさん積もっているから、 積もったお山の一番上から話そうかしら。] そうだわ、相談したいことがあったの。 来月、彼の誕生日なのだけれど 誕生日プレゼントが決まらないのよ [愛しの彼の顔を思い浮かべて、 少しだけ困ったような表情を思わずしてしまったわ。 ひとりではなかなか決められなかったことだから、 ふたりに相談したら解決するんじゃないかと思ったの。]* (7) 2021/04/07(Wed) 23:02:15 |
オーブリー・フィリップスは、メモを貼った。 (a1) 2021/04/07(Wed) 23:03:29 |
【人】 ヴィンセント・エヴァンズ[ オーブリーが近付けば、ふわりと女性らしい香りが漂う>>4。 私の手を握る、私よりも小さな手と、掛けられたその言葉に微笑を浮かべた。 こちらの気を知っているのか、いないのか。 ]いいや。 お前の口にも合えばいいが。 [ 礼を言う>>3ミシェルにそう返す。表情が固いように>>2思うが、指摘はしないでおこう。 部屋の扉から顔を覗かせ、廊下を歩いていた侍従の一人を呼び止めれば、ティーカップをもう一つ持って来るよう頼み、テーブルに戻って一人掛け用のソファに腰を下ろした。 ] (8) 2021/04/08(Thu) 15:37:27 |
【人】 ヴィンセント・エヴァンズああ、それは私が。 この間、キャラメレが最近のお気に入りだと ミシェルに話していたのをちらりと聞いてね。 喜んでくれたのなら幸いだ。 [ オーブリーの問いかけ>>5に、軽くミシェルに視線を向けた後、再びオーブリーを見れば、上品なその仕草をつい目で追ってしまう。 そして、美味しそうにクッキーを頬張る>>6その姿も。 ] ……本当かい。 それは良かった。 [ 実は私が焼いたんだ、と口に出すのは憚られて、 けれど少し照れたような、はにかんだ表情を見せてしまったのは、気付かれただろうか。 ] (9) 2021/04/08(Thu) 15:39:00 |
【人】 ヴィンセント・エヴァンズ彼……の、誕生日? ああ…… [ 少し舞い上がるような心持ちでいたところを、冷や水を浴びせられたかのように冷静にさせたのは、これもまたオーブリーの一言だった>>7。 好いている人がいる、という話を最初に聞いたのはいつだっただろうか。 思い悩むような表情を見せるその様は、まさに恋する乙女。 胸はちくりと痛んだが、気付かないふりをして。 ]男性へ贈る、一般的な物としては…… 時計や財布、ネクタイなどだろうか。 [ 悩みを相談されたなら、的確なアドバイスを。 そこに私情は要らない。 ]心の籠った物なら、何だって喜ばれると思うけれどね (10) 2021/04/08(Thu) 15:41:59 |
【人】 ヴィンセント・エヴァンズ[ 侍従が持ってきたカップに紅茶を注いで、一口。 オーブリーは気に召したらしいそれは、やはり甘いな、と思った。 ]* (11) 2021/04/08(Thu) 15:42:58 |
ヴィンセント・エヴァンズは、メモを貼った。 (a2) 2021/04/08(Thu) 15:45:35 |
【赤】 令嬢 シェリー[ 幼き頃に婚姻の約束をするなど、まあありふれた 可愛らしい話だと思います。シェラードも そんな幼少期を過ごした一人でありました。 幼なじみのシャロン。彼女は確かにシェラードに とっての"特別"でした。 シェラードには友人がおりません。 ヴィリアーズの家に相応しくないと全て 切り捨てられましたから。 大抵の人間はお母様を頭がおかしいと、 関わりたくないと距離を置きましたから。 シェラードに罪がなくとも、 それは変わりませんでした。 そして、シェリーが生まれました。 ] (*4) 2021/04/09(Fri) 0:54:04 |
【赤】 令嬢 シェリー[ シャロンは良き家柄の令嬢でした。 連れられたシェリーを見て一言、「かわいい」と。 お母様のお眼鏡にかなったこともあり、 シャロンはただ一人、傍におりました。 シェリーは、シャロンに会う時は姿を表さなく なりました。 傷つける存在の前にしか、シェリーは必要とされませんから。 シェラードは、 長らくシャロンと共に過ごしました。 純粋で、透き通った心。 それは閉ざした心の鍵を、少し開けるほど。 そしてシェラードはある時口にしたのです。 ] (*5) 2021/04/09(Fri) 0:54:51 |
【赤】 令嬢 シェリー[ 恐ろしかったのです。 この見目だからこそ、シャロンは いてくれるのではないかと。 シェラードはごくりと息を呑みました。 汗がつぅ、と滑り落ちるのさえ何時間も 経つような気がします。 ] (*7) 2021/04/09(Fri) 0:55:47 |
【赤】 令嬢 シェリー[ きょとん、とした顔をして、次 にぱ、とわらって。 シャロンはそう言いました。 それは太陽のように眩しく。 緊張したのが馬鹿みたいだと、小さく笑って こう言うのです。 ] (*9) 2021/04/09(Fri) 0:56:39 |
【赤】 令嬢 シェリー[ 人生の転機というのは 唐突に訪れるものだと思います。 いつものように身支度を整え、朝食を取りに ダイニングへ向かいました。 一礼して席に着くとお母様が口を開きます。 ] 「 シェラード。貴方には婿に行ってもらいます。 」 [ それはもう、驚きますとも。 思わずぽかんと口を開けてしまったほど ですから。 シェラードは心踊りました。ようやくこの家から 逃げられるのだと。 その次に続く言葉を聞くまでは、でしたが。 ] (*11) 2021/04/09(Fri) 14:10:25 |
【赤】 令嬢 シェリー「 ひとつ隣の国にお前を貰ってくれる家がある そうでね。代わりに娘を長男に嫁がせてくれる っていうから、もうお前は要らないわ。 行ってくれるね? 」 [ 全く、本当に。 ふつふつと湧き上がるのは笑いか、呆れか。 勢いよく手をついて立ち上がると食器ががちゃり と鳴りました。 嫌だ、嫌だ、嫌だ。 幼き頃の約束が胸を締め付ける。 シャロン。 たすけて。シェリー 目を瞑ると、ぼんやりと、自分の姿が 映りました。 そしてぽつり、と口を開くのです。 ] (*12) 2021/04/09(Fri) 14:11:09 |
【赤】 令嬢 シェリー「 いいよ、今まで通り、たすけてよ 」 [ 縋るように、そう言いました。 目の前の自分は、その言葉を聞くとニヤリと口角をあげて。 ] (*14) 2021/04/09(Fri) 14:12:39 |
【人】 ミシェル・エヴァンズ (12) 2021/04/09(Fri) 22:11:45 |
【人】 ミシェル・エヴァンズあぁ、そうなんだね。めでたことじゃないか [そして彼女からオーブリーの彼の記念日が近いということを聞けば、素直におめでたい気持ちになる。 >>7 大事な幼なじみをこうも幸せにしている存在だ、個人としてはあったことは無いけれどきっといい人なのだろう。] オーブリーは何と何で悩んでいるとかないのかな?無ければマグカップとか贈るのはどう?普段使いにもいいだろうし、ペアで買えるのもあるから記念としてもいいんじゃないかな? 兄さんのも勿論、いいと思う。 [>>10 兄の意見も気にしつつ、自分の意見も述べる。 選ぶの彼女だが、自分が結構陶器が好きなものでついつい勧めてしまった。] (13) 2021/04/09(Fri) 22:19:27 |
【人】 ミシェル・エヴァンズそうだ、今度君の彼を1目見たいんだ。なんだかんだで会ってなかったし兄さんも気になるだろう? もちろん、2人だけの時間が1番大事だからそこを十分確保してからね [カップを軽く仰いでから、ただ純粋な好奇心でオーブリーに尋ねた。 一体どんな人なのだろうか…]** (14) 2021/04/09(Fri) 22:22:45 |
【人】 古井戸 日向[完全に親の趣味の所為だが 自分の性別を誤認していた時期がある。 スカートを履き、髪を伸ばし、 今のように裏声を使わずとも高い声をした自分は 他人から見ても女の子だった。] (15) 2021/04/10(Sat) 1:31:06 |
【人】 古井戸 日向 きょーはヒナのウチであそぼっ [近所に仲の良い友達がいて、良く遊んでいた。 それが誰だったか思い出せないのだけれど 相手の方が覚えてくれていたとしても いまの自分を見て気づくわけがないのだろう。] (16) 2021/04/10(Sat) 1:31:11 |
【人】 古井戸 日向 ほら、マフラーしっかり巻いて? また風邪引かないようにねっ [子供なら理由もなく熱を出すものだ。 自分も子供で解ってるくせにそんな風に揶揄ったのは、 体調を崩して数日会えなかったのが寂しかったから。 強めに巻いたのは、毎日、会いたかったから。] (17) 2021/04/10(Sat) 1:31:17 |
【人】 オーブリー・フィリップスまぁ ヴィンセントが用意してくれたのね! それに覚えてくれていただなんて、 嬉しいわ! [ぱあっと表情を明るくさせて、私は嬉しくて笑ったわ。 大好きな紅茶に大好きな人たち。 この空間が幸せすぎて、甘い香りに溶けてしまいそう。 そうしてまた紅茶を飲もうとして、 私は素敵な事に気づいたの。] (19) 2021/04/10(Sat) 9:17:27 |
【人】 オーブリー・フィリップス あ! ヴィンセント、今笑ったわね [大人になってからクールな表情ばかり見せていた彼の はにかむ表情は珍しくて>>9 なんだかこちらまで嬉しくなってしまうの。 茶化すつもりはないけれど、 つい声が弾んでしまって私は身を乗り出すの。] ふふっ 素敵な顔を見れたわ [ヴィンセントの顔をまじまじと見てから、 またソファーに座り直すわ。 彼はどんどんハンサムになっていくから ずっと見ているとなんだか照れてしまうの。] (20) 2021/04/10(Sat) 9:17:58 |
【人】 オーブリー・フィリップス[愛しの彼のことを考えながら、ひとつ溜息。 彼に喜んでもらうために一生懸命考えているのだから それが報われるような結果になるといいわ。 だから返ってきた返事は>>10 >>13どれも素敵で、 余計に迷ってしまうの。] どうしましょう ヴィンセントの案もミシェルの案も どちらも取りたいわ。 でも全部あげるわけにはいかないし…… [むぅ、と悩みながらしばらくして。 私は実際に見てみようと思ったの。 お店を見て回ったら、何か素敵なものに 巡り会える気がするじゃない?] (21) 2021/04/10(Sat) 9:18:19 |
【人】 オーブリー・フィリップス[ミシェルの提案>>14には、その発想は無かったと 私は頷くの。] いいわね! 今度彼を呼んで、みんなでお茶会しましょう [ミシェルが私の愛しの彼に興味を持ってくれた事が 嬉しくて、私は笑顔で頷いたわ。 ミシェルにヴィンセントに彼に、 揃ったらとても楽しそうだわ! その時に飲む紅茶とか、みんなで食べるお菓子とか それも考えなきゃいけないわね。 楽しみをもう一つ増やして、私は待ちきれない気持ちを 抑えるように、紅茶をまた一口飲んだわ。]* (22) 2021/04/10(Sat) 9:18:41 |
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