【赤】 千早 結── 名もなき病室 ── [目覚めた時は一人だったか、意識は保てているが記憶の混濁が激しい。ズキリ、とこめかみに走る痛みを抑えて身体を起こした。 生を全うし寿命を終えた夢が真か。怪異を貪り半ば人ならざるものに近づいた現が真か。鼓動は変わらず時を刻んでいるのに、意識がふわふわと定まらないのだ。自分自身の存在がひどく曖昧になっている気がする。 黒いシャツにかけられた黒いカーディガンを羽織り直し、ふらふらと部屋を出るだろう] ・・・ぼくは、何を・・・ 誰を?探していたんだっけ [何を、探していたんだったか。 生と死の狭間で、部屋に満ちる甘い香りは柔らかに思考を溶かして行く]* (*3) 2022/08/13(Sat) 8:17:50 |
千早 結は、メモを貼った。 (a1) 2022/08/13(Sat) 8:23:14 |
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/08/13(Sat) 10:29:27 |
不審死の元凶 ???は、メモを貼った。 (a2) 2022/08/13(Sat) 10:31:30 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a3) 2022/08/13(Sat) 11:47:10 |
【人】 勢喜 光樹─追想、存在意義の模索─ [速報です。 20XX年、X月X日深夜。 XX都XX区XX町のアパートに住む 勢喜邦彦さん(45)、洋子さん(40)の遺体が発見されました。 二人は夫婦で、発見された遺体には ロープのようなもので首や足を縛られており 何者かによって、鋭利な刃物で数か所切られた痕跡が 残っていたということです。 警察の調べによりますと、 二人の死因は失血性ショック死であるとのことです。 二人には一人息子がいましたが、 現在行方が分からなくなっており 警察は、事件になんらかの関与があると見て、 彼の行方を追っています。] (9) 2022/08/13(Sat) 11:51:21 |
【人】 勢喜 光樹………………。 [翌朝には、駅前ビルに設置されたワイドスクリーンや 街中の電気屋に設置された数多のテレビに、 そのニュースは流れていた。 それでも、立ち止まって見る者はいない。 誰もがよくある話、と気にも留めずに どうでも良さそうな、あるいは聞いてもいないのか 何事もなかったかのように、通り過ぎていく。 所詮、他人事なのだ。 自分の身に降りかかる害でない限り 人は何の関心も抱くことは出来ない。 目の前の事しか見ない。 人間とは、そういう生き物。 両親も きっと己だって、そうなのだ───。] (10) 2022/08/13(Sat) 11:52:46 |
【人】 勢喜 光樹[ぽつり、ぽつりと雨が降り始めた。 次第に雨の勢いは増していく。 それはまるで、穢れを洗い流すかのよう。 己の足掻きを、肯定するかのようだと、錯覚すらした。] 『兄ちゃん。そんな怖い顔しちゃって、どうしたの?』 [物騒な繁華街を歩いていた時だった。 質の悪いごろつきに声を掛けられた。 気付けば、人数が増えて取り囲まれていた。] 『困ってんなら、良い仕事あるよ』 [困っている?そうかもしれない。 無一文で出て来てしまっていた。 金を貰えるなら、何だって良かった。 そこに、俺の存在意義は、あるのだろうか。] (11) 2022/08/13(Sat) 11:54:04 |
【人】 勢喜 光樹・ ・ ・ 『客商売だからねぇ…。笑ってくんないと』 [笑う?それは、誰が教えてくれるのだろう。 両親は教えてくれなかった。] 『顔が良くても客の喜ぶような、トークが出来ないと』 [それは、どうしたら身に付くんだ? 罵倒や暴言しか刷り込まれなかった。 他人が喜ぶ言葉なんて、知らない。 次は、水商売だった。 最後は、「使えない」からと、クビになった] (13) 2022/08/13(Sat) 11:55:40 |
【人】 勢喜 光樹・ ・ ・ [三つ目は、四つ目は……… なんだったろうか。 もう、忘れてしまった。 憶えているのは、そのどれもが 己の存在意義を知ることがなかったという事実。 やはり………そう、か。 不要な人間は、何処へ行っても不要なのだ。 その現実を突きつけられた。 抗い、足掻いたことに 何の意味も無かったのだ。*] (14) 2022/08/13(Sat) 11:56:46 |
【独】 空虚 タチバナ/* というかみなさん秘話ワンポイント上手すぎる 怪異満喫してくれてきゃっきゃ だったり ころしていいのには最高の殺し文句ですね だったり 心の赤ちゃんがずっと笑顔 (-5) 2022/08/13(Sat) 12:12:42 |
【独】 空虚 タチバナ/* 命を委ねてくださっているのは伝わっていたんだけど ・まだ丸1日残ってる(PL) ・四谷さんたちともし会った時に死んでたら壊れちゃわない? でもそっちの方が楽しいか?(PL) ・苦しみを知ってもっと求めてほしい(PC) 等の理由でこうなりました 二番目で既に葛藤している お相手PLさんとPCが楽しければよいのだけど わりとふあん ご希望を裏切っている感はある がんばる (-6) 2022/08/13(Sat) 12:17:11 |
【人】 勢喜 光樹何故……泣いている? [何故、己を憂いて、悲しんでくれるのだろう。 何故、己の為に、涙してくれるのだろう。 その理由は、意味は。 己には分からなくて、ぽつり。 今までそれを、問う事すら出来ず もう無意味なんだと。諦めていたはずなのに。 知りたくて。教えて欲しくて。] (17) 2022/08/13(Sat) 12:43:48 |
【人】 勢喜 光樹[此処へ来た時、恐怖に震えるお前と出逢って それからもずっと、お前の泣く顔ばかり見て来た。 それは、自責の念に駆られて 恐怖が、その罪の重さを煽るからだと。 そんな風に思っていたから 俺が死ぬことなんて お前には………関係ないはずなのに。] (18) 2022/08/13(Sat) 12:44:27 |
【人】 勢喜 光樹教えてくれ………四谷。 [その理由を、意味を。 お前にとって、俺とは"何なのか"を。] 俺は……… お前が、泣くから [それが、嬉しかったから。] (19) 2022/08/13(Sat) 12:50:26 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a4) 2022/08/13(Sat) 12:59:48 |
【人】 空虚 タチバナ― 院内廊下 ― [病院すべてを覆い尽くす黒が、 腰まで伸びた髪の先へ縋るように絡みついてくる。 身体の延長線上みたいに闇を引きずる姿は、 さながら黒いヴェールを纏っているようだった。] ……。 [しかし白いパジャマは胸元に穴こそ開いてはいるが、 それ以外は至って普通の質素なもの。 神聖なヴェールには似つかわしくなく、 色の名残さえ匂わせない。 積み重ねた負の感情が表情を陰鬱にし、 逃れられない怨霊の性が死の匂いを甘く漂わせた。] (21) 2022/08/13(Sat) 13:05:13 |
【人】 空虚 タチバナ[唯一の痕跡は腹の中に残っている。 元より遅かった歩みを更に緩め、 真白い手が下腹部をゆったりと撫でた。 注がれた瞬間、死ぬことが約束されている 意味を成さない命のはじまりが、たっぷりと。] ん……。 [まだ快感の切れ端が残っていたのか、 鼻にかかった声を漏らし、身を震わせた。 この身にそれを刻んだ男は、 今頃ベッドで眠っているだろう。] (22) 2022/08/13(Sat) 13:05:31 |
【人】 空虚 タチバナ[己の感情を思い出す。 自身の存在理由を確かめる。 たとえ望んだものではなかったとしても、 自分が得た唯一のもの。 生きている間には手に入らなかった、たった一つの。 悲しみが、怒りが、憎しみが、恨みが 黒く、黒く……渦巻く感情が、 怨霊を怨霊たらしめているのだと。 生まれてはいけなかった。 死ななければならなかった。 だから私は両親を――] (24) 2022/08/13(Sat) 13:06:16 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a5) 2022/08/13(Sat) 13:06:34 |
【人】 空虚 タチバナあれ……? [今のは何だろう。よく思い出せない。 私は正しいこと≠したはずだ。 必要ないものを片づけ……いやでも、それは同じ、] ……あたま、…………いたい。 [途切れた快感がいつもの痛みを取り戻した。 足取りがぶれて、よろよろと蛇行しながら進む。 きっと、どこかで何かが混じっただけだ。 ただそれだけ。これは私のものじゃない。 どれだけ言い聞かせても、否定しても、 喉の奥が狭くなったような気がして。 必要ないはずの息が苦しくなった。 目頭が痺れを訴え、熱を帯びた。ねえ、どうして。] (26) 2022/08/13(Sat) 13:08:20 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a6) 2022/08/13(Sat) 13:17:16 |
【人】 千早 結── 名もなき病室 ── こんにちは。 うん、ぼくは、おとうさんの、おともだちだよ。 [目を覚ましたベッドの近くに ふわふわと漂う小さな泡沫があったので、 尋ねられるままに答えた。 消え入りそうは音はあまりにも無垢に煌めく。 これはぼくの幻聴なのだろうか。 それともあの時聞こえた声が真なのだろうか>>0:112 これまで見えなかったものが、聞こえなかったものが 今は形を纏い、脳に色を齎すようだ] 名前を、呼んでほしいの? [こくりと頷く素振りを見せた泡沫の輪郭を撫でる。 未だ恨みや未練にすら成り果てぬ、小さな小さな、ただの願いの塊のように感じた] (28) 2022/08/13(Sat) 13:56:05 |
【赤】 千早 結大丈夫、きっと呼んでくれるよ [不安そうに漂う泡沫をよしよしと撫でて、 (もしかしたらそんなものはないのかもしれないけれど) ]おとうさんがきみに気づいてくれたら、 「大丈夫だよ」って、笑ってあげてね [おまじないの言葉に、頭痛の種ほどの力はないかもしれないけれど、四谷くんの枷が少しでも解けますようにと願いを込めた。誰かに甘えて、自らを晒してしまってもいいんだよという夢を込めて。 ぼくを探してくれてありがとう、の感謝を込めて]* (*6) 2022/08/13(Sat) 14:34:47 |
【人】 千早 結── 目覚めた後 ── 死んでしまうと、また別の命を求めるのかな いつまで?永遠に? [霊障とでもいうのだろうか。 時折意識が混濁したり、見えないものが見えていたり 聞こえていたりいなかったりする。 幽霊(怨念)との邂逅は叶ったのだが、 すぐに疑問や聞きたい事が溢れて生まれて。 死んでしまったからこそ彼女を怨霊として留める恨みや怒りは、どれほどの命を代替にしても晴れる事はないのではないだろうか。死ぬ前に、後悔を塗り替えられてさえいれば彼女は怨霊になる事はなかったのだろうけれど───] 困ったなぁ (30) 2022/08/13(Sat) 14:54:21 |
【人】 千早 結・・・ [彼女が望むままに殺してくれても構わないと願っても、彼女はぼくを死で満たしてはくれなかった。ぼくは彼女を満たしたいと願うのに、そうすれば彼女が怨霊たる所以を否定してしまいそうで───。 それに怖がらせてしまったのは少しショックだ。 口を尖らせてベッドを降りる。 やっぱりもっと彼女のことが知りたい。 眠っている間にどこへ行ってしまったのだろう]** (31) 2022/08/13(Sat) 15:05:57 |
千早 結は、メモを貼った。 (a7) 2022/08/13(Sat) 15:08:41 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a8) 2022/08/13(Sat) 15:49:43 |
【独】 空虚 タチバナ/* あらままま 光がおる 天使だ…… 四谷さんに優しくしてくれてありがとう いじわるをした怨霊より とってもとっても嬉しい でも他の行きたいとこ行けなくなるかもしれないけど大丈夫ですか 離しませんよ いいんですか (-11) 2022/08/13(Sat) 16:09:33 |
【人】 空虚 タチバナ[かれん、と。私の名前を呼ぶ声が聞こえる。 母ではない。 彼女が娘の名を呼ぶことなんて滅多になかった。 他人がいる時だけ取り繕うように紡ぐ響きは、 何かが切れてしまうより前から他人事のようだった。 私だけを見て、私だけに注がれる名は、 彼が抱いた欲に満ちていた。 欲するままに与え合い奪い合って、 教えてもらった彼の名前ごと口づけられて、 交わした熱い吐息にどろどろに溶けてしまうような。 ――夢のようだった。 あの時だけは、たとえどんなに愚かだったとしても、 本物になれたような気がしたから。 私の名前を呼ぶ声が聞こえる。 何度も思い返そうとする頭の中で、 思い出の彼が私の名前を呼んでいる。] (32) 2022/08/13(Sat) 17:24:01 |
【人】 空虚 タチバナ[空っぽだって言ったくせに、 私の持っていないものをたくさん抱えた彼が、 生者の輝きを持つ彼が、憎くて、羨ましくて。 独り占めしそうになるくらいおいしそうで、 どちらかが消え、触れられなくなるのが怖ろしくて。 ――だから、殺してやらないことにした。] (36) 2022/08/13(Sat) 17:25:45 |
【人】 空虚 タチバナ[だから、逃げてしまえばいい。 ひとときの夢と、欲に溺れて生を投げ出さず、 どこかで幸せに生きてくれたなら。 だって―― 生きていたら、いつか報われるはずでしょう? 思いが怨霊のそれから逸脱し始めていることに 女はまだ気づかない。 自分に価値などないから、己を省みる時はなく。 矛盾から目を逸らすように頭の痛みに呻く。] ぅ……。 [折角逃げられたんだから、幸運を逃してはいけない。 あなたに駆け寄ってくれる人がいた>>1:110。 あなたを呼んで探してくれる人がいた>>1:13。 彼らとの関係も、どんな理由があるのかも知らない。 それでも心配してくれる誰かがいる。] (38) 2022/08/13(Sat) 17:27:24 |
【人】 空虚 タチバナ[この場に溜まる怪異は、あらゆる手段を用いて 求める者を手に入れようとする。そういうモノだ。 生者の延長線にいたとして、境界は存在する。 だから、] ぅ……ぁ゛… ァ……。 [幸運を逃してはいけない。 もし、次にその姿を捉えることがあったなら、 今度はもう、手放すことはできないだろうから。]** (39) 2022/08/13(Sat) 17:28:38 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a9) 2022/08/13(Sat) 17:33:02 |
【独】 空虚 タチバナ/* ※ボスではない あらゆる手段〜はwikiのキャラ設定に書いてあったので主語デカが許されるのではないかと おもっ 大丈夫かなー 実際生きていたとして、千早さんとタチバナだと20以上歳が離れているので絶対にありえなかった点がとても好きです 胡蝶の夢はあまりにも天才 最高 だいすき (-13) 2022/08/13(Sat) 17:36:05 |
【独】 空虚 タチバナ/* wikiに忠実な人間なので恋愛マインドは実家に置いて来てて、いちゃいちゃはするけど誰かひとりに執着はしないんだろうなって思ってた 実はね だから千早さんすごいね ねー それとは別に人間さんたちに怪異ムーヴは置いておきたかったのもあった 死にたいなら怪異と、生きたいなら人間と関わるといいのかなって思ってたので 勢喜さんが生きる方向に進んでるの納得とリアルタイム村の面白さで心の赤ちゃんも大歓喜 その上で必要ならいくらでもタチバナは使っていいのだ (-14) 2022/08/13(Sat) 17:41:30 |
【独】 四谷 隆史/* …… 恋愛どころか四谷くん、セキさんいなきゃ生きていけないくらい依存が強いのですが どうしませう……(自問自答) 多分セキさん死ぬなら後追いしそうな勢い (-16) 2022/08/13(Sat) 18:55:35 |
【人】 四谷 隆史[血を流す姿を見て、呼吸が止まりそうな心地を覚える 己が血で汚れようが、セキさんから流れ出ようとする命を留めたかった。 死んでほしくないから。生きていてほしいから それが彼の願いに反しているとしても。 ――自分の我儘であった。 喪いたくない、と願ったのだ。 もう二度と――……] (音がする。金属が床とぶつかって 硬質な音を奏でている) ――……。 [セキさんは何故だと、問う。 当然だ。死にたいと明かした自分をこの世に留めようとしているのだから。] (40) 2022/08/13(Sat) 19:49:26 |
【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹 俺が泣くから死ねなかったっていうのなら。 これからもそうあってください、よ。 俺に生きて欲しいというのなら。 ……俺の生きる理由を奪わないで。 セキさんがいない世界で生きるのは嫌だよ。 一緒に生きて。 [彼女と子を喪って。生きてるのか死んでるのか わからないまま惰性で過ごす日々にはもう戻れない 貴方が死のうとしている所を見て、俺は。 ……俺は、貴方を喪いたくないんだ。例えそれが 貴方の願いに反しても。] (-18) 2022/08/13(Sat) 19:53:33 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a10) 2022/08/13(Sat) 19:58:35 |
【人】 千早 結生きて、君のそばにいてもいい? ぼくに残った、時間は少ないけれど [人ならざる者へ尋ねる言葉ではないだろう。 けれどそうすれば、彼女はぼくの命が消えるまではぼくを恨み(求め)続けることができるだろうし、ぼくの命が尽きる頃には、ぼくにも何か、この世への未練のようなものが生まれるかもしれない。 傲慢な考えだ。正しさなどなにもない。 行き当たりばったりの提案だった。 >>39苦しそうに闇に蹲る彼女の背中は、 とてもか細く、震えているかのように見える。 叶うなら肩に手をかけ、デートにでも誘うように彼女の手を取るつもり。 立ち上がってくれるだろうか] (43) 2022/08/13(Sat) 20:37:18 |
【赤】 千早 結外には出られないのかな・・・ こんな所でデートだなんて ムードが足りない。 お腹もすいたな 個室で何か作っちゃう? [お金持ちが入院する一人部屋なら、きっと生活設備もあるのではないかと考えて。彼女のお腹は空かないのだろうけれど、お腹が膨れるぼくをあとで食べれば結果彼女の飢えも満たされるだろうと安易に考えて。 彼女が嫌がらないのならその手を取って病棟を移動し始めるつもり。 (他の怪異に出会うとどうなるのだろう) (*8) 2022/08/13(Sat) 21:08:15 |
千早 結は、メモを貼った。 (a11) 2022/08/13(Sat) 21:11:25 |
【人】 名坂愛子―― →分娩室>>1:182 [入って思ったのは、死体安置所で扉を開けた時かそれ以上に死臭が満ちていたこと。 思わず口を手で覆って顔を顰めてしまう。 臭いの元がどこかにあるはず、と思って辺りを見回せば、部屋の隅に担架に白い布がかぶされたナニかが安置されてあった。 それが、彼の捜してきてくれた手がかりだろうか] ――確かめるよ。 [正直、嫌な予感しかしない。最悪の予想さえしてしまう。 布の下に何があるか、それを考えるだけで心臓が嫌な音を立てる] (ダメ、可能性におびえて確認しなかったら、私はきっと、ずっと後悔する) [無かった事にする、その選択肢を捨てて、私は白い布に手をかけ――はぎとった] (46) 2022/08/13(Sat) 21:16:46 |
【人】 名坂愛子[最初見た時は、酷い状態の死体だと思った。 ただ、見た時は嫌悪感は湧かなかった。 なぜだろうとよく無残になった死体を確認してみる。 無残になった死体をよく見てみれば、ところどころ見覚えのある部分がちらほらあるのに気付いた] (51) 2022/08/13(Sat) 21:18:46 |
【人】 名坂愛子[見覚えのある髪だった。見覚えのある服だった。見覚えのあるお揃いの腕時計をしてた。見覚えのある眼鏡をしてた。 ああ、見間違えるはずもない。これは――この死体は、妹だ] 雪、雪……!雪、雪、雪っ! [無残な状態になっていようとお構いなしに、妹を抱きしめる。 何でこんなことになったのか。 ここの怪異にどうにかされたのは間違いないだろうけれど、そもそもここに来てしまったのは私との喧嘩が原因じゃないか。 そう考えたら、もう心の中は後悔と絶望でいっぱいになる] (53) 2022/08/13(Sat) 21:19:39 |
名坂愛子は、メモを貼った。 (a12) 2022/08/13(Sat) 21:21:28 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a13) 2022/08/13(Sat) 21:25:21 |
【人】 勢喜 光樹[己は愚かだった。四谷に可哀相なことをした。 己は浅はかだった。四谷に気の毒なことをした。 "罪悪感"とは、こう言う事なのかもしれない] 四谷…………、悪かった。 [きっとこんな言葉じゃ、駄目なのだろう。 だがそれ以上の言葉が思いつかなくて。 お前の涙も。心も。言葉も………見つからない。 赦して欲しい訳じゃない。 ただお前に、そんな顔をさせてしまったことが 酷く心を搔き乱して仕方がなかった。 掌に出来た傷よりも、"痛い"と思った。] (57) 2022/08/13(Sat) 21:43:10 |
【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史俺は…………… 、 "生きて" 良い、のか………? [己の存在意義を、ずっと問いて来た。 だが誰もその答えを教えてはくれなかった。 何処に行っても、分からないままだった。 その涙の理由と、己の生を願う意味を お前が、教えてくれたから。] (-20) 2022/08/13(Sat) 21:48:55 |
【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史[そんなことを、言われたら] もう……… "死ねない"、じゃないか。 [───目の縁から、何かが零れる。 見届けるまで>>1:107、 それすらも忘れかけて、退場しそうになった。 だが、"これから"はそれ以上に。 生きなきゃいけない"理由"を……見つけられた気がした。] (-21) 2022/08/13(Sat) 22:02:11 |
【人】 勢喜 光樹[生きる意味や理由とは。 最初から絶対に在るべきものではなく もしかしたら、これから出逢う誰かと 作っていくものなのかもしれない。] ………もう、そんな顔はさせないから。 [今度は両腕で、お前を抱き寄せよう。 生きていることを、強く感じて貰えるように。 俺が、お前と言う"光"を、手放さないように。 強く、強く────*] (59) 2022/08/13(Sat) 22:23:38 |
【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史[お前の贖罪は、最後まで見届ける。 それは同時に、俺の罪滅ぼしともなるから。] ………共に、生きよう。 [願う声は、閉じた心の奥へと、届いた*] (-22) 2022/08/13(Sat) 22:27:37 |
【赤】 四谷 隆史[例えば、知らない芸能人の訃報のニュースを見ても ふぅん、とポテトチップス齧りながら 人というのは聞き流し、数分後には忘れ去るだろう ――でも、俺にとっては、あなたは 知らない人じゃない。 この恐怖に塗れた世界で、手を差し伸べてくれた優しい人 一緒にチハヤさんを探してくれて 俺の懴悔にも、嫌悪も見せずに ……そして、死にに来たのだと告げる姿が 悲しい位に胸を軋ませる人だった] (*11) 2022/08/13(Sat) 22:28:03 |
【人】 四谷 隆史セキさんが、謝ること、ない、けど でも、でも。 痛かった。セキさんが死ぬ、かもって 怖かった、怖かったよ…… [我儘な理由なのはわかっている 覚悟をもってこの廃病院に訪れたのだって それでも] (今度は、間違えてしまってはいけない) [――手繰り寄せたいのだ。 利己的であっても。あなたを喪う恐怖の方が ずっと。ずっと怖くて、痛い] (61) 2022/08/13(Sat) 22:28:39 |
【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹 当たり前だよ。 ……世界でどんな奴が何言ったって。 俺が、セキさんに。生きてほしいと願ってる。 [俺の願いが、貴方の生きる理由になれればいいと 思う位に、 生きていてほしい。セキさんの最初の願いを 捻じ曲げることになってしまったとしても 我儘を押し通したい。もう喪いたくない。 あなただから、喪いたくないのだ。] (-23) 2022/08/13(Sat) 22:29:00 |
【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹[ああ、その言葉が貴方から聞けた ――それが、うれしくて。 血に濡れた指が、零れたものに触れる それがとても温かくて、また泣きそうになる。 辛くて苦しい物じゃ、ない。] ……ほんと? [嬉しいな、と呟く声は喜色を宿し 小さく口角をあげた俺は 確かに 笑んでいたのだ] (-24) 2022/08/13(Sat) 22:29:25 |
【人】 四谷 隆史[抱き寄せられ、腕の中。 なら、セキさんの脈打つ鼓動は聞こえるだろうか ――よかった、生きてる。 どくどくって、言ってる。 それに安堵してやっぱり泣いてしまうのだから 俺の涙腺は多分水道のパッキンが壊れたみたいになっている それでも、よかったぁ、と安心して 漸く頬に血色が戻ってくる 貴方がこれから出会う誰かとも きっと縁が結ばれていく その中には俺より強く生きる理由を貴方に 与える人はいるかもしれないけど それでも最初に結んだこの縁を。生きてほしいと願った自分を 忘れないでいてほしいな、と思ってる できれば手放さないでほしいなぁとも。 それくらいには俺は、 我儘なのであった*] (62) 2022/08/13(Sat) 22:33:54 |
【人】 空虚 タチバナ[痛くて、苦しくて、どうにかなりそうだった。 生者を死へ誘う程の強く暗い感情が、 今日ばかりは自分すら傷つけるように荒れ狂う。 生者の目を多く見てしまったから? 注いだ痛みを他人事だと思えなかったから? それとも異界化の影響だろうか。 彼女の口にした救いは、生者だけに与えられるのか。 いや、一度両手に抱えてしまったからだろうか。 少しでも、欲しいと思ってしまった命を。] (63) 2022/08/13(Sat) 22:35:25 |
【人】 空虚 タチバナ……どうして、ここにいるの。 [耐えきれない感覚によろめき、蹲っていたせいか、 結>>43が近づいていることに気づかなかった。 髪の隙間から瞳を覗かせ、ずろりと相手を見る。 尋ねた声は背中と同じく、か細く震えていた。 彼に肩を支えられるまま手を引かれ、立ち上がる。 得た質量を支えきれず、 彼へよりかかるように身体が傾いだ。] ぁ……、 [あたたかい。 死んだ者にはないぬくもりが触れた場所から広がる。 決して熱が移る訳ではないけれど、 己を苛んでいた痛みが和らいだ気がして 身を離そうとした意思も忘れ、身を任せる。 彼は、寄り添うことを許してくれるだろうか。 拒まれない限りはそのままの体勢で、 彼の言葉と心音に耳を傾けるつもりだ。] (64) 2022/08/13(Sat) 22:35:48 |
【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹うん。 ……うん。 [一緒に生きたい。あなたと。 もう死にたいと思わない位に そう思わせない位に、なれるように。*] (-25) 2022/08/13(Sat) 22:36:00 |
【人】 空虚 タチバナ[彼の提案はそう長くなかった。 けれど私より雄弁で、私よりずっとまっすぐだった。 人の言葉をなぞる悪戯にはじとりと視線を向けたが、 おぞましさよりも拗ねたような色が宿る。 最初からこちらを怖れもしなかった彼にとっては、 何の牽制にもならないだろう。] なんで……、 [また彼に理由を尋ねようとして、口を噤んだ。 「あなたには他にも幸せがあるのに」なんて、 傲慢にも過ぎる言葉だったからだ。 私の地獄が世間にとって甘えであるように、 私の思う彼の幸せも、彼には空虚なんだろう。 それを贅沢だとは思わない。 正しい選択ではないのかもしれないけれど、 正しさが幸福を保証しないことは ずっと前から分かっていたのだから。] (65) 2022/08/13(Sat) 22:36:10 |
【人】 空虚 タチバナ[彼が私の名前を呼ぶ。 そう長く離れていた訳でもないのに、 頭の中で繰り返していた声>>32よりも鮮明な響きが 澱んだ何かを流してくれるようだった。 髪の先に縋っていた闇>>21がほどけていく。] ……結、むすぶ、 むすぶ? [存在を確かめるように空いている方の手を伸ばす。 色に浸る時よりもぎこちない、頬を撫でる仕草。 寄りかかっていた身体を少しだけ起こして、 彼の目が見える位置に顔を上げる。] ……ぁ、…… っ、 わたし で、 …………わたしで、 いい ……の? [もし心臓が残っていたら、 鼓動の激しさに破裂していたかもしれない。 無価値の真実を植えつけられた女には、 求めた者が自分を欲してくれるなんて未来が 訪れるとはどうしても信じられなかった。 緊張に口の中が渇いて、何度も生唾を飲み込む。 今にも「そんな訳ない」と返って来やしないかと いいや彼に限ってそんなはずはないと、 正反対の感情に心がバラバラになる。] (66) 2022/08/13(Sat) 22:37:02 |
【人】 空虚 タチバナ[でも、私を知りたいと言ってくれた。 手を離そうとしたのに、また見つけてくれた。 期待するのは怖くて、信じるのは恐ろしくて、 喪ってしまうのはきっと耐えられない。 言葉で返事をするより先に、 闇の拘束を解いた身体が彼に抱き着こうと跳ねる。] (67) 2022/08/13(Sat) 22:37:15 |
【置】 空虚 タチバナ― 夜の夢 ― ずっと、……ずっと一緒にいて、 結で私をいっぱいにして。全部がいい。 私の全部も……あげるから、 結が痛くないように、ちょっとずつ、ぜんぶ。 そうして――最期は、 私が大切に殺してあげる。 (L3) 2022/08/13(Sat) 22:37:57 公開: 2022/08/13(Sat) 22:40:00 |
【人】 空虚 タチバナ― 選択の先/院内廊下→ ― ……出たいの? [廃病院に似合わないデートという単語に面食らう。 それから彼の外を望むような様子に、 じとりとした視線を向けた。] ダメ。結は私の傍を離れちゃダメ。 [繋いだ手を引き寄せ、 引き連れた闇が紐のように細く伸び、 二人の腕の周囲にぐるぐると巻きついた。 まだ恐る恐るといった域を出ないが、 これまでよりずっと露骨に彼への執着を示す。] (69) 2022/08/13(Sat) 22:39:52 |
【独】 勢喜 光樹/* 書き溜めしてはいるんだが 投下した後で、あ。ちがう。そうじゃない。 となって、書き直してる間に時間が経っていく。 そうすると、四谷の驚異的な速さに追いつき いつの間にか返事が来て やべ……ってなる。(ありがとうございます) まじこっち遅くて申し訳ない。 (-27) 2022/08/13(Sat) 22:40:32 |
【人】 空虚 タチバナ……少なくとも今は絶対に出られないよ。 外とは別世界だから。 [結局は正直に答えてしまうのだけど。 彼がお腹が空いたというのなら、 購買部や食堂の話をするつもり。] あ……料理、したこと ない。 [監視で母の時間を奪う手伝いは許されていなかった。 だからきっと上手にできない。 代わりに食器はすごく綺麗に洗うはずだ。 まるで生きた人間みたいに手が荒れてしまったら ハンドクリームを塗ってくれたら嬉しい。 もしかしたら、愚かだと切り捨てた過去の夢が、 未来へ形を変えて蘇ることもあるかもしれない。] (70) 2022/08/13(Sat) 22:40:35 |
【人】 空虚 タチバナ何……食べたい? 食べ物の味、もう忘れちゃった。 [結に手を引かれるまま病棟の廊下を歩く。 引きずる闇こそ離れたが、 黒い髪に紛れて細い闇が揺らめいている。 むしろ彼の片腕は解こうとしない限り捕らえたまま。 さながら捕食でもされているような有様だろう。 他の獲物にちょっかいを出す怪異は多くないはず。 けれどもし彼に手を出そうとするのなら、 威嚇くらいはするかもしれません。ね。]* (71) 2022/08/13(Sat) 22:41:27 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ―― →分娩室 コンクリの壁に、彼女の悲鳴が反響する。 生ぬるいだけだった空気が、振動を肌に伝える。 見せなければ良かった、と思う。 ――胸の中にある大事な何かが、掻き出されるような感覚。 『私』ですら、そう感じるのだから。 『イモウトはまだ生きている』。 彼女の小さな希望は、たった今消えた。 残ったのは、魂の抜けた『イモウトだった物』だけ。 それが現実。 (72) 2022/08/13(Sat) 22:43:37 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ「――これは、夢だよ。 朝になって、おねぇちゃんの目が覚めたら、『イモウト』と一緒にこの病院から帰るんだ。 『僕達』の事も、ここで見た事も、全部忘れて、二人で帰るんだ。」 希望の潰えてしまった現実なら。 そんな地獄のような現実なら、甘い夢のような地獄に堕としてしまおう。 「『アタシたち』が、おねぇちゃんの目が覚めるまで一緒に居てあげる。 だから、泣かないで。」 影の中から、無数の小さな手が沸き立つ。 ――けれど、『俺達』は彼女を慰めるように、ただ彼女の肩に、頭に、手を乗せる事しかできない。 「―〜~※―Ж――♪」 誰かが、調子はずれな歌を口ずさむ。 かつて、カナおねぇさんから教えられた曲>>0:115。 『大好きな人を思って歌うのだ』と、おねぇさんは言っていた。 (73) 2022/08/13(Sat) 22:44:34 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ「ねぇ、『私達』に言って。 このどうしようもない夢を、終わらせたい、って。」 彼女がそう言ってくれれば、『僕』は躊躇いなく彼女を甘やかな地獄に突き堕とせるから。 何も感じる事のない悪霊のように、彼女の心を壊すことが出来るから。 (74) 2022/08/13(Sat) 22:44:54 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ彼女の胎の中で、『私』が震える。 なだれ込んでくる彼女の恐怖が、『僕』を大きくする。 まるで、「赤子が育つ」かのように。 何故そうなったのか、それは『アタシ』自身もわからない。 すくすくと膨れ上がる『俺』に、彼女は気が付くだろうか?* (*12) 2022/08/13(Sat) 22:45:57 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a14) 2022/08/13(Sat) 22:46:23 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a15) 2022/08/13(Sat) 22:47:13 |
【独】 空虚 タチバナ/* 愛子ちゃんの表情の替え方がうまい 映像をカットで見ている気分でしたね 天才おったな 勢喜さん四谷さんは心の赤子が大フィーバーです もう生きな……生きて帰ろう……怖いもののいない優しい世界で暮らそう…… (-30) 2022/08/13(Sat) 22:49:08 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a16) 2022/08/13(Sat) 22:50:08 |
【人】 陶酔 カナ[恋人は一人だったのに、何故沢山の生者を求めるのか? その矛盾は怨霊となり果てた本性故か。 一人よりも複数人の方が“当たり”を引く可能性があるからなのか。] (76) 2022/08/13(Sat) 22:51:52 |
【独】 四谷 隆史―――― 女は嗤う ――― [異界と化したこの場でも 実体化できぬ女は、笑っていた 自分との間にできた子を殺したことを ただ、一緒に悲しんでほしかった ただ、その子の名を呼んでほしかった でも返ってきた言葉は女を絶望させるに十分だった LINEの返信もない。既読もつかない だから女は、早朝に学校の屋上から飛び降りた 女は思った 貴方は喪った苦しみを知らない 腹の中で育む命が掻き出される悲しみを知らない 同じ目にあえばいい。でも男であるあなたは子を孕めない ならば、同じように大事な者を得ればいい それがもしも、できたのならあの時の 私の悲しみを知るでしょう 私の苦しみを知るでしょう 喪いたくないものを喪わざるをえなかった私の心を 顧みてくれるでしょう その時漸く、私とまなぶは。あなたに見てもらえるわ] (-35) 2022/08/13(Sat) 22:54:32 |
【独】 空虚 タチバナ/* 千早さんは最初から最後まで天才で最高なんだけど ほんとね 夢がね あところしてくれていいがとてもね ツボでしたね 元々の設定的に感情や意思の頑なさがこちら側に多くて 無口なりに表情や行動で伝えられる分は投げてはいるつもりなんですが、それでも普通に拾いにくくない?と思っている 思ってはいる すまない 村の想定より怨霊のシリアスみを増してしまったのでは ハッピージャムジャム怨霊いるよくらいで良かったのでは プロ不参加だったので急遽土台を建設したら、うっかり人の業を建材にしてしまってね へへ (-36) 2022/08/13(Sat) 22:54:47 |
陶酔 カナは、メモを貼った。 (a17) 2022/08/13(Sat) 22:55:50 |
【独】 四谷 隆史[その時に悔いてよ。悲しんでよ そして今度はあなたが味わうのよ。心を許す人ができたなら これからずっと、ずっと得たものを 喪うかもしれないという恐ろしさを味わい続けるの ――……それでようやく、あなたはあの時の私になれる*] (-37) 2022/08/13(Sat) 22:55:51 |
【独】 空虚 タチバナ/* とにかく千早さんがずっと優しく包み込んでくれたからここまで特別になりました うれしはずかし想定外です だからこそお願いをひたすらに叶えない流れが申し訳なく 本当にすみません…… だって! 気持ちが満たされたら成仏しちゃいそうだから! 怪異ってえっちなのニガテなやつもいるし! タチバナそっちは全然大丈夫だけど! そもそも苦しみ昇華する想定がなかったんですよ だって怪異側だもん 怖がられるのが仕事かと思って 過去話はただの土台だ 怖がらない千早さんだからこそ怖いって思えたとこあるし(ショックはすまない……)こっちがやりたいことやりきれた分 ほんと やりたいことあったら なんでも言って欲しい なんでもします らぶ (-39) 2022/08/13(Sat) 23:01:29 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a18) 2022/08/13(Sat) 23:02:50 |
【独】 空虚 タチバナ/* 珍しく独り言いっぱい書いてるけど ここまでセーブしてた分の気持ちをぶわっと書けてはしゃいじゃったね 執着隠さなくていいのやったー タチバナの話し方は意識してほんのちょっとだけ幼くしてます 〜だわとかあまり言わなくなったくらい (-40) 2022/08/13(Sat) 23:05:02 |
【独】 空虚 タチバナ/* 千早さん、勢喜さん四谷さんに会えたらいいなしてるのかなと思ってるけどどうなんでしょう 二人がお部屋から出てくるかは分からないけど、三人が話すタイミングがあるといいですね タチバナが離れたの、これもありましたからね 実現するかは別として バファとてもよいわかる……浄化の光だから 怪異あまり優しくできないからいっぱい優しくして…… カナちゃんお大事にだしヒルコさん愛子ちゃんも楽しみ 手が空いてしまった方がいたら何か振りたい気持ちだけもっておこ (-41) 2022/08/13(Sat) 23:09:28 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a19) 2022/08/13(Sat) 23:20:46 |
【人】 千早 結[奪うではなく与えるという。 与えられる事にも怯えていた彼女が。 ────▓▓して欲しいと ぼくに求める。 その意味をきちんとぼくたちは知っている。 満たす、という言葉の意味を] (80) 2022/08/14(Sun) 0:07:53 |
【人】 千早 結──→特別個室病棟── 君と服を選んだり、 星を眺めて歩いたり 色々な所にも行ってみたいなって…! [>>69腕に絡む影の枷に盛大に噴き出しながら 一人でじゃないよと苦笑した。 彼女の些細な仕草一つ一つが殊の外心を満たして行くものだから、2年を待たずしてぼくの余命が持つのだろうかと不安にもなる] じゃあ、購買に立ち寄ろう チンして食べられそうなものとか 簡単に作れそうなものだとパスタかな かれんは、何パスタが好き? [ゆらゆらとうすら漂う闇に捕らえられながら、お金はいるのかとか、テレビカードはいるのだろうかなどと場違いな思考を張り巡らせている。 異次元という世界で死に向かって生きると言う選択を、もう少しだけ生きていたかった君と二人で過ごすために]** (82) 2022/08/14(Sun) 0:10:22 |
【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史[漸く見られた、お前の笑みは やっぱり泣いている顔なんかよりも、ずっと良い。と] ………お前が、教えてくれたからな。 [その表情が崩れないように 誓うように、まっすぐ見据えながら。 問われた声に、呟きに呼応した。] (-43) 2022/08/14(Sun) 0:11:33 |
【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史[生きる理由を、意味を。 お前が俺に教えてくれた今は 死ぬことなんて、選べなくなってしまった。 本当は……… そんなに難しい問題じゃなかったのかもしれない。 誰もが当たり前に受けるべき愛情や、優しさを 誰からも与えられて来られなかっただけで。] (-44) 2022/08/14(Sun) 0:12:12 |
千早 結は、メモを貼った。 (a20) 2022/08/14(Sun) 0:15:34 |
【人】 勢喜 光樹生きよう。 "一緒"に、此処を出るんだ。 [もう、「お前は帰れ」とは言わない。 此処に居る理由は、俺にももうないんだ。 お前が、"生"へと繋ぎ止めてくれる限り───] そしてチハヤも……… もう一度、探そう。 [あんな光景を目の当たりにしてしまったら。 チハヤではないと、強く否定されなかったから。 生存は絶望的かもしれないけれど 俺も、四谷も チハヤが死んだ姿は、まだ見ていない。 死んだと決まった訳ではないのだと お前に、希望を与えたくて。*] (84) 2022/08/14(Sun) 0:16:49 |
【独】 空虚 タチバナ/* 希望 いけるか 大丈夫か 三人会えるのとても嬉しいけれども やったぜ 場合によってはタチバナ隠れる説 あります まかせて (-45) 2022/08/14(Sun) 0:19:20 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a21) 2022/08/14(Sun) 0:25:45 |
【独】 勢喜 光樹/* 最初は、普通に死んでお化けになって 生者とキャッキャウフフしたいなぁと考えてたけれど そうも出来なくなってしまった。 勢喜はそれだけ優しさに飢えていたんだろうな。 (-51) 2022/08/14(Sun) 0:32:56 |
【独】 勢喜 光樹/* 最初から死者として入れば良かったのかと言われると なんかそうではないんだよな。 死んでしまった経緯や理由を書くより、 これから死のうとしている人間を書きたくなった。 (-52) 2022/08/14(Sun) 0:35:37 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a22) 2022/08/14(Sun) 0:41:51 |
【人】 四谷 隆史[心細さと、また見捨ててしまった恐怖と絶望と 罪悪感に押しつぶされそうに蹲っていた己を見つけ、 声をかけた貴方の瞳はどこか寂しそうな気がした 一緒に探してくれるという言葉に甘えた 其れから探すうちに彼の目的を知って それから――……] [漸く、逃げてきた過去に振り向いて そして現在を逃げないことに、決めたのだ] (85) 2022/08/14(Sun) 0:47:55 |
【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹 ……へへ。 [ああ、嬉しいな。と思う タイムリミットの砂時計 落ちきる前に掴めたかのような、心地で これから、をできるなら 刻んでゆきたい。紡いでゆきたい その中であなたが貰えず、俺が貰っても手離してしまってた 情や、優しさを。貴方に渡したいと願っている] (-53) 2022/08/14(Sun) 0:49:35 |
【人】 四谷 隆史 勿論! 一緒に……出よう。ここから。 [お前は、じゃなく一緒が嬉しい。だから俺は強く頷く チハヤさんだって。もしかしたら攫われただけで まだ生きてるかもしれない。 それがどんなに絶望的でも 死んだ姿を見たわけじゃないんだ 何時、どうやってここから出られるか、ってのはわかんない それでも希望が僅かでもある限りは探したいのだ。 (勿論、チハヤさんが怪異の女性と触れ合い 何を思ったのか――何を決したのか ってのは知る由もないのだけど) でもまずは――] ……でも、それは セキさんの 手の手当て、してからね。 [痛いでしょ。って指摘して ……未だに処置室は怖い。どこか他に手当できる場所があれば。 どうしてもなかったら、チハヤさんに処置して貰った場所に行くしかない。 何にせよ。手当の前にまず止血から始めよう。*] (89) 2022/08/14(Sun) 0:49:56 |
【秘】 四谷 隆史 → 千早 結― 名もなき病室にて>>28 ― ……おとう さんの おともだち? [まなぶ、と名付けられ。父に呼ばれぬまま この世に生を受けることもなかった命の欠片は 病室の一室にいる おとうさん の おともだちを見ていた おとうさん が さがしてたのをしってる だから みてたのだけど まなぶ が みえるのだろうか まなぶのこえ きこえるのだろうか] おとうさん おなまえ よんで まなぶの…… おなまえ [それだけを願う人魂にもなれない残滓は 透明で、いまにも消え入りそうな声で願いを零す 名を呼んでほしいのか? 問われ頷けば 自分を撫でる手があった ……それで、この残滓は理解する おとうさん の おともだち も もうはんぶんは こちらのほうの ひと なのだと] (-55) 2022/08/14(Sun) 0:54:19 |
【秘】 四谷 隆史 → 千早 結― 名もなき病室にて>>28 ― ……おとう さんの おともだち? [まなぶ、と名付けられ。父に呼ばれぬまま この世に生を受けることもなかった命の欠片は 病室の一室にいる おとうさん の おともだちを見ていた おとうさん が さがしてたのをしってる だから みてたのだけど まなぶ が みえるのだろうか まなぶのこえ きこえるのだろうか] おとうさん おなまえ よんで まなぶの…… おなまえ [それだけを願う人魂にもなれない残滓は 透明で、いまにも消え入りそうな声で願いを零す 名を呼んでほしいのか? 問われ頷けば 自分を撫でる手があった ……それで、この残滓は理解する おとうさん の おともだち も もうはんぶんは こちらのほうの ひと なのだと] (-56) 2022/08/14(Sun) 0:54:19 |
【秘】 四谷 隆史 → 千早 結[おかあさん は まなぶといつもいっしょにいるけれど もう どろどろとして しくしくして ひとのかたちを 保てなくなってしまった でもおとうさんのおともだちは こっちがみえて でも、あっちがわ ふしぎな ひと ざいあくかんは わからないけど おとうさんが悲しんでいるのを 残滓はみていた だから小さく 頷いた>>29 ふしぎ、ふしぎ。 大丈夫だよと撫でる青年の周囲を漂う 今まで何度も言っても、聞こえないのをしってるけど でも、とてもふしぎ そうであればいいなと それは 小さく笑むように きらきらと残滓を震わせた] (それも夢、と思われるだけかもしれないけど) (-57) 2022/08/14(Sun) 0:58:44 |
【秘】 四谷 隆史 → 千早 結[おまじないのようなことば それはきっと おとうさん の おともだち の ねがい ちいさな残滓は、涙の粒のように きら、きらと光の粒を零しながら消えていく 最後に微かに頷くような仕草を見せて*] (-58) 2022/08/14(Sun) 1:00:28 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a23) 2022/08/14(Sun) 1:03:53 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a24) 2022/08/14(Sun) 1:03:53 |
【人】 名坂愛子―― →分娩室にて>>72 夢……?これは、夢? [もしかしたらという心の隅に感じていた可能性。まさか妹に限ってそんなと思いながらもここまで来た。 その結末は、酷くあっけないもの。 どうしてこうなったのか、悲鳴と嗚咽でぐしゃぐしゃになりながら、彼の言葉が壊れかけている心に染みわたる] そうだ……帰らなきゃ…… 妹と一緒に……帰るんだ…… [だんだんと譫言のようになりながらも、その言葉を支えに何とか心を保つ。 慰めるような無数の手も、怖さよりも安らぎを感じる。 調子はずれな歌も、こちらを慰めようとしてくれるのが分かって、少しだけ心が落ち着いていく。 もっとも、それらにすがったとして目の前の現実は変わらない事からは目をそらして] (90) 2022/08/14(Sun) 1:50:17 |
【人】 空虚 タチバナ― →購買 ― [結と己を捕らえた影は痛みこそないが、 身じろぎを封じる程の圧迫感を与える。 触れ合った腕、服越しでも彼の体温を感じた。 どれだけ触れ合っても同じ温度にはなれずとも、 彼の生きたぬくもりが何度も滲んで溶けていく>>79。 長らく感じていなかった、 あるいは初めて感じる心地よさだった。 肌を重ねる鮮烈な快感とは違う穏やかさが、 永久に己を苛み続ける痛みから遠ざけてくれる。 今この瞬間は、頭痛が心を乱すことも 混じった誰かの情景が全身を傷つけることもない。 だから彼が噴き出して懸念が杞憂だと分かっても、 片手の不便を訴えられるまでは 拘束が緩まることはなかっただろう。] (92) 2022/08/14(Sun) 1:55:22 |
【人】 空虚 タチバナ[道中、結の語る展望は、 生者らしく陽光の下を歩くような光景だった。 当たり前のようにここを離れることを口にする彼。 想像もしなかった内容に死を湛えた目を見開く。] どう……かな。 [命ある彼はどこへ行っても息ができるだろうけれど、 本来ここに在るべきでない自身は この病院に渦巻く怨念や邪気によって力を得た身だ。 もちろん、己の感情ありきではあるけれど、 ここを離れても今の質量を保てるとは思えない。 ――それに、強い力を持つ彼女>>0:1と 彼女が寄りそう彼>>0:0が逃がしてくれるかどうか。 死者との交流をあまりしてこなかった自身には どうにも判断がつかなかった。 つくづく、何もかも違う存在なのだと実感する。 捕らえたままの腕の先、繋いだ手を強く握った。] (93) 2022/08/14(Sun) 1:55:42 |
【人】 空虚 タチバナだから……離れるのだけ、やだ。 [どこにもいかないで。一緒にいて。 やがて新鮮な気持ちがなくなっても飽きないで。 ずっとずっと、死ぬまで、死んでも、 私以外を選んではいけない。 だって、あなたは私だけの獲物だから。 いつかはこの感情のすべてを彼に明かすのだろう。 しかし、今はこわごわ様子を伺いながら 距離を縮めて甘えるだけだ。] (95) 2022/08/14(Sun) 1:56:19 |
【人】 空虚 タチバナ[普段精神病棟ばかりを彷徨い歩いているが、 さすがに食堂や購買といった目立つ場所は分かる。 結を案内しながら、彼の話>>82に耳を傾けた。] んー……もうよく覚えてないけど、 ナポリタンは子どもの頃食べてたな。冷凍のね。 [仕事が忙しい母だったが、 自身が台所に立つことは許されなかった。 必然的に出来合いの物が食卓に並ぶ機会も増える。 冷凍食品のナポリタンはメニューのひとつだった。 なお、女自身に自覚はないが、 ]*死して既に20年近く経っている。 つまり女の死と彼の生がほぼ同時期な訳で、 話の内容によっては時代の齟齬が生まれたかも。 ところどころ記憶が曖昧なので、 そう起きることではなかったはずだ。 (96) 2022/08/14(Sun) 1:56:52 |
【人】 空虚 タチバナ― 特別個室病棟 ― [特別個室病棟は病室エリアの上階にあった。 お金持ちという存在は高い場所が好きなのだろうか。 当時であれば階下の景色を見下ろせただろうが、 異界化した今は満足に外を見ることも叶わない。] わぁ。 [ある程度整った部屋を見たのは久しぶりだった。 通常個室より上等なベッドは他より形を保ち、 食事のとれそうなテーブルや椅子も並んでいる。 洗面台や専用のシャワールームもあったか。 理由は分からないが、 生活に必要な最低限のライフラインは なぜか今も機能していた。 さすがに電子レンジまであったかは定かではない。 故に、購買部にも冷凍の商品は少ないかもしれない。 運搬のために離した両手には、 結の腹を満たすための食事が抱えられている。] (97) 2022/08/14(Sun) 1:57:19 |
【人】 空虚 タチバナ[テーブルの汚れを払って商品を置くと、 興味深そうに室内を見回した。] わぁ。……広い。 わぁ。……ここはクローゼット。 わぁ。シャワールームも狭くないね。 [入院していた頃の記憶は曖昧だが、 どう考えてもこんな豪華な場所ではなかった。 専用のシャワールームなんて初めて見た。 長い間ここにいたのに、知らなかった場所。 やはり彼と己は何もかもが違う存在だ。 しかし、今度はどこか嬉しそうな空気を滲ませ 黒い髪と闇を揺らして部屋の中を探索した。]** (98) 2022/08/14(Sun) 1:58:11 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a25) 2022/08/14(Sun) 2:04:31 |
【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史………ありがとう。 [不器用ながらも、微笑ってみせる。 お前のような笑みは出来ないけれど。 なんとなく、お前の気持ちが なんとなく……分かったような気がした。] (-60) 2022/08/14(Sun) 10:17:41 |
【人】 勢喜 光樹病室を出よう。 チハヤは探しながら……出口を先に確保しておきたい。 この病棟では、それが難しそうだからな。 [ベッドから立ち上がる。 その時も、スプリングの軋む音が響いた。 振り返り、窓に付いた古びた鉄格子を見つめる。 何も道具がない今、無理矢理こじ開けることは出来ない その道具を探すくらいなら、この近くの他の出口を 探した方が効率が良いだろう。 そこまでに、運良くチハヤと再会出来たなら すぐにでも脱出できるかもしれないし 仮に見つけられなかったとしても 何かがあった時、すぐに四谷を逃がせるから。] (101) 2022/08/14(Sun) 10:21:50 |
【人】 勢喜 光樹………行けるか? [四谷の体力を気に掛けながら、手を伸ばす。 その手を取ってくれたなら、きっとすぐにでも この病室を後にするだろう。 そこ残るのは、床に落ちた刃物と滴り落ちた血の跡だけ。 死のうとしていた己は、きっと此処で"死んだ"のだ。 ] (102) 2022/08/14(Sun) 10:22:39 |
【人】 勢喜 光樹[随分、この廃病院にいる気がするが どれだけ時間が経過しただろう。 少なくとも、1〜2時間程度ではないはずだ。] 彷徨っていられる時間も 限られているのかもしれないな。 ………急ごう。 [四谷の手を取りながら、急ぎ足で歩く。 手当のお陰で、掌の血は止まっているものの その手で四谷を掴むことはしていないだろう。 不思議と焦燥感が芽生えていた。 それは生きる理由が出来たからなのか、 再び怪異と遭遇することを、恐れてのことだったのか。] (104) 2022/08/14(Sun) 10:44:16 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a26) 2022/08/14(Sun) 10:49:24 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ彼女が、夢の終わりを望む。>>91 心の奥が、氷のように冷えていく。 「――わかった。」 彼女の背を撫でるだけだった無数の腕が、力づくで『イモウト』から引き剝がし、そのまま分娩台へと抑え込む。 『イモウト』が晒されていた、分娩台へと。>>1:61 小さな手が、服の上から身体を弄り、両脚を割り開いてしまう。 彼女が身に着けているのがスカートの類なら、その下を隠す事は叶わないだろう。 群がる手が、彼女の上着を握りこんで、てんでバラバラの方向へ乱暴に引っ張り――衣が裂ける高い音が響いた。 まずは上半身、胸元のリボンも、カーディガンも、その下のシャツも、引きちぎられてただの布きれとなって、彼女の柔肌を晒していく。 (106) 2022/08/14(Sun) 11:32:00 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ「――うそ。」 視線が、露わになった彼女の腹部へ注がれる。 『私』が宿った場所が、僅かにではあるが、膨らんでいる。 本当に新しい命が宿っているわけではない。 切り分けた『僕』が潜り込んでいるだけ、と分かってはいるが、その様は―― 「お母さん?」 両手が、腹部に触れる。 掌に、吸い付くような肌の感触と、彼女の体温と、しっかりとした抵抗を感じた。 (107) 2022/08/14(Sun) 11:32:32 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ「やっと、見つけた。」 彼女の上半身に唯一残っていた下着に手が掛かり、躊躇いなく左右へ裂いた。 そうして、彼女の下半身にも腕が集い、服の下にも潜り込んで下着に手をかけ――一息に引き裂いた。 「『アタシ』を、生んでくれる人。 『俺』の、お母さん。」 露わになった秘裂に、そっと口付ける。 体温の無い、氷のように冷たい口づけ。 血色の悪い舌が這う、『僕達』を生んでくれる大切なお母さんを、慈しむような穏やかな愛撫を与えていく。** (*17) 2022/08/14(Sun) 11:33:03 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a27) 2022/08/14(Sun) 11:37:05 |
【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹 ……。 [ああ、セキさんが笑った。 それが嬉しくて。あたたかくて ――あなたが生きててくれて、うれしい] どう、いたしまして。 [俺も笑う。とても、嬉しそうに] (-62) 2022/08/14(Sun) 12:08:43 |
【人】 四谷 隆史[病室を出る提案をする彼に頷く。 家に帰るまでが遠足と昔保体担当のゴリ松がいっていたけれど それこそ、チハヤさんを見つけたとしても ミイラ取りがミイラになる可能性はあった 出口……兼、入り口のエントランスまでは少し遠く 他に出入り口が確保できるならそれが良い。 伸ばされた手に、うん。とうなずいて掴む。 2人が去った後の病室にはもう、誰も*] (109) 2022/08/14(Sun) 12:09:05 |
【人】 四谷 隆史―→そして廊下へ ― [相変わらず、廊下は照明はついているが薄暗いように感じる。 ひかれる手の温かさが、これが現実と認識する鎹のよう] ……堕胎室で消えて、 次に見え、た。多分チハヤさんと思う人が ここの廊下、だったから。 ……確かに、そうかも。 [何が起こっても不思議ではないこの場所 若しかしたら別の所 或いは入口にいたりして。実際どうなのかはわからないけど と、セキさんに首肯する。>>103 時間の感覚は曖昧で。 随分長いこといる気がするのは、多分少し休んでも 未だ不安と、疲れが体を蝕んでいるからであろう それでも、セキさんがいるなら大丈夫だと 根拠はないけど、そう思っていた。] (110) 2022/08/14(Sun) 12:09:18 |
【人】 四谷 隆史 う、うん。 [セキさんの傷のない方の手を握り たっ、たっと暗い廊下を急ぎ足。 足音と、呼気がやけに廊下に響くような気がした ――本当にそれだけ、なのだろうか] (111) 2022/08/14(Sun) 12:09:34 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a28) 2022/08/14(Sun) 12:13:04 |
【独】 空虚 タチバナ/* カナさんよかったー タチバナは■■さんになれないのでね 千早さんが他の怪異と〜って言った時カナさんのこと触れようかなとも思ったんですが、どう考えてもわざとらしいフリしかできなくて断念した過去がある 結果威嚇する(ダメではない)みたいな言い方しかできなかった 修業が足りない PLはみんなが楽しければ全部大歓迎 ちなみにタチバナはカナさんにちょっと弱いです いじわるできない だから勢喜さん上手すぎない?って思ってる 歌天才か ヒルコさんのフリも天才か 四谷さんの乗り方もよき カナさんの健康第一ではあるけれど、やりたいことしてほしいなー (-65) 2022/08/14(Sun) 13:22:48 |
【赤】 千早 結[もっと、心の中まで溶かして きみのすべての闇を喰らい尽くしたい なんて 口にしてしまうと きみはいとも容易く溶けてなくなりそうだから] (*19) 2022/08/14(Sun) 14:10:56 |
【人】 千早 結[君が隣に座ってくれているのならぼくは温めたナポリタンを口に運んで咀嚼して、ぼくを眺める君に「あーん」の仕草をしてみる。 忘れてしまった味を共有するには、 彼女の身体そのものでは叶わないのかもしれないけれど。 どんな反応をするのか、 失った未来を手繰り寄せるように ぼくはきみの感情ひとつひとつを「蝕んで」いく] (115) 2022/08/14(Sun) 14:18:14 |
【赤】 千早 結お行儀がわるいかな [唇を寄せられるなら、ウインナーを啄むように 彼女と「味」を共有しようと。 拒まれないなら、戯れの甘い口付けを]* (*20) 2022/08/14(Sun) 14:20:58 |
千早 結は、メモを貼った。 (a29) 2022/08/14(Sun) 14:26:05 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a30) 2022/08/14(Sun) 14:56:45 |
【人】 名坂愛子ん……っ、ふっ…… [小さな手が私の体をいじれば、その無意識にもどかしさを主張するように体をよじり、両足を開くように力を入れられれば抵抗せずに晒すように開いた。 群がる手によって衣服は下着とスカート以外はことごとく引きちぎられ、普通ならば叫び出すのだろうけれど、肌寒さを主張するように身震いするだけにとどまった] (ああ、私、食べられたりするのかな) [妹と一緒に見た映画を思い出しながら、そうすれば妹と同じ場所に行けるかもしれない……なんて考えていると、彼の言葉>>107に首を傾げることになった] おかあ……さん? [お姉ちゃんではあったけど、お母さんになった覚えもなる予定もなかったはずなのだけれど。 そう思って、彼の視線の先、両手の触れる先に目をやれば、たしかに、何かを孕んでいるとも見える僅かな膨らみが見て取れる。 そして、そこから快楽が絶望の代わりに湧き上がってるような、そんな感覚] (117) 2022/08/14(Sun) 14:57:09 |
【赤】 名坂愛子まっ……て、いったい何が…… [>>*17あれよあれよという間に残りの下着も引きちぎられる。 あらわになった秘裂に彼が口づける。 霊らしい冷たい口づけでも絶望で染まった私の体は、穏やかな愛撫によってだんだんと昂ぶっていき、蜜を内側から溢れ出していく。 なぜこんなに気持ちよくなってしまうのか、霊的な存在に襲われているという恐怖は確かにあるが、それ以上に打ち消すように溢れる快感が私をおとしていく] (……また、大きく?) [少しずつではあるが、快楽に飲まれていくごとに、お腹にある存在が大きくなっていくのを感じる。 姉失格となったのに、母になるのかもと思うと不思議な気持ちになりながら快楽に飲まれていく]** (*21) 2022/08/14(Sun) 14:58:23 |
名坂愛子は、メモを貼った。 (a31) 2022/08/14(Sun) 15:01:43 |
千早 結は、メモを貼った。 (a32) 2022/08/14(Sun) 15:19:22 |
【赤】 空虚 タチバナ[どこまでなら許されるのかを探るように、 少しずつ彼の身体に闇を這わせていく。 一生をかけても手に入ることのなかった 私だけを見てくれる目が、 いつ覚めてしまうのかと怯え、縋り、求める。 これまでの現実がありえないと否定しても、 彼が育んだ欲が恐怖も真実も塗り潰していった。 彼がこれまでの人生で知るのなかった特別を 命尽きるまで与え続けるのだろう。] (*22) 2022/08/14(Sun) 16:06:42 |
【赤】 空虚 タチバナ[もっと、心の内まで入り込んで あなたのすべての関心を奪い尽くしてしまいたい。 なんて、 口にしてしまうと、 あなたは未練なく旅立ってしまいそうだから。] (*23) 2022/08/14(Sun) 16:07:04 |
【秘】 空虚 タチバナ → 千早 結 (-69) 2022/08/14(Sun) 16:07:41 |
【人】 空虚 タチバナ─ 特別個室病棟 ─ [向かい合わせて一対ある二人掛けのソファは、 二十年余りの月日を考えれば十分しっかりしている。 電子レンジ>>114と同じく生者を招き入れる妄執が 異界化したこの場所を保っているのかもしれない。] みんな、お気に入りの場所があるから。 お気に入りというか、引き寄せられるの……かな。 [推定お金持ちの入院患者は喰われてしまったか 他に気になる場所でもあるのだろう。 しかし別の怪異が突然入って来てもおかしくはない。 ただ、今はどこか場違いにも聞こえる 電子レンジのぶうんという音だけが響いていた。] (120) 2022/08/14(Sun) 16:09:24 |
【人】 空虚 タチバナ[彼も好きだと言うナポリタンがテーブルに置かれる。 湯気の立つ様を見る瞳は、 この部屋を探索した時のように新鮮な色を乗せた。] ……。 [暫くは黙って彼の横顔を眺めていた。 彼に乗って見下ろしたことも 覆いかぶさる彼を下から見上げたこともあるのに、 ここから見るのは初めてだなと思った。 柔く齧りついた鼻筋や、瞬きする度に震える睫毛、 胸に穿たれた空虚にも触れた唇が 赤いソースの絡んだ麺を飲み込んでいく。 咀嚼して、嚥下して。 喉仏が鷹揚に上下する様子まで、すべて。] ……え? [故に彼のフォークがこちらに向けられた時>>114、 ピントを合わせるのに数秒を要した。] (121) 2022/08/14(Sun) 16:11:12 |
【人】 空虚 タチバナ[最初、その動作の意味を考えるように瞬きをして、 分かった後は迷いと戸惑いに唇を噛んだ。 確かめるように彼の方を見て、手元を見て、 意を決したように小さく口を開ける。 雛鳥のように餌を待つ姿からは、 彼の問いにすら答えなかった頃とは違う 従順さのようなものが覗いているだろう。 彼が私だけの獲物であるように、 私は彼の内を埋め尽くす存在になるのだから。 あなたにとって私がとびきりおいしくなるよう 感情ひとつひとつを捧げていく。] (122) 2022/08/14(Sun) 16:11:34 |
【赤】 空虚 タチバナ[フォークから一房解いて口に含んでは見たが、 残念ながら味はよく分からなかった。 飲み込み切れない物体が口腔内に居座る。] ん……。 [蝶が花に吸い寄せられるように唇を合わせた。 途端、彼の感じた味が僅かに染みた気がする。 いつか、もっと彼の中まで入り込んだら 味を思い出す日も訪れるんだろうか。 それは満たされる日が近いことに他ならないけど。 口の中の物を咀嚼するためか、彼の唇を啄むためか、 食事でもしているような口づけを贈った。] (*24) 2022/08/14(Sun) 16:12:12 |
【赤】 空虚 タチバナんぅ……ふふ。だいじょうぶ。 ここに叱る人は……誰も、いないから。 [そう、誰も。私を許してくれない人はもういない。 あなたの願いを阻む人もいない。 戯れの合間、離れた唇から擽るような返答をして。 食事の邪魔をすると理解しつつも首に腕を回し、 おかわり≠ねだった。]* (*25) 2022/08/14(Sun) 16:14:16 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a33) 2022/08/14(Sun) 16:19:51 |
【独】 空虚 タチバナ/* あと機器関連の補足ありがとうございます プロローグ読んだつもりでも抜けあるので本当に助かる 結局千早さんとお二人が二度と会えなくなったのでは タチバナのせいなのでは すまない 攫いました というか絵の話を拾った方がいいかをずっと悩んでるんですよ 拾うというか尋ねるというか これまで何してたの的な どっちが楽しいかなー (-71) 2022/08/14(Sun) 16:28:16 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ溢れる蜜を、舌で舐めとる。 わずかにぬめりを帯びていて、甘やかな味と濃い「お母さん」の匂いが頭の奥を痺れさせる。 氷のような指にお母さんの蜜を絡めて、ゆっくりと、お母さんの中へ差し入れる。 まずは中指、少ししてから薬指、それから人差し指。 緩く抜き差しさせて、お母さんを慣らしていく。 (*26) 2022/08/14(Sun) 16:55:40 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ「――いっぱい、してあげる。 『僕達』みんな、お母さんが大好きだから。」 影が揺らめいて、人の形を取り始める。 『私』と同じ見た目の、『アタシ達』。 1人、2人、3人――…いっぱい。 1人が、お母さんと唇を重ねた。 体温の無い舌でお母さんの唇を舐め上げて、隙間に舌を差し入れる。 お母さんの体温を貪るように。 お母さんの両胸にも、『僕達』が群がる。 片方の胸を、『私』の両手で包む。 柔らかく揉み込んでみるけれど、胸の大きさはどのぐらいだろう。 『アタシ』の小さい両手だと、覆いきれないだろうか? もう片方の胸へと、『俺』が吸い付く。 冷たい舌で先端を転がして、口付けながら刺激する。 (*27) 2022/08/14(Sun) 16:56:02 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ――不意に、お母さんの秘裂の上。 秘豆へと、軽く歯を立てた。 「お母さんは、こういう事は初めて?」 お母さんの中に潜らせた3本の指を、大きく広げてみせる。 お母さんの膣内が、外に晒される。 「――うんと、優しくしてあげるから。 安心して。」 履いているズボンのチャックを降ろして、『私』も下腹を露わにする。 ――そこは、割れ目も、肉の禊もない、なだらかな腹部があった。 けれど、すぐに黒い影が集まって、肉杭を形作っていく。 大人のそれと比べても遜色のない、黒い先走りを垂らした凶悪なもの。 その先端が、お母さんの秘裂へと添えられる。 「お母さん、一緒に気持ちよくなろう?」 ゆっくりと、腰が進み始める。 お母さんの中に、硬く猛った、けれど冷たい肉杭が飲み込まれ始めた。* (*28) 2022/08/14(Sun) 16:56:11 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a34) 2022/08/14(Sun) 16:59:19 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a35) 2022/08/14(Sun) 17:06:29 |
【人】 勢喜 光樹[───"堕胎"室。 チハヤとはぐれてしまったのは、 四谷の"罪"と関係した場所だったのだと 知った時、自ずと眉を顰めた。 だから猶更に、四谷は怯えていたのだろうか。 何かトラウマを引き起こす出来事があっても 不思議ではない、因縁深い場所だから。 誰かを思って感じる重圧感は、 己の事なんかよりも、ずっと重いと感じた。] (123) 2022/08/14(Sun) 19:17:35 |
【人】 勢喜 光樹そこが分かれば、そのエリア以外に ………もしかしたら。 [消えた後、何処へ行くのか? その法則性はまだよく分かっていない。 元より無いのかもしれないけれど 探すにしても、なんの手掛かりもなく 彷徨うのは無駄足にもなりそうで どうせなら、場所を絞って向かいたかった。] (125) 2022/08/14(Sun) 19:22:04 |
【人】 勢喜 光樹[そんなことを考えながら、 出られそうな場所はないかと 薄暗い廊下を見回してはみるものの。 通常なら必ず存在するであろう、 「非常口」の看板さえ何故か見当たらない。 本当に何なんだ、この廃病院は……。 焦燥感と、胸のざわつきが治まらない。] (126) 2022/08/14(Sun) 19:23:05 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a36) 2022/08/14(Sun) 19:34:01 |
【赤】 千早 結食べたいのかと思っちゃった そんなに見てたら、 ぼくの顔にも穴が空いちゃうよぉ [濡羽の瞳は食事の様子を余す事なく魅入るようで、その視線の先がぼく自身に向いている事に気づいて思わず顔が赤らんだ>>121 お返しと言わんばかりの「あーん」に対する反応は、絶望と過去への妄執に塗れた彼女とは打って変わり、庇護欲を唆る稚けなさに満ちていた。 ぼくが彼女を満たしている。彼女の生を脅かした過去などすべて塗りつぶしたい。ぼくで満たして全てを喰らい尽くしたい。 与えて与えられて狂おしいほど一つになりたい。 ケチャップの甘みに潜むごく僅かな酸味ごと、食事もそぞろに啄み合う唇は深さを増して>>*24] (*29) 2022/08/14(Sun) 20:23:01 |
【赤】 千早 結・・・かわいい・・・、 ねぇ、もっと見せて、かれん [プラスチックのフォークは音もなくトレーに忘れ去られたまま。しなやかな腕に引き寄せられるまま彼女の身体をソファへと沈めた。 彼女の掌にキスをしてパジャマのボタンを自ら解くよう視線は熱を送る。叶えてくれるのならぼくも彼女を見下ろしながら、自らのシャツを脱いで行こう。 頭痛が走る訳でもないのに、喉の奥が乾いたようにぼくの身体がきみを求めているみたいだ] 腰、浮かせて・・・ 全部見せて。さっきは、暗かったから・・・ [あらわになるきみの肌を、ぼくのてのひらが触れて行く。 幻惑の灯りの下で触れる素肌は滑らかで 白く冷ややかだけれど、どこか温かさも感じる気がした] (*30) 2022/08/14(Sun) 20:27:18 |
【赤】 千早 結まだ、のこってるかな、 [互いに、するりと最後の布地を床に落とした先 素肌を味わう掌は、きみの柔らかな下腹部に触れながら。 唇はキスを離れて顎の裏から鎖骨へと。ゆっくりゆっくり、味わうように胸の膨らみを食みはじめるだろう]* (*31) 2022/08/14(Sun) 20:33:45 |
千早 結は、メモを貼った。 (a37) 2022/08/14(Sun) 20:44:25 |
【人】 四谷 隆史[LINEアプリをスライドで仕舞って エントランスにあった院内図の写真を セキさんに見せた ……窓の外は未だ暗く。 朝日の気配も今は遠いように思える 廃病院というなら、ネズミやコウモリといった 不浄な生き物でもいるかとも思うが それも今のところは窺えなかった。 ……まるで、時を止めたまま朽ちていくかのよう] (130) 2022/08/14(Sun) 21:19:40 |
【人】 四谷 隆史[手を引かれて、セキさんが蹴ったなにかに近づく。 ……小さなそれは] スマホ、 ……。 [見覚えがある色だ。 LINEを交換したときに見た色だ] …… チハヤさん、のかも、しれない (132) 2022/08/14(Sun) 21:29:03 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a38) 2022/08/14(Sun) 21:36:21 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a39) 2022/08/14(Sun) 22:26:56 |
【人】 勢喜 光樹[四谷が声に出したのと同時に、>>131 己の爪先が、何かを蹴ってしまったからか。 その声よりも、其方の方に意識が向いてしまって>>128 応える事は出来なかっただろう。] ………チハヤの? [落ちていた端末を見た四谷は 持ち主かもしれない人の名前を呟き>>132 確かめようとしたのか、それを手に取った。>>133 光る画面に目を細めながら 己も四谷の後ろから、映し出されている 青々とした背景と戦闘機らしきものの灰色の物体。 抽象画とでも言うのだろうか。 綺麗だとか、上手いだとかそういう感性はないから その画像に何かの感想を抱くことはなかったけれど。 ロック画面には 院内図の写真を見せて来る前に 四谷が誰かに送っていた、 メッセージの通知らしきものはなく。>>129 電波状況は、"圏外"であることを知った。>>0:127] (135) 2022/08/14(Sun) 22:59:26 |
【人】 勢喜 光樹…………四谷。 まだ、諦めるな。 [これがチハヤのもので、此処に落ちていた。 その事実しかないのだから。 四谷の肩に手を添え、声を掛ける。 励ましになるかは分からないが。 まだ絶望するには早計だと、そう思ったから。 四谷が落としたその端末は、代わりに己が拾い上げて それを上着のポケットに仕舞った。 何かの手掛かりになるかは分からないが もしも再会出来たなら、持ち主にも返せる。そう思って] (137) 2022/08/14(Sun) 23:01:50 |
【人】 勢喜 光樹行くぞ。 [もしも歩くのもままないぐらい まだ落ち込んでいるようならば、支えてやるから。 肩に添えていた手は、四谷の掌取って確りと握る。 兎に角、このエリアからは出なければ 彼に進むことを促した] (138) 2022/08/14(Sun) 23:02:43 |
【人】 勢喜 光樹[こんなに思い切り叩いているというのに、 窓はビクともしない。割れなかったのだ。 何か道具が必要だろうか。 いや、何かに弾かれているような感触が───] ………割れない、な。 [叩くのをやめ、肩を竦めながら溜息を吐く。 腰に手を当て、窓の外の闇を見つめた。*] (145) 2022/08/14(Sun) 23:10:25 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a40) 2022/08/14(Sun) 23:12:56 |
【赤】 空虚 タチバナ[戯れに啄む甘い口づけは深いものへ変わっていく。 甘酸っぱいソースは瞬く間に彼の舌に攫われて、 恐怖も不安も痛みも全部彼に塗り替わってしまった。 腹の底から湧き上がる何かが全身を駆け巡る。] ぁ……、 うん。 [彼の手からフォークが離れるのを横目に見ていた。 今、その手は自身を横たわらせるためだけにある。 仄暗い悦びが目元を溶かし、笑みを滲ませた。 右手を持ち上げ、彼の方へと伸ばす。] (*35) 2022/08/14(Sun) 23:14:44 |
【赤】 空虚 タチバナ……おいしそう、だったの。 [穴がないか確かめるように彼の顔へ触れようとした。 行為においしそうが何を指すかも伝わっただろうか。 本来持ち得た、あるいは当時出せなかった幼さも 彼の前では隠すことをしない。 時折様子を伺いはするも、 彼が嫌がる素振りを一切見せないものだから、 満ちる日を遠ざける努力が泡になってしまいそうだ。 甘えも、妬みも、怒りも悲しみも、恨みさえ、 己の持つ何もかもを彼に注ぎ、爪痕を立てる。 希薄さなんて一度だって感じさせたくない。 顔を確かめた手は、彼の左胸へと下りる。] (*36) 2022/08/14(Sun) 23:14:54 |
【赤】 空虚 タチバナ[上から順にボタンが外れ、 ワイヤーすら入っていない簡素な下着が現れる。 何もかも無気力だったあの頃、 不幸にしてしまった家族から与えられたものだ。 死んだ時の形がそのまま残っているのか パジャマ同様左胸に穴が空き、 左の肩紐は今にもちぎれてしまいそうだった。 問うように彼の名前を呼び、反応を見る。 少し迷うような素振りを見せた後に 鎖骨の辺りまでずり上げることにした。] ……ぜんぶ? [真白く、冷たい肌が露わになる。 心臓の位置にはぽっかり穴が空き、 背中に敷かれたパジャマの白が覗いている。 そのせいか左胸のボリュームは右より劣り、 仰向けなこともあってなだらかなラインを作った。 右もまた決して大きい訳ではないが、 女性らしいふくらみが顔を覗かせている。 その肌が熱を帯びることはない。ないはずだ。 それなのに、彼の眼前に晒された二つの蕾は 淡く色づくように存在を主張していた。] (*38) 2022/08/14(Sun) 23:16:26 |
陶酔 カナは、メモを貼った。 (a41) 2022/08/14(Sun) 23:16:35 |
【赤】 空虚 タチバナ……ぁ ッ、 むすぶ、 や、 [肌を顕わにする度、褒めてくれるかのように 彼のてのひらがあちこちを撫でていく。 それに対する反応すら、灯りの下、 彼の視界にすべて曝け出してしまい、 恥じらいに何度か身を捩らせた。 けれど、ベッドよりも狭いソファでは限界がある。 彼の手から逃れることなど不可能に近かった。 結局ふれられ、なでられ、ふるえてないて。 彼に言われるがままに腰を持ち上げる頃には 食べ頃の肢体が出来上がっていたことだろう。] (*39) 2022/08/14(Sun) 23:16:41 |
【赤】 空虚 タチバナ[彼がシャツを脱ぎ捨てたところまでは覚えていたが、 いつの間にか彼もすべてを曝け出していた。 力の抜けきった表情で彼を見上げる。 細身だろうか。肌も生者にしては白いように思う。 比較対象のほとんどが己に怯える人間ばかりだから 正確なところは分からない。 それ以上を考える前に、 最後の布が取り払われる感覚に意識を戻した。] ……あっ 、あ [温度のない太ももに、何かが触れる感覚がした。 すっかり出来上がった身体は蜜を滲ませており、 離れていく布に引いた糸が肌を濡らしたのだ。 彼の掌が下腹部に振れる。>>*31 いつかの自分と同じように。>>22 こぷりと溢れた蜜がひと掬い、足の間を伝う。 目にすることはできないが、 普段より白く濁っていることは想像に容易い。 彼の掌の下で、奥がきゅうと締まるのが分かった。] (*40) 2022/08/14(Sun) 23:17:19 |
【赤】 空虚 タチバナ[死の甘い香りを彼に浴びせる余裕もなかった。 植えつけた種≠熏。はまともに機能しないだろう。 それなのに彼がここまで貪欲に求めてくれるのは この地に溜まり切った怨念や淫欲のせいか。 あるいは、] ――ん、 [何度だってキスをした。何もかも足りなかった。 彼の唇が離れると、喉を寂しそうに鳴らす。 しかし、下へ辿るように唇が滑るのを感じれば、 感じた肩を跳ねさせることしかできない。] あ…… ぅ そこ、 [淡い蕾を二つ咲かせた胸元は期待に震えていた。 空虚な穴ではなく、放置された食事でもなく、 白い膨らみに彼の口が吸い寄せられる。 唇で柔く食まれると、それだけで背がしなった。] (*41) 2022/08/14(Sun) 23:17:42 |
【赤】 空虚 タチバナあっ ぁ、 あ ……ッ [うれしい。きもちいい。もっとほしい。 彼に対する欲望で頭がいっぱいになる。 ひんやりとした両腕で彼の頭を掻き抱いた。 頭頂部に顔を押し当て、口端から甘い声を漏らす。] ね、 ぁっ、 むすぶ 、 [自分の知る、彼の唯一のこと。彼の名前。 求める時も呼ぶ時も願う時も唱える、 一生を超えてたったひとつの響きだ。] (*42) 2022/08/14(Sun) 23:18:05 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a42) 2022/08/14(Sun) 23:20:39 |
【置】 不審死の元凶 ???[間もなく、闇は明ける。 異界化は解かれ、病院はただの廃墟へと戻っていく。 けれど、現実へと帰されるのは、生きる意志を曲げず、この病院の闇に呑まれなかった者だけ。 この闇の中に、生きる希望を失ってしまった者。 怨念と怨嗟の声に、誘い込まれてしまった者。 彼等はこの病院に蔓延る闇の一部となって、この病院に永遠に留まり続ける。 彼等は、解放されたのだ。 魂を縛り付ける、肉体という鎖から。 死ぬことも老いることも無く、永遠に自らの求めるモノを貪り続ける。 ――そして、現実に帰還する者達は聞くだろう。 背後から語り掛ける、澄んだ少女の声を。] (L4) 2022/08/14(Sun) 23:25:20 公開: 2022/08/14(Sun) 23:30:00 |
【置】 不審死の元凶 ???『ご来院、ありがとうございました。 貴方の先行きが、幸福なものでありますように。』 (L5) 2022/08/14(Sun) 23:25:36 公開: 2022/08/14(Sun) 23:30:00 |
【人】 空虚 タチバナ[目に見える変化はないだろう。 けれど、 もし彼らが望む未来を阻む悪意があったなら。 たった一度だけ、 細く広がる闇が脅威を引き裂くかもしれない。 それは誰かを攫った女の黒く長い髪に、 ほんの少しだけ似ていた。]* (150) 2022/08/14(Sun) 23:27:30 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a43) 2022/08/14(Sun) 23:33:10 |
【独】 空虚 タチバナ/* 23時なら間に合うと思ったんですよ ギリギリにしか書きあがりませんでした 伸びたせいでした 長すぎると返しづらいと思うので圧縮したいんだけど返したいことがいっぱいあって書ききったら こう 削れ 千早さんのスマートな文章をみならいたい 全部綺麗なんだ それなのにちゃんと話進んでるんだ 最高だから全人類見てくれ (-79) 2022/08/14(Sun) 23:38:11 |
【独】 勢喜 光樹/* もう明日には異界化が解ける…… チハヤが完全に戻れない存在となった と知るにはどうしたら良いんだろう? タチバナの素敵ロル PC目線では、どうやって拾えば良いか分からないつらみ。 なんか誰か、都合いいのください笑 他力本願の極みか。 (-80) 2022/08/14(Sun) 23:38:33 |
【独】 空虚 タチバナ/* 怪異同士人間同士の交流RP大丈夫だけど、怪異さんたちは生者さん追い求めたいかなって過去だけ投げました 二人とも素敵なの返してくれてうれしたのしかったです 生者さんたちも飛び入りどころか滑り込みの怨霊に優しくしてくれてありがとうでした いっぱい拾ってくれてうれしかった 最終的に愛子ちゃんだけ会えなかったな 妹ちゃん誘惑したことありますよは一瞬過ったけど、さすがにご縁貰いすぎではという感じで眠ってもらった ヒルコさんのもあったし 展開をドキドキしながら見てるよ (-85) 2022/08/14(Sun) 23:46:02 |
【独】 四谷 隆史/* そして死者の仲間入りしたかったセキさんに シンジャヤダヤダムーブしてしまったことを…! 土下座せねば…! (だってあの懺悔への対応されたら…… タカシのなかでとても大事になってしまったのだよ……) (-86) 2022/08/14(Sun) 23:48:19 |
【独】 空虚 タチバナ/* タイミング的にお守りで窓割ってみたいになってますがそういうのではないです 今は出られないし明けたら出られますからね 本当にただのフレーバーです 勢喜さん四谷さんのとこはジェットコースターみたいでよかったな 四谷さんいっぱい泣いて大変だったね 誰よりも怖がってくれて怪異、愛がいっぱいでした ジェットコースターの直滑降を作ってくれる勢喜さん すごい かっこいい あと拾いが無限にうまい (-87) 2022/08/14(Sun) 23:48:58 |
【独】 空虚 タチバナ/* 生きて帰れますようにはずっと前から言ってました そして千早さん なんだ 神か? 仏かもしれん とうとう言ってしまうけどタチバナの思考ってだいぶめんどくさい あとPLの書き方もちょっとめんどくさい それは本当にすみません なのにめちゃくちゃ丁寧に拾ってくださるは広げてくださるは進めてくださるはで やっぱり神なんだよな 二年ぶりで書き方を完全に忘れてしまってたのもあるんだけど、想定してた先に辿り着いた感があってめちゃくちゃ楽しかったです 絶対大変だったと思うんですが、ちょっとでも楽しいって感じてもらえてたらうれしいね すきだよ (-88) 2022/08/14(Sun) 23:52:46 |
【赤】 千早 結[髪を掻き抱くきみの腕が心地良くって、ぼくはうっとりと薄い蕾を啄んだ 口腔に含めば甘い吐息が部屋に響く。ひくりと震え仰反る背を逃さないよう、膨らみの曲線から穴の隅迄───触れられる限りきみの柔肌へ舌を這わせていく 甘い声が漏れるたび、名前を呼ばれるたびに、 そこがきみの気持ちのいい場所なのだと覚えるように] (*45) 2022/08/15(Mon) 2:23:54 |
【赤】 千早 結[言葉にするときみが消えてなくなる気がして言えない、 好きだよ、愛してる、 その一言が。 いつかきみの全ての苦しみが満ち足り足りて 消えてしまうその寸前までとっておこうと思う。 きみという未練がなくなってしまったぼくも 共に消えてしまえるように]* (*48) 2022/08/15(Mon) 2:48:42 |
【赤】 名坂愛子ひーちゃんが……いっぱいいる…… [幻覚ではないのだろう。やはり、触れる体は冷たいけれど、口づけや胸への愛撫は現実で。 こちらを優しく、それでいて貪るように群がる彼ら。 それらに応えるように舌を絡めたり、頭を撫でたり、指を重ねたり。 私の胸は小ぶりではあるから、小さい彼らにとっては丁度いいかもしれない] ちゅ……ん……っ! [彼らの愛撫を堪能していると、敏感な秘豆を刺激され、思わず体が跳ねる。 初めて?と聞かれれば、他人に愛撫されることとか未経験だったのでコクリと頷く。 まぁ、同じ容姿の子達に囲まれるというのも初めてではあったけれど。 秘裂を広げられ、中をさらされれば流石に羞恥で顔が赤く染まるけれど、それさえも新しい快感の呼び水になっているような気がして、未知の恐怖と一緒に快感への期待も高まっていくのを感じていた] (*50) 2022/08/15(Mon) 3:04:57 |
【赤】 名坂愛子[やがて彼らのうちの一人が下腹部を露わにすると、突然、彼の体躯には不釣り合いとも言える凶悪なモノが出来上がり、舌を絡めながらもゴクリと生唾を飲み込む。 それが私の秘裂にあてがわれれば、昂りきった体は無意識にこすりつけるように腰を動かしてしまう。 一緒に気持ちよくなろうと言われれば何度もうなずいて、その肉杭から目が離せなくなっていく] っ〜〜〜〜! [ゆっくりと、確実に腰が進めば、やがて膜を突き破り奥まで届くだろう。 破った瞬間、私は痛みで顔をしかめたけれど、すぐに快感に飲まれ、彼の動きに合わせて快感を貪るように腰を合わせていく。 もっともっと、この現実から逃れるように彼から与えられる快感を享受していく]** (*51) 2022/08/15(Mon) 3:05:07 |
【人】 四谷 隆史 セキさん、手、手の傷また開くかも… [何度か、叩いても窓はびくともしない 叩く手が傷ついた方ではなかったとしても 振動で開いてしまったら。 慌てる己は、傷口が開いていないかを確認しようとするだろう だが。問題はそれだけではなくて 窓の外は、闇 成人男性が全力で叩きつけても窓は割れる気配もなく そこに無傷である違和感。 それに未だ気を遣らないは行幸やもしれない 気づけば、また悲鳴をあげてしまうやもしれないのだから**] (154) 2022/08/15(Mon) 3:11:49 |
(a44) 2022/08/15(Mon) 3:14:44 |
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