人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]

二日目

本日の生存者:椎名 葉月、入江 修、浅見 律以上3名

【独】 浅見 律

/*
今プロローグのロル見ると白々しさに笑えてくるので感想書いていいですか、いいですね?(?)
>>0:1
こいつ先生って呼びたくねぇ……と思ってしまったalice(今までのロルを見ながら)(褒め言葉です)
>>0:2
>こんななんの思沁みもない教科書で〜
ここに西さんのロルっぽさを感じた私はいます( ˘ω˘ )
>>0:3
白々しいな〜〜〜〜
なーにが可愛い生徒だ貴様……ってなっちゃう。でもなんかこれ……今見ると白々しさだけじゃない別の物も感じますね……気のせいかな……
>>0:6
煽られとる〜〜〜ありがとう煽り耐性はないけど煽りは好きだよ!(???)
>>0:19
クソイベとか一人で延々とキレ散らかしてるで笑っちゃった……。
>>0:23とその後の秘話
この温度差凄いよね……いい先生に見えるけど全然そんなことはなかった(知ってた)
>>0:24と秘話
クズ〜〜〜!!!(何度も言ってるけど褒め言葉なんですほんとです)これ、逃げられたくないのかな……?
>>0:41
これ先生の本質が見えてていいなと……ちなみに好きすぎてしっかり覚えたしちゃんと後で拾った( ˘ω˘ )
>>0:42
こんなんで納得するわけないんだよな…と思いつつ、言い方がすごいこう……先生……。言動に納得しかしない……。
>>0:43
タバコで笑ったよね、やっぱりこの人吸うんだ……(勝手に吸うと思ってた)
>>0:45
ここ絶対どこかで拾うってきめてもう二日目です(?)
拾いたいんだけどな……(素振り
>>0:48最下段と秘話
だから温度差で風邪ひかせようとするのやめませんか???
賢いって言われてるの、煽りかな……わからん( ˘ω˘ )
(-0) 2022/12/15(Thu) 2:30:44

【独】 浅見 律

/*
この村の設定だけ見たときは今回こそ頭緩めの女子をやるつもりでいたのにキャラメイクであれ??となり、結局入村ですべてを吹き飛ばしたのであーーーーってずっとなっております。プロ見返したけどやっぱり頭ゆるくないねこの子……なんでどうして……
西さんにはむりむりかたつむりとか言われたしもう世界が許せない(???)
 
悲しくなってきたのでプロローグの一部のロルの意図でも……たぶん書かなくても西さんならわかる気がするので蛇足かもしれないけど( ˘ω˘ ) 
(-1) 2022/12/15(Thu) 2:32:39

【独】 浅見 律

/*
>>0:9
二色しかない説明は既に書いたな……
窓の外へ視線移してるのは先生から目線外してるって意味でもある。みんなが先生の方を見てる中でひとりだけ見てない異質さとかも出せてたらいいよね(出せてない)
>>0:10
みんなとの価値観の差とか、歳の割に死ぬほど冷めてるとか。見え隠れする自己評価の低さを書きたかった。
>>0:11>>0:12
強い諦観と家庭環境の説明。
>>0:13
この環境でもまだマシだと言い聞かせて心を保ってる……わけではなく、本気でそうだと思ってるので私のPCの中で過去一自己肯定感が狂ってるかもしれない()
生きててWいいWなので親に見捨てられたらこの子あっさり死にそうだなと思いながら書いてたりした(いやもう見捨てられてるも同然だけど)
>>0:14
今見ると関係悟らせないために見えますねすごいね(書いてるときそこまで考えてなかった(律ちゃんに喋ってもらっただけ))
>>0:15
これ実際は先生の人柄()もありそうなんだよな……とPLは思ってる。
>>0:18
聞かないと出来ないっていう受動的な感じをね……(なお二日目以降の展開……)
>>0:34
この言い方めっちゃ律ちゃんみを感じる…
一般的を知らないって意味を込めた台詞。
>>0:54
信用はしてる(信頼はしてない。)
こんなこと書いておきながら現軸では疑ってるのでもうだめかもしれない()
そうでもないって思ってるけど口が堅いとも思ってはないんですよねこれ……思ったより軽くなかったなっていう……。
(-2) 2022/12/15(Thu) 2:34:02

【独】 浅見 律

/*
入江先生がイイ女って言ってるロル見るたびにほんとか??ただの小生意気なガキだと思ってるのでは????と疑心暗鬼になるのでこれはよくない()
だって私が書くエロルはエロルっぽさないしな……。(つまり自信ない)
(-3) 2022/12/15(Thu) 2:34:21

【独】 浅見 律

/*
ほんとは次の軸を私が置くべきなんだけど今日はもう寝よう……
(-4) 2022/12/15(Thu) 2:37:02

【独】 浅見 律

/*
律ちゃんの気持ちが割とマジでわからん……(次の軸考えてた)
なんか恋心とも違う気がするんですけど先生のこと多分まだ好き……な気がする……
アンビバレンスがむっっっずい……えーんむずかしいたすけて
(-5) 2022/12/15(Thu) 22:04:24

【独】 浅見 律

/*
自分のロル見返して来たけど嫌いなはずの相手に対して身体が反応してるのは多分行為がしたいからっていうのはあるはず……(一時の快楽に依存してしまうってところ)
あとやっぱこれまだ好きだよな……???
ただそれは恋心って言うよりなんか別な気がして……えぐいくらいむずいんですけど……
弱み(?)見せられたせいで余計ぐちゃぐちゃ……
(-6) 2022/12/15(Thu) 22:12:15

【独】 浅見 律

/*
声かけてもらったからほんのり気になってた→初体験で完全に落とされた→遊びだって気づいたけど嫌いになれない→本性見て嫌いだって言ってる(現軸)
こんな感じか……?最初の部分がふわふわ過ぎるけど()でも嬉しかったのは確かなんだよね……だって声をかける人すらいなかったから
(-7) 2022/12/15(Thu) 22:28:56

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    相手が何を言って欲しいか
    その気持ちを察することが
    他のやつより得意だとは思う。

    下手に好意を口にする無知と
    俺のような行為の欠けらも無い理解者は
    時に人を困らせていく。


    素直に聞き入れるように
    手の白濁を舌で舐める姿は
    男を魅了できると確信できるほどに艶めかしい。



(-8) 2022/12/15(Thu) 22:36:44

【秘】 入江 修 → 浅見 律




    俺の言葉を噛み締めるように
    小さな声で浅見がなぞる。

    その一瞬は浅見の心が溶けたようで
    そこに浅見の求めるもののヒントが
    これでもかという程に組み込まれていた。

    どれだけ丹念であっても
    初めて男を受け入れるのに
    何も痛みがなくて済むはずがない。

    ぐっと腰を押し込むと
    顔を顰めた浅見こちらを向いて。

    親の手のひらを求める子供のように
    淡く、儚げに、笑っていた。



(-9) 2022/12/15(Thu) 22:37:10

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    分かったよ。
    お前が飢えてるのは愛情で。

    自分が存在してもいいという承認が
    不安定な浅見の存在を確かなものに変える。

    たとえ本当に言って欲しい相手が俺ではないとしても
    幸せだと言いたげな恍惚の表情は
    模造品に頼るしかない、哀れな羊のものだ。



(-10) 2022/12/15(Thu) 22:37:42

【秘】 入江 修 → 浅見 律



      「浅見。
       嘘でいいから。

         好きって、言って?」



(-11) 2022/12/15(Thu) 22:39:14

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「何度も言えば
     痛みも紛らわせるだろ?」



(-12) 2022/12/15(Thu) 22:40:26

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「何度も言えば
     嘘が本当に変わるだろ?」



(-13) 2022/12/15(Thu) 22:41:11

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    俺は浅見の奥深くまで侵入して
    しばらく動かずにじっと浅見を見る。

    何度も同じ嘘をつけば
    いつか思い込みという真実に変わるから。


    今は浅見に俺のものを中で味わってもらう時間だ。
    すぐに動き出したりはせずに
    時間をかけて浅見の中を慣らしていく。
    

(-14) 2022/12/15(Thu) 22:41:43

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    終始優しく。
    ゆるやかに浅見の身体を味わう傍らで
    差し伸べられた手はまるで親のように。

    激しさを隠したまま
    浅見にW幸せWを与え続けていた。**



(-15) 2022/12/15(Thu) 22:43:01

【秘】 入江 修 → 浅見 律


***

   何度も俺を最低と貶す。
   コロコロと態度を変える俺への嫌悪か
   それとも捨てられない幻想への憤りか。

   その声色は少しづつ変わってるようにも見え。

   無抵抗に抱き上げられた浅見は
   もう耐えきれないと言わんばかりに
   こちらに寄りかかってくる。

   まるで甘えてくる子供のようだ。
   子供から大人に上がる年頃の今、
   その境界を壊してしまったせいか
   その括りも曖昧になってしまう。


(-16) 2022/12/15(Thu) 22:45:14

【秘】 入江 修 → 浅見 律



        「浅見。」


(-17) 2022/12/15(Thu) 22:46:23

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「明日からもうここには来なくていい。」



(-18) 2022/12/15(Thu) 22:48:49

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    浅見の体を持ち上げると
    白濁液がソファーに垂れる。
    そのまま浅見を寝かせ
    制服を整えてやりながら


     「お前を元の場所に帰してやる。」



    そう言って浅見の身体から手を離すと
    解放の号令を告げた。
    いつも渡していた薬も
    この日だけは渡す素振りすら見せずに。


    その方が、最低だ。違うかい?**


(-19) 2022/12/15(Thu) 22:50:20

【独】 浅見 律

/*
親はそんなことしねぇよ!!!!!(台パン)
PLからは以上です。(?)
いや、そこじゃないんだけどどうしても言いたくなったので(((
(-20) 2022/12/15(Thu) 22:52:39

【独】 浅見 律

/*
……これ薬貰ってないけど大丈夫……??(大丈夫じゃない)
えっどうしよう最後のロルの意味わかってない……
(-21) 2022/12/15(Thu) 22:54:20

【独】 浅見 律

/*
え、あー……
嫌いになれない要素全部潰そうとしてる……?
言葉通り最低になろうと……?(わからない……)
(-22) 2022/12/15(Thu) 22:55:28

【独】 浅見 律

/*
単純にここで律ちゃんから離れさせて、もう一度戻ってこさせたいってこと…?まぁ、離れるのは確定だしいっか……(よくない)
(-23) 2022/12/15(Thu) 23:39:14

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  私には価値がない、から。

  模造品しか与えられなかったとして
  それは仕方のないことだし
  なんなら、模造品ですら私には贅沢。


  
(-24) 2022/12/16(Fri) 0:06:52

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   
「……嘘、でも?」



  何度も言って、嘘が本当に変わったとして。
  あなたは、それで何も困らないのか。

  噓が本当に変わった時。
  あなたは、同じように好きを返してくれる?


  
(-26) 2022/12/16(Fri) 0:07:29

【独】 浅見 律




  
……そもそも、
嘘じゃない
って、言ったら。

  
あなたは、受け入れてくれるの?



  
(-25) 2022/12/16(Fri) 0:07:57

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  
―――そんなわけ、ないのに。

  愛情に飢えた私は、促されるままに。


   「好き、です。
    先生のことが、好き……。」



  きっと、嘘に聞こえるような、言葉。
  痛みを紛らわすように、
  何度も、何度もあなたへ向けて告げる好意。

  
(-27) 2022/12/16(Fri) 0:08:37

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  何度も告げるうちに本当になったんじゃない。
  淡い好意が口にするにつれて
  鮮やかな色へと変わっていっただけ。

  そう、この時は、
  本当にあなたのことが……。


  
(-28) 2022/12/16(Fri) 0:09:09

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  どんな形であったとしても
  気にかけてくれた大人は、あなたが初めてだった。
  上辺だけだったとしても、
  先生という立場から来るものでも

  
……利用価値を見出したから、でも。


  
放っておけない、と。>>1:1

  
  あなたのその言葉のせいで、
  私は―――――……。


 
(-30) 2022/12/16(Fri) 0:10:00

【独】 浅見 律



   あなたの思惑に気づいてしまってからも、
   あなたのことが嫌いになりきれない。


 
(-29) 2022/12/16(Fri) 0:10:24

【秘】 浅見 律 → 入江 修


  
  
奥深くにあなたを受け入れて。

  
好き
、と言いながら見つめて。


  それでも、時折鈍い痛みを誤魔化しきれずに
  苦し気に息を吐いたりもしていたけれど。
  指とは違う質量に少しずつ慣れていく。

  終始優しいあなたに縋るように
  私はあなたの手を握ろうとして。

  与えられるW幸せWに身を浸していると
  異物を拒むような締め付けは
  やがて求めるようなそれへと変わっていき。


  
(-31) 2022/12/16(Fri) 0:11:05

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  初めての行為が全て終わった時。
  気だるい幸福感で全身を満たした私は、


  
   
「また、来ます。」



  
と言って、
囚われることを選んでしまった。**


  
(-32) 2022/12/16(Fri) 0:12:06

【秘】 浅見 律 → 入江 修


***

  態度を変えることへの嫌悪と
  幻想を捨てきれないことへの憤り。
  両方とも、最低だ、と口にしてしまう理由。


  
両方ともそう、
でもそれだけで終わらない。


  
(-33) 2022/12/16(Fri) 2:27:44

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  
あなたは最低だと思う、本当に。

  でも、わかってしまう。
  あなたが私の理解者であるように
  私は、あなたの理解者になれてしまう。


  
何度も肌を重ねたから?

  
いや、違う。


  
(-34) 2022/12/16(Fri) 2:28:17

【秘】 浅見 律 → 入江 修




     
W私達Wには居場所がないから。



  
(-35) 2022/12/16(Fri) 2:28:45

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  あなたに居場所があるのなら。
  こんなこと、する必要がない。
  私なんかとここにいる必要がない。

        少なくとも私はそう思ってる。


  
(-36) 2022/12/16(Fri) 2:29:30

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  最高だと褒めるその言葉も
  いてくれてよかったという言葉も。


  
気持ちを弄ぶための
でも

  
場を盛り上げるための
甘言
でもない。


  あなたの、本心。


  
(-37) 2022/12/16(Fri) 2:31:16

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  
大嫌いだ、そんな本心を見せてくるあなたが。


  
それを分かってしまう私が。


  
(-38) 2022/12/16(Fri) 2:31:40

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  疲れから身体を動かせずにいると
  告げられるのは解放の言葉。

  来なくていい、それは。
  この関係の終わりを意味していて。
  あなたはどんな反応を期待していたんだろう。
  嫌だ、って縋って欲しかったのか。
  それとも、さっき言っていたように
  今は離れたとしても、
  耐えきれなくなった私がまたここに来ることを
  期待しているんだろうか。


  
もう、どっちでもよかった。

  来なくていい、って言葉を聞いた瞬間、
  私の目には諦めの色が映っていたと思う。


  
(-39) 2022/12/16(Fri) 2:33:06

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   捨てられるのはいつもの事。
   求められなくて、当たり前。

   居場所がないのが、当然だから。


   
元に戻るだけだ。


  
(-40) 2022/12/16(Fri) 2:35:03

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  制服を整えてくれるその手が離れてから、
  中から垂れてくる白濁液を乱雑に拭い。
   
  
   「そうですか、なら来ません。」

  
  元々、呼ばれなければ来てなかった。
  私から自発的に来てたことなんて一度もない。
  
……最初のあの日を除けば、一度だって。


  いていいよ、と言われなければ
  私は居場所を得ることが出来ない。


  さっきまでここで甘い声を響かせていた人とは
  別人のように冷めた声で、そう言うと。

  
(-41) 2022/12/16(Fri) 2:36:13

【秘】 浅見 律 → 入江 修




   「入江先生も、元の場所に戻るといいですよ。」


  
(-42) 2022/12/16(Fri) 2:36:36

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  曲がっていたセーラー服のリボンを
  軽く直しながら立ち上がり。
  資料室を後にしようとして。
  薬を受け取っていないことに気づくのは
  ここを去った後だった。


  ふ、と立ち止まった。
  振り返らないままに、あなたに問いかけた。
  返事なんてなくてよかったから。
  独り言と同じかもしれない。
  あなたの返事があったとしても
  私はそれを待たずに立ち去った。

  
(-43) 2022/12/16(Fri) 2:37:02

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   
「元の場所、ってどこでしょうね。」**


  
(-44) 2022/12/16(Fri) 2:37:21

【赤】 浅見 律


***

  薬を受け取っていない、と気づいた後も
  私はあなたの元へ何かを言いに行くこともなく。

 
  
そうですね、最低だと思いましたよ。

  ただ、迂闊だとも思いますけど。
  万が一、があったらあなたは
  どうするつもりだったんだろう、と。


  関係が変わってしまっても、
  周りになにかを悟らせることは絶対になかった。

  あなたの授業はいつも通り聞いていたし
  事務的に何か話す機会があったとしても
  私は普段通りに振舞って。

 
(*0) 2022/12/16(Fri) 2:38:38

【赤】 浅見 律



  ただ、変わったことがあるとすれば。
  
無断欠席
が増えていったこと。

  親は私がどう過ごしているかなんて
  どうでもいいし、関知もしていないから。
  担任からしつこく連絡でも入れなければ
  私の欠席など知りもしない。

  
(*1) 2022/12/16(Fri) 2:39:36

【赤】 浅見 律



  勿論、親が欠席に関して
  何も言わないのは織り込み済みだったけど。
  私は、あなたが担任だから
  無断欠席を繰り返すようになったんだ。

  時々出席して顔を見せていれば
  あなたは必要以上に踏み込んでこない。

  その確信が、私にはあったから。

  
(*2) 2022/12/16(Fri) 2:40:07

【赤】 浅見 律



  あなたがあの時、私に声をかけたのは>>0:22
  私が都合のいい女だったからで。

  いい先生だから、じゃないでしょう?*


  
(*3) 2022/12/16(Fri) 2:40:34

【赤】 浅見 律



  無断欠席をして、
  居場所のない私が何をしていたのか?

  一夜の遊び相手を探して彷徨い歩いていた。
  避妊も何もしなくていい、
  そんな都合のいい提案をする女は
  男からすれば魅力的、なのだろうか。
  普通は怪しいとか思いそうなものだけど。
  怪しいと思うほどの知能があれば
  そもそもそんな遊び方してないか。


  私がしていたのは、
  本当にただ、性欲を満たすためだけの、
  女の子にとってリスクしかない行為。


 
(*4) 2022/12/16(Fri) 2:41:47

【赤】 浅見 律



  私が誘ったところで、と最初は思ってたけど。
  探せば確かに誘いに乗ってくる男はいた。

  なるほど、上玉って、そういうこと。
  確かに困りませんでしたよ、先生。


  
(*5) 2022/12/16(Fri) 2:42:17

【赤】 浅見 律



  後腐れなく、一夜で終わる相手もいたし
  抱き心地がいいから、と気に入ったのか
  何度も行為を迫る人もいた。 

  薬を飲まされ、身体の自由を奪われて
  輪姦されることもあったけど。
  あれは流石に気持ち良くはなかったかな。

  売春だと思われたのか、
  ご丁寧にお金をくれる人もいた。
  それも、学生に渡すにしては結構な大金。
  受け取ろうと思っていなかったけれど
  押し付けるように置いていかれてしまい
  受け取らざるを得なくなってしまって。
  でも、使い道を思いつかず、使えないでいた。


 
(*6) 2022/12/16(Fri) 2:43:10

【赤】 浅見 律



  そうやって遊び歩いてしてきた数々の性行為。
  良くないものも勿論あったけど
  基本的に、悪くはないものが多かった。

  ただ、あなたの予想通りというべきか。
  行為中にどうしてもあなたの姿がチラつく。
  癪に障ることに忘れられないし、
  あなたとしている時の快感を超えられない。
  あなたの施したWマーキングWが
  しっかり仕事をしているせいで
  他の男に抱かれていても
  いつだってあなたを思い出してしまう。 


  
(*7) 2022/12/16(Fri) 2:44:14

【赤】 浅見 律



    
あなた無しじゃ、深い快感を得られない。


  
(*8) 2022/12/16(Fri) 2:44:46

【赤】 浅見 律



  
この行為じゃ何も満たされない。

  そんな当たり前の事実からようやく
  目を逸らすことをやめた頃。

  私は、数日間、熱を出した。
  当然その間は学校を休んだけど。
  何の連絡もしてないから、
  先生からすれば無断欠席と同じだったはずだ。*

  
(*9) 2022/12/16(Fri) 2:45:28

【独】 浅見 律

/*
まだこれで軸振れてないのもう……と思いつつ流石に眠いので明日……明日こそ……()
(-45) 2022/12/16(Fri) 2:47:32

【赤】 浅見 律



  熱を出した原因がただの風邪だとは思えなかった。
  何せ、ほとんどの相手と避妊具なしの行為をしていて。
  私はいまや、一般的な女の子の倍じゃ
  済まないような人数と関係を持っていたから。


  
これでただの風邪だと思える方が馬鹿だ。


  
(*10) 2022/12/16(Fri) 17:53:27

【赤】 浅見 律



  だから、私は半ばある確信を持ちながら
  病院を訪れて、検査をしてもらい。

  結果から言えば、私の予想は見事に当たっていた。


  HIV検査で陽性。
  私はHIVに感染していた。


  
(*11) 2022/12/16(Fri) 17:54:00

【赤】 浅見 律



  知った時、多少なりとも思うことはあった。
  いくら私が人生を諦めてるとは言っても。
  馬鹿なことをしたな、くらいは
  思ってしまったし、
  あんなことしなきゃよかった、とも。


  
(*12) 2022/12/16(Fri) 17:54:18

【赤】 浅見 律



  あぁ、流石にこんな私に
  居場所をくれる人なんているわけがない。
  そこまで考えて、ようやく視界が滲んだ。


 
(*13) 2022/12/16(Fri) 17:56:00

【赤】 浅見 律



  
……元々壊れてた人生。

  
だから、壊されたなんて言う権利本当はないけれど

  
それでも。私はどうしてもあなたが許せなかった。


  無知で孤立した少女をいいように弄んで
  玩具にして楽しんでいたあなたのことが。
  こうなるきっかけを作ったあなたのことが。


  私以外にも同じ思いをした子が
  もしかしたらいたのかもしれない。
  その可能性に思い至ってしまえば。
  もう、躊躇う理由なんて何も残されてなかった。


  
なんて、自分を正当化するための口実に過ぎないけど。


  
(*14) 2022/12/16(Fri) 17:57:18

【秘】 浅見 律 → 入江 修




   
あなたにも同じ所まで堕ちてきてもらおう。



  
(-46) 2022/12/16(Fri) 17:57:42

【赤】 浅見 律



  そう決めてからの行動は早かった。
  あなたが馬鹿じゃないことくらい知ってる。

  きっと、機会は一度しかない。
  私に警戒心を抱かれてしまえば
  多分もう二度と機会は巡ってこないし
  私自身が、おかしくなってるのを誤魔化しきれない。

  そう思ったから、思い付きではなく、
  W準備Wをした上で、あなたを嵌めようと。


  
(*15) 2022/12/16(Fri) 17:58:08

【赤】 浅見 律

  
***

  色々な準備を終えて。
  胸に秘めた思惑を悟らせないようにしながら。
  私は、授業の後に、話しかけた。


  「入江先生……。質問が、あるんですけど。
   放課後、空いてますか……?」


  傍から見れば、勉強熱心な生徒が
  先生に質問してるようにしか見えない。
  最近休みがちだった生徒が
  質問してたところで何の違和感もない。
  一見すれば、ただの日常風景。

  
(*16) 2022/12/16(Fri) 17:58:55

【赤】 浅見 律



  でも、あなたにだけ見えるように見せた紙。
  その紙に書かれた文言を見れば。
  あなたにだけは、意図が伝わったはずだ。


  
(*17) 2022/12/16(Fri) 17:59:15

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   
W放課後、資料室に来てくれませんか。W


  
(-47) 2022/12/16(Fri) 17:59:39

【赤】 浅見 律



  
あなたならこの意味、わかるでしょう?

  誰かと来るなんて無粋なことはせず、
  あなたなら一人で来てくれる。

  そんな期待を、あなたはどう受け取ったのか。


  
(*18) 2022/12/16(Fri) 18:00:07

【赤】 浅見 律



  あなたが一人で資料室に来てくれたなら。
  私はあなたにソファーへ座るように促して。
  私も隣へと腰掛けて、あなたの方を見る。

  
  「……質問、後回しでもいいですか?」 


  そう口火を切って、あなたの返答は聞かないまま 
  
私は、顔を近づけて、唇を強引に奪う。


  
(*19) 2022/12/16(Fri) 18:01:20

【赤】 浅見 律



  部屋にあなたが入る直前、
  口に含んでいた睡眠薬を飲ませるために。
  口移しであなたに含ませて、
  飲み込みやすいように唾液を流し込んで。


  あなたが薬を飲まざるを得なくなるまで、
  深い口づけをやめることはなかった。*


  
(*20) 2022/12/16(Fri) 18:02:16
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「さぁな。そりゃお前が決めることだ。」



(-48) 2022/12/17(Sat) 23:52:08

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    空っぽの俺達には戻る場所は無い。
    わかっていても受け入れ難い事実は
    巡り巡って引き合い合うものだ。

    浅見のいなくなった資料室で
    独り電子タバコを吸い込むと

    俺は汗や体液の異臭がまだ残る椅子に佇み
    疲れたようにため息をついた。


(-49) 2022/12/17(Sat) 23:52:31

【赤】 入江 修



    「はぁ、また一から探し直しか。」


(*21) 2022/12/17(Sat) 23:53:11

【赤】 入江 修



    女というのは難しいしめんどくさい。
    前に辞めた生徒…名前は、椎名だったかな。
    あいつはもう飽きたから関係を切ろうとしたら
    すげーヒステリックを起こしたっけ。

    それに比べりゃ浅見は利口なんだろうが
    それでもめんどくさいことには変わらない。



(*22) 2022/12/17(Sat) 23:53:41

【赤】 入江 修



    どうせ耐えきれずに帰ってくるのに
    どうもあいつは無駄な事が好きらしい。

    俺はあいつがこの先向けてくる
    大きすぎる感情を、侮っていたんだ。**



(*23) 2022/12/17(Sat) 23:54:16

【赤】 入江 修



    資料室に浅見を呼ぶのをやめて数日
    俺達の秘め事は外には漏れていないらしい。
    流石というかなんというか。
    本当に期待を裏切らないやつだと思う。

    ただ一つ予想を裏切られたと言えば
    ごく一般的な教師と生徒を演じながら
    ひびだらけの平穏を営む内に
    浅見が時折姿を消す日があったことだ。


(*24) 2022/12/17(Sat) 23:54:51

【赤】 入江 修



    まともに交流しようともしない。
    そんな浅見の行方なんて誰も知らない。
    浅見はどうしたと聞いても
    クラスの奴らは揃って首を傾げていた。

    娘さんが学校に来ていません。
    そんな連絡をしてみても親は知らんの一点張り。
    最初こそ連絡をするようにしていたが
    次第にそれも形式的なものに成り下がり
    浅見を想う意義もなくなっていく。



(*25) 2022/12/17(Sat) 23:55:35

【赤】 入江 修




    誰も知るわけが無い。
    堕ちるとこまで堕ちた女の行末なんて。

    俺の思惑にハマり、
    俺がかけた首輪を外せずに藻掻く有様も
    その結果地獄の釜の底に立ったことも

    まさか思うまい。
    とんだくだらない逆恨み同然の憎悪の感情が
    まさか教壇越しに俺に向けられているなんて。




(*26) 2022/12/17(Sat) 23:55:52

【赤】 入江 修



    浅見との密会がなくなってからしばらく
    先にその切れた糸を辿ってきたのは
    俺ではなくやっぱり浅見の方。

    想像した通りに事が進むと
    警戒心が薄くなるのが人間の性。


    何の変哲もない日常に擬態するように
    互いにしか分からない暗号を口にされれば
    その本当の意味を理解しているのは俺だけだ。


(*27) 2022/12/17(Sat) 23:56:19

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「あぁいいよ。どのへん?」


(-50) 2022/12/17(Sat) 23:57:02

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    参考書を覗き込むふりをして
    俺はそのメッセージを読み取る。

    ほらな、俺の言った通りになっただろ?
    …今にして思えば俺も滑稽だな。



(-51) 2022/12/17(Sat) 23:57:34

【赤】 入江 修



    この資料室に来るのも久しぶりな気がする。
    ネットでなんでも書籍を引っ張れる昨今、
    浅見の相手をする以外でこんな場所使いやしない。

    資料室に入ると珍しく俺より先に来ていた浅見が
    矢継ぎ早に本題を切り出すと
    浅見の悪意に気づきもしない俺は
    ソファーに腰かけながら笑って


    「おいおい、俺にして貰えなくて
     そんなに寂しかったのか?」


    と浅見を煽る。
    これからまた前のように俺の声で
    また秘め事に耽ることになるのだと。


(*28) 2022/12/17(Sat) 23:58:10

【赤】 入江 修



      そう思っていたのに。



(*29) 2022/12/17(Sat) 23:58:38

【赤】 入江 修



    「んん……って、おい、がっつきすぎ…、っ!?」



    強引に唇を奪われると
    流石に俺も驚いて離れようとするが
    いくら男女の体格差があろうとも
    上を取られると押し退けるのは簡単じゃない。

    いままでの比じゃない程の激しいキスに
    俺が違和感を感じ始めた時には
    何か塊が押し込まれて
    無理矢理喉奥に流し込まれてしまっていた。


(*30) 2022/12/17(Sat) 23:59:58

【赤】 入江 修



    「
けほっ…
おま、なに、やって……。」


(*31) 2022/12/18(Sun) 0:00:30

【赤】 入江 修



    俺は思わず浅見を睨む。

    けどその先の事が記憶にはない。
    当然だ。だって俺は──────。**



(*32) 2022/12/18(Sun) 0:00:44

【赤】 浅見 律



  耐えきれないって予想までは当たってた。>>*23
  ただ、帰ってくる理由が違った、それだけ。


  
あなたの予想以上に、私が愚かだった。


 
(*33) 2022/12/18(Sun) 1:38:31

【赤】 浅見 律



  わかってる、堕ちるとこまで堕ちたのは
  私が自ら進んでいった道であって。>>*26


  
この感情がくだらないことくらい、分かってる。


  でもくだらないことしてるって意味では。
  私達は同じ穴の狢でしょう?


 
(*34) 2022/12/18(Sun) 1:39:05

【赤】 浅見 律



  あなたの想像通りの行動をしたこの瞬間。
  この時が一番油断するんじゃないかって。
  そう思ってたし、そう思えばこそ、
  私から声をかけることに躊躇いはなかった。

  そして、差し出した餌にあなたは
  私の思い通りにかかってくれたんだ。


  
(*35) 2022/12/18(Sun) 1:39:52

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  あなたの教える科目で質問なんて
  本当は何もない。
  だって、読めばわかりますから。
  せいぜい、もらいそびれたプリントを貰って
  テストの範囲を言ってたのならそれを聞いて?


  だから、指差したのは参考書に挟んだ
  私からのメッセージで。

  
ほらね、私の思い通りになってくれたでしょう?


  
(-52) 2022/12/18(Sun) 1:40:33

【赤】 浅見 律



  久々に来た資料室。
  あまり人が来ないこの場所は
  今の私にとって都合がいい。
  でも、万が一にも誰かが入ってこれないように
  事前に鍵を持ち出しておいたから。


  
あなたが来てしまったらもう、逃げられない。


  
(*36) 2022/12/18(Sun) 1:40:54

【赤】 浅見 律



       
いいえ、逃がさない。


  
(*37) 2022/12/18(Sun) 1:41:17

【赤】 浅見 律



  してもらえなくて寂しかったのか、とか
  がっつきすぎだって抗議とか。
  何言われるかなんて予想できてはいたけど
  返す余裕なんてあるはずもない。
  いつまでも薬を口に含んでいられないし
  ここで失敗したら終わりだから。


  あなたに覆いかぶさってしまえば
  いくら力の差があっても咄嗟には振り払えない。
  こんな激しいキス、何処で覚えてきたのかって?

  あなたの知らない所で、ですよ。
  ちょうどこんな風に薬飲まされたんです。


  
(*38) 2022/12/18(Sun) 1:42:04

【赤】 浅見 律



   
「何って……イイこと、ですけど。」


  
(*39) 2022/12/18(Sun) 1:42:26

【赤】 浅見 律



  開き直ったように言って。>>*31
  くすり、と笑う。
  その笑みは子供の悪戯に見せかけるにしては
  邪気を隠せてなかったかもしれない。

  
(*40) 2022/12/18(Sun) 1:43:06

【赤】 浅見 律



  あなたが意識を失うのを見届けて。
  まだ起こさないように慎重にソファーへと寝かせ。
  前もって資料室に隠していたロープで
  抵抗できないように手足を縛りあげた。
  もし解いたらくっきり痣が残るくらいに、きつく。

  それから、衣服のポケットを漁って、
  スマホを持っていたならそれを抜き取り、
  誰かから連絡が来ても分からないように
  電源を切ってから、あなたの手が届かない場所へ放る。
  
助けなんて呼ばせませんよ。


  部屋に鍵をかけてしまえば、
  ここで起こる出来事を邪魔できる人はいない。


 
(*41) 2022/12/18(Sun) 1:43:40

【赤】 浅見 律


  
  あなたが起きるまで、
  私はあなたが寝ている横で座って待っていたけれど。
  目を覚ましたのに気づけば、
  あなたに馬乗りになって、
  

   「やっと起きました?遅いですよ。」


  と、楽しそうに笑いながら、瞳を覗き込んだ。

  
(*42) 2022/12/18(Sun) 1:44:00

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   「安心してください。
    あなたにイイ思いさせてあげますから。」



         
あなたの人生が壊れるまで、ね。


  
(-53) 2022/12/18(Sun) 1:44:38

【赤】 浅見 律

  

  安心なんて欠片も出来ない状況で
  無意味な言葉を吐き捨てると。
  あなたのスーツに手をかけて、衣服を乱していく。
  ネクタイを外して、ワイシャツのボタンを
  一つ一つ外して、はだけさせて。
  いたって優しい手つきで肌をなぞっていく。
  そう、別にあなたの身体に
  物理的な傷をつけたいわけじゃない。

  
私はただ、あなたと繋がりたいだけ。


  
(*43) 2022/12/18(Sun) 1:45:11

【赤】 浅見 律


  
   「寂しかったのか、って言ってましたよね。
    寂しかったですよ、すごく。

    気づいたんです、私。」

  
(*44) 2022/12/18(Sun) 1:45:32

【赤】 浅見 律



   「他の誰とでもない。
    あなたと、イイことをしたいんだ、って。」

  
(*45) 2022/12/18(Sun) 1:45:54

【赤】 浅見 律



  行き過ぎた依存心を持っているように
  見せかけるために、敢えて省いた言葉で
  あなたに語りかけながら、頬を撫でてみせる。
  
敵意なんてありませんよ、と言いたげに。

 
  私自身は何一つ乱れていない制服のまま。
  今まで私をいいようにしてきた人が
  今は私に言いようにされてる、と思うと
  少しそそられるものもある。


  
   「私からの質問は……
    さっき後回しにするって言いましたし。」

  
(*46) 2022/12/18(Sun) 1:47:04

【赤】 浅見 律

 

   「聞きたいことがあるなら答えてあげますよ。」
  
 
  あなたの耳元で囁いて、
  そのまま、耳の中を嬲るように舐めて。
  息を吹きかけると、くすくす笑った。* 

  
(*47) 2022/12/18(Sun) 1:47:45

【赤】 入江 修



    淡々と微笑む目は

        俺の知る浅見の目じゃない。


(*48) 2022/12/19(Mon) 0:15:15

【赤】 入江 修



    失うものがなくなったやつの狂気は
    常人じゃ推し量ることさえできない。

    目を覚ますと俺はソファーに寝ていたが
    その違和感に気づいたのはすぐのことだ。

    両手と両足が、動かせない。
    よく見れば縄が俺の肉に食い込んでいた。
    もちろん犯人なんて一人しかいない。



(*49) 2022/12/19(Mon) 0:15:40

【秘】 入江 修 → 浅見 律



     「っおい、なんの真似だ…!」



(-54) 2022/12/19(Mon) 0:15:54

【赤】 入江 修



    目を覚ますと同時に俺は身を捩らせる。
    しかしそんな赤子のような抵抗は意味をなさずに
    浅見が膝の上に乗ってくればもう動くことも出来ず。

    まるで獣をしつけるような手つきで
    身につけていたスーツを剥がされていくと
    ひび割れた台詞に俺は寒気すら覚えてしまう。
    >>*44>>*45



    「お前……。
     そういうこと言うキャラじゃない、だろ…。」


    何かは分からない。
    でも何かを企んでいなければ
    浅見律という女はこんなことはやらない。

    しかもその何かを考える時間すら
    浅見は俺に与えるつもりじゃないらしい。



(*50) 2022/12/19(Mon) 0:19:18

【赤】 入江 修



    耳元で囁く姿はまるで悪魔だ。
    狩る側から狩られる側に落ちる恐怖を
    俺は今、もっとも最悪な形で味わっている。
    耳を嬲るなんて俺の教えていないことを
    慣れた手つきでやられてしまったのだから。



    「っはは、傑作だ…。
     さんざん仕込まれた腹いせか知らねぇけど
     この期に及んで新しい性癖開拓か?」



    俺が浅見に散々そうしてきたように
    その報復にも思えて仕方がない。

    しかし身体は正直なもので
    肌で感じた柔らかな感触が身体に熱を与えると
    ちょうど浅見の身体の下で
    ほのかに硬く主張をし始めてしまった。*

    
(*51) 2022/12/19(Mon) 0:20:09

【独】 浅見 律

/*
多分ペラペラしゃべらない方が怖いよねと思いつつ喋らないとやりづらそうなんだよね……だって抵抗できないし……誰だよこんなことしたの……
(-55) 2022/12/19(Mon) 1:05:17

【独】 浅見 律

/*
私、行動描写がそもそも苦手だった……(致命的過ぎる
(-56) 2022/12/19(Mon) 2:20:46

【赤】 浅見 律



  見せかけの言葉は違和感だらけだったらしく。
  キャラじゃない、という言葉に目を細めて。


   「リップサービスですよ。
    こう言ってほしかったんだと思って。

    
想像するだけでそそられる、
って
    あの時そう言ってましたよね。」


  と、違和感に違和感を重ねてしまう。
  あなたが言ってほしいことを
  頑なに言わなかった浅見律とは
  正反対のことを口にしていたけれど。

  あなたと繋がりたいと思うのは
  そこにどんな目的があれ、本心だ。
  でも、企んでいることの内容は教えない。


  
(*52) 2022/12/19(Mon) 3:13:16

【赤】 浅見 律


    
  教えられていないことを
  これ見よがしにしてしまったのは
  別にあなたへの当てつけとかではなく。
  ただ、興奮を煽ろうとしただけ。
  恐怖を煽るつもりはなかった。


  
あなたが反応してくれないと困るから。


  
(*53) 2022/12/19(Mon) 3:13:56

【赤】 浅見 律



  「こうでもしないと逃げるでしょう?
   どうせ、Wもう来なくていいWって
   言った時のあなたは
   飽きた玩具を捨てる感覚でいたんでしょうし。」



  責める意図は微塵もなく、
  そうなんだろうという思い込みを淡々と話し。
  まさか、私から来たら
  秘め事に耽る気でいたとは知らず。>>*28>>*29


  
(*54) 2022/12/19(Mon) 3:16:18

【赤】 浅見 律



  今していることは報復のつもりではあるけど
  拘束したのはあくまで目的を達成するための手段。
  あなただって薄々分かってるくせに。
  浅見律は、何の意味もなく
  こんなことする人じゃないって。>>*50


  分かっているから落ち着いているのか、
  それとも落ち着いてるように見せてるだけか。
  どっちにしても、その態度を崩したくなって。


  「……思ったより落ち着いてるんですね。
   もっと喚いてもいいんですよ。」

  
(*55) 2022/12/19(Mon) 3:20:25

【赤】 浅見 律



    
「喚いたら口も塞ぐだけですけど。」


  
(*56) 2022/12/19(Mon) 3:20:46

【赤】 浅見 律



  見下ろしながら、そんなことを言いつつ。
  身体の下でほのかに主張しているものに気づいて
  布越しに自分の秘部を擦り付けるように腰を揺らす。
  微かにいい場所を掠めて、吐息を零したけど
  布越しだからまだ物足りない。


  
(*57) 2022/12/19(Mon) 3:21:27

【赤】 浅見 律



  「性癖を開拓されてるのは
   先生の方じゃないですか?」


  馬鹿にしたような笑いを浮かべながら
  耳をくすぐるように撫でて、
  首筋へとなぞり下ろし、さらに下へ。
  
  胸までたどり着いた指先は
  その先端を弄ぶようにくるくると撫でて。
  爪を立てて軽くひっかいたあと、
  労わるように優しく口づけを落とす。
  束ねていない髪がさらりと垂れて
  あなたの肌にあたった。


  
(*58) 2022/12/19(Mon) 3:22:34

【赤】 浅見 律


  
  「……だって、もう反応してる。」


  秘部を擦りつけるのをやめて
  身体の位置をずらすと、
  いつかあなたに教わったように
  両手で包み込むように握って。
  
  あなたを見つめながら、
  握ったものの先を舌を出して舐めると、
  果ててしまわない程度に、
  刺激を与えようと手を動かし始めた。


  
(*59) 2022/12/19(Mon) 3:23:50

【赤】 浅見 律



  悦ばせ方を仕込んだのはあなただけど。
  他の人にも奉仕をしていた今となっては
  あなたの知っている手つきと
  少し、変わっていたかもしれない。*


 
(*60) 2022/12/19(Mon) 3:24:06

【赤】 入江 修



    浅見の親に連絡をした時に
    親が俺に対して言ってきたのは
    うちのがすみませんという棘のある言葉だ。

    子、と呼ぶことすらしないのか。


    あの日から何度も続いた無断欠席も
    あの親は気にも止めやしない。

    携帯も持たない浅見は
    文字通り闇夜の中へと消えていった。



(*61) 2022/12/20(Tue) 17:50:34

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    他人の手垢まみれの子犬が帰ってくりゃ
    その粗相にもあらかた目星がつく。



(-57) 2022/12/20(Tue) 17:51:30

【赤】 入江 修



    「はっ。他のオス共は
     リップサービスのやり方までは
     教えてくれなかったのか。」



    リップサービスは本来相手に悟らせないが
    半端な男じゃできるわけもない。

    俺以外に教えられるやつもいなくて
    極端に腕だけ磨かれたその醜態は
    人に恵まれなかったやつの哀れさそのものだ。


(*62) 2022/12/20(Tue) 17:52:48

【赤】 入江 修



   捨てられたと思った浅見は
   地べたを這いつくばりながら
   ゴミ捨て場に流れ着いて
   壊れたまま今此処に戻ってきている。

    言葉の裏は知らないくせに
    人間の裏側だけはよく知ったらしい。



    「喚かせられるぐらいやってから言えよ。」


   身体の主張とは裏腹に。
   見下ろす浅見に向かって吐き捨てると
   布越しに与えられる柔らかな感触に
   俺は思わず顔を顰めていた。


(*63) 2022/12/20(Tue) 17:53:40

【赤】 入江 修



    「そんな、わけ…ねぇだろ…」



   嘲笑う浅見を思わず睨んで。
   だが検めるような唇と
   弄ぶような指先に身体が震えてしまう。

   触れる髪先が
   女豹という嫌な意味で
   浅見をいい女に仕立て上げていた。



(*64) 2022/12/20(Tue) 17:54:30

【赤】 入江 修



    その言葉に説得力がないことは
    浅見も分かっているらしく。

    こっちが崩れるのを待ち侘びているのか、
    両手で包み込まれ舌先をあてる仕草を
    まるで見せつけるようにやってくる。

    自分の女としての良さを自覚してなきゃ
    できないやり方だ。
    手つきもそうだが、それ以上に
    立ち振る舞いや空気が変わっていた。



(*65) 2022/12/20(Tue) 17:55:34

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「良い女に、なっちまったなぁ。お前。」




(-58) 2022/12/20(Tue) 17:56:49

【赤】 入江 修



    どこか虚しさを感じて
    浅見の手の中でそそり立たせながら
    俺は小さくため息をついた。*


(*66) 2022/12/20(Tue) 17:57:50
 




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