(n0) 2024/12/21(Sat) 12:22:40 |
【人】 G何もせず帰るというのならそれもいい。 これまで通りの世界が帰ってこよう。 しかしこの先の未来で 永遠にその罪が赦されることは無いだろう。 諸君はその骨が朽ちるその時まで 世界に蔓延る薄汚い罪人のままだ。 もう二度と、救われることはない。 いつか辿り着く結末は、断罪なり。 (7) 2024/12/21(Sat) 12:32:21 |
【人】 G浄化を望むのならそれも良い。 己の罪と向き合い、赦しを乞えば 諸君が世界に帰るその時、 諸君は罪を犯した事実を忘却の彼方へ飛ばし その罪は洗われ消えるだろう。 だが赦しとは、痛みなり。 相応の痛みを受けて帰らねばならぬ。 諸君が浄化を望むその時は 諸君の犯した罪と共に積み上げた 記憶、想い、地位を初めとした それらの中で諸君が最も重んじるものを この場で捨ててもらおう。 (8) 2024/12/21(Sat) 12:33:00 |
【人】 宝石商 アビス(滑稽だろ? 光の正義と闇の正義なんて くだらない事を考えては息巻いて 下衆から金品を騙し、奪い取り 俺が認めた善人に配り回る。 隣に立ったつもりになって 自分に酔いしれてきたんだ…) (14) 2024/12/21(Sat) 21:08:59 |
【人】 宝石商 アビス[ 男が言葉を失っているうちに 英雄ジークバルトは誰かのことを憂い 心を掻き乱されていた。 それが全くもって、気に入らない。 男の原罪は彼との決別のその夜であり その決別が産んだものは、 孤独という思い込みと、凶行に他ならず。 この魂の解放など万に一つも有り得ない。] (19) 2024/12/21(Sat) 21:20:24 |
【人】 処刑人 ライナス…… 罪 の、浄化…[ その罪を捨てることを条件に、何かを失う。 ……私であれば、己の正義か、処刑人としての立場か。 曝け出して許しを乞え、と。 奴はそう言いたいのだろうか。 己を赦す機会だと、断罪を避けられるチャンス、だと? ] (23) 2024/12/22(Sun) 0:36:13 |
【人】 処刑人 ライナスふ、………ハハッ、そうか あぁ、それは 素晴らしい ことだな ───…私からすれば殺した者の事など何も考えず、 塵芥のように捨て置いても 許されるという訳だ。 実に罪人の 楽園 らしい。 (24) 2024/12/22(Sun) 0:36:23 |
【人】 処刑人 ライナス[ 薄く笑って、言葉を零した。 好きなように生きてきたつもりだ。 嫌な視線も、厭な夢も、現実も、 全て受けいれて今の地位に立っている。 踏みつけて、忘れて、私だけ。 殺された者はもう逃げられないのに、 私は逃げることが許されている。] (25) 2024/12/22(Sun) 0:36:26 |
【人】 処刑人 ライナス ……───だ、そうだが。 ここにいる全員 罪人 だと言うのなら、浄化を選んで帰るのが手っ取り早いだろうか もし個人的に許せないものがいるのなら、 その者は救われずにいれば良い [ Gが話出した時、 広間に残っていた者がいたのなら その者に向かって問いかける。 ゆったりと、正しい事を口にしながら 私は、私の平穏を求める。] (27) 2024/12/22(Sun) 0:38:19 |
【人】 処刑人 ライナス 誰であっても。己に甘く生きられるのなら、 その方が生きやすいだろう。 [ ゆるりと周りを見渡し、また椅子に腰掛ける。 心積りは聞いた時から変わらない。 私は"裁かれる"ような罪は犯していない。 ───私は、セントクリムの正義なのだから。]** (28) 2024/12/22(Sun) 0:39:37 |
処刑人 ライナスは、メモを貼った。 (a1) 2024/12/22(Sun) 0:43:39 |
【人】 薬師 ヴィオラ[グリンダさんの帰りを待つ間に出た話題には 一瞬目をぱちくりとさせて、>>1:178] ……え? あの子がエリシアさんの……? ということは噂の聖母って、 エリシアさんのことだったんですか? [どこかの森に聖母のような人が棲んでいるという 噂は私の耳にも届いていた。 だからお手伝いをしてくれている間に嬉しそうに 子供が語るお母さんの正体が噂の聖母なのだと、 気づくのにそう時間はかからなかった。 が、それがエリシアさんだったとは思いもよらず。 その経緯を話しながらこちらこそ気づくのが遅れて…… と申し訳なさそうな顔を返す。] (31) 2024/12/22(Sun) 1:38:22 |
【人】 薬師 ヴィオラお礼なんて……いいんですよ。 手当ても大したことしてませんし。 お手伝いしてもらって原料に使う 薬草も沢山採れましたし。 何よりお母さんを想うその子の気持ちに とても感銘を受けたので…… 初回はお試しサンプル、ということにしませんか? [支払う意思を伝えられればそのように申し出る。 それでも、と食い下がられたならそれ以上に 強くは言わなかったけれど。 縁というのはどこで繋がるのかわからない。 不思議に思いながら、そんな人格者である彼女が 罪人なんて……と改めて思った。] (32) 2024/12/22(Sun) 1:41:04 |
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。 (a2) 2024/12/22(Sun) 1:51:00 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 視線を感じていた。 何故───────、と疑問に思いながらも その視線を受け続ける。 目で、視線でわかることが多いはずだった。 羨望、嫉妬、疑念、尊敬、陶酔。 だが、君からの視線は判別が難しい。 何を混ぜ込んだらそうなるんだ。 君はいつも私の想像を超えてくるのだから。 ] (34) 2024/12/22(Sun) 2:32:07 |
【人】 英雄 ジークバルト奇遇か……… その意味は果たして私と同じかどうか。 君はそうやってすぐ…… 私が思っている通りなら アビスは素直な良い子で 口も態度も飄々としてるが その実内に溜め込みがちで そして私が大好きだろう? 何か間違っているか? (35) 2024/12/22(Sun) 2:32:23 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 元からの性格というのは そう変わるものではないだろう? これも昔馴染みの特権だ。 アビスを流し目で見て、口元はくすりと笑む。 刷り込むように俺を植え付けた。 それが抜けていなければ。 君の、一番大事なところには今も気付かずに。 ] (36) 2024/12/22(Sun) 2:32:32 |
【人】 英雄 ジークバルト約束、守ってくれていたんだな。 アビスは、アビスなりに 出来ることをやっていてくれていた。 そのことに喜びはするが 間違っているとは思わない。 それを間違いと言うのなら この世界が間違っている。 (40) 2024/12/22(Sun) 2:36:30 |
【人】 英雄 ジークバルト[ その紙を引っ張り、 手を掴みこちらへ君を引き寄せようか。 びくともしなければその引き寄せた力で 此方から近付くが。 ] (41) 2024/12/22(Sun) 2:36:49 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 小さく囁いたのは罪の告白。 告げれば、微笑み、そっと手を離す。 それで君が動かなければ 隣に座るように促し、 去るのならばその背中に語りかけよう。 ] (43) 2024/12/22(Sun) 2:39:07 |
【人】 英雄 ジークバルトどうしてだろうな、アビスには伝えたかった。 君の光でいたかった、 人々の希望でありたかった。 それでもこの気持ちは捨てられなかった。 (44) 2024/12/22(Sun) 2:39:10 |
【人】 英雄 ジークバルトなあ、一緒にいてくれないか? 今だけでも、少しだけでも [ ゆっくりと、吐き出された願望は ただ、寂しさを埋めたいだけのものだ。 この無様な男をどうにでもして良いと その言葉は伝えていた。 ]** (46) 2024/12/22(Sun) 2:41:06 |
【人】 英雄 ジークバルトー 手紙と花 ー 「(…………似ている。)」 [ その髪色、いや、雰囲気か。 私の洞察力があってこそ 見抜くことができた。 ] [ ヴァレリアンの姉を──────。 ] (47) 2024/12/22(Sun) 17:23:08 |
【人】 英雄 ジークバルト[ ヴァレリアンは自警団の中でも 世話好きで有名だ。 私の眼鏡の指紋一つでも見つければ 磨こうと迫ってくる。 これは潔癖症か?と疑うくらいの 徹底ぶりであった。 いや単に世話焼きなのだろうが。 シャルルとも意気投合していたようだ。 二人で飲みに行くという時は 必ず私も同行させて貰ったがな。 ] (48) 2024/12/22(Sun) 17:24:04 |
【人】 英雄 ジークバルト「ほう……? ヴァレリアンの姉が……婚活をしていると。」 [ いつかの時に自警団を賑わせた話の一つだ>>1:119 ヴァレリアンは自身の姉を 美人で、器量良しで、なんでもできて、 とにかく優しいと皆に言っていた。 怒らせると怖いとも聞いたような………。 薬師であり、自警団でも度々お世話になる。 彼女を知っている一人が 「でも彼女の笑顔を見たことがない」と呟けば 一気に皆が沈黙し、いつの間にやら話は 『ヴァレリアンの姉ヴィオラさんを手紙で笑顔にしよう』 ということになったらしい。 ノリのいい自警団で此方も楽しく見守っていた。 ] 「私もか? ………こういったのはシャルルに任せてある。 自警団の参謀として………。」 [ そう言葉にすればシャルルからは 「参謀の仕事には含まれせないな」と 紙と筆を笑顔で渡されたな。 どうやら私も参加するしかなさそうだ。 ] (49) 2024/12/22(Sun) 17:24:09 |
【人】 英雄 ジークバルト 『この国に新しく植える花を探している。 この国を彩る花があれば意見を聞きたい。 良い花はあるだろうか。 ちなみに去年採用された花は デルフィニウムだ。』 [ 立派な手紙が出来た。 私は満足気に書き終えた後、 デルフィニウムの花を添えて 自警団の手紙の束に混ぜた。 どれだけの者が手紙を書いたかは不明だが そこそこの量の手紙が 弟から彼女へと渡ったことだろう。 ] (50) 2024/12/22(Sun) 17:25:08 |
【人】 英雄 ジークバルト[ シャルルも自警団の一人として書くと 張り切っていた。団員たちも同様に。 各々が笑顔になれるだろう言葉や 本当に婚活しているのか等も 聞いたりしているのだろうな。 ] [ 面と向かい言葉を交わすことはなかったが 手紙を送った相手がここにいるというのも 奇妙な縁があるのだろう。 とはいえ、ひどく取り乱す素振りは見えない。 変に動揺させるつもりもない。 だが、気にかけはしているつもりだ。 ]** (51) 2024/12/22(Sun) 17:26:28 |
【人】 聖母 エリシア[罪の定義について思わず零せば、二人のどちらからも 頭ごなしに決めつけるような声はあがらなかったので、 わたしはうんうんと頷きながら話を聞いて>>0>>30] ……やっぱり、そうですよね? わたしも、その行いだけを槍玉に挙げるのは どうかと思うんですよ。 教えを守っていれば すべてが解決する世界ならよかったのですが、 残念ながら、現実はそうじゃないですし。 自分でよくよく考えてみないといけませんよね。 お二人が、わかってくださる方でよかったわ。 [と笑みを浮かべながら、お茶を味わうことができた。 こんな場所に来てしまったのは不本意だけれど、 せめて話のわかる人間が集められていたことは 不幸中の幸いだったかもしれない。] (53) 2024/12/22(Sun) 18:16:12 |
【人】 聖母 エリシア……グリンダさん、なかなか戻って来ませんね。 やっぱりわたしも気になるので、 少し様子を見に行ってきます。 ヴィオラさんはどうなさいますか? [と、戻る姿の見えない彼女を気にして、 わたしは席を立った。 ヴィオラさんも一緒に来るというのであれば、 連れ立って。 使用済みのカップなどを置きっぱなしにしているのは 少々気になったけれど、後で片付ければいいだろう。] (56) 2024/12/22(Sun) 18:16:21 |
【人】 聖母 エリシア[妙な焦りのようなものが忍び寄って来る。 金の髪の子どもは複数、目の色まで含めると…… でも必ず母親に似るものでもないし…… だがもしも。もしもがあったとして。 あの日の花の話がどうしても思い浮かぶのだ。 あの子に は 届け出など出されていなかったはず。人探しの張り紙も見たことがない。 だから大丈夫、きっと、 ハーメルンの笛吹きのように。 子を誘拐する女の告発文を見たところで。 きっと大丈夫なはず――……] (57) 2024/12/22(Sun) 18:16:23 |
【人】 聖母 エリシア[わたしが彼女を見つけたのは、どこだっただろう。 廊下にいなければ片端から扉を開いて。] 遅かったですね。何をしていたんですか? [微笑みを保ってそう言ったけれど。 見つけた場面によっては、 咎めるように聞こえたかもしれない。]** (58) 2024/12/22(Sun) 18:16:30 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a3) 2024/12/22(Sun) 18:24:02 |
【人】 アビス[ 告白と共に手が離れれば、 友と生まれて初めて腹を割った 今この時をもって羊皮紙も役割を終える。 男は自分の手にあった羊皮紙を火で炙り、 罪状以外を全て黒く焼き焦がすと 遠くへと投げ捨てる。 見たければ見るがいい。 これこそが男の正体であると 刮目するがいい。 『私刑』 の二文字を。] (64) 2024/12/22(Sun) 19:34:39 |
【人】 アビス[ 男は隣に座り、肩を叩く。 ジークバルトとは底意地の悪い男だ、今も昔も。 光ではないことに幻滅などせず むしろ喜びを感じてしまうのだから 元来、友のことを言えた口ではないのが。 (65) 2024/12/22(Sun) 19:39:10 |
【人】 親 グリンダこの町のどこか、 もしくは近隣のどこか、 そんな曖昧な情報だった だけどそこには聖母のような女性が住んでいて どうやら子どもがたくさんいるらしい 中には身寄りのない子どももいるそうだ。 ……否、すべては噂話だ。 尾鰭がついているかもしれないし、 それがどこまで広まっていたかはわからない ただ、私はそんな噂を耳にした。 ── 自分の子どもも、もしかしたらそこに。 そう、思った日だって、あった。 そのすべてが、 一枚の羊皮紙で、つながっただろうか 町ですれ違った優しい聖母のような女性 手にしていたのは、奇跡の 花 。 (68) 2024/12/22(Sun) 20:39:00 |
親 グリンダは、メモを貼った。 (a4) 2024/12/22(Sun) 20:43:18 |
【人】 聖母 エリシア[広間を出る前に、様々な声を聞いた。 罪の告白や。 亡霊と名乗る声。 それに賛同するような声まで。 ………… ここに来てしまったからには、 罪と向き合うことは避けられないのだろう。 わたしも。 わたしが今、最も重んじるべきものは――] (72) 2024/12/22(Sun) 23:41:39 |
【人】 聖母 エリシア……そう名乗ったことはないのですけれどね [聖母と呼ばれて、同じ答えを彼女にも返す。>>70 差し出された羊皮紙を受け取ろうと手を伸ばした時には 浮かべた苦笑も消えて、無になっていた。 名前の有無より何より、それが 自分のもの≠ニ言っているも同然だった。>>67 罪状は誘拐≠フ二文字のみ。 その上で聖母などと呼ばれるのは、 なんと皮肉なことだろう。 まだ見られる前ならどうにかしたかもしれないが、 今となっては、咎めるよりも諦めが先に立つ。 ただ、わたしは開いたままの扉を、 後ろ手にそっと狭めた。 あまり警戒されても困るから、 閉めるまではしないけれど。 もしヴィオラさんと手分けして探していたのだったら、 聞かれたくはなかったのかもしれない。 意味のない行為だったかもしれないが。] (73) 2024/12/22(Sun) 23:41:50 |
【人】 聖母 エリシア[とはいえ、覚悟してここまで来たわけでもない。 もう逃げも隠れもできないのは確かだけれど、 いったい何を話せばいいのだろう…… こころなしか、部屋の空気も冷たく感じて わたしは身を震わせた。] ……話をするなら、一度戻りましょうか? ヴィオラさんもあなたを心配していたし。 それに、ここは少し冷えるわ。 せめて火を持ってきませんか。 [話の途中、扉を開き直しつつそう提案する。 広間から火種を取ってくれば、 ここで暖を取りつつ話すこともできるだろう。 もし彼女が個室で話すことを望むなら 一足先に戻り、火の準備をしようと申し出て。 それとも広間で話をするのなら、お茶を淹れ直そうか。 少し、考える時間が欲しかった。]** (75) 2024/12/22(Sun) 23:41:56 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a5) 2024/12/22(Sun) 23:52:05 |
【人】 英雄 ジークバルト[ 闇の中でも光る希望になりたかった。 下から上を見上げるだけでは 変わらないことを知った時から。 見落としてきた。 友を 愛する人を 守るという驕りがそうさせた。 すべては正しさが救うと信じていた。 ] (76) 2024/12/23(Mon) 0:49:18 |
【人】 英雄 ジークバルト認めたら終わってしまうと思った。 この世界が、 築き上げたものが……… 背負っているものが 情けない、笑い物だ。 セントクリムの英雄はただの愚者だ。 (78) 2024/12/23(Mon) 1:01:29 |
【人】 英雄 ジークバルトアビス、そしてライナス 私は、己の罪を罪だとは思わない。 私の気持ちは神ですら変えられない。 「自分の魂に背く生き方はしない。」 (82) 2024/12/23(Mon) 1:03:39 |
【人】 英雄 ジークバルト躓いて転んでも立ち上がり そこから這い上がるのがアビスの友であり ───────この国の英雄、だろう? [ アビスへと顔を向け得意気に笑って見せた。 ]** (85) 2024/12/23(Mon) 1:08:08 |
【人】 薬師 ヴィオラ[―――ただ。 腹を割って話してこなかったことを後悔していると。 そう言っていた彼が今度はちゃんとすべてを曝け出し、 蟠りが溶けたのであろう様子を見れば"良かった"と。 確かにそう思うのだ。] (88) 2024/12/23(Mon) 3:08:03 |
【人】 薬師 ヴィオラ[ごみを拾い上げ、使った食器を片付ける。 エリシアさんたちが戻ってきたらまた お茶が出来るようにとお湯も温め直して。 せっかくこれだけ種類があるのなら、 違う茶葉にしてもいいだろう。 そうして手を動かしながら考えたのは、 Ghostと名乗った彼の言葉。 二つの選択肢の話。] (89) 2024/12/23(Mon) 3:10:27 |
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。 (a6) 2024/12/23(Mon) 3:19:53 |
【人】 薬師 ヴィオラ[ふと、菓子が置かれている場所にある 綺麗な容器が目に留まった。 なんだろうと開けてみれば、 中身はよく知る 紫 色。]………こんなものまで用意してるの。 [私の罪と向き合えとでも言いたいのだろうか。 こんなにも向き合っているというのに。 目を伏せて、一つ口に含んだ。]** (91) 2024/12/23(Mon) 3:34:21 |
【人】 親 グリンダ羊皮紙を渡すとき、彼女の表情は消えていた>>73 一方で私も、怒りもせず、悲しみもせず、哀れみもせず それでいて笑みを浮かべるでもなく、 張り付いたままの曖昧な表情からは、 何も読み取れなかったに違いない。 「 聖母だって。噂でしたよ。 」 それだけ。 名乗ったことはない、という彼女に返す言葉だ。 別に誘拐の話も聞いたことはないし、 身寄りのない子どもを育てているという噂も聞いた。 だからこそ、あの子がそこ≠ノ居ると思ったのだ。 …誘拐、だったら。疑ってなかった 今の今まで誘拐されただなんて 一度も、思ったことはなかったのだもの (92) 2024/12/23(Mon) 8:23:15 |
【人】 親 グリンダきっと私が善い親ならば 私が母だとはっきりと口にするのだろう きっと私が善い親ならば あの子を返してほしいと泣き叫ぶのだろう でも。そうはしなかった。 きっと私に善い親を演じる権利は、もうないから 私が確かに言えるのは、 あの子を産んだ、という事実だけ。 それ以上でも、以下でもなかった。 (95) 2024/12/23(Mon) 8:24:23 |
【人】 親 グリンダ「 ……話すなら、ここがいいわ ほかの人に聞かれてうれしい話でもないでしょう 」 それはきっと、多分お互いに。 それでも彼女がお茶と火を取ってくるというのなら 彼女を止めることはしなかっただろう 彼女が逃げてしまう可能性も考えた。 …だけど、この館から出るのは簡単ではないのだ。 「 でも、私はお茶は要らないわ あなたの罪を知った私が、 消されてしまう可能性だって、あるでしょう? 」 別に怒った口調とかではなかった。 私が彼女を信用していない、というわけでもない 寧ろ、逆だった。 罪を知られた彼女が、 イリゼルの親に会った彼女が、 私に、心を許してくれるだなどと、 前向きに思えるほど、私は楽観的ではないのだ。 ** (96) 2024/12/23(Mon) 8:25:18 |
親 グリンダは、メモを貼った。 (a7) 2024/12/23(Mon) 8:26:35 |
【人】 聖母 エリシア[広間を出る前。 グリンダさんに続きヴィオラさんまで 気もそぞろになってしまって。>>87 先ほど聞こえてきた話にはわたしも驚いたし、 無理もない、と思ったけれど。 視線すらこちらを向かない様子を見ると、もしかして ここもまた知り合いだったりするのだろうか。 本当に世間は狭いこと。] ……そうですか、わかりました。 では、行ってきますね。 [そう請け負うと、わたしは一人で席を離れた。 そんな状態で片付けまで任せるのは申し訳ないし、 後でやりますから適当でいいですよ、と付け加えたが。 しばらく後に火種を取りに戻った時、 すっかり片付いたテーブルを見れば、 結局やらせてしまって申し訳なさげな顔になり。 ヴィオラさんがまだ一人でいたなら、一言謝って グリンダさんは見つけたことを伝えてから 再び広間を出ただろう。]* (102) 2024/12/24(Tue) 1:36:58 |
【人】 聖母 エリシア[しかし母親≠ニ答えなかった>>93 彼女の顔をじっと見て。 わたしは自分に都合の良い考えへ転びそうになるのを 押しとどめ、イリゼルのことを考えた。 すっかり明るく、血色のよくなった少年と比べ 感情も読みにくい、血の気のないように見える顔。 おかげで最初は気がつかなかったが、 よくよく見れば面影がある。 花を愛でる余裕もないと言っていたが、 その身なりからしても あまりいい暮らしをしているようには思えなかった。 しかしその花≠ェ、 植物のことだけではなかったと今ならわかる。 思い出を語る口調。>>94 資格がないと言った時の顔。>>0:469 イリゼルが言うように 『おかしくなった』ようにも見えない。 なら、……資格があったら、 彼女はどうするのだろう。] (104) 2024/12/24(Tue) 1:37:06 |
【人】 聖母 エリシア[しばらくして戻って来ると、 まずは暖炉に火を入れて。 ろくな家具もない部屋だけれど、ベッドでもどこでも とにかく座って話をしましょうと 彼女にすすめ、自分も腰かけた。] と言っても、何を話したらいいのかしら。 考えてはいるのですが、なかなかまとまりませんね。 ……ああ、そう、さっきああ言ったのはね。 あなたにそのつもりがあるのなら、 尋ね人の張り紙なり届け出なり とっくに出ているはずだと思ったからですよ。 [何を話せば、というわりによく回る口。 彼女と違ってずいぶん楽観的に見えたかもしれない。 少なくとも、話をすると決めてから 責めるような声色は一切出していないつもりだ。] (107) 2024/12/24(Tue) 1:37:14 |
【人】 聖母 エリシア[それはいつかどこかで、 子どもの家族の心情に寄り添った時のように。 相手の事情を慮る、思いやりの滲んだ声で。] ……資格がないとおっしゃいましたよね。 あれは、イリゼルのことですね? 先ほど……G、でしたか またあの声が聞こえてきましたけれど…… ひとつ、聞いてもいいかしら。 [そう尋ねたけれど、しかし、ここで初めて わたしの顔には迷いのようなものが浮かんでいた。] (108) 2024/12/24(Tue) 1:37:17 |
【人】 聖母 エリシア……わたしはね。これでも自分なりに、 そうすべきだと思う規範に従っているんです。 子どもを閉じ込めないのもそう。 彼らがいつか、 自分の力で生きて行けるようになって。 その時『家族』に会いたいと望むのであれば、 わたしに、止めるつもりはありません。 ………… (109) 2024/12/24(Tue) 1:37:20 |
【人】 聖母 エリシアイリゼルは詳しい事情を話したがらなかったから。 わたしも、無理に暴こうとは思わなかった。 それはあなたに対しても同じこと。 ですが…… もしあなたの罪が、あの子に関わるものなら それが消えた時、イリゼルは あなたの元に帰りたがるんじゃないかって…… [そこまで言って、わたしは俯く。 そうすべきではないと思うのに、 寂しげな声を隠しきれなかった。] (110) 2024/12/24(Tue) 1:37:25 |
【人】 聖母 エリシア[彼女の罪はわからないけれど。 イリゼルの目に『おかしくなった』と映った、 その時のことなんじゃないかと。そんな気がして。 まさか、何もかもを咎められているとは思わずに。] ……、あなたは、 どうするおつもりなんですか? [遠回りをしたけれど。ようやく顔を上げて、 聞きたかったことを、彼女に尋ねた。 罪よりも何よりもまず先に来るのは『子』。 わたしにとっては、それが一番大切なことだった。]** (111) 2024/12/24(Tue) 1:37:28 |
聖母 エリシアは、メモを貼った。 (a8) 2024/12/24(Tue) 1:48:51 |
【人】 薬師 ヴィオラ親愛なる ジークバルト・カーティス様 いつも弟がお世話になっております。 この度は何やら弟が余計なことを自警団の皆様に 言ってしまったようでご迷惑をおかけしました。 個々にお返事するのも大変ですので、まとめての お礼になってしまいますが、沢山のお手紙をあり がとうございました。 そしてお花の件ですが、アイリスなどはいかがで しょうか。華やかで香りもあり、「希望」という 花言葉も英雄であるカーティス様及び自警団の皆 様に相応しいと思います。 私たちがこうして平和に暮らせているのは皆様の おかげであると日ごろより感謝しております。 これからも弟をよろしくお願いいたします。 なお、カーティス様は花を食されると弟から伺っ ておりますが、アイリスの花は有毒ですので決し て食べないでください。 (114) 2024/12/24(Tue) 2:29:45 |
【人】 薬師 ヴィオラ ―――追伸、 ちなみに何故か聞かれることが多かったのですが 婚活はしておりませんと皆々様に よろしく お伝えいただけますでしょうか。 (115) 2024/12/24(Tue) 2:30:40 |
(a9) 2024/12/24(Tue) 2:39:46 |
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