![]() | 【人】 黒羽 咲夜[カーテンの隙間から射し込む光が眩しい。 朝を囀る鳥の声と、車の音が聞こえる。 階下から漂ってくる、甘いワッフルの香り。 2人きりの閉じた愛おしい世界には、なかったもの。 夢の続きの、それからは─── 彼と初めて、迎える朝。] ───……、イルシオン…っ!! [状況を理解すると同時、 全身を揺さぶるような歓喜が込み上げて、 衝動にまかせてイルシオンに覆い被さった、ら。 どろっと脚の付け根に何かが這い出してきて、 彼の上で身を強張らせる。] (2) 2025/04/25(Fri) 4:21:48 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[ほんとはちょっとの間も、離れたくない。 けど、シーツとか洗濯しとかないとだし、 ママに今日休むって話もしておかないと。 ぎゅうっと首筋に両腕で抱きついて、 イルシオンの匂いを肺いっぱいに吸い込んだ。 顔を上げると、唇同士が触れ合う距離で囁く。] シャワー、浴びてくる……ね。 用意もあるから…… また後で、ね? [タイが外れたままの襟元を指で押し下げて、 シャツでぎりぎり隠れる辺りに、キツく痕を残した。 綺麗に丸く咲いた出来栄えに満足げに笑って、 こんな感じだったかな、って記憶を頼りに タイを結ぶと、そっと離れた。 寝る前にかろうじてブラのホックを止めただけの 乱れた格好にナイトガウンを羽織って、 おそるおそる、ベッドを降りた。 やっぱり未だお腹の奥にも残ってたみたいで、 ひぅ、と立ち竦みながらも、部屋を後にした**] (3) 2025/04/25(Fri) 4:32:42 |
黒羽 咲夜は、メモを貼った。 ![]() (a1) 2025/04/25(Fri) 4:38:16 |
黒羽 咲夜は、メモを貼った。 ![]() (a2) 2025/04/25(Fri) 5:46:37 |
夢魔 イルシオンは、メモを貼った。 ![]() (a3) 2025/04/25(Fri) 6:34:31 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[誰かと眠るなんて、ものすごく久々かもしれない。 人間と、それも現世でとなると初めての経験。 朝、咲夜のベッドで目を覚ますと 本当にこれは現実世界か?と疑う気持ちもあったが、 夢魔の力が何も使えない事がわかると、実感する。 これは本当に夢じゃなくて、 目の前の咲夜はただ一人の愛しい存在だって。 変な感覚、というのも勿論少しはあったけど、 上回るのは、嬉しい、という気持ち。 淡く俺の胸を詰めるその感情が優しかったから、 取り乱したり、感動する、という事はなかったけれど。 咲夜もおはようと寝惚けた様子ながら返してくれて、 俺の腕の中で身を捩った。>>1 ああ、実体の咲夜だ、ってわかって、嬉しかった] (4) 2025/04/25(Fri) 21:51:54 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[咲夜に強く抱きしめられ、 心地よい苦しさに浸っていたら、 極至近距離で、一旦離れるという事を告げられる。 女の子には色々準備が必要なのはわかってるし、 咲夜が離れたくないというのもわかっていたから、] うん、 ちゃんとここで待ってるよ。 [って優しく頷いた。 でも首筋に吸い付かれると流石にびっくりして え?って戸惑ってる間に赤い痕が残されて、 「……咲夜のすけべ」って甘く詰りながら タイを結んでくれる彼女に目を細めた。 ……新婚さんみたいで、いいなそれ。 まだまだ十分無防備に見える格好で出ていこうとするのには心配になったが、それより動きがぎこちない事にふふ、って笑った。 まだ胎の中に残ってるだろうし、動くと零れるんじゃないか?って……、そんな彼女の状態を案ずるより、 愉しんでしまう俺は、悪い男だろうか] (6) 2025/04/25(Fri) 21:57:01 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[さて、 彼女のいなくなった部屋で、どうやって過ごそう。 誰かが入って来ようとすれば魔界に避難するとして…… 俺は、 気になっていた彼女の部屋を物色する事にした。 鏡越しには触れる事ができなかったから、 今がチャンスとばかりに まずはクローゼットを覗き見する事にした。 下着は、 脱がした時の楽しみにとっておきたいから暴く事はなく。 洋服は実際に着るとイメージが違ったりするから これからデートに行くのだとしても 見ておいて楽しみが半減する事なんてないだろうと。 鏡越しに見ていていくつか知っているのはあったかもしれないが……こう、見た目に合う服が多い様に感じた。 咲夜は本当は純情でかわいらしいのに、 外見だけ見ると少し近寄りがたい今時の女の子という感じ。 それもかわいいけど……と思いながら 他にも部屋に日記帳とかないかちょっと探して……] ……あ。 [そうだ、いい事を思い付いた。と。 一人笑い。 ひっそりと、俺は部屋から姿を消した] (7) 2025/04/25(Fri) 22:27:26 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[役目を終えたら、 彼女に怒られたり家族にバレたりしない内に退散する。 一旦俺も魔界に戻って身支度を整えると、 彼女の部屋のベッドに腰掛けて大人しく待っているだろう。 家族が出払ったらシーツを洗うのを手伝ったりするつもり。 そして、デートの行き先を決めたりするかな。 俺は何を着ていこうかな、とか考える。 デートの行き先って、俺はこのへんに何があるか全く知らないし お金を持っていないので、案が無いんである…… なので服の事を考えている。 あと、夢の世界の事を考える。 今日は夢の世界にもつれてっていいかな。とか。 夢の世界なら俺はなんでもしてあげられるのにな、とか。 でもやっぱりちゃんと現実世界でのデートの事も考えた] (……かわいい咲夜が見たいな……) [結局それが一番大きくて、 具体的な案はやっぱり出ないのだった。**] (8) 2025/04/25(Fri) 22:31:52 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[我に返ったら、色々恥ずかしくなって。 濡れたイルシオンの手をティッシュで拭ったりしてから、 しばしの別れを告げるために顔を寄せた。 そしたら、意外な返事が返ってきて>>6] え、……一回帰らなくても平気? ずっとこっちにいて身体、大丈夫? あと、着替えとかは……、 [ぐしゃぐしゃになったジャケットに視線を移して、 汚してごめんね、って今更謝った。 …夢魔って、こっちでの服はどうしてるんだろ? 向こうにもお店がある?魔力で錬成してるとか??] ぁ、お兄ちゃんので良ければ シャツとかはあるけど…? 身長は同じくらいだと思う。 [サイズ感は似てる。イルシオンのが、 腰の位置が高い感じするけど。 あたしもたまにボーイッシュな格好したいときに、 オーバーサイズのパーカーとか借りてる。 口先で文句は言うけど、お兄ちゃんあたしに甘いから、 勝手に部屋入って漫画借りてくこともある。 いつも部屋綺麗にしてあるし。 家族に見られて困るようなものは、そのへんに 出しとかないタチっていうか。] (9) 2025/04/26(Sat) 6:02:36 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[そのあたりはどうするか、イルシオンに任せるとして。 どっちみち、暫くは離れないといけないから。 ちゃんとあたしのものだからねって痕を残したら、 “咲夜のすけべ”っていわれた。>>6 納得いかない。なんで??? 心外ですって視線を向けてから、 丁寧にタイを結び直して、 唇にも軽く、おはようのキスを落とした。 もっと零れてくるんじゃないかっていうのが どうにも気にかかって、引っ掛けたナイトガウンの前を 掻き合わせながら、ショートパンツだけさっと履くと、 とるものもとりあえず浴室に向かうことにした。 着てたのと新しい下着をバスローブに包んで抱えつつ、 クローゼットの前でチラ見したイルシオンは、 妙に愉しそうな顔をしてて。 多分初めて、ちょっとイラッときた。] (10) 2025/04/26(Sat) 6:05:43 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[お兄ちゃんの部屋の前を通る時、 少し隙間が空いてたドアの中は無人で、 そういえばバイトだって言ってたっけ、と 思い出す。 そのまま彼女のおうちに泊まったんだろうな。 いなくてラッキーだったな、って心底ほっとする。 その頃、同じく部屋の主が不在になった部屋で、 付き合いたての彼氏が早々に物色を始めてるなんて、 あたしは思いもかけなかった。>>7 もし目撃したら、 なにやってんのサイテー! ってひとしきり怒った後で、でも別に見られて困るのって 下着くらいだな…??って首を傾げたかも知れない。 わかりやすく陽キャって友達に言われてる あたしの部屋には、えっちな本とか日記とか、 なんなら鍵のつく棚もなかった。 白と青が基調のマリンテイストの部屋に、本棚には 小説と漫画と参考書、花や海の写真集も並ぶ。 あとは、おっきめのTVと洋画のDVDも。 ジャンルは、ロマコメにアクション、SFに ドキュメンタリーとバラバラで、まとまりがない。] (11) 2025/04/26(Sat) 6:09:22 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[そんなこんなで予定外に長くなったシャワーを終えたら、 いつもの起床時間に近かった。 今日はパパと出勤がズレてるのか、 一人でキッチンでご飯食べてるママを見つけた。 うちの朝食は、食べたい時に食べたい人が多めに作って、 余ったら後でおやつになる、緩めのスタイル。 お皿に盛られたワッフルに目がいったけど、今はそれより。] ママ。ごめん。 どっか具合悪い訳じゃないんだけど、 今日あたし、学校お休みする。 ちゃんとその分、後で勉強はするから。 [色々言い訳考えもしたけど。 嘘はぎりぎりまで使わない方が、結局いい。] ……お願い、今どうしてもやりたい、 あたしにとっては大事なことなの。 [イルシオンは、あたしと居たいと願ってくれた。 それでも、最初は苦しそうにしてた彼の身体が、 本当にこっちに馴染めるのか未だわからない。 上級夢魔の話を聞かせてくれた口ぶりから、 人間界に顕れるのが普通のことじゃないのは察した。 勇気も覚悟も、きっと必要だった。 あたしと居るために頑張ってくれたあのひとと、 今日はどうしても、ずっと一緒に居たい。] (12) 2025/04/26(Sat) 7:59:18 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[ママは、しげしげとあたしを見てから。 『いいよ。学校に電話入れとくから、 好きにしな。』ってあっさり答えた。 え、いいんだ?って拍子抜けしてたら、 ママが立ち上がる。 マグカップ片手に、コーヒーメーカーの前に 立ちながら、何とも言えない顔で笑った。 『その代わり、今度うちに連れてきなね。 その方がお互いやりやすいでしょ。』って。 彼氏できた?みたいなこと言われてたし、 ママの勘が良いのはいつものことだから、 そこまで驚かなかった。 「ありがと、そのつもりー!!」ってママの横顔に 声をかけてから、階段を駆け上がった。] (13) 2025/04/26(Sat) 8:03:04 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[あたしの部屋に戻ると、イルシオンは ベッドにお行儀よく腰掛けて待っていた。>>8 さっきの今で、どんな顔していいか分かんなかったけど、 バスローブ姿のままで、彼の前にちょんとしゃがみこむ。] ね、お腹空いちゃった。 ごはん食べにいこ。 今日イルシオンの“お誕生日”祝いだから、 あたしの奢りね? [お小遣い、普段そんな使わないから貯まってるし。 身の回りのものは、親に買ってもらえる歳だし。] あたしブッフェいきたいな、 食べ放題で色々試せるやつ。 近くに色んなお店あるし、一緒にぶらぶらしよ? [っていっても、ショッピングモールに入ってる お手頃なやつ。気使ってほしくないもん。 魔界の食べ物はこっちのとは違うって聞いてたから、 何なら食べやすいかなって考えたけど。 そんなの試してみないとわかんないよね、って結論。 モールならテナントもいっぱい入ってて、 服屋も本屋も映画館も、大体何でも一通りある。 この世界であたしの他にも、 イルシオンが好きなものが、いっぱい見つかるといい。] (14) 2025/04/26(Sat) 8:10:34 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[イルシオンのリクエストなら、基本何でも聞くつもりだけど、 話がまとまったら、ささっとシーツと敷きパッドを回収して (いつもやってるから、ってお手伝いは固辞しました)] ……えっと。 洗面所で、着替えてくるね? [何度も裸見られてるっていっても、 恥じらいというか、女子の嗜みというか なんというか。 ささっとクローゼットを漁って、適当に服と バッグを見繕う。*] (15) 2025/04/26(Sat) 8:15:22 |
黒羽 咲夜は、メモを貼った。 ![]() (a4) 2025/04/26(Sat) 8:18:58 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[イルシオンの前であたしは、ずっとすっぴんだったけど、 今日は高校生に見えない方がいいよね、と 鏡台の棚からメイクポーチを手に取った。 何割か外国の血が混ざってるらしい あたしの顔は、盛ると強めになっちゃうから、 たまに週末メイクする時も、薄付きにしかしない。 カラコンもビューラーも要らないし、 今日はそういう路線の服だなって時しか、 涙袋も作らない。 BBクリームに薄くパール入りのパウダー刷いて、 目元と頬と唇に色乗っけて、おしまい。 10分もかからない。 アイシャドウはゴールド、唇はちょっと迷って、 うるツヤなピンクにしておいた。 ずっと色を変えてなかった爪はちょこっと塗り足して、 ピンクと白のフレンチネイルに変えた。] (16) 2025/04/26(Sat) 8:20:39 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[オフホワイトのワンショルダーのトップスに、 ライトブルーのスキニーデニム。 腰の後ろで生地がクロスになってて、 肌をチラ見せするデザイン。 知り合いはみんな学校にいるはずだし、 メイクしてれば大人っぽく見えるとは思うけど、 一応人目を避けて白いキャップを被った。 もうちょっと、デートっぽくワンピースも考えたんだけど。 手持ちの帽子に合わないのと、選ぶ時間もなかったから 着慣れた普段の路線になった。 スマホとハンカチとリップグロス入れば十分って 小さなバッグを片手に、もう一回鏡をチェックして、] ………、ぅん? [白い襟元に見え隠れするものが目を惹いた。 首筋の下の方に、小さく咲いた赤い花。] (17) 2025/04/26(Sat) 8:23:44 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[見慣れないそれが何か、一瞬分からなくて。 気付いた途端、ぶわっと身体が熱くなった。] ッ、!? ………〜〜〜、ぅぁ…、 [え、どうしよう。 きっちり襟の詰まったブラウスなら隠れるかもだけど、 手持ちにそんなのあったっけ。 ってゆうか、待たせっぱなしなのに着替える時間── 片方剥き出しになってた肩まで服を引き上げてみたけど、 元々オフショルだから、多分途中で下がってきちゃう。 ああもう、って焦りながら、BBクリームでぼかした。 うん、痣かな?くらいに色は抑えられた……と思う。 観念して部屋に戻ったあたしは、 微妙に落ち着かない顔をしていました。**] (18) 2025/04/26(Sat) 8:26:36 |
黒羽 咲夜は、メモを貼った。 ![]() (a5) 2025/04/26(Sat) 8:28:03 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[彼女に手を拭ってもらいながら、 待ってるって伝えたら、こちらの心配をされた。>>9 ジャケットについても謝られたら、 そんなの気にしなくていいのに、優しいなあ、と笑って] あぁうん、一瞬だけ帰る。 汗流したりさ…… 終わったらすぐ戻って来るから。 一晩寝たらこっちの空気、 だいぶ慣れたみたい。 [咲夜が隣にいてくれたからだろうけど、 と心の中で付け足して。 お兄さんの服を貸してくれると言われたら どんなのかちょっと興味あったけど、 「大丈夫だよ」って笑った。 魔界で服買ったり貰ったり、 勿論魔力で作ったりしたのがあるから、 それをそのままこっちに実体化させればいい。 そんなつもりだった。 汗を現実世界で流そうとは、この時は考えてなかった] (19) 2025/04/26(Sat) 18:40:10 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[こちらのさして問題のない事情に納得した彼女は、 首にキスマークを残して来て。 嬉しかったけど、唐突に情熱的だなあと笑んで詰れば 拗ねた様な顔をされた。>>10 こういう時にすけべとか言っちゃだめかあって 乙女心に寄り添ったくせに、 慣れない手つきで、でもきれいにタイを結んでくれて、 おはようのキスまでされたらまた調子に乗ってしまった。 彼女が歩き難そうなのを愉し気に眺めていたら、 また彼女を不機嫌にさせてしまった様だ。 そんな咲夜もかわいい、って思った俺は 彼女の部屋を物色するなんてまたデリカシーのない行為に及ぶ。 男のベッドの下と違って女の子のベッドの下には いかがわしい本なんてないのは想定内だったけど、 年頃の女の子なのに、鍵のかかっている棚や引き出しもなかった。>>11 いい家っぽいし、防犯上も必要ないのかも。 日記帳もなくて、まあ現代っ子だもんなとか思ったり、 でも玩具とかないかなあと棚の奥まで見ようとしたが、 いや……あったら一人で慰めてた時 使うもんじゃないか?と思い至って早々に切り上げた。 本棚も多彩で、色んな事に興味のあるお年頃だろうしなとか思いながら、部屋から消えるまでの間、眺めていた] (20) 2025/04/26(Sat) 18:41:21 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[浴室でイロイロしながらついでに俺も汗を流した。 魔界に一旦戻ったら、身体を拭いたり髪を乾かして、 服を着て彼女の部屋で待機だ。 服はいつものジャケット姿だが、 しわくちゃになっていないきれいなもの。 彼女に結んでもらったタイだけ、そのままだ。 離れた後に彼女が何をしていたかはわからなかったが、 階段を上る音>>13が聞こえて、お、とドアの方に目線を向けた。 彼女は少し気まずそうな顔に見えたが、 俺の前にちょこんと座る仕草に、かわいい、と口元が緩む] ごはん、いいね。 ……でも、お誕生日、祝い? [俺が現世に生まれた日って事?と首を傾げる。 確かに実際に生まれた日なんて覚えてなくて、 咲夜もそれは理解しているだろう。 そんな事をひっくり返す様なかわいい考え>>14に、笑って頷く。 ブッフェに近くのお店を一緒にぶらぶら、というデートコースを聞いて、それにも「楽しそう」と笑って賛成した。 プランを考えてもらうのも、奢りだと言ってもらうのも 男としては情けない話なのかもしれないが、 彼女の気持ちが嬉しかったから、 俺は負い目を感じる事なく頷く事ができた] (21) 2025/04/26(Sat) 18:48:51 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[彼女の格好を見て俺は服を決めようと思ったから、 そのままの服装で待っていた。 ……結構待ったかな?と思い始めた頃、 カジュアルにドレスアップした咲夜が部屋に戻って来た。>>18] わ……かわいい。 [思わず立ち上がって、まだ入り口付近にいる彼女へ歩み寄った。 メイクした顔、新鮮だ。 きれいな顔立ちが引き立っているのに、 可憐さが滲み出ている。リップのおかげかな、って、 思わずその塗りたての唇にキスをした。 落ち着かない様子で入って来たのは 私服で会うのが初めてだからだと思った。 さっきクローゼットで見た服、の様だが こんな風に健康的で魅惑的な露出になると思わなかった。 やっぱり着ると全然違うな、と 肩の露出に見惚れて……] ん? ……へえ。 [首にある薄い赤色に気付いた。 うまく隠したな、って口元で笑んで、指先でそこをなぞった] (23) 2025/04/26(Sat) 18:51:29 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[後ろを覗き込んだら、そこも洒落たデザインだった。 なんでここ空いてるのエロいだろ、って思う絶妙な箇所。 視線だけで触れ回ったら、彼女の前に向き直って] かわいい。 こんな咲夜とデートできるなんて、嬉しいな。 [そう笑った俺。 本当は、すぐ後ろのベッドに引き倒したくて仕方なかった。 俺は女の子の服装も行為の時には重視していて、 だから、この格好の咲夜を抱きたい、って 本能的に思ってしまったから。 でも今から俺の誕生日を祝ってくれるんだから。 外で待ち合わせて、デートだから、って自分に言い聞かせている] (24) 2025/04/26(Sat) 18:51:31 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[ここから二人で家を出る訳にいかないだろうから、 咲夜には先に待ち合わせ場所に向かってもらって、 俺がそこに実体化するかたちでの集合になるだろうか。 広場かどこか、 人通りのあるところで立ち止まった彼女から 少し離れた路地裏かどこかに降り立ったら、 彼女のもとへ歩き出す。 道行く人の視線を感じたのは、 俺が路地裏に急に現れたのを見られたからって訳じゃないだろう] おまたせ。 行こうか。 [俺の格好は、アイボリーの手触りのいいトップスに コーヒーカラーの少しワイドなパンツに艶のある革靴。 髪もちょっと右前髪を後ろに撫でつけている。 いつもよりカジュアルな格好にしたのは、 彼女に合わせての事だったけど、どうだったかな。 ちなみにショルダーバッグも携帯してるけど、 ハンカチ以外特に何も入ってない] (25) 2025/04/26(Sat) 19:04:24 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[最初は予定通り、ブッフェに向かったかな。 何となくシステムは理解してるが、 人間界の食にはあまり興味がなかったので、 どれを取っていいか迷う。 咲夜の取っているものを真似して取ったり、 見知らぬ客に「これ美味しい?」って聞いたりしながらプレートを埋めたら、そんなにバランスの悪くないラインナップになった] ん、これ美味しい。 [と目を輝かせたのは、一口サイズのワッフルだった。 焼き立てじゃなかったから、 今朝咲夜の家で漂っていた香りの正体とは思わず。 そんなもの知らずな俺だけど] はい、あーん。 [っていう恋人同士の様式は知ってる。 フォークに刺したワッフルを、 人目もある店内で堂々と彼女の口元へ差し出した。*] (26) 2025/04/26(Sat) 19:05:00 |
夢魔 イルシオンは、メモを貼った。 ![]() (a6) 2025/04/26(Sat) 19:10:44 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[こっちの世界に続けて居ても大丈夫なの?って 気にしてたから、イルシオンの答えを聞いて ほっとした。>>19 一緒にシャワー浴びるのは流石に危ないかなって 思ってたから、向こうで汗流せるっていうのも。 ……その時は、確かにそう思ってたんです。 イルシオンとくっついてない時のあたしは、 それなりに理性があるので。 くっついてるとあっさり崩壊しちゃうってだけなんです。 お兄ちゃんは、ちょいチャラインテリ眼鏡って感じの 容貌だから、イルシオンに似合いそうな系統の服も あったけど、この人いつも綺麗にしてるから、 似合う服は自分でよく分かってそう。 着替えてくるのかな?って楽しみになった。 一緒に服探しにいくのもいいな、着せ替えしたい。 早速、したいことリストに頭の中で追加した。] (27) 2025/04/26(Sat) 21:15:55 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[話はすんなりまとまったから、洗面所で洗濯機を 回しながら、身支度を済ませた。 ……慣れたメイクや着替えの時間と同じくらい、 その後の動揺と悪あがきに、時間を費やしちゃったかも。 そのせいで、彼氏に初めて私服姿を見せる前の 緊張はなかった。>>23 イルシオンは一方的に、魔界から見てたかもだけど。] ……ぁ、りが…と、 [だから、予想してなかった“かわいい”に、 ぎこちなく答えた。心臓がぴょんと跳ねる。 チャラい男友達とかに言われた時と、 ぜんぜん違う。 すぐにキスをもらって、“キスしたくなる唇に”って 評判のリップ、あれほんとなんだ…って 目を閉じながら、こっそり思った。] (29) 2025/04/26(Sat) 21:51:39 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[イルシオンの視線が、露出した肩から 首元へとすっと移る。 へえ、と意味ありげに呟いて、自分の残した痕を なぞってみせる>>23] … ばか。 [えっち、って軽く睨んで、剥き出しの肩を抱く。 視線から隠したかったっていうよりも。 所有の証を、視線と指で本人に確かめられた くすぐったさを持て余して。 続いた言葉は素直に嬉しくて、余計くすぐったくなった。] んっ、あたしも。 初デートだね? こっちでは。 [ふふっと笑って付け足したのは、今になって思えば、 夢のあれこれも途中からは合意のデートだったから>>24 それでも今日は、意味が違う。 朝のあたしも、昼のあたしも、 これからはイルシオンのものになる。] (30) 2025/04/26(Sat) 22:02:14 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[ついさっき……というかずっと、この人と。 あんなことしてたんだ。って思うと、 今更気恥ずかしさが込み上げて。 躊躇いがちに、自分からも歩み寄る。] …待ってない。です。 [近くで見ると正視できなくて、喉仏のあたりと、 手触りのよさそうな生地に視線を彷徨わせながら答える。 いつものキメキメな装いも似合うけど。 こういう柔らかい格好も、似合うと思ってた。 それに、綺麗めでカジュアルな雰囲気。 もしかして、今日のあたしに合わせてくれた?] (32) 2025/04/26(Sat) 22:22:07 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[彼に馴染みのない、何もかも慣れないはずの風景に、 (ある意味だいぶ浮いてはいるけど)溶け込む姿。 ほんとに来てくれたんだぁ、って改めて ぶわっと湧いた嬉しさに押し流されて。 気づいたら、イルシオンの頬に そっと唇を押し当ててた。 今日はミュール履いてるから、 背伸びしなくても簡単に届く距離。] ……、行こっか。 こっちのもの、食べたことないでしょ? 好きなもの、いっぱい見つかるといいね。 [気恥ずかしさを紛らすみたいに促しながら、 隣に並んで、きゅっと腕を絡めた。 だって。初デートだもん、浮かれちゃう。] (33) 2025/04/26(Sat) 22:31:13 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[平日のブランチの時間帯だから、 店内に居るのは奥様方って感じの女性がメインで、 人はそこまで多くなかった。 あとは、大学生のカップルかな?って子達が ちらほらいる。>>26 2人とも身軽な格好だったから、バッグ持ったままで 一緒にご飯とりに行けた。 ごく普通に知らないお客さんに話しかける姿を、 このひとわかりやすい陽キャだな?って眺めてた。 こっちの世界にも適応早そうで、何よりです。 普段は節制してるけど、今日はチートデー。 楽しむ時は楽しむ、メリハリ大事!って 食べたいものをちょこちょこいっぱい載せていく。 平日限定のローストビーフを、これ美味しいよって 横から勝手にお皿に載っけたりしつつ。] イルシオン、お誕生日おめでとー♡ [食べ始める前に、グラスを軽く合わせた。 あたしのは炭酸水。 シャンパンって訳にいかないから、気分だけ。 何から食べよっかなって迷った挙げ句、 キッシュを頬張ってたら、イルシオンが嬉しそうに 声を上げた。] (34) 2025/04/26(Sat) 22:47:57 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[口に運んでたのは、ちっちゃいベルギーワッフル。 前にここで食べたことある。 うちで焼くやつより、コクがあって上品に甘いの。] ぁ。 それ、あたしも好き。 [フォークに刺さった二個目のそれは、 あたしの口元に差し出された。] … ん、 [大人しく口を開けて、はむっと咥えた。 行儀よく咀嚼して、飲み込んでから。 ……甘い、って呟いた。 前に食べた時より、全然*] (35) 2025/04/26(Sat) 22:49:27 |
(a7) 2025/04/26(Sat) 23:01:40 |