人狼物語 三日月国


326 【R18身内】Everlasting Summer

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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管


七川 幸臣は飛鳥 悠凛と七川 惺の間に運命の絆を結んだ。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
高良 理仁が無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

楽観
人狼なんているわけないじゃん。みんな大げさだなあ。
誰かが死んでしまったのも部外者の仕業だよ。人狼なんているわけない。

だから処刑だなんて、そんな物騒なことはやめようよ。

現在の生存者は、藤枝 真稀、七川 惺、飛鳥 悠凛、七川 幸臣の4名。

【独】 七川 惺

/*
再び滑り込み芸できたー!と思ったら、秘話窓にするの忘れたわ。
あれだな、推敲とかしてたら間に合わんな。
思い切りが大切だな。
愛方さんの速筆力っていつもすごいんだな?って思った。

そして楽観だった。リヒト、まだ息してる…?
(-0) 2026/08/08(Sat) 0:07:55

【独】 七川 惺

/*
あ、勘違いした。楽観でも第一犠牲者のリヒトは退場するんだ。
(-1) 2026/08/08(Sat) 0:10:21

【雲】 飛鳥 悠凛

[惺は、ありがとう、ちゃんと考えると言ってくれた。
 そうして、俺の希望自体には触れなかった。
 
 考えたその先の答えが、俺みたいに、
 その期間は暫く物理的に離れていたいとか、
 そういう方向に行くのかも知れない。

 そう思うと、ぎゅっと胸は疼く気がしたけど。
 でも、そういうことがあったとしても、
 それはあくまで一時的で。

 惺は必ず帰ってくる。俺の許に。
 同時に、そう思った。]


  うん。 それで大丈夫だから。   

  ……ありがとう、


[抱き締め返してくれる腕ごとぎゅっと抱き直して、
 その背をぽんぽんと叩く。]
(D0) 2026/08/08(Sat) 0:14:46

【雲】 飛鳥 悠凛

[もしそれでも。
 惺との関係がぎこちなくなってしまうようなら。
 その時は────

 自分がどうするかを考えることは、
 もう恐ろしいことではなかった。]


  しずか。

  俺達まだ、こんなんだけど……


[きゅう、っとわざとナカを締めて
 こんなん、がどんなか教える。
 さっき運んでくれた時の惺、
 痛いのか気持ちいいのかって顔で眉根寄せてて、
 それがまたなんか、ちょっとヨかった。]


  続き、する?
  一回おやすみする?


[今ならまだ、惺も抜けなくなってないし。
 真面目な話したら、嵐の気配が凪いでいる。
 このまま寝かせてやれるとも思う。*]
(D1) 2026/08/08(Sat) 0:22:56

【雲】 七川 惺


[本当はもう二度と、離れたくない。
 でも、身体だけ近くにあっても
 心が離れていたら、もっとつらいかもしれない。
 それは、ほんの半日のことだったけど
 cottageで経験した。

 だから、俺は。
 俺が今、唯一つ言えることは。
 背中を優しく叩いてくれる悠凛に。]


  どんなことがあっても。
  俺の心はお前の隣にある。

  お前が俺と離れたいと一時思ったとしても。
  俺を再び傍に呼びたいって思ったら。
  すぐcallして。one callで飛んでゆくから。
  いつでもお前の隣に還るから。

  だから…ね。


[シーツの上に広がる悠凛の髪を一房掴んで。]
(D2) 2026/08/08(Sat) 0:47:32

【雲】 七川 惺



  俺が何かで一時一人でいなきゃならない時。
  それでもどうしてもお前に会いたくなったら。

  callしてもいいかな。


[飛んできて欲しいとは、まだ今は言えなかった。**]
(D3) 2026/08/08(Sat) 0:48:22

【独】 飛鳥 悠凛

/*
そう、惺の幼少期のエピ見たときにさ。
あれ、それだと甘えたいのは惺じゃないの?って
思ってたんだけど。

甘えていいかって言ってくれたの嬉しかったし、
これ>>1:D52もいいロルだよね……
(-2) 2026/08/08(Sat) 0:50:00

【雲】 飛鳥 悠凛

[惺が、甘えていいかと言ってくれて嬉しかった。
 俺は分かりにくく惺を甘やかしてるつもりではいたけど、
 惺の方から甘えてくる事って、そういえば少ない気がした。
 寧ろ、俺の前では背伸びしがちというか。

 そうさせてるのが俺の存在のせいだと
 分かってはいるけど、それが起爆剤になると
 言われてからは、あまり気にしていない。
 そうでなくとも男って馬鹿だから、
 好きな子の前では格好つけたい生き物だし。

 惺は、俺を甘やかすのが着実に上手くなってきてる。
 俺の方はまだあんまりだな、と思う。]
(D4) 2026/08/08(Sat) 1:04:05

【恋】 飛鳥 悠凛

[──どんなことがあっても。
 ──俺の心はお前の隣にある。

 そう言葉を紡いでいく惺は。
 本人が望んでいたような、包容力のある
 大人の男──の惺みたいで、どきっとする。

 や、そういうの、元々求めてる訳じゃないんだけど。
 惺がこの先そういう方向で育っても、
 全然ありだな……とちょっと胸を押さえる。
 それだけじゃ足りなくて、今の惺にあくまで
 プラスされる要素として、だけど。]


  …ワンコールで飛んできてくれるんだ。


   かっこいいね、


[呟いてすぐ、髪を一房掬う仕草にまたどきりとする。]
(?0) 2026/08/08(Sat) 1:05:30

【雲】 飛鳥 悠凛

[それでもどうしてもお前に会いたくなったら。
 callしてもいいかな。

 そう言う惺は、本人は無自覚に、
 口説き文句を紡いでいるようだった。
 そういう場面じゃなくて、惺は真摯に
 俺の問いに答えてくれてるんだけど、
 その滲む切なさが、どこか色っぽくて。]


  ……うん。勿論。
 
  我慢しないで、電話して。
  惺がそうしたいと思った時には、
  必ず傍に居るから。


[惺みたいに飛んでいくと言えなかったのは。
 他の事を考えていたから。]
(D5) 2026/08/08(Sat) 1:26:15

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[俺は。心だけ隣に居てくれるので、
 耐えられるのかな。

 傍に居て触れてもらえないことに、俺は弱い。

 惺と離れても、俺がやってこられたのは。
 惺を自分の世界から切り離して、
 好きを好きとも自分の中でさえ言葉にしないで、
 仕事に打ち込んで、上手く麻痺させていたからだ。


 理由は簡単だ、
 そうしないと耐えられないから。]
(-3) 2026/08/08(Sat) 1:28:24

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[助けて欲しいと声を上げるのが苦手なのも、
 自分でよく分かっている。
 俺は、その時が来たら上手くできるかな。
 惺を呼べるかな。 

 俺が、“助けて”と誰かを本気で呼んだのは。
 いつが最後だったか、忘れもしない。



 ──惺の手をとることを、選べなくて。

 初めてのヒートを起こした、その夜だ。**]
(-4) 2026/08/08(Sat) 1:30:10

【雲】 七川 惺


[頭の中の霧は、まだ晴れてない。
 まだ、どうしたらいいのか応えは出ていない。

 ……でも。]


  一つ目の我儘、いいかな。

  正直言うと、今も焼きもち収まってないんだ。
  このままじゃ眠れない。


[稽古が始まったらどうなるかわからない。
 傍にいるのがつらくなるのか、
 夜だけでも自分のものでいてほしいと思うのか。]


  まるごと俺のものだって。
  今だけでも思わせてくれないと眠れない。
(D6) 2026/08/08(Sat) 1:35:33

【恋】 七川 惺



[カッコいいねと言われれば奮い立つ。

 さっき締め付けられた時も、気配はあった。

 でも、悠凛の一言で。こんなに……。]
(?1) 2026/08/08(Sat) 1:39:02

【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛


[本当は。心も身体も全部、全部、全部、欲しい。

 世間の目からお前を隠してしまいたいほど。

 だけど、それは我儘だろ?

 お前は、お前の好きなことをして自由に羽ばたいて。
 それを見るのも、俺の一つの幸せ……
 だった、はずなんだ。**


 
けど何で。
何で隣に立つのが俺じゃない舞台があるんだろうな。
そこは、俺の場所なのに。
]
(-5) 2026/08/08(Sat) 1:52:01

【独】 飛鳥 悠凛

/*
たださ。俺改めて気づいちゃったんだけどさ。
これ俺やんの、しんどいな……(参考文献を読んだ)

惺は、自分がバッキンガムやったら最愛の悠凛を
苦しませるかもってこと、欠片も気付いてないよね……
(-6) 2026/08/08(Sat) 2:53:46

【独】 飛鳥 悠凛

/*
惺のひとはさ、これ持ってくんの、
自覚ゼロでサディスティックだよ……

リチャード役ありがとうね…………
(-7) 2026/08/08(Sat) 2:54:53

【独】 飛鳥 悠凛

/*
しかもさ、ドラマや映画と違って毎日やんのよ、
舞台だから。

毎日舞台の上で、惺殺すの。
翌日になったらバッキンガムと愛育むとこから
リスタートして、また殺すんだよ。
惺のひとは意味に気づいてなかったけど、
そりゃ別居するでしょ……
(まだ未知数ですが)(相変わらずの未知数進行)
(-8) 2026/08/08(Sat) 2:59:23

【独】 飛鳥 悠凛

/*
>本当は。心も身体も全部、全部、全部、欲しい。
>世間の目からお前を隠してしまいたいほど。

1行目ときめく。

と同時にさ、例えば仮に俺が一般人になって
全部惺だけのものになったとして、
惺はどっかでがっかりしないのかな?
惺が欲しいのって、ステージの上での俺も全部なんじゃない?

っていうのはね、はかりかねてる。
(-9) 2026/08/08(Sat) 3:04:51

【独】 飛鳥 悠凛

/*
↑これは答え合わせをしたい訳ではありません
(-10) 2026/08/08(Sat) 3:05:20

【独】 飛鳥 悠凛

/*
秘話の、悠凛が事態が深刻な時ほど助けを求められなくて、
明確に助けを求めたのは、初ヒートの夜に惺にだけ。
っていうの、実はStageの時からずっとあって。

直接的に書いてこなかったけど、リーダーがどっかで、
あいつは口が裂けても助けてとは言いやしねぇって
言ってたのはそのことです。
(-11) 2026/08/08(Sat) 11:09:11

【独】 飛鳥 悠凛

/*
まあそん時、惺が実際はそこにいないから
言えたんだよな………
(-12) 2026/08/08(Sat) 11:10:05

【独】 飛鳥 悠凛

/*
いや、あの時点の俺ならまだ言えるか。
そんなこんなで心乱れながら、はよ惺に応えないとな……
(-13) 2026/08/08(Sat) 11:11:32

【恋】 飛鳥 悠凛




  … なんでもする。

  何でもするよ。今なら。


[“今だけ”を“今なら”にすり替えて囁く。]


  俺にできることを。何でも。惺に。


[例えばおまえは、その役を降りて欲しいとは
 きっと俺に言わない。
 それが分かった上で俺は、
 おまえが俺に望むことを叶えたい、
 そう望む狡さを持っている。

 惺が嫉妬に灼かれて眠れぬ程に俺を愛することを、
 確かに喜ぶ俺がいる。
 苦しませたくないと願っているのも、本当なのに。]
(?2) 2026/08/08(Sat) 11:24:30

【恋】 飛鳥 悠凛

[今は、惺の気持ちを宥めるべきシーンだ。
 こないだ惺は、先生の家でそうしてくれた。
 ……分かってるのに、

 唇が動く。]



  …………何でもするから、

  許さないで。


  “仕事だから仕方ない”なんて、
  一欠片でも俺を、諦めないで。


[この身体はもう、番を得たのに。
 項に一生消えない刻印を享けて、
 何度も分かちがたく結ばれて、
 僅か離れる間も、恋しく惜しく思うのに。]
(?3) 2026/08/08(Sat) 11:39:00

【恋】 飛鳥 悠凛

[俺だって、許せるか分からない。
 きっと自分を許さない。

 カメラの前でも舞台の上でも、惺以外の男と
 恋をしたことはない。
 惺以外の誰かに、この身体を明け渡したくない。 
 例え演技でも。

 それでも、一度舞台に上がってしまえば。
 きっとそう出来てしまうことは、自分で分かっている。


 ……こんなはずじゃなかった。]



  しずか──………


[次はない。
 でも、どこまでなら許す?
 どこから許さない?
 確かな事は今は言えないから。]



  お願い、酷くして。 …惺が、眠れるまで、
(?4) 2026/08/08(Sat) 11:52:13

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺



  
“もう俺から離れたりしないって、────。” *  



 
(-14) 2026/08/08(Sat) 11:58:12

【独】 飛鳥 悠凛

/*
俺は大変な無茶を言っています。

やっぱ俺、乖離しちゃってんだよな……
あそこで惺の手をとらなかったのが全ての始まり。
(展開上必然的にそうするしかなかった分岐です)
(-15) 2026/08/08(Sat) 12:05:32

【恋】 七川 惺


[嫉妬ってやつをうまく飼いならせたらいいのに。

 今までだって。
 悠凛の半裸のグラビアが店頭に並んで
 不特定多数の人目に晒されるのが嫌だった。
 エヴァのメンバーがステージの演出で
 セクシーに絡むのが不快だった。
 悠凛が女性とラブシーンを演じることもあった。
 作品の録画を視る時はそのシーンを早送りした。

 その度激しい嫉妬に襲われたけど、今回はその比じゃない。

 例え舞台でも、相手が大人の男だからなんだろうか。
 それとも、悠凛の項に刻印を刻んで
 俺のものだと強く意識しているから、なおだろうか。]
(?5) 2026/08/08(Sat) 12:14:54

【恋】 七川 惺


[文字通り、身を灼かれる。

 羽のようなキスまでなら許せる?
 素肌で身体を重ねたら許せない?

 そう心に問うた途端、今度ははっきりと兆候があった。]


 
(こりり)



[雄芯の根本の違和感。輪を描くように………くる!

 身体は素直だな。俺の頭が応えを導き出す前に
 
俺達は離れるべきじゃないと言っている。
]


  ……悠凛。酷くするかもしれない。

  ン……今のうちに、もっと…深く。
(?6) 2026/08/08(Sat) 12:17:56

【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛

 

  
“もう、二度とお前と離れたりしない。

 どんなことがあっても。どんなに苦しくても”



[とっくに応えは出ていたんじゃないか。*]
(-16) 2026/08/08(Sat) 12:21:13

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[今回は、俺だった。
 たまたま、俺だった。

 惺が役者に本腰を入れるのなら。
 惺は、現実でも虚構でも抱く方だろう。
 俺に触れる手で、その唇で、


 ───吐き気がする。]



  ッ、は ……



[大丈夫。普段の“俺”なら、
 きっと耐えられるはずだ。]
(-17) 2026/08/08(Sat) 12:30:20

【恋】 飛鳥 悠凛




  っ、 ぁ──……



[身体で感じるより先に、
 番の雄の気配を、鋭敏に感じ取る。
 覚えた眩暈が、酩酊に塗りつぶされる。]


  
  ふ、うれしい…… 惺ぁ…


  嬉しい、 うんと酷くして……?


[柔らかく、しどけなく開いてく身体。
 無体をせがむ声は、途方もなく甘い。]
(?7) 2026/08/08(Sat) 12:34:33

【恋】 飛鳥 悠凛

[惺にねだって、繋がったままで
 身体を裏返してもらう。]



  んンッ、!  あっ、は……


[衝撃に震えながらも腰を浮かせて、
 クッションを腹の下に押し込む。
 惺が、俺を犯しやすいように。]


  惺、 こっち……


  体重かけて、 …惺のぜんぶで、捕まえてて、


[惺に手首を掴ませて、惺の身体で、
 背面からこの身を圧し潰させるように。
 密着した身体の下、卑猥に脚だけを拡げて、
 深く深く。どこまでも。]
(?8) 2026/08/08(Sat) 12:43:02

【恋】 飛鳥 悠凛





  
抱き殺して、 惺──…




[もう準備はできているのだと、陶然と囁いて。

 番の雄が、この身を射止めてくれる
 至福の時を待った。*]
(?9) 2026/08/08(Sat) 12:48:00

【恋】 七川 惺


[急激に円環を形作って膨らんでゆく雄の根本。
 繋がったままで裏返してとの希望を叶えた時には
 番のナカでラットの姿をすっかり完成させていた。]


  
……もう離れてやれない。



[きつく繋がるのと反比例するように
 綻んでいく悠凛の身体。馨しい花の薫り。
 目の前で波打つストロベリーブロンドの髪。

 舞台じゃ髪染めるんだよな?
 良かった、舞台の上で組み敷かれるお前の姿を
 今はまだ重ねなくて済む。

 番に導かれて両手も縫い留める。
 もう一か所縫い留めている場所に、さらなる圧を込める。
 深く。深く、身体を沈めてゆく。]
(?10) 2026/08/08(Sat) 13:12:28

【恋】 七川 惺


[抱き潰せでなく、抱き殺せとは。

 これが捨て身の求愛なんだと理解する。

 準備はできている……ヒートか!

 囁く甘い声に思わず片方の口角が上がる。
 後ろ抱きだから悠凛には見えないだろうが。


 ……それが合図となった。
 一際強く
痛い程ひどく

 雄の鏃を前進させる。

 受け止めろ、離すな、お前の全てで俺の全てを。*]


  
ん……ッ!!

 
(?11) 2026/08/08(Sat) 13:22:29

【恋】 飛鳥 悠凛

[みちみちと胎を拡張しながら、
 膨れ上がってゆく男の欲の証。
 ああ、と悩ましく吐息が溢れる。

 もう離れてやれないと、囁く声。
 どこかで、微かな声がする。

  
…………本当に?



 “もう離れたりしないって、約束するから。”
 
 
“どうか、将来、──────────。”



 じわりと眼球に熱が集まって、
 視界が淡くぼやける。

 深く埋められていく熱の杭の圧迫と、
 手首を押さえつけてくれる強い力の方が、
 今は鮮明だった。]
(?12) 2026/08/08(Sat) 13:40:03

【恋】 飛鳥 悠凛

[ここで抱き殺されてしまえば、
 先に繋がる未来は産めない。
 惺と約束した薔薇色の可能性。

 それでも、今ここにあるものは何より確かだ。
 本当は信じているはずのことが、
 あやふやになって輪郭が滲む、きっと今だけ。
 
 惺が少しでも楽に待てるように。
 そう思って差し出した幾重もの約束や証。
 その意志は、紛れもなくその通りだった。

 でも雁字搦めを必要としたのは、
 俺の方だったのかも知れない。]




  …今夜は、離さないでね。



[ちゃんと元気になるから。
 惺が好きになってくれた、きらきらとした世界で
 自由に羽ばたく俺に戻るから。]
(?13) 2026/08/08(Sat) 14:06:56

【恋】 飛鳥 悠凛

[求めてくれる強さが嬉しい。

 内側から深く縫い留めてくれる痛みが嬉しい。

 全身で囲って欲しいと強請って、
 応えてもらえるのが嬉しかった。]



  はぅん、 ッぁ、 しず、 か …… 



[ああ、キスがしたいな。
 顔を横に向けて、見上げる眼差しで貪欲に強請った。 
 まともにものを考えられたのは、そこまでだった。*]
(?14) 2026/08/08(Sat) 14:16:16

【独】 飛鳥 悠凛

/*
惺が、惺の方から俺の元を離れる可能性があるんだ。
って気づいた途端にこれですよ。
俺のこの分離不安の根深さは、どうにかならんのか……

早く結婚した方がいいんじゃないのか、
でもユーリ的にそれやんないよな……
(-18) 2026/08/08(Sat) 14:20:00

【恋】 七川 惺



  今夜
は
?


[“今だけでも”って、俺が言い出したことなのにな。
 思わず、そう聞き返してしまった。
 さっきの“今なら”も、ちょっと引っかかってた。]


  今夜も。明日の夜も。明後日もだよ。ずっと……


[“ずっと。俺だけを映して。一番近くで”
 そう言ったのは俺の我儘で、俺の執着。

 ……だけど、思い出せ。
 それだけじゃなかったはずだ。
 俺達の寂しさは鏡映しだったはずだ。]


  
ん……んんん…うッ。



[快楽の波に吞まれそうになりながら
 俺は、まだ考えていた。]
(?15) 2026/08/08(Sat) 14:58:07

【恋】 七川 惺


[俺はもう二度と、
 悠凛の手を離しちゃいけなかったんだ。
 悠凛を二度と一人にしちゃいけないんだ。

 俺の身体の下で囀る番が
 斜め下からうるむ眼差しで見上げてくる。

 キスが欲しいってすぐにわかった。
 俺もそうしたかったから。

 身体を傾けて
 繋がりながらキスに応える。
 ぴったり重なりあわなくても
 掠めるように触れただけでも、幸せだ──。]
(?16) 2026/08/08(Sat) 14:59:11

【雲】 七川 惺


[何度目かの嵐が去ったら、俺は言うだろう。]


  ……答えが出たよ。さっきのお前の提案。

  俺からは絶対離れない。
  別の場所へなんか行かない。

  毎夜この巣で待っている。

  お前が誰と共演しても
  何度嫉妬で身を焦がしても。

  夜ごと、俺がお前の身体を確かめて。
  
俺がお前を一番愛してるって刻んでやる。
**
(D7) 2026/08/08(Sat) 15:05:13

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[“もう、二度とお前と離れたりしない。”
 惺が俺にそう言う声は、聞こえていなかった。
 耳には届いていたんだろうその声が、
 頭には鳴り響かなかった。

 ──もう俺から離れたりしないって、約束して。

 そんないつかの約束を、自分が口にしかけたことにも
 気づいていなかった。
 歓喜をもって番に応えながらも、茫洋と考えていたから。

 もうすぐ舞台稽古が始まる。
 そうして夏には、公演が。
 その期間を恋人とやり過ごせたとしても、
 俺に持ち込まれる役柄は大抵、性愛との結びつきが強い。
 俺の年齢とファン層と、あとはキャラクターも
 そういったものを連想させるのかも知れない。
 人が生まれながらに持つ、根源的な欲求と営み。 


 もし惺が、心の平穏を保つために、
 舞台の上で誰かと恋をする俺から、
 その間は離れていたいと思うなら。

 俺達は、どれだけ時を共に過ごせるんだろう。]
(-19) 2026/08/08(Sat) 16:07:22

【恋】 飛鳥 悠凛

[そんなことを考えていたから、
 惺が何に引っかかったのかもよく分からなかった。>>?15]



  うん、ッ、 明日の、夜も、明後日も……


[ヒートは一週間は続くから。
 少なくともその間は、傍にいてくれる。
 惺はもう俺から離れらんないでしょ、なんて。  
 自惚れてたな。]



   ン…  …ふふ、 


[眼差しでキスをねだれば、直ぐに伝わった。
 伝わってうれしい。
 全部全部、惺で塞がれていたい。
 そうして惺に抱かれていれば、
 溺れてなにも考えられなくなるのなんて一瞬だ。]
(?17) 2026/08/08(Sat) 16:08:13

【雲】 飛鳥 悠凛

[全身で惺を求めて、何度目かの嵐が凪いで。
 ぺったりとシーツに臥せて、
 惺の隣に横たわっていた。
 呼吸が整っても、指先ひとつ動かすのが億劫だった。]



  ………、



[視線だけ動かして、惺を見遣る。
 提案。……なんだっけ。ああ、]



  ──………。 惺は、それでいいの。

  無理してないの。つらいよ、


[呟いて、緩く開いた掌をきゅ、と握り込む。

 幸せ過ぎて、暫く忘れてた。
 元々、俺と付き合うってそういう事だったよな。
 だから俺は、躊躇ってたんだった。*]
(D8) 2026/08/08(Sat) 16:18:20

【雲】 七川 惺



   ……無理?つーか、やせ我慢?
   全くないっつったら嘘になるかもだけど。

   実際、稽古始まってみないと
   どのくらい、つらいかわかんねーけど。


[相手が華岡さんつーのがまた。
 俺が勝ててるの、身長数センチくらいだもんな。

 ……いや、そういうことじゃなくって。
 これから先、何回も乗り越えなきゃならないことで。]


   だから今、全部飲み下せてるわけじゃねーけど。


[俺の隣で悠凛が掌をきゅっと握る。
 その左の薬指に、光る星がある。
 俺の胸元にあるのより一回りも二回りも大きく輝く星。
 おれは右手でそこに手を伸ばして、掌を重ねた。]
(D9) 2026/08/08(Sat) 19:26:11

【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛


[そこに、俺のつらさを優に凌駕して
 乗り越えさせてくれるだろう“約束”がある。

 俺達は、あの夜も“
今夜
一緒に”と言葉を交わした。

 
 「……今夜、一緒に居てくれる?」

  俺からも、言うよ。
  今夜、一緒にいさせて。


  「──…だったら。

  もう俺から離れたりしないって、約束して。」

 
  もう離れたりしないって、約束するから。
  どうか、将来、俺の番になって下さい。 
]
(-20) 2026/08/08(Sat) 19:28:40

【雲】 七川 惺



  俺から離れたら、約束を反故することになっちまう。

  俺から離れたら、俺はきっと後悔ばかりで眠れない。
  俺が泣いてたら、
  お前も俺の見えない所で泣いてるかもしれない。

  そんなのは嫌だ。その方がもっとつらい。

  だったら。だったら……夜ごとお前を抱いて
  嫉妬に身を焦がしてでも
  互いの熱を感じていた方がいい。**
(D10) 2026/08/08(Sat) 19:33:17

【雲】 飛鳥 悠凛

[惺が、俺の方に手を伸ばして。
 俺の左手に掌を重ねてくれる。
 一回り大きい、惺の手。]


  …… …、


[じわ、と体温と一緒に、
 遅れて惺の声が浸みてくる。

 “毎夜この巣で待っている。”
 “夜ごと、俺がお前の身体を確かめて。
  俺がお前を一番愛してるって刻んでやる。”]


  ………。


[少し身じろいで、顔だけを惺の方に向ける。

 やくそく。……約束?
 惺も思い出してくれたのかな、あの時の。
 惺はもう俺の所に帰ってこないんだと
 思っていた日々の後に、俺が、惺にせがんだ。]
(D11) 2026/08/08(Sat) 20:00:29

【恋】 飛鳥 悠凛



  ……そうだね。
  始まってみないと分からない。


  そうしてくれたら、俺は嬉しいけど。
  
  辛かったら、反故にしたっていいんだよ。
  あの時約束してくれただけで、
  俺は凄く嬉しかったから。


[凄く、凄く幸せだった。安心した。
 ほんの半年前のことが、愛おしくて懐かしくて、
 特別なものに感じる。]
(?18) 2026/08/08(Sat) 20:03:21

【雲】 飛鳥 悠凛

[しんと静かで落ち着いていた。
 俺の声も、胸の中も。]


  惺は、そんなに急いで強くなんなくていいよ。

  今夜も、明日も、明後日も。
  俺と一緒に居てくれるんでしょう。

 
  だったら、傍に居られない日があってもいいよ。 
  俺と一緒に居るのが辛い日は、離れたっていい。

  俺は、独りで泣いたりしないから。


[最後のは、少しだけ嘘になるかも知れないけれど。
 そうなってみないと分からないから、
 初めから嘘でもない。*]
(D12) 2026/08/08(Sat) 20:12:19

【恋】 飛鳥 悠凛

[凄く凄く好きだからこそ、
 一緒に居るのが辛くなる時ってあるんだな、と思う。
 俺は、惺に無理な約束をさせたのかも知れない。
 俺と付き合うのが難しいってこと、
 ちゃんと解ってたのに。]


  …………、


[重なった手を見る。ソリテールが瞬く。]


  けど。

  惺が眠れなかったり、
  泣いてたリするのは。

  いやだなぁ……


[ふと思い出して、重なった手の指と指を絡めた。*]
(?19) 2026/08/08(Sat) 20:40:53

【雲】 七川 惺



   ……お前は泣かないの?

   俺を想って泣いてくれねーの?

   俺がいないと上手に眠れないんじゃねーのかよ。>>1:D32


[じ…と横目で悠凛を見た。
 悠凛が瞬く星を見ていた時だったかな。
 俺は一度悠凛のストロベリーブロンドの頭頂部を
 ぐりぐりっと撫でた。]
(D13) 2026/08/08(Sat) 21:01:53

【恋】 七川 惺


[悠凛が“いやだなぁ”と言ってくれて。]


   ……でしょ?


[俺は少しおどけた調子で応える。

 もう何度も、泣き顔見られてるからなぁ。
 今更、自分の弱さを隠すこともない。

 星を掴む手と手が重なる。]


  もう暫く弱いままの俺でいい……?
  もっと甘えてもいい?


[手始めに、もっとキスしていいかなって続けて聞いた。*]
(?20) 2026/08/08(Sat) 21:03:40

【雲】 飛鳥 悠凛

[立て続けの問いかけに、んー…と曖昧に
 喉声を漏らす。
 なんとなく、正直に話した方が良さそうな気配を、
 惺から感じる。
 大人しく頭をぐりぐりされてから口を開く。]


  その場合、俺の仕事のことで
  惺は俺から離れてるし、
  わざわざ我慢させてんのに
  その仕事に影響出したくないから、
  俺は泣かない。


[泣けない、ともいう。]


  あと、ストレスかかると
  俺は即寝する体質です。


[省エネ体質なんだよ、と呟く。]
(D14) 2026/08/08(Sat) 21:24:53

【独】 七川 惺

/*
ストレスかかると眠くなるのはわかるなぁ…などと。
 
(-21) 2026/08/08(Sat) 21:42:01

【雲】 飛鳥 悠凛

[我ながら、ちょっと歪だなと思う。
 置かれた環境に過剰適応してしまっている。
 そうでないと潰れてただろうから、
 振り返っても他に方法はなかったけど。

 急いで強くなろうとすると色々弊害があるから、 
 自分の恋人にはさせたくないな、と内心思う。

 「神様に指を差された人間は孤独だから、
  おまえは奇数のグループには入れなかった」と 
 エヴァの結成当時に、社長に言われた。
 言われた意味を理解するのに、
 そう時間はかからなかった。]


  いいよ。俺のシンデレラ。


[弱いままの俺でいい?と尋ねる恋人に、
 ちょいちょいと手招きをする。
 シンデレラボーイの方だけどね、と
 こちらも軽い調子で返しながら。]

   
  ここ半年、走りっぱなしでしょ。  
  俺のペースに合わせんのに。

  
[大金星を射止めてしまった、
 とんだラッキーボーイでもある。]
(D15) 2026/08/08(Sat) 21:52:39

【恋】 飛鳥 悠凛

[腕を伸ばして、惺を腕の中へと閉じ込める。
 胸元に抱え込んで、綺麗に丸い形の頭を撫でる。]


  ごめんね、ここは俺がおまえを
  甘やかしてあげるところだった。
  やな思いしたのは、おまえの方なのに。

  そろそろオーバーペースになってない?
  ごめんね、だいじょうぶ?


[また分離不安起こしてたけど、冷静になってきた。
 こんな可愛らしいこと言ってくれる彼氏が、
 何日か冷却期間置くにしても、
 そうそう長く俺から離れては居られないだろう。 
 拗れた拍子に万一別れ話になりかけても、
 まず惺が俺を止める。]
(?21) 2026/08/08(Sat) 22:04:24

【恋】 飛鳥 悠凛

[恋人が“もっとキスしていいかな”と
 可愛いリクエストをくれる。
 “ソリテー孤高ル”に添え星を贈ってくれた、  
 大切な俺の恋人。]


  俺、惺と付き合いだしてから、甘やかすの
  そんな得意じゃなかったのかもって
  思い始めたんだけど。それなら得意分野。


[今言うジョークじゃないかなと思いつつ、
 どう反応するかな、と試しに言ってみる。]


  …いつも甘えさせてくれてありがとうね。
  俺もキス、惺といっぱいしたい。


[腕を緩めて、頭のてっぺんに一つ目のキスをする。*]
(?22) 2026/08/08(Sat) 22:18:38

【雲】 七川 惺


[『世界が終わるまでは』で悠凛とのW主演を射止めた時
 一部ではシンデレラボーイと言われた。
 親の七光りという噂も画えがオンエアされた後は消え
 世間に好意的に観てもらえるようになった。

 悠凛と喧嘩した後もせいいっぱい背伸びして
 黙々と努力してたらパリコレに行くこともできた。
 某ハイブランドからは今年の冬も誘われている。
 実は一部で春夏コレクションに出ないかとの話もあった。

 だけどそれは、暫く俳優業に専念するからと断った。
 最近は大守プロダクションの俳優部門で
 単発の仕事はちょくちょく入れてもらっている。

 劇研(OBとの繋がりで仕事が入ることも)や
 学業もあるし、勿論悠凛との時間も大切にしたいから
 スケジュール調整に抜かりはない。ない、けれども。

 走りっぱなしでしょ、と言われれば……
 自分ではあまり気づいてなかったけど、そう。>>D15]
(D16) 2026/08/08(Sat) 22:45:22

【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛


[さっき悠凛が泣かない理由を、神妙にきいてたけど。
 そういうもんかなぁとほんの少しの疑問はあった。]


  
……あ。



[ブーメランが返ってきて小さく声をあげた。>>D14
 別に悠凛はそのことを指したわけじゃないだろう。
 でもcottageでお腹を抱えて眠らせてしまったこと
 ……思い出したんだ。

 そんな未熟な俺だから、いつか。
 いつかでいい。

 お前がいないと上手に眠れないって
 冗談抜きで言ってもらいたいな。]
(-22) 2026/08/08(Sat) 22:52:52

【恋】 七川 惺


[でも悠凛の腕の中に閉じ込められれば。

 俺の方がでかいはずなのに、変なの。
 甘えたの大型犬にでもなった気分。]


  オーバーペース…そういえば。
  ……そうだったかも。

  大丈夫、大丈夫だよ。

  ああ、でも。こうしてもらってると。
  いいな、ぬくぬくする。


[恋人が
 …いつも甘えさせてくれてありがとうね、という。]


  そうかな。そうできてるのかな、俺。


[できてるんならいいけど。充分じゃない気がする。]
(?23) 2026/08/08(Sat) 23:05:06

【恋】 七川 惺


[頭のてっぺんに一つ目のキス。

 俺のがでかいから。普段頭からなんてなくって。
 何だか照れるな。

 嬉しくて暫くされるがままになってたけど。
 俺の方もキスを返したくなって。

 交互に、額、瞼、耳、頬。
 上から下に向かってキスを繰り返す。

 唇で、同時になる。*]
(?24) 2026/08/08(Sat) 23:07:33

【雲】 飛鳥 悠凛

[俺の省エネ体質の話をしたら、
 ぁ、と小さく惺が声を上げた。
 惺が思いつくのはそうだろうと思ってたよ、
 俺もあの時の事が思い浮かんでたから。
 ……あとは、]


  おまえに振られたと思ってた
  一ヶ月間も、毎晩気絶するみたいに寝てたよ。


[可愛くなくてごめんね?と
 思ってもいないことを言いながら
 ふんと鼻で笑う。]
(D17) 2026/08/08(Sat) 23:20:33

【恋】 飛鳥 悠凛

[腕の中に閉じ込めてしまえば、
 惺の頭しか見えなくなる。
 俺は惺が全然違う顔でも好きになるけど、
 惺の顔は気に入ってるので
 ちょっと惜しい気持ちになる。]


  かも、じゃなくて実際そうなんだよ。  
  自覚なさそうな気がしてた。  

  少し前まで、そんな生活してなかったでしょ。
  身体気ぃつけてあげてね?


[役者仕事は増えているようだし、
 慣れたモデル業も海外進出だ。
 ぬくぬくって表現カワイイな、と
 思っていると、恋人が少し自信なさげに呟く。]


  できてるよ、ちゃんと。
  どっちかというと、俺が甘え下手だから。


[惺は、俺が先輩や先生と居る所を
 結構見てるから、逆に甘えるのは
 得意だと思っている気がする。
 目上の人に可愛がってもらうのとは、
 また別の話なんだよね。]
(?25) 2026/08/08(Sat) 23:31:04

【雲】 飛鳥 悠凛

[こうして欲しいと言ってくれるのは、素直に助かる。
 大人しくされるがままになっている恋人が
 可愛くて、ゆっくりキスをしていると、
 交互にお返しが挟まってくる。
 少し尖った唇が可愛い。
 寄り道してきた唇が、終着地点で再会する。]


  …… 、


[ゆっくり目を開ければ、惺と目が合う。
 はぁ、と小さく息を吐いた。]


  俺ね、おまえのこと溺愛してんだよ。
  とりあえず、ガチめのBL物の話は
  次から受けない。
  マネージャーさんにも言っとく。

  今回結構、動揺してんのよ俺も……、


[少し遠い目になりながら告げる。
 ほんと、こんなはずじゃなかったんだよ。*]
(D18) 2026/08/08(Sat) 23:41:46

【雲】 七川 惺


[一ヶ月間、毎日気絶したみたいに寝てたと言われれば
 どんな顔をしていいかわからず、眉尻を下げた。]


  それは……こちらこそ、ごめん。
  可愛くないってことはないと思う。


[何か半端に丁寧語になってしまった。
 だって強いストレスがかかったってことだよな?
 それはそれで、想いの顕れ方の違いかもしれない。
 どちらにせよ、どんなお前でも可愛いんだよ。]
(D19) 2026/08/09(Sun) 0:00:01

【恋】 七川 惺



  そっか。そうなんだ。
  できてるなら、よかった。

  ……お前、甘え下手なの?

  あまり、気づいてなかったかもしれない。


[だけど、悠凛がギリギリまで耐えてしまうのは。
 ここ数カ月で何となくわかってきたような気もする。
 だから、気絶するように眠るんじゃないのか?]


  もっと、甘えてくれよ、俺にも。
  いや、まてよ。俺が察せる男になればいいのか。


[鈍感力に定評のある俺…そう言われたわけじゃないけど。
 待っててくれよな、俺が成長するまで。
 そんなことを思って、ますます困り顔になってしまった。]
(?26) 2026/08/09(Sun) 0:09:43

【雲】 七川 惺


[目が合えば、悠凛が溺愛してくれてるなんて言うから。
 俺は、目を瞬いた。]


  ……ほんとうに?


[いや、ここは疑問形で返すべきじゃない。
 信じてないように見えたらいけない。素直になろう。]


  すごく嬉しいよ。俺もだよ。
  俺のは、わかりやすく出ちゃってると思うけど。

  動揺してくれてるんだ。そうなんだ。


[ぎゅうっと悠凛を抱きしめたら……あ。
 ダメだ俺、わかりやすすぎる。]


  ……真面目に話してるのにアレなんだけど。
  その……もう一回していいか? 


[ラットはもう収まってるはずなんだけど。
 心と身体が分かちがたく繋がっていて頬が熱くなる。**]
(D20) 2026/08/09(Sun) 0:23:14

【人】 七川 幸臣

── Opening act ──

[開幕はリチャードが
 城壁に晒された父ヨーク公の首を
 降ろして捧げ持つシーンから始まる。

(史実では当時のリチャードは三歳なので、
 演出的に十歳くらい外見年齢をあげる。)

 烏の濡れ羽色、漆黒の髪の美少年の登場である。
 当時この地方でブロンドよりさらに稀少なこの髪は
 リチャードの場合、必ずしも善しと讃えられない。

 ジプシーの髪であるとか、悪魔的な色であるとか。
 出自に疑問があり後ろ盾のない三男坊を揶揄する声。

 あるいは、美しさに惑わされ禁断の恋に堕ちた者達が
 自衛のために悪い噂を流す。(コーラスで説明される)]
(0) 2026/08/09(Sun) 0:31:49
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。
(a0) 2026/08/09(Sun) 0:32:02

【人】 七川 幸臣


[──ここでオスカーワイルドのサロメのオマージュ。
 7枚のベールの踊り。
 リチャードがヴェールを1枚ずつ脱ぎながら妖艶に踊るのだ。
 ただし、エキゾチックでありながら現代的なアレンジで。

 少年が青年へと成長する過程を例える他、
 リチャードの野望(あるいは欲望)が表出してゆく様を表す。

 途中、舞台袖上手から登場して
 その様を眺める腹心の朋友バッキンガム公。
 憧れ、欲望の混じるひりひりした表情で立ち尽くす。

 反対側、下手から登場する側近・懐刀ケイツビー。
 崇拝、親愛が混じる優し気な表情で立ち止まる。

 (後に王妃となるアンの登場はまだだ。)
 ダンスのフィニッシュ。]
(1) 2026/08/09(Sun) 0:34:41

【人】 七川 幸臣


[シェークスピア原典のリチャードの有名な独白を
 途中までそのまま開幕の台詞とする。]

  『今や我らが不満の冬は去り、

  ヨーク家の太陽によって輝かしい夏となった。 

  我ら一族の上に立ち籠めていた雲も全て

  大海の底深くに葬られた。

  今や我らの額には月桂冠が巻かれ、

  傷だらけの具足は記念品として壁に掛けられている。』


[ここまでリチャードが言うと、暗転。
 再び舞台が明るくなった時には、時が少し遡っての場面。
 薔薇戦争(タウトンの戦い)の戦闘シーンが
 大スクリーンにシルエットで映し出される。**]
(2) 2026/08/09(Sun) 0:36:24
七川 惺は、メモを貼った。
(a1) 2026/08/09(Sun) 0:46:10

七川 幸臣は、メモを貼った。
(a2) 2026/08/09(Sun) 0:54:59

【雲】 飛鳥 悠凛

[惺が眉尻下げたちょっと情けない顔で、
 真面目な方のごめんを口にするから。>>D19]



  …んや。

  惺だって、後で考えたら凄く辛そうだった。


[可愛くないってことはないと思う、と
 そこも真面目に否定してくる。]


  分かってるよ。本気で言ってない。
  惺は、どんな俺でも可愛いんでしょ。


[流石にそれは分かっている。
 俺もそうだし。
 好きな相手なら何でも愛おしく想えるって話なんだけど、
 俺が可愛い可愛い言うとちょっと複雑そうな顔する惺は、
 そんな単純な話を分かってないんだと思う。]
(D21) 2026/08/09(Sun) 9:36:24

【恋】 飛鳥 悠凛

[あ、やっぱりそっちも気づいてなかった>>?26]


  ……リヒトに、「あいつ口が裂けても
  助けてとは言わねーから可愛くない」って
  言われてる。ってマキが。


[惺とのすれ違いが解消された後に真稀から、
 「悠凛があんまり元気ないから、
 理仁もそわそわ落ち着きなかったよ」って
 話の流れで聞いた。
 視界の端で気づいてはいたんだけど、
 メンバー相手だから気張って隠さなくてもいいよな、と
 素直に落ち込んでたのは、俺なりの甘えなんだけどね。]


  惺は鈍感だけど、肝心な時は結構察してくれるし、
  これ言った方がいいなって時は俺も言うようにするし、
  それ以外は可愛かったりもするから、そのままでへーき。


[ベッドの下方へ少しずり下がって、
 困り顔してる恋人の胸元にもぞもぞと顔を擦りつける。
 はふ、と息を吐いて、惺の匂いを吸い込む。
 真面目に話してる間は理性で抑えつけてただけで、
 ヒートの兆候ははっきり出てるから、熱が籠っている。]
(?27) 2026/08/09(Sun) 9:55:05

【雲】 飛鳥 悠凛

[溺愛してるって一言に、惺が目を瞬く。
 未だに初耳ですみたいな反応すんの、
 まじ何なの?おまえ目ぇついてんの?
 その可愛い垂れ目はただのチャームポイントなの??

 一朝一夕じゃ自信はつかないんだろうと、
 そうだよ、と短く肯定するだけで
 ツッコミを声に出すのは堪えた。]


  うん。見りゃ分かる。


[惺が俺を溺愛してんのなんて、今更過ぎる。
 ほんと見りゃ分かる話なのに、不思議だ。]


  っていうか反応すんのそこかよ、
  俺は、俺のこの先の身の振り方の
  真面目な話をだな……


[BLモノはそんなに話こないからいいけど、
 これだけ惺が嫌がってて、番との関係に
 差し障りがあるようなら、女性相手でも
 受ける仕事多少は選んだ方がいいのかな、とも
 考えてんのに。
 まあいいや、保留にしとこ。
 結局は俺が自分で考えて決める話だろう。]
(D22) 2026/08/09(Sun) 10:46:45

【恋】 飛鳥 悠凛



  ま、そんな真面目に話する
  シチュエーションでもないか……


[恋人とまだ下肢が絡み合ったままでする話でもない。
 お話のターンはそろそろおしまい、と囁いて
 抱き返すと、お腹の中に受け入れたままのものに
 ぐぐっと芯が通っていく感覚。]

  
  ン…… 、いい、よ ハニー。
 
  これは俺のものって一目でわかるように、
  マーキングしてよ。
  噛んで、舐めて、突いて、
  
…ナカにも外にも、おまえのかけて。



[二人きり隔絶された一週間が約束されている。
 おまえの手垢でべたべたに俺を汚してよ。*]
(?28) 2026/08/09(Sun) 10:59:52

【雲】 七川 惺



  お前って芸歴長いしさ。
  ラブシーンも経験豊富で。
  
早送り視聴してるけどざっとはわかるからな


  仕事とプライベート
  きっちり切り分けられるタイプに見えてたから。

  あと、役が降りてくるっていうかさ。
  憑依タイプにも見えるし。
  
舞台の上で恋しちゃうかもだろ?

  今は稽古始まってないからかもしれないけど

  俺のこと考えて動揺してくれたの、嬉しい。
(D23) 2026/08/09(Sun) 11:38:32

【恋】 七川 惺



  そっか。リヒトがそんなことを……

  何だかんだで、あいつやっぱ
  リーダーで兄貴分なんだな。

  それに真稀先輩も心配してくれてるんだね。

  
俺には助けてって言ってほし…



[ごく小さな声で言ったし、
 最後まで力強く言い切れなかったから。
 後半は悠凛には聞こえなかったかもな。

 悠凛が下方へずり下がって
 今度はいつもより少し低い位置。
 胸に顔を擦り付けて甘えてくれる。
 ……今は、それだけでいいや。]
(?29) 2026/08/09(Sun) 11:46:34

【恋】 七川 惺


[いよいよの時は、本当に
 我慢しないで、何でも言ってな……
 とだけ囁いたけど。

 そのままでへーきって言われたあたりで
 身体が、マテができなくなってきたな。

 いつもよりほんのり体温が高い悠凛の身体。
 だから、花の薫りも押し上げられているのかな。

 少し前にラットを宥めてもらったばかりだから
 さすがに瘤はおさまってるけど。
 いつ何時復活してもおかしくないくらい
 俺も下半身に力が漲ってきた。

 唇でキスを、悠凛の腰を支えてない方の手で愛撫を
 繰り返し。

 腰を揺らして抽挿をゆっくり開始する。*]
(?30) 2026/08/09(Sun) 12:00:34

【雲】 飛鳥 悠凛

[仕事してたら7年位あっという間だったけどね、と応じる>>D23
 芸歴長いは長いんだけど、まだ21なんだよな。
 実年齢より年上のメインどころ張ることが多い分、
 そういう意識が抜けがち。
 子ども時代の後半も、気づいたら終わってた。]


  やっぱだいぶ観てくれてんだね、出演作。


[圭吾さんに、改めましてこれが俺の番ですと
 紹介した時、趣味はユーリの追っかけですって
 言っといたけど、よく見てくれている。
 早送りしながらそれでもっていうのもいじらしい。]


  スイッチのオンオフは早い方かな。
  その場になれば、今こう動けばいい、って
  いうのは。感覚的に分かる。


[こうだからこうするべきなんだ、って
 理屈は、後で追い着く。
 意識下で演算はし続けてるんだろう。
 演出家と演者の思惑や場の呼吸を変数にして。
 ちゃんとのれてると、その出力がノータイムで出来る。
 あとは、]
(D24) 2026/08/09(Sun) 12:31:02

【雲】 飛鳥 悠凛



  舞台の上では……そうだな。

  その役を生かしてやる、っていうか。
  “その間”、俺の身体は
  俺の物であって、そうじゃない。

  俺本人は、息を潜めてるくらいで良い。


[普段言語化しないから難しいな、と呟く。]
  
  
  でも、終わればスイッチ切るから。
  その誰かに恋してるのは、
  俺ではありません。 


[構築したキャラクターが眠りに就くまで、
 その感情が流れ込んでくることはある。
 でも、それを自分の感情と誤認はしない。]
(D25) 2026/08/09(Sun) 12:42:54

【独】 七川 惺

/*
忘れないうちに、待ち時間に埋めておこう。

“ソリテール孤高”に添え星を贈ってくれた、大切な俺の恋人。>>?22

この表現カッコイイ。
ソリテールスター、某ブランドの指輪の名称でもあるけど、
立て爪リング(ソリテール)ってそういうことなんだなと。
フランス語の「solitaire(単一の、独身の)」に由来するんだって(AIさんより)
(-23) 2026/08/09(Sun) 12:51:29

【恋】 飛鳥 悠凛

[その役者っぷりにお互い惚れるとか、
 共演の合間に仲良くなって…とかは
 ままある話ではあるけど、そこは言及しない。
 共演者キラーって言われてるらしいから、
 藪蛇になりそ。]



  ……演じてる間は、俺の身体は
  その役のものだから。
  きっちり切り分けられてたんだけどね、


  今回は、ちょっと。

  相手役が男性だと、…思うところは
  やっぱあったよ。

  
[この身体を、惺以外の誰にも触れさせたくないと
 思ってしまった。今までの俺らしくもなく。]
(?31) 2026/08/09(Sun) 12:54:00

【独】 七川 惺

/*
少し尖った唇が可愛い。
寄り道してきた唇が、終着地点で再会する。>>D18

この表現も綺麗。好き。
俺の 「唇で、同時になる。」>>?24
が、美しく変換されてる!
(-24) 2026/08/09(Sun) 12:55:04

【恋】 飛鳥 悠凛



  なんかね。
  責任感強いし、保護者気質なんだよな。
  特に俺相手には、妙に……


[あの感じ、ちょっと惺を連想する時
 あるんだよな。全然タイプは似てないのに。
 
 惺の小さな呟きは、おおよそ伝わったんだけど]


  ……、


[俺が助け求めないのって、助けて欲しかった相手が
 何年も傍にいなくて、その間一人で気ぃ張って
 頑張っちゃって、耐性できちゃった部分も
 大いにあると思うんだよな。]
(?32) 2026/08/09(Sun) 13:04:20

【恋】 飛鳥 悠凛

[それでも自分が惺と居ることで、
 色んな面で変わってきているのは感じる。
 優しい囁きをくれる恋人の身体に、
 腕を巻きつけ直して]


  うん。分かってるよ。

  ありがと、覚えとくね。

 
[そうしてみる、と言いかけたけど、
 すぐに上手くできるか分かんないから。]


  いっぱい抱っこして、惺……


[今はそう言って、甘えてみる。
 お腹の奥から塞がれてる入口まで、
 ラットを起こした惺が俺に注いだもので
 ぬめっていて。惺がゆっくり腰を揺らすと、
 過敏に高められたままの身体が、
 混じりけのない快感を返してくる。

 その手と唇が呼び覚ます悦も情も。
 混じりけのない俺だけの、惺だけのもの。*]
(?33) 2026/08/09(Sun) 13:20:00

【恋】 七川 惺


[ああ、やっぱちょっと嫌なんだよなぁ。
 ヒロインと濃厚のラブシーンをする時は
 前以外、ほとんど素裸だろ?
 画えに全部が写んなくても。]


 “でも、終わればスイッチ切るから。
  その誰かに恋してるのは、
  俺ではありません。”


[あ、いやそれだけじゃないか。
 悠凛には女の恋人がいた時があったな、噂では。
 過去に嫉妬するのは身が持たないから深堀しねーけど。]


 “相手役が男性だと、…思うところは
  やっぱあったよ。”


[うん…そっか。
 小さく答えながら、番の秘蕾をまさぐる。
 ここが濡れてる姿は、俺しか知らないんだ…
 ああ、でもほんとに。服の上からでも触らせたくねー…。]
(?34) 2026/08/09(Sun) 13:47:16

【恋】 七川 惺


[“いっぱい抱っこして”と言われれば
 気持ちが堰を切った。


 悠凛の首筋・鎖骨・腕・胸・太腿、
 ありとあらゆる場所に薄紅色の花を咲かそう。

 元々紅色に咲いている二つの胸の花は
 転がして艶を添えよう。

 勃ち上がる男の徴も掌中で愛でる。
 雄々しいのも含めて全部で悠凛だから。

 俺の雄を包む花弁もますます馨しく。
 愛らしく吸い付いてくるようだ。]


  ン……く……ッ


[ラットでいっぱい埋めた後のせいか、
 ぬめる水音をたてる窄まりに捕まって
 上り詰めるのがいつもより早い。
 
 このままじゃ溢れる。
 (抜いてもどのみちシーツは汚すけど)
 一度外で出そうか。

 今夜は一週間の初日…まだまだ先は長いから。*]
(?35) 2026/08/09(Sun) 13:58:35

【恋】 飛鳥 悠凛

[話しながら身体の奥まさぐられんの、
 ちょっとやらしい。>>?34
 惺が少し物憂げな顔してるのそそられて、
 ぁん、と無防備に甘い声を聞かせる。

 皮膚の薄いところ。柔らかいところ。
 つんと尖って惺を待っているところ。
 惺の指と唇がゆっくりと場所を移しては、
 濡れ光る痕を残していく。]


  ふ、 ぅあん、 っぁ…


[全身に紅い花弁を散らされてくみたいだ。
 この身体は、惺のもの。
 互いに確かめて、意識させる行為。
 咲き散る痕を上から指で辿って、目を細める。
 ひとつひとつ数えて内腿に辿り着く頃。
 すっかり勃ち上がって、時折ひくんと
 震えていたものが、惺の手に包みこまれる。]


  ッ、ゃ… んンぅ 、


[内側を刺激されながら、そこを触られるのには
 慣れていない。というか、女の子とする時は
 俺が主導権とっちゃってたから、
 他人に触られたこと自体あまりない。]
(?36) 2026/08/09(Sun) 14:43:23

【恋】 飛鳥 悠凛

[ぎゅうっとひとりでに窄まった中を
 惺の太いので押し拡げられながら、
 大きな男の掌でぬちぬちと扱かれる。]



  ァ、あッッ! しずか、やだ、ぁ……ッ
    
  それ、…っら い、 や、ぁ、あんっ!


[身を寄せて惺に縋れば、ますます熱い肉の杭が
 抉る角度で食い込んでくる。
 逃げ場がなくて、シーツの上で身悶えよがる。]


  つらいの、 ゃだぁ……


  ッ、…かせて、  
も、イきたい、



[しずかぁ、と涙をいっぱいに溜めた目で見上げて、
 恋人に許しを求めた。**]
(?37) 2026/08/09(Sun) 14:57:41

【恋】 七川 惺


[雄の徴と秘蕾を同時に攻めると
 番の囀る声が一際高くなる。]


  
かわい……っ。



[もっともっと善がる声を聞きたい。
 でも俺も悦すぎて余裕がなくなってきてる。]


  んンン……ン。

  いいよ。一緒にイこう?


[消えてゆくような声を聞き取って応える。

 悠凛の根本を掴んでいた五指を開いて開放する。
 同時に俺も腰を深く入れ、
 悠凛の奥まで勢いよく雄の楔を打ち込んだ。

 吐精する。番のナカが満ちてゆく、溢れそうになる。
 震えの止まらぬ雄芯を一気に引き抜いた。

 飛び散る二人の白濁、番の愛液が交じり合う。
 
降り注げ、愛。
 **]
(?38) 2026/08/09(Sun) 15:40:07

【人】 七川 惺

 ── 三月兎 ──

[三月の後半。タワマン近くのコンビニ。
 俺は市場調査に出かけた。我ながら自虐だけどな。]


  「『 The most suitable place with destiny 』」
  「わーっ。華岡 雅治×飛鳥 悠凛 だって。」
  「キャー…、いけてるいけてる。」


[そこのかしましい、制服着たお嬢さん達。
 軽々しく左右呼びで悠凛の名前を出すんじゃない。
 それは一応、芸術的舞台なんだぞ。

 ……と。週刊誌もそろそろ騒ぎ出したのか。]


  「悠凛どこまで脱いでくれんのかなー。」
  「やーらし。舞台だもの。コンサートと一緒でしょ?」
  「やらしっていえば、雅治様の声もエロイよねー。」
(3) 2026/08/09(Sun) 16:18:04

【人】 七川 惺


[そろそろやめなさいよ君達、店の中で騒ぐの。

 思わず口を挟んでしまいそうになってしまう。
 危ない危ない。けど、サングラスの下から、
 じ…と非難の目を向けてしまったかな。]


  
ちょっと、あの人こっち視てるよ。

  
やだ、不審者かな。いこいこ。



[
おい、マテこら。

 ……と言いたいのをぐっとこらえる。

 まあ、でかい図体で?
 黒いサングラスにマスクで。
 黒いロングパーカーひっかけてるからな?
 変装なんだよ、これでも。

 女子高生達が去った後、
 俺はその雑誌をパラパラ捲った。**]
(4) 2026/08/09(Sun) 16:20:21

【人】 七川 幸臣

 ── 初読み合わせ ──

[劇場付属の防音完備の会議室にて。
 キャストやスタッフの自己紹介。
 
 そのまま第一回目の読み合わせが始まる。
 動きはまだつけず、椅子に座ったまま
 キャストが各々自分の台詞を声に出す。

 声の調子を変えてみたり、共演者とのテンポを掴んだり。
 今日の所は手探り状態で
 まだまだこれから修正が必要になってくるが
 演技達者な俳優陣のおかげで滞りなく進行した。

 一息ついて休憩。
 所感を言い合ったりもするが、
 まずはこの一座が一つの目的に向かって
 纏まりをつけていくのが大事なので、雑談OKだ。]
(5) 2026/08/09(Sun) 19:38:41

【人】 七川 幸臣


[スタッフが数名、私に話しかけてきた。]


  「いいですね、やっぱ悠凛君。
  海外ロケに行ってた彼は
  台本ホンを読みこむ時間が
  他の役者に比べて足りなかったと思うんですけど。
  もう、世界観を掴んでる感じですね。」


[それから、並んで座る華岡君と悠凛君の方を見やって。]


  「彼ら、思ったより相性いいんじゃないですか?
  何度か現場で一緒したことあるんですよね?」

  「華岡君の方が盛んに話しかけてますよ。
  悠凛君八歳年下だし。
  可愛くてしょうがないみたいですね。
  舞台に立ったら、また全然違うんでしょうけど。」


[そうだねと。私は珍しく生返事をしてしまった。
 いや、ちょっと。惺のことが頭を掠めてね。**]
(6) 2026/08/09(Sun) 19:43:23

【恋】 飛鳥 悠凛

[一緒にイこう?と誘われて、
 こくこくと頷いて惺にしがみつく。
 惺とタイミングを合わせるように
 その指で堰き止められていたものが、
 深々と貫かれた刺激で一気に噴き上げる。]


  ぁ、はん、 ぁあ……ッッ!


[白く眩むような快感が弾ける。
 一番深いところで番の身体に縫い留められて、 
 びくびくと爪先まで戦慄く。
 熱く満たされていく多幸に目を細めていると、
 ずるんと重量のあるものがナカから抜け落ちて]


  はぅ、んっ、 ン……、


[細く上がった悲鳴が、とろりと揺れる。
 下腹をぽたぽたと濡らしていく温かな飛沫。
 惺の愛欲で真白く汚されていく至福に
 口端を撓ませ、微笑んだ。]  
(?39) 2026/08/09(Sun) 20:52:51

【恋】 飛鳥 悠凛

[番と過ごす初めてのヒートは、
 激しくも穏やかなものだった。
 惺は、時間の許す限りずっと傍に居てくれて。
 抱き合う時は勿論、惺が食事をとる間も、
 湯浴みさせてくれる間も、
 俺は番の腕の中から出なかった。

 二人で籠った巣には、俺達が一緒に過ごしてきた
 日常の気配がそこかしこにあって、
 キスも抱擁も、俺が巣作りをするための番の服も、
 望むだけふんだんに与えられた。

 意識が飛ぶまで抱き合って、
 ふと暗闇で目覚めた時に。
 南国の薫りと温かな腕に包まれている自分を
 見つけた瞬間の、満たされた心地といったら。]



  … 俺もう、幸せだよ。 怖いくらいに。



[悠凛を絶対幸せにするから、と夢現に誓った番に
 聞かせたかったこと>>0:52
 その腕に包まり直しながら、囁いた。]
(?40) 2026/08/09(Sun) 21:05:07

【人】 飛鳥 悠凛

[“海外ロケ”明けに車で迎えに来てくれたマネージャーと
 顔を合わせたら、真っ先に台本を渡された。
 巣篭りの間に届いたものの、渡すに渡せなかったらしい。

 待ちきれずに、車内でぱらぱらと頁を捲る。
 美しく鮮烈な幕開けの画が浮かぶ。
 流石、世界の七川先生。]




  “今や我らが不満の冬は去り……”



[──“輝かしい夏となった。”

 遠ざかるマンションを横目で見ながら、
 口ずさむように暗唱した時。
 まだその部屋で出かける支度をしているだろう
 番の面影が、頭に過った。]
(7) 2026/08/09(Sun) 21:17:20

【独】 七川 惺

/*
わーっ!!そこにその台詞あててくれるんだ!!>>7
嬉しいなぁ。
(-25) 2026/08/09(Sun) 21:26:59

【人】 飛鳥 悠凛

[それから暫くして、一回目の読み合わせがあった。
 俺の両隣は、アン王妃とバッキンガム公を演じる 
 役者さんが固める座席の配置。
 この布陣でいくんだな、と改めて実感する。

 各々の自己紹介の間、拍手を送っていると
 隣の雅治さんとふと目が合って。
 一瞬早く、雅治さんが笑いかけてくれた。

 デビュー後間もなく出演したテレビドラマで、
 雅治さんの奥さん役の弟という役どころで
 知り合って以来、何度か現場で一緒にもなったけど、
 ここまで近しい間柄の役は初めてだ。


 早速読み合わせが始まる。

 ……相変わらず、いい声してんなこの人。
 この声でリチャードを誑すのか、成程。

 ──いや、つまり“俺”をか。


 そう思いながら、彼に応えるべく、唇を開いた。*]
(8) 2026/08/09(Sun) 21:36:05

【恋】 七川 惺


[番になって初めての悠凛のヒート期間は、
 片時も離れず一緒に過ごした。

 大学の春休みと重なって運がよかったのもある。
 でも、それだけじゃなかった。
 その一週間仕事を入れなかったのは、
 大守プロダクションの天刻さんのご厚意もある。
 今の所自分で管理しているモデルの仕事は
 勿論この期間を避けた。
 友人や先輩からのプライベートな誘いも断った。
 親父には一報を入れてこの期間引き篭もると伝えた。
 緊急の連絡等も入らなかった。
 
 番は常に俺の腕の中にいた。
 
 ──どこかにいるのかな、俺の半身。
 その子がいたら、きっと夜も寂しくない。
 子供の頃そう夢想した、その半身がここにいる──。

 いっぱい甘えさせてあげる。
 それとも甘えているのは俺の方?

 夜中にふと目覚めれば。
 ローズ、ジャスミン、イランイラン。
 その香りに包まれて、俺達は楽園の中にいた。
 ──幸せだよと。
 かつて夢うつつで聞いていたかもしれない。
 その言葉を、現実のものとして聞いた。
 幸せだよ俺も、と。番を両腕で囲って囁いた。*]
(?41) 2026/08/09(Sun) 22:07:51

【独】 七川 惺

/*
一つの恋窓に詰め込もうとしたら、
行数制限に何度もひっかかり…!
その前は引用引いてひっかかり(恋窓の中に雲窓引けない)
何度も直して手間取ってしまった。
時間かかってごめんね、悠凛。愛してるよ…!
(-26) 2026/08/09(Sun) 22:10:47

【独】 飛鳥 悠凛

/*
あ、やっぱりずっとってそういう意味だったんだな。
最初、仕事と授業の許す限りって書いたんだけど
書き直したんだよな、良かった。
そっか春休みだ。

ほんとにずっと一緒に居てくれるんだな……
なんて幸せなヒート。
(-27) 2026/08/09(Sun) 22:17:38

【独】 飛鳥 悠凛

/*
>>4
これさ、俺と再会できてない時期に消息が知りたくて、
とかじゃなく、付き合ってるのにするんだ……
家に本人居るのに(でもこれ俺の仕事中だなきっと)

自虐ムーヴ、愛おしいね。
(-28) 2026/08/09(Sun) 22:19:58

【人】 七川 幸臣


[悠凛君周りの会話が所々聞こえてくる。] 


 「いやー、きっちり台詞入ってたね。さすがだよ。

  悠凛君は黒髪に染めるんだろ?
  さぞ、エキゾチックで美しいリチャードだろうな。

  僕もやりがいがあるよ。
  相手役、お手柔らかに頼むね。」


[これは、華岡君。]


 「残念ながら私、振られる役なのよねー。

  でも、愛されてるって信じさせてくれるんでしょ? 
  よろしくね。」


[これは反対隣のアン王妃役。役の上では二つ年下。
 童顔で可愛いけれど、実際は悠凛君より五つ年上だ。
 橋立カンナ君。十年前のデビュー当初は
 千年に一度の美少女と騒がれていたな。*]
(9) 2026/08/09(Sun) 22:33:38
七川 幸臣は、メモを貼った。
(a3) 2026/08/09(Sun) 22:42:24

【人】 飛鳥 悠凛

[ヒート来たタイミングがあれだったから、
 今回は台詞入れんのがギリだった。
 台本片手に読み合わせする段階ではあるけど、
 ざっと一通り入ってる状態で持ってこれる方が、
 気持ちよくスタートが切れる。
 休憩時間に、隣の雅治さんが話しかけてくれて]


  や、そう見えてたなら良かったです……。

  久々に黒くして、少し切っちゃおうかなと。 


[本当ぎりぎりまで本読んでたくらいだったから、 
 苦笑して自分の髪を一房摘まむ。]


  雅治さんのバッキンガムは、色男が来たなって
  顔見なくても分かりますね。
  隣座ってると余計に、声がヤバいんすよ。
 

[こちらこそ胸お借りします、とお互い座ったまま
 ぺこっと頭を下げる。
 胸借りるんだよな、文字通り。
 “相手役”だから。
 でもな、こんな色男なのに、傍目はさておき
 俺からは良いお兄さんに見えちゃうんだよな。]
(10) 2026/08/09(Sun) 23:05:41

【人】 飛鳥 悠凛

[アン王妃の女優さんは、それなり年上だけど
 クラスメイトの役をやったことがあるから、
 お互いあんまり遠慮はない。>>9]


  リチャード、見る目ないなー。
  あんな一途に尽くしてくれたら、
  普通添い遂げるけどな。   


[反対隣の雅治さんを振り返って、
 ですよね、と笑いかける。
 「それはバッキンガムに同意求めちゃダメじゃない?」と
 返されて、あ、そっかと笑う。]


  その時はあったんですよ、見る目。
  リチャードにもちゃんとありました。


[ここに居るのは、見る目がある人達に
 選ばれた役者さん達だ。
 きっと稽古をやりこんでいくうちに、
 お互いにしっくりくることだろう。
 それに七川先生が演出なら、間違いない。*]
(11) 2026/08/09(Sun) 23:18:04

【人】 七川 惺

 ── その頃の三月兎 ──

[俺は結局コンビニで週刊誌を三冊買った。
 全部で三冊。俺らの巣でそれを広げる。
 黒づくめの不審者風装束はタワマンIFのトイレで脱いだ。
 わざとセンス悪いの選んだんだぞ、女子高生め。]


  どれも悠凛のこと褒めてんなー……
  それはいい。


[むしろ嬉しいくらい。
 悠凛の魅力、よくわかってんじゃねーかって。]


  橋立カンナについて。
  ……まあ、それもよしとする


[デビュー当時は千年に一度の美少女って……。
 悠凛の方が何倍も綺麗だけどな!
 悠凛リチャードに、たらされて結婚する役だな。
 結局振られる役だから、それも我慢できる。]
(12) 2026/08/09(Sun) 23:35:44

【人】 七川 惺



  バッキンガム役の華岡雅治……

  “当時彼は本名の華山でデビューする予定だったが
   プレデビューから麻薬のような声と騒がれ…”


[なるほど、華岡青洲の麻酔薬とひっかけたのか。
 知らんかったわ。
 けど、そうか?
そうなのか?

 TVでちらっと見かけても、そこまで気にしたことなかった。
 舞台のポスターみて
 ハンサムな役者さんだなーと思ったことはあったけど。]


  女子高生もエロイ声って言ってたけど、
  その声で悠凛の耳元で囁くの?!
  うわぁ……


[頭を抱えてしまった。*]
(13) 2026/08/09(Sun) 23:40:30

【人】 七川 幸臣

 ── 一週間後 ──


  「せ、先生、七川先生…!!」

   どうしたね?


[先日のスタッフの一人が血相変えて
 会議室に飛び込んできた。]


 「華岡君の乗ってる乗用車が事故にあったって、
  今、連絡が!!」

  えっ?!それで華岡君は無事なのかい?

 「命に別状はないそうです。
  顔とかの怪我もなくて、そこも大丈夫です。

  でも……右足を骨折して。
  この夏の舞台までには間に合わないと……」
(14) 2026/08/09(Sun) 23:44:41

【人】 七川 幸臣


[急遽、緊急オーディションが組まれることになった。

 昨夏、華岡君の次点で候補に挙がっていた
 山上幾太郎君、染川敏夫君らも
 もうスケジュールが詰まっていた。

 かといって、一般公募をしている余裕はない。
 芸能事務所各位に連絡、オーディションを受ける候補を
 絞って推薦してもらうことになる。

 ──18歳〜30歳前半くらいまで。身長175�p以上。
 まずはその条件をクリアしてもらおうか。*]
(15) 2026/08/09(Sun) 23:47:43

【人】 七川 惺


「『 The most suitable place with destiny 』

 悠凛がリチャードに扮するその相手役、
 バッキンガム侯爵役の華岡雅治が
 交通事故にあい、降板。

 急遽、代役の
 緊急オーディションが開かれることになった。

 その話を最初に聞いたのは
 親父の口からだったか、悠凛の口からだったか。*]
(16) 2026/08/09(Sun) 23:53:37

【人】 飛鳥 悠凛

[──初読み合わせのあったその夜。
 俺は考え事をしながら、マンションの廊下を歩いていた。

 舞台、楽しみなんだよ。
 すごい楽しみ。
 楽しみなんだけどね?
 
 髪なぁ、どうしようかな。
 家に惺がいなければ、普通に黒染めする。
 何ならばっさり切ってもいい。
 俺なら何でも似合うでしょ、くらいに
 そこはこだわりがない。
 稽古と公演期間で長丁場だし。

 でもそんな分かりやすくイメチェンしたら、
 その頭見る度、惺は舞台のこと連想するよな。
 何より、惺は俺のこの髪が好き。]



  またヘアマスカラ使うぅー……?  


[彼氏に忖度しすぎか?と呟きながら
 自室のドアを開ける。]
(17) 2026/08/09(Sun) 23:57:12

【人】 飛鳥 悠凛

[珍しく、お帰りの声もお出迎えもない。
 もうすぐ着くって連絡入れたんだけどな。
 でも電気は点いてる?

 っていうか、居るな。惺。
 ソファにも座らず、リビングのラグの上に
 座り込んで、何か広げて覗き込んでる。
 スリッパを履かずに足音を殺して、
 そっとその背後に忍び寄った。]


  ──…… 、


[見えた。し、聞こえた>>13]


  おまえまたそんな、
  自分で自分痛めつけるようなことして……  


[おおよしよし、可哀想に……と
 健気な恋人を背中から抱き締める。
 「おまえの声の方が俺は孕みそうだよ、今からする?」と
 耳元で囁きながら、恋人の腰に腕を回して
 ベルトのバックルを外していく。

 稽古初日の夜は、気づけば夜更かししていた。*]
(18) 2026/08/10(Mon) 0:09:01

【独】 七川 惺

/*
>その時はあったんですよ、見る目。
 リチャードにもちゃんとありました。>>11

 ここ面白い。
 突然出した橋立カンナちゃんに対応してくれて嬉しいw
(-29) 2026/08/10(Mon) 0:10:20

【人】 飛鳥 悠凛

[稽古期間は一種独特の楽しさがある。
 紙の上の住人だったキャラクター達が、
 命と実体を得て、目の前で動き出す。

 独りで本読みしてた時に抱いた印象が
 各々の役者さん達に新鮮に塗り替えられていく。
 なるほどそういう感じね、とわくわくする。

 短期間でも一回一回厚みが増して、
 掛け合いが噛み合うようになっていく。
 それは、雅治さん、カンナさんとも。

 いけそうだな、と思い始めた頃。
 稽古場に向かう車内で、スマホが震えた>>15]
(19) 2026/08/10(Mon) 0:20:41

【人】 飛鳥 悠凛

[──その日の稽古は、緊急の伝達事項を
 口頭で共有される所から始まった。

 バッキンガム侯爵の台詞は急遽代読で、
 稽古が進められた。 
 合い始めていた掛け合いの呼吸が
 振り出しに戻るのは、どうしようもない。
 雅治さんが怪我したのが脚だけで、何よりだった。


 稽古帰りに病院にお見舞いに寄ってから帰宅して。
 惺の顔を真っ先に見る。]


  ……、ただいま。


[普通の声でそう言った。
 何気ない雑談をして、一緒に夕食をとって。
 ソファに座ってTVをつけた。]


  そういや最近、俺のヒートあったから
  お父さんとこ顔出してないよね。
  連絡とってる?


[サブスクのプログラムを選びながら、話を振った。*]
(20) 2026/08/10(Mon) 0:31:50

【雲】 七川 惺



  わぁ!


[ひとしきり悪い妄想に取りつかれてたから
 背後に忍び寄る気配に全く気づかなかった。

 本気で驚いた。悠凛だった。

 優しくあやすような声をかけられた。
 それから耳元でエロイこと囁かれた。

 抱きしめられて……
 ちょっと今そういうこと言われるとクるんだけど。
 眉根を寄せてたら俺のバックルに手がかかって。]


  ……する。


[それから悠凛の髪を一房掴んでお願いしたんだ。
 ギリギリまでその綺麗な髪を染めないでって。
 ウィッグという手もあるだろうが、
 激しいダンスには向かないだろうから。*]
(D26) 2026/08/10(Mon) 0:32:06

【人】 七川 惺



  お帰り。


[いつものように。
 心の中に一片の曇りもないような顔をして。
 番を出迎えてお帰りのキスをする。

 実際、悠凛を迎えるこの瞬間は、いつも嬉しい。

 今晩は悠凛よりは早く家に着いてたけど
 俺も単発のモデルの仕事をしてきた後だったから
 作り置きのカレーをカレーうどんにアレンジしたものに
 紫蘇の色でほんのり染めた蕪の酢の物を出して、
 一緒に夕飯を食べた。

 食後の一服にソファに並んで座れば
 悠凛が親父に連絡とってるかと問いかけてきて。]
 

  いいや?まだ。そろそろとは思ってたけど。
  親父も忙しそうだったからな。

  ほら……お前の出る、舞台で。

  ん?どうして?


[怪訝そうな顔をして悠凛を見た。*]
(21) 2026/08/10(Mon) 0:45:24

【人】 飛鳥 悠凛

[お出迎えしてくれた番は、
 今日も今日イチ可愛かった。
 俺を見て、嬉しそうにしてくれるその顔。

 夕食のメニューがカレーうどんだと知って、
 白一色の麻シャツから、黒いライブTシャツに
 着替えてご飯を食べた。
 エヴァのTシャツが久しぶりに陽の目を見た。


 ソファに並んで座って、何気ない会話をして。
 暖かい日だからと出がけに惺が編み込んでくれた
 毛先を指に巻きつけながら、惺を見る。

 本番ぎりぎりまで髪を染めないでと
 俺にお願いした、可愛い恋人。] 


  俺はどっちも毎日顔見てるからさ。
 
  仕事場で先生の顔見て、その後惺の顔見ると、  
  たまにはご実家顔出さなくていいのかな、
  とか思って?


[これは先生、連絡してないんだな。
 どうすっかな、と少し思う。
 ……タカトさんから連絡来るのかな、惺は。*]
(22) 2026/08/10(Mon) 1:06:15

【人】 七川 惺



  うん、そういえばちょっと間があいたかな。
  前回連絡してから。


[一週間の間に何か俺に言伝あったらって頼んでた。
 その礼もまだ言ってなかったし。]


  じゃあ、今電話してみる。


[悠凛はTV視てる?
 うるさくなければここでかけてもいい?

 そう聞いてみた。]
(23) 2026/08/10(Mon) 1:18:36

【人】 七川 惺


[ソファに腰かけながらだったか。
 それともキッチンにでも立ったのだったか。

 いずれにしても
 二言三言、近況報告をした後で。
 驚くべきことを伝えられた。]


  え?華岡さんが?


[事故のことはどこかでニュースになってたかもしれない。
 でも俺はまだ知らなかった。

 そして緊急オーディションの話を聞いた。]
(24) 2026/08/10(Mon) 1:19:38

【人】 飛鳥 悠凛

[タカトさんの事務所にも声はかかるはず。>>15
 そこでタカトさんが誰を推すかは、
 社長のタカトさんの判断だ。
 俺達の関係を知ってるタカトさんなら、
 惺の意向も察しがつくだろう。

 先生も、惺が適役だと思えば当然声はかける。
 もう稽古が始まってる時期の募集だ、
 明日明後日くらいに惺に話がいかないようなら、 
 そもそも見込みはないという事だ。

 それなら、今俺から話してぬか喜びさせる意味はない。

 ──……それに、]


  なんか、今観たい気分のないかも。


[リモコンをソファに投げ出して、
 ぽすっと惺の膝の上に身も投げ出した。
 電話してみるという惺に、
 このままかけていいよと呟いて目を閉じる。]
(25) 2026/08/10(Mon) 1:22:18

【人】 七川 惺


[話の流れからすると
 当然、業界大手の大守プロダクションにも
 話はいくんだろうな?
 今日の今日だからまだだろうか?

 誰か他に候補はいるんだろうか?
 俺は候補に入ってるだろうか、
 実績がないからダメだろうか。

 とにかく、思い立ったことは一つ。

 天刻さんに直談判しに行こう。
 俺を推薦してくださいと。]
(26) 2026/08/10(Mon) 1:23:47

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[あ、言うんだ先生。>>24
 そんで即バレたな、俺が真っ先に
 惺に話さなかったこと。

 惺に膝枕してもらって目を閉じたまま、
 二人の会話を聞く。
 オーディションの話もしているのが、
 近距離だから通話口越しに聞こえる。


 ……電話切った後、何言われるかな。
 言い訳考えとくか迷うな。*]
(-30) 2026/08/10(Mon) 1:27:30

【人】 七川 惺


[悠凛は俺の膝の上にのっかってきたから。

 だいたいの話の流れの察しはついたかな?
 俺が話してる部分は聞こえるだろうし。
 親父の声も、耳のいい悠凛なら聞き取れるだろう。]


  俺が候補に入ってるかどうかわかんないけど。
  明日にでも社長に直談判してくる。


[それを言うと親父に言われた。]

 
 『これはデカい役だぞ。
  今回のバッキンガムはアンよりも上の二番手だ。
  当たれば今後の大きな飛躍に繋がるが
  失敗すれば、
  二度と舞台に呼ばれないことすらありうる。

  それくらいの覚悟でないと
  オーディションは受けれないぞ。』
(27) 2026/08/10(Mon) 1:32:55

【人】 七川 惺


[おおっと。すごいプレッシャーかけてくるな?
 それでも俺の決意は変わらない。]


  ずっと舞台で悠凛の隣に立つのが夢だった。


[昨夏、TVデビューでそれはある程度叶えられた。
 でも、まだ足りないんだ。

 これを逃したら、いつチャンスが巡ってくるのか。]


  俺、バッキンガムの役。
  なんとしてでも捕りに行きたい。


 『……わかった。その覚悟があるなら、来い。』


[その前にまだ推薦してもらえるのかわかんねーけど。
 そこは、説得してみせると意気込んで通話を切った。]
(28) 2026/08/10(Mon) 1:41:33

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[案の定、惺は即決だ。>>27
 リスクやデメリットを熟慮して
 答えたようには見えない。
 特に今回は、考慮に入れる気なさそうだな。

 俺の知る限り、惺にプロの舞台の経験はない。
 それでいきなり二番手を射止めたら、
 まさしくシンデレラボーイだろう。

 先生が忠告した懸念は、俺も考えた事ではあった。
 それでも話すんだな、先生は。
 親心か、演出家としてか。両方かな。*]
(-31) 2026/08/10(Mon) 1:45:34

【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛


[何ですぐ話してくれなかったのか、とか。
 そういうことは思わなかった。]


  お前の隣にいくからな…!


[膝に乗っている悠凛の頭を、グリグリした。*]
(-32) 2026/08/10(Mon) 1:46:33

【人】 飛鳥 悠凛

[迷いのない、シンプルで一途な答え。>>28
 おまえなら、そうだろうな。

 でももうちょっと考えた方が良くないか?
 表情には出さずにそう考える。

 意気込みも露わに通話を切った惺が、
 俺の頭をぐりぐりと押すから渋々目を開ける。]


  …… いたいよ。 

  ん。タカトさんに推薦もらえるといいね。
  頑張って。


[こちらを見下ろす体勢になった惺に向かって
 はい、と腕を広げて。]



  キスして、惺。
 

[身を屈めさせて、俺も身体起こして
 ようやくキスできるくらいの位置関係で、
 唐突にわがままを叶えてとおねだりをした。**]
(29) 2026/08/10(Mon) 1:55:36
七川 惺は、メモを貼った。
(a4) 2026/08/10(Mon) 1:56:28

七川 惺は、メモを貼った。
(a5) 2026/08/10(Mon) 1:58:00

飛鳥 悠凛は、メモを貼った。
(a6) 2026/08/10(Mon) 2:06:43

【人】 七川 惺


[渋々といった感じで瞼を開く悠凛。

 
色々心配してくれてること、わからなかったんだ。
 この時の、俺は。


 親父に言われたプレッシャーも
 後からもっとじわじわくるのかもしれねーけど。]


  あ、ごめん、ちょっと力入りすぎた。


[意気込みが現れすぎたともいう。]


  ……うん。頑張ってくる。


[応援してな、と言ったら、エールの代わりに
 悠凛の腕が伸びてきた。その腕が俺の首にかかれば
 俺らは上と下からゆっくり近づいてゆく。

 身を寄せ合ってキスをする。
 この唇も、俺のもの、俺の場所。 **]
(30) 2026/08/10(Mon) 2:14:52

【人】 飛鳥 悠凛

[こいつ、よく考えもしてないんだろうな。
 おまえがバッキンガム演るなら、
 俺は“リチャード”になるってこと。


 ────“ずっと舞台で悠凛の隣に立つのが夢だった。”]

 
  うん、許さない。


[ごめんと軽く謝る惺に笑んで軽く答えて、
 上等だ、と喉奥で独り言ちる。]


  いってらっしゃい、明日だけどね。

 
[恋人の首にかけた手にゆっくりと力を籠めて
 伸び上がり、エールを求める唇を唇で押し塞いだ。*]
(31) 2026/08/10(Mon) 10:42:51

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[タカトさんに惺がアポをとる間に、
 俺もスマホをポケットから引っ張り出す。
 スッスッと指をスライドさせて、
 短いメッセージを送信する。]


 “バッキンガム公追加オーディションの相手役、
  もし良かったら俺にやらせてもらえませんか?” 


[息子から連絡もらった直後に
 もう一人の息子からこんな連絡来たら、
 先生はどう思うんだろうな。
 スマホを仕舞うと、明日会えそう?と惺に声をかけた。

 オーディションまでは日がないはずだ。
 いずれにせよ結果が出るのも、直ぐだろう。*]
(-33) 2026/08/10(Mon) 11:04:29

【人】 七川 惺


[天刻さんに明日のアポをとった。
 すぐに電話は繋がって、快く対応してくれた。

 追加オーディションの連絡は
 つい先ほど受けたばかりだという。

 俺の顔を真っ先に思い浮かべてくれたらしい。
 
それはプライベートの忖度がゼロとは言わねど。

 『世界が終わるまでは』W主演の予想を上回る好評。
 悠凛と並んだ時の画え。
 社長としても、そのことが頭にあったと。

 けれどネックになるのはやはり俺の舞台経験のなさ。
 
アマチュア演劇でしか舞台に立ったことがない。

 これは冒険だ、と。

 他にも事務所内推薦の候補は数名あがっている。
 その数名で面接を行う予定がある。
 明日明後日にでも個別に召集する手はずだったらしい。]


  是非!是非!できれば明日一番でお願いします。
(32) 2026/08/10(Mon) 12:22:30

【人】 七川 惺


[通話を切ってすぐ、傍にいる悠凛に声をかけられた。]


  やった…!大守事務所の推薦枠に入ってるって。

  明日、事務所内面接に行ってくる!

  何人か他に候補がいるみたいだけど、
  とにかく盤面には乗ったぞ。


[悠凛に抱きついた。

 
今後待ち受けている困難には気づかずに。
*]
(33) 2026/08/10(Mon) 12:23:46

【秘】 七川 幸臣 → 飛鳥 悠凛


[悠凛君からメッセージをもらった。

 惺との通話直後ではあるけれど
 これは悠凛君の独断だろうな。
 ふむふむ……暫し考えて。]

 
  “それは願ってもないね。
   日程は〇日から△日の予定だけど。

   スケジュール調整は大丈夫かな?”


[短く返信して、可能だったならばお願いすることにした。]

 
  “よろしく頼むよ。”


[締めの言葉はオーディションの相手役に向けてだが
 惺のことが全く頭を過らなかったかといえば
 嘘になるだろうな。**]
   
(-34) 2026/08/10(Mon) 12:41:39
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。
(a7) 2026/08/10(Mon) 12:49:57

【人】 七川 幸臣

 ── 数日後 ──

[それから数日以内に、各事務所から推薦状とともに
 役者のプロフィールが送付されてきた。

 スタッフらと書類を眺めている。
 既に書類選考は始まっているということだ。]



  「大守プロダクションからの……
   この子ちょっと異色ですね。

   趣味はスケート、バレエも嗜むと。
   昨年の秋冬コレクション…パリコレに出た。
   あ、ちょっとこれ話題性とれますね。

   悠凛君と年齢は一緒だし、身長差も申し分ない。

   ああ、映画『デルタ』に出てたモデルのSHOUか。
   昨年、七川惺名義で『世界が終わるまでは』に出演。

   ……て、この子、先生の息子さんじゃ?!」


   まあ、そうだがね。


[ちょっと、苦笑いを浮かべてしまったかな。**]
(34) 2026/08/10(Mon) 13:01:31
七川 惺は、メモを貼った。
(a8) 2026/08/10(Mon) 13:16:55

【人】 飛鳥 悠凛

[先生にテキストを送り少し考え事をしていたから、
 タカトさんとの電話に聞き耳を立ててはいなかった。
 惺が興奮した様子で、是非明日一番でと
 お願いする声で、そちらに注意が引き戻される。
 アポがとれたのは分かっていたけど、
 「明日会えそう?」と形だけ確認する。]


  そっか、良かったね。
  第一関門突破ってことじゃん。

  おめでとう、頑張っておいで。


[明日が事務所内面接。
 そこを通れば書類選考。
 さらに本番のオーディションに辿り着けば、
 惺より確実に芝居の経験が豊富だろう他候補者達に、
 審査員の御歴々と俺がいる、と。

 抱き着いてくる恋人をよしよしと受け止めて、
 優しく髪を撫でてやる。
 あと何回おめでとうを言うことになるかは未知数だけど、
 今この時を楽しまない理由にはならない。*]
(35) 2026/08/10(Mon) 13:20:48

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 幸臣

[惺を腕の中で甘やかしながら、
 ちょっとごめんね、仕事の連絡。と
 震えたスマホを手にとる。
 胸元に惺の頭を抱いたまま、
 その頭上で素早く返信を作る。]


 “大丈夫です、元々雅治さんと稽古の予定で
  押さえてあった日なので。”


[すぐに返ってきた『よろしく頼むよ』の
 一言に、親心が混ざっているのを感じる。]


 “ありがとうございます、
  よろしくお願いします。”


[バッキンガムの第二、第三候補だった俳優達は、
 スケジュールの都合でつかまらなかったと
 日中に聞いている。
 時間も候補も限られる中、キャスティング側なら
 相手役の俺との相性を実地で見たいと考えても、
 何の不思議もない。
 俺が申し出ずとも、いずれそうなっていたかも
 知れないけれど。]
(-35) 2026/08/10(Mon) 13:31:27

【人】 飛鳥 悠凛

[仕事の連絡だと断り惺の頭越しに
 スマホの操作を終えて、
 再び恋人を抱き直す。]


  終わったよ。

  景気付けに一杯飲む?
  それとも、一緒にお風呂入って
  ベッド行く?


[明日朝一番なら、今日は久々に
 “今夜は一回だけね”の日だな。

 ──ごめんね、惺。
 俺は先生ほど優しくないんだよ。
 未だ人の親じゃないからかな。

 それでも大事にしたいと思っているのは
 本当だから、「どっちがいい?」と
 優しく囁いた。*]
(36) 2026/08/10(Mon) 13:40:50

【人】 飛鳥 悠凛

[──それから。

 ここはまず通るだろうと思った事務所内推薦は無事にとれ、
 その後、書類選考も通ったと聞いた。
 七川先生の意向に関わらず、演出家の息子だというのは
 紙切れ一枚を突き合わせる机上で、有利に働いたかも知れない。

 運もまた実力のうち。
 代役で代表作を得た役者の話は、珍しくもない。
 “持っている”人間がのし上がれる世界だ。


 どこまでやれるのかな、俺のラッキーボーイは。]
(37) 2026/08/10(Mon) 13:53:14

【人】 飛鳥 悠凛

[そうして訪れた、惺のオーディション当日。]


  いよいよ今日だね。

  俺先出ちゃうけど、まずは気をつけて。
  気もそぞろで駅の階段から落ちたりしないでよ?

[冗談でもない心配を口にしつつ、少し伸び上がって
 惺からのいってらっしゃいのキスを自分で掠めとる。
 その胸に光るラッキーチャームに素早く唇を落として]


  惺も行ってらっしゃい、頑張ってきて。

  …良い知らせ待ってる。
  

[惺は、俺の今日の行先を知らない。
 先生からも聞いていないだろう、
 主演がオーディションに顔を出すというのは、
 他の候補者にも知らされていないから。
 微笑を浮かべた唇でもう一度キスを浚うと、
 身を翻して一足先に俺達の巣を後にした。*]
(38) 2026/08/10(Mon) 14:08:29

【人】 七川 惺


[時は前後するが、書類選考の合格通知が来た。
 大守プロダクションの地力と
 社長の推薦文が功を奏した部分は大きいだろう。

 この場合、親の七光りは?
 あるかな……多分ある、よな。
 あんだけプレッシャーかけてきた
 親父にそんなつもりがなくても。周りが放っておかない。

 それでもいい…なりふり構っていられない。
 熱意と実力で結果を出せばいいんだ。
 
 熱意は十二分にある。
 実力は?あるのか…
あるのか?!


 映画ならば引きが多い。
 俺のデカさや10頭身(は大げさだと思うが)だと
 言われている体形は利点がある。

 TVならばアップが多い。
 バレエを基礎としてモデル業で培われた
 指先まで表情をつける演技はできるようになった。

 なら、舞台は?
 細やかで繊細な演技よりは遠くからも見える大きな動き?
 それから、活舌、舞台の後ろまで聞き取りやすく
 声が通ること。……やべ、緊張してきた。]
(39) 2026/08/10(Mon) 14:21:10

【人】 七川 惺


[そうして訪れたオーディション当日。>>38
 悠凛に「良い知らせを待ってる」と送り出された。
 行ってきますのキスはいつもより長めに。
 緊張を解きほぐしてもらいたかったんだろうな。

 自己紹介は勿論、質疑応答、演技審査がある。
 舞台の場合は、エチュードっていうのだっけ?
 相手のある、軽いかけあいのような審査もあるという。

 自己紹介は、久しぶりに
 対外的な好青年、SHOUが顔を出した。
 でも内に秘めた熱意は隠さない。

 質疑応答。シェークスピアの芝居については
 劇研で先輩に手づから教えてもらった基礎知識がある。
 前衛的な現代劇に話が飛んでも、おかげで対応できた。


 ──エチュードの段になった。

 俺だけでなく、候補者全員が騒然とした。]
(40) 2026/08/10(Mon) 14:36:52

【人】 七川 惺

 

  
何でお前が今、ここにいんの?



[目を大きく見開いて、小さく声に出してしまった。
 審査員には勿論、周りのライバル達にも
 聞こえぬ程の声だったと思うが……

 いつぞやのように、
 お行儀のよいSHOUの仮面が一瞬で剥がれる。

 あ、審査員席の親父が一寸目を逸らした。]


 「えー、皆さんにはこれから順番に。
  主役のリチャードをやる飛鳥悠凛君と
  エチュードをやっていただきます。

  その前に、悠凛君から何か一言もらえますか?]


[司会進行役を務めるスタッフの一人が
 悠凛に話をふった。*]
(41) 2026/08/10(Mon) 14:47:48

【人】 飛鳥 悠凛

[控室で待機している間、台本を捲りながらも
 俺達の曲をワイヤレスイヤホンで聞いていた。
 雑念は必要なかったからだ。

 やがて、候補者が集まる会議室に呼び入れられる。
 ドアを開けば、押し殺された騒めきで空気が揺れる。

 成程、人数はこのくらいか。
 一部見知った顔もいる。
 今朝見たばかりの顔も。

 横を通り過ぎざま一人一人の視線を平然と受け止め、
 持ち場に立つと軽く会釈し、微笑を浮かべる。]


  リチャード役を務めます飛鳥悠凛です。

  皆さんのバッキンガム公に会いに、
  今日はここへ来ました。
  どうぞよろしくお願いします。
  

[簡潔に挨拶を終えて、パイプ椅子に腰かける。
 審査員の七川先生達が座っている並びではなく、
 長机を挟んだ反対、候補者の椅子が並ぶ側の正面中央に。]
(42) 2026/08/10(Mon) 15:37:36

【独】 七川 惺

/*
>横を通り過ぎざま一人一人の視線を平然と受け止め>>42

王だ、王が睥睨している!
(-36) 2026/08/10(Mon) 15:44:51

【人】 飛鳥 悠凛

[エチュード用に渡された台本の一部と共に、
 短い背景説明がされる。
 リチャードがヨークで王位についた後、
 王の腹心、キングメイカーであった
 バッキンガム公爵が反乱を仕掛ける。
 連日続いた悪天候で足場の悪い中、
 戦闘はディーンの森に縺れ込んだ。

 馬を捨て斬りあわんとする最中、
 リチャードがバッキンガムに問いかけるシーン。
 台本には二人の台詞が書いてはあるものの、
 アドリブも許可される。
 
 自己紹介と質疑応答を終えた候補者達は、
 一度控室に帰され、順に一人ずつ呼ばれて
 演技審査を受けることになる。]
(43) 2026/08/10(Mon) 15:48:35

【人】 飛鳥 悠凛





   ───……


[先に把握している説明に耳を傾けながら、
 候補者の顔を眺める。
 一人、他の候補者とは違う動揺が顔に出ている>>41
 
 予想できなくもない展開だったと思うんだけどね。
 自分で仕掛けておいて、ちょっと気の毒にも思う。
 可哀そうに、俺を恋人にしたばっかりに。

 まあ本番はトラブルが付き物だからね、と
 今は候補者に緊張感を与えぬよう、にこにこしておく。
 あまり序盤過ぎるよりも後の方に呼ばれる方が
 記憶に残りやすいけど、最初に強い印象を残せば、
 後の候補が味気なく見えるかも知れない。

 さて、おまえの順番は何番かな。*]
(44) 2026/08/10(Mon) 15:50:04

【人】 七川 惺


[──まるで、王。

 
もうリチャード三世が入っている?


 ねめつけるでもなく、ごく自然体なのに、
 天下を睥睨するような圧がある。

 視線を合わせた者が、思わず首を垂れる。
 そんな雰囲気が。

 候補者の視線を
俺が目に入っても

 平然と、ゆっくりと、受け止め、跳ね返す。

 かと思えば、翻って受容だ。
 持ち場について、天使のような笑みを浮かべる。>>42

 多分、俺だけにそう見えてるのじゃない。
 候補者全員に、そう映っていると、俺は感じた。
 その証左に、さっきまでの騒めきがぴたりと止まった。]
(45) 2026/08/10(Mon) 16:20:52

【人】 七川 惺


[親父の秘蔵っ子なのは、伊達じゃない。
 わかってたつもりなのに、改めて思い知らされた。

 この、リチャードな悠凛と。
 俺は、サシでエチュードをやるのか。
 正直、甘かったかもしれない、と思った。

 スタッフから説明がなされる。

 俺の順番は、十番目だった。
 スケートの大会みたいに、
 後半になるほど持ち点が高いもの、
 というわけではなかったようだ。
 後で聞いてことだが、役者歴が短い長いに関係なく
 ランダムにシャッフルされたらしい。

 序盤でも後半でもない。
 もしかしたら最も印象に残らないかもしれない、
 俺は、中盤に呼ばれていた。*]
(46) 2026/08/10(Mon) 16:24:52

【独】 七川 惺

/*
エチュードは悠凛の人に、どの場面を選んでもらってもいいよーってなってたんですけど。
ここを選ぶか!いきなりクライマックスだな?!
となっている俺の中の人です。
(-37) 2026/08/10(Mon) 16:44:32

【人】 飛鳥 悠凛

[初めましては見知った姿の方がいいよなと
 普通に“飛鳥悠凛”として登場してみたけど、
 場が気持ち委縮したような雰囲気を感じ取る。

 んん、と思って日頃のユーリの何割増しかで
 愛想の良い笑顔を湛えておく。
 大丈夫、俺コワい大御所とかじゃないから。
 彼も人なり我も人なり。

 有名どころの事務所が推してきた候補者達は、
 実技審査でも粒ぞろいだった。
 同じ台詞でも、こういう解釈もできたかと
 思わせてくれる。

 今のところ良かったのは、3番と8番だな。
 3番の彼は、現場で一緒になったことがある。
 俺が思い描いたキングメイカーに近いのは、8番の方。
 けど、後はもう流して見ればいいというような
 決め手があった訳じゃない。
 審査員達の空気からも、それは感じる。]
(47) 2026/08/10(Mon) 16:46:06

【人】 飛鳥 悠凛

[入室の挨拶をする聞き慣れた声と一緒に、
 一際目立つ長身がドアを潜る。>>46

 ……10番目か。
 ざっと見た感じ、丁度真ん中くらいかな。

 さっきもう全員と挨拶は済ませているから、
 軽く会釈をするだけ。
 特に意識せずとも、態度は他の候補者に対してと
 同じものに切り替わる。
 緊張も動揺もない。

 静謐にも似た感覚を、実技審査開始の合図まで保っていた。]
(48) 2026/08/10(Mon) 16:53:54

【人】 飛鳥 悠凛

[──“リチャード”は、自分の獣を
 妄りに解き放ちはしない。
 その場は限られる。
 熱き血を欲する戦場、或いはバッキンガムとの
 共犯の誓約を交わす夜もか。

 血臭漂う戦場の傍ら、薄暗い森で二人相対した今、
 それを抑えるべき理由は何もない。]



  
  ──…何故俺を裏切った。



[馬から飛び降りる代わりに、
 パイプ椅子からつと立ち上がり、距離を削る。

 ……腹の底から、ふつふつと滾るものを感じる。
 これは誰のもの感情だろうか。

 煮え立つ憤り。怒り。哀しみ。
 再びここで相まみえた歓び。
 裡で入り乱れるその感覚さえも望ましい。
 器量も情も謀略も、妄執さえも。
 持てるものは、使うべきだ。

 そうしてリチャードは、玉座を手に入れた。]
(49) 2026/08/10(Mon) 17:17:10

【人】 飛鳥 悠凛

[張り上げずとも、声を通す。
 この会議室は、舞台の上ですらない。]



  王の半身であるだけでは
  飽き足らなかったか?

  バッキンガム。


  見の程知らずに、この美しき王国の全てを
  その手にと願ったのか──? 



[視線一つで見えぬ剣先を喉に突きつけ、
 その意志と覚悟を問う。
 
 “おまえ”が欲しいのは、
 舞台を降りた俺だけじゃない。
 結局、半身の俺では満足できないんだろう。

 それでも。ここで気圧され呑まれるようであれば、
 未だ務まる器ではない、ということだ。]
(50) 2026/08/10(Mon) 17:27:48

【人】 飛鳥 悠凛




  ──俺は誰だ。

  おまえが選び、戴いた王だ。 
  その俺を弑するのか。…それとも。


  おまえは俺に、おまえを殺させるため
  此処・・まで連れて来たのか。


  答えろ、バッキンガム──……!!



[予備動作なしに身を傾ぎ、腕を突き出す。
 二の腕を折らんばかりに鷲掴む。
 舞台の上では、体重も腕力も関係ない。
 “そう”見せればよいのだから。*]
(51) 2026/08/10(Mon) 17:40:37

【人】 七川 惺


[10番、七川惺と名を呼ばれて
 俺は控室を出、会議室に向かった。
 
 会議室は防音完備で
 廊下側には明り取りの窓すらないから
 審査員達がさざめく姿は見えない。

 直前の演者はもう別室に移動していて
 どんな演技をしていたのか
 その残滓を掬い取ることはできない。
 
 大きく深呼吸してから入室の挨拶をし、
 頭を前方に傾けて扉を潜った。>>48

 それからランウェイを歩く時のように
 背筋を伸ばして部屋の中央に向かう。
 短くともその歩き方は俺を武装させる。

 中央に至れば、
 審査員達と相手役を務めてくれる悠凛に対し
 深く一礼をした。
 
 それから、審査開始の合図があった。]
(52) 2026/08/10(Mon) 21:44:52

【人】 七川 惺



  『──…何故俺を裏切った。』


[悠凛が台詞を言えば、
 会議室の空気は一瞬でディーンの森に変化する。
 冷ややかな雨の湿り気まで感じさせる。

 パイプ椅子は馬。>>49
 リチャードが馬から飛び降りた。

 瞳に昏く燃える焔が映るよう。
 続けて、朗々とした声が響く。

 舞台で鍛えた声とはこういうものか。
 いや、悠凛の場合それだかじゃない。
 歌唱のためのボイストレーニングだ。


 「見の程知らず。」>>50
 そう、歴史上、一節にはバッキンガムが
 自分が玉座を求めたとも言われる。
 また、反証では。
 バッキンガムは充分な利権を
 リチャードから褒美としてもらったので
 何故離反したのか謎だとされている。 
 ちなみに原典の戯曲では褒美をもえらえていない。

 その��何故�≠ェこの舞台にある。]
(53) 2026/08/10(Mon) 21:46:16

【人】 七川 惺


[俺──バッキンガムは押し殺した声で。]


  ……違う。玉座が欲しいんじゃない。


[呻くように言う。
 

抑えた声は審査員席まで届くだろうか?


 小道具がなくても、
 鋭い剣のように喉元に至り、刺し殺しそうな視線。

 呻くように言ったのは剣が怖いのではなく。
 こみ上げる哀しみからだ。すれ違う想いに。

 それが俺の解釈。
メソッド演技。
]


  『──俺は誰だ。』

  『答えろ、』


[リチャードが俺の二の腕を鷲掴む。]
(54) 2026/08/10(Mon) 21:53:01

【人】 七川 惺



  あんたはこの世で唯一の、我が王。


[俺の声は少しずつ高くなってゆく。]
  
  
  俺が選び、その頭に王冠を頂いた。

  共に手を取り
此処
まで連れてきた。
  俺がこの手にと願ったのは、
  王冠を被った半身の隣。

  でも、それだけじゃないと気づいた。
  気づいてしまった。

  あんたにとって、俺は野望の一部。
  俺にとってのあんたは……


[す・べ・て……と、サイレントで。
 唇だけを動かす演技は舞台では映えないだろう。
 だが、今の俺にできる限界の表現だ。*]


  同じ想いの場所が得られないのなら。
  殺し合うしかない。
(55) 2026/08/10(Mon) 22:07:54
七川 惺は、メモを貼った。
(a9) 2026/08/10(Mon) 22:26:38

【人】 飛鳥 悠凛

[音なき声を捻じ伏せ、声を響かせる。]


  ──ああ、そうだ。

  野望と罪こそが、俺達が真実
  分かち合えるもの。


  おまえの昏き淵が、
  俺を呼び覚ました。
  この手を引き、血の道を征かせた。


[少しずつ高くなるバッキンガムの声と
 不協和音を奏でるように、声は低まり、
 ざらりと地を這う。]



  今になって怖気づき、
  その手を引こうと言うのならば、


[静かに一度目を閉ざす。
 開いた目に、怒りの猛火はない。]
(56) 2026/08/10(Mon) 23:07:52

【人】 飛鳥 悠凛

[自ずと微笑みが唇に浮かぶ。
 見る者の目には、赦しとも映るかも知れない。
 抑制した声は、穏やかにも響く。

 リチャードの内心を、バッキンガムはどれだけ
 知るだろうか。]



  ……これまでの忠義と勲功、大儀であった。
 

  最後の褒美を、おまえに与えよう。



[剣をとれ、と言い放ち、弾き飛ばされたであろう
 バッキンガムの剣の存在を仄めかす。
 本番では続く殺陣のシーンは実技審査では省かれ、
 悪路に脚を掬われ片膝を突くリチャードに、
 バッキンガムが詰め寄る、独白のシーン。*]
(57) 2026/08/10(Mon) 23:13:30
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。
(a10) 2026/08/10(Mon) 23:16:25

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[──俺には、分かる気がする。
 愛する半身にその手で引導を渡さざるを得なくなった、
 リチャードの悲痛が。
 
 おまえが舞台の上で俺の隣を望むなら、
 俺はおまえを、殺さなければならない。

 幾ら身を削り真に迫る演技をしようと、
 舞台はワンテイクではOKが貰えない。
 千秋楽の幕が下りるまで、
 来る日も。来る日も。
 何十回となく。

 直向きなおまえはきっと、考えても見なかったんだろう。
 舞台の上でおまえに心を許し、愛し、疑い、
 殺し続ける“俺”の気持ちを。


 俺は。 少しだけ、それが哀しかった。*]
(-38) 2026/08/10(Mon) 23:49:25

【人】 七川 惺


[剣を拾って俺に与えたのはリチャードだったのに
 皮肉なことに悪路に脚を掬われ片膝を突く。]


  「雨だ──」


[天を仰ぐ。バッキンガムの援軍はこない。
 リチャードの軍が森の外から踏み込んでくる音。

 本来は原典ではリチャードの台詞を
 バッキンガムに織り込んだ台詞が続く。]


  「俺達はかつて『どこまで行けるか』と言って
   手を取った。

  『血の流れにここまで踏みこんでしまった以上』
   引き返せない。
   それはあんたも俺も同じ。

  『あとは罪が罪を呼ぶのにまかせるだけだ』」
(58) 2026/08/10(Mon) 23:55:22

【人】 七川 惺



[一度引くバッキンガム。逃がすのはリチャードの情け。*]


  褒美があるとしたら。
  この雨のせいで、あんたが俺にくれることができなかった

  ──死だ。
(59) 2026/08/10(Mon) 23:56:21
:
 




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69回 残----pt

悠凛くるくる

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61回 残----pt

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息子達がんばれよ

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