【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント/* こんばんは! 色々な問題が解決しましたら襲撃ロールしに行きたいわ! いかが? 処刑のあれこれが終わってからの方がやりやすければそちらでも〜! (-4) 2022/07/20(Wed) 22:40:57 |
【秘】 電球 フィラメント → 鳥籠 ワルゴ*――――、 「反応、ありませんね」 「ワルゴ、今日のところは引き下がるとしませんか?」 「ドアを破ってまで、話を聞く訳にもいきませんし。 というかドアまで破ってしまうと会話どころではないですし」 *宥めるように、あなたに話しかけます。 「ね、今日のところはお部屋へ戻りましょう?」 「――ワルゴのことは、私が確りと調べておきますから。ね?」 (-5) 2022/07/20(Wed) 22:47:01 |
【人】 手探り ノル「分からないなんて」 大広間、まだここにいるクローディオに近づく。 「本当に、ユーが誰を庇ってるか……分からないなんて 言うのっ! 」部屋に置いてある花瓶を掴む。さして大きくはないけれど、頑丈なそれ。 を、振りかぶって、クローディオの側頭部へ振り下ろした。 (0) 2022/07/20(Wed) 22:52:27 |
リーディエは、「………………え、?」 (a0) 2022/07/20(Wed) 22:56:13 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 電球 フィラメント「………………」 「…………」 「わかった……」 渋々、と言った様子で頷いて 自室の方向へと足を向ける。 ……その背は怒っている、というより どこか泣きそうなそれに見えるけれども がらんどうの籠から、こぼれる雫はない。 (-7) 2022/07/20(Wed) 22:58:47 |
ワルゴは、ユングフラウのことはフィラメントに任せ、自室へと戻っていく。 (a1) 2022/07/20(Wed) 23:00:12 |
【人】 命灯癒光 リーディエ何が起きているのか、直ぐに理解することなど出来ず。 大きな声と、大きな音。 転がり落ちたものを瞳に映した瞬間。 「クロ………………!!!」 震える声で、 泣きそうな声で、 彼の名を呼んだ。きっと端にいたから近くではなくて。 縺れる足で2人の元へと駆け出して。 (1) 2022/07/20(Wed) 23:07:06 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエーー名前を呼ばれた。 それが分かれば、なんとか、君に見える位置で手のひらを君に向けた。 来るなよ、危ないから。 庇ってるって思われるよ。 声を出す余裕まではなかったけど。 (-8) 2022/07/20(Wed) 23:13:13 |
【秘】 電球 フィラメント → 鳥籠 ワルゴ「 ……ワルゴ! 」*少しばかり大きな声で、あなたを呼び止めます。 「……もし私達の中に、本当に主さんを殺した犯人がいるとすれば」 「それを明かさないということは、きっとまだ"終わっていません"」 「箍から外れ落ちて、転がっていく歯車は、抵抗がなければいつまでも転がり続けます」 「ですから、ワルゴ。お願いです」 「冷静さを失わないで。怒りで視界を失わないで。 幼い貴女には、きっと難しいかもしれませんが」 「これが"終わり"ではないのであれば、冷静な目は絶対に失ってはいけないのです」 *あなたに語りかける電柱の彼の声は、優しい兄のような声色で。 *怒りに、悲しみに飲まれているようなあなたを、本気で心配しているようで。 「まぁまぁ、ユングのことは私に任せて頂いて。 きっと、いい報告を持って帰りますから」 *ねっ、と人差し指を立ててから。 *電球の彼も、部屋へと戻るでしょう。 (-9) 2022/07/20(Wed) 23:13:45 |
【人】 手探り ノル「……が」 「クロがやったくせに!こうやったのっ?」 これまで出したことがないくらい、大きな声だ。 落ちた赤には目もくれないで。 リディの声に耳も貸さないで。 花瓶を落とさないように持ち直し、もう一回振り上げて勢いをつけて、振り下ろす。 止める人はいる? その 逆 は? (2) 2022/07/20(Wed) 23:15:59 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ「…………」 「ユング、居るのでしょう?」 *異形頭の二人が立ち去った後。 *片方の異形の頭が、あなたの部屋の前へと戻ってきます。 「私の異能、お忘れではないでしょう? この異能、なかなかに便利でしてね。 ちょいと応用してしまえば、部屋の中の電位差などである程度は中の様子が分かるのですよ〜」 *呑気とも取れる口調で、あなたへと話しかけます。 (-10) 2022/07/20(Wed) 23:16:27 |
【人】 浮遊する ハグベリー「な─────」 気づいたのは、大きな音がしたから。 悲しみに溺れていた思考が、一気に引き戻される。 ……より大きな悲しみを伴って。 「──にしてるんだ、ノル!!!」 なんで。 なんで、という言葉しか出なかった。 だって、そんな。 「なん、で………」 (3) 2022/07/20(Wed) 23:16:34 |
【赤】 手探り ノルそう、こうやったんだよ。僕は当然知ってる。 でもアベルの時よりは上手くできてる、かも?あんまり手が痺れない。 頭の骨がなかったらもっと短く終わらせられたかな。 ……どうだろう。感情的に見えるかな。 (*0) 2022/07/20(Wed) 23:18:03 |
【人】 包帯 タンジー出て行った二人を待っている間。 突然のノルの行動に。何をしたか認識したのは、大広間に鈍い音が響いてから。 驚きに目を見開いて、目を逸らして。すぐにまた見て。 それから座り込んでいたけれど、ふらりと立ち上がり、リーディエの後を追うようにして二人の元へと足を進める。 「ごめん……」 もしもリーディエがノルの邪魔をするのなら、それを阻むように立つだろう。 呟く謝罪の言葉は誰に対するものか。 クローディオを見る瞳は、それはもう様々な気持ちが入り混じっている。 (4) 2022/07/20(Wed) 23:20:41 |
リーディエは、止まらない。何度か転けそうになりながらも足を止めようとしない。 (a2) 2022/07/20(Wed) 23:23:06 |
【墓】 骨頭 クローディオガンガンと音のような鈍痛を伴って揺れる頭に、もう一発。 避けることなんてできない、視界が悪いから。 なんで俺がやったと思うんだ、決めつけるんだ、って、弁明する時間すらない。 理由が知りたかった。多分もう知ることもないんだろう。 その場に膝をついて崩れ落ちる。 ぼろぼろと赤い結晶を落としながら。 落ちる結晶は止まらない。次第に、粒も大きくなっていく。 何も言わなかった。 どうせ信じてくれないだろ、この様子じゃ。 (+1) 2022/07/20(Wed) 23:23:41 |
リーディエは、どうして、…どうして。どうしてどうしてどうして……!!! (a3) 2022/07/20(Wed) 23:24:12 |
【赤】 浮遊する ハグベリーなんで?なんで?なんで?なんで?何で殴って? だって、おかしい、ちがうよね、お話したじゃん。 一人ずつ、話していこうって。 俺達が疑われたら、話を聞いてもらえないかもしれないから。 少しだけ、黙っていようって。 そんな、なんで、おかしいよ。 なんで?なんで?殺すの?どうして? 大事な家族、大事な家族だよ。クロ、ノル、俺の大好きな人達。 やだ、やだよ、ノル、なんで、どうして。 まってよ、やめてよ、クロ、やだ、死なないで。 やだ、いや、お願いだよ。 俺の幸せ、きえないで。 (*1) 2022/07/20(Wed) 23:24:17 |
ハグベリーは、手を伸ばしても、身体が重くて、動けない。 (a4) 2022/07/20(Wed) 23:25:33 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 浮遊する ハグベリー君の声が聞こえた。 骨が割れちゃってるから、もうそっちを見たというのもよく分からないだろう。 けれど、君には、ちょっとだけクローディオが笑ったのが見えたかもしれない。君に向けて。 ほら見ろよ、やっぱり俺怪しいんだよ。 何をしたわけでもないのにさ! (-11) 2022/07/20(Wed) 23:26:44 |
【人】 命灯癒光 リーディエ (5) 2022/07/20(Wed) 23:27:29 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 電球 フィラメント「………………」 「………………うん」 兄の言葉を、ただしく理解出来ているかはわからない。 けれども、ご主人を殺したこの中にいるなら "終わらない"……それは、わかる。 ひとごろしがこのなかにいるのなら、 きっとひとごろしは、またひとをころすと。 ……ただ怒っていては 犯人をただしく見つけられない。 怒ることで夢中で、思考が籠の中に入ってしまうから。 「おねがいね、フィル」 いまは、冷静な兄にまかせて。 あなたに、期待して。 もう夜も遅いから、おへやにもどろう。 (-12) 2022/07/20(Wed) 23:29:12 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオクロじゃない……。 クロじゃない、 クロじゃない!!! 私は、私は!!昨日のクロを嘘だと思えないのに……!! 優しいクロを、知っているのに……。 どうして無力なの。……誰も救えないなら。 こんな力、ただの呪いでしかない……。 クロ……いかないで、 (-14) 2022/07/20(Wed) 23:34:35 |
【人】 ガラクタ モノオキモノオキは また 平穏が崩れ、恐怖が支配するのを見ていた。「うう。」 いつもの掃除用具を持ちながらも、どう掃除すればいいのかはわからなかった。どう平穏を取り戻せばいつものようになるのかはわからなかった。 ちらり、見た。石を見た。 遅れたようにクローディオの側に行く。でも庇うことも攻撃を加えることもせず、何も言わずにただ立っている。 (6) 2022/07/20(Wed) 23:41:11 |
【人】 包帯 タンジー床に転がる赤い結晶に目を奪われる。 色は違うけど、似てるそれ。 だけど、今はそんなことを気に掛けている場合ではない。 「リディこそ、邪魔しないで。」 叫ぶリーディエに(>>5)そんなに大きな声ではなかったけれど、ハッキリと告げる。 何をされようとも、近付けさせまいという意思がある。 クローディオはまだ、生きているだろうか。 いや、二回くらいでは死にはしない筈だ。だって、主人も何発も殴られていた。 真っ直ぐに二人の元に来たから、凶器に出来そうなものは何も持っていない。 三回目が花瓶が振り下ろされようとするならば、それを止めて自分がやるつもりだ。 ノルだけに、手を汚させるつもりはない。 (7) 2022/07/20(Wed) 23:41:27 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ……君がそう思ってくれるなら、クローディオは少しくらいは救われたかもしれない。 自分じゃないって説明すらできない。 何もしてなくても疑われる。 分かってるよ、俺って怪しいよな。 一人でいることが多くて、力も強くて、動揺は表には出づらい。 疑われるのも仕方ない。 ーーークローディオが少しだけ笑う様子が見えるかもしれない。 自嘲と、……寂しさで。 それもあと少しで消えるだろう。 (-15) 2022/07/20(Wed) 23:44:48 |
【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ「モノオキ、モノオキ」 「少しよろしいですか?」 *これは大広間に集まり、ユングの手紙などを読む少し前の時間帯。 「お願い事があって来たのですが……」 (-16) 2022/07/20(Wed) 23:46:58 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 骨頭 クローディオなんで?なんで、クロは悪くない。 何にもやってないよ。俺知ってるよ。 何もしてないんだよ、やめてよ。 クロは怪しくなんてない。 確かに愛想はあんまりないかもしれないけれど、 それでもいつも冷静で、ちゃんと人のこと考えて、 感情だってちゃんとある、俺の大事な家族なのに。 何で笑うの、なんで。 怒ってよ、恨んでよ、クロ、やだ、死なないで。 貴方に聞こえる言葉はなく。 貴方に見えるのは、いつもより低い高度で、 苦し気に口を抑える青年の姿だけ。 (-17) 2022/07/20(Wed) 23:51:01 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント……明かりも持たず。 夜の館を、君の姿を探して歩いている。できるだけ足音は殺すけれども、歩みは遅い。 チャカチャカ、と僅かな音が足元で鳴っている。固くて小さいものが床を叩く……ネズミの足音、のような。 /* おまたせいたしましたわ! 探しますわ! (-18) 2022/07/20(Wed) 23:53:25 |
【人】 命灯癒光 リーディエ零れ落ちる結晶は、命の色をしている。 今なら取り返しがつく。私なら、取り戻せる。 それなのに、……どうして邪魔をするの………。 貴方達可笑しいわ。決めつけばかりで、 「…………どうして、知らないままに」 誰かを傷付けることが出来るの? 震える吐息を零して。 「 ……許さないわ、 」──…タンジー(>>7)へと掴みかかる。 「許さないわ、タンジー…………!」 ぽろぽろと零れ落ちる涙が視界を滲ませて。 許さないわ、……救えない私を。許せない……。 (8) 2022/07/20(Wed) 23:58:06 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント「う?」 モノオキに?子供はこくこくとバケツで頷く。 お願いはお掃除?箒を指しながら真剣にあなたに向き直った……ように見える。 (-20) 2022/07/20(Wed) 23:58:58 |
リーディエは、タンジーに触れた瞬間。 (a5) 2022/07/20(Wed) 23:59:59 |
リーディエは、小さな煌めきが周囲に舞う。 (a6) 2022/07/21(Thu) 0:00:45 |
リーディエは、………それは、誰かを傷つけるものではない。 (a7) 2022/07/21(Thu) 0:01:42 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル*ふと、暗がりの先。 *電球に明かりを灯した彼が、自室に入っていくのが見えるでしょう。 *あなたには特に気付いていない様子でした。 (-21) 2022/07/21(Thu) 0:02:38 |
【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ「ああいえ、違うのですよ。 お掃除ではなく」 *お掃除は自分でやりますからね、と。 *やんわり宥めます。 「おねがい、というのはですね」 「……今、とても良くないことが起きていることは、 モノオキ、キミにも分かりますね?」 「ですから、お願いと言うのは」 「もしも、誰かが誰かの部屋から出てきたり、怪しいことをしているのを見かけたら」 「モノオキ、キミの信用できる人に、それを教えてあげて欲しいのです」 (-22) 2022/07/21(Thu) 0:09:44 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント/* サルノゥミッソーニ様!秘話ぴょいありがとうございますなのですわ! 更新間際に神窓返信(>>2:G36)したせいで、時間軸がちょっとこちゃになってしまいました……ので、ワルゴ・フィラメントのお二人がいらしてから、再び頂いた秘話でフィラメントが訪問してくださるまでの間に戻ってきたことに……してよろしいでしょうかしら? (室内状況が分かる異能とのことで、齟齬が出ては申し訳ないなと思っての念の為の擦り合わせですわ……) それからもうひとつ、もしよろしければこの秘話の終わりに、花瓶の割れる音を聞いて飛び出す……ということにすることで、白の方出ても良いかなという提案でございます。 こちらは時間軸の前後などお好みあるでしょうから、サルノゥミッソーニ様のご意向に従いたいと思いますわ! 空飛ぶ蜘蛛animalより、愛をこめて! (-23) 2022/07/21(Thu) 0:10:02 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 包帯 タンジーリディが触れる間、癒しの効果が流れ込むかもしれない。 それは気力や体力。怪我等も治すもの。 布越しでさえも、上手く制御は出来なくて。 少しの接触でさえ、送り込んでしまうから。 だから誰にも触れないように。 触れたくても、触れられない。 だってそれは。………………それは、 (-24) 2022/07/21(Thu) 0:13:19 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ/* それでよろしいですわ〜!! 花瓶の件についても問題ないですわ!!それで行きましょうですわ〜!!! (-25) 2022/07/21(Thu) 0:14:13 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント星空を名残惜しげに置き去りに、部屋に帰って来たタイミングは丁度2度の訪問の間だったのだろう。 部屋の中身が戻ったことは貴方には筒抜け。とはいえ、不在の間に来てくれたとは思わず。 〔 ▙ ▜▓▗ _ フィル……? いる、けど〕盛大な嘘つきの最中なのだ。喜んで招き入れるなんて出来ない……筈だったのだけど、貴方なら別。 角を巻くように毛布を被ったまま、扉を開く。最も、覆ったところで意味なんてないのだけど。 〔⿻▫__ 主さまを……したのがフィルだったなら……話、聞かないと〕 貴方が犯人かもしれないと思っている、そんな心の声。 (-26) 2022/07/21(Thu) 0:24:29 |
ユングフラウは、何かが割れる大きな音を聞きつけて、駆け出した。 (a8) 2022/07/21(Thu) 0:25:31 |
【人】 包帯 タンジー自分を掴んだリディの手首を、包帯を巻いた手で掴み返す。 煌めきの効果がタンジーにも表れるのだとしたら、気付くのはもっともっと後だろう。 「何も、知らないわけじゃない。」 ユングフラウのあの手紙を信じるというのか。 何かを見て、誰かを庇ってると思わないのか。 「僕は、許されなくていい。」 リーディエからの瞳から溢れる涙を真っすぐ見て、ますます表情は苦しみに歪む。 だからといって近付けさせるでもなく、阻んだまま。 辛そうな表情で乱暴にリーディエの腕を払い除け、突き飛ばして。振り払った拍子に解けかけた包帯も無視して、ノルの持つ花瓶を手にしようとする。 それからはほんの僅かに躊躇ってから、先程見たのと同じように振り下ろす。 何事もなければ、花瓶はクローディオの頭部目掛けて落ちていくだろう。 (9) 2022/07/21(Thu) 0:31:10 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント「うん。」 良くないことが起きている、に大人しく頷いた。誰もが怖がっている顔をしたりしている。もとに戻って欲しい。 「……うあ。」 その次は少しバケツを掻いてから頷いた。 わかるよ。ちゃんとわかる。モノオキは答えを半分知ってる。僕の信用できる人は…… 言葉を喋れないので、この声に頷くことしかできないし、しなかった。 「うあ?」 それから首を傾げる。どうしてモノオキにそれを伝えたの?と聞きたい。 (-27) 2022/07/21(Thu) 0:31:49 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ「ああ、よかった。出てきてくれましたね」 「手紙の件についてお伺いに来ました」 「お話、大丈夫ですか?」 *努めて冷静に、沈着に。 *電球の彼は、あなたに話しかけます。 *まるで自分が殺されるとも、はたまたあなたを殺してしまおうとするような雰囲気でもありませんでした。 (-28) 2022/07/21(Thu) 0:32:46 |
【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ「……ふむ?なぜキミにそれを?といったところでしょうか?」 *長く一緒に暮らしていましたから。 *言葉の喋ることの出来ないあなたの言いたいことは、ある程度なら理解ができました。 *館の中では、ある程度のお兄さんでしたから。 「そうですね、キミが事に関与していないことに確信を持っているから、ですかね」 「それに、そうですね」 「私みたいな胡散臭い電球より、あなたの一挙手一投足の方が、きっと信用されるでしょうからね」 「だから、キミに」 (-29) 2022/07/21(Thu) 0:36:16 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント〔 ▙ ▜▓▗ _ うん、僕も、フィルと話したかったんだ。……嫌じゃなかったら、入って?〕部屋の扉を開いて、招き入れる。床に置かれたクッションに、勉強机の椅子。座るところは沢山ある。 自分自身は、ここ数日おなじみになった部屋の隅のベッドに腰掛けて。 距離が近いほど、心の声が聞こえてしまいやすいから、だから、貴方が場所を選べるように。 (-31) 2022/07/21(Thu) 0:39:23 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント/* あ、白の方、処刑まわりでやりたいことございましたら、どうぞそちらを優先してくださいまし!ですわ! 取り急ぎ。 (-32) 2022/07/21(Thu) 0:42:01 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ「ありがとうございます。 では、失礼しますね」 *一度周りを確認してから、あなたの部屋へと入ります。 *適当に床に座れば、あなたにも座るように軽くハンドジェスチャーを。 「ふむ、そういえばお部屋に入ったことはあったかなかったか」 「大体は談話室や大広間でお話してますしねぇ」 *なんて、箸にも棒にもかからないような言葉を挟んでから。 「――それで、ですね」 「単刀直入に聞きます」 「ユング、手紙の内容は本当ですか?」 (-33) 2022/07/21(Thu) 0:43:28 |
【人】 命灯癒光 リーディエ>>9 タンジー 掴み返され、振り払う……ことはせず。 いつもであれば、こちらから拒むのに。 「 その誰かがクロだと 、何故決めつけるの …!!」リディは信じるなどと、口にしていない。 誰かを庇っているとしても、それが彼だとどうして思うのか。 仮にユングフラウがクロについて口にしたのだとすれば。 「…………私は、クロを……信じているわ………っ」 苦しげに歪むタンジーの表情は、涙で見えない。 力で敵うはずもないから、この身は突き飛ばされ床に打ち付けて。 ふらつく体では立て直すことも出来なくて。 もう一度響くであろう大きな音に、嘆きの声をあげるのだろう。 (11) 2022/07/21(Thu) 0:44:12 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ/* 処刑周りは大丈夫ですわ〜!!! フィラメントはやることを優先して部屋に戻る予定ですわ〜〜!!! ですから平気ですことよ!!! (-34) 2022/07/21(Thu) 0:44:51 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「……!チィ、鍵」 手元に話しかける。小さな、君には見えない小さな"音"が、閉まりかけの隙間から中へ滑り込む。 君は鍵をかけるだろうか。 そうだったら、君が扉から離れた後。ひっそりと鍵は開けられる。 そして扉の前へ。戸に耳をつけて様子を伺う。 ……寝るかな? (-35) 2022/07/21(Thu) 0:45:57 |
【秘】 包帯 タンジー → 命灯癒光 リーディエ癒しの力は、何処までの効果を表すのだろうか。 貴方のことを振り払うために思い切り掴んで、更には突き飛ばしてまったから。間違いなく、体には影響が現れる。 服の下に隠れている、自分で作った傷を治す程度のものであれば良いのだが。 予想できぬ効果が出るのなら、この場で解ってしまうのだろう。 (-36) 2022/07/21(Thu) 0:46:41 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル*電球の彼は、鍵をかけず。 *戸からは特に何も聞こえず。 *少し開けて確認すれば、机の前に座り、自分の明かりで本を読んでいるでしょう。 *時たま、扉の向かい側にある窓から夜空を眺めたりしながら。 *扉の方へは、意識を向けていません。 (-37) 2022/07/21(Thu) 0:48:53 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント「うふ」 そう、聞きたかった言葉を言ってくれたことに喜びながら頷く。そして理由を真剣に聞いている。 確かに事件の夜、モノオキはなんにもしていない。いつものように歩きながら掃除をしていたり、だろうか。 「ふふ」 胡散臭い電球、には笑いながら首を横に振った。胡散臭いとは思っていないけどフィラメントはなんだかいつもどおりに見える。嬉しい。 「う」 お願い、聞き遂げたよの頷き。だからフィラメントもいつもどおりでいてね、と言う言葉は言えなかったけど、伝わるといいなあ。 (-38) 2022/07/21(Thu) 0:50:42 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ突き飛ばされ、視界を滲ませる涙も零れ落ちて。 体を床に打ち付けた際に袖で目元を拭い、貴方に視線を向ける。 クロ、クロ。違う、貴方は違う。違います。 証明は出来ない。それでも、私は感じている。 この考えが間違いではないと、本当にそう思うのです。 仕方なくなんてないの。……そんなこと、 貴方の笑みが見えたなら、指先をそちらへと伸ばして。 その笑みに含む感情を僅かながらに理解出来たから。 救えなくて、ごめんなさい。 (-39) 2022/07/21(Thu) 0:51:49 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント〔 ▙ ▜▓▗ _ あぅ……〕促されるままに、ベッドから降りて、床の上。少し、距離が近くなる。 〔 ▙ ▜▓▗ _ そうだね、フィルには、絵本読んであげる必要なかったものね?〕少し冗談のような言葉を返して。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ……っ! フィル、フィルがやったんじゃないの?……ごめん、質問で、返しちゃった。 僕、フィルか、もう一人かなって思って……だけど、このまま、わかんないままじゃ皆、おかしくなっちゃいそうで。 だから、僕のせいってことにして、その間に……話、聞こうと思ってて……〕 (-40) 2022/07/21(Thu) 0:52:53 |
【人】 無線通信 ユングフラウ物が割れる音に動悸がして、脳裏に過ぎるのは割れた酒瓶。 無惨にひしゃげた旦那様の姿。 転げるように走って、もう心の声が聞こえないように、引き篭ってるとか言ってられなくて。 それで、大広間まで駆け込んで。 目にした光景は、一番、いちばん見たくなかったもので。 〔 ▙ ▜▓▗ _何……なに、やってんのっ!!! (12) 2022/07/21(Thu) 0:55:07 |
【墓】 骨頭 クローディオーーー頭殴っておいて何か言えとか、無茶振りにも程があるよ。 言ったって、今火に油じゃん。 何言ったって、じゃあ、この傷は治るのか?こんな森の中、こんな体質持ちで、医者だっていないのに? もう戻らないよ。何を言ったって。 三発目は別の方向、別の角度、別の高さから。 バコ、と大きな音が鳴って被っていた骨が割れきった。そのまま、膝ですら立っていられなくて、横に床に倒れた。 誰にも見せたことのなかった骨の下。 右目がなくて、血色の結晶が眼孔から突き出るように生えていた。 今まさに殴られていた箇所からも同じ結晶が育っていて、血飛沫の代わりにバラバラと飛び散った。 初めて見せる表情は、うっすらとした笑みだった。 苦しげに眉を寄せ、脂汗を掻き、自分を害する二人を見上げて。 疑われるような自分に対する自嘲と、寂しさを浮かべて笑っていた。 (+2) 2022/07/21(Thu) 0:56:34 |
【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ「ん、ありがとうございます、モノオキ」 *よしよっしと、バケツを撫でる"フリ"を。 *あまりバケツに触れられたくはないでしょうから。 「――最初に見つけた私が、冷静でいないと。 見えてくるものも、見えなくなってしまうかもしれませんからね」 *あなたの言いたいことが分かったのか、ただただ思ったことを口にしただけなのか。 *小さく零してから。 「では、お願いしましたよ、モノオキ」 「きっと、"まだ終わっていない"ですから」 「きっときっと、誰かがあなたの力を必要とします」 「本当は、幼いキミにこんなことを頼むべきではないのかもしれませんが」 「……よろしくおねがいします」 *そう残して、電球の彼は大広間へと向かうでしょう。 (-41) 2022/07/21(Thu) 1:00:08 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 包帯 タンジー制御不可能な力であるからこそ、その効果に振れ幅は存在する。 小さな力であれば気力を回復し。 もう少しともなれば体力を。 更に行けば怪我を。その次は病を和らげ。 もっと、もっと。リディが倒れてしまうほどに強い力であれば。 ──死の間際であろうとも、上手くいけば。 ただ、今貴方に送られた効果は傷を治す程度のものだろう。 白い肌は更に白く……を気づけたかどうか。 だから気づくのは後になるかもしれない。 貴方の思うままに、効果を得たっていい。 (-42) 2022/07/21(Thu) 1:00:45 |
リーディエは、三度目の音の後。床を這いずるようにしてクローディオの元に向かう。 (a9) 2022/07/21(Thu) 1:02:06 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ「いいえ、私はやっていませんよ」 「流石に、演技であそこまで叫んだり明滅したりは、ちょっと難しいですね〜」 *私にはそこまでの演技力はありませんからね、と一つ。 「――なるほど。だからあの手紙を残したと」 「本当の犯人の動揺を誘うため、といったところでしょうか」 「ふむ」 「………悪手ですかね〜」 *歯に衣着せぬ意見でした。 (-43) 2022/07/21(Thu) 1:02:41 |
リーディエは、「クロ、…クロ。クロ、クロクロ……いや、嫌です。どうして、」 (a10) 2022/07/21(Thu) 1:02:47 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエあぁ、その手は届かない。伸ばそうとも思わなかった。 もし次があったとき、君の番になるのは御免だから。 いいよ、捨て置いていいよ。 生きてくひとが、生きればいいよ。 せめて信じてくれた君が、健やかに生きることを願う。 伝えられや、しないけど。 (-44) 2022/07/21(Thu) 1:03:58 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 浮遊する ハグベリー大丈夫だよ、兄ちゃん。 何を言っても無駄、とした上で。 兄と呼ぶことなんて一度もなかった口が、一度だけ動いた。 (-45) 2022/07/21(Thu) 1:08:53 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント〔 ▙ ▜▓▗ _ 動揺……誘う……とかじゃなくて…………その……皆、不安になってたから…………敵意を向ける相手、見えてた方が、マシでしょ? それぞれが、誰か分かんない相手を疑って、酷いことになっちゃうより……いいと思って。〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ そっか、フィルじゃ、ないなら……〕〔⿻▫__ じゃあ、クロ……?〕 バッサリとした意見に、確かに貴方は……演技とかするタイプじゃないって思い直す。同時に漏れたのは、2択のもう片方。 (-46) 2022/07/21(Thu) 1:10:00 |
モノオキは、結晶を眺めて、誰もを止められない。 とめたくない (a11) 2022/07/21(Thu) 1:14:12 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ「まぁ、ユングの言いたいことはわかります。 ――が、結果的に"敵"らしき者が見えたせいで、盲目になってしまうような子もいますからね」 *誰とは言いませんが。 「……さて、誰がやったかは、未だ分かりませんがね」 「そもそも、誰もやっていないのが一番良い訳ですから」 *なんて、当たり前のことを、電球の彼は言います。 「もちろん、キミもですよ。ユング」 「私は、キミがやっていないと思ったから、ここに来たのですから」 (-47) 2022/07/21(Thu) 1:20:00 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント〔 ▙ ▜▓▗ _ うん……〕〔⿻▫__ワルゴ、とか。〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ それでも……それが、ちっちゃい子とか、身体の不自由な子に行くよりは……僕、身体だけは丈夫な方だし。〕とはいえ、犯人が誰でもないのが一番なのは本当に心から同意。 〔 ▙ ▜▓▗ _ だけど……外の人の痕跡無かったって……ううん、それだけで決めつけるのも……〕〔 ▙ ▜▓▗ _ フィル、ありがとう……冷静でいてくれて。君みたいな人が、今はきっと必要で。僕は、余計な声聞かせて、皆をもっと不安にさせちゃいそうで。 だから、お願い……皆が、酷いことしないように……見ててあげて。〕 その願いはきっと、遅すぎたのだろう。 皮肉のように、丁度その時。 階下から、硬い物が 割れる 〔 ▙ ▜▓▗ _ ……ッ!!〕反射的に立ち上がり、部屋を飛び出そうとする。 扉へ向かうには貴方の傍を通らなきゃだから、手を伸ばせば留めることは容易だろうけど。 (-48) 2022/07/21(Thu) 1:30:25 |
【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ「ッ」 *電球の彼も音に肩を跳ねさせて。 *しかし、あなたを止めることはしませんでした。 *立ち上がることもせずに、少しだけ考えるように電球を撫でてから。 「……やはり、"終わらない"ですか」 *そう、零して。 *あなたの部屋を出て、自室へと向かうでしょう。 (-49) 2022/07/21(Thu) 1:34:35 |
リーディエは、いつかに伸ばした指先を。 (a12) 2022/07/21(Thu) 1:44:06 |
リーディエは、………下ろした。 (a13) 2022/07/21(Thu) 1:44:19 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>14 ノル 〔 ▙ ▜▓▗ _ ノール、なんで……なんでこんなことになってんの……ッ!〕〔⿻▫__ 任せたのに〕 何故か、なんて。わかってしまった。 だって、皆を守りたくて嘘を認めたけど、 手紙を託した貴方は、貴方には、嘘をあげられなくって。 いや、そもそも、浅知恵に過ぎなかったのかもしれない。 きっと、 引鉄 僕 だ。〔 ▙ ▜▓▗ _ ぁ……あ…………〕やめて、なんて言えない。だって、全て、貴方に託したのだ。 だから、貴方の凶気は、凶行は、己のものでもある。 〔⿻▫__ ごめんなさい〕 〔⿻▫__ ごめんなさい〕 〔⿻▫__ ごめんなさい〕 失敗の責任の決着を自分の手でとることも出来なくて。 暴力を、貴方に負わせてしまった。 制止しないことで加担している卑怯者は、へたり、と床に座り込んだ。 (15) 2022/07/21(Thu) 1:53:53 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 手探り ノル〔 ▙ ▜▓▗ _ ノール……〕そう、任せたの、だから。 貴方の声に、言い訳を貰ったみたいに、へたり込む。 いつだって、そうやって、助けて貰ってたのは自分の方だ。 〔⿻▫__ ごめんなさい〕 〔⿻▫__ ごめんなさい〕 〔⿻▫__ ごめんなさい〕 (-51) 2022/07/21(Thu) 1:56:10 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント何をしているのかを確認して、開いた隙間から。 沢山の 友達の友達 が侵入する。目視で確認することはできないだろう。透明だから。 そうして、外の風の音に紛れるくらいの足音が、君の足元の床を埋めた後に。 「……」 こっそり僕も入る。 扉を閉めて―― キィ。 僅かな、けれども存在感のある、蝶番の軋む音。 もしこちらを見るなら、暗がりの中の僕の姿を見つけてしまうだろう。 でも、君が動けないようにする準備はもう整ってる。 (-52) 2022/07/21(Thu) 1:56:16 |
ユングフラウは、〔⿻▫_ ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい〕 (a14) 2022/07/21(Thu) 1:58:34 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「―――――、」 *本からは視線を外さずに。 *じぃ、と。読み耽っているように見えます。 *が。 「ふむ、なるほど」 「次は、私ですか?」 *と、振り返らずに声をかけました。 (-53) 2022/07/21(Thu) 2:02:09 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 無線通信 ユングフラウ(どうすんのかな) (終わったらみんなどうすんだろ) (俺以外狩り行けないんじゃない?) (ちょっと無理してでも森に入っとくんだった) (なんて顔してんの) (大丈夫かな、俺が死んだらもう誰も死なないかな) (ご主人だけで満足してくれたかな) (あ、) (畑、) 考えを纏めることもできない。結晶と共に垂れ流す思考。 朧げな意識で君の顔を見て、そうして、思い出したこと。 それさえあれば、もう暫くは生きられるだろ、みんな。 だから、頼む。 言葉にはできなかったけど。 (-54) 2022/07/21(Thu) 2:02:10 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント「ふふふ」 きっとモノオキの力が役に立つ……モノオキもそう言われると嬉しい。 幼いから託されないよりはずっといい。モノオキは任されるのが好きだと思う。 そうやって大広間へと見送って、彼もついていく。続きを知る。 その後もなく、まさかそれが最後になるなんて思いもしなかったけど。 (-55) 2022/07/21(Thu) 2:09:40 |
【人】 無線通信 ユングフラウ〔 ▙ ▜▓▗ _ あ…………〕どこまでも現実的な、思考が。 この場所を去ることも出来ず、へたりこんでいた。 目をそらすことも出来なくて、耳を塞ぐことはもっとできなくて。 こくり、ひとつ、頷く。 せめて、せめて、少しでも安心して欲しくて。 そんなことを願う権利は、ないかも、しれないけど。 (16) 2022/07/21(Thu) 2:20:07 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 骨頭 クローディオ〔 ▙ ▜▓▗ _ トウモロコシさんの採り入れ……と。ニンジンさんと、ダイコンさんと、おいもさん……冬用の野菜の、植え付けがそろそろ、で。〕 こんな時でも、貴方に教えてもらったことは妙に具体的に出てくるのだ。 〔 ▙ ▜▓▗ _ トマトさんときゅうりさんはお水たっぷり。……大丈夫、大丈夫、覚えてる、から。〕 (-57) 2022/07/21(Thu) 2:23:03 |
【人】 命灯癒光 リーディエ床を這いずるリディは、4度目の狂気がクロを襲う頃。 ──…その動きを止めた。 「 あ、 あ ぁ、あ…………ああ 、あ ………………」ガリガリと床を引っ掻いて、小さな悲鳴を零す。 守りたいと願った結末が、 「………………皆、……、卑怯です…………ッ」 止められない私も。静止をしない人も。 決めつけて行動して、止まらない人たちも。 こんな、 「謝るなら、……クロを………………」 泣くのも、恐怖するのも。 「…………貴方達は、…… 許されない 」許されるべきではない。きっと、覚悟をしていたのでしょう。 覚悟をした上で、誰かに刃を向けたのでしょう。 そうでなくては……クロが、 死ぬ意味は、何……? (18) 2022/07/21(Thu) 2:25:46 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「……、ちがうよ」 自分でも、これはびっくりするほど棒読みだった。 「夜は暗くて怖いから、会いに来たんだ」 こっちはそう棒読みにもならなかったけど。 実際これまで停電したときとか、雲が分厚くて月明かりもないときとか、昼間に怖い本読んで夜思い出した時に同じような言い方で訪ねたこともあっただろう。 「……信じて、くれない?」 (-58) 2022/07/21(Thu) 2:30:13 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエ「んふ」 開けられたことが嬉しくて、それだけで声が漏れる。 そうしては先に箒を持って床を履いて行く。棚の下やベッドの下も箒で掃いていく。 「ん〜ん〜」 少年はおのずから言葉を話すことはできない。あなたの話を聞くことはできるが。 (-59) 2022/07/21(Thu) 2:30:22 |
【墓】 骨頭 クローディオーーーなんでそんな顔してるんだろなぁ。 俺だって思って、凶器を振るったんだろうに。 嫌いな、憎い、許せない俺がいなくなるんだから、喜べばいいじゃん。 思うんだ。思うけど、他人事みたいに声が出ない。 いくつか何か聞こえてきてたけど、見上げた先の二人が気になる、今は。 花瓶を振り上げた姿が、辛うじて見えた。 「ひ、とごろ、 しっ、 」たった一言。全て通して、たった一言。 その一言を言うだけのために、喋る気力をとっておいたんじゃないかと思えるくらい。 でも、その声には誰を責める言葉も含まれちゃいなかった。 なんなら、やっぱり少し笑っていた。 きっといつも、悪戯されたりつまみ食いされたり、何か頼み事されたり、そんなときの「あー、もー」くらいの。 だって、だって、君たちはこの先も生きていかなきゃならないから、こんなことは許されたと思って、さっさと切り替えて忘れて 俺なんて捨て置いて。 そして。 ぐしゃ、と頭蓋が鳴いた。クローディオ本人の骨の音。 たくさんの真っ赤な結晶を撒き散らして、ーークローディオは動かなくなった。 (+3) 2022/07/21(Thu) 2:39:27 |
タンジーは、四度目の花瓶が落ちて行くのを、ただ見ていた。 (a15) 2022/07/21(Thu) 2:40:08 |
モノオキは、モノオキは……結晶の掃除を始めた。掃除ならモノオキがやることだからだ。 (a16) 2022/07/21(Thu) 2:45:49 |
ユングフラウは、茫然と、抜け殻のように、座り込んでいる。 ノイズすら、無く。 (a17) 2022/07/21(Thu) 2:47:20 |
リーディエは、「モノ、待って………」 (a18) 2022/07/21(Thu) 2:48:57 |
【人】 ガラクタ モノオキ〔▙ ▜▓▗_怖い顔のまま腐ってしまう。壊れてるけど……腐らないものは戻してあげないと〕 何もしなかった。止めるタイミングがなかった、という言い訳が自分の中にあるし、子供の中では疑問なく成立している。 せめて腐らない結晶を集めておきたいと箒で掃いていく。他の人が取るのは気にしないが、放って置くと全てを集めきった子供はどこかへと歩いていく。 (20) 2022/07/21(Thu) 2:50:05 |
リーディエは、また這いずるように床を移動して。 (a19) 2022/07/21(Thu) 2:50:10 |
リーディエは、「待って、ください…………………」 (a20) 2022/07/21(Thu) 2:50:25 |
リーディエは、結晶に両手を伸ばした。 (a21) 2022/07/21(Thu) 2:50:50 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント/* お返事ありがとうございますですわ〜!! 生きていたらそのタイミングにしたいなと更新後の返事を決めましたが、えぇ……生きている間でのご対応願えるかしら………… 時間は巻き戻すものよ…………戻れ………………戻していいかしら………………? 問題があれば 一方的に 後の話を送り付けるわ!お手隙の際にご確認とお返事をいただけると嬉しいのよ…… 48本の撫子flower (-60) 2022/07/21(Thu) 2:53:15 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「…………」 「その声はノルですか」 「ふふ、演技するならもう少し心を込めることをおすすめしますよ」 *いまだ振り向かずに。 *しかし、恐怖を感じさせない声色。 「私も信じたいのですがね〜」 「"戸に耳を当て" "中の私を確認して" "鍵が閉まっていないことを確信して中へ入る"」 「これだけ怪しい動きをされたら、疑われても仕方ないと思いますよ」 *どうやって知り得たのか。扉を開ける際の動作を事細かく口にします。 *未だ未だ、本に視線を向けたまま。 (-61) 2022/07/21(Thu) 2:53:30 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ/* お返事ありがとうございますですわ〜!! 確認できた時間が更新間際だったのもあり更新結果を見て行動しようと思っていましたので遅くなり申し訳ございませんわ……! もし可能であればクローディオの処刑後以降での訪問をしても宜しくて……? 問題があればワルゴちゃんの都合のいいタイミングを狙いたいわ! お手隙の際にご確認とお返事をいただけると喜びますの …… 43本のロベリアflower (-62) 2022/07/21(Thu) 2:54:15 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル「……だからこそ、」 壊れる前に、手を伸ばそうと。 したところで、意味はなかった。 結局残せるものなんて、 「あら……私も、ですか。どうしましょうか…………旅を止める同じ箱庭の住人か、あるいは手伝いをする妖精か」 お似合いなのは前者かもしれない。 叶わない約束を、未来への希望に。 「………………秋にも、」 ユンの考えた企画がある。楽しいことはまだまだ沢山。 「ねぇ、ノル。…………楽しみですね」 (-63) 2022/07/21(Thu) 2:57:32 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ「……ふふ、調子がいいですね」 なんてふざけるような言葉を返すが、笑みは柔らかなもので。 「そう、ですね。……えぇ」 だからこそリディは、 (皆と話をしたかった……) 大好きで、仲良しでいて欲しいのは同じ。……同じだった。 崩れてしまう前に、掬いたかった。 「あら、いつだってモノはしっかりしてます。 ……言葉はわからずとも、そう感じますから」 貴方だけが知るあの子の本音。 いつか知れる日は来るだろうか。 ……きっと、来ない。 (-64) 2022/07/21(Thu) 2:58:11 |
【人】 手探り ノルぽい。 何にも聞こえないみたいに花瓶を投げ捨てた。 リディの声もクローディオの声も1つも余さず聞こえていたけど、確かにそうなっちゃったし。 そうだねって返すのもめんどうで。 なんだかブルーベリー食べたくなっちゃった。 「あっ」 (お父さんのところ行こう) 踵を返し部屋を出て、主人の部屋へと走った。くれぐれも転ばないように。 逃げたようにも見えただろう。 (22) 2022/07/21(Thu) 2:58:25 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ「……どうでしょうか」 こればかりは、否定も肯定も出来ず。 貴方の言葉に僅かに頷いて、薄れた素っ気なさに何だか胸がくすぐられるような気持ちに。 「…………出来ることなら、」 知れるといいなと、そう思うのです。 分かり合えないと刃を向け合うよりも。 分かり合えるかもしれないと、手を取りたい。 そうありたかったんです。……本当に。 指摘されてようやく、自身の手に視線を落とし込めた力を緩めた。 痛みは多少なりともあるが 貴方が死ぬよりも優しい痛みだ。 (-65) 2022/07/21(Thu) 3:00:04 |
【人】 命灯癒光 リーディエ>>21 モノ 渡された赤を両手に乗せ、強く握りしめる。 泣く権利がないのは、きっとリディ自身。 それなのに、涙が止まらなくて。 力のせいで不自由な体が腹立たしくて。 「 ありがとう、ございます……………… 」震える声で告げたお礼は、酷く弱々しいものだった。 逃げるように去っていくノル(>>22)の姿は、見えなかった。 言葉はきっともう、 届かない。 (23) 2022/07/21(Thu) 3:05:48 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー無理をしているのは、私よりも。 貴方が考えをめぐらせる間、リディは待っていた。 静かに、その考えを遮ることなく。 部屋に促されれば、「お邪魔します」の声をひとつ。 それから、足を踏み入れ 奥へと進む。 その間、両手は胸の前に組まれていたことだろう。 「……あの、ですね。大した話では、ないのですけど」 と、視線が絡み合う前に言い訳のように呟いて。 「………………ベリー兄様は、どう思いますか」 遠慮するような。それでいて、はっきりとした調子で。 貴方へと問いかけた。笑みを浮かべたままに。 (-66) 2022/07/21(Thu) 3:07:19 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ嬉しそうな様子は理解出来た。 言葉は分からずとも、それだけは。 さくさくと進む掃除の様子を眺めながら、机の上のノートを閉じて。 「…………ねぇ、モノ」 柔らかな声で貴方の名を呼んだ。 話せないことは理解しているが、言葉を理解出来ることもまた、知っているから。 (-67) 2022/07/21(Thu) 3:07:50 |
【人】 包帯 タンジー『ひとごろしは、許されない。』 許されたくない。 許さないで。 事切れたクローディオのすぐそばに、力無くしゃがみ込むと今になって目から涙が溢れてきた。 足元にも結晶は散らばっていただろうから、誰にも見つからぬように一つ、手の中に握り込む。 そんな資格、あるわけないのに。 ノルは何処かに行ってしまったから、いま、ひとごろしはここに自分ひとりだけ。 モノオキが結晶を掃除し終わってからも、暫くはそこで動かずにいるだろう。 (24) 2022/07/21(Thu) 3:09:55 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「そんなに分かったの?すごいね。 でも僕だって分からなかったんだ。不思議」 どうしてだろう。 教えてくれないかな? 「どうしてわかったのか教えて」 疑いを晴らそう、とはしない。ストレートに聞いた。 ……聞いた後、かな。 (-68) 2022/07/21(Thu) 3:17:55 |
モノオキは、残りの結晶は全て持って、少しこぼしながらここをあとにした。 (a22) 2022/07/21(Thu) 3:22:31 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 骨頭 クローディオ「ううん。」 やってきたのはもう部屋主の帰らぬ部屋。ここに石を少しでも返しに来たくてやってきた。 でもあなたの死体は置き去りに。 もし扉が閉じられているなら無理に開けずにドアの前へと置いていくだろう。扉が開いていたらあなたの机の上か、なければベッドの上。 そこにおいて暫くはパズルを遊ぶように組み立てようとしている。勿論結晶は組み立てられるものではないのだとモノオキも少しはわかっているのだが。 (-69) 2022/07/21(Thu) 3:30:41 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエ「うん?」 ちゃんとあなたの言葉に振り返る。 この平穏な空間が心地良い。 どこか掃除したいところあるかな?といつも聞くように首を傾げて。 (-70) 2022/07/21(Thu) 3:36:36 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ「……出来ることなら、か。 俺も、出来ることなら知りたいと思うよ。 知ったら、対処も思いつくかもしれないからさ」 どこまでも現実的。どこまでも効率的。 それでも、これは思いやりと呼べるようなものだろう。きっと。 それを向けることすら叶わなかったけれど。 指を組むのが緩んだのを確認して、一度頷いた。 気を付けなよ、なんて付け足して。 その頃には素っ気なさは戻ってしまうのだけど。 そんなことを、話したのだ。 だからクローディオも、君のことは疑ってなかった。 (-71) 2022/07/21(Thu) 3:37:07 |
【秘】 骨頭 クローディオ → ガラクタ モノオキ扉は開いている。部屋にクローディオ本人がいる時以外は鍵はかけていなかった。 部屋の中は図鑑や標本でいっぱいだ。 自然に関するものが多く、標本は鉱石やら虫やら小動物の骨格やら。 机はあるものの、そんな調子でそこそこゴチャついている。ベッドの方がスペースはあるだろう。 勿論、結晶が組み立てられるはずはない。 組み立てようとしても、どの形が正しい姿なのかすら判別は難しいだろう。 (-72) 2022/07/21(Thu) 3:42:29 |
【独】 骨頭 クローディオ/* ……フィラメントが骨噛みだったらどうしよう? いや人犬だからいいんだけど……いいんだけどロール面白そうな役職だからなぁ……見たいな生き延びちゃうロール…… (-73) 2022/07/21(Thu) 4:17:30 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ/* もちろん!いつでも大丈夫ですわ〜!!! クローディオくんの処刑後はその事実も知らないまま お部屋に籠っておりましてよ! いつでもおいでになってくださいまし! PLが夜に居れたり居れなかったりする関係で お返事遅くなっちゃうけど許して頂戴! (-74) 2022/07/21(Thu) 6:17:43 |
【人】 包帯 タンジー「……僕、部屋にかえる。から」 ゆっくりと立ち上がり、誰に言うでもなく呟く。 間違えたことなんてしていない。はずだ。 そうじゃなかったら? 手を握り締めたまま扉を出て、一階の自室のある方へ。 これでクローディオへ直に、危害を加えた者は大広間から居なくなった。 (25) 2022/07/21(Thu) 7:19:06 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「私の異能、ご存知でしょう?」 「あれの応用ですよ。 微弱な電気を放出して、それに物体や生物が触れるた際の乱れや電位差を感知する……といったところでしょうか」 「丁度良い"電気を受ける物質"もありますからね」 *トントン、と自分の頭を指で叩きます。 「あんなことがあった後ですから、用心のつもりでね」 「まさか、本当に引っかかるとは……、思いもしなかったし、思いたくありませんでしたがね」 (-75) 2022/07/21(Thu) 9:52:23 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 骨頭 クローディオ「おおあ」 あなたの部屋に感嘆の声が漏れる。石に、骨に…… 聞いたことはあったが、腐らない死だ。笑顔かどうかはわからないけれど、これはモノオキも嫌いではないな。 机もそのように眺めていたので、置く場所はベッドとなった。ベッドに一緒に乗ってガチャガチャと手を動かしている。 「ううー」 あなたの結晶は人の形すらしているわけではないのだろう。それでも暫くは顔になるように組み立てようとして。 諦めて、一番か二番に大きな結晶をいくつか頭にして、『あなた』をベッドに『寝かせる』だけとなるだろう。『あなた』の『頭』を撫でて、布団をかける。ベッドに寝ているということはおやすみなさいだから。 モノオキは壊れてないものが一番好きだけど、難しいや 「んー」 しかし、この部屋もゴチャゴチャしている。掃除しがいがありそうだね。なんて『あなた』に話しかけるようにしてほうきを持った。 暫くこの部屋を壊さないように掃除をして、特に何もなければ満足して去っていくだろう。 「あお!」 おやすみ、のような声を石にかけながら。 (-76) 2022/07/21(Thu) 10:37:14 |
リーディエは、重い体をようやく起こし、僅かにふらつきながらも立ち上がる。 (a23) 2022/07/21(Thu) 10:49:14 |
リーディエは、枯れた涙のあとを拭い、クローディオを見下ろしている。 (a24) 2022/07/21(Thu) 10:50:48 |
【独】 ガラクタ モノオキ自分の部屋へと戻る。ハグベリーに言われたように戸締まりはちゃんとした。 自分の部屋はあんまり掃除できていない。もちろん、全てが掃除し終わったら自分の部屋も掃除することはあるが、モノオキは自分の部屋は掃除がいらない間のだと思っている。前の部屋は掃除するものではなかったから。 部屋はみんなが平穏になるためにするものだ。みんなが自分を好いてくれるために、信頼してくれるためにするものだ。 みんなが自分を嫌いにならないように、殴らないように、殺さないようにするものだ。 でも流石に、迷い込んできた蠅には対処する必要がある。あれはうるさいし、ほかの人の部屋に行くのも迷惑だ。 捕まえるのは簡単だ、バケツをずらして髪に生き物を見せてあげればいいのだ。 あとは石ころをゴミ箱に捨てるだけ。 落ちた衝撃で軽く砕けた石を箒で掃いてゴミ箱へと入れた。 (-77) 2022/07/21(Thu) 10:53:10 |
【人】 無線通信 ユングフラウ〔⿻▫__ ぁ…………〕 大広間が静まり返って、随分な時間が経って。 ふら、と亡霊のように立ち上がる。 〔 ▙ ▜▓▗ _ クロ……兄…………〕ふら、ふら、と近寄って、ぺしゃ、と貴方のすぐ側、血溜まりの中にまた座り込んで。 〔 ▙ ▜▓▗ _ クロ兄……こんな、顔、だったんだね…………。〕袖口で、顕になった顔に付着した血液を何度もなんども拭う。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 運……ばなきゃ……〕このまま、ここに、寝かせたままでいる訳にはいかないと。 いつだって現実的に、目の前のやることを見据えていた貴方のように、抱き上げて移動させようとする。 だって、今ここにいる子たちの中で、貴方の次に力があるのは僕だから。 〔⿻▫__ どこ、へ……?〕 (26) 2022/07/21(Thu) 11:55:48 |
ユングフラウは、多分、座り込んだのは、結晶の散らかっていた場所。今は綺麗に片付いている。 (a25) 2022/07/21(Thu) 12:31:33 |
ユングフラウは、拭ったのは、塵のように細かい破片だったかもしれない。 (a26) 2022/07/21(Thu) 12:32:12 |
【人】 命灯癒光 リーディエクローディオを見つめる視線はいまだに逸らされず。 ユングフラウ(>>26)を映しているようで、そうでないような。 「都合が、いい。…こんな時は動けるんですね」 どうせ思考は届く。だからこそ呟くように声にして。 「ユンが誰かのためになんて言って、クロに狂気を向けて。 そのくせ、逃げるようにユンをおいてどこかへ行く」 言葉を止めない。止まらない。例え何を言われようとも。 感情が溢れて 止められない 。結晶を握りこんだまま徐々に握る力は増し。 絶望と嘆きと、 「………… 秋は来ないわ 」吐き捨てるように告げた後、何処かへ向けて歩き出した。 体を引き摺るようにあるから、歩く速度は決して速くないが。 庭へと向かおうとしていると、気づけるものもいるかもしれない。 (27) 2022/07/21(Thu) 12:50:53 |
リーディエは、壁伝いに廊下を歩く。…考えていることが必要となるかは、分からない。 (a27) 2022/07/21(Thu) 12:53:36 |
【独】 命灯癒光 リーディエ……痛い、体が 酷く 力を使うといつもこう。 主を食い殺そうとするような。 それでも。 止められなかった。 私の命に代えても、クロを救いたかった。 私よりもきっと、生きるべき存在だから。 それはクロだけではなくて……私以外の、 (-78) 2022/07/21(Thu) 13:04:24 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「……コウモリみたいだね?そっか、そんなに便利なんだったら」 透明な手で足のあたりをとんとん、と叩く。見えはしない。服が少し揺れるだけ。 「早めに選んでよかった」 ノルの協力者はネズミだ。ノル本人にも姿は見えないネズミ。 それぞれは弱い力しか持たないけれど、合図とともに君に群がれば……君の体は椅子に縫い留められる。 見えない何か、が体の上を走り回ったように思えるだろう。 「フィー、血がいっぱい出るのってどこだと思う」 君が動けないようになったら小さな工作ナイフを出して近づき、服をめくって首の周りを探る。 ……首も電球だったっけ?普通の首だといいんだけど。 (-79) 2022/07/21(Thu) 14:19:02 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔 ▙ ▜▓▗ _ えへへ……〕貴方のやわらかな笑顔に引かれるようにして、張り詰めていた表情が少し緩む。 きっと、そんな風に笑い合えた、最後の時間。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 言葉もね、少しずつだけど、覚えて上手になってるから。そのうち、リディとワルゴと三人で、女の子同士の話で華が咲く日も……来たりしてね?〕 〔⿻▫__ リディがキャッキャウフフなのは……あんまり想像できないなぁ。〕 くすくす、とは声が出ないのだけど。 ワルゴとモノはともかく、物静かな貴方も混ざれば案外賑やかになれるのかな、なんて想像して。 そんな未来が、守りたくて。 そんな未来は、守れなかった。 (-80) 2022/07/21(Thu) 15:08:27 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>27 リーディエ 何も言い返せなくて、ただ俯く。だって、全てその通りだから。 制止することもなく、自分の手を汚すことも無く、何も しなかった 自分が一番浅ましい。〔⿻▫__ ごめんなさい……〕 謝罪すら、赦されることではないと思うのに、また声が零れ落ちる。 クロをそっと横抱きにしたまま、貴方を見送ろうとして。 その方角が庭であることに気がつく。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 待って…………っ!〕〔⿻▫__ ちがう、伝えなきゃ〕 貴方が足を止めなかったとしても、来るなと言われたとしても、勝手についていく。 その歩調に合わせながら、抱きかかえたクロと一緒に。 (28) 2022/07/21(Thu) 15:20:06 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「ああ、そこでは駄目ですよ 見ての通り、電球ですから」 「背中を一突きするのがオススメですかね〜」 *まるで今から殺されるような態度ではありません。 *普段、会話をするような。日常からまるで外れない、そんな声色です。 「ああ、でもそうですね。刺されたりしてしまう前にひとつだけ」 「――どうして、此のようなことを?」 (-81) 2022/07/21(Thu) 16:33:21 |
【秘】 骨頭 クローディオ → ガラクタ モノオキ死んだクローディオには何を止めることもできない。 でも、もしかしたら生前でも、このくらいは怒りそうにないと思うかもしれない。 生前に君を部屋に入れたことはなかったけど、掃除も。 自分からしてとお願いする質ではないから、喋れない君が自ら掃除しにきたことがない、それだけかもしれない。 結晶は流れ落ちたもの。零れ落ちたもの。 だから人の形に治すことは到底不可能だ。 ともあれ、君が寝かせた結晶は、当たり前だけど、寝返りも身じろぎもせずに布団をかけられて。 おやすみ。 返す言葉も、勿論ないけど。 (-82) 2022/07/21(Thu) 17:24:42 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ振り返る貴方に微笑みかける。 その笑顔に含まれるものが何か、明確な答えは告げず。 「……私ね、ここにいる皆が好きです」 それはきっと、他の子達も同じ。 「『お父様』も……主様も、」 好きでした。 目を伏せ、何かを思うように僅かに黙し。 「…………少しだけ、触れてもいいですか?」 それは、ここへ来て初めて貴方へお願いするかもしれない。 誰かに触れることを避け、触れられることも避けていたから。 今までは耐えていたのに、今は凄く苦しくて。 壊れてしまう前に、温もりを欲しがった。 (-83) 2022/07/21(Thu) 19:08:19 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ現実的で効率的。それこそが貴方の素敵なところ。 リディはそんな貴方が好きだった。大切だった。 …その言葉に含まれる他の意味も含めて。 間違いなく思いやりと呼べるものだ。絶対に。 「……えぇ、」 気をつけるようにします。と最後までは言わずにいたが。 ここへ来て取り繕うことなく、本当の意味で微笑んだ。 それから、…それから。 「ねぇ、クロ。……ひとつだけ、お願いをしてもいいですか?」 普段はあまり我儘を言わないリディからの、貴方への。 全てが壊れてしまう前に、欲しがったのは……。 (-84) 2022/07/21(Thu) 19:14:18 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴクローディオが物言わぬ死体となり、暫く後の事。 もしかすると既にフィラメントもそうである頃。 リディは貴方の部屋を訪ね、コンコンコン、と3度のノック。 今の状況では誰かわからないことは警戒を得るかもしれないと。 「ワルゴ、いますか?」と、問いかけもひとつ。 その声はいつも通りのようで、そうではなくて。 扉を開けば、土で汚れたリディがドアから少し離れた場所で立っていることだろう。 断りがあるまでは、一定の距離を保ち続けるつもりだ。 /* ありがとうございますですわ〜!それではよろしくお願致します! お返事はPL様のお手隙の時で!無理はなさらず!! (-85) 2022/07/21(Thu) 19:21:33 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエワルゴは部屋に居て、ノックの音に振り向いてか 扉越しにもカシャンという金属の揺れる音が聴こえる。 すぐに返事が無いのは、誰なのかと警戒をして。 「………」 暫くの沈黙の後、小さな足音 扉の前に来たのだろうが、開かないまま。 「誰?」 警戒と疑心の篭った少女の声は、扉越し。 (-86) 2022/07/21(Thu) 19:38:31 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ貴方の表情の和らぎにほっと息をひとつ吐き出した。 心配だったの。私以上に動揺していた貴方が。 「えぇ、えぇ……そうですね。いつか、いつの日か。 ……そんな日が来ればいいなと、そう思います」 キャッキャウフフは、どうだろう。 話の内容によるかもしれないなんて。 その時はきっと、皆が驚くのでしょうね。 その想像が本物になる日も 未来に有り得た、はずだった。 いつの間にか暗い雰囲気は僅かながらも緩やかになり。 貴方と話す時間を心から楽しんで。 ──この日は、そうして過ごしたのだろう。 全てが壊れてしまうことを、知らずに笑って。 (-87) 2022/07/21(Thu) 19:44:55 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ君がちゃんと微笑んだことに少し安心した。 肩の力が抜けたようにも見えたかもしれない。 クローディオはあんまり自分のことを気にしてない。 だから、他人にどう見えようが素っ気なかったし、みんながいいならそれでいいかなって思ってる。 思ってた。 「お願い?何」 だから、滅多に我儘言わない君のお願いにも、二つ返事。 出来ることしか自分には出来ないから、一旦は確認する姿勢ではあるけど。 (-88) 2022/07/21(Thu) 19:46:01 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ──そして、現在。リディの表情に笑みはない。(>>28) ただひとつの目的のために、重い体を動かし続けている。 貴方には伝わるはずだ。悲しみや怒りの中に痛みがあること。 それは心だけでなく、不自然に引き摺るようにある体も。 貴方が俯き、黙り、謝罪を零していたことへの反応も返さず。 でもきっと、伝わってしまう。分かっている。 誰のための謝罪なの? 責めるように呟くのではなく、本当にただの疑問のように。 謝ったところで今は覆らない。 意味の無い言葉。 移動の間。何も話さないようであれば、暫くして庭へと辿り着く。 視線は……そこにあるであろうスコップに。 見つけることが叶えばまた歩きだし、その道具を手にするだろう。 大きなスコップは多分きっと、リディには似合わないけれど。 (-89) 2022/07/21(Thu) 19:47:13 |
【墓】 骨頭 クローディオーーー気が付いたら、庭にいた。 いつもいた、畑の前にいた。 ……サクッとあっさり逝けないくらい未練があったのか。笑えてしまう。 割れてしまったはずの骨の頭も戻っているから、表情なんて見えやしないけど。 どうせ誰も見ないだろうけど。 そんなに未練があったのに、抵抗もせず一言以外何も言わなかったのは。無意味としたのもあったけど。 「……アイツら、気に病んでないかなぁ……」 加害者二人が、先に害意を示してしまったから。 クローディオを殴ってしまったから。 何か言って、彼らがその場で間違いに気付いたら? 殴った事実も狂気も、消えやしないのに? だから最後に間違いを指摘して咎めて、その中に俺は許すよって気持ちだけ込めて。 それだけが精一杯だった。 (+4) 2022/07/21(Thu) 19:53:28 |
【墓】 骨頭 クローディオ青々と、野菜が育っている。 葉が、茎が、風にそよいでいる。 でもそれに触れることもできない。 「なんにもなくなっちゃったな」 (+5) 2022/07/21(Thu) 19:54:36 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ「……妖精さんにしたら?箱庭の人よりセリフ多いよ」 まずおすすめの理由は適当なんだけど。 「あと、落ち着いたキャラじゃないから面白そう」 読む様子が面白そう。明るめのキャラだよね。 そして頷き。 「ね。楽しみ。どんな感じにできるかな?また相談、しないと」 このときは確かに楽しみにしていた。 本当にできたらいいなって思っていたら、自然とにこにこできる。 その未来には手が届かないこと、忘れていられるの。 (-90) 2022/07/21(Thu) 19:56:37 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「ほんとだ……だめそう。背中……届くかな」 首ならともかく、この刃の長さですぐ死なせられるか心配だった。 でも、そういうリクエストだし……背もたれがあったら少し背中を浮かせて、刃を背中に当てる。この辺に刺そうかな、と場所を吟味。 でも質問が来たら動きは止めた。 「…………」 秘密、じゃだめかな。みんなが知らないままでいてほしいからこんなやり方してるのに。 でも……君があんまりにもいつも通りに喋るから。 「……ずっと一緒にいたいから」 ほんのちょっと素直に喋ってしまった。意味は分かんないだろうけど。 (-91) 2022/07/21(Thu) 20:13:21 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ警戒しているであろうことは理解出来た。 だから、足音が聞こえるまで静かに待ち続け。 扉の近くから声がすれば、少し迷うように近付いた。 「リディ……リーディエ、です。 ……扉は、開けずとも構いません」 ゆったりとしたペースで名を告げ。 「………クロ、クローディオが……亡くなりました」 ひとつの事実を、貴方に送る。 扉越しであることに僅かな安心を得た。 歪む表情を見られずに済んだから。 (-92) 2022/07/21(Thu) 20:34:16 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオその安心を僅かなりとも理解出来たならきっと。 きっと、リディはその笑みを深くする。 貴方のことも、心配でしたから。 貴方がそうであることは皆が理解していたはずだ。 それでも、だからこそ……なんて、言いたくない。 ユンに向ける優しさを、どうしてクロには。 どうして、……嘆いたところで、もう。意味は無い。 「……少しだけ、触れてもいいですか?」 人との接触を拒んでいたリディからの、ひとつの我儘。 それは、貴方に触れること。 消えた命を見た。だからこそ、全てが壊れ行く前に。 …後悔を、しないように。 (-93) 2022/07/21(Thu) 20:45:37 |
【独】 包帯 タンジー「ノルは、クロを見たって……だから、」 だから、やったのはクロだって だから、ノルは殴ったはずで だから、邪魔されたら困るって だから、僕もクロを殴って ──だけど、本当に犯人はクロだったの? ひとごろしと言いながら、最後まで笑っていたクロの顔がずっと離れない。 それは頭を殴られ横たわっていた、主人の姿と時折重なって。 『許されなくていい』 あの時はそう思ったはずなのに、手の震えが止まらない。 リディの様に『許さない』と声を上げて 憎しみの目を向けて貰えていたら、ここまで苦しくならなかったのだろうか。 「ノル……どうしてる、かな……」 赤い欠片はずっと握ったままベッドで蹲る。 その夜も、ろくに眠ることが出来なかった。 (-94) 2022/07/21(Thu) 20:53:30 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル「…ふふ、それではそうしましょうか」 適当な理由でも貴方が選ぶならとその提案に乗る。 陽気な妖精の感情を掴むのは難しそうだ。 練習をすれば上手くやれる……といいが。 貴方の頷きに、自然と緩やかな笑みが浮かぶ。 「沢山相談しましょう。…いい思い出になるように」 今の状況では都合のいい夢のような未来だとしても。 信じていた、またやり直せると。 欠けた歯車を戻す方法なんて、そんなものがある訳ないのに。 (-95) 2022/07/21(Thu) 20:58:56 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「ずっと一緒に、ですか」 *ふむ、ふむ。 *その言葉を噛み砕くように、息を漏らします。 「そう、ですか」 「……私には、分からない領域の話のようですね」 「残念ですよ、ノル」 「 さようなら 、お別れですね」「一緒には、居られないようです」 (-96) 2022/07/21(Thu) 21:05:38 |
【秘】 包帯 タンジー → 命灯癒光 リーディエ「……僕も。みんなと一緒で、楽しかった。 ずっと、そうだったら……良かったな。 」全て過去形、もう戻れない。 だって、ここに居る子たちの中に、『許せない事』をした子が居ると思ってしまっているから。 「リディ……、 話し掛けてくれて、ありがとう。」 このまま此処で別れたなら、きっと次に会うのはあの大広間だ。 /* 秘話返信、飛びましてすみません。こちらスルーOKです! (-97) 2022/07/21(Thu) 21:25:32 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「──ッ!」 扉が、勢いよく開く。 頭に布を掛けて居ない籠の少女は、 表情の無い籠であなたを見上げて。 困ったように、怖がるように、惑うように、 暫く頭の向きを迷わせた後。 「なんで」 「どうして」 「誰が?!」 声に篭るのは、憤り。 あなたの服を掴んで、縋るように問い詰める。 (-98) 2022/07/21(Thu) 21:26:12 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエそう、もう何も。 この時にはそんなこと、……いや、心のどこかではもう覚悟もあったかもしれない。 「……いいよ」 僅かに空いた間は、珍しいなって。それ以上も以下もない。 両手が土で汚れていたから、服で雑に払い拭ってから右手を君に差し出した。 畑仕事や森の探索で、ゴツゴツした荒れ気味の手だ。 お世辞にも綺麗と言えないような。 もしかしたら、ささくれた指先に、キラキラと輝く赤色が見えたかもしれないけど。どうだろう。 君がどこまで見てるかによる。 (-99) 2022/07/21(Thu) 21:33:51 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ開いた扉を避ける時、僅かに体をよろめかせた。 もしかすると、付着する土が零れ落ちたかもしれない。 鳥籠をじっと、笑みもなく真っ直ぐに見つめ。 「 ユンの手紙に、誰かを庇おうとしてるのは誰かって。 そうノルが言って……その少し後、ノルがクロを花瓶で… 」震えそうになる声をどうにか保つように、小さくゆっくりと話す。 「 それで、止めようと……したんですが。タンジーが、どいてくれなくて。 ベリー兄様は動けなくて………モノも、それで…… 」吐き出す吐息は既に震えを含んでいたかもしれない。 「 ユンも後から来ましたが、…止められなくて。 ノルが三回、タンジーが一回……頭を、強く 」「 クロ、は……笑っていました。さいご、に 」あの笑みの意味を、彼らは理解出来たのだろうか。 握りしめていた手を貴方の前に出し、その手を開く。 傷だらけになってしまった手のひらの中にあるのは、赤い結晶だ。 「………何のために、この力はあるのでしょうね」 もう片方の手を貴方に添えれば、煌めきがその場に現れて。 いや、服を掴む頃……既にその光は僅かに舞っていたはずだ。 それは癒しの光。気力や体力。怪我や病等を治す力の。 その光の源は?……………。 長く触れるようであれば、リディの顔色は悪くなるばかり。 (-100) 2022/07/21(Thu) 22:01:22 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 包帯 タンジー過去の話として語る姿に、何も言えなかった。 僅かながらでも、リディもそれを理解していたから。 貴方を否定することなど、出来るはずもなかった。 首を横に振り、寂しげに笑みを浮かべる。 「時間を下さりありがとうございます、タンジー。 ……どうか、無理はなさらないで」 心から笑うことはきっと難しい。 それでもまたいつか、貴方の笑顔を見ることが出来ると。 信じていたかった……もう叶うことのない夢を。 その夢が見続けることが出来たなら、どれほど幸せだったか。 壊れたものはもう、戻らないのだと。そう知るのは少し後のお話。 /* お気になさらず 〆で大丈夫ですわ〜 (-101) 2022/07/21(Thu) 22:20:38 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ差し出された手に、こちらからも手を伸ばす。 輝く赤はきっと見えた。追求は、せずにいたけど。 拭わなくても良かったのに、とは思うものの口にはしない。 病人のように白い両手は、貴方の右手を覆うように重ねられて。 途端に。リディと、貴方の周りを舞う煌めきが現れるだろう。 それは癒しの光。気力や体力のみならず、怪我や病も治せるだけの。 …正しくは制御不可能で、その効果はとき様々だが。 今、貴方の手を綺麗に癒すだけの力は……もしかすると。 「……………ありがとう、ございます」 笑みの浮かぶ顔は多分、少しだけ色を変えた。 僅かに滲む冷や汗に、唇を噛み締めた。 (-102) 2022/07/21(Thu) 22:29:56 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「……そうだよね?よかった、うん、さよなら。でも」 分かんないのが一番いいよ。 刃を思い切り背中に突き立てる。一度で足りなければ何度でも。 「でも、僕もすぐ行くから。また会えるよ」 すぐ、がどれくらいすぐかは判らない。なるべく近くだったらいいな。 そう思いながら、笑いかけている。 (-103) 2022/07/21(Thu) 22:32:53 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「ッ、ぐ、……、」 *ああ、くそ。 *一体どうしてこうなってしまったのか。 *理由もわからず、何も知らずに死ぬのは、とても悔しい。 *悔しいが、ソレ以上に、心配だ。 *遺していく皆が、あの子達が、次の犠牲になるのなんて、考えたくもない。 *だから、だから、 「グ、 ァアアッ!! *それは、可能だろうか。 *残った力を振り絞って、机の上にある万年筆を掴んで、 *後ろにいるあなたの脚へ目掛けて、それを突き刺すことは、可能だっただろうか。 (-104) 2022/07/21(Thu) 22:51:18 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメントねずみ の押さえつける力はあるけれども、きっと力を振り絞れば動くことは可能だろう。寝込みを襲った為にアベルのときは成功したから、今回も動けないと思って意表を突かれて。 「……えっ、……ぅうっ……!?」 ナイフを引き抜いて、さらに刺そうとしていて。 咄嗟に引けなかった左足に、万年筆が刺さる。 痛い、なに?ペン?どうして?どうして動けたの? あっけなくよろけて、座り込む。 (-105) 2022/07/21(Thu) 23:30:36 |
ノルは、あのあとアベルの部屋に行った。 (a28) 2022/07/21(Thu) 23:31:46 |
ノルは、そこにあった死体を見て、触って、死んでしまっているのを確かめて。 (a29) 2022/07/21(Thu) 23:33:30 |
ノルは、暫く過ごして、出ていった。 (a30) 2022/07/21(Thu) 23:33:47 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「ふ、は」 「ぐ、……ぅ」 *力を振り絞って突き刺した万年筆を、手から離して。 *それは、カランと音を立てて床へと落ちるでしょう。 「――ハ」 「皆を、連れてこさせは、しません、よ」 「あっちに、いくの、は、」 「あなた、と―――」 *――力尽きるように、 *電球の彼は、ゆっくりと、机に突っ伏しました。 (-106) 2022/07/21(Thu) 23:48:51 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエ「う?うん」 モノオキもここにいるみんなが好きだ。この平穏な生活が好きだ。だからみんなが好き。そう頷く。 お父様? 「うん」 そう答えるとあなたのそばに近づいていく。撫でられ待ちの猫のようだ。 モノオキは撫でられることがいいことだと知っているし、あなたは撫でてこないなと思っていた。 (-107) 2022/07/21(Thu) 23:49:55 |
モノオキは、今日も大広間も掃除している。 (a31) 2022/07/21(Thu) 23:52:46 |
【墓】 無線通信 ユングフラウ庭へ、出てくる。 頭の骨の割れて外れた、抜け殻になった身体を抱えて歩く。 引き摺るように歩くリーディエが先導。やがて彼女は、目に付いた大きなスコップを手にする。随分と、不似合いな。 二人だけの葬列。時を前後するか、見守る者がいるかは、知らない。 〔⿻▫__ ごめんなさい……〕 無意味な謝罪の音を垂れ流す。 だって、同行の彼女は許さない。 一番伝えたい相手には、伝わらない、筈、の。 (+6) 2022/07/21(Thu) 23:59:29 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ ごめんなさい……〕 貴方は許さないと知っていて。 一番伝えたい相手には届かないと知っていて。 無意味な音を、繰り返し垂れ流す。 〔⿻▫__ あ……〕 大きなスコップを手にした貴方を見て、声を零す。 だけど、今両手は塞がっていて。 痛みだって、代わりに持ってあげられない。 〔⿻▫__ 似合わない、なぁ。〕 そのまま、貴方にそれを持たせたまま、ついていく。 きっとこれは、二人だけの葬列。 (-108) 2022/07/22(Fri) 0:05:19 |
【独】 手探り ノル……お父さんの部屋に来るのはあの日以来だ。 「おとうさん、おとうさん」 部屋の様子は……ちょっと変わったかも?どうだろう。でもそこにある死体にしか今は興味がなかった。 真っ直ぐ向かって縋り付いた体は、もう暖かくない。 固くて、ひどい臭いがして、変な色の顔。 「おとうさん、今日の夜は一緒に寝ていい?」 ……だめって言われなかったから、いいってこと。 子供が、親の布団に潜り込んで寝るのを物語の中で見た。あれ憧れてたの。 あれってこんな感じなんだ。 冷たくて臭くて何も返ってこなくて近くにいて安心する。 「おとうさん、ぼくがんばるね」 まだまだ頑張れるって、フィーの部屋を出るまでは思ってた。 (-109) 2022/07/22(Fri) 0:15:51 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ煌めく光。初めて見た。君に触れるのは初めてだ。 今治すものといえば、普段気にも留めない、ただの小さなささくれだったけれど。 自分のものとは全く違う、白く細く柔らかな手に包まれた途端、どこかふっと手元が楽になった、ような。 手に視線を下ろし。 そして君の顔に向け直す。 「……具合悪い?リディ。大丈夫?」 自分の手とか、どうでもいい。ただ苦しそうな君が気にかかる。 (-110) 2022/07/22(Fri) 0:17:02 |
【墓】 骨頭 クローディオ畑のそばにずっといた。だから、庭から音がするのはすぐにわかった。 歩くのが少し難しい。ふわふわと浮いてしまいそうで。 そして向かった先、自分の死体と二人の姿を見る。 あぁ、そのスコップ、リディには大きいって。 指、痛めちゃうよ。折角綺麗な手なのに。 ユングだって、いいのに、俺重いだろ。 あぁでも、邪魔になるか、そんな身体でもきっと皮膚と肉は腐るものなぁ。 届かないと思っている。だから、思うだけ。離れた位置から二人を見て。 「……別に、いーのに」 君の発した謝罪の言葉に、思わずぽつりと声が出た。 (+7) 2022/07/22(Fri) 0:23:23 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ平穏な日々は、生きる上で希望だった。 代わり映えしなくたって、幸せだった。 どうしてこうなってしまったの……? 考えれば考えるほど、苦しさが増していく。 守りたいものを守る力が欲しかった。 近づく貴方に手を伸ばし、バケツの上から緩やかに撫でる。 でもそれだけで、リディの力は零れてしまうから。 だから──キラキラと舞うように光が現れて。 貴方に僅かな癒しの効果を。気力や体力の回復、とか。 (-111) 2022/07/22(Fri) 0:28:27 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「は、ぇ、………ぅ……みんなだめ……っ?」 力尽きる前の言葉を、耳を寄せて聞く。 みんなは駄目って、君が言うのはわかるけど。 「ぼく、と……っ?ぼくと、」 「……ぼくだけ?」 その後の言葉が続かなかったから。 「ぼくひとりだけ?」 本当に嫌なことを考えてしまった。 だって、フィーはきっとクロと同じとこに行けるけど、みんなもだけど、ぼくはちょっと嘘つきすぎだし。タンジーとユーに嘘ついてるひとごろしだし。クロとは仲直りできないよ。 「でも仕方ないよ、僕以外のみんなが一緒にいられるならそれでいいもん」 言葉とは逆に行かないで、とでも言うように、足を引きずりながら近づいて、君の肩を揺らす。 そうして待つだろう、君が死ぬまで。 (-112) 2022/07/22(Fri) 0:35:41 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル「――――」 *肩を揺らされても、なにもない。 *抵抗なく揺らされる彼の電球は、机に擦れてカラカラと音を鳴らすだけ。 *息絶えているように見えます。 *仮に生きていたとしても、指を一本動かすのが、きっと限界でしょう。 (-113) 2022/07/22(Fri) 0:38:52 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント反応がなかったから。 「……できた」 とだけ呟いて、いやにどこか冷静に使ったナイフはしっかり持って、誰もいないのを ねずみ に確認させてから。足を引きずって、部屋を出ていった。 /* お疲れさまですありがとう!死体描写そちらでやりますか?こちらでやりますか? (-114) 2022/07/22(Fri) 0:49:04 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ「…許されることと許されないこと、どちらが残酷なんでしょうね」 答えは求めていない。それでも口にするのは、貴方だから。 分かっているのに謝るばかりの貴方が、 憎い。 「止められるのは、"貴方"だったのに」 だけど、ひとつ口にするとぽろぽろとほかの言葉も溢れて。 口にする度に心にヒビが入り、 死にたくなるのに。 何かに耐えるように口の端を結び直し、スコップを引き摺る。 カラ、……カラカランッ。 先が砂を滑る音と、金属の軽快な音が響いていた。 眠りを妨げるものがない場所を探し、視線を動かす。 そんなことをした事がないから、適当な場所をとも言えるけど。 (-115) 2022/07/22(Fri) 0:52:34 |
【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル*―――――――――、 *あなたが立ち去った後。 *かすかに、指先だけを動かして、 *本の隣においてあったメモの上に、電球の彼は指を乗せて。 バチリ *と、異能を発現させました。 *―――――これで、お仕舞。 *伝えることがあった、電球の彼の、最後の最後の意地でした。 /* お疲れ様でした!死体描写は此方でやりましょう!ありがとうございましたー! (-116) 2022/07/22(Fri) 0:53:48 |
電球 フィラメントは、メモを貼った。 (c2) 2022/07/22(Fri) 0:56:23 |
電球 フィラメントは、メモを貼った。 (c3) 2022/07/22(Fri) 1:00:08 |
【赤】 手探り ノルフィラメントを殺し終わってから。 手を洗ってナイフを洗って、服もすぐ洗って別のに着替えて、太ももの怪我も隠すように手当てして、物置に来ている。 箱と箱の隙間に埋まるように座って、待ってる。この夜に話ができるのを。 (*3) 2022/07/22(Fri) 1:04:59 |
【墓】 骨頭 クローディオ自分のそれを見る前か後か。 分からないけど、随分呑気な声が聞こえて、勢いよくそっちを向いた。 「フィラー!?」 なんで。 ……なんでって、そりゃ、答えは一つしかないんだろうが。 (+9) 2022/07/22(Fri) 1:06:44 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ貴方の問いかけに、僅かに両手に力が込められた。 まだ。もう少しだけ、あと少しだけ。 好きな人達に触れることが出来ず。触れられることも出来ず。 ずっとそう過ごすのは、嫌だった。 少しして──ゆっくりと、貴方の手を離し。 「……、……ふふ、」 ようやく触れられた。本当はもっと、もっと。 それが出来ればよかったのに。 微笑みの後、 痛みに耐えるように 目を閉じた。足を動かせばふらつきそうで、動くこともままならないけど。 それでも満足そうにしているのは、きっと貴方にも分かる。 (-118) 2022/07/22(Fri) 1:07:20 |
【墓】 電球 フィラメント「………………?」 「……………………」 *電球の彼は、あなたを認めて。 「…………………」 「 死んでも幻覚って見えるものなんですね〜 」*察しがとても悪いようでした。 (+10) 2022/07/22(Fri) 1:11:54 |
リーディエは、皆が寝静まるであろう時間に部屋を抜け出し、庭へ。 (a32) 2022/07/22(Fri) 1:11:57 |
【独】 命灯癒光 リーディエ屋敷の壁に、凭れるように座り込む。 息をするのも苦しい。痛い。 ただ弱るだけなら、まだ耐えることが出来たのに。 もっと強い体なら、この力を沢山使えて。 それで、もっと皆と触れ合えたのに。 「 ……………死にたい、 」久しぶりに零したその言葉は、闇の中に溶けた。 生きる希望が、崩れていく。 (-119) 2022/07/22(Fri) 1:17:05 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ だって、父様……〕 過ぎってしまったら、止められなかった。 酒瓶を振り下ろせるだけの、上背と膂力のある者。 その、条件を満たしていたから。 〔 ▙ ▜▓▗ _ よくないっ……〕それから突如として上げた声は、貴方への返答ではなく。 思わず反論した、という風情の後、暫し固まり……きょろきょろ、と見回したあと、見下ろすのは腕の中の兄。 (-120) 2022/07/22(Fri) 1:17:40 |
【墓】 無線通信 ユングフラウ (+11) 2022/07/22(Fri) 1:20:50 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ手は、君の手の中のまま。 振り払おうともしないし、離せとも言わない。ただよく君の様子を窺っているだけ。 そして離れて、満足そうな様子を見て、どうしてもそれを咎めようとは思えなかった。 君が間違ったことをしたとも、思えなかった。 ふらふらの君を見るのは、あまりいい気分ではないけれど。 「……日陰で休んで、それから戻った方がいいよ。危ないから」 連れて行くよって言えないのが、歯痒い。とても。 (-121) 2022/07/22(Fri) 1:27:30 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ「だからクロだと考えたのですか?」 そうして決めつけたのですか。貴方達は。 視線をそちらに向けぬまま、淡々と言葉を返す。 …ように聞こえるだけ。 声を荒げれば、また泣いてしまいそうで。 突然の声には一瞬、足を止めて。 「……ふふ、何が良くないんでしょう」 先程よりも冷えた声で返し、また足を動かす。 零れた笑い声さえも、酷く冷たい。 どうしよう、屋敷の裏手辺りがいいだろうか。 何処にしようか。…もう誰も、クロに触れないで。 (-122) 2022/07/22(Fri) 1:32:55 |
【秘】 包帯 タンジー → ガラクタ モノオキ「ヒミツ、だね。わかった。」 此方も、人差し指を口の前に当てて、内緒の仕草をする。貴方の描いた似顔絵に向かって。 「……モノのことは、怖くないよ。」 石になるのが怖いだけ。 もしも勘違いしていたら嫌だったから、口に出して伝える。 人を石にする貴方にとっては、自分が怖がられているのと同義かもしれないが。 「僕ばかり、教えてもらったから──」 手や腕と違い、髪の下でまず見えることのないだろう、頭の包帯を外していく。 殆どの人に見せたことの顔の片側。 目とその周辺はすっかり石化してしまっていて、眼球の代わりには灰色の丸い石がおさまっていた。 内緒だよ、と。 もう一度、薄く微笑む口元に人差し指を持っていき、見えぬ瞳で貴方を見る。 そのあと貴方が掃除を終えたなら、部屋を出ていくのを見送るだろう。 /* 秘話返信、時間軸すっ飛ばし申し訳ありません! (-123) 2022/07/22(Fri) 1:37:50 |
【墓】 無線通信 ユングフラウ>>+13 クロ 一瞬足を止めたリーディエ。だけど、一言口を動かして、それからまた歩み出す。 取り残されるように立ち尽くして。 おかしくなっちゃったのかな。 疑問符のついた声が、妙にリアリティを感じさせて可笑しくて。 〔 ▙ ▜▓▗ _ だからって……クロが責めない理由に、ならない……っ!〕幻聴の君かもしれないけど、交わせるなら言いたいことが沢山あって、流れ出したら止まらない。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 許さないでよ……痛かったハズの、君が……!悔しかった筈の、君が……僕が、下手くそだったから……引鉄を、引いちゃったのは、僕でしょ……〕 〔⿻▫__ じゃあ、どうすれば良かったかなんて、わからないけど……〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ 教えてよ、クロ兄…… 僕達、これからどうすればいいの……?〕〔 ▙ ▜▓▗ _ ごめんなさい、ごめんなさい……〕 (+16) 2022/07/22(Fri) 1:55:42 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ惚けたように立ち尽くして、スコップを持った貴方に取り残される。 それでも、どこかへ、声を投げ続ける。 ……心を壊したようにしか見えないかもね。 〔 ▙ ▜▓▗ _ だからって……クロが責めない理由に、ならない……っ!〕流れ出したら、止まらない。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 許さないでよ……痛かったハズの、君が……!悔しかった筈の、君が……〕〔 ▙ ▜▓▗ _ 僕が、下手くそだったから……引鉄を、引いちゃったのは、僕でしょ……〕〔⿻▫__ じゃあ、どうすれば良かったかなんて、わからないけど……〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ 教えてよ、クロ兄…… 僕達、これからどうすればいいの……?〕〔 ▙ ▜▓▗ _ ごめんなさい、ごめんなさい……〕 (-124) 2022/07/22(Fri) 1:58:15 |
【墓】 骨頭 クローディオ>>+16 ユングフラウ リーディエには聞こえないらしい。きっとそれが当たり前だ。 けれど、リーディエにだけは聞こえない方がいいだろう。きっともう一度辛い思いをさせる。 「そうだな」 一言。君の溢れる思いに、まず返したのはたった一言。 「死んだ人のために出来ることなんて何もないよ。 だから俺も、生きてるみんなのために動いたつもりだったよ」 少し長めに喋って、休む。長く沢山話すのは苦手だから。 「まぁ、そう。ユングのことはずるいなぁって思ったけど。 嘘はつくなよ、誰のためにもならないから。ワルゴがすごく怒ってたから、ちゃんと説明しろよ、手遅れになる前に」 君のためにも、家族のためにも。 生きていても死んでいても、あんまり変わらないかもしれない。だってほとんど動きも表情も分かりにくいクローディオだから。 「生きてる人のために、死んだ人ができることも、ないよ」 「でも、生きて。生きろ、ちゃんと前見て生きろ、俺が違うよってことだけユングには教えてあげるから」 はー、と息を吐く。こんなに喋ることなんてなかった。 死んでからの方が喋ることが多いとか、笑い話にもならない。そこでちょっと黙った。 (+17) 2022/07/22(Fri) 2:08:54 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエモノオキに今、怪我はない。だからそれは見た目に大きく変化を及ぼさないのだろう。 壊れたものを治す力か、それともバケツにあたる不慣れな撫でか。少し暖かく、くすぐったく感じる。 悪い気分ではない。 「んふふふ。」 穏やかな笑い声。少しだけいつものような時間。モノオキはこんな日々が好きだ。 (-125) 2022/07/22(Fri) 2:14:43 |
【墓】 骨頭 クローディオ>>+22 フィラメント 「……それはそうなんだろうなぁ。だからこのザマだよ」 死んだって性質は変わりっこないみたいだ。お互い。 「夢なんてみても楽にはならないからね」 恐らく家族の中で最も現実的で夢がなくて、浪漫もないクローディオだ。 期待してないってことでもある。 「みんなそう思っただろうな。でも、殴りかかってくるくらいにはみんな夢見てられなかったんだ」 クローディオは、ずーっと、 「みんなこれからちゃんと生きられると思う? 解決して、ちゃんと寝て飯も食ってさ。ちゃんとおっきくなれるかな」 先の現実ばかりを見ている。 もう自分のこの先はなくとも。 (+23) 2022/07/22(Fri) 3:03:15 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「───…………」 どこか、現実離れしたようにも聴こえる言葉に 平穏はもう返ってこないことを、予感する。 ひとごろしを探すことは、 ……ひとごろしを増やすことにも、なる。 ひとごろしを放っておくからではない。 疑って、怪しんで、それでころしてしまう。 自分もそんな激情をいだいたくせに、 そんな当たり前のことを、 自分は飲み込めてなかったらしい。 『───冷静さを失わないで』 だれかの言った言葉を、おもいだして。 あなたを掴んだ手が、ゆっくりと下ろされた。 「そう、」 「そっか、」 「……………………そっか」 感情を処理できてない言葉が、ぽつり、ぽつり。 俯いて立ち尽くす籠に、表情はない。 「…………リディは」 「ひとごろしじゃないわよね?」 (-126) 2022/07/22(Fri) 6:20:05 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ当たり前に触れ合うことが出来ないのは、呪いのようで。 ずっと、ずっと……我慢してきた。 痛みを伴うから?……そうじゃない。 今のクロのように、心配をさせてしまうから。 咎められなかったことに安心した。 間違いだと言われなかったことにも。 「……………えぇ、」 へたり込む前に、ふらふらと後退して。 それで日陰に入って、その場に。 一度座ると、地面にくっついたように動けなくなった。 「クロ……ありがとう、」 我儘を聞いてくれて、嬉しかったの。 貴方の温もりを感じる、最初で最後の時。 (-127) 2022/07/22(Fri) 6:34:33 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウまだ、体は調子を取り戻せないのに。 それなのに、貴方との距離が出来ていく。 「……そうやって、殺すんですね。 責めない理由にはならないなんて、馬鹿みたい」 鈴の音が鳴るように、くすくすと柔らかい笑い声を零し。 「──…どうして私にはできないと、そう思うの?」 ザクリ。地面の具合を確かめるようにスコップを刺す。 「……あぁ、許されることが貴方には苦痛ですか? 私の感情よりも、……苦しんで欲しいわ」 生きて苦しむの。それが、償いというもの。 それから、呼吸ひとつ分間を置いて。 「ねぇ、そうして自分を責めると少しは楽になりますか? …きっかけは主様。間違えたのは皆。忘れないで、」 貴方だけじゃない。皆が、間違えた。 今更何を言ったところで、壊れたものは戻らないけど。 ザク、ザク。砂を掬い、穴を作る。 不慣れな作業は重い体には辛くて、それでも──止めない。 (-128) 2022/07/22(Fri) 6:52:59 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ触れられず、触れてもらうことも出来ず。 ずっと我慢して、でも。…それが嫌だった。 差し伸べられた手を握ることが出来たら。 そしたらもっと、違った未来が見れた? …もしもを語ったところで、今は変わらない。 ほんの僅かな力の行使でさえ、やっぱり 体は痛むから。 少ししてから、撫でるのを止め。離れた。 心配させないように、できる限り笑顔を見せて。 「……モノ、ありがとうございます」 満足感。…他者へ触れられることは、幸せだ。 例え自身の力が牙を向こうとも。リディは今を後悔しない。 (-129) 2022/07/22(Fri) 7:00:59 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ離れる貴方を見て、こちらも手を離す。 ふらつく体は止められないから、壁に寄り手をついて。 「…言葉にするのは、きっと……簡単です」 問いかけに対し零すのはそんな言葉。 「救えなかった私を、ワルゴはどう見ますか。 ………見ているだけの人も、ひとごろし……なのか」 手を下す人。ただ見ているだけの人。止められない人。 悪いのは、誰だろう。 口の端から 僅かに苦しげに 吐息を零し。それでも貴方を見つめる視線は逸らさずに。 本当にしていないかどうかも、言葉だけでは分からない。 クロが振る舞いや見た目で判断されたように。 そうした疑心が、平穏を壊し。そして、破滅を導くのだろう。 (-130) 2022/07/22(Fri) 7:13:05 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔 ▙ ▜▓▗ _ 待って……待って……っ!〕距離が離れたことに気がついて、追いかける。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 違うの、今の、リディに言ったんじゃなくて……声 が、クロが…………!〕抱きかかえた身体は動かぬまま。肢体はくったりと力無きまま。 壊れた彼は、壊れたまま。 だけど、声がするのだと主張する。 妄言だと、思われて仕方ない内容を。 それは、たまたま、貴方が口にしたことと同じで。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 『生きろ』 って……〕それを口にすることで、貴方がどう思うのか。 声の主が、それを貴方に聞かせることを望むのか。 そんなことを考えずに、だけど貴方に伝えたくて、ただ口走る。 (-131) 2022/07/22(Fri) 7:16:16 |
【墓】 無線通信 ユングフラウ>>+17 クローディオ 〔 ▙ ▜▓▗ _ ぅ……うん。〕飾り気の無い肯定に、らしいなぁって。 痛いような呻きを上げながら、ほっとしたような返事。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ワルゴ……に……ぁぅ、そうします……。〕〔⿻▫__そういえば、見掛けなかった〕 思わず言葉が畏まってしまったのは、正しい説教だなって思って。 こんなことになっても、なんか変わらないなぁって泣き笑いのような変な顔になる。 〔 ▙ ▜▓▗ _ うん……うん……。クロ、まだ、居てくれる? ずっと……僕たちと一緒に。〕 教えてくれるってことは、見ててくれるってことなのかなって都合よく解釈して。 そもそも、貴方の声が聞こえる理屈もよく分かってないのだけど。 死者に喉は無くても心はあるから、だからこその体質による混信かもしれない、なんてのはきっと、後から至る推測。 〔 ▙ ▜▓▗ _ あ、リディ…… 待って、待って……っ!〕すっかり距離が離されてしまったことに気がついたなら。 今は貴方の願いに従うように、生きてる姉の方へと駆け……るには貴方の身体は重いな。のたのたと追い掛けて行くだろう。 (+24) 2022/07/22(Fri) 7:35:58 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ貴方の言葉で、再度動きを止める。 何を言ってるの?そんなことあるはずが。 「あ、なた………ッ」 この状況でよくも。…と吐き捨てようとしたのに。 続きの言葉は紡がれず、くしゃりと顔が歪む。 ユンならそれが出来るのかもって、そう思ってしまったから。 話が噛み合わない と、そう思っていたから。手にしていたスコップを滑らせ、地面に転がる音が鳴る。 それと同時に、表情を隠すように両手で顔を覆って。 でも、許せなかった。妄想の中に逃げること。 だから、噛み合わないなんて。そう思いたくなくて。 「……生きていたくないです…、クロ………」 疑心と争い。もう戻れない平穏を思い、震える声で呟いた。 (-132) 2022/07/22(Fri) 9:02:01 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントゴリラ・ゴリラ・ゴリラ(遺伝子組み換えでない)様へ 7/21 2:53:15の秘話の追記ですわ〜!! もし宜しければ、部屋への訪問を追加で…… 軽く生存時と、死亡後のお話を希望したいわ! ただもし既に、他の方がメモを見た。 あるいは、貴方の死体を運び出した。 等あれば、こちらはお断りいただいても大丈夫よ 勿論前者も状況によってはそれで問題なし…! お手隙の際に合わせてご確認よろしくお願い致しますですわ〜 94本の麦仙翁flower (-133) 2022/07/22(Fri) 11:15:56 |
リーディエは、眠れない夜を過ごし、今は森の中。 (a33) 2022/07/22(Fri) 11:52:30 |
【独】 命灯癒光 リーディエ「こほっ……、」 スコップを引き摺りながら森の中を歩く1人の少女。 歩くペースは速くないし、時折木に手をついて休憩する。 ここ数日で、体の不自由さが続いている。 「………あと、何年」 生きることが出来るのだろうか。 本当はもう、生きていたくはないけれど。 戻らない時の中、生き続けるのは苦痛だけれど。 誰かに触れる度に理解する。 呪いのような力が、何を食らうのか。 だからこそ、思い出を抱いて 最期まで。 皆と一緒に。……いたかった、な。 (-134) 2022/07/22(Fri) 12:02:45 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「…………」 あなたの問い掛けに、籠頭は俯くように傾いて 答えに窮するように、暫くの間。 あなたの具合を慮ることの出来る、心の余裕は無かった。 ご主人が、だいじな家族が、だれかに殺されて、 その疑いがひとごろしを生むのは、分かってしまう。 だからこそ、それを止められないのもしかたがないと 思うから、見ている人を、止められなかった人を、 悪いと言い切ることは、できなかった。 ……悪くないと言い切ることも、できなくて。 わかんない、と言うように ふるふると頭を横に振る。 「これじゃ、このままじゃ、」 「ひとごろしをさがすために、みんな」 「…………みんな、ひとごろしに……なっちゃうのかしら」 「そしたら、……そしたら」 「ご主人を殺した人が、分かっても…………」 「…………」 ぽつ、ぽつと不安そうにつぶやく言葉は けれども震えることは無い。 それ以上の言葉は出てこなかったのか、 そうして俯いていた。 (-135) 2022/07/22(Fri) 12:11:13 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ大した話で、ないならば。 きっとそんな無理に笑ったりはしない。 貴方は触れられるのを拒むから、 抱きしめても上げられないことがもどかしかった。 「……それは。」 「……何に対して………?」 誰が主人を殺したか、なのか。 それとも。 その誰を、どうするか、なのか。 あるいは。 もっと別の、なにかなのか。 (-136) 2022/07/22(Fri) 13:21:07 |
ハグベリーは、息苦しい。吐いた空気が上に昇っていくのを見た。 (a34) 2022/07/22(Fri) 13:21:42 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年が来るのは。 まってからそう時間も経ってないうちだろう。 いつもより少し低い高度で浮かぶ青年は、 貴方の姿を見つければ、近づいて。 「……………………。」 口を、閉じて、開けて、閉じて。 結局、何も発せないまま。 なんであんなことしたの (*4) 2022/07/22(Fri) 13:24:26 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ リディ……〕 クロを抱いたまま、数歩歩み寄る。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ダメ……ダメだよ、リディ。生きてて、許さないでいてよ……。だって、クロ、最期まで皆の食べる物のこと心配してたんだ……畑、頼むって……。〕 皆が生きるための糧のことを。 それからそっと項垂れるように、こつん、と異形の角を貴方の肩口に触れさせる。 普段絶対に触らせないそれを、今だけは確実に心の底からを伝えたくて。 〔⿻▫__ 僕はもう、誰にも……居なくなって欲しくない……〕 そうしたのは、一瞬だけ。 〔 ▙ ▜▓▗ _ リディ、クロと一緒にいてくれる? 〕抱いていた身体を近くの木の根元に寄りかかるように座らせるだろう。それから、貴方が取り落としたスコップを拾い上げ、穴の続きを掘り始める。 畑仕事を手伝って教わっていたから。足掛けを踏んで深く土に食い込ませては、てこの原理で土を掻き出すやり方は、クロがするのと同じ仕草の筈。 (-137) 2022/07/22(Fri) 14:04:05 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ/* もちろんよろしくてよー!! 今のところ誰もメモなど見てないし死体も動かしてないですわー!! なので問題なくてよー!! (-138) 2022/07/22(Fri) 14:24:16 |
【赤】 手探り ノル見上げる。来てくれるって思ってた。 来ないとも思ってたけど。 嬉しい。「嘘に決まってるよね」 あれ?違う。もうちょっとベリ兄が悲しくならないように言うつもりだったのに。 「どうしてお父さんのこと話して大丈夫と思うの?なんともなくて、分かってもらえるって思うの」 そうじゃなくて……、 「……一応フィーにも話したけど分かってもらえなかったよ、刺されたし」 嘘をついた。話してない。話せるわけない。話して耐えられるわけないこんなの。 「だからもうフィーも死んじゃった」 続けた言葉で、この夜何があったのか。何が既に起こってしまったのか。分かるだろう。 (*5) 2022/07/22(Fri) 14:44:25 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年が、ここに来たのは。 一つは、貴方とお話をするため。 一つは、貴方を心配したため。 なんであんなことをしたのかは、わからなくても。 それをしたことで、貴方が苦しんでいるのではないかと。 泣いていやしないかと心配した、僅かばかりの兄としての。 だけど。 「………なんで………。」 貴方は当然のように言う。 軽い悪戯みたいに言う。 フィラメントも死んじゃった。 吐いた息がガボッという音を立てて、上に昇った。 「……何で死ななきゃいけないの…………」 「なんで、殺さなきゃいけないの…………」 「ノル……置いていかないでよ…………」 「俺まだ、昔の幸せから抜け出せないよ………」 あったはずの日々が崩れていくことに耐えられない。 ねぇ、どうしたらこの息苦しさから解放されるの? 貴方の冷たい言葉で、いよいよ心の拠り所を失くした青年は。 何かに縋るように、貴方に両手を伸ばした。 (*6) 2022/07/22(Fri) 16:04:46 |
【墓】 電球 フィラメント>>+23 クローディオ 「……ふぅむ、どうでしょうねぇ」 *電球の彼は、頭を少し明滅させます。 *さて、どうだろうかと。 「……私やクローディオであれば、割と図太く生き残ったと思うんですけどね〜」 「死んじゃいましたけど」 *やっぱり一言多いです。 「……しかし、そうはいかない子もいますから」 「特に、モノオキやワルゴはとても心配です。 ……誰か、導いてくれる子が一緒にいてくれればいいのですが」 *誰もが一人で生きていけるとは、とても思えませんから。 *せめて、ここで生き残ったあと、誰かと一緒に生きてくれればと願うばかりなのです。 (+25) 2022/07/22(Fri) 16:20:58 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ「どういたしまして」 やっぱり言葉は素っ気なくて。 でも、君を置いて何処かになんていけなくて。 君が動けるようになるまで、日陰にいる君を見下ろしていただろう。 ーーー見守って、なんて言い換えてもいいかもしれなかった。 そうして、最初で最後の時は、ゆっくりと過ぎていった。 (-139) 2022/07/22(Fri) 16:26:44 |
【墓】 骨頭 クローディオ>>+24 ユングフラウ 「うん」 そうします、って素直に言うならそれ以上は言うことはない。 自分が死んだ引き金になったとか、そういうことを責めるつもりも咎めるつもりもなかった。 「さぁね。わかんない」 いるつもりだ。でも、ずっとかは分からない。 変な期待を持たせるわけにもいかない。だから先にすっぱりと。 「でも見届けるつもり」 そんなふうに付け足して。 あぁ、やっぱり重いよな、とか思いながら。 でも、しようと思ってここまで運んでくれたものを、やんなくていいよとはどうしても言えなくて。 ただ見送る。見送った。 離れた場所から、見ているだろう。 (+26) 2022/07/22(Fri) 16:33:10 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント/* お返事感謝だわ〜! 問題なければ、 第一発見者→メモ発見(懐にしまって神窓開示)→死体移動(引き摺り)をしたいわ 生きてる時にお部屋に訪問したけどすれ違ってしまって 次に訪問した時には……が綺麗な流れかもしれないわね 勿論他に提案があれば遠慮なく! 次のお返事後に何やかんやをするわね!(予定) (-140) 2022/07/22(Fri) 16:43:01 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ/* 問題ありませんわ〜!その通り行きましょうですわ〜! ワクワクですわ〜!(邪悪お嬢様) (-141) 2022/07/22(Fri) 16:45:32 |
【赤】 手探り ノル「……おいてけないよ、おいてけるなら……」 僕も左手を伸ばしかけて、途中で止めてしまう。 ……触っていいの?握っていいの?だって。 宙で静止したまま。 「……ベリ兄は大丈夫だよ、またみんなに会って仲良くできるよ、死んじゃったあとでも」 「だって、ベリ兄は、できないよね……?」 揺れる瞳が君を見ている。 君はまだ何も悪くない。悪くないままのほうが、いいのかも。 「あと……何日で、お父さんの友達がみんなを迎えに来るかな」 ぼくだけでできる?できるなら大丈夫。大丈夫。大丈夫。 でもできなかったらどうしよう。 できなかったら困るから君にもお願いする予定だったのに、今どうしても口に出したくない。 「……そと、ぼくたちが人間扱いしてもらえるとこ、ないよ?」 我慢して言おうとして遠回りに、君の夢を砕くような言葉が出てしまう。 (*7) 2022/07/22(Fri) 17:11:46 |
【赤】 浮遊する ハグベリー貴方が葛藤して止めた分の距離まで。 青年は藻掻くように近づいて、貴方の手を取り、 そして抱きしめる。強く、強く抱きしめる。 例え貴方が何人殺したって、 貴方が大切な家族であることに、変わりはないんだよ。 「そこに、君がいなかったら………意味がない。」 「誰か一人だけ……取り残されちゃうなんて、駄目なんだ……」 元々、困ってる子を見ては、あの子と一緒にいなさいと言って、 そうして仲良くする家族を、一人にこにこ見守っていたような青年だ。 誰かが一人でいるのは、耐えられない。 貴方だけが苦しみを背負うなんて……許せない。 「…………うん。」 最後の言葉に、小さく頷く。 青年は10年前、9歳の頃にここに来た。…9歳まで、外にいた。 物心がついて、思考が出来て、物の善悪が分かるほどの年まで、 ずっと外で過ごしてきたから………わかる。 外に出るのは、ここで死ぬより辛い事だと。 目を逸らしていただけだ。まだ幸せになれる。まだ平気って。 …家族が死んじゃった以上、もう生きて幸せにはなれないんだ。 息苦しい。 「できるよ。」 皆を"救う"ためなら。 (*8) 2022/07/22(Fri) 18:17:21 |
【赤】 手探り ノル「うん……うん、誰かひとりになったらだめ……」 強く引き寄せてくれるから、それに甘えて、擦り寄って暖かさを感じる。こんなに近くにいさせてくれること。 それだけでも十分なのに。 外れた方に君を引きずり下ろしてしまうのまで許してくれる。 「ベリ兄……ベリ兄、ごめんね。僕も頑張るね」 僕がもっと大きくて頼り甲斐があったらな。やらなくていいよって言って、押し付けずに済んだのに。優しい君は僕よりずっとずっとずっと苦しい思いをする。 「みんな、たすけようね」 (*9) 2022/07/22(Fri) 19:17:59 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエあなたに首を傾げた。 「うん、ふふ」 あなたの痛みはわからないけれども、子供は笑顔が好きだから、笑い声を出した。バケツのほっぺたを触って揺らしている。それだけで幸せを表している。 「あー、ふふ。」 満足したからこそまた掃除に戻る。ピッカピカとはいわない、いつもの部屋になるはずだ。モノオキが好きな平穏とともにあった部屋へ。 (-142) 2022/07/22(Fri) 19:30:51 |
【赤】 浮遊する ハグベリー抱きしめて、撫でる。 貴方に甘えてしまった分がたくさんある。 返さないといけないよね、俺も。 この世界に、俺達の幸せはなかったけれど。 死の向こう側には、きっと。 あるんだ、あるはずなんだ。あるんだよ。ねぇ。 そう思わなければもう、耐えられない。 今の状況も、これからやることも。 きっと青年の心は、もう壊れたのかもしれない。 「謝らないで、ノル。」 「頑張ってくれて、ありがとう。」 「大好きだよ、俺の家族。」 ねぇ、今日も一緒に寝ようか、なんて。 貴方を抱きしめる青年は、穏やかに微笑んでいて。 ───ぽたぽた、涙が零れていた。 (*10) 2022/07/22(Fri) 20:08:32 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 包帯 タンジー子供にとっては石になるのが怖いのは、自分の気持ちの拒絶と同義ではあった。 なぜなら怖くなければ石になるとききっと笑顔のままでいてくれるから。そうしたらモノオキもみんなも笑顔でずっと生活できるんだ でも、それでも自分を怖がらないでくれるのは、とっても嬉しいことだとも知っている。 「あ、がとう」 怖くないでいてくれてありがとう。そう言いたかったが、うまく伝わったかわからなくて首を傾げた。 「おあ」 初めて見た肌の下の石をみて、わあと、少し嬉しそうな声をあげる。壊れてないままちゃんとあることが嬉しい。 「ふふ」 秘密ね。にはっと小声になって、頷いて。 その石になったところをそっと小さな手で触ろうと。その石はどんな表情をしているだろうか。笑顔でいてくれるかな。なんて モノオキが怖くないなら大丈夫だよ。死んで腐る前にモノオキが止めてあげるからね。 何れモノオキは掃除をし終わってこの部屋から出ていくだろう。見送られながら。 /*だいじょうぶですわ!こんな突撃ロールにお付き合いいただきありがとうでしたわ! (-143) 2022/07/22(Fri) 20:09:27 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ問いへの反応があるまでは見つめ続けて。 首を振る様子に、笑みを浮かべた。 「…難しい問いかけをしてごめんなさい。 でもきっと、大事なこと」 焦りは思考を鈍らせてしまうから。 今考えることで、貴方は貴方自身の答えを選べているはずだ。 選択肢は2つだけではない。 今貴方が、こうして思考してくれることに安心した。 「…分かりません。一度起こってしまったことを、止められるのか」 不安げな貴方に不確かな大丈夫を与えることは出来なくて。 素直に、思うままに口にした。 「……何が確かな事なのかさえも、もう分からないんだわ。 誰も彼も。……でも、どうか……………」 貴方は、罪を背負うことなく生きて欲しい。 この先。どうなるか何も分からない中で、そんな願いをひとつ。 本当はもっと、皆で話すべきだったの。 それに気づいたのは、大切なものが壊れてから。 (-144) 2022/07/22(Fri) 20:49:25 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー「……何に対してだと、お考えですか?」 問いへの答えは返さず、こちらからも問いかけて。 「…ベリー兄様が思うものを答えていただいて構いません」 じっと瞳を見つめ、再度答えを待つ。 もしも返せないようなら。 暫くしてから手を伸ばし、貴方に触れようとするだろう。 普段は拒むその行いを、自らで覆す。 (-145) 2022/07/22(Fri) 21:06:15 |
【赤】 手探り ノル「一人にしないからね」 囁くように言って、ぎゅっと抱きしめ返す。君の手が心地良い。 アベルにはこんなふうに甘えたことはなくて、やり方もわからなかった。甘え方はきっと、君に教えてもらった。 「ぼくも……ぼく、ベリ兄と家族になれてよかった。 ……一緒に寝よ。どこにも飛んでいかないように、ちゃんと押さえてるから」 透明な右手の袖で、押さえるように涙を拭い。 死んでもずっと一緒にいようねって、嬉しそうに、叶うかもわからない慰めをずっと口にしていた。 (*11) 2022/07/22(Fri) 21:18:34 |
【墓】 電球 フィラメント>>+31 「私ですか?」 *ふむ?と考えます。 *どういう意味だろうか、――ああ、と思い当たったようです。 「ん〜、そうですね〜。 主さんの遺体を見た時はそれこそ取り乱しましたが……、というか、あそこで取り乱さない人はいないと思うんですが」 「起きてしまった事は、もう戻らないものですから」 「私達が、何かしらの理由で捨てられたのと同じように」 「ですから、さっさと切り替えたのでそうダメージはありませんよ。いや悲しいのは間違いないのですが」 *ここでひとつ、拍を置いて。 「あそこで冷静さを失っては、"その後起こり得る事態"に対処できませんからね」 「それにそうですね、もし"更にことが起こる"のであれば、私は早い段階で犯人さんに殺されてそうでしたし」 「そこそこ想定内ではあったので、その辺も含んでダメージは大したものじゃないですよ」 (+32) 2022/07/22(Fri) 21:21:35 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ聞きたくない。…そう思うのに、耳を塞ぐことはせずにいた。 貴方の口からしか聞けない、今はいないクロの言葉。 許さないことは、酷く苦しいの。 きっと許されないことと同じくらい。 苦しいの。 顔を覆っていたから、拒むことは出来なくて。 ほんの一瞬、貴方の思いとともに──キラキラと、光が舞う。 それは、癒しの光。リディの力。 ビクリと身を揺らして、それで。 過ぎったものは、恐怖。 それと、触れられたことの喜び。 考えはごちゃごちゃしていて、正確に伝わるかどうか。 縫い付けられたように暫し。その場で固まって。 下ろされたクロに、覆う手を外し視線を向け。 そうして、ふらつきの残る足取りはそのまま彼の隣まで進められ。 「………貴方は、許すのでしょう」 崩れ落ちるようにその場に座り込み、彼の手を握りしめた。 ……光は、現れない。死者を蘇生する力は、持っていないから。 生きていれば。…私なら、救えたのに。 …この命を代償にしても。 穴を掘る音を聞きながら、冷たくなったクロの体に身を寄せた。 生きているうちに出来なかったことを、酷く後悔しながら。 (-146) 2022/07/22(Fri) 21:31:32 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントこれは、クロと貴方の死が訪れる前のこと。 リディは皆と話がしたくて、それぞれ姿を探していた。 だから、貴方の部屋を訪れるのは随分遅くなって。 それで、きっとその日はすれ違ってしまったのだろう。 諦めるように踵を返し、自室へと戻るリディの姿があったはずだ。 そうして今また、リディは貴方の部屋の前。 コンコンコン、と3度のノックと。それから。 「リディです。……フィル、いますか?」 貴方を警戒させぬようにと、名乗りをあげる。 /* お返事ありがとうございますですわ〜!それではいざ! 参りますわよ!対戦よろしくお願い致しますですわ! 生きてるうちの話をし出すと更新が来そうだものね…… (-147) 2022/07/22(Fri) 21:42:11 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「はいはい、おりますよ〜」 *扉の向こうから声が聞こえます。 「鍵は開いておりますから、入って頂いてよろしいですよ〜」 *とのこと、らしいです。 * あのようなこと があったばかりと言うのに、不用心かもしれません。 (-148) 2022/07/22(Fri) 21:48:19 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキやっぱり貴方は、思う以上にしっかりしていて。 言葉を紡げない代わりに、素敵な表現を有している。 だから、貴方の幸せはちゃんと伝わる。 そうして笑みを深くして、掃除に戻る貴方を見つめるのだろう。 ずっとこの時間が続けばいいのにと、願いながら。 いつもの部屋になれば、お礼をひとつ。 「いつも通り、綺麗ですね。…モノ、"ありがとうございます"」 人との縁の中で大切な言葉。伝えられるときに、伝えるべきこと。 あと何度、貴方に告げることが叶うだろうか。 (-149) 2022/07/22(Fri) 21:51:21 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント聞こえた声に、ほっと息を吐く。 誰かが死ぬのはもう、見たくない。 貴方達が生きていることが、リディの生きる希望だから。 扉の取っ手に手をかけ、ゆっくりと開いた。 自分一人が入れるくらいの、小さな幅を。 そこから覗くように身をその内側へと差し入れて。 「お邪魔します、ね………フィル」 もう一度貴方の名を呼んだ。 (-150) 2022/07/22(Fri) 22:12:53 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「はい、いらっしゃい」 *電球の彼は、机で本を読んでいました。 *あなたの方へと振り向いて、いつものように。 *まるで、 あんなこと はなかったかのように。「どうしました、リディ?」 「私に何か、御用でしょうか?」 「あ、もしかして寂しくなっちゃいましたか?ロマンスってやつですかね〜?」 *何を言っているのでしょうか。 (-151) 2022/07/22(Fri) 22:33:50 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントその姿を確認すれば、もう半身も内側へと。 開く時と同じようにゆっくりと閉めて、貴方の近くに足を進める。 「……大したことでは、」 ありませんが。と言おうとして。 それで。続いた言葉に目を丸くさせ、ぱちぱちと。 「寂しい……のは、そうかもしれません………が」 ロマンスとは?疑問とともに首が傾いた。 それでもその元気そうな様子が、リディの心を和らげるようにあるから。 だから無理をした笑みではなくて、心の底からの笑みを貴方に見せた。 (-152) 2022/07/22(Fri) 22:46:16 |
【墓】 電球 フィラメント>>+35 「う〜ん、そうですね〜」 *電球の彼は、再び小さく明滅します。 「理由は、考えてもきっと分からないのですが」 「――事が起こった原因を考えることはできます」 *電球の彼は、人差し指を立てました。 *ちょっぴり偉そうです。 「まずひとつ、事の原因の前に」 「この犯行は計画的なものではない、と思われます。 衝動的なもの、なのでしょう」 「……衝動的に、主さんを殺す理由とは、なんなのでしょうか?」 *人差し指を、ゆらゆらと揺らします。 ウザいです。 「……ところで、主様の死んでしまう数日前に、お客様が来ていましたね」 「――それを理由とするのは、焦燥ではあると思いますが」 「衝動的にあのようなことを行ってしまう、"普段と違う事象"は、あれくらいしかありませんでしたね〜」 (+36) 2022/07/22(Fri) 22:50:06 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「ふむ、良い笑顔です」 「リディは美人さんですからね〜。笑っているのがよく似合いますよ〜」 *笑うあなたを見て、電球は小さく灯りを強めました。 *喜んでいるのが、とても分かりやすいでしょう。 「……それで、実際のところは如何しましたか?」 「私が話を邪魔しておいてなんですが」 (-153) 2022/07/22(Fri) 22:56:01 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント「あら……ふふ、ありがとうございます」 美人さんだなんて。 照れを隠すようにお礼を告げたけど、いつもの白い肌はほんのり赤らんでいて。 貴方にはきっと伝わるのだろうと、そう思った。 ずっとこうして居られたらいいのに、…ずっと。 「……………フィルは、……大丈夫ですか?」 それでも動き出してしまったものを止めることは出来ないから。 問いかけをひとつ。それから。 「……どう、思いますか」 またひとつ………。全くといって、いい話題とは言えないだろう。 (-154) 2022/07/22(Fri) 23:07:17 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「私ですか?見た通り、大丈夫ですよ」 「見つけた時は、流石に取り乱してしまいましたが」 「あれで取り乱さないのは、さすがに無理ですよ」 *敬愛する主さんが、あのような姿で発見された。 *……そんなの、取り乱さない訳がないのです。 「ま、今は冷静ですよ。ショックであることには変わりませんが」 *冷静さは、大事ですから。 *取り乱していては、見えるものも見えなくなるので。 「そして、ふむ」 「どう思うか、ですか」 「………………」 「もしも、館の外に犯人がいない。この中に犯人がいるとして」 「まだ終わりでないのならば」 「……私は近いうちに殺されてしまうかもしれないですね〜」 *なんてことを、いつもと変わらない口調で言うのです。 (-155) 2022/07/22(Fri) 23:18:11 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント見た通り。そう見えても、本当にそうとは限らない。 だから問いかけた。 心配だったから。 「……そう、ですね。えぇ、取り乱さないわけが、無い」 冷静さが大事、というのもまた……同感だ。 見えるものも見えなくなり。答えを間違えてしまう。 それが破滅の道だと、そのときは気づけやしない。 「………………………どうして、」 変わらない口調で告げられた内容にはこの言葉だけが零されて──静かに俯いた。 皆の中の誰かが殺し、誰かが死ぬ。 そんな状況は見たくなくて、でも。 叶わない。 (-156) 2022/07/22(Fri) 23:41:45 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「そうですね〜」 「仮に私が犯人であるとしたら、私のような異能は邪魔ですからね〜」 「そして、私のように冷静である者も、です」 *淡々と、理由を告げていきます。 *自分が犯人だとしたら、自分のような者から狙っていく、と。 「私の異能は、使い方次第ではセンサーのような使い方も出来ますからね」 「それを知る人間は極わずかではありますが、私はこの異能で犯人を探すつもりですから、バレてしまうのは時間の問題です」 「私のように、意識的に冷静でいられる人間がそのような力を持っているならば、尚の事です」 「ですから、もしも終わりでないのならば」 「――と、そういう考えな訳です」 *自分がすぐにでも死んでしまうかもしれない。 *そんな事実を、恐怖を、与えさせないような口調で。 *ただただ、あり得る未来を語ります。 *後にソレが、現実となるのですが。 (-157) 2022/07/22(Fri) 23:51:05 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント「犯人を見つけて、殺すつもりがなくても………」 そうなってしまうのだろうか。 でも、誰かに相談する前に事を起こしてしまった人間は。 止まらない……止まれないのかもしれない。 冷静である貴方に、力のある貴方に、凶弾を向けるほど。 追い詰められ、冷静さを見失って。 俯くその表情に、もう笑みはない。 それが本当に起こり得るなら、起こり得てしまうなら。 狂気を持つ人間を止めるまで、終われない。 それは簡単なことではなくて、きっとその手を。 (-158) 2022/07/23(Sat) 0:06:27 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「殺すつもりがなくとも、そうなるでしょうね」 「もしこれが終わらずに、まだ誰かを殺してしまうとするならば」 「――止まることなど、もう出来ないでしょう。箍から外れた歯車は、外力なくしては止まれない」 *だからこそ、その外力を取り除くことが、何よりも重要視されるだろうから。 *――だから、自分はきっと早い段階で狙われる。 「…………」 「そんな顔をしないでください、リディ」 「あなたには、笑顔がとても似合います。そのようなお顔は、似合いません」 「私はまだ生きていますし、死ぬと決まった訳ではありませんから」 「今は可愛らしい笑顔を見せていてください。ね?」 *なんて、ぴかぴかと明滅しました。 *これがきっと、電球の彼なりの笑顔なのでしょう。 (-159) 2022/07/23(Sat) 0:17:55 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント考えたくはないことだ。 だけどこの後、貴方の言葉通りに事は起きてしまう。 壊れたものは直せない。欠けた歯車は戻らない。 どうか何も起きませんように、と……願う。 俯いた視界でも明滅は感じられて。 だから、顔を上げて笑ってみせた。 少しの無理も含む、不器用なもので。 「………お答えいただき、ありがとうございました」 ひとりひとり、考えていることは同じようで。 けれど違って。 だからこそ、こうして行動して良かったとそう思うの。 何も知らないままで疑い壊すのは、嫌だから。 (-160) 2022/07/23(Sat) 0:39:39 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「……ええ、その笑顔がやはり良い」 *きっと、電球の彼は、その無理をした笑顔に気付いていましたが。 *それでも、その笑顔が好きであると言いました。 「いえいえ、私の言葉で何がどうなるなんてことはないと思いますが」 「参考になれば幸いです」 *電球の彼は、再び小さく明滅しました。 「……ああ、そうだ。お帰りの前に一つだけ」 「リディ、怒りは視界を狭めます。冷静さを失えば、残された何かを見つけることも出来なくなります」 「だから、もしも何かがあっても」 「見失わないように、冷静に、自己を保って」 「そうすれば、きっと何かが見えるはずですから」 「――なんて、ちょっとカッコいいっぽいことをお伝えしておきますね」 *茶化すようにそう締めて、電球の彼は再び小さく明滅しました。 (-161) 2022/07/23(Sat) 0:47:40 |
【人】 手探り ノル「……いない」 大広間。できるだけ様子を見ながら誰かに会わないようにやってきて、ここに横たわっていた体がないのを見た。 欠片ももう全部掃除された後だろう。 「……どこ?」 誰かが運んだのかな。行き先をクロの部屋に変えて、歩いていく。 (29) 2022/07/23(Sat) 1:07:25 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントこの先、笑顔を保てるかどうかは分からない。 でも今は、…今だけは。 「…誰かの言葉を聞くと、選択肢は広がるのですよ。 私だけでは見えないものも、見えることがあるのです」 悩んでしまった時も、道に光が差すかもしれない。 「………えぇ、」 貴方の言葉にひとつひとつ頷いて。 心に深く、深く……刻んでいくの。 許さないのは罪を抱えて生きて欲しいと願うから。 だからきっと、大丈夫。……大丈夫。 「ねぇ、フィル。また……お話しましょう」 いつもは触れようとしないリディは最後に、貴方に手を伸ばした。 叶うならその手に触れて、握手するみたいに。 刹那、貴方を癒す光がキラキラと瞬くことだろう。 満足気に。けれど僅かに顔を強ばらせるリディの姿も、一緒に。 それはリディの異能。気力や体力、怪我や病を癒す小さな煌めき。 (-162) 2022/07/23(Sat) 1:08:48 |
リーディエは、多分きっと、誰も気付かぬうちに森から屋敷近くへと。 (a35) 2022/07/23(Sat) 1:10:01 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「はい、またお話しましょう」 「私は、お話するのが大好きですからね」 *電球の彼の手に触れれば、そこは暖かく。 *生きていますから。 *キラキラと瞬く手に少し驚いて、そして彼は小さく明滅したでしょう。 *その後は、小さく手を振ってからあなたを見送ります。 *そして、再び読書へと戻ったでしょう。 (-163) 2022/07/23(Sat) 1:15:10 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント/* 前半戦ありがとうございましたわ〜!! このまま後半戦(死の第一発見)をお願いしようかしら 出だしは秘話で、その後にアクションと白を何かしら使って… メモもなんかうまくやりたいわね……出来るかはおいといて 何かいい提案があればお伺いできると嬉しいですわ 問題なければ……発見!行動!フィル〜!! (-164) 2022/07/23(Sat) 1:27:05 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ/* 問題ないですわ〜!!! メモと万年筆を見つけて頂いたら、謎が深まったりなんやかんやしたりしそうでワクワクって感じですわ〜!! よろしくお願いますわ〜!!! (-165) 2022/07/23(Sat) 1:31:17 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント"また"の約束からそう時間も経たない数日後。 大広間で起きた狂気の先の悲劇と、埋葬の後。 生者の1人を訪問して。 翌日。森から帰り、屋敷の中を歩く頃。 クロの死を知らないであろう貴方に、伝えるべきだとそう考えて。 貴方の部屋へと訪れるリディの姿があるだろう。 ノックは三度、名乗ることも忘れずに。 以前と同じ方法で、貴方の声を待つ。 (-166) 2022/07/23(Sat) 1:45:47 |
リーディエは、軽い金属音を鳴らしながら屋敷内を歩く。 (a36) 2022/07/23(Sat) 1:47:26 |
【独】 包帯 タンジーふと、目を覚まして薄らと瞼を開く。 いつの間にか眠ってしまっていたらしい。 それでもまだ睡眠が足りていないと、頭が痛みで訴えてくるが、それを無視して上体をゆっくりと起こす。 「……」 握ったままだった欠片に目を落としたあと視線はチェストの方へ。そしてベッドを出てよたよたと歩み寄ると、一番下の引き出しを開けて缶を取り出した。 蓋を開ければ中には、綺麗に並べられた色々なクッキーが。ふたりじめには多かったから、まだたくさん残っている。 そこからチョコレートのかかったものをひとつ、摘んで口に運んでみる。あの時はあんなに美味しかったのに、味がよく分からない。 パサパサのそれは無理矢理飲み込んで、並べられたクッキーの仕切りの更にその下に、隠すようにして赤い結晶の欠片を仕舞い込む。 クローディオの部屋に返そうかと思ったけど、この部屋に隠してとお願いされたものだから。元通りチェストの奥に入れておいた。 (-167) 2022/07/23(Sat) 1:47:42 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ*ノックに対して。 *暫く待っても返答はありません。 *待っても待っても、返答はありません。 *先日の電球の彼の様子を考えるのであれば、すぐにでも返答があるはずなのですが。 (-168) 2022/07/23(Sat) 1:48:06 |
タンジーは、部屋にこもりきりでいる。 (a37) 2022/07/23(Sat) 1:49:22 |
【秘】 手探り ノル → 骨頭 クローディオ「……クロ?」 君の部屋を覗く。もちろん体はここにはないのだろう。 見回して、別の所探そうかな、と考えて……室内へ足を踏み入れて、ドアを閉じた。 どこで話したって君に聞こえるかは分からないし、話はできないので。 「あのね……タンジーは悪くないんだ。僕が騙して、クロのこと見たって言ったからだから、タンジーのことは許して」 ドアを閉めても声は潜めて。 返事がないから、何を言っても君から『嫌い』は返ってこないから、安心して好き勝手言うんだ。 「ユーのことも騙したの、ユーが犯人かもしれない誰かを庇いたかったのも本当で、あと……もうひとり」 許されてほしい人がもう一人。彼がこれから何をしても。 「これからやることも、僕が言ったからだから。死んだ後も仲良くして、一緒にいて、一人にしないで」 死んだ後があると思っているから。その後も家族が仲良くできないのは嫌だ、と思った。 あと、と考えて、俯いて、思いつくまま好き勝手話すだけ。 「……どうせクロに嫌われちゃうなら、もっと話せばよかったな」 「顔、あんなときじゃなくて見せてって言ってみたらよかった」 「駄目って言われたくなかったから……」 「あと、お腹いっぱい盗み食いとか……クロ、怒ることあるの?……」 つい質問の形にしてしまったのを最後に、口を閉ざす。 それでやっと部屋から出ていった。 君がここにいなければ、本当に誰にも聞かれなかった。 (-169) 2022/07/23(Sat) 1:51:26 |
ノルは、クロの部屋に入って、しばらくして出てきた。 (a38) 2022/07/23(Sat) 1:52:01 |
リーディエは、一度自室により……それからは、鳴らすは足音のみ。 (a39) 2022/07/23(Sat) 1:53:04 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント待っても、待っても。貴方の声はない。 「……………フィル、」 不安げに名を呼んで、速くなる鼓動に胸を押さえた。 ここに来る前、スコップを手にしていた。 それは今はこの手にないから、金属音も止んでいて。 先日の会話が、脳裏に過ぎり。……。 漏れる吐息は震えている。それを理解するものはいないけど。 唇を噛み締めて、何かに耐えるように眉根を寄せて。 扉の取っ手に、手をかけた。鍵は……空いているのだろうか。 (-170) 2022/07/23(Sat) 1:58:44 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ*鍵はかかっていませんでした。 *以前来た時のように。 *きっと電球の彼は、ずっとそうしていたのでしょう。 *扉は、何の抵抗もなく開きます。 *扉を開けば、読書をしていた机が、すぐにでも見えるでしょう。 *そこに突っ伏している、彼の姿も。 (-171) 2022/07/23(Sat) 2:02:55 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント手をかけた取っ手を引く。 前の時とは違って、扉は大きく開いた。 見えた姿は、眠っているようにも見えて。 明かりが消えているならば、手探りに電気をつけ。 1歩。また、1歩。 ──赤く染まる背と、万年筆と。 それから……1枚のメモを見つけた。 (-172) 2022/07/23(Sat) 2:16:25 |
リーディエは、フィラメントの部屋の扉を大きく開いた。 (a40) 2022/07/23(Sat) 2:16:40 |
【人】 命灯癒光 リーディエ「フィル…………嫌、…いや……ッ!! 」そのまま奥へと足を進めたものだからきっと。 きっと、リディの叫ぶ声は廊下にも響いたはずだ。 (30) 2022/07/23(Sat) 2:19:33 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ*部屋の明かりも、電球の彼の明かりも灯っておらず。 *血に染まる背は、止め処無く溢れ出る鮮血で染まっていて。 *電球の彼の明かりは、もう二度と灯らない事が、否応にも理解できるでしょう。 (-173) 2022/07/23(Sat) 2:20:27 |
【墓】 骨頭 クローディオ多分、フィラメントとの会話が一区切りついてから、のこと。 ふと、屋敷の窓を見上げた。そして、自分の部屋を見た。 「ちょっと、行ってくる」 この状態で、用事があることなんて滅多にないとは思うが。 言い残して自室へ向かう一幕があっただろう。 ドアに触れないもんだから、外から飛んで窓をすり抜けるしかなかっただろうが。 (+38) 2022/07/23(Sat) 2:22:57 |
【独】 手探り ノル……叫び声が聞こえた。足を止める。 ぼくは、僕は、どういうつもりで行けばいいんだっけ? 僕は……知らない。僕はクロが犯人だと思ってて、もう誰も死なないと思ってる、そう、そのつもりで行けばいいんだ。 だから、この悲鳴も…… (-174) 2022/07/23(Sat) 2:30:50 |
【墓】 電球 フィラメント>>+37 「あくまで可能性ですがね」 「しかし、普段通りに過ごしていて、衝動的に主さんを殺してしまう……なんて、少し無理がある話でしょう?」 「日常に入り込んできた異質は、あのお客様だけでしたから」 *だからこそ、あれがきっと原因なのではないだろうか、と。 *電球の彼は、そう言いました。 *人差し指を掴む手を、中指で挟んで。 * じゃんけんならば勝利でした。 「主さんとお客様は、何かを話していた」 「それを……館の誰かが偶然聞いてしまった」 「それが、原因。――なんて、ただの想像でしかありませんが」 「妥当な感じ、しません?」 「色々な状況と照らし合わせて、ね」 (+39) 2022/07/23(Sat) 2:32:17 |
【独】 包帯 タンジーベッドの縁に腰を下ろして服の袖を捲り、ほぼ解けていた包帯を外していく。 ここで漸く、腕のかさぶたが無くなっていることに気がついた。 治ったと言うより綺麗さっぱり消えていて、『どうして?』と首を傾げるが、原因に考えが及ばない。 治ったからといって、喜ぶようなことでもないから。 どうせ、すぐにもとどおり。 肌に張り付いたように存在する小さな欠片を、引っ掻き、引き剥がして、ゴミ箱へ放り込む。 走る痛みに眉を顰めて息をのむが、繰り返し繰り返し剥がす事をやめはない。 こうしていると、おちつくから。 じわり溢れてくる血液で、指先が赤く染まる。 剥がせそうな欠片が見える箇所になくなって漸く、その行為を止め、ベッドに上半身を横たえるだろう。 「包帯、巻かなくちゃ…… でも。別に、もう。いいかな……」 (-175) 2022/07/23(Sat) 2:39:52 |
【人】 命灯癒光 リーディエフィラメントの背に触れ、「どうして、」と何度も呟きを落とす。 分かっている。触れても光が見えないということは、もう。 でも、それでも。この事実を認めたくなくて。 「フィル、フィル……ッ。どうして、こうなるの…………………」 触れる手は力が入り、フィラメントの服に皺を作る。 それはもはや、触れるというよりも掴むようで。 震える吐息を零し、その背に額を付けた。 血に濡れようとも構わなかった。 ノル(>>31)の声には反応を返せないまま、暫くはそうして。 (32) 2022/07/23(Sat) 2:47:51 |
リーディエは、足元の万年筆に視線を向ける。苦しげに、でも涙は零さずに。 (a41) 2022/07/23(Sat) 2:49:09 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント真っ赤に染まった背に縋るように呟いた。 それは本当に小さくて、ノルにはきっと聞こえない。 「……またって、約束したのに」 この約束が奇跡を起こせばいいなって。 今度はちゃんと、笑顔を見せれるといいなって。 そう思っていたのに。……もう何も、叶わない。 「置いてかないで………………、」 叫ぶ言葉はまるで冷静さを含んでいないように見えただろうけど。 涙を流さずに耐えて、今の状況の理解に努めた。 視線は、万年筆。赤く濡れたそれに向けられた。 貴方の言葉、忘れないわ。忘れないから……。 (-176) 2022/07/23(Sat) 2:54:45 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 手探り ノルクローディオの部屋は、図鑑や標本で溢れている。 図鑑は自然に纏わるものが多く、標本は鉱石やら虫やら小動物の骨やら。 つい最近、なんならクローディオが死んだ後にでも掃除されたかのように、目立つ部分は綺麗だ。 ベッドの上に、結晶が並べられて、布団をかけられている。一際大きな結晶が頭に当たる部分に集中して並べてあり、まるで人の形に整えようとしたようにも見えるだろう。 クローディオは、君が部屋にやってきてから、窓をすり抜けて部屋にやってきた。 当然君には分からないだろう。 話す言葉を聞いて、納得した。何を言っても声も聞こえないだろう。 「許すも何もさ、怒ってないから、許すものがない」 「でも、そっか、タンジーは俺のこと悪いって思ってるんだな。 怒ってないけど……本当のこと知らないままも……無理だよなぁ、きっと」 騙された、と知るときは辛いだろうな、と思った。 だとしても、何もできない。できないままでいて欲しい。 自分に何かできるときは、君らがこっちに来るときだから。 「……嫌ってねーよ」 「ノルが、俺のこと嫌いなんじゃなくて、よかったよ」 君の頭でも撫でたいんだけど、手はすり抜けて、全然触れないんだ。 部屋で、窓も閉め切ってるのに、少しだけひんやりした風が吹いた、気がするかもしれない。隙間風でもおかしくないけど。 「みんなが危ないことするときは、怒るかもな」 そうして、部屋から去るのを見送った。 君がいつ来ても、拒むものも叱るものも、嫌う者もここにはいない。 (-177) 2022/07/23(Sat) 3:00:28 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ*視線を向けた万年筆のペン先には、赤い赤い血が塗れていました。 *が、気付いたでしょうか。 *万年筆のペン先と、電球の彼の背中の傷口は、形が一致していないのです。 *どうしてこんなものが落ちているのでしょうか。 *これを残したのは、犯人でしょうか、それとも――。 (-178) 2022/07/23(Sat) 3:14:16 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー次の犠牲者が出た後。あなたの部屋にまたモノオキが戸を叩く。 それはいつものような掃除用具を持ったモノオキだ。 (-179) 2022/07/23(Sat) 5:05:47 |
【人】 命灯癒光 リーディエ万年筆をじっと見つめ、何かを考えるように暫し黙する。 そして緩りと、掴んでいた服を離しそれに手を伸ばした。 「…………何故、」 赤く濡れたペン先。 今度は視線をフィラメントの背に向け、目を閉じた。 その時、聞こえたモノオキ(>>33)の足音。 目を開け、制止しようと手をそちらに向けるけど。 既に血塗れた自身の姿に、果たして意味があるのだろうかと動きを止める。 誰かが止めるのなら、その方がいいのだろうと。 代わりに、他にも何か手がかりは無いかと視線を向け。 本と、一枚のメモを視界に映す。 今度はそれに手を伸ばそうとして、赤く染まった指先を眺め。 「…………誰か、これを」 この場にいる人間に向けて、呟いた。 誰も手にしないようであれば服で赤を拭い、今度こそ手を伸ばす。 そうでなければ、読み上げて欲しいとその人に告げるだろう。 リディにはもう、そのメモの内容は見えているが。 それでも皆に伝えるべきだと思うから、そのように。 (34) 2022/07/23(Sat) 12:07:37 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ それでも……〕 それでも、苦しいからこそ、貴方は生きてくれると、思っていて。 だから、これは自分と貴方、どちらをも縛る鎖だ。 刹那待った光が、生命の証左のようで。 〔⿻▫__ 綺麗。〕 恐怖と喜びの入り交じった複雑さ、さえも。 それからは、暫し、ただ、土を掘る音が響くのだろう。 獣に荒らされないように、深く深く。人の大きさの穴を掘り終える頃には、すっかり汗ばんでいて。 〔 ▙ ▜▓▗ _ リディ。〕寄り添う貴方が別れを済ませるのを見計らって、声をかけるだろう。 別れの時間だ、と。 (-180) 2022/07/23(Sat) 13:32:11 |
ユングフラウは、夜が明けたら、畑にいる。皆の生きる糧を託されたから。 (a42) 2022/07/23(Sat) 13:33:06 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 鳥籠 ワルゴ〔 ▙ ▜▓▗ _ ワルゴ、いる……?〕それはきっと、貴方の部屋か……そこが不在なら、きっと共に暮らすうちに知った、貴方が良くいる場所のどこか。 話がしたくて、探している。 見つからないか、貴方が顔を合わせることを拒否するならば、大人しく諦めるだろうけど。 (-181) 2022/07/23(Sat) 13:39:35 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* ハロー!投票先と襲撃先どうしようかしら〜! これも襲撃ライフハックみたいに、先に投票先襲撃先を決めてからそこに向かってロールしたら、更新跨いでも大丈夫になるからスムーズじゃない?って思うのだけれども! (-182) 2022/07/23(Sat) 14:13:04 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ貴方は酷い人だ。とても、酷い人だ。 都合がいいと、やっぱり思ってしまう。 縛る鎖を作り、生きることを望んでくる。 それは呪いだ。 異能と同じ、呪いのよう。 光は、貴方から離れれば少しして消えたはずだ。 その時はきっと、思考は定まらなくて貴方に伝わらなかった。 それに安心したし、伝わらなくていいと思っていた。 綺麗な光のまま、貴方にとって"良いもの"であればいい。 伝わらなかったのは何か。それは、この異能の代償について。 人を生かす力。そんな奇跡に、代償が無いはずもなく。 響く音に耳を傾けて。返されない熱に哀しんで。 あの日。幾人かに問いかけ、返された言葉を思い返して。 疲れきった体を癒すように、その場に座り込んでいた。 そして。見計らうようにかけられた声に、言葉は返さない。 …クロ、 大切な存在。欠けることなく、ずっと一緒に居たかった。 リディはやっぱり、クロを疑ってはいなかったから。 無実であるはずの失われた命に、やるせない気持ちが渦巻いていた。 …待っていて。私が死ぬ、その日まで。 (-183) 2022/07/23(Sat) 14:17:08 |
【人】 命灯癒光 リーディエ>>35 ノル 「………フィル以外に、……誰が出来るんですか」 手にしていた万年筆を握りしめ、冷静な声色で返す。 ペンであれば偽装も出来たかもしれない。 でも、電気が走ったように焼け焦げたこれは。 真似をしようとしても、難しいものだろう。 「………………フィルも、運ばなければ……」 体格差があるであろう彼を運ぶなら、引き摺るしかない。 布団に乗せて、引っ張るとか。それなら出来るだろうか。 時間をかけてでもいいから、 「……クロの、隣に」 力仕事は得意でないけれど、眠れる場所を。 このまま放置することは出来ないからと、小さく呟いた。 まだリディとユンしか知らない、クロの眠る場所へ。 フィルも………。 (36) 2022/07/23(Sat) 14:28:57 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ「俺、は………………」 「……………。」 分からない、何を答えればいいのか。 何を答えたら満足してもらえるのか。 何を答えたら、その無理な笑いが消えるのか。 何を答えたら────疑われないのか。 「………わからないよ、なんにも………」 答えは何も出せず。 貴方が手を伸ばすなら、すこしびくっとして。 でもきっと、触れることを拒みは、しない。 (-184) 2022/07/23(Sat) 16:31:43 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキしばらくすれば、ガチャリ。 扉が開く。 「……やぁ、モノオキ。お掃除かい?」 此度の青年は、やんわりとした笑顔だった。 やんわりとした………何もかも諦めたような、 壊れたような、あるいは。 なにか、目的に専念しているような、笑顔だった。 (-185) 2022/07/23(Sat) 16:33:17 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル/* ごきげんよう!投票襲撃先、悩むのだけれど、 ハグベリー的には、ワルゴかリーディエが一番怒りや悲しみの感情が見えて 辛そうだから、その子達をまず救ってあげたいなぁ、と思う気がしますわ! そちらはどうかしら! (-186) 2022/07/23(Sat) 16:34:38 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* なるほどだわ! それならノル的にはワルゴのほうが年齢低いから早めに……と思うわね。 同じ理由でモノオキも……と思うかしら……リディは悩むわね様々を加味すると…… (-187) 2022/07/23(Sat) 17:39:15 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル/* モノオキは割かし仲が良くて、ハグベリーもすぐに決心が出来ないかもしれないわ…… じゃあワルゴと……そうなるとタンジーしかいなくなっちゃうわね……どうしようかしら…… (-188) 2022/07/23(Sat) 18:02:34 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* つらいわ!! 考え直しましたわ!ワルゴ襲撃、リディ投票だったらやれる気がして参りましたわ。 リディを怒らせようとするって方向で! (-189) 2022/07/23(Sat) 18:06:39 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリーモノオキはあなたの言葉に、首を横に振った。 あなたが今回の事件について何が知っているのか聞きに来た。 それはそれとして、お掃除は始めた。家具も汚れもなくとも、それが必要というように。 (-191) 2022/07/23(Sat) 19:13:28 |
【人】 ガラクタ モノオキ>>37 フィラメントの部屋 汚れた血の跡を見る。遺体を見る。また死体が出てきてしまった。 「うぅ、」 子供は冷静だが、何も思わないわけではない。ただそれは言葉にならないままズボンを握りしめた。 焦げた跡が文字であることはわかったが、その内容はわからない。読み上げたところしかわからない。 自分が違うというのには「うん」と肯定するように頷いた。ユングフラウが違うことにも、自分ほどではないがバケツはうなずいただろう。 <xsmall>託されたから、多分ユングフラウも違うね。</small> リーディエが遺体を何処かへとするのは、見送るだろう。 頭はわからないけど最後には腐る体だ。墓を作る方がいいのだろう、死んでしまったからには。 もう限界かもしれない。もし次も終わらないなら…… (38) 2022/07/23(Sat) 19:23:09 |
【人】 命灯癒光 リーディエ「………他の皆にも、見せてあげてください」 ノル(>>37)の顔を見ることがどうしても出来なくて。 そう告げて、椅子ごとフィルの身体を引こうとする。 どれ程時間が経ったのか分からないが、硬直はどうだろう……。 体が傾くなら焦るように抱きしめ、息を吐き出す。 更に血が自身を濡らそうとも、今更だから。 そして。ノルが読まなかった続きの言葉をリディは知っている。 その手紙に限らず、覚えているから。 奪い取る真似もしないし、読まないことに指摘もしない。 勿論先に部屋に入り、見えていたからでもあるが。 それをモノオキ(>>38)が理解できないことは考えれば分かる。 でも、託したからにはリディから口にするのは違うと思ったから。 問いかけには動きを止めて。 「……………屋敷裏です。詳しいことはユンに聞けばいい」 あるいは、時間をかけてでもフィルを運ぼうとするリディについてくるか。 とにかく、運び出そうと必死だ。止めるようであれば、止まる。 そうでなければ。もたつきはあるものの、ゆっくり。ゆっくりと。 事切れたフィルの体を引っ張り、屋敷裏を目指そうとするだろう。 (39) 2022/07/23(Sat) 19:38:28 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ「……フィラメント、死んじゃったね。」 貴方の心を知ってか知らずか、青年はそう口に出す。 「でも、生きてても苦しいだけだから………」 「きっと、これでよかったんだと思う。」 きっと、きっと。 何度も言う。 これがよかった。これでよかった。 何度も、何度も、何度も。 「また、俺はなんにもできなかったけど。」 「また、やってもらったんだ。」 「今度は俺も、頑張らなきゃかな。」 (-192) 2022/07/23(Sat) 19:41:47 |
【神】 命灯癒光 リーディエ「……あぁ、そうです」 ひとつ、伝えるべきことを言い忘れた。 「万年筆と、フィルの傷痕。──… 一致しないんです 」これが何を意味するかはまだ分かり兼ねるが。 共有すべきだろうと、そばに居る者たちへ。 そうでない人には、出会えば告げる。 箍から外れた歯車は、外力なくしては止まれない。 (G0) 2022/07/23(Sat) 19:47:12 |
【人】 包帯 タンジー>>30 叫び声の後。少し遅れて出たから着いたのは、きっとノルが手紙を読み上げている頃。 開けっ放しだっただろう扉を覗けば、部屋に漂う鉄の臭い、突っ伏して動かないフィラメント、集まっている他の子たち。 「……あ、」 吐息のような微かな声を漏らし、既に良くなかった顔色を更に悪くして呆然と室内をみる。 そして覚束なくなる足元に体勢を崩し、ガタン!と扉に肩を打ち付けては、皆が此方を見たり声を掛けたりする前に廊下へと飛び出した。 この自分の行動がどう思われだろうとか、手紙を確認しようだとか、話を聞こうだとか。 全て何もかも考えずに、自分の部屋へ向かって行くだろう。 (40) 2022/07/23(Sat) 20:24:20 |
タンジーは、自室の扉を勢いよく閉めて、バン!と音が響いた。 (a43) 2022/07/23(Sat) 20:28:46 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー「…………、」 「………………意地悪、でしたね」 帰ってこない言葉に、ほんの少し目を伏せた。 そしてそのすぐ後、手を伸ばし貴方に触れる。 途端に光が瞬いて、キラキラと2人の周りに舞う。 リディの異能。人を癒す力。 それは気力、体力。怪我や病をも治す。 とはいえ調整できる訳ではなくて、触れる人間によっては。 かなりの量を送り込んでしまう。 奇跡とも言えるのに、触れられない呪いのようなもの。 その力の源は……リディだけが、知っている。 僅かに顔を強ばらせるも、その手を離さず。 「………考えることを、やめないでください。 こんな状況だからこそ。……大事だわ」 リディは、貴方を疑っているからここへ来たのではない。 でもそれは、口にしなければ伝わらないことで。 貴方の考えもまた、同様に。 「………ごめんなさい」 告げるべきことを告げれば、手を離し1歩。距離をとるだろう。 その手を掴むようなら別だが。 (-193) 2022/07/23(Sat) 20:31:12 |
【独】 包帯 タンジー自室に飛び込み扉を背中で押さえて閉め、そのままずるずると座り込む。 「──どうして、どうして。やっぱり、違ったのなんで……?」 膝を抱え一人ぶつぶつと呟く。 主人を殺した人と、別の人がやったのかもなんて思うはずはなくて。クロはいなくなったから安全のはずで。 「誰、誰なの……また、殺されたら……」 ノルが読んでいた手紙の内容を思い出す。 ユングとモノは、違う。だったら。せめて、自分で出来ることを。 (-194) 2022/07/23(Sat) 20:51:55 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ触れられる。 何かが流れ込んでくる感覚。 心臓のドキドキ感、なに?少し怖い。 勝手に元気になっていく。 少しの苦しさすら覚えるくらい 明瞭になった頭に、言葉が流れ込んでくる。 考える事を止めないで、それは。 な、に。 みんなで幸せになる方法の事? 距離が、とられて。 今なら、今ならと。思って。 手を、伸ばして。 叶うなら、その身を、抱きしめて。 「……もし、心配してくれてたなら……ありがとう。 ……リーディエも……無理しないで…… 無理して……笑わないでね………」 何を考え、告げるよりもまず。 一番気になったことを、解決したかった。 (-195) 2022/07/23(Sat) 21:00:33 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* いえ〜大丈夫よ! ぶっちゃけ誰でも投票先に選ぶの難しすぎですわ襲撃先なら誰でもいけますわ!!!! (-196) 2022/07/23(Sat) 21:01:27 |
ノルは、タンジーに話しかけようとはしなかったし、追いかけない。 (a44) 2022/07/23(Sat) 21:04:21 |
【人】 命灯癒光 リーディエ肩を打ち付ける(>>40)音には、僅かに視線を向けた。 その頃には駆け出していただろうから、何を言うにも間に合わない。 出来ることなら、今顔の見えない子達にこそ。 フィルの言葉を知って欲しかった。 "今"の時間はもう巻き戻せないけれど、大切なことなの。 "今"だからこそ、大切なことだったの……。 手紙を託された(>>41)モノオキに視線を向け。 「……モノ、ごめんなさい。お願い、出来ますか?」 ぎこちない 笑みを浮かべ、ひとつのお願い。ノルの声には僅かに頷き、掛け布団とか……布を引くように頼んで。 そこにフィラメントを乗せて、この部屋を2人で後にする事になるのだろう。 モノオキの返事がどうあれ。 (42) 2022/07/23(Sat) 21:04:58 |
リーディエは、悲しむばかりの表情は似合わないと言われましたから。 (a45) 2022/07/23(Sat) 21:06:52 |
リーディエは、ぎこちないものでも笑顔を忘れずにいれたらいいなってそう思うんです。 (a46) 2022/07/23(Sat) 21:07:42 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「ううん、うあー。」 首を振る。そんなことはない。死んで良いことは一つもない。 悪臭を放ち、どろどろになり、捨てるしかなくなる。それがどんなに愛しい者だったとしてもそう。だからモノオキは死ぬのが大嫌いだ 「ううー。」 首を振る。あなたが言い聞かせるたびに。 伝わるかはわからないけれど。もう伝わらないのかもしれないけど。 (-197) 2022/07/23(Sat) 21:07:55 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル/* 難しすぎますわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! じゃあワルゴ襲撃、リディ投票に……しますわ! (-198) 2022/07/23(Sat) 21:09:42 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ「どうしたの、モノオキ。」 「外は、とっても怖いだろう?」 「怖いんだよ。」 知ってる、外の怖さを。 もう戻りたくない、皆を戻したくない。 死ぬより辛い現実が、口を開けて待っている。 「俺が」 「俺が皆を助けないと。」 「いけないんだよ………」 ぽろぽろ、涙を流して。 それでも顔だけが、笑顔のままだった。 「……モノオキも、あとで」 「助けてあげるからね………」 今、ではないのは。 ほんのわずかに残った、心のせい。 (-199) 2022/07/23(Sat) 21:13:30 |
【赤】 手探り ノル「…………」 一度眠り、きっといくらか落ち着いた後。 それでも君に、この話をするのは気が引けるのだけれども。 「……次、どうしようか」 誰を、どちらが。 もう君を騙して勝手にやるような段階ではないから、話さなければいけない。 (*12) 2022/07/23(Sat) 21:14:35 |
【神】 ガラクタ モノオキそのとおりに、大広間へと託された、焦げた文字の残る紙を持ってくる。 そこにいる、信頼できる人間を探す。 ……信頼できる人とは誰だろう? (G1) 2022/07/23(Sat) 21:17:07 |
ノルは、リディの言う通りに動いた。廊下を運ぶのを見つける人もいるかもしれない。 (a47) 2022/07/23(Sat) 21:19:00 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリーその言葉の意味をどう取るかは、やはり貴方次第。 でも例え、他の皆やリディに何があろうとも。 やっぱり。……それを、忘れないでいて欲しいと願う。 手を伸ばすなら、拒むことはない。 こうした状況だからこそ、諦めることをやめたの。 力のせいで誰かに触れられないこと。寂しかったから。 代償を支払うことになろうとも。 誰かに抱きしめられるのは、いつぶりだろうか。 3歳になる頃。異能が芽生え、それからは……? ここに来てからも拒み続けて、それで今ようやく。 「……えぇ、」 返事とともに抱きしめ返し、その熱に顔をほころばせる。 でもね、笑顔が好きだと言われました。 だから忘れたくないの。……私は、忘れない。 暫くしてからこちらから背に回した手を離し、貴方に身を預ける。 光が舞い続ける程、リディの顔色は悪いものに変化していく。 それでも、拒もうとは思えなかった。だから、貴方が離れるまでは。 (-200) 2022/07/23(Sat) 21:22:44 |
【独】 命灯癒光 リーディエ一人一人の言葉が、鎖となっていく。 それは酷く苦しくて、でも…………。 生きる意味には、きっとなれた。 死ぬまでは、忘れない。 (-201) 2022/07/23(Sat) 21:29:37 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「……ううん。うん、ううん。」 否定して、肯定して、否定する。 外は怖い。だから物置にいた。 掃除をしてなんとか認めてもらっていた。 そんな生活も続かず、救いになったのはここだった。 でもこの空間での生活も続かないのか。もう終わるんだな。 「……あ、と……」 首を振っていたが、その顔が笑顔なのに気がついた。 首を降って否定するのをやめ、涙をそっと手を伸ばし、拭おうと。 (-202) 2022/07/23(Sat) 21:35:56 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノルフィラメントの部屋から彼を運び出すのはやはり一苦労で。 ずる、ずる……と布を両手で引っ張りながら廊下を移動する。 貴方には後ろを持つようにお願いしたはずだ。 フィラメントの体がズレ落ちないように。 階段があれば1歩1歩、慎重に。 暫くの間、無言でいたが。ふと、口を開いて。 「………私の部屋に、スコップを取りに行っていただけますか」 あれが無ければ、穴を掘ることが出来ない。 本当ならクロの時のようにユンに掘ってもらう方がいいはずだが。 わざわざ、呼びに行く真似はせずにいた。 もちろんすれ違うようならお願いするつもり。 スコップを取りに行ってくれるようならその場で足を止める。 そうでなければ、屋敷裏に着いてから改めて取りに行くだろう。 (-203) 2022/07/23(Sat) 21:40:09 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年は、穏やかな笑顔だった。 落ち着いているのか、 覚悟が決まっているのか、 それとも。 心が壊れてしまったか。 「……ワルゴ、アベルが死んでとっても辛そうだった。 助けてあげないと。」 「それに……リーディエも、辛そうだったから。」 助けなきゃ。 壊れた心で思うのは、それでも家族を助けてあげたいと思う事だけだった。 (*13) 2022/07/23(Sat) 21:41:19 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエさて、貴方の心は分からない。 抱きしめていては、貴方の顔色さえも。 貴方を解放したのはきっと、貴方の顔がだいぶ青ざめた頃。 「……っ!?リーディエ、大丈夫!?」 心配を。 苦しかったかな、痛かったかなと。 死なないでほしいと、願う。 「休まないと………本当に死んじゃいそうだよ、リーディエ……」 お部屋、帰れる?平気? お部屋までは送っていこうか、なんて、心配げに告げて。 それでもあなたが、最初の質問の答えを求めるなら。 「……殺したくて殺す人なんて、 俺の家族の中にはいないよ。」 と。 それだけ答えた事だろう。 (-204) 2022/07/23(Sat) 21:45:38 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ運びやすいように軽く持ち上げて、同じくらい気をつけた。 あとどこかに当たらないように。 「……埋めるんだ。うん……わかった」 頷いて、君の部屋に特に何もなければすんなり取って戻ってくるだろう。 先に運んでいってしまうかな、と思ったので、君が待っている様子には安心したように息をつく。 「……これ、どうしよう」 スコップを持っていては布を持てないし、布を持っていてはスコップを持っていけない。 フィラメントと一緒に布に乗っけるのも……いいのかな。 (-205) 2022/07/23(Sat) 21:46:16 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ外の怖さを知っている。 生まれてから9年、外で過ごしてきたのだ。 そこで過ごした地獄の日々を、忘れたことなど一度もない。 ………幸せを残すためには。 ここで全部、終わらせないと。 「……?…あれ、俺……なんで泣いてるんだろう。 あはは…おかしいね。皆を助ける為なのに……」 「俺……俺、皆を苦しいとこ、行かせたくないよ」 「モノオキ、お願い。」 「お兄ちゃんと一緒に、死んでくれる?」 家族の中でも、一際可愛がった貴方。 貴方を外に連れて行かせたくないから。 どうか、一緒に。 (-206) 2022/07/23(Sat) 21:49:53 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「ううあ!」 首を振る。涙を拭けば、そこにあるのはあなたの笑顔だけ、だろうか。 「ああ、う!」 モップで床を拭く。あなたから離れるようにあなたの部屋を拭く。 モノオキを殺してみんな死んだら、一体誰がみんなの部屋を片付ける?誰が腐り落ちるのが幸せか! それならモノオキがやる。 そうして掃除もそこそこに、逃げるように離れていくのだ。この瞬間は。 (-207) 2022/07/23(Sat) 21:55:34 |
【置】 手探り ノルこのお屋敷に来る前に、友達がいた。 キッチンに住んでいたネズミのチィだ。鳴き声がそんな感じだったから、僕が名前をつけた。 僕が食べ物の欠片とかを持っていくと嬉しそうに食べるのが嬉しかった。 ある時チィは死んじゃったけど。 死んじゃった日の夜、僕が部屋で泣いてたら、右手をつついてきたんだ。 姿は見えないけど、透明な右手なら触れて、上に4つの足が乗っているのがわかった。 僕のために戻ってきてくれたんだ。 戻ってきてからのチィはすごく賢くて、器用に四本脚で僕にいろんなことを教えてくれた。 2人で考えた秘密の合図で、チィにはいろんなことをお願いできる。 皆には秘密だけど、占いで探しものができるのはチィの力なんだ。 あと、いつのまにかネズミの友達も増えたみたい。やっぱりすごいね。 (L0) 2022/07/23(Sat) 21:55:38 公開: 2022/07/24(Sun) 0:00:00 |
【置】 ガラクタ モノオキモノオキはここに来るまで、ずっと物置にいた。 みんなから嫌われていた。だけど、叩くいじめる程ではなくて。ただバケツを被せられて、たまにご飯が運ばれてきたりした。 モノオキは物置の掃除用具を持って、ほかの人の部屋の掃除をした日から、少しだけ家にも行けるようになった。たまに撫でてくれる女もいた。 でも全部死んだ。強盗だったか、または他の原因か、モノオキは全くわからない。 全員死んで、モノオキは彼らが嫌いな人たちじゃなかったから残していたのに、どんどん腐って、嫌な匂いがして。顔も手も足もなくなった。 だから後悔している。モノオキが自分の力を使えなかったことを。彼らの怖がる顔も、たまに見せる笑顔も、もうない。 (L1) 2022/07/23(Sat) 21:59:53 公開: 2022/07/23(Sat) 22:00:00 |
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