人狼物語 三日月国


294 【P村】RE:demption

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視点:


[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:G、ジークバルト、グリンダ、ライナス、アビス、ヴィオラ、エリシア以上7名

【独】 親 グリンダ

/*
ところで謎の声の主は、勝手に声だけ響いて実体がないものだと思ってるんですけど、エリシアさんはご本人を見てるんよな…??(どっちがただしいのかエピで聞こう案件
(-0) 2024/12/24(Tue) 9:34:23

【人】 親 グリンダ

 
 アイリスの花を贈っていた相手。
 そう言われれば、首を縦に振ることになる>>2:105


 「 そうですね。
   誕生日には、アイリスの花を。
   私の誕生花でもあったから。」

 
 最初は、前の夫が私に贈ってくれていたものだった
 彼が病気で死に、まだ小さなイリゼルが、
 彼の意志を確かに引き継いだ。
 
尤も、彼が、父親のことを覚えていなくとも。


 …新たな悪魔≠ェ家に留まるようになってからも
 毎年、誕生日の日には、こっそり貯めた金で、
 私のために、アイリスを。

 あの頃、あの子は、物乞いをしてまで、
 こっそり金を瓶に溜めていた>>0:267
 決して悪魔≠ノ知られないように、こっそりと。



 「 イリゼルは、あなたにアイリスを贈ったんですね。
   きっと、大切に育ててくれているんでしょうね。 」


 そんな風に言葉とため息をつく。
 
(0) 2024/12/24(Tue) 16:24:25

【人】 親 グリンダ

 


 告発するのか、と聞かれたら>>2:106
 はいともいいえとも言わず首を竦めるだけに留めた

 私たちは、互いに罪人
 あなたが私の罪に気づいて告発し返す可能性もある

 だからこの動作が示すのは


   『 お互いさま、でしょうそんなことするわけないわ? 』


 
(1) 2024/12/24(Tue) 16:25:10

【人】 親 グリンダ

 


 ── ほんの少し暖かくなった部屋で、
 私は、彼女が話し始めるのを聞いている。>>2:107>>2:108

 一つ聞いてもいいかしら、と言われたら、
 何かしら、という風に首を傾げてその言葉を待った。

 彼女が懸念していたのは、
 子どもが彼女の元を離れていくこと>>2:109>>2:110
 どうやら子どもは詳しい事情を話していないらしい
 それだけで安堵しているのは表情に出さないようにした

 罪が消えたなら、私のもとに帰りたがる?
 そもそも罪が消えるというのはどういうことなのだろう
 何もかもが無かった、ということになるのだろうか

 そんな都合のいいこと ── いや、神ならば可能なのか。

           神ではなく、
亡霊
のようだけど。


 
(2) 2024/12/24(Tue) 16:25:43

【人】 親 グリンダ

 


 どうする、と聞かれて、
 ああ…と小さく息を吐く。

 そう問われて気付かされたことがある
 私に迷い≠ヘ一切なかった。

 罪を消せるものなら消して欲しい。
 だって罪だなんて思っていないし、
 悪魔≠フせいで人生を棒に振り続けるなんて嫌。


 だから ──


 
(3) 2024/12/24(Tue) 16:26:02

【人】 親 グリンダ

 


 「 ……痛みが伴う、って言われて
   ああいやだな、って思うことはありますけど
   …私は、罪を消してもらいますよ。」


 これは、即答だった。
 

 「 …例えばあなたがイリゼルを、
   誘拐していたのだとして、 」


 これは前置きだ。
 だからイリゼルは自分から彼女の元にいったのだとか
 誘拐にあたる事案が別にあるのだとか、
 そういう反論があるのなら、勿論聞いた。
 それに対して何か口をはさむことはない。

       
彼女の罪自体に何も興味がない


 
(4) 2024/12/24(Tue) 16:26:44

【人】 親 グリンダ

 


 「 でも、誘拐してるつもりはなかった、とか
   誘拐してても愛情を注いできた、とか
   子どもが望んであなたのところにいる、とか
   ……そういうのって、あるじゃないですか。 」


 事実と違っても、よかった。
 それを想像してくれるだけで、話は進められる。

 
(5) 2024/12/24(Tue) 16:26:56

【人】 親 グリンダ

 


 「 ……私も、同じです。

   あれは、罪じゃない。
   あれは、仕方のないこと。
   あれは、神様の定め。

   罪を犯しているつもりはなかった。
   こうするしかほかに無かった。

   納得のいかないことがあったって、
   でも。人を殺すのは、やっぱり罪じゃないですか。
   見られたくない、知られたくない、
   そんな風に生きてきたんです。

   そんな風に罪を抱えて生きてきて、
   それでもすでにまともな暮らしは送れていなくて
   毎日スラムのような裏路地の片隅で、
   肩を震わせて生きているだけの人生なんです。

   だから、罪を消せるなら、
   どんな代償でも差し出すつもり。 」


 ここまで一気に言葉を吐いて、一度、大きく息を吐きだして
 それから吸って、あなたのほうを見て。

 
(6) 2024/12/24(Tue) 16:27:11

【人】 親 グリンダ

 


 「 一番大切なもの、ってなんなんでしょうね。
   私は「子ども」だって即答できないんです。
   だから、子どものことは、忘れない可能性がある。

   ……子どものことを忘れられるのならば、
   お互いにとって、どんなに良かったことか。 」


 無責任と言われようと、仕方が無い。
 手元に戻したいかと言われても「はい」と即答できない

 私は善い親ではなかったから。
 あの子への接し方自体が罪だったから。
 きっとアイリスを贈る相手がほかにできたのならば、
 きっと私は必要ないのだろう。


 
(7) 2024/12/24(Tue) 16:27:55

【人】 親 グリンダ

 


 「 だって、あなたは
   罪を手放すつもり、ないんでしょう? 」


 これは想像でしかない。
 だけど、彼女は私なんかよりもずっとずっと善い親だ。
 だから、子どもを見捨てるわけなんかない、
 善い親はまさに彼女のようにあるべきだ、と、
 これは、遠い昔から決まってる>>0:10。**

 
(8) 2024/12/24(Tue) 16:28:17
親 グリンダは、メモを貼った。
(a0) 2024/12/24(Tue) 16:29:30

【独】 親 グリンダ

/*
この人の根底はずっと「私は悪くない」がベースなので、腹が立ちます(??
(-1) 2024/12/24(Tue) 16:32:26

【独】 親 グリンダ

/*
罪を償うつもりもこの人無いですね。
子どもへの愛情のかけ方も忘れてる。
私は悪くない、私は間違ってない、私は、って自分が一番なので、さて、この人何を忘れるんだろうな、ってワクワクしてます(未定
(-2) 2024/12/24(Tue) 16:33:20

【赤】 英雄 ジークバルト



  
違う!
 違うんだ、全然違う。>>2:*52
  アビス、君はもっと自分の価値を知るべきだな。

  君が来なかったのと”来れなかった”では。

  私は君が君の意志で自警団にこなかったと
  そう思ってしまった。だから君を追いかけなかった。

  自警団は一つの手段であり、目的達成の最短ルートだ。
  だが手段は絶対ではない。

  私は君が自警団に入れなかったと知れば
  こちらから自警団を捨てていた。
  私は君を追いかけていた。


  結果は変わっていたさ。


 
(*0) 2024/12/25(Wed) 0:46:57

【赤】 英雄 ジークバルト




  ………私の優先順位は君が上だ。
  それが私の正直な気持ちだよ。


 
(*1) 2024/12/25(Wed) 0:47:12

【赤】 英雄 ジークバルト



[ 一人だからこそできたこともある。
  出来なかったこともある。

  アビスには自分が重荷だったのだと
  自らを改めることにはなった。
  より重い男が誕生しただけだったが。


  君を臆病者だと、そう思って
  すっきりしようとしたこともあった。
  それで自分が納得できることはなく、
  君が此処で終わる人間には思えなかった。

  ならば自分は自分の出来る方法で
  友との約束を果たすことを第一とした。

  地位と、立場を手に入れて背負うものは増え
  失えないものも出来た。

  全ては国のため。であった。
  国に価値のあるモノは国の為に動ける者。
  おそらく私はそれに該当しただっただけだ。 ]


 
(*2) 2024/12/25(Wed) 0:47:57

【赤】 英雄 ジークバルト



  ……線引きか、>>2:*54

  君はどうやら
  私と君を対等にしたくはないようだな。


 
(*3) 2024/12/25(Wed) 0:48:04

【赤】 英雄 ジークバルト



  君は過去に縛られている。
  それは仕方がないのは理解している。
  君の生い立ちから君は理不尽に言われていた。
  過去は付加価値となるのだろう。


  だが人は過去を見て学びはするが
  過去だけ見ては前へは進めない。

  明日の朝日を見るのは志だ。
  過去を踏まえ芽生えた己の正義だ。

 
  積み重ねるのは過去であり
  その上に立つのが今だ。

 
(*4) 2024/12/25(Wed) 0:48:21

【人】 英雄 ジークバルト



  …………これが人間の本質か。>>2:98
  大人になれば立派になれると思っていた。

  立派になったのは取り繕うことだけか。

 
(9) 2024/12/25(Wed) 0:48:28

【人】 英雄 ジークバルト



  弱味が可愛いというのなら>>2:99
  私にも君の可愛いところを見せてもらいたいね。
  私ばかりは不公平だとは思わないか?


  アビス、君の話を私は聞きたい。
  君の拘る過去も
、憤りも、嘆きも
受け止めたい。

 
(10) 2024/12/25(Wed) 0:51:15

【人】 英雄 ジークバルト



[ 道を決めれば、自分に正直になれば
  縛られていたもの、閉じ込めていたものが
  自分を自分で許し、軽くなる。 ]


 
(11) 2024/12/25(Wed) 0:51:32

【人】 英雄 ジークバルト




  ああ、私はもう自分を否定しない。


 
(12) 2024/12/25(Wed) 0:51:38

【人】 英雄 ジークバルト



  アビス、私は君に一つの道を示そう。

  此処で、君がどの選択肢を選ぶか
  それは私が口を出せるものではないと思う。
  そこは黙っていることにするが


  その先、戻ってから
  私は君を自警団に推薦する。

 
(13) 2024/12/25(Wed) 0:53:15

【人】 英雄 ジークバルト



  団長として、英雄として………
  この国に生きた人間として。
  私は遠からず国に異を唱えるだろう。

  だからこそ私は同じ”正義”を持つものが
  自警団にいて欲しい。

  君を拒んだ自警団ではない。
  私が率いた自警団だ。


  此処では考える時間もあるのだと思う。

  君の未来の道の一つを私は導く者となろう。

 
(14) 2024/12/25(Wed) 0:55:17

【赤】 英雄 ジークバルト



[ 君が過去に拘るのも
  私と線引きするのも

  別れた道は戻らないと告げている。
  ならば私はその二つの道を繋げてみせよう。

  君の悩むべきは罪のその先だ>>2:*56 ]


 
(*5) 2024/12/25(Wed) 0:55:23

【人】 英雄 ジークバルト



  私は、答えを出した
  次は君の番だ。 **

 
(15) 2024/12/25(Wed) 0:55:27

【独】 英雄 ジークバルト

/*
ずけずけと言っていきます!!!
自分本位です!
自分はいなくなるけど後を任せたいとも言ってます!(意訳
本人に悪気はないんです!
(-3) 2024/12/25(Wed) 0:57:02

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
そう〜〜〜
ジークさんの推薦なら入れるんじゃない?って思ってた〜〜〜
さすが光のジークさん
任せておけば安心(見学席)
(-4) 2024/12/25(Wed) 0:58:07

【人】 聖母 エリシア

 
[大切に育てているに決まっている。
だから彼女の言葉にも、>>0
わたしは当然のように頷いて。

首を竦めたその意図は正しく受け取ったと思う。>>1

けれどどうしてだろう、
『お互いさま』と言わんばかりのその動作に。
わたしは今までで一番、自分が罪人であると
突きつけられたような。そんな気持ちになって。


今まで見ないふりをしていた

未来
のことも、ようやく考えはじめた。]

 
(16) 2024/12/25(Wed) 6:09:24

【人】 聖母 エリシア

 
[即答されたその言葉に、少し表情は動いたものの>>4
否定するような反応は返さなかった。
返せなかった、という方が正しいのかもしれないが。


たとえば、と前置きされた言葉にも口は挟まない。
続きを聞けば「そうですね」と穏やかに頷いて。>>5

一息で吐き出された言葉。>>6
そうできるくらいに彼女はずっと、
何度も何度も、それを考え続けてきたのだろう。

わたしにも同じように考えたことがあるから。
身につまされるような思いで、それを聞いていた。

神様がくれた巡り合わせだと感じたこと。
他にどうしようもないこと。
それが最善だと思うこと。
抱えて生きていくしかないと思うこと。

罪というにはあんまりだと思うこと。
納得のいかないこと。
知られたくないと思ったこと。
それでは生きていけないと思ったこと。……]

 
(17) 2024/12/25(Wed) 6:09:26

【人】 聖母 エリシア

 

 ……罪を犯させる社会が悪い。
 と、言い切るのは
 開き直りになってしまうのでしょうが……

 今の世には、そういうところが少なからずあると
 わたしは思っていますから。


[普通に考えれば、イリゼルの母親の前で
わたしが先ずすべきことは、
誘拐という言葉を否定することだったのかもしれない。
でもそれに、あまり意味があるようには思えなくて。

全部聞いてからようやく出た言葉は、
単にわたし自身の考え。

わたしがわたしの罪を思う時、
自分に言い聞かせてきた言葉、
だったのかもしれないけれど。]

 
(18) 2024/12/25(Wed) 6:09:29

【人】 聖母 エリシア

 
[どうにもできないことがあるのは知っていた。
子を連れ去って、それをよしとしているわたしが
子を幸せにできない親の罪を問うのはおかしな話だ。

それでもひとつ、静かに話を聞いていたわたしが
即座に反応してしまったのは、その言葉。>>7]


 忘れたいんですか? ほんとうに?


[つい責めるような口調になりかけて、
わたしは自分を諫めるように首を振った。]


 ……そうですね。あなたが忘れてくれたなら、
 わたしはまだ、あの子と一緒にいられる。

 そう思ってしまうわたしに、
 あなたを咎める権利はない。


[けれど、彼女の言葉をよくよく反芻すれば
どっちつかずで、とちらとも取れるような。
……まだ我が子に向く心があるような。
そんなふうにも聞こえるではないか。
それとも、わたしの思い込みだろうか。

わたしはすこし、考えて。]
 
(19) 2024/12/25(Wed) 6:09:31

【人】 聖母 エリシア

 

 ……ええ。わたしのやっていることは、
 現在進行形ですからね。

 全部放り出すくらいなら、死んだ方がまし……

 ……いえ。死、なんて言葉
 軽率に使ってはいけないわね。


[ひとまず、彼女の問い>>8の答えとしてそう返し。]
 
(20) 2024/12/25(Wed) 6:09:34

【人】 聖母 エリシア

 

 子ども達と一緒にいたい。
 イリゼルと離れたくない。
 確かに、それがわたしの本音です。

 でも同時に、親と子を引き離した負い目が。
 その手を引いた責任があるから。

 子どもより自分を優先してしまったら、
 わたしはわたしを許せなくなってしまう。


 記憶に残らなければどうでもいいとも思えない。
 思いたくもない。

 そんなの罪の上塗りだわ。
 わたしにとって、浄化とは言えません。


[続けた言葉は、少々余計だったかもしれないけれど。
できる限り責任を持って、
子どもの面倒を見るつもりであることは
伝えておきたかった。

その上でまだ、彼女に言っておきたいこともあった。]
 
(21) 2024/12/25(Wed) 6:09:36

【人】 聖母 エリシア

 

 ……だからわたしには、
 あなたを止めるつもりもありません。

 あなたの罪が消えて『元』のあなたに戻るなら。
 イリゼルの苦しみも一緒に消えるかもしれないから。

 心の傷は、ゆっくり癒すしかないと思っていたけれど
 ……いつまでも苦しんでほしいわけがないもの。

 
(22) 2024/12/25(Wed) 6:09:38

【人】 聖母 エリシア

 

 それにやっぱり、忘れてほしいとも願いません。
 ……願えないわ。

 あの子にとって、今でも、
 アイリスは特別な
なんですから。

 
(23) 2024/12/25(Wed) 6:09:41

【人】 聖母 エリシア

 
[そう言って。今度はわたしが
あなたの方を、しっかりと見た。]


 わたし、イリゼルに幸せになってほしいんです。
 あの子にたくさん幸せをもらったから。


 だから、あの子がそれを望むなら、
 送り出してあげたいと思う。

 けれど、それでまた傷ついてしまうなら、
 止めたいとも思う。


 わたしはどうするべきかしら……
 あなたを見ていると、答えが出なくて。


 資格があるかないかよりも先ず、
 それを一緒に考えてくださいませんか?

 
(24) 2024/12/25(Wed) 6:09:43

【人】 聖母 エリシア

 
[そうは言っても、
はっきりとした答えを返さなかった彼女に、
今すぐに、なんてことを言うつもりはない。]


 ……もちろん、ゆっくりでいいんです。
 まだ時間はあるでしょう?
 一度、考えてみてください。

 わたしも少し、ここに用ができましたし……
 とりあえず、広間に戻ろうと思います。


[そう言って、わたしは再び部屋の扉に手をかける。
そんな時間は必要ないというのなら、
その場で話を聞いたかもしれないけれど。]
 
(25) 2024/12/25(Wed) 6:09:46

【人】 聖母 エリシア

 
[いずれにせよ、続きの前にこう零した。]


 …………
 Gの言うことを認めるのはなんだか癪ですけれど。

 考えてみれば、ここに来なくたって
 いつか終わりは来るんですものね。

 あの子はやがて大人になるし。
 わたしにも、Gの言うような結末が>>2:7
 待ち受けているのかもしれない。

 その前に、あなたとこうして話ができたのは
 幸運だったと思います。


[わたしがどんなに願っても。
おとぎ話には限りがあるのかもしれないと。]**

 
(26) 2024/12/25(Wed) 6:09:49
聖母 エリシアは、メモを貼った。
(a1) 2024/12/25(Wed) 6:21:37

【独】 聖母 エリシア

/*
ろくじ ?????
話全然まとまらなくてぇ…本当にごめんなさいでぇ…
何この女感じ悪くない??何言ってるかわからなくない??大丈夫???罪人だから大丈夫か…?(大丈夫じゃない
(-5) 2024/12/25(Wed) 6:22:54

【独】 聖母 エリシア

/*
>>0めっちゃいい話すぎるんですが
この家族幸せにならなきゃだめじゃないですか?🥲

という感想がメモに残っていたので
PLはそういうこと考えながら書いたんだとおもいます
PCは本当言いたい放題だなこいつ…ごめなさ…
(-6) 2024/12/25(Wed) 6:25:53

【人】 親 グリンダ

 


 忘れたいんですか、と聞かれて>>19
 私は、あの子と一緒に居たいと願う、彼女のほうを見る。


 「 忘れたいんじゃない。
   ただその方が、お互いにも子どもにも、
   きっと、幸せなんじゃないかって思ったの

   だって、あの子はきっと、
   今、あなたのところで幸せに暮らせているんでしょう? 」


 本心の話は本人に聞かないと分からなくとも、
 きっと、彼のだいぶ増えた笑顔に、花を贈る行動に、
 彼も幸せを感じていることを、あなたは理解してるはずだ

 私にそれはわからなくとも、
 でも、彼女の言葉から垣間見るイリゼルの現状は、
 どう考えたってここ数年の彼よりも、幸せそうだった。

 私が忘れてしまえば
── そう、都合よく解釈すれば、

 イリゼルも私のことを忘れてくれるのならば、
 きっと、あなたが本物の母親≠ノなれる。

 
(27) 2024/12/25(Wed) 8:29:45

【人】 親 グリンダ

 


 「 あの子の幸せをまだ心から願うくらいには
   私だって、きちんと親でいるつもりなんです 」


 一番かどうかがわからない。
 守りたいのはいつだって自分の身だった。
 
 悪魔を殺したのだって、
 子どもを守るためなんかじゃなかった
 自分のことを、体裁を、世間体を、暮らしを。
 どん底のような精神状態を。


 子どもを愛す余裕すらなくなった心を。
 自分を、守るために、罪を犯した。


 
(28) 2024/12/25(Wed) 8:30:29

【人】 親 グリンダ

 


 だから、子どもよりも自分を優先にはできない、という
 その言葉に、薄く笑った>>21

 やはり善い親≠ニしての資質があるのは
 どう考えたって、彼女のほうなのだ。

 自分を優先にしないと、
 子どもを愛せなくなっていた私とは違う。


 「 子どもを、愛せるというだけで
   私よりもよっぽどいい親だと思うのよ 」


 聞こえ方によっては「子どもを愛していない」と
 そうとらえられても仕方のない言葉だ。

 私にとって
 子どもを愛す余裕がないのと、
 子どもを愛していないのは、全く意味が違う


 
(29) 2024/12/25(Wed) 8:31:41

【人】 親 グリンダ

 


 だけどそれでもよかった
 …もしも、あなたがこのまま罪を背負っていくとして
 善い親であり続けようとするならば

 親と子を引き離した負い目が残るくらいなら。>>21
 私のことなど酷い親だったと捨て置いて、
 目の前の子を本当の子≠ニして育ててくれたほうがいい

 
    そうなってまで子どもの幸せを考える私は
    本当に大切なのは、あの子ではないのだろうか?
    未だに、前提は揺らぐ

         
        
私が、喪うものは、なんなのだろうか


 
(30) 2024/12/25(Wed) 8:32:19

【人】 親 グリンダ

 


 「 ……どうするべきか、っていわれても。>>24


 その言葉にはまた首を傾げてしまった
 

 「 …そもそも。最も重んじるものを捨てるって
   そんなことを言ってましたけど。

   でも、何を捨てるかわからない以上、
   その先のことはどうなるか、わからない気がして。

   だって『これを捨てる』って、
   きっと、亡霊に宣言して出られるわけでもないんでしょう?
   それだったら『金を捨てる』だとか適当なことを言って
   亡霊を騙してしまえばいいだけ。

  きっと、何を言ったって
  私の中から本当に重んじていたものが、
  なくなってしまうんじゃないかな、って、思うの 」


 こればかりは流石に私でもわからない。
 そして私が何を一番に重んじていたのかも。

 
(31) 2024/12/25(Wed) 8:32:37

【赤】 親 グリンダ

 


 そして同時に気づいてしまった。

 例えば本当にイリゼルを一番に重んじていたとすれば、
 
彼自身がこの世界から消えてしまう
可能性だってあるのだ

 私が選択をした瞬間に、
 現実の世界からイリゼルが消え、
 彼女の描くおとぎ話にも
 あっという間に終焉が来る可能性があることも>>26

 こうやってあの子の親であろうとすればするほど、
 あの子が大切だったのではないか、という気持ちに気付いて
 
最悪のシナリオ
は、近づいてくる。


 
(*6) 2024/12/25(Wed) 8:33:26

【人】 親 グリンダ

 


 「 でもそうね
   私は善い親ではなかったけれど
   あの子と確かに信頼関係を築いた過去はあるから

   だから、私があの子に望むのは、
   どうか、善い親の元で幸せに暮らして欲しい。
   今はそれだけですよ。 」


 私は心に沸いた、
最悪のシナリオ
に蓋をする

 だから、広間に戻ろうとする彼女に掛ける言葉はそれだけ。
 私はすぐに広間に戻ることはなくとも、
 それでもあなたの部屋にずっといるのもおかしい気がして
 きっと一緒に扉からは出ることになるでしょう。 


 「 あの子が。
   あなたみたいな善い親の元に辿り着いたこと
   私は、それだけで救われていますよ。 」


 ほら今も。親としてイリゼルのことがこんなにも大切で
 
ああ。一番大切なものは ──────── **

 
(32) 2024/12/25(Wed) 8:34:27
親 グリンダは、メモを貼った。
(a2) 2024/12/25(Wed) 8:35:39

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
わぁ、不穏だ〜〜〜お上手だなぁ…
最も重んじる物って難しいよね。
(-7) 2024/12/25(Wed) 13:17:23

【赤】 薬師 ヴィオラ



[ 救いたかった。

  私の行動原理なんて単純で。
  いつだって、ただそれだけ。

  何もしない神の代わりに救って何が悪いのだろう。
  死にたいと、死なせてくれと希う人に
を齎して。


                      何が。 ]

 
(*7) 2024/12/25(Wed) 14:28:01

【人】 薬師 ヴィオラ


[ぐつぐつと煮えるお湯の音に意識は戻される。
 時を同じくして広場の扉が開いたかと思えば、
 そこにはエリシアさんの姿一人。>>2:102

 グリンダさんは見つけたというが、
 姿がないことを疑問に思う。
 けれど先ほどの様子からしても、疲れて部屋で
 休んでいるのだろうと思い直し、]


  何かあれば呼んでくださいね。


[探せばどこかにあるかもしれないけれど、
 薬草も薬もない私に出来ることは少ない。
 彼女がいれば十分だろうと、火種を持っていく
 エリシアさんにそう声をかけた。]
 
(33) 2024/12/25(Wed) 14:29:21

【人】 薬師 ヴィオラ


[……せっかくお湯が沸いたのだ。
 自分に淹れるついでに他の方にも持っていこう。
 エリシアさんが用意したワゴンのお茶も
 とっくに冷めてしまっているだろうから。

 物事をよく考えたい時、
 私はいつもカモミールティーを淹れる。
 お湯をポットに注げばふわりとりんごに似た
 甘い香りが漂った。
 あまり癖もなく飲みやすいけれど、
 味が気に入らなければ残してもらえばいい。

 広間にいる人数分のカップを新たに用意して、
 それぞれの元へと運んだ。]
 
(34) 2024/12/25(Wed) 14:34:40

【人】 薬師 ヴィオラ


[淡い黄色で満たしたカップを適当な場所に置く。]


  良かったらどうぞ。
  もう罪をどうするかお決めになっているようですが、
  決めたからといってすぐ帰れるわけでも
  なさそうですし。


[その眼に恐怖の色はない。
 処刑自体を快くは思わないが、カティアさんはただ
 彼の仕事を全うしているだけだとわかっている。

 罪を聞き出すつもりも暴くつもりもない。
 それはきっと、私がしていい事ではないはずだから。
 何より、彼も罪を罪と思っていない人であるから。

 ただ落ち着きますよ、と添えるだけ。]
 
(35) 2024/12/25(Wed) 14:46:31

【人】 薬師 ヴィオラ


[話が一区切りついたタイミングを見計らって、
 カーティスさんとアビスさんの方へも足を運ぶ。]


  こんにちは、アビスさん。
  それからカーティスさんも。

  ご挨拶が遅れてしまいましたが、
  いつも弟がお世話になってます。
  ヴァレリアンの姉です。
  その節はお手紙とお花をありがとうございました。


[書面でしかお話をしたことはないけれど、
 どうにも私のことがバレていそうな視線を
 感じたもので。>>2:47>>2:51

 これは一言言っておかねばと、
 続けて気まずそうに言葉を紡ぐ。]
 
(36) 2024/12/25(Wed) 14:47:27

【人】 薬師 ヴィオラ



  その……弟には何も言ってないんです。
  だから、弟は何も知らなくて。
  私の事はどうか内密にしていただけますでしょうか。


[例えば弟の加担を疑うとか、
 弟に私が何か罪を犯していると伝えるだとか。


 さすがにこの二人がそんなことをするとは思えない
 けれど、うっかりがないとも言い切れない。
 お茶を適当な所に置いて、頭を下げた。]**
 
(37) 2024/12/25(Wed) 14:50:21
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。
(a3) 2024/12/25(Wed) 15:27:22

【独】 親 グリンダ

/*
ちなみに不穏なこと言ってますが、本人は「人を巻き込むバッドエンドは嫌いな、メリバ好きのハピエン厨?」なので、イリゼルは消えません。色々考えてるけど、絶対そこは消えないです。
(-8) 2024/12/25(Wed) 15:34:37
親 グリンダは、メモを貼った。
(a4) 2024/12/25(Wed) 15:45:18

【独】 親 グリンダ

/*
イリゼル消えたらどうしようってPLさんに悩ませてもいけないので、メモで書いてきました。PCは撒き散らしますよ
(-9) 2024/12/25(Wed) 15:46:03

【独】 親 グリンダ

/*
書いているうちに、グリンダが一番大切にしているものがPL目線だと大変に見えてきたので、割とハピエンかつメリバなんじゃないかなって思います…
(-10) 2024/12/25(Wed) 15:46:51

【人】 聖母 エリシア

 
[きっと幸せにしてみせる。そう思っているから、
わたしはその言葉にだって、>>27
頷いてみせたけれど。

幸せとはなんだろうか。
完璧なものなんてきっとどこにも存在しなくて、
あなたにも、わたしにも、
きっとすべてを与えることはできなくて、

わたしが本物の母親になれた時。
ひとつ失われるものがある。
それだけは、確かだった。]
 
(38) 2024/12/26(Thu) 5:31:49

【人】 聖母 エリシア

 
[どうするべきか、で首を傾げられれば>>31
わたしは少し、きょとんとした顔になり。]


 ……そうですね。
 確かなことは、聞いてみないとわかりませんが……
 亡霊に嘘の宣言をしたところで
 意味はないような気はします。


[たしかに、彼女の言う通り。
それは認めたけれど。

……どちらとも取れるような発言。
それでも彼女にとって子どもは「一番」ではない、
その可能性の方が高いのかと思って、
その前提で、話をしてしまったけれど……

わたしが間違っていたのかもしれない。]

 
(39) 2024/12/26(Thu) 5:31:53

【人】 聖母 エリシア

 
[子の幸せを願うことと>>28
愛とはどう違うのだろう。>>29

わたしにはわからなくて。
彼女の言葉を「愛していない」と
受け取ることはなかった。

きちんとした親、いい親、
そんな言葉ばかり繰り返されて。
むしろそちらに首を傾げてしまう。

たしかに善良さは美点だけれど、
それが必ずしも愛と結びつくわけでもないのに。]
 
(40) 2024/12/26(Thu) 5:31:55

【人】 聖母 エリシア

 
[子の親に、救われる、などと言われれば>>32
わたしはきっと、心からの笑顔を浮かべることだろう。
そう思っていたのに、
実際に浮かんだのはどこかぎこちない笑みだった。

嬉しくないわけではない。喜んだに決まっている。
でも今度はわたしの方が、曖昧な返事を返し。]


 そうですか。
 なんだか、安心しました
 ……とわたしが言うのもおかしな話ですが。

 わたし、今以上に、あの子を幸せにしてみせます。
 それはきっと、お約束します。

 ……でも、あの子が求める
 本当の幸せも、親の姿も、
 本人にしかわからないことですから。

 グリンダさんはずいぶん、
 善い親≠ナあることを重視されているようですが
 時にはそれより大切なこともあるでしょう?


[なんだかどうしても、引っ掛かりを覚えるのだ。
このまま終わりにしていいのだろうか。
いや、よくない、と後ろ髪を引かれてしまって。]
 
(41) 2024/12/26(Thu) 5:31:58

【人】 聖母 エリシア

 
[わたしは扉にかけていた手を離し、
そこに背をもたれて、考え考え、言葉を続ける。]


 …………
 あなたの罪を消すのは、あなたに与えられた権利で。
 わたしが口を挟んでいいことではないと、
 わかってはいるのですが。

 もしできることなら、
 わたしはイリゼルの可能性を、
 選択肢を、彼に残してあげたいと思っていて……

 そう、あなたに子を想う気持ちがあると
 わかった今は、なおさら。

 そうね。そうでなければ、
 こんな話をするつもりもなかった……

 
(42) 2024/12/26(Thu) 5:32:00

【人】 聖母 エリシア

 

 ……実はわたしにも、罪人の家族がいるんです。
 だから、重ねて見てしまうのかもしれません。

 どうしてこんなことに、と恨んだこともありましたが
 わたしが一番憎いのは何もできなかった自分自身で。

 今思い出しても苦しいけれど、愛しい思い出まで
 全部忘れてしまえたら、と願ったことはありません。

 道を誤ったとしても、
 本当はそばにいてくれるだけでよかった。
 せめてもっと、愛してると伝えておけばよかった。

 振り返ってみると後悔ばかり。
 イリゼルが同じだとは言いませんが、それでも……

 
(43) 2024/12/26(Thu) 5:32:02

【人】 聖母 エリシア

 

 大人になれば見える景色も変わる。
 あの子だって、いつか後悔しないとも限らない。
 あなたの思う善い親と、あの子の求めるものが、
 同じかどうかもわからないじゃないですか。

 わたしはもう、死に別れてしまって会えないけれど。
 イリゼルはそうじゃない。まだ間に合うから。

 わたしの元に来てくれたからには、
 同じ後悔だけはさせたくないんです。

 ……これはわたしのエゴでしかありませんが。
 せめて、道のひとつくらいは、と思ってしまう。

 
(44) 2024/12/26(Thu) 5:32:04

【人】 聖母 エリシア

 

 わたし、それなりにお金持ちなんですよ。
 たとえば、あなたが罪を問われない
 遠い外国で暮らせるように、
 手助けすることもできるでしょう。

 もちろんそれは簡単なことじゃないですし、
 苦しみ抜いて生きたところで、あなたもイリゼルも
 過去を乗り越えられる保証なんてどこにもない。
 しなくていい苦労を背負うだけかもしれません。

 でも、もし、罪以上に捨てられないものがあるなら。
 亡霊に頼らずともそんな選択肢だってありますから。

 ……何を失うかわからないなら、なおのこと。
 どうか一番大切なものを、選ばれますように。

 
(45) 2024/12/26(Thu) 5:32:06

【人】 聖母 エリシア

 

 ……ごめんなさい、また長話をしてしまいましたね。
 今しかないと思ったら、つい。


[きっと、彼女に話すと同時に、
自分自身とも向き合っていたから。
思っていたよりもずっと長くなってしまって
肩をすくめて詫びたけれど、
これで言いたいことは言えた――はずだ。

今度こそ部屋を出ようとして。
彼女も一緒に出るのなら、まずは火の始末を。
そういえば自室なのだった…見知らぬ部屋で実感がない


しかし、こんな話をしたあとで
仲良く並んで戻るのも気まずいだろうか。かといって、
一人で戻ればまたヴィオラさんが心配するかもしれず]


 グリンダさんもすぐ戻られますか?


[と尋ねて、躊躇されるようなら
ではこれを、と暖炉の火を移した燭台を渡そう。
もし自室で休むなら、またこれで火を入れればいい。]
 
(46) 2024/12/26(Thu) 5:32:08

【人】 聖母 エリシア

 
[そうして、部屋の前か、
あるいは広間の前でもかまわなかったが。
話を終える前に、わたしはもう一つ思いついて、
あらためて彼女と向かい合い。]


 あの子もわたしを救ってくれました。
 その名の通り、わたしに希望をくれました。

 イリゼルを産み育ててくれてありがとう、
 グリンダさん。


[本当ははじめに伝えるべきだった言葉を
最後になってようやく、口にしたのだった。]*
 
(47) 2024/12/26(Thu) 5:32:11

【赤】 聖母 エリシア

 
[イリゼルがいなくなる――存在しなくなる、
なんてことは、思いつきもしなかった。

だってそんなこと、できるわけがない。
生も死も、覆すようなことがあっていいはずはない。

ひとつを諦めるしかなかったわたしは、
もうひとつ、希望の灯まで消されることはないのだと、

たとえ自分の手から離れてしまっても。
それだけは、信じていたかったのかもしれない。]**

 
(*8) 2024/12/26(Thu) 5:32:13
聖母 エリシアは、メモを貼った。
(a5) 2024/12/26(Thu) 5:35:37

【人】 親 グリンダ

 


 「 ……善い親で居ないことが、
   私にとっての、「罪」だって
   今回の告発で、責められた気がして。 」


 時にはそれより大切なことがある>>41
 そんな言葉に肩竦めて、そう答える
 大切なものを大切にした結果、
 私は、罪人になってしまったのだ。

 それを罪だなんて認めたくなかった
 そのせいで何かに追われて生きるのはもう嫌だ
 

 「 自分の心を犠牲にしてまで、
   あの子を愛することはできなかった、
   そうしているうちに愛し方すら忘れた、
   それだけの話です。 」


 それ以上は、言わなかった
 少なくともそれが亡霊に告発されていない以上、
 私よりもいい親をしているのは間違いないのだから

 
(48) 2024/12/26(Thu) 19:17:58

【人】 親 グリンダ

 


 何が消されるのか分からない以上、
 イリゼルに何が残るのかもわからない。
 イリゼルが、この世に残るかどうかすらも。

 だからこそ、私はあなたの言葉に>>42>>44
 今はただ、曖昧に笑うだけ

 手助けの申し出にも>>45
 私は食いつく素振りも見せなかっただろう
 
 罪以上に捨てられないもの?
 罪を消すことで、“私の心は取り戻せる”のだ。


 ── この根底だけは揺るがなかった。

  私は、私の心を犠牲にしてまで
  誰かを愛することなんて、できない。


 
(49) 2024/12/26(Thu) 19:19:24

【人】 親 グリンダ

 


 「 一度は負ってしまった罪
   一度は子どもを愛せなくなった過去
   それを背負って生きていくのは、
   私がどこに居ようと、誰と居ようと、
   自分の心を殺して生きていくのと同じ

   ……そんな状態の私をみて、
   きっとイリゼルは「私がおかしくなった」とでも
   いうのでしょうね。

   もう、昔みたいに自分を愛してくれない、見てくれない
   そういうのってね、多分子どもは一番わかってますから 」

 
(50) 2024/12/26(Thu) 19:19:38

【人】 親 グリンダ

 


 「 私も、エリシアさんと話せてよかったですよ。

   少なからずあの子の行き先は心配していましたから
   …無論、おかしくなった母親のことを
   どこかで言いふらしてないかって
   一番にそんな心配をしていたのも事実です。

   でも、その辺で野垂れ死んでしまったとか
   奴隷として売られた、とか。
   さすがにそんなことになったら、
   私だって、心を痛めますから。 」


 燭台を受け取りながら私はそんなことをいう
 このあとは自室に戻って考えるつもりだ。

 
(51) 2024/12/26(Thu) 19:20:10

【人】 親 グリンダ

 


 「 ……よかった。

   あの子が希望であり、
   あなたの助けになってくれたのならば
   そう育てた甲斐があったというもの。 」


 綴りは少し違うけれど、
 彼は希望irisであり救いezerの子。
 父から子へ、子から母へ、そしてあらたな親へ、
 希望の花を受け継いでもらえたならば、私だって、本望だ。 **

 
(52) 2024/12/26(Thu) 19:21:00
親 グリンダは、メモを貼った。
(a6) 2024/12/26(Thu) 19:21:48

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
良いお話や…
(-11) 2024/12/26(Thu) 20:13:28

【赤】 アビス



    …………まじかよ。


(*9) 2024/12/26(Thu) 21:27:28

【赤】 アビス


  [ 男は言葉を失う。
    少しでも彼を知った気になった傲慢さを
    その心の底から恥じていたせいだ。

    英雄は生まれながらにして英雄に在らず
    元は、いや、今も尚、一人の人間でしかない。

    男と英雄のひとつのすれ違いが
    平和の礎を作っていったのだと
    それはあまりにも大きも、重い事実。]

(*10) 2024/12/26(Thu) 21:27:46

【赤】 アビス



    当然だろ。

    人を殺し、騙し、罪まみれのやつは
    誰とも対等になんてなれない。>>*3
    自分の過去から逃げることも出来ない。>>*4

        そんなもんは古の時代から決まってる。



(*11) 2024/12/26(Thu) 21:28:08

【人】 アビス



  [ 男は言葉を紡ぎながらも理解していた。
    過去に縛られているのも、
    それを積み重ねた未来を見据えないことも
    等しく正しく、胸の内を見抜かれている。

    取り繕うことが出来ないのは
    男の精神がまだあの頃のままだからなのか。>>9

    これ以上ないほどの罪の告白を見せても
    まだなお、胸の内を求めるのだから
    男は分かりやすく苦々しい表情を浮かべる。]



(53) 2024/12/26(Thu) 21:28:23

【人】 アビス



    勘弁してくれ。

        もう嫌という程見せただろ。
        まだ足りないってのか。>>10


(54) 2024/12/26(Thu) 21:29:00

【人】 アビス



  [ この距離が…
    男にとって始まりの時間をなぞるような
    この距離がひどくなつかしい。

    道は分かたれても縁は切れないのだと
    つくづく実感させられてしまう。

    こうなることが分かっていて
    味わえば味わうほどに
    もう二度と地獄の釜の底に戻りたくないと
    魂が悲鳴を上げると知り、登ることをやめてきた。
    駆け上がらなければ堕ちることもない。

    だがそれを良しとしないのが、友だ。]



(55) 2024/12/26(Thu) 21:30:17

【人】 アビス



    お前、正気かよ。

        そんなことしたらお前の立場だって…


(56) 2024/12/26(Thu) 21:31:09

【人】 アビス




    ……それも織り込み済みってわけかよ。


(57) 2024/12/26(Thu) 21:31:39

【人】 アビス



  [ そんなことをしてどうなる。
    己の罪は消えず、罪は伝染し
    いつか友の腸をも喰らい尽くすだろう。

    そうさせないための力など並大抵ではない。

    それでも男が迷うのはただ
    この腐り落ちた国の中で
    誰かの顔が浮かんでしまうが故、

    それはこの国をまだ捨てたものでは無いと
    心のどこかで思ってしまっているが為。]



(58) 2024/12/26(Thu) 21:32:46

【人】 アビス




────────。

(59) 2024/12/26(Thu) 21:33:39

【人】 アビス




…………。

(60) 2024/12/26(Thu) 21:33:56

【人】 アビス



       …ならひとつ、誓え。


(61) 2024/12/26(Thu) 21:34:28

【人】 アビス



    この先、俺がもう一度道を踏み外したら
    お前がその責任を取って俺を殺せ。

    捕まえ、処刑人に差し出し、
    今度はお前が業を背負うんだ。


(62) 2024/12/26(Thu) 21:37:24

【人】 アビス




        出来ないとは、言わせねぇぞ。**



(63) 2024/12/26(Thu) 21:39:40

【人】 アビス



  [ 答えを導き出すのを
    待ってくれていたのだろうか

    なんとも丁度いいタイミングで
    先生がやってくる。>>36

    ここは罪人たちが集まるところで
    つまり先生も罪人のはずだが
    友の罪が罪だ。

    その定義が正しいかどうかすら今は疑わしい。]


(64) 2024/12/26(Thu) 21:42:11

【独】 英雄 ジークバルト

/*
!!!

アビス君………!!?
(-12) 2024/12/26(Thu) 21:42:47

【人】 アビス



    それにしても、先生。
    どうして先生までこんな所に……


            虫も殺さなさそうなのに。


(65) 2024/12/26(Thu) 21:43:29

【人】 アビス



  [ 男はヴィオラがどんな人であろうと
    助けたいと願った。

    それは確かに原動力となり
    友の示す道を歩む勇気にもなった。

    だからこそどうしても気になってしまう。
    そんなヴィオラが、何の罪を抱えているのか。
    想像すらできないせいで
    尋ねる姿が前のめりになってしまう。]*



(66) 2024/12/26(Thu) 21:44:08

【独】 英雄 ジークバルト

/*
いいか、アビス。
ヴィオラさんは圧が強いんだ
圧が。

手紙で圧を飛ばしてくる女性だ。
あれは怒らせたらほっぺがひりひりになるまでつねられるぞ

と、ジークのメガネが申しております。
いいですか?ジークではなくジークのメガネです。
よってジークは無罪ですよヴィオラさん!!!
(-13) 2024/12/26(Thu) 21:55:07

【独】 G

/* エピも間もなくだから書けるうちにちょっとした裏話でも書くか…
(-14) 2024/12/26(Thu) 22:46:21

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
>>54>>63
私はアビス君のこういう返しが大好き委員会です
え?もっとアンカー持ってきてもいいんですか??
自重しておきますね…
(-15) 2024/12/26(Thu) 22:55:59

【独】 G

/* と思ったけどこれはふせったーにでも埋めよう。
(-16) 2024/12/26(Thu) 22:58:00

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
そしてアビス君自警団入団ルート…!?
えーん、めちゃくちゃ応援する
弟とも仲よくしたって…
(-17) 2024/12/26(Thu) 23:18:03

【独】 G

/* しかしこれ程難しい(当社比)PCを完成まで繋げられるこの方々は一体…
(-18) 2024/12/26(Thu) 23:20:25

【人】 英雄 ジークバルト



  ああ、やはり君が………
  こちらこそヴァレリアンには
  助けてもらっていることも多く、頼りにしている。

  手紙の返事も参考になった。
  
圧が大分強めだった
追伸は
  「結婚を前提にではなくお友達からが良いそうだ」と
  私が
上手く
伝えておいたので安心して良い。


 
(67) 2024/12/26(Thu) 23:46:47

【人】 英雄 ジークバルト



  アイリスの花は本でも度々目にしている。
  知名度も高い。

  だがやはり毒性という点を考慮せざるを得ない。

  それでも良い機会だと私は思っている。
  花の危険性を知ってもらうのも
  大事だとは思っていたからな。


  人や動物に触れられぬ場所に植えてみるのは
  どうかという方向で話は進んでいる。

  そうだな………、ヴィオラ、君の薬師としての
  意見があれば教えて欲しい。
  何せ調べたとはいえ
  我々では専門外であることに変わりはないからな。

 
(68) 2024/12/26(Thu) 23:47:54

【赤】 英雄 ジークバルト




  それに………、毒が近くにあると
  安心してしまう者もいるだろうな、
私のように。


 
(*12) 2024/12/26(Thu) 23:48:04

【赤】 英雄 ジークバルト



  アイリスの花畑で眠りたいと考えてしまった。


  
いつでも死ねるという安心感があるだろう?



[ そうだな、アイリスの花を国中で彩るのなら
  花が咲くまでは何処か一ヶ所で育てることになるだろう。
  そして花が咲けば一面がアイリスの花畑だ。

  その花畑に埋もれて眠れたら
  どんな気分になるだろう。

  それは、とても甘美な、
  死の景色なのではないだろうか。 ]


 
(*13) 2024/12/26(Thu) 23:50:24

【人】 英雄 ジークバルト



  死という逃げ道が必要な人も
  いるということだ。



  ………君の場合は
  毒ですら人を救うことに使えるのだろうな。


[ そんな彼女が罪を抱えるとは………、
  ヴァレリアン越しに伝え聞いた程度では
  まだ、彼女の深層に触れるには届かないのだろう。

  それでも
  どうやら受け入れてはいるようだ。>>37
  それくらいは私でもわかる。 ]


 
(69) 2024/12/26(Thu) 23:50:28

【人】 英雄 ジークバルト



  頭はあげてくれ、
  
君は罪だと思っているのだな。



  …………。


  私はセントクリムの英雄で自警団の団長だ。
  その私が見過ごすとでも?


  自警団にいる君の弟が知ればどう思うだろう。

  …………何も知らぬまま
  君がもし処刑台に立てば

  君の弟は私と同じ思いを味わうことになる。
  苦しむだろうな、まさに地獄に落とされる、

  その仕打ちを弟に強いる覚悟はあるというのか。


 
(70) 2024/12/26(Thu) 23:51:05

【人】 英雄 ジークバルト



  私は言わないさ。
  言わないことが正解かはわからないが
  私はどちらの立場でもあり、どちらの言い分もわかる。
  だからこそこれは私の体験談だ。


[ ヴィオラに合わせていた視線を少し外し
  思い出すように宙を見る。 ]



  ………アイリスは希望、だったな。
  
君の希望はなんだ。


  美しい花に毒があるように
  綺麗なものは危うさも秘めているのだろう。


  
(71) 2024/12/26(Thu) 23:51:55

【人】 英雄 ジークバルト



  この場所は私にとって楽園でもなんでもないが
  正直になれる切欠にはなった。

  哀れな罪人という括りも気に入らないが
  そうだな、私たちには罪という繋がりがある。

  もしその罪で君に何かがあった時
  君の弟を任せられる立場にいる私に
  話してみてはどうだろうか。


[ 視線をヴィオラに向けるが
  視線が合うことはあっただろうか。
  きっとお互いが君の弟を通して知った身だ。
  君の弟はとても姉思いだった。
  君から見た私はどう見えているだろうか。
  
  そういえば、と最後に思ったことを付け足した。 ]


 
(72) 2024/12/26(Thu) 23:52:27

【人】 英雄 ジークバルト



  君は随分と強く、優しい人のようだな
  こんなところに連れてこられても気丈で取り乱さない。
  加えて、自分のことより弟の心配だ。

  少しでいい、
  その優しさを自分にも向けてみると良い。**

 
(73) 2024/12/26(Thu) 23:52:41

【秘】 英雄 ジークバルト → 薬師 ヴィオラ




  優しさとは花にとっては肥料だ。

  花のように凛と咲く君を私は見たい。 **

 
(-19) 2024/12/26(Thu) 23:52:50

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
>>67
ジークさん?????www
そういうところだぞ!>うっかりがないとも言い切れない
(-20) 2024/12/26(Thu) 23:53:57

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
ジークさんから秘話飛んできた!
めちゃくちゃお話してくれるじゃん…感謝
(-21) 2024/12/26(Thu) 23:59:49

【独】 薬師 ヴィオラ

/*
この人アビス君にもライナスさんにもこういうこと囁いてるんでしょ!私知ってるんですからね!!!
(-22) 2024/12/27(Fri) 1:09:30

【独】 G

/* 本当はエピ用のシスメを用意してたけどまだ皆さんの区切りがついてないのでエピ後しばらくしてから落とすか…
(-23) 2024/12/27(Fri) 2:49:23

【人】 薬師 ヴィオラ



  ……そうですね、虫は殺しませんが。
  アビスさんが思うよりずっと、
  私も罪深い人間なんですよ。


[こうして罪状として改めて示されたのが何よりの証拠。
 いくら自分が正しい事をしていると思っていても、
 やはり

 そんなことは、わかっていたけれど。

 話せば幻滅されてしまうだろうか。
 それとも肯定してくれるだろうか。


 彼らの罪を聞いてしまった手前、
 話さないのもフェアじゃない気がしたけれど。
 それ以上を話すのにはまだ躊躇いが残って。>>65
 カーティスさんの言葉に意識を向ける。>>67
 
(74) 2024/12/27(Fri) 4:19:08

【人】 薬師 ヴィオラ



  そうですか、それは良かったです。

  
     ………???????



[圧を強めたのがわかっていて何故そうなったのだろう。

 遠くから来る方も増えたと思っていたけれど、
 思えばあの返事の後からだった様な気もする。 

 手紙の内容もカーティスさんだけ毛色が
 違っている気がしたし。
 この方は
悪意など一切なく、真面目に
考え
 上手くやったと思っているのだろう。

 売り上げに貢献してくれたのは有難いけれど。
 思わず未知の何かと遭遇したような顔になって
 しまったのはきっと仕方のないこと。]

 
(75) 2024/12/27(Fri) 4:21:34

【人】 薬師 ヴィオラ



  ……えぇと、残念ですが
  アイリスの毒はそんなに強くはないですよ。
  食べなければ大丈夫ですし、
  食べても死ぬことはないかと。

  でも子供や動物は誤って口にしてしまう
  こともあるので、そういう取り組みを
  されるのでしたら安心ですね。


[薬師としての意見を求められたので>>68
 
悪意など一切なく、真面目に
間違いを訂正したが
 私も人の事を言えたものじゃなかったかもしれない。]

 
(76) 2024/12/27(Fri) 4:22:46

【人】 薬師 ヴィオラ


[それでも、何が言いたかったのか理解すれば>>69
 この人は聡いのか聡くないのか、
 どちらなのかわからなくなる。
 話を聞きながら、握っていた手を殊更固くして。]


  ……私は、
  墓場までこの罪を持っていくつもりです。
  その覚悟でやってきました。


  処刑なんてことになれば、
  何の罪もない家族が責められることも
  あると聞き及んでいますから。
  弟を……苦しめたくはないんです。


[話したとしてもきっと苦しむだろう。>>70
 就いた職は違えど、あの子も人を救いたい
 という精神は受け継いでいる。
 姉想いの、優しい子。
 あの子の笑顔まで曇らせたくはない。

 だからこそ、その選択もしてはこなかった。]
 
(77) 2024/12/27(Fri) 4:25:17

【人】 薬師 ヴィオラ


[言わないという言葉には胸を撫で下ろして、
 感謝の言葉を述べる。>>71


  私の希望、ですか?
  希望……なんでしょう
  難しいですね……


[願いなら沢山浮かんでくるのに。
 希望は何かと問われればぱっと思い浮かばない。
 敢えて言うなら死病の特効薬を完成させることだろうか。
 それがあれば、もう罪を重ねずに済むのだから。

         でもぱっと浮かばないところを見ると、
         私はもしかしたら心のどこかで完成を
         諦めてしまっているのかもしれない。]

 
(78) 2024/12/27(Fri) 4:27:27

【人】 薬師 ヴィオラ



  ……カーティスさんこそ、優しい人なんですね。
  だからこそ自警団の皆さんや弟もあなたを慕い、
  民の心も掴んで離さないのでしょう。

  ここでも皆さんを慮り、
  話をしっかりと聞いていらっしゃいましたし。
  初めて話した私にまでこうして心を砕いてくださる。

 
(79) 2024/12/27(Fri) 4:28:41

【秘】 薬師 ヴィオラ → 英雄 ジークバルト



  優しさが肥料というのなら、
  あなたは誰にだって沢山の肥料を与えられる人。

  ……でも誰にでもそんなことを言っては、
  あなたの周りの花がすべて赤になってしまいますよ。
  それともワザとなんですか?


 
(-24) 2024/12/27(Fri) 4:31:06

【人】 薬師 ヴィオラ


[その優しさで誰かの希望になり得る人。
 魂に背かずに生きる生き様は
 これからも多くの人を惹きつけ、導ける。
 それはカーティスさん一人では成しえなかった
 ことだったかもしれないけれど。

 私の眼にはそう映る。

 そんな人がアビスさんの近くにいてくれたのなら。
 これから先いてくれるのなら。
 きっと大丈夫だろう。]



  …………そうですね。
  万が一がないとは言い切れませんし。
  だからこそ結婚もするつもりもないんですけど。
  
帰ったらそこはきちんとお伝え頂けますか。



[一瞬圧を強めたのは、きっとわかってくれただろう。

 
わかってくれましたよね?]

 
(80) 2024/12/27(Fri) 4:36:24

【人】 薬師 ヴィオラ


[そして合わせていた視線を外し、
 もう一人の目を覗き込んだ。]


  ……アビスさんも、
  聞いていただけますか?


[返事を貰えたなら一呼吸おいて。 
 見た方がわかりやすいだろうかと、
 ポケットから羊皮紙を取り出して差し出した。]
 
(81) 2024/12/27(Fri) 4:38:04

【赤】 薬師 ヴィオラ




    私の罪は―――…
自殺幇助
です。


      
の香りが僅かに 鼻孔をくすぐった。]
**


 
(*14) 2024/12/27(Fri) 4:40:49
薬師 ヴィオラは、メモを貼った。
(a7) 2024/12/27(Fri) 4:42:46

【人】 聖母 エリシア

 
[やはり罪を消すと言うならば、
わたしは彼女にそれ以上何か言うことはなかった。

わたしは結局、グリンダさんではなく
イリゼルの味方だから。
真に彼女に寄り添った言葉をかけることは
できないのだろう。

それでも、心を殺して生きていけとは言えない。
自分にもできなかったことだから。

手を伸ばす先にあったのが花か亡霊か、
違いはそれだけの話だったのかもしれない。

ただ、良い結果になることだけを願った。]*
 
(82) 2024/12/27(Fri) 6:15:54

【人】 聖母 エリシア

 
[グリンダさんと別れたあと、
わたしはゆっくりと広間へ戻る。
視線は下を向いて、物思いに沈んでいた。

先ほど、兄を。
話の流れで罪人と呼んでしまったことに、
今になって気が咎めていた。

世間からその烙印を押されようと、
わたしがそう思ったことは
一度もなかったはずなのに。


いや、そうだろうか?

違う。

その罪の深さに慄いて、わたしは確かに、
彼から目を逸らしたことがあったじゃないか――]

 
(83) 2024/12/27(Fri) 6:15:57

【赤】 聖母 エリシア

 

 『兄さん、おやすみのキスをして!』



[そんなふうにねだるのが当たり前だった、幼い頃。
早くに両親を亡くしたわたしにとって、
彼は兄であると同時に、親代わりでもあったから。

甘えに甘え、わがままを言って、
いつもべったりくっついて。
見かねた大人に窘められれば
泣いたり、へそを曲げたり。

散々困らせただろうに。
それでもわたしを嫌うことのなかった兄は、
気がつけば、すっかり過保護になってしまった。]
 
(*15) 2024/12/27(Fri) 6:15:59

【赤】 聖母 エリシア

 
[でも、わたしが元々そんなだったから。
歳を重ねて多少落ち着いても、
距離の近い兄妹でいることに疑問はなくて。

だって、家族からのハグやキスは
いくつになっても嬉しいものでしょう?

わたしがそうだったから
いけなかったのだろうか。

兄の視線に違和感を抱いたのは、いつだっただろう。]
 
(*16) 2024/12/27(Fri) 6:16:02

【独】 聖母 エリシア

 
[兄さんはきっと、
わたしがぐっすり眠っていると思ったのよね。
だけど、頭を撫でる手にわたしは気がついた。

ああ、おやすみのキスを忘れていたんだわ。
わざわざ来てくれたのね、ありがとう兄さん。
でもごめんなさい、わたし、
眠たくて目も開けられないの――……

夢の中でそう語りかけ。
現実では再び眠りに落ちようとしていた。

その気配が近付いてきても、
何を心配することがあるだろう。
わたしは彼を、信用しきっていたのに。]
 
(-25) 2024/12/27(Fri) 6:16:05

【赤】 聖母 エリシア

 


[――それは、家族に向けていいものじゃないわ……!]



 
(*17) 2024/12/27(Fri) 6:16:07

【赤】 聖母 エリシア

 
[知ってしまって恐怖を覚えた。
兄の感情にじゃない。
異端、という言葉が浮かんだからだ。


だめよ兄さん、それは、
そんなことが誰かに知られたら、
わたし達引き裂かれてしまう……!


恐れたものはそれ。

兄がわたしに向ける愛情は、わたしにとって
家族を奪い去るものに変貌してしまったのだ。

わたしも兄さんを愛していた。
触れられてもいやではなかった。
それでも、彼の想いとは違っていたんだろう。]
 
(*18) 2024/12/27(Fri) 6:16:09

【赤】 聖母 エリシア

 
[わたしには家族という関係が最上で。
それを守りたい一心で、
必死に何も知らないふりをし続けた。
気がついたと知られてしまえば、
全部壊れてしまいそうな気がしたから。

聡い兄さんは、もしかしたら
何もかもわかっていたのかもしれない。

でも、苦しいのはきっと今だけ。
熱情はいつかさめて、また穏やかに
移り変わっていくものだろうと思っていた。

わたし達が道を踏み外すことはなかった。

いつかが来ることもなかった。

結局わたしは最後まで、
彼の心に寄り添うことはできなかった。]
 
(*19) 2024/12/27(Fri) 6:16:12

【独】 聖母 エリシア

 
[だから。
兄が死んでしまって、

もしかしたらすべて、わたしへの罰なのかと
馬鹿な考えが脳裏に過ぎった。

兄さんだって悩んだり苦しんだに決まっている。
それに寄り添うことも、支えることもせず、
わたしは兄さんをひとりぼっちにしてしまった。

これはその報いなのだろうかと。]
 
(-26) 2024/12/27(Fri) 6:16:14

【独】 聖母 エリシア

 

[ぜんぶわたしが悪かったの?
ねえ兄さん、教えてよ、兄さん……

どうしてよりによって
そんな理由で死んでしまったの?]


 
(-27) 2024/12/27(Fri) 6:16:17

【独】 聖母 エリシア

 
[こんな終わりが来るならいっそ
兄の想いに応えてしまえばよかったと。


  後悔、申し訳なさ、同情心、
罪 を 犯 し て 死 ぬ な ら せ め て

  愛、悲しみ、独占欲、嫉妬、
わ た し を 愛 し て 死 ん で よ 兄 さ ん !


ぐちゃぐちゃの感情が入り交じり
心に湧き上がった言葉は醜くて。
とても直視できるものではなかった。

わたしの中にこんな醜い感情があったなんて
知りたくなかった。]

 
(-28) 2024/12/27(Fri) 6:16:19

【人】 聖母 エリシア

 
[美しいばかりの愛ではなかった。
罪ならもう、とっくに背負っていた。

だからこそ。
きっと神の国には行けなくて、
地獄にいるだろう兄をひとり残して、

わたしだけ、忘れていいはずがないのだ。]*
 
(84) 2024/12/27(Fri) 6:16:22

【人】 聖母 エリシア

 
[……そんなことを思い出しながら広間に戻ってみれば
ヴィオラさん達はティータイム中……
というよりも何か、大事な話の途中だったようで。]


 …………お取込み中だったかしら


[わたしは話の区切りを待って、そっと声をかけた。
それがおもしろい話だったか、深刻な話だったかは
流れにお任せするとして


いえ、中断するつもりはないのだけれど。
先ほども優しく声をかけてくれた彼女に>>33
グリンダさんには暖を取れるよう火を渡してきたこと、
わたしは一足先に戻ってきたことくらいは
報告しておこうと思って。

簡単にそれを伝えたら、
お邪魔しましたと言って話の続きを促しただろう。]*
 
(85) 2024/12/27(Fri) 6:16:24

【人】 聖母 エリシア

 
[むしろ、そちらが取り込み中で
助かったのかもしれない。

わたしも少し、
込み入った話をしたい相手がいたから。]


 あの。ライナス・カディアさん、
 ……でお間違いないですよね。

 先ほどのお話の件で、少々、
 お尋ねしたいことがあって……

 少し、お時間いただけませんか。


[話の輪には加わっていなかったように見えた
彼のところへ行くと、わたしは緊張しながら、
真剣な顔をしてそう声をかけた。]**
 
(86) 2024/12/27(Fri) 6:16:27
聖母 エリシアは、メモを貼った。
(a8) 2024/12/27(Fri) 6:19:09

【独】 英雄 ジークバルト

/*
最近夜更かしできなくて………( ¯꒳¯ )ᐝ
みんな頑張ってる

>>80

わ、わかったのだ
圧に耐えられる人を条件に足しておこう(理解
(-29) 2024/12/27(Fri) 7:10:01
 




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