人狼物語 三日月国


297 後夜のふたり言

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:惜別ハツナ、藤吉音色、世良健人以上3名

【人】 世良健人



   「そのつもりだったんだけど
    一から十まで全部話してたら
    音色ちゃんが居眠りしそうだから…」


   込み入った話、とはよく言ったものだ。
   だからまずは音色ちゃんが一番知りたいところから
   徐々に広げていこうと思っていたわけだが。

   そういえば親の話なんて全然していないから
   音色ちゃんの頭の中では俺の両親の情報が
   ゼロに等しいということを今更気付かされる。


(0) 2025/01/29(Wed) 3:16:38

【人】 世良健人



   「親父は医者やっててね。
    総合診療科で隣駅にある総合病院にいる。
    ちょうど今週は学会関係で家にいないんだ。

    小さい頃から厳しい父親でさ。
    98点のテストを見せただけで怒られたっけ。

    趣味らしい趣味もなさそうだし
    頭の硬い頑固オヤジだから
    嫁にも息子にも自分にも厳しいせいで
    今じゃ見放されているけどね。

    俺が中学受験に失敗してから
    音色ちゃんと付き合うまで
    まともに会話したことなんてなかったよ。」


(1) 2025/01/29(Wed) 3:18:00

【人】 世良健人



   吹っ切れた今では父親の紹介は軽くこなせる。
   厳しすぎて息子に反抗されたことも

   あの日から変わった息子を見て
   少しづつ変わっていっていることも
   そしてその立役者が、音色ちゃんだってことも

   余すことなく話すことができそうだ。


(2) 2025/01/29(Wed) 3:18:43

【人】 世良健人




      だがそれとは対照的に…


(3) 2025/01/29(Wed) 3:19:18

【人】 世良健人



   「母親は元々教師だったらしい。
    俺を産むと同時に仕事をやめて
    それからは父親の言いなりってわけだね。

    俺が親父に…今にして見れば教育虐待かな。
    されていようが見向きもしない。
    いや、親父が怖くて何も言えなかったのかも。

    自分じゃ何も出来ないからって
    ニコニコ他人の機嫌ばっかり窺って

    いざ俺が受験に失敗して家庭崩壊になったら
    女としての幸せ欲しさに男遊びばっかりさ。

    今もどこの馬の骨とも知らない男と
    仲良く青春の真似事だろうね。

    いい歳こいたババァが、救えないよ、全く。」


(4) 2025/01/29(Wed) 3:21:29

【人】 世良健人



   手に持っていたカップを握る力が強まる。

   いままで溜め込んでいた感情が爆発し
   音色ちゃんを巻き込んでしまわないように、
   なるべく穏やかになるように努めて。

   どうして母親を嫌悪するのか
   音色ちゃんにずっと話そうと思っていたことを
   ぽつぽつと語り始める。


(5) 2025/01/29(Wed) 3:21:48

【人】 世良健人



   「あの女は逃げたんだ。
    旦那からも、息子からも。

    そのくせ母親失格って言われたくなくて
    最低限の体裁だけは保とうとする。

    『友達と出かけてくるから』なんて言って
    惣菜と簡単な飯だけキッチンに置いていってさ
    俺がママ大好きなんて言うとでも思ったのかな。

    俺からしたら火に油だったよ。
    どんな心境だろうと男と不貞に勤しんでいい
    なんて理由にはならないし
    それが俺にはどうしても許せなくてね。」


(6) 2025/01/29(Wed) 3:22:51

【人】 世良健人



   「こうして思い返してみると
    小さい頃の思い出なんかほとんどないな。

    遊びに連れて行ってもらったこともないし
    口を開けば勉強、勉強、だったからね。」


    思い出として語るにはあまりにもつまらない。
    自嘲気味に答えると俺は肩を竦めて
    紅茶のカップに口をつける。

    自分の嫌なところを曝け出す勇気のせいで
    驚くくらい口が乾いているのがわかる。

    言いながら情けなくなるんだ。
    こんなにも俺は、親のことを知らないんだと
    気付かされてしまったから。*



(7) 2025/01/29(Wed) 3:23:38

【赤】 世良健人



   「いいや。むしろ燃えてきたとこ。」>>2:*30


(*0) 2025/01/29(Wed) 4:07:25

【赤】 世良健人



   今この時は、後ろめたさなんて邪魔なだけだ。
   脱ぎ捨てられた服と一緒にそんなものは
   剥ぎ取って置いておけばいい。

   でもどうしてもついて回ってしまう痛みは
   そういうわけにもいかないから

   必死に応えてくれる君に合わせながら
   じっくりと馴染ませてあげよう。


   「バレて当たり前だよ。
    音色が頑張ってくれてるって証拠なんだから。」


   元来耐えなきゃいけないものでもないし
   この痛みさえ受け止めようとしてくれる事実が
   どれだけ嬉しいことか、言葉だけじゃ伝えきれない。

   繋がった先で締める力が強まると
   次第に慣れが俺の方にまで伝わってくるから
   君は身体も素直なんだって、微笑ましくもなる。


(*1) 2025/01/29(Wed) 4:07:59

【赤】 世良健人



   君を気遣う紳士でいるうちは
   初めての強い快感に耐えられていたけど
   紳士じゃなくてもいいお許しが出てしまったら
   いよいよ俺の方が我慢の限界に来てしまう。>>*33

   君の願いに応えるように頷いて
   徐々に抽挿を始めながら
   乱れた君の髪を直して、言葉を紡ぐ。


   「上手く出来るように色んな本とか調べたけど
    その度に音色とならこうだって想像してたから
    妄想の回数なら俺も負けてないかもね。」


   相手を悦ばせるためには仕方ないことだなんて
   言い訳をする気はなく、
   ただ俺も仲間だとどうしても伝えたくて
   恥ずかしいことも赤裸々に打ち明けてしまう。

   
(*2) 2025/01/29(Wed) 4:08:34

【秘】 世良健人 → 藤吉音色



   「君はほんとっ、素直に何でも言ってくれるね…!」


(-0) 2025/01/29(Wed) 4:09:51

【秘】 世良健人 → 藤吉音色



   奇しくも言葉を紡げなくなる予感は
   俺も同じ頃に抱いていて。

   でもその引き金を引いたのは
   素直で愛おしい君からの愛の言葉。

   俺を真に獣に変えてしまったのは
   美しいお姫様の愛らしい激情の賛美歌だ。


(-1) 2025/01/29(Wed) 4:10:20

【赤】 世良健人



   馴染んだものを確かめるように
   音色を奏でながら、俺はある事を思いつく。

   音色ちゃんは、ちょっとマゾっ気があるのだろうか。
   それともたまたまそんな素振りを見せただけか、
   真剣に交際している彼氏としては
   確かめずにはいられないんだ。


   君の両手を掴んだら枕を掴ませるように誘導して
   乱れた髪を指先で整えながら、芸術品を検めるように
   美しい肢体を撫でると。


   「俺がいいって言うまでこの手は離さないでね。
    そしたら君の恥ずかしい所も可愛い所も
    全部見逃さないように出来るでしょ。」


   勝手に君に言いつけて
   返事も聞かずに激しい抽挿で
   君の心音も溶かしてしまおう。



(*3) 2025/01/29(Wed) 4:11:02

【赤】 世良健人



   「俺の言うことが守れない悪い子は
    もっとめちゃくちゃにしなきゃね。」



(*4) 2025/01/29(Wed) 4:12:17

【秘】 世良健人 → 藤吉音色



   良い子でも、悪い子でも、この愛は変わらない。
   俺のその想いが伝わっているからこその意地悪で
   君の心を握るように掴んで捕らえると
   君と吐息が重なるくらいの距離で甘く囁き
   虐めるように快感を刻んでいく。



(-2) 2025/01/29(Wed) 4:13:25

【秘】 世良健人 → 藤吉音色



   「音色は、ちゃんと言いつけ、守れるかな?」*

(-3) 2025/01/29(Wed) 4:16:01

【人】 藤吉音色



  「居眠り…はしないと思うけど
   確かに、一気に色々聞くと
   頭がこんがらがっちゃうかも…。」



  健人くんの気遣いに甘えて聞いたのはご両親の事。
  私、健人くんとご両親が仲良くない……のかな、って
  ふわっとしたことしか知らなかったし
  想像とか全然つかなかったんだ。


(8) 2025/01/29(Wed) 23:21:32

【人】 藤吉音色



  お父さんはお医者さんだって知って、
  えっすごい、その病院私も知ってる、って
  目を丸くしちゃったんだ。
  でも、健人くんの話を遮りたくはなくて
  静かに口を挟まずに聴いていた。

  私と付き合うまでまともに会話したことない、って
  私にとってはびっくりするような出来事で。
  自分が見てきた当たり前が少しずつ、崩れていく。


  
(9) 2025/01/29(Wed) 23:22:13

【人】 藤吉音色



  「えっ、98点の何がダメなの……?
   100点満点でしょう……?

   やっぱり小さい時から健人くん、
   凄く頑張ってたんだ……。」


  小さい時からずっと勉強して
  でも、98点で怒られてたってことは
  あんまり褒めては貰えなかったのかな。
  
  頑張っても褒めてもらえない、って
  なんだか、寂しいな……。


  
(10) 2025/01/29(Wed) 23:22:44

【人】 藤吉音色



  それでも、お父さんの話をする健人くんからは
  あんまり悪い感情を感じない。
  
  話せるようになった、って言ってたし
  きっとお父さんにも変化があったのかな。

  夢から現実に戻ってきたあの日、
  心配してた話とか聞けたならほっとした表情になるし
  少しでも変わっていってるって聞いたら
  自然と口元が緩むんだよ。

  私が立役者って言うのは首を傾げちゃうけどね。
  私がしたのって夢から連れ戻したくらいじゃない?
  それが一番大事だって言われれば
  まあ、そうなんだけど。


  
(11) 2025/01/29(Wed) 23:23:44

【人】 藤吉音色




    お父さんの話はまだ安心できる方で
    私が怖いな、って思ってたのは……。



 
(12) 2025/01/29(Wed) 23:24:28

【人】 藤吉音色



  健人くんのお母さんの話。
  教育虐待、って言葉に聞き馴染みはなくて
  わかんない、って顔に出ちゃったかな。
  後でちゃんと調べてみよう、って思いながらも
  途中まではまだ何とかついて行けてたんだ。


  …………結婚って、愛しあってするものだと
  私はぼんやり、そう思ってて
  相手のことが好きで、大事で……
  そういう人と生涯一緒になるためにするんだ、って
  そう、思ってた。


  別に間違ってないよね。
  実際、私のお父さんとお母さんは
  私が思う通りの関係だと思う。
  今度久々に夫婦で旅行するんだ、って話してたっけ。


  
(13) 2025/01/29(Wed) 23:25:37

【人】 藤吉音色


  
  だから、幸せが欲しくて男遊びをする、って
  その言葉が、よくわからなくて。

  今も、そんなことしてる、とか
  それを息子である健人くんに知られてるとか。
  
  あぁ、嫌だな。
  知りたくなかったわけじゃない。
  ただ、あの時の直感が正しかったなんて……
  そんなの気の所為であってほしかった。

  私の思い過ごしならよかったのに。


  健人くんのカップを握る手が強まるのを見ながら
  私は指先が冷えていくのを感じてた。


  
(14) 2025/01/29(Wed) 23:26:40

【人】 藤吉音色



  出かける、って言ってよく家を空ける。
  でも、体裁だけは保とうとする。
  息子が帰ってくるのが遅くたって何も言わない。
  ……もしかして気づいてない可能性すら、ある?


  疑いたくないと思いながらも
  私はずっと、嫌な可能性が頭に過ってて
  でも、憶測だけで決めつけたくなかったから。
  だから、聞くのが怖いとさえ、思ってたんだ。


  聞けて良かったんだと思う。
  でも……健人くんが置かれてきた環境を思うと
  手放しでよかったなんて、言えるわけない。


  確かめたっていいことない、って
  あなたの言葉の意味も、
  あの日に聞いた大丈夫だ、の言葉の違和感も。

  全部、納得できてしまう。


  
(15) 2025/01/29(Wed) 23:27:55

【人】 藤吉音色



  あの時の違和感の正体は
  息子にあまりにも無関心だ、ってこと。


  ずっと上手く言葉にできなかったもやもやが
  健人くんが話してくれたことで変わっていく。


  
……健人くんのお母さんの事、苦手なんじゃない。


  
(16) 2025/01/29(Wed) 23:28:27

【人】 藤吉音色




  
―――――私、あの人のこと、嫌いなんだ。



  
(17) 2025/01/29(Wed) 23:28:53

【人】 藤吉音色



  「……ありがとう。
   話しにくいこと、話してくれて。  

   健人くん、きっとすっごく悩んでたよね。
   私に話すの、勇気が要るよね……。」


  健人くんの手に自分の手を重ねて。
  春なのに酷く冷えてるのはバレちゃっただろうけど
  それでも、こうしたかった。
  私は嫌ったりも離れたりもしないんだよ、って
  少しでもあなたに伝わるように。


  
(18) 2025/01/29(Wed) 23:29:27

【人】 藤吉音色



  「私、不貞、とかよくわかんないけれど……。
   そういうのって、誰かにバレないように
   こっそりするもの……じゃないのかな……。
   バレなくたってだめなものはだめだけど。

   それなのにどうして、―――――。」



  言いかけて、口を噤む。
  健人くんが知ったきっかけなんて
  どう考えたとしてもいいものじゃない。

  ここまで言っちゃったら遅いかもしれないけど
  でも言いたくないことなら
  無理に聞きたくもなかった。

  
(19) 2025/01/29(Wed) 23:30:10

【人】 藤吉音色



  「……私ね。

   健人くんのお母さんのこと、
   苦手だってずっと思ってたんだ。

   あの日に会った時から今まで、ずっと。

   それがずっと後ろめたくて、もやもやしてた。
   大好きな人のお母さんなのに、とか
   あの一瞬の出来事だけで判断するなんて、とか。
 
   決めつけたらいけないよね、って思って
   直感を誤魔化してたんだ。」


  
(20) 2025/01/29(Wed) 23:30:44

【人】 藤吉音色



  「私が言うまでもないことだけど……
   健人くんが許せない、って思うの、当然だと思う。

   大事にすべきものから目を背けて
   自分だけがよければそれで良くて


   あの時私が探しに行かなければ
   健人くん、死ぬところだったのに……。」


 
(21) 2025/01/29(Wed) 23:31:41

【人】 藤吉音色



  声が震える。
  どうしよう、頭がぐちゃぐちゃで
  言いたいことも全然まとまらない。  

  私、滅多なことじゃ怒らない方だって思ってるけど
  ……きっと今はその滅多なこと、だ。

  
  でも、今怒っても健人くんが困っちゃう。
  健人くんは何にも悪いことしてないのに。
  一度大きく息を吐いて、吸って。


  
(22) 2025/01/29(Wed) 23:32:21

【人】 藤吉音色



  「ごめんね。
   自分の大切な人が蔑ろにされるのって
   
……すごく、嫌だから

   冷静じゃいられなくなっちゃう。」


 
(23) 2025/01/29(Wed) 23:32:45

【人】 藤吉音色



  「私、あの時言ったよね。
   嫌ったりとか絶対にしないよ、って。

   あなたの話を聞いた今でも、
   それは揺らいでないよ。
   私はあなたのことが好き。
   あなたが愛せないって言うなら絶対に
   何か理由があるって思ってたけど
   やっぱり私の信じた通りだった。


   ……少しでも、気持ち、軽くなった?
   私に話すのだって勇気が要ると思うし
   きっと色々気を遣ってくれたかな、とか
   優しいあなたは疲れてないかな、って
   すごく、心配なんだ。」

 
(24) 2025/01/29(Wed) 23:34:04

【人】 藤吉音色



  紅茶のカップに口を付けて、息を吐く。
  いつか、健人くんに言われた育ちがいい、って言葉。
  あの時は言葉の意味は知ってたけど
  実感が全然なかった。

  今なら、わかる気がする。
  私が意識してなかっただけで
  藤吉家は普通の、凄く恵まれた家庭だってこと。

  あの時の私、全然わかってなかったから
  健人くんにしてみたら伝わらないの
  もどかしかったかもしれないよね……。


  
(25) 2025/01/29(Wed) 23:34:31

【人】 藤吉音色



  「……そっか。
   
   じゃあ、小さい頃の分まで沢山遊ばないとね。
   
…………今年は受験だけど………。」



  思い出が少ないならそれが気にならなくなるくらい
  これから思い出を作っていけばいい。
  生まれてから今までより、
  今から未来の方がずっと沢山時間があるから。

  とはいえ今年は受験だし
  あんまり遊んでばかりもいられないなって
  思い直してちょっと肩を落としちゃうんだ。*


 
(26) 2025/01/29(Wed) 23:35:00

【赤】 藤吉音色



  後ろめたい気持ちすら取られてしまえば
  もう取り繕う必要だってない。

  ……とはいえ、優しい健人くんに
  あんまり心配かけたくはなかったから
  ついつい、我慢しようとしてたのに。
  頑張ってくれてる、って言葉に
  嬉しくなって思わず口元が緩んじゃった。
  

  「痛い、けど……
   健人くんでいっぱいだなって思うと嬉しくて
   ……だから平気だよ?」


  あなたと繋がりたいのならいつかは来る痛み。
  私の全てをあなたに捧げられるんだもん。
  この痛みさえ、愛おしい、なんて思っちゃう。


  
(*5) 2025/01/30(Thu) 22:30:38

【赤】 藤吉音色


  
  我慢しなくていいんだ、って
  あなたが思うのと同じように、私だって思ってる。
  きっと、動きたいの我慢してくれてる、って
  私だってそれくらい分かるよ。

  あなたは私のお願いに頷いてくれて。
  少しずつ動かれると甘い快感が広がっていく。
  

  「……勉強熱心、だね?
   私達、似た者同士なんだ。

 
   
……その想像、今なら試せるよ?」



  ふふって笑いながら熱を持った瞳で見つめるんだ。

  大切な人が私のために調べてくれてて
  妄想してたのも同じだった、なんて
  嬉しくないはずがない。
  嬉しいだけじゃなくて……ドキッとする。
  どんな顔で、どんな気持ちだったんだろう。
  その姿を見たいとさえ思っちゃう。


  
(*6) 2025/01/30(Thu) 22:31:20

【秘】 藤吉音色 → 世良健人



 
 「伝え足りないくらいに、好きだから。」



  なんて、理由はそれだけじゃない。

  あなたの理性を奪ってしまいたいんだ。
  私の事だけを見ててほしい
  私に溺れてほしい。


  遠慮なんて、させないように。
  その想いが伝わったのか、
  健人くんの目の色が変わった気さえするのは
  気のせいだったのかな。


  
(-4) 2025/01/30(Thu) 22:32:16

【赤】 藤吉音色



  もうすっかり馴染んでるって主張するみたいに
  部屋に響く音はまだゆるやかで、
  それでも恥ずかしいことには変わりない。
  この部屋で毎日寝る度に
  今してる事思い出しちゃう。

  
  私の素振りを見て何か確かめたい、とか
  そんなこと思われてるとは知りもしないから

  掴まれるまま、抵抗なんてもちろんせずに
  枕をしっかりとつかんだ。
  この恰好、手が塞がって、しかも上にあげてるから
  なんにも隠すことが出来ない。
  見せつけてるみたいな格好だな、って
  意識したらなんだか恥ずかしくて
  身体を撫でられただけでびくりと震えた。



  「けんと、くん……?
   なに、いって―――――。」



  私の返事なんてお構いなしに責め立てられると
  喋ることなんて出来なくて
  零れる声も意味をなさないものばかり。

  
(*7) 2025/01/30(Thu) 22:33:34

【赤】 藤吉音色



  
「けんとくん、って、ほんと……。

   
ふ、ああぁっ……!」



  いじわる、と言おうと口を開いたはずなのに
  言葉にならなくて、甘い声だけが響いて。
  それでも最初は必死に枕を握って
  手が離れないようにしてた。
  あなたが私の身体をよく見られるように
  その目に余すことなく写せば
  ずっと記憶に残るのも知ってるから。
  恥ずかしいとこ、覚えられちゃうって思うと
  ぞくぞくしちゃうんだ。


 
(*8) 2025/01/30(Thu) 22:34:10

【赤】 藤吉音色



  
「―――――っ!」



  でも、あなたがそんなこと言うから。
  私は迷ってしまう。>>*4
  手を離すのは簡単だし、
  
今以上にされたい、めちゃくちゃにされたい。

  
でも、あなたの言いつけだって守りたい。


  
(*9) 2025/01/30(Thu) 22:34:39

【赤】 藤吉音色



  ぐらぐらと迷ってるの、
  泳ぐ目で、一瞬力を緩めては握り直す手で、
  きっとすぐにあなたには伝わっちゃうよね。
  潤んだ瞳でどうしよう、って困った顔で見つめても
  快感だけは刻まれていく。
  あなたの言いつけを守るより
  気持ちいいのがもっと欲しい。
  快感で染め上げられた頭ではそんなことを思って
  健人くんのために、よりも自分の欲を
  優先したくなってしまった私は。


  
(*10) 2025/01/30(Thu) 22:35:05

【赤】 藤吉音色



  枕から手を離すと
  あなたの顔の方へと手をのばして
  こっちに来て、と言わんばかりに引き寄せて。

  強引に深い口づけをして微笑むんだ。


  
(*11) 2025/01/30(Thu) 22:35:33

【秘】 藤吉音色 → 世良健人



  
「言いつけ、守るのやだ……。


   私、悪い子だから
   あなたにいじめられたい。」*


  
(-5) 2025/01/30(Thu) 22:35:58
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

生存者 (2)

藤吉音色
25回 残----pt

 

世良健人
16回 残----pt

 

犠牲者 (1)

とある書物(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

惜別ハツナ(4d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.12 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
株式会社OKUYAMI by ヤイ
おつまみフレンズ by おつまみフレンズ制作委員会
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa