![]() | 【雲】 七川 惺[調色機能がついている天井の光は 今は僅かに赤みが入っている。 役の茶髪のままに見えた悠凛の髪は。 解かれて白いシーツの上に広がれば 焦がれたそのままの色だった。] (D0) rin 2025/08/17(Sun) 2:07:26 |
![]() | 【雲】 七川 惺[先制攻撃が成功したと喜んだのも束の間、 指先を攫われ、小鳥のようなキスで切り返される。 自分の頬が火照るのを感じだ。 コイツほんと、どうにかしてやりたい。 意趣返しにこの指で啼かせたい。 そんな想いがチラリと頭を掠めたが やっと手に入った大切な宝物だ。 獣性はできる限り抑えて、優しく釦を外したつもり。 それから。まずはここ、とばかりに 鎖骨の下にキスをした。 本当はもっと上、首のあたりから始めたかった。 次の撮影の制服のシャツから覗く場所を避けたのだ。] (D1) rin 2025/08/17(Sun) 2:17:33 |
![]() | 【雲】 七川 惺え? [もうそんな艶めいた声を? 嬉しいけど。 強がりな悠凛のことだ。 この指と唇がもっと下の方に這うまで 眉尻も動かさないのではと思っていたのに。 少し驚いて顔を上げると悠凛と目が合った。 形の良い指が伸びてきて頬を滑る。 俺のが先にゾクゾクしてどうする。 でも、悠凛の瞳がとても直向きに見えたから。] (D2) rin 2025/08/17(Sun) 2:19:34 |
![]() | 【雲】 七川 惺ああ、欲しい。 [身も心もお前を求めて狂おしいほどだ。] “世界が終わるその瞬間まで” いや…違うな。「世界が終わっても」。 [それから片方の口端を上げ、声のトーンを落とす。] (D3) rin 2025/08/17(Sun) 2:20:49 |
![]() |
![]() | 【雲】 七川 惺[そう言葉にして応えると、気持ちが弾けた。 白いオーバーシャツを急いで脱ぎ去って。 中に着ていた黒いタンクトップも 腕を交差させて捲り上げ半裸になる。 その時ヘーゼルベージュの前髪が乱れた。 バランスよく絞るのを怠っていない上半身は 恋人に見せても恥ずかしいものではないと思う。 フルレングスのパンツにベルトはしていない。 まだそれは脱がないが、孕んだ熱で腰回りがきつい。 ──さあ、探索を続けよう。] (D4) rin 2025/08/17(Sun) 2:23:07 |
![]() | 【雲】 七川 惺[荒々しく、悠凛のシャツの釦を全て外す。 その下に何かインナーを着ていたなら 胸の上まで捲り上げた。] ……。 [色白だからなのか、二つ並んだ突起が とても綺麗な色に視えた。] お前サウナに行くなんてとんでもないぞ。 自覚しろよ、自分が綺麗なことを……! [俺がタカトさんにサウナに是非と返信した後 悠凛が連れてってくださいと書き込んでいたのを見ていた。] (D5) rin 2025/08/17(Sun) 2:24:37 |
![]() | 【雲】 七川 惺[それから──…。] 白状すると、俺、男を抱くのは初めてなんだよね。 だから、男の悦ばせ方をよく知らないんだ。 でも、今、ここにすごくこうしたいから。 [悠凛が俺の頬にしたのより強い力で。 さっきキスマークを付けた場所から 人差し指で一気に片方の桜色へ滑り降りた。 次はそこへキスするつもり。*] (D6) rin 2025/08/17(Sun) 2:27:01 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* 雄なんだけどさ、荒々しいとこもあるのに、 なんでかすごく優しく丁寧に抱かれてる気がするの、 なんでだろうね? 大事にされてる。 ほんと優しい男だよ、 惺は。 まぁ俺がぐっちゃぐちゃにしてやるつもりなんですけど (嗜好は右なのにメンタリティが右とは言い切れない) (-3) eyes 2025/08/17(Sun) 5:26:22 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* とはいえ、惺に大事大事にされるの嬉し恥ずかしなので、 大人しく猫可愛がりされるのもやぶさかではない……… 何されてもいいんだよ。 (-4) eyes 2025/08/17(Sun) 5:27:59 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* じゅーきさんにまた日付変更ギリ投下更新芸をやらせてしまった……。エピ突入は水曜だから、きっと火曜夜もそんな感じにさせてしまうな……(ごめんね、と今から謝っておこう) というか……甘い……というか……圭吾さんのデレ化がすさまじい……うぐぅ……。好き……。╭(.-.╭ )╮ (今日も元気に謎のブリッジ) (-5) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 5:48:10 |
![]() | 【妖】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[そう。己のあの言い分では、"行為"を10分で終わらせろと告げるも同義だった。 >>2:$80 圭吾さんにしてみれば、一体何を言っているんだと思った事だろう。 少し困った風に、夜のホテルのドアをノックしに来てくれたことには、認識誤りの矯正含め、感謝しかないわけで。] ……無事、忘れられそうですか? ["言わなかったら忘れてた"と告げられ、けど多分、黒歴史は笑い話のレベルくらいには薄まったのだろうと思う。僕の心情的にも。 ぎりぎりまで触れ合っていたい、お話していたい、という欲に駆られ、"おやすみなさい"も口にできないまま、寝落ちてしまうまでぽつぽつと言葉を交わし合い。 目覚めた時には、窓の外がうっすらと明るくなっていた。] ($0) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 6:59:25 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― ホテルの一室・朝 ― …………ん……、いま、何時……? [穏やかな夢を見ていた。 僕は篝で、貞親様と2人、山に山菜を採りに行っていて。 周囲の木々は、赤に黃色にと秋の色に染まっている。 あけびが実っていますねと山木を見上げ、お供え用の1つ2つをもいで籠に乗せ、神社へと戻っていく。 それは、彼らにはもうあり得ない未来。秋になった日々を、変わらない風に過ごす2人。 聞こえた声に、"貞親様?"と問いかけかけ、覚醒した。 >>0] ────っ!? 圭吾さん……、おはよ、ござい、ます……。 [意識が浮上すれば、眼前には微笑む圭吾さん。 触れられた頬が、ぽう、と微かに熱を持つものの、もう、あの夜のような、あるいは昨日の控え室前のような、苛烈なヒートが誘発されることはなかった。 細胞1つ1つから変わってしまったような不思議な感覚が、温かで穏やかな空気となって全身を巡っているようで。] (2) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:02:09 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔モーニング。 食べたことないです、楽しみです。 [昨日は1日、緊急用の抑制剤の副作用で体調も食欲もふるわなかったから、お腹空いてます、と微笑んで。 身を起こしたところで、昨夜どういう状況下で眠りについたのか、己の姿を目の当たりにすることで思い出して、恥ずかしさに卒倒しそうになったわけだけど。 なんで……、なんであなたは平常で居られるんですか、圭吾さん。] (3) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:03:04 |
![]() | 【秘】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 → 俳優 東堂 圭吾…………そう、ですね。 [ヒートのあの苛烈な反応は、"あなたに抱かれたい"という意思表示以外の何物でもない。 己の本能だったり深層意識だったりが望んでいたものは、あれが頻発していたことから自明の理だっただろうけど。 触れたくなるのはあなただけじゃない、と、落とされる唇を受け止める。 結局はまたバスルームで圭吾さんの世話になることになったのだろうし、────そして、もう1つ。] 痕、目立ちますか……? [首裏にそっと指先が触れてきて、痛くないか問われたところで、大丈夫です、と頷いて。 痛み以前、噛み痕はけっこう残っているようだと気付かされ、それも大丈夫だと思います、と微笑んだ。] (-6) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:04:19 |
![]() | 【秘】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 → 俳優 東堂 圭吾これ、僕の肌色に合わせてあるどうらんなので、 多分ほとんど目立たないように出来ると思います。 [見た目は女性のファンデーションと大差無いかもしれない。 けれど舞台用のこれは、痣や傷、目下のクマや吹き出物隠しに絶大な威力を発揮する。 まさか、噛み痕を消すのに使うことになるとは思わなかったけれど。] 時代ものだと白塗りもしますし、 あれは自分で首裏まで塗ったりするので……。 [大丈夫、慣れてます、と風呂上がり、てきぱきと噛み跡を消してみせた僕は、これでもいっぱしの伝統芸能師ですからと、くすくす笑った。] (-7) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:05:08 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 喫茶店のモーニング ― たっぷりたまごの……ピザトースト……。 [情報量の多いメニューに、これは卵が主体なんでしょうかそれともピザの側?と首を傾げる。 午前中に店を訪れれば、飲み物の注文にトーストだったり卵だったりがついてくるのだという喫茶店へと圭吾さんに連れられて、その店のメニューの多彩さに驚くことになった。 トーストもついてくるけどこっちも食べてみる?と問われれば、興味津々、こくこくと頷いて。 やってきたトーストの巨大さ……というか分厚さに、笑い出してしまった。 これ、1人分、なんですよね?大きすぎやしませんか?] (4) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:06:34 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔すごいですね。これが毎朝無料なんだ……? [僕の知らない世界です、と、焼きたてのバタートーストをかしりと囓る。 卵はピザトーストにも使われているからと、選択できる添え物はあんこにして。 こういう風にトーストを食べるのも初めてです、と、パンの端に添えたあんこの甘さに破顔する。 飲み物は温かいものをと、紅茶をいただくことになったかな。 さすがにお白湯をくださいとまでは言わなかったものの、お水は氷無しのを出してもらうことができた。] (5) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:07:11 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔ドラマ出演。 お声がけいただけて、本当、良かったです。 [ぽつりと呟く。 連日直面し続けている、これまで知らなかった世界。 演技の技術、撮影現場での作法、皆で一つの"場"を作る高揚感、達成感。 気を配るべきところ、己の意志をはっきりと伝えるべきところ。 日常の振る舞いにしても、スタジオの食堂では、注文の仕方すら解らなかったりしたわけで。] 本当に僕は、色々と物を知らなかったのだな、と。 ["この人が欲しい”という狂おしいほどの焦燥も、翻弄されるしかなかった凶暴な熱も。 でも、ドラマに出なければ良かったとも、圭吾さんに出会わなければ良かったとも、思ってはいないから。] 今日の撮影も、頑張ります。 [神饌支度のシーン。 僕だって、汁物に入れるお豆腐くらいは切れると思うんですがと口にすれば、そこは無理しなくて良いと、圭吾さんのみならずスタッフ全員から止められる気がしないでもないけれど。]* (6) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:08:47 |
日本舞踏家 月嶺 澄翔は、メモを貼った。 ![]() (a1) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 7:12:02 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[想いが通じ合ったばかりの相手に、 世界が終わるまで変わらない覚悟を 求める俺は、傲慢なんだろう。 それでも。俺を丸ごと差し出すなら、 そうでなければいけない。 生半可な想いなら、俺が食い尽くして 終わるだけだ。 惺の答えは。 予想と違わず、迷いのないものだった。] (D7) eyes 2025/08/17(Sun) 8:13:33 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛そう…… [口端を上げて、本望だと言い切るその顔に どきりとする。 この男と、今から繋がる。 ]なら、いいよ。 ステージを降りた俺は、 全部おまえだけのものにして。 [静かに笑って差し出す言葉の重みを。 おまえは未だきっと、正確に理解してないんだろう。 それでも、俺は決めたから。] (D8) eyes 2025/08/17(Sun) 8:15:37 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[欲に急いた男の手つきで 自ら服を脱ぎ捨てるのを見て。 やっぱり俺が抱かれる側なんだな、と ひっそりと思う。 恵まれた骨格に、服の上には響きすぎない 絞った筋肉が乗った裸体は、 同じ男の目から見ても美しく、 そそられるものがあったから。 抗わずに背を浮かせて、 シャツを抜き取ろうとする手を促す。] 俺が脱がせたかったのに。 ネクタイも。 …ずっと解いてやりたかった。 [じぃ、と露骨な視線を、喉仏から鎖骨、 胸、腹筋へと這い降ろして、 窮屈そうなボトムの前で意味ありげに留め。 くすりと笑んで、乱れた前髪を梳いてやる。] (D9) eyes 2025/08/17(Sun) 8:17:20 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[荒々しさを隠さなくなった手が、 インナーを捲り上げたところで 中途半端に止まって。 惺の視線が集中したのは── カメラの前で見せつけるように裸体を晒すよりも、 唯一人の視線に晒される気恥ずかしさを覚える。 僅かに外した視線を、惺に戻して] ………。 自覚はあるけど。 [それでも俺のファンはほぼほぼ女の子だし、 男からもそういう目を向けられるという意識は薄い。 もしそうだとして、どうとでもあしらえるし。 というか。] おまえの嫉妬の対象って、 男も入るんだ? [そっか、なんか大変そうだな。 「じゃあちょっと気ぃつけようかな」と半ば独りごちる。 天刻さんとのサウナは変わらず魅力的なので、 行く行かないはここで明言しないけど。] (D10) eyes 2025/08/17(Sun) 8:21:07 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[惺の告白は、意外なものじゃなかった。 なんとなく、男が好きっていうよりは、 俺が好きなんだろうなって。] 初めてじゃなかったら、俺がやだよ。 [惺の眉間を、親指の腹でぐっと押して呟く。] ……そうゆう心配、 要らないと思うけどね、俺には。 [相手、惺だし。それに。] 多分、すぐ──…… [言葉を切って、微かに唇を尖らせる。 こいつ、男としては俺に反応してんのに、 αとしては、俺がΩなのさえ 気づいてなさそうなんだよな。 俺がこうなったのは、多分おまえのせいなのに。 ……なんか腹立ってきた。 やっぱり黙っとこう。後で驚け。] (D11) eyes 2025/08/17(Sun) 8:25:11 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[長い指がつうっと素肌の上を滑り降りて、 胸筋を辿り、胸の先端をふにりと潰す。] ん、っ [声を聞かせた方が煽られるのは、 男だから分かっている。 それでも、上擦る自分の声には慣れなくて、 咄嗟に手の甲で口を塞ぐ。 惺の指が、唇が。 そういう意図を持って俺に触れている。 それだけで昂ぶるのに、尖って目につく胸の先に キスされる様を、明るい部屋で見せられる。] っふ、 … んぅ、ッ 、 [そこを弄られると、お腹の奥がきゅうっと 切なく収縮する感覚を覚える。 胸を突き出すみたいに、びくりびくりと背が浮く。 この男が俺に触れる仕草ひとつひとつを じっくりと見ていたいのに。 身体は性急に雄を欲しがって、 どうしようもなく埋められたがって、もどかしい。] (D12) eyes 2025/08/17(Sun) 8:32:07 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛惺、 しずか、ぁ …っ、 [だって、本当はずっとこうして欲しかった。 ようやく叶う。手の届く所に。 ───惺が。 伸ばした片脚を覆い被さる男の腰に巻き付け、 膨張する男の欲が、服越しに自分の両脚の奥へと 当たるように腰を迫り上げる。] さわ、ってる あいだ、 こ、してて──…? [ゆるゆると腰を揺すり上げると、 少しだけ飢えが慰められるようで溜息が零れる。 じわりと濡れ始めたそこに、生身のそれを 擦りつけられるのを想像しながら。 俺の男に、乞う。]** (D13) eyes 2025/08/17(Sun) 8:39:04 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* 3dのめあて。 ・スタジオ撮影、おにぎり作りのシーン ・山で最後の舞踏の撮影(夕方) ・山の川で遊びたい&川でおべんと食べたい&山もちょっと歩きたい ・クランクアップ前にスタジオ行って、もう一度食堂フリー素材?でも絡んでもらう時間的余裕はない、かな。無さそう……。 ・隙あらば圭吾さんといちゃつく。(大事) (-8) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 8:57:17 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* あと、第三者にちょっかい出された澄夜にガルガル牙剥く圭吾さんが見たい……とっても見たい……すごく見たい……どこで配信されてますかね……(そういう軸を立てれば良いのだエピで) (-9) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 9:00:00 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* あー……というか、そうだ、実家との決着もつけないとだ……。 ロケがあっても、クランクアップまではホテル住まいで居たいよね……家族にバレたりで撮影中に余計な面倒を起こしたくはないし。 (-10) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 9:06:20 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* コメダだ! たまごのピザトーストは澄夜はひとりで食べるの大変かもしれない……分けて食べようね。 モーニング、あんこのやつ食べてみたいと思いながらたまごにしがちで食べたことないんだよね。 (-11) dix73 2025/08/17(Sun) 9:06:59 |
![]() | 【独】 七川 惺/* 隙間時間にちょっと覗きに来て、無事死亡しました…… いや、死んでどうする、俺はここからだぞ。 (訳:後でまた) 童子龍の彩雲窓の青、綺麗だよね。吸い込まれそう…… (-12) rin 2025/08/17(Sun) 10:13:30 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾だよね、そう機会もなさそうだから せっかくだし行けたらいいかなと思って。 お腹空いてるなら良い店があるよ。 [断片的に聞いた私生活の様子からして、澄夜は家族や仕事以外での外泊は珍しいことなのだろう。 今度うちにも招くねと言ってみたのは、もう己の匂いが毒というわけでもないようだから。 昨晩のように眠りにつくこともこの先またあるのだろうし、こんな風に動揺するのは今のうちだけかもしれないと思えば微笑ましく見てしまう。>>3 この状況自体は己の中では想定外のものでもなかったからというのはあるが、そこまで平常というわけでもないよ。] (8) dix73 2025/08/17(Sun) 10:54:31 |
![]() | 【秘】 俳優 東堂 圭吾 → 日本舞踏家 月嶺 澄翔[ヒートが起きることを澄夜は厭うていたようだから。 これで以前よりは、彼の中でも受け入れやすくなるなら良いと思った。 それに、あのような不測の事態がなければ彼自身が自らの気持ちに気づくのは遅くなりそうにも思えたし。 此方は何も迷惑じゃないとは再三告げた通りで、胎の中に出したものの後始末も同様だった。 頸の痕ばかりは綺麗になかったことにするとはいかなかったのだけど。] 痛くない?よかった。 [髪の毛で隠れはするものの、目立たないとは言えないなと眉を下げれば、大丈夫と言われて。] (-13) dix73 2025/08/17(Sun) 10:54:56 |
![]() | 【秘】 俳優 東堂 圭吾 → 日本舞踏家 月嶺 澄翔ああ、舞台用のものも自分で持ってるんだね。 [どうらんを持ち歩いているのだとわかれば、それなら隠せそうかと安心した。 治るまでは手間をかけてしまうのは申し訳ないけれど、とシャワーから上がる前に首裏にそっと口付けた。] (-14) dix73 2025/08/17(Sun) 10:55:16 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──喫茶店のモーニング── ピザトーストは一人で食べるには大きいから 二人で分けようか。 [主体は卵の側かもしれない、いや、トースト部分の方かも。 自分も最初見た時はボリュームに驚いたよと、驚いたり笑ったりしている様子に目を細める。 モーニングのトーストのセットはいつも卵を選びがちだけど、ピザトーストの卵の量が多いからあんこの方にした。 何かと新鮮な反応をするものだから、いろいろと連れ回したくなるなとコーヒーに口をつける。] 今回のドラマの出演が澄夜にとって 良い思い出になるなら共演者として嬉しいよ。 [日本舞踏の世界だけで生きていくには充分すぎる環境なのだと思うが。 世界が広がるのに悪いことはないと思うし、知らなかったらもったいないこともあるから。 やたらとボリューム感のあるピザトーストとか……と、卵の溢れそうな分厚いそれを齧った。] (9) dix73 2025/08/17(Sun) 10:57:39 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾最初は扱いの繊細そうな預かり物をしたと 少し緊張したけど…… 仕事の面だけじゃなく、 澄夜と関われてよかったと思ってるよ。 [丁重に扱うのは勿論のこと、己が何かとフォローしないといけないと思っていた。 それこそ日常生活の部分まで此方がすることでもないだろうものも、結局つい手や口を出していて。 でも、どれも面倒だとは思わなかったし、何かと楽しいものだった。 大事な預かり物を傷物にして返すことになるとは思わなかったが、後悔はしていない。 なんならあまり返すという感覚もない。 己にとっても、このドラマは大きな転機になったのも確かだ。] うん、スタジオ撮りは今日で最後だし 今日もよろしくね。 [演技面は心配してないものの、炊事のシーンは火傷とか気をつけてと苦笑して。 実際の料理までは稽古していないから、包丁を持つのはやめておこうかとは言うと思う。]* (10) dix73 2025/08/17(Sun) 11:00:22 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* >>シャワーから上がる前に首裏にそっと口付けた。 なんかもう、なんかもう、こういうところがもう、好き好き大好きオーラがはんぱなくてですね……照れる……╭(.-.╭ )╮ソイヤ (-15) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 11:22:47 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* お。圭吾さんトーヤくんとこが成立してる。祝。 たぶん1組目?番ってるよねこれ? なんてか、しっかり進行管理するイメージあるんだよな。 ゔぁるきりさんは、俺とは違うベクトルでガンガン動く 右だよね。誘い受け。 (-16) eyes 2025/08/17(Sun) 11:36:30 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* 前回同村時PCと比較すると、静と動くらい 振れ幅ある俺様なので、りんさんびっくりしなかったかな?と 思いつつも、好き放題やらせてもらってます。 なんかりんさんと惺なら大丈夫そうだよな、って…… 最初もう少し落ち着いた大人のつもりだったし、 聞いてたのと話違くね?ってことも色々やってるけど、 きっと大丈夫だよね♡って。 楽しんでくれてるの分かるし、ガッツリ愛してくれてありがとね。 (-17) eyes 2025/08/17(Sun) 11:53:42 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 喫茶店のモーニング ― ["一人で食べるには大きい"と聞かされていたトーストは、メニューの写真で見る限りでは、そんなに?と思ったのだけど、目の前に出てきた皿に目を白黒させることになった。 >>9 喫茶店で提供される食べ物は"軽食"と称されるものが一般的だと思っていたのに、これは充分、常人の一食分以上のボリュームがあるんじゃなかろうか。 分けようと言っていただいて良かったです、と、紅茶を口にしつつ、どう持てば良いのかもわからぬずっしり重たいパンに手を伸ばした。] 本当に良いお役をいただけたと思いましたし……、 色々気遣いいただいて。 出演人数の多いドラマだったら それだけで臆してしまっていたと思うので。 [台詞はそう多くない、2人芝居のような脚本。 女を演じるとはいえ、巫女であれば舞踏上演じることもある役回りだったし、何よりずっと和服で居られるのも自分の中での違和感は無かった。 "月嶺澄翔"が演じる役として当て書きにも思えた篝は、もしかしたら貞親もまた、"東堂圭吾"が演じることが前提になっていたのではと、ちらりと思う。 それほどに、貞親役は圭吾さんにぴったりだったから。] (11) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 12:32:43 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔本当に、圭吾さんには色々お世話になりっぱなしで……、 ……って、あれ、切れない、…………っ。 [公私に渡って、どころではない。 数週間で一区切りするだろう筈だった関係は、人生を変える決断まで含むものになってしまった。 僕は未だ、当初告げたお願いを撤回してはいないけれど。 どうやら圭吾さんはそれをする気ではないらしいとは、これまでの会話で薄々と察してはいた。 過った申し訳なさに顔を曇らせるその前、トーストに乗ったチーズがびよーんと伸びるだけ伸びて一向に切れないことに、慌てることになったのだけど。 しっかり胃も満たされれば、2人で共にスタジオに向かうことになったのだろう。 建物外でスタッフに見られたところで、偶々会ったので一緒に朝食を摂っていましたと言えば済むことなのだし、と。] (12) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 12:33:59 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― スタジオ撮影 ― [出口監督は元々、脚本の枠を越えて、アドリブで役に吹き込まれる生のやりとりを撮るのが好きらしい、────とは、最近になって知った話。 先だってのロケ、カットがかからない中、アドリブで声を出せたこと >>1:197 が評価されたらしく、"貞親と篝として自由に振る舞って欲しい"という風な事を求められることが増えてきていた。 同じシーンを、脚本通り、自由な振る舞いで、と数パターン演ることが、もはや通例になりつつあった。 眼前には、竈で炊かれた羽釜のご飯。 並ぶ古風な石造りのかまどでは、鉄鍋に沸いた湯が満たされていて。] (13) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 12:35:33 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[脚本に描かれたシーンは、桐のおひつに移した湯気の立つ飯を、貞親が握るところから始まっていた。 けれど、篝だったなら、握り飯を作るところも、元来自分の役目だと思ってはいたはずで。 だからこの日もきっと、自分がするつもりで冷水に手を晒した後、火傷しそうな熱さの米飯を手にしようとしたのだろうと思う。] ……………………。 [全く抵抗なく、僕自身は熱いものに触れるのが苦手だったことも忘れて、おひつに手を伸ばす。 指先が湯気に触れようとしたところで、ぽん、と肩を叩かれて。 見上げれば、己同様、装束をたすき掛けにした貞親様が立っていたことに、驚いた風に瞬いた。 今日は己がするからという風な声にこくりと頷き、一礼すれば、では他の支度をと鍋の湯に青菜や刻んだ豆腐──これは事前にスタッフさんが切っていてくれた──を入れていき、青菜に火が通ったところで火から降ろし、味噌を溶く。 僕自身は相変わらず料理は全くしたことがなかったものの、事前に教わった手順は全て頭に入れていたから、滞りなくできたと思う。] (14) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 12:37:54 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[会話はほぼ無い、粛々と常時の描写が続くだけのような炊事シーン。 とても今日が"地球最後の日"とは思えない、長閑な光景。 二度目の「カット!」の声が響けば、アドリブ有り無しの2回分、炊きたての米と味噌を溶いたおつゆが残ることになった。 米は使い回すと炊きたて感が薄れるからと、わざわざ2つの炊飯器で炊いていたのだそうだ。] ……ふふ、 これだけあったら本当におにぎり祭りができますね。 [いくらか冷めたご飯ならさわれますし、僕も手伝っても良いですか?と、おっかなびっくり、圭吾さんと並んで、人生初めてのおにぎり作りをすることになったんじゃないかな。 不格好でも笑わないでください……、というか、失敗作は僕が責任持って食べます、から。]* (15) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 12:40:53 |
![]() | 【雲】 七川 惺ずっと…? いつからずっと? [咄嗟に思い浮かんだのは、シーン19の撮影時だ。 まさか、高校のブレザー制服の時からじゃないだろ…。 どうせ今聞いても教えてくれないだろう。 わかってはいても、小さな声で問いかけてみる。 そうして。 喉元から下腹部まで流れる視線。 もう見るなとは言わない。 前髪に触れられた指から稲妻が走るよう。 魔性の笑みに、ただ煽られる。] (D14) rin 2025/08/17(Sun) 12:55:10 |
![]() | 【雲】 七川 惺入る。お前に絡むヤツは男でも女でも。 自分でも驚いてる。 こんなに独占欲が強いなんて。 お前に出逢うまではこんなじゃなかった。 [悠凛の「ちょっと」という言葉を拾う。 ネクタイで首を絞めてやりたい。 そんなことを考えていたら顰めた眉間を押された。] 心配いらない……? [悠凛が謎めいた言葉を投げかけてくる。 「俺がやだ」というくらいだ、 コイツも男とヤるのは初めてなんだろう。 「初めて」同士はかなりキツいんじゃないのか? 前立腺を内側から刺激してよくなるのも 初回じゃなかなか適わないと伝え聞くし。 俺だけ気持ちよくなるのも何か違うし。 悠凛の気持ちよくなる顔が観たい。 (D15) rin 2025/08/17(Sun) 12:56:41 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 月嶺さんも作ってみる? 失敗しても私が食べるからいいよ。 [炊事シーンで使うおにぎりは撮影開始までの準備時間、練習ついでに撮影スタッフの分まで作っていたら結構な数になった。 失敗したら東堂さんが食べるのはプレッシャーですよとスタッフからは笑って言われたが、澄夜には自分の作った方を食べさせたいだけで圧のつもりはない。] という描写を入れようとしていたので以心伝心を感じる。 (-18) dix73 2025/08/17(Sun) 12:58:21 |
![]() | 【雲】 七川 惺[ことここに至ってもまだ気づかなかった──…。 ドラッグストアで調達した物は枕元の棚の中。 ローション。潤滑ゼリー多めのスキン。 俺のサイズは 身長に見合う位はそれなりなんだよね。 その時の悠凛の痛みがほんの少しでも和らぐように。 このクソ暑いのに黒コートを羽織って。 目尻の方へ向かってつり上がるサングラスをかけ。 某映画のコスプレですか?って聞かれて 無言でエビぞりしてきた俺の苦労を知れ。 まさか。 その準備の全てが無に帰すことになろうとは。] (D16) rin 2025/08/17(Sun) 12:58:26 |
![]() | 【雲】 七川 惺[当初の予定では。 俺の指は、悠凛の腕から脚から隅々まで滑走して。 なんなら、身体の中心だけ避けて残して。 コイツの方から前に触れてと乞うまでじらして。 俺のが先に我慢できなくなるのは シュミレーションしておらず。 ……そうするはずだったのに。] ……何、だよ。その甘い声。 ちょっと想定外で我慢が…… [悠凛の片足が俺の腰に吸い付いてくる。 俺も、悠凛も、下半身はまだ服越しだったのに。] (D17) rin 2025/08/17(Sun) 12:59:52 |
![]() | 【雲】 七川 惺[何だ、 何だ 、何だ ……!?スタジオで感じたのと同じ香りが一際強くなる。 ここに至って、ようやく湧き上がる疑問。 頭の中で親父に頬を張られた痛みと その前後の記憶がリンクする。 その謎を解くべく、俺は悠凛のボトムスに手を掛ける。 ついで、すぐさま俺も脱ぎ去った。 俺と悠凛を隔てるものは、残った最後の下着が一枚ずつ。 俺は黒のボクサーパンツだ。 ボトムスを乱暴に脱がせたので 下着の片側が一緒に斜めにずり落ち 悠凛のセクシーな鼠径部に目がいく。 それから俺同様に膨らんだ男の徴に満足し その部分に沿って下着越しに右手の五指を這わせ 今度は自分が悠凛の片足を持ち上げたが…。] お前…まさか……。 [そこにじわりと広がる染み。 芳醇な香りで頭がくらくらする。 俺は驚愕の面持ちで悠凛を見つめた。*] (D18) rin 2025/08/17(Sun) 13:12:23 |
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![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[ネクタイを解いてやりたかったと告げれば、 惺が小さく呟いた。] ? いつから、って。御行の撮影の── [今日の午前中に、自分の出番前に スタジオを覗きに行った時のことだと 伝えようとして。 ずっと、というのはおかしいと気づく。 他に惺のネクタイ姿を目にしていた時期は。] ……ぁー。そういう発想なかったよ、高校の頃は。 だってあの時の俺、その手の経験、 まっさらだったもん。 [自分の唇をふに、と潰してから、惺の唇にとんっと触れる。 その前に彼女はいたけど。 もう仕事で忙しくなってきてた時期だったし、 おままごとみたいなピュアなお付き合いだったから。] (D19) eyes 2025/08/17(Sun) 14:00:17 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[独占欲の一端を聞かされて、 じゃあ今まで結構きつかったんじゃ…?と思い至る。 俺の初出演ドラマも見たって言ってたし、 他のも見てたんじゃ? 恋愛ものとか。グラビアの半裸とか。 一部は真実のゴシップとか。 ああ、でも。] ……俺もそうかも。 おまえが俺以外の相手役と演るラブストーリーとか、 もう無理だわ。 悪いけど、今後は見ない。一切。 [『デルタ』の時とは違う。 もうこれは俺のものだと認識してしまっている。 その唇に、腕に、視線に、自分以外が触れると 思うだけで、脳がそれ以上考えることを拒否する。 今後は純粋に応援してやれそうもないと、短く告げる。] (D20) eyes 2025/08/17(Sun) 14:01:04 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[俺が仄めかした言葉を、惺が不思議そうに 繰り返す。今何か教える気はなかったから、 黙って流しておいた。 隅々まで、と自分で宣言した通りに、 じっくりと愛してくれようとするのを感じて、 嬉しくて。そうして欲しいのに。 身体は先へ先へと逸って、 あられもなくねだってしまう。 “甘い声”とか言うな、ばか。 けど。それでおまえが、我慢できなくなるなら。 おまえのために、……いくらでも。 そう思っていたら。 惺の様子が、急に変わって] ……ゃ、 なにっ、…いきなり、 [今までにない乱暴な手つきでタイトなパンツを 脱がされたせいで、その下のメンズビキニの端が 片方ずり下がる。 今日は撮影があったから。 下着のラインが響かないようにと思って、 面積が小さめの。] (D21) eyes 2025/08/17(Sun) 14:03:14 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[素肌にフィットする生地越しに、惺の指が膨らみを 辿って、その奥へと這う。] ン、ぁ──…… [脚の付け根に、その手を潜らされたとき。 ぬる、とぬめる感触が、自分でも分かった。 俺の片脚を持ち上げた体勢で、 惺がぎしりと固まって。 俺の身体の一点を凝視する。] そうだよ。 あれだけ近くで絡み合ってて、 ほんとに全然気づいてなかったんだな。おまえ。 [その顔に貼り付いた疑問を、薄く笑って肯定してみせる。] (D22) eyes 2025/08/17(Sun) 14:06:52 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛…なに。 こんなはずじゃなかった? [抑制剤は、常に携帯している。 惺がΩ相手だってことで躊躇うなら、 別に今から飲んだっていい。 寧ろ、それがエチケットだろう。 こんな言い方したら、空気が悪くなるだけなのに。] ───薬。 朝飲んだきりだから、ヤる前に 飲んでくる。 [ぐっと脚を降ろして、 一回退いて。と軽く胸を押しやった。*] (D23) eyes 2025/08/17(Sun) 14:08:02 |
![]() | 【雲】 七川 惺……えっ?! [応えの方向は少しズレたが、初めて聞く話があった。] じゃあ、まさかお前のファーストキスの相手って…… [自身の唇に、とんと触れられて。] ──…俺? [ 嬉しい。 そうだったのか。 あの頃からコイツは既に小悪魔みたいに視えてたのに。 長い睫毛を伏せてキスを受け止めてくれた悠凛。 かわいい仕草が今更に思い出されて。 いつの間にか俺は、青く儚い想い出さえ 黒く塗り替えてしまっていたんだ。 けれども、その嬉しささえ火に油を注ぐ。 俺の身体は止まらなかった。] (D24) rin 2025/08/17(Sun) 14:37:14 |
![]() | 【雲】 七川 惺──待て。行くな。飲まなくていい。 [俺は胸を押しのけようとした悠凛の腕をつかんだ。 俺は、もうこの手を二度と放したくない。] 俺の母もΩだった。 親父から、Ωを抱く時の覚悟は中坊の時に聞かされた。 (D25) rin 2025/08/17(Sun) 14:38:12 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[それから、ほとんど乞うような声で。] だから、行かなくていい。 今ここで、お前を全部、見せてくれ。** (-21) rin 2025/08/17(Sun) 14:40:18 |
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![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾── 喫茶店のモーニング── “月嶺澄翔“に話を受けてもらえて助かったのは 此方の方もだと思うから。 [事務所としてもありがとうございます、と今や若干懐かしくなりつつある丁寧な調子で言う。 篝役は舞のことを考えれば月嶺澄翔でなければ難しい役なのは明白だったし、彼を起用するために書かれた台本のようにも思えた。>>11 澄夜とタカトさんは月嶺と大守として最初の挨拶を交わしていたし、家同士の繋がりもあるのだろう。 月嶺澄翔ありきで書かれたと思われる脚本に、此方は芸歴を加味してサポートとして据えられているのだとばかり思っていたが。 台本を読み込んで演じてみた後では、職種は初めてのものだったが、そう自身との乖離のない役柄だと感じた。] (16) dix73 2025/08/17(Sun) 15:26:54 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾思ったよりも世話はかけられてはないよ。 っ、ふ……、大丈夫? [主な役回りとしての演技に関しては本当に細かなところや、撮影時のわかりづらい暗黙のルールを教える以外はしていないし。 公私の“私“の方は世話というよりはお節介を焼いているようなものだから。 承諾した頼まれごとについては、半ば騙すような返事をした自覚はある。 特にその話題に触れられなければ言うつもりもなく。話すとしても撮影が終わった後のことだろう。 ピザトーストのチーズが切れなくて困っている様子に笑ってしまいつつ、フォークを差し出して伸びたチーズを切り離した。 食事を終えれば当然のように此方が奢るものとして、伝票を取って席を立つ。 遠慮されたに違いないが、後輩には奢るものだからとそこは顔を立ててもらった。 同伴出勤したところで同じ宿泊先から出てくるところでもなければ、そう勘繰られることでもないだろう。] (17) dix73 2025/08/17(Sun) 15:28:09 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──スタジオ撮影── [炊事シーンは元々此方からの申し入れを聞いてもらい修正を入れてもらった部分だし、アドリブが入ることになるとは思っていた。 台本の流れに沿ってさえいれば、狭い世界に生きる二人芝居となると、細かな描写はある程度好きにしても問題はないようで。 澄夜の演技が思いの外自然だったことから、任せた方が面白いと思われたのもその要因だろう。>>13 本来篝が一人で炊事をするシーンに書き換えられた箇所は、簡単に此処は貞親でと分担の旨が加えられた程度だったから。 澄夜が無理だと言っていた熱い米飯を手に取る場面は此方が引き受ける手筈になっている。 自然な所作で濡らした手をおひつへと伸ばそうとするのに内心で少しばかり心配を覚えたが、表情には出すことなくその手が届く前に肩へと手を置いた。 普段と同じ通りの一日を過ごす貞親の意識の底には、今日が最後の日だという思いは当然あるに違いなく。 些細な言動の変化もあるだろうと思えば違和感のない修正だったし、篝の行動としても自然だった。 自分も炊事場に立つことを、これが最後の食事だからとは口にすることはなく、並んで食事の支度を整える。 程よい大きさに三角の形に塩むすびを握り、隣で鍋の世話を焼く篝の方へと穏やかな視線を向けた。] (18) dix73 2025/08/17(Sun) 15:30:36 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[リテイクとなることもなく、少しだけ異なる同じシーンを2回無事に撮り終えて。 余ったご飯でスタッフの分も含めておにぎりを作っていいですかと、撮影後に握ったおにぎりは結構な数になりそうだった。] 月嶺さんも作ってみる? 失敗したら私が食べるから大丈夫だよ。 [失敗したら東堂さんが食べるのはプレッシャーですよとスタッフからは冗談めかして言われたが、澄夜には自分の作った方を食べさせたいだけで圧のつもりはない。 自分は元々量を食べられる方であるし。 そのまま昼食休憩に入り、撮影スタッフも交えて食事をとった。 それからいくつか残ったシーンも撮り終えれば、残すは数日後にクライマックスを含むロケ地での撮影となる。 撮影期間も残り僅か。 澄夜とのやり取りはそう以前と変わらなかっただろうか。 メッセージの端々に多少変わるところもあったかもしれないが、終わった後のことについては話題には出さなかったと思う。]* (19) dix73 2025/08/17(Sun) 15:31:51 |
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![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* そしてRSSリーダーで捕捉してるのに、その通知の反応より早くリロードですかさず見に来てしまっている自分に笑う……w (まあ、そろそろ来るかなーってちょこちょこ見に来てはいたけども……) (-24) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 15:36:16 |
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![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* この人話し方と一人称がその時々で変わるんだけど、ちゃんと使い分けはしているのです。 仕事の場(序盤の対澄夜、タカトさん含む):私、丁寧語 他の俳優(同期、後輩、中盤以降の対澄夜(人前)):私、砕けた口調。(穏やかめ) 対澄夜二人きり。:俺、砕けた口調。(穏やかめ、若干年上意識) 一人。:俺(口に出すことはないと思う、一人なので)、微妙に雑な口調。 (-26) dix73 2025/08/17(Sun) 16:06:45 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― スタジオ撮影 ― [この奥山の神社には、テレビは無い。 ラジオはかろうじてありはするものの、ドラマ冒頭でニュースを聞くシーンが少しだけあるのみで、日常流されることはない。 ネット環境も、あるいはありはするのかもしれないけれど、シナリオ内にその描写は出てこないまま。 彼らは麓の街の人々の声にラジオ、関連機関からの通達書などで地球滅亡の日を知り、けれど逃げることもなく、ただ、日々の祭事を繰り返している。 カウントダウンなど聞かずとも、彼らは肌で感じていた。 飛ぶ鳥の、山の獣の悲壮な鳴き声であったり、常とは違う空の色であったり。 風のにおいが、空気の濁りが、"最期の日"は近いのだと2人とも口にせずとも解っていた。 解っていたからこそ、常には舞わない終之祈之舞を、日没前の夕拝時に奉納しようと決めたのだろうと解釈している。] (20) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 16:27:12 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 ──「果物は、昨日山で摘んできたナツハゼです」 ──「朝のうちに水で冷やしました」 「陽の匂いがまだ残っているな」── ──「ええ。枝を払った際の青い香が、まだほんのりと」 「神々もお喜びになろう」── ["神々も”の声に、一瞬、手が止まりかける。 祈ったとて。おそらく未来は変えられない。 自分たちだけが助かろうとは思わない。 世の統治者たちが、財あるものが、志あるものが、生き残ってしかるべきとも思わない。 ただ、少しでも。多くの生命が助かるようにと、祈ることしかできなくて。] (21) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 16:28:11 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔………………。 [「カット!」の声に続き、「おつかれさまでしたー」「休憩入りまーす」と、場が動き出すざわめきが耳に入っても、僕は暫く篝のまま、その場を動けずにいた。 じい、とおひつの中、まだ湯気の立つ米を見つめていたら、圭吾さんから「月嶺さん」と声をかけられ、漸く我に返れたほどで。 >>19 ] …………っ、はい、是非。 [おにぎりを作ってみるかと水を向けられ、漸く僕は、澄夜に戻ることができた。 おにぎり祭り云々を口にする時には、常の笑顔になれていたはずで。 "私が食べる"と言われてしまえば、演技とは違う方向の緊張に、それはもう真剣に握ることになったのだけど。] (22) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 16:29:47 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔あの……、握れた、のですが……。 なんでかみんな、まんまるに…………。 [なぜだ。 僕は圭吾さんの手さばき通りに、こう、三角を目指して左右の手と指で形作っていたはずなのに。 サイズ感は同じ風なものの、圭吾さんが握るおにぎりの横、謎にまんまるなおはぎのような和菓子のような形状のものが数個並ぶことになって。 責任とって自分で食べます……と、しようとしたのだけれど、結局、圭吾さんが食べてくれてしまったのだろう。] …………おにぎり、おいしいです。 [そして僕は、圭吾さんが作ったおにぎりを口にする。 なんだろう、サイズ感とか、固すぎず柔らかすぎずの握り方の塩梅とか。あと塩加減も。 シンプルながら、おいしいおにぎり。 味噌汁もおいしかった。 鉄鍋に作られたそれは、奥山のあの神社で口にしたものはこういうのだったのだなと、感慨深く口にして。] (23) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 16:31:14 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[次に会うのは、最後の遠征、神社ロケ。 朝のうちに現場に入り、場当たりなどをして、メインの撮影は夕暮れを待っての奉納の舞ということになっている。 幸いにして、その日は一日中良い天気だと聞いていた。 直前に大雨がということもなく、夏らしい快晴の日々が続いていて。] ──『緊張してきました』 ──『その……篝の気持ちになると、』 ──『どうしてもシナリオを外れてしまいそうで』 [圭吾さんとは、顔を合わせない日でも、「おはようございます」「おやすみなさい」の挨拶を送るようになっていた。夜には、声が聞きたくなったと通話することもあったし、けれど話題は他愛ないもので。 とにかくクランクアップまではドラマのことだけをと、"あのこと"を話題にはしないのは、きっとお互い様のことだった。] (24) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 16:32:15 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― ロケ地の撮影 ― [最後の舞の衣装は、基調の衣装はそのままに、銀に輝く羽衣風の肩布が増やされる。 神楽鈴に加え、足首にも鈴がつき、厳格な奉納舞と同じ化粧をと、目尻や額に朱が入れられた。 劇中ずっと、女顔に見える風な薄化粧は施されていたものの、ここまでしっかりメイクが入ると、いよいよ"本番"なのだなという心持ちになってくる。 本番通りの流れで、屋外の神楽殿でリハーサルを繰り返し。 本番は夕暮れの空気の中、一発撮りということになっていた。] …………夕方までこの緊張が続くのは、 少し、しんどいですね……。 [いっそ今すぐ本番をという気持ちになってしまうけれど、本番はまだ先なんですよねと、いくらか軽装に戻させてもらっての休憩時間。 圭吾さんと向かったのは以前行こうと約束していた、川原だった。] (25) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 16:35:14 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[今日はくるぶし深さほどのせせらぎが陽光を反射して、川底の石までもがありありと見える澄み具合。 衣装を汚さないよう、布を敷いた大岩の上でロケ弁の包みを開いた。 遠足のようなこともした記憶がほとんど無いと告げたからだろう、圭吾さんが、なら食事も川原でしないかと誘ってくださったのだった。] ……あ、……圭吾さん、あそこ、魚……! [魚いました!と声を弾ませる僕は、今だけは、"世界の終わり"も"関係の終わり"も、忘れていようと思っていた。 まだ生きている貞親と篝の世界の中で、今だけは、まだ、恋人同士。]* (26) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 16:37:47 |
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![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* おにぎり丸くなるのかわいいね。 自分から言い出しといて恋人と言われると照れる。 恋人同士っぽいこと然程してないから、ここで出来るのは良いのかもしれないですね。 (-28) dix73 2025/08/17(Sun) 16:42:58 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──スタジオ撮影── [山奥の神社で暮らす二人の物語は、早朝から始まり、夕暮れに 終之祈之舞 を神に奉納するところまでとなっている。 ニュースを見るシーンや、二人が世界の終わりに言及する描写はない。 場面転換の折、騒めく木々や空の向こうに小さく見える太陽以外の光、快晴の向こう、どこか不吉な空の色が差し込まれて終わりの景色が垣間見える程度だ。 二人がどこまで把握しているのかは台本の上では語られていないが、終わりが近いことだけは察しているようで。>>20 元々そう多くはなさそうな参拝客もひと月ほど前から減っていき、劇中の頃には訪れる者もいなくなっていたのだろうと、画面上はちらりと映るのみの社務記録から推測出来た。 最期の日も近くなると、各々の過ごし方はあれど神頼みに来る者などいないのかもしれない。] (27) dix73 2025/08/17(Sun) 19:17:05 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[なんてことのない会話の声音や表情から読み取れるものは、観る者の解釈次第となるのだろう。 貞親として思うところは己の中に確かにある。 傍らに居る篝へと伝わっていることもあれば、きっと彼女にすらわからないようにしていることもある。 それが表現出来ているかは己の力量にも寄るところかと思うが、篝本人には隠せているのだろうな、とは。 少なくとも、彼が篝でいる間は。 篝からは最後まで諦めることなく務めようとする芯の強さの裏に、微かな憂いが感じられた。>>21 貞親の内面で台本からは読み取れないところは、篝との接し方で構築されている部分も大きく、演者により変わるものだ。 篝の役が彼でなければ、また貞親の演技も違っていたに違いないから、相手が月嶺澄翔でよかったと思っている。 他の回もおそらく聞いた概要だけではわからないものが見られるのだろうし、完成を観るのが楽しみでもあった。] (28) dix73 2025/08/17(Sun) 19:17:13 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾具があったらよかったんだけどね。 まあ、塩むすびも美味しいものだから。 [カットの声がかかっても、どこか遠くに意識を向けているような表情で立ち尽くす澄夜に声をかければ、我に帰った様子だった。 まだ役から抜け切れていなかったのかと気づいて。 それなら名前で呼べばよかったかと、以前そう頼まれていたことを思い返したものの、他のスタッフもいる前では月嶺澄翔としても通じる苗字の方にしているので仕方がない。] 手はよく濡らしてから塩をつけて……、 形は三角でも俵型でも、やりやすい方で。 [そんなことを言ったから迷わせてしまったのか、しばらく後、彼の手の上には団子のような球体があった。 三角のものを作ろうとしていたらしいとわかれば、少し笑ってはしまったけど。] (29) dix73 2025/08/17(Sun) 19:17:46 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾かわいくて良いと思うよ。 [見た目が悪いということは全くないし、と丸いおにぎりは此方で引き取ることにして。 仮にとんでもない見た目の物が出来上がっていたとしても食べる気はあったから。 温め直された味噌汁におひたしと、彼らが食べているものを口にすることで、最期の時を迎える前の心情に思いを馳せた。] ……うん、美味しい。 [篝が丸いおにぎりを作るかはわからないが、これは澄夜が作ったものとしていただいたので。] (30) dix73 2025/08/17(Sun) 19:18:08 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[最後の撮影日までは主に笙の練習をしていて、本番にトチることはないだろうと思えるくらいにはなっていた。 演技の方は台本通りであれば完璧に頭には入っていたし、懸念は当日の天候くらいだったか。] ──『澄夜の考える篝として動けば良いよ』 ──『シナリオから大きく外れることはないと思うから』 ──『こちらもそのつもりだし』 [澄夜と顔を合わせることはなかったが、連絡は毎日とってはいて。 特に用事もないのに挨拶のみのメッセージを送ったり、通話をするのは今までしてこなかったことだった。>>24 特に出来ていないそれらしいことがそれだけなのもあまりに少ない気もしたから。 撮影の休憩時間に川を見に行こうと言ったのは、そんな理由もあったと思う。]* (31) dix73 2025/08/17(Sun) 19:19:02 |
![]() | 【人】 大守 天刻――ラストシーン撮影後―― [演出家に呼ばれ、森の魅せ方について論議が行われた。 天刻による森の演出が制作サイドに受け入れられなかった場合 この長回しを撮り直すことになる。] 彼らは何故最後の場所を会社にしたんだろうと ずっと思っていました。 2人とも社畜で思考力が落ちている訳でもない、 会社がシェルターのように特別安全な建物でもない、 安藤の答えはそれが「普段通りに過ごす」という選択で そうできるのは「やりたいことを後悔のないように」という 彼の人物像から、「普段通りを選べた」のだと思います。 では森はどうか。 彼は神経質で安藤に対しても顰め面で接します。 そんな彼が自宅ではなく会社に来る理由を考えた時、 安藤に会いたかったのだと自然に気持ちが降りてきました。 恐らく連絡先も知らないから個人的には呼び出せない、 本人に会えないならせめて彼を一番近くに感じられる 場所でと思って、渡せないかもしれない弁当を作った。 [今回の2つの弁当は勿論天刻が用意したものだ。] (32) Ellie 2025/08/17(Sun) 20:06:30 |
![]() | 【人】 大守 天刻安藤が現れた時は、少しだけ期待してしまって、 でも自分がいるとは思ってなかったと言う安藤の 正直な言葉を聞いて、失恋することを選ぶ。 彼の「普段通り過ごす」選択を尊重する為に 頑なに義理堅いだけの自分を演出する、そういう森を 演じました。 もし時間があれば、ふたりの関係は変わっていたかも しれないし、森の偏屈な生き様では安藤の心を動かす ことはできなかったかもしれない。 森を見て、もどかしく思った人が何かしらの行動に 移ればそれはスポンサーが期待する教育的効果にも 繋がると思います。 [脚本家の方は、ラストシーンをアドリブにした以上 演者の解釈で演じてもらうのが一番だと異論は唱えなかったが 演出家と監督は一度検討する、との回答だった。 自信に溢れたいかにもαという役を多く担って来た天刻が これまでのイメージとは真逆の臆病な姿を見せれば 俳優としてのブランディングに影響もあるかもしれない等 色々と懸念事項もあるらしい。 普段殆どNGを出さずに日数にはまだ余裕があること、 二人芝居なので撮り直しの際に他の演者のスケジュール調整を 考えずにいられることを理由に、決定は後日に先送りとなった。] (33) Ellie 2025/08/17(Sun) 20:07:05 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[篝にとって、貞親は、どういった存在だったのだろう。 篝の年齢からして、親は存命していてもおかしくないと思うけれど、世界が終わりを迎えるにあたってなお神社に留まることを選んだ彼女には、帰る家と呼べるべきものは、もう此処しかなかったのかもしれない。 それはもしかすると、貞親の側も同様だったのだろうかとは、全てが推測でしかない。 上司であり、広義では同僚でもあり、と同時に、兄のような、父のような。 長々と身の上話をしあう仲でなくとも、季節の花が咲いただとか、山にかかった虹が綺麗だったとか、他愛のない話をしては静かに微笑み頷き合うような、そんな関係を築いていたように思われた。 一言で言うなら、"お慕いしていた"という感情に尽きるのだろうけど。 最後の最後、彼女が何を想って、彼の名を口にするのかは、終之祈之舞を舞ってみなければ解らないことだった。] (34) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 20:07:10 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[そして僕の目の前には、不格好と言うのとは違うけれど、明らか、おにぎりらしからぬ見た目のおにぎりが数個。 固く握りすぎてはいけないと、均一に力を込めようとした結果の球体だったように思うけれど、ロケ弁にもこういった形状のおにぎりが入っているのは見たことがないな眉根を寄せた。] …………そこまで不器用な自覚は無かった、んですが……。 [圭吾さんは"かわいくて良い"と言ってくれたけれど、おにぎりにかわいい要素は要らないと思うので。 >>30 やっぱりおにぎり担当は貞親様に代わっていただいて良かったと、色々な意味で思いながらも、残す撮影の日取りはもう僅か残すのみになっていた。] (35) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 20:07:26 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔──『圭吾さんも、ですか?』 ──『であれば、胸をお借りする心づもりで』 [ロケ前夜、不安に思うところを告げれば、"こちらも"と返ってきて >>31 、少しだけ心強くなった。 彼らが抱いた心境の正解を知る者は、監督でも脚本家でもなく、己たちなのだと、開き直って良いものなのかもしれない。 心情描写の少ない、圭吾さんに言わせると相当に簡潔な類のものだったらしいト書きは、最後、2人が微笑んでいたのか絶望の表情を浮かべていたのか、それすら記されてはいない。 なら、僕なりの、圭吾さんなりの、篝と貞親を紡げれば良いのだな、と。 そう結論づけたものの、緊張感がすっかり消えたわけではなかったのだけど。]* (36) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 20:07:50 |
![]() | 【人】 大守 天刻[現場を後にし、帰り支度をする冬梨の楽屋を訪れる。] ひとまず制作サイドからは保留って言われたよ。 冬梨の話も聞きたいんだけど、今晩時間取れるか? 一旦二人で打ち上げ的なこと、したいんだけど。 [マネージャーの目の前でプライベートの誘いをするのは これが初めてではない。 今まで通りの顔をして、冬梨に微笑む。] 俺の家でも、お前の家でも。 [初夜の場所を選ばせているとわかるのは、 当事者ふたりだけ。*] (37) Ellie 2025/08/17(Sun) 20:08:21 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* ぎゃー、タカトさんを投下待ちさせてしまっていた申し訳ない。 ありがとうございますありがとうございます。 そして圭吾さんは、これ多分、「夕飯前に落とせるところまで落として離席する!」という感じでここまで落としてくれたんだなと察したので、そこの部分だけお返ししてみた。 (違ったらごめんと思ったけど違ってなかった) (-29) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 20:16:03 |
![]() | 【人】 役者 古河 冬梨── 収録後 ── [楽屋で帰り支度を済ませていた頃、 聞こえたノックに扉を開く。 開口一番聞こえた回答に、え、と虚を突かれた。] ……保留なの? 良いもの出来たと思ったんだけど。 [どちらも言葉づまりもせずに、時間もちょうど。 納得の行くものができたと思っていたものだから。 そこまで、反応した後で打ち上げ、と続くと少し考える。] 撮影自体はOKだったのかな。 だったら、安心だけど。 [ふ、と一瞬強張った表情を解く。] (38) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 20:35:21 |
![]() | 【人】 役者 古河 冬梨[けれど、打ち上げの後、お店ではなく 互いの自宅への指定が入ったことには、] ……──、ああ 家飲みなら、そうだね。 [軽く目を瞬かせ、天刻を見上げた。 すぐに反応できずに 思わずマネージャーへと振り返り、] このあと、 雑誌のインタビューが終わってからいいよね。 [マネージャーに伝え、先に帰ってもらうように お願いした後、上目に天刻へと視線を戻す。*] (39) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 20:36:38 |
![]() | 【秘】 役者 古河 冬梨 → 大守 天刻……どっち、……でも、大丈夫、だけど。 ……天刻の家、行く……? [いつもより少し歯切れ悪そうに、小声で問う。*] (-30) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 20:37:46 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──ロケ地の撮影── [この日は想定外の天候の崩れもなく、夕暮れの景色も綺麗に見えそうということだった。 クライマックスの撮影は夕方から日没にかけての限られた時間となり、初日の撮影のように深夜からの移動ではないし、リハーサルを合わせても拘束時間はそう長くはない。] その化粧だと結構雰囲気が変わるよね。 [澄夜は最後の舞のために目縁や額に朱を入れた化粧を施されていて、他のシーンの篝よりも神秘的な雰囲気が出ている。 けれど緊張した面持ちの彼は、まだ篝ではなく月嶺澄夜そのままで、役に入っている時とそうでない時の差がわかりやすい。 その印象の差もここ数日で大きく感じられるようになったのは、此方の心理的な変化のためもあるのだろう。] (40) dix73 2025/08/17(Sun) 20:44:58 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾舞踏の舞台は常に一発勝負でしょう。 自分にできることをやり切るのは同じだから、 そう気を張らなくて良いよ。 まあ、わかってはいても緊張するよね。 [私も少し緊張はしているし、と苦笑して。 少し肩の力を抜くためにも機材やスタッフから離れて休憩しようかと、この前は車で通り過ぎるだけだった川へと足を向けた。] (41) dix73 2025/08/17(Sun) 20:45:20 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾 川辺まで来ると結構涼しいな。 [狩衣を脱いだ袴姿と少しだけ軽装になっていても、こう天気がいいと少し暑いから、休憩するにはちょうどよかったかもしれない。 プレハブは冷房もきいているけれど、景色的には殺風景だし。 川べりの岩に並んで腰を下ろしてロケ弁を開くと、いただきますと手を合わせた。] ……あ、ほんとだ。 水も澄んでるし、今日にしておいてよかったね。 [この川が渡れなくなるほど氾濫していたのは、この穏やかな澄んだ流れからは想像がつかない。 緊張も少しは解けたのかな、と楽しそうに川を眺める澄夜の顔を見る。 遠足にもあまり行ったことがないとは、子供の頃から舞踏の舞台などに出ていれば学校行事も出られないことが多かったのかと思う。 こうしていると年相応より少し幼くも見えて可愛らしかった。 どうでも良い話だが、この可愛らしいとおにぎりのかわいいは近しいものだが、二人の時に告げているものとは意味合いが違う。おそらく本人に言ってもあまり理解は得られる気はしない。 (42) dix73 2025/08/17(Sun) 20:47:52 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾足と裾を濡らさなければ川にも入れそうかな。 [深さもくるぶし程度だし、気温的にも気持ちよさそうだし、と割り箸で摘んだ厚焼き卵を口に運ぶ。 衣装は汚さないようにしないとだけど、とつい勧めてしまうのは、少しでも楽しい思い出が増やせればと思って。] そうだ、写真撮っておこうか。 [二人での写真はスタッフが撮影風景として撮ってくれたものはあるけど、個人的には撮ってはいないから。 川やお互いの写真と、共有フォルダに入れる写真も増えただろうか。]* (43) dix73 2025/08/17(Sun) 20:48:11 |
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![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[胸を押した腕を、反対に掴まれる。 暫く黙って惺を見返した。] ……………… 飲まなかったら。 どうなるかわかんないよ、 俺、αとするの始めてだし。 [俺は惺とならどうなっても構わないと 決めていたから。 落とした声で、警告だけはする。] (D26) eyes 2025/08/17(Sun) 20:52:48 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[お前を全部、と乞う声に。] …なら、いいよ。 [さっき自分を差し出してみせた時と、 同じ台詞を呟いて>>D8 脱げかけの紐を親指で引き下ろすと、 色の薄い性器が、ふるりと弾みをつけて 露わになる。 空に投げ出すぴんと伸ばした爪先へと、 片脚ずつビキニを滑り落として。 湿って色の変わったそれを床に放る。 惺の下肢の両脇に開いた脚の片膝を シーツに倒して、濡れた奥所まで開いてみせれば。 くちゅ、と微かな音が脚の狭間でくぐもった。] これが、俺。 ───気に入った? [グラビア撮影で見せる挑発的な視線を、 俺を組み敷く男に投げかけて。 問い質す声が、少しだけ擦れた*] (D27) eyes 2025/08/17(Sun) 20:57:52 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* …………小文字で何言ってるんだろうこの人…………ww えーと、"二人の時に告げている"かわいいは、えろいたまらん好きって意味のかわいい、なのかな……などと分析したところで澄夜くんには何も伝わっていません。伝わっていませんよ。 (-32) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 20:58:07 |
![]() | 【人】 大守 天刻そもそもアドリブだから台詞が間違ってたとかじゃなくて 森の演出に恋愛感情が入ってたのがな、 脚本では「ただの同僚の二人が最後に会社で偶然出会って 過ごす」って方向だったから、そこに森が安藤への恋心を 見せたことに対してちょっと上の方で検討するんだとさ。 まあ恋愛感情出すなら告白までいかないとか 両想いにならないなら「出す意味がない」っていう 見方もわからないでもないけど。 恋愛関係の二人が仲良く終末を迎える話はよそで やってるんだから成就しないパターンで作るの、 ありだと思うんだよな…… っていうのを話したくて。 ごめん、この後別現場って聞いたから取り急ぎ来た。 [マネージャーが時計を気にしているので、 冬梨にはメイクオフを続けながら聞いてもらう。] (44) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:08:44 |
![]() | 【人】 大守 天刻終わったら連絡して。 酒とかつまみとか用意しとく。 [何となく、酒は飲むことはない気もするが 外部に向けたポーズは大事なので。 そして場所を選んでもらうように提示すれば、 ドレッサー前で座る冬梨の瞳が天刻を見上げてきた。 マネージャーが何かの確認でスマホを見ている時で 良かった。 大きな鏡には、口元を隠して感情を堪える天刻が 映ってしまったから。*] (45) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:09:01 |
![]() | 【秘】 大守 天刻 → 役者 古河 冬梨そこ小声なのかよ……。 わかった。待ってる。 ……勿論、気持ちが決まらなかったら、断っても良いから。 [冬梨には、心の準備をした状態で自ら選んで欲しい。 ヒートは先日終わり、撮影も上からの結論が出るまでは ストップしている状態だけれど。 彼が「今じゃない」と思うなら、無理強いはしたくない。] (-33) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:09:23 |
![]() | 【念】 大守 天刻[とはいえ、連絡があるまではそわそわと家を掃除したり 一応酒とつまみを用意したり 念入りにシャワーを浴びたりしていたのだけれど。*] (!0) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:09:39 |
大守 天刻は、メモを貼った。 ![]() (a2) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:14:34 |
![]() | 【独】 大守 天刻/* 3日目だから自己紹介もうええやろ、で名前だけ書こうとしてふとふりがなおおかみて書いたっけ?→遡る→おおもりになっとるがな?!の流れでした……シリーズもう3作目なのに辞書登録しないからこういうことになるんだ。 (-34) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:20:09 |
![]() | 【人】 役者 古河 冬梨え? それは……、明確には表現してないはずだけど 俺が「好き」って使ったからかな。 だとしたらごめん、言葉選びを誤ったかも。 [アドリブ劇の表現は一人では背負えない。 故人の咎よりも、改善してできることなら、と練ろうとして 話を切り上げようとする天刻にハッとする。 今問答するべきじゃないところに、頷いて。] ……分かった、それも込みで後で落ち合おう。 [連絡する旨を約束して、短い時間に別れを告げる。 話している合間に何かを堪えた様子の天刻を見て 見上げる視線に少し、鋭さが混ざったのは 照れを誤魔化すために力が籠もったものだった。] (46) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 21:33:30 |
![]() | 【秘】 役者 古河 冬梨 → 大守 天刻[小声で確認し合った場所は彼の部屋。 最後まで逃げ道を残そうとする彼に、 自身への気遣いを感じながらも、考えていることは逆。] ……逆。 逃げないように、捕まえて。 [彼の領域を敢えて選んだのは、 いざという時に尻込みする自身の道を断つためと、もう一つ。 そちらの理由は、今は口にすることはなく。] (-35) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 21:33:52 |
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![]() | 【念】 役者 古河 冬梨── 深夜 ── [ドラマの撮影の姿のまま、インタビューを受けた後、 スタジオのシャワーを借りて汗と匂いを洗い流して、 髪も完全に乾かないまま、天刻の家に向かった。 湿りを帯びた髪はシャワーを浴びた後だと分かるだろう。 勝手に知ったるマンションのセキュリティを抜けて、 天刻の住んでいるフロアへと向かい、 インターフォンを鳴らす。] ……おまたせ、遅くなった。 [少し緊張が残るせいか、名前を名乗ることも忘れて、 湿った前髪を弄りながら、扉が開くのを待った。*] (!1) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 21:35:24 |
![]() | 【独】 大守 天刻/* ユーリのCVは今〇文也どうですかを置いとく。 声も好きだけど歌もクソ上手いんだよ〜 しずかくん誰かな。ノッブ……? ケイは櫻井さんで、澄夜さんは榊原さんとかどうですかね。 (-36) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:37:27 |
役者 古河 冬梨は、メモを貼った。 ![]() (a3) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 21:40:08 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― ロケ地の撮影 ― 舞踏の化粧だと睫毛まで弄ることは無いんですが、 テレビ用となるとまた違うんですね……。 [なんだっけ、マラカス。じゃなくて、マスカラ? 目縁に色を入れるのは舞台でもしていることだから慣れたものだけれど、睫毛まで弄られ、僅かばかり重たくなった瞼で苦笑する。 巫女は、神子とも言われる。 神職の補佐役でもあり、祭りを司る司祭者でもある。呪術も扱えば神意の招請も行う、神の御使い。 少しでもそういう雰囲気が出せていると良いのですが、と微笑んで。] ……確かに、舞台の上は、 立つ時がすなわち本番ですね。 …………そうか、 下手に撮影だと思わなければ良いのか……。 [なまじ、撮影は撮り直しが効くのが常だったから、一発撮りと言われると身構えてしまうけれど。 これはいつもの舞台だと思えば良いのかと納得すれば、かなり気は楽になった。 >>41 それでもどうしても夕方に向けての緊張感は消えないまま、圭吾さんと連れ立って山道を降りて。] (48) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 21:46:31 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………本当に、川に魚って泳いでるんですね……。 [まさか、鮭の切り身があの形で海を泳いでいるだとか、そこまでの世間知らずではないものの。 水槽の金魚や熱帯魚はまだしも、本当に自然のこうした川に魚は泳いでいるものなんですねと、青い川面を滑るように移動する銀色の魚影をずっと目で追ってしまう。 なかなか箸も動かせずにいたけれど、でも、今日のお弁当もおいしかった。] ふ、ふふ、今日も湯葉…………。 [本当、一体どんな申し送りがされているのやら、今日は湯葉と野菜の炊き合わせがおかずの1つになっていて。 冬瓜とひき肉の煮物、厚焼き卵、魚のフライ、ひじき煮に鶏つくね。 洋食の弁当もままあるらしいロケ弁界においては相当渋い方向のものだったらしいけれど、比較対象を知るでもない僕は、おいしい、とあらかた口にすることができた。] 水、入って怒られたりしないかな……。 [入りたいなとは、思ってしまう。いかにも冷たくて気持ちが良さそうだし、何よりきれいだ。 タオル代わりになりそうな布は、敷布にしているものがあるわけで。] (49) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 21:46:49 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[そわ、と腰を浮かしかけたところで、「写真」と圭吾さんが告げた一言。 ああ、忘れてました、と嘆きの表情を浮かべることになった。 >>43 ] 食べるのに夢中で、お弁当の写真、撮りそびれました……。 [食べかけでも良いかな、いやでも、と逡巡しながら、弁当の器の端部分を画面に収めつつ、写真のメインは川になる風な角度で、ぱちりと1枚撮っておいた。 お互い、撮り合いっこしますか?と首を傾げ、「二人で」との声にますます首を傾げ。 人生初の自撮りをすることにもなった。 こうですか?こう?と、顔を寄せ合いつつ撮った僕らの顔は、ちゃんと笑っていたと思う。] (50) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 21:47:07 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[そして結局、少しだけ。衣装は濡らさないようにと己によくよく言い聞かせつつ、川の浅い砂地のところを、裸足で歩いてみたりもした。 お行儀はよろしいとは言えないけれど、袴をからげる居住まいは"返し股立"として存在はしているものだし……って、これは武士が戦いの時にするもので、舞踏ではまず必要のない格好だけど。まして川遊びとか。] 圭吾さんも、入りましょう? [共犯者になってください、と誘いつつ彼の袴もたくし上げ。 一蓮托生とばかり、手を繋いでせせらぎに足をつけた。] あは、……見た目よりずっとつめたい……。 [そうか、夏でも谷川の水って冷たいものなんだ……、と、初めて覚えたことを、噛み締めるように呟いて。 初めて触れた川の水の感触、今日の青空の美しさ、何種類も聞こえてくる、蝉時雨の鳴き声。 "この世界"には訪れることのない、世界の終末。 もう一人の僕ともう一人の圭吾さんがこれから直面しなければならない、全ての終わり。 全部、大事に覚えておこうと思った。 この先何があっても、たとえ圭吾さんとお別れしなければならなくなっても、笑ってさよならが言えるように、と。]* (51) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 21:47:32 |
日本舞踏家 月嶺 澄翔は、メモを貼った。 ![]() (a4) Valkyrie 2025/08/17(Sun) 21:51:37 |
![]() | 【人】 大守 天刻いや、「安藤」からは見えないような角度で 森が安藤を好きだって顔を―― うん、話し始めたら邪魔になるな。 また後で。 [あまり長居はしたくなかった。 長丁場の撮影で香水の効果が薄れることを恐れて。 マネージャーに邪魔した旨を謝って、天刻も自分の楽屋へと。**] (52) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:53:53 |
![]() | 【秘】 大守 天刻 → 役者 古河 冬梨[冬梨はわかっているのだろうか。 「オオカミ」に、「捕まえて」なんて、 骨の髄まで喰い尽くすαの顔を、 彼はまだ知らない。] (-38) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:54:21 |
![]() | 【念】 大守 天刻――深夜―― [インターフォンにすぐに反応する。 天刻は大守管理のマンションの1フロアをすべて自宅として 使用している。] お疲れ。 急いで来たのか? ……まだ髪が濡れてる。 俺が乾かしても良い? [湿った髪に手を伸ばす。 それが許される関係になりたいのだと願う気持ちは 甘い声色に宿り。 ソファーを勧めれば、その前のローテーブルに 一応誘いの名目であるワインとナッツ、高カカオチョコレートが ローテーブルに用意されているのが見えるだろう。 ドライヤーは洗面所だから、冬梨が許してくれるなら 一度離れて戻って来る心算だ。*] (!2) Ellie 2025/08/17(Sun) 21:54:37 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 俺も川入るんだ(入るよね、うん)。 デートらしいことが少しできてよかったなあ…… この時点でめでたしめでたしというよりは、障害がある方が良いのかなとは思いつつ、圭吾からその後のことに関して何考えてるのかは描写しづらいんだよな…… (-39) dix73 2025/08/17(Sun) 22:00:40 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* おーかみくんが旧姓田臥くんを処刑させる訳ないよねーって 日付が変わった瞬間からセットしてる。 その後事務所社長になったのかと思ったら理事長だったね。 前村に続き村建てペアの当て馬になりにいく俺です、俺。 いや素直に懐っこさ発揮したら 自然とそうなるだけなんだけどね(最初は) 美味しく調理してくれてありがとう♡ そこから、俺話しかけにくいかな…って しゅんとするトーリさん、そんなことないだろからの あれヤキモチだったのか……でNG連発する タカトさん、上手いね。もぐもぐ。 (-40) eyes 2025/08/17(Sun) 22:04:43 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[貞親にとっての篝は、仕事上の関係性以外には、たった一人の家族のようなものだったのだと思う。 一日にも満たない描写であっても、彼等は長いことこうして二人だけの世界で穏やかな日常を過ごしてきたように感じていた。 神社に訪ねてくる者はいただろうし、山から降りるようなこともあったのだろうけれど。 常に同じ時間を共有し、互いのことは一番わかり合っているようであっても、夫婦でも恋人同士でもない。 大切な存在には変わりないはずだが、貞親が篝にどういった感情を持っていたかは想像するしかなかった。 想像がついたところで、それをどう表現するのかは貞親として動かなければわからないのは、澄夜も同じなのだろう。 撮影最終日の前に送られてきた懸念は、彼の中の篝が監督の意向と違っていたら修正は難しいというものに思えた。 今までの撮影でアドリブを入れた物にダメ出しは入っていないし、わざと描かれていないように思える心理描写の解釈は役者に委ねられていると受け取っている。 貞親と篝への解釈のズレがお互いにあったとして、相手が何を考えているかなどそうわかるものでもないのだから、各々自分の役割を演じるだけだという旨を返せば、いくらか安心出来たようだった。>>36]* (53) dix73 2025/08/17(Sun) 22:13:18 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[ワンフロアに重厚な扉があるのは一つのみ。 扉の前で手持ち無沙汰に待っていると、 すぐさま扉の解錠音が聞こえた。天刻の顔が覗く。] ああ、うん……待たせちゃったし。 最後まで乾かしきれなくて。 [夏場とはいえ濡れた髪で 外を歩き回るのは落ち着かなかったからタクシーで訪れた。 彼の手が伸びてきて、毛先に触れる。] (!3) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 22:14:50 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨一瞬、身構えたように身を揺らしたのは反射から。] ……ん、 [珍しく言葉少なになってしまうのは照れ隠し。 嫌じゃない、と伝えるためにもう一度彼を見上げる。 自身の匂いを極力消したかったのは、 ヒートが収まった後も、フェロモンで彼を惑わせたくなかったから。] (!4) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 22:15:13 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[慣れた廊下を過ぎて、整然と整ったリビングへと。 二人が座っても十分な広さのソファは柔らかさを知っている。 口実通り、ワインとおつまみが用意されていた。 天刻が洗面所に向かう間、 ソファに腰を落ち着けて、少し居住まいを正すように] ワイン、飲む? 開けておこうか? 打ち上げ、なんでしょう? [彼がスタッフたちと話をしていた間、自身は席を外していた。 事の顛末を知らなかったからこそ、 楽屋で聞いた経緯は寝耳に水で、驚いたのだけれど。*] (!5) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 22:16:06 |
![]() | 【雲】 七川 惺[片膝を立てたその姿を見て、こくり…と喉がなった。 挑発的な視線とともに、それは眩しかった。] あぁ……。 [捩れて濡れたビキニパンツ姿は 素肌そのものを晒すより官能的だと思ったけれど。 そうではなかったことを知る。 アンドロギュノスにも似た性器に瞳が吸い寄せられる。 物語のように、 屹立した男根の後ろに秘裂があるわけじゃない。 けれども薄紅色のそれは 秘蕾と呼ばれるにふさわしい。 花開く直前の…もしかしたら処女よりも香しいのではないか。 ちなみに処女を抱いたことはないので想像の範疇。 ] (D28) rin 2025/08/17(Sun) 22:21:30 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛お前は誰よりも綺麗な身体をしている。 気に入らないはずがない──…。 [感嘆の溜息を一つ零してから、秘蕾に口づけする。] (-41) rin 2025/08/17(Sun) 22:23:14 |
![]() | 【雲】 七川 惺[唇を一度放す。それから右手でそこに柔らかく触れ。 一本、二本とゆっくり指を埋めてゆく ……三本目は入るだろうか?] 話に聞いた概念なんだけど、Ω男性の場合… 「初めて」は子宮ができてないから妊娠しないんだよな? 俺は結果がどうなってもお前を放さないけど。 お前がステージで輝く光を奪いたくない。 念のため、避妊は必要か? [今にも理性が飛びそうなのにやっとの思いでブレーキをかけ そう、問いかけた。*] (D29) rin 2025/08/17(Sun) 22:26:24 |
![]() | 【念】 大守 天刻何時だって待ってる心算だったけど、 急いで「逢いに」来てくれたのが嬉しい。 [言葉選びが既に友人だった時とは異なることを 冬梨なら気づいているだろう。 戸惑うだろうか。 諦めて欲しい。 彼限定の天刻の顔を今夜はもう引っ込める気がない。 髪に触れた時の反応は恐らくΩの防衛反応だろう。 それを御して冬梨の心か天刻を赦す。 目を細めた。] (!6) Ellie 2025/08/17(Sun) 22:49:38 |
![]() | 【念】 大守 天刻一応用意したけど、俺はまだ飲まないかな。 酔った状態で冬梨に触れたくないから。 まあ今夜は飲んでも酔わなさそうだけど。 [酒宴の準備を見て冬梨が言う。 それだけの為に呼んだ訳ではないと気付いているだろうが。 勿論、一番の目的をすぐに果たそうとする程 余裕のない男だとは思われたくもない。 部屋が広いということは、ソファから壁が遠いということ。 延長コードを経由してドライヤーを繋ぎ、 冬梨の背後に回った。] (!7) Ellie 2025/08/17(Sun) 22:49:55 |
![]() | 【念】 大守 天刻……役で俺や他のαが後ろに回る時、 怖かったりした? [触るよ、と断ってから首筋に指の背を這わせる。 そこにはまだ誰の所有痕もないが、ひとたびαが意思を持って 噛みつけば、消えない痕が残ることになる。 演技中にαがラットを起こせば、いくらαを装える程の 体格であっても、Ωの彼は抵抗が難しい。 望まない番契約を結ばれるかもしれない上に 同時にキャリアを失う恐怖と彼は戦ってきたのだろうか。 首筋をギリギリ覆うだけの毛量と長さだけを頼りにして。*] (!8) Ellie 2025/08/17(Sun) 22:50:17 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[惺の視線が、自ら晒してみせた素肌に突き刺さる。 眩いスポットライトの下で 無数に浴びる視線よりも熱狂的だ。 恋に狂った、男の視線。] ……見過ぎ。 [ふ、と笑んで揶揄する。 もっと見ればいい。 柔らかい光に照らし出される肢体を、余さず。] まぁ、そんなの。 聞かなくても分かるけどね? [生まれてから今まで一番多く聞いた形容詞は。 綺麗とか、格好いいとか。そういうもの。 こんな仕事をしている人間なら、大抵そうだろう。 誰かの見惚れる視線には慣れている。 寧ろ、慣れきって麻痺していたといっていい。 昔はすぐ傍にいた男が、隣でどんな顔をしているか、 気にも留めていなかったのだから。 それに。微かに色の変わった黒いボクサーの膨らみを、 立てた膝でぐっと押し上げる。 固く張り詰めた劣情の証は、この状況では隠しようがない。] (D30) eyes 2025/08/17(Sun) 23:11:17 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[手放しの賛美に、口端を緩めたのも束の間。 身体を大きく屈めて、脚の付け根の更に奥に 唇を寄せられて、いっぱいに目を見開く] ッ、 なに、して………!! [思いもかけなかった羞恥に、鋭く声を上げる。 でも。未だこれは、ただの始まりで。 これから先に続くだろう羞恥に思い至って、 物言いたげに口を噤む。] (D31) eyes 2025/08/17(Sun) 23:12:58 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[夜更けに約束をしても、飲みに行っても 「会う」だけで「嬉しい」なんて言わなかった。] ……──、 [髪に触れる指先に、むず、と身じろいでしまったのは 会話の端に今までとは違う空気を察する。 それを望んだのは自身のはずなのに、狼狽える。 気持ちを作ってきたはずなのにうまく行かないのは 舞台じゃない、NGの聞かない本番がずっと続いているから。 オオカミを前にする小動物のように。] (!9) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 23:13:58 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[皮一枚、辛うじて残るのは用意されたワインに 打ち上げという仕事の名残があったから。 なのにそんな会話の話にすら「触れる」行為を匂わせる。] ……一杯くらいじゃそもそも酔わないでしょ、俺達。 [飲み明かす夜があったのは 演技論が白熱していたこともあるけれど、 白熱した理由の中に 何杯目かの酔いが回っていたのは白状しよう。 添えられた二人分のグラスを並べて、オープナーを探した。] んー……、そうだね。 役の間なら気にならないけれど、 不意打ちで傍に来られたりすると、驚くことはあるかな。 [断りを入れてもらったからこそ、安心していられる。 指先で掻き分けるとすぐに見える急所は、 隠せば隠す程、警戒していることを見せてしまうから 貞操帯などはしなかった。 αと名乗っていたからこそ、できない理由もあったけれど。] (!10) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 23:14:24 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨天刻が後ろに立つときは、 怖さもあったけれど、不思議と落ち着いたりもした。 [オープナーでコルクのてっぺんに穴を開け 尖った針を深く埋めていく。今までの共演を思い出して くすりと、過去に触れ合った舞台のシーンを振り返り。] (!11) milkxxxx 2025/08/17(Sun) 23:14:43 |
![]() |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[熱く潤むそこに、ゆっくりと指を突き立てられる。 緩く目を臥せて、滑らかに沈んでいくその感触を、 敏感に澄まされた感覚で味わう。] ぁ、…っ、ふ [ゆるゆると侵されていく刺激に目を細めながらも、 惺をじっと見つめて] ひとり、で、 するとき おまえのこと、いつも考えてた。 おまえの指でされてるの、想像、して……っ、ん ……でも。 惺の指がどんな形してたか、思い出せなくて、 [淋しかった、と打ち明ける。 その綺麗な指で、そこをもっと虐めて欲しい。 俺より長い指。体格に見合った雄の隆起。 自分の指じゃ届かないところまで、きっと犯してもらえる。 つい、そう考えてしまって。 とろりと蜜が這い出す感触に、背を震わせ息を吐く。] (D32) eyes 2025/08/17(Sun) 23:18:11 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[指を二本に増やされるところまでは、 甘く喘ぎながらなんとか飲み込めた。 押し入ろうとする三本目を受け入れたくて、 浅くなっていた呼吸を、深く長く吐き出しながら] ん──……? そ、だと… おも、 ぁンッ、! [“初めて” ───“妊娠”? 愛撫を受けながら、この先に待ち受けるものを 意識させる言葉を聞かされて。 きゅううっとナカが窄まり、 飲み込みかけた指を入口で締め付ける。 ……止めて欲しい、こんな時に。] (D33) eyes 2025/08/17(Sun) 23:20:48 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛しない、なら。 ………する必要、あるの。 [惺のなら。 直に受け止めたい、なんて。 どこから来るんだろう、この欲求は。 きゅっと唇を噛んで、ますます熱を帯びる顔を背けた。*] (D34) eyes 2025/08/17(Sun) 23:22:38 |
![]() |
![]() | 【念】 大守 天刻[冬梨とは多くの時間を共有してきた。 プライベートでは互いの血筋のことを話すこともあったが 殆どは演技プランや観劇の感想で。 恋愛の話はしたことがなかった。 その間、天刻には彼女がいたこともあったし Ω男性とお試しをして番関係に踏み切れなかったりもした。 冬梨はどうだろう。 αだと偽っていた間、自分以外とは板の上で恋愛ものを やっていたようにも思うが、プライベートでは誰かを 抱いたりしたのだろうか。 そうする時に彼のΩ性は寂しさを感じなかったのだろうか。 今此方が好意を大きく出すと引いて見えるのは α演技の名残か、それとも天刻と関係を持つことを 「やはり違うな」と感じているのか。] (!13) Ellie 2025/08/18(Mon) 0:05:10 |
![]() | 【念】 大守 天刻まあそうだけど。 シラフじゃない方が冬梨が安心するなら呑もうか。 こないだ親呼んだ時にもらった良いヤツ。 [髪を触っているので、ワインを開ける役は冬梨に任せた。 手元が狂わないように、ドライヤーはもう少し待つか。 触れていた指も一旦離す。] (!14) Ellie 2025/08/18(Mon) 0:06:05 |
![]() | 【念】 大守 天刻役の間は平気って、やっぱり根っからの役者なんだよな。 薬は飲んでたんだろうけど、精神力でフェロモンを 抑えてるとこあったんじゃないか。 思い返しても板の上で冬梨からΩのフェロモン 感じたことなかったし。 ……俺が鈍いだけの可能性はあるけど。 もしかして鈍いから俺が後ろいても落ち着いてた?! [いくら当時は彼を役柄や友達としてしか見ていなかった とはいえ、彼はずっと自分と天刻が「番える性を持つ」と 知っていた訳で。 それで「落ち着く」と言われてしまえば、 やはり彼にとって対象外なのでは、と密かに凹む部分はある。 それを自虐の笑いに変えて、ワインが注がれるのを待ってから ドライヤーの電源を入れるつもりだった、のだが。] (!15) Ellie 2025/08/18(Mon) 0:06:15 |
![]() | 【念】 大守 天刻……、そっか、 [やはり偶然ではなく、彼の方から恋人役のオファーは NGが出ていたのだと知る。 舞台上ならαに後ろを取られても平気な彼が 天刻とは役の上でも恋人にはなれないと思ったのか。 零れる溜息を消すようにドライヤーをONにした。 毛先を慈しむように手で梳き乾かしていく。 気温の低い季節ではないから、来る前に少し乾いていたのだろう。 程なく手に湿った感触が残らなくなった。] (!16) Ellie 2025/08/18(Mon) 0:06:56 |
![]() | 【念】 大守 天刻俺のテクニックを見せつける機会がなくて残念だよ。 なんてな。 さ、乾杯しようか。 [ドライヤーは一旦線を抜いてカーペットの上に置いておく。 ソファに回って腰掛けると、ワイングラスのひとつを 手に取った。**] (!17) Ellie 2025/08/18(Mon) 0:07:32 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[心地よい風が地肌を撫でる。 湿った髪の水分を飛ばすように暖かい空気が髪を揺らす。 外したコルクとワインをテーブルに戻して、暫しの間 大人しく彼の世話を受けているのは擽ったかった。 けれど、指先が離れていく。心地よい風も。] ……ぁ、 [一瞬、乾かし始めた途端止まる手を名残惜しく感じる。 声に、動作に、耳を傾けようとしている為だとは 頭の隅で理解しながらも、 一度覚えた”淋しさ”はすぐに顔を出してしまう。] (!18) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 0:58:39 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[表面下の淋しさを堪らえようと、一瞬唇を噛みしめる。 揺らいだ瞳も、後ろに立つ彼には気づかれない。] 役の間は演技を優先していられるから。 ……うん、確かに理性が勝っているのかも。 役になりきろうとして天刻を参考にしたこともあったし、 Ωのフェロモンを消すための方法を調べたり 匂い消しも薬も、散々試した。 天刻が鈍いんじゃなくて、 俺がうまく隠せてたってことじゃない? [くす、と浮かべた笑みはほんの少し誇らしくもあった。 彼を魅力的じゃないと対象に含まなかったわけじゃない。] (!19) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 0:59:18 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨……自分を取り繕うのに必死だったから、だよ。 [今なら分かる。恋愛の余裕もなかった。 役柄の上でもキスシーンや濡れ場と言われるものには縁遠く。 ……否、敢えて避けてきたのかもしれない。] (!20) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 1:00:02 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[打ち明けたNGに少し落ちたトーンの声。 再び揺らぎ始める髪と風。 風と指先を感じるように少し首を前に傾けて瞼を下ろす。 温風が響かせる音に紛れさせて、呟く。] 天刻に限らずだけれど、恋愛は避けてきた。 キスも、セックスも。 人と触れ合うことすら、怖れてた。 中性的な印象だからかな、 おかげさまでガッツリとした絡みを 求められることはなかったよ。 抱きしめて慟哭を上げたり、 体を支えるくらいなら恋わずにできる。 [ドライヤーの音が切れる。 さらりと手触りのよくなった髪が 絡むこと無く、天刻の指先を手放した。] (!21) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 1:01:11 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[テクニックとおどける彼に笑って、 彼が隣に腰掛けるのを待ってワイングラスを手に取った。 赤い液体を揺らして、彼に微笑みかけた笑みが 少しずつ揺らぎ、視線がそっと外れていく。 こほん、と咳払いをするように一つ。 ワインを揺らす手は 演技でもプライベートでもしてきた行為。] (!22) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 1:02:55 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨……だから、 ……その、 プライベートで、恋、とか意識するのも、 ”そういうこと”、も…… したこと、は、ないから 今、すごく、緊張してる…… [走り続けてきた10年は 振り返れば振り返るほど必死で、余裕がなかった。 こうして真正面から向けられる恋人らしい仕草に 狼狽えて目も合わせられなくなるほど。 彼に演技は剥がされている。 景気づけでもなければ、交わせないくらい。**] (!23) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 1:05:51 |
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![]() | 【雲】 七川 惺ちょっ…何すんだよ! [張り詰めた急所を膝で押し上げられた。] お前な…この期に及んで跳ねっ返りだっつーの。 [そういう所も“好き”の一部なのだが、 今は言わないことにする。 しかし軽く痛みの走った部分に目をやれば… ちょっとだけ斥候の証が出ていたらしい。 羞恥で僅かの間視線を逸らしたけれど。] あいこだな? [開き直って、黒い下着を脱ぎ捨てる。」 (D35) rin 2025/08/18(Mon) 1:40:06 |
![]() | 【雲】 七川 惺[自身の根元に今は瘤がない。 αにも個人差があると思う。 俺の場合は交わっている最中ノッティングは起きるが 抜くことも可能。 でも当然のことながら、その際自制心がいる。 過去の体験では然程困ることなくそれができた。 ただ、今目の前にいるのは六年間想い焦がれてきた相手。 色々と…リスクはあるのかもしれないが本能に負けそう。] (D36) rin 2025/08/18(Mon) 1:42:17 |
![]() | 【雲】 七川 惺[秘蕾に口づけた瞬間、悠凛の身体が跳ねた。 それに構わず、続けて入り口でゆっくり指を動かすと やがて甘い吐息が俺の耳をくすぐるようになる。] お前も?……ほんとに? [それを聞いて少し泣きそうな気持ちなった。 淋しいのは俺だけじゃなかったんだ。] なら、これから少しずつ 心と身体に刻んでくれるといい。 俺の指の形、それから… 俺の雄の形。 (D37) rin 2025/08/18(Mon) 1:45:05 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* この男、いちいちえっちいことゆう…… >>D28 こんなこと思われてるの知ったら、 電気消せばか!!!ってキレると思う。 (-44) eyes 2025/08/18(Mon) 1:57:00 |
![]() | 【雲】 七川 惺[一本、二本と指が悠凛のナカに侵入し そして三本目を入れようとする。 これを吞み込んでくれなければ 俺のは……入らないと思う。 躊躇いがちにリスクに対する懸念を問うと 悠凛が火照る顔を向けてくる。] (つぷり) [三本目が入った──…。 暫くして濡れた指を引き抜くと 絡んだ蜜を陶然と舐めとった。 ──ダメだ、もう何も考えられない。 ……猛る雄を蜜壺の入り口に押し当てる。*] (D38) rin 2025/08/18(Mon) 1:57:28 |
![]() | 【独】 七川 惺/* お待たせしてしまった。 着席も遅かったんですが…ちょっと確認作業に手間取ってしまって。何の確認?(ネクタイだったかなぁ何だったかなぁ←) そして眠みがきて一つ拾い忘れがある… あとで差し込めたら入れよう… (-45) rin 2025/08/18(Mon) 2:13:06 |
![]() | 【独】 七川 惺/* あれ、そういえば。表で一個も発言しないと弾かれるとかあったっけ?三日間コア薄なのは元からだったんですが、当初のリアル予定が二転三転したというか増えたというか…! 寝て起きたらがんばろー。 (-46) rin 2025/08/18(Mon) 2:22:33 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[跳ねっ返りだと言われようと、 風が吹くほどにも感じない。 気の強さは十分自覚している。 こいつにはもっと何を言われても 文句は言えない振る舞いをしてきた記憶もある。] そういう俺が好きなくせに。 [そうでもなければ、6年も 想い続けてはいられない。 機嫌よく目を細めて、 キスを強請って唇を尖らせる。 待つ間も惜しいと気が変わったから、 伸び上がってちゅ、と口づけた。] (D39) eyes 2025/08/18(Mon) 2:37:39 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──ロケ地の撮影── ああ、何か違うなと思ったら睫毛……。 [顔を覗き込んで確認すれば、確かに睫毛が上がっている。 彼は自分で舞台用のメイクは出来ると聞いたが、同じ女性役でも日本舞踏の女形のものとはまた違うのだろう。 舞台のメイクは遠くから見ても映えるようにだったり、汗をかいても良いようなものと、仔細な部分まで映すドラマや映画では違いが出るものだけれど。 共演者であれ、カメラの前で見つめ合うようなことはあっても、そうまじまじと男女のメイクの違いを見るものでもないから、興味深く見つめて。 今のメイクは舞のために着る衣装と、夕暮れの景色に映えるんじゃないかなと頷いた。] そう、舞台に立つのと同じで。 どう動いたとしてもそれが彼らの最後の仕事で、 そこには失敗もリテイクもないから。 [篝や貞親として彼らの現実を演じられることが重要なんじゃないだろうか。 これまでの撮影で積み上げてきたものを出すためにも、監督はこのクライマックスだけは台本の通り最後に据えているように思える。] (54) dix73 2025/08/18(Mon) 2:37:50 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[惺の指を受け入れて、 濃さを増してゆくαの匂いに晒されて。 搔き混ぜられる水音が粘つく重さを孕み、 刻一刻と発情が進んでいくのが分かる。 突発的なヒートが起きることはあるらしいと 話には聞いていたけど、今までそんな経験はなかった。 俺の身体に、ごく規則的に訪れるそれは、 まだ先のはずだった。 それでも、不思議はない。 きっとこの時のために、この身体は。] …、気障なやつ。 少しずつでいいの? [“お前も?”というのは。 そういうことなんだろう。 離れていた間の、互いのやるせなさを思えば。 “少しずつ”刻むなんて、俺はおまえほど 悠長じゃないんだよと仄めかす。] (D40) eyes 2025/08/18(Mon) 2:39:52 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾確かに、天然の魚が泳いでるところを間近で見るのは 貴重な体験かも。 [魚が川を泳いでることに感動したように呟くのが微笑ましくて、川の中を熱心に見つめる横顔を眺める。 外での撮影は天候に左右されたり移動の不便さはあるが、普段は見られない景色が見られるのが良いところだ。] 外での食事って不思議と美味しく感じるよね。 [だから日本人は花見や月見が昔から好きなのかも、とまた全体的に和食に寄ったおかずへと箸を伸ばす。 舞台が神社と和風テイストだからもあると思うけど、今回も湯葉が入っているのは澄夜の好みに合わせてあるのだろう。 ロケ弁やケータリングは洋食のことも多いから、他の撮影の時に食べるものとまた違っていて。 撮影の時々でお弁当は何が入ってるのか楽しみがあるのが良い。] 水を触ったり足をつけるくらいなら大丈夫じゃないかな。 [袴が水に付かないようには工夫しないとだけど。 川に入りたそうにそわそわとしたり、お弁当の写真を撮り損ねたと落ち込んだりと忙しい様子に笑ってしまいつつ。>>50 インカメラでの自撮りの仕方をレクチャーして、ドラマの中ではここまで寄ることのない位置まで顔を寄せた写真を撮った。 貞親や篝がスマホで自撮りをすることはないだろうから。 画面の中の顔に少し不思議な感覚を覚えながらも、お互いに自然な良い顔で撮れていたと思う。] (55) dix73 2025/08/18(Mon) 2:40:53 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[三本目の指を飲み込んで、ぎちぎちに埋まった胎が 少しずつ綻び始める。 ヒートの時は、身体が内側から解けて柔らかくなる。 恋しいαと繋がり妊むための、本能に忠実な身体の仕組み。] しず、かぁ……っ まだ、ダメ……? んっ、ぁぅ、 ちょうだい、早く……… [もう、これは俺のものだ。 俺のナカに、全部。ぜんぶ。 見上げた男の瞳は陶然と蕩けて。 俺が濡らした指を舐め上げる仕草を 目の当たりにして、打ち震える。 込み上げる羞恥と、切迫した願いが叶えられる予感に。] (D41) eyes 2025/08/18(Mon) 2:42:27 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾袴の裾の捲り方ってそうやるんだ? [時代劇でもあまり見ない袴をたくし上げた出で立ちには正式名称もあるらしく。 膝上で袴の裾を袴紐へとかけて落ちないようにするのに、なるほどと感心する。 巫女服でやると若干目のやり場に困りそうな格好ではあるが、他に人もいないからまあ良いかと、川に入るのを見守る姿勢ではいたのだけど。] はは、いいよ。 勧めておいて見ているだけもずるいし。 袴、同じ風にやってもらえる? [自分もと言われれば、足を滑らせたりしても支えられるように手を繋いでおいた方がいいかと腰を上げる。] ……うん、冷たくて気持ちいいね。 夏じゃないと寒くなりそうだし 時期的にちょうどよかったかな。 [紅葉や雪景色、桜の時期とこの辺りの景色はどの季節も綺麗には違いないけど、川に入るなら今が一番だったね、と微笑んだ。 木々のさざめきや川のせせらぎ、蝉の音に紛れた野鳥の声と聴こえてくるのは自然の音だけで。 貞親や篝のように世界から隔絶された世界に二人だけでいるような錯覚を覚える。 そのせいだろうか、この日まで特に出すことのなかった話題を尋ねたくなった。] (56) dix73 2025/08/18(Mon) 2:43:34 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[もうぐずぐずになったそこに、 熱く張り詰めたものが口づける。 す、と考える前に手を伸ばして、 猛る幹を辿り、根元に指を絡めた。 芯をもった硬質と、しっとり吸い付く粘膜の滑らかさ。 甘く思考にかかる靄を振り切って、唇を開く。] 挿れて、 惺、 おまえの好きに、…──愛して? [酷くして。 めちゃくちゃにして。 全部おまえのものにして。 頭の中で我儘に叫ぶ俺の声よりも。 惺がしたいことは、きっと。 そういうことなんじゃないかと、思ったから。*] (D42) eyes 2025/08/18(Mon) 2:47:23 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾もし最後の日がわかっているとしたら、 どうやって過ごすと思う? [ずっとやりたいことしかしない生き方だったから、それで充分だとも思うけれど。 最初にドラマのコンセプトを聞いて、台本を貰った時に思ったのは、最後まで役者の仕事をしてたいけれど、それは難しいだろうなということだった。 ドラマや映画の撮影だと最後の日まで撮っていても公開に間に合わないし、舞台に立っても観る人がいるかどうか。 それ以前、製作陣を集めるのがまず無理に近い。] ものすごくありきたりにはなるけど、 大事な人のそばにいたいと思うのかも。 [その発想はつい最近まではなかったものだ。 貞親は自分の考えた両方を叶えられるのか。 誇りに思っている務めを最後に一緒にいたいだろう人と果たせるのだから。]** (57) dix73 2025/08/18(Mon) 3:01:29 |
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![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 配分的には似たようなものだから良いか……。 月嶺 澄翔 24回 残8429pt 東堂 圭吾 24回 残8421pt (-48) dix73 2025/08/18(Mon) 3:04:15 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 今回途中あまり灰を書けてない気がするな…… ドラマは三者三様な感じになってて面白いなあと。 年長組はほぼアドリブで自由にやるのがさすがのベテラン組感があるし、若者組はリアルの第二性と同じ配役の恋愛ものなのがリンクしていてどちらの顛末も気になりますね。 うちの結末はラストにおそらく台本外の動きをする気で此方はいるのだけど、アドリブの話やどう動くかわからないと澄夜が言ってるのもそうなんだろうなと思ってるんだけど、どうなんだろうな。 (-49) dix73 2025/08/18(Mon) 3:11:58 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* そして番を解消する話は、こちらにその気がないのは澄夜は察してそうだけど、あちらからはどうにも出来ないことだから、どうする気なのだろうとは。 連絡を断つとかされたらどうしようかな。 普通に家知ってるから乗り込めるけど月嶺の家の人に殴られそう。 なんにしろ殴られそう。 それだけで済めばマシなレベル……。 (-50) dix73 2025/08/18(Mon) 3:16:27 |
![]() | 【雲】 七川 惺[少しは予備知識があったものの、 Ωの身体が実際どういう仕組みになっているのか わからなかった。] こんなもんいきなり挿れたら お前が、痛くて苦しいんじゃないかと思って。 [最初は入り口を擦るだけ、そう思っったんだ。 けど、さっき指を挿れて締め付けられた時より 秘蕾は一段と強い香りを放っている。 あの締め付けは侵入を拒むものではなかったのか? 酩酊感にくらくらしていると 悠凛の指が俺のモノに吸い付くように絡んできて。 ……もう限界だった。] (D43) rin 2025/08/18(Mon) 3:18:06 |
![]() | 【雲】 七川 惺いいのか? 俺、一回じゃ全然すまないと思う。 お前のナカを傷つけるかもしれない。 それでも謝らないぞ? [恋人は、好きに愛してという。 ──これほどの幸福があるだろうか? 俺は身体の中から湧き上がり 熱を引き絞るようにして尖りきった矢で。 綻び始めた花弁の中心を穿つ。**] (D44) rin 2025/08/18(Mon) 3:19:19 |
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俳優 東堂 圭吾は、メモを貼った。 ![]() (a5) dix73 2025/08/18(Mon) 3:22:34 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* メモで解説を求められたからしておくね。 まるいおにぎり→まるいものはかわいいので……がんばってつくってかわいいね。 川見てたのしそう→小動物に感じるかわいさに近い。いろいろなところに連れて行ってあげたいと思うかわいさ。 二人の時の諸々→困っててかわいい、泣いててかわいい、えっちでかわいい、言いたくないことも聞けば答えてくれるのが素直でかわいい、俺のこと好きでかわいい、など。 (-52) dix73 2025/08/18(Mon) 3:37:59 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* 朝一瞬起きた時の一撃がメモに挟まってたの笑う…… そしてメモにも笑ってる…… >>いいけど、かわいいって200種類あんねん……みたいな話になると思う。 アンミカさん!?!?!!?wwwwww (-53) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 5:09:38 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* 撮影後のことを、すごく軟着陸気味に考えていたんだけど、 「なんかあって連絡途絶えたりしたらお家は行きますよ……」 と言われたから、あ、それいいな連絡途絶えさせようか!となりまして、お祖父様ごめんなさい想定より悪者になってね……となりました……。 (-54) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 5:10:56 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― ロケ地の撮影 ― "それが彼らの最後の仕事"…………。 そうなんですよね。 [撮影はほぼ順調。 今日が無事に終わりさえすれば、あとはスタジオ撮影でシーンの修正が入るかもしれないくらいのもので。 だから実質的にも、僕らの最後の仕事でもあった。 >>54] ロケ日程もあったのだろうけど…… 多分、わざわざこの撮影を最後にして くださったのかな、って。 ありがたいことです。 [僕がシーンを前後させての撮影スタイルに全く慣れていないからという配慮があったのかもしれないし、ラストシーンは2人の関係性が積み上がってからという、監督の計算があったのかもしれない。 いずれにしても、先日の初回ロケで一緒に撮ってしまおうとはなっていなかったことに、感謝して。] (58) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 6:31:20 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔きっと、山には獣もいるんですよね。 篝たちが住む場所は、こういう世界…………。 [あ、跳ねた、と、銀色の影が遠く水を弾いたことに目を細める。] 月嶺一門で春は花見会があるんですが、 忙しいし緊張もするけれど、楽しくもあります。 [僕にとっては数少ない、"外での食事"の機会。 >>55 でも無いでも無いんですよと、言葉を紡ぐ。 満開の桜の下、仕出しのお弁当に、毎年来ていただいている屋台も出たりして。] 普通のお祭りは行く機会がなくて……、 その花見会で食べるわたあめが、毎年楽しみでした。 [さすがに成人した己がわたあめでもないし。 元より、澄翔の名を継承した今は、食事をする余裕はない催しになってしまったけれど。] (59) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 6:33:56 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[初めて見た、川で泳ぐ魚、屋外でのお弁当。自撮りの写真に、川遊び。 初めて2人で撮った写真は、貞親様と篝の装いで、けれどその表情は圭吾さんと僕だった。 不思議な感じがしますね、と、共有する写真が次々と増えていく。 旅の恥は云々ではないけれど、せっかくだから少しだけ……と、せせらぎに足を浸しもして。] "股立"と言うのが、 袴の脇の三角に切れてる部分のことで……、 ここを、こう、持ち上げるんです。 [袴の下、長着の裾までからげてしまうのが、"返し股立"。 見目良いものではないから、時代劇であってもそうそう見ないものかもしれない。 覚えておいて損はないというほどに有用な知識でもないけれど、解説しながら圭吾さんの袴の裾もからげた後、滑らないようにとだけよくよく気をつけながら川に足を踏み入れた。] 川の水で果物や野菜を冷やして……という描写、 本当に冷えるのかなと思っていたんですが、 これならきっとよく冷えますね。 [舞踏で描かれるのは冷蔵庫もクーラーもない時代のものばかり。 今の時代とは気温も相当異なっているとはいえ、川の水が冷蔵庫代わりになるものなのかと不思議だったけれど、実感できました……、と、圭吾さんと繋いでいない方の手を、そっと水に触れさせてみる。 さあ、と耳元に風が抜けていったところで、圭吾さんから問う声があった。 >>57 ] (60) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 6:35:57 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔最後の日が、わかっていたら……? [当然、僕も考えた。 台本を貰った時、粛々と奉納の儀を行う2人の描写に、きっと僕も大差無いことをするのだろうなと考えた。] 台本を拝見した時、 篝と自分との乖離はほとんど無いなと思いました。 [泣いて喚いて助けてくれ助かりたいと誰かに縋るようなことはしない。したくない。 最期まで、自分らしくありたいと思うのだろうなと、想像した。 それは心を整えるための舞であったり、身の回りのものを整えることであったり。] だから、篝を演じることはできるだろうな、と。 …………でも、今は。 [今は?と圭吾さんの視線が促してきたのは、圭吾さんの答えを聞いてからだったのか、それとも僕が先だったのか。 どちらにしても、僕の答えは変わらないし、きっと圭吾さんもそうだったのだろうなと思う。] (61) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 6:37:31 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔僕だったら……、澄夜だったら、 きっと、会いに行きます。圭吾さんに。 最後の景色を一緒に見ませんか、って……、 そうですね、街中の高層ビルとかではなく、 静かなところに、行きたいと思うかも。 [それこそこんな、綺麗な川が流れる場所だったり、緑の多い公園だったり。] 今日か明日かに、世界が終わる、として。 [貞親と篝は、いつ隕石が落ちてくるのかは正確には把握していない。けれど、"二度目の夕拝"が無いことは確信している。 その日、床に就いたらもう二度と目覚めることはないのかもしれない。そう思いながらも翌日の神饌の支度をし、神具を磨いて寝所に戻るのだろう。] "私"は、貞親様と共に在りたい。 "僕"は、圭吾さんと一緒に居たい。 そういうことなんだと、思います。 [静かに告げて、微笑んだ。]* (62) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 6:39:15 |
日本舞踏家 月嶺 澄翔は、メモを貼った。 ![]() (a6) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 7:17:09 |
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 miyu 2025/08/18(Mon) 8:04:51 |
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![]() | 【独】 役者 古河 冬梨/* 日替わりの日に天刻がメモ落としてくれてよかった。 こういうとこ進行慣れしてるガチやランダ村の経験ある方が気づきやすい気がする。各位ありがとう〜。 (最終日にうっかりギリギリ案内してしまう民) さて、今日から仕事だけどイチャイチャが待ってるから頑張れる! いってきます! (-56) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 8:20:51 |
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飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 ![]() (a7) eyes 2025/08/18(Mon) 8:33:46 |
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![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[“こんなもん”挿れたら苦しいんじゃないかって 惺が懸念を吐露する。 ……それはちょっと、思わないではなかった。 だって下着一枚だから、さっき見た時に サイズ分かったし。 身長あるしαだから、何となくそうかなとは 思ってた、けど。 想像以上に、 ] ──…ん。 …っきぃ、よね。 [ちら、とそこに視線を落として呟く。 そっと添えた指で輪を作ると、 男の指がぎりぎり回り切る太さ。 これが今から。俺の中に。 ほんとに? こくりと喉が鳴ったのは、 興奮と。期待と。 僅かに、本能的な怯えだろうか。] (D45) eyes 2025/08/18(Mon) 10:55:07 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[『いいのか?』と惺がまだ念を押すから。 半眼になって、その顔を見やる。] この俺が、良いって言ってるんだけど? [その時期だけは、Ωとしての 熱の発散をしていたけれど、 一生男に抱かれることはないと思っていた。 惺とはもう疎遠になっていたし、 他の男に惹かれることもなかったから。 男として女性に求められ、 いつか腰を落ち着けるんだろうと。 そういう自己意識をかなぐり捨てて、 ここまでせがんでいるのに。] おまえは、この期に及んで往生際が悪い。 優し過ぎんだよ。 謝ったら殴る。あと当分、口聞かない。 [と真顔で、冗談でもなく告げて] (D46) eyes 2025/08/18(Mon) 10:57:18 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛気づけよ。 おまえのせいで、こんなんなってんだから。 [男の欲を宛てがわれたそこは、 とっくにぐちゃぐちゃに濡れそぼって、 欲しい、と身体でも訴えている。 受け入れる性としての、求愛の形を示して] それでいいから、──早くどうにかして。 [ぐちゅ、と腰を揺すり上げ、 綻んだ後孔で僅かに先端を喰んで。 ん、と切なく眉を顰めて微笑う。] (D47) eyes 2025/08/18(Mon) 11:02:16 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[両腕を伸ばし、愛しい男の頭を 胸元に抱き寄せる。 突き放されても、会えなくなっても。 ずっと、ずっと。 胸の中心に俺を抱えてくれていた。 俺の好きなひと。] いいよ、初めてだけど。 ……いっぱい、して? [耳元にそっと囁く声が。 自身を捧げる面映ゆさに、甘く掠れた。**] (-60) eyes 2025/08/18(Mon) 11:03:51 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──ロケ地の撮影── [ドラマの撮り方は回によりまた違っているのだと思う。 撮影場所や演出、制作陣の都合も当然あるとして。 役者に対してもあるのかもしれない。 澄夜がドラマの演技や段取りに慣れていないことや、己の笙に練習時間が必要なことを加味する以外にも。 最後のシーンの舞の確認は顔合わせの場のすぐ後に月嶺邸でやっている。 あの時澄夜とクライマックスについて個人的に会話をして、お互いの懸念は手を取り合うことに対してだった。 その問題は解消したわけだけれど、それとは関係なく、最後のカットを序盤に撮っていたらまた違うものになっていたはずだ。>>58] 今はあまり人は来ないみたいだし 此処は貞親や篝の住む場所と近しいのかもね。 [この辺りもあの神社がまだ普通に使われていた時は人も来てたのだろうが、山道の舗装されてない様子からして人が入ることは少ないらしかった。] (63) dix73 2025/08/18(Mon) 11:38:43 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾花見会か、身内の集まりの飲み会…… とは違うかもだけど、 そういう行事があるのは良いな。 [月嶺一門での集まりや催しとなると、澄夜が襲名してからは仕事の側面も大きくなっていそうだ。 普段の世間慣れしていない様子を見ていると忘れがちだが、彼は月嶺澄翔として軽いとは言えない責任を背負っているのだと実感する。 それが重荷だという様子もなく、大切な物と捉えていそうなのに、何故あのようなことを言い出したのか。 理由は把握していても、いまだに撤回してこないのは解せていない。] クランクアップしたら ドラマの関係者の打ち上げもあると思うし それも楽しいと思うよ。 [それも仕事の一環ではあっても楽しいものだから。 それももう遠くない未来の話だと思うと、あっという間だった気がする。 澄夜にとっては何かと新鮮なことも多く、良い機会だったに違いない。 けれど、個人的に一緒に過ごす時間はほとんどなかったから、こうして二人で過ごす時間があってよかったと思う。] (64) dix73 2025/08/18(Mon) 11:39:19 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾ありがとう、撮影でこの格好になることは そうそうなさそうだから新鮮だな。 川に入るのもどれくらいぶりかわからないくらいだし。 [和装の役柄は少なくないとはいえ、返し股立の知識を得る機会はなかったし、そもそも脚を出すようなことがほとんどない。 衣装を濡らすことなく水に入るために脱ぐわけにもいかないから助かったよと、澄夜の手を取って足を川の水につける。 これもまた貞親や篝がしているイメージは湧かなかったから、この時間は篝でもなく月嶺澄翔でもなく、ただの澄夜としての彼を記憶に刻んでおきたいと思った。] 今の時代でこんな生活出来るものなのかと 最初は思ってたけど、 案外普通に暮らせるのかもね。 [まあ、文明の利器に頼りっぱなしの暮らしをしている自分が明日から此処で暮らせと言われたら無理はあるんだけど。 水に手をつけようと身を屈める気配に、転ばないようにと片手を握る力を少し強くする。 最後の日を過ごすのには悪くない場所に思えた。] (65) dix73 2025/08/18(Mon) 11:41:05 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾そういえばこの話はしてなかったなって。 [共演者の話題としてはもっと早くしていてもおかしくなかったのだけど。 自分だったらと最後の日のことを尋ねてみると、澄夜の過ごし方は篝とそう変わらないということだった。 それ自体はそう自分が考えていたものと変わらなかったし、納得のいくものでもあって。 今は、と続けた言葉も此方に合わせたでもなく、似たような──自分のものより具体的な答えを告げられた。>>62] ………………、 会いに来てくれるんだ? それは嬉しいな。 [少しだけ、意外だと思った。 “会いたい“ではなく、“会いに行きます“というのが。 そう望んでいたところで、行動出来るかはわからないと思っていたし。 此方が迎えに行くのとすれ違わないようにしないとね、と小さく笑って。] (66) dix73 2025/08/18(Mon) 11:41:55 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾……そうだね、最後に過ごすなら こういう静かな場所がいい。 俺も、澄夜の傍にいようと思うよ。 ───今日明日で世界が終わるわけじゃなくても。 [貞親と同じようにという意味でもあるし、澄夜と同じでという意味でもある。 付け足した言葉は同じ想定ではないのかもしれないが、澄夜の頼み事通りになったら、それも叶わないんじゃないかとは言わなかった。 望みとして掛け値のない本音なのだということは伝わっていたし、此方が尋ねたことに嘘はつかないのは知っていたから。 食事を挟むからとまだ紅は引いていない唇に軽く口付けて、微かな笑みを返した。] (67) dix73 2025/08/18(Mon) 11:43:21 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾そろそろ戻ろうか。 [どれくらいそうしていたろうか。 休憩時間いっぱいは、其処で過ごしていたと思う。 敷き布で澄夜の足を拭いてから自分の足も水分を拭き取ると、足袋と履き物を履き直した。 たくし上げていた袴を整えれば、見た目には来る前と変わりない状態に戻っていたから、怒られることはないかなと、ささやかな共犯の終わりに冗談めかして言う。 まとめた昼食のゴミや敷物を片手に、神社の手前まではと手を取って。 来た道を戻る途中、もうすぐ彼らの世界と撮影期間が終わってしまうことに物寂しさを覚える程度には緊張も和らいでいた。]* (68) dix73 2025/08/18(Mon) 11:43:42 |
![]() | 【雲】 七川 惺上から目線で気に入らねぇなぁ。 [やられっぱなしが嫌でちょっと言ってみただけだ。 挑戦的な瞳にいつも振り回されてきた。 傲慢な態度すら硬質な宝石を磨きあげる材料だ。 その気位の高い男が、全てを暴かれ俺の眼下にいる。 ここに来るまでの葛藤は充分すぎるほどあったはずだ。 けど、その艶やかな唇から漏れる言葉。 『気づけよ』って。 『おまえのせいだ』って。 歓喜する。 もう抑制がきかなかった。] (D48) rin 2025/08/18(Mon) 12:44:10 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[悠凛に囁かれた声と同じほどの低さで返す。] 一回目は俺のが先にイくかもしれない。 ……六年分、溜まってるんだから。 お前を先に気持ちよくしてやりたかったけど。 ──多分無理だ。許せ。 (-61) rin 2025/08/18(Mon) 12:45:50 |
![]() | 【雲】 七川 惺[猛り狂う嵐を強引に侵入させる。 入口はびっくりするほど柔らかく 俺を迎える準備が整っているようで安心した。 が、中で締め付ける力は 俺が知るどんな女より強いと感じる。 抽挿は容易ではない気がした。 悠凛に──呑み込まれる。*] (D49) rin 2025/08/18(Mon) 12:47:26 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― ロケ地の撮影 ― "打ち上げ"……、慰労会のような感じでしょうか。 [打ち上げは楽しいもの、と、圭吾さんに告げられ、首を傾げる。>>64 僕の知る、興行後の慰労会は、おつかれさまと皆を労うものだから、多分近しい催しなのだと思う。 けれど無礼講という文字はなく、最後まで師弟関係、上下関係が色濃く残る場だから、興行主、家元に感謝を伝える場でしかなく、最後まで折り目正しく、座敷で会席料理をいただく場という雰囲気だ。] 20歳になってからは、 皆々様からお酌していただくことも多くて、 それをどう躱すかしか、あまり記憶になくて……。 [テレビドラマの打ち上げとなれば、それよりは多少雰囲気は違うのだろうなと思うものの、逆にお酌に回らねばならないのかなと、おそらく、圭吾さんのが告げてきたそれと僕が思い描いたそれは、相当な乖離があったと思う。 でも今ばかりは、目にするもの、触れるもの、全て、圭吾さんと同じもの。 触れた川の冷たさ、繋いだ手の温かさ、全部、忘れずに覚えておこうと。] (69) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 12:51:38 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………最後、なのでしょう? 会いに行かないと、 きっと会えないのだろうな、って……。 [問われた事を、嘘偽り無く思いのまま口にすれば、圭吾さんは少し不思議そうな顔になっていて。 >>66 "会いに来てくれるんだ?”と問われたその声に、圭吾さんが会いに来てくれるという想定も、どこかで会おうと連絡を取り合おうという想定も、己の中には全く無かったことを初めて自覚した。 その時には、もう僕たちは"そういう仲"ではなく、圭吾さんには他の番がいるかもしれなくて。 圭吾さんに月嶺の家に来ていただくのは不可能だと信じて疑っていない自分がいた。 ────もしかしたら、僕にも、別の番ではないとして、伴侶はいるのかもしれなくて。 それでも、最期に見たいのは圭吾さんの顔が良いと、己は思ってしまったんだ。 それが己の本心だと思い知ることになり、圭吾さんも同じ思いと知り、泣きたくなった。 僕も。 僕も、圭吾さんの傍にいたい。 今日明日で世界が終わらないのだとしても。] (70) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 12:54:26 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔はい。そうですね。 [帰りましょう、と、戻る時間を逆算してぎりぎりの時間に水から上がり、足を拭き。 水気で裾が濡れないことをよくよく確認してから上げていた袴を戻し、連れ立って神社へと戻っていく。 プライベートで、またこの川に来る機会があったりするんだろうか。 けれどその時には傍らには圭吾さんが居ないのだと思えば、今日ほどにこの風景を美しいと感じることはもう無いのかもしれないなと、ちらりと思った。 その後も、"本番”に向けての調整をしつつ、カメラテストも兼ね、境内の掃除や灯籠の手入れ、敷地内の植物の花がら摘みや枝の整理といった、日常の一幕のような絵をいくらか撮れば、徐々に徐々にと陽も傾いてきて。 一度はその撮影のために薄く戻していた化粧を再び塗り直し、唇にも紅を引けば、"本番"はもうすぐそこだった。] (71) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 12:55:23 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 終之祈之舞 ― すみません、東堂さん。……名を。 [幾度も繰り返された儀式も、これが最後なのかもしれない。 劇中、唯一一度だけ呼ばれる名を告げられ、僕に篝が降りてくる。 夕暮れの山に囲まれた神楽舞台。 空は茜から群青へと移ろいつつあり、篝火が静かに揺れる。 天女の羽衣を思わせる薄絹を巫女舞服の上に纏った"私"は、板を踏む音さえ響かせず、静かに舞台の上へと立った。 貞親様の祝詞が静かに響く。 古の響きが山に沁み入るようなその音に目を閉じ、続いて流れ出す笙の音色に呼応するように、ゆっくりと目を開け、足を踏み出した。しゃん、と軽やかな音がして。 笙の音に合わせ、神楽鈴の厳かな響きが夕闇と篝火のあわいに溶け、徐々に舞台全体が神聖な気で満ちていく。舞台そのものが、神域になるかのように。 古神道の奉納舞に月嶺流の舞踏的要素を融合させた"祈りの演劇"。 足元に付けた鈴は、踏み込むたびに清らかな音を発し、舞台を通して大地へ、空へと祈りを刻んでいく。 長い袖が弧を描く度、薄絹が宙を流れ、舞台の周囲に光の環を描き出した。] (72) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 12:56:41 |
七川 惺は、メモを貼った。 ![]() (a8) rin 2025/08/18(Mon) 12:57:16 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[そして空気に薄墨が混ざる頃、最後の鈴の音と共に、笙の和音が余韻を残して消えていく。 舞台に残るのは、まだ燃え尽きぬ篝火と、深い祈りの静けさだけで。 ただ祈りだけが夜空へと捧げられていくのを追うように、"私"は夜空を見上げていた。] 「終之祈之舞、」── 「此処にて潔斎の儀と共に尽くし奉る」── [貞親様の声が、静かに響く。 見守る人影は無い。己たちと神以外、誰に届くものでもない。 けれど"私"は、舞を終えた姿勢のまま、膝を折り、両の手を床へ添えた拝礼の姿勢を崩さずにいた。否、崩せずにいた。 そして呼吸を合わせ、す、と立ち上がるまでは、私も、貞親様も、未だ"神の遣い"のままでいたはず、だったのに。 視線を交わしたその瞬間、律していた精神が綻んだ気がした。 しっかりと心を鎧ていた布の糸が解け、ばらばらに解けていくようで。] (73) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 12:58:15 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………貞親様。 [囁くように告げた声は、涙に濡れ、震えていた。 そのまま、声もなく、涙がぼろぼろと零れていく。 死にたくなど、ない。 ずっと、この日々が続いていくものと思っていた。 それだけで、私は、しあわせだった。 そう。毎日、しあわせ、だったのです。 万感の思いが溢れ出す。] 貞親、さま。 [けれど口にできるのは、誰よりお慕い申している方の、名前だけ。 脚本がそうであってもそうでなくても。 篝が口にできるのは、ただその名前だけだった。]* (74) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 13:04:25 |
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![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺ッ、 いい…、よ おまえが好きでいてくれた6年分、 俺の、なか、に──… [告げられたこと、 口にしようとしていることの意味を。 生々しく想像して、唇が小さく戦慄く。 これから、惺が。 俺の中に挿入ってきて。 突かれて、揺さぶられて、 俺の身体で悦くなった証を、俺に───?] (-63) eyes 2025/08/18(Mon) 13:27:28 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[自分を組み敷いている男が動く気配に、瞳が揺れる。 ごく浅く窪みに沈んでいた猛りが、 さっきまでの躊躇が嘘のように 真っ直ぐに突き進む。] っぁ、ぁあッ、 …ぅぁ、あ、ッ! [捩じ込まれていく圧迫感が酷くて、 押し出される声が高く上擦り、引き攣れる。] ぅや……っ、 しず、か…ぁ、 [張り出した鰓をぐぷりと飲み切ってしまえば、 僅かに息を継ぐ間が生まれる。 肩に縋って小さく呻きながら、呼び慣れた名前を いつより切羽詰まった声音で呼ぶ。] (D50) eyes 2025/08/18(Mon) 13:42:01 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[半ばまで受け入れた質量を持て余し、ふるりと頭を揺する。 目元にかかった髪の隙間から、自分を貫こうとする男を 濡れた眼差しで仰ぎ見る。] くる、し…… おまえ の、 …っき、すぎ……っ、 [抗議の声と、ひくり、ひくりと竦む腰とは裏腹に。 じり、と立てた膝を外へと滑らせ、自ら奥を開いて 蹂躙を誘う。*] (D51) eyes 2025/08/18(Mon) 13:50:50 |
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![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* なんやかやあって、まあこのラストシーンは泣くよね……とは2dあたりから思っており……。 貞親様がどう動くかは全然知らない……。 (なお撮影後のあれそれも圭吾さんがどう動くか全く検討つかない……) (-65) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 14:06:57 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* >>D48 相変わらずよく理解されている。愛。 あれやこれやで史上最高レベルに 気位が高くなったよね。 初ペアの愛方さんにこんな気性の激しいやつ ぶつけてよかったのか?と思わないではないけど、 惺、受け止めてくれるから…… も、持て余してたらごめんね…? (-66) eyes 2025/08/18(Mon) 14:07:37 |
![]() | 【雲】 七川 惺[半ばまで入った。抗議の声は聞こえている。] もう少し力抜いて。 [前髪の隙間から視線は外さないまま。 腰を支えていた片方の腕をいったんはずして。 悠凛の男の徴の鈴口に人差し指を当てる。 その指は裏筋を辿って、繋がっている部分まで降りる。 お前の雄の部分も雌の部分も、全て愛している。 そう言葉で継げずとも、気持ちは伝わるだろうか。 悠凛の脚が誘うように開いてゆく。 全身で俺を捉える美しい獣。 もう一段階入ったと思うが、最奥までは届かない。] (D52) rin 2025/08/18(Mon) 14:24:09 |
![]() | 【雲】 七川 惺……うっ! [何度目かの抽挿の後、ギリギリ早漏と言えないレベルで 俺はとうとう耐え切れなくなった。 声を上げて、悠凛のナカで一度目の射精をした。*] (D53) rin 2025/08/18(Mon) 14:28:50 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[力を抜くよう促されて、ゆるゆると首を振る。] そ、んなの、 どぉ…やって、 …ぅん、っ [前髪の陰になった視線が、それでも正面から絡んで、 どくりと胸が鳴る。 自ら脚を広げて男に犯される自分を、 惺に、見られている。 きゅうっと後孔が雄に懐いて、思わず喘ぐ。] ───っひぁ、! [男を受け止める衝撃にも萎えずに、 腹に触れそうに反り返ったもう一つの性器。 透明な雫をぷくりと吐き出す鈴口に、その指が触れて。 濡れた感触が裏筋をつっとなぞり、 目一杯広がった後ろの性器まで伝う。 どちらも、惺を求めて昂った俺の身体。 どうしてか、気恥ずかしくなることをされた気がして。 顔がうまく見られなくなる。] (D54) eyes 2025/08/18(Mon) 15:18:33 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛ン…… ぁ、ふぁ、… ぁ んぅ、 ゃん…… っ [じわじわと往復する幹に中を擦られて、 鼻にかかった甘えた声が漏れる。 ほんとに、惺が俺の中にいる。 繋がって、揺すられてる。 その実感と、圧迫感のすぐ裏に潜む心地好さに とろりと目を臥せていると、やがて。 びゅくん、と惺のそれが、俺の中で震えて] (D55) eyes 2025/08/18(Mon) 15:21:27 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[ナカが。俺の体液じゃない熱い何かで、 じわりと濡らされていく。] ……ぁ、 …… [背を震わせながら吐精の悦を滲ます惺の顔を、 間近で見る。 俺の知らない、男の顔だった。 息を詰めて、暫しその様に見惚れた。 俺の腹の奥へと、迸る精を注ぎ終えるのを 最後まで見つめて。 細く息を漏らすと、両腕を顔の前で緩く組んで 黙り込んだ*] (D56) eyes 2025/08/18(Mon) 15:27:58 |
![]() |
![]() | 【雲】 七川 惺[悠凛が俺の下で可愛い声を数度上げる。 男とするのが初めてなら、 この声も、俺がもらう“初めて”だ。 徐々にこみあげるものに耐えながら 細めた視界の端で恋人の表情を捉える。 その中に、苦痛だけじゃないものを認めて。 その瞬間に吐精したのだった。 両腕にぷつぷつと鳥肌が立つのがわかった。 こんなのは初めてだ。 ──目を瞑って荒い息を吐く。 溢れるものは、もう哀しみの色をしていない。 悠凛が溜息をもらすのが聞こえた。*] (D57) rin 2025/08/18(Mon) 15:52:03 |
![]() | 【雲】 七川 惺[一度目の嵐が去って悠凛の方を視る。 緩く組まれた手を解くようにして優しく引く。 悠凛がどんな顔をしていても、もう。 宣言通りに下半身の真ん中が再び屹立してくる。] 二度目はできるだけお前をよくしたい。 どうやってほしいか言ってくれ。希望通りにする。 [体位とか……どうするのが一番苦しくないのか。 どうすればお前が気持ちよくなるのか、わからないんだ。**] (D58) rin 2025/08/18(Mon) 16:02:40 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛ゃだ、 ……みるな、 [喉元で唸るように声を絞って、優しい手に抗う。 それでも、ぱたんと腕は力無くシーツの上に落ちて。 赤く潤んだ目で、惺を睨む。 ゆらゆらと視界を滲ます雫は、まだ溢れてなかったけど。 惺に泣き顔を見せたことなんか、一度もない。] (D59) eyes 2025/08/18(Mon) 16:20:43 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[自分の中に湧き上がったものを、知らない。 知らない言葉を手探りで、形にする。] ──…ほんとに、…惺と出来たんだな、って 俺、根っから男だし。 生まれついてのΩでもないから、……、 [不安なんて、感じてなかった。 なのに、安心した、んだろうか。俺は。 滲む涙の意味が分からなくて、 ぐっと乱暴に手の甲で目元を拭った。] (D60) eyes 2025/08/18(Mon) 16:22:44 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺───しずか、 [両腕を差し伸べて、黙ってハグを求める。 叶えられたなら、その肩口に額を擦り付けて。 今伝えようとしている願いも。 自分では、知らなかったもの。] ………抱き締めて、 いっぱいキス、しながら、 好きって聞かせて、……… してよ、 [顔を見せないまま、せがむ声が。 最後は消え入るように、細く揺らいだ**] (-68) eyes 2025/08/18(Mon) 16:27:11 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* 俺、自分がこんなこと言い出すの、 全く予想してなくて……… なんかね、手のかかる子でごめんね、って気持ちに 珍しくなってきた、よ! (-69) eyes 2025/08/18(Mon) 16:29:08 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──ロケ地の撮影── ニュアンスとしては近いかな。 でもそんなにお堅いものじゃないよ。 [顔合わせの挨拶よりも砕けたものになると思う、と“慰労会“とまた堅そうな響きの単語で問われたことに軽い調子で答える。 お酌をして回る必要は少なくともないよ、と苦笑して。 慰労会ではどうやら苦労をしているらしかったから。] お酒も無理に飲まなくていいからね。 [飲める年齢になって一年足らずといったところだし、澄夜はアルコールには弱そうな気もする。 白湯が好きだからとお湯割が好きなわけでもないだろう。温かい方がいいのかもしれないけど、そうじゃなく。 そういうのも経験だから、当日の楽しみにとっておけば良いと思う。 遠くないとは言っても、撮影期間よりは後になる。 次に顔を合わせるのは、打ち上げの時になるのかもしれない。 今は此処でしか見られないもの、触れられないものに意識を向けておいた方が良いだろうから。] (75) dix73 2025/08/18(Mon) 16:29:51 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾………最後にしたいと思うことは、 本当に最後になる前にした方がいいよ。 [今が最後になるかもしれないことなんて、いくらでもあるのだし。 またいつかと言って別れた相手と、二度と会わないまま終わるかもしれない。 最期の時が来て漸く、あれが最後だったんだなと思い出すようなことも多分たくさんあるんだと思う。 現実ではひと月も前に知らせては貰えないのだろうし、貞親や篝のように察することは難しい。 撮影期間が終わって、その後に打ち上げがあるとしても、それが最後になる可能性だってないわけじゃないから。 貞親と篝の世界が終わるのが近づくのは、この撮影期間の終わりが近くなるのと同義だ。 今は最後の撮影を成功させることだけを考えようとは、お互い口に出さなくてもわかっていた。]* (76) dix73 2025/08/18(Mon) 16:30:11 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──終之祈之舞── ……これをやるのももう最後かな。 [劇中では一度もまだ呼んではいない名で呼びかけたのは、実際は両手で数えきれるくらいに多くはない数だったけれど。>>72 貞親として篝と接する時は、彼女を思い描く時は、言葉に出さずに幾度もその名を呼んでいた。 まだ月嶺澄翔の顔をしている彼の瞳を見つめると、す、と息を吸う。] ───篝。 夕拝の支度を。 [だからもう、自然と呼びかける声は東堂圭吾ではなく、貞親のものになっていた。 篝火に照らされて、僅かに残る茜色が差す板の上に伸びる影は二つきり。 舞台へと上がれば、聞こえていた木々のさざめき虫や鳥の声が遠くなる。 揺らめく炎が映し出す影が色濃くなっていく静寂の中、祝詞を奏上する声を響かせた。 正した姿勢のまま、捧げるように笙を掲げれば、静かに息を吸う。 吐き出した呼気と深く吸う息が、高く低くと連なり、音が流れていくのに応える鈴の音が空気を割った。 笙で遮られていない視線の先には、しなやかに力強く板間を踏み、緩やかな弧を描いて舞う美しい巫女の姿だけが映されていて。 髪の揺れや指先と、所作のひとつひとつに神秘的で幻想的な儚さと祈りを込めた強い意志が宿っていた。] (77) dix73 2025/08/18(Mon) 16:31:09 |
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![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[舞の美しさに目が奪われていても、笙の音は自然と淀みなく流れ続ける。 やがて世界が閉じていくように、夜の帳が落ちる気配を滲ませた空間へと最後の鈴の音が響いた。 静かに笙を下ろし、神への言葉を空へと紡ぐ。 拝礼の姿勢のままでいた篝が顔を上げる気配がするまでは座したまま待ち、立ち上がる。 此方へと向けた瞳は、確かに舞っていた時と同じ強い意志が宿っていて。 それは此方も同じはずだった。 けれど、視線が噛み合った瞬間、篝の瞳から決壊したように溢れ出した涙に、胸が締め付けられる思いがした。 耳に届いたのは己の名を呼ぶ短い言葉だけ。 台本にはここで名前を呼び合い、手を取り合うとあるだけで、二人の表情や内心に言及はない。 それでも、初めて音にされたその言葉に込められた多くの想いは確かに届いていた。 白く細い指を手に取り、濡れた瞳を見つめて小さく頷く。 そう、今日までずっと、傍にいられて幸せだった。 最期の時も変わらず、共に在れることを幸せだと思う。 それだけで充分だというのに。 この時が永遠に続けば良いのにと、叶わないことを願った。] (78) dix73 2025/08/18(Mon) 16:32:18 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾…………篝。 [最期の務めを終えた今くらいは、神の御使いとしてでなく、一人の人としてその名を口にして。 もっと、かけてやれる言葉もあったはずで。 もっと、してあげたいこともあったに違いない。 本当に伝えたいことは、ずっと言葉にしてこなかった。 取った手をゆっくりと引き、顔を寄せる。] (79) dix73 2025/08/18(Mon) 16:33:05 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾 ─────愛している。 [神にさえ聞こえないような、たったひとりの大切な相手にだけ聴こえる声で囁くと、そっと離した手を背へと回した。 暫しの間、静寂が流れる。 カットの声が響いて漸く、手の力を緩めて小さく息を吐いた。] (80) dix73 2025/08/18(Mon) 16:34:39 |
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![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 恋愛ものじゃないのに恋愛ものになってるじゃんとおもいましたが、そこまでの描写で読み取れるような演技になってるっぽいことは描写してるのでね…… (-72) dix73 2025/08/18(Mon) 16:43:36 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 終之祈之舞 ― [ "………最後にしたいと思うことは、" "本当に最後になる前にした方がいいよ。" 昼に告げられた圭吾さんの言葉 >>76 が、ずっと胸に残っていた。 僕はそれをできるのだろうか。篝は? 篝は何も告げずに逝くことになって、後悔しないのだろうか。 巫女としての義務感だけで、この奥山の神社に勤め続けていたとは到底思えない。 そこには、神の遣いではなく、人としての情が少なからずあった筈だと思うから。] ……はい。貞親様。 [篝、と呼ばれれば、今日も変わらず、篝の顔で頷けた。 練習で幾度も幾度も舞った、最後の祈りを捧げる舞。 もうミスも全く無くなった貞親様の笙の音は、もはや、門下の囃子方さんのものよりも余程に踊りやすくなっていた。 これが最後という、澄夜の意識はもはや無い。 もちろん篝として繰り返し鍛錬していた背景は存在しているのだろうけれど、初めて踊る感覚を胸に、神に奉納する舞として全てを込めた。 夜の帳が降りていく。 残された時計が、また大きく時を刻む。 いよいよ時は迫っているのだと、ただ暗いだけではない、どこか禍々しい色を感じる夜空を見上げて、息を吐いた。] (82) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 17:14:33 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[そう。手を取るんだった。手を。 頭のどこかで、篝としての取るべき所作を思い出しているのに、身体が動かなかった。 告げられるのはこれだけなのだと、貞親様の名を繰り返せば、磨かれた板床に雫が落ちていく。 眼前、寄ってきてくださった貞親様へ彷徨うように手を伸ばせば、その手を取られ、引き寄せられた。] ………………っ。 [呼びたかった。呼ばれたかった。 己の名を告げられ、また新たな涙が零れていく。>>79 ] (83) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 17:15:13 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[指向性マイクでも拾えぬほどの声量で。 "私"だけにしか届かない、ほんの僅かな口の開き、吐息に混ぜ込んだ風な続く言葉に、花のように微笑んだ。] ────私も、です。 愛しています。 [此方から、貞親様の背へ手を回したりなどはしなかった。ただそっと、その胸元に指を這わせただけ。 押し退けるのではなく、"行かないで"という風に。 どれほどの時が経ったのか。 ひどく遠くで、「カット!」の声が、聞こえた気がして。 "澄夜"と、僕を現実に引き戻す、誰より愛しい人の声が聞こえても >>81 、まだ僕は、篝から戻りきれないでいた。] (84) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 17:16:51 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………ぁ……、……あ、れ……? [かく、と膝が頽れそうになれば、きっと圭吾さんが支えてくれるのだろう。 よろめきながらどうにか立てば、まだ、床へと雫が落ちていく。] ごめ、なさ……、涙、止まらない…………。 [巫女舞服の袖で拭うわけにもいかず。 おかしな皺が出ても困ると、舞うにあたって、いつもは入れている懐紙すら懐に無い。] …………ぅ、……。 [あらあら大変、と来てくれたスタッフさんがハンカチを渡してくれ、それでも僕は暫くべそべそと、泣き止むことができずにいた。] (85) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 17:18:05 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[貞親と篝の2人が、悲しかった。 明日、地球が滅ぶわけでもないのに、"月嶺澄夜"もまた、苦しい、悲しい、と泣いていた。 "………最後にしたいと思うこと"、私はできたよ、と。 篝火の向こう、篝が微かに笑った気がした。]* (86) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 17:19:13 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* うっ……、劇中劇なのになまじPCが感情移入しているだけにしんどみが…… あと撮影期間終わるね問題があるんだよな…… 此方は普通に解消しない気でいるけど、あっちが会わないようにしたら会うの難しいんだよな。打ち上げまで会わないことあるか?(3d残り24時間ほどソロルになるから多分やらないとは思う) (-73) dix73 2025/08/18(Mon) 17:33:03 |
![]() | 【雲】 七川 惺[睨む悠凛の睫毛が、露を含んだように濡れている。 ……こんな顔、見たことない。 うろたえて、目が泳いだ。 よっぽど痛かったんだろうか。 でも俺、謝らないって宣言しちゃったし。 後悔とともに頭をくしゃっと掻いた。 ……と。何だか悠凛の様子がいつもと違う。 揺らぐ声が、俺の耳に届く。] ………。 [言葉にならなかった。 愛しさがこみ上げてきて。 男としての我儘は相変わらず鎮まらなかったけど。 でもきっと。 悠凛を愛しいと想う気持ちとこの肉欲は どこか深い所で一つに繋がっている。] (D61) rin 2025/08/18(Mon) 17:36:35 |
![]() | 【雲】 七川 惺[さっきは壊しかねない勢いで抱いたから 今更なんだけど……。] ありがとう、色々とその…受け止めてくれて。 [悠凛の差し伸べる手を引いて抱き寄せる。] 何度も言ってるけど、この髪が“好き”。 [嫋やかに寄りかかる悠凛の髪をすく。] それから、この強い瞳が“好き”。 今日初めて見せてくれた表情も、勿論。 [手の甲で払われた涙が まだ一粒でも残っていたなら指ですくって。] 生意気なことを言うこの唇が“好き”。 [そのくせ、いつでも俺を誘う悪い唇。 すっと横一文字になぞって。キスを落とす前に囁く。] (D62) rin 2025/08/18(Mon) 17:38:58 |
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![]() | 【雲】 七川 惺[キスを落としてから、 悠凛の肩を抱いたままベッドに倒れ込む。 今度は押し倒すような強い感じじゃなくて ゆっくり横並びになるように。 そっと。*] (D63) rin 2025/08/18(Mon) 17:41:51 |
![]() | 【雲】 七川 惺[それからも色々な“好き”を 悠凛の性質や身体の上やナカまで探して言葉にした。 時に優しく。時に激しく。 何度も抱擁を繰り返す。 夜が明けるまで“好き”の探索を続けたら。 俺達は、一緒に宇宙まで飛べたと思う。 ただ、どんなに悠凛の項を噛みたくなっても俺は我慢した。 撮影が残っているからだ。 神宮は髪を括っているスタイルだから困ることもあるだろう。 ただし、悠凛からOKをもらえたなら **]いつでも噛むつもりでいる。 (D64) rin 2025/08/18(Mon) 17:58:08 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 帰りのロケバス ― [慌ただしく撤収作業が始まって。 化粧を落とし、私服に戻った僕らは、むしろ撤収の邪魔になるからと前回同様、ジープのような四輪駆動車で帰路に就いた。 ミニバスのように選べるほどの席数はないから、当たり前のように圭吾さんと隣に座り。 結局、泣きじゃくるほどに泣いてしまった僕は、明日瞼が腫れても困るでしょうと、冷たいペットボトルにタオルを巻いたもので顔を冷やしながら帰ることになった。情けない。] ………………。 圭吾さんは、興味のあることしか、 したくないのですよね。 [同乗する他のスタッフさんたちには聞こえない声量で、小さく告げた。]* (87) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 18:02:12 |
![]() | 【秘】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 → 俳優 東堂 圭吾僕と番になったのは、興味があったから。 番の解消は、興味がないから、したくない…………? (-75) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 18:03:42 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[あえて口にせずにいたままだった、"契約"の話。 けれどもう、会おうと思わなければ会えなくなる日がきっと近いのだろうから。 そういう意味では、僕らの"最後の日"も、きっと目前なのだろうから。]* (88) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 18:04:03 |
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![]() | 【念】 大守 天刻[語られたのは、この約10年、天刻が一度も感じたことのない苦労。 気を抜くことなく、様々な方法を試してαでいようとしていた。 ああそれを、一番傍にいて全然わかってなかったのだなと、 彼がΩだというのではなく、彼が一人で隠してきたことを 打ち明けられるに足る人物になれていなかったことを 後悔する。 それと同時にやはり彼が希代の天才俳優なのだという 尊敬の念も強く。] 余裕がなさそうに見えたことなんて、一度もなかった。 体調が悪そうに感じたのも、あの読み合わせの日が 最初で。 [オファーが天刻よりは少なかったかもしれないが 断ることで仕事に影響があったオファーもあったかもしれない。 それでも演じることを諦めず、偽りを一人で続けてきたのだ。] (!24) Ellie 2025/08/18(Mon) 18:29:13 |
![]() | 【念】 大守 天刻……限界が一気に来る前に、俺が気づけて良かった。 限界を速めたのも俺だったかもしれないけど。 [ドライヤーの音が消えた室内では、静かに落とした安堵の 息が思いの外大きく響いた。] (!25) Ellie 2025/08/18(Mon) 18:30:23 |
![]() | 【念】 大守 天刻――うん。 ごめんな、想像力が足りなくて。 「好き」って言われずに「抱かれたい」って言われたから 具体的な体験があるって思い込んでた。 記憶飛ばされると流石に悲しいから飲み過ぎないで ほしいけど、踏み出す為にフェロモンじゃなくて アルコールを選ぶなら、乾杯しよう。 [少し離れて座った距離を詰める。 乾杯も、回るグラスに天刻がカチリと合わせる形で。] (!26) Ellie 2025/08/18(Mon) 18:31:22 |
![]() | 【念】 大守 天刻待ちたい気持ちはあるけど、初めてのことをする 勇気を全部冬梨に任せる心算はないから。 許せないことがあった時は殴るでも蹴るでもしてくれ。 [乾杯で近づいた距離のままワインに口をつけて嚥下する。 呼気には酒精を残したまま、掠めるようなキスをひとつ。 目を逸らしてしまうならそれでも構わない。 いつ冬梨が決心して視線を動かしても目が合うように 天刻はずっと見つめている。*] (!27) Ellie 2025/08/18(Mon) 18:32:15 |
![]() | 【人】 スポンサー 大守輝――プレスリリースーー [大守製薬はこの度特殊メイクを専門とする〇〇国のX社と共同で番契約のあるΩの項の痕を目立たなくする超薄型絆創膏を開発したと発表した。 従来の首輪やチョーカーに比べても皮膚の負担は少なく、また首輪等や噛み痕でΩだと判明してしまうことは人権侵害に繋がりかねないという長年のΩの悩みを軽減することが期待される。 先駆けて日本の大守系列の従業員及び大守学園関係者(希望者)がモニターとなり数年の治験を経た後、将来的には誰でも薬局で買えるようになる予定だ。**] (89) ELLIE 2025/08/18(Mon) 18:48:39 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* 大守製薬がなんかかっこいいことやってるぞ……。 あれかな、ちょうど古河さんに噛み跡がつきました的な、そういうタイミングなあれそれ……? (僕はメイクで完璧に誤魔化しますが) (でもいずれちゃんと発表するんだろうな僕の場合は……) (-78) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 19:38:11 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* というかハピエン厨だからハピエンに持っていく気しかないのだけど、全く落着のレールは見えていないという……。 (-79) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 19:39:06 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[気づくことがなかったという彼の言葉に 少し、誇らしげ笑みを深めた。 対等でありたいと感じていた彼を 欺き続けられていたことも、──また 綻びが出てしまったのも彼の前だったということも。] ……天刻はきっかけをくれたんだよ。 だから、そんなこと言わないで。 [遠慮も、責任も感じてほしくないと首を揺らす。 自身の足踏みと危険性を取っ払ったのは彼だから。 重ねて謝罪の言葉を口にされて苦笑を浮かべる。 彼が気遣う素振りを見せることに、 ふ、と肩の力が抜けていくのが分かる。] (!28) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 20:38:23 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨想像したの? ──俺が誰かとシてるところ。 [小さく鳴リ響くグラスのぶつける音に合わせ すこし、からかうような音を乗せて。] (!29) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 20:38:48 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨俺も言われてないよ、天刻に「好き」だって。 ニュアンス的にそうかなって……思ってるけど [続けた言葉はからかった後とは裏腹に口先を尖らせた。 歳を重ねる程に駆け引きを覚え、 素直さを隠していくのは 誰しも自衛を覚えていくからかもしれない。 芝居の中ではないプライベートの会話劇は、 今まで以上に感情が揺れて、表情に出てしまう。 くぴりと一口、ワインの渋みを味わっていると 視界の端に天刻が映り込んで、唇が触れた。] ……──、 [飲んだばかりのワインの味が唇に残る。 咄嗟に伏してしまった瞼をゆっくりと持ち上げると 吐息の掛かる距離に彼の瞳があった。] (!30) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 20:39:13 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨……蹴らないよ。 俺を気遣って待ってくれてるのも、分かってる。 [まだ酔うほど飲んでいないのに、頬が熱い。 一度合った視線を再び伏せて、逡巡を見せる。 けれど、ゆっくりと顔を持ち上げて唇を追いかけ、 ちゅ、と押し当てるだけのキスを、一つ返して。] (!31) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 20:39:58 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨……逃げないようにって、言ったでしょ。 迷う暇も、考える暇もないくらい──、 ”愛して”。 [言葉を言い換えて、彼の好意を望む。*] (!32) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 20:40:12 |
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![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──終之祈之舞── [他のシーンよりも現場全体に緊張感が走っていたけれど、役に入ってしまえばもう一発撮りであることは意識していなかった。 世界が終わる前の最後の務めを前に、失敗やリテイクを彼らは意識していないのだし、神に奉納する舞と演奏、祝詞に全力を尽くす意外はないのだから。 篝の舞は練習で見たものよりも完璧に仕上がっていたし、そのための笙の音に乱れはなかった。 務めを果たした二人が視線を交わした後の台本は当然頭に入っていたけれど、この時になるまで貞親が最後に篝への心情を伝えようとするのか、今までの通りに伝えずともそれで良いと思うのかはわからないまま。 視線を交わした先、篝の涙と、呼ばれた名前に貞親の凪いでいた心に波が立った。 手を取り、名前を呼ぶところまでは台本の通りに身体が動く。 名前を呼び合うだけ、表情だけで表現は出来ているはずで。 最期まで共にいられて幸せだったことを伝えられればと思っていたのに、これまで紡いできた日が途切れるのが悲しくないわけがないのだと今更のように実感して。 顔を寄せると、告げたかったはずの想いを口にしていた。 微笑む気配がして、己にだけ聴こえる声が僅かに空気と鼓膜を震わせる。>>84 抱き寄せた腕の中、胸元に触れてきた指先の引き留めるような仕草に、最期まで傍にいるのだから何処かに行くことはないのにと、抱きしめる腕を強くした。 脚本のとおりであれば、二人のシルエットを映したカメラは上へと上がっていき、空を映す。 どの程度の間を取るものなのかは意識の外になっていたが、長いようにも短いようにも感じられた。 カットが入り我に帰った後、名前を呼びかけても尚、澄夜の表情からは篝が抜けていないようで。] (90) dix73 2025/08/18(Mon) 21:08:41 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾っ、…………、 [頽れそうになるのを支えれば、自分でも制御が出来ないことに困惑するのを落ちつかせるようと背を撫でる。 涙を拭うには手が塞がっていたから、スタッフがハンカチを持ってきてくれるのに任せて、涙が止まるのを待った。 彼の中の篝が悲しいだけで終わっていたとは思わない。 それは、己の中の貞親の願望かもしれないが。 二人の最後が、少しでも幸せだったならば良いと思う。 貞親と篝の世界が終わった後には己や澄夜の現実は続いていくのに、澄夜の表情へと戻ってからも、まるで最後の日のような顔をしていることに、小さく溜め息をついた。]* (91) dix73 2025/08/18(Mon) 21:09:14 |
![]() | 【人】 七川 惺―─回想:スタジオの食堂で── あ、今日は“もずく男子”だ。>>2:140 [横合いからひょっこり澄夜のトレイを覗き込む。 そう軽口をたたいたことで 某SNSの“白湯男子”を知ってることがわかるだろう。] “おはようございます”澄夜君。 あ、圭吾さんも! [テーブルを挟んで向こう側に 圭吾さんが座っていたのに遅れて気づいた。>>2:157 後で二人のどちらかに 直前に冬梨さんが来ていたのを知らされたろうか。>>2:176 そうなら、冬梨さんにも逢いたかったと残念がった。 でかい図体が通路側に立ったままなのも 邪魔なのに気づいて、澄夜君に座ってもいいか聞いてから 許可が下りれば隣に座る。] こないだは、グループラインの返信ありがとう。 …ありがとうございました! [敬語の方は圭吾さんに向かって言い直したもの。*] (92) rin 2025/08/18(Mon) 21:11:26 |
![]() | 【念】 大守 天刻[――少しだけ、想像する。 もしあの日、体調の異変を感じて冬梨が読み合わせの予定を キャンセルしていたら。 薬箱が落ちていなかったら。 天刻は冬梨にとって残酷なことをしていることに無自覚なまま 撮影日にはより近づいていたかもしれない。 その場合、撮影中にヒートが来ていたら、 彼を辱めることになっていたかもしれなくてゾッとする。] (!33) Ellie 2025/08/18(Mon) 21:18:40 |
![]() | 【念】 大守 天刻[誇らしげな笑みには、Ωである自分を否定する卑屈さは 全く見えず、天刻に知られた後悔も見えない。 本当に男前だなと思う。] 抱かれるシチュエーションは避けてたかなとか、 でも誰かは抱いたことあんのかな、とか。 ラブシーンはなくても彼女がいる役はやってただろ、 相手役の女優にも嫉妬した。 [揶揄する冬梨には拗ねた顔を見せる。 お前だってユーリに嫉妬した癖にと言おうとして、 続けられた言葉に瞬いた。] (!34) Ellie 2025/08/18(Mon) 21:19:05 |
![]() | 【念】 大守 天刻……好きだよ。 なんかこう、この歳になって改めて好きって言うの、 こっ恥ずかしいな……。 [飛鳥への返答は「そうだよ」だった。 役に入っていない状態で「好き」と自らの気持ちを言葉に するのはいつぶりだろう。 大人になってからは流れでつきあったり身体を重ねたりして 言う機会が減った気がする。] 冬梨が、好きだ。 恋人になりたいって、意味で。 [番ではなく恋人という言葉を選ぶ。 勿論気持ちの上では番になりたいけれど、 自分たちがたとえそうなれる性ではなくとも 彼が良いのだと言いたかった。] (!35) Ellie 2025/08/18(Mon) 21:19:55 |
![]() | 【念】 大守 天刻[児戯のようなキスを贈れば、間近に赤らんだ顔。 αらしくあることを考えていない冬梨の素の照れ顔が あまりに綺麗で見惚れたら、憶えの良い彼が同じ圧力の キスを返して愛を乞うた。 いくら役者とはいえ、この言葉は板の上でも経験が ないのではないか。 ……否、ファンミでは言ってるかもしれないな?と 勝手に脳内で彼のファンにも嫉妬しそうになる。] 俺が一番冬梨を愛してるってちゃんとお前がわかる時間は 必要だろ? 俺も確認したい。 冬梨の言葉で、ちゃんと。 [グラスを置いて彼のグラスも手から奪った。 そのまま指を絡めて立ち上がり、手を繋いだまま歩を進める。] (!36) Ellie 2025/08/18(Mon) 21:20:17 |
![]() | 【秘】 大守 天刻 → 役者 古河 冬梨今日は客室じゃないからな? 俺のベッドはこっち。 [広い部屋は寝室まで距離がある。 その気になれば彼を抱き上げて運べる腕力と体力はあるが、 あくまで「手を繋いで彼の足で寝室に向かう」ことを 認識させようとしていることが伝わるだろうか。 「俺のベッド」と密やかに甘く冬梨の耳を軽く食みながら 囁いた。*] (-81) Ellie 2025/08/18(Mon) 21:20:37 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──帰りのロケバス── 今日は帰ったらゆっくり休むといいよ。 [帰りの車内、帰ってから家の人を心配させないように、泣き腫らした跡も少しは治まればいいのだけど、と隣で顔を冷やしている澄夜に声をかける。 脚本にない動きをしたことに関しては、最後の台本外の台詞は、何と言ったかはわからないままの方が良いとのことで。 後は編集作業となるようだ。 つまり、撮影は無事に最終日を終えたことになる。 澄夜から小声で問いかけられたことに、彼の中での最後の日も今日になるのかと理解した。>>87 確かに次にいつ顔を合わせるかもわからないとなると、このタイミングしかないのだろう。] ………そうだね。 今もそうしてるし、これからもそうだと思うよ。 [その聞き方からして、此方の考えていることも薄々察してはいるのだろうなと。 隠すつもりも元々なかったけれど。] (93) dix73 2025/08/18(Mon) 21:31:24 |
![]() | 【秘】 俳優 東堂 圭吾 → 日本舞踏家 月嶺 澄翔………澄夜に興味があったから番になったのに 解消する理由はないよね。 他に興味が向くとも思ってないし。 (-82) dix73 2025/08/18(Mon) 21:32:01 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾ごめんねって言ったのは、そういうことだよ。 [最初からそのつもりだし、騙したとは思ってない。 契約を反故にするというよりは、最初からそう言ってる。 澄夜の方から己に強制する手段はなくとも、近しいことは出来ると思うけれど。]* (94) dix73 2025/08/18(Mon) 21:33:52 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* >>近しいことは出来る …………? 実家へ詳らかにして遠ざけてもらう、とか……? 圭吾さんの実家にご連絡しちゃうとか……? しないよ。できないよ。 (-83) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 21:35:54 |
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![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 帰りのロケバス ― ええ。"ごめんね"は何に対してなんだろうって、 ずっと考えていました。 [そういうことですよね、とは。>>94 もう薄々気付いてはいたことだけれど。] 謀られたとは思っていないです。 …………僕も、今日が最後の日だとは、 もう、思いたくない……。 [だから、家に帰って家族にちゃんと話します、と、圭吾さんに告げた。 あの夜から、連日ホテル暮らしを続けていたんです、実は、と。 家族に──と言うか、祖父に、だ──露呈したら非常に面倒なことになりそうなのは想像するに難くなかったから。]* (95) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 21:46:45 |
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七川 惺は、メモを貼った。 ![]() (a9) rin 2025/08/18(Mon) 21:56:22 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨んー……ふふっ、そうだね。 [揶揄を素直に受け止めて、吐露を零す彼に 緩んでしまう頬を隠せずに笑いが漏れる。 既に役者上の経験とそれ以上のプライベートの カミングアウトした後ではあるけれど、 嫉妬というキーワードを使われるとぱち、と瞬いて。] ……本当? [同じく瞬いた彼と目を見合わせる。 打ち明けて以降、向けられた好意の中に 友人以上のものを含んでいることに気付いていた。 ”嫉妬”と使われた言葉が友人や好敵手という意味ではなく 恋愛対象であることを指していることに驚きを隠せない。] (!37) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 22:14:37 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨──……、 [小さく落とされる言葉は鮮やかな彩りを残す。 照れ臭さを誤魔化すように続けられる声に目を細め。 今度は視線を逸らさずに、微笑む。] うん、──俺も。 友人や仕事の相棒としてじゃなく 恋人、として──、天刻の隣りに居たい。 [言葉だけじゃ飽き足らず、今覚えたばかりのキスを もう一度、誓いを建てるように。] (!38) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 22:15:00 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[頬が熱を持っているのはメイクを落とした素肌では 誤魔化し切ることはできないだろう。 はにかんで誤魔化して、近づくために空いた手を 二人の間に置くとソファに沈む。 一度、受け入れてしまえば外せない視線は 彼を捉えたまま、望んだ言葉の続きを待った。] あははっ、俺の? 恥ずかしいよ、天刻もそう言ってたでしょう? [くすくすと笑いながら取られた手はリビングから 彼の領域である部屋へと誘う。 乞うておきながら、まだ口にしていない直截な言葉を 先ほど彼が口にした理由で言い訳して。] (!39) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 22:15:38 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[今までの関係を残したまま、少し甘さを孕むやりとりに 擽ったさと安心感を覚えながら導かれる先。 アーケードを潜る前に、囁きを吹き込まれて] ……っ、ン ……お越しに入ったことはあっても、 一緒に眠るのははじめて、……かな [食まれた耳朶はすぐに赤みを帯びていく。 自身の足で一歩、踏み込んで敷居をくぐり抜けて 二人寝転んでも有に余るベッドが存在感を示す。 耳朶に感じる彼を振り返るように見上げる。 天刻の部屋を「はじめて」の場所に選んだ理由を 思い出したから──、] (!40) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 22:16:32 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨……天刻の、匂いに 思い切り、包まれて、みたくて。 その、……ヒートになったとき、 寂しかった、から。 [小声で伝えるのは、好意を伝えるよりも恥ずかしかった。*] (!41) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 22:17:17 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 実家にて ― [そして僕は、実家へと帰った。 今日からホテル滞在することにしますと圭吾さんに告げたあの夜 >>2:134 から、僕は家人不在のタイミングを見計らって荷物を取りに帰る以外は、実家へ戻ってはいなかった。 ただいま……と、もう出迎える使用人もいない遅い時間に玄関ドアを開ければ、勤め人の姉の帰宅時間と大差無かったらしい。 自室近くの廊下で顔を合わせることになり、早々──いや、案の定というか──察せられてしまった。 ──「αの匂い、するね」 ──「……澄夜、あんた、番になった?」 超直球でそう言われ、肩を跳ねさせるほど驚いた。 それほどに、解ってしまうものなのかと。] え、と……、…………うん。 [なった、と端的に答え、多忙な家族が揃う週末にでも皆にちゃんと報告するからと、一旦話は終えていたつもりだったのだけれど。 その日の深夜から、僕は、月嶺家敷地内にある客人滞在用の建物に軟禁されることになってしまった。] (96) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 22:19:34 |
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![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[祖父への忠誠心に溢れた使用人が、僕と姉との会話を立ち聞いて、即座に祖父へと注進し。 宴席で不在だった祖父が帰宅するなり呼び出され、慌てて身支度を整え座敷に出向けば、祖父直属の忠実なる門弟数人までもが控えていた、という次第。 開口一番、「月嶺の名に泥を塗ったな」と告げられ、眉間に皺が寄った。 ──「澄夜。何処の者とも知れぬ"外のα"に心を奪われ」 ──「月嶺の名も、己の立場も顧みぬとは」 ──「このままでは家の誇りも、未来も失われる」 ──「今日よりお前は、この屋敷から出ることを禁ずる」 ──「外との往来も、文も声も、断つ」 ──「考えを改めるまでは、一歩たりとも外には出さん」 やむを得ない仕事に関してだけは仕方がないが、その際は付き人をつけると告げられ、膝脇に伏せてあったスマートフォンを門弟に奪われた。] (97) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 22:23:17 |
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![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔……っ、お祖父様、待ってください、 その携帯電話に、仕事の連絡が……! [そう告げるも、ドラマ制作陣の上層部は月嶺家への連絡先は知っているのだから問題なかろうとぴしゃりと言い返され、僕は追い立てられるように立ち上がされた。 祖父曰く、"外との繋がりがお前を惑わせたのだ"、と。 軟禁は、僕を守るためでもあり、家を守るためでもあるのだと。 ──「いずれ月嶺に相応しい相手と結ばれるのが、」 ──「お前にとっても最も幸福な道だ」 Ωは番ったα以外とは子を成せないと言われてはいるけれど、強制的にヒートを起こさせ排卵を誘発させれば他者との妊娠も不可能ではないのだと。] (98) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 22:25:36 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[そうまでして、こうまでされて、己は月嶺の血筋を守らないといけないのか。 澄翔の名は誇りではあるし、重いとも手放したいとも思っていない。でも、己の感情、恋心までをも家に捧げる道理はない。] 待ってくださいお祖父様、 ちゃんと話しますから、話を聞いて……っ、 [あいにく、父母は不在だ。確か昨日から泊まりがけで地方の興行に出向いていたはず。帰宅は明後日。 味方になってくれるだろう姉も、この騒ぎは耳に入っていないのか、座敷に顔を出すことはなく。 結局僕は、急き立てられるまま、"蔵屋"に移動させられた。] (99) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 22:25:55 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[客人用に改築されたその場所、元々、蔵だった建物。 空調は入っているものの、窓は高い位置に明かり取り用の嵌め殺しのものがあるだけ。 常には使われていない建物だからと外鍵がかかる仕様だし、声も漏れにくい。 笑ってしまうほどに監禁にはうってつけの場所だった。 ベッドもあればバストイレも完備されているわけで。] 令和の時代の、座敷牢だな、これ。 [いっそ笑えてしまうけれど、笑い事ではなく。 慇懃に一礼した祖父の門弟が、重い扉をがちゃりと閉めた後、外鍵をかける重たい音が室内に冷たく響いた。] …………”おやすみ"も、言えなかったな。 [ぽつりと呟く。 どころかこのままでは、明日の"おはよう"も何も伝えることができなくて。 きっと気を揉ませてしまうだろうなと思う。いや、揉ませるどころじゃなく、とても心配をかける気しかしない。 まさか飢え死にさせるつもりは無いのだろうから、食事の差し入れの時にでもどうにか脱出できないものかと、僕は自分なりに算段はしつつ、それでも今日一日の疲れはあって、その日はおとなしく客人用ベッドに横になったのだった。]* (100) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 22:28:53 |
日本舞踏家 月嶺 澄翔は、メモを貼った。 ![]() (a10) Valkyrie 2025/08/18(Mon) 22:31:26 |
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![]() | 【独】 七川 惺/* そういえば村全体のBGMは、劇中劇の題名をなぞって以下、と 世界が終るまでは… 新旧デュエットVer. / WANDS [MashUp] https://www.youtube.com... ピノキオピー - きみも悪い人でよかった feat. 初音ミク / I'm glad you're evil too https://www.youtube.com... これなんかもいいなぁって思ってて。どこかの場面の挿入歌としてイメージして聞いてもらえたら嬉しいなぁ。 (-90) rin 2025/08/18(Mon) 22:41:25 |
![]() | 【念】 大守 天刻[天刻には告白させておいて、自分は保留する。 彼が恋愛初心者だというのを疑いたくなるし、 もしかすると天刻は童貞だったのかもしれないと錯覚しそうにもなる。 魔性というのはこういう人のことを言うのだ。 今はヒート期間でもないしフェロモンは薬で抑えているの だろうから、これはフェロモンに左右された評価ではない。] 狡くないか? [天刻は彼が笑いながらついてくる様子を見ているだけで 胸が苦しくなるのに。 これが惚れた弱みというやつだろうか。] (!42) Ellie 2025/08/18(Mon) 22:57:41 |
![]() | 【念】 大守 天刻眠れるかどうかは別にして、 シーツの感触を身体で感じるのは初めてだよな。 浮かれてシーツは全部新しくしたから 俺の匂いがするかはわかんないけど〜 [今度は天刻が揶揄って笑う。] (!43) Ellie 2025/08/18(Mon) 22:57:50 |
![]() | 【念】 大守 天刻誰にも抱かれたことないのに、 俺の匂いに包まれたくて寂しくなったんだ? 俺なら呼ばれたらすぐに楽にしてやれたのに、 頼めるってわかってて一人で耐えるの辛かっただろ。 ……俺に抱かれる想像、した? [先にベッドに腰掛けて、腕を引く。 「おいで」と微笑んで、抱き締めた。] (!44) Ellie 2025/08/18(Mon) 22:58:33 |
![]() | 【念】 大守 天刻本体なら流石にするだろうから、 思いっきり吸って良いよ。 俺も吸うし。 [ちゅ、ちゅ、と音を立てながら首から鎖骨にかけて キスを落とす。 背中のコリを解すように回した手で指圧して。 興奮で鼻息が荒くなるのを、彼の匂いを吸う行為だと 誤魔化した。*] (!45) Ellie 2025/08/18(Mon) 22:58:45 |
![]() | 【独】 七川 惺/* 澄夜君と圭吾さん、引き裂かれちゃうの?ってハラハラしながら(一読者) でもこの村の皆は 「tragedy」じゃなく「happy ending」だって信じてる! (-91) rin 2025/08/18(Mon) 23:01:47 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[受け止めてくれて“ありがとう”と聞こえたから。 肩口から目元だけ覗かせて、 こっくりと頷いてみせる。 俺が、そうしたかっただけなんだけど。] ……。 初めて聞いた、けど? [ひとつめの“好き”。 髪を結ってもらうのに、 昔何度も触れられたことはあるけど。 口にされてそう聞くことは、あっただろうか。 “好き”はまだ続いた。 俺の勝ち気さがよく顕れてるんだろう瞳。 強がりな俺が、惺を魅せようと今日浮かべた表情。 それ以外も、きっと。] (D65) eyes 2025/08/18(Mon) 23:08:35 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛…………、 そういうの。 聞きたかった、のかも。 [顔を上げて呟くと、 “生意気”な唇をすっとなぞられる。 くすぐったくて、むずかるように肩を捩って。 それでも、逃げなかった。 俺は結局、 甘えたがりの愛されたがりなんだろう。 「………もっと。」とすかさず強請る、 欲しがりでもある。] (D66) eyes 2025/08/18(Mon) 23:09:25 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[俺の瞳はもう、濡れていなかったのに。 惺が。 愛してるなんて言うから。] ─────… 、 [一瞬で涙が盛り上がって、ぽろっと零れたことに、 自分で目をまるくする。 はく、と息を飲んで。 思わずきつく噛んだ唇が、キスに解ける。] (-92) eyes 2025/08/18(Mon) 23:10:25 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[ぽすん、とマットレスに背を受け止められて、 一緒に倒れ込んだことに遅れて気づく。 隣に寝転がる男の、 懐かしくも、見慣れない顔。] ……………… [言葉が見つからなくて。 もぞ、とにじり寄って、 堅い胸板に、すっかり熱い顔をうずめた。] (D67) eyes 2025/08/18(Mon) 23:11:03 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[二度目は、込み上げる情動に突き動かされるまま、 愛しい男の上に跨って、自ら奥まで咥えこんだ。 惺の掌と、ナカを擦られる刺激に導かれ、 蟠る欲をたっぷりと前で吐き出した後。 抱き着いた体勢のまま抱え起こされて、 膝の上へと招かれる。 再び深々と貫かれていく快楽に 腕の中でくっと背を反らし、 溢れる声と一緒に、唇が薄く開いていく。] ぁ、あ…… あぁっ、ァ、 これ、深 くて、 …… すきぃ、っ [自重が繋がった箇所にかかって、 根元ぎりぎりまで肉茎を飲み込めたことに。 自分の雄の耳元で、甘やかに歓びを囀る。] (D68) eyes 2025/08/18(Mon) 23:15:12 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛んぁ、ァ、 いいッ、 しず、かぁ……っ、 すき、もっとぉ、 っ、好き──……! [しきりと腰を蠢かせ、 はしたなく粘膜をぐずらせて。 もっと、好き、と譫言みたいに 惺の耳元で繰り返しながら。 奥深くで弾けた白熱に引き摺られるようにして、 初めて雌の性器で達した。] (D69) eyes 2025/08/18(Mon) 23:16:49 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[髪に触れられるのが好き。 胸を弄られるのが、好き。 弱い首筋に、キスを貰うのが好きなこと。 何度も唇を重ねながら、ナカで動いてもらうのが 好きなこと。 深く繋がって、最奥まで犯してもらえる体勢が、 何より感じること。 好きだと囁かれながら揺すぶられると、 ひっきりなしに甘い声を上げて、 簡単に上り詰めてしまうこと。 自分でも初めて知る“好き”を、 身体と、言葉と、 止めどない嬌声でも訴えて。 途中からは半ば朦朧としながらも、 惺がくれる“好き”を、拓かれたばかりの身体で、 空が白むまで受け止めた*] (D70) eyes 2025/08/18(Mon) 23:18:41 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[狡いという言葉を応えずに笑ってはぐらかしたら 反面、照れながら打ち明けた想いには 今度は天刻が揶揄に替えてしまう。] あははっ、それは残念。 [笑いながらも、残念に感じたのは事実。 ソファの残り香で過ごした日を淋しく思えば、 期待していた今日は、そわそわして落ち着かなかったから。 揶揄を交わしたはずなのに聞き返す声は柔く、 誤魔化すことを忘れさせてしまう。 ベッドに腰を下ろして待つ彼に惹かれ、 ようやく腕の中に囚われる。] (!46) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 23:35:09 |
![]() | 【秘】 役者 古河 冬梨 → 大守 天刻……うん、した。 この腕で、この唇で、どうするんだろう、って。 [彼の腕に添えた手を滑らせて、肩口へ。 もう片方の手は、ちょん、と 触れ合ったばかりの唇の柔らかさを指先で確かめる。] (-93) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 23:35:38 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[本体、と自身を指す言葉にくすり、と口元を綻ばせ。] 思いっきり? ン、……っ、 ……あ、あれがいい キスマーク、つけたい [肌に彼の唇が降りる。はじめての肌で感じる唇の感覚。 擽ったさの中に、むずかゆい感触が少し残る。 咄嗟に首を竦めるも、背に回った腕が逃さない。 眼の前で彼の柔らかい髪が踊る。 肌よりも先に、髪先にキスをしてゆっくりと腕を 天刻の首筋にまわしていく。 すり、と髪に頬ずりをして頭を抱き寄せると シャンプーの香りと交じる彼自身の香りが、 理性を少しずつ奪っていきそうで、心臓が跳ねる。*] (!47) milkxxxx 2025/08/18(Mon) 23:36:23 |
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![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[オムニバスドラマの撮影二日目。 午前中は、女性向け雑誌の撮影があった。 時折表紙を、男性アイドルや俳優の 大胆なカットが飾ることで話題になる。 スタジオに置かれたマットレスに腹ばいでねそべり、 伸ばした両腕を緩く交差させて、 カメラに挑むような眼差しを投げかける。 次は頬杖を突き、前髪を掻き上げて。 遠く気怠げな眼差しで、うっすらと微笑む。 昨夜ひとつだけ鎖骨に許した痕は、 メイクさんが綺麗に隠してくれた。 珍しくもないことだろうと、 すみません、と軽く苦笑するだけに留めた。 ライティングが調整される合間。 剥き出しの素肌がシーツに擦れる感触に、 ひっそりと息を漏らす。] (101) eyes 2025/08/18(Mon) 23:58:41 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛(このシチュ、昨日の今日だと、どうしても──……) [過った不埒な連想は、直ぐに自分で遮ったけれど。 今は別に、役作りをしている訳ではない。 日頃の“ユーリ”が求められている。 それも、見た人が想像を掻き立てられるような、 セクシャルなニュアンスの。] ────…… [たっぷりと睦み合った恋人に、 それでもまだ、と誘いかける眼差しを、 カメラの向こうへと流す。 もう離したくない、朝まで肌を重ねていたい相手を 自分の元に引き留めるための、誘惑も露わな。 その後はスムーズに撮影を終えて。 身支度を整え、ドラマの撮影所に向かう。 どのカットが表紙を飾り、店頭に並ぶことになるのか。 あいつはそれを、目にするんだろうか。 つい、そう考えて。 早速はまってるな、と独り苦笑した*] (102) eyes 2025/08/19(Tue) 0:01:04 |
![]() | 【念】 大守 天刻[これでも色々と考えたのだ。 ヒートではない時に抱かれたいと言った彼の望みを叶える為に 誘発するようなものは替えた方が良いのかとか、 芳香剤は彼の匂いが紛れそうで嫌だから無香料の消臭剤を シュッシュしまくったりして。 新品のシーツの下にはペットシーツを敷いている。 寝心地は少し悪くなるが、マットレスが汚れるとすぐに 替えるのは困難なので準備した。] 想像以上になるように頑張るよ。 [唇に指先が触れた時、離れる前に舌先でちろりと舐め、 腕を動かして彼が触れる肩の筋肉が動く様を伝える。] (!48) Ellie 2025/08/19(Tue) 0:04:59 |
![]() | 【念】 大守 天刻腕はお前を思い切り抱き締める為。 口は、お前を一口で食べるんだよ。 [オオカミだけにな、と童話になぞらえて笑う。 急にすべてを恋人仕様にして、キャラ変だと彼が萎えて しまわないように。] (!49) Ellie 2025/08/19(Tue) 0:05:12 |
![]() | 【念】 大守 天刻[急所に唇が掠めると、聞いたことのない声色が漏れる。 膝上に乗せる形で抱き合っているから、このまま身動ぎが 続くと兆したものが冬梨に当たるだろう。] つけたい方なんだ? はは、良いよ。 唇で肌を覆うようにして、結構強く吸わないと 痕にはならない。 [笑いながら一度彼の背から腕を外してシャツのボタンを開けた。 逞しく鍛えている上裸は舞台上でも披露しているので 冬梨にとっては初見ではない筈だ。 そして多くの舞台俳優がそうであるように、頸から下は 永久脱毛をしているので、どこまで脱いでも毛は見えない。] 好きなところどうぞ。 暫く脱ぐ仕事はないし、好きなだけトライして。 [下が少し窮屈に感じるので、シャツを脱ぎ捨てたついでに 腰元も緩めた。ジッパーを降ろせば膨らんだ下着が露わになる。**] (!50) Ellie 2025/08/19(Tue) 0:05:28 |
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![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* エピまであと1日にして 番えてません! 全部おまえのものにして、とは伝えたけど、 この状況でたぶん、噛んでとか考える余裕が、 俺になかった……(甘えてぐずぐずになった) そして惺が優しいからな…… どこが好きとかもろくに言えてない気がする。 処女だから、ね。いっぱいいっぱいなの。 (-96) eyes 2025/08/19(Tue) 0:10:32 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* いやでも、残り時間考えると、 噛んでもらうべきだったんじゃないか……? ここで進行上は確実にそう。 でもなぁ、うーーーん。ぐるぐる。 まぁ、実質番ってはいるんだけど……… (-97) eyes 2025/08/19(Tue) 0:17:58 |
![]() | 【雲】 七川 惺あれ?1回も言ってなかったっけ? 高校の時、心の声タダモレだったかなと思ったんだけど。 ああ、そうか…… この髪が“好きだ”って口に出してなかったんだ。 そういえばお前を初めて観た時… 「たいしたことねーな」って言ったの。 あれ、全然本心じゃなかったから。 親父に可愛がられてるお前に焼きもち焼いて つい言っちまったの。 今、初めてホントのことが言える。 すごく綺麗だって思って。 一番欲しい宝物を見つけたって…そう思ったのに。 これも、“そういうの”に入る? [少年のように、頬を染めて問うた。] (D71) rin 2025/08/19(Tue) 0:22:22 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[それから暫くして──濡れる悠凛の瞳。] この涙も…俺が初めてもらうものだ。 [語尾が少し震える。 今度こそ、その透明な宝石を人差し指で拭って。] かわいい。 [思わず深くて熱い吐息が漏れた。] (-98) rin 2025/08/19(Tue) 0:25:36 |
![]() | 【雲】 七川 惺[ベットに倒れ込んだ悠凛のその顔を もっと見つめていたかったのに。 胸に顔をうずめられた。 けれどそれはそれで……疼く。そそられる。 もう一度跨ろうとしたのに先手を取られた。] (D72) rin 2025/08/19(Tue) 0:26:56 |
![]() | 【雲】 七川 惺ちょっ…マテ! [慌てた声は、肌が触れあう熱さに搔き消される。 すぐさま、根元まで俺自身が呑み込まれた。 遅れをとったが、眉根を寄せて一度睨みつけ。 腰を上下に突き動かす。 やがて一度、悠凛の雄の部分が果てた。 俺の腹や胸に散る白濁。 起き上がれば滴るそれを重力にまかせ、 悠凛を抱えて膝に乗せる。 まだ聳り立ったままの俺自身に 恋人の体重が乗る──貫く。] (D73) rin 2025/08/19(Tue) 0:31:33 |
![]() | 【雲】 七川 惺[耳元で聞こえる声は“悦い”と同義に聞こえた。] そう…か…これがお前の“好き”か…。 [深く穿たれても、締め付けてくる、お前の欲。 弓なりに反る背、可愛い声と共に綻ぶ口唇。 それに応えるようにして、何度も腰を突き上げる。 蜜が…溢れて来る。 こっちも達しそうなのを必死にこらえる。 今度は先にイきたくないから。 お前を先にイかせてやりたいから。 意地でもそうしたかったが、 やっぱり俺のが堪え性なく──…。] (D74) rin 2025/08/19(Tue) 0:32:41 |
![]() | 【雲】 七川 惺[と、思ったのだが。 その後、瞬きする程の短い間を置いて……] イったのか? [悠凛のしなる身体から、力が解けてゆく。] ……そうか。 [柔らかな照明の下でも煌めく悠凛の髪を一房掴む。] 次こそお前を先に……いや、一緒にトぼうな。 [そうして、空が白むまで。**] (D75) rin 2025/08/19(Tue) 0:36:14 |
![]() | 【独】 七川 惺/* あのですね……解釈一致がすごいんですよ……。 俺も2回目は騎乗位かなって思ってたの。>>D68 3回目もほぼほぼ想像してたのと同じ。 愛方さん、エスパー? (-99) rin 2025/08/19(Tue) 0:42:23 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* ……いや? ここまで求められてるの伝えてもらってたら、 噛んでって言うんじゃないか? でもうっかり出来心でヌード撮影を 挟んでしまっているというね。 ちょっと考えよう。 (-100) eyes 2025/08/19(Tue) 0:44:49 |
![]() | 【独】 七川 惺/* あ、そだそだ。 顔を上向けさせるって入れ忘れてたの。ありがとう! いつも気づいて補完してくれる愛方さん、好きだよっ!>>D66 今夜はここまででお休み〜早起きできるかなチャレンジ。 (-101) rin 2025/08/19(Tue) 0:48:23 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[自身が知らないところでの 天刻の隅々まで行き渡った心遣いは、後に知ることになる。 彼にはじめて触れられる肌と汗を いつもよりも念入りに洗い落として時間を掛けてしまった 自身と同じようにフェロモンも敢えて感じないように。] っ、……う、ん [以上、と聞いて一瞬たじろいでしまった。 こういうところで彼との経験の差を感じる。 撫でた指先を食べられて、ぴくん、と指が跳ねた。 濡れた感触に甘く身を震わせながら、 言葉の端に感じた、自身よりも前の誰かの陰に。] ……慣れてる素振り、見せないで。 [今は自身だけを見てほしいと、指先で柔く舌先を押し返す。] (!51) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 0:58:53 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[性を隠さずに彼と出会っていたなら、 こんなに艶めいた彼を知るのは自身だけだっただろうか。 彼と今まで重ねてきた年月に後悔は一つもなくとも、 少しだけ考えてしまう。 もう少し早く出会っていたなら、気づくのが早かったなら。 打ち明けることが出来ていたなら……、 燻る想いを、瞬きと共に洗い流して。] ふは、「大きい口ね、おばあさん」 [童話の一節がすぐに思い浮かぶと応えるように 肩を揺らして、笑う様は瞬時に甘い空気を和ませる。] (!52) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 1:00:11 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[そんな余裕も、少しずつ剥がされていく。 自身の肌を湿らせてた舌先が離れていくのを 名残惜しく感じながら、は、と透明な息をついて。 微かに身じろぐと、 既に兆し始めている彼のものが臀部に触れた。 自身で興奮してもらえていると分かって、 安心と高揚感が増していく。] つけたい、し、 ……つけられたい。 [後者は、天刻を伺うように。 ひとまず、と彼の許可を得られると同時に付け方の指導を受け ふむ、と頭では理解を示して顕になっていく肌を見つめた。 先ほど下肢に感じた箇所も目に留まると、 また体温が上がった気がする。] (!53) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 1:01:04 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[少しでも距離を置くのを惜しんで、 ぺたりと彼の腿の上で股をできるだけ開いて座り直す。 視線の高さをできるだけ低くできるようにして、 晒された胸元から脇腹をゆっくりと撫でていく。] ……どこでも? [好きな部分と言われると逆に範囲が広い。 綺麗に整えられた腹筋と、肌をじ、と暫し見つめて 唇を寄せたのは彼の心臓の辺り。] ……──、ン、っぅ……、 [唇を寄せてちゅう、と力を込めて吸い上げて 唇を離すとほんの少しだけ、赤くなっていた。 想像していたのと見た目は違うけれど、 嬉しそうに目を細め、その箇所を撫でる。] (!54) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 1:01:32 |
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![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──帰りのロケバス── 澄夜はもう少し 人を疑うことを覚えた方がいいよ。 [俺が悪い人じゃなくてよかったね、と口端だけで笑ってみせても、実際冗談で言っているわけじゃない。 此方は聞く気もなかった約束ごとを、漸く諦めてくれたらしいことには安堵して。>>95 なんにしても、家の問題は発生することは分かり切っていたから。] 家族に話すならお伺いするけれど。 [月嶺の家にとっては特に大きな問題に違いなく、黙ったままにしておく気は当然なかった。 澄夜は相手を黙っておく気でいたのだろうけれど、そこまで不誠実な人間でもない。 悪いことをしたとも思っていなくても、いい大人なので謝罪くらいはするし、殴られても文句は言えない自覚はある。 澄夜の気にしていた家の問題に、責任を取る気も話し合う気もあった。 それはそれとして、ホテルに連日泊まっていたなら、うちに来ればよかったのにと思った(し言った)。 それこそ家に対しての申し訳なさのようなものがあったのか、また迷惑が云々と結論づけていたのか。 或いは単にその発想がなかったのかもしれない。 いきなり己が出向くと話がややこしくなるだとか、まずは自分から家族が揃った時に説明すると固辞されてしまって、結局一人で家に帰すことになった。] (103) dix73 2025/08/19(Tue) 1:03:21 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾澄夜。此方は何も持ってはいないし、 少しくらい荷物を増やすことに抵抗はないから。 [何かと面倒なことがあったとして迷惑だと思っていないのは変わらない。 月嶺のお家事情に興味はないから関わりたくないのではと思われるかもしれないが、好きな相手に関わることなら優先する気はある。 一人で背負おうとする気がしたので、それくらいは伝えたけれど。 帰すべきではなかったと思うのに、そう時間はかからなかった。]* (104) dix73 2025/08/19(Tue) 1:03:34 |
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![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──撮影終了から翌日── ………………んん……、 [アラームの音に目を覚ませば、手探りで音の出所へと手を伸ばす。 スマホを掴むと煩い音を止めて、ベッドの上で寝転んだまま画面へと指を滑らせた。 いくつかの仕事関連の通知を確認した後、ラインのトーク画面を開くと、訝しげに眉を寄せる。 昨日はやはり気が張っていたのか疲労感が大きく、帰宅後はシャワーを浴びて早々に就寝した。 澄夜のことが気になってはいたものの、撮影から帰宅した後で夜中に家族会議でもないだろうし、“おやすみ“とメッセージを送るのみに留めていたのだけれど。 翌朝になっても既読がついていないくらいで心配するのは過保護すぎるだろうか。 常であればこの時間には起きているはずだが、昨晩は疲れていただろうし、起きる時間が遅れているだけかもしれない。 それとも、朝から家族会議にでもなってスマホを見る暇がないのかも……などと可能性だけ考えても解決するものでもなく。 ともかくもう少し待ってみないことには杞憂かもわからないかと、スマホを置くと身体を起こした。] (105) dix73 2025/08/19(Tue) 3:31:03 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[トーストとハムエッグにコーヒーと簡単な朝食を済ませた後、ここしばらくは和装が多かったから久々な気がするワイシャツとスラックスに着替えて。 スマホの着信音に画面もよく見ずに通話ボタンを押す。] っ………、はい、………おはようございます。 いえ、がっかりしてないですよ。 [相手がマネージャーだったことに、あからさま落胆が声に出たらしい。 今回のドラマに関しての雑誌インタビューが数日後に入っているから、時間や段取りの確認とのことで。] 先に雑誌社のスタジオで写真の撮影と その後にインタビューですね。 はい、他の方との合同でしたっけ…… [伝えられたことを手帳に記していた手が止まった。 ドラマの関係者との合同と聞いてはいたが、決まり次第調整後にということで、相手が誰かはまだ知らされていなかった。 同じ回のメインキャストなのだから月嶺澄翔と二人でと話が来ていたところ、受けるとしても個別でと月嶺サイドからの連絡が雑誌社へと今朝方入ったらしく。 先日話を通した時は二つ返事で了承を貰えたと聞いてたんですが、と不思議そうに言われて、嫌な予感はほぼ確信に変わっていた。] (106) dix73 2025/08/19(Tue) 3:31:44 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[マネージャーとの通話を終えてから、澄夜宛に通話をかけてみたが、繋がることはなく。 連絡がないまま昼過ぎになったところで、タクシーで月嶺邸へと向かった。] …………… [そうして再び堅牢な門の前に来たものの、此方の想像が当たっているなら正面から訪ねても門前払いされるのは目に見えている。 邸宅をぐるりと囲んだ塀を一周してみて侵入経路を探してみたところで、塀に面した植木に登る……のは、日中では目立って仕方ないし、見つかったら即通報されそうだ。 裏口は表の門よりは簡易なものに見えるけれど、当然鍵はかかっているだろう。 そもそも中に入れたところで澄夜の前に使用人とエンカウントするのが早い気がするし、澄夜の私室の位置も把握していなかった。] (107) dix73 2025/08/19(Tue) 3:32:09 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[あまりうろついていても不審者だよなと家からは少し離れたところでどうするかを考え込んでいると、月嶺邸の門から出てくる人影が見えた。] あれは……… [何処かで見たことがあるような……と記憶を遡ると、黄色い悲鳴を上げたり雄叫びを上げたりと奇特な表現で感謝を伝える女性の姿が頭を過ぎる。>>1:77 澄夜はあの動画を悠凛君や惺君へと喜ぶ姉の姿ですとばかりに送りつけたようだが、報告に此方へと見せられても「これは私が見てもいいものなんでしょうか」いろいろな意味で、と答えたことを思い出す。 紫苑さんだったか。 澄夜の姉に間違いなさそうだ。 あの動画を見る限り姉弟仲は悪くないようだし、日本舞踏とは離れた仕事に就いているとのことだから、彼女であれば澄夜の状況を聞けるかもしれない。] (108) dix73 2025/08/19(Tue) 3:32:47 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾すみません、月嶺紫苑さんですか。 [怪しい者ではないですと一応の変装用のサングラスを外して、頭を下げる。 弟の共演者ではあるし、此方の名前くらいは聞いたことがあるだろうか。 それ以前、悠凛君のファンなら共演の際に顔くらいは把握してくれているかもしれないが。] 澄夜さんとはドラマの仕事でお世話に…… [と言ってる場合でもないなと、言葉を止めて。] 澄夜さんとお付き合いさせていただいてます。 [澄夜さんのことでお話がと告げれば、察することがあるような表情からして、澄夜の状況は知っていそうだった。]* (109) dix73 2025/08/19(Tue) 3:33:37 |
俳優 東堂 圭吾は、メモを貼った。 ![]() (a11) dix73 2025/08/19(Tue) 3:37:18 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* お互いソロル入ってるのに分量揃うの笑うんだよ…… 月嶺 澄翔 48回 残11875pt 東堂 圭吾 48回 残11874pt (-103) dix73 2025/08/19(Tue) 3:38:49 |
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![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 囚われの姫君(?) ― [肌身離さず、常に触っていないと気が済まないという存在でも無いスマートフォンだけれど。今、それが手元を離れてしまっているのは不安しかなかった。] "もう少し人を疑うことを覚えた方がいい"、か……。 [昨夜、圭吾さんに告げられたことを思い出す。 >>103 疑うというのとは違うけれど。 あそこまで祖父が意固地な態度に出てくるとは全く思っていなかった。もう少し、話が通じると思っていたんだ。] "月嶺に相応しい相手"って……。 [圭吾さんでは不足だと?そう思うとなんだか微妙に腹が立つ。 圭吾さんをこのドロドロとした月嶺家のお家事情に関わらせたくはない。 それゆえと圭吾さんに頼んだことは、初手から聞く気も無かったとは、昨夜聞かされたこと。 悶々と考えることしかできずにいた翌朝、扉が開く音に慌てて駆け寄れば、朝食のトレイや着替えを抱えた使用人と門弟が合わせて4人ほども立っていて。 どうあっても僕を逃がす気は無いらしいと、溜息を吐いた。] (110) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 5:47:49 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[こういう状況下でも僕の好物を出してくるのは一体誰の気遣いなんだろう。 トレイの手前に置かれていたのは、青柚子香る、湯葉入りのお雑炊。 京風の出汁巻き玉子に胡麻豆腐、青菜と椎茸のお浸し。 鰆の西京焼きと小碗に赤だし、お漬物。ポットのお白湯と冷やしすぎていない季節の果物。 懐紙に包まれて添えられていたのは、好物のきんつばだった。] ………………。 [あいにく、悲嘆に暮れて食欲が無くなるということもなければ、食事を断って抗議するといった思考もなく。 台所方の気遣いに感謝しながら「いただきます」と手を合わせた。 ロケ撮影の予備日にあてられていた今日は、特段の予定はない。 けれどまだ正式なクランクアップではなく、スタジオ撮影の予備日も残っている。雑誌の撮影もあったはずだ。 祖父は、"月嶺澄翔"には周囲が合わせてしかるべきと思っているのかもしれない……いや、確実にそう思っているのだろうけれど。 芸能界での僕は駆け出しも良いところで、そういうわけにはいかないんだよと、また1つ溜息が増えた。]* (111) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 5:49:48 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 暗躍の姉:月嶺邸 ― あ…………。 [名乗られずともピンと来た。 >>109 だってにおいが。澄夜から漂ってきたものと同じだったから。 ああそうかこの人。澄夜のドラマ共演者、東堂圭吾。 ぱち、と瞬きする眼前、彼は丁寧な所作で挨拶をしてきて。 昨日の今日という異様な早さで状況を察し、舌を巻くフットワークの軽さでこの家までやってきた彼の行動力に口笛を吹きたくなった。いえ、月嶺家の長女としてそんなはしたないこと、しないけども。] 澄夜の番の相手、誰か解ったら、 こっちから接触しようと思っていたの。 [あなたがそうなのね、ちょうど良かった、と告げながらスマホを取りだし、「ごめんなさい電車トラブルで30分くらい遅れそう」とだけ職場にメッセージを入れてから、彼へと向き直った。] (112) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 6:37:47 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 お祖父様が頑固でね。 性根をたたき直すとか別の相手を見つけてやるとかで、 鍵付きの蔵に閉じ込めてるの。 [ああ、蔵と言ってもお客様用の宿泊施設だからちゃんとはしてるのよ?と言いつつ、彼を敷地内へと誘って。] 私が澄夜を出してしまおうと思ったのだけど、 そうなるとお祖父様、味方がいなくなっちゃう……、 というかね、今、私がそれで動くわけにはいかなくて。 [でも大丈夫、私は澄夜の味方だし、多分、父様も母様も味方だからと早口で告げながら、あの建物、と彼を離れの稽古場、その更に奥に見える白壁の蔵を指し示した。] (113) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 6:38:37 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 で、これ、蔵の合鍵ね。 [子供の頃、かくれんぼに使えそうってくすねておいてたのが役に立つ日が来たわと、ショルダーバッグからファンシーなキャラものキーホルダーがつきっぱなしの鍵を彼へと渡す。 ああ、監視カメラは外壁と母屋以外にはつけていないから大丈夫。それと裏口の鍵開けておくから、出る時はそこからにしてね、と、何かと早口になる私は、いくらか気分が高揚していたのかもしれない。 だって。すこぶるいい男じゃない?番相手の異変を察知して助けに来る王子様。 あとはそうね、この風体の使用人だったり門弟だったりは祖父の子飼いだから……というか、今この家で50代以上に見える人は大体敵と思って警戒して頂戴、と言い置いて。] お祖父様はもう出かけられたわ。 澄夜を助けてあげてね、王子様。御幸運を! [びし、と彼へサムズアップして、それじゃ仕事行って来るからお後よろしくと、私は彼を庭に置いたまますったすったと家を出た。 ところで彼が義弟になるとして……、私より年上なのよね?確か。彼に"お義姉様"と言われるのは、まあ、全く悪い気はしないけれども。]* (114) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 6:42:57 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* NPCをあまり出しゃばらせるものではないと思いつつ、更に読んでて混乱するかなと三人称描写にしようと思ったのに、姉上の自我が強すぎてどうあっても一人称になりました。なりました。 (-105) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 7:40:28 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛──回想・撮影初夜── [惺がくれた、6年越しの告白。 俺の髪が、昔から好きだったって。] 結ぶ時に、手遊びみたいに弄るから。 なんか……手触りとか。 気にいってんのかな?くらいは。 [薄っすら思ってたけど、ほんと俺は 惺の心知らずの男のようで。 そういえば、と切り出されたのは、 俺が特に気にしてなかった初対面での 堂々とした陰口の話。 お父さんの件での嫉妬だったのかなって いうのは遅ればせながら後々気づいたから、 そこには、うん。とただ頷いたけど。] (D76) eyes 2025/08/19(Tue) 8:15:39 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[また、この男に絶句させられる。 一目惚れです、みたいなことは。 言われるの別に初めてじゃないけど。 “一番欲しい宝物”? そんなこと。 あんな最初から? 頬を染めてはにかむ惺が。 いつになく素直で可愛い。 素直じゃないのは口だけで、態度は可愛いよなって 結構普段から思ってるけど。] ……………… ん。入る。 [こっくり頷いて、熱が伝染した気のする 自分の頬に、手の甲を押し当てる。] (D77) eyes 2025/08/19(Tue) 8:18:38 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[綺麗だと思ってくれてるのは、 前からどこかで知ってた気がする。 けど、何度聞いても嬉しい。 それに。……宝物って。 貰った言葉を胸の中でこっそり転がしていると、 “愛してる”なんて追撃をされて。 意識が動くより先に零れてしまった涙を、 惺の指先がそっと掬う。 泣いてるのは俺なのに、惺の声が震えていた。 俺の“初めて”が、そんなに嬉しいの。 止めを刺すみたいに、 熱っぽい吐息と一緒に溢れた言葉。 ……“かわいい”なんて、こいつには初めて 言われたんじゃないだろうか。] (-107) eyes 2025/08/19(Tue) 8:23:22 |
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![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[色々となんかもう、限界で。 暫くその胸に顔を埋めていたけど。 もう、こいつ。 ──食い散らかしてやりたい。 そんな凶暴な情動を俺が向ける先は、 この男の他にいない。 横たわる惺の身体に圧しかかって、 早くも熱を取り戻していた雄茎に 自分の身体を突き刺し、深々と沈めた。] ん、ッ! ぅくっ、 … ぁふ、 [惺の腰を掴み、体勢を支える手が ぴんと突っ張る。] (D78) eyes 2025/08/19(Tue) 8:27:34 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛ゃだ、待たない、 も、待たなくて、っ いい、って…… [そう言ったのは、俺だったか。おまえだったか。 説得力の欠片もない抗議をキスで塞いで、 ぐちゅぐちゅと前後に腰を揺らし、 身の内に喰い込む肉の杭の感触を うっとりと堪能する。 負けん気を滲ませ睨みつけてくる色っぽい顔も、 奥へ奥へと突き上げてくれる腰の動きも、 俺を悦ばせるばかりで。 自制も恥も捨ててしまえば、 身体は歓喜を隠さなくなった。] (D79) eyes 2025/08/19(Tue) 8:28:29 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[もう、俺がイってるのに。 起き上がった惺の膝の上に抱え込まれて、 その欲望を、ぐぷりと音を立てて嵌め込まれる。 楔のように隙間なく埋まる形が、愛おしい。] ン……、っ、いい、 すきで、好きで、…堪んない、 [俺の吐き出した精が、どろりとした雫に変わって その胸を伝っていくのを見留めて、 親指でわざと下腹に塗り込める。 惺が腰を繰り出すたびに、 奥から滲み出す蜜が掻き出されて、 跨った太腿を濡らしてゆく。 もっともっと、俺で汚してやりたい。 それ以上に。 惺の熱に、隅々まで染められたい。 俺の“好き”は。 おまえみたいに、優しくないんだろう。] (D80) eyes 2025/08/19(Tue) 8:36:11 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[惺の熱を胎の奥で受け止めて。 密着した腹を汚すことのない、 深く長い絶頂に耽る。 初めての悦楽が、余韻で長く身体を侵して。 目の前の身体に、くたりと体重を預ける。 重なる早い鼓動が心地好い。] ぅん ──…? [そのまま意識がふつっと途切れそうだったのに、 惺の声に引き戻されて。 まだふわふわとした心地で、こくんと頷く。] ふ、…どっちが先とか、どぉでもよくない? ふたりで気持ちいいこと、してんのに。 [変なとこオスだな。っておかしくなる。 こいつの挑発されたら大体乗ってくるとこ、 気に入ってるけど。 まだ繋がったままの腰をわざと揺すって、 ぁん、と甘く呻く。 「もっと悦くしてくれるの?」って 少しも懲りずに煽った俺は。 初めての夜が朝になるまで、何度もトばされて。 最後はいつ惺の腕の中に堕ちたのか、よく覚えていない*] (D81) eyes 2025/08/19(Tue) 8:43:06 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* そうか、あと15時間くらいでエピなんだな……あっという間だったな……。このお家騒動はどこまで描写できるのか……。 ピー〇姫救出編と対決編の前後編として後編はエピでかな……(だって再会のいちゃいちゃしたいし話し合いとかもしなきゃだし) と、毎度計算立てて書き切れているのも、じゅーきさんの安定の出力あってこそです。ほんとにありがとありがと……。[拝むしかない] (-108) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 9:26:46 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──月嶺邸── [澄夜の姉は、此方の顔を見て概ね察したようだった。>>112 事情を詳しく話すより先、番の相手との言葉が出たことに、やはり家族には知られているのだなと思う。 確かαだという彼の姉に匂いで気づかれたとまでは知らなかったが。 澄夜と家族だからわかるのか、単に鼻がきくのか。 己もタカトさんのように、フェロモンを抑える香水などをつけた方が良いのかもしれない。] そこまで事情は把握されてるんですね。 東堂圭吾です。よろしくお願いします。 すみません、お出かけのところ…… [スマホで何処かへと連絡を入れている様子に、ご出勤するところでしたかと眉を下げる。 お祖父様がと話を切り出され、先代の澄翔がこの家では一番発言力がありそうだし“頑固“ということはしばらく自宅謹慎にでもなったのかと思っていれば、蔵に閉じ込めていると聞いて目を丸くした。>>113 お咎めなしとはいかないだろうが、そこまでされるものとは思っておらず、普通に監禁ではと眉を顰める。 澄翔であるし、丁重には扱われてはいるのだろうが。 話しながら紫苑さんについて敷地内へと入る。] (115) dix73 2025/08/19(Tue) 9:34:07 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾そうですか……。 本来私がもっと早くお伺いすべきでしたが、 撮影期間はドラマに影響するようなことは避けたく、 終わるまではお伝え出来ないかと。 [途中でこの状態にされていたら撮影には出してもらえるとしても、それ以外の会話は一切禁止でもされそうだ。 彼女は彼女で複雑な立場らしく、澄夜を逃せば祖父が立たずというようなことらしかった。 澄夜が家の面倒に巻き込みたくない等言っていたのはこのことかと納得がいく。 お祖父様の味方がいなくなる、ということは他の家族は澄夜の味方のようだが今は不在とのことで。>>113 指し示された先には、以前訪れた稽古場の奥、確かに立派な蔵があるのが目についた。] (116) dix73 2025/08/19(Tue) 9:35:58 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾ありがとうございます。 使用人の方とは顔を合わせないようにします。 [差し出された鍵を受け取り、敷地内で気をつける必要がある人物の説明に頷いて礼を告げる。 こっそりと入れてもらっているわけだから、見つかると彼女が怒られてしまうに違いない。 それに、余計なトラブルを起こして警察沙汰にでもなると、下手したら今回のドラマに影響があるかもしれないし、事務所にも迷惑がかかるだろう。] 本当に助かりました。 澄夜に貴女のようなお姉さんがいてよかった。 [王子様と言うのには、確かに今の彼は囚われの姫君みたいなものですねと苦笑して。 何故か脳裏に赤い帽子の配管工が浮かんだが、別に澄夜は攫われたわけではないし祖父は亀?の親玉でもない。 サムズアップした彼女に改めて礼を告げれば、いってらっしゃい、お姉様と去っていくのを見送った。 今から姉扱いは若干図々しいかもしれない。] (117) dix73 2025/08/19(Tue) 9:37:49 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[人に見つからないようにと辺りを警戒しながら、稽古場へと向かう。 外壁に寄りすぎても家屋に寄りすぎてもカメラがあるのかというのも気に留めながら、広い敷地内を進んで。 蔵の近くへと辿り着けば、幸い四六時中見張りが立っているというわけではないらしいことに小さく息を吐いた。 泥棒にでもなった気分だが、盗みに入っているのは変わりないのかと思いつつ。 周囲を確認して人の気配がないのを確認すると、蔵の入り口へと駆け寄り、預かった鍵で扉を開ける。] (118) dix73 2025/08/19(Tue) 9:38:26 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾………澄夜? [想像していたような蔵はもっと物置然としていたから、思いの外普通の部屋っぽいことに安心した。 中へと入り、声をかければ澄夜の姿がすぐに見つかったろうか。 驚かせたに違いないが、迎えに来たよと微笑んで。 長居は出来ない状況ではあるし、とりあえず外に出ようかと手を差し出した。 いなくなったことがわかれば探されそうだけれど、二十歳を超えた大人であるし、誘拐には当たらないだろう。 別に悪いことをしてはいない──家の人に入れてもらったのだから不法侵入でもないのだから、隠れる必要もないと、うちに連れて帰るつもりだ。]* (119) dix73 2025/08/19(Tue) 9:40:48 |
![]() | 【雲】 七川 惺[遮光カーテンの隙間から縦に薄く光が漏れているのに気づく。 俺は片方の手を照明のリモコンのある場所に伸ばす。 そうして照明を常夜灯の明るさまで落とした。 薄灯の下、悠凛が俺の腕の中で眠っている。 首の下に静かに手を潜らせ、その項をそっとなでる。 知的な神宮の、後ろで束ねる髪型も。 煌めく髪を後ろにはね上げるユーリの姿も。 ──全部“好き”なんだ。] ……困ったな。 [ごく小さく呟いた。 その葛藤は今後どれだけ続くんだろう。 “噛まない”のをいつまで我慢できるんだろう。 悠凛を自由に羽ばたかせてやりたい気持ちと 悠凛を誰にも渡したくない気持ちが。 ──鬩ぎ合う。**] (D83) rin 2025/08/19(Tue) 9:50:42 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 暗躍の姉:月嶺邸 ― [私にαの匂いを嗅ぎ分ける特殊能力なんて無いけれど、さすがに弟の匂いは解るから。 澄夜が纏う匂いが変わったことは、顔を合わせただけですぐに解ったし、αに所有された故のものだとも、すぐに気付くことになった。 それにしても随分と強い所有欲のようねと、澄夜が纏っていた空気の主張の強さと、当人を前にして変わらぬその印象に、小さく笑ってしまうことになったのだけど。 圭吾さん自身にその自覚が無さそうなあたり、澄夜が墜ちるのは、これはもう時間の問題だったのだろうなとも。] ううん、早くに挨拶に来られてても、 きっとドラマの方に影響あったと思うわ。 [昨日あらかたの撮影は終わったのでしょう? 澄夜が家に寄りつかなかったのも納得したわと、彼の言葉に肩を竦める。 >>116 弟の誤算は、この家は澄翔の名を継いだ弟が思う以上に、お祖父様の力が依然強かったということで。] (120) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 10:23:12 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 弟は、私と違ってずうっと"良い子"だったから。 多分、貴方が変えてくれたのね。感謝してるわ。 [応援もしてるから、と互いを褒め称え合いながらも、そうだわと最後に連絡先を交換することも忘れなかった。] あの子、今、携帯電話も没収されてるみたいなの。 落ち着いたら私に連絡をくれる? ここを連れ出して、そのまま駆け落ち というわけにもいかないでしょう? [それもドラマチックではあるけれど、澄夜はそれを望まないだろうからと。 あとはとりま大丈夫かなと首を傾げ、じゃあねと未来の義弟に背を向けた。 かけられた"お姉様"の声に、悪くない、全く悪くないわと、ちょっとだけスキップしてしまったのは多分見られてはいないはずだ。多分。]* (121) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 10:25:04 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* お姉さんかわいいなww 随分と強い所有欲のようねは笑う。 澄夜以外からの目線で澄夜→自分の話をされるの照れますね、ありがとう…… (-109) dix73 2025/08/19(Tue) 10:29:58 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* >>何故か脳裏に赤い帽子の配管工が浮かんだが、 東堂さんが、ちょいちょい面白くて笑うんですよ……w こう、ネタ陣営の片鱗が……w(僕も人のことは言えない) (-110) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 10:30:54 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──回想:スタジオの食堂で── [古河君が差し入れを持ってきてくれた少し後、“もずく男子だ“との声と共に、対面に座る澄夜の隣へと大きな人影が見えて顔を上げる。>>92] おはよう、惺君。 今日はそっちも撮影? [澄夜に挨拶をした後、此方に気づいた惺君へと笑みを向けた。 古河君たちも今撮影中みたいだよと告げれば、会いたかったと残念がる様子に、同じスタジオだし顔を合わせる機会もあるだろうからと慰めておく。] ライン、長々と返してごめんね。 年取ると話が長くなってよくないな。 役の切り替えの悩みは解消しそう? 惺君が質問を投げてくれたおかげで 俳優陣の交流もできたし、ありがとう。 [年長側から声をかけるのも気を使わせそうだから、ああやって先に声をかけてくれるのはありがたかった。 タカトさんや古河君もそうだったんじゃないかな、とそれぞれ二人らしいアドバイスをしていたのを思い返す。>>2:64>>2:83 古河君の言っていたように悠凛君と相談するのも大事だと思うし……と、あの場は悠凛君も見ているだろうから、二人で話したりはしたのかもしれない。 サウナに行くという話も出ていたみたいだし、惺君が悠凛君と連れて行って貰うなら私も行こうかなと言いかけて。 澄夜はそういった場は行きづらいかと、私からは今度ご飯でも奢ろうかなと言い換えておいた。]* (122) dix73 2025/08/19(Tue) 10:48:02 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 囚われの姫君(?):月嶺邸 ― [────お昼過ぎ。 少し前にいただいたお昼はお素麺だった。 僕の好物の、くるみだれに、蒸し鶏つき。 添えられた麦茶は氷抜き。 甘味の桃のゼリー寄せまでおいしく食べて、でもこの軟禁生活、運動もままならないんだけどと口を尖らせる。 養豚場の豚にでもなった風な心持ちだ。 いざ此処から出ても、やけに肌つや良くなって体重が増えていましたとかになっていたら、それこそ笑えないんだけど。] …………ソファとか、寄せてしまえば、踊れるかな……。 [よいしょ、とソファを壁際に追いやって、ローテーブルもどこか、別の壁際にでも……と、謎の模様替えをしているところで、カチャ、とドアの鍵が開かれる音がした。 >>118] ────……ぇ……。 圭吾、さん……? [圭吾さんが見ただろうものは、両手でよろよろとガラス天板のテーブルを抱えている僕の姿で。 持ち上げた所作をそのまま逆再生する風に、がこんと再びテーブルを降ろしたところで、彼の元へと駆け寄った。] (123) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 10:48:09 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………どう、して……。 [連絡など取りようもなかったのに。 いや、連絡が取れなかったからか。 それにしても、なぜこの蔵屋までと思えば、姉が手引きしてくれたのであるらしく。] すみません。 思った以上に祖父が激昂してしまって……。 [ともかくここから出ることに異論はなく、差し出された手を握り返し。 >>119 月嶺家の敷地から出てしまえば、それ以上追われることは無いとは思ったものの、万一を考えてタクシーをと思ったところで、僕はスマートフォンはおろか、財布も家の鍵も何も持っていないことに気付くことになった。] (124) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 10:49:15 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔ごめんなさい圭吾さん。 僕、何も持っていない……。 [夜着じゃないだけ、ましだったんだろうか。 幸いにして、日常着ている類の着物は一式渡されていたから、常と同じ風な格好で出られた事だけには安堵して。 向かった先は、圭吾さんが一人暮らししている部屋だった。 玄関ドアを開けるなり、ふわ、と圭吾さんの匂いがそこかしこから漂ってくる。 もうヒートは落ち着いているのに、なおもくらりと酩酊するような感覚に襲われかけ、けれどそれは表に出さずに居られたと思いたい。]* (125) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 10:50:08 |
俳優 東堂 圭吾は、メモを貼った。 ![]() (a12) dix73 2025/08/19(Tue) 10:56:34 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[夢を見ていた。 惺が初めて、俺にキスをした日の。 触れるだけのキスの後。ふたりの視線が絡んで。 ふっと目を臥せた俺に、もう一度キスをくれる。 薄く開けた視界には、いつの間にか 大人びた惺がいて。 優しい目で俺を見つめて笑うと、 陽光を弾く髪を一房摘んで、唇を落とした。 綺麗なその手が首裏に回って、 そっと項を撫でて──] …… ン、 [重い瞼を少しだけ持ち上げると、 薄灯の下、惺が俺を見ていたから。 満足して鼻先を擦り寄せて、 ふにっと唇を押しつける。 くふ、と笑みを喉元で漏らしながら、 惺の腕の中でもぞもぞと落ち着く位置を 探し出して、すんなりと目を閉じた。] (D84) eyes 2025/08/19(Tue) 11:04:22 |
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![]() | 【独】 七川 惺/* 今日まで皆さんへの感想はほんの少ししか書く時間なくて。 ここまできちゃったら感想はエピ後…とも思うんだけど。 書ける時にほんの少しでも書いておこう!(訳:絶対途中でエピる)自キャラの裏設定なんかも差し込んでゆきたいと思います。 >大守瑛音さん>>0:3 え!深夜帯ドラマでもR18じゃなくてR15だったの?って思った瞬間。劇中劇はそうなんだね(R18は秘話と色窓に格納だもんね…はい、そうでした) >澄夜君>>0:15 “身体に舞を通す”…カッコイイ表現だ! >圭吾さん>>0:20 まずチップの顔がいい…他の村でこのアイコンさんと同村したことがあります。 チップも雰囲気も、澄夜君とお似合いだなーって思った。 >俺>>0:5 お気づきの方もいらっしゃると思いますが俺の親父のモデルは『蜷川幸雄』さん。ニナガワユキオ⇒ナナカワユキオミ。 相方さんと親父のイメージを共有するため、事前に相方さんに問われて closure'チップのハダルさんのような外見とお知らせしてました。 (-112) rin 2025/08/19(Tue) 11:04:46 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[スマートウオッチのアラームの音で目を開ける。 いつもなら、自然と支度する時間には 目が覚めてることが多いのに。 見慣れない天井に、身体に巻き付く 男の腕。───男?] ……………… [昨夜何があったか、数秒の間に目まぐるしく 記憶を反芻する。 あ、ちょっと恥ずかしくなってきた。] … おはよぉ? [小さく笑って、すぐ近くにある首筋に頬を擦り寄せる。 顔が熱いの誤魔化したかったのと、 くっつきたかったのと。 暫くそうして、朝の惺の匂いに 自分の肌を馴染ませてから、喉元で小さく唸って] このままゆっくりしてたい、けど。 今日俺、朝から雑誌の撮影だわ…… [ごめん、と呟いて。 頬にキスを落とすと、身体を起こす。] (D85) eyes 2025/08/19(Tue) 11:07:41 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛───ぇ、? [ベッドの上で、かくんと膝が折れる。 腹の奥は疼くように痺れているけど、痛みはない。 でも身体が、甘く重怠い。 日頃ダンスにアクロバットにと、 エヴァの“攻撃的”とも評される パフォーマンスで鍛えられてるはずの身体が? てっぺん回った収録の終わりの方がまだ、 全然体力残ってる。] ……そっか、半分ヒートみたいだったから、 [それでも、体力には自信がある。 少し時間が経てば回復するだろう。] (D86) eyes 2025/08/19(Tue) 11:08:55 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[考えたのは一瞬。 直ぐに惺の方を振り返って] しずかぁ。 シャワー浴びたいから、手伝って? 今ひとりだと無理っぽい。 [お腹の中に溜まってるものも 綺麗にしておかないと、外に出られない。 あれだけ奥で出されたものを、 自分で綺麗にできる自信もないし。 ここは男らしく責任とってもらおう。 それでお互い煽られて困ることになるかも、とか。 男なら考えなくてもすぐ分かるはずのことも。 今日一日のスケジュールを忙しなく反芻し始めた 仕事ジャンキーの俺の頭には、思いつく隙間がなかった。 そんな慌ただしい、ふたりで迎えた初めての朝。 共演者兼恋人になった惺と、 改めて撮影スタジオで顔を合わせたのは、 その日の午後のこと*] (D87) eyes 2025/08/19(Tue) 11:11:05 |
![]() | 【独】 七川 惺/* >悠凛>>0:12 “ドラック”という単語を見た瞬間に、 あ、後で“トぶ”って使おう!と思った。 >俺 チップ名と離れたPC名を考えたのは初めてです。 劇中劇の御行涼の“涼”はエタンの錫⇒すずしい⇒涼、ですが。 相方さんから「closure'の新チップ紹介されてるよ」って聞いて。 入村までに実装ギリギリ間に合うかもしれないねーって話して。 『七川』という姓は親父の名前を考えた時点で決まったけど名前がまだだったので。 間に合ったら使いたかったチップ、210:エスキア君の“静謐”から連想して。“しずか”という名前にしました。 漢字は心と星が付いてる“惺”がいいなと。 (心は詩人という裏設定がありますw) そうして何故か不思議なことにエスキア君を見た瞬間に 今回のPCは「スケートの経験があることにしよ!」って頭の中に降りてきました。 でも入村直前まで、姓名は『蜷川』さんにだけ寄せたつもりで、 『荒川静香』さんに名前が似てるって気づいてなかったんですw とか書いてたら悠凛きた!灰でサンドしてごめん! (-113) rin 2025/08/19(Tue) 11:13:17 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 回想:スタジオの食堂で ― …………ふへ? [まだその呼称は拝命していないはずの、"もずく男子"という声が聞こえ、鮮やかな色合いの髪色が目端に入る。 見上げたらそこには七川さんがいた。 >>92 ] あ、"おはようございます"、七川さん。 [まだ口にし慣れていない、"おはようございます"の挨拶。 "よし"と言われなければ食事もしない犬よろしく、最初に刷り込んだ呼称のまま"七川さん"と口にすれば、悠凛は悠凛になったのに自分はまだ七川なのかと言われたりするだろうか。 すっかり”圭吾さん"になってしまった圭吾さんをちらりと見て、七川さんを見て、ちゃんと覚えてはいるんですと、小さく呼びかけた。] 七川……しずか、さん。 [なんでフルネーム?と自分でも思ったけれど、練習なので。次からは大丈夫なので。 もちろんどうぞと、隣席を示せば、大柄な彼がすとんと座ってくる。やっぱり、こう、悠凛さんとは別な方向に華やかな人……存在感のある人だなあって。] 切っ掛け、作れましたか? [礼を告げてくる惺さんに、私も皆さんにお聞きしたいことだったのでと首を振り。 サウナが云々という話題になったところで、やっぱり皆サウナが好きなものなんだなあと思いながら、ただ、頷いていた。 αしかいないような"サウナ会"に己が参加するわけにはいかないし、そうでなくとも"裸の付き合い"自体、僕には難しいお話ではあって。 圭吾さんの気遣いをそうとは気付かず、"ご飯でも"という声には、私も是非と笑顔で頷いていた。 >>122 本当に。本当に圭吾さんは、そういうところですから。]* (126) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 11:24:19 |
日本舞踏家 月嶺 澄翔は、メモを貼った。 ![]() (a13) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 11:26:05 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 ![]() (a14) eyes 2025/08/19(Tue) 11:46:55 |
![]() | 【雲】 七川 惺[俺の部屋にはシャワールームが繋がっている。 情事の痕が残るシーツは後で自分で洗おう。 その下は撥水加工してあるベッドカバーだから多分大丈夫。 悠凛の寝顔を薄目を開けて見ながらそんなことを考えていた。] お、おぅ。おはよう。 起きてたんだ? [首筋に頬を摺り寄せられれば] ちぇっ……撮影か。 [それから、はた、と思い至って。] まさか某雑誌の肌色多め撮影じゃねーよな? [と、言いかけた所で頬にキスを落とされる。 心配だけど…仕方ないか。] (D88) rin 2025/08/19(Tue) 11:51:52 |
![]() | 【雲】 七川 惺[悠凛がふらついている。] 半ばヒート…… [その一言を反芻したが……] 身体、大丈夫か?撮影に差し支えない? [一晩中の行為を思い出し あれならどんなヤツでも負担がかかるよな、と。 そこまで深くは考えなかった。] 一人じゃ無理…… [その意味に気づいて顔に赤みが昇る。] シャワールームはこっち。 しょうがねー……一緒するわ。 [二人分のガウンを用意した。 シャワールームで2ラウンドが始まったかどうかは ……まあ、若いからな? (D89) rin 2025/08/19(Tue) 11:54:33 |
七川 惺は、メモを貼った。 ![]() (a15) rin 2025/08/19(Tue) 12:04:21 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 ![]() (a16) eyes 2025/08/19(Tue) 12:11:01 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[その場にいたら、きっと。 何か考えるより先に、ひょいと身を屈めて 「はい!」と頭を突き出して、 俺も撫でて下さいとアピールしていただろう。 冬梨さんと俺、ほとんど身長差ないんだよな。 冬梨さんがいるなら、どっかに天刻さんもいるかな。 飲みとかサウナの話したい。 対面で話すのが、一番話早いから。 最近TVで目にした、Ωとっては朗報の 大守製薬のプレスリリース>>89をふと連想し、 今まで特に気にしていなかったことに思い至る。 ──そういや、天刻さんって大守一族だから、 αだったりする? 一緒にサウナは、まずいんだろうか。 いやでも。 αと一度番うと、Ωのフェロモンって基本、 番以外には効かなくなるんだよな? 抑制剤がよく効く体質の俺は、 今まで番というものを身近に捉えたことが、 ごく最近までなかった訳だけど。 いちいち薬を服用するのも、スケジュールの合間を縫って 定期的に通院するのも、煩わしいのは確かで。] (128) eyes 2025/08/19(Tue) 13:19:11 |
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![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[もっとしおらしい気持ちで、 全部おまえだけのものにして、と 伝えたこともある訳だけど。 俺の項は未だ、傷一つない綺麗なもんである。 上手く伝わらなかったのか、 はたまた優しすぎて俺に甘いあいつが、 また何かぐだぐだ躊躇ってるせいなのか。 その後は、惺を美味しく食い散らかすのに 没頭してしまったので、 すっかり頭から飛んでいた。 キャラ的に傷痕が残るのもまぁまぁ困るし、 惺の本気は既に十二分に伝わっている。 急ぐことでもないかと思っていたけれど。 件の超薄型絆創膏は、天刻さんに口利いてもらうか、 他のコネで何とかなるだろう。 ………なるほど?] (130) eyes 2025/08/19(Tue) 13:24:09 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[列に並びながらつらつら考えているうちに、 お目当てのテーブルには、 俺の打算と愛情の向かう先の男も増えていた。] はよーございます。 圭吾さんと澄夜くんは、ちょっとぶりですね? [惺にはさっき会ったから、お疲れ、と目配せして。 ここいいです?と断ってから、 空いていた圭吾さんの隣にトレイ片手に腰を下ろす。 どうやらグループラインの話をしていた所らしい。>>122] 圭吾さんのアレ、昔教えてもらった時から 俺、実践させてもらってるんですよ。 “その役がコーヒーをよく飲む人物なら、 コーヒーを飲む”っていうの。 おやつには何を好んで食べるのか、 逆に食べないのか。 そうゆう、台本にはない掘り下げも。 [惺の、それってどう考えても俺が主因だよねぇ??という お悩み相談は完スルーしたものの。 圭吾さん達の親身なアドバイス>>2:8自体には ちゃんと目を通している。 圭吾さんは、落ちてる花を何気なく拾い上げて、 そっとハンカチに包むような優しさがあって好きだ。] (131) eyes 2025/08/19(Tue) 13:27:40 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[日頃の活躍は畑違いで、ドラマの現場は 初めての澄夜くん。 こないだは改まった場だから敬語で接したけど、 同い年だし、紫苑さんの件もあったりで、 もういいだろうとフランクに話しかける。] 澄夜くんは、撮影調子どう? 慣れるまでびっくりするでしょ、 現場独特だよね、色々と。 でも圭吾さんが相方さんなの、頼もし過ぎだよね! [「だからドラマ初って聞いても、全然心配して なかったりするんだけど」と笑って] 確か山でロケとかしてたんだよね、 お天気頼みで大変そうだけど、楽しそー。 [好物のグリーンカレーを食べ進めながら、 主に三人の話に耳を傾けていたけれど。 圭吾さんの『私からは今度ご飯でも奢ろうかな』には、 「それ俺も入ってます?入ってますよね♡」と カレー以上に食いつきました*] (132) eyes 2025/08/19(Tue) 13:32:20 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──月嶺邸── [自分のα特有の匂いはそう強いものでもないのだろうと思っているし、澄夜に関しては顔合わせの時点から保護者ムーブをしていたのも半ば自分の物くらいに考えていたからだが、他者との交流も、仲良くして貰えてよかったなと何目線かわからない視点で思っているので、所有欲が強いという自覚は大概ない。>>120 発覚がもっと早かったら撮影に影響が出ていたというのには、そうですよね、と苦笑する。 なら番云々も撮影期間が終わってからにしろと言われても仕方ないかと思っていたが、紫苑さん的にそこは問題ではないようだった。] 弟が誑かされて不良になったとは 言わないでくれてよかったです。 [感謝されるようなことはしていないですよ、と恐縮しながら答えて。 連絡先と言われて、ああ、とスマホを取り出す。] (133) dix73 2025/08/19(Tue) 13:35:32 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾聞いておかなければと思ってました。 澄夜とは連絡が取れなかったので おそらくスマホは手元にないのだろうなと。 ……ええ、勿論。 彼自身が月嶺澄翔を辞めたいとは思わないでしょうし 私も辞めさせたいとは思っていません。 [一時的にでも避難というか、撮影関連の用事もまだ残っているし、閉じ込められたままでは話し合うことも出来ないだろう。 当事者抜きで己と月嶺の家族とで話したところで解決はしないと思う。 紫苑さんと連絡先を交換したことで、とりあえず安心かと、まず無事に連れ出したら連絡すると頷いた。 真面目な話の後なので、古河君曰くの“キメラのようなスタンプ“はまだ送ってない。>>2:62 何処で見つけてくるのかは物によるけれど、かわいい物探しは定期的に主にSNSなどでしている。] (134) dix73 2025/08/19(Tue) 13:35:50 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[未来の姉(かもしれない)と別れて。 忍者か泥棒の役もできるかもしれないなどと考えながら、人に見つからないよう細心の注意を払い、蔵へと辿り着いた。 扉を開けてすぐ、脚の低いテーブルを抱えていることには落として怪我でもしないかと焦ったが。 唖然とした風な顔を此方に向けた後、がたんと音を立てたテーブルは床以外は踏まなかったようだ。] 連絡がつかなかったから…… 此処へはお姉さんが。 お祖父様のことは聞いたよ。 [駆け寄ってきたところを抱きしめたくもなったが、詳しくは出てからにしようかと手を取って。 また辺りに注意は払いつつ、急いで裏口から外へと出た。] (135) dix73 2025/08/19(Tue) 13:36:11 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾ああ、着替えも必要だね。 服は貸せるとしても 下着だとかはどこかで買っておこうか。 [拘らなければコンビニでも手に入りはするし、途中で量販店に寄るでも良いし。 何も持っていないと謝られたが、そこは心配しなくていいよとタクシーを手配しようとスマホを取り出した。>>125 いくらか買い物のために寄り道をしてから帰宅することになったか。] どうぞ。何のお構いもできないけど。 自分の家だと思ってくつろいで。 [部屋へと招き入れると、僅かに表情の変化が見て取れて。 お姉さんにはすぐに気づかれたらしいし、そんなに匂いがあるものなんだろうか。 己のシャツの襟元を引いて、すんと鼻を鳴らしてみても、傍らにいる澄夜の匂いの方がわかるくらいだったから、そういうものなんだろう。] (136) dix73 2025/08/19(Tue) 13:36:36 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾適当な場所に座っていいよ。 白湯で良い? [お茶や紅茶、コーヒーも出せるけれど、とケトルでお湯を沸かして。 飲み物を渡してから、紫苑さんには、無事に連れ出してうちにいることを連絡した。] 話し合いは必要だけど、 ひとまず落ち着いて話ができるまでは 一時的に避難という形かな。 今度は此処に幽閉したいわけではないから安心して。 [澄夜が帰りたくないなら此方は構わないが、そうではないだろう。 お祖父様も頭を冷やされた方が良いだろうし……火に油かもしれないが。]* (137) dix73 2025/08/19(Tue) 13:38:00 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 悠凛君もフリー素材ありがとう! 雑誌の撮影描写からまだ番になってないみたいだなと思っていたけど、やっぱりそうなのか。 惺君が大事にされているのだろう。 (-114) dix73 2025/08/19(Tue) 13:42:49 |
![]() | 【人】 七川 惺──回想:スタジオの食堂で── [“七川さん”と呼ばれて。>>126 あれぇ、悠凛みたいに 下の名前で呼んでくれないのかなぁ? 忘れちゃったかなぁ?などと言葉にはしなかったが。 両端の口角を上げた笑顔で、無言の圧をかけ、 次の言葉を待つ間。 澄夜君がちらりと圭吾さんの方へ アイコンタクトを送ったように見えた。] お!フルネーム覚えてくれた? さん付けじゃなくてもいいよ。 しずか君でも、何なら悠凛みたいに呼び捨てでも。 俺ら、タメだろ? [そんなこんなのやり取りをした後、許可が下りれば 澄夜君の隣に座る。改めて横顔を見遣ると、 最初の、儚げな印象っていうのはそのままに。 けど、気のせいか少し艶やかさが増したような……。 役が仕上がってきたせいかな?] (138) rin 2025/08/19(Tue) 14:16:43 |
![]() | 【人】 七川 惺[今度は向かい側の圭吾さんの方を向いて。>>122] あ、はい。 高校を借り切ってのロケが一旦終わったんですけど。 アイツのせいで、エキストラの女子高生が騒がしすぎて。 一部スタジオのセットで撮り直ししようって話になって。 [トレイを持ってこっちへ向かってくる悠凛の方を指差す。>>131] 全然大丈夫ですよー。 俺も、つい長文になってしまうことありますし。 何より貴重なアドバイス頂けたんで。 長いと言ったらバチが当たります。 [こっちもお礼を言われて、そんなと目の前で手を振っていたら 悠凛が圭吾さんの隣に座り、さくっと話題に入ってきた。 >>131 *] (139) rin 2025/08/19(Tue) 14:21:29 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 ![]() (a17) eyes 2025/08/19(Tue) 14:34:35 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 ![]() (a18) eyes 2025/08/19(Tue) 14:34:36 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[話の合間に「なんか間接的に俺のこと ディスってなかった?」と惺に突っ込む。>>139] SHOUのファンも大勢いたでしょ、 女子高生は確かに俺の主戦場だけども。 どっちかってゆうとおまえは、 お姉様方に人気だよね。 [ショーや雑誌の雰囲気は、実年齢より大人びて見える。 本人に言う気はないけど、俺は“SHOU”をやってる時の 惺のビジュアルは、かなり好みなので。 七川惺一本になるのはちょっと惜しいな…と 密かに思っていたりもする。] ま、今回のドラマオンエアされたら、 それも変わってくるんだろうけど。 いいよな、御行涼くん。 一途で誠実で、ちょっと熱血入った真面目くん。 彼氏ってより旦那にしたいって言われるタイプ。 [人気出そー、と茶化しながら、 ミルクティーのストローを掻き混ぜる。 本人はどう思ってるか知らないけど、 結構そのへん、キャラ被ってるとこあるよな。*] (140) eyes 2025/08/19(Tue) 14:50:13 |
七川 惺は、メモを貼った。 ![]() (a19) rin 2025/08/19(Tue) 15:07:11 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* >>D62 惺のこの告白からの愛してる、 あ、俺ありのままで愛されてるんだ。って 凄くすっと入ってきたから、泣いちゃったんだと 思うんだよね…… 照れが限界突破したのと、元々俺って本命には 照れ屋だよね?っていうので、 まともに言葉では返してないんだけども (-116) eyes 2025/08/19(Tue) 15:18:13 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 圭吾さんの自宅へ ― …………?姉さん、が? [持たなければ良かったと、心の底から後悔しかけていた重たいテーブルを抱えた状態で、圭吾さんと視線を交わし。 どうにか落とすこともなくテーブルを元の位置に戻して圭吾さんの元へと行けば、此処へは姉さんが手引きしてくれたのだと告げられた。 とはいえ、姉さんは僕の番相手が圭吾さんとは知らない筈で。 圭吾さんもまた、姉のことはほとんど知らない筈。 何故?と首を傾げれば、圭吾さんは連絡が途絶えた僕を心配して、この家の前まで来てくれていたということだった。 >>135] すみ、ません……貴重なオフ日に……。 ["お祖父様のことは聞いた"と告げられれば、こういうことに巻き込みたくなかったのにと顔を歪める。 けれど、ここで積もる話をするわけにはいかず、使用人や門弟たちの姿がない今のうちにと、とにかくこの家を出ることにして。 財布やスマートフォンを探しに行ってから出るという意識も無かったから、本当に着の身着のまま出てしまうことになり、また、"すみません"を言う数が増えた。] (141) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 15:59:37 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………服、お借りしても……? [圭吾さんが呼んでくれたタクシーの中。 下着はコンビニでも買えると告げられれば、そのくらいがあれば大丈夫と頷いて。 そういえば今日の圭吾さんは初めて見る洋服姿だった。 テレビドラマや舞台の上での彼はそうした格好もしていたけれど、僕の眼前、圭吾さんはずっと和服だったから、和服が日常のものという風な感覚になってしまっていて。] 新鮮です。……その、洋服姿。 [小さく告げ、けれどもう、貞親様と篝の話は本当に終わってしまったんだなと、改めて実感することにもなったかな。] お邪魔します。 ……突然来ることになってしまって、 [不調法で申し訳ない、と恐縮しながら草履を脱いで。] (142) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 16:00:55 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[脱いだ僕の草履の隣には、圭吾さんの革靴。 月嶺家に靴が無いではないけれど、使用人も門弟も基本和服なものだから、玄関に脱がれた履き物も、使用人口に並ぶ履き物も、ほぼほぼ草履か下駄の2択だ。 姉は日常ほぼ洋服ばかりな装いだけれど、あの玄関にはパンプスが異邦人並に浮いて見えてしまうのが常だった。 少しだけ手を止めた後、居間へと移動し、ソファの端に腰掛ける。] 圭吾さんと同じもので、 [問われた飲み物はそう答えたけれど、でも白湯が良いんでしょう?と重ねられれば、はい、と素直に頷いて。 ほどなくして渡された湯飲みに、ありがとうございますと口を付けた。] (143) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 16:02:33 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔圭吾さんに幽閉されるとは思っていませんよ。 そうですね……、 明日の夜には父母が帰ってくるはずなので。 いずれちゃんと家族には話さないとな、とは。 [ひとまずの避難的に連れてきていただいたけれど、再びホテルにでも移ろうと最初は思っていた。 けれど今の僕は無一文。それに、圭吾さんからは"うちに来ればよかったのに"とは言われていたことで。 >>103] だから厚かましくも、明日かあるいは明後日くらいまで、この家にお世話になりますと、頭を下げることになった。 早々圭吾さんが連絡をしてくれたらしい姉は、仕事中なのだろう、まだ特段の返信は無いようで。] (144) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 16:03:27 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔このお湯呑みとか、靴、とか。 圭吾さんは自分で選んでらっしゃるんですよね。 [突然何を言い出すと思われたかな。 初めて見た洋服に靴。食器に家具に、コーヒー豆にお茶葉に。 僕はそういったものをほとんど自分で買ったことがなかった。 産まれた時から、家具も食器も家にあるもの。食べ物は与えられるもの。 和服ですら、ご贔屓さんが反物をくださるから、それを自分のサイズに仕立てて貰い、この柄が良いと選ぶのは舞台用の衣装くらいだった。 それは普通の人の感覚で言えば仕事用のスーツのようなものなのだろうから。 学生時代、学校の帰りに些細な買い食いをした記憶くらいしか、自分の財布を出して買い物をした記憶は無い。 あとは、そう、先日のスタジオの食堂だったりくらいで。] (145) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 16:04:52 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔澄翔の名を、手放したいとは思わないんです。 けど、僕はあまりにものを知らなすぎる。 あの家は出た方が良いのかもしれない……。 [世間一般的に、言うことを聞かせるために幽閉するだとか、個人の持ち物であるスマートフォンを奪って連絡手段を断つとかは、尋常ではない状況なのだとは理解している。 あの家は、祖父が支配する王国だ。 それを是としてきたけれど、圭吾さんにまで迷惑をかけたくはなかった。] "面倒な家"であることは、お解りになったでしょう? ……それでも、僕との関係は、続けたい、と……? [言いながら、身震いがした。 真実なのか否なのかはともかく、祖父は信じている。 番持ちのΩに強制的にヒートを起こさせれば、番相手でなくとも、αだったり男の人だったりに、Ωを孕ませさせることが可能なのだと。 似た風なことを、僕は覚悟していた筈なのに。 告げられた瞬間、吐き気がするほどに「嫌だ」と思ってしまったんだ。]* (146) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 16:06:58 |
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![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* つい、出先から帰ってきて「わーいお返事するぞー!」ってだだだだだーってロル書くと長くなるよね……削る努力するよりは、他のロルにお返ししたいってなるよね……なるよね……。 大丈夫じゅーきさんは読んでくれるしお返ししてくれるから……大丈夫……(と、そんな感じで毎度甘えている)。 というか、食堂シーン時点で、まだ悠凛さんと惺さんは番になってなかったの!?!?(てっきりなっていたと思っていたよ……!) (-118) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 16:16:56 |
![]() | 【人】 七川 惺女子高生なー。パワーあるよなー。 何度カットがかかっても黄色い声が止まんねーの。 まあ、気持ちはわかるけど。 何千人っていう応募者から選ばれて ユーリの傍に来たんだから。 俺のファン?そんなにいたっけ? あー、台詞のない女教師役にお姉様方がいたか。 あと、購買の売り子さん役に思わず手を握られたり。 [自慢してるわけじゃない。 悠凛に対抗して言ってみただけ。 あわよくば、嫉妬してもらいたいだけ。 ]“彼氏ってより旦那にしたい”ってどうなの? 包容力あるけど、セクシーじゃないってこと? お前、抱かれたい男のランキング上位に入ってたよな。 神宮啓の白衣と眼鏡で一定の層から数字伸びそう。 [軽く不満顔を見せた後で、芝居談義に話を戻す。] (148) rin 2025/08/19(Tue) 16:20:34 |
![]() | 【人】 七川 惺──シーン:高校時代(スタジオ撮り直し分)── [よくできたセットだ。 借り切った高校のそれと、かなり似せている。 シーンを繋いでも、違和感はないだろう。 時間があまりなかったろうに、美術班に拍手。 神宮啓以外、誰もいない放課後の図書室。 図書室の奥の窓から夕陽に似せたライトが差し込んでいる。 啓の姿は、最初は逆光に浮かび上がるシルエットだ。 図書室の扉が開いている。御行涼が廊下を歩いて来る。 扉から差し込む陽光に目を細める。 その光に誘われるように少し腰を折って扉をくぐる。 中にいる啓は読書に集中しているのか顔を上げない。 残照が── その茶髪の外周をプロミネンスのように縁取り。 束の間、ストロベリーブロンドに輝くという演出だ。] (152) rin 2025/08/19(Tue) 17:19:33 |
![]() | 【人】 七川 惺[実は涼は、啓の眼鏡を取った姿を一度見たことがある。 グランド横の水飲み場でだったか。 髪の括り紐も解けていたかもしれない。 はっとするほど奇麗な男だと思った。 その男が、涼と常に成績を競っていて そしていつも涼が負ける、 神宮啓だと知ったのはその後だ。 競っているという意識は あちらにはないのかもしれない。 成績面で涼に嫉妬心はわかなかった。 彼は真実の天才だということに、すぐに気づいたから。 涼は啓に、ずっと話しかけたかった。 今までチャンスがなかったのは 涼には人を寄せ付けないオーラがあったからだ。] “ねぇ、何読んでるの?” * (153) rin 2025/08/19(Tue) 17:22:16 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[まるでタイムトラベラーになったような気分だ。 でも俺は、今は七川惺じゃなくて御行涼。 だけど、心の一番深い所で瞬いたものはきっと同じ。 頭の中に僅かに残った惺の意識が遠く囁く。 さあ、ここからもう一度始めよう。 (-119) rin 2025/08/19(Tue) 17:24:22 |
![]() | 【念】 大守 天刻案外ヤキモチ妬きなとこ、堪んないな。 冬梨を触ったり舐めたりするのは慣れてないんだから 全部教えて? [実際のところ、慣れていなかった頃は遠い昔過ぎて、 どこを触っても経験値がないようには思われないだろうけれど 彼を触るのは初めてなのだから、快も不快も手探りで覚えたい。 とりあえず、押し返された舌先で反撃するのは辞めておいた。] (!56) Ellie 2025/08/19(Tue) 17:54:10 |
![]() | 【念】 大守 天刻[出逢ったのはαの顔をした俳優だった。 その顔を10年続けてきた彼自身に惚れたのだから それ以外の形の出逢いでここまで惹かれたかは 正直わからない。] 目だってお前のことをようく見る為についてるし、 耳も恥ずかしがり屋の小声を拾いたいから鍛えるよ。 [童話の続きのようでいて、また天刻の話に戻す。 すべての要素が彼の為に作られたと言えば 他に触れた経験がある以上嘘のように響くけれど、 これから未来の要素はすべて彼を愛する為に 最適な形になっていく確信がある。] (!57) Ellie 2025/08/19(Tue) 17:54:31 |
![]() | 【秘】 大守 天刻 → 役者 古河 冬梨[祖父と祖母は「運命に出逢った」恋だと聞いた。 両親は生まれた時から互いだけを好きだった「運命と決めた」恋 だと言えるだろう。 自分たちの恋を運命に関連付けるなら、 「運命に変える」恋にしたい。 気持ちがいつの間にか恋になっているように 互いが互いを想う長い時間をかけてこの恋を運命にしていく。] (-120) Ellie 2025/08/19(Tue) 17:55:44 |
![]() | 【念】 大守 天刻[アラサーにしてこんなに柔軟性の高い身体で良いのか。 触れ合う面積が広い程、熱源が彼の奥まった場所に 収まりたがってそわそわする。 そんなに開いたら、蜜が零れた時に堰き止めることも 難しいのでは? それとも、ヒートの時以外は濡れない体質のΩなのか。] っうん、ついたな。 強くついたら長く持って合格だし 弱めについたら何度もつけ直すのを楽しめて合格だよ。 [何より所有の変色を撫でる姿が満点の可愛さなので これは癖になりそうだ。] (!58) Ellie 2025/08/19(Tue) 17:56:33 |
![]() | 【念】 大守 天刻[つけられたいと所望されたので、天刻も冬梨の服を 桃の皮剥きくらいの慎重さで剥ぎ取り、つけられたのと 同じ場所に吸い付いた。 ちゅぽ、と音を立てて離すと、天刻の肌についたものよりも もっと濃い紅色が冬梨の胸に咲いていた。 おそろい、と微笑んで、吸った影響で色が濃くなっている唇を 冬梨の唇に重ねる。 今度は重ねるだけに留まらず、合わせた場所同士を擦り、 軽く歯を立てて固定した間を舌で舐める。 音を立てて合わせたり外したりを繰り返しながら、 冬梨のスラックスにも手を伸ばした。 キスの合間に脱がせる流れを慣れだと咎められたら 後で謝ることにしよう。*] (!59) Ellie 2025/08/19(Tue) 17:56:46 |
![]() | 【人】 七川 惺──シーン:高校時代(スタジオ撮り直し分)その2── [最初の撮影日のように1スタと2スタでシーンが切り替わる。 2スタで前の組の撮影が終わるまで、少し待ったのも同じだ。 御行涼の家柄は政財界の大物を多く輩出しているαの直系。 長男には一族の跡継ぎを得る使命が課されている。 Ωの嫁を迎えてαの子孫を作るのはいいが α男性同士、あるいはβ男性の恋人では跡継ぎが得られない。 高校生にして既に、涼には婚約者が決まっていた。 そしてその頃は、 涼自身にも男性に恋を語ることに躊躇いがあった。 啓のことはα男性だと思い込んでいた。 あれ程に美しく、あれ程に優秀ならばαに違いない。 そんな先入観があり、本当のことを知る機会もなかった。 やがて、啓が海外に行くということを伝え聞く。 留学というより、あちらに永住するに近い形だと。] (154) rin 2025/08/19(Tue) 18:01:47 |
![]() | 【人】 七川 惺[啓が学校に来る最終日。 校長や担任への挨拶に来たのだろうか。 窓の外に啓の姿を認めた涼は、授業中にも関わらず 教室を飛び出した。 ここでは、その後のシーンを撮る。] “どうして教えてくれなかった?” “向こうの住所は教えてくれないのかい?” [ト書きでは、 涼がここで啓の片腕を掴むことになっている。*] (155) rin 2025/08/19(Tue) 18:05:03 |
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![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──自宅── [家まで行くには心配が過ぎるかとも思ったが結果的によかったのだし、一人暮らしのマンションは一人では広すぎるくらいなので全く問題はなかった。 タクシーや着替えは財布を持っていたところで此方が持つ気でいたから、澄夜が何故そんな申し訳なさそうにしているかはあまりわかっていない。>>141 面倒な家の事情にと言い出すのは予想はしていたけれど。] 少しだけサイズは大きいかもしれないけど 部屋着なら困らないかなと。 [仕事に出るならば、今着ている着物のみでは困るとして、今日明日であれば撮影の予備日だから二人ともオフなのはわかっている。>>142] 役に合わせてここしばらくは和装だったからね。 あれはあれで慣れたら快適ではあったけど。 [洋服姿が新鮮だと告げられて、確かに澄夜の前では着物ばかりだったなと。 澄夜は和服以外をほぼ着たことがないということだから、服を貸したら本人にとっても新鮮なことになるんだろう。 そう考えたら当面の服くらいは買うのもいいかと思ったのだけど、今は落ち着いて買い物という気分でもないと思うから。 寄り道の時間は最小限に、自宅まで連れて帰ってきた。] (157) dix73 2025/08/19(Tue) 18:11:27 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾そんなに畏まらないでいいよ。 [玄関まで来ても恐縮しきりといった様子に小さく笑って、居間へと案内する。 飲み物は同じもので最初言われたがお茶を淹れるのにもお湯は沸かすし、手間でもないから。 自分にはお茶と、澄夜には白湯を出して、ソファの隣へと腰掛けた。] そう、もしお姉さんのような味方がいなかったら うちから出さないでも吝かでなかったけど。 ご両親が帰ってきてからの話し合いなら ちゃんと出席させてもらうから。 [幽閉されるとは思っていないと答えるのに、冗談ともつかぬことを言って、とりあえず明日明後日までは此処にいるということには、それでいいよと頷く。>>144 ホテル暮らしは出費も嵩むし、一人で居させるのは探し出された時に心配でもあったから、此方の安心のためにもその方が良い。 それに、一緒にいられる時間が増えるのは嬉しいことだし。 澄夜はこれからどうしたいのかとは、聞かねばならないと思っていた。 話し合いをするとしても、その辺りは知っておきたかったから。] (158) dix73 2025/08/19(Tue) 18:12:06 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾早くに家を出たから、一通りは。 実家にいた頃は食器なんかは 家にあったものを使ってはいたけど。 [自分の物を自分で選んでいるというのは当たり前の感覚ではあって。 最初は何の話かと思ったが、澄夜が身の回りの物は基本的に用意されたものを使用しているようだった。 実家暮らしだからそんなものではと思うが、個人的な趣味嗜好、食べ物と些細な物も選んで買うことは稀だとのことで。 相当な箱入りだというのは知っているから意外という程ではないものの、年頃を考えたら珍しいのは確かだし、本人が気にするのもわからないでもなかった。] (159) dix73 2025/08/19(Tue) 18:12:57 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾そう、家を出るのは良いかもしれないね。 今のままだと制限も多いだろうから。 うちならスペースも余っているし、 澄夜が一人増えても大丈夫だよ。 [月嶺の家のような稽古場はさすがにないけれど、稽古に使っている個人練習用のスタジオだったりは近くにある。 一人で暮らすのは大変そうだというか心配になるからとそう提案した時点で、次の問いの答えになっていたと思うけれど。] 昨晩も言ったけど、 荷物が一つや二つ増えても気にしない。 [一番重たいものは捨てているから。 それが嫌なら最初からあの頼み事を半分だけ聞くということはしない。 それに、先代様はどうあっても澄夜に月嶺に相応しい相手を宛てがうつもりのようだし。] (160) dix73 2025/08/19(Tue) 18:14:56 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾澄夜を手放すつもりはないから 番になることにしたんだし。 澄夜も俺から離れたくないでしょう。 [他の誰かに渡す気はないし、澄夜もそれは望まないと思っている。 だからこそ、家の者に伝えようと決めてくれたことも知っているので。 大きな決断であっても、自分で選べてると思うよと、隣に向き直って頭を撫でた。 うちに住むなら日用品なんかは新調する必要もないかもしれないが、湯呑みでも部屋着でも好きな物を買いに行くのは良いと思う。] (161) dix73 2025/08/19(Tue) 18:15:11 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾うちの匂いとかは、大丈夫? [住むに当たって困るほどじゃないといいのだけど、ヒートはしばらく先だということだしそこまで影響はないだろうか。 抑制剤も持って来てはいないようだから、念のために確認するように頬に触れて。 此方の抑制剤もあるにはあるけれど、それは必要ないかなと唇を寄せた。]* (162) dix73 2025/08/19(Tue) 18:16:41 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 回想:スタジオの食堂で ― あの、すみません、気を許していないとか、 そんなことではなく……。 生まれてこの方、この口調と言いますか。 あ、ゃ、さすがに幼児の頃は違っていたと思うので それは語弊があるんですが……、 [惺さんに"タメだろ?"と告げられ >>138 、目を白黒させる。 中学の頃は勿論、小学校も後半ともなれば、既に敬語になっていた記憶しかない。 低学年の頃はどうだったのかな。クラスメイトを"君"呼びしていた頃もあったんだろうか。] あの……鋭意努力、します、ので……。 [例えば、"惺くんも定食にしたの?"とか、そういった口調ということ、だよね。 縋るように圭吾さんの顔を見ても、そこには答えは書かれていない。当然のことだけど。 しどもどしていた僕のところに現れた悠凛さん >>131 は、だから、救いの天使のように見えた。 そして始まった4人での食事はとても新鮮なものだったし、賑やかなものになって。] (163) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 18:37:14 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔ええ。ロケの撮影はともかく、 スタジオ撮影も時系列とは限らないんだなというのが かなり衝撃で…………。 [それは大道具小道具の都合だったり、色々あるのだろうけど。 "圭吾さんが頼もし過ぎ"という悠凛さんの声 >>132 には全力でこくこくと頷いていた。] ちょっと都心でも見ないくらいの豪雨に見舞われて。 浅瀬の川を渡らないと神社へは行けないんですが、 それも渡れなくなったりで……。 [でも楽しい体験でしたと告げる視線の先、悠凛さんは緑色のご飯ものを口に運んでいる。 漂う香りはカレーだけれど……、緑?] (164) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 18:37:31 |
七川 惺は、メモを貼った。 ![]() (a20) rin 2025/08/19(Tue) 18:37:43 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔悠凛さんのそれは……、 ほうれん草のカレー…スープ?ですか? [問うてみたら笑われてしまうだろうか。 謎に白っぽさがあって、家のカレーではあまり見ない風な具材が使われているようだし、何よりさらりとしていてスープのようだし。 洋食や中華は自宅以外でも興行先などで口にすることはあれど、エスニック料理というジャンルは全く知らないものだから。初めて目にしたタイ料理なるものに、へえええと目を輝かせることになった。] 東堂さんもタイ料理、召し上がるんですか? [問うたら、グリーンカレーレベルのタイ料理を知らないのは僕だけだと露呈することになるんだろうか。惺さんは明らか知っている風 >>147 だったし。 そうかこれは一般教養の範囲なのだなと納得すれば、己の物知らずさを、また1つ再認識することになった。] (165) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 18:38:28 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[それにしても、悠凛さん惺さんの2人は本当に仲が良さそうで。 眼前、ぽんぽんと弾むように交わされる言葉は、どこか音楽のような軽やかさがあって、聞いていて全く飽きなかった。 高校が舞台の1つな彼らは、ロケ撮影もかなり雰囲気が違っているようで、普通に一般人(エキストラ?)が多い中、演技をしなければならなかったらしい。 それはまたとても大変だ……と、僕はおいしく、もずくを啜る。 廃神社での2人芝居で良かった。本当に。 そしてサウナ云々のところで、またお鉢が回ってきて。 是非にと僕が頷くか頷かないかのうちに、悠凛さんの「俺も入ってます?」という朗らかな声 >>132 と、惺さんの「是非!」と張りのある声 >>151 が響く。 こういう時、僕はいつでも出遅れる。 基本的に、その……、どんくさいという自覚はあるもので。 私も、と声を出すこともできず。 せめて首を振ろうとしたところで、惺さんが「澄夜も一緒に」と言ってくださって、僕は笑顔で頷いていた。] はい、僕も行きます。 [敬語外しは鍛錬中ですが、でも、一人称の"私"は、この勢いで外れてしまっていた。無意識に。]* (166) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 18:39:38 |
日本舞踏家 月嶺 澄翔は、メモを貼った。 ![]() (a21) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 18:42:07 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 圭吾さんの自宅 ― やっぱり普段は洋装ではあるんですね。 [俳優さんで日常が和装というのは、余程に年配、しかも時代劇メインに出ているような方だと思っていたというのもあるし、圭吾さんの和装の着こなしが相当に堂に入っていたというのもある。 器用な人なのだなと思っていたけれど、それは努力の賜でもあるのだと思い至ったのは、圭吾さんの自宅を拝見してのことだった。 一人暮らしにしては明らか広い居間。 視界が開けて見えるのは、居間の一角にモダンな畳の小上がりがあるからで。 掘りごたつにもなるらしく、それは来客のもてなしにも使えそうな設えだったけれど。でも。] この畳の空間は、お稽古用ですか……? [そうとしか思えなかった。畳の上での所作。着物での立ち居振る舞い。 きっと圭吾さんは、自宅でもそういった稽古を続けてきた人なのだろう。 だからこそ、奥山で粛々と祭事を続ける宮司、貞親様のあの説得力があるのだと確信した。] (167) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 19:19:29 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………、…………はい。 [歯切れが悪くなったのは、圭吾さんがさらりと"出席させてもらうから"と告げてきたから。 >>158 本当にそれで良いのかと、まだ僕は迷っていた。 今ならまだ彼だけは引き返せるのではと、そんなことを考えていて。 相当な名家の出と聞いたのに、たった一人、役者としてキャリアを積み上げてきた圭吾さんの、ここは癒やしの空間でもあり、たった1人の仕事場でもあったのだろう。 僕がどれほどにぬくぬくと、周囲に守られ世話をされ、物を知らぬまま育ってきたのか、今回の撮影で幾度となく突きつけられた。 圭吾さんとの事がどうあれ、あの家に居続けてはいけないというのが、僕が出した結論の1つだった。] (168) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 19:21:10 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔…………え……。 [そうしたら、さらりと、"うちなら"と。 >>160 稽古場は、月嶺のあの家が普通ではないだけで……、いえ、その小上がり充分立派で、踊りのお稽古も全く問題なくできそうで……とか、言いたいことはそこではなく。 此処に僕が転がり込んで良いということは、いよいよもって、僕と離れる気は無いのだと告げてきているも同義だった。] …………嫌な思い、いっぱいさせると思います。 [それでも?と問うても、それでも、なのだろう。] ………………、……離れたくは、ないです。 [そろそろ僕は知っている。圭吾さんは、案外と頑固だ。 僕の2つめの願いを耳では聞きつつ、応じるつもりもないまま、一生の決断になる1つめの願いを聞き入れたりしているのだから。] もし僕が、"圭吾さんから離れたい"と言い張ったら 一体、どうするつもりだったんです……。 [ぼやいてもきっと、"でも離れたくないでしょう?"としれしれと告げてくるのだろうし、その認識は間違っていないのだから、性質が悪いと思った。] (169) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 19:22:37 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔[結局、明日明後日までという滞在の相談は、数ヶ月数年単位になるかもしれないことになって。] …………匂い……、 ええ、圭吾さんの匂いがするな、と。 [ずっと薄いお酒を口にしているような、ふわふわとした酩酊感が続いている。慣れの範囲かなとは思うけれど、これは、ヒートが訪れた時が怖いな、とは。] ………………、 [確かめるように頬に指が伸び、顔が近づいてくる。 重なる唇を避けたりはしなかった、けど。でも。] …………っ、あの……、 それは、ヒートとか関係なしに、まずい、ので…………。 [告げたところで、先刻のような顔で"でも嫌ではないでしょう?"と言われてしまいそうな気がしてならない。 …………ああ、そうか。 寝室だと、もっと多分、圭吾さんの匂いが強くなる、のか。 それはちょっと、危ないかもしれないなと顔を曇らせた。 ヒートになりそうとか、そういった意味ではなく。 ────”………澄夜は、ヒートになってなければ" ────"俺に抱かれたくならない?" あの夜、囁かれた声を思い出せば、じわ、と顔が熱くなってきた。]* (170) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 19:24:11 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* ヒートじゃなくてもいちゃつきはしたいという意図が正しく伝わっていたようで何より(?)です…… いや、窓入るとエピまでに終わらせるのは難しいのだけども。 朝チュンしたらいいのか……? (-122) dix73 2025/08/19(Tue) 19:28:30 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──自宅── 大体その時受け持っている 役に合わせた生活をしてるから。 [形から入るタイプなんだよとは説明しなくても部屋を見てわかることもあったらしい。>>167 服装やちょっとした生活の範囲で、今回の撮影期間に粗食や和食だけ食べていたわけじゃないけれど。] そう、時代物の配役も多いから、 あのスペースは稽古用でもあるね。 でも殺陣とかはさすがに家じゃ難しいし 練習用のスタジオを使うけど。 [家でも出来ることがあった方が良いからと、ある程度の収入が増えてから使い勝手の良さそうな家を選んで越して来たのだった。 澄夜が家を出るなら家選びには苦労しそうだし、うちならちょうどいいと思う。 舞の稽古もうちの畳のスペースだけでも出来るなら尚更。>>169 一人暮らしする場合はその辺り拘るとまた探すのに時間がかかるし、セキュリティやアクセスと何かと口を出してしまいそうだから。 うちに来るのに遠慮はいらないと伝えれば、気にしているのは相変わらず家の事情のことのようで。] (171) dix73 2025/08/19(Tue) 20:32:12 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾澄夜がしたくもない我慢をする方が 嫌な思いはするかな。 ……うん、素直に言ってくれて嬉しいよ。 [ほぼ断言した風に尋ねれば、離れたくないと答えるのに目を細める。] 言い張られたら? 本当のことを言うまで諦めなかったと思うよ。 [それに、此方が聞けば大抵のことは素直に答えてくれるし。割と執拗な自覚はある。 欲しいものがあるなら諦める気はないとも最初の頃に言ってあったはずだ。 まだ出来ていないこともあったし、とそれはいずれとそこまで急いてもいないけれど。] (172) dix73 2025/08/19(Tue) 20:32:47 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾匂いもそのうち慣れるものなのかな。 番になるのが早すぎたってことはなかったね。 [その前までの不安定さでは、ドラマの最後のシーンもあの形にはならなかったと思うし。 うちに滞在するのにも難があったかもしれない。 触れたのもキスをしたのも確かめるためというだけでもなかったが。 触れ合った唇を離せば、慌てた声を上げられた。>>170] ………? 撮影も終わって一緒に暮らすのに まずいこともないと思うけど。 [嫌がられているとは聞くまでもなく思ってない。 触らない配慮をする必要はもうなくなっているのだし。] ヒートを静めるためとか、 番になるためだけに抱いたわけじゃないよ。 [俺はね、と触れたままの頬を撫でる。 それは澄夜も同じだと思っているけれど、そういった想定もなかったのだろうなと思うと、やっぱりもう少しいろいろなことは知った方がいいと思う。 他所で覚える必要はないから、これから教えるよと微笑んだ。]* (173) dix73 2025/08/19(Tue) 20:33:17 |
![]() | 【秘】 俳優 東堂 圭吾 → 日本舞踏家 月嶺 澄翔ヒートでもラットでもない時に 澄夜を抱くのは、結局出来てないから。 あれからあまり触れてもいないし。 [一緒にいたらしたくなると思うけど、大丈夫?とうちで寝泊まりするにあたって困りそうなことは先に聞いてみた。 大丈夫じゃないと言われても、でも、嫌じゃないでしょうとは言ったかもしれないな。]* (-123) dix73 2025/08/19(Tue) 20:33:51 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* >>まだ出来ていないこともあった って、つまり、秘話で言ってること……?ことなの……? ううううううぁぁぁぅあぅあ╭(.-.╭ )╮ オメガバース村で素えっちで、それはもう、めちゃめちゃめちゃめちゃ照れるんですが……╭(.-.╭ )╮ (-124) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 20:48:15 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* ねえ、ずるくないですか…… 「大丈夫じゃないんですが」「でも嫌じゃないでしょう」 ずるくないですか……?╭(.-.╭ )╮ 狼狽えていないでロルを書け、僕……。 (-125) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 20:52:44 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──回想:スタジオの食堂で── 悠凛君もおはよう。 [惺君がいるなら悠凛君も来るのかなと思っていれば、ややあってやって来た顔に軽く手を挙げて答える。>>131 自分とテーブルを挟んで三人に並ばれると重役にでもなった気分になりそうで落ち着かないから、悠凛君は私の隣にと此方からも促した。] 今でも役に立ってるならよかったよ。 私の場合はだけど、 その役の人柄とか心情を自己解釈でも 形を作っておくのは役に入りやすいからね。 [悠凛君もそのタイプなのかもしれないな、と昔話したことを今も覚えて実践してくれているのは嬉しいなと笑みを浮かべた。 こういう細かなことを覚えていたりするのも、彼が上から可愛がられる秘訣なのだと思う。] 惺君に合ったスイッチも見つかったようで よかったよ。 お気に入りの曲を聴くと気分も上がるし。 時と場所を選ばず実践できるのもいいと思う。 [アニメの曲だから恥ずかしいってことは全然ないと思うし、ドラマや映画と同じでイメージに繋がりやすくて良いんじゃないだろうかと、惺君はまた違う切り替え方を見つけたようだ。>>149 撮影の方はどうやら撮り直しもあるようだが、二人ともリラックスして挑めていそうだと、撮り直しの原因の女子高生の話から、お互いのファン層で軽口を叩き合う様子からは窺えた。] (174) dix73 2025/08/19(Tue) 21:04:12 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾二人の方も外のロケはあったんだね。 エキストラの子達も二人が同時にいたら 見たい先が多くて困りそうだ。 [落ち着けというのも難しかったのだろう、興奮するのも無理はないかなと苦笑して。>>139 黄色い悲鳴と年上のお姉さん層……両方満たしている人がいたなと澄夜の方をなんとなく見てしまう。>>140>>148 ここのハンバーグは安い割に美味しいよねと同じ物を食べている惺君に言う傍ら、悠凛君のグリーンカレーに、澄夜は初見の反応をしていた。>>165] タイ料理は食べたことあるよ。 グリーンカレーも。 ガパオライスとか好きかな。 [そう珍しいものでもないから、今度食べに行ってみる?と、この調子で食べたことがない物はいくらでも出てきそうだけど。 それはそれとして、サウナは付き合えない代わり、食事の誘いは勿論三人共に言ってるからと、すかさず食いついてくる悠凛君に笑ってしまいつつ。>>132 声を上げづらかったらしい澄夜に惺君が声をかけてくれたことに、「ありがとう」と何故か此方から礼を告げた。>>151 この時は特に付き合ってもいなかったが、当然のように保護者面兼彼氏面をしていたから、大概図々しいとは思う。 ]* (175) dix73 2025/08/19(Tue) 21:06:52 |
俳優 東堂 圭吾は、メモを貼った。 ![]() (a22) dix73 2025/08/19(Tue) 21:11:12 |
![]() | 【独】 七川 惺/* >悠凛 あれ?今、俺が「読んでたり」って書いた瞬間「再起動」になった?気が合うね!(喜) ------------------------- 感想等続き。もうあと三時間で更新だから隙間見てポンポン飛ばしていくね。 >タカトさん>>0:51 一行目の()内で掴みはオッケー…笑ってしまいましたw >トーリさん>>0:57 2.5次元のこと読んだ後くらいから、このチップが鈴木〇樹さん似に視えてきました。 最初から全員の背景拾って下さって、さすが村建てさんの片方さん…などと思っていたり。 お二人のチップ、天国と煉獄なんですね!ペア合わせしてて素敵だ。 (-126) rin 2025/08/19(Tue) 21:15:24 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[ヤキモチを見せても喜色を浮かべる彼が 自身のことを知りたがる。ぱち、と瞬き ふにふに、と濡れた指先で彼の舌を弄ぶ。] ……、 [人に触られたことはなくとも、 ヒートの時には自分を慰めなければならなかった。 誰かに抱かれたほうがきっと、すぐに楽になれたのに。 堪えることを覚えてしまったから、 自身のキモチイイ場所を伝えるのも、恥ずかしくなる。] ……言わない。……見つけて? [指を引き抜いて、ぱく、と自身の口に含む。 まるでキスをする前に、味見をしているかのようだった。] (!60) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 21:19:06 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨──ふ、……だから、こんなに瞳が鋭いの? 小さな耳で聞き取って……、心臓の音も、息遣いも。 天刻で興奮してるって、知って。 [赤ずきんを被る程純粋じゃない。 彼に貪られることを望む姿は祖母を慕う孫で (!61) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 21:19:28 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨──ふ、……だから、こんなに瞳が鋭いの? 小さな耳で聞き取って……、心臓の音も、息遣いも。 天刻で興奮してるって、知って。 [赤ずきんを被る程純粋じゃない。 彼に貪られることを望む姿は祖母を慕う孫ではなく、 自らオオカミの罠に飛び込む羊の姿。] (!62) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 21:19:56 |
![]() | 【秘】 役者 古河 冬梨 → 大守 天刻[αとΩの間で発情していなくても 強く惹かれ合う相手は”魂の番”だと云われている。 ──だとしたら、 ヒートもラットも起こさない状態で天刻に抱かれたいと 感じたのは、”運命”だったのだろうか。 誘われるようにもう一度、頬に、唇に口付ける。 例え魂の番じゃなくとも──、] ──世界が終わるまで、傍に居て [ドラマでは果たせなかった”恋”を、”運命”にしたい。] (-127) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 21:20:24 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[初めて彼の身体につけた所有印は及第点を貰えた。 少し誇らしげに顎先を揺らして笑う。] 覚えが早いでしょう? ……──わ、っ、 [10年被ったαの片鱗は微かに残る。 けれど、彼の手がワイシャツを解いて下から潜り込み 肌を撫でながら自然と剥いでいく。] ッ、……ン、…… [薄い胸板に濃い赤の花が浮かび上がる。 付けられた場所を先程と同じように、それ以上に── 愛おしげに撫でて、口元が緩む。] (!63) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 21:20:37 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 圭吾さんの自宅 ― 圭吾さんは友人を呼んで集まったりだとかが 好きなのかなと思いましたが……、 違いますよね。 [居間の広さなどからそう思ったのだけれど、認識を改めた。 この部屋はむしろ、彼の秘密の練習場だ。 一般の家庭然としているダイニングテーブルだったり。 どこか、ステレオタイプな風に見えなくもない居間のソファセットだったり。 和服の所作が稽古できる和室の空間だったり。 そういえば、幅広の廊下の一部は天井から床までの鏡になっていた。 人を呼んで云々という空気感ではない、と肌で感じた。 月嶺の家は、そこははっきりとしていて、プライベートな空間以外は常に誰が来ても大丈夫なように整えられているし、家人全員、その心づもりで暮らしている。 この部屋は、僕の自室と同じく、いやそれ以上に、プライベートの塊の最たるものだな、と。 そんな場所なのに、僕を住まわせることに何の問題もないと思っているあたり、この人は本当に表層上ではなく僕のことを受け入れているんだなと、察せてしまった。] (176) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 21:21:33 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔……"本当のこと"って…………。 [自信家というわけではないと思うけれど。 >>172 結局のところ、"圭吾さんから離れたい"と言い張ったところで、本音は違うところにあると、看破されてしまうくらいには、僕の嘘が下手だということなのだろう。 今こうして頬に触れられ、キスされただけで、ヒートとは関係なく、力が抜けていきそうなんだ。 何をどう言い繕ったところで、身体が何より正直ということなんだろう。] …………そう、なんですが…………。 [番、だけど。 恋人、だけど。 けど、お邪魔します、新しい家探そうと思います、なら此処でお世話になります、からの、では性行為しましょうというのは飛躍に過ぎないかと思ってしまうのは、僕がやっぱりそのあたり、物知らずなだけなんだろうか。] (177) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 21:21:55 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔多分ですけど……、慣れていなくて 怖いんだと思います。 理由なく、身体を重ねることが。 [なんで?と思われるだろうな、とは。 "欲しい"という欲求は、Ωとしての欲に引きずられたものばかりだった。 抱かれたのは、ヒートをなんとかして欲しかったから。番にして欲しかったから。 ヒートじゃない時の僕の欲は、けど結局、内なるΩの欲ゆえのものじゃないのかなと、僕はどこか脅えている。 ────……ああ、そうか。] 僕はまだ、"Ωで良かった"とは、思えていないから。 だからなんだ…………。 [ぽつりと呟いた。 だから、欲を抱くこと自体に忌避感がある。 欲しがる気持ちにブレーキがかかる。 欲を抱いていないわけじゃない。欲しくないわけじゃない。それなのに。]* (178) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 21:23:04 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[満足気に顔を上げるとおそろいだと笑う彼がいる。 どちらともなく唇を触れ合わせて、数度啄んで。 首筋に両腕を絡め直して、彼の身体を引き寄せる。] ……ッ、ん、……ふ、ぁ……ッ、ンん ッ、……、 ……んン、んッ、…… [最初は柔く、伺うような動きが少しずつ大胆に 探りを入れられて、唾液を絡め合って。 甘く歯を立てられると、ぞく、と腰の下辺りが疼く。 身じろぐ度にシャツがずれ落ち、 肩口から落ちきると赤く染まっていく肌を露にする。 キスに夢中になっているうちに、無意識に腰が揺れていて。 開いた両足の合間、 緩く反応を見せ始めた場所に触れる気配。 キスをしたまま、ふ、と瞼を持ち上げて。] (!64) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 21:23:05 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨……、──っん、ゥ……♡ [とろ、と快感を覚え始めた瞳が溶ける。 もっと、と望むように濡れ始めた場所を、 兆しに擦り付けるみたいに、前後に身体を揺らして。*] (!65) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 21:23:28 |
![]() | 【秘】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 → 俳優 東堂 圭吾それをしたら……解決する、のかな……。 [先日は叶わなかった、ヒートでもラットでもない、性行為。] …………したくなる、のは……。 それは、僕がとやかく言えることではない、ので……。 [大丈夫か大丈夫じゃないかと問われれば、大丈夫ではないのだけど。] (-128) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 21:23:42 |
![]() | 【秘】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 → 俳優 東堂 圭吾僕が欲を露わにするのは、抵抗があるんですが。 圭吾さんに求められるのは、嫌じゃない、です。 [圭吾さんは、欲しいものを欲しいと素直に告げる僕の言葉が欲しいのだろうと思う。 欲に溺れた状態ではない状況下で告げられたいのだろうな、って。 解ってはいる、のだけれど。 鋭意努力しますので……、と、何処かで口にした台詞をここでも繰り返し、気長に見守ってください、と、今度は此方から口付けた。]* (-131) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 21:25:01 |
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![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* >>当然のように保護者面兼彼氏面 wwwwwwww笑う……wwほんと、この人、なんで……ww (-133) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 21:26:57 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* そうだよね、なんで「この子を構ってくれてありがとう」的な感じに圭吾さんが礼を言っているのかと。ほんとに。 (-134) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 21:27:30 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[黄色い声かぁ。まさにそうだったな、と 目を細める。>>148 推し活する女の子のパワーは凄いし、 好きなものに向ける目はキラキラしてて綺麗だ。] ん、かぁわいいよね。アレ。 その言い方だと、凄いラッキーガールって 感じすんね。 [短期間の募集に何千人は言い過ぎな気がしたけど、 でもファンクラブの会員数とか考えると 全然有り得るのか。 「有り難い話だよな」と応じて] そんな俺の相手役は、ラッキーボーイってこと? [真向かいに座る惺に、ちろ、と揶揄う視線を向ける。 揶揄うってより、じゃれてんだけどね。俺は。 なんとなく。なんとなーく、その口ぶりに、 妬かせたいのかな?って雰囲気を感じたけど。 相手役兼恋人って唯一無二のポジションにいる俺は、 SHOUのファンなのかなって程度の距離感の 女性には、妬いたりしない。 「ん、モテてたね?」とくすりと笑うだけ。 一度気づくと、こうゆうとこ可愛いな。*] (180) eyes 2025/08/19(Tue) 21:39:03 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛安心できる、本命にしたい男ってことでしょ。 [しれっと涼しい顔でカレーを掬いながら、 不満そうな惺に教えてやる。>>148 セクシーかどうかは、また別の問題。 涼くんも惺も、いざって時はエロいし。 “抱かれたい男”を裏で抱いてる男が ここにいます。 なんなら、今日早く上がれるといいな。 うちに連れ込もうかな。とか真っ昼間から思ってる。] 俺はねぇ…、絶対振り回すもんな。 一生一緒に過ごす相手としては、 選ぶのちょっと勇気いるんじゃない? [それでも彼女には、どっちかとゆうとイイ彼氏やるから、 振り回され放題のこいつがレアなんだけど。 一生もんのお相手としてはどうなんだろうね。 列に並んでる時に巡らしてた打算を連想して、 こっそり苦笑する。 そんなこと話しながら食べてると、休憩時間は あっという間に過ぎた*] (181) eyes 2025/08/19(Tue) 21:56:18 |
![]() | 【人】 七川 惺うっ…… [食べかけのハンバーグが喉につかえた。 ああそうだよ。 俺は ラッキーボーイ だよ。なんでむせたのかは置いておいて。平静を装い。] ……そうなのか? オーディションの応募…… 書類審査の段階じゃ千人以上いたらしいよ。 でも、御行涼の役に対しての 数字だけじゃないみたいだから。 圭吾さんやタカトさんやトーリさん。 先に決まってた人達皆、人気あるってことかもなー。 澄夜が抜擢されたのはいつの段階だっけ? [隣に座る澄夜に水を向けてみたり。 もし万一、制作発表ギリギリの段階だったら、 お前これから人気でそうだよーなどと言ってみたりする。*] (182) rin 2025/08/19(Tue) 21:58:58 |
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![]() | 【念】 大守 天刻[自ら明かすことには恥じらいが勝る。 ヒートの状態ではなく、たった一口のワインでは酔いも 回らない。 理性の強い彼はどうしてもα人格を脱ぎきれず―― それでも脱がされたいと本能が求めているのだろう。 経験がないから無自覚な分、煽り上手な彼の沼に どんどん嵌っていく。 冬梨は気づいているのだろうか。 天刻だって、セックスの経験だけならあるけれど こんなに近しい友達とこうなるのは初めてで、 興奮して鼻息が荒くなるのも、彼を求めて瞳がぎらつくのも 恥ずかしさを感じていることを。] (!66) Ellie 2025/08/19(Tue) 22:02:13 |
![]() | 【念】 大守 天刻目つき悪いって言ってる? オオカミはそういうもんだって諦めろ。 ……これはダブルミーニングだからな? [自身を肉食獣に譬え、同時に苗字が表す一族の気質の 特徴だとも開き直って。] (!67) Ellie 2025/08/19(Tue) 22:02:29 |
![]() | 【秘】 大守 天刻 → 役者 古河 冬梨傍にいられないなら世界の方を壊してやるよ。 [やはり自分は祖父と父の血を引いているのだと天刻は 実感する。 こんなにも強い執着、湖に落とされたら沈んでしまう。] (-138) Ellie 2025/08/19(Tue) 22:03:02 |
![]() | 【念】 大守 天刻[役者の勘の良さと完全に受け身になりきらない精神が 愛の痕を天刻の胸板に残す。 誇らしげな顔は今まで何度も見てきたのに、見える世界が 変わったように、今の天刻には「可愛い」と映る。 天刻が吸う間の僅か乱れる息も、痕を撫でる手つきも。] ……冬梨は、キスシーン自体はしたことあるんだっけ、 こんな顔も声も絶対他の奴に見せたくないから、 もう全部断ってくれ。 は、 ――ふ、 [耳孔をピストンするように柔く穿る。 天刻の唾液を呼び水に冬梨の口腔内が湿ったのを感じたら 指先には与えなかった部分の舌まで捻じ込んで、 頬裏を、口蓋の骨を、舌根の筋を隈なく愛する。 歯列をなぞって唇がめくれたところから、混ざった唾液が とろりと零れた。 脱がせたシャツはそれを吸い取る役目を果たさず、 冬梨の白い肌に慾の軌跡が描かれる。] (!68) Ellie 2025/08/19(Tue) 22:03:40 |
![]() | 【念】 大守 天刻……脚、開いたままだと脱げないから、 一度ベッドに降りようか。 俺が脱がせるから腕は抱きついたままで良いよ。 離れるの、寂しいだろう? [下着の上から膨らみの形を確かめるように軽く握る。 会陰の位置が湿っているのは前から垂れたものではなく 後孔が雄を求めて零した愛液だろう。 性器同士を擦りつける快感を覚えてへこへこと腰を動かす 冬梨から熱源を取り上げるのは忍びないが 今日の目的は抱かれる為の器官の気持ち悦さを 彼に思い知ってもらうことにあるのだから、 一度出してからなんて待てない。] (!69) Ellie 2025/08/19(Tue) 22:03:57 |
![]() | 【念】 大守 天刻一人でする時、後ろは弄ってる? [愛液を指と冬梨の尻の間でぴちゃぴちゃ音を鳴らし、 分泌量の多さに舌舐めずりするも、初手で天刻の指は きついかもしれないから様子見で浅瀬で遊ばせた。*] (!70) Ellie 2025/08/19(Tue) 22:04:35 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 ![]() (a23) eyes 2025/08/19(Tue) 22:18:02 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 ![]() (a24) eyes 2025/08/19(Tue) 22:19:21 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 回想:スタジオの食堂で ― がぱお、らいす……? [また全く知らない呪文メニューが出てきた……、と、圭吾さんの顔を見つめてしまう。 >>175 巷では、タイ料理は中華料理並に市民権を得ているものなんだろうか。 皆の反応を見ているとそうとしか思えないけれど、そもそも僕はタイがどのあたりにあるのかというところからして直ぐには思い出せないくらいには学がない。 "食べに行ってみる?"という声には、食事の誘い同様、声にはせず、こくりと頷いていた。 その後も、わいわいと楽しそうに会話する惺さん悠凛さんの声をBGMにしつつ、おいしく山菜そばを食べ進めていたのだけど、唐突に"澄夜が"という声が聞こえてきて顔を上げる。 >>182] 僕は……どうだったかな。 脚本が完成する前に、最初、祖父宛てに連絡があって。 僕がというよりは、"巫女舞を舞える舞踏家"を 探しているということで……。 [役の想定年齢は20〜30代。女の踊り手、もしくは女に見える踊り手。 澄翔はどうだと、大守プロダクションと月嶺とのやりとりで、スケジュール上も問題なしと、あとは確定事項として伝えられた感じだった。] (186) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 22:38:35 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔僕はこの役ありきという形でお声いただけただけなので、 オーディションで射止めた惺さんはすごいと思います。 姉、今から悠凛さんと惺さんの回、楽しみにしてるんです。 "イケメン2人で目が潰れるから サングラスかけて見た後、 裸眼でコマ送りしながら見る" とかなんとか。 [というか姉は今回のドラマ、"どっちを向いてもイケメンパラダイス!"と、今から全話分、テレビ前で振るうちわを用意しかねない勢いだ。 ちなみに弟の分のうちわは無い。 身内故の応援はしてくれていると信じたいところだけれど。]* (187) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 22:41:04 |
![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* あと1時間ちょっとでエピが来るー╭(.-.╭ )╮ なんだか今回もあっという間だったなあ……としみじみしつつ(そして今のこの圭吾さん家のいちゃいちゃ未満は収拾が付くんだろうかと思いつつ)灰解禁の前にじゅーきさんへの御礼を。 いつも手前が繰り出す突飛な設定にお付き合いくださってありがとうありがとう。 お互いに「オメガバース村ならこのへんのチップが動かしやすいと思う」と上げた中にそれぞれ和装キャラがいて、和装組というのはしたことないし、新鮮で楽しそうとかなんとかなって。 じゅーきさんの敬語PC(一人称は"私")、初めて浴びさせていただきましたありがとうございます。対外的に一人称切り替えるの萌えです。仲良くなると口調変わるのも萌えです。 今回は前ほどには(恋に落ちるのが)ちょろくないよ、とか、こっちも「古典芸能のプライドがあるから俳優とかはどこか馬鹿にしてるかも」などと言っていたのに、蓋開いたらちょろかったり、単に天然おじいちゃんキャラだったり、まこと村は生ものなのでございます……いやー、楽しかった。というか楽しいです最後までよろしくどうぞお願い致します。 とりあえず実家イベントを決着させるのと、未来軸で〇〇〇イベント発生させるのと、あとなんだ、直近したいと言われてまだ出来てないそれをする……するのか、エピで…… っていうか、オメガバース村で素面えろするの、くっそ恥ずかしいんですよおおおおおおおお (でも見たい書きたいはわかる……わかるよ……がんばろうね……) (-140) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 22:53:22 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛──回想・スタジオの食堂── [『鋭意努力』て。>>163 ほんと面白いな、澄夜語彙録。 惺との会話を横で聞きながら、内心思う。 これメモっといて撮影中の一コマって感じで SNSに投稿したら、喜ばれそう。 所詮俺にそこまでのマメさはないので、 気の向いた時しかやんないんだけど。 こちらが振った話にも乗ってくれたから>>164 「先撮りするの、役の思考追いづらいよね。 戸惑ってたよこのひとも。」とか 目の前の男を指さしつつ。 圭吾さんが頼もし過ぎる件に関しては、 全力で同意が得られたので満足する。 そうでしょうそうでしょう。] (188) eyes 2025/08/19(Tue) 23:02:05 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛えぇー、そんなことになっちゃってたんだ? ここじゃないとこの画が撮れない!って ロケの日にキツイね。 そういうハプニングの待機時間も、 気の合う共演者の人と一緒だったら 楽しかったりもするけど。 [ロケ中のちょっとした裏話に>>164 「ほんと、圭吾さんと一緒で良かったね」と屈託なく笑う。 さっきの全力の頷きっぷり見るに、 仲良くやってるんだろう。 顔合わせの時から本人比で打ち解けてるっぽかったし。 「おふたりの苦労に比べたらうちのロケは平和でしたよー、 賑やかにしてくれるのも基本嬉しいし」と 圭吾さんにも相槌を打ちつつ>>175] (189) eyes 2025/08/19(Tue) 23:02:55 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[澄夜くんの視線の先。>>165 俺が食べてるグリーンカレーへの疑問。 そうか、日本舞踏家の生活圏内とは 思ってる以上に俺は被ってないらしい。] これね、グリーンカレー。タイ料理。 ココナツミルク入ってて、緑色してんのは…、 ほうれん草じゃなく、ハーブと青唐辛子。かな? [ちょっと癖あるけど美味しいよ、と笑いかける。] あ、俺も好きですガパオ。 ひき肉がちょっとゴロッとしてるやつ。 この撮影所の近くにも、美味しい店あるんですよ。 良かったら今度一緒に。 [ラインで送ります、と圭吾さんに言わなかったのは、 先の楽しい約束は多いほうがいいからだ。>>175 その約束そのものの都合がつかなかった時でも、 じゃあ代わりにコレに、とか先々で繋がるし。 勿論「澄夜くんも一緒に行こ」と誘う。 惺は誘わなくても、予定さえあえば多分ついてくる。*] (190) eyes 2025/08/19(Tue) 23:04:32 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[互いの知らない部分を探るように、 埋めるように、言葉を重ねていく。 選んだ言葉の端から隠し切れない想いが 零れてしまっていることにも気づいていながら。 ”――――――暴きたい。” 初めて弱い部分に触れようとした彼が 口にした言葉が、ずっと頭の片隅に残っている。 隠す素振りを見せて、彼に暴かれることを望んでいる。 色づいた肌も、誰にも触れさせなかった場所も、 天刻になら、と思えるから──。 友人の期間が長かった分だけ、 気恥ずかしさを覚えるから、はぐらかすのは許してほしい。] (!71) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 23:08:57 |
![]() | 【秘】 役者 古河 冬梨 → 大守 天刻[今は、恋人としての眼差しに変わった彼の頬を撫でる。] 目つきが悪いところも、愛してるよ。 オオカミさん。 [彼の姓を称えて、賞賛を贈る。] (-141) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 23:09:31 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[巨大隕石よりも重い感情をすべて知るには 10年以上、彼と共に過ごしていかなければならないだろう。 くすくすと笑いながら、物騒な言葉を受け止めた。 その血筋を知っている社長秘書や副理事が耳にしたら、 天刻の意思に「本当にやる」と、 深刻な顔で首を揺らしただろう。 今は片鱗しか知らない彼の真剣さを甘く捉えて、 本当?と相槌を返したのは、恋人になりたての未熟さから。] (!72) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 23:11:01 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[────けれど、 少しずつ余裕をなくしていくキスに 溺れていけば時間の問題。 飲み下しきれずに口端から透明な糸を垂らして 惚けた吐息が口をつく。] ……? 軽いやつだけ、な ら ……、 ッ、は、……ッ、 んン、 ぅッ [耳孔を塞ぐ指が、普段人に触れられない薄い粘膜を擽る。 応えようとした声は熱の籠もった嬌声に代わり、 いつしか縋るみたいに指先に力が籠もっていた。 酸素が頭に入らなくなって、思考を止めていく。 その中でも、彼だけが忘れられずに──、] (!73) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 23:11:25 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[誘う声に少しぼうっとしてから、ン、と小さく頷いた後。 淋しさを突かれて、一瞬だけ詰まる。] ……ん、……さみしい っ、ぁ…… ッ、 [いつしか剥がされていた演技は、心の吐露を邪魔しない。 少しだけ身体を離し、 彼の前で膝を立てるようにして座り直すと 天刻が花を咲かせたシルシが彼自身の前に晒された。 薄い下着越しに急所を握られて一際甘い声が溢れる。 彼が丁寧に乾かした髪がさらりと、揺れて横顔を覆い。 はふ、と熱を逃がして。] (!74) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 23:12:14 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨……ッふ、……ぅ、…… [膝立ちになり、 足の付け根の奥に隠された場所を天刻の指が撫でる。 既に潤いを帯び始めている場所は、 ヒートで濡らした時のように蜜を垂らしていた。] ……ぅ、ん……、 ちょっと、だけ……ッ、ぁ ぁ、 ん、ぅッ……、 ……た、かと…… っ、[こち、と額を擦り付けるように天刻の髪に押し当てる。 そうでもしないと、どんどん乱れていってしまいそうで。*] (!75) milkxxxx 2025/08/19(Tue) 23:13:30 |
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![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[俺は素で危なっかしい男なので、 安心できると言われた惺に、物思う所があるって 発想はない。>>185 人間、ないものねだりである。 一緒に居て落ち着くところが好き。というのは こないだ言う余裕がなかったので、 いつか機会があれば教えてやってもいいな、と 思っている。 なお敢えて機会を作る気はない。 仄めかした“本命”を『良い響き』だと 受け止める男に、軽く頷いたけど。 いつも通りのはずの、たまにズレる答えに、 ちろっと視線を上げる。 ……一生分の勇気?] ……。うん。そうだね? いるかもね、そんな未だ見ぬ勇者が。 広い世の中のどっかには。 [案外半径2メートル以内に。とは 声に出さずに思う。 ふいっと背けられた顔を正面から 視界に収めている俺は、最近機嫌がいい。*] (191) eyes 2025/08/19(Tue) 23:23:42 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾──自宅── 家に人を呼ぶことはあまりないな。 [集まるなら飲食店だったり、外の場合が殆どだ。 急に友人が来るからとか、騒がしくしたりで澄夜に気を使わせることもないと思う。 彼が気にしたのは、そういう話ではないようだった。>>176 確かにこの家は生活空間であるのと同時に稽古の場でもあって、自分のために選んだものだから、誰かと暮らすことは考えていなかった。 つまりは自分ばかりが生活しやすい空間を突き詰めているから、人によっては落ち着かないかもしれない。 月嶺の家とは明らかに違うし、澄夜の暮らしやすい部屋かはわからないけれど、舞の練習が出来るスペースがあるのは良いところだったと思う。] 澄夜のプライベートな空間が欲しいなら 殆ど使ってない部屋もあるから そこを私室にして良いよ。 [過去の役のために揃えた物が何かとあって、それらが置いてあるから片付ける必要はあるけれど。] (192) dix73 2025/08/19(Tue) 23:29:51 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[本来は、あまり人の気持ちを察するのが得意な方でもない。 付き合いが長ければ、普段と違う雰囲気や声音から察することはある程度で。 澄夜の本音がわかるというのは特殊な能力というわけでもなく、彼が隠すのが下手なのはそうなのだけれど。 最初に触れた時から己が感じていたことが、同じなら良いと思っているのは多分にあった。 一緒にいたら触れたいと思うのは、家を出ることやうちに住むこととあまりは関係ないので、飛躍というよりは別の話だ。>>177 その辺りの感覚が違うのは第二性の差というよりは個人の差なんだろうか。] 好きだから触りたいと思うことに 理由なくとは思わないけど、 それは、もっと根本的な話かな。 [そういった感覚的な理由ではなく、しないといけない状況下という意味でということなのだろう。 恋情が必ずしもプラトニックでなければならないと思っているわけでもないだろうに。 そういえば最初から、己が澄夜に興味があるのはΩだからなのかと気にしていた。 家族からはおそらくαであることを望まれているとも。 それは澄夜もそうなんだろう。] (193) dix73 2025/08/19(Tue) 23:30:38 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾澄夜が本当の意味で 自分を好きになれる時が来るよ。 澄夜は俺がαだから 好きになったわけじゃないと言ってたのだし。 [そのためにも家を出るのは正解かもしれない。 此処にいてΩでよかったと思えるかはわからないけれど。] でも俺は、澄夜がαやβになったとして、 好きなことも抱きたいと思うのも変わらないと思う。 [きっかけはΩだったからというのは、ないとは言い切れないとしても。 自分だけの物にできるのは嬉しいとは思うけどね、というのは此方の思う良いところではあるかな。]* (194) dix73 2025/08/19(Tue) 23:31:22 |
![]() | 【秘】 俳優 東堂 圭吾 → 日本舞踏家 月嶺 澄翔どうかな、何でもない時に 澄夜がどう感じるかはわからないから。 [男だから抱きたいという感覚と同じで、それがα故なのかとの区別はつけようがない。 澄夜の場合、第一性が男だからというのも関係はあるのかもしれないし、そこを理解するのは自分には難しいことだから。 此方は発情はしていなくても抱きたくなるということは知っておいて欲しいのと、そのことには抵抗があるわけじゃないとわかっただけでも。] 急がなくてもいいよ。 時間はたくさんあるから。 [鋭意努力しますと言うのに小さく笑って、寄せられた唇を柔く食む。 今からだと夕飯も食べていないうちからは早いかなと、そこまでにしておいた。 シャワーも浴びてはいないし。] (-143) dix73 2025/08/19(Tue) 23:31:45 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾夕飯は何が食べたい? [とりあえず、夕飯に好きなものを選ぶところからでもやってみるのが良いのかもしれないな、とは。]* (195) dix73 2025/08/19(Tue) 23:32:03 |
![]() | 【人】 七川 惺──回想・スタジオの食堂── [勇者とか言われたら>>191 悠凛を真昼間から押し倒したくなって困った。 何の勇者だ? その少し前は、ちゃんと真面目な話してたんだよ。 ちゃんと!圭吾さんや澄夜と。 早速振り回されてるよな。 ]*** ほんと、お陰様です!>>174 この後スタジオに入る時から実践しようと思って ワイヤレスイヤホン新しいの買いました! これがそれです。 [圭吾さんが言うように “時と場所を選ばず実践できる”のを目指した とばかりに、鮮やかな空色のイヤホンを ポケットから取り出してみせた。] 気分上がる、まさにそれです。 空まで跳べる気分になります。 [カパオライスの話では、へーっと一つ頷いて。] (196) rin 2025/08/19(Tue) 23:38:53 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 遅くなってごめんねとエロルは跨がないように急いでしまいそうなので回避しつつ…… ギリギリまで悠凛君も惺君もありがとう…… (-144) dix73 2025/08/19(Tue) 23:45:47 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔― 圭吾さんの自宅 ― ……僕のプライベート空間……? [確かに月嶺の家に自室はあるけれど、障子で区切られた和風の10畳間だから、それなり音とかは響いてしまう。 障子のすぐ向こうが姉の部屋といった風ではなく、次の間などを介しているから静かなものではあって。] それは欲しいとは思いませんでした、ね……。 [圭吾さんと出会ってから、そこそこ長い間2人で稽古したり、撮影の空き時間に話していたりしても、特段気疲れするということも無かったし、そこは大丈夫だと思います、と首を傾げ。 それよりも大事だったのは、互いの性行為に対する感覚の擦り合わせだったかもしれない。] (198) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 23:46:43 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔ええ。 僕は、圭吾さんがαだから好きになったんじゃない……。 [多分、だから、僕がΩじゃなくとも好きになって貰えたのだと、信じたいだけなのだと思う。 圭吾さんは幾度も言葉を変え、そう告げてくれているのに、でも僕はまだ、それを信じ切れていないのかもしれない。] (199) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 23:47:04 |
![]() | 【秘】 日本舞踏家 月嶺 澄翔 → 俳優 東堂 圭吾でも先日、番になる時に触れられたのは、 嫌悪感とかは全くなかった、ので……。 [だから拒否する気持ちは無いんです、と圭吾さんの瞳を見つめて、そう告げる。 欲が沸いたところで、本当にこれに身を任せて良いのかと、今はまだ、身構えてしまう気持ちが強いものだから。 "急がなくてもいい"という言葉に甘え、小さく頷いた。] (-146) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 23:47:26 |
![]() | 【人】 日本舞踏家 月嶺 澄翔夕飯……、ですか? [問われて自覚した。 本当に僕は、"これがしたい"とか"これが欲しい"といった意思表明が苦手らしい。 そのまま無言になって固まってしまった僕を、圭吾さんは辛抱強く待っていてくれたと思う。 僕がつい考えてしまうのは、どれだったら圭吾さんの手間にならないかなとか、困らせやしないかなとか、そんなことばかりだったのだけど。] …………ずっと食べてみたかったんです。 グリーンカレー。 [そう告げたら、この界隈のそんなお店に連れて行ってくれることになったんだろうか。 僕と圭吾さんの同居開始の、記念の食事はグリーンカレー。]* (200) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 23:47:45 |
![]() | 【独】 俳優 東堂 圭吾/* 澄夜は本当に毎日たくさんありがとう。 此方の出力が遅くて申し訳ないところが多々多々ありましたが…… 最初は番にならない可能性、とか考えていたので無事番になれてよかったです。 家の問題は解決というか二人で暮らせる方向に向かえそうでよかったな、とは。 (-145) dix73 2025/08/19(Tue) 23:48:48 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛──回想・スタジオ内食堂── あー、紫苑さん……、っふふ、 [お姉さんの話題が出るだけでにやけてしまう。 なんかもう、累積で面白いんだよ。>>187 メンカラマッキーに絶叫歓喜動画に、 サングラスからのコマ送り鑑賞? その界隈の人ならではの言語センスも秀逸だよな。 お友達とおうち応援上映会とかやってくれそう。] ほんとねぇ、紫苑さんはファンの鑑ですよ…。 俺そうゆうの好きだなぁ。うれし。 今度ライブやる時、関係者席チケット 澄夜くんのと2人分押しつけてもいい? 今後の浮気防止に。 [うっかりこいつに推し変されたらやだもん、と 笑って誘う。惚れ直させる自信ならある。 ジャンル違いのダンスだけど、 興味持ってくれるかな澄夜くん。 どっちかっていうと人酔いのが心配だな。 そのへんはきっと紫苑さんがうまくやってくれるはずだと、 俺はお姉さんに全幅の信頼を寄せている。] (201) eyes 2025/08/19(Tue) 23:50:53 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[その後も話がひとしきり盛り上がる中、 ふと視線を手元にやれば、 デジタル時計がそろそろ引き上げる時間だと 知らせている。] …っと残念、そろそろ戻んないと。 やー、ご一緒できて楽しかったです。 お陰で午後からも頑張れそう。 もし撮影被る時あったらまたそん時に、 そうじゃなかったら、打ち上げで お会いできるの楽しみにしてます。 その次は、飲みかサウナかタイ料理、かな? 何でも嬉しいんで、またすぐに。 [テーブルの上を片付けながら、 にこっと笑って立ち上がる。 スケジュール詰まってる時は、 楽屋に籠もって仮眠するのもいいけど、 俺はこういう休憩のが好き。 トレイ置き場まで数歩分歩いてから、 振り返ってひらひら手を振った。*] (202) eyes 2025/08/19(Tue) 23:53:16 |
![]() | 【念】 大守 天刻[「好き」は恥ずかしくて言えないのに「愛してる」は 平気なのか。 あまりにもさらっと言われるものだから、 彼の中にその感情は長く当たり前にあったもののように感じる。 恋になる前に、愛だったのかもしれない。 ああそう思えば、天刻の中にある感情も同じだ。 もうすっかり慣れた角度のキスを受けながら 自分の中にある感情は言葉にしない。 まるで友達同士の駆け引きの延長のように。] (!76) Ellie 2025/08/19(Tue) 23:53:38 |
![]() | 【念】 大守 天刻[世界すら壊せる執着の強さを、一族の誰もがまだ知らない。 何なら受け継がれなかったと思われている可能性すらある。 長男が学園で見つけた番と既に入籍しているのに対し 次男は30手前まで番どころか恋人を紹介したこともなかったので。 もし世界を終わらせて魂となっても傍にいられたら、 古河冬梨に清められ、天刻に至る未来もあるかもしれない。] (!77) Ellie 2025/08/19(Tue) 23:54:39 |
![]() | 【念】 大守 天刻あークソ、やっぱりか。 俺が見る前に相手どころか視聴者何千何万に 冬梨のキス顔見られてたの、かなり悔しいな、 なぁ本当、冬梨の色気に充てられて狂いそう。 [当の冬梨の方は酸素不足で頭がもう回ってなさそうだが 構わずに、むしろその状態は催眠にかかりやすいというのを 利用して教え込む。 素直にほんの数秒離れることを「さみしい」と訴え 脱がしやすい体勢を取りながらも顔は触れ合ったまま。 近い距離で感じている顔を見て声を聞けば 今度は天刻の方が先刻まで擦りつけられていた冬梨の 臀部を恋しがって震えた。] (!78) Ellie 2025/08/19(Tue) 23:55:03 |
![]() | 【念】 大守 天刻[ベッドの上に布を落とす。 スラックスまでは無事だと思いたいが 下着は色が変わる程に濡れている。] うん、冬梨の傍にいる。 弄ったことあるならもう知ってる感覚だろう? さみしくないようにいっぱい埋めてやるから、 イく時も俺の名前呼んで。 [縋る手と声が理性を手放せなくて怖がっている。 乱れさせたいと思っている相手はその願いを叶えてやらない。 人差し指を1本、肉襞を掻き分けて沈め、 彼の指よりも長く太いものが出入りする感覚を教えた。 きっと欲しがりな後孔はすぐにもっと寄越せと吸い付くから 3本くらいまでは余裕でしゃぶれるだろう。 男の絶頂は前を擦ればより簡単に得られるが、 天刻はそこには触れず、彼をΩたらしめている器官を 執拗に愛撫した。**] (!79) Ellie 2025/08/19(Tue) 23:55:22 |
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![]() | 【独】 日本舞踏家 月嶺 澄翔/* にゃー、姉周り反応返したいけどさすがに時間ないな……。 エピで回想的に拾わせてもらおう……だってドラマ放映したら姉絶対見るし……大騒ぎするし……。 (-148) Valkyrie 2025/08/19(Tue) 23:57:43 |
![]() | 【独】 大守 天刻/* 2組の窓量すごいことになってるんだろうな……筆も早いしコアも幅広いすごい。 遅筆&コア短でごめんねミユさん。愛はいっぱいこめたし今後もこめます。エピもよろしくお願いします! (-149) Ellie 2025/08/19(Tue) 23:58:33 |
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