【人】 9949 普川 尚久「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 めためたに不機嫌そうながらも、ハメ撮り投票発表の朝には食堂にいた。自分の名前を見つけたのはまぁいいが投票した奴の名前を見て更に不機嫌そうになった。平時なら無だっただろうが、機嫌の悪い時の彼はボルテージの上限が低い。キレそう(キレてる)。 (1) 2021/09/20(Mon) 21:51:20 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「……どうだろうな。俺は、たしかにわからない。 あいつらが愚かなのか、自分達が愚かなのか」 「まだ、決めつけるには早いと思うぞ」 ため息をついた。迷子になっていない、がそこがゴールであるかなど。 まだ人生決めつけられることでもないのだから。 「説教をするつもりは無い、ただそう思っただけだ。気にするな」 「二度と得られない幸せは、何物にも代えがたい。 だが、再び得られないのでは無く別の形で存在するのだろう。 一期一会ときれい事でまとめはしないが、俺は――」 あの言葉が本当ならば、俺はこれが終わってしまえば。 「見つかればいいと思っている、俺にもお前にも。 今の形に囚われない何かをな。 今の自分が最上だと思わんことだ、どんなことに対してもなだ」 (-5) 2021/09/20(Mon) 21:57:05 |
【人】 4274 素崎 真斗「………………」 なるほど? ひと目見て把握、記憶した。 メモは取らない。 ハンドカメラが三個置いてある。 スッ 脱落の三名にどうぞと差し出した――――――。 (2) 2021/09/20(Mon) 21:57:41 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………うん。」 貴方の頭を撫でる。 肩がいくら濡らされようと構うことはない。 「うん、」 あまりに重いものを背負って、 笑顔で隠して、生きてきた。 「うん……」 そんな貴方に、どんな言葉を掛けられるだろう。 ただ相槌を打ち、話を聞いていた。 「……辛いな。」 そうして、貴方の涙が止まるまで ずっと撫でていた。 涙が収まれば、 また後日落ち着いて話をしようと告げて 貴方が落ち着ける場所まで送り届けるだろう。 そんな前日の、出来事だった。 (-6) 2021/09/20(Mon) 22:02:59 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「んぅうっ……………。はあっ…はあっ……、うん、気持ちぇ……。俺、セックス好きになってもーたあ……………。」 引き抜かれるとひくひくと収縮を繰り返すそこから精液が出て流れ落ちる。その体制のまま、天井をぼんやり見つめるとまだ荒い息で口を開いた。 「なあ………っ。俺なあ、澪くんが初めてやねん…。あ、もうオトンはノーカンな…あんなんセックスやなくて暴力やもん……。でなあ、澪くんはあ……、セックスいっぱいしとんのやろ…?やっぱ、ケツ使ったこともあるん…?」 (-7) 2021/09/20(Mon) 22:04:01 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久後孔に先端が触れる。つぷ、と少し沈めた。 静かな倉庫に小さい水音が響く。 「……っ、」 初めての感覚だった。 生暖かいものに包まれ、慣れ親しんだ快感が襲ってくる。 自身が挿入された時の苦痛を思い出し、ゆっくりと進めていく。 「ぅ、うわ……、え、なおひー大丈夫?」 オレは、気持ちいいけど。 そう付け加えた。 一言承諾されれば、そろそろと動き出すだろう。 (-8) 2021/09/20(Mon) 22:12:10 |
【妖】 9949 普川 尚久/* 当方はこの窓、主に普川にフォーカスが当てられてるカメラ映像を端末で見られるようになったくらいのノリで普川の行動を流しています。PCが見られていて大丈夫です。アーカイブとかあるでしょう、よろしくお願いします。 ($4) 2021/09/20(Mon) 22:13:46 |
【赤】 8435 黒塚 彰人 一度目の投票を終えて、どこかの時空。 舞台裏の光景。 (これもレンズ越しの目に晒されているのだけど。) 「靖史」 いつぞやと同じように端末を放り投げる。パス。 投票先、どうぞ。 (*0) 2021/09/20(Mon) 22:26:06 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘気を落ち着けようとしながら朝倉を眺めて エッチだなーとかぼんやり思っていた所だったが 「え!?……、……ま…あ、経験はあるかなー?でも後ろでするより前の方が好きかなあ……」 咄嗟に嘘をついた。 「……どうして?」 (-9) 2021/09/20(Mon) 22:26:51 |
【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「アハハ!恥ずかしがってるのも視聴者的にはありかもね」 恥じらいのある仕草が可愛らしい。 朗らかに笑いながらもそっとシーツをかけてやり。 「これでご褒美に一歩近づけたかな?」 柔く頬を撫で、微笑みを浮かべた。 (-10) 2021/09/20(Mon) 22:28:27 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗『お約束の件、明日以降にお願い。』 発表時に普川はあなたの視界内に居たが、わざわざ端末からの連絡がされていた。 /* PC時間的に発表日ではなかった程度で、PLの明日以降ではない感じです。対戦よろしくお願いします。 (-11) 2021/09/20(Mon) 22:31:51 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人監視カメラに一度視線を向ける。 カメラの集音機能が大して良くないのは知っている。 耳元で囁けば聞こえないだろう。 「……内緒だよ?オッサンたちに言うなって言われてるから。 まあ、アキちゃん口硬いから大丈夫だろうけど」 顔を上げる。 座った体勢のまま、うんと背伸びをして、やっと貴方の耳元へ辿り着いた。 ────それは秘め事。 大人に禁じられた、きらきらと煌く子供の夢。 (-12) 2021/09/20(Mon) 22:34:14 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人一言囁けば、至近距離のまま、向かい合うように腰を下ろす。 「母さんの死刑がね、一年くらい前かな?決まったんだって。 だから、オレも死刑になりたい。 だから、早く外に出て人を殺すんだ」 少年は目を細め、焦がれる未来を夢想する。 貴方越しに、夢を見据える。 「オレみんなと違うから、早く誰かと 同じ になりたい。母さんはその為にずっと頑張ってくれたんだから、さ」 自身の生態が大部分の人間と違うことを知ったのは、ほんの数年前のこと。 以来、視界は色んな大人の手に塞がれてしまったのだ。 (-14) 2021/09/20(Mon) 22:36:06 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「そっかあ。俺なあ、入れたことも無いんや。 あんなあーー…俺な、俺、澪くんに突っ込みたいねん。気持ちええこと、澪くんともっとしたいんや……、なー……、俺の初めてどっちも受け取ってくれへん?」 ごろりと転がって、やや恥ずかしそうに有楽のつま先にじゃれながら体ごとそちらを見た。 (-15) 2021/09/20(Mon) 22:36:53 |
【念】 4432 貴戸 高志/* この窓が見えてるよいこの皆へ。 【回想】とついているものは貴戸の過去ソロールなのでPCは見えないものとして扱っていただけると嬉しいです。 ついていないものは貴戸中心カメラとして楽しんでね。 (!0) 2021/09/20(Mon) 22:41:43 |
市川 夢助(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/20(Mon) 22:43:37 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘嫌だ!! え? 嫌だ 嫌だけど? 「え……っとー……」 自身が強姦を繰り返す理由は抵抗したり怖気る男が快楽に堕ちる様を見る事が唯一の快楽であって 己が男にケツを差し出して犯される趣味は無いのだ。 ――……このまま流れで終わると思っていた それが上手くいかないのは……己の体に残る熱が証明している。あのポップコーンのせいだ 「……や、でも、こーくん。 こういうのって、お互い気持ちいい方でやるほうが楽しいと思うな……?俺後ろで気持ちよくなる素質、無いし……?」 (-17) 2021/09/20(Mon) 22:46:37 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>闇谷 「ツッキー」 泣き腫らした目元を擦りながら、廊下をとぼとぼと歩いていく。 共に記載のあった少年の背中を呼び止める。 「……いこ?」 背後から近付き、服の裾を軽く摘む。 自分たちにはこれからやることがある。 (+2) 2021/09/20(Mon) 22:48:07 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>迷彩 「────?」 これは何故名前があったのか分からず 混乱している者。 「うん……うん……? ……………………わかった。」 服の裾を摘まれ、先導されるなら それに着いていくだろう。 カメラを貰って、説明を受けて、 その帰り道、二人で話でもしながら 食堂に戻っていくのだろう。 (+3) 2021/09/20(Mon) 23:02:01 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 首を傾ける。文字通り、耳を貸す。 抱えた体勢のまま、輝かしいのであろう、少年の夢を受け取って。 「――リョウ。秘密だ。誰にも言うなよ」 男もまた、口を寄せ。 軽い身体を抱えなおし、己よりずっと小さなつくりの耳へ、密やかに音を吹き込む。 ――――それは、隠し事。 あの人 ただしさに封じられる、大人だった 俺 の未来。 (-18) 2021/09/20(Mon) 23:07:47 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 囁きを返せば、屈めた身をゆらりと起こす。 少年を見つめ返す、黒々とした瞳。これまでと変わらない。 「どう違うんだ」 尋ねかける。男が気にしたのは、その一点のようだった。 (-20) 2021/09/20(Mon) 23:08:24 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「 ん っ、……ふ」また息を止めて、それからゆっくり吐いた。 「ちゃんと気持ちいい、リョウちゃん? ……ならそのままやってていいよ。僕はへいき。 言った通り僕はきもちくはないけどさ、いつもだから」 腰しっかり掴んだ方が動きやすいよ。軽く付け加えて、身体を前に向けた。鞄を抱きしめて、あとは自分からは振り返らない。覗き込まれるのは嫌がらなかった。どこか遠くを見ているようにいるだけ。 (-21) 2021/09/20(Mon) 23:10:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久貴方がどんな顔をしてもどこ吹く風。けれど、面白そうに笑う貴方を見た時は不思議そうに少しだけ首を傾げた。 「貴方は大して変わらないと言いますが、受け入れる側はやはり大変だと思いますから。それに性交渉の話を持ちかけたのは俺だ。だから動くのは当然です」 けろりと答えた。 それから、暫く考え込んでから口を開く。 「普川先輩はここでしばらく休まれますか?俺がいると休みにくいのであれば、先にここを出ましょうか」 しばらく体を丸めて眠っていた姿を思い出す。 (-22) 2021/09/20(Mon) 23:20:22 |
【赤】 3839 南波 靖史「────」 ライトのない舞台裏。役者じゃない。▓▓でもない人間が、 面倒臭そうに黒塚の端末を一瞥する。 「今それを私が預かっても、貴方と同じ行動しかしないので。 “アレ”が“起動”してから改めて渡してくれませんか」 貴方に端末を放り投げる。 貴方が取り落としてそれが壊れようが何だろうが、 心底興味が無いと言う加減のなさで。 例え音が鳴ろうがそれすら視界に映さなかった、 そう思える程に。 普段のここ数年留置中に貴方に見せていた顔とも、 舞台で道化を演じている顔ともまるで違う別人レベルの表情── 目も表情も、そこにはあらゆる気怠さしか存在しない。 いつもの聖句が聞こえないから、何かしらを誰かに言われて考え込んでいるのか。まことに不服ながら、“私も”思う事があった故に今の有様になったのか。嗚呼、心底── (*1) 2021/09/20(Mon) 23:23:16 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史>>2:*14の続き。 すり、と絡ませた指を動かす。 口を寄せて、密やかに名を呼ばわって。 仕草ばかりが、甘やかに。男は答えを待っている。 ――どのように救ってくれるのですか? 庇護者様。 (-24) 2021/09/20(Mon) 23:34:10 |
【念】 4432 貴戸 高志時系列は普川と某所(>> 2:$7)で過ごした直後。 企画開始直後に赴いた時と同じ、自室から随分遠く離れた場所のトイレに足を運んだ。 ネクタイを取り去り、シャツのボタンを少し外してから鏡を覗き込む少年が映し出されている。 指を這わせた鎖骨や首筋。触れなくても未だかすかな熱が残っている。外してシャツをずらせば、きっと噛んだような痕の上から"爪で引っ掻いたような痕"がついているのだろう。 普川が付けたものじゃない。彼はただひたすら横向きに転がり事が済むまで大人しくしていた。 じゃあ一体誰が?そんなもの、一人しかいない。 首筋をしきりに撫でる。相手を揺さぶる途中から「何かが足りない」と気付いたけれど、半分無意識のうちに己の首を引っ掻き始めたのは自分でも思ってもみなかった。 考えを振り払うように頭をゆるく振って、ネクタイを再び結び始める。着衣に乱れがないことを確認してから、少年は何もなかったかのように平然と歩き始めたのだった。 (!1) 2021/09/20(Mon) 23:36:16 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人「……?」 だからどうしたというのだろう。 碌なものでなくとも、誰かと同じになれればそれでいいのに。 どうしてそんな、当然のことを告げるのだろう。 どうしてそれが、秘密なのだろう。 沈黙は、明らかに困惑を示していた。 「──え、ああ、えっとねえ……」 そんな思考は続く言葉にかき消される。 さて、少年には口止めされていることがふたつある。 ひとつは、夢のこと。 次に、自分の身体のこと。 しかし口止めというのは、 理解と脅迫のどちらかが伴って初めて成立する。 少年の場合、そのどちらもが欠けている。 加えて、大人が禁じたのは生命の維持に関わる内容の一点のみであった。 (-25) 2021/09/20(Mon) 23:37:59 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人想定外の挙動。 常識で憚られることであろうと、少年には無意味だ。 その常識を知らず、また、未だ受け入れられていないのだから。 「アキちゃんってさ、 身体を着替えたこと それはまるで、小説の中でしか見ないような文脈で。 「オレはね、あるよ」 少年は思い出を語る。 「くるくるした髪だったときもある」 何かを思い出したらしい。 「具合悪くなったからすぐに変えたけど、女の子だったときもある」 伏し目がちに微笑んだ。 「アキちゃんみたいに、真っ黒な髪と目だったこともある」 顔を上げる。 「きっと無いよね。ここに入る前、教わったもん。 みんなは同じ身体で、ずっと生きていけるんでしょ?」 僅かに皮肉を孕んだ目線で、そう問いかける。 (-26) 2021/09/20(Mon) 23:38:43 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「ホンマに…。ホンマに嫌?」 しゅーんと子犬のように眉を下げ、上目で有楽を見た。 体はまだ熱いが、息は整ってきた。若さっていいな。 見えざる手が気配を押し殺しながら有楽に近づいた。 (-27) 2021/09/20(Mon) 23:47:58 |
【人】 9949 普川 尚久>>4 市川 「ええ・・・・・・・・・・・・・・はぁ、気が変わったらな」 終始マイナス印象を隠さない表情のまま、去っていくのを見送ることになった。市川さんの方の気が変わらんかな……。 ほどなくして食事を終え、普川もまた食堂を去っていった。 (5) 2021/09/20(Mon) 23:51:35 |
【墓】 1117 闇谷 暁闇谷は混乱している。 さて、初日に渡された端末───見える映像は増えた訳だが。 一体どんな機能が、と、とんとん押していく。 「……ウォワア!!?」 友人達の過去の映像なんかも出てきたので 咄嗟に放り投げて、拾って、 割れてるか確認して、ちょっと隅っこ欠けたなと思いつつ 閉じて、そのまま仕舞った。 (+5) 2021/09/20(Mon) 23:58:59 |
【墓】 1117 闇谷 暁「どどっどっどっ、どっ、 ど……ど……! 」そうして言い付けられた自撮り行為。 どうしようかとカメラを抱えたまま とりあえず厨房の方に入っていって、 柿の葉寿司foodとチョコレートケーキsweetを作り始めた。 (+6) 2021/09/21(Tue) 0:06:52 |
闇谷 暁は、ケーキを半分切り分けて、残りは食堂に置いた。 (c0) 2021/09/21(Tue) 0:18:47 |
貴戸 高志は、食堂に顔を出し、バイタルチェックなどを済ませてからふらりと部屋へと戻っていった。 (a0) 2021/09/21(Tue) 0:31:17 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4432 貴戸 高志「……そぉ……理屈が分かりやすくて助かるな貴戸さんは。 “正しい”に君なりの理由があるの」 視線だけを一度あなたの方にやって、それから目を閉じた。 「僕はさ、貴戸さんの方が居る理由ないでしょって言うよ。 話したいこと話して、追加のご用事も終わって。 動いたから別の用事も出来たよな、汗流すとかね」 ここでした会話を思い出しながら言う。 「 僕これと似たことここで言ったけど、 黒塚さんみたいに自分の“正しい”がなくて、 他の人の評価基準でしかない人のことすごいわからない…… 」愚痴を言うように吐き捨てた。聞いてもらいたいだけで意見を求めているわけではない女子のそれを彷彿とさせるテンションだ。 「ずっと言ってるけど、僕のことて気にしなくていいの。 それでも気にする人が居るのは知っているから、 別に要らない、って言われた上でするんならしてたらいいさ」 少し身じろいで、数度の深呼吸をする間が置かれる。 「僕はここでしばらく休みますね。休みにくくはないから、 貴戸さんがご用事持ってるとこに行くんでいいんと違うかな」 居るんなら口だけなら動かすよ、付け加えて言った。 (-28) 2021/09/21(Tue) 1:09:02 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久黒塚のことを耳に入れると、はぁ……とただ相槌のような言葉をこぼして黙って聞いた。自分も彼のことはよく知らない。貴方の話を聞いても「謎に包まれた人物だな」と今までのさほど変わりない再評価をして終わった。 「そうですね。気にするなと言われても気にしてしまうものは気にしますから、これからも好きなようにします。普川先輩に怒られない限り」 一通り話し終えて、用事が終わったことを確認し……最後に、一つだけ疑問に思ったことがあったのでなんとなしに拾い上げて貴方へ放り投げた。 「それなら、ここを出る前に質問を一つだけ。 先輩はその……先日一人で行為に及んでいた時がありましたけれど。その直前に何かしましたか?例えば薬を飲んだとか、おかしなものを食べたとか。 俺と及んだ時は性器があまり反応なかったのに、あの時の映像ではきちんと射精できていたから少し不思議に思いまして」 (-29) 2021/09/21(Tue) 1:35:30 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「そう……だといいけど」 多分、上には上がいる。 わかってる事だけど……まぁ、それでもいいかと思った。 かけてもらったシーツを手繰り寄せると身体を覆い隠した。 「……ねぇ、夢助。 夢助にとって……ペットって、どういう存在なの。 恋人? それ以上のなにか?」 (-30) 2021/09/21(Tue) 1:38:21 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久『わかった、その時は……どこか空き部屋を借りるか』 同室なら自室でいいだろうけれど。 残念ながら二人は同室ではないし、どこかに行く必要はある。 部屋の準備はあるようだし、きっとどうにかなるだろう。 /*了解です!こちらはそれで構いませんのでご自由にどうぞ。 (-31) 2021/09/21(Tue) 1:44:57 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「人間、大体は決めつけの連鎖で生きてるのに。潤は何でそんなに……なんだろう。中立?俯瞰的?であろうとするんだい」 本当に不思議だ、とばかりに首を傾げる。 「気にしたから聞いてる。 俺、他人に『幸せ』を与える為に存在しているのに、 さっきから潤が逆の事ばかり言ってくる。 ……でも不思議な殊に不快じゃない。むしろ聞きたい。 何で君がそう在るようになったのかが知りたい」 多分、説教をするつもりが無いから。 同情か何か、その辺りの感情が混じっているのが関係しているのかは、今貴方と話している南波靖史は気づいていなし、理解もできない。 ▼ (-32) 2021/09/21(Tue) 1:49:40 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「失う事への美学を見出しやすい種族だな、この国の人間は。 常に不思議だったんだよ。 皆、花は散るから美しいと言う。でも、」 “それは失った人がそう思わないと堪え切れられないからで” “永遠に散らない方が幸せじゃないか” “永遠の幸せがあるなら、それが一番じゃないのか” 貴方に問いかけている。 説教じゃなく、大人のように押し付けてくるわけでもなく、対話をしてくれる貴方に尋ねている。 気付けば、聞いてその答えを期待しているのは、 “俺”であり、▓▓でもあり、その中に“私”も含まれていた。 「俺は見つけてるよ。ずっと知ってるって言ってる。 でも潤が他のもあるって言う」 「……なら、試してよ。 知らないのに他にあるって“俺の一番の幸せ”を否定しないで」 「俺の“幸せ”を否定するなら、それを知った上でないと──それこそ俺たちは互いに何かを取りこぼしかねないと思うから。触れた事が無いものを想像したって、はかり切れないでしょ」 ▼ (-33) 2021/09/21(Tue) 1:57:37 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「俺は“幸せ”を知らないといけないんだ。 何があっても。それが、俺の存在理由だから」 声に、必死さが滲む。 狼狽えてこそいないけれど、否定もされていないけれど。 心がざわざわする。動悸がする。 ねえ、▓▓。これが君の言った希望? 「だから教えて欲しい、潤。 俺の幸せは、幸せじゃないのか、と」 そっとあなたの手を取ろうとする。触れられるなら、この男の両手の薬指につけた指輪が当たる感触がする。 この男の「幸せ」が何を指すか。既に知っているならそのまま手を引こうとする。 もし知らないのなら明かすだろう。ずっと当然の様に言っていたが、普通の人間なら『異常』と例えるかもしれないそれを。 全部、もうどうでもよくなっていたけれど。 終演をただ待ち続けていたけれど。 本当は、“私”はそうでなかった事を、 まだ好奇心を抱く強さを持っていていいのか、貴方は教えてくれますか? (-34) 2021/09/21(Tue) 2:07:09 |
9949 普川 尚久は、メモを貼った。 (a1) 2021/09/21(Tue) 2:08:22 |
【独】 1117 闇谷 暁俺は高校生探偵・闇谷暁。 幼馴染で同級生の<<貴戸 高志>>allwhoと遊園地に遊びに行って、 黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。 取引を見るのに夢中になっていた俺は、 背後から近づいてきたもう1人の仲間に気付かなかった。 俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……… 体が縮んでしまっていた。 『闇谷 暁が生きていると奴らにばれたら、 また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ』 <<黒塚 彰人>>allwhoの助言で正体を隠すことにした俺は、 <<遊城 憲義>>allwho に名前を聞かれて、とっさに『ツッキー』と名乗り、 奴らの情報をつかむために、父親が探偵をやっている<<迷彩 リョウ>>allwho の家に転がり込んだ。 (-35) 2021/09/21(Tue) 2:28:32 |
【念】 4432 貴戸 高志【回想】 兄と目があった。 同じ血が流れているはずで、顔つきもそこまで違っていない筈なのに、感情豊かに顔が変化する彼をどこか羨ましいと思っていた。泣くことは許されていなかったし、責務を果たそうと努力するうちにどうやって笑えばいいのかも忘れてしまっていたから。 兄は俺と目が合っただけで泣くように笑い、笑うように泣いて、時折火がついたように喚き散らして怒っていた。器用な人だと場違いな感想が浮かんだ。 俺は無実だ。この女とは別れた筈。それでも迫ってきたのはあちらのほうだ。 そもそもお前は何故ここに来た。俺を馬鹿にしにきたのか。良いよな、お前は何でも手に入って。 "完璧なお前に俺の苦労が分かるか"。 そんな事を言っていた気がする。もう正確に内容を覚えていない。 人は他人の存在を「声」から忘れていくのだという。実際、内容も声も忘れてしまった。ここにいると決めた時から、たいていの物は不要だと脳が認識してしまっていたからだろうか。 あれだけ過ごした屋敷の細部が、ところどころ陽炎のようにぼやけてしまっている。 閑話休題。 捲し立てる兄へ一歩踏み出した。大量に血を飲み込んだ畳の感触がやけに気持ち悪かったような気がする。 あれだけ言葉を吐き出し続けていた兄は「ひ」と短く悲鳴を上げて黙り込んだ。そちらのほうが都合が良い。 全てを投げる選択をするというのに、頭も心も冷め切っていた。 ああ、むしろ、熱を帯びていた時間など、"俺"には一体どれだけあったというのだろう。 「兄様。俺に協力してくれますか?」 ただそれだけを告げた。 今まで積み上げてきたものを捨てるにしては実にあっけない別れの言葉だった。 結局、俺にとって"俺"という時間の価値なんてそんなものだったのだろう。 (!2) 2021/09/21(Tue) 2:37:33 |
【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗着衣を整えて隣にコロンと寝転がる。 「ん〜……言葉にするのは難しいけど……しいて言うなら家族かなぁ? 愛してるし大事にしてあげたいし、でも恋人っていうのはちょっと違うかも…?多分……」 どういう存在かと聞かれれば少し思い悩んだ。 (-37) 2021/09/21(Tue) 2:58:07 |
【念】 4432 貴戸 高志【回想】 流石に死体を綺麗に処理する方法は勉強してこなかった。 今から調べるにしても時間が足りないし、そもそも屋敷の人間に自分の動向は常にチェックされ続けている。今日は父も祖父も不在で、普段より屋敷にいる人間の数も少ない。俺が離れにいると気付いている者もいない筈だ。それでも、必要な道具を取ってくるのは難しいだろう。 自分の状況を振り返って、兄はいったい自分の何を見て羨ましいのかと疑問に思ってしまった。 兄によって既にあちこち千切れそうになっていたり、欠損していたりする女性の遺体を離れに備え付けられている浴室に運んだ。 それから仕方がないのでまず整理箪笥から裁ちばさみを持ってきた。兄が殺した女性と、兄の二人分の服を裂いた後、自分が作業をする間に兄にそれらを細かく刻んでもらうように頼んだ。それらはまとめて自分が持ち帰り、後で処理をする。 次に兄が女性を殺すのに使った三徳包丁を丁寧に洗って、素手のまま運んで物置の奥に捨てた。そのまま物置内を物色する。剪定鋸が見つかった。これと裁ちばさみ一本で出来ることをやるしかない。 それからどれくらい時間がかかったのかは分からない。女性を出来るだけ傷つけた。 不思議と気持ち悪さは起きなかった。ただただ、作業を無心で行っていた。 (!3) 2021/09/21(Tue) 3:30:00 |
【念】 4432 貴戸 高志【回想】 兄の犯行現場に手を加え、自分がいた証拠を複数撒き散らした後。今度は異能への対策を行った。とはいっても、これはすぐに解決した。 兄の異能は"他者の異能の無効化"であった。それも対象は自分自身だけでなく、場所さえも指定できるもの。異能を使った離れの記憶念写などは兄のお陰でどうにかなるだろう。 自分への介入は己の異能による遮断でどうにかするしかないが、今こうして少年院にいる事ができるのだから上手く切り抜けられたはずだ。 何もかもが惜しい人だと思う。兄に対する気持ちはそれだけだった。稀有な力を持っていることを誇ればいいのに、彼は随分と勿体ないことをしていた人だ。 その後も屋敷を出ようとする兄の根回しをしたり、身辺整理をしたり、思いつくことを済ませてから然るべき場所へ連絡を入れた。出来ることをしたといっても、所詮は管理され続けている高校生の行いだ。父や祖父が動けば逃げ出した兄などすぐに見つかるかもしれないが、今はもう関わりのない話だ。 連絡を入れる時のことは今でもよく覚えている。 手が震えていた。あの感覚はきっと恐怖ではない。高揚だ。 あの時確かに胸が高鳴っていた。瞳に薄い水の膜が張られ、視界がぼやけた。泣きたくなる気持ちはこういうことを言うのかと感慨深ささえ抱いた。 ようやく心が息を吹き返した気がした。 外から隔離されれば、自分に向けられていた鎖も重圧も何もかもが無くなる。 やりたいことをやっていい。感じたことをそのまま表に出していい。 もう我慢しなくていいんだ。楽になれるんだ。 俺はようやく、自由になれる。 (!4) 2021/09/21(Tue) 3:36:22 |
【独】 1117 闇谷 暁これは貴戸高志の考察なんだが、 >……すぐに忘れるようにする、元に戻れるようにするから…… 道筋に沿った歩き方しか許されず それ以外の変化を悪だとされ、 身分の高さからそれを話す相手も出来ず、 ほとんど不自由な生活を強いられたんだな。 咄嗟にこういう言葉が出るの、 やっぱり「兄の事は忘れなさい」とか言われたんだろうか。 忘れろ、戻れ、元に。……? 強姦未遂の辺り、貴戸自身も高揚している状態の為、 その直後の出来事なんかは記憶に残りやすいだろう。言葉も。 言葉に人生は現れる。 細やかな台詞に今後も注目していきたいです。 (-38) 2021/09/21(Tue) 3:42:48 |
【念】 4432 貴戸 高志食堂から自身の部屋に戻ってきていた。 端末をテーブルに投げ出して一人本を読んでいる。が、貴戸ただ一人にだけ焦点を当てたこのカメラには本人はきちんと文章を読んでいない様子が映し出されていた。 小豆色の視線が動いていないのだ。読むために文字を追いかけていたのであれば、少なからず瞳は上下に忙しなく動くはずなのに。 ただ本を読むふりをして、何かを考え続けている。 (!5) 2021/09/21(Tue) 3:43:51 |
貴戸 高志は、自室でのんびり読書をしている。 (a2) 2021/09/21(Tue) 3:46:09 |
【独】 1117 闇谷 暁辛いな 辛い 考えるほど 読むほどに辛い 彼の人生に、彼を大切に思った人は居たのだろうか。 嫉妬、軽蔑、嫌悪、そんな感情ばかり受けてきたのだろうか。 好意を分からない程に? 彼の鈍さ、 そもそも与えられていない感情は理解のしようもないので 仕方ない事なんだなあ。 事実、敵対や嫌悪は分かってる。辛いな。 貴戸高志という人間、大切にしたい。 (-40) 2021/09/21(Tue) 3:55:36 |
【秘】 0251 鏡沼 創 → 3839 南波 靖史「ないよぉ、そんな事。 他人の事なんてわかるはず、ないじゃない」 大丈夫かと問う声に首を横に振り、楽にしてあげるという言葉にこくこくと頷いた。 「ど、ち?……まだ、だけど。いたくなかったら、どっちでもいい」 重ねられた手と揉むような動きに、わかりやすく肩がはねた。 以前感じたくすぐったさは鳴りを潜め、代わりに背筋を何かが走るような感覚を覚える。 ふわふわとした思考は余計にまとまらない。 それでも早く楽にして欲しくて、そんな言葉が口をついて出た。 (-41) 2021/09/21(Tue) 6:02:45 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久「うん、きもちい。……動くね」 言われた通りに腰を掴み、ぎこちない律動を始めた。 後孔からの快感はどこか恐ろしささえ孕んでいたが、 この快感は馴染みのあるものだ。 安心して、求めることができる。 「っ、はあ、……、」 最初こそただ腰を掴むだけであったが、 徐々に背中へ近付き、甘えるように腹側へ手を回す。 背後から抱きしめるような形になり、 一度だけ回した腕に力を込めた。 どくりと脈打ち、あっさりと薄膜に吐精した。 「……。」 背中に鼻先を埋める。 知らない匂いを肺に吸い込むと、ようやく姿勢を起こした。 「終わった。抜くね」 (-42) 2021/09/21(Tue) 10:29:53 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁これはカメラを受け取り、食堂へ向かう道中のこと。 相変わらず俯きながら、少年は貴方の隣を歩いていた。 「なー……ツッキー、誰のとこ行くの」 言葉は少ないが、課せられた課題のことを言っていた。 新しいオモチャが欲しい、程度の気持ちで自身に票を入れたが、 今はもう遊ぶ気分ではなくなってしまっている。 (-43) 2021/09/21(Tue) 10:44:01 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ貴方と廊下を歩いていく。 課せられた内容もだが、 貴方から語られた話を置いておくことも出来ず、 視線はうろうろと彷徨っていた。 「え? 誰って何 アッ えっとまだ何も考えてないです……… 」自分で撮影を。 理解はしていたつもりだが、 いざ直面すると思い付かないものだった。 いつもの明るさがない貴方の頭に ぽんと手を置いて、撫でた。拒絶されればその限りではない。 (-44) 2021/09/21(Tue) 10:59:11 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「ふぅん」 さして興味も無さそうな生返事をする。 頭に手を置かれても抵抗しない。 大人しく撫でられていた。 「どうせだったら、企画にやる気のある奴だよねー……。 コジコジとか、そのつもりみたいだし」 貴方はこの少年が、貴戸をそう呼んでいることを知っているはずだ。 (-45) 2021/09/21(Tue) 11:05:29 |
【墓】 7734 迷彩 リョウこれは闇谷と別れた後のこと。 カメラを手に、少年はゴム製のグラウンドに座り込んでいた。 その背中は明らかに落ち込んでいたが、 原因は課せられた課題ではない。 新しいオモチャが欲しい、程度の軽い気持ちで自身に票を入れた程なのだから。 しかし今、そのオモチャで遊ぶ気力はすっかり萎えてしまった。 「……。」 視界の隅に、小さな蛾が二匹飛んできた。 顔を向ける。 (+7) 2021/09/21(Tue) 11:11:42 |
迷彩 リョウは、カメラの電源を入れた。 (c1) 2021/09/21(Tue) 11:12:11 |
迷彩 リョウは、蛾の交尾を撮影し始めた。 (c2) 2021/09/21(Tue) 11:12:23 |
迷彩 リョウは、駆けつけた色んな大人に怒られた。 (c3) 2021/09/21(Tue) 11:12:37 |
迷彩 リョウは、叫んだ。「うるせーんだよハゲ!」 (c4) 2021/09/21(Tue) 11:12:56 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+7 こちらを見下ろす大人達を睨む。 企画中で無ければ、ここから長い説教が始まっただろう。 結局画面の外へ向かった大人達を一瞥すると、 グラウンドに寝転がり、電源を切ったカメラを胸元に置いた。 顔を横に向ける。 視線の先では、相変わらず蛾が交尾に勤しんでいた。 少年の収容当時を知る者ならば、懐かしさを覚えるかもしれない。 ここに来たばかりの頃は集団行動が碌にできず、 周囲に暴言を吐き、物に人に当たり散らしていた。 尤もそれは、非行少年として何も珍しくない。 後に改心し素行を改めるのも、よくあることだ。 (+8) 2021/09/21(Tue) 11:13:38 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………………。 ……………………、……………… ……………、…………………………、………そうか……っ」 あからさまに動揺した。 貴方を撫でる手にも力が入る。グッ。 「 きっ、 貴戸の所に行くのか……?」 (-46) 2021/09/21(Tue) 11:13:48 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「え?うーん、どうしよっかなあって。 別に誰でも良……、どしたの」 自身の頭に力が込められたことに気付いたようだ。 「だめ?」 その口調にからかうような素振りは無い。 ただ純粋な疑問を口にしただけだ。 (-47) 2021/09/21(Tue) 11:17:24 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………………いや…… 貴戸が良いなら良いんじゃないか、 俺には関係ない事だしな、 別にルームメイトなだけだし、全然、 そこに俺が干渉するのは良くないし………その……、」 早口で語る。 それから、手に一際力を加えた後、 「…………ちょっと、……やだ」 小さく、 貴方にギリギリ聞こえるくらいの弱々しい声で呟いた。 (-48) 2021/09/21(Tue) 11:21:25 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……?」 微かに聞こえた言葉に首を傾げた。 何故自分と貴戸の性行為を嫌がるのだろう。 情緒に疎い少年には、とんと見当が付かなかった。 「なんで?」 「なんで、ヤなの」 真っ直ぐな朽葉色が貴方の見据えた。 (-49) 2021/09/21(Tue) 11:26:25 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「………………、 ……迷彩……………」 その視線を受けて、貴方を撫でる手が 前後左右にウロウロし始める。 わしわしわしわしと帽子ごと髪を撫で散らかす。 「…………何故だと思う? 人と言う字はな、人と人が支え合って出来ているんだぞ。 だからな、つまり、そう言う事だ。」 どうにか話を逸らせないかと よく分からない事を言い出した。 (-50) 2021/09/21(Tue) 11:31:55 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「意味わかんない」 そんな貴方の努力を一蹴した。 髪がぼさぼさになっても気にしなかった。 「オレ頭悪いから、よくわかんない。 ……ちゃんと言ってよ」 す、と視線に別の感情が混じる。 彼が常日頃大人へ向ける目と同じ。 不信が混じっていた。 このままはぐらかせば、少年は貴方を“大人”と捉えるだろう。 (-51) 2021/09/21(Tue) 11:39:36 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ貴方からの眼差しに う、と息を呑んで 「………… …………… ………………」 貴方の両肩に手を置く。 深呼吸。 両目が泳ぐ。 深呼吸。 それでも、貴方を見つめ返す。 「俺が……俺は………、 きっ、貴戸の事が……… 好きだから 、です………」 (-52) 2021/09/21(Tue) 11:45:55 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……好きだと、誰かとセックスしてほしくないの?」 少年が好いている人間は自身の母親だけだ。 その母親は、少年が物心付いた頃から娼婦として生活していた。 家族愛と恋愛の違いを知らないが故に、さらに疑問を持った。 「オレ、母さんのこと好きだよ。 でも母さんが誰かとセックスするの、ヤダって思わない」 「ねえ、なんで?」 (-53) 2021/09/21(Tue) 11:54:27 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ一瞬びく、と身構えたが 続く言葉に首を振る。 貴方の事を知るたびに、それが悲しいと思ってしまう。 もう一度、深呼吸。 「……迷彩、今のは、俺の言い方が悪かった。 好きにも……色々あるんだ。 俺もお前に語れる程、経験は無いんだが……。」 肩に置いた手から力が抜けて すっと真っ直ぐに貴方を見据えた。 「家族を愛する『好き』と 恋人を愛する『好き』では 意味も、感情も変わってくる。 …………………俺のは、後者、で…… 自分だけのものにしたいとか……まあそう言う……うん…… ……なあ、迷彩。 やっぱり勝負は続けないか。 勝っても負けても罰ゲームはなし。 俺はお前のことをもっと知りたいし、 お前に知って欲しいとも思うよ。」 (-56) 2021/09/21(Tue) 12:14:18 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……」 「……ふうん。 じゃ、コジコジはやめる」 やはり、興味の無さそうな生返事。 しかし先ほどよりは、何かを考えたような間があった。 顔色からして、理解はしていないだろう。 ただ、知識は得た。 「勝負……? 別にもうほしいもの無いし、する意味ないんじゃないの。 ……まあ、ツッキーがやりたいなら付き合うけど」 貴方との勝負、いや、遊びは楽しかった。 同年代と遊ぶ機会が無かったからこそ、全てが新鮮に映った。 あれが良い時間であることは、知っている。 (-57) 2021/09/21(Tue) 12:33:42 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「………う、 いや、貴戸が望むなら、俺は……、 ……俺には止める権利は無いよ。 聞いてみると良いんじゃないか……?」 好ましくはないが、 別に恋仲でもないのだ。覚悟はある。 駄々を捏ねるような歳でもない。 ただほんのちょっと、ヤなだけ。 「うん、 遊び 俺がお前と勝負したいよ。 迷彩、受けてくれるか?」 自分が貴方を変えられるとは思えない。 けれど、自分が変わることは出来る。 貴方を知りたい、関わっていたい、 願わくば、貴方の人生に彩りを。 そんな思いだけは、確かにあった。 (-58) 2021/09/21(Tue) 12:42:50 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 戸惑う少年を見て、くつりと喉を鳴らす。 そうか、そうだな。己が多少、過敏になっていると窺い知った。 ある知識、ない記憶。 選り分けて過ごす日々は、思うよりずっと、疑心暗鬼を育んでいる。 「そうだな。普通の人間は、一つの身体で生きていく」 白い頭に触れる。指を差し込み、髪を梳き、撫でつける。表情はもう常の仏頂面へと戻っていた。 けれどその手つきが語っている。皮肉めいた眼差し、それすらも面白がっているようだった。 男が笑うのは、それなりに、珍しいことだった。 「リョウ。お前、普通ではないんだな。 いつからだ? どうやって着替えるんだ」 (-59) 2021/09/21(Tue) 12:48:56 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「ん〜? 絶対コジコジがいいってわけじゃないから、別に」 数刻ぶりに、少年は笑った。 「いいよ。今度は負けないからね」 カメラを入れた鞄を持ち直す。 挑戦的な視線を向ければ、僅かに軽くなった足取りで歩き出す。 少年は与えられたものを全て受け取ってきた。 これは、それの延長線上に過ぎない。 けれど。 拒むよりは、ずっといい。 (-60) 2021/09/21(Tue) 12:56:58 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「 そっ、 そうか…………。」それ以上は何も 言葉に出来なかった。 ありがとう、とも、ごめん、とも、違う気がして。 「よし、じゃあ、まあ、 一先ず、こっちをどうにかするか………。 拒めるものでも無いしな。」 やっと笑った貴方に、安堵。 それから己のカメラを一瞥。 勝負も大切だが、まずは課題をこなさなければいけない。 貴方によって齎されたペナルティを 特に後悔する様子はない。 そうして揃って、歩き出す。 「月並みの言葉だが、 頑張ろうな、……リョウ。」 (-61) 2021/09/21(Tue) 13:05:48 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人先ほどとは少し違った、珍しいものを見る顔がそこにある。 貴方のそんな表情を見るのは、初めてのような気がする。 それが示す意味までは考えが至らないが、嫌悪されてはいないのだろうと考えた。 髪を梳かれながらも、素直に応じていく。 大人達が秘めたかった事実。 それは子供にとって大人の都合であり、彼にとって何の価値も持たない。 「生まれた時から、らしいよ。 着替え方は……よくわかんない。 母さんが用意してくれた身体に入るだけだったから。 昔は皮膚貼ったり、手術してたけど」 曰く。 内臓だけで生まれたこと。 本来、彼は骨や皮膚を持たないこと。 この身体は、定期的に窮屈になること。 つまり、成長に合わせて骨などを移植してきたこと。 莫大な費用がかかることは明白だ。 彼の母親が身体を売っていた理由は自ずとわかるだろう。 ……彼が 幼い頃までは 、その費用をなんとか捻出していたことも。……資金繰りに悩んだ結果、殺人による調達を始めたことも。 (-62) 2021/09/21(Tue) 13:14:22 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……?うん、がんばろ」 ようやく呼ばれた名前に目を丸くさせて。 嬉しそうに目を細めた。 貴方の一歩先を進み、気付いたように振り返る。 「つーかさ、どうにかするって……ツッキーはひとつしかなくない? コジコジが誰かとヤるの、嫌なんでしょ。 企画にだいぶ積極的みたいだし、もしかしたら誰かヤる相手探してる最中かもしれないじゃん」 そう言って、貴方達の部屋がある方角を指差した。 (-63) 2021/09/21(Tue) 13:51:58 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「……………、」 別に、相手がそれを望んでいるならば 自分の意思で阻害したくはないのだけれど。 正直な話、関係の変化が怖いだけ。 「……言うだけ、なら、 言ってみる。……ありがとう。」 そう答えて、 最後にまた貴方の頭を撫でて、 貴方と別の方向に進むのだった。 (-65) 2021/09/21(Tue) 14:20:50 |
闇谷 暁は、自室のドアを、バァン!!!!!!!!!!!!!!! (c5) 2021/09/21(Tue) 14:21:45 |
迷彩 リョウは、ドア開ける音うるさいなぁと思った。 (c6) 2021/09/21(Tue) 14:23:57 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「おい!!貴戸は居るか!!!!!!」 ルームメイトがバージョンアップされ、 更に煩くなって帰ってきた。 両手でカメラやケーキを持っているので 足で蹴破ったらしい。 読書をしている貴方の姿を認めれば、 そっと机にそれらを置いた。 「……………今、時間、ありますか……?」 (-66) 2021/09/21(Tue) 14:26:48 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁平時であれば、そう返していたことだろう。己の行動を厳しく躾ける者はもう誰もいないのを良いことに、好きに振る舞う事ができるからだ。 「……ああ。暁。おかえり」 それなのに、今は極めて静かにそう返した。 両手に抱えているものを見やる。 ケーキ。ああ、それなら珈琲を淹れようか。 カメラ。ああ、ああ……。…………。 貴方は誰と撮るのだろう。 「時間ならある。なんだ」 本を置いて隅に追いやった。栞は使わない。初めからまともに読んでいないのだから。 (-68) 2021/09/21(Tue) 14:48:55 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「たっ……ただいま……。」 部屋の中は、嫌なくらいに静かだ。 いつも通りに叫び返してくれたら良かったのに そうではない空気が、更に己を緊張させた。 ぱたん、と本を閉じる音が、やけに室内に響いた気がした。 「……その、 お前と話がしたいし、 言いたい事もある……んだけど、…… 先に心の準備をさせて欲しい……………。」 どうぞ、食べながら、と ホールの半分あるチョコケーキを寄せて フォークも差し出した。 貴方の正面、腰を下ろす。 足を整えて正座をする。 す、と長めに息を吸って、吐く。 「………お前、 報酬、何が欲しいの。」 貴方がこの企画にやる気だと耳にした。 まずはその理由を知りたい、と思った。 (-69) 2021/09/21(Tue) 15:01:02 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁ケーキを勧められると、少し待っていてほしいとの旨を告げて席をたった。ほどなくして二人分の珈琲を淹れた二つのカップを手に戻ってくるだろう。 「いただきます」 さくりとフォークを沈ませる。 食べやすい大きさに切り分けて、貴方が作ってくれたケーキを口に運んだ。予想していた通り、いやそれ以上だ。 少しだけ和らいだ声で「美味しい」と紡いだ。 珈琲を一口啜り、真正面から貴方と向き合う。 少年はいやに平然としていた。肝が据わっているのか、或いは"取り繕うのに慣れているのか"。いずれにせよ、今の貴戸の心情を知る由はないだろう。 報酬の内容。 己が己のために貫かなければならない部分。 「その話か。決まっている」 ▽ (-70) 2021/09/21(Tue) 15:54:08 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……、」 口を開く。瞬きするよりも短い刹那の空白が生まれた。 おかしい。どうして言葉がつっかえてしまう? 「俺の収容期間を伸ばすこと。 出来るだけ長く。可能な限りずっと。 俺はこの罪を生涯かけて償わなければならないからな」 胸が己の言葉によって締め上げられる。それは何故? おかしい。おかしい。おかしい。 ああ、でも大丈夫。取り繕うのは平気だ。 だってそのように振る舞えと躾けられてきたから。 俺は、平気だ。 ああ、苦しい。 (-71) 2021/09/21(Tue) 15:54:48 |
【念】 4432 貴戸 高志【回想】 最初はただの好奇心と、かすかに芽生えた欲求からだった。 迷彩、鏡沼。彼らは相手を愛称で呼びたがる。特別な名前を付けたがる。 その気持ちがあまり理解できなかったけれど、だからこそ興味があった。 だから、いつからか闇谷を暁と呼ぶことにした。最初はただの好奇心と、かすかに芽生えた欲求からだった。 暁は良いルームメイトだ。 まっとうな価値観を持っていて、真っ直ぐで。共に過ごす時間がたまらなく穏やかで、温かくて。 彼と過ごす時間は俺にとって一番落ち着くものになっていた。 外であれだけ苦痛に感じていた眠る時間も、その上隣に人がいても、もう何も感じない。 人の視線が心地よいと感じる日が来るなんて思ってもみなかった。 暁。 たった一人、そう呼ぶことで俺がどれだけお前に心を許しているか、分かってくれるだろうか。 (!6) 2021/09/21(Tue) 16:13:39 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方が飲み物を用意して ケーキを口にして、それから語り出す。 その間、ずっと姿勢を崩す事なく貴方だけを見ていた。 「そ、じゃあ、 俺もそうする。」 そうして、容易く言葉が返された。 貴方の葛藤を、貴方の心情を知らぬまま 此方も語らぬまま、さらりと。 「建物爆破とか、復讐とか、自死とか 何かとんでもない事考えてたら どうしよって思ってたけど、それなら良いんじゃない。 お前がそうしたいんだろ。」 はー、とあからさまに息を吐く。安堵。 貴方は時々頑なで頑固な一面を持つので、 自分が寄り添えそうならば、それで良かった。 グラスを手に取り、珈琲を飲み下す。 ……… … → (-72) 2021/09/21(Tue) 16:33:28 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志またグラスを取る。 飲み干す。音を立てて机上に置いた。 「言うつもり、無かったんだけど まあ……心境の変化、とか。」 弟分を放っておけない一心で駆け出して、 そんな弟分に背中を押されて、 貴方との関係の変化に怯えるのが、馬鹿らしくなった。 「別にお前に何かして欲しい訳じゃないし、 返事はいらない。 俺の 片想い を知って欲しかった……だけ。ただ、隣に居るのを…… 着いていきたい思いを、許して欲しい。」 ここまで言って、やっと息を吸う。 今の自分はきっと、必死に縋るような表情をしているのだろう。 わがままでも、かっこ悪くても構わない、 この気持ちだけ、伝えられたらそれで良い。 でも、ああ、もう一つだけ欲張るなら──── → (-74) 2021/09/21(Tue) 16:39:06 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志正座を崩し、貴方に近寄る。 手を伸ばし、頬に触れる。 もっと感情を、貴方を、 取り繕わずに見せて欲しい。 「……嫌だったら、嫌って言え。」 このまま拒絶されなければ 貴方の唇に、唇を触れさせるだろう。 (-75) 2021/09/21(Tue) 16:40:36 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4432 貴戸 高志「 は? 見ててもそこ聞くなよばかやろう秒速で怒ってきた。 「あれ絶対昼食べてんになんか入ってたよ食べ終わってすぐだったしさあ本当信じらんない。あの最初のからは当たってないけどさぁ……あのね今とか薬はいってもきもちくならんのはマジの話なんけど、ええ……や、ちがうくて。薬で欲情するにはするからと人いなくて一人でならイくのってできるからとで、……」 余計な事を喋った気がする。見られているのは嫌だがこの際構わないとは思ったが、見た上で持つだろう疑問については全く気が回っていなかった。 いや疑問に持っても聞くなよ(全ギレ) 。「ほら出る前の質問ひとつだけなんだろもういいよな??」 だるそうに腕を持ち上げて、それでもしっかりと出入り口を指差した。帰ればか。 (-76) 2021/09/21(Tue) 16:42:52 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗『おおきに。 んー、医務室とかこの際誰も使っていなさそう…… みんな怪我とかないし。普通に空き部屋でもいいよ。』 それじゃあよろしく、と付け加えて。この日の彼は数日前に見かけられたような、談話室⇄食堂でぐったり虚無虚無プリンだった。 /* @ありがとう。kiss...... (-77) 2021/09/21(Tue) 17:04:34 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「ああ、素崎さん」 翌日朝。食堂を出たあたりで声が掛かる。普川は昼食夕食は時間をずらす場合があるが、朝食時には概ね決まった時間に顔を出している(そして水筒にコーヒーを入れている)。きっと思い思いに食事をとった、その後だった。 「…今、いい……? えー…… あの、ほら。あれ 」鞄を胸にぎゅっと抱いて、落ち着かない様子で視線を泳がせている。 (-78) 2021/09/21(Tue) 17:05:16 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁"俺は、お前が、好きだ。" たったそれだけの短い言葉。 貴戸高志の世界を作る全てが停止する。 思考が、呼吸が、動作が、何もかもが止まって。 あらゆるものが使い物にならなくなる。 ゆっくりと咀嚼して、次の言葉を拾い上げて──唇が戦慄いた。 俺もそうする? 隣にいる? それはつまり、俺の都合のいい自由に付き合わせるということ? 本来なら本当の自由を謳歌できる筈のお前が、俺のせいで? 嬉しくて、悲しくて、嬉しくて、苦しくて。 視界が歪みそうになる。唇は未だはくはくと薄く開閉したまま。 指先一つも動かせないまま、うまく焦点の合わない視界がどんどん貴方で満たされていくのをただ受け止める。ああ、近づいてきた。 ▽ (-79) 2021/09/21(Tue) 17:13:19 |
9949 普川 尚久(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/21(Tue) 17:13:28 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁唇が重なる。 性に溺れるための戯れの一環などではなく、純然たる恋心によって齎されたささやかな重なり。 それを拒まなかった時点で、それを欲しがった時点で、 ああ、俺は、俺は。 お前のことが。 ▽ (-80) 2021/09/21(Tue) 17:13:53 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……、め、……だ」 柔らかな感触を受け止めた直後、少年の両腕が貴方へ伸ばされる。 避けないならば掻き抱いて、逃がさないようにきつく、きつく。 「だめだ、だめだ、だめだ」 声が震える。喉が引き攣るのを感じながら、舌をもつれさせながら必死に感情を吐き出していく。 「……っ駄目だ。 お前は、罪を犯していないだろう?冤罪なんだろう? 俺なんかに付き合ってはいけない。俺のような身勝手な人間の傍にいてはいけない。 お前は本当の自由の中で幸せになるべきなんだ。 お前はもっと好きなように生きるべきなんだ。 だから……だから、いけない、いけないんだよ、暁」 必死に首を振る。それなのに、両手は貴方に縋り付くように掴んだままで。 誰よりも大切な貴方に日の当たる場所で幸せになって欲しい。 でも、自分と共にこれからも過ごして欲しい。 もう何もかもがめちゃくちゃだった。 こんなの、初めてだ。 ▽ (-81) 2021/09/21(Tue) 17:14:54 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁だめだ。いけない。 ただそれだけを繰り返す。 貴方を拒む「嫌」は、ただの一度も出てきていない。 (-82) 2021/09/21(Tue) 17:15:14 |
【置】 4432 貴戸 高志欲しいものはただ一つだけ。 "俺にとっての自由"。 それだけ手に入れられたのなら、もう何も要らない。 きちんと呼吸できる時間が欲しかった。頭と体を休められる場所が欲しかった。自分が自分でいられる場所が欲しかった。 それだけあれば、良かった筈なのに。 求めてはいけないんだ。 自分から罪を利用した俺と違って、お前は本当に良い奴だから。 お前の幸せを願うなら、俺はお前を求めてはいけないんだ。 ああ、俺の本当の罪はこれだ。 他人の罪を利用した俺の罪はこれだったんだ。 だから全身がちぎられるようなこの痛みは俺への罰なんだ。 ああ、だから、だから──。 (L0) 2021/09/21(Tue) 17:16:05 公開: 2021/09/21(Tue) 17:30:00 |
【置】 4432 貴戸 高志暁。 俺はお前を好きになってはいけないんだ。 俺はお前のことが、好きなんだ (L1) 2021/09/21(Tue) 17:17:11 公開: 2021/09/21(Tue) 17:30:00 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「…………う、うん……」 最悪、1発2発殴られる事は覚悟して 上手いこと言って逃げ出そうかな …とか思いながら、目を逸らすように俯く 伸びる手の存在には全く気付いていない (-83) 2021/09/21(Tue) 17:23:25 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「そぉ…。分かったわ。」 瞬間、見えざる手が握った拳を 勢いよく有楽の後頭部を殴打した。 力は(58)1d100+50くらいだ。 (-84) 2021/09/21(Tue) 17:28:36 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘ゴッ!! 「――ッ、い゛、ァ………!゛ッ……、……!」 鈍い音が頭に響く。 衝撃に視界は揺れ、ボヤけ、正常な情報を取り入れてくれない 頭に反響する痛みを和らげるように 床に伏し、うずくまり、身を丸める 痛いのは嫌だ。やめて、 声にならないが、実体に襲われれば 必死に79の力で抵抗するだろう。 (-85) 2021/09/21(Tue) 17:54:05 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「へへ…澪くん。久しぶりやなあ、澪くん殴るの」 ズボンも吐かずにそのままゆらと立ち上がり、近くに寄る。 にこ、と笑いなが抵抗する有楽の両手を掴み、襲う。 「やっぱ気持ちええわ…。殴るの。 俺はなあ、澪くん。もっと、もっと澪くんと気持ちええことしたいんや。だから俺もやる。ええよな?俺ら1番の友達やもんな?」 ゴッ とまたひとつ鈍い音がした。両手が塞がれていても使えるこの異能は、タイマンおいての優位性に関して高い評価を得ている。 「大丈夫や、俺、いっぱい頑張るからなあ、澪くんのことも気持ちよくしたるからなあ」 有楽はもう一度頭を殴られ意識を失うだろう。 朝倉は服を適当に着ると、上機嫌に鼻歌を歌いながらポップコーンのおかわりと、手錠を探しに部屋を出ていった。 (-86) 2021/09/21(Tue) 18:13:07 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「何を、誰にされた?」 ふらり。そう寄ってきた榊の眼はあなたにはまだ見えていない。 その眼帯の向こうもあなたは見ていない。 病気だとしても、目薬や、何かを処方していることを見たことがない。 その必要が無い、あるいは。どちらにしろ、対処する姿を見せていないのはそうだった。 顔を出されて、釘を刺されて。 なにか自分のなかに湧いた違和感を感じながら言葉を続けた。 「また、言いたくないか。 俺は、知りたい。お前が知りたいし、その不機嫌の理由を教えて欲しい」 (-87) 2021/09/21(Tue) 18:14:25 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘殴られている間、 声も上げられずに 鈍く呻くような 叩いたら音が鳴るだけの玩具のように声を漏らした。 ぶれる視界は世界を歪め、 同室が部屋の外に出ていったことも知らずに意識を手放す。 (-88) 2021/09/21(Tue) 18:20:53 |
有楽 澪は、しばらく表に出ていない (t0) 2021/09/21(Tue) 18:21:18 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ 快楽はないが、行為には慣れたものだ。耐えるような浅い呼吸を繰り返し、時折、意識して接合部を締める。行為以外のことを考えない。 「は、ふ、……っ、」 普川の古傷のほとんどは上半身にある。反射で身を固くしかけたが、あなたに拒絶を示したいわけでもない。 「 ……大丈夫、そのまま。いたくないよ、おいで 」肩の力を抜いて、目の前で鈍く光を反射する金属のずうっと向こう側に焦点をやって。視界と一緒にぼんやりとさせた頭で、言い聞かせるように言ってあげた。 ナカで大きく脈打ったそれに息を詰めて。それから、あなたとは反対にゆっくり息を吐く。あなたが吸い込んだ空気には、彼の鞄の中にあるはずのコーヒーのにおいが、何故だか目立って感じられただろう。 確認の言葉には短く肯定を返して、あとは机にくったりとしたままだった。虚無。 (-89) 2021/09/21(Tue) 18:26:53 |
【独】 5634 有楽 澪出来る限り全員犯して回ろうと思ったら同室に殴られて気絶させられる男がいるってマジ?! でも多分他の人も犯してまわってそうだからいっか!になった(良くはないよ!) (-90) 2021/09/21(Tue) 18:31:45 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪───────── 「っはあ…………、はあッ………」 何時間か経って、有楽は目を覚ますだろう。 目の前には朝倉の顔。口付けをされている。そこから何か液体が入ってくる。 手を動かそうとすれば手錠で動かせないし、足を動かそうとすれば激痛が走る。それ以前に全身が痛い。 下腹部には異物感があるだろう。覚醒したばかりの有楽は直ぐに分からないかもしれないが、気を失っている間に暴行とレイプを繰り返されていたのだ。 (-91) 2021/09/21(Tue) 18:33:19 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘意識が戻り目を覚ます。 自身に起こっている事など知らずに 定まらない焦点の拠り所を探して 滲む視界がゆっくりと鮮明になっていく。 そのまま意識を失っていればどれほどマシだっただろうか。 「…………、、…… …………、ーーッ!!!!」 ――中の異物感に気付いて、全身の血の気が引く。 ▽ (-92) 2021/09/21(Tue) 18:52:15 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「ん゛ぅ、ッ!!?!ん゛、…ん゛ッ!!! ……ーーーッ……!!゛!!!!」 本能のままにバタバタと足を動かそうとすれば 耐えられない程の痛みが全身を伝い、 それに呼応するように全身がどこもかしこも痛んでは見悶える。 それすら痛く、辛い。 口を塞がれていては痛みに声を上げることすら満足に叶わなかった。 「ふっ……ぅ……ン゛……、っん゛……、……」 ぼろぼろと止めどなく涙が溢れる。 口内に入ってくる液体の事など気に留めることなんて出来ずに飲み込んでしまう。 (-93) 2021/09/21(Tue) 18:53:56 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「なん、みんなみんな幼女か何か? 言いたくないよ、言わない。僕のこと知りたいって何? どうでもいいでしょ、どうでもいくない人らが居るのは知ってるけどさぁ。幼稚園のお遊戯会の合奏の途中で楽器が壊れちゃったのと系統は似ているんじゃない? 僕が失敗したわけでないのに、恥ずかしくて情けなくて嫌な気分になるんは僕でしょ。そんな気分になったようなことわざわざ詳らかに話して差し上げる気も起こるわけないだろわからないか榊潤?」 呪詛。近寄られるのは止めはしない。視線は珍しいことにしばらく合わせられていたが、その内ふいと逸らされた。警戒姿勢だけは、あなたが興味をなくすまでずっと取っている。 普川はあなたの眼帯の理由を気にしたことはあったが、自分の中で予想を付けてそれで終わっていた。抉れでもしたのかな。興味がないわけでないので気まぐれに聞くことはあるかもしれないが、少なくとも今はまるで浮かばなかっただろう。 (-94) 2021/09/21(Tue) 18:59:13 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「期待をしているからだが」 「このくそったれな、世界でも幸福があることと絶望があることに期待をしている」 「人が苦しんでいる理由を知ることが好きだ。人が悦んでいる理由を知ることが好きだ」 「それぞれに決まったことも際限も存在しない。それだけを信じているし」 言葉を止めて。 「それしかすることがない、こんな場所では。 余計なことを考えるつもりもない。 悪いことを、していないからな」 ため息をついて続く話を聞いた。そして。眉をひそめる。 (-95) 2021/09/21(Tue) 19:02:17 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「(人は、失いたいわけはないだろう。美しいと思いたくもないだろう。そういってないと保てないのだろう。永遠を求めていないこともないだろう。 それが――唯一だと決めつける道理がお前にも俺にもないだけだ)」 「お前の幸せを試す、……はあ。 眼帯は取ってくれるな。ろくに見えなくて感覚も無い」 お前の舞台に乗ると決めた、そしてこの異常な環境だ。 いいだろう、乗ってやる。だが一つだけ聞こう。わからない、思い出せないことがあった。 「 靖史 」 「誰かを幸せにするのが、お前の"幸せ"か? 自分が幸せになるのが、お前の"幸せ"か? 知らないといけない、"幸せ"は、誰のものなんだ。」 「伝えあわなければ、知らなければ常に変化していく。 永遠なんて"到底"存在しない。 隣で毎日言われない限り、変化しないもの以外では。 他人の幸せは、お前の幸せじゃない。 お前の幸せは、他人の幸せにならない」 その手を取って、引かれて。嘯く。 この先のことは、わからないわけでもない。 正直おっくうで仕方ない。 だが、教えてやらないといけない気がした。 当然のように、お前は、幸せでは無いと、告げた。 (-96) 2021/09/21(Tue) 19:07:46 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「今しか、お前と会話できないからだ。 もうじき話したことは忘れてやるし、次に活かさない」 「気が向かないのなら仕方ないな、この期待は捨て置く。 小さな幸福と、好奇心と、感情はお前に淘汰された。可哀想だな?」 「お前は、それでも。聞かれないと、答えないだろう? 話そうとしないだろう」 「それが、あっていいのか、あってはならないことなのか。 決めるのはお前でも、世界でもない。俺が全てだ? お前の事情も知ったことではない」 「まあ――……今で無くともいいのか。 例の件、明日にでも片付けるぞ。 俺に話したくないといった事実だけ、そう今の俺は覚えておこう。 それほどいやなことがあってさぞかし、楽しかっただろうな」 今の話を聞けるのは今だけだ。 言っても通じないと思って言わないのは俺も同じだ。 (-100) 2021/09/21(Tue) 19:21:33 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志ちゅ、と小さなリップ音。 唇同士が触れ合えば、離す。……… 「───わっ、」 離そうとして、腕が伸びてくる。 貴方を拒む筈もなく、 「ちょっと苦しい」と腕の中で苦笑を漏らすが 離れるつもりも、逃げるつもりもない。 「…………、」 貴方が言葉を吐く。 舌足らずに、懸命に、子供のように。 だめ。いけない。 それもまるで、子供にきつく言い聞かせるみたいな叱り文句だ。 ……腕を、伸ばす。 → (-101) 2021/09/21(Tue) 19:23:29 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「ん、んうぅ……………っ、ん゛、ん、……、」 突然目覚めて暴れようとしたので、頭を無理やり抑えると液体が零れないように深く舌を使って口付ける。 「ぷはあ……、はー、はー、澪くん!目え覚めたあ?あんなあ、今ごっくんしたの、気持ちようなるおくすりやからな。これでもっともっと気持ちようなるからなあ…♡」 愛おしげに腹にできたエグいアザを撫でる。 薬はキッチンにあった即効性の媚薬。薄め方を知らない朝倉は原液を飲ませただろう。口移しで。自らも舌なめずりをしては息を荒らげた。 (-102) 2021/09/21(Tue) 19:23:40 |
闇谷 暁は、貴戸 高志を抱きしめた。 (c7) 2021/09/21(Tue) 19:24:01 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「何がダメなんだよ」 お前はダメじゃないよ。 「誰の許可が必要で、誰に叱られて、 どうしたらWいけないWじゃなくなるんだよ。」 お前は何もいけなくないよ。 「 俺の幸せをお前が決めるな。 」お前の側に居られたら幸せだよ。 「俺は好きにしてるし、好きに生きる。」 お前が好きだよ。 「俺の好きな奴のこと、WなんかWって言うな。」 辛いね。頑張ったね。 → (-103) 2021/09/21(Tue) 19:25:16 |
闇谷 暁は、貴戸 高志の頭を撫でた。 (c8) 2021/09/21(Tue) 19:25:39 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「俺はさっきから、嫌かどうかって、 お前の気持ちを聞いてんだけど?」 笑って、泣いて、良いんだよ。 (-104) 2021/09/21(Tue) 19:27:02 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「家族……」 確かに動物のペットは家族同然となるケースは多い。 それくらい愛着があるということなんだろう、と納得することにした。 「じゃあ、ペットは何人でも居ていいと思うのか? ペットと別に恋人を作ったりも、できる?」 IQの高さゆえか。 疑問を追求せずには居られない性格らしい。 (-105) 2021/09/21(Tue) 19:48:12 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「ん”……っ」 ――朝。 軽めにとった朝食後、食堂を出れば声をかけられて振り向いた。 落ち着かずに鞄をぎゅっと抱いているあなたの姿を見て、普段とのギャップに一瞬吹きそうになり。 こほん、と咳払いを一つしてこくりと頷いた。 「時間は空けてある。…………大丈夫だ」 こころなしか、頬が熱いのは考えないことにして。 (-106) 2021/09/21(Tue) 19:53:07 |
【妖】 9949 普川 尚久>>$2 下腹部を撫でられた少しの刺激で過剰に跳ね、床に転げ落ちた。湿った布が吐精を示している。必死な様子でずりずりと床に頭を押し付けて、なんとか目隠しを外せば、勃ち上がりかけていた彼のモノは途端に萎えた。 ほどなくしてレザー製の簡単には外せない目隠しをされ、ベッドに戻される。スラックスと下着をずり下ろす刺激にもまた達していた。 あとはされるがままヨがってヨがって。何度イかされていたかもわからない。 反抗心からだろうか、床にぐったりとしながらも鞄で顔を隠し── あの時の様子と合わせれば、答えを出すのはそう難しくない。視界がない時、普川は快楽を感じる。 ($7) 2021/09/21(Tue) 19:53:08 |
【妖】 9949 普川 尚久/* >>$7 感覚操作を喰らってなおのことお雑魚をプレイしていました。現場からは以上です。たすけてくれ。たすからないよ。おしまいです。どうして。 ($8) 2021/09/21(Tue) 19:53:34 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久そろりと後孔から陰茎を抜く。 中身が溢れないように避妊具を外し、口を縛って机に放った。 鼻腔の中に、まだ珈琲の香りが残っている。 すん、と一度吸えば、もう感じるのは慣れた精の臭いだけだ。 「……えっと、大丈夫?部屋まで運ぶ?」 自分も机に上体を乗せ、貴方の横顔を覗こうとした。スチールにこつんと頭がぶつかった。 労る気持ちはあるらしい。 「あ、コーヒーとか淹れてこようか。 なおひーいつもコーヒー飲んでるもんね」 少年に料理の経験が皆無であることは明白だ。予想もつくだろう。 しかしそう言ってから、ふと思い至る。 貴方が実際に水筒のコーヒーを飲んでいる姿を、果たして自分見たことがあっただろうか。 ……いや。ただ、忘れているだけかもしれない。 (-107) 2021/09/21(Tue) 20:29:00 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「はあ? 勝手に楽しかったことにするなよ。 僕は、全然…………いや文脈がおかしいな、何……? 僕にとっていやなことは楽しいことと違うよ、とりあえず」 楽しくはないけど──続けて浮かべた思考は形にする前に掻き消した。 疲れたな。疲れた。 「はぁ…………素直に面倒臭い思考してるな榊さん…… ……そんなことが幸福なわけ? 可哀想なのはそうだな、 小さな失望が沢山積み重なってそ。可哀想に」 嫌味ったらしく、鼻で笑ってやった。瞳に浮かぶ感情は随分と投げやりな、諦念と虚無だった。 「 ──僕も榊さんの事情なんて知らないさ。僕も僕が全部だ 」力を込めて、はっきりと言う。上にやった視線は、天井よりも、もっとずっと遠くを見ているようだった。 「 ……明日は僕がたるい。明後日の晩とか夜中とか、 それくらいにして。何かあってもそこより後ろにしないから 」 (-109) 2021/09/21(Tue) 20:45:33 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗 企画以前に人前で見られていた普川の態度に近い。不遜な態度が目立つようになって慣れた頃だ。いくらかおかしく思えるのも道理と言えば道理だっただろう。 「そぉ……それで、えー…… 結局どこでしよ、 っか…? …任せる」……別にこうして恥じらったようにせずとも言えるはずのだが。普川自身もどうして自然とこんな態度になっているのか、よく分からなかった。なんでだ……? いいけど。 (-110) 2021/09/21(Tue) 21:06:27 |
【独】 9949 普川 尚久態度の理由何? いじめられっ子のポーズ、ポーズだけのつもりだったのが染みついちゃって素の反応の一部になっているのわよ。だから企画が始まって、そのポーズをやめてもたまにきょどっている。 コーヒーも別に好きとまではいわないくらいだったけど、べたつかなくて香りが印象的な飲料で紅茶よりは好み程度で持ち始めて、今では結構好きな方。慣れた味だからインスタントの方が好き。 企画が始まって、ドリップも豆挽いたのもやったと思うけど、インスタントの方が好きだなってなっていたシーンあると思います。 木霊窓でやっておけばよかったな。いやこのあとにやってもいいのか。なんとなく普川くん、色んな事に思い至るのが遅くても不自然ではない。 (-112) 2021/09/21(Tue) 21:16:44 |
【独】 9949 普川 尚久そういえば人前で水筒の中身を飲まないのはどうして? そもそも目的(コーヒー=自分の印象を持たせて、違反行為の犯人であることの後押しをさせる)からして、いつでも中身がある状態であるべきだから、まず中身を消費する理由の方がない。 人前で飲まないのは、影くんとやりとりをするのに意識をやるのが見える方だと思っているから。うっかり喋るのとかはしないけど、何かあるのが見えるかもしれないっていうのの警戒。 (-114) 2021/09/21(Tue) 21:29:59 |
3839 南波 靖史(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/21(Tue) 21:30:09 |
【独】 9949 普川 尚久リョウちゃん秘話でコーヒー香らせたのは? 上半身触られてた時に、落ち着かないから影くんに出てもらった。シャツの下の影なう。 異能が使えない今、意思疎通が近い距離でないと出来ないから、水筒(の入った鞄)は近くに置いてる。南波くんの時もな〜〜〜鞄手に取れたらよかったんだけど、取れなかったからな〜〜〜〜〜(PLの悪意) 影くんの方が意識を向けてくれているから、落ち着けばベッドの下に水筒があるのはわかったりするわ。落ち着けばね😉 (-115) 2021/09/21(Tue) 21:39:46 |
8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/21(Tue) 21:56:09 |
4274 素崎 真斗(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/21(Tue) 22:01:36 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁抱きしめられる。頭を撫でられる。 何もかもが許されたような気がした。 胸が一度、きゅうと苦しくなるように締め付けられて。けれど、それが過ぎ去ってから陽だまりにも似た柔らかな温もりが内側を満たしていく。 きちんと呼吸できる時間が欲しかった。 頭と体を休められる場所が欲しかった。 自分が自分でいられる場所が欲しかった。 欲しいものはただ一つだけ。 "俺にとっての自由"。 ああ、それはきっと── ──お前の隣だったんだ。 ▽ (-116) 2021/09/21(Tue) 22:02:43 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「俺といたら不自由になるからダメだと思った」 だから離れるべきだと思ったんだ。 「俺とお前は同じ冤罪だけど、 決して同じではないから、いてはいけないと」 俺とお前を一緒にしてはいけないと思った。 「お前はきちんと幸せを見つけられるのか? こんな狭い箱庭で?」 俺はお前を縛りたくなかったんだ。 「こんな、場所で……好きに……」 好きにいられる?本当に? 「……暁、俺は、俺はっ……!」 俺の意思で、俺の道を選んでもいい? ▽ (-117) 2021/09/21(Tue) 22:03:20 |
貴戸 高志は、静かに頬を濡らした。 (a3) 2021/09/21(Tue) 22:04:31 |
貴戸 高志は、微笑んだ。 (a4) 2021/09/21(Tue) 22:04:42 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「 医務室 ……行ってみようか」どうせなら普通の部屋と違う方が気分も変わるかもしれないし、と提案。 誰か来るかもしれないという考えはどこかに消えているのだろう。 ……思い出すかもしれないけど。 (-118) 2021/09/21(Tue) 22:04:59 |
貴戸 高志は、自分の意思を伝える。もう取り繕う必要はなくなった。 (a5) 2021/09/21(Tue) 22:05:33 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「んー……? ……へいき。運ぶのは…要らないや、動けはする」 覗かれて少しの間は虚無のままで。言葉を返してからようやくあなたを見た。その瞳も、まだぼんやりとしていた。 「コーヒーはー……んー、そう、そうな、飲みたいかも」 確認するように、ぽつぽつ呟く。彼が人前で水筒の中身を飲んだことはない。水筒にコーヒーが入っているという話は聞くのだが。好きか嫌いかで言えば好きなことには違いない。今必要な話はその程度だろう。 「あったかいのがほしい、な……? 服着たらキッチンの方行こうよ。運ぶのにも、冷めるし」 抱きしめていた鞄から、タオルと水の入ったペットボトルとを取り出して、濡れタオルを作る。もう一枚タオルを出して、水と一緒に机に置いた。 「使いたかったら使ってていいよ」 そうあなたに言って、手を動かす。身体を拭いて服を着る動作はだるそうながらも淡々としていて、『作業』の二字で表すにふさわしかった。 (-120) 2021/09/21(Tue) 22:12:48 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「っふ、う……、゛、はあ、は……、 や…………、……っ、?!」 ズクン 「あえ、…なん……えっ゛……ひっ゛ぅ……、い゛……あっ、あ、うっ、…や、なん、」 痛い、痛いのに 熱い、熱くて、奥が は、は、と次第に息が上がる。 何を飲ませられたかも分からない、全てが言葉にならず理解できないまま目を白黒させて自身と繋がる男を見る。 頭がごちゃごちゃで何もかもが繋がらないまま、拒絶するように首を横に振ることしか出来なかった。 だって、己が強い熱を求めているなんて、有り得ないから。 (-122) 2021/09/21(Tue) 22:24:15 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗 普川としては、鍵はかかるはずだし構わないだろうという程度の軽いノリでの提案だった。人が来たら来たで、観客側の受けはきっと悪くはない。 なんとなく続いた気まずい気分のまま頷いて、医務室に向けて歩き出す。普川は立ち姿や座り姿はそうでもないが、歩く時は姿勢が良い。迷いなく足を向けていた。 * * * 「……」 清潔感のあるその場所は、普段の医務室と違い、学校の保健室や病院の診察室に近い配置になっていた。白衣や聴診器、実験用のプラスチック注射器なんかの、それらしい物も分かりやすい位置にある。 多分ありそうな物は大体用意されているだろう。勿論えっちな道具もある。 「……こうなるともう、なん……探せば空き部屋の方も、 何某か特殊なセット用意されてておかしくなさそぉ……」 素直に引いている。運営の情熱はどこから来ているのだろう。 (-123) 2021/09/21(Tue) 22:58:07 |
【人】 9949 普川 尚久 これはハメ撮り投票公開の次の日以降のふわふわとした時間軸。イタリアンfoodと焼売foodを器に取り分けて、他に何を合わせようかと考えている普川がいる。 (6) 2021/09/21(Tue) 23:04:31 |
【独】 9949 普川 尚久イタリアンとは、新潟県の下越地方・中越地方(新潟市から長岡市にかけての地域)で提供されている麺料理。名前から想像されるスパゲティの類や、具にもやしやキャベツを用いた焼きそば・焼きうどんの類ではなく「洋風ソースかけ焼きそば」と表現すべきものである。 原材料は焼きそば同様に蒸した中華麺で、太めの中華麺とキャベツやもやし等を多めの食用油で炒め、ソースなどで味付けが施される。このソース焼きそばに様々な具材が入ったトマトソースを上掛けしたものがイタリアンである。 (Wikipediaより) (-126) 2021/09/21(Tue) 23:10:26 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志どれだけ硬い仮面を被らされていたんだろう。 どれだけ否定され続けていたんだろう。 Wこんな場所Wに逃げ込みたくなる程に? 「お前と居て、助かる事の方が多いよ。 不自由な事は全く無い。よく気が付くしな。」 そういうところも引っくるめて好きだ。 「別にこんなとこで、今更経歴なんて気にするかよ。」 法は決して誰にでも平等ではない。 「ありきたりな事言うけど、 何処でも、お前が居たら幸せだと思う。」 まっすぐな、本心。 「……返事、いらないって言ったのに。」 穏やかな、苦笑。 → (-127) 2021/09/21(Tue) 23:13:59 |
闇谷 暁は、貴戸 高志の頭を撫でる。 (c9) 2021/09/21(Tue) 23:14:23 |
【人】 9949 普川 尚久>>6 新潟県のご当地グルメである洋風ソースかけ焼きそば・イタリアン。このイタリアンのソースはエビチリだった。 今の普川は中華の気分だったらしい。かきたまの入った中華スープ、水餃子、青椒肉絲、デザートに杏仁豆腐を揃えて、食堂で美味しくいただいた。 (7) 2021/09/21(Tue) 23:18:20 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志いつからかは定かじゃない。 気付いた時にはもう好きになっていた。 時々すっと何もかもの感情を隠すものだから 自分の手で取っ払ってやりたいと思うようになった。 貴方の笑顔が見えたのだから、 こんな素っ頓狂な企画にも、少しだけ感謝してしまう。 「 あ"〜〜〜めちゃくちゃ緊張した! 嫌って言われたら何処に行こうか考えてた…………。」 部屋は出て、報酬とやらで部屋替えをして貰って。 そんな後ろ向きな考えは、勿論あった。 「……お前に、同じ意味で好かれてると思わなかった。 女の人が好きなんだと思ってたし、 前にルームメイトとして好きって言っただろ。 アレ結構傷付いたからな。」 紫色の髪をさらりと指に通し、撫でる手を下ろす。 今度は背中へ手を向けて、子供をあやすように摩った。 (-129) 2021/09/21(Tue) 23:20:39 |
【独】 9949 普川 尚久描写外での食事チャレンジ。ここまでどんなもの食べてみていたかな普川くん? 焼きそばパンfoodチョココロネfood肉豆腐food焼きそばfoodサラダfood (-130) 2021/09/21(Tue) 23:24:25 |
【独】 9949 普川 尚久合わせて食べられるのが案外多かったし、もうワンセットいってみておこうか。 ゼリーフライfoodぼうしパンfood カースマルツゥ foodサラダfoodバゲットfood (-133) 2021/09/21(Tue) 23:27:04 |
【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「ペットは何匹飼ってもいいけど、どの子かがないがしろになるなら多頭飼いはしない方がいいと思うよ」 犬猫の話をしているなら実にまっとうなペット愛好家だ。 「ん〜恋人って作ったことないしよくわからないんだよね…… 対等な人同士が結婚するためのお試し期間って感じなのかな? 恋人がいてもペット飼ってもいいと思うけど、僕は恋人は特にいらないなぁ」 (-134) 2021/09/21(Tue) 23:29:32 |
【独】 9949 普川 尚久カースマルツゥ。PL当方は平気ですが、人によっては情報を見ることすら気分を悪くするかもしれないような食品だったのだわ。普川は絶対食べなさそう。 舌をひりひりさせ、体の他の部分にも影響を与えるかもしれない、粘着性で刺激性のネトネトした物体(Wikipediaより) (-135) 2021/09/21(Tue) 23:31:18 |
【独】 1117 闇谷 暁俺が見るしか出来ない窓から 火炎放射器ぶっ放してくるの いじめだと思います。ハンタイ ごめんなもちぱい まだ3日目なのにアクセル踏んで。 回想とか窓とか 色々見えるようになったら、 居ても立っても居られなくなってしまった……。 (-139) 2021/09/21(Tue) 23:49:57 |
【独】 1117 闇谷 暁エーン………… 貴戸高志好きや……… ごめんな3日目なのに まだ今後やりたいロールもたくさんあるだろうに すまん ブレーキをかけられなくて すまん…… 好き………………… (-140) 2021/09/21(Tue) 23:52:24 |
【人】 9949 普川 尚久>>+9 鏡沼 「美味しい物見つかったかなぁ…… うわ 」美味い物があったら教え合おうと言った片目隠しのねこみみフード少年のことを思い出していたらなんか来た。違う、トモダチだが単純に考え事をしていた所だったのでびっくりした。 にゅっ…… ってくるんだもん……。「えー……キッチンに行ったらあると思う、な? 取ってくる?」 期待の眼差し…眼差し?、とはかち合わず、視線はキッチンの方へと向けられた。 (8) 2021/09/21(Tue) 23:53:26 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久普段のやる気のなさはどこへやら。 歩いてる姿は育ちのいい男のように見えるから不思議だ。 自分の場合はいかにも優等生かといったような雰囲気を常に出しているので特に変化はない。 「………うわ」 医務室に入ると変な声が思わずついて出た。 仕方ないだろう。 普段ならないような道具が沢山置かれているのが直ぐにわかってしまった。 当然ながらここにもカメラは仕掛けられているだろう。おそらく、3・4台くらい。 「確かに……部屋に合わせて趣が変わってそうだね。 下手したらコスプレ衣装だとかSMセットとかありそう……」 医務室で良かった気がする、本当に。 (-143) 2021/09/22(Wed) 0:01:41 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「……まぁ、それはそう」 愛がもらえなくなったペットの気持ちはわかる気がする。 自分がそうのようなものだ。 それはそれとして、恋人が要らないとは。 愛を語るのであれば、恋人を必要としそうなものなのに。 「…………」 つまりは、やはり夢助の言うペットは恋人と同等、もしくはそれ以上に位置する存在なのではないだろうか。 ただ夢助が与える愛情の形が一般的なものとは形が違うのだ、多分。 そして、この男は俺はペットにはしないと言った。 要するにそういう意味においては俺は対象外なんだろう。 「なるほど。……夢助という人間が少しだけ、理解った気がする」 ここに考察を終えることとしよう。 俺は、この男とは親友のままでいい。 (-145) 2021/09/22(Wed) 0:09:12 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「ええ……いや、ええ……なん、 え? ……白衣くらいならいいけど、さぁ……?」 そろ…と白衣のある辺りを見に行けば、ミニスカのナース服があった。まぁないわけがなかった。 「素崎さんナース服着たいとかある? 僕はないけど」 あなたの趣味嗜好をよく知っているわけでもないので一応聞いてみる。素っ頓狂な答えがあなたから飛んでくることも恐らくないだろう、そう考えて興味なさげに答えを待ちながら、なんとなく自分に合うのよりも大きいサイズの白衣を手に取って着てみた。そでをぶかぶかさせて遊んでいる。 (-146) 2021/09/22(Wed) 0:16:52 |
【人】 9949 普川 尚久>>+10 鏡沼 「いや、闇谷さんと話してて……美味しい物紹介し合おうねって。 ……出てき方は考えてよ鏡沼さん」 呆れ混じりのため息と共に言葉を吐いて、欲しいとの言葉に席を立つ。僕とおんなじくらいだと量多いけど何か減らす?だとか、ついでで欲しい物ある?だとか、そんなことを聞いて、キッチンに行って帰って来た。あなたの要望はおおよそそのまま叶えられただろう。 どうぞ、と置いた後は自分の食事を続けるのに戻っていく。普川はあなたの異能関係なしにパシられ慣れてた。あなたがトモダチでなくても行動は同じだっただろう。 (9) 2021/09/22(Wed) 0:29:13 |
【妖】 9949 普川 尚久 ハメ撮り発表の翌日、食堂を出た所で素崎に声を掛ける。そのまま医務室のひとつへと向かって行った。 清潔感のあるその場所は、普段の医務室と違い、学校の保健室や病院の診察室に近い配置になっていた。白衣や聴診器、実験用のプラスチック注射器なんかの、それらしい物も分かりやすい位置にある。 普川がナース服を見つけ、元の場所に戻した。ぶかぶかの白衣を纏い、袖を遊ばせながら素崎を見ていたりいなかったりする。たのしそうでもなんでもなく、虚無をプレイしていた。 ($9) 2021/09/22(Wed) 1:12:21 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「あ、ヤバい…これ、なんかごっつうフワフワ……すんねんな………。」 同じように息を上げ、有楽のナカのものがドクンドクンと脈打つ。 待ちきれないというように腰を動かし始めた。 「はあっ、はあっ……あー、こーかあ?こうかあ?なー澪くん、俺に気持ちええセックス、教えてくれんのやろお?」 薬の効き始めで上手く動かない体を拙く前後に動かし、散々強姦して緩くなったそこへの抽送を再開する。 (-147) 2021/09/22(Wed) 1:25:55 |
【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「あ、もしかして人でなしだと思われてる?」 くすくすと笑ってシーツの中へともぐりこんだ。 「対等な関係の恋人はいらないけど……友達は大切だってちゃんとわかるよ。 友達なんていえるのは真斗ぐらいのものだけど」 (-148) 2021/09/22(Wed) 1:54:02 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「……あっ゛、こーくっ、ひっ、あっ!!まっ、あっあっ、おかし、やっおか、し、ぃ゛!っ!やら、やっ…〜〜ッッ!!」 制止の言葉ですら喘ぎ声になって吐き出される 腰が揺らされる度に有楽の自身が 液体も吐かずにビクビクと跳ねる。 先程まで激痛しか感じなかったのに どうしようもなく違う熱に全身が侵されていく。 ぼろ、と再び涙がこぼれた。 (-149) 2021/09/22(Wed) 2:38:30 |
【人】 9949 普川 尚久>>+11 何を笑うことあるん鏡沼さん ぶっきらぼうに適当な相槌を返していた。雑談を振ることもなく、杏仁豆腐美味しいをプレイしている頃、あなたから声が掛かった。 「……何? ヤったけど。鏡沼さんは?」 聞き返しはしたが、特別興味があるわけではない。NOと答える人なんてもういない頃だろうと考えている。 (10) 2021/09/22(Wed) 4:46:57 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁好きの一言で心が満たされていくのを感じる。 自覚してから受け取る貴方の言葉の何もかもがたまらなく愛おしいのだ。 「返事、いらないと言われてもな。お前はそれで満足できるのか? 嫌じゃない、隣にいていいと言われても。返事を貰えず片想いを抱えた半端なままでは苦しいだろう」 背中をさする手の感覚を楽しみつつ貴方の好きにさせる。 「嫌だなんて言う筈ないだろう。そうでなければ最初に寝る相手にお前を選んで安心するだなんて言うものか。 それに、男性が好みだとか女性が好みだとかは気にしなくていい。以前話した女性を抱いたことある、なんていう話も嘘だしな。 俺個人として誰かを好きになるなんてここに来てからようやく出来る様になったことだから」 誰と仲良くするかさえも縛られていて、それを是としていたのだから個人の感情なんて持っていても無駄だったのだ。 「…………ただ、そうだな。傷つけてしまったのは悪かった。お前に抱く"好き"が特別な意味を持つことに気付いたのがあまりにも遅かった。 ……今から、これから、お前の傷を癒やし挽回できるように努力しよう。 ………………それじゃあ駄目か?暁」 そろりと両腕を貴方の背に回し、少しだけ力を込めた。先程の感情に任せたものではない、愛おしむような優しい抱擁。 (-150) 2021/09/22(Wed) 4:54:07 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久 「え?それは聞くでしょう盛った奴許せないので叱りにいく為に犯人探しに行くんですから」 ああ〜こいつデリカシーがな〜い! 「ふむ……何を食べたのか情報を詳しく聞きたいところですが。怒らせてしまった(残当)のは忍びないですし俺はこの辺りでお暇させていただきますね。 ありがとうございました普川先輩。ゆっくりお休みください」 全ギレさせた張本人は、けろっとした様子で帰って行ったのだった……。 (-151) 2021/09/22(Wed) 5:03:51 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久なお、その数分後。 「普川先輩大事なことを忘れていました性交渉した後は水分補給しっかりしないと駄目です!!!」 ガラガラガラーーーッ!!!(とびらをあけるおと) 勢いよく後輩が戻ってきた。きりりと冷えた水の入ったボトルを持ってきて、貴方の近くにそっと置く。何か水筒を持ち歩いていた気がするからもしかすると不要かもしれないが、その時はその時だ。 そして今度こそ貴方と別れるのだった。 ガラガラガラーーーッ!!!(とびらをしめるおと) (-152) 2021/09/22(Wed) 5:04:10 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4432 貴戸 高志「動く気になったらもらうからそこ置いといて!!!!」 あなたが出た直後に鍵を閉めたので、あなたがガラガラすることはなかった。ガチャガチャすることにはなったかもしれない。なんだあの貴戸高志って奴……。 (-153) 2021/09/22(Wed) 5:11:58 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久〜あまりにも要らないNGシーンその後〜 *ガチャガチャガチャ バンバンバンバンバン!!* つまりこういうことですか?(?) ガチャガチャに気付いたら「先輩あれだけだるそうだったのに……体無理したら駄目ですよ!(クソデカボイス)」とか言ったんだと思います。なんだあの貴戸高志って奴……。 (-154) 2021/09/22(Wed) 5:16:44 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4432 貴戸 高志 機嫌がある程度直った頃、食事の内容>>1:145と企画側が犯人の可能性もあることの示唆、それからあの後水を飲んだことの報告の淡々とした文章が端末に送られてきた。礼やら何やらに対しては既読無視だった。 (-156) 2021/09/22(Wed) 5:28:47 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久「(ありがとうございますの文字が添えられたマンボウanimalちゃんスタンプ)」 必要以上に絡まれることを好んでいないと判断し、既読無視していいという気遣いからのスタンプでの返信だったとか。 (-157) 2021/09/22(Wed) 5:34:31 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「…………まあ、それはそうだが、 嫌われるのが……怖かった。今の関係が壊れるのが、嫌で、 それなら返事を貰わない方が、苦しくないと……、 ……………………諦めよう、と……。 」貴方の背に回る手が 次第にきゅ、と縋るような手付きに変わっていく。 「 え、あ、 ………」そうして貴方の口から様々な事実が出てくれば あっそうなんだじゃあお前も初めてだったんだ、と情事を思い出し そんな事すら嬉しくて、貴方の肩に顔を埋めた。 「そっか。そっか、……そっか。 駄目じゃないけど、 返事くれたからいいよ。もう癒されたから。 好きだよ、好きだ……高志。ずっと、好きだった。」 これまで言えなかった分の思いが 胸からどんどん溢れ出てくる。 → (-159) 2021/09/22(Wed) 6:15:31 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「まだお前のこと、知らないことばっかだな。 これから知っていけたら良いけど。 じゃあ……まあ、何だ、 えと……… 俺達は、り、両想い、ということで……。」 確かめるように言葉を紡ぐ。 W好きWのその先は、こんな所で主張して何になるのかと、噤む。 「ケーキ……食べるか。 今日も美味く出来てると思う。 ……お前の前で何か食べるの、 まだやめといた方が良いか?」 少しだけ悪戯っぽく問いかけた。 (-160) 2021/09/22(Wed) 6:16:07 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 遊城 憲義>>貴戸秘話 「 え、何……マンボウ……? なんで……?? 」引いてた。端末に入っていたこともだし、使った貴戸のセンスも普川は意味が分からなかった。なんだこのマンボウちゃん……。 (-161) 2021/09/22(Wed) 7:05:57 |
【独】 9949 普川 尚久旧姓は、9949から7013(なおひさ)を引いたら2936だったので、なんかそれっぽくしました。特に意味はありません。 ちなみに7013も素数です。そうなんだぁ(検索時の声) この際だから囚人番号に意味を持たせたくなってきますね。 (-162) 2021/09/22(Wed) 7:10:30 |
【独】 9949 普川 尚久むりくり何ぞかを付けるなら、99/49で分けて、9(ラ行)を9回、4(タ行)を9回でレテ。忘却の川。古代ギリシア語で、「忘却」あるいは「隠匿」。隠匿なら普川くんのあれそれに掛かりそうですね。色んなモノを隠してきました。 (-163) 2021/09/22(Wed) 7:25:58 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久「ん、使う」 濡れタオルで粘着く箇所を拭いていく。粗方拭い取り、乱雑に脱いでいた服を着た。 やはりこちらの動きも淡々としており、『作業』といった表現が相応しい。 汚れたスチール机に置かれた、使用済みの避妊具に手を伸ばし……やめた。 どうせこの行いも見られている。後で大人たちが片付けに来るはずだ。 互いに身なりを整え、荷物を持った頃。 あ、と小さな声を零した。 少し目上にある貴方の頭へ、自らの手をそっと伸ばす。 頭を撫でようとしているのは明らかだろう。 (-164) 2021/09/22(Wed) 9:22:57 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久その頭に軽く手を乗せる。 確か、彼はこう言ったはずだ。 「……おつかれ」 己と対照的な色合いの髪。 ぎこちなく置いた手を僅かに動かし、髪を撫でる。 こうして誰かの頭を撫でるのは初めてだった。 ねだるようにもたげた頭を見れば、成る程と胸中で納得する。 今まで自分を撫でてきた貴方達の気持ちを、ほんの少し理解した。 (-166) 2021/09/22(Wed) 9:58:39 |
迷彩 リョウは、ぎこちない手付きで普川の頭を撫でた。 (c10) 2021/09/22(Wed) 9:59:10 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「ん。おつかれ、リョウちゃん」 少しの間、目をつむってそれを受けていた。 自分にとっては別に要らないが、こうしていれば多分、悪くないように見えるだろう。 きっと、いい事として覚える。 スッ…わしわし、撫で返して。それから一緒に食堂の方へ。コーヒーは上手に淹れられただろうか? あなたが火傷なんかをしない限りは、自由意志に任せていただろう。 (-167) 2021/09/22(Wed) 10:16:42 |
普川 尚久は、リョウちゃんの頭を撫でた。わしわし。 (a6) 2021/09/22(Wed) 10:17:32 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ少し明るさを取り戻したらしい。 少年は湿気ったポップコーンを片手に廊下を歩いていた。 小腹が空いたものの、どうせなら美味しく頂きたいという魂胆だ。 食堂にいけば誰かしらいるだろう。彼らなら、このポップコーンを復活させる術を知っているかもしれない。 「……案外食えたりして」 カラメルの絡まったひとつを、歩きながら口に放った。 62% (+12) 2021/09/22(Wed) 10:19:33 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+12 少年は異能の影響で、効く薬と効かない薬がある。毒などは殆どが効かない。 それ故に、傷んだ食べ物も平気で口にする慢心が常にあった。 「……ぇ、あ?」 手から皿が滑り落ちる。遠くで皿の割れる音を聞いた。 「なん、……ッ、はぁ」 衣擦れさえ気持ち良い。足から、腰から力が抜ける。 薬を盛られたとすれば、偶々効く方の薬であったというだけ。 誰かの異能であるとすれば、偶々効く方の異能であったというだけ。 その場に蹲り、床に爪を立てる。がりがりと引っ掻けば、指先から甘い痺れが伝わった。 (+13) 2021/09/22(Wed) 10:20:56 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「あるわけないでしょ……」 ふるふると首を振った。 何故俺が女装。しかもミニスカナース服を着なければならないのかちょっとわからない。 「普川が医者をするなら、俺は患者かな。 診察してくれる?……センセ」 ベッドに腰を掛けながらそう問う。 ぶかぶかの白衣を着ている普川はちょっと可愛らしいと思うのだけど。 逆が良ければそれでもいいよと付け加えた。 (-170) 2021/09/22(Wed) 10:45:48 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「……そうは思ってない。 特殊な嗜好を持つ人間だと理解しただけだ」 そういう意味においては、今の自分はそれなりに一般的な嗜好を持ち合わせているらしい。 とはいえ、自分には愛も恋も、形がそれぞれ違う物など理解の範疇を超えてるのだけど。 それでも家族が大事だという点においては、隣に寝転がっている男との共通点もあると言えよう。 「奇遇だな。 ……俺も他に友といえる人は居ない。何より、隣りにいて面倒だと思わない人は少ないんだ」 (-171) 2021/09/22(Wed) 10:53:18 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久キッチンに向かえば、意気揚々と珈琲を淹れる支度を始める。 危なっかしい手付きでフィルターに熱湯を注ぎ、何とか一杯のコーヒーを淹れた。 その際コーヒー粉を100%くらいカップに零したので、底に溜まったものは飲まない方が良い。 「はいっ!オレはコーヒー飲めないからココア作っとく。ちょっと待ってて!」 暫くすれば湯気の立つカップを片手にやってくる。 食堂の隅にある座席へ座ると、貴方を見上げた。隣に座るのを待っている。 (-172) 2021/09/22(Wed) 10:56:06 |
迷彩 リョウは、コーヒー粉をフィルターから全て零した。どうして? (c11) 2021/09/22(Wed) 10:58:23 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+14 闇谷 「ッ、あ、?」 手を添えられれば、びくりと肩が跳ねる。 熱を孕んだ虚ろな瞳が貴方に向けられた。 喉が鳴る。 以前ならば何もわからず狼狽えていただろう。 今はもう、燻る熱の燃やし方を知ってしまった。 「……にげ、て」 考えるよりも身体が先に動いた。 言葉とは裏腹に貴方の肩口を掴み、壁に押し付けた。 そのまま這って近付く。ズボン越しに、貴方の足に硬くなった性器が当たった。 (+15) 2021/09/22(Wed) 11:21:22 |
【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「そっか、真斗に嫌われたわけじゃないならいいけど」 ほっとした様子。 自分が特殊であり、一般的な感覚とずれているということは、ここに来てから何度もカウンセリングで言われたことだ。 だから自分が“間違っている”ということは自覚がある。 けれど、幼少期から培われた歪んだ感覚を正しく引き戻すにはまだ時間がかかるようだ。 「真斗がそういう性格でよかったよ」 僕以外の友達がいたら嫌だしね。 (-174) 2021/09/22(Wed) 11:25:35 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「そぉ…… え? んー…………」期待通りの答えに興味なさげな生返事をして、続いた言葉に少し素っ頓狂な声をあげた。口元に袖を当てて暫し考え込む。 「…… いいや 、いいですよ。……胸元緩めててくださいね〜…?」そんなことを言いながら聴診器を拾って、あなたの右隣に座った。自分の更に右隣には鞄を置いて。使い方を確認するように聴診器を両手に持って、こう……むいむい開いたり閉じたりしてから、耳につけていた。 (-175) 2021/09/22(Wed) 11:25:53 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c12) 2021/09/22(Wed) 11:33:54 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「あ、ちょおっ……急に良くならんといてやあ……っ!俺かてすぐ出そ…ぉっなん…っ………、」 何度目か分からない射精の感覚を有楽の中で味わう。 うっとりと奥に注ぎ込み、友達を労わるように涙を舐めて優しく拭う。 「ふーっ…、ふうっ………、なあみおくん、俺なあ…俺なあみおくんのこと結構好きなんやで。ずっとな、めちゃくちゃに、ボコボコに、思い切りしたいって思ってたんやあ。あのなあ、めっちゃ可愛ええかったよ、殴られてる間のみおくん。腕なんか折れそうやったし、お腹はやあらかくてな、殴ると可愛い声が出るんやあ。知らなかったやろ…」 顔から唇を離し、首の痣、胸の打撲痕、腹の赤青になった大きな印を押すように口付けて、軽く噛んだ。 (-177) 2021/09/22(Wed) 11:52:36 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ インスタントコーヒーのように最終的にはすべて溶ける物だと思ったか、一回お湯を通すだけでは物足りないのではとでも思ったか、それとも別の何かを思ったか。兎角カップにコーヒー粉を入れてフィルターにお湯を素通しするリョウちゃんが爆誕してしまった。 「おおきに」 もらってなんとなくそのまま、カップで暖を取りつつあなたを待つ。その間、先にひと口もらっていた。そこはかとなく酸味が強い気がする。 100%が暴れ出すのは量が減ってきてからだ。 戻って来たあなたを目で追って。そのままの流れで隣に座った。 「いただいてまぁす」 鞄はテーブルに置き、カップを両手で持ってちびちびと飲む。なんだか飲み進める度に味が少しずつ変化していっているような……気のせいだろうか。 (-178) 2021/09/22(Wed) 11:55:33 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+16 闇谷 優しく頭を撫でられた途端、ぼろぼろと涙が溢れてしまう。 こんな『お客さん』みたいなこと、誰にもしたくなかったのに。 古傷ひとつない肌が、ボタンを外す度に晒されていく。 朦朧とした意識の下でベルトに手を伸ばす。震える手の上から熱い自分の手を重ね、乱雑にベルトを外した。 「……、取って」 貴方のズボンへ手を伸ばす。軽くベルトの革を爪で掻いた。 脱いでほしいのだろう。 (+17) 2021/09/22(Wed) 12:40:04 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久甘いココアを啜り、小さく一息ついた。 何となく端末を取り出し、テーブルに置く。 「こうやって何か飲みながら機械弄るやつ、憧れてたんだよね〜」 つい、つい、と適当に画面を触る。 参加者名簿の画面が開かれた為、ただ隣にいたという理由で、なんとなく『普川尚久』の情報を開いた。>>a1 「……」 「なおひーの母さん、……あと、父さん?死んじゃったんだ」 ココアの香りを嗅ぎながら、液晶画面を見下ろした。 (-179) 2021/09/22(Wed) 13:24:26 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「あっあ、ッ!やっ!あ、はあ、……っ……ぁ゛う……っあ、んっ……、あっ………なん、れ……っ」 中に何度も注がれて溢れた精液が、こぷ、と結合部から音を立てて尻を伝って流れる。 自身が気絶している間にどれだけ犯されていたのか……頭が真っ白になりそうになりながら、未だ落ち着かず、先程よりも熱を帯びた自身に興奮と恐怖が混じりあった顔を浮かべる。 「い゛……っ!、や……ら゛、ぁ……、ら……い……、しらな………い゛ぅ…ぐすっ………ふ……きら、い…………っ」 痛くて熱くて、泣きながら弱々しく拒絶の言葉を繰り返す 痛いのは嫌いなのに、痛いから気持ちよくて嫌で涙が止まらない。 (-180) 2021/09/22(Wed) 13:33:12 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「そぉ、カッコついてるんと違うかな、…………へ?」 あなたの端末を覗き込んで、すぐさま自分の物も確認する。自分の項に追加情報はないし、他者の項にもない。 「・・・・・・・・・」 今回の企画、なんか僕タゲられてるんなぁ……。遠い目をした。家族の話は隠しているわけでもないので、知られる事自体は構わないのだが。 「……そうね、死んじゃった。今そこ書いてなかったけど、 母さんが最初に結婚してた方の父さんも事故死ね」 たぷたぷ、手持ち無沙汰にカップを軽くゆすってから傾ける。ちょっとじゃみってした。舌でさわって歯で噛んで、コーヒー豆か、と思えば飲み込んだ。 (-181) 2021/09/22(Wed) 13:53:35 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「 きらい…? 」気持ちよさそうにまた腰を進めていたのだが、次いで聞こえた一言にピタリと止まった。 「みおくん?今なんて言ったん? 今…………………………、今、なんて言ったん?」 自分でも驚くほど低くて冷たい音が喉から出たが、それに驚くような感情はなかった。 (-182) 2021/09/22(Wed) 14:05:25 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「ひっ……、い、っ!きらい、だよっ……きらい、…こーく、ん…っ…!、や……っ、めて、よお……」 痛い事をしないで欲しい。 その一心を伝えるように拒絶の言葉を吐く 必死になってしまえば、そんな様子に気付くことなんて出来なかった。 (-183) 2021/09/22(Wed) 14:09:58 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「 きらい? 」「なんで?」 声が震える。 「なんでなん?俺は好きや。俺はみおくんが好きや。 みおくん、すき、すきやろ、なあ……!!! すきって言いやッッッ!!!!」 ズン!と勢いと共に奥まで朝倉のものが突き込まれる。返答を待たないというように傷だらけの足を掴み開くと、奥に奥に、強く揺さぶるように腰を打ち付けた。 (-184) 2021/09/22(Wed) 14:20:01 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久「……家族、みんな死んでるってこと?なんで事故になっちゃったの」 ココアが喉を通る度、体に温もりが染み渡る。 液晶の文字を見る。細かいことはよくわからないが、漫画でよく見た漢字はある程度知っている。 貴方が兄を殺した、という大まかな内容までは読み取れたのだ。 「寂しくなかった?」 (-185) 2021/09/22(Wed) 16:01:28 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁縋るような手つきと、肩に擦り寄る貴方の頭。 それらをそっと受け止めて、ぎこちないけれど慈しむようにそっと撫でる。 「ああ……俺も好きだ、暁」 こんな時に限って言葉が出てこない。けれど、自覚してからとめどなく溢れ続ける貴方の想いは、きっといくら言葉をかき集めても完璧に言い表すことなど出来やしないだろう。 貴方がきっとずっと秘めていたであろう「好き」を一つも残さず拾い上げ、それに応えるかのように自分もまた体を擦り寄せた。 目に見えない幸福を理解できる日など来ないと思っていた。 ああ、でもきっと。きっと、己にとっての幸福とは今の状態のことを指すのだろう。 ▽ (-186) 2021/09/22(Wed) 16:09:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁悪戯っぽく問いかける貴方を見て、ほんの少しだけ目元が柔らかく弧を描く。未だ変化は微々たるものではあるが、貴方の前では上手く力が抜けるようになってきた。 「いいや。俺の前で好きに食べてほしい。俺はお前と共に過ごすお茶の時間も好きだから。 それに……暁自身が言ってくれただろう? 俺は、忘れるよりも見慣れたい。だから遠慮なんかしないでくれ」 (-187) 2021/09/22(Wed) 16:09:44 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「寂しい? あー……んー……」 言葉になり切らない、間延びした音をいくつか吐いて。一先ずコーヒーを口に含んだ。じゃみ。ん…?と思い始めたが、一度思考の外に追いやった。香りに落ち着きはする。 たっぷりの間を置いて、それから話し始めた。 「寂しいって、考えてなかったと思う」 「 最初の父さんのことは覚えてないで聞いただけだから、寂しくなかった。 むこうの信号無視だったんて。 」「 母さんが死んだのは、多分寂しかった。 あの人のことは好きな方だったと思う。鉄骨で頭打って、そのまま。 」「 壮汰くんは寂しくないや。居なくてよかったとは思わないんけど。 ああ、いや、んー……やっぱり寂しいは寂しかったかも。 ずっと居てたのが居なくなってて。清々したっていうのはなかったな 」滔々と言葉を並べて、区切るように一呼吸。 (-188) 2021/09/22(Wed) 16:36:00 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 遊城 憲義『父さんだけ、僕んこと別に好きじゃなかった』 『し、最終的には僕らを殺そうとして来ていたからな、あの人。 そんな人がいなくなって寂しいこともないさ』 そんなことを、家族というものが好きそうな目の前の少年に言うつもりもなかった。多分、要らない情報だ。自分から見た彼にとっての話なので、ただの自己満足だが。 (-190) 2021/09/22(Wed) 16:46:22 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 遊城 憲義 寂しがっている暇なんてなかったな。 母さんが殺された時から、ずっと、死なないようにを考え続けていた。 あの人はいつか僕を殺す。だから、いつかに何かはしないとだった。 でも、下手に父さんを殺すのは出来なかった。 それから引き取られたどこかで、また殺されかけない保障なんてなくて。 だから、安全なとこに行ったのさ。安全なとこに居られるようにしたのさ。 僕んことが大好きな壮汰くんも、そろそろ殺されるところだったんよ。 だから僕がもらってあげた。丁度良かったからね。 僕は別に好きではなかったけど…… ……ああ、寂しいは寂しかったんだなあ。初めて知ったわ。 (-191) 2021/09/22(Wed) 17:06:26 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+18 >>+19 >>+20 闇谷 貴方がベルトを外し、ファスナーを下ろす間。 少年は落ちていた鞄から、潤滑剤を引っ張り出していた。鞄の中から冷たいレンズが顔を出す。元々電源を入れたままだったのか、それとも落とした拍子に入ったのかはわからない。 「ぜんぶ、」 少しでも早く昂りを収めたい。ここが廊下であることなど、忘れていた。 潤滑剤の蓋を開ければ、貴方の下着とズボンの上に中身を垂らした。蓋を開けたままの容器が床に落ちる。 液体が衣服に染みていく様子を、数秒眺めていた。 ……こうすれば自ら脱ぐのではないだろうかと、熱に浮かされた頭で考えた。 自分の力では貴方の腰を持ち上げ、服を脱がすことは難しいから。 「脱いで」 「……ねぇ、」 身体を乗り出し、耳元で囁いた。抑揚には苛立ちと焦燥がはっきりと滲んでいる。 粘つく貴方の下腹部をなぞり、指で僅かに押した。 この内側に、早く入りたい。 (+21) 2021/09/22(Wed) 17:08:57 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 遊城 憲義【設定】 実父の事故についてはいかが? 謎の寄生生命体影くんが起こしました。宿主に子どもが出来てしばらくしたら、子どもに寄生先を移してずっと存在してきたわよ。宿主変更をする時に殺しています。 概ね宿主の望み通りに動く代わりに、接続変更以降にあるはずだった寿命を運命エネルギーとしてもらっている。普川母のはもらえなかったけど、普川兄の運命エネルギーはもらった。 単体で存在できないことはないけど、そうなると討伐される可能性が高まるという程度の思考能力はあるのだわ。人間って人間を簡単に殺さないことの学習をしている。 子が生まれなくて接続が途切れたら、また違う系譜に寄生し出す。次々殺して寄生するのを繰り返すと討伐されるだろうから、子が出来るくらいが丁度いい。時間の感覚が人外ではある。子が出来ないでタイミングを逃がす時は、運が悪かったな〜くらいのテンション。 普川とは異能の相性がよくて、多分はしゃいでるんだと思います。 (-192) 2021/09/22(Wed) 17:29:47 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久淡々と続く言葉を、物珍しそうに聞いていた。母親しか知らない少年にとって、家庭とは未知の領域だ。 「なんで父さんは寂しくないの?」 弾む声に視線を上げ、冷めた目に首を傾げた。 貴方の様子に疑問を持ったわけではない。 父親という存在そのものを知らないからこそ、出た問いだった。 「オレ父さん見たことないから、わかんない」 (-194) 2021/09/22(Wed) 17:46:02 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「見たことないんだ。んー……」 一度飲み込んだ言葉を、言ってしまってもいいかと思った。 「──あの人は、僕のことが好きでなかったから」 普川にとっての事実だった。 「母さんは勿論、壮汰くんも、あと多分、最初の父さんも。 みぃんな、僕んことが好きだった」 「リョウちゃんは、僕がお手紙で教えるような人らが 死んだら、寂しくなる? 僕は寂しくなくって」 「僕にとって、その人らと似たくらいなのさ、父さん」 分かるかなぁ。一通り説明してから、カップを傾けた。 なんか酸っぱいのが強くなってるしじゃみじゃみする。流石に少し顔を顰めた。 (-195) 2021/09/22(Wed) 18:03:31 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「い゛…ぁああああっ!!!あっ゛う!!ぁっあ゛っあっい゛、ぅあ゛っ!や、あっあぁっ!!!!」 身体を揺らされる度に嬌声をあげる ぶんぶんと首を振っては目を伏せて 現実から目を逸らすだけで精一杯になる 「はっ、う゛、あ、!!やめ……、おねがっ、あっ!゛」 (-197) 2021/09/22(Wed) 18:11:54 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方の手が、温かい。 ぎこちなく撫でる動きが、快い。 緩む視線が、愛おしい。 好きだと言えば、受け取ってくれる。 悪くないな、と思った。 自分の腕の中に貴方が居る。 それ以上を、もっと、と欲張るのは またもう少しだけ、先の話。 「そ、 じゃあ遠慮なく。」 ぺろ、と舌を見せ付けるように出して 貴方を解放すれば、普段と変わらないように ケーキへフォークを突き刺し、口へ運ぶ。 咀嚼。飲み下す。ごくん、と喉が揺れた。 唇にくっつくチョコを舐め取り、 自分の料理の腕に満足。 さく、と次の一口をフォークに刺して 貴方に差し向ける。 「 あ、 …………あーん。」 (-198) 2021/09/22(Wed) 18:36:27 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「好きってゆうて?なあ、みおくん、俺のこと好きっていうてえ?なああ、すきやろ?なあ、すき、すきっ、すき、好き、好きっ…好き、すき、すきっ………すきやっ、なあ……」 荒い息を吐きながら、ばちゅん、ばちゅん、と溢れる精液ごと打ち付け続ける。何度も何度も有楽の中のものを圧迫し、内側から揺さぶる。 そちらの言うこと懇願など全く耳に入らないようで、ひたすら。 「すきや、みおくん、すき…」 そのままきっとまた有楽が意識を失っても、薬が切れるまでは犯し続けるのだろう。 (-199) 2021/09/22(Wed) 18:42:13 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久──僕のことが好きでなかったから。 同性だからだろうかと考えたものの、その予想はすぐに違うとわかった。 顔を顰めた貴方を見る。きっとコーヒーが苦いからだろう。 「んーん。悪い奴が死んだって、寂しくならない。そんなもんかぁ」 まろやかなココアを一口。少し温くなったことに気付けば、さらにもう一口含む。 ふと、液晶に視線を戻す。 ……『殺した』。 これは当人から「何もしていない」と聞いた。素直な少年は、冤罪なのだろうと信じている。 ……『兄』。 話の流れからして、これが「壮汰くん」だ。 ……『いじめ』。 「壮汰くん」は貴方を好きだったと、他でもない貴方自身の口から聞いた。 いじめとは、嫌いな相手を虐げる行為だとここで教わったことがある。 (-200) 2021/09/22(Wed) 18:51:45 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久「ねえ、なおひー」 無知な少年でも、違和感を抱く。 その笑顔は、貴方にどう映るだろうか。 「お兄さんが壮汰くん、だよね。 その壮汰くんはなおひーのことが好きなのに、 どうしてなおひーを虐めたの? 」 (-201) 2021/09/22(Wed) 18:55:14 |
【独】 7734 迷彩 リョウさて、どうかなぁ ここ突いたら何か出る場所な気がするんだけど 水筒の中身飲まないのといい、違和感をしれっと示された気がするのよね〜 (-202) 2021/09/22(Wed) 18:57:50 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「うっあ゛っああっあ、あっ!は、ぁあっ、っ!!あ゛、ぁ……」 ビクンとまた身体を大きく震わせて 俯く顔は、虚ろで、 大きな快楽を浴びる度に、蕩け 有楽の中の何かが蝕まれていった。 「う……、ァ……、 ……す、……き…………」 脳内に侵された言葉が零れるように、望みの言葉を口にした。 (-203) 2021/09/22(Wed) 19:19:02 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪その言葉を耳にした瞬間、またピタリと動きをとめた。 「…………いま、いますき、ていうた? いま、俺のこと好きって言うたか…………?」 そして目を瞬かせ、恥ずかしそうにヘラりと笑った。 片想いしていた親友に告白された時のような顔だった。 目が泳ぎ、少し躊躇した後に、 えい、と初心な口付けをし、恥ずいなあと零す。 「嬉しい………………。みおくん、俺みおくんのこといっぱいいっぱい愛して、いっぱいいっぱいにするからなあ……………。」 (-204) 2021/09/22(Wed) 19:29:04 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「…………、………」 恥ずかしげに落とされた口付けは抵抗なんて出来ずに受け入れてしまう。 力なく、焦点の合わない瞳は遠くを見つめているようにも、朝倉の視線を捕らえているようにも見える。 薬の熱はまだ体にある それでも酷くされめちゃくちゃにった自身の体は耐えられず。 目を伏せ、ゆっくりと意識を飛ばすだろう。 (-205) 2021/09/22(Wed) 19:44:30 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+21 迷彩 躊躇っている間にほとほと潤滑油が落とされ それは次第に中まで染みてきて不快感に変わる。 本当に不快感だけ? 鼓膜を声で刺激されれば、下腹部を指で押されれば これから行われる行為に期待で震える。 「全部、ここで、脱ぐって………」 無理だ。 ここを何処だと思っている。 いつ人が通るかも分からない。 普段なら絶対にしたくない。 そう、 普段なら。 「……待っ、て、」 膝で立ち、腰を上げれば弱々しく指先で衣服を摘み、下ろしていく。 脱ぎきれば、シャツを引っ張り細やかな抵抗を見せた。 「………………」 色欲に濡れた視線に、声に弱い。 自分に欲を教えた小豆色の瞳が浮かんで、すぐにかぶりを振った。 (+22) 2021/09/22(Wed) 20:13:09 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ はじめに声になったのは、やはりというか。いつもの相槌。 「そうか」という三音節の無関心。 指の股を白色がすり抜ける。語ることが真実ならば、これが柔らかい少女のものであった頃があるのだろう。己と同じ色だったことも、また。 不便だな、と思う。それ以上はなかった。 「……お前の母親は、お前を生かそうとしたんだな。 母親にとって、首に縄をかけるだけの価値があった」 愛だったのだろう。他人の皮を被ったこれを、我が子と思えた程度には、恐らく。 それならば、いいことじゃないか。それ以下でも、なかった。 (-207) 2021/09/22(Wed) 20:23:28 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 腰に添えた片手で身体を支え、前髪をやわく指ではらい。覗く朽葉色と視線を合わせる。 仕草だけは慈しむようであるのに、男の瞳にそんなもの、欠片もありはしない。 浮かぶのは、蔑み、嘲り。 無関心の裏に隠れた、間違いがちろりと顔を出す。 「お前、報いてやる気がないんだな」 ふ、と息を漏らし、口の端が自然、持ち上がる。 はは。乾いた笑声が室内に溶ける。 事に及んだのちにあるべき甘い空気など、この部屋のどこにもない。霧散するまでもなく、はじめから。 男の指先が耳元を擽り、頬を掠め、顎をつ、となぞって、 「それなら、今ここで死んでも同じだろうに。 ――――なあ、そうは思わないか。リョウちゃん?」 ……細い首へ辿り着く。男は、笑う。きっと、嘲笑っていた。 (-208) 2021/09/22(Wed) 20:28:02 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「大好きな人にお願いされたら、それはやる理由になるだろ?」 温度のない声で、随分と楽しげに笑って囁いた。 (-209) 2021/09/22(Wed) 20:39:27 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「……まあ、普通の話ではなかったよ。 僕はいじめられたかったし、ここに来たかったし… …叶えてもらったことは結構あるな」 あなたに対して、嘘をつく気はあんまりなかったから。 「そこらの理由は、んー、内緒にしたいのだけど。 とりあえずここに来たかったのは、死にたくないからだったな」 でも、全部言うにはあんまりにおかしなことなのが分かっているから。 「壮汰くんに守ってもらったことになるねぇ」 だからで口にした言葉は、自分はそうは思ってなくて。 でも見方によっては確かな事実で。 「もう心配することがなくなったから、やっと外にいけるのさ」 どういう気持ちで言っているのか、わからなくなってきた。 あなたに対して余裕を持った態度でいようとしてたのに、全然出来なくなっていた。 (-210) 2021/09/22(Wed) 20:40:09 |
普川 尚久は、視線を遠く。カップをそぉっと傾けてコーヒーを飲み切った。(59)50n95%の豆がカップに残った。 (a7) 2021/09/22(Wed) 20:40:32 |
普川 尚久は、合計41%の豆を飲んだ。むせた。 (a8) 2021/09/22(Wed) 20:41:26 |
【独】 8435 黒塚 彰人/*おかしい こんなはずでは おかしいよ どうして??????????? どうしてわたしは リョウちゃんにこんなことするロールを?????????????????????? どうして??????????????????????????? (-211) 2021/09/22(Wed) 20:43:12 |
【独】 9949 普川 尚久>>リョウちゃん秘話 ここの伏せ文字は気付かれていいやつなのわよ。そしてコーヒー上手に飲めなくてよかったかもなのわよ。切り替えができる。 (-212) 2021/09/22(Wed) 20:45:18 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「嫌ってるなら、こうして隣に居ることを俺は許さない」 ふん、と息を鳴らし。 手をのばすとあなたの髪に触れ、そのまま髪をとくように撫でた。 どういう境遇で育ってこうなったのかは、自分には知る由もない。 だけどお互い様なのだ、自分の性格がこうなのも。 ある事をされると酷く***しまうことも。犯罪に手を染めたことも。 辿った境遇がこうだったから必然だったのかもしれないのだ、お互い。 きっと自分は、彼以外の友達を作ることはないだろう。 (-215) 2021/09/22(Wed) 21:02:07 |
【赤】 8435 黒塚 彰人 投げ返された端末を掴み損ねる。 ごと。指先で弾かれて、床へ落とされた。 「――……何かあったか。良い事でも」 拾い上げ、画面を確認しながら尋ねる。 視線も寄越さずに放られたそれは、どう考えても皮肉だった。 (*2) 2021/09/22(Wed) 21:07:19 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久しゅるり。 と音を立てネクタイを外す。 ボタンをいくつか外せば、白い肌に鎖骨が見えるだろう。 「どうぞ? 先生、今日はなんだか、変に息苦しいんです」 笑みを浮かべられれば完璧なはずだけれど、表情はほとんど動くことはない。 それでも、今から始まる事への気恥ずかしさに……ドキドキと鼓動がうるさいのは確かなことだ。 (-216) 2021/09/22(Wed) 21:07:43 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+22 闇谷 ……少年はおねがい≠フ仕方を知った。 貴方の片脚を膝裏から抱えると、折りたたむように押し付ける。抱き締めるように距離を詰め、やはり先程と同じ場所へ。 辿り着けば柔く耳を喰み、縁を舌先で擽った。 「……怒って、いい」 再び下腹に触れ、性器を通過し、指は後孔へ真っ直ぐに向かう。 潤滑剤で湿るそこに、つぷ、と水音を立てて指先が侵入した。 慣らすような動きには程遠い。 「ゅ、ゆるさ、……ッ、ないで、ね」 肉の壁に締め付けられる度に、指先からじわりと快楽が滲む。 性急な、前戯ですらない行為が続いた。 ……このまま少年が挿入すれば、相応の痛みが伴う筈だ。 (+24) 2021/09/22(Wed) 21:08:25 |
【独】 8435 黒塚 彰人>>*2 画面の中、投票先は目の前の少年を示していた。拾い上げた拍子に触れでもしただろうか。 あながち誤操作でもない気分だったので、放置した。 /*投票→3839 南波 靖史 (-217) 2021/09/22(Wed) 21:10:22 |
【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「そっかぁ」 ニコニコと笑いながら髪を撫でる手に心地よさげに目を細めた。 「……こんなふうに誰かと一緒に寝るのは久しぶりかも。 ペット以外だと父さん以来だし……」 父親に犯された後も、よくこうして頭を撫でられたような気がする。 「真斗とはずっと同室だったけど、いつも別々のベッドだったしね」 手を伸ばし、背に手を回した。 抱き枕のように抱き寄せて顔を埋める。 (-220) 2021/09/22(Wed) 21:19:50 |
【人】 9949 普川 尚久>>+23 イ ヤ ♡ ほらしたよ鏡沼さん 「結果見ての通りて……結果出るまでヤってなかったの? ヤってんかったらテコ入れとか入ると思ってたのに」 なんとなく聞く限り、みんな思ったより数はやってないのか……?という気分でいる。 「得意に見られていても僕としては心外だから、それはいいけど。 元々ヤるの好きくなくって、でもいやだからヤらんで通らんし。 別に耐えていたら終わるから、暴力と一緒だし」 「……僕みたいに乗らん人は、この企画で気分悪くなるのは 避けられんくらいと思ってるけど。 鏡沼さんはそれで済まないくらいの気分だったりするん?」 平気?、そっと付け足された。形をぼろぼろと崩していく杏仁豆腐を憐れむことは特になかったが、なんとなく視線はそこにいた。 (11) 2021/09/22(Wed) 21:20:07 |
有楽 澪は、部屋から出て来 なくなった (t1) 2021/09/22(Wed) 21:31:55 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 4432 貴戸 高志 少年の姿を認め、声をかける。 場所は、廊下かもしれない。食堂の片隅かもしれない。 あるいはどこか、別の場所でもいい。 とにかく、そこにいた少年に声をかけた。 「高志」 ひとつ確かなのは、この男の言動に遠慮が見られないこと。 こんな企画が始まる以前、いくらかの交流があったのなら、それと変わらないだろう。 黒塚は、同い年である数名の少年相手には案外ざっくばらんに接していた。大人たちが、親しさと見まがう程度には。 「相手になってくれるか」 つかつかと歩み寄る。ゆるく首を傾げ、囁きを吹き込む。 ――――課せられたノルマ、それに満たない。 相手を探していた。偶然に目に映った。それだけの理由だった。 ひとまずのところ。 (-222) 2021/09/22(Wed) 21:41:03 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人「──……、ぁ?」 貴方が笑う。喜ばしい筈の笑顔を見た瞬間。 何故だか、ひくりと喉が鳴った。 身を引きかけて、腰に手を回されていることに気付く。 逃げられない。 「アキちゃ、」 少年は悪意に疎い。ずっと愛され、守られて育ったから。 貴方の黒々とした瞳に浮かび上がる、その感情の名前を知らない。 ──今、ここで、死んでも、 同じ? たとえ少年がどれだけ無知だとしても。 この言葉と、首に触れる指先で理解できぬ筈も無かった。 (-223) 2021/09/22(Wed) 21:54:44 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人貴方が冗談を言うような人間でないことは、少なくとも理解しているつもりだ。 つもりだった。 「……だ、だったら」 震える声を絞り出す。初めて自分が怯えていることを知った。 いつのまにか冷え切っていた両手を、恐る恐る伸ばす。 嘲笑を漏らす首へ。 愉悦を零す喉仏へ。 (-224) 2021/09/22(Wed) 21:56:07 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「おや、どうしたんでしょうね。 ……前失礼します、よ〜…? 」右耳の付け根あたりから、首、鎖骨、肩へと指先を滑らせて。反対の手に持った聴診器の先をシャツの中に潜り込ませた。そっと、そっと。ひやりとした金属の温度が胸に触れ、離れを繰り返す。 「風邪……?ではなさそうですね。苦しいのはずっと?」 聴診器越しでなく、触っただけでも分かるような心音を聞きながら、小指の先で胸の突起のあるあたりを、ツゥ…と撫でてみた。 (-227) 2021/09/22(Wed) 22:00:31 |
【独】 9949 普川 尚久普川の表情と声とから感じられるものが合わないのについて。ポーズが素になっていたのと似た話になる。 意図的に反対にして、どっちが本心か分からなくしているのが癖になって、どっちを本当に思ってるのか、たまに分からなくなっている。アンサーとしては、概ねどちらも持っている。 父が死んだのは、もう気にするものがなくなったから嬉しい。でもそもそもが気にしていたこと自体が馬鹿らしい。 兄に自分をいじめさせたり最終的に殺したり、自分のおかしさがおかしくって笑うけど、どうしてこんなに頭がおかしいんだろうって虚無にもなる。 コーヒーでむせなかったら割と確定でバグってた(この後に何かが来ても、思考を後ろに追いやって応対が出来そうになった)。ありがとう100%量の豆がカップにこぼされた(?)コーヒー。 (-229) 2021/09/22(Wed) 22:23:35 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>11 なおひーがつめたぁい…… 「んん、いや…… その前も、ヤった。結果出た後が二回目 」もにょ、と答える。自分から言い出した事だぞ。 他人の回数なんて数えようとは思わないけれども、もしかしたら少ない方だ。たぶん。カガミンむずかしいことわかんない。 「暴力ってさぁ、痛いじゃん。オレ、痛いのも我慢するのも好きじゃないんだよね。 気持ちイイとかワルイとかそういうのも、よくわかんなくなるからイヤ。 ……ぐちゃぐちゃになって、自分がなんだかわかんなくなるの。怖くなぁい?」 たぶんへーき、とへらりと笑う。 原型を留めぬ程ぐちゃぐちゃにかき混ぜられた杏仁豆腐も、口の中に入れてしまえば貴方の食べたものと何も変わらない。 (+25) 2021/09/22(Wed) 22:31:22 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 冷えた両手は、喉元へと簡単に到達することだろう。 引き換えに、男の指先に少しばかり、力が籠るかもしれないけども。 「へえ、身体が要るのか? 『同じ』になりたいんじゃなかったか、お前」 互いに首へ手をかけあって、それでも、なお。薄っすらと笑みを浮かべて語りかける。 間違いなく、少年を揶揄っている。 ……この男には、いくつかのどうしようもない悪癖があって。 そのうちのひとつは、加虐癖だったりする。 (-231) 2021/09/22(Wed) 22:48:43 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久「ふぅん、そういう人もいるんだ……?」 少年は理解できないことを、そのままにする癖がある。 だから貴方を『そういう人間』だと受け入れた。 あの人は、僕のことが好きでなかったから 月初めに戸籍上の父親が病死した。 だからといって、無知ではない。 直前に仕入れた情報くらいまだ覚えていられるし、比較くらいならできる。 「……父さんが、死んだから?」 そうして。 答え合わせを求めるように、隣に座る貴方を見た。 (-232) 2021/09/22(Wed) 22:53:45 |
【人】 9949 普川 尚久>>+25 鏡沼さんにだけでないよ 「そぉ……雰囲気見てると、二回三回くらいが多そうよな」 全く根拠のない予想を述べながら、自分の回数を浮かべた。浮かべただけである。 倍以上かぁ……。 「でー……なるほど……? 好きじゃないのは、災難ね。 嫌がるんも、需要あるだろうからなぁ……趣味悪いのは思う」 「僕はいやだし、きもちくならんし。 もし仮にきもちくなったとしても、 いやなモンはいやでブレないし。多分、なん…怖くはないよ。いやだけど……、いやだけど」若干早口に、嫌オブ嫌を主張した。いやどす。 「まぁ、ぐちゃぐちゃになる感覚は分かるから、 それが怖かったら怖いよ。変ではないと思う」 少なくなってきた杏仁豆腐を、食べ切るのを惜しむようにちんまり掬って口に運んだ。 (12) 2021/09/22(Wed) 23:26:24 |
【独】 9949 普川 尚久>>12 時々、怠惰と傲慢の塊にしては人のこと肯定するけど、何? 割かし無意識。凍て星要素。ハマる人はハマる。 自分がほしいものが漏れてる。全部を知って肯定してほしい。普通、受け入れられないのを分かっているのさ。 (-233) 2021/09/22(Wed) 23:34:58 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+24 迷彩 その熱の苦しさは理解しているつもりだ。 だからこそ大切な弟分を、拒めない。放ってはおけない。 「、ひっ」 体勢が変えられ、耳を、本来受け入れる場所ではないそこを弄ばれれば小さく声が漏れて、慌てて唇を噤む。 「────怒らない。 それ、苦しい……よな、早く楽になりたいよな………。」 貴方の頬へ手を伸ばし、 ゆるりと撫ぜれば、許す、と囁いて 水音を立てる自らの窪みへ指を挿れる。動かす。 増やして、広げて、WいいところWを探るように。 あいつはもっと、こう、 痛みへ対する防衛本能か、 快楽の貪り方を覚えた身体が疼いたのか─── それとも貴方の熱に、当てられたのか。 暫くはそうして、水音だけが廊下に響いた。 次第に瞳が緩み、甘い吐息が漏れ始めれば指を引き抜く。 誘うように、貴方へ熱のこもった視線を向けた。 (+26) 2021/09/22(Wed) 23:35:00 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人力が込められた指先に、どくりと鼓動が脈打つのを感じる。 怖い。 恐ろしい。 けれど、その感情を必死に怒りで覆い隠そうと。 「……、 大人みたいなこと言うんだな 報いろとか、勝手なこと、い、言って」 ずっと目上にある双眸を睨み付ける。 同年代の筈である貴方が、ずっと歳上に見えた。 ともすれば泣きそうになる自分を、懸命に堪える。 今まで石を投げつけられた痛みが、全て甦るようで。 「 食べて寝るだけでッ、生きていけるくせに! 簡単に、……っ生きていけるくせに! 」気付けば、貴方の喉に親指が爪を立てていた。 (-235) 2021/09/22(Wed) 23:37:42 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人 「ああそうだよ、同じになりてえよ! でもなれないから、ッ、 死に方くらい! 誰かと、同じが、良いんだろうが!!」 願わくば。 その誰か≠ヘ、唯一の味方である母がいい。 ひとしきり叫んだ後、肩で息をする。 空っぽだった。昔から。 この身体は溜まる前に、着替えなければならないから。 一度、目を閉じる。 目蓋の裏の思い出を眺めた後、そっと目を開いた。 (-236) 2021/09/22(Wed) 23:39:11 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人「 成長期はまだ終わってない 」少年なら、一年で数センチ伸びる年齢だ。 「わかる?意味。 もし生きるなら、新しい体が必要なんだよ」 この身体は、日々窮屈になっていく。 外見など関係ない。どうせ自分は、元から違うのだから。 (-237) 2021/09/22(Wed) 23:40:18 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ そういう人もいるんよ。軽く頷いていた。 「──当たり。えらいねリョウちゃん」 59%の豆が残ったカップを置いて、あなたの頭を撫でる。わしわし。撫でる時、一々どこか身構えているのに、そろそろ気付くかもしれない。 深い意味はなく、最初の撫で方がずっと変わっていないだけだ。 「あんまり人に言わないでな。言う気なかったのよ、僕。 でもリョウちゃん、内緒の話してくれたからさ?」 僕もちゃんと内緒にするから──内緒ね? 撫でていた頭を抱き寄せて、耳元に小さくそう落とした。 (-238) 2021/09/22(Wed) 23:54:14 |
普川 尚久は、リョウちゃんの頭を撫でた。わしわし。 (a9) 2021/09/22(Wed) 23:55:35 |
【妖】 9949 普川 尚久>>$1 現場からは以上ですのつもりが思ったより続いていました。 この後食堂に行って、一緒に飲み物を飲みながらお話していたわよ。リョウちゃんが普川の分のコーヒーを淹れたけど、フィルタはお湯を素通しするだけになっていました。つまりそういうことです (カップに直接全てのコーヒー粉が入れられたコーヒーが爆誕した) 。リョウちゃんはココア。段々コーヒーの味に疑問を持っていって、最終的に粉でむせる普川の姿がそこにあった。それ以外は終始穏やか和やかな平和風景でしたのわよ。 ($10) 2021/09/23(Thu) 0:27:33 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+26 闇谷 頬に手を伸ばされれば、甘えるように涙を擦り付ける。 同じ孔を共に弄り、水音と荒い吐息だけを鼓膜に入れた。 指を引き抜く感覚に気付き、上体を起こす。 自分と同じ、熱を孕む視線を覗き込む。 自分がそうさせた。させてしまった。 知っているくせに! 「……はぁ、」 ズボンと下着を中途半端に下ろし、とっくに勃ち上がっていた性器を露にする。 先日遊び道具にしていた避妊具のことなど、すっかり忘れていた。 濡れそぼった孔に先端を当てがう。 衝動を必死に堪え、震える唇で言葉を作る。 「────、ごめん」 言うが早いか、一気に最奥を穿った。 (+27) 2021/09/23(Thu) 0:59:27 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久内緒。 どこからどこまでが内緒なのだろう。 ……そう考えたものの。 結局、『全部内緒にすればいいや』と思考は停止した。 「──うん、秘密にするね?」 囁かれた言葉に、何も疑わず頷きを返す。 撫で方が少し不自然だな、とか。 思うところはあったけれど、それはたわいもないこと。 重要なのは、互いの秘密を共有したことだ。 そうして和やかな歓談風景は、 少年がココアを飲み干すまで続いただろう。 (-240) 2021/09/23(Thu) 1:30:09 |
迷彩 リョウは、普川と内緒話をした。 (c13) 2021/09/23(Thu) 1:30:29 |
迷彩 リョウは、結局普川が咽せた理由を知らぬまま席を立った。 (c14) 2021/09/23(Thu) 1:31:39 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>12 オレにはもっとあったかくしてなおひ〜 「そっかぁ。皆同じくらいなんだねぇ」 安心しているがこうしている間にも回数増やしてるよ皆。ぜったいそう。 「痛いの、好きな人なんていないよぉ。ふみちゃんはいるって言ってたけどさぁ。 ……えぇ?嫌がるのにも需要あるの?ヘンなヒト多いなぁ」 カメラが回っているのを覚えているのか忘れているのか、堂々のディス。 「うんうん、嫌だよねぇ。なおひーがいっぱい早口で喋っちゃうぐらい嫌だよねぇ。 ……やっぱり怖くなるよね?よかったぁ。オレ、『普通』だ」 へらりと笑って大きな口でどろぐちゃな杏仁豆腐をきちんと食べた。ごちそうさまでした。 (+28) 2021/09/23(Thu) 1:54:35 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+27 迷彩 自分達が今何処に居て、何をしているのかなんて 最早考えられない程に思考は蕩けていた。 「ぁ、────ッ!」 はく、はく、と口を開閉する。 勢いよく挿入された性器が、やけに熱い気がする。 薄い壁がないせいだと知るのは、きっと互いの熱が燃え尽きてからだ。 内側から揺さぶって、焼き割かれてしまいそうな感覚。 何度受けても慣れようが無い。 「ッ、……んぅ、………!」 がぶ、 漏れる自分の嬌声が、吐息が鼓膜をくすぐって、かっと赤面する。 反射的に己の手の甲に歯を立て、声をくぐもらせれば 内心でほっと胸を撫で下ろした。 誰にも見つからないように、 このまま誰も通り掛からないように。 紫の瞳は貴方を通して、貴方以外に意識を向けている。 鞄の中のレンズが、まるで二人を煽るかのようにちかりと光った。 (+29) 2021/09/23(Thu) 2:13:30 |
【人】 4432 貴戸 高志ここ最近、用意してもらってばかりだ。 だからたまには自分でも準備しようと思って、部屋を出た。 彼はいつも美味しいお菓子を手に戻ってくる。外れだった事なんて一度もない。 自分は果たして彼のように二人とも気にいるような菓子を見繕うことができるだろうか、なんて甘いふわふわとした計画を立てながら歩く。 なんてことない、ここに来て、闇谷と同室になってから幾度となく行ってきた楽しい時間の一つだ。自分にとってはすっかり日常として組み込まれている。 今現在自分が過ごしている日常は、いとも容易く崩れ去るような脆いものへと変わっているというのに。 (13) 2021/09/23(Thu) 2:57:38 |
【人】 4432 貴戸 高志かん、と革靴の音が一つ。 「……?」 すっかり見慣れた景色となった廊下。それなのに、どこか違和感を抱いてしまうのは何故だろう? 靴音が引っ込んだ空間に耳を傾ける。 誰かの声。 それにしては、まるで内緒話をするかのように声を潜めているような気がするが……。 先ほどよりは落ち着いた足取りで声のする方へ。 声を潜めたくなるような話をするのであれば、こんな廊下なんて開けた場所で行うべきではない。そう言ってやろうなんて思いながら曲がり角を曲がって── ──重なり合う影が、二つ。 「……っ」 小豆色の瞳がかすかに揺れながら、その姿を見てしまった。 「迷彩…………と、暁……」 (14) 2021/09/23(Thu) 2:59:14 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁貴方の歯を、舌を、唇を。 小豆色の瞳が追いかける。追いかけてしまう。 小さな動作一つとってもやけに扇情的に見えてしまって、たまらずこくりと口腔に溜まる唾ごと息を飲み込んだ。 次に息を吐き出すまでの間に、無意識に左手が己の首元を押さえたことに気づかないまま。 ……ああ、自分はその唇から溢れる薬で癒してもらったのいうのに。 今となっては腹の底を撫ぜる毒にしか見えないのだ。 「……ん。あー……、……ん」 恥じるように瞳をわずかに伏せていたものの。フォークを差し出されたことに気付くと、数度目を瞬かせてから唇をかぱりと開けてフォークを中へと招き入れた。 喉を上下に揺らせば先ほどまでの恥ずかしさごと甘いケーキが胃の腑へと滑り落ちていった。 優しい甘さに思わず口元がやんわり緩む。 「…………美味い。こうして連日お前の美味しい手料理を食べられるとはなんて贅沢なんだろうな」 (-241) 2021/09/23(Thu) 3:14:45 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「少なくともここに来てからは初めて、だろう」 俺もそうだよ。とそう短く告げて、一緒に寝転がる。 背中に手が伸びてきて、抵抗することなくその身を寄せてだきまくらになった。 そう……、同室になってから、初めてのことだ。 自分にとっても。母親の玩具になってたとき以来の話だ。 「こんな自由は、この企画の間だけだとはわかっているけど……」 それでも今は。 「今はゆっくり、休もう。俺は、ここから離れないから」 少しでも心地よく眠ってくれればいいと、そう思った。 (-242) 2021/09/23(Thu) 3:17:29 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久あの普川が医者になりきってる様子は面白い。 普段の彼を知ってる人がビデオを見たならば、ギャップに笑ってるかもしれない。 自分にも表情筋が備わっていれば笑っていたかも。 「……っ」 それでも指先を滑らせられれば、軽く反応を見せた。 触られる事に敏感になった肌は素直に跳ねる。 「……っそう、昨日くらいからかな……ぁっ」 自身の体を支えるように後手にベッドに手をつくと、熱くなってきた吐息を深く吐いた。 (-243) 2021/09/23(Thu) 3:22:08 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 8435 黒塚 彰人どこかへ移動中だったのだろうか。貴方が声をかけた少年は廊下にて貴方の姿を捉えた。 かつ、と靴を鳴らして向き直る。 「黒塚か」 貴方を見やる少年もまた、貴方同様遠慮のない態度を見せるだろう。 少年が反応を変えるとするならば年上だと明確に分かっている普川・市川・素崎の三名だけだ。貴方は推定でしかないが、同い年に見えるためか年上の者よりは近い距離感で接していた。 「……ああ。構わない。……俺の自室以外で頼む」 耳を撫ぜる囁きに顔色ひとつ変える事なく首を縦に揺らした。 かつ、と再度靴が鳴る。今度は貴方とは違う方向へ。連れ立って歩く為に。 (-244) 2021/09/23(Thu) 3:45:18 |
【人】 9949 普川 尚久>>14 貴戸 「……そんななんもないとこで何してるん、貴戸さん」 誰かさん達の緊張感に水を差す呆れ声が、あなたの鼓膜を震わせた。心なしか抑え気味ではある。普川も音が聞こえていないわけではない。この先で起きていることの予想はついていた。 「覗きでもしているみたいだな。 あっちに用があるなら、背中押したげようか?」 曲がり角の向こう、ひそめられた音たちの源をまだ見ないままに、あなたの背中にしなだれかかった。 (15) 2021/09/23(Thu) 3:56:48 |
【人】 4432 貴戸 高志>>15 普川 「……ッ!」 声を上げることはなかった。だが、唐突に背中にかかる重みに少年は激しく体を跳ねさせる。 首を少しだけ回し──それでも声と話し方で誰かは瞬時に分かっているのだが──やってきた相手を確認すると、「ふ、かわ……せんぱい?」とかすれた声をどうにか紡いだ。 貴方が背中にくっつくような真似をするとは思っておらず、普段あまり動かない表情筋はこれでもかとよく動き心底驚いた様子を浮かべていた。 「……いえ、あの。俺の用事は後回しでもいいんです。 それよりも普川先輩、あの、聞きたいことが……」 しなだれかかる貴方に肩を置いて申し訳なさそうに体勢を変える。 向き直ってから、ずいと顔を近づけた。 「…………先輩。あの──」 ▽ (16) 2021/09/23(Thu) 4:12:19 |
【人】 4432 貴戸 高志 (17) 2021/09/23(Thu) 4:12:46 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「贅沢って……大袈裟だよ、いつも。 料理本の通り作ってるだけだから別に………………」 言いながら、此方も顔を緩ませる。 気持ちが通じ合っていると言うだけで、 細やかな言葉にすら幸福感を得てしまう。 貴方の表情の変化が楽しくて、独占している事実が嬉しい。 「お前がそうやって褒めるから どんどんレパートリー増えていくんだけど。 ………何か好きな食べ物あるなら 挑戦してみるから、何でも言ってみてくれ。 作れるかは分からないけど……。 」そうして頬を掻く。照れから来る動作。 「……あと、その、何だ。 言いたく無いなら言わなくて良いんだけど、」 → (-245) 2021/09/23(Thu) 4:32:54 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「な、 ほんとはまだ傷、痛むんじゃないのか……。」 貴方が首元を摩ったのを 見逃せる訳が無かった。 自分が貴方に刻んだ傷の有る場所。 気にならない訳が無かった。 (-246) 2021/09/23(Thu) 4:33:30 |
【人】 9949 普川 尚久>>16>>17 貴戸 もっと違う反応を予想していたので、肩に置かれた手や、寄られた勢いには目をぱちぱちさせた。飛んできた質問に、すぐに落ち着いたが。 「参加してあげたら…? 三人までがいいから、貴戸さんで定員埋まったね」 「これ冗談だからな、誰が言っても大体」 冗談にしなくても面白かっただろうなとは思ったが、すぐに訂正してあげた。 「恋人さんらがキスしているのを見ちゃった時と 同じ対応でいいんと違う? それも、どうしたらいいんか 分からんようなおぼこさんか、貴戸さんは」 素直に人によって応対違うよなぁと考えた。 (18) 2021/09/23(Thu) 4:33:34 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「美味いものは美味い。褒めて何か問題でもあるか?レパートリーが増えるのであれば尚更いいことづくめだ。 ……それにしても、好きな食べ物か。和食などは慣れ親しんでいるから、出てくれば嬉しいが……ああ、そうだ」 ほんの少し暫く考えて、閃いたように顔を上げる。 「暁が勧める料理。 お前が持ってきてくれたものは、皆美味しかったから。暁が勧めてくれるものなら、俺もきっと好きだろう。お前自身が作ってくれるのなら、尚更」 どうだ?と訊ねる声には自信が滲んでいる。間違いないと言わんばかりの、はっきりとした回答。 ただ、そんな堂々とした態度はそこまでで── ▽ (-247) 2021/09/23(Thu) 5:10:03 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「傷。………………」 言葉に反応して左手が浮き上がる。漸く、無意識に動いていた己の手に気がついた。 「痛くはない。大丈夫、これは本当だ。 だから暁が心配することなど何も無い。 ……無い、が…………」 言葉尻が萎んでいく。言うべきか言わないべきか迷っているのだろう、視線がきょろきょろと落ち着かずに泳いでいる。 「…………。言わないままにして、暁に迷惑をかけてしまうほうが嫌だな。 ……白状しよう。暁、その………………」 きゅ、と首周りに置かれた手に小さく力が込められる。 ▽ (-248) 2021/09/23(Thu) 5:11:27 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「…………お前がつけた傷、が…………。 時折、むしょうに………… 欲しくなってしまって………… ……………………」 (-249) 2021/09/23(Thu) 5:12:05 |
【人】 9949 普川 尚久>>+28 トモダチな程度には絶対零度じゃないよ鏡沼さん 「ふぅん、南波さんなぁ……少なくとも鏡沼さんは好きでなかった、 ってくらいの話でしょ。僕もいたいのはいやだけど、 南波さんは好きなんかもね、知らんけど。世の中変な人だらけさ」 普川はこの辺りの発言には気を遣っていなかった。自分達をディスっていた奴が蹂躙されるのも需要はあるからね。サービスしているつもりはないが。 「……こだわる人はこだわるよな、普通とか常識とか。 みんな違ってみんないいなんて、それがある上での誤差の話だし」 「自分の『普通』じゃないところ、分かってた方が 『普通』がよく分かって上手になりますよ。鏡沼さん」 「なんてね、気にしんくていいよ」 程なくして食べきって、ごちそうさまの後に食器を重ね始めた。あなたのものも含めて。 (19) 2021/09/23(Thu) 5:29:12 |
【人】 4432 貴戸 高志>>18 普川 「悪いご冗談を。そういったことはよくないです普川先輩」 真面目堅物人間はそう答えた後、唇をきゅっと結んで首を横に振った。NOだそうです。 「……キスと性交渉は違うでしょう。それに、相手は……その、俺の知人友人ですし……見て見ぬふりをしていいものかどうか……。 ……あの、毛布とか水とか用意したり「立ち入り禁止」の看板立てた方がいいのではと考えているのですが、どうですか?」 もしかして:AVスタッフか何か (20) 2021/09/23(Thu) 5:32:12 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「熱……ありますね? 前、開けきっちゃいましょうか」 聴診器を耳から外してかけて、先は胸ポケットへ。ちゃんとお医者さんスタイルになったような気がする。 慣れた手付きでシャツのボタンを開けきり、胸や腹、腰を、医師の触診にしては官能的な所作で触れていく。寄せられた唇から吐かれる息も、首筋を撫ぜていた。 「やっぱり、熱いですね。 解熱剤、先に飲んでおきますか? ……飲ませてほしい?」 一度離れて、サイドテーブルの、錠剤やカプセルの包装シートを手に取った。効果は分からないが、概ね媚薬の類だろう。 /* 薬いる?いらん?って聞いています。普川は飲まないつもりでいます。 (-250) 2021/09/23(Thu) 6:04:47 |
【人】 9949 普川 尚久 (21) 2021/09/23(Thu) 6:40:20 |
普川 尚久は、少し考えて。それから口を開いた。 (a12) 2021/09/23(Thu) 6:40:34 |
【人】 9949 普川 尚久>>20 貴戸 「……本当なら恋人同士がするようなことで、してるのが誰でも、 見たら恥ずかしくて、見られたら恥ずかしくて、 二人だけでするはずの秘め事で。」 「キスの方がセックスよりは基本的に時間かからないけどさ、 どれくらいやってる気かって分からないじゃんか」 「それじゃあ、一緒さ」 「キスの方にも立ち入り禁止の看板は要るし、 ずっと立っていたなら椅子がほしいし、 地面に座り込んでたならタオルとかあげたいね?」 「貴戸さんは今そうしたことをするなら、 キスの方にも同じような対応をしなくちゃいけんくなるの」 「知り合いかそうでないかで変わることでないと思うなぁ。 知人じゃなかったら、誰かが見ていいってわけでもないだろ?」 「そりゃ、世話を焼く理由は知人よりはないだろうけど…… ……トラブルでで動けなさそうに見えたら、 知らん人にもタオルや水をあげに行かない? 貴戸さんは」 「行くんなら、やっぱり一緒さ。 知人かそうでないかでも、根っこは変わってないよ」 (22) 2021/09/23(Thu) 6:43:40 |
【妖】 9949 普川 尚久>>$10>>a11 「んー……?」 インスタント、ドリップするだけのやつ、豆を挽くとこからするやつ。それらを飲み比べて、普川は首を斜めに傾けた。 「美味しいんだろうけど、なんかちがう・・・・・・・・・・・」 普川がこれまでに水筒に入れてきたコーヒーはずっと、インスタントコーヒーだった。知識としては、豆から淹れる方が普通は美味しいはずなのだが。 「…元々別に、好きくはなかったしなぁ………慣れかぁ…………」 一応、その日は豆を挽いたコーヒーを冷やし、翌日水筒に入れていた。飲んでやっぱり、インスタントが好きなんだなと再認識した。 ($11) 2021/09/23(Thu) 7:13:58 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「せんせ……なんか、っ、へんな、かんじ」 ぞわぞわと込み上がってくる物を感じながら小さく震える。 声をかけられるままに薬に目を向ければ、それが何であるかに気づいて少し顔を赤くした。 「それで熱、さがるの? 先生の判断に……従うよ」 乱れる俺が見たい? と、挑発的な目を向けて、誘うように肩に手をかける。 飲ませようとするなら、抵抗せずに飲んでしまうだろう。 /* 飲むのに抵抗はない模様です! 逃げるな……戦え……(?) (-252) 2021/09/23(Thu) 10:25:05 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「みおくん、おはよお」 朝。 いつもと変わらない声音で有楽に声をかける朝倉。 あれから自分が満足するまで暴力と強姦を続け、薬が抜けてからはスポーツ大会をした後の少年のようにぐっすりと眠った。 無論そのまま寝たから、有楽はもし目を覚ましても外し忘れた手錠によりその部屋を出ることは出来ないだろう。もっとも、全身のダメージから動けるのかも疑問だが。 「みおくん、なんか飲む?俺喉カラカラや。 キッチンいってなんかとってくるかあ、待っててな。」 有楽が寝てても起きてても、その額に軽くキスをすると、朗らかに部屋を出ていった。 (-253) 2021/09/23(Thu) 10:56:23 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+29 闇谷 奥に辿り着く。 気持ちいい。 腰を引く。 気持ちいい。 また奥を目掛けて、打ち付ける。 気持ちいい。 「は、……ァ、ふ、」 身体ごと壁に押し付けるように、何度も穿つ。 律動の度に涙が溢れ、貴方の腹を汚す。 これまでに教わったことなど、少しも頭になかった。 けれど、腹側の一点に触れれば締め付けが返ってくる。 只それだけの理由で、そこを目掛けて何度も突き上げた。 「……っ!ごめ、んッ、もう、」 駄目だとわかっているのに、我慢が効かない。 貴方の背中に手を回し、きつく抱き寄せる。胸元に額を擦り付け、きつく目を瞑る。 吐精の気配が、背後まで近付いている。 意識の外で鳴った靴音など、気付きもしなかった。 (+30) 2021/09/23(Thu) 11:54:13 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「和食か。」 和食に絞った料理本は図書室にあっただろうか。 そう思案しつつ、顔を上げる貴方へ視線を向ける。 「………、 ………………お前、俺の事、大好きかよ。 そんだけ信頼されてると 安心するようなハードル上がるような……。 頑張ってみる、けどさ。」 自信満々の貴方が何だか可愛らしくて なんだそれ、あまり期待するなよ、と綻ぶように笑った。 → (-254) 2021/09/23(Thu) 12:05:24 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志傷。 貴方が痛く無いと言うなら信じたいが 気になるものは気になってしまう。 「迷惑って程じゃないが、 お前が思ってる事は何でも知りたい。白状してくれ。」 頷く。 明らかに落ち着きを手放した様子に こちらも固唾を飲んだ。 「─── へっ、 あ、あ、えっ、と…………、」 ぼん、と瞬間的に顔を赤くする。 自分との情事の証──まるで自分を求められているように思えてしまって からん、とフォークを取り落とした。 「い、い、言えば良いだろ、いつでも。 お前が欲しいなら……何だって、やる。」 その手でカトラリーを拾う事はなく 貴方が首元に置く手に、自らのそれを重ねた。 (-255) 2021/09/23(Thu) 12:05:56 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「そぉ……ほんなら、飲ませときましょうね」 ぱき、糖衣に包まれた錠剤を取り出して口に含んで。鞄の中からペットボトルの水を取り出して、一口。 (-256) 2021/09/23(Thu) 12:13:42 |
普川 尚久は、うっかりしなかった。 (a13) 2021/09/23(Thu) 12:14:18 |
【独】 7734 迷彩 リョウ普川のアニキ、邪悪なファムファタールだと思うんだけどまだそれを誰にも言えない ファムファタールの中でも藤島加奈子タイプっていうか…… 渇き。観たことある人なら同意得られる気がするんですけど (-258) 2021/09/23(Thu) 12:21:29 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗 首に抱きついてキスをして、中身をあなたの方へ送った。きっと素直に飲み込んでくれたあなたの口に舌を割って入れて、しばらくもてあそぶ。 水音を響かせて、それから、銀糸を引かせつつ離れた。次はどうしようか。普川は実は、あなたが顔を赤くしたのだとかに、今は気が行っていない。 「……熱、発散しやすくして下げる方の お薬ですけど、……構わんよね?」 あなたの下腹部の、普通なら人に簡単には触れさせないはずのその場所に、そっと片手を添えた。 (-259) 2021/09/23(Thu) 12:36:18 |
【人】 4432 貴戸 高志>>22 普川 「……っ」 はく、と唇が戦慄く。 どこかで線引きをしていた。ここを超えたら恥ずかしいものだと。ここを超えるまでは子供でも出来る戯れだと。 「……二人だけでするはずの秘め事。 ……………………言われてみれば、そう、ですね。 俺は……肌を重ねることを特別視していた。 先輩の言う通り、口づけの時点で当事者の間だけで秘めるべき触れ合いなのは確かなのに」 セックスが大人だけに許された特別な行為だと、どうして思い込んでいたのだろう。 現に自分は、自分の想い人は、少年たちは、こうして容易く一線を超えてしまっているのに。 いつの間にかからからになった口の中でなんとか舌を動かして、「教えていただきありがとうございます」と小さく紡ぐ。藤色の髪が、言葉に合わせてぱさりと前に倒れて揺れた。 (23) 2021/09/23(Thu) 13:09:06 |
【見】 5635 朝倉 弘「????????????」 部屋の鍵は開けたまま、飲み物を取りに行くために廊下に出ると、立ち止まっている人影がふたつ。 首を傾げた。 (@0) 2021/09/23(Thu) 13:17:45 |
貴戸 高志は、朝倉の姿を見つけると声は出さなかったけど体が強張った。ぎくり。 (a15) 2021/09/23(Thu) 13:32:14 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+30 迷彩 浅く息を吐く。 忙しなく上下を突き上げられる感覚にくらくらする。 「っ、ぅあ、あ、あぁッ!?」 ごりごりと容赦なく弱点を責められれば 浅ましく快楽を貪る声が抑えきれずに廊下に響く。 「あッ、ぅ、んんん、っ」 互いの結合部から溢れる水音ばかりが耳に入ってきて 足音ひとつに気付くこともない。 手の甲を更に強く噛み締めて、口内に鉄錆の味が広がり一層眉間を寄せた。 後孔が貴方をぎゅうぎゅう締め上げる。吐精を促すように。 抱き寄せられれば、それを受け入れるように貴方の頭部へ腕を回し、抱きしめる。 自身の張り詰めたものが互いの腹に挟まれ、ふるりと身を震わせて先走る液を吐き出す。 より一層、貴方を絶頂へと誘うだろう。 体の境界線を溶かしていく感覚。 目尻に雫が降りてきて、視界がぼやりと揺れた。 (+31) 2021/09/23(Thu) 13:47:13 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「ああ。大好きだ。俺の世界の中で、一番大切だ」 己を殺し続けて生きてきたのだから、自分で選んだものなどあまりに少ないけれど。 その中でも、いっとう大切なものは貴方だと、それだけははっきり言い切れる。 ▽ (-260) 2021/09/23(Thu) 13:53:58 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁自身の手に貴方の手が重なる。心を許す相手に触れてもらえるのが嬉しくて、薄く開いた唇からたまらず吐息がこぼれ落ちる。児戯にも等しい触れ合いだけで、凪いでいたはずの心に漣が生まれて落ち着いていられなくなる。 「……お前を困らせたくない。それは本当なんだ。 ……でも、誰かと寝ても、物足りなく感じてしまって。自分で首を引っ掻いても埋められなくて。 はしたないと分かっているんだが、その…… ……っ、…………」 言い淀む。 もう片方の手で貴方の手を包む。それだけならまだいじらしい反応だと言って終わりに出来ただろう。 だけど、上から貴方の手を覆った少年は人差し指をにわかに動かす。 桜色の爪の先が、戯れに貴方の手をくすぐり引っかく真似をした。 「…………暁」 ▽ (-261) 2021/09/23(Thu) 13:54:18 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁そこから先は、言葉にならなかった。 けれど。 ──欲しい。 貴方を求める唇は、確かにそう震えた。 (-262) 2021/09/23(Thu) 13:54:39 |
【人】 9949 普川 尚久>>23 貴戸 「余計なお世話って今までいくつしてきたかな、貴戸さんは」 ぽん、あなたの頭に手が乗せられた。 「よく知りもしない人のことは、その人のことを よく知ってる人に任せていた方がよくない?」 ぽん、手は離されて、また乗せられた。 「知ってるつもりなら、二人がか、もしくはどっちかが、 してほしいだろうなってことをしてあげなよ」 ぽん、もう一度。横には動かず、重みが加えられるだけ。 「君がしたいことを優先してもいいけどな」 ぽん、もう一度。それから、手は下ろされた。 「ところで僕は覗く気で来たんけど、覗いてもいいと思う?」 (24) 2021/09/23(Thu) 13:57:22 |
普川 尚久は、貴戸の視線に吊られて、朝倉を見つけた。嫌そうな顔をした。 (a16) 2021/09/23(Thu) 14:04:34 |
【人】 4432 貴戸 高志>>24 普川 ぽんと乗せられた手を追いかけるように、目が上へと揺れた。 何度もぽふぽふと頭を撫でる仕草と、静かに話す貴方の顔を不思議そうに交互に見つめている。 「……知っているつもりでは、あります。…………自惚れでないのなら。 俺は、例え余計なことだったとしても、俺は…………」 少し間を置いて、言葉を最後まで紡ごうとした時だった。 ──声がする。 耳がそれを拾い上げた瞬間。 言い切るべき事も、貴方の「覗いていいか」の問いも、何もかも投げ出して。 体が、勝手に動き出す。 (25) 2021/09/23(Thu) 14:14:16 |
【人】 4432 貴戸 高志>>+30 >>+31 廊下 「っ、暁ッ!?」 先輩と呼び敬う相手との会話さえも投げ出して。 闇谷の声が響けば反射でそちらの方へと体が弾かれるように動いてしまった。 ぱっと藤色が舞う。かつんと靴が焦って一際高く鳴いた。 壁に手をやりながらも、曲がり角から心配の色を滲ませた顔を覗かせて── 「……ッ」 小豆色の瞳は、捉えてしまう。 相手の頭をかき抱きながら、蕩けた顔を見せる想い人の顔を。 潤んで揺れる、紫色を。 (26) 2021/09/23(Thu) 14:15:09 |
普川 尚久は、「なんだ、思ってたよりちゃんとしたいことあるじゃんか」 藤色を見送った。 (a17) 2021/09/23(Thu) 14:22:48 |
【人】 9949 普川 尚久>>@0 朝倉 「あっち、今は通行止めですよ。 二桁いかんくらいなら殴られていいから、違うとこ行こ」 普川はあなたがあちらに興味を持って覗いたり、そのまま(暴力をしに)混ざりに行くタイプだと思っている。袖を掴んで、違う方へと歩き出した。 二桁を超えても、別に構わない気分だった。 (27) 2021/09/23(Thu) 14:33:26 |
【独】 9949 普川 尚久>>27 これは、思ったよりも自分が掻き回す隙がないくらいの何かがある貴戸が羨ましくなって、そんなものがない自分がむなしくなって、手近に暴力をしてくれそう(何もないよりマシな状態にしてくれそう)な人の手を取った形。 見られたり介入されたくないだろうなとは思っているけど、そんなことはついでさ。 (-263) 2021/09/23(Thu) 14:46:52 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「ん……」 流れてきた錠剤をこくりと飲み下した。 そのまま深い口づけを受け入れれば、口の端から溢れた水が一筋、首筋を伝っていく。 薬がすぐに効くわけではないが、奪われた酸素に目元がとろりと蕩けた。 「熱……高くなってる……気がする」 首に抱きついたまま、そこに手の感触を感じるとわかりやすく身体が跳ねる。 もうすでに通常より硬くなり、頭をもたげたそうにしているのが伝わってしまうだろう。 (-264) 2021/09/23(Thu) 15:03:29 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「………俺も。」 対して日々に思い入れを持って生きてきた訳でもない。 だらだらと過ごしてきた17年。 世界と天秤に掛けられるかは、分からないけれど 「大好きで、大事……だ。」 → (-265) 2021/09/23(Thu) 15:44:25 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志誰かと寝ても。 ……………。 触れた手から、貴方の温度が伝わってくる。 手の甲を擦られればぞくりと背筋が震えた。 「……好きにやれって言ってるだろ。困らない。 言ってくれない方が、色々考えちまって……嫌だ。」 包まれた手を振り解いて、有無を言わさず貴方のネクタイを解き、シャツの前を寛げた。 「……嫌って言っても、辞めないからな。」 露わになる首元に顔を埋め、古くなった噛み跡、それからまだ新しい引っ掻き傷に……そっと舌を這わせていく。 赤い線を舌先で追うように、丁寧に丁寧に嘗めずる。 時々貴方に聞こえるようにちゅ、と、リップ音を立てる。 そうして肌色をたっぷりと味わった後、唾液でぬらりと光るそこに───歯を立てた。 が、ぶ、 ぐ、と力を込めて白い刃を刻み、傷を上書きするように。痛くはないだろうか。 僅か視線を上げて、貴方の反応を伺う。 (-266) 2021/09/23(Thu) 15:46:32 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+31 闇谷 「────ッ!」 一部だけを切り取れば、甘えるような仕草だ。その実、腹の中に欲を放っていた。 ふう、と貴方の胸に息を吹き込んだ。その吐息はまだ熱い。 「ん、……」 吐精したにも関わらず、自身は未だ硬いままだった。 抜かないと。 そんな意思とは裏腹に、腰が揺れた。奥で吐き出した精を擦り込むように。 するとようやく少し収まった気がして、腰を引き始める。 結合部から水音が響く。引き抜こうとする度に、温かい内壁が敏感な箇所を撫でた。 「……、」 あと少しで抜けてしまう。 そう思うと、どうしても消えない寂しさが背中を押した。 「ごめ、……っ!」 霞む視界の中。 ──再び、貴方を貫いた。 自身の快楽だけを追い求める、思い遣りなどほんの少しもない、獣のような交わりは終わらない。 (+32) 2021/09/23(Thu) 15:57:34 |
【人】 9949 普川 尚久>>@1 朝倉 「というか何しに出たとこだったの。 散歩でもなかったら、そっち先してていいよ」 「用事の後でも、やっぱ気が変わったとかで やめたりってしないからさ」 どういう経過を辿るにしろ、この後あなたと普川はどこかの空き部屋に入ることになっただろう。 (28) 2021/09/23(Thu) 16:00:50 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 9949 普川 尚久>>28 「飲み物取りに来たんや。みおくん喉乾いてへんかとお思って。」 でも飲み物取りに行くならあの通行止めの先へ行かなくてはならないし… 「でもみおくんなら少しくらい許してくれるやろ。なあ、もう俺我慢できひんよ。」 空き部屋に入るなり、普川の肩を何かが掴んだ。異能の見えざる手だ。朝倉の気持ちに呼応するように力が入っている。生半可な力では振り解けないだろう。 (-267) 2021/09/23(Thu) 16:13:04 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>26 >>+32 廊下 ───名前を呼ばれた気がする。 暖かい、安心する声色だ。 ……きど? 淫欲に溺れていた意識に冷や水が浴びせられたかのように目を見開いて、途端にぼやけた世界が、かちりと小豆色に染まった。 「── 待っ、止めて、 ふ、ぁっ、リョウ!待ってッ!き、きどっ、 見っ………んん、あっ、 やだやだ、 」やだ!見るなぁ!! 力の入らない腕でゆるゆると迷彩を押し返そうとするが、体は欲を貪るのに精一杯で、行為を中断させるまでには至らない。 体内の性器が強く脈打って、熱が吐き出される感覚。何だこれ。知らない。熱い。知らない。混乱。色んな思考があぶくのように浮かんではぱちぱち消えていく。 「待て、あっ、止まっ、んぅ、見ッ、…… 見るな!見るな見るなっ! 」見るな貴戸お!! 嫌がる言葉と共に甘い声が漏れ、意思とは裏腹に肉壁が畝り暴力的な悦楽に身を痙攣させ ぱた、と白濁を吐き出して、絶頂を迎える。 「はーーっ、は、ぅあ、 あっ、あ、んん、ふっうあ、あ……、……っ!……!! 」息を整えようにも、達して敏感になった場所を殴り付けるように再び揺さぶられれば、それを止める術はない。 ただ声を押し殺して、涙を溢した。 (+33) 2021/09/23(Thu) 16:27:20 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……は、…………ぁ」 有無を言わせぬその強引さに胸が締め付けられる。これから求めるものが与えられるのかと期待してしまって、それからかつてのひとときを想起してしまって、唇の端から漏れる吐息が熱を帯びる。 あかつき。 あかつき。 はやく、はやく、はやく。 あかつき。 指先がそっと貴方の服をつまむ。刺激が意識を揺らすたびに血の通った指に力が込められて白く染まった。 捕食される仄暗い悦びが、貴方の口づけによって淑やかに咲いていく。期待で腰は軽く浮き上がり、普段ぴんと伸びていた背筋はやわらかくしなった。貴方から齎される快楽を求める体が自然と強請り始めている。 ──あかつき。 赤色に顔を寄せる貴方を見るほどに心臓はとくとくと早鐘を打ち始め、唇が音にしないまま貴方の名前を呼んだ時だった。 「────ッ」 ▽ (-268) 2021/09/23(Thu) 16:40:29 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁来た。 本来なら痛みしか生まれないであろう刺激の筈なのに、この体は言い逃れできない程に悦び善がっている。 声の代わりに吐きだされる吐息。熱と艶を帯びるそれは、快楽を感じている証明に他ならない。 急所からじわりと広がる快感にどれほど溺れていたのだろう。は、は、と短く呼吸を繰り返して余韻を貪り尽くした後……ようやく、小豆色の瞳がゆるりと貴方のほうを見下ろした。 「…………ぁ、は……、あかつき……あかつき…………」 心の底から愛おしそうに。 瞳を蕩かせ、少年は笑む。 紫色を見つめ唇を動かす。 すき。 (-269) 2021/09/23(Thu) 16:41:41 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「そうだろうなあ、だからあえて言ってやった。 しゃべらないと勝手にそうする、そう思われて仕方ない」 誰か他人事のように告げれば、面倒くさそうに離れた。 首をひねらせ、自分の目元に触れると、 笑ったその顔に同じような笑いを返してやった。 その笑い方も、得意分野だからだ。 「かわいそうな俺を作っているのはお前らだがな……希望を述べているだけなので?」 そのまま頭に自分の分の毛布もかけてやる。 一枚の布よりもさらに闇が深くなり、あなたを暗い世界へといざなった。 「揃いだな、それなら明後日。準備しておけ……。 そして、具合が悪いのを見せつけられて一日を終わりにしたくない気持ちぐらい察しろ。 嫌なら、出ていけ。お前が出ていくのは止めない」 ため息をついて、本を開けばそのままあくびをして。 今夜も部屋の隅で文字を読み始めた。 (-270) 2021/09/23(Thu) 16:45:57 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「ああ……触診だけでこんなになるくらいなら、 要らなかったかもしれませんね、薬」 口の中に残った、少しの甘さを飲み込んで。さわさわ、布越しの物足りない刺激を与える。 「ほら、ちゃんと治したげるから、さ? 下も脱いでてくださいな、まだ動けるくらいでしょ?」 「僕も準備してますから」 ことり。わざとらしく音を立てて、ローションのボトルをサイドテーブルに置いた。自分のシャツのボタンをいくつかをゆるめて、一呼吸。 恥ずかしげなく、それでも見られていることをいくらか気にしているくらいの様子で、下半身の着衣をすべて脱ぎ去った。彼の性器は少しも勃ちあがっていない。 「脱いだら、仰向けに横になっててな。 恥ずかしかったら、見てなくてもいいですよ」 (-271) 2021/09/23(Thu) 17:21:58 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 5635 朝倉 弘「そぉ……そうね、有楽さんも許してくれるさ」 本人に確認を取れてないらしいのが分かった。 意識ないのかなぁ。 ぼんやりと考えながら、先に部屋に足を踏み入れて。ベッドにでも腰掛けるかと思っていたところを、あなたの異能が襲った。 「ッ!?」 肩を跳ねさせ、鞄を強く抱きしめながら振り返る。何もない。あなたとは距離がある。それでも力を込められた部分は布ごと肉が沈み込み、全く動かせない。 「 な に……? え? なん、」驚愕と困惑──あなたにとって、概ね期待通りの反応が返って来ただろう。 (-273) 2021/09/23(Thu) 17:41:24 |
【独】 9949 普川 尚久大よそ虚無受けだけど、攻めに回ってPLが問題なくロールが出来るPCで来たつもりだったのに、何も問題なくない。たすけてくれ、たすからないよ、Fly away. Yeah. (-274) 2021/09/23(Thu) 17:47:27 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+33 闇谷 揺れる視界の中で拒絶を聞いた。 当たり前だ。 彼には想い人がいるのだから。 自分はそれを知っていて、 応援する気持ちさえあるのに。 どうしてこんな、人の気持ちを踏み躙るようなことをしているのだろう? 「……っ、ごめん、ぁ、ごめん、ごめんなさ、」 謝罪を繰り返す間も、責め立てる動きは緩まない。 押し返そうとする腕を掴み、自重で押さえ込む。 どうすれば抵抗する人間を組み敷けるのかは知っていた。かつて、襖の隙間から何度も見たのだから。 「ぅう、ぁ、……ッふ、うぇ……」 顔をぐしゃぐしゃにして、大粒の涙を零して、ひたすらに欲を追い求める。 早く、早く、終わってしまえ。 意図的に抽出を強め、残る熱を焚き付けた。 肉壁が収縮する箇所を、何度だって無遠慮に穿つ。 「…………ッあ!」 全身が大きく脈打った。 自分が再び達したことを、すぐには気付けなかった。 (+34) 2021/09/23(Thu) 18:00:41 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 9949 普川 尚久「はは…っ、それや、それや」 その正に期待通りの反応にゾクゾクと加虐欲を背筋に感じる。 「なにって、 尚久くん殴らせてくれるってゆうとったで?なあ」 自らの右手を固く握ると、動けない普川の腹に殴りかかる。少年の力と言えど、無遠慮な暴力で殴られれば痛みがないはずはないだろう。 (-275) 2021/09/23(Thu) 18:13:55 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志生命に危機を与える程じゃない。 けれども戯れと呼ぶには刺激の強い、擬似的な捕食行為。 「──………、……。」 止めないとは言ったが、苦痛に顔を歪めていれば離そうと思っていた。 視線がかち合う。惚けた小豆色が、自分だけを映している。 ───おれも。 首元から、鎖骨へ。薄い皮越しに骨を舐める、甘く噛む。 そのまま肩口へ舌を這わせ、ぴちゃ、と唾液の音を鳴らす。 歯を突く度に貴方から漏れる吐息。 このまま、自分以外で満足出来なくなれば良い。 醜い独占欲。支配欲。そんな感情を肌へ押し込んでいく。 さて。口の中に薄く血の味が広がって来た頃。 最後に貴方の唇へ舌を這わせて、ぱ、と離す。貴方を味わい尽くしたと言わんばかりに。 「………ごちそーさま。」 異能を駆使する気はない。 貴方の首元を見れば、満たされたように頷いた。 (-276) 2021/09/23(Thu) 18:16:04 |
【人】 4432 貴戸 高志>>+34 廊下の二人 貪られている少年の叫びも、熱に侵されている少年の懺悔も、どれも等しく踏み超えて。 藤色の軌跡を宙に描きながら、いっそ無粋と言えるほどに堂々とした足取りで少年たちの望まない饗宴に割り込んだ。 「……悪いがそこまでだ。 迷彩、辛いだろうが止めさせてもらう」 これが嬌声だけであったのなら態度も違っていた事だろう。だが貴戸が耳にしたのは泣きながら紡がれる謝罪だった。ただの戯れではないと判断して、少年は馬鹿が付くほどの真面目さを持って声をかける。 相手を抱いている少年が達した頃を見計らい、「すまない」と断りを入れて両脇に腕を滑り込ませて後ろから引き剥がそうと試みる。 それから白を基調とした上着を脱ぎ、迷彩の下半身を隠すようにそっとかけようとする。汚れるといった懸念は初めから頭に無い。微塵も躊躇せず行われる事だろう。 これらは全て、迷彩少年が暴れなければの話だが。 (29) 2021/09/23(Thu) 18:29:12 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤 離れて行けば、一先ず持ち上げていた頭を枕に沈めた。くて。一度緊張を解いてしまえば、戻って来た気配への反応が想定していたよりも遅れる。身体が追いつかなかった。掛けられたものを払う気力も、すぐにはわかなかった。 はあ、ため息ひとつ。 「鏡を見てるみたい。でも揃いは御免だな」 まばたきを何度かする内に、目が開かなくなってきた。暗い。 「 ……可哀想な榊さんを作っているのは、結局榊さんだよ。 言うだけで全部聞いてもらえるわけないのなんて、よぉく知ってんだろ 」どうしても言いたかったことを言って。もう少しの呟きだとか、明後日のことの了承なんかは、言ったつもりだけになって。 そうして、揺り籠の闇に意識は落ちていた。 おやすみ。 (-277) 2021/09/23(Thu) 18:38:41 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「ぁ、あ、あ」 貴方の全てを甘受する。 体の全てを明け渡し、好きにさせ、代わりに与えられたものを余さず味わう。 生き物としての弱点を晒した事で齎される破滅的な快楽。その味の罪深さといったら! 抗い難く、いけないと分かっていても止められない。蕩ける頭が、痺れる体が、もっともっとと次を強請る。麻薬を取り込めばきっとこうなってしまうのだろうかと徐々に茹だり始めた脳の片隅で呑気にそう考えていた。貴方のどろりとした欲望に気付くこともなく。 かつて傷一つ付いていなかった少年の首筋は愛撫で艶かしく濡れそぼり、鮮やかな赤色の嗜虐的な愛が咲き誇った。 「……は、……ぁ」 貴方が唇を舌でなぞれば、その軌跡を追いかけるように自分の舌で名残り惜しむかのようにちろりと唇を舐めた。 そうして戯れに溺れた後。幾度となく聞いたであろう食事の終わりを告げる挨拶と共に解放される。今だけ非日常的な熱を含んだその声を聞くや否や、貴方のほうへ倒れ込むように前へと体を折るだろう。 「……あかつき。 …………きもちよかった。ありがとう」 拒まれないのなら、貴方の肩口に顔を埋めてそう呟く。 表情は見えない。けれど、髪から覗く耳がほのかに赤く染まっていることには気付けるかもしれない。 (-278) 2021/09/23(Thu) 18:53:45 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久―――――――― ―――― ― 後日ここは運営に用意された、キッチン。 照明はどぎついピンクで。 どうやら酒を飲み続けて、先に続きを飲めなくなったほうが抱かれるショーを俺たちはやらされるようだ。 本物の酒以外が入ってるかは不明だが、少なくともうごけなくなり快楽が得られるのならいいのだろう。 (/*フォーチュンで高いほうが酒に強かったということで一発勝負) 「お前、前世で何をすればこんなことに俺を巻き込むんだ……」 実はこの要因が己にあることを自覚しているのだが、言ってやらないそうだ。 (-281) 2021/09/23(Thu) 19:09:16 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 5635 朝倉 弘「言うたけ、 どっっ 、ぉ゙……」鞄の位置を下げることも出来たが、結局やめた。中身を考えるとクッションになるどころか被害を拡大させそうだったから。 ぎゅう、鞄を抱きしめて痛みを誤魔化す。しゃがみ込もうと身じろいだが、それは叶わなかった。倒れられもしない。 それでも視線を床に落としたり、瞼を閉じることはなかった。あなたや、肩を掴んだ手の動きをずっと気にしている。暴力を予測できないでいることの方が嫌だ。 あなたの発言と自身の経験から、後頭部や背中を殴られることも、ほんの少し気にした。 (-282) 2021/09/23(Thu) 19:17:12 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 喉元、痛みが走って。わずか、じん、と脳が痺れる感覚。 「……強がりが上手だな、リョウ」 少年の首から不意に外された手。 するりと肌の上を滑って、左胸にひたりと当てられる。 ト、トッと指で薄い胸を叩く。脈打つ音と同じ間隔、逸る鼓動を教えてやるように。 あるいは、何事かを考え込んでいるときのように。 (-283) 2021/09/23(Thu) 19:29:16 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 唐突に。ぴたりと指の動きを止める。 人差し指を浮かせ、感情を隠した口から単調な声を吐く。つまるところ、普段の調子。 「お前の欲しいものは分かった。手に入るといいな」 言って、あっさりと少年の腕を退け、あしらい。床に足を下ろす。 彼が抵抗したのならば、ベッドに叩きつけるくらいのことはしたろうか。 のちに引き摺らない程度の、侮りすら窺える力だったろう。 立ち上がると、ずっと低くにある小さな頭へ手を置いた。これまでのどんな時より、自然なしぐさで。 それから「風呂に入れよ」と、場違いの言葉と掌を浮かせて出入口へ向かう。かちゃ、きぃ、ばたん。内鍵をまわし、扉を開け、閉めた音。 纏わせたままの上着だけを残して、男は振り向かなかった。 (-284) 2021/09/23(Thu) 19:32:46 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤 指定された部屋に来てみれば、目に痛い桃色の暴力を受けることになった。うわぁ……と嫌そうな気配を全く隠さない。 「 は? 巻き込みだったとしたら、そこは榊さんか榊さんの前世以前の因果応報だろ」 自分個人がこんな目に遭うのはもう諦めているというか、あっておかしくないとは思っている。企画が始まってからだけでもひどいものだ。 「お酒飲んでたらいいんよね? 種類はランダムかぁ…… 低いの引き続けられてたらラッキーくらいのやつね」 一杯目にはチョコレートプランターズパンチsakeをもらい、少し緊張気味に口を付けていた。飲んだことは全くない。ひどい酒癖でなかったらいいなと思いながら、勝負を進めていくことになった。多分時々味が好きくないのがいた。 勝負ダイス89 (-285) 2021/09/23(Thu) 19:35:13 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志元々、情事の快楽に耐え切れずの行動だったが 貴方がそんな表情を、視線を、声を発すのだから ……こちらまで、癖になってしまいそうだ。 唇を舐める動作。 成る程確かに、その赤さに、艶めかしさにくらりとする。 とさり、と貴方が寄り掛かってくる。 自分が貴方を溶かしたのだと思えば、拒むなんて事は勿体ない。ただただ愛おしくて堪らない。 ……ずくり、と腹の奥が疼く。 今朝手渡された、机上のハンディカメラを一瞥。 それに手が伸びる事は無い。 貴方の蕩けた表情を、決して誰にも見せてやるものか。 「……きど、俺も 気持ちよく、なりたい、………… 」企画でも、課題でもなく、 ただ好きだと言う理由だけで貴方の背中へと腕を回し、誘うように赤らむ耳を甘く噛んだ。 貴方が拒まなければ、 今宵もまた二人きりの、誰にも邪魔されないW夜更かしWが始まるだろう。 (-286) 2021/09/23(Thu) 19:37:19 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「そうかな?人に縋る事は悪でも何でもないんじゃない。 暁くんだって、人が悩んでいる時に苦しみ続けて立ち続けるよりは、差し伸べた手を取り合う世界の方が平和と思わない?その延長戦と思えばいいよ」 一般論ならまだしも、それに特別な『性行為』が絡むから故の悩みだろう。けれども、南波靖史にとってそれは限りなく他の行為と変わらない。だからそんな言葉が普通にと出てくる。 「申告なしでも苦しいのが意外と好きだったら、その方面開拓して探っちゃうかもしれないけどそれはよろしくね」 サラリと物騒な事を述べた。冗談か本気なのかが非常ににわかり辛いのが物騒さに拍車をかけている。 「……いや」 「『嫉妬』って言うんだな、と思っただけさ。……何か、何となく懐かしいと感じてさ。まあ、別にそれで暁くんとの言葉を違えようとは思わないよ。今すぐと言うのもおかしいし、適当に良い状況になったら声かけてくれたらいいよ」 今から楽しみ、の言葉に、一瞬だけ呆けた顔をして。 「任せて」と嬉しそうに微笑み返した。 (-287) 2021/09/23(Thu) 19:39:23 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>29 廊下 「ぁ、……」 脇の下に腕を滑り込まされた瞬間、僅かに肩が跳ねる。 しかし背後から引き剥がされれば、素直に身体を委ねた。 ようやく顔を上げる。 最もいてほしくなかった姿が、目の前にある。 「うああぁ……、ぅぐ、えぇ……」 かけられた上着を手繰り寄せた。膝を抱え、白い生地で目元を覆う。 自分が泣く立場でないことくらいは理解できる。 それでも溢れる涙を隠そうと、歯を食いしばった。 (+35) 2021/09/23(Thu) 19:41:17 |
【独】 9949 普川 尚久チョコ……あ、かわいい〜〜あか〜〜い甘そぉ〜〜〜〜〜多分普川は好みな方。お前酒に強い気はしていなかったが、弱いわけではないと出目が言っている。でも調子に乗ってスッて強いの飲んだら落ちそう。 (-288) 2021/09/23(Thu) 19:46:37 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「……俺が一体何をしたんだ?」 しらばっくれている。 肩をすくめながら出てくるリンクウッドsakeを手に取り揺らしてみる。 ため息を付きながらゆっくりと飲んで、身体の変化をみた。 「ああ、飲んだらお前は素直になるのかとどこかで適当なことを言ったが。実際どうなんだろうな、負けたほうが何かをするのをもう一つ加えないか?」 (-289) 2021/09/23(Thu) 19:47:08 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 9949 普川 尚久「──へぇ」 すごいね。 そう純粋な感嘆の声が漏れた。 自白剤は乗せてない。乗せなくても今まで生きていていてこの快楽に耐え切る人間がいなかったから。いたとしても、そこまで意地になって聞くほどに切羽詰まる状況も無かったから。 「尚久くん、もしかして実は凄い子?冤罪か言い張ってるのかは俺は知り様がないけどさ、その我慢強さは感心するよ。 ……うん、さすがに責め過ぎるのも可哀そうかな。元々セックス乗ってくれたんだし、俺の本来の役目は別に虐める事じゃなくて『幸せ』を与える事だしね」 「ああ、尚久くんが痛いのとか焦らされるのが好きなら別だけど」 試そうか。どっちか感度が良いのか。 言うが否や、元々2度もイかせているのだから多少の滑り自体はそこの彼自身が吐きだした白濁を掬って後孔に指を入れる。別段初めてでもなさそうだし、異能が効いてるなら入らないもないだろう。 確認するのは二点。 痛覚を抑えた場合と、逆に何も使ってない程度に痛みを感じる場合。その二つに切り替えて、何度か指を抜き差しをして中の締め付けがどうなるかを試す。 (-290) 2021/09/23(Thu) 19:51:04 |
【独】 4432 貴戸 高志レスを返し終わったしソロールの文章もまとめ終わったのでぼんやりしてたんだけど この貴戸高志とかいう男本当にツラがいいな……………… (-291) 2021/09/23(Thu) 20:04:35 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「 榊さんに思い当たらなくて、僕に思い当たる道理もないだろ…… 」それでも何某かはしているだろうなとは思っている。本人が悪いと思っていなくとも。 実際は思い当たる節があるようだが。 「何……独り言でもしてたん? 僕全然飲んだことないから知らんけど、…んー……?」 チョコやパイン、色んな風味の混じった甘い甘い赤を口に含みながら、思考する。飲んだ瞬間意識が飛ぶということはなさそうだ。 「負けたら踏んだり蹴ったりだな、それ。 まあ、つけたいならいいよ。 そんなになんか、させたいことあるのかとも思うけど」 (-292) 2021/09/23(Thu) 20:06:30 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「──彰人くんはさ、気持ちいい事、好き?」 唐突な問い。 それと「指輪が当たって痛いなら外すけど」、と一言添える。──少なくとも、異能抑制器具に見えるのに随分容易に外すと言う、と感じるかもしれないが。 「想定相手は誰でもいいけど。『快楽』って人類が求めるものと思っていたんだよね俺。別にさ、性行為に限らずどんな趣味だの遊びだの、快楽物質が出る故に幸福を感じる。……けど、『快楽自体が嫌い』っていう子がいてさ。それだけ先に聞きたくて」 余り問いかけばかりだと雰囲気が壊れるだろうとばかりに、背丈が高い彼の額に手を伸ばす。前髪を掻き分けて背伸びをしてから、軽く口付けを落とそうとする。 (-293) 2021/09/23(Thu) 20:06:53 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0251 鏡沼 創「……痛く無ければ、かぁ。 本当に嫌いだねぇ、痛いこと」 そこまで言われれば、本当にそうなのか。 経験上、『実際の所』そうでない人間が少なからずいたのは経験則から知っているが──今の所、異能を使わなくても某同じ罪状仲間が何やら盛ってるらしい。暴くのだって別に必須ではないし、……聞きたい事はあるが、本音を暴くなら今より今度の方がいい。 「わかった。全部任せてくれていいよ。痛くもしない。 ──トモダチだもんね?」 付け加えるようにそう言う。元々コーンによる媚薬が入っている状態だ。自分の異能も、「予定」を考えると今使う必要は無い。 だから何処か落ち着かない理由を未だフワッとしか理解できていない相手を宥めるように、避けられないのであれば頬に軽くキスを落として、ベッドに軽く押す。攻め受け、或いはタチネコ云々もわかりやすい方がいいとばかりの主張をしてから、手慣れた様子でい服を脱がしていく。 「痛くないのが好きって事は、気持ちいいことなら好きって事でいいよね?」 自分も普通に摂取している。これくらいなら十分意識を保てるが、自身の異能を自分に使う事は少ない。つまり、互いに高揚してる状況は珍しい部類で、 「……俺もちょっと余裕ないから、痛かったらすぐに言ってよ」 そう告げつつも、痛みが嫌と言う貴方に前戯もローションも時間も非常に長く掛けて──早く楽にして、という望みは遠のいたかもしれないが──苦痛のない、快楽だけを与えただろう。 (-294) 2021/09/23(Thu) 20:19:57 |
【人】 4432 貴戸 高志>>+35 >>+36 廊下 視線を素早く泳がせ、途切れ途切れの言葉を受け止めて思考を巡らせた。 「ああ。分かってる」 端的に返事をしながらしゅるりと自身のネクタイを解いた。手際良くボタンを二つほど外せば、シャツの間から鮮やかな赤い噛み跡とチョーカーを模した異能抑制装置が覗いた。 物を大切に扱うよう躾けられた貴戸がチョーカーを半ば引きちぎるように外したのは、冷静に見える内側が少なからず乱れている証拠なのかもしれない。 「──暁。頑張ったな」 それだけを呟き、静かに闇谷の唇に自分の唇を重ねた。 貴戸高志の異能内容は"感覚を一つ遮断する"。 普段は抑制装置が働いているが、これを外して条件を満たせば自分以外も対象とすることが出来る。 その条件とは──"相手の唇を奪うこと"。 唇を介して、相手の感覚を弄る。 闇谷から奪うものは痛覚。少なくとも(5)1d6時間の間は物理的な痛みはなくなるだろう。 それでも傷つき叫ぶ心の痛みだけは遮断することが出来ない。 きっと一番痛がっているのは、そこの筈なのに。 ▽ (30) 2021/09/23(Thu) 20:28:45 |
【人】 4432 貴戸 高志>>+35 >>+36 廊下 ボタンを留め、ネクタイとチョーカーを彼にしては雑な動作でズボンのポケットにしまう。 一度闇谷の頭を撫でてから、今度は藤色の髪は迷彩の方へと流れていった。 「迷彩」 少年の名を呼ぶ声はひどく穏やかだ。 上着で顔を隠した彼の頭を、ぽんと小さく叩く。叩くといっても、あまりにも力が入っていないため撫でると言った方が正しいかもしれない。 「俺は今から暁を部屋まで運ぶ。 そうしたら、今度はお前の番だ。自室でも、戻りにくかったらどこかにでも。送り届けよう。 きっと気にするだろうから、お前は悪くないとは言わない。俺はお前をきちんと叱る。 だから、叱られたくなかったらこの場から離れること。悪いと思ったら、俺に叱られても構わないと思ったら、待っていてくれ。 ……出来るか?」 極めて静かで落ち着いた声が、貴方の頭上に降ってくる。そこに怒りなどは一欠片も混じっていなかった。 (31) 2021/09/23(Thu) 20:29:39 |
【人】 3839 南波 靖史 >>2:88 素崎 「なれないねぇ。『似てる』とかくらいかもあるかもだけど。 ……真斗くん、震えてるけど大丈夫?お酒飲みすぎた?お酒飲むと何か思い出すらしいよねぇ。誰かの事思い出した?」 それが自分の発言のせいだとは、母親と重ねられたとはほんの僅かの想像もしていない。『当然』の事をただ述べただけだ。怯えるなり動揺するなりするわけないのだから、先程の怒涛の勢いも消えて、大して気にしてなさそうな声色と返事が帰ってくる。 「……変なこと言うね?俺は逆だなあ。『教えてあげた上で守ってあげたい』もん。無知は楽だし苦しい事も知らなくてもいいけど、楽しい事も幸せな事も知らないから俺は“可哀そう”って思うな。 真斗くん、それ以上にお母さんが好きだったの?どこが好きなの?優しく声かけてくれるから?そんな人幾らでもいると思うんだけど……何で皆「親」に拘るのか、俺、両親がいないからわかんないや」 (32) 2021/09/23(Thu) 20:32:13 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c15) 2021/09/23(Thu) 20:36:54 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>31 廊下 名前を呼ばれ頭に手を置かれれば、びくりと体が震えた。 恐る恐る、赤く腫れた目を見せる。 しかし、視線は合う前に下へ戻ってしまう。 「……」 俯きながら、穏やかな音を耳に入れる。 貴方の言葉は、少年には少し難しかった。 「……うん」 だから、咀嚼したのは最後の一言だけ。 叱られるのは怖いけれど、 このまま許されるのはもっともっと恐ろしい。 少年は膝を抱えたまま、貴方が戻って来るまで待ち続けるだろう。 (+37) 2021/09/23(Thu) 20:51:59 |
【独】 9949 普川 尚久PL当方は予想ついてたし、普川もぼんやりと考えつつの発言をどこかでしていた気がするけど(してなかったかも)、確信を得たなぁ。いきたいとこにいけるといいね。 (-296) 2021/09/23(Thu) 20:52:25 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁これは迷彩と手短に言葉を交わし、闇谷を運んできたあとのこと。 闇谷を抱えて自室に戻ってきた。成人男性より幾分か体は小さいだろうが、意識を失った人間は相応に重みがある。けれどそれが一体なんだと言うのだろう。あの時の闇谷の叫びを思えば、自分の両腕があげる悲鳴などちっぽけなものだ。 布団の上に寝かせる。断りを入れてから着衣を少しだけ乱し、タオルで拭える部分を拭った。掻き出すことも考えたが、迷彩との約束もある。少し我慢して欲しいとブランケットをかけるだけに留めた。 闇谷が休めるよう整えた後、迷彩の元へ戻ろうとして……一旦、眠る少年の元へやってくる。 顔を覗き込み、様子を伺う。 「暁」 名前を呼ぶ。勿論言葉は返ってこない。 それでも構うことなく、唇を寄せて口づけを落とす。 今度は異能を使う目的などではなく。 ただ"そうしたい"と思ったからした。それだけの小さな理由。 「企画のせいで、誰かのせいで、お前が誰かと肌を重ねることもあるのだと覚悟はしていた。その筈だ。 それでも──」 ▽ (-297) 2021/09/23(Thu) 20:57:30 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>19 なおひ〜〜〜〜〜 「え。ふみちゃん痛いの好きなんだ……へぇ……」 知らん言ってるのにするっと信じた。事実無根の風評被害だ。 「だって、ねぇ?皆普通じゃない事を、怖がるんだよ。 『普通』じゃないヒトを遠ざけて隔離して、そうしてようやく安心するの。だからオレ達ここにいるんじゃん。 納得はしてないけれど、オレが『ちょっとだけ』普通じゃないらしいってのはわかってるよぉ。 だから、『普通』ができてると嬉しいの。 『トモダチ』が離れちゃうと、困るからねぇ」 そうしてやはり、いつものようにへらっと笑う。 重ねられる食器を席に着いたまま、ありがとう〜と見送る。 何も言わなければ持ってきてもらった時と同じく、貴方が片付けるのをただ見守るだけだ。 (+38) 2021/09/23(Thu) 20:57:45 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「──ああ、やっぱり胸が痛いんだ。異能も効いてくれやしない。 暁、苦しいな……」 顔がくしゃりと歪む。 たまらず、もう一度だけ唇を重ねた。 貴方が眠っている頃に起きた、ほんの僅かな一幕のおはなし。 (-298) 2021/09/23(Thu) 20:57:45 |
【念】 4432 貴戸 高志自分の意思で決めたことなど、一体幾つあるというのだろう。 自分はまだ18年しか生きていない。大人からすれば鼻で笑われるような、青くさい少年でしかない。 けれど自分にとってはそれが全てだ。 某日、消灯時間さえも過ぎた頃。 談話室に居座って、端末の明かりだけを頼りにディスプレイの文字を追いかける少年が一人。 風情も何もない白い光に濡れる涼やかな顔は、相も変わらず生真面目さを押し出したかのような仏頂面のままだ。けれどよくよく見ればその眉間には少し皺が刻まれているし、唇は普段よりも固く引き結ばれている。 指先と視線は幾度となく端末の中の文字をなぞり続ける。 その殆どは、"報酬"の欄。 「…………」 おもむろに瞳が緩く細められる。睨むような鋭い眼差しで穴があきそうなほどに端末を注視した。 (!7) 2021/09/23(Thu) 20:58:08 |
【念】 4432 貴戸 高志彼は全てを放り投げてまで隣を選んでくれた。 無実を証明できる機会を、太陽のもとで大手を振って歩く機会を。ありとあらゆる自由の可能性を。 自分は相手に何を返せているだろうか? 自分は相手にどれだけ負担をかけてしまっているだろうか? 尽きない悩みがぽたぽたと心に降り注ぐ。昔は殆ど揺らぐことのなかった水面が波紋を生んではぐらぐらと乱れた。 心情を表すかのように端末を持つ手が小さく震えた。みし、と機器が小さく悲鳴を上げてもお構いなしだ。 「……きっとお前は、気にするなと言ってくれるだろうけれど」 "何処でも、お前が居たら幸せだと思う。 " 鮮やかに甦る声。 声だけじゃない。肌を刺す空気も、その前に口にした甘味の味も、あの時間を形成する何もかもが脳と心に刻まれている。 「…………暁。俺も」 俺も、お前がいてくれたなら、きっと。 「──何処でも、幸せだと思う」 (!8) 2021/09/23(Thu) 20:58:43 |
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