【独】 規律 ユスあとやっぱり許さんまーた狼選んでんじゃねーか! (※これはカミクズが許さんであるという前提で話をしています) (※違ったらストレッチャーで火葬場まで行きます) (-2) 2022/03/01(Tue) 21:04:05 |
【人】 普通 ナツメ>>薬局 ぐ、と目の奥に力をこめる。 「……今日も、用意するから。 あとで、行きましょう」 取り残してしまう少年の様子をすこし、気にしたけれど。 声をかける余裕は残されていなくて、 少女は怪我人を寮の中、医務室へ運び込んだ。 おろおろと拙い指示で、おぼつかない手つきで。 どうしよう、と背の高い手伝いをたびたび見上げつつ。 (0) 2022/03/01(Tue) 21:04:56 |
【神】 美術 エノ───今日の合議は。 裁判場に運び込まれていたとしても。 どこかで安置されたとしても。 どのみち、話し合いに参加は出来ないだろう。 (G0) 2022/03/01(Tue) 21:05:42 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局(3日目) 「俺の出来ることと言えば、 そこに居ることか口を出すことかくらいですから」 そうであるから、力なく横たわる人々をストレッチャーに乗せるのは、彼以外の者の手で行われることになっただろう。そして彼はその場に残ることになった。 (@0) 2022/03/01(Tue) 21:07:53 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/03/01(Tue) 21:08:22 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/03/01(Tue) 21:10:03 |
ツルギは、麦畑を見る度に思い出す。己を「ぱぱ」と呼んだ、あの怪物を。 (a0) 2022/03/01(Tue) 21:10:50 |
モノノ怪 ユメスケは、メモを貼った。 (t1) 2022/03/01(Tue) 21:16:38 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ 目を細めて、頭をさするあなたの手を受け入れる。 ふふふ、と楽しげな声が喉から漏れた。 けれど、あなたの相談ごと。 その表情が徐々に曇っていって、隠すこともできず。 うーん……と唸って、 「だめ……ではないですけど……」 ぎゅう、と抱きしめる。 あなたの耳元でぽそりと呟いた。 「……こわい、です」 明日もこのままのふたりでいたいな、と思って。 少女は思ったままのそれを、声に出した。 /* うわ〜〜〜〜!!!ごめんなさい! お昼ごろに送ったと思い込んでいてKONOZAMA!!!大変…お待たせしました…! (-3) 2022/03/01(Tue) 21:16:58 |
【墓】 清掃員 カミクズ「ちゃんと始末をつけるべきでしたね」 時は過ぎて、また話し合いの時間がやって来る。 今日も律儀に裁判場を訪れた清掃員は、 居ない人、居る人、その様子を見て。 多分、ずいぶん複雑そうに笑ったんだろう。 それから。 掲示された結果に、気掛かりそうな、でも。 それでも、信じていたい、ような。 (+0) 2022/03/01(Tue) 21:27:03 |
カミクズは、多分、今日も静観を選ぶ。 (c0) 2022/03/01(Tue) 21:30:09 |
【墓】 規律 ユス>>薬局・医務室 「応急処置は既にアクタがしてくれていたみたいだな。ナツメも行ってくれたし、俺たちで怪我をどうにかするのはこれくらいだろうか」 医務室に行って改めて汚れたガーゼなどを取り替え、少女と共に出来る事は尽くした事だろう。 ただ、そこから先は、 「……あと何をしたらいいのか分からんな。輸血しようにも方法を知らないし、俺は病院の世話になってはいても医師ではない。カイなら既に知っているんだろうか?」 流石にやるべき事が浮かばなくなってしまった。少女にどうするか、視線を向けた後、エノを見やる。 「……すぐには回復しそうにない気がする。 やはり安静にしておいた方がいいんじゃないか。死んでもいいと思うなら、話は別だが」 (+1) 2022/03/01(Tue) 21:32:16 |
ユスは、一通り終えて落ち着いた後、ヌンッした。具体的には手帳型端末で色々確認した。 (c1) 2022/03/01(Tue) 21:36:32 |
【神】 剣道 ツルギ特に予定もなかったから、裁判場には最初、もしくはそれくらいの早さで来た。 「 …意外なとこ選んだなあ…… 」投票結果と二回目の権限で選ばれた候補を見て。 答え合わせを少し済ませている青年は、他人事のように色んな名前を眺めた。 自分の名前が二つあることなんて、眼中にないみたいに。 (印どこにあるのか後で見せてもらおうかな) そんなことだけ、ボンヤリと。 今までと違うのは、帯刀していること。勘違いされそうなので、全員揃うまでは腕組みをして待っていた。 (G1) 2022/03/01(Tue) 21:36:51 |
【見】 奇形 メイサイ>>薬局・医務室 「お疲れさまです」 そうして不意にユス先輩とナツメ先輩の背後に現れた僕です。 ずっとついて来ていたんだけどね。 「ショッキングな現場に呼びつけてすいません。 お陰様で助かりました(アクタさんが)」 1人で2人運ぶのはさすがに大変だろうからな。 (@1) 2022/03/01(Tue) 21:37:56 |
【秘】 規律 ユス → 美術 エノ/* お疲れ様です。助けた相手が狼だと思わなくて驚きました。失血死です。 襲撃による印、どこに付けたとかエノさん側で決まっていますか? (-4) 2022/03/01(Tue) 21:40:19 |
ユスは、結果をざっと確認した。自分が選ばれてもなお気にしない。眉一つ動かさない。 (c2) 2022/03/01(Tue) 21:41:10 |
ユスは、彼との賭けの勝利を信じて疑わない。 (c3) 2022/03/01(Tue) 21:42:28 |
【人】 美術 エノ>>薬局・医務室 医務室まで運ばれ、介抱をされる。 されるがままだ、たとえ今ここで再度ナイフを刺されたって、 もう何の抵抗も出来ないくらい。 「……死にたいわけじゃないからね………」 「………休んでるよ……ありがとう………」 「…君達は、好きに過ごしたらいい………」 ぐったり、まだ浅い呼吸を繰り返しながら。 しかしもうあとは、どうしようもない。 か細い命をつなぎ留めながら、少しずつ回復するしかないだろう。 ………最も、VRの世界であるからして。 自分は大丈夫である、と暗示をかけるレベルで思い込めば、何とかなるのかもしれないが…… 今はそんなことできそうもない。 この日は、医務室で休むことになるだろう。 (1) 2022/03/01(Tue) 21:42:34 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 演劇 アクタ/* すいませんハナサキPLですが、更新20分程前のギリギリに結託の投票決めてしまって連絡遅れました…! もしかしたら他の投票した方から連絡行ってたかもしれないですが、こちらからもするべきだったと思い連絡しています。 結果が出てからになってしまい本当に申し訳ないです…… (-5) 2022/03/01(Tue) 21:44:25 |
【秘】 演劇 アクタ → 園芸 ハナサキ/* あ!そうだったんですね……!? 此方PCはこんな感じですが PLは生きても死んでも楽しいので大丈夫です! どうか気に病まれないようになさってください! これからもハナサキPL様の良い裁判ライフを祈っております! (-6) 2022/03/01(Tue) 21:53:44 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『ツルギ、エノさんが怪我をしたから暫く彼の様子を見ることになった。落ち着いたら離れるが、少なくとも今回の合議には行けないと思う』 合議がまだ本格的に始まる前であってほしいと思いながら、結果が出されたすぐに貴方にメッセージを送る。 『俺たちは幸運を掴むと、賭けに勝つと思っているからそれに関して何も言うことはない』 『ただ、話し合いは少なからず気力を使う。自分が疲れていないと思っていても、知らぬ間に疲労が溜まっている時だってあるだろう。特にお前は毎回密に参加し発言しているから尚更』 『無理はするな。お疲れ様』 そんな飾り気のないメッセージの群れを送ったのだった。 (-8) 2022/03/01(Tue) 22:02:19 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 演劇 アクタ/* ありがとうございます!なら安心です! 残りの期間もご縁あればよろしくお願いしますね! アクタさんカワイイネ…… (-10) 2022/03/01(Tue) 22:02:35 |
【独】 規律 ユスエノ、とーみんさんじゃない!?!?!?!? 誰、あれんださんか!?!?!?あれんださんこっち(ツルギ)じゃないの!?!?!?!? (-9) 2022/03/01(Tue) 22:03:06 |
【秘】 規律 ユス → 美術 エノ/* 実は分かります。 狼窓の詳細が分かるのは同じ狼のカミクズさん(墓下行っても読める)、見学の二人、墓下落ちした人たちです。結構見える人が多いです。その為見える人達だけにあてたソロールを赤窓でやる、なんて悪事もやろうと思えば出来ますね。 ありがとうございます、では印ランダムで決めておこうと思います。助かりました。 (-11) 2022/03/01(Tue) 22:05:46 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「………………じゃあ今日は選びます。 決める為に。生き残るために。 何よりナツメさんを怖がらせたくないですから」 昨日も同じ思いをさせたんでしょうか。 カフェで頷いたのも無理をさせていたのでしょうか。 陰った表情と抱きしめる腕が包み隠さない想いを教えてくれました。 「そうなると選択肢は多くありませんし……それなら安心してくれますか?」 言葉だけでは足りないかと、撫でる手をそのまま回して抱きしめました。 私は何処にも行きませんよ。 そんな気持ちが伝わりますように。 /* とりあえず今日の投票はこんな感じになったのでゆっくり…ゆっくり… (-12) 2022/03/01(Tue) 22:06:14 |
【神】 医者の息子 カイ裁判上に向かう足取りが重いのはいつもと変わらない。 今日はおまけに顔色も悪いが。 いつもどおり、投票権を取りに。そして結果を見て ため息を吐く。安堵でもなんでもない重々しいもの。 「…………いつまで続くんだ、これ……」 誰に問うわけでもない呟き。 全て終わらない限り、カイは来るしかない。 (G2) 2022/03/01(Tue) 22:07:38 |
【人】 普通 ナツメ>>医務室 寮の中にある医務室。 怪我人を運び込んで、できる処置をしてベッドに寝かせて。 (思えば、薬局の近くに病院でもぽんと出してみればよかったのだけど。) 「あとは……熱。 出るんだっけ、えっと……」 薬局まで走ってこようか? そう首を傾げ、先ほどまでいた場所をぼんやり思い出…… ……あれ、アクタくんと……遺体、置いてきちゃっ…… 「――――ひゃ、」 急に背後に現れた、メイサイ後輩に驚いた。 (2) 2022/03/01(Tue) 22:10:27 |
【神】 園芸 ハナサキ「ユスさんが……」 掲示された結果を目にしてぽつり。 もう一人の名前は予想できていた筈の名前。 この手で書いた名前。 予想はできても自らの投じた票が実を結ぶのはまた違った重みでした。 「えっと、今日もよろしくお願いします!」 (G3) 2022/03/01(Tue) 22:13:24 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「ああ。傷から異物が入ってきた時などに生じる炎症反応が起きると思う。VR空間ではどこまで人体のメカニズムが再現されているのか分からないがな。 念のための解熱剤と、あと……」 手帳で色々と確認しているときにいきなり背後から声がかけられた。 「……ああ、メイサイ。ナツメを呼んだのはお前だったのか」 「……」 (+2) 2022/03/01(Tue) 22:28:40 |
ユスは、メイサイに近付いて内緒話をした。 (c4) 2022/03/01(Tue) 22:29:05 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ>>薬局 「アクタお兄さん、今なに考えてる?」 横たわる彼女を頭を撫でるように手を動かして。その後はヌンッ、彼は浮かび上がった画面をずっと触っている。 (@2) 2022/03/01(Tue) 22:35:11 |
規律 ユスは、メモを貼った。 (c5) 2022/03/01(Tue) 22:35:25 |
ユメスケは、見てあげた方がいいなら、見てあげる。 (t2) 2022/03/01(Tue) 22:35:41 |
メイサイは、耳打ちに答えた。 (t3) 2022/03/01(Tue) 22:38:32 |
【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ/* こんばんは!死にたくないです!! 薬局の流れ、最終的にはエノさんをアクタくんに運んでもらおうかなと考えてたのですが、 場の流れと焦りで結果こうなり……横入りした形になり、非常に申し訳なく……すみません……。 ここからどうしよう!?とちょっと混乱中なので、一度相談したくて、ご連絡しました…… (-16) 2022/03/01(Tue) 22:40:57 |
【見】 奇形 メイサイ>>医務室 「人をおばけみたいに」 おばけみたいなもんだけどさ。 すり抜けるし透明になるし……。 相変わらずVRに乗り切れていないナツメ先輩に、少し笑った。あはは。 「ここに解熱剤出した方が早いと思います」 「ユス先輩はさすが詳しいですね。頼りになるー」 (@3) 2022/03/01(Tue) 22:41:37 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ『急に何。どういう状況?』 『止まってんならもう安静にするしかない』 『止血はしたのか?』 『今も血出てんなら止まるまで強く押さえてるしかない』 『そもそもここVRだろ……錯覚で死ぬようなとこだろ?』 『本人次第としか言いようがない』 まばらにとどくテキストメッセージ。 (-17) 2022/03/01(Tue) 22:50:21 |
【墓】 清掃員 カミクズ「…………」 連絡に目を通して、目を伏せる。 あとで……いや、他に会いに行く人が居るかも。 なんて思考の後。 今日の話し合いは、昨日よりも静かになりそうだな、と思った。 (+3) 2022/03/01(Tue) 22:55:25 |
カイは、カイは思わず真面目に返信してしまった……と我に返ってから、全体への連絡に気づいた。 (a1) 2022/03/01(Tue) 22:56:58 |
【神】 不運 フカワ「こんばんは……」 「まず、目の前で出した意見をかえてすみません。 公正平等ではなくなりましたね……?」 挨拶もそこそこに、すぐに投票理由を告げる。 それ以上とわれても答えないという意思表示のために。 「投票理由は…… アクタさん以外には答えないことにします」 「ひとつだけ、昨日の合議で言った通りに。 他薦でナツメさんにいれない理由ができたので変えました。以上です」 「今日の合議は怪我人もいるみたいですし、 名乗りをあげる人や、提案する人がいなければ早めに切り上げませんか」 「俺も気分が悪いので休みたいと思っていたところです」 (G4) 2022/03/01(Tue) 23:05:35 |
メイサイは、ユスが選ばれたのが内心凄く残念だった。言わないけど。 (t4) 2022/03/01(Tue) 23:06:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ こくん。 ちいさく頷くと、顔の横でさらりと髪がこすれる。 「ありがとう、ございます」 ちくりと胸を刺した罪悪感を抱えたまま、抱きしめあって。 温もりに包まれたまま、ぽそぽそと話をする。 「……選ぶの。迷ったら、話、聞きます。 聞くくらいしかできないけど……」 それで、やっぱり自分にします、と言われても。 今度はもう、聞くくらいしかできないかもだけど。 そうならないでほしいから、そのことは内緒にした。 (-18) 2022/03/01(Tue) 23:10:54 |
ユメスケは、ユスが選ばれたのが内心別に残念でなかった。言うかも。 (t5) 2022/03/01(Tue) 23:13:23 |
【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ/* お気遣いありがとうございます!綺麗な臓器です! そうだったんですね……此方は横入りだなんて思ってませんし、ナツメちゃんが来てくれて嬉しかったです!特に問題ありませんので 引き続きエノくんを介抱してあげて下さい〜……と思っていますが そちらに向かう事も可能だと思います!何でも対応できます! 死にたくない様のお好きなようになさって欲しいです……! (-20) 2022/03/01(Tue) 23:21:22 |
【神】 園芸 ハナサキ「……何かあったんですよね」 最初に比べて随分と広く感じる裁判場を眺めます。 「様子を見たい方も居るでしょうし、早く切り上げたい人が居るなら私も反対しません。 その、事情はよく知らないですけど……他に気を取られていたら集中できないと思いますし」 (G5) 2022/03/01(Tue) 23:27:37 |
【神】 剣道 ツルギ受け取ったばかりの、個人宛のメッセージを読んでいると全体宛の連絡。差出人の名前は同じだったから、情報は特に増えなかった。 「ん。どうりで集まりが悪いわけですね。 怪我人もいるなら仕方ない。 ちなみに俺は昨日と投票先の選び方は同じで、新しい提案も特にナシ。」 青年は自分を選んだ人間に何も言うつもりはないけど、自分以外に入れた人の投票理由は気になるので聞くつもりだった。 …が、そんな状況でじゃないなら仕方ない。 「…俺もエノさんのとこ行こうかな。アクタはそういうタイプじゃないけど、誰か怪我人なら殺せるとか考えるやつがいるかもしれないし。 それにユスが巻き込まれたら俺暴れそうだし………」 最後のが一番の理由だった。 (G6) 2022/03/01(Tue) 23:33:46 |
【神】 医者の息子 カイ「……はあ」 「誰かさんが暴れたせいか?」 来たところで今までと大して変わる兆しも ないけど、とぼやいて。 「人が来ないんなら僕もここにいる理由もない」 特に異論はない。名乗りを上げるつもりもない。 そもそもここにいるのは、自分のいない間に 勝手に話を進められるのが不愉快なだけだから。 (G7) 2022/03/01(Tue) 23:35:48 |
【神】 医者の息子 カイ「僕の投票先は、くじを引いただけだ。自分以外でな。 投票する人間が特に選べなかった。それだけ」 「今後もくじにするかどうかはわからない」 俯いて、それだけを言う。顔色があまりよくないのは 先程カフェの映像を見たせいだ。 本当かどうかは、きっとその様子からはうかがえない。 (G8) 2022/03/01(Tue) 23:36:53 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「その時はお願いしますね」 ハナサキはそう言って身を起こします。 胸を打つは心地よいリズム。 ──生きている。20年弱の人生で今更そう思えました。 離れる前に温もりを惜しむようにあなたの髪を撫ぜて。 浮かべるのはほんの少しの期待と不安が織り成すマーブリング。 「最後にこれだけ聞かせてください。 私はまだナツメさんの味方で居ても良いですか?」 こればかりは自分一人では決められない事だから口にしました。 望まれたならその道を自分なりに歩きたい。 それと同じくらい望んだ道も歩きたいのです。 (-22) 2022/03/01(Tue) 23:44:58 |
【墓】 清掃員 カミクズ気分が悪い、という言葉に一度、気遣わしげな視線を向けて。 それから、続く話題に少々きまりの悪いような顔をした。 自分が発破をかけたのだとわかっている。 物事は結果が全てだとも。 (+4) 2022/03/01(Tue) 23:45:24 |
【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ/* ああ〜〜〜〜っっお優しい ありがとう 後光… 急に引っ掻き回してしまって綺麗な臓器さん困ってたりしないかな…と、 死にたくないはあわあわしていたので、お困りでなければ大丈夫です…! (何かあったら遠慮なくおっしゃってくださいね…) P.S.アクタくんが吊られてかなりこころが苦しくなっています (-23) 2022/03/01(Tue) 23:46:52 |
ハナサキは、いつか貼った花柄の行方をちらり。 (a2) 2022/03/01(Tue) 23:48:16 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ『安静にって、寝かせてるだけじゃだめだよね。』 『血は止まってると思う。 他の人が止血してくれてた。』 『どうしたらいいかな』 『どうしたら、このまま死んじゃうって錯覚しない?』 事情の説明は省かれた。 少女が勝手に口外していいものか、迷ったので。 (けれど隣のユスが全体公開していたことに、もうちょっとしてから気がつく。) (-24) 2022/03/01(Tue) 23:52:45 |
ユスは、耳打ちされた内容に頷いた。 (c6) 2022/03/01(Tue) 23:56:44 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『嫌という程か。よかったな。 事件の発端はまだ分かっていないが、お前も人を上手く殺せるといいな』 何の感慨もなく静かに答えた。 (-25) 2022/03/01(Tue) 23:56:51 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ「月? ……ああこれ月なんだ、気付かなかった」 左上から左下、視線が落ちる。水面の白は空の天体の光。 「朝日に見えたんだが、よく見たら夕日?となり。 どっちなんだろうとなったのだった」 なったのだった。先程の反応とあわせると、彼は朝日に良い印象がないらしい。 「夕方なら、この船は家に帰るところ? 家って言うか、船の倉庫みたいな……あ、タイトル長」 PLがここで正式名称を見ました。解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号。長いな。 「タイトルから先に見てたら、最初から夕日に見えてたかも」 夕方の方が終わりに向かう印象があるので。 (-26) 2022/03/01(Tue) 23:57:15 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「? メイサイはおばけではない」 すり抜けるし透明になるけど……。 「たまたま本で見ただけだ。これ以上どうしたらいいかは俺も分からない。 指示があればそれを助けるための動きは出来るが、あとはエノさん自身でなんとか回復してもらうしかないな」 時折手帳を確認しながら返事をする。 手の中の裁判場の様子を見るに、今回は早めの解散になりそうだ。話を聞くのは嫌いではないから例えどれだけ空気が悪くなろうといくらでも聞けるが、それどころではないなら仕方ない。体調が悪い時何かするどころではないというのはよく知っている。 (+5) 2022/03/01(Tue) 23:58:17 |
ナツメは、今日は議論へ遠隔参加。やり方はユスくんに教えてもらいます。 (a3) 2022/03/02(Wed) 0:05:15 |
【人】 普通 ナツメ>>医務室 「うん、おばけじゃないけど。 おばけみたいに出てこないで……」 それからVR常識を再確認したり、 耳打ちしあっているふたりに首を傾げたり、 エノの容態をしきりに確認したり、 合議の様子を自分やユスの端末で見たりしつつ。 「……あ、返事。……安静……?」 手帳をぺらぺら捲っている。 医者志望の子とメッセージで連絡を取っているよう。 (3) 2022/03/02(Wed) 0:08:17 |
【人】 普通 ナツメ/* 今日は医務室にゆるふわ存在しています。 誰かが来たら、適度に居たり席を外していたりします。 在室/不在は確定ロール歓迎。 各位、そのようによろしくお願いします。 (4) 2022/03/02(Wed) 0:09:21 |
【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ/* 村は一度きり!やりたい事やりましょう〜! ナツメちゃんに何が起こっていたのかは存じませんので 好きにして下さるのが私としても嬉しいです〜 また何か気になる事がありましたらお声掛けください!対応させていただきます! これからもナツメPL様の良い裁判ライフを祈っております〜! (-28) 2022/03/02(Wed) 0:11:44 |
ユスは、ナツメに端末の使い方を教えた。 (c7) 2022/03/02(Wed) 0:16:15 |
フカワは、マップの上の医務室を指でなぞる。 (a4) 2022/03/02(Wed) 0:19:16 |
【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ/* はい!お返事ありがとうございました、お騒がせしました…! よりよい裁判ライフのため邁進してまいります…。ありがとうございました! (-30) 2022/03/02(Wed) 0:26:47 |
メイサイは、足だけステルスしてナツメ先輩の枕元に立っちゃおうかな。 (t6) 2022/03/02(Wed) 0:30:03 |
【見】 奇形 メイサイ>>医務室 「あはは。善処します」 「そう言えばカイさんって医者志望の方なんでしたっけ。 来てくれるといいんですけどね」 暫く医務室でリモート傍聴をしたりエノさんの様子を見たりした後は、適当に部屋を出て行くと思うよ。 (@4) 2022/03/02(Wed) 0:33:02 |
エノは、今しばらくは、ベッドで呼吸をするだけで過ごすことになる (a5) 2022/03/02(Wed) 0:34:04 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「そうだな。アクタと同じくらい感情の起伏は激しいが医者になる為に相当努力しているらしい。 もし来てくれるなら有難いが、誰がどこに行くかなど自由だしな。俺もそのうち他の場所に行くだろうし」 メイサイが出て行く時はいつも通りの調子で見送るだろう。 「安静か。そうだろうな」 (+7) 2022/03/02(Wed) 0:46:18 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ『特別なことはしないですよ』 本当に特別なことにはならない、きっと。 「…………」 『皆さんそういってくれます』 ここのみなは本当に優しい。 否定もしなければ、優しさで包み込んでくる。 おかげで気づいてしまったことが多すぎる。 『納得は、できてないですけど。 何に納得できなかったのか、わかるようになりました』 『家族の事は、好きでした。 今は少し親に幻滅しています。 それでも、姉弟には幸せになってほしいし。 俺は不幸を願いません、いつか報いは受けてほしいですけどね」 (-31) 2022/03/02(Wed) 0:47:29 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『わかった。今回はこっちも早めに切り上げる流れになってる。迎えにいくから待ってて。』 目の前にいる人間の顔色を窺いながら、テキストを作る。二つのことを同時にするのもかなり慣れた。 『ついでではあるけど、医務室の出入り口、しばらく立ってようかなって。 ヤバそうなやつが来たら部屋ごと守るつもり。 俺がそっちに行くとマズイなら、別の場所にする。』 自分があまり温厚な参加者から好まれていないのは知っている。 きっとあの投票先の決め方は、歓迎されるものじゃない。 『無理はしてないし俺は大丈夫。ありがとな。むしろみんなが大丈夫じゃなさそうでさ…』 (-32) 2022/03/02(Wed) 0:47:54 |
【神】 剣道 ツルギ「不安なやつとかいる?部屋まで送るし、そうじゃなければ、なるべく誰かと一緒にいてほしい。 ………一人で人気のない場所にいるのは 相手のためにも 避けて。」状況さえ整わなければ、新たな事件は起こらないはずだから。青年はそう考えていた。 (G10) 2022/03/02(Wed) 0:52:52 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『それは良かったです』 良かったのかな? 分かんないけど。 『え? 幻滅してるのに家族の喜ぶ事するんですか。 変わってますね。 複雑な感情ってやつなんですかね』 『まあいいですけども』 特別な事はしないって、やっぱり何かする気なのでは? と一抹の不安を抱きつつも。 『それじゃ。お話ありがとうございました。 先輩に会えて良かったです』 そう締め括って、一旦の別れを告げる。 (-33) 2022/03/02(Wed) 1:07:13 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『分かった。こちらは特に急ぎの用事など何もないから、焦らず来てくれ』 ナツメに端末の使い方を教えてから、隙を見て連絡を返す。 『一人でか? ……とはいえ、俺は護身術も武道も何も学んでいないから力になれるか分からないが。お前が部屋の外に立つなら俺も行く。 提供者に選ばれるならともかく、直接お前の身に何かあった時暴れるかもしれないのは俺も同じだ』 『正直な話、今回事件の発端はまだ知らないが、もし── |』 『』 『いや、なんでもない』 エノをちらりと一瞥してから、話を続けた。 『見る限りこちらの部屋に来ても大丈夫な気はするがな。お前と他の参加者の関係性は知らないが』 確かにあの投票先の決め方によって昨日空気が一変したくらいには歓迎されたものではないことくらい此方も察している。 ただそれだけで嫌われるものだろうか、と機微に疎い青年はぼんやり思っていた。世間一般の事なんてやはり難しい。 『そうか。お前が大丈夫ならいい。 確かに周囲の様子は気になる部分があるな。合議はまだ続くし、それとは関係のない場所で刀傷沙汰も起きた。疲れたり、考えの変わったりした者たちが何かの弾みで取り返しのつかないことをするとも限らないしな』 (-34) 2022/03/02(Wed) 1:15:05 |
【墓】 清掃員 カミクズ「………難しいな…」 殆ど無意識下の独り言。 あちこち痛みはするけど、まだ自衛くらいはできる、はず。 問題は、そっちじゃなくて。 清掃員は、あらゆる意味で。 自分の立場が一番人を不安にしかねないとは、思っているけど。 極力誰かの記憶に残りたくないな、とも、思っていて。 誰かと一緒に居るというのは難しい事だった。 少しの例外の誰かに、ずっとついて回るわけにもいかないし。 まあ、極力自室に居れば、いいのか。 一人そんな事を思いながら、 きっと徐々に解散へ向かう話し合いをぼんやりと見ていた。 (+8) 2022/03/02(Wed) 1:29:36 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『こういうのはなんていうか、誘惑なんだよ。できそうだから、やっちゃうんだ。 だからできそうにない¥況を整えれば間違えないもんだよ。』 間違いを犯す約束を交わした君と、他人が間違いを犯さないように話し合う。他者からすれば違和感しかないやり取りも、君と俺なら普通の会話になってしまう。 『あれ、ヒメノとカミクズさんだけじゃなくて?ああいや、じゃあエノさんは………あー、会って話した方が早いか。』 普段はここまでじゃないけど、君の身に関わるかもしれないことだから。 父親ごっこはこういう時にこそしなきゃ。 『………じゃ、決まりだな。医務室に人が集まりそうなら安全だろうし移動しよう。寄り道しつつ行くよ。』 そうしてメッセージが閉じられ、 (-35) 2022/03/02(Wed) 1:41:29 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス…る前に追加で二件。 『なんでもないって言うの、やだ。』 口調はなんだか少年のようで。 『ちゃんと話してくれなきゃ、もっと不安になる。ただでさえお前と今離れてるんだし。』 たった今医務室で新たな血が流れても、君を守れないのだから。 誰かに殺されるくらいならって思っちゃうから (-36) 2022/03/02(Wed) 1:42:16 |
【墓】 規律 ユス 解散に向かいつつある合議を静かに眺めている。注目すべき点は今回さほど無いだろうなと思った矢先、ツルギが一つの提案をした。 個人的に、注視するべき点が見つかったと感じる。 この提案はW誰かに隠れて何かしたい者Wにとって、あまりに都合の悪いものだろう。……ただ純粋に一人で静かに過ごしたい者にとっても同じ事が言えるが。 勿論仮に何かを画策していたとして、この場で馬鹿正直に反応する者などいない筈。それでも、この提案を聞いた周囲の様子は見ておくに越した事はないと思った。 無機質な視線が、手帳の中にある裁判場を静かに見つめていた。 (+9) 2022/03/02(Wed) 1:45:54 |
【神】 不運 フカワ「……」 合議を進める雰囲気ではなくなった中で一人考え続けている。 今は絵乃くんの怪我を心配をしているべきで。 それでも誰かが側に居るのなら邪魔になるだろうか。 ここに居ない人たちは、一体どこに居るのだろうとか。 知らないことが起きている、起きていた。 調べれば医務室に人の気配が多いことがわかり、 ああ、そうか、皆は知っていたのかとまた他人事のように感じた。 ―― 。 「ツルギさんがお見舞いに行くのでしたら……、 俺も部屋まで送りますよ。嫌なら断ってください。 単独行動がよくないらしいことと、ただ単純に世話を焼きたいだけです」 (G11) 2022/03/02(Wed) 1:55:06 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『成る程。確かに、難しい状況なら諦める者も出てくるだろうな』 納得したように返した。人の命を奪う約束を交わしておきながら、人の命を守る為に動こうとする。他者からすれば違和感しかないやり取りも、お前と俺なら普通の会話になってしまう。 『? カミクズさん? 何故そこで彼が? ああ、これも後ほど一緒に調べながら話のすり合わせをしたほうが楽だな』 『分かった。 ……分かったが、誰かを部屋まで送るなどの用事ならくれぐれも気をつけてくれ。 お前と相手の一対一の状況になるということだろう? もし相手がツルギを殺す気で襲って、お前が斃れでもしたら。助けに行けない』 『そんなことになってしまったら』 がり、と文字を走らせるボールペンに力がこもる。 『俺が困る』 『俺が、嫌だ』 明確に、自分の意思を示した。 俺が見ているのは紛れもないツルギで、父親ごっこで無理するお前じゃないのだから。 ▼ (-38) 2022/03/02(Wed) 2:06:00 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 追加のメッセージには、きょとんと瞬きをしてから返事をした。 『それなら話そう。嫌われたり怖がられたりすると思って、やめようと思ったのだが』 なんとなく、この時の顔が見れなくて残念だなと思った。 『嫌がられたり怖がられたりするのも不本意だが、不安にもさせたくない。 合議が終わったら会って話そう。不安が取り除けるまで、いくらでも傍にいる』 命もあげると、全てをあげると言った。だから、もし、誰かに殺されるくらいなら、その時は (-39) 2022/03/02(Wed) 2:06:29 |
ユスは、そういや自分はどこに印付いているのだろう。鎖骨らしい。 (c8) 2022/03/02(Wed) 2:13:59 |
ユスは、暫く印がどこにあるのか気付かない。 (c9) 2022/03/02(Wed) 2:14:26 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「待って、いるんですか」 少し困ったように笑い返して、わかったと返事をした。 その後に続く言葉も、部屋の様子も気にせずに。 「ひやひや? そんなに、おかしな事を言った覚えは……。 ……そんなに心配ならちゃんとしつけてくださいよ」 ああ、ただやらなければいけないことは増えて。 ……どうすれば、自分のやりたいことはできるのかということだけを考えてあなたの怪我を不用意に撫でたりなどをした。 包帯を巻き直す必要があれば手を貸そうとして。 「二人目も、いるんですね。三人はどうだろう。 どっちにしても、まだ選出基準を聞くことができそうです。 待っていることにしますね、そういうことなら。 ……教えてくれるのかな……」 少し楽しみだけれど期待をせず。 ただそのときを待つことにする。 聞きたかった選出理由は、今となっても興味は段々と薄くなってきているけれど。 人の意思が知りたい、どんな気持ちなのかが知りたい。 ひとまずは、目の前の人から、かもしれないが。 「それと、君も――……」 (-42) 2022/03/02(Wed) 2:21:16 |
【独】 規律 ユス俺のツルギ、かわいさコンテスト出したら優勝間違いなしじゃないですか? まあかっこよさもたくましさもうつくしさも総なめマスターランク優勝しますけど (-43) 2022/03/02(Wed) 2:22:33 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「――」 あなたの部屋は一瞥してから沈黙して。 その傷から手を離せば、部屋を立ち去ろうとした。 「なんでもないです、それじゃあ戻りますね」 (-45) 2022/03/02(Wed) 2:28:40 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「お、おかしな事じゃないですけど… 心配だけど、同じくらい好きにさせてあげたくて…… あ"。 」ぽつぽつと話しながら歩いている内に、 辿り着いた部屋が自室である事に気付いて、でも。 あなたはドアの隙間から既に見えてしまったであろう惨状に 特に気にした様子もなかったから、いいのかな、と思って。 「…二人かもしれないし、三人かもしれないし。 四人かもしれないし、もっとかもしれませんね…あはは」 当然、そんなに大勢居るわけがないのだけど。 不意に怪我に触れられて僅かに息を詰めた後、 そんなふうに、少しだけ冗談めかして笑った。 無理に動かしたからか、ガーゼには随分血が滲んでいた。 (-48) 2022/03/02(Wed) 3:08:33 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワでも。 ベッドの上には脱ぎ散らかした衣類が散らばって、 テーブルの上には葉書や封筒、細々としたもの、 それから下手でも上手くもないような一枚の絵が放置され。 床ではケーブルが堂々と部屋を横切っている。 ごみはきちんと処分されているけれど、 とにかくあちこちものが出しっぱなし。 不衛生でこそないけれど、ただただ雑然としている。 そんな、控えめに言っても人を呼べないような部屋。 曲がりなりにも清掃員、のイメージにはそぐわないだろう。 それを見遣ったのちに沈黙が生まれれば、当然。 「ま、待ってください!」 立ち去ろうとするあなたを、反射的に引き留めようとして。 「や……やっぱり幻滅、しましたよね…? あの…ほ、本当はみっともないって、わかってるんですけど… どうしてもこれが落ち着くんです…」 「次までに片付けておきますから……」 今にも泣き出しそうな様子で、言葉で追い縋った。 これは多分、恐らくは。 あなたの様子を、言葉を大いに誤解しているのだろうけど。 そそっかしい男は、言われなければその意図がわからない。 (-50) 2022/03/02(Wed) 3:10:04 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 汚部屋真実開示せずに終わるかと思ったけどできちゃったな… 他にやりたい事なんかあったっけ…… あとは一人虚しくバースデーケーキ食うだけかあ〜? (-49) 2022/03/02(Wed) 3:13:01 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「幻滅……? あ、……片付けの事なら、そうですね。 今までみてきたどの部屋より散らかってました」 別れを告げたあと、振り向き。 泣きそうな姿をみてどうしたのだろう、そんな心配する気持ちになる前に。 頬を両手で包み込み目元に口づけをする方が早かった。 「落ち着いて、ください。 ……俺いない方がいいですよね?」 妙な間をいれる。だって、そうじゃないか。 さっきの今で、自分達は和やかに会話をするような仲でもない、関係は変わってしまったものだと思っている。 「落ち着くならそのままで良いですよ、……面白いですし。 それに、幻滅しても、俺態度に出しませんから。 あ、怪我は……俺に、さわらせない方がいいですよ。もうぐちゃぐちゃです……間違って握りつぶしてしまうかもしれません」 フォローにならない言葉をおいてからどうすれば良いかわからず、一度動きを止める。 相手が求めているのは、拒絶をしないことだろう。 「俺以外に怖がっていないで、休めるようにリラックスしてください。 なんのために、……会いに来たのに、早く戻ろうとしてると思っているんですか」 (-51) 2022/03/02(Wed) 4:08:45 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ何処にいるのか、わかっていなかった。 何があったのか、わかっていなかった。 ただあなたがいないとわかっているエノの部屋へと向かえば、無断で入り込み、散らかり方や絵に目もくれずベッドへと飛び込んだ。 「…… 」 しばらくしてからベッドから降り、立ち上がる。 何事もなければ、一輪の花を置いてそのまま部屋をあとにするだろう。 (-53) 2022/03/02(Wed) 4:23:27 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ合議がおわってすぐだろうか、あなたのもとに連絡が来る。 『いま、どちらにいますか? エノくんの元でしょうか』 『その』 『裁判所ではなく、その場所にいる理由を聞いても良いですか?』 (-54) 2022/03/02(Wed) 4:26:17 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「うぐ……そ、」 そうですよね、と言おうとして、その先は言葉にならなかった。 不意に詰められた距離と、目元に触れた感触に 今では癖になってしまった笑顔も忘れ呆気にとられていたから。 「………へ、え。えっと。 あ……い、いない方がいい?なんで…?」 ふと我に返って、 でも言葉が見付からなくて、まだどういう事かわからなくて。 しどろもどろに言われた事を問い返した。 その言葉の意図がわからない事だけは判然としていた。 「な…なんで、そんな寂しい事言うんですか。 僕はきみがいない方がいいなんて、思ったことないです… ただ、僕はただ…きみが忙しいんじゃないかと思って…」 きみにはまだ、知りたい事が沢山あるはずだから。 人とあまり関わらない事を選んだ自分と違って、 自分ばかりにかまけているわけにもいかないだろうから。 だから別れを告げられれば素直に頷いていた、だけで。 「……ほんとは、一人は、いやですよ。 一人の時間は、憂鬱で、寂しくて、むなしくて いつもいつも、いやな事ばかり思い出して… でも…安心して一緒に居られる人、きみしか居ないんですよ…」 冷静になるにつれ悲しさがこみ上げて、視線を落として俯いた。 (-55) 2022/03/02(Wed) 5:18:08 |
【見】 奇形 メイサイ 早朝。 四角い浜辺。潮風の匂い。真っ青な海の色。 今日もまた、砂浜を歩いている。波の音しかしないこの場所は、考え事するのに向いてるから。 海は好きだった。1回しか行った事ないけど。 「……結構。見るの、疲れたかも」 「あー……」 (@6) 2022/03/02(Wed) 5:51:25 |
【独】 奇形 メイサイ散らかった薬局。火薬の匂い。真っ赤な血の色。 ──ヒメノさんの死体。最期の言葉。 そんな光景が脳裏にこびり付いて離れない。 リアルだった。VRの癖に。 ヒメノさんが死んだ。苦しそうだった。 死にたくないって言ってた。 全部、見ていられなかったけど見た。 背負わないといけない事だから。 提供者を決めるっていうのはこういう事だから。 でもさ。 僕は他人にあんな事をさせてまで本当に心臓が欲しいのか? なあ? 分からなくなってきた。 (-58) 2022/03/02(Wed) 5:53:06 |
メイサイは、苦しい。 (t7) 2022/03/02(Wed) 5:54:01 |
メイサイは、ログアウトし損ねた。 (t8) 2022/03/02(Wed) 5:54:06 |
メイサイは、凡そ98uの砂浜で、波打ち際に倒れている。4日目の明け方頃。 (t9) 2022/03/02(Wed) 5:54:27 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……呼びたいときに、呼んで、ください」 「寂しがり屋、は覚えています。 行けるかどうかは、そのとき次第とも……言いはしましたが」 確かに拘束されれば自由ではないかもしれない。 何処かでそれを望んでいる自分がいる。 彼に、ではないし口に出すことはない。 一瞬離れる前にその髪をうんと優しく撫でる。 一人で寝るのが怖い下の姉弟にしてあげていたおまじない。 自然と出てきた動きに、普川にとっての疑問はなかった。 「いそがしい……そうですね、俺は。 今日も、明日も。色んなところをまわって人の姿を観察して暇潰しをしようと思いました」 「だから……それに付き合わせる貴方も、 せっかくなら寝かせてあげたいのに。 怪我人は、無事でいるべきなのに。 傍にいたら殺したくなるのに、 自ら懐に誘って、置こうとするはなんでですか。 俺はただの、……仲良しじゃなくなっちゃいましたよね」 「安心って、なんですか?」 負の感情ばかり求め覚え続けていた頭が、久し振りにひとつの言葉に反応した。 (-59) 2022/03/02(Wed) 6:59:43 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「俺はその不安な気持ちを知るために、君を失おうとしているのに。 その安心ができたら、抵抗せず刺されてくれるとでも言うんですか?」 本当に、俺の事を好きになってくれているのかと勘違いするじゃないですか。 そんな甘いチョコレートに浸るような感覚はここで学んでいるんです、だからこの時も、次に会うときも同じように訪ねました。 「『一緒に、隣で寝てほしい?』」 無防備と温もりを捧げて、あなたに得はあるのだろうか。それは知らないけれど。 それでも頷く彼らがいることは知っている。 たったこれだけで嬉しそうに笑う姿を覚えている。 「もし起きてるなら……退屈に、させないで。 俺を……死にたくなるまで欲しがっていてください」 言葉にしただけでどんな行為かわからない、だけどそれが己のやりたいことへの近道だというのは確信できた。 (-60) 2022/03/02(Wed) 7:06:06 |
アクタは、………、 (c10) 2022/03/02(Wed) 8:03:45 |
【墓】 演劇 アクタ「はッ……はあ!? この僕がッ……なんで、」 「なんで、死ななきゃいけないんだよ!!?」 「ふざけるなよッ! あの嘘吐き野郎、やっぱり信用出来ないじゃないか!」 「ほ、他、い、入れやがった奴ら、全員……、」 「ゆ、許さない………!」 ───少し前の自分なら。 そうして八つ当たりして、取り乱していたかもしれない。 けれど、今。 W考えていることWは、 (+12) 2022/03/02(Wed) 8:04:08 |
アクタは、「コタロー、……」 (c11) 2022/03/02(Wed) 8:04:17 |
アクタは、「書かなきゃ」 (c12) 2022/03/02(Wed) 8:04:27 |
【墓】 演劇 アクタここで得た経験、感情、死。誰かの思い。 全て抱えたまま、何もせずに死にたくない。 ……遺さなきゃ。 「……運んだら、寮に戻る。書く。 時間、ぜんぜん足りないからな。」 まだまだ実績もない癖に 男の心は、確かに舞台馬鹿だった。 体のバツ印も探さないまま、 タオルを放り投げて、薬局を後にする。 ──そうして、残されたひとつの遺体は きちんと彼女の部屋に運び込まれたのだった。 (+13) 2022/03/02(Wed) 8:06:34 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ自分が寂しがり屋の自覚はある。それを自称する程度には。 もしひとりで生きていけるような人間なら、きっと。 置いていかれる事に、こうも苦しみはしなかっただろう。 「きみと一緒に居たいんです」 離れていく手に寂しさを感じてしまう程度には、重篤で。 涙こそ出ないけれど、声色は随分と湿っぽいものだった。 「多分、今の僕は、きみの居ない所で死ぬのが一番怖くて。 きみの事を置いていくのはいやだけど、でも。 せめて最期がきみの傍なら、きっとそれでもいいと思えるから。 きみになら、何をされてもいいと思えるから。 でも、少しでも長くきみと一緒に居たいから」 「だから、一緒に居させてください」 なんだってしますから。 きっと何度だってそう答えて、手を伸ばそうとする。 縋れる人も、縋りたい人も、目の前のただ一人だけ。 「どんな形でもいいですから……」 その為なら、猟犬らしく何処までも追い求め続けよう。 その為なら、無防備な喉を晒して眠る事だって厭わない。 愚直な狼のなりそこないにできる事は、ただ一途に想う事だけ。 (-61) 2022/03/02(Wed) 8:08:45 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ誰かと共に帰った方がいい。 そんな話がなされている中メッセージを送った。 『価値の話、簡単にですけど。 顔を合わせて話したいです。 気分と、せっかくですから。 文字でやり取りするのと変わらないのに なにかちがうと感じるんです。 心配事はあるかもしれないですが、 少しだけ話しませんか?』 『ナツメさんへの差し入れでも、用意して』 (-62) 2022/03/02(Wed) 8:08:54 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ合議の最中、あなたの姿が見えずに端末をみる。 なにかが起きている、だが、わからない。 男は仕方がないとはいえ嘘になってしまったことを、知らせたかった。 謝罪はするか、わからないけれど。 『アクタさん 君が見て、知ってる、ここで起きたことを教えてくれませんか』 『俺は君のためにも、俺自身のためにも やりたいと思ったことをやります。 投票の理由も教えます。 でも、メッセージよりも 会えなければ、音声で、 声を聞いてやり取りをしたいです。 時間が空いたら連絡してください』 (-63) 2022/03/02(Wed) 8:14:59 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「俺が」 差し伸べられた手は、取った。 とりたくなったから、だった。 「……今君は怪我をして不安定なんですよ。 誰に、やられたんですか? もしかして怖かったですか。 ……少し話したら寝てください、俺はここにいますよ」 そう呟きベッドに引きずっていけば、無造作に放り投げられた物のなかで一緒に丸まった。 まるで巣の中のようだなんて思いながら、帽子を放って頭を撫でる。 「……」 髪を整えながら無防備な姿を見つめる。 此処に居るとVRないの状況はあまりわからなくなるだろう。 周りで何が起きてるのか知れず、駆けつけたくてもいけないな。 「連絡は、とらせてくださいね」 片手で撫でながら背中に回した端末を操作すた。 邪魔をすれば貴方を見て、呼べば答える。 まるで休日に外に出たくない良い仲の二人のような。 「飼えないって言ったじゃないですか」 責めてるわけではない、ただ、最期まで面倒を見れるかなんてわからない気持ちは変わらない。 あなたがいうように、様々なところからヘイトを稼いで悪めだちをしている自覚はあるからだ。 いつも発言の後に気付く悪い癖。 (-65) 2022/03/02(Wed) 8:41:18 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……これが」 死んだ方が安心するという気持ち? わからない、でも今回はわからない理由がわかった。 「掃守さん。俺は……」 あなたが眠れるようになるまでの子守唄。 ただゆっくり、自分の事を語るだけ。 多分二度と、言わない、呪いの言葉。 「こんなところで死にたくなかったよ」 同じように喉を見せてやりながら時を過ごし、 合議が始まる頃には笑いかけた。 「この制度から生かしたいひとができました。 それは、君じゃありません」 君とは、きっと。 「あと、寂しければ呼んでください。 四肢と時間があれば行きますし、いいこと……? も、してあげますから」 そういって何ともないようにネクタイを緩め、貴方の額に口づけを落とした。 「……元の姿に戻りたいな」 そんなことをぼやきながら。 (-66) 2022/03/02(Wed) 8:47:38 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『』 『』 『うん』 示された意思に何度か瞬きをして、何だか少しむず痒い気持ちになって、照れ隠しみたいに短く返して。 きっと変な顔をしていたから、見られなくて良かった。 『帯刀した人間に向かってくる奴もいないと思うけど、まあ、気を付けとく。 現実なら負けないのになあ………』 そういえばどれくらいの身体能力なんだろう。見舞いの品を出すついでに試してみようかな、なんて頭の片隅で考えた。 「………、……」 それ、際限なく一緒にいることになるけど。 追伸に心の中だけで返事をして。 『じゃあ×印見てみたい。カミクズさんは着込んでるし、ヒメノには初日しか会ってないから見たことないんだ。』 適度なところで我慢しなきゃな、と思った。 (-67) 2022/03/02(Wed) 9:44:53 |
【人】 剣道 ツルギ>>廊下 寄り道をしつつ青年は医務室の前まで来ていた。当人から急がなくて良いとも言われていたし。 中に入る前に試したいこともあったから、ひとまずここで。怪我人の前ですることじゃないだろう。 「………」 薄々気付いてはいた。真剣なんて初めて持ったけど、絶対もっと軽いと思う。竹刀なんていつもより重い気がするし。 いくつか果物が入った紙袋から林檎を取り出した。 見舞いといえばコレ、というフワッとした知識で用意した品々。 グッと力を込めると、片手で林檎を潰せなかった。 (5) 2022/03/02(Wed) 9:45:42 |
ツルギは、現実なら余裕で潰せたのに……………… (a6) 2022/03/02(Wed) 9:46:19 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「わ、……」 手を引かれるままに、二人でベッドに入って。 帽子をどこかへやって髪を解けば、 普段後ろで括って纏める程度には長い髪がばらばらと散らばった。 撫でられるのは心地良くて、目蓋を閉じてしまいたいけど。 でも、同じくらい、もう少しだけこの微睡みの中に居たくて。 「…怖かった、のかも、しれません。これからも、ずっと。 あの場所で、きみではなく、他の誰かに殺されるのが… ……変な話、ですよね。 あんなに死にたいって言ったのに、自業自得なのに いざ殺されそうになったら、抵抗するんですから…」 だからもう少しだけ、今だけはとりとめのない話を。 自分でもおかしな話だと思っている。 それでも、自分の中では筋の通らない話、ではないけど。 人から見れば、およそ筋の通っていない行動なのだろうなと思う。 「僕は…飼えなくても、きみが、飼い主じゃなくても。 そばに居るって、言いましたよ…」 鼓膜を震わす声に、ぼんやりとそう答えを返す。 それも、いつ破れるとも知れない口約束だけれども。 今だけは叶わない夢を語ったっていいだろう。 夢の間近、眠りの淵に居るのだから、それくらいは。 「…ああ、きみと、もっと長く、一緒に生きてみたかったなあ……」 そうして目蓋はゆっくりと落ちていく。 (-68) 2022/03/02(Wed) 9:51:38 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワそんな束の間の休息の後。 笑いかけるきみには、迷いなく頷い、て。 「へ。 ……あ、あの、いいことってどういうニュアンスの… 邦幸さん!?ねえちょっと、邦幸さーん!!? 」きみの行動に慌てふためいたりも、したんだろうな。 (-69) 2022/03/02(Wed) 9:52:03 |
【独】 剣道 ツルギそういや結局爆速でクールな化けの皮剥がされちゃったな やっぱり俺にクールは無理だ 一生スラムで暮らします それはそれとしてやっぱりユスが悪いと思う (-71) 2022/03/02(Wed) 10:10:32 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ体温、鼓動、近づいても離れても一つになれないそれは、ちょっと寂しい。 私たちは結局、ひとりぼっちなんだって突きつけるようで。 頭をなでる手を、また、目を細めて受け入れて。 どこか名残惜しそうな気配を残した少女は、先に起き上がるあなたを見上げて、 「味方よりは、友達がいいなって」 思います。小さく笑む。 でも。 「友達だから味方するときもあるし、 友達だから、味方できないこともあるって。 ……そのくらいじゃ、だめですか?」 でも、ひとりぼっちが、ふたりいる。 それでべつにいいんじゃないかなって、思う。 (-73) 2022/03/02(Wed) 10:28:53 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ――――どうしてそんなに、味方にこだわるの。 そんな不躾な問いはまだ、心にしまっておくことにする。 柔らかい土に思えて、踏み荒らすのは躊躇われた。 まだ、なりたての友達だから。 (-74) 2022/03/02(Wed) 10:30:07 |
【人】 不運 フカワ三日目の朝日を拝んでから丸一日の間、一切日光を浴びていなかった男は、合議を終え人と話をしたあと外を出歩いた。 深夜の涼しい風の中、人気の少ない広場の方へと向かった。 「……あのときは何をしているんだと思ったけど、やっぱり土いじりは楽しいよな」 自分が勝手に生やした焼肉店、ブランコ。 さぁ――次に欲しいのは。 「花だ、な」 男の人生で最も傍に居た、 罪の形になった彼らが思い付いた。 (7) 2022/03/02(Wed) 10:47:00 |
【置】 不運 フカワ【プロフィールが、更新されました】 名前:フカワ 性別/年齢:男/23歳 外見:弟の姿/174cm 家族構成:両親と妹と弟 職業:花屋 @.私は、脳死の判定に従い、脳死後全ての臓器を提供します。 A.私は、合議の結果を踏まえ、臓器提供の意思を決めます。 3.私は、臓器を提供しません。 (L0) 2022/03/02(Wed) 10:47:42 公開: 2022/03/02(Wed) 10:50:00 |
メイサイは、正直クラスメイトの顔も碌に覚えてないので、面識ない保証OKです。 (t10) 2022/03/02(Wed) 11:20:36 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『エノさんとヒメノさんの諍いでは銃が使われたらしい。真剣を所持しているとはいえ、用心するに越した事はない』 とはいえ、しっかりしている貴方のことだから滅多な事はそう起きないだろうと踏んではいるけど。 『印? ああ、そういえば俺もどこにあるのか確認していなかった。分かった、合流したら話すついでに見せよう』 貴方の考えなどつゆ知らず、メッセージはそこで閉じられた。 (-76) 2022/03/02(Wed) 11:34:31 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『医務室です。 イロメキさんが怪我してて、看病?してます。』 返信のテキスト。 ※介抱、が脳内辞書になかった模様。 『私もなんでそうなったのか… あまり分かってないんですけど』 『放っておくのは嫌だったから』 『あ、みんな解散してる ごめんなさい、参加できなくて…』 (-77) 2022/03/02(Wed) 11:53:01 |
【秘】 規律 ユス → 落涙 ユメスケ『コタ。まず先に、エノさんやヒメノさんの諍いの現場での連携助かった。迅速に俺たちが救護を行えたのはお前の力のお陰もあるだろう。ありがとう』 それが送られて来たのはようやく穏やかな時間が戻って来た頃。 『俺が言われた三つのことを、お前自身に返されることを想定していなかったのか? 言葉を投げられて、最も返しやすいのはその言葉を投げて来た向かいの相手だと思うがな。 そうか、言われたくなかったのか。悪いと思わないから謝りはしないが』 『ああ、選べるくらいにはなれた。 ありがとう』 ▼ (-78) 2022/03/02(Wed) 12:01:06 |
【秘】 規律 ユス → 落涙 ユメスケ『答えを出す過程は不可逆。成る程な。記憶を失いでもしない限りは確かにそうだ。 忘れたくても忘れられない。逃げられる望みはほぼほぼ薄いのに、夢を抱いてしまったお前がその例か』 『ようやく主目的を知る事ができたな。 喋る事自体が目的でも、そうして自己満足できているなら副次的にお前も少なからず救われているところがあるのかもしれないな。いい事だ』 『今はそうではないか。まあ、昔はと付ける時点でそうなのだろうな』 入力中。それから、少し時間が空く。 好きでも嫌いでもない相手を救おうなどとは思わない。最初はどこか近しい者だと感じたが故にお節介のような話もしたが、今はもうそうするつもりもない。 ただ、貴方と話をするのは嫌いじゃない。自分には無い視野が得られる。 故に、貴方が何を言おうと、何を思おうと、こちらが返すのはいつだって一つの気持ち。 ▼ (-79) 2022/03/02(Wed) 12:01:30 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ『事情は知らなかったんですか。 ありがとうございます。 やっぱり、怪我の原因は気になってしまって』 『あの、おかしな事を聞くんですけど』 『その看病って、怪我をしているから放っておきたくないんですか?』 『彼だから放っておきたくないんですか』 『すごく失礼なこときいてすみません。 それと、謝らないでください、顔を合わせるのが目的で。 無事かどうかが、一番気になったので、今は、大丈夫です。 ナツメさんは怪我をしているわけじゃなくて良かったです』 (-81) 2022/03/02(Wed) 12:10:53 |
【神】 剣道 ツルギ「あ。見える場所でやっとかないとな…… …面に投票権を持つ人の名前を書いた、デカいサイコロを上から落下。」 投票権のある人間が6人であることを確認して、サイコロを選ぶ。そしてバラエティ番組で使うような柔らかいサイコロが現れて。 転がったサイコロは<<ハナサキ>>whoを上にして止まった。 見えない場所よりは良いだろうという配慮…のつもりだ。結果として空気を読まない行動になったが。 (G12) 2022/03/02(Wed) 12:46:10 |
ツルギは、投票券にハナサキの名前を書き込んだ。 (a7) 2022/03/02(Wed) 12:46:32 |
ツルギは、サイコロの消去手続きをした。 (a8) 2022/03/02(Wed) 12:46:44 |
【独】 奇形 メイサイ/* ユスさんこれもちぱいさんか……?文章の癖がもちぱいじゃない気がするけどもちぱいさんじゃなかったら誰?って感じだしはるさん辺りに擬態してるもちぱいさんという可能性も捨てきれなくは……うううううんn (-87) 2022/03/02(Wed) 13:18:33 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ位置情報を確認するならば、アクタという男は寮から動く様子がないと分かるだろう。 そうして、君がメッセージを送信して暫くした後。 君の端末に、数字の羅列だけが送られてくる。 男の 寮の部屋番号 だ。君のメッセージに対する肯定であり、 手が離せないからお前が来い、との意図だが いかんせん、分かり辛いかもしれない。 君が男の部屋を訪ねるならば 鍵は掛かっておらず、簡単に立ち入る事が出来る。 初期配置から変化のない家具達は、大量の紙束に埋もれていて 足の踏み場は無いかもしれない。 (-89) 2022/03/02(Wed) 13:28:48 |
【独】 奇形 メイサイ/* ゲイザーちゃんのログ見返したらつよしをはるさんだと思っているもちぱいさんのコメントでいちいち笑うから勘弁して欲しい (-88) 2022/03/02(Wed) 13:29:08 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ示された番号を眺めてから足を向ける。 フカワは画面から誰がいるのかを確認できても本人から聞くことが常だった。 扉をノックして、さて。返事はあっただろうか。 少し悩んだあとに開けば、 「お邪魔します……」 と、部屋に吸い込まれそうなほどか細い声を響かせる。 「……あの、 肉まんと餡まんどっちの気分ですか……? 」ばらまかれている紙を踏まないように一枚一枚拾いつつ、貴方の元へと向かっていった。 (-90) 2022/03/02(Wed) 13:41:08 |
【秘】 不運 フカワ → 落涙 ユメスケ『笑い話は面白い、ああだからこれは面白い話って言われていたんですね。 笑えない話でないと面白くないかもしれません、またひとつ勉強になりました』 『でもおもしろくなかったですか、残念。 そして。 花屋は ありますよ、別の視点も』 (-92) 2022/03/02(Wed) 13:52:33 |
【秘】 不運 フカワ → 落涙 ユメスケ『息子は、長年世話になった両親のために罪を受け入れて死のうと思いました。それが親と、社会のためになるからです。 けれど。刑務所で息子はそんな話間違ってると、綺麗事で納めるんじゃないと諭されて自分が正しいかわからなくなりました。それでも、息子の意思は変わりませんでした。何故ならその息子は、自分が』 辛いと、悲しいと、悔しいと。 わからなかったから。 『自分さえ、耐えれば家族は笑っていられると思ったからです』 「……ああ、なんだろう」 「『やっぱり、面白くないですね』」 (-93) 2022/03/02(Wed) 13:54:57 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワノックの音。返事は、ん、とか、その程度。 君が立ち入ることを、拒みはしない。 代わりに、そちらに目を向ける事もない──紙に、物語を書き殴っている──筈だったが、 「何でそうなるんだ?」 突然の肉まん餡まん。 ばっと顔を上げ、不思議そうに君を見る。 「えっと……今は餡まん、かな? 手土産のつもりか……?」 ぱち、ぱち、と瞬きをしつつ 紙束をばさばさ退かしたのち、ベッドに君が座るスペースを作ってやった。 自分は備え付けの椅子にかけたまま 君の話を聞こう、と。作業の手を止めた。 (-94) 2022/03/02(Wed) 13:57:12 |
【独】 落涙 ユメスケ/* ユスへのレス一回保存しとくかって思って発言押したら不意打ちの墓下差分にウウウウウウウウってなったし戻ってきたらフカワがいるしのたうち回っている。 (-95) 2022/03/02(Wed) 14:01:32 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『ヒメノさあ、』 『もしかして死んだ?』 なんとなくナツメの前で言いにくかったので、目の前の君にテキストで問いかけた。 (-96) 2022/03/02(Wed) 14:12:55 |
ツルギは、ユスに視線を送る。 (a9) 2022/03/02(Wed) 14:13:08 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『いやさ、自分に返るのが嫌だから 俺に答えを返すなって一緒に言ったんですよ』 『柚須お兄さんが一番最初に思っていたよりも お人形さんじゃなくて結構頑固な理屈屋だったから さっきのに戻る。俺以外の誰かって言っておけば良かった』 『どういたしまして。どういたしまして。 いい事だと言ってくれてありがとう』 『俺、柚須お兄さんがどうなっても、鯨の夢を見るよ』 『まぁきっと、言った通りもっと嫌いになるだろうさ』 『おやすみ』 送られ始めてから、止まることなくすらすらと文字は流れていった。 (-98) 2022/03/02(Wed) 14:32:51 |
ユメスケは、君のことが嫌い。だけど、 (t12) 2022/03/02(Wed) 14:33:15 |
ユメスケは、君と話すことは嫌ではない。 (t13) 2022/03/02(Wed) 14:33:29 |
ユメスケは、君のいきたいが叶うことを疑っていない。 (t14) 2022/03/02(Wed) 14:33:52 |
ユメスケは、眠る前、どこかでそんなことを呟いた。 (t15) 2022/03/02(Wed) 14:37:14 |
ユメスケは、今日も朝日を見ない。 (t16) 2022/03/02(Wed) 14:37:34 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「手土産のつもりです、 なんだかずっといるみたいだったので……。 ええと、聞きたいことが一つと 言いたいことが一つ。 ……今何が起きているかわかりますか……? 実は一日中部屋から出れなくて、いつの間にかヒメノさんは見えなくなっているし、エノさんは怪我をしたらしいそうで何が何やらなんです。 それと、 アクタさんに票を入れました……いれる理由がないと言ったあとにすみません……殴られるの覚悟できています 」本題は現状を知っているかと、あなたに票をいれたことらしい。簡潔に告げれば示されたところに座って、手元の紙をみる、いったい何を書いているのだろう。 「……手は、止めなくても、あ、いや。 甘いもので……休んでください。 書き物をするときは、集中しすぎると倒れると言いますから」 どうぞ……と差し出したのはほかほかした餡まん。 コンビニの袋ではなくてなんだか紙袋に入っていて、少し高そうな雰囲気で甘い香りが漂うだろう。 出した、というよりは買ってきた、雰囲気がある。0円で。 (-99) 2022/03/02(Wed) 14:38:38 |
ユスは、マップを出したことと、不思議そうな声でやろうとした事を察した。 (c13) 2022/03/02(Wed) 14:40:57 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『ああ』 『俺たちが来た時には、既に』 テキストメッセージで問いかけたられた意図を察すると、手帳型端末を使う代わりに声は出さずとも分かりやすくはっきりと唇を動かして貴方に応じた。 (-100) 2022/03/02(Wed) 14:41:45 |
ユスは、ツルギに視線を送る。 (c14) 2022/03/02(Wed) 14:42:03 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『ありがとうございます。 私は大丈夫。フカワくんはどうですか?』 『怪我してるから』『だと思う』 『イロメキさんと話したことなかったし。 私がいても、今のところ できることはあまりないんですけど』 (-101) 2022/03/02(Wed) 14:44:17 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ【これは4日目、解散後のメッセージ】 『こんばんは。』 『医務室にいます。』 少女もそうなった事情は把握していないが、 今日は怪我をしたエノの介抱をするつもりだと伝えた。 ついでに、『元気ですか?』と、手短に無事を確認できたらやりとりを終える。 (安否確認は3日目、発砲音の後にもあったかも。なかったかも。) (-102) 2022/03/02(Wed) 14:49:05 |
ナツメは、『ヒイチゴさんは死んだ』らしい。そのことは、まだ、誰にも言ってない。 (a11) 2022/03/02(Wed) 14:53:55 |
ユスは、ナツメの遠慮が急激になくなりつつあることを気にしていない。気楽でいいと思う。 (c15) 2022/03/02(Wed) 15:00:10 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ『んー? 面白いんじゃないか、参考になって』 君の言葉を借りた。言われたことからすると、つまりはそう。 『正しいか正しくないかで言えば、正しくはない。 間違っているか間違ってないかで言えば、間違ってない』 『算数なら正しくはないは間違ってるなのに、 国語だと正しくはないは間違ってるわけでないこともある』 『よく分からないよな。が、なんかそうらしい』 『んー』 『息子さんは、人に望まれたことを叶える楽を取ってていい』 『好きな人のハッピーは、自分のハッピーだろ? 息子さんは不運で不幸だがハッピーも持っている』 『綺麗事にしたいのは、諭してきた人の方だと俺は思ったね』 『息子さんは自分のハッピーのために、 間違ったことはしていない。全部がうまくいくんだから、 息子さんも家族もちゃんとハッピーだ』 『物語はハッピーエンドの方がいいものだろ? それともこれはフカワお兄さん的には ハッピーエンドの話のつもりじゃなかった?』 (-104) 2022/03/02(Wed) 15:30:18 |
ユスは、試しに腕まくりをした。印、ない……。 (c16) 2022/03/02(Wed) 15:31:04 |
ナツメは、 脱……? (a12) 2022/03/02(Wed) 15:40:04 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス『実は目標があります。 もし、自分自身が変われるのなら』 『もう少し女性に 怖がられない言動になりたいんです』 もしかしたらデリカシー欠如と言われ続けた男にとっては難関の感情と情緒。 顔は怖がられないがゆえの、真面目な彼の悩みだった。 貴方と似て非なる感覚に、合議への関心が最も近しいと思ったのは間違いではなかった。 後にツルギから聞くことになる幾らかのこともなにも疑問に思うことなく、すんなりと入ってきたらしい。 どうか、彼らの享受に祝福と幸福が訪れんことを。 自分に関係ない他人事の物語も報われてほしいと思えたのは、紛れもない皆のお陰。 まるで夢物語、そんなものがこの先にあるのだろうか。 『その無責任さ、有りがたく受けとりますね』 本当に君たちは無責任に与えて、あとは傍観だ。 少なくとも得てしまった気づきと、この感情の調理は簡単にできそうにない。 そうして幾つかの話のあと通信は切れるだろう。 まだ先日の騒ぎが大きくなる前の話だった。 (-106) 2022/03/02(Wed) 15:41:30 |
ナツメは、ひょこ。「イロメキさんのこと、よろしくね」言って、今度こそ扉を閉めた。 (a13) 2022/03/02(Wed) 15:47:16 |
ユスは、あっ。 (c17) 2022/03/02(Wed) 15:48:07 |
【独】 落涙 ユメスケ/* そういやコタくんは脱ぐの嫌だったりする? 特には。でも露出狂というわけてもないし、必要な状況でなければみだりに脱いだりはしないですね。コンプレックスはないんだな。そうな、どうしようもないもんな。 (-109) 2022/03/02(Wed) 15:55:29 |
【秘】 不運 フカワ → 落涙 ユメスケ『国語の授業は苦手でした。 算数の方が好きです、君はどちらでしょう』 少し間があいて、返事は帰ってきた。 『この物語は』 『誰も幸せになっていないことが、ハッピーエンドだというのなら。きっと誰かにとっては幸福だった物語です』 『息子に燕はいなかったんです。 そして裸だと教えてくれる子供も。 かけっこに誘う兎もいなかった。 家族は、永遠に罪を償う機会を得られない。 あの、君は。 この既に終わった物語を。 夢物語でも、なんでもいいから 幸せにしたいだなんて思いますか?』 (-111) 2022/03/02(Wed) 16:05:30 |
【独】 落涙 ユメスケ/* 肩書き哀しげの時がいちばんかなしかったかもしれんなユメスケ。今はなんか、涙が落ちてるだけって感じ。虚無になってきた?? (-112) 2022/03/02(Wed) 16:08:23 |
奇形 メイサイ(匿名)は、メモを貼った。 2022/03/02(Wed) 16:12:27 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ『鯨の話をしたんだ。 ひとりきりの空クジラ、死んでようやく海に落ちられて、 仲間の鯨に囲まれてハッピーだねって話。 死んだ鯨の思うことを 勝手に仲間の鯨や読み手がハッピーだったことにした』 『ハッピーだとは思わない』 『俺もそう思う』 『仲間の鯨は死んだ鯨が思っていたことを知らない』 『死んだ鯨は仲間の鯨が何を思おうと知ったこっちゃない』 『なんてことを話した。そんなくらいだから、思わない』 『ハッピーにしたい人はハッピーにしておけばいいと思う』 『本人がどう言うかは本人のものでいい』 (-114) 2022/03/02(Wed) 16:23:08 |
【秘】 不運 フカワ → 落涙 ユメスケ『俺もそう思います』 『なにも知らないことが幸せ者かどうか。 誰にもわかりませんからね』 『結構難しいこと話しているんですね、ユスさんか、ツルギさんとでしょうか』 だからあの子の言葉は理解できなかった。 綺麗な物語したがってるなんて。 そんなことなにも考えていない。 綺麗事にするのはいつだって。 『あ、デートうまくいったのかも気になります。 暇で、ちょっと気になってました』 (-116) 2022/03/02(Wed) 16:42:33 |
【秘】 不運 フカワ → 落涙 ユメスケすぐにかえってこなければ話題を変えるだろう。 答えが適当でも良い、本題はそこにないのだから。 漠然と、自分の身の上話を年下に話してしまったことを少し、ほんの少しだけ申し訳なく思って。 また次の機会がほしくなってしまった。 (-117) 2022/03/02(Wed) 16:46:43 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノその日は一日、できるだけあなたの側にいるつもり。 たぶんときどきは、どこかへ行くし (>>14みたいに) ずっとそこに居るとは言い切れないと思うけど。 時おり手帳を捲って、誰かと連絡を取り合っていたり。 横たわるあなたを覗き込んで額の汗をそっとぬぐったり、 大丈夫ですよ、とぎこちなく笑いかけたり。 見舞いが途切れた時間、ふと。歌を口ずさんでいたり。 そんな様子で、あなたの側に付き添っていられたら。と、思う。 /* 昨晩は、どたばたしちゃってすみませんでした…! 何か(代わりに動いてほしいこととか、話し相手とか)あったら対応しますので、言ってね…! というあれを…置いておきます (-118) 2022/03/02(Wed) 17:03:25 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 不運 フカワ『鯨の話は柚須お兄さんとした。 最初に話した時と比べたらずいぶんと 知る・考える方にいってて面白いんじゃない?』 暗に興味と暇があれば話してみたら?と言っている。 『デートはうまくいったかいってないかで言えばいったと思う。 フカワお兄さんがそう言う人なら中身も気になるだろうが、 だいたい内緒話になったからなぁ』 『暇を潰せる別の話はまた考えておこう』 返事はすぐに返ってきた。彼の方も話をするならまた次の機会にする気だ。 (-119) 2022/03/02(Wed) 17:03:30 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ『プラシーボ効果って知ってるか?』 『これを飲めば病気が絶対治るって言って ただの飴をやったのになぜか病状がよくなる効果だ』 『同じようなことしてみれば?』 『本当なら、医者に診せなきゃいけないところだけど』 『ここには医者はないない』 言外に"僕は医者ではない"と主張する。 これ以上僕に聞いてもきっと、役には立たないと。 (-120) 2022/03/02(Wed) 17:35:01 |
【人】 医者の息子 カイ単独行動はしない方がいいと聞いた。 そんなの知った事か、好きにさせろと思う反面 自分が襲われても困るのは確かだから 比較的人がいるであろう寮のほうまで来た。 ……医務室はどうだろう。けれど来たところで、自分にできることなんてないから。そこで立ち往生するだけになるだろうけど。 「……はあ」 別に誰が死んだって、代わりに枠を埋めてくれるだけだ。 ほうっておけばいいのに。 (15) 2022/03/02(Wed) 17:51:25 |
エノは、医務室が少し静かになる頃に目を覚ます。きっと、もう少し後。 (a14) 2022/03/02(Wed) 18:02:36 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 医者の息子 カイ 空にはおひさまがぴっかぴか。夜更かしをした子が起き出したくらいの頃。 君が端末として利用している物に、メッセージが一件。 『御機嫌よう、愉召怪のコタくんだ。 こちらふと浮かんだ程度のとりとめのない疑問故、 お忙しければお答えいただけなくても構いません』 『数河お兄さんは、医者に必要なものってなんだと思ってる?』 へりくだった物言いから神経を逆撫でしかねない質問が飛んできた。言葉通り、答えはなくても構わない。 (-121) 2022/03/02(Wed) 18:14:12 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメきっと最初に目を覚ましたのは、医務室に君しかいない頃。 いつの間にか失っていた意識を取り戻すかのように、瞼が僅かに震えて。 そうして、薄く開かれる。 「………っ。」 眉を顰めたのは、少し灯りが眩しかったから。 ここはどこだと、緩く首を回して……… 「………あぁ………。」 目に入ったのは、ちょうど傍にいた君の姿。 まだ視界がぼやけるけど、多分、君だろうなと思った。 「……なんか………歌ってた………?」 だって、声がそうだったから。 体を起こそうとして、そうしたらまだ痛くて。 がくり、とついた手を折って、またベッドに沈んだ。 /*わ〜!お話ししたいけどお出かけしちゃったかな?と思ってたので、嬉しいです! (-122) 2022/03/02(Wed) 18:19:14 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ起きて、状態を少し確認したら。 端末をゆったり、痛まぬよう操作して。 『フカワくん、怪我しちゃった。』 『君の事、言えないね。』 『寄りかかれなさそう。ちょっと残念。』 そんな、日常の延長のようなメッセージを送る。 (-123) 2022/03/02(Wed) 18:31:06 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワエノ。ヒメノ。 その名を聞けば、ああ、とひとつ息を吐いて 椅子にかけたまま胡座を描く。 温かい餡饅を受け取れば、 特に何も言わずに一口齧り付いた。 ……今は細かいことに気が回らなさそうだ。 「……僕達も、駆け付けた時にはもう遅くて。 えと……誰かが薬局を建てたらしいんだけど そこでエノとヒメノが、こ、こ…… 殺し合い を、してて……、」手中から、ペンが落ちる──そのまま、紙が散らばる床へ。 思い返すだけでも、齢17の男の手は震えてしまう。 「エノは、何とか……ユスとナツメさん、が 医務室に運んでくれた、筈。でも、ヒメノは……、」 ──首を横に振る。 ぐ、と握り込んだ拳が、 餡饅の中身をせり上がらせて──咄嗟に力を緩めた。 「……ぐらいしか。僕も、詳しくは。」 分からないのだ、と。 力無く俯いて、再び餡饅に齧り付く。 ▽ (-124) 2022/03/02(Wed) 18:33:26 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ君の手元──部屋中に散らかった紙は、 文章をよく読むならば、何かの物語らしい事が分かる。 ──丸が付いた下に、場面の設計。 ──シーンや人物の細かい動作。 ──台詞。続くト書き。 何枚か手に取れば、 それが舞台の脚本だと察せるかもしれない。 「あー、そうだな。 お前投票しやがったよな、僕に。」 餡饅をさっさと平らげて 紙袋をぐしゃりと丸めれば、床に放り投げる。 「……なんで?」 椅子から腰を上げて、君の隣へ。 紙束の上にも関わらず座り込んで、近い距離で君を見上げた。 問いかけは、随分と落ち着いた声色だ。 (-125) 2022/03/02(Wed) 18:34:41 |
【秘】 演劇 アクタ → 落涙 ユメスケ「はは、」 齧っておいて良かった、美術。 こうして君に格好付けられただけで、 脳の容量に価値が生まれた瞬間だった。 「先入観無しで見るのも楽しいだろ。 お前が最初にそう見えたなら、その絵は朝なんだよ。 朝、家出るとこかもな、なんてさ。」 芸術は、心で楽しむものだと。 何かで見たような、気がする。 「もしくは、朝でも夕でもないんじゃないか。 作者の頭の中にしかない時間帯……とかな。」 訳も分からず涙を流したり、笑ったり。 心が揺れるのに、理由なんていらない。 人のそんな表情を見るのが好きで、 自分だって舞台芸術を志している。 ──つまり、これは芸術家気取り、だ。 「自由で良いんだ、芸術は。 ……ほら、こんなぐちゃぐちゃの油絵ですら評価されるんだぞ。」 適当なぐちゃぐちゃの絵を指差した。 美術家に失礼だ。 (-126) 2022/03/02(Wed) 18:54:14 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「起き、れたんだ。よかった。 ……話したいことがたくさんあるな」 何処か他人事のようにまたつぶやした。 『おはようございます。 あの、殺し合いをしていたって聞きました。 なんでそんなことになったんですか』 『寄り掛かるのは 柔らかいクッションでも挟めば出来ますよ。 でも、いや、俺の話はあとにします』 (-127) 2022/03/02(Wed) 19:16:44 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ#医務室 『エノさんの顔見ときます? 俺たち一旦席外すんで。見舞いごっこ、やってみたら何か感じることあるかもしれませんよ。ないかもしれないけど。』 合議が終わり君と別れた後、簡素なメッセージが送信された。 (-128) 2022/03/02(Wed) 19:21:55 |
ツルギは、この人が断ったら次はあの人に連絡しよう。断ったらね。 (a15) 2022/03/02(Wed) 19:23:33 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「それで」 「何から話すべきだろうか。ヒメノが死亡した件か? 恐らく俺とツルギとで聞いている諍いの情報が異なっているだろうし」 医務室を去り、歩きながら簡潔に話す。目的地は貴方に委ねることにした。 (-129) 2022/03/02(Wed) 19:27:57 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ「ナツメへ。部屋を追い出したようですまないな。一度俺とツルギは部屋の方に戻るから、医務室に戻って寛いでくれて構わない」 貴方が世界新記録を叩き出しながら退室した後、少ししてそんな連絡が飛んでくる。 ただ連絡してみたかっただけともいう。レスに深い意味はないので、よきようにしてほしい。 (-130) 2022/03/02(Wed) 19:40:25 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワベッドに転がって端末を弄る。 上手く打てない、腕は怪我してないはずなんだけど。 やはり、抜けた血と言うのはなかなか戻らないのか。 『急に後ろから刺されて。』 『あぁ、この人は殺したいのか、と思って』 『同じようにしたら、理解できるかと思って。』 ただ、銃を咄嗟に作ったのは失敗だったな、と思う。 ちゃんと同じ様に背中をナイフで刺してあげるべきだった。 あんまり、理解が出来なかった。 『寄りかかりたいね。』 君の温もりが好きだよ。 (-131) 2022/03/02(Wed) 19:43:30 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「んー、多分時系列的には俺が見たログの方が前だな。だから俺から話すよ。 …カフェでカミクズさんとヒメノが揉めたログを見た。 カミクズさんは自力で逃げたみたいだし、多分まだ生きてる。」 何となく君の部屋へ向かう。服を脱ぐなら自分の部屋かなと思って。 「その後ヒメノがどっかしらで死んだんだろ?」 (-132) 2022/03/02(Wed) 19:44:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ『プラシーボ』 『聞いたことあるかも。』 少し間があいて、追加のメッセージ。 『それ、スガワくんがやってくれたりしない?』 (-133) 2022/03/02(Wed) 19:55:12 |
【神】 園芸 ハナサキ「──あ、私の投票ですが。 くじではなくて自分で選んで記名しました」 柔らかいサイコロが示した硬質な事実を一瞥して、思い出したように告げました。 「明日の投票も皆さんは今日と同じように選ぶんでしょうか。 話し合い、できなくて残念です。 それでもせっかく時間が浮いたんですから調子が悪い方はしっかり休んで備えましょう!」 むんっ!とポーズを取って解散する流れに乗るでしょう。 (G13) 2022/03/02(Wed) 20:13:43 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「ふむ。カミクズさんに人を襲う理由など俺が聞く限りでは浮かばないし、時系列的に後に怪我をしたエノさんが背中に大きな切創を負っていた様子からどちらの件もヒメノさん側から仕掛けたと見ていいのか。不意打ちでないと背中にあんな切り傷はつかないだろうから。 そうなるとヒメノさんはカミクズさんをカフェで襲ったが逃げられ、次に薬局にいたエノさんを新たな標的にしたということだろうか。他に移動した場所、襲った相手がいないのなら」 部屋は前回貴方が来た時とまるで変わりない。殆ど初期設定のままではあるが、貴方が来た時に出した椅子がそのまま残っている。 それを勧めながら別のスペースに姿見を出す。 「俺とナツメが薬局に駆けつけた時は既にヒメノさんが亡くなっていて、エノさんは満身創痍だった。先に騒ぎを聞きつけたらしいアクタとコタが現場にいて、二人に応急処置を施していたようだ。 ナツメが貰った連絡によれば『銃と刃物を使って二人が争っていた』らしい。確かに、俺も発砲音らしき音を聞いた。 ただ、エノさんの体には弾痕が無く、切創のみ。上手く避けただけかもしれないが、撃たれたのはヒメノさんの可能性が高いだろうな。二人を運ぶのを優先していたから、彼女の遺体は調べなかった。 ……俺からはこんなところだろうか。 持っている情報だけでいえばヒメノさんはエノさんを襲い、返り討ちにあって死んだことになる」 騒ぎとなっていた話をそうつらつらと説明した。 (-134) 2022/03/02(Wed) 20:14:39 |
ハナサキは、一人はやっぱり危ないでしょうか…と呟きながら中空を眺めました。 (a16) 2022/03/02(Wed) 20:15:20 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ『構いませんよ! 真に遺憾ですが事実として事件が起こっていたみたいですし……話をしていたら気も紛れます! 私も改めてちゃんとお話したいと思っていました。 やっぱり体全部で相対した方が気持ちも伝わりますよ! どこか良い場所ありますか?あんまり大っぴらな場所じゃない方が安心…とか』 メッセージを読んであなたをこっそり窺いました。 ほんの少し、あなたにだけ分かるように笑ってそんな返信をします。 『大賛成です!きっと大変な思いをしたでしょうから元気が出るものにしましょう!』 (-135) 2022/03/02(Wed) 20:23:51 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス『あ、お見舞いはよかった?』 『じゃあ戻るね。ありがとう。』 通常速度の返信。ぺこりとするうさぎスタンプ。 『あ、落ち着いたらまたどこかで会おう? 結局、話できてないし…』 (-136) 2022/03/02(Wed) 20:27:35 |
ナツメは、連絡をもらい、医務室に戻り――――それから、もう少し後。 (a17) 2022/03/02(Wed) 20:28:00 |
ナツメは、がたっ。目を覚ました人に、話しかけた。 (a18) 2022/03/02(Wed) 20:28:18 |
メイサイは、暫く砂浜に倒れたままじっとしていたけれど、再び動き出した。昼の少し前。 (t17) 2022/03/02(Wed) 20:29:22 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユスあれはやはり空砲じゃなかった。新たな諍いはしばらく起きなさそうだ。 とはいえ、銃という発想をほぼ全員に与えてしまったことになる。そこは心配だった。 「アクタと…見学の子か。 じゃあ銃を使ったのはエノさんだけど…正当防衛ってことになるな。まあ、エノさんが進んで人殺すとは思えないし。」 ではヒメノの居場所はアクタに聞いた方がいいか、と思いつつ。 椅子を片手に姿見の近くまで移動して軽く腰掛けた。 「………」 君を見ている。 (-137) 2022/03/02(Wed) 20:29:42 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ古めかしい――音楽の授業で扱うような――唱歌のアルト。 ふつ、と途切れて、 「……あ、」 がた、ベッド脇の椅子を鳴らして立ち上がる。 どこにやるでもない両手を胸の前で持て余す時間がわずかに。 「ね、寝てて……!」 それからあわあわと、焦った声。 ベッド脇にしゃがんで、あなたの顔を覗き込む。 「……あの、ナツメです。 寮の、医務室に運びました。……分かりますか?」 /* わ〜〜!送ってよかった…!よろしくおねがいします! (-138) 2022/03/02(Wed) 20:31:24 |
【見】 奇形 メイサイ「……視点低っ」 再びログインしようとして。ログアウトできていなかった事が判明した。 落ちた時そのままの状態だったので、少しびっくりした。 ゆっくり立ち上がり、歩き出す。 (@8) 2022/03/02(Wed) 20:31:33 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ『ああ。結局話ができてないしな。落ち着いたらまた会って話そう』 そしてうさぎのスタンプと暫しにらめっこ。前のうさぎのスタンプとは違うものだ。種類、いったいいくつあるんだ……? それなりに時間をかけて考えた後、🙆の絵文字だけを送って返事をした。 (-139) 2022/03/02(Wed) 20:31:41 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメひとりにひとつのいのち。 それが普通。 ──あなたが選んだことでしょう? 「友達ですか?」 きょとんした顔。 何故、いま?そう言いたげな顔。だって。 「友達は────」 助けてなんてくれませんよ。 「だめじゃないです、よ。 ナツメさんがそれで構わないなら、友達になりましょうか。 ……なんだか、ちょっとヘンな言い方ですねっ。 友達はなるものじゃないって、どこかで聞いたような気がします!」 ソファから腰をあげて一礼をしました。 「じゃあ、よろしくお願いします」 この日はそれを合図に別れた事でしょう。 (-141) 2022/03/02(Wed) 20:42:20 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 帯刀している貴方を酷く心配しているのはそのせいでもあった。いくら貴方が武道を修めた者であっても、離れていながらも相手を攻撃できる銃相手では渡り合うのも難しいだろうと危惧していたのだ。 「そうだな。正当防衛。ヒメノさんが死んでしまったのも致し方のない事だろう。 そうでなければ俺が困る。 」上着を脱いでベッドに放り、シャツのボタンを二つ、三つと外していく。 「……ああ見つけた。ほらツルギ、印は多分これの事だろう」 自分の分の椅子を引き寄せてから貴方の前に座った。 片手でシャツをぐいとずらせば、左の浮き出た鎖骨のすぐ下にバツ印がはっきりと付いていた。何も知らない者からすればマジックペンで書いたような落書きのよう。 (-142) 2022/03/02(Wed) 20:44:15 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス(なんで、絵文字だけちょっと時間差……?) メッセージ終了後。少女は不思議がっている。 スタンプが原因だとは、露ほども思っていないのだった。 (-143) 2022/03/02(Wed) 20:47:06 |
園芸 ハナサキは、メモを貼った。 (a19) 2022/03/02(Wed) 20:51:58 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ『ナツメさんこっちに来てないから心配しましたよ! 危ない事があったみたいで、巻き込まれたんじゃないか、とか…… 私は問題ありませんよ! 後でそちらに顔を出しに行くかもしれません』 いかにもなメッセージが返ってきました。 『くれぐれも無理はしないでくださいね。 知ってるの人が関わる事件は意識して無くても負担になるんですよ』 だそうです。 (-145) 2022/03/02(Wed) 21:00:30 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「………うん。俺も困る。」 声で改めて言われれば、念を押されているような気がして。 君が努めて自分に伝えようとしているという配慮が、何だか嬉しかった。 「へ〜、これかあ……制度については授業でやるけどさ。 実際参加してから必要になる知識って、教科書にあんまりないよな…」 もしかすると情報の授業で習う範囲なのかもしれないけど。 抵抗もなくバツ印に手を伸ばす。痛むかもしれないから、そっと指の腹でなぞっていく。 「………」 ペンで落書きしたみたいだけど、実際どうなんだろう。インクかな。 「………」 刺青みたいな感じかな。そういや職場にいるなあ、すごい刺青の人。あんまりよく見たことはないけど。 「………」 君が痛がらないなら爪で軽く引っ掻いたり、軽く皮膚を摘んでみたり。 君の印を間近で見ようと、いつのまにか椅子から立っていた。 (-148) 2022/03/02(Wed) 21:09:20 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「教科書で得る知識なんてそんなものだろう」 かといって経験者に聞こうにも誰かの臓器になっているか、守秘義務で何も話せない状態になっているから困りものだ。 「…………」 肌を撫ぜる指に、貴方の行動に思わずほんのかすかに目を丸くする。 あれだけ人に触れる事が苦手だと語っていた彼が自発的に触ってくるとは思わなくて、驚きと同時に言い表し難いむず痒さが込み上げる。 「…………」 痛くはないので好きにさせている。青年の爪が引っ掻こうと指が摘もうと、黒々としたチープな候補者の証は肌に張り付いたまま。 人に触れるのが苦手な貴方がこうも手を伸ばしてくれているのだから、極力好きにさせたい。 「……ツルギ? やはり気になるか?」 なんだか新しい玩具を見つけた少年のようだと、様子を観察しながらふ、と息をかすかに零した。 立ち上がる貴方を見上げる顔はいつも通りだが、普段硝子のような無機質めいた視線はちょっとだけ興味深そうに貴方を捉えていた。 (-150) 2022/03/02(Wed) 21:25:13 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ 無事でよかったと安堵して、 『ちょっと疲れたかも。 でも、無理はしてないです。』 ありがとうのスタンプ。そんな感じの。 はじめよりすこし、素直寄りのメッセージだった。 (-151) 2022/03/02(Wed) 21:27:53 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ「ん、ん、ん〜〜〜〜〜」 「言ってることは分かる。 見ての印象からで考えるのは確かにたのしい」 ん〜〜〜〜ともう少し微妙な顔で意味のない音を漏らすのが続く。嫌いなものから始まった話でなければ素直に肯定できたのだけど。 「最初は朝に見えたけど、朝の絵ならこの絵は嫌い」 「嫌いなものが多いよりも好きなものが多い方がハッピーだから、 俺はこの絵を朝の絵ではないと思うことにします。 本当に最初の最初だけ朝の絵だったんだ」 いー、の口にジト目でイヤを表現した。ワガママの聞かん坊をプレイ。朝、そんなに嫌いなんですね。 「朝日じゃないならとても好きだと思える。 アクタお兄さんの言うように、朝でも夕方でもないかも というのはいいかもしれない。 現実のどこの時間にもないときの空だ」 「芸術が自由なら、こうやって言うのも自由でいいんだろ?」 話す内に、不機嫌顔から段々とたのしそうな表情になっていく。彼は朝は嫌いだが、自由と君の事は好き。 そんな好きな君のさしたぐちゃぐちゃの絵が、彼には<<カイ>>allwhoに見えた。 ▽ (-152) 2022/03/02(Wed) 21:28:57 |
【墓】 清掃員 カミクズ話し合いが疎らに解散へと向かう頃。 清掃員は、少しばかりぼんやりと考えに耽っていたけれど。 周りが動き出せば、人の流れを追うように裁判場を後にした。 今日は一日、自室で過ごす事にしよう。 自室に居ても、メッセージを送る事はできるから。 一人は少し憂鬱だけど、それならきっと寂しくない。 (+20) 2022/03/02(Wed) 21:33:45 |
清掃員 カミクズは、メモを貼った。 (c18) 2022/03/02(Wed) 21:34:28 |
カミクズは、笑顔でいる事しかできない。 (c19) 2022/03/02(Wed) 21:36:38 |
ユメスケは、昨日のデート中、美術館でカイに見えなくもないよく分からない何かの絵を見ていた。 (t18) 2022/03/02(Wed) 21:37:01 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「……え?あ、うん、ありがと。満足した。」 花弁や虫の足を数えるような目付きだった青年が、君の声で我に返った。 君相手なら多少は平気なのかな、と他人事のように触れた事実を思い返す。 椅子に座り直して、炭酸ジュースが入ったペットボトルを2本呼び出した。君がボタンを直したら渡そう。 「そういやさ、なんでもない…ってあれ、何言いかけたの。 別にお前の…… 義徳 のこと今更嫌いになったり怖くなったりしないから。」君が名前で呼んでくれたから、呼び返したいとは思ってて。 でも何となく気恥ずかしかったから、人前では呼べなかった。 (-155) 2022/03/02(Wed) 21:44:48 |
【独】 剣道 ツルギ今日エピ入りする可能性を考えてタスク全部消化しちまったからな、俺たち………完全に単行本の特典ペーパーみたいなパートよ でも付き合ってないんですよね、この二人 怖いよな (-156) 2022/03/02(Wed) 21:48:27 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「っつつ…………。」 痛みに顔を顰めて、ベッドに沈む。 そういえば、あの子と殺し合ったんだったっけ。 随分と記憶が曖昧だ。 君の声を聴く。 「……医務室………そう………」 「……ありがとう…他の人にも、伝えておいて……」 多分、君だけで運んだわけではないだろうから。 ぐったり、仰向けになりながらそう告げて。 まだ汗が出る。多分寝てる間もかいてたんだろうな。 背中が気持ち悪い。シャワーを浴びたかった。 「………ずっとここで診てたの………?」 「いくらなんでも、お人好しすぎると思う………」 気だるげな瞳で、君の顔をぼんやり見た。 君の顔を見ると、オレンジジュースが飲みたくなるよ。 (-158) 2022/03/02(Wed) 21:57:20 |
エノは、まだ体は痛む。本当の体は、どこも怪我なんてしてないはずなのに。 (a20) 2022/03/02(Wed) 21:58:47 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「そうか」 一度だけ自分の指をシャツの下に潜り込ませ、同じように証を指で擦った。そんなに面白いものだったのだろうか。 「ああ、あれか。あれは……、 …………え」 床に視線を落としながらボタンを直していたが、手が止まって視線が持ち上がる。名前を呼ばれて先ほどよりも目が丸くなった。 数秒固まったのち我に返ったように全てのボタンを留める。 「……んん、あれはだな。今回のヒメノさんによる騒ぎと関連している」 そこは先日のメッセージからも読み取れる。それでも回りくどく切り出した上に貴方をいつも真っ直ぐ見ていた目が数度泳いだのは、名前を呼ばれた驚きを誤魔化そうとしたからかもしれない。 「あの時続けて言おうとしたのは、Wヒメノさんが騒ぎの元凶で、かつもし生きていたらW、という言葉だ。 結局、ヒメノさんが元凶だった。だから、もし生きていたならば──」 ▼ (-159) 2022/03/02(Wed) 22:09:49 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「はい。伝えておきます」 アクタくん、コタくん、メイサイくん、ユスくん。 関わった4人の名前をあなたに知らせておく。 それから、ぼんやりとした眼差しを見つめて。 「ん……居ただけです。 あ、汗、気持ち悪いですよね」 あなたの額に張りつく前髪に目を止めて立ちあがる。 ちょっと待ってくださいね。 小さな流しや電子レンジをぱたぱた行き来して、 「はい。とりあえず、顔だけでも。 ……拭けそうですか?」 ほどよく蒸したタオルを差し出した。 つらそうな様子であれば、少女が代わりに拭います。 (-162) 2022/03/02(Wed) 22:34:09 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「え?」 目を丸くした君に、こちらも目を丸くした。 嫌だったのかな、と思って。君はそんなこと気にしないはずだし、と思い直す。 珍しく泳いでいる視線を見て、君が動揺していることをやっと理解できた。 人が死んでも淡々としている君が、俺が名前を呼ぶだけで狼狽えるなんて。 優越感という言葉を青年が知っていたら、きっと今の気持ちをそう認めただろう。 「…ヒメノだって悪意があったわけじゃないんだ。生きたかったってだけでさ。 きっと俺だって、もしヒメノが生きてたら、手首を切り落とすくらいのことはした。」 青年は包丁を持っているヒメノの方が、以前よりも好ましいと思う。きっと今の彼女となら話せることがたくさんあるはずだから。 彼女が死んでしまって、残念には思っていた。 だけど、それ以上に。 (-163) 2022/03/02(Wed) 22:47:26 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス「──でも、 そう思ってくれて嬉しいよ 。ありがとう。」その瞬間だけ、確かに青年は微笑んだ。愛おしいものを見つめるように。 ……その表情に子供らしさはなく、濁った眼は君しか映していなかったけれど。 (-164) 2022/03/02(Wed) 22:48:22 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ君に送信されたのは簡素なテキストだった。詳しい経緯までは知らなかったけど、どんな結果だったのかは聞いていたから。最初に気遣うような言葉が入る。 『アクタ、今大丈夫か? まずはお疲れ。ユスから少し話は聞いた。』 君が最多投票だったことも知っている。だけどそんなこと君がよく知っているだろうし。 だから用件だけを。 『ヒメノどこに寝かせてるか教えて。あいつと話したいことあってさ。』 (-166) 2022/03/02(Wed) 22:52:06 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『邦幸さん』 『無理は、せざるを得ないかもしれないですけど。 でも つらい時は、つらいと言ってくださいね』 その日の話し合いを終えた、少し後の事。 良くも悪くも気持ちばかりのメッセージと、それから。 『あのね』 『僕、今週末が誕生日で』 『けど 多分、この合議はそれより早く終わってしまうから』 『せめて 前倒しでケーキだけ食べちゃおうかなって』 『でも一人で食べるのはちょっと、寂しくて』 それは、今まで通り、ではあるのだけど。 味気ないケーキを一人で食べるのは、毎年のことだけど。 でも、どうせなら、最後くらいは。 『だから、時間がある時にでも。 休憩ついでに、付き合ってくれるとうれしいです』 今すぐじゃなくて、いいけれど。 決して無理にとは言わないけど、できたらその方が嬉しくて。 そんなささやかなお願い。 (-167) 2022/03/02(Wed) 23:08:46 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 与えることに躊躇いがない。取り上げられるだけの人生で、楽に怠惰に生きるために多くを放棄し捨ててきた毎日だったから、貴方から与えられることに慣れていなかった。 今はもうすっかり戻っている。けれど数秒。確かに、貴方のおかげで心の水面がぐらんと揺れた。 「そうだな。俺は彼女のことを知らないが、悪意は無かったのだろう。ただ生きたかった。それだけだ。 でも、だ。 お前が襲われる可能性があった。お前が殺される可能性があった。そんなこと起きない可能性だってあったが、あったかもしれないは考えだしたらキリが無い。 この元凶が投票権を持つエノさんだったら手出しはしなかった。ヒメノさんが投票権を持っていたら、違っていた。彼らを殺すことは確率を乱してしまいかねなかったから。 俺は、俺とお前以外の存在は全て平等だ。平等に、どうなろうと構わない。 ……が、俺の生きる理由を取り上げられるのは心底嫌だ。それが些細な可能性の芽であっても、俺は残すことなど許容できない」 その声は、沸々と。確かに少しずつ、熱が込められて。 その視線は、無色透明だった、氷にも似た眼差しは── ▼ (-168) 2022/03/02(Wed) 23:12:54 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「どういたしまして。 俺とお前が同じ景色を見るためなら、喜んでこの手をいくらでも穢そう」 ──誰かと同じ、濁った色をしていた。 (-169) 2022/03/02(Wed) 23:14:00 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ多分、あなたがまだベッドの上で目蓋を閉じている頃に。 端末にはいくつかのメッセージが届いていて。 『エノさん』 『大丈夫、じゃないとは 思うんですけど』 メッセージとメッセージのタイムスタンプに、少しの間。 気の利いた言葉を探して、見付からなくて、結局そのまま。 『大丈夫ですか』 『自分にできる事、なにかありますか』 『返事、なくても大丈夫です』 ここで一度、メッセージは区切られている。 届いた時間は、話し合いが終わった少し後の事だった。 (-170) 2022/03/02(Wed) 23:16:56 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 職と兄と18歳と笑顔と汚部屋と誕生日回収したからあと…… あと何だァ!? 仕事とか片付ける事へのお気持ちはもうちょい出してもええか… (-171) 2022/03/02(Wed) 23:33:13 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ暫く間を置いて。 君の端末か、脳内か、はたまた別の何かか。 それに、簡素なメッセージだけが届く。 決して君を避けているとか、蔑ろにしている訳ではなく。 男は脚本を書き上げる事に、使える時間を全て使っているだけだ。 『あいつの部屋』 続いて、数字の羅列。部屋番号だ。 そこを訪ねるならば、まるで寝ているだけみたいに ベッドへ運ばれたヒメノの遺体があるだろう。 最も。 男が運び込んだままの状態で居るならば、だが。 (-172) 2022/03/02(Wed) 23:45:51 |
【墓】 演劇 アクタ合議の間。夜のこと。 ヒメノの息が止まった後、 彼女へと割り当てられた寮の自室を探し出し、そこへ運び込んだ。 ストレッチャーから優しく布団へ寝かせて まるで眠っているかのように少女を扱って 割れた爪を、抉れて冷えたその手を一度だけ握りしめて。 ……何も言えない男は その部屋を立ち去っただろう。 (+21) 2022/03/02(Wed) 23:46:34 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメぼんやりとした意識で、名前を聞いた。 お礼は言わないとな、と思いつつ。 何故助けたのだろう、とも思う。 自分が死ねば、その分誰かが助かるし、それに。 ───自分は人を殺しているのに。 「より一層意味が分からないね………」 「放っておいて、良かったのに。」 寝てる横に居るだけって暇そうだな、と思いながら。 タオルを受け取ろうとした手が上手くあがらなくて。 「……拭いてほしい………。」 素直に甘えることとする。 目元を拭かれれば目を細めて、それ以外の時は君を眺めて。 「……君ってさ。」 「…なんでいつも、飲み物を用意するの?」 そんな、何とも突拍子もない質問を投げかけた。 (-174) 2022/03/02(Wed) 23:58:37 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ『なんだか誰かと似たようなことしてますね。 影響されたのも同じところです。 あの』 『寄りかかっても、俺は』 『行きましょうか? 実は。ナツメさんに差し入れを考えていたりして。 ああそれでも個人的に会いたいですね。 行っても良いですか』 (-175) 2022/03/03(Thu) 0:18:30 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「十分、詳しいですよ。 ありがとうございます」 淡々と返しているが眉は下がりあなたを心配そうにみる瞳は変わらない。 そんなに怖がっているのだ目の前での彼らは大変だったのだろう、自分がいないまに、そして、 「……お疲れ様です ほ、褒められ、ましたか? アクタさん。 俺からも、言わせてください。 二人を、診てくれてありがとうございます。 すごく偉いです、それと…… かっこいいです」 弟と妹がいるその男の手は無闇にあなたを撫でようとした。 避けられもするしはねのけもする、わざわざ大袈裟に聞こえるもの良いも、なんだか初日よりもスムーズな言葉選びになっているような。 「でもそのあとに、こんなに台本を書いてるなんて一体なにが……あ、はい」 手は不自然な位置でとまった。 (-176) 2022/03/03(Thu) 0:53:55 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「票をいれた理由は、 俺に生き残る理由ができました。 もう少しちゃんというと生死ではなく…… 票をいれる権利を持ち続けること、です。 それで、やりたいことをします。 頼まれたことを、やります。 そして。 ……最後まで選ばれずに。 君のかわりに臓器を差し出そうとおもいます。 うまくいくかわからないんですけど、ね?」 「はっきり教えるとナツメさんに票をいれないつもりで、ハナサキさんに協力をしています」 「……怒りました?」 見下ろしているはずなのに弱々しくて、それでもはっきりした声音で。 合議のときよりもよっぽど情けなく、その漆黒はあなたの瞳をしっかりと見つめた。 (-177) 2022/03/03(Thu) 0:54:10 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ はい。頷いて引き受け、汗ばんだ顔を拭う。 あなたの発言の一部を黙殺しつつ、手を動かして。 「うーん……飲み物。いいなと思って」 目元からタオルを離しながら、質問には答える。 表裏を逆に畳み直して、首の辺りも、と、そっとタオルを当てながら続きを話した。 「フカワくんかな? 誰かが言ったの、聞いて…… みんなが真剣なときに、そのこと考えてただけです」 怖くて、嫌で嫌で仕方がなかった初めの日。 少女に向き合える“明日”がそれだった、というだけ。 現実逃避です、と自嘲の笑みを浮かべた。 「みんなみたいに話せる気がしなくて、暇だったから」 手持ち無沙汰、所在がなかった、ともいう。 「べつに、私。お人好しとか、いい人とかじゃないですよ。 ……あ、どうですか? だいたい拭けたかな……」 (-178) 2022/03/03(Thu) 1:00:54 |
【秘】 医者の息子 カイ → 落涙 ユメスケ『知識、体力、忍耐力』 『バカに医者になる資格はないし』 『体力や忍耐力がないと続かない』 『それとも、人を助けたいという気持ちとか そういう方向を聞きたかったか?』 考えていたのか、しばしの間の後、返信が返って来た。 ごくごく当たり前のような返答。 (-179) 2022/03/03(Thu) 3:04:12 |
【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ『僕である必要はあるのか』 『君でもいいだろ』 きっと素直に助けたいと思っている人のほうがいい。 『僕は薬と偽って、毒薬でも飲ませるかもしれないからな』 (-181) 2022/03/03(Thu) 3:22:24 |
【独】 医者の息子 カイ/* PLが医者じゃないしバカなのでメチャメチャ医者について検索してる人になってる。息子なので多少バカでも大丈夫だけど。成績が平均くらいでも高校がレベル高いからたぶん頭はいいんだよね……。PLはばかです。 (-180) 2022/03/03(Thu) 3:33:12 |
【置】 医者の息子 カイ数河 解は凡才だ。 国内でも上位に入る偏差値の学校にやっとの思いで入学して 趣味も、ともだちを作る時間のほとんども勉強に費やして それでもぎりぎり授業についていけるくらいだった。 そこまでして医師になろうって頑張ってきたのは なんでだったっけ。勉強なんか、嫌いなのに。 幼い頃になにか約束をした気がする。 今となっては、もうどうでもよかった。 だって、みんなが期待しているのは、もう弟だけ。 どれだけ意地になって努力しようが 一つ下の弟には絶対に届かない。 勝っているとしたら年齢くらいなんじゃないか? それでも、幼い頃からまっすぐなレールの上を 走って来たカイには、他に曲がれる道なんてなかった。 もう自分を突き動かしているのは劣等感と、意地だけだ。 僕はきっと医者になんて向いていない。 弟は、天才だった。 解は、凡才だった。 (L1) 2022/03/03(Thu) 4:08:58 公開: 2022/03/03(Thu) 4:10:00 |
医者の息子 カイは、メモを貼った。 (a21) 2022/03/03(Thu) 4:11:36 |
医者の息子 カイは、メモを貼った。 (a22) 2022/03/03(Thu) 4:15:51 |
【独】 医者の息子 カイ/* ヒメノちゃんの暴れてるシーンが全国放送されればいいのにって言ってたのは。単なる弟への嫌がらせしたいなって思ってたから&放送されればロッタリー制度なんかなくなるんじゃないか? みたいな思いです。 こんなやつ医者になるな! (-184) 2022/03/03(Thu) 4:20:09 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ『焼き肉店の個室か』 自分の部屋を言おうとしてかなりデリカシー等の問題でもないような気がして。 『広場に温室を作ろうと思います』 目的はもちろん、自然と花を寒くない場所でゆっくりとみるためだ。 『女の子は何が好きなのかな、俺があげても驚かれると思うのであとで会うときに渡してあげてください、花とか、おやつとか』 そんなことを言いながら男はその夜、広場の方に歩き始めていた。 欲しかったからそんな理由で建物をたてる。 好きなものに囲まれることは、きっと悪いことではないから。 /*温室は屋根が丸い感じのお茶会ができそうなお洒落なあれです。 勝手に建築予定だったので、返信は好きな場所で待ち合わせして話すことにしましょう、意識が落ちており返事が遅くなりすみません! (-187) 2022/03/03(Thu) 8:42:50 |
フカワは、朝までにいい感じの広場で東屋のような温室を建てていた。 (a23) 2022/03/03(Thu) 8:46:38 |
【置】 不運 フカワ合議が終わってから少し。 >>a23 >>7 その建物の中で植木鉢をならべて。 好きな花を思い浮かべて。 男はまるで小さな植物園を作っていた。 皆も知っている花から知らない花まで。 きっと思い付いた彼らがそこにいるのかも。 「店も、こんな気分だったけど。 自分だけの空間も憧れていたな」 『サウンド・オブ・ミュージック あずまや』で検索してもらえれば イメージかつくだろう。 男が去り、無人になった建物は、日の光を浴び、美しく反射してそびえ立っている。 鍵はかかっておらず、誰でも自由にはいれるらしかった。 (L2) 2022/03/03(Thu) 8:58:12 公開: 2022/03/03(Thu) 9:00:00 |
メイサイは、うろついている最中、広場の辺りに見慣れない建物を見かけた。 (t19) 2022/03/03(Thu) 9:33:10 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ『お疲れさまです。 明日辺り、気晴らしにでも行きません?』 多分医務室にいるであろうナツメ先輩にメッセージを送る。 労うと言っても息抜きに誘うくらいしか出来ないけれども、 『何か広場の辺りに』 『何か……何……?』 『全体がこう、格子で覆われた感じの円形の建物があって』 『ちょっと気になります』 (-188) 2022/03/03(Thu) 9:50:29 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか』 『お前がそうしたいのならそうするといい。何を選択するかはメイサイの自由だ』 こちらも簡潔なメッセージ。ただ、程なくして追加で何件かさらに貴方の元に届く。 『これは話せるなら話せばいいし、話したくないなら話さなくてもいいが』 『WやめたいWといってやめられるものなのか? それならばやめるに越したことはないが、環境や状況によってそうせざるを得ないよう誘導されていたりするのだろうか』 『そもそも、何故お前は人殺しを?』 (-189) 2022/03/03(Thu) 10:23:25 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ『怪我人が多くて少し驚いています。 カミクズさんの傷は、みましたが 何か事件が起きてたなんて信じられなくて。 血生臭いの経験したことなくて』 『それと寝不足がたたって、気分が少し』 『そう、ですか、誰でも気にしますよ。怪我は』 『誰かがいるだけで安心できることってあり、ます、し。良いことだと思います。 経緯はわかりませんが、巻き込まれた訳じゃなくて安心しました。 あまりいい気分ではないと思いますが、無理せず休んでください』 (-190) 2022/03/03(Thu) 10:27:51 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ『わかった。 必要な物とか、人手が必要なら言ってくれ。』 君らしくない短い返答に、何か取込み中なのかな、と。 何をしているかは予想がつかないけど、それだけ思った。 『返信不要。』 だから、最後に付け加えておく。 (-191) 2022/03/03(Thu) 11:02:30 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ#医務室 『何って、文字通りですよ。』 君の気持ちも知らず、青年は淡々と。 『僕は何も感じなかったけど。見に行くか迷うくらいなら、早めに見に行った方がいいですよ。思ったより重傷だったので。』 『死んだら、花しか渡せませんから。』 死者に気持ちを渡すことはできないと、青年は知っている。これは、ただの経験談。 君だってよく知っていることかもしれないけど。 『あ、花で思い出した。花がたくさん咲いてる場所知りませんか? 図鑑見ながら出せばいいのはわかってるんですけど、量が多いからめんどくさくて。』 更新されたプロフィールを思い出したから、君に聞いてみようと思った。自然の多い場所を好んでいたから、自分よりよく見ているだろうし。 文脈からして現地調達する気なのは明白だ。 (-192) 2022/03/03(Thu) 11:17:31 |
【独】 奇形 メイサイ『心臓が欲しかったからです』 『先輩と同じように心臓移植受けるつもりでした』 『でも、無理です。誰かの心臓奪ってまで生き延びたくないです』 『僕には皆の生きたい≠ェ背負えないです。 ヒメノさんが死にたくないって言ってました。 アクタさんが役者目指してるって言ってました。 ユス先輩だってここから帰って見たい景色を見て欲しかった』 『嫌です。生きて欲しいです』 一旦そう書いてから、全部削除した。 それで、ちょっと泣いた。 「どうして先輩が選ばれるんですか」 「生きてくださいよ。移植なんか拒否しますからあ……」 僕がそれを拒否したところで、この回の合議が取りやめになる訳でもないのに。 他人の命を奪って生き延びるのを、やめたいと思った。 ▽ (-194) 2022/03/03(Thu) 11:34:32 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス 少し長い文章を打って、一旦削除した。 だから、こんな短文を打つのにやたらと間が空いてしまった。 『内緒です』 『それより』 『あ〜って思いながら今日の結果見ました』 『先輩も選ばれちゃいましたね』 (-195) 2022/03/03(Thu) 11:35:38 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ#医務室 『俺のこと監視していますか?』 知られるはずがないのに、無人の部屋に花を置いたことを見抜かれたようだと感じた。 そんな風に動揺を出すようになった事にまだ気付いていない。 『そうですね死んだら何もできないです。 触ることも、声を聞くことも、何もできません。 届かない相手に話しかけることだけしか』 その後、すぐ。 (-196) 2022/03/03(Thu) 11:36:16 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ『花がある場所? それは花屋か花畑だとおもいますが。 面倒くさいんですか、それなら。 あとで温室を建てるつもりなんで、行ってみてください。 俺が見たことがある花に、売っていた花。 山でしかとれない花に、人工栽培でも難しいとされている花。 あと珍しくて見たかった花でたくさん埋めるつもりなんです』 『好きに採って、 この言い方は駄目でした、ハサミで切ってください』 『補充しますからそのままにして良いですよ』 『言ってくれたら俺がその花を思い出して、入荷してきます』 その前の話とは違い、花に関する事柄に関してはやけに返信が早かったらしい。 (-197) 2022/03/03(Thu) 11:36:43 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ目を覚ますのは、きっと日が暮れ始めるくらいの頃で。 すこし、状況確認などした後に、端末を見る。 入っていたメッセージに、自分に連絡を取る人がいるんだ、なんて驚いて。 中を、見て。 『薬局、だいぶ汚しちゃった。』 『お掃除してくれるとうれしいかも。』 『あと』 『会いに来てくれたら、嬉しいな。』 まだ痛む体で、そうメッセージを送った。 (-198) 2022/03/03(Thu) 11:44:48 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ『へぇ、同じことした人がいるんだ。』 『誰だろう、ちょっと興味あるな』 『理解できそう。』 その後の文字に、少し、目を細めて。 『うん、来て。』 『会いたいよ。』 (-199) 2022/03/03(Thu) 11:46:42 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「うん、ありがとう。」 「結構さっぱりしたかも。」 蒸しタオルで少し拭かれた箇所に温もりが残り、 その温もりで顔が上気する。 タオルが離れた後は外気の冷たさを感じて、 すぐに、少し白いくらいの肌に戻るだろう。 「なるほど、自分の為なんだ。」 「まぁ、仕方ないよね。普通、そうなんだと思う。」 死を受け入れ建設的に話し合う事が普通、だとは思わない。 現にそうだった。 見てきた中 で、ちゃんと話し合いが出来そうな人など指折り数えるほどだった。「今はどう。」 「昨日、名前を書かれてたよね。」 「やっぱり怖かった?逃げていた現実が付きつけられると。」 「生きたいって、思った?」 それはさながら問診のように。 君の一つ一つを理解せんと、刃を振るうように。 君をじっと見つめて、問いかけた。 (-200) 2022/03/03(Thu) 11:55:23 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 医者の息子 カイ『聞きたかったなぁそういう方向。 そうしたら医務室に全然寄らないのについて言及出来たのに』 『いや四六時中見ていたわけではないが。夜中とか寄ってた?』 結局言及しているね。彼の方は返事にほとんど時間をかけておらず、すぐ見ていたのなら読む内読む内にぽんぽんと送られてくる。 『文字だと持ってる印象よりも 冷静になっちゃうものなんだな、人って』 自分だけは死にたくないと、君と似たことを言っていた誰かさんとの文字でのやりとりを彼は思い出した。気質も似ている方なんですね。 『さっきの聞いたら怒られると思ったのに』 神経を逆撫でするつもりで聞いていたらしい。 (-201) 2022/03/03(Thu) 12:02:32 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ『え、誰かから聞いたんじゃないんですか。 ああ、そうか、少しちがうんですよ。 君は感情論で、その人は経験論でした』 『ツルギさんです。 ちょっと理解の種類がちがうって話をしました』 『それじゃあ、少し用意するものがあるので』 『ちょっと人がいないときを見計らって行きますね』 一度チャットは閉じられ、男はひとつ息を吐いた。 「……誰、か、寝るよな。 付きっきりということもないと思う、うん」 (-202) 2022/03/03(Thu) 12:03:03 |
フカワは、その夜以降の時間、他の人がいない頃を見計らって一人でエノの元へ向かった。 (a24) 2022/03/03(Thu) 12:04:27 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『ありがとう。無理はしてないから大丈夫。』 『寝不足はつらいね。フカワくんも休みにきます? 医務室、ベッドまだあいてるよ。』 『あ、でも気分が落ち着かないかな』 『カミクズさんも怪我?大丈夫かな…』 『あと、ついでに聞きたいことがあって』 『他薦って、誰だったんですか? すみません、そんな心当たりが無いから』 そんな返信が、ぽつぽつと間を置きつつまばらに送られた。 あなたのプロフィールが更新されても、目立つ変化はない。 (-203) 2022/03/03(Thu) 12:09:28 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ#医務室 『…? 普段はユスの居場所しか見てないですよ 。』どうしてそんなことを言い出すんだろう。何か知られたくないことでも…と探り始めた時、ある人に言った言葉を思い出して。 ───もう、やめますから。安心してください。 「………」 言及しないことにした。君の動揺に気付かなかったフリをして。 (-204) 2022/03/03(Thu) 12:19:33 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ『今俺はつらいんですか?』 『君がまだ死んでいないのに』 辛いという感情のひとつの定義に、仲のいい人が死んでしまったらと名付けた。 それは、君にだけではなかったのだろうか。 まだ自分の心がわからない。 『歳上だったんですね。 祝いますよ、大丈夫です』 『少し話さなければいけない用事と 花の注文が入りまして 向かうのは遅くなりそうです。 好きなケーキ考えていてください。 言いましたっけ、俺は花屋なんですよ。 花束も作って、祝いましょう。 君の好きな花はありますか?』 (-206) 2022/03/03(Thu) 12:19:49 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ『それはちょうど良かった。ハサミ持って行きますね。』 花に関する話題になった途端早くなった返信に、わかりやすいなと思って。それでもやっぱり言及しなかった。 『リクエストできるならそうだな、女の子が好きそうな花が多いと助かります。菊とか、白いカーネーションとか百合とか………献花台に置くような花は採りません。 バラとか、派手な花が多いと嬉しいですね。アイドルに似合いそうな花がいい。』 花には興味がないけど、食虫植物ならちょっと見てみようかな、と思いつつ。 マップに新たな建物が現れたら、そちらに向かっただろう。 (-207) 2022/03/03(Thu) 12:20:14 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「絵乃くん」 医務室がノックされた。 彼はその前にも一度顔を出したかもしれない。 そのときは一人ではなく、ナツメと言葉を交わしたりハナサキの姿があったり。 そのあと改めてと時間をとれば心配そうにあなたのもとへ近付くだろう。 「危ないことしましたね、……立てないぐらいなんて。 その場にいられなかったので状況は知れなかったのですが、アクタさんからいくつか聞きました 事故よりよっぽど悪いですよ。 お見舞いの人は多かったと思いますが、気分はどうですか? あー……」 「なにか、理解できましたか」 (-208) 2022/03/03(Thu) 12:31:10 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ『そのふたつなら温室にしましょう! 花屋さんのつくる温室なんて、きっと綺麗ですよね!期待してますよ!』 あなたがあれやこれやと内装を思い浮かべながら温室を建てる光景を想像すると、ボタンを掛け違えたようなどこかズレた感覚がしました。 それでも同じ趣味の持ち主。知識や経験は自分以上に積んでいるはずです。 『そもそも女の子って括りで考えるのが大雑把だと思うけど…まぁいいです。様子を見に行くつもりでしたからその時に渡そうと思います』 先日のカステラは美味しかったしあれにしようかとおおよその見当はつけて、その場では一区切り。 (-209) 2022/03/03(Thu) 12:43:14 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワーー合議が終わってしばらくして、地図を開くと広場の中にそれらしい建物が増えていました。 VRって本当に何でもありですね、と独り言を呟きながら目的地へ向かいます。 途中カフェに寄って用意してきたコーヒーのポットを抱えて、あなたの庭へハナサキは足を踏み入れました。 「フカワさん、ハナサキです! 私、びっくりしました!すごい本格的じゃないですか!」 /*はーい!こんな感じで! (-210) 2022/03/03(Thu) 12:45:06 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ『そうですか』 「そうなんだ……」 『俺は誰の居場所もみていないんですが、 見ようとすれば見れるんでした、忘れてたな』 『ああそれなら』 『インパチェンスは鉢植えだし、クルクマなら何本も重ねたら良い感じでしょうか。バラであればプライムチャームや、アートリークローズという品種が一茎一花なのでその辺りを置いておきますね。花束にしやすい花のことです。 でも花は。 男でも女でも、初めの興味は似たものですよ。 誰から送られて、どんな用途であるか、です。 花は勝手に意味がついて好きになります。じゃあ』 ちなみに食虫植物については、ウサギゴケや、プリムリフロラ・ローズなんてあるんですよとか五月蝿くなったかもしれない。 すごく、かわいい。是非調べてみてほしい。 (-211) 2022/03/03(Thu) 12:56:29 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか。それもまた選択だ。 選ぶ意思を取り上げられていないのならそれでいい。それが一番だ』 メッセージでやりとりをしている貴方には知る由もないが、もし声を使っていたなら珍しく僅かに熱がこもったものになっていただろう。 『内緒か。分かった。では聞かない。お前の内に秘めておくといい。俺も話さないから』 次の内容が間が空いても青年は気にしなかった。 『ああ、選ばれてしまったな。てっきり恨みを買って皆の投票で選ばれるものかと思ったが……二回目の者は何を思って選んだのだろう。 まあそういう時もある。だが選ばれても提供者が確定したわけじゃないから、まだ助かる可能性がある。 俺たちはそれに賭けているし、勝てると信じて疑わない』 『だから何も問題はない』 宝くじを買って自分は当たると思い込んでいるようなものだ。根拠も何もない。問題はありまくりだ。 それでも、青年は眉一つ動かさずいつもの調子で貴方に返事を送った。 (-212) 2022/03/03(Thu) 13:02:29 |
【見】 モノノ怪 ユメスケ アクタに付き添って行った夜ではなく、日が変わって太陽も空にのぼってからのこと。彼はヒメノの部屋を再び訪れた。 部屋に物が増えていてもいなくても、なんなら彼が足を運ぶ頃には彼女の身体がそこになかったりしても、彼のすることは然程変わらない。 「12くらいになる気だったの、本当なんだが。 お姉さんの言った通り無理だったなぁ」 ゆったり部屋を歩いて、ベッドに腰かける。 「多く見積もって直前の+5くらい? その上でマイナス行っちゃったからなあ、こうなったね」 「生きたかったね緋苺お姉さん」 「どこにもいなかったらしい私という存在が、 さいごのさいごで居られたのってハッピーなんだろうか」 「これは質問じゃないから、 聞いていても聞き流してくれていて構わない」 「それより何より、 生きることがハッピーだったよなぁ緋苺お姉さん」 そんなふうにとりとめのないことをもういくつか呟いて、ほどほどの間居座っていたのだった。 (@9) 2022/03/03(Thu) 13:05:41 |
ツルギは、インチェ…クルマ…クローズ……呪文かな? (a25) 2022/03/03(Thu) 13:06:15 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「こんばんは、中々綺麗でしょう? 映画で見たことある建物をベースに……好きな花で埋めました。 植木鉢なので、ガーデニングとは違って、見世物……ですが。 それでも、良い物に違いありません」 温室であなたを迎えるその声は、之までで一番饒舌で。 本当に好きなものに囲まれ気分をよくしているのが手に取るようにわかるだろう。 「ええ、ツルギさんが花を採っていくみたいなんで。少し多めに置いてます。 花屋をここにひらくわけにはいかなかったんですが、 囲まれてないとやっぱり落ち着かなくて。 あまり隠す必要もなくなってきたので、正直になってみました。 ここにくるまでずっと職場に居たので落ち着かなかったんですよ」 (-213) 2022/03/03(Thu) 13:11:24 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「それで、……ああなんでしたっけ。 価値の話でしたね。端的に言って、俺は。 ずっと票を持っていたいんです。 それで 救えるもの があると思ってて。だから二回目の人に選ばれるその日まで、 君と……他に協力者がいても、いいですが。 その人と票を合わせれば選ばれないと思った。 そんな不純な理由なんですよ。 それまでに誰が選ばれても良いんです。 ……ずっと続くようなら、最後の最後には俺が選ばれても良い」 「これが俺のやりたいこと、になりました」 「……そして、あなた達を優先したいと思った。 だから、投票の委託です、どんな選択をとっても恨みません。 誰にいれるかの相談は、一緒にしてもいいですけどね」 (-215) 2022/03/03(Thu) 13:13:58 |
フカワは、食虫植物も温室に入荷しています。 (a26) 2022/03/03(Thu) 13:14:37 |
【独】 剣道 ツルギウサギゴケかわいい〜〜 プリムリフロラ・ローズはこれ食虫植物に全然見えないな こんな可愛いのあるんだ… 完全に脳内映像がハエトリグサとかウツボカズラだった (-214) 2022/03/03(Thu) 13:14:48 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワひとしきり泣いたから もう涙は枯れたものだと思っていたけれど。 君の視線。言葉。伸びる手。 それらは確かに自分に向けられていて ……なんだか、凄く、嬉しかった。 ぐっ、と頭を上げれば 君の不自然な手は、正しくW撫でるW行為と成った。 そうして、君の手の温もりを享受しながら 君から紡がれる言葉を聞く。 「………ふゥん。 それ、本気なんだ。」 W君の代わりに臓器を差し出すWとの言葉。 今ばかりは君の言葉にも、信頼を置けた。 「僕、別にお前を責めるつもりなかったんだ。 その方がお前にとって後味悪そうだから……嫌がらせのつもり! だから……お前が僕の元に来ても、笑ってやろうと思ってたんだけど、」 近い距離。君を見上げたまま。 ──びし、と君の額にデコピンを。 「気が変わった!怒る! そういうのはもっと早く言え、バカ。」 ▽ (-216) 2022/03/03(Thu) 13:15:55 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ「ちゃんとやれよ。」 何を、とも。どう、とも。聞かないけれど。 「投げ出すなよ。」 男は態度が最悪なだけで 誰のことも、嫌いなんかじゃない。 だから、今君に向ける表情は、笑顔で間違っていない筈だ。 「あーあ、でも 上手くいくか分かんないなら やっぱ今のうちに書かなきゃいけないな。」 ふい、と視線を逸らして、君に寄せた分の距離を、また開けば、 踏み潰した紙をひとつ手に取って、君へ見せ付ける。 「この数日──この合議を題材にした、舞台の脚本。 何も生み出さずに、死んでたまるかよ。」 死に触れて、絶望感を味わって、男の心を支配したのは、怒りや悲しみではなく、創作意欲だった。 「お前の設定、 変えなきゃいけないな。」 にーっと笑って、 君を見上げてやった。 (-217) 2022/03/03(Thu) 13:18:03 |
【見】 奇形 メイサイ「関係ないんですよね」 僕は、自分の送ったメッセージを見返して、どこかで小さく呟くよ。 こっちは見学で、これは彼らの合議だから。 僕は介入する必要も、介入される必要もない。 だから僕はあなたを見守っています。 ここ ただ、ずっと。何の感慨もなく、見学席で見ているだけです。 そのはずでした。 (@10) 2022/03/03(Thu) 13:25:41 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「やぁ、フカワくん。さっきぶり。」 これが何度目かの来訪。 と言っても君が人と話してる間は、青年はぐったり、ベッドに寝ていることが多かったから。 しっかり言葉を交わすのはこれが初めてかもしれない。 寝転がりながら、君を見上げる。 「足を斬られてしまってね。」 「人の思い込みは凄いね、現実で怪我なんてしてないし、斬られたことだってないのに、ちゃんと痛みがある。」 「想像が人を滅ぼすというのは本当だね。」 本当に、死ぬところだった。 青年が現世に意識をとどめた理由はただ一つ。 『まだ理解されていないから』ただそれだけ。 「まぁ、最悪ではないくらい。次の合議には出られるといいけれど。」 「………うーん。」 「あの子と同じことをしてあげられなかったんだ。背中を刺してあげたかったんだけど、できなかった。」 「から、あの子がどんな気分だったのか、理解できなかったよ、残念。」 「あぁ、でも。」 「…死にたくない人って、死を間際にするとき、心を剥き出しにしてくれるんだなって、思ったな。」 その命の最後の時の彼女の様子を思いだしながら、呟いた。 (-218) 2022/03/03(Thu) 13:43:04 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス与えることに躊躇いがある。自分に与えられてきたものはすべて気味が悪かったから。 だから与えられるという行為は気持ち悪いことだ、って漠然と考えていた。ついこの間までは。 「………そうだなぁ。俺も、俺とお前以外はどうなってもいいや。だから不安になるんだろうし。」 きっと以前なら自分の命だって、どうでも良かった。 でもこの命は、大事な大事な可能性である君の物なので。 大切にされて、執着されて、生きる理由にされて、昔は苦しかった。 重い感情のはずなのに。 それが君の想いだというだけで、こんなに嬉しい! 「ヒメノの顔見てくるよ。フカワさんが温室作ってくれたみたいだから、花調達して行ってくる。 勿論、背後には気を付けとくからさ。」 立ち上がって、ジュースの入ったボトルを君に差し出した。 怪我人の様子は見ようともしなかったくせに、死者の様子は見に行こうとする。 だけどそれは別に、生死が関係しているわけじゃない。 (-219) 2022/03/03(Thu) 13:50:51 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ『それっぽいこと言える気がしない… スガワくんの方が説得力あるし。お願い!』 ぽん。スタンプ。ぺこり、うさぎ。 『逆プラシーボ?毒もすごい効果にできそうだよね。』 『でも、しないでしょ?』 (-220) 2022/03/03(Thu) 14:33:04 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ『休みたいんですが少し用があって。 あとで、顔見せられたらいきますね』 行間かもしれない。 ハナサキと差し入れをしに行くつもりだったが、任せることになったのだ。 彼女一人になるかもしれないので、顔を見せてすぐに去るくらいになっただろうか。 『カミクズさんは重症じゃなかったみたいで。 じわじわいたそうな感じでした。ちょっとかわいそうでしたね、労っておきました』 『ああそれですか』 『べた褒めが恥ずかしいらしくて。 内容は伏せますが。 ハナサキさんと、メイサイさんです。 とてもいい、言葉が聞けて。 俺もそうだったことに気づきました。 二人には少しだけ内緒ですよ』 (-221) 2022/03/03(Thu) 14:35:12 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「……本気です。 こんな面倒な自己犠牲もないでしょう」 「俺は君に何を言われても後味は悪くないですが…… 悲しんだり、苦しんでいると、嫌だったかもしれません。 あと」 「怪我をするのは見ていられなかったと思います。」 「いたっ」 「……ごめん、なさい。 俺、恨まれて良いだとか。理解されなくて良いのだとか。 君の中で悪役で残ろうとしていたんだと思います」 「それって、ずるいですよね」 自分のことを他人のおかげで理解できる。 本当にそんな人間なのだ、この男は。 誰かの為に動こうとしてそんな人間だったことに気付く。 「やりますよ、例え思い通りにならなくても。 ひどくて、デリカシーのないと言われた男が。 方法を選ばないわけないじゃないですか」 之で納得されてしまえば、嫌な信頼だろう。 男は良い人間ではないのだ。 (-222) 2022/03/03(Thu) 14:52:53 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「台本描くんですか、俺の設定難しそうですね。 ……見たままで、良いと思いますが……。 でも、一人の女性を生かしたくて、 君がこの先も舞台に立つことを祈ってることは 本当、です……ね? そう思ったようになったのが、 すべて周りの声とあなたの行動でした」 「そう思ったら、俺は君のことを思ったよりも好いているのかもしれないですね。俺好きな人って言われてすぐにおもいつかなかったんですけど」 殺したい人と理解したい人ならいるんですが。 この言葉は綴られなかった。 「手を煩わせるような、 嫌な奴ですみません」 その笑顔に不器用に笑い返した。 (-223) 2022/03/03(Thu) 14:54:48 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス 返信を見て、少し変な顔をしてしまった。 これがメッセージでのやりとりで良かったと思います。 いや。問題はない、って。 どこがどう問題ないんだ。 『どうしてそう言い切れるんですかあ……。 めちゃくちゃ確信持ってるじゃないですか。 いや、そりゃ慌てても何にもならないのはそうですけど。 全然怖くないんですか』 純粋に疑問だったから訊いたけれど。 ああ。でも少し、野暮だったかもしれないな、と思う。 『すいません、野暮でした。 確定という訳じゃないですからねえ』 『僕も、勝てる方に賭けちゃおうかな』 だって、僕も先輩が生きて帰って欲しいから。 (-224) 2022/03/03(Thu) 14:55:13 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「ツルギさんがはじめに、いってたこと。 自分を説得したら、命をあげるって言ってた奴です。 ……誰かは"死んで"、誰かは"生かされる"。 そんな場所だと思いませんか。 死んでいい人を決めるだとか 生きて欲しいひとを決めるだとか。 そんなの話し合いで決められるわけ無くて……だって皆それぞれ個人の値段って違ったんです。 だから、エゴの押し付け合いになるんだなって、思いました」 (-225) 2022/03/03(Thu) 14:55:39 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ清掃員はその日、一人自室で過ごしていたから。 送られてきたメッセージに気付くのにそう時間は掛からなかった。 返事が返ってきた事に、まず安心して。 その前の日も、半日ほどは 寮に居たから薬局ができていた事は知らなかったけど。 マップを見れば場所はすぐにわかるだろう、と思って。 『わかりました』 『掃除をしたら、会いにいきますね』 『それまで、もう少しだけ おやすみなさい』 そう返信をして、すぐに身支度を始めた。 (-226) 2022/03/03(Thu) 15:18:22 |
【人】 剣道 ツルギ青年は迷わず温室にやって来た。 視線はつい食虫植物とか…女の子が苦手そうな植物に行ってしまうけど。教わった可愛い食虫植物……の近くにあったハエトリグサみたいな方に興味津々。 差し入れ感覚でコオロギとか突っ込んでみたけど 今の目的はそうじゃない。(ピンクと赤と黄色………あ、白もちょっと入れるか。) (なんだ、インチェ…インパなんとかってこれかあ。常連の庭先によく咲いてたな……) バイトでよく使っているネコ車を出して、その中に切った花を入れていった。茎の部分は要らないから、花のところだけ。青年でも知っている名前の花から、名前の知らない花まで。 女の子が好きそうな色を選んでいく。 でも菊とか、白いカーネーションや百合は避けた。避難所でよく見かけた花だから。 (17) 2022/03/03(Thu) 15:32:40 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『つらい気持ちには、大きなものと小さなものがあって』 『死んで欲しくない人が死んでしまうのは、顕著に大きなもので それと同じ重みでは、ないかもしれないけど でも。 やりたい事の為に頑張っているのに、思うようにいかない時も 少なからず、つらいと思うんじゃないかなって』 『でも、どちらが重要とかじゃなくて』 『つらい時は、つらいんですよ』 それを定義しない事は、確かに幸福な事なのかもしれない。 感情に名前を付けてしまわなければ、何もかも曖昧なまま 些細な苦しみに囚われず生きていけるのだから。 それでも、少しだけ寂しい事だとも、思うわけで。 だって、喜びと苦しみは表裏一体じゃないか。 その前提に期待が、願望が、楽しかった時間があるからこそ 人は、それがふいになる事をつらいと感じるのだろうから。 だからこそ、報われた時に喜びを感じるのだろうから。 (-227) 2022/03/03(Thu) 15:42:37 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『厳密には、多分 きみと同い年のままですけどね』 だってきっとその日付を生きて迎える事は無いから。 『なんて、あはは』 『ゆっくり来てください。 今年はどうするか、まだ考えてなかったんです。』 『それと。きみのこと、ちゃんと覚えてますよ。 でも、そうだな』 少しの間。好きな花は、思い浮かばなかった。 昔はそうではなかったかもしれないけど、 今の自分にとって最も印象深いのは、兄への献花だった。 それは相応しくない気がして、いいや、多分。 ある意味ではそれでいいのかもしれないけど、でも、今は。 ああ、そうだ。じゃあこうしようか。 『きみの好きな花がいいです。』 きっとこれがいい。きみを困らせてしまわないといいけど。 「……部屋、少しだけ片付けておこう」 返信したのち、一人そう呟いた。 せめて床と、それからテーブルの上くらいは。 (-228) 2022/03/03(Thu) 15:45:17 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 以前なら自分の命だって、どうでも良かった。 自分の命は、俺だけのものではないらしいから。 だから、命を返しにきた。 でもこの命は、もう俺だけのものではないから。 だから、命を落とせない。 大切にしたい。執着している。生きる理由だ。誰かにそう思うなどもう無いと思っていた。 痺れが少しずつ薄れて、少しずつ想いが滲み出していく。……もしかすれば、孤独も、寂しさも、恐怖も、いずれは。 「分かった。気をつけてくれ。 俺もカミクズさんに話があるから、少し離れるかもしれない。単独で行動しないようにこちらも用心しておく」 ボトルを受け取って貴方を見送った。 貴方がどのような理由で何処へ行くか気にしない。貴方が貴方の為に動けるのなら、それだけで。 見送ってから飲んだジュースはやっぱり慣れなくて、でも悪くなかった。 (-230) 2022/03/03(Thu) 16:05:31 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 貴方に一件の連絡が届く。 『カミクズさん。突然すみません。 話がしたくて連絡を入れました。掃除の仕方を教えてほしくて』 『もし可能なら薬局まで同行してくれたらと思うのですが、如何でしょうか。 ただ当時のログを調べたツルギから、カミクズさんがヒメノさんに襲われたと聞いています。怪我が酷いようであれば無理せず安静にしてもらえたらと』 (-231) 2022/03/03(Thu) 16:08:40 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス夕暮れ時。 いくつかメッセージをやり取りして、 頼まれごとの為に身支度をしていた頃。 不意に届いた連絡を見て、差出人に少しだけ意外そうな顔をした。 『いいですよ。 ちょうど薬局の掃除を頼まれたところでした』 『現地集合にしますか?それともどこかで落ち合いましょうか』 (-232) 2022/03/03(Thu) 16:15:37 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『どうして、か。ふむ』 少し間が空く。 『それ以外の結果に意味は無いから』 ややあってそう返ってきた。 『俺だけ生き残っても、ツルギだけが生き残っても、二人が死んでも、それらは全て意味が無い。無価値だ。だから確信しているというわけではなく、たった一つの結果を見据えるしかやることがなくてな。 怖い? ……状況が変われば思うこともあるかもしれないが、少なくとも今はそう感じたことはないな」 もともと命を返すつもりで来たから。死ぬことに関しては怖くない。 『別に俺は何とも思わないから謝ることはない。気にするな。 ……そうか、お前も賭けるか。それもまた気にしない』 『気にしない……が、メイサイはそうやって他の参加者の生存も望んでいるのか?』 ふと疑問に思った。何故貴方はこちらに対して色々考えてくれるのかと。 (-233) 2022/03/03(Thu) 16:16:30 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 一方、こちらは相変わらず眉一つ動かさない。淡々とメッセージを送り続ける。 『それは何より。ありがとうございます』 『出来れば単独で動く時間を減らしたいので、カミクズさんがお嫌でなければ部屋まで迎えに行きます。 そこから薬局へ向かいたいのですが、大丈夫ですか?』 今回の合議の中で出た意見に賛成の身であった為か、なるべく一人でいるのはやめようと判断したらしい。自分も、相手も。 (-234) 2022/03/03(Thu) 16:20:37 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス『わかりました。多分、その方がいいですよね』 『じゃあ、待ってますね』 そう返信を送ってから、先日あった事をふと思い出して 部屋の前で待っていようと思ったとか、ないとか。 多分、あなたも気にする方の人ではないとは、思うのだけど。 (-235) 2022/03/03(Thu) 16:30:18 |
カミクズは、自室の前で待ち合わせ中。多分、夕暮れ時の事。 (c20) 2022/03/03(Thu) 16:31:11 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「体のほうは誰か、男の子に頼んでください。 ゆるく絞ってレンジで40秒です」 そう言って、ベッド脇に置かれた椅子に腰掛ける。 最後のは蒸しタオルの作り方。 冷えていくそれを握りしめて、少女はそろりと目を逸らしながら答える。 「うーん……名前書かれたのは、こわかったです」 「他の人にかばってもらえみたいなこと、言うし。むりだし。こわいし。 あれがわざとじゃないなら、フカワくんもずれてる……」愚痴。 ふう、と一息ついて。 ほとんど閉じたように瞼を伏せる少女の背後、薄く開いた窓から風が吹き込んで、肩で揃う髪を揺らした。 「今も……難しいです。ぜんぶ。 私、まだ。たぶん、逃げてることばかりで」 「でも、なんか……」 (-236) 2022/03/03(Thu) 16:39:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ 俯きがちに言葉を切って、少しの間。 瞬きいくつ分かの余白を残して、声を上げる。 「―――よかったら、今日の分。見ましょうか」 ログの見方はあなたが眠っている間にもう、一度は試した。 だから、これから確認しましょうと告げる。 あなたと少女はまだ選ばれていなくて、まだ、参加する義務があった。 そうして、ひとつ。あなたに。 「……見たら。お願いがあるんです。 理由が必要なら言うし、べつに断ってもいいんですけど、」 ぎし、座りなおした椅子が軋む効果音。 カーテンの向こうには、プログラムされた空模様。 握るタオルが、スカートの膝をじとりと濡らしている。 少女の深青が、あなたの目を見つめ返す。 硬くなった声はきっと、緊張のあらわれだった。 「そのときは。 『命の恩人のお願いですよ』って、言います」 (-237) 2022/03/03(Thu) 16:40:02 |
ユスは、チップ非準拠になった。ツナギスタイルだ。 (c21) 2022/03/03(Thu) 16:41:20 |
ユスは、カミクズの部屋へ向かった。多分、夕暮れ時の事。 (c22) 2022/03/03(Thu) 16:41:48 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ『分かりました。すぐに行きます』 簡潔なメッセージで締めくくって、それから暫くした後。 動きやすい服装になった青年が貴方の元を訪れる。最初に会って会話をした時から変わらない無愛想のままだ。 「カミクズさん、お待たせしました。頼みを聞いてくださりありがとうございます」 小さく頭を下げてお礼を述べる。 (-238) 2022/03/03(Thu) 16:42:11 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ『何だろう。建物?誰かが作ったのかな。』 『私も気になってきた…明日、一緒に見に行こう。』 少女は、医務室で返事を綴った。 『昨日はお疲れさま。 呼んでくれてよかったから、気にしないでね。』 (-239) 2022/03/03(Thu) 16:46:03 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス所変わって部屋の前。 対する清掃員はといえば、いつも通りの作業着だった。 これからしに行く事を思えば当然ではあるのだけど。 「…あ、ユスさん。 いえ、お気になさらず。本当に今行くところだったので…」 掛けられた声に、ぱ、と顔を上げて。 相変わらず無愛想な事には大して気にしたふうでもなく、 そんなに待ってもないですよ、と続けた後に。 「……エノさん、大丈夫そうでしたか? 一応…連絡ができる状態なのは、わかってるんですけど」 ぽつり、気掛かりそうに零した。 口ぶりからするに、清掃員に掃除を頼んだのは彼なのだろう。 (-240) 2022/03/03(Thu) 16:51:41 |
エノは、起きて目に入った人と話したり、その後お見舞いに来てくれた人と話したり。一人は掃除後に来てくれるらしい (a27) 2022/03/03(Thu) 16:52:46 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「ついでに拭いてくれればいいのに。」 なんて、デリカシーもないようなことを言って。 レンジで40秒……と何度か呟く。 未だ血の回らない頭でも、それくらいは覚えられそうだ。 「まぁ、フカワ君は普通、ではないよね。」 「でも、素直だよ。凄い素直。」 「可愛いところもある。」 だからまぁ、わざとではないんだろうな、と思う。 自分とて、決して普通に沿ったような思考をしてるとは思わないし、 きっと、同族のように思っているのだ、彼の事を。 「………?」 君の淀む言葉に一度、首を傾げて (-241) 2022/03/03(Thu) 17:01:43 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ「よかった。折角の機会を逃さずに済みました」 もしバケツやら何か荷物があるなら代わりに持とうと進言したことだろう。 「俺が最後に見た時はまだ寝て休んでいましたが、その様子を見るに連絡を取れる程度には回復したようですね。 出来る限りの応急手当はしましたし、ナツメに頼んだりツルギが見舞いに来てくれる人を呼んだりしていましたから、もし何かあっても力になってくれる人は彼の傍にいると思います。大丈夫だと思いましょう」 付きっきりで見ていたわけではないし、医師でもないので正確な判断はできない。 救護に携わった者として無責任な発言はしたくなかったので、大丈夫とは言い切れなかった。けれど何かあってもすぐに対応できると、懸念要素を払拭できそうなことは提示しておく。 (-242) 2022/03/03(Thu) 17:02:52 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ風がぴゅぅ、と窓から流れる音が聞こえる。 沈黙の間、揺れ動く髪を眺めていた。そして。 「…あぁ、そうだね、お願いしよう。」 「合議、好きなんだよ。話し合いの場が好きなのかな。」 「人の事を知れるから。」 とはいえ今回は、さほど話し合いもされてないらしく。 ちょっぴり残念だ、この場に居ればもっと話し合えたのかな、なんて。 きっとログを見せてもらったときに思うはずで。 本人とは裏腹に、熱さを感じる茜色の眼が君を見る。 ベッドは窓際から少しばかり離れていて、 外から差し込む日は顔に当たらず、だから眩しさに目を細めることもなく。 「………はっ」 君の言葉を聞いて、笑った。 面白いな。 理解したいな。 「それは脅し文句だね。俺が恩を踏み倒す人間だと何の意味もないけれど。」 「…いいよ、でも理由は教えてほしい。」 「君の事、何でも知りたいんだ。」 君の心はどんな形なんだろう。 (-243) 2022/03/03(Thu) 17:08:24 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「思い込みってすごいですよね。 俺もいろんな事が思い込みでできてますから……もう、他人事なんですから」 「……絵乃くん、同じ事をしても多分。 気持ちは理解できませんよ。された気持ちしかわからないです」 「刺された人の気持ちを理解することができて。 傷つけた気持ちを理解したことになったんです。 あの子と同じ状況じゃないと。 生きたいと願っていて、そして身体に×がついて。 その上で刃を振るったら少し近かったかも知れませんね」 結果論だ、誰かと同じ理解なんてできないだからこれは代わりの感情。 似たものを感じる擬似的な行為をあげてからあなたの頭に手を伸ばした。 「……そうでしたか。無事で良かった。 本当に死んでもおかしくなかったですよ」 苦笑いをして頭を撫でて、そして小さく息を吸う。 「……絵乃くん。報告なんですけど。 実は、殺したい人が出来たんです」 伝えることに意味がある。それが、どんな事になろうとも。 (-244) 2022/03/03(Thu) 17:12:20 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス「そうですか…少しだけ、安心しました。 あの人が寂しくないといいなって、それがずっと心配で…」 その答えに、笑みの形の表情にほんの少し安堵の色が滲んだ。 怪我の具合もそうだけれど、それ以上に、多分。 ただ、寂しい思いをしていないかが、清掃員は気掛かりだった。 寂しがり屋な人だと知っているから。 「…そういえば、ユスさんはどうして掃除を? いえ、誰かがやらなければならない事ですから… ユスさんがやろうと思う事は、あまり不思議じゃないですけど」 あなたはそういう事を率先してやる人、だと認識してはいて。 でも何となく、聞きたくなったから。 立ち話も何だから、と歩き出しながらそんな問いを投げ掛けた。 今は特に手荷物は無い様子。 現場に着いてから用意してしまうという事がここではできるから。 (-245) 2022/03/03(Thu) 17:16:19 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「このことを伝えたら、 その人は俺にも死んで欲しいみたいでした。 俺わからないんですよ。 まだ君のことも、その人のことも。 君があのとき言った、理解されたら死んでもいいって感情も」 「それは、あの臓器提供をするだとか、しないだとかではなく」 「生きられるとしたら、生きてみたいって思わないんですか?」 「俺は、……」 多くの人と話してわかってしまった。 だから、だから、この言葉選びをする。 「君のこと理解したくない、と思って、しまったんです」 できない、ではなく。したくないと思ってしまったこと。 「……知り尽くしたく、ないです。 同じ気持ちに、なりたく、ないです。 わからないままの君が、居て欲しい。 全部に頷いているだけの存在や、わかってあげられる人に、 なって、あげたくない、です。 そんな、人間になりたいんだと、思ったんです。 ごめんなさい、俺から言ったのに。 俺は君を理解したい人になりたかっただけ、なんです」 (-246) 2022/03/03(Thu) 17:17:59 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『意味ない、ですか』 『いいですね。参考になります』 他の可能性を切り捨てる。そういう考え方もあるか。 『景色を一緒に見に行きたい人って、ツルギさんの事だったんですね』 短髪の剣道強そうなあの人を思い。 この2人少し雰囲気似てるよな。って思って少し笑った。 けど。 『は? 別に望んでませんけど?』 すいませんユス先輩。反射的にカドが立ってしまった。 文面だと冷たく見えちゃうなー。 『見学なんで。この合議、僕には関係ないですし。 僕が全員の生存祈ったところでどうにもなりませんし』 『別に望んでませんけど、この合議が皆さんの納得行く結果になればいいとは思ってます』 (-247) 2022/03/03(Thu) 17:29:16 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「…………そう。」 「やっぱり、ただ真似るだけじゃ理解ができないのかな。」 分からなかった、華奢とはいえ体格差を無視してでも男に切りかかる思考が。 人を殺そうという時に、靴の汚れを気にすることが。 殺しに来たのに、傷つけられて信じられないという言葉を吐くことが。 アイドルなのに、なぜ傷つけるんだと言われたことが。 ────普通が嫌だとその最後に言っていた、彼女のことが。 何一つも理解できないのは、完璧にやり方を真似られなかったから、じゃなくて。 そもそもが、違う人間だからなのだろうか。 じゃあどうやったら、俺のことは理解されるんだろう。 悩みと言う悩みもなく、不幸もなく、恵まれ、きっと愛され、持て囃され、 だというのに何一つ満たされないこの珪藻土のような心を。 きっと、本当は。 理解されるほどの中身もないこの軽すぎる心を。 「……へぇ?」 意外だね、と紡いだ。 別に、君がそんなこと考える悪い子だと思わなかった、とかじゃなく。 ただ、人にそこまでの感情を抱く人だったのだ、と。 理解してない君が顔を出して、目を丸くして (-248) 2022/03/03(Thu) 17:47:06 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワそうして、君の言葉を聞いた。 それはある種の、別れを告げられるかのような。 なんだか、不思議な感覚だった。 ただ、怪我をしてないはずの胸が、少し痛んだ。 「……生きた先に、なにがあるの。」 「上辺だけの親密さを寄せられて、お金持ちは良いねって言われて」 「それに反論できるような不自由もしてなくて。」 「ただ自分が人と違って恵まれたという事だけが露呈して」 「近づけば気を遣われて、離れれば安堵の息を漏らすような。」 「同じ部屋に居る事すら息苦しいような存在として」 「何の目標もなく生きて行くことが。」 そんなに、大事なことなの? わからない、君の言っていることが。 「……わからないよ。」 「分からないままでいいって、思えない。」 「俺は、君のことが何でも知りたい。言葉が無くても考えてることが伝わるような、そんな関係で」 「無言でも一緒に生活できるみたいな、そんな風な仲に」 「俺の苦しみを、わかるよ、辛かったねって言ってくれて」 「安堵の息をついて、そばに居続けてくれるような」 「そんな人が、欲しかった。」 言葉がまとまらない、支離滅裂だ。 きっと、今自分は、ショックを受けている。 宝物を取り上げられたような、そんな感覚だった。 (-249) 2022/03/03(Thu) 18:00:06 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ『あ。いやでもすいません本当に。 僕ももうちょっと言い方考えれば良かったです』 『でも、来てくれてありがとうございました。 僕はともかくアクタさんやエノさん辺りは助かったと思います……』 『それじゃあ、また明日』 (-251) 2022/03/03(Thu) 18:03:11 |
【人】 剣道 ツルギ/* もし遺体が移動させられていたらその前ってことでよろしく。 >>17 >>18 温室で花を調達してからのこと。 ヒメノが寝ている部屋に、ネコ車を押した青年がやって来た。車にはたくさんの花と不恰好な花束が一つ。 誰かがいてもいなくても、青年がすることはやっぱり変わらない。 「俺さ、最初はお前のことあんまり好きじゃなかったよ。自分で何かしようって意思が見えかったから。」 遺体の血と傷痕を隠すみたいに花を散らす。胸と足には多めに。パーティとか、お祝い事に使う花ばっかりだ。 「でも今のヒメノの気持ちならわかる。多分だけど。」 ───怖くても嫌でもやった方がいいことってあるだろ? とある人に言った言葉。 きっと君もそうだったんじゃないかなって。好きで人を殺したい人間じゃないだろうから。 「………お疲れ、悪い人=B こんなこと言ったら怒るだろうけど、俺はマイクより包丁を持ったヒメノの方がいいと思う。」 最後に、顔の横に花束を置いた。 クルクマ、プライムチャーム、アートリークローズ。教わった花たちを、包装紙で包んでリボンで留めた簡素な物だ。 思ったより全然上手くできなかった。フカワさんに頼めば良かったなあ。 (19) 2022/03/03(Thu) 19:02:45 |
ツルギは、「おやすみ。」ヒメノの部屋を立ち去った。 (a28) 2022/03/03(Thu) 19:03:16 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「生きていくことなんて……大事じゃないですよ」 支離滅裂なのはこっちだ。 男にとっては正しく君の言葉が帰ってきて。 だめだな、やっぱり、理解してきている。 君の苦しみも、嘆きもわかってしまう、だから。 「それでも俺が考える大事と、君の大事は違います。 こんな制度の中でも、生きたいと願った人や、 理解してくれる人が欲しいって言う人がいるのに。 そんな人間の犠牲の上で生きていくことは、 俺は大事でもなんでもないと思っているんです」 だから享受したくない。 この愛情を、君の諦念を。 「君の環境がいきぐるしかったこと、支えたいと思いました。 それは……ひとえに可哀想だと思ったから、だったんです。 言葉を尽くさなくてもわかるぐらいの仲でそばにいたい、 俺、これは、わかるんです。 その上で言うべきだったんです。 ずっと一緒に生きて、幸せになりましょうって」 「俺は君とそんな関係になれるって、 此処で言えるはずもなかったのに、です」 (-252) 2022/03/03(Thu) 19:06:43 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ定められた死に、不明瞭な感情。 欠如した情緒に、未確認の愛情。 こんなもので君を埋められるだなんて思っていたのかな。 何も知らない事は愚かで、人を救う事は難しいことだった。 なのにおかげで君を、自分を己は理解し始めて、罪というものは、失敗すると言うことは何かを生んで、それをひどく皮肉に感じた。 「俺が君が怪我をしたって聞いて、 何を思ったと思いますか? もう、会えなくなるのかな、です」 「……酷いでしょう? でも俺は……この時。 君が死ぬことをひどく恐れたんです。 その理由は興味や、君の理解を満たすためや、 ましてや理解してもらってないからじゃありません」 「生きてほしかったんです」 言いたいことだけをいって、傷をつけた、気になっている。 まだ話したいことがあるようで言葉がまとまらない。 つばを飲み込んで、深呼吸をして。 それでも何をされても文句はないというように、貴方から目をそらさなかった。 (-253) 2022/03/03(Thu) 19:10:22 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ『本当に気にしないでね。 泣いたのも、ほんのちょっとだからね。』 『役に立ててたらいいなぁ』 『うん、楽しみにしてる。』 またね。手を振るうさぎのスタンプが、ぽんと送られた。 (-254) 2022/03/03(Thu) 19:24:49 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「はい。脅し文句です。 ……イロメキさんが良い人だったら、いいな」 強張る肩。それでも小さく笑って、そう言った。 それから再生される、数人が不在だった合議の記録。 静かに閲覧する少女は既に、見たことのある内容で。 何考えてるんだろ、とこっそりあなたの横顔を窺っていた。 余談。その少し前にはデリ欠に「だ、だめです」と焦った声で答えたり、 フカワくんはかわいいにほんのり同意を示したりしていたとか。 短い記録を最後まで見終われば、巻き戻して、ストップ。 示すのは、ログの中で振られたサイコロの目。>> G12 「この票を、何とかしたいんです。 ハナサキさんのこと、友達だと思ってるから」 「だけど、この決め方……完全に、ランダムなの。 ツルギくんたちの、大事なことらしくて。 変えてほしいってお願いするのも、ちょっと……」 「でも、私、立候補はできない。 ……そこまでしてあげられるほどには、まだ仲良くない」 だから。そこで一度、吐き出す言葉を止めて。 深く、細く息を吸う。 そうして、おなかの下に力を込めて、喉を震わせて。 ――――“お願い”を口にした。 自由であるべき秤に、指をちょっとだけ掛けようと。 (-255) 2022/03/03(Thu) 19:31:38 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「イロメキさんの投票用紙。」 まだ、中央の建物にあるはずの紙切れ。 誰か一人を選ぶ権利。 「今日だけ、私に譲ってください」 6人の中の2票。多数決には心もとない数。 けれど、これはきっと、ナイフとそう変わらない。 「……今、何もしなかったら、私。 何回も何日も、ずっと夢に見そうだし」 「急に思い出して、息が苦しくなりそうだし。 おやつがちょっと、おいしく食べられなくなりそうだし」 「明日、後輩と楽しくデートできないんです」 (-257) 2022/03/03(Thu) 19:38:41 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ/* こんばんは!死にたくないです! メタ的には次の投票、ナツメに委任してくれませんか?というお願いです… (-258) 2022/03/03(Thu) 19:43:34 |
ナツメは、ぺらり。医務室で、今日の合議のログを閲覧した。 (a29) 2022/03/03(Thu) 19:44:13 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ ──『口を開く度にあなたを傷つけることになるのは』 ──『気になるみたいなので、気を付けようと思います』 先日君から届いたメッセージを思い出して 前からそんな事を言っていたな、と。 「別に僕が悲しんでも、苦しんでも、 傷付いても怪我しても……死んでも、お前に関係ないのにな?」 純粋な、疑問。尋ねなければ分からないので、 分かりたくて、もう一度、君へ身を寄せた。 「もっとさァ、僕より優しい……てか、印象良い奴居るだろ。」 一度は君を嫌いだと、死を望んだ相手だ。 謝罪したとは言え、 君が己を賭す程の価値が自分には無いと認識している。 ……これもまた、互いのW分かり合えない部分Wなのだろうか。 「ずるいこた無いよ。 相手の中に愛を残したいか、傷を残したいか……そんな細やかな違いのさ W好きWって気持ち なんじゃない?」そう例えれば、まるで舞台で吐く情熱的な告白みたいだ、と 揶揄って見上げて、意地悪く笑ってやった。 「僕、嫌いな奴のこと考えないタイプ。 好きなモノで頭埋めたいじゃん。残念だったな。」 ▽ (-259) 2022/03/03(Thu) 19:58:06 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ「やれよ、」 「がむしゃらになって 誰に酷いと言われても、」 「デリカシーなんて欠片も考えずに 面倒なぐらいめちゃくちゃやる奴の方が好きだ。」 一言、一言。 まっすぐ、確と君に向けて。 「……僕はな!」 舞台の螺子を巻くように 物語を紡ぐことが何より好きな男は そういう、自分にない物を持った人間が好きだ。 ある種の信頼。期待。 それから、男なりの、君への応援だった。 ──この言葉だけは、裏切ってくれるな。 ▽ (-260) 2022/03/03(Thu) 19:58:54 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワここまで言い切れば 腰を上げて立ち上がり、元の椅子へ腰掛けに行く。 ──ぎ、と 軋む音を鳴らして、椅子は自重を支える。 「……さァ、僕は エゴとか値段とか、分かんない。」 Wそんな場所Wとは あの議論の場のことを指すのだろうか。 「僕は怖いよ、 そんなに達観してるお前が。」 がり、がり、 音を立てて、WフカワWと付いた台詞、設定、ト書き全てに射線を引いた。 「お前のせいで、今から ここの紙束ぜーんぶゴミ。」 (-261) 2022/03/03(Thu) 20:00:00 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ画面の向こう側。 光る画面──届いたメッセージを見れば、 君からの気遣いが嬉しくて、温かくて。 「……腹減ったら パシってやろっと。」 ふ、と、穏やかに微笑んでから メッセージを返す事なく、また紙に向き合った。 (-262) 2022/03/03(Thu) 20:04:53 |
【秘】 演劇 アクタ → 落涙 ユメスケ子供らしく、等身大にいじける君を は、と笑いながら眺めていた。 「それ、良いな。 W最初だけ朝だった絵W──って まるで閉じ込められた額縁の中の時間が しっかり動いてるみたいでさ。」 どこにも無くて、どの時間帯でもなく それでいて、自由に時を過ごす絵。 わがままな君の為に、 この絵はたった今から、そのように成りました。 「朝そんな弱いのか?」 嫌いそうなので、 あんまりにも寝起きが悪いのかと思った。 ▽ (-263) 2022/03/03(Thu) 20:20:45 |
【秘】 演劇 アクタ → 落涙 ユメスケ「数河……あのメガネか?」 87%ぐらい、同意した。 ぐちゃぐちゃで凸凹のある油絵、そのように見えても見えなくても、不自然ではない……かも。きっと。多分。恐らく。 (-264) 2022/03/03(Thu) 20:21:16 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「………わかんないよ。」 普段表情のなだらかな青年は。 今、眉を歪めて、苦々しそうな顔をして。 君の言葉を理解したい気持ちと……… 初めて芽生えた、 理解したくない気持ち を心の中に宿して。「なんでそんなこと言うの……?」 「未来に何か展望なんてあるわけじゃない。」 「人は、生きていたらずっと変わっていくもので」 「たとえ一緒に生きて帰っても、きっと数か月後には」 「お互いに興味も持てなくなるかもしれなくて」 「だったら今、今、お互いに興味を持てるうちに」 「理解して、分かり合って、大切になって」 「その頂点で死んで、その先を消すことで」 「それが幸せなんだって」 「もう落ちることのない、永遠に幸せなままで終われるんだって」 「俺は、そう思ってて」 言葉が溢れる。息継ぎも忘れてしまうほどに。 視界がくらくらする。 ▼ (-265) 2022/03/03(Thu) 20:41:55 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「……理解できないよ。」 「君の事、ちょっとは理解したつもりだったのに。」 「離れてく。」 「………寂しいよ………」 ぽたり、と枕が濡れた。 目から零れるそれに、自分は気づかない。 そんなもの流した事、もうずっとなかったのに。 何で流れているかもわからなかった。 「……なんで、そんなこと言うの………」 「理解できないならもう、放っておいてよ。」 「上辺だけで仲良くして、離れて安堵して」 「そんなただの、"普通の人"になってよ。」 「わかんないよ。」 「わかんない。」 「なんで。」 「なんで理解できないのに、一緒に居ようとするの?」 誰にも言われたことがない。 親にも、兄弟にも。 そんな風に、なにも理解もされぬまま、ただ。 ただ、未来に生きてほしいだなんて。 君の考えてる事、なにも理解できないよ。 ちゃんと教えてよ、ねぇ。 そうじゃないと。 寂しくて、死んじゃいそうだよ。 (-266) 2022/03/03(Thu) 20:48:06 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメログを共に見る。 話し合いにも満たない、まばらに言葉を交わすだけのそれを眺める。 これといった情報もなくそれは終わりに向かい。 そこで、君が指をさした映像を見る。 「なるほど、ハナサキさんを助けたいんだ。」 「お友達だから助けたい、でも立候補は無理だから。」 「俺の票で、他の人を陥れたい。」 「そう言う事だね。」 うーん、と悩む素振り。 君の顔を見て。 別に、それそのものが嫌なわけじゃないけど。 「君、自分が何をしようとしているか、分かっていっているんだよね?」 「今日を夢に見ないために」 「急に思いだして、苦しくならないために」 「おやつを美味しく食べるために」 「後輩と、楽しくデートするために」 そのために。 ▼ (-267) 2022/03/03(Thu) 20:53:34 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「建物もそうですけどやっぱりお花が素敵です! お花屋さんよりは植物園ですよね。 私も一度だけ行ったことがありますけど、遜色ない出来栄えだと思います! フカワさんがここまで"やる"人だとは……本職の花屋を侮っていました」 気分が浮ついているのはこちらも同じでした。 ポットを置くのも忘れて話しながらあちこちの植木鉢を巡回しています。 あなたが楽しそうに見えたのも拍車をかけているようです。 「だから隠さないでも大丈夫って言ったじゃないですか。 自分の好きに正直になったら嬉しいし、きっと色んな事が善きようになるんです! 花に囲まれてないと落ちつかないのはアレですが」 職業病かも。 それからポットを置いて本題に入ります。 (-268) 2022/03/03(Thu) 20:54:57 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「なるほど……選ぶ為ではなく選ばれないようにする為の票ですね。 ほとんどの人がくじで選んでいる現状だと意図的に寄せた票は大きいですし、今日もそれで……アクタさんが選ばれましたし」 あなたの言った通り、よく知らない相手というのは確かに罪悪感が和らぎました。 「不純と言いますけど逆に何が純粋なのかって思います。 自分で選んでみてよくわかりました。結局は相手の命に手をかける事実を覆す理由なんて無いんです。 だから私は── 選ばなかった事を後悔しない為に選びます 。奪う以外に選べる選択肢があるのなら、私もそうしたいです。 私自身が選ばれる事については一度踏ん切りをつけている事だからしょうがないと思えますから」 ハナサキに必要だったのは票を投ずる意味を見出す事。 あなた達と同列に並ぶ為の、本当の意味で参加する意思が見つからなかったのです。 「フカワさんと一緒ですね。 だから、その……投票の事も一緒に決めたいです。 私達ばかりじゃなくて、フカワさんも残っていて欲しいと思います! ……気遣いじゃなくてやりたい事ですよ?」 (-269) 2022/03/03(Thu) 20:55:49 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「自分の手で、人を一人代わりに殺そうとしてるんだよね?」 確認する。 君がなにをしようとしているのか。 その自覚があるのか。 身を捨てるほどでもない、特段仲良くもない友人のために。 より仲の良くない人を一人、殺そうとしている。 その罪を背負ってまで、やる事なのか。 やりたい事なのか。 人の票を使って、その票で人を変わり身にして。 今日を夢に見ないのか。 急に思いだして、苦しくならないのか。 おやつがおいしく食べられるのか。 後輩と、楽しくデートができるのか。 気になるよ、俺。 「別に、あげてもいいんだけどさ。」 「だれに投票するかだけは、聞いておきたいかも。」 「俺にも仲のいい子はいるからさ。」 「その子に投票されたらちょっと嫌だなって思うし。」 「逆に」 「その子に、投票先をお願いする事だってできるかもしれないから。」 「教えてほしいな。誰なら死んでもいいと思ってるのかを。」 (-270) 2022/03/03(Thu) 20:58:27 |
エノは、問いかけた。 (a30) 2022/03/03(Thu) 20:58:34 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『うん。私もずっといるか分からないけど… あ、ツルギくんが置いていった果物あるから、 好きに食べてもいいと思います。』 『じわじわかぁ。はやくよくなりますように…』 それらの返事は、わりとすぐに送られた。 行間で顔を合わせたりしたのかもしれない。 そして、尋ねた答えへの返事だけが、少し遅い。 『はい、内緒に』 『あの』 『もうこういうの、受け付けてないかな。 でも、伝えとくね。』 『投票、ハナサキさんだったらやめてほしいです。 お返しってわけじゃないけど…』 『優しくてちょっと不安定で、放っておけないし。 友達だと思ってるから、選ばれるところ見たくないし。』 『あ、フカワくんにするのも、やめてほしいな。 心配してメッセージくれたの嬉しかったし、 ブランコで遊んだのが楽しかったし』 『自分に投票するのって、苦しいことだと思うから』 (-272) 2022/03/03(Thu) 21:06:32 |
【秘】 医者の息子 カイ → 落涙 ユメスケ『寄ってないよ。寄る義理もない』 『文字だと君が怒らせようとして聞いていたなんて気づかなかったな。それくらいで別に怒らないけど』 『君はこんなところ見学して楽しいのか?』 し返しとか、特に怒らせようと思っての質問ではない。 (-273) 2022/03/03(Thu) 21:16:54 |
メイサイは、今回分の議論のログを見た。 (t20) 2022/03/03(Thu) 21:18:03 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「関係ないのに、ですね? すみません、あの……わからないんです、ただ。 ただ、気に入ったっていうのが。あ、メイサイさんが。 推しって言葉を教えてくれました、多分そんな感じです」 これが、 "好き"っていう気持ち だとしたら、多くの人に抱いた感情は興味や哀れみ、綺麗なものではなかったような、もっとドロドロしたものだ。こうして気づけて良かったと思うと同時に、この先どうなろうと目の前の好きな人の未来は見れないのだなと、寂しく思った。 「そうですか、それでよかった」 これは、悪い考えだ。 今言われたとおり、相手の瑕になってしまった方がちょっとスカッとする。愛だって、傷だって与えて、欲張りになっちまおう、そんな話。 「……、っ」 あ、後もう少し待って欲しい。 軋む椅子をみてふっと力が抜けて、あなたを撫でていた手を見て、 ぼろりと一つ涙が零れた。 良かった、きっと、見られていない。 (-275) 2022/03/03(Thu) 21:35:03 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「ええ、俺も、」 わかるはずがない、値段なんて。正直つけられていない。 だけど意地をはって、命を安くないことにしようとして。 自分が。 「わからなくて、怖いです」 「大人だから、ですかね。ちょっとだけくたびれてます、から」 怖いんだ、生きていられないことが。 生きることを望まれていないことが。 それでも、この命を誰かの為に使えるのなら、何だってしたい。 それが本当にやりたいことになっただけ。 「また何度書き直すことになる、んでしょう、ね? 頑張って、ください。読むの楽しみにしています。 完成するのがずっと先になっても、楽しみにしています。 そろそろ、邪魔になってしまいそうなので、出て行きますね ……ご飯とかお茶とか、気休めでも取ってください。 俺も、そろそろ。 ケーキでも食べて休憩しようと思っていたんです。 いいでしょう?」 おかしな自慢をしながら、目元を拭って立ち上がった。 扉の方を見て、一度深呼吸をする。 声は震えなかったはずだ、だから、大丈夫。 (-276) 2022/03/03(Thu) 21:36:19 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ『ありがとう! 寮の医務室にいるから、いつでも来てね。』 跳びはねるうさぎのスタンプ。 お見舞いフルーツもあるから食べて行ってね。 『大丈夫。』 『イロメキさん、結構元気っぽいから。』 そして、恐らくだいぶ台無しなことをつけ加えた。 これは怪我人が起きてからの返信となる。 プレッシャーを減らそうとしたのかもしれないし、まあまあ事実でもある。 運んだ時は本当に死んでしまいそうに見えたし、今も本当はどうか分からないけど。 (-277) 2022/03/03(Thu) 21:55:00 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 合議が始まる前。顔合わせの時点で彼は確か、独りで死ぬのは寂しいと言っていた。 「……一人が苦手な方でしたか、エノさんは」 問うというより独り言に近かった。 「……そちらの懸念ならば、怪我よりも大丈夫だろうと言えます。きっと放っておけない人たちが来ますよ」 貴方だって、その一人だろうから。 約束をしたかしていないかは知らないが、きっとそうかもしれないと密かに胸の内で予想した。 続く掃除の話については。 「俺ですか? ……。 こういった掃除のやり方を覚えた方が役に立つかなと。終わるまで何も起きないという保証はありませんし、カミクズさん一人に頼りっぱなしもどうかと思いまして。 そもそも、ヒメノさんに襲われたのなら貴方ももう少し休むべきだと俺は考えますが」 少し頭の中で返答をまとめる為に閉口したのち、そう答えた。 (-278) 2022/03/03(Thu) 21:58:19 |
【独】 規律 ユス「……本来の目的は」 「死体や血の処理を覚えた方が、これから役に立つからなのだが」 「貴方に正直に言う理由などないからな」 (-279) 2022/03/03(Thu) 21:59:29 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『うん? ああそうか、見学者は裁判場には入れないのだったか。 そうだな。ツルギと生きて帰って見に行くつもりだ。あいつがいないと作れない景色だから』 当然のようにそう返ってきた。 『そうか。望んでいないのか。認識を間違えたな。悪いとは思っていないから謝らないが』 馬鹿正直に答える。それから暫くして、続きのメッセージ。 『揚げ足を取るようだが、それもある種の祈りだな。祈りと望みの違いはよく分からないが。 ……いや、そこはあまり重要なポイントではないな』 『メイサイ。お前はヒメノさんがエノさんを襲った時も、ナツメに連絡を入れただろう。 それなのにその後は干渉しなかった。同じ見学者でありながら、アクタに付き添ったコタと違って』 『その距離感がどうにも不思議に感じられてな。関係者ではないが、決して無関係でいられない。 上手く言語化できないが、付かず離れず、俺たちといるようで。 ただの勘違いなら別にいいのだが』 (-280) 2022/03/03(Thu) 22:11:20 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……生きて欲しいけど。 辛くなって欲しくないから、です。 知って欲しいからです、君に生きる意味を。 感じて欲しいからです、俺の君に求める残酷な未来を。 覚えて欲しいからです、この苦しさと傷と、その向こうにある幸せを」 「絵乃くん、俺は」 「俺はそんな君を」 矛盾してるけど、矛盾していない気持ち。 本当になんだってしてあげたいと思った。 それでも、正しくないと思った感情は押しつけることしか出来なくて。 「……、……っ」 もし、違う形で出会えたら。 もし、もっと早く、もし、選ばれてなかったら。 同じように涙を浮かべて、その身体を抱きしめてた。 動きが速かったから、見られていないだろう、きっと。 (-282) 2022/03/03(Thu) 22:13:21 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「絵乃くん、俺に――」 「"普通の人"と」 「"君を殺す人"。どっちになって欲しいですか?」 君を理解してくれる人はきっと現れる。 ここから外に、あるいはまだ、もしかして。 他の人に寂しいと泣きつくことも良いかもしれない。 諦めないで欲しい。生きていて欲しい。 だけど、人間は弱くて。 わかってしまったから、また甘い言葉をかける。 「これが、俺が君を泣かせた償いです。 俺は君に何をしてあげればいいですか?」 (-283) 2022/03/03(Thu) 22:13:55 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「んー……そういうことに、なりますよね」 茜の瞳を見つめ返して、数度瞬いて。 少女は困ったように、眉を下げて笑った。 「……なにか、選ぶとき。 いつも消去法なんです、私」 優柔不断だから。そう言って、5本と1本。 あわせて6つの指を立てる。 あなたに見せるのは手の内側。 白い手には、薄くしわが刻まれている。 その反対、あなたの視界の外では、 つるりとした爪が、差し込む光を反射している。 ▼ (-284) 2022/03/03(Thu) 22:19:36 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「ハナサキさんは、」 優しくて、放っておけない友達。 ツルギくんは雑談につきあってくれる、同級生。 スガワくんも同級生。口が悪いけど、真面目な子。 フカワくんは、遊んでくれた、いいお兄ちゃん。 指折り数えて、消していって。 いまだ立っているのは、人差し指が2つ。 そのうちの片方を折り込みながら、息とともに言葉を吐く。 「話したことがない人だけは、選べたけど。 ……もう、知らない人じゃなくなっちゃった」 余ったのは右手の人差し指だけ。 それをくるりと返して、向いた先は残りの1人。 ▼ (-285) 2022/03/03(Thu) 22:19:50 |
ナツメは、答える。 (a31) 2022/03/03(Thu) 22:20:32 |
【人】 医者の息子 カイ>> エノ 「おい」 任意の時間。おそらく君が目を覚ました後くらいだろう。 医務室に入ってきて早々、声をかける者がひとり。 さて、容態はいかがなものか。カイは続ける。 「怪我の調子はどうだ。治りそうか」 仮にも医師を目指す人間だから見にきた、にしては 不本意そうにしている。 変に思うなよと釘でも刺しそうなくらい。 (20) 2022/03/03(Thu) 22:21:46 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「だから、ここだけです。 ……死んでもいいなんて、思わないけど」 夢に見ないのも、息ができるのも、味が分かるのも、 明日、胸を張って誰かの先輩でいられるのも。 もう、私。ここしかないと、気がついてしまった。 (-287) 2022/03/03(Thu) 22:22:45 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス「あはは…あの人はそんなに難しい人じゃありませんよ、きっと うん、でも…なら、よかったです。」 殆ど独り言に近い呟きに少し困ったように笑って、 それから、続く言葉に一つ頷いた。 自分も会いに行くとは約束したけれど、すぐには行けないから。 だからそれだけが少しばかり気掛かりだった。 「……うぐ、それはそう、なんですけど… あんまりじっとしているのも、何というか、気が塞ぐんです。 だから少しくらいやる事があった方がちょうどよくて…」 暫しの沈黙の後の返答、正論にやや痛いところを突かれて。 ほんの少し言葉に詰まった後、言い訳じみた…言い訳をした。 そんな薬局への道すがら。 「…自分の仕事は…役に立つこと、無い方がいいんですけどね」 僅かに目を伏せて、物憂げにそう零したのは 聞こえたかもしれないし、聞き取れなかったかも。そんな声量。 (-288) 2022/03/03(Thu) 22:25:21 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス/* こちらメロンパン入れとなっております。 薬局着いたら白移行でもこのまま秘話進行でも大丈夫です! 以上です!どうぞ! (-289) 2022/03/03(Thu) 22:27:14 |
【独】 清掃員 カミクズ/* もうこれバレとるやろ!の気持ちで匿名性を投げ捨てとります。 だって……これ……バレとるやろ!!なぁ!?そうなんだろ (-290) 2022/03/03(Thu) 22:29:10 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「趣味ですね……。同級生には変わってるって言われましたけど。 小さい頃から囲まれていたので、やっぱり。 そこの食中植物可愛いでしょう? ウサギゴケっていうんですけど。 空気を漂う微生物を食べてるんです。 もぐもぐしているところは見ることはほとんどできません」 「……それは、あまりうなずけないんですけど。 君の前ではそうしようと心がけていたら、なんだか ちょっと恥ずかしいほど素直になりすぎているかもしれません……」 一緒に植物を眺めてからポットを置かれて。閑話休題。 「一緒に、ですか。はい。それでも、俺は君に任せますよ。 今――きっとハナサキさんに票は集まりにくいと思います。 俺と君が一緒に入れない限りです。 それと感情を抜きにして、ナツメさんにも入らないと思いますよ。 俺があれだけいいましたから」 やはり喋らない花という存在は、いろんな意味で目立つのだ。 そして突然矢面に立たされて覆された票ということも要素になる。 (-291) 2022/03/03(Thu) 22:38:28 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「なんだか俺がここで生きて欲しいと言われるのは不思議な感じです。……しかも複数人に。 でしたら、……」 「……ツルギさんかカイさんに、入れたいんですが。 ……あの。 ハナサキさんは、 二回目の人に予想はついていますか? 俺は、ツルギさんだと、思っています」 本当は。あともう一人。 (-292) 2022/03/03(Thu) 22:39:40 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワああ、とか。うん、とか。 ささやかな自慢に「なんだそれ」と苦笑して。 軽い相槌を返して、君を見送ろうとして。 「………、」 ───君の声が滲んだ気がして。 ───君の瞳が、揺れた気がして。 「、待って」 そんな風に感じた事すら、 君を引き留める口実が欲しかっただけなのかも。 「───待ってッ!」 がたん! 椅子を倒して立ち上がれば、足早に駆けて君の腕を掴む。 ▽ (-293) 2022/03/03(Thu) 22:41:47 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ部屋の紙束をひっくり返しながら 扉へ向かわせまいと、腕を強く掴む。 「その、……」 このまま君を見送ってはいけないような気がして 我ながら驚き、ぱちぱちと瞬き。 何か聞こうとして、 何がWそれで良かったWのか。 何か言おうとして、 何が怖いのか。 「………ぼっ、 僕にもケーキ、寄越せ……!」 男は力が強い方では無い。 君が本気で振り解き、抵抗すれば、この部屋を出る事は可能かもしれない。 (-295) 2022/03/03(Thu) 22:53:27 |
【独】 清掃員 カミクズ/* それはそれとして一人称の使い分けいつかガバりそうな恐怖で そろそろグチャグチャのメチャメチャになって捻転しそう 絶対どっかミスってるかミスる!!!!!嫌!!!!!!!! (-294) 2022/03/03(Thu) 22:53:33 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス「…………」 『別に、納得行かない結果になったって』 「あはは」 ──誤魔化しきれない。 『関係者じゃないけれど。 無関係でもないのは、その通りです』 ▽ (-296) 2022/03/03(Thu) 23:21:46 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『知りたかったんです。 提供者がどう決められるのか』 『皆さんの生きたい≠見に来ました』 ナツメ先輩の死ぬのは怖い≠聞いた。 ハナサキさんの死にたくない≠聞いた。 カミクズさんの死ぬのは怖い≠聞いた。 ヒメノさんの死にたくない≠聞いた。 カイさんの死にたくない≠聞いた アクタさんの死にたくない≠聞いた。 ユス先輩の生きて帰りたい≠聞いた。 『その上で、自分がそれを背負えるのかを確認しに来ました』 自分にはとても背負いきれないと思いました。 『それが。 この場所で、この機会で、したかった事です』 (-297) 2022/03/03(Thu) 23:22:57 |
メイサイは、心が欠けているけれど。 (t21) 2022/03/03(Thu) 23:23:28 |
メイサイは、新しい心はあんまり欲しくないな、と思った。 (t22) 2022/03/03(Thu) 23:23:39 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「……、フルーツタルト好きなんですよ。 花みたいにきれいに飾ってあるやつ」 「意外ですか? 誰にもいったことありません。 親にも、妹弟にも、だって。 誕生日ケーキはイチゴが乗ってる白いやつ。 みんなが好きだからそれにする日なんです」 思い出すように笑って。 好きなケーキじゃないのに手作りだから、文句も言えなくて、やっぱり嬉しくて。 わがままなんて言えないし、愛はやっぱりそこにあって。 「原稿かく邪魔になりますよ、俺……。 君という人間が前に進む妨げでしかありません。 だって、今」 地面を濡らしたのは自分の涙で。 散らばってる紙にシミを作った。 謝罪の言葉よりも出てくるのは、嗚咽になって。 伸ばされたその手に腕を捕まれ、反動と共に身体は止まった。 (-298) 2022/03/03(Thu) 23:51:32 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「今、許されたら、余計なこと言いそうなんです。 だから、手を、離さないというなら。 ケーキ黙って食べるか、……耳塞ぐか聞かなかったことに、してください」 弱々しく、今度こそ声を震わせれば。 ここではじめて涙をこぼし続け、辛いという感情を自覚した胸の痛みに耐えるのだ。 (-299) 2022/03/03(Thu) 23:54:50 |
フカワは、何年ぶりかに泣いた。多分10年ぐらい前にタンスの角に小指をぶつけたときとか、玉ねぎを切ったとき以来だ。 (a32) 2022/03/04(Fri) 0:15:53 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ笑って、それから涙をこぼす君を 手離す選択肢は、ひとまず男には無いらしい。 ──ぎゅ、と、掴む手に力が入る。 「えと、僕は……どっちも好き、かな。 華やかなタルトも、素朴なショートケーキも。」 ぽつり、ぽつりと律儀に言葉を返せば 少しずつ、冷静さが取り戻されてきて。 「……分からないなら、一緒に考えよう。 草臥れてるなら、ちょっと休んで 怖いなら……隣に居てやるから。」 自分がそんな気分のときは、誰かにそうして貰いたいから。 涙の理由を、聞いて欲しいから。知って貰いたいから。 だから男は、目の前の君にそうするのだ。 自分が後悔しない為にも、この手を離さない。 「そんな顔で出てかれる方が、気になるんだよ。」 ……床に散らばるゴミ達が濡れていく。 構わない。たった先程から、君のせいで廃棄物に格下げされたのだから。 ▽ (-300) 2022/03/04(Fri) 0:24:11 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ「僕が聞きたいんだよ。」 腕を引いて、またベッドへと招く。 君が腰を下ろすまで、根気強く。 「余計なことばっか言ってるだろ、お前、普段。 ……今更気にすんなって。」 黙って食べてやる気も、 聞かなかったふりもしない。 自分達は、分かり合えない者同士だとしても 知らないふりだけはしたくない。 「涙の訳を、聞かせて」 これまで散々君へ暴言を吐いた口が いつも通り、我儘を君へ吐く。 (-301) 2022/03/04(Fri) 0:26:13 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ日はのぼってノックの音。 あなたがいてもいなくともその扉は開いて、紙袋をいくつか置けばあなたの方かベッドの方へと男の体は吸い込まれていく。 目もとは赤くなっており、しばらく顔を埋めれば話しかけられるまで黙っていた。 (-302) 2022/03/04(Fri) 0:27:17 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノこれは薬局へと赴いて、掃除や後片付けを終えた後の事。 夕暮れ時を過ぎて、合議の時間の少し前か、或いはその後。 医務室に控えめなノックの音と、念の為応答を待つ少しの間。 「……エノさん、起きてます?」 その後に遠慮がちに声を掛けて、そろりと扉を開け、ようとする。 勿論あなたが寝ているようだったり、 今はあまり都合が良くないようであれば出直すつもり。 (-303) 2022/03/04(Fri) 0:33:27 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ抱きしめられる。 体が少し痛んだけれど、でも。 それ以上に、心が痛くて。 君の涙なんて、自分の視界が滲んでるせいで全然見えなくて。 なんでそうされるのか、わからなくて。 「俺は。」 「………おれ、は……」 鼻に詰まったような声が出る。 生きてほしい、なんて願われたって。 未来を信じて、なんて祈られたって。 わかんないよ。わかんない。 幼子のように、そればかりを繰り返してしまう。 涙が溢れてやまない。 なんでこんなに悲しいのかもわからない。 君が、俺を理解してくれなかったから? 俺が、君を理解できなかったから? 捨てて諦めた未来を見ろと、言われているから? 辛い現実を生きろと、諭されてるから? 「お……れ、は…………。」 君にしてほしい事なんて。 そんなの、そんなの。 ……一つしか、思い浮かばなくて。 ▼ (-305) 2022/03/04(Fri) 0:42:49 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタつれていく方が多かった、皆が無理をしているから。 そしてわからない人が多かったから、歳が下だったから。 自分がどうにかしてあげたい、たったそれだけの。 わずかにあった、自尊心。 どうあがいても隠せなかった学生らしくなさ。 「……今っ ……格好つけるところ、じゃないですか……っ? 俺は演技できないんですよ……。 それなのに、……怒られるだけだと 思ってたのに、あんな言葉言われて、 応援されるだなんて」 わからないままだから、なんでも言えて。 わからないままだから、罪悪感もなくて。 そんなことわかっているのに知らない振りなんてできなかった。だから、男のからだには多くの皆の感情がぶつけられてきた。 「これが初日の自分なら、よかったのに。 君のことも自分のことも知らずにすんで、 好きにも嫌いにもならないで。 ただ時間が過ぎるのを待つだけの、 感情がわからなかった頃の自分だったら」 なにも辛くならなくてすんだ。 自分は幸せだった気がして、それでよかったのに。 (-306) 2022/03/04(Fri) 0:43:21 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワあなたが部屋を訪れた頃、上葛は自室に居た。 髪は下ろしたまま、作業着も上は脱いで薄手のインナーだけ。 今日も寝付けなくて、ベッドに座ってログを読み返していた所。 聞こえたノックの音に、ふと顔を上げて。 「あ、邦幸さん──」 扉を開けた人が誰であるかを認識して、 少し表情を柔らかくした、のも束の間。 「ど、どうしたんですか?なにか、ありましたか…?」 見た事のない様子に、ほんの少し慌てふためいて。 恐る恐る背中に腕を回して、その背を撫で擦ろうとする。 「話すの、落ち着いたらでいいですから…」 (-307) 2022/03/04(Fri) 0:48:06 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ「空元気や、覚悟決まった振り。 もう上手にできないんですよ。 気軽に選べるわけ、ない。 動こうとする度、誰かの邪魔になってることが、誰かを怖がらせていることが、悲しませることが、嫌なわけないんです」 これはただの、強欲なお節介。 そして、ただの身勝手な叫び。 「……仲良くなって、傷付くのは。 お互い様です、よ?」 すがってしまいそうになる。嫌ってくれている相手に。記憶に残してしまう、嫌だ、少しでも悲しませたくないのに口は止まってはくれない。 「ちゃんと確約されたお別れがないと。 今すら、耐えられなくなっているっていうのに」 愚かでなにも知らなかった男は、十二分に心に負担を背負ってここの皆の苦しみを素直に受け取ってしまっていた。とっくに限界は来ていたのだ。 「……自分が思うしあわせな、都合の良い物語を考えて。 皆を振り回すことでしか、もう保てないんです。 俺がやりたいことは、あの人を殺すこと。 君に臓器を差し出すこと。 ナツメさんを生かしてあげたいこと。 エノさんを、理解してあげないこと。 ……そうしないと、話した皆が死んじゃうんです。 そんなの、いやです。 自分が死ぬことよりもずっと嫌だ、一人でも多く死ぬのを望まれなかった人を作りたかった。俺みたいな人を減らしたかった、それだけなのに。 方法は罪のない誰かを傷つけることばかりです。 やってくる結果はお別れです。そんなこと思う価値なんてないのに、それが悲しくて仕方がないんです」 (-308) 2022/03/04(Fri) 0:53:12 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「……生きてよ………君も………」 俺がどうとか、俺にどうしてほしいか、とかじゃなくて。 ただ、ただ。俺も、君に生きてほしいって、おもって。 例え君が変わってしまっても。 君が進んだ未来の先で、まったく理解の出来ない人になっても。 もう俺のことなんて忘れ去ってしまっても。 それでも。それでも俺は。 最初に声をかけてくれたことが。 部屋で話し合って、理解しようとしてくれたことが。 連絡が遅れて、謝ってくれたことが。 焼肉屋で、甲斐甲斐しくお世話してくれたことが。 帰りに、背負って帰ってくれたことが。 全部、全部俺にとっては、嬉しかったことで。 きっと君を好きになれるだけの、十分な思い出で。 だから。 「………生きて………生きてよ……」 「一緒じゃなくてもいい、嫌いになってもいい。」 「……それでもいいから……………」 「君も………生きて……………」 初めてなんだよ。 自分のことなんてどうでもいいって思ったの。 理解できないな。 (-309) 2022/03/04(Fri) 0:54:08 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ君の言葉を聞いた。 折られていく指、その一つ一つを見て。 奇麗な手だな、なんて場違いなことを考えて。 最後に二本、指が残って。 それが一本になって、唯一人を指し示した時。 あぁ、と、小さく声を漏らした。 「話さなきゃよかったのに。」 「こんなところで時間を潰さないで。」 「ただ、動けもしない俺にナイフでも突きつけて、脅せばよかったのに。」 そうしたら、そんな顔をせずに済んだだろうに。 そのキレイな指が、自分へ向くことも無かったろうに。 なんて不器用で、弱くて、強い人なんだろう、と思った。 「……別にいいんだよ、俺に入れても。」 「君はまだ、俺のこと殆ど知らないよね。」 「まだ間に合うよ。」 なんて言葉も、意味がないのかな。 聞かなきゃよかった、と思った。 俺の事、人が死んでもなんとも思わない、 感情の希薄な、自分のことだけ考えてる男に、見えてるでしょう? 話した人が死んで悲しいの、俺だって同じだよ。 ▼ (-310) 2022/03/04(Fri) 1:03:52 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……ショートケーキですか。 それともフルーツタルトでもいいですか」 表情を見せないまま背中を撫でられる。 声は震えてこそないが、ほんの少しだけ元気はない。 「お酒、造ってみたんですよ。 出回ってるの、美味しくないらしくて。 みりんや料理酒以外は作る過程の工場が軒並み規制されているんで。 人が酔っぱらえるメカニズムを図書館で調べて酒のあり方を頭に叩き込んだ上でレシピをつくり上げました。果実や花を使った発酵させた飲み物で、アイスやソーダ水で割ると丁度良さそうなものです。 それで、あの。 さっきまで、アクタさんに出会っていて。 ……ちょっと、弱音はいてしまってす。 そうしたら、なんか、涙が止まらなくて。 待たせて、ごめんなさい」 (-311) 2022/03/04(Fri) 1:06:46 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「子どもの頃からかこまれていたらそうなるものなんでしょうか…… 男の子でもお花が好きな子は居たと思いますけどね。変わってないですよ! もっと素直になりましょうよ!温室ができてからのフカワさんの方が私は好きです! 恥ずかしくないですから!ね?」 ウサギゴケには初めて見ました!と顔をぐっと近づけて見ています。 こんなに可愛いのにもぐもぐしているんだ……とちょっと怖い想像をしそうになって振り払ったり。 「ナツメさんって実は私が何もしなくても大丈夫そうな感じではあるんですよね。 最近はたくさん話すようにもなりましたし、知らない所で交友もしているみたいでしっかりしている人です。 フカワさんが表立って動いてくれた甲斐もあるでしょうね。あの後に投票するのは事を荒立てるに違いありません。 そうなると心配なのはフカワさんの票の方かもしれませんね」 2回目に選ばれるのは心配してもどうしようもありません。 けれど条件は皆同じですから今はただ祈るばかり。 「2回目の人……正直確信はありません。 でも、ツルギさんは私もちょっとそうじゃないかと思っていました。 場慣れしているのもそうだと思えば納得できます。 カイさんはあんまりそういう嘘は得意そうに見えませんし…… エノさんは……なんとなく違うなって思っています。勘ですけどね」 何人いるかも分からないものですから。 「だから投票するならツルギさんでしょうか?」 (-312) 2022/03/04(Fri) 1:09:45 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ君を眺めて。 茜を見せて。 見せて。 見せて。 ……そうして、日が落ちるように、瞼を落として。 深い息を一つ、吐いた。 「端末を貸して。」 手を伸ばす。 貸してもらえたなら、まだうまく動かない手で操作して。 「君のそれが全部演技だったらどうしようかなって考えてる。」 「その時は、せめてフカワ君にだけは入れてほしくないなって思ってる。」 そんな、言ってもどうしようもない事を呟いて。 ぽん、ぽんとタップする。 「……正直、命の恩人とかどうでもいいんだ。」 「勝手に助けたくせに、恩を着せるなって思っちゃったな。」 「俺、良い人じゃないんだよね。知らなかったでしょ。」 はい、と端末を返した。 「でも、オレンジジュースは美味しかった。」 SYSTEM:投票権の委任 エノ→ナツメ SUCCESS:承認。 (-313) 2022/03/04(Fri) 1:13:17 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ「起きてるよ。」 短めの返事。 青年は体を起こして、ぼんやりとしていたようで。 君がそろり、と扉を開けるのを見ている。 「皆結構遠慮なく入ってきてたよ。」 「君もそうしていいのに。」 「待ってたよ。」 近くにおいで、と。 ベッドの横の椅子に目を向けて。 (-314) 2022/03/04(Fri) 1:19:41 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……弱音、吐けたんですね。 自然と泣けるくらいに心が追いついてきたんですね。 ああよかった、僕はずっと心配だったんです…」 背中を撫でながら、子どもに言い聞かせるように言葉を重ねた。 言葉も、声色も、全て心からのものだった。 泣けない事の辛さは、ようくわかっているから。 「大丈夫ですよ。 いくらでも待ちますから、無理に落ち着こうとしないで。 せっかく頑張ったんでしょう。 味も何もわからなかったら、きっともったいないですよ」 宥めるようにそう続けて、もう片手を頭を撫でようと伸ばす。 今は薄着だから、今までより少しだけ体温が伝わりやすいな。 (-315) 2022/03/04(Fri) 1:42:33 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「わ。 あ、あはは…時間が時間だから、寝てるかもと思ったんです」 あまり予想していなかった返答に少し、驚いて。 開けた時と同様、静かに扉を閉めてから 招かれるままにベッド脇の椅子へと座る事にした。 「…待ってた、ですか? 自分に何か……ああ、いや… こういう事になってしまったのは、自分の責任ですね…」 本を正せばおおよそ自分の不始末、という事になるわけで。 起きた事の全てを知っているわけではないけれど、 大まかな事の顛末は予想が付いている。 だから笑顔も声色も随分苦々しげなものだった。 (-316) 2022/03/04(Fri) 1:57:16 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ「……うん、」 君から吐露されて来る、感情。 素っ気ない言葉で、けれども優しい声色で相槌を打つ。 知識とは、力だ。 それは己を守る事もあれば、傷付けることもある。 痛みを痛みと認識しなければ、苦しくなく、耐えられたのだろう。……心の傷が消える事はないけれど。 ──一番辛い思いはここに来る前にしてきました。 ──死ねと言われたのも、二度目です。 頭の中に、文字が浮かぶ。 いつか君から届いたメッセージ。 ──俺の死を望む人が国の制度と貴方達だけじゃないことが、一番辛くて。 ──それ以外が構わなくなってしまったんです ほと、ほと、とめどなく溢れる涙を、そっと指の背で拭ってから 少しだけ高い君の背に、腕を回す。 拒絶されなければ、子供を宥めるみたいに背を摩り、抱きしめて温もりを分けてやる。 「泣ける時に、泣いとけ。」 いつか自分が受け取って、楽になれた言葉だ。 想いは伝えないと、伝わらない。 ▽ (-317) 2022/03/04(Fri) 2:21:33 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ子供の頃、気になっていた子に わざといじわるをしたような記憶がある。 あれは今思い返せば、その子の気を引きたいだけだった。 「言われなきゃ、分かんない。 傷付くとしても、ちゃんと知りたい。」 きっと、本音を押し殺して、自分を閉じ込める君が嫌いなんだ。 ……やっと自分の心を理解して、君の心を理解出来そうだ。 「お前が死んだら、 僕が悲しんでやるよ。」 だから、残念ながら、男は もう君を嫌いだなんて思えない。代わりに死ねとも言えない。 ──誰かを殺すこと。 ──誰かを生かすこと。 ──誰かを理解しないこと。 そのどれもが、君が成すべきこと。 では、男が唯一、君にしてやれることがあるならば 「一緒に死んでやろうか。」 どうせ、一度覚悟をした命だ。 (-318) 2022/03/04(Fri) 2:24:48 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ「あのメガネの人だな。今眼鏡の人の絵見たら 全部数河お兄さんに見えるかも〜〜〜〜」 「なんてね。話し合いの場で見ているくらいだから、 そんなに全部にはならない。だろうけどこれ相当そう見えるわ」 翌日のデイリー失礼メッセの送信先がカイになっていたのは、ここでこの絵を見たことも理由のひとつだったのかもしれない。 他の誰か何かが見つからないかなと、視線を彷徨わせながら歩いて行く。ぼんやりと何かを考えているような、考えていないようなゆったりとした足取り。 「朝はー…強いとか弱いとかでなく起きないとだからね。 まぁ弱いと思っているわけでもないが、そうだなぁ…」 (-319) 2022/03/04(Fri) 2:44:22 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ「ほら、朝日ってお綺麗じゃないですか。 朝と昼と夕方の太陽を比べるなら、 一番爽やかで、浄化力みたいなの高そうなイメージない?」 「遊召家さんちの小太郎くんは そんな感じの理由で朝日に例えられたことがあるんだが、」 「俺はそれがすごくいやだった」 「天使みたいとか清らかな乙女のようとか、 大体の例えは流せるけれど、本当にそれだけが、いやだった」 「なんか、いやだったんだ? そのいやが、ずっと残ってる」 「なんでだろうな、アクタお兄さんはなんでだと思う?」 そう聞いた時にも、視線はどこかの絵。正解を求めているわけではない軽い問いだ。 (-320) 2022/03/04(Fri) 2:45:26 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ「まぁ、昼寝位しようかと思ってたけど。」 合議まで時間があるしね、と 少し軋んだ椅子の音を聞きながら、君を見て。 「………?」 「別に、用事があるとか、なんか責めたいとかじゃなくて。」 「ただ、顔が見たかったってだけだけど。」 君と彼女の間で何があったのか、青年は知らない。 知ってたとしても恐らく、何かを責め立てたりしない。 ただ純粋に、君が来てくれると言ってくれたので、それが嬉しくて。 君が来るのを待ってただけだ。 「ごめんね、掃除してもらったでしょ。」 「結構血が出ちゃって。あそこら辺の薬はもう使えないだろうな。」 (-321) 2022/03/04(Fri) 3:10:30 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 医者の息子 カイ『たのしいかったのしくないかで言えばたのしい。 生きることへの心構えに変化があったのではないでしょうか』 すらすらとそんなことが返る。無神経は続行中なのかも。 『気付かなかったなら、 文字でも対面でも多分変わんなかったよ』 『数河お兄さんは俺が想像していたよりも ずっと懐が広かったみたいですから』 『己の無力を気にしていてかつ神経質な人なら あの遠回しなやつでもすごいつっかかってくる』 あの遠回しなやつですごいつっかかってくるような人だと思われていたみたいです。 『柚須お兄さんあたりから声は掛けられただろうに。 なら出来ることってなかったんだなって思ってたけど、』 『こんなところでそんな声にこたえる義理もそもそもないから、 そっちの方が理由かもしれないなとは今思ったね』 君は不特定多数を助けたいからが理由で医者になる人でない。医務室の誰かさんではないが、彼も他者への理解を深めるようなことはする方だ。 礼は失しないで拾ってきた方がいいとPLは思う。 『数河お兄さんは、最初と今とで何か変化ってあった?』 (-322) 2022/03/04(Fri) 3:22:30 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「…そ、そう、ですか。 それなら……いいんですけど」 少し肩の力を抜いて、息を吐いた。 微妙な間は、何もあなたの言葉を疑っているわけではない。 清掃員はあなたの事をただ寂しがりな人だと思っているから。 また早とちりをしてしまったな、と申し訳なく思っただけ。 「いえ…何もしないのも落ち着かなかったので。 気晴らしにちょうどよかったです。」 恐らく気晴らしと言うには些かショッキングな光景だったけれど。 それも一般人にとっては、であって。 清掃員にとっては、少し思うところがあっただけだ。 そんな薬局での光景をあなたの言葉で思い出して、 この場所で増血剤に意味はあるのだろうか、なんて 詮無い考えが少しばかり過ぎった後。 「……エノさん、寂しくなかったですか?」 清掃員は、あなたの口振りから、 それから、ここに来る前に聞いた話から。 あなたの元を訪れる人は少なくなかったのだと知っている。 気掛かりなのは、それでも寂しかったか、それとも。 (-323) 2022/03/04(Fri) 3:38:01 |
【独】 規律 ユスメイサイ、法廷スケッチ のこと知らなさそうだし鯖にいない人だと思ってて、臓器ジョークからいちかわさんかな?と最初は思いつつ 色んな人に秘話飛ばしてるみたいだしフットワーク軽いからきぬくろさんかと思ったけど臓器くじの鍋パえげつねえセンスしてるしやっぱりいちかわさんかな (-325) 2022/03/04(Fri) 3:56:18 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ「成る程。万全じゃない状態でじっとしていると気が滅入ることもありそうですね。襲われたのなら尚更。 分かりました。それならこれ以上休めとかは言いません。ただ、もし体に負荷が掛かりそうな作業をする場合は俺に言ってください」 提案をしながら、さくさくと歩いていく。 「……」 ぽつり、こぼれ落ちた想いと声。 ちらりと物憂げな貴方を一瞥して思案する。 青年は貴方と美大生、W二回目の人間Wの通信を知らない。貴方の主な清掃先を知らない。 ……けれど。 「……人が人として生きる限り、必要とされ続けると思いますよ」 ただの清掃員が言う台詞にしては異質めいたそれを拾い上げめ推測し、辿り着いてしまった。 「俺にとっては都合が良くて助かります。 その可能性に賭けて話しかけたが、予想は当たったかもしれないな。よかった」 貴方の声よりも更に小さな声で放たれたそれは、薬局へ向かう足音に踏み潰されて消えていった。 (-326) 2022/03/04(Fri) 4:41:39 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ /* 失血死が好きです。(名乗り) 血とか色々流れ出るのが好きなので、是非白に流れさせていただけたらなと思います。素敵な提案ありがとうございます。 (-327) 2022/03/04(Fri) 4:42:16 |
【墓】 規律 ユス>>薬局 ただ生きたいという鮮烈な少女の願いも。 ただ理解したいという青年の唯一の欲も。 そして彼らに手を伸ばした者達の意思も。 それら全てがいなくなってしまえばそこにあるのは、彼らが「そこにいた」と言う僅かな名残のみ。 倒れた陳列棚。乾いた血溜まり。散らばった商品の数々。多くの残滓が留まった場所に二人は到着した。 「当然と言えば当然ですが、殆どそのままですね」 前回駆けつけた青年は今は学生服ではなく動きやすいツナギを着ていた。人を助け運ぶ緊急の用事ではなく、人々の名残りを丁寧に掃除するのだから。 (+22) 2022/03/04(Fri) 4:43:41 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 正解〜!!!(この制度で死ぬのは人間の死に方じゃありません) 自殺とか孤独死の方がよっぽど人間らしい死に方だね! (-328) 2022/03/04(Fri) 4:46:04 |
【墓】 清掃員 カミクズ>>+22 薬局 共に歩く青年の言葉を、曖昧な笑みで誤魔化して。 そうしている間に目的地へと辿り着いて、 全て"終わってしまった"跡を見れば、ほんの僅か目を伏せて。 「……ああ、随分と…」 荒れてしまったな、と思って。 血を流したのだな、と思って。 乾いてしまったな、と思って。 少しの間、"そこに居た"であろう人々に思いを馳せて。 「…まずは棚、起こしましょうか。 それが終わったら床に落ちてるものと、 それから…介抱するのに使ったものかな、これは。 ここから片付けましょう。 水を使いますから、床の拭き掃除はその後に」 「ユスさん、向こう側持って、手伝ってもらっていいですか …ああそうだ、念の為手袋だけはしておいてくださいね」 やるべき事を整理したら、あとは簡単だ。 棚の方へ歩み寄って、道すがらに言われた通りに声を掛けた。 ああ、やっといつも通りの仕事だ。 人が人として生きた痕に触れ、思いを馳せ、それを消していく "生きた"人の痕跡を消していく、自分の本来の仕事だ。 (+23) 2022/03/04(Fri) 5:27:39 |
カミクズは、床に落ちている商品は一旦買い物かごに纏めておいた。 (c23) 2022/03/04(Fri) 5:31:39 |
カミクズは、それから、床の片付いた所から水を撒いていくだろう。 (c24) 2022/03/04(Fri) 5:32:53 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……俺、君にそういわれると。 なんだか急に落ち着いちゃうんで落ち着いてきたきがします……。 宥められると水を飲んだ気分に……? 親を思い出して嬉しさと空しさが一瞬で心を冷ましていくんです」 あまのじゃくかもしれませんねと、つぶやいて、少しちがう体温に顔をあげる。 丁度頭が撫でられるところに当たって、瞬きする表情がぶつかり少しの間停止する。 「……こ、どもじゃないです……。 ええ、と……服、変えたんですね……俺も着替えようかな。少しなら違う姿とれるんですかね……?」 (-329) 2022/03/04(Fri) 5:51:21 |
【墓】 清掃員 カミクズ>>+24 薬局 この清掃員は、カミクズという人間は。 決して要領が良いとは言えない方の人種だ。 それでも慣れる程度の時間、この職に携わっている。 他人事のはずの事に、思う所ができる程度に。 「…床、片付きましたね。」 あなたの手を借りつつ、散乱していたものが粗方片付いた頃。 どうぞ、と二つ用意したモップの片方を差し出した。 「そろそろモップがけし始めちゃいましょう 最初に水を撒いた方…向こう側の方から。 足を滑らせないように気を付けて、 それから、ある程度落ちるまででいいですよ。 水拭きだけじゃ当然綺麗には落ちないので…」 あとで、これを使って、もう一度。 そう言って取り出したハンドスプレーの中身が揺れた。 「えっと…血の汚れを落とす時はオキシドール、です。 調べればすぐに出てくる事ですけど… 役に立つことも……ないと、いいんですけど。」 あなたが自分に声を掛けた理由の答えをふと思い出して、 そんなつまらない話を付け足した。 (+25) 2022/03/04(Fri) 6:41:45 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ嫌いになんてなるわけない。 その一つの願いを叶えられないことが、こんなにも苦しいなんて思わなかった。 「……」 頷いて、手をとって、一緒に笑って友達から本当に理解しあえる間柄になる。 そんな未来が、確かに幸せそうにうつってしまって。 君もそうだったらよかったのにと、もしそうだったらひどくまた残酷なことをしてしまっているなと、わかってしまって。 そんな奇跡は、起こらない。 はじめから、わかっていた。 見たくなかったんだ、叶わない未来を。 生きたかったとは、言ってはいけない。 隠し通さなきゃ、傷つけるだけなんだ。 「……っ、」 本当に君がほしかったのは、 寂しさを埋めるひとりだけ。 それだけで、よかったのに。 (-330) 2022/03/04(Fri) 6:53:30 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……俺を嘘つきにさせますか?」 「生きのびたら本物の温もりがわかりますね」 「弟も紹介します、彼の方が少し弱気です。 それでも人思いで良い子ですよ。 仲良くなれると思うんです。 絵も花も好きです趣味ぐらいで。」 「妹はちょっとダウナーっていうらしくて。 ソファーで靴下脱いでくつろぐような子で。 おやつを分け合うぐらいには仲良しです」 「親は俺を売りました。 違法煙草を密売してたんです。 その罪を外に出た人に告発して貰います。 冤罪のまま名を遺すのも嫌ですから」 「寂しいなら家に泊まるのも良いですね。 学校卒業してからかな。 長い休みのときは来てください」 「……ねえ、絵乃君」 「俺は生きていて、幸せでした。 君にもその幸せを知ってほしい」 「……、……俺が。 俺がいなくても君は幸せになれます」 もしかしたら、唯一の嘘はここになるのかもしれない。 「だから……そんな簡単なこともできない俺を許さないで、もっと違うことを願ってくださいよ……」 (-331) 2022/03/04(Fri) 7:06:34 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「う、 そんな…… …ああ、えっと…もしいやだったら。 できるだけ、しないように気を付けます…ね」 空回ってしまった雰囲気に、つい悄気返、りそうになって。 あまり良い気分ではないのかもしれないな、と思って。 実際できるかは兎も角、善処する旨は伝えておく事にした。 できるかは、なんとも言えない。 「……あ、すみません… 服は…変えたというか、脱いだというか。 単純に、いつも下に着てるのがこれなんですよ」 手がぶつかってしまった事に反射的に謝って、 それから紛らわすように一度優しく撫でた。 それが嫌がられないようなら、もう少しだけ。 そうして、続く言葉に答える傍らに。 髪を結んだり解いたりは日常的にしているし、 怪我が多いものだから、頻繁に脱いだり着たりはしているけれど それ以上の事は流石に試した事がない。 ここでの外見、何処までなら後から変えられるんだろう。 そんな益体もない事を少し考え込んでしまった。 (-332) 2022/03/04(Fri) 7:23:06 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「あ、いえ、あの……」 「……だめ、ですね。俺……。 君には弱味見せたくないみたいです。 は、ははは……俺、皆にひどいこといってきて、 勝手に悲しがって泣いてたんです。 だから優しく、されると、つい」 撫でられることはいやがらずにはにかみながら目をそらす。 泣くほどの、泣かされるほどのことをして、あなたに一人慰められている自分を受け入れられなかったのだ。 「謝る癖、ずっとそのままなんですか?」 そうだったのかと、貴方の体を上から触ってひとつ考えて。端末にあるクローゼットウィンドウを開いてみた。 想像した通りの普川にとってのいつもの服がそこにある。 「……身長は無理そう、です。 あ、……ゲーム感覚なら整形はできる……?」 うまく顔は変えられなかったのか、いったんは諦め。その服を取り出せばチップ非準拠になるために着替えを始めようとする。 「……あ、そう、だ。ケーキのお皿出していてくれますか。 その……着替えをずっとみたいのでなければ……」 (-333) 2022/03/04(Fri) 7:40:39 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ『良くなりますように、なんだかおまじないみたいで、いいですね』 自然に笑みがこぼれて、閑話休題。 ふとやってきた、返事にほっとして。 嘘をつかなくて済んだと今更な事を考えた。 『投票ですか? ああ、はい。 いいですよ。もう、きめましたから』 それは誰かにとっては残酷で。 その価値を押しつけ合うことを選んだという事に過ぎない。 それでも様々な人を既にもう巻き込んでしまった。 もう戻るつもりも後悔するつもりもない。 『俺は、ハナサキさんとナツメさんにはいれません。 だけど、俺は、です』 『ハナサキさんがハナサキさん自身にいれたとき。 俺は彼女に入れたことになりますから。 票をあげたんです、俺の分を。 これが彼女への誠意と、応援です。 そして望みました、俺はこの命を握る権利を持っていたいと』 『ナツメさんを選んでしまったことも、 そして覆したことも自分の選択として開き直ったんです』 そして最後のメッセージに。 しばらくの時間を使って。 (-335) 2022/03/04(Fri) 8:13:11 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ『はい』 『俺も』 『苦しいです』 話した人に入れるのも、勿論、自分に入れるのも。 そんな風に、言える日が来てしまったことが辛くて。 人間だから仕方なかったんだなと、普通のことを考えて。 なんて自分は不運な人生だったのだ、と。大きなため息をついて、口元に笑みを浮かべたのでした。 (-336) 2022/03/04(Fri) 8:13:23 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「今の俺が好き、ですか。」 「――とても皮肉なんですが。 ……あなたにとっては褒め言葉、なんですよね」 そう言われるともっと恥ずかしく、と引きつった笑いを返して共通の助けたい彼女の話題には頷いた。 「……ここに居る人たちは、多分。 本当は誰かがずっと側に居なくても 大丈夫だったひとたちだったんですよ。 ただこの状況と、社会の不条理がが突然襲ってきて、 自分の決めていた人生のルートを組み直さなくちゃ行けなくなった。 多分……それが見えやすいか見えにくいかだったんです。 あと速度も。です。 俺は……選ばれないと、思いますけど、ね。 嫌なほど、いい人しか、居ないんです。ここは。 なぜか、こんな俺も生きて欲しいと言われ続けて。 一番最初に、そんな風に諦めるなといったのは君でした。 俺は幸せの形がお花畑みたいな君のこと、 ずっと理解できませんでしたけど。 そんな物語が好かれるなら、一度は考えるぐらいには、馬鹿に出来なくて……こんな提案をする羽目に」 わざと少しとがったような、繕うこともしない言い方をする。 あなたに言われた言葉が正当化される世界なんて夢物語で。 本当はもっと暗く、濁ったものばかりだ。 合わない、圧倒的に合わない、それでも。 「……眩しかったんですよね……」褒め言葉ではないけれど。 (-337) 2022/03/04(Fri) 9:23:27 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「ああ、どうしましょう、ね。ううん……。 彼、選ばれても気にしないのが、……気にするんですよね」 何度か話して深夜ドライブもした仲である彼を思い出す。 池に投げ続けていた石を思い出す。 似たようで、正反対だった―――― 「気にするんですよね……」 罪悪感ではなく、選ばれたことを嫌がられないのが気になってしまう。 「入れましょうか……彼に。 一番、残っている人間で受け入れてくれる人です。 俺が罪悪感を覚えずに済む人です 」結局は保身に走るところが人間味があるな、なんて。 ボトルに入った液体を揺らして、ため息をつきながら。 今回はかなり自覚的に自分のことを他人事のように思った。 「そういえばハナサキさんが少しだけ犠牲的に見えた理由、聞きそびれましたね……。大方、俺の予想なら戻ってもいいことがない環境だったのだと思いますが……あの、 この先、生きていても平気ですか? お金とか、立場とか……俺みたいに犯罪に巻き込まれていたりしませんか?」 心配をしているのは確かなのだが、デリカシーがない言い方は健在中だった。 (-338) 2022/03/04(Fri) 9:26:26 |
ユメスケは、夕空を泳ぐ鯨を見上げていた。 (t23) 2022/03/04(Fri) 11:13:30 |
ユメスケは、手を伸ばした。 (t24) 2022/03/04(Fri) 11:33:11 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズただの寂しがりな人、と言う認識は、間違ってはいない。 きっと青年は、唯寂しいだけだ。 理解だのなんだの、本当はそんな、難しい話じゃなくて。 ただ、傍に誰か、自然体に接してくれる人が欲しいだけ。 本当はただ、それだけ。 「そう、それならよかった。」 「………うーん……。」 齎される質問に、少し考えて。 たしかに、それなりの人数が来た。 と言うより、ほぼ、全員か。 軽く話しただけの人もいるけれど。 きっと誰かといる間は、寂しくはなかった。 「……まぁ、理解は誰にもされてないけど。」 「寂しさ、はなかったかも。」 人がいなくなるとまた寂しくなったけどね、と。 ふんわりとした答えを返す。 もし誰かに心から理解されていたら。 独りでいても寂しくはないのだろうか。 (-341) 2022/03/04(Fri) 11:34:18 |
【秘】 落涙 ユメスケ → 代役 ミィ「…………」 「このお話の子もさ、 空クジラのところに行ければ良かったのにって感じ」 「違う物語の人だからな、仕方ない」 (-343) 2022/03/04(Fri) 11:37:20 |
ユメスケは、呟いた。「俺も違う物語の人だから、仕方ない」 (t25) 2022/03/04(Fri) 11:38:17 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「やだ」 君が語る未来の一つ一つに。 「…やだ」 駄々をこねるように首を振って。 ぽろぽろと零れた涙が、君の肩を汚してしまって。 「……やだ………」 なんで叶えてくれないの。 俺、ニジヤ製薬の息子なんだよ。 お金もあるし、地位だってある。ほしいもの、言えば、 何でも買って貰ったりしてたんだよ。 「……やだよ……………」 なんで俺のお願いを聞いてくれないの。 なんで。 なんで……君の語る未来に、君がいないの。 「……君が生きてなきゃ、嫌なの………っ」 おかしいじゃん、俺、人だって殺したんだよ。この世界で。 その俺が未来を願われて。 君の未来がどこにもないなんてそんなの。 意味が分からないじゃん。 「……君が、生きてくれないなら………俺は………」 「…俺は………笑って、未来に行けないよ………」 君のせいなんだよ。 君のせいで俺………こんなに泣いてるんだよ? ねぇ……… お願いだよ……… (-346) 2022/03/04(Fri) 11:42:30 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『生きたい=x 『そうか』 空白。沈黙。思考。 『俺なら他人事だと全て放り投げるのだがな』 ぽつり、そんな独り言めいたものが送られてくる。 『こので参加者がどれほど死のうが、どれほど生きようが、見学のお前は確実に生きる。 明日死ぬ予定でもない限り必ず明日がある。生きたい≠ニ叫ぶ人間の命が積み重ねられた明日が』 『メイサイ。参加者の誰もが生きたい≠望んでも、終わらない限り誰かが選ばれる。本当にW提供者Wになる者だっているだろう。 蹴落とし合い。生存競争。そういうものに見えるかもしれない。 納得のいかない結果になる者が出るかもしれないことは、きっとお前も予想できる筈だ。それが一人では済まされない可能性があることも』 ▼ (-347) 2022/03/04(Fri) 11:53:00 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『それでも、背負おうとするのか?』 『無関係ではなくとも、関係者でもないお前が』 声や仕草など、言外から心情を伝えられるツールがないことに気付いた。 『ああ、責めているわけではない。ただ、純粋な疑問だ』 『他人の想いを背負うなど潰れてしまいかねないものだと思うのに、と考えてな』 (-348) 2022/03/04(Fri) 11:53:56 |
【秘】 演劇 アクタ → 落涙 ユメスケ「ん〜……」 朝日が嫌い。他はいいけど、これだけが嫌。 ──なんだろう? こういう時にこそ、舞台の脚本にあるような言葉がぽんぽん浮かんで そのどれもを、違うかな、と、思案。 暫く、間をあけて。 「夕日と比べないと 綺麗だって言われないから、とか。」 ……だろうか。 考えてみたけれど、一番しっくり来たのはこれだった。 「分かんないけど…… 僕は、コタローの事考えたら そうかなって、思った……かな。」 きっと君は答えを求めていないのだろうけど 芸術は、それから生まれる想いは、自由にあるべきだから。 自分なりの答えを、 君に投げかけてやった。 ──なんて話していれば、 小さな美術館はあっという間に出口だろうか? (-349) 2022/03/04(Fri) 13:30:57 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『あ。勿論、ここの皆さんの生きたい≠ワで背負う気は全くないですからね!』 『さすがにそんな事やってられませんよ』 そこまでのお人好しじゃないよ僕は。 『今回の合議はあなた方候補者の皆さんのものだから。 僕が介入する余地はありません。 どんなに納得行かない結果になろうとも、僕はただ見ているだけです』 『ただ。僕が当初、命を奪おうとしていた誰かさんにも生きたい≠ェあったとしたらですよ。多分ありますよね。 それを背負って生きる事はできないなって事が確認できたんですよ』 『だから、良かったです』 『僕はユス先輩のようにはなれませんでした』 でも、先輩のように放り投げてしまう事もできなかったんだ。 『そんな感じです』 (-350) 2022/03/04(Fri) 13:37:33 |
【独】 奇形 メイサイ「確実に生きる、か」 (あ……。そっか。移植受けなかったら死ぬんだな、僕) 急にその事実が現実味を帯びて、背筋がひやりとした。 未練。やり残した事。 ああ、好きな小説シリーズでまだ完結してないのがあったかな。プレイ途中のゲームも。 ラストを見られないのが惜しいな。 それでさ、何より。 父さんと母さん悲しむよなあ。何て言えばいいんだろう。 (-351) 2022/03/04(Fri) 13:44:07 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……ごめんなさい、 俺はこの命を使いきるって決めたんですよ。 親のために、選ばれた彼らのために、 そして、自分のために。 ……でも困ったな。 本当に、心残りは君だけです。 怒った人や、責め立てる人はいました。 それでも、見送ってくれたり、 やり通すようにいってくれました。 その中で君だけがそんなに止めてしまう」 「俺のせい、ですよね。 一人にしておいていこうとするから。 余計なことを願ってしまったから。 言い訳をさせてください。 君を理解するのをやめた俺なんて、 君に必要だと思わなかったんです。 期待させた、酷い奴で終わって。 君は悲しくても本当の理解者を見つけるまで、頑張れると思っていたんですよ」 こんなに、嫌だなんていってくれる人はじめてで。 勝手にわいた同情心以上に心を動かされて、本当に移り気が激しいのだとか、誰かに怒られそうだなと、思わず変な笑いが出た。 (-352) 2022/03/04(Fri) 14:12:31 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……絵乃くん。 君は、俺に 生きてほしいんですか? それとも、 傍に居て欲しいですか ?きっと俺達はここでは平行線で交わることはありません。だから、俺は決めます。 その答えで、俺は。 これから誕生日を迎える、カミクズさんを今すぐ殺しにいくことにします」 今、なぜ、と思うかもしれない。 だが普川はあなたに告げるだろう。 カミクズという男が自殺しないように、 自分の興味で生かしてしまったこと。 君と同じように生きてほしいと願ったこと。 寂しくて、失う辛さに押し潰されていたこと。 彼は生き続けないことで救われると思ったこと。 彼を殺す経験で、仲が良くなった人を失う悲しみを得ようとしたこと。 「共に生きる選択肢は、俺からは用意しません」 (-353) 2022/03/04(Fri) 14:16:06 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ生きてほしいのかと訪ねたのに。 共にいきる選択肢がないということは。 男の望みは、君が生きて、自らが死ぬ世界。 君の選択はきっと、どんなものでも構わない。 男が用意できるものが、此れしかなかっただけなのだ。 (-354) 2022/03/04(Fri) 14:25:52 |
【人】 医者の息子 カイ>>21 エノ 「逆だ。そんなバカなことなんかしない。 ……あの女みたいに選ばれてたらやったかもしれないけどな」 面倒そうにため息を吐く。 まあ、普段の言動を見ればそう思われるのも無理はないから それ以上文句を吐くのはやめる。 「本当は来る気なんてなかった。 中途半端に助けたって、蹴落とす相手かもしれないのに。 でも仕方ないだろ、しつこく頼まれたんだよ」 目を逸らす。押しに弱いタイプなのかも。 実際、そんなにしつこく頼まれたわけではないけど。 他人のことなんて知った事かと思うのだって変わりない。 君の傍らに寄り、傷の様子を見ても 他の人より大して細かいことがわかるわけでもない。 ▽ (22) 2022/03/04(Fri) 14:25:55 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか。俺たちの分を背負っても背負わなくても俺には関係のないことだが、一生理解できないだろうなとは思ったかもしれん』 『……それでも、背負わなくとも、きちんと見守ってくれるのだなとは思ったが』 お人好しが一番理解できない人種だろうなと思った。 『……ああ。だから殺すことをやめたいと言ったのだろうか。 そもそも、自分で殺そうと思って殺した相手の生きたい≠背負おうとすること自体気持ちが分からないな。律儀なのか? メイサイは」 そんな、呑気そうな感想を述べた。 (-355) 2022/03/04(Fri) 15:04:24 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「…無理に、とは、言わないですよ。でも。 ひどいことを言ってしまったと、思ったんでしょう。 きみは、それがちゃんと悲しかったんでしょう。 それは、悪いことじゃないと思うんですよ …ごめんなさいは、言う必要あるかもしれませんけど。」 最後の一言で苦笑して、まだ赤い目元をそっと指先でなぞった。 似た者同士、言った後になって後悔する悪い癖。 もしそれで、きみがきみを許せないのだとしたら。 なら、きっと。一人くらいは許してくれる人が居てもいいのだと。 たとえ綺麗事だとしても、そのように思う。 「え、く、癖…ですか?そんなにだったかな… ……み"。 だ、大丈夫です!ゆっくり着替えててください!」それも束の間、ぱっと立ち上がって慌てて背を向けた。 VR内に再現された、上葛の自宅である安アパートの一室。 その散らかったベッドを離れて、 以前より随分と片付いたテーブルの方へ向かって。 椅子はもう一脚、予め用意しておいたから。 皿や食器の準備をしたら、後はきみを待つだけだ。 (-356) 2022/03/04(Fri) 15:04:49 |
【秘】 医者の息子 カイ → 落涙 ユメスケ『そ。どんな変化だ。生きたいって思えたのか?』 文章ではそっけないが、目の前にいたら 怒りを露わにしている場面もあったかもしれない。 まあ、それを知られる由はないけれど。 『僕は僕だ』 『何か大きく変わったことはない』 『変わる必要はない』 自覚はないようだ。 (-357) 2022/03/04(Fri) 15:16:38 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「そうだよ………君のせいだ……」 「君のせいじゃんか、全部………」 「俺はただ、理解されたかっただけなのに」 「理解されるだけでよかったのに」 「理解できないなら、黙って消えてくれたらよかったのに」 「俺のことなんて、放っておけばよかったのに」 「君が、そんなふうに」 「そんな風に言うから、俺は………」 ぎゅぅ、と強く抱きしめる。 離したら君がどこかに行ってしまいそうで。 きっといつかは、この腕から消えていくのだろうけど。 それを少しでも引き止めるように。 強く、強く力を込めて。 「俺のことを理解できないなら」 「俺の仲良しになんて、なって欲しくなかった」 「優しくしないで欲しかった」 「隣に居てほしくなかった」 「君のせいで、俺……俺は…………」 「……理解されたい以外の気持ちを、持っちゃった………」 君がそんなに言う未来は、どれだけいいものなのか、とか。 君がただ、同じように時間を過ごしてほしい、とか。 そんな、そんな残酷な。 "普通"の願いを。 ▼ (-358) 2022/03/04(Fri) 15:28:26 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ──あの人はそんなに難しい人じゃありませんよ、きっと いつかの時、清掃員が誰かに言った事。 あなたの求めているものは、言葉ほど難しいものではないと きっと誰もが心の底で望むような、 普通で、けれど切実なものだと、思っているから。 「…そうですか。よかった、心配だったんです」 少しぼんやりとした答えに、 それでも安堵したように気の抜けた笑顔を見せた。 寂しがり屋のあなたが寂しい思いをしていないか。 清掃員は、ただそれが気掛かりだった。 「…ねえ、エノさん。 まだ、完璧には理解されてはいないかもしれないけど。 本当に寂しくなくなるのは、まだ先かもしれないけど。 でも。」 「それでも、きみは一人ではないんですよ。」 いつからか空いてしまった心の隙間に、 今は常にぴったりと嵌まり続けるものがなくとも。 声を掛ければ、振り向いてくれる人達が居るなら。 きっとあなたは、今までよりは孤独でないはずなんです。 (-359) 2022/03/04(Fri) 15:29:48 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「俺は……君に………」 「生きてほしい。」 「たとえ傍に居なくたって」 「君が生きてくれるなら、俺もどこか、同じ空の下で」 「生きてもいいかなって思える。」 「君みたいな人がまた現れるかもって、期待して」 「未来を歩ける。」 「……でも、君が、自分は死ぬ気なら」 「───傍にいる。」 「……お願いだから………」 「………一人で光に送り出すような」 「そんな残酷なことだけは、しないで。」 暗闇の自由より、鎖に繋がれた光がいい。 青年の望むのは、どちらかだ。 君と共に生きるか。 君と共に死ぬか。 (-360) 2022/03/04(Fri) 15:34:00 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ普通でありたかった。 普通に友達と遊んで。 普通にどこかに出かけて、普通に買い食いをして。 普通に部活をして、普通の先輩後輩をもって。 普通に誕生日を祝われて。 普通に叱られて、普通に笑えるような。 ただそれだけの事。 「………そうなのかな。」 と、ぼんやりとした言葉。 でも、否定の言葉で返さなかったのは。 自分でも、そうかもしれないと思っているから。 理解はされない、でも、理解しないままに、それでも接してくれる人はいて。 それは今までとは違うもので、そこに嬉しさを感じて。 自分が求めているものは、本当は、何もかもがわかる理想の相手、とかではないんじゃないかって。 薄々、気付いていて。 「………君は。」 「…君も、俺が声をかけたら、振り向いてくれるの。」 「ここに居る間だけでも……もしかしたら、生きて帰るかもしれないけど。」 「そうしたら、その後も。」 1だけがあればいいと思ってた。 2以上はいくら減っても、どうでもいいのだと。 ……でも多分、そうでもないらしくて。 増えた数字が減らなければいいなと、思っていた。 (-361) 2022/03/04(Fri) 15:49:32 |
【墓】 規律 ユス>>+25 薬局 「そうですね」 端的に答えてモップを受け取る。 移動する前に、眼前で揺れたスプレーを捉えた。じぃ、と焼き付けるように視線を注ぐ。 「てっきり特殊な薬剤か何かを使うものだと思っていました。それなら薬局でも普通に買えそうでいいですね。 使う機会が無いに越したことはありませんが、覚えておきます」 小さくお礼を述べて指示通り離れた場所からモップがけを始めようと、 「カミクズさん」 して、立ち止まって振り向いた。 「W誰かがそこで生きていた事の名残を感じていたいW。 海でそう話していましたよね。誰かが居たんだなと安心すると。 ……こんな痕跡でも?」 乾いた赤を感慨もなくモップで叩いた。 (+26) 2022/03/04(Fri) 16:08:27 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「聞いてください。 ……理解しなくて良いんで勝手に言いますね。 俺、あの人と仲良かったんですよ。 楽しかったんですよ、なのに。 死んでどっかにいくっていったんです。 嫌でした、すごく嫌でした」 今の自分と同じだな、なんだ、だんだんふに落ちてきた。 きっと純粋な情じゃない、絵乃くんと唯一ちがうのは……。 「俺のこれって怒りなんですよ。 ……仲が良いと思っていたのは自分だけで、 あとから追い付いた感情は執着になって、 彼から得る感情がもっと知りたくなりました」 「あとは、彼が死ぬだけです」 「愛だの、恋だの俺はまだわからないし。 やっぱり一緒に死ぬことのよさは…… このままだと永遠に理解できません。 それでも、 そばにいてあげないといけないなあって。 なにかをしたいよりも上になるって。 案外悪かったです」 歪んだ感情を露にしながら、ゆっくりとあなたの頬へてを伸ばせばその唇を撫で。 優しく額に口づけをおとして、目を合わせた。 少し腫れた目元がお互いに見えるようになる。 (-362) 2022/03/04(Fri) 17:00:25 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……おれのしてあげたいを、理解してください。 可哀想で、可愛くて、手離せなかった、 君のおかげで。 俺は俺の望みを捨てなければいけないんです」 連れていきたくない、生きていてほしい。 嫌だ、辛い、一緒にしにたくなんてない。 「見送って、くれる? 片付けてくる。 そして、また。 君のところに、帰ってくるよ」 (-363) 2022/03/04(Fri) 17:01:03 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ/* これまでも誤字が多かったのに大変なミスをしました。 誤) それでも、 そばにいてあげないといけないなあって。 なにかをしたいよりも上になるって。 案外悪かったです 正) それでも、 君のそばにいてあげないといけないなあって。 なにかをしたいよりも上になるって。 案外悪くなかったです」 (-364) 2022/03/04(Fri) 17:04:12 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「結構、謝られてるような。 ……印象付くくらいにはです」 「……あ、うん、落ち着いた」 緩いタートルネックにエプロン姿。 そして、片耳に気に入りのピアスをつけて。 おめかし、ではなく出勤スタイル。 少し髪型を変えて見せるのは、学生の雰囲気が消えた大人の普川の姿だった。 「おまたせ、 制服より楽で良いね……君のようすがおかしいのは、ちょっと、面白い」 「それじゃあ乾杯、しようか? お酒という名のブドウジュースと一緒に」 大人びた様子の男は笑いかける。 偽っていない本当の姿で君の生誕を祝うために。 (-365) 2022/03/04(Fri) 17:18:08 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ君の言葉を、ただ、聞いた。 嫌だ、と言わずに。 ただずっと、聞いていた。 唇を撫でられれば、擽ったそうにして。 頬に口付けを落とされれば、目を細めて。 こちらからも、同じように。 恋とか、愛とか、わからない。 でもただ、したくてする、それを。 「……待ってる」 「待ってるから。」 「………本当に、待ってるからね……」 約束、守ってくれなかったら。 許さないから。 青年が君に伝える言葉は、ただそれだけ。 それだけが、やっとだった。 (-367) 2022/03/04(Fri) 18:01:13 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「……自分の命は、あの人にあげるつもりでいて」 ぽつり、言外に"その後"を断ち切った。 それが誰、とは言わないけれど。 あなたが生きて帰る事になるのかも、 最後の最後、どうなるかなんてまだわからないけれど。 「でも。」 これだけは確かな事だから、伝えておきたかった。 「あの人を寂しくしてしまわない程度、なら。 呼ばれれば、いつだって。 …ここでの時間が、遠い思い出になってしまっても」 物憂げでも、困ったふうでも、作ったものでもなく。 ただやわく笑って、 きっと1未満で0以上の、それでも確かにその手に残るものを。 「きみが振り向けば、いつでもそこに居ますから。」 カミクズという清掃員は、 自分が人の記憶に残る事をあまり良しとしないけれど。 きみがそれを望むなら、ずっと忘れなくたっていい。 寂しがり屋のきみが寂しくないように。 その傍らに、いつまでも暖かな思い出であり続けよう。 (-368) 2022/03/04(Fri) 18:04:21 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ 小さく漏らされた声と、あなたの言葉を聞いた。 日を背負った深青が。 わずかに見開かれて、そっと細められる。 ふるふると首を振ると髪の先が揺れて。 握りこんだ手はそのままで、返事はそれだけだった。 そうして。 ぎこちない、タップの鈍い音。 「……今、知りました」 返ってきた端末。 そのシステムメッセージを見ながら、やわらかく呟いた。 でも、悪い人じゃないですよね。 と、少女は思う。話して、よかったな。 ▼ (-369) 2022/03/04(Fri) 18:05:05 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「……少しでも怪我をよくしていてくれよ……」 負担をかけた自覚は、ある。 だから申し訳なさそうにして、最後に部屋を出る前に振り返った。 「そう、だ。 今日の投票、……ハナサキさんと一緒にツルギさんにいれるつもり。 生きてほしい、から、選んでる。 ……ええと、これは、そっか。 約束か。 いってきます」 守れるかな、なんて。 自分で撒いた種を摘み取りにいくと考えると、少しだけ、君には悪いし、皆に不謹慎だけれど。 楽しくなると良いな、と、その手にハサミを握ったのだった。 (-370) 2022/03/04(Fri) 18:09:05 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ すっかり忘れていたタオルを片づけてから。 籠に入った果物―― ツルギくんが持ってきてくれた、お見舞いの ――を剥くかちょっと迷いつつ、少女は冷蔵庫の扉をぱかっと開けた。「飲みますか?」 と、ベッドの上のあなたを振り向いて尋ねる。 「ジュース。用意しといたんです」 持っているのはプラスチックのコップとペットボトル。 未開封のオレンジ色。 あなたの返事次第で、プラスチックのコップの数が変わって。 「……なんか、すごく。 ひさしぶりに飲んだ気がする……」 少女はまた、傍の椅子に腰かけて。 ちびちびとコップの中身を減らしながら、そう笑った。 /* 更新もそろそろ来てしまうので、続けるかどうか迷いつつ… (-371) 2022/03/04(Fri) 18:14:20 |
【人】 医者の息子 カイ>>24 >>25 エノ 「うるさいな……別にやさしくはない。 感謝するならナツメにするんだな」 彼女に言われなければ何もしていなかっただろうから。 咳払いをして、ズレた眼鏡をなおす。 嬉しそうな君に反して、どこか不機嫌そうになった。 「……医者に仲間意識? どういうことだ」 怪訝な顔をしながらも、頼まれたことは了承する。 渋々といった態度だけれど。 ガーゼ、包帯などを用意して。 濡らしたタオルで、傷口が開かないように 背中をそっと拭けば。薬を塗り始める。意外と丁寧だ。 少々染みるくらいはあるだろうけど。 君が治したいと思うのならきっと、この薬は効くものだ。 ここはVR世界。現実とは少々違うから。 (26) 2022/03/04(Fri) 18:25:33 |
エノは、鋏を持って出かけた人を見送った。エノには今回、投票権がない (a33) 2022/03/04(Fri) 18:28:22 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ「……………」 伝えられたそれは、言外の否定で。 やはり、増えたものは減ってしまうようで。 それを悲しいと、思える程度には。 青年にはここで得るものが、あったようで。 「……ちょっと、近づいて。」 手招きして、君が近寄ってくれたなら。 ぎゅぅ、と一度抱きしめる。 無言で、ただずっと。 君の温もりを忘れないように。 「……忘れないから。」 「……死ぬまで忘れないよ。」 「君が死んで、悲しむ人間が一人いることを」 「君も忘れないで。」 「……忘れないまま、終わって。」 自分に言えるのはただそれだけだった。 死なないで、なんて、言えるはずもない。 君のことを全く知らないわけでも、ないのだから。 君の肩を、雫が濡らした。 静かな時間だった。 (-372) 2022/03/04(Fri) 18:35:11 |
【墓】 清掃員 カミクズ>>+26 薬局 「はい、どうしまし…」 た、と続けようとして。 投げ掛けられた問い、示されたものに、暫しの沈黙の後。 「…その最たるものじゃないですか、これは」 眉を下げて笑って、それを肯定した。 「誰かが生きて、生きようとした事の、名残じゃないですか。 その終わりに寄り添ったものの、名残じゃないですか。 それを汲み取る事のできる、最後の痕跡じゃないですか。 …人が人らしく生きたように、思えるじゃないですか。」 乾いた血痕に視線を落として、殆ど独白のようにそう零して。 それから、ふと顔を上げてあなたの方を見た。 寂しいような、悲しいような、複雑な色の笑みだった。 「ねえ、ユスさん」 「全部綺麗にしてしまったら、わからなくなるんですよ。 その人がどんなふうに生きたのか、どんな終わりだったのか。 どんな事を、思っていたのか。 それらを懐うことが、二度とできなくなってしまうんです」 「自分は、それは少し寂しい事のように思うんです」 (+27) 2022/03/04(Fri) 18:37:57 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「君が死なない事を祈ってるよ。」 なんて言葉は、君の決意を踏みにじるようなもので。 でも、青年は、思ったままを口にするから。 気にせず口にした。 冷蔵庫をあける君を、目線で追いかけながら。 問いかけには頷いて。 「美味しいよね。」 「元々は色が好きだったんだ。」 「オレンジ色が好き。明るくて、奇麗で。」 受け取ったコップを、こちらもちみちみと飲む。 今は、この味も好きだ。 さっぱりして、爽やかで、甘い。 「後輩君の事は好きなの?」 これは特に流れに関係のない質問。 デート、と言っていたから、そうなのかなと思っただけ。 /* こちらは続けても大丈夫です! でもほかの方との秘話もあるかと思いますので、ご負担のない範囲で! (-373) 2022/03/04(Fri) 18:41:44 |
【人】 美術 エノ>>26 カイ 「あぁ、ナツメさん。」 「あの人、ちょっとお人好しすぎるな。」 「俺、そんなに話したことないんだけど。」 よくもまぁそんなに人に気を遣えるものだと、感心する。 それとも、"交渉"のための布石だったのだろうか。 目が覚めてすぐの時、彼女にそれを持ち掛けられたから。 それだったら腑に落ちるな、なんて、一人頷いて。 「ニジヤ製薬って知ってる?」 それは、この国でも有数の製薬会社の名前。 一般人でも名前くらいは聞いたことがある程度の。 「俺、虹谷 絵乃(ニジヤ エノ)っていうんだよ、本当はね。」 そうとだけ告げて。 薬が塗られれば、いてててて、と声を漏らす。 足の方にも傷があるのだが、そっちも染みるのかな、とちょっと嫌そうな顔。 「…なんかお礼をしないといけないな。なにがいい?」 (27) 2022/03/04(Fri) 18:46:09 |
【独】 医者の息子 カイ/* 投票、まじで自分にさえ向かなければ、こいつにしてやる!!!!!って人がカイにはいないから自然とランダムになるんだよな。今回自分に投票してる人いたらそいつに投票してたと思うんだけど (-374) 2022/03/04(Fri) 18:52:52 |
【人】 普通 ナツメ夕暮れの空が、夜の色へ染めあげられる頃。 少女は、中央の建物に足を踏み入れる。 (恐らくは)人気のないその場所で、ぽつんと一人。 隔てる柵へそっと手を添えて、傍聴席をしばらく眺めていた。 そして、ここへきた用事を。 医務室で休んでいるエノの分も合わせて、2枚を手に取る。 皺ひとつないその紙切れを手帳に挟み込んで、それからログに発言を残す。 吹き抜けの下、中央へ立って、あ、と音を出す。 残響音を聴きながら、ここで歌ったら怒られるんだろうな、と思った。 (28) 2022/03/04(Fri) 19:04:34 |
【神】 普通 ナツメ「あ、」 「ナツメです。……ここで話せば、大丈夫? えっと、昨日。 イロメキさんに投票したのは、自分の意思」 「投票先の理由は……選びやすかったから。 遅くなっちゃったけど、一応。残しとくね」 以上、少女がログに刻んだ発言。 あとは飲み物の入ったボトルを置いて、立ち去った。 日が沈んでゆく頃合いのことだった。 (G14) 2022/03/04(Fri) 19:05:38 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『そういう事ですねえ』 『え?』 「僕、律儀なのか……」 『そう言われると律儀だったかもしれないです……』 そんな気がしてきた。 新しい自分を発見しちゃったな。 『この合議は最後まで見守ってますから。 頑張ってください、先輩』 『それじゃあ、話聞いてくれてありがとうございました』 返信。そうして、先輩との会話を締め括った。 (-375) 2022/03/04(Fri) 19:16:55 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「わ、笑い事じゃないんですよ! というより邦幸さんの方がずっと様子のおかしい時は…」 あったじゃないですか、と文句を言おうとして。 振り返った視線の先の姿に結局それは未完となった。 現実で見れたら良かったな、なんて思って、それから。 ああ、きみもピアスを着けるのだな、と思った。 何度かすぐ傍に近付いた時、気付いていたかもしれないけど。 上葛の耳にも案外、シルバーピアスなんかが存在していて。 飾り気のない、なんとも地味なものだけど。 「……自分の誕生日を祝うの、というか… 誰かに祝ってもらうの、数年ぶりです ええと…だから、その。嬉しいです、本当に…」 下ろしたままの髪を弄りながら、自分の随分ラフな格好を顧みて 自分ももう少しちゃんとした格好の方がよかったんじゃないか、 なんて今更後悔したり、しなかったり。 とにかく色々気恥ずかしかった。 (-376) 2022/03/04(Fri) 19:28:13 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ「ふぅん。…うん、そうだなぁ、あ〜〜」 「他のものが物差しなのはそうかもしんないわ。 俺の表現って連想ゲーム染みている」 「俺にとっては夕日の方がお綺麗なんだ、多分」 「天使も乙女も、上にくる似たものがないんだ。 朝日だけ他があった。俺は夕日の綺麗になりたかった」 「今答えをつけるなら、こんな感じ? アクタお兄さんがそうやって言ってくれたおかげだな」 「俺を見て考えて、それでおくってくれた言葉がうれしいよ」 愉召怪のコタくんがここにいることを思わせてくれる。 (-380) 2022/03/04(Fri) 19:37:45 |
【秘】 落涙 ユメスケ → 演劇 アクタ 君の前に躍り出る。ぴょん、大きい一歩分。 「アクタお兄さんは午後の陽射し、雨上がりの空の人。 晴れ渡った青空の人ではないけれど、思い浮かぶのは明るい空」 人差し指で宙を指して弧を描く。君は虹をかけられる人。 「俺、起きた後は雨上がりの空にアクタお兄さんを見るね」 くるり、振り返って。 君を見上げて、笑顔でそう言った。 (-381) 2022/03/04(Fri) 19:38:36 |
ユメスケは、扉を開けてもらうのを待って、それから君と一緒に外に出たのだった。乾いた音を聞くほんの少し前のこと。 (t26) 2022/03/04(Fri) 19:38:47 |
フカワは、チップ非準拠になった。花屋スタイルだ。 (a34) 2022/03/04(Fri) 19:40:05 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「………うん」 招かれるままに、すぐ傍まで近付いて。 「うん…」 その腕と、投げ掛けられる言葉を受け入れた。 「きっと、死んでも忘れないです。だから」 「上葛 掃守という人間が、 ほんの少しの間でも、それでも確かにきみの傍に居た事を。 どうか心に留めて、覚えていてくださいね…」 上葛は、この場所に居る人々を善いものと思っていて。 だからきっと助けないでいてくれるのだと、わかっていて。 けれど悲しまないわけでもないのだろうと、わかっていて。 でも、その悲しみが、悲しいばかりのものでもないのなら。 それは決して悪いものではないと、そう思っても、いたから。 だから、何も言わず、ただ傷に障らないようその背を撫でた。 肩を濡らす雫を厭う事も無く。 この時間が、きみにとって優しいものであればと願いながら。 (-382) 2022/03/04(Fri) 19:45:25 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「俺の誕生日は家族全員に祝われて、 楽しかったはずだったんだけど。 最後に息子を犯罪者にしたてあげて売るような親だったから、もしかしたら残機扱いだったのかもしれない」 なにもみていなくて、裏に隠されていた罪がたった一ヶ月前にすべて押し付けられた。 そんな、呆気の無い家族からの裏切りと別れ。 楽しかった記憶は紛い物でもおかしくはない。 「花束なんだけど……迷いすぎて…… また後でとってきても良い? 実は俺、合議休もうと思ってて。 夜にまた君に会いに行きたいんです。 いい、かな。その何度も……。 外に連れだそうと、思ってるんだけど……用事とか、怪我とか」 椅子に座って向かい合う。 なんだそれ、なんて、笑って気恥ずかしそうなその姿をはにかみながら見つめかえす。 今だけは同年代の気持ちで。 本当に出会ってるような気分で、ケーキと、ちょっと罪の味がする飲み物で乾杯。 こんなに特別な誕生日は、自分もしたことがなかったな。なんてまだまだ遠いその日を思い描いていた。 (-383) 2022/03/04(Fri) 19:47:44 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「どういたしまして。俺も、嬉しいよ祝えて。 さ……早く食べろよ。 どうせろくに食べてなさそうだ。 今は一緒に食べるために見張ってるから」 頬杖をついてフォークを揺らす。 つかの間の、平穏だ。 (-384) 2022/03/04(Fri) 19:51:01 |
【独】 剣道 ツルギ【PL予想図】 ヒメノ ことりさん♡ ナツメ お は る アクタ お さ と う カミクズ これが………許さん…? ツルギ ツルギやめてえな カイ 消去法でなつさんになる フカワ と ー み ん ユス もちぱい ハナサキ やいさん エノ あれんだくんさん (-385) 2022/03/04(Fri) 19:53:35 |
【秘】 美術 エノ → 清掃員 カミクズ青年は暫し、君の肩で、音もたてずに泣いた。 長い時間だったようにも思うし。 ほんの数秒だったようにも思う。 ただ、悲しさだけがそこにあって。 でも、泣き終わる頃には。 もっと違うものを得てもいるはずで。 「………虹谷…………」 一言、呟いた。 己の、本当の名字を。 自分があまり好きではないそれを。 特別を象徴する、その文字列を。 「……覚えていて……」 「虹谷 絵乃(ニジヤ エノ)が……」 「きみを、友人だと思っていた事。」 そうとだけ呟いて、体を離した。 あまりそうしていては、君に迷惑をかけてしまう。 だめだ、ここに引き留めては。 「………用事が、あるんでしょ。」 「……行って、いいよ。」 あんまりここに居られると。 俺、我儘だから。 君の幸せを踏みにじってしまいそうだ。 (-388) 2022/03/04(Fri) 19:59:48 |
【赤】 美術 エノ病室の、一人になる時間で。 端末を弄って、息をついた。 生きるようにと願われた。 生きたいと、思ってしまっている。 思っている。 思えば、思うほどに。 この端末の中の機能が、疎ましく感じる。 「……今日は、ツルギくんにする。」 端末を一つ、タップして。 (*0) 2022/03/04(Fri) 20:09:44 |
【赤】 美術 エノ「明日はどうしよう」 「どうすればいい?」 「ナツメさんは、看病してくれた。」 「打算でも何でも、そうしてくれた。」 「カイくんもそう。」 「わざわざ薬まで作ってくれた。」 「ハナサキさんは、話したことはないけれど。」 「ナツメさんが、命をとして助けたいらしい。義理がある。」 「フカワくんは。」 「殺したく、無い。」 「俺は」 「俺は、ヒメノさんを殺してる。」 「じゃあもう、そうするしかないんじゃないか?」 ヒメノさん。 俺、やっと君の気持ち、理解できたかもな。 ……生きたくてたまらないのに、死ななきゃいけないの。 こういう気持ちなのか。 ごめんね。 (*1) 2022/03/04(Fri) 20:12:54 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 医者の息子 カイ『そうだな、必要はない。変わる時には勝手に変わってる』 『数河お兄さん、日記とか書かない方がいい人かもな。 色んなことを形にしない方がハッピーな人だ』 彼は君の反応を想像しながら文字を送るが、その想像が正しいか否かも知る由なんてないのだ。 『で、まるで俺が死にたいと思っていたみたいに言うなぁ』 『合ってるようなものだが』 『「苦しんで生きたくない」が、 「苦しいが生きようとしてみよう」になった感じ?』 「だから遊召家さんちの小太郎くんは死ぬよ」 口に出した音は宙にとけて消えた。 『俺にとってのハッピーに向かえそうです』 『聞き流してくれて全然構わなかったのに会話をしてくれて ありがとう。数河お兄さんもハッピーになれるといいな』 なんでもない人に向けて、普通くらいのお祈りをした。 (-391) 2022/03/04(Fri) 20:17:13 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「皮肉じゃないですよ!もう…… ありのままのフカワさんで良いって事です!」 ここから帰ったとしても変わらないんですよ。 そこまでは口に出せませんでした。 「誰もが子どもじゃ、無いですもんね。 この場に選ばれるのは各自で判断を下せる一定以上の年齢の大人ですから。 皆さんすごいですよね。 決めた今でもまだ難しいと思います。 人生の事なんてこれっぽっちも決まっていなかったし、フカワさんのような大変な事もありませんし。 ……誰かが必要なのは私だったのかもしれませんね 」「最初にお話しした日に触られたじゃないですか。 びっくりしたし、恥ずかしかったですけど……でも、嫌じゃなかったんです。 あんな風に優しく触れられた事なかったんです。 フカワさんみたいなお兄さんが居たら良かったなぁ……なんて。 それだけではないけど、生きて欲しいと思うのは今はも変わりません。 私の言葉で変わってくれたのだとしたら、これ以上なく嬉しいです! 本当に、私で良かったですね!お花が近くにあったら落ち着けますもんね!」 さすがにちょっと自惚れかも。 思いはしても、朗らかな笑顔は崩さずに言い切りました。 世の中を知らない子どものような無垢な言葉。 あなたのつくった世界の中に小さな花が一輪確かに咲いているのです。 (-393) 2022/03/04(Fri) 20:26:27 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「あ、あの。本当に大丈夫ですか? すごく引っかかってるように見えます…… でも罪悪感という点では同感です。多少マシ、レベルですけどね」 ハナサキには結局殆ど交友がないままここまで来てしまいました。 味方とあなたくらいのもので。 知らない方が選びやすい──無意識に避けていたのかもしれません。 ツルギさんとは一番最初に軽くメッセージのやり取りをしただけ。 何を基準に選ぶのか? そんな質問だったか。改めて答えないとならないですよねと片隅に残して。 あなたの質問とデリ欠にジト目です。 「遠慮はしないでと言いましたけど、さすがに『生きていても平気ですか?』はまずいですよ! 私史上で一番です! ……はぁ。心配しなくても大丈夫、です。 終わった後の事は、終わった時に!」 もちろん何も考えていません。 そもそもが選ばれるだけの話だったのに、今は本当になにもかもが未定で未知で、胸の中には不安と、ちょっぴりの期待。 かなり長い間を置いて付け加えました。 (-395) 2022/03/04(Fri) 20:26:51 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ「…………………………一応参考程度に聞きます。 平気じゃないって言ったら、どうしますか?」 長い袖で口元をおさえながら消え入るような声。 (-396) 2022/03/04(Fri) 20:27:36 |
【独】 医者の息子 カイ──カイの前回の投票はたしかにくじを引いていた。 けれど全員の中からではない。 わざわざみんなの前で"誰に投票するか公開している人の投票先"の中からランダムで選んだのだ。万が一、票がバラけた時に自分が選ばれる確率を減らそうという、わるあがき。 つまり今回投票するのは、ただひとりだけとなる。 (-397) 2022/03/04(Fri) 20:32:43 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……そう、」 ふと零された言葉に、少し眉を下げて、でも。 それを否定も肯定もしなかった。 けど、それでも。 幸せだと感じた事は、嘘にはならないのではないかと、思う。 「…うん、いいですよ。 お別れも…多分、大体済んだはずで。 やり残した事も、きみとする事以外は無いはずだから」 "二回目"のあの人には既に別れを告げていて、 自分でなければ少々手を焼く後片付けも終えた後。 怪我は気にしていたらきりがないし、 きみからの誘い以上に優先したいものなんて今は無い。 急になにか降って湧いて来なければ、ではあるけど。 「あはは…べつに、見張ってなくたって 自分で言い出したの、どこか行ったりしませんよー」 涼やかな音を立てて乾杯をして、 フォークでケーキを切り崩しながら、へにゃへにゃと笑う。 こんなにあったかい気持ちになるのは何年ぶりだろう。 もしかしたら、初めて、なのかもしれないな。 それくらい、なんだか幸せな気分で、あれ。 (-398) 2022/03/04(Fri) 20:33:59 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワそんなやり取りからそう時間は経たず。 「……えへ、邦幸さん…一緒にいられてよかったです〜…」 横に座っている人間がものの見事に潰れた事で、 密造酒の製法の正しさは証明された。 (-399) 2022/03/04(Fri) 20:34:15 |
カミクズは、とんでもない下戸だったみたいです。 (c25) 2022/03/04(Fri) 20:34:30 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『票、あげたんだ。』 『じゃあ、』 『ハナサキさんが自分に入れちゃったら、 フカワくんに文句言いますね。半分ぶん。』 ふたりの決めることを踏みにじりたくはないから、 口出しはしないけど、でも。 友達……の、ちょっと手前くらい。 そう思ってるから、後ですこしくらいは。怒ってもいいよね? 『あ、私に投票しようとしてたの、 怒ったりとかはしてないですよ。 言い方がちょっと怖かったってくらい…』 この際なので伝えておこうと、素直な言葉で返事を綴って。 それから、遅れて届いた言葉には、 (-400) 2022/03/04(Fri) 20:34:31 |
【見】 奇形 メイサイ「良心が痛むとか、人の心がないとかって言葉、変ですよね」 「心臓でものを考えてる訳でもないのにね」 「心欠けちゃってても、悲しいものはちゃんと悲しいです」 4日目、いつかの時間。ヒメノさんの部屋。 彼女の遺体と、それから誰かが飾った花がある。 僕はそれらを前に手を合わせた後、物言わぬ彼女へ一方的に言う。 「合議、見せてくださってありがとうございました」 「ヒメノさんの生きたい=A凄く輝いてて良かったですよ」 「ちゃんと、見てましたよ」 「お疲れさまでした」 それから、おやすみなさい。 (@11) 2022/03/04(Fri) 20:38:28 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『うん。』『苦しいね』 それだけを返して、ぱたん。 医務室の窓辺、少女の手が小さな手帳を閉じる。 綴った言葉と裏腹に、その口元はゆるく笑んでいた。 私はずっと、ただそれだけの、普通のことを。 誰かと普通に、言いあいたかったから。 ごめんね。ちょっとだけ、ラッキーだなぁって思っちゃった。 (-402) 2022/03/04(Fri) 20:39:15 |
エノは、別にそれが、確かな効き目があるものかどうかは、気にしなかった。 (a35) 2022/03/04(Fri) 20:44:21 |
エノは、ただ、それを舐めて……「やっぱり優しいね」と、呟くのだった。 (a36) 2022/03/04(Fri) 20:44:48 |
ナツメは、ぱたん。 (a37) 2022/03/04(Fri) 20:45:39 |
【置】 普通 ナツメ『今、これだけおしえ』『なんで、そんなに平気な顔して』 『ダメもとで言うんだけど、票をハナサキさ』 『アクタくんたち、だいじょう』 『助けてくれたって聞きま』『自分に投票するのだけは、やめ』 そのメッセージは、送られなかった。 『ナツメです。立候補しま』 『怪我してるって』『投票してごめんなさ』 『間に合わなくて、ごめ』 『聞いちゃった。なんで私の』『明日、』 『ごめんね』 (L3) 2022/03/04(Fri) 20:46:06 公開: 2022/03/04(Fri) 20:55:00 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ「絵乃さん……」 友人、という言葉に、ほんの少し瞠目して。 無かった事にはできない罪悪感と、それから。 それと同じくらい、暖かい気持ちになったから。 「…わかりました。 僕はきっと…忘れても、忘れませんから。 だから…」 一呼吸置いて、この場を後にする為にゆっくりと立ち上がった。 「…さようなら。この場所で、最初で最後の友達」 ほんの少し泣きそうで、でも、ちゃんと笑って。 そうして"友達"に別れを告げた。 (-403) 2022/03/04(Fri) 20:50:02 |
【秘】 医者の息子 カイ → 落涙 ユメスケ『わざわざ見学しにきて この合議で変わる心構えなんて それくらいしかないと思うが』 『君が死にたいかまでは知らなかった。 ただ、なんとなく。そう思った』 『べつに、ただ暇だっただけだ』 『ハッピーってなんだろうな。まあ、なれればいいけど』 そんな、ごくごくそっけない文字列でメッセージは終わる。 この言葉は自分に対してか、君に対してか。 (-404) 2022/03/04(Fri) 20:51:21 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ……かわいらしい花が咲いたなと。 年甲斐もなく、というよりは、少しキザっぽい気持ちになって。 妹扱いのようにした割りには、少しちょっとは仲良くなれてしまって。 同じ意思を持って、罪を共有して、辛い気持ちになりながらここまで来た。 さすがに、情は、ちょっと沸いた。 義務感でも何でも無く、だ。 「……はい」 だから短く、俺は俺の言葉で。 「ハナサキさんで良かったですよ。俺の言葉を引き出すのが」 気遣おうとする気持ちも、繕う気持ちも。 格好つけも、素直な気持ちも全部、あなたから。 「そんな野に咲く花みたいに可愛い人だから。 話しやすかったんです、かね」 ちょっとぐらい浮いた台詞も、今ならいいだろう。 (-405) 2022/03/04(Fri) 20:51:59 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「ちょっとだけです。本当に。 ……それを言うなら、もう誰も選びたくないですよ。 ……カイさんはぐちぐち良いそうだし。言い訳がしにくいし……」 ある一定の人物としか交流が多くないのは似たようなものだろうか。 こんな短期間で、一部としか話せないのは確かだ。 「ここで生きていて平気そうなひとナツメさんぐらいしか見たことありませんよ……。 皆さん負けず劣らず、生きて行けなさそうな人ばかりでした。 まあ、そうですか、終わってから……ん? ……質問はあとで、概要だけぱっと言いますよ。」 「俺は本当に、ここで 命を落とすつもり で来ました。それをできる限り覆すつもりはありません、宣言をしたので。 ですが――それはこの先、生きていくハナサキさんたちを 放り捨てて、何処かに逃げようとしているつもりじゃないんです」 「……できるだけ、最後まで死にませんから。 助けが欲しければ、元の世界に戻っても……。 もう覚えられることは、覚悟しましたから。 助け、ます。大丈夫です」 (-406) 2022/03/04(Fri) 20:54:09 |
ユメスケは、ごくごくそっけない文字列に、手を振るスタンプだけを返していた。普通程度のお祈りはしたものですから。 (t27) 2022/03/04(Fri) 20:57:47 |
【秘】 演劇 アクタ → 落涙 ユメスケ「なんだそれ、」 やっぱり笑って、君を見た。 自分の言葉を受け取って、笑って、対話してくれる君が なんだか弟分みたいで、可愛らしくて。 「じゃあ僕は、 夕陽が綺麗な日は コタローを見るとするよ。」 赫く赫く広がる空。 薄暗い雲が透き通って、ヴェールをかけるとき。 君と話した今日の日を、ぼんやり思い出すのだろう。 「……W楽しかったWか?」 ぎ、と音を鳴らして、 君の背を見守りながら、美術館を後にする。 今日のデートは、ここまで。 続きは、紙袋を叩き潰した音の後に。 (-408) 2022/03/04(Fri) 20:58:18 |
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