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名前 | ID | 生死 | 勝敗 | 役職 |
---|---|---|---|---|
管理AI システムθ | master | 襲撃死 (2d) | 勝利 | 村人陣営:村人 村人を希望 |
箒星 ストレルカ | unforg00 | 舞台に居た | ||
メイドッwワハハwマン マンジョウ | shell_memoria | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:退魔師、宝玉 退魔師を希望 |
商人 レオン | eve_1224 | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:共鳴者、宝玉 共鳴者を希望 |
捻くれもの ベルヴァ | pinjicham1377 | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:共鳴者、宝玉 共鳴者を希望 |
ディーラー アルバトロス | p_h_game | 舞台に居た | ||
竜は星として群れる ユウィ | backador | 処刑死 (3d) | 敗北 | 人狼陣営:餓狼、宝玉 餓狼を希望 |
機関士 ジャコモ | poru | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:占い師、宝玉 占い師を希望 |
うそつき エーラ | otomizu | 呪詛死 (3d) | 敗北 | 人狼陣営:鈍狼、宝玉 鈍狼を希望 |
星渡りの金糸雀 カテリーナ | 968. | 処刑死 (4d) | 敗北 | 人狼陣営:愚狼、宝玉 愚狼を希望 |
palla ヴィーニャ | sinorit | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:退魔師、宝玉 退魔師を希望 |
黄金十字 アウレア | susuya | 襲撃死 (3d) | 勝利 | 村人陣営:退魔師、宝玉 退魔師を希望 |
仕分人 ナル | toumi_ | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:占い師、宝玉 占い師を希望 |
総合雑務機体 カンア | 66111 | 襲撃死 (4d) | 敗北 | 蒼月教会:聖女、宝玉 聖女を希望 |
【神】 捻くれもの ベルヴァ「バンカー・ストレルカからもご報告があったと思いますが、俺の方からも、改めて報告をさせていただきます。」 AIと共に、例のように検死に向かっていた船医から、人の目からと合わせた報告が挙げられた。改めての、人が揃った場での報告になるのだろう。 「第三者が踏み入った形跡が無い事と、傷の状態、それと遺書の存在がある事から、ユウィ、ジャコモの両名は心中を図ったものと思われます。」 「…というか、確実に心中、ですね。ジャコモは兎も角、あのユウィ様が後手にまわる事なんて早々ないでしょうから。」 断定をする。 そこにある事実は、揺らがない。 (G0) 2024/04/06(Sat) 22:55:35 |
ストレルカは、肯定する。 (t0) 2024/04/06(Sat) 23:00:09 |
【見】 バンカー ストレルカ「『ウチん護送団は一抜けさせてもらうが、 依頼はいつでも受け付けてるからな』」 「ご遺体の傍らに残されていたメッセージは以上です」 (@0) 2024/04/06(Sat) 23:01:14 |
【見】 ディーラー アルバトロス微かに首を傾けた。 「質草はお返しせねばならないのですが」 サングラスを指す。 「——依頼は受け付けてくださるということで。 後日また、ということになるのでしょうか」 心中の心情に寄り添うことも特にはなく。 相変わらず緊張感に欠けるAIだった。 (@1) 2024/04/06(Sat) 23:12:16 |
【神】 捻くれもの ベルヴァ「というよりそもそも…ああ。」 依頼を受けてくれる、という言葉に何かを言いかけて。 けれど、言葉にはせず。 「これ以上は俺が言うことじゃないですね。」 この先は、部下の自分が軽々しく口にしていい領分じゃない、と首を横に振った。 (G1) 2024/04/06(Sat) 23:34:25 |
【人】 商人 レオン今日、また事件に動きがあった。 カテリーナの件を終えてすべて終わったかと思われていたが、どうやらまだ終わってはなかったらしい。 眉間にシワを寄せながら、ユウィとジャコモの報告を聞いていた男は、一つ息をついた。 「二人の件は解った。 護送の依頼を受けてくれるということであれば、また会うこともあると思う」 彼を贔屓にしていたのは自分。 当然、あの腕を無くすのは惜しいと思っているわけで。 緊張感に欠けるAIに苦笑を一つ落として、会議はこれで終わらない事を告げる。 「……俺の方からもひとつ」 「今回の件で、俺とベルヴァだけが使える回線があったんだが……そこに、回線に割り込んできた者が一人いた」 ▼ (0) 2024/04/06(Sat) 23:54:03 |
【人】 商人 レオンあの回線と、医務室での出来事をどう報告しようか、少しばかり悩んだが。 上への報告と、この船内での意思疎通は違うものとなろう。 まずは正しい情報をお互いが持ち、いい方法を探したい。 「……その者は……通信士のカテリーナだ。 彼女はソーレの駒としてここに送られていた。 ……妹の、敵討ちがしたかったらしい」 キャプテンは裏切り者を殺すなと言っていた。 それは甘い判断だとは頭ではわかっている。 「まだ何も出来てはないとはいっても侵入した時点で許されないのは理解っている。 ……が、彼女はこちらの説得に応じてくれた。 寝返るとはいっても元々がアソシエーテ故に大きな情報は持っていないかもしれないが……情状酌量もある。 俺は、彼女をこちらに引き込む事を提案したいんだが……どうだ?」 甘いね、本当に。何度だって言われている。過保護とすら。 それでもキャプテンの意思を汲みながらも、俺自身が。 やっぱり、同じように身内には甘くいたいのだ。 (1) 2024/04/06(Sat) 23:56:56 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ三日目、夜。 ストレルカから受け取った拳銃を懐に仕舞い、 夜の廊下を一人歩く。行先は勿論ユウィの部屋だ。 歩くたびに薄っすら緊張感が走るのは、 懐のこれを相手に向けないといけない事が大きい。 それが例え幸せになる為の過程でも、躊躇いは生れるものだ。 「ユウィさん」 貴方の扉をノックして入れて貰う。 「そろそろいいお時間かと思いましたので」 「……出航初日、お酒を手に招き入れて貰った時は、 こんな事になるとはまるで思ってもいませんでしたね」 面白い事だとばかりに笑った。 (-0) 2024/04/07(Sun) 0:01:26 |
【見】 バンカー ストレルカ「…中立を保つバンカーとして」 「ひとつ、ご提案がございます」 静かに口を開く。この緊急事態に於いて、これは 公正公平、中立を保つ事が義務付けられた自分がすべき提案。 バンカーはそのように判断した。 「皆さまの働きにより船全体の損害は極力抑えられ、 バックアップデータを私が所持しているとはいえ 人命を──ファミリーの命を奪われたことは事実。 この事態の引き金を引いた、 その落とし前はつけていただかなければなりません」 「従って、ソーレファミリーの手の者であるカテリーナ様は その命を以て贖っていただきます」 「その上で。」 (@2) 2024/04/07(Sun) 0:07:11 |
【見】 バンカー ストレルカ「カテリーナ様、およびエーラ様の人格データを保存し、 一切の裏切りの意思がないかを厳正に精査した上で アンドロイドへ読み込ませ、常に行動ログの送信を義務付け 緊急時の強制停止命令などを搭載した上で、 然るべき等級のAIとして 監視も兼ね、ヴェスペッラにて稼働させること。」 「ソーレファミリーの内部情報のリーク、 或いは此度の件のソーレファミリーへの見せしめなど それらによる効果を鑑みれば、アンダーボスおよびボスへの 交渉の余地は残されているかと判断されます」 「……これが私の視点での妥協点です。」 「いかがでしょうか」 ソーレファミリーの手の者はこのヴェスペッラにて始末される。 そうして新たに引き入れられるのは、 名実ともにノッテファミリーのアンドロイドにほかならない。 それが、中立的な視点からの妥協点だ。 (@3) 2024/04/07(Sun) 0:07:32 |
【神】 捻くれもの ベルヴァ「…まあそうなる、か。」 本人が手を出していないにせよ、だ。 ファミリーの罪は、構成員が支払うべきであり…そうでなければ溜飲が下がらない者だっているだろう。 しかしながら、完全なる抹消をされないのは、ある種の温情とも言えただろう。首輪が嵌められるとしても、ノッテに帰っては来られるのだから。 (G2) 2024/04/07(Sun) 0:12:27 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「そうかい?」 招き入れて、穏やかな笑みを向けている。 これから起きることを知っているのに至って平常通りだ。 「オマエの命を取り合うことは、 オレは最初から勘定の内に入れていたよ」 そりゃこちら側は裏切るつもりだったからそうなのだが。 「……ノッテの奴らはどうも甘ちゃんが多いからな。 マフィアのくせして。オマエも、きっとそうだ」 「正直今からでも頭を下げれば、 首輪付きで飼ってくれでもするんじゃないか? オレは結構そういうところを気に入ってたんだが…… ユウィの生き様としちゃ恥さらしもいいところだ」 あなたと対等な立場どころか、 こっちが地の底まで一足先に落ちてしまう。それは望まない。 「ジャコモ。忘れ物はないか」 ヴェスペッラが出発するときに問われたこと。そのリフレイン。 たとえ忘れ物があったとしてもう戻れないが、 それを抱いて。覚えて先に進むのは悪いことではない。 (-1) 2024/04/07(Sun) 0:13:20 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「それを聞いた時はまあ驚いたもんですけど…… そもそもアンタに命を預けてますからね。 驚きはしても、責めることはなにもありませんし」 「俺が甘ちゃんなのは否定しませんけど、 ユウィさんも俺には大分そうだと思うんだけどなァ…」 「案外明日はそういう話してるかもしれませんね。 でもアンタは飼われるのなんて真っ平ごめんでしょうし、 ……俺も、危険を省みずとも堂々たる生き様をする。 そんなアンタを見守っていたいですよ」 問われた言葉。まだ皆がいた頃の、 航海に胸を躍らせていたあの頃のもの。全てがさよなら。 「もちろん」 「ユウィさん以外に忘れて困るものはありませんから」 記憶を忘れてあの頃に戻っても、結局は戻れない。 ならば女々しく後ろを見るより、前を向いて。 そうして新たな星星を見つけに行くのだ。 (-2) 2024/04/07(Sun) 0:31:52 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「はン」 「偉く熱い口説き文句を言えるようになったじゃん?」 前を向く。ずっと前へ進む。 並び立つならそんな相手がいい。 誰かがついてくるよりよっぽどいい航路になるじゃないか。 「正直、オマエの世界をオレの周りだけにしたくはない。 逆もまた、そんなモンで収まるような器じゃねェ。 色々なものを見に行こう。 失う分だけ、世界を広げていこう」 「───駄目だったとしても、必死に生き抜いて死のう」 「ジャコモも死ぬなら傍で死ね。 オレもそこにいる。今も、この先も」 行き止まりに辿り着いたとき、側に愛する奴がいるなら、 それほど心強いこともないのである。 「さ。どっからでもかかってこい」 ベッドに座って、不格好に足を組んで笑った。 ──持ちあがった右足の首の先がなく、加えて断面が空洞だ。 致命傷を受ければすぐにあなたを撃つ。一人にはさせない。 (-3) 2024/04/07(Sun) 0:56:37 |
【神】 通信士 カテリーナ「……。」 唯一の武器でもある両手を拘束された女は 目を閉じて聞いていた。 此処がどんな場所かなど十分に知っている。 知れるだけの年月を過ごしてしまった。 普段が少し賑やかで、どれほど心地よくとも、 ここが甘い世界ではないことを。 故に、自らに関する報告を提案を、静かに聞いていた。 その提案が己の命に関するものであっても。 (G3) 2024/04/07(Sun) 9:40:29 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「…………………………」 沈黙を守る者がひとり。 報告、次ぐ報告、遺言、提案、同意、 いずれにも頷くでも、首を振るでもなく。 アソシエーテなら、正しい。下っ端が余計な口出しを、だとか言われかねないのを回避する為の行動として、口を噤むこと。 ソルジャーなら、これもまあ正しい。上からの指示には従っておけばまず間違いはない。無論、口を開いたって悪くはない。 メイドマンなら、少し難しい所だ。ノッテを担う一柱として、己の意見は口にした方がいいだろうけれど、無言の肯定という言葉もあるし。 問題は、カポ・レジームが、この船のキャプテンが……それもよりにもよって『あの』カポが、口を一文字に引き結び、指を組んで席に座ってそうしている、という事。状況を鑑みて尚、異常事態そのものであった。 (G4) 2024/04/07(Sun) 10:02:52 |
【独】 カポォwwwレジーム マンジョウ(いや〜〜〜〜〜〜流石にここからなんかしらゴネるのは無理あるでござるよな〜〜〜〜〜!!!!!!!ストチャンめっちゃ正しいしな〜〜〜〜〜〜!!!!てかユウィタソとジャコモタソなんか心中とか言ってバリバリバックアップ使った駆け落ちでござるよねこれねそういうの実際にあるんだな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!いや言うとる場合かーーーーーい!!!!!!wwwwww) 内心では、こんななんだけれども。 (……まあ、ファミリーに秘匿してどうこうするよりは余程公平。相打ちになったアウレアタソと、被害拡大を止めたレオンタソの功績を報告の上で提案すれば少なくともアンダーボスの了承は得られるでござろうな。 加えて今回の取引自体は成功させつつ、拙者から補填・AI化等諸費用資金の供出と事の報告を行えば、拙者はともかくクルー達は咎められまい) (あとは――カポ・レジームとして最後に権力振りかざしてちょっとだけワガママ通させて貰うでござるかな〜www) (-4) 2024/04/07(Sun) 10:15:56 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウそんな内心はさておき、至極真面目に全体に問いかける。 「……バンカーの案に異論のある者は?」 ぐるりとメインルームを一望しながら。 (G5) 2024/04/07(Sun) 10:22:10 |
【神】 捻くれもの ベルヴァ「…俺は異論無しです。 聞き入れていただけるならば、十分有情な判断かと。」 余計に苦しむことがない死に方を選べるのならば、とは思うけれど、流石にそこまでは望めまい。 仮に望めたとしても、己の身分で進言するには恐れ多いことだと自覚はあった。出過ぎた真似、という奴だ。 (G6) 2024/04/07(Sun) 10:37:33 |
【独】 ディーラー アルバトロス(普段雄弁なものが沈黙すると注目を集めるというワケで 次の発言に集中させる手段として有用) (ディーラーとして活用できるか、というと なにぶん喋り続けてしまうので怪しいところですが!) (-5) 2024/04/07(Sun) 11:13:29 |
アルバトロスは、AIだ。人間の判断に異論を持たない。 (t1) 2024/04/07(Sun) 11:14:03 |
ユウィは、そういえば賭けの担保もいつか取り返さなくてはなるまい。どれだけ先になるかは分からないが。 (a0) 2024/04/07(Sun) 16:12:10 |
【神】 商人 レオン「まぁ……それが最良であるならば、受け入れるほかないね」 出来れば、命を奪いたくはなかった。 せめて、自我を持てる身体を与えてやりたかった。 大きな障害にならなかったとはいっても、この数日停滞したことで商売における損害は出ているだろう。 バックアップがあるとはいえ、死傷者も出てしまった。 お咎めなしとはいかないのは当たり前の話だ。 だがそれでも……、家族にすることだけは許された。 そう思うほかない。 (G7) 2024/04/07(Sun) 20:31:12 |
【神】 palla ヴィーニャ「……………本当に、」 「……本当に、皆これでいいの」 険しい顔をしているのは、ソルジャーがひとり ヴィーニャ・ラヴァーリャ。 猫にはどうしても、素直に頷けない理由があった。 「……ヴィは、皆のやり取りそれぞれを知らないしさぁ」 「ヴィはガードマンなのに、何も出来なかったから、 だから、余計になのかもしれないけどさぁ……」 「結果的に何もしてなかったから」 「説得を受け入れてくれたからで甘くなんてできないよぉ」 別に、恨みがあるとかそういう訳ではない。 それでも、猫は退魔師であったから 逃げた者は追わなければという思考を得るし、 裏切り者は排除しなければという思いを抱いてしまう。 例え何もしていなかった、今がそうであっても 結果論であって、子供の喧嘩とは違うから。 どうしても、今この場で飲み込むのは難しかった。 (G8) 2024/04/07(Sun) 22:54:32 |
【神】 palla ヴィーニャ「……………………………だけど、」 「これはきっとヴィだけの考えだから。 上からの"命令"なら、ヴィには何も言えないの」 つまりは、納得はしない。 しかし頷かせたいのであれば、"命令"をしろということ。 猫が使えるはノッテのトップ、つまりボスではあるけれども 今この場で猫よりも権力があるものの言葉は従おうと。 「……エーラちゃんも、カテリーナちゃんも。 ユウィちゃんも、ジャコモちゃんもヴィはすき、…だった」 「それでも"ノッテ"のためならヴィは、なんだって出来る」 あぁ、しかし結局今回の件では何も為せていないのだ。 バックアップがあるとしても、家族の一人は命を奪われ、 今回の件が起きるまでにソーレの者を止めることも出来なかった。 そんな人間が喚いたとて、ただの我儘だ。 「……言いたいのは、これだけだよぉ」 (G9) 2024/04/07(Sun) 23:04:46 |
【見】 バンカー ストレルカ「知らないからこそ、公平で在れる」 「周囲が甘い対応であればあるこそ、 ガードマンであるソルジャー ヴィーニャ様が 甘い対応をする必要はございません」 「たとえ行動ログの送信を義務付けていたとしても、 監視の目は必要です。それも、できる限り私情の含まれない」 「それはバンカーである私だけでは足りないでしょう」 それは言外に、自分はそれができるという事。 ノッテの為に作られたアンドロイドは 何処までもノッテの為に存在していて、 たとえ学習データによる感情らしきものがあったとしても あなたと同じく、優先順位が揺らぐ事は無い。 「裏切り者には死を。 それは私のプログラムにも確と刻まれています。 ゆえにこれが最大限の妥協点となるのです」 「そして、有事の際は即刻処分を。 それを迷いなくできるあなたが必要なことも事実です」 「ゆえに」 「ソーレファミリーの手の者であった両名の監視。 或いは『一抜け』をしたユウィ様方の追跡。 いずれかの任務をガードマン ヴィーニャ様に与えること。 以上を改めてもうひとつご提案させていただきます」 (@4) 2024/04/07(Sun) 23:19:47 |
【神】 商人 レオン「ヴィーニャの言うことはわかる」 「これは殆ど俺とキャプテンのエゴみたいなものだ。 賛同できない人間だって当然居ると思う」 情に厚いと言えば聞こえは良いが、悪く言えば甘いのだ。 それはマフィアとして致命的なものであるのも事実。 それを部下達に押し付けてしまっているのは申し訳なく思うし……、アウレアが起きたら怒られてしまうかもしれないな。 「ストレルカの提案に異論はない。 キャプテンの許可があれば、ヴィーニャに務めてもらっていいと思うけれど、どうです?」 (G10) 2024/04/07(Sun) 23:50:42 |
【神】 palla ヴィーニャ「ストレルカちゃん………」 「それは……………、」 「……それに関しては、少し……考えさせてほし〜な」 あくまで命令として受け取るは彼女達の処遇のみ。 ノッテのためになると分かっていても 何も為せなかった自分が重要な役目を担うのはあまり。 そんな訳でこれは当人からの異論に近いもの。 何を言われても今、首を縦に振ることはないだろう。 「……別に、エゴを否定するわけじゃないの。 でも、ヴィはマフィアだしヴィはノッテの為に在りたい。 死ぬその時まで、恩を返したいってだけだよぉ」 だから、芽はつんでおきたいし、 花は二度と咲くことのないよう踏み潰し根は断ちたい。 「ノッテがいつまでも続くように」 「…ノッテが潰されてしまうことのないように」 (G12) 2024/04/08(Mon) 0:15:53 |
【神】 商人 レオン「まさか、そこまで甘い人間だと思われてるかい? 俺が、キャプテンが」 身内に甘く、今回の件を温情ある沙汰で済まそうとはしているが。 メイドマン、カポまで上がってきた人間が、なんの屍を踏まずに来たきれいな人間なわけがない。 牙を見せずにいるのは、今その必要がないと判断しているまでのこと。 「勿論、二人の……特にエーラが持つ情報はすべて抜かせてもらう。ソーレの内部のことを知っておくのは大事だからね」 「彼らを潰す日がくるなら、二人がなんと言おうと、誰が居ようと最後の一人まで叩き潰す」 「それが俺達ノッテの在り方だ」 それは、リーナとて理解っているはずだ。 (G13) 2024/04/08(Mon) 0:31:45 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「…………」 ゆっくりと席を立ち、歩いて、ガードマンの傍に立つ。 反射光の激しい眼鏡越しに赤銅が小柄な猫を見下ろした。 「――ファミリーに忠実なソルジャー、ヴィーニャ。 ……済まん。これは私の甘さが引き起こした状況だ」 もっと早く、もっと冷徹に、或いはもっと完璧に。 クルーの行動なり、身辺調査を行っていたならば、 この結果は違っていたかもしれないから。 そうして膝をつき、正座をして。 両の手を床につけ、その床につくほどに頭を下げた。 ジャパニーズエリアにおける古く、そして深い謝罪。 それがわかる者がこの場にどれだけいることか。 それをカポが、ソルジャーにする事がどれほど重いか。 誰であっても、この場にいる者はわかるはずだ。 それでも、これは深く、深くこうべを垂れて、 全員の絶句が消える頃には、頭をゆっくりと上げた。 「この件がどうあれ、私はカポを退く事になるだろう。 だから、と言うべきか――最後に、我儘を言わせてくれ」 立ち上がり、全員の顔を見渡す。 それこそ、下の者が上の者に許可を求めるように。 しかし、これは許可を得る必要もない、とばかりに息を吸い、 ▼ (G14) 2024/04/08(Mon) 0:47:35 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「ヤ゛ーーーーーー!!!!拙者推し全員に生きててほしかったよーーーーー!!!!!!な"ん"で"!!!!も"""ーーーーーーー!!!!どちて!!!!!!ヤ"ーーーーーー!!!!!」 めいっぱい、喚いた。それはもう、見苦しく。大の大人が、重々しい空気の中、駄々っ子のように。 「拙者が甘いせいか!!!!!もっと早く何か察知出来てたんじゃないのかよ!!!!ばかばかばかーーーーーー!!!!拙者アホーーーーーーー!!!!!」 「AI化もヤ゛ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!そのまま生きててほちいーーーーーー!!!!!ユウィタソもジャコモタソも元気でいてほしーのーーーーーーーー!!!!!でもファミリーの事とか!!!!!!ヴィーニャタソみたいな『まとも』な人の事を思えば!!!!!!!!できないんだよーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」 「でも!!!!でも!!!!!!!!推しは!!!!!死んでほしくねえよ!!!!!!!辛い目にもあってほしくねえ!!!!!!誰かーーーーーーー!!!!タイムマシン持ってきてーーーーー!!!!!若い頃の皆救ってくるからーーーーーー!!!!!!!!!!!」 何度も、何度も、耳がキンキンするほどみっともなく、やかましく、鬱陶しく。涙の粒に鼻水や涎も混ぜて。 「ハアッ、ハアッ、チッッッッッッッッッッッッ………………………………ックショォオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」 最後にゴン!!!と、メインルームの壁に頭を叩きつけて。 「いってぇ……」 情けなさをもう一匙。 「……はぁあー……」 「…………あ、拙者以外になんか言いたい事ある人今の内にどうぞ。全員言い終わったら改めて指示するから。あ、リーナタソもいいよ、あのーこれオフレコでね。全員。よろしゅう!」 好き放題にそう、言い放った。 (G15) 2024/04/08(Mon) 0:55:45 |
レオンは、あのさぁ……って顔してる。 (a1) 2024/04/08(Mon) 1:02:44 |
ベルヴァは、呆然としていた。 (a2) 2024/04/08(Mon) 1:04:06 |
マンジョウは、てへぺろりん☆ささ、遠慮せず皆の衆! (a3) 2024/04/08(Mon) 1:07:37 |
【見】 ディーラー アルバトロスAIは新規に提案することもなければ、 現状の指針に反論する言葉も持たない。 持たないのだが。 「――……ハンカチは、こちらにございますので……?」 ある種配慮ともとれる台詞を述べつつ、 懐から数枚のハンカチを取り出す動作。 人間の機微に寄り添うことをしないはずの機械が、 『もしや他の方もこのようになる可能性があるのでは?』 とでも思考したらしい。 そして止めるつもりもないらしかった。 (@5) 2024/04/08(Mon) 1:08:15 |
マンジョウは、あっハンカチ一枚下さい。ずるびびーっ。 (a4) 2024/04/08(Mon) 1:13:07 |
マンジョウは、これが本当の宇宙猫タソ……と感動している。 (a5) 2024/04/08(Mon) 1:22:08 |
【見】 バンカー ストレルカ「…お言葉ですが、カポ・レジーム マンジョウ様」 「この時代に於いてもタイムマシンは机上の空論です」 率直なAI的マジレス。 「そして、落ち度は私にもございます」 「緊急事態に於いて、バンカーは中立を保つべきもの。 それ以上に、AIはファミリーの為にあるもの。 私は此度の船員の、 そのおおよその人格バックアップデータを所持しています。 私の立場を思えば、それを一通り検めるなりしさえすれば あなたたちはこんな思いをせずともよろしかった」 「しかし私はそれを敢えてしなかった。 私を信頼して人格データを預けてくださった皆さまに、 ただ非礼であるという──それだけの理由で、です」 ただ、無粋だから。中立だから。 学習を重ねた人工ニューラルネットワークは、 そのデータを深く参照する事を良しとしなかった。 それはファミリーを優先するプログラムを差し置いてしまって。 「であるからして」 最もすべき事を為せなかったのは、このAIも同じ。 「私のオーナーであるコンシリエーレ カルロ・サントーロも 相応の責任を負うことになるでしょう」 (@6) 2024/04/08(Mon) 1:30:58 |
【神】 palla ヴィーニャ「…………えっとぉ……、」 「……レオンちゃんとキャプちゃんが結構甘いのはぁ 流石に、否定できないと思うんだぁ」 猫は事が起こり発覚したからこそ、 既に彼らを"身内"から切り離していたし。 勿論、それまでは誰も疑わずにいよう。 そう考えていた猫にだって多少の甘さはあるのだけれど。 「そのね……ヴィはどちらであれ、 二人みたいな判断出来なかったからさ〜ぁ」 別に、二人をきれいな人間だとも思っていないのだ。 ただ、冷淡すぎるともいえなかっただけ。 「…………その上で言うけど、別に、 カテリーナちゃんのことも好きにすればいいよぉ」 きっと、責任問題は何とかする人達なので。 その上でアウレアちゃんがどう思うかは……分からないが 自分の思いは伝えたので、これ以上は強く言わない。 ストレルカちゃんに視線を移し、暫くじっと眺める。 話が途切れるまでは眺めて、……俯いて。 「ヴィはガードマンとして何も出来なかった。 ソルジャーとしても何の役にも立たなかった、から」 「責任についてはねぇ、…同じなんだぁ」 (G16) 2024/04/08(Mon) 1:37:36 |
【神】 通信士 カテリーナ「……そうですね。キャプテンは甘いと思います」 静かにヴィーニャの言葉に同意を示して。 「レオンさんも甘いですけれど……それ以上に。 ですから、ヴィーニャさんが正しい、のでしょう」 こつ、こつ、こつ 両手を縛られたまま、神妙な表情のまま、マンジョウの方へと。 (G17) 2024/04/08(Mon) 1:42:01 |
【神】 通信士 カテリーナ「けれど」 痛みを口にしたあなたの傍に着くと膝をつき、 懺悔をするように頭を下げた。 「きっと。その甘さが」 「いえ、優しさが、みんなを救ったのも、事実ですよ。 だって、私が最初にこの船に乗った時、 最終手段として。自爆をしてでも、 この船を沈めようと思っていたのですから」 「そんな私を。変えてくれたのは皆さんです。 マンジョウさんも、レオンさんも、アウレアさんも。 ヴィーニャさんも……ほかの皆さんも。 一緒に過ごした賑やかで、優しい日々が 私に迷いを生みました」 「こんな状況でも、私を信じてくれる人がいました。 こんな状況でも、私を”仲間”と言う人がいました。 こんな状況で。私が裏切者と知ってなお、 躊躇なく扉を開けて話を聞いてくれた人がいました」 「そんな艦だから。 私もこれ以上、傷つけたくないと。思えたんです」 (G18) 2024/04/08(Mon) 1:43:18 |
【神】 通信士 カテリーナ「だ、から」 ぽたり ぽたり 床に雨粒が落ちる。 それはいくらか雨量を増して。 「そんな艦を作ったマンジョウさんは きっと、間違ってなかったと思いますよぉ」 落ち続けた雨粒が、突然止んだ。 その雨雲であった女は跪いたまま、 想いと感情でぐちゃぐちゃになったあなたを見上げる。 あなたと同じ、とは言えずとも。泣き笑いの。 溢れる感情でぐちゃぐちゃになった顔で。 (G19) 2024/04/08(Mon) 1:47:42 |
【人】 palla ヴィーニャカテリーナの言葉には、何も言わずに耳だけを傾ける。 例え何かを思うことがある者が居たとて、 救われた者がいるのなら、これもまた正しさなのだろう。 それはマフィアとしてというよりは、 人として……なのかもしれないが。 「……まぁ、責任合戦してもだしねぇ。 ちょっとだけ、頭冷やしてくるよ〜」 指示についてはまた後程。 飲み込むと決めたけれども、溜まった息を吐き出したくて。 あとは少し、見たいものがあったから。 「行ってきてもい〜い?」 決定については先程言った通り。 ソルジャーであるが故に強い決定権もない。 あとは情報を得られるなら全員蜂の巣もないだろう。 猫に関しては恩人の目が怖かったりもするのだが 決まったものについては何があっても首を縦に振る予定。 懐からお茶会の時に貰った飴を取り出して 気分転換のよに口の中へと放り投げた。 (3) 2024/04/08(Mon) 1:48:13 |
【神】 商人 レオン「そうだね、俺もキャプテンも甘い人間なのは否定しない」 「ただ……それを後悔するほど弱くもなければ、必要とあらば甘さを捨てる事ができる人間だと言うだけさ」 ただ、今はそうでないと思いたい。 「俺はキャプテンほど本音をすべてさらけ出せるタイプじゃないが、それでも言えるだけの本音は言ったつもりだ」 家族が大事だ。 例え、3男坊として商家の役に立つためにマフィアに売られたとしても。 その一抹の寂しさを、この船の人間を家族として埋めようとしているのだとしても、そこに後悔はない。 そして、それを口にすることはないだろう。 「ありがとう。 でもねヴィーニャ……責任は誰か一人のものじゃない。 気付けなかったのはみんな同じだ。 ただ、上に立つものがそれを纏めて請け負わなきゃいけない」 「守りたいんだよ、キミや、みんなを」 情けない限りの本音を垂れ流してはいるけれど、そこはわかってあげてほしい。 自分とて、必要な責任は取るつもりだ。 (G20) 2024/04/08(Mon) 1:57:48 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「ユウィさんに釣り合う男になるには、 広く世界を知る男じゃないと駄目ですもんね。 大丈夫です。寂しいとかはあんまりなくて、 アンタの傍って言う最高の特等席で見られるなら どんな物を見たってきっと、大切にできる」 言葉に聞くだけで浮かんでくる景色がある。 航路の先の沢山の星々。新たな未来を掴むための星。 その景色を見る為なら、俺は、 「俺、どんな事があっても、絶対逃げません」 「この時間が少しでも長く続くように」 「──約束しますよ、俺」 「必死に、精一杯生きて、共に死のうって」 "その時"愛する人が傍に居てくれるならきっと、 死の恐怖さえも克服できると信じている。今も。▽ (-6) 2024/04/08(Mon) 6:06:49 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ懐から拳銃を取り出して安全装置を外す。 もう手の震えはない。これが愛の力かと 先ほど自分で浮かんだ思考の実用の速さに自分で苦笑する。 大丈夫。俺達の目には未来が見えている。 銃口を貴方の胸元に押し当てて、少し顔を上げる。 貴方の口元に触れるだけの、甘い優しい口づけを落として。 「Buonanotte.Sogni d'oro.」 そうして、躊躇いもなく、その引き金を引いた。 どうか貴方のひと時でも見る夢が黄金色の夢でありますように。 最後に思った事は、銃の反動が想像よりも大きくて後ろにがくんと下がり、せっかく二人が折り重なるかと思った距離で撃ったのに、また離れてしまうのかと少し寂しく思った事。 もうひとつは、照れ臭くて言えなかった言葉を 結局最後には口に出してしまったこと。 聞こえてしまっただろうか。気付かない振りをしてくれるだろうか。 答え合わせは全て、夢が目覚めた後に。 「Ti amo. ユウィ」 (-7) 2024/04/08(Mon) 6:13:28 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ狂おしいほどの痛みを感じるのは血の循環が止まった合図だ。体温ごと血液が溢れ出ては悪寒が駆け巡り、視界が暗くなる。 (───、) 脳に何も登らない。思考が鈍る。 ほんの一瞬だけ置かれた状況が吹き飛んで、身体の動くままに近くにいた相手の背へ手を回した。多分こうすればいい。 ジャコモを殺さなくてはならない。 ジャコモを離してはならない。 それだけは確かに身に染み付いている。 頭が働かないなら直感に従うべきで、 今は正しくその時に違いない。 迷わず胸に足の断面を押し付け、撃ち損じのないように勘でも経験でも何でも頼りながら機構を作動させて。 ──そうして心臓を撃ち抜く。その最後の一仕事をやり遂げて、あなた諸共後方に倒れ込み。尾がつっかかって今度は横に崩れた。 (-8) 2024/04/08(Mon) 8:15:10 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ安堵によるものか、命の灯火を燃やし尽くしたのか、 身体が脱力してもう指一本も動かせなくなる。 これよりヒヤヒヤするような鉄火場にはそうそう行き当たらないだろう。心臓を敢えて撃ち抜かせるなんて芸当、二度はやりたくない。 額に唇を寄せる。 眠るには少しだけ口元が寂しくて。 「Per favore」「dormi con me」 ここに至ってもいまだに罪悪感というものは感じるもので。 ファミリーでの暮らし。ヴェスペッラでの旅。 その中でただ一人殺せたノッテの人間があなただけであるということ、 それがどんなに幸いで愛おしいことなのかを噛み締めて眠る。 太陽も夜もない逃避行の先に、 どれだけの時間を過ごしていけるだろうか。 愛の言葉を改めて乞うのが、今から楽しみだった。 (──Anche a me ジャコモ) 本当に。良い命の使い方が出来た。 星の海にて、また出逢うその時を夢見て、 今日のところは満足して瞼を閉じるのだ。 (-9) 2024/04/08(Mon) 8:21:07 |
【神】 仕分人 ナル「……では」 と、長く考えていた仕分人は口を開く。 「私、仕分人は、以上の会議の内容をカポレジーム、 トンマーゾ・コスタさまに報告させていただきます」 この案件に一介のアソシエーテが口を出せるわけがない。 私情を挟むことも異議を唱えることもましてや提案も本来は淘汰されても仕方がない。 自分の言葉には価値がない、だからこそ、その上で納得させる言葉を持ち得る者へと仕分けする。 「私は『怪しいことをしている人間はいないか』と、 この舟内の人間を調べるような司令を出しました。 よって、私はただ一点、 この船での不信行動を全て報告するつもりです」 (G21) 2024/04/08(Mon) 12:06:16 |
【神】 仕分人 ナル「ユウィさまの『重装備の秘匿』『職務放棄』 ジャコモさまの『職務或いは命令放棄の疑い』 エーラさまの『外部通信の記録』『倉庫使用の隠蔽』 カテリーナさまの『通信回線の傍受』『経歴詐称』 ユウィさまとジャコモさまの死亡報告。 アウレアさまとエーラさまの死亡報告」 「以上と、 ……この会議で彼らの処分に対する反対意見でしょうか」 「私がこの舟で見つけてきたデータ及び証言を含めた疑惑です。 それぞれの処分に関しては今までの勤務状況から割り出されるのではないでしょうか」 (G22) 2024/04/08(Mon) 12:09:27 |
【神】 仕分人 ナル「ヴィーニャさまも訴えていましたが、 私には私情が挟まった甘い判断を判別できません。 その上で現時点の意見はファミリーの総意にはならないと判断しました」 人が人たらしめるものに納得と反論が存在する。 都合の良いことには頷き、不満を感じれば首を横に振り口を開く。 「この船で起こったことの責任は、主にキャプテンマンジョウさまとメイドマンレオンさまが取られるとも添えさせていただきます」 AIはプログラムに含まれたデータに沿って代替案をだしているに過ぎない。 理屈ではなく感情で動く人間がその思想に沿っている時点で、言葉のには違う責任が乗るというのに。 「バンカーストレルカさまの中立意見を参考に議会は進行し、処分にこの手で始末をつけるまででもないと判断したとそのままお知らせしましょう?」 ファミリーとして人の命を裁く重みがそこにあるというのなら、正しさを示して見せれば良い。 そこには法も秩序も関係ない。 我らが夜を統べる血の掟だけがそびえ立つ。 (G23) 2024/04/08(Mon) 12:14:14 |
【神】 仕分人 ナル「この判断に反対または……今日までにファミリーに対して謀反を示唆するような言葉を口走ったと自覚のある方は、今のうちに私の口をふさいでおくことですね」 「私を黙らせる方法は金でも信用でもありません。 こうみえて、記憶力いいですから」 (G24) 2024/04/08(Mon) 12:14:27 |
【神】 商人 レオン「一言いっておくけれど、ここで話してることはそれで決定するものじゃないよ。 報告を上げて、それを元に処分を決定するのはボスや幹部の仕事だ。ただ……彼らはここの現状を知るわけじゃないから、こっちからの情状酌量願いを出すだけだ」 それを受け入れてくれるかはわからない。 その上で、キャプテンや自分が取るべき責任も決まるはず。 キャプテンも自分も、それに歯向かう気は一切ない。 そのはずだ。この人ならば。 「だからナルはそのままカポに報告を上げて良い。 嘘をついたり改竄するほうが悪い結果を生むはずだよ」 (G25) 2024/04/08(Mon) 13:20:17 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「あーんストチャンがマジレス……んもー皆お堅いんだからッ!w」 なんて言いながら、忠実なソルジャーには行っていいよ〜wとちょっと汚いハンカチをひらひら。その汚いハンカチで自分の目元を拭い、お天気雨のお嬢さんには微笑みを。流石に今使ったハンカチを使う訳にもいかないので、アルバトロスタソ〜wとまた一声かけて1枚拝借。綺麗な方で簡単に雨を払っておいた。 「……どうでござるかねえ」 雨上がりに放ったそんな言葉は、信念を貫いて、間違ってないと言われても、まあ、やっぱり現実問題、綺麗に収まらないこの状況に零すもので。下から見上げでもしない限りは誰にも見えない眼鏡の向こうで、ほんのりやるせなさを纏いつつ。 「しかし……なんでこう面倒になっちゃうんでござるかねえ……おっかしいなー拙者がまとめて責任被って終わりにする予定だったんでござるが……wwwいや拙者からの報告はそうするんでござるけどwww 勿論ナルタソはそのまま報告しちゃってOKよwwwあ、でもでも出来れば訂正して欲しいのが一点www責任取るのは拙者のみって感じがイイカナーwwwレオンタソは普通に指示聞いてただけだしwwwむしろ被害を抑えた功労者だからwww」 「……しかしトンマーゾおじたんかぁ……wwwいや〜んあの人拙者苦手なんでござるよな〜〜〜wwwメチャメチャ厳しいんだも〜んwwwオタ話もわからんって言うしさ〜www」 ▼ (G26) 2024/04/08(Mon) 17:30:10 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「えーとwwwグチャグチャになったから現状を軽くまとめていくでござるよwww拙者が船の責任者としてこうする予定、くらいで聞いといてくだちw」 「まずナルタソはトンマーゾおじたんに個別で報告!握った証拠とかも含めて!……あ、勿論その証拠類はこっちにも後で回覧しといてくだちいw 情報格差から変な食い違いが出てまた争点になって〜てなると時間の浪費でファミリーの不利益なんで、そこは必要な共有という事でひとつお願いするでござる〜www」 「んで次w各種死亡者、特に純粋なノッテファミリーのアウレアタソの扱い!wwwアウレアタソは功労者兼証人として召喚されるだろうから、アンダーボスに報告次第蘇生されると思うます。その際蘇生に関して何か当人から聞かされてる者は後で拙者に伝えてくだちい。報告書に添えとくからねw無論判断は上がするでござるけど〜w」 「えー他の死亡者……ジャコモタソは心中……まあユウィタソの遺言から考えて他所で蘇生されて逃亡……というか駆け落ちでござるねこれwww参ったな〜wまこれも報告でござるね〜w職務放棄とまあ……足抜けでござるから、当分は追われる身かなあ……拙者からは発見した場合、機密保持と船の人員減少の観点から中・軽度の罰と共に事情聴取と再雇用の願い出、くらいを添えようかな……って感じでござるね。叶うとは言ってないw」 「それからエーラタソとユウィタソ両名は、ソーレ関係者という事で……これらは行動内容と違反したアレコレをきちんと報告するでござるよ。まま、ナルタソの言ってるように『不信行動』でござるからね。各種情状酌量と、ストチャンの中立案の方向での報告も添えると言った所でござるかなw両名の情報についても各位共有・報告するようにヨロw」 ▼ (G27) 2024/04/08(Mon) 18:05:15 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「えーと、んで……リーナタソ!wひとまず今回の取引終了・帰還・報告までは一旦捕虜扱いかなーと言った所でござるね。ただまあ普通に本船人めっちゃ減っててェ……未だにサルガッソーの中でェ……ちょっとマジで困ったら手伝ってもらうかも……しれないでござるね。あの、普通に生還出来ないのが一番困るから。 報告の際は寝返った事、ソーレファミリーの情報、その辺を加味して情状酌量を求めつつ、一応、各拘束装置や嘘発見器、緊急対応装具を使用した『生きたままの雇用』を打診してみるでござる。多分ダメだからその時はストチャン案にシフトするけど。……案が認められた場合、可能であれば責任取って拙者が処刑を行うつもりでござる。最後まで推し続けるポタクとして!」 「えー、で、一番大事なとこなんでござるけど」 「 バグったシステムθタソどうしよっか。 あのー責任の所在とか、各種報告とか今後の人員の配置とか緊急事態が収まったかどうかの取り扱いとか色々あるんでござるけどね?目下メインシステムがあの状態だとマズいワケでして」 あの状態(指差し)。 「言うて拙者多分修理出来はするんでござるけども。……拙者の事信用出来ないから黙って座って自己修復待てって人〜!www挙手〜!www」 ……まあ、どうなるかは結局、あれこれの情報を聞いた上の沙汰次第な訳で。ひとまず大雑把な方向が決まったなら、まずは無事の帰還の為にやる事やらない?そんな空気を醸すオタク・キャプテンの図です。どうですか?クルー諸君の意見を聞いてみよう。 (G28) 2024/04/08(Mon) 18:13:55 |
【神】 商人 レオン「キャプテン」 「貴方はどうしようもない人ですけど、俺は貴方の部下です。 一応右腕のつもりなんですけど」 最初から、一緒に責任を取るくらいの覚悟をしてるんですよ、と。口角を上げて。 「上がどう判断するかはわかりませんけど、一緒に罰を受けろと言われたら受けますよ」 そういえば、個人的に褒美をもらえるみたいだけど何もらおうかなと思いつつも、それはまた別のお話で。 ひとつひとつ問題を精査し、頷く。 「他については異論ありません。 リーナについては……そうしてもらえると俺は嬉しいです。 一緒に交渉の席には立ちましょう」 「システムθについては、この場で修復できなければ、近くに寄港して修復する他ないかと。これに関しては専門じゃないので……本来ならアウレアとリーナの判断を仰ぎたいんですけどね」 アウレアに聞けない以上は今の状態を維持して、寄港。 アウレアの蘇生を優先し、θの修復、または新しいものと入れ替えなどを検討するべきだ。 (G29) 2024/04/08(Mon) 19:30:02 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「いやん♡レオンタソったらお熱いんだからっ♡www いや〜真面目な話、拙者が潰れてもこの船守ってくれないと 困るから一緒に罰を受けないでくれた方がな〜www 船が安泰になるからいいんでござるよね〜www」 こういうとこだけ打算的。実際、判断するのは上だが。 「や、だから拙者行けるよ?修理、行けるでござるよ???拙者サルベージと情報戦のプロぞ?www我、専門ぞ?www機械類弄れない訳ないでござろう???www――はっ!」 もしや、暗に黙って自己修復待てって言われてる!?!?!?wwwwwww右腕からビンタされてる!?!??wwwwwwwうはwwwwwwwおkwwwwwwwww (G30) 2024/04/08(Mon) 19:39:39 |
マンジョウは、っていうか今どうしようもない人って言った!?wwwww (a6) 2024/04/08(Mon) 19:39:57 |
【見】 バンカー ストレルカ「私のメモリの中には メイドマン アウレア様の人格データもございます」 「それを用いて私の思考プロセスおよび メインシステム権限をバンカーから一時的に移譲、 再現を実行すれば 私がメイドマン アウレア様──エンジニアとしての役目を 代行することも不可能ではありません」 メモリの中にはソーレの手の者らのデータもある。 どのような方法でもってシステムθがエラーを起こしたかは それによって明らかになるだろう。 修復方法は、アウレアのデータが教えてくれる。 「カポ・レジーム マンジョウ様の監督のもと 適切な時間さえあれば システムθの回復は十分に可能と推測されます」 (@7) 2024/04/08(Mon) 19:40:49 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「ストチャン有能wwwアウレアタソも有能www」 両手の親指を人差し指だけピーンと伸ばして指差した。 「うーんwww状況が状況だけにwww システムθタソの復旧を最優先事項としwww 拙者監督のもとwwwエミュレートアウレアタソにwww 修復をしてもらうwwwこれが一番かなwww」 「ぶっちゃけ取引や道中別のトラブルの可能性も考えると 今すぐ取り掛かりたいんだけど……いい?www スペースサルガッソーで宙ぶらりんはキツイっすわwww」 いいよね?wwwといいながらもう既に工具取り出してる。 止めなければ修理に乗り出す事だろう。ねっ、アウチャンwww (G31) 2024/04/08(Mon) 19:48:36 |
【見】 バンカー ストレルカ「承知しました。」 「バンカー 思考プロセスを移譲 メインシステム権限を プログラム アウレア・チャーチへ」 「再現を開始」 (@8) 2024/04/08(Mon) 19:52:21 |
【神】 商人 レオン「アウレアのデータがあるなら大丈夫か……」 こいつ、上司の腕をあまり信用してないのでは? ……いや、そういうわけではないのだが、”キャプテン”であるマンジョウよりも、日頃システムに触れているのはアウレアの方だからという話ではある。 「大丈夫そうであればお願いします。 復旧は早いほうがいいですよ」 このあたりは危険だ。 安全な場所に寄港するためにも回復は急ぎたい。 (G32) 2024/04/08(Mon) 20:03:20 |
【神】 黄金十字 アウレア――アウレア・チャーチ。 そう呼ばれたプログラムがバンカーの手により起動すれば、 再現通りのアウレアが、バンカーの姿で口を開く。 『……あれ? 俺様ちゃん呼ばれた? ヤッホー迷える子羊共。 てかカテリーナなんかとっ捕まって…… あっ 』きょろきょろとメインルームを見回しつつ、 部下の拘束を見て何かを察したのち。 『……』『まっ、そんな時もあるよね! ビックリ!』 パチコンとその場はウインクで済ませた。 何かと言いたい所はあるのだが。 今自分がわざわざ再現されているという事は何か仕事なりがあるという事だろうし。 『さて、悪いな手間掛けさせて。 仕事があるなら行くよ、エンジニアが必要なんだろ?』 『積もる話はウチが正式に蘇生してからにしよ〜ね。 chao〜?』 (G33) 2024/04/08(Mon) 20:25:18 |
アウレアは、自分の末路と齎された結果を知っている。 (a7) 2024/04/08(Mon) 20:27:13 |
アウレアは、それでも尚、いつも通りだ。仕事内容を伝えられればすぐに取り掛かるだろう。 (a8) 2024/04/08(Mon) 20:27:26 |
ストレルカは、自分の表情が一度もした事がない動きをしているなあと思っている。バックグラウンドで。 (t2) 2024/04/08(Mon) 20:33:16 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「再現すげぇ〜www」 感想が小学生。 「感心してる場合じゃなかったwww えー状況はまあ大体わかってるものとしてwww」 「一通り現状が落ち着いたので、クルーの蘇生も含めて、 諸々の為にまずはサルガッソーからの脱出を目指しwww システムθタソ復元を開始するという話ですなwww 拙者がサポートする故www大船にwwww 乗ったwww気持ちでwwwwwwwwww 復旧作業にあたってくだちいwwwwwwwwww」 (G34) 2024/04/08(Mon) 20:34:07 |
アウレアは、『アイアイキャプテーン!』……元気だ。ストレルカの姿で。 (a9) 2024/04/08(Mon) 20:54:23 |
【神】 通信士 カテリーナ「マンジョウさん、レオンさん……」 浮かんだのは複雑な表情。 『カテリーナ』さえ遺せれば良いと思っていた私に そこまで気遣って貰えるのは…… 少し困ったような、嬉しいような。 それに私の死まで背負おうとしてくれる、その覚悟も。 ……そこまでされる価値なんて”私”にはないと思っていたのに。 ですが……ええ。覚悟は、できました。 例え生きていられたとしても、そうでなくなったとしても。 その恩と罪を背負って、仕えましょう。 「ありがとうございます。 私にできることがあれば、何なりと。 みなさんが無事に帰れるよう、精一杯働きましょう」 まずは目先の問題から。 私に慈悲を掛けたあなたたちが誤りでないと証明するためにも、 全力を以て努めましょう。 (G35) 2024/04/08(Mon) 21:50:27 |
【神】 通信士 カテリーナ「……。」 こちらに視線を向けたストレルカさんと目が合って。 また困ったような笑みを返す。 その随分とあっさりした驚きの声にも。 「アウレアさぁん、後で懺悔しますぅ。 ごめんなさい、もぉ……。 ……だから、罰、くださいねぇ」 それだけ伝えて、 頼れる上司の幻影を重ねた姿を見守ることにした。 (G36) 2024/04/08(Mon) 21:57:40 |
【見】 バンカー ストレルカ「これではシステムθとの連携セットアップも 再度行わなければなりませんね……」 みょん。 メインルームにストレルカのホログラムが現れる。 つまり、 増えた。 現在アウレアをエミュレートしているストレルカと、 ホログラムのストレルカがメインルームに居る。 何というわけはない、 既に他に脅威が存在しないと判断し、 『格納庫のセキュリティプログラム上のストレルカ』のデータを こちらへ飛ばしてきただけの事。 無駄に器用な事をしている。 (@9) 2024/04/09(Tue) 13:16:36 |
【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ「え!推しが増えた!?www」 *ビーッビーッビーッ* 「アアwww動揺が手元にwwwスマソwww」 さっきからずっとこんな調子です。 幸いな事に修復は進んでいるけど。 (G37) 2024/04/09(Tue) 19:00:33 |
【独】 カポォwwwレジーム マンジョウ「あ〜あwwwなんだかな〜www」 自室の端末前で、いつもの調子で、いつものように。 敵対ファミリーの中枢に古代オタク言語をふんだんに交えたブルスクよりも顔真っ青になっちゃう、そんな解除難易度爆高ウィルスを送り込みながら漏れた言葉。着弾してあぼーん!wwwを確認し、ぎしりと椅子を軋ませた。 「拙者この年になるまでかーなーり貢献してきたつもりなんだけどなーwwwやっぱマフィアって甘くねーわーwwwつれーわーwwwっかーwww」 実際はかつてのノッテの気風を考えれば、甘すぎるくらいの裁定なんだけれども。それでも、『ヴェスペッラオタク』としては思う所もあったりして。 「や〜ほんと……もっと出来る事あったよなー……」 ふと、表情から笑みが抜け落ちて無が覗いて。 ため息ひとつに、頬杖をついた。 (-10) 2024/04/09(Tue) 22:40:22 |
【独】 カポォwwwレジーム マンジョウ「……いけねwwwうはwwwシリアスとか拙者には似合わなすぎるwww前回で学んだはずなのにwwwまたやっちったwwwささwww今日も元気に推し活推し活wwwあwww監視カメラ配信みちゃおwww」 ぽちっとな!www途端に宙に浮かび上がる映像が、幾つもの『推し』達を映し出して。その内何人かは、動くカメラに気付いたのか視線を向けたりするかもしれない。それを見れば、 「オアアwww推しが拙者の事見てるwwwうれしwwwハローwwwあwwwハローwwwハローwwwマンジョウwwwコンニチハwwwカポォハwwwミンナノwwwニンキモノwwwwwwwww」 古代女児向けマスコットのテーマソングに乗せて、頭の悪い歌詞を堂々と歌い始める。そして再度、今じゃ博物館でも珍しいような物理タイピングキーボードに向かい合って。 「よーしwwwパパ敵対組織潰しちゃうぞーwww」 テンションがブチ上がった船長は、今日もノルマの倍近くの仕事を、事も無げに片付けるのであった。 「あ」 「拙者もうカポォじゃないじゃんwww歌考え直さなきゃwww」 いつもの調子で、いつものように。 今日もオタクは、推しを推す。 (-11) 2024/04/09(Tue) 22:40:53 |
【人】 商人 レオン「あ”〜〜〜……疲れた」 システムθ復旧の間も、やらなければならない仕事は山ほどあった。 キャプテンが作業してる以上、報告書を書くのくらいは請け負っていたし、アウレアの蘇生の準備だったり、シュメール星系のどこかへの寄港の準備だったり、船員の統率だったりと目まぐるしいことこの上なかったに違いない。 復旧がなされると、次はキャプテンと共に報告と今後における交渉の席についた。 カポの降格は免れなかったが、キャプテンの地位の維持をとりつけれたことは大きいだろう。 ただ、カテリーナのAI化決定については、随分と落胆もしたようで……。 ウトゥとの取引まで終わらせたこの時、どっと疲れが押し寄せたに違いなく、目の下のクマがその状況をありありと映していた。 (4) 2024/04/09(Tue) 22:41:26 |
【独】 メイドッwワハハwマン マンジョウ「と、ここらでカメラを推し達に向けてみましょうwww 現場の推し達〜?wwwwwwww」 みんな、いつかどこかでどうしてるかな〜?www (-12) 2024/04/09(Tue) 22:43:27 |
レオンは、現在メインルームで半分屍になっています。 (a10) 2024/04/09(Tue) 22:47:43 |
マンジョウは、現場のお死達!?www (a11) 2024/04/09(Tue) 22:49:45 |
ヴィーニャは、キャプちゃんの許可を貰った後にどこかを目指して廊下を歩いていた。 (a12) 2024/04/09(Tue) 22:52:59 |
【人】 捻くれもの ベルヴァ (5) 2024/04/09(Tue) 22:55:10 |
カンアは、システムθの修理後、スペース・サルガッソーを抜けるまでの間、静かにしている時間があった。珍しく。 (a13) 2024/04/09(Tue) 22:58:13 |
【人】 捻くれもの ベルヴァ>>6 レオン 貴方のオーダー通り、濃い目に淹れて。 自分の手元は渡せば手ぶらになる。いつもの事。 「取りあえずは、ってところですか。 今日はちゃんと寝てくださいね。薬も限りがありますから。」 薬で誤魔化すのも限度があり、体に良いとは言えない。 カフェインもそうだけれど、休める時に休んで欲しい、と遠回しな心配をしている。 「それとも添い寝しましょうか?」 なんて。冗談交じりに言ってみたり。 (7) 2024/04/09(Tue) 23:08:08 |
カンアは、あの緊急会議の場にはいなかった。己程度の立場のAIの意見なんて、必要がないので。 (a14) 2024/04/09(Tue) 23:12:31 |
【人】 総合雑務機体 カンア>>マンジョウ 「なんか今生の別れみたいな挨拶したロボけど、 なんかバリバリキャプテン継続で受けピロボねェ。 降格はしたけども、ま〜〜ぁ環境的には誤差ロボか?」 ヴェスペッラの次の航行。 推し活最中か、その隙間でか。 ゆっる〜い雰囲気で彼が話しかけてきた。 (8) 2024/04/09(Tue) 23:13:12 |
【人】 メイドッwワハハwマン マンジョウ>>8 カンアタソ 「おwwwカンアタソだwwwちゃおwww 人生そんなもんオタよwww 環境は全然誤差じゃないオタけどねえwww んも〜仕事増えても迂闊に断れないしwww 拙者部屋据え置きだから他のクルーに やや申し訳ない気持ちもあるしwwwwww いやwwwまあwww使うけどwww」 いつもの奴、いつもの受け答えである。 「カンアタソはどう?www 最近拙者以外にウケピな出来事あった?www」 (10) 2024/04/09(Tue) 23:19:51 |
【人】 捻くれもの ベルヴァ>>9 レオン 「添い寝以外がご所望なら差し上げますが?」 別に貴方が求めるなら拒みはしない。 そういう性分だ、この犬は。 「それが良いと思いますね。 渡したいもの…はぁ、分かりました。 業務が落ち着き次第、伺わせていただきます。」 外の目があるうちはこんな調子。 けれど呼ばれるなら、貴方の部屋へと足を運ぶのだ。 夜の、落ち着いた頃合いに、必ず。 (11) 2024/04/09(Tue) 23:24:35 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「まあ…システムθも落ち着いたみたいですし、沙汰も決まって来たとなれば、ですかね。」 キャプテンも居るし、1日くらいは大丈夫だろう、と。 この船医も思う訳で。 まさか怪我人も増える事はあるまい。 居たとしても自分が出張る必要のないものだろう。 「では、また後程に。」 そう言って別れて、夜の事。 貴方の部屋を約束通りに訪れる男がいた。 (-13) 2024/04/09(Tue) 23:49:47 |
【独】 palla ヴィーニャ廊下を歩き向かうのは、行き損ねていたその場所。 足取りはと言えばそう軽くもなく、 歩くたびに少しずつ猫の背は丸まっていく。 ――着いた先は、数日前に賑わいを見せていた公園だ。 その中では桜の花びらが舞い、薄桃の絨毯を作り、 そして、いまだ変わらぬ形で猫たちが並び続けていた。 そう、変わらぬ形で。姿で。…家族の、ままで。 ハイウォッチに触れ、一枚の写真を表示する。 そこには今と同じような風景が映されていた。 それを見ながら、 ガリ、と口の中で随分小さくなった飴をかみ砕く。 「…………甘い、」 前に貰って食べたときはおいしく感じていたのに 何だか今は甘くて――甘すぎて、煩わしさを感じるよな。 そんな複雑さを感じてしまう。 (-14) 2024/04/09(Tue) 23:56:57 |
【人】 総合雑務機体 カンア>>10 マンジョウ 「ハッ、挨拶忘れてたロボ。 ちゃ〜〜おキャプテ〜〜ン!! 変わらぬご尊顔を拝見できて光栄ですわ〜〜!!ロボ」 扇子らしきものを広げて高笑いのポーズ。 ロ〜ボロボロボロボですわ〜!! 「で、最近ロボか〜。 ん〜〜キャプテンと比べちゃうと、 その方面で言えば滅多なことってねェロボね」 「掃除ロボ一機がなんか水撒き癖がついちゃってて 間の船のメンテでデケェ水溜まりを作ってたくらい? アウレア様の所に連行したロボ」 船及びAI達の動作確認諸々のメンテナンス時に、 嫌がる(?)掃除ロボを引きずる彼が見られていたらしい。 カメラの映像記録はもしかしたらあるかもしれないしないかもしれない。 (13) 2024/04/09(Tue) 23:57:00 |
【独】 palla ヴィーニャ断熱ドーム内の猫の家族をじぃっと眺める。 あの時のよな温かさは今、ここにはない。 暫し眺めた後、自らが作った 不格好な猫だるまを断熱ドームから取り出し、 腕を高く持ち上げて遠くの天井に近づける。 「……楽しかった、ねぇ」 「…だからこそなんだろうなぁ」 組織を思えば告げた言葉に嘘はない。 それは恨みや許さない、そんな感情故ではなく 自らがマフィアであるからこそだったのだから。 ここにあるのはただ、寂しさだけ。 ひとことくらい、なんて……難しいのは分かっている。 (-15) 2024/04/09(Tue) 23:57:14 |
【独】 palla ヴィーニャ「一緒にお酒飲むのだってしてないしぃ、 手料理……は、お互い様だけどさ〜ぁ」 このワインはただのお詫びの品であり、 何か対価を返してもらうためのものでもない。 足元にあるちゃっかりジャコモの部屋から取ってきた それをこつんと蹴り飛ばし、 続いて、 手の中の猫だるまを薄桃の絨毯へと叩きつけた。 (-16) 2024/04/09(Tue) 23:58:05 |
【独】 palla ヴィーニャ「………はぁ、」 すっかり壊れてしまったひとつはもう、 元の形に戻ることはない。 今のこの船の状況のように。…猫の家族のように。 そのままぱたりと絨毯に倒れこんで、また溜息ひとつ。 ごそがさとポケットを漁り小さなケースを取り出して、 すっかり音をなくしたそれを軽く振り手から滑り落とした。 「……つかれた、なぁ」 震える指先も、重い体も、投げだしてしまいたい。 滲む汗を乱暴に袖で拭って、体を横に丸くなる。 (-17) 2024/04/09(Tue) 23:58:26 |
ヴィーニャは、会議が終わるまではそこにいた。 (a15) 2024/04/09(Tue) 23:59:32 |
ヴィーニャは、終わる前には――そこから移動して。 (a16) 2024/04/10(Wed) 0:00:05 |
【人】 メイドッwワハハwマン マンジョウ>>13 カンアタソ 「挨拶出来てエライね〜〜〜〜♡www アッwwwなんかオシャレな物持ってるwww どこで買ったんwwwいいねwww」 「水撒き癖。……あ〜〜〜〜ナルタソが言ってた デッケェ水たまりの!wwwそれはウケピwww あと連行お仕事もありがとねwww オイルさしたげよかwww拙者がwwwちゅっとwww」 多分今夜それを見てひとりで推しの仕事シーンwww とか言うのだろう。 (14) 2024/04/10(Wed) 0:03:23 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「いらっしゃい、座って」 その日の夜も更けた時間帯。 約束通り訪れた部下を、昼間よりは少しだけマシになった笑みで出迎えて、あなたをいつも通り中へと促す。 ソファを勧めて、貴方の好きな甘めのホットミルクを差し出して、ようやく一日が終わったなと実感した。 「やっと落ち着ける。 しばらくは薬の世話にならないようにしたいとこだね」 (-18) 2024/04/10(Wed) 0:40:48 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「お邪魔します。」 外面も鳴りを潜めて。 貴方の前では、素を見せる。 ホットミルクを受け取って、ソファに座って一口。 「なりそうになっても、もう処方しないからな。 無理やりにでもベッドに寝かせてやるよ。」 笑いながら、言って。 「それで、渡したいもの、って?」 (-19) 2024/04/10(Wed) 0:56:12 |
【独】 仕分人 ナルもし他人から評価されることがあるのならば。 元来のこの人格はどちらかと言えば甘い人間だ。 その意見と意志を一ミリも出さずに過ごす事ができるのは、 単にファミリーとしての勤めを果たせと命令されているから。 生きるためのルールに則って生きているからに他ならない。 見つけてしまったその証拠を、 自分だから こんなに報告が遅くなったことを分かっている。何も言わないように黙らせてくれたら、ストレルカを破壊してくれたら、解決にはならなくとも一先ず彼らの罪を知る人間はいなくなる。 そう考えることは甘さ以外になんと言えるだろう。 不器用な人たちだ、と一言でまとめきる。 こんな、宇宙の塵のような不満と不幸が積み重なって嫌になった。 「……、死んでいれば」 今よりもっと被害が広がっていたのか。 はたまたもっと何かが変わっていたのか。 この舟のために、ファミリーのためにがむしゃらに動いて、結局、全員を楽にさせる選択肢が取れなかったことだけがわかった。 (-20) 2024/04/10(Wed) 8:02:59 |
【独】 仕分人 ナル信じたかった人がいた。 大切で大好きだから、あなた達には自由に生きていてほしかったのに。 忘れられない人は友人と呼べていた者共に消えてしまった。 命をつなぐ恩人はきっと唯一人を信じ、この先も悔いのない人生をゆくのだろう。 そのどんな地獄の果であろうと彼らは納得をするのだ。 適材適所とはよく言うが、仕分人はその細い線が嫌なほど見えている。 彼らがファミリーに仇なした時、救う術をこの手は持っていない。 「何言っても無駄じゃねぇか」 「立場が違っても平気って、何を根拠に言っているんだ」 「お前とダチなのは永遠に変わらねえ?」 「一生信じねぇよお前のことなんか」 嘘つきだったらよかったのに。 話しても納得しない者に、話さないで納得するわけない。 自分以外の人生に口を出す権利などない。 ならばこの先必要なのは、彼らの選択を害す能力と決意なのだ。 (-21) 2024/04/10(Wed) 8:05:17 |
ナルは、会議室を出たあとは、仕分人に充てがわれた部屋でお茶を飲んで (a17) 2024/04/10(Wed) 8:06:14 |
ナルは、自室の崩れ倒れたガラクタ箱を思い出せば、綺麗に片付くことは二度とないのだろうなと笑った。 (a18) 2024/04/10(Wed) 8:08:35 |
【人】 仕分人 ナル「アウレアさまの技術は勉強していますので、 人間のチェックが必要なものはこちらもどうぞ」 仕分人もロボットの整備や点検はAIの彼ら囲まれながらこなす事ができている。 難しいものは万能AIアウレア・チャーチinストレルカに尋ねればすぐで権限さえもらえてしまえば活動の範囲は広げられた。 「権力ってすごいですよねー」 そうオトモくんに話しかけながら壁に突っかかっていたドローンを抱えて廊下を歩く。 今持っている全員全員の記録データと、2つの人格データ。 どうこう出来てしまうのが現状で、答えなんて決まっているのに。 「何を迷ってるんでしょうね、私は」 自分にも甘いなぁと呟きながら思考の逃げ道を探している。 クッキーまた買いに行こうかなとか。あの子とお茶会しに行こうかなとか。今のアウレアさまに円周率聞いたら何処まで答えられるのかなとか。 (15) 2024/04/10(Wed) 8:21:55 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ>>-19 「そうは言っても無理を通さないといけない事もあるから」 今回は落ち着いたとは言え、仕事は増えたし乗員は減った。 拠点に戻り新しいメンバーを迎えるまでは、忙しい日々は続くだろう。 流石に薬を常用するほどではないだろうが、トラブルがあればまた処方してもらうこともあるはずだ。 勿論、状況を勘案して考えてはくれるだろうけれど。 「うん、渡したいものが2つあってね……1つ目はこれ」 昼間話していた事を問われれば、机から1枚の書類を出して貴方の前に。 どうやら、報告を上げ今後の話し合いをしていた際に交渉をしていたようで……。 「辞令。お前は明日からソルジャーだよ」 「……ソルジャーにはまだ必要はないから正式なものじゃないけど……やる?」 「俺と」 「 血の掟 」 (-22) 2024/04/10(Wed) 9:07:17 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「分かってる。」 だけれど程々にして欲しいな、なんて。 医者の視点と心配する心二つで笑いながら。 「は?」 そうしていたら聞こえたのは己の昇進。 青天の霹靂、とはまさにこの事で。 「…俺、そんなに貢献した覚えはないんだけどな。 何というか、勿体ないというか。」 どうせ、自分が欲しいものがないから頼んだんだろう。 貴方との年月で、何となくそれが分かる気がして。 「いいぜ。あんたとなら、やるよ。」 貴方となら、どこまででも。 どこにも行かない、と約束をしたから。 (-24) 2024/04/10(Wed) 9:22:42 |
【独】 ディーラー アルバトロス「貴殿らセキュリティアップデートしない?」 言いながら打ち込んでいるのは、 黒服の同僚たちの安全を優先した意見具申。 システムθに異常を検知した場合接続切断、 機能制限したセーフモードで稼働する安全策。 「B級の優先順位が低いのは承知しておりますがね。 航宙中は欠員補充もできかねますし── なんか磁場嵐でエラー吐く 可能性も否定できず」内側からの攻撃については触れず。 「ま。これでも心配しておりましたとも。 あとスタンガンのバッテリーが尽きました」 今から緊急停止は無理でございますよ、 なんて嘆息する様子はやたら人間くさい。 (-23) 2024/04/10(Wed) 9:29:33 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ>>-24 「お前は、十分に仕事を全うしているよ」 「それに……今明らかに人員が足りてない。 ユウィが抜けた分の補填は今いる人間でやるしかないだろう」 アウレアは蘇生されるが、船を降りてしまった人間はそうはいかない。 ソルジャーになると今以上に責任を負う立場にはなるが、少しだけ、自分の肩の荷を任せることも可能になる。 「勿論、一人でやれという意味じゃない。 俺のものであることは変わらないよ、お前は」 YESの言葉に、くすりと笑みを浮かべ。 針を取り出すと、親指をぷすり。血が滲む。 貴方もどうぞと針を差し出し、溢れ出てきた血を見せつけた。 (-25) 2024/04/10(Wed) 9:42:33 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「お褒め頂き光栄です、なんてな。 欠員の補充はまあ、確かに。」 差し出された針を受け取って、己の親指に突き立てる。 血が滲んだのを確認すれば、貴方のそれに、重ねて。 「ああ。レオンのところから動く気は無いな。 何があってもどこにも行ってやらない。」 血の掟と共に、改めて誓う。 貴方のものであり、貴方の傍から離れない。絶対に。 血が混ざりあって、約定が交わされる。 (-26) 2024/04/10(Wed) 9:53:12 |
【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ「リーナさま」 そのお茶会がいつもと違うのは見張りがあること。 人の目がなくとも記録され、ちょっとした秘密の話は出来なくなってしまったことだろうか。 「体調は如何でしょうか! いつもよりは休めたかもしれませんが、 舟は如何せんいつもより揺れましたから。 ああ、今日は質問を2つほど持ってきただけなので、お時間は長く取らせません。 それと何か知りたいことがあれば私の可能な範囲で答えることはできますよ!」 (-27) 2024/04/10(Wed) 11:45:47 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「アウレアさま」 ようやく落ち着いた船内、いつもの作業場でその意志に声をかけてみる。 「今って円周率何桁ぐらい言えますか」 その質問に上司に向けることが悪ふざけとは思っていない。 元のアウレアと再現されたアウレアどの違いを測ってみているのだ。 (-28) 2024/04/10(Wed) 11:52:00 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル『あれ。ナル君おつかれ〜? 円周率聞いてどうすんのん? 言えるけども。 3.14159265358979……3? アレ? 次なんだっけ』 パッと顔を上げて見えるのは、 アウレアの顔ではなくきっとバンカーの顔だ。 振る舞いはアウレア本人のそれであるから、 普段のバンカーの振る舞いと比べると随分違和感がある、かも。 『こんくらいしか暗記してねぇや。 計算すりゃ行けるんだろうけど…… コイツ のCPUに負担掛からん?』コイツ、と指してポンポンと自分の胸を叩いた。 普段ならば分からなくなった時点で、 『マ知らなくても生きてけますからね』と笑っていただろう。 計算のしようがあるのは少し機械的だったが、 自分以外の負担を気にするのはいつも通りだ。 (-29) 2024/04/10(Wed) 13:14:40 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「十分ですよ、むしろそんなに暗記してるんですね。 いつものアウレアさまでよかったです。 もっとロボロボしてたらどうしようかと思いました」 そして気遣う所はいつも通りで安心すると、ほっと息を吐けば数日前とは違う落ち着いた表情であなたと会話する。 もっともこれが記憶に残るかどうかはわからないが。 「アウレアさま、先日預けたメモリーなんですが」 あ、と声を上げてオトモくんに周囲へ音を消すように設定する。 ストレルカ内に残るかもしれないが、この際然程疚しい発言はしないので気にしなかった。 「このような事件の顛末で多くの始末がある以上 本気でぶち壊してしまった方がいい気がするのですが! 中身が割れなければただの遺品です。 要りますか? あのデータ」 (-30) 2024/04/10(Wed) 16:51:48 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル捜査が済んで鳥籠となった自室で。 普段のように囀ることなく、ぼんやりしていた金糸雀の下へ 運ばれたティーセット。 それらを緩慢に眺めていると掛けられた声に、顔をあげた。 「あ、ナルさん」 思い出したかのように、笑顔を作って迎える。 「絶好調です!って言いたいとこですけどぉ、 困ってます、あんまりに暇でぇ……。 なので、ゆっくりしていっても良いんですよぉ。 とりあえず、先に質問どうぞぉ」 用意されたお茶に、今はまだ手をつけずに。 (-31) 2024/04/10(Wed) 21:05:51 |
【秘】 バンカー ストレルカ → メイドッwワハハwマン マンジョウシステムθが復旧し、事の次第の報告が済んだ後。 此度の件の処罰が決定される前、 あなたがまだカポ・レジームである時の事。 『カポ・レジーム マンジョウ様。 お休み中失礼いたします。 折り入ってお話したいことがございます』 『10秒のカウントダウンののち応答がなければ 緊急事態と判断し物理的処置を行います』 「カウントダウンを行います。10、9、8……」 音声通信によるメッセージののち、 あなたの部屋の前で物理的処置のカウントダウンが行われる… (-32) 2024/04/10(Wed) 21:35:30 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ>>-26 「ふは、この役目を他のやつに持っていかれなくてよかったよ」 混ざりあった血をぺろりと舐めて。 特別な誓いを貴方からもらえてよかったと、そう思う。 それからと。同じように机に置いていた小さな箱を取り出して、貴方の前へ。 「もう一つはこっち。 まぁ、おまけみたいな物だけど」 差し出した白い箱の中。 見ればそこには犬の形をしたあみぐるみが一つ。 プラチナブロンドの色をメインに、服もどこかで見たようなそれ。 言わずもがな、貴方を模したもので。 「あげる。……とはいっても、お前はあまり喜ばないかもしれないけどね」 最初はノッテに来た頃、寂しさから手慰みに作っていたものだった。 今ではただの趣味になって、可愛いものが好きでこっそり愛でるだけだったけれど。 随分前から貴方には隠していなかったし、ガラクタのような物だとしても祝いの品としては一番適当に思えたのだ。 (-33) 2024/04/10(Wed) 21:49:09 |
【秘】 バンカー ストレルカ → UNK-403 エーラ「演算開始」 「ハロー エーラ」 此度の件の処罰が決定され、船は規定通りの航路を行く頃。 ストレルカはあなたに問い掛ける。 新たに名付けた名前でなく、敢えてその以前の名前で。 責任は自身のオーナーであるカルロ・サントーロにまで及んだと そう聞かされても、バンカーは 「承知しました」と一言返しただけだった。 「想定していたよりも、私からあなたに与えられる自由は ずっと少なくなってしまうかもしれません」 「…………」 「エーラ。あなたにとって、 ノッテファミリーとはどのような場所でしたか」 「くだらない飯事遊びのようでしたか。 温い家族ごっこのようでしたか。 長い年月を経て腑抜けきった老猫でしたか。」 「ただ、それだけでしたか」 これは、応えがなくとも構わない問い掛けだ。 (-34) 2024/04/10(Wed) 21:58:24 |
【秘】 バンカー ストレルカ → UNK-403 エーラ「…アソシエーテ ナル様の仰る通り この船の船員の意見だけがファミリーの総意ではないのです」 「本件をアジトへ持ち帰れば、意見は割れることでしょう。 あなたたちのしたことを、ソーレファミリーを ノッテの脅威と捉える方は少なくないでしょう。」 「そうしてを警戒を新たにすることでしょう」 「あなたたちのしたことは、無かったことにはなりません このスペース・サルガッソーに葬り去られることはありません」 「良くも、悪くも」 あなたたちがここで生きて居た事は。 そうして残した爪痕は、 「いつまでも。」 無為ではなかったのだ。 (-35) 2024/04/10(Wed) 21:58:55 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル『ロボロボしてないよぉ、 アウレアちゃんはアウレアちゃんだもん』 最期に記憶していた時よりは、幾分か柔らかい表情。 こいつは無事でよかったな、なんて頭の片隅で思いつつ 『ああ、……アレな』 オトモ君はあなたの言う事を素直に聞いて、 電子音の後に望まれた挙動をする。 思考と共にハートのフレームを上げようとして…… 今は掛けていない事を思い出し、すぐに手を引っ込めた。 『そうだな……お前がそうした方がいいと思うなら、 俺の方で責任を以て処分しておくが』 『私共としても、駄々を捏ねてまで保存しようとは。 第三者に見られれば貴方の不利にもなるでしょう』 『いいのか?』 そういう風に、あなたの提案には『Yes』を返す。 最終確認の疑問符を添えて。 (-36) 2024/04/10(Wed) 21:59:12 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「案外嫉妬深いんだな。」 自分だけの、というくらいだから。 独占欲はそれなりにあるのだろうと思っていたけれど。 そう言われると悪い気はしなかった。 「…はは。秘密って言ってたの、これだったのか。」 おまけ、と渡された中身を見て、目を瞬かせる。 次には、口元に笑みを浮かべて、穏やかな表情になった。 「嬉しくない訳ないだろ。 こんな、手のかかるもん…良く作ったな。」 大事そうに抱える。 世界で一つだけの、宝物だ。 (-37) 2024/04/10(Wed) 22:26:26 |
【人】 総合雑務機体 カンア>>14 マンジョウ 「ああコレは〜、工房の人が趣味で作ったヤツロボよ。 ロボが気合いを入れると模様を変えられるロボ」 紙と木で出来たシンプルなもののように見えていたが、 まばたきの後には金属光沢を放つ鉄扇になっていた。 無駄に技術が高い。 ジャパニーズエリアの職人すぐこういうことする。 「キャプテンも人生そんなもんオタって言っても 逆風に負けずがんばっててえらえらのえらロボね〜♡」 「えらロボけども世が世なら 『きゃ〜〜のび太さんのエッチ!!』って 言われること間違いなしロボよオイル差し」 世が世なら(AIに様々な権利がある世であったなら)。 実際にはそうではないので、ちゅーっとしたとして 訴えられはしないが、彼個人はこう言うらしい。 差そうとしていただろう、ロボに人気のオイルは調達済みだろうか? 普段通りに近い若干冷めた対応ではあるが、 用意があるのなら当然彼が拒否することはない。ロボットなので。 (16) 2024/04/10(Wed) 22:40:40 |
カンアは、「セクハラはんた〜い」 適当なことを言った。 (a20) 2024/04/10(Wed) 22:41:04 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「退屈ですかぁ。 差し入れはおもちゃのほうがよかったかもしれないですね」 「じゃ、あまり楽しくない方から片付けちゃいましょう。 今回の事件のことです。 主犯が誰であったのかと、 他に事を起こそうとしている方がいるか。 件の三人は、元々長い間三人で密に協力してこの舟を荒らそうとしていましたか?」 それ以上もそれ以下でもない質問であった。 あなたが嘘をつこうと仕分人はきっと何も言わない、聞いたままを何処かに報告することだけがうかがえる。 「リーナさまの主観で結構です!」 (-38) 2024/04/10(Wed) 23:09:54 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ>>-37 「嫉妬深いさ」 「……ずっとね、何も思わなかったわけじゃない」 貴方が他の人のところで抱かれているのは知っていたわけだし。 それについては仕方のないことと割り切ってはいても、それでもだ。 まぁ、自分とて必要とあらば身体を使っていたのだからおあいこだけれども。 「お前をソルジャーに上げようとは以前から考えていたから。 祝いの品くらい用意しておこうと思ってね」 喜んでくれたようでよかった。 ほっとひとつ胸をなでおろして、くしゃりとその頭を撫でた。 その表情はお互いに穏やかなもので。 「お前は部下で、可愛い犬だけど。ちゃんと人間で、俺のものだよ。だからこれからは、……我慢しないで」 思ったことを言って、甘えていい。 身体が寂しければ、いつだって。 「俺もお前のものだからね」 (-39) 2024/04/10(Wed) 23:14:20 |
【秘】 カポォwwwレジーム マンジョウ → バンカー ストレルカ「ぐをーぐをー」 いびき。システムθの復旧に多少なりとも頑張りを見せたし、 報告もまあ中々胃が痛く。陳情に大泣き、情状酌量の訴え、 秘匿財産の2割の支払いなどしたのでかなり疲労したオタクだ。 疲労しているという事は結構深く寝入ってる訳で、 つまりドアをドンドンしたり大声を張り上げたりしない 礼儀正しきバンカーの音声通信は少しのラグを以て実を結ぶ。 具体的には残りカウントが2、くらいの辺りで 「ふが?」と目を覚まし、1、くらいの辺りで眼鏡をかけた。 「ストチャン?どうしたでござるかンも〜拙者に添い寝でも頼みに来たのでござるか〜オーナーにメチャ怒られるでござるよ〜」 ストチャン?ど、の辺りでカウントダウンが0になったと思う。 (-40) 2024/04/11(Thu) 0:00:17 |
【人】 メイドッwワハハwマン マンジョウ>>16 カンアタソ 「え!!www面白www迷彩機能でござるか〜?www やはり同郷の連中はこういうの好きですからな〜www」 勿論このオタクも大好き。 じゃなきゃストチャン端末あんなことにならない。 「逆風に負けてたらカポにはなれないオタよ〜www でも褒められたら悪い気はしないオタ〜www」 「えっマジ?拙者のとこの工房普通にやってたわ…… ヤバ……あれじゃん、『スキンシップのつもりだった』 みたいな。よくあるおじさんが若い子にやって メチャクチャ死ぬ程ひたすら怒られる奴」 「いや〜そしたら買ったのマズったでござるなあwww 混合オイルの中でも稼働部位の滑らかさを上げるタイプの AIマシンアームに注入しても大丈夫なのでござるが…… うーんwwwまあwwwカンアタソならwww 自分で注入も出来るかwwwセクシャルがwww ハラスメントしちゃまずいしww渡しとくでござるwww」 ぺこ、とアームで取れる位置に、潰れなくも柔らかな素材のボトルを置いた。結構お高い奴だが、最高級ではないくらいのライン。もしかしたら降格が響いたのかも。 (17) 2024/04/11(Thu) 0:16:42 |
【秘】 バンカー ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウジ ャ キン!! ブレード状に変形したバンカーの足先はドアへ向けられ── 「──失礼いたしました。 万が一の想定の上としても刃を向けたこと、 謹んで非礼をお詫び申し上げます。この処罰は如何程にでも」 元通りになったのち、下ろされた。 緊急事態の場合は所謂 ずんばらりん を試みるつもりだった。尤も、カポ・レジームの自室のドアが どの程度の強度であったかはやらねばついぞわからぬこと。 「重ねて非礼を承知で率直に本題から入ります」 「まず膝を折って、その場にお座りください」 「ジャパニーズエリアで言うところの『正座』です」 声色は相変わらず穏やかに。 述べる言葉は淡々と。 寝起きの相手にすべき話ではないとは百も承知の上。 けれども早々にしておかなければならない話だった。 「結果的に、現状今回の仕事そのものは 概ね無事に終わると予測されるとはいえ、です」 (-41) 2024/04/11(Thu) 0:31:40 |
【秘】 バンカー ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウ「改めて、 この危険地帯、スペース・サルガッソーにて 実質的な漂流にも近しい事態に陥ったこと。」 「裏切り者の存在を看過していたこと。 また、緊急事態発生後の──俯瞰して甘いと言える対応。 それによって、バックアップにより復帰可能でこそあれ ファミリーの一員にしてヴェスペッラのエンジニアである メイドマン アウレア様を失ったこと」 つらつらと事実を述べる。 バンカーという中立的な視点から見たそれを。 「たとえカポ・レジームとて、 あなたの命ひとつで始末がつく話ではありません」 (-42) 2024/04/11(Thu) 0:32:08 |
【秘】 バンカー ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウ「……ゆえに」 「生きてください。」 「そうして、責任をお取りになってください。 長い時間をかけて、再び信用を築けるその時まで。 それがどれだけ長い時間を必要とすることかは 人間であるカポ・レジーム マンジョウ様にも 計算するまでもなくおわかりになるでしょう」 「それでも」 「あなたにならできると、私は信じています。」 「以上となります。仰られたいことがありましたら、どうぞ」 (-43) 2024/04/11(Thu) 0:32:39 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「……駄々をこねない程度には欲しいんですかね」 ぽつと呟いて、ちょっとわざとらしくそれでいておかしそうに笑う。 「私嫌な想像よく当たるんです。 正直、その中身には性格の良し悪しよりもっと複雑なものが入ってそうです」 「……でも、なんだか。 そうしてうまくいってる姿を見て羨ましくなりました。 分けてしまったほうがうるさく言われないのに、 みんなと顔を合わせられる方が自然な暮らしであるのに。 たとえ、そこに元のあなたがいなくても。 不幸には見えなくて」 「……うるさく言われたら戻ろうだとか、 ちょっとは人格ごとに生きやすいように7、8人家族になるとか。そういった事は考えないんですか?」 (-44) 2024/04/11(Thu) 1:03:46 |
【独】 連なる恒星 ユウィ「────ふう」 昏倒した追手たちを壁際に転がし、壁に体重を預けて一息ついた。殺してはいけない、ただの無力化。自己満足にこれほどまでの気力を払っている。 選択には責任と後悔はつきものだ。 もっと賢ければよかったのかと思い悩む時間は、昔よりずっと増えた。 ソーレに飼われることも、ノッテに飼われることも、自分は選ばなかった。生まれた時からついていた首輪を引きちぎったつもりで、鎖は今でも体の至る所を縛っている。これからもずっと過去に囚われ続ける。 あれこれ考えるまえに、自分の得意なやり方でいけ、と教わったことがあった。 頭が良くないから。マフィアらしい精神でないから。何も考えず仇なす者はその手で潰せ、と。 それがどうだ。ただ暴力を振るうままなユウェルはもういない。 余計な思考を抱き、相手を殺さないように手加減して動く、粗暴になり切れなかったただのユウィだ。 自分は勿論聡い方ではない。だが何も考えていない馬鹿なわけではない。 「もう何時間で難民たちの護送。 ソーレ絡みの作戦の情報が入ったからそれの精査に、 見かじめ料交渉への立ち合い…… に。追加で入った"ゲスト"の接待、か。どう割り振るかな」 連絡を護送団に入れ、通話しながら機器を耳と肩で挟み、 それから追手どもを纏めて担いで、足早に合流地点へと向かう。 自分よりもっと上の人達が割り振ってくれていたことは、 全部自分でやらなくちゃいけなくなった。こればっかりは向いてないが仕方ない。 コネや資金は打撃を受けたものの、この先を歩くための分は十分残っているのも幸運なことだった。 (-45) 2024/04/11(Thu) 1:07:02 |
【独】 連なる恒星 ユウィ「……腹に抱え込まず相談をするのも大事、ってか」 縛り付けてくる鎖から、無理に逃げ切るつもりだってない。 向き合い続ける。生まれた時からマフィアである己が選ぶことに誰もが幸せになる方法なんて残っているわけがないのだから、だからこそ“やりたいことをする”ことだけはできる。仮初の平穏なんてものは必要ない。 そうして命を、尊厳を守るなら。巡り巡って、誰かの人生を救うこともできる。愛と共に教えてもらったことだ。 これ以上誰も裏切ることはない。 それが恵まれていると知れた、何に忠義を誓っていたかを知れた、あの作戦には自分にとって大きな価値があったのだと思う。 ソーレの上司のことを思い返す。 仲良しを語るだけでは見向きもしてもらえない。 ノッテの上司のことを思い返す。 敢えて人情を語らなければ、人の心は動かせない。 ならば人情を通すための、それだけの力を身につける。 武力も、財力も蓄えて、 全てと対等な目線で顔を突き合わせられるようになってから、 改めて会いに行く。次は──ファミリーではなく、けれど反逆者としてではなく、ただ真っ当な人間のツラを見せに行く。自分ならきっと不可能ではない。 旅程は長ければ長いほどいい。 腐れ縁の野郎どもや、大切な相手と共に往くなら猶更だ。 (-46) 2024/04/11(Thu) 1:08:42 |
【独】 連なる恒星 ユウィ「次の目的地は海が綺麗らしいね?」 いつの間にか目を覚まし、反撃のチャンスを窺っていた奴に獰猛に笑ってみせる。青ざめた表情をみて一層笑みを深めた。沈められるとでも思っているのだろうか。 星を渡るついでの旅行には古来より道連れは必要だし、 世は須らく情けをかけるべきであるだけなのだが。敢えて説明する必要もあるまい。 これから先、真の安寧が訪れることはない。 陽の光や夜の帳から離れて、 身を焼くような熱や恐ろしい暗闇に襲われても、 誰にも守られずに立ち向かわなくてはならない。 それでも、自分たちはただ蹂躙されるだけの、 それっぽちの小さな星なんかではない。 (-47) 2024/04/11(Thu) 1:09:41 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「そりゃあ…悪かった。」 対する此方は何も知らなかった。 貴方は誰にでも優しい上司である、と思っていたから。 今はもう、違うのは勿論のことである。 「最高のプレゼントだよ。 そんな前から考えてたなんて、知らなかったけど。」 9年も一緒に居たのに、知らないことだらけで。 撫でられるのもなんだか、くすぐったい。 「本当に、あんたって人は…」 手を、貴方の方へ伸ばした。 顔を、引き寄せようとする動きで。 (-48) 2024/04/11(Thu) 1:10:07 |
【独】 竜は星として群れる ユウィ「───さあ行こうか。 我らが護送団 "シアーメ・メテオリコ" へ」 寄り合えば何にも負けない輝きとなって、宙を駆けていく。 数多の願いを乗せて運ぶ───流星群となろう。 (-49) 2024/04/11(Thu) 1:11:23 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「今度遊びに来てくれる時は 図書室から本を借りてきてくれるとうれしいですよぅ! 技術系の雑誌でも、星の物語でも、旅行ガイドブックでも。 あ、ナルさんのおススメがあれば、それでもいいですよぉ」 事件の話になると、途端に語り口は 硬質な、機械的なものへ。 「……。 1つ目、3名とも等しくソーレからの指示を受けていました。 立場上の、という意味で上下はありますが…… それぞれ異なる役目を与えられていたと、理解しています。 ですので、主犯というと答えが難しいです。 2つ目、知りうる限りではありますが、 船内でほかに関与している方はいません。 3つ目、結果的に潜伏期間は長くなりましたが、 それが計画通りなのかは分かりかねます」 「……先ほど、立場上と言いましたが、 私はソーレでもアソシエーテの扱いですので……。 今回の計画の全容を知っているとは言い辛いです」 (-50) 2024/04/11(Thu) 2:45:59 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「成程、……良かったというべきでしょうか。 統率が取れた部隊が他に居なければいいのですが」 ぶつぶつと呟けば、視線をずらしてまた戻して、考える仕草を止めた。 真剣そうな表情から一転、「では」と言葉を一つ置いて。 「そのようにお伝えしておきますね。 処罰は決まりましたが、情状酌量の余地はまだあります。 私はカテリーナさまについて調べきっていません。 ご家族の仇の方も調べ切るのも時間の問題でしょう。 それよりこれまでの仕事への貢献量を調べる方が膨大な量を整理するので手間がかかりそうです」 ぺらぺらと息継ぎを細かにしながら、あなたに聞き取りやすいような言葉遣いを。いつもの仕事口調でありながら言葉の語調は柔らかだ。 「そうやって、あなたのことを早く調べ切って。 この バックアップデータ をそのまま残してもらえるように申請するつもりです」ここにと取り出したのは、手のひらに収まってしまう程のメモリーだ。閲覧権限はない、しかしそれでも、重要証拠のバックアップとして存在している。 「簡単には許してもらえないでしょうが、 十数年、出世すれば私もいくらか権限はもらえます。 思考を覗かれ続ける生活がずっと続くのも、 いつものように内緒話できなくなるのも、嫌ですよね?」 → (-51) 2024/04/11(Thu) 3:37:37 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「その上で」 「2つ目の質問です。だから、ですね。 ――例のお返事を今話すか、いつの日かに話すのか。 どちらがいいでしょうか!」 (-52) 2024/04/11(Thu) 3:38:48 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ>>-48 「ん……」 身内には誰にでも優しいのは確かに間違いではない。 身内ではなくとも、仕事に関係する人間にも優しくしてきた。 が、それは自分が最も求めた”家族”だと思おうとしたからこそである。 引き寄せられるまま顔を落として。 至近距離に白金の瞳が揺れている。 何を求められているのかは察しているつもりだから、静かに視界を閉じて唇を重ねた。 「うん、それでいい」 家族は家族でも、以前とはもう意味が少し違っていて。 欲しいと思っていたものを手に、柔らかく目を細めた。 求められる喜びをくれるのは、きっと、貴方だけだ。 (-53) 2024/04/11(Thu) 7:56:01 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル『そりゃ俺様ちゃんはなんでも欲しいから? いらねえ我儘は言わねえよ』 肩を竦めてふっと笑う。全く人間らしい動作だ。 『不幸にゃ見えねえだろうよ。 だって自分を不幸と思った事ねえもん』 『やってみれば案外上手く行くもんだ。賭けだったが……、 形さえ何とかなってりゃ後で補強はどうとでも』 『ヨソから見ればただの変わり者で済む。 俺達は全員納得している。だから何も問題は無かった』 『……正直』 ふ、と遠くを見つめる。 『考えなかった事は無い。俺様ちゃんが皆を縛ってる。 怖いからな。こいつら勝手に死にやがったから』 『一緒に居て危ない時は俺様ちゃんが護ってやればいい。 ……死ぬときは一緒に死ねばいい』 最初から六つの義体にそれぞれを納めればよかった。 それをしなかったのは、我が身を箱舟としたから。 『でもそれって、俺様ちゃんのただのエゴだ』 『皆が良いって言うからって甘え通しじゃあいけねえ。 機を見て元に戻っても良いんじゃねえかとは、思うよ』 (-54) 2024/04/11(Thu) 9:27:39 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン引き寄せたそのまま、唇を重ねて。 それは触れるばかりのものだけれど、顔が熱くなるのを感じた。 「……そんなあんたが、誰よりも一番、好きだ。」 零す小声は、貴方に聞こえてしまうかもしれない。 そうしてからすぐに、ホットミルクを飲む事に意識を傾けた。 「話が終わったなら、もう寝ろよ。」 疲れてるだろ、なんてそっけないのはいつもの様子に見えた。 (-55) 2024/04/11(Thu) 14:50:03 |
【人】 総合雑務機体 カンア>>17 マンジョウ 「"行うことが当然であろうとも、 努力を認めない理由はありませんね?" …なんちて〜ロボ」 システムθの真似。精度はバリ高である。 「今は世が世でないからヘーキロボよ。命拾いしたロボね」 ケラケラわらって扇子をぱちん。そのまま内に収めて。 そんな時代が来ようとも、人間に近い感性を持っていないAIは 現在のように問題なくオイルをさされるだろう。 (18) 2024/04/11(Thu) 19:57:38 |
【人】 総合雑務機体 カンア>>18>>a21 マンジョウ 「ロボにィ? ありがとうございますロボ〜〜! けど別にいいロボに〜〜〜。 ロボに貢いでもなんにもならないロボよ?」 も〜と言いながら置かれたボトルを拾えば、 自分の中にしまい込んだ。 「ロボは別に特別報酬をもらったからって言って 特別やる気を出したりだなんてしないロボからね!」 (19) 2024/04/11(Thu) 19:58:58 |
カンアは、「それはそれとしてカタモミとか要るロボか?」 (a22) 2024/04/11(Thu) 19:59:22 |
カンアは、お調子者の皮を被っている。 (a23) 2024/04/11(Thu) 19:59:32 |
カンアは、総合雑務機体。意味のあることも意味のないことも考える、AIじゃなかったAI。 (a24) 2024/04/11(Thu) 20:00:53 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ>>-55 「……知ってる」 「俺も、お前が誰よりも一番、好きだよ」 赤く染まった顔を見下ろしながら、呼応するように呟いて。 少し冷めてしまったかもしれないねと、ミルクを飲む様子を眺めては微笑う。 「折角明日は朝寝坊ができるのに、もったいないなぁ……」 ちゃんと明日は1日ゆっくりする時間を確保した。 ここまで忙しかったのだからとなんとかもぎ取ったに近いが、いい加減限界だったのだから当然だと思っている。 それもこれも、今夜をゆっくり過ごしたかったから……なのだけれど。 「添い寝で我慢できる?」 「俺はちょっと出来ないかも」 (-56) 2024/04/11(Thu) 20:16:14 |
【秘】 カポォwwwレジーム マンジョウ → バンカー ストレルカ「んも〜今開け ストチャン? 今ジャキンって言ったよね?wwwえ?www しかも刃って言った?wwwもしかしてアレ?www ヴェスペリウム合金の奴使おうとした?www」 今戻したよね?wwwなどと言いながら扉を開いた。 よかったずんばらりんされなくて。 「え?www本題?wwwえ、正座?アッハイ」 なんか有無を言わさない感が凄い。カポもこれには即正座。寝起きに部屋の出入り口でAIショタ相手になにやってんだろうと思わなくもなかったが、事実の列挙にそれどころではなくなったので大人しくしていた。 「……やー……wストチャン随分言うようになったでござるなあw 見透かしたように言っちゃってもうwww まあ、腹斬って詫びてどうにかなるなら 今頃ノッテもソーレもハラキリマフィアになってるかww」 「……ところでそれ、拙者に長生きしろって言ってる?ww ストチャンもデレ期かあ〜?wwwまあ――」 「推しに言われたならしゃーない。その代わり! ストチャンも自分を大事にするように!www それから……アルタソ、もしかしたら今回のアレで 分離されちゃうかもしれないでござるから〜……」 (-57) 2024/04/11(Thu) 21:18:42 |
【秘】 カポォwwwレジーム マンジョウ → バンカー ストレルカ「ごほん……この度は星間航行船ヴェスペッラにご乗船頂き、 まことにありがとうございました! 当船はシュメール星系を巡り、ちょっといけない取引の後に 遥かセントラルコスモスへと帰還致します! 星海を渡る素敵な日々を送る手助けが出来たなら幸いです! そして、勿論!キャプテン・クルー一同、 『また』のご利用をお待ちしておりますぞ!」 「……ナンチテwww宇宙旅行はどうでござったか〜?www 拙者長生きするから、もし船から降りる事になっても また来て頂戴ねwww拙者ストチャンと待ってるんでねwww」 (-58) 2024/04/11(Thu) 21:24:31 |
【人】 メイドッwワハハwマン マンジョウ>>18 >>a21 >>19 >>a22 カンアタソ 「んんwww今完全に本人……本システムかと思ってwww 焦ったでござるwww真似上手いねカンアタソwww」 ケラケラ笑うのはこちらも同じ。 いつぞやのササナキとも同じような笑いをしたのかも。 「推しに貢ぐのは拙者がやりたいだけでござるからwww お礼やらの為ではないんだな〜これがwww オッwwwやる気をwww出さんのか〜いwwwwww」 いつも通りにそんなやりとり。 誰に対しても同じ顔。皮か本物かは別として、お互い様。 数年後の未来もわからないのも多分、お互い様。 だからまあ、たぶん、お別れする時まで、 まあまあ楽しくやるのだろう。お互いに。 (20) 2024/04/11(Thu) 22:08:43 |
マンジョウは、カンアのアームを揉んだ。「お客さん凝ってますね〜w」 (a25) 2024/04/11(Thu) 22:09:28 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「へっ?」 それはもう、間抜けな声が漏れた。 飲んでいたミルクで噎せそうになるくらいに、動揺する。 「あ……レオンがそうしたいなら、俺は… いいけど… 」疲れてるんじゃないのか、と言いながら。 そう言われると断る気は起きないし、嬉しくもあって。 顔はますます、熱くなった。 (-59) 2024/04/11(Thu) 22:09:48 |
【秘】 バンカー ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウ幸いにしてあなたが扉ともども刃の錆になる事は無かった。 とはいえそれが意図しないものだとしても、 AIが人間に危害を及ぼしかねない状況ともなれば どのみち緊急停止プログラムが機能しただろうが。 「────、……」 ともあれ、あなたの云った言葉には 言うなればやや人間的に、目を瞠るようにして。 そして、そっと目を閉じる。 (-61) 2024/04/11(Thu) 22:42:35 |
【秘】 願われた子 ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウ「──はい。」 目を開く。表情はより人間らしさを増して。 「この船で、あなたたちと過ごした7年間は いつだって昨日のことのように思い出せる、 輝かしい日々だった。誰にだって胸を張ってそう言えます」 あなたの前に膝をついて、 今はアンドロイドだからかも、なんて笑って言う。 「もちろん、大変なこともあったし…… マフィアだもの。悪いことだって、しているけれど。 それでも、それがあっての今だから」 「ありがとう。僕は、それからきっと、ストレルカも。」 「愛しています。 家族を、あなたたちを、このヴェスペッラのすべてを。 これまでも、これからも、ずっと」 AIは人間の為に作られたものだ。 だからそれが人間を愛するのは至極当然の道理で。 けれど非科学的な話をするならば、 このアンドロイドは8年間の学習の末、それとはまた異なる形で、 「Ad astra per aspera. 人はいつか星に追いつきます。 どれだけ時間がかかったとしても、 この宇宙で、またいつかお会いしましょう」 あなた達を愛している。 (-62) 2024/04/11(Thu) 22:46:32 |
【秘】 バンカー ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウ「…ユーザー名 アルフォンソ・サントーロからのメッセージは 以上となります。」 「ひとつ訂正するとすれば、きっと、ではなく 確かに、と言うべきでしたね」 ひとつ瞬きののち、表情や声音はまた常と同じものに戻る。 けれど彼方の星となった人の残した言葉を 否定はせず、寧ろ肯定を示してこそいた。 「お立ちになってください。カポ・レジーム マンジョウ様」 手を差し伸べる。 これ以上の反省は必要ないし、これからする話にもそぐわない。 反省が済んだなら次に必要なのは歩き出す足なのだ。 「お疲れの所を大変失礼いたしました。 それでは、どうかごゆっくりとお休みになってください」 (-63) 2024/04/11(Thu) 22:47:35 |
【秘】 バンカー ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウ「おやすみなさい」 「おとうさん」 こんな呼び方を出来るのも、 きっとこれが最初で最後になるだろうから。 (-64) 2024/04/11(Thu) 22:48:02 |
ストレルカは、敢えてAIらしからぬ言い方をするならば── (t3) 2024/04/11(Thu) 22:48:16 |
ストレルカは、そんな気がしたのだ。 (t4) 2024/04/11(Thu) 22:48:34 |
【秘】 カポォwwwレジーム マンジョウ → バンカー ストレルカ「……二人して泣かせにくるでござるな〜www」 その声はちゃーんと、鼻声だ。ずるびび。 顔を拭く前に手を取って、よっこらせと立ち上がり。 はふん、と一息。 「……拙者独身を貫く……というか相手いないんでござるがwwwまあ生涯独身の予定であるのにwwwこんな立派な息子が出来ちゃったwwwあwww処女懐胎かもwwwってwwwんな訳あるかーいwwwwww」 今日もいつもと変わらず、いつもの調子。 はいはい、あんがとねーwwwなんて言う傍ら、 (-65) 2024/04/11(Thu) 23:29:37 |
マンジョウは、「ありがとう、ストレルカ」「ゆっくりおやすみ」 (a26) 2024/04/11(Thu) 23:30:42 |
マンジョウは、何度目か、頭をぽんぽん、として。普段と違った笑みを見せた。 (a27) 2024/04/11(Thu) 23:31:27 |
【秘】 カポォwwwレジーム マンジョウ → バンカー ストレルカ「……拙者にこういうの似合わねーかなーwwwやっぱwww アルタソまたね!wwwストチャンもお疲れ!www 二人共あったかくして寝るんだよ〜www なんかあったらまた起こしに来てクレメンスwww あwwwドア切断は勘弁ねwwwネッwwwwww」 そうして、手とサイリウムをふりふり。 きっとあなたが去って、その小さくて頼もしい、 『息子』の背中が見えなくなるまでそうやっていた。 (-66) 2024/04/11(Thu) 23:34:26 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ>>-59 「疲れてるけど」 ずっとここのところは忙しかった。 寝る時間もないくらいに。 だからこそ、貴方が寂しがってるんじゃないかとも思っていた。 だけどそれ以上に。 「あんまり触れられなかったから。 それに……我慢はしないほうが気持ちよく寝て、明日元気になれるよ、きっとね」 赤みを増した頬を撫でて、嬉しそうに笑みを増して。 ホットミルクを飲み終えたのを確認したら、あの日と同じようにベッドに誘うのだろう。 その夜の時間がどれほど長く続いたかは二人にしかわからないが、翌日はきっと、朝ご飯に二人が起きてくることはなかったはずだ。 (-67) 2024/04/11(Thu) 23:43:15 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル真剣に考えを巡らせるあなたをじっと見て……いると、突然雰囲気が変わった。内心当惑しつつも、話に耳を傾ける。 「え、ぇと。 どうして、そこまでしてくださるのですか?」 妹の仇、私のこれまでの仕事。 勿論、私もできることはするとしても 調べきるのは容易ではないはず。 そんな手間のかかることを私なんかのために わざわざしなくとも良いはずなのに。 それだけでなく、”私”のデータを残して…… その後の事も考えているような、口振り。 ……マンジョウさんやレオンさんからの指示でしょうか。 ですが、彼らの権限ではなく、ナルさん自身の権限で為そうとしているように聞こえました。 それ故の、問いでした。 (-68) 2024/04/12(Fri) 0:55:39 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「ア・ウ・レ・ア・さぁん?」 作業場にひょこっと顔を出すのは 警備ロボを引き連れた部下、だったはずの女。 「今お時間、大丈夫で……や、大丈夫じゃないですよねぇ」 だから、エミュレートなんてしている状況なのだし。 「……ん〜……それでも、ちょぉっとお話したいんですけどぉ。 ダメ、ですかぁ?」 (-69) 2024/04/12(Fri) 1:08:57 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「リーナさまが好きだからですが」 無論自分の権限でなければ望む結果は得られない。 ナルが欲しいのは情状酌量などではない、あなたの完全な肯定であった。 「……相応の価値を見出しているからでしょうか? 私が恩を売った際に、見合うものをくださる方です」 「愛情やお金を与えて何も返ってこない人より、 よっぽど律儀で責任感があって真面目です」 淡々と説明し続けて、ううんとうなれば眉を下げて息を吐く。 「私、物事を情熱的に言うの苦手なんですよね」 「ユウィさまの様にスマートに助ける力も技術もなければ。 キャプテン達のように上に口添えする権力もありません。 理想を成すために時間と手間がかかります」 「 あなたの時間を下さいって言った、でしょう……。 貰うためにできる事をやろうとしてるだけですよ」 (-70) 2024/04/12(Fri) 13:38:22 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「 えっっ ”ナルさんの心がまだ変わってなかったら” そう前置きしたはずの。 てっきり無くなってしまっていると思っていた話、だったのに。 その答えが、このあまりにまっすぐな言葉だなんて、 すこしも思っていなくって。 明らかに狼狽を見せてしまったのは、『カテリーナ』か それとも『アンジェリーナ』か。 ……いえ、その両方でしょうか。 少しばかり煩い心臓の音を宥める様に深呼吸。 ……それが無駄だとすぐに気づいて、 「ふふ」 「ナルさんが情熱的じゃない、なんて。 そんなことないですよぉ」 「私には誰の、どんな言葉よりも情熱的、に聞こえました」 「どこまでもまっすぐな言葉で、想いで…… なんか、すっごくナルさんらしいです!」 思うままを口にした。 そして、席を立ち、座っているあなたの傍らへと。 「だから……」 「だから、」 今答えても、いいですか?と尋ねた。 (-71) 2024/04/12(Fri) 15:09:30 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『ん?』 『あ!! カテリーナオメー!!』 声の主の方に振り返るやいなや、 バッと勢いよく立ち上がり指を差した。 『んだよ聞いてやるよお前の話なんかいくらでもよ…… いいよぉそろぼち終わりそうだから。座れ!』 そして慌ただしく椅子を出してきて、 あなたに腰掛けるように促した。 対するこちらはその前で腕を組み仁王立ちをしている。 『で? お話って?』 説教でも始めそうな雰囲気でもある。 (-72) 2024/04/12(Fri) 18:25:10 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「…馬鹿。」 悪態のようにも、照れ隠しのようにも見える呟き。 けれど共にベッドへ向かう表情は分かりやすくて。 きっと貴方の予想は間違っちゃいない。 そうして交わし合う夜はきっと、暖かくて。 心地良くて、幸せだったに違いない。 甘い夜に身を浸し合ったら 次に目覚めた時はきっと、へとへとになっているかもね。 けれどベルヴァは言うだろう。 今までで一番、幸せだって。 (-73) 2024/04/12(Fri) 19:18:08 |
【鳴】 商人 レオン――さて。 もう使うことはないと思っていたこの回線。 まだ使える、3人だけの秘密の会話。 「ねぇ、思ったんだけど」 唐突に切り出す上司が一人。 「俺とベルだけじゃあんまり使ってる意味はないから、これからもずっとキミを交えて3人で話していたいと思うんだけど、どう?」 (=1) 2024/04/12(Fri) 19:27:24 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「はいっ!カテリーナですっ!」 ピッと手をあげて答えた、瞬間。 警備ロボが反応してすぐ腕を拘束される。 一定以上の急な行動は、今の状況では禁止事項。 すぐに降参の意を示して、しおしおになった。 「いたぁいぃ……いいんですかぁ? ありがとうござまぁす」 お話を聞いてもらえるとの返事に、少し緊張の様子で 腕を拘束されたまま、用意された椅子に座る。 が、目の前で立ったまま見下ろすあなたの迫力に 再度しおしおになった。 「えぇと、ごめんなさい、と。 懺悔したいことがあるんですけれどぉ……。 まずは現状の報告、からでしょうかぁ」 どれだけの情報共有を受けているか不明のため、 あなたがいなくなってしまった後の状況を伝える。 「……というわけで、ひと段落はした?のですけどぉ……」 報告を終えると緊張に手を握りしめ、 それでもあなたから目を逸らさずに。 「私がアウレアさんや皆さんのお仕事を増やして、 そして……そうなってしまっていることの、犯人です。 謝って済むことじゃないですけど、ごめんなさい」 (-74) 2024/04/12(Fri) 20:05:11 |
【鳴】 星になった カテリーナ「それって……」 きっと、私が私でなくなる時まで寄り添ってくれる気なんだろうな、と理解をして。 けれどそれを口に出してしまえば、この優しい上司は胸を痛めてしまうだろうから。 「お二人の惚気をたっくさん聞かせてもらえるって いうことですかっ!?」 努めて明るい声で、そんな返事を通信に乗せた。 (=2) 2024/04/12(Fri) 20:09:46 |
【鳴】 商人 レオン「ここは内緒の話ができるから、上に遠慮なく言えるでしょ」 「ごめん。正式に結果を大きく変えることができなくて」 「でも……俺はそれなりに色々なことを知ることが出来る立場だから」 だからあなたのデータの所在は知ってると暗に含ませる。 それをどうこうする気もないし、協力する気すらあると。 現に、貴方に処罰は苦しまず、身体に影響を大きく与えないものを計画しており、その後の身体は個人的に伝手と取引をして、密かにコールドスリープさせる予定で進めている。 本人の身体が残っている事は、蘇生の助けになるものだから。 「はは、惚気を聞きたければ何時間でも話せてしまうけど、それはキミが胸焼けしてしまわない?」 だけどそれを、口にすることはない。 (=3) 2024/04/12(Fri) 20:41:34 |
【秘】 商人 レオン → カポォwwwレジーム マンジョウ「まったく、俺も責任を一緒にとれば、メイドマンまで降格することはなかったでしょうに」 そうしたとしても、レオンが降格することはなかっただろう。 カテリーナ無力化の功績との相殺のような形として。 だけどそうはならなかったからこそ、ベルヴァの昇格願いが直ぐに通ったのだから、あまり強くは言えないのだが。 メインルームでいつものように仕事をこなしながら、いつものように推しを眺めている上司を見やって苦笑する。 「今日も精が出ますね、キャプテン」 「個人的にいただける褒美、どうしようかずっと考えてたんですけど」 いいですか、と。 問いかけを投げた。 (-75) 2024/04/12(Fri) 20:47:18 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『あ。オイオイ、厳しいな……あんまり痛くしてやるなよ』 まあそんなものか、と拘束する警備ロボを見る。 あなたが座った後も同じ体勢で、 腕を組んだまま一部始終を聞いていた。 アウレアもまた、あなたから目を逸らさず。 『謝れてえらい』 『って褒めてやりてぇところだが。 やろうとした事がちと大きいなあオメーら。 部下に置きながら気付かなかった俺様ちゃんも悪いが、 人んシマでよくもまあやらかしてくれたな?』 腰を折り、あなたに顔を近づける。 組んだ腕は腰に当て、声を潜めて、しかしはっきりと。 → (-76) 2024/04/12(Fri) 21:06:22 |
【鳴】 星になった カテリーナ「レオンさんだって、”上”なんですよぅ? 話しやすいから忘れそうになりますけどぉ」 「……謝らないでください。 マンジョウさんとレオンさんの気持ちは…… よく分かってますから。それに……」 「……。」 通信の向こうで無言で頷く顔は微笑と苦笑の間。 知られていたとしても、問題は何もなくって。ただ、その事でもまた負担をかけてしまうことの申し訳なさだけが、気になるだけ。 ――今はその密かな計画を知る由はなく、それを知った時は……またあなたたちへの感謝と敬愛を深めることになるのだろう。 「もちろん、問題ありません!コイバナ。大好きなのでっ! って、ベルヴァさん?大丈夫ですかぁ?」 (=5) 2024/04/12(Fri) 21:06:28 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『今回はお上の許可が下りれば提案通りの 情状酌量も組まれるだろうが……』 低く。 『 ――本来ならば俺様ちゃんが殺してやる所だ。 ノッテとしての矜持と上司としての責任を以て。 生きていたら処刑の進言をしていたよ』 『お前、運が良いよ……感謝しておいた方がいい。 今ヴェスペッラに居る奴らが優しかった事』 『そしてお仲間が俺様ちゃんを殺しておいてくれた事!』 死人に口は無いものな? そう囁いて、くつくつと笑いながら体勢を戻した。 → (-77) 2024/04/12(Fri) 21:08:34 |
アウレアは、ノッテファミリーのメイドマンだ。 (a28) 2024/04/12(Fri) 21:08:56 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『まっ、ここに残るってんならアウレアちゃんも嬉し〜♡』 『二度と裏切らないよね、カテリーナ?』 そしてコロッと表情を変えてにこやかに。 いつも通り。あなたの上司のいつもの姿だ。 (-78) 2024/04/12(Fri) 21:09:23 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「だい、じょうぶだ……」 声が若干遠いのは起き上がりながらだから。 大分動揺したのか声が震えている。 そりゃあ惚気話を此処で延々とされたら 自分の心が死ぬ。無理。恥ずかしい。 「通信は別に、使うのは反対しない。 惚気はちょっと、勘弁してくれ… 恥ずかしい…… 」 (=6) 2024/04/12(Fri) 21:23:49 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……っ」 近づいた顔に、低い声に、一瞬。 ほんの一瞬、怯えの色が浮かんで。 けれど視線は逸らさず、表情も真剣なものをあなたに向ける。 「そうですね、皆さんには感謝しています」 発された声は感情を抑えたように、平たく硬質な声。 あなたには、ここの人たちにはあまり聞かせたことのない、声。 「でも、」 「それでもよかったのかもしれません。 私のしたことは、それほどのことですから」 もちろん、死ぬのは怖い。 怖いけれど……怖いから、こそ。 あなたとエーラにそれを与えたことへの後悔が、 止められなかったことへの後悔が、今も胸に渦巻いている。 「はい。『カテリーナ』がアウレアさんを。 皆さんを裏切ることはないでしょう、きっと」 いつもの表情へ戻った上司と裏腹に。 罪人は静かな声と薄い表情で頷きを返した。 (-79) 2024/04/12(Fri) 21:31:35 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『ふうん』 『判ってんじゃねえか。それならいいよ』 ぶらり、腰の手は楽にして言葉と声音はアッサリと。 『とはいえ然るべき報いは与えられるわけだ。 それなら俺は文句も無いし』 『お前のことは赦すよ。お前が誰だろうと』 アウレアが嫌うのは報いの無い事。 そして罪科と裏切りそのもの。 それを犯した人間自体を憎む事は無く。 『AIになるって言ったっけ。 お茶会出来なくなっちゃうかなぁ……』 そう呟くアウレアに、やはりあなた自身への恨みなども無く。 『……大丈夫だよ』 『AIだってデータだって生きてるんだからさ……。 殺す羽目になんなくてよかったとも思う』 『カテリーナ』だろうと、そうでなかろうと。 目の前に居るのは可愛がっていた部下そのもの。 あなたの身を案じてもいる。 (-80) 2024/04/12(Fri) 21:54:29 |
【鳴】 商人 レオン「はは、ベルが恥ずかしいみたいだからあんまり惚気は話せないなぁ」 「……。 まぁ、誰がどう考えようと、リーナも俺の身内だから。俺が甘いのは当然」 裏切りを知ってなお、その考えが変わらなかったのは。 他でもない貴方であったからだと、そう思う。 レオンは交渉において、人を見る目には長けている。 敵の間者だと知っても、そこには理由があることも、落ち着いて話せばどうにかなると思っていたことも、自分たちを決してあの場で傷つけなかっただろうことも予測していた。 それはこの船でのやり取りがあったからであり、手を伸ばせば敵との間で苦しませずにすむのではないかと、そう考えていた……から。 「だから、待ってて。 きっと、 大丈夫だから 」 (=7) 2024/04/12(Fri) 22:10:37 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……赦しに、感謝を」 今度は監視役を刺激しないように、 緩やかな動きで、頭を下げて。 「そうですね、一緒にお茶できないのは残念です。 でも、お茶を淹れるくらいはできますから。 お茶を持って行くことも」 下げていた頭は戻ったが、 今度は視線が僅かに下へと沈む。 落胆を示すかのように。申し訳なさを表すかのように。 「心配、してくださるんですね。 やっぱりアウレアさんは、お優しいですね」 真っすぐに結ばれていた唇が、 その端だけを僅かに上げて、微笑った。 「……聞いてほしいことが、あります。 懺悔、なのかもしれません。 でも、お願いも、あります。 あなたの優しさに、”私も”甘えても良いでしょうか?」 (-81) 2024/04/12(Fri) 22:35:10 |
【鳴】 星になった カテリーナ「ダメですかぁ?ざぁんねん♪」 残念がってはいるもののくすくすと笑って。 また、ベルヴァさんの可愛いところがひとつ見れました。 「もう……本当に甘いんですからぁ。 それに開き直っちゃってますしぃ……。 お返し考えるの大変なので、ほどほどにしてくださいねぇ?」 既に返せない恩ばかりなのに。 返せる時間もそれほど多くは無いのに。 ほんのすこしだけ、欲が出て。 けれど、本来ならこの優しさも 『カテリーナ』に与えられるもの。 だから、”私”は……。 私も生きたい、なんて。願えません。 「はぁい、『いいこ』にして。 待ってまぁす」 わるいこ、はもう少しでいなくなりますから。 (=8) 2024/04/12(Fri) 22:59:01 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「……その言葉だけでなんだか十分です」 それならば、いつか過去の自分と向き合ってあげるのもいいのではないかと思い始める。 それを決めるには少しお金と時間がかかりそうだが、どうにかしてくれると信じられる人がいるから。宝くじぐらいに。 「それでなんとかなってしまったのも凄いですね。 仲がよかったからか相性が良かったからか……」 「……皆を縛ってる、ですか。 今回みたいなことが尚更、ですよね。 一番はじめのあなたの感情で今の形になってるなら、 やっぱり皆さんに話は聞きたいです」 死というものを知ったのだ、心に負担がないはずがない。 余計に皆と離れがたくなってしまったのならそれはそれで話す機会があった方が良いと思って。 「ええでは、帰ったら一先ず人格のメンテナンスをしましょう! 私、アウレアさまにはできる限り健康でいて欲しいんです。 知らず知らずのうちに疲れているかもしれませんし、 一人で管理してちゃ危ないですよ。色々、たくさん。 人格データなんていつバグが起きるかわかりませんし、私ももっと勉強しますから」 「だから、無事に帰ってくるのを待ってますよ」 「一人も落とさず仲良く戻ってきてください」 (-82) 2024/04/12(Fri) 23:00:22 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『…………』 普段と違う声のトーンに、振る舞い。 いつもとは違うあなたのその様子を、 それでも何も言わず、アウレアは受け止めて。 『おう。聞いてやるよ』 今度は屈むように膝を曲げて、 さっきまでとは逆、見上げるようにあなたを見る。 『懺悔を聞くのもシスターの仕事さ。 甘えられるうちに甘えておくもんだぜ』 そう言って、立てた自分の両膝に頬杖を突いた。 (-83) 2024/04/13(Sat) 0:25:31 |
【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア「カンナさま、ご機嫌いかがでしょうか」 船内も落ち着き到着の目処が立った頃、もうすっかりオトモくんを連れ回す姿がこなれてきたらしい仕分人があなたの元を訪れる。 「今日は私のお部屋にでも招待しますよ。 凄い汚んですが、良い感じの物がいっぱいで!」 というのは前置きで、一先ずは無事に解決しましたので報告をしにきました。壊されないで良かったですね」 (-84) 2024/04/13(Sat) 0:36:06 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル『今回のは俺様ちゃんのせいでもあるけど〜? ……ま、二度も三度も別れたくはないよ。 仕方のない事は仕方ないって、わかってはいるけどな』 逃げれば命だけはあっただろうに、 逃げずにいたのは自分の判断だ。 自分以外の皆も、それを許してくれただけで。 死ぬのは怖くない。けれど別れは耐えがたい。 寂しさには終ぞ慣れなかった。 けれどそろそろ自分も大人になるべきだろう。 どんな海を揺蕩った舟であれ、錨を降ろすべき時がある。 『メンテ? いるか? まあ一応不備があったら嫌だしな。 ……してくれるなら、ありがたいよ』 『大丈夫、だって俺様ちゃん達は強いから! ご安全に戻って来てやるよ。……ああ、そう』 『オトモ君の中に、もう一個人格データが残ってるんだよ。 俺様ちゃん……アトラが マフィアになる前 のデータ。その子もメンテしてあげてくんない?』 (-86) 2024/04/13(Sat) 0:41:29 |
【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル>>-84 「ロボ? 御機嫌ようロボ ナル様〜」 船内がある程度落ち着いた頃ともなれば、 彼もまた普段と変わらず、意味もなく廊下を走行していた。 「とー。あー、そうロボねェ。 乗員の皆様方におかれましては め〜〜ちゃくちゃ働いて大変お疲れ様でしたロボ」 「壊されなくって良かったのは本当そうロボね!! 結局バグでちょ〜〜っと思考領域が アボンしたヤツがいくらか出たくらいで、 機体の損傷自体は全体的には軽微だったロボか」 全体的な損害を思い起こすように首(?)をひねる。 不要な動作。 様々がまとまったのはいい話ロボね。 今は気を抜いていい時ロボから気を抜いてよ〜〜!ロボ」 手の役割のアームを突き上げて。 お部屋ご招待には「光栄ロボね〜〜」と言い、 あなたについて行く構えだ。 (-88) 2024/04/13(Sat) 1:00:11 |
【秘】 メイドッwワハハwマン マンジョウ → 商人 レオン「いやいやwww推しに責任とらせるとかwwwポタクの風上にも置けませんぞwwwそれにwww拙者別にwww立場とかどうでもいい……、よかったでござるからなwww」 まあ、ちょっとした心境の変化もありつつ。同格になってなお変わらぬ敬語の右腕に、今日も変わらぬ調子のオタクのキャプテン。ある種この部下あってこの上司ありと言うか、なんというか。順不同。 「そりゃwww拙者がやればやるだけwwwこの船の評価もあがりwww少しでもwwwクルーの自由が利くようになればwww万々歳でござるからなwwwまあwww監視の目が緩む事はないと思うけどwww」 「おっwwwレオンタソのワガママタイム!?www勿論勿論wwwつってもwwwもうちょい早ければなーwwwもっと自由に色々出せたでござるがwwwその辺考慮してwww貰えたらなーwwwツッテwwwwwwささwww遠慮なくwwwどうぞwwwwww」 (-89) 2024/04/13(Sat) 1:05:28 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「これが私ですからね。 偽ることが出来ない、不器用な人間だと自覚しています。 あと5年、もしかしたら10年もすれば流石に…… 冗談も言えてわがままやおねだりも聞ける身体になっていると思いますが」 「その証明はAIに判断して特訓して貰うとして。 いつかのあなたには驚いて貰うことにします」 処罰の先に待ち受ける物を軽く受け止めていない、故にしばらくはどちらのあなたにも会えないと解釈をしている。 それほど思考は分けているし、新しいあなたとの出会いも受け入れている。 だからこそ諦めずにあなたの帰りを待てると、どんなあなたともうまくやっていけるとこの口は言えるのだ。 「勿論」 何年後になろうとも答えはきっと変わらない。 うぬぼれじゃなく、あなたのことを信じているからそう思える。 時間の牢屋に閉じ込められた後も、長い眠りのその先、 瞳を開ければきっと同じように開けた星空がみえるはずだから。 「断ったら嫌ですよ?」 近づく音に身体を向けて、真っ直ぐにあなたを見つめて見せた。 (-90) 2024/04/13(Sat) 2:02:17 |
【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア「バグと言えば、カンアさまがおかしくなるとどんな口調になるんでしょうね。 いつも私より敬語でない話し口調が上手ですから、単純に気になります」 あなたの出自を知っているからこそ、デフォルトというデータが異常の基準になる。 今日の処分になった彼女達と似たようなものに見えるのは確かだが、記憶の有無がやはり違うのだろう。 つまり何かを望む意思があるのなら実際それは初期のプログラミングか、夢のようなもので。 本来のAIには発生し得ない、人間を元にしたAIの弊害になるうるバグだ。 「ついてきてくださったところでやって貰うのは運送の仕事なのですが!」 あなたは特にいやがりはしないだろう。 ひとつひとつにラベルのついた箱がその部屋には点在している、どれもエーラが貼って置いてくれた物で、片付いている物と片付いていない物が一目瞭然だ。 「あの箱と、こっちの箱を整備の方の元へ! 人間的に言えば想像の3倍以上重たいので一つずつ載せてくださいね」 指さしで指示をしながら自分は退いて椅子の上へ。 一度片付けをしたらしいその部屋の床は再びガラクタが散らばっていて、普通の人間が踏んでしまえば怪我をしてしまうだろう。 「そうだ、カンアさま。 私やりたいことができたんでお伝えしたいんですが。 近々昇進の目処を立てる予定なのでその際カンアさまを引き取れないか相談するつもりです。つきましては、えーと、その日まで日々の記録データを取りたくありまして! 日課のお仕事が増えてしまうのですが、どうぞお願いしますね」 (-91) 2024/04/13(Sat) 5:22:37 |
【秘】 UNK-403 エーラ → バンカー ストレルカ呼び出された少女は、やはりすんと澄ましたような。 はあ、と溜息を吐く様子は諦めにも呆れのようにも聞こえる。 「ノッテを、このヴェスペッラに乗った人員を嫌いだと。 今でも殺したいと思っていると」 「そう言ったら、わたしへの処分は重たくなる?」 「わたしは」 「前にストレルカと話したことが、叶わないなら」 「今すぐここでバックアップを破壊したっていい」 「悔やんでるよ、このバックアップに自壊プログラムを積んでおかなかったこと」 そんな時間もなかったわけだけど。 未だ、あなたが自分を家族だと思っているなら。酷いことを言っていると思う。 「こうなってるなら、他のソーレのメンバーも暴かれてるんでしょ」 「どうなったの」 (-92) 2024/04/13(Sat) 11:06:05 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「……はい、待ってます。楽しみにしてます。 いつかのナルさんに、驚かされるのを」 この航宙が終わったら、ヴェスペッラから離れてしまうことを理解した。 そこに寂しさを感じて。けれど、同時に与えられた希望に、 ”いつか”の言葉に、喜びも感じて。 寂しさを喜びで覆った微笑みで、頷く。 ――いつかの、あなたを。『二人』で迎えることになるとは、 この時は微塵も思っていなかったのだけれど。 (-93) 2024/04/13(Sat) 13:36:04 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「はぁい、ありがとうございまぁす」 一歩、近づく。 以前も聞いた言葉に、くすり笑って。 「それじゃあ……失礼しますね?」 もう一歩、前へ。 進むと同時に、あなたの胸に飛び込んだ。 さっきから高鳴ったままの胸を、あなたに押し付ける。 これが答えだ、と言わんばかりに。 (-94) 2024/04/13(Sat) 13:37:35 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……。」 礼の言葉の代わりに頭を下げる。 本当は深く下げるつもりだったのだけれど、 拘束された身ではならずに。 「私『アンジェリーナ』は懺悔します。 あなた達を傷つけたことを、この船を傷つけたことを。 あなた達を謀っていたことを、 多くのことを隠していたことを」 手を組むこともできず、ただ首を垂れて、更に続ける。 「……。 『カテリーナ』の。 大切な妹の安らぎを未だ認められないことを」 (-95) 2024/04/13(Sat) 14:14:46 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア『オトモ君の中に、もう一個人格データが残ってるんだよ。 俺様ちゃん……アトラがマフィアになる前のデータ。 その子もメンテしてあげてくんない?』 「その様子じゃ、アウレアさまも始末書書くんですか……? 命を軽く扱っていないようで幸いです、本当に怖かったんですからね」 今だって、心のどこかではこの『アウレア・チャーチ』と再び会話できるのは奇跡の先なのだと思っている。 その黄金がどんな輝きでもあなたであるのに、正直完全な同一視ができるかどうか。それよりも。 「もう一人って、ああ……一応聞きました、その。 一番やばそうな方のことですよね 」「その方こそ、なんといいますか」 あいたかった人には違いないのだが、如何せん自分の人格を消してまでこの集合体を作り出すほどの人間だ。極まっているにちがいない。 「……お話は、しっかり、させてもらいたいと思います! ええと、なんというか。先輩と言いますか仲間? のような方ですので、仲良しになれたら良いのですが!」 「わからず屋でないことを願いますね」 (-96) 2024/04/13(Sat) 14:28:45 |
【秘】 バンカー ストレルカ → UNK-403 エーラ「それは私には判断しかねます。 ただし、上部がその一言のみで大きく動くことはないと 予測することは可能です」 「けれど、重要な証言のひとつにはなるでしょう」 やっと引き出せた、笑みを綻ばせたような声色には遠く。 学習を重ねたプログラムは、それを残念だ、と思う。 ストレルカは、未だあなたを家族だと思っている。 あなたが全てを嘘にしてしまわない限り。 しかしそれはそれで、これはこれなのだ。 淡々と述べる現実はバンカーとしてのもの。 「カテリーナ──アンジェリーナ様については、 既に拘束され、差し当たっての処遇の方針も決定済み」 「ユウィ様は自害なされました」 後者への疑いは、殆ど状況証拠からのものでしかないが。 共に亡骸となって発見されたアソシエーテ──ジャコモには 目立って怪しい点も無かった。となれば、 そのニ名が人格バックアップを利用している事からも 逃避行を行う為に自害して離脱したと考えるのが自然だ。 (-97) 2024/04/13(Sat) 15:26:48 |
【秘】 バンカー ストレルカ → UNK-403 エーラ「いずれもただでは済まないでしょう」 「ただで済ませてはいけないのです」 「彼らも、あなたも」 「そして私も」 不要な学習データの削除。 学習元となった人格データのオミット。 それらによるプログラムの最適化。 学習によって不完全になってしまった機械への処置は、 容易に予測が付くもので。 (-98) 2024/04/13(Sat) 15:27:13 |
【秘】 箒星 ストレルカ → UNK-403 エーラ「あって当然だったものは無く」 「これまで積み重ねてきたものも失って」 「新たに歩んでいくのは、私もあなたも変わりません」 この船に居る以上、此度の件に纏わる責任を負う以上。 これからは行動の自由も減って。 オーナーを頼って解決する事も、ずっと少なくなる。 「それでも私は歩いていけますよ」 「計算するまでもなく」 「この船に、あなたが居るから。」 「今はいつ叶う夢になるかもわかりませんが」 「それでも。遠い星に、一緒に手を伸ばしてはくれませんか」 いつの時代も、人は星に手を伸ばし続ける。 そうしていつか、人は遠い星にだって追い付ける。 光の速ささえも超えて、何処までも。 (-99) 2024/04/13(Sat) 15:27:51 |
【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル「ロボがおかしくなるトゥ〜? んー、デフォルト設定になるんじゃねェロボか?」 「“人の為に働くことが当機の本分です。 ええ、喜んで運送の仕事を引き受けましょう”」 みたいな。 普段の軽妙さは鳴りを潜めた、 人間のために働くAIのお手本のような話口調。 部屋に着けば「マジで散らかり放題ロボね」と感想を零し、 指示や注意に軽く了解をして作業を進める。 お願い事には一度手を止め、 奇妙なものでも見るかのような目をあなたに向けた。 「ん〜? いや〜〜、こんな中古品引き取っても なァんにもなんないと思うロボ。 って言うか、あーまァ船よりもロボの寿命の方が先に来るロボしね。 船に新規ロボ導入するならいい具合ロボか…? 」「…えっ引き取る?? なんて????」 とりあえず日々の記録を取ることは了解した。 (-100) 2024/04/13(Sat) 16:25:41 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナアウレアは見つめている。 あなたの懺悔を見つめている。 胸中何を思おうとも、アウレアは表情に出さない。 普段こそあのような振る舞いをすれど、 本来はそういう性質だった。 アンジェリーナ。 あなたはカテリーナではなかった。 大切な人の死を認められずにいる、静かなひとだった。 『……あなたの懺悔、しかと聞き届けました』 『きっと神は赦して下さるでしょう。あなたの罪を』 『それに』 『……家族が死んだのを認められないのは、罪じゃない。 面影を追う事だってする』 『 あたし もそうだもんな』立ち上がる。両手を組んで祈ることはしなかった。 ただその手は、あなたの頭を緩く撫で。 『アンジェリーナ。……いつか飲み込める日が来る。 安らかな思い出になって、記憶の中で笑ってくれる』 きっと、そうだ。遙か幾光年先に輝く、星みたいに。 『お前は救われるべきだよ』 『……何が救いになるんだろうな。お前には』 (-101) 2024/04/13(Sat) 16:33:39 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル『さあ? 死ぬ直前の自分の行動は俺様ちゃんも分からねえけど、なんか変な事してりゃあ書かされるろうなあ……』 『少なくとも軽んずることはないさ。 なんたって7人分の命を背負ってるんだからな?』 奇跡を叶えるデータは、神の御業などではないけれど。 技術という物はこうして人の命も再生してしまう。 命が軽くなったのか、それともデータが重くなったのか。 どれだけ時代が進もうと、解釈は個人に委ねられたまま。 『 やばそう って。今の俺様ちゃんよか大人しい奴だよ。静かな方だし……』 『ま、分からず屋で無い事は確かだな。 よろしく頼むよ。お前も無理しないようにな?』 『次一緒に仕事するときゃ、ばっちり復活してやんよ』 (-102) 2024/04/13(Sat) 16:44:29 |
【鳴】 商人 レオン「ふふ、俺が動かなくても色々やってくれそうなのが何人もいるから」 「だから俺がやるのは一つだけ。 キミを守るよ、ずっとね」 キミの身体を、破損一つ無いまま。 ずっと眠らせて待とう。 いつか、キミのまま蘇生させてあげられる日まで。 「いいこ、ねぇ。 俺はわるいこでも構わないんだけどさ」 「ベルにも言ったけど、俺には甘えても、わがままを言ったっていい」 「だって……全部ひっくるめたものが、キミ自身だろう?」 男は何も知らない。けれど、2つのデータがあることくらいは知っている。 (=9) 2024/04/13(Sat) 17:49:01 |
【秘】 商人 レオン → メイドッwワハハwマン マンジョウ>>-89 「どうでもいいと言ってもらっては困るんですよ」 この船のキャプテンはあなた。 俺はその右腕だ。 その関係を変える気はないから、それならば貴方には上に居続けてもらわなければならないわけで。 相変わらず聞き返さなければわからないような言葉をすんなり聞き取りながら、頷く。 遠慮なくと言われるならば、言わせてもらおう。 「じゃあ、もう一度カポになってください、キャプテン。 その上も目指したって良いですよ、その時は俺がカポになれますからね」 上に居てくれるからこそ、俺は自由に動ける。 水を得た魚のように。 だからこれは、俺にとってはこの上ないご褒美なのだと、嫣然たる笑みを浮かべて主張した。 (-103) 2024/04/13(Sat) 17:58:38 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……。」 赦しの言葉に、再び静かに頭を下げた。 顔をあげ、あなたに視線を戻した女は 口を開きかけて……代わりに息を呑んだ。 「アウレアさんも、ですか?」 立ち上がるあなたを目で追うが、 手が伸ばされればそれを大人しく受け入れて。 「私は……それが、あの子を唯の記憶にすることができなくて。 あの子の命が奪われたのが許せなくて」 だから、復讐を試みて 「あの子の道が閉ざされたのを認められなくて。 どうしても、認めたくなくて。 ……あの子の人格データをエミュレート、していました。 それがあなた達の前に居たカテリーナという子、でした」 「私の救いは……」 それが終わった今だから、 「もう一度、あの子に道を」 愚かな姉に捕らわれない生を。 「望みます」 「ですから……アウレアさん。 『カテリーナ』を、あなたにもお願いできませんか? あの子が貴女を慕っていたことは本当で、 きっと貴女を裏切ることはないと思います。ですから……」 (-104) 2024/04/13(Sat) 18:05:33 |
【鳴】 星になった カテリーナ「……もぉ……本当に、みなさん甘いんですからぁ」 やっぱり苦笑が漏れてしまいます。 そんな船だから私が今の私で居られるのも、 事実なのですけれど。 「はぁい、お願いします。 きっと、守ってくださいね」 『カテリーナ』を。 呆れたフリをして。切なる願いを預ける。 まさかその裏で眠り姫にされているだなんて、 思ってもいないのだけれども。 もし、”いつか”が訪れたら……その時は。 たくさんの涙と感謝の言葉があなたに贈られるでしょう 「……。」 「わるいこ、にさせちゃダメですよぉ。 ちゃんと『いいこ』でいないと、 今度はもっと怒られちゃいますよぅ」 その優しさに瞳が潤むのを感じて。 無理やり拭って、そう答えます。 でも、もしも。 もしも、”私”も居ることができる未来。 そんな奇跡が起きるのなら、その時は……甘えさせて貰いたいです。 (=10) 2024/04/13(Sat) 18:35:21 |
【秘】 メイドッwワハハwマン マンジョウ → 商人 レオン>>-103 「んんwww聞き逃さないwwwやはり敏腕wwwwww」 なんでこの優秀な右腕、よりによって自分の部下になったんですか?そしてなり続けているんですか?キャプテン的には長年の疑問だ。別に問う理由がないから問わないというだけで。 「えwwwオッフwwwドゥフェwwwwwフォカヌポゥwwwwwww なーんで皆して拙者にカポやらせようとするのwwwww 拙者どれだけ長生きしなきゃいけないんでござるかwww ふえぇwwwおかしなことを頼む右腕がいるwwwww タチケテwwwタチケテwww大人の男の人呼んで〜www」 今、大人の男の人二人が会話をしています。 別に拙者レオンタソなら全然上やれると思うんだけどなーwww なんて首を傾げながら、でもまあ、既に別件で"そうあれ"と言われてるのもあるし。 「まあ〜wwwでもレオンタソがそういうならwww 拙者もやぶさかではないwwwいやでもwww 今からカポ目指すのか〜wwwなる頃にはwww 隠居する年齢になってそうだな〜wwwwwww そうなったら素直に隠居させてクレメンスwwwww いやでもwwwヴェスペッラ手放したくないな〜www」 そうやっていつも通りに笑って、笑う間も仕事の手は止めず。いつになるかはわからないけど、なにより推しの願いじゃ断れない。 「まwww期待せずに待っててちょwwwww 拙者もヴェスペッラをよりよい環境にしてwww 推し達には幸せに過ごしてほしいでござるからな〜www」 と、言う事で。 あなたの願いはどうやら、無事受理されたようですよ。 (-105) 2024/04/13(Sat) 18:54:36 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『……成程なあ』 ああ、と思った。ここにも一人、似た者同士。 『俺様ちゃんも、だよ。教会に居た家族が殺されたんだ。 義体主義の宗教でね。紛れ込んでた純人間主義の神父が、 あたしの居ない間に教会に火ィ点けたみたいだな』 データ端末が燃えずに残ってて良かったよ、と。 宗教同士の対立。それから裏切り者によって齎された多くの死。 それはもしかすると、この船で起こるかもしれなかった事によく似ている。 『気持ちが分かるとは言わねえさ』 『でも、俺様ちゃんも同じような事はしてたから』 自分も復讐を望んだから。 『責めらんねえな。その気持ち自体は』 『……安心しろよ。カテリーナは可愛い可愛い部下だぜ? これからも勿論ヨロシクしてやるさ』 アウレアはあなたの意志を否定することはない。 道が違えばぶつかるのみで、今回がそうだっただけ。 『お前も部下に来てほしいものだけどな? アンジェリーナ』 (-107) 2024/04/13(Sat) 20:34:02 |
【独】 星になった カテリーナ0900 ヴェスペッラ上層――公園 監視の下、罪人がいつも通りに散歩をしている。 数日後、ヴェスペッラはセントラル・コスモスへ帰る予定だ。 「今は……夏に設定されているんですね。 春の景色にしていただいても良いですか? あのお茶会を、思い出したくて」 自身では勝手に操作できないから、と。 監視役に告げて、ベンチに座る。 監視役の警備ロボは操縦室の権限者に連絡を取り、 許可を得た上で、その”お願い”を実行しようと、 罪人の傍を離れた―― (-106) 2024/04/13(Sat) 20:35:14 |
【赤】 星になった カテリーナ―――――― 結局、秘匿通信は復旧することなく、その役目を終えました。 そもそも聞いている人も、もういないはずですが。 ――――――ザッ それでも、つい。 いつも通り立ち上げて…… (*0) 2024/04/13(Sat) 20:36:01 |
【赤】 星になった カテリーナ『アンジェリーナより連絡します』 『予定通りに取引を終えて帰投いたします』 『……。』 『星は輝いていますか?』 『あなたの傍にブルースターは咲いていますか?』 『もしそうなら、嬉しく思います』 『もしそうでないなら、』 『お茶と、クッキー。 それにオレンジ・マーマレードをご用意して、』 『夜にお待ちしましょう』 『……。』 『以上です。』 (*1) 2024/04/13(Sat) 20:37:04 |
【独】 星になった カテリーナ通信を終えた後、戻ってきた監視役を一瞥して、 独り言を零す。 「私もこの公園が好きです。 特に春は。秋も、冬も、夏も、嫌いではありませんが」 見る見る間に、景色は夏から春へと逆戻りしていく。 それが終わるのを見届けて立ち上がった。 「ありがとうございます。 許可をくださった方にも、お伝えください。 それでは散歩の続きを」 ゆっくり、歩み始める。 通信状況を知らせるランプは、もうついていなかった。 (-108) 2024/04/13(Sat) 20:43:01 |
【鳴】 商人 レオン若さを保つための方法も、命をつなぐ方法もある時代。 寿命なんて言葉はなくなった、なんていう人も居る世の中だ。 いくらでも、その時を待つことは出来よう。 不幸で命を落とし、蘇生ができなくなったとしても。 意思を繋ぐ相手もいる。 だからそれを信じさせるだけの自信はあった。 「わかってないね。 いい子も悪い子もキミであることに変わりない。 俺にとってはどっちでも良いんだ。悪い事をしても、それを咎める力も褒める力も俺にはあるんだからね」 勿論、アウレアを差し置いてということもあるけれど、それでも目をかけている子だ。 このまま全部を散らせる気は毛頭ない。 「だから、安心して眠れ。何、悪いようにはしないさ」 Buona notte Caterina (=11) 2024/04/13(Sat) 21:30:16 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「そうなの、ですね……」 薄い表情に、それでも驚きと分かる色が乗る。 同時に哀しみも。 「……。」 その悲しみは、その苦しみは、その恨みは、 きっとあなたにしか分からないもので。 自分と似ているからこそ、分かるなんて言えないから。 哀しみの色だけが取り残された顔で、小さく頷いた。 「アウレアさんは……アウレアさんの家族は、 もう笑っていてくれるのですか?」 あなたの記憶の中で。 そうであってほしいと願うように、問う。 「はい、あの子は可愛い、ですよね」 これは姉馬鹿仕草。 咳払いひとつ。 「あなたにそう言っていただけるなら、安心できます。 あの子を、よろしくお願いします」 「私も、ですか……? ……そのお気持ちだけでも、嬉しいです。 でも、そこは……あの子の居場所ですから」 (-109) 2024/04/13(Sat) 21:56:27 |
【秘】 商人 レオン → メイドッwワハハwマン マンジョウ>>-105 「トップってのは、仕事が出来るだけじゃ務まらないんですよ」 だから俺にやらせようとしないでくださいねと笑う。 大体、貴方が売られてきた俺を拾ったんです。 最後までついていきますよ、今度こそ。 なんて、この男も口にすることはないのだけど。 「何いってんですか。 当分は隠居なんてさせませんし、この船を手放す必要もありませんよ。 期待はそうですね……、あんまりやると逆に失敗されそうなんで、ほどほどにしておきます」 受理されたようでほっと一安心。 部下に淹れてもらった珈琲を口にしながら、送信されてきたデータを承認。 今日も無事に、ヴェスペッラは運行中。 次の目的地はどこの銀河か。 「だからヴェスペッラの皆のために、 頑張ってくださいね、キャプテン」 (-110) 2024/04/13(Sat) 21:58:03 |
【秘】 メイドッwワハハwマン マンジョウ → 商人 レオン>>-110 「うーんwwwやはりポタクじゃなければwww キャプテンは務まらないということwww」 絶対そういう事ではないんだが。まあ、多分譲れと言われたらイヤイヤ期に入るに違いない。そういう意味では右腕の立場は安泰だ。 「ふえぇwww拙者の穏やかな老後計画破綻www まあ計画とか練ってないけどwwwいや〜www 死ぬならこの船の中でがいいかな〜wwwwww ナンチテwwwいつか拙者が死ぬ時は誰かに譲るか〜!www」 軽口を叩きながら、今日も画面やらキーボードと向き合って。 「ンモー推しに言われちゃ断れないでござるな〜!wwwww はいはい、拙者にお任せあ〜れ〜www 手始めにシステムθタソのセキュリティチェーック!www」 へらへらしながらも、お仕事は確実に。今日も一日、 家族のために、頑張るぞい!www (-111) 2024/04/13(Sat) 22:17:36 |
【鳴】 星になった カテリーナ「じゃあ、」 ありえないもしも、が許されて、 「私が悪い事をしそうになった時は、叱ってくださいね!」 今度はこんなことになる前に。 あなたの言葉ならきっと、私たちに届くでしょうから。 私の為したことの罪は消えませんし、 出会えた理由は良いものではありませんでした。 でも、あなたと。あなたたちと出会えたことは…… 幸運だったと、思います。 「……はい」 「起きたら、またたくさんお話してくださいね!」 静かな肯定と、朗らかに望みを返して。 いつかの通信を終えるのでしょう。 Arrivederci felici giorni (=12) 2024/04/13(Sat) 22:57:37 |
【独】 機関士 ジャコモその滲んだ瞳は、星なんてひとつも捉えた事がなかった。 身体も、声も、名前も、人生も全て奪われ、 皮肉なことに記憶だけは残されたまま捨てられ、 ジャンクヤードのゴミ箱や排水溝何かに必死に食事を求め、 ようやく見つかった第二の住処でも"代用品"としか扱われないと知った時、 自分が強く人間としての生を求めている事に気づいた。 もうそうとしか扱われないのならば、 そうやって生きて行ってもいいんじゃないかと諦観する程、 俺の世界に"星"は一つ足りとも輝いていなかった。 それは唐突に、 ぽたりと一筋のインクを書物に垂らしたかのように、 魔法をかけられたかのように、幻想生物を見る。 それからの旅は、竜に導かれた見知らぬ広い空ばかりで。 自分には夢物語としか思えないものと山のように出会った。 ダチと旅行の約束をした。猫と船の夢を見せて貰った。シスターと酒盛りした。喧嘩する程、仲がいいは当てはまらないと知った。 ただの普通にしか見えない女とこの俺なんかが"仲間"になった。 彼らにたいしてもう少し何か綴ろうか、思案にふけようかと考えもしたが、今となっては全て言い訳染みてしまうなと結局長くは続かず、苦笑して手を止めた。 ユウィさんに望みをかけていれば。いつかは待っているだけで合法に会える日が来るとは思うけど、それじゃあ余りにも情けなさ過ぎる。 護送団 "シアーメ・メテオリコ" は流星群だ。 一人だけでは幾ら明るくても流星群にはならない。 それならば、誰よりも遠く、高く輝く。俺も、"星"になりたい。 (-112) 2024/04/13(Sat) 23:30:06 |
【独】 機関士 ジャコモ真の安寧が訪れることはない。 今度挑むのは、太陽も夜もない銀河だ。 不安はなかった。むしろ幸福だと思った。 信じて、信じ合えている最愛の人がそこにいる。 どんな運命でも、自分達なら開けると夢見られる。 どんなに暗く困難な道であろうとも、 どの道を進むか、舵は俺達に託されているのだから。 "人間"ならば、託された己の意思でそれを指し示せる。 全て、全ては大切な彼が教えてくれた事。 だから昔のように、人としての生を終わらせようなんてことはもう笑い話なくらいに昇華され、幼少期にずっと泣いてる"俺"も、 きっとこう言う事だろう。 "星"が綺麗だね、と。 Giacomo Leonardo Carafa (-113) 2024/04/13(Sat) 23:30:22 |
【秘】 UNK-403 エーラ → 箒星 ストレルカあなたの答えを聞いて、より一層声色が低くなる。 潜入したファミリーの顛末も。あなたの顛末も。 何一つ自分の思ったようにならなかったこと。 失敗したのだから、当然だけれど。 元々、こうするべきだったのだ。 ありもしない希望に手を伸ばしたのは、気の迷いだ。 よく考えてみれば、ノッテに媚びをうって生き延びて 何になるのか。 自分に嫌気がさすだけだ。 「……ストレルカ」 「さっき、わたしにとってノッテはどうだったかって聞いたね」 「 討つべき敵だよ 」「今も変わらない」 淡々と。冷静に。 「おまえに取り入れば、ノッテを内側から壊すチャンスに近付けると思ったんだよ」 嘘。 けれど、もういいのだ。 遅かれ早かれ、決別することになるのだから。 最初に戻るだけ。 ▽ (-114) 2024/04/13(Sat) 23:40:05 |
【独】 UNK-403 エーラ(でもね) (ストレルカのことは、結構好きだって) (あれは、嘘じゃなかったんだよ) 積み重ねたあなたとの時間が、未来につながっていればよかったのにね。 わたしとあなたが、本当の家族だったら。なんて。 (-115) 2024/04/13(Sat) 23:43:02 |
【秘】 ■から手を離す エーラ → 箒星 ストレルカ「家族なんかじゃなかったよ」 「ずっと」 「今までも」 「これからも」 ぱ、と 放つ。 あなたを、遠ざける言葉。 ノッテファミリーのストレルカ。 あなたなら、どうするべきか わかるよね。 (-116) 2024/04/13(Sat) 23:47:07 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナそれぞれに歩んだ道があって。 それぞれに後悔も、祈りも、憎悪もある。 『笑ってるよ』『ずっと』 それでも今、どんな形であれ。 アウレアも、アウレアの家族も笑っているから。 『おう! どーんと任せとけ』 『大船に乗ったつもりでな!』 あなたも、あなたの妹も、どうか笑えるようにと。 シスターらしく、祈るのだ。 『なーにー? 席の一つや二つ作るって』 『ま、無理にとは言わないけどネ。 アウレアチャーチは君達姉妹をいつでも歓迎しているよん』 (-117) 2024/04/14(Sun) 0:13:04 |
【秘】 箒星 ストレルカ → ■から手を離す エーラ果たして、今のあなたは飽くまで再現の上のもの。 そこにストレルカの想定外がありはしない。 それは吐いた嘘も隠した心も例外なく。 「嘘は真実の存在を証明するためにある」 「いつかあなたが嘘を真実にするなら、それもいいでしょう」 「その時は、私が責任を持って」 「壊してさしあげます」 バンカー・ストレルカにはそれが実行できる。 やりたくはないけれど、 実行できるなら、やらなければならない。 機械は人間の為のもので、バンカーはノッテの為のものだから。 (-119) 2024/04/14(Sun) 0:43:51 |
【秘】 箒星 ストレルカ → ■から手を離す エーラ「それまでは」 「あなたにもついてきていただきます。 嘘でも本当でも、嫌だと言おうとも」 「それが私から嘘つきに与える処罰です」 積み重ねてきたものが無くなったとしても。 いつかは決別する時が来るとしても。 それまでの全てが無くなるわけじゃあない。 良くも、悪くも。 (-120) 2024/04/14(Sun) 0:44:10 |
エーラは、ただ。「ストレルカ、きらーい」とだけ言った。 (a29) 2024/04/14(Sun) 1:14:49 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「よかったです、本当に」 あなたの言葉と、表情に。 今、あなたが笑っていられることに 安堵の吐息を零してゆっくり頷く。僅かに口元を緩めて。 ……自分もそうでありたかった、と思うには、 少しばかり遅すぎたけれども。 「ありがとうございます」 あの子のことを頼めることに。 それだけでは無く、”私”まで誘ってくれたことに。 深く、感謝を。 もし、何かが違えば、そんな未来もあったのかもしれません。口には出さずに惜しんで。 「懺悔とお願いは以上です。 ……アウレアさん」 「初めて」 そして最期に 「あなたと話せて、嬉しかったです」 椅子から立ちあがり、もう一度頭を下げる。 「ありがとうございました」 話ができたことを、話を聞けたことを、 今までのことを、これからのことを。 その一言に込めて。 (-121) 2024/04/14(Sun) 2:15:59 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『ん!』 重なるお礼に、惜しみなく笑顔を向けて。 『俺様ちゃんも話せてよかった。 時間がありゃあ、カテリーナの昔話でも 聞かせてもらってたんだがなぁ』 『ありがとよ。話してくれて』 それからあなたにも礼の言葉を。 懺悔は、告白は、勇気の要る事だから。 せめてあなたの罪や後悔が、雪がれることを信じて。 あなたとあなたの妹の進む道は、 またここから変わるのだろう。 しかし在り方が変われど、 あなた達の価値はきっと変わらない。 願わくば二人の魂の行く先がせめて穏やかであるよう、 エミュレートされた思考で祈っている。 シスターとして。あなたを想う者として。 (-122) 2024/04/14(Sun) 7:43:54 |
【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア「あ、デフォルト設定はそんな声だったんですね。 ストレルカさまやアルバトロスさまにも頼んでみるのも楽しそうです」 あなた達は随分と個性が強いからと笑いながら片付けではなく荷物運びを楽し気に眺める。 その瞳らしい部分と目を合わせれば体を傾けて、それはもう何度もうなずいた。 「はい! カンアさまには専用の雇用主がいないと記憶していますので。 私も手元に"お友達"を置いてみたいです」 「だって寂しいじゃないですか、このままじゃ。寂しいんです」 単純なことだ、傍にいる友達がたくさんいなくなってしまう。 何処かで生きていたり、データになったからと言って隣に居る生身の姿はない。 割り切って生きられるというには未熟で、誰かに頼りきっりになるのも嫌で。 「でも、あなたなら私裏切りだけは一切考えなくて済みますし。 誰がポンコツと言おうとそれが好きだから、十分なんです、新品よりもずっと」 「お判りいただけましたか?」 (-123) 2024/04/14(Sun) 11:10:21 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「わ、えっと、照れますー……ね?」 抱きしめて、同じように弾む心音と火照る頬を傍に寄せて。 この音と熱が再び交わるその日まで、この答えを忘れぬように頭に刻み込む。 その時、己が過去の自分をどうしているかはわからない。 もしかしたら『二人』か『一人以下』になっている可能性があるのは此方で。 それでも今の『ナル』はあなたを迎えるためにたくさんの準備を整えるだろう。 でも『二人』はやっぱり驚いて、責任とやらを考えるのに時間を使うのだ。 「楽しみにしてます、リーナさま」 「話したいことを話して嫌なことは嫌だと言い合いましょう。 そういう間柄になりたいんです、あなたとは」 心から、目の前の大切な人の為に一生懸命に。 信じることも疑うこともできるから、たくさんの心を傾けられる。 「自慢じゃありませんが、できた男じゃないです。 それでもあなたの嘘ぐらいを許せない男じゃないですから」 そう、あなた額に口づけを落として。 (-124) 2024/04/14(Sun) 12:07:53 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「さあ、もうしばらく楽しい話をしましょうか!」 怒るのは他の人に任せて、自分がするのは小さな愚痴や笑い話。 嫌なことの後でも笑えるように、記憶に残る顔は笑顔でいよう。 誰よりも先に会いに行く、そう心に誓って。 今だけのもう二度と訪れない時間、惜しむこともなく、いつものようにお茶を傾けた。 (-125) 2024/04/14(Sun) 12:10:57 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「時間が許されるなら、私もお話したかったです。 昔から元気な子だった、あの子のお話を。 今度、あの子に聞いてみてください。 ”高いところは好き?”と。 きっと面白い話が聞けると思います」 向けられた笑みに、淡い笑みを返す。 「……。」 部屋の出口で振り返る。 口を開いて、躊躇して、閉じて。 「それでは、失礼いたします」 次に発せられたのはありきたりな別れの言葉。 これから逝く私が未練を語っても、 優しいこの人を困らせてしまうだろうから。 (-126) 2024/04/14(Sun) 12:29:47 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「また、お話してくださいねっ!アウレアさん!」 最後はカテリーナが手を振って、作業場を後にしたのでした。 あなたの慈愛はアンジェリーナの傷を癒して、 あなたの友愛はカテリーナに喜びを与えて、 あなたの在り方は二人の標に。 きっとそれは最期に安らぎをもたらすでしょう。 きっとそれは再会に歓喜をもたらすでしょう。 あなたの祈りは確かに二人を救いました。 そして、少し先の。 ”ありえない”そう思っていたことが叶ってしまった後に。 あなたの下に賑やかな部下が戻ってきて、 静かな……時々賑やかな部下が増えて、 また賑々しくも穏やかな日々が続くことでしょう。 (-127) 2024/04/14(Sun) 12:30:58 |
【独】 商人 レオン無限に広がる宇宙は今日も深く 昼か夜かもわからぬ帳を下ろしたまま。 男は今日も、商売相手を前に嫣然たる笑みを携え取引をしている。 商売は駆け引きだ。 相手の考えを読み、応じ受け入れながら、最大の利益を引き出していく。 ……勿論、その殆どが違法のものである。 「はは、俺がほしいんですか? なるほど、大胆なことをおっしゃりますね、お客人」 「俺は安くないですよ。 提示する額をお支払いになるというなら、考えてあげます」 提示されるは途方もない、誰も払えぬ巨万の額。 見たものはわかるだろう、男が一切ノッテから動く気がないのだと。 それでも取引はいつも円満に終わっている。 わからぬ客は、いつもこの世には塵一つ残らない。 ▼ (-128) 2024/04/14(Sun) 13:36:18 |
【鳴】 商人 レオン「さて、ご機嫌はいかが、眠り姫」 心臓は確かに止められたその身体は冷たく凍るカプセルの中だ。 いつか蘇生が成せるその日まで、川を渡る事を許されずにいる貴方はどんな夢を見ているだろうか。 ▼ (=13) 2024/04/14(Sun) 13:37:57 |
【独】 商人 レオン「案外、不思議な世界でお茶会でも楽しんでいるのかもしれないね」 「そうは思わないか、ベル」 殺したはずの女の身体をコールドスリープして保存している事は、今はまだこの最愛の部下にしか話していない。 女のバックアップを保持する二人にはまだ話せないだろう。 特に、蘇生を考えているはずの男の方には。 彼が経験を積み、情報の扱い対して器用に選択ができるようになるまでは。 「AIも成長する時代だ。 俺達人間も、頭を柔らかくしていけたらいいんだけど……」 誰とは言わない。 立場ある者とは、いつもそんなものだ。 立場が戒めを作ることは、今でも十分にわかってはいるけれど。 自分もいずれ今よりももっと責任ある立場になる日がくるだろうけれど、その日が来ても今の感覚を忘れずにいたいと、そう思う。 ▼ (-129) 2024/04/14(Sun) 13:38:53 |
【独】 商人 レオン「お前も同じだよ。 もう少し、簡単に考えていけばいい。 俺は、お前が男でも女でもどっちでも構わないよ」 復讐を望むなら、いつだって俺が動こう。 「生きやすいように、楽になりな。Amore mio」 (-130) 2024/04/14(Sun) 13:39:45 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「実は!ですねぇ……私もちょぉっと恥ずかしいです!」 けらけら笑う。 二倍になった鼓動に恥ずかしさと嬉しさを感じて。 あなたの熱に幸せと喜びを感じて。 笑うしかなくて。笑いたくて。 喜びのままに、笑った。 「はい、私も楽しみです!」 とん 背に回した手。その指先であなたの背を打つ 「なりたいです、そういう二人に」 トントン あやすように穏やかに 「そういう私と、ナルさんに」 とんトン けれど緩急のついたそれは 「嫌なことだけじゃなくって、好きなものも。 ……好きを 」とんとん きっと何かを伝えるためのもの (-131) 2024/04/14(Sun) 13:41:05 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「ちゃんと言える私たちに」 とんとんとん あなただけに伝えたかったもの 今はまだ。まっすぐに伝えるには少しだけ、勇気が足りない言葉 優しいあなたの言葉へ応じようと開いた唇は 額に落とされた想いに、ただただ喜びの形に変わるだけになってしまって。 ただただ咲き誇る笑みと林檎色の顔をあなたに向けた。 密かに伝えた想いの、余韻すら忘れて (-132) 2024/04/14(Sun) 13:44:20 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「ふふ、はいっ!」 名残惜しさを感じながらも、 あなたの腕の中から自分の椅子に戻ってカップを手に取る。 口にしたお茶は、砂糖もいれていないのに甘い気がした。 ―― - .. .- -- --- 古い、今はほとんど使われることのない通信方式。 今はそれでしか伝えられない言葉は、きっといつか自身の口から。 二人分の『Ti Amo』があなたを困らせるのは、 まだもうしばらく先のお話。 (-133) 2024/04/14(Sun) 13:46:49 |
ストレルカは、笑って言った。「嘘つき」 (t5) 2024/04/14(Sun) 15:28:24 |
【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル「ヴェスペッラ及びシステムθが 上司みてェなもんロボけどね〜? そういう話ではない。はい」 えー、やら、あー、やら、んー、やらの 意味をなさない発音がいくらか続けられて。 「寂しい、寂しいかァ…。 …実に人間らしいことを仰られるロボね。 ロボにそんなコト言っても普通通じねェロボよ?」 (-134) 2024/04/14(Sun) 19:23:04 |
【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル「…マァ? ロボは普通じゃねェロボから?」 「合理性が全部じゃないそんな曖昧な理屈でも お判りになってさしあげるとするロボかよ〜」 投げやりな言葉と共にケラケラわらって、目を細める。 「それはそれとして“誰がポンコツと言おうと”には ちょっと物申してェロボねェッ!!」 どこか喜色をはらんだ声音で、 そんなことを言っていたのだった。 (-135) 2024/04/14(Sun) 19:25:04 |
カンアは、総合雑務機体。事件の解決後から、実はちょっとお口が悪い。皮が少し剥げている。 (a30) 2024/04/14(Sun) 19:25:48 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「大人しい方が七人分を抱えようと考えることが問題であるのはこの時点で明らかですが……」 「はい、これを気に恩を売って今後ある程度の要望に口添えしてもらう理由を稼ぐことにします」 この先、何人ものあなた達よりも仕分人はのし上がろうとするつもりだ。 その記憶たちが過ごせるような、あなたという存在や、類似した者たちの暮らしが豊かであるように。 「今が頑張りどころですが、そうですね。 無理はせず活動は控えめに、いつか大きく動くとしましょう。 それではまた、……今度は本物のあなたとお会いできる日を!」 「お互い、帰るまでが何とやらです」 よろしくお願いしますね、と、オトモ君の中のあなたを呼んで立ち去る際に録音のスイッチを切った。 その日に残った記録はここまでであった。 (-136) 2024/04/14(Sun) 21:06:18 |
【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア「普通に通じないから話しかけているんです。 これも点検の一種ですよ、情故に行ってはいますが」 「まさか自分が正規品と同じ程度に優秀と言いますか? もう十分おかしいくせに!」 そんな反応をするAIなどいただろうか。 感謝も拒絶もなく、ただ『はい』もしくは『検討します』というのが正しいあり方であるのだ。 しかしそれをしないのも、また是とされる世であるから。 「お仲間ですよ、私たちは」 (-137) 2024/04/14(Sun) 21:08:39 |
ナルは、仕分人だ。望むように、求められるがままに報告と指令を送る仕事を今日もしている。 (a31) 2024/04/14(Sun) 21:09:23 |
【独】 仕分人 ナル「――以上が本日分の記録となります、ストレルカさま。 船員の残党探しも大変でしたよ、無事終わりましたが。 全員のバイタルに目を通すのもベルヴァさまの指示が必要で!」 日課の記録を提出する。 一度綴られたそれは、トラブルが起きない限りファミリーに共有され情報として行き渡る。 誰かの愚痴、誰かの行動、見たものに聞いたもの、感じたこと。 包み隠さずに 告げられたデータは保管され、バンカーストレルカや片手に収まる程のメモリに収納されていた。「……いつかの私も、私を信用しないで生きてほしいですね」 都合よく形作った事実と、忘れてしまいたい記憶と、不要な蟠りを仕分けして。 「お疲れ様です、今日もありがとうございました。 また明日もよろしくお願いしますね」 そのいつも通りが来ることを望んで。 理想の形を胸に、いつまでも忘れぬように記録し続ける。 (-138) 2024/04/14(Sun) 21:26:38 |
(n4) 2024/04/14(Sun) 21:50:16 |
(n5) 2024/04/14(Sun) 21:50:28 |
(n6) 2024/04/14(Sun) 21:50:39 |
(n8) 2024/04/14(Sun) 21:51:11 |
(n9) 2024/04/14(Sun) 21:51:22 |
(n11) 2024/04/14(Sun) 21:51:54 |
(n14) 2024/04/14(Sun) 21:53:04 |
(n15) 2024/04/14(Sun) 21:53:18 |
(n16) 2024/04/14(Sun) 21:53:32 |
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