人狼物語 三日月国


269 Better Half in Bloom

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視点:


世良健人 薬師丸邦江に投票した。

米津冬馬 米津冬馬に投票した。

薬師丸邦江 薬師丸邦江に投票した。

時雨 薬師丸邦江に投票した。

米津冬馬1人が投票した。
薬師丸邦江3人が投票した。

薬師丸邦江は村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

どんな古びた伝承も、今を生きる者たちの前では無力だった。
愛こそ最も尊いのだ。

名前ID生死勝敗役職
とある書物master襲撃死
(2d)
敗北村人陣営:村人
  村人を希望
世良健人Lao生存者勝利恋人陣営:念波之民、恋人
  念波之民を希望
  恋人だった
運命の絆★時雨
米津冬馬Lao2生存者勝利恋人陣営:恋愛天使
  恋愛天使を希望
薬師丸邦江Lao3処刑死
(4d)
敗北人狼陣営:人狼
  人狼を希望
時雨eyes生存者勝利恋人陣営:念波之民、恋人
  念波之民を希望
  恋人だった
運命の絆★世良健人

【恋】 世良健人

[時雨を抱きながら口付けるのが好きだった。
それと同じくらい。彼が零す嬌声が愛おしかった。>>?3:135
時雨は時折唇を噛み締めるから。
綺麗な唇に傷がつかないように。舌を差し込みたくなる。
胎の中だけでなく。口内も肌も。彼の全てを味わいたくなる。

腰を震わせながら。顔を背けて喘ぐように空気を求める時雨。
悲鳴のような声と、激しいと言う抗議に腰を止める事は無かった。]


もう少しだから……っ。我慢して……


[熱い呼気と腰遣いに混じるのは。
欲望だけでなく。切迫した何か。
全てをかなぐり捨てて。身一つで時雨の元へ向かったあの時と。
同じような。胸を焦がす焦燥。
彼の最奥で精を吐き出して。ようやく…………
時雨の甘えた声と溶けた顔。しがみついてくる手の力が微かに抜けたのを感じて。>>?3:137
ようやく。ほっと。息を吐いた。]
(?0) 2024/07/19(Fri) 0:34:49

【恋】 世良健人

[抱きしめるために脚を降ろしたけれど。>>?3:138
背中に爪を立てられた。その痛みすら愛おしい。
口付けて。額を合わせて。時雨の口から聞く。


『おかえんなさい。』>>?3:138


あまりにも満ち足りてて。もう一度。
『うん。ただいま。』と。答えていた。]
(?1) 2024/07/19(Fri) 0:35:29

【恋】 世良健人

[連絡しなかった事を咎めたら。
珍しく素直に謝られた。>>?3:139
キスされたほっぺは嬉しくてそっと掌を寄せたけど。
こてんと首を傾げて。]


あざとくない。


[とか。失礼な事をのたまって。
それから小さく笑って抱き締めた。
『いいよ。次から連絡してね。』って。
時雨の内心と自分の言葉の受け取り方が。
あまりにもかけ離れて居る事に。
この時の俺は気付いて無かった。]
(?2) 2024/07/19(Fri) 0:36:05

【恋】 世良健人

[泊っていくよう促したら。素直に頷いてくれて。>>?3:140
『いっぱいできるね?』って言葉に笑いながら服を脱いだ。
裸の胸が触れ合えば。時雨が微かに溜息を零す。>>?3:141
その甘い呼気に。ぞわりと背筋が泡立った。

躊躇いがちに彼が俺の名前を呼ぶ。
彼は時々。こういうところがある……
何時も何処か相手に踏み込むのを恐れるような……
拒絶されるのを前提で、小さく此方を確かめるようなところ。
快楽に正直で。精に奔放な時雨が垣間見せる。不安気な顔。
たまらなく胸が苦しくなって。愛おしくなる。
何時か俺がその不安を、一つ一つ全部取り除けたらいいのに…
一人で無理なら。二人で協力して。時雨と一緒に…………

ぼんやりと。そんなことを考えて。
時雨の頬を柔らかく撫でて。愛おし気な瞳でそっとキスをした。]
(?3) 2024/07/19(Fri) 0:36:58

【恋】 世良健人

[時雨が本日おねだりしたのは。彼の体内の話し。>>3:?143
自分の匂いやお腹の中の事聞きたがるの。可愛いね。
俺は目を細めて。時雨の耳元でめいっぱい甘く囁いた。]


時雨のお腹の中? すご〜〜〜〜〜く気持ち良いよ…………


[そっと彼のお腹を擦りながら。自分の形をそっと辿る。]


温かくて。熱くて。畝って。絡み付いてくる。
お腹の中でた〜〜くさんキスしてもらってるみたいでね……
ず〜っとここに居たくなる。

柔らかくて。湿ってて。
落ち着くのに。どうしようもなく欲しくなる。

時雨の香りに感じる事に少し似てるね。


[話してたら。自分でも興奮してきて。自身が硬く熱を帯びるのが分かった。
時雨の腰を抱き寄せて。深く自身に押し付ける。
目を閉じて。熱くて満足気な吐息が零れて。
再度開いた瞳は薄っすら潤んでいた。]
(?4) 2024/07/19(Fri) 0:38:05

【秘】 世良健人 → 時雨


……きもちいぃ……すっごく気持ち良いよ? 時雨……

 
(-0) 2024/07/19(Fri) 0:38:37

【恋】 世良健人


[満足そうに笑うと。再度時雨に顔を寄せて。
焼けるように熱い吐息と共に口付けた。]
 
(?5) 2024/07/19(Fri) 0:39:07

【恋】 世良健人

[お次は繋がってるところが見たいってリクエストで……
小さく笑って。『いいよ。』って頷いた。
色々お勉強して予習しといて良かった。
せっかくなら…………服が邪魔だ。
未だ着たままのスーツのズボン。]


時雨。一度抜くけど……良かったら見てて?


[時雨の脚を肩に担いで。
ゆっくりと彼の中から自分を引き抜いて行く。]
(?6) 2024/07/19(Fri) 0:39:55

【秘】 世良健人 → 時雨

[それから時雨をちらりと見て。小さく笑うと。]


ここが時雨のいいとこ。



[囁いて。
前立腺を擦りながら、ゆっくりと彼の身体の中から自分を引き抜いた。]
(-1) 2024/07/19(Fri) 0:40:27

【恋】 世良健人

[一度時雨を担いだ身体を横たえると下着も含めて服を全て脱ぎ捨て生まれたままの姿になる。
時雨の元に戻るとそっと前髪を梳いた。]


……さっきの体勢。キツク無かった?
身体が痛い時は言ってね?


[そう。優しく微笑んで。そっと時雨の身体を指先で辿って。
脚の先まで辿ったら片脚を肩に担いで。
時雨の半身を持ち上げた。それから耳元に唇を寄せる。]
(?7) 2024/07/19(Fri) 0:40:59

【秘】 世良健人 → 時雨



じゃあ。挿れるよ?

 
(-2) 2024/07/19(Fri) 0:41:25

【恋】 世良健人


[微笑んで。姿勢を起こすと。
時雨に見せつけるように、そっと自身の性器を彼の秘所に宛がった。**]
 
(?8) 2024/07/19(Fri) 0:41:45

【独】 世良健人

/*
おつかれさまでした〜。
時雨は本当ありがと。エピでもよろしくね。
俺は今日はこれで寝ます。灰は明日読むのです。楽しみ。
おやすみなさい。
(-3) 2024/07/19(Fri) 0:42:55

【恋】 時雨

[“もう少しだから”
 “我慢して”と。>>?0
 掠れた声で囁き、激しく腰を使う健人に、
 どくんと胸が高鳴った。]

  
  ……ッ、 ぅ
…、


[彼が俺の身体で、快楽を得て。
 俺の形だけの抗議よりも、
 自分の欲と衝動を優先してくれるのが嬉しい。
 しがみつく腕に、ぎゅ、と力が籠もった。]
(?9) 2024/07/19(Fri) 4:54:10

【恋】 時雨

[健人の精を中に貰って、
 互いの身体で快楽を交わす合間に。
 健人に、ごめんと謝ったら。
 首を傾げられる。>>?2
 一瞬、言われた意味が分からなかった。]

 
  ……俺、そんないつもあざとい?


[別にそんなことないと思うけど。
 思わず俺も、こてんと首を傾げた。]  
(?10) 2024/07/19(Fri) 4:57:38

【恋】 時雨

[健人が俺の身体を使って悦くなれることを、
 彼の口から聞かせて欲しくて。
 甘えてみせれば、健人がとびきり糖度の高い声で、
 彼に触れる内側の感触を教えてくれる>>?4
 健人を食む下腹の形を辿る指に、容易に啼かされる。
 健人一人のために。
 雄を愛せるようになった身体。
 
………他の誰にも。触れさせたくない。




  ぅん……ぅうんッ、 ん、ンっ、



[小さく何度も頷きながら、
 口元を手の甲で覆って、上擦る声を呑む。
 嬉しい。……聞かせてもらうの、すごく感じる。]
(?11) 2024/07/19(Fri) 5:04:11

【恋】 時雨

[健人に中でキスしてるの、気づかれてる。
 ずっとここに居たくなるって。
 どうしようもなく欲しくなるの、俺の香りに似てるって。
 それだけで、泣いてしまいそうだった。 
 ……もっと。健人に、欲しがられたい。

 きゅんきゅんと疼く中が悦んで、
 健人に纏わりついて離そうとしない。
 抱き寄せられて、硬く熱を持った肉茎を
 奥まで飲み込まされる。
 健人が肌の上で漏らす満足げな吐息。
 どうしたって嬉しくて、涙が滲んだ。]



  ァぁ、 くぅん、 … おれ、も、

  きもちぃ、 ひぁんっ、 


[蕩けた口づけの合間に、
 腰をぐずつかせながら、訴える。>>?5
(?12) 2024/07/19(Fri) 5:16:50

【恋】 時雨

[もっと、もっと。健人に抱かれてる
 実感が欲しくて、繋がってるところを
 見せて欲しいって強請ったら。
 笑って頷く健人に、脚を肩に担がれた。>>?6



   ぅ、 ぃやんッ!!


[先端で中が抉れて、甘えた猫みたいな声が上がった。
 良かったら見てて。って。
 促す行為に似合わない丁寧さで、健人が俺を誘う。
 言われる前に、視線は健人をずっぷりと飲み込んでいる
 そこに吸い寄せられていて。
 ゆっくりと中から引き抜かれ、
 俺が溢れさせた体液で濡れ光る幹が
 徐々に露わになる様に、鋭く息を呑む。]
(?13) 2024/07/19(Fri) 5:19:16

【恋】 時雨

[強請ったくせに、目を背けたくなる
 卑猥な光景に頬を熱くする。>>?6
 小さく笑う健人が、いやらしかった。
 教えられるのと同時、健人が。
 “俺のいいとこ”を強く擦って]


  ぅ、ァあんっ、 … あッッ!!


[健人より遅れて、短く達した。
 痛むほどの吐精の感覚。
 最近自分でしていなかったから、強烈だった。]
(?14) 2024/07/19(Fri) 5:21:54

【恋】 時雨

[あれだけの質量を収めきっていた胎。
 自らせがんで、視覚でも見せつけられながら
 剛直を抜き去られた喪失感に眉を顰める。
 αとひとつになるための場所。
 欠落が、疼いて切ない。
 一糸纏わぬ姿になった健人が再び覆いかぶさって。
 汗で貼りついた前髪を、
 綺麗な指で梳いてくれる>>?7


  ん、へーき…、
  俺、身体柔らかいから。


  ……無理めな体勢とっても、
  全然。大丈夫だよ?



[囁いて、やらしく微笑んでみせる。
 バスケやってる時は、柔軟を欠かさなかったから。
 今も関節は柔らかい。
 部活の話ひとつ、健人としたことはないけど。]
(?15) 2024/07/19(Fri) 5:25:50

【恋】 時雨

[あれだけの質量を収めきっていた胎。
 自らせがんで、視覚でも見せつけられながら
 剛直を抜き去られた喪失感に眉を顰める。
 αとひとつになるための場所。
 欠落が、疼いて切ない。
 一糸纏わぬ姿になった健人が再び覆いかぶさって。
 汗で貼りついた前髪を、
 綺麗な指で梳いてくれる>>?7


  ん、へーき…、
  俺、身体柔らかいから。


  ……無理めな体勢とっても、
  全然。大丈夫だよ?



[囁いて、やらしく微笑んでみせる。
 バスケやってる時は、柔軟を欠かさなかったから。
 今も関節は柔らかい。
 部活の話ひとつ、健人としたことはないけど。]
(?16) 2024/07/19(Fri) 5:25:51

【恋】 時雨

[健人の指が、俺の身体の線を辿って。
 脚先まで伝い降りていく。
 ぞくぞくと背筋を波打たせる俺の脚を、
 健人が肩に担いだ。>>?7
 濡れて震えるそこに、健人の性器が
 ひたりと触れる。
 二人の距離が遠くて。
 貫かれる瞬間を迎えるために、
 健人に縋って、唇を塞いでもらうことも
 できない体勢だったったから。
 自分の肩を、そっと片手で掻き抱いた。

 何時か。遠く昔に感じるいつかに。
 健人に貰った噛み痕を。
 こうして、自分で抱いたことがあった。]
(?17) 2024/07/19(Fri) 5:40:30

【恋】 時雨

[俺の片脚を肩に載せ、身体を起こして、
 健人が俺を見下ろしている。
 扇情的な光景。>>?8
 すぐに理性が飛んでしまうだろうと予感があったから。
 薄っすらと唇を開く。]


  痕。…見えるところには、つけないで。


  服で隠れるとこ、噛んで……?


[身体は十二分に潤んでいたし、
 胸の痛みは幾分麻痺していたけど。
 俺の理性は、まだ保たれていた。
 今、ヒートを起こしたくない。
 まだ髪から微かに他のΩの匂いをさせている健人の前で。  
 巣作りをしたくなかった。それに。]
(?18) 2024/07/19(Fri) 5:44:12

【独】 時雨

[週末は、独りで過ごすのが耐え難くて、
 友達と一緒に居るようにしているけれど。
 最近、気分が沈むことが増えたから。
 放課後に教室でぽうっとしていたら、
 廊下を通りかかったαに話しかけられた。
 近くのクラスだから、顔と名前は知ってる同級生。

 変に距離を詰めずに話してくれたけど。
 不意に視線が。
 数秒、吸い寄せられるように首筋を這った。
 
 少し前に健人が残した噛み痕が、
 近くでみれば分かる程、薄っすらと残っていた事に。
 後で、気付いた。]
(-4) 2024/07/19(Fri) 5:47:09

【秘】 時雨 → 世良健人



[誰にも。見せたくない。

  見られたくない。俺を。


 
俺は。健人だけのものなのに。
(-5) 2024/07/19(Fri) 5:48:32

【独】 時雨

/*
おはよ。いっぱい可愛い可愛いしてくれてありがとね。
灰いっぱい埋まってるよ、こないだ嬉しかったから。
今回は俺が灰レスしよかな。

>>?0
この健ちゃんの、男っぽさというか、
珍しめの雄みに、きゅんときました…
(-6) 2024/07/19(Fri) 6:00:23

【恋】 世良健人

[時雨から質問されて笑っちゃった。>>?10


あざというというか…………
何時も可愛い。


[言ってから。本当の事なんだけど。
微かに照れて頬を掻くと小さく赤くなった。
それから時雨に愛おし気に微笑みかけた。]
(?19) 2024/07/19(Fri) 7:00:57

【恋】 世良健人

[時雨に聞かれたから答えた。
彼の中がいかに心地好くて俺がいかに欲しがってるか。
時雨は口元を手の甲で抑えて感じいってた。>>?11
それでも漏れ出でる声と。小さく頷いてくれる顔と。

言葉にするたび興奮して自身が熱く怒張すると言うのに。
時雨も酷く感じ入ってるようで。中で何度も締め付けてくる。
それこそ何度もキスされるように。
思わず彼を抱き寄せて。奥深くまで繋がれば。
時雨も涙混じりにきもちいいと伝えてくれて。
何故だか涙が滲みそうになって口付けに熱が籠って。
絡めた舌を軽く歯先で噛んでちゅぅっと吸い付いた。
このまま抱き締めて。抱き寄せて。一つに溶け合ってしまいたい…………]
(?20) 2024/07/19(Fri) 7:01:50

【恋】 世良健人

[そんな俺への次のおねだりに。小さく笑った。
なかなか思う通りには行かないらしい。
でも。先程丁寧になぞった場所。彼の胎の中。
そこに自分が入って居る事を。
時雨が視覚的にも楽しんでくれるなら…………
それで感じる時雨を見て見たくもあった。

肩に脚を担げば、可愛らしい声が喉から洩れる。
時雨の視線が此方に釘付けになって息を呑む。>>?13
彼から自分自身を引き抜く際。
敢えて彼の良いところを。見せつけるようにゆっくりと擦れば。
掠れた甘い声をあげながら時雨が達して。>>?14
彼の腹と胸元に白濁が散った。]
(?21) 2024/07/19(Fri) 7:02:38

【恋】 世良健人

[俺が胎から引き抜かれた時雨はご不満顔だった。>>?15
彼がバスケをしていたことを俺は知らない。
冬馬はわざわざ話題に出すヤツじゃなかったし。
俺は……、彼が忘れてる中学の弁論大会で。
自分が話した事を覚えてたから。

時雨がわざわざ『よかった』と声をかけてくれた。
もしかしたら彼と重なる何かがあったのかもしれない。
そう思うと。不用意に彼の過去に触れたくなかった。

時雨が日頃連れて行ってくれる場所。行ってる事。
カラオケで選ぶ歌。そうした物から……
勝手に彼の好きそうな物を推測しては。
庭園に連れて行ったり、机を飾ったり。
マフラーの色を選んだり……してた。]
(?22) 2024/07/19(Fri) 7:03:17

【恋】 世良健人

[俺がお勉強したのは。時雨の身体の良いところ。>>?17
一番最初に。気持ち良いところは口に出して教えてって。
まだ誰も抱いた事が無かった自分は時雨におねだりして。
それからは彼が教えてくれたこと。反応が良かったところ。
あまさず見詰めて来て。全て記憶している。

そんな彼の身体をそっとなぞる。

脚を肩に担げば。時雨がそっと自分の肩を抱いた。>>?17
あの手の上に掌を重ねて。強く時雨を抱き締めた日を思い出す仕草……
もう一つのリクエストは…………>>?18
不意に。情緒が搔き乱された。]
(?23) 2024/07/19(Fri) 7:03:52

【念】 世良健人

[抱く程に色気を増した時雨。
クリスマスに噛み痕をつけて以来。
ぐっと引き寄せられるかのように、美しさを増した。
クラスの違う自分がもどかしかった。

2年の三学期の始業式翌日。
彼を教室まで送って言って視線が合った。
時雨の女友達。深く腰を折って。自分の教室に向かった。

自分の香りのついた服は。季節ごとに時雨に渡しているけれど。
それでも自分自身が常に彼の傍に居られるわけじゃない。
αが時雨に話しかけて居るのを窓の外から見かけた時は。
掌に爪が食い込むくらいキツク手を握っていた。
顔が怖いと指摘されて、慌てて笑顔を取り繕った。
視線と意識を校舎から離すのに酷く苦労した生々しい記憶。]
(!0) 2024/07/19(Fri) 7:05:07

【秘】 世良健人 → 時雨

[時雨の耳元に顔を寄せる。]


痕が人目につくの嫌?


……………なんで??
前はおねだりまでしてたのに…………


[指先でそっと首元をなぞると。
その指を項の方にまで回して。
噛み痕を散らした事のある首輪の上を優しくなぞった。]
(-7) 2024/07/19(Fri) 7:06:08

【恋】 世良健人

[目を閉じて。何度か首の後ろを往復して…………
あの日の凹凸を鮮明に記憶に蘇らせながら瞳を開けた。]


良いよ。今日は噛まないようにしよ?


[一瞬意識が机の引き出しの中の鍵に向かった。
その方が。自分も安全だと。本能的に分かったから。]
(?24) 2024/07/19(Fri) 7:06:44

【恋】 世良健人

[小さく目を細めて。身を起こす。]


気を取り直して。再開しよっか……………



見てて。時雨の中に俺のが入ってくとこ……。


[時雨の視線を向けさせるように。
一度優しく頬を撫でて。それからその手で彼の下胎を辿って。
ゆるく屹立した雄を掠めて。彼の秘所まで辿っていく。]
(?25) 2024/07/19(Fri) 7:07:53

【恋】 世良健人

[視線が此方を向いたのが分かったら。
持ち上げた脚の付け根。太腿に。視線を合わせたまま口付けて。
キツク吸い付くと痕を散らした。彼が好きだって言ってた場所。
そうして小さく笑ってから自身を宛がう。]
(?26) 2024/07/19(Fri) 7:08:33

【恋】 世良健人

[ゆっくりと、彼に押し入ろうとしながら……]


もう随分と楽に呑み込めるようになったけど……
最初はまだすこぉし抵抗がある。入り口が狭いの。

だからね…………こう


[ぐっと力を込めて身を沈めて。
入り口を一番太い場所を通過させる。]


ちょっと力を入れて……ほら。入った。分かる?
後はね……、難しくない。
ゆ〜〜〜っくり、奥まで、入っていくだけ……

時雨に俺が入ったの……分かるかな?


[結合部をそっと指で辿ってから。
彼の胎をなぞる。少し圧してあげれば、俺の形が分かる。
そうして時雨に見せつけるように姿勢も角度も変えて。
繋がった部分を何度かそっとなぞってあげた。**]
(?27) 2024/07/19(Fri) 7:09:55

【独】 世良健人

/*
>>-6 おはよ。灰レス楽しみにされてるね❤︎
(-8) 2024/07/19(Fri) 7:49:34

【恋】 時雨

[“何時も可愛い”だなんて言われて。>>?19
 健人の顔から、すっと視線を外した。
 可愛いでも。綺麗でも。
 格好良いでも。
 何だっていい。健人が俺にくれる言葉。
 ヒーローでも、例え悪魔でも。

 ほんとは何だっていいんだよ、俺は。
 健人が、笑ってくれるなら。]
(?28) 2024/07/19(Fri) 11:55:40

【恋】 時雨

[見える所に痕をつけないで欲しいと、
 お願いしたら。
 “なんで?”と健人が問う。>>-7

 だって。俺。
 健人のじゃないんでしょ。

 反射的に、自分の中で
 言葉に変えてしまった思いが。
 鋭く胸を刺した。]
(?29) 2024/07/19(Fri) 11:56:37

【恋】 時雨

[健人に“それ”を告げるのは、
 何故か後ろめたかった。]


  ───…ひと、に。


  ……、見られ…て。
 
  嫌だった、から………


[健人と目が。合わせられない。
 途中言葉に詰まって唇を噛みながらも、何とか伝えた。
 健人じゃない、他のαに。
 多分、そういう目で。見られた。
 罪悪感めいた焦燥が湧き上がる。
 俺は。健人だけの、……違う。]
(?30) 2024/07/19(Fri) 11:59:06

【独】 時雨

[俺が何しようと。
 誰とどうなろうと。
 健人の知ったことじゃない。

 健人は、俺を選ばない。

 否を叫ぶ身体に言い聞かせる。
 頭に、ぎりりと痛みが走る。]
(-9) 2024/07/19(Fri) 12:00:20

【恋】 時雨

[健人は。知らない。
 初めて項に噛み痕を貰った時。
 それが番える場所でなくとも、
 俺がどれだけ幸せだったのかを。

 噛まれたい。
 噛んで欲しい。
 番になれなくても、
 生涯残る傷を、健人に刻まれたい。
 この身体に。]
(?31) 2024/07/19(Fri) 12:02:31

【恋】 時雨

[健人の指が首筋の線をなぞって、項へと伸びる。>>?24
 思わず呼吸を止めて、触覚に全てを注ぐ。
 健人が痕をくれた場所。
 確かめるように触れられる。
 前に残してもらった痕は、もう消えているのを知っている。
 自分でも、確かめずにはいられなかった。
 項に触れられるだけで、いつも涙が零れそうになる。
 臥せた睫毛が震えて、頬を湿らせた。]



  噛んで、くれないの……?


  … 隠れるところ、も?


[咄嗟に訊ねた声は、甘く語尾を引きずる声音。]
(?32) 2024/07/19(Fri) 12:04:28

【恋】 時雨

[上半身を屈めて俺の耳元に顔を寄せていた健人が、
 身体を起こす。>>?25
 胸へと押しつけられていた脚が再び担ぎ上げられ、
 当たる角度が変わって、呻きを押し殺した。
 “見てて”と囁きながら、健人が頬を撫でてくれる。
 何よりも彼を収めるためにある下腹を
 指で辿って、緩やかに勃ち上がった性器を掠める。
 奥の際まで指が行き着いて、期待にひくりと蕾が震えた。

 視線を絡めたまま、俺の内腿に口づけ、
 痕を散らしては微笑む健人は。
 2年前より頬の丸みが削げて、
 男の子から男の人に近づきつつあった。]
(?33) 2024/07/19(Fri) 12:25:23

【恋】 時雨

[反り返った性器が、俺の下肢の間に宛がわれる。
 先端が埋まって、少しずつ中へと沈み込んでいく。
 張り出した部分が、ず、と入口を突き抜ける時。
 健人が教えてくれるように、
 肉輪が窄まって、押し返す感覚があった。

 彼を拒むのでなく。
 きっと、彼を楽しませるための、身体の造り。
 事実俺は、そこから先へと健人が深く潜っていく間、
 自由にならない身体でシーツに背を押し付けて、
 内襞のひとつひとつで、夢中でその感触を味わっていた。]
(?34) 2024/07/19(Fri) 12:40:20

【恋】 時雨

[健人が、いつもどうやって俺を抱いてきたのか。>>?27
 健人の声で、健人の言葉で
 聞かせてもらうのが、堪らなかった。
 健人が、俺がちゃんと健人のペニスを 
 根本まで全部飲み込めているのを。
 胎を上から圧して、結合部を指でなぞって。
 健人自身で確かめてくれている。]



   …ぅ、ンッ、  ぅうん、わか、る……!



[嬉しい。嬉しい。……嬉しい。
 触れたくて、触れられたくて。
 傍に行きたくて仕方がなかった人と。
 今この瞬間、一つになれている。
 それを心ゆくまで実感させてくれる抱き方だった。
 涙が幾筋も頬を伝って、慌てて何度も手の甲で拭った。
 場違いな涙。きっと。変に思われる。]
(?35) 2024/07/19(Fri) 12:44:33

【秘】 時雨 → 世良健人


[これを。失う?本当に?

 失うくらいなら、いっそ────]
(-10) 2024/07/19(Fri) 12:45:48

【恋】 時雨

[ふる、と頭を振り払う。
 造り変えられた身体が愛おしくて、
 薄く浮き上がる下腹の輪郭をなぞり、
 二人の形を繋ぐ狭間にそっと指を差し込んで、
 健人の性器の根本に指を絡めた。]
 
 
  俺の身体、…健人に、随分慣れたよね。

  最初。入んなかったら、どうしようと思った。


[自然と、小さく笑顔が浮かんだ。
 ちょうどあれから、2年近く経つ。
 この2年。本当に、幸せだった。
 健人と出会ったこと。
 出会い頭に、一方的に声をかけたこと。
 不躾に誘って、それから始まった二人一つの時間。
 今の痛みがその対価なのだとしても、
 どれも、後悔する訳がない。]
(?36) 2024/07/19(Fri) 12:50:32

【恋】 時雨

[触れて、触れられて、
 彼に寄り添って、傍に居たい。
 俺を突き動かす、狂おしい悲願。

 俺が健人に、ずっと感じていたように。
 健人は、俺に感じていない。
 健人はただ、慣れない日々の中で情に絆され、
 Ωという性に中てられているだけだ。


 引き合う定めが、Ωとαにあるのなら。
 健人の相手は。俺じゃない。
 それなら。
 これ以上は、有り得なかった。] 
(?37) 2024/07/19(Fri) 12:53:29

【恋】 時雨



  ……健人、

[ありがとね。胸の裡で囁いて]


  気持ちいいこと。
  いっぱい、しよ? 


[健人を見上げて、微笑んだ**]
(?38) 2024/07/19(Fri) 12:57:48

【秘】 世良健人 → 時雨

[俺の質問に答えた時雨の言葉に。>>?30
柔らかく笑みを深める。


…………時雨。それは答えの形を成して無いよ?
俺の質問を。ただ繰り返しただけだ。>>-7
(-11) 2024/07/19(Fri) 19:44:42

【秘】 世良健人 → 時雨

[胸の軋む音が聞こえた気がした。


時雨が俺との関係を。本気で卒業で終わらせる気で居るのは。
…………気付いてた。
俺だってバカじゃない。
彼がカラオケで二曲続けて歌った歌。>>3:?30>>3:?31


俺が『良い曲だね』と告げたら。>>3:?36
時雨は微笑んでいた。>>3:?40
俺は歌を一曲歌っただけで。
まだ彼に何も言葉に出来て居ない。
時雨が終わりを見据えるのは……当然かもしれない。
それこそ。他のαに俺の噛み痕なんて見られたく無いだろうさ。]
(-12) 2024/07/19(Fri) 19:45:58

【恋】 世良健人

[悲しくて辛くて苦しい時程。俺は笑う。
そういう風に身体に染み付いていた。
けれど耳元で囁いて身体を起こす直前。
時雨が囁いた言葉に目を瞠る。>>?32


そうだね…………
まだ何も終わっていない。
始まってすら…………


身体を起こすと時雨の頬を優しく撫でて。
時雨の脚を担ぎあげると、下肢を辿って行った。>>?33
時雨との繋がりが良く見えるように……
言葉と視覚で、彼に教えてあげる。
時雨はシーツに背中を押し付けて此方を見ていた。>>?34
(?39) 2024/07/19(Fri) 19:47:54

【恋】 世良健人

[全て納めきってから。優しく胎を押して。
繋がった場所を指先でなぞって。触覚でも教えてあげる。
時雨がぽろぽろと涙を零して。
それを手の甲で拭おうとするものだから……>>?35
時雨の手をそっと握ってやめさせた。]


擦ると跡になる。


泣いても良いよ?
涙は悪い物では無いから…………

ね?



[指先を絡めて。時雨の手を封じてしまう。]
(?40) 2024/07/19(Fri) 19:48:29

【恋】 世良健人

[時雨が反対側の手で繋がった部分に触れる。>>?36
根元に指が絡まった。
笑みを見せる時雨に。俺も笑う。]


俺も………………


ヒート中ならまだしも。
普段の時雨が俺を受け入れられるとは思わなくてさ。

実はめちゃくちゃ調べて準備した。


[健人君は勉強熱心ですからね?
そう言って笑いながら。時雨にキスをした。]
(?41) 2024/07/19(Fri) 19:49:14

【恋】 世良健人

[時雨が此方を見上げて微笑みかける。>>?38
俺は時雨に微笑み返した。]


いいよ?


いっぱいしよ。俺もしたい。

…………時雨。シャツのボタン。ちゃんと閉じてね?


[笑ってそう言うと。先程彼が抱いていた肩口。>>?17
何時か自分が噛み痕をつけた事を思い出させる場所。>>?23
そこに顔を寄せると。口を開いて。肌に歯を立てた。
ぐっと力を込めて噛み締める。プツリと肌が裂けて。
口の中に血の味が広がった…………]
(?42) 2024/07/19(Fri) 19:50:03

【恋】 世良健人

[一度顔を離して。時雨に笑いかける。
それからもう一度肩口に顔を寄せて。
噛み痕に滲んだ血を丁寧に嘗めとった。]


他には何をしようか…………


時雨は奥が好きだよね。
ヒートの時も。普段でも。
今はどっちだろう…………


[時雨の胎の奥を自身でノックしながら。
彼の胎を掌でもそっと優しく撫でてさする。]
(?43) 2024/07/19(Fri) 19:50:40

【秘】 世良健人 → 時雨



ヒートの時は。ここに子宮が降りてきてる。
…………どっちだろうね?

 
(-13) 2024/07/19(Fri) 19:51:20

【恋】 世良健人


[ふわりと時雨に微笑みかける。
『今日の時雨は酷く甘い香りがするから。』
そう。嘯いた。**]
 
(?44) 2024/07/19(Fri) 19:51:45

【恋】 時雨

[涙を拭う手を、健人にそっと捕らえられた。>>?40
 優しく言い含められれば、何も言えなくなる。
 痕になるなんて、俺はどうだっていいのに。
 指を絡められて、動きまで封じられる。
 抗えない。振り解けない。
 甘い降伏。] 



  ……駄目、って言われても。

  止めらんないの……これ、


[例え、良いよ、って健人が言ってくれなくても。
 健人に抱かれていれば、そうなってしまう。
 それが悪い物だなんて、俺も思わないけど。
 バツは悪くて。くぐもった声で呟く。]
(?45) 2024/07/19(Fri) 20:53:33

【恋】 時雨

[俺が囁いた愛しい感慨に。健人は、
 『実はめちゃくちゃ調べて準備した』って答えた>>?41


  ………そんなに?
  ほんと???


  っ、ふは、
  健ちゃんが健ちゃん過ぎる、


[きっと大真面目な顔で、ひとつひとつ吟味して
 探索したんだろう。その手のWebサイトを。
 よく知んないけど俺、そういうの。
 想像して、屈託のない笑い声が零れた。
 それは、随分と久しぶりな気がした。

 初めてヒートを一緒に過ごした後。
 健人が、俺を呼び出して。
 体育の後に初めて服をくれて。
 俺、怒っちゃったんだよな。
 それで、普段もしてみる?って話になって。
 どんな準備が必要か調べるって、確かに言ってた。

 ………ああ。懐かしいな。
 二度と帰れない。
 始まりの予感に胸高鳴らせた、愛しき歳月。]
(?46) 2024/07/19(Fri) 21:06:27

【恋】 時雨

[いっぱいしよ。俺もしたい、って。
 何時かも、そう答えてくれたな。>>?42
 ふっと胸が満ちる。
 ねぇ、健ちゃん。
 それでも俺、幸せだよ。

 シャツのボタン閉じてね?って
 前置きした健人が噛みついたのは、肩口だった。
 綺麗に癒えてしまった場所。]



  ………ッ、 …ぁ、 んんっっ、!


[唇の触れる感触。歯先の硬質に、肌が期待する感覚。
 肉を裂いて食い込む痛み。
 それらに小さく喘ぎながらも、かっと頬に熱が集まる。
 自然と仰のき、彼に首筋を晒してしまっていたことに。
 だって。ボタン閉じてって言うなら、もっと。
 見えそうな位置かと、思って。]
(?47) 2024/07/19(Fri) 21:18:13

【恋】 時雨

[健人が肩口で顔を上げて、俺に笑いかける。
 自分で作ったばかりの傷に唇を寄せ、
 赤い舌を生き物みたいにその上で蠢めかせる。>>?43
 見ているだけできゅうっと窄まった中を掻き分けて、
 奥へと深く、健人が押し入ってくる。]



  …………ぁ、んぅ、ぅ 

   っぁ、 届く──……、



[彼にずっと口づけていて欲しい場所が。
 今日は微かに触れる。
 ヒートの時みたいに。
 ………また。俺。
 初めから体液を溢れさせていた蕾。
 半ば意図的に放ったフェロモン。
 自らせがんだ健人の言葉に煽られて、
 ひとりで勝手に熱を昂らせて……、]
(?48) 2024/07/19(Fri) 21:23:46

【恋】 時雨

[思考とは裏腹に、健人にそっと奥をノックされるだけで
 甘い声が迸る。>>?43
 胎を撫で擦ってくれる手を上から押さえつけて、
 夢中で淫蕩に耽る。]


  や、そこ…っ、ぐりぐりされるの好き、きもちぃ、!


[そこから熱が生まれて、育ってゆく。
 言葉が、迸る。]


  奥、可愛がってぇ、
  健人ので、いっぱいキスして……ッ!

  ヒートの時、一番奥に当てられるの、
  俺、いちばん……、……っふ、


[涙が止められない。
 それが何より好きなのだと、伝えたくて。
 ああ、もう一つの“一番”が欲しい。
 肩じゃなくて。もっと違う場所に。
 健人に愛玩してもらえる、俺だけの特権。]
(?49) 2024/07/19(Fri) 21:29:28

【恋】 時雨

[健人が。何気なく告げた言葉。]



   ────………、…ぇ、?



[小さく。声を漏らしてしまった。
 いつも俺は。
 健人のを、一番奥の奥まで届かせたくて。
 健人がそこに、欲しくて。欲しくて。
 自分で腰をくねらせ擦りつけて、何度も悦がって、
 そこが悦いのだと、健人に全身で訴えてきた。
 動かさずに先端で口づけていてもらうだけで、
 何度も、何度でも。
 健人をきゅうきゅうに抱き竦めて、上り詰めて───…


 何で。気づかなかったんだろう。
 ヒートの間だけ、身体が変わるなら。
 それは。αの子を孕むためにでしか有り得ない。]
(?50) 2024/07/19(Fri) 21:42:21

【恋】 時雨

[知ってたんだ。健人は、ずっと。]
(?51) 2024/07/19(Fri) 21:43:31

【恋】 時雨

[ぶわ、と。首筋が粟立った。
 全身の毛穴が開くような錯覚。
 身体が焚きつけられる。
 その感覚が、分かってしまった。
 健人に。俺の香を聞き遂げてもらうために、だ。]



 
  健、人…───……、




[識って。俺の匂いを。俺を。
 言えない。そんなこと。
 部屋の空気が薄くなった気さえして、
 息を吸う唇が、小さく喘いだ**]
(?52) 2024/07/19(Fri) 21:45:28

【恋】 世良健人

[涙は止められないらしい。>>?45


なら。たくさん泣いたらいいよ……。



[俺は声を潜めてそう囁いた。
ここには2人しか居ないんだから。]
(?53) 2024/07/20(Sat) 2:26:08

【恋】 世良健人

[初めて普段の時雨とセックスした時。
たくさん調べた事を暴露したら。時雨が笑った。
連られて俺も笑顔になった。]


ほんとう。


健ちゃんが健ちゃん過ぎるって何それ。ははっ。


[笑いながら今は話せる。
あの頃は不安と戸惑いが大き過ぎて。
自分の事すら何も分かってなかった。
分かろうとすることすらしてなかった。きっと…………]
(?54) 2024/07/20(Sat) 2:26:47

【恋】 世良健人

[肩口に噛みついて時雨を見詰めれば。
首筋を晒してくれてた。
小さく時雨に微笑みかける。


恥ずかしい思いをさせたならごめんね?時雨。


今そこを噛むのは。俺が危険だ。
なんでだろう?彼をこんなに好きなのに。
彼は俺とお別れする気で居て。
他のαと会話する姿まで見てるのに。
なんで俺は……………………]
(?55) 2024/07/20(Sat) 2:27:53

【恋】 世良健人

[気持ち良い事を。たくさんしよう?
時雨が一番最初に教えてくれた。時雨の好きな事。
時雨の好きな事。俺も一緒に。たくさんやりたい。

連れて行ってくれたところ。どこも本当に楽しかった。
初めて入るハンバーガーショップ。
わざわざ全国チェーンの何処にでもある店を選んでくれた。
知らない歌をたくさん教えてくれた。

それに…………
好きな子を抱く。喜びと。幸せと。
言葉に出来ないもどかしさと。苦しみと。
ああ。でも。やっぱり。喜びの方が、ずっと大きい…………]
(?56) 2024/07/20(Sat) 2:28:44

【恋】 世良健人

[時雨の初めてが。何か一つでも欲しくて。
彼の身体の奥の奥に。自分を埋め込んだ事もあった。
以来数えきれないくらい。何度も。奥を犯した。

でも一番幸せなのはやっぱり……
ヒートの時の時雨が。子宮を俺に押し付けてくること。>>?50
男性体のΩは、番わなければ妊娠しないことは知ってる。
それでも。彼がそれによがるのに。
たまらない喜びと幸せを感じた。
激しく出し入れするのではなく。
ただ奥で口付けて。押し当てて。彼のうねりに任せて。
共に快楽を分かち合い。精を吐き出すのが好きだった。

多分俺は気付いてた。
彼が避妊薬を飲まない日が増えた事。
気付いて指摘しなかった。
今も。彼は薬を飲んではいない。
それでも俺はそれを知っていて。
時雨のあげる掠れた甘い声を聴いている。>>?49
(?57) 2024/07/20(Sat) 2:29:49

【恋】 世良健人

[不意に。空気が変わって…………>>?52
噎せ返るような甘さに。ぶわりと思い出が湧き起こる。
額から汗が零れ落ちて。ふわりと身体が浮遊したように感じた。


瞬きもせず。目を見開いて時雨を見詰める。


口を開いて。閉じて。項ではなく。時雨の唇を求めた。
自分の理性と本能がせめぎ合っているのが分かる。
でも時雨の香りに包まれたからこそ思う。
彼の前では獣では居たくない。
少しでもより良い人間で居たい。
心の底から湧き上がる渇望に。涙が零れた。]
(?58) 2024/07/20(Sat) 2:31:00

【恋】 世良健人

[開いた口を閉じる事が出来なかった。
言葉を発することが出来なかった。]


…………し……ぐれ……………………


[初めて。彼の香りに気付いた日の事を。鮮明に覚えて居る。
例え彼が全て忘れ去っているとしても。
最初に目が向いたのは彼の白い首筋だった。
けれど彼が言葉を発した。名前も知らなかった彼が。
甘い香りに包まれて。『よかった。さっきの、』たった。二言。
自分の全てを肯定された気がした。腹の奥底から熱かった。
良い人間で居たいと思った。彼の言葉を裏切らないで居られる自分で在りたいと思った。理屈ではなく。そう思った。]
(?59) 2024/07/20(Sat) 2:32:25

【恋】 世良健人

[学園で彼の姿を認識した時。


自分の弱さを直視するならば……。
恐ろしかった。彼の存在自体が。
どうしようもなく自分を惹き寄せる。
何処に居ても気付いてしまう。目が向いてしまう。


だから避けた。遠巻きに笑顔で会釈するに留めて。
なのに…………彼が自分を覚えて居ないと知った時の絶望を。
なんと表せば良いんだろう…………
最初に抱いた決意が崩れ去りそうになるような。
大き過ぎる不安と、戸惑いと、孤独から。
救ってくれたのは。やっぱり時雨だった…………]
(?60) 2024/07/20(Sat) 2:33:26

【恋】 世良健人

[図書館で交わした会話を覚えて居る。
『ありがとね。”センシティブ”な質問に答えてくれて。』
時雨は軽い口調で口にしたけれど…………

時雨と会話をすることで。
きっと自分の考えも整理されていた。
『真っ当に生きてさえいれば報われる社会』
自分の想いをそんな言葉で形容したのはその日が初めてだった。
その時俺は。第二性への拘りから。一歩足を踏み出していた。]
(?61) 2024/07/20(Sat) 2:34:21

【恋】 世良健人

[時雨のご自宅の厳粛さを覚えて居る。
穏やかで気さくな笑みを浮かべながら。
厳しい目で此方を見据える時雨の母親。
年の離れた美月ちゃん。


『愛情』と言う言葉だけでは形容しきれない何か。


それでも。お借りしたお父様のお着物。
焚き染められた一足早い梅花の香り。
空に向かって真っ直ぐに伸びる竹林の青々とした姿と香り。
降り積もった雪の香り。
それらの中でひときわ馨しく香る隣を歩く人。]
(?62) 2024/07/20(Sat) 2:35:23

【恋】 世良健人


[何度。同じことがあっても。同じことをする。
最も優先されるべきは。隣に立つ人だと。
強く。強く。思った…………。]
 
(?63) 2024/07/20(Sat) 2:35:55

【恋】 世良健人

[世良の家に等。何の未練も無かった。
けれどクリスマスに彼が家の事に触れて。不意に気付いた。
今の弟には。何も任せる事も。託す事も出来ないと。

そうして思い至った。

今まで俺が甘受していた生活。
目には見えなくとも。働いてくれる人が居るから。
俺は時間を異なる事に使えた…………
財閥のトップ等なりたい人間がなればいい。
けれど愚かな人間がその席に着けば……
被害を受けるのは、それこそ。
『ただ真っ当に生きている』会社で働く人々だ。
彼らにとってトップや権力争い等さして重要ではない。
雇用と給料がきちんと払われる事。
明日も生活に怯えなくて良い安心。
それらを守るのは、それこそ責任と義務ではないか……と。

時雨の安全を守ってくれるSPの存在のような。
自分の目に映らない人々まで。
家と共に切り捨てたくはない。]
(?64) 2024/07/20(Sat) 2:38:49

【恋】 世良健人

[時雨の心の内を聞いて。
骨子はそのままに、計画を修正しながらここまで来た。
忙しさは目が回る程だったけれど…………


ようやく。もう少しで手が届くところまで来た。


時雨。大好きな時雨。君には綺麗な物をあげたい。
君の前では。より良い自分で居たい。
ふと。八木重吉の『ゆるし』と言う詩が胸に浮かんだ。
俺には難しすぎて無理だと思う。
五分咲きにすらならないだろう。
でも花を捧げるなら。神様ではなく時雨に捧げたい。]
(?65) 2024/07/20(Sat) 2:40:30

【恋】 世良健人

[俺の名を呼ぶ時雨に囁きかけた。>>?52


時雨。俺を全部あげるから。受け止めて。


[彼の子宮に苦しいくらいのキスをして。
自分の子種を解き放った。
唇は自然と彼を求めて。時雨の唇を塞いで居た。

何時か。俺がどんな香りがするのか。時雨に聞いてみたい。
ふと。そんな思いが胸を過った。**]
(?66) 2024/07/20(Sat) 2:41:15

【恋】 時雨

[昂る胸が心臓を引き絞って、
 頭が痛むほどに全身に血を巡らせ、
 俺という存在を、健人に知らせる。

 まるで、あの時みたいだ。

 再び健人を見つけた日の、高らかな鼓動。
 忘れもしない。始まりの音。
 俺は、健人と。
 綻び始めた春の只中に居た。
 
ようやく逢えた。
(?67) 2024/07/20(Sat) 6:33:41

【恋】 時雨

[去来する思いに咽ぶ。
 声が、形にならない。
 俺に刻まれた、幾つもの記憶。]



  健人……けん、と、 健人……っ



[声に涙が滲む。
 視線に切望と熱願が籠もる。
 噛まれたい。噛んで。……お願い。
 頭を強く揺する。
 首を捩って、頸を晒す。
 どうか。俺を。早く。
 ずっと。ずっと待ってた。]
(?68) 2024/07/20(Sat) 6:38:04

【恋】 時雨

[何時より強く、香を燻らせた自覚があった。
 俺という存在全ての願いが、彼を婚う。
 汗と彼の匂いを纏う健人が。
 俺を見ている。>>?58
 唇が開く。白い歯と赤い舌が覗いた。
 綺麗だと思った。

 祈りに瞼を伏せる。
 俺は。健人を求めずに居られない。

 温かな唇が、首筋に触れることなく、
 その人の名を呼ばう俺の唇を塞いだ。


 …………ああ。]
(?69) 2024/07/20(Sat) 6:44:45

【独】 時雨



 [ やっぱり。俺じゃないんだ。 ]


 
(-14) 2024/07/20(Sat) 6:46:16

【恋】 時雨

[緩く視界を閉ざしたまま、
 絶望を噛んだ。
 それでも彼は、
 俺の名を口にしてくれる。
 俺を。呼んでくれた。>>?59



    …… 健人。


[唇が、彼の形に震えた。
 健人が、俺を呼んだから。]
(?70) 2024/07/20(Sat) 6:47:44

【秘】 時雨 → 世良健人

[俺の手は届かない。
 随喜に流れた涙も、もう止まっていた。
 どうして俺の身体は。
 それでも、昂っているんだろう。

 ああ、健人が。
 俺の中に居てくれるからだ。

 それだけで、俺は───…]
(-15) 2024/07/20(Sat) 6:49:20

【恋】 時雨

[“俺を全部あげるから。受け止めて。”
 俺へと届いた囁き。>>?66
 目を、いっぱいに見開いた。]



   ────……っん、 …と、

 
 
[子宮口に熱烈に口づけられながら。
 その奥へ奥へと、子胤を注がれながら。
 目の眩む多幸感だけが、
 俺に降り注ぐ。
 視界が烟る。
 薄紅色の花弁に
 埋め尽くされたみたいに。]
(?71) 2024/07/20(Sat) 6:51:41

【恋】 時雨

[何も結ばない。
 何も成さない。
 唯、幸福な交わり。
 健人の匂いに擁されながら、
 震える俺の真ん中に、健人の全てを抱き締めた。
 口づけをくれる唇の下、
 恍惚に綻ぶ唇が、か細く吐息を漏らした*]
(?72) 2024/07/20(Sat) 7:03:53

【恋】 時雨

[どれだけ時間が経ったのか。
 目が覚めてもまだ、ベッドの上で、
 健人の腕の中に居た。
 居心地の良い微睡みと倦怠から意識を引き上げて、
 健人に小さく笑う。]



  おはよ。 


  … 寝る前に、シャワー連れてってくれる?

  明日朝、時間ないと思うから。
  お腹掻き出して、綺麗にして?



[抱き上げて欲しいと健人に腕を伸ばしながら。囁いた。
 今の俺には。
 そんなこと、耐えられそうにないから。
 浴室へと運ばれる時。
 健人の脱ぎ捨てた服が、脱がれた形のままで
 ベッドの端に広がっているのが目に入った。
 健人と寝るようになって、
 ヒートの俺が巣作りしなかったのは、
 初めての時以来だった。]
(?73) 2024/07/20(Sat) 7:44:57

【独】 時雨



 [その夜、俺は。

  空っぽの腹を両腕で抱き締めて、
  健人の腕の中で眠った。]



 
(-16) 2024/07/20(Sat) 7:46:10
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【恋】 世良健人

[時雨が俺を呼んでる。香り立つその全身で。>>?67
彼が育てた花を見た日の事を思い出した。
初めて彼とカラオケに行くと浮かれていた日。
あの日俺は本当は……………………


少しでも。一欠けらでも。彼が俺を思い出してはくれないかと。
胸の奥底から渇望して。期待していた。
日頃人前では歌わない歌。
弁論大会を思い出させるよう。
練習のために歌い込んだ歌を最初に歌った。
結果は…………空振りに終わってしまったけれど。


カラオケに行く前に花を見た。
夕日の色をしたお釈迦様のお花。
金子みすゞさんの『花のたましい』を思い浮かべた。
花言葉を思い浮かべた。また。逢えた。そう。思った。]
(?74) 2024/07/20(Sat) 10:32:50

【恋】 世良健人

[時雨が俺の名前を呼んでる。]


時雨。…………時雨…………


[愛おしい。愛おしい。時雨。
頬に手を滑らせて何度も口付ける。
どうして忘れてしまったの?
どうして別れようとするの?
どうして…………項を差し出すの?

攫って欲しい?

あの家から。分からない未来から。
不透明で不安定なこの関係から…………]
(?75) 2024/07/20(Sat) 10:34:18

【恋】 世良健人

[彼の項をそっと優しく辿る。
熱に浮かされた瞳は。涙を湛え。それでも強い光を保っていた。
思い出す。彼との出会いから。これまで過ごした日々の全て。


彼と抱き合うたび、何度思っただろう。
どうして俺と彼は別の個体なのだろう?と。


けれど俺と彼は別の個体で。別の価値観で。別の考え方で。
生きている……………………
待たせてごめん。でも。もう少しだけ。待ってて?]
(?76) 2024/07/20(Sat) 10:35:11

【恋】 世良健人


[腕の中で名を呼んで。吐息を漏らして。意識を手離して。
そんな時雨の額に。そっと口付けた。>>?70>>?71>>?72
 
(?77) 2024/07/20(Sat) 10:35:34

【恋】 世良健人

[目を覚ました時雨の瞳が俺を映す。>>?73
俺も時雨に微笑みかける。]


おはよう。


……良いよ。今日は無理な姿勢もとらせたから。
少しだけでも。一緒に湯船に浸かろうか。


[微笑んで。風呂に向かうと。
彼の胎から己の子種を掻きだした。
それから丁寧に時雨を洗って。ぬるいお湯に浸かった。
柔らかなタオルで彼を拭いて。髪を乾かして。
少しうつらうつらしたならそのままベッドに運んで……
シーツと布団にくるまれた。布団の中で。
時雨を抱いて二人だけの夜を過ごした。
枕元の赤い猫だけ。時雨に貸してあげた。寝る時。心地好いから。**]
(?78) 2024/07/20(Sat) 10:35:50

【念】 世良健人

── 6月のある日 ──

[時雨を抱いたあの日から。
俺は放課後自分から時雨に声をかける頻度が増えた。
その日は時雨を誘って放課後勉強を見ていた。
見えるところに痕は着いて居ない。
でも。人目に触れる場所で彼と共に居たかった。


同じクラスなら良いのに…………
同じ大学に行ければ良いのに…………


そう思いながらも、彼に教える時は自作のプリントを使う事も多かったから。何時ものように。丁寧に彼に勉強を教えた。]
(!1) 2024/07/20(Sat) 10:56:49

【念】 世良健人

[ふと気付くと。窓の外。雨が降っていた。
時雨を好きになってから。雨が愛しくなった。
随分と長い間弾いて居ないけれど…………
音ゲーで練習した程度だな。鍵盤のタッチなんてもう柔らかくまぁるい音は出せないかもしれない。でも……]


時雨。今日は勉強はここまでにしようか。


もしよかったら。音楽室でピアノ弾かせてもらわない?
最近ゲーセンにも行って無いし…………
時雨は昔。何か楽器とかやってた?


[勉強道具を片付けて。
廊下を歩きながら、笑いながら他愛の無い雑談をする。]
(!2) 2024/07/20(Sat) 10:57:56

【恋】 世良健人

[音楽室のドアを開ければピアノが一台置いてあった。
蓋を開けて。柔らかな布を取って。鍵盤をぽんと叩く。
懐かしい音がした。]


もう指は錆びついてると思うけど。一曲だけ…………


[それでも中学までは長い時間を費やして練習した楽器だ。
じゃがいもの皮むきを禁止されるくらい。
そう思ったら。くすっと。笑みが零れた。
それからすっと姿勢を正して。心を落ち着けてピアノに向き直って。

雨の日の学園でショパンの『雨だれ』を弾いた。
決して明るいだけの曲では無かったけれど……
瞼の裏に。雨の中佇むお誕生日の時雨が見えた。
最後。高く。優しい音色で曲がしめ括られて…………]
(?79) 2024/07/20(Sat) 10:59:03

【恋】 世良健人

[そっと鍵盤から指を離した。
時雨に向き直って。顔を見詰める。]


明日さ…………


放課後。明月院に紫陽花を見に行かない?

今が見頃だと思うし。
放課後なら人も少ない……
京都とはまた趣が異なるだろうけれど。
鎌倉の紫陽花も綺麗だよ?

…………一緒に行こう?


[俺は微笑んで。時雨を誘った。**]
(?80) 2024/07/20(Sat) 10:59:44

【独】 時雨

/*
>>2:-8>>2:-9
このへんの魂の叫び、めっちゃ嬉しい。

なちゅらるに俺の時雨認定しとる。
喘ぎ声は……できれば可愛いって思って欲しいなって
いつも思って書いてるから、良かった♡
不治の病を治すのは俺に不利益しかないので、
治療はしません!
それより俺ナースやるから、健人せんせぇ、
俺にお注射して…?
(-17) 2024/07/20(Sat) 11:36:14

【独】 時雨

/*
>>3:-10
自分の事を大事にしてる歌って認識、
なかったな…
でも自然体がそうかも。

>>3:-11
時雨が自分を一番大事にしてるってのは、
どうかな…?って認識だけど。

>>3:-12
健ちゃんが『自分』って答えるとこね。
時雨は違う回答をします。

graceの『“あたし”に会えてよかった』
『やっと自由になれた』&お別れを自分で選んでる、は……
解釈が違いますね…
今回の村名置いておきますね……

以降は大体その通りなんですが…

>引いたり。去ったり。諦めるって選択肢をお持ちなのが。
それは以下略

これ以上は解説を差し控えます。
待て次号。
(-18) 2024/07/20(Sat) 11:39:18

【独】 時雨

/*
>>3:-13
これ、可愛いの…???

>>3:-34
健ちゃんにはよ教えてあげて、ってここだよね?
>俺は。いずれこの人じゃない誰かに抱かれて、
 この人じゃない誰かの子どもを産む。

俺、このへん↓で、普通に健ちゃんに
直接伝えたつもりでいたな…?
>>3:?51>>3:?52>>3:?58
健ちゃんを候補に含めてないのを
明言してないから?
ネタバレそうだから解答は不要なんだけども。
(-19) 2024/07/20(Sat) 11:40:04

【独】 世良健人

/*
生足が見えるミニ丈のナース服でお願いします。
色はピンクか白か迷うね。
(-20) 2024/07/20(Sat) 11:40:15

【独】 世良健人

/*
>>-18 次回作楽しみにしてますね。

自然体がそうなの素敵ですね。
後村名参照されると照れます。
(-21) 2024/07/20(Sat) 11:43:45

【独】 世良健人

/*
>>-19 花盛りが好きな時雨さん可愛い。

後教えてあげて欲しいのは、抱かれる喜びを覚え込ませたのは=初めての相手は健ちゃんってことです。
健ちゃんそれ知らないままだから、普通に時雨には他に選択肢があると思ってる。
(-22) 2024/07/20(Sat) 11:50:17

【独】 世良健人

/*
なんか健ちゃんは散々灰へのお返事含んだネタバレ愛の告白(ト書きだからセーフ理論)した気がするんですが。
時雨の灰に反応すると愛を囁いちゃうからちょっとお口チャックしてます🤐
(-23) 2024/07/20(Sat) 12:31:00

【念】 時雨

[相変わらず、健人は週末のほとんどを学園の外で
 過ごしているようだった。
 その一方で、何故か平日に誘われる頻度は増えて、
 俺は少し戸惑いながらも、先約や部活のある日以外は
 応じていた。
 俺は、この人の考えていることがよく分からない。>>!1

 お手製のプリントの解答をチェックしている
 生真面目な顔を、頬杖を突きながら視界に入れていた。
 どうやら、ほとんど間違いはなさそうだ。
 そうでしょうね、俺真面目にやってるもん。
 忙しそうな健人が俺に費やしてくれる時間を、
 無駄にしたくはないから。]
(!3) 2024/07/20(Sat) 12:39:51

【念】 時雨

[それは、突然の提案だった。>>!2
 2人きりの音楽室で、健人がピアノを弾く所を
 見ていられるなんて、俺が健人のファンの子だったら
 卒倒ものだろう。
 俺はゲーセンでちらっと一端を垣間見てるから、
 耐性があるけども。
 会話の流れで、習い事の話を振られた。]



  ……お箏を、少々…?



[あと琵琶とか龍笛とか嗜んだこともあるけど。
 教養シリーズの一環程度だし、そこの話を掘り下げても
 俺的に特に面白くもないので、さらっと流しておく。
 現代に生きる男子高生としては、
 ピアノとかギターとかできる方が絶対格好良いと思う。]
(!4) 2024/07/20(Sat) 12:42:01

【恋】 時雨

[音楽室。ピアノに向かい合った健人が、鍵盤に触れる。
 姿勢を正して奏で始めたのは、
 優しく、沁み入るような音だった。>>?79
 転調してからは、力強く足元に響く音。
 どこかで聞いたことのある曲。
 有名なんだろうか。タイトルは知らないけれど。
 ピアノを弾く健人の横顔と、
 繊細に音を奏でる手の甲と指先には、
 触れるのを躊躇う美しさがあった。]



  ……綺麗だね。好きだな。



[健人は。いつも俺に、綺麗で優しいものをくれる。
 健人が俺を選ばなくても。
 それは、俺を大事に扱わないってことじゃない。
 ……惜しんでくれているのかも知れない。
 俺と一緒に過ごす時間を。

 椅子から立ち上がると、数歩の距離を削り、
 躊躇も忘れて、まだスツールに腰掛けている
 健人の手を取った。
 形の良い手の甲に唇を押し当てて、
 聞かせてくれてありがと、と目線を合わせて囁いてから。
 引き寄せた掌を、柔く押し返した。]
(?81) 2024/07/20(Sat) 12:45:51

【恋】 時雨

[健人が。俺に誘いをくれる。>>?80
 鎌倉の紫陽花を見ようと。
 今までなら、きっと。
 週末に誘ってくれただろう距離。]


  いいよ、行こう。
  見頃を逃す前に。

  ……今日じゃなくて大丈夫?


[明日、と口にした健人に、
 悪戯っぽく笑った**]
(?82) 2024/07/20(Sat) 12:50:45

【念】 世良健人

[プリントの回答をチェックする。>>!3
以前は引っかかっていた、少し捻った問題や。
混ぜ込んでいる難関大学の過去問にもしっかり対応していて。
ケアレスミスも無い。これだったら…………]


頑張ってるね。


[俺は時雨に微笑んで。
もしよかったらって。お勧めの参考書と問題集を教えておいた。
もう持ってるかもしれないけれど……
書き込みながら勉強すると捗るから。

音楽室に行く前に聞いたお琴の話しには。>>!4
『聞いてみたいな』と。素直に答えておいた。]
(!5) 2024/07/20(Sat) 13:18:29

【独】 時雨

/*
>>-23
ネタバレにならない範囲で愛を囁いてもよいのでは…?
灰でラブレターしたためてるし今更っちゃ今更。
(-24) 2024/07/20(Sat) 13:18:48

【恋】 世良健人

[『雨だれ』を弾き終わると。時雨が感想をくれた。>>?81
正直出来栄えはコンクールに出ていた頃とは比べ物にならない。
それでも。時雨が綺麗で、好きだと言ってくれるなら。
それだけで十二分に価値があった。]


ありがとう。


[目を細めて囁いて。
2人きりとは言え学園の中で手の甲へキスをくれた。
押し返される掌と引き換えに顔を寄せて。
時雨の唇に口付けた。]
(?83) 2024/07/20(Sat) 13:19:11

【恋】 世良健人

[鎌倉へのお誘いは受けて貰えて。>>?82
目を細めて愛おし気に笑う。]


今が花の盛りだから…………>>3:?81


[悪戯っぽい笑い顔に。小さく笑みを零す。
建前を口にしたって良かった。そんな物幾らでもあったから。]
(?84) 2024/07/20(Sat) 13:19:59

【恋】 世良健人

[でも小さく笑って本音を零す事にした。]


明日なのは…………


……明日も会うための、口実だよ?


[時雨は時々。酷く鈍いから。そう言って悪戯に笑い返した。**]
(?85) 2024/07/20(Sat) 13:20:20

【独】 世良健人

/*
>>-24 今更か〜〜〜………w(手遅れだった
(-25) 2024/07/20(Sat) 13:21:09

【恋】 世良健人

── 明月院 ──

[別名を「あじさい寺」と呼ばれる程。
鎌倉でも有名な紫陽花の見どころ。
俺はサマーニットに麻のシャツを組み合わせて、時雨と待ち合わせた。

初めて彼と出かけた時は、Tシャツにジーンズだったな。
時雨が頭をお団子にしてて。
ちらちらと見える項が気にかかった。
口には出来なかったけど…………
友達が勝手にってもごもごしてた。

放課後のカラオケなんかは制服だし。
今日も別に制服でも良かったんだけど……
今日は俺がお洒落してみたかったんです。
とはいえ、どんな服が良いかなんて分からないので。
最近ではお相手の惚気話を延々してくるようになった、女子高に通うαの友人に助力を乞いました。]
(?86) 2024/07/20(Sat) 14:51:52

【恋】 世良健人

[ちょっと雰囲気が何時もと違い過ぎて。
崩しすぎじゃないかなとか……
服に着られて無いかなとか。心配しつつ……


ふわりと甘い香りがすれば。そんな悩みは何処かへ消えた。


時雨が来る方へ顔を向けて。
微笑んで手を振った。]
(?87) 2024/07/20(Sat) 14:52:25

【恋】 世良健人

[彼も制服姿では無くて……]


行こうか。


…………似合ってるね。


[そう。小さく微笑んで。北鎌倉まで出かけた。]
(?88) 2024/07/20(Sat) 14:52:58

【恋】 世良健人

[2500株の姫紫陽花が植えられた。青い花が咲き誇る。
妙月院ブルーとも呼ばれる階段を2人でのんびりと歩く。
足元は何時かの嵐山と異なり歩きやすいスニーカーだ。

相変わらず情緒の無い俺はこの辺りの土は整地してるのかな…
とか。青一色の紫陽花を見て思いながら。
昨日降った雨に濡れて緑がより一層濃くなった紫陽花の中。
時雨と2人でゆっくり歩いた。

雨が降ると。緑がより一層青々と香る。
けれど今日も。何時だって。隣の人は何よりも馨しく香る。
時雨を見詰めると。小さくふっと微笑んだ。**]
(?89) 2024/07/20(Sat) 14:53:36

【独】 世良健人

/*
>>1:-13 別に阻止しにかかっていた訳では無く。
健ちゃんは自然とこうなったのです……

>>1:-19 健ちゃん演説原稿書く前は傲慢とか言われてましたから。その要素多分にあるんですよね。時雨が変えたのよ?
>>1:-20 可愛い♡

>>1:-23 あくまでセフレって呪文のように唱える時雨さん。
>>1:-24 やっちゃってから気付く♥

>>1:-28 健ちゃんはえっちですよ?
むっつり要素あったっけ?普通にえっちだと思います。
隠した事も否定したことも無いです。

>>1:-32 健ちゃん最初の最初から恋人対応だったよ♡
>>1:-33 二言で仕留めてたね!凄腕の狩人!!

>>1:-34 毎回噛みたい欲望と戦ってますけど。
時雨さんはほら。ちょっと鈍感なとこあるから。
しかも無自覚天然で。そゆとこも可愛いし好きですよ。
後。人の苦しむ姿見て嬉しい性癖好きですよ♡

>>1:-36 気になる防音事情

>>1:-40 理性なんて最初から無かったよ?????????
>>1:-41 闇が愛おしい時雨さん♥
>>1:-42 時雨が本気で逃げたいなら時雨だけは逃げる権利があるよ。他は知らん(対時雨になると態度が豹変する健人
>>1:-43 可愛い(⋈◍>◡<◍)。✧♡
>>1:-44 メモは取ってないけど会話はだいたい覚えてる。
(-26) 2024/07/20(Sat) 16:25:35

【独】 世良健人

/*
>>1:-45(俺)ねー?時雨が歯が当たったよね?とか言うから。
まあ。当たったよね。あ。噛みたくなるよね。噛むわ。
みたいな自然な流れだったねー?(未知数進行

>>1:-49 可愛い(⋈◍>◡<◍)。✧♡

>>1:-52>>1:-53 えっち大好き♡…………か??????
どれだけ抱いても恥じらいと戸惑いを多分に含んだ可愛い子にしか見えないんだけど???それ煽ってるって言わない?

>>1:-54>>1:-55 愛してるし通常運転だよ?
>>1:-56 出来た彼氏ムーブかましたら怒られる俺。不思議。
(-27) 2024/07/20(Sat) 16:26:16

【独】 世良健人

/*
独り言二日目
>>2:-0 時雨さんごめんね。つ【確信犯>>1:-59
>>2:-2 毎日時雨におかえんなさいって言われたい♡
>>2:-3 首輪は俺が外してあげるよ♥

>>2:-4>>2:-5 ガチの無自覚さん未知数進行

>>2:-15 理性と本能がタッグ組んで狩人したら獲物は逃げられません。
>>2:-16 そして記憶は消されました。
>>2:-17 せやな……(目逸らし
いやだってえっちに愛が溢れちゃうもんしゃーないわ。

>>2:-19 (⋈◍>◡<◍)。✧♡
>>2:-20 可愛いぃ。マフラーに埋まってくれるの可愛い。

>>2:-24 お母さん(概念)
>>2:-27 お友達さん本当ありがとう。深く腰もおるわ(拝)

>>2:-29 えへへ♡
(-28) 2024/07/20(Sat) 16:36:28

【独】 世良健人

/*
>>3:-5 無自覚物理こわっ。まあ。阻止するから良いんですが…
>>3:-6 やたっ♡
>>3:-7 村名(恥ずかしい)(照れる)嬉しいです。

>>3:-23(冬馬)悪いな冬馬。俺の心は全く痛まない。お幸せに。

>>3:-24 だって!だって思うでしょ?!!
俺だって男子高校生だよ?!!

>>3:-35 なんつード重いネタバレを。まあ。口説きますけど!
口説かれる気もしてますけど!未知数ですけど!!
>>3:-36 どうしてもやさぐれたい時雨さん。
しんなり弱られるのが健人には一番堪えました。

>>3:-37 番にならずにセフレのまま同棲しても良いと思います(キリッ
>>3:-38 時雨は制服気崩してるイメージだった。バスケ部のイメージ強いからかな?女子と一緒にお洒落もしてそうだし。
健人はベージュやキャメルや白をあげてる気がする。
あのな…………いくら俺の服でも合わない色は着せたくない。
時雨を愛でたいし可愛くしたい。あ。でも。紺は良いかも。

>>3:-39 おねだりみました。両目を抉って睾丸握りつぶせば良いと思います。
>>3:-40 時雨の認識がαの男友達だけどそれ。家同士の繋がりあるから番候補だから。と。思うと。時雨の周りにαが居るだけでギリギリする俺は相当心狭いと思います。まる。
(-29) 2024/07/20(Sat) 16:49:25

【独】 世良健人

/*
手遅れらしいから独り言にもレスしといたよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
(-30) 2024/07/20(Sat) 16:49:53

【独】 時雨

/*
>>3:-38
けんちゃはわかってない……
初めから俺に似合いそうなのより、けんちゃぽいやつのが、
これ健ちゃんの。俺健ちゃんの。って気分になるのです。
(-31) 2024/07/20(Sat) 17:56:06

【恋】 時雨

[健人の手にキスを贈ったら、
 顔が近づいてきて、
 健人に唇にキスをされた。>>?83


  ん……、 えっち。

[俺は、気づいていて避けなかった。
 柔らかな感触の残る唇を自分の指先でなぞると、
 くすぐったくてぞくぞくした。]


  ここ、学校なのに。


  ………今度、もっとえっちなことする?


[半分本気で、小さく微笑む。
 触れ合ったばかりの健人の唇を、間接ちゅー?と
 笑みを広げながら、ふにっと指腹で押した。]
(?90) 2024/07/20(Sat) 18:08:28

【恋】 時雨

[少しだけ。想像してしまった。
 校内で、俺の肌に触れる健人を。]


  …なんか、えっちな気分になってきちゃった。
  健ちゃんのせいだよ?


  今度。鏡の前でしよ?
  久々に噛んでよ、首輪の周り。  


[健人の項に片手を添え、唇に優しく噛みついて。
 声を潜める。]



  ………健人に噛まれるとこ、
  見ながらいきたい。


[向ける微笑みは、知らぬ間に
 とろりと蕩け始めていた。]
(?91) 2024/07/20(Sat) 18:18:43

【恋】 時雨

[花の盛りだから、と笑みを零す健人の肩に、
 枝垂れるように凭れ掛かる俺は。>>?84
 きっと盛りを過ぎて、爛熟した香を
 漂わせているんだろう。]


  ……口実。そうなの?

[そうなんだ、と繰り返して。]


  そんなの、俺に要るの?今更。
  呼んでよ、会いたくなったら。
  理由なんてなくても。

  ……俺も、健人に抱かれたいし?


[ふ、と目元で微笑む。
 それは、今の本音だった。
 もっと深く触れ合いたかった。
 健人が、俺にピアノなんて聞かせるから。]
(?92) 2024/07/20(Sat) 18:27:07

【恋】 時雨

[約束した放課後デートの日。>>?86
 健人はわざわざ着替えてきたらしく、
 いつもと雰囲気の違う装いで、俺を待っていた。
 俺もたまたま今日は、紫陽花に紛れそうな
 ライトブルーのサマーニットを選んでいた。
 健人のよりもシルエットがゆったりとして、
 鎖骨が見え隠れする。
 湿気で首筋に髪が纏わりつく季節だから、
 部屋に戻った時に、ラフなポニーテールに纏めて
 軽く髪を上げてきた。
 そこに痕がついていようといまいと、
 もう構わない気分だった。
 手を振る健人に低い位置で小さく手を振って、
 隣に並ぶ。
 似合ってるね、と褒めてくれる健人に微笑み返して]



  健ちゃんも。可愛いね、今日。



[それが。健人が普段、自分で選びそうにない服な事に、
 俺は気づいていたけれど。
 外出たら、手ぇ繋ぐ?と首を傾げてみせた。]
(?93) 2024/07/20(Sat) 18:44:15

【恋】 時雨

[鎌倉に紫陽花の名所があるのは知っていたけど、
 ここに来るのは初めてだった。>>?89
 青一色の紫陽花が両側に群れなす階段を目の当たりにして、
 健人から離れ、ととっと数歩駆け寄った。
 紫陽花の萼を覗き込む。ヒメアジサイだった。]

     
  凄いね、ここ。
  初めて来た。

  まだ、昨日の雨が花びらに残ってる。


[所々しっとりと濡れた紫陽花を見つめ、目を細める。]
(?94) 2024/07/20(Sat) 19:06:02

【恋】 時雨

[わかりやすく、花びらと言ったけれど。
 そう言えば、と訂正しておく。]


  ねぇ知ってる?
  紫陽花の花弁って、ほんとは花弁じゃないんだよ。
  だから、装飾花っていうの。

  見てもらうために咲く、飾り。
  綺麗だよね。


[受粉をする機能を持たない、
 何も結ばない花。]


  健ちゃん。
  階段、手ぇ引いて?


[自分から離れたくせ、手招きで呼び寄せて。
 はい、と健人に手を差し出して笑った**]
(?95) 2024/07/20(Sat) 19:10:20

【恋】 世良健人

[唇にキスをすると。えっち。と言われた。>>?90


えっちですよ?


[俺はしれっと答えたけれど。
続いた言葉にちょっと顔を染める。>>?90
え。いや。それは……。狼狽えてしまいそうな自分に。
むぅ。と。頬を膨らませた。
時雨が間接ちゅーって指先を唇に押し当てる。]


また揶揄ったでしょ。


[そう言えば初めて会った頃良く揶揄われてた。
思い出したら懐かしくて。微笑ましくて。でも悔しくて。]
(?96) 2024/07/20(Sat) 21:42:55

【秘】 世良健人 → 時雨



想像しちゃったじゃん。

 
(-32) 2024/07/20(Sat) 21:43:28

【恋】 世良健人

[耳元で小さく苦情を囁いておきました。
ちらっと時雨を見詰めてべっと舌を出す。
それから愛おし気に微笑んだ。]
(?97) 2024/07/20(Sat) 21:44:02

【恋】 世良健人

[時雨がおねだりをしてきて……>>?91
それこそリアルに想像して耳元どころか身体が熱くなった。
時雨の手が項に添えられて。
無意識に自分も彼の項を触っていた。
唇が触れ合って優しく歯が立てられる。
囁き声に吐息が熱をもって瞳が潤む。]


……いいよ。しよっか。



[潜めた声で囁き返せば。
時雨の瞳も蕩けて居た。]
(?98) 2024/07/20(Sat) 21:44:45

【恋】 世良健人

[時雨が俺の身体に枝垂れかかって。>>?92
甘い香りを漂わせている。今にも熟れて落ちてしまいそうな。
俺は構わないんだけど………………
時雨の言葉を聞くとは無しに聞きながら。
思わず廊下に視線をやった。時雨の身体を抱き寄せる。]


時雨。今日は俺の部屋に来るか。寮の前まで送らせて?


こんな香りをさせた時雨を。一人で出歩かせたくない。
例え校内であっても…………


[窓の外の雨は。
微かに匂いを隠してくれるかもしれないけれど。
それでも学園の生徒の2割はαだ…………
知らず。抱き寄せる腕に力が籠った。]
(?99) 2024/07/20(Sat) 21:45:14

【秘】 世良健人 → 時雨


今日。俺の部屋においで。
さっき言ってた事。2人でしよう?
 
(-33) 2024/07/20(Sat) 21:45:57

【恋】 世良健人

[腰を抱き寄せて唇が触れ合いそうな距離で。
時雨を見詰めて囁きかける。
誰にも奪われたくない……………
彼がそれを厭わないと言うのなら。
俺の噛み痕を、今すぐにでも、時雨に刻んでおきたかった。]
(?100) 2024/07/20(Sat) 21:46:27

【恋】 世良健人

── 約束の日 ──

[結局。その日が翌日だったのか。
無理をさせた時雨に大事を取らせて日付をずらしたか。
待ち合わせの場所に現れた時雨は、ライトブルーのサマーニットを着て。髪をポニーテールに結っていた。>>?93
オーバーサイズを着る事の多い時雨の首元に。
俺の着けた歯型がくっきりと覗いている。
化粧である程度隠しているのだろうけれど…………
着けたのは俺だから。見間違えようは無かった。]
(?101) 2024/07/20(Sat) 21:47:00

【恋】 世良健人

[自分の服を褒められて。ちょっと照れる。]


……そ、そう?


ありがと。


[嬉しい。良かった。胸がどきどきした。
手を繋ぐか尋ねられて。目を細めて手を繋いだ。
当たり前のように指を絡めて握りしめる。>>?93
首を傾げる時雨に。愛おし気に笑いかけた。]
(?102) 2024/07/20(Sat) 21:47:22

【恋】 世良健人

[妙月院に着けば。時雨は俺の手を離して。
とことこと紫陽花に駆け寄った。>>?94
紫陽花の萼を覗き込む仕草が可愛らしい。
喜んでくれてるみたいで良かった…………
目を細めて後ろ姿を眺めて居たら。
時雨が振り返って。ガクアジサイについて教えてくれた。>>?95


そうなんだ…………
だからこんな色が揃ってるのかな?


教えてくれてありがとう。

…………知らなかった。


[一面に広がる紫陽花の花を見渡して。
時雨の言葉を思い出した。>>3:?85
(?103) 2024/07/20(Sat) 21:48:00

【恋】 世良健人

[時雨を見詰めて目を細める。]


綺麗だね。


見てもらいたくて咲いた花なんだ。
人でも。鳥でも。月にでも。>>3:?85


この花の中だったら。俺の情緒も少しは育つかな?


[笑いながらそう答えて。]
(?104) 2024/07/20(Sat) 21:48:23

【恋】 世良健人

[手招きされれば、されるがままに時雨に近付いて。>>?95
差し出された手に自然に手を重ねると、指を絡めた。
時雨に微笑みかけて一緒に階段を登る。]


このお寺は紅葉も綺麗だよ……
藤の季節は過ぎたけれど……


今度、金木犀の香る公園に出かけようか。
ちょうど時雨のお誕生日の頃に咲く。
曼珠沙華は時雨が育ててる花壇に咲いてたね。


[笑いながら言葉を紡いで。
人に愛でられるための品種改良された花園の中を歩いた。
お寺に入れば。お地蔵さまにも紫陽花が飾られていて。
可愛らしく愛らしい姿で目を楽しませてくれた。**]
(?105) 2024/07/20(Sat) 21:48:55

【恋】 時雨

──回想・音楽室──


  うん?

  そんなことないよ。半分誘ってる。


[残り半分は、揶揄ってるけどね。>>?96
 想像しちゃったって苦情を言われたから、
 狙った。って答えたら、舌を突き出された。>>?97
 普段絶対そんなことしてないでしょ、健ちゃん。

 俺の際どいおねだりを、健人はあっさりと受け入れる。>>?98
 項に触れられるだけで膝が崩折れそうで。
 健人の身体にしなだれかかって、潤む視線を絡めたまま、
 キスを交わした。]
(?106) 2024/07/20(Sat) 23:26:31

【恋】 時雨

[健人に抱き寄せられる頃には。
 俺はもう、健人しか見えていなかった。
 健人の胸に掌を置いて、首筋に頬を寄り添わせる。
 頭がぼうっとする。
 身体が熱を持っていた。
 最近、よく起きることだった。
 耳元で、健人の声がする。>>?99


  ん……、守ってくれるの?


[顔を上げれば、健人が俺を覗き込んで。
 唇が掠めそうな距離で、熱っぽく
 部屋へと誘ってくれる。]
(?107) 2024/07/20(Sat) 23:28:48

【恋】 時雨

[伸び上がって、自分から唇を捧げた。
 軽く触れ合わせたまま囁く。]



  いいよ。このまま……
  健人の部屋、行きたい。


  
抱いて、健人。




[こんな直接的な言葉で強請ったのは。
 初めてな気がした。]
(?108) 2024/07/20(Sat) 23:31:27

【恋】 時雨

[最近、俺は。簡単に、軽いヒートのような状態に
 陥ってしまうようになっていて。
 最初は届かなかった奥に、
 健人が突き当たるようになるのを、
 浴室の鏡の前で抱かれながらはっきりと感じた。
 子宮が降りてきている。
 身体が待ち侘びていた。
 見初めたαに、胤をつけられるのを。

 もどかしくて、切なくて。
 健人に身体を支えてもらいながら、自分で胸を弄び、
 反動をつけて臀を健人の腰へと叩きつけて。
 粘つく水音を高く立てて、彼と自分を煽った。

 鏡の中の健人と視線を絡めながら、
 俺の痴態を余さず晒し、
 つぶさに彼に見つめられながら。
 前で吐き出し、後ろで達して、
 手を突いた鏡を何度も精液で汚した。

 自分を抱くαに、抱かれる悦びを
 訴えるためだけの白濁。
 健人が俺の首筋を咬む度。
 子宮の入口に、健人自身を押し当てられる度。
 頭が真っ白になって、身体が真っ新に
 造り変えられていくような。
 強烈な快楽に、支配される。]
(?109) 2024/07/20(Sat) 23:40:37

【独】 時雨

[俺の精液に、女性に子を宿す機能はほとんどない。
 二次性のホルモン検査の時、
 俺のいる前で、医者にそう宣告されていた。
 Ωなのだから問題ないと思ったのだろう。

 避妊せずに番に抱かれれば、毎回ほぼ確実に妊娠するし、
 α性の子どもを産める可能性も高い。
 俺ならαでさえあれば、女性とも子が作れる。
 子沢山を望むような裕福なαなら、
 箱入り育ちの稀なΩは、歓迎されるんだろう。]
(-34) 2024/07/20(Sat) 23:41:39

【恋】 時雨

[紫陽花を見に出かける約束は、翌日だった。>>?101
 健人は俺の身体を気にしていたけど。
 大丈夫、約束したでしょ?と押し切った。
 健人が人目を憚らず、繰り返し
 俺に痕を刻むようになってから。
 俺は、自分でコンシーラーを買って
 それを隠すようになっていた。

 その日俺は、項の傷だけは塗り忘れることにした。
 だって、雑菌が入るかも知れないんでしょう?
 髪を上げた項に、健人の視線を感じる。
 俺を抱けない場所でも。
 昨日のこと、思い出せばいい。]
(?110) 2024/07/20(Sat) 23:43:56

【恋】 時雨

[水を向ければ健人は、学園の敷地から出る前に
 俺の手をとった。>>?102
 絡まる指の感触に、目を細めてみせる。
 電車の中でも、俺達はそのままでいた。
 健人の傍に居て、体温に触れていると。痛みが麻痺する。
 過去も未来も消えて、今だけを強く感じる。
 健人を、感じる。
 ……麻薬みたいだ。

 明月院に辿り着いてからは、より気侭に振る舞った。
 俺達を知る人の居ないだろう場所。
 自分の情緒のなさに触れる健人に、
 くしゃっと笑って>>?104



  ぇー、どうかなぁ。

  堅物の健ちゃんには、
  もっと荒療治が必要なんじゃない?



[「自覚あったんだ?」と声を立てて笑った。]
(?111) 2024/07/20(Sat) 23:56:10

【恋】 時雨

[昨日散々抱かれた身体の奥が甘く疼いて、
 いつもよりゆっくりと歩いた。
 健人は俺に歩調を合わせて、手を引いて階段を上る。>>!105


  そうなんだ?
  見てみたいな、どれも。
  綺麗だろうな……


[きたる紅葉と金木犀の季節。
 次の藤の季節。
 その頃、健人の隣には誰がいるんだろう。
 掴まる手に、無意識に力が籠る。]


  俺がたまに花育ててるの、知ってたんだね。
  そういや言ったっけ、俺。


[俺の誕生日も。やっぱり一年の時から知ってたんだろうな。
 よく他人のことを見てる。
 紫陽花で飾られたお地蔵様を見つけて、
 あれあれ!可愛い。と指差した。
 健人なら、先に気づいてたかも知れないけど*]
(?112) 2024/07/21(Sun) 0:20:19

【恋】 世良健人

[青い紫陽花を見るために、腰を屈める時雨の髪が。
さらりと揺れて。結わえられた髪が首から流れる。
項が露わになって。まだ癒えない生々しさの残る傷跡がはっきりと目に入った。>>?110
紫陽花に合わせたかのようなライトブルーのサマーニットから覗く肩口には化粧が施されて居たのに。項だけはまるで見せつけるかのようにそのままで。カッと身体が熱をもって目を見開いた。


こくり。と。喉が鳴る。


昨晩の情事を。生々しく思い出した。]
(?113) 2024/07/21(Sun) 1:50:49

【恋】 世良健人

[甘い囁きと共に。2人で部屋に帰った。>>?108
時雨の香りを誰にも嗅がせたく無くて。
けれど冬と違って彼を隠すコートもマフラーも無い。
時雨の肩を抱き寄せて。人目から隠すようにして寮に帰った。
途中で誰に見られようと構わない。
むしろ見せつけてやりたいし。
この男は俺の物だと威嚇してやりたい気持ちだった。]
(?114) 2024/07/21(Sun) 1:51:39

【恋】 世良健人

[部屋に辿り着けば。ドアと鍵を閉めて。
言葉も交わさず夢中で時雨に口付けた。
口付けながら。時雨の服を脱がせる。
膝の力が入って居ないかのように。>>?106
身を預ける時雨の熱の籠った眼差しと吐息を感じながら。>>?107
最後は足でズボンとパンツを引き下ろして。
自分の服も口付けながら手早く脱ぎ捨てた。


彼が噛むことを望んでくれた。>>?91
人目に着く場所に。自分の証が残る痕を残す事を。


今の自分は。彼を求めるただの一匹の獣だった。]
(?115) 2024/07/21(Sun) 1:52:21

【恋】 世良健人

[浴室まで。彼を抱きかかえて運びながらも。
唇を離す瞬間はほとんど無かった。
鏡の前に時雨を立たせる時。
優しく気遣ってゆっくりと降ろす。腰を支えながら。
それからぴったりと。背中から肌を重ねた。
鏡の中で時雨と自分の視線が絡まる。
互いの瞳とも熱に潤んでいた。

待ちきれず手を伸ばした秘所は既に潤っていて。
鏡にははっきりと。
満足そうに獰猛に笑う俺の顔が映っただろう。
それから時雨と視線を合わせると。
笑いながら。一気に時雨を貫いた。

胎の奥に子を孕む器官が降りてきているのを感じる。
時雨を支える掌をずらして。
柔らかく優しい手付きで胎を撫でた。]
(?116) 2024/07/21(Sun) 1:53:14

【恋】 世良健人

[時雨の甘く掠れた喘ぎ声が浴室に反響する。
躊躇いなく首輪の際。肌を噛んで喰らいついた。
時雨の悲鳴のような嬌声とうねる胎内に。
我慢することなく精を吐き出す。
得も言われぬ多幸感に支配されて。
理性など……どこかへ飛び去ったように感じた。

それでも萎える事無く湧き上がる情動に突き動かされて。
何度も噛み痕を残しながら。時雨が臀を押し付けて来て。
浴室には水音と嬌声が響き渡った。

時雨が自分で自分の胸を弄っている。>>?109
(?117) 2024/07/21(Sun) 1:53:54

【秘】 世良健人 → 時雨


片手は着いてなきゃ。危ないでしょ?
鏡に頭ぶつけちゃうよ?

こっちの胸は…………
俺が弄ってあげる。

 
(-35) 2024/07/21(Sun) 1:54:38

【恋】 世良健人

[鏡の中の時雨を見詰めながら。耳元で囁いて。
片手を壁に着かせると。お腹を支えたまま。
己のもう片方の手で時雨の胸を弄ってあげた。

そうして彼の痴態を余さず目に焼き付けながら。
鏡の中の時雨から視線を逸らさずに。
首筋に顔を寄せて。ゆっくり。強く。彼の肌に歯を立てた。

そんな………………昨日の夜。]
(?118) 2024/07/21(Sun) 1:55:11

【恋】 世良健人

[そうした激しい情事を思い出しながらも。
時雨の言葉を聞いてふと頭を過った事がある……>>?107
そう言えば。俺は一度も時雨を守りたいと思った事が無かった。
誰にも取られたくない。奪われたくない。
この男は俺の物だ……。
そういう強い飢餓と焦燥はあれど。
時雨を『守りたい』と思った事は、一度も無かった事に気が付いた。

俺にとって時雨は。ヒーローで。気が置けない掛け替えのない人で。好きな人で…………
ただ大切にしたい。慈しみたい気持ちはあれど。
守るべき対象に入って居なかった。
誰よりも対等な存在として彼を見ていた。
そうでなければ。自分は甘えたり。わがままを言ったり。
冬馬にすら見せない心の内を。彼に晒したりしなかっただろう。

時雨を守ってくれる人々に感謝こそすれ。
己こそ。時雨に守られているように感じていた……。
まるで自分の欠けた部分を補い。支えてくれるように。]
(?119) 2024/07/21(Sun) 1:56:20

【恋】 世良健人

[時雨が此方を振り向いて。くしゃっと笑った。>>?111
「自覚あったんだ」なんて。声を立てて笑いながら。]


荒療治って。例えばどんなよ?


[俺も楽し気に笑いながら。時雨に言葉を返した。
俺じゃ全く想像もつかない領域ですからね。]
(?120) 2024/07/21(Sun) 1:56:44

【恋】 世良健人

[身体を気遣った俺を無理を通して時雨は今日を選んだ。>>?110
何時もよりゆったりとした動きに。>>?112
手を引いて階段を登りながらも。時折花を見て足を止める。
『見てみたいな』だってさ。]


見に行こう。時間は作るから。


[俺は軽くそう答えておいた。
力の籠る時雨の手に。同じくらい力を込めて。
隣に立つ時雨を見て。笑いかけた。]


ん〜〜〜………。聞いては居ないけど。
知ってはいたかな?

時雨の姿は自然と目に入るから。


[俺はそう答えて笑うと。前を向いた。]
(?121) 2024/07/21(Sun) 1:57:34

【恋】 世良健人

[時雨がお地蔵様を見て歓声をあげる。
俺は目を細めて時雨を見た。]


可愛いね。写真でも撮る?


[答えはどちらでも良かった。
今この瞬間を。時雨と共に出来る事が嬉しかった。**]
(?122) 2024/07/21(Sun) 1:57:54

【恋】 時雨

[背後で、息を飲む音がした。
 ぱっと振り返り、健人の視線の先を辿って、
 柔らかく微笑む。>>?113



  ……思い出しちゃった?


[甘く囁く。健人だけに見せる誘う笑顔で。
 昨日のこと。俺も、何度も思い出してた。]
(?123) 2024/07/21(Sun) 8:20:30

【恋】 時雨

[昨夜、健人の部屋に向かう道すがら。>>?114

 肩を抱かれて恋人みたいに寄り添うと、
 健人の香りに包まれて、お腹の底から
 指先まで熱くなった。

 俺にも。移ってしまえばいい。
 そう思って、ふと気づいてしまった。
 週末健人と居るΩやαに、
 ……もしかしたら、健人の匂いが。

 一瞬で吐き気が込み上げて、
 健人の肩に凭れるようにして歩き続けた。]
(?124) 2024/07/21(Sun) 8:21:34

【恋】 時雨

[未だ人通りの多い時間だったから、
 時折他の生徒とすれ違った。
 多分フェロモンが漏れ出ていたんだろう、
 αの生徒の視線が、吸い寄せられるようにこちらを向く。
 それさえ、今は脅威に感じなかった。

 俺がどれだけ、健人の領域に居ることで
 守られているのか。

 頑強なαの男性体を持つ健人には、
 きっと想像もつかないだろう。
 守ってくれるの?と聞いた時も、
 ぴんときていないようだった。>>?119
 生きているだけで、脅かされることのない性。
 真っ当に生きていれば報われる社会を、
 疑わず自然に目指せるような。]
(?125) 2024/07/21(Sun) 8:23:29

【恋】 時雨

[健人と居ない時に、気心が知れないαに
 興味を向けられ、近寄られるだけで、
 本能的に身体が強張る。
 仮に慣れ親しんだ相手だろうと。
 俺がヒートを起こしてしまえば、同じことだ。

 俺がΩだと分かってから、護身術の類を
 親は身に付けさせてくれたけれど。
 そんなもの、我を失ったαの前では
 ひとたまりもない。
 健人を間近に見ていれば分かる。
 見た目以上に、腕力や身体の丈夫さが
 歴然としている。
 一緒にいる2年、健人が風邪一つひいたのを
 見たことがない。
 夜更けまで、時には夜通し俺を抱いた後でも、
 健人はいつもけろりとしている。
 眩しいほどの健やかさ。]
(?126) 2024/07/21(Sun) 8:25:19

【恋】 時雨

[健人の部屋に脚を踏み入れた途端、
 無言で健人に唇を奪われた。>>?115
 俺も、ずっとそうして欲しかった。

 性急に俺のネクタイを解いて、
 服を剥いでいく健人の仕草を、
 ずっと見ていたかったけれど。
 息継ぐ間も惜しむ口づけに夢中で、
 そんな余裕がなかった。

 気づけば二人とも裸で、唇を与えられたまま、
 浴室へと運ばれていた。]
(?127) 2024/07/21(Sun) 8:26:19

【恋】 時雨

[健人に腰を掴まれるだけで、
 身体が期待する。>>?116
 背中に健人の身体がぴったりと
 覆い被されば、もう。
 熱い吐息を漏らして、鏡の中の健人に、
 熱と涙に濡れた視線で縋った。
 
 健人に触れられる前から、
 彼を受け入れる準備ができていることは、
 分かっていた。
 人通りのある道を歩きながらも、
 ひっそりと下着を濡らしていたから。
 俺の内側がとうに熟れているのを
 自分の指で確かめた健人が、
 背後で満足げに笑った。

 健人が俺の身体を気に入ってくれたのが、
 堪らなく嬉しい。
 それと同時に、普段健人が垣間見せない  
 雄の獰猛さに、胸を高鳴らせる。
 俺の好きな、男のひと。]
(?128) 2024/07/21(Sun) 8:27:37

【恋】 時雨

[健人は一瞬の躊躇もなく、俺を最奥まで穿った。>>?116
 呆気なく白濁が飛び散って、鏡と下腹を汚す。
 雄芯で一気に貫かれると、所有を主張されていると、
 いつも身体が錯覚する。

 健人だけが、俺を好きにしていい。
 俺が健人のものだって。
 いつか気づいてくれたらいいのに。
 “何時か”を待つほどの時間。
 俺達には、もう。

 迷いのない動きとは裏腹に、
 下腹を撫でてくれる手つきは酷く優しい。
 身体が発情していくのが、手に取るように分かる。
 健人本人の自覚なく、飼い慣らされた身体。
 飼育下の兎は、年中発情できるって聞いたことがある。
 きっと、こんな感じなんだろう。]
(?129) 2024/07/21(Sun) 8:30:52

【恋】 時雨

[挿入を遂げて直ぐに、健人は俺の項に喰らいついた。
 首輪の際、ぎりぎりのところに。>>?117
 抜き差しされるのさえ待てず、中を引き絞り、
 健人の形をはっきりと感じながら、
 高い悲鳴とともに達した。
 熱い飛沫が、俺の奥底を打つ。
 ……欲しかった。これが。

 余韻に耽る間もなく、健人が腰を使う。
 身体は思考を待たずに、健人に応じる。
 臀を押しつけ、奥にと欲しがり、
 身をくねらせて男を誘った。]
(?130) 2024/07/21(Sun) 8:33:31

【恋】 時雨

[健人に噛まれるだけであられもなく悲鳴を上げて、
 必ず達してしまうのを。
 目の当たりにしている健人は、
 どう思っているんだろう。
 堪らない気持ちになって、自ら胸を弄り、
 自身を追い詰める。
 優しくもいやらしく“俺が弄ってあげる”と囁かれて。
 背を反らし胸を突き出して、健人に応えた。>>?118



  んッ! んぅッッ、 可愛が、ってぇ……!


  すき、健人の指、すき……!!


[胸の先端を捏ねる指。
 侵食される内側。
 外側から挟み込むように、
 お腹を優しく押さえつける掌。
 肩に、背中に、首筋に。
 歯を立てられ、唇で吸い上げられて。
 彼にひたりと視線で捕らえられながら、
 噛み裂かれる痛烈な快楽。]
(?131) 2024/07/21(Sun) 8:37:32

【恋】 時雨

[どこにも逃げ場がなくて。
 過ぎた快楽に苛まれる意識が逃れようとする度に、
 気つけ代わりに快楽を与えられた。

 果てのない享楽がどうやって
 終わりを迎えたのか、思い出せない。

 気づけば、以前のように。
 健人の腕の中、深く穿たれたままで、
 ベッドで眠っていた。
 場所を移してからまた注いで貰ったのだろう、
 繋がった箇所からも滲む健人の精が、温かかった。]
(?132) 2024/07/21(Sun) 8:39:00

【恋】 時雨

[人前で思い出すには刺激的過ぎる、生新しい記憶。
 指先を唇の前で立てて、
 しぃ、と悪戯に笑ってみせる。

 そんな自分を棚に上げて、
 健人の情緒のなさを揶揄えば、
 荒療治の例を求められた>>?120


  
  ぅん?
  知らないの、古今東西相場は決まってるんだけどな。 



[芸術家にインスピレーションを与えるのも、
 表現者に豊かな情感の幅をもたらすのも。
 新しい言語を覚えるのだって。
 秘訣は、身も焦がすような恋に落ちる事だって聞くよ。
 そんなの、教えてあげないけどね。]
(?133) 2024/07/21(Sun) 8:40:49

【恋】 時雨

[『時間は作るから』と軽く答える健人に、
 うん、と頷いて、俺も軽く応じた。
 健人の手に力が籠もって、
 何となくそっちを見る。>>?121
 健人もこちらを見て、俺に笑いかけていた。]



  そっか。目立つからね、俺の頭。



[言ったっけ、なんてしらばっくれたけど。
 俺、話したことあるんだよ。
 だから驚きはない。
 その時は、記憶に留めて見ていたんだろう。
 健人ならきっと。

 待ち合わせして、初めて健人の部屋に行った時だった。
 自覚より緊張してたんだろう、
 熱を帯びた肌に掠める夜風が心地好かったのを、
 昨日のことみたいに思い出せる。]
(?134) 2024/07/21(Sun) 8:52:16

【恋】 時雨

[お地蔵様ひとつでテンションを上げる俺を、
 健人は目を細めて見ている。
 写真でも撮る?って何気ない提案。
 もういいか、と思った。>>?122



  ん、とってとって。



[流石にお地蔵様とのチェキには慣れてないから、
 ポーズが思いつかない。
 普通に隣にしゃがみこんで、健人を見上げて
 笑いかけた**]
(?135) 2024/07/21(Sun) 8:58:30

【恋】 世良健人

[時雨が此方を振り向いて。
『思い出しちゃった?』>>?123なんて聞いてくる。
俺はジト目で時雨を見詰めて。]


……………………わざとでしょ。


もう。
意地悪。



はっきりばっちり思い出しましたよ。
時雨可愛いなぁ〜……って。
なんなら目の前で反芻しようか?


[時雨の事をじっと見詰めて。
黙ったまま。本当に昨夜の時雨の痴態を余すところなく思い返し始めた。時雨は止めたかな。それともそのままにしといた?]
(?136) 2024/07/21(Sun) 10:48:57

【恋】 世良健人

[時雨の身体から完全に力が抜けて。彼が意識を失ったのが分かった。>>?132
それは決して珍しい事では無かった。>>?126
初めてのヒートの時から。彼は途中で意識を手離していた。
最近では随分体力がついて、付き合ってくれるようになったけれど…………

時雨への気持ちを自覚する前は。
意識を手離した彼を横目に。勉強机に向かっていた。
それでも寝る時は抱き締めて居た。
何時からかはもう曖昧だけれど……
彼の中に精を放った後。抱き締めて。
2人。一つになったまま眠るのが、当たり前になっていた。

昨晩も。意識を手離した時雨の髪と身体を丁寧に洗って。
髪を乾かして。ベッドに横たえて。
抱き締めながら。彼の中に己を埋めた。
俺は頼まれなければ彼の中の物には触れないから。
そこは俺が放った物でまだ湿っていて。
すんなりと俺を呑み込んだ。
穏やかに寝息を立てていたはずの時雨が。あえかに喘いで。
喉元を晒して身を逸らすので。彼の唇に口付けた。
意識は無かっただろうに。口付けに応えてくれて。
子宮にも口付ければ。胎を締め付けて応えてくれた。
微かに背中に手が回る。酷く満たされたまま。精を放って。
時雨を抱き寄せて額にキスを落として。抱き締めた。]
(?137) 2024/07/21(Sun) 10:51:25

【秘】 世良健人 → 時雨



…………
おやすみ。時雨。


 
(-36) 2024/07/21(Sun) 10:51:55

【恋】 世良健人

[毎晩でも。こうして眠りたい。
そうして翌朝は相変わらず俺の方が早く目が覚めて。
時雨の瞳が開くのをじっと見詰めて居た。
時雨の意識が浮上するのを待ってから…………]


おはよう。


[そう。囁いて。口付けるのも。
何時もの事になっていた。
そうして一つの洗面所を使って互いに身支度して。
身体を案ずる俺と問答の果て。時雨は今日を勝ち取ったんだっけ。思い出すと。小さく笑みが零れる。>>?110
(?138) 2024/07/21(Sun) 10:52:29

【恋】 世良健人



[そこまでじっくり思い返してから。時雨に笑いかけた。>>?123

 
(?139) 2024/07/21(Sun) 10:52:54

【恋】 世良健人

[時雨に問うた情緒の育て方。>>?133
古今東西相場は決まっているらしいが、教えてくれる気は無いらしい。やっぱりちょっと意地悪だ。
でもそういうところも好き。

もしも答えを聞けてたら?
彼の名前に因んだ雨の日に。音楽室で『雨だれ』なんて弾きはしないし。雨を連想させる花を見に行こうだなんて誘わない。
俺もしっかり情緒が育ってるんじゃない?と。
思って自画自賛でもしたところだろう。
最も。目の前の人は鈍いから。気付いてくれてないらしいけど。

紫陽花も。俺の挙げた花のどれもこれも。>>?105
時雨が以前好きだと語った花な事。
不意に結婚式の話題にとんだ寒椿が俺の頭の中に残っていた理由。>>3:?75
気付いてるのかな? 気付いてないんだろうな……。]
(?140) 2024/07/21(Sun) 10:54:57

【恋】 世良健人

[此方を見る時雨と視線があって。>>?134
笑みが深まった。]


…………頭だけ?


[彼の言葉にはそう言って笑っておいたけれど。>>?134
時雨はどこに居ても分かる。

初めて待ち合わせした時。
彼は自分の普段の行動を話してくれたけれど。
意識は学外での時雨に向いていた。
だって校内で彼が普段どこに居るかなんて既に知ってたし……
あの頃の俺は。笑顔で会釈までしてた自分が。
綺麗に忘れられて。認識さえされてなかったことに。
ひっそり深く傷付いて。自分を慰めるのに精一杯だったから。]
(?141) 2024/07/21(Sun) 10:55:24

【恋】 世良健人

[お地蔵さまに喜んでる時雨に。
写真を撮るって提案したら。
『とってとって』とお地蔵様の前まで歩いて行った。>>?135
特に時雨のスマホは渡されなかったから。
俺のスマホのカメラアプリを立ち上げる。
しゃがみ込んで此方に笑いかける時雨に。
思わず俺も笑顔になりながら。カメラのボタンを押した。
シャッター音が響いて。
俺に向かって笑いかける時雨の写真がカメラに納まった。]
(?142) 2024/07/21(Sun) 10:56:06

【恋】 世良健人

[写真を見て。目を細めて。]


ん。可愛い。加工とかは後で時雨がやって?
写真の先生だから。


[笑いながら時雨に写真を送信して。]
(?143) 2024/07/21(Sun) 10:56:59

【恋】 世良健人

[それから俺もお地蔵様の方に歩いて行った。]


時雨先生。俺も写真撮って?


[笑いながら時雨に呼びかけて。
俺はね。しゃがんだ後。親指と人差し指でハートを作りました。
初めてのプリクラで戸惑いながら作ったハート。
毎回のように俺のアイドルにリクエストすると作ってくれるたくさんのハートの中の一つ。
俺の思い出がたくさん詰まったポーズ。

今だけは恥ずかしさも忘れて。
お地蔵様の隣で。時雨に向かって笑み崩れた。**]
(?144) 2024/07/21(Sun) 10:57:33

【独】 時雨

/*
俺の後朝ログって、睡眠姦してして♡って
言わんばかりだったんだね、全然気づいてなかったわ……

灰レス嬉しい。嬉しい。
当然ミニスカナースのつもりだったよ、
俺気付いたんだけど、美脚っぽくない?
健ちゃんの前ではピンクがいいな。
健ちゃんは、研修医っていう肩書がよく似合う……
せんせぇ、夜中のお注射嬉しい♡
(-37) 2024/07/21(Sun) 11:12:56

【独】 世良健人

/*
相変わらずの無自覚さん♡
あんなログ書かれちゃったら……ねぇ?

ミニスカナース嬉しい❤︎(正直
ピンク似合うよ。時雨は絶対美脚だと思います。
お注射いっぱいしましょうね〜。痛くないですよ〜。
(-38) 2024/07/21(Sun) 11:46:58

【独】 時雨

/*
 健人せんせぇ、ほんとに痛くしない……?

[おそるおそる脚(美脚)開きながら、ふるふる。]
(-39) 2024/07/21(Sun) 12:12:45

【恋】 時雨

[健人は、恨めしそうに俺を見ていた。
 わざとでしょ?だなんてそんなの。
 答えないけど。>>?136


  俺、意地悪だもん。


[何を今更、とにやっと笑う。
 目の前で反芻しようか?って
 健人が意趣返しを仕掛けてくるから。]


   …、どうぞ?ご遠慮なく? 


[腰の後ろで腕を組んで、まるでキスを待つみたいに
 健人の前で目を閉じた。
 俺も反芻しちゃおっかな。
 本人の目の前で。] 
(?145) 2024/07/21(Sun) 12:14:19

【独】 世良健人

/*
大丈夫。気持ちいいだけですよ?
(-40) 2024/07/21(Sun) 12:15:01

【恋】 時雨

[今日動くと中が疼いて、歩き方がぎこちないのは。
 いっぱいしたのもあるけど、
 久しぶりに健人と繋がったまま、
 朝まで眠ったせいだと思う。
 健人のがまだ、中に入ってる気がして。

 夢現で、健人の身体が俺に重なって、
 熱くて硬い杭みたいなものが
 お腹に入ってくるのを感じていた気がする。
 キスを貰ったのは、昨夜か、前のことか。
 いつの記憶だろう。
 お腹の奥の健人しか触れさせない場所と、
 唇と、おでこに。]
(?146) 2024/07/21(Sun) 12:16:27

【恋】 時雨

[健人のは、人並より───って言っても
 前使ってたゴムのサイズからの推測だけど、
 ずっと大きいみたいだから。
 寝ていて萎えている間もほとんど抜けずに、
 俺の身体に食い込んでいる。
 今朝も、久しぶりにそうだった。
 俺を散々抱いた翌日も、体力のある健人は
 俺より先に目覚めて、それでも俺を起こさずに
 待っているのがいつもの事だった。
 開けた視界に、健人が居た。]



  … んっ、ぅ、 ぁふ、……?


  ぁ。昨日、……


[身じろいだ拍子のお腹の違和感に悩ましく呻いて。
 自分の身の内にある慣れた充足感と、
 下肢の奥で立つくぐもった水音に気づいた。]
(?147) 2024/07/21(Sun) 12:19:05

【恋】 時雨

[朝の健人。寝起きだから、おっきくなってる。
 そのままぐ、と腰を押しつけた。
 横向きで抱き合っていた健人の身体の上に乗り上げ、
 微笑みかける。]


  ぁん、 …ぅ、っくん、 おっき、


  おは、よ、健ちゃん──……? 


[満ちていく快感に背から喉まで反らしながら、
 ゆっくりと腰を沈め、根本まで飲み込んだ。
 寝乱れた髪を掻き上げて、
 腰を前後に揺すり、乾いた唇をキスで潤す。]
(?148) 2024/07/21(Sun) 12:21:23

【恋】 時雨

[そうして。早朝からじっくり健人を犯した俺は、
 健人に中を綺麗にしてもらってから、
 洗面所で二人隣り合って身支度を整えた。
 健人に貸してもらった洗替のシャツに、
 肩のだぶつきを誤魔化すためのカーディガンを羽織って、
 教室に向かった。

 教室に着いた途端。桃ちゃんに、
 『もっかい顔洗っておいで、うんと冷たい水で。』って
 追い返されたのは、腑に落ちなかったけど。] 
(?149) 2024/07/21(Sun) 12:22:58

【恋】 時雨

[反芻を終えたらしい健人が、
 俺に笑いかけてくる。>>?139


  ……健ちゃん。

  昨日俺が寝てる間に、
  悪戯したでしょ。
    

[ちょっと唇を尖らせた。
 だって状況証拠は揃っている。
 シャワーでした分は、あらかた流れてるだろうから。
 健人の上で腰を振るたび、
 いやらしい音が立つのに興奮させられて。 
 いつものアラームが鳴るぎりぎりまで
 健人を解放しなかったのは、本人のせいでもある。] 
(?150) 2024/07/21(Sun) 12:23:52

【恋】 時雨

[俺が目立って視界に入る理由。
 頭だけ?って意外なとこで聞き返された。>>?141
 他に理由なんて……]



  ………、ぁ。

  俺が“美人さん”だから?


[首を傾げて、半分ボケておきました。]
(?151) 2024/07/21(Sun) 12:24:49

【恋】 時雨

[お地蔵様と俺のツーショをチェキった
 健人が、写真を確認して“可愛い”って
 コメントをくれる。>>?142


  加工なんて普段しないよ、
  あれは女の子が喜ぶからやるだけ。

  俺はほんとは、そのまんまでいいの。
  紫陽花だって、このままが一番綺麗でしょ?


[可愛い動物シリーズのお菓子も、
 健人が喜ぶのと、確かに映えるな?って
 思って工夫して撮ってるけど。
 こういうのは、自然のままがいい。
 女の子も花も、そのままのが綺麗だと思うし。]
(?152) 2024/07/21(Sun) 12:25:58

【恋】 時雨

[今度は健人が、お地蔵様の隣にしゃがみ込む。>>?144
 親指と人差し指でハートを作るのは、
 実は俺が友達に写真を撮られる時に、
 よくやるポーズだ。
 男でもそんな違和感ないし。
 楽しげな笑顔の健人をカメラに収める。
 自分のスマホだからすぐに確認した。]


  おお、健ちゃんが可愛い。


[呟いて、さくっと送信した。
 仕草や言動以外は。
 実は格好良いと思ってることが多いんだけど。
 そっちは、健人には内緒**]
(?153) 2024/07/21(Sun) 12:28:46

【独】 時雨

/*
俺、健人せんせぇなら……

初めてだけど、いいよ?

(ふるふる。)
(-41) 2024/07/21(Sun) 12:49:25

【独】 世良健人

/*
その初めてって言うのをリアルの健人くんにも教えてあげてw
(-42) 2024/07/21(Sun) 12:53:07

【独】 時雨

/*
………。(ふい)

健ちゃんに貰ったカーディガン、
2人とも似合いそうなキャメルかな。
健ちゃん単独では選ばなそうだし。
しばらく着たのをくれて、
自分はネイビーとか着てるのかな。
(-43) 2024/07/21(Sun) 12:58:50

【独】 時雨

/*
あ、俺気づいちゃった。
健ちゃん匂い薄れてきたからもっかい着て。
ってしばらく交換してるやつだ。
(-44) 2024/07/21(Sun) 13:02:02

【独】 世良健人

/*
健ちゃんは泊まるたびに、それ選択しとくからこっち着てきなよ。
とかガッツリ匂い着いたカーディガン渡してそう(姑息←

なんか、俺の感出るし似合うからネイビーとかキャメル着せたいですね。ネイビー時雨さりげなく似合うと思います。
(-45) 2024/07/21(Sun) 14:25:38

【独】 世良健人

/*
>>-44 でも時雨がこんな可愛いことしてくれたら悶えちゃう
(-46) 2024/07/21(Sun) 14:26:50

【恋】 世良健人

[昨夜を反芻するのは『どうぞ?ご遠慮なく?』だってさ。
まるでキス待ち顔みたいに目を閉じる時雨。>>?145
キスしてやろうか。紫陽花の季節。人の少ない時間帯とは言え。観光客の多いこの場所で。]
(?154) 2024/07/21(Sun) 17:34:03

【恋】 世良健人

[今朝の時雨は目覚めと共に小さく俺を締め付けて。>>?147
おはようのキスをしたら。挨拶を返す前に俺に乗り上げてきた。
そうして俺自身を胎の中で堪能する言葉を零した後。
ようやく朝の挨拶をして。口付けをくれた。>>?148


おはよ。時雨。…………きもちいい?


[初めの頃。彼に上に乗られた時はどう動けば良いかも分からなかったっけ。予習はしてあったとは言え。実践は伴って居なかったから。
今は彼が俺を堪能するように腰を動かすのに任せて。
そっと両手を伸ばして。時雨の胸元に手を伸ばすと。
きゅっと両の乳首を掴んで力を込めて潰してあげた。
昨夜散々彼と俺で弄ったから。今もまだ赤く色づいて腫れている。]
(?155) 2024/07/21(Sun) 17:35:38

【恋】 世良健人

[それからひっかいたり。捏ねたり。擦ったり。
時雨が好きなそこを丹念に可愛がってあげた。
初めて彼に押し倒されて自分の乳首を可愛がられた時は驚いたな…………
でも今は時雨がここが大好きなのを知ってる。
蠢く時雨の腰に合わせて緩やかに己の腰も動かした。
2人の動きが一つに重なって。じわりと肌に汗が滲み。
快楽に吐息に熱が混ざる。


そんな時でも。無粋なアラームは鳴り響く。>>?150
俺はそのアラームの音を聞くたびに。
心底自分の性格が嫌になる。
自分を憎らしく思う一番の瞬間だろう。

それでも用意周到な健ちゃんは。
アラームを何回かに分けて設定しておりまして?]
(?156) 2024/07/21(Sun) 17:36:38

【恋】 世良健人

[スマホに触れてアラームを止めると。
時雨の腰に手を伸ばした。]


…………時雨。時間きちゃった。


残り時間で。頑張ろうね?


[ふっと俺を見下ろす時雨を見上げて微笑むと。
彼の腰を持ち上げて自分に叩きつけた。
それに合わせて自分も激しく腰をゆらす。
仰ぎ見るように上体を逸らすようなら、後ろに倒れないよう気を配り。彼の上体が倒れるようなら。受け止めて。
激しい抽挿と時雨の身体を動かしながら臀部を揉みしだいて。
己自身の形を時雨に散々味合わせた後。
搾り取るようにうねる彼の中に、己の精を吐き出した。

荒い息を吐いて。2人の身体が2つに離れ。
シャワーへ向かうために時雨を抱き上げようとした際に。
再度、アラームが鳴ったので止めておいた。]
(?157) 2024/07/21(Sun) 17:37:37

【恋】 世良健人

[それからまだ微かに足腰に力が入らないらしい時雨と。
シャワーを浴びながら。彼の望み通り中まで綺麗にして。>>?149
俺は雑多に髪を乾かせば構わないけれど。
時雨のウルフカットの入った髪の毛はスタイリングにも時間がかかるから。その間に着替えも済ませて。
時雨の分のシャツとカーディガンを手渡した。

シャツは洗濯こそしてるけど。何回も着た物で。
カーディガンの方は。俺の匂いがたっぷり染み付いてるヤツ。
時雨は何も迷わず受け取って、それに着替えて教室に向かった。
どこまで送ってけるんだっけ?
このころ俺は、彼が止めない限り。
教室の前まで時雨を送ってから自分のクラスに向かっていた。]
(?158) 2024/07/21(Sun) 17:38:18

【恋】 世良健人

[そんな反芻を終えて。時雨に微笑みかけたら。
目を開けた時雨が、唇を尖らせてる。>>?150
可愛いね。今気付いたの?
でもほら。時雨さんだって俺の問いに答えなかった訳ですし?>>?145


健ちゃん。ちょっとやんちゃなのかも?
新しい自分の発見だね。


[そう言って笑っておいた。]
(?159) 2024/07/21(Sun) 17:38:45

【恋】 世良健人

[花を見に行こうって一方的な約束。
時雨が目立って視界に入る理由。
時雨が『俺が“美人さん”だから?』>>?151と。
半分首を傾げて笑うので。]


…………まあ。それ”も”ある。


[俺は笑って肯定しておいた。
関東育ちの人間に。関西人のボケが全部通じるわけじゃないですよ?通じてても肯定しただろうけど。

思わず横目で階段の1段上から流し見て。
色を含んだ視線で笑みを贈った後。
『おいで』と。時雨の手を引いた。]
(?160) 2024/07/21(Sun) 17:39:31

【恋】 世良健人

[時雨とお地蔵様の写真を彼に送って。
加工は先生に頼んだら。時雨は『そのまんまでいいの』と。
『このままが一番綺麗でしょ?』と笑った。]


時雨。プリクラ撮った時も言ってたね。
素のままの方が可愛いと思うって。

俺にお勧めしてくれた『ダンスホール』にもそんな歌詞があった。


[そう。時雨に微笑んで。お地蔵様の場所を交代してもらった。

思い出の詰まったハートのポーズ。
恥ずかしがらずに出来たのはそのおかげもあるかも。
『健ちゃんがかわいい。』>>?153って呟きに。
『俺もアイドルになれるかな?』なんて笑って返した。]
(?161) 2024/07/21(Sun) 17:40:09

【恋】 世良健人

[それから時雨を連れて行ったのは。
本堂の紫陽殿にある『悟りの窓』と呼ばれる。
鎌倉を代表すると絶景が見られると言われる円窓のある場所。
まるで景色を絵画のように切り取った美しい窓。]


……京都にもこういう場所あるんだろうけどさ。


せっかく今。関東に居て。鎌倉に来たんだから。
時雨に見せたかった…………

ここから見る紅葉も綺麗だよ。


[二人で少し静かな時間を過ごして。]
(?162) 2024/07/21(Sun) 17:41:12

【恋】 世良健人

[陽が落ち始めて。寮の門限的にも。帰る時間が近付いて居る。]


帰りたくないな…………


遣らずの雨でも降れば良いのに。


[ぽつっとそう呟いて。
今日があまりにも楽しかったから。
思わずそんな言葉を呟いてしまった。
流石に今日は時雨は部屋には泊ってくれないだろう。

雨が降ったからって。帰らなくて済むわけじゃないのにね。]
(?163) 2024/07/21(Sun) 17:41:51

【恋】 世良健人

[それから時雨を見詰めて目を細めた。]


行こうか。門限の時間が来ちゃう……。


[そう言って微笑むと。手を差し出して。
時雨の手を取ると指を絡めた。

俺の帰る場所は彼の元で。彼は今此処に居るから。
帰ると言う言葉は。使わなかった。**]
(?164) 2024/07/21(Sun) 17:42:20

【独】 時雨

/*
健ちゃん、最高えちぃ………
どんどんえっちになるぅ………

おかわり欲しくなっちゃうね?
(-47) 2024/07/21(Sun) 20:07:29

【独】 時雨

/*
正直めっっちゃ好みです……(けんちゃのカーディガンに埋もれる
(-48) 2024/07/21(Sun) 20:13:33

【独】 世良健人

/*
時雨おはよう。ちゅ。

>>-47 先生が優秀かつ健ちゃん勉強熱心だからね。
>>-48 時雨のためだけにお勉強したよ♡

ずっと時雨抱いてたいけど、それやると健ちゃんの理性だけじゃ、時雨の理性&本能のタッグには勝てないので……。
せめて時間いっぱい回想でもなんでも回そ♡
(-49) 2024/07/21(Sun) 20:52:16

【恋】 時雨

[唇を尖らせ詰る俺に、健人はしれっと笑う。>>?159
 やんちゃどころじゃなかったですけどね、今朝のやらしさ。
 俺の身体を張らないボケはあっさり肯定された>>?160
 それ以上思い当たらなくて、「それ、も……?」と
 呟いたけど、いい加減恥ずかしくなってきたから
 追及は止めておいた。
 俺を流し見る視線と、“おいで”って
 手を引く仕草が。大人びていて、ぐっとくる。]


   ……おいで、って。いいね。


[きゅんとくる。と心の中で呟きを続ける。]
(?165) 2024/07/21(Sun) 21:31:14

【恋】 時雨

[写真を撮った後、そのまんまが綺麗って
 女子には主張しにくいことを言っていたら。
 前に勧めて健人が歌ってくれるようになった歌詞を
 引き合いに出された。>>?161


  ああ、そういえばそーね。
  そのままで、無理し過ぎなくていいよ、って
  感じの歌詞だよね。


[応じながら、手元のスマホにもう一度視線を落とす。
 こんな可愛くて爽やかな顔であざとポーズをとる
 健ちゃんが。昨日は、俺にあんなこと………
 やっぱ俺、ろくなこと教えてないな?]
(?166) 2024/07/21(Sun) 21:31:49

【恋】 時雨

[健人に手を引かれて連れて行って
 もらったのは、本堂だった。
 そこだけ円くくり抜かれた窓から見える翠。
 見る者の目へと浮かび上がってくるようだった。
 地元でもこういうの見たことあるな、って思ってたら、
 俺の思考を呼んだかのように隣から声がかかった>>?162



  ………俺に、見せたかったの。


[そうゆうの。きゅんときちゃう。
 紅葉もきっと綺麗なんだろう、
 想像がつく。健人の横顔を視界にいれた、静かな一時。] 
(?167) 2024/07/21(Sun) 21:33:15

【恋】 時雨

[帰りたくないな、と隣で呟くひと。>>?163
 “遣らずの雨”で俺が思い浮かべるのは、
 女の寝所で一夜を明かした男が出立する準備を整える
 後朝の別れの絵だ。
 よく歌にも詠まれる惜別の情。
 近い再訪を約束し、互いの下着を交換して………ん。
 
 今朝あったな、そんな感じの場面。
 健人が普段着てるのと交換してもらったの、
 下着じゃなかったけど。>>?158
(?168) 2024/07/21(Sun) 21:33:53

【恋】 時雨

[後朝の別れを惜しむあまり、俺は早朝から
 寝起きの健人の上にいた。
 朝一番の硬く張り詰めた感触を堪能していれば。
 きもちいい?なんて健人が聞いてきた。>>?155
 腰の動きを緩めて、軽く下唇を巻き込んで
 考える素振りをする。]


  ………ん…、


  健ちゃ、の、固くて、おっきくて、
  なか、…いっぱいにしてくれて

  何度もできて…、すき、


[はにかんで答える。
 いっつも元気なのすき、って額にキスして
 また腰を揺さぶると、健人の両手が俺へと伸びた。]
(?169) 2024/07/21(Sun) 21:34:38

【恋】 時雨

[腰を抱いてくれるのかと思った手が、
 胸へと伸びた。>>?155
 つんと尖って色づく先端を摘まれ、
 力を込めて押し潰される。]


   あッツ、 ゃ、あ、あ!!


[きゅん、と中を締めつけ、天井を仰ぐ。
 かりっと爪先で表面を引っかかれて、
 指の間で捻るように捏ねられる。
 優しく指腹で擦り上げられて、
 涙が滲んだ。>>?156


  ぁぅ、ぁん、やぁッ、…ぅごけ、ない…っ!


[身を捩り、中を畝らせ、
 全身で“それが好き”と伝える。]
(?170) 2024/07/21(Sun) 21:35:30

【恋】 時雨

[でも、動けなくて苦しい。
 胸を弄られながら中突かれるの、最高に感じるのに。
 ぽろっと涙を零したら、健人が緩やかに
 腰を突き上げてくれた。>>?156
 健人の動きに噛み合うように、腰を押しつけては、
 無造作に引き抜く。
 敏感な雄の先端を、自分の形に引っ掛ける度、
 細い悲鳴が溢れる]



   ぁ、ひぁぅ、ゃん、 止め、ない、でっ──…!

 

[健人の形と意地悪な指を味わいたくて。
 額に汗の珠を浮かべ、快楽に色っぽく
 眉を顰めて微笑む健人を見ていたくて、
 緩やかに、徐々に激しく互いを追い詰めていたら。
 アラームが鳴った。
 でも。無理。ダメ。
 いま俺、凄くイイところなのに。]
(?171) 2024/07/21(Sun) 21:37:12

【恋】 時雨

[健人の手が俺の胸から離れて、スマホへ伸びる。
 ぁ、と物欲しげな声が出てしまう。
 『時間きちゃった』って、そんなの駄目。>>?157


   ゃ、だぁっ……、ひゃうっ、ん!?  


[涙を零して首を振り、駄々をこねようとした瞬間。
 残り時間で頑張ろうね、ってやらしく微笑んだ健人が、
 俺の腰を持ち上げ、重力を借りて自身へと叩きつける。
 奥底まで響く衝撃に、とぷ、と前から吐き出した。]


   ぁ、ぁ……、……ぁ、はん、っ

   ゃ、とめ、てぇッ、!
   俺いってる、まだ、…ってる、のにぃ…!!


[それまでと一転した、激しい動き。
 一晩ぐっすりと眠って濃さを取り戻した精液を
 吐き出し続ける間も、健人の腰は止まらない。]
(?172) 2024/07/21(Sun) 21:38:58

【恋】 時雨

[姿勢を保っていられなくて、
 後ろに倒れかかった腰を抱き留められる。
 しっかりと支えられた腰に、性器を突き込まれて、
 堪らずに健人の胸へと崩折れる。]


   ん、ンっ、…んぅッ、 

    ぃやぁ、 っぅ、〜〜〜……!


[胸を重ね合わせて圧し掛かった身体ごと揺さぶられて、
 お尻を揉みしだかれた。
 気持ちいい。恥ずかしい。凄く、いい。
 俺、お尻も感じるんだ。
 外と中から揉みくちゃにされた後ろの性器が、
 快感の信号だけを脳へと伝えてくる。]
(?173) 2024/07/21(Sun) 21:39:50

【恋】 時雨

[脳天まで突き抜ける快感と、
 奥へと噴き上げられる熱い飛沫。]



  だめ、また、いっ、ちゃ、………ぁ、アッッ!!



[健人の子を宿せる場所まで、
 彼の精を直に注がれるのを、陶然と思い浮かべながら。
 健人の胸に寄り添って、中で達した。]
(?174) 2024/07/21(Sun) 21:41:12

【恋】 時雨

[あの嵐のような朝の一時が。
 今も生々しく、身体に刻まれている。
 思い浮かべるだけで、とろりと溶けていく感覚。
 いつのまにか、なし崩しに教室の前まで
 送ってくれるようになった健人。>>?158
 またね、と別れを告げて教室に脚を踏み入れたら、
 妙に視線を感じた理由。
 桃ちゃんに指示されたこと。
 もしかしなくても。やっぱり。]



  ……朝、すんの。

  止めた方がいいかなぁ……?


[熱を持った頬に手の甲を当てて、
 問うともなしに落ちた呟きが彷徨う。
 昨夜彼の熱を何度も孕まされ、
 じくりと今も疼く下腹を、片手でさすってあやしながら。]
(?175) 2024/07/21(Sun) 21:42:16

【恋】 時雨

[行こうか、と手を差し伸べる健人。>>?164
 その手と健人の顔を、そっと見比べる。]


  ………ぅん………、


[俯いて、その手をとる。直ぐに指が絡まった。
 付け根のもっと奥に切なさを抱えたきりの脚は、
 動かなかった**]
(?176) 2024/07/21(Sun) 21:43:43

【独】 時雨

/*
(健ちゃんちゅ。ちゅ。)
(ちゅー……………)

ずっと抱いててよ。
(-50) 2024/07/21(Sun) 23:39:07

【恋】 世良健人

[時雨は自分が目を惹く理由に思い至らなかったみたい。>>?165
繋いだ手を引いて誘えば。
『おいで、って。いいね。』と。時雨が呟いた。

俺は初めてその言葉を彼に言った日の事を鮮明に覚えて居る。
初めてカラオケに行って。
ヴァージンピニャコラーダを口移しで飲ませて貰った。
衝撃的だったし。彼に好かれるために、本気でセックスの勉強に取り組む決意を固めた日。
時雨を手に入れると。不退転の決意を固めた。

初めて時雨の首輪を噛んだ日だ。
(?177) 2024/07/22(Mon) 0:05:51

【恋】 世良健人

[ラットを起こした俺を警戒するどころか。
『噛み癖ついちゃってても、大丈夫。』って。
新調した首輪を見せてくれた…………

あの時の衝撃と動揺を忘れるわけがない。
早く時雨を抱きたくて。
自分の服を脱ぎ散らかして。
ベッドに腰かけて両手を広げた。
初めて俺から時雨を閨に誘った。
『おいで?』って。

あの日の時雨は。キツク目を瞑っていた。
忘れて無いから。この言葉を使う時の俺の顔には色が混じる。
俺にとっては。時雨に誘いをかける言葉…………]
(?178) 2024/07/22(Mon) 0:06:22

【恋】 世良健人

[お地蔵様の前で歌の話しをしたら。
時雨も思い出してくれたみたい。
『無理し過ぎなくていいよ』だって。>>?166
時雨相変わらず愛おしい。好き。
元歌は『それが出来たら悩んでないよ』って続くんだけどさ。


宿題に出された『Magic』もそんな感じの歌だったな……

時雨が俺に似合うって言いながら勧めてくれる歌。
時雨が俺に伝えたいと思ってくれてる部分って。
そういうとこなんじゃないかなって勝手に思ってる。
俺の頑張り過ぎてるって自己申告に。
なんとなくそんな気はしてたって。遊びに行くの頷いてくれた。
その結果が。今ここで。こうして2人で過ごす時間に繋がってる。

あまりにも愛おしくて。勝手に目が細まって笑みが浮かんだ。]
(?179) 2024/07/22(Mon) 0:06:59

【恋】 世良健人

[『悟りの窓』を2人で眺めて。>>?167
時雨が、『俺に、見せたかったの。』とか尋ねるから。
時雨に顔を向けて。微笑むと。『うん』と頷いて肯定した。

静かな一時を2人で過ごして。
俺が呟いた言葉に。時雨は暫く黙っていた。>>?168

何か物思いに耽ってるのかな…………
見るとは無しに隣を見れば。
時雨がお腹を擦っていた。>>?175
聞こえてくる小さな呟き。

差し伸べた手と俺の顔を見比べる仕草。>>?176
俯きながら取られた手。肯定の言葉に反して動かない足。
もしも…………彼が俺と同じ気持ちでいてくれるのならば……]
(?180) 2024/07/22(Mon) 0:07:30

【秘】 世良健人 → 時雨



今日も。俺の部屋に泊る?


 
(-51) 2024/07/22(Mon) 0:07:54

【恋】 世良健人

[握りしめた時雨の手を見詰めて。
自分から一歩踏み出すと。彼の香りを強く感じる距離。
耳元で。そう囁いた。
それからちらりと顔をあげて。時雨の表情を伺う。
あざとい上目遣いと形容するには少し無理のある。
欲が滲んだ。男の顔をしていた。

まるで彼を誘うように。繋いだ指の叉を。
そっと自分の指で擦って。小指で掌をくすぐった。
まるで善戯を思わせるかのように。**]
(?181) 2024/07/22(Mon) 0:08:06

【独】 世良健人

/*
時雨だ(ぎゅぅ)

ずっと抱いてたかったからお誘いしてたよ?
今夜も俺のお部屋においで。ずっと抱き合ってよ。
(-52) 2024/07/22(Mon) 0:09:48

【恋】 時雨

[“おいで”って手を差し伸べられると、
 健人の腕の中に飛び込みたくなる。
 胸が高鳴る。>>?178
 気づけば、繋いだままの手。
 観光客はいたけれど、花と緑に囲まれた和の空間は、
 俺には慣れ親しんだ落ち着くものだった。
 行こうか、と促されたから。
 少し俯いていたけれど] 


  ここ、竹林もあったね。
  そこもさっと見てから帰ろうよ。


[絡まる指の温かさに背を押されて、
 遠回しに少しの猶予をねだったら。
 健人が一歩距離を詰めて、俺の耳元に顔を寄せた。]
(?182) 2024/07/22(Mon) 5:12:03

【恋】 時雨

[鼓膜に注がれる囁き。
 上目で俺を窺う、色を帯びた眼差し。>>?181
 指股と掌をやんわりと擽る手つき。
 そのどれもが、明白な誘いを含ませている。]


  ………、……


[明日も平日だよ。とか。
 昨日も行ったばかりでしょ。とか。
 そういう建前が、過ぎらないでもなかったんだけど]
(?183) 2024/07/22(Mon) 5:17:16

【恋】 時雨




  ……ごはん、どうしよっか。


[門限が迫っているから、食べて帰る時間まではない。
 それは健人も当然分かっている。
 学園に戻ったその後も。一緒に。
 婉曲的に仄めかして、竹林の庭園の方へと脚を向けた。]
(?184) 2024/07/22(Mon) 5:22:06

【恋】 時雨

[ひたすらに真っ直ぐに空に向かって伸びる
 竹は、どこか健人を思わせる。
 目に清々しい翠色と青い匂い。
 風にそよぐ葉擦れの音。
 嵐山で二人そぞろ歩いた時間を思い出させる。

 手を引かれながら、ほんの少しだけ後ろを歩いた。
 健人の横顔が、自然と視界に入るから。

 また。一緒に歩きたいな。
 見せたいもの、食べさせたいもの。
 一緒に感じたい空気。
 そういうものを分かち合う時間が、
 あとどれ程あるんだろう。
 ねぇ、健ちゃん。
 声に出さずに、健人を呼んだ。]
(?185) 2024/07/22(Mon) 5:30:32

【恋】 時雨

[俺の足取りは緩やかなままで、
 健人は俺の手を引いてくれていて。
 手を離す理由がなかったから、
 帰り道もそのままでいた。
 改札をくぐる時、パスカードを出すのに 
 離した手も、また自然と繋がれた。
 学園の校門を通り抜けて、今朝後にしたばかりの
 健人の自室へと帰り着く。随分と早い再訪だった。]


  
  … お邪魔します?


[いつのまにか言わなくなっていた台詞を
 久しぶりに口にして、なんとなく笑った**]
(?186) 2024/07/22(Mon) 5:36:01

【恋】 世良健人

[時雨の言葉にふっと目元を和ませる。>>?182
本当は行きたいと思っていたけれど。
立ち去りがたく、ぐずぐずした結果。日が暮れだした。
彼が唯一誘ってくれた嵐山の思い出を想起させる。竹林。]


いいよ。行こうか。


[そう言いながら。俺は自分から一歩彼に距離を詰めた。]
(?187) 2024/07/22(Mon) 6:31:56

【恋】 世良健人

[囁き声に。僅かな沈黙が落ちる。>>?183
俺は黙ったまま。時雨の顔をじっと見詰めて居た。
それから彼が零した言葉にふっと笑みを浮かべる。>>?184
どうしようか…………
自分でも考えて。ふっと。やってみたいことが思いついた。
でも材料も時間も。ああ。そうだ。]


帰りにコンビニに寄ろう?


[それなら左程時間もかからないはずだ。
時雨の好きなお菓子も買えば良い。]
(?188) 2024/07/22(Mon) 6:32:39

【恋】 世良健人

[天高く伸びる竹林の間を歩く。
葉擦れの音が静寂を際立たせる……
真っ直ぐに空に向かって伸びる竹。
時雨が俺の半歩後ろを歩いている。>>?185


……………情緒が無い話しをするけど…………


竹林には必ず人の手が入って居るから。
山で遭難した時に竹を見かけたら。
そこを目指せば人の作った道が近くにある。と。
昔教えて貰った事がある…………

背が高く目印にしやすいから。そこを目指すようにと。


[時雨を振り返って微笑んだ。
『紫陽花について教えてくれたお返し』そう微笑んで。
やはり少し情緒に欠ける話しを彼と分かち合った。]
(?189) 2024/07/22(Mon) 6:33:25

【恋】 世良健人

[緩やかに歩く時雨を急かすことは決してなかった。>>?186
繋いだ手を離すことも。離れたら。また繋ぎ直した。
帰り道でコンビニに寄って。
それから校門を潜って。寮の自室に戻って来た。
時雨が『お邪魔します?』なんて。
暫く聞いてない言葉を口にして。懐かしさが込み上げて。
彼と共に小さく胸を震わせて笑った。]


お帰り。


[俺は笑ってそう言うと。時雨に触れるだけのキスをした。]
(?190) 2024/07/22(Mon) 6:33:55

【恋】 世良健人

[それから何時ものクッションを指さして。]


うがいと手洗いしたら座ってて。
身体きついでしょ?


夕飯用意してくる……


[そう言って笑うと。コンビニの袋を持って。
キッチンへ向かった。時雨が買ったお菓子や飲み物があるなら渡しておこう。]
(?191) 2024/07/22(Mon) 6:34:28

【恋】 世良健人

[それからキッチンでは…………
『チンッ♪』と言う電子レンジの音が聞こえたり。
カチャカチャと言う音の後に、じゅわって音がしたら。
『うわっ。わわっ。』て焦る俺の声が聞こえたり。
さして時間はかからずに。バツの悪そうな顔をした俺が。
両手に抱えて持ってきたのは。冷凍のチキンライスの上に。
破れたり焦げたりしながら薄焼き卵が載ってるオムライス。

それでも綺麗に出来た方を時雨の前に置いて。
それからすっと息を吸って気合を入れると……
心の中で『恥を捨てろ。健人』と自分を励まして。]
(?192) 2024/07/22(Mon) 6:35:22

【恋】 世良健人

[時雨に向かってニコっと笑顔を向けた。]


最後に健ちゃんが美味しくなる魔法をかけま〜す♡


[そう言って思い切りよくケチャップで大きなハートを描いた。
うん。俺に画才は無い。
恥ずかしいのと、照れ臭いのと、なんか可笑しいのとで、思わず声を挙げて笑いながら。時雨にスプーンと共にオムライスを差し出した。]


どうぞ? 召し上がれ?


[そう言って今日は特別お茶も淹れずに。
コップに冷たいお水を注いで。
ピーラーでの練習を想起させる野菜スティックをグラスに移したりしながら。
見るとは無しに時雨を見て。ニコッと笑いかけた。**]
(?193) 2024/07/22(Mon) 6:35:41

【恋】 時雨

[帰りにコンビニに寄ろうっていうのは、
 俺も真っ先に思いついたことだった。>>?188
 友達と放課後にちょっと立ち寄ることはあるけど、
 なんだかんだ物珍しさよりも馴染みのあるものを
 舌は求めるだろうから、健人だとどうかな、と
 思って言わなかったけど。]


  …うん。そしよ。


[こくっと頷いて歩き出す。]
(?194) 2024/07/22(Mon) 7:12:47

【恋】 時雨

[両側を竹林に挟まれた小径をゆく。>>?189
 半歩先を歩く健人が俺を振り返って、
 “情緒がない話”と前置きしてから、話し始めた。]


  へぇ、そうなんだ。
  …道に迷った時の、道標なんだね。


[呟いて、ふ、と笑う。]


  健ちゃん、学校で習わないようなことも
  よく知ってるよね。
  “遣らずの雨”とかもさ、よく知ってたよね?


[俺は教養シリーズを叩き込まれてるからあれなんだけど。
 牛車や輿が外出の手段だった頃の、
 雨が振れば共に過ごした恋しい人を
 引き留められるのに、と嘆く歌がいくつもある。]
(?195) 2024/07/22(Mon) 7:17:10

【恋】 時雨

[健人と二人でコンビニに寄る。>>?190
 なんかこれ、ごく普通の男子高生っぽいなって
 ちょっとおかしくなる。
 俺と健人は、どっちも平均的な男子高生とは言い難いから。
 コーラ味のキスを思い出して、一人なら選ばないコーラと
 後は、適当に目についたものを籠に放り込む。
 俺を自室に迎え入れた健人が、
 お帰り、と触れ合うだけのキスをくれる。]

  
  ……ただいま。


[気持ちちっちゃい声で、応じた。
 お帰りって言われたら。それしかないし。
 身体を気遣われたけど、痛みがあったりする訳じゃない。]


  ん。そんなこともない。
  ちょっと…、違和感あるだけで。

  うがいと。手洗い??


[手洗いは分かるんだけど。風邪の季節でもないのに、
 なんでうがい?と思いつつも。
 言われた通りにそうしてから、
 赤猫を抱えてクッションに座り込んだ。]
(?196) 2024/07/22(Mon) 7:25:44

【恋】 時雨

[キッチンからは、なんかテンパってる
 健人の声が聞こえる。>>?192
 えっ大丈夫かな、助けなくて。
 思わず腰を浮かせたけど、長続きはしなかったから、
 座り直した。赤猫をふかふかして気持ちを落ち着ける。

 健人が持ってきたのは、オムライスとケチャップ。>>?193
 少し破れと焦げが見える薄焼き卵越しの
 赤いチキンライス。野菜スティックも運ばれてきた。
 俺の前に、出来が良い方のオムライスが置かれる。]
(?197) 2024/07/22(Mon) 7:31:24

【恋】 時雨

[健人は一呼吸挟んでから、にこっと可愛く笑って、
 美味しくなる魔法をかけてくれた。
 ケチャップで描かれたおっきな赤いハート。
 ふっと、ハニトーの上の赤いハートを思い出す。
 呆気にとられながらスプーンを受け取って]


  … いただきます。


[手も合わせず呟いてから、人参スティックを
 ぽりぽり齧った。
 オムライスをちら見する。ハートだ。] 
(?198) 2024/07/22(Mon) 7:34:41

【恋】 時雨

[健人は。俺を、どうしたいの?
 週末の度に、お見合いパーティーやら
 スーツ着用の本格的なお見合いやらに出る傍ら。
 俺を頻繁に誘っては、ピアノを聞かせたり、
 こんなことしてみせたりする。

 小さく息が漏れそうになるのを堪えて、
 スプーンの先でそっと薄焼き卵を破る。
 口に運ぶと、普通に美味しかった。
 冷凍食品だから、コンビニ弁当より
 添加物が多くないんだろう。
 そんな情緒のない知識が過る。
 端から掬ったオムライスの真ん中には、
 ちょっと不器量なハートが崩れもせず残っている。]



  ……美味しいです。



[む、と唇を軽く噛んで、呟いた。
 今度は大きく掬って、ハートの欠片ごと口へと放り込む。
 時折セロリやきゅうりを齧っては、
 オムライスを少しずつ崩して食べて。
 完食すると、ごちそうさま、と手を合わせた**]
(?199) 2024/07/22(Mon) 7:41:54

【恋】 世良健人

[コンビニの提案に時雨も頷いてくれて。>>?194
2人連れ立って竹林を歩いた。>>?195
俺の情緒の無い話しに。時雨がふっと笑みを零して。
俺も時雨に笑い返した。]


『知識と教養は。決して奪われる事の無い財産になる。
 出来る限り身に着けなさい。』


それが俺が母から教わった生きる術だった…………
決して優しいだけじゃない。厳しい人だったけれど。
一人残されてみれば分かる。

何の役に立つかも分からないマナーや教養が。
いかに自分を助けてくれるのかを……
独りにならなければ、識る事も無いままだったかもしれない。
どちらが良かったのかなんて、俺には分からないけど……


俺は今の自分の事は、結構気に入ってる。


[そう言って時雨に笑いかけて。
大切な母の言葉を弟に教えたのは。本当に心からの自分に出来る限りの優しさだった。>>1:9
きっと。伝わっては居ないんだろうけれど……。]
(?200) 2024/07/22(Mon) 8:17:16

【恋】 世良健人

[途中でコンビニに寄ったら。
時雨は普段手にしないコーラを選んでた。>>?196
ちょっと珍しかったから。クラッシュアイスも袋に入れておいた。あ。そうだ。『Magic』って確かコーラの歌だった。
動画サイトで垣間見た。何の役に立つかも分からない知識が頭を過った。


部屋に帰って『お帰り』ってキスしたら。
『ただいま。』って返って来て。目を細める。>>?196


うがい手洗いに不思議そうな時雨さん。
俺の方こそ小首を傾げる。
小学校の保健室の壁にすら張ってあるような標語ですよ?
時雨が『時雨』を抱っこしてクッションに座ってた。
可愛い。思わず目を細めて。キッチンに向かった。]
(?201) 2024/07/22(Mon) 8:18:06

【恋】 世良健人

[俺はこれ以上に無いほど精神を統一して。
気合を入れて恥を捨ててから。時雨に向かって笑いかけて。
恥ずかしい事この上ない台詞と共にハートを描いた。>>?198
何時か時雨が初めてオムライスを作ってくれた時。
彼がくれた言葉。設定を盛り過ぎだって笑われた。
時雨は呆気にとられたようにスプーンを手にしたまま。
何故か野菜スティックの人参を齧り始めた。

俺はその間に2つのグラスにクラッシュアイスを入れて。
コーラも注ぐと時雨と自分の前に置いた。
氷に反応して炭酸がしゅわしゅわしてる。
それから自分のオムライスには。
時雨が抱っこしてる『時雨』を参考にして。
猫ちゃんの顔を描いてみた。うん。やっぱり画才は無い。
これは言われなければ猫だと分からないし。
食べる事に罪悪感を覚えるとも思えない。

そう思ったら笑えてきた。]
(?202) 2024/07/22(Mon) 8:18:43

【恋】 世良健人

[時雨が端っこからオムライスを食べている。>>?199
綺麗にハートが残ってた。
何故か敬語で『美味しいです。』と言われたので。]


良かったです。


[と。答えておいた。
我ながらコンビニで調達した材料で作ったにしては美味しいと思う。いや。逆だ。コンビニで調達した。俺の手が極力入ってない料理だからこそ美味しいんだな。気付いてしまえば可笑しかった。]
(?203) 2024/07/22(Mon) 8:19:00

【恋】 世良健人

[笑いながら完食して。洗い物をして。
時雨の隣に座ったら。少し氷が溶けだしたコーラを飲んだ。
氷に反応して炭酸が飛んだのか。薄まったのか。
初めてペットボトルから直接飲んだ時程。
炭酸がキツク感じなかった。
それから時雨を見詰めて。ちゅっとキスをする。

何時も時雨は聞かなくて良いよって言うけど。
やっぱり俺としては心配しちゃったりするわけですよ。
でも……………
お座敷で下腹を撫でていた時雨を思い出して。>>?175
そっと自分も彼の下腹に手をあてて優しく撫でた。]
(?204) 2024/07/22(Mon) 8:19:18

【秘】 世良健人 → 時雨



朝はやめておくから…………。しよ?

 
(-53) 2024/07/22(Mon) 8:20:02

【恋】 世良健人

[お腹を撫でながら。時雨を見上げて。
そのまま彼に口付けて。
頷いてくれたら。『時雨』毎。彼を抱き上げてベッドに運んだ。**]
(?205) 2024/07/22(Mon) 8:20:18

【独】 世良健人

/*
>>?199 む、てしてる。可愛い♡
(-54) 2024/07/22(Mon) 11:37:37

【恋】 時雨

[竹林で健人は。知識と教養は奪われない財産だと言った。
 それは聞いたことのある名言だったけど、
 それを教えてくれたのが健人のお母さんで、
 “一人残されてみれば”と続いたから。>>?200
 どきりとする。

 やっぱり健ちゃんが慕ってるお母さんは、
 もう亡くなってたんだ。じゃあ、折り合いの悪そうな
 お父さんだけ?
 けど、『今の自分の事は結構気に入っている』と
 締めくくられたから、ほっと息を緩めた。]



  ん。健ちゃんが、健ちゃんのこと好きで、
  俺嬉しいよ。


[何気なく答えたつもりだけど、
 向けた表情は自然と柔らかくなった気がする。]
(?206) 2024/07/22(Mon) 12:20:00

【恋】 時雨

[オムライスの合間に流し込んだコーラは、
 やっぱり不思議な味だなって思ったけど、
 妙に癖になる感じがある。>>?202
 氷できんと冷えた炭酸は、刺激と共に
 喉に清涼感をもたらした。
 健人が自分のオムライスに描いたのは、
 熊…にしては耳が鋭角だな。
 兎……違う、猫だ。
 うん、どっからどう見ても猫。可愛い。]



  かぁいいね。猫ちゃん。


[思わずにやける。
 健ちゃんが、オムライスに猫ちゃん描いてる。]
(?207) 2024/07/22(Mon) 12:20:40

【恋】 時雨

[健人シェフは、俺の素朴な感想に、
 『良かったです』と答えた>>?203
 洗い物は大した量じゃなかったし、
 俺の身体を気にしてくれてるみたいだったから、
 今日はやってもらうことにした。>>?204
 じきに戻ってきた健人が、俺の隣を選んで座る。

 いつからそんな、自然に座るようになったんだっけ?
 もう思い出せないくらい前だ。

 コーラを一口飲み下してから、こちらを見つめて。
 小さく音を立ててキスをする。
 健人が伸ばした手の先は、卵だけでも手作り感たっぷりの
 オムライスを収めて、少し丸くなったお腹。  
 優しく、微かな膨らみを撫でてくれる。]
(?208) 2024/07/22(Mon) 12:30:42

【恋】 時雨

[なんか。ちょっと。
 妊婦さんのお腹を───…

 つい連想したイメージに制止をかける。
 お腹に手を当てたまま、
 健人が俺を見上げて囁いた。
 身体。気遣ってるんじゃなかったの。]
(?209) 2024/07/22(Mon) 12:38:08

【秘】 時雨 → 世良健人




  ……別に。 朝でも、…


 
(-55) 2024/07/22(Mon) 12:39:53

【恋】 時雨

[続きは掠れて、言葉を成さなかった。
 眉を下げて健人を見返す。
 唇を塞がれて、それから。
 胸に抱え込んだ赤い猫のクッションと一緒に、
 健人の腕に収められて、ベッドへと運ばれる。
 明るいライトを背にした健人を見上げ、
 眩しさに微かに目を細める。]


   ………健ちゃん、──…


[俺と猫を降ろして身を起こし、服に手をかける健人に。
 広げた両腕を伸ばして、物言いたげに言葉を飲んだ**]
(?210) 2024/07/22(Mon) 12:43:24

【独】 時雨

/*
>>-52
(む、て顔してる)

この村も、繋がったまんまで、……がいいです。
(-56) 2024/07/22(Mon) 12:56:47

【恋】 世良健人

[時雨が柔らかな優しい顔で俺を見てる。>>?206
俺の事を。自分の事のように。嬉しいと言ってくれながら。
俺の眼差しも自然と柔らかく笑みを描いた。]


…………。周りの人に恵まれたから。


[掛け値なしの本音だったけれど。
何時も。俺が一番欲しい物をくれるのは。
決まって目の前に居る人だった。

今すぐ彼に想いを告げて。
このまま電車に乗ってご両親にご挨拶に伺って。
そのまま彼と番ってしまいたい……………

込み上げる想いを抑え込むのに。
竹林の香りを深く吸って。落ち着こうとしたけれど……
そんな物全て塗り替えてしまう程の馨しい香りがして。
自分を律するのが酷く困難だった。]
(?211) 2024/07/22(Mon) 19:45:38

【恋】 世良健人

[部屋に帰ってオムライスを振舞って。
自分のオムライスに猫を描いた。
絶対猫には見えない自信があったのに。
時雨が。『かぁいいね。猫ちゃん。』>>?207とか言うから。
思わず目を瞠って時雨を見て。]


なんでわかったの?


[そう。尋ねたら。なんだか時雨はにやけた顔をしていた。]
(?212) 2024/07/22(Mon) 19:46:22

【恋】 世良健人

[思わず。むぅ。と。頬を膨らませる。]


かわいいとか言われたら…………


また食べるの躊躇っちゃうじゃん。
うう。生きるとは日々罪を重ねる罪深い行為…………


[俺は小さくわなわなと震えながら。
時雨をジト目で見て。オムライスを見て。
ごめんね。猫ちゃん。
』と囁いて。
オムライスを完食しました。うう。美味しい。]
(?213) 2024/07/22(Mon) 19:47:10

【恋】 世良健人

[ご飯を食べ終わって。洗い物を済ませて。
時雨の隣に腰かけてキスをした。>>?208
健ちゃんは学習能力が高いので。
初めて時雨が部屋に訪れた日。俺は向かいに座ったけれど。
時雨は隣に座って来たので……
次から彼の隣に座るよう心掛けたのです。
色んな事。時雨の真似っこして覚えてきた。
今ではもう身に着いて。
当たり前のように自分の行いに落とし込んでる。

お腹を優しくさすりながらお誘いをかける。
これも時雨の真似っこ…………>>?175
彼が擦っていたのは下腹。俺がキスした場所だから。
ご飯で膨らんだ胃袋よりは、すこぉし下にズレてたかもね。
そこは彼の子宮が降りてくる場所だから。>>?209
(?214) 2024/07/22(Mon) 19:48:09

【恋】 世良健人

[時雨の囁きに。思わず小さく笑っちゃう。]


ん〜〜〜〜〜………………


俺があんまり見せたくないかも。
抱かれた後のしっとりとした時雨の姿。
クラスの視線。集めてたでしょ?

でも…………


[時雨をベッドに降ろして。
項の噛み痕を優しく辿る。そっと。掠めるように。
柔らかく。優しく。何度も…………]
(?215) 2024/07/22(Mon) 19:49:19

【秘】 世良健人 → 時雨



俺の痕を皆に見せてあげたのは。良い子だったね。


 
(-57) 2024/07/22(Mon) 19:49:57

【恋】 世良健人

[耳元で囁いて。顔をあげると。ふんわり微笑む。]


良い子には。ご褒美をたくさんあげなくちゃね。


[柔らかく頭を撫でて。
一度身体を離して服を脱いで居れば。声がかかった。>>?210
(?216) 2024/07/22(Mon) 19:50:30

【恋】 世良健人

[時雨が両腕を広げて伸ばして。俺の名前を呼んでいた。>>?210


…………抱っこ?


ゆっくり。ぎゅーーーーーって?


[微笑みながら時雨の腕の中に歩み寄ると。
ベッドに沈み込みながら。時雨を抱き締めた。
最初は優しく柔らかく。
それからゆっくり力を込めて。強く。力強く。
ぎゅーーーーーって。時雨が好んで求めるやり方で。
それにこうやって抱っこするの…………俺も好き。]
(?217) 2024/07/22(Mon) 19:51:15

【恋】 世良健人

[時雨を抱き締めながら。ぎゅうっと力を込めた。
…………うん。やっぱり。]


服があるの。もどかしいね。


もっと時雨とぴったりくっついてたい。
肌と肌が触れ合って。溶けちゃうみたいに…………


[いつか時雨が言ってた。『溶けてる』って。
俺も今。溶けてしまいたい。]
(?218) 2024/07/22(Mon) 19:52:09

【恋】 世良健人

[少しだけ顔をあげて。時雨に口付けた。
それから額をこつんと合わせて。瞳を覗き込む。]


………………服。脱がせても良い?
俺も脱ぐから。ぴったり。くっついてよ?


肌と肌だけじゃなくて。身体の中も。
ぴったり。



[そう囁くと。時雨の服を脱がせて。自分も服を脱いだ。
それからもう一度時雨をゆっくり。ぎゅーっと抱きしめる。]
(?219) 2024/07/22(Mon) 19:53:00

【恋】 世良健人

[そっと後孔に指を伸ばす。
最近では解さなくても俺を受け入れてくれるようになった場所。
柔らかな事はすぐに分かった。時雨の耳元に唇を寄せる。]


挿れるよ?



[そう。囁いて。耳元にキスをして。
じっくりと味わうように。ゆっくり彼の身体の中に分け入って。
時雨の奥底まで中を堪能して味わった。

時雨の唇に口付ける。柔らかく唇を食んで。
口を開いてくれるように優しく促す。
微かに開いてくれたなら。そっと舌を差し込んで。
時雨の舌を味わうように絡め取った。

そうして二人。一つになりながら。
彼の下腹の上。時雨があやしていた場所を。そっとさすった。**]
(?220) 2024/07/22(Mon) 19:53:35

【独】 世良健人

/*
>>-56 もちろんいいですよ。俺もそれがいいです。(ぎゅう)
(-58) 2024/07/22(Mon) 19:54:14

【恋】 時雨

[オムライスに描かれた猫ちゃんを可愛いって言ったら、
 健人が目を瞠ってこっちを見た>>?212


  だって。

  健ちゃん、好きでしょ?猫ちゃん。


[顎の横に丸めた猫の手を添えて、なぁーん?と
 鳴き真似をして見せる。
 視界には、健人がいつも抱いて寝てるっていう
 赤い猫の抱き枕も入っている。
 みぃちゃんにご挨拶してもらった時も、
 顔がでれでれだった。
 だから俺、猫のクッキーとか作ってるんだし。]
(?221) 2024/07/22(Mon) 21:13:41

【恋】 時雨

[ぶちゃいくな猫ちゃん描いちゃう健人が
 可愛かったから、かぁいいって告げたら。
 またなんか、生きる罪に懊悩している。
 ほんと生きるのしんどいひとだな。>>?213
 ぶちゃいく猫ちゃんは、健人に食べて欲しいかもなのに。]


  健チャン、僕ヲ食ベテクレテ

  アリガト…ウ……


[そう思ったので、優しくか細い声で猫ちゃんの
 最期の想いを健人に代弁してあげました。俺優しいね。]
(?222) 2024/07/22(Mon) 21:14:58

【恋】 時雨

[俺をもてなしてくれた後で、
 健人は俺の隣に座って、下腹をあやす。
 俺の控えめなお誘いに、小さく笑って>>?215
 今朝の出来事を、同じクラスで見てたようなことを言う。]



  ……っんで、知って、 ……ぁ、


[白状しちゃった。つい。
 手を口元に宛てがって、視線を彷徨わせる。
 腕で赤猫を胸に抱え込んでたら、
 そのまま健人の腕に囲われベッドに連れて行かれた。]
(?223) 2024/07/22(Mon) 21:20:43

【恋】 時雨

[マットレスに浅く沈められる身体。
 健人が項に手を差し込み、触れるか振れないかの軽さで
 噛み痕を俺に意識させる。>>?215


  ひぅ、ン…、 んん、ぁ…っ、


[これからまた、と身体に予感させるための
 前戯みたいだった。
 健人。…俺を他の人に見せるの、やなの?
 耳に唇を寄せた健人が、そっと囁いた言葉。
 目がいっぱいに見開く。信じられない。]



  ──…ッ、ちが、ちゃんと隠して──……!!


[朝は。ちゃんと隠していったのに。
 べたつく感触を、出掛けに着替えた時に
 項だけは拭い落としてしまったけど。]
(?224) 2024/07/22(Mon) 21:29:26

【恋】 時雨

[つい大きめの声を出してしまった。>>?216
 健人は微笑んで、俺の頭を撫でて。
 ご褒美をくれるっていうから、俺は大人しくなる。
 でもまだ。胸がうるさく騒いでいる。
 名前を呼んで伸ばした両腕に、
 健人が違えることなく応えてくれる>>?217
 いつも、そうだった。]



   …… …
ん、



[優しく抱き締める腕にゆっくりと力が籠もって、
 俺の肺から空気を押し出すのと一緒に、
 か細く声を漏れさせた。]
(?225) 2024/07/22(Mon) 21:35:29

【恋】 時雨

[健人は“時雨と”ってまた思わせぶりなことを言う。>>?218
 生きることが罪深いとは特に思わないけど。
 健人が罪作りな事は確かだよ。
 内心で詰りながらも、俺は反論しなかった。
 だって今。俺も、同じこと思ってた。]

  
  いいよ。

  脱がせて、何にも着けずに
  抱いて…、
健人の、好きに。



[俺にキスして、額を合わせる健人の鼻の先に。
 鼻の頭でそっとキスをした。
 コンドーム、時間のない朝でも着けなくなっちゃったね。
 ぴったりくっついたまま溶けちゃって、ひとつになって、
 離らんなくなっちゃうくらいに。して欲しい。]
(?226) 2024/07/22(Mon) 21:50:33

【恋】 時雨

[健人にそっと指先を差し込まれるだけで、
 いつも痛ませるくらいに締めつけてしまう。>>?220
 でも。健人を受け入れることが
 俺に痛みを与えることは、もうなかった。
 このひとの身体は、俺にとっては異物じゃないから。
 こうしているのが、自然だった。

 太古からの本能が命じるままに、見初めた優秀な雄を、
 産む性である俺が、なりふり構わず全身で求めることは。
 罪になるんだろうか?
 罪なんて。人間の作り出した価値観だ。
 番うことを定めに、生まれたのに。]
(?227) 2024/07/22(Mon) 21:56:45

【恋】 時雨

[侵襲する質量は、俺に切なく苦しくなる程の
 快楽しかもたらさない。
 挿れるよ?と健人の意思を告げられた耳に、
 ぽぅっと熱が灯る。>>?220

 

   っぁ、く、 ぅん、ん………っ、


[健人が、しっとりと潤んだ中に、
 滑らかに這入りこんでくる。
 自然と脚が開いて腰が浮き、奥底まで彼を迎え入れる。
 しきりと疼く項の噛み痕をシーツに擦りつけ、
 髪をシーツに広げ乱して、喉で喘ぐ。
 最近は、健人に中をまさぐられるうちに
 奥に突き当たりを感じるようになっていた、けれど。
 今日は、そこにもう。子宮が待っていた。
 健人の先端がキスをくれて、シーツの上で
 きゅぅっと脚の爪先が丸まる。]
(?228) 2024/07/22(Mon) 21:59:17

【恋】 時雨

[軽い絶頂が押し寄せる。
 中に力が籠もって、固く抉る雄の形を
 自らに刻みつける。]



  ひんッ、! ぁ、…ぁ、……ぅ、っ



[戦慄く唇に、柔らかい唇が降ってくる。
 餌を待つ雛鳥みたいに、ひとりでに唇を開いて待った。
 濡れて温かい、俺とは別の生き物。
 舌に絡みついて、離れない。
 食べられてるのは、俺の方だ。]
(?229) 2024/07/22(Mon) 22:00:04

【恋】 時雨

[ごく優しく、壊れ物を扱うみたいに下腹を撫でる掌。
 健人を食んで、腹を満たして、そうして全くなる
 俺という存在を。健人に食べてもらうための場所。]



   ……健、ちゃん───…、


[本当に。行っちゃうの?
 こんなに、俺は。
 健人のためのものなのに。
 こんなにも、ぴったりと形が重なるのに。
 綺麗に嵌まり込んで塞がる、迎え入れるための欠落**]
(?230) 2024/07/22(Mon) 22:02:47

【恋】 世良健人

[時雨の言葉に少しだけ唇を尖らせた。]


…………もちろん。好きだけど。猫ちゃん。


[それからぷぅっとむくれた。
どうして俺が猫ちゃんを好きになったか。
時雨は分かってない。

時雨のLINE履歴にたくさん残ってる猫のスタンプ。
可愛らしい猫の絵文字。
ゲームセンターで初めて見た赤い猫は。
ふかふかでまん丸だったけど。それでも。
赤い色が。時雨を連想させた。]
(?231) 2024/07/22(Mon) 22:28:43

【恋】 世良健人

[時雨がまた意地悪言う!!!>>?222
思わずジト目で睨みつつ。
俺はちょっとだけ申し訳なくなりながら時雨に謝った。]


クリスマスに時雨が作ってくれたアイシングクッキーの猫ちゃん。
後で食べようと思ってとっておいたんだけど。
食べられなかったの。…………ごめんね。


[1週間続いたヒートの間。夢中で時雨を求めて。
食事すら煩わしくてゼリー飲料と水で過ごしていた。]
(?232) 2024/07/22(Mon) 22:29:50

【恋】 世良健人

でも調べたら。数年は飾れるらしいから。
その…………飾ってある。

今度はちゃんと食べるから。また作って?


[俺はちょっとだけ顎を引いて。
時雨を上目遣いで見て。甘えて。おねだりした。]
(?233) 2024/07/22(Mon) 22:30:10

【恋】 世良健人

[時雨に向けられた視線を何で知ってるかって。>>?223
だって俺時雨が教室に入るの見守ってたもん。
時雨は振り返らないから気付かないだけでしょ。
俺は何時だって時雨が見えなくなるまで時雨を見送ってる。


あ。って口元を抑えて。視線を彷徨わせて。
『時雨』を胸元に抱え込んで。
そんな時雨を俺はベッドに抱き上げて行った。]
(?234) 2024/07/22(Mon) 22:30:41

【恋】 世良健人

[時雨の項の噛み痕をなぞると。
酷く身体がざわつくと同時に胸が満たされる。
時雨の甘く掠れた声が甲高い声を挙げるのも……

湧き上がる。抑えきれない気持ち。
普段の俺からは考えられない言葉。>>-57
所有欲と独占欲が抑えようもなく湧き上がる。
俺の噛み痕を。皆に見せてあげられたなら。
ご褒美はたっぷりあげなくっちゃ……

そう。思ってたのに。時雨は大きな声で否定した。>>?224>>?225
(?235) 2024/07/22(Mon) 22:31:34

【恋】 世良健人

[なんだろう。やだな。胸が圧し潰されそうになる。]


…………違うの???



[囁きながら。項の噛み痕にはっきりと触れてなぞる。
でも時雨は。ご褒美って言葉に。言葉を呑み込んだ。

そうして彼の求めるままに時雨を抱き締めれば。>>?225
湧き上がる熱い思いに。熱く重い吐息が漏れる。
それは奇しくも時雨の声と重なった。]
(?236) 2024/07/22(Mon) 22:31:47

【恋】 世良健人

[時雨を抱き締めて。どうしても服が邪魔で。
時雨に問うたら。求める返事をくれた。
思わず目尻が細まって。胸が満たされていっぱいになる。
幸せだ。苦しいくらいに…………。

時雨と2人抱き合うのは自然な事だった。>>?227
時雨は時折不安気な色を見せるし。
自分の痴態を気にした素振りを見せる事もあったけれど……
深く繋がりたいと思うのも。快楽を求めるのも。
何も悪い事ではないでしょう?

可愛い物を食べるのを躊躇うのは。
食べたら消えてなくなってしまうから。
でも時雨は。いくら睦合っても消えたりしない。
確かな素肌の感触と温かな体温が俺を迎えてくれる。
そこに躊躇いや罪悪感など何もなかった。
ただ彼を悦ばせたい。もっと二人一つになりたい。
そんな欲求に突き動かされるだけだった。]
(?237) 2024/07/22(Mon) 22:40:14

【恋】 世良健人

[時雨は言葉にして教えてあげると悦ぶから。
その時も彼の中に入る瞬間を教えてあげた。>>?228

中に分け入る度に。髪を散らして感じ入る時雨。
たまらなく愛おしくて。
逸らした喉に舌を這わせ、やわく歯を立て。
吸い付いて。赤い痕を散らした。
時雨の首筋に。花が咲くようだ。
鬱血した赤は。彼の髪色より俺の色に似ている。
それに酷く腹の奥が満たされる。

最奥まで押し進めれば。
散々撫でてきた下腹の奥。
既に子宮が降りて居て。優しくそこにキスをした。]
(?238) 2024/07/22(Mon) 22:51:14

【恋】 世良健人

[時雨の脚先がピンと張って。爪先が丸まり。>>?229
キツク俺を締め付けて。
一分の隙間もなく型を取られるかのように完全に一つになった。


でもまだ。まだ足りない。


時雨の唇を求めれば。柔らかく唇を開いて迎え入れてくれる。
全部。全部。溶け合って。一つになって。
二人で一つの生き物になってしまいたい…………。]
(?239) 2024/07/22(Mon) 22:51:22

【恋】 世良健人

[時雨の腹を撫でれば。彼の中に居る俺を感じる。
少なくとも今。二人。繋がって居る。
どうして抱き合う事が悪い事だなんて思えよう?
もっと。もっと…………深く一つになって溶け合いたい。

そんな俺の耳に。間違えようの無い声が聞こえた。
微笑んで。首を傾げる。可愛い愛しい時雨の呼ぶ声。]


なぁに? 時雨。


[ぎゅぅっと抱き締めて。
それからこつんと額をくっつけた。]
(?240) 2024/07/22(Mon) 22:59:30

【恋】 世良健人

[少し顔を傾けて。時雨の瞳を覗き込む。]


どうしたの?


[問いかけながらも。ゆっくり。ぎゅーっと抱き締めて。
まるで離す気は無いと言わんばかりに彼の身体を拘束していた。
それこそ。彼の腕に痣が残ってしまうかもしれない程に。
深く深く繋がったまま。キツク強く抱き締めて。
それでも顔には笑みを湛えたまま。
時雨の瞳を見詰めて微笑みかけていた。**]
(?241) 2024/07/22(Mon) 22:59:40

【恋】 時雨

[猫ちゃんのアテレコをしてあげたら、
 俺を睨んでいた健人が、急に懺悔をし始めた。>>?232


  ん?

  あ、……ぁー。そっか。


[クリスマス前に作ったクッキー。
 俺そのままヒートに入っちゃって、
 健人と俺はくっついたまま過ごしてたから。
 添加剤も防腐剤も入ってない程よい甘さのクッキーは、
 数日しか持たなかったはずだ。]
(?242) 2024/07/22(Mon) 23:03:28

【恋】 時雨

[少し萎れてる健人に、目を細める。]


  いいんだよ、健ちゃんに愛でてもらったから。


[猫ちゃんクッキーも、俺も。
 数年は飾れるって。>>?233
 小さく零れた笑いは、甘くも苦くもあった。
 その頃俺、いないでしょもう。健ちゃんの前に。
 それでも健人は。懐かしんで、
 愛おしんでくれるのかも知れない。
 抱えたままで生きていく強さ。
 だったらそれも。いいのかもね。]


  いいよ、いつでも。
  今度ね。


[俺が健人の近くに居る間なら。いつでも。いくらでも。]
(?243) 2024/07/22(Mon) 23:05:14

【恋】 時雨

[俺に刻んだ所有の主張を。俺に思い出させるように、
 ベッドの上で健人がはっきりとなぞる。>>?236
 違う。だって俺は、健人のものには、
 ほんとに?分からない。
 だってこんなに、健人も俺を───、
 頭の中が。煩い。

 軽く頭を揺すって、シーツに髪を散らした。
 二人身体を繋げて、心は置き去りのはずなのに。
 俺を見下ろす健人の眼差しも、素肌に触れさせる吐息も
 質量を感じる程に俺に重く絡みついて、離れない。
 首筋を這っていく舌が、吸い付く唇が。熱い。

 ああ、また。俺に、痕を残してる。
 俺の身体に種火を孕ませ、自ら煽り立てて、
 何も結ばない徒花を咲かせる。
 それが罪でないなら、何が。
 でもそれこそが、俺の望んで始めたことだった。]
(?244) 2024/07/22(Mon) 23:18:14

【恋】 時雨

[隙間なく重なるこの瞬間は。他の何物も存在しない。
 お互いの身体が、自分の身体の延長みたいな。
 初めから、そこにあったみたいに。>>?239
 だから、こんなに恋しいんだ。
 熱に侵された頭で、ぼんやりとそう信じた。

 ………健人が。俺を呼んでいる。>>?240



  ん、ぅん……っ?


  なぁ、に。 健ちゃん。



[健人に聞かれた言葉を、俺も聞き返す。
 だって健ちゃん、俺を呼んでたでしょう。
 ずっと前から。
 額をくっつけて、覗き込まれる距離。
 健人の唇がそこで待ってたから、固く結びつけてくれる
 腕の中で首を伸ばして、ふにっと口づける。]
(?245) 2024/07/22(Mon) 23:31:43

【恋】 時雨




[  
会いに来たよ**
 ]


 
(?246) 2024/07/22(Mon) 23:34:10

【恋】 世良健人

[時雨の呼びかけに応えたら。
ぼんやりと熱に侵されたような時雨が。
同じ言葉を繰り返す。俺の名前を呼んで。>>?245

首を傾げながら。何故か思わず胸を突かれる思いがした。
ふに。と。柔らかな唇が唇に触れて。
思わず小さく口を開いたまま時雨を見詰めると。
唇が戦慄いた。

胸が苦しい。表情が歪む。思わず大きく息を吸い込んで。
涙が………………
心の中だけで。零れ落ちた。]
(?247) 2024/07/22(Mon) 23:49:28

【恋】 世良健人

[寂しかった。苦しかった。一人はもう嫌だ。
厳しさも愛情だって分かってる。
それでも…………]
(?248) 2024/07/22(Mon) 23:49:54

【恋】 世良健人

[時雨を抱き締める腕を少しだけ緩める。
彼の両手を自由にするために。
それから時雨の肩に頭を載せて。そっと彼の横顔を眺めた。]


時雨……。俺の好きに抱いて良いのなら。
今夜だけで良いから。頭を撫でてくれない?
それから。今みたいにたくさんキスして欲しい。
俺の事も抱き締めて。ぎゅってして。

それで…………

今日はずっと時雨の中に挿れてたい。
……………………ダメ?


[ぽつっと呟いて。小さく微笑んで。擦り寄って。
縋るような甘えた声を出した。]
(?249) 2024/07/22(Mon) 23:50:27

【恋】 世良健人



お願い。**


 
(?250) 2024/07/22(Mon) 23:50:37

【恋】 時雨

[健人が、泣いてる。>>?247
 涙を零さずに、俺を呼びながら。
 代わりに俺の頬に涙が伝う。
 肩に置かれた健人の頭を、両腕で優しく掻き抱いた。]


  ……ばかな健ちゃん。

  今夜だけでいいの?
  違うでしょう。
  もっと早く。言って良かったんだよ?


[旋毛に何度も口づけて、
 くしゃくしゃと髪を掻き混ぜる。]


  いいよ。ずっと俺の中にいて。
  おいで。


[腕を広げて、健人の身体に巻きつけ、
 しっかりと抱き直す。
 揺りかごみたいに、俺の身体の全てで
 優しく抱いていたかった。]
(?251) 2024/07/22(Mon) 23:59:01

【恋】 時雨

[俺達は、飽きること無く身体を繋げ合った。 
 時間を置き去りに、夜を超えて。
 互いが別の個体であることを惜しみ、
 一つに戻れないことを確かめ合うかのように。

 陽の落ちきった部屋が再び朝日を迎え、
 また二人目覚めるその時まで、
 ずっと───**]
(?252) 2024/07/22(Mon) 23:59:38
 




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