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![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[「あーん」って、そんなん今言われたら。 (ずくん) あ…ダメだ。 スウェットの前が持ち上がった。 その口に俺のも挿れたい うわぁああ…そんなやらしーこと… 慌てて頭の中で打ち消し線を引く。 目元に浮かんだ情欲は隠しきれていないだろう。 でも、とにもかくにもフルーツを一つ取って。 手にしたのは、シャインマスカットの一粒。 悠凛の口に含ませれば ……ますますダメなやつだったかもしれない。**] (-0) 2025/12/19(Fri) 1:00:55 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* え。 あーんってエロいの? っていうのと。 そっか、やっぱ舐めさせたいの……? 髪にかけたいってゆってた、よね。 俺ぜんぜん、いくらでも……(もぞ。 巻かずにやっちゃおう、かな。ダメ? ヒート中のが踏み切りやすくは…… 忘れがちだけど、つい最近まで処女だったんだよな。 (-1) 2025/12/19(Fri) 1:07:48 |
七川 惺は、メモを貼った。 (a0) 2025/12/19(Fri) 1:09:43 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* えぇー、どうしよう。 俄然、押し倒したくなってきた…… 攻めっ気の強い右なので、えっちする時 大体自分で挿れる体勢作っちゃってるんだよね? (-2) 2025/12/19(Fri) 1:13:45 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 (a1) 2025/12/19(Fri) 1:16:23 |
七川 惺は、メモを貼った。 (a2) 2025/12/19(Fri) 1:21:06 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* 惺、何度も喧嘩突入、辛がってくれるんだよな…… 俺はあんまりなんだよね。 やっぱそうだよな、でもこんな早いと思わなかった。 で、自分を麻痺させちゃうだろうから…… (-3) 2025/12/19(Fri) 1:21:17 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[あ。やらしい顔してる。 「あーん?」の仕草にそれ以上の意味は込めなかったのに。 男心に何かがぐっときたらしい気配を感じ取る。 惺の方にしなだれかかるように身体を捻って 両腕で腰を抱いているから、 お腹側に回してる腕に、何か当たってる。] …… … [抑制剤飲んでてこれ? いくらでも出来ちゃうじゃん。 流石αというべきか。 αの中でも底なしなんじゃない?] (?0) 2025/12/19(Fri) 12:00:35 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[惺の顔も身体ももうえっちなことになってるのには 特に触れずに。 唇を開いたまま、微笑んで先を促す。 ライトの下で艶めく薄緑の丸い粒を、 惺の長い指が摘まみ上げるのが官能的に映る。] ん…… 、 [唇を開いて迎え入れ、指先ごと食むようにして シャインマスカットの皮をぷつ、と甘噛みする。 じゅわりと口内に広がる芳醇な果汁。] …ぁ。 汚しちゃったね? [悪びれず囁いて、わざと汚した指を唇の奥に引き入れ、 丁寧に舐めとる。 俺の唾液で、もっと汚れちゃうって理解しながら。] (?1) 2025/12/19(Fri) 12:03:27 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[長い指を根元まで呑み込むと喉奥を突いてしまいそうで、 第二関節のあたりまで。 惺の指先を、喉奥の上の軟らかいところに 押し付けるように、丁寧に舌を使う。 伏せた睫毛を不意に瞬かせて、 上目遣いで惺に微笑む。] … ン、 美味し、 [惺の指を解放すると、何もなかったみたいに 「次、苺食べさせて?」とねだった。**] (-4) 2025/12/19(Fri) 12:11:24 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* あ、マスカットごっくんするの 抜けちゃった。 進行気にしてくれてるのわかるんだけど、 惺のごっくんしたい。 惺が可愛いこと考えてるのがいけない。えっち。 (-5) 2025/12/19(Fri) 12:18:54 |
![]() | 【恋】 七川 惺[指ごと咥えられ、 マスカットの皮にぷつっと悠凛の歯がたてば 俺はイメージを膨らませすぎた。] …ぅ。 [続けて「汚しちゃったね?」て言われて。 気にすんなよ。 [指の方はな。 下着の中で問題が起きたけど。 まだスウェットの上からわかるほどじゃない。] そんな深くまで舐めなくていいよ。 [喉奥が苦しくならないか気になったが 悠凛は上手に調節しているようだ。 舐め方が丁寧すぎるような…?] (?2) 2025/12/19(Fri) 13:14:18 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[上目遣いで“美味し、”と言われた時には イマジナリーな画面が一つの山を越えてしまった。 やや広がってしまった染みを隠すため スウェットの上着を 空いている方の手を使って少し引き下ろす。 腰を抱かれているから 俺の動きがバレバレな気もしないでもないが。 でもほら、トーストの上の半球型のアイスが 溶け出しているからもったいない。] 苺だったら、 アイスを付けても美味しいと思う。 溶けちゃうから、俺のもらって。 [盛り合わせの大粒の苺に、 蜂蜜もとろけたアイスを塗り付けて 悠凛の唇の前に差し出した。**] (-6) 2025/12/19(Fri) 13:20:00 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[まだシャインマスカットの味が残る 舌と唇と、喉奥と。 丁寧に身体を使って惺の指を愛撫しながらも、 その様子に気を注ぐ。 そんな舐めなくていいとは言われたけど、 ひいてはない、みたい。 両腕で拘束したままの惺の身体がもぞりと動いて、 上着の裾を引き下ろすような動き。 ……どうしたんだろうね? ひっそり微笑みながら、添えられていた ウェットティッシュで軽く指を拭ってやる。] ん、そっちも味見したいから。 食べさせて? [無邪気に笑って、蜂蜜とアイスで とろりと濡れ輝く苺に唇を寄せる。] (?3) 2025/12/19(Fri) 16:31:43 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[ルビーみたいに光り輝く大粒の苺。 丹念に選りすぐられた物だと一目で分かる。 口の中で柔く押し潰されて、 蜂蜜とアイスの甘さが、果実の爽やかな 甘酸っぱさを和らげる。] ん、 … あま、 [こくんと飲み下してから、白く汚れた 口端をぺろりと舐める。] 惺にも。 はい、あーん? [切れ目の入ってるハニトーを、フォークで一切れ 切り分けて恋人の口元に運ぶ。 ちょっと大きすぎたせいで口端についた アイスを舐めとったのも、味見のうち。] (?4) 2025/12/19(Fri) 16:41:02 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[ふわふわのスフレがしぼむ前に。 熱々のハニトーが、蕩けたアイスで 温くなる前に。 食べ頃を逃さないようにと、 何でもない顔で食べさせ合う。 惺はちょっと落ち着かない顔してたのは 気のせいかな?] ごちそうさま、 [うん、美味しかった。 明らかに質がいい。 惺に美味しいもの食べさせられて良かった。] (?5) 2025/12/19(Fri) 16:54:24 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[惺の背に腕を廻して支えながら、 ベンチチェアの上に、 ゆっくりと押し倒す。 抱かれる側に回っても つい押し倒しがちな気がするのは、 公私相まっての慣れの問題なのか、 それとも性格の問題なのか。] ね、俺。 いい子にしてたよ? [ちゃんと食べ終わるの待ってたし。 普段ならゼリー飲料で済ましちゃうとこ、 俺も1/3くらいは食べたし。 上手にお留守番ができてたかは、 判断が分かれそうだけど。] ご褒美。 ──くれるよね? [甘いフルーツとスイーツの締め括りにふさわしい 甘い恋人の身体を眼下に収めて、機嫌好く微笑む。 性のカタチを自ら変えてしまう程に、 俺が反応する“特別”なα。 帰りを待つ間の一人遊びで、 その禁断の味を知ってしまったからには── そっちも味見、したいよね?**] (?6) 2025/12/19(Fri) 16:56:59 |
![]() | 【恋】 七川 惺[悠凛の、こくんと上下する喉を見やる。 それから白くなった口端を舐めとる動きを眺める。 天然なのか、意図して煽ってるのかわからないけど。 とにかく悠凛がやるとエロかわ… 真っ直ぐ見ていられなくて、一度斜め下に視線を外す。 身じろぎした時、上着の裾から手が離れてしまった。 今度は俺も「あーん」しろだって? 素直に口を開けたよ、そりゃ。 サイコロ状のパンの切り身を齧って飲み込む。 クリーム状になったアイスの汁と とろりとした蜂蜜が一緒に喉を通る。そして] あっ。 [小さく声を上げてしまった。 俺の口についたアイスを舐めとるのは、反則だろ?! 堪えろ、俺。まだ食事半ばだ。] (?7) 2025/12/19(Fri) 17:35:48 |
![]() | 【恋】 七川 惺ご馳走様。 [──食器を前にして食後に手を合わせた。] 美味かった。 [これは本心。 ハニトーもスフレも勿論だけど、 悠凛の盛り合わせの苺、絶品だった。 自然の恵みは偉大。 材料を手塩にかけて育てる農家さんに感謝。 美味しく調理してくれ、 綺麗に並べて目も楽しませてくれたシェフにも感謝。 ──お蔭様で、別方面の目も楽しませてもらった。] (?8) 2025/12/19(Fri) 17:36:38 |
![]() | 【恋】 七川 惺[悠凛が上に圧し掛かってきた。 ベンチチェアだと背が一寸硬いかと思ったけど。 薄手の長方形のクッションが敷かれていて それほどでもなかった。] いい子って、こうやって人を 押し倒すものなの? [ちょっとくらい言い返してやらないと… と、思ってそう言ったんだけど。 ご褒美って言いながら向かう視線が。 俺のスウェットの染みに纏わりついている気がして。 少しの間、目を泳がせた。でも実はそれは。] いいよ。あげる。 [ご褒美という名のオブラートに包まれてはいても 俺の願望と一致していたから。**] (?9) 2025/12/19(Fri) 17:39:50 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[「あーん」に素直に口を開けてくれる惺も、 些細な仕草に声を上げる惺も可愛かった。 昔は「おまえが言うならしょーがねぇな」って ポーズが強かったけど、やっぱただのポーズで 根は俺よりよっぽど素直だよな。 当時も思ってはいたけどさ。 作った人が目の前にいなくても、 ご馳走様と手を合わせる様に、 育ちの良さが窺えた。 ほんと、いい彼氏なんだよな。 お人好しで気が優しくて。 愛情深くて、心がすごく温かい。 いくらでも良い相手と 幸せになれるだろうな。 俺でなくとも。 卑屈になるでもなく、 どこか冷静な頭でそう思う。] (?10) 2025/12/19(Fri) 19:49:12 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[見慣れたベンチチェアの上に 場所を選ばず押し倒された美しい男。 ひどく眺めがいい。] …着替えさせなきゃ良かったかな、 [ぽつっと呟く。 脱がせる楽しみってあるよね?] うん? いい子だから、 残さず食べようと思って。 [優しく微笑みながら、 すっかりスウェットの前を 持ち上げているそこにも目を遣る。 焦らした甲斐あって、布地の色が 変わるくらい、待っててくれたみたい。 うん、食べ頃。] (?11) 2025/12/19(Fri) 19:58:43 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[許可をもらってにこっと笑ってみせる。 「いいよ」も「あげる」もなくても、 好きにするつもりしかなかったけど。 食べ頃の今、余すところなく 味わっておきたかった。 惺の目元にかかる長い横髪を撫ぜて、 掌で包むように頬に触れる。 丁寧に唇を重ねて、至近距離で見つめて微笑んだ。] 好きだよ、惺。 [答える間も与えずに、唇を塞いで キスを深くする。 スウェットの裾から手を差し入れて、 締まった脇腹のしなやかな弾力を楽しみながら。] (?12) 2025/12/19(Fri) 20:09:47 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[じっくり味わいたい気持ちもあるのに、 もう待てないとも思う。 捉えた顎先をくっと押し上げて、 首筋に顔を埋めてちゅ、ちゅっと吸いつく。 俺の痕を残せないのがもどかしい。 こいつよく我慢してるよな。 俺だったら多分だけど、速攻噛んでる。 逆じゃなくて良かったね、と思いながら 口内を舌で好きに探索する。 俺は上顎弱いけど、惺はどうかな。 ちろちろと揶揄うみたいに舐めて、 微笑んでやる。] …ん、 [チェアから半ばはみ出した脚の間を膝で割った。 なんかもうこれ、癖になってるかも知れない。 声殺すのもエロいよねって思うから、 唇を解放せずに、視線を絡ませたまま、 じわりと膝頭で圧迫する。*] (?13) 2025/12/19(Fri) 20:24:34 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* なんか俺、膝でぐりぐりしがちじゃない?って 思ったんだけど、これ嬉しいからだね。 しずかがすぐに反応しておっきくなるのが 嬉しいから、ついやっちゃうっていう。 いま気づいた。 (-7) 2025/12/19(Fri) 20:26:33 |
![]() | 【恋】 七川 惺[悠凛が始めに言った言葉は良く聞こえなかったけど 「残さず食べようと思って」と言われれば 蛇に睨まれた蛙のよう。 でも、身体が竦むのは恐怖のせいじゃなくって 湧き上がる官能にゾクゾクしてだ。 残さず喰らう?食べきれるのか? 悠凛。俺の、Siren。 どちらが欲が深いかな。 肯定を返せば、微笑む顔が妖艶だ。 重力なんかないみたいにふわっと近づいてきて。 俺は戦闘態勢に入るみたいに身を固くした。 そしたら…。] 『好きだよ、惺。』 [何という奇襲攻撃。 あっけにとられたような顔をしたまま キスを受けたのだと思う。] (?14) 2025/12/19(Fri) 21:16:04 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[俺は悠凛に先に恋をして。 もう今となっては何十回って言ってる。 好きだ って。だけど、悠凛の方から言われるのには、慣れてないんだ。] (-8) 2025/12/19(Fri) 21:19:14 |
![]() | 【恋】 七川 惺[許可を出したのは俺のはずなのに 完全に主導権を奪われる。 掌が脇腹に降りてきた。 お前の触り方がまた、何というか…欲を刺激して 脚の間の重さが増してくる。 おまけにキスを何度も追撃されて その後、口内に分け入ってきた。 俺は特に上顎とか弱いってわけじゃない。 けど、同時に数か所を責められるのってたまらない。 おまけに蠱惑的な顔が眼前で微笑むのだから。 と、思う間もなく。 唇も放してくれないまま。 悠凛の脚が、俺の竿でなく、その下の急所に。 あ、ダメだ…ずっと堪えてたから…] (?15) 2025/12/19(Fri) 21:22:15 |
![]() | 【恋】 七川 惺[やがて膝頭の圧迫が、急所と雄茎の間へとズレた。] う゛うっ…! [唇がふさがれているから、上手に声にならない。 呻き声とともに、少量だが、鈴口から白濁が漏れた。*] (?16) 2025/12/19(Fri) 21:29:19 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[好きだよ、と囁けば、 惺が呆けた顔をする。 なに、その顔。 何でだろうね。 これだけ全身で求められてて、 いまいちおまえの自覚が足りてないのは。 柔い粘膜を擦れ合わせるのは、 素直に気持ちが好い。 今まで生きてきて一番好きな人との甘いキス。 まだ仄かに蜂蜜の濃厚な甘みが 残っているような気さえする。] … ぅン、 [甘ったるい気持ちで唇を交わしてはいても、 攻め立てる仕草は主導権を渡さない男のものだ。 やわやわと膝頭で揉みこむように刺激を与えれば、 塞いだ唇から、声になりきれない呻きが漏れる。] (?17) 2025/12/19(Fri) 21:53:07 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[ようやく唇を解放して、惺を見て。 覆いかぶさった身体を少し起こすと、 湿った布越しに卑猥な形に浮き上がるそこを じ、と見つめて、唇に人差し指を宛がう。] ──… … ごめんね、痛かった? [優しく耳打ちしてから、惺を膝で跨いだまま 起き上がる。] (?18) 2025/12/19(Fri) 21:59:55 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[上背があって脚がはみ出してしまう惺を ここで押し倒したのは。 色んなとこでしたかったのもあるし、 待てなかったのもあるし。 あとは、段差がちょうどいいかなって思ったから。 自分だけ床に降りて、膝を突いて惺の両脚の間に収まる。] 何ともないか、見てあげる。 [くすりと笑って、下着ごとスウェットを 少しずらしてやるだけで。 待ちわびた欲が弾むように顔を出す。] … ぁ、ちょっと、濡れてる……? [ずっと気づいていたことを 初めて気づいたみたいに囁く声は、 意図しなくても甘く掠れていた。] (?19) 2025/12/19(Fri) 22:09:03 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[敏感な先端には触れないように、根元にするりと指を絡める。 こんなにおっきくして、やらしい形になって。 俺を欲しがってくれてるのかなって思うと、] …… 俺が綺麗にしてあげる、ね。 [はにかみながら囁いて、頬を寄せた逞しい幹に ちゅ、とキスを鳴らした*] (-9) 2025/12/19(Fri) 22:13:48 |
![]() | 【恋】 七川 惺[スウェットごと下着をずらされた。 「ちょっと、濡れてる……?」って言われて さーっと頬に朱が刷いた。] お前のせいだよ、改めて口に出すなよ。 [お漏らししたみたいで恥ずかしいのに、 もっと恥ずかしくなるだろ? コイツどうしてくれようと思っている間にも 俺のを掴まれ、キスされた。もう無理だ。 悠凛の服を脱がせる選択肢もあるにはあったが もう全然間に合わない。] (?20) 2025/12/19(Fri) 22:28:20 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[左手を幹に添える。] 掃除、しきれないと思う。 だって、こんなに…。 [俺のは悠凛の口に収まりきるわけはないし それこそ敏感な先端に触れただけでも 爆発しそうだったけど。 悠凛が苦しいんじゃないかとか 汚すのはいけないことだという背徳感だとか。 そういうのは全部後から思ったことで。 右手で悠凛の後ろ頭を押さえる。 悠凛が唇をちょっとでも開いてくれたなら 唇を割り開いて猛った切先を挿れるつもりで。*] (-10) 2025/12/19(Fri) 22:40:23 |
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![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[濡れてるって囁いただけで、惺が見る間に頬を染める。 いつも俺のなか、どろどろにするくせに。 吞み切れなくて溢れちゃうまで。何度でも。] …うん。俺のせいだね? [面映ゆい心地で、束の間目を伏せる。 ずっと俺のせいにしててよ。 俺だけに。] (-12) 2025/12/19(Fri) 22:49:01 |
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![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[“掃除しきれない”って。 何のことか一瞬分からなくて、黙り込む。 ……ぁ、そっか。 惺の、おっきくて。多いから、 どこも触れられてないのに、惺のための場所が、 きゅぅっと甘く窄まる。] …… はじめて、だけど。 頑張るから。 綺麗にするとこ、見ててくれる…? [幹に添えられた掌にすりすりと頬を懐かせて、 身体を起こしてちゃんと見るようにと仄めかす。 俺に初めてされる惺の顔、じっくり見てたいから。] (?21) 2025/12/19(Fri) 22:56:00 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[ほんの少し、躊躇いがあった。 抱かれることに慣れてきた身体でも、 猛りきった雄の象徴を、自ら口に含むことに。 けど。グロテスクに感じてもいい同性のそれを 目の前にした俺の頭の中は。 美味しそう。 早く食べたい。 これで子宮まで犯されたい。 もう、そんなことしか考えられなくて] あぁ……、 [惺の掌が、俺の後頭を押さえ込んで。 感嘆めいた吐息がこぼれる。 あの優しい惺が。 俺にされたくて、こんなこと。 恍惚と目を細めながら、奥から溢れ出すものを感じる。 柔らかく綻ぶ唇に、逸る切っ先が潜り込む。 お願い。俺をおまえの、 *] (?22) 2025/12/19(Fri) 23:06:48 |
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![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* お口でして暗転。のつもりでいたのに、 頭押さえられて挿れられるのだけでもう、 最後までしたくなってくる…… うぅ。惺にちょろい(惺は無自覚 (-16) 2025/12/19(Fri) 23:28:08 |
![]() | 【恋】 七川 惺頑張って…くれ…る…の? [俺も口の中でするの“初めて”なんだ。 でも、もう我慢できないんだ。 お前の口の中を汚したくて。 お前のナカの、どこをも満たしたくて。] あぁああああ…! [快感に打ち震える。 ぶるぶると。 恋人の口腔で何度も震える。 びゅくびゅくと。 白い液体に包まれた胤は、悠凛の口から溢れ出て、 悠凛の喉元や、ルームウェアも汚しただろう。] (?23) 2025/12/19(Fri) 23:30:56 |
![]() | 【恋】 七川 惺無理…させたね。 [吐精し終わって、俺のを口から抜いて。 脚を開いたまま悠凛の上から覆いかぶさるようにして 肩口からぎゅっと抱きしめた。 その時の愛しい人の表情がどんなものだったか。 ……見えなかった。 鮮烈に記憶に残っているのは、少し前の“綻ぶ唇”だけ。 俺は何一つ、わかっちゃいなかった。 *] (?24) 2025/12/19(Fri) 23:34:42 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[なめらかな皮膚に包まれた先端が、 滑るように口内に這入りこむ。 ……ああ、だからいつもあんなに ずるっと入ってきちゃうんだ。 こんなに大きいのに。 丸い先っぽが徐々に太さを増して、 挿れる時は滑らかなのに、 抜く時は柔襞に引っ掛けるよう抉れた形。 丸く膨れ上がった先端を転がすように 口内で甘やかして、愛おしさのあまり きゅっと唇を窄めて抱き締める。 びゅくん、と大きく震えるいつもの兆しに、 夢中で気づかなかった。] (?25) 2025/12/19(Fri) 23:55:29 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[びゅる、と生温かい奔流が 勢いよく喉元まで噴き上げる。 ぶわりと鼻腔にまで突き抜ける、 癖のある甘ったるい芳香。] ン、…ぅッ …、! [身構えることが出来なかったせいで、 無防備なまま受け止めた。 咳き込みかけて、反射的に唇が外れて。 白濁が頬に、唇に、髪に飛び散る。] (?26) 2025/12/19(Fri) 23:57:42 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[──だめ、これは俺が。 ちゃんと飲まないと。 白く汚れた唇で、震える雄を直ぐに内側へと迎えた。 何度も、何度も。収縮と吐精を繰り返す 男の性器をなんとか口内に留めて、 濃厚な胤を懸命に飲み下す。] んく、っ、 ぅぅ… ン、ぅ [それでも飲み干しきれない精が口端から溢れ出て、 喉仏と首筋を這い伝い、アイボリーのルームウェアの胸元、 鎖骨の窪みにまで溜まっていく。] (?27) 2025/12/20(Sat) 0:04:37 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[喉から声を迸らせて快楽に呑まれる惺が 色っぽくて、それ以上に愛おしかった。 やがて震えの治まった惺の性器が、 ずるりと口から引き抜かれる。 名残惜しくて、でも。 愛しい男の痕跡が、こんなにも濃厚に自分の内側と 肌に残っている悦びにふるりと震える。 頬に飛び散った白濁を指先で拭って、 丁寧に舐めとった。 温かい身体が覆い被さって抱き締めてくれる。 無理させたという声に、腕の中で微かに頷いて] ごめ…、 も、無理、 もっと色々、気持ち好くしてやりたかったのに… [今俺を好きだって言ってくれるおまえに、 何でもしてやりたいって思ってた。 もっと身体中弄って、感じるところを探して可愛がって。 根元掴んでイけないようにして、 じっくり口で甘やかして虐めるつもりだった。 ───でも。 惺に欲しがられることに、俺はこんなにも弱い。] (?28) 2025/12/20(Sat) 0:14:18 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[抱き締めてくれる腕をそっと解いて、 力のうまく入らない脚で立ち上がった。 まだ食事を終えた皿が載っているテーブルに 手を突いて向かい合う。 ふわふわと纏わりつくルームウェアを 震える手で下着ごと膝まで滑り落して、 縋るように惺を振り向く。] お願い、惺─…… ほしぃ、 もぉ、限界……っ、 [涙混じりの必死の懇願を、惺は。 聞き届けてくれるだろうか。 ああ。……この男を、俺は。 いっそどうにかしてしまいそうに、欲している。*] (?29) 2025/12/20(Sat) 0:20:47 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* ギリギリだと、どうしても後ろから おねだりしちゃうんだよぉ…… ごめん惺、もうどうにもならなくて…… 俺たぶん、自覚より全然噛まれたいんだと思う…… (-17) 2025/12/20(Sat) 0:22:55 |
![]() | 【恋】 七川 惺……汚しちゃったね。 [大好きなストロベリーブロンドの髪。 汚してみたいと思ったのは一度だけじゃない。 嗜虐心ではないと思う。 悠凛を自分のものにしたいという 延長線上に、それはあると感じている。 でも、実際にそうしてみると心配にもなった。 髪の合間から、目とかに流れちゃいないかな。 入ると危ないから、一度風呂に入った方が… そんな思惑が頭を過ると同時、 「もっと色々」…と、いう悠凛。] そんなことないよ。 俺、すっげー気持ちよかった。 これも、お前からもらった“初めて”だ。 悠凛は苦しかったよね。 俺だけ気持ちよくなってごめん…。 (?30) 2025/12/20(Sat) 0:55:06 |
![]() | 【恋】 七川 惺今度はお前を気持ちよくする番だって。 俺からも言おうとするとこだったよ。 [ルームウェを滑り落とす悠凛を視れば。] ……ああ、お前ってば、汚しても綺麗。 [俺のが髪や鎖骨についてるのが、こそばゆいけど。 涙混じりに懇願されれば、健気で愛おしくて。 風呂に入ってからなんていう考えは 一瞬で消し飛んじゃったな。] うわ、俺、今さっき、あんなに出したのに。 [さっき萎えたばかりの雄が再び屹立している。 我ながら、悠凛を欲しがるのに限界がないのに驚く。] (?31) 2025/12/20(Sat) 0:58:27 |
![]() | 【恋】 七川 惺俺の方からも、“お願い”するよ。 [悠凛を抱き寄せたのはどんな態勢であったか。 どんな形でも、間髪を入れず、 雄の徴を悠凛の秘蕾に押し宛てた。 そうして、愛しい、愛しい、お前のナカに。**] (?32) 2025/12/20(Sat) 0:59:55 |
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![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* >>?14 >重力なんかないみたいにふわっと近づいてきて。 俺は戦闘態勢に入るみたいに身を固くした。 こういう描写ね、すき。 惺の目に映る俺はとても綺麗。 で、ちょっと破滅させる系だよね(否定しない) メフィストフェレスとかセイレーンとか。 でも時を止めたかったのは俺の方だっていうね。 (-19) 2025/12/20(Sat) 10:25:11 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛んーん、俺が零しちゃったから… 全部飲みたかったのに、 [「おまえの、あまい。」と呟いて 名残惜し気に唇を舐めた俺は、 どこかぽやんとした顔をしていたかも知れない。 αのフェロモンをふんだんに含んだ体液。 経口摂取したらどうなるんだろう。 ……お腹の中が、熱い。 ほとんど舐めしゃぶることも出来なかったのに、 “すっげー気持ちよかった”と言ってくれる。] ん、えっちだった。 [こくんと頷く。頭を押さえられて、 突き入れられて、俺の口の中に吐き出す惺の いやらしい顔。俺の初めて。 反芻すると、小さく喉が鳴った。] (?33) 2025/12/20(Sat) 10:36:02 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[ごめん、と謝られてしまった。 俺はすごく。嬉しかったのにな。] 苦しいなんて、俺は、──…… [苦しくたって。 いいのに、俺は。 惺となら。] (-20) 2025/12/20(Sat) 10:38:59 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[もう限界で、腰を突き出して惺を誘えば、 “汚しても綺麗”だと賛辞を貰う。 おまえが思いつく限りの賛辞を、 この身に受けたい。 この先も、 ]しずか、 はやく…っ [また準備が出来ていることに自分で戸惑う 惺を急き立てる。 発情したΩが目の前に居れば、 胤を撒きたくなるのは当然でしょ? はやく。俺に、 ] (?34) 2025/12/20(Sat) 10:51:54 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[待ちきれなくて、立ち上がる惺に片腕を差し伸べる。 直ぐに後ろから抱擁を貰って、安堵に表情が蕩ける。 俺を征服する性を持った男の証が、 ひたりと入口に宛がわれる。 探ることなく、吸いつくように。 惺が俺を抱くことに慣れていく。 テーブルの縁を両手で掴んで、貫かれるその瞬間を望んだ。] ぁう、 …ぁ、ァあぁっ、!! [ぐずぐずに綻んだそこを刺し貫かれて、 短く声を詰まらせる。 痛みなんかもう全然なくて、ひたすらに悦い。 強烈な快楽を浴びせられて、 腕の中でぴんと背が伸び上がる。 そんなことしても、男に穿たれた身体が 逃げられる訳はないのに。] (?35) 2025/12/20(Sat) 11:04:10 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[テーブルと男の身体に挟まれて、 腰を好きに揺すり上げられるのが堪らない。 ただ快楽を受け止めるしか許されない体勢。 このまま腰を突き出して、 背後から無防備に犯されて、 俺の存在ごと征服されたら、どんなに。] 惺…… ぁぅ、ッ しずか、 んン、 [肩越しに愛しい男を振り仰ぎ、唇を塞ぐ。 その方が、惺には良いだろうから。 甘えた声で、キスの合間に何度も俺のαを呼ぶ。 今はここに居てくれる。 俺のもの。] (?36) 2025/12/20(Sat) 11:12:37 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[惺のいやらしい姿に発情しきった俺が、 一度で満足できる訳もなくて。 次の日は一日オフだって聞いていたから、 ストッパーが外れてしまったんだと思う。 ヒートのピークも重なったのかも知れない。 時々意識を飛ばして短い眠りに落ちながらも、 目を覚ますたび、抱いて欲しいと惺に強請った。 抜くなと駄々を捏ねて、夜通し深く絡み合う。 惺もいつか限界を迎えたんだろう、 腕の中で目覚めた時には昼過ぎになっていた。] おはよ。 ね、まだ出来る……? [もう身体の一部みたいに馴染んだそれを 掌中に囲って囁いたのが、4日目の始まり。 ソファで。床のラグの上で。 お風呂で。キッチンで。 場所も時間も選ばず、頻りと惺を欲しがった。] (?37) 2025/12/20(Sat) 11:17:29 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[互いが互いの身体の延長線みたいに 丸一日離れずに居たのが、きっと良くなかった。 翌朝。仕事に出かけようとする惺に俺は、 とうとう言ってしまった。] … 行っちゃうの? [その時の俺にとって、それはごく当然の疑問に思えた。 俺がここに居るのに。 二人で巣籠りしてるのに。どうして?] (?38) 2025/12/20(Sat) 11:18:32 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛行かないでよ。 ずっとここに居て? 離れちゃやだ。 [熱に蕩けた頭は、俺を微笑ませさえした。 甘えた声でせがんで、その身体にぺったり寄り添って*] (?39) 2025/12/20(Sat) 11:19:44 |
![]() | 【恋】 七川 惺 ── 少し時を戻して ── ……甘い、の? [そんな、美味いもんじゃないと思うんだけど。 体調とかにも左右されるとかいうけど。 俺達お互いに、味覚がどうにかなってるんだろうか。 俺達にしか感じ取れない何かでコーティングされて。 思い出すのは初夜。 夢中だったのであまり味わう余裕はなかった。 ……今度もっとゆっくり味わいたいな。 とはいえ、いつも余裕がねぇなぁ。 悠凛のぽわんとしている表情を見ると 俺のも満更悪くない味だったのかと思えて不思議だ。] あんな、早くイっちゃって。 それに俺、標準よりきっと随分… [準備も何もできないうちに、溢れて当たり前の分量を 悠凛は一生懸命、飲めるだけ飲んでくれたんだ。] (?40) 2025/12/20(Sat) 13:28:21 |
![]() | 【恋】 七川 惺[「えっちだった」と言いながら そんな可愛く頷かないでくれよ。] あの時、目ぇ瞑ってなかったの? [恥ずかしさを通り越して 今、どんな顔をしていいかわからないよ。 俺の方は、吐精する時、目を瞑ってしまったんだ。 自分じゃどんな顔をしてたのかわからない。 恍惚として…だらしない顔じゃなかったらいいなぁ。] (?41) 2025/12/20(Sat) 13:30:51 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[悠凛が何かを言いよどんだ。] ……ん? [俺は、こういう時想像力が足りない。 でも、足りないなりに。 悠凛のその表情を見れば、 愛おしさと切なさが増す。 どうして切ないんだろう? ] ありがとう。愛してる。 [それだけしか言うことができなかったけれど。] (-21) 2025/12/20(Sat) 13:31:56 |
![]() | 【恋】 七川 惺[悠凛に手を差し伸べられた。 ……咄嗟に後ろから抱いてしまった。 この切なさを埋めるには、 そうするしかないのだと、 本能が教えていたのかもしれない。だけど。 悠凛の腰を掴み、尻を少し浮かせ 雄の徴を押し宛てれば 悠凛ももうすっかり準備はできているようだ。 芳醇な香りを放つその中心。 さっきの食事の蜂蜜よりもとろとろ。 やっぱり今度も舌で味わっている余裕なんかない。 綻ぶ花の中心が、どこまでも俺の雄を誘う。] (?42) 2025/12/20(Sat) 13:32:55 |
![]() | 【恋】 七川 惺[悠凛がテーブルを掴んでくれているから、 安定感がある。 腰を掴んでいる片手を前側に滑らせて 胸の突起へと這わせる。 最中に、こうされるのがいいと言っていたから。 片手でしっかりと腰を抱き、片手は 少し指を開いて乳首周りを押さえる形になった。 声を詰まらせる悠凛。 本当に感度がいい。 それに呼応するように、俺も腰を揺らす。] うっ…くっ…… あ…悠凛…… 俺はお前を… [本能のままに。柵なんか飛び越えて したいことがあるのに。] (?43) 2025/12/20(Sat) 13:34:44 |
![]() | 【恋】 七川 惺[肩越しに振り向く、蠱惑的な顔。 体を捩じる。 悠凛の綻ぶ唇を受け取ってキスを重ねる。 それが悠凛の思いやりだと気づかぬまま。 薬のせいなのか何のか、そんなになってもまだ 獣性は抑えられていた。] (?44) 2025/12/20(Sat) 13:37:35 |
![]() | 【恋】 七川 惺[まだできるかと問われれば、応える。] お前を目の前にして、こうして触られて。 できないはずないよ。 [Sirenは命の核に触れている。 もう夢も現実もわからなくなった。 俺達は、今、楽園にいる。 ソファだろうが、床だろうか、 バスルームだろうが、キッチンだろうが。 どこもかしこも、薫り高く。 南国の花が咲き乱れるのだ。] (?45) 2025/12/20(Sat) 13:41:58 |
![]() | 【恋】 七川 惺 ── 翌朝 ── [残念ながら、外せない仕事があった。 悠凛の様子が、なんだか昨日までと違って見えた。 いつも余裕がないのは俺の方なのに とても、儚く見えた。] 『行かないでよ。』 [ぺったりくっついてくる悠凛。 こんなに甘えて切なそうにしているのに。] 大丈夫だよ、すぐ帰ってくるから。 待っていて。 [俺はこの時、悠凛の手を放すべきではなかった。**] (?46) 2025/12/20(Sat) 13:43:24 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛──回想・蜜日── [後ろから抱かれると、温かい胸が 背中にぴったりと添って心地が好い。 腰を掴まれるたび、この身体が 惺のものだと強く感じる。 柔らかく濡れた秘部は、 惺を誘うためだけに綻ぶんだと、 初めてヒートを迎えて以来、 ようやく実感する。 好きなひとの実を結ぶために咲く身体。 内腿にまで垂れる蜜を塗した雄蕊が ぬぷ、と滑り込んでくる。] は ぁん…… は、ぅん、っいい、 [溢れ出す声は、聞き違えようもなく 抱かれる雌の悦びに満ちて震える。] (?47) 2025/12/20(Sat) 16:07:35 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[腰を掴む手が離れたかと思うと、 過敏に尖りきった胸の先へと這う。] ──…あ 、 ぁ、 あぁァっ! [淡く指腹に撫ぜられるだけで、甲高く声が上擦る。 指は離れずに、尖りを優しく摘むように 挟み込んでいる。 繋がりながら触られると、 そこもナカも、一段と深く感じてしまう。 肩口に圧し掛かる惺の頭を片腕で抱いて、 腰をくねらせた。 息が上がって頬は上気して、為す術もなく 上へ上へと、一直線に頂に押し上げられる。] (?48) 2025/12/20(Sat) 16:09:52 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[惺が俺で感じて、耳元で荒い息を吐いて呻くのが 堪らなく色っぽい。 その音にさえ感じて、身を震わせて涙する。 “俺はお前を”──…? そう聞き返すための呼吸もキスに奪われて、 意識ごと、白く飛んだ。] (?49) 2025/12/20(Sat) 16:11:05 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[夢のような一日だった。 ヒートの熱に浮かされて願う夢より、 ずっと熱くて鮮烈だった。 南国の陽射しに灼かれるような、 目眩く濃密な時間。 惺は、何度でも欲しがる俺に応えてくれた。 “お前を目の前にして、こうして触られて。 できないはずないよ。” 心蕩かす口説き文句を紡ぐ唇に、 うっとりと目を細めて唇を寄せる。] うれしい──…… [甘やかに囁きながらも、 俺の脚はもう惺の腰に絡みついて、 濡れっぱなしの奥所に誘いこもうと、 熱く脈打つものを捕らえて離さない。] (?50) 2025/12/20(Sat) 16:22:14 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[蜜の底までとっぷりと互いに溺れ合って迎えた翌朝。 一人先に浮上したのは、惺の方だった。 シャワーで俺の匂いを落として 隙なく身繕いを整えた惺は、 俺との時間なんて何もなかったみたいに、 普通で綺麗に見えた。 ごく当然に、ごく自然に甘えた俺に、 惺は優しく言い含める。 その言葉を理解するまでの間。 まるい目でただ、惺を見上げていた。] (?51) 2025/12/20(Sat) 16:32:28 |
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![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[惺をドアの向こうへと笑顔で見送って、 テーブルに手を突っ張り身体を支える。] …、俺 抑制剤、最後にいつ摂ったっけ……? [上手く血が巡っていないみたいで、 身体が冷たい。 今のは。 甘えてただ駄々を捏ねた訳じゃなかった。 本気で惺を。俺の許に引き留めようと──] (D0) 2025/12/20(Sat) 16:40:42 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺───ッ、 [目を見開いて、引っ掴んだ錠剤のシートから まとめて二粒薬を押し出す。 水も飲まずに喉の奥へと追いやって、 は、と大きく息を吐く。 惺と睦み合った記憶の染みついたテーブルの横に 立ち尽くして。 俺は暫く、動けないままでいた。] (-22) 2025/12/20(Sat) 16:43:07 |
![]() | 【恋】 飛鳥 悠凛[その後は忘れずに、抑制剤を入れて過ごした。 薬が効いているうちに、クラシックな恋愛物の洋画を流して 主に惺に食事を摂らせた。 スクリーンの中でベッドシーンが始まるより先に、 気づけば定位置のソファで愛し合っていた。 ふたりで湯舟に身を浸している時。 髪を乾かしてもらって、 お礼のキスをしようとじゃれついた後。 そのままソファで寄り添って眠って、 ふと夜中に目覚めて、目があった時。 明け方に剥き出しの惺のそれが、くっついた俺の腰に 訴えかけてくるのに気づいた時。 流れるように身体を繋いで、喘いで、 溺れる程に注いで貰った。 恐ろしいのは、満たされるのに すぐまた欲してしまうことだ。] (?53) 2025/12/20(Sat) 16:47:20 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[そうして。7日目。 俺本人より余程きっちりとしているはずの ヒートが、いつもより1日早く終わった。 呆気ないほどに、唐突に。] おは、よう………? [付き合い立ての恋人の腕の中で 目覚めて早々、茫然とする。 だって俺、全部覚えてるもん。 爛れ切った愛欲の日々を過ごした部屋は、 ひどい有様だった。 汚れはタオルで時々拭ってはいたけど、 巣作りに使った服は散らばってるし、 結局洗濯も出来てないし。] (D1) 2025/12/20(Sat) 16:50:07 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[靄がかっていた思考は、 すっかりクリアになっていた。 悲しいくらいに、いつも通りに。] う、わぁ……… [額に掌を当てて、直近の走馬灯を自主上映する。 待って、待って。 酷かったよね?俺。 惺が仕事とか学校あるのに、ろくに寝かせずに やりまくってたし。 仕事行くの邪魔しようとしたし。 初日にあんなこと言っといて、 噛ませたがってるとしか思えない言動、 散々繰り返してたし。 ……うわぁ。自分で自分にドンびく。] (0) 2025/12/20(Sat) 16:52:24 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛えぇぇ〜…… うわ。ごめ、ん…… めちゃくちゃ迷惑かけたね、俺…… [両手で顔を覆って項垂れる。 待って、無理しんどい。] ヒート中に俺が言ったこととか やったこと、…その、 できれば忘れてもらえると… ヒート中は、俺であって 俺でない、というか……ね、 [小声の早口でお願いする。 惺の頭から記憶を消去したい。 全部忘れられるのは悲しいから、 色々手心を加えたうえで。 居た堪れなくて、「俺シャワー浴びてくる」と ばっと立ち上がる。 抱き締めてくれていた腕を、振り解いて*] (1) 2025/12/20(Sat) 16:56:13 |
![]() | 【独】 七川 惺/* >その言葉を理解するまでの間。 まるい目でただ、惺を見上げていた。>>?51 ヒートなのにこの無垢な感じ! 本能のままの自然な行動なんだろうけど、可愛い、好き。 そして俺は、またも、この最後の一行透過し忘れました。 >俺はこの時、悠凛の手を放すべきではなかった。>>?46 未来の俺が顔を出す… でも高校時代にも手を放して後悔してたからさ、きっと何かを感じていて← >>D0 ここ、おおぅそうだったのかと、ドキっとしましたね。 つらい…この後、喧嘩するんだ…。 (-23) 2025/12/20(Sat) 17:05:07 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[悠凛のヒート期間に招かれたのは“初めて”で。 俺がラットを起こしたのも“初めて”だった。 俺のについては悠凛が気づいていたかは不明だ。 拙く間違いだらけで始まったそれは。 薬に頼って綱渡りもしたけれど。 最も激しく睦み合ったソファは 軋みを上げて寿命を縮めていただろう。 でも、ひりつくような身体の繋がりだけではない。 この一週間足らずの間、 そこには確かに大切なものがあったのだ。 遠く仰ぎ見る星のような遠い幸せではなく。 泉に映る輝きを、両掌で掬い上げたような幸せが。] (-24) 2025/12/20(Sat) 17:09:40 |
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![]() | 【人】 七川 惺[ところが、悠凛が昨日までと様子が違う。] 迷惑ってなに? [自分でも気づかぬうちに声が次第に低くなってゆく。] 忘れてってなに? ヒート中のお前って、お前じゃないって…… あやまるなよ。俺、わかんないよ! [──…わかりたくないよ。] (2) 2025/12/20(Sat) 17:23:51 |
![]() | 【人】 七川 惺[身じろぎする悠凛を抱きしめようとしたが 俺の手からすり抜けてしまった。] …………。 [シャワーなら一緒に、って言おうとしたんだ。 だけど、悠凛の身ごなしが素早くって。 やっぱりやりすぎてたからなのか、 身体が少しだるくって、後れを取った。 追いかけたんだけど、浴室のドアは ……閉まってたんじゃないかな。] 入ってもいい? * (3) 2025/12/20(Sat) 17:31:27 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛ぇ───? [聞き慣れない低い声。 惺に甘やかされることにたった一週間で 慣らされていた俺は、目を見開いた。 惺なら。「大丈夫だから気にすんなよ」とか。 軽く流すだけかと、] ………あんなこと、普段の俺は絶対言わないし、 [惺がプライドを持って頑張っているんだろう 仕事に“行くな”なんて。有り得ない。] いつもの俺は、 ………あんなこと、しない。 [惺にとっては今じゃないんだと思って決めたことを、 自分であっさりと翻すようなこと。 必死に我慢しようとする惺を、寧ろ煽り立てることばかり。 惺は俺を大事にしてくれるのに。 俺も、そうしたいのに。] (4) 2025/12/20(Sat) 17:40:04 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[──…ほんとうに? 自分で自分が信じられない。 こんなに脆く崩れてしまうなんて。 惺と離れるべきだと思った。 夢の時間の名残が色濃く残る空間に 二人でいれば、また呑まれてしまいそうで。 ほとんど裸に近い恰好で眠っていたから、 すぐにバスルームに逃げ込めた。 お湯になりきらない水のシャワーを流していると、 ドアの向こうで惺の声がする。] …… なんで、 [怒ってたのに。何の用があるんだろう。 ああ、もしかして。] ヒート、もう治まってるから。 1人で洗える、平気。 [いつも通りのつもりの声は、やけに素っ気なく響いた。 俺、どんな声で惺に話しかけてたんだっけ。 まだ上手く、思い出せない。*] (-25) 2025/12/20(Sat) 17:48:45 |
![]() | 【人】 七川 惺[シャワーを流す音が聞こえる。] ……平気なんだ。 [なんで、こんなにむしゃくしゃするんだろう。 俺、悠凛になら、導火線もっと長いはずなのに。 一日二錠飲むのが通常運転になっていた抑制剤。 そういえば昨夜寝る前に飲み忘れ、 今朝もまだ飲んでいないことを忘れていた。 「あんなこと、普段の俺は絶対言わない」 「あんなこと、しない。」 “あんなこと”が何にかかっているのか、 どういうつもりで言っているのかわからない。 わからないけれど、 今、俺が必要とされていないと感じた。] (5) 2025/12/20(Sat) 18:25:06 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛……いらないんだ、俺のこと。 [俺、何を言ってるんだろう。 それこそいつもなら、もっと優しくできるのに。 俺はダダをこねる我儘なガキだった。] 鍵……開いてない。入れて。 [懇願する小さな声は、ドア一枚隔てて シャワーの水が跳ねる音にかき消されただろう。] (カチカチカチ…) [犬歯が鳴った。身体に集まる熱を持て余して、 俺はくるりと方向を変え、リビングに戻った。] (-26) 2025/12/20(Sat) 18:26:53 |
![]() | 【人】 七川 惺[身体の中心に集まる熱が、方向を変え、 俺の右腕に集約する。] (ドカッ!!) [リビングのソファが悲鳴を上げる。 一部に亀裂が入った。 俺はそこらへんに落ちていたタオルを 汚れも気にせず腰に巻いた。] ふーっ…… [大きく肩で息をする。] (6) 2025/12/20(Sat) 18:29:11 |
![]() | 【人】 七川 惺[……そうだ、薬。 この時になって、やっと薬の存在を思い出した。 スポーツバッグに手をつっこんで 抑制剤を取り出し、キッチンへ向かう。 不穏な音を聞きつけて悠凛が戻ってきたのは その頃だったか。 俺は、薬を飲み込んで 自分自身で壊した、ソファの惨状を見つめていた。**] (7) 2025/12/20(Sat) 18:32:13 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[ちゃんと水温が十分に温かくなったのを 確かめて、頭からシャワーを被る。 頭を冷やすために冷水を、というのは。 日々スケジュールが詰め込まれてる以上、 こんな時だろうと有り得なかった。 サァ、と身体に降りかかる水音で、 惺の声はおろか、まだそこに居るのも 気づいていなかった。 さっとべたつく身体を流して、 髪を洗おうとしたら。 突然外で大きな物音がした。 惺。 何かにぶつかった? それとも───倒れた?] (8) 2025/12/20(Sat) 20:12:37 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[それ以上何か考える前にドアを開けていた。 これだけはと洗濯してあった 部屋着の中からバスローブを引っ掛ける。] ッ しずか、 [惺は、特に怪我をした風もなく 真っすぐそこに立っていた。 大丈夫?と声をかけそびれたのは。 惺の視線の先に、何があるのか 気づいたからだ。] (9) 2025/12/20(Sat) 20:14:00 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[ソファが凹んで、革も破れている。 その前に立ち尽くして、 ソファを見下ろしている惺の横顔。 右手の拳が。少し赤い。] ──…何してんの? [酷く硬い声が出た。] ぶつかって壊れた、って 訳じゃなさそうだな。 [それだけは良かった。でも。 ヒートの真っ最中でも巣作りしたいと 言葉にしては言えない俺にとっては。 そこがヒートの間、惺を待って、惺に抱かれて、 身を寄せ合って過ごした場所で。 それを当の惺本人が壊したっていうのは、 受け入れ難いものがあった。] (10) 2025/12/20(Sat) 20:29:13 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[ずっと。我慢してくれてた? 俺がヒートでほっとけないから。 惺、優しいもんな。 らしくない甘え方した。 醜態も痴態も、散々晒した。 迷惑かけただろう。 でも惺は優しいから。 ヒートの俺を途中で見放したりはできないだろうと、 理性を無くしても、頭のどこかで計算してはいた。 だから、甘えられた。 ヒートの時に、こんなに自分が変わってしまうとは 思わなかった。 今まで誰かと過ごすことはしなかったから。 一人きりで迎えるその期間、ずっと、ずっと 惺だけに居て欲しかった。] (-27) 2025/12/20(Sat) 20:40:19 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[そんなに嫌だった? やっぱり迷惑だった? 俺と過ごすの。 惺はいつも俺のことを、 すごく良いものみたいに扱う。 でも。 ───俺に幻滅、した?] (-28) 2025/12/20(Sat) 20:40:59 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[どれかひとつでも口にしたら、 泣いてしまうのが分かっていた。 小さく息を吐く。呼吸を整える。] ごめん、色々我慢させたよな。 1週間近く付き合ってくれてありがと。 惺が付き合ってくれたから、 身体、いつもより楽だった。 [目を伏せて微笑む。……そうだよな。] 俺、髪乾かしたら外出るから。 もう大丈夫だよ、帰ってもらっても。 [外に出ても問題ないだろうと 思えるくらい、身体は元通りになっている。 もう惺に面倒を見てもらう必要がないのは、 明らかだった。*] (11) 2025/12/20(Sat) 20:45:29 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[このソファの上にいる悠凛は どんな時でも艶っぽくて綺麗で。 そして、可愛かった。 ここは、両掌で掬い上げたような幸せの象徴。 それを、一時の感情で俺が壊した。自分自身で。 後悔した──…ひどく、哀しかった。] (-29) 2025/12/20(Sat) 21:53:09 |
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![]() | 【人】 七川 惺[恋人の顔を見ることができない。 恋人?俺はまだ悠凛の恋人だろうか?] 我慢なんて…。 [今、この、何かを失いそうな痛みに比べたら。] 一週間……。 お前の身体が楽になったのはよかった。 [一週間近くだけ同棲して付き合った恋人? 俺は、身体が楽になるため以外、役に立たなかった? “帰ってもらっても”…その言葉がやけに耳に響いた。] 髪乾かすのも、手伝わせてもらえねーの? [それに対しては、どんな返事が返ってきただろう。] (13) 2025/12/20(Sat) 21:59:11 |
![]() | 【人】 七川 惺[黙々と、残っていた洗濯済の下着を着て。 黒いタンクトップと同色のボクサーパンツ。 今の気分にぴったりの色だ。 クローゼットを開けて。 Tシャツは着用せず、悠凛が似合うと褒めてくれた 薄藍色のダンガリーの上下コンビを身に着ける。 それから、スポーツバッグに手を入れて 忘れ物がないか確かめる。 財布、ピルケース、パスケース…… カードキーが入ってる。 それを受け取った時のウキウキした気持ちも 思い出してしまったけれど。] これ、返すな。 汚れ物は適当に……捨ててもいいよ。 [俺は、再び、振られたんだから。 *] (14) 2025/12/20(Sat) 22:01:52 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[───サンドバッグ? 場違いな言葉に、目を瞬く。] … ははっ、 [乾いた笑いが零れた。] そんなん必要なんだ? [俺の代わりに、それに鬱憤ぶつけるってこと? おまえらしくなくて、いっそ笑える。] (15) 2025/12/20(Sat) 22:29:09 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[……ああ、でも。 そうでもないか。 高校の頃は壁蹴られたし、 ヒートの初めも、首絞められたり 張られたりしてたっけ。 ムカつくってよく言われるし。 きっと俺の何かが、今も惺を苛立たせるんだろう。 その後ずっと、俺に甘過ぎるくらい 優しくしてくれたのは。 単に、ヒートのΩに中てられてたんだろう。 あれだけ俺を抱けたのも、明らかに普通じゃなかった。 ヒートの俺が理性を失っていたように、 惺だって、正気じゃなかったんだ。 そっか。……なんだ、自分の都合の良いように 勘違いしてたな。] (-31) 2025/12/20(Sat) 22:31:57 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[もう視線も合わない。 少し前まで、ずっとそうだったな。 元に戻っただけ。 それでも惺は、俺の身体が楽になったのはよかったと 言ってくれる。 髪を乾かすとまで申し出てくれて。] 大丈夫。 もう普段通りだから、一人で出来るよ。 [相変わらず根が優しい。 そうでいられなくさせるのは、 きっと俺なんだろう。] ……あのさ。 そんなもの要るような相手と、 当分一緒に居ない方がいいと思うよ。 [自分が自分らしく居られない相手とは、 一緒に居ない方が良い。 それだけ告げるのが精一杯で、 あとはドライヤーで髪を乾かしながら、 着替える惺を黙ってみていた。] (16) 2025/12/20(Sat) 22:41:06 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[惺は淡々と、この家を出ていく用意をしている。 引き留める言葉も術も、 俺は持ち合わせていなかった。 αを狂わせるフェロモンさえ、今の俺はもう。 惺がスポーツバッグに手を入れて、 持ち物を確かめている。 そこから巣材を探った数日前に戻れたらいいのに。 やっぱり無神経だったよな、あれも。 惺が手にした、うちのカードキー。 スペアは何かあった時のために 親に渡してあるから、惺に貸したのは自分用だった。 それでも、返してというのを躊躇った。 だって。そんなの。まるで、] (17) 2025/12/20(Sat) 22:49:10 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[───あ。 惺はもう、戻ってこないつもりなんだ。 俺のところに。 “汚れ物は適当に捨ててもいいよ” その言葉を聞いて、ようやく悟った。 ] (18) 2025/12/20(Sat) 22:52:14 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[そうだよな。 惺にとっては、きっとその方が良い。 いくらでも良い相手は居るだろうし、 そういう相手と優しく想い合うのは とても、惺らしい気がした。 俺でない方が良い理由も、 いくらでも見つけられそうだったから。] … わかった。 [静かに答えて、頷いてみせた。*] (19) 2025/12/20(Sat) 22:57:16 |
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![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[高校の時から慣れ親しんだ、その綺麗な髪の。 今は、シャギーの入った長い。 その、横髪や後髪ではなくて。 拒まれなければ、その額にかかる前髪を上げる。] わかってねーな。 [部屋を出る前に、一度だけ、 悠凛の瞳を覗き込んだ。] (-33) 2025/12/20(Sat) 23:13:50 |
![]() | 【人】 七川 惺 ── Lost ── [俺はいつだって言葉が足りなかった。 つい少し前には、言葉でちゃんと伝えなくちゃって。 そんな風に学習したつもりでいたのにな。 俺は幸運の前髪を掴み損ねた。 その髪はストロベリーブロンドの色をしている。] (21) 2025/12/20(Sat) 23:14:28 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[後になって振り返ってみれば、あの時 あんなに短絡的で情緒不安定だったのは 初めてのラットのせいだったのかな、とか。 薬の副作用のせいもあったかな、とも思う。 でも、考えなしで手が早いのは 元からの性質もあるから ラットや薬のせいだけにはできない。 悠凛の前で感情を揺さぶられて 冷静じゃなくなるのだって元からだ。 悠凛がヒートだったからじゃない。 いつだって、そうだった。 いつだって、俺にとっては特別だった。 Paradise Lost──…まあ、つまるところ。 俺は本当に馬鹿だった。*] (-34) 2025/12/20(Sat) 23:16:40 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[惺が最後に、俺に触れてくれた時。 惺の言う通り、俺は何を言われているのかも 分かっていなかった。 それでも、黙っていた。 言うべきことは、もうなかったから。 “一緒に居てくれてありがとう”とは言えたし。 伝えたい事は他にいくらでもあったはずだけど。 受け取ってくれる相手は、もういない。] (22) 2025/12/20(Sat) 23:28:26 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[俺が最後に近くで見たのは、 惺の顔じゃなくて。 髪を掬い上げて、離れてゆく指先だった。 ずっと、もうずっと。 俺は、この手を。] (23) 2025/12/20(Sat) 23:31:26 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[ドアが閉まってから、ふと気づく。 一週間近く俺と一緒に居てくれた、もう一つの存在に。 胸元は自分の視界に入らないから、 本人がいる時はあまり意識していなかった。] …… これ、返さなくて良かったのかな。 [返されても困るか。 お金に困って転売とか、惺に限って有り得ないし。 石までついてて綺麗だけど。 そういえば、どこのだろう。 聞きそびれていた。 この先いくらでも聞く機会があると思っていたから。 どんな顔して、惺はこれを────] (D3) 2025/12/20(Sat) 23:34:54 |
![]() | 【雲】 飛鳥 悠凛[………ぁ、まずい。 感じても仕方のない、自覚しない方が良い感情が 一気に押し寄せてくる気配を察知して。 咄嗟にスマホを手に取り、履歴の一番上をタップする。 ヒートの前兆を感じた朝、真っ先に惺に連絡を入れて。 その後、マネージャーに連絡を入れていた。 普段なら順番は逆だっただろう。] あ、俺。 すぐ繋がって良かった。今大丈夫? …んや、なんか困ってるとかじゃなくて。その逆。 今回いつもより早めに終わったから、 なんか今からでも合流できそうな現場あるかなって。 もう休んでんの飽きたし。 今日リヒト達、何してるっけ? [ちょうど午後から冠番組の企画の打ち合わせがあると 聞いて、一も二もなく飛びついた。 タクシーで合流すると話をまとめて、電話を切った。*] (D4) 2025/12/20(Sat) 23:39:08 |
![]() | 【独】 七川 惺/* ……ここで!リングの存在を!>>D3 ずっと付けてくれてるのかなとか思ってはいたけど! (バスルームではさすがにとったのかなとか) ここで…!!! これは刺さる!!! (-35) 2025/12/20(Sat) 23:43:33 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[家を出るまでにまだ時間の余裕があったから。 窓を開けて空気を入れ替え、ゴミ袋を手に 部屋を片付けることにした。 失ったものの大きさに麻痺して無感情で居られる 今のうちにやった方が良いと、自分で分かっていた。 洗濯のまだだった、惺の下着。 2人で着ていた揃いのバスローブ。タオル。 包まって眠ったブランケット。 まだ使えるものも、迷わず袋に入れて口を縛った。 目につく汚れも拭って惺が居た痕跡を一つ一つ消していく。 マンションのコンシェルジュに連絡を入れて、 清掃とソファの処分の業者を手配してもらってから、 一息入れて部屋を見渡す。 これで家に帰る頃には、だいぶマシになっているだろう。 金があって良かったと今日ほど思ったことはない。 いつのまにか頬に伝っていた涙を手の甲で拭う。 そういえば、途中から視界が滲んでいた気もする。] (24) 2025/12/21(Sun) 0:12:26 |
![]() | 【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺[俺のヒート明けから少し空けたタイミングで、 ライヴが組まれているから。 しばらくは難しいだろうけど、時間ができたらすぐ引っ越そう。 番えなくても、主を失っても。 この数日間。 この部屋は俺にとって確かに、求愛のために 惺を囲った巣だったから。*] (-36) 2025/12/21(Sun) 0:14:57 |
![]() | 【人】 七川 惺[実家に帰って、一日自室に閉じこもった。 寝不足だったから、服も脱がずにベッドに横たわる。 身体の疲れを取るのが先決だろう。 まずは、そこからだ。 だが、ふと思い立って頭の上に手を伸ばし。 ヘッドボードに閉まってあったケースを開ける。 悠凛とお揃いの、輝く星。 それを首にかけた。 ほんの少しでも、夢の続きを視たかった。] (25) 2025/12/21(Sun) 0:23:41 |
![]() | 【雲】 七川 惺[いい夢を観ながら眠る、そのはずだったのだが。] …………やべぇ……眠れない。 [このままだと悠凛の褒めてくれた服が汚れてしまう。 慌てて部屋着に着替え、もう一度寝っ転がった。] これじゃあ、情緒もへったくれもねぇ。 [一週間ぶりの独り寝。隣にアイツがいない寂しさ。 家に誰もいなかったのを幸い、小さく叫ぶ。] お前のせいだぞ………悠凛!!! (D5) 2025/12/21(Sun) 0:25:04 |
![]() | 【人】 七川 惺[翌日、洗面台の前に立ち、両手で頬をパシッと叩く。] 何から始めようか。 [そうだ…!アレだ。 子供の頃、世話になったバレエ教室に電話をかける。 スケートをやっていた時、 柔軟性と体幹、それに加えて芸術性を高めるために、 一時習っていたのだ。 あの時の先生はもう引退していたが、調べると 息子さんが継いでいるらしいことがわかった。 すぐに電話をした。] 子供の頃やってて、もう一回習いたいんですけど。 モデルの仕事にいかしたくて。 そんなんでもそちらで習えますか? [悠凛がモデルを続けるのを望んでいたから。 やるからには、トップを目指す。 最終的にはお前の隣に再び並ぶ、その第一歩。] (26) 2025/12/21(Sun) 0:27:53 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[暫くは無我夢中で自分磨きだ。 悠凛とは『世界が終わるまでは』の打ち上げで会えるはず。 さすがに一寸バツが悪いから。 それまで位…我慢できるぞ。 と、思ったのだが。さらなる翌日からは。 **]早朝ランニングと称した某散歩コースで ……悠凛のタワマンを見上げることになる。 (-37) 2025/12/21(Sun) 0:35:14 |
飛鳥 悠凛は、メモを貼った。 (a3) 2025/12/21(Sun) 0:40:12 |
![]() | 【独】 七川 惺/* 村のテーマ曲?か悠凛のテーマ曲聞いてからお休みしよ。 あいずさんに教えてもらった惺ソングでもいいな。 後日打ち上げで話せなくてやさぐれた後は、前村でみゆさんご紹介の惺ソング聞くか。 (-38) 2025/12/21(Sun) 0:47:07 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[そうして。 よそよそしいほど綺麗になった部屋に、 惺の居ない日常が戻ってきた。 空白を埋める新しいソファは、 伝手で直ぐに届いた。 惺とのことは、俺の日常に組み込まれる前に 終わってしまった。 撮影と番宣はヒートの前に終わっていたし、 恋人として会ったのも、惺の実家に行った一晩と、 この家で過ごした一週間足らず。 夜に電話をする習慣も、その間に途絶えていた。 拍子抜けする程、普通の日常が戻ってくる。 仕事が楽しくて、忙しくて、 慢性的に睡眠不足で。 お陰で家に帰り着いて、軽くアルコールでも入れて ベッドに潜れば、気を失ったように眠れる。] (27) 2025/12/21(Sun) 0:47:38 |
七川 惺は、メモを貼った。 (a4) 2025/12/21(Sun) 0:51:29 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[EverAfterの新曲のリリースがあった。 ライブが終われば、映画の撮影が始まる。 幸運な男だと思う。 俺の運はきっと、日々仕事で使い切っている。 何もかもを手にしたいなんて都合の良い話で、 長い目で見れば、これで良かったんだろう。 俺と長く付き合うのは、きっと難しい。 手離してやれなくなる前で良かった。 変わったことといえば。 楽屋で手持無沙汰にぼうっとしている時に、 リヒトとマキだけでなく、タイチまで俺に 気づかわしげな視線を寄越すようになったことくらいで。 基本距離置いて見守るタイプだから、 タイチだけは直接何も言ってこなかったけど。**] (28) 2025/12/21(Sun) 0:57:48 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* これ俺、絶対自分から連絡しないわ…… 俺視点別れてるもん、完全に。 眠れてるのはなんでだ?と思ったけど たぶん、脳が現実を拒絶してシャットダウンかけてるんだよね。 省エネ体質。 でないとまず、最初に惺と離れた時点で駄目になって、 売れっ子にもなれてなさそうだから…… (-39) 2025/12/21(Sun) 1:02:48 |
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![]() | 【秘】 藤枝 真稀 → 七川 惺「おい、アレ。大丈夫なのか?」 ……大丈夫そうには見えないね、全然。 [悠凛が一足先にスタイリングで抜けた合間に、 理仁が耐えかねたように声をかけてきた。 かと言って、あれだけ重症な悠凛が 簡単に口を割るとは思えないから、 俺達はこうして手をこまねいている訳なんだけど。 「あの馬鹿、口が裂けても“助けて”とは言わないからな。 ほんっと可愛くねぇ」と理仁がぼやいている。 俺も見立ては同じだから、最近ちょっと困っている。] (-41) 2025/12/21(Sun) 1:36:47 |
![]() | 【秘】 藤枝 真稀 → 七川 惺──元教育係の観察録── [最近の悠凛は、目に見えて元気がなかった。 口に出しては何も言わないけど、 そういう時はメンバーで居る時の距離が近くなる。 特に俺とは。 ロケバスの中で、寝ている風でもないのに 俺の肩に頭を載せたきり黙り込んでいるのを見て、 これはそうとう重症だなと危ぶんでいた。 慢性的に睡眠の足りてない悠凛に、 枕代わりにされるのはよくあるけど。 そういうのとは明らかに違う。 こんな悠凛、久しぶりに見る。] (-42) 2025/12/21(Sun) 1:38:47 |
![]() | 【秘】 藤枝 真稀 → 七川 惺[少し前は、寧ろどこか浮ついてる節があった。 主演ドラマの撮影期間中に、新曲の振り入れで スタジオ入りした悠凛。 一見何でもないような普通の顔して、 いち早く振りを覚えて身体もキレてるのに、 どこか普段と違っていた。 分かりにくく上の空、というか。 新しい彼女でも出来たのかな、 恋愛事で悠凛がこんな顔するの珍しいなと 思ってたんだけど。 その頃、朝の情報番組に番宣で出演した悠凛の 隣に並んでる相手役を見て、妙に引っかかった。 ……この子、あの子だよね? 悠凛の同級生の。モデルのSHOUくん。 悠凛とは訳ありでよく覚えていたから、 CMや雑誌で見かける彼とは違う雰囲気の スタイリングでも、すぐに気づいた。 悠凛、相変わらず全然共演NG出さないよね。 やりにくくないのかなってこっそり気にしてた。] (-43) 2025/12/21(Sun) 1:40:56 |
![]() | 【秘】 藤枝 真稀 → 七川 惺[最近は、会う度悠凛の首元を 同じネックレスが飾っているのに気づいて、 ますます引っかかっていた。 ファッションのアクセントとしてなら、 服の外に出してつけると思う。 しかも、撮影中は外してる。 でも悠凛、恋愛遍歴は派手だけど、 自分もつける前提のお揃いのアクセサリーを 彼女に贈るような性格、してないよね? ファンに気づかれそうな匂わせは、 間違ってもしないタイプ。 じゃあ、彼女に貰った? でも何ていうか。 彼氏に、特に悠凛相手に、 こういう繊細なデザイン贈るの、違和感あるんだよね。 ……なんか点と点が繋がっちゃいそうなのは、 俺が穿った見方し過ぎなのかな? 教育係の名残というべきなのか、芸能界に入って早々 推され過ぎてた悠凛がバーンアウトしないか心配で、 気にかけていた頃からの観察癖が未だに抜けない。**] (-44) 2025/12/21(Sun) 1:45:37 |
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![]() | 【人】 七川 幸臣[息子が早朝ランニングを始めたようだ。 明後日の方向に走ってなけりゃいいが。 まあ、打たないシュートは、100%外れるわけだから。 何があったかは知らないが。 全く無駄というわけでもないだろう。] (29) 2025/12/21(Sun) 10:32:54 |
![]() | 【人】 七川 惺[早朝ランニングに出かける姿を何度か親父に見られた。 ……ある日、背中から声をかけられた。 生暖かい目で見てやがる、ちくしょう! **] (30) 2025/12/21(Sun) 10:37:25 |
![]() | 【人】 七川 惺[俺の実家と悠凛の棲み処がこんなに近かったのは 良かったのか悪かったのか。 ファーストコンタクトしてからもう六年経つ。 悠凛があのタワマンに住んでいるのだと 最近まで知らなかったのが不思議なくらいだ。 ショーの前に体重調整のため ランニングすることはままある。 ここは元々の散歩コースからそんなに外れてない。 ランニングコースはそれを一寸延長しただけだ。 スポーツブランドのモデルをやった時 そのままもらいうけたランニングシューズを履く。 ──良い靴を履きなさい。 良い靴は履き主を良い場所へ連れていってくれる。 っていう言葉があるんだってな。 なら、悠凛の所に連れて行ってくれよ。 身に着けたブランド品は靴だけ。 フード付きウィンドブレーカー、キャップ、 ジョッパーズ等は無印良品。 あと、度の入ってないスポーツ眼鏡。 アイドル程じゃないが誰かに見つかると面倒だから。] (31) 2025/12/21(Sun) 20:56:14 |
![]() | 【人】 七川 惺[それでもデカさだけで人目を引きそうな俺は 悠凛の部屋を見上げるのは早朝だけにしてる。 夜だと、不審者に見えそうじゃん。 待ち伏せしてるヤツみたいじゃん。 暗くなってからの方が、明かりがついてるかどうか わかるのにな。 少ししてから近くの公園のベンチに座って考える。 できればパリコレデビューは25歳までにしたい。 基本的にパリコレはニューフェイス、 20代前半までの方が起用されやすいと聞く。 現在所属してる事務所は雑誌や広告モデルに強いけど 元々ショーモデルに推すには弱い所だ。 パリコレオーディションの件で俺に声がかかったのも、 映画『デルタ』を見たエージェントからきた話だという。] (32) 2025/12/21(Sun) 20:58:55 |
![]() | 【人】 七川 惺[俳優として大きくなるためにも、 別の事務所に所属する必要性を感じている。 天刻さんの大守プロダクションを目標に掲げてみたが 俳優部門はあれど、現時点ではモデル部門がない。 モデルはモデルとして分け、 取り合えずは一旦フリーになり、 オーディションに受かれば、大守プロはそのままで フランスのモデル事務所にも所属する。25歳までに。 そんなにうまくいくかわからないが、 それが今の俺の描く青写真。 ランニングもバレエも 俺が今から始められる、肉体と情操の基礎造りとして有効。 そう思っている。 ──真面目にがんばっていたんだよ。 髪の毛一筋程の脇目も降らずに。 そう、あの日までは。] (33) 2025/12/21(Sun) 21:05:43 |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[『世界が終わるまでは』の打ち上げが迫ってくると だんだん、そわそわしてきたんだ。 そう、だんだん。今更のように。 その日は雨だった。 一度目に悠凛に振られた日に似ていた。 きっと気圧のせいってやつだ。 仕事の時間が押して、夜の帳が降りた。 帰り道、雨けぶる薄闇が、ネガティブ思考を増幅する。 どの面下げて悠凛に会えば? ──とまでは言わねど。 久しぶりに会ったら、何て話かけたらいいのか考えたら。 ……頭の中が迷路になってきた。 そうだ、飲みにいこう…! 繁華街には、誓って、飲みに行く だけ 。*] (-46) 2025/12/21(Sun) 21:07:42 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[仕事柄切り替えが早いのが、最近は役に立っている。 ドラマや舞台で役として生きている間も、 インターバルなしにユーリと行き来する必要があるから、 その時その場にそぐう物だけを自分に入れ込んで、 求められている自分を魅せることに慣れている。 自宅の敷地に入るまで──エントランスを潜り、 ホールを抜けてエレベーターで上がり、 自室のドアを閉めるその時まで、常に人目は意識している。 自室以外で気を抜くのは、メンバーしかいない楽屋くらい。 今は、素の飛鳥悠凛に戻る僅かなその時間さえも なければいいと思っているから、仕事の後の誘いも、 翌日に差し障らない限りは受けるようにしていた。 ──それが裏目に出たな、と思った夜もあったけれど。* ] (34) 2025/12/21(Sun) 21:46:21 |
![]() | 【人】 七川 惺[『action』とはまた別の、会員制のバーで飲んだくれてる。 俺は多分、この時点で一度、ガス欠になってた。 悠凛に振られた事実から、目を逸らして、走り続けてた。 まだ、死ぬほど我慢できないってわけじゃなかった。 悠凛に振られるのは初めてじゃなかったから。 けど、飲み出したら、止まらなくなったんだ。 パーテーションで区切られたボックス席で。 アストロノートの飲み残しの入ったグラスが とっちらかったガラスの積み木のようだ。 なんで飲み干さずに次々注文したんだろう。 きっと、控えめな照明を反射する光の色が 柔らかくて綺麗だったからだ。 それが消えてしまうのが、寂しかったからだ。] いーかげんにしねーとなぁ…… (35) 2025/12/21(Sun) 22:02:00 |
![]() | 【人】 七川 惺[俺はテーブルの上のタブレット端末をタップし テキーラサンライズを注文した。 落ち込んでたってしょうがねぇ、 俺はこっから昇るんだって、心の中で 息巻いてたのかもしれない。 グラスが届いて、それを一口喉に落とし込んだ時だ。 馴染みのヤツに声をかけられたのは。 ふざけてじゃれつこうとしてきたから、 俺は慌ててグラスを持っていない方の掌で唇を隠した。 それから少し、対話のやり取りをした。 なんか笑われたり、睨まれたりしたけどな。 あんまり内容を覚えちゃいねー。 ──ただ、目の前にいない悠凛の唇が恋しかった。*] (36) 2025/12/21(Sun) 22:05:09 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[その夜は、事務所の先輩が行きつけのバーに 連れていってくれた。 会員制で気楽に飲める店だと言って。 正直、空気感が肌に合わないなとは 早々に思っていた。 思えば、虫の知らせだったのかも知れない。 マネージャーに折り返しの電話を入れに立った帰り、 ボックス席の横を通り過ぎようとした時。 聞き慣れた声を、耳が拾ってしまった。 その真横には派手な雰囲気の女性が立っていて、 避けようと歩調を緩めたのもタイミングが悪かった。 一部始終が、しっかり聞こえてしまったから。] (37) 2025/12/21(Sun) 22:23:03 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[ただの友人ではないと容易に察せる、 男と女の軽薄なやりとり。 ……付き合うのは俺が初めてだとか言ってたけど。 まあ、案の定遊んでたってことだよな。 俺の知らない、遊び慣れた男がそこにいた。 それも当たり前だろう。 俺がよく知っていたと言えるのは、 高校の1年ちょっとの間の惺だけだから。 すっと踵を返して、遠回りをして席に戻る。] すいません、お待たせしちゃって。 明日の入り午後からになったらしいんで、 俺、まだまだ飲めますよ? ここのおすすめ教えて下さい。 [席に着くなりそうねだれば、 酒豪の先輩が嬉しそうな顔をしてメニューを開く。 出来れば場所は変えたいから、頃合いを見て 二軒目に誘おうと内心考えながら、身を乗り出した。*] (38) 2025/12/21(Sun) 22:32:22 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* ここで目撃したの正史にしちゃってるから しょうがないんだけども、どんどん惺の気持ちを 信用しないモードに入ってしまっているな……w これ仲直り、大丈夫かな。 この村で番うのは回避できそうで、そこはよかった……のか? (-47) 2025/12/21(Sun) 22:37:13 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* ヒート中が想定以上に相思相愛だったから、 拗らせないとまずいかも知れんって動いてたんだけど、 SS俺より心境が拗れたな…… でも惺の愛がなんとかしてくれるであろう。(他力) (-48) 2025/12/21(Sun) 22:49:21 |
![]() | 【独】 飛鳥 悠凛/* ただ、別れてる。って認識がインプットされてしまったので、 歌声が好きって留守電ひとつで、あの反応はしない気がしていて…… 折り返しの電話もしなさそうな…… (タイムパラドックスの気配再び (-49) 2025/12/21(Sun) 22:54:48 |
![]() | 【人】 七川 惺[昔馴染みの女──アリサの斜め後ろ側あたりで、 誰かの足音が聞こえた。 随分酒が入った後のことだった。 だからだろう、踵を返して遠ざかってゆく足音を それ以上気にせず、会話を続けていた。 愛しい者が、すぐ傍まで来ていたとは気づかずに。 やがて、アリサも去った。 俺は暫く、うとうとした。 重くなる瞼を上げるには、少し時間がかかりそうだった。*] (39) 2025/12/21(Sun) 23:00:23 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[オムニバスドラマの制作チームの打ち上げを控えた朝。 あいつに会ったらどう接しようかと、少しだけ考えた。 今まで付き合ってきた子と別れた後に、 現場で一緒になった時は。 仕事仲間として丁寧に接しながらも、 一緒に過ごした時間は楽しかったよ、ありがとう。と 本人だけにはそれとなく伝わる程度の親密さは残していた。 お互いに、苦い思い出にはしたくないから。 今回は、そういうのはなしだな。 未だ上手く演れる気がしない。 高校の頃仲良くて、最近仕事の相棒も務めた相手。 それが一番、やりやすそうな気がした。] (40) 2025/12/21(Sun) 23:11:58 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[立食パーティーの形式ではあったけど、 テーブル席はいくつかある。 先に来ていた惺が、共演者やスタッフに囲まれて 座っているのを見て、ドリンク片手にそちらに脚を運ぶ。 それ以外の選択肢が、この場でないからだ。 みんなに当然、こっちこっち!と手招きされていたし。] お疲れ様でーす。ご無沙汰してます。 視聴率上々だったみたいでほっとしました、 SNSでもバズってたし。 [最後のはメンバー情報だけどね。 放映も、俺は見てない。] お疲れ、惺。 俺達もこれで肩の荷が降りたよな。 初主演大成功、おめでと。 [七川さんの隣に、と気を利かせて開けてもらった 場所に腰を落ち着けながら笑いかける。 まあまあうまく笑えてたんじゃないかな。*] (41) 2025/12/21(Sun) 23:20:28 |
![]() | 【人】 七川 惺[打ち上げの朝。 今日は共演者やスタッフに感謝する他、 最大の目的は、演者のタカトさんではなく 大守プロの天刻さんに営業をかけることだ。 久しぶりに悠凛に会えるというのは 目的ではなく希望だ。 朝からそわそわしていた。 SHOUとしてなら幾らでもコーディネートが思いつく。 けれど、俳優 七川 惺 としての 初めての制作打ち上げには何を着ていけばいいだろう。 悠凛と久しぶりに会えるからとか、 そんなことは……少し考えた。 試しにググったら “派手過ぎずカジュアル過ぎない清潔感のあるスタイル” ときた。 なんか、だからどうなの?もっと詳しくって感じ。] (42) 2025/12/21(Sun) 23:42:32 |
![]() | 【人】 七川 惺[会場の雰囲気にもよるとはいえ、 まあ、スーツが無難だろうなということで。 結局のところ、ややカジュアルめな 細身でストレッチ性のあるコットンスーツ。 色は薄いグレー。 シャツはそれよりは濃いグレーにして シャツと同色の先端が三角のタイプのニットタイを締めた。 服に迷って時間を割いたが、 新人なので遅刻は厳禁。 タクシーを使って会場に着いたのだったか。 俺より先に来ていた共演者やスタッフに手招きされ 促されるまま、そのテーブルにつく。 悠凛が来る前は、俺は普通に話せていたと思う。 共演者とスタッフにねぎらいの言葉をかける。 俺もかけられたし、その後は話が弾んだ。] (43) 2025/12/21(Sun) 23:43:39 |
![]() | 【人】 七川 惺[……と、悠凛がドリンク片手にこちらに向かってくる。 実は、悠凛が会場に到着した時から その姿を視界の端には入れていた。 テーブル席の皆に挨拶している声も聞いた。 俺は、悠凛の方をまともに見ることができない。 なのに。 当然のように、皆が自然に俺の隣の席を開ける。 悠凛が俺に声をかける。 お疲れ、と。 俺は一度、唇を軽く噛んだ。] ありがとう。 [悠凛の方を向いたように見せて、瞳は伏せている。 俺のが座高が高いから、 完全に視界から締め出すことはできなかったけれど。 視線を合わさずその時言えたのは、たった一言だけ。] (44) 2025/12/21(Sun) 23:47:36 |
![]() |
![]() | 【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛[本当に、何から話したらいいかわからなかったのだ。 恋を知り染めた少年のように、意識するあまり。 ──視線を合わせたら、神経を焼かれるんだ。 俺は、何度でもコイツに恋をする。 *] (-51) 2025/12/21(Sun) 23:49:01 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[惺はこちらに顔を向けはしたけど、 その視線の先は俺じゃない。 撮影前に再会したばかりの頃。 制作発表の記者会見。 まるきり目が合わなかったのを思い出す。 気は沈んだけど、懐かしく思いもする。 楽しかったな、撮影。 初日に思いがけず想いが通じ合って、 それからの2週間近く。 掛け値なしに幸せだった。] … うん。こちらこそ。 [相手役ありがとう、と柔らかく微笑む。] (45) 2025/12/21(Sun) 23:58:14 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[惺と顔を合わせれば、恋人として過ごしたことを、 夢のように感じるかと思っていた。 ヒートの俺が願った夢。 でもこうしている惺は、当たり前だけど 何も変わっていなくて。 顔も、声も、匂いも。 俺に向ける態度以外は、何も。 束の間俺の恋人だった、美しい男。] ……恰好いいね、今日の服。 [何故か優しい気分にすらなって、 声を潜めることもなく、素直に口にした。 「ですよね、流石現役モデル!」 「それどこの?」と話題の中心が惺に移ったから。 俺はやんわりと微笑みながら、 グラスにちびちびと口をつけていた。*] (46) 2025/12/22(Mon) 0:08:30 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[スーツ姿の惺の隣に座る俺は、 黒いニットジャケットに、 同色の襟のないボタンシャツを合わせている。 鎖骨のかなり下まで開いたVネックの胸元には、 今日は何もアクセサリーをつけていない。 未練がましく思われるの、やだし。 髪をラフなポニーテールに結い上げた後、 何も考えずに朝のルーティンで着けそうになって、 慌ててアクセサリースタンドに戻した。 危なかった。*] (47) 2025/12/22(Mon) 0:21:00 |
![]() | 【人】 七川 惺[俺は、悠凛の口元まで視線を上げた。 瞳の中に映っているであろう心を 読まれないようにするギリギリのラインまで。 悠凛が柔らかく……綻ぶ唇。 ああ、この唇に初めて触れたのは。 そして思いが通じ合って深いキスをしたのは。 初夜のキスは。それから悠凛のヒートの時は…俺の……。 そこには確かに幸せがあったのに──…。] 『……恰好いいね、今日の服。』 [褒められたら なんでだか瞳に盛り上がるものがあった。 恋人だった時なら、 格好いいのは服だけ?って軽口でも叩いたろうに。 でも、テーブル席の皆が次々声をかけてくるから。 涙を零すことができない。 ほどほどの所で、俺は一度席を立った。] (48) 2025/12/22(Mon) 0:29:49 |
![]() | 【人】 七川 惺[その後も、悠凛とはあまり話せなかった。 話しても、極力目を合わせないようにしていた。 その不自然さに、悠凛以外に 気づいた者がいたかどうか。 だが、立食パーティーで 人々が入れ代わり立ち代わりするので それ程目立たなかったかもしれない。 そういえば…親父も招かれていた。 親父の席にも、ドリンクをつぎに行った。 それに俺は、天刻さんの近くに人がいなくなる時を狙って 行ったり来たりしていた。 ようやく捕まえることができて、 パーティー後に二人だけで詳しく話す段取りをした。 ふと、振り返ると。 悠凛が澄夜君にチケットを渡しているのが見えた。 ──…ああ、俺の分は。きっと、ないんだろう。**] (49) 2025/12/22(Mon) 0:32:00 |
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![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[テーブルの数が少ない分詰めて座っているから、 惺と腿が掠めるように触れ合った。 こんなに近くに居て、こんなに恋しいのに。 惺が俺に触れることも、熱っぽい目で見つめられることも もうないんだと、テーブルの上に置かれた手を 見つめながら思った。 惺がくれた指輪。 一度でいいから、この手で嵌めてもらえば良かった。 惺と離れていた4年間、 熱に浮かされ、触れて欲しいと何度も求めながら。 上手く思い出せなくて哀しかった 長い指と手の甲の形。 今度は、覚えておこうと思った。**] (50) 2025/12/22(Mon) 0:59:00 |
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