【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「まぁだ気にしてやがったんです?」 いつも通りくつくつと笑うものの、眼鏡も無ければ髪も下ろして いるので、与える印象はかなり異なるかも知れない。 「……残念ながら、初めてってわけじゃねぇんです。 僕は、何処にでも居やがるんで」 理想の友達としては、初めてだと答えるべきかもしれないが。 嘘を吐くのもまた、理想の友達の振舞いとは言い難いだろう。 「なら、何度かお邪魔させていただいたら、緊張もなくなりますかねぇ?」 (-3) 2021/11/04(Thu) 21:05:14 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* 処刑されたのですけど とんでもないことになりましたわ……………… なんですのこれ………………? とりあえず登校用の下車RP投げてきて大丈夫ですかしら……? (-4) 2021/11/04(Thu) 21:06:54 |
【恋】 紫の苧環は咲く 御旗栄悠「悪いな」 「俺は……最後まで走り切るって約束したから」 透明な袋に沢山の錠剤を詰めて。 また、内ポケットに忍ばせる。 それがどのような形で、みんなに及ぶかは分からないけど。 「もう、止まれない」 地に這う虫を見れば三十匹。そんな話もあったっけ。 (?1) 2021/11/04(Thu) 21:08:08 |
市川 夢助は、メモを貼った。 (c1) 2021/11/04(Thu) 21:11:27 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* わかりましたわ、投げますわね〜! と思ったら白チャできなかったので墓場に投げますわ。 うああああああああ(これはPLの悲鳴) (-6) 2021/11/04(Thu) 21:14:34 |
【人】 勝利への渇望 御旗栄悠数刻、遅れて。歩いて学校に着く。 「はい、問題ありません。 ……いえ、仲間がいてくれたおかげですよ。 それより、今日は忙しくなりますから。はい、また」 どこかに連絡をかけながら、校門を通って。 流石にちょっと無理をしたので、今日は分厚い靴下。 「さて、と─── 今日は自習時間が多くなるだろうし。 やれるだけ体育祭の練習に詰め込むか」 少しだけ。ほんの少しだけ吹っ切れて、 悪い子になったみたいだ。 多分先輩はそれでも寄り添ってくれるし、 後輩の憧れの目もきっと向いたまま。 信頼には前向きで、今日も張り切っていく。 (0) 2021/11/04(Thu) 21:15:50 |
世良健人は、今日も自転車を漕いだ。息が白い。表情は、希望に溢れている。 (c2) 2021/11/04(Thu) 21:16:20 |
【墓】 人魚姫 透 静朝方少しだけ早く、しかし普段通りに、 学校から歩いてすぐ近くで灰色の高級車が停まった。 「じゃあ、また夕方に迎え来て。今日もありがと、御爺」 前日と同じ車から降りた白髪の青年は、 もう一人降りるのを待ってからドアを閉めて、 走り去っていく車を軽く見送る。 (+0) 2021/11/04(Thu) 21:16:42 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜ピンポンパンポーン 『おはようございます 朝の放送です 昨日は機材ミスにより、無音の放送だったみたいで 不安にさせてしまった方は申し訳ありません それはさておき、今日はいくらか静かな朝になりました 休みがちな生徒も増えてきているようです 風邪や流行り病などに、十分に気を付けるよう 耳にタコだと思いますが、……無理をしないように 体育祭当日を盛り上げていきましょう それでは朝のHRに遅刻しないように 今日も一日頑張りましょう』 ピンポンパンポーン (+1) 2021/11/04(Thu) 21:18:25 |
【赤】 勝利への渇望 御旗栄悠「いくないくな オイ。 まあ説明すると。まず俺は初日の時点で『ああいうしがらみ』に捕まってました。関係に組み込まれたわけじゃなく、『応援する役割』として……どこぞの男女に、ね。 だからまあ、昨日からこうなることは分かってたし、 もっと言うと、俺はそういうくだんない日常とか青春に当てられて、こっちの役目が疎かになってたり。 もう、それを気にする事も無くなったんだけど」 僅かに憔悴した表情で、そこに。 (*1) 2021/11/04(Thu) 21:19:17 |
【赤】 勝利への渇望 御旗栄悠「こうすることの理由、最後まで見つからないし、多分───もっと『しょうもないこと』な気がするんだけど。 今は、行けるとこまで行くって決めたんで。運命共同体として付き合ってやろうじゃないの」 (*2) 2021/11/04(Thu) 21:22:11 |
竹村茜は、カイロを貼っている。 (c3) 2021/11/04(Thu) 21:27:01 |
【人】 保健委員 白入 熊「寒くなってきたからねぇ……皆風邪引かないといいな〜。 ぽかぽかしたいときはいつでも言ってね〜」 ふわふわの毛並みでのそのそ登校。 静かな朝にしょんもりしながら、 冷た〜い風で冷えた生徒を流れ作業で ハグしては学校の中につめつめしていく。 朝の放送が聞こえてうれしい。 (2) 2021/11/04(Thu) 21:27:29 |
尾関春歌は、いつものようにふわふわと廊下を歩いている。 (c4) 2021/11/04(Thu) 21:31:59 |
勝利への渇望 御旗栄悠は、メモを貼った。 (a0) 2021/11/04(Thu) 21:35:41 |
市川 夢助(匿名)は、メモを貼った。 2021/11/04(Thu) 21:36:07 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「…………飽きるまで、か」 柔らかく、微笑う顔を覗いて、 釣られて頬を緩ませる。 誰でもいいと言った。 だけど、その中で誰かがいいと、想ってもいいだろう。 「…………ふふ、一緒に眠るかい?」 意地悪に微笑んで、ベッドに横になる。 どうせ今日は、一日中休みだ。 だからと、────。 (-11) 2021/11/04(Thu) 21:37:11 |
市川 夢助(匿名)は、メモをはがした。 2021/11/04(Thu) 21:37:55 |
守屋陽菜は、握り返した。 (c5) 2021/11/04(Thu) 21:38:32 |
勝利への渇望 御旗栄悠は、メモをはがした。 (a1) 2021/11/04(Thu) 21:40:07 |
笹原絵莉は、メモを貼った。 (c6) 2021/11/04(Thu) 21:40:31 |
勝利への渇望 御旗栄悠(匿名)は、メモを貼った。 2021/11/04(Thu) 21:40:33 |
笹原絵莉は、メモをはがした。 (c7) 2021/11/04(Thu) 21:40:43 |
笹原絵莉は、メモを貼った。 (c8) 2021/11/04(Thu) 21:41:51 |
【独】 人魚姫 透 静/* よし よし よし 落ち着け私 とりあえず返事来たら切り上げて墓場にアレ3回で分けて投げる よし 私の投薬RPはそれで終わるはず (-12) 2021/11/04(Thu) 21:42:15 |
【赤】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ハァ〜風になりてぇならんけど」 平常だ。今日も平常昨日も平常大体ずっと平常だ 「はぁ応援?される側じゃなく?する側?はぁ〜…。そりゃまた二足の草鞋。なるほどね〜」 平常だから気にしない。気にする役でもなし 「ま!騒動なり体育祭が?終わるまで?よろしくお願いしま〜すってカンジ?まなんかあったらご協力。手ぐらい貸すよぉ初日にも言った気はするし借りっぱは俺だけどネッ まぁ返す気は?ないぜ!」 平常運転でお送り (*3) 2021/11/04(Thu) 21:46:27 |
【独】 人魚姫 透 静/* 見落としてないか?と思って確認したけど返事来てなかったや 先走りすぎました!(弾ける) てか墓場順番待ちとかしてたりする?してたらごめん! まあもう文章自体は用意してあるんで任せてくださいよ (-13) 2021/11/04(Thu) 21:46:53 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ着信拒否に入れたかったが、事情を考えて受けることにした。 「詐欺なら間に合ってるけど」 (-17) 2021/11/04(Thu) 21:48:11 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠シオン・グレイヴズが返答を寄越すまで数秒間があった。 「のみものほしい」 声がしんでる。 (-18) 2021/11/04(Thu) 21:50:40 |
【墓】 人魚姫 透 静朝方の車送迎からほんの少しだけ経ち。 登校する人が増えてくる頃、 廊下でぼんやりしている青年に、誰かが話しかけている。 「 ? ……うん、楽しかった」「うん、そう。 ……これ、何? 栄養ドリンク?」 無記名のラベルが貼られた小瓶を手渡され、不思議そうに首を傾げた。 中にあるのは無色透明の液体のようにも見える。 「応援? 嬉しい。友達に分けてもいい? ……ん、わかった」 嬉しそうに受け取りつつ、 練習行く、と相手に声をかけてどこかへと歩いていく。 誰かに分けるかもしれないし、そのまま持っているかもしれないが。 "それ"を飲んで部活に向かうまでそう時間はかからない。 (+4) 2021/11/04(Thu) 21:55:47 |
【墓】 人魚姫 透 静――ぱしゃん、こぽ、こぽ、 プールへ着いて水着を纏えば、白く細いシルエットが水中へと沈む。 壁を蹴ると普段よりももっと長く、速く身体が動き、 その不可思議さに無言で首を傾げた。 ちらほらと泳いでいる他人の影を眺めながら、 僅かな息苦しさに呼吸をしようと口を開く。 がぽり、溜め込んでいた吐息だけが吐き出される。 『あれ」 息が吸えない。声が出ている。 水中なのに。 「え、」 当たり前の事が出来ない。脚から細かな泡が出始める。 胸が苦しい。 「くる、し、」 呼吸をしようと口を開けど、只々何かが出るだけで一向に肺へ入らない。 (+5) 2021/11/04(Thu) 21:58:55 |
【墓】 人魚姫 透 静本能で身体が勝手に動いて、 知識のない頭は青年の頭部を水面から飛び出させた。 大きく咳き込み深呼吸を繰り返す異様さ、 明らかに溺れたような様子 に周囲の視線が向く。「ッげほ、は、 ……なん、で……」 未だ水に入ったままの両足からは小さな泡が出続け、 漸くの呼吸に胸が大きく動き続ける。 身体が消えたりはしないけれど、泡になったりはしないけれども。 絵本の最後、それが人魚としては在れなかったように。 人魚姫が水中に居られない、ただの人間に成ったことは、 もしかすると一つの噂程度にはなるのかもしれない。 (+6) 2021/11/04(Thu) 21:59:48 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズはあ、というため息のあと。 「喉を刺激しなさそうなもんいくつか買ってく」 結局世話を焼いてしまうのだ。 (-22) 2021/11/04(Thu) 22:04:13 |
人魚姫 透 静は、メモを貼った。 (c9) 2021/11/04(Thu) 22:07:21 |
若井匠海は、今日もウェーイ! (a2) 2021/11/04(Thu) 22:08:37 |
【独】 人魚姫 透 静/* ちょっと全に対してガバRPしてないか猛烈に不安 とりあえず後は秘話飛んだりしてきたら考えりゃいいか うむ いざこの立場になると過剰に緊張してしまいますね。 (-23) 2021/11/04(Thu) 22:09:32 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜先輩の言葉に、ほんの一瞬呆気に取られて。 握り返された手に、熱が籠ったような気がした。 「………バカ言わないでください」 ────本当に、この人は。 そう思うのに、また微笑みを零していた。 「添い寝が許されるのは、子どものうちだけですよ。 それに、僕まで寝てしまって、手が離れたらもしもの時困るでしょう」 市販の異能抑制剤だから、効果が切れるまで長く見ても6時間程度か。 夕方の放送までには安全は確保されそうだけど、それまで僕は油断する気はない。 「……一緒には眠れませんけど、隣には居ますから。 それで勘弁してくれませんかね?」 軽く肩を竦めた僕は、繋いだ手ごと先輩の手を膝に載せる。 少し体をそちらに向ければ、先輩も眠りやすいだろう。 「だから、おやすみなさい。守屋先輩」 僕はまた微笑うと、努めて穏やかにそう言った。 添い寝なんて欲しがる、寂しがり屋の子どもにはそれくらいが丁度いい。 そう、自分に言い聞かせて。 (-25) 2021/11/04(Thu) 22:11:15 |
【独】 人魚姫 透 静/* 話題に使ってもいいし使わなくてもいいって程度で 収めておきたかったので(透くん然程多くの人には関わってないし) こんな感じになったんですけど 万一どっか不備あったら申し訳無さがすごいな!その時は謝ります! 後はのんびり眺めよ〜〜 (-24) 2021/11/04(Thu) 22:12:00 |
【赤】 風紀委員 普川 尚久生徒会は副会長以外散っていった。体育祭は間近。 今日の薬の犠牲者は七人。つまりそれだけ根回しの数も── 「死ぬ」 過労死: 普川尚久 過労死: 柏倉陸玖 [犠牲者リスト] 普川尚久 柏倉陸玖 (*4) 2021/11/04(Thu) 22:16:52 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖──稲生学園は。 今日も今日とて騒々しい朝だ。 そう、今日も。生徒会副会長は、 日々何処かで何かが起きている事を知っている。 あらゆる異能者が集まるこの稲生学園に於いて。 ちょっとした隠し事を拾う目や耳など、幾らでもある。 誰も知り得ないような事は"知らない"けれど。 ずっと前からそんな気はしていたのだ。 ここ数日間続いている、『噂』による曖昧な不安は 一介の生徒に抑え切れるようなものではないと。 ここまで大事になってしまえば。学園側としても 真偽の程には関わらず、白を切り続けるのは難しいだろう。 つまるところ、終わりは近いのだ。 であれば、生徒会副会長のすべき事は変わらない。 今日も、いつも通りの仕事を始めよう。 (11) 2021/11/04(Thu) 22:19:44 |
柏倉陸玖は、憂鬱だ。 (a3) 2021/11/04(Thu) 22:19:50 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 尾関春歌/* 連絡遅れちゃってごめんなさいですわお嬢様〜〜!! こちらの表での服薬RPは終わりましたわ。 巻き込まれお嬢様は透くんから栄養ドリンクなるものを 分けてもらったり貰わなかったり、 お好きにロールフックにご活用頂けたら幸いです。 ちなみに全然ご活用しなくても大丈夫ですわ。 (-27) 2021/11/04(Thu) 22:23:21 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 笹原絵莉/* 連絡遅れちゃってごめんなさいですわお嬢様〜〜!! こちらの表での服薬RPは終わりましたわ。 巻き込まれお嬢様は透くんから栄養ドリンクなるものを 分けてもらったり貰わなかったり、 お好きにロールフックにご活用頂けたら幸いです。 ちなみに全然ご活用しなくても大丈夫ですわ。 (-28) 2021/11/04(Thu) 22:23:36 |
市川 夢助は、口元が、緩んでいる。 (c10) 2021/11/04(Thu) 22:24:15 |
市川 夢助は、いつになく上機嫌だ。 (c11) 2021/11/04(Thu) 22:24:27 |
普川 尚久は、同じく憂鬱だ。 (a4) 2021/11/04(Thu) 22:24:55 |
御旗栄悠は、申し訳なく思いながらも上機嫌だ。 (a5) 2021/11/04(Thu) 22:25:10 |
【妖】 鏡沼 創それは、何処にでも居る男のうちの一人が聞いた噂。 「人魚姫がただの人間になった」という話。 その知識は、即座に『本物』の彼へとフィードバックされる。 男は、多くの騒ぎに関わっていた。 恐らく、一連の件で最も疑惑を集めているだろう。 けれども、実の所。 男は、誰よりも薬を拒んでいるだけに過ぎなかった。 唯でさえ垂れ流し状態の、制御出来てない、自己の定義さえ 曖昧になるような危険な異能が、更に変質して堪るものかと。 別に、騒ぎの主犯を摘発しようとしていた訳でもない。 ただただ、自己の身に降り掛からないでもらいたいと。 自信もあった。 逃げる事・隠れる事に関しては、最強に近い異能だったから。 鏡沼創には、確固たる自己が無い。 “鏡沼創”の認識を何と定義するかで、何にでもなれるから。 他人の定義によって、容易く揺らぐ存在だから。 けれども、鏡沼は今確かに“怒り”を感じていた。 紫煙を燻らせるだけでは、落ち着かない程度には。 ($13) 2021/11/04(Thu) 22:28:56 |
鏡沼 創は、怒りを感じている。 (a6) 2021/11/04(Thu) 22:29:15 |
【秘】 笹原絵莉 → 人魚姫 透 静/* お疲れ様ですわ。服薬に関してはメモで工藤新一ムーブメントを決めてしまったためその方向で行くつもりですの。 (-30) 2021/11/04(Thu) 22:31:18 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠シオンの住んでいるアパート。ひょっとしたら、あなたにとってはもう慣れてきた道のりかもしれない。 チャイムを鳴らしても返答がなく、誰も玄関の戸が開くこともないが、鍵は空いている。 居間のあたり、冷蔵庫から少し離れた場所で、Tシャツ1枚の姿のままでシオンが倒れている。近くには麦茶が入っていたピッチャーが転がっていて、あたりは水浸しだ。 倒れた時にどこかで打ったのか、額には血が滲んでいる。 「 しぬ……まじで…… 」呻いている。 (-31) 2021/11/04(Thu) 22:32:39 |
【墓】 笹原絵莉監視の目の一つが手がかりをつかんだ。かれこれ数日続けていた調査がやっと実を結ぶ達成感、後輩の身を案じる気持ち。募る疲労、貧血。万全とはいいがたい状況だった。そんな状況で、かかった罠を確認しに行けば──。 罠にかかるのは己の方だ。 背後から抑え込まれ、強引に薬を押し込まれる。意識は深い闇におちてゆく。 (+7) 2021/11/04(Thu) 22:37:22 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静/* いかがいたしましょう? 表でも透くんに接触してみたくはございますので 表は表、秘話は秘話で勧めていく感じでよろしいかしら? (-33) 2021/11/04(Thu) 22:38:42 |
【赤】 風紀委員 普川 尚久「ありがとうございます……まあ……仕事ですので……」 ◾ポケットモンスター 過労死ブラック/過労死ホワイト 明日発売!! …………なんて浮かんだあたり、疲れているのかもしれない。 (*7) 2021/11/04(Thu) 22:40:18 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創/* 表接触大丈夫ですわ。 やってみて流れ的に秘話移行な感じでしたら、 前日分秘話切り上げて頂いたりしても大丈夫ですのよ。 お嬢様側のRPの流れ優先で私、問題ありませんわ。 (-34) 2021/11/04(Thu) 22:42:25 |
【墓】 笹原絵莉まだ朝のHRがはじまる前だろうか。 意識は引き戻される。頭の中をかきまわされるような感覚によって。記憶が、光景が、走馬灯のように巡って行く。昨日のことのように思い返される。頭が痛い。けれど、それ以上に、目が痛い。 瞼が重い。開かない、暗い。ここはどこ──。 立ち上がることもままならないほどの混迷の中。手探りで様子を探ってみれば、音を立てて金属製の何かが落ちる音。下手に動かないほうがよさそうだ。 そうしてただ静かに光が戻るのを待つ。NowLoading……。 (+8) 2021/11/04(Thu) 22:43:23 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ「シオっ……ああもう、無理すんなって」 有無を言わず抱え上げて、寝床らしいとこがあればそこまで運ぶ。妹と暮らしてんだこっちはこの程度余裕だコンチクショウ。中身の性別は変だしよ。 素肌の質感、温度。余りにも無防備な出でたち。そこから視線を大きく逸らして。ちょっと前まではそれなりに真面目な学生してたはずなのにどうしてこんなことに…… 「お茶、はちみつレモン、生姜湯買ってきたから、好きなもん選んで飲め……っていうか飲めるか?零した麦茶も拭いておきたいんだけど」 (-35) 2021/11/04(Thu) 22:46:14 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創/* 昨日の秘話返信 「んん゛……まあ、そりゃそうか。アンタ、交友関係とかすげー広そう。 高校まで、友達一人もいないオレとは正反対だな……」 時折足を揺らして、湯の中に数秒沈んで、こぽこぽと呼吸をする。 透き通りつつも熱を持った湯が全身を包んで心地良い。 「また来るか? 何時でも来ていいぞ、創なら」 (-36) 2021/11/04(Thu) 22:49:03 |
【秘】 尾関春歌 → 人魚姫 透 静/*あっ、ご連絡ありがとうございますわお嬢様〜!! とりあえず服用RP自体はもう少し後で……ゆっくり文章を考えることにしますの。 アクションで受け取ったことだけ先出ししておきます。 (-37) 2021/11/04(Thu) 22:49:14 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静/* 了解いたしましたわ! では、表で接触させていただきますわね! ちなみに、お風呂の方は21:05:14に返信しておりますわ! (-38) 2021/11/04(Thu) 22:50:32 |
【墓】 笹原絵莉Connection Succeeded 瞳を開けばそこは薄暗い、使われてない倉庫のようだ。女子をこんなところに閉じ込める所業には憤慨を覚えたが。直ぐにそれどころではないことに気が付いた。 視界が歪む。窓が、扉が、 穴と認識できる、視界内の全てが ありとあらゆる場所とLinkする。先週行ったショッピングモール、今年の夏の海、子供のころに行った遊園地、幼少期を過ごした小学校。縁日のあった神社。ポータルを生成する。 まずい、目を覆えない、閉じられない……。人通りこそ少なかったが、異様な光景に興味を示す生徒がいない保証はない。 (+9) 2021/11/04(Thu) 22:52:55 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「……まだまだ、私らは子供なんだけどねぇ」 つくづく、そう感じる。 色々と、大人の真似事をして、フォローに回ろうとしても。 出来ないことばかりだ。 ……まぁ、他の三年生なら、 もう少し上手くやってるかもしれないが。 「…………じゃぁ、帰りの放送 ……それまでには起こしてくれぃ」 それだけ告げて、眠ろうと。 珍しく、眼鏡を外して。目を閉じた。 (-39) 2021/11/04(Thu) 22:55:16 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠「 おぇ…… 」持ち上げれば、じっとり濡れた感触がするだろう。麦茶を吸って濡れたらしい。当人はといえば、えずくような声をあげている。 布団が敷かれたままになっているので、そこに運ばれたのだろう。 固く目を閉じて御旗のいない方向へ首を動かした。 「お茶……。キッチンにてきとうに、ふきん、あるから、それで……」 開けっ放しになっていた冷蔵庫がけたたましく鳴り出した。忙しない。 (-40) 2021/11/04(Thu) 22:55:30 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「ま、広く浅くって感じでやがるんで。こうして正式に お呼ばれするってのは中々ねぇ話ではありやがりますね」 湯の中でも呼吸するあなたを、少し感心した様子で見る。 思えば、ここまで近くで水中で呼吸するのを見るのは初めてだ。 「おや、構わねぇんです? また静に落ち着かねぇ想いさせちまいそうですけど」 (-41) 2021/11/04(Thu) 22:55:36 |
守屋陽菜は、保健室で再度の眠りについた。/昨日 (c12) 2021/11/04(Thu) 22:55:38 |
【墓】 笹原絵莉「やめて!! 戻ってこられなくなる!!」 そう叫んで、倉庫の中に逃げ込もうとして、扉を開ければそこは数年前に立ち寄ったケーキ屋さん。 どこにも行かないように、どこにもいかせないように、走り出した。 (+10) 2021/11/04(Thu) 22:56:29 |
若井匠海は、不穏ノー根余裕外し✿エスケープ (a7) 2021/11/04(Thu) 22:58:59 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>14 柏倉先輩 忙殺されるあなたの傍に、いつもの様にその姿は在った。 文字通り、拾う目や耳など、幾らでもありそうな男が 当たり前の様に、生徒会会計として其処に居る。 しかし、常にいつも通りである筈のその男は。 纏う雰囲気が、何処となく、いつもと異なっていた。 「どうかしちまいました? 浮かねぇ顔してやがりますが。 流石の柏倉先輩も、過労気味になっちまってます?」 口調も表情も、いつも通りである筈なのに。 (17) 2021/11/04(Thu) 23:02:49 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜「おー、なんか大変そうだねぇ」 朝の放送を終えて校舎内を歩けば、憂鬱そうな同学年。 「猫の手も借りたいってんなら何かしら手伝うよ」 適当に。誰かしらに向けて。 (+11) 2021/11/04(Thu) 23:03:34 |
尾関春歌は、登校してすぐに、友達から栄養ドリンクのお裾分けを貰った。 (c13) 2021/11/04(Thu) 23:04:40 |
尾関春歌は、“それ”が何なのか、まだ気づいていない。気づくのはもう少し後のことだ。 (c14) 2021/11/04(Thu) 23:05:33 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「そっかあ……」 頭だけ出した青年の喉がくるくるとまた鳴る。 「オレは、落ち着きは……しないかもだけど。 創が居てくれる事の方がデカいから、いいよ」 「だからその、また気が向いた時でも良いから来て欲しい」 ……くるくる、ころころ。 その後入浴を終えたりしたとしても、青年は未だ時折喉を鳴らし続ける。 (-42) 2021/11/04(Thu) 23:07:07 |
【人】 保健委員 白入 熊「平和がいいね〜」 ポータルが実家の北極と繋がっていたので 校庭の日陰に小さめの流氷を飾っている。 頑張ってアザラシぽい形にしようと削った。 出来栄え:80 (18) 2021/11/04(Thu) 23:09:23 |
白入 熊は、かわいいアザラシができて満足。 (a8) 2021/11/04(Thu) 23:09:57 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>+10 笹原 「あー……こりゃまた面白い事になっちまってますねぇ」 何処にでも居る男は、それこそ何処にでも居るので。 何処に通じているかもわからない、開いたままの扉を 実に悠々と潜って行こうとして、消えた。 そして即座に、少し離れた場所に現れた。 まるで、残機製のゲームの如き挙動である。 「……そうじゃねぇかと思ってましたが、これ僕が通るには 一人じゃ出来ねぇですねぇ」 (19) 2021/11/04(Thu) 23:11:39 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「気が向いた時に、なんて言っちまったら 此処に住みたくなっちまうじゃねぇですか」 そう、冗談めかした言葉を口にして 「ええ。静が望むなら、僕はいつだって遊びに来ちまいますよ。 こうして、すげぇ嬉しそうにしてくれやがるんで。 どうせ居るんなら、こういう所に居てぇですよね。やっぱ」 強く望まれる場所に在るのは、酷く居心地がいいから。 (-43) 2021/11/04(Thu) 23:19:24 |
竹村茜は、男子の方のプールサイドが騒がしいことに首をかしげた。 (c15) 2021/11/04(Thu) 23:24:57 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>20 柏倉先輩 「ええ。もう何が無理で無理じゃねぇか、わっかんねぇですよ」 それは本音の欠片か。 そもそも、この男に本音なんて在ったのか。 「早く終わってくれやがりませんかねぇ、こんな状況。 でねぇと、僕も何しちまうかわかんねぇですよ」 声の調子は、いつもの軽口だ。 内容が少し、不穏なだけ。 (22) 2021/11/04(Thu) 23:31:36 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜先輩が眠りについた後。 それを確認した僕は溜息を零す。 「 ……そういう意味じゃないでしょう、子どもって 何処まで本気かわかりやしない。 僕は添い寝もしなければ、寝ている間に悪戯もしない。 ただ他にやることもないものだから、目を閉じて先輩の寝息を聞いていた。 それは久し振りに、とても穏やかな時間だったように思う。 この時間が今ここに存在しているだけで充分だ。 少しずつ嗅覚が戻る。 約束通り、夕方には先輩を起こすだろう。 聞こえた夕方の放送は、日常の香りを纏っていた。 (-44) 2021/11/04(Thu) 23:32:46 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「住ッ………………」 あっ!動作を停止した。 話を素直に聞きすぎてしまうのか、突然フリーズしている。 数度緩く頭を横に振り、浮かんだ思考を振り払った。 「……へへ、じゃあそうなったら、次も一緒に飯とか食べよ」 「飯風呂済んだら寝間着着て寝て、そういうの、またやりたい。 今日は来客用の服ありそうだけど、創はそれ着るか?」 (-45) 2021/11/04(Thu) 23:33:23 |
【墓】 竹村茜「絵莉……?」 ふと、窓を見る。 繋がるはずのない居場所に歪曲するように繋がる場所を見る。 それがあり得ない光景で、どこからか繋いできたようなものだから……見知った人の顔が浮かんだ。 (+14) 2021/11/04(Thu) 23:34:19 |
【妖】 何処にでも居る 鏡沼 創/* ちなみにリスポーン鏡沼の理屈ですが、 こちら側から異空間内の状況を認識できない以上 入った瞬間、『“扉に入ったと認識された鏡沼”を観測し続けられる脳』が無くなるので消えます 外には見てる人が居るので、その認識を使って復活します ($16) 2021/11/04(Thu) 23:36:20 |
【独】 人魚姫 透 静/* ふと思ったんですけど、透くん未だに表で口調出してないんだよな 結局一人にだけ出してるね、他のトモダーチ……にはぽやぽや。 ちっちゃーい頃に泣かしちゃったのが女の子って設定積んでたんで、はわ……怖がらせないようにしないと……って感じで隠してました。おんなのこ、かわいい。だいじにする。 (-46) 2021/11/04(Thu) 23:40:20 |
シオン・グレイヴズは、発熱で欠席ということになっている。自分で学校へそう連絡した。 (c16) 2021/11/04(Thu) 23:41:41 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静あなたの様子を見るに、本当に自分が望まれて此処へ 住む事になる日も遠くない様な気さえしてくる。 「勿論でやがりますよ。はい」 そう、小指を差し出す。 指切りげんまんを、あなたは知っているだろうか? 「そうですねぇ。貸していただけるってんなら、借りちまい ましょうか。下着くらいしか持って来てねぇですし」 (-48) 2021/11/04(Thu) 23:42:06 |
【墓】 朝日元親「…………」 今日も僕は早朝から登校していた。 教室で本を読みながら、朝の放送を聞くと窓の外を見る。 「……」 気のせいか、騒がしい。 3日連続、身の回りで騒動があったんだから流石に何となく想像もつく。 嘆息した僕は、日常って儚いな……なんて柄にもないことを思っていた。 (+16) 2021/11/04(Thu) 23:42:54 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優昼休みか、どこかの時間。 僕は数日前に訪れたきりのお昼寝スポットを訪れていた。 ここは静かだから、逃げてきたのかもしれない。 日常の儚さに、何だか嫌気が差していたから。 牛丸さんがいてもいなくても、構いはしなかった。 あの時彼女がそうしていたように、寝転んでいる。 流石に、眠れそうにはなかったけど。 (-49) 2021/11/04(Thu) 23:46:05 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>22 鏡沼 「ははは。本当に」 その一瞬だけ。 調子はそのままに、言葉に胸中を滲ませるあなたとは反対に。 この副会長は、言っている事こそいつも通りだけれど その声色は随分とうんざりしたようなものだった。 「ねえ、鏡沼君。 今に始まった話ではなく、きっと君は無理をしていますよ。 随分慣れてしまって、それが無理なのだとわからないだけで」 それも束の間、いつも通り穏やかにそう切り出す。 「きっと君が必要と判断してそうしている事でしょうから。 それを咎めるつもりは、俺にはありませんが。 それでも、少しでも"上手くやる"為には。 利用できるものは利用すべきと思いませんか?」 「放送室での一件もそう。 後からでも、きちんと俺に話を通しておいてくだされば 普川に便宜を図るくらいはしましたのに。」 根掘り葉掘り事情聴取を受けたかったのなら、話は別ですが。 一度言葉をそう締め括って、また一つ苦笑した。 (25) 2021/11/04(Thu) 23:47:21 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「……? あ、それ」 ――「本で見た」か、「家族から聞いた」か。 どことなく浮ついた様子で、貴方の小指に自分の小指を絡める。 「約束する時にこうする、知ってる」 「うん、分かった。 先に風呂出て服着て、客室から一式持ってくる」 「どうせ滅多に家族以外来ないし、弟は逆に遊びに行く側だし。 こういう時こそ、使えるもん使わねーとな」 そう言って指を離すと、ゆっくりと湯の中から出ようとする。 (-50) 2021/11/04(Thu) 23:51:13 |
市川 夢助は、いつものように、クラスメイトを見ている。 (c17) 2021/11/05(Fri) 0:02:13 |
市川 夢助は、そして"彼の持つ、火の異能"をそっくりそのまま、真似てみせた。 (c18) 2021/11/05(Fri) 0:02:49 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>25 柏倉先輩 「利用できるもの……でやがりますか。 まるで、ご自分がそうみてぇな事言うじゃねぇですか」 いつも通りに、鏡沼は微笑んで──── 否。 これは、無表情だ。微笑みの形の無表情。 「根掘り葉掘り聴取を受けてぇだなんて、そんな気持ちは とんとねぇですよ。ただ、そうでやがりますねぇ」 ▼ (26) 2021/11/05(Fri) 0:05:34 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>25 柏倉先輩 「利用って、信頼は兎も角、信用は置ける間柄でねぇと 成立しねぇと思いやがりません? 頼った先に引っ繰り返されんのも、利用しようとした先に 寝首掻かれんのも、僕は 真っ平御免でやがりますよ 」其処に在るのは、猜疑心と怒りだ。 陥れられるモンならやってみやがれ と言わんばかりの敵愾心。「何かに、誰かに頼りゃ“上手くやれる”だなんて、 随分とまあ胡散臭せぇ話じゃねぇですか。 世の中、そんなに甘めぇ訳ねぇでしょうが」 (27) 2021/11/05(Fri) 0:06:27 |
市川 夢助は、メモを貼った。 (c19) 2021/11/05(Fri) 0:06:53 |
鏡沼 創は、誰の事も信用しない。 (a9) 2021/11/05(Fri) 0:07:56 |
人魚姫 透 静は、メモを貼った。 (c20) 2021/11/05(Fri) 0:11:48 |
人魚姫 透 静は、メモを貼った。 (c21) 2021/11/05(Fri) 0:12:12 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「……休み?」 2-Cを訪れた僕は、シオンの欠席を知ることになる。 別に大した用事はないけど。 折角だから連絡先でも交換しようと思った矢先だ。 あの日はそれを思いつく余裕もなかったから。 シオンの学友から、シオンが一人暮らしだと聞いた。 様子見でも、行くか。足を運ぶことにする。 放課後だかどこか、シオンの家を訪れた。 「朝日だけど」 インターホンを鳴らして、応答を待つ。 (-51) 2021/11/05(Fri) 0:19:27 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「ええ、正解でやがりますよ」 指切りげんまん、と小指を揺らす。 今の自分は『本物』だから、この約束もきっと『本物』に 出来ると信じて。 「お願げぇしちまって構わねぇです? 暫く、中で待ちやがってますね」 (-52) 2021/11/05(Fri) 0:19:43 |
御旗栄悠は、全てを余所に、今日もグラウンドを走る。 (a10) 2021/11/05(Fri) 0:22:13 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海若井に起ころうとした事は全てデフラグとなって回収されたらしい。つまり、平和! 若井の周りは騒がしくとも、若井は騒がしくなく居られる安全圏に居る。後ろの席が静かだったがまぁ気にしなくてもいいだろう。 自分がやった訳じゃないし、名簿に載っているならいずれそうなる人間だった。それだけである。 彼は1人でのんびり部室で絵を描いていた。1人で何かをしたい時は殿畑を呼ぶ気はなく…。 異能を使うまでもなく…目の前に映る何かを精確に寸分の狂いもなく描写を… 「…あ?」 窓から覗き見る景色はいつも通りの校庭のはずだが…。 いや、違う。校庭じゃなくてこれは美術室。しかもこの学園のものでは。 (-55) 2021/11/05(Fri) 0:28:12 |
御旗栄悠は、グラウンドを走る脚はやがて壁を走って。 (a11) 2021/11/05(Fri) 0:28:18 |
御旗栄悠は、前とは逆に、フェンスを乗り越えて屋上に登った。 (a12) 2021/11/05(Fri) 0:28:50 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親玄関の扉が開くまで、かなり時間があった。 室内で呻くような声と物音の後、シオンが顔を出す。よろよろとドアノブを掴んで、ドアにもたれ掛かるようにして。 ぶかぶかの男物のTシャツ(胸元にデカデカと荒々しい筆致で『Hold up!!』と書かれている)1枚着ているのみで、他には額にガーゼを貼り付けて、 細長い布で目隠しをしている という、なんとも言いがたい姿で。「あ゛〜……その声。ハイエナの……いらっしゃい……」 声に覇気がない。生気がない。死んでいる。 (-56) 2021/11/05(Fri) 0:30:02 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「……………………」 病欠って聞いたんだけどな。 「ハイエナの、はやめてくれないかな。朝日だよ」 男物の制服を着てたし、こいつ男物しか持ってないのか? いやその前にその布はなんだ? いろいろと思うところはあったけど、全て脇に置いて僕は苦言を呈した。 「………何してるの?」 気になるから、聞きはするけど。 (-57) 2021/11/05(Fri) 0:33:39 |
笹原絵莉は、校舎の隅で蹲り、騒ぎが収まるのを待つ。 (c22) 2021/11/05(Fri) 0:34:46 |
【人】 勝利への渇望 御旗栄悠「もう、ちょっと真面目な普通の生徒、 なんて評価も無縁になっちゃうかな」 そも、シオン某の家に伺ったり、 薬の件に深く、深く関わっていたり、 学校を縦横無尽に動ける異能だったり、 そういう色々隠してたことが明るみになったら、 みんなの見る目も変わっていくんだろう。 体育祭までは、きっと大人や先輩たちが根回しする。 (シオン関連に関しちゃ別問題だけど。) その日に何かが変わるか、って言われたら。 でもまあ、特に大きく変わりはしない気がする。 (29) 2021/11/05(Fri) 0:37:54 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海考えられるのは、「誰かの異能の誤発動。」多分渦中の彼女とは関係ない事をここに記載しておく。 倉庫って書いてあるの見逃してました… しかしもう1度前を見たら戻っていた。秋の…幻覚? じゃあしったこっちゃない。気にする事じゃない。ただ一瞬見えただけ。 しかし手が動いてくれなくなった。 筆の先には写実画がある。今日び流行らず、昔"異能を使ったインチキ"と呼ばれた絵がある。 これは異能のおかげじゃなくて俺の実力なんだ。と言っても誰も聞き入れなかった絵がある。 絵がある。 これは"今日日流行らず、異能使いというだけで価値が大崩れする絵だ" 「…フィー。」 (-58) 2021/11/05(Fri) 0:38:22 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「でむかえ……? あ、これのことか……。ほけんてきな……。いのう、が変なことになってて、見ただけではつどうする、とかなってたら……めんどくさい」 目元の布に軽く触れながら答える。 「てか、何しに来たん……やば むり、しんど…… 」その場に崩れ落ちた。発熱があるのは確からしい。 (-60) 2021/11/05(Fri) 0:39:27 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>26 >>27 鏡沼 「おや、信用されていませんでした? ちょっとショックです。 これでも日頃の行いは良い方と自負していますのに」 とはいえこれも偏に俺の不徳の致す所でしょうか、なんて。 眉尻を下げてそう呟いた。 柏倉は、その敵愾心を物ともしない。 「そうは言っても、それはそれ、これはこれ。 ええ、頭から信用して掛からないのは賢明な事ですよ。 俺だって、君に隠し事が無いわけじゃない」 そんな猜疑心を煽りかねない事を一つさらりと言って。 実際の所、柏倉の隠し事なんて幾らでもある。 それはたとえば、異能の事だとか。 「信用していないからこそ、ただ利用すればよろしい。 もしも何かが、君の信用、信頼、期待に付け入って。 全て引っ繰り返そうとするなら、寝首を掻こうとするなら。 その悪意さえも利用し返してやるという気概を持ちなさい。 」「現実は実に残酷で、世の中は決して甘くない。 何かに期待する事すら億劫になる事もありましょう。 それでも俺達は、たった一人で全てを為せるほど 時には気に食わないものでも、頼らずには居られないほど。 決して強くはないのですよ。ええ、忌々しい事に。」 (30) 2021/11/05(Fri) 0:39:37 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「おっけ」「ちょっと待ってて、すぐ済ませる」 長い髪をぐいと持ち上げ、水気を絞ってから前方に垂らす。 そうして風呂場から出ていくと、 「――創、服あったぞー」 数分も経たぬ内に着替え一式を言った通り携え、 脱衣室から顔だけ出すことだろう。全然髪は乾いてない。 「んーと……置いとくから、好きな時風呂上がっていーぞ。 オレ、髪乾かすの試す……挑戦する……」 (-61) 2021/11/05(Fri) 0:39:46 |
【妖】 鏡沼 創/* 占い職ーーーーもし生きてたら、鏡沼を呪殺してくれーーーーー 白入くんとかに当たっちゃったら村の空気最悪になっちゃう! それ以前に焼きモンブランとイモが発狂しますが ($19) 2021/11/05(Fri) 0:40:00 |
楢崎大地は、机に突っ伏してだらだらしている (a13) 2021/11/05(Fri) 0:40:43 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「異能が変……? いや、ちょっと待って。こんなとこで寝ないで」 大丈夫?なんて気の利いた言葉が出ない辺り、僕の性格だと思う。 崩れ落ちそうなシオンを僕は支える。 ハイエナの前腕は、発達していて力がある。 「取り敢えず布団、運ぶから。 入るよ。いいね?」 (-62) 2021/11/05(Fri) 0:43:29 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「いっそ創造性が豊かになる異能が欲しかったわ〜。」 こつこつ。 「俺は俺の作ったもの全てを愛してるよ。」 こつこつ。 「暴走絵だって一生見つからん所に隠してるよ。 俺があいつらを認めてやらなきゃ俺の否定になるだろ」 こつこつ 「仲間に見せる…?笑うだろ。普段軽〜いノリで学校抜け出したりする奴が、裏では真面目に絵!描いてます!これで食いたいです!とか真剣に言い出したら」 こつこつこつ 「冗談でも"貶されたくは無い"んでね…ヒヒヒ」 足音は続く。校舎は幾分か静かだった。 (-63) 2021/11/05(Fri) 0:46:40 |
【人】 勝利への渇望 御旗栄悠牛丸後輩は変わらず俺に無条件の憧憬をくれるし、 市川後輩は変わらず俺の考えに一番似た答えを出すし、 健人先輩は……変わらず待っていてくれるだろうし。 それに、この件があったからこそ仲良くなれた人も多くて。 仲間たちも、あっちの仲間たちだってそう。 それは確かにこの騒ぎが残してくれたもので。 でも別に、それらは人生が変わるほどでもなくて。できた縁も多分、力を与えてくれるなんてかっこいいものではなくて。 きっと俺はどこまでも凡才で、輝くようにはなれなくて。 (───ま。それでも) スポットライトを独り占めする主役にはなれないけど。 群像劇でスポットをちょっと当てられる名脇役くらいなら。 まあ、なれるんじゃないかって気がした。 「加担した報酬は…… ”加担しなかったことに”、にでもしよっかな」 体育祭の後も日々は続いていく。 勿論全力で、勝ちに行くつもりではあるけれど。 何も成果を出せなかったときのことを、必要以上に恐れる必要も別にないな。そう思った。 (31) 2021/11/05(Fri) 0:52:07 |
御旗栄悠は、かっこつけて屋上に登ったけど特にすることもない。部室まで降りなきゃ。 (a14) 2021/11/05(Fri) 0:52:50 |
若井匠海は、一瞬だけ窓に昔の光景が映った気がした。見ない振り。見ない振り。 (a15) 2021/11/05(Fri) 0:53:47 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「立ってるだけでキツいんだって……。あれ、薬。おまえとおんなじやつじゃね……」 着ているものは男物で、喋り方も一般的には男のものとされるそれでも、触れた感触や軽さは確かに女子の体だと伝えてくるだろう。 「はいどーぞ入って……なんもない家ですが」 玄関から入ってすぐ、居間もキッチンも見通せるような狭い部屋だ。 居間の中心のちゃぶ台の、すぐ横にまだ熱の残る布団が敷いてある。 居間の隅には小さなテレビとテレビ台と据え置きゲーム機。 学習机の横には男物の服が畳まれて重ねられている。下着すら男物。 (-65) 2021/11/05(Fri) 0:55:24 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>30 柏倉先輩 「柏倉先輩の行いがどうって訳じゃねぇですから、そこは 安心しやがってください。 僕の中には、最初から信用もクソも何も在りゃしなかったって だけの話でやがりますんで」 “鏡沼創”は、何にでもなれる。 何にでもなれるから、何者でもない。 或いは、あなたは“鏡沼創”に『こうなって欲しかった』のかも 知れない。 今の“鏡沼創”は、 あなたが言った通りの存在 だ。「…………たった一人? 面白い事言いやがりますね。 こんなに大勢居る“僕”に言う事じゃねぇでしょうに」 いつの間にか、あなたの目の前には ざっと数十人の “鏡沼創”が居た。 綺麗に整列している訳でもない。 よく見れば、各々が少しずつ異なる身体的特徴を持っていたり 別人にしか見えないほどに掛け離れた個体も居る。 現実には在り得ない、人の形さえしてないものまで。 けれど、 それら全てが“鏡沼創”だとわかってしまう だろう。「……ああ、でも。本当に僕以外誰も居なくなっちまったら 僕の異能ほど無意味なものもねぇですね」 そんな言葉と共に、他の鏡沼創は一斉に姿を消す。 ────さて、此処に居る“鏡沼創”は『本物』だろうか。 (32) 2021/11/05(Fri) 1:08:36 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「…………」 薬。またか……。 ついそんな事を思ってしまったのも仕方がないと思う。 僕はここ数日、それで散々な目に遭いっぱなしだ。 猫背を丸めて肩を貸し、シオンを運ぶ。 発熱した腕に女性らしい柔らかさ。 だからどうということもない。僕の疎さは筋金入りだ。 「取り敢えず、寝て」 布団にシオンを運ぶとそう言って寝かしつける。 あの日と逆だ。 いや、発熱してる分、あの日の僕より酷くないか? 「訪ねたタイミングが本当にまずかったな……。 少し、待ってて。水道借りるよ」 許可が出ても出なくても、拒否されない限り僕はキッチンへ向かう。 ポケットから取り出したハンカチを濡らしてよく絞り、首でも頬でも冷やせとシオンの手に触れさせるだろう。 (-66) 2021/11/05(Fri) 1:13:47 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「ありがとうごぜーます、静」 そう言って、鏡沼はすぐに風呂から出て来るだろう。 余裕をみて飲んでいるとは言え、異能抑制剤が効いてる間に 髪紐だけでも身に着ける必要があるからだ。 「はいはい、ちゃんと見やがってますから。 チャレンジ頑張っちまってください」 視線はあなたに向けつつ、身体を拭いて服を身に着けていく。 (-68) 2021/11/05(Fri) 1:20:35 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海若井匠海は、今日も大体他人事だ。 自分の事も他人事にしてしまえれば楽だった。 いつもは自分の味方だった額縁という名の窓にクソムカつく先公と、それのお気に入りだった生徒が映った。 あぁ…偶に夢にまで見るのに。今度は現実でまで見ちまった… とてつもなく現実に近い動物小屋と無難な色の兎達…の中にありえないくらいぐっっっっちゃぐちゃに書かれたドピンクのうさぎが1匹入った絵。 県まで行って知事から表彰されたらしいと聞いた絵。 自分のは駄目だった。空が綺麗だったから、そのままを切り取って描いたのに。異能まで使って精巧に精巧を極めて描いたのに…。 前衛芸術、現代美術にお熱だった中学校時代の先生は、見事に俺の作品を切り捨てた。 嫌な事思い出しちまった。けどそれを解消する先もなく。殿畑はどこいったかな?一緒になんか…あ。あいつも休んでるんだった…。 本当にウケる。 若井匠海は、肩を叩かれない人生を謳歌している。 (-67) 2021/11/05(Fri) 1:22:02 |
若井匠海は、人生を謳歌している! (a16) 2021/11/05(Fri) 1:24:27 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「んむ」「まかせろ……!」 ドライヤー片手にスイッチオン。 ごお、と今度はちゃんと温風を当てれた。 辿々しい動きで髪を乾かし、時折風向きで風を浴びる犬みたく なりつつも湯上がりの支度を済ませていく。 「……できた! たぶん!」「どうだ……?!」 暫くすれば、二度目にしてある程度成功したと踏んだのか、 ちょっとだけ、きり……と自慢げな寝間着姿の青年が居る。 貴方に乾かしてもらった時程の上手さはないものの、 概ね乾いたように見えることだろう。 (-69) 2021/11/05(Fri) 1:28:04 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海若井匠海は、現代美術滅殺過激派で、本人は写実派の自然主義で、"美"術が好きで、自分の作った作品は全て愛している。 実家には作ったものが…祖父の誕生日の時に、一番最初に作り方を教えて貰って作った… 折り紙のリースから何から全て、取ってあるに違いない。 若井匠海は、若い匠と呼ばれて賞賛を浴びたい。 若井匠海の1番好きな物で、1番欲しい物で、1番自分とは遠い物は、万雷の拍手喝采と自分の作った作品全てを語彙の限りを尽くして褒め称えてくれる世界中の人間達だ (-70) 2021/11/05(Fri) 1:31:17 |
【妖】 鏡沼 創/* 透くん落ちたタイミングでロシアン発動は、もう闇堕ちするしかないからさ 仕方ない。全部システムのせい。今回、何から何までシステムのせい 全部Whoが悪い。透くんごり押ししてきたのも、透くん吊れたのも、 その直後にロシアン発動も、全部Whoのせい それはそれとして、鏡沼創は駄目。酷い男すぎる ($20) 2021/11/05(Fri) 1:32:38 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「どれどれ……っと。上手いもんじゃねぇですか」 乾いているか確かめる様に、あなたの髪に指を通して。 そのまま、上出来だと頭を撫でる。 暫くそうした後、ドライヤーを手に取るだろう。 「あ、コレそのままお借りしちまいますね」 服は身に付けたものの、鏡沼の髪はまだ濡れている状態だ。 (-72) 2021/11/05(Fri) 1:39:04 |
【独】 鏡沼 創/* もうみんな役職臭わせていこうぜ!!!!!! 柏倉先輩は多分盲信者で、普川先輩は狼っぽい 御旗くんは元決闘者かな・・・。 透くん何だったんだろうね、めっちゃ絆付いてるけど 凍て星は勢喜くんだから、天然誑? (-73) 2021/11/05(Fri) 1:44:34 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「だろ……! お、じゃあ今度はオレが待つ番だな」 そう言うと、微かに頭を左右に揺らしながら部屋の隅へ移動していく。 褒められてめちゃくちゃ機嫌が良い。 「んー、む…………」 むに、と自分自身の頬を押したり、たまに髪を手で梳いたり。 ぼんやりとした思考を晴らそうと頬を揉む。 「んに…………」 めちゃくちゃ機嫌がいいけど、青年はそれと同じぐらい緊張していた。 "仲良し"と寝る、"好き"と寝る、考えが降って湧いては消える。 (-75) 2021/11/05(Fri) 1:48:04 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「若井匠海。」 「俺は若井匠海。いずれ世界中に轟散らすかもしれない名前だぜ?覚えておけよな。損するぜ?」 「轟かなかった場合…?」 「前に言わなかったけ。俺の将来の夢、板金工。マジで言ってんだぜ。せーんせ。…手?抜かないよぉ。何事も抜かりなーく進めますっ!生徒は先生の言う事を聞きましょう。これ、学校の掟ね。」 (-74) 2021/11/05(Fri) 1:49:44 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>32 鏡沼 「ははは。いよいよ俺の周りは同類ばかりらしい」 とはいえ決して他者を信用していないわけではない。 基本的に、人の言う事は信じる方だ。 それはそれとして、常に不測の事態に備える事を選びはする。 柏倉陸玖は、いつだって他者に期待しないだけ。 だから他者に対して『こうなって欲しい』などと思う事は無い。 ただ在るが儘に、在りたいように在れば良いと思っている。 自分に誰かの在り方を変えられるような力は無い。 「たとえお前がどれだけ殆ど無数に遍在できるとしても。 それらには、必ず集約される先である『鏡沼創』がある。 身体は増えても、精神は一つだけ。違います?」 (34) 2021/11/05(Fri) 1:50:26 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>32 鏡沼 「仮にそうだと仮定するなら、『鏡沼創』は一人だけだ。 枝は分かれても、その幹は一つ。 その上、枝の伸びるその先に関しては どうせ"観測"されていなければ干渉できないんだろう。 その異能は結局の所、何もかも。 他者の認識に依存したもの なんじゃないか?」姿を現し、そして消える『鏡沼創』を見て、そう結論付けた。 柏倉陸玖の両親は、異能の研究を手掛けている。 そして異能戦闘で勝つ為に、ままならない自身の異能と それより余程戦闘に向いた他者の異能との差を埋める為に。 自らあらゆる異能と向き合い、分析を続けた。 あなたはこれまでで、もう十分に手の内を明かしてくれた。 今はまだ、その全てを見抜けたわけではなくとも。 柏倉は、見せ掛けに惑わされてくれるほど優しくはない。 それはそれとして。 残ったものが、真実『本物』であるかどうかは関係無い。 今相対しているものもまた、確かに『鏡沼創』なのだと。 そう認識し、そして定義しているのだから。 (36) 2021/11/05(Fri) 1:51:36 |
柏倉陸玖は、他者に期待しようとしない。期待させたがる馬鹿は居るが。 (a17) 2021/11/05(Fri) 1:51:48 |
柏倉陸玖は、在るが儘と向き合い続ける。いつだって。 (a18) 2021/11/05(Fri) 1:51:57 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「先に戻ってても構わねぇんですよ?」 そう言いながら、ドライヤーのスイッチを入れる。 男子にしては長めの髪ではあるが、長さも量もあなたのそれには 遠く及ばない。然程時間は掛からないだろう。 乾いたら、最後に髪紐をきっちりと結んだ。 「すみませんねぇ、お待たせしちまって」 きっと、あなたは待ってるだろうから。 そう声を掛けて、共に部屋へと戻るだろう。 (-76) 2021/11/05(Fri) 1:57:05 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「……うお、っいい、べ、別に」 急に挙動不審さを見せつつも、部屋にはそのまま共に戻っていく。 ……とはいえども、戻ればあとは寝るだけと考えているのか、 戻り次第青年はすぐに柔らかなベッドへと身体を沈める。 大体クイーンサイズ程度の大きさであろうそれは、ベッドの天蓋部分に掛かったレースの飾り布も相まって、高校生一人が寝る寝台としては幾分か派手かつ巨大にできている。 「創、創、こっち。予備の枕使って寝よ」 でも当の本人は全然気にしてない。豪奢過ぎる家具には慣れきっていた。 (-77) 2021/11/05(Fri) 2:13:08 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>34 >>36 柏倉先輩 「流石でやがりますねぇ。大正解でやがりますよ。 誰かさんと違って、別に隠してた心算もねぇですがね。 だって、垂れ流しじゃねぇですか。僕の異能なんて」 パラパラと、疎らな拍手を送る。 もっと大人数で盛大に鳴らしましょうか?なんて嘯きながら。 「ただ、精神が一つかどうかっていうのは微妙なトコですねぇ。 確かに“鏡沼創”の情報は全部『本物』とでも言うべき 僕にフィードバックされちまいますが。 “生徒会会計の鏡沼創”も“風紀委員の鏡沼創”も それ以外の“鏡沼創”も居やがりますからねぇ。 今みたいに、こっちから弄る事も出来ちまいますが 基本的に僕は、相手の認識に沿わせちまってるんで」 あなたの推測は的を射ている。鏡沼創の異能は 『脳に干渉し“鏡沼創”という存在の認識を書き換える』 だ。五感全てに干渉出来る為、例え其処に居なくとも 触れた感覚さえ再現出来る。 ただ、干渉出来るのはあくまで“脳”だ。 あなたなら恐らく、鏡沼が学園側からGPSの携帯を義務付け られている事も知っているだろう。 (37) 2021/11/05(Fri) 2:25:37 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「随分と豪奢なベッドでやがりますね? 流石に、こんな所で寝んのは初めてでやがりますよ」 ラブホのベッドだって、此処までのモンは中々ねぇでしょうにと あなたにはとても聞かせられない感想を内心述べる。 多少気後れを感じつつも、ベッドへ上がった。 「んじゃ、お言葉に甘えちまいますね」 眼鏡だけ外して、適当に朝すぐに手に取れそうな所へ置く。 それから枕に頭を乗せて、あなたの方へ身体を向けた。 「めっちゃ寝心地よくねぇです? これなら、爆睡出来ちまいそうです」 (-79) 2021/11/05(Fri) 2:41:45 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「そうか? ……やっぱ珍しいのかな、これ。 自分の部屋貰ったときからずっとこれだったんだよなー」 見慣れた光景にひとつだけ、普段と異なって隣に他人がいる事実を 再確認して、また機嫌良さげに薄く微笑んだ。 「……、……。……創、創…………」 「……頭、撫でてくれ…… 好きなアンタにそうされたら、すぐ寝れそう……」 くう、くるる、喉を鳴らして貴方の方に若干擦り寄ろうとする。 (-80) 2021/11/05(Fri) 2:53:52 |
【妖】 鏡沼 創/* 鏡沼が、墓下にしか優しくできない生き物になってしまったのに 墓上で鏡沼クラスにギシアンやれそうなの柏倉先輩か普川先輩くらいで 他があまりにも善属性じゃない? 御旗くんはアレ、鬱屈してるだけで最終的に善なやつ ついついお客様黙殺センターさんに頼ってしまいますね! 黙殺されてないから優しい……一生電話します(やめろ) ($21) 2021/11/05(Fri) 2:53:57 |
【独】 人魚姫 透 静/* 何?わからん もう何もわからん 透くん、何? すごい遅延して好意を認めたけどその割には何も………… 求めたりとかしてこないな………… 撫でられるだけでいいのか? いいんだ そうだね。(おわり) 添い寝されて頭撫でられたら快眠じゃん……親に寝かしつけられる、子供…… (-81) 2021/11/05(Fri) 2:59:30 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>37 鏡沼 「可愛い後輩からのお褒めの言葉は一つで十分ですよ。 隠すつもりがあるか否かと、隠せるか否かは別の問題ですが。 俺の異能は幸い、隠し通す事もできなくはない。 であればこんな異能、隠す事こそ義務と思いますけどね」 こんな異能、という言葉が指すのは自身の異能。 その性質は、随分と物騒なもので。 であれば誰にも知られぬよう葬り去るのが賢明というものだ。 「人間、誰しもTPOに応じた側面があるもので。 "自分"が複数あるのは何もお前に限った話じゃないだろうよ。 問題は、その場合それら複数を並行して行える事。 その負荷でそれらの統合される先が潰れれば御破算だ。」 或いは、他の『鏡沼創』が新たに成り代わるのかもしれないが。 そうだとしても、『本体』にあたる統合先が 高負荷に陥れば、何処かで機能不全を起こしかねないわけで。 「だからその負荷を分散できる先をよそに作れ、と。 その為に利用できるものは利用しなさいと。 お節介な副会長はそう言っているんですが。 大層器用で、そしてお強くいらっしゃる後輩さんには どうにもご理解頂けない理屈でしょうかね?」 (40) 2021/11/05(Fri) 3:00:50 |
普川 尚久は、落ちていたサッカーボールを見かけて、 (a19) 2021/11/05(Fri) 3:01:17 |
普川 尚久は、でも、“蹴れなかった”。あの日から、そして今も。 (a20) 2021/11/05(Fri) 3:01:55 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海若井匠海は、部室に戻る気にもなれず 誰かと騒ぐ気にもならず ただ今起きている事、起きるかもしれない事、怒る事全てを忘れ現実逃避に費やしたかった。 だから…普段誰も立ち入らない様な、使われない階段の裏側とかで睡眠を摂ったそう。 夢は見た。しかし起きる頃には忘れていた。 (-82) 2021/11/05(Fri) 3:06:07 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「珍しいでしょうねぇ。 天蓋のレースも相まって、海ん中で寝てるみてぇです。 静らしい寝床だなって思っちまいました」 あなたのお願いに、眼鏡の無い顔で微笑むと快く受け入れた。 「ええ、構わねぇですよ。おやすみなさい、静」 擦り寄って来た身体を抱き寄せる様にして、その後頭部を ゆっくりと撫で始めた。 (-83) 2021/11/05(Fri) 3:07:17 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「……創、……」 感じる他者の熱を深く感じ入って、その瞼はすぐに落ち始めた。 貴方の名前を何度か繰り返し、 回りの悪い舌で声を発しながら微睡みへと沈んでいく。 長い睫毛に隠れた蒼眼は既に緩んで蕩けきっていて。 「……ん……ねむ…………」 ……寝かしつけられる子供みたく、 くうくうと微かな寝息を立て始めるのは比較的すぐのことだろう。 (-85) 2021/11/05(Fri) 3:21:09 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>40 柏倉先輩 「隠すのが義務でやがるなんて、随分ととんでもねぇ代物 みてぇですね? 少なくとも、ただ『傷を塞ぐ』なんて異能じゃねぇでしょう。 分子間力でも弄れちまいます? 当てずっぽうでやがりますが」 「あー、普川先輩にも似た様な事言われちまいましたねぇ。 僕にとっちゃ生まれつきなんで、普通の状態ってのが よくわかんねぇですが……、……。」 鏡沼の異能は『“鏡沼創”を知る人間』にしか効果が無い。 逆に言えば『“鏡沼創”を知る人間』には効果が出てしまう。 常に垂れ流しに等しい状態なのだから。 そしてその人数は、右肩上がりで増えていく。 幾ら鏡沼が、ある種神がかり的な処理能力を持っているとは 言え、 いつかは限界が訪れる。 その事に、鏡沼自身は気付いていなかった。 今、あなたに指摘されるまで。 明日も今日と同じ様に捌けると、当たり前の様に思っていた。 「──……仮にそうだとして、こんなのどう分散しろって 言いやがるんですかねぇ? 僕にメモリでも増設してくれちまうんです?」 (41) 2021/11/05(Fri) 3:36:27 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静寝息を立て始めたあなたの後頭部から背を、幾度か撫でて。 ふと、自分の寝起きについての説明を忘れてた事に思い至る。 少し驚かせてしまうかも知れない、と思いつつ。 なるべく早く目覚められる事を祈って、瞳を閉じた。 これだけ寝心地がいいなら、慣れぬ場所とは言え よく眠れはするだろう。 (-86) 2021/11/05(Fri) 3:46:25 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創……青年は見事に熟睡しきっている。 元々眠りが深いのか、自然と起きるまでは 貴方が近くで何をしようとも起きることは無いだろう。 よく寝てよく休む青年にとって、 睡眠時間はとても長く、一度寝ればそう易々とは起きない。 貴方より先に起きられるかどうかは、正直怪しいところかもしれない。 (-87) 2021/11/05(Fri) 4:01:17 |
【独】 人魚姫 透 静/* R18Gという村タイトルを軽々とガン無視した 健全アオハル(ただの子守)をキメちまったぜ…… 平和だねえ 相手は平和じゃなさそうだけど これRP相手が狸な時点でやばそう(エピが) (窓都合とかもあってとっくに天然バレしてそう) (-88) 2021/11/05(Fri) 4:05:03 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静翌朝、鏡沼創は『目覚めた』。 ……が、目が開かれただけで、一切の動きを見せない。 寝ていた時と同じ様に呼吸はしているものの、例え声を 掛けられようが、揺さぶられようが、一切の反応を見せない。 紫色の瞳は今は何も映していない。 この状態は、30分ほど続く。 あなたは、その間に起きるだろうか? 鏡沼の“起動”の方が、あなたの目覚めより早ければ まるで何事も無かった様に振舞うに違いない。 (-90) 2021/11/05(Fri) 4:14:30 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創……ごく僅か、規則正しい呼吸音を発しながら 青年は眠りについている。伏せられた瞼はまだ動かない。 貴方が"目覚めた"後もそれは変わらないまま。 /* (14)1d100で25以下:起床 ▼ (-94) 2021/11/05(Fri) 4:31:20 |
【独】 人魚姫 透 静/* ばかやろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (-92) 2021/11/05(Fri) 4:31:43 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「あ!せんせーおはよーございま!えぇ〜ちょっと寝るぐらい大目に見てくださいよ〜〜〜」 「で。殿畑。もう飲んだんすよね。どうなったんすか?」 「…計算式が目の前で異常発達してる…?どゆこと!?ま、まぁ後で本人に聞くんでいいんすけど…」 「…せんせぇ〜。次の番って俺っすか?それとも明後日?いつ?何時になったら俺の番、来ます?」 「いやトチりなだけっすけど。…異能強化だか退化だか変異だか知らんけど、やっぱチョット飲みたいよネ。1回拒否した身分でアレっすけど」 「俺ねぇ。もし俺の思うように変異したら…俺が作った俺だけの世界でずっと暮らしたいなぁ…出れないのはちょっと困るかもだけど」 「俺の描いた精巧で美しい絵の中で暮らせたら、それでいい気がしてきたよ〜万人にウケる絵ってこの世にゃねーんすわ。価値観、人によって違うっしょ?」 「だから…もういっそねぇ価値を評価されない世界に行くのもアリ!ってカンジ?俺しかいないんなら俺がこ正しく評価してやれるんだってね!」 「退化したら?…へへ。泣く。」 「うぃっす!大人しく待ってるっす!肩3回叩かれるの!俺ずっと待ってるっす〜」 「…起こしてくれんなよな〜ったくよ〜いい夢見れてたのに…」 (-93) 2021/11/05(Fri) 4:33:15 |
若井匠海は、クラスメイトも居ないし、殿畑も居ないし、昼メンは数人減っていたが、暢気していた (a21) 2021/11/05(Fri) 4:34:59 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創▼ ―― ふ、と瞼が開いた。 目覚めているが"起きていない"貴方を、蒼い瞳がじっと見る。 「創」 一度だけ、ぽつりと貴方の名を呟く。 (-96) 2021/11/05(Fri) 4:35:38 |
【独】 人魚姫 透 静/* いや〜〜〜〜〜〜〜〜どうして〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜どうして〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(どうして音頭) おれこういう時に限って出さんもんやろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜どうして〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜アァ↑ おわりです (-95) 2021/11/05(Fri) 4:37:33 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「 」 大体いつも細められている瞳は、開いたままだ。 体温もあり、呼吸もしてるが、良く出来た人形の様に動かない。 名前を呼ばれても、反応は無い。 (10)1d30分間くらいはこのままだろう。 (-99) 2021/11/05(Fri) 4:44:34 |
普川 尚久は、他者に期待しようとしない。期待しても互いに不幸になるから。 (a22) 2021/11/05(Fri) 4:45:45 |
普川 尚久は、ただ一人、例外がいたから。しようとしない馬鹿に期待を望む。 (a23) 2021/11/05(Fri) 4:46:14 |
普川 尚久は、望んだら叶えてくれるのをもう知っている。 (a24) 2021/11/05(Fri) 4:46:18 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「…数列が異常発達って何?魔術師にでもなんのか?あいつ…」 「殿畑くぅ〜んは何が欲しくてこれやってたんだろ〜…」 「…金だな!!!!!」 金だった。 (-100) 2021/11/05(Fri) 4:47:42 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創瞬きを一つ。そこへ熱があることを確かめるように、 手を伸ばして貴方の首筋に触れる。 貴方の事を見つめてはいるけれども、顔面は無表情のまま。 「…………」 驚きも、悲しみも、不安も、そこにはなにもない。 貴方が本当に起きるその時まで、ただじっと凝視し続ける。 (-102) 2021/11/05(Fri) 4:50:28 |
透 静は、今だけは何も感じていない。 (c23) 2021/11/05(Fri) 4:51:13 |
若井匠海は、安定の平常の大仰の通常運転だ。身振り手振りは嫌ほど大きい。 (a25) 2021/11/05(Fri) 4:57:46 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静首筋からは、確かに生きた人間の体温と脈拍が伝わって来る。 10分ほどして、不意にその目が数度瞬いた。 あなたを映し、すぐにいつもの様に細められる。 「──……申し訳ねぇですね。もうちょい早く起きられたら よかったんですが。おはようごぜーます、静」 鏡沼創は知っている。 あなたが、自分が『起きる』まで見守ってくれていた事を。 (-104) 2021/11/05(Fri) 4:59:56 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 鏡沼 創「 俺の異能は、『触れたものの傷口を操作する』ものです。 」それは、あなたが思うほど大層なものではない。 ただただどうしようもない扱いづらさだけがあって、 そしてただ、趣味が悪く物騒なだけ。 「ある程度のものであれば、塞ぐ事もできますが。 主な効果は傷を拡大させる方。 何事も、直すよりも壊す方がずっと容易いようで。」 何も、何の使い道も無い異能、というわけではない。 それでも傷の無いものには決して干渉できはしない。 そんな不自由で物騒極まりない異能。 「これでも、成長させた末の形ではあるんですけどね。 まず対象に傷が無ければお話にならない。 物に対して暴発すれば器物損壊。 人に対して暴発すればスプラッター映画も真っ青の流血沙汰。 扱いに慎重にもなるというものですよ。」 (-105) 2021/11/05(Fri) 5:04:25 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>41 鏡沼 「…それはさておき。 そうですねぇ、一度それに慣れてしまえば… というより。君にとっては生まれつきそうであって その状態が"普通"なのでしょうけど」 それでも、異能抑制剤を使用してはいるのだから。 一般的に言う所の、『普通の状態』というものに 何も全く想像が及ばないという事もないのではないだろうか。 そんな詮無い事を思う。 「これまでその努力をしていなかった、とは思いませんが。 根本的な解決を図るなら、制御を試みるしか無いのでは? 自分に合った薬を探す、でも良いとは思いますが。 あちこち首を突っ込むな、と言われてそうできるほど 君は決して薄情者ではないようですし。」 何れにせよ、今一度、改めて制御の方法を模索するのであれば。 その為に適切な道を提示する事はできる。 何せ柏倉の家はそういう家系だ。 「それから、これは場当たり的な処置ではありますが。 あちらこちらで抱えた問題を相談して頂けるのであれば。 勿論、俺はいつだって力になりますけども。 それもまた、ある程度は分散先の一つになりますでしょう?」 「つまり、結局の所。 もう少し人を頼る事を覚えなさい、という事ですよ。」 (43) 2021/11/05(Fri) 5:05:10 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「起きたか」 先程までの貴方を見ていても、青年は平然とそう口にした。 「……多分オレが偶然先だっただけだよ。普段より結構早いし」 「創、おはよ。朝はちょっと時間掛かるのか?」 貴方の異能に関して大半は理解していないのだが、その口振りは、 一連の出来事を当然と対応しているようにも見えるかもしれない。 (-106) 2021/11/05(Fri) 5:10:29 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ジオラマんなかに入るんでもいいなぁ 中入れたら欠陥に気づけるし、もしかしたら…場合によっては…そこで暮らせるかもってコト!?!?!??」 テンションがブチ上がった。しかしその光景、傍目から見たらちっちゃい学生がせっせとジオラマの中で餌を蓄えて暮らすような、なんかハムスター飼ってるみたいな光景になる気がするが 「楽しくなってきちゃった…」 気にしないみたい…。 (-107) 2021/11/05(Fri) 5:31:55 |
若井匠海は、自分の世界に殉じたい。 (a26) 2021/11/05(Fri) 5:34:49 |
若井匠海は、「だからPresent for You !グットラックをおすそ分け❤」 (a27) 2021/11/05(Fri) 5:37:04 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>42 柏倉先輩 あなたの異能を聞いて、鏡沼は何を思ったかくつくつと笑った。 その顔からは、さっきまでの剣呑な雰囲気が消えている。 「……変なトコ似てやがるから、ビックリしちまいましたよ。 仕方ねぇですね。じゃあ、僕の異能もオマケでちょい情報 追加しちまいますね」 まあ別に、隠してる情報って訳でもねぇんですが。 そう、あなたへと耳打ちする。 (44) 2021/11/05(Fri) 6:17:56 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 綴り手 柏倉陸玖「壊す方が容易いってのは、道理でやがりますねぇ。 僕も、制御しきれてねぇせいで 人の脳壊しちまう事が ありやがる んですよ。 ……って言っても、一点特化でやがるんで、壊れても支障はねぇっちゃねぇんですがね」 鏡沼の異能を考えれば、 脳の何処を壊してしまうか はすぐに想像が付くだろう。 「事情あっての事とは言え、朝日には悪い事しちまったなと。 ……ホント、やーですよねぇ。物騒な異能って」 お気持ちお察ししやがりますよ、と。 友達を『壊してしまった』男は微笑んだ。 (-108) 2021/11/05(Fri) 6:19:16 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>43 柏倉先輩 実際、鏡沼も事情聴取時には、異能抑制剤を飲んでいる時の 『いやに静かで落ち着ける感覚』がそれではないかという旨の 発言はしている。『普通』の感覚が逆なのだ。 「自分が、力加減ド下手糞野郎だって自覚はありやがるん ですがねぇ。気軽に練習出来るモンでもねぇですし」 「薬を常用すんのは、今まで考えた事ねぇパターンで やがりますね。ただ『新薬』ってのは御免被りてぇです。 唯でさえ手に余ってんで、強化とか変質は要らねぇですよ」 あなたの様に、何かしらのコネや伝手がある訳でもない。 鏡沼が普段使っている異能抑制剤は、メジャーな市販品だ。 「人を頼る事をでやがりますか。 ……ま、考えときます。 そう言われて、今すぐ頼ろうってならねぇ程度には スレちまってるみてぇなんですよねぇ、僕」 他人に頼ろうとはあまり思えなかったし、自分に出来る範囲が 広すぎたというのもある。 鏡沼創は、正しく“天才”だ。 他者の認識の中に居る“自分”を全て知ってしまう異能を 持つが故に、人間の汚い部分はかなり見てしまっている。 其処に“鏡沼創”が混ざったなら、醜悪な妄想さえも 自身にフィードバックされてしまうのだから。 けれど、この男はそれでも人が嫌いになっていないのだから。 あなたの言葉に頷ける日も、いずれ来るだろう。 (45) 2021/11/05(Fri) 6:21:43 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「ええ。こう、寝てる間に溜まってた分が一気に来るんで 起動が遅いパソコンみてぇになっちまうんですよね。 驚かせちまったなら、申し訳ねぇです」 そうは言いつつも、ずっとあなたを認識はしてたから 驚いてなかったというのは知っている。 「もうちょい早く起きられてたら、よかったんですがね。 全く、年々寝起き悪くなっちまってて参っちまいますよ」 (-109) 2021/11/05(Fri) 6:29:44 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「ううん、驚いてないよ。 まだ暖かかったから、生きてるの分かったし。 それなら問題ないと思った」 淡々と言葉を発して、ゆっくり身体を起こそうとする。 長い髪が影のように青年の顔を覆い、無表情を覆い隠した。 「身体動かせそう? 問題なさそうだったら、 朝飯食ったあとに御爺の車で学校行こ」 (-110) 2021/11/05(Fri) 6:41:38 |
【妖】 鏡沼 創/* 例えば「鏡沼ボコボコにしてぇ」って思った人間が居たら 『ボコボコになってる(またはボコボコに出来る)イマジナリー鏡沼』が発生するし それ実際ボコられたらフィードバック来ちゃう まあ、そのレベルなら鏡沼もバカじゃないので即消しするし 認識に介入して「ボコボコにしてぇ」の方を書き換えるか、そいつの認識から消えます ($23) 2021/11/05(Fri) 6:43:06 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「あ、ハイ。問題ねぇですよ。 ちっと起動が遅せぇだけで、別に異常でもねぇですし」 そう言って起き上がると、眼鏡を拾い上げて掛けた。 「静も、朝は苦手な感じでやがります?」 (-111) 2021/11/05(Fri) 6:46:14 |
【妖】 鏡沼 創/* あと、性格に対して鏡沼の体格若干小柄なのは 酒とか煙草とかえっちぃ事とかその他諸々やり始めんのが早そうだな、っていうのが理由です 身長の伸び悪くなりそうな事、いっぱいしてそう ($24) 2021/11/05(Fri) 6:52:11 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「苦手……なのかも。単に、ちょっと違和感ある、みたいな。 起きてベッドの上だと、なんで濡れてないんだろ、ってよく思うんだ」 「水の中で寝たら風邪引くのにな」 平然とそう告げる男は、感覚が人間のそれとは少しだけずれていた。 ぐっと伸びをひとつしてから、怠そうに髪を掻き上げて深呼吸。 「今日のパンなんだろ……」 部屋のドアを開けて、丁寧にラップで包まれた大盛りのハムチーズサンドイッチとうさぎ林檎を二人分運び入れたりもして。 (-112) 2021/11/05(Fri) 7:04:23 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「違和感でやがりますか……成程? 風邪ひくってより、低体温症になっちまうんじゃねぇです? それとも、低温への耐性も付いてやがるんですかね?」 そんな事を訊きながら、うさぎ林檎を見て笑いが漏れる。 男子高校生が二人でうさぎ林檎を囲むのは、鏡沼の感覚だと 結構シュールな絵面だったので。 「林檎、いつも兎でやがるんです?」 (-114) 2021/11/05(Fri) 7:15:52 |
【妖】 鏡沼 創/* 鏡沼創、自分の認識を外見年齢30代くらいに弄って、酒・煙草その他諸々普通に買う ちなみに、酒は泥酔して異能暴走したら大変な事になる自覚がある為、嗜む程度 思い付いた設定垂れ流してないで寝ろ。ハイ。 木霊窓は落書き帳じゃねぇんですよ ($26) 2021/11/05(Fri) 7:22:20 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親あなたがそこに寝転んでからすこしして足音が聞こえてくる。 あたりを伺うようにして、そしておそらくあなたの姿を見つけて一度立ち止まる。 それはほんの一瞬のことで、寝転んでいるあなたの隣に腰を下ろす音が聞こえるだろう。 「朝日先輩。 ここ、気に入りました?」 いや、気に入ったかもとは言ってましたっけ。 ここは静かだから声がよく通る。 (-115) 2021/11/05(Fri) 7:23:43 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「……牛丸さんか。また君の昼寝の邪魔するね」 目を開く。 前髪の下だから、閉じていたことすら分からなかっただろうけど。 「気に入ったよ。ここは静かだし。 休むのにも考え事するのにも、丁度良い」 だけどここは僕の縄張りというわけじゃない。 どちらかと言うと、牛丸さんの縄張りだ。 (-116) 2021/11/05(Fri) 8:26:05 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「どうも。 あんまり気にしなくていいですよ、今からでも寝ようと思えば先輩を無視して寝れます。 しませんけど」 異能を使えば。 夢もなく微睡む心地よさを味わうことができる。 「先輩はここに人を呼んだりするタイプじゃないでしょう。 好きにしていいと思いますよ」 ここ数日、この学園で何かが起きている。 グラウンドで先輩の……暴走した姿も見た。 怖くて、怖くて、追いかけられなかった。 (-117) 2021/11/05(Fri) 9:05:42 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「……ぁい」 全然動揺されないのも面白くないな、だとか助けてくれている相手に思うことではない事を考えていたが、ダルさによって声にはならなかった。 「あー気持ちい……」 ひどく緩慢に体を動かして濡れたハンカチを受け取ると、雑に喉に乗せた。 枕元には、ペットボトル飲料がビニール袋に入ったまま置かれている。お茶とはちみつレモンと生姜湯。 「……感情の向く先は、たぶんちがうのに、よくもまあ……せわやきが、おおいよな」 独り言のように呟いた。 (-118) 2021/11/05(Fri) 9:07:59 |
【墓】 神谷 恵太神谷 恵太は、一般人だ。 異能抑制剤がなければ『傍迷惑な』一般人だが、今はそうではない。なんの異能も使えないがまともに話せるし考えもできる。普通の人間。 下手をすればつかの間の、上手くやればこの先も続く、平穏な時間を噛み締めながら。 この日も勉強の合間に人探しを── とか考えていたのに。 なんだか今日もどこかでトラブルが起こっているらしい。 誰かが溺れた?だの。 人が消えた?だの。 空間に穴が開いた?だの。 例の薬のせいだろうか。噂にはすぐに尾ひれがつくし、正しいところは解らないけど、まだ騒動は続いているようだ。 ま、ぼくには関係ないけどね。 どうせできることなどないだろうし。 (+23) 2021/11/05(Fri) 9:57:25 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「それこそ気にしないでいいのに。 昼寝に来たんなら、気にせず寝ていいよ」 転がったままも悪いかな。 体を起こして、そのまままた空を仰ぐ。 「そりゃあ、まあ。 折角の静かな場所だし。 あんまり人が来ると勿体ない」 チチ、とまた鳥が飛んでいく。 それを眺めた僕は、牛丸さんに視線を移した。 「……考え事、してたんだけどさ。 聞いていい? 牛丸さん、自分の異能は好き?」 (-119) 2021/11/05(Fri) 9:58:22 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「僕の他にも誰か来た? よかったね。好かれてんだよ、あんた」 まあ良くないだろうけど。 親愛程度の感情で、満足するような奴とも思っていない。 「まあ、僕は例外かな。 流石に目の前で倒れられたら世話を焼かずに居られないだけで。 恩知らずにもなりたくはないしね」 枕元の袋に気付くと中を取り出した。 飲んだ方がいいよ、とはちみつレモンを見せる。 (-120) 2021/11/05(Fri) 10:11:36 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「じゃあ今日は先輩がいないかなって期待しながら秘密の場所に来た健気な後輩ということにしておいてください」 雑なことを言いながら、半分は嘘でもないなと思う。 元気そうでよかった。 「……自分の異能が好きか、ですか? 便利だとは思ってますよ。友達にもテスト前とか大会前とか頼まれます。 考えたことなかったな」 自分の一部であって、生まれつきある手足のようなもの。 物理的に存在するものではないから制御はできても削ぎ落とすこともできない。 考えたことがないというのは、すこしだけ嘘だった。 (-121) 2021/11/05(Fri) 10:16:55 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「それは健気だね。 期待された分の成果くらいはお見せしたいとこだけど」 まあ、無理だろうな。 僕は特別面白い人間でもないし。 そんな事は自覚もしている。 「考えた事ないくらいが丁度いいのかもしれないけどね。 ……新薬の噂は、知ってる? あれ、噂だけじゃなくて本当に存在しててさ。 最近立て続けにそれ関連の暴走とかに巻き込まれてて。 ────中には自分から飲んだやつも居るんだよ。 バカげてるよね」 自分がそうとは言わなかった。 でも何よりもその言葉は、僕自身に向けられている。 僕が薬を飲んだことなんて、牛丸さんは知らないと思っている。 (-122) 2021/11/05(Fri) 10:23:31 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「……好かれてはいないよ。アイツは……何だろうな、俺も知らん。あっちも世話焼きが身にしみてるだけかもな」 上半身を起こしてはちみつレモンに口をつけて、この場にいない人のことを少し、話して。 「今朝から、おかしいんだよな。……俺じゃない誰かの、いろんなもんが入り込んできて、情報過多で頭が痛い。お前が言ってた、俺の“共感”の逆、になってるっぽい。 こん中にお前のもあんのかね……」 唐突に語り始める。薬の効果は強化のみならず、異能を変質させているらしい。 (-123) 2021/11/05(Fri) 11:02:37 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「期待通り話せたので期待した分は回収できたとしましょう」 会えて話せて無事を確認できたのでそれでよし。 面白くなくたって心地よい、そんな時間があったっていいだろう。 「噂だけなら……と言いたいところですけど、 何かが起きてるのは本当みたいですね」 あなたの言葉に、返す言葉を紡ぐ。 立ち尽くしていた自分が蘇る。 「自分から飲んだなら、それに関する責任も取るってことでしょう。 バカみたいな薬でも頼るほど、むちゃくちゃしたかったのか異能を変えたかったのかはわかんないですけど。 先輩、巻き込まれて怪我とかしませんでしたか。 かなしいとか、つらいとか……ちゃんと我慢せずに思えてますか。そっちのが一番心配です」 (-124) 2021/11/05(Fri) 11:25:40 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「巻き込まれた」という言葉だけを信じるなら、この言葉は過剰な心配だろう。 あの時の先輩なら記憶になくたっておかしくない。 怪しまれることになるかもしれない。 牛丸沙優は、案外あなたと、あなたと過ごす時間が好きなのかもしれなかった。 (-125) 2021/11/05(Fri) 11:32:46 |
御旗栄悠は、期待されるのが嫌いだ。 (a28) 2021/11/05(Fri) 13:35:31 |
御旗栄悠は、期待しない人たちのことが好きだ。 (a29) 2021/11/05(Fri) 13:35:40 |
御旗栄悠は、期待なしに人々を肯定する。 (a30) 2021/11/05(Fri) 13:36:00 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「でも別に嫌われてるわけじゃないだろ。 僕だって、嫌いな奴が熱で寝込んでても────」 世話を焼かないと、言い張れるか? 「……前言撤回。相手によるな」 嘆息しながら、傾くペットボトルを見ていた。 「触れてなくても、見つめてなくても? ……困ったね。それは。 市販の異能抑制剤なら持ってはいるけど」 効くかどうか、と僕は肩を竦める。 色んな人の感情が流れ込んで、きっとシオンの頭の中は地獄の釜のようだろう。 僕の頭の中もいつもそんなもんだから、そう思った。 絶望も希望も諦観も不屈も癒しも痛みも、何もかも全て矛盾しながら僕の中にある。 だから僕は余程でないと表に感情は出さない。出せない。 そして激情なんかより、シオンの中の凪に安らぎを覚えた。 (-126) 2021/11/05(Fri) 13:53:08 |
【墓】 神谷 恵太「………………ええ…………」 ぼくには関係ないけどね。そう思ってた。 目の前になんかようわからん穴が開いているのを見つけてしまうまでは。 いやなんか…… 良くゲームとかでワープゲートがこんな感じのエフェクトで表示されてるけど、リアルで見ると…… こんなもんに余裕で体突っ込むやつらの気がしれない って思うな……。怖いでしょ。どう見たって。…………でもなあ。 ぼくの異能、変化したあとは転移能力がついてたんだよな。てことはコレと近かったりするのか……? 一度入ってみれば何かコツが掴めるかな。でも怖いな。 ゲートの前でうろうろ。一人チキンレース。 (+24) 2021/11/05(Fri) 13:59:34 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「────見ての通り、五体満足してるよ。 怪我はないかな。少なくとも、体には」 頭や心はその限りじゃない。 でも僕は、自分のことを見て見ぬふりするのは得意だった。 傷つこうが苦しもうが、目を向けずに麻酔さえしてしまえば普段と同じだ。 「えらく心配してくれるけどさ。 ……もしかして、牛丸さん、 一昨日、グラウンドに居た? 」あの日のことは覚えてはいる。 ただ興奮状態にあった僕は、自分の周りの数名にしか意識を向けていなかった。 そうでなければ匂いででも気付けただろう。 あのすぐ側に、牛丸さんがいたことくらい。 獣にとって、そう気付くのは造作もないことだった。 (-127) 2021/11/05(Fri) 14:03:42 |
市川 夢助は、自分が嫌いで 世界が嫌いだった。 (c24) 2021/11/05(Fri) 14:09:01 |
市川 夢助は、実の所、周りの評価がどうなろうと、今の自分は好きでいられそうだ。 (c25) 2021/11/05(Fri) 14:10:23 |
【独】 朝日元親一定ラインのとこに基準線があって、その下でどれだけ混沌渦巻いて居ようと見て見ぬふりできる無頓着 ラインを超えたら突然キレた人みたいになる ここまでに超えたライン、 @勢喜暴走時 苛立ち A勢喜命令時 憎しみ B自分暴走時 興奮・嫌い・その他負の感情 C守屋暴走時 怒り D守屋保健室 安らぎ 今少し牛丸で安らぎ得られるかもしれんくらい (-128) 2021/11/05(Fri) 14:20:50 |
楢崎大地は、穏やかにおやつを食べている (a31) 2021/11/05(Fri) 14:34:56 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海昼食時。数人抜けた席は何時まで経っても埋まらず。何だか食欲も無さそうな面々が揃っていた。ウェイにも怖いものはあった。 で。その中に平然と居座る軽ーいウェイこと若井匠海は (なんか静まり返ってる…) ぐらいにしか思わなかった。 「へぇ、休み?…ふーん?薬飲まされたって連絡が。」 「誰に飲まされたとか…知ってるん!?え見てないの?あそぉ ヤダァ〜〜〜俺も怖いわ〜も〜ぉれ非力だもん…警棒とか買おっかナ?全員でオソロにする???」 他人事だった。 「馬鹿言え今だからこそふざけるべきだろ。そーゆー難しい事はね、先生たちが何とかしてくれるって〜普段あれだけ俺らこき使わせてたらそりゃ!最低限の仕事はすると思わねぇ? 俺らに出来ることは…ま精々見舞いか電話かメールとか。身近な場所だけCure…後は自分の身は自分で守ろう!」 他人事だった。 「以上だ!!!…そろそろ食わんと冷めるぜ!?カツ丼。」 (-129) 2021/11/05(Fri) 14:43:56 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「いや」 口角が上がる。頬に差す朱の色は発熱のみによるものだろうか。目元こそ隠れているが、恍惚としているようにも見える。 「治したくない。 今まででいちばん……みたされてる、自分がここに存在してるって、気がする。胸の中いっぱいに、ギチギチに詰め込まれて、ズタズタに引き裂かれて溢れて、締め付けられるみたいな……。 でも俺のじゃない。薬の効果が切れたら、ひとつも俺の中には残らない」 は、と力ない笑いと吐息の中間のような声が漏れた。 「交換できればさぁ……よかったよな。“共感”じゃなくてさぁ……」 片や激情を求めて、片や空虚に安らぎを見て。ままならないものだと自らも含めて嘲笑した。 (-130) 2021/11/05(Fri) 14:50:03 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海授業なんか最早体面だけの自習となり、その自習中はというと、お通夜かパンデミックか学校内で行われる疑心暗鬼のデスゲームな様相を呈し始めていた。 何も今日に始まった事じゃないかもしれないが。この男はそれを大体今日認識したらしい。 なんか面倒だったし、勉強もめんどかったので、適当に気負った振りをして保健室行きまーすとほざいた男は部室に居た。 騒がしいのは好きだ。だけど負の方面で騒がしいのは好きじゃない。なら静かな方を選ぶ。そちらも好きだからだ。 さて何をするか…。 ジオラマでも作るか。絵はまた暫く封印だ。やる気になったらやる。 多分。 何作ろうかな…。 (-131) 2021/11/05(Fri) 14:56:12 |
若井匠海は、全くの空想上の物を作ろうとし、"失敗"した。 (a32) 2021/11/05(Fri) 14:56:45 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「あー……耐性はついてんのかも……」 「幾ら泳いでも寒いって思った事ねーな、そういや。 動いてる内に慣れてんのかな、って思ってた」 昨晩同様、手を合わせてからサンドイッチを一口。 青年は実際に何分何時間、何日でも泳いでいられる身体ではある。 『水中に居過ぎると良くない』という知識は、育つ中で少しでもこの人魚を陸に上げようとした結果の教育だった。 「ん? うん、ウインナー出るとタコだし、林檎は兎。 味変わったりとかはしないし、御袋の趣味っぽい」 (-132) 2021/11/05(Fri) 14:57:21 |
若井匠海は、目の前にある物の再現が一番得意らしい。 (a33) 2021/11/05(Fri) 14:58:43 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「…やっぱり?」 ごちゃごちゃの何かが出来てしまった。 捨てた。 やっぱり自分で1から想像力を働かせて何かを作るのに向いていない様だ。頭の中の設計図は大概役に立たない。目視出来る設計図が欲しい。 (-133) 2021/11/05(Fri) 15:01:42 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「体はって言い方すっごく不穏ですね。 心は傷ついてますって言ってるようなものじゃないですか」 そういう時は寝るのが一番だと牛丸は思っている。 夢は現実の半分も恐ろしいことができないから。 「 ゔ。 ……まあ、こんな言い方したらバレますよね。 遠くで見てただけです。 先輩がおとなしく誰かに連れられて保健室に行くんだろうな、ってところまで、見てただけで。 すみません」 だからまあ、何もできなかったし、そも元々の知り合いでもない自分が押しかけるのもやめておいた。 今日元気な姿が見られてよかったなあ、と思っている。 そのようなことをしどろもどろ話す。 (-134) 2021/11/05(Fri) 15:04:49 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海しかし…想像力が1番大事な分野で、想像力の無い人間が美術系の大学へ行った所でドロップアウトが関の山…か? いずれ貰える片道切符。有効活用出来るのか? 若井匠海は考える。 若井匠海は考えている。 若井匠海は大体美術のことに関してはずっと何かを考えている。 若井匠海は、なるたけ夢を追い続けたいが、現実は厳しい事も知っている。 (-135) 2021/11/05(Fri) 15:14:22 |
シオン・グレイヴズは、熱のせいで妙な夢を見た。2足歩行の天馬が大勢でタップダンスをしている。 (c26) 2021/11/05(Fri) 15:17:50 |
シオン・グレイヴズは、異能が無軌道に変質している。アパートの下の住民が同じ夢を見た……。 (c27) 2021/11/05(Fri) 15:18:24 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズうるせー冷蔵庫を閉じて。 お茶を拭きまわって。 ちょっとしてから戻って来る。 「まったく、人騒がせなやつ。 多分俺が原因の一端でもありそうだけどさ」 その横とかに適当に座り込んで。 (-136) 2021/11/05(Fri) 16:05:06 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海若井匠海は、偶に自分の追い求めているものが分からなくなる。 美術が好きなのか美学が好きなのか、それとも自己愛から来る自己顕示欲を満たしたいのかが分からない。 ただ、昔。親が出かけている日に、手慰みにと祖父母に習って作った巾着袋を皆から褒めて貰えた事をずっと覚えている。 それと同時に、中学の時の事もすっと思い出す。 若井匠海は、若井匠海が分からない。が、自分の事すら他人事にするのは気が引ける。 なので、考えている。 (-137) 2021/11/05(Fri) 16:19:38 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海今も巾着袋は何処かにしまってあるだろう。彼は彼の作品全てが稚拙であろうが斜陽であろうが大好きだ。 他の人の作品を見るのも好きだ。地雷にさえ引っかからなければ… しかしこの世は彼にとっての地雷が多く…バンクシーも壁に書いてあるタイプとかシュレッダーの奴とかは駄目な奴で… 大抵美術館に行くと分野が綯い交ぜにしてある事が多いので、感情がごっちゃになるそうな。ギギギ… (-138) 2021/11/05(Fri) 16:23:45 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠顔は壁際に向いたままで、横に来た相手に向けないままだ。 「 くだんない日常とか青春はもう気にすることも無くなった んじゃなかったの。のみものほしい、しか言ってないぜ、おれは。どういう理屈で、どういう感情で、せわやきしてるわけ?」 そんな事を告げた。生気がない以外はいつもとおんなじ調子で。 自分じゃない誰かの感情や思考、感覚が流れ込んできている。それらは部分的だったり、どこの誰かもわからないことも殆ど。その中で一部だけ“聴こえた”。 でも、だから、なんでわざわざ自分なんかの世話を焼くのかわからない。わからないことは、知りたい。 (-139) 2021/11/05(Fri) 16:35:27 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海失敗作は"失敗"作なので、好きではない。 作ろうとして作ってちゃんと形にならなかったものは捨てる。 あと自分の手で前衛、現代芸術めいた何かを作ってしまったら大好きになれる自信が無い。多分捨てる… 思考が飛躍してどこかへ行ってしまった為、無になってしまった。部室、咳をしても1人。ウェイしても1人。 たとえ殿畑が居たとして、乗りにノるタイプか?と言われると微妙な所だが…。 機嫌が良いと乗ってくれる。かも。多分。見た事ねぇけど (-140) 2021/11/05(Fri) 16:37:56 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ「分かんないのか?」 ああそういや、コイツは。 コレでも人の気持ちには疎いんだった。 というか盗み聞きされすぎだろあそこの話。 「どうでもいいんだよ、どうでもよくなった。 何に報われてほしいとか、上手くいってほしいとか、 そーいうこと考えないようになった」 結局得た答えはそれだ。 緩やかな諦観。でも、確かに前向きなこと。 「だから やりたいことをする。 心が引かれる道を選んで、とりあえず走っていく。 それで誰が得しよう損しようと関係ないわけ。 理屈なんかない。感情も多分めちゃくちゃ単純なんだ。 なあシオン。気付いてないようだから教えとくけど」 (-142) 2021/11/05(Fri) 16:46:38 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ウフフ…イヤッホーン」 いっそ全部音楽で吹き飛ばすか!悩みとか俺に必要、なくない!? ウェイはウェイである。その場を乗り切ることに終始する。今日も暢気していたい。若井匠海は、騒がしいのも好きだ。 [さびたつるぎならあるのさ 随分前に携えた] (-141) 2021/11/05(Fri) 16:46:49 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ「人の心ってさ、よくわかんないものなんだよ 自分のも言われなきゃ気付かないし、 他人のものなんかとても分かったもんじゃない」 浮かべた表情は。確かに、初めに見せたそれで。 名前があるとするならそれは、暗く優しい『共感』だ。 何処か投げやりで、諦めがあって、親しみも込めて。 「輝くスポットライトが向かないんだったら、 その分やりたい放題したらいい。俺はそうするんだ」 (-143) 2021/11/05(Fri) 16:50:32 |
若井匠海は、ふらっと自習中の教室に戻ってきて早速イヤホンをつけた。 (a34) 2021/11/05(Fri) 16:54:45 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「うっす!体調良くなったっす!元々悪くないだろって?ウフフ…バレた?」 「いやチクられんのは普通に困るわぁ〜なにがお望み!?今度キット〇ットとか全員分!買ってくるから先生には黙っててくれよボーイミーツガール〜」 「1人1箱な訳がねぇだろ!?!?!!」 譲れない、一線。懐は…大体寒い。 (-144) 2021/11/05(Fri) 16:59:51 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠「……わかんないのか」 「わかんないのか。みんなわかんないもんなのか。わかんないけどこれはお前のやりたいことなのか」 繰り返した言葉はシオンの中で、決定的な気付きになるには足りなかったが、目の前の相手を理解するには少しだけ足りた。 「やりたいことの中に、おれってまだいるんだ。それはちょっとわるくないな……たぶん」 今の自分は誰かの色々なものが入り込んでいる状態だから、その“わるくない”も明日になれば消えてるかもしれないけど。 (-145) 2021/11/05(Fri) 17:09:21 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ「今はそれでいいんだよ。 お前の頭の容量余計なモンでいっぱいだろうし、 調子悪い今は尚更難しいこと考えるな」 嫌がられないだろうか、なんて思いながら。 妹にするように、そっと頭を撫でようとした。 (-146) 2021/11/05(Fri) 17:24:22 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠「ん……。お兄ちゃんヅラしてんなぁ……」 目は開かなかった。余計な異能の働き方をして、余計なモンがうつってしまったらめんどうだから。 額は怪我したばかりなので少し痛むかもしれないが、甘んじて御旗の手のひらを受け入れた。発熱しているので、酷く熱い。 「……もうひとつたのんでいい? その……」 珍しく歯切れが悪い。 (-147) 2021/11/05(Fri) 17:38:15 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「寒みぃって感覚自体は知ってんなら、水ん中限定でそういう 風になってんのかもしんねぇですね」 何処までも、水中に留まるのに特化した異能だなと思う。 何処にでも居る自分とは、ある種正反対だ。 尤も自分は、あなたが望むなら水中にだって居られるけれど。 それを明示しないのは、あなたの想いを積極的に肯定しないのは 世界はもっと広いのだと、知って欲しいからだろうか。 あなた同様に手を合わせ、サンドイッチを咀嚼する。 こうして毎回食事が出る様なら此処へ来るのは『本物』で ないといけないなと今更思う。約束もした訳だし。 「確かに、味は変わんねぇでしょうねぇ。手間は掛かっちまう でしょうが、趣味ってんなら止めちまうのもアレですし」 ふと、実家の両親を思い出す。 彼らの治療の為に、今は距離を置いてるけれど。 冬休みには、抑制剤を飲んででも顔を見に行こうと思った。 (-148) 2021/11/05(Fri) 17:47:53 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠「ぬれてきもちわるいので、体拭いてきがえさせて欲しい……んだけど」 数秒の間。 「むりだよなぁ……」 (-149) 2021/11/05(Fri) 17:48:37 |
鏡沼 創は、冬休み中は一人になるかもしれない。 (a35) 2021/11/05(Fri) 17:48:56 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>+24 神谷 あなたが言う所の『余裕で体突っ込むやつら』の一人であり 一際おかしな挙動(>>19)を見せた男は、ふと振り返った。 「一体、何をそんなに悩んじまってるんです? この騒ぎを解決してぇって訳でもなさそうでやがりますが」 あなたに対して怒りを表さないのは、既に薬を服用した後だと 知っているからこそだ。 後悔し、自分に助けを求めて来たあなたは、犯人たりえない。 だからこそ鏡沼は、あなたに対していつも通りだ。 (47) 2021/11/05(Fri) 17:59:12 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜談話室。 だーれもいやしない。 別に用があったわけではないのだが、 これはこれで寂しいものがある。 ふぅむ。こめかみを軽く掻き、室内を占拠する。 今日もまた、影が薄いのは後遺症だろうか。 (+25) 2021/11/05(Fri) 18:04:21 |
【妖】 何処にでも居る 鏡沼 創/* 流石に、本体は突っ込まねぇと思います。幾ら鏡沼でも。 墓下新入りさんに説明すると、肩書きが付いてるのはイマジナリー鏡沼です。 焼きモンブランとイモがミスってなければ。 『本物』にしか出来ない事と、イマジナリー鏡沼にしか出来ない事があったりします 流石に、本物はリスポーン出来ません。ちゃんと飛ばされます ($27) 2021/11/05(Fri) 18:05:15 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「だとしても、居る時間は減ってくかもな……」 「水の中じゃ、アンタや友達が長く居られない。 アンタらは何時間も潜ってられないし、オレが水から出ないと」 一方兎林檎を食べている青年。 兎を食べる兎みたいになりつつある。もそ…… 「趣味……」「……やっぱ、こういう趣味ってあった方が良い?」 「料理とか、裁縫とか、そういうの。 他人の為に習ったり趣味にするの、読んだことある」 食事を粗方終わらせつつ、じっ……と貴方の方を見つめる。 他人、とは口にしたものの、青年の脳裏に浮かんでいるのは恋愛小説やらにおける話。 (-150) 2021/11/05(Fri) 18:16:42 |
【独】 人魚姫 透 静/* もうだめや〜〜〜!(想定していなかったRPに弾ける) こういう子マジでRPやったことがない 経験不足 もっと明確に考えてること伝える男ばっかやってたので、 知識不足からフワッフワしてるのは慣れないよォ〜〜 (-151) 2021/11/05(Fri) 18:19:40 |
守屋陽菜は、談話室でお昼寝。ガーゼがあるので肉は書けない。 (c28) 2021/11/05(Fri) 18:19:53 |
【独】 何処にでも居る 鏡沼 創/* 御旗くん、言動で元決闘者かと思ったけど、再反転してなきゃ元決闘者さんは墓下じゃんね 市川くんとかだったのかな。会長に向けるのいかにもって感じだし 今日死体が二つあるのは、昨日が蟲狼の襲撃だったから…かな? 他の可能性あるのかわからん。死んでるのが元決闘者と煽動者なら呪殺は無い 歪狐さんって生きてらっしゃいます????? 鏡沼、割ともう役職臭わせてるから、居たら何かしらアクションありそうではあるけど もしかして神谷くんあります??? 異能的にはすっごくありそう よくよく読み返したら、こりゃ御旗くん狼陣営だな。狼陣営アオハルってそうで素敵 って事は、牛丸ちゃんも狼なんかなぁ。単にアオハルってるだけ? (-152) 2021/11/05(Fri) 18:25:20 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「そうでやがりますねぇ。 ……例えばの話ですが、静と同じ異能を持ってるお友達が一人 出来たとしたら、ずっと水ん中に居てぇと思っちまいます?」 こちらは、兎である事は意識せず食べ終えた。 あなたの仕草には、小動物みを感じている。 「そりゃ無いよりは、あった方がいいんじゃねぇですかね。 趣味ってのは、別に他人の為じゃなくって自分の為に持つ モンじゃねぇかなとは思っちまいますが。 静がしてぇと思った事を趣味にしたんで、構わねぇですよ」 流石に恋愛小説を思い浮かべてるとはわからないが、あなたに とって、自分という存在が占める比重が大きいのはわかる。 ここで頷いてしまえば、あなたの趣味があなたの為のもので なくなってしまうから。 (-154) 2021/11/05(Fri) 18:46:18 |
鏡沼 創は、何処にでも居るが、実は誰も居ない所には居なかったりする。 (a36) 2021/11/05(Fri) 18:48:45 |
鏡沼 創は、概ね、人の居る所に姿を現す。本当に一人で居る事があるとすれば、それは『本物』の鏡沼創だ。 (a37) 2021/11/05(Fri) 18:56:57 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>44 >>45 鏡沼 「…どんな異能も、持ち主が制御下に置く事ができなければ。 どうしたって、大小問わず困った事にはなる。 それを克服する為に、日夜研究は進んでいるのですよ」 明かされた詳細に動じないのは、自分の異能の事もあってか。 或いは単純に、そんな事もあると理解しているからか。 ともあれ柏倉は。 ままならない現実に、素直に甘んじてやるような人間ではない。 「気軽に訓練のできる異能ではないのは重々承知しています。 であれば、薬によってある程度弱めた状態から始めれば良い。 この頃はそういったやり方もあるのですよ。 少し専門的な所で行うものですから、 これまでご存知無くとも仕方ありませんけどもね。」 幾度も突き付けられる現実に、内心唾を吐きながら。 それでも。みっともなく、見苦しく、泥臭く。 利用できるものは、全て利用してでも。 ここまで足掻いて来たのが柏倉陸玖という人間だ。 「どのような形であれ、君が克服する事を望むなら。 俺はその為の道を模索し、そして提示し続けましょう。 尤も、その道を選ぶかどうかは、君の自由ですが。 利用するに値すると感じた時だけ利用なさればよろしい。 俺というものは、結局。前途ある君達の為の 引き立て役たる影であり、乗り越える為の試練であり そして君達に寄り添う相談役、なのですからね。」 (48) 2021/11/05(Fri) 19:00:38 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>44 >>45 鏡沼 「とはいえあの薬はダメですね。 いえ、それそのものは決して悪いものではないのですが。 やり方も良くなければ、適切に対応できる用意もない。 そういった条件下で異能を不安定にすれば。 それは、こうもなろうというものです。」 そうは言ってもそれはそれ、これはこれ。 生徒会副会長というものは、連日の騒動に対処する側でもあり。 杜撰な体制にそれはもううんざりとしていたのだ。 「ねえ、鏡沼君。 犯人探しは、やめておいた方が良いですよ。 少なくとも今は。直接関与した人間達を止めた所で 他の誰かが犯人になるだけですから。」 それはまるで自分が犯人ではないかのような口振りで。 とはいえ柏倉は、直接関与していたにせよ、していないにせよ。 結局は同じ事をするのだろう。そういう人間だ。 「それでも君が"できるからやる"と言うのであれば。 俺は決して止めはしませんけどもね。 何よりも、やり返してやるというのは胸がすくものです」 (49) 2021/11/05(Fri) 19:01:39 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>44 >>45 鏡沼 「けれど、今はもっと優先してやるべき事があるでしょう? だと言うのに無闇矢鱈と負荷を増やすというのは 俺はあまり、得策ではないように思うのですよ。」 今のあなたには、既に随分と負荷が掛かっている。 そのように見える。 今まで生徒会役員として、それなりに接して来た中で。 これまで出す事の無かったボロを出してしまう程度には。 「真に是正すべきは、これを看過し続けた学園側。 俺は実際の所、実に無力な副会長ではありますが。 君に代わって苦情を届けるくらいは致しましょう。 だから君は、今は知り合いの傍に居る事に注力なさると良い」 「幾ら君が、"何処にでも居る"としても。 心ここに在らずというのは、寂しいものですよ。」 (50) 2021/11/05(Fri) 19:02:05 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「前はそうだったかも。今はアンタがいるから」 そうはならない、と若干熱の篭った声を舌に乗せた。 青年にとって、貴方という存在が 何よりも大きくなりつつある のは、事実ではあるのだろう。それが良し悪しどうであるかは、現状はどちらともいえないが。 「んー…………パッとは思いつかない……。 今度考える……」 すぐは思いつかなかったようで、最後の一口を頬張りつつちょっと唸っている。 (-155) 2021/11/05(Fri) 19:25:22 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「……そう」 こればっかりは分からないな、と僕は静かに思う。 今共感でもしてもらえれば、その喜びでも分かるのだろうか。 ────分かっても、やっぱり理解出来る気はしなかった。 「でも、分かるよ。 自分の異能が少し違ってたら、って。 そう思うこと、あるよね」 (-157) 2021/11/05(Fri) 19:40:11 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「不穏、かな。分からないんだよ。 かなしいかどうか。つらいかどうか。 そんな事考えるより、もっと建設的なことがあるような気さえして」 分からないから前を向く。 見て見ぬふりは意識的に行わずとも身についていた。 僕は、自分のことには酷く 無頓着 だ。「……そう。見てたの。 でも元気でよかったって思ってくれるんだ。 あれだけ人に迷惑かけ続けたのにね、僕」 見て見ぬふりは、ただ事実をありのまま受け止める。 「怖かったでしょ。 近寄らないのは正解だよ。 あの時は、他人を気遣う余裕なんてなかったから」 (-158) 2021/11/05(Fri) 19:55:59 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ「…………………………」 難しい顔して葛藤。 やっぱり、難しい様子である。 「どれくらい自分でできるかにもよる。 着替え持ってくるくらいならしてやれるけどさ」 (-159) 2021/11/05(Fri) 19:56:32 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠「だよな」 わかってた。 「着替えだけでいいや…………着替えさえ出来ればたぶん、なんとかなるしょ……」 体を拭くのは諦めるらしい。「服、あっち」と部屋に積み重ねられた服をゆるゆると指差した。 (-160) 2021/11/05(Fri) 20:05:08 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「あ、引いたな今」 くつくつと笑っている。そこに理解が得られないことは、そう気にしていない。 「ま……最初からそんな“少し違ってた”異能だったら、こんな奴にはなってなかったんじゃないの。俺も、お前も。 ……てか、なにか用事とかあったんじゃ? まさか、本当に見舞いにだけ来たってことはないよな」 あなたがただ様子見に来ただけ、とは思っていない。あなたにそこまでされる理由がシオンはわかっていない。 (-161) 2021/11/05(Fri) 20:30:20 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海さて。そろそろ諸々の騒動も落ち着きを見せたのであろうか…。談話室なりグラウンドなり屋上なりに出てもいいが、報復がコワイ。 自分から出向いて行った時に、 「どの面下げて来やがった!」 と言われる事自体は気にしない男だが、報復は普通に怖い。痛いのは嫌である。基本的に。自分でやる事自体はそれほど…………。気にしないが。 なので。 「オラッ菓子だくらえっ!」 若井匠海、今日も防護壁の中。要は人の渦の中心。一番喧嘩になった時に安全で、一番他者に罪を擦り付けやすい環境で、 一番 情報が入ってしまう位置でもあり 『誰々の異能が変わって被害が出たらしい』 なんか最近そういう話多いよなぁ〜。アレガチなの?結局。 『異能暴走で誰々が何かなった』 ガチなんか?大変ね〜。まぁお前は巻き込まれないで済んだんしょ?セーフ!ってね〜 『異能暴走で動物が』 動物が!? 『最近は喧し過ぎる』 そうかなぁ?まぁ体育祭前だし?多少は?そゆのも?あんじゃん? 『薬の受け渡しを見た』 本当に? 『誰々が薬の出所を探』 へ〜!勇気あるねぇ。ご立派!頑張って来いよな! 『お前何か知らない?』 いやいやいや!知ってる訳ないっしょ〜。皆さんご存じ俺だぜ? 今日もクラスは賑やかだ。嫌な方面で"賑やか"だ。 若井匠海は賑やかの中で過ごしている。 が、此処ももう何だか居づらくなってきた…。外出るか。 (-162) 2021/11/05(Fri) 20:33:23 |
【墓】 風雪 世良健人空き教室だった。人目に付く場所でやるのは憚られたからだ。 いつも人寂しくても談話室にいるのは、何か頼られることがあれば、と。 求められる側であるならと、そこにいた。けれども今は違う。 話は朝に戻る。 手の中にあるものを握りしめる。溢れた血を確かめる、けれど、痛みはなかった。 今までのように痛みを覚えるでもなく、その前に傷は吸い込まれるように消えた。 たしかに其れは、異能の進化した姿なのだろう。 だから、きっと。願って、希望を叶えようとしたのに。 そうは、ならなかった。 (+27) 2021/11/05(Fri) 20:38:48 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「そりゃそうだね。 結局このクソ異能も僕の一部だし。 無い物ねだりしてないで、精々役立てる方法探すしかないんだと思うよ」 受け売りの言葉を、僕は告げる。 「──ああ、何だっけ。 そうだ、連絡先くらい交換しようと思ったんだっけ」 僕はスマートフォンを取り出す。 部活の連絡と、その他細々とした形でしか使われたことのないメッセージアプリを開いて。 「ついでに見舞いに来た感じ。 迷惑なら、別にいいけど」 (-163) 2021/11/05(Fri) 20:42:17 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海保健室。人が居る。 談話室、人がいる。 屋上、人が溜まりやすい。それに寒い! 部室。絵がある。 秘密の溜まり場。うーん、パス! 「くっそ〜何処行っても噂 噂 噂 に関わる。ウワサならもっと潜んでくれねぇかなぁ〜もはやこれは噂じゃなくて災害の伝達じゃーん!!!」と。主にその人災を焚き付け、拡散し、伝達する側が何処かでわめいていた。 → (-164) 2021/11/05(Fri) 20:44:04 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「……ごめん。今朝スマホ、水没した」 重苦しい口調で切り出されたのはそんな言葉だった。 「麦茶飲もうとして、あのアレ……ピッチャーっていうの……?アレ持ったまま倒れて気絶して……フタ外れて水浸しになって、そのまま……。 で、でんわばんごうなら教えれる。家の固定電話」 (-165) 2021/11/05(Fri) 20:46:08 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「……水没。 いや、今どき固定電話とかあるんだ……」 僕の実家はとうの昔に契約を解除していたように思う。 「そっちでもいいけどさ。 でもそれなら、スマホ修理したあとまた交換する方がいいな。それより……」 周囲を見回した。 ピッチャーで麦茶が溢れた後、あるだろうか。 目が覚めた時自分で片付けたのか、こいつ。災難だな……。 (-166) 2021/11/05(Fri) 20:54:39 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ま、元からそうだったかもしれん!あはは〜」 さっきまでの急ぎ足はどこへやら…。暢気にスキップまで始める始末。 切り替えが早くて結構。きっと先生もそう言うに違いなく。 スキップスキップらんらんらんで何処かへGOした。 …今日は少し調子がおかしいのかな?俺…。 と若干自分に疑念を抱いたが、まぁ数分後には忘れた。 (-167) 2021/11/05(Fri) 20:58:58 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「……? あ、いや御旗が甲斐甲斐しく片付けてくれたから大丈夫。じゃあ、うん、修理したら声かける」 流し台の横に洗いたてのピッチャーが置いてあるとか、濡れた布巾が干してあったりとか、そういった痕跡は残っているかも。 (-168) 2021/11/05(Fri) 21:01:05 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* そういえば ソロールで忘れておりましたが 「今日の薬、どうすんだ?」 何もなければパスじゃないかな…。 (-169) 2021/11/05(Fri) 21:02:21 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「……御旗?ああ、仲良いんだっけ?」 よく知らないけど。 何せもともと人と関わるつもりがなかった。 異能がバレた今、その必要もないだけで。 スマホについてはよろしく、とだけ言った。 (-170) 2021/11/05(Fri) 21:05:34 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親「たぶん……?」 なんとも要領を得ない返答だがさておき。 「……まあいろいろ、たすかった。帰り気をつけろよ」 と見送るのだろう。 (-171) 2021/11/05(Fri) 21:07:47 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>48 >>49 >>50 柏倉先輩 「……そういうやり方もありやがるんですねぇ」 克服したいという意志があったとは言い難い為、異能を 取り巻く昨今の状況については、決して詳しくない。 仮に調べようとしたとして、一介の高校生が知れる情報はそう 多くはないだろう。幾ら、目や耳が無数にあったとしても。 現実を、他人の認識を、在りのまま受け容れ。 抗う事すら知らず、流されるに任せ。 何処までが自分かすらわからない程に、透明な存在。 自分で足掻くという事を知らない──否。 足掻いている事さえ認識出来ないのが、鏡沼創という人間だ。 「望んでるかってのは、正直わかんねぇですが。 制御出来てねぇってのが問題なのは、理解しちまいました。 ……となると、公共の福祉に則って柏倉先輩が僕に異能の 制御を提案するってのは、強ちおかしな話でもねぇですね」 結局の所、鏡沼創は。 道を示された所で、自分の意志で何かを選べる人間ではない。 もし選べる人間なら、実質“何にでもなれる異能”を与えられて大人しく一介の高校生で居る訳がないのだ。 となると、その判断基準は相手。次に公益性。 「信用も信頼も期待も、正直ねぇですがね。 利用すべきって判断は下せちまいましたよ」 「柏倉先輩、アンタが『自分』ってのをそう定義しやがるんなら 引き立てられる光やら、乗り越えてく人間やら、寄り添われ 相談する側ってのは必ず要りやがるんじゃねぇです?」 (51) 2021/11/05(Fri) 21:10:21 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>48 >>49 >>50 柏倉先輩 「──犯人探し、でやがりますか? 柏倉先輩には、僕がそういう事をする奴に見えちまってます?」 口調はふざけているが、声色は一段冷たいもので。 怒りを宿して尚、“鏡沼創”は透明だ。 「誰がやっただとか、やってないだとか。 別に、どうでもいい話だと思いません?」 一言漏れた言葉にだけ、いつもの口調が混ざらなかったのは。 それが 嘘偽り無い本心だから だ。「僕はただ、 “鏡沼創”がやったんじゃねぇかだとか “鏡沼創”ならやっててもおかしくねぇだとか “鏡沼創”のせいになりゃいいのにだとか “鏡沼創”がやってたらどうしようだとか そう思う人間が居りゃ、 ですよ」ご期待に沿っちまう だけこちらもまた、自分が犯人ではないかの様な口ぶりで。 「……ああ、“鏡沼創”に飲ませてやりたいってのだけは御免 被るんで、その時は流石に反撃しやがるでしょうがね」 (52) 2021/11/05(Fri) 21:12:21 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>48 >>49 >>50 柏倉先輩 「しっかし、いやに気遣ってくれやがりますねぇ。 もしかして、僕に潰れられたら困っちまいます?」 言葉を切って、すっかりいつもの調子に戻る。 不自然な程の態度の切り変わりは、あなたの推測が的を射ている 何よりの証明だろう。 「代わってと言われちまいましても、どういう風に出しゃいいか サッパリでやがるんですよねぇ。 学園側に言いてぇ事がある訳じゃねぇですし。 柏倉先輩がそうすべきって思うなら、適当にやっちまっといて ください。僕の名前は、別に使っちまって構わねぇんで」 最後の言葉に、少し考える様子を見せて 「……そういうモンでやがるんですかね? ま、そこまで言ってくれやがるんなら、お言葉に甘えちまい ますかね。 お気遣いありがとうごぜーます、って事で」 その場から、鏡沼は姿を消すのだった。 (53) 2021/11/05(Fri) 21:14:05 |
【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ「……?」 本当に要領を得ない。 まあいいか、と僕は思う。 あんまり関係ない事だし。 「ああ、それじゃあ。ゆっくり休めよ」 急に部屋に来た僕が言うことでもないけど。 まあ、薬の作用ということならそのうち落ち着くんだろう。 ────シオンにとって、それがいい事かはさておき。 そんな事を薄ぼんやりと思いながら、僕はシオンの家を離れていった。 (-172) 2021/11/05(Fri) 21:21:03 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静あなたにとって自分の存在が大きくなる事を、鏡沼はあまり いい事だと考えていない。 ただ、こんなにも真っ白で綺麗な想いを向けられるのは流石に 初めての経験で、酷く居心地がいいのも確かだ。 結局の所、鏡沼創はあなたの想いを拒める人間ではないのだ。 例え、その方があなたの為になるのだとしても。 人魚姫の恋をハッピーエンドにする方法は、一つだけ だ。「ええ。別に今すぐ作らねぇとってモンでもねぇですからね。 ゆっくり考えたんで構わねぇですよ」 食べ終わったあなたの頭を、慣れた様子でポンポンと撫でて。 「そんじゃ、支度して出ちまいましょうか」と促した。 (-173) 2021/11/05(Fri) 21:27:21 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「自分のことを大事にすることの、何が不毛なんですか。 自分がどう思ったのか、今何をしたいのか…… 大事にしてくださいよ」 痛みを当たり前としてしまえば、いずれ歪みが生じる。 どのような形であっても。 「……正直言うと、怖かったです。 異能を使えば先輩を怪我させずに落ち着かせられるかと思ったけど、近寄ることすらできなかった」 「先輩は……あの騒ぎで、何かを得られたんですか。 それだけ教えてください」 怖い思いを(勝手に)した者としての要求です、と続けた。 (-174) 2021/11/05(Fri) 21:28:57 |
牛丸紗優は、今日のお昼はどでか肉まんだった。購買部にある数量限定メニューらしい。 (a38) 2021/11/05(Fri) 21:30:47 |
【墓】 尾関春歌尾関春歌は、お昼休みに鞄を開けた。 ただ学食に行くためにお財布を取ろうと思っただけだったけれど、ふと今朝貰ったドリンクが目について。 食後に飲むのに丁度いいかも、なんて お財布と一緒に抜き取った。 (+28) 2021/11/05(Fri) 21:46:35 |
【独】 鏡沼 創/* この村、反転術式禁止だったけど、よく見たら右上のタブで背景色変えられるんだから やろうったって反転術式やれないし、反転術式のつもりなくても 実質反転する事だって普通にありそうじゃない? (-177) 2021/11/05(Fri) 21:46:51 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜談話室。 「────…………んが……? ……ん〜…………?」 目が覚めると、見覚えのないカーディガン。 >>+26 誰のだろう? 案外タブに名前でも書いてないだろうか? ……流石に高校生ともなればなかった。 「…………一体誰が……」 心当たりを思い浮かべる。 ……人の良いやつが多くて絞れんなぁ。 すんすんと、鼻を鳴らして匂いを確認する。 なーんもわからん! 寝惚けた頭じゃあ、なんもわからん。 諦めて、大きく伸びをする。あーよく寝た。 目を擦りながら、周りを見る。 (+29) 2021/11/05(Fri) 21:47:05 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜『……』 メッセージには返答がないが、電話には応答する。 「もしもし。茜……?」 着信音で相手を判別し、返事する。普段の元気さが嘘のような弱りきった様子。 (-178) 2021/11/05(Fri) 21:47:39 |
【墓】 尾関春歌……自分と会った後、それを飲んだ友達がどうなったか。 噂話に関心があれば、とっくに耳に入っていてもおかしくはなかったのに。 それでも尾関春歌は知らなかった。 「(今日は朝から会えてラッキーだったなぁ……)」 空になった食器をまとめて、栄養ドリンクの封を切る。 知らない、とは時に罪だ。 (+30) 2021/11/05(Fri) 21:48:22 |
尾関春歌は、昼休み明けの授業中に、倒れて保健室に運ばれた。 (c29) 2021/11/05(Fri) 21:48:57 |
尾関春歌は、今日もふわふわ。熱に浮かされている。 (c30) 2021/11/05(Fri) 21:54:02 |
【妖】 鏡沼 創/* 鏡沼創、マジで犯人どうでもいいと思っております 此処まで一貫して、対応はしまくったけど原因究明はしてません 何故なら、こいつは妖精陣営なんで……自分が死ななきゃ原則それでいいんです 透くんの件には腹立ってるけど、犯人ぶちのめしたいとかは別にない もう、何を望まなくとも降り掛かる火の粉なら、全力で返す気になっただけ 役職が無差別テロだからね……。 ($30) 2021/11/05(Fri) 21:54:39 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖どこかの休憩時間。 「おー柏倉、大丈夫? めっちゃ忙しそうじゃん?」 ぱんと、耳元で拍手を。 音に釣られて、周りの生徒の注目も集めるが、 それはまた一過性のもの。ゆっくりと、活動に戻っていく。 触れないように、気づけるように、どちらも考えてのこと。 「生徒会の方、だよなぁ? 織田に連絡つかなくて、そっちで忙殺されてんのかと ……その様子じゃあ、そもそもいない感じか?」 いくらか気をうかがっていたのだろう。 軽く息をつける、そんなタイミングに。 手土産として缶コーヒーを寄越す。 (-179) 2021/11/05(Fri) 21:55:48 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「……大事に、か」 嫌いな異能と共にある自分を大事にできる気は余りしない。 ずっとそうだったし、そう簡単に変えられる気もしないと思う。 それにそれ以上に、自分を押し殺して以外の生き方を僕は知らない。 自分のしたいこと、なんて言われても直ぐには思いつかないものだ。 「得られたものなんかないよ。 自棄になってもいい事なんかないな、とは思うけど。 ……って、思ってたんだけどな」 僕は短く息を吐くと、また空を見上げた。 同じ動物なら、鳥になれた方がずっと良かったのに。 「案外さ、僕が思う以上に人は異能で人のことを見ていないんだなって思った。 気味悪いとか、そんな風に思われるとばかり思ってたから」 死肉を漁るハイエナ。 そして、牛丸さんを怖がらせるくらいには、制御を手放すと危険な異能でもある。 それでも誰も、そのようにはしなかった。 異能を隠していてばかりでは、知ることのなかったことだ。 「それにこの異能だから出来ることもある。 クソ喰らえって思うけどね。 でも、使えるものは使ってやらないと」 「……って、ここ数日で。 思うことができるようには、なったかな」 (-180) 2021/11/05(Fri) 21:59:08 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>51 >>52 >>53 鏡沼 「はは、仰る通りです。 手の掛かる子ほど可愛いとはよく言ったもので。 こういう立場を選んだ以上、必要としてくれる人が居なければ 結局俺の居場所なんて何処にもありませんから。 つまり、こうして気遣うのは。結局は自分の為という事です」 柏倉は、日頃から必要とされる為の努力をしているつもりだ。 その為に副会長という立場を選んで、 その為に、誰もが頼れるものであるように振る舞っている。 「けれど、それと同時に。 知り合いが困っていたら助けたいと思うのは。 それって別に、誰しも当たり前の事だとは思いませんか?」 だからと言って、"自分"を蔑ろにしているわけではない。 寧ろ、それこそが自分なのだと開き直ってさえいる。 そう定義している。きっと誰もが呆れ返るほど頑固に。 「とはいえまあ、釘を差しただけですよ。 世の中言われなかったからと好き勝手する馬鹿も居るもので。 そう仰るのなら、こちらも"適当に"やっておきますとも。 ですから鏡沼君も、"上手くやって"くださいね。」 そんな言葉と共に、いつも通りに姿を消す後輩を見送った。 結局の所。 たとえその理由が、周囲の為に、であったとしても。 総合的に判断し、去就を"選んで"いるのは、『鏡沼創』だろう。 柏倉陸玖は、そのように認識している。 (54) 2021/11/05(Fri) 22:07:38 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「んゆ、ん……。そうだな、行くか」 相変わらず撫でられて喉を鳴らしている…… 喉が鳴るのは癖っぽい。ごろごろ。 未だ自分の感情には鈍いのか、まだ自覚自体は薄そうだ。 そのままお互い支度が済めば、 きっと貴方を連れて先日のように車で登校するのだろう。 (-181) 2021/11/05(Fri) 22:12:26 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「おや、これはびっくり」 耳元でした音にはそれほど驚く様子も無く。 それはそれとして、問題無くそちらに意識を向けはする。 「生徒会、以外に忙殺される先があると思います? …会長に連絡が付かない、というよりも。 そもそも連絡する暇すら無い始末でして。 俺に仕事が回ってくるような事態である、という事は 恐らく間違いないようですけれどもね」 困りましたね、なんて笑って缶コーヒーを受け取る。 生徒会副会長の役目は、主に会長不在時の代理。 そこに騒動絡みの対応も重なればそうもなろうというもので。 (-183) 2021/11/05(Fri) 22:21:37 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+31 朝日 「────なんだ朝日か」 げぇぇと、苦々しい顔。 人がいると思わなかった。 蛮行の一部始終を見られていたかもしれない。 また、先輩の尊厳ポイントが減っていそうだ……。 「……急患でもないもんが、 ベッドを独占するわけにはいかんだろう それか、寮に戻れと暗に言ってる? その時は、下校の放送はお前に任せるよ?」 これはあなたのかと、カーディガンを指し示す。 そうであるなら、小さく畳んで献上しよう。 (+32) 2021/11/05(Fri) 22:21:39 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静喉を鳴らすあなたに、まるで猫の様だと感想を抱き。 同時に、かつての自分の言葉が思い起こされる。 『人間を飼うって表現、他所であんましねぇ方がいいですよ』 全く、人の事をとやかく言うもんじゃない。 「……結局、僕も同類でやがるんでしょうかねぇ」 思わず漏らした独り言に、あなたが反応するなら 「何でもねぇですよ」と軽く返して。 そのまま、一緒に登校するだろう。 /* こんな感じで、〆問題ございませんこと……? この後、放課後ロールになるでしょうが、表でも秘話でも大丈夫ですわよ! (-184) 2021/11/05(Fri) 22:28:04 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* PL発言のみで失礼しますお嬢様! 〆大丈夫です、放課後なのもあって送るのは 11/6になってからかな?という感じがあります。 また後ほど……シュワワ………… (-185) 2021/11/05(Fri) 22:33:55 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「……今の口ぶりからすると、そっちにも居ないんだ はー残念」 お詫びとして持ってきてたんだけどなと、コンビニの袋。 中身はアイス。こんな季節だが。 溶けるのもなんだし、柏倉にやるよ。 居ないやつのことは知らん。 「素知らぬ顔をして、よく言うよ…… 大きくなる前にあれやこれやと顔を出してるくせに 仕事を回す側はどっちかって話だよ」 「じゃあ、副会長さんに質問なんだが 出来の悪い放送部でも出来そうなことってあるかい?」 (-187) 2021/11/05(Fri) 22:40:50 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 鏡沼 創そうして"釘を差した"、その暫く後の事。 柏倉は、一つだけ届け物をしにあなたの元を訪れた。 あなたがきちんと"受け取る事のできる"時に。 「これが、無用の長物であれば良いのですが。 どうにも不穏な動きが見えるもので。」 使うかどうかは君の自由ですが。 そう言って差し出したケースの中には、幾らかの錠剤。 とはいえ決して件の薬ではなく。 そもそもの話、柏倉はあの詳細を聞いて件の薬を使おうなどと そう考えるほどの自殺志願者、或いは愉快犯ではない。 これは何の変哲も無い、異能を抑制する為のものだ。 仮にあまり相性が良くなくとも、使えば惨事は免れる。 少なくとも、件の薬の効果が切れるまでは 相性の如何に関わらず、恐らくは保つ程度の量であるとも。 問い質せばそう説明する。 その事を、柏倉を信じるか否かはあなたの決める事。 あなたの返答に関わらず、 用が済めば、柏倉はすぐにその場を後にしただろう。 (-188) 2021/11/05(Fri) 22:48:51 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「絵莉? 何かあったの?」 メッセに返信しなかったことはどうでもよくなった。 覇気のない、彼女らしからぬ声色を耳にして肩を竦める。 「……出てくれただけ安心した」 (-189) 2021/11/05(Fri) 22:52:43 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「急にああしろこうしろって言われても難しいのは……まあ、そうですね。 手始めに好きなおやつを食べてお昼寝することをおすすめします」 提示するのは雑な解決法だ。 いつかの自分は、そうして長い夜の先を――朝を待ったものだった。 「異能は先輩の一部だけど先輩の全てじゃない。 そりゃあ制御を失っていた時は怖かったけど、そんなの他の人だって同じことです。 私の異能だって、暴走したら人をばったばった眠らせて事故を誘発したりするかもしれない。 ……なんだ、ちゃんとわかってるんじゃないですか」 他人からどう思われているのか。 つまりはあなたはきちんと大事に思われていて、それに自負を持つべきなのだ。 それを伝えたいのに、言葉というものはややこしくてもどかしい。 「悪いことばっかりじゃないですよ。 生きてたら、いいことあります」 (-190) 2021/11/05(Fri) 22:55:55 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「例の薬、あたしもやられたわ。暴走しても大したことにはなんないかなって思ったけどマジやべーの……。 見るだけでとんでもないことになるから、校舎の隅っこの方で縮こまってる」 声を聞いてほっとしたのか、それとも心配させたくないのか、徐々にいつもの調子を取り戻そうとしている。 (-191) 2021/11/05(Fri) 22:59:41 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「残念ながら。いらっしゃれば良かったんですがねえ」 言っても仕方ない事ではあるけれど。 そんな事を思いながら、差し出されるならアイスを受け取って。 缶コーヒーのプルタブを引き起こした。軽い音がする。 「ははは。それはお互い様というものでは? ここ数日、そちらも随分ご多忙のようでしたけど」 たとえば放送室での件だとか。そんなふうに白を切る。 その口振りに咎めるようなものは無く。 結局の所、あなた達が動いたから、そうすると判断したから。 だからある程度日和見を決め込む事ができているのもまた事実。 「それはさておき、できそうな事、ですか。 正直な所、後は事後処理くらいのものだと思いますよ。 ここまで大事になれば、流石に学園側も動くでしょう」 初めは曖昧な『噂』から始まったものだけれど。 それらとの関連を思わせる騒動は連日続き、 そして生徒会や風紀委員が忙殺されるはめになっている。 大事になっていない、と言うには少し苦しい状態だ。 「まあ、俺達にできる事と言えば。 結局は最初から最後まで、不安を鎮めて回る事。 引き続き、可愛い後輩や同学年を気に掛けてやりなさい、と。 無理をして、却って不安がらせるような事は控えなさいと。 俺から言える事はそれくらいでしょうかね。」 (-192) 2021/11/05(Fri) 23:12:06 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「好きなおやつ、ね。やってみてもいい、けと。 特にないんだよね。オススメとかある?」 何せ廃棄パンで食費を浮かせていた僕だ。 ちなみに浮かせた食費は何に使うかも分からない、雑多なジャンルのデザインの本に消えている。 「やっとわかるようになった、って感じかな。 わかる前と後じゃ、大違いだよ」 この異能のことは、好きにはなれない。 それは変わらない。 でも少しくらい、異能と僕が同一でないとは思うことができるようにはなったつもりだ。 「そう思うんなら牛丸さんも薬には気を付けてね。 僕はそう言われても自分で飲んだ馬鹿だけど。 ……どうやら今日も、何だか騒がしいみたいだから」 嘆息した僕は、空を見上げる。 ああいうのは、治験なんかに手を出さずに市販品になってから手を出すくらいで丁度いい気さえした。 青い空を雲が流れていく。 ぼんやりと見つめた僕は、囁かな声で一言だけ漏らした。 「 ……生きていたら、か 」その言葉に、見て見ぬふりの一番底、蓋をするように封じ込めた何かが疼いたような気がした。 (-193) 2021/11/05(Fri) 23:14:41 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……絵莉もか。落ち着いてはいるようだけど。 絵莉の異能、別に人体に害があるわけじゃないでしょ。今そっち向かうから待ってて」 (-194) 2021/11/05(Fri) 23:16:46 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「ありがと……。できたら目隠しみたいなの持ってきて……口ん中ポータルにされたくないじゃんね。 自分から首突っ込んでこうなっちゃ世話ないね……」 通話は繋いだまま。 (-195) 2021/11/05(Fri) 23:21:23 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「なにその性質の悪いSF。 オッケ、そのままじっとしてて」 通話状態を維持したまま、駆け足で学校内を走る。どこかの扉を開けて何かを持ち出す音を一度響かせてから、あなたがいる場所を教えてもらえればそこへと向かうことになる。 「……包帯持ってきた。大丈夫?」 (-196) 2021/11/05(Fri) 23:36:52 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+34 朝日 「やっぱ見てんじゃん」 現実は非常である。 机の上に手を組んで項垂れよう。 ただのポーズだけど。 ふぅ。 「……そういえば朝日は クラスの方で競技に出たりとかするんだっけ?」 することもなければ、名前の通り談話することにしようか。 今日は静かだ。 (+35) 2021/11/05(Fri) 23:40:45 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>+33 神谷 「おっと、驚かせちまいましたかね?」 普通は人間がリスポーンしてたら驚くし、リスポーンしてた 人間が話し掛けて来たら更に驚くだろう。 「迷惑って言うほどの迷惑は掛かってねぇですから、別に 気にしねぇで構わねぇですよ。 しっかしアンタ、意外と普通に喋っちまってますねぇ? あん時は、例のアレで意識朦朧でやがったんです?」 「解決する気もねぇのに、入ろうとしやがってたんです? 中々、正気じゃねぇ事言いやがりますね。 何か理由でもありやがるんです?」 (55) 2021/11/05(Fri) 23:45:34 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜金網やパイプの口、通ったあとにある穴の空いたものがポータルにつながっているため、見つけることは容易かった。 髪は乱れて、制服の裾や足は土だらけ。片手でスマホを握りしめたまま。顔を隠して、しゃがみこんでいる。 「……うん。だいじょぶ。巻いてくんね? 早いとこ塞いで安心したいじゃん」 (-197) 2021/11/05(Fri) 23:46:57 |
【置】 保健委員 白入 熊「……貝く〜ん。聞いてくれる?」 ある夜。 寮の部屋で一匹、水槽に向かって話しかける熊。 透明なガラスの中で、ぷくぷく泡が立っている。 大きな身体を丸めて、隅っこで貝と一緒。 静かな夜を、大きな影と小さな影で分け合っていた。 「最近みんな静かでね〜、休んでる子とかもいて。 凛子ちゃんが休み始めてからかな。 そこから急に、お薬の噂が広がって」 異能が強くなる薬。 体育祭を前にしてかどうか、 強くなりたい子たちがたくさんいるらしい。 のんびり屋の自分には、闘争心ってものがわからない。 ちょっとだけ、その熱意に憧れる気持ちがあるのは本当だ。 (L0) 2021/11/05(Fri) 23:56:04 公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00 |
【置】 保健委員 白入 熊「でもね、お薬がどんなものかわからないし、 みんなには危険な目にあってほしくないんだよ。 けれど、ぼくには難しいことはわからないからさ」 効果とか、副作用とか。そういうもの。 知らずに飲んだ子だっているだろう。 何かしたくても、ぼくのハグは 苦しくなった子にしか大きく効かない。 それがちょっぴり寂しくて悲しい。 「ぼくはみんなに元気でいてほしいなって思うんだ。 だから朝も、玄関の近くで 元気のない子をぎゅってするようになったんだけど」 ふわふわして、もふもふして、それで幸せが増えたらいいな。 朝のハグ活動は、そんな小さな願いから始まっていた。 「それからすぐに動物いっぱいの騒ぎが起きて… あのときに貝くんと会ったんだよね。 仲良しのお友達ができて嬉しかったんだあ」 道でばったり出会ったきみと、ぼくはここまで仲良くなった。 日々の変化っていうものは、悪いことばかりじゃない。 良いこと、悪いこと。 それがミルクとコーヒーみたいに混ざり合ってる。 (L1) 2021/11/05(Fri) 23:56:28 公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00 |
【置】 保健委員 白入 熊「ぼくの知らないところで、きっと色んなことが起きてる。 わからないことは、わからないままなんだけど…… それでもぼくにできることって、あるんだよ」 また光樹くんの手料理が食べたいな。 また陽菜ちゃんの放送が聞けてよかった。 また、みんなの元気な姿が見れればそれで良いんだ。 慣れないことをいっぱい考えた頭はふわふわしたまま。 ぷくぷく泡立つ水の中で、 貝くんがずっと聞いててくれるからほっとした。 「だから体育祭の準備を頑張って、 頑張りすぎてる子をぎゅってして、 最後はみんな笑って楽しいお祭りにできたら、 とってもハッピーだよね」 そのために、ぼくが一番元気でもふもふしてなくちゃって思う。 「聞いてくれてありがと、貝くん。 また明日も、素敵な一日にしようねえ」 (L2) 2021/11/05(Fri) 23:57:02 公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「こっちはあくまで、こっちでのことだからな 規模は比べ物にならんよ ……いや、まあ色々あったのは確かだが」 後輩に恥ずかしいところを見せたしね。 「生徒会にも話はいっただろうが、 風紀委員の方で……というか普川が握り潰しただろうさ 感謝していいのかどうかは知らんけど」 さて、と。身を正す。 大人が介入するのは仕方ない。 “噂”が、“噂”以上に広まっているのだから。 もはや、手に余るというものだろうな。 「……柏倉、悪かったなぁ 例の“噂”の一端、私は知ってたんだよ 知ってた上で、黙っていた ……いや、ある意味では手を貸したといえるか」 (-199) 2021/11/05(Fri) 23:57:34 |
白入 熊は、今日も、明日も、明後日も。白くて、もふもふで、ふわふわだ。 (a39) 2021/11/06(Sat) 0:00:00 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……荒れてるなぁ」 自分の暴走よりも範囲は広い。ポータルに不用意に入ったり巻き込まれたりした人がいなければ良いとはいえ。 後をたどるような形で校舎の端をねり歩いていると、その姿を見つけた。 「ん。じっとしてて」 あとで部室のシャワールームでも貸してやろう。 そう思いながら、彼女の眼を覆い隠すように巻いてやる。落ちたりしないよう頭にきつく巻きつける。 運動部だから包帯の使い方はお手の物だった。 (-200) 2021/11/06(Sat) 0:00:43 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「 え……好きなおやつがない……? え、ええと、牛乳とカステラとかどうですかね。 意外と合うんですよこれが」 本当に今までで一番信じられないものを見る目をした。 運動部とはご飯食べるのが大好きな生き物なのだ。ちょっと嘘。 「本当はね、最初のうちは薬のうわさ聞いて……飲んでみたいなって思ってたんです。興味本位で。 先輩の暴走騒ぎを見て、ああこれは本当に怖いものなんだってよく身に染みたので。 もし持ちかけられたとしても全力で逃げてみせますよ」 空を見上げるあなたの隣で牛丸もまた空を見上げる。 鳥はいつだって自由に飛んでいく。 羨ましいことに。 「先輩にもいいことありますよ。 明日くらいに」 何の根拠もない言葉だった。 そうなればいいな、と思っている。 (-201) 2021/11/06(Sat) 0:01:58 |
【秘】 鏡沼 創 → 綴り手 柏倉陸玖差し出された薬について問い質し、一通り説明を聞いて。 少し考えてからにはなるが、鏡沼は薬を受け取るだろう。 「……既に、不穏じゃねぇ動きのが無い感じですが。 ま、態々こうして“僕”に届けに来てくれやがったんです。 有難く受け取っとかねぇと、バチ当たっちまうでしょうね」 そう言って、あなたを見送って。 鏡沼は受け取ったケースを、懐にしまった。 (-202) 2021/11/06(Sat) 0:02:29 |
【独】 牛丸紗優中学三年のインターハイ、大会当日の故障。 そう言ってしまえば 「ありふれた」「かわいそうな」「将来有望だった」 人間になるのが嫌だった。高跳びが好きだ。 鳥のように空を飛び、浮遊し、落下。 その一瞬の感覚のために全てを投げ打って生きてきた。 その全ては、あの日に失った。 故障の代償は一年の静養。 走る、ましてや高跳びなど以ての外。 でも、陸上は好きだった。 嫌いになりたくなかった。 たとえ他の何を失っても、自分が好きなものを憎んでしまいたくなかった。 だから、これからも何があっても陸上が好きで、陸上部が好きで、 この学園が好きで、…… 体育祭が終われば静養期間も終わる。 本格的な検査をすれば、手術だって言われるかもしれない。 でも大丈夫だと思う。 なんてったって生きてるし、たとえ何があろうと私は陸上が好きだからだ。 (-203) 2021/11/06(Sat) 0:11:22 |
牛丸紗優は、そう信じているし、そうなるように祈っている。 (a40) 2021/11/06(Sat) 0:12:48 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「騒ぎどんどん大きくなるし、ずっとここにいるしかなかったんだよね。使えなくなったドアとか窓とかあんだろうなぁ…… でも、これで自由に動けるし」 恐る恐る立ち上がって。 「やば。とーぜんだけど何も見えないじゃん」 (-204) 2021/11/06(Sat) 0:15:22 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「 そんなに驚くこと? 牛乳とカステラか……まあ、試してみるよ。 聞いといて試さないのも何だし」 釈然とはしないけど。 残り物、別に美味しくはないから味にこだわりはないんだよね。 「ああ、そう。 それはよかった。僕としては複雑だけどね。 まあ、暴れた甲斐も少しはあったのかな」 反面教師にされた僕は、昨日2回目を口にしたわけだけど。 カッとなると後先考えないんだよね。 「余計な責任なんて、負わない方がいいに決まってるしね」 それでも2回目については後悔していない。 そもそも牛丸さんは、そんなものが存在することだって知らないだろうけど。 「いい事、か。 ……あるといいけど。」 波風立たない平穏な生活が今の僕の望みだ。 それくらいには暫くのことで疲れきった自覚もある。 心休まる場所を見つけられた事は、そんな中でもかなりいい事に近かったけど。 「それなら、まあ。明日を楽しみに、していようかな」 (-205) 2021/11/06(Sat) 0:20:33 |
朝日元親は、そう言うならね、と言ってほんの僅かに笑った。 (c31) 2021/11/06(Sat) 0:21:44 |
シオン・グレイヴズは、今日一日だけは、ちょっとだけ、満たされている。 (c32) 2021/11/06(Sat) 0:28:15 |
鏡沼 創は、まだ迷っている。信じるべきか、否か。 (a41) 2021/11/06(Sat) 0:30:51 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「そこは仕方ないと思うしかないよ。謝るなりすれば許してくれるんじゃない? ……ともかく絵莉が動けなきゃ何も始まらないから」 立ち上がる彼女の様子に、肩を竦めた。 汚れた服とかをどうにかしないといけないか。汚れ落としてジャージにでも着替えさせて……。 「手くらいは引いてあげるから」 (-206) 2021/11/06(Sat) 0:35:07 |
【墓】 神谷 恵太>>55 鏡沼 「いえ、あの後柏倉先輩に、異能絡みで…… カウンセラー? 医者? の方を紹介してもらって。 普段喋りが下手なの、異能に頭取られてるからってのも 影響してるってんで色々してもらったんです。 それで今は割と喋れてる感じで」 つらつらっと言い放つ。 大丈夫。このストーリーだけは何度もさらった。 演技の経験なんてありはしないが、そこそこ自然に聞こえるだろう。何せ以前の喋りがアレだし、それに比べれば。 「……ぼくの異能、空間に作用する部分もあるらしく。 コレも空間に作用してるじゃないですか。 通ったらなんか……感覚的にピンとくるかな、って。 ちょっと思ったってだけですよ。 実際入ってないでしょ」 (+37) 2021/11/06(Sat) 0:38:52 |
【妖】 鏡沼 創/* 急にバタバタして、反応鈍ってしまいましたの謝罪。 しかし、謎空間に躊躇なく踏み込んでリスポーンする人間にだけは 「正気じゃねぇ」とか言われたくないと思います(真顔) 正気じゃねぇのはどう見たって鏡沼創の方。 ($32) 2021/11/06(Sat) 0:39:28 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「うん。落ち着いたら謝りに行くわ。どこにっつーとわかんないけど。うん……。いざこうなっちゃうと全然余裕なくなるもんだね。頼って、なんて言ってたのにかっこ悪いの」 抱きしめるようにしがみつく。視覚なしでは十分に歩くこともままならない。その手だけが頼りだ。 (-207) 2021/11/06(Sat) 0:44:56 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+36 朝日 「……」 視線を感じたような気がする。 気付かないふり……。 …………苦笑い、を浮かべた。 「それは困るなぁ…… 競技だって楽しんでほしい 高校二年生としての体育祭は、一度きりなのだから カッコいいところ見せてくれたら実況してやるからよ ……いや、一番は放送部としての仕事をだね?」 (+38) 2021/11/06(Sat) 0:50:34 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「はは。うちはうち、よそはよそ。 自分と人の苦悩や苦労を比べるものではありません。 だからこそ、まあ。お互い様、なのですよね。」 色々あるのは、お互い様。 そのどちらが大変かを問うのはナンセンスというもの。 いつだってそれだけの話だ。 「まあ、ええ。 "生徒会としては、何も存じておりません"よ。 そういう事になっています。それに…」 (-208) 2021/11/06(Sat) 0:55:11 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「 全てを初めから知っていて、黙っていたという点では。 俺も同じようなものですよ。」 きっと、心の底では、もしかして、と。 誰しもそんな気持ちがあったのではないだろうか。 同室であり、以前から親交のある風紀委員が関わっている事を この生徒会副会長が見逃す筈はないのだから。 「とはいえ誤解はなさらないで頂きたいのですが。 俺も、そして加担した彼等も。 決して大事には到らないと、その前提があったから。 だからこそ此度の件に加担する事を決めたのですよ。」 決して大事には到らない。 そして、何よりも。 きっと、"選ばれた"彼等が後悔するような事にはさせないと。 きっと、何もかも悪い事ばかりで終わりはしないのだと。 これこそが、"選ばれなかった"自分のすべき事なのだと。 そう信じて、或いは。 ある意味では、"盲信"していたとも言えるのだろう。 「つまり、事態がここまで大事になってしまっている事は。 正直な話、俺達としても想定外というもので。 少なくとも、俺と普川はこの件が大事にならないように できる限りの事をしていた、つもりだったのですけどもね。」 「まあ、俺達の与り知らない所で、俺達の手の届かない所で "独断で薬を使った"方もいらっしゃるようなので。 それらに関しては管轄外、とさせて頂きたいものです」 (-209) 2021/11/06(Sat) 0:56:37 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「心配してくれた人にでも良いんじゃない。心配かけてごめんねとか。 ……ふつー、そういうものだよ」 しがみつく彼女をしっかりと受け止める。彼女の背を軽くなでてから、腕にでもしがみついていればいいよと素っ気なく告げる。 「別にカッコ悪いなんて思わんし。一人でよく耐えてた」 (-210) 2021/11/06(Sat) 0:57:49 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>+37 神谷 「あー……、異能に頭取られてたから、ああいう喋りで やがったんですねぇ」 あなたの言葉に、納得を見せる。 実際に、鏡沼の異能も脳のリソースはかなり食う方だ。 そのせいで、実は寝起きがとても悪い。 自身は処理能力でごり押し出来てるとは言え、似た異能の あなたがああなっていたのも、無理からん話だと。 加えて、我らが副会長が絡んでるとなれば、尚更だ。 きっと自分に焼いた様な世話を、あなたにも焼いたのだろう。 鏡沼からすれば、今の説明に不審な点は見受けられない。 「別に、咎める気なんてねぇですよ。 何なら、同行しやがりましょうか? 僕はこれ、一人じゃ通れねぇんですよね。 空間系の異能じゃねぇんで、力にはなれねぇでしょうが 一人じゃ踏ん切りがつかねぇんでしたら。 普通に入ったら分断されちまう可能性もありやがりますが 僕なら、それもねぇ筈ですし。 無事帰って来られるって保証は出来ねぇですが、命綱の 代わりくらいは出来るんじゃねぇですかね」 (56) 2021/11/06(Sat) 1:05:09 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「んじゃ……茜にまずは言わなきゃじゃん」 『ごめんね』 腕にしがみついて。生まれたての子鹿のような足取り。 「メーワクかけるわけにはいかないもんね……。あたし、精一杯やったじゃん。 このままじゃ体育祭どころか、授業も無理だし。ずっとこのままだったら……? 」何も見えないから、弱さを見せてもいいから。不安をこぼしてしまう。 (-211) 2021/11/06(Sat) 1:06:19 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「…………はあ ほんっと、良い性格してるよ」 そこまで打ち明けてしまったなら、態度を崩そうか。 なにしろ、同じ穴の狢なのだから。 負い目もなくなってしまったしね。 「せめて、三年生の皆々様には 学園の顔として清く正しくあってほしかったんだけどね 洩れなきゃいいとは言うが ……ないに越したことはないんだ その辺なんじゃないかなぁ?」 君が選ばれなかったのは。 「はぁ〜……もし、あの三人が大人たちに叱られるのなら 私たちも並ばなきゃねぇ? そのくらいは顔を出すつもりはある?」 ないなら勝手に引っ張るけれど。 (-212) 2021/11/06(Sat) 1:24:40 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……私は絵莉に世話になったから」 それでもきちんと謝罪は受け取っておかないと収まりも付かないだろうから、それ以上は口にしない。 「絵莉は頑張ったよ。それでいいんだよ。 ……日常生活なら私が世話してあげるから。授業は……同じクラスのシオンや若井にでもカバーしてもらうとか。 迷惑はかかるだろうけど、寄りかかれるときは寄りかかっとけばいいよ」 子鹿のように震えるあなたを抱き寄せる。 「私が傍にいる。安心して」 (-213) 2021/11/06(Sat) 1:25:29 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「うん、うん。なんとかやってけるかな。見えなくなった訳じゃないし。そのうち治るかもしんないし、練習すれば制御だって効くかもしんない……」 前を向いて。隣を向く。見えなくてもそこにいる。思ってくれる。支えてくれる。そうしたら、自然と恐怖や不安も和らいで。 「茜……もうちょい迷惑かけるね」 包帯がじわりと湿気を帯びた。 (-214) 2021/11/06(Sat) 1:40:25 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「ははは。良い性格してる、というのは否定しませんよ。 清く正しく在るのは会長の役目。 その影たる俺は、汚れ仕事が相応しいというものでしょう」 選ばれなかった理由は、定かではない。 単に、無作為に選ばれ、そして選ばれなかったのか。 単に、彼等の方が優秀だったからなのか。 或いは。直接関与はしない立ち位置から、生徒会として こうして手を貸すのが適任だと判断されたのか。 できる事と言えば、憶測だけ。 何れにせよ、"選ばれなかった"という事実だけがここにある。 「ええ、申し開きは最大限させて頂きますとも。 とはいえ非は全面的に学園側にあると思いますがね。 どうせ普川の奴も憎まれ役だから買って出たのでしょうし。 であればせめて、俺達が。後輩達に負わされる責任を 少しでも減らしてやりませんとね。」 (-215) 2021/11/06(Sat) 1:41:10 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+39 朝日 「今さら、なんて言葉はないぞぉ いつだって、変われるのは自分次第 …… なれよ! カッコいい自分! 」囃し立てるように盛り立てる。 とはいえ賑やかし程度なので、無理に強制することもなく。 ……出来ることなら、みんなが輝くところが見たいがね。 私にとっては、一緒に参加できる最後の体育祭だ。 「……ふふ、楽しみだねぇ」 立ち上がり、窓の方へと足を運ぶ。 隣に並び立ち、校庭を眺める。 疎らではあるものの、運動する生徒たち。 どれも、当日のための準備。……実るのが楽しみだ。 (+40) 2021/11/06(Sat) 1:46:51 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖/* そろそろ会長に秘話しないと このままろくに話さず終わりそう……… でも最悪秘話三つ同時進行になるぞ でも やるしか 時間は有限 やるしかなくないか?そうですね…… (-216) 2021/11/06(Sat) 1:52:55 |
尾関春歌は、ふわふわな夢を見る。 (c33) 2021/11/06(Sat) 1:58:31 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海若井匠海以外の知らない。は、誠意を尽くした上であったり、もしくは知りようの無い物は知れないという事で。これは全く罪ではないが。 若井匠海にだけ置いては、知らない、知ろうとしない。を意図的に選んでいる。これは全くの罪である。 それでも若井匠海は出来るだけ人との直接的な接触を全てを避けてよけて面倒事とはおさらばを選んだ。何故か。"そうする気が全く起きなかった"が1番である。2番目は単純に巻き込み事故が怖く、3番目は知らない。 先程もどこか別の場所へ行こうと言いながらも、結局は部室に至り、突っ立っている。行ったのなんか購買ぐらいのもんで。それも一瞬。 部室には絵が置いてある。朝だかに描いていた、描きかけのものが。 手に取って眺める。眺めずともわかるが…殆ど書いていないに等しい状態だ。かと言って加筆の気が起きず。加筆しても失敗作になる予感しかしない。 中途半端だなぁ。絵も己も中途半端![末路哀れも覚悟の上]じゃなかったのか? あの日自分を鼓舞した歌は今はプレイリストの1番下へ。代わりに… [あれ足りない?これ足りない? 結局の所 自分が足りな] 掛かっていた曲も中途半端で止めてしまった。それにしても最近はイヤホンの付け外しが多い。人のいる所ではすぐ付けないと 身が持たな なんか面倒くさくなる。「あー。」 若井匠海は、少し。本当に少しだけ途方に暮れたが。 すぐに元の調子に戻った。へらへら。 …キャンバスは、しまった。 (-217) 2021/11/06(Sat) 1:59:08 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 生徒会長 織田真宙スマホのメッセージアプリに、通知が一つ。 『随分とご連絡が遅くなってしまってすみません。 今朝も随分と慌ただしいようでしたが、 そちらは大事無いでしょうか。 何れにせよ、会長代理の務めはお任せください。 会長が、安心して自らの務めを果たす為の後押しを。 それこそが副会長の役目というものですからね。 お忙しいようであれば返信は不要です。』 そんな簡素な連絡。 手が離せないようであれば、当然返事は無くとも構わない。 何せ、生徒会副会長は。 あなたが日々多忙である事など、誰よりも知っているのだから。 (-218) 2021/11/06(Sat) 2:07:01 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「……だから私と同い年かって不安になるんだよなぁ 性分とかそういうのだっていうんなら構わねぇけど…… 柏倉だって、私からみりゃ十分に光だよ」 達観しているのか、諦観しているのか、 本気で言っているのかすら怪しいけれど。 この男なら、大企業を裏から牛耳る将来もありそうだ。 ……今から関係を深めた方がいいかもしれない。冗談だが。 「まぁ、学園の非ってのには同意見 わざわざ子供たちに対して試さなくてもいいだろうに 悪意を持って用いたり、歯止めが利かなかったりと、 そういった想像はできるだろうにねぇ」 自分のことは棚に上げる。 甘い判断によって、それらに類するものではないのだと。 「……そうだねぇ 今から謝罪文でもしたためておくかい? そのくらいなら放送室を悪用しても罰は当たらんだろう 私と君と、普川も巻き込むかぁ!」 くつくつと、笑う。 後輩には見せられないなと自分でも思う。 それほどのあくどい笑顔。 (-219) 2021/11/06(Sat) 2:08:44 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海ープルルル プルルル プツッー 「殿畑ぁ。そっち調子良くなった?」 ー留守番電話にお繋ぎしますー 「ウフフ。」 バーカ。 小学生以下の理不尽な罵倒を記録に残さず押し付けた若井は知るよしもない事だが。 この頃殿畑は、未だ目の前に延々と現れ続ける数式や数列をガンガン痛む頭の中で解いて消して解いて消してを繰り返していたらしい。今日び電話に出る余裕など存在しなかった。 (-220) 2021/11/06(Sat) 2:13:12 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……それでいい」 思う存分迷惑をかければ良い。自然治癒で収まるのか否か、それはわからないけど。 それでも自分ができるのは、常に味方していることだけだから。 助けてくれたのだから、次は自分が手助けをしたほうが座りがいい。 「とりあえず、制服汚れてるから着替えにいくよ」 あなたの腕をしっかりと握りしめて、離れないように。 ゆっくりと前へと歩くものの、歩調はあなたにあわせる。時間がかかっても構わないから。 確かに噛み締めるように、あなたを導こうとする。 (-222) 2021/11/06(Sat) 2:19:11 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「見えないからわかんないけど、すごいことなってんだね……着飾るのもしばらくお預けじゃん」 ゆっくりと歩いていく。あなたの配慮のおかげで躓いたりはしなかった。視覚から意識を捨てて感覚が研ぎ澄まされたから、あなたのぬくもりをしっかりと感じられた。 (-223) 2021/11/06(Sat) 2:29:12 |
【墓】 朝日元親>>+40 守屋 「……無茶言わないでください」 隣に並んだ姿を見て、短く息を吐く。 まあ、元気そうで何よりだ。 早いところ、頭のガーゼも取れてくれれば尚いいんだけど。 もう一度、窓の外を見る。 グラウンドに、数日前の自分を幻視した。 それそのものをもうどうにか思うことはない。 良い気もしなければ、悪い気もしなくなった程度には昇華したつもりだ。 「それじゃ、僕は行きますよ。 次は目を覚ました時、僕以外の人がいるといいですね」 なんだ、なんて言うくらいだし。 先輩の返事も聞かず、窓際から離れた僕は談話室を出る。 体育祭を楽しみにする、その呟きには触れなかった。 台無しにするような言葉しか、僕は吐けそうになかったから。 (+41) 2021/11/06(Sat) 2:31:11 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠着替えの為に布団の上で上半身を起こそうとして、起こして、「どぁぁ……」と謎の声を上げながら再度倒れ込んだ。 「むりだわ……。きがえ、むり。詰みですね……。のみものと片付けだけでも、たすかったし……」 諦め。 (-224) 2021/11/06(Sat) 2:31:53 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「人の精神性など、生まれ育った環境によって 同年代であっても、如何様にでも変わり得るものでしょう。 とはいえお褒めの言葉は有り難く頂きますよ。 暗がりに差す光、程度になれているのであれば光栄です」 実際の所、柏倉は決して性根の良い方ではない。 寧ろ逆、必要悪を嘯く捻くれ者の面倒臭い男だ。 誰よりも現実を見て、諦めを付け、合理に則って割り切れど。 だからと言って何もせず現状に甘んじてやるのは業腹なのだ。 少なくとも、敵には回さない方が無難な人種なのは確かな事だ。 「そもそもの話ですけどもね。 学園側としてはまあ、黙認に近いとは思うのですけども。 この体育祭前にドーピング疑惑に引っ掛かりそうな代物を 看過するなという話なのですよ。そもそもの話ですけど。」 正直、これを言っては元も子もないが。 よっぽど腹に据え兼ねていたらしい。 それらに目を瞑っていた自分を棚に上げるのもお互い様。 「まあ、全員反省文くらいは提出する事になるでしょうね。 心中できちんと反省しているかに関わらず。 反省していますよというアピールは必要なものです。」 品行方正とは掛け離れた性悪な笑み。 巻き込まれた風紀委員のげんなりするさまは想像に難くない。 哀れ、普川尚久。恨むなら己の運の無さにすると良い。 (-225) 2021/11/06(Sat) 2:46:31 |
若井匠海は、先生から肩を叩かれる日を暢気に待っている。欠伸をしながら (a42) 2021/11/06(Sat) 2:59:00 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「じっとしていたからかな。妙に服が汚れてたから。 代わりにメイクとか手入れくらいならしてあげる。笑われないことだけ祈っといて」 常通りの調子でそう茶化すように。なるべくいつも通りのそれらしいテンションで会話をしつつ、あなたを更衣室に連れ込む。 「……なんかへんなの」 ぼやきながら、あなたを着替えさせるためにてきぱきと動いていたことだろう。 (-227) 2021/11/06(Sat) 3:01:57 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「馬鹿。こういう時くらいは今みたいにきちんと言葉にしろって言ってんだよ。ふらふらへらへらいつもの副会長やってんじゃねぇんだから避けんな。まあでも、そうだな、」 のらりくらり。絶妙に回答しているようでしていない。 それが非常にうまい“器用”な男だ。 人生に全く希望を抱いていない癖に、絶望までは出来なくてただ半端に適応して、決して楽しいと言えるような生き方をしないままただ生きている。生きてしまえる。俺“達”は。 何度“お互い様”を言えば気が済むのだろうか。 ふは、と思わず笑いが漏れて煙が変に入り軽く噎せたのは、余りに性質が近すぎる事へか、或いは相手からの直球の回答へか。 「今の回答はさすがにメッコメコの自信が少しは戻って柏倉君の事大好きな普川君は嬉しいですぅ。……言えんじゃんお前。さすがですわねぇ、面倒臭い女みたいな泥沼男の心理をよくご理解していらっしゃる」 普川と言う男はその点不器用だが、生き方と現実の見つめ方と割り切り方は柏倉と「同類」で、もうこれが器用なのか不器用なのか、わかりゃしない。まあ常にわからないを生きているが。 そもそもこいつは感情が無い訳ではないのに露に中々してくれないからこうなるのだ。それでも普川は聞きだす側なのは1年からずっと変わらないから、結局の所相手を意識しだした時点で毎度無理やり吐かせる羽目になるのだろう。この先きっと。 「ああ?わかんねぇし、これに関しては“お互い様”だろ」 紫煙があってもこの距離だ。いつも“この距離”にいた。自嘲的な笑みをされようが、横目ですらそんな表情も全部見える。▼ (-228) 2021/11/06(Sat) 3:08:39 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「助かるわ……絶対一人じゃできないもんね。茜がやるなら大丈夫じゃん」 「……変なことされてる気分」 相部屋をしている手前、見せるのは今さらなのだけど、目隠ししたまま人に着替えさせられるというのはなかなかに恥ずかしいものがあった。赤ちゃんにでもなった気分。 (-229) 2021/11/06(Sat) 3:17:16 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「あーあー知ってますよそうですねぇ。 普川君を大好きな柏倉君はもう期待が怖くて仕方ないから、性質気質その他諸々の判断すら期待への諦観の前では霞んでなくなっちゃうんですねぇ」 『期待しなければ、』 その理屈と心情が分からない訳ではない。 そもそも自分だって、期待なんて他者にはしていないのだ。 ただ、隣のこいつ相手が例外だっただけ。 お前の方は、俺の事例外にしてくれんの? 「どこをどう見たら俺がお前を置いていくと思えるんだよ。 俺のこの性質治るって思ってる?お前に何言ってもお前でいようとするように、俺だって俺のまま変わんねぇし変わるつもりもねえし、……俺は、 別にお前は俺がいなくてもどうでもいい って思ってたんですよぉ。馬鹿か?あ〜〜馬鹿共だわ」俺達が。似てる癖に相手の思考、完全に読み違えてやんの。 生き方も馬鹿なら肝心なとこも馬鹿。救いようがねぇな。 まあ救いようがない自分で、相手だから。 こんなに傍に居ても辛くなくて、変に心地いいんだけど。 「まあ期待してろよ。そんで俺もお前に期待するからよ」 「いやはや、何年振りの期待かねぇ互いに。お前が“今後に解答は期待して?”って言うから、俺も宣言してやりますよ」 散々現実には裏切られては来たけど、 俺達は互いに裏切った事、今まで一度もないだろ。▼ (-230) 2021/11/06(Sat) 3:47:23 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖ああでも、この期待0で生きてる男でも、素直に嬉しく思うと言う程度には捻くれてないのは、想像外とは言わないけど、喜びを感じるのも事実で。 だってお前、 俺以外だとこんな台詞言われても聞き流して終わりだっただろ? そう考えると優越感を感じんの、もう終わりだよ。 あーやだやだ。本当は対等で居たかったんだけど、腹立つからずっと世話の焼ける男でいてやるとしますかね。それでも対等になれるだろ。きっと。 「お前の事を置いていかない。 最期まで一緒に隣にいて、離れないで憎まれ口叩きあってやるよ。死んだら死んでやるし。俺が死んだら死んでな?こんな期待もできない世の中に一人で生きんの、生きられるけど寂しいじゃん?」 (-231) 2021/11/06(Sat) 3:49:21 |
【妖】 鏡沼 創/* 今日は珍しく静かなお嬢様でございますわ! 毎日昼辺りまでお話ししておりましたから、皆さま限界かと思っておりましたのに どこかに元気なお嬢様がいらっしゃるんですのね!? ($34) 2021/11/06(Sat) 3:58:01 |
透 静は、ビート板を使いつつ、プールで息継ぎの練習をしている。 (c34) 2021/11/06(Sat) 4:05:47 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ適当な服とタオルを持ってきて。 「ゾンビかよ。 まあ無理なら無理すんな…… でも濡れたまんまじゃ身体冷えるし、少しは吹いた方がいいか。脱がさんでもええところは拭いとく」 葛藤のうちに出た答え。多分これならまだギリ。 (-233) 2021/11/06(Sat) 4:37:33 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* ワワ……! 完全ノープランだったのでお任せですわよ(なんとなく投げた) 先日からの秘話も一回〆で区切られているので、 どちらもお使い頂けるとは思いますわ。 (-234) 2021/11/06(Sat) 4:39:26 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静/* 秘話でメッセロール投げて、流れ次第で白窓行くか決めるのはいかがでございましょうお嬢様? 透くん練習中なので、メッセ見てないって感じだったら、いつも通り生えましてよ! (-235) 2021/11/06(Sat) 4:46:50 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* こちら大丈夫でございますわ、お嬢様。 今の透くんはあまり泳げないので、休憩中という体で確認できますの。 (-236) 2021/11/06(Sat) 4:49:59 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静あなたがいつ確認するかは、わからないが。 息継ぎの練習をしている頃に、短いメッセージが届くだろう。 『そろそろ、してぇ事決まりやがりました?』 /* 了解しましたわ! (-237) 2021/11/06(Sat) 4:57:14 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創少し時間を置いてから、肯定を示す兎のスタンプが現れた。 『決まったけど、直接会うんじゃなくて、ここでもいいか?』 『今のオレ、ちょっとテンション高いっていうか、楽しい。 人がいたから言わなかったけど、溺れたの、嬉しすぎて』 『皆と同じになれた、とか思って』 ぱ、ぱ、と今までと違い、 単語が確りと繋がった長文が、メールのように送られてくる。 『文字の方が、落ち着いて話せる。多分だけど』 (-238) 2021/11/06(Sat) 5:09:12 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜 衣の擦れる音、身体から布の分の重みが失われ、代わりに冷たい外気が素肌を撫でた。空気の流れで、物音ですぐ側にあなたがいることを感じる。敏感になった身体に手が当たれば、思わず小さな声を漏らした。 程よく引き締まり、括れた身体。桜色の肌着がぴんと張っている。着替えやすくするために、合図を受ければ腕を伸ばし、促されるままに身体を曲げる。服を脱がせて着せるためだけれど、すっかりいいなりになっている。 「思ったより恥ずかしいわ……。誰も来てない?」 (-239) 2021/11/06(Sat) 5:10:11 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静『ええ、構わねぇですよ』 そう返し、いつもとは違うあなたからのメッセージを眺める。 鏡沼は、少なからず驚いていた。 てっきり、水の中に居られなくなった事を悲しむものだと ばかり思っていた。 溺れたのが、人と同じになれたのが、嬉しいだなんて。 次々と送られてくるメッセージに、胸が騒めくのを感じた。 この感覚が何なのか、鏡沼にはわからない。 『そんなに、嬉しかったんです?』 あなたが文字で話す事を選んでくれて、よかったと思った。 会って話してたら、この喜びに水を差す様な事を言って しまってたかもしれない。そんな気がした。 (-240) 2021/11/06(Sat) 5:20:34 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創『ああ。息が出来なくて溺れたこと、なかった。 水の中に居ようとしたら、皆はああなるんだな。 このまま、オレも皆みたいに、なれたらいいのに』 適応した身体に恵まれたが故の、無い物ねだりのような言葉。 実際手紙を書く要領で書いているのか、 普段よりは返答が届くまで時間が掛かっていることだろう。 『それで、他の人と同じになったら、創にも近づける』 『オレ、アンタみたいになりたい。 色々できて、他の人と普通に話せる人になりたい』 文字に起こすことで幾分か纏まった思考を、貴方の手許へと流す。 (-241) 2021/11/06(Sat) 5:34:55 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静胸の騒めきが大きくなる。 あなたの言葉から読み取れるのは、『憧れ』だ。 普通への。皆への。そして────自分への。 あなたは、知る由も無いだろう。 鏡沼が『他者に憧れる事』を、自らに禁じているという事実を。 “何にでもなれる”存在が、何かに憧れてしまったら。 本当に“そうなって”しまう から。自分が元は何だったのかさえ、わからなくなってしまうから。 『僕は、静に憧れてもらえる様な人じゃありませんよ』 あなたが、目の前に居なくてよかった。 動揺に気付かれずに済むから。 妙な事を口走らずに済むから。 どうして寄りによって、あなたが。自分に。 文面にさえ動揺が表れている事に、鏡沼自身は気付いてない。 (-242) 2021/11/06(Sat) 6:01:47 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創……壁から頭を出すハムスターのスタンプが送られてくる。 動物系のスタンプを色々と持っているようだ。 『創はそう思う? なら多分、オレの方からだけ、なのかな』 『オレがアンタのこと、好きだから、そう見ちまったのかも』 滲む動揺に、貴方を困らせてしまったのか、と心配している様子で。 『やりたかったこと、というか、伝えたかった事も』『それで』 『アンタはオレより学年上だし、言い逃す前に言っときたかった』 何を、とはまだ示さないまま。 見え見えの、貴方への恋慕を隠せた心算でいる。 (-243) 2021/11/06(Sat) 6:17:19 |
【独】 人魚姫 透 静/* あと村終わるまでにトモダーチに話しかけに行ってみたいんですよね〜〜 (しかし倒れていたり異能が大変なことになっていたりでやばそう……) (エピ入れば落ち着いたりしてるかな……大丈夫そうだったらまた贈り物しに行きたいね) (-245) 2021/11/06(Sat) 6:21:42 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静文面から伝わる恋慕を、普段ならもう少し上手く躱せてたの かもしれない。 けれど、今の自分はぐちゃぐちゃだった。 あなたが受けた仕打ちに対する怒りと。 それによって齎された状態をも喜ぶ、あなたへの複雑さと。 あなたから、憧れを向けられた動揺と。 全てが綯交ぜになって。 『静が僕に、伝えたかった事』 『言っておきたかった事は、何ですか?』 つい、結論を急く様な文面を送ってしまったのだ。 /* わー、お返事遅れました! すみません (-246) 2021/11/06(Sat) 7:13:58 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「 めちゃくちゃびっくりしました…… じゃあ、これからたくさん試せますね。 いろんなおやつ食べて一番が決まったら教えてください」 牛丸は食べるのが好きだし、皆と好物を交換するのも好きだ。 いつか先輩のおやつをとっておきのおやつと交換してやろうと企んでいる。 「荒療治にもほどがありますけど。 私も先輩も、それで何かが変わったということで手を打ちましょう」 勝手に反面教師にしてしまったことは少し申し訳なく思う。 それでもこれ以上嘘をつくのも嫌で、素直に話すことにした。 「ありますよ。あるったらあるんです。 なかったらそれはチャージ期間なんで」 明日が楽しみだ。明後日もその次の日も。 やさしい人たちにたくさんいいことが起きるといい。 そんなことを考えながら、お昼寝スポットの穏やかな時間は過ぎていく。 (-247) 2021/11/06(Sat) 7:15:24 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創『好きだ』 初めに届くのは三文字だけ。 『アンタの事が好き』『人魚が、したみたいに』 『創のことが、恋で好きになってる』 青年は貴方の文面に応えてか、結論だけを真っ先に記した。 『アンタが、どう思ってるのか、分かんなくて 聞きたかったんだ』 『オレ、多分、創のこと全然解ってないかも、だし』 /* お気になさらずですわ!置きレス等々歓迎ですのよ (-248) 2021/11/06(Sat) 7:24:38 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「おうおう! やっぱり、腹に一物抱えてんなぁ! ……いやぁ、あんたらの部屋は楽しそうだわ」 いつかお邪魔しよう。 隠れたところで、愉快な一面が見られそうだ。 ……まさか、こんな時期になって、 友人たちの新しい顔を知るなんてね。 「────さぁて……忙しい中、時間をとらせたね まだまだ仕事が山積みなんだろう? 揉み消すのは、私はできないからねぇ むしろ広める側……だから応援してるよ」 今さらこの二人に遠慮というのもおかしな話だろう。 むしろとことんまで道連れにしてやんよ。 これが俗に言う恩知らずなのかもしれない。 「……なんというか、そっちの柏倉も結構好きだよ」 (-249) 2021/11/06(Sat) 7:52:48 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静届いた文字を、震える指先で撫でる。 わかってる。わかってた。 今更、驚く様な事でも何でもないのに。 胸が騒めく。 『わかんなくて、当然です』 『僕の気持ちなんて、僕の事なんて、僕にもわかりませんから』 『僕には、「自分」と言えるものが何もありませんので』 途切れ途切れに、飾る事さえ出来ていない言葉を送る。 『ただ、静にこうして好きだと言ってもらえて』 『胸が騒めいて、苦しくて』 『苦しい筈なのに、静の傍は酷く居心地がいいんです』 『僕みたいなのを好きになっても、静にいい事なんて無いのに』 『それなのに、僕はきっと、静から離れてやれないんです』 『僕は、何処にでも居られてしまうから』 『傍に居たいだなんて、思ってはいけないのに』 『何かを望んではいけないのに』 『どうしても、静の気持ちを拒めないんです』 (-250) 2021/11/06(Sat) 7:57:56 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創『?』 『創のこと、まだ分かんないから、勝手なこと言えないけど 創が傍に居るのは駄目なのか?』 首を傾げた。同じく、疑問符を浮かべる猫のスタンプを一つ。 『良い事ならあった、水に沈むより楽しいことが見つかった。 離れなくていい、オレは創が居てくれると嬉しい』 ▼ (-251) 2021/11/06(Sat) 8:22:00 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創▼ 『オレはアンタが何しても気にしないし、 何なら、他に好きな人が居たって構わない』 "人魚姫"のような片想いは抱けない。そうはなれなかった。 それは無垢の世知らずで、故に初めて、何かを自分の近くにおきたいと思ったから、 手に入れるか、その欲だけを残すか、その二つしか考えられていない。 『人のことが欲しくなったのは初めて』 『アンタだけは、家族の誰に言ったって手に入らないだろ。 だから、直接オレが言うしかないって思ったんだ』 (-252) 2021/11/06(Sat) 8:26:07 |
【独】 人魚姫 透 静/* 不穏っぽいRPしちゃったけどぜ〜んぜん平和です 人狼差分使ってみたかっただけで、PLは全を考慮しています 対人関係、今全体がどうなってるのかなんも解らんしな (-253) 2021/11/06(Sat) 8:28:48 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静『駄目なんです』 『僕が傍に居たら、静の世界を狭めてしまいますから』 『静には、もっと広い世界を見て欲しいんです』 『空っぽな僕なんかよりも』 ────ここまで送った所で、違和感。 今行く訳にはいかないと、意識的に閉じていた筈の認識の扉。 それが、 予想外に強い力で抉じ開けられる 様な。「ッ、あ…………!」 駄目だ、と思った時には もう遅かった。 ▼ (-255) 2021/11/06(Sat) 9:09:14 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静────次の瞬間。 「ぁ…………しず、く」 あなたの前には“鏡沼創”が居た。 呆然とした様子で、目を見開いて。 その様子から、意図した出現でない事は容易に察せるだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 望まれたなら其処に居る事になってしまう。 あなたが欲しいと、“鏡沼創”を手に入れたいと願う気持ちが 異能の持ち主の想定を超えたから。 あなたの目の前には今、“鏡沼創”が居る。 当然、この“鏡沼創”は『本物』と呼べるものではないが。 今頃『本物』も、慌ててこの場へと向かっている事だろう。 (-256) 2021/11/06(Sat) 9:10:47 |
鏡沼 創は、焦った様子で走り出した。 (a43) 2021/11/06(Sat) 9:12:48 |
【独】 人魚姫 透 静/* ん!?あ゛!?!!?!? →「直接オレが言うしかないと思った」) ちょっと待てよこれか!?!!?!?!?!!?!?(無自覚PL) あああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww −おわり− (-257) 2021/11/06(Sat) 9:13:15 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「…………」 プールから出て着替えたばかりなのか、 廊下の一角、人気が少なそうな階段踊り場の壁に 青年は凭れ掛かって立っていた。 「 ン゛!?!!?!?!?!!?!? 」突然現れた姿へ、やった本人は 普通にめちゃくちゃびっくりした 。無表情で固まっている。動作を停止した図。 「…………え、あれ、うん……?」 はわ……となった。慌てて来させてしまったのかと誤解し不安気味。 (-258) 2021/11/06(Sat) 9:20:04 |
【独】 人魚姫 透 静/* いや申し訳ないことに私自身もハチャメチャ油断してて 驚きすぎて日本語おかしい発言そのまま送ってしまった エピ入った後向けに謝罪をここに残します 日本語ガバすまねえ (-259) 2021/11/06(Sat) 9:23:34 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「…………、……無茶苦茶、するじゃないですか」 あなたの認識から姿を消そうとした。今もしている。 ……が、無駄だった。 寧ろ、一度現れてしまった事で『居る』という認識が強固に なってしまった気さえする。 これはもう、『本物』が此処に来て『こっちは居ない』と 認識してもらえるまで消えられないだろう。 小さく息を吐き、未だ取り繕えてない口調で問う。 「……そんなに、僕なんかが欲しいんです?」 (-260) 2021/11/06(Sat) 9:34:45 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「ん、その時はまた、ここに来るよ」 おやつを持ってね、と軽く笑う。 そんなものが見つかるかは分からないけど、見つかるといいとも思う。 「チャージ期間はずるいな。 もうなんでもありじゃないか」 肩を竦めた僕だったけど、こういう軽口は嫌いじゃない。 結局僕も、この場所で牛丸さんと話す時間は結構好きらしい。 長閑な時間が過ぎていく。 暴走騒ぎなんて、まるで嘘みたいに。 でも、嘘なんかじゃないことは僕こそよく知っている。 だからこそ、この長閑さに安らぎを覚えるんだろう。 (-261) 2021/11/06(Sat) 9:40:13 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「欲しいよ。オレ、嘘は吐かない」 「アンタに迷惑とかは掛けたくないから、 距離とっといた方がいいなら、離れるけどさ」 ……じっと貴方を真正面から見据え、躊躇いもせずそう口にする。 「オレに他の友達がいて、一緒に肉まん食べたみたいに、 創にも知り合いや友達とか、そういう人居るだろうし」 「オレはアンタが欲しいけど、何処かへ引き摺り込みたい訳じゃない」 (-262) 2021/11/06(Sat) 9:43:35 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「…………、……。」 本当は、問うまでもなくわかっていた。 あなたに“鏡沼創”がどう認識されてるかだなんて。 あまりに真っ直ぐ見つめられ、視線が揺らぐ。 「……距離を取って欲しい訳では、なくて。 取った方が静の為じゃないかって、僕は思ってましたが。 そもそも取ろうとした所で、これだけ欲されてたら多分 徒労に終わるでしょうね。 僕は、望まれたら何処へでもこうして現れちまいますんで」 少しずつ、落ち着きを取り戻す。 あなたが引き摺り込みたい訳ではなくとも、鏡沼は欲されれば こうして引き摺り出されてしまう異能の持ち主で。 だからこそ、あなたの世界を狭めてしまうのを避けていたのだ。 「ま、そうですね……。 他にお友達もちゃんと作って 僕なんかでもいいって静が言うなら、断る理由はねぇです。 ただ…………一つ、聞いても構わねぇです? 静は僕を手に入れて、そっからどうしてぇんですか?」 (-263) 2021/11/06(Sat) 10:07:28 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「えっ」 えっ。逆に問われて少し固まる。 「…………うーん……。 ……オレの頭撫でて、また一緒に寝るとか……?」 なにも考えていなかった。 もしも叶ったとして、近くに居てくれるとして。 そこから先の欲求というのを、まだ青年はよく知らなかった。 (-264) 2021/11/06(Sat) 10:12:40 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静答えを聞いて気が抜けたのか、鏡沼はくつくつと笑った。 「そんくれぇなら、全く問題なくやっちまいますよ。 ────『本物』がね」 そう言うと、視線を下り方向の階段へと移した。 其処には、息を切らせた様子の鏡沼が居るだろう。 まるで、階段を駆け上って来たかの様に。 最初から居た鏡沼へと視線を戻したなら、忽然と姿を消して いるのに気付けるだろう。 (-265) 2021/11/06(Sat) 10:21:46 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「……うん? あれ、創だ……ん?」 居ると思ったら居ない、 居たと思っていた場所ではないところにいる貴方に、 青年は何度も首を傾げて混乱しきっている。 「えっ……どこかから走ってきたのか? 呼吸できる?水飲むか……?」 混乱しすぎて変なところを心配し始めた。 (-266) 2021/11/06(Sat) 10:31:20 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静/* 大変申し訳ございません 強めの眠気に襲われておりますので、ポカやらかさない内に一度寝る事にしますわ! (-267) 2021/11/06(Sat) 10:31:30 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* お、お気になさらず好きなだけ寝てくださいましねお嬢様……?! 健康第一、安眠大事ですわ……Sleep…… (-268) 2021/11/06(Sat) 10:35:41 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「生憎元々こういった気質みたいでして。 別に意識して避けてるわけじゃないんですけどねえ? だというのに態々意識せずとも避けるられる余地をくれるとは 風紀委員様は随分と俺を甘やかしてくださる」 何も嘘であったり建前であったりという事も無い。 特段意識していないという事も、元々そういう気質という事も。 そして自分はそういうものなのだと開き直っている。 開き直って、より自分が優位に立てるやり方を選ぶ内に。 向けられる感情に対して、まともに取り合わない事を選ぶ内に。 掴み所の無い言葉で煙に巻く事ばかり上手くなってしまった。 それが実の所器用な生き方なのか、不器用な生き方なのか。 わかっていれば、今頃もっと上手に生きていただろう。 そんな事を思いながら。 少々噎せるさまを、かわいそうなものを見る目で見た。 「本当に、面倒臭い奴」 心底呆れたようにそう吐き捨てて。 もう幾らか短くなった煙草を、また少し短くする。 何も、感情が無いわけではない。 それを態々表に出すのが億劫で、そうする理由も無くて。 そして何より、大抵の場合、感情を露にするというのは損だ。 (-270) 2021/11/06(Sat) 11:36:28 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「ええ、ええ、まったくもって仰る通りです。 碌に確証の無い期待なんざもう真っ平御免だ。 もう随分長い付き合いの普川殿は、 それをよくよくご存知だと言うのに期待しろなどと言う」 それでもやはり、今は取り繕っているつもりは無い。 日頃意識せずとも零れる程度の感情は素通しされている。 そして、本音を腹の底に押し込めているつもりも無い。 言ってしまえばこれは、損得勘定の関係ではないから。 「何処をどう見たらお前が俺を置いて行くと思える? はは、逆だな。置いて行かないなんて保証は何処にも無い そしてお前が変わらないって確たる証拠も無い。 言質も取ってないものを信じられるかって話だよ。」 少し前の自分は、確証も無い期待ばかりをしていた。 憧憬と、少しの羨望と共に上ばかり見て。 いつか必ず彼等の隣に並ぶ事ができるのだと信じていた。 或いは、彼等と同じ世界を共有し続けられるような。 何の根拠も無しに、そんな日々が続くと信じていた。 けれど、人というものは、変わるものだ。 言質も取っていないものは信じられない。 言われてもいない事に、確証も無いのに勝手に期待して 勝手に裏切られた気分になるなんてバカバカしい。 裏を返せば、言質さえあれば信じはするという事になるけれど。 (-271) 2021/11/06(Sat) 11:38:28 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「お前が居ないなら居ないで、生き方は幾らでも。 どうでもよくはないが、そういうものだと割り切れはする。 どうせそれはお前だって同じだろ。 だと言うのに、態々それを崩そうとするんだから、救えない」 本当に救いようが無い。 互いに、互いが居なくたって、どうにか 生きていけはする のに。態々そんな期待を持たせる事でその均衡を崩そうとする。 そうなれば、後は互いに依存するばかりだと言うのに。 自分達は、自分達だけは。 決して互いを裏切らないと知っているから。 だからこそ依存し合ってしまうとわかっているのに。 「はあ、最低の口説き文句だ。お前はそういう奴だったな。 ああいいよ、お前に期待してやるさ。 "特別に"な。お前は俺の事を置いて行かないって、俺が居なきゃダメだって これからはそう信じて生きてやる。 大口叩いておいて、お前が先に死んだら、その時は。 これで同じ所に行けるって喜んで死んでやるさ」 もう煙に巻く事はできない。煙に巻く理由が無い。 紫煙が煙れど、この距離では意味を為さない。 なら、もう必要無い。 灰皿を出すのも億劫で、あなたの灰皿を借りる為に一歩前へ。 用済みの煙草を押し付ければ、じり、と音を立てて火は消える。 煙草は必要無いけれど、もう少しだけ溺れていたい気分だ。 お互い今は仕事をする気にはなれそうもない事だし。 少しくらいは投げ出したって許されるだろう。 (-272) 2021/11/06(Sat) 11:40:28 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉着替えやらで見る機会はあっただろう。こうして介助することなんて早々あったものではないけど。 「お姫様になったと思えば良いんじゃない?」 赤子や介護だと締まりがないから。 恥ずかしそうにする彼女を言うがままに衣服を脱がせていく。 気配は近くに。呼吸は間近に。目を隠しているから吐息が撫でるだけでも大変かもしれないけれど。 「誰もきてない。こんなところ見られたら変なプレイでもしてるみたいだよね」 文字通りイケないことをしている状態だ。 「……」 なんとなしに括れに沿って指を這わせる。 (-273) 2021/11/06(Sat) 11:48:25 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「ははは。 広める側が口を噤んでいてくれる、というのは。 秘する側としては、結構助かる事なのですけどね?」 口元に人差し指を当てて。 そんな些細で遠回しな"隠し事"への"協力のお願い"をする。 とはいえ、どう動くかは各々の自由だ。 こちらはいつだって、そこにある結果と向き合うだけ。 「…まあ、どちらの俺も決して建前ではないのですよ。 その上で、どちらも悪しからず思って頂けるなら。 それは、ええ、光栄な事と思いますよ。」 「とはいえどうかご内密に。 俺も決して善人ぶりたいわけではありませんが。 こればかりは生徒会のイメージに関わりますから、ね。」 何処までが冗談で、何処までが本気とも付かない。 ともすれば、全てが本音と言えるのかもしれない。 そんな言葉を重ねて、再び煙に巻くように笑みを一つ。 そうしてあなたがその場を後にするのなら。 "生徒会副会長"は、いつも通りにそれを見送るだろう。 (-274) 2021/11/06(Sat) 12:13:09 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜『そうだ、先輩』 『今日少し部活遅れます』 談話室を去った後、短な業務連絡を送る。 流石にこれ以上部活に穴を開ける気はないから、遅刻してでも部活には顔を出すつもりだった。 (-275) 2021/11/06(Sat) 12:34:01 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜『見舞いです』 『病欠してる奴がいるらしいんで』 『まあ、すぐ戻りますよ』 長居するつもりはない。 その通りに大した遅刻もせずに放送室に現れることになる。 (-277) 2021/11/06(Sat) 12:50:09 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「だとすればお転婆がすぎるじゃんね。たまにはしおらしくしてみる?」 無防備に身体を晒す。気心知れた相手でも、こんなに側で存在を感じれば、こんなに言われるがままになれば、恥じらいに頬を染めてしまう。 「アハ……学校中に広まったらここでカレ作るのとか無理になるじゃんね」 冗談を言うくらいの余裕を見せていたが……。 「 んひゃ! あかね、ちょ。今遊んだっしょ」 いつもより高い声色で、小さな悲鳴と抗議の言葉。撫でられた腰が仄かに温かい。 (-278) 2021/11/06(Sat) 13:05:46 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「今の状態でも十分しおらしいと思うけどね。自然体が一番じゃない?」 こうやって友人が言われるがままになっているのは、これはこれで面白い。 自分は変化するのを苦手に思うものの、様変わりするのをみる一点においては面白いと感じる気質がある。だから存外、楽しくなってくる。 「なら外で作る?合コン行くとか」 事情説明すればなんとかなるかもしれないけど。 「……うん。いや絵莉ほっそいな〜って思ったから」 ほのかに温かく、すべすべとした肌。 指先でつつくように触れてから、肩に軽く両手を添えた。 (-280) 2021/11/06(Sat) 13:24:32 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「イメチェンとかあるじゃんね。これからこんな暮らし続くなら守ってあげたくなるお姫様路線とかいいかも」 したたか。 せっかくなら状況を楽しむという気概は変わらない。 「合コンに目隠しした女来たら話題にはなるじゃんね。そんときは捕まえたい男にお世話してもらおっかな。けど顔わかんないじゃん。ヤバ。匂いとか声とかで決めんのかな。アハハ」 「んもう……そりゃあしっかり管理してるし。あたしの自慢のボディ、堪能したらいいじゃんね」 あなたの指が身体の上で踊る。ひくひくと身体を反応させた後。 「茜? もしかして、欲しいの?」 肩に両手がふれれば、顎を軽く上げ首元を晒して。 (-281) 2021/11/06(Sat) 13:38:39 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜放課後、見舞いを終えたあと。 「お疲れ様です」 静かに部室の戸を開けて、先輩の姿を確認した僕は、手提げのビニル袋の音を立てながら適当な椅子に座る。 ビニル袋の中に、リットルの牛乳が入っているのは外から見ても分かるだろう。 「……」 台本読みの邪魔をするのもなと思った僕は、それ以上の声をかけずにいる。 無意識に、深々とした溜息が毀れた。 (-282) 2021/11/06(Sat) 13:57:56 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「いいんじゃないかな。そういう路線も悪くなさそうだし。姫プってやつじゃん。 お世話してくれる男性が好きなんですーとかか弱い女の子になってさ。……うん、面白そう」 言葉はまったく跳ねないから面白いと本当に感じているかは怪しい。 どうせこれも与太話。 「管理できるってまめな人じゃないと難しいからね。運動してても調整ダルいって思うのに。 いや…………そうだな。 一口だけ、貰っていい? 今日は乾きが薄いから、もしかしたら治ってきてるのかも。 ……だから、収まるか治る。そして思うよ」 あなたの髪を撫でながら、そっと首筋に指を這わせる。 (-283) 2021/11/06(Sat) 14:12:13 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「そういうのしてないしやってみてもいいかもじゃん。あんまり委ねすぎるとそれはそれでやっかいなことになるんですケド。あ、ヤバくなったら穴開けて逃げればよくね? 自衛手段ばっちりじゃん」 活用法を模索し始めた。 「おしゃれめいっぱいするなら下地は綺麗にしときたいじゃんね。甘いものも食べたいんですケド。 マジ? よかったじゃん。くれる相手探さなくてすむじゃんね。うれしいな。あたしも治る気がしてきた」 ふわりと髪が浮いて、首に指があたる。それはさっきより仄かに熱を帯びていて、そして、喉が鳴る音を聞く。 「どうぞ、めしあがってね」 求める声に応じて、身体を差し出した。 (-284) 2021/11/06(Sat) 14:31:43 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「入会するか〜全日本帰りたい協会学生支部」 そんなものは無い。 結局まだうじうじ悩んでいる最中だった。多分今日全編これかと思われる。全てを吹き飛ばす爆音は、今は鳴らず鳴らさずで無音。 がまぁしかし…ある意味これも青春かもしれない。 部活に打ち込む事が青春だった。と後に語る人間も多いし、 人間関係のゴタゴタこそが青春だった。と述べる者も多く、 それらで思い悩む事自体が青春の1ページと看做されるのであれば、 ある意味この男は全部やっている。 /* と思…う。 全てをやらかしたのはPLである。お叱りご意見ご鞭撻を御頂戴する前に、こういい感じにある程度纏めようと思う。 PL発言も、ここではこれで…終わりだ!私は楽しかった!参加出来て良かった!最後まで楽しんで行くぞ!!!あと2日とちょっと…?よろしくお願い申し上げます。気をつけつつ、やる!以上! (-285) 2021/11/06(Sat) 14:51:01 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「攻防一体で無敵の人か。可能性が広がってくるから絵莉の未来は明るいじゃん」 応用的な活用法、具体的な道筋。話が展開するにつれてなるほどと相槌を打つことになる。 「それは……まあ分かる。甘いもの食べてその分運動して、とか。 マジ。体から薬が抜けてるのかな。治るのあんまり期待してなかったけど」 首筋に触れた手をそっと背中に回す。安心させるように密着して、口を開いて牙を露出させると、耳元で囁いた。 「いただきます」 熱い吐息が首筋を撫でて、 血 を求めて皮膚を食い破る。肌着姿だから直に肌の熱が伝わってくる。疲れているだろうから遠慮しがちに、体調を崩さない範囲でゆっくりと血を啜る。 (-286) 2021/11/06(Sat) 14:52:24 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「コントロールできるようになったら便利だよねこれ」 少なくとも普通のクラスにはいられなくなるかもしれない。 「しっかり身体作ってるじゃんね、ほら」 両手で腰をつかんで、ボディラインをなぞった。しっかりとした身体をたしかめるようにときどき指でおしてみたり。 「治んなかったらお姫様のお世話しながら生き血を啜っていく他ないじゃん」 軽く笑って。 身体を密着させればより一層あなたのぬくもり、触り心地を感じる。心臓が鳴る、肺が収縮し、吐息が肌を撫でる。 囁き、口の中の湿気を耳に受けて、全身が痺れるように反応する。それから、痛み。今まで一番刺激を強く感じた、けれど同じだけの優しさも感じて、恐怖は薄れ、すっかり身を委ねてしまっていた。痛みさえなければそのまま眠っていたかもしれない。 (-287) 2021/11/06(Sat) 15:16:27 |
【秘】 牛丸紗優 → 朝日元親「その時はこっちもとっておきを用意しておきます。 びっくりするくらいおいしいやつを」 先輩が和菓子派か洋菓子派か、はたまたスナック菓子に走るのか。 いつか来るその時は、もっと笑ってくれるといいな。 「なんでもありでいいんですよ。 こういうのは言ったもん勝ちで、いいことがあるって言い続けることが大事なんです」 あなたがお腹いっぱいご飯を食べて、布団をかぶって眠って、それがつつがなく為されるように誰かが気にかけてくれて、幸せであれるように。 いつだっていいことがありますように、と。 暴走騒ぎはまだ終わっていない。 この長閑な時間だって休み時間が過ぎれば終わってしまう。 そんな今だからこそ、穏やかに笑いあえたことが嬉しかった。 (-288) 2021/11/06(Sat) 15:28:26 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「能力的にも汎用性高いしね。A組にでも来る?」 そんな戯言を口にしていると腰をつかまれた。水泳で引き締まった体と、見映えをよくするためか手入れの行き届いたさわり心地。衣服越しでも触れれば分かるほどにしっかりとしている。 「ん……ちょっと絵莉……」 もぞもぞ。落ち着かない。触られるのに慣れていない。 「お世話の対価に血を貰うの? 血の伯爵かな……」 お嬢様に仕える吸血鬼の出てくる漫画を思い出した。 痛みを緩和するために唾液をまぶして、舌先でねじ込むように首の傷を舐める。酩酊するような彼女を労るように、背を撫でながら補食する。 呼吸を求める度に吐息が体を撫で上げ、口付けをするように何度も触れる。落ち着くような調子のあなたを横目に。 「ん……」 傷口を塞ぐように皮膚を唇で食んでから、そっと吸血行為を終えた。 (-289) 2021/11/06(Sat) 15:34:32 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「茜がいるならいってもいいかなって、今は思うけど。あと一年ちょいだし。……入ろうと思えば入れたんだけどね」 青春折返し地点。 「あたしだっていろいろ許したんだからこれくらいいいじゃんね」 スキンシップには慣れている。あなたの落ち着かない様子を感じ取って、思わず笑みをこぼした。 「うん。なんかかっこいいかも?」 中世っぽい世界観を適当に妄想している。 首元にじとりとする舌や柔らかい唇が当たる。傷口に冷たい風の代わりにあなたの熱を帯びた息が吹いて、補食行為をなす様子を感じ取る。 「……治ったとして、たまにやってもいいじゃん」 抱き寄せて、あなたの頭を抱えて撫でる。 (-290) 2021/11/06(Sat) 15:53:29 |
【墓】 風雪 世良健人世良健人と世良風磨は、入学したときから一部では話題になっていた。 といっても、特別に彼らが目をかけられていたとか、有能だったわけではない。 新しい環境で生活していくにあたって、双子のサッカー部員というのはやや話題性があったのだ。 それは例えば全校生徒から、だとかいう大したものではない。 そのほとんどは同じサッカー部員や同じ一年のミーハーな女子によるもので、 つまり二人は、おおむねセットで扱われることが多かったのだ。 運動神経抜群で、空を飛ぶ異能を駆使してルールの範囲内でのトリッキーなプレイをする弟。 チーム全体のメンターとして働き、マネージャーとして治療の異能を使う兄。 サッカー部の中で二人の存在は必要なものになっていった。 一つのプレイにかける思いとしても、次の世代へ移り変わるにしても。 ヒーローめいた活躍をしてみせる弟も、縁の下の力持ちの兄も、 どちらもあるからにこその稲生学園サッカー部だと、そう思われるようになっていった。 二年の秋、ちょうど今から一年前。 異能格闘のメンバーに選ばれた風磨は、サッカー部としての練習に加え、 自らの異能を使った効果的なプレイを身につけるために日々研究に励んでいた。 当然体に無理を強いるような練習を続ける健人はそれを止めようとしたが、 「一世一代の大舞台かもしれないじゃん」と、風磨は隠れて練習を続けていた。 大会に向けて追い込みも兼ねた、練習試合の最中だった。 全力を出せるように打ち込んだ風磨は、後半あと少しでポイントを稼げるというところで、 "発作"を起こして倒れてしまった。 (+42) 2021/11/06(Sat) 15:59:50 |
【墓】 風雪 世良健人風磨は先天性の心臓病を患っていた。 健人も、サッカー部のチームメイトも、顧問も、もちろんわかっていた。 だからサッカー部の練習や試合では彼に無理をさせないように気を遣っていた。 兄に監督させ、練習の息抜きはしっかりと行わせ、体への負担を少なくさせた。 それを加速させたのは、異能格闘に選抜されたという期待だった。 きっと、嬉しかったのだと思う。選ばれたということ。認められたということ。 そして、一世一代の大舞台に、自分の全てを賭けられるかも知れないという、願い。 光り輝くような栄光への道に、体は耐えてくれなかった。 世良健人が医学部を目指すことを担任の教師へと宣言したのは、その頃だった。 年頃の男子らしい遊びに興じたり、こっそりゲームセンターへ抜け出したり、 女子となんとなく交友に勤しんでみたりする、そうした十代の若者らしさは抜け落ちた。 目標が出来てしまった。それが良いことかどうかは、他人にはわからない。 世良風磨は寮生活を止め、自宅での療養に専念した。 今は保健室登校の形になり、調子のいい時は教室での勉強も許された。 細かな手術のある前後は、入院のために登校さえ難しくなり、部活動は辞めたらしかった。 もともと双子で使っていた寮の部屋は、ひとりきりの部屋になってしまった。 不自然に空いた同室募集があったのは、そうした理由があったからだった。 ともかく、二年の秋、体育祭の前。一年前の風雪が。 二人の兄弟の行路を変えてしまったのは、かつてあった、小さな動きだった。 誰もが知ることじゃない。けれど、隠されたわけでもない。 よくある話だった。 (+43) 2021/11/06(Sat) 16:09:04 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「なんで入らなかったの? 私は内申上がりそうだから入っただけなんだけどさ」 支配の異能であることもあり、能力としては申し分ない上成績も良かった。 打算的な考えも加えて所属できたことはある種幸運だったにせよ。 「……そう言われると何も言い返せない」 肩を竦める。おとなしく触られていた。水泳部にしては出るところも出ていて、柔らかくハリのある肌をしていた。 「まあかっこいいかも。そうなると火の粉を払う騎士だよね、私」 捕食を終え、わずかに息が上がり乱れた呼吸に落ち着きを取り戻す。抱き寄せられ、あなたに抱えられるような形で胸に飛び込む。撫でられるとなんだかむずかゆい感じがした。 「……本格的にそういうプレイになるじゃん」 (-291) 2021/11/06(Sat) 16:14:33 |
【墓】 風雪 世良健人異能を以て弟の病気を治すことは出来ないだろうかというのは、何度も試みたことだった。 小さな頃から、学園という場で異能の可能性を見てから、一年前のあの時から。 試みが実を結ぶことはなかった。複雑な病理の前では、異能の力は無力だった。 医者が言っていた言葉が何度も思い出される。 残念ながら、既存の方法を以て一定の回復を見ていくのがせいぜいでしょう。 特別に効果的な方法が開発されるそれまでは、今の彼の望みを可能な限りで優先させましょう。 可能な限りというのはつまり、過度な負担をかけたり、危険の大きい方法は避けるということです…… 地道な治療を続ける横で、地道な勉強を続けるのが償いであり、望みになった。 出来事は双子の人生を変えた。自分の力で歩み続けることが、希望への道だと知った。 けれどももしそれが覆せるものがあるのならば。 ちょうど感傷的になりかけた秋の頃、耳に入った噂は少しの誘惑として兄を揺さぶった。 もしも、自分の力に新しい芽吹きを得て、今まで出来なかったことが出来るようになったなら。 怪我や火傷ばかりではなく、病気さえも治せるようになったのなら。 そんなことはない、ないのかもしれない。そんなリスクに自分が賭けちゃ、意味がない。 わかっていても、健人の背中を後押ししたのはごく優しいひと押しだったから。 少しだけ信じてみようと、思ってしまったのだ。 薬を飲んで、一日、二日。 ゆっくりと花開くように、効果は表れたのだ。 (+44) 2021/11/06(Sat) 16:18:06 |
【墓】 風雪 世良健人朝起きて、カッターの替刃を折ったもので手のひらを傷つける。 握りしめれば傷が出来る。それはいつもどおり。なぞれば、傷は消える。それもいつもどおり。 それを繰り返して、繰り返して。日に何度も、一時間のうちに何度も確かめて。 今か今かと、効力が出るのを待った。何かの変化があることを待ち続けた。 握りしめた手のひらの中から痛みさえも消えた時、急いで自転車を漕ぎ出したのだ。 家に入り、まだ起き出してもいない家の中に駆け入って、弟の傍に駆け寄った。 叩き起こして手をかざし、何度も質問を重ねた。 違和感は消えたか。痛みはないか。いつもと変わったことはないか。 苦しくはないか、楽になったりしてないか、いつもと変わったことはないか。 無理を強いて説得をして、説明をして、病院にまで連れていかせた。 親にも、弟にも、保健室の先生にも拝み倒して、その日の予定を変えさせて。 困り果てた医者の返答としては、病状に変化はないと。 事情も話せないまま、けれども必死な形相の健人を見て、医者は優しく言ったのだ。 不用意な行動を叱りつけたりもせず、残念だけれど、と。 時刻は夕方に戻る。 午後からひとり登校して、なんでも無いようすの学校を見上げる。 正確にはもう少しばかり騒動に見舞われていたけれど、対処できない問題ではないようだった。 誰かの何かが変わって、手を差し伸べて、変化を抱きしめて明日へと歩んでいく。 そういう優しいものが、あったのだろう。 自分は、何も変わりはしなかった。 異能が進化を遂げても尚、痛みさえ治し切るほどになっても、無力なままだった。 (+45) 2021/11/06(Sat) 16:24:05 |
【墓】 風雪 世良健人からすの声がかあかあと降り注ぐ。 秋空が暗んでいくのは早くて、練習や外作業の生徒がばたばたと戻るのが聞こえる。 それでもなお、まだ何も変わらないのだ。自分に出来ることはなかったのだ。 暮れていく空が色を失っていくのが、夕焼けが熟れて黒くなっていくのが、 無性に苦しく、寂しい思いを胸に呼び起こした。 最初は腰掛けた机を蹴ったくらいだった。足先は痛みもなかった。 蹴り倒して、跳ねた足が自分の脚を掠めても、傷もなく痛みは感じなかった。 教室のスペースを空けるために組んで積まれている机を蹴ったら、崩れてしまって。 決して軽々ではない重みが顔を掠めても、傷はなかった。シャツが破れたのに。 机を両手で持ち上げて、思い切り叩きつけた。大きな音を立てて、パーツは外れた。 幸いネジ留めの部分が折れたくらいで、修復は可能そうだった。 けれども吹き飛んだ上側のパーツは壁を少し凹ませて、その勢いでジャケットとシャツを薙いだ。 普通だったら少しくらい切り傷のようになってもおかしくないのに、それもなかった。 思い切り叩きつけたにも関わらず手の痺れもなく、関節も柔らかく動いた。 なんにも手ごたえがない。なんにもならない。 何をしたって痛みも疲れも感じないし、何も変わりはしない。 それが無性に苦しいような、空しいような、どうしようもない心地を呼び寄せて。 三年生用の階、空き教室の静けさ。生徒たちの騒々しさのせいで、お互いに何も届かない。 空っぽで、息苦しくて。 だから、空き教室の窓ガラスを、思い切り叩き割ったのだ。 (+46) 2021/11/06(Sat) 16:32:36 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜限定的とはいえ転移能力は強力であり、成績もほどほどかつ余力を残している。やればできるけどやらない。そんな様子は普段からあったことだろう。 「単に特別扱いってのが嫌だったの。期待とかさ、やればやるだけ上がってくし。だったら程々に楽しいことしたほうが得じゃんね。才能を埋もれされることって悪いことかな?」 ぜーたくな悩みだよね。なんて。 「わ、肌すっごい良い……今度化粧水みとこ」 「吸血鬼で騎士とか欲張りセットじゃん」 あなたを腕の中で優しくなでて、包んで、身体と挟んで。 「誰も見てないし。ちょっとくらいいいじゃん……あむ」 耳を唇で挟んで咥える。味覚も鋭くなっているのかな。案の定美味しくはなかったけど。 (-292) 2021/11/06(Sat) 16:32:42 |
世良健人は、素手でガラスを割ったのに、怪我一つ無かった。 (c35) 2021/11/06(Sat) 16:35:57 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「何かに秀でているからって、それを使わないことが悪いことじゃないと思うよ。 普通に頭いいトコに入っても競争が怠いから、それより一つレベルの低い学校を志望するなんてよくある話だし。 贅沢な悩みだけど、持つ者の相応の悩みみたいなもので、いいじゃん」 だからそれを悪いなんて言う理由も、資格もない。 「……ん、ぅ」 神の手入れもきちんとしているらしい。さらさらとしている。 無意識に腰を掴んで、抱きしめる。耳を食まれて、強張る体はやや緊張気味。 血を吸っていた時とはまた違うものがこみあげてくる気分。 「いいけど……絵莉……なんか変な気分になる」 (-293) 2021/11/06(Sat) 16:56:20 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「うん。自分の中じゃわりきってんだけど、茜にそういってもらえると安心する……」 生まれ持ったもので何一つ苦労はしなかった。だから、いろんな人の苦悩を聞いて、このままでいいのか悩んだ。けれど、力を使わない道をゆく。程々に楽しい道。余裕のある道。余裕があれば誰かに手を伸ばせるから。 髪に顔を埋めれば、サラサラとした肌触りとあなたの香りがいっぱいに広がる。 「噛まれる側の気分はどう? こわばっちゃって。ほら、リラックスして」 軽く脇をくすぐってみたり。 (-294) 2021/11/06(Sat) 17:06:16 |
【置】 綴り手 柏倉陸玖いつかは少々空っ風の吹き込んでいた教室。 割られた窓は、今や傷一つ無い。 修復に適した異能者の手によって、 おおそよ"完全"な姿でそこにある。 手袋を外して、それに触れる。 何も変化は無い。 この異能は、そこにある傷にしか影響を及ぼさない。 結局の所は、そういうものだ。 得てして直す、或いは治す異能というものは。 初めから"そうである"ものには対しては、 どうしようもなく無力でならないのだろう。 こんな身に余る大層な力をくださるのなら。 もう少し夢を見せてくれればいいのに、と思う。 世界というものはどうにも残酷で、現実は何処までも甘くない。 (L3) 2021/11/06(Sat) 17:33:06 公開: 2021/11/06(Sat) 18:00:00 |
柏倉陸玖は、無力な副会長だ。 (a44) 2021/11/06(Sat) 17:33:14 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「楽しいことが好きなんでしょ。義務やしがらみや頑張りは面倒くさいものなんだから、進んで歩く必要もないよ。 絵莉は絵莉が今こうしていられることが楽しいなら、きっとそれが一番」 自分に手を差し伸べてくれたように、助けてくれているように。 「……ぞわぞわする、……からっ。耳やめ……」 リラックス、と脇をくすぐられると詰まった声が吐き出された。 あなたの耳元に上ずった声が響く。 「んっ……は……っ、絵莉……わ、かったから……やめて……」 (-296) 2021/11/06(Sat) 17:34:11 |
【置】 綴り手 柏倉陸玖けれども、大人しくその事実を受け入れて しおらしく諦めてやるほど、柏倉は殊勝な人間ではない。 異能が頼りにならないのなら、他の道を模索し続けるまで。 死んでも全てを諦めて泣き寝入りなどしてやるものか。 だから、手の掛かる、それでも諦めない人間が好きだ。 無力な自分に縋ってでも、現状から抜け出そうとする人間が。 心の底で理不尽な現実や気に食わないものに唾を吐きながら、 それでも利用できるものは何だって利用する。 たとえどれだけ傷を背負い込んでも、執念だけで立ち上がる。 そういう人間にこそ、手を差し伸べようと思うのだ。 そうしてみっともなく、見苦しく、泥臭く足掻いて。 いつか彼等がざまあみろと現実を見返してやれる時が来たなら。 その時はきっと、自分の努力も救われたような気になれる。 そんな自分勝手で独り善がりな希望。 結局の所、全ては自分の為の事。 あの薬は、あなた達の存在は、異能というものは。 憎たらしくも、忌々しくも。 それでも紛れもなく、自分にとっての希望なのだ。 (L4) 2021/11/06(Sat) 17:34:33 公開: 2021/11/06(Sat) 18:00:00 |
柏倉陸玖は、これからもそうなのだろうと思う。 (a45) 2021/11/06(Sat) 17:34:40 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海大概、彼が異能を使う時は。コンペに追われていたり出し物に追われていたりその他何か急用があった時に使っている。 ビートオブハート。略してビトハ。 効能は一日3回×10分の過集中と手先の器用さ、プラスアルファで身体強化。それ以上でもなく、それ以下でもなく。ものづくりやら絵自体の才能は自分で培ってきた。信じてくれたのは家族だけだったが。 他に教えようとしなかったのもまた、彼である。 「手早く仕上げるのは罪かね? その場で10分もせずに似顔絵を書く人間は褒められて、どーして俺が10分で似顔絵以上まで描いた絵が評価されないんだか… 理解に苦しんじゃうよ〜〜〜どうなってんの!?この世」 創意工夫が足りないのか?精巧さが足りないのか?サービス精神が足りないのか?リアルを追求するのは悪いことか?生まれてきた時代のせいか?時代が全て悪いのか?違うのか?じゃあ俺が悪いのか?異能が足枷なのか? 若井匠海は、やっぱり"美とは"何かが分からない。 (-297) 2021/11/06(Sat) 17:37:16 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海なので、己の心に手を当てながら、今日も"美とは?"と呟き答えを追い続けるだけである。 それは中学の頃からずーっと変わらずに持っていた彼の悩みの種であり、アイデンティティの内の一つであった。 これが解消される日は、まだずっと遠い。 「ウフフ…明日はなんかしよ」 なんかしよう。明日はなんかしよう。今日は全部中途半端だったけど。明日は多分、クラスメイトも戻ってくるし、昼メンも戻ってくるだろうし、殿畑だって数式を全部解いた上で戻ってくる。 「新生殿畑くぅ〜んになんか…設計図を」 書いてもらう気である。 病み上がりでもお構い無し!彼は平常であった。 肩を叩かれて自分が被検体になる迄はずっとこのまま… …いや。 なった後も大体こんな感じであろう。 この…明るさと軽さと無礼さもその他も全て含めて彼のアイデンティティであった為。 「先生の言う事は守りましょ〜う」 「学園には従いましょ〜う」 「お薬はちゃんと飲ませましょ〜う」 若井匠海は、今日もヘラヘラしていた。 何を隠すでもなく、何かを隠したとしてもそれに気づかず。 ヘラヘラしていた。 絵もいつか、また描きたくなるに違いない。それまでちょっと、隅っこでおやすみ。 (-298) 2021/11/06(Sat) 17:37:33 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「うん。ありがと……なんでも楽しめるっていっても、そのなんでもができなくなっちゃうのは困るじゃんね」 変わらない日々とすぐそばにいるあなたを愛おしく思った。 「うわ、別人みたいな声。今どんな顔してんの? すっごく見たいんですケド」 可愛らしい鳴き声を聞いて、ほどほどなところで手を止めた。 (-299) 2021/11/06(Sat) 17:45:03 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「っ、ハァ…………いや、水は、構わねぇです。 走っては、来ちまいましたが」 息を整えながら、あなたへ歩み寄り、頭へと手を伸ばす。 そのまま、宣言通りに撫でた。 別に、『本物』でなくたって撫でた感触を与える事は出来たが。 自分の手でしたいと、そう思ったのだ。 「…………随分と、混乱させちまったみてぇですね。 僕の異能は 『脳に干渉して“鏡沼創”という存在の認識を書き換える』 って感じのでやがるんです。 僕が力加減ド下手糞野郎で、半分程度しか制御出来てねぇし しちゃいねぇですから、この学園にゃ野放しの“鏡沼創”が アホほど居やがるって思ってもらったんで構わねぇです。 ……今、静の前に出ちまう心算はなかったんですがね。 誰かさんが、あまりに僕の事欲しがってくれやがりまして」 (-300) 2021/11/06(Sat) 17:58:03 |
【妖】 鏡沼 創/* 置き手紙やってみてぇな〜〜〜〜〜って思いつつも、実質この窓が 『墓落ちしたら見られる時限式置き手紙』の役割を果たしてくれてるので 特にそんな使うべき場面が思い付かない……。 今日のラストに首吊狸ロール入れるかどうかってくらい ($35) 2021/11/06(Sat) 18:01:43 |
【妖】 鏡沼 創/* 木霊窓の私物化良くない。猛省します でも人間、誰かが聞いてくれてると思ったら呟いちゃう生き物なんだ だからTwitterに常駐しちゃったりするんだ 流石に、役職予想関連とかは独り言でやっておりますがね ($36) 2021/11/06(Sat) 18:05:23 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「早めに治るといいな。快気したら次こそ遊びに行くからね」 「うるさいバカ。みてなくて助かった」 あなたの頬を一度挟んでぐりぐりとしてから、気を取り直して着替えを済ませる。いつまでも肌着姿でいさせるわけにもいかなかった。 適当なジャージをおざなりにきせてやると、「はい、オッケ」と肩を叩いた。 (-301) 2021/11/06(Sat) 18:06:44 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「マジそれな。色々ありすぎて遊びに行く暇もないっての」 頷いて。したいことを夢想している。 「ふにゅう……今見えてなくて一番困ったかもしんない」 そろそろ肌寒くなってきたころだ、体温で温まるにも限界がある。さっと着替えさせられることだろう。 「目隠ししてジャージ来たらもうあたしか分かんないねこれ」 (-302) 2021/11/06(Sat) 18:13:07 |
【妖】 鏡沼 創/* 柏倉先輩のスタンス凄く好き えっ、最後のロシアン、この人に当てちゃう可能性があるんです? そんな事になったら、焼きモンブランとイモが焼けるどころか消滅しますが? と言うか、鏡沼創に関わってくれた人皆大好き こんな概念みたいな男に付き合ってくれて本当にありがとうの気持ち ($37) 2021/11/06(Sat) 18:13:12 |
笹原絵莉は、午後の授業には出られそうだ、目隠しして、ジャージ姿で (c36) 2021/11/06(Sat) 18:13:37 |
【妖】 鏡沼 創/* 本当は全員に絡みたかったけど、恋窓勢が(あと多分狼窓勢も)割と潜航気味でタイミング掴めず あと焼きモンブランとイモがザコイモなので、全には絡めませんでした! キャパの死 Who秘話は透くんしか出ないもの……。 ($38) 2021/11/06(Sat) 18:18:24 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海椅子に座って日が落ちるのを待った。 体裁だけの授業はとうの昔に終わりのチャイムを鳴らしていた。 練習もそこそこに、急いで帰る奴が多い気がする。皆なんかに怯えてるのかもネッ。 いずれ、帰りを促すいつもの放送が鳴るだろう。昨日だったか、その前だったかの朝欠けた奴。結局機材トラブルだったそうじゃないか!驚かせないでくれよ〜。 そうじゃなかったのは何となく知っているが、若井匠海は無理矢理そう認識する。機材トラブルだ。誰が何と言おうとも機材トラブルだ。 いつの間にか詰めていた息を吐きだした。 昼間まぶしい太陽さん。今は視界の端っこで、雲に隠されてもまっかっか。真っ赤な秋ももう終わりの季節。今年はもう、見納めか? 雲が焼け終わるのを眺めている。窓越し一人。 時期に、見回りの警備員なり誰かが来るだろう。 「もうそろそろ帰りなさい」と、促しの声も掛かるだろう。 誰が来なくても、カラスが鳴いて自分の背を追い立てるであろう。 それまで。 若井匠海は、ここに居る。真正面を見据えたまま。 若井匠海は、焼け落ちて黒ずむ雲を見ている。額縁越しに。 若井匠海は、グラウンドが見えない位置に陣取っていた。余計な情報は要らなかったため。 若井匠海は、今日も暢気に此処に居た。 若井匠海は、一番平穏から遠く。一番平穏を壊しつつ。 しかし一番平穏の近くに佇んで、一番笑って過ごしていた。 「このとーりね!」 (-303) 2021/11/06(Sat) 18:21:20 |
世良健人は、自分の道を見つけている。だからこれは少しの誘惑で、而れども少しは辛いのだ。 (c37) 2021/11/06(Sat) 18:30:53 |
【妖】 鏡沼 創/* 鏡沼創は割と本当に概念みたいな男なので、人によって結構見えてる面違うと思います 一応、焼きモンブランとイモ的には、絡みあった墓下勢で言うと 勢喜くん:(役職的にも)信頼度だけカンストしてる鏡沼創 朝日くん:同士であり友人である鏡沼創 守屋先輩:救えそうなくらいの弱さがあって、最終的に救える鏡沼創 神谷くん:言動がヤベェし怖い先輩な鏡沼創 透くん:欲しかった理想の友達としての鏡沼創 → 手に入る鏡沼創 こんな感じ。 シオンくゃんや市川くんと話したのが、“凡そ一般的な生徒が抱く鏡沼創のイメージ”に近い鏡沼創です 少なくとも、焼きモンブランとイモはそのつもりでやってました 墓上勢に対しても此処に書き散らかしていいかは悩むんで独り言にします ($39) 2021/11/06(Sat) 18:42:37 |
御旗栄悠は、薬を勧められた。 (a46) 2021/11/06(Sat) 18:43:51 |
御旗栄悠は、とりあえず悩むことにした。 (a47) 2021/11/06(Sat) 18:44:08 |
【墓】 神谷 恵太>>56 鑑沼 「同行……、いや、止めときます」 判断は早かった。 歪んだ空間から離れ、息をひとつ吐く。 「ひとりなら兎も角。 先輩まで巻き込んで何かあったら、 ぼくが他の先輩方に殺されますよ。 先輩の異能がどんなもんか知りませんけど、 空間系の異能じゃないなら、下手したら 戻ってこれなくなるかもしれませんし」 そして先輩にこの話をした以上、自分が帰ってこなかったら先輩は何かしらアクションを起こすだろう。 二次被害を増やす訳にもいかない。 となれば必然、選択はこうなる。 「むしろ先輩こそ、意外ですけど。 ここは止める場面じゃないのかなって」 (+47) 2021/11/06(Sat) 18:44:16 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「準備期間だからイージーモードだと思ってたのに散々だわ」 体育祭が終わる頃には落ち着いていると良いのだが。彼女との約束事は沢山出来てしまっていた。 「一生困っておいていいよもう……。そんなに特徴薄いわけないと思うけど。 逆にこの格好してれば絵莉って分かるし。 ……そろそろ出ようか」 何度目かのため息をついて、あなたと手をつないで更衣室を出ようとする。 はぐれないように、不安にならないように。しっかりと握りしめて。 (-304) 2021/11/06(Sat) 18:45:01 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「振り返ってみると楽しいもんだったけどね」 変わらない笑みを浮かべて見せて。 「目が隠れるだけでわかんなくね? サングラスつけただけでも別人にみえるじゃん。 まあ目隠ししてる間はなるべく茜といっしょにいるし。わかるんだけど。うん、ずっとサボってるわけにもいかないもんね」 手を繋いで、ぴったり腕にしがみついてついていく。入るときと比べて不安はなかった。 (-305) 2021/11/06(Sat) 18:59:12 |
【独】 鏡沼 創/* というワケで(?)墓上勢に対する鏡沼創書き散らかすぞい! 楢崎くん:チェシャ猫みたいなクラスメイトの鏡沼創 御旗くん:どうでもいい存在の一人としての鏡沼創 白入先輩:癒されてくれる鏡沼創 (これは割とマジに近い。だから別に本体でなくても抱き付けに行けるけど 白入先輩んとこ行く時は、いつも『本物』でした。 鏡沼創、大体いつも過負荷で無自覚お疲れモードな為) 柏倉先輩:似た者同士であり、希望としての鏡沼創 (ではある筈なんだけど、これからロシアンするからどうしような……。) 普川先輩:忙しい時に手を貸すし、知りたい事は何でも話してくれる鏡沼創 若井くん:日常にいつの間にか居るし消える鏡沼創(割とフラットに近い) (-306) 2021/11/06(Sat) 19:06:50 |
【独】 風紀委員 普川 尚久> 『ああいいよ、お前に期待してやるさ。"特別に"な。』 あ〜〜〜〜〜〜完全に「わかられてて」「わかってる」んだよな〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんだこいつら 何?おしまいだよ マイナスとマイナスを掛け合うとどうなる?はい ここで綺麗なので意味深な感じで止めて、返信は……しない!!許して!! おしまいって言うけどこれハピエンなんですよね限りなくキャラにとってはさ おしまい男二人がこんな設定被るなんて聞いてないんだけど?マジで本当に鯖の表でしてた打ち合わせしかしてないよ・・・っていうかステルスなのにできる訳ないのよ 何で噛み合う?もう同じってレベルじゃねえよ 何?あ〜〜〜おしまいおしまいおしまいだよ〜〜〜〜でもこいつらにはちょっとだけ始まりなんだよな・・・・・・・・・ (-307) 2021/11/06(Sat) 19:10:16 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>+47 神谷 あなたの言葉を聞いて、鏡沼創はおかしそうに言った。 「あはは、殺される事はねぇんで安心しやがってください。 僕は絶対に巻き込まれねぇですから。 此処に居る僕は、分身みてぇなモンだと思ってもらえば 話が早えぇですかね? 納得出来ねぇってんなら、もうちょい説明しちまいますが」 ・・・・・・・・・・・・・ 「ん? そりゃアンタが止められてぇとは思ってないからじゃ ねぇですかね?」 (57) 2021/11/06(Sat) 19:13:23 |
市川 夢助は、はしゃいだところで、一番にはなれないのだ。結局、状況は変わらない。 (c38) 2021/11/06(Sat) 19:18:50 |
【独】 朝日元親みんな〜〜!! もうすぐエピ入るよ〜〜〜!!! 既知2人しか結んでないのに勢喜→自分→守屋と連日墓落ちされた上、同室の勢喜が何故かログインできない不具合に見舞われてる不幸少年朝日くんのことをよろしくな〜〜〜!!!! (-308) 2021/11/06(Sat) 19:19:17 |
【赤】 風紀委員 普川 尚久/* 噛みですがこれどうしましょうか 御旗くんが吊られる事ですし、俺か若井くんが噛み入れておかないとですよね。どうしましょう?もう時間もギリギリだし任意でいいでしょうか? ※墓下も合わせてこれが見える1人はGMさんがいると想定して (*8) 2021/11/06(Sat) 19:19:56 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ最大限葛藤しながら、一番気になるであろう首や背中周りをガシガシ拭いた。こいつはペット、こいつはペット(自己暗示)・・・ (-309) 2021/11/06(Sat) 19:19:57 |
【妖】 鏡沼 創/* 鏡沼創、態と一番にならないようにしてるくらいの最悪の天才だったから 市川くんもっと絡みに行ってもよかっ……いや、明らかに地獄を増やしてしまう事を考えると これでよかったんですかね? ($41) 2021/11/06(Sat) 19:22:15 |
【赤】 勝利への渇望 御旗栄悠/* 助かります〜!!! GMなのですが(覇王)、白入くん、楢崎くん、牛丸ちゃんからそろっと選んで噛んでいただければよいかと (*9) 2021/11/06(Sat) 19:22:38 |
【赤】 風紀委員 普川 尚久/* GMさんだ!了解です。もう襲撃連絡も必要なしでいいでしょうか?(エピローグ入りでしょうし)それならもう俺と若井くんでその三人から好きな子選んでランダムに任せてもいいかも知れないですね (*10) 2021/11/06(Sat) 19:25:36 |
鏡沼 創は、今日も何処にでも居る。 ……が、いつもよりは大分少ない。 (a48) 2021/11/06(Sat) 19:27:30 |
【独】 朝日元親牛丸噛まれないでくれ牛丸噛まれないでくれ牛丸噛まれないでくれ牛丸噛まれないでくれ でないと自他ともに認めざるを得ない疫病神になる (-310) 2021/11/06(Sat) 19:28:20 |
【赤】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* 念のための居ます!のご報告をば。 こちら特に指定御座いません、この後中身が席を外すかもなのでお伝えを…(既ににコミット済) (*12) 2021/11/06(Sat) 19:31:57 |
【妖】 鏡沼 創/* アクションやら白窓やらに匹敵しかねないくらい呟いてるソロ窓って気持ち悪いな…と思いつつ ロシアン発動があるんで落ち着かないんです助けてください 正直見てみたいとか言ってすみませんでした 発動しないもんだと思って舐め腐ってたんです許してくださいザコイモです あと、ソロール置くような状況でもないんだよな鏡沼創が 今、鏡沼創が何したいのかわからん いや、設定上そもそも「何したい」がほぼ無い男なんだけど ロシアンのせいで、どんなロールすりゃいいかももうわからんくて終着点はどこ ($42) 2021/11/06(Sat) 19:37:15 |
【赤】 風紀委員 普川 尚久/* コミットは確か実は更新後に……しないといけないはず……!(なので21時にはコミット入れる数分の時間は取れるようにしておく方がいい…)ただ襲撃は別に本当にランダムになるだけなので若井くんも3人からセットしていてくれたらいいかと〜! (*13) 2021/11/06(Sat) 19:41:06 |
【妖】 鏡沼 創/* 御旗くんは殺さなくても死んでくれるはずなので それ以外の6人全員、それぞれ殺ってしまった場合を考えようとしたのですけれども 白入先輩入ってる時点でオエッてなりませんこと? なりますわよね? ($43) 2021/11/06(Sat) 19:41:14 |
【赤】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* あれそうだったんですか!それは失礼しました…!急ぎの用事ではないので多分時間取れると思います。 此方からも誰かに一つ入れておく、成程了解です。お手数おかけしました…! (*14) 2021/11/06(Sat) 19:43:23 |
【独】 鏡沼 創/* 柏倉先輩は多分、鏡沼と御旗くんに薬を渡して、吊られても救おうとしてくれてる でも、ロシアンでお気遣い全部台無しにしようとしてる奴が居るんですよ 鏡沼創っていうんですがね (-312) 2021/11/06(Sat) 19:45:27 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな遮光 守屋陽菜『それはそれは』 『“自分を大事にしてない”と後輩と俺に思ったなら』 『ふと、そちらはどうなのかと思っただけですよ』 『まあ守屋女史が取り繕っていても』 『俺は別に無理していていても止めませんけどね』 『やりたい事はやればいいですし』 『ただ後輩に言い返されるのは心に留めておいた方がいいかと』 あくまで忠告。しかも自分ではなく、人に言われる隙があるぞ。 そう言う系統の咎める訳ではない、指摘だった。 (-313) 2021/11/06(Sat) 20:02:16 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「んい、んむむ…………」 撫でられるといつもの様に嬉しそうにしている。 「創がいっぱい……。 じゃあ、さっきのも今もオレが話してるのは創なのかー」 「だとしたら良いや、他人に言ってたら恥ずかしいけど、 創に伝わってたならオレは次からびっくりしないぞ」 なんかちょっと、きり……とした顔になった。自信ありげな子供の顔。 理解の方向は兎も角、貴方の説明を読み込みはできたようで。 「でもそれだと、またアンタのこと呼んじゃわないように、 欲しいとかあんまし言わない方がいいか……?」 (-314) 2021/11/06(Sat) 20:10:45 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>+49 神谷 「えっ、わかんねぇんです?」 こっちはこっちで驚いている。 珍しく、普段細められてる目が開いて紫色が見える程度には。 「チートっつうよりは、増殖バグでやがりますが。 見たり聞いたりは出来ちまいますね。 尤も、何処にでも居られる訳じゃねぇですが。 こん中にだって、一人じゃ入れねぇですから」 と、件の扉を指し示す。 「しかし、わかんねぇなら、そりゃ思う様にも出来ねぇですし 薬の件がなくても日常に支障出まくりじゃねぇですか。 ま、僕はそのせいで“自分”って言えるモンがほぼねぇんで してぇって程の事もありやがらねぇんですがね」 わかるという事は、アイデンティティの喪失に繋がりかねない。 出来る様になった所で、あなたの救いになるかは疑問だ。 (59) 2021/11/06(Sat) 20:11:41 |
【独】 人魚姫 透 静/* んんwwwwwwww(爆睡してたPL) これは途中でエピ入りしそう 時間ガバ2敗! 透くんのPL、おれで〜〜す!おれおれおれ うああああwwwwwwwwwww(想定外のRPばかりしていて弾け飛ぶ) (-315) 2021/11/06(Sat) 20:13:23 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「ええ、そういう事でやがりますね。 僕は何にでもなれちまいますし、何処にでも居やがりますが 全部“鏡沼創”でやがりますんで。 静の言葉、全部伝わって来やがりましたよ」 あなたが“鏡沼創に言った”と認識したなら、全て届くから。 「いえ、言っても思っても構わねぇですよ。 本当に現れちまうだけで、ワープしてる訳じゃねぇですから 僕の方には支障ねぇです。 静の方が困っちまいそうな状況で出ちまった時は、静以外に 見えねぇ様にすりゃいいだけでやがりますし」 (-316) 2021/11/06(Sat) 20:22:44 |
【墓】 神谷 恵太>>59 鏡沼 「……増殖、バグ……?」 あれは小説だったか、漫画だったか。 たぶん最近のやつじゃない、SFものだったと思う。 何人もの自分に分かれた後、『自分たち』の間でいさかいが起こり、殺し合いにまで発展する話。 そうだ、あの話でいさかいが起こった理由は── 「あの、鏡沼先輩。 先輩は、『どれが本物か』って分かるんですか? 記憶とか経験は、どうなって……?」 そもそも。 目の前にいる鏡沼先輩は、本当に鏡沼先輩なのだろうか。 自分は今、誰としゃべっている……? 一歩、後ろに下がる。 人は理解できないものを見ると、思ってしまうのだ。 『気持ち悪い』と。 それは神谷とて例外ではない。 (+50) 2021/11/06(Sat) 20:23:16 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠「いだだだだえ、うお、えっ?」 こすられて赤くなった。背中の時だけ黙った。 「背中は……良いのか……やーいへたれ童貞ってあおるつもりだったのに……」 終わった時の感想。 (-317) 2021/11/06(Sat) 20:32:58 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>+50 神谷 「……一応、『本物』って言えるモンはありやがりますよ。 出来る事・出来ねぇ事ってのが異なっちまってるんで。 記憶や経験は、全部その『本物』にフィードバックされて ますから、齟齬が出たりはしやがらねぇです」 それは、全てを並行処理出来る処理能力があってのものだ。 この処理能力も異能の一部なのか、必要だから開花した才能 なのかは、鏡沼自身にもわからない。 処理出来るのが、鏡沼にとっては当たり前というだけの話。 鏡沼創は知っている。 あなたに自分が 『気持ち悪い存在』として認識されている 事を。 (60) 2021/11/06(Sat) 20:34:34 |
【秘】 勝利への渇望 御旗栄悠 → 俺 シオン・グレイヴズ「病んでる人間に妙な気起こしてたまるか……」 煽られんのも癪だったし。 病的な色気とかうなじとか自己暗示でクリアしてやる。 (-318) 2021/11/06(Sat) 20:36:49 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「えっ、全部」 「……じゃあ、考えても全部は……いわない!」 『もっと撫でられたい』とかふと考えはしたけども、万一伝わったら子供っぽくて恥ずかしい。 青年は貴方に何でも言わないよう、一人深く決意した。 「んー、そう? 増えるの大変じゃない? 会おうと思えば会えるし、あんまり言わないとは思うけど……」 とは言えど、つい今しがたのことも在りはするわけで。 「…………どうしても会って話したい時は、そうする……」 きゅ……と眉を寄せて、少し考え込む顔で俯いた。 青年は極力、貴方を強引に呼びつけてしまうのを避けたいようだ。 (-319) 2021/11/06(Sat) 20:38:00 |
【妖】 鏡沼 創/* しかし、秘話返信見落とししてそうでドキドキする してたら後で土下座しますごめんなさい 鏡沼創は驚異の処理能力を持ってますが、PLはザコイモのため……。 この人数でさえPLは潰れそうなのに、どうなってるんだ鏡沼創 ($46) 2021/11/06(Sat) 20:38:59 |
【独】 人魚姫 透 静/* これ完全に偶然だけど、白ログと並んだ時透くんあまりにも動じなさすぎんだろ 怖いって感情を殆ど知らんからだろうけど……ぼんやり感情…… (-321) 2021/11/06(Sat) 20:40:06 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「────ん、お疲れ」 入ってきた君に、一瞬だけ視線を向けて。 意識は台本の中へ。 口の中で転がして、音を確かめる。 ……ううん、滑舌がよろしくない。 ふぅ、と息を吐く。 一通り音読して、休憩しようか。 「……それは、何かのお土産かい?」 ビニル袋を差して。 (-322) 2021/11/06(Sat) 20:46:58 |
【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 勝利への渇望 御旗栄悠「あ、あぁ……うん。良識……」 あらゆる全てはクリアされた。綺麗さっぱりの体になりました。 いつの間にか開いていた目を慌てて逸らして、 「健康な時なら、起こす?とか、いつもなら言うところだったのに……。普通に無理だと思ってたから、反応、用意してなかった。ばか……ぼけ……」 布団にぐったり横たわりながらの弱々しい罵倒。 (-323) 2021/11/06(Sat) 20:46:59 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静鏡沼に、読心能力は無い。 ただ、あなたが五感で得た“鏡沼創”という存在の認識が わかるだけだ。 けれど、ああも嬉しそうにされて、わからない方がおかしくて。 その手は、あなたを撫で続ける。 「……それ、最近よく聞かれちまうんですよね。 けど、僕にとっては当たり前の事でやがるんですよ。 これだけあちこちに居やがってるんで、静の前に出るのが 一人増えちまうくらいはどうって事ねぇですから。 そんな、深刻そうな顔する事じゃありやがらねぇです」 撫でていた手を一度止めて、寄った眉根をつんと突いた。 (-324) 2021/11/06(Sat) 20:49:08 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久『これはこれで』 『楽しんではいるんだよ』 『案外受け入れられるんだなって』 『へいへい、気をつけますよ』 『君こそ、人に言えることじゃないと思うんだけど』 『詳しくは知らないけどさ』 お互いに、後輩に言えないことはあるんじゃないかなと。 だけども。 『心配してのことだったら、ありがとよ』 それだけを、返そうか。 (-326) 2021/11/06(Sat) 20:55:31 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜ピンポンパンポーン 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 『繰り返します』 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 ピンポンパンポーン (+51) 2021/11/06(Sat) 20:56:20 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 鏡沼 創「結果的に、朝日後輩の認識を焼き切るだけで済んだ。 っていいんですかね、これ。 で、修復方法とか無いんです?元々操作が難しいってのなら現代の技術ならこんなんなんですかね。個人では解法を知らなくとも、学校側が異能者や病院系列を当たるでしょうが」 彼らは同級生の筈だ。学園生活に支障が出ないはずがないし、それ以上に2人共あっさりとは言っているが──認識できないのと、して貰えないのはどう言う気持ちなのか。何よりそれを知った時の、“彼女”の心境はどうなのか。 結局自分はあくまで他人事であり想像でしかできない。 彼らのその心中は読み取れない。 ただ、薬によって朝日が鏡沼を認識できなくなったなら、学園側はそれをどうにかする方法を探すのではないか?と普川は考えている。それすらしないなら、それこそ学園に対しての目と認識を改める羽目になるな、と再三考えた。 「概ね経緯はわかりました。さっさと上にあげた方がいい案件ですね。まあ整えてすぐ出しておきます。 さて、説明ありがとうございました。制御アクセまで外した上に本体さんがお出まししてくれてるレベルなら、堂々と授業サボってくればどうですか」 必要なら申請出しておきますので、と付け加えてから、報告の為に資料を用意しようと立ち上がった。ここまで詳細に解説してくれたのに事務的な担当だが、まあこの男にとってはいつもの事でもある。 (-327) 2021/11/06(Sat) 20:56:57 |
若井匠海は、帰る間際、軽く振り帰って虚空に手を振った。「じゃ、また明日!」 (a49) 2021/11/06(Sat) 20:57:10 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「……これですか?」 尋ねられると僕は、ビニル袋の中身を取り出す。 外からも見えていたようにリットルの牛乳がひとつ。 あと、カステラが入っていた。 袋にもカステラにも、コンビニのロゴが入っている。 「おやつです。 ……そういうのに頓着ないと、驚かれるらしいので」 廃棄パンで食費を浮かせていた僕は、嗜好品としての甘味をあまり食べたことがなかった。 「案外合うと勧められたものですから。 先輩も食べますか?」 (-328) 2021/11/06(Sat) 20:57:53 |
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