【人】 騎士 エース[衣装を返されても俺は話を続けた。 思いもしなかったんだろう、 彼女の大きな瞳が一層開かれる。>>24 先に反応した案内人の声には反応しなかったが、 彼女の驚いた声にはくすりと笑みを零す] ちょっとくらい調節できそうですよ、腰とか。 [なんて真面目に可能性を説くけど、勿論本気じゃない。 俺がこんな小さな服を着たら、 借り物の服を駄目にしてしまうだろう] 貴女の為なら、笑い者にでもなりますよ。 [でも、王女様の命令だったらこんなの着るの屁でもない。 彼女がそんな事冗談でも命令しないとはわかっている。 ただ真面目に彼女と会話を合わせているだけ。 ……でも少し困らせてしまったかな。 立ちすくむ彼女を抱きしめたのは、 宥めたかったからか、愛おしさからか] (28) 2024/11/01(Fri) 21:36:45 |
【人】 騎士 エース[どちらにせよ、耳を擽って誘う俺は 早くも唯の男に成り下がる。 彼女が抵抗しないのをいい事にそのまま、答えを待つ。 案内人や旅人たちの視線がこちらに注がれたが、 彼女の身体のぬくもりと吐息にしか意識が向かない。 腕の中で「それなら」と小さな声が聞こえて、 ぴくりと心臓が反応する。 更に小さな声で付け足された言葉に俺は、 震えたばかりの彼女の身体をもう少し強く抱き込んで、] ははっ……かわいーなァ。 [そう低く呟くと、彼女の背と膝の裏を支えて、 不意打ちで軽々と抱き上げた。 彼女をしっかりとお姫様抱っこしたまま、 案内人を振り返って「部屋借ります」と笑った。 案内人はちょっと顔を赤くしてこくこく、と頷く。 「階段のぼるんで暴れたら危ないですよ」と腕の中の彼女に言い聞かせて大人しくしてもらったら、衣装もろとも二階の「更衣用」と書かれた部屋まで運ぶ。 彼女を抱えて両手は塞がっていたので、 ノブに体当たりして扉を開けた] (29) 2024/11/01(Fri) 21:36:55 |
【人】 騎士 エース[シール様は細いけれど背はあるから、 流石にこの階段を含む長距離を軽々と移動するのは、 前はできなかった事だ。 ―――王子だった彼女を、俺の王女様にした。 言葉だけじゃなく命を懸けて大事にする為に、 あの薄暗い部屋での出来事以降に積んだ、 鍛錬の賜物と言えるだろう。 その鍛錬は彼女と共におこなった事もあっただろうから、 彼女も俺が以前より強くなった事はきっと 知らないではないだろう] (30) 2024/11/01(Fri) 21:37:45 |
【人】 騎士 エース[小さいけれど小綺麗な個室のベッドに彼女を丁寧に下ろして、 そのお腹あたりに衣装をそっと置いてあげる] 他にもここ使いたい人がいるかもしれないですから ……ほら、早く着替えて下さい。 [急かす様に告げたが、ただ俺が待ちきれないだけ。 熱っぽく見つめた後にひとつ瞬きをして、 「鍵閉めて来ます」と扉の施錠に向かった。 そんな数秒の間に着替え終わるとは思ってないから、 近くの机に腰の剣や鎧やマントを外しては置いて、 彼女から荷物を預かっていたらそれもそこに置いたりと、 時間稼ぎをしつつ] 着替えるの難しかったら、手伝いますよ? [と、助け舟の様な下心の様なものを差し出すだろう。 ……でも脱ぐのだけは自身でやってもらえるとありがたいかな。 俺が脱がすと、その時点で そういうスイッチ が入りそうだから。**] (31) 2024/11/01(Fri) 21:40:19 |
【人】 御忍び シール[選ばれた衣裳は、これまでに着た事のないタイプで 興味がないといえば嘘になる。 ただし露出部分が多くて恥ずかしいから 外に着ていくのは嫌だと断った。 ならば自分が代わりに着るというので、慌てて止める。 調整?いや、不可能だろう。 側で聞いている係の人がソワソワしているじゃないか。 わたしの為なら笑い者にもなるって>>28] ……その心意気やよし、と言わねばならないか [わたしが命じたら、 この男はどんな内容でも必ずやり遂げようとするだろう。 わたしたちは恋人同士だが、 彼は命懸けでわたしを守る騎士でもあった>>30 ただ、この場で美しい忠誠心を示されたとしても、 今回は「笑い者にならんでもいいから」とあっさり告げるに留まった] (32) 2024/11/02(Sat) 2:29:04 |
【人】 御忍び シールうわぁっ、 [こんな時くらい可憐な悲鳴が上げられれば良かったのかもしれないが、王子として男として過ごした年数が長すぎて、咄嗟に女らしい振る舞いが出来るものではなかった。 いや、そんなことより] な、なんだ、いきなりっ どこも怪我してないし歩けるから、っお、おろせっ [男の背中を叩き、足をじたばたさせて抵抗するも、 階段に差し掛かって危ないと言われたら 大人しくするしかなかった。 落ちないように首に両腕を回し、顔を伏せて耳元に唇を寄せ] (34) 2024/11/02(Sat) 2:31:39 |
【人】 御忍び シール[耳元に恨み言を伝えた後、腕の中に収まるように出来るだけ体を小さく縮めて部屋に運ばれた。 更衣室の扉は、わたしが手を出すまでもなく、エースの体当たりであっさりと内側に開く。 そのまま部屋の中に入り、ベッドへと向かう。 腰掛けられるように丁寧に下ろされ、膝の上に衣装を乗せられた。 触れていた温もりが離れると、代わりに些かそっけない言葉が降って来る。 曰く早く着替えろと] ……そう、…急かすな… [熱のこもった眼差しを同じ熱さで見つめ返してから 振り切るように視線を逸らす] 着替えるから、……しばらく他所を向いていてくれ [鍵を閉めると扉へ向かう背に声をかけ、 こちらを見るなと念を押す] (35) 2024/11/02(Sat) 2:34:47 |
【人】 御忍び シールあ、の……、エース…… [服の立体的デザインを実現するためには、胸元のボリュームがあまりに足りないようで、救いを求めるようにエースを呼ぶ] サイズが合わないんだが、……その、どうすれば [やはり、女らしい衣装などわたしには合わないのだろうか。 彼が想像した、可愛い姿を見せる事が出来ないかもしれないと思うと、ひっそりと傷つき悲しくなってしまった主であった。**] (36) 2024/11/02(Sat) 2:41:03 |
御忍び シールは、メモを貼った。 (a3) 2024/11/02(Sat) 8:31:42 |
【人】 騎士 エース[男物の礼装や、旅の途中のだぼっとした服はよく見て来た姿で、王子でなくなってからワンピースなどを着てもらった事はある。 かわいい下着だって一緒に選んだし、 彼女のかわいい格好を知らないという訳ではないのだが、 これは、あまりに、] (エロい………) [華奢で、女の子らしい曲線は少ないかもしれないが 絞られたウエストや細い脚が彼女の性を際立たせている。 フリルやレースも知的な彼女に似合っていて、 それでいて布面積が少ないのはどうしても煽情的だ。 しばし無言で見惚れてしまったが、 えーと……彼女は何て言った?サイズが合わない? 遅れて彼女のセリフを思い出して、彼女に近付く。 傍に寄れば、胸周りの事を言っているのだとわかった。 その事実も、それに悲しそうな顔をする彼女の事も、可愛くて仕方ない] (42) 2024/11/02(Sat) 17:04:59 |
【人】 騎士 エース手伝ってあげますよ。 [そこに手を突っ込みたい衝動を抑えて、 なるべく優しい声で彼女に囁き、身体を寄せる。 彼女の腰を支えながら、一緒にベッドに座る様に上がった。 彼女を後ろ向きに腕におさめる様なかたちで、 今一度胸周りを見下ろす。 そこから見えるのはささやかながらも柔らかそうな乳房の半円と、俺が選んだ可愛らしい下着の装飾。 俺は目を細めて、その下着の後ろのホックを外した] (43) 2024/11/02(Sat) 17:05:28 |
【人】 御忍び シール[誰もが手に取ることが出来る場所にあった服だから、 標準的なサイズが多いのだろう。 わたしは標準よりもガリガリというわけではないが (むしろ筋肉質だ)胸元だけは平均よりもかなり劣るわけで] む、……胸が… [エースの名を呼んだ時は左手で胸元を抑え、 右手でスカートの裾を引っ張って、足の付け根より下をギリギリ覆い隠していた。 足を内またに閉じて前屈みになった姿は お世辞にも美しいとは言えないだろう。 この姿を見て幻滅されたらどうしようと不安になったが、 エースの表情はどこかご満悦そうだ>>42 疎まれているわけではなさそうな上に 手伝うと申し出されたのでほっとする。 エースに促されるまま一緒にベッドに腰を下ろし、 背中で服の調整をしてくれるらしい彼に、身を任せることにする。 てっきり背中の布を寄せてくれるのかと思いきや、 胸を覆う下着のホックを外されて驚いた] (46) 2024/11/02(Sat) 20:21:43 |
【人】 騎士 エース[そうして現れたメイドさんはその衣装もかわいいが 胸元を隠し、脚を隠そうと必死に羞恥を誤魔化していて、 その立ち姿が逆にすごく艶めかしかった。>>46 「胸が」と言われなくてもすぐにどこが不安なのかわかったから、 身体の事を揶揄ったりせず、手伝うと告げる。 ほっとした様な表情に更に煽られながら、 ベッドの上にエスコートする。 大人しく従ってくれるその様子が本物のメイドの様で、 彼女の身分を一瞬忘れてしまいそうになる。 こんな格好をさせるのも、下着を勝手に脱がそうとするのも、 最早身分を考えてはいない行動なのだけれど。 でももう結構前から俺はただの男で、 ]これから彼女をただの女の子にするつもりな訳で (48) 2024/11/02(Sat) 22:29:48 |
騎士 エースは、メモを貼った。 (a4) 2024/11/02(Sat) 22:43:31 |
御忍び シールは、メモを貼った。 (a5) 2024/11/02(Sat) 22:55:19 |
【人】 騎士 エース[―――それから、十数分くらいは経っただろうか。 俺の息と着衣が整った頃、 彼女も動ける様になっていたか。 俺は着ていたマントを持って来て、彼女の肩に掛けて笑った] 折角ですから、 その格好のままお祭りには行きましょう。 俺のマント被ってたら恥ずかしくないでしょう。 ……あ、勿論、 コレは無しで。 [彼女の胸を覆う下着は取り上げて俺の鞄の中に仕舞った。 「街を一周できたら返して上げます」なんて笑って、 完全に羞恥プレイを楽しむつもりだ。 彼女が怒っても、俺は荷物を抱えてさっさと部屋を出ていこうとする。 たまにはこんないたずらも許されるだろう。 だって今夜は祭りなのだから] (49) 2024/11/03(Sun) 20:15:10 |
【人】 騎士 エース[そうしてえろかわいい格好をした彼女は、 その全貌を隠したまま俺と街を歩く事ができただろうか? いずれにせよ、 その祭りの最中、かぼちゃを被った人物から ある宝の話を聞いて興味を惹かれ、 翌日、彼女とそれを探しに向かうのだった。**] (50) 2024/11/03(Sun) 20:16:15 |
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