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人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【人】 怪力 シャオロン

[近寄って来た彼女は、ヴィス族を警戒したり軽蔑したりする様子は見られない。
つられるように泉を見た。

何か大切なものをそこで失った気がするが、思い出せない。
彼女も泉に何か思い入れがあるのだろうか。
それとも、自分と同じように、新天地の居心地の悪さから逃れて来たのか。]


 ここに何か用事があるなら、魔物が出ないように見張るくらいはしてやるよ。


[勿論、戻るなら止めない、と付け加えた。*]
(164) 2021/12/03(Fri) 21:33:46

【人】 光の尾 マンユゥ

そ、そう、でしょう、か......?
あのあの、そんなこと初めて言われました......ので、その、恥ずかしいです......

[普段かわいい、という言葉を向けられることは
ないわけではないけれど、
それはなんと言うか友愛親愛に基づくもので。

見知らぬ男性にこう何度も繰り返し
美辞麗句で誉められると流石に少し気恥ずかしく、
もじりと頬を染めた。]

ぅ、あり、がとう、......ございます......

[苦笑しながらも袖で溢れ落ちかけた涙をぬぐってくれる。
すん、と鼻を鳴らし、
まだ濡れた目で彼の方を見あげた。]
(165) 2021/12/03(Fri) 21:50:40

【人】 狐娘 レイ

 
 ええ。
 私にとっては大事な場所だから。


[彼の言い分に苦笑を零しながらも頷く。>>163
警告されてもなお、この場所に訪れたのは理由があってのことだが、反省の色がないと言われればそれまでだ。

強いと自負するその姿がまた昔と重なった。
でも思い出の彼とは髪色が違う。
過去の記憶は少し薄れ始めていて、今思い出せるのは強く印象に残った赤い瞳と赤い髪と教えてもらった名前だけ。
交わした会話は、いくつか覚えているけれど、形には残らない。]

 えっ、いいえ。
 私は強くは……ないです。

 でも、あなたが強いのなら、
 少しの間、ここに居てもいいでしょう?


[暗に危機が訪れるならば助けて欲しいということを言い換えて、笑って彼に向けた。]
(166) 2021/12/03(Fri) 21:51:40

【人】 光の尾 マンユゥ


俯かずに、前を......


[彼の言葉を反芻する。

......確かに、
カラリとした笑顔を浮かべる
目の前の青年は堂々としていて
憂いや陰りは感じられない。

こんなひともいるのだ。
相手がリル族だからと言って
ネガティブな想像ばかりしていたが、
さながら快晴の青空のような青年は
悪い人だとは思えない。]
(167) 2021/12/03(Fri) 21:52:17

【人】 狐娘 レイ

[泉の際に腰を下ろして、水面を見つめた。
底深くに沈んだ大事なものを探すように。

見張ってくれると彼が言うから>>164、笑って頷いた。]


 ありがとう。
 じゃあ……、飛び込むから見張っててくれる?


[冗談とも本気ともつかぬ声で言い募り、水面に手を浸した。
それから意を決したように立ち上がり、婚礼衣装をたくし上げて、膝上まで持ち上げる。
泉には入ったことがないからどれくらいの深さかは分からない。
膝下ぐらいで済むかもしれないし、顔がすっぽり埋まるくらい深いかもしれない。*] 
(168) 2021/12/03(Fri) 21:53:27

【人】 光の尾 マンユゥ


......そう、か......そう、ですよね。

向こうだっていいひとかもしれないのに、
会う前からこわがってばかりじゃだめ、ですよね。


[決められた婚姻だとしても、いやだからこそ、
できれば愛を育み、仲の良い夫婦生活を送りたい。

自分が怯えてばかりでは
むこうがどんな相手だったとしても
うまくいくものもいかなくなってしまうだろう。

そんな風に励ましてくれている気がして、
ふわりと口許に笑みを浮かべた。]
(169) 2021/12/03(Fri) 21:54:23

【人】 光の尾 マンユゥ


ありがとう、ございます。
あなたは強くて、優しいひとなんですね。


[彼を見つめ、もう一度礼の言葉を。*]
(170) 2021/12/03(Fri) 21:59:04

【人】 翠眼 ユンチェ

― 新居前 ―

 
 あ
 こ、こんにちは


[>>135 会釈に対してしっかり返って来るとは思いもよらず、もう一度頭を下げて。
 もういちど上げ直す……けれど、自分より背の高い女性の顔を見るまでにはすぐには上がらず、視線がやや俯角で道草を食ったのは仕方がない。

 なぜなら自分は男だし……そしてそれ以上にこのひとが女なのだ。

 ようやく視線が合うと、このひとは笑顔を見せてくれて。
 その瞳の色とか、唇の動きに引き込まれそうになったのだが――]
(171) 2021/12/03(Fri) 22:04:57

【人】 翠眼 ユンチェ



 …――っ!!???


 え?
 あ、えっとその!?


[婚礼衣装を着ているので、このひとが自分の妻になる可能性は半分ぐらいある。 しかし未確定な部分が多すぎるのにいきなり服を脱いでとか、女性とは縁のない人生とはいえ、いくら脳天気な性格とはいえ、さすがに常軌を逸しすぎていた。

 つまるところ両族の混血児さえ生まれればいいのだから、本来の組み合わせとは異なっても問題は無いとかいうことだろうか。
 同様の理由で、今夜あるらしい婚儀の儀式が済むより前に事に至っても構わないのかもしれない。

 さらにさらに言えば、夜が更けた寝台でではなく陽が高いうちの軒先でいたしたとても子供はちゃんとできる。

 だから、極端な話、間違ってはいないのだ。
 リル族とは、ある意味合理的な考え方をする種族なのかもしれない――。

 ……と無理やり褒めようとしても、この横暴さには付いていけそうになかった。]
(172) 2021/12/03(Fri) 22:05:26

【人】 翠眼 ユンチェ


 リル族の人っていつもそうですね…!
 ヴィス族のことなんだと思ってるんですか!?


[いつもとか言うが別途そんな経験があるわけもなく何となく勢いで。
 偏見なんてものは案外こういった積み重ねかもしれない。

 何にしても抗議の声はあちらの世話人に指示を出していて気付かれることはなく。]

 

 あ、あのっ…!
 せめて人目につかないところで……!!


[笑顔でにじり寄るこのひとの意図を完全に勘違いしたまま。
 恥ずかしさで余った袖で顔を隠したまま哀願の声を残して物陰に引っ張り込まれることになるだろうか……ささやかな願いすら聞いてくれないかもしれないが。*]
(173) 2021/12/03(Fri) 22:06:21

【人】   コン   

──日常


[ ジャヤートの身振りは大抵同じなので、
  本当の大きさは全くもってわからない。
  けれども、コンにまで回ってくるのなら
  それ相当に大きいものだろうと
  そうかそうか、と首を縦に振って。>>119

  檸檬の皮を剥き一口でいったジャヤートの
  表情の移り変わりをくすくすと笑って
  眺めていると、新鮮だと果実を褒められる。
  丹精込めて作っているのだから
  直球でそう言われると少し照れくさい。  ]


   そうか、ならよかった、いい顔をしている。
   またできる限り用意しておくよ。




(174) 2021/12/03(Fri) 22:11:49

【人】   コン   




   ……砂糖漬けにして乾燥させるのもいい。
   後は、酢に漬けておくのも手かもしれないな。



[ 長期保存の基本は水分をどこまで抜けるか。
  きちんと水分を抜けたなら高温多湿を避け、
  保存を心がけておけば暫くはもつ。
  ジャヤートの質問に>>120そのように答え
  コンはいつか用意する、と更に伝えて。

  食感が気に入れば、作り方も教える、と
  物々交換の延長線として懇意にするのだった。 ]*



(175) 2021/12/03(Fri) 22:12:09

【人】 怪力 シャオロン

[記憶を失った小龍にとっては、この場所には苦い思い出しかない。
だが、この場所を大事だと言う人の前で水を差すようなことを言わない程度には良識が育っていたので、「そうか」と相槌を打った。>>166

危険を冒しても来たかった場所。
彼女はやはり強いという訳ではないらしい。]


 俺が助ける前提かよ。
 俺がいなくて魔物が出てたらどうするつもりだったんだ。


[その笑顔にあまりにも邪気がないから笑ってしまう。
初めて会ったのに、何故か言う事を聞いてしまいたくなる雰囲気が彼女にはあった。]
(176) 2021/12/03(Fri) 22:12:56

【人】 怪力 シャオロン

[だが言う事を聞くのにも限度がある。]


 
ハァ?!

 飛び込むって……!


[思わずその身体を引き寄せた。
折れてしまいそうに華奢な身体。
あまい香りに頭がクラリと揺れる。]


 おまっ、 ばか、
バカか?!

 死ぬほど結婚が嫌なら、逃げろよ!!
 今からでも遅くねーし、旦那の方にも相談して……


[怒鳴った後、ハタと気づく。
此方から男女二人ずつ。
つまり、彼女は二分の一の確率で自分の妻の筈だ。]
(177) 2021/12/03(Fri) 22:13:31

【人】 怪力 シャオロン



 ……って、旦那の名前は?
 「小龍」なら俺だから、そんなに嫌なら逃がすの協力してやる。


[だから死ぬな、生きてんだから。
後ろから抱き寄せて腕に閉じ込めたまま囁いた。
慌てたせいで息が乱れている。*]
(178) 2021/12/03(Fri) 22:14:32

【人】 狐娘 レイ

[彼が過去に出会った男の子とは気づかない。
気づいたところで、彼に記憶がないことも知らない。

それでも昔を思い出してしまうのは、
どこかぶっきらぼうな様子がロンと似ていたからだろうか。>>176


 そのときは「おうじさま」が助けに来てくれるの。
 本当よ、会ったことがあるの。


[くすくすと笑いながら、赤い髪の少年を思う。
いつしか彼につられて口調も崩れてしまっていた。

この時期の泉は少し冷えるかもしれないが、泳ぐわけでもなし。
足を浸すぐらいなら我慢できるだろう。
靴を揃えて、いざ泉に向かおうとしたところで―――、]
(179) 2021/12/03(Fri) 22:44:37

【人】 狐娘 レイ

  
 
 
きゃっ……!!



[大きな声と共にぐいっと身体を後ろへ引き寄せられたと同時、ぽふんっ!と普段は隠れていた獣耳と尻尾が現れた。

耳元で怒鳴りつけられる声に>>177耳をへしょげてしまう。
お腹に回る彼の腕の力強さに泉に向かい掛けた脚が浮いたまま、男性とこんなに近づいたこともなくて、ドッと心臓が跳ねた。

彼の言葉を聞けば、どうやら死ぬつもりだと思われたようで。
確かに、「飛び込む」と言えばそう思われても仕方がないのかもしれない。

ぴる、と耳を揺らして、身体を抱える腕に手を添えながらおずおずと口を開いた。]
(180) 2021/12/03(Fri) 22:45:09

【人】 狐娘 レイ

 
 ……ち、違うの。
 そうじゃなくて……、

 ……泉に物を落としたから、
 それを探そうとしただけで……、

 死ぬ、つもり、じゃないのよ……?


[あまりの身近な距離にドキドキと逸る胸を抑えながら。
必死に止める彼に少し申し訳なさそうに後ろを振り返れば、
二人の間で尻尾がふわりと揺れた。] 
(181) 2021/12/03(Fri) 22:46:03

【人】 狐娘 レイ

[彼が名乗った名前には聞き覚えがあって。
確かにその名が、言い聞かされた名前と一致する。]


 ……あなた「が」シャオロン?


[初対面の異種族の娘の自殺を慮って、
こうして慌てて引き止めてくれる人だ。
悪い人ではないのはそれだけで分かる。

聞き返した言葉は、暗に自身が婚儀の相手だと応えるように。
改めてまじまじと彼の表情を見つめた。*]
(182) 2021/12/03(Fri) 22:46:34

【人】 御曹司 ジャヤート

>>165やはり可愛い。
恥ずかしいと言う仕草も表情も可愛い。
それだけに実に惜しい。
この娘を嫁に出来る果報者にアウライェンの斬撃をお見舞いしてやりたい程である。
何せそれと比べればジャヤートの嫁は芋い娘なのだ。
きっとコロコロとしているのだろう。

 海の上は過酷な環境だ。
未知の世界への冒険は節制と規律によって成り立っている。
その分、身に余るものによって堕落することはない。
余分な肉は堕落の象徴なのだ。

 眼前の娘は一族と比するとふくよかな方だがそれは"白桃"のようなものだ。
先ほど触れた目元も柔らかで頬はきっともっと柔らかい。
何よりも>>169浮かべた笑みは極上のものである]


 そうだ、昔ながらの知人も言っていたぞ。
 悪いやつではないかもしれない。とな。
 会ったこともない者は正直判らないだろ。


[だが、ヴィス族は別だ。
根強い擦り込みは未だ消えてはいなかった]
(183) 2021/12/03(Fri) 23:01:47

【人】 御曹司 ジャヤート

 フッ、もっと褒めると良い、このオレを。
 かわりにいくらでも褒め返してやる。


[それなりの長髪を指にかけ前髪を横に流すと見つめる視線に視線を絡める。
つまるところ礼は不要である]


 さ、良い笑顔を見せてくれた礼だ。
 これもダチが作ったものでな。美味いぞ。


>>175とレモンの砂糖漬け乾燥物を懐の小袋から取り出すと一つまみ差し出しす。

 そうこうとしている間にも荷運びの者たちの列が行きつく先へと到着すると手を振る]


 さ、オレは此処までだ。
 君の相手が良い男であることを祈ってるぜ。


[しめくくりの言葉を述べると家の中へと入ろうとする。
中からは"若が来られたぞ"等と声が聞こえてくる中ごく自然とした素振りである。*]
(184) 2021/12/03(Fri) 23:01:55

【人】   シオン

― 新居前 ―

[女にはヴィス族に対する偏見はない。違いがあるとしても個性だ。ヴィス族を悪し様に言う人間が身近にいなかったわけもないし、子供の頃には色々吹き込まれもした。

 ヴィス族は古い種族だとか、共食いをするだとか、聞くに耐えないようなことも聞かされた。

 同族嫌悪なのかもしれないし、ふたつの種族が対立したら得をする何者かが扇動していたのかもしれない。

 女はそれほど頭が良い方ではないからそこまで考えてはいないけれど。

 >>171視線の先は敏感に感じ取って、腕を上げて彼の視線を遮ったが、その時にはもう目が合っていた。翡翠色の瞳に、微かな、猜疑心のようなものが浮かんで、困ったように微笑む。

 >>171彼が何を言っているのかわからず]


 いつもって、君と私は初対面だと思うけれど。そして、ヴィス族もリル族も同じよ。番って子を生せるのだから。その為に此処に来たのでしょう?

[含むものはなく、事実を述べただけ。]

 人目につかない所……そうね、人前では恥ずかしいかもしれないわね。

[彼の手を取って、壁に並行に置かれたタンスの陰に誘った。両端は仕切りとカーテンで隠して。*]
(185) 2021/12/03(Fri) 23:05:13

【人】 怪力 シャオロン



 なんだそりゃ。
 「おじさま」なら何人も見たことあるけど、「おうじさま」?


[この泉は伝統ある場所だから、先祖の幽霊でも見たのだろうか。>>179
「おうじさま」がどんなものなのか知らないから、怪訝な反応しかできない。

だが彼女が会ったと言うなら、助けた人物がいるのは確かなのだろう。
それが幼い頃の自分だなんて見当もつかないが。]
(186) 2021/12/03(Fri) 23:13:55

【人】 怪力 シャオロン

[「おうじさま」とやらが本当に存在するなら、飛び込もうとする彼女を助けに現れるのではないか。
実際にはそれをまたずに小龍の手が伸びたのだが。
鼻先を何かが掠めて目を瞑る。
再び開けると、そこには獣の耳が生えていた。

腰のあたりにもぞりとした気配がある。
どうやら尻尾もあるらしい。]


 ……狐?


[色形はそう見えるが。

そうなら、猶更。
変体して逃げれば人間と番うことなどないだろうに。

思わず怒鳴りつけてから起こった事象に、どう反応を返せば良いものか。
背中からでも彼女の鼓動の速さが伝わる。]
(187) 2021/12/03(Fri) 23:14:08

【人】 怪力 シャオロン


 あ、 あー……
 成程……?
 いやでもそれは、婚礼衣装着たまますることじゃねーだろ……。


[早とちりだったようで居心地が悪い。>>181
振り返った彼女の顔が近くて、慌てて腕を離した。
彼女の鼓動が移ったみたいに自分の心臓も煩い。


――というか。
緊張するから、見つめないでほしい。>>182]
(188) 2021/12/03(Fri) 23:14:23

【人】 怪力 シャオロン



 そう。俺「が」。
 どうやらおまえの旦那らしい。

 20歳なら年下だろ。
 「シャオ」じゃなくて「ラオ」だろって思わなくもないけど。
 「シャオロン」で通ってるからもうそれで良い。


 ――
レイ



[呼んだ。
初めて口にする筈なのに、とても大切な響きのような気がするのは何故だろう。]
(189) 2021/12/03(Fri) 23:15:03

【人】 怪力 シャオロン


 落ちたのがこの泉なら、海に流れることもないだろうし、
 探すなら汚れても良い服の時にしろよ。
 つかどんだけの深さがあるかわかんないんだし、まずは木の枝とかで様子見すべきじゃね?


[その段階は既に終わっていて、もしかすると浅いのかもしれないが。
少し話しただけで、彼女がそんなに慎重な印象は受けなかったから、未調査で飛び込もうとしていた気もする。]


 なーんか、危なっかしいなおまえ。


[溜息を吐いて、苦笑した。*]
(190) 2021/12/03(Fri) 23:15:19

【人】   コン   

── 新しい場所


[ 仮面を外したコンが到着した頃には
  ジャヤートがレイに漸く縄を解いてもらい
  談笑をしている頃で、その輪には入らず
  軽く手を振って妹と共に新居の様子を見にいく。

  コンの相手はヴィス族の中でも力がある家庭の
  1人娘らしく、なかなか甘やかされて育っているとか。
  見たことのない人物に対してとやかくは言わない。
  けれども、気になってしまうというのは
  結局のところコンも人間だからなのだろうか。 ]


   今日の宴が終わったら、きちんと帰ること。
   お前は、幸せになるんだ。
   ……俺も幸せになる、努力をする。


[ 持ってきた荷物の荷解きを任せ、
  コンは妻になるその人のことを待ってみた。

  妹は今のところ思いを寄せる人物が
  同じリルの中にいるようで、
  せめて妹くらいは、と兄心が出てしまった。
  幸せの形とは、人それぞれにあるから
  一概に言えることでは全くないのだが。  ]

(191) 2021/12/03(Fri) 23:19:20

【人】   コン   




   あまり、外に出続けたくはないんだけれどもな。



[ 日に当たるのが苦手で、仮面をあまり
  外さない生活をしていたから、
  この待っている時間が待ち遠しい。
  驚く準備はとっくの昔に出来ているので
  早く、会えたなら、誤解が解けるのに。 ]*



(192) 2021/12/03(Fri) 23:19:56

【人】 光の尾 マンユゥ

ふ、ふふふ。
なんですか、それ。

[愉快な人だ。
気にするなと言いたげな態度に思わず笑ってしまった。
そもそも突然の婚姻に戸惑っていただけで
根は明るい性格のマンユゥである。

なんとなく緊張もほぐれたところで
レモンの砂糖付けを渡された。
物珍しそうにそれを眺めたのち、
ぱくりと頬張る。]

あ......!おいしい......です

うちの森で採れる果物とは違う、
すっぱくて......でも、あまくて。

[顔を輝かせながらもぐもぐと
小動物のように齧っていれば
いつのまにか目的地に到着していた。]
(193) 2021/12/03(Fri) 23:29:25
 




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