18:26:28

人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【人】 御曹司 ジャヤート

 いや、あんのえばりくさった婆さんからは……。
 ん、待てよ。
 確か雷に打たれる前に名前も聞いていた気がするな。
 ……いや、マン……ボウ?


[頭の惜しいところまで出かかっている感覚がする。
拳を握り額を幾度か軽く叩くがからからと軽やかな音がするわけでもない]
(224) 2021/12/04(Sat) 2:10:56

【人】 御曹司 ジャヤート

 …………そう、マンユゥだな。
 マンユゥだ。
 それがオレの嫁になる芋のようなヴィス族の女の名だ。

 ……はて?


[様子を伺う眼差しを受けて柔らかく微笑みを向ける。
目の前にはマンユゥと名乗るヴィス族であると名乗るまぶい女がいる。
刷り込まれてきた知識と目の前の現実の狭間で眉間に皺を寄せていき膝を折って目線の高さを合わせるとまじまじとマンユゥを見つめた]


 どういうことだ?
 オレ好みのこんなにまぶい子がオレの嫁でヴィス族、だと?
 聞いている話と全然違うんだが、どうなんだ?


[そして全ての答えをマンユゥへと丸投げした。**]
(225) 2021/12/04(Sat) 2:11:07

【人】 翠眼 ユンチェ

[自分の花嫁とも限らないのに、だとしてもまだ花嫁になっていないのに、自分の手になったことが嬉しくて女性の手をとってしまったのは過剰だったかもと少し後悔した。
 だって、このひとは自分の姿を評してくれるのに言葉を選んでくれるのに。>>220
 ――このひとが先ほど手をとって物陰に連れ込んだことはさておき。]


 はい、ありがとうございました


[家族に呼ばれたらしいことに気付くと、深々と頭を下げて見送って。
 手のひらに残ったぬくもりを意識して良いのか悪いのか――名前を聞くか告げれば判明したかもしれないが、このときは思い至らず……年齢や結婚歴を聞くのはさすがにアレだし。

 少なくとも
 願ったほうだったとき喜ぶのは良くても、願ったほうでなかったとき残念に思うことだけはやめようと強く思った。**]
(226) 2021/12/04(Sat) 2:14:08

【人】   コン   

──新居のそば


   終わった?…少し休憩して、
   宴の準備を手伝ってあげるんだ。
   酒は宴が始まってからにしろよ。


[ 荷解きが終わったらしい妹たちに
  ありがとうと告げると、
  念押しで新居からは退散するように言ったコン。
  誰もいない新居の中へ先に入ろうと思った時、
  視界にはよく知る相手に似た人物が入ってきた。 ]


   
デイジー……?

   そんなこと、あるのか……



[ 警戒はせずとも、小さく彼女の名前を呼ぶ。>>204
  違うと言われたなら、コンの夫婦生活は
  初日から悪い印象を生んで始まる。
  ただ、それだけなのだが、
  コンはあくまで初めましてを貫こうとする。
  周りに誰もいないことが分かれば、
  彼女を抱きしめてしまったかもしれないが。 ]*


  
(227) 2021/12/04(Sat) 7:22:57

【人】 光の尾 マンユゥ


あ、やっぱり……

[目の前の青年の名と素性は
やはり事前に聞いていたものと一致する。
思わず彼の姿をじっくり見つめてしまった。

跡取りらしく堂々とした態度。
健康的に焼けた肌と引き締まった体躯。
確かに奔放な海の男と言われれば
間違ってはいなさそう……だが、
イメージしていた荒くれ者とは随分と差がある。

だが、向こうはまだこちらに気付いていないのだろうか。
干しレモンを思わず受け取りながらも首を傾げ―――>>223
目を瞬かせるのはこちらの方。]
(228) 2021/12/04(Sat) 10:00:45

【人】 光の尾 マンユゥ


い、芋っ!?
白桃???

[彼の喩えはよくわからなかったが、
どうも何かヴィス族について
勘違いをしているのではないだろうか。
彼が名を思い出すのをじっと待つ。>>224
やがてその微笑みが怪訝な顔へと変わり>>225
膝を折って至近距離で此方を覗き込んだ。

端正な顔にそうじっと見つめられると
何となくどぎまぎしてしまうのだが
負けじと彼を見つめ返し、困惑の色を浮かべた。]


ど、どうって言われても……

ヴィス族のマンユゥはわたし以外にいない、ので。
あなたがリル族のジャヤートなら、
わたしとあなたが結婚するってことになります、……ね。


[何とも間の抜けた返答になってしまったが。]
(229) 2021/12/04(Sat) 10:02:31

【人】 光の尾 マンユゥ


ええと……なので、
よ、よろしくおねがいしますっ。

………だんな、さま……?



[先程から好みだ、とか、可愛い、とか、
…まぶい、はよくわからないが、
何にせよ彼は自分の見目を
気に入ってくれているようだったし
先程のやり取りも悪い人ではなさそうだった。

手荒に扱われることはなさそうだ、という安堵と。
ヴィス族だと分かった途端掌を返されないだろうか、
という不安が半々と言った所。

まだ緊張を残しながらも彼の様子を窺い、
気恥ずかしそうに小さくはにかんだ。**]
(230) 2021/12/04(Sat) 10:11:34

【人】 末っ子長女 シャーレン

─数年前:彼との幸せな時間─

他の人がどうかはわからないけれど、私は書物に載っている海がどんなものか興味が湧いたの。
実際に見れて良かったわ。
果物?好きだけど…いいの?

[海を見れて、道具も見れて、満足気に頷いていれば、果物は好きかと聞かれた。
唐突な問いに答えれば、もぎたてをくれると言う>>205
嬉しいけれど、会ったばかりの彼に気を使わせてしまった気がして、眉を下げた]

ありがとう。
あ、甘酸っぱくて美味しいわ!

[甘酸っぱい蜜柑に思わず表情をほころばせた。
今まで食べた蜜柑も美味しかったけれど、彼と半分こしたものは格別に甘くて、家で食べた時にその事を思い出しては首を傾げてしまうのだった]
(231) 2021/12/04(Sat) 10:43:33

【人】 末っ子長女 シャーレン

それは…そうかもしれないけれど…。

[シャーレン自身に偏見がなくとも、両親や兄たちには多少なりとも偏見はあるだろう。
それをわかっているから、否定の言葉は言えなかった>>206
それでも、会うのを止めなかったのは彼を愛してしまったから。
彼以外の者と結婚しなければいけないと伝えた日、シャーレンたちは初めて唇を重ねた。
彼もシャーレンを好きだと彼のぬくもりから伝わってきて、涙を流してしまった*]
(232) 2021/12/04(Sat) 10:45:32

【人】 末っ子長女 シャーレン

─新居のそばにて─

[少し離れていたから、声は届かなかった>>227
けれど、彼の唇が紡いたのはシャーレンの仮の名だった。
それだけで、嬉しさが溢れ出してしまいそうになる。
以前から会っていた、なんて家族たちに知られる訳にはいかない。
私たちは"初対面"だと思わせなければ]

初めまして…。
ヴィス族のシャーレンと申します。
貴方は、コン様…で合っていますか?

[彼のそばまで近づいて、挨拶の為に一礼する。
手は届く距離、けれどいつもよりは離れた距離感。
それでも、彼を見つめる表情が溢れ出す嬉しさを必死に抑えようとしているのがわかってしまうだろう。
他の者から見たら、今のシャーレンは何かに耐えるようで、けれど嬉しさが滲んだ表情をしていた*]
(233) 2021/12/04(Sat) 11:45:44

【人】 御曹司 ジャヤート

[ジャヤートに覚えはなくとも>>228マンユゥにはあったようだ。
辛うじて思い出した名だが>>68祈りを捧げた流星は空から落ちるのではなく昇って行った後、白黄の雷に打たれ蒼と黄が混ざり合い緑色のオーロラを形成した中心地に居たものだから記憶が酷く曖昧である]


 おかしいな、教えられてきたヴィス族と全然違うぞ。
 未知への冒険に出られぬ根暗な引きこもり。
 芋っぽいやつらじゃなかったのか。


[瞼を閉じて独り言のように呟くが声が大きいので普通に聞こえるだろう。
互いの一族が互いの一族を罵りあってきた結果が露呈する中、嘘だろという心境が胸中を渦巻いていた。

 瞼を開く。
開けば>>229困惑の色が浮かぶ好みの女の子がそこにいた。
それだけで胸を穿つものがある]
く。]
(234) 2021/12/04(Sat) 12:14:54

【人】 御曹司 ジャヤート



 くっ……。


[非常に悔しそうに歯を食いしばり唇の端を引き締める]


 それが、もしそれが本当なら……。
 オレは人生最大の過ちを犯そうとしていたのか。
 こんなまぶい子中々見つからないぞ。


[何よりまぶい子は大体人妻である。
世の中間違っていると思っていたが>>230呼ばれる敬称に雷に打たれたように驚愕と目を見開いた]
(235) 2021/12/04(Sat) 12:15:08

【人】 御曹司 ジャヤート



 ……だんなさま、か……。
 君の唇が囀る甘い声色で呼ばれると耳が至福だ。
 性根も良さそうだしオレは一息に。
 世界で一番の果報者になったのでは??


[錯乱する心を落ち着かせようとするが>>230可愛らしくはにかまれるとまた心が躍る。
努めて柔らかく笑みを浮かべ白い歯を見せながら手を伸ばす。
砂糖漬けの干しレモンを持っていた手を取るとジャヤートは自身の口元へと寄せた]
(236) 2021/12/04(Sat) 12:15:44

【人】 御曹司 ジャヤート



 しかし、しかしそうか。
 未だ見ぬオレが君の心を苛み怖がらせていたか。
 心労をかけてすまなかった。


[手の甲に唇で触れる。
柔らかな肌に痕が残らぬよう優しく口づけを施し顔をあげる。
涼風のような笑みを向け]


 リル族のジャヤート。
 確かにヴィス族のマンユゥを妻とするに相違ない。
 大変不安にさせてしまっていたようだが。
 オレは今生の余を、君と共に出来ることを嬉しく思う。


[人前であろうと構うことはなく。
口づけた手を引き身体を寄せ抱きしめた。
嫁となるマンユゥの香りと温もりが腕の内に広がる。
その甘い香りに頬が緩んだ。**]
(237) 2021/12/04(Sat) 12:15:48

【人】 光の尾 マンユゥ

なっ......

[どうやらようやく自分が
婚姻相手だと伝わったらしい。

......のはいいのだが、ひどい言われようである。
独り言のつもりのようだが丸聞こえだ。

自分はまだしも一族を悪く言われるのは聞き捨てならない。
ぷくーっと頬を膨らませ、彼を睨んだ。]


根暗って、ひきこもりって......!
違うもん、ヴィスの民はっ、代々森を守る誇り高い一族なの!
リルの民こそ軽薄で乱暴だって聞いてたよ。
だから怖いひとにちがいない、......って......


[勢いでつい敬語が外れてしまっていることも介さず。
言い募れば今度は何やら悔いているようであり、
その様子に首をかしげた。]
(238) 2021/12/04(Sat) 15:22:12

【人】 光の尾 マンユゥ


え、あの、あの......
あううう......

[かと思えば淀みなく並べ立てられる甘い台詞に
落ち着きなく視線をさまよわせた。

ヴィスの男性はどちらかと言えば物静かで純朴な者が多いが、
リルの男性は皆こうなのだろうか。

指先に唇がふれ、お伽噺で見るような口づけに
ぶわわっと顔に熱が上った。]

......ううん。

それこそ、まだ見ないうちから
わたしが勝手に思い込んでただけ、だし......


[たぶん偏見で凝り固まっていたのはお互い様だ。
謝罪にゆるゆると首をふる。
彼の中で誤解は解けたのだろうか。]
(239) 2021/12/04(Sat) 15:25:29

【人】 光の尾 マンユゥ

[自分の方とてこの短いやりとりで
彼のことが全て分かったわけではないけれど。

けれど会ったばかりの自分を気遣ってくれた彼は
情に厚く、義を通す人物に思える。
この青年を信じたいと感じ始めていた。]


あ、の。......わ、たしも......
......あなたが相手で、良かった、なって......
えへへ......



[何より、こんなに真摯に
自分を娶ることを嬉しいと言ってくれている。

じんわりと胸に温かいものが広がっていくのを感じ、
照れ臭そうに微笑みながらそう口にして。]
(240) 2021/12/04(Sat) 15:29:40

【人】 光の尾 マンユゥ


ひゃっ......!?



[まだ甲に触れた感触が消える前
ふいに抱き締められて心臓が跳ねあがった。
勿論こんな経験、あるはずもなくてーー
ぼふっと湯気が出そうなほどに顔が真っ赤になった。]


あ、あ、あのあのっ、
み、みんな見てますよおっ......!


[周囲の手伝いの者たちの視線を感じる。
リル族的にはこれくらい普通!?挨拶の範疇!?
ぐるぐるしながら装束の下の尾をぱたぱたと揺らし、
それでも囁きは耳に入ってきたから。]
(241) 2021/12/04(Sat) 15:37:17

【人】 怪力 シャオロン


[「子作り」という単語に赤面するところを見るに、彼女は処女だろう。>>215
婚姻を継続させるつもりのない小龍には特に関係がないことだ。
揶揄するでもなく、謝るでもなく、ただ何でもないことのように会話を続ける。

血液が通っているのだから当たり前といえば当たり前なのかもしれないが、頬の赤みに同じく獣耳の内側の毛が生えていない部分もピンクに染まっている。
面白いからつい観察したくなるが、両手で隠されてしまった。

残念だ。]


 ……へえ、指輪。


[子ども用、ということは、今の彼女宛のものではないのだろう。
聞いたところでその送り主が自分であることには気づかない。
後ろを向いて木の枝を折る時に赤髪に変わる姿を彼女がずっと探してくれていたことにも。]
(242) 2021/12/04(Sat) 16:56:33

【人】 怪力 シャオロン



 …………。


[
こいつこんなに無防備でよく20歳まで処女でいられたな?!


花冠を何の気なしに投げたら声が上がって、ぐっと唇を真一文字に引き結んだ。
本人は無自覚なのだろう。
その言動がどれだけ男を煽っているのか。]


 …、


[忠告してやろうと開きかけた口は、彼女の勢いに押されそのまま固まる。>>219]
(243) 2021/12/04(Sat) 16:57:15

【人】 怪力 シャオロン



 俺が作ったの、そんな意外か?
 髪は……ああ、重いものを持ち上げたり、力を込めたりした時に変わるんだよ。
 レイの先祖返りとは違って、多分魔力行使の副作用みたいなもんだと思うけど。


[彼女が何故狼狽しているのかわからない。
何度か目を瞬かせ、白くなる程強く掴む指と彼女の顔を交互に見つめた。]


 ?そう名乗っただろ。
 年上に「シャオ」をつけるのに抵抗あるなら別に「ロン」でも構わないけど。


[今までそう呼ぶ人がいなかっただけで。
いや、本当にいなかったか――?
呼ばれたことがあるような気がするが、どうにも思い出せない。]
(244) 2021/12/04(Sat) 16:57:35

【人】 怪力 シャオロン


 ……どうかしたか?


[冷えた指を包み込むように、己の掌を当てた。
魔力の残滓は熱を帯びているが、彼女を傷つけることはない。

「おはなはね、やさしくふれるのよ」
と、>>50

遠い昔に誰かに教わったから、そっと、壊れてしまわぬように、触れる。**]
(245) 2021/12/04(Sat) 16:59:29

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 日常 ――

[ジャヤートにとって話を素直に聞いてくれる>>174だけでも嬉しい相手だ。
自慢話を聞いては相槌を打ち、仮面で表情は伺えぬが楽しそうな雰囲気を感じるだけで快い。

 そうした意味でもコンはダチと言うに相応な人である。
>>175出してくれたアイデアは早速家に持ち帰り協議にかける。
果実を保存できるのは有難いことだし用意してもらった品も評判は良い。
作り方に関してはジャヤートの方が少しばかり難色を示す。
知識とは宝だ。
であれば相応の対価が必要である、と。
懇意にしてくれるに値するものを渡すのが商人の在り方だ。

 さて、その時は用意できるものならば可能な限り用意しようと伝えたはずだ。
生命に関わる品なので安値をつけることはない。
コンが何を望んだとしてもジャヤートに用意できるものならば揃えるつもりで。

 なお――後日、嫁が砂糖漬け干しレモンを気にいってくれたようであることは至極嬉しそうに伝えにいく予定である*]
(246) 2021/12/04(Sat) 17:22:13

【人】 御曹司 ジャヤート

[過程において>>238嫁様が頬を膨らませて睨みつけてくるがそれすらも愛らしいものである。
リル族については軽薄に見えないこともない程に快活快闊さっぱりした者が多いし乱暴と言われると海の上はある意味戦場であるからして言葉遣いも荒くなる時はあるしすぐ雷を飛ばしてくるので少なくともジャヤートの一族に関しては否定はできない。
他の三人はそうでもないと思うがあんのばばあこと族長は強かで勝気であるし的を得ているのではないだろうか。

 ただそれはそれとしてヴィス族に関しては彼女にとっては不本意なことであったらしい。
自分たちの誇りを傷つけられて黙っておられず啖呵を切る。
そういうところも実にまぶい。

 >>239思い込みはお互い様だ。
何せ親祖父その前の代から延々と積み重ねられてきた偏見と悪口の数々である。
少なくともマンユゥは全く聞いていた話とは違うしジャヤートは自分が幸せになれると一切疑わなくなっている]
(247) 2021/12/04(Sat) 17:48:02

【人】 御曹司 ジャヤート

 見ていても構わない。
 むしろ見せつけていたい。
 可愛いマンユゥとオレが仲睦まじいところをな。


>>240自分で良かったと言ってくれるのだ。
>>241最早誰にも渡すつもりはなかった。
なにやら動く気配はするがそれが何なのかは分からず一先ずは気にしないことにし]
(248) 2021/12/04(Sat) 17:48:10

【人】 御曹司 ジャヤート

 さて、マンユゥ。
 新居の家具は此方で用意させてもらったが。
 何か足りぬものや欲しいものがあれば言ってくれ。
 不自由がないようしたいからな。


[抱擁する身体を離して新居の中を指差す。
荷運びもそろそろ終わる頃合いだろう。
婚姻の儀までの間、中を見てもらうのが良いだろうと誘おう。*]
(249) 2021/12/04(Sat) 17:48:29
村の設定が変更されました。

【人】 狐娘 レイ

[掴んだ手は勢い余って彼の腕を強く握り締めた。
花冠は彼が作ったのだという。
男の子が花冠の作り方を知っているのは珍しい。

髪が赤くなるには条件があるらしい。>>244
ならば、ロンもそうだったのだろうか。
彼を、シャオロンをどこか懐かしいと感じたのは。

当時、シャオロンと名乗らなかったのは、
自身より小さな子供だと思ったからでは?

目まぐるしく思考が回る。]
(250) 2021/12/04(Sat) 18:40:39

【人】 狐娘 レイ

 
 ……見たことあるのっ、その赤い髪。
 わたしに、「ロン」って名乗ってくれた
 ヴィス族の男の子っ。

 ずっと髪が赤いのだと思ってたけど、
 そうじゃないのならっ……、

 花冠だって、作り方を教えたわ。
 この泉で会って、
 魔物に襲われたところを助けてくれて……っ、


[握り込む腕が縋るようなものに変わる。
まるで、そうであって欲しいと願うように。
ずっと探し続けていた彼が、もし見つかったのなら。]
(251) 2021/12/04(Sat) 18:41:21

【人】 狐娘 レイ

[手を重ねられて、自身の手に力が籠もっていたことをようやく知った。>>245
じわりと感極まって瞳が潤む。

違うかもしれない。
ううん、でも多分きっとそうだ。
だって名前を呼ばれた時に、懐かしいと感じた。>>189

だから、重ねられた手を振り解いて、彼の胸に向かって身体ごと飛び込んだ。]
 


 
ロン……ッ!

 ずっと探したわ……! 



[勢いよく飛び込んだから、彼を押し倒す勢いで地面に倒れ込んだ。
花の上に二人の身体が重なって、風圧で花が揺らめいた。

思い込みの強い女は考えに至るのも早い。
確信めいたものに近いとはいえ、話半ばに胸に飛び込む程には、舞い上がっていた。**]
(252) 2021/12/04(Sat) 18:44:29
 




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