人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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視点:


プロローグ

【人】 とある書物

[  むかし、むかし
  そのいちぞくは ひとつのたみでした
  いちぞくは その おおきなちからで 
  このほしを かげながら まもってきました

  しかし ながいときとともに
  いちぞくは もりとうみに わかれ
  それぞれべつべつに くらすことにしたのです ]
(0) 2021/12/01(Wed) 18:14:01
村の設定が変更されました。

到着:ヴィス族長 ラオ

【人】 ヴィス族長 ラオ

[― 世界のマナが乱れている。

  このままではこの世界は数十年のうちに
  混沌に飲まれ、未曽有の大災害と共に
  滅びを迎えるであろう。

  リル族とヴィス族、双方の血を継ぐ子の手で
  代々伝わるアルステラの神器を使い、
  今再び調停の儀式を行うのだ ―  ]
(1) 2021/12/01(Wed) 18:19:44

【人】 ヴィス族長 ラオ

[リル族とヴィス族、双方の占い師が
まるで示し合わせたようにそんな予言を為した。
危機を感じた両族の長の間で、
急遽和平会議が開かれることになる―――*]
(2) 2021/12/01(Wed) 18:20:28
離脱:ヴィス族長 ラオ

到着:リル族長 ルーパイ

【人】 リル族長 ルーパイ

― 婚姻の儀の日 ―

まさか今更和平を結ぶことになるなんてね……
まあそうも言っていられないか。

[予言が下され、族長たちの間で
和平を結ぶことが決まってからひと月ほど。

祭事用の食糧や酒を荷台に乗せ、
数名の民たちと拠点まで移動しながら
リルの族長は一人ごちた。

アルステラの神器を扱うには、混血を作る必要がある。
致し方ないとはいえ長年蟠りを抱えてきた者同士だ。
若者たちがこの儀を素直に受け入れてくれればいいのだが。*]
(3) 2021/12/01(Wed) 18:58:38
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/12/01(Wed) 19:05:35

リル族長 ルーパイは、メモを貼った。
(a0) 2021/12/01(Wed) 19:14:53

天のお告げ(村建て人)

12/2・AM0時を持って入村解禁になります。

パスワードはwikiに埋めてあります。
予約した希望役職・チップをお間違いない様にご入村ください。
(#0) 2021/12/01(Wed) 19:31:56

到着:怪力 シャオロン

【人】 怪力 シャオロン

――ちいさなおおかみのはなし――

[赤子の頃、両親が死んだ。
魔物に襲われたらしい。
まだ生まれたてだった赤子が生き残ったのは、その魔物を殺した 、、、、、、、、のが他でもない当の赤子だったからだ。

食われまいという意思すらなかっただろう。
赤子はその月齢の子どもによくあるようにぐずって手足をばたばたさせたに過ぎない。
ただその力が途方もなく強く、食おうと近づいた魔物の身体を吹っ飛ばし、石造りの家壁に叩きつけた結果、魔物は絶命したというだけだ。]
(4) 2021/12/02(Thu) 0:07:44

【人】 怪力 シャオロン

[以来、赤子は村一番の怪力として村人の多くに世話をされながら生きて来た。
あの日両親を殺した魔物は他にも村人を殺していて、それを偶然だろうが退治した赤子がそのまま野垂れ死ぬのが忍びないと思った人々が代わる代わる育ててくれたのだと言う。

おかげで二足歩行が出来るようになった頃にはもう建築現場で重宝されるようになったし、物心がつく頃にはもう一人で魔物を狩って駆除費用を稼げるようになった。

怪力は筋力増強の魔法の一種らしく、行使する時には髪が赤く染まり腕に紋様が現れる。
だから、日常生活で物を壊したり村人に怪我をさせたりといった苦労を感じたことはない。
だが、「怒らせたら殺されるかもしれない」という恐怖は村人の心の底にあるのか、食事の世話をしてくれる大人たちは周りにいたが、同年代の子とは殆ど遊ばせてもらえなかった。]
(5) 2021/12/02(Thu) 0:09:37

【人】 怪力 シャオロン

[小狼 シャオランと名づけられた赤子は――
村人の聞き間違いにより、小龍シャオロンと呼ばれるようになり、今では本人すら本当の名を知らない。

齢22歳、もう世話をされなくても一人で生活できる年齢ではあるが、ここまで育てて貰った恩義がある。
自分の力は一生この村の為に使うと決めている。**]
(6) 2021/12/02(Thu) 0:14:24
怪力 シャオロンは、メモを貼った。
(a1) 2021/12/02(Thu) 0:27:47

到着:狐娘 レイ

【人】 狐娘 レイ





    ――――
きな人が居ます。


 
(7) 2021/12/02(Thu) 1:29:34

【人】 狐娘 レイ

[両親に婚儀の話を持ちかけられて、開口一番そう口にした。
父は訝しむような顔を作り、母は困ったような表情を浮かべた。]


   『そうは言ってもね、レイ。
    もう決まったことなんだよ』


   『一族を守るためだと思って、
    その御身を尽くしなさい』


[そうして口を揃えて二人は言う。
『もう成人したのだから。』
そう、これからは昨日までのように子供としては扱われない。
成人の儀を終えた、立派な一族の一人なのだから。]
(8) 2021/12/02(Thu) 1:29:59

【人】 狐娘 レイ

[一族に子供が生まれなくなり、若い命は重宝される。
子供の少ない村でも年若い方のレイは、蝶よ花よと可愛がるように育てられてきた。

驚くと狐のような耳と尻尾が生えるのは先祖返りか、両親にも兄弟にもそのような特徴はなかった。
子供の頃はよく驚かされて耳を出し、尻尾を掴まれて泣くことが多かったが、それも年齢を重ねるごとに回数は減っていった。
今やその名残があるのは、いつ尻尾が現れてもいいように、装束の後身頃に大きなスリットが入っていることぐらいだろう。

それが一転して一族の為と祀り上げられて、挙句の果てには見知らぬ人と婚儀を結ぶことを余儀なくされる。

今まで一度だって家族に歯向かったことのないレイでもこればかりはさすがに苦渋の顔を浮かべた。]
(9) 2021/12/02(Thu) 1:30:47

【人】 狐娘 レイ


 ……いや、です。
 そんな見知らぬ人と、
 いきなり婚儀を結ぶことになるなんて。


[重ねて断りの文句を言っても、両親も引く様子はなく首を縦には振らなかった。
仕方無しというように母が口を挟む。]



   『その好きな人というのは、どこに居るの?』


 
(10) 2021/12/02(Thu) 1:31:10

【人】 狐娘 レイ

 


 それ、は――――、


 
(11) 2021/12/02(Thu) 1:31:37

【人】 狐娘 レイ

[幼き頃にたった数度会っただけの彼。
名前しか知らず、最後に見た表情は甚く痛々しいものだったけれど。
それでも忘れられずにずっと心の中に佇む彼を、一度だって忘れたことはなかった。

だが、その彼が今どうしているのかは知る由もない。]
(12) 2021/12/02(Thu) 1:32:10

【人】 狐娘 レイ

 

  ――……言えません。
  ですが、お父様、お母様っ……


   『連れても来れないのなら忘れなさい。
    もう婚儀の相手も決まっている。
    これは、決まったことだ。
    これ以上、父さんと母さんを困らせないでおくれ。』


[装束の袂を握り込んだ手に母の手を重ねられてしまえば、強く言う事もできずに。
そうして日々は過ぎ去り、婚儀の日を迎えることとなったのでした。**]
(13) 2021/12/02(Thu) 1:32:27
狐娘 レイは、メモを貼った。
(a2) 2021/12/02(Thu) 1:39:03

到着:御曹司 ジャヤート

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 帆船 ――

[川を遡る船がある。
船にはマストがあり白い帆が張ってある。
帆には大きく家紋が描かれており船の所有者を語っている。
船の所有者はリル族にあって豪商の家のものである。
交易によって莫大な富を築き上げている一族の船は今、風も吹いていないのにも関わらず帆に風を受け川の流れを逆行している最中である。
富と強い魔法の力を備えた一族は>>3陸を征くは性に合わぬと反発し態々と力を見せつけるが如く船を用意した。

 その船のマストに蠢くものがつり下がっている。
よくよくと見ればそれは縄で簀巻きにされた人物であり、その人物こそ此度の婚姻のために連行されている一族の跡取り息子である。
びょんびょんと跳ねているがしっかりと結われた縄は解けることはなくそのまま合流地点まで運ばれていく**]
(14) 2021/12/02(Thu) 1:42:12
到着:翠眼 ユンチェ

【人】 翠眼 ユンチェ

[その翡翠の瞳には、厄災をもたらす力があったらしい。

 実際、彼の家系が使う魔術を、最大限に誇張するならば地震やら地殻変動を引き起こすものであるが――実際にはそこまでの魔力量などあるはずもないし使い方もはっきりしない、用途として実用化できているのはもっともっとささやかなものばかりだ。

 そういうわけで現在では無害なのではあるが……
 ただ一応、一家は村里からは少し距離を置いて森の奥で暮らしていて。
 ゆえに人との関わり合いが断続的だったり途切れていたりで、この一家が具体的にどういう家族なのかは曖昧なまま時は流れ。

 そんな折に今回の話が持ち上がって……数少ない若者のひとりとして、この家の男子が差し出されたわけなのだが――]


  ユンチェです
  間違いないですよう


[年齢不相応に華奢な男子が久方ぶりに人里に姿を表したのだった。**]
(15) 2021/12/02(Thu) 3:08:02
翠眼 ユンチェは、メモを貼った。
(a3) 2021/12/02(Thu) 3:17:01

【人】 怪力 シャオロン


[村が望むなら、一人で魔物退治に行くことも厭わなかったし、一日中働き続けることだって出来た。
だがこのたび望まれたことだけは抵抗があった。]


 ――何で、今更……、


[族長の使いでやってきた男は、小龍に「外に住む一族の女と番え」と命じて来た。
これまで大人たちは「外」と交流することに良い顔をしなかった癖に。
それに、向こうだって此方を良く思っていないのは身をもって知っている。

幼い頃、リル族の大人たち数人に囲まれて罵倒され私刑を受けた。
ちいさなりゅうは村で「人に対して力を使ってはいけない」と言いつけられていたので、寄ってたかって暴力を振るわれてもやり返さなかったが、今となってはやられたらやり返しても良かったのではないかと思う。

何故リル族と遭遇し、何故酷い目に遭わされたのか――
怪我によって発熱し、記憶を一部失った小龍は覚えていない。

嫌悪感だけが胸にずっとある。

その一族と「番え」だと?
ふざけるな、と怒りに任せてテーブルに拳をぶつけた。
テーブルは派手な音を立てて割れた。]
(16) 2021/12/02(Thu) 8:24:22

【人】 怪力 シャオロン

――失われた記憶――

 だいじょうぶか?
 けがしてないか?


[魔物に襲われていた姿を見て、つい身体が動いていた。
渾身の力を込めて突き出した拳は魔物の腹に大きな孔を開けた。
絶命を確認してから、襲われていた方を振り返る。]


 ……おまえもまもの?


[思わず聞いたのは、その身体から獣の耳とふさふさのしっぽが生えていたからだ。**]
(17) 2021/12/02(Thu) 8:25:27
到着:光の尾 マンユゥ

【人】 光の尾 マンユゥ


[ヴィスの民は先祖代々森を守り、緑を育み、
万物の恵みを蓄える誇り高き一族。

愚かにも森を捨てて出ていった
リルの民とは違うのだと―――
両親や祖父母からそう教わって生きてきた。

むかしむかし、ふたつの一族はひとつだった、なんて。>>0
それも確かに子供の頃に聞いたことはあったけど
今ではもうあまり気にする人もいない言い伝え。

それがまさか自分の身に
直接関係してくるだなんて
思いもしなかったのだ。]
(18) 2021/12/02(Thu) 10:57:54

【人】 光の尾 マンユゥ


けっ、こん。

……わたしが????
リルの人と???????


[まさに青天の霹靂。
突如告げられた内容に呆気に取られて目を瞬かせた。

このマンユゥ、狭い集落の中で生まれ安穏と育ち
男性と付き合ったことなどないなりに
書物で呼んだ恋物語に夢を抱き
憧れを抱いていた乙女である。

もう成人した身でもあるし、姉や友人のように
そう遠くないいつかは良い人と結ばれ子を為し、
あたたかく穏やかに家庭を築いていくのだと
漠然と想像はしていた。いや、夢を見ていた。


見ていたのだが――――]
(19) 2021/12/02(Thu) 11:01:03

【人】 光の尾 マンユゥ


冗談。でしょう?

リルの民は森を捨てた恥知らず。
そう教えたのは父様たちじゃない。
そんな何処の馬の骨とも知らない男に嫁げっていうの?

[目を吊り上げ、頬を膨らませて抗議する娘に、
両親はもう決まったことなのだと繰り返した。

小さな集落だ、若者は決して多くない。
今回の儀ではまだ結婚していない、
あるいは既に恋仲の相手が居ない者を除いて
殆ど強制的に嫁婿に出されることになるだろう。

説明を聞いてもまだ納得は行かず、
不貞腐れる娘に両親は更に説得を重ねる。
相手はリルの中でも莫大な財を築いた
豪商の跡取り息子>>14だ、とかなんとか。]
(20) 2021/12/02(Thu) 11:02:23

【人】 光の尾 マンユゥ

[マンユゥの家は特に金持ちでも貧困でもない。
畑を耕し自給自足の生活をする、
一般的なヴィスの家だった。
その生活も終わってしまうのだろうか。

きっと今よりいい暮らしができるぞ、と
慰めるように言われても
顔は暗いままだった。

長い装束の中に普段は隠している
黄色い光の尾がふにょりと力なく垂れさがる。]

(お金持ちのおぼっちゃんなんて……
 きっと軽薄で怖い人なんだ……
 好きなものは金と女と酒、みたいな……)

[偏ったイメージはさながら海のならず者である。
今までの思い出が走馬灯のように
浮かんでは消え、浮かんでは消え。]
(21) 2021/12/02(Thu) 11:08:02

【人】 光の尾 マンユゥ




………裕福な暮らしなんて、欲しくないもん。
わたしはわたしのことを愛してくれる人と
幸せになりたかったよ………。

 

[ぽつり、と呟いた言葉は誰に届くこともなく消えた。**]
(22) 2021/12/02(Thu) 11:11:25
光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a4) 2021/12/02(Thu) 11:16:01

【人】 狐娘 レイ

―― 婚儀の日 ――

[朝から憂鬱なため息が漏れる。
婚儀の為と新しく作られた白の衣装を身に纏い、美しく見目を装っても心は晴れないまま。
しずしずと新しい拠点へと向かう列>>3の後方に並んでいた。

川を渡る船には、一族を乗せた船もある。>>14
一族の御曹司様もとうとう捕まったのだそうよ、とか囁く声を聞きながら、帆船へと視線を移した。

逃げ出せるものなら逃げ出したい。
その気持ちは分かるけれど、実際に逃げ出すほどの腹積もりはなかった。
結局、こうして列に並んで婚儀の場へと向かっている。

晴れやかな空が憎らしいと思う程、門出を祝う天候はよく、空を仰ぎみた。]
(23) 2021/12/02(Thu) 11:54:29

【人】 狐娘 レイ

―― ちいさな恋の話 ――

[その日は一人で村を抜け出して、泉のほとりで遊んでいた。
泉の周りにだけ咲く花はとても珍しく、花を積んで母を喜ばせようと集めていれば、森から飛び出してきた魔物に襲われた。

為す術なく身を庇っていれば、しばらく経っても痛みはやって来ず、代わりに降り落ちて来たのは幼い声だった。

ぱちぱちと目を瞬かせて、ようやくその姿を見れば紅い髪が濡れたように美しい。]


 わぁ……、きれい。


[魔物に襲われた恐怖も忘れて、初めに出たのはそんな言葉。
それから、心配してくれたのだということに気づいて、はっとした。
驚いた弾みで出た獣耳をぴるぴると揺らしながら、懸命に頷く。]


 う、うんっ。
 だいじょうぶ!

 わたしはまものじゃないよ、
 レイっていうの。

 
(24) 2021/12/02(Thu) 11:56:01

【人】 狐娘 レイ


 
 たすけてくれてありがとう。
 ねぇ、あなたのおなまえは?


[一度目にしたら忘れられない色鮮やかな髪の色に、腕に刻まれた紋章。
自身とそう年端の変わらぬ男の子が、どうやって魔物を倒したのかなんて、その時は想像もつかなかった。*]
(25) 2021/12/02(Thu) 11:56:57
到着:南斗星君 シオン

【人】 南斗星君 シオン

[父母の言葉に軽く息を飲む]

 ……私、ですか?

[外界に拓けたリル族の中で、他種族の血があまり混ざり込んでいない家系の未婚の娘──

 確かにその通りではある、が]

 良いのですか、出戻りの穢れた女が混ざっていても。

[皮肉げに口元を歪める。数年前に外の男と駆け落ちをして弄ばれて棄てられた憐れな女。余程世間知らずな者や子供でない限り、リル族の中では周知の事実だ。

 この先、婚姻の話など来るはずも無い、と、縫い物や編み物で生計を立てて暮らしている。

 今更、男なんて必要ない。けれど──]
(26) 2021/12/02(Thu) 12:03:47

【人】 南斗星君 シオン

[リル族に迷惑をかけた女が、それでも見棄てずに支えてくれた両親に。恩を返すには、これしか方法がないと思えたから。

 両親は、今度こそは娘の婚姻を祝えると、涙を流して喜んでくれた。相手がヴィス族だから、本当は思う所があるかもしれないけれど。

 女はため息を飲み込むと窓の外の空を見上げ、菫色に暮れる空を同じ色の瞳に映した──**]
(27) 2021/12/02(Thu) 12:04:37
南斗星君 シオンは、メモを貼った。
(a5) 2021/12/02(Thu) 12:07:49

南斗星君 シオンは、メモを貼った。
(a6) 2021/12/02(Thu) 12:10:48

【人】 南斗星君 シオン

―― 婚儀の日 ――

[列の花嫁の中に、レイの姿を見つけた。女の事情を知ってか知らずか、昔から女への態度が変わらないように思えるうちのひとりだ。だから女は彼女へ好意を持っている。

 けれど、出戻って以来あまり親しく接しないようにしている。彼女まで悪く言われるのは耐えられないから。

 同じ白を纏って同じ立場でここに居るのも、どこか居た堪れなく感じる。

 小さい頃に遊んだ少女がいつの間にか大人の女性になっていたんだな、と、彼女の居居る後方に視線をやって、眩しげに目を細めた。彼女を娶る男は果報者だ。

 それに引き換え……。

 己の身に纏う白を見下ろして、軽く首を振った**]
(28) 2021/12/02(Thu) 12:36:03
到着:末っ子長女 シャーレン

【人】 末っ子長女 シャーレン

[ヴィス族でも歴史が長く、発言権が強いとある家に産まれた末っ子長女。
それがシャーレンだった。
上には兄が3人おり、母を除けば一家で唯一の女性であるシャーレンは大切に育てられた。
兄たちの後ろを雛鳥のようについてまわる末っ子を家族は大層甘やかした。
しかし"常に人の見本となれ"と教えられてきたシャーレンは我儘に育つことなく、すくすくと育った。
いつかは嫁ぐからと家事等は幼い頃からしてきたし、困っている人がいればすぐに手を差し伸べた。
そんなシャーレンは末っ子ではあるが、長女である。
年上には可愛く甘えたし、年下には年上として甘やかしたり助けを求められればすぐに手を貸した。
年下からは姉のように慕われ、年上からは妹のように可愛がられた]
(29) 2021/12/02(Thu) 12:52:45

【人】 末っ子長女 シャーレン

[そんなシャーレンは好奇心旺盛である。
知らないことはすぐに誰かに聞いたり、本で調べた。
家の書物は全て読破してしまい、仲の良い者の家にあった書物を借りたシャーレンはある言葉に首を傾げた]

…海?

[言葉だけなら聞いたことがあった。
けれど、実際に見たことはない。
湖や川と何が違うのか、書物に載っている説明文を頭で理解は出来ても未だ首を傾げてしまう。
実際に見ないことには何もわからないのだ]

海ってどんなものなのかしら?
どれくらい大きいの?
川や湖にいる生き物と海にいる生き物の違いは?

[考え出してしまえば止まらなかった。
家族には散歩に行くと告げて、ストールを片手に飛び出した。
そこで出逢うリル族の青年に恋をするなんて。
この時は思ってもいなかった。
今よりも数年前の話である**]
(30) 2021/12/02(Thu) 12:56:30
末っ子長女 シャーレンは、メモを貼った。
(a7) 2021/12/02(Thu) 12:59:51

【人】 怪力 シャオロン

――婚儀の日――

[割れたテーブルはそのまま捨てた。
新しいテーブルは「新居」に用意してあると言う。
別の一族の女と卓を囲むなど気乗りがしないが。

身に着けたこともないような白い正装は村が用意してくれた。
他にもこの婚姻に選ばれた人々がいることを思えば、随分な出費になる。
それだけこの婚儀が村にとって重要なのだということがわかる。

選ばれた段階では孤児の厄介払いかと拗ねた気持ちもあったが、冷静に考えてみれば両族の和平の為にいくら年齢が適当だからとはいえ問題のある人間は選ばないだろう。
逃げ出す先もなければ引き留めてくれる恋人がいるでもなし、小龍はテーブル以外を壊すこともなく婚儀の日を迎えた。

持ち物はごく僅かの衣服と武器のみ。
それ以外は置いていく。
何時でも帰れるように。]


 ……要は、子どもが出来なきゃいいんだろ。


[大事なのは混血だ。
胤なしと言われようが構わない。
子を成せないと分かれば帰ることができるだろうと思っている。]
(31) 2021/12/02(Thu) 13:39:13

【人】 怪力 シャオロン


――失われた記憶――

 ……しゃべった。
 まものはしゃべらないらしいからな、しんじるよ。


[獣の耳と尾はあるが、人間の女の子だと判断する。
瞬いた瞳は恐怖で涙ぐんだからかきらきらと光って、「きれい」なのはそっちじゃないか、と思った。]


 おれは……ロン。


[彼女は自分よりもちいさく見えた。
その子に「シャオ」をつけられるのは何だかむず痒くて、「ロン」とだけ名乗った。

見ない顔だが、そもそも自分は村の子どもを不用意に傷つけないように遠ざけられている身だ。
その時は、彼女も同じ村の子どもだと信じて疑わなかった。]
(32) 2021/12/02(Thu) 13:39:58

【人】 怪力 シャオロン



 ひとりできたのか?
 ここはさっきみたいにまものがでるから、
 こどもだけでくるのはあぶない。


[泉で魔物の血を洗い流しながら言う。
自分だって十分子どもの風貌なのだが、子どもらしからぬ強さがあることは一撃で魔物の腹を破ったことからも明らかだろうから、棚上げに罪悪感はない。]


 なにかのようじか?
 なら、すむまでおれがみててやるよ。


[周囲に大人の目はない。
小龍が他の子といても、咎める人はいない。
尤もらしい理由で留まって、彼女と一緒に居たいのはちいさなりゅうの方だった。**]
(33) 2021/12/02(Thu) 13:40:34

【人】 光の尾 マンユゥ

― 婚儀の日 ―

[選ばれた者たちは長年住んだ土地を離れ、
新しい場所に新居を構えるのだと言う。

自分の荷物を纏め、荷台に積んで。
普段農作業をする時の簡素な服装ではなく、
この日の為にあつらわれた婚礼用の装束に身を包み
化粧を施し、白い花飾りで髪を結った。

いっそ家出でも企ててやろうかと思ったが
森から碌に出たことがない世間知らずの小娘に
この地を離れて行くあてがある筈もなく
結局そのまま婚儀の日を迎えることとなった。

結婚とは人生の墓場だと言う。

すっかり諦めの境地ではあったが、
旅立ちの一行の中に見知った人の姿を見つければ
そろそろと近づいて声をかけたりしたかも。]
(34) 2021/12/02(Thu) 14:07:13

【人】 光の尾 マンユゥ


シャーレンねえさまぁ、
マンユゥは、マンユゥはもうだめですぅ。
売られていく牛のきもちがわかるよぉ………



[3つ上のシャーレンは
ヴィスの中でも大きな家の出だったけれど
本人に気取ったところがあるわけでもなく
優しく面倒見の良い女性だった。>>29

あまり周囲に同じ年頃の女の子がおらず
10も年の離れた実姉は早々に嫁いでしまったので
幼い頃から姉のような遊び相手として懐いていた。
好奇心旺盛な本好きの彼女に
物語を読み聞かせて貰ったこともあったかもしれない。>>30

彼女の花嫁姿は楽しみにしていたけれど
まさかこんな形で見ることになるとは思っていなかった。
ぴえぴえと弱音を吐きながら、足取り重く合流地点へ向かったことだろう。**]
(35) 2021/12/02(Thu) 14:20:26
光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a8) 2021/12/02(Thu) 14:24:23

【人】 狐娘 レイ

[粛々と列は川を上っていく。
一歩一歩、村から離れていく寂しさを味わいながら、新天地へと向かう。

婚儀の参列には、シオンの姿もあった。>>28
慎ましやかな白が目に映える。

幼い頃はよく遊んでもらったけれど、彼女が一族の外の男と一度村を出た後、戻ってきてからは会話を交わすことも少なくなってしまった。

彼女が村に戻ってきた時には、純粋に再会を喜んだものだけれど、彼女にとっては別れを思わせるそれは、返って彼女を傷つけてしまったのかもしれない。
話しかければ応えてくれるものの、どこか以前とは違って距離を置かれたような間柄は、少し悲しい。

婚儀の話を機に、話しかけることが出来ればいいのだけれど。
ふと視線を向ければ、一瞬目が合ったような気がした。]
(36) 2021/12/02(Thu) 15:13:23

【人】 狐娘 レイ

―― 泉のほとりで ――

[言葉を話すことは正解だったようだった。
信じると頷いた彼にほっとして胸を撫で下ろす。
ロンと名乗る少年は、瞳も赤く、魔物の血で汚れた腕も、何もかも赤を思わせる。
その血を見て、改めて彼が魔物を倒したのだと思い知らされて、すごいと言う感嘆と、少しの畏怖が芽生えた。

獣の耳をぺたんとしおらせて、彼の言葉に耳を傾ける。
一人で、の問いには頷きを。]


 おかあさまのためにおはなをつみにきたの。
 ここのおはなはきれいだから。

 ……ロンもこどもでしょう?
 ひとりできたら、あぶない、よ?


[話しているうちに、彼がこわいものでないということは分かる。
芽生えたはずの畏怖は、すぐに掻き消えて興味の方が先に立つ。]
(37) 2021/12/02(Thu) 15:14:11

【人】 狐娘 レイ

[魔物は怖いけれど、泉には用事がある。
ましてや、興味を引く男の子が居たのなら尚更。]


 ロンはつよいから、へいき?
 だったら、ロンがいるときなら、またきてもいい?


[涙に濡れた瞳は今はきらきらと輝いて彼の赤を映す。
もっと、彼のことを知りたいと思った。
もっと、その赤に触れたいと思った。
泉のほとりで積んだ花を束に変えて、てとてとと歩み寄って彼の手に握らせて。]


 いっしょにおはな、つんでくれる?


[にこりと笑って、彼の手を引いた。
彼の手を引いたのは、その瞳が寂しさを訴えていたから。
その寂しさに、触れてみたいと思ったから。*]
(38) 2021/12/02(Thu) 15:15:04
到着:羽民 コン

離脱:羽民 コン

到着:  コン   

【人】   コン   



[ 好きだと伝え合った相手との今生の別れ。

  それは何事にも代えられない1番の悲劇。

  そしてその相手が

  同じ場所、違う男と共に生活していたら。


  発狂してしまいそうな想像をして

  まだ知らぬその男への憎悪が積もり積もる。 ]



(39) 2021/12/02(Thu) 16:16:36

【人】   コン   




   もうすぐこの場所、この景色とも……




[ 海を眺めながら、静かに仮面を外す。

  あまり人前では外さなかったこの仮面は

  新しい住居へ持っていって焚べるものと化する。

  一息つけば、一緒について来る妹に声をかけられ

  慣れ親しんだ場所から離れることにした。   ]*



(40) 2021/12/02(Thu) 16:17:49

【人】 怪力 シャオロン

――婚儀の日――

[小龍を見送る人はいない。
村人の多くに親切にされ、仕事も与えてもらったが、誰にも「家族」として迎えられることはなかった。
世話をしてくれた中年の女の中には旦那に内緒で、と、幾度か寝台を共にした者もいたが、それこそ見送りで旦那にばれては困ると思ったのか、顔を見せにくることもなかった。

選ばれた者たちはどちらかの一族の元に行くのではなく、まったく新しい中間地点に暮らすのだという。
和平を謳っておいて、「敵」と通じた人間を余所に追いやるのかと思わなくもないが、それこそ「敵」に放り込まれた人間が幼い自分のように虐められてはいけないという配慮なのかもしれない。]


 …………。


[嘆いている女の姿を遠目に見て>>35、まだ見ぬ自分の番も泣いているのだろうかと思う。
女は大変だ。
婚姻を結ぶだけではなく、「孕む」ことまでを強要されるのだから。]
(41) 2021/12/02(Thu) 16:46:36

【人】 怪力 シャオロン

――失われた記憶――

[獣の耳が折れている。
魔物よりも、その魔物を斃した自分の方が恐ろしいのかもしれない。
仔狐どころか人間の子どもとも碌に接したことがないから、その心を察することはできないが。

小龍は清めた腕や拳を手巾で拭った。
泉の水は冷たいが、それに臆することはない。]


 ……はな。


[そういえば、と見回した。
生活に特に必要がないものだったから意識したことはなかったが、確かにこれは「きれい」なのだろう。]


 「おかあさま」ははながすきなのか。
 おれにはいないからわからないんだ。

 でも、すきなものをおくってくれようとするやさしいこが、
 ひとりであぶないめにあってたら、しんぱいするんじゃないか。


 ……たぶん。

(42) 2021/12/02(Thu) 16:47:23

【人】 怪力 シャオロン


[自分の世話をしてくれる女たちは皆ほんとうの子どもがいて、その子どもが自分といるのは「危ない」から、遊ばせたがらない。
彼女の母親が自分のところにきてくれる内の誰かであるかは知らないが、自分と会っていたら良い顔はしないだろう。
彼女自身は「怪力シャオロン」について聞いたことがないのか、聞いていても目の前の子どもとは結び付かないのか。]


 おれはつよいからへいきだ。


[ひとりで来るしかない、なんてことは言いたくなくて強く主張したら、彼女は予想外の言動に出た。]



 ……どうやっておれがいるってわかるんだよ。
 まいにちこなきゃいけなくなるだろ……。


[この泉は森から「ちょっと覗いた」くらいの位置にはない。
彼女が次も自分がいるからと伴もなくやってくるなら、いつでもいるようにしないといけない。
口ぶりに面倒臭さを滲ませながらも、「また会える」と期待する自分がいるのは確かだった。

手に花を握らせられる。
驚きで茎を潰してしまった。]
(43) 2021/12/02(Thu) 16:48:35

【人】 怪力 シャオロン


 おれは、こんなふうにはなもぐちゃぐちゃにしちゃうぞ。


[折角くれたのに、やはり自分は「危ない」のだと離れようとしたら、手を引かれる。
やわらかくてやさしい温もり。
それに、とても良い匂いがした。]
(44) 2021/12/02(Thu) 16:49:37

【人】 怪力 シャオロン



 おれは、おまえのおかあさまのことをしらない。
 しらないひとのためにはつまない。
 おまえに――レイにあげるのなら、つむよ。


[茎が千切れてもまだ花は開いたまま残っていた。
掴まれていない方の手でひとつを摘まんで、彼女の獣耳の付け根付近の髪にそっとさした。]


 きれいだ。


[何故だかとても恥ずかしくて逃げたい気持ちになりながら、花の髪飾りをつけた女の子に不器用な微笑みを向けた。

彼女のやさしさに触れた。
あれは確かに初恋だった。**]
(45) 2021/12/02(Thu) 16:52:04
  コン   は、メモを貼った。
(a9) 2021/12/02(Thu) 18:01:26

【人】 翠眼 ユンチェ

ー 婚儀の日 ー

[その華奢な姿が同族たちの前に現れると駆け寄ろうとしてすぐに、よた、っと体が傾いて。
 どうやら婚礼衣装の裾を、すっかり埋もれてしまっていた自分の足で踏んづけてしまったらしい。
 そのことに気付くと、これまた袖から指先すら溢れないぐらい埋もれた手で、腿の脇をつまんで引っ張り上げる。

 衣装は間違いなく男性用なのだが、丈が余りすぎて婦人のようなシルエットになってしまっていた。

 そして格好だけでなく、背丈もまさに少年か婦人かとして差し支えないぐらい低く……事実、同じく婚礼に赴く、ユンチェと同い年の女性と比べても遜色無く、かろうじてややマシ、といったぐらいか。]


 ……こんなナリじゃ、逃げられるわけないですよねぇ


[この一家にそんな意図などもはや不可能なのだけど、定まってしまった自分の運命について覚悟を決められるのはもう少しかかるかもしれない。
  
 よたれた時にずれた眼鏡を、サイズが異なりすぎる衣装の袖に埋もれたままの手で直した。]
(46) 2021/12/02(Thu) 18:46:37

【人】 翠眼 ユンチェ

[婚礼衣装は当人に合わせて誂えられるものであるが、ユンチェについてはいろいろ例外があって。
 この一家が、外との交流が少ないヴィス族においてさらに族内でも関わり合いが少ないものだから、村としては細かい寸法合わせとか間に合わなかったのである。
 それどころかユンチェについては数年前の姿しか情報が無いわけで……そこから成長するぶんを加味して大きめに作って届けるしかできなかったのだ。

 そもそも長老の命に従うかすら怪しかったのはどうにか守られたようだが……代わりに身長予想は大ハズレに終わってしまったらしい。
 結果、その当時から背丈はいっさい伸びることなかったのか、同世代からの記憶も希薄になったあどけない少年の姿そのまま持って来たかのようにこの日を迎えたのである。]
(47) 2021/12/02(Thu) 18:47:57
翠眼 ユンチェは、メモを貼った。
(a10) 2021/12/02(Thu) 18:50:27

【人】 狐娘 レイ

―― 小さな約束 ――

[花を知らないわけではないだろうに。
物珍しそうに見る姿はどこかおかしかった。
男の子だから、もしかしたら興味はないのかもしれない。
二人の手の内に収められた花は、積んだばかりでまだ瑞々しく、生きていることを伝えていた。]


 おかあさま、いないの?
 だったら、おとうさまは?


[まるで最初から居なかったみたいにロンは言った。
そのことが「寂しい」ということもわからないみたいに。
父もいないという彼に家族が居ないということをしり悲しくなった。

その口ぶりから母がどんなものであるのかは、知っていそうなものなのに。
彼は母親の優しい手を知らない。]


 でも、ロンがたすけてくれたでしょう?
 だから、へいきよ。


[たぶん。とついているのが可笑しくて、くすくすと笑った。
魔物をは怖いけれど、道中は一人でも怖くなかったし、今は彼が居てくれる。
だから、平気。
子供というのはそんな単純なものだ。]
(48) 2021/12/02(Thu) 18:54:57

【人】 狐娘 レイ

[強いから平気。
そう告げるロンの裏の意味までは気づけずに、言葉の意味を素直に受け取る。
確かに彼ほどの強さなら怖いものなど無いだろう。]

 
 まいにちくれば、まいにちロンにあえる?
 わたし、へいきよ。
 ここまでのみちはおぼえたもの!


[満面の笑みを浮かべて、はしゃいだ声が響く。
此処にくれば、また彼に会えるということに期待して。
ロンは少し渋い顔を作ったけれど、助けてくれた彼のこと。
きっと優しい子だから来てくれるに違いない。

くしゃりと茎が萎れてしまったのを見届けて、あ、と声を漏らす。
茎はぐちゃぐちゃになったけれど、その先の花はまだ綺麗に咲いている。]
(49) 2021/12/02(Thu) 18:55:13

【人】 狐娘 レイ

 
 ……ちからのかげんがわからないのね。
 おはなはね、やさしくふれるのよ。
 
 みずをあげれば、またつよくさくわ。


[彼の手を引いて、泉に折れた茎を差し入れる。
元のようには戻らないかもしれないが、水を与えればいくらか回復するだろう。

強さしか知らない彼に、一つ物を教えた気になって笑った。]
(50) 2021/12/02(Thu) 18:55:27

【人】 狐娘 レイ

[泉のほとりに二人腰を下ろして、泉に手を浸す。
ロンの声は静かに耳に響いて心地が良かった。]


 ……わたしに?


[彼の言葉にきょとりと目を丸くしていれば、手が伸びてきて。
泉を覗き込めば、獣耳の傍に花が咲いた。
呟く声に、ぽっと頬が赤く染まる。
彼の瞳と髪色みたいに。

ようやく垣間見えた彼の笑顔につられるように微笑んで、]


 ありがとう、ロン。
 だいじにするわね。

 そうだ。
 あなたがわたしをたすけてくれたかわりに、
 わたしがロンのかぞくになってあげる!


[彼の両手を取って約束を交わした。
彼と同じ色の赤い花は、家に持ち帰った後は押し花にして大事に大事にしまわれた。]
(51) 2021/12/02(Thu) 18:55:59

【人】 狐娘 レイ

[それからは、有言実行どおり毎日泉に通った。
会えない日もあったけれど、泉のほとりで遊んでいれば、
どこからか彼が姿を現した。

花飾りを送ってくれた代わりに、
彼に花冠を作って送ったり、冠の作り方を教えたり。
花言葉や、薬草になる花のことも教えたこともあった。

日が暮れるまでの楽しい時間は毎日あっという間に過ぎ去って、
ここが魔物が出るような危険な場所でもあるということをすっかり忘れていた。

私の後を追って、兄弟たちが様子を見に来るまでは―――**]
  
(52) 2021/12/02(Thu) 18:56:42

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 時は少し遡る ――

[リル族の中で権勢を誇る家に生まれたジャヤートは幼き頃より英才教育を受けてきた。
その際の教育方針が褒めて伸ばすと言うもので上手に天狗にならぬよう加減され周囲からよいしょされ続けてきていた。
結果、それらが功を奏したのか次期頭領として期待され望まれるようになり、ジャヤート自身もそれに応えるかのように成長した。

 何か成功すると褒めたたえられるのだから自信に満ち溢れており齢20をしてそれは風貌にも現れていた。
顔立ちも良く魔法を使う際に身に纏う衣の様に展開される蒼い波動は神秘的でもあった。
同世代の者は知っているだろう。
ジャヤートは海原を駆ける板を操り空を翔る。
リル族に生まれた者として最初は海で泳ぐところから始まったがあれよあれよと言う間に海に潜り、海を駆け、船を駆り、気づけば蒼い空と紺碧の海の狭間を征くようになっていた。

 学を修めると家の交易を手伝い始め、交易船の邪魔をする魔獣を狩ることもしばしばであった]
(53) 2021/12/02(Thu) 20:13:06

【人】 御曹司 ジャヤート

[教育課程でヴィス族のことは聞いていたし大人たちが語る彼ら・彼女らの話も当然のように耳にしていた。
曰く、森から離れられない引きこもりたち。
女は皆芋みたいな感じで――。

 それなのに――]


『おい! 親父! ふざけるなよ!
 なんでオレが行かなきゃならんのだ!

 オレは嫌だぞ!
 海がないなら波もない!
 魚も川魚なんて泥臭ければ空も澱んで見える。

 何より芋みたいな女なんて愛せるか!
 一生を添い遂げるならまぶい子が良い!』


[ジャヤートは波乗り板を持ち出し窓を開け放つを足をかけた]
(54) 2021/12/02(Thu) 20:13:22

【人】 御曹司 ジャヤート

『あばよ!
 オレはオレで自由に生きるぜ!

 太陽と海とまぶい子がオレを呼んでいる!』


[言うだけ言うや魔力を使い蒼い波動の衣を纏わせると窓から踊り出て夜空に翔け上がっていった。
地上から見ると夜空に走る一条の蒼い軌跡が見えたことだろう。

後ろで>>21『先方からは可愛い子らしい』とか聞こえるが心の中で盛大に嘘だろと叫びつつ翔け抜けようとして。
次の瞬間、親父が放った雷に打たれて海に落ちてお縄となった]
(55) 2021/12/02(Thu) 20:13:38

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 婚儀の日 ――

 だからもう逃げねぇってだから解いてくれよ。
 頭に血が登ってるんだ。


[訴えかけても誰一人として聞いてきれない。
解いたら絶対逃走すると誰もが認識しているからである。
舌打ちをしていると作り立てのような町とも言えない村が見えはじめた。
米粒大であったそれはすぐに大きくなっていき川を遡る船は簡易の波止場に停船すると船員が縄で船を固定しはじめた。

 船で着たのには理由がある。
荷台よりも多くの荷物を運べるのだからと家財道具や当面の生活に必要なものを取り揃えて持ってきていた。
あとは婚約者の家族に渡す結納分であったりするらしいが荷は海の男たちによってどんどんと運び出され、ジャヤートもまた荷のように運ばれて邪魔にならぬ位置に置かれた。

 やはり解かれる気配はない。
かなり気落ちした表情でごろごろと、拗ねていた*]
(56) 2021/12/02(Thu) 20:13:46
御曹司 ジャヤートは、メモを貼った。
(a11) 2021/12/02(Thu) 20:19:39

【人】 怪力 シャオロン

――失われた記憶――


[父もいないと言うと、何故か彼女の方が悲しそうな顔をした。
彼女には両親がいるのに、おかしな話だ。

悲しそうな顔が通常かと思いきや、母が彼女を心配するのではないかと言った時には自分が助けたから平気だと居直ったように断言する。]


 そりゃたまたまだろ、 ……はあ、

 あぶなっかしーなぁ、おまえ。
 ほんとにまいにちこなきゃいけなくなったじゃないか。
 そんなにまいにちはなつんでたら、いえがはなやになるぞ。


[彼女がいつ来るかわからないから備えて毎日来る、というつもりが、いつの間にか毎日会う約束をしたみたいになっている。
はしゃぐ彼女に呆れたように溜息を吐いて苦笑した。
誰かを「放っておけない」なんて思ったのは初めてのことだった。]
(57) 2021/12/02(Thu) 20:42:52

【人】 怪力 シャオロン


 はななんか、はじめてさわったし……、


[もごもごと咥内でぶつくさ言い訳を言っていると、それこそ小龍を花に見立てたかのようにやさしく触れてくる。
導かれるまま、潰れた茎を差し入れた。]


 ふーん。
 ものしりだな。


[このまますぐに枯れてしまうから、捨てるしかないと思っていた。
だから、潰したことを彼女は怒るだろうと。
こんな風にやさしく教えてもらうなんて、思ってもみなかった。]
(58) 2021/12/02(Thu) 20:43:19

【人】 怪力 シャオロン

[すぐに萎れてしまうわけではないと知った花を彼女の髪にさす。
きれいだと言った小龍以上にレイの方が頬を染めて、暫く二人とももじもじと足元を見つめていた。]


 きゅうにかぞくがふえたら、レイのおかあさまもおとうさまもこまるだろ。
 なにいってんだ。


[まだ「結婚」というシステムもわからなかった頃。
「家族になる」ということは、彼女の家族にもらわれていくことしか想像できなかった。

「なにいってんだ」と言いながらも、家に帰れば彼女が「おかえり」と迎えてくれるのを想像した。
それはとてもしあわせなことのように思えて――同時に悲しかった。
そんなことを、彼女の両親が許す筈がないと、幼心にわかっていたから。

約束、とは言わなかった。
願っても叶わなかった時、彼女はきっとまた泣いてしまうだろう。]
(59) 2021/12/02(Thu) 20:44:13

【人】 怪力 シャオロン

[「毎日来る」という約束の方は続けられた。
小龍は元々村で遊ぶことを良しとされていなかったから、泉でレイと遊ぶことにすぐに夢中になった。

最初はぐちゃぐちゃにしていた花冠も徐々に上手くなり、花の名前や知識も増えた。
小龍の方から彼女に教えられることは何もなかったが、指先ひとつで木や石を削ってみせては彼女が驚いて笑ってくれたので、引け目に感じることもなかった。]


 きれいだろ、すいしょう。
 これにこうやってまんなかにあなあけて……っと。
 レイのすきなこのしろいはなをおいて、うえからくりぬいたまるでぎゅってふたをして……


[固い石も小龍の力にかかれば粘土のようなものだ。
透明の環に白い花を閉じ込めて、力だけで溶接すると、彼女の指に嵌めた。
世話をしてくれる女たちがいつも指輪をしているのと同じ指に。


――それがどんな意味を持つのか、知るよりも前に「終わり」が訪れた。]
(60) 2021/12/02(Thu) 20:44:49

【人】 怪力 シャオロン

[怒号。痛み。彼女の泣き声。
贈ったばかりの指輪は泉に投げられ、沈んで行った。

「汚らしいヴィスのガキが」

自分を殴る誰かの声で漸く、彼女が「憎みあう一族の子」だったと知る。]


 レイ!


[声の限りに叫んだ。
その名を――その姿を――
次に目覚めた時には忘れていた。**]
(61) 2021/12/02(Thu) 20:45:15

【人】   コン   

────数年前: 海の見える場所で


[ コンは小さい頃から風を操ることができ、
  海辺にある彼の家系が育てていた果物を
  傷つけないように収穫して生計をたてていた。

  父親たちは海に行っていたけれど、
  彼はそれを選ばず、果物を売ることにした。
  それは多分、海に出ていては見えない世界があると
  思っていた節が彼の中にあるから。

  それだけではないけれども。 
    ]


   夜露に濡れる前に作業するか…



(62) 2021/12/02(Thu) 21:01:20

【人】   コン   




[ 木になる果実たちを個別に包み込んで
  味が良くなるように気持ちを込める。
  同じリルの人間であるジャヤートのように
  積極的に海に関わりを持つ人間を
  コンは凄く勇気のあると思っていた。

  危険と隣り合わせで迅速な対応を
  海の上でやるには、知識が足りなく
  自分を鼓舞する力が足りない。
  それ故に海にでる父親のことも尊敬し
  生き方を選ぶことの大切さを学んだつもり。

  とは言っても、海に慣れていない人間では
  ないので、もし海辺で怪しげな動きを
  している誰かがいるのであれば
  仮面をつけたまま、声をかけるために
  一歩一歩と距離を詰めていくのだった。  ]*




(63) 2021/12/02(Thu) 21:04:08
  コン   は、メモを貼った。
(a12) 2021/12/02(Thu) 21:13:59

【人】 狐娘 レイ

―― 別れ ――

[レイの家は温かかった。仲睦まじい両親と少し年の離れた兄が二人。
兄弟仲も良く、ありきたりな家族図であった。
だから、家族が居ないというロンを知ったとき、物悲しくなった。
誰も居ない家に帰る孤独。
それは温かな家に住むレイ自身には想像もできない。

独り、だから彼は強いのだろうか。
少なくとも、幼い子供が独りを好むことはないだろうと思う。

だから、彼が面倒くさがりながらも泉に来てくれる様子にはぱっと顔を輝かせた。
一緒に遊んでいる間は、独りではないから。]


 いえがおはなやさんになったら、すてきね。
 そのときはロンがかいにきてね。
 いっぱいのおはなで、おうちをかざるから。


[レイもまた、ロンを同じ村の子供だと思った。
子供にとっての村は大きく、未開の地もたくさんある。
まだ出会えていない子供の一人や二人居るだろうと。]
(64) 2021/12/02(Thu) 21:45:43

【人】 狐娘 レイ

[泉に浸した花は水を得て、逞しくなっていく。
萎れかけていた茎も水気を吸って、強くなる。
ほらね?と花を見せながら、ロンに向かって微笑む。]


 だいじょうぶよ!
 ロンがわたしの「だんなさま」になればいいの。

 そうしたら、おとうさまとおかあさまのように
 いっしょにくらせるわ。

 レイしってるの。
 「けっこん」っていうのよ。


[力の強さは知っていても、花の扱いは分からないという。
ものしりと褒められて鼻を高くしながら、彼に教えていこうと思った。
家族の温かさを、花の繊細さを、独りの孤独さを。

彼の孤独が、どれだけ根深いものかも。
まだその時は知る由もなかった。]
(65) 2021/12/02(Thu) 21:46:01

【人】 狐娘 レイ

[その日は唐突に訪れた。

いつものように一人で村を抜け出して泉に向かえば、先にロンが待っていてくれた。
花冠の作り方が上手くなってきたことを褒めて、また母に新しい花を摘む。

レイの力ではびくともしない石を簡単に削るロンの力は凄まじく、彼がその力を見せる度にすごいわ!と感嘆の声を上げた。
彼の力は大人でさえも敵わないかもしれない。

透明の石に花が閉じ込められていく様は不思議で、まじまじとその光景を見つめた。
出来上がった指輪は、彼の力が込められた、わたしの好きな花が添えられた可愛らしいもの。

お伽噺で読んだみたいに、指輪を小さな手に嵌められて。
まるでお姫様になったような気分で高揚した。]


 わぁ……、わたしにくれるの?
 ふふ、きれいね。すてきね。

 ロンは「おうじさま」みたいね。


[くふくふと花の咲いた手を口元に添えて笑っていれば、背後から声がした。]
(66) 2021/12/02(Thu) 21:46:22

【人】 狐娘 レイ

 
『レイ、そいつから離れろ!』


[何が起こったのか分からなかった。
茂みから飛び出してきたのは兄と、数人の村の子供。
ロンを取り囲むようにして、私をロンから遠ざける。

兄たちはロンに罵声を浴びせ、石を投げつけ、木の棒で彼を殴りつけた。]

 
 やめて!
 ロンにひどいことをしないで!

 ロン、……――ロン!


[止める声も虚しく、貰ったばかりの指輪を外され、
引きずられるようにして村に連れ帰られた。

後で分かったことは、ロンがヴィスの一族の子であること。
気立ての良い兄が唯一顔を顰める一族の子であること。

そしてわたしは一人で泉に向かうことを禁じられた。

それから、なんとか兄を煙に巻いて泉に訪れても。
二度と、ロンの姿を見ることは叶わなかった――。
(67) 2021/12/02(Thu) 21:47:33

【人】 光の尾 マンユゥ

[マンユゥはすっかりこの世の終わりのような顔をしていたが
向こうは向こうでひと悶着あったとは勿論知る由もない。>>54>>55

もしも神様がいるなら何とかしてください、
なんてあの日夜に祈りを捧げた流星が
実はまだ見ぬ未来の夫の魔法だったなんてことも。

ともあれ、ヴィス族の一行と共に
新しい居住区らしき地までやって来た。
周囲には転々と新しく作られたばかりの家が並ぶ。

ここが今日から新しい住処になる、なんて
聞かされていてもまだ実感はなかった。
手伝いの男衆が積み荷を降ろし、
てきぱきと儀式の準備を整えていく。

婚礼装束が汚れても事だということで
手伝いを申し出ても断られてしまい
出来ることと言えばただぼうっと見ているだけだ。]
(68) 2021/12/02(Thu) 21:47:50

【人】 狐娘 レイ

―― 婚儀の日 ――

[婚儀の参列はやがて新しい村へとたどり着く。
村の中央には広場があり、作られて間もないだろう家々が広場を囲むように点々と建てられていた。

手伝いの者たちが各部屋へと荷物を運び始める。
手伝いをかって出たものの、
婚儀までにはもう少しあるからと休みを言い渡されてしまい、辺りを見回していれば、川からも大仰な荷物が運び込まれていた。

その荷物の中には、紐で縛られたままのジャヤートもいて。>>56
その光景にくすりと笑ってしまう。
奔放な彼のこと、またお父上と揉めたのだろう。]


 また一段と大きな荷物ね、ジャヤート。
 ……今度は何をしたの?


[荷物の端に佇むジャヤートの前に腰を下ろして、話し相手の一つにでもなればと声を掛けた。*]
(69) 2021/12/02(Thu) 21:49:58

【人】   コン   

──婚儀の日


   ジャヤートは船で護送か。
   これは面白いものが見られたものだな。


[ 残念ながら、これは誰しもが知る事実。
  船に縛り付けられた彼のことを見れば
  若気の至りとは凄いものだと知らされる。>>14
  仮面をつけていないコンというのは
  一族の人間でもあまり見たことがないので
  集まった場所に行った時は
  誰なのかと聞かれた瞬間もあった。

  もしかしたら、コンよりも少し年上の
  シオンは仮面の下を見たことがあったかも
  しれないけれど、どうだったか。      ]



(70) 2021/12/02(Thu) 21:59:09

【人】 光の尾 マンユゥ

[改めて、自分以外のヴィスの民を見遣る。
自分を含めて女が二人、男が二人。
ということは向こうも同じ比率だと言うことだ。
流石に和平を謳う儀らしく、
男女同数に揃えたのだろう。

男性陣とも同じくらいの年頃の筈だが、
2人とも幼い頃に遊んだ顔ではない。

1人は村の中で大人に混じって
力仕事をしているのを時折見かけたが>>5
話しかけようとすると周囲の大人に
何故かやんわりと遠ざけられた覚えがある。

1人はぶかぶかの衣装を着ており
少年と言っても差し支えないような見た目だが>>56
この儀に出される限りは成人…なのだろうか。

彼らは一体何を思っているのだろう。
そわそわと落ち着きなく周囲を見回しながら
所在なくその場に佇んでいる。*]
(71) 2021/12/02(Thu) 22:00:09

【人】   コン   



   ………今頃、どうしているのか。
   同じように、移動しているんだろうな。


[ 親に此度の婚礼の話を出された時、
  逃げ出すことももちろん考えた。

  けれども、コンとていい歳した大人だ。
  逃げ出したところで生きていけないことくらい
  すぐに理解をして、受け入れた。
  婚姻を結ぶ相手のことを愛していけるのか、
  違う女のことを考えている男を許してくれるのか。
  好きになってしまった人間がいれば
  そういうことを考えてしまうのではないかと
  改めて道すがらに思ってしまう。

  用意された装束に袖を通して、
  新しい住処のあるお互いの中間地点まで
  移動するこの時間は、まだ苦痛。      ]*



(72) 2021/12/02(Thu) 22:00:54

【人】 末っ子長女 シャーレン

[ヴィス族の歴史ある家の生まれではあるが、リル族への偏見はなかった。
昔、リル族とヴィス族に分かれる前はアルステラ族と呼ばれていた事も知っている。
元は同じ一族であったのだし、生まれが違うだけでなんだと言うのか。
偏見がないのは書物から得たたくさんの知識や、両親からの教育のおかげと言えるかもしれない。
しかし、リル族に偏見がないからと言って見ず知らずの男性と結婚が出来るかと言われれば否。
少しづつ育んでいた愛が、華咲く前に散らされてしまうのだから尚更]

お父様、お母様、お兄様…。
この家の一人娘である私が、いつか嫁がなければならない事はわかっていましたし覚悟していました。
けれど…わたし、私は。
見ず知らずのリル族の男性と結婚しなければならないのですか?

[悲しそうな顔をする家族。
こんな事を言っては困らせてしまう事もわかっている。
それでも思わずにはいられなかった。
相手だと告げられた名前は知らぬもので。
あの人だったらよかったのに、そう思わずにはいられなかった]
(73) 2021/12/02(Thu) 22:05:10

【人】 末っ子長女 シャーレン

―婚姻の儀の日―

[荷物は自分自身でまとめ、荷台に兄たちが運んでくれる間。
婚礼用の装束に着替え、母に化粧を施してもらう。
もう生まれ育った我が家に帰る事は出来ないからと、母にお願いしたのだ。
両親や兄たちはこの家を離れる事は出来ない。
だからこそ、選ばれたと告げられた日から家族との時間を大切にした。
それもあと少しで終わってしまうのだけれど]

お母様、ありがとう。
もうこうして一緒に過ごす事も出来なくなってしまうのは悲しいけれど…。
私は大丈夫よ。
心配しないでね、お母様。

[悲しみを隠して、安心させるように笑みを浮かべる。
そうして選ばれた者たちの元へ]
(74) 2021/12/02(Thu) 22:06:41

【人】 末っ子長女 シャーレン

あら、マンユゥ。
貴女も選ばれたのね。
マンユゥの花嫁姿が見れたのは嬉しいけれど、お互い気が重いわねぇ…。

つらくなったらいつでも私のところに逃げて来ていいからね。
無理はしちゃダメよ?

[声を掛けられ、視線を向ければ昔は物語を読み聞かせたりした妹のような彼女がいた>>35
白い花飾りも装束もとても似合っているけれど、こんな形で見ることになるとは。
弱音を吐く彼女に声を掛けながら合流地点へ向かったか*]
(75) 2021/12/02(Thu) 22:07:13

【人】 翠眼 ユンチェ

 よっ、こい、しょっ


[だぼだぼな衣装を垂らしながら、運動神経とは縁が無さそうな体捌きで荷台に登る。
 ここでなくともユンチェの席がどこかにあったかもしれないが、裾を持ち上げたままの移動を早々に諦めたため、目の前のを選択した次第であった。
 さして多くはないユンチェ用の荷物に囲まれながら適当な所に座れば。]


 これだけ大きな行列で、花嫁花婿もいるのに、相手違うんだもんなぁ……


[森の奥では木々のざわめきをもたらしていた風を肌で受けながら、族長以下今回の関係者が織りなす列を見やれば。
 ごくごくたまに村に出たときに偶然見かけた婚礼の行列を思い出し……あれよりもっと人数が多いし、ついでに言えば花嫁と花婿の人数まで多い行列なのに、あの時のような華やかさが感じられなくて。
 リル族についての偏見がどうこうあるほどまずヴィス族との関わり合いが薄いのだが、一言で表すなら異常な事態なのは感じ取れた……だからこそ、ユンチェまで指名されて、そして自分がこうしてここにいるのだろう。]
(76) 2021/12/02(Thu) 22:12:30
狐娘 レイは、メモを貼った。
(a13) 2021/12/02(Thu) 22:13:21

【人】 末っ子長女 シャーレン

―数年前のこと―

[ストール片手に飛び出したはいいものの、普段散歩に行く場所から更に離れリル族が住む場所へ近づいた頃には道がわからなくなっていた。
顔が見えないように持っていたストールで隠す。
シャーレン自身に偏見はなくとも、リル族の者は偏見があるかもしれない。
ヴィス族だとわかった時に何かあってはいけないと顔を隠したまま海の見える場所までなんとか辿り着いた]

あれが…海?
湖や川とは本当に違うのね。
とても…広大だわ。
海の水はしょっぱいと書いてあったけど本当かしら?
それに、あそこにあるのってなにかしら。

[好奇心からキョロキョロと辺りを見回していた時。
後ろから声が掛かったかもしれない>>63]
(77) 2021/12/02(Thu) 22:19:59

【人】 翠眼 ユンチェ


 ……わ。


[荷台に揺られているうちに、本来能天気なのにあまり良くない方向へ物事を考え始め、伝え聞いたユンチェの妻となる女性について思い巡らしかけたところで、目的地に停泊する船に目を見張った。]


 うーん……


[正直、好奇心は刺激されるが……どう考えてもあれはリル族側の船だ。
 こうして婚姻が結ばれることになったにせよ、ヴィス族にとっては敵陣地のようなもので、敵意が希薄な自分でもなかなか近付こうという気はしなかったので、荷台の上の物が降ろされるときに一緒に下車するまでに留まって。]
(78) 2021/12/02(Thu) 22:27:20

【人】 翠眼 ユンチェ


 いよいよ、ですねー……

 あ、すみません
 誰かと喋ってないと、緊張が酷くて


[そんな折、佇んでいる同胞の女性。>>71
 朗らかに笑うものの、やはり押し潰して来るものがあるのか、誰かに話しかけずにいられなくて……たとえ気付かれなかろうが構わずぶかぶかで余った袖を揺らした。

 ユンチェとは同世代なようだが、面識は特に無く……仮にあったとしても憶えていないだろう。
 憶えられていれば、雰囲気は少し変わったのに身長は伸びていないことを尋ねられると困るので有難いとは言えるが。*]
(79) 2021/12/02(Thu) 22:29:04
末っ子長女 シャーレンは、メモを貼った。
(a14) 2021/12/02(Thu) 22:30:14

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 数年前:海の上で ――

[海で見える魔物には様々なモノが居る。
元の姿をしたものもいれば異なる姿となった魔物もいる。
小さいものは魚サイズであるが大きなものになると帆船程度には大きくなる。
亀であるもの、鯨であるもの、蛸や烏賊であるもの。
どれも帆船を餌のように、遊び道具のように襲いくることが多い。

 空を翔ける一筋の蒼状。
蒼い波動を纏ったジャヤートが波乗り板に乗り空を翔ける。
軌跡を複雑に描きながら帆船の行く手を遮る鯨の魔物に向けて突進していき魔力を噴出して波乗り板を回転させはじめていく。
回転する波乗り板は波動を刻み刃とする。
弧を描く軌跡はそのまま大型の刃物となりて――]
(80) 2021/12/02(Thu) 22:33:19

【人】 御曹司 ジャヤート

 アウラァイェンスラァァァァッシュッ!!


[ジャヤートは最後に波乗り板を蹴り出すと宙に飛んだ。
波乗り板は回転する刃となったまま不気味なほどにあっさりと鯨の魔物を切り裂きブーメランのような軌跡を描いて飛んでいたジャヤートの足元まで戻りその上に降り立った。
吹きつける風に荒れた髪を指を櫛代わりに撫でつける。

 鯨の魔物は棄てる場所がほとんどない。
油は様々な使い道があるし肉は食用となり骨は材料となる。
そう、なるだけ綺麗に倒したいものなのだ。
だから稀に怒られる時、大体大技で無駄な創をつけたときであり今回もそうであった]
(81) 2021/12/02(Thu) 22:33:23

【人】 御曹司 ジャヤート

[怒られたジャヤートが陸に上がると大体向かうのは>>62コンの果物売り場だった。
何度も怒られているがこればかりは一向に直りはしない。
親父が見てなければ褒められるのとやはり見た目で格好いい倒し方の方が格好いいからだ。
怒られるのは仕方がない。
けれど気持ちが良いものでもないから新鮮な果物を食すに限る。

 手に持つ袋に鯨の油や肉、アンバーグリスを小分けにして入れて物々交換を強請るのだ。
自分たちは商人である。
港で買い付けを行い、違う港で売る。
物を作る投資はするが自分たちで物を作ることはなく。
作り手とのコネクションというものは大切にし育て作りあげる意志を高く買っていく。

 未だに商売人ではない身分。
物々交換を持ちかけてはどう返されたか。*]
(82) 2021/12/02(Thu) 22:33:31

【人】   シオン

>>36視線を遣っていればレイが視線を上げたので、不自然にならないように前を向いた。

 >>14道の隣を流れる川を、船が遡って行く。ジャヤートの家の家紋が描かれた白い帆が風を孕んで翻る。ジャヤートはこの度の婚姻を嫌って逃げ出そうとしたらしい。
 マストに吊り下げられた蠢くものがなにか、気づいているからこそ、目視で確認したくはなかったからそっと視線を逸らした。

 >>70逸らした視線の先、物憂げな表情のコンが見えた。心ここに在らずといった風情。彼も、此度の婚姻に思うところがあるのだろうか。
 いつからかその顔を仮面で覆って、どんな顔をしていたか忘れてしまっていたけれど、久方ぶりに見て小さい頃を思い出した。記憶にあるのは笑顔ばかりだったとおもうけれど。

 コンもジャヤートも女よりも歳下であるから、婚姻相手として意識したことはなかったが、弟のように思っていた。

 ふたりも、幸せになって欲しいと思う*]
(83) 2021/12/02(Thu) 22:37:17
翠眼 ユンチェは、メモを貼った。
(a15) 2021/12/02(Thu) 22:39:06

【人】 怪力 シャオロン

[「結婚」という言葉と、その意味を知ったのは何時だっただろう。
恐らく「女」の身体を教えたどこかの家の嫁だった。
「旦那」と「結婚」しているから、こうしていることは誰にも言ってはいけないと言われた。

出て来た単語に何処か聞き覚えがあるような気がしたが、気の所為だろう。
それを知る機会など他になかったのだから。]


 レイの「だんなさま」になることが、「かぞくになる」ってことか?
 ふーん……。



[花よりもきれいに微笑んだ彼女>>65のことは、思い出せなかった。
「おうじさま」という単語は、22になった今でも他に聞く機会などないまま。>>66]
(84) 2021/12/02(Thu) 22:40:19

【人】 怪力 シャオロン

[同じ種族であることを疑わなかったけれど。
実際彼女がどの出自かなんて、関係なかった。

ただ――
きだったんだ。]
(85) 2021/12/02(Thu) 22:41:16

【人】 怪力 シャオロン

[彼女のことをすっかり忘れている小龍は、自分の番となる「澪」の文字を見ても全く心が動くことはなかった。
名前と歳だけ知っていて何になるというのだろう。
それを聞いても聞かなくても相手を変えられる訳でもなければ婚姻自体が取り止めになることもないのに。

候補者は一緒に合流地点に向かう。
似た年齢の男女とあれば、狭い村の中では幼馴染という関係であるのがふつうかもしれないが、小龍は同年代と離されていたので、近くにいる彼等のことをまるで知らない。
そして、今から知っていこうとする積極性も持ち合わせていない。

ぶすっとした顔のまま、流れに沿って移動していた。*]
(86) 2021/12/02(Thu) 22:41:35

【人】 光の尾 マンユゥ

―合流前・シャーレンと―

うぅぅ、ねえさまぁ……

わたしだってねえさまの花嫁姿楽しみにしてたんですよぉ
ねえさまには心通わせた男の人と結ばれて
幸せになってほしいと思ってたのに………

[幼い頃、彼女に読んでほしいとねだったのは
素敵な恋の物語が多かった。
子ども心にいつかわたしも
こんな恋がしたいと心を躍らせたものだ。

彼女に想い人がいるのだと聞いたことはあったか、
なかったとしても婚姻に思う所はあるだろうに
気丈に慰めてくれる彼女に甘えて弱音を吐く。>>75

こんな調子では同族の青年に
憐憫じみた視線>>41を向けられるのも
無理からぬことであろう。]
(87) 2021/12/02(Thu) 22:48:56

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 婚儀の日 ――

[荷物と一緒に転がされていると>>69見知った声がした。
それは同い年で同じく学ぶこともあったレイである。
>>23真白な衣装に身を包む彼女は普段見かける時よりも大人びて見えた。

 問われた質問にぶすーと頬を膨らませる]


 知ってるだろ。
 逃げようとしてお縄だ。
 オレ自体が大きな荷物扱いだな、こりゃ。


[身体を動かしてもびくともしない。
うねうねと動くミノムシがいるだけである。

 周囲へと視線を向けて気配を探るが積み荷を卸すので忙しそうであった]
(88) 2021/12/02(Thu) 22:49:24

【人】 御曹司 ジャヤート

 なぁ。


[ひそひそと悪だくみするときの声色で語り掛ける]


 解いてくれ、後生だ。
 ヴィス族と婚姻するなんて御免だ。
 レイもそうだろう?


[ジャヤートの後生とは一体何度あるのだろうか。
恐らくは小さい頃からそれなりの回数はそうして頼み込んだことがあっただろう。
褒めて伸ばされたが怒られる時はしっかりと怒られてきている。
こうしてミノムシになったのも初めてではなかった。

 解かれれば逃げる、そうする。
ジャヤートの瞳はそう言っている。*]
(89) 2021/12/02(Thu) 22:49:28

【人】 光の尾 マンユゥ


ねえさまもっ、リルのひとに何か酷いこととかされたら
いつでも逃げてきていいんですからねっ。

わ、わたしには……大したことはできないかもだけど……相談くらいならいつでも……!

[見知らぬ地で見知らぬ男と暮らすことには不安しかないが
気心の知れた同性がいることはせめてもの救いであった。
少しばかり気が軽くなるような心地を覚え
同族たちと共に暫し道を往く。*]
(90) 2021/12/02(Thu) 22:50:56

【人】   コン   

──数年前


[ あの日の夜は月明かりが綺麗で、
  仮面を外そうかと思ったときだった。
  海辺にいる怪しげな人物は
  ストールを纏って顔を隠しており
  これは事情ありなのかと思い、
  コンは距離を少し保った状態で声をかけた。 ]



(91) 2021/12/02(Thu) 22:57:28

【人】   コン   



   何か怪しいものでもある?


[ その場を興味深く眺めているような気がして
  怪しいものがあったのかと声をかけた。
  それは、相手が2択になった瞬間でもある。
  ひとつ、リルの人間で家から出たことがない。
  ふたつ、リル以外の人間で海に縁がない。

  ひとつ目は聞いたことがないから、
  多分ふたつ目が正解。
  親の教育は、ヴィスの人間も同じ人間だ、という
  平等を語りかけるものだったため、
  怪しいとは思いつつも敵意はなかった。

  だから、相手からも敵意が感じられなければ
  海辺を歩いて、その日は途中まで彼女を送り
  また、と1ヶ月後くらいの日に会おうと
  約束をつけたコンはこの日、本名を言わなかった。 ]



(92) 2021/12/02(Thu) 22:58:14

【人】   リー   




     
  俺は、………リー。




(93) 2021/12/02(Thu) 23:00:02

【人】   リー   




[ ぎこちない感じで名前を伝えたため、
  相手がその名前を信じたかどうかも定かではない。
  リーという名前が出たのはどうしてか。
  言わなければよかった、後悔する時がくる。  ]*



(94) 2021/12/02(Thu) 23:00:44

【人】 光の尾 マンユゥ

― 現在・合流地点 ―

[手伝いの者たちが家に荷を運んでいくのを眺めながら
所在なさげにしていると、
先程見かけた同族の少年?に声をかけられた。>>79]

あ、えとえと、こ、こんにちはっ。

[のんびりとした口調で話しかけられ
慌ててぺこりと頭を下げた。

狭い集落だ、同世代は殆ど幼馴染と言ってもいい筈なのに
見慣れない顔がいることに少々疑問は感じたが
里から離れて暮らしていた一家の者だとまでは分からず。>>15

もしかしたら子供の頃に会ったことがあるかもしれないが
頻度はそこまで高くなかっただろうし
見目が変わらない今現在の彼と
同一人物だとは思わなかったろう。

そんなわけで、初対面だという認識で会話に応じる。]
(95) 2021/12/02(Thu) 23:05:25

【人】 怪力 シャオロン

[大人に混じって仕事をするようになってからは、特に同年代と遊ぶことを禁じられることはなかったが、その時には既に彼等は知り合いで、そこに入っていく社交性は残念ながら育っていなかった。
今更混血を作るための集落で他の同胞と近くに住むことになったからといって、近所づきあいを如才なくする自信はないし、したいとも思わない。
自分以外が男だろうが女だろうがそれこそどうでも良かった。

が、自分の「嫁」となる者にとっては、同性がいるというのは心強いだろう。
そこを踏まえての2:2なのか。
聞き耳を立てるつもりもなかったが、密集して移動していたらどうしても聞こえてしまう。>>90

自分も同じように同性を励ますべきなのだろうか。
荷台に登るのにも苦労していた少年のような小柄な男をチラと見遣る。>>76]


 ………………。


[嘆いている様子でもなければ怒っている様子でもない彼にどういうスタンスで声を掛けて良いかわからずに、結局口を噤んでしまった。*]
(96) 2021/12/02(Thu) 23:05:50

【人】 光の尾 マンユゥ


うううう、やっぱりそうですよね………
わたしも落ち着かなくて…………はあ……

[ぶかぶかな袖を揺らし、
朗らかに笑っている彼からは
あまり委縮や不安は感じられないが
それでもやはり緊張しない筈はないだろう。

こくこくと頷きながら忙しなく働く人々に視線を向ける。
リルの民ももう到着する頃合いなのだろうか。
早く来て欲しいような、来ないでほしいような。]

…………ねえ、相手ってどんなひと?

[緊張を紛らわしたいのはこちらも同じで、そんな風に尋ねてみる。
と言っても皆、名前と素性くらいしか知らされてはいないのだろうけど。**]
(97) 2021/12/02(Thu) 23:13:30

【人】   シオン

[合流地点に着けば、立ち働くのもリル族の者ばかりで、ヴィス族は先に準備に来た少数しか居ないように思えた。家の中までは確認できないからわからないのだけれど。

 ジャヤートとレイがなにか話すのを視界に入れたけど、喉が渇いたのを感じて世話人のところに飲み物を貰いに行くことにした。

 女が持ち込んだ荷物が運び込まれる家を見つけ、今日から暮らす新居の前で水を貰う。整理中らしく、まだ家にははいれないようだった。

 持ってきた荷物は、裁縫や編み物の道具や衣類、身の回りの物等。喉を潤しながら、新天地の空を眺めた*] 
(98) 2021/12/02(Thu) 23:17:48
  シオンは、メモを貼った。
(a16) 2021/12/02(Thu) 23:21:25

【人】 狐娘 レイ

[ロンが記憶を無くしたことは知らないまま。>>84
それからも何度か泉へ訪れた。

あのとき、子供ながらに誓いを立てた「けっこん」の約束。
今になって思えば自分本位なものであったかもしれないが、
少なくとも指輪を送ってくれたのなら、
何かしら彼にも思うところがあったのだろうと信じて。

二十歳になった今でも操を立てたまま、
日々薄れゆく初恋の思い出に今も囚われていた。

わたしにとっての「おうじさま」は今も唯一人。

なのに、婚儀の日は近づいて。
「だんなさま」になる男の名前を知らされる。

「小龍」という名前の響きが、少しだけ彼に似ていて。
なおさら悲しくなってしまった。
年の頃も近ければ、彼も今回の婚儀に選ばれているかもしれない。
そう思うときゅうと胸が締め付けられた。
なぜその相手がわたしではなかったのか。

今も彼はヴィス族として暮らしているのだろうか。
だが、彼が今も一族に居たとして。

石を投げつけるような一族の子を、再び好きになってくれるだろうか。]
(99) 2021/12/02(Thu) 23:21:38

【人】 狐娘 レイ

[合流地点では、村では見かけぬ顔触れの少し衣装の作りが違う人々が見えた。
おそらくヴィス族の面々だろう。
同じ年の頃の女の子>>71、……が、二人。>>79

リル族から見えたのはジャヤートに、シオン、それにコンだったと記憶している。
コンの姿はまだ見かけていないような気がするが、彼も参列の一人として参加しているはずだった。
ならば、ジャヤートやコンの相手になる人であろう。

ジャヤートもコンも、村の中では頼れる二人である。
きっと彼らならば彼女たちを幸せにしてくれるだろうと、そんなことを考えながら。]
(100) 2021/12/02(Thu) 23:21:46

【人】 狐娘 レイ

[……今、その片割れの方は、ぶすくれた顔で頬を膨らませていた。>>88
彼は男の子だけれとどこか愛嬌のある人だと思う。
表情がくるくると変わるから見ていて面白い。]

 
 やっぱり逃げようとしたのね。
 諦めないところは、感心するけれど……。


[ミノムシがじたばたとしている姿を眺めながら、
少し呆れたような声を漏らしていれば。
不意に小さくなったジャヤートの声に、小首を傾けた。

彼の後生を聞くのはこれで10回をとうに越えている。
いや、それ以上か。
だが、今回ばかりは彼の肩も持ちたくなるもので、ううんと唸り声を上げた。]
(101) 2021/12/02(Thu) 23:22:01

【人】 狐娘 レイ

 
 それはそうだけど……。

 縄を解いたら、ジャヤートまた逃げるでしょう?
 叱られるのはいやよ、わたし。


[つんつんと、縄を指先で突付くだけ。
今彼が逃げ出してしまえば、一波乱では済まない気がして頭を悩ませる。
それに……、]


 ヴィス族だって、悪い人ばかりではないはずよ?


[それは、実体験からも言えること。
彼がヴィス族のことをよく思っていないことは知っているが、そこだけは助け舟を出すように、婚儀に前向きなことを話してみたりしたけれど、彼の反応はどうだっただろうか。*]
(102) 2021/12/02(Thu) 23:22:32

【人】 末っ子長女 シャーレン

ひゃっ!
あ、えっと…怪しいもの?
怪しいというか、あれが何に使うものかわからなくて眺めてた…の。

[掛けられた声にビクッと身体を震わせた>>92
敵意は感じなかった為、眺めていたものを指差して首を傾げる。
指指す方には船で使うだろう道具。
書物には船も船で使う道具も記されているけれど、挿絵等はないからシャーレンが実際に見てもそれがなんなのかわからなかったのだ。
道具について教えてもらい、一緒に海辺を歩き、帰り方がわからないと言えば途中まで送ってくれた。
人を見る目はあると自負しているから、警戒はすぐに解いていて、また会おうという約束に素直に頷いたのだった]
(103) 2021/12/02(Thu) 23:25:04

【人】 末っ子長女 シャーレン

私はデイジー
よろしく、リー
(104) 2021/12/02(Thu) 23:28:29

【人】 末っ子長女 シャーレン

[>>94ぎこちなさを感じ取った為、本名ではなく偽名をシレッと名乗った。
書物に載っていた花の名前。
気に入った花だったからか自然と浮かんだのだ。
後々、偽名を名乗った事を後悔するなんてこの時は考えもしなかった*]
(105) 2021/12/02(Thu) 23:33:26

【人】   コン   

──日常


[ 丹精込めて出荷し販売する果物たちは
  村の中で評判が良かったのでは、と
  コン自身自負していた面がある。

  物々交換というのも良くある話で
  例えばジャヤート。
  海で獲れたものを持って遊びに来る。
  彼の場合、来るタイミングというのは
  大技が放たれた時というのが多く、
  来るかな、と予測を立てることができていた。 ]


   肉と油と……
   これはまた大きなものを捕獲したんだな。
   何がいい、林檎、檸檬、蜜柑、なんでもある。
   好きなものを持っていけばいい。
   檸檬は頭が冷えるだろうが、
   他は蜜がたっぷりで甘いぞ。



(106) 2021/12/02(Thu) 23:34:56

【人】   コン   




[ 仮面をつけて接しているから、
  ジャヤートにとってはとっつきにくいかもしれない。
  声色だけで判断をさせている点に関しては
  少し申し訳ない、とは思いつつ外すことはしない。

  彼が何を持っていくか興味を持ちつつ、
  会話が続けば何があったのかを聞いてみるのだった。]*



(107) 2021/12/02(Thu) 23:35:22
光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a17) 2021/12/02(Thu) 23:37:32

【人】 翠眼 ユンチェ

ー 現在・合流地点 ー


 あ、はいこんにちは
 そうですね、お昼でした
 

[森の奥深くに住むせいか、挨拶そのものの習慣が薄いかもしれない
 たぶん初対面な相手がぺこりと頭を下げると、こんにちはに反応して空に輝く太陽を仰いでから礼を返した。]


 働ける人ってこういうときいいですよねー…お仕事していれば気が紛れますし

 この人たちが帰っちゃったら、僕、生活できるのかなぁ…


[なんて、共に光景を眺めながらその時を待つのだが、笑顔は残しつつも不安も募る。]
(108) 2021/12/02(Thu) 23:41:57

【人】 翠眼 ユンチェ


[そんな折、不安を分け合えるのか倍になるのかまだわからない相手について尋ねてくれた。>>97]


 あまり詳しくは聞いてないのですけど……
 年上の人で、離縁したことがある女性らしいです

 ……結婚生活の経験があるのは頼もしいかな?


[概ね、男性は初婚の花嫁を求めるものだが、自分に甲斐性が無いものだからかむしろ好条件と受け取ったようだ。]
(109) 2021/12/02(Thu) 23:43:40

【人】 翠眼 ユンチェ



 ただ……
 僕が頼りなくて離縁されたら、命あるかどうか……
 
 
 ほら、族長さまたちに求められてるのは子供の方だし、父親はもう用済みだーってことで処されちゃうかもしれない


 ヴィス族の女性はこんなに可愛らしいから、対になるリル族の女性は……ねぇ?


[リル族について偏見というほどではないが、やはりヴィス族に比べて快活なイメージはある。
 となればきっと強い女性だろうという先入観があったらしく……目の前のひととの対比でイメージすると、離縁して出戻った際に、元夫は無残なことになったのではとか尾ひれがついていた。*]
(110) 2021/12/02(Thu) 23:45:43
翠眼 ユンチェは、メモを貼った。
(a18) 2021/12/02(Thu) 23:49:32

【人】 怪力 シャオロン

[泉に行かなくなったのは、嫌な思い出だけが頭に残ってしまったからだった。
何が理由だったのかも忘れてしまった今では、意味もなく迫害されたように感じていて、余計に大きなトラウマとなっている。

結婚するのは女の子なのだから、自分に怪我をさせた男とは違うとわかっている。
だが世話人として来ていたら――


……顔も覚えていないから無理か。**]
(111) 2021/12/02(Thu) 23:50:34

【人】 御曹司 ジャヤート

>>100レイの視線の向きを気にしてはいなかった。
ヴィス族の女の子は皆芋だと吹き込まれ信じている。
芋な子が見えないのだから未だ到着してはいないのだろう。

 船で輸送されたために誰がこの地に着ているかを把握はしていなかった。
レイの姿が見えた以上は彼女はヴィス族の誰かの嫁となるのだろうがまさか>>107仮面のコンも一緒だとはこれも予想はしていなかった。
大切にしている果樹はどうしたのか。
顔を合わせればそれは聞いてしまいそうだ。

 それはさておき感心されると途端に表情に気が漲っていく]


 そうだろう、そうだろう。
 諦めなければいつか必ず成功するからな。
 成功するまでやれば失敗はない。


[実質失敗零と口にし実際にそうしてきたジャヤートは言う。
>>101然しながら交渉は難航しそうである。
乗り気ではない。
そして>>102確かに叱られるのは間違いない]
(112) 2021/12/02(Thu) 23:51:51

【人】 御曹司 ジャヤート

 当然だろ。


[逃げることを全肯定する]


 悪い人、良い人という問題じゃないんだ。
 オレは一生愛せるまぶい子を嫁にしたいんだぞ。
 ヴィス族はそうじゃないはずだ。

 少なくともレイくらいはまぶい子じゃないとな。
 それにほら。


[ジャヤートは大層爽やかな微笑みと白い歯を浮かべた]


 オレたち一蓮托生だろ。


[同じ年頃の男女でありながらどの口が言うのか>>101終始後生を聞いてもらっているまるで悪友だろみたいなノリで言っては突かれごろごろしている]


 ってかレイは前向きなのな。
 好きな人いるって言ってなかったか?


[悪友である理由。
>>7ある時からそれを聞いた気がしていたからである*]
(113) 2021/12/02(Thu) 23:52:57

【人】 末っ子長女 シャーレン

―合流前・マンユゥと―

ふふ、ありがとう。
マンユゥにそう言ってもらえて、少し前向きになれるわ。

[彼女が幼い頃に読んでほしいとねだった素敵な恋の物語。
読んでいる時は気づかなかったけれど、今思い返してみればシャーレンも素敵な恋に憧れていたのかもしれない。
一度、彼女と恋愛の話になった時に想い人がいると伝えた事がある>>87
それがリル族の青年だとは流石に言えなかったけれど]
(114) 2021/12/02(Thu) 23:54:32

【人】 末っ子長女 シャーレン

マンユゥは優しい子ね。
それじゃあ、話を聞いてもらいたい時は貴女を頼りにさせてもらうわ。

[少しは気が楽になっただろうか>>90
妹分である彼女が心配してくれて、シャーレンも気が楽になったように感じる道中だった*]
(115) 2021/12/02(Thu) 23:55:06

【人】   コン   

──数年前


   あぁ……。これは、こうやって……


[ 首を傾げた仕草は、どこか愛らしく。
  ふっと笑って道具の説明を買って出る。
  それから、彼女が海水を舐めてみたいといえば
  どこか足が濡れないようなところに連れて行き
  先に指に水をつけて舐める仕草を。
  間違っても飲もうとするなと言って、
  試すかどうか眺めて待った。

  彼女の名前を聞いた後は、
  暫くその名前を口にしながら作業をして
  次に会うまでの期間がすぐに経ってしまって。 ]



(116) 2021/12/03(Fri) 0:05:59

【人】   コン   




   家族には、気づかれていないのか。
   ………気づかれそうになったら、
   会う時に教えてほしい。


[ いつか彼女に言ったこと。
  初めて会った海辺の近くに作業小屋を
  コンは用意していたため、
  徐々に仲良くなれば、
  人目を避けるために彼女をそこに連れ込んで。
  何をするわけでもなく、ただ話をするだけ。

  けれど、惹かれていく気持ちを止められなかった。
  その相手が、同じ一族の人間ではなくても。
  ]*



(117) 2021/12/03(Fri) 0:06:59

【人】 翠眼 ユンチェ

ー回想・道中ー 

( 僕が役立てることがあれば、そんな心配要らないんだろうけどなー… )


[なんて心の内で続けた。
 ふと思ったのが、道中で荷台の上から見かけた、目が合ったかもしれない男性。>>96

 離れて暮らして来たから同世代の知り合いは皆無……だが、評判ぐらいは耳にしたことがある。
 ユンチェが里に顔を出していた頃からもう一番の力持ちだったらしい。

 それだけの力があれば、今回の使命が果たせなくても役立つことができるだろう、自分と違って。>>31]
 

 ……。


[ユンチェとして後に引けない自分と立場が違う彼に投げかける言葉が出なくて、奇しくも同じように口を噤んでしまった。**]
(118) 2021/12/03(Fri) 0:08:11
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/12/03(Fri) 0:10:23

【人】 御曹司 ジャヤート

―― これまでの日常 ――

>>106大技を放つと近場であれば空に蒼が散りばめられそれは陽の光を浴びて虹色を呈す。
或いは雷を使う者がいれば天の怒りが迸り白い閃光が走る。
討伐品は大きく船が牽引し戻れば港もまた活気づき賑わうものだ]


 ふっふん、聞いて驚け!
 今日のやつはこーんなに大きかった!


[両手を大に広げて大きさを示すが大体説明する際は同じくらいに手を広げていることは秘密である。
一しきり話終えると好きな物を遠慮なく選んでいく。
林檎よりは柑橘系を、檸檬に蜜柑、ライムがあればそれもだ。

 手にした檸檬の皮を魔法で切り剥して身だけにすると一つまるごとかぶりついた。
歯が果肉を潰すと目を瞑る程の酸っぱさが口の中に広がる。
咀嚼すればする程に頭が冷えていくかのようだ]
(119) 2021/12/03(Fri) 0:18:34

【人】 御曹司 ジャヤート

 コンのとこの果実は今日も新鮮だ!
 他のは後の楽しみにしよう。


[残りは袋に詰め、手に持つ向いた檸檬を頬張ると仮面ごしにコンを見る。
仮面をつけたままで表情は伺えないが声色だけでもある程度の判断はできる。
それに欲しいものは得られるし特に問題はないと思っていた]


 陸も遠方のものは腐らないようにされてるし。
 海の上ではこう新鮮なものは貴重だからな。
 重宝させてもらってる。

 もうちょい保存が効くと助かるんだがな。
 何か良い手はないか。


[船の上ではこうした果実は貴重でありながら必需品でもあった。
果物を扱っているものとして智慧を拝借できないかと問いかけたり、海の不思議光景スポットの話をしたりと様々と雑談をしていた。*]
(120) 2021/12/03(Fri) 0:18:43

【人】   シオン

え、ヴィス族の方々ももう到着してるの?

[世話人から報告を聞いて、ゆるりと首を傾げる。さっき気づかなかったけれど、もう到着していたらしい。ジャヤートの船の荷降ろしでリル族の人垣や荷物で見えなかったようだ。

 ヴィス族の人は背が低いのだろうか。聞かされた話では、女のお相手の方は背が高いと聞いたのだけれど。座って休憩していたのかも。

 緊張し始めて落ち着こうと胸を手で押さえて呼吸を整えている**]
(121) 2021/12/03(Fri) 0:26:20

【人】 狐娘 レイ

[褒めたつもりはなかったが、レイの言葉はジャヤートの気を良くしたらしい。>>112
みるみると晴れやかになる表情についつられて笑ってしまう。

甚く前向きな彼のことを嫌いになれない。
満ち溢れた自信も彼なりの愛嬌に変えられて、思わず頷いてしまうのは彼の魔法だ。]


 ふふ、確かにそうね。
 ジャヤートのそういうところは、素敵だと思うわ。

 でも、それとこれとは別。


[ぴしゃりと言い放って苦言を呈する。
心苦しくはあるけれど、一族のためを思えば仕方のないことだから。
ほら、今だって逃げることを厭わない。>>113
(122) 2021/12/03(Fri) 0:51:10

【人】 狐娘 レイ

[まぶい子という思い入れは彼が昔からずっと言い続けていることだった。>>54
かと言って、レイ自身もまぶい子認定されるぐらいなのだから、彼の趣味は分からない。
彼の目にかかればきっとシオンもまぶい子だ。]

 
 うーん、ヴィス族にも可愛い子はきっと居るわよ?
 

[先程見かけた女の子たちを思い浮かべながら伝えても、今のジャヤートでは素直に頷いてくれはしないだろうが。
代わりに、眩しいぐらいの微笑みを向けられて困ってしまう。

一蓮托生という程ではないが、彼とは同じ村で育ってきた馴染みがある。
まぶい子への強い思いも、自由へ憧れる思いも、共に見てきたから知っている。
つん、と縄を突付いていた手が弱くなり、彼の言のままに結び目へと手が伸びそうになってしまう。

話題が自身のことへと向かったのなら、眉尻を下げた。]
(123) 2021/12/03(Fri) 0:51:27

【人】 狐娘 レイ

  
 
 ……前向き、ではないわ。
 私も逃げ出せるなら逃げ出したいぐらい。

 好きな人は、ずっとロンだけだもの。


[ジャヤートに伝えたことがあるその名前をもう一度口にする。言葉にすることで、ロンが居たことが現実であったと自分に言い聞かせるために。*]
(124) 2021/12/03(Fri) 0:51:53

【人】 狐娘 レイ

[ロンに石を投げつけた兄弟たちは、今や立派な大人になり、リル族で世帯を持っている。
過去に強くヴィス族を疎んでいたことは、レイのひたすら懇切的な説得でいくらか軟化したが、今でも少し蟠りはあるようだった。

だから、今回の付き人には彼らは居ない。
世帯を持っている身分で、付き人をさせるわけにはいかないし、ヴィス族を敬遠するような人を、付き人にさせたくないレイの一存からだ。

レイの付き人には子供の頃から世話をしてくれた中年の女性がついており、身の回りの世話や、荷物を運び入れる作業は彼女が担ってくれていた。

もう、同じようなことを彼らにはしたくはない。
泉に訪れなくなってしまった程、ロンを傷つけるようなことを。
彼らには――。**]
(125) 2021/12/03(Fri) 0:53:05

【人】 御曹司 ジャヤート

>>122そのつもりはなくとも僅かでもよいしょされると気を良くするのがジャヤートである。
すぐ落ち込むがすぐ立ち直る割と強メンタルとも言える。

 レイが笑うとじゃあと続けようとしたが解いてはくれず失敗したと判ればすぐにこの世の終わりのような表情となり普段風の申し子のようにしているのに今は頭に金環をつけられた猿の如しである]


 ふっ、ふふ……そういうきっちりしてるとこもまぶいぜ。


[まぶい子の基準は明確にあるわけではないが厳しい海の上の交易生活環境を鑑みるにきっちりしているという点もあるようだ。

 頭を置かれている箱の上に力無く項垂れさせて訝し気な視線を>>123レイへと向けた後に清々しいまでに眩しい微笑みを向けた]


 それはないだろ。
 レイは見たことあるのか?


[よもや見たことを伝えたとは思ってもいない。
その指が結び目に伸びるのを願っていたが振った話題で止まるのを見て再び力なく頭を床面に置いた]
(126) 2021/12/03(Fri) 7:34:50

【人】 御曹司 ジャヤート

 その、ロンってやつはオレも知らないし見た事もない。
 けどレイが見たっていうなら見たんだろ。

 それだけ想ってるなら逃げちまえばいいのに。


[存在を疑う言葉を出すこともなく当たり前のように居たのだろうと口にして結び目を揺らしてアピールする。
レイが嘘を言うことはないだろう。
ジャヤートに対して虚言を用いていたなら今こうして話をしていないはずである。

 全肯定ジャヤートはレイの言葉も全肯定して。
してはいるが本人は世界の終末を迎えんとした表情である**]
(127) 2021/12/03(Fri) 7:34:58

【人】 狐娘 レイ

[こちらの動作一つで、ジャヤートのぱっと輝いた顔はしおしおと萎れてしまう。
そのことを少し申し訳なくも思いながらも、きっちりした性格の娘は首は縦には振らなかった。

彼曰く、まぶいは褒め言葉であるということは分かるから。
笑い混じりに言う言葉には、はいはい、と聞き流すようにして受け取っておく。

胡乱げな視線を向けられて、少し自信を無くしながらも、先程見たものが確かならばと頷いた。]


 見たことあるわ。
 ……多分、だけれど。

 ほら、あそこの女の子たち、
 きっとそうじゃないかしら?


[そうして指先で指し示して彼の視線を誘導する。
彼女たちが先程から場所を移動していなければ、まだそこに居るはずだ。多分、だけれど。]
(128) 2021/12/03(Fri) 8:18:46

【人】 狐娘 レイ

[乗り気じゃないジャヤートは頭を横にしたままだったか。>>126
ジャヤートの萎れた頭が元気を取り戻せばいいなと思う。
彼に曇った表情はあまり似合わないから。

ロンの話も、見たわけでもないのに鵜呑みにして信じてくれた。>>127
だから、ついつい彼には本音を零してしまうのだ。
見たと力強く言ってくれる彼に、表情を苦く綻ばせた。]


 だめよ。
 そんなことをしたら、おとうさまたちが悲しむもの。


[ロンも大事だが、同じように両親たちもまた大事なのだ。
結び目を目の前にかざされて、少し思案した後に根負けしてしまって、結び目に手を伸ばす。
自由を求める彼に縄は可哀想だと思ってのこと。
結び目は少しばかり固かったが、注意深く手をつければ、緩やかに解けていく。]


 いい?ジャヤート。
 縄は解いてあげるけれど、
 親父様達に迷惑かけちゃだめよ?


[縄を解いた時と同じように根気よく彼に言い聞かせて見せたものの、伝わったかどうか。
せめてヴィス族の女の子達が、彼のお眼鏡に叶えばいいと願うばかりだ。**]
(129) 2021/12/03(Fri) 8:19:37

【人】 翠眼 ユンチェ

[世間話をしながら、忙しく働く人たちの動きを追えば、ユンチェの荷物がとある新居に運び込まれて行くのが見えた。

 今纏っている婚礼衣装のような、だぼだぼで大きすぎる衣類を搬入したとて使い道など無いのだが、荷造りが間に合わなかったのだから仕方が無い。

 なお運び込む人についてはこの日のためだけの人員であり、これからの生活を手伝ってくれるわけではない。
 身の回りの世話役を連れて来ても良いとのことだったが、里から離れていたため伝手などなかった。
 よって出すなら身内からしかなく……それでも1人出す予定だったのだが事情によりユンチェ単身になってしまった。]
(130) 2021/12/03(Fri) 10:58:00

【人】 翠眼 ユンチェ


[そんな折、新居の傍にいる女性が見えた。>>98
 水を含む所作とか、空を見上げる横顔や、その都度に揺れる髪やらに思わず注視して。

 もしかしたらこのひとが……という可能性を感じて、もし目が合えば。]


 (こんにちはーっ)


[と、遠くから朗らかに会釈して。

 ……とは言え、ユンチェについての前情報は衣類サイズの背格好で伝えられているので、高いと思っているだろう。>>121
 なのであちらはユンチェを見ても夫になる相手と思うことは無いだろうけれど。**]
(131) 2021/12/03(Fri) 10:59:24
翠眼 ユンチェは、メモを貼った。
(a19) 2021/12/03(Fri) 11:30:58

【人】 御曹司 ジャヤート

>>128あそこと言われて視線を向ける。
>>97何やら悲壮的な表情で話しているように見えた。
少しばかり遠目に観察するとジャヤートは首を横に振った]


 彼女らは違うだろう。
 オレは皆芋みたいな娘だと聞いているぞ。
 あれはーー。


[再び視線を未だ嫁だと気づいてもいない相手に向けやはりしばし眺め]


 彼女はどちらかといえば白桃だろう。
 非常にまぶい子だな。
 あんな子が嫁ならいいのに。
 きっとヴィス族ではなく他の種族だろ。


[刷り込みとは恐ろしいもので一切信じることはなく]
(132) 2021/12/03(Fri) 13:28:51

【人】 御曹司 ジャヤート

 じゃあレイが悲しむのは、言いってのか?
 オレに人生はオレのもんだし。
 お前の人生はお前のもんだろ。


>>129縄を解かれると芋虫は羽化し羽を伸ばすように手を大きく広げて伸びをした]


 あー肩凝った。
 サンキュー助かった。
 ま、迷惑をかけるのはいいけどな。
 子どもは親に迷惑かけて育つもんだし。

 でもレイが叱られるんなら待ってるわ。


[体を起こしてあぐらをかく]
(133) 2021/12/03(Fri) 13:38:04

【人】 御曹司 ジャヤート

 よし、もしレイが夫になるやつが嫌なら逃してやる。
 んな顔で花嫁衣装着てるやつが幸せなわけねぇだろ。


[顔を挙げて覗いた晴れぬ表情に膝を打ってそう伝え。**]
(134) 2021/12/03(Fri) 13:42:33

【人】   シオン

[水を飲み終わり、器を返して、周囲を見渡す。ヴィス族の方々がもう着いているらしいし、女の婚姻相手も新居を見に来るかもしれないから。

 婚姻相手は女より背が高く、歳下だと聞かされていたので、まさか目が合った相手がそうだと気づかない。>>131

こんにちは。

[挨拶を返してこちらに来る相手をよく見る。婚礼衣装を着ているのに気づき、レイの婚姻相手だと思い込んだ。リル族から出された花嫁は、女とレイだけだから。

 彼の婚礼衣装が身の丈に合っていなくて不格好になっているのにも当然気づいていて。]

 服。脱いでくれる?

[傍まで来た人懐こそうな彼に笑顔で告げた。
 女は、せめて上着の丈を詰めて、せっかくの晴れ舞台に華を添えてあげようと考えただけだった。

 近くに居る世話人に、裁縫道具を持ってきて、と指示を出していたので、彼の反応には気づかないまま**]
(135) 2021/12/03(Fri) 13:59:25

【人】 末っ子長女 シャーレン

─数年前のこと─

へぇ…やっぱり、実際に見ないとわからないものね。

[彼の表情は仮面に隠れて見えないけれど、雰囲気が柔らかくなったから笑ったのだろうか、なんて>>116
足が濡れない場所へ連れて行ってくれて、間違っても飲むなという忠告に頷き海水に指を伸ばす。
海水を飲むのは危険だと書物に載っていたし、危ないことは流石にしない]

ん…しょっぱい…。

[濡れた指を舐めれば、しょっぱさに唇をキュッと引き結ぶ。
彼とわかれてから、その日はなかなか寝付けなかった。
初めて海を見て、初めてリル族の人と話して、初めて海水がしょっぱいと知った。
早く約束の日が来ないかなんて、心待ちにしてしまうほど、彼との出逢いは特別だったようだ]
(136) 2021/12/03(Fri) 15:49:28

【人】 末っ子長女 シャーレン

今のところ、大丈夫よ。
えぇ、わかったわ。

[いつ家族に見つかるかと怖かったけれど、家族はみんな忙しいから気付かれる事はなかった。
それでも、彼と会うまでは毎回気を張っているのだけど。
徐々に仲良くなって、海辺の近くにある作業小屋に入れてもらうようになって>>117
ただ話をするだけだけれど、少しづつ彼に惹かれていった。
いつかは別れが来るとわかっていても、会うことを止める事なんて出来る訳がなかった*]
(137) 2021/12/03(Fri) 15:50:59

【人】 光の尾 マンユゥ

― ユンチェと ―

あ、そうですよね……
今は手伝いのひととか居てくれますけど……
皆帰っちゃうんですもんね。
ううう、大丈夫かなあ……

[多少身の回りの世話をしてくれる人は残るのだろうが
基本的には自分達だけでやっていかなければならない。
不安を表に出せば彼もそこは同じようで。>>108

のほほんとした笑顔の奥にも
やや陰りが窺えて素直にうなずいた。]

え、あ。そうなんですか????

[年上の女の人。と聞いて目をぱちくりさせる。
彼が年齢(は知らないが)よりも幼く見える分
何と言うか不思議な組み合わせに思え。

首をかしげていたが続く言葉にさあっと蒼褪める。]
(138) 2021/12/03(Fri) 16:58:57

【人】 光の尾 マンユゥ


……うぅ、こわいこと言わないでくださいよぉ、

だ、だいじょうぶですよっ
だって和平のための結婚、ですもん

いくらリル族のひとでも
こ、殺したりなんて……しない、
しない……ですよね???

[自分に言い聞かせるように
ふるふるしながら必死に言い募る。

経験豊富なオトナの女性。
リル族に対する偏見もプラスされて
男を尻に敷くようなセクシー女王様のイメージが
脳裏には形成されていた。]
(139) 2021/12/03(Fri) 16:59:26

【人】 光の尾 マンユゥ

わたし…、あ、わたしマンユゥって言うんですけど
わたしの相手もお金持ちの跡取りなんだそうです。
海の男〜って感じなんだとか………

きっと軽薄で、乱暴で…
わたしなんて散々慰み者にされて
ポイされちゃうんです………

でも、でも、これもお役目ですし
ヴィス族のみんなだっていますからっ
お互いがんばりましょうねっ!

[きゅっと拳を胸の前で握って彼を見つめ
滅入る気持ちを鼓舞するように励ましたのだった。**]
(140) 2021/12/03(Fri) 17:05:06

【人】 怪力 シャオロン

――新集落――

[荷物の運びだしなど、それこそ「怪力」の出番ではないかと婚礼衣装を腕まくりすると、村人たちに止められた。]


 ……じゃあ俺は、することがない。


[動いている方が気が紛れて良かったのだが、どうしても駄目だと言われると引き下がるより他はない。
所在なく、その辺をぶらぶらと歩いた。

そういえばここは、昔酷い目に遭った泉が近い。]
(141) 2021/12/03(Fri) 17:50:48

【人】 怪力 シャオロン

[大昔、アルステラの民たちが祈りを捧げていたという泉。
祈るようなことは何もないが、することもないまま広場にぽつんといるよりは幾らか落ち着く。
魔物は出るかもしれないが、自分には脅威とならない。]


 …………花、


[茎の柔らかな白い花を摘んで、何の気なしに編む。
作り方を習った記憶などないのに、それは綺麗な小さな輪になった。
まるで子供の頭に乗せるのにちょうど良いサイズを指が覚えているかのようだ。

このサイズでは――そもそも野草で作った花冠では、花嫁への土産にもならないだろう。
婚姻に前向きだと思われても困るから、これは木の根元に置いていく。

顔合わせまでには広場に戻れと言われた。
だから、顔合わせまでは広場にいなくとも良いだろうと都合よく解釈をして、適当に拾った石を指で研磨する。
水平に投げると、石は水面を(19)1d20回跳ねた。**]
(142) 2021/12/03(Fri) 17:57:48

【人】 光の尾 マンユゥ

[新居の方に向かうらしいユンチェを見送れば、
再び暇を持て余してしまう。>>130
そういえばもうリル族の方も到着しているのか。

なんとなく視線を感じてそちらを向けば
遠目に見知らぬ男女が話しているようだった。>>128>>132
......想像していたよりはふつうの人たちーー
少なくとも自分とあまり変わらないようには見えるが、
まだ安心はできない。]
(143) 2021/12/03(Fri) 18:45:00

【人】 狐娘 レイ

[視線を誘導することには成功したのに、頑なに違うと言われれば自信もなくなってくる。>>132
レイ自身も確かめた訳では無いから、その場は引き下がることにした。]


 ええー……、違うのかなぁ?
 他の種族が来てるなんて、聞いた事ないけど……。


[可愛らしい子という意見は一致したものの、ジャヤートのお嫁さんだとは言い切れない。
うーん、と首を捻って考えても、今は分からなかった。
白桃は多分、ジャヤートにとっては褒め言葉なのだろうということぐらいしか。]
(144) 2021/12/03(Fri) 18:46:35

【人】 狐娘 レイ

[自由になった彼の傍らで縄を纏めておく。
話題が自身のこととなれば耳が痛く、目を伏せる。]


 それは……、そうなんだけれど……。

 逃げ出しても、どこに行っていいのか、
 分からないの……。
 きっと、結局ここに帰ってきてしまうわ。


[彼が身体を伸ばす傍らで苦笑を浮かべる。
ジャヤートが動き出したのを見て、荷運びの者が一瞬警戒を浮かべたが、逃げる様子がないと分かれば作業に戻っていった。

さっきまで逃げ出したいと言っていたのに、今度は悪友の為に待つという。>>133
そういう気遣いが出来るところを、好ましく思う。]
(145) 2021/12/03(Fri) 18:47:06

【人】 狐娘 レイ

[だから、ジャヤートの一言はとても嬉しかった。>>134


 ……ふふっ、ありがとう、ジャヤート。
 もし、本当に相手が怖い人ならお願いするね。


[一緒に新天地に訪れたのが、彼で良かったと思う。
曇った表情が、彼につられて少し晴れた。*]
(146) 2021/12/03(Fri) 18:47:21

【人】 狐娘 レイ

[自由になったジャヤートと別れて、足を向けたのは昔懐かしい泉のほとり。
レイにとっては思い出の詰まった場所であり、大事な場所だった。

婚礼衣装を汚してはいけないからと、裾をたくし上げて葉に当たらないように歩いていれば、先客が居たようで>>142、]


 ……あ、……。


[見慣れない顔はきっとヴィス族の人だろう。
少し気まずい思いをしながらも、ここまで来ては引き返せずに足を止めた。**]
(147) 2021/12/03(Fri) 18:47:51

【人】 光の尾 マンユゥ


(......なに言われてるんだろ......)


[これは義務。子を成すためだけの。
向こうにとっても望まぬ婚姻だろう。
あんなのが候補?とか話してるのだろうか。
まさか誉められているとは夢にも思わず、
ますます憂鬱な気持ちになった。]


(帰りたい......なあ......)


[そっと広場を離れ、しょんぼりしながらてくてくと歩き出す。
本気で逃げるつもりがあるわけではなく
自分も新居を一度見ておこうと思って。**]
(148) 2021/12/03(Fri) 18:48:54
狐娘 レイは、メモを貼った。
(a20) 2021/12/03(Fri) 18:49:04

光の尾 マンユゥは、メモを貼った。
(a21) 2021/12/03(Fri) 19:02:25

【人】 御曹司 ジャヤート

 新しい村になるんだ。
 交易して金になるか確かめにくる奴もいる。
 見た目はオレのドストライクだがな。
 聞いているヴィス族の容姿とは似ても似つかないだろ。


>>144可愛い子という共通認識を確立した娘を見て言葉を交わす。
首をひねっているところを見るとやはり励まそうとしてくれていたのだろう。
頑なに否定したが]


 さっきもだがサンキューな。
 逃げ場なんてのは作るもんだがレイには難しいか。
 近くの村までなら送れるが生活に苦労するだろうな。


>>145人が生きていくためには様々な物が必要でそれは一人では賄いきれないものだ。
職がなければ金も得られないし金がないなら物は買えない。
ならば自分で作るしかないが作っている間に陽が暮れる。
路頭に迷うとはまさにそのことで戻ってきてしまうと思うのも無理はない。

 周囲の荷運びの者が警戒しても解かれた瞬間からジャヤートは自由である。
最早手遅れなのでという意味でも仕事に戻ったようだ]
(149) 2021/12/03(Fri) 19:19:56

【人】 御曹司 ジャヤート

 おう! オレに任せろ。
 ダチの危機に駆け付けないなんてなぁ。
 男が廃るってもんだ。


>>146白い歯を浮かばせ笑む。
レイの表情も少しばかりは晴れたようで何よりであった。*]
(150) 2021/12/03(Fri) 19:22:11

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 新居前へ ――

[レイと別れた後、ジャヤートは立ち上がると新居に向けて歩き出した。
とは言えどこが新居なのかも知らぬので荷運びをしてくれている者に尋ねていく。
広場を離れて中々途切れぬ荷運びの列に沿って歩いていると前方に>>148まぶい子を見つけた。

 後ろから見るに肩を落として気落ちしているようだ。
商売が上手くいかなかったのだろうか。
横に並べるよう歩く速度をあげると少しして追い付いた]


 初めまして、可愛らしいお嬢さん。
 元気がないようだが何かあったのか?


[そう、それはまるでナンパのような声掛けであった。*]
(151) 2021/12/03(Fri) 19:28:08
御曹司 ジャヤートは、メモを貼った。
(a22) 2021/12/03(Fri) 19:29:51

【人】 光の尾 マンユゥ

[荷運びの列のあとをついてとぼとぼと歩く。
足元に視線を落としていたから
後ろから迫ってきた男には声をかけられるまで気づかず、
驚いてびくりと肩を跳ねさせた。>>151]

ふえっ、ひゃいっ......!
はっ、はじめまして......!

[思わず顔をあげれば
先ほどこちらを見て何かを話していた(たぶん)リル族の人だ。

録に森の外に出たことがない女は、
ナンパなんてものにも縁遠い。

思わず身を強ばらせたものの、
どうやら心配してくれている?らしい。
おずおずと口を開く。]
(152) 2021/12/03(Fri) 20:04:08

【人】 光の尾 マンユゥ


あ、ええと、その......

ここまで来ておいて今さら、ですけど......
けっこん......するのが、......不安なんです......
あいてが、こ、こわいひとだったらどうしようって......


[思わず口にしたあとではっとした。

目の前の男が己の結婚相手なのだとは
まだわかっていないにせよ
リル族の人間にリル族がこわいなどと、
気分を害してしまうのではないか。

むこうがこちらをヴィスだと思っていない、
......なんてことには思い至らず
一気に青ざめ、大きな目にじわりと涙をにじませる。]
(153) 2021/12/03(Fri) 20:05:58

【人】 光の尾 マンユゥ


ご、ごめんなさい、......っ
会ったばかりの、リルの人に、こんなこと......


[泣いたら化粧が崩れてしまう。
その一心で涙を堪えた。
そうでなくても皆不安な状況で
自分だけいつまでもめそめそしているわけにもいかないのに。
ぐっと唇を噛み、俯く。*]
(154) 2021/12/03(Fri) 20:11:28

【人】 御曹司 ジャヤート

>>152声をかけただけで肩を跳ねさせてしまう。
声も緊張したものに聞こえる。

 その事にジャヤートは秘して感動を覚えていた。
家の女たちときたら男勝りであるし、大体>>0:3ばーさんも勝気であるし交易先で見かける他種族の女と比しても全然まぶくない。
それが良いと言う男もいるがジャヤートは女の子らしい女の方が好みである。

 目の前の子は見た目も好みであるし結婚するならばこう言う子が良い]


 ……ん、結婚?


[見惚れていると>>153結婚するのが怖いと聞えた気がした。
はて、と首を傾げる。
>>154リル族だと判ったのは当然だろう。
ジャヤートは全く持って芋くはない。
だが今日婚礼するのは自分たちとヴィス族のはずでヴィス族の女は芋い子であるから目の前の子は違うはずだ。

 つまり――]
(155) 2021/12/03(Fri) 20:44:06

【人】 御曹司 ジャヤート

 そうか、不安も覚えるか。
 君のように可愛い子ならば可愛がられようものだ。
 例え怖い男でも潮風の中口にする清涼の水の如し。
 その愛らしさが男の心を穏やかにしてくれるだろうさ。


[この娘は近隣の村で婚姻があるのだろう。
結論に達したジャヤートは同時に気落ちしていた。
まぶい子には皆男がいる。
流石に他人の嫁を奪うのは仁義に反する行為である。

 だが割と肩を落とした状態で目元に湛えられた水面を見ては苦笑して――布など持っていないものだから袖口を目元に触れさせ雫を奪う]
(156) 2021/12/03(Fri) 20:44:18

【人】 御曹司 ジャヤート

 リルだろうと何だろうとな。
 そう言うものに差はないんだ。


[ヴィス族を除くと心の中で付け加え、白い歯を浮かべ笑みを見せる]


 俯かないで前を見ておくことだ。
 俯けば陰りが見える。
 可愛い顔が陰っては怖くない相手でも表情が曇ってしまうぞ。


[だから空元気でも笑みを浮かべると良い。
誰でもない、自分のために。
その見本のように爽やかな夏空のような笑みを浮かべていた*]
(157) 2021/12/03(Fri) 20:44:40

【人】 怪力 シャオロン

――泉のほとり――

[気配>>147に気づいて顔を上げる。
婚礼衣装を着た女性。
ヴィスの一行の中にいなかったということは、リル族か。]


 ……ここ、魔物出るけど。
 一人で来たら危ない。


[見た感じ、付き添いはいない。
迷ったのだとしたら、皆が居るところに帰してやらねばならないだろうと立ち上がる。]


 それとも、ヴィスの人間が言うことは信用出来ないか?


[近寄って来ないのは、「出るかもしれない魔物」よりも、「今いる敵対一族」を警戒しているのだろうか。*]
(158) 2021/12/03(Fri) 20:49:24

【人】 翠眼 ユンチェ

― マンユゥと ―

[基本的に脳天気な笑顔を見せる自分なら悲観的な話題でもこんな程度だが、目の前の女性はとことん沈むらしい。>>139
 あたふたと余った袖で手振りしたりで何とかなだめようと]


 は、はいっ
 だ、大丈夫ですよ
 
 男は用済みでもいいですが、女の人は子供を産んで育てる役目がありますから、もし何かあっても族長さまとかがきっと守ってくれますから

 あぁ…僕も育児に参加しよう
 ちょっとでも子供に必要な存在にならないと
 これからは男も育児頑張る時代になるんですよ……生きるために


[子供が必要なら、厳密には産んだあとの母親も必須ではないのだが、さすがにそこまでは言えるわけもなく。
 そこで守るのが自分ではないあたり頼りないとか甲斐性なしと自覚する部分なのであろうがさておき、妙な理由でイクメン化が進んだのだった。]
(159) 2021/12/03(Fri) 21:11:02

【人】 翠眼 ユンチェ


 お金持ちで……海の男

 あの船、かなぁ?


[森に籠もるヴィス族の生活とは対照的でかつ最大級なものが視界にある。
 まさにキーワードに合致するし、リル族へのイメージを重ねれば彼女の予想も納得が行ってしまう。>>140
 こんなド派手な方法で来るのだから、彼女のように慎ましいタイプとは遠そうではある――ド派手な方法の詳細を知っていればそうは思わなかったのだろうが。]


 ど、どうなんでしょう…
 水に浮かないぐらいは軽くも薄くもないから船に乗るんでしょうし……それにマンユゥさんなら気に入って貰えるんじゃないかなぁ…


[とかわけの分からないフォローになってしまったりしたが、拳を握る彼女とほぼ同じ高さの目線を合わせて同じポーズ(※袖の中)で鼓舞しあって。]
(160) 2021/12/03(Fri) 21:11:29

【人】 翠眼 ユンチェ


 僕も――あ、ユンチェと言います
 僕もお役目で来ましたから…今までは人里から離れて暮らしていましたが、これからはご近所さんになるわけですし、いっしょに頑張りましょうっ

 それでもマンユゥさんが怖い思いして無理なことになってしまったら……
 きっと僕もそうなってますし、一緒に逃げましょう?


[なお朗らかに笑うものの、甲斐性なしゆえ僕が守るとは言わなかったし、この逃げるに駆け落ちとかいう意味は一切無かった。
 遠目から向けられる視線に彼女が褒められているとは露知らず、当人たちはこれからのことを描いて「さぶい」思いをしていた。**]
(161) 2021/12/03(Fri) 21:13:33

【人】 狐娘 レイ

―― 泉のほとり ――

[先客に遠慮をして足を止めれば、彼が気づいた。>>158
彼の言葉に、昔似たようなことを言った子が居たと目を細める。>>33


 ……懐かしい。
 昔、同じようなことを言われたことがあります。


[小さく微笑みを返して、今度は足を止めずに泉へと向かう。
リル族の民はあまり物怖じしない。
例え相手がヴィス族の者であったとしても、好奇心が勝つからだ。
ヴィス族であることを名乗る彼に、緩く首を振り揺らす。]


 あなた、つよい?


[問い掛けに応える代わりに、問いを投げ返して泉を見つめた。
泉には今も、あのときロンが送ってくれた指輪が沈んでいるだろうか。
思い出せば思い出すほど、切なくなる胸を抑えた。*]
(162) 2021/12/03(Fri) 21:19:11

【人】 怪力 シャオロン

 昔?
 前にも警告されたことがあるのにひとりで来たのか?


[彼女が思い浮かべているのがかつての自分だったことには思い至らない。]


 魔物と比べて、なら強いよ。
 もしかして、おまえも強いのか?


[とてもそうは見えないが、自分だって力を使う時以外は少年と見紛う程の風貌だ。
彼女も急に筋肉質になるのかもしれない。]
(163) 2021/12/03(Fri) 21:28:51

【人】 怪力 シャオロン

[近寄って来た彼女は、ヴィス族を警戒したり軽蔑したりする様子は見られない。
つられるように泉を見た。

何か大切なものをそこで失った気がするが、思い出せない。
彼女も泉に何か思い入れがあるのだろうか。
それとも、自分と同じように、新天地の居心地の悪さから逃れて来たのか。]


 ここに何か用事があるなら、魔物が出ないように見張るくらいはしてやるよ。


[勿論、戻るなら止めない、と付け加えた。*]
(164) 2021/12/03(Fri) 21:33:46

【人】 光の尾 マンユゥ

そ、そう、でしょう、か......?
あのあの、そんなこと初めて言われました......ので、その、恥ずかしいです......

[普段かわいい、という言葉を向けられることは
ないわけではないけれど、
それはなんと言うか友愛親愛に基づくもので。

見知らぬ男性にこう何度も繰り返し
美辞麗句で誉められると流石に少し気恥ずかしく、
もじりと頬を染めた。]

ぅ、あり、がとう、......ございます......

[苦笑しながらも袖で溢れ落ちかけた涙をぬぐってくれる。
すん、と鼻を鳴らし、
まだ濡れた目で彼の方を見あげた。]
(165) 2021/12/03(Fri) 21:50:40

【人】 狐娘 レイ

 
 ええ。
 私にとっては大事な場所だから。


[彼の言い分に苦笑を零しながらも頷く。>>163
警告されてもなお、この場所に訪れたのは理由があってのことだが、反省の色がないと言われればそれまでだ。

強いと自負するその姿がまた昔と重なった。
でも思い出の彼とは髪色が違う。
過去の記憶は少し薄れ始めていて、今思い出せるのは強く印象に残った赤い瞳と赤い髪と教えてもらった名前だけ。
交わした会話は、いくつか覚えているけれど、形には残らない。]

 えっ、いいえ。
 私は強くは……ないです。

 でも、あなたが強いのなら、
 少しの間、ここに居てもいいでしょう?


[暗に危機が訪れるならば助けて欲しいということを言い換えて、笑って彼に向けた。]
(166) 2021/12/03(Fri) 21:51:40

【人】 光の尾 マンユゥ


俯かずに、前を......


[彼の言葉を反芻する。

......確かに、
カラリとした笑顔を浮かべる
目の前の青年は堂々としていて
憂いや陰りは感じられない。

こんなひともいるのだ。
相手がリル族だからと言って
ネガティブな想像ばかりしていたが、
さながら快晴の青空のような青年は
悪い人だとは思えない。]
(167) 2021/12/03(Fri) 21:52:17

【人】 狐娘 レイ

[泉の際に腰を下ろして、水面を見つめた。
底深くに沈んだ大事なものを探すように。

見張ってくれると彼が言うから>>164、笑って頷いた。]


 ありがとう。
 じゃあ……、飛び込むから見張っててくれる?


[冗談とも本気ともつかぬ声で言い募り、水面に手を浸した。
それから意を決したように立ち上がり、婚礼衣装をたくし上げて、膝上まで持ち上げる。
泉には入ったことがないからどれくらいの深さかは分からない。
膝下ぐらいで済むかもしれないし、顔がすっぽり埋まるくらい深いかもしれない。*] 
(168) 2021/12/03(Fri) 21:53:27

【人】 光の尾 マンユゥ


......そう、か......そう、ですよね。

向こうだっていいひとかもしれないのに、
会う前からこわがってばかりじゃだめ、ですよね。


[決められた婚姻だとしても、いやだからこそ、
できれば愛を育み、仲の良い夫婦生活を送りたい。

自分が怯えてばかりでは
むこうがどんな相手だったとしても
うまくいくものもいかなくなってしまうだろう。

そんな風に励ましてくれている気がして、
ふわりと口許に笑みを浮かべた。]
(169) 2021/12/03(Fri) 21:54:23

【人】 光の尾 マンユゥ


ありがとう、ございます。
あなたは強くて、優しいひとなんですね。


[彼を見つめ、もう一度礼の言葉を。*]
(170) 2021/12/03(Fri) 21:59:04

【人】 翠眼 ユンチェ

― 新居前 ―

 
 あ
 こ、こんにちは


[>>135 会釈に対してしっかり返って来るとは思いもよらず、もう一度頭を下げて。
 もういちど上げ直す……けれど、自分より背の高い女性の顔を見るまでにはすぐには上がらず、視線がやや俯角で道草を食ったのは仕方がない。

 なぜなら自分は男だし……そしてそれ以上にこのひとが女なのだ。

 ようやく視線が合うと、このひとは笑顔を見せてくれて。
 その瞳の色とか、唇の動きに引き込まれそうになったのだが――]
(171) 2021/12/03(Fri) 22:04:57

【人】 翠眼 ユンチェ



 …――っ!!???


 え?
 あ、えっとその!?


[婚礼衣装を着ているので、このひとが自分の妻になる可能性は半分ぐらいある。 しかし未確定な部分が多すぎるのにいきなり服を脱いでとか、女性とは縁のない人生とはいえ、いくら脳天気な性格とはいえ、さすがに常軌を逸しすぎていた。

 つまるところ両族の混血児さえ生まれればいいのだから、本来の組み合わせとは異なっても問題は無いとかいうことだろうか。
 同様の理由で、今夜あるらしい婚儀の儀式が済むより前に事に至っても構わないのかもしれない。

 さらにさらに言えば、夜が更けた寝台でではなく陽が高いうちの軒先でいたしたとても子供はちゃんとできる。

 だから、極端な話、間違ってはいないのだ。
 リル族とは、ある意味合理的な考え方をする種族なのかもしれない――。

 ……と無理やり褒めようとしても、この横暴さには付いていけそうになかった。]
(172) 2021/12/03(Fri) 22:05:26

【人】 翠眼 ユンチェ


 リル族の人っていつもそうですね…!
 ヴィス族のことなんだと思ってるんですか!?


[いつもとか言うが別途そんな経験があるわけもなく何となく勢いで。
 偏見なんてものは案外こういった積み重ねかもしれない。

 何にしても抗議の声はあちらの世話人に指示を出していて気付かれることはなく。]

 

 あ、あのっ…!
 せめて人目につかないところで……!!


[笑顔でにじり寄るこのひとの意図を完全に勘違いしたまま。
 恥ずかしさで余った袖で顔を隠したまま哀願の声を残して物陰に引っ張り込まれることになるだろうか……ささやかな願いすら聞いてくれないかもしれないが。*]
(173) 2021/12/03(Fri) 22:06:21

【人】   コン   

──日常


[ ジャヤートの身振りは大抵同じなので、
  本当の大きさは全くもってわからない。
  けれども、コンにまで回ってくるのなら
  それ相当に大きいものだろうと
  そうかそうか、と首を縦に振って。>>119

  檸檬の皮を剥き一口でいったジャヤートの
  表情の移り変わりをくすくすと笑って
  眺めていると、新鮮だと果実を褒められる。
  丹精込めて作っているのだから
  直球でそう言われると少し照れくさい。  ]


   そうか、ならよかった、いい顔をしている。
   またできる限り用意しておくよ。




(174) 2021/12/03(Fri) 22:11:49

【人】   コン   




   ……砂糖漬けにして乾燥させるのもいい。
   後は、酢に漬けておくのも手かもしれないな。



[ 長期保存の基本は水分をどこまで抜けるか。
  きちんと水分を抜けたなら高温多湿を避け、
  保存を心がけておけば暫くはもつ。
  ジャヤートの質問に>>120そのように答え
  コンはいつか用意する、と更に伝えて。

  食感が気に入れば、作り方も教える、と
  物々交換の延長線として懇意にするのだった。 ]*



(175) 2021/12/03(Fri) 22:12:09

【人】 怪力 シャオロン

[記憶を失った小龍にとっては、この場所には苦い思い出しかない。
だが、この場所を大事だと言う人の前で水を差すようなことを言わない程度には良識が育っていたので、「そうか」と相槌を打った。>>166

危険を冒しても来たかった場所。
彼女はやはり強いという訳ではないらしい。]


 俺が助ける前提かよ。
 俺がいなくて魔物が出てたらどうするつもりだったんだ。


[その笑顔にあまりにも邪気がないから笑ってしまう。
初めて会ったのに、何故か言う事を聞いてしまいたくなる雰囲気が彼女にはあった。]
(176) 2021/12/03(Fri) 22:12:56

【人】 怪力 シャオロン

[だが言う事を聞くのにも限度がある。]


 
ハァ?!

 飛び込むって……!


[思わずその身体を引き寄せた。
折れてしまいそうに華奢な身体。
あまい香りに頭がクラリと揺れる。]


 おまっ、 ばか、
バカか?!

 死ぬほど結婚が嫌なら、逃げろよ!!
 今からでも遅くねーし、旦那の方にも相談して……


[怒鳴った後、ハタと気づく。
此方から男女二人ずつ。
つまり、彼女は二分の一の確率で自分の妻の筈だ。]
(177) 2021/12/03(Fri) 22:13:31

【人】 怪力 シャオロン



 ……って、旦那の名前は?
 「小龍」なら俺だから、そんなに嫌なら逃がすの協力してやる。


[だから死ぬな、生きてんだから。
後ろから抱き寄せて腕に閉じ込めたまま囁いた。
慌てたせいで息が乱れている。*]
(178) 2021/12/03(Fri) 22:14:32

【人】 狐娘 レイ

[彼が過去に出会った男の子とは気づかない。
気づいたところで、彼に記憶がないことも知らない。

それでも昔を思い出してしまうのは、
どこかぶっきらぼうな様子がロンと似ていたからだろうか。>>176


 そのときは「おうじさま」が助けに来てくれるの。
 本当よ、会ったことがあるの。


[くすくすと笑いながら、赤い髪の少年を思う。
いつしか彼につられて口調も崩れてしまっていた。

この時期の泉は少し冷えるかもしれないが、泳ぐわけでもなし。
足を浸すぐらいなら我慢できるだろう。
靴を揃えて、いざ泉に向かおうとしたところで―――、]
(179) 2021/12/03(Fri) 22:44:37

【人】 狐娘 レイ

  
 
 
きゃっ……!!



[大きな声と共にぐいっと身体を後ろへ引き寄せられたと同時、ぽふんっ!と普段は隠れていた獣耳と尻尾が現れた。

耳元で怒鳴りつけられる声に>>177耳をへしょげてしまう。
お腹に回る彼の腕の力強さに泉に向かい掛けた脚が浮いたまま、男性とこんなに近づいたこともなくて、ドッと心臓が跳ねた。

彼の言葉を聞けば、どうやら死ぬつもりだと思われたようで。
確かに、「飛び込む」と言えばそう思われても仕方がないのかもしれない。

ぴる、と耳を揺らして、身体を抱える腕に手を添えながらおずおずと口を開いた。]
(180) 2021/12/03(Fri) 22:45:09

【人】 狐娘 レイ

 
 ……ち、違うの。
 そうじゃなくて……、

 ……泉に物を落としたから、
 それを探そうとしただけで……、

 死ぬ、つもり、じゃないのよ……?


[あまりの身近な距離にドキドキと逸る胸を抑えながら。
必死に止める彼に少し申し訳なさそうに後ろを振り返れば、
二人の間で尻尾がふわりと揺れた。] 
(181) 2021/12/03(Fri) 22:46:03

【人】 狐娘 レイ

[彼が名乗った名前には聞き覚えがあって。
確かにその名が、言い聞かされた名前と一致する。]


 ……あなた「が」シャオロン?


[初対面の異種族の娘の自殺を慮って、
こうして慌てて引き止めてくれる人だ。
悪い人ではないのはそれだけで分かる。

聞き返した言葉は、暗に自身が婚儀の相手だと応えるように。
改めてまじまじと彼の表情を見つめた。*]
(182) 2021/12/03(Fri) 22:46:34

【人】 御曹司 ジャヤート

>>165やはり可愛い。
恥ずかしいと言う仕草も表情も可愛い。
それだけに実に惜しい。
この娘を嫁に出来る果報者にアウライェンの斬撃をお見舞いしてやりたい程である。
何せそれと比べればジャヤートの嫁は芋い娘なのだ。
きっとコロコロとしているのだろう。

 海の上は過酷な環境だ。
未知の世界への冒険は節制と規律によって成り立っている。
その分、身に余るものによって堕落することはない。
余分な肉は堕落の象徴なのだ。

 眼前の娘は一族と比するとふくよかな方だがそれは"白桃"のようなものだ。
先ほど触れた目元も柔らかで頬はきっともっと柔らかい。
何よりも>>169浮かべた笑みは極上のものである]


 そうだ、昔ながらの知人も言っていたぞ。
 悪いやつではないかもしれない。とな。
 会ったこともない者は正直判らないだろ。


[だが、ヴィス族は別だ。
根強い擦り込みは未だ消えてはいなかった]
(183) 2021/12/03(Fri) 23:01:47

【人】 御曹司 ジャヤート

 フッ、もっと褒めると良い、このオレを。
 かわりにいくらでも褒め返してやる。


[それなりの長髪を指にかけ前髪を横に流すと見つめる視線に視線を絡める。
つまるところ礼は不要である]


 さ、良い笑顔を見せてくれた礼だ。
 これもダチが作ったものでな。美味いぞ。


>>175とレモンの砂糖漬け乾燥物を懐の小袋から取り出すと一つまみ差し出しす。

 そうこうとしている間にも荷運びの者たちの列が行きつく先へと到着すると手を振る]


 さ、オレは此処までだ。
 君の相手が良い男であることを祈ってるぜ。


[しめくくりの言葉を述べると家の中へと入ろうとする。
中からは"若が来られたぞ"等と声が聞こえてくる中ごく自然とした素振りである。*]
(184) 2021/12/03(Fri) 23:01:55

【人】   シオン

― 新居前 ―

[女にはヴィス族に対する偏見はない。違いがあるとしても個性だ。ヴィス族を悪し様に言う人間が身近にいなかったわけもないし、子供の頃には色々吹き込まれもした。

 ヴィス族は古い種族だとか、共食いをするだとか、聞くに耐えないようなことも聞かされた。

 同族嫌悪なのかもしれないし、ふたつの種族が対立したら得をする何者かが扇動していたのかもしれない。

 女はそれほど頭が良い方ではないからそこまで考えてはいないけれど。

 >>171視線の先は敏感に感じ取って、腕を上げて彼の視線を遮ったが、その時にはもう目が合っていた。翡翠色の瞳に、微かな、猜疑心のようなものが浮かんで、困ったように微笑む。

 >>171彼が何を言っているのかわからず]


 いつもって、君と私は初対面だと思うけれど。そして、ヴィス族もリル族も同じよ。番って子を生せるのだから。その為に此処に来たのでしょう?

[含むものはなく、事実を述べただけ。]

 人目につかない所……そうね、人前では恥ずかしいかもしれないわね。

[彼の手を取って、壁に並行に置かれたタンスの陰に誘った。両端は仕切りとカーテンで隠して。*]
(185) 2021/12/03(Fri) 23:05:13

【人】 怪力 シャオロン



 なんだそりゃ。
 「おじさま」なら何人も見たことあるけど、「おうじさま」?


[この泉は伝統ある場所だから、先祖の幽霊でも見たのだろうか。>>179
「おうじさま」がどんなものなのか知らないから、怪訝な反応しかできない。

だが彼女が会ったと言うなら、助けた人物がいるのは確かなのだろう。
それが幼い頃の自分だなんて見当もつかないが。]
(186) 2021/12/03(Fri) 23:13:55

【人】 怪力 シャオロン

[「おうじさま」とやらが本当に存在するなら、飛び込もうとする彼女を助けに現れるのではないか。
実際にはそれをまたずに小龍の手が伸びたのだが。
鼻先を何かが掠めて目を瞑る。
再び開けると、そこには獣の耳が生えていた。

腰のあたりにもぞりとした気配がある。
どうやら尻尾もあるらしい。]


 ……狐?


[色形はそう見えるが。

そうなら、猶更。
変体して逃げれば人間と番うことなどないだろうに。

思わず怒鳴りつけてから起こった事象に、どう反応を返せば良いものか。
背中からでも彼女の鼓動の速さが伝わる。]
(187) 2021/12/03(Fri) 23:14:08

【人】 怪力 シャオロン


 あ、 あー……
 成程……?
 いやでもそれは、婚礼衣装着たまますることじゃねーだろ……。


[早とちりだったようで居心地が悪い。>>181
振り返った彼女の顔が近くて、慌てて腕を離した。
彼女の鼓動が移ったみたいに自分の心臓も煩い。


――というか。
緊張するから、見つめないでほしい。>>182]
(188) 2021/12/03(Fri) 23:14:23

【人】 怪力 シャオロン



 そう。俺「が」。
 どうやらおまえの旦那らしい。

 20歳なら年下だろ。
 「シャオ」じゃなくて「ラオ」だろって思わなくもないけど。
 「シャオロン」で通ってるからもうそれで良い。


 ――
レイ



[呼んだ。
初めて口にする筈なのに、とても大切な響きのような気がするのは何故だろう。]
(189) 2021/12/03(Fri) 23:15:03

【人】 怪力 シャオロン


 落ちたのがこの泉なら、海に流れることもないだろうし、
 探すなら汚れても良い服の時にしろよ。
 つかどんだけの深さがあるかわかんないんだし、まずは木の枝とかで様子見すべきじゃね?


[その段階は既に終わっていて、もしかすると浅いのかもしれないが。
少し話しただけで、彼女がそんなに慎重な印象は受けなかったから、未調査で飛び込もうとしていた気もする。]


 なーんか、危なっかしいなおまえ。


[溜息を吐いて、苦笑した。*]
(190) 2021/12/03(Fri) 23:15:19

【人】   コン   

── 新しい場所


[ 仮面を外したコンが到着した頃には
  ジャヤートがレイに漸く縄を解いてもらい
  談笑をしている頃で、その輪には入らず
  軽く手を振って妹と共に新居の様子を見にいく。

  コンの相手はヴィス族の中でも力がある家庭の
  1人娘らしく、なかなか甘やかされて育っているとか。
  見たことのない人物に対してとやかくは言わない。
  けれども、気になってしまうというのは
  結局のところコンも人間だからなのだろうか。 ]


   今日の宴が終わったら、きちんと帰ること。
   お前は、幸せになるんだ。
   ……俺も幸せになる、努力をする。


[ 持ってきた荷物の荷解きを任せ、
  コンは妻になるその人のことを待ってみた。

  妹は今のところ思いを寄せる人物が
  同じリルの中にいるようで、
  せめて妹くらいは、と兄心が出てしまった。
  幸せの形とは、人それぞれにあるから
  一概に言えることでは全くないのだが。  ]

(191) 2021/12/03(Fri) 23:19:20

【人】   コン   




   あまり、外に出続けたくはないんだけれどもな。



[ 日に当たるのが苦手で、仮面をあまり
  外さない生活をしていたから、
  この待っている時間が待ち遠しい。
  驚く準備はとっくの昔に出来ているので
  早く、会えたなら、誤解が解けるのに。 ]*



(192) 2021/12/03(Fri) 23:19:56

【人】 光の尾 マンユゥ

ふ、ふふふ。
なんですか、それ。

[愉快な人だ。
気にするなと言いたげな態度に思わず笑ってしまった。
そもそも突然の婚姻に戸惑っていただけで
根は明るい性格のマンユゥである。

なんとなく緊張もほぐれたところで
レモンの砂糖付けを渡された。
物珍しそうにそれを眺めたのち、
ぱくりと頬張る。]

あ......!おいしい......です

うちの森で採れる果物とは違う、
すっぱくて......でも、あまくて。

[顔を輝かせながらもぐもぐと
小動物のように齧っていれば
いつのまにか目的地に到着していた。]
(193) 2021/12/03(Fri) 23:29:25

【人】 光の尾 マンユゥ

......あ、もうついたんですね。
はい、それじゃ......って、え?

[改めてレモンの礼を言い
別れようとしたところで
彼がそのまま新居に入っていく。

家を間違えたのかと思ったが、
周囲を見渡せば確かに自分の荷も運び込まれている。
では間違えているのは彼の方?......いや。]

......若......???

[家の中から声が聞こえて中を覗き込んだ。
若、と呼ばれているのは先ほどの青年でーーー。
思わず彼の背を追い、その服の裾を掴んだ。]
(194) 2021/12/03(Fri) 23:30:52

【人】 光の尾 マンユゥ


あ、あのっ。
......もしかして、ジャヤートさん、ですか?


[聞かされていた婚姻相手の名前。
そうだ、よくよく考えてみれば
婚礼衣装を着たリルの男性は二人しかいないのだから、
彼が自分の夫である可能性は決して低くないのだ。
不安で頭が一杯で(あとこわいひとのイメージが強すぎて)そんなことにも考えが至らなかった。]


わ、わたし。マンユゥです。ヴィス族の。
......なまえ、族長から聞いてませんか?


[様子を伺うようにじっと見つめる。**]
(195) 2021/12/03(Fri) 23:33:34

【人】 翠眼 ユンチェ

― 新居前 ー


 えっと。
 あの、はい……ごめんなさい


[窘められるように、しかし優しく諭されればしゅんと頭を垂れさせて。]


 はい……
 リル族の女の人と番って子供を作るために来ました……


[目的を復唱するだけなのに、何か顔が熱い。
 これ自体は何ら恥ずかしいことはないのに。]
(196) 2021/12/03(Fri) 23:45:43

【人】 翠眼 ユンチェ


 かもしれないじゃなくて……
 あ、あの、ありがとうございます……

 …っ!


[勘違いはまだ続いているので、恥ずかしいのは当然と思っている。
 ただそれでもささやかな哀願を聞いてくれたことに感謝の念が募ってしまう――大半は横暴を呑まされているのに(と思い込んでいる)

 それなのに――

>>185 陰に誘おうと引っ張ってくる際に、わざわざ袖に埋もれた手をとってくれたことに確かなぬくもりを感じてしまって。
 家具搬入中の作業がしばらくこのタンスに及ばないことを願いつつ共にカーテンに閉じられ、やがて衣擦れの音が微かに鳴った。*]
(197) 2021/12/03(Fri) 23:46:32

【人】 狐娘 レイ

 
 異国の読み物を知らない?
 白馬に乗ったり、口づけでお姫様の目を覚ましたりするの。


[「おうじさま」は彼には伝わらないらしい。>>186

男の子だから絵物語は読まないのだろうか。
一族は王政ではないから馴染みがないのかもしれない。
リル族がそうだからおそらくヴィス族もそうなのだろう。

懇切丁寧に教えることは今は後にして。]
(198) 2021/12/03(Fri) 23:54:55

【人】 狐娘 レイ

[獣耳をぴこぴこと動かして反応を返す。
彼の目の前で生えた耳はゆらゆら揺れて、しゅんと再び萎れた。]


 お、驚くと飛び出ちゃうの。
 狐には、なれなくて。
 耳と、尻尾だけなんだけど……、

 先祖還りっていうもので、
 家族の中でも、私だけ……


[説明をするつもりがなんだか言い訳がましくなってしまった。
ぱたぱたと尻尾が忙しなく揺れる。
それは腕の中という至近距離であることも十分に理由の一つ。
一度も男に抱かれたことのないレイとっては、離して欲しいなんていう言葉すらも思い浮かばずに、かぁぁ、と熱を持ち始める顔を俯かせることだけに必死だった。] 
(199) 2021/12/03(Fri) 23:55:14

【人】 狐娘 レイ

[とにかく誤解は解けたようで、彼の腕が離れればほっと息を吐き出す。>>188
緊張に固まった身体は、まだばくばくと音を立てていたけれど、これだけ離れていれば伝わることもないだろう。]

 
 そ、それは……、
 結婚する前に……見つけておきたいと思って……、


[確かに服装までは頭が回らなかった。
思いつくと即実行に移してしまう性質のレイは、後先考えず走り出す傾向にある。
今回もその一例だ。

見つめていたら、ふい、と逸らされた視線に流石に反省の色を浮かべた。]
(200) 2021/12/03(Fri) 23:55:45

【人】 狐娘 レイ

[突然現れた、旦那様を名乗る男にぱちぱちと瞬く。
呼ばれた名に>>189、どこか懐かしさを覚えたのは気のせいだろうか。
一瞬、ロンと彼が重なった気がした。]


  ……あ、……


[思わず声にならない言葉が漏れた。

でも、名前が違う。
髪の色も違う。
同じなのはその赤い瞳だけ。

人であるときの耳よりも聴覚が良くなった獣耳がぴるぴると喜ぶように、跳ねた。]
(201) 2021/12/03(Fri) 23:56:54

【人】 狐娘 レイ

[旦那様にどんな顔をしていいのか分からなくて、戸惑う。
これから一緒になる人の前で、ロンの話をしていいのかも躊躇った。
だって、自分が同じような状況ならきっと悲しくなってしまう。]


 うう……、それはそう、なんだけど。
 

[泉の中を覗き込むことなら何度だってした。
だが、飛び込むまでに至ったのは今日が初めてだ。
それくらい思い悩んでいたのだといえば、そうなのだろう。
泉の深さも知らずに飛び込もうとしたことを、少し恥じながら両手で顔を覆う。]


 ……笑わないで、恥ずかしい……。


[軽率な行動に今更居た堪れなくなりながら、ぽつりと呟いた。*]
(202) 2021/12/03(Fri) 23:57:22

【人】 末っ子長女 シャーレン

─ 新居への道すがら─

[ヴィス族の一行から離れ、新居のある方へと向かう。
荷物は兄たちが運んでくれたが、儀式が終われば両親の待つ家へ帰る。
歴史ある家と言っても、使用人は数人のみで基本的には自分たちの力で生活をしている。
シャーレンは田畑の作物や花壇の世話もするし、食事の用意も日常的にしていた。
シャーレンの家の事をよく知らない者が、シャーレンが家事や作物の世話を出来る事を知ると驚く。
見た目からしてお嬢様だから無理もないが]

お兄様、荷解きしてくださったのですか?

[荷解きが終わったのか、新居のある方から歩いてくる見知った姿たちに駆け寄った。
随分先に着いていたようで、荷解きもリル族の方が来る前に終わったらしい]

ありがとうございます、お手数お掛けしました。
あの…お父様とお母様のこと、よろしくお願いしますね。

[儀式が終われば、今までのように会えなくなる。
それが寂しいと思えど、我儘は言わないし言えない。
それぞれに頭を撫でられ、その手に擦り寄って元気をもらえば兄たちとわかれ、新居へと]
(203) 2021/12/04(Sat) 0:00:25

【人】 末っ子長女 シャーレン

[そして新居へ辿り着き、旦那様になる方と互いの顔が認識出来る距離まで近づいたシャーレンは思わず足を止めてしまった。
ずっと知らぬ顔が待っていると思っていたのだ。
けれど、シャーレンを待っていたのは>>192]

もしかして、リー…?


[驚きすぎて声は出なかったけれど、唇は彼の仮の名を紡ごうと動いた。
シャーレンの知る彼が旦那様になるのであれば、散らすしかないと思っていた華は散らすことなく美しく咲き誇るだろう*]
(204) 2021/12/04(Sat) 0:03:02
末っ子長女 シャーレンは、メモを貼った。
(a23) 2021/12/04(Sat) 0:08:52

狐娘 レイは、メモを貼った。
(a24) 2021/12/04(Sat) 0:11:17

【人】   リー   

──数年前: 運命を恨むまでの幸せな時間


   海に馴染みがないと、興味が湧くんだろうか。
   ……果物は好きか?海水を舐めたままでは
   口の中が違和感だらけになるだろうから、
   何かもぎたてを渡そう。


[ 彼女の様子を見ながら、ふと思った。>>136
  口の中をさっぱりさせてあげたいと。
  だから、リーは近くの蜜柑を風の力を使い
  ひとつ収穫すると、皮を剥いて半分を彼女へ、
  そしてもう半分はリー自身が。

  甘酸っぱいその味は暫く忘れられなかった。
  約束の日は毎月訪れ、彼女との距離感も
  徐々に近づき半年くらい経った頃、
  手を重ねて、密着するようになった。    ]



(205) 2021/12/04(Sat) 0:12:04

【人】   リー   




    なら、いいんだ。
    ……敵対している部族の男と
    会っているなんて、親もいい気はしない。
    それは分かりきっているから、
    何も起きないことしか俺は願えない。


[ 海の見えるリルのほうへ彼女が来ることは
  とても危ない行為であり、
  逆のことが出来ない分気にかけることしかできない。
  惹かれると、彼女のすべてが欲しくなる。
  だから、彼女と別れることがわかった日、
  初めて唇を重ねた。でもその先に進むことはなく
  彼女が好きだと、ぬくもりで伝えて、
  悲しみを滲み出さないようにグッと堪えた。  ]*



(206) 2021/12/04(Sat) 0:12:34

【人】   シオン

[叱ったわけではないのに、怖がられてしまったらしいことに、ちくりと胸が痛む。

 余った袖の中に差し込んで取った手は柔らかく、暖かく。細い指は、女のそれよりも長そうだと感じた。手を合わせて比べてはいないから、確かかはわからないけど。

 タンスもいずれ新居に運び込まなければいけないし、衣装の身幅を狭くする暇はなさそうだけど、袖も短くしたほうが良さそうだ。身幅は広くても、帯で締めればそれほど問題はないだろう。]
(207) 2021/12/04(Sat) 0:24:39

【人】 怪力 シャオロン

[残念ながら教養はない。
村の手習い所には通えなかったから、最低限の読み書きと計算ぐらいしか出来ない。
彼女は異国の読み物を読める家庭で育ったらしいから、話が噛み合わなくても仕方がないだろう。

人を起こすのにキスをするらしい。
本当にそんなので人が起きるのか?
揺さぶった方が効率的ではないか。
どうにも「おうじさま」に魅力を感じないが、それは小龍が男だからなのだろうか。

詳しく聞くことよりも、彼女に現れた獣耳の方に興味がある。
感情と連動するようにぴるぴると動くさまを観察し。]


 ああ、狐が化けて人型になったって訳でもないのか。
 そうだよな、ヒトが本来じゃなきゃ、ヒトと子作りなんかできないか。


[では獣型になって逃げるという案は却下だろう。
彼女が逃げたいならば、別の方法を考えないといけない。]
(208) 2021/12/04(Sat) 0:26:33

【人】 怪力 シャオロン

[身体を離したのに鼓動は落ち着いてくれなくて。
それは彼女も同じなのか、驚くと出るという耳も尻尾もまだ消えていない。

「探し物」は何かはわからないが、婚礼衣装にも関わらず飛び込もうとした理由はわかった。

両手で顔を覆う様子に、笑ってしまったのを反省する。>>202]


 ……悪かったよ。

 事情はわかった。
 ケジメをつけたい、みたいなもんだろ。

 お詫びに、俺が探してやるから、何を探してるのか言ってくれ。

 
(209) 2021/12/04(Sat) 0:26:59

【人】 怪力 シャオロン

[近くの木の枝を折った。
力を使う一瞬だけ、髪が赤く光る。
瞬発的なものだから、すぐに消えたが。]
(210) 2021/12/04(Sat) 0:27:12

【人】 怪力 シャオロン



 顔あげてろよ。化粧が崩れるぞ。
 落ち着かないなら花の数でも数えてろ。


[枝の先を指で研磨し、釣り針のように先端を曲げる。
彼女が顔を上げたなら、先程作った子供用の花冠を輪投げのように放って彼女の尻尾に引っ掛けた。**]
(211) 2021/12/04(Sat) 0:28:42
怪力 シャオロンは、メモを貼った。
(a25) 2021/12/04(Sat) 0:30:12

【人】   シオン

[彼の婚礼衣装を受け取り、彼を物陰に置き去りにして出て来ると、近くの箱に衣装を置いて真ん中辺りをたたんで縫い、丈を詰めたあと、袖も折りたたんで短く縫った。

 作業が終われば、カーテンの隙間から衣装を持った手を差し入れた。]

 応急処置だけど、さっきよりは不格好じゃないと思う。

[中が見えないように目線を逸らして*]
(212) 2021/12/04(Sat) 0:30:15

【人】 翠眼 ユンチェ

― 新居前 ―

[袖の中繋いだ手は、とてもあたたかくて柔らかくて。
 自分よりも背が高いひとだけど、その指は自分のよりも弱々しい感じで。

 ……と思ったら。
 物陰の薄暗い中で衣装を脱げば、その人は自分に何かして来るのではなく……なんとその衣装を持って出て行ってしまった。>>212]


 え?

 え、あの……僕、どうなるのこれ……


 うぅ……


[薄衣一枚でこんなところに置き去りにされて。
 何か酷いことが起こる恐怖よりも、何が起こるかわからない不安のほうがずっと強くて。
 こんなことをするひとがいなくなったことよりも、こんなことをするひとでもいてほしいと思いが募ったりで――こういう上級者向けプレイがあるとかいう話を文献で読んだことがあったかもしれないが頭には思い浮かばず。]
(213) 2021/12/04(Sat) 0:58:12

【人】 翠眼 ユンチェ

[小さな物音と共にカーテンが微かに開けば、丸まった体がびくりと震えるけれど――とても意外な結果が入って来て。
 差し込まれた手にある衣装を受け取ってみれば――明らかに様相が異なっている。

 翡翠の瞳を丸くしてから纏ってみれば。
 その腕は、ユンチェの手が衣装に埋もれるのではなく、自分の手が袖から顔を出した。
 その脚はユンチェの裾が地面について靴で踏んでしまうのでやむなく腰元で引っ張り上げなければならないこともなく、華奢な自分の足首が微かに顕になっている。]


 わ…っ

 すごい…!


[その場でくるりと一回転。
 自分の体が完成したかのような感覚。]


 ありがとうございます…っ!

[もしカーテンの隙間に、あるいはすぐ外にこのひとの手があったなら、迷わず両手でとったことだろう。*]
(214) 2021/12/04(Sat) 0:58:47

【人】 狐娘 レイ

[獣耳にシャオロンの視線が行く。
あまり注目されると恥ずかしい。
両手で早く消えてほしいと願いながら耳を抑えた。]


 こ、子作り……っ、
 
……は、したことがないから……分からない、けど……



[改めて子作りの話をされて顔を真っ赤にした。>>208
なぜそうもしれっと言えるのか。
男の人からすれば大したことないのだろうか。
確かに、その為の婚儀ではあるものの経験のないレイからすれば、それは言葉にするのも恥ずかしいものだ。

彼が真剣に逃げ出す方法を考えてくれているとは気づかずに、レイは耳まで赤くして俯いた。]
(215) 2021/12/04(Sat) 1:19:43

【人】 狐娘 レイ

[耳も尻尾も感情の揺れ動きで飛び出すもので。
驚いたり、酷く感情を乱されれば意図せず現れる。
飛び出してしまえば、一定の時間が経たなければ消えることはなかった。
だから耳を抑えても、なかなか消えることはないのだけれど。
感情を表すように揺れる耳は、少し恥ずかしく隠したくなってしまう。

笑われたことに素直に謝罪を返されれば、あまつさえ代わりに探してくれるという。

けじめ、というのならそうなのだろう。
ロンとの最後の繋がりを望んだのかもしれない。

一族のためを思う婚儀と、自身の強い願いである思いに揺れ動きながら、結局は一族のためを取った。
これはロンとの別れの儀式なのかもしれない。]


 ……指輪、なの。
 透明な石に白い花が嵌め込まれた、子供の指輪。


[それを付けたのは一度きり。
でも鮮明に覚えている、彼が作ってくれた大切なものだから。]
(216) 2021/12/04(Sat) 1:20:07

【人】 狐娘 レイ

[木の枝が折れる音に顔を上げてシャオロンを見つめた。
その一瞬だけ見えた光に目を瞬かせる。

見覚えのある鮮やかな赤。>>210


 ……っ、……!?


[見えたのは一瞬だけ。でも忘れられない。
見つめていた眼がみるみると見開かれていった。]
(217) 2021/12/04(Sat) 1:20:45

【人】 狐娘 レイ

 
 まっ……、


[思わず手を伸ばした。
赤が消えない内にと。
その一瞬の光はすぐに掻き消えて、今は黒髪が揺れる。

まるでロンを望んだわたしが見せた幻かと思う程の間。]


 ひゃんッ……!!


[言葉にならずに戸惑っていれば、尻尾に違和感を覚えてピンと背筋が伸びた。
びっくりして変な声が上がる。
振り返って、揺れた尻尾を見ればそこには花冠が掛けられていて、――ロンと花冠を作った記憶が鮮明に蘇る。]
(218) 2021/12/04(Sat) 1:21:32

【人】 狐娘 レイ

[伸ばした手は今度こそ、彼の腕を掴んだ。]


 
……待って!


 この花冠、シャオロンが作ったのっ?
 髪、髪は……っ、赤い髪……

 名前……っ、そう、名前っ……ロンって……
 シャオロンって……


[掴んだ手の力がぎゅうと強くなる。
確かに捕まえかけた記憶の端。
消えかけてしまいそうで離したくなかった。

自分でも説明がつかず、戸惑いに脈絡のない言葉が紡がれる。
ヴィス族にいるはずのロンの代わりにいたのはシャオロンで。

でも、だったら、どうして。

私のことを覚えていないの?
という考えまでには至らずに―――。**] 
(219) 2021/12/04(Sat) 1:22:40

【人】   シオン

[物陰からゴソゴソと服を着る気配と衣擦れの音と感激の声の後、彼は飛び出して来て、女がお腹辺りで組んでいた手を取って暖かな両手で包み込む。]

 よかった、問題なさそうで。きっと、君の花嫁も気に入ってくれるはず。

[未だに彼をレイの婚姻相手だと勘違いしたままだから、素敵とかかっこいいの褒め言葉は言わないでおく。

 万が一にも、向けてはならない感情が芽生えないように。]
(220) 2021/12/04(Sat) 1:45:38

【人】   シオン

[少し屈んで彼の耳元で囁く。

 遠くの方から女の名を呼ばわる声が聴こえた。後から出発した両親がこちらに着いたらしい。]

 呼ばれちゃったから、行くね。

[またね、と、手が包まれたままなら離すように促して、両親の元へ。]

[彼の名前を聞いてないし、女も名乗っていないことに気づくのは後の事。**]
(221) 2021/12/04(Sat) 1:49:34

【人】 御曹司 ジャヤート

>>193朗らかに笑うところもまたまぶい。
森で獲れる果実と聞こえたがヴィス族以外にも森を生活圏にしている一族がいるのかと初見の知識に世界の広さを覚えた。
可愛らしく食べる姿などいつまでも見ていたくなる程であったが目的地に到着したのだから別れぬわけにはいかない。
何せ此処にはこれからジャヤートの嫁も来るのだ。
どの様な芋娘であっても人妻と二人で居るのは流石に不貞であろうし筋ではない。

 幸いにも中は既に粗方準備が整っているようであった。
家具に装飾品とジャヤートが住むに相応なものを用意してある。
ヴィス族は質素と言うがこの程度であれば贅とは言えまい]


 オレも名残惜しいよ、本当に。
 ではな。


>>194誰かが年貢の納め時だと言っていたが誰がなんだと言おうとしたところで後ろ裾を引かれる。
振り返ると最高にまぶい可愛い子が裾を握っており小さな手可愛いなと思いながら振り返る]
(222) 2021/12/04(Sat) 2:10:28

【人】 御曹司 ジャヤート

 いかにも、オレはジャヤートだ。
 リル族きっての豪商の跡取りにして次期頭領とはオレのことだ。
 よく知っているな。
 誰か商人に聞いたのか?


>>195偉い子だと砂糖漬けの干しレモンをもう一つ差し出す。

 然しながら花嫁衣裳で新しく夫となる者がいるであろうに他の男を捕まえるのは体がよろしくない。
だから早くお行きと背を押すつもりであったが間近で聞えた言葉に流石に耳を疑う]


 ん、マンユゥ? ヴィス族?
 いや、君がヴィス族なわけないだろ。
 ヴィス族っていうのはこうな。
 皆芋のようにコロコロしていると聞いている。
 君はどう見ても白桃だ。とても可愛い。
 オレ好みの女だ。


[だから違うだろう。
小首を傾げ記憶を辿る]
(223) 2021/12/04(Sat) 2:10:45

【人】 御曹司 ジャヤート

 いや、あんのえばりくさった婆さんからは……。
 ん、待てよ。
 確か雷に打たれる前に名前も聞いていた気がするな。
 ……いや、マン……ボウ?


[頭の惜しいところまで出かかっている感覚がする。
拳を握り額を幾度か軽く叩くがからからと軽やかな音がするわけでもない]
(224) 2021/12/04(Sat) 2:10:56

【人】 御曹司 ジャヤート

 …………そう、マンユゥだな。
 マンユゥだ。
 それがオレの嫁になる芋のようなヴィス族の女の名だ。

 ……はて?


[様子を伺う眼差しを受けて柔らかく微笑みを向ける。
目の前にはマンユゥと名乗るヴィス族であると名乗るまぶい女がいる。
刷り込まれてきた知識と目の前の現実の狭間で眉間に皺を寄せていき膝を折って目線の高さを合わせるとまじまじとマンユゥを見つめた]


 どういうことだ?
 オレ好みのこんなにまぶい子がオレの嫁でヴィス族、だと?
 聞いている話と全然違うんだが、どうなんだ?


[そして全ての答えをマンユゥへと丸投げした。**]
(225) 2021/12/04(Sat) 2:11:07

【人】 翠眼 ユンチェ

[自分の花嫁とも限らないのに、だとしてもまだ花嫁になっていないのに、自分の手になったことが嬉しくて女性の手をとってしまったのは過剰だったかもと少し後悔した。
 だって、このひとは自分の姿を評してくれるのに言葉を選んでくれるのに。>>220
 ――このひとが先ほど手をとって物陰に連れ込んだことはさておき。]


 はい、ありがとうございました


[家族に呼ばれたらしいことに気付くと、深々と頭を下げて見送って。
 手のひらに残ったぬくもりを意識して良いのか悪いのか――名前を聞くか告げれば判明したかもしれないが、このときは思い至らず……年齢や結婚歴を聞くのはさすがにアレだし。

 少なくとも
 願ったほうだったとき喜ぶのは良くても、願ったほうでなかったとき残念に思うことだけはやめようと強く思った。**]
(226) 2021/12/04(Sat) 2:14:08

【人】   コン   

──新居のそば


   終わった?…少し休憩して、
   宴の準備を手伝ってあげるんだ。
   酒は宴が始まってからにしろよ。


[ 荷解きが終わったらしい妹たちに
  ありがとうと告げると、
  念押しで新居からは退散するように言ったコン。
  誰もいない新居の中へ先に入ろうと思った時、
  視界にはよく知る相手に似た人物が入ってきた。 ]


   
デイジー……?

   そんなこと、あるのか……



[ 警戒はせずとも、小さく彼女の名前を呼ぶ。>>204
  違うと言われたなら、コンの夫婦生活は
  初日から悪い印象を生んで始まる。
  ただ、それだけなのだが、
  コンはあくまで初めましてを貫こうとする。
  周りに誰もいないことが分かれば、
  彼女を抱きしめてしまったかもしれないが。 ]*


  
(227) 2021/12/04(Sat) 7:22:57

【人】 光の尾 マンユゥ


あ、やっぱり……

[目の前の青年の名と素性は
やはり事前に聞いていたものと一致する。
思わず彼の姿をじっくり見つめてしまった。

跡取りらしく堂々とした態度。
健康的に焼けた肌と引き締まった体躯。
確かに奔放な海の男と言われれば
間違ってはいなさそう……だが、
イメージしていた荒くれ者とは随分と差がある。

だが、向こうはまだこちらに気付いていないのだろうか。
干しレモンを思わず受け取りながらも首を傾げ―――>>223
目を瞬かせるのはこちらの方。]
(228) 2021/12/04(Sat) 10:00:45

【人】 光の尾 マンユゥ


い、芋っ!?
白桃???

[彼の喩えはよくわからなかったが、
どうも何かヴィス族について
勘違いをしているのではないだろうか。
彼が名を思い出すのをじっと待つ。>>224
やがてその微笑みが怪訝な顔へと変わり>>225
膝を折って至近距離で此方を覗き込んだ。

端正な顔にそうじっと見つめられると
何となくどぎまぎしてしまうのだが
負けじと彼を見つめ返し、困惑の色を浮かべた。]


ど、どうって言われても……

ヴィス族のマンユゥはわたし以外にいない、ので。
あなたがリル族のジャヤートなら、
わたしとあなたが結婚するってことになります、……ね。


[何とも間の抜けた返答になってしまったが。]
(229) 2021/12/04(Sat) 10:02:31

【人】 光の尾 マンユゥ


ええと……なので、
よ、よろしくおねがいしますっ。

………だんな、さま……?



[先程から好みだ、とか、可愛い、とか、
…まぶい、はよくわからないが、
何にせよ彼は自分の見目を
気に入ってくれているようだったし
先程のやり取りも悪い人ではなさそうだった。

手荒に扱われることはなさそうだ、という安堵と。
ヴィス族だと分かった途端掌を返されないだろうか、
という不安が半々と言った所。

まだ緊張を残しながらも彼の様子を窺い、
気恥ずかしそうに小さくはにかんだ。**]
(230) 2021/12/04(Sat) 10:11:34

【人】 末っ子長女 シャーレン

─数年前:彼との幸せな時間─

他の人がどうかはわからないけれど、私は書物に載っている海がどんなものか興味が湧いたの。
実際に見れて良かったわ。
果物?好きだけど…いいの?

[海を見れて、道具も見れて、満足気に頷いていれば、果物は好きかと聞かれた。
唐突な問いに答えれば、もぎたてをくれると言う>>205
嬉しいけれど、会ったばかりの彼に気を使わせてしまった気がして、眉を下げた]

ありがとう。
あ、甘酸っぱくて美味しいわ!

[甘酸っぱい蜜柑に思わず表情をほころばせた。
今まで食べた蜜柑も美味しかったけれど、彼と半分こしたものは格別に甘くて、家で食べた時にその事を思い出しては首を傾げてしまうのだった]
(231) 2021/12/04(Sat) 10:43:33

【人】 末っ子長女 シャーレン

それは…そうかもしれないけれど…。

[シャーレン自身に偏見がなくとも、両親や兄たちには多少なりとも偏見はあるだろう。
それをわかっているから、否定の言葉は言えなかった>>206
それでも、会うのを止めなかったのは彼を愛してしまったから。
彼以外の者と結婚しなければいけないと伝えた日、シャーレンたちは初めて唇を重ねた。
彼もシャーレンを好きだと彼のぬくもりから伝わってきて、涙を流してしまった*]
(232) 2021/12/04(Sat) 10:45:32

【人】 末っ子長女 シャーレン

─新居のそばにて─

[少し離れていたから、声は届かなかった>>227
けれど、彼の唇が紡いたのはシャーレンの仮の名だった。
それだけで、嬉しさが溢れ出してしまいそうになる。
以前から会っていた、なんて家族たちに知られる訳にはいかない。
私たちは"初対面"だと思わせなければ]

初めまして…。
ヴィス族のシャーレンと申します。
貴方は、コン様…で合っていますか?

[彼のそばまで近づいて、挨拶の為に一礼する。
手は届く距離、けれどいつもよりは離れた距離感。
それでも、彼を見つめる表情が溢れ出す嬉しさを必死に抑えようとしているのがわかってしまうだろう。
他の者から見たら、今のシャーレンは何かに耐えるようで、けれど嬉しさが滲んだ表情をしていた*]
(233) 2021/12/04(Sat) 11:45:44

【人】 御曹司 ジャヤート

[ジャヤートに覚えはなくとも>>228マンユゥにはあったようだ。
辛うじて思い出した名だが>>68祈りを捧げた流星は空から落ちるのではなく昇って行った後、白黄の雷に打たれ蒼と黄が混ざり合い緑色のオーロラを形成した中心地に居たものだから記憶が酷く曖昧である]


 おかしいな、教えられてきたヴィス族と全然違うぞ。
 未知への冒険に出られぬ根暗な引きこもり。
 芋っぽいやつらじゃなかったのか。


[瞼を閉じて独り言のように呟くが声が大きいので普通に聞こえるだろう。
互いの一族が互いの一族を罵りあってきた結果が露呈する中、嘘だろという心境が胸中を渦巻いていた。

 瞼を開く。
開けば>>229困惑の色が浮かぶ好みの女の子がそこにいた。
それだけで胸を穿つものがある]
く。]
(234) 2021/12/04(Sat) 12:14:54

【人】 御曹司 ジャヤート



 くっ……。


[非常に悔しそうに歯を食いしばり唇の端を引き締める]


 それが、もしそれが本当なら……。
 オレは人生最大の過ちを犯そうとしていたのか。
 こんなまぶい子中々見つからないぞ。


[何よりまぶい子は大体人妻である。
世の中間違っていると思っていたが>>230呼ばれる敬称に雷に打たれたように驚愕と目を見開いた]
(235) 2021/12/04(Sat) 12:15:08

【人】 御曹司 ジャヤート



 ……だんなさま、か……。
 君の唇が囀る甘い声色で呼ばれると耳が至福だ。
 性根も良さそうだしオレは一息に。
 世界で一番の果報者になったのでは??


[錯乱する心を落ち着かせようとするが>>230可愛らしくはにかまれるとまた心が躍る。
努めて柔らかく笑みを浮かべ白い歯を見せながら手を伸ばす。
砂糖漬けの干しレモンを持っていた手を取るとジャヤートは自身の口元へと寄せた]
(236) 2021/12/04(Sat) 12:15:44

【人】 御曹司 ジャヤート



 しかし、しかしそうか。
 未だ見ぬオレが君の心を苛み怖がらせていたか。
 心労をかけてすまなかった。


[手の甲に唇で触れる。
柔らかな肌に痕が残らぬよう優しく口づけを施し顔をあげる。
涼風のような笑みを向け]


 リル族のジャヤート。
 確かにヴィス族のマンユゥを妻とするに相違ない。
 大変不安にさせてしまっていたようだが。
 オレは今生の余を、君と共に出来ることを嬉しく思う。


[人前であろうと構うことはなく。
口づけた手を引き身体を寄せ抱きしめた。
嫁となるマンユゥの香りと温もりが腕の内に広がる。
その甘い香りに頬が緩んだ。**]
(237) 2021/12/04(Sat) 12:15:48

【人】 光の尾 マンユゥ

なっ......

[どうやらようやく自分が
婚姻相手だと伝わったらしい。

......のはいいのだが、ひどい言われようである。
独り言のつもりのようだが丸聞こえだ。

自分はまだしも一族を悪く言われるのは聞き捨てならない。
ぷくーっと頬を膨らませ、彼を睨んだ。]


根暗って、ひきこもりって......!
違うもん、ヴィスの民はっ、代々森を守る誇り高い一族なの!
リルの民こそ軽薄で乱暴だって聞いてたよ。
だから怖いひとにちがいない、......って......


[勢いでつい敬語が外れてしまっていることも介さず。
言い募れば今度は何やら悔いているようであり、
その様子に首をかしげた。]
(238) 2021/12/04(Sat) 15:22:12

【人】 光の尾 マンユゥ


え、あの、あの......
あううう......

[かと思えば淀みなく並べ立てられる甘い台詞に
落ち着きなく視線をさまよわせた。

ヴィスの男性はどちらかと言えば物静かで純朴な者が多いが、
リルの男性は皆こうなのだろうか。

指先に唇がふれ、お伽噺で見るような口づけに
ぶわわっと顔に熱が上った。]

......ううん。

それこそ、まだ見ないうちから
わたしが勝手に思い込んでただけ、だし......


[たぶん偏見で凝り固まっていたのはお互い様だ。
謝罪にゆるゆると首をふる。
彼の中で誤解は解けたのだろうか。]
(239) 2021/12/04(Sat) 15:25:29

【人】 光の尾 マンユゥ

[自分の方とてこの短いやりとりで
彼のことが全て分かったわけではないけれど。

けれど会ったばかりの自分を気遣ってくれた彼は
情に厚く、義を通す人物に思える。
この青年を信じたいと感じ始めていた。]


あ、の。......わ、たしも......
......あなたが相手で、良かった、なって......
えへへ......



[何より、こんなに真摯に
自分を娶ることを嬉しいと言ってくれている。

じんわりと胸に温かいものが広がっていくのを感じ、
照れ臭そうに微笑みながらそう口にして。]
(240) 2021/12/04(Sat) 15:29:40

【人】 光の尾 マンユゥ


ひゃっ......!?



[まだ甲に触れた感触が消える前
ふいに抱き締められて心臓が跳ねあがった。
勿論こんな経験、あるはずもなくてーー
ぼふっと湯気が出そうなほどに顔が真っ赤になった。]


あ、あ、あのあのっ、
み、みんな見てますよおっ......!


[周囲の手伝いの者たちの視線を感じる。
リル族的にはこれくらい普通!?挨拶の範疇!?
ぐるぐるしながら装束の下の尾をぱたぱたと揺らし、
それでも囁きは耳に入ってきたから。]
(241) 2021/12/04(Sat) 15:37:17

【人】 怪力 シャオロン


[「子作り」という単語に赤面するところを見るに、彼女は処女だろう。>>215
婚姻を継続させるつもりのない小龍には特に関係がないことだ。
揶揄するでもなく、謝るでもなく、ただ何でもないことのように会話を続ける。

血液が通っているのだから当たり前といえば当たり前なのかもしれないが、頬の赤みに同じく獣耳の内側の毛が生えていない部分もピンクに染まっている。
面白いからつい観察したくなるが、両手で隠されてしまった。

残念だ。]


 ……へえ、指輪。


[子ども用、ということは、今の彼女宛のものではないのだろう。
聞いたところでその送り主が自分であることには気づかない。
後ろを向いて木の枝を折る時に赤髪に変わる姿を彼女がずっと探してくれていたことにも。]
(242) 2021/12/04(Sat) 16:56:33

【人】 怪力 シャオロン



 …………。


[
こいつこんなに無防備でよく20歳まで処女でいられたな?!


花冠を何の気なしに投げたら声が上がって、ぐっと唇を真一文字に引き結んだ。
本人は無自覚なのだろう。
その言動がどれだけ男を煽っているのか。]


 …、


[忠告してやろうと開きかけた口は、彼女の勢いに押されそのまま固まる。>>219]
(243) 2021/12/04(Sat) 16:57:15

【人】 怪力 シャオロン



 俺が作ったの、そんな意外か?
 髪は……ああ、重いものを持ち上げたり、力を込めたりした時に変わるんだよ。
 レイの先祖返りとは違って、多分魔力行使の副作用みたいなもんだと思うけど。


[彼女が何故狼狽しているのかわからない。
何度か目を瞬かせ、白くなる程強く掴む指と彼女の顔を交互に見つめた。]


 ?そう名乗っただろ。
 年上に「シャオ」をつけるのに抵抗あるなら別に「ロン」でも構わないけど。


[今までそう呼ぶ人がいなかっただけで。
いや、本当にいなかったか――?
呼ばれたことがあるような気がするが、どうにも思い出せない。]
(244) 2021/12/04(Sat) 16:57:35

【人】 怪力 シャオロン


 ……どうかしたか?


[冷えた指を包み込むように、己の掌を当てた。
魔力の残滓は熱を帯びているが、彼女を傷つけることはない。

「おはなはね、やさしくふれるのよ」
と、>>50

遠い昔に誰かに教わったから、そっと、壊れてしまわぬように、触れる。**]
(245) 2021/12/04(Sat) 16:59:29

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 日常 ――

[ジャヤートにとって話を素直に聞いてくれる>>174だけでも嬉しい相手だ。
自慢話を聞いては相槌を打ち、仮面で表情は伺えぬが楽しそうな雰囲気を感じるだけで快い。

 そうした意味でもコンはダチと言うに相応な人である。
>>175出してくれたアイデアは早速家に持ち帰り協議にかける。
果実を保存できるのは有難いことだし用意してもらった品も評判は良い。
作り方に関してはジャヤートの方が少しばかり難色を示す。
知識とは宝だ。
であれば相応の対価が必要である、と。
懇意にしてくれるに値するものを渡すのが商人の在り方だ。

 さて、その時は用意できるものならば可能な限り用意しようと伝えたはずだ。
生命に関わる品なので安値をつけることはない。
コンが何を望んだとしてもジャヤートに用意できるものならば揃えるつもりで。

 なお――後日、嫁が砂糖漬け干しレモンを気にいってくれたようであることは至極嬉しそうに伝えにいく予定である*]
(246) 2021/12/04(Sat) 17:22:13

【人】 御曹司 ジャヤート

[過程において>>238嫁様が頬を膨らませて睨みつけてくるがそれすらも愛らしいものである。
リル族については軽薄に見えないこともない程に快活快闊さっぱりした者が多いし乱暴と言われると海の上はある意味戦場であるからして言葉遣いも荒くなる時はあるしすぐ雷を飛ばしてくるので少なくともジャヤートの一族に関しては否定はできない。
他の三人はそうでもないと思うがあんのばばあこと族長は強かで勝気であるし的を得ているのではないだろうか。

 ただそれはそれとしてヴィス族に関しては彼女にとっては不本意なことであったらしい。
自分たちの誇りを傷つけられて黙っておられず啖呵を切る。
そういうところも実にまぶい。

 >>239思い込みはお互い様だ。
何せ親祖父その前の代から延々と積み重ねられてきた偏見と悪口の数々である。
少なくともマンユゥは全く聞いていた話とは違うしジャヤートは自分が幸せになれると一切疑わなくなっている]
(247) 2021/12/04(Sat) 17:48:02

【人】 御曹司 ジャヤート

 見ていても構わない。
 むしろ見せつけていたい。
 可愛いマンユゥとオレが仲睦まじいところをな。


>>240自分で良かったと言ってくれるのだ。
>>241最早誰にも渡すつもりはなかった。
なにやら動く気配はするがそれが何なのかは分からず一先ずは気にしないことにし]
(248) 2021/12/04(Sat) 17:48:10

【人】 御曹司 ジャヤート

 さて、マンユゥ。
 新居の家具は此方で用意させてもらったが。
 何か足りぬものや欲しいものがあれば言ってくれ。
 不自由がないようしたいからな。


[抱擁する身体を離して新居の中を指差す。
荷運びもそろそろ終わる頃合いだろう。
婚姻の儀までの間、中を見てもらうのが良いだろうと誘おう。*]
(249) 2021/12/04(Sat) 17:48:29
村の設定が変更されました。

【人】 狐娘 レイ

[掴んだ手は勢い余って彼の腕を強く握り締めた。
花冠は彼が作ったのだという。
男の子が花冠の作り方を知っているのは珍しい。

髪が赤くなるには条件があるらしい。>>244
ならば、ロンもそうだったのだろうか。
彼を、シャオロンをどこか懐かしいと感じたのは。

当時、シャオロンと名乗らなかったのは、
自身より小さな子供だと思ったからでは?

目まぐるしく思考が回る。]
(250) 2021/12/04(Sat) 18:40:39

【人】 狐娘 レイ

 
 ……見たことあるのっ、その赤い髪。
 わたしに、「ロン」って名乗ってくれた
 ヴィス族の男の子っ。

 ずっと髪が赤いのだと思ってたけど、
 そうじゃないのならっ……、

 花冠だって、作り方を教えたわ。
 この泉で会って、
 魔物に襲われたところを助けてくれて……っ、


[握り込む腕が縋るようなものに変わる。
まるで、そうであって欲しいと願うように。
ずっと探し続けていた彼が、もし見つかったのなら。]
(251) 2021/12/04(Sat) 18:41:21

【人】 狐娘 レイ

[手を重ねられて、自身の手に力が籠もっていたことをようやく知った。>>245
じわりと感極まって瞳が潤む。

違うかもしれない。
ううん、でも多分きっとそうだ。
だって名前を呼ばれた時に、懐かしいと感じた。>>189

だから、重ねられた手を振り解いて、彼の胸に向かって身体ごと飛び込んだ。]
 


 
ロン……ッ!

 ずっと探したわ……! 



[勢いよく飛び込んだから、彼を押し倒す勢いで地面に倒れ込んだ。
花の上に二人の身体が重なって、風圧で花が揺らめいた。

思い込みの強い女は考えに至るのも早い。
確信めいたものに近いとはいえ、話半ばに胸に飛び込む程には、舞い上がっていた。**]
(252) 2021/12/04(Sat) 18:44:29

【人】 光の尾 マンユゥ


で、でもでもでもっ…!
は、恥ずかしいよぉ………



[向けられる視線は別に嫌悪のものではなく
どちらかと言うと好奇や感心の類。
流石は若、みたいな声も聞こえてくる。

マンユゥとて別に嫌なわけではないのだが
男女のこういうことは密やかに、2人きりで、
というのがマンユゥの感覚だったし
あと単純に免疫がなくていっぱいいっぱいである。

それでも目の前の夫(予定)は
全く自分を離すつもりがないようで。
結局腕の中にすっぱり収まったまま、
あうあう言いながら眉を下げていた。]
(253) 2021/12/04(Sat) 20:01:14

【人】 光の尾 マンユゥ

[そうして抱擁が離されれば
ほっとしたような、ちょっとだけ寂しいような。
まだドキドキとうるさい心臓を抑え、
新居の方に向き直った。]


あ……うん。
色々用意してくれたって聞いてる。ありがとう。

もう、運ぶのも終わったのかな。
新しい家、どんな感じなんだろう。
ちゃんと見たことなくって。


[彼の側が一式を用意してくれるらしいと
事前に聞いていたこともあって
身一つでやって来たため
自分の分の荷物はそこまで多くはない。
服や化粧道具、本類なんかの雑貨。

あとは畑を耕すのに必要なもの。
…とは言ってもマンユゥは自分の腕ではなく
魔法でそういう作業をやっていたので
鍬ではなく木で出来た杖なのだが。

何にせよ実際に見てみたいことには
足りないものがあるかどうかも分からない。
中を覗き込み、彼に視線を移して。]
(254) 2021/12/04(Sat) 20:06:34

【人】 光の尾 マンユゥ



 …いこ?


[くい、と彼の袖を引いて微笑み、
一緒に見て回ろうと促した**]
(255) 2021/12/04(Sat) 20:07:47

【人】 翠眼 ユンチェ

― 儀式会場 ―


 おなかが…
    すいたぁ……

[よくよく考えてみれば、数日前からほとんど食べてなかった。
 この婚儀の参加についてバタバタしたり緊張したりで、朗らかに笑いつつも心身に余裕が無かったのだろう。]



 ( くきゅううう〜 )

 
[緊張で封印していた腹の虫が活性化したのは何故だろう。
 何かしら安堵したからだろうか。
 リル族へのイメージは和らいだ半分、別方向に増強されたのが半分で……どうにも理由としては決定打に欠ける。

 結婚への不安は解消されていないし……しかし一方で、結婚というものの対象となる大人の女性に関われたのは収穫と言える。

 とにかく何にしても、腹が減ったのは事実であり、理由を模索しても膨れるわけでもない。
 夜になればここで開かれる式典で馳走が振る舞われるだろうけど、それまでもちそうにない。]



 うぅ、まだ早かったかぁ……


[端的に言えばつまみ食いしに来たのだが、残念ながらまだ料理の用意はされていなかった。
 食材の搬入やキッチンの設営は済んでいるようだが、料理スキルは特に無かった――。*]
(256) 2021/12/04(Sat) 20:55:21

【人】 怪力 シャオロン

[畳みかけられるようにレイの口から語られたその「ロン」に、小龍は心当たりがない。>>251
感極まる様子のレイとは対照的に、小龍は戸惑っていた。]


 ぅわ……っ


[勢いのままに彼女が飛び込んでくる。>>252
戸惑うばかりだった小龍は完全に不意打ちを食らって後ろに倒れた。
せめて彼女が投げ出されてしまわないように、咄嗟に背に手を回す。

ぶわっと鼻孔に届く花と土の匂い。]
(257) 2021/12/04(Sat) 21:20:19

【人】 怪力 シャオロン



 ――――――

 ・・・、
         ……――――――、
 
 
(258) 2021/12/04(Sat) 21:21:11

【人】 怪力 シャオロン




 
――――――人違いだ。




[小龍は静かに告げた。]
(259) 2021/12/04(Sat) 21:21:27

【人】 怪力 シャオロン



 この泉でレイに会ったのは俺じゃないよ。


[そんな記憶はない。
きっと自分がいた村に「ロン」がいるのだろう。
大人としか交流して来なかった小龍には知り得ぬことで、当該の人物について彼女に教えてやれないのが申し訳ない。]


 俺は村であまり交流が深い訳じゃなかったから、
 心当たりとすぐに会わせてやれなくてすまない。

 ……儀式の後暫く一緒に住んでいれば、「嫁を連れた里帰り」だって許されるだろ。
 その時に探そうか、レイの想い人。


[慰めるように、回した腕で背中をぽんぽんと叩いた。
処女だろうに、男を勢いで押し倒すだなんて、随分と警戒心のない娘だな、なんて。
まあ自分がついている限りは悪い男に騙されて花を散らすこともないだろうから、指摘はしないでおく。*]
(260) 2021/12/04(Sat) 21:21:58

【人】 狐娘 レイ

[探し続けた初恋の人。
ようやく見つけた心当たりが嬉しくて、
興奮冷めやらぬ口調で捲し立てた。

ふわりと広がる野草の香り、温かな腕の温もり。
ようやく果たせた再会に涙が浮かぶ。

――――なのに。

返ってきたのは、思っていたものとは違う言葉だった。>>259
(261) 2021/12/04(Sat) 21:47:47

【人】 狐娘 レイ

 
 …………え、


[シャオロンを押し倒したまま、ぽつりと音が落ちる。

赤い髪も、瞳も、名前も似ていた。
なのに彼は違うという。
確信めいたものはガラガラと意図も簡単に崩れ去っていく。]


 違う、の……?

 うそ、だって……、確かに、
 赤い、髪で……、


[ぶんぶんと喜色に揺れていた尾がへたりと下がっていく。
本当にシャオロンは何も知らなさそうで。
ぽとり、と堪えきれない雫が彼の胸元へ落ちた。

シャオロンの気遣うような声は聞こえるのに、
それが尚更別の人物であることを如実に伝える。

一度落ちた涙は、壊れたようにぽろぽろと転がり落ちた。]
(262) 2021/12/04(Sat) 21:48:33

【人】 狐娘 レイ

[撫でられる手が優しければ優しいほど、切なくて。>>260
婚礼の為に施した化粧が崩れるのも構わずに、涙を落とし続けた。]


 ……ううっ、そんな……
 やっと、見つけたと、……思ったのに……

 ひっく……、
 
 ……会いたいっ……、
 会いたいよ、……ロン……



[こんなことをシャオロンに言っても困るだけだろうに。
壊れた決壊は止めることが出来なくて、シャオロンに寄り掛かるようにして泣き崩れた。*]
(263) 2021/12/04(Sat) 21:49:16

【人】   リー   

──数年前から数週間前


   ヴィスの人間は何にでも興味持つな…
   海に関連しているならなんでも、は無理だ。
   できる限り答える。生まれてからずっと、
   この海は俺のそばにいたから。


[ 海を見ながら蜜柑を頬張るということを
  あまりしたことがないけれど、
  たまにはいいのかもしれないとリーは感じて
  眉を下げた彼女に、やりたいからやっただけ、と
  気にしないように言葉をかけてあげた。
  
  ヴィス族だから、というわけではないだろうが
  彼女はとても興味を持ったら探究心に
  駆られてしまう性分ということだけは
  このときのリーでも分かった。  ]



(264) 2021/12/04(Sat) 21:50:34

【人】   リー   




   美味しかったならよかった。
   他にも色々育ててはいるから、
   また別のものを今度はあげよう。


[ ひとりで果物を食べている時に、
  コンもこのときのことを考えて、口元を緩ませた。
  仮面の下に見えるその口元を、
  誰にも見られていなければいいのだが。

  だから彼女と別れ、食べた果実は酸っぱかった。 ]




(265) 2021/12/04(Sat) 21:51:01

【人】   リー   




   泣くな。………別れても、好きな気持ちは
   ずっとこの胸の中にある。
   俺のことを少し、覚えていてくれ。


[ 口づけをした後、彼女の瞳から涙が溢れ
  リーは、優しく彼女のことを抱きしめた。
  この温もりを覚えていてほしくて、
  いつもより少し遅くに帰してしまったが
  家族に咎められなかったかと、
  その後からずっと心配していた。     ]*




(266) 2021/12/04(Sat) 21:51:36

【人】   シオン

[両親としばらく話して、泣かれたり励まされたりで精神的に疲労を覚えた。

 両親は儀式の見学をして1晩だけここに居て、翌朝帰るそうだ。新婚の邪魔は出来ないと、新居に泊まり込むつもりはない。そう言っていたが、本当はヴィス族と同じ屋根の下で1晩過ごすことを避けているのだろう。

 儀式会場の見学に行こうと移動する途中、他の新居の前でジャヤートと見知らぬ花嫁衣装の娘がいい感じになっているところを見た。>>237>>241娘が感じた視線には女からのものもあったかもしれない。

 他人の新居の前で仲良くしているのは想像しにくいし、今日婚姻する者同士、気があったのだろう。それはとてもいい事で、とても羨ましいことだ。

 心の中で祝福してから通り過ぎた。]
(267) 2021/12/04(Sat) 22:05:11

【人】   シオン

― 儀式会場 ―

[そろそろ料理の準備が始まっていると思っていたが、意外にもまだだった。そして、しょんぼりした姿があった。とても見覚えがある、さっき新居の前で会った彼だった>>256

 あなたも見学に来たの?

[事情は彼の口から聞いたか、腹の虫にて察することになったか。]

 ちょっと待ってて。

[会場を出て料理の責任者の人を探し、食材の使用の許可を貰って戻って来た。]

 まだ待って。

[キッチンに移動し、大鍋にお湯を沸かして、小麦粉に水を入れて捏ねたり、肉や野菜を細かくして味付けしたものを包んで、お湯で茹でたものを大皿に盛って彼の前に出した。

 調理中、彼はなにをしていただろう。手伝いたいと言うなら、包んだりを手伝ってもらう。]

 このタレにつけて食べて。

[タレを入れた小さい器を渡す。皮が厚めの水餃子。両親の経営する食堂で人気のメニューだ。

 作りすぎて余った分は茹でずにキッチンに置いてある。明日余ってたら女の家の朝ごはんになるはず*]
(268) 2021/12/04(Sat) 22:05:21

【人】 怪力 シャオロン

[悲しませるとわかっていても、レイの尋ね人の振りをすることはできなかった。
彼女が大切にしていた記憶はどれも、小龍の中にはないものだからだ。

花冠は何故か作れたが、それを教わった記憶もない。]


 ……ごめんな。


[彼女の涙が婚礼衣装に浸みこんでいく。
化粧が剥がれる、と口を挟むことはできなかった。

泣きじゃくる背をただ撫でて、落ち着くのを待っていた。]
(269) 2021/12/04(Sat) 22:11:31

【人】 怪力 シャオロン

[何か酷いことをしている気分で吐き気がした。]
(270) 2021/12/04(Sat) 22:11:44

【人】 怪力 シャオロン


 まだ、会えないと決まった訳じゃない。
 さっきも言ったけど、その内里帰りだって認められるだろうから。
 そこで村を回って、一緒に「ロン」を探そう。

 見つかれば、その時点で俺と入れ替われば良い。
 必要なのは「ヴィスとリルの混血をつくること」なんだから、俺である必要はない。


[涙声が落ち着く頃に、静かに言葉を紡いだ。
下敷きになっている分、尻が冷たい。
婚礼衣装は汚れてしまっているかもしれない。]


 ……それまでは、一緒に住んでても俺はレイに何もしない。誓って。


[今密着しているが、これは「何もしない」範疇に含めて欲しい。
慰めるだけなら、つなぎの花婿でも出来るだろう。*]
(271) 2021/12/04(Sat) 22:12:10

【人】 御曹司 ジャヤート

>>253恥ずかしがってくれるマンユゥに密かに、それでいて隠すつもりもなくジャヤートの表情には喜色しか浮かんではいなかった。

 周囲の声は凡そはジャヤートを褒め称えるものであるしヴィス族の娘が聞いていた話と雰囲気が違うという辺りでも剣呑な声はないだろう。
その辺りはこれまでのジャヤートの人柄もあるのだろうが、当の本人は耳元で聞こえる甘い声に相好を崩していた]


 なに、……いや噂に聞いていたとはぜんっぜん違うとは言え。
 例えヴィス族でありまぶくない相手であろうとオレの嫁。
 不自由ないよう取り計らったつもりだが……。

 ……すまん、マンユゥだと知っていたなら。


[もっと真面目に家具を選んでおくべきであった。
後悔は先に立つことはない。
過去の自身の所業に奥歯を噛みしめてしまう]
(272) 2021/12/04(Sat) 22:30:14

【人】 御曹司 ジャヤート

 化粧台や本棚も用意してある。
 寝室は、同じで良かったか?
 個室はそれぞれのものを用意させてあるが。


[夫婦とは言えどプライベートな空間は必要だろう。
もしかするとヴィス族は違うかもしれないが念のためにそうしてある。
不要であれば子ども部屋にすれば良いだけの話で。

 袖を引かれるとその小さな手を取った。
立ち上がると軽く引きマンユゥの歩幅に合わせて中へと入る。

 入ったところの場所はリビングとなっている。
机は円形で大きめのもので何人座るのかと言うものである。
壁には魔除けのオブジェや絵画が飾っており香りつけの壺も置いてある]


 さ、どこから見る?
 気になるところがあったら言ってくれ。


[リビングから各部屋へと続いており外に出るには必ずそこを通るようになっている。
台所に整容室、風呂場も用意しておくように言ってある。

 ただ装飾の多くは交易先で見つけた物が多くあまりヴィス族の家を知らないので気配というものは違うかもしれない。*]
(273) 2021/12/04(Sat) 22:30:21

【人】 狐娘 レイ

[涙が幾筋も零れていく。
まるで此処数日我慢していたものが一気に流れていくように。

謝るシャオロンに彼のせいじゃないと分かって。
緩く首を振り揺らしても、涙は止まらなかった。

彼のせいではない。
責めているような申し訳なさに嗚咽を引きつらせて、
違うと言おうとしても、溢れ出す涙が邪魔をする。

暫くの間、ただただ涙を流して。
背を撫でる手の温かさに甘えた。]
(274) 2021/12/04(Sat) 22:41:16

【人】 狐娘 レイ

[どれくらいの時間が経っただろう。
泣き腫らした眼でぐずついていればシャオロンが口を開いた。
ロンを一緒に探してくれるという。]


 ……でも、でも。
 そうしたら、シャオロンはどうなるの……?


[すん、と鼻をすすりながら問いかける。
一度婚儀を結んだ後、村に帰れるのだろうか。

ロンが見つかるかもわからない。
見つかれば嬉しいことだけれど、
此処まで協力的に接してくれるシャオロンのことが、
今度は気になり始めてしまう。]
(275) 2021/12/04(Sat) 22:41:39

【人】 狐娘 レイ

 
 なにも、しない……、


[一瞬、何のことを言われているのか分からずぽかんとしてしまった。
そうしてようやく今の状況に気づく。
勢い余って押し倒すほどに密着していたことに。]


 ……ぁ、……あっ、あっ、
 ご、ごめんなさいっ、
 わたしっ……、あ、あのっ……

 勘違いして……っ……!
 じゃなくて、人違い……っ!?


[かああと赤面して、ようやく彼の身体の上から身体を離した。
何もしないというのも、今なら意味が分かる。
両手で頬を抑えて、あわあわと慌てながら身じろぎをする。

優しく撫でてくれていた大きな手を思い出して、きゅうと胸が潰れるような感覚を覚えた。]
(276) 2021/12/04(Sat) 22:46:42

【人】 狐娘 レイ

[好きなのはロンなのに、シャオロンにもドキドキしてしまう。
ただ男性に慣れていないからなのか、相手がシャオロンだからなのか。
これではロンにもシャオロンにも申し訳なくなる。

ぐるぐると眼が回りそうになる動揺を抑えて、上目遣いに問い掛けた。]



 ……シャオロンは、本当に「ロン」じゃない?



[なんて質問を重ねても、きっと答えは同じだろうけれど。
彼が本当に「ロン」ならば、どれほど良かっただろう。
そう思う気持ちは、捨てきれなかった。*]
(277) 2021/12/04(Sat) 22:47:41

【人】 末っ子長女 シャーレン

─現在に至るまでの話─

みんな私みたいに何にでも興味を持つ訳じゃないと思うわ。
本当?それでも嬉しいわ!
私、まだ知りたい事があるの!

[やりたいからやっただけだと言ってくれる彼は優しいと思う>>264
甘酸っぱい蜜柑を食べ終わると、あれは何?こうゆう時どうするの?
と、彼に瞳を輝かせて問い掛けた]

また…会ってくれるの?

[>>265別のものを今度あげようと言われれば、また会ってくれるのかと驚きで目を丸くする。
彼もヴィス族へ偏見はないように見えるけれど、次の機会があると思ってもみなかったし、シャーレンもまた会いたいと言うつもりはなかった。
だからこそ、とても驚いているし嬉しいと思う]
(278) 2021/12/04(Sat) 23:06:35

【人】 末っ子長女 シャーレン

無理よ…!
貴方への気持ちを忘れることなんて出来ないもの!
絶対、絶対に忘れないんだからっ…!

[彼が優しく抱きしめてくれるから、その温かさに縋るようにぎゅっと抱きしめ返した>>266
きっと彼を好きな気持ちは変わらないし、忘れるつもりだってない。
その日、帰る頃には泣きすぎて少し目元が赤くなっていた。
いつもより時間も遅かったし、家族には心配されたけれど、結婚の事で泣いていたと思われたのか問い詰められることは無かった*]
(279) 2021/12/04(Sat) 23:07:39

【人】 光の尾 マンユゥ

[彼の人徳がなせるわざなのか、
視線は概ね祝福ムードに思える。

微笑ましくこちらを眺めている女性にも
気づくことはできなかったが、>>267
彼がユンチェの相手なのだと知れば
やはり抱いたイメージの違いに驚いたかもしれない。

取られた手を繋ぎ、リビングへと足を踏み入れる]

わあ、すごい......っ
立派なおうちだあ......!
なんたかいい匂いがするねっ。
こんな置物もはじめて見るし......

[さすがに御曹司が住む予定の新居だけあって、
家の設備は充実していた。
丸い大きなテーブルの周囲に
見たことのないオブジェが並ぶ。
きょろきょろと物珍しそうにリビングを歩き回り、目を丸くした。]
(280) 2021/12/04(Sat) 23:08:05

【人】 光の尾 マンユゥ

[マンユゥの生家はもっとこぢんまりとしており
家具も最低限のものしか置かれていなかった。

ジャヤートは何故か申し訳なさそうにしているが、
調度品は華美すぎるわけでもなく、
かといって質素なわけでもなく、
全体的に洒落た印象が漂う。
謝る彼にぶんぶんと首を横にふった。]


そんな、ぜんぜん、十分だよ。
むしろこんなに至れり尽くせりでいいのかなって......。

......え、あ、う、うん......
大丈夫、です......っ



[寝室、に言及されてじわりと顔を赤らめる。
そうなのだ、この儀の目的は子作りなわけで。

覚悟の上ではあるし、彼はさらりと言っただけかもしれないが、
今になって急に意識してしまい
ぶんぶんと繋いだ手を揺らす。]
(281) 2021/12/04(Sat) 23:12:08

【人】 怪力 シャオロン

[泉は住居地からは少し離れていて、喧騒も届かない。
化粧は直す必要があるだろうが、決められた結婚が嫌で泣く花嫁はいてもおかしくないだろうし、それを見てショックを受ける花婿もいない。
花婿は外ならぬこの小龍だからだ。

泣き続ける彼女の背を撫でることしかできないが、下敷きになっていても苦痛を感じることはない丈夫な身体が、流れる彼女の涙をすべて受け止められたのなら、それもまたひとつの役立ちかもしれない。]


 どうなるかはわかんないけど、まあ、元の暮らしに戻るかな。
 元々一人暮らしだし、力を使って生計は立てられる訳だし。


[想い人を探してやると言っているのに、此方の処遇が気になるのか。>>275
記憶の中にある、「ヴィスを虐げるリル」のイメージとはかけ離れた彼女の姿に、此処に来るまで抱いていたかの一族への嫌悪感が薄らぐのを感じた。]
(282) 2021/12/04(Sat) 23:13:00

【人】 怪力 シャオロン




 うん、まずは落ち着こうか。
 このままだと、顔合わせの時までに耳と尻尾が消えなくなるぞ。



[彼女が身を起こしてから、小龍の方も起き上がる。
背や尻についた草と土を手で払った。]


 紛らわしい名前と特徴なら、仕方ないんじゃねーの。


[頬を覆う彼女に手巾を差し出した。
魔物の血を洗った後に拭いたのとは違うものだ。
目元、と。
化粧が色水のようになってしまった箇所を指摘した。]
(283) 2021/12/04(Sat) 23:13:16

【人】 怪力 シャオロン



 ……違うよ。



[問いかけには再度人違いだと強調して。
押し倒された時に放ってしまった木の枝を拾い上げる。

水面に沈めて見れば、底は割と深い。
飛び込もうとしたレイを引き留められて良かったと思った。]
(284) 2021/12/04(Sat) 23:14:24

【人】 怪力 シャオロン



 指輪はそいつに貰った?

 落ちたのも子どもの頃なら、結構下まで行ってるかもな……。
 端からちょっとずつ底を掘り返した方が良いかもしれない。


[恐らく結婚までには間に合わないが、指輪がケジメではなく本当の結婚相手と巡り合う為のお守りになるのなら、焦った話にはならないだろう。
戻らないといけない時間ギリギリまでは探すつもりではいるが、もし彼女が戻るのなら、探索は打ち切るつもりで。*]
(285) 2021/12/04(Sat) 23:14:41

【人】 光の尾 マンユゥ


じゃ、じゃあ順番に見ていきたい、かな。
あ、こっちが個室、かな......?


[自分の私物は概ね個室に運び込まれているようである。
取り敢えず手近なドアを指差し、部屋を開けた。**]
(286) 2021/12/04(Sat) 23:16:09

【人】 翠眼 ユンチェ

― 儀式会場 ―


[というわけでここにいても仕方がないのだが……空腹に耐えかねてテーブルにいったん突っ伏すとなかなか動く気がしなくて。
 生でかじれる食材に手を付けるのが最善手なのだが、頭も働かなかった。

 さすがに儀式を前に餓死ってほどではないけれど、こんなコンディションでは思考が結婚どころではない。

 ただただしょんぼりしていたら、見たばかりの姿と聞いたばかりの声が。>>268]


 あ、こんにちは…

 見学というわけでなく、お腹がす『くきゅううん』っていたのです


[余力ある限りバッと起き上がって回答しようとしたら、説明の二重奏になってしまった。]


 うあぁぅ……

 
[衣装がだぼだぼなのはあまり気にしなかったが、さすがにこれは情けない。
 腹の虫が鳴ったあたりを両手で抑えて顔を伏せていれば……このひとはまた自分を残してまた出て行ってしまった――戻って来たと思ったらまた。]
(287) 2021/12/04(Sat) 23:18:06

【人】 翠眼 ユンチェ


 ……。


[お腹を抑えたりなだめたりする両手を見やれば、自分の手が顕になっている。
 あのひとによって――そんなことを思い出していたら。]


 ……っ


[微かに漂って来る美味しそうな匂いに鼻を鳴らす。
 今の自分が、奥底から欲しいものが感じられて。
 キッチンの方を見やれば、あのひとの姿があって――厳密に言えば食料の方ではあるが、自分が求めるものが垣間見えて。

 手伝おうと体が動かなかったのは習慣や甲斐性が無いせいではあるが、それよりもあのひとを見ていたくて、作られるものを全力で待っていたくて。]
(288) 2021/12/04(Sat) 23:18:42

【人】 翠眼 ユンチェ


 いただきまーす!

 んん…!
 んまっ、美味しい…!!


[やがて水餃子が出て来れば、タレをつけるのを守れたか怪しいぐらいの勢いで。
 顔も腹もしぼんでいたが、また、このひとによって自分が満たされて心からの笑顔で食事を楽しんで。

 そしてこんな華奢な体でありながら、あのひとの家の朝ごはんがなくなるぐらいおかわりもしっかり頼んだ。*]
(289) 2021/12/04(Sat) 23:21:02

【人】   シオン

[料理をする間、彼のことを考えていた。お腹の音と一緒に返って来た返事とか、困り果てた表情とか。

 誰かの為を思って作る料理は美味しくなるんだ。女が小さな頃、父に聞かされた言葉を思い出す。

 彼が手伝いに来なかったことは不審に思っていない。お腹がすき過ぎて動けなくなっているんだろう。

 美味しそうに出した食事を食べてくれるのを、向かいの席に座って見守り、何度か追加で調理して出して。]

 熱いから気をつけて。

[食べ終わるまで声をかけるのもなるべく少なくした。

 最後に水が入った器を渡して、そういえば、と口を開く。]

 そういえば名乗り忘れてたわ。私はシオン。君の名前は?*
(290) 2021/12/04(Sat) 23:48:54

【人】 狐娘 レイ

 ……両親は居ないの?


[一人暮らしだという彼に質問を重ねる。>>282
そういえば、ロンも家族は居なかったという話を思い出す。
人違いだと言われてもまた重なるロンとの接点に困惑した。

シャオロンにとって元の暮らしに戻れるのなら、
その方がいいのかもしれない。
想い人のいる嫁と共に暮らすよりは真っ当な考えだろう。]


 そっか……。
 そう、よね、シャオロンだって、
 望んで結婚しにきた訳じゃないものね……。

 ……ごめんなさい。
 相手がわたしで……、


[せっかく結婚するならば、可愛くて想い人の居ない相手の方が彼も納得しただろう。
申し訳無さにしおしおと獣耳がへたりと沈んだ。]
(291) 2021/12/04(Sat) 23:52:17

【人】 御曹司 ジャヤート

 そうだろう!
 オレが建てたわけではないが良い職人なのだろうな。
 匂いは香料によるもので、置物はオレが集めたものだな。
 交易で港によると珍しい物が置いている時もあるんだ。


>>280素直に喜ばれれば上機嫌にもなろう。
いや、先ほどから機嫌は有頂天であるがそこを更に突破していきそうである]


 香水も香油も一通り用意しておいた。
 後で試してみてくれ。
 気に入ったのがあれば良いし。
 前から使ってたのがあるならそちらでもいいな。


[物珍しそうに見回る姿に小さく笑う。
建物自体はジャヤートも初めて見るが中身にあるものは自分で選んだものだから家に居る感覚に近しいものがある。
だからこそ居心地が悪くなければ良いのだがと心配したが>>281気に入ってくれているようである]
(292) 2021/12/04(Sat) 23:52:57

【人】 狐娘 レイ

 
 う、うん……、


[シャオロンの声に頷いて、すうはあと深呼吸を一つ。
驚いたり喜んだり泣いたりして、未だ獣耳は消えることはなかった。
ぽふぽふと土を叩く尻尾はスリットの間を通り、隠れた腿を見せる。
起き上がる彼に、自身のことよりも先に汚れを払い落とすのを手伝って、しゅんとしおらしく俯く。]


 ……うん……、 
   

[返す言葉もない。
頷くことしか出来ずにお礼を告げて手巾を受け取った。
目の辺りを指摘されて、目元をなぞれば指の腹に化粧の名残がつく。
みっともないところを見られて、恥ずかしさに慌てて手巾で目元を拭った。]
(293) 2021/12/04(Sat) 23:53:00

【人】 御曹司 ジャヤート

 ん、これで十分か。
 でも欲しいものがあったら遠慮しないで欲しいな。
 妻のお願いを聞くのは夫の務めだ。


[マンユゥは顔を赤くしてしまったがそれこそが此度の大義である。
身ごもるのだから負担が大きかろうから生活での苦労をかけたくはないのだが――]
(294) 2021/12/04(Sat) 23:53:03

【人】 御曹司 ジャヤート

>>286順番にと開いた扉の先はジャヤートの部屋だった。
壁には波乗り板が何枚も掛けられており、その他は書斎を思わせるように本や机、椅子と言った丁度品が置かれている。
机の上には作りかけの船の模型があり幾つもの部品が散らばっていた]


 こっちがオレの部屋だな。
 面白味は少ないと思うが――。
 隣がマンユゥの部屋で、あちらが寝室だな。


[何かしら興味があるものがあれば説明していくつもりだがジャヤート自身には説明する点が思い浮かばないものである。
それよりは隣や寝室はどうだろうかと思うのだが何かしら興味があるものはあったろうか。*]
(295) 2021/12/04(Sat) 23:53:18

【人】 狐娘 レイ


[分かってはいたものの。
二度目の否定にツキン、と胸が痛む。>>284


 …………そう。


[俯いた拍子にまたじわりと涙が滲んだけれど。
拭ったばかりの目元をこれ以上汚すわけにはいかず、
今度はぐっと唇を噛み締めて堪えた。]
(296) 2021/12/04(Sat) 23:53:33

【人】 狐娘 レイ

[指輪の話になれば、こくりと頷いて。]


 10年以上前の話なの……、
 もしかしたら、
 もう底深くに埋もれてしまっているかも……。


[泉に視線を移して湖面を見つめる。
大事な思い出、初恋の人が底に沈んでいる。

そろそろ婚礼の儀も始まる頃だろう。
落ちてしまった化粧も直さなければいけない。

でも、シャオロンが探してくれるというのならば見届けたかった。]


 シャオロンが探してくれるなら、見てる。


[彼が木の枝で泉を突付くのを傍らに、座り込んで陣を取る。*]
(297) 2021/12/04(Sat) 23:54:04

【人】   コン   

──新居のそば


[ まだ、気づかれてはいけない。
  お互いが納得していたとしても、
  その思いを滲ませることができるのは
  家屋の中だけである。
  初めて会うはずの2人が、
  親しげにしていては、怪しまれてしまう。 ]


   ……──────あぁ。


   リル族より出された。
   こちらから挨拶ができず許してほしい。
   道中その服では大変だったろう。
   少し婚儀の前に休まないか。


(298) 2021/12/05(Sun) 0:07:38

【人】   コン   




[ 彼女の様子を見ながら、
  一礼をうければコンも深々と礼を返す。
  山道を移動してきたと思っているコンは
  労う気持ちと、彼女の抑えきれない感情の
  表れを隠すために早めに中へ連れて行きたく
  彼女に近寄って手を差し出す。

  彼女の家族が誰もきていないとは
  考えられないので誰も入らない新居で
  彼女のことをきちんとした名前で呼びたくなった。 ]


   よければ手を握って
   俺たちの新しい家を見てみないか。
   見せたいものも、ある。


[ 彼女にあの仮面を見せたなら、
  これが夢ではないとお互いにわかるような
  そんな気がして、コンは少しだけ浮き足立つ。 ]*
  


(299) 2021/12/05(Sun) 0:08:24

【人】 翠眼 ユンチェ

[食べれば食べるほど――
 このひとが、ユンチェの妻となる可能性が遠くなって行く。

 伝え聞くには離縁して戻って来たらしい。

 その際に元夫がどうなったかは偏見の類だが、何であれ結婚生活を全うできなかったのは確かなわけで。
 ……裁縫も料理もこれだけ上手な女性が、離縁しなければなかったなんて有り得ないと思ったから。]


 美味しいです、とても美味しいです
 
 僕が先にいただいちゃっていいのかな……あ、今さらな話ですよね


[なので、他の人に嫁ぐのであろうと思った人の料理に遅すぎる罪悪感を少し覚えたものの、向かいの席で見守ってもらいながら、大半の至福のひとときにが勝ってずっと浸っていたり。]
(300) 2021/12/05(Sun) 0:18:38

【人】 翠眼 ユンチェ

[すっかり満ち足りて。
 最後に水を受け取って――名前すら知らないことに気付いて。>>290]


 えっと……


[シオン。
 それがユンチェの妻の名前かどうかは、実のところ正確に覚えていない。
 文字数的にはそれぐらいだった気がするが、それでは決定打にはならず。

 逆にユンチェと答えれば、このひとは正解を理解するだろうし――自分にも伝わるだろう。]
(301) 2021/12/05(Sun) 0:19:19

【人】 翠眼 ユンチェ


 僕は――


[このひとに伝えるべき名前はユンチェで。
 だけれど――]


 …――、ツェン、といいます


[このひとと視線を結んだ上で、ユンチェではない名前を紡いだことに自分で驚いた。*]
(302) 2021/12/05(Sun) 0:22:48

【人】 末っ子長女 シャーレン

─新居のそばにて─

[>>298周りに人は見えないが、どこで誰が聞いているかもわからない。
婚姻の儀だって終わっていない。
そんな中で抱きついたり、親密な距離感でいれば何を言われるかもわからない。
儀式が終わるまでは、不安要素は少ない方がいい]

良かった…。

いえ、お気になさらず。
…そう、ですね。
少し休ませて頂こうかと。
(303) 2021/12/05(Sun) 0:41:34

【人】 末っ子長女 シャーレン

[彼が近寄って来たと思えば、手を差し出された。
キョトンとしてしまうが、続いた言葉に頷いて>>299]

見せたいもの、ですか…?
では、お手をお借りしますね。

[宴の時は家族がいるし、少しでも早く2人きりになりたい。
新居なら荷解きも終わっているのだし、2人きりになれるだろうと彼の手にそっとシャーレンは手を重ねた。
それに見せたいもの、というのが何なのかも気になる。
まだ少しだけ、夢じゃないかと心がふわふわしていた*]
(304) 2021/12/05(Sun) 0:42:25

【人】   シオン

 ……そう、ツェンくんっていうのね。

[胸に手をあてて拳をぎゅっと握る。]

 ううん、婚姻に臨む立派な青年をくんをつけて呼ぶのは……不躾ね。

[子供の時からくんをつけて呼んでいる間柄なら配偶者を得たあとも呼び方が変わらなくてもおかしくはないが、それでもあまり良い顔はされない。]

 キッチンに人が来る前に食器をかたづけておかないといけないから。

[立ち上がって集めた食器をキッチンへ*]
(305) 2021/12/05(Sun) 1:41:39

【人】 翠眼 ユンチェ


 …えーと

 この話というか名前は内緒でお願いします……
 僕はくん付けは別に構いませんので……


[出してはいけないものを出してしまったのを取り繕って。
 当たり前だがこの名前がこのひとの夫候補の名前として聞いている可能性はゼロなわけで……

 …――あれ?

 ということは?


 ……理屈上、何か思い至りそうな事柄がありそうな気がしたけど、満腹になったせいで頭が働かない。]


 あ、それぐらい僕でも出来ますから
 ごはんのお礼もできてませんし……あと服のも


[洗い物に行きかけるのを見送ることはせず、せめて手伝わせてと共にキッチンに。
 全部やるつもりではあったが、皿の収納先とか聞くためどのみち呼ぶことにはなるはず。**]
(306) 2021/12/05(Sun) 2:13:44

【人】   シオン

[理由も事情もわからないけど。内緒と言うのなら、特別話したい相手がいる訳でもなく、話さないほうが良い事柄を吹聴する趣味もない。]

 うん、分かった。

[内緒のことも、後片付けの事も了解した。もう手の中にあるから集めた食器を運ぶのはするけど。

 食器のを戻す場所も聞かれれば教えて、婚姻の儀式が行われる時間は少しずつ近づいていた──**]
(307) 2021/12/05(Sun) 2:33:15

【人】 怪力 シャオロン


 居ない。
 だから「嫁を寝取られた男」みたいな恰好になろうが心を痛める人はいない。
 孫も見せる必要もない。
 気にしなくて良い。


[家柄はこの結婚に重要ではないのだろう。
小龍でも知っている「良いトコのお嬢さん」も選ばれているし、自分のような孤児もいる。
レイの方は両親が揃っているふつうの家庭だろうか。
リルの経済観念はわからないが。]


 結婚自体は望んでなかったけど、
 レイが悪いなんて一言も言ってない。

 ……一途なのは良いことだと思う。


[自分の周りにいた女性は、旦那を疎んでいる人が多かった。
こんな風に想われる「ロン」はきっと幸せだろう。
力を失った獣耳を思わず撫でた。>>291
「ロン」ならこうしたいだろうと思ったから。]
(308) 2021/12/05(Sun) 8:33:00

【人】 怪力 シャオロン

[何もしない宣言はしたが、22の健康な男子には、スリットから覗く生足は目の毒だ。>>293
すぐに指輪探索に思考を切り替えたのは、別のことに集中しないと、動く尻尾を捕まえて、スリットから手を入れたくなってしまいそうだったから。

背後で目元を拭う気配がする。
こんなに泣かせておいて、指輪を贈った「ロン」は一体今どこで何をしているやら。]
(309) 2021/12/05(Sun) 8:33:17

【人】 怪力 シャオロン



 埋もれてるなら掘り返せば良い。
 石で出来た指輪なら、10年以上経ってても腐食してるってことはないだろ。


[何度か引っかかったものを持ち上げてみたが、指輪ではなかった。
私物の装飾品は持ち帰って目録にまとめ、後で双方の村で心当たりを募るのも良いかもしれない。
拾ったのが探し物じゃなかったからと言って、泉に沈め返したりその場に放置するという選択肢は取れなかった。]


 ……ないな。


[やはりそうすぐには見つからないか。
水溜まりくらいの大きさならまだしも、それなりの広さがある。
手前はまだしも、奥の方の水底を見るには泳いでみないといけないかもしれない。]
(310) 2021/12/05(Sun) 8:33:39

【人】 怪力 シャオロン

[そして暫く水面を探って、首を横に振った。]


 悪い。時間切れだ。
 一度広場に戻ってから、また探すよ。

 今日のところは俺が用意した指輪で我慢してくれ。
 金がある訳じゃないから、水晶を加工しただけのシンプルなものだけど。

 見つかったところで子供用なら嵌められないだろうし、「本物」は「本物のロイ」にねだるまでお預けだな。


[木の枝は小さく折って根元にばら撒いた。
その内土に還るだろう。
手を洗って拭いた後、座り込んだ彼女に手を差し伸べる。

化粧直しをするならば、もう戻らないと彼女自身の印象が悪くなってしまう。**]
(311) 2021/12/05(Sun) 8:34:49

【人】 怪力 シャオロン

[婚礼衣装や新居の調度品は、村が用意してくれていた。
金がないことを理由に婚姻を辞退させないためかもしれないが。
金がある家は世話人を含め、色々用意出来ているのかもしれないが、小龍が自分で用意したのは、花嫁に贈る指輪ぐらいだった。

婚姻自体乗り気ではなく、何なら嫁と話し合って清い関係のまま暫く我慢して離縁しようとさえ考えてはいたが、自分の態度が悪いことによって、無理矢理結婚させられるという立場は同じの「仲間」が惨めな思いをしてしまうのは忍びなかった。

せめて形だけでも婚姻を継続する意思があることを見せようとした結果の、手作りの指輪は、大きさこそ違えど見た目はかつて彼女に一瞬嵌めて貰ったものとほぼ同じであることがわかるのは、儀式が始まってからのこと。**]
(312) 2021/12/05(Sun) 8:50:28
 




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シャオの隣

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