人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 少年水夫 カイル

 
[そんな楽しい筈の談笑の合間に、

 
ウーヴェがしょっちゅう胸を詰まらせるものだから、
>>120
 
あんまり刺激的な話は控えた方がいいと悟った。



 
僕たちの船は沈んだと言った。

 
全員きちんと確認したわけではないけれど、

 
まともに生きている人はまずいないだろうとも言った。



 
でも僕は死の間際に感じた、寒さ、息苦しさ、

 
「助けて」と声にもならない息を吐きだして潰えたこと、

 
今わの際に渦巻いた感情は、誰にも言わなかった。]

 
(159) Altorose 2022/05/21(Sat) 3:30:41

【人】 少年水夫 カイル

 
[話が僕の手番となれば、船旅で楽しかったこと、
 大変だったこと、短い人生の中で見つけた綺麗なもの。
 そんなものを思い出しては、語っていた。

 綺麗と言えばやはり人魚の住む海域。
 海中にも潜ったけれど、カラフルな珊瑚の傍に佇む、
 人魚たちの姿は神秘的なまでに美しかった。

 幾筋も流星の駆ける夜空に、沢山のお願い事をした。
 
三回言えたけど叶わなかった……という一言は飲み込んで。


 母の愛を知らない僕に、
 子供を持つ乗客の奥さんたちが、
 とても優しくしてくれたりもした。

 嵐に見舞われ、ろくに眠ることもできずに、
 必死で耐え忍んだこともあった。
 こんな苦難を乗り越えたからこその、信頼と絆がある。

 
僕の人生は、十分恵みに満ちていたのだと改めて思った。]

 
(160) Altorose 2022/05/21(Sat) 3:34:35

【人】 少年水夫 カイル

 
───
『 MiraggiO 』
───


[モップで床を拭いていると、船での清掃を思い出すし、
 なんだか懐かしくなってしまう。
 見上げても青い空はないけれど、
 楽しいことが控えているのだから、何の苦も感じない。

 真面目に開店準備に勤しむ少年をよそに、
 売り物のお酒に舌鼓を打つ大人の姿……。>>92


  有難う御座います。
  
おじさんも、是非頑張ってください。



[僕は死んで割と早い段階でここへ来たから、
 勤務歴的はユスターシュの先輩にあたる筈だが、
 明らかにこちらは子供であちらは大人。
 先輩風を吹かせるのも躊躇われ、態度の大きさは控えめだ。
         店長も厳しく咎めはしないので、>>106
         僕も別にとやかく言う事はしない。]

 
(161) Altorose 2022/05/21(Sat) 3:37:19

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:ユスターシュが来た時のこと



[ユスターシュがここへ来る頃には、僕は既にここに居た。
 だから、かなり憔悴しきった様子であったことは、>>93
 まだ記憶にしっかりと残っている。


 死んでも飲食が可能であることに
 ユスターシュが感動したその時、>>126
 僕は彼にブイヤベースを作って出した。
  あの時の顔は今も大事に、 
  この胸の中にしまっているから安心して欲しい。



 深い話にカウントされるかは分からないけれど、
 僕からは自己紹介の一環として、略歴は話したから、
 探している女性がいることは教えて貰えたかな?>>127
      もしその話を聞いていたなら、
      父がよく「母さんは最高にイイ女だった」
      と言っていたのもあって、
      「恋人なの?」「最高にイイ女だった?」などと、
      もしかしたら返答に困るかもしれない
      質問を投げてしまったと思う。**]

 
(162) Altorose 2022/05/21(Sat) 3:41:33
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a19) Altorose 2022/05/21(Sat) 3:53:05

【人】 ヴィム



───『MiraggiO』───


 [ 店内を魔法で清潔に保つなんて
   それが出来るならこの酒場は今頃
   喫茶店に早変わりしている頃だ。>>79

   とどのつまり、そんな魔法は使ってないと
   聞かれれば素直に答え、さらに付け加える。]


   文明の力に頼りすぎるのも考えものでね。
   だから君が必要なのさ。


 [ それが少年、カイルの役割だという気は無いが
   少なくとも自分よりは適性があることくらい
   青年にはよく分かる。

   だったらお前がやれよって。
   生憎、魔法で耳を塞いだ青年には届かない。



(163) 西 2022/05/21(Sat) 7:38:41

【人】 ヴィム



 [ 初めてマスターが少年を連れてきたとき
   さほど驚きはしなかった。>>82

   あの男は死者に随分とやさしい。
   世界にある痛みは失った者の特権にあらず
   与えてしまう痛みを、よく知っている。


    青年にとって、マスターとは...

            レイとは、そういう男だ。]



(164) 西 2022/05/21(Sat) 7:40:28

【人】 ヴィム



     留守を頼むよ、W料理長W。


 [ そんな青年が少年を拒む理由などなく
   今ではカイルをそう呼んでいるのだが
   はて、恐らくは酒場一の働き者だ。

     どちらが酒場の店員らしいかと言われれば
     それはもう言うまでもなく分かるだろう。]**


(165) 西 2022/05/21(Sat) 7:42:14
到着:砂の民 スティグ

【人】 砂の民 スティグ

― 城下町 ―

[東の国々の戦争は数年前に終わった。
どこかが滅んだというわけではなく、ある程度長引いた戦争に互いに嫌気がさし、何となくの交渉により終わった戦争だった。
それでも多くの街が被害を受け、多くの小さな村がなくなり、それ以上の多くの人が亡くなった。

そんな村のうちのひとつが、自分の生まれた…いや、育った場所だった。]


いやあ、いつ歩いてもにぎやかな街だねぇ


[いかにも観光客然として辺りを見回しながら、売っていたハムを挟んだ黒麦パンを口に頬張る。
実際に観光客なのだが、それでももう数日はこの街に滞在しているのに、自分の出身地とは全く異なる風景をまだまだ見飽きることはない。
賑やかな街並みを眺めながら歩いていると、ふと屋台の主人と買い物に来たらしき街の人々のうわさ話が耳に入った。

『これから気温が下がりそうだ。
そろそろ、深い霧の夜が来る…』
]**
(166) wallander 2022/05/21(Sat) 8:20:12

【人】 ヴィム




     この世界に失う痛みがあることを
     知らない人間などいないだろう。

     だが、時として何かを与える痛みが
     この世界の裏側に潜むことを
     知っている人間もいれば知らない人間もいる。



(167) 西 2022/05/21(Sat) 8:20:20

【人】 ヴィム



 [ ユスターシュ。>>93
   彼が此処を訪れた時、青年は思わず苦笑した。
   実情が異なれど、この焦燥はよく心当たりがある。


      あぁ、そうか。あの時の僕は......>>21



   なんの事情も知らないというのに
      なぜだか他人事には思えないまま。]


(168) 西 2022/05/21(Sat) 8:20:43

【人】 ヴィム



      君は、僕と同じだ。



(169) 西 2022/05/21(Sat) 8:22:30

【人】 ヴィム



 [ 焦燥に駆られる彼に青年はそう告げて
   >>108その歓迎に賛同を示すように
   果実酒の入ったグラスを差し出すと

      静かに微笑み、扉をくぐるのだった。]**
   

(170) 西 2022/05/21(Sat) 8:23:40
砂の民 スティグは、メモを貼った。
(a20) wallander 2022/05/21(Sat) 8:24:18

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
おおっ!おおお!
キンウのまだ公開していない設定に、日輪の国周辺で紛争があったというのがあるんですのよ!>スティグ>>0:166
(-61) rin 2022/05/21(Sat) 9:21:04

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
あ、会話を一文字分下げるのを忘れた…>>0:145

レイ、ヴィム、ウーヴェ、ノア(敬称略)の書式みやすいね。
[のあと、一文字あけるやつ。
どうやってるの?一個一個空白を打つのじゃなく、やり方あるんだろうか?
両端から文字数を二文字減らさなきゃならないかもだけど。
(-62) rin 2022/05/21(Sat) 9:51:30

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
>ヴィム、薔薇の似合う男め!(誉めてる)
コゲ猫さんでしょ、知ってる(違ったら恥ずかしいヤツ)
入村文の不穏な会話、ドキドキした!

>エアハート
美味しい人参で絆を深めた>>102
これには笑いました!

>カイル
東洋風の料理のくだりを黄色の文字にしてくれたのは>>153
キンウのカラー?を意識してくれたのかな、ありがとう。

今まで他にも感想を書きたい所は多々あったのですが、取り合えずここまで。挟み込める時間があったら、また書きます。
(と言いつつ、いつも村閉じ前に時間が足りなくなるんだ…)
(-63) rin 2022/05/21(Sat) 10:18:43

【人】 騎士 ノア


 ── 回想:冒険者時代 ──


[ 誰からも求められると言えば
  傲慢な奴を想像されるかもしれないが
  別にそんなことはない。

  覚えていない、という以外で
  別段揉め事を起こすこともなかった。
  (子どもだから少々生意気でも
   許して貰えていた可能性は大きいが) ]

 
(171) 翠 2022/05/21(Sat) 12:33:00

【人】 騎士 ノア



   ノア、です。よろしくお願いします


[ 身の丈に合わない大きな杖を抱えて
  それぞれにぺこりと頭を下げる様子は
  初対面ではしっかりしていそうという印象を
  抱かせていたのか。>>129

  実態はアレだけど。 ]

 
(172) 翠 2022/05/21(Sat) 12:33:04

【人】 騎士 ノア



   …ふぅん。
   まぁ、あの人達も
   しょうもないことで怒りすぎだね
   

[ パーティメンバー(元)の姿を思い浮かべつつ
  さらりと肩を持ちかけるくらいのことを
  言えばそれ以上は追求しなかった。

  人の性格はそう変わるものじゃない、
  何にも縛られたくないから
  僕もフリーで飛び回っているんだし。
  人のことは言えない、ってやつ。


  へらりと笑う彼につられるよう
  そこまで変わらない表情筋が
  微笑を形づくっていたのはここだけの話。 ]
 
(173) 翠 2022/05/21(Sat) 12:33:07

【人】 騎士 ノア



    ………僕は
おじさん
、より先に
    名前を呼ばれるような魔法士になるもの。


[ ニヤリと上げられた向こうの口角とは反対、
  未来を想像してぎくりと肩を震わせ挙動不審に。

  10年以上先のことなど想像もつかないけど、
  今よりもっと力をつけて誰にも負けないような
  強い魔法士になるのが夢だった。


  若者の戯言と聞き流されたか、
  そこまで大げさに重たい会話ではなかったので
  向こうは忘れているかもしれないが
  
  夢は所詮夢でしかなく
  今の姿騎士は現実の象徴だ。
  若いうちに見ていた泡沫の話は
  忘れていて欲しいなんて思っている。 ]

 
(174) 翠 2022/05/21(Sat) 12:33:11

【人】 騎士 ノア


[ ───それでも、己の現実を思い知った時。

  いつかそうなるものだと教えてくれた
  歳上からのありがたい言葉は、
  僕に生きていなければと思わせてくれる。

  今でも、心の
御守り
の一つだ。 ]**

 
(175) 翠 2022/05/21(Sat) 12:33:16

【人】 ヴィム




───独唱:『メルヴェイユ』の英雄───




(176) 西 2022/05/21(Sat) 12:38:19

【人】 ヴィム



 [ それはまだ『メルヴェイユ』という名を冠す国が
   誕生するよりも前の話。

   名前すら定かではないこの国に
   ある未熟な魔法使いがいた。

   この国の子どもならば簡単に出来るであろう
   ランプに火をつけることすらままならない。

   そんな未熟な魔法使いはついに己の限界を悟り、
   町外れに住む魔法使いに師事するため
   その門下を訪れ、何度も頭を下げていた。]



(177) 西 2022/05/21(Sat) 12:39:30

【人】 ヴィム



 [ 師は飛び込んでは幾度となく頭を下げる
   未熟な魔法使いを見かねて、ついに問うた。


   「どうしてそこまでして...。
    なにも魔法に頼らずとも方法はいくらでもある。」



   師はそう諭す。
   なにも魔法使いでなければ生きていけない
   なんてことはない。

   それが無理なら剣士でも、武闘家でもいいはず。]


(178) 西 2022/05/21(Sat) 12:41:14

【人】 ヴィム




   「魔法はこの国の宝なんだ。

       僕はこの宝を、守りたい。」





(179) 西 2022/05/21(Sat) 12:42:19

【人】 ヴィム



 [ しかし返ってきた答えは輝かしい光。
   世界の痛みなど何も知らないと言いたげな
   純真たる魂の輝き。

   師はその覚悟を認め、未熟な魔法使いを
   受け入れることに決める。

   それが、後に英雄と大罪人と呼ばれた

              二人の出会いであった。]*


(180) 西 2022/05/21(Sat) 12:43:48

【人】 ウーヴェ



─ 『 10年前 』 ─



  ーーー。

  ーーーー。



            ーーー……。


 
 
(181) kogeneko 2022/05/21(Sat) 12:59:16

【人】 ウーヴェ



[ 仲間の名前を呼んでも自分の声が聞こえない。

  ああ、そうか。
  耳は■■ていたんだ。

  口からは血が溢れ
  外傷だけではなく内側も■■になっていることが
  確かめるまでもなくわかる。

  視界なんてとうに掠れて■えていないのだ。 ]


 
(182) kogeneko 2022/05/21(Sat) 12:59:23

【人】 ウーヴェ



[ 死ぬつもりはなかった。
  己の力量は知っていた。
  目の前の敵との力の差を。
  時間稼ぎですら出来るか危ういということを。

  これでもある職業を極めたつもりだ。
  免許皆伝を受けたけれど
  誰かに伝授する前に途絶えさせてしまった。

  命を燃やした。
  燃やして、燃やして

  蝋燭の残り命の起源を減らし続けた。

  燃え続けた蝋燭はやがて黒く変色した。
  自らが■の者へと近付く色だ。
  けれど■へと変わる前に体が限界を迎えた。 ]


 
 
(183) kogeneko 2022/05/21(Sat) 12:59:47

【人】 ウーヴェ



[ 痛さはもう感じることはなかった。
  四肢は千切れたりと散々だ。
  食べられたのか一部が抉られた腕が
  近くに落ちている。掠れた視界でも
  自分のものだとまだ理解できる思考はあるようだ。 ]


 
(184) kogeneko 2022/05/21(Sat) 12:59:58