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人狼物語 三日月国


169 舞姫ゲンチアナの花咲み

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【人】 ウユニ



    「ごきげんよう。
     貴方はご存知かしら。
     
竜胆
は独りで咲く花ですもの。

     寂しさには慣れているのではないかしら。」

 
(46) alice0327 2022/08/09(Tue) 0:01:01

【人】 ウユニ


   仮面の彼の方へと向き直った。
   W普通Wなら仮面に驚いたり
   どうして、と聞いてしまったりするのだろうけれど
   踏み込まないと決めている私はそれを聞かず。

   そもそも、疑問に思うこともなかったわ。
  
(47) alice0327 2022/08/09(Tue) 0:01:44

【人】 ウユニ



   人は皆、仮面を付けているようなもの。
   いつ、本性を表すかなんて分からない。



   彼の場合は、見える形で仮面をつけているだけ。
   ただ、それだけのことよ。

   それに、私だって本心を見せまいとしているのだから
   仮面を付けているのと同じでしょう?


 
(48) alice0327 2022/08/09(Tue) 0:03:04

【人】 ウユニ

   

    「……さっきの独り言も
     貴方には聞かれてしまったのかしら。

     私はウユニ。
     この街には今日来たばかりです。
     行く宛てがなくて、
     どうしようかと思っていたところだったの。

     貴方は、どうしてここに?」


   軽い自己紹介の後に、小さな声で
   
もしかして、貴方の時間を邪魔してしまったかしら

   なんて、聞いてしまったのは……。

   何故でしょうね?
   いつもなら人の話は聞かないのに。**

 
(49) alice0327 2022/08/09(Tue) 0:04:24

【独】 ウユニ

/*
>>38
何その声のかけ方お洒落か???と思った私はいます。
全然気の利いたこと言えない……(頭抱えてる)
(-6) alice0327 2022/08/09(Tue) 0:09:45

【独】 ウユニ

/*
私が送った秘話、悪い方にとると貴方は寄り添ってくれないじゃん、みたいに見えそうで言葉が足らない…………()
日本語下手くそ選手権優勝………
(-7) alice0327 2022/08/09(Tue) 0:12:27

【人】 サルコシパラ



   サルコシパラがウユニと同居を始めてから
   最低でも1年は経つ。

   しかしサルコシパラが知るウユニなど
   氷山の一角、せいぜい数パーセントの欠片だ。

   それが証拠に、その言葉が紡がれたきっかけ
   過去のしこりをサルコシパラは察することが
   出来ずに、見込みのない憶測を浮かべては
   ひたすらに首を傾けるばかり。



(50) 西 2022/08/09(Tue) 1:06:54

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   しかしながら


     「どうでしょう。
      生憎、私は普通の家族というものを
      知らずに育ちました。

      だから何が家族として正しい形なのか
      私にはわかりかねる。」


   そう前置きして。


(-8) 西 2022/08/09(Tue) 1:07:26

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   「少なくとも私が貴女を家族と思うのに
    これといった理屈はありません。

    ただ貴女を家族と想いたいと
    私の意志がそう言って聞かない。

    言うなれば、直感というやつです。」


(-9) 西 2022/08/09(Tue) 1:08:23

【人】 サルコシパラ



   人間に伝えられたことはひとつ
   紛れもない己の強い意志のみ。

   部屋を彩る崇高な花々は
   静かに、寂しげに。
   
   その選択の未来を、見据えていた。>>41>>42**


(51) 西 2022/08/09(Tue) 1:09:31

【人】 サルコシパラ



   そう、全ては直感だった。

   運命を感じたことも。
   この場所で出会った彼女と
   ここで今生の別れにしてはならないと
   そう思わずにはいられないことも。

   そこには合理性も理性も何もなく
   ただ情動に赴くままの選択。

   己の直感に従った結果だ。


(52) 西 2022/08/09(Tue) 1:12:23

【人】 サルコシパラ



   どちらがきっかけであったのか。
   それはもう、些細なことなのかもしれない。




(53) 西 2022/08/09(Tue) 1:13:06

【人】 サルコシパラ



   「えぇ、確かにそうかもしれません。>>46

    しかし『
寂しい愛情
』などという花言葉を
    充てがうような人もいるくらいですから。

    寂しさを受け入れられない
    そんな竜胆がいてもいいと思うんです。」


(54) 西 2022/08/09(Tue) 1:15:22

【人】 サルコシパラ



   どれだけ精神を研ぎ澄ませようとも
   決して慣れることなど無い孤独の感情を
   サルコシパラは誰よりも知っているつもりだった。

   そして孤独の痛みを紛らわす方法は
   自ら孤独を選び、他者を排除すること。

   喧騒の街から逃げるようにここに来ること。

   他者に踏み込むことをやめ、佇むこと。>>47



(55) 西 2022/08/09(Tue) 1:38:50

【人】 サルコシパラ



   サルコシパラが彼女を放っておけなかったのは
   ぽつりと湧いて現れた同族意識のせいだったのか。


   「安心してください。
    貴女が住む場所を持たずに
    路頭に迷っていることくらいしか
    聞いてはいませんから。」


   意地の悪い答えを返すと
   サルコシパラは被っていた仮面をずらして
   街の人々には魅せない己の心境を零す。


(56) 西 2022/08/09(Tue) 1:39:50

【人】 サルコシパラ



     「独りになりたくなくて
      独りになろうとここに来ました。

      この丘の上が、好きなんですよ。」


(57) 西 2022/08/09(Tue) 1:41:53

【人】 サルコシパラ



   孤独にはなりたくないのに
   いつか自分から人を遠ざけ孤独を選ぶ。

   矛盾に満ちた己の行動を
   孤独を埋める形でひとつの線に繋げてくれた
   彼女はむしろサルコシパラにとっては感謝の相手。

   それが、ウユニのか細い不安への答え。*

(58) 西 2022/08/09(Tue) 1:42:25

【人】 ウユニ



   奇病のせいで家族に家を追い出されてしまった。
   路頭に迷った理由はそれしか言っていなかった。

   住まわせて貰うのはせいぜい数ヶ月。 
   密かに、貴方の知らないうちに出て行こう。

   当初はそう思っていたから
   過去を話す必要もないと思って。
   思ったよりも貴方の家に長居してしまったのは
   私にとっては誤算だったわ。

   仮住まいだとしても帰る家があることに
   貴方の傍にいることに、居心地の良さを覚えて
   それに甘えてしまっていたのでしょうね。


 
(59) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:18:06

【人】 ウユニ

   

   だから、なのかしら。
   貴方の過去の断片を聞けば
   より、貴方から離れがたいと思ってしまうの。
   貴方の悲しみに寄り添いたい、と。
   今までそうしてはいけないと思っていたのに
   そうしたい、と思うのは……
貴方のことが…。


 
(60) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:18:58

【独】 ウユニ



    
少なからず、好きだという証左。

    友人だと言い聞かせていないと
    超えてはいけない物を踏み越えてしまいそう。


 
(-10) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:20:12

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



   続く言葉には、暫く黙った。
   理屈抜きの、真っ直ぐな言葉は
   それが本心からのものだと思ったから
   一瞬、泣きそうに顔を歪めて。


 
(-11) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:20:54

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



    心を強く揺り動かすことは
    この身を蝕んでしまう。
    助かることを諦めていても
    怖くないわけがない。


    せめて、失うものがもう何もなければ
    違ったのかもしれないのにね。


 
(-12) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:21:32

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



    「私の思う家族の形は……
     悲しみや苦しみに寄り添うこと。
     何があっても味方でいてくれる人たち。

     そう、思っています。」

  
(-13) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:22:04

【秘】 ウユニ → サルコシパラ


   ふ、と息を吐いて、吸って。
   意を決して話すのは、私の病のこと。


   「私は、珍しい病気を患っているのだと。
    出会った時にお話したことを覚えていますか?

    それが……
こんな病だったとしても。

    貴方は、私を家族だと。
    家族と想いたいと、望んでくれるのでしょうか。」

 
(-14) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:22:38

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



   言いながら、
   ブラウスのボタンを一つ二つと外して。
   肩や腕が見えるようにはだければ
   そこには
鮮やかな花
が、見えたはず。

   
拒絶されたなら、出て行こうと思っていた。

   
でも、何故かしら、そうされない気もしていて。

   
   
貴方なら受け入れてくれるんじゃないか、って。


 
(-15) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:25:12

【人】 ウユニ



   彼の強い意志に背を押されて。
   私は、最善とは言えない未来を、
   この手で選び取ってしまった。


       
貴方を苦しませると、予想できる未来を。*


 
(61) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:25:56

【人】 ウユニ



   いいえ、本当はずっと前から。
   選んでしまっていたのね。

   あの日の出会いを始まりにするのでなく
   終わりにするべきだったの。
   今生の別れにするべきだった。

 
(62) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:26:19

【人】 ウユニ



    「そんな竜胆が咲いているのなら>>54
     きっと、誰かに手折られるのを
     声に出さず待っているのでしょうね。

     
それは、果たして私の事かしら?」


 
(63) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:26:52

【秘】 ウユニ → サルコシパラ




     
「それとも、貴方のことかしら。」



  
(-16) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:27:13

【人】 ウユニ



   寂しさを受け入れられない、という言葉は
   私には当てはまることだったから。
   心を見透かされたような気持ちになってしまうの。

   でも、それだけではなくて……
   まるで彼のことも指しているような
   そんな気もしてしまって、思わず発した言葉に
   貴方はどう思ったのかしら。


 
(64) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:29:15