11:03:38

人狼物語 三日月国


169 舞姫ゲンチアナの花咲み

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 ウユニ



    「全部聞いていたってことじゃないですか。」


   少し意地悪な答えに思わずふふっと笑って。>>56
   でも、その後に見えた貴方の心境に>>57
   私は魅入られてしまったみたい。

 
(65) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:29:52

【人】 ウユニ



   独りになりたくないのに
   独りを選ぶところが、同じだったから。


 
(66) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:32:15

【人】 ウユニ



    「私も独りなんです。
     珍しい病気に罹った私を、
     家族は疎んで追い出したから。」


   そう、言った後、冗談のような口調で、


   「ここに、行く宛てのない人が居るんです。
    その人を連れ帰れば、独りじゃなくなりますよ。」

   
   口元に手を当てて、静かに笑った。*

 
(67) alice0327 2022/08/09(Tue) 12:33:00

【独】 ウユニ

/*
西さんのロルはこんなに綺麗なのに私のロル……(頭抱えてる)
今回も長い灰感想書いていいかな……((
(-17) alice0327 2022/08/10(Wed) 20:51:05

【人】 サルコシパラ



   あの言葉は未だ忘却に至ることがない。>>67
   独りじゃなくなると悪魔のような提案をする彼女の姿に
   僅かばかりの優しい棘を感じたことも。

   つまるところ利害関係でしかないし
   それ以上に至らないための線引き。

   彼女の言葉をサルコシパラはそう解釈していた。


(68) 西 2022/08/10(Wed) 21:46:48

【人】 サルコシパラ



   珍しい病気だというのに
   寄り添うどころか疎んだという彼女の肉親に
   サルコシパラは内心ささくれ立った。>>59

   その奇病がどんなものであったとしても
   サルコシパラの思う家族の在り方の中では
   誰よりもウユニの味方であるべきなのだから。


   その小さな苛立ちは同情へと変わり
   いつかは彼女を慮る心へと変革を遂げ
   ついには彼女がどれだけ住まうとも構わないと
   明確な意志へと育まれていった。



(69) 西 2022/08/10(Wed) 21:47:54

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   彼女が独りに戻る姿
   想像するだけで胃液が込み上げてくる。

   孤独の味をよく知っている身体の細胞全てが
   「彼女を独りにするな」と警笛を鳴らしていた。


   それは結局サルコシパラの独善で
   自分のような思いをこれ以上したくないと
   身勝手な世話焼きに過ぎない。

   当の本人も、重々承知した上で
   ウユニを長く傍へと置くことを許している。>>59



(-18) 西 2022/08/10(Wed) 21:48:25

【人】 サルコシパラ



   だからあの時、静かに笑うウユニに…>>67


(70) 西 2022/08/10(Wed) 21:49:13

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   「ここで出会ったのも何かの縁だ。
        その話、乗りましょう。」


(-19) 西 2022/08/10(Wed) 21:49:48

【人】 サルコシパラ



   被っていた仮面をずらして
   サルコシパラは彼女に微笑んだのだった。**


(71) 西 2022/08/10(Wed) 21:50:12

【人】 サルコシパラ



   しかしサルコシパラには迷いもある。
   手折られるのを待つ竜胆が彼女なのか
   それとも自分なのだろうか。>>63

   あの日から数年が経った今でも
   その答えを導き出すことが出来ないでいた。


(72) 西 2022/08/10(Wed) 21:50:55

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   サルコシパラには分かっていた。

   そうなってしまう原因は
   彼女のことをあまりに知らなすぎるからだと。

   彼女の過去も、心も>>64。何も知らないまま
   自分達は此処まで来てしまったのだと。


(-20) 西 2022/08/10(Wed) 21:51:35

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   ウユニを受け入れるためには
   彼女のことを知る覚悟がいる。

   肉親との決別をもたらした病のことも
   その症状や、病の行く末も
   今の自分はあまりに知らなすぎる。


(-21) 西 2022/08/10(Wed) 21:52:05

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   その憂いに応えるかのように
   ウユニの声に決意が帯びていく。

   味方であって欲しいと。
   あの日彼女の肉親に感じた小さな憤りを
   まるで同じことを願うかのように。


   一度彼女から目を離し、背を向け
   花々の様子を伺っていたサルコシパラが
   もう一度導かれるように振り向くと

   
(-22) 西 2022/08/10(Wed) 21:54:26

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   衣服の擦れる音
   純白の肌に囲まれて


         ─── 一輪の花が咲いた。



(-23) 西 2022/08/10(Wed) 21:56:53

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   サルコシパラは驚きを隠せずに
   思わず息を飲んでしまう。


      「それが……あなたの……?」


   あと数年しか生きられない身体だとか
   癌に侵されているだとか

   思いつく限りの最悪な想定の外側で
   彼女の秘密が明かされていく。


(-25) 西 2022/08/10(Wed) 21:58:20

【独】 サルコシパラ



         なんて美しいのだろう。
         そう言いかけた言葉を飲み込み。


(-24) 西 2022/08/10(Wed) 21:58:43

【秘】 サルコシパラ → ウユニ



   命の終わりは美しい。
   その一瞬の輝きに全てが詰まっている。

         今掴み取ってしまった未来も同じ
         この一瞬が、全てなのだ。*



(-26) 西 2022/08/10(Wed) 22:01:28

【人】 ウユニ

   

   私はひどい提案をしたと思う。
   
貴方を利用します、
と言っているようなもの。

   勿論利用されるのは構わなかったし
   例えば家事とか、私にできることを頼まれるのなら
   こなすつもりでいたし、たとえ頼まれなくとも、
   何かの形で貴方へ恩を返すつもりでいたの。


 
(73) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:05:38

【人】 ウユニ



   人は自分の理解を超えた出来事に弱い。
   人であり花になりかけている私を見て
   どうしても理解ができなかったのだろうし

   
―――――感染るかもしれないと。

   
   そんな恐怖があったのだとしたら
   家族を責めることも躊躇ってしまう。>>69


   それでも味方でいて欲しい、なんて
   私のわがままでしか、なかったのよ。
   そうして諦めなければ苦しくて仕方なかった。


 
(74) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:06:44

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



   独りなんて、嫌だった。
   でも、信じていた人たちに裏切られたり、
   傷つくのも嫌だった。

   
だから諦めて、独りを選ぼうと思っていたのに。


  
(-27) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:07:36

【人】 ウユニ



   あの時選び取ってしまった理由の一つはきっと
   心のどこかでは諦めきれなかったから。

  
  
(75) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:09:13

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



    「ありがとう。
     次に住む場所を見つけるまで……。

     よろしくお願いします、ね?」

 
(-28) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:09:53

【人】 ウユニ



   淡く微笑み返して、>>71
   叶うなら、握手をしようと手を差し出したの。**

 
(76) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:10:22

【人】 ウユニ



   数年たっても秘密を守っていたのは
   そう、最後の線引きのつもりだった。

   花咲病のことは、
   これだけは、知られてはいけない。
   知ってしまえば、病を背負わせること、
   私の心に踏み込ませることと同じだと思うから。

   彼のためだから、そうやって言い訳して
   ずっと言わなかった。


 
(77) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:10:54

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



   背を向けていた彼がこちらを振り返って。
   驚かれるのは当たり前だと、思っていたから
   私は貴方の反応を見ても顔色は変えず。
   

    「花咲病。身体に花が咲く、病です。」
   

   
いつか死ぬ病……とは言わなかった。

   治療法について聞かれたなら、
   探している途中だと、
をついたでしょう。


 
(-29) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:12:16

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



   肝心なことはまだ言わず、それでも
   私にとって、この病を明かすこと自体は
   かなり勇気のいることだったから。
   ふ、と目を伏せて。
   はだけた服を戻しながら、


    「気味が悪いとか、怖いとか。
     貴方も、そう思いますか……?」



   か細い声で、聞いてしまうの。
   貴方なら違う、と思っていたから
   話したのに、それでも信じ切れないのは、
   家族につけられた
が深いから。

 
(-30) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:13:05

【秘】 ウユニ → サルコシパラ

   
   
    「こんな女を住まわせていると知れたら。
     貴方も困ったことになるかもしれない。
     もし、家族だと呼ぶのなら、なおさら。

     それでも、
貴方は……。」


 
(-31) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:13:45

【秘】 ウユニ → サルコシパラ



   その先を口にすることはできなかった。
   家族のように寄り添って欲しい、なんて願う資格は
   私にはないのだから。

   いつか死んで、貴方の元を離れる私は
   貴方に寄り添うことなんて、できなくて。
   だから、私にとって貴方は家族ではなく友人。


   それでも一方的に寄り添って欲しいなんて
   わがままにもほどがあるから。

     
 ―――――望んでは、いけないの。*


 
(-33) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:14:23

【独】 ウユニ

/*
アンネロズとキャラ被りしてそう(というかしてる)というのが今の悩みですね……演技幅狭い……()
(-32) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:17:12