人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【秘】 環 由人 → マリィ  




  ( ひとりぼっちで逝くくらいなら
   ほんのすこしの間でもいい、

          一緒にいてよ )



 
(-43) 2020/09/12(Sat) 0:24:56

【人】 環 由人


[ 続いた言葉に今度は薄く笑って。]



    ああ、そうですね、

    ───はやく、帰らないと。
    二本ともぬるくなるし。


[ 差し伸べられた手をそっと取る。

人肌に触れたのなんていつぶりだったか。

あんな顔してたくせに、手はあったかい。

うん、大丈夫。
まだ押しつぶされてないし、
狂ってもいない。]

 
(110) 2020/09/12(Sat) 0:25:43

【人】 環 由人



[ そう確認するようにすこしだけ握った。
そのまま連れていった自宅で、
余り物のおかずとおにぎりを出した。

目の前で人が己の作ったものを食べてくれる。
少しぬるくなっていた酒がスパイス。

交わることのなかったはずの道だ。
邪魔も何も、関わっていったのは己で。

きっと、救われたのも己だと思う。]*


 
(111) 2020/09/12(Sat) 0:26:00

【人】 環 由人

   ───現在


    こんな時間にあんまり食うと
    太るんだろ?ほどほどにしとけよ


[ 恨み言を落として平らげられた皿を
こちらに向ける同居人を宥める。

ほんとは唐揚げだとかコロッケだとかも
余ってはいるのだけれど、
出したら食べざるをえないだろうから、
揚げ物は避けるようにしている。
代わりに日中用に冷蔵庫に置いてあるのだ。]

  
(112) 2020/09/12(Sat) 0:32:42

【人】 環 由人



[ 彼と己は生活リズムが合わない。
それは一緒に暮らし始めてすぐ、
わかったことだった。

己が自宅を出る時間、彼は寝ているし。
己が自宅にいる時間、彼は働いているし。
彼が自宅にいる時間、己は働いている。

だからこうやって食卓で面と向かって
顔を合わせるのは真夜中。
この時間だけだ。

丑三つ時と、明け方の境目。
どこにも行けない寂寞に苛まれる時間帯。
ずっと寄り添ってくれるのは、
顔も知らぬラジオのパーソナリティだけ
だったはずなのにな、なんて。]


 
(113) 2020/09/12(Sat) 0:33:01

【人】 環 由人



[ わざわざリクエストしてくる言葉に
本から顔を上げて、眉尻を下げて
ほんのすこし困ったように笑った。]



    取っといたらW余り物Wに
    なんないだろ


[ 何言ってんだ、と言わんばかりに。

部屋の中にカレーの匂いが充満する。
じゃがいもの代わりにカボチャが
ごろごろしているそれは、ほんのり甘くて
でも辛くて、その塩梅がちょうどいい。
比較的人気の商品である。
──すこしだけよけてあったのは内緒話だ。


銀色の大匙で掬われては唇の中に
消えていくそれを見ながら、
世は更けていく、
ラジオのパーソナリティが
明日またお会いしましょう、と
締め括れば、エンディングが流れた。]

 
(114) 2020/09/12(Sat) 0:34:10

【人】 環 由人





    ───どうだろう


[ 問いかけに、>>96曖昧に濁す。
毎日同じ答えばかり。
寝れないわけじゃない。
ただ、浅くて短いだけ。
ただ、人肌が恋しいだけ。

だから、共に眠るその人の体温が、
心地良くて、髪を撫で付けるてのひらの
温もりが、愛おしいと感じるのだ。]*

 
(115) 2020/09/12(Sat) 0:34:35

【秘】 環 由人 → マリィ  



[ 己が目の前の人にとって、
死ねない理由になっていることも

目の前の人がいることが
己が生きる理由の重要な
一つになっていることも

今はまだ、気づかないまま。]*
(-44) 2020/09/12(Sat) 0:35:25

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  ――エニシダは、言いました。

 
 
(L0) 2020/09/12(Sat) 2:23:00
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲



  震える指先は、もう星空をなぞる事も出来ません。
  落ちた瞼は、もう雨を宿す事もないでしょう。
  途切れた声は、もう正しく音色を紡いでいるかも


    エニシダには、わかりません。


  けれど、エニシダは幸せそうに笑っていました。
 それでも、エニシダは幸せそうに笑っていました。
  だから、エニシダは幸せそうに笑っていました。
(L1) 2020/09/12(Sat) 2:24:01
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲





    ――そして、エニシダは言いました。


 
 
(L2) 2020/09/12(Sat) 2:24:50
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  『 ――――  ―――― 』

 
 
(L3) 2020/09/12(Sat) 2:25:31
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  ――ああ、でも。

 
 
(L4) 2020/09/12(Sat) 2:26:27
公開: 2020/09/12(Sat) 2:30:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲


  もう動くことのない指先に力を込めて
  薄ら開くまなこで虚をうつし
  風に消された音でもう一度だけ、


   エニシダは ねがいました。
   エニシダは いのりました。
   エニシダは エニシダは

 

 
(L5) 2020/09/12(Sat) 2:28:48
公開: 2020/09/12(Sat) 2:30:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  『 もしも里が 滅びてしまうような日がきて
    この地がなくなってしまっても

    誰もあなたを 護れなくなることがないように 
    あなたを 忘れないように 』
  
      
(L6) 2020/09/12(Sat) 2:30:52
公開: 2020/09/12(Sat) 2:30:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲






  『 ここに 金雀枝の花を咲かせましょう


     あなたが ここにいると わかるように 』
 
 
(L7) 2020/09/12(Sat) 2:32:58
公開: 2020/09/12(Sat) 2:35:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  
――いつかの私が、またあなたの元へ辿りつけるように
(L8) 2020/09/12(Sat) 2:33:57
公開: 2020/09/12(Sat) 2:35:00

【人】 語り部 月森 瑛莉咲




  ――そして エニシダは 
    永い眠りに つきましたとさ。


  めでたし、めでたし。

 
(116) 2020/09/12(Sat) 2:35:14

【人】   月森 瑛莉咲

 


   ――めでたし、ではないか。
   でもどう?即興にしては素敵な話な気がしない?
 

  ……って、

  わんこくんにはわかんないか。



 [ くあ、と欠伸の綺麗な白わんこくん。
  触れてみても大丈夫かな。
  一応遠慮気味に手をのばし、平気そうならばわしゃり。

  野良っぽくはないから飼い犬さんかな。

  無礼ものは小さな祠の横の石に腰掛けて。

  ああ、雨がちょっと降りそうだなって
  楽しそうに、でもほんとはそうじゃないみたいに
  ぱたんぱたん、足をゆらして空を眺めながら
  スケッチブックを側に置いて、
  絵を描く時に髪を束ねたシュシュを解く。 ]
(117) 2020/09/12(Sat) 2:37:57

【人】   月森 瑛莉咲


 [ 描がかれてるのは もちろん祠と
  黄色がつけられるはずの 花と枝っぽいもの。
  実は絵、上手じゃない。

  残念ながら人に見せられるような
  クオリティじゃあないから
  お披露目される日はきっと来ないの。

  夢は絵本作家なんて聞いて呆れてしまうって
  だから口にすることもない、秘めごと。

  ここだから見せるホントウの、
  ありのままの わたし。 ]
  
(118) 2020/09/12(Sat) 2:45:06

【人】   月森 瑛莉咲



  [ 誰も居ない田舎道。
   忘れられたみたいなおんぼろ祠は
   他に来客なんてやって来る事もなし。

   こんな場所に女の子が一人
   危ない?

   そのときはそのとき。
   でもきっと大丈夫、
   だって祠ってかみさまがいるところでしょう?

   根拠の無い自信で、
   私はわたしだけの居場所を望むのです。 ]
(119) 2020/09/12(Sat) 2:46:55

【人】   月森 瑛莉咲



  かみさま、おげんきですか?


 [ お供えするのは名前も知らないお花。
  前にお菓子を持ってきたら、虫がいっぱいくっついてて
  なんだか取られた気分になったからやめたの。

  お菓子の方が良かったらごめんね。 
  正しい作法とか知らないから、
  おんぼろ祠は自己流で祀られていく。

  実際、何がいるかだって私は知らない。 
  
かみさまだってほんとは居るかなんて、

  けれど無遠慮にわたしは話を続けてく。

  ここにあなたが居るならいいな、なんて。 ]
(120) 2020/09/12(Sat) 2:54:18

【人】   月森 瑛莉咲

  たぶん、わたし
  彼氏にフラれるんだと思います。

  仕方ないかな、田舎の子じゃ
  都会の可愛い子には勝てないもんね。


 [ はじめて彼氏ができたと報告したの
  まだそんなに月日は流れてない。

  可愛いとか好きだとか言われて
  流されるように付き合うことになったらしく。

  それにしたってもう少し、隠すとか覚えてほしい。
  私が何も言わないからって目の前で腰回したり
  キスしたり、イチャイチャ……

  ……あれ、私必要ないなこれ。 

  そもそもわたし、あいつのこと好きでもきっとない。

  あなたのまえではいろんなことが言える。
  きっと私、 ]
(121) 2020/09/12(Sat) 3:10:09

【人】   月森 瑛莉咲



  私、かみさまが好きなのね。
   ……なんて。

  ねえ、わんこくん。
  きみはかみさまにあったことある?


 [ わんこも、かみさまも返事してくれるわけないけれど
  ここに居るときは少なくとも、
  わたしはとても、幸せで満ちたりて。

  だからずっと、名前も知らないかみさまのもとを
  雨の日も風の日も、熱心に訪れてる。


  ――ぽつ、ぽつ。
  
  ああ、ほら。 ]
  
(122) 2020/09/12(Sat) 3:19:45

【人】   月森 瑛莉咲



  ――あ……降ってきちゃったなあ


 [ 傘、ないや。
  でも今日は濡れたって構わない。
  そんな気分だもの。

  それでも風邪ひくのはちょっと困る。
  ここへ来られなくなったらやだ。

  思いの外早くなってきた雨足に
  ――あんなものでも滲むのは忍びない。
  スケッチブックを拾いあげてわんこを一瞥。 ]
(123) 2020/09/12(Sat) 3:20:19

【人】   月森 瑛莉咲

  きみも、びしょぬれなる前に
  おうち帰んなよ。

  またね。


 [ もう遅いけどね、とは思うけど。
  わんこにばいばい、手をふり。 

  肌にぴっちょりなっちゃう前には流石に辿りつきたい
  ここから79分ほどの道のり、
  田舎道跨がるチャリンコ。
  交通の弁が悪いここでは必須アイテムなのです。 ]



  ……あ、シュシュ置いてきちゃった。


 [ ちらりもう一度振り返ってみたけれど
  悩んでる間にも雨雨ごあうぇーな勢い。
  どしよっか。

  ……きっと
  特別な事でもない限り、明日拾えば良いやって。

  帰り路を急ぐのでしょう]**
(124) 2020/09/12(Sat) 3:22:38

【独】   月森 瑛莉咲

/*遠いな?!
(-45) 2020/09/12(Sat) 3:23:09

【独】 ミズナギ

/*
表だけでも壁なのに置き手紙も合わせてえらい壁出来てる(真顔
な、なんだこの人…!(悪口じゃないよ
(-46) 2020/09/12(Sat) 3:29:46
  月森 瑛莉咲は、メモを貼った。
(a12) 2020/09/12(Sat) 3:35:56

  希壱は、メモを貼った。
(a13) 2020/09/12(Sat) 5:21:51

【独】 マリィ  

/*
なあ起きたらデレが置いてあるてヤバない????何故本名に戻しておかなかったのだ私よ!!!!
(-47) 2020/09/12(Sat) 6:56:49

【独】 マリィ  

/*
落ち着こう……落ち着くのよ……ひっひっふー……
(-48) 2020/09/12(Sat) 6:57:15
 




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