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【独】 小説家 月代[明日の支度も終わった月代は机に向かっていた。 パングラタンは既に冷めきってしまっている。 細かく刻まれ、皿の上でパンとソースとチーズが限りなく均等に混ざり合う。 幾度も食べようとしてスプーンを差し入れるのだが、口へ持って行こうと思うだけで、強い拒否感が襲うのだ。 口の中に吐き気からくる唾液が溢れる。 なんとか口に含めば、傷んだ肉のような味がした。 これが錯覚なのか本当に傷んでいるのか、月代は判別が付かない。 ただ、状況として、傷んでいる”可能性が低い“事だけを信じて咀嚼を繰り返した。 全てを片付けたのは夜の2時頃だった。] (-13) 2024/03/12(Tue) 16:58:42 |
【人】 小説家 月代[癒月のノックを受け、月代は3秒も経たずドアを開けた。] おはよう!良い朝だね。 [ノブに「外出中・掃除不要」の札をかけ、連れ立って出発する。 道中バスの名前や目印になりそうな所をメモ帳に書き付けながら、今日はありがとう、あそこに見えるお店は有名なのかな?、木の匂いが好きだったんだ、など雑談を投げながら向かった。 基本デスクワークの月代にとって、なだらかとは言えコンクリートで舗装されていないような道は全て山道だ。 2度休憩を挟んでようやく到着した鍾乳洞は、如何にもな注連縄がなかなか良い味を出して居る。 町の人でも入っちゃいけねーことになってる その言葉にぴくりと眉が動いた。 懐中電灯で鍾乳洞を照らす。] ありがとう、理想的だ。 (19) 2024/03/12(Tue) 20:40:48 |
【人】 小説家 月代僕が入っても良いのかな? ほら、警報装置とか? [癒月を振り返る。 まるでこの先まで案内してくれるように聞こえたが、勘違いだろうか。 立ち入る事は月代の中で確定事項ではあったが、現地人の彼に止められると厄介だ。]* (20) 2024/03/12(Tue) 21:10:00 |
【人】 バイト 癒月ははっ、んなもんねーよー まず電気がきてねえ そーゆーキカイ的なものを持ち込むと 神域が穢れるとかってさ [ついでに携帯の電波も入らなければ GPSも正しく動作しない、そんな山奥だ。 振り返っていた彼に前を見るよう顎をしゃくる。 彼が懐中電灯で照らしたままの先を。] あれを見ろよ あの石があの長さになるまで二万年ちょっと 何万年と昔からここは自然として存在してんだ あとからやってきて近くに町つくって たった数百年住んだだけの人間が 所有を主張して立ち入りを制限するだなんて おかしな話だとおもわねえ? [僕が入っても良いのかに対する答え。 侵入を阻むものはここには居らぬということ。] (21) 2024/03/12(Tue) 23:03:02 |
【人】 小説家 月代神域ねぇ…、そう言うものか。 [神道は怪異譚と相性が良い。 しめ縄は形骸的な物かと思ったが、この様子ならしっかり信仰が残っているのだろう。 軽くこの地方について調べた際にはヒットしなかった情報だ。 何を祀っているのか、後で聞かなければ。 この先で見れるかもしれない。 こちらを伺う癒月の姿に、昨日のあぐらをかいた彼が重なる。 から風がぴゅうと背中を押した。 なんとなく呼ばれているような気がしたので。] ないよ。 [と答えてしめ縄を潜った。]** (23) 2024/03/13(Wed) 3:08:44 |
【人】 オーナー 敷島── ペンション ── [今朝の卵料理は目玉焼き。 自分が焼くよりずっと綺麗だった。 バイトの子は先代オーナーの時から 引き続き働いてくれている。 共に食堂の清掃をしていると 足がふらついて壁にぶつかり 心配されてしまった。] いえ二日酔いじゃあないですよ 私は昨日の町内会、飲んでませんから ちょっと気が抜けていたようですね 大丈夫ですからお気になさらず [来月に向けての決起集会だと 張り切って酒を飲んでいた者は多かったが いつまでも余所者扱いの自分には 気楽に楽しめる場ではない。] (24) 2024/03/13(Wed) 9:06:42 |
【人】 オーナー 敷島[それはそうと。] そうだ、昨日は疲れたでしょう お客様をおいてペンションをあけるのは 気が引けるものですから私は助かりましたよ 午後から夜遅くまで通しでいてくれて ありがとうございました、山下さん [ただ一人のバイトに礼を言った。*] (25) 2024/03/13(Wed) 9:07:12 |
【人】 バイト 癒月……。 [伺いに対する返事は特になかったようだ。 懐中電灯を手に前を行く彼に着いていく。 上着のポケットに無造作に突っ込んだ両手は然し 万が一彼が転ぼうものなら未然に支えることができる。] ここで神として祀ってるものの正体は 不明ってことになってる もとは空を自由に飛び回ってたそいつを 鍾乳洞を祠とすることでこの地に縛り付けた [右、左、そこ右上頭気をつけて、 進む方向と注意点を的確に指示して進みながら。 話す内容は殆どがネット上にはない情報だ。] (26) 2024/03/13(Wed) 10:34:52 |
【人】 バイト 癒月来月湯の気祭りってのがあるのは知ってるか? [土地について調べたなら これは知っていておかしくない。] 表向きは観光客を呼ぶためのどんちゃん騒ぎな 褌一丁で温泉かけあって露店が出て超たのしい その裏ではごくごく限られた人間だけが この祠に籠って願い事を叶えてもらったり 少し先の未来を教えてもらったりする日になってる 町の権力者が国のエライ人をこっそり呼んだりもしてな 町を内外の人間で賑やかせて釣れば 神ってやつが喜んで祠に降りてくると考えられてんだ おれなら祭り会場の方に惹かれていっちゃうけどね〜 どうつっきー、こゆ話きょーみあった? [外の光届かぬ洞内。 明るく話す声が常に一歩後ろにいることを教える。*] (27) 2024/03/13(Wed) 10:37:15 |
【独】 小説家 月代/*ああ 「おかしな話だとおもわねえ?」 のとこか。 分かりづらくて申し訳ない、一応自己弁護しておくと「そう言うものか。」が機械の話から所有の話までを聞いた返事のつもりだったかも。 月代に物質が所有という概念を持つと言う考えが無い、また所有権という概念自体人間が生み出した物だと言う考えがあるため、前提に共感できずに「君はそう思うんだね」と返してる。 また反語的な「思わない?(いや思うわないはずがない)」のニュアンスが込められているとPLが思ったため、相手側に結論が出ている以上議論は不要、明確なy/nの回答が必ずしも必要な問いでは無いと判断した。 上記分かった上で、PCが返事欲しかったよ〜って主張かな? どうだろ、とりあえず無視したつもりでは無かった事と、返しが(PLにせよPCにせよ)期待に沿えず申し訳なかった。 (-20) 2024/03/13(Wed) 14:40:40 |
【人】 小説家 月代空なら鳥かな? 色々な神話で鳥は神格化されて居るし。 想像上の生物の可能性もあるね、大きな存在では大気とかも飛ぶと表現されるかも。 でもここは実際のものとズラして書いた方が良いかな。 [最近自分の記憶力は当てにならないが、メモを取れる明るさでもない。 ボイスレコーダーも持ってくるべきだった。] 湯の気祭りは見たよ、確かホームページがあったね。 でもここについては初耳だ、とても興味深い。 ちなみに昔は人死が出てたとか、近くで人が失踪したとか、そんなのはあったりしないかな? [ジャーナリストの性よ、生死に関わるような話題を臆面もなく人に問えるようになったのは、ライターとして成長なのだろうか。 捜査の為でもなく報道の為でもなく、ただ娯楽の創作の為に。]* (28) 2024/03/13(Wed) 16:39:36 |
【人】 バイト 癒月あえてズラす? へぇ、ははっ [可笑しそうに笑った。] おっ、つっきー良い質問だねーえ ゆづ君ポイントを10点進呈しよう 一万点集めると良いことあるよん そりゃ人はいつか必ず死ぬが どういうわけかこの町での人死は 祭りの当日や前後に集中している なんとそれは今でもだ 多くが身寄りの少ない高齢者だから 自然死で処理されて大事にはならねー 遺族の方も気が狂うか失踪するかで 騒ぎにする口を持たない [全く不思議だねえとの呟きは、呆れた声色で。] (29) 2024/03/13(Wed) 20:12:20 |
【人】 バイト 癒月おっゴールだね 落ちたらあぶねーから ちょっとそのまま待ってなぁ [開けたところに出た。 手慣れた様子で灯りを灯していく。 置かれたままの松明があるのだ。 照らされる空洞は果てがわからぬほどに広く 二歩先の地面から先が地下水に浸かっている。] (30) 2024/03/13(Wed) 20:13:10 |
【人】 バイト 癒月この地底湖が神さんとの 対話の間ってことになってる 願えば叶えてくれる代わりに 大事なものを失うってな 足下の水には真実が映るらしーぜ なぁつっきー、アンタには何が見える? [背中をぽんと押して見下ろすよう促した。 水面には、隣に立つ男の姿だけが映らない。] (31) 2024/03/13(Wed) 20:13:29 |
【独】 小説家 月代/*んぁ〜?! 癒月くん神秘生物の可能性確定してないしな〜〜〜〜〜〜〜 下手なこと言って違いました〜てなると気まずいぞ どうすっぺ (-26) 2024/03/13(Wed) 21:50:39 |
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