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人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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   一緒に、か……それは楽しそうだな。


[ コンの中では、1人で行くことになっていたが
  彼女の様子が良ければ、是非とも2人でいきたい。
  2人でいろんなところを巡って、
  どんな場所があるのか探索することも兼ねて。
  散歩道を見つけられたなら、
  別日に彼女とまた2人の時間を過ごしたい。

  山の方に住んでいた彼女だが、
  やはり肉のほうが好みなのだろうか。
  お互いの食の好みというのも知っていかないと
  後々に喧嘩や仲違いになる元である。    ]







   いいや?……念の為の言質だよ。
   暫くは、着る衣服を考えてくれ。



[ 肩や首にはこれから暫く痕が付く予定だから
  みられたくなければ、考えてくれという意味だが
  彼女にそのままの意図で伝わったか、
  少し言葉が足りなかったような気もする。

  けれども、指の動きに身を捩る彼女を見れば
  そんな思考はすぐに飛んでいく。
  もっとその動き、その表情を見たい。
  その思考へと切り替わってしまえば
  コンの手は更に深層部へと入っていった。  ]







   そうか。……嬉しい気持ちもあるが
   痛くしてはいけないという重責もあるな。
   痛ければ、言ってくれ。

   でないと、止められそうにない。




[ コンはというと、実のところ経験がある。
  だから少し申し訳ないような気持ちになる。
  彼女ではない他の女のことを知っているから
  ふとしたところで比べてしまわないかと思うのだ。

  足の付け根まで手が伸びれば、
  彼女の下着に指をかけ、その線をなぞった。
  彼女はなんと、細い紐の布地の少ないものを
  履いているようで、誰が選んだのかと
  問いただしてしまいそうな勢いになった。    ]






   この衣服は、誰かに選んでもらったのか?
   まさか、自分で……?


[ やさしく聞いたはず。
  けれども、どうしてこんな挑発的とも取れる
  下着を身に纏っているのか、
  コンの中では気が気ではなくなってしまった。 ]








   たくさん、慣らしていこう。
   気持ちいいと思ったら、
   その愛らしい声を聞かせて。



[ 未知の領域に入る彼女を労るように、
  コンの空いた手は彼女の服の留め具に伸び
  ひとつひとつ外せば、緩めて
  どうしたら良いのか悩んでしまった。

  コンにとっては初めて見る装束のため
  不甲斐ないと思いながらも、
  腰まで脱いでほしいと小さくつぶやいた。  ]*




[彼女が座ったのは、小龍の隣。
夫婦の適切な距離感はわからないが、向き合うように身体を少し内側に傾けても膝が触れない程度間が開いていた。

涙は自分の所為ではないと言うが、慌てた様子から見ると、問い詰めるような恰好になってしまったか。
それ以上追い込まないように、彼女が話し始めるのを待つ。

泣かせたくない。
つまり泣き顔を見るのは辛いのに、目元を覆われて彼女の瞳が見えないとなると、泣いていても良いから見せてくれと希いそうになる。]


 ……うん。


[「ロン」の捜索は、彼女にぬか喜びさせた罪悪感というか、彼女の為に自分がしてやりたいと思ったからだった。
何度目かの礼は、そんなにも「ロンに会える可能性」が嬉しかったのかと胸が痛むが。

続けられた言葉に目を大きく開いた。]



 ……、


[「兄様たちが彼を傷つけてしまった」という言葉に僅か引っかかりを覚えたが、それよりもロンへの気持ちを過去形で表した彼女の心境の変化に胸がざわつく。
意を決したように呼吸を整えた彼女が目元から手を離した。

伸ばさなければ触れられない距離を越えて、彼女の温もりが小龍の武骨な手に触れる。]

[重ねられた手はそのままに、片手を伸ばして引き寄せた。
彼我の距離を「夫婦の距離」に縮めて、ぎゅうと抱き締める。]


 浮気、じゃねーだろ。
 子どもの頃の
をずっと大切にしてきたレイは、
 これからは俺に一途になるんだ。


[少し腕を緩めて顔を見た。
眼差しの不安は取り除けたか。
水膜が決壊してしまったとしても、くちづけで受け止める。]


 名前が似てて、境遇と髪の色が一緒のやつの代わりじゃなく、
 結婚相手として出会った「俺」と家族になってくれるんだな。

 ……「ロン」が見つかっても、もう絶対離してやんないぞ?


[駄目だと何度言い聞かせても、既に手放したくなくなっていた。
レイのことが――]


至宝ってそんな大げさな……
う、う…、あ、ありがと…。


[確かに人よりも大きい自覚はあるけど。
彼は自分の身体を気にいってくれたようだった。
それに、気にしている尻尾も。
自分の一部を肯定されるとやっぱり嬉しくて、
照れたようにはにかむ。

びくんと跳ねた男性器に少し驚いて目を丸くし
ちらちらとそちらを窺ったりもして]


そうなんだ………えへへ。

ふふ、じゃあ過去も未来も
わたしだけのジャヤートだね。

[リルに対する認識はあながち間違ってないらしい。
けれどその中でもジャヤートは
軽薄に関係を持つことを選ばなかったのだろう。

愛や順序を大事にしている
そう言う点は好ましいと思った。
またひとつ、彼の好きな所が増える。]

……ぅん、きもちい、よ
ジャヤートに、包まれてる感じで……はぁ、

[肩や腰を大きな掌が撫で
太い指がやわやわと揉み込む。
うっとりと彼に身を委ねていると、
ふいにその手がふよんと乳房を押し上げた。]


ぁんっ………!

[たっぷりとした膨らみは
持ち上げる彼の手に沈み
離されればぽよよんと揺れる]

ん、あんまり上下に揺らされると
ちょっと痛い、けど……
はぁっ……ん、それ……あぁっ……


[膨らみ全体を大きく撫で回されれば
ぐにぐにと指が沈んで形を変える。
ぬるぬるした泡と水を伴った摩擦で
じわじわと性感を高められていく心地。

淡く色づいた先端がぷっくりと膨らみ
どこか物欲し気に主張し始める。
はぁはぁと息を荒くしながら
とろんと表情を蕩けさせていた。]

[拙い話を、シャオロンが隣でずっと聞いてくれている。
時折相槌を打って、レイの言葉を噛み砕くように。

胸につかえていた言葉を一気に吐き出して、彼を見上げれば、確認するように言葉を重ねられて。]


 ……うん。


[返事に迷いはなく、頷いた。]

[身体を引き寄せられて、彼の肩に沈む。
背に回された腕が強く、引き寄せるようなものに代わり、空いた片手をそっと彼の背に添わせた。

責めることなく肯定してくれる音に、一度乾いたはずの瞳にまた涙が溜まる。]


 ……うん、……


[応えたいのに、口を開けば涙が一気に溢れそうで。
きゅっと唇を噛み締めて、眼を見合わせた。
不安は淡い期待に代わり、堪えきれずに玉になった涙を彼の唇が拾い上げる。

離してやれないと言う声に、涙目ながらにこくこくと何度も首を縦に振って。
重ねた手にきゅうと力を込めた。]

[左右の掌に納めている乳房を横へと引き谷間を広げる。
膝を曲げ顔を寄せると柔らかな乳房に顔を埋め、谷間の底。
心臓の真上に唇で触れる。
心までも自分のものだと主張するかのように吸い付き紅の痕を残すと顔をあげ瞳を覗きこむ]


 ふふ、マンユゥも生命の灯が尽きるとの時まで。
 ずっとオレだけのマンユゥだ、ぞ。


[ふわりと夏夜の涼風のように笑むとまた身を密着させていく。

心地好いと言ってくれるのだ。
上下の動きは控えながら乳房を外側から順にほぐすようにしていけば主張し始めたそれに気づかぬわけはない。
だが、すぐにそこに触れることはしない。
掌で軽く擦れるように手を動かして焦らしていけば乳房は一層と熱に浮かされていくだろうか]

 嗚呼……すっごい気持ちいい……。
 マンユゥも尻を動かして――。
 尻尾が可愛く揺れてるぞ。


[マンユゥの手が胸板に触れるとふよんと靭な肉体に触れる。
使ってきたことで作られた肉体は無駄な筋肉はなく触れると柔らかくも温かい。
乳房のような柔らかさではないが上質の肉の柔らかさはまた別の触感であろう。

 それに屹立に触れられると腰が僅かに動いてしまう。
互いに腰を動かしながら快楽を覚えるように手を動かして――]


 女の身体はこうなるのだな。
 胸の先が随分と尖ってきたぞ。


[今気づきましたとばかりに掌で焦らしていた主張する先端を指で摘まむ。
摩擦の少ないぬるぬるの液体は触れると色づきの上を指が踊る。
人差し指と中指で根本から軽く摘まみながら親指で先端をコリコリと捏ねてやりながら蕩けた表情を尚も覗き込み]

ふふ、でしょう?

[今までは一緒に行ける場所は限られていたから、これからは一緒に散歩したり出掛けたり。
思い出をたくさん作りたい。
子どもが出来れば、自由に出歩く事も難しくなるだろうから今のうちに、というのもある。

ちなみに、シャーレンは好き嫌いがない。
果物などの甘いものを好むがその日に取れたものを美味しく頂く、が基本である。
余程の偏食でない限り、喧嘩になることはないだろう]


言質…。
んー…暫くは露出の少ないものにしなくちゃかしら。

[困りはしないと思うが、言質を取ったと言われると少々複雑である。
こうゆうところは敵わないと思いつつ、暫く服装が露出の少ないものになったなと頷いて。
これから付くだろう彼の印は暫く消えないだろうし、外出する際は気を付けなければいけない。

彼の手が更に深く潜り込んでくる。
素肌に触れる指先がくすぐったく笑みは浮かべたまま]

うん、わかった。

[初めてなのだから、"好きにして"は絶対に言うなと言い含められていた。
なので痛い時は素直に言うつもり。
多少であれば、我慢する可能性もあるが。

言葉の雰囲気から、彼は経験があるのだなと察する。
少し嫉妬してしまうが、指が下着の線をなぞり彼に問われたので頭の片隅に追いやった]

これ?
義姉が初夜もあるから、って渡されたの。

[一番上の兄の嫁が嬉々として渡してきたのだ。
シャーレンとしては少々大胆じゃないかと思ったが、経験もないしそうゆうものかと納得してしまった。
これからも見るのは彼だけだから問題はないはず、たぶん]

よ…よろしく、お願いします?
えっと、わかった。

[愛らしいかはわからないが、気持ちいいと感じたら素直に言う事にした。
留め具が全て外されると小さく呟く声にこくりと頷く。
不甲斐ないと思ったのか、その表情も愛しく思えて、隠れている脇の留め具を外して腰まで脱いでしまう。
衣装に胸当てが付いている為、腰まで脱いでしまった今、胸を隠すものは何もない*]

[誓いのくちづけは触れ合わせただけで離れる。]


 ……涙の味がする、


[くす、と笑ってもう一度くちづけた。
角度を変え、もう一度。]


 レイ、こっち。
 俺の膝、乗れる?


[抱き寄せて、自分の膝を跨いで座るように促した。]



 リルの……ジャヤート、だっけ?
 宴の席で嫁を膝に乗せてたの。
 正直羨ましかったんだ。


[その名は事前にレイに聞いていた。
「友達」だと。
あんな手が早そうな男と友達でいて、よく無事だったな、なんて零す。
小龍は自分が思うよりずっと嫉妬深いらしい。]

[対面で上に座らせると、彼女がより近くなる。
香油がふわりと香って鼻をひくつかせた。]


 レイは良い匂いがする……


[薄く口を開いて彼女の唇を食む。
ちゅう、と音を立てて吸い付いて、咥内でちろちろと下唇を舐めた。

様子を見ながらそれを奥へと伸ばす。

「ロン」とはくちづけを交わしたことがあるだろうか。
あったとしても、この記憶で上書きしてしまいたい。*]


んんっ......!

[彼が、胸の谷間に顔を埋ずめ、肌を吸い上げる。
ちくりとした痛みが走り、赤い痕を残したか。
普段は人から見えない場所。
密やかな痕はマーキングめいていて、
どきどきと興奮を煽った。]

うん、わたしも、......
これからずっと、ジャヤートのものだね......

[浮かされたようにとろりと目を細めた。
爪先から頭まで、彼の手で染められたいと思う。
彼が欲する心ごと、余すところなく差し出してしまいたいと。]

あっ......んんっ......
はぁあっ......ん、ぅ......

[その間にも彼の手がやわやわと乳房を揉みし抱く。
比例して体の熱は上がっていくのに
尖った箇所には触れてくれず、
焦れったさだけが先端に溜まっていく。
瞳が切なげに歪み、触れ合う脚を
無意識に彼に擦り付けながら手を伸ばした]

ん、きもちいい......?

[引き締まった体には無駄な肉はついておらず、
程よい硬さと弾力がある。

お互いに高めあうように、
彼を感じて受け入れる準備をするように
しっとりとした掌で胸を撫で回し、
腹や腰にも触れて洗っていく。

反応が良いようなので竿にそろりと指を絡め、
ゆるゆると泡を絡めるように上下させた。]


あ、っ......こ、これは......っ
ちがくて......、やぁぁんっ......!

[尻を動かすたび物欲しそうに揺れる尾を指摘され、
かあっと顔を赤らめる。
その直後に指で先端を捏ねられ、一際大きく甘い声をあげた。

きゅっ、きゅっ、と尖ったところをいじめられれば
さっきよりも強い「きもちいい」が
じわあっと腰のあたりに広がってたまらなくなる。]

やあっ、さきっぽ......っ
こりこりしたらっ、はぅぅ......っ
だ、だめ、こえでちゃ、ぁぁん......!

[どうも乳頭が敏感なのか、
すぐに頭の中がぽーっとしてしまう。
彼が顔を覗き込めばきもちよさそうに脱力した
女の顔が映るだろうか。]

[初めてのくちづけは涙の味。
離れていく唇に伏せていた瞼を開けば、思った以上に近くにシャオロンの顔があって、涙を指摘されて小さく笑った。]


 ……んっ、……
 これは、嬉しくて、だから、ね?


[触れるだけのくちづけを落とされながら、ようやく晴れた顔を見せる。]


 ……?
 ……は、ぇっ……!?


[手を引かれるままに促されて、頷きかけたがシャオロンの膝をと勧められて少々狼狽えた。
でも、見ている人が居るわけでもなしと思えば、おずおずと対面するように膝の上に腰を下ろして、少し下に来たシャオロンの顔を見つめる。]

[母親ぐらいしか寄せたことのない顔の距離。
緊張と恥ずかしさで仄かに頬を染めてしまう。]


 ……あう、……

 でも、ジャヤートたちは、
 お膝に座ってただけで、……こんな、
 向き合って、なかった、よ……?

 
[対面すれば食べることも出来ず、視界に移るのはシャオロンだけになってしまう。
ジャヤートのことを話すシャオロンが、どこか拗ねたような素振りに見えて、彼の気を引こうと、つんと頬を突付いた。]

[シャオロンの膝に乗っている分、彼の顔は自身の胸の近くにある。
小ぶりではないが大きいという程でもない自身の胸。
近づけば、胸のどきどきが聞こえてしまわないかとひやひやした。]
 

 匂い? 香油かな……ぁ、んぅ……


[返事を返そうとしたら、唇を吸われて甘い声が漏れる。

くちづけは唇を閉じてするものだと思っていた。
きゅっと引き結んでいたら、舌先で擽られるように触れられて、思わず唇が綻ぶ。
口元が緩めば、更に奥に舌先が伸びて、初めての感覚にぞわりと肌が戦慄いた。]

 
 ……ふ、ぁ……っんぅ……


[とろりと眦が下がって、行き場のない手がそっとシャオロンの肩口に掛かる。
舌先で舐められるのが気持ち良くて、ふわふわとしてくる。*]



   本当に、一緒になれたんだな……
   他人の目を気にしなくていいとは
   まだまだ慣れそうにないかもしれない。


[ 2人での時間はたしかにまだまだ足りない。
  いつもは夜、人目につかないところで
  愛を確かめ合っていたから、
  日の中でそれをしていいとなると、
  少し気恥ずかしいものがある。

  子供ができたなら、2人で育てるつもりで
  コンも働いて家庭にいることだろう。
  けれどもまだ、それは先の話にしたい。
  妻としての彼女をもっともっと
  堪能してからにしたいのだ。

  食べ物はお互いの郷土料理も教え合いたい。
  そうしたら、新たな扉を開くことが出来るはず。 ]




 




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