人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 ヴィム



   ───重奏:『メルヴェイユ』の英雄 ───


(20) 西 2022/05/23(Mon) 3:29:36

【人】 ヴィム



 [ 師と愛弟子の思惑は交差し、すれ違い。
   ある日、愛弟子はついに怒りを漏らす。

   「どうして僕を認めてくれないの。
    僕はもうあなたに負けないくらいになったのに。」


   哀しみと怒りを抱えた愛弟子は
   目尻に涙を抱えたまま家を飛び出してしまった。

   己がこの時止めていれば
   己がこの時彼女をちゃんと一人の冒険者として
   扱ってあげていれば。


   師の後悔は、数えあげればキリがない。
   それが後の歴史で、惨劇を引き起こすこととなる。]



(21) 西 2022/05/23(Mon) 3:30:32

【人】 ヴィム



 [ 当時、メルヴェイユの国政は不安定を窮めていた。
   隣国同士は戦争を起こし続け
   彼女が宝だと言った魔法は、兵器に成り下がる。

   メルヴェイユも例外になく
   いつ隣国から攻め込まれるやもしれぬ事態は
   到底耐えられるものではなく。

   他の国へ赴く冒険者は国と国を渡る売国奴だと
   そう罵られてしまうことさえある時代だった。]



(22) 西 2022/05/23(Mon) 3:32:39

【人】 ヴィム



 [ しかし真に恐ろしいことは
   冒険者の存在が戦争を仕掛ける大義名分に
   なってしまう可能性。

   冒険者が我が国が得るべき資源を奪った。
   冒険者が勝手に我が国の土地へ入り込んだ。


   理由などなんでもいい。
   冒険者は国土を問わず自由に冒険できる
   などという一般論など先の時代では無価値。


        世界は、
W悪役W
を欲していたのだ。]



(23) 西 2022/05/23(Mon) 3:35:06

【人】 ヴィム



 [ そんな紛糾の世界の中で
   愛弟子は仲間達を集めて言う。


   「もっと大きな仕事をしよう。」



   それは全て、愛する師に認めさせるため。
   たかがそれだけの事でも
   彼女にとってはそれが全てだったのだから。]



(24) 西 2022/05/23(Mon) 3:36:05

【人】 ヴィム



      そんな折、彼女が受けた依頼は
      隣国の所有する洞窟の探索


      それは国を破滅に追いやる、
爆薬




(25) 西 2022/05/23(Mon) 3:37:23

【人】 ヴィム




          すべては、隣国の謀略だった。**

(26) 西 2022/05/23(Mon) 3:38:06

【人】 ヴィム



 [ 愛弟子の一行が己の土地に踏み込んだと
   知った隣国は呆れるぐらいの行動力を見せた。

   「メルヴェイユは我が国へ侵攻するつもりだ。
    悪しきを討ち、我が国を守れ。」


   即席の大義名分の元、
   問題は発覚して数時間で部隊は整わせる。
   それはそれは呆れるほど、手際良く。


   その頃には何も知らない愛弟子の一行が
   ただ真っ直ぐ、洞窟の奥を目指していた。

   その事態を察したのはたった一人
   遠くの気配に気づくことが出来た


                Violet=Mirrorのみ。]


(27) 西 2022/05/23(Mon) 4:32:21

【人】 ヴィム



 [ このままではどうなるか。
   想像するに難しくはないだろう。

   メルヴェイユが勝利すれば
   クロエは戦争を引き起こした大罪人となり


   メルヴェイユが敗北すれば
   クロエの夢は二度と叶わない。>>0:179


   彼女はもはや、この世界に必要なW悪役Wなのだ。]



(28) 西 2022/05/23(Mon) 4:35:03

【人】 ヴィム



 [ メルヴェイユの国民は何も知らない。
   国に気づかれないまま自体を収めなければ

   愛弟子に待つ未来は、ただひとつだけだ。

   全てを悟った青年は独り
   隣国の軍勢の前へと立ちはだかる。

   己の宝を...愛する弟子の未来を守るために。]



(29) 西 2022/05/23(Mon) 4:37:19

【人】 ヴィム



 [ しかし国と魔法使いの戦争は三日三晩続き
   その事実は次第に明るみとなってゆく。

   その果てにはメルヴェイユにも行き届き、

   「隣国が我が国を攻め入らんとしている。」


   伝えられた事実は国を大きく揺るがすことになる。


          青年の決意を、嘲笑うかのように。]

   


(30) 西 2022/05/23(Mon) 4:40:09

【人】 ヴィム



 [ 国に悟られずに事態を収める。
   到底成し遂げられないその目的のため
   青年は一人、また一人と兵士の命を奪う。

   怯え逃げ惑う兵士を追いかけては
   その命が尽きるまで攻撃の手を緩めることはなく。

   胸元の紫色の薔薇が赤く染まってもなお
   青年は兵士の殺戮をやめることはない。

   戦い、戦い、闘い。
   ついに青年は最後の一人を仕留めると
   辺り一面は紅の花畑へと変わり


         ひとつの戦争が、終幕を告げた。]



(31) 西 2022/05/23(Mon) 4:41:25

【人】 ヴィム



 [ 返り血に塗れた青年は痛みに顔を顰め
   足を引きずりながら愛弟子の元へと向かう。


   クロエが戦争の引き金を引いたと
   誰にも悟られてはならない。

         彼女を、守らなければならない。



   そう遠くない時間に、メルヴェイユの兵士が
   戦場となった地へと到着するだろう。


         青年に、選択の余地はなかった。]



(32) 西 2022/05/23(Mon) 4:43:02

【人】 ヴィム



 [ そして、青年は辿り着く。

   パーティの仲間達が全滅し
   独り洞窟から帰ってきた愛弟子の元へ。

   仲間達を失い悲嘆にくれる愛弟子の頭を
   血にまみれたこの手ではもう撫でることもできない。


   師の惨状を目の当たりにし
   驚いたような愛弟子はすぐに気づく。
   自分のせいで、こうなってしまったのだと。

   しかしそれでも青年は
   決して彼女を責めることなどなく、告げた。]

   

(33) 西 2022/05/23(Mon) 4:48:36

【人】 ヴィム



     「お前が無事で、良かった。」



(34) 西 2022/05/23(Mon) 4:49:02

【人】 ヴィム




   「いいかい。クロエ。

       これは僕からの、最期の指南だ。」



(35) 西 2022/05/23(Mon) 4:54:41

【人】 ヴィム




     「僕はメルヴェイユの転覆を企て
      隣国を唆し、攻めさせた。

      お前の仲間を死に追いやり
      国の皆を混乱に陥れた。

      だけど僕の計画に気づいたお前は
      一人立ち向かい、この国を救った。


                これが、真実だ。」



(36) 西 2022/05/23(Mon) 4:56:08

【人】 ヴィム




      「僕を.........殺せ。」>>0:14**



(37) 西 2022/05/23(Mon) 4:57:26

【独】 ヴィム

/* >>19誤字ぃぃ(:3[_____]
(-4) 西 2022/05/23(Mon) 5:01:30

【人】 少年水夫 カイル

 
開店前日:MiraggiO



[これでも生まれた時から、客船にいたからね。
 僕が出来ることには限りがあったけれどそれでも、
 お客様への対応や、
 勤勉な精神は生きるだけで培われていた。]


  仕事をするのは好きだよ。
  店が開くのは楽しみだしね。


[ジャガイモを剝くユスターシュにはそう返す。>>0:426
 極端な言い方をすれば、今の僕にはそれしかない。
 ……なんて、
 好き好んで湿っぽい話には持ち込まないけれど。]

 
(38) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:26:09

【人】 少年水夫 カイル

 
[こちらからは会話は聞き取れなかったけれど、
 窓に何かを投げ込んだ彼女の対応は、
 ヴィムがしっかりしてくれたようだから、>>0:394
 ほっと胸を撫でおろした。
 
直後店内で本当にガラスが割れた。>>0:434



         
大丈夫!?



[僕たちはゴーストだから、本来は物に触れられないし、
 怪我などすることも基本はないけれど、
 店内のものには触れられるから、
 ガラスを拾う際に怪我をしてしまうかもしれない。
       しかしその様子もなく、
       レイが魔法で片付けるのを見れば、>>0:438
       視線はまた窓の外へと戻る。]

 
(39) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:27:14

【人】 少年水夫 カイル

 
[外で手を上げて
 無事を報告してくれるウーヴェには、>>0:502
 こちらも小さく手を振って応えた。
 スマートな立ち回りで、
 ユスターシュが僕を
 庇おうとしてくれたのに気づいたけど、>>0:426
 
お礼を言うタイミングを逃してしまったな。



 それと気づけない程にさり気なく、
 他者をフォローしてくれる。
 僕は戦いは未経験だし、分からないけれど、
 彼がそういう立ち回りを得意としていることは窺えた。

 多少これ見よがしな感じを出しても
 罰は当たらないと思うけど、損な性格なのかもしれないね。]
 
(40) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:28:23

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕はソースの準備をしようと、
 厨房に入ってまずはトマトの湯むきを始める。
 すれ違う様にユスターシュは外へ。>>0:428
 確かにこの店は現在男所帯だから、華が欠けるのは否めない。
 花が活けられるのを、作業をしながら見守った。]



  そうだね。
  
今からとても、楽しみだよ。
>>0:429


[今回はどんな出会いがあるのだろう。
 運命の出会い……とまではいかなかったとしても、
 僕はお客さんたちが「美味しい」とお酒や料理を楽しんだり、
 ここの皆が笑顔で仕事しているのを見るのが好きだ。]

 
(41) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:30:02

【人】 少年水夫 カイル

 
 
   [それは生きていた時に僕が持っていた
幸福
宝物
に、

               とてもよく似ている。]
 
 
(42) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:30:33

【人】 少年水夫 カイル

 
───
『 MiraggiO 』
───


[霧が立ち込める夜に、街灯と青い薔薇が貴方を誘う。>>n1
 ここは一癖も二癖もある、
 生を失った者たちが切り盛りする酒場。



             ―――
霧幻
Party Night
の始まりだ。]
 
(43) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:31:34

【人】 少年水夫 カイル

 
[お客様をお迎えする準備は万端。
 料理の下拵えも、完璧に整っている。


 お腹を満たしたいならば、
 ペスカトーレに、パエリア、シーフードピザはどうだろう。

 体を温めたいならば、
 クラムチャウダーやブイヤベースがお薦め。

 お酒がぐいぐい進んじゃうのは、
 貝のガーリックバター焼きや烏賊のアヒージョかな!

 東洋の味が恋しいなら、
 船盛のお刺身や、魚の塩焼き、鯛茶漬けもあるよ。]
 
(44) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:32:56

【人】 少年水夫 カイル

 
 
[早速ドアを開けて、お客様が―――……。]

 
 
(45) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:33:30

【人】 少年水夫 カイル

 
 
 
   
ヨーソロー!


         
『 MiraggiO 』へ、ようこそ。
**
 
 
 
(46) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:35:20
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a3) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:43:09

【独】 少年水夫 カイル

/*
勝手に海鮮メニュー充実させ過ぎているけど大丈夫かな?
拾い方下手くそマンで泣いてる。

アリア嬢、可愛いね。
ウーヴェさん、超しんどいじゃん!
ヴィムさんの話、重厚。
キンウちゃんも気になる気になる。
(-5) Altorose 2022/05/23(Mon) 5:50:51

【人】 ユスターシュ

 ― 開店前日:MiraggiO ―


 そうかよ
 でも、張り切り過ぎない程度に
 手は抜いておけよ〜


[不真面目らしく、返答。>>38
 気張りすぎるのを心配してるなんて
 素直にいう柄でもない。


 湿っぽい話題はこの場に出ず、いつも通りに流れていく。

 窓ガラスの件は落ち着いたが
 こっちはこっちでガラスが割れる。>>0:434
 
(47) もやむ 2022/05/23(Mon) 7:56:08