08:25:06

人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 翠眼 ヴェルデ

>>88 マキアート
どうやら気を悪くさせることはなかったらしい。
あなたが眺めていなければ、少年だって屋台へ目を向けなかったろうし、注目を集めたことには違いない。

「そりゃ随分気前のいいことで」

けれどその言葉を本気にした風はなく。
それでも、すらりとした長身と大きな——相対的にあまり大きくは見えないが、近くで見るとやはりまあまあ大きい——ぬいぐるみの取り合わせには、じっと視線を向けた。
あなたのことは随分と見上げる形になる。

「イヌ、好きなんだね」
「おれはあんまりイヌの種類に詳しくないんだけど、それは何てイヌ?」

とは言え、物怖じする様子もない。
感情表現の豊かな子供ではないようで、辛うじて笑っているのだろうとわかるぐらいに口角を上げ、あなたへ問う。
(94) beni 2022/08/11(Thu) 19:26:47

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「さいで。腕は信用してもらいたいもんだけ……」

そうして、早速の試射を数cmの距離で目の当たりにする。

「……だからあたいをなんだと……まー、同じ言葉返しとく。
 このまま用が済んだらパン、かと思ってたよ」

しかし頷く様子は自身の仕事の成果への満足感だ。
適当な掃除屋呼んどくか、と無名の連中に連絡して、
使わせてもらうの言葉には再度頷いた。

「お褒めに与り光栄とでも言っとく。んじゃ後払いで。
 っていうかあたいの拠点の位置バレてたのか……
 なるべく隠してたつもりだけど。まあいいや、よろしく」

/*
ストレガの拠点については見つけていてもOKです。
また、表でタグつけて侵入してもOK!お好みでどうぞ。
(-265) shell_memoria 2022/08/11(Thu) 19:48:17

【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア

「おや。いいのかい?
 君がそう言うなら、俺も少しお零れに預かろうかな」

チョコラータは形もフレーバーもそれぞれだ。
花の形、ウサギの形、三日月の形。
チョコラータに蓋をするように置かれていた小さい紙には、それぞれのフレーバーの解説なども書かれている。

「いいだろ。今度女性向けに売り出す奴らしい。
 っと、そうだな……どこかにあったはずなんだが」

エスプレッソと聞けば、確かにと頷く。
小さいのに味覚は大人だな、と内心少し面白くなりながら、記憶を辿って戸棚やらを開ける。

「……ああ、あった。淹れるか?
 せっかくだし、食べるなら欲しいだろ」
(-266) susuya 2022/08/11(Thu) 19:53:03

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>93 コルヴォ

そう、とだけ返す。
他愛もない会話。興味もなく、ただ鼻歌を口ずさむかのような
間を埋めるためだけのもの。

「そう、良かったわ。」
「ゴミ回収の日なんて待てないもの。」
「こんなに暑い日は特に。」

夕闇は逸らされ、どこともない場所を見る。

「仕事相手が全員猫だったらいいのに。」

こつ、こつ。
パンプスがアスファルトを叩きながら、貴方の隣を通り過ぎて。
ふわり、石鹸の香りだけを残してまた宛もなく歩いていく。
(95) arenda 2022/08/11(Thu) 20:01:42

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ

「店にゴミがあって困るの。」
「回収してくださる?」

すれ違い際、それだけ言い告げて。
視線も、顔も向けはせず、聞こえたかの確認もせず。
(-267) arenda 2022/08/11(Thu) 20:03:16

【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ


「ハ、お優しい事だ。寒気がするね」

吐き捨てたのは、わざとらしいほどの嫌悪感。
人様の隠れ家で、情け深く宥め賺すような言葉にそう返すのは
実に命知らずな行いと言って差し支えないだろう。
事実そうだという事は、言うまでもなく。

屋根無き烏は常々言っていた。『生きてる人間の顔なんて覚えていられない。』


「生きてる奴は嫌いだ。俺は誰のガキでもない。
 そんな事をするような連中が、
 俺より先に全員くたばっている事を願ってやみません」

死に損ないは、女神にも死神にも嫌われている。
故に、いつも連れ攫われて行くのは周りの人間だった。
自分の不運が誰を殺したと驕ってもいないけれど。

「情も、恩義も、忠誠も、名誉も、結局は墓石にしかならない。
 くたばった先で手に入るものなんか、それだけです。
 あんたの宗教観や思想がどうだかは知った事じゃないが、
 俺は俺の死期を取り返すだけだ・・・・・・・・・・・・・・。他の何も求めちゃいない」

墓石は要らない。何せ刻む名も無いのだから。
情は要らない。何せ返すものも無いのだから。
死のその先などあるはずもない。無宗教者はそれを信じない。
(-268) unforg00 2022/08/11(Thu) 20:07:59

【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ


「死ぬべき時に死ぬ事もできず、
 死んだように生き続ける事ほど、悲惨なものは無い」

そうして死に限りなく近い場所で、
けれど死に切る事は許されないまま生かされている死に損ないだ。
まったくもってその通り、これはとんだ悲劇と言えるのだろう。

けれど観客の居ない劇は劇足り得ない。

「奪われたものを、奪い返すだけですよ」

椅子に背を預け、書類を一瞥して、無関心に視線は逸れる。
仕事の前後に肉を食えないような、碌な感性は残っていない。
厚かましくもワインの名を頂く掃除屋の一人は、
それきり何を言う事も無く、ただ細やかな晩餐に相伴した。

そうして今夜も、知られざるままに死が葬られる。
(-269) unforg00 2022/08/11(Thu) 20:08:47

【置】 鳥葬 コルヴォ


その昔。

ある一羽のカラスがブドウ畑にやってきて、
毎日うるさく鳴く事に、人々は困っていました。

動物と話ができる修道僧が静かにしてくれるよう頼んだところ、
コルヴォカラスの名前を忘れずに大切にするなら
二度と邪魔をしない、と約束しました。

その後にコルヴォと名付けられたワインは今も人々に愛され、
その約束もまた、今なお大切にされているのです。



「何でもうちはそれに肖って、コルヴォ・ロッソの名を頂いたんだそうで」

「なんてのは当然、今作った話ですけど?」
(L1) unforg00 2022/08/11(Thu) 20:11:28
公開: 2022/08/11(Thu) 20:30:00

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「意味もなく殺したりなんてしないわ。」
「面倒事は嫌いなの。」
「貴女が裏切者なら別だけれど。」

もしかして、そうなのかしら、なんて。
興味なさげに問いかけて。銃は手元に。
長い袖口の中に入れる。携行性も問題ない。
優秀な仕事だと、思った。

「暗殺は下調べが大事なの。」
「色々な事を知ってるわ。興味はないけれど。」
「じゃあ、届いたら運ぶわ。Addioさようなら.」

用件が済めば、話は終わりとばかり。
女は椅子に座り、またグラスに指を這わせるのだった。


/*
ありがとうございます!また後程お伺いしようと思います。
折角なので白で伺う予定です。よろしくお願いします。
(-270) arenda 2022/08/11(Thu) 20:11:29

【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ

/*
こんばんは、こちらこそお世話になっております。
おやつはたい焼きと申します。

突然の秘話投げにも関わらず交流いただきありがとうございました!
ラウラの口数をフィオレロ様が補うように話してくださるのでとてもたのしくお話させていただいております。

そうですね、もしも継続して食事パートを行う場合ですが。
黒いマシュマロ様が問題なければ2日目開始以降(本日21時以降)に始める、というのはいかがでしょうか?

お店の希望についてですが、当方は特にございません。
が、もしもそちらお困りであればロッシ様のバー。
あるいはラウラのカフェ等もありかと思います。

お互いが生きているうちにしかお出かけ出来ませんから……。
(-271) sinorit 2022/08/11(Thu) 20:12:00

【独】 鳥葬 コルヴォ

/*
今回のコラムのコーナ〜〜〜!!!

シチリアにこのブドウ畑の烏の話がある事は本当。
掃除屋の名前がそれに由来するのも本当の事。
こいつが捏造したのは、最初からそれに肖ったみたいな言い方した部分だけ。

多分最初は普通に掃除屋をゴミ漁りの烏に喩えた
蔑称混じりの呼び名としてコルヴォって呼ばれてたんだと思う。
そんでまあちょうどいいしそこそこ飲まれてる酒の名前看板にしちまえば
大声で悪くは言えないだろうみたいな感じで、コルヴォ・ロッソに…という話。
(-272) unforg00 2022/08/11(Thu) 20:16:13

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 翠眼 ヴェルデ

/*
お返事が大変後れてしまってすみません。
あんまり深い関係は組まない感じでしょうか?
であれば、あえて初対面気味のほうが面白いかもしれませんね。
身内に対して距離が近く貞操の緩い男なのに、まだヴェルデくんとは肉体関係がない……でも面白いかと思います。ただ年単位でファミリーに所属しているならさすがにもうやったことあると思いますが、どうでしょうか。
(-273) rik_kr 2022/08/11(Thu) 20:17:04

【秘】 風任せ マウロ → piacere ラウラ

君がまっすぐ見つめるなら、それを高い位置から見下ろすのが常だ。
煙を吸って、吐き出して。
一つ間を空けてから、口を開く。

「そうだな」
「……行動、言動、何処か一つでも怪しい素振りを見せたやつをとっ捕まえて俺の元に持ってこい」
「此処の連中でも、他の連中でも良い。おっさん―――ボスに恨みのあった奴、目の敵にしてた奴。全部だ」

「連れてくるだけで良い。抵抗するなら、無力化くらいなら構わねえよ」

出来るだろ、とは言わない。
命令すれば必ず成果を上げてくる。上司である彼は、君の腕を信頼している。口に出したりはしないが。

そう告げたのなら、他に言う事はないとばかりに歩を進め始めるだろう。
また何か言うことがあれば、声をかける事は出来そうだ。
(-274) otomizu 2022/08/11(Thu) 20:34:18

【人】 鳥葬 コルヴォ

【街中】 >>95 レヴィア

「そうなると、烏は食いっぱぐれるでしょうね」

何処までも他人事のような、無関心な声色。
誰も知らない所で死んだ猫の死骸を態々捜しに行くなんて、
烏だってしたがらないに違いない。

臭わない内にやっておきます・・・・・・・・・・・・

眇目は、通り過ぎ行く少女を追う事は無い。

最後まで温度の無い声は誰にともない言葉となり、
煙草を一本吸い終えた後、
掃除屋もまた、重く靴底を鳴らして路地へと消えていった。
(96) unforg00 2022/08/11(Thu) 20:36:45

【秘】 情報屋 ロッシ → 花で語るは ソニー

/*
わ〜お気遣いありがとうございます〜〜!
十分たのしんでいる中で更にハッピーになっちゃったな…!

現在の状態の報告もありがとうございます。夢のご利用もいつでもどうぞ〜!
もう更新ですよ、早い〜! これから本格的に始まっていくところですね。
こちらこそよろしくお願いします!!
(-275) 66111 2022/08/11(Thu) 20:40:34

【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド

「はい、せっかくですから!
 私が淹れるので、アベルさんは座っていて?」

戸棚からエスプレッソマシンと豆が出てきたなら、後はルチアの領分だ。
アベラルドに椅子に座るよう促して、お湯を沸かしにかかる。

「……今日は、みなさん何だか、ピリピリしてました。
 ね?アベルさん」

お湯が沸くのを待つ間に豆を挽いて、その最中に声を放る。
ごりごりと破砕する音に負けないように、少し大きめに。
(-276) yatuhatig 2022/08/11(Thu) 20:44:21

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「あたいが裏切る気ならアジトの基礎に
 C4仕掛けて会議の時に起爆してる」
「少なくともお互い裏切ってないわけだ、口の上ではね」

こちらもまた興薄げにそんな言葉。
やはりサイズ感は見立て通りで完璧だったようで、
またも小さく頷いて。

「きちっと仕事ができる同僚がいて嬉しいね。
 はいよ、そんじゃ今後とも御贔屓に」

踵を返し、扉の前へ。
ふと、思い出したようにツナギを脱ぎ、いつもの軽装に戻る。
ツナギは死体の上に捨てた。烏がまとめて攫っていくだろう。
そのままごつごつ、去っていった。

/*
お待ちしております〜!
(-277) shell_memoria 2022/08/11(Thu) 20:48:33

【秘】 風任せ マウロ → 銀の弾丸 リカルド

「お前の小言は耳に胼胝ができるくらい聞いた。俺を赤ん坊だと思ってるのか?」
「俺が手当たり次第、誰にでも喧嘩売る馬鹿に見えるのかよ」

このやり取りも慣れたものだ。
君の言葉に今更苛立ちを覚える事はない。少なくとも、わざと煽られたのでなければ。

「仲間内だ?いつからウチは仲良し集団になったんだよ」
「身内だろうが外の奴らだろうが、対応は変わんねえだろ」

「同じように調べ上げて、クロだったなら同じように吊るし上げるだけだ」

無論抗争中のファミリーの人間と比べれば、対応も変わることがあるのだろうけれど。
個人主義の組織形態である以上、マウロの認識が簡単に変わることもない。
同じ人間として、裁きを与えるつもりでいるのだ。

「分かってるっての」
「お前こそ、勝手に噛みついたりするなよ。躾のなってない犬みたいにな」

冗談めかして。君が自制できる人間であることは、彼もよく知るところだからだ。
(-278) otomizu 2022/08/11(Thu) 20:52:19

【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロ

貴方が口を開くまでの間も目を逸らすことはない。
それは貴方に対する敬意でもあるから。

全ての言の葉が紡ぎ出されるまで、見つめ続け。

「…かしこまりました」

短い言葉でひとつ返して。
それ以上に何かを紡ぐ必要など、きっと。


もう一度胸に手を当て、頭を下げた。

貴方の命は女にとっての生きる希望でもある。
そして、
死ぬまでそう在りたいと願う。


だから地位や名誉などにも、女は興味がない。


「必ずや、マウロ様のために……行って参ります ね。
他にも必要があれば、いつでも………」

見送るように足音が去るまでは頭を下げ続け。
それが聞こえなくなる頃に、女は街へと向かうだろう。
(-279) sinorit 2022/08/11(Thu) 20:59:39