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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【人】 勢喜 光樹


……………… そう、か。

[「違う」と、強く否定をしなかった。>>153
それはもう、肯定と同じなのかもしれない。

四谷の傷を深めるだけに終わってしまった。

こんな時、どんな言葉を掛ければ良いかも分からず
こんな時、どんな風にすれば良いかも分からないけれど

静かに、四谷の隣に腰を掛ければ
ぎしりと沈み込む、ベッドの音が響いて。

四谷の肩に手を回すことが叶ったなら、
そっと。己の方へと引き寄せよう。

そうして、生きた温もりを
与えるぐらいしか、出来なかった]
(162) りお 2022/08/13(Sat) 0:12:44

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


お前は…………
俺に優しい言葉を、与えてくれたのにな。


[生まれてからも、きっと生まれる前からも
愛情を与えられたことのない人間は
応え方も、与え方も分からなかった。]
(-92) りお 2022/08/13(Sat) 0:14:34

【赤】 勢喜 光樹


[やはり己は───

      存在してはいけなかった。

            そう、
"嗤う"
しかなく。]
(*62) りお 2022/08/13(Sat) 0:15:54

【赤】 勢喜 光樹

[絶望。
そこから這い上がる術だって知らない。

闇のように、どす黒く哀しい感情
それが己の耳か、脳内かは不明だが

届いた
が───

           更に、己を
嘲笑
した気がした。]
(*63) りお 2022/08/13(Sat) 0:17:32

【人】 勢喜 光樹


………四谷。

お前は何があっても………
生きろ


[失った二つの命と、
消えてしまったかもしれない、友の分まで。

   
俺のことは───忘れてくれて、良いから。
]
(163) りお 2022/08/13(Sat) 0:19:00

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―― ロビーにて>>154


――分娩室で見つけた「人物」>>62が、少女の『イモウト』でなければいい。

『私』の中の誰かが願った。
『俺』が見つけた手がかりは、何の役にも立たず、少女は諦めてこの病院を生きたまま出ていく。
そうなってくれればいい。

この病院には、『僕達』のような存在だけが居ればいい、と。
(164) eve 2022/08/13(Sat) 0:20:03

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「――『私達』は「ヒルコ」。
生まれてこれなかった、『俺たち』の集まり。

さっきまで一緒にいたおねぇさんの名前は、「カナ」。
昔、歌を教えて貰ったんだ。」

地面が黒く泡立ち、無数の手、足、顔が覗く。
生きる場所を無くした、惑う魂の集合体。
本当の『僕達』。

「おねぇさんの名前、聞かせて。」

問いかけながら、顎でこれから行く先を示す。
それが、少女にとって地獄となるかもしれないと悟りながら。
(165) eve 2022/08/13(Sat) 0:20:34

【赤】 水子たちの霊 ヒルコ

少女が下腹に感じた違和感>>146は、贈った『僕』も気付くことは無い。
今まで、「そうなった」ことは一度も無かったし、意図したものでもないからだ。

――けれど、少女の中に潜んだ『私』は、確かにその変化を感じていた。*
(*64) eve 2022/08/13(Sat) 0:20:58

【人】 勢喜 光樹

[それは、"最期"の願い───…。

肩に触れていた掌を、四谷の頭の上に
ぽふり。優しく落としながら

      もう片方の手は、己の懐へとしのばせて]
(166) りお 2022/08/13(Sat) 0:20:59

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


…………ありがとう。

[こんな俺に、優しい言葉をくれて。]
(-93) りお 2022/08/13(Sat) 0:22:09

【人】 勢喜 光樹


[懐に収めていた、鋭利な刃を取り出した。

それはすぐに、己の首筋へと宛がわれて

                ───そして、]
(167) りお 2022/08/13(Sat) 0:22:56

【赤】 勢喜 光樹


──────… ッ 、

(*65) りお 2022/08/13(Sat) 0:25:50

【人】 勢喜 光樹

[それは素早く、首筋を斬り裂いた

            ────はずだった。]
(168) りお 2022/08/13(Sat) 0:34:51

【人】 勢喜 光樹


…………………………

[痛みや、流れる血は
何故か掌にのみに感じて。

熱くなった掌からは
ぽたぽたと、手首から腕にかけて落ちるだけで

斬り裂く寸前に、刃先を握っていたことに気付いた。]
(169) りお 2022/08/13(Sat) 0:37:33

【人】 勢喜 光樹

[………何故だろう。
そんな疑問は、抱くまでもなく。

お前の涙が、あの時のお前の言葉が。

       "嬉しかった"のかもしれない。*]
(170) りお 2022/08/13(Sat) 0:40:45

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―いつかの日 カナと―


いつだったか、カナおねぇさんに歌を強請った事がある。
おねぇさんの歌は、『私達』が知らなかった「愛」という感情に満ちていて、無くした心臓に暖かさが宿るような、微睡みに落ちる瞬間の心地よさにも似た、例える言葉の無い幸福感。

だからこそ、耳に届いた彼女の呟きは、喉元に棘が刺さった様に、『僕』を苛むのだ。
(171) eve 2022/08/13(Sat) 0:51:38

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―それから 精神病棟―


「―〜~※―Ж――♪」

生ぬるさを感じる湿気と、張り詰めるような静けさが満たす病棟内に、いつかの日より整った歌声が響く。

『私』は、またカナおねぇさんに歌を強請りに、再び彼女の病室を訪れていた。
傍らには黒い大きなビニル袋がいくつか、まだうめき声をあげている。

「これだけ■■さんが居たら、おねぇさんもいっぱい歌えるよね。
『アタシ』、もっとおねぇさんの歌が聞きたいんだ。」

その為に用意した■■さん達。
彼らは『私達』に「優しくない」、要は「どう扱おうが一切心の痛まない者たち」を集めた。
カナおねぇさんも、■■さんは多くいた方がいい>>46と考えていることは知っていたから、なるべく多くを狩ってきた。
(172) eve 2022/08/13(Sat) 0:52:07

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「ねぇ、歌って?
いっぱい、いっぱい!」

もっと、『愛』という感情を知りたい。
その為に、何人■■さんが犠牲になるかは知らないけれど。
その感情は、とても尊いものなのだから。*
(173) eve 2022/08/13(Sat) 0:52:19
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a47) りお 2022/08/13(Sat) 0:54:03

【人】 名坂愛子

―― ロビーにて>>164

[目の前の男の子に、一緒に行動していた女性の事を改めて知る事が出来た。
男の子はひーちゃんことヒルコ。女性の方はカナさんというらしい。

女性に今度会った時は名前で呼べそうなのと、ヒルコは水子の霊の集合体というのが分かった。
あいさつ代わりにも見える不可思議現象>>165で信憑性のある情報だろうとも]

私の名前……?
愛子、名坂愛子なさかあいこ

改めて宜しくね?
(174) hasimukou 2022/08/13(Sat) 0:55:39

【人】 名坂愛子

[問いかけられれば、素直にそう答える。
襲い掛かってくる様子もなく、なぜか色々教えてくれる様子だし、私の方も出し渋る必要もないだろうし]

えーっと、また案内してくれるの?
今度は――うん、ハードさを手加減してくれるとありがたいかな?

[妹について言及していたから、顎で示した先に何かしら手掛かりになるものがあるのかもしれない。
それなら拒むつもりもなく、案内に従って地下の方へ。
その先にあるもの>>62はまだ私は知らないので、足取りはまだ軽い]*
(175) hasimukou 2022/08/13(Sat) 0:57:43

【独】 名坂愛子

/*
実際、妹死亡ルートだと一瞬で亡者の仲間入りしそう(
(-94) hasimukou 2022/08/13(Sat) 1:01:23

【独】 勢喜 光樹

/*
タチバナからのロルで
自決をそそのかされた(ように感じたPL)
これは実行するタイミングだと思って書いてたら……

四谷の泣く顔もう見たくない、ってなった。
勢喜が。
(-95) りお 2022/08/13(Sat) 1:02:42

【独】 勢喜 光樹

/*
いちゃエロしたいだろうに、長々とごめん。
俺が思っているよりも難しいPCになってしまった。

四谷のお返事見て、また展開考えよう。
(-96) りお 2022/08/13(Sat) 1:06:39

【人】 空虚 タチバナ

― いつかの日/カナと ―


[噛志野医院にいた頃の私は、すべてに無気力だった。
 何もかもが薄い膜の向こうで起きたことに思えて、
 呼びかける声も届いているはずなのに曖昧で。
 今でも多くの記憶が欠けたままだ。

 挨拶されたとしても、
 何の反応もなく通り過ぎていただろう。
 あの時の私は身の回りの世話に人が必要なだけで、
 何の意味もない、無害で邪魔な存在だったから。

 ――ただ、太陽に照らされた>>160明るい髪が
 光に透けてきらきら輝いていたことだけは
 何となく覚えていた。]
(176) cle 2022/08/13(Sat) 1:09:29

【人】 空虚 タチバナ

[彼女が立ち上がると拘束具は掻き消え、
 こちらの胸に穿たれた穴にも興味を示さない>>161
 いや、興味がないというよりは、
 そもそも認識できていないという方が正しいか。

 彼女こそ夢をまことにしたのかもしれないが、
 残念ながら当時の私の内に在る言葉ではなかった。


  こんにちは……カナさん。

[彼女が名を告げたから、私もタチバナと返した。
 姓で呼ばれることを好まない彼女に続こうとした口は
 なぜか何の音も発してくれず、今に至る。

 微笑みを浮かべる彼女は、
 まるで今でも生きているかのように談笑する。
 私はそれに合わせることもできず、
 いつも言葉少なに返すことしかできない。]
(177) cle 2022/08/13(Sat) 1:10:11

【人】 空虚 タチバナ


  え……。

[その日、彼女は私の髪を褒めた。
 視線を下ろすと無気力だった内に伸びた黒い髪が
 背と腕を覆うようだった。]

  ……一度でいいから、伸ばしてみたかったの。
  染めたら手入れが大変そうだし。

[嘘だ。けれど半分は本当だった。
 染めていないのはただ放置していただけだが、
 小さい頃からずっと長い髪には憧れていた。

 ……でも、髪を引っ張られる時、長い方が痛いから。
 床に落ちた髪の毛にイライラされるから。

 胸の穴がそうであるように、
 長く伸びた黒い髪も死の証なのかもしれない。]
(178) cle 2022/08/13(Sat) 1:10:32

【人】 空虚 タチバナ


  カナさん……こそ、きれいね。

[自分のことなど考えても仕方ない。
 話を逸らすように彼女の髪色に触れた。

 二十年近く染め直さずに色を保てるなど
 生者にはありえないことだけれど、
 それが彼女の望む夢ならば決して壊すことはない。]

  陽にあたったら……
    ……きっと、もっときれいなんでしょうね。

[すっかり廃れてしまった病院は
 壊れた機器や破れたカーテン、
 外の手入れをなされていないことも相まって、
 昔より薄暗くなってしまったことだろう。
 異界化が始まれば尚のこと。ここは夜に包まれる。]
(179) cle 2022/08/13(Sat) 1:11:02

【人】 空虚 タチバナ


  …………それじゃあ。

[きらきらしたあの色が見れないことだけは、
 ほんの少しだけもったいないように思った。
 それを決して口にすることはないまま、
 いつものように彼女の夢から離れる。]**
(180) cle 2022/08/13(Sat) 1:11:40
空虚 タチバナは、メモを貼った。
(a48) cle 2022/08/13(Sat) 1:17:09

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―― ロビーにて>>174>>175


「『私』は、愛子おねぇちゃんを地獄に堕とすことになるかも知れない。
もし、その時は――。」

彼女に贈ったモノ。
彼女の心が恐怖に耐え切れなければ、全てを塗りつぶしてしまう。
その時は、せめて出来るだけ甘やかな地獄へと、彼女の背を押すだろう。

足を、地下へと向ける。
分娩室に置いてある「人物」の元へと、彼女を導いた。
(181) eve 2022/08/13(Sat) 1:23:42

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

→分娩室


部屋の中は、先ほど訪れた時>>60と、何一つ変わらない。
死体安置室で扉を開けた時と同じ、強烈な刺激臭が部屋全体に満ちている。
中央の分娩台に置かれていた人物>>61は、今は部屋の隅に置いてある担架に乗せられ、全身に白い布を被せられていた。

「――決めて。
確かめるか、見なかった事にするか。」

彼女の覚悟を問いかける。
まだ、布の下にいる人物が『イモウト』と決まったわけではない。
愛子と共通点がある>>62というだけだ。
もしくは、全てをなかった事にする選択肢もある。
今ならば、まだ――。

全ての選択は、彼女だけが決められる。*
(182) eve 2022/08/13(Sat) 1:23:51
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a49) eve 2022/08/13(Sat) 2:47:23