23:10:46

人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【人】 勢喜 光樹


……………なぁ。

[項垂れる四谷の背に向かって、声を掛ける。

あの陰に飲み込まれていった、誰かの姿を。
はっきりと顔までは見えなかったものの、
この場所に居るであろう、他の生者を己は知らないから。]
(148) 2022/08/12(Fri) 22:52:38
名坂愛子は、メモを貼った。
(a42) 2022/08/12(Fri) 22:52:52

【人】 勢喜 光樹


あれは………、チハヤだったのか?

[確りと見ていたかまでは分からないから
四谷の知り合いだったかどうかぐらいは
聞いてみた方が良いだろうと思ってのこと。

仮に、チハヤだったのだとしたら……
それを四谷に認めさせることは、酷だろうか。

チハヤが無事な保証は、何処にもないのだから。*]
(149) 2022/08/12(Fri) 22:52:53

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―病院内のどこか―


少女が、カナおねぇさんと共に居てくれれば>>4と、そう考えていた。
例え、カナおねぇさんの手で死を迎える事になるとしても、おねぇさんなら、愛した相手を悪趣味に嬲る事は無いから。
少なくとも、よほど酷い事>>61にはならないだろうから。

けれど、少女が抗うというのなら、まだ『イモウト』を探すというのなら、「このまま捨て置く」という選択肢はなんとも後味が悪い。
例え、命が無くとも、『私たち』は心まで無くした訳ではない。
(150) 2022/08/12(Fri) 22:57:05

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―ロビー 名坂さんと―


「――まだ、『イモウト』は探してるの?」

椅子に座った少女>>147に声を掛ける。
どうやって、カナおねぇさんから逃げ延びて来たか、問うことは無い。
大切なのは、まだ彼女の心が折れていないかどうか。

「まだ、『イモウト』を探し続ける勇気はあるの?」

全てを諦めて、一人無事に逃げ出すというなら、それでいい。
けれど、まだこの病院が抱えた闇に挑む気があるなら、それを拒む気はない。
自分が見つけた手がかり>>62へと、彼女を案内しよう。*
(151) 2022/08/12(Fri) 22:57:31
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a43) 2022/08/12(Fri) 23:10:22

【人】 四谷 隆史

[支えられて座ったベッド。>>143
外が暗いのは夜だから?それとも>>145
――恐怖に、心が満たされているからだろうか

(顔を手で覆っていたからわからなかった
死に惹かれるセキさんが、 ――……)


あの眼差しに、何を思ったのかなんて]

    
 (あの目が、また命を攫っていく
 心を許せば、それは俺の手を擦り抜ける

 みんなみんな、いなくなる
 それが嫌で逃げて逃げてきたというのに
 結局俺も。弱くて卑怯で。
 ――俯くしかできないままで)
(152) 2022/08/12(Fri) 23:19:28

【人】 四谷 隆史

[声がかかる>>148
ゆる、と緩慢に顔をあげてセキさんを見た。

ああ、やめて。それを問わないで]

 ――……

[はっきりとは見えなかった。けれど
でも、少しだけ見えたアッシュグレイの髪は
珍しいその髪色は]


 わかんない……わかんないけど
 多分…… っ


[問いかけは残酷にも思えるけれど
背けてはいけない、ものでもあって]

(俺はまた、諦念を口にすることになるのだろう*)
(153) 2022/08/12(Fri) 23:19:46
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a44) 2022/08/12(Fri) 23:24:14

【人】 名坂愛子

―― ロビーにて>>151

んー……知り合いと出会えて嬉しいような、そうじゃないようなーなんて

[こういう不慣れな場所で、知っている人と出会えるのは幸運な事だろう、本来ならば。
けれど、この子はきっと幽霊的な存在の側。
あの女性と仲が良かった、というのはそういう事なのだろう。
扉をすり抜けたのも見間違いではなかったのかもしれない]

――あるよ
何故か分からないけど、入って出られないなら、もしかしたら妹はまだ中にいるかもしれないし

[なぜ、幽霊側の子がそんな事を聞くのか。あちらも何か考えがあるのかもしれないけれど、私の答えは一つだ。
数か月前からならもしかしたら望み薄かもしれない。それでも私は妹を探さないと。

その思いを込めて、問いかけてきた男の子にそう答える。
また、どこかへと案内してくれるなら、かすかな可能性に賭けて、またついていくつもり]*
(154) 2022/08/12(Fri) 23:34:59

【人】 空虚 タチバナ

― チハヤを連れ去る前/精神病棟2F廊下 ―


獲物チハヤを連れ去ろうとする直前、
 絶叫が廊下に響き渡った>>119
 本来己に与えられるにふさわしい、恐怖、拒絶。

 故に驚くこともなく視線を向けた。
 既に闇へ飲み込まれつつあった中で残された瞳が
 ずろりと蠢き、蹲る男を捉える。

 嗚呼、あんな子に
 とびきり優しくしてあげたらどうなるんだろう。
 怖いのと、優しいのと、気持ちいいのと、痛いのと。
 いっぱい混じって、訳が分からなくなって。

 その瞳の奥に潜む後悔や怯え、
 あるいは不満や言い訳、自己弁護、
 もしくは救いを求める心が僅かでもあったとしたら、

 きっと、死んだ後にとびきり悔いてくれるだろうに。

 しかし、残念ながらどれだけ手を伸ばしても
 新しく蹲った生者を捕らえることはできない。
 ならば他の子の獲物になるのもいいだろう。]
(155) 2022/08/12(Fri) 23:41:41

【人】 空虚 タチバナ

[それよりは、こっちの生者>>110が近かった。

 蹲った男とは裏腹に迷いなく駆け出した男の手は
 どこまで伸びただろうか。
 黒く長い髪に届きかけたとしても
 何らかの衝撃が彼に走ったのかもしれない。
 少なくとも助けには至らなかった。

 もし、彼の手がうんと近づいていたのなら、
 闇に潜む前の黒い髪くらいは掴めたかもしれない。

 相手が近ければこちらもまた同義だが、
 彼に対して引きずり込むような真似はしなかった。]
(156) 2022/08/12(Fri) 23:42:14

【人】 空虚 タチバナ

 
[理由は分からない。

 けれど、彼は――怒りや悲しみ、憂い、迷い、
 多くの感情がない交ぜになった瞳をしていた。]

 
(157) 2022/08/12(Fri) 23:43:53

【人】 空虚 タチバナ

[いつ死んだかなんて覚えていない。
 だから鏡に映る自分を見たのも遠い昔のことだ。
 彼らが己の瞳に何を重ね、何を思ったか分からない。

 ただ、彼らの表情に絶望や動揺を与えられたことが
 嬉しくて、愉しくて、とってもおいしそうで。

 彼らが捉えた眼球に、眼光に、視線に、
 彼らの望む痛みを注ごうとする。
 その痛みを取り除くことで、忘れることで、
 悦びから逃れられなくなるように。]
(158) 2022/08/12(Fri) 23:44:45

【人】 空虚 タチバナ


[邂逅は一瞬で、別離は緩慢で容易だった。
 周囲に満ちた闇は怪異と似た色をしていたけれど、
 そこにあなたを見つめる瞳はもう、ない。]*
 
(159) 2022/08/12(Fri) 23:47:43
空虚 タチバナは、メモを貼った。
(a45) 2022/08/12(Fri) 23:49:41

【人】 陶酔 カナ

―いつかの日・タチバナと―


[>>0:218同胞であるタチバナを認識したのは、彼女と同じく医院がその役割を停止した後だ。

生前、調子のよい日には車椅子に乗せられてフロア内の踊り場で日光浴をする事があった。
鉄格子があるので、開放感とは程遠いが。

タチバナが廊下を通る事があったなら、看護師の挨拶に続くようにして挨拶をした事くらいはあったかもしれない。]

こんにちは。

[自身の拘束された手足を見て驚いた顔をした彼女に、女は笑顔で挨拶をした。
拘束具などまるで気にしていないように。

ベッドから足を下ろし、床に足を下ろせば、拘束具は音もなく消える。
女はそれを不思議とも感じない。]
(160) 2022/08/12(Fri) 23:55:24

【人】 陶酔 カナ

[>>0:219彼女の胸にぽかりと穴が空いていたとしてもそれを怖がる事はない。
夢の中で揺蕩うように。
覚えていたくない事からは目を逸らして。

故に、タチバナの姿を見かければ、女は笑顔で声を掛けた。

互いを認識した時に姓名を名乗ったものの、名前で呼んで欲しいと頼んだのは、森前姓は引き取られた際に変わったものだった為に。
高校を出ると同時に恋人を頼って外に出たのは、十数年暮らしても自身の居場所だと思えなかったから。]

こんにちは、タチバナさん。
黒い髪が素敵ね。
私は元々明るかったから憧れちゃう。

[女は微笑を浮かべて彼女の黒髪を褒める。
二つに結った女の髪は染めたものだ。
せめてものお洒落として、生前は髪色を保つ為に何度か医院内で染めて貰っていた。
二十年経過しても、その色は保たれたまま。**]
(161) 2022/08/12(Fri) 23:57:47
陶酔 カナは、メモを貼った。
(a46) 2022/08/13(Sat) 0:02:31

【人】 勢喜 光樹


……………… そう、か。

[「違う」と、強く否定をしなかった。>>153
それはもう、肯定と同じなのかもしれない。

四谷の傷を深めるだけに終わってしまった。

こんな時、どんな言葉を掛ければ良いかも分からず
こんな時、どんな風にすれば良いかも分からないけれど

静かに、四谷の隣に腰を掛ければ
ぎしりと沈み込む、ベッドの音が響いて。

四谷の肩に手を回すことが叶ったなら、
そっと。己の方へと引き寄せよう。

そうして、生きた温もりを
与えるぐらいしか、出来なかった]
(162) 2022/08/13(Sat) 0:12:44

【人】 勢喜 光樹


………四谷。

お前は何があっても………
生きろ


[失った二つの命と、
消えてしまったかもしれない、友の分まで。

   
俺のことは───忘れてくれて、良いから。
]
(163) 2022/08/13(Sat) 0:19:00

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―― ロビーにて>>154


――分娩室で見つけた「人物」>>62が、少女の『イモウト』でなければいい。

『私』の中の誰かが願った。
『俺』が見つけた手がかりは、何の役にも立たず、少女は諦めてこの病院を生きたまま出ていく。
そうなってくれればいい。

この病院には、『僕達』のような存在だけが居ればいい、と。
(164) 2022/08/13(Sat) 0:20:03

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「――『私達』は「ヒルコ」。
生まれてこれなかった、『俺たち』の集まり。

さっきまで一緒にいたおねぇさんの名前は、「カナ」。
昔、歌を教えて貰ったんだ。」

地面が黒く泡立ち、無数の手、足、顔が覗く。
生きる場所を無くした、惑う魂の集合体。
本当の『僕達』。

「おねぇさんの名前、聞かせて。」

問いかけながら、顎でこれから行く先を示す。
それが、少女にとって地獄となるかもしれないと悟りながら。
(165) 2022/08/13(Sat) 0:20:34

【人】 勢喜 光樹

[それは、"最期"の願い───…。

肩に触れていた掌を、四谷の頭の上に
ぽふり。優しく落としながら

      もう片方の手は、己の懐へとしのばせて]
(166) 2022/08/13(Sat) 0:20:59

【人】 勢喜 光樹


[懐に収めていた、鋭利な刃を取り出した。

それはすぐに、己の首筋へと宛がわれて

                ───そして、]
(167) 2022/08/13(Sat) 0:22:56

【人】 勢喜 光樹

[それは素早く、首筋を斬り裂いた

            ────はずだった。]
(168) 2022/08/13(Sat) 0:34:51

【人】 勢喜 光樹


…………………………

[痛みや、流れる血は
何故か掌にのみに感じて。

熱くなった掌からは
ぽたぽたと、手首から腕にかけて落ちるだけで

斬り裂く寸前に、刃先を握っていたことに気付いた。]
(169) 2022/08/13(Sat) 0:37:33

【人】 勢喜 光樹

[………何故だろう。
そんな疑問は、抱くまでもなく。

お前の涙が、あの時のお前の言葉が。

       "嬉しかった"のかもしれない。*]
(170) 2022/08/13(Sat) 0:40:45

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―いつかの日 カナと―


いつだったか、カナおねぇさんに歌を強請った事がある。
おねぇさんの歌は、『私達』が知らなかった「愛」という感情に満ちていて、無くした心臓に暖かさが宿るような、微睡みに落ちる瞬間の心地よさにも似た、例える言葉の無い幸福感。

だからこそ、耳に届いた彼女の呟きは、喉元に棘が刺さった様に、『僕』を苛むのだ。
(171) 2022/08/13(Sat) 0:51:38

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―それから 精神病棟―


「―〜~※―Ж――♪」

生ぬるさを感じる湿気と、張り詰めるような静けさが満たす病棟内に、いつかの日より整った歌声が響く。

『私』は、またカナおねぇさんに歌を強請りに、再び彼女の病室を訪れていた。
傍らには黒い大きなビニル袋がいくつか、まだうめき声をあげている。

「これだけ■■さんが居たら、おねぇさんもいっぱい歌えるよね。
『アタシ』、もっとおねぇさんの歌が聞きたいんだ。」

その為に用意した■■さん達。
彼らは『私達』に「優しくない」、要は「どう扱おうが一切心の痛まない者たち」を集めた。
カナおねぇさんも、■■さんは多くいた方がいい>>46と考えていることは知っていたから、なるべく多くを狩ってきた。
(172) 2022/08/13(Sat) 0:52:07

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「ねぇ、歌って?
いっぱい、いっぱい!」

もっと、『愛』という感情を知りたい。
その為に、何人■■さんが犠牲になるかは知らないけれど。
その感情は、とても尊いものなのだから。*
(173) 2022/08/13(Sat) 0:52:19
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a47) 2022/08/13(Sat) 0:54:03

【人】 名坂愛子

―― ロビーにて>>164

[目の前の男の子に、一緒に行動していた女性の事を改めて知る事が出来た。
男の子はひーちゃんことヒルコ。女性の方はカナさんというらしい。

女性に今度会った時は名前で呼べそうなのと、ヒルコは水子の霊の集合体というのが分かった。
あいさつ代わりにも見える不可思議現象>>165で信憑性のある情報だろうとも]

私の名前……?
愛子、名坂愛子なさかあいこ

改めて宜しくね?
(174) 2022/08/13(Sat) 0:55:39

【人】 名坂愛子

[問いかけられれば、素直にそう答える。
襲い掛かってくる様子もなく、なぜか色々教えてくれる様子だし、私の方も出し渋る必要もないだろうし]

えーっと、また案内してくれるの?
今度は――うん、ハードさを手加減してくれるとありがたいかな?

[妹について言及していたから、顎で示した先に何かしら手掛かりになるものがあるのかもしれない。
それなら拒むつもりもなく、案内に従って地下の方へ。
その先にあるもの>>62はまだ私は知らないので、足取りはまだ軽い]*
(175) 2022/08/13(Sat) 0:57:43

【人】 空虚 タチバナ

― いつかの日/カナと ―


[噛志野医院にいた頃の私は、すべてに無気力だった。
 何もかもが薄い膜の向こうで起きたことに思えて、
 呼びかける声も届いているはずなのに曖昧で。
 今でも多くの記憶が欠けたままだ。

 挨拶されたとしても、
 何の反応もなく通り過ぎていただろう。
 あの時の私は身の回りの世話に人が必要なだけで、
 何の意味もない、無害で邪魔な存在だったから。

 ――ただ、太陽に照らされた>>160明るい髪が
 光に透けてきらきら輝いていたことだけは
 何となく覚えていた。]
(176) 2022/08/13(Sat) 1:09:29

【人】 空虚 タチバナ

[彼女が立ち上がると拘束具は掻き消え、
 こちらの胸に穿たれた穴にも興味を示さない>>161
 いや、興味がないというよりは、
 そもそも認識できていないという方が正しいか。

 彼女こそ夢をまことにしたのかもしれないが、
 残念ながら当時の私の内に在る言葉ではなかった。


  こんにちは……カナさん。

[彼女が名を告げたから、私もタチバナと返した。
 姓で呼ばれることを好まない彼女に続こうとした口は
 なぜか何の音も発してくれず、今に至る。

 微笑みを浮かべる彼女は、
 まるで今でも生きているかのように談笑する。
 私はそれに合わせることもできず、
 いつも言葉少なに返すことしかできない。]
(177) 2022/08/13(Sat) 1:10:11
 




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次昼にチラ見予定

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カナ
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勢喜 光樹
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21時くらい

タチバナ
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