>>G72　ルブサゲPT
「よっしゃ」

　ガッツポーズしている。

>>G74,>>G75 ルブサゲPT

　分かれ道で適当に勘で進まない！　知らない人に声掛けられてもついて行かない！　オッケー！？
　ああ！！　ちょっとブラキちゃんどこへ──」

　早速怪しいが、そんなこんなでルブサゲPTは出発したのだった。

▽

>>G74,>>G75 ルブサゲPT

　──というわけで、街の外へ。
　鬱蒼とした森の中、街道を歩く。
　森に生息する野生のモンスターに不覚を取らないよう、周りに気を付けつつ。
　この道をずっと進めば、隣町に到着するはずだった。商人ルヴァの記憶では。

「何だか、こうやってパーティ組んで冒険するのなんて久しぶりかも」

>>G78　ルブサゲPT

「キャラバンねえ。絹ノ道ギルド組む前はよそに入ってたんだけど、音楽性の違いで解散して以来は単独活動なのよ。
　今は、ギルド員に単独で色々な街に行って貰って気になる情報あったら手紙で回して貰ったり、取り寄せの注文来たら持って来てもらったり……って感じだな」

　その方が気楽だしね、と笑う。
　人嫌いというわけではないが、集団行動よりは性に合っているのだ。

「ゲイザーちゃんはずっと台所なんだねえ。
　昔から料理好きだったの？」

>>G82,>>G83　ルブサゲPT

「自分も色んな街回ってるけど、レムノスは色んな都市と繋がってるからよく来るんだよね。
　ゲイザーちゃんは親父さんの代からやってるんだ、パイ屋。
　確かに、��老舗の味�≠�感じるな〜と思ってたよ」

「2人が今の職に満足してるならいいことだねー！」

　にへら、と微笑まし気に言う。
　代々受け継がれたという星を取り出し、サダルと見比べた。
　そして思い出したように言う。

「そうそう、この辺りは首狩りウサギが出るから気を付けて──」

　──ガサリ。近くの茂みから物音が聞こえた。

>>G85,>>G86,>>G87　ルブサゲPT

「
　ゲイザーちゃん、ブラキちゃん、サダルちゃん、そのままやっちゃって！
　防御魔法は張っとくから〜〜」

　算盤を出し、3人に応えた。
　そして、スタングレネードに驚いた連中が茂みから飛び出す──。

>>G85,>>G86,>>G87　ルブサゲPT

「」
　

「」
　

「」
　

「」
　

「緩衝魔法『シールド・エアー』」

　ルヴァの防御魔法が発動！！
　ルヴァの防御力が上昇！
　ブラキウムの防御力が上昇！
　サダルの防御力が上昇！
　ゲイザーの防御力が上昇！

　算盤を弾く。パーティ全員の周りを、泡のような障壁が囲む。
　敵からのダメージを大幅に軽減するだろうが、こちらの攻撃が阻害されることはないので安心して欲しい。

>>G90　ルブサゲPT

「わあ、速ッやい！
　」

　瞬く間に首狩りウサギAを屠ったゲイザーに、合いの手を入れる気分屋。

>>G92　ルブサゲPT

「」

　とてもうるさい。

>>G94,>>G95　ルブサゲPT

「」

　何事もなく、戦闘終了。
　ウサギたちは無事食材と化した。

「はい、お疲れさーん。
　そうしましょう！　ウサギって頭も食べられるの？」

　ゲイザーの案に賛成だ。転がったウサギを処理し、運びやすいように包んでいくだろう。

「そろそろ例の霧が凄いって言われてた辺りなんだよね。
　何事もないといいんだけど。」

>>G98,>>G97　ルブサゲPT

「お、助かる〜。よしオッケーオッケー」

　支度を済ませれば、再び歩き始める。
　噂の通り、少しずつ霧が出て来ているようだった。

「そうそう。うちのギルド員が、この辺りの霧が凄いって言っててさ。
　この先に進むと隣町があるのよ。
　ぼくはちょっと前に��向こう�≠ｩら来たんだけど──」

　言いながら、濃い霧の中へ。
　進む。進む。

>>G100,>>G102,>>G103　ルブサゲPT



　突然走りだしたブラキウムを追いかけて──。

「──あれ？」

　気付けば、4人は霧の手前へ戻って来てしまっているだろう。
　この先に進むことは、できない。
　ここが『世界の端』だからだ。

>>G105　ルブサゲPT

「あっ分かりやすぅ〜〜い……」

　レインボーの文字が輝いている……。

「…………？？
　あたし、こっちから来たはずなのに。」

>>G106,>>G108　ルブサゲPT

「これは、つまり……ここから先に行けなくなってるみたいね？」

　分かることといえばそれくらいだった。
　霧の中に進めば、戻される。
　まるで自分たちが��向こう�≠ﾉ行くことを許さないかのように。

「変だなー。うーん。何も分からないけど変なことだけは分かるー。
　次の定例会で報告しよう。
　……例の事件に関係あるかは分かんないけど……」

>>G111,>>G113　ルブサゲPT

「異常はない……多分。みんなは？」

　念のため、自身の体に何か起きていないか確認。

「……とりあえず、星見杯亭に戻るか？
　せっかくサダルちゃんがくれた星があるし、帰るのは楽だな」

　受け取った便利アイテムを取り出してみる──ついでに、自分が持って来た��楽しい�≠ﾌ入った小箱も出した。

「そういや��楽しい�＝A持って来たんだった。」

>>G117　ルブサゲPT

「魔法かあ。やってみるね──」

　算盤を出す。ぱちぱちと珠を弾いて、周囲を調べている。

「……魔法？　魔法かも……いや……それよりもっと大きな……？
？
　……。
　………………。
　分からないわね……」

　いまいち分からない、という顔だ。

>>G119,>>G120,>>G122　ルブサゲPT

「！！
　そうだよね！
　それじゃ、こんな霧の中じゃなくてもっと綺麗なところに行って……これ使ってお弁当とおやつ食べて帰ろう。
　今からピクニックよ！！！」

　しょんぼり落ち込んでいたかと思えば一転、楽しげな提案を聞けばぱっと明るい顔になる。
　気分屋は気分屋である。

>>G125　ルブサゲPT

「みんなお弁当何持って来たんだっけ。
　うちはねー、今日は味噌カツ^foodと塩サブレ^sweetを持って来たのです」

　それからルブサゲPT一行は、きっとどこかで楽しくご飯を食べて、星見杯亭に帰って来たに違いない──。