人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  逃げませんよ。


[主の兄君に「逃げなそう」と豪快に笑われて>>1、ダレンも笑い返した。
 護衛を兼ねていることもあるし、身を守るための争いなら避けて通る気は無かった。

 が、皇太子の死にまつわる話>>2を聞くと、ダレンは表情を引き締めた。
 この国で『禁忌』と言えば同性愛のことだろう。そこまで激しい弾圧があるのは宗教上の理由だろうかと想像しつつ、人懐こい主のことが心配でたまらなくなった。

 自然と主に視線が向く]
(8) 2021/04/17(Sat) 11:00:17

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[『家族』について主に言い聞かせる兄君。>>3
 そう、家族といえば通常は生涯の伴侶と子孫を成すものだ。ダレンの認識でもそうだし、多くの国でもそうであるはずだ。子が生まれなければ国が絶えてしまうから。

 そもそも、ダレンは自分が主にどう思われているのか把握しきれてはいないが、程度はどうあれ好かれているのは感じる。
 疑いをかけて殺そうと思えばできそうなものである。
 己が主を死に導く可能性を思えば、なんとしても避けねばならない事態である]
(9) 2021/04/17(Sat) 11:00:43

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[「家族ごと護ってやる」>>3
 兄君の言葉を主はどう受け取ったのだろう。
 ダレンはといえば、弟の命を守ろうという意志と同時に、王位を継ぐ意志を感じ取っていた]


  ハールーン殿……、私も家族は兄君の言うような
  ものだと思うけれど。

  私に家族であることを求められても、
  この国の中では余分な嫌疑が
  ついて回るのではないだろうか。


[家族がほしいのが第一に来るなら、大勢が納得する形の家族を。
 そうでないのだとしても、偽装結婚でもいいから命が狙われる理由を減らしたほうが。
 そういう話ではなかろうかと考えつつ]


  一番信頼できる皇子が玉座に就くのを
  後押しするのが最良だと私は思うよ。


[そうすれば自分が継承する可能性はなくなる。
 権利の放棄に等しいと言われてしまうのかもしれないが]**
(10) 2021/04/17(Sat) 11:01:44

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[主の言葉>>15にどう答えればいいというのか悩んでいるうちに、取り消されてしまった。>>16
 往来で突き詰めることでもない。
 厄介ごとにならないのを祈りながら、まずは買い物を済ませることにして]


  米か、では買いに行こう。
  ほかに足りないものはあるかい?


[兄君が去ったとき、荷物>>0:152は誰に渡していっただろうか。
 もし主に返していたなら荷物持ちを買って出るし、ダレンに渡されていたら迷うことなく受け取っていただろう。

 この先はおとなしく主について歩くことになる]
(18) 2021/04/17(Sat) 15:58:27

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[歩きながら、ふとアルフとした話を思い出した。>>0:170

 ダレンの祖国は海産物が豊富な国だったが、ここはどうなのだろう。遠くから運んでくることもあるというが。

 それと布袋の話>>0:140を思い出した]


  ここの布製品は評判がいいのかい?
  日除けになるような服を着ている人も見かけるが。


[全員ではないようだけれど、全身をすっぽり覆うような布を纏った人を見かける。>>0:180>>13
 主の服装も性差こそあれ似たような趣旨だろう。
 そういう文化があれば凝った織物も作られていそうなものだ。

 布袋が頑丈というのも、織物技術の追求の仕方が別の面で表れたのかもしれない。

 そう思って主に問いかけながら歩いた。
 雑談でもすれば気が紛れないかと考えて]**
(19) 2021/04/17(Sat) 15:58:53

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>25兄君とダレンとの間には「荷物持ちは従者」という共通認識があったらしい。

 歩いているうちにいつの間にやら陽が傾き始め、出歩く人も減り始めていた。
 市場ではぐれていた時間は案外長かったのかもしれない。

 >>26織物の話への主の食いつきぶりには一瞬面食らったが、楽しそうな話ぶりを見るとダレンの気も紛れようというものである。
 主と行動を共にする従者というより、弟を見守る兄のような心境だった]


  仕事柄、布製品には疎くてな……。
  ここでは四六時中は鎧でいる必要がないかもしれないな。
  この機会に軽装を覚えようか。


[確かに主の服は小さすぎるだろうけれど、手触りぐらいは確かめられるだろう。
 家に帰ったら見せてもらう約束をした]
(38) 2021/04/17(Sat) 19:15:54

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  道……。帰りは大丈夫だろうか。
  食べていくのは構わないけれど。

  何か肉料理でおすすめはあるかい……?


>>27言われて周りを見ると、市場と飲食店街の境目あたりにいるようだった。

 長年隠れ住んでいた皇子なら庶民に顔が売れているとは考えづらいが、兄弟に近しい兵士なら気付く者もいるのではなかろうか。
 ダレンは武装したままで帯剣しているし、もしバレたとしていきなり乱闘ということもないだろうけれど]*
(39) 2021/04/17(Sat) 19:16:15

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>47おすすめ料理を語ってくれる主は生き生きとしていた。
 ダレンは彼にこの国が好きなのだろうとたびたび思わせられていた。

 なのに兄弟に命を脅かされるのはどれほどつらいことだろうかと、表情に出さないように努めながら、ダレンは密かに心を痛めた。
 主にこの国で平和に生きていける道があればいい。内心でそう祈った]


  羊肉のトマト煮込み……美味しそうだな。
  この辺りは羊をよく食べるのかい?
  酒は飲めるよ、弱くはない。


[答えながら、主がどことなく遠い目をしているような気がした。
 この国にはいい思い出ばかりではないだろうと、今は深く問わないことにして]


  店は私もわからないからな……、
  外から見て一番気に入った店にしてみようか。
  今話してくれたメニューがありそうなところで。


[こうして気安く話していれば友人同士に見えるだろう。
 態度を改めるべきか悩んだこともあったが>>0:84、今のままのほうが安全に過ごせる気がした]
(54) 2021/04/17(Sat) 22:27:30

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[立ち並ぶ店の外観を眺めてみると、市場のごった返し方ほどでないにしろ、この辺りも賑わっていることに気づいた。

 政情が安定しなくてもこの様子なら、平和が戻ればさぞかし豊かな国なのだろう。

 良い国らしいなと思えば、主の父親は名君だったのかもしれないとも思い浮かんだ]*
(55) 2021/04/17(Sat) 22:27:51

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[主が目をつけた家庭料理の店は、薄暗い店内が心を落ち着けてくれた。>>83

 賑わう店内で席につき、主が頼んだものをひとつひとつメニューで確認した]


  餃子……ここに?
  遠い国の料理だと思っていたが、
  店主が好きなのだろうか。


[あのとき試験会場で主が作っていたのは焼き餃子だったが、ここではどう調理したものが出るのだろう。>>84
 料理人が作ったものがどんな仕上がりかに興味があった。

 酒は店員に尋ねてみると、有名どころでは蒸留酒があるという。ナツメヤシを原料としてスターアニスで香り付けしたものだそうだが、説明を聞くと祖国にも製法の近い酒があったことに気付いた]


  水を加えると白く濁るのだそうだ。
  ハールーン殿は見たことは?


[獅子の乳という異名もあるとか。>>82
 酔うほど飲む気になれないこともあり、水を一緒に持ってきてもらって濁る様を眺めてみることにした]**
(91) 2021/04/18(Sun) 10:04:42

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  らしいね。
  祖国にも似た製法の酒はあるのだが、
  水を入れて白くなった覚えはないんだ。
  原料によるのだろうか……。


>>104聞いた通りにグラスの中で白む酒を見て、パッと表情を明るくする主を見る。それだけでもこの店に来た甲斐があったと思った。

 独特の香気は過去に東洋の料理を食べたときにも感じた気がする。
 口に含んでみると甘みを強めたウイスキーのような味わいだった]


  個性的な風味だな……。
  それに、度もかなり強いようだ。


[とはいえ、グラス1杯ではほろ酔い程度だろう]
(114) 2021/04/18(Sun) 16:48:12

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[次々届けられた料理の中で、主が真っ先に口にした餃子を同じように選び取った。>>105
 調味料に悩んで、それぞれ少しずつ試してみることにした]


  大きいな?
  この甘い味は何だろうか……。


[馴染みのない風味に首を傾げつつ、調味料は魚醤ときび酢を混ぜ合わせたものがダレンの口に合った。
 餃子を少し摘んだあとは、前菜らしき料理から食べていくことにして]
(115) 2021/04/18(Sun) 16:48:32

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>107突然にしみじみとしたことを言われて、目を瞬いて主を見つめた]


  えっ……そうかい?


[命の危険があるような場所に共に戻る気になってくれたのだから、それだけ頼られていると思えば、元兵士としては誇らしいものはある。
 が、それだけ頼られるようなことを何かしたろうかと当時の己を思い返すと、何も思い当たらないのだった。飲み物を用意していた記憶しかない。

 まぁ主が良いというのだから良いかと深く考えるのはやめておき、安心しきった無防備な表情をする主に笑いかけた]


  ぼーっとしていると冷めてしまうよ。


[声をかけたあとは、のんびりとこの国の味を楽しむことにした。
 使うスパイスの差だろうか、食べ慣れない香りがするものが多いが、不思議と美味しいと感じる。
 しばらく暮らすだろう土地の食事が合いそうで、ダレンは内心胸を撫で下ろしていた]**
(116) 2021/04/18(Sun) 16:48:52

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>128酒をねだる主に、ダレンは気にせずグラスを差し出した。
 というのも、祖国周辺では16にもなれば飲んでいる人が多かったからだ。法律はさておき]


  相当に強いからな。
  少しだけにしておくんだぞ……?


[主は酒に慣れている年頃にはあまり見えず、心配そうに声をかけて]


  騎兵が酒に強いかどうかは……。
  酒の強さで馬に乗るわけじゃないからな。

  強いていえば国民性だろうか……、
  同じ人種で酒に弱い人は滅多に見ない。


[飲んで惨事になることがないのも合わせて、平然としていられるのだろう。

 試験中の自分が冷静に見えたと言われたら驚くことになるかもしれないが、そうそう狼狽えずにいられるのは兵士として訓練を受けた賜物と言えるかもしれない]
(136) 2021/04/18(Sun) 21:38:41

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  デーツ……あぁ、このお酒の原料もそれだね。
  いろいろな食べ方をするんだな。
  干したものしか馴染みがなかった……。


>>129主が以前作ってくれた餃子は小さなハンバーグに衣がついたような食べ心地だった。それもまた美味しかったのだが、そういえばあの頃はまだ従者となる寸前だった。
 懐かしい名を聞いて微笑んで]


  彼らも旅立ったし、道中会うこともあるかもしれないと
  思っていたが……会わなかったな。
  どこかで元気にやっているだろうさ。


[他の面々のことも思い出して、試験を懐かしむ。
 ほんの数日間のことだし、ついこの間の出来事だが、印象的な出会いが多数あった]
(137) 2021/04/18(Sun) 21:39:03

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[その後、談笑しながら食事を終えて一休みしたあとは店を出て、帰るのを兼ねて周辺を少し散歩することにした。

 真っ直ぐ帰っても良いのだが、辺りに人目が多くて、魔法具を堂々と使ってもらうことをダレンが躊躇った。
 見た目が少々派手すぎる気がして。>>0:88

 予想通りにほとんど酔いはしなかったが、それでも少し風にあたりたい気分でもあった]
(138) 2021/04/18(Sun) 21:39:21

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[そんなわけで郊外に向けて歩いていくうち、住宅地付近の公園を通りがかれば、ベンチでぐったりしている人>>135を見かけた。

 軍服を着ているようだがこの国の軍人には見えなかったし、あまり治安の良くない世情である。

 ダレンの顔には心配の色が浮かんだ]


  ……あの人、大丈夫だろうか。
  物盗りに遭ったりしないだろうか……。


[軍服姿で前後不覚とあれば、貴重品狙いもいそうなものだ。
 気がかりで仕方ないという風に足を止めるダレンに、主は何と言うだろうか]*
(139) 2021/04/18(Sun) 21:39:59
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。
(a4) 2021/04/18(Sun) 21:41:30

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>140国の話と言われると、ダレンは目を瞬いた。
 知っているものかと思っていたが、そういえば逃げ込んできたばかりだったろうか]


  試験会場のお屋敷があった国なんだけれどね?
  あちこちに力を持った貴族がいて、
  私もその中の一門に仕えていた。


[しばらくは平和が続いていた国だった>>0:161。王が即位して長かったし、途絶えそうな様子もなかった。
 とはいえ、いつ戦乱の火種が撒かれるかわからないのがあのあたりの国柄ではあるのだが。

 騎兵になった経緯はまた別の機会に語ることがあるかもしれない。
 急ぐ必要はないのだから>>141
(153) 2021/04/18(Sun) 23:09:15

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[軍人らしき人を見つけたとき>>139、主が背後に隠れてしまった。>>141

 そうか、敵かもしれないのか──と思い至ると、ぐったりしているように見えても近寄るのは躊躇ってしまう。

 そこへ、軍服姿の男が小さく『王』と呟くのが聞こえて>>152、ダレンの表情は瞬時に緊張した。国王の顔をはっきり覚えているということだ]
(154) 2021/04/18(Sun) 23:09:33

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  そ……そうか、本当に大丈夫か?
  気をつけて……。


>>152大丈夫だの一点張りで、相当に怪しげな歩き方で逃げるように立ち去る男を見て、深追いはできずにその場に留まった。

 が、彼が座っていたベンチに光るものが残っていることに気づき、歩み寄ってみると、オイルサーディンの瓶のようだ>>152。ラベルはずいぶん縒れているが>>0:91


  これ……。どうしよう、忘れ物だが。
  どこに届けるといいのだろうか?


[背後の主を振り返って声をかけた。
 国軍の兵士の駐在所とかだろうか……率いる王はいないが、日常業務はこなしているのではなかろうか。

 名も知らぬ軍人の落とし物と言って、落とし主に戻るとも思えないが]**
(155) 2021/04/18(Sun) 23:10:03

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>165父上のことと言われると、ダレンも頷いた]


  思わず顔に出てしまったよ。>>154
  あれじゃ関係者を名乗っているようなものだ。


[護衛失格の態度だったと苦笑を浮かべて反省しつつ、彼が残したオイルサーディンの瓶を見る。

 追いかけてみてはと主は言う。
 あの足取り>>152ではそう遠くへは行っていないように思った。追えば追いつけそうである]
(167) 2021/04/19(Mon) 12:40:49

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>165 >>166主が届け先や彼の所属を考えるのを聞いていて]


  なら……異国の軍隊か、傭兵団だろうか。


[誰の息がかかった相手かわからないとなれば、やはり深追いはためらうものだが]


  国軍の駐在所に届けてはと思ったが、
  何者か知らない相手の落とし物が
  本人に戻るものだろうか……。

  追ってみようか。
  彼が何者でも、あれだけ足元が覚束なければ
  そうそう遅れはとるまい。


[そう言うと、ダレンは軍服姿の男が去った方向>>152へ大股に歩き出した。
 追いつけるのではないかと考えて。

 しばらく探してみて彼が見当たらなければ、オイルサーディンの瓶は国軍の駐在所に忘れ物として届けるだろう]**
(168) 2021/04/19(Mon) 12:41:09

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[彼は余程体調が悪かったのか、後を追うのは容易かった。>>L0
 だが、近づくと主が制止する。>>178
 主の“本宅”が近いのだという>>179


  とすると、ここに独りにするのも忍びないが……


[ここまで来て持って帰るのかと手中の瓶を見つめる。
 どの程度重要なものかはわからないし、彼が目指した建物も遠目に見えるのだが>>169、主をここに独り置き去りにして忘れ物を届けに行っていいのだろうか。
 ダレンは暫し逡巡して]
(180) 2021/04/19(Mon) 20:21:26

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  ……やめておこう。
  本宅のそばなら巡回の兵がいるかもしれないからな。
  単独行動は避けたほうがいいだろう。

  一番近い国軍の駐在所はどこだろうか……、
  そこに預けてこの辺りに向かった軍服の男と言えば
  ある程度伝わるんじゃないだろうかな。


[一番に優先しなければならないのは主の安全である。
 考えるまでもないことを考えてしまったことに自己嫌悪を抱きつつ、来た道を後戻りすることにした]


  帰ろう。
  わざわざ危険を冒すことはない。


[名を呼んで誰かに聞き咎められたらと思うと、主の名を呼ぶことすら今は躊躇った]*
(181) 2021/04/19(Mon) 20:21:47

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  じゃあ、そこまで戻ってみよう。


>>182主に言われた通り、市場との境目まで戻ると駐在所があった。
 「ここから皇子たちの宮殿の方角に向かった軍服姿の男が公園に忘れていった」と申し出たところ、落とし主が傭兵団ココウの者だとは伝わったようだ。>>L0
 あとは駐在所の兵が官舎の受付まで瓶を届けてくれるだろう。
 駐在所で、名は名乗らなかった]
(188) 2021/04/19(Mon) 21:18:47

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[その後は人目を避け、主に魔法具を使ってもらって帰宅することになった。>>183

 だが、主が悩んでいる様子なのが気にかかって]


  ハールーン殿、大丈夫かい……?
  いろいろあったから気疲れしたか?


[心配しながら、買ってきた食材をしまうのを手伝った。
 その後は家の中で布製品を探してみるかもしれない>>26]*
(189) 2021/04/19(Mon) 21:19:11
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。
(a10) 2021/04/19(Mon) 21:20:43

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[買い物の荷物を渡されたとき、見た目より重い気がしたのは気のせいではなかったようだ。>>193
 開けてみると、どこにそんなに入っていたのかと思うような量が出てきた。

 それを床下にしまうのを手伝っている途中、袋に押された印がダレンの目に止まった。

 何か魔法がかけられていたらしいと察してから、この量にしては軽かったことにも気付く。

 ダレンは魔法に馴染みがないからこそ、こんなふうに誰でも恩恵を受けられる形で普及しているのは素晴らしいことだと思った]
(197) 2021/04/19(Mon) 23:36:22

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>193楽しかったと言う主は、しかし悩んでいるようだった。
 暫し思い悩んだ末に出てきた言葉>>196に、ダレンも視線を落とした]


  ……赤の他人に「家族になってほしい」と言うのは、
  大抵は生涯の伴侶となってほしいという意味だと思う。

  けれど、この国でそれは……
  私たちの場合は、無理だからな。


[無理だし、それ以外の道がないとはダレンは思っていない。
 それはダレンにとって主はあくまで主であり、主でないなら友人という認識をしているからなのだろう。
 これから先どうなるかは未知数とはいえ、少なくとも今すぐは、その認識から変わることはなさそうだ。

 だが、主がダレンに思っていることはもう少し性質の違うものでありそうで、それをなんと表現するのがよいか、ダレンには掴めていなかった]
(198) 2021/04/19(Mon) 23:36:45

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  ……寝室はどこだったっけ。
  ベッドメイクはまだしていなかったよな。


[家の中の布製品を探すことにも興味はあったが、寝床を整えてからにしようと思い立つ。
 外出前に主が洗っていたシーツは>>0:8、もう乾いているだろうか]**
(199) 2021/04/19(Mon) 23:37:09
 




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