人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【人】 童心 クロノ

共用スペースの机の上。
何かが置いてある事に気付き、それを手に取った。

「宿題を手伝う時間を作ります……」

滑らかな女の声で読み上げ、軽く頷く。
手伝ってもらおう、と。ひとり明日の予定を定めた。
(50) 2022/05/02(Mon) 19:09:34

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

小さな貴方を慈しむ時間は、優しい。
大きな貴方を仰ぐ時間は、心地よい。
それが何かと重なるのであれば、きっと――

絡んだ指に返すように掬い上げて、力を掛け返す。
潰してしまわないように柔く包むだけ、黒い指が重なるだけ。
けれども決して貴方を拒絶したいわけではないのだと、
この距離感を大切にしていることは決して嘘偽りではないのだ。

「……それは」「違う理由」
「ラピスが心配すること」「じゃ、ないよ」

小さな貴方は青年よりもずっとしっかりしていた年上だ。
だから言葉でそうして遮ったところで無理からぬことなのだろう。
ごまかすように肩を寄せて、ほんのすこしだけ体重を預けた。

「病気を治すこと」「あんまり考えてなかったな」
「いつか、どうすればいいのかなんて」「なんにも思いつかなかった」
「……ラピスの疑問に」「うまく答えられた?」
(-210) 2022/05/02(Mon) 19:19:31

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「何でそんな達観してんだよ……」

こちらがヒートアップしようが、みっともなくヒステリーを起こそうが、引くわけでも怒るわけでもなくただ普段通りの相手を見ると、1人感情で捲し立てていた事が冷や水でもぶち撒けられた気分になる。

「…………」

静かにはなったから結果オーライかもしれない。
立ち尽くしていた姿勢から、
疲れたかのようにその場にしゃがみ込んだ。

「……うまくいかなかったら辛いだろ」

袋に餌がわりの植物を入れていく貴方を、
正確には手元だけを見ながら呟く。

「一回ならいいけど、何回だって続いて、
 それでも全部無駄になる時だってあるなら、
 ……もういいじゃん。苦痛が長引くだけ」

差し出された袋と問われたはなの言葉に頭も目線も上げる。
力なくそれを受け取りながら、首を横に振った。

「……子供に怪我させてまで無事にいても、
それこそ僕まで嫌いな奴らと同じになる」

だから、いい。
そう返して立ち上がる。
例の言葉の代わりに、袋を持った手を軽く上げた。
(-211) 2022/05/02(Mon) 19:33:12

【神】 充溢 バレンタイン

>>G16 トット

「いいよ。……誰かが、僕にくれたもの、
 かもしれないから……その子、には、
 僕から、言っておこう……好きに、したらいい」

眠たそうに、そしてあなたが眩しそうに目を細めて見て、
くた、と片手を挙げまた快諾の姿勢をみせる。

誰が運んできたかは知らないけれど、
断りを入れなかった所からして大事なものではないだろう。

「僕は……もう少し、ここに、いる。
 用があったら……寝てても起こして、いいから。
 寝すぎちゃったら……夜、眠れなくなるし」
(G17) 2022/05/02(Mon) 19:53:55

【秘】 不安定 フィウクス → 不遜 リアン


「……どうありたい?俺は──」

どうありたいも、何も。

お前に話せば俺は楽になるのか?

 助ける?
どうせ同類病人のお前が、どうやって?

 
そもそもどうすれば俺のこれは解決する?

 お前達とここで当たり障りなく過ごして卒業すれば、
 これが今更勝手に治るとでも思っているのか?
 それで俺が幸せになれると思っているのか?
 
──そんなわけがない!!!


やめてくれ。

 善意でもって俺に構わないでくれ。
 俺はお前に、お前達に何も返せない。
何も、何も、何も!!


最後の言葉は苛立たしげに、吐き捨てるように。
一度ひどく感情的になって、自責に駆られて。
先程より幾らか冷静にはなったようだけれど。
それでも結局、根本的な解消には至らない。
(-212) 2022/05/02(Mon) 19:55:19

【秘】 逃避 フィウクス → 不遜 リアン


「今更どうしようもないんだ。
 どうにかできるなら今頃こうはなってなかった。
 ここ数年で治るどころか悪化してすらいるありさまだ。
 もう手遅れだ。」

視線を逸らす。
それから一歩、二歩、後退って。
そうしてあなたに背を向けた。

「どうせ、どうする事もできないなら、手を出すなよ。
 見て見ぬ振りでもされた方がずっとマシだ。
 お前も俺のような奴に時間を浪費せず、
 残り少ない時間で、自分の治療に専念するといい」

それがきっと、互いにとって一番だと思うから。
(-213) 2022/05/02(Mon) 19:55:59

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

「………………」

こくり。
未だ話さなければならないことはきっとあるのだけれど。
青年にも考える時間が必要だとわかっていたから、今は頷いた。
ゆるく絡んだ指と肩に掛かる重みの分くらいは、青年を支えられていると思って。
いつだって自分を傷つけないように思い遣ってくれる青年が、報われる日が来てほしかった。

『これからたくさん考えましょう』
『一緒に、たくさん悩みましょう』
『バットくんが納得できる"いつか"を見つけましょう』

ゆっくり、あなたの歩む速度で構わないから。

あの森で起こることは、"神隠し"ではないことを少女は知っていた。
今日誰が居なくなるのかも、少女は知っている。
そういう役目を持っているから。
私はわかっているのに、それを止めてあげられない。

(-214) 2022/05/02(Mon) 19:56:38

【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット

離れがたい手をゆるりと解いて、立ち上がる。

座っているあなたとはこれで丁度目線が合うくらい。
いつもより困った顔を少しでも誤魔化したくて、日に背を向ける。
日差しが顔に影を落とした。

『森は危ないから気をつけてください』
『今日は、特に。』

胸のあたりに掲げた黒板。
それだけしか、文字にはできなかった。
(-215) 2022/05/02(Mon) 19:57:38

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「んえ?たっかん?なにそれ」

疑問だけは子供じみている。
自分の死や境遇を語るには、齢十二にすれば落ち着き過ぎているのはそうだ。
けれどもトットは淡々としていた。
普段の喧しさは鳴りを潜めていた。

しゃがんだら自分の頭より貴方の頭が下の位置になって面白い気分になった。
なでなででもしてあげようかな、なんてうっかり思いついたけど、そんな事をすれば今度こそ怒りそうだなと思って、やめた。

「おれそういうはなのことなんていうかしってるよ」
「それ『徒花』ってゆーんでしょ」
「おれならないし!だいじょぶ」

根拠も何も無い。ここにあるのはただの幼稚な言葉だ。

「…………イシュカはやさしーね」
「ほかのおとなとちがう」
「だからすきだよ」

立ち上がる貴方を目で追って、後ろ手に手を組んではにかむ。

「うさぎのごはんがなくなったらまたきてね!」
「なくなってなくてもきてもいーけど」
(-216) 2022/05/02(Mon) 19:57:55

【秘】 神経質 フィウクス → 不遜 リアン

/*
またお腹が分裂しそうですわ。お腹がブンですわ。
おかしいな、手負いの猛獣を連れてきたはずなのに
これはネコチャン……だったの……カナ?

PC視点では治るわけないだろ!とは言いますけれど、
実際は絶対にどうにもならない〜!!という感じではないので
なるように…………なっていきましょうね…………♡
(-217) 2022/05/02(Mon) 19:59:03

【神】 花信風 トット

>>G17 バレンタイン

「んへへ。じゃ〜おみやげにしちゃお」

花冠は嬉しそうに掲げられてから、もう一度頭の上へと収まった。

「わかった!!もしねすぎてあんまりかえりがおそいとみんなさがしにくるぞ〜〜」
「じゃばいば〜い!!おはなかんむりありがと〜〜!!」

慌ただしく走っていきながら、短い腕をめいっぱい伸ばしてブンブン貴方に手を降った。
ちょこまかと動く小さな姿は、すぐに見えなくなることだろう。
(G18) 2022/05/02(Mon) 20:05:01

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>47 バレンタイン
「副作用はつらいけど、落ち着くなら、ちゃんと合ってる薬ってことだよね。
お薬にも相性とか、あるって聞くし……」

あまり詳しくは知らないのだけれど。
それであなたが落ち着くのなら、よかったと思うのだ。
明日からはよく噛んで食べるをがんばってくれるようだし、少女は満足そうに頷いた。

「できない方を見てたら、そっちに引きずられていっちゃうよ。
レンはだいじょうぶ。
今もほら、いつも通りになってきたでしょう」

それはある種、無責任な言葉だ。
それは或いは、少女自身にも言い聞かせるような。
(51) 2022/05/02(Mon) 20:08:06
充溢 バレンタインは、メモを貼った。
(a27) 2022/05/02(Mon) 20:10:26

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

どうだろう、或いは適切な治療なんてのは誰にも出来なかったのかもしれない。
ギムナジウムは万能ではない。無能でもない。決して実績がないわけではない。
それでも出来ることに限りはあるものだ。
人間の頭にはどうしたって測り間違いがあるものなのだから。

ぱち、ぱちと目を瞬かせたのは貴方の言葉に驚いたからなのかもしれない。
自分の意見がそんなふうな貴方の態度を引き出すことになるだなんて、
青年のほうは少しも思いはしなかったのだろう。
ちょっとだけ怯んだ様子なのは、自分の状況を意識的には酷だと思っていなかったからだろう。
無意識的には悲鳴をあげているからにこそ、こうして挙げたのだろうけど。

「……」「ごめん」
「困らせたかったわけじゃ」「なくて」
「そういうことが」「知りたいのかと、思った」

青年の拙い頭でどれだけ貴方の言葉と、その裏にある想像を理解できたか、
それは青年自身にもはかれないことではあるけれど。
話せないことがあるのを加味した上で、貴方の伸べる手に答えたかった。
頷いて、きちんと確かに貴方の目を見る。

「わかった」「少し、考えてみる」
「全部聞くことは出来ないだろうけど」
「ツキが俺に掛けてくれる言葉とか」「気持ちとか」
「ちゃんと受け止めて」「返せたらいいと思うから」

ころ、と傾いだ頭は貴方の手の中に収まるように。
高いところに据わった重しを、果実の落ちるように預けてみた。
(-218) 2022/05/02(Mon) 20:10:54

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「……子供の割に、大人みたいにこう……
 何事にも落ち着いて動じない、みたいな……?」

いざ説明を求められると案外難しい。
つくづく、己が教師に向いてない事を実感する。
したからと言って、止められるものでもないけれど。

「何でそう言うろくでもない方向の単語だけ覚えてんだよ。
 意味は間違ってないけど……僕は言ったからな」

止めたんだ。とポーズをとって、
相手の言う事に反しただけで恩着せがましく言う。
貴方の言葉が幼稚なら、こちらは生まれてすらいない。

「…………。
 考えが異質だと、好き嫌いまでおかしくなるのか?
 悪かったな、全然大人じゃない大人で」

こうしてまた素直に正面から取り合わないで、
その癖ちゃっかり貰うものは貰っていく。
相手の身を案じたのではなく己の心を守るのを取っただけだから、それを優しいとは到底思えなかったのだ。

「僕と同室のテラには絶対バレるから、
 アイツに分けてても騒ぐなよ。それじゃ」

「明日の……痛むから、まあ朝か。もってく」

それだけ言って踵を返して去っていく。
朝になるまでにもう一度会う事になるのも、
──どうせ渡せるはずもない事も、この時は知りもしない。
(-219) 2022/05/02(Mon) 20:17:11

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「…………?」

わからない顔をしている。わからなかったらしい。

「おはなのことだからおぼえた……」

とめられちゃったな……と呟く声に残念さはあまりない。
止まらない気でいるので半分受け止め半分流しているようなものだったかもしれない。

「おとなじゃなくていーじゃんね」
「だれでもあんなふうになりたくないもんね」

「あしたのあさ!!わかった!!」
あ、そっか。じゃあだめだ。

「おれたのしみにしてんね」
「ふふ」

……パタパタと手を降って、その背中を見送った。

次見送る時は、きっと手は振れないんだろうな。
(-220) 2022/05/02(Mon) 20:26:37

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

それから、日が暮れて。

みんなの影が伸びて、月が顔を出す頃。

「イ〜〜シュカ」
「イシュカ〜〜?」

「イシュカぁ」

心細そうな声で、貴方を呼びながら探しているトットの姿がある。
ランプも持たず、暗くなり始めた空の下。
ギムナジウムには灯りがともり始めるけれど、ここは暗いかもしれない。
小さな歩幅にあわせて、頭の花が揺れていた。
(-221) 2022/05/02(Mon) 20:32:48

【秘】 苛々 フィウクス → ライアー イシュカ


「それがこの場所よりろくなものだったらな」

この場所そのものに愛着も執着も何もない。
それは外にも同じ事ではあるけれど。
だから結局、どちらが比較的マシかの話でしかなくて。

苛立ち混じり、忌々しげに吐き捨てた。

「……要らない。
 今更降って湧いたところで、何にもならない。
 家族なんて……あんたもそうじゃないのか」

あなたの家庭の話を聞けば、人知れず眉を顰めた。
今までは自分には関係のない事と言い聞かせるようにして、
意識して踏み入ろうとはしてこなかった事だ。
誰にも余計な感傷を抱かないように。


それはともかくとして。
この乱暴者は、人はともかく、動物やその他に関しては。
蔑ろにはしないし、大事に扱っていないわけでもない。
それこそ猫可愛がりするような真似はしないだけで、
ストレスを与えるような事はしていない。
ご安心です。

「…………」

「どいつもこいつも、よくそこまで人様を思い遣れるもんだな。
 俺達は自分の事で手一杯だってのに」
(-222) 2022/05/02(Mon) 20:34:36

【人】 充溢 バレンタイン

>>51 シャルロッテ
「ああ……これ、は間違いなく……
 僕に一番、よく効く……薬に違いない」

服用している自分が言うのだから間違いない。
未来を憂いているわけではないので、
ここまで持ち直せばもう、平時の大らかな気性が顔を覗かせる。

「……そうだね。いつも通り。
 だから……シャルロッテさん、今は、
 僕のことそこまで気にかけなくても、いいよ。

 たぶん……僕より手のかかる子とか、いるだろうし」

そう言いつつ辺りを見る。喧嘩やあるいは行儀の悪い子がいれば何か言ってやる必要もあるため。

「できることから、やる。
 ……ここでは、……大事だよな。やっぱり……」
(52) 2022/05/02(Mon) 20:39:10

【独】 ライアー イシュカ

あわわわわ間に合わないあわわわわ
なんでGWが存在しないんですか!?
普段はトット君タイプのPCしてる事の方が多いので新鮮だ!!
フィウクス君とイシュカ二人でやさぐれてるけど
トット君みたいに生きれてたらな〜〜って気持ちは山ほどあるんだろうな〜〜生きられないんだけど……根がどうしようもなく悲観的……
(-223) 2022/05/02(Mon) 20:40:20
バレンタインは、図書室で、珍しく恋愛小説を借りた。
(a28) 2022/05/02(Mon) 20:40:24

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「うむ……そのような感じ、かな?」
「こう、だね……もっと、逃げられないようにそっ、と近付いて……そこから逃げないように捕まえておきたいというか」
「……こ、これ以上は止そう! 顔が熱くて仕方ないし……うう、エルナトくんが変なこと聞くからだ」

ぱたぱたと手で顔を扇ぐ姿は、まさに恋の悩みを抱えるただの少年だ。
彼が貴族の子だとは思えないほどに、年頃らしく健全な反応がずっと返ってくる。

「そ、そうだね!近頃は神隠しの噂などで不安がってることも多いことだし……
 少し、考えてみようか……彼女が悲しそうだったりすると私も悲しいからね」

応援の言葉を背に受けて、ありがとう、と感謝の言葉を確かに返す。
そこからは作戦を考えるなどと言って、読書に興じながらもシャルロッテを誘う計画を立てたりしていたことだろう。
(-224) 2022/05/02(Mon) 20:42:56

【置】 焦躁 フィウクス

「…………」

もう殆ど、夜にほど近い時間。

天文部の活動の為、常に開け放たれた屋上で。
柵の向こうをただ見ていた。

いつかの言葉をなぞり、図書室から持ち出した本は。
ついぞ読まれる事は無く、カンテラの横に置かれたまま。
役目を果たすことは無かった。
(L1) 2022/05/02(Mon) 20:46:56
公開: 2022/05/02(Mon) 20:50:00

【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット

「あ?……え?」

良くも悪くも人を気にしてしまう男は、
己を呼ぶ声を拾って、真っ先に時間を確認した。
高等部の連中なら、こっそり夜も練り歩いててもまあよくあることだと終わる話なのだが、聞こえて来た声は違う。

「寝ろ」

無茶と乱暴極まりない一言を述べながら前に立ち塞がった。

なお、焼いた物は自室に置いていたため、持って来ていた方がよかったか?いやこの時間に食わせるとさすがに面倒だろ。との脳内会議もすぐに終わった。
(-225) 2022/05/02(Mon) 20:47:10

【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ

「あ!!!!!!」
「いたイシュカ……」

「あのね あのね あの……」

寝ろの2文字を聞いているのか聞いていないのか。
前に塞がられた子供が浮かべるものじゃない安心した顔をする。
モゴモゴと言い淀んで数秒、口を開いた。

「へんなひといたの」
「おれのしってるひとじゃない……」

「こわくて」

「こわいからイシュカよんじゃった」

「……んん"〜〜」


「いっしょにかえろ……」


そのまま前にいる貴方の手を勝手に掴んだ。
(-226) 2022/05/02(Mon) 20:51:57

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>52 バレンタイン
「ん」

短く頷いて、少女もまた、周囲へ視線を向けた。
あなたも随分と持ち直したから、もう、そうじっと見ている必要はなさそうだ。

「目の前にある、できることからちょっとずつ」
「だからロッテは、朝ごはんを食べます」

少女はあなたばかり見ていて、自分の食事はまだ、用意さえしていない。
一度席を立ち、食事を取りにゆく途中。行儀の悪い子を嗜めたり何だりして。
そんな風に、朝の時間は過ぎていっただろう。
(53) 2022/05/02(Mon) 20:52:20

【秘】 不遜 リアン → 雷鳴 バット

「………
 本当に羽でも生えてると思っていたのか……?」

見た目以上に抜けているところがあるのだろうか。
毎度このような面を見る度に驚かされる。
未だに慣れないな。

「いや、いつでも声をかけてもらって構わない。
 クラスだって理由あって分けられているわけでもないだろう。

 僕は困っている人間を見捨てる事はしない。それも王の役目だからな。
 羽の心当たり、必要なら僕も探ってやる」

取り巻きと言えど、リアンに盲目に従っているわけでなく。
どちらかといえば好きに世話を焼いているだけの、友人と言った方が近いのかもしれない。
だから、この場でも取り巻き同士で話していたりするのだけれど。

委縮させないようそう声をかけて、君が望むのなら捜索も請け負うことだろう。
(-227) 2022/05/02(Mon) 20:54:50

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「────」

いくら探せど、ジャステシアの姿を見つけることはできなかった。
流石にこれだけ探して見つからないとなれば、明らかに不自然さが勝ってくる。
あなたはどのようにしているか、不安がってはいないだろうかと、様子を伺いつつ。

「……もしかしたら、先生に呼ばれているのかもしれないね。
 ほら、ジャステシアくんは真面目だから、良い知らせがあった、とか……」

こんな言葉では、気休めにしかならないかもしれない。
それでも、不安や恐れというのはどんどん他の人にも移っていくものだからバラニは努めてこうして振る舞うのだ。

「けれど、私はもう少しジャステシアくんのことを探してみよう。
 案外、すぐに顔を出してくるかもしれないけれど、その時は……文句のひとつでも言ってあげようかな?」

なんて、少し冗談めかしながら言って。
渡す先がなくなって行き場のなくなってしまった朝食の後かたずけを済ませてから、バラニは姿の見えない彼女を改めて探し始めるだろう。
(-228) 2022/05/02(Mon) 20:55:46

【赤】 花信風 トット

夜。


空き教室に一人で机に伏せている。
顔を腕に埋めて。


なにもしない。
なにもしていない。
なにもしたくない。


明日の朝、きっと彼の姿は見えない。



「………………。」
「おれのばか」 
(*43) 2022/05/02(Mon) 20:56:54

【置】 ライアー イシュカ

 
【liar】
 1.[名](特に常習的な)うそつき
  You're a liar. 君はうそつきだ
 
(▼強い意味になるので軽い気持ちで使ってはならない)
 (出典|プログレッシブ 英和中辞典)


【Leier】

 1.リラ,
竪琴
(たてごと).
  die alte die gleiche Leier ((話)) 聞きあきた話.
 
(出典|プログレッシブ 独和辞典)
(L2) 2022/05/02(Mon) 20:58:16
公開: 2022/05/02(Mon) 20:55:00
花信風 トット(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 20:58:18

【置】 不遜 リアン

夜に入って。風呂から戻ってきたころ。

顔を顰めながら 右目を抑え、足早に寝台へ向かっていた。
ぽたり。

部屋に赤黒い雫を一つ落として、"いつも通り"半分の仮面をつけて横たわる。
しばらくすれば、これも収まるはずだ。"いつも通り"。
(L3) 2022/05/02(Mon) 20:59:00
公開: 2022/05/02(Mon) 21:00:00

【人】 月鏡 アオツキ


>>49 イシュカ

「私が食べたいからです。
 イシュカがお菓子作りが上手だと宣伝もしますよ」

良い子にこの時間眠い、すぐにでも体の動きを止めたい。
どうやって皆が起きているかわからない、あくびをこらえながら甘い香りをただ嗅いでいる。

「ええ、同じじゃないでしょうね〜、君の先生と私の先生は。
 それでもサボって無くて偉いですねー、本当」

生徒達の思う先生も、先生達が考える先生像も全て違うだろう。
正しさ? 誰にとってだったか。

「解決なんて、簡単にできませんから、気長にやりましょう〜。
 気長にね」
(54) 2022/05/02(Mon) 20:59:56
 




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シャルロッテ
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あいしているのに

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テラ(3d)
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3日夜迄不在

イシュカ(3d)
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ターコイズブルー

バレンタイン(5d)
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閉じ込めて

クロノ(6d)
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……。

フィウクス(6d)
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おかしくたって

リアン(6d)
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未来の為に

バラニ(7d)
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あいしているから

処刑者 (4)

バット(3d)
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太陽が照らすなら

トット(5d)
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さいたよ。

エルナト(6d)
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